レガシー)真面目な電波:このカードを使おう!《ボロスの魔除け》、Suit up!編
レガシー)真面目な電波:このカードを使おう!《ボロスの魔除け》、Suit up!編
レガシー)真面目な電波:このカードを使おう!《ボロスの魔除け》、Suit up!編

 皆さん、こんばんは。しもべです。

 

 さて、今回はまたカード紹介のコーナーです。
これまでにも「このカードを使いたいな」「真面目な電波」の2つのコーナーを企画進行してきましたが、それらは実は違うコンセプトの元で立案しています。
前者は、世間の評価は兎も角として私が使ってみたいと思う(微妙な)カードを紹介し、こんな部分が強いんだよ!押し売りする企画。
後者は、世間から完全に微妙な評価を受けているB級以下のカードの使い道を考察・考案し紹介する企画。
と言うコンセプトのもとに作成しています。
そんな感じで見ていってくれると少し違って見えるかも知れません。


 今回紹介するカードは《ボロスの魔除け/Boros Charm》です。
Boros Charm / ボロスの魔除け (赤)(白)
インスタント
以下の3つから1つを選ぶ。「プレイヤー1人を対象とする。ボロスの魔除けはそのプレイヤーに4点のダメージを与える。」「このターン、あなたがコントロールするパーマネントは破壊されない。」「クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで二段攻撃を得る。」


 GTC発売前、チャーム系最高レベルの評価を受け押しも押されぬ人気カードとして売り出されました。発売直後から評価が急上昇した《ボロスの反攻者》や、祭りった《オレリアの憤怒》と共に大いにプレイヤー達を沸かせました。
が、蓋を開けてみると・・・

・・・使うデッキ無くね(´・ω・`)??
と言う疑問が各人が呈し、そして今やだれも見向きもしないカード群の一枚になってしまいました・・・。
典型的な評判は良いけど~カードの仲間入りです。

 しかし、スポイラー発表当初叫ばれたように各能力は優れた物があります。それは間違いありません。
適合するデッキが存在しないというだけです。
であるのならばそれを見つけさえすれば良いのでは?
という訳で少し考えていきましょう!!


 まず各能力を見ていきます。
1:本体4点火力
2:《2度裂き》
3:自陣の全パーマネントに効果の及ぶ《死への抵抗》です。

 まず、「1」については語る事は無いでしょう。
生物への砲火は出来ないものの、それ単体で見ても2マナ4点の高効率火力です。何時でも腐る事は無いです。只一つ言う事があるとすれば、飽くまで固定小型火力故にコントロールなどで用いるに即した物では無いでしょう。とはいえ微々たる問題です。
 次に「2」です。
単純に生物にダブルを付ける以上生物で殴り勝つデッキで使うべきでしょう。
それも只、ダブルを1度付与するだけでは意味が薄い。使う価値が無いとは言いませんが、その一度に意味を持たせられるなら最上です。
 最後に「3」です。
置物の除去耐性付与を考えるのなら、ある程度以上のパーマネントを展開するデッキであるべきです。消耗戦とまでは言わないまでも瞬殺コンボには当然向かない類です。

 これらを見ていくと、必然的に活かす事のデッキの輪郭が見えてきます。
要は生物Beatなんですが、その上で、(「1」に拘る必要性は薄いので)下二つをどこまで活かせるかが鍵となります。
という事で思いついたのが「《純鋼の聖騎士》+《太陽打ちの槌》」デッキへの投入です。

Puresteel Paladin / 純鋼の聖騎士 (白)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
装備品(Equipment)があなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
金属術 ― あなたが3つ以上のアーティファクトをコントロールしている限り、あなたがコントロールする装備品は装備(0)を持つ。
2/2

Sunforger / 太陽打ちの槌 (3)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+4/+0の修整を受ける。
(赤)(白),太陽打ちの槌をはずす:あなたのライブラリーから、点数で見たマナ・コストが4以下の赤か白のインスタント・カードを1枚探し、そのカードをそのマナ・コストを支払うことなく唱える。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
装備(3)

 「聖騎士の「金属術」で装備コストを零にして、その上で槌の能力で4マナ以下のRorWのInsを使いまくる」と言うコンセプトのシナジーです。詰まる所ボロスカラーのEquip(Blade系)Beatdownですね。このデッキはTheSourceにて「Suit Up!」と言う名前でスレが建てられているので便宜上以後はこう称します。
以前からこのシナジーは何とか形にならない物か?と思っていたのですが、各カードの脆弱性に大いに問題を抱えていました。
そこにこのチャームの「3」の能力を当て嵌めるわけですね。
親和対策がそのまま当てはまり、かつ生物にしろ神器にしろ割られやすい環境です。それらを必要に応じて守れるのはかなりの利点です。特にプロテクションの付加により単体除去は躱せても、全体破壊には抵抗できなかった難点を埋めてると言う意味でも重要な訳です。

 次に「2」のダブルの付与ですが、基本的に5点以上のパワーが無い生物なら単純に「1」を特別な場合(コンバット等)を除き使えばいい為、小型生物が中心なLegacyではなかなか採用基準が高いのです。が、このデッキの場合は装備品により打点の底上げが可能なためこの問題はBreakthrough出来ます。
 加えて言えば、装備品を使う事でただ打点を上げるだけでは無い、余剰効果が狙えます。
即ち《梅沢の十手》や剣シリーズの誘発効果を追加で得る事が出来るわけですね。
《火と氷の剣》で「1ドロー+《ショック》」×2が最もバランスの取れた効果でしょうか。
《肉体と精神の剣》で2/2トークン2体や相手のハンド所持量にもよりますが《戦争と平和の剣》のよる一撃必殺等も狙えますね。
一度のダブル付加に「意味」を持たせることがここで出来ているわけです。


 基本的には火力や除去スペルを槌で唱えていく事になるのですが、状況に応じて使い分けれるカードを足す事でデッキの展開上の柔軟性が遥かに増します。除去耐性の付与、火力、強化。これらをハンドにある時はもちろん、山札内からいつでも呼び出せることは脅威です。
このデッキでならチャームを活かせるのではないでしょうか?



 さて、次にデッキの概要ですが、
 
 基本的には親和(と言うより金属術)系統のAtfを多分に含んだBorosBeatになります。
生物と火力で押し込む事が基本戦術ですね。
《太陽打ちの槌》は4マナ以下のInsを2マナで唱えたり、また《魔力変》を唱える事でStormを稼いだりと色々な使い道がありますが、今回は飽くまで火力を放り込むための手段とする予定です。
 《純鋼の聖騎士》は基軸ですが、Blade系の常として《石鍛冶の神秘家》による装備品の調達も備えます。
金属術の常として《感電破》も入れて4点火力を足す事でBurn戦術も行えますね。
 クロック先の確保のために考えられるのが《刻まれた勇者》か《刃の接合者》。どちらも一長一短ですね。
生物除去はBurn戦略も取り入れている以上《流刑への道》が《剣を鍬に》よりも優先できそうです。《急送》でも良いでしょうが、不安定な効果をどう判断するかにかかってきそうですね。パスの効果で相手に土地を与えるためあまり土地基盤を攻めるのは有用性が見込めないでしょう。それならば《エーテル宣誓会の法学者》(サイドからは《血染めの月》)によりキャスト制限を掛ける方が得策に見えます。


 Blade系の常として、非常にテンポが悪く遅い、動きがモッサリしているという難点があります。
EsperやVapor系の様なクロックパーミッションならばともかく、バリバリのBeatdownであるBorosカラーがこの動きを採用するのは大きなデメリットとして認識しておく必要はあると考えています。その点において聖騎士の能力で装備コストを無くしたり、チャームで除去耐性を付与する点は非常に重要なのですが、個人的にはもう一歩踏み込みたいと思います。
 具体的な話になりますが、この手のデッキの準レギュラーである《ルーンの母》を《献身的な世話人》に変更してはどうか?と考えています。
Devoted Caretaker / 献身的な世話人 (白)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
(白),(T):あなたがコントロールするパーマネント1つを対象とする。それはターン終了時まで、プロテクション(インスタント呪文)とプロテクション(ソーサリー呪文)を得る。
1/2

 私がこのカードを推すのは、当然置物の保護に重点が置けるからです。
テキストにある通り、このカードは「パーマネント」を対象と出来るため、ルンママと異なり広域を対象とし保護できます。テンポの観点で、生物だけでなく装備品も重要なこのデッキにとってはルンママよりもより隙を埋める働きをしてくれるのではないかと考えています。世話人はルンママと違い完全な防御用カードですのでその点は留意が必要ですね。4枚も挿しておくものでは無いでしょう。その意味でも、銀弾用として《使徒の祝福》を一枚挿しておくと便利かもしれませんね。

 最後にテンポを意識する、守るという事を考えると当然入ってくるのがマナサポートです。
《金属モックス》《モックス・ダイヤモンド》《オパールのモックス》それに《霊気の薬瓶》の計4種が選択肢として挙がりそうです。何れもAtfなので金属術の条件達成に一役買いますね。比較的色拘束が強い物もありますし、槌を有効に運用するのなら2回は起動出来る事が望ましいと思います。つまり4マナ程度までは最低でも揃える必要はあるという事を念頭に置いておくことは肝要です。そういう意味でも不毛の大地の使用には躊躇があると考えています。

 一番効果が大きい(0マナ+Ins+打ち消されない)のは薬瓶ですが、効果を発揮するまでに時間が掛るのが難点です。また、モックスも2種も含め《突然の衰微》等のAtf破壊スペルで破壊された場合のテンポ/アドロスが非常に大きい点は注意が必要ですね。この点に関して最もリスクが少ないのはオパールになりそうです。但し、オパールは他のサポート以上に強烈に2枚目以降が腐る難点も抱えています。また金属術を達成しなければ何の役にも立たない点も難点ですね。
 これらはどれも一長一短であるため実際に試してみないと何とも言えませんね。
また、お試し枠として、
少々重いもののフィニッシャーを務める事も出来る《ボロスの魔鍵》、装備品故にシナジーがある《極楽のマントル》等も面白い選択肢ではあります。


 他には・・・
《ファイレクシアの破棄者》《レオニンのボーラ》や《沈黙》等のコンボ対策を余裕があれば挿しておくと面白いかもしれませんね。



 どうでしょうか?なかなか面白そうなデッキになりそうな気がしませんか?
叩き台程度は置くべきかとも思ったのですが、デッキ1枚の選択が異なるだけで随分と違った動きをしそうな気もするだけに下手に置いておきたくないのが現状です。銀弾が多いだけに選択肢の幅の広さ/自由度を狭めたくないのでここでは敢えてたたき台は置かない事にします。色々妄想してみてください。

 飽くまで個人的なイメージですが、1~3ターン程度を準備に掛けて、そこから多数の火力や装備生物で一気に圧殺するイメージを私は持っています。参考までに。
 


 さて、今回はここまでです。
《ボロスの魔除け》は効果だけを見るのなら素晴らしい物があります。それを如何に適合させるか?そこに妄想の余地がありますよね。
「1」「2」「3」その全てを活かせるデッキとして、今回は「Suit Up!」を上げてみました。
実はもう一つ思いついている物が有るので次回はそちらも書いて見ます。


 今回も最後までお付き合いいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が、何処かで誰かの刺激になれば幸いです。




非MTG)どーでもいい)軌跡の公式も更新されたことですし
非MTG)どーでもいい)軌跡の公式も更新されたことですし
 新キャラも公開された閃の軌跡

 パッと見、画像1のエマさんを見た時の感想

 ↓ ↓

 「これ、羽川さんじゃね?」


 ついでに属性
・委員長
・メガネ
・三つ編み(ただし一本ですが)
・おっぱい
・猫(好きなだけ)

 「これ、羽川さんじゃね??」



\\\\

 羽根川さんと言えば、先月、偽物語のBDを買うかどうかで云々と言うエントリーを挙げましたが、実際にレンタル視聴した結果買わないことに相成りました。

 つまらなくは無い。
ただし、化物語りを面白いと捉えてそこに求めた物は無かったですね・・・。
正直、買うとしても蜂とホトトギスの各話の最終話だけあれば十分かなぁ~と。

 別にエロ要素とか要らないし・・・。

レガシー)そうだ!解禁しよう!!
レガシー)そうだ!解禁しよう!!
レガシー)そうだ!解禁しよう!!
 皆さん、こんばんは。しもべです。

 ダルビッシュは惜しかったですね~。
後Out1個で完全試合だったんですが・・・。
しかしこれからの長いシーズンを考えるとチャンスはいくらでも転がってるわけですし、逆に自身にも繋がった事でしょう。
余りを無理をして怪我をしても仕方ないので、適度に頑張ってほしいですね。


 巷で流行っている解禁Legacyです。
(つまるところBannedCardを1種4枚までデッキに組み込めるLegacyならどうする?って事らしいです。)
付和雷同なる私も早速考えてみました。

 私が使いたいのはこれですかね↓

Memory Jar / 記憶の壺 (5)
アーティファクト
(T),記憶の壺を生け贄に捧げる:各プレイヤーは、自分の手札のカードを裏向きのまま追放し、カードを7枚引く。次の終了ステップの開始時に、各プレイヤーは自分の手札のカードをすべて捨て、これにより自分が追放した各カードを自分の手札に戻す。

 ご存知《記憶の壺》です。
つまりですね、メグリムジャーが組みたいわけですよ私は!!
何故かって?
ハンデスがフィニッシャーなコンボだからですよ!!

 ぶっちゃけた話解禁しても全然OKだと思うんですがね・・・。
《修繕》は無いですし、メグリムをセットする必要がある以上速度はどうしても遅くなります。
その上相手もハンドを引けるわけですので隙も大きい。

 現環境で同マナ域の5マナで10枚以上当たり前に引くInsや3(3or2+1)マナ+(7点ライフ)×1~で7枚×1~を引くカードがある以上それら以上の脅威であるとは全然思えないのですがね・・・。


 次点でこちら↓
Black Vise / 黒の万力 (1)
アーティファクト
黒の万力が戦場に出るに際し、対戦相手を1人選ぶ。
選ばれたプレイヤーのアップキープの開始時に、黒の万力はそのプレイヤーにX点のダメージを与える。Xは、そのプレイヤーの手札のカードの枚数引く4である。

 ご存じブラックヴァイスです。
現環境の低速風潮や、安易な2マナ3マナでハンドアド稼ぐクールボーイズに活を打ち込みたいわけですよ!!
と言うか先手《暗黒の儀式》→ヴァイス×3=9点ww
したいわけですよ!!
・・・相性差っていうか運ゲーが進むので良くないですね(´・ω・`)



 後続で最後に挙げるのがこちら↓
Survival of the Fittest / 適者生存 (1)(緑)
エンチャント
(緑),クリーチャー・カードを1枚捨てる:あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを1枚探す。そのカードを公開し、あなたの手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。

 ご存じ!!《適者生存》です。
MTGを始めた頃からの、過去の凶悪カードの代名詞の一つとして良く上がってカードでした。
《復讐蔦》走らせたいんですよ!!
そのために蔦買ってたらBanされちゃったんですよ(´;ω;`)ブワッ

 こちらも現環境ならそれほど凶悪な物にはならないのではないかと・・・。
以前の環境よりも更に墓地除去が多くなり、特に継続的または恒久的なHateカードが増えました。通常のReanimatorよりも下準備に時間を要するこのカードなら良い餌食になるだけなのですから、問題性は薄いのでは?
 また、RtRより《突然の衰微》を手に入れた事により環境の置物への信頼性は遥かに低下しました。この事もこのカードの脅威性を下げていると思います。




・・・やっぱりBanよりも解禁する事で様々なカードへの影響を図って欲しい所です。
ただ、現在Bannedカードは何れもコンボのカード。これらが解禁される事は環境の高速化を齎すことはあれ、コンボと青が至上と言う現況をより固定化させるだけで、私が望む多様性のある環境を齎すことはなさそうです。・・・。
これ以上カウンターの無いフェアデッキの市民権を奪われては堪らない(´;ω;`)ブワッ
そう考えると諦めざるを得ない夢なのですかね・・・。


 因みに《ヨーグモスの取り引き》《ネクロインポーテンス》等も使いたかったのですが、これらを使いたい理由が主にピットサイクルであり、その係累とも言えるデッキであるTinFinが誕生した以上それ程これらのカードに魅力は感じないですね・・・。




レガシー)The RockにおいてUW Miracleは如何せん?
レガシー)The RockにおいてUW Miracleは如何せん?
レガシー)The RockにおいてUW Miracleは如何せん?
 皆さん、こんばんは。しもべです。


 電波な電波ばかりを飛ばしていて真面目にRockの事を考えていない時間が多いせいか、検索ワードでのThe Rockについてのそれが減ってきています。
大会出れないから、妄想を実戦に落し込めずどうしても、モチベーションが保てないんですよね・・・。

 まぁ、そうは言っても愚痴っても仕方が無いので今日も今日とて妄想妄想・・・。


 先日[よーすけ]さんが対UW Miracleについてお嘆きでした。
器用貧乏なJunk系の中でも最も苦手なデッキがこのUW系ヘビーコントロールです。
これに比べたら、(個人的には)SnTだろうが、Belcherだろうが可愛い物です。
元々、LandStillの時点でGGレベルでしたが、AVRより《終末》《天使への願い》が導入されて晴れてサンドバックになりました。
このデッキを攻略するには主にこの2種が最大の難関になると思います。
(因みにJtMsは変わらず厳しい相手ですが、色々なスペルを手に入れた結果、以前ほど無茶な相手ではなくなりました。それでも厳しい相手である事は変わりませんがね。)


 正直、生涯勝率で1割切っているであろうこのデッキ、よくTheSourceの該当スレでも話題に挙がります。
という事で、今回は読み溜めた分と、それについての考察をしていこうと思います。


という訳で、前回からの続き、と言うか、前回の[Sdmatt]氏の意見も参考に「対UW Miracleについて」です。
一応、タッチでU/Rをする構築もあります。今回はあくまでスタンダードな2色ないし3色を前提とします。 
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 このマッチでは、中速対低速の闘いになるのですが、やはりコントロール同士の闘いは低速の方が有利です。
Hymnやヴェリアナなどの強力なカードを使用しても戦略上、相当序盤に押し込めない限り中盤で捲られてしまいます。
中途半端に強いカードを積んでもデッキコンセプト上、厳しい物が有るのでやはりサイド後2本、最低でも1本とって引き分けにはするべきだと私は考えています。
 ということで、どうせメインに多少手を加えても勝てやしないので、サイド後にしっかりとマウントを取れるカードをしっかりと選択するべきであるというのが現状の考えです。
少なくとも、中速BeatであるJunkや中速コントロールのThe Rockはそうするべきでしょう。その上でメインにも他に腐らない程度のカード選択をしておくと尚良しですね。

 DeadguyAle/EvaGreenの場合ならば、引きにもよりますが、序盤に十分押し込むことは可能ですので、そういう構築を目指すのもありだと思います。ただ、どのみち多量の土地を展開されてしまうため、ランデスでは無くハンデス戦略の方が望ましいと思います。
つまりDarkHorizonのような構築が望ましいと思います。
重い構築なので《Hymn to Tourach》や《ジェラードの評決》等でさっさとハンドをゼロに枯らす事、そしてヴェリアナで枚数を固定する事で大分優位に進めるはずです。ただし、一瞬でハンドを補充される《祖先の幻視》《嘘か誠か》《行き詰まり》でも相手が有していない限りこの戦略は有効です。
 ただし、この戦略を用いても相応の速さ/軽量高打点は必要になるため、SfMを中軸とする様なデッキ構築をする場合は、この方針は諦めた方が得策に思います(単純に装備品を用いる事と、SfMを併用する事は全く別です)。

 土地攻めは効かない事は無いのですが、不毛にしろ、Sinkholeにしろテンポが削がれるのはこちらも同じで、且つ相手は多量の土地とライブラリー操作/ドロー手段を有しています。その上、UW Miracleは《血染めの月》や《基本に帰れ》等を自分から5~7枚程度の基本地形と合わせて使ってくるため、その弊害の中で自分はそれでも動ける展開をしてきます。中途半端な土地攻めは自分の方が被害が大きいと考えた方が得策です。



 さて、では次にどんなカードが選択的に効果的な物なのか、個別に挙げていこうと思います。
飽くまで個人的な判断なので??が付くものもあると思います。また実体験に基づく本当に優れた効果を発揮したものから、検証していない電波入り乱れた物まで色々紹介して行きますww

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・《破滅的な行為/Pernicious Deed》
 :ご存じ、Deedです。
我が魂のフレイアリース女史のBombですね。
昨今はJunk系が主流でありサイドに積まれる事の多いです。
私のそれはコントロールのTheRockですし、個人的には抜く選択肢は無いので常にメインです。
と言うより、コンボ以外には重さを除けば、極めて有用ですからね。

 で、対ミラクル戦ですが、
やはり効果は高いです。
場に出すと非常に嫌な顔をされます。
《相殺》
《安らかなる眠り/RIP》
《Helm of Obedience》
《天使への願い》
《拘留の宝球》
《エネルギー・フィールド》
《血染めの月》
生物全般
と効く範囲が広い為、設置できればまずこれを退かす作業を相手に強いる事になります。
特にメインの勝ち筋2種を抑えられるため、これを退かすか、《精神を刻む者、ジェイス》で勝つかの選択肢を狭められるのが良いですね。

 《仕組まれた爆薬/EE》もサイドの候補に挙がりますが、適用範囲を絞る必要に迫られるのがあまり好みではありません。於いておくことの脅威性が遥かに低いです。
ただ、《死儀礼のシャーマン》の存在で4色目を確保しやすくなったため、4マナ2大PWへの対処も可能になりました。
これは大きいですね。
 Rockスレでも2~3枚程度、どちらかを(サイドメイン問わず)挿すように、と言う指摘が上がります。
実体験に基づいた評価なので、これらは推すに値するものだと思います。

 また、私がDeedやEEを推すのはInsタイミングで処理出来ると言う点もあります。
メインは《大渦の脈動/パルス》、サイドは《美徳の喪失》や《弱者の報復》等で天使トークンには対処出来るものの大抵はこちらのEndStepにキャストされるので除去が間に合わないんですよね。その点こちらは問題無しです。バウンス/針は諦めましょうw
ただ、メインから積めるパルスは価値があると思います。EEやDeedを積まないのならばパルスぐらいは積んでおくべきかと思います。


・《ガドック・ティーグ》
 :こちらも定番ですね。
カウンターの無いGWが入るデッキの大半にサイドに仕込まれています。
対象範囲も非常に広く
《精神を刻む者、ジェイス》
《遍歴の騎士、エルズペス》
《至高の評決》
《Force of will》
《Helm of obedience》
《天使への願い》
《終末》
とデッキの根幹部分にもろヒットします。
 サイド後のUW Miracle戦は如何にコイツを守れるか?が勝敗を分けると言っても過言ではないはず。
そのため、《森を護るもの》《ルーンの母》を入れているリストもあります。
が、個人的にはやはり《根絶》/《外科的摘出》によるStPの摘出が一番だと思います。特に今はサイドにPtEが積んでいる物も減っていますので尚更効果が高い。まぁ、PtEが無いのはメインに《拘留の宝球》の存在がある為でもありますが・・・。
 また、最近の傾向としては、サイドに2枚このアドバイザーを積むのが主流なようです。
素引きの確率を上げると共に除去耐性をデッキとして挙げたいという事でしょうね。
他のコンボにも有用なので、個人的にはこの動きは支持できます。

 因みにGSZからのサーチの場合、X=2でキャストすると高確率でサイド後は動きがばれて打ち消されるため、マナに余裕があるのならX=3でキャストしておくと良いと思います。大抵はKotR等と勘違いしてくれるので結構通ります。もちろんピアスされやすくなるため一長一短ですが・・・。
 メインからさす動きもあるようですが、個人的には単体では封殺は出来ないので、その構築に対する期待値は個人的には低いです。


・《未練ある魂/LgS》
 :今やPWと張る、中速デッキの顔の一つですね。JunkにおいてもKotRとどちらを戦略上取るかでデッキ構築に影響を与える存在です。
打消し/ハンデスに耐性を持ち、リカバリーが出来、面展開のためPWに非常に強いのが特徴ですね。
特にLegacy2大PWであるJtMsとヴェールのリリアナに激的に強いです。
 《終末》に対しても耐性を持つのでメインからUWに強くしたいのならこのカードを軸線とするのが良いと思います。
攻防ともに強い非常に優秀なカードだと思います。
 が、問題はサイド後。
1/1トークン故にサイド後はあらゆる手段で屠られるんですよね・・・。
また、最近の主流である《安らかな眠り》型には効果半減・・・と言うより旨みゼロになってしまうので安易にこのカードに頼るのも今は考え物ですね・・・。ただし、同じくサイド後に投入される可能性のある《謙虚》に対しての耐性はあるのもPointです。まぁ、初戦でこれを見せていたら、謙虚のサイドインの確率は低いでしょうが・・・。


・《最後のトロール、スラーン》
 :安定感の塊ですね。
取り敢えず、U相手にこいつ自体が後塵に期すことはありません。
私も採用しています。
が、やはり最大の問題点は《終末》の存在。
1パンチすら通せずにボトム行が殆どです。一応《Karakas》でハンドに戻すことは可能ですが、著しくテンポを失います。
 また、エルズペスや《殴打頭蓋》により延々とチャンプブロックされる光景も偶にあるため、強化手段を必要とするかもしれません。
 素晴らしいカードですが、単体のみでは今一歩ですね・・・。
 因みに対抗馬として挙がるのが《鷺群れのシガルダ》ですね。
「打ち消されない」有用性は失われるものの、大抵はスラーンも1枚挿しでGSZから持ってくるのであまり関係が無いんですよね。LandStillほど打消しを用いていないのでハンデスすれば結構スペルは通りますし。
BG系に対して耐性を持ちヴェリアナのサクリファイスに対抗できるのが優秀ですね。一応飛行持ち。
ただ、飛行はLgSの蔓延で効果は半減していますし(それでも無いよりは遥かに益しですが)、また《至高の評決》を採用しているリストも多いため除去耐性は一長一短です。
 どちらもサイド後は《謙虚》との戦いがある点でもマイナス評価。
但し、《謙虚》を張ってくれれば相手の天使トークンの脅威も大きく減衰します。
シガルダは《Moat》には強い。

 あまり関係はありませんが、対白限定なら《無法の騎士》と言う選択肢もあります。
大抵は4/4~6/6程度のサイズに育ってくれるのでAggroなデッキならアリだと思います。
プロテクション(W)でブロッカーも躱せますしね。


・《突然の衰微》
 :他のデッキに比べるとそれほど対象数が多くない相手ですが、その対象が致命的な物が多い為決して抜けない枠だと思います。
《相殺》
《安らかなる眠り》
《エネルギー・フィールド》
《血染めの月》
取り敢えずこの4つは張られたら問題の物ばかり。特に相殺はそれだけでGGなのでこれが躱せるだけでも存在価値がありますね。
サイド後ならばHateカードは増えるので尚更です。
サイド後は、《クローサの掌握》の方が効果は安定していますが、生物にも効く点では劣りますね。
まぁ、相殺でX=3はほぼ無いのでスルー。



 とりあえず主な物はこんな所でしょうかね?
次に準レベルの物

・《窒息》
 :サイド後のカードの筆頭ですね。
やはり効果は高いです。UW以外にも、Esper/BUG/RUGあらゆるU系に効果があります。
但し、そこはUW側も見込んでいます。
と言うよりUWには、最もこの中では効果が薄いかもしれません。
《氷河の城砦》《天界の列柱》を積んでいるからです。置物破壊も当然採ってきます。
それでもUUは極めて出しにくくなるため効果が薄いわけではありませんが・・・。
1度は土地を使用される事を危惧するのなら《津波》と言う選択肢もありますが・・・。

 結局、問題の物はUでは無くWである物が多いためそちらに対して効果が薄い点の方を私は危惧しています。
それならば《Stench of Evil》の方が良いのでは?とも思います。《不毛の大地》に《Sinkhole》まで積んでWのマナソースを根絶するプランもあるようですが、2枚目の《平地》を取っているデッキも多いためこれも期待薄ですね。
何にせよ、特殊地形で特定ランドHateは回避されてしまいます。
という事で特定ランドを狙い撃ちする物にはあまり期待を掛けていないのが現状ですね。
Slowdownさせることは間違いないので、その間に倒せる速度を持ったデッキならば問題はありませんが・・・。


・《ハルマゲドン》
 :という事で完全版です。
古の対コントロールキラーの筆頭カードですね。
盤面に展開をあまりしないのはUW Miracleも同じです。一方的に有利な場を気付いてこれを通せば勝ちは確定ですね。
その場合、1マナ(StP/終末)で除去される可能性のある生物よりもPWの方が望ましいでしょう。
このカードの問題として2度目以降は相手が警戒してハンドに土地を温存され得るという物があるのですが、ミラクルはヘビーコンです。どうしても多数の土地を展開する必要がある以上、温存にも限界はあります。温存されても2~3枚土地がある程度ではヘビーコントロールは機能しませんしね。また、ハンドに土地を温存させるよう仕向ける事で相手の展開を遅らせるのも有用ですね。


・《遍歴の騎士、エルズペス》
 :という事で相性の良いPWと言えばコイツですね。
攻防一体で戦域を支配し単体でも素晴らしのですが、このカードの特徴としてJtMsに対しての強力な圧力を持つという事ですね。
癌の一つを単体で屠れる点は評価されるべき点です。唯一の問題はWWのダブルシンボル。
 PWと言う点では次点で《情け知らずのガラク》ですね。トークン生成能力も当然ですが、黒ガラクによるシルバーバレットも優秀です。Hateカードを集める点で偉い。
 残りの選択肢は《野生語りのガラク》《見えざる者、ヴラスカ》でしょうか。
ガラクはトークン生成とゲドン後のマナサポートで優秀です。ヴラスカは通常は重いVindicateなのですが、LSVが語ったように後出しが出来、存在する事でプレッシャーを後続にプレッシャーを与えられる点が優秀です。JtMs以外にも様々な物に対処できる融通性と、奥義の瞬殺力は魅力です。


・《ゴルガリの魔除け》
 :私も発売当初、考察しましたが、ここ最近TheSourceにて評価されています。
やはりその幅広い運用方法が魅力ですね。
取り敢えず、Miracleに対しては上記のEnc群に対処するのがまず第一。第二として《謙虚》が張られた場合の対天使トークン除去。第3に《至高の評決》への対処、及び自陣のDeed系統への被害の緩和です。
2、3はあまり可能性としては無いでしょうが、何もついていないより遥かにマシですね。


・《果たし合いの場》
 :対部族/Beatが前提のカードですが、UW Miracleの天使トークンモードにも対応可能です。
強制的にタイマンの殴り合いになるので、かなり脅威は減衰されます。
ただ、効果は限定的ですし、生物を確保しておく必要もあるので、無いよりは・・・程度のお守りですね。
同じ3マナなら他の選択肢を取りたいものです。


・《ロクソドンの強打者》
 :優れたマナレシオを持つ生物。
「打ち消されない」が非常に優秀で、スラーンよりも一歩早く着地可能な点を評価しています。
除去耐性はない物の、打ち消されない以上、ハンデスで心置きなく除去を捨てさせる事が出来ます。
こちらに対し激甚な効果を持つRipにも戦力が左右されない点もポイントです。DrSにしろタルモにしろKotRにしろLgSにしろ、採用され得る生物の殆どがRipにより大きく減衰される中で安定したサイズを保てるのはPointです。
 その他のデッキにも火力を耐え抜くサイズと先手ゲーになりがちな対Bに対しても優秀です。
現環境のあらゆるデッキに対して一定以上の働きをする生物です。


・ミシュラランド/マンAtf
 :生物に変化できる置物系統ですね。JtMsに対して強力です。ただ、飽くまでSoc除去を躱せるだけなのでIns除去が中心のUW Miracleにはお守り程度であり、過度な期待は出来ませんね。


・《真髄の針》/《ファイレクシアの破棄者》
 :さまざまなデッキに対して有用なカードですが、UW Miracleに於いても有効です。
主な対象は
《精神を刻む者、ジェイス》
《遍歴の騎士、エルズペス》
《師範の占い独楽》
《Helm of obedience》
の4つです。
基本の優先度は独楽>その他です。
独楽はデッキの安定性を高めるとともに、「奇跡」をIns速度で発動してきます。Socタイミングならばまだ対処の方法はある為、可能な限りこのInsを抑える。
Ripが場にある場合はHelmで、他のPWは其々が場にあった場合指せば十分です。
他のコンボデッキにもとにかく有用であるため、無駄が無いカードです。
 とりあえず、独楽を指せれば相殺ロックからはなかば抜けだせる点も価値があります。


・《根絶》/《外科的摘出》
 :対コンボに対する鉄板なのですが、一応こいつもリストUp。
Ripにより無力化される可能性もあるものの、通れば便利なため入れておくといいと思います。StPを一として相手のMostスペルをハンデスから引っこ抜ければそれに越したことはありません。が、同時に相手のデッキを把握する事が重要。サイド後に何を相手が入れて何を抜いたのかライブラリーを覗くことで得られるそれらの情報が長期戦では確実に広範に活きてきます。



 さて、ここから先は、私が考えている電波入り乱れたHateカード群です。

・《Helm of obedience》
 :むしろこちらがHelmを使う!!
Helmは兎も角、サイド後は通常のUW Miracleでもまず間違いなくRIPを使用してきます。
其処を衝く!!
つまり友情コンボを狙おうという訳ですねw


・《金輪際/Nevermore》
 :第二のガドックという訳です。
ガドックと並べて使う事でよりしっかりとロックが決まります。
ガドックよりも単体で対処され辛い点も良いですね。WWを含む3マナなので高速コンボには間に合わないことも多々ありますが、その他のコンボデッキなどにも一応流用できるぎりぎりのスペックだと思います。


・《沈黙/Silence》
 :飽くまでその場凌ぎですが、相手の「奇蹟」誘発にスタックでキャストすれば無力化できます。
もちろん通常キャストはされてしまいますが、大きく威力を減衰する事は可能です。特に《天使への願い》の威力は顕著ですね。
他のコンボ、特にStorm系にも一定の効果があるため対コンボとしての枠にも流用できます。続唱も潰せますよ。


・《姥の仮面/Uba Mask》
 :[ノートン]さんが以前挙げていたカードですね。
ドロースペル全てを腐らせ、場に出た時点以降ハンドが増えなくなります。
もちろんその時点で在ったカウンターしかハンドに保持できない。

 また、カードを「引く」わけでは無いので、「奇跡」は「誘発しません」。
対ドローの置物として《メフィストフェレスの鎖》を連想する方も多いと思いますが、こちらは「ハンドが増えない」だけで引くことは可能です。ただ、総量は増えないので《グリセルブランド》等にも有効です。対して仮面はそのターン限定で使用する事は可能なので対コンボの側面は弱いです。またマナコストも2マナと4マナなのでやはり使い分けの必要はあります。

 因みに引くことが置換されるだけなので、《闇の腹心》等で手札に加える事は可能です。
独楽でうまく調整してやればいっっぽう的にハンドを肥やせます。


《掻き集める梢/Raking Canopy》/《罠の橋》
 :対天使トークン用カードですね。
梢は他にもEsperのLgSやテンポ系のDoS、Cliqe等に効果的です。
対して《罠の橋》はSnTやリアニメイト等のファッティコンボに有用ですね。但しこちらは自身の生物が引っ掛かる可能性も有るので注意が必要です。
《果たし合いの場》まで含め、自身のデッキの弱点に合わせた採用となりそうです。


《憂鬱/Gloom》
 :対W用Encです。
土地破壊要素を入れているデッキならば効果はあるでしょう。1枚張るだけでも速度/効果を減衰させることが可能です。重ね張りできればほぼW系統のスペルは通らないと思います。自身を除去できる《解呪》系統のマナも増量させられるのが素晴らしいですね。
 問題は自分のWスペルにも多大な負荷をかける事ですね。不毛の大地は兎も角、《スレイベンの守護者、サリア》や《名誉回復》などWの方が土地破壊は優秀なので・・・。


《ストロームガルドの陰謀団/Stromgald Cabal》
 :何ぞや?という方も多いでしょうが、Wのスペルをタップとライフでカウンターする生物です。
憂鬱と同じく対Wカードですね。
 範囲は限定的な物の、環境に溢れる極めて強力なW系スペルを際限なくカウンター出来ます。
2大「奇跡」スペルはもちろん、自身に飛んでくるであろう単体除去も防げます。ガドックと並べるのが一番の使用法ですね。
タップ系能力という事で、対U生物である《スクラブのレインジャー》により、より隙が埋まります。
 問題はやはりW系統にしか効果が無い事。加えてタップを含む生物の起動型能力である事ですね。隙が大きいです。
ガドックと同じく結局露払いが必要になります・・・。
 
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《コジレックの審問》
 :これは逆に採用は是非取り下げるべきカードです。
特に言及する必要も無いでしょうが、あらゆる意味においてUW Miracleには美点が活きません。これを第2のハンデスとして取りうるのは、対UWMiracleを意識した構築をする事と反しています。素直に他のものに変えるべきでしょうね。




 こんな所です。
この中からある程度カードを選別し、戦略上でからめていく事で大分改善されていくのではないかと思います。
まぁ、そう頑張っても5-5以上は狙えませんが・・・。


 皆さん、こんばんは。しもべです。

 現在、TheRockの仇敵・・・と言うより怨敵であるUW Miracleに対して、どんな構築をすべきか、どんなカードを選択すべきか色々試行錯誤しているのですが、その過程でTheSource[The Rock]スレにて面白い文を見つけました。

 ご意見番[Sdmatt]氏が纏めた各デッキとのマッチの仕方や、サイドの選択について、という物です。
参考程度に意訳してみたので、せっかくなので載せておきます。
かなり適当な意訳をしているのでところどころ間違っている上に回りくどい部分は抜いてしまっているので、興味のある方は本文を参照してください。


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The Source TheRockスレにて 2013/03/22 
[Sadmatt]


 アクティブな《ルーンの母》に対して、君は他の何かで攻撃を仕掛けブロックさせる必要がある。それから、ルンママのプロテクション付加に対応して、君は除去をキャストするのさ。このマッチは《情け知らずのガラク》を用いれば簡単たよ、接死持ちの狼トークンを置けるし、それを使用すればプロテクションの付加も(強制的に)させられるからね(《ウルヴェンワルドの足跡追い》でもいいよね)。盤面でも、《破滅的な行為》や《ゴルガリの魔除け》で真っ平らに出来る。彼らの唯一の脅威は生き残るであろう《聖遺の騎士》か《ミラディンの十字軍》ぐらいだよ。

 君が《石鍛冶の神秘家》を使う中で、《万力鎖》を対Esperとして検討するべきだよ。装備品を置いてくるような相手には激的さ。《光と影の剣》は適正だよ、君がそう考えなかったとしてもね。Esperとのマッチでの《剣を鍬に》やトークンには素晴らしい対処になるよ。もちろん、《瞬唱の魔道士》は出てくるだろうが、所詮チャンプ以上のことは出来ないよ、それだけさ。

 僕は《大渦の脈動》の増加をしたいな、まだぼくは調整中だけど。僕は《緑の太陽の頂点》を2枚にしてそこに2枚目のPulseを入れようかと思うんだけど、はっきりとは決まってないよ。


 vs《罰する火》型Jund
 もちろん、P-Jundはきついマッチだけど、でも思い出してくれ、コンボの海の中で彼らは落ちぶれたんだ。《血編み髪のエルフ》はBeatしてるけど所詮は3/2だよ。タルモにはタルモで簡単にくたくたさ。《暗黒破》は素晴らしい働きをするだろうし、装備品や《未練ある魂》にトラッカーも同じくさ。《遍歴の騎士、エルズペス》は頭上を飛び越えるから偉大で、もし君が使っているのなら《静寂の守り手、リンヴァーラ》も素晴らしい。Jundは落ち着いてるし、良いプレイヤーなら勝てるよ。


 だから僕は、マッチアップごと、特に気にしておきたいマッチについて、何を用いたいのかについて幾つか書き出してみた。僕達はマッチアップごとに見て、このマッチでは何が良いのか、どうすれば勝てるのか、そして勝つ時にはどんな状況なのかについて発言する必要があると思うんだ。


 BUG/RUG Tempo
:基本的に、僕らが気にする彼らの生物は全て回避能力や耐性を有していて触れないんだ、《敏捷なマングース》にしろ《墓忍び》にしろ《ヴェンディリオンの三人衆》にしろ、変身した《秘密を掘り下げる者》にしろ、ね。必要があるのならStPは墓忍びにために取っておくべきさ、無理ならDoSだね。《突然の衰微》はDoSやタルモに、そして《目くらまし》を考慮してプレイする。このマッチでデッキを扱うする時、Dazeが眩しい第一ターンに必ずしなければいけない事なんて何にもないんだ。時間を取ってすべきことを考えるんだ。《もみ消し》にたいするアップキープに基本地形を引っ張って、《森の知恵》を置く。LgSを使って時間を稼ぐか押し込むか。

 サイド後はは、再び君がコントロール側で、しかしDazeを注視しなくていい。《水没》には警戒を。

 このデッキに対しての勝利は君が如何に基本地形と、どんな場合でも単体の脅威を保持するかに懸かっている、彼らがどんな脅威を握っていようがね。


 Jund
:君はBBE、ヴェリアナ、そして《罰する火》コンボのセットアップにより注意する事。罰する火/BBEが真価を発揮するための《死儀礼のシャーマン》をいくつかの方法で殺!する事で行き詰らせることを想定すべきだね。(こちらは)DrSを使ってマナ加速したり、ヴェリアナを使ったりでより前のめりにゲームをすべきだ。ヴェリアナは良いよ、必要なら積極的に使うべきさ。LgSは鍵になるね。《森の知恵》は見かけたら即除去。KotRや奇知外生物が着地するまでLgSを使って盤面を台無しにしておくと良い。君はコントロール側であり遅いゲームをすべきだ。

 サイド後は再びコントロール。除去、LgS、森の知恵

 おそらく君の勝利はいくつかの、KotR、LgS、装備品を背負った生物の組み合わせを含む物だろうね。彼らは1~2体の生物を置いいるだろうし、《ヴェールのリリアナ》はアクティブだろう。君は多くの土地を持ってるだろうし、彼らは燃え柳の木立ちを持つべきではないだろう。


 EsperSfM
:このマッチでは、君はアグロ側さ。君は相手をボロボロにするべきだしクロックも持つべきだ。《精神を刻む者、ジェイス》に触る為の脅威を複数展開する、《終末》を恐れるな。LgSにはLgSを、JaceにもLgSを。ハンデスは装備品とJtMs。《至高の評決》を避けてプレイして、でも、複数の脅威を展開する事を止めてはいけないよ。JtMsが着地するその時までに時間を掛けてはいけない。

 サイド後は、《非業の死》《妄信的迫害》、それに《饗宴と飢餓の剣》が怖いね。もしFF剣を持った生物でブロックしてくるならLgSを使う。《Maze of ith》は《梅沢の十手》戦を支配するのには非常に重要だよ。《突然の衰微》とハンデスは装備品に、《ガドック・ティーグ》と《森の知恵》は君の前進を許可するよ。もし君が勝てるなら、装備品を握っていても生物が居ない。不確定カウンターも握ってるだろうね。


 TES/ANT
:君は妨害者さ。妨害を持った生物が必要だ。彼らのハンドから教示者やマナ加速などの要素を抜いていく。タルモは速やかにゲームを終結させてくれる。この場合は《巣穴からの総出》の可能性が怖いね、《苦悶の触手》ルートは多分十分なマナ加速(ストーム数)は出来ていないよ。

 サイド後は、除去を妨害のスペースに充てるんだ。再び妨害で圧力をかける。ガドック・タルモ・ハンデス。もし可能なら彼らの対処可能な総出を強制的にキャストさせる、ゴルチャームかパルスを握る事も出来るので。《むかつき》の魅力をライフをガンガン責める事で引き下げていき総出をキャストさせるんだ。力づくでね!

 勝ってるなら、タルモと土地が彼らの空の戦場にあるだろうね。

→《炎の中の過去》については全く言及してないのですが・・・墓地対策積んどけば良いだろ?書く必要もないだろ?って事でしょうかね?


 Sneak/SnT
:《引き裂かれし永劫、エムラクール》と《グリセルブランド》を置こうとするいかなる方法にも警戒する事。可能な限り早く《Karalas》を見つける必要がある。どんなコンボデッキにも妨害とクロック。SnTはコレが恐れる最大の脅威さ。

 サイド後は、ガドック・《真髄の針》・ごるチャーム色々。衰微は要らない。このマッチに君が勝つなら、場には君のガドックとKotRがいるはずさ。《騙し討ち》を持って無い相手ならKotRで攻撃できるね、Ins速度でのエムラは心配ないから。

 もし《全知》型なら、SnTをに全注意を。FoWやその他の脅威、《水連の花びら》によるInsの脅威を止め、ガドックを守って着地させるんだ。(全知後の)最初の《燃え立つ願い》に対応してごるチャームを使うんだ。


 Helm Miracles
:《終末》を躱す事、《安らかな眠り》と《相殺》を幾つか取り除く事に全精力をかけるんだ、。RiPはこちらを低速化させるし即死コンボにもなる、しかし《師範の占い独楽》にハンデスを使う、それはどっちでも持ってくるからね。勝利しているなら、RiPは場にはないと思うよ。

 サイド後は、Deed、ごるチャーム、ガドック、加えて針を持ってくる。ハンデスは独楽かRip、針は独楽かHelmに使う。ガドックは終末・評決・《天使への願い》・Helm、そしてJtMsを止める。フェッチは《血染めの月》に対してで基本地形を。DrSは《エネルギー・フィールド》とRipが有るのでリコールする。

 もし再び勝てるなら、ガドックが彼らを締め付け、他の生物がゆっくりとビートしてるだろう。


 Tribal
:彼らのドロー/アドエンジンに注意してそれらは除去するかハンデスするかだね。Reejeryや《イラクサの歩哨》リングリーダーなどは全てそうだね。《ゴブリンの群衆追い》の様なアタッカー、シャープシューターのような除去役も同じく除去する。タルモやKotRは常に素晴らしいので可能ならLgSはブロッカーにする。

 勝利してるならswing back(?)上で彼らを殺しているし、ブロッカーを残したまま重要なコンボパーツを除去しているだろう。

 サイド後は、ごるチャーム、Deedなどを持ってくる。君の除去枠は拡大し過ぎない事と出来るなら重要な独楽を潰す事。《群衆の親分、クレンコ》や《自然の秩序》などコンボのフィニッシュには気を付ける事。


 Dredge
:君はコントロール側だよ。《戦慄の復活》を妨げる為に3体以下に生物を保たせる必要がある。《黄泉からの橋》を葬るために可能なら生物を生け贄にする、常に《漁る軟泥》を、無理ならDrSを探す。彼らのトークンが無かったら、ドレッドリターンが無理なら勝てる。理想的には君が勝てる時には墓地には橋は無いだろうね。

 サイド後は、ガドック・外科的摘出・Deedにゴルチャーム(橋を葬るために自分の生物を殺す用。いくつかのハンデスは早期の《打開》に対処するために残しておく。外科的は発掘持ち生物やドレッドリターン用生物を抜く)



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どうだい?僕は、君がどんなマッチに対して挑戦しようとしているのかが大切で、だから君はどんなデッキにしようか考える事が判ると考えているんだ。積極的なゲームプランを持つことは器用貧乏なデッキになるよりも大切だよ。


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sdematt 27/03/2013

 故に僕はジャッジでもあり、《精神的つまずき》登場以降UWのプレイヤーでもある友人と大きな大会での予想され得るメタゲームのためのサイドについて話してテストしてみたんだ。

僕の初めのサイドのリストはこれさ

2 Pernicious Deed
2 Gaddock Teeg
1 Ulvenwald Tracker
2 Pithing Needle
2 Thoughtseize
2 Surgical Extraction
2 Elspeth, Knight-Errant
2 Golgari Charm

僕らはEsperSfMについてのサイドを話してLgSを用いた《謙虚》がどんなに素晴らしいか、その日のうちにソプターバランスを併用するほど素晴らしいと話したんだ。

 もし僕らが、LgSを使うのなら《謙虚》はJundやMaverickや部族等の生物戦において物凄い働きをするよ。SnaekShowやSnTに対しても素晴らしい。それはクロックを減速し、しかし自動的には失われない優れものさ。

 彼は、私が《ガドック・ティーグ》は基本的には際限なく欲しい物のはずと言ったよ。彼はサイドに最大3枚までの投入を提唱したよ。僕らが欲しいとき、一日中でも欲しいカードだからね。僕もこれには同意するけど、3枚のGSZがあるから(3枚目は無くても)多分発見できるよね。

 《ゴルガリの魔除け》LgSのミラーで素晴らしくまたHelm PieceやElvesの両方にも凄いんだ、宛ら《至高の評決》だ。《妄信的迫害》はLgSミラーにおいては特に素晴らしい、だから僕はチャームとの1ー1を再び試してみるよ。

 エルズペスはEsperやJundに対しての大きな枠になるよ。君は彼らのJtMsに対して取り除ける手段が必要だろう。ペスは狂気だ、しかし同じように《情け知らずのガラク》も良い。が、ペスは《罰する火》に対してよりタフなんだ。


 2枚の《外科的摘出》は現実的には墓地を基盤とするデッキに対して僕らが使用するのと同じぐらいに仕事をする。それはコンボに対してスリムで墓地用スロットだけどそうじゃないんだ。T0とT1の墓地Hateにはわずかな違いしかない。僕らはDrSとウーズを持っている、がそれらは遅いし、特にセットに時間のかかるものはね。君はDrSでLED Dredgeには勝てないだろうね。《墓掘りの檻》は総合的にあらゆる墓地基盤デッキを破壊する、加えて《虚無の呪文爆弾》はウーズとDrSが機能するまでの時間を稼ぐ事が出来るんだ。

 Deedは未だ素晴らし幅広いメタに効く、だから変えなかったよ。

 暫くの間 UW Miracleに対峙した時、《師範の占い独楽》に対してのスロットに《真髄の針》を用いた。針は彼らのデッキのシャッターを閉めた、けど今はEsperとHelmが同じぐらい使用されてるね、僕はだからこれらのデッキにも針を必要としたよ。針はEsperには比較的悪いんだ、ターゲットが多すぎるからねwだから、《石のような静寂》は独楽、EE、Helm、etcなんかにヒットしてボロボロにするんだ。そして装備品とEEを使うEsperにももちろんさ。StormDeckのマナファクトには対象外だけど、もし親和を使ってる人がいたら肥やしにしようw

 《ウルヴェンワルドの足跡追い》はまだ、生物戦で素晴らしい。

 だからここに、メタの推移は無しとしてシアトルで使うであろうサイドを置くよ、

2 Pernicious Deed
2 Gaddock Teeg
1 Ulvenwald Tracker
1 Golgari Charm
1 Zealous Persecution
1 Elspeth, KE
1 Sigarda or Humility
2 Stony Silence
2 Grafdigger’s Cage
1 Nihil Spellbomb
1 Duress

 一枚挿しが多くて、でもそれらは本当に多くのマッチで(必要となる物が)重なるんだ。



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こんな所です。
ここから、ミラクル対策について、に繋げていきますが、それまた別のエントリーにて。



みなさん、こんばんは。
しもべです。

また新しい年度が始まります。
3月も終わりですね。

 さて、今日は最近の気になった時事です。
相変わらず中身ゼロなので斜め読み推奨。
こんな事もあったなぁ~ぐらいな気持ちでw
先週はやってなかったので少し古いものも含みます。


以下、点線内転載
[昨年の衆院選は無効 一票の格差訴訟で初判断 広島高裁]
朝日新聞デジタル 3月25日(月)16時9分配信

 【山本孝興】「一票の格差」が最大で2・43倍となった昨年12月の衆院選をめぐり、弁護士グループが「法の下の平等を定めた憲法に違反する」として選挙の無効(やり直し)を求めた訴訟で、広島高裁(筏津〈いかだつ〉順子裁判長)は25日、広島1、2区について「違憲で無効」とする判決を言い渡した。弁護士らが1962年に始めた一票の格差訴訟で、無効判決が出たのは全国で初めて。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130325-00000027-asahi-soci
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[<1票の格差>広島高裁岡山支部も衆院選無効判決 猶予期間設けず]
毎日新聞 3月26日(火)11時31分配信

 「1票の格差」が最大で2・43倍だった昨年12月の衆院選を巡り、弁護士グループが選挙の無効を求めた訴訟で、広島高裁岡山支部(片野悟好(のりよし)裁判長)は26日、岡山2区の選挙を違憲で無効とする判決を言い渡した。1票の格差を理由に無効とするのは25日の広島高裁判決に続いて2件目。広島高裁判決と異なり、無効判決の猶予期間は設けなかった。被告の岡山県選管は上告するとみられる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130326-00000004-maiall-pol
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[「1票の格差」1.998倍に=衆院画定審、区割り案勧告―法改正見通せず]
時事通信 3月28日(木)18時40分配信

 衆院議員選挙区画定審議会(区割り審、会長・村松岐夫京大名誉教授)は28日夜、2010年国勢調査に基づく小選挙区の区割り改定案を安倍晋三首相に勧告した。「0増5減」関連法で定数が3から2に減る福井、山梨、徳島、高知、佐賀5県を含む17都県の42選挙区の区割りを見直した。これにより最大で2.524倍ある小選挙区の人口の格差(1票の格差)は1.998倍となる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130328-00000121-jij-pol
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[<衆院選>「0増5減」で空転も 区割り改定案勧告]
毎日新聞 3月29日(金)1時19分配信

 衆院小選挙区を「0増5減」する区割り改定案が28日に安倍晋三首相に勧告され、政府は勧告の区割りを実現する公職選挙法改正案を4月上旬にも国会に提出し、早期成立を目指す。しかし、昨年12月の衆院選の「1票の格差」を巡り、違憲・選挙無効判決が相次いだことを受けて、野党は選挙制度の抜本改革を主張。夏の参院選をにらんだ与野党の綱引きも加わり、「0増5減」の行方は不透明になっている。【坂口裕彦、笈田直樹】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130329-00000003-mai-pol

 う~む・・・。
ついに、「無効」判決が出てしまいましたね・・・。
恐れていた事態が。

 一応、未だ判決確定という訳ではありませんが、こういう判決が出てしまった事実がどうしようもなく重いですね。判例至上主義ですし。
 一応猶予はあるとはいえ、わざわざ先刻猶予を与えている以上、ほぼ最後通告ですね。
首相は適切に対応していくと仰ってます。
零増五減でさえ不十分と通告されていますし、本当に「適切」な対応をお願いしたいです。

 また、最後の記事にもあるように現状、与野党間だけでなく、野党各間にもかなり意見の隔たりがあります。
自分たちへの影響が直接的にあるだけに、意見がばらけるのも判りますが、もうそうやって好き勝手意見を言える状態では無い事をもう少し理解して、議論に望んでいただきたいですね・・・。
(ただ、個人的には民主党の同時審議されている定数削減80議席はあまりに荒唐無稽に思いますね・・・。政権前の異性だけは良い主張に逆戻りしている様な空意見に聞こえます・・・。)


[日本・EU EPA交渉の早期妥結に向けて協力]
テレビ朝日系(ANN) 3月25日(月)23時34分配信

 茂木経済産業大臣は、EU=ヨーロッパ連合の通商担当を務めるデ・グフト欧州委員と会談し、日本とEUのEPA=経済連携協定の早期妥結に向けて連携する方針を確認しました。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20130325-00000045-ann-bus_all
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[日中韓、FTA交渉開始=東アジア経済圏目指す]
時事通信 3月26日(火)10時7分配信

 【ソウル時事】日本と中国、韓国3カ国間の自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉の第1回会合が26日午前、3日間の日程でソウルで始まった。3カ国間のFTAが実現すれば、国内総生産(GDP)で世界全体の約2割を占める巨大な経済圏が東アジアに誕生する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130326-00000040-jij-asia

 TPPと共に並行して進んでいる両交渉が前進して本格化しそうですね。
個人的には、未知数であるTPPよりも既に各地で実践されているこれらの方がリスクが少ないので良い様に思うのですが・・・。
時間はかかっても、一つ一つの国家と交渉した方がより細部まで議論を詰めれますし・・・。

 果たしてどうなる事やら・・・。


[<安倍首相>「金銭解雇」を否定]
毎日新聞 3月28日(木)19時44分配信

 安倍晋三首相は28日の衆院予算委員会で、政府の産業競争力会議で民間議員が提起している「再就職支援金とセットでの解雇」案について「金銭によって解決をしていく、解雇を自由化していく考えはない」と明確に否定した。民主党の山井和則氏に対する答弁。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130328-00000068-mai-pol

 「解雇の条件緩和は雇用に流動性を付け、成長産業などへの人材の流入も期待出来る」
と言うのが、有識者及び政府関係者の意見だそうです。

 確かに期待は出来ます。
が、それはこれだけでは理想論だと思います。
よく言われますが、受け皿が不明確な上に、その目的分野がしっかりあったとしても、彼ら企業側が受け入れてくれるとは限りません。特に中高年で首を斬られた方なんか再就職は一層厳しくなると思います。
今のところ「切るのが簡単になるだけ」と言う部分ばかりが目につきます。「経営者の倫理、経営者に一方的に有利」と批判されるのも仕方ないかと・・・。

 また、雇用の不安定保障が日本より進んでいるアメリカを見ると所得の格差がかなり激しい物になっているのも判ります。
日本でさえこの傾向が強まってきている昨今、不安定保障が今のままではアメリカの二の舞になると危惧しています。
終身雇用至上主義とは言いませんが、今の案では賛成しかねます・・・。

 まぁ、まだまだ雛形の案ですし、総理も金銭解決させることを方針とはしていないと仰ってます。
安倍総理には闊達かつ慎重な議論を指導していただきたいですね。



[国民新党の自見代表、解党発表…無所属で活動へ]
読売新聞 3月21日(木)15時25分配信

 国民新党の自見代表は21日、党本部で記者会見し、同党を解党すると発表した。

 同日中にも解党の手続きを行う方針だ。

 自見氏は今後は無所属として活動する。改選を迎える今夏の参院選については、出馬を目指す考えを改めて示した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130321-00000841-yom-pol

 まぁ、当たり前と言えば当たり前ですね。
亀井氏を失ってからは時間の問題でしたし・・・。

 そもそも、自民党に帰りたいとか言ってる時点で何言ってんだお前らは、どんな厚顔無恥だよ・・・と。


[18年4月から義務付け=精神障害者の雇用―厚労省]
時事通信 3月21日(木)11時7分配信

 厚生労働省は21日、企業や官公庁に精神障害者の雇用を2018年4月から義務付ける方針を決めた。ただ、義務化に慎重な経済界に配慮し、当初5年間の法定雇用率は、障害者全体の雇用状況や国の支援体制を考慮して判断する。同日開かれた労働政策審議会障害者雇用分科会で了承された。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130321-00000038-jij-pol

 何か、言葉尻だけは正しい・・・的などうしようもない世策に見えます。
言ってることは正論なのでしょうが現実的な問題が大きすぎますよね・・・。

 精神障害者が一般的に雇用され辛いというのは事実ですが、それには相応の理由があるわけで、差別とか区別とかそういう物云々よりももっと直截的な問題なんですよね。
そういう問題点について何らフォローせずにただ「雇え!」というのでは不要な軋轢と反発を生むだけのように思います。

 そもそも健常者でさえ人減らしをされているこの時期に何を言っているのか・・・。


[「生活保護通報」小野市条例案が成立へ 反響1700件]
朝日新聞デジタル 3月25日(月)12時44分配信

 【広川始】生活保護や児童扶養手当を受ける人たちがパチンコやギャンブルに浪費しているのを見つけた市民に通報を義務づける兵庫県小野市の市福祉給付制度適正化条例案が、25日の常任委員会で全会一致で原案通り可決された。27日の本会議で成立する見込みで、4月から施行となる。蓬莱務(ほうらいつとむ)市長(66)肝いりの条例案に1700件超の意見が寄せられたが、6割は賛成の内容だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130325-00000019-asahi-pol

 全面的に賛成ですね。
そもそも、国に、社会に食わせてもらっている身分で、真っ当に働いている人間と同等に人権を主張できるのがおかしいとさえ私は思っています。
所詮、人権なんて、その社会によって保障されるものであり、その社会を成り立たせているのは一人一人の活動のたまものです。
社会を成り立たせるための義務を怠っている(それに理由が有ろうが無かろうが結果が大事。)人間が利益だけ享受できるなんておかしいですからね。


[南鳥島沖レアアース、中国鉱床10倍の高濃度も]
読売新聞 3月21日(木)14時31分配信

 小笠原諸島の南鳥島沖で今年1月下旬に実施されたレアアース(希土類)泥の分布調査で、海底から回収した堆積物に最大で6500ppm(1万ppmが1%)という高い濃度のレアアースが含まれていたとする分析結果を、海洋研究開発機構、東京大学の研究チームがまとめた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130321-00000670-yom-sci

 嬉しい発見です。
です。
・・・ですが・・・。

 問題はやはり海にあるという事ですね。
掘り返すのも運ぶのも、その設備投資も大変すぎます。
しかも、レアアースは世界中に点在しており、中国の謀パフォーマンス後は世界中の鉱床で発掘作業が進められております。
そして、レアアースを用いない大隊技術の開発も日増しに進んでいますし・・・。
正直に言えば、NGやレアメタルほどのインパクトは無いかと…。


[<クルド労働者党>トルコとの停戦を宣言]
毎日新聞 3月21日(木)20時41分配信

 【エルサレム花岡洋二】トルコ・メディアによると、トルコからの分離・独立を目指し84年から武装闘争を続けてきた少数民族クルドの非合法組織「クルド労働者党(PKK)」のオジャラン党首は21日、声明で「停戦」を宣言した。市民を含め約4万人の死者を出した紛争が終結する本格的な和平合意への期待が高まっている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130321-00000091-mai-m_est

 やっと光明が見えてきたこの問題。
今回は、双方合意での「停戦」宣言ですので実効性は今でよりは期待できます。

 が、それでも反対分子は少なからずいるでしょうし、細部どころか大枠さえも決まっていない状況。
未だ予断を許さないでしょうね・・・。


[<キプロス>銀行が再開…13日ぶり、引き出せる現金制限]
毎日新聞 3月28日(木)20時12分配信

 【モスクワ大前仁】財政危機に陥り、欧州連合(EU)などからの金融支援が決まったキプロスで28日正午(日本時間同日午後7時)、休業していた国内の全銀行が13日ぶりに営業を再開した。現地からの報道によると、長い行列を作った預金者は開店後に次々と入店し、預金を引き出した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130328-00000078-mai-bus_all

 これ以上、ユーロ圏に振り回されたくは無いのでさっさと解決してほしい物です。
が、その中身を見ると素直には首を頷けるものでは無いです。

 まず、徴収率が10万ユーロ以上の口座から3割です。
3割!!ですよ!?(25%になったんでしたっけ?)
当落線上で預金額が完全に逆転する額です。自分の預金から3割が無くなると思えば如何に恐ろしい事を言っているのかがよく判ります。対象範囲の制限があるとはいえ、これは些かやり過ぎでは・・・?
もう少し、広く浅くは出来なかったのでしょうかね?

 また、キプロスは海外からの観光客を受け入れる事で外貨を稼ぐ産業が主力です。
その過程、または、海外の富裕層、投資家が多額の現金を、預金として口座開設します。
当然今回の徴収範囲は彼らの分にも及びます。
時刻の借金返済のための外国人の財布から抜き取るっておかしくないですか?


 まぁ、第2のギリシャ・ショックの引き金になるかどうかを考えれば安いものかもしれませんが・・・イマイチ納得できないですね。


[「悲劇の忘却は恥」=銃規制強化法の制定迫る―米大統領]
時事通信 3月29日(金)10時23分配信

 【ワシントン時事】オバマ米大統領は28日、ホワイトハウスで演説し、昨年12月に児童ら26人が犠牲となったコネティカット州の小学校銃乱射事件から100日が過ぎたことを受け「もしこの悲劇を忘れたとしたら、われわれは恥を知るべきだ」と強調し、議会に対して銃規制を強化する法案の早期成立を迫った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130329-00000037-jij-n_ame

 法案も通りそうにない現状、世論に訴えかけていくしか手はなさそうです。
謀銃乱射事件後にも、米国各地では銃犯罪が起こっていますし、オバマ大統領には何とか粘っていただきたいですね・・・。




 さて、こんな所です。
皆さんは何か気になる時事はありましたか?


趣味)不覚にも笑ってしまったドラドラアンケートww
趣味)不覚にも笑ってしまったドラドラアンケートww
趣味)不覚にも笑ってしまったドラドラアンケートww
 皆さん、こんばんは。
しもべです。

 「ドラッグ オン ドラグーン3」の開発/発売が発表されてテンションの高いファンの一人です。
(ドラドラが判らない方はこちらを参照していただければ
  ↓↓
 http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1641.html

それを記念して「DENGEKI ONLINE」の該当ページにて現在アンケートを行っております。
http://news.dengeki.com/elem/000/000/613/613502/
https://ssl.dengeki.com/elem/000/000/612/612806/index.html

そこで私も参加しようとしたのですが、その質問文が秀逸すぎますww

一部抜粋すると
「Q:3
『ドラッグ オン ドラグーン』シリーズで、「オガァーザーン!」と絶叫するほど好きなキャラクターを教えてください。(2位として投票するキャラクターを選んでください) 」

wwwww
出来が良すぎるww
これを企画立案し、作成したスタッフはよく判ってらっしゃるw
未プレイの方には「意味不明・・・(´・ω・`)」となるのですが、原作をプレイした、且つファンには堪らないサービスですねw

因みにキャラ投票は
1位:アンヘル
2位:郷里大輔(ヽ(`Д´)ノ「オガァーザーン!オガァーザーン!オガァーザーン!オガァーザーン!オガァーザーン!オガァーザーン!オガァーザーン!」・・・(´;ω;`)ブワッ)
3位:エリス

Hate:はげ

ですかね。
やっぱりメインヒロイン たるアンヘルは一位から外せないですね!
逆にHateキャラではハゲも不動ですね。どうやってもこいつは好きになれない・・・。

 個人的には「救いが無い」という部分と世界観ぐらいしか踏襲されていなかったIIは無かった事にしたいですね・・・。ぶっちゃけIIってただの暗い「だけ」のゲームですもの(´・ω・`)
IIIを作るのならやはりIの頃の狂気を思い出してほしい処です。しっかりと狂ったゲームを作って欲しいです。
(一応、Iがどれだけ狂っているかというと、判りやすくキャラで喩えると、可愛い小さな男の子に全力で(;´Д`)ハァハァする仲間のおっさん が、全体的に見れば真面な方の人物にカウント出来る よね?と言うような仕様です。うん、中学生の私は心にある意味傷を負ったの・・・。)

 因みにIIIはIよりも過去のお話らしいです。楽しみですね。




P.S.設定資料集が欲しいのですが、当然、中古しか残ってない上に希少品価格で高すぎて買う気が起きません(´;ω;`)ブワッ



趣味)WOおおおおお!!ぎゃざガールスリーブの第3弾についに!!
 私の愛しの千里さんがソロデビュではないですか!!

 買うしかない。

 発売は3/29だそうです。
レガシー) 今週のSCG1位・・・まさかのStormの2縦 / ドデカポッドの事完全にバカにしてましたごめんなさい。
レガシー) 今週のSCG1位・・・まさかのStormの2縦 / ドデカポッドの事完全にバカにしてましたごめんなさい。
レガシー) 今週のSCG1位・・・まさかのStormの2縦 / ドデカポッドの事完全にバカにしてましたごめんなさい。
 皆さん、こんばんは。しもべです。


 春は過ぎ往くもの、別れと出会いの季節。
柄にもなく哀愁に身を染めている本日です。
私にとっても一つの節目となりました。・゚・(ノ∀`)・゚・。


 さて、恒例のSCG(Kansas) Legacy OPENが行われているので見ていこうと思います。
まずは結果をペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/130324_kansascity.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?t%5BT2%5D=3&event_ID=&feedin=&start_date=2013-03-17&end_date=2013-03-24&city=Kansas+City++&state=MO&country=US&start=1&finish=16&exp=&p_first=&p_last=&simple_card_name%5B1%5D=&simple_card_name%5B2%5D=&simple_card_name%5B3%5D=&simple_card_name%5B4%5D=&simple_card_name%5B5%5D=&w_perc=0&g_perc=0&r_perc=0&b_perc=0&u_perc=0&a_perc=0&comparison%5B1%5D=%3E%3D&card_qty%5B1%5D=1&card_name%5B1%5D=&comparison%5B2%5D=%3E%3D&card_qty%5B2%5D=1&card_nam

 今週の優勝は、Grant Wilkinson氏のANTです。
なんと2週連続のStorm系コンボの優勝です。
之には驚かざるを得ないですね・・・。


以下Top8(上から順に1位→8位)
ANT
Esper SfM
Reanimator
RUG Delver
Elves
Lands
Punishing Jund
Nic Fit

以下Top16(上から順に9位→16位)
4c Tempo
Esper SfM
4c Miracle
Esper SfM
Esper SfM
Merfolk
RUG Delver
Elves


 です。
今週も変わらずEsperは大勢力を誇る勝ち組ですが、やはりメタの揺れ戻しは起きているようです。
部族やUに強いデッキも少しずつ増えていますね。



 さて、ではここから個別に気になったデッキを見ていきます。


http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=54235
 まずは優勝したGrant Wilkinson氏のANTです。

 このところ増えてきている、所謂16キャントリップ型ですね。
コンボが多い環境ならブッパの方が有用かもしれませんが、フェアなデッキが多い環境ではより安定性を重視したいという事かもしれませんね。
SCGでもAdam Prosak氏が最近過去2回入賞していますが、それとほぼ同型です。
と言うより、メインはフェッチを1枚ばらけさせているだけで、後は全く同じです。
このリストが如何に高い完成度なのかという事がよく判りますね。

  異なるのはサイドです。
基本はサイド後にGを足して《花の絨毯》《突然の衰微》を足して柔軟性を上げる型なのですが、余剰部分が異なりますね。
Adam氏は《無知の喜び》2、《虐殺》1、を取っていましたが、
Grant氏は《殺戮の契約》2、2枚目の《苦悶の触手》1が取られています。
其々の、配分を逆転させたような感じですね。

 パクトを優先させた理由はなんでしょうかね?
Hatebearを狙うだけなら《虐殺》でも十分でしょうし、Esper SfMが大流行中なら尚更でしょうが・・・。
それを食うデッキの存在を見越して・・・という事でしょうかね。


 しかし、冒頭でも書しましたが、2回連続で同一系統のデッキ、特にコンボが勝者となるというのは本当に珍しいです。
依然青が多い環境、RUG Delverは減っていますが、逆風である事には変わりないはずですが・・・。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=54234
 2位、Nick Carlson氏のEsper SfMです。

 3回続けて大勝利のEsper SfM
ここまで有力なのは去年でもなかなか見なかった光景ですね。
今週もTop16に4名を排出しています。
が、今週は先週までとはまた毛色が異なる結果となりました。

 詳しくは先回の文と比較していただければ判るのですが、今週は4名全てがほぼ同一のタイプである事です。
それは、全員がシステム生物コントロール型を取っているという事です。
《精神を刻む者、ジェイス》の枚数や、《仕組まれた爆薬》+《アカデミーの廃墟》、サイドからのトラフトBeat仕様まで一緒です。
 また、メインサイド共にカウンターが増量傾向にあり、もっと言えば確定除去が増えてきていると言えます。
SnT系にしろ、Storm系にしろ不確定カウンターでは役不足という事でしょうね。
 サイドに《陰謀団式療法》2枚を積んでいる方も3名おり、やはり対コンボを強く意識していますね。


 型が無数にあるのが、Esper SfMの特徴でしたが・・・次はどうでしょうかね。
まぁ、今のこれはメタの産物に過ぎないので長続きはしないと思いますが・・・。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=54219
 3位、Devin Koepke氏のReanimatorです。

 RUG Delverと同じぐらいメタにより構成を変化させるリアニ。
今回のDevin氏は対生物に非常に重きを置いていますね。
《大修道士、エリシュ・ノーン》は当然として、《魅力的な執政官》を積んでいます。前回までのメタにも今回のメタにもあった素晴らしいチョイスだと思います。
ここ最近は、メインからSnTとのハイブリッドも多かったのですが、これは純正のReanimatorです。サイド後はテンプレのSnT返信ですが、《裏切り者の都》まで積んでおり、よりSnTに近い形へと変化できます。
面白いですね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=54220
 4位、Jeff Rasmussen氏のRUG Delverです。

 環境を映す鏡であるRUG。今回はどんな仕様なのかと思いましたが、少々意外でした。
《もみ消し》4はここのところの普遍部なのですが、セカンド火力無しの《呪文貫き》《呪文嵌め》の両テンポカウンター搭載型でした。
個人的にはてっきり《二股の稲妻》あたりが増えるのでは・・・と思っていたのですが。
《森の知恵》の1枚挿しも対同系の消耗戦を想定したものでは無く、上で挙げたあたりの物を早く大量に抱え込むための手段に見えます。

 サイドの《精神支配》は何を想定して?専らタルモ捕縛カードとして使われてますが・・・。何故このタイミングで?
また、メインと同じく、Esper SfMの事はそれほど気に掛けていないように見えます。豪胆と言うかなんというか・・・。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=54226
 7位、Michael Bryant氏の《罰する火》型Jundです。

 ここのところはすっかり《罰する火》型が定着しているJundです。
まぁ、環境がここまでフェアデッキ同士ではアド合戦になっているのならわからなくもないのですが・・・。
 個人的に注目したのは《稲妻》が2枚しか取ってない、という事ですね。
正直4枚以外の選択肢が無いこの部分が2枚しか採用されていないのには驚きです。
まぁ、GP横浜の選手権では稲妻0枚のリストもありましたしね・・・。

 同じく、アド合戦故か《森の知恵》や《壌土からの生命》の1枚挿しがしてあります。
《大渦の脈動》は対トークンで素晴らしい活躍をしてくれるので、メタ用ですね。安全牌でもあります。

 全体的に、色々な要素を積めているせいか、大分Junk色が強くなっている様に見えます。
もはや、Jundのそれとは別物に見えます。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=54217
 8位、Tim Wilson氏のNicFitです。

 フェアなデッキが多いなら、このデッキの出番ですね。カードパワーで圧殺じゃぁ!!
主流であるJundカラーなのですが、非常に珍しい事にヴァラクートコンボを積んでいません。メインどころかサイドにも無し。
しかし《原初のタイタン》はしっかり居座っています。
このデッキでは単純に土地を伸ばせば、それが《ケッシグの狼の地》でX火力に成ったり、《罰する火》を連続キャスト出来たりと恩恵が多いので、ヴェらクートの有無は関係ないようですね。

 フェアデッキが多く、コンボが減少傾向にあるのなら、自分の方も速度に拘る必要もないですしね。
ヴァラクートパッケージは《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》《風景の変容》《燃え立つ願い》と非常に枠を圧迫していたのでその分、デッキパワーを充実させる事が出来ますね。
結果的にはここに《罰する火》コンボを入れているわけですが。
サイドの《花の絨毯》の存在が謎です。
元々マナはあまるほどのデッキなのですが・・・対U相手に序盤のアクションの増加と、罰する火の回転率の増加が狙い・・・という事でしょうか?



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=54235
 9位、Nicholas Lassen氏の4cTempoです。

 今週のRouge枠ですね。
UW Tempo → Esper Tempo → Tricorol Tempoの流れからとうとう4色化しましたね。
なんだかどこかで見た事のあるような構成ですが・・・。

 この手の性か、カウンターがどうしても薄くなる傾向にあるのですが、ここに《ディミーアの魔除け》がうまくマッチしていますね。除去の制限も他の2種で十分カバーできるでしょう。問題は2マナという事ですか・・・。

 サイド後は《未練ある魂》や《遍歴の騎士、エルズペス》を積んだ枚数戦略を取るようです。
丁度、Esper SfMのが取る形とは逆ですね。《ヴェールのリリアナ》が紙切れと化しますw

 Tempoと言っても構成上、マナ否定戦略を取れないのは痛い点ですね。
どうしてもカードパワーのみで押す必要があるため、相性差がもろに出そうなデッキですね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=54233
 11位、Shawn Dewey氏の4c Miracleです。

 通常はUW MiracletRの動きをし、必要に応じてサイドからBを足す4cデッキです。
メインは、ここ最近では珍しい、純正UW Miracleの勝ち手段に、罰する火コンボを足した型です。
専ら《安らかな眠り》+《Helm of Obedience》型が主流でしたので久しい気分です。
ただ、Esperの様なデッキを相手にするのなら多数のギミックを積んで構造を軋ませるよりも簡略化を図り骨太を目指したのかもしれません。ほぼLandStill系デッキです。
メインを生物零に抑える事で、サイド後の《聖トラフトの霊》《ヴェンディリオン三人衆》《悪残の天使》の威力が増しますしね。

 tBを選んだ結果としてハンデスが入ってます。
理由としては、やはり対コンボを睨んだ動きが主流なのでしょう(どうしてもヘビーコンの性で序盤は脆いですからね)が、合わせて《相殺》パッケージの適正機能化を目指しているのではないかと・・・。
つまり、相殺コンボにとっての癌である《突然の衰微》を事前に抜くようという事ですね。

 4c構成や罰する火コンボの影響でtRの旨みの一つ《血染めの月》を積めなくなってしまっているのは大きな痛手ですね。
また、《紅蓮破》《赤霊破》をサイドに積んでいないのも些か勿体無いし、疑問でもあります。
本当に罰する火のためだけの存在ですね、tRは。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=54236
 14位、Seth Aesoph氏のMerfolkです。

 構成は12ロードに古き良き、《不毛の大地》《もみ消し》(但し1枚)《行き詰まり》を積んだ幹は古典型。
ただし、1枚挿しの《もみ消し》や《ヴェンディリオン三人衆》、サイドの《虚空の杯》など、対コンボを強く意識していますね。

 サイドの《寒気》は、元々苦手な火力に耐性を付ける事が出来、更に環境柄フェアなデッキが増える→《罰する火》が増える、となっているのでより効果的でしょうね。

 しかし、何よりサイドの《十二足獣》の存在・・・。
実は月初めに、リンクしている[silvergill]さんが提唱されていたこのカード。
完全に(笑)扱いされていて、私もwwとか思ってたんですが、まさか本当に使われるとは…舐めてたましたwごめんなさい。
使用感が気になりますね・・・。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=54238
 16位、Brandon Neer氏のElvesです。

 一時期の熱狂は収まったものの、いまだに根強いファンを抱えるElvesです。
基本的な形に纏った5位、Steve Medanic氏のそれとは異なり、大分極地型な構成ですね。と言うよりブン回り仕様です。

 サイドも随分特殊です。その分面白いのですがw
サイド後は用途に応じてW/Bを使い分ける構成ですね。
Wを使う文種々のカードが入っています。
元々《忘却の輪》があったのでしょうが、1枚《引き裂かれし永劫、エムラクール》を入れている!!
まぁ、確かに素出しも可能かも知れませんが。
また、単体除去過多なためか、《葉の王エラダムリー》が入っていますね。
自身は守れませんが、彼を除去するのに序盤の1ターンを使ってくれるだけでもこのデッキにとっては十分かもしれませんね。地味に「森渡り」も強力です。



http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_combo_loam_with_jeff.html
 今週のDeck Tech:Combo Loam with Jeff Blydenです。

 ビビィッ!!とくるような衝撃的なデッキです。
Glennが動画中で触れてますが、実に美しいデッキです。個人的にはDeck Techで一番感動したかもしれません・・・。

 《ボガーダンの金床》と《Chains of Mephistopheles》のコンボで、1ターンに2枚ずつハンドを枯渇させていきます。
どちらかが増えれば、更にその量は増えていきますね。
重要なのは金床はドローパーツでもあるという事ですね。また必要な物は先に捨てておけるので自分にはほぼメフィストの呪いはありません。
 とりあえず、序盤は《罰する火》《ヴェールにリリアナ》で凌いで、コンボが完成したらほぼ抜け出せませんね。すぐハンドは枯渇してサンドバックにされてしまいます。動画でも触れてましたが《変化の風》により、相手がどれだけハンドを抱えていようと一瞬でハンドを空に出来ます。
また、その性質上、序盤の時間を稼ぐことが重要です。
そういう意味では、サイドの《Word of command》はハンデスとテンポの両方を獲得できる点が偉いですね。Jeff氏も触れてましたが、《渦巻く知識》なんて使おうものなら向こう3ターン相手のターンを腐らせる事が出来ます。素晴らしい!

 単純にUが未だ多い環境で、《Chains of Mephistopheles》がUに非常に強い点も良いですね。《グリセルブランド》や《森の知恵》にもよく効きますし。
 しかし、何より、《Chains of Mephistopheles》4枚に《Word of command》2枚とか、どれだけの黒資産を抱えてらっしゃるんだ!ウラヤマシイゾ!!!




 こんな所でしょうか?
予測よりも1回分ほど早くメタが回っています。
このままいくとまた近いうちにコンボパラダイス環境になってしまう!!
それは嫌だ!!

 さて、今週はここまで、です。
今回も最後までお付き合いいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かの刺激になれば幸いです。




 P.S.《Chains of Mephistopheles》4枚に《Word of command》2枚とかウラヤマシイゾ!!!
あと、某通販のスタッフの一押し、JtMsのJのFoilが200Kとか頭おかしくなりそう・・・。




レガシー)真面目な電波:《ゲリラ戦術》
レガシー)真面目な電波:《ゲリラ戦術》
レガシー)真面目な電波:《ゲリラ戦術》
皆さん、こんばんは。しもべです。


 前回に引き続き、真面目に電波を飛ばしてみる企画です。
飽くまで電波を飛ばしているだけなので真剣に読む価値は無いですw


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ハンデスとは黒の神髄です。
ハンデスとは黒の何たるかを物語る要素です。

 あらゆる障害を事前に抜く。
本来の見えざる脅威に対処する物であり、転ばぬ先の杖です。
が、もちろん弱点はあります。
それこそが黒の常なる恐怖です。
そう、「今引き/Top」です。

幾ら丹精込めて相手のハンドを食い荒らしても、「あ、Jaceトップだ。置きますね(^^)」で、絶望です(´;ω;`)ブワッ

之こそ真の恐怖です。
人は見えざるものに恐怖を覚える物です。

・・・が、実はそれ以上に恐怖を感じる物があるのです。
見えていても対処できない恐怖ですよ・・・。

 いつか空が落ちてきて社会を破壊してしまう・・・と心配する事は杞憂と笑えるでしょうが、今目の前で牙を剥いている虎に向かって杞憂とは笑えない。

 黒にとって、ハンデス出来ない見えている脅威が最も恐ろしいのです。


 生物を展開する時、Mostカードを展開する時、安全確認をすべくハンデスをするでしょう。
この時、生物の展開において昨今黒を悩ませるのが、《罰する火》と《瞬唱の魔道士》の存在でした。
これぞ見えている驚異です。
なまじ対応手段をそれまで持ち合わせていた故に、元から対抗手段の無かったZoo等のBeatdownよりも遥かに深い絶望がそこにはあります。
それをどうにかする術を手に入れるまで、こちらは沈黙を余儀なくされます。
だが、実はこれだけではないのです。
一応、一時的なデッドスポットを生むことは可能です、これらの場合は。しかしそれさえ出来ないのだとしたら我々はどうすべきなのでしょうか?


《ゲリラ戦術/Guerrilla Tactics》
そういうカードをご存じでしょうか?

Guerrilla Tactics / ゲリラ戦術 (1)(赤)
インスタント
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。ゲリラ戦術はそれに2点のダメージを与える。
対戦相手がコントロールする呪文や能力によって、あなたがゲリラ戦術を捨てさせられたとき、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。ゲリラ戦術はそれに4点のダメージを与える。


 所謂、ハンデス対策カードです。

 昨今、ハンデス対策としてLegacy界では《誤った指図》が注目を集めました。
これについては類似品の《インプの悪戯》を先日紹介したばかりですね。

 また、各時代ごとに様々なハンデスカードは生まれ、その中で強力な物については何時の時代もアンチカードが作られました。
《ジェラードの評決》や《はね返り》に対しての《十二足獣》
《荒廃稲妻》に対して《萎れ葉のしもべ》や《強情なベイロス》
《ヴェールのリリアナ》に対しての《ロクソドンの強打者》

 何時の時代もこれらはハンデスに対して一定以上の効力を持ちました。
特にベイロスやスマイターは非常にマナレシオにも優れた良作です。
最近のUの多い、及びBの多かったLegacy界ではスマイターは時折試されているようです。

 《ゲリラ戦術》もそんな対ハンデスカードの一つです。
が、これが挙げた物と明確に異なる点があります。
捨てられた時に最高の働きをするのは同じですが、捨てられた時点で役目を終えている、と言う点ですね。


 ゲリタクは火力です、他のカードは生物です。生物は出てから仕事を始める以上、出てしまっても除去する隙があります。
ゲルタクはその時点で仕事を完遂させます。
捨てた時に仕事をし、捨てた時に最高の仕事をします。
ハンデスで万一抜いてしまったら、その失策を取り返す暇が無いのです。
つまり、捨てたくない。
つまり、捨てさせられない。


 本来、火力を含め除去を抜く目的でハンデスをする場合、スタックでキャストされる事まで想定しています。
「この場でキャストされても後の展開が安定するのなら良い。」そんな思いも込めて、キャストされるにしろ、自身で抜くにしろ相手のハンドから無くすことが出来ます。
が、ゲリタクは違います。
対応してのキャストは望めません。
最高のパフォーマンスを敢えてレシーブする事をしない限り、相手のハンドから除去を抜くという作業が出来ないのです。
4点のダメージを受けるか後の展開を諦める/遅めるを選択するかの天秤に掛ける事になりますが、どちらにしてもかなり嫌な選択を迫られる事になります。
絶対ではないものの、抜く事が出来ない「見えている脅威」となります。


 最も影響を受けるのは《ヴェールのリリアナ》でしょうね。
[+1]がほぼ役立たずになります。3マナの布告に成り下がります。場に出て+起動しても忠誠値は4であり、しっかりゲリタク圏内ですからね。《思考囲い》で覗いた時にこれしか抜くものが無かった時も泣きたくなりますね。1マナで6点自分にダメージですw
また、4点と言う火力自体もLegacy界の耐性の基準の一つ「タフネス4」と言う部分を食える値であり、かなり厄介でしょう。《饗宴と飢餓の剣》に対しても4点ダメージは十分です。本体を狙うのが基本ですが、装備先の生物が小型である場合は範囲内である事も多いでしょうね。何にせよ気軽なハンデスが出来なくなります。
 《Hymn to Tourach》に対しても捨てられればかなりの効力を持ちますね。相手はムリをしてBBを揃えてのキャストもアド差を生まず4点火力を食らう訳です。・・・泣きたくなりますね(´;ω;`)
 

 最高の働きに対して、通常駆動時の働きを見ていきますと、
「2マナIns 2点火力」です。
ハッキリ言って弱いです。廃棄物一歩手前な性能です。
が、使い道が無いレベルではありません。
なんと言ってもタフネス2点までの生物を抑えられるわけです。対象範囲は枚挙に暇は無いでしょう。
つまり強くはない物の、通常時の働きにも相応の使い道のあるカードという事です。



 どうでしょうか?
対ハンデスとして素晴らしい働きをしながら通常の仕様でもなんとか耐えうるカードです。
決して悪くは無いカードだとは思いませんか?

 先述しましたが、このカードが在る事で気軽なハンデスは難しくなります。
もし持っていたら、と言う万一の可能性への懸念が抑止力となります。
喩えDuress系ハンデスにより選別回避されたとして、捨てさせられなくても良いのです。
相手に「握っている」という事を意識させるだけでも随分な違いが出てくるでしょう。捨てられなかったら、どの道相手はタフネス2以下の生物やヴェリアナのキャストが難しいままなのですからね。
2回目以降は、その存在が相手にプレッシャーを与え、相手の行動を行圧するでしょう。
《目くらまし》と同じです。
見えざる、でありながら見えている驚異なんです。


 何でこんな物を急に取り上げたか?と言うと、10版のイラストカッコいいなぁ~と思い、ついでに紹介してみるか!と思ったからですw
それだけww
イラストはALL×2、8・9版、10版の計4種類あります。
一番ゲリラ的な雰囲気があるのはALLの2種。
10版は只のカッコイイ魔法
8・9版はゲリラと言うよりもテロレベルの事件(爆発)の大きさです。人間仰向けで宙を吹き飛んでますからね・・・。というよりこのレベルの爆発があったとしたら四肢は吹き飛んでまず五体満足ではいられないでしょうね・・・。


 イラスト紹介のついでの考察の割には何と無く使えそうな雰囲気を醸し出せてはいるかなwと思います。


因みに類似のカードで以下の様な物もあります↓

Psychic Purge (青)
ソーサリー
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。Psychic Purgeはそれに1点のダメージを与える。
対戦相手1人がコントロールする呪文や能力によって、あなたがPsychic Purgeを捨てさせられたとき、そのプレイヤーは5点のライフを失う。


 何と世にも珍しいUの直接火力です。
こちらはこんな方にお勧め
 ↓ ↓

(´;ω;`)「助けて、1T目のラッキーやルンママに対処できないの!」

 この願いがUなのに届きますw
まぁ、しかし、メインの運用もギリギリ可能だった《ゲリラ戦術》に比べ流石にこちらはサイド要因です。
やはり1点ダメージは限定的ですし、Socと隙も大きい。ダメージではないのでPWもミドル級生物も狙えません。
ただ、こちらは色的な存在価値がありますね。
元々Bに強いRでは無く、Bに弱めなUにこのカードがあるという事が対抗牌としての価値を上げています。
Hymnにしろヴェリアナにしろキャストされると頭を抱えたくなるカードに対する優れたクロスカウンターになります。

 因みに、何のサイド?と言われると・・・
基本的に考えているのはRUG Delverでしょうかね。UR Slighでも良いですが・・・。
基本的にヴェリアナの存在はRUGには癌ですからね。
その存在を逆に利用できるのならそれに越した事は無いでしょう。
もともと序盤からの押し込みとなるAggro側のRUGにとっては5点火力はかなり有難いのではないでしょうか。
色は合ってますが
使うマナや生物の関係上、《ゲリラ戦術》はUR、《Phychic Purge》はRUGの方が合うでしょう。


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 さて、今回はここまで、です。
今回も最後までお付き合いいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役に立てば幸いです。



 P.S.
しかし、《ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator》もそうですが、有効色にここまでシバかれるBって一体・・・。



レガシー)真面目な電波:《風のゼンディコン》を再考する・・・。
レガシー)真面目な電波:《風のゼンディコン》を再考する・・・。
レガシー)真面目な電波:《風のゼンディコン》を再考する・・・。

 皆さん、こんばんは。しもべです。


以前発売された当初少しだけ話題になったこのカード。
特に[KingD]さんの考察には唸らされました。

 が、その後すっかり忘れられたカードです。
今再び見返しても面白いのでは?


Wind Zendikon / 風のゼンディコン (青)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(土地)
エンチャントされている土地は、飛行を持つ青の2/2のエレメンタル(Elemental)・クリーチャーである。それは土地でもある。
エンチャントされている土地が死亡したとき、そのカードをオーナーの手札に戻す。


 これが発表された当時との最も大きな違いは、RUGの1マナ域に《秘密を掘り下げる者/DoS》が存在する事でしょう。
1マナ生物界歴代最狂のアタッカーのこいつが加わった事で、カナスレの攻撃力・速度は飛躍的に高まりRUG Delverへと昇華しました。それまでのカナディアンスレッショルドにはない圧倒的な打点を手に入れたこのBeatデッキのそれを更に加速させれはしないでしょうか?
ゼンディコンはその脇を支える存在になれないでしょうか?


 RUG Delverを見ていてよく考えるのは、RUGのGはノイズなのではないか?という事です。
《タルモゴイフ》《敏捷なマングース》は共に素晴らしいアタッカーである事は疑いの余地はありません。
が、これらを足す事で1色多くなり展開力がその分落ち、脆くなります。そしてこれらは墓地に依存するという不安定さも同時に併せ持ってます。
それでも超優秀な事には変わりありませんが、可能のなら抜いた方が良いのではないか?とも考えています。
UR Burnにするの?という事ですが違います。敢えて言うのならUR Delverです。
そこまでは言わないとしても、RUG内に於けるGの要素を減らせはしないか?と考えているわけです。


 RUG Delverのコンセプトは相手の行動を抑止しつつ、もたついている間に倒すという物です。
基本的に土地を攻めて、テンポカウンターでテンポを取って~、高性能低マナ域生物で序盤から押し込み、火力でフィニッシュ。
このコンセプトをそのままURにして(若しくはG要素を減衰させつつ)維持できないか?という物です。
 URはBurnとは全く別のデッキですし、UR Slighは《ゴブリンの先達》にしろ《瞬唱の魔道士》にしろ採用される生物の観(打点やマナ)点からRUGのコンセプトは引き継げません。
が、もし、それが可能であればより色マナの不安が減少する故に安定して行動出来ます。
実は、以前のエントリーで挙げた通り、《ニヴメイガスの精霊》も基本はこのコンセプトに則って構想している次第です。
今回はそれとはまた違うアプローチはないものか?という事です。


 という事で、そのコンセプトを踏襲するにおいて《風のゼンディコン》の性質を運用上の視点から見ていこうかと思います。
(基本的な要素に関しては[KingD]さんの考察においてなされているので、現状に合わせてのそれの焼き直しですね。)


 まずは何と言っても1マナ2/2飛行の生物になる事。
DoSに加えての追加のアタッカーであり、場にある土地を使用するため、そのターンより前に置かれた土地にエンチャントすれば疑似的な速攻も持っていると言えます。
中半戦~での使い道の無くなった土地を生物に変換できる点は非常に優秀です。
最低限、1マナあれば動けるとさえ言われるデッキなので3~4枚目の土地に使えば十分でしょう。
基本地形だらけの相手と対峙する場合において、仕事の無い《不毛の大地》に役割を与えられる点も良い。
 基本RUGは相手に生物を展開されると、地上を突破できずDoSと火力頼りと言う弱点もありましたがフライヤーを増やす事によりこの問題も改善されます。墓地対策も当然関係の無いカードですので相手に依存しにくくなるとも言えます。

 問題としては、生物としての運用する場合、常に土地一つ、つまり1マナを掛ける必要があるという事です。
序盤にこれしか生物を保持してない場合にはテンポロスしてしまう事も大いに考えられます。
 また、これ単体では全く機能しない為、使い時が限定されやすい難点も持ち合わせています。
純粋な生物としてカウントすると痛い目を見るという事です。

 相対的に見れば、飽くまで追加のアタッカーといった所でしょう。
デッキ内における最強のアタッカーDoSに次ぐ存在、又は第二のDoSとしての採用ですね。


 次に疑似的な《壌土からの生命》としての使い方。
最序盤における最も強い使い方と言えます。
単純に《不毛の大地》1枚を使いまわせる事、それがどれだけ強力かはLegacyプレイヤーならばよく判っている事でしょう。
「不毛2回を序盤に撃てれば勝ち」なんて場合も少なくありません。一回目の不毛に耐えることは出来ても(序盤に)2回目を想定しているデッキは少ないものです。
RUGにとって相手のマナ基盤を破壊する事は重要です。
その戦略を強化できればそれに越した事は無いでしょう。
 また、単純なマナスクリュー誘起以外にも、不毛の大地の特性として、「相手の土地を破壊する」以上に「お互いのマナ域を定(低)数で固定化してゲームを遅延化する」という物があります。
 
 ゲームを停滞させる → 低マナ域でのゲームが長引く 

事でありRUGにとっては大抵有利に働きます。
加えて、現Legacy(2013年3月現在)は以前よりも中~低速デッキ(EsperやMiracleの様な)が増えマナカーブも増量の傾向にあります。
低マナ域のデッキは明らかに減少しました。
《不毛の大地》で相手の土地基盤を破壊する事は以前よりRUG Delverにおいて、更に重要な戦略になっています。
(ここで、重要と評したのは必ずしも絶対的有効ではないからです。
デッキ内の土地枚数は以前よりも増えていますし、何よりマナカーブが増えたという事はカードパワーが個々で上昇している事を意味します。マナ基盤を破壊するという事は戦略上有用ですが、それ以上にカードパワーで圧倒されない為の必須事項でもあります。)
同時に《もみ消し》の効果も相乗的に高めています。デュアルランドが頼りにならない以上、見えざる脅威を前に相手は積極的にフェッチラドを用いて基本地形を探す必要性に駆られるので。
つまりよりフェッチへの依存度が高まれば正に鴨撃ちが如くもみ消しの的になってくれますね。

 相手の土地破壊工作に対して耐性を持てるのも小さくはありません。
単純に同系統のデッキと対戦した場合に土地基盤を安定化させれる事はそれだけで勝率を著しく向上させます。
純粋に土地を伸ばせることも少なくない利点として働くはずです。
それらは相手の戦略に対する耐久力を上げるだけでは無く、こちらのカード選択に幅を持たせます。
より具体的に言えば今まで採用が敬遠されてきた2~3マナ域の、又はダブルシンボル仕様のハードルを若干下げる事が可能です。
《イゼットの魔除け》や《ヴェンディリオンの三人衆》《硫黄の渦》等ですね。


 最後に、デッキ内からGを排し(減し)Uのカードの割合を増やす事で《Force of will》や《誤った指図》の使用条件を緩和させる事が出来る。
FoWは当然として、ミスディレは再びその価値が再評価されているカードなので尚良い。


 通常は2-1交換が怖いAuraですが、このゼンディコンは本体を回収する性質があるのがやはり強いです。
それが圧倒的に運用の幅を広げています。
また装着対象が「土地」であるため干渉されにくく隙を埋めています。
 が、飽くまで「死亡」時にのみ誘発能力であるため、StP/PtEには無力な点は注意が必要です。
特に、好ましくない事ですが致し方なく序盤にこれをアタッカーとして立てた場合、StPによって土地と生物の両方を一度に失う事になります。
幸いWを使う速攻系デッキはほぼ存在せず、ほぼ中速以下のデッキ群であるため、下手な運用をしなければ不毛嵌めで勝てる相手が多いのですが・・・。


 2色にする事により、基本地形を中心に土地を揃えられるので安定感はあるのは当然です。
が、加えて言うのならサイドに《血染めの月》《発展の代価》を抵抗なく積める点も大きいでしょうね。
前者はPOSTや土地単の様な1~2枚の土地破壊ではビクともしないデッキの相性を改善するだけでなく、中速系デッキにも劇的に効きます。
そして後者は所謂フィニッシュスペルですね。
RUGを維持する場合でも、Gを減らす事で打点の低下はありますが、これでサイド後はある程度補えます。



 と言うのが、今のところの運用上の利点欠点です。
が、大前提であるURではなく、RUGでの運用でも十分実用的です。

 不毛の連打が可能という事で、よりお互いの低マナ域の戦力が重要になります。
この点でRUG最高のアタッカーと言われる《敏捷のマングース》の働き場の提供者となるでしょう。
 マナを伸ばしやすい事や、墓地にEncを置けるという点に関して言えば《タルモゴイフ》の有用性も増します。
土地と言う観点で付け加えれば、《漁る軟泥》の複数回能力起動も現実的に視野に入れる事が可能です。
また、土地が伸びる/伸ばしやすい結果を考慮すれば《鎌虎》なんて選択肢も出てきます。
まぁ、これについては墓地依存をどこまで飲めるかが成否を分けそうですが・・・。

 この様に普通のRUGに用いるだけでも十分効果的です。この場合はカラーの減少では無く、デッキ内のG比率を下げU比率を上げるという構造的変遷が行われるわけですね。
 が、通常のUR Slighよりも高い打点は確保できますが、だからと言ってRUG Delverの通常のそれに比べれば2色にする事は著しい打点の低下も生みます。マングースとなら打撃力の比較はできる物の、タルモゴイフとではお話にならないほどの差がありますからね。(あまり考えたくは無いですが、タルモの場合は壁としても優秀な点があり、その点でも色の減少は痛い。)
ただ、《突然の衰微》の跋扈する現環境ではタルモも見た目通りのパワーを計算できるわけではありませんので、何とも言えませんが・・・。
 幾ら不毛連打など小技が効いても、特殊地形が少ない基本地形デッキ相手には単なるヘタレた(劣化)RUG Delverになってしまう点は考慮する必要があります。
構築的観点から言っても、既に述べたとおり、飽くまで追加の生物であると判断せざるを得ないため、生物枠としてあまり多大な信頼を置けないのも問題です。寧ろ追加として考えるのならRUG Delverの枠に捻じ込む方が良いのかも・・・。


 因みに、打点にもなり、土地回収も出来る点からミシュラランドとの類似点は多いのです。
ある意味その様にも見えます。
が、多芸な分、単体では仕事はしないという点が大きな相違点でしょうね。
単体では打点にもならなければ、マナも生み出せない。
安易に土地1枚と交換で~・・・という事は悲劇を生みます。
構築上での大きな留意点の一つです。


 
 ここまで考えると、結果的に生物枠が埋まらないのでURの2色は厳しそうですね・・・。
単体でのカードパワーがハイロー過ぎるんですよね・・・。
結局は《ニヴメイガスの精霊》の方と同じ問題にぶち当たりました(´・ω・`)
やはりこの2色でRUG Delverを再現するのは難しそうですね・・・。


 とはいえ、考えられるだけでも相応のリターンのあるカードだと思います。
環境が中・低速になっているからこそ、このカードも真価を発揮できるような気がします。
一度試してみる価値はあるかも・・・。
機会があれば使ってみたいと思います。



 さて、今回はここまで、です。
今回も最後までお付き合いいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かの刺激になれば幸いです。




レガシー) 今週のSCG1位・・・TESでしたね。でも環境が青一強過ぎて泣ける。
レガシー) 今週のSCG1位・・・TESでしたね。でも環境が青一強過ぎて泣ける。
レガシー) 今週のSCG1位・・・TESでしたね。でも環境が青一強過ぎて泣ける。
 皆さん、こんばんは。しもべです。


 目が痒い
 鼻水が出過ぎ・・・。
 水分が無くなる・・・(´;ω;`)


 さて、今日はSCG Legacy Openが行われました。
早速見ていきましょう。

http://www.starcitygames.com/events/130317_washingtondc.html

http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=2013-03-17&end_date=2013-03-17&start=1&finish=16&city=Washington&state=DC&country=US


 今週の優勝はBryant Cook氏のThe Epic Storm(TES)です。


以下、Top8(上から順に1位→8位)
TES
Tricorol Tempo
Esper SfM
Metalworker
Junk
RUG 続唱
Esper SfM
Esper SfM

以下、Top16(上から順に9位→16位)
RUG Delver
UW Miracle
Goblins
Esper SfM
UW Miracle
UW Miracle
Esper SfM
Espse SfM

 です。
○(#゚Д゚)=(  #)≡○)Д`)・∴’.「何じゃこりゃー!!」
いや、ほぼ前回からの予測に従って推移しているとはいえ、U過ぎませんか(´・ω・`)

 優勝こそTES、つまりコンボが攫ったものの、正に青一色です。
最近調子の良い、UW Miracleが3名。今回最大勢力のEsper SfMに至っては3/8(6/16)と言う大攻勢です。
コンボも(!)含めて打消しを使っていないデッキはわずか4/16です。

 さぁ、皆でUを根絶やしにしましょうか( ^ω^ )ニコニコ



 さて、ここからは個別に・・・
と言ってもべっく分布が少な過ぎて気になるデッキなんかないですし・・・(´・ω・`)



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=54147
まずは優勝した、Bryant Cook氏のThe Epic Storm(TES)です。

 今回、正に見渡す限り青一色の海を見事渡り切ったTESです。RUG-Esper-Tricorol Tempoと見事にU三縦を踏んで、ここまでUを切り捨てるとは驚愕ですね。
実は派生形のAnTも含め、ずっと大きな大会で優勝をしていなかったTES。
唯一の快挙は22/07/2012のGrand Prix 2012 - Ghentですが、それ以来優勝を逃してきました。
久方ぶりの勝利の美酒という事ですね。

 先ず構成ですが、
初速・爆発力優先である《金属モックス》採用型であるという事。それもしっかり3枚取っています。また、これによりストームも稼ぎやすくしてありますね。
それにより土地が最少の12枚構成。この形では珍しくも無いのですが、それでも少ないですね。

 また、カードの中身を見ていくと中々Uに強い構成にしてあります。
まず、当然ですが、4cでありメインから《沈黙》を4枚積んでいる事。
邪魔が入らず、流行の《誤った指図》にも干渉されません。
そして、メインから3枚目のハンデスを積んでいます。
青いメタであったため、サイドの追加のハンデスや《ザンティッドの大群》も良く効いたことでしょうね。

 メインには極力コンボパーツのみで構成されているためか、ほぼ勝ち手段はありません。
唯一のそれは《巣穴からの総出》なのですが、これもまた珍しい。
基本は《苦悶の触手》である場合が多いのですが・・・。
何故でしょうね?
生物を残したかったのか・・・。一応《神聖の力線》に左右されませんしね。
ただ、個人的には、モックスに刻印する場合にRマナの方が都合が良いと考えたのではないかと思います。
このデッキの要の一つが4枚積まれている《燃え立つ願い》ですしね。

 《むかつき》以外にも《先細りの収益》や《不正利得》等複数のルートがあるのがこのデッキの強みですね。
状況に応じて使い分けれるのは通常のANTにはない強みです。


 まぁ、ぶっちゃけると、細かい事はよく判りませんね(`・ω・´)キリッ



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=54139
 3位、James Higginbottom氏のEsper SfMです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=54144
 7位、Sam Roukas氏のEsper SfMです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=54146
 8位、Javier Arevalo氏のEsper SfMです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=54143
 16位、Lucian Grand氏のEsper SfMです。

 今回一番の勝ち組であるEsper系ですが、RUGよりも遥かに多彩な構成が見られるので結構見ていくと楽しいです。

 James氏のそれは対コンボ・対コントロール用の仕様に見えます。
《ヴェンディリオン三人衆》2枚に、《造物の学者、ヴェンセール》1枚と通常では割かれない枠の生物ですね。
《瞬唱の魔道士/ScM》と合わせ、これらの生物を《激浪の研究室》で使いまわしていく事で、長期的なコントロール力も高めています。
また、《Fouce of Will》も4枚シッカリと積まれています。
 メインの《遍歴の騎士、エルズペス》、サイドの《ジェイス・べヘレン》で対UW controlですね。
結果として枠を消費しているため、《呪文貫き》は不採用です。
まぁ、確かにコンボにもコントロールにも確定カウンターの方が効果はありますからね。
通常は《解呪》が取られる枠なのでしょうが、このデッキでは《解体の一撃》が取られています。
ここでも長期戦を見据えている様に見えますね。
その結果か《不毛の大地》は採用されていません。

 Sam氏のそれは非常にコントロールシフトしています。
アンフェアなデッキを想定していたJames氏とは対照的にフェアなデッキに対して強い構成ですね。
2枚の《呪文嵌め》と4枚の《精神を刻む者、ジェイス》が象徴的です。
また、攻め手は基本的に《未練ある魂/LgS》ですが、これが4枚積まれている事で、JtMsと合わせて対Uの中速系にも強めな構築が成されています。
サイドの《翻弄する魔道士》はHatebearの中では最も安定した働きが期待できるので転ばぬ先の杖としては優秀ですね。

 Javier氏のデッキは今週のDeck Techにもなっています。
(Deck Tech: Esper DeathBlade with Brian Braun-Duin:http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_esper_deathblade_wit.html)
Brain氏が解説しているので彼が構築したデッキなんですかね?
 本人が仰っている様に《聖トラフトの霊》にフォーカスしたデッキです。
ただ、通常のEsperのLgSの枠にトラフトを使ったデッキという訳ではありません。
寧ろ、Bantの「《貴族の教主》+トラフト」を「《死儀礼のシャーマン/DrS》+トラフト」を用いてEsperのデッキにした感じです。
故にTempo的なデッキに仕上がっており、比較するのなら今回の場合は同系の2位、Benjamin Greenが使用したTricorol Traftかもしれませんね。
動画でも触れていますが、どんな相手にも便利なわけでは無いFoWはサイドに落としていますね。
基本的な露払いはハンデスで済ませるようです。
LgSに比べ、場に設置できれば相手の干渉を受けにくい点はトラフトのつよみですね。

 最後、Lucian氏のデッキはまた特殊です。
通常のSfM、ScM、Cliqeに加え《闇の腹心》を積んでいます。
只でさえアド天国なこのデッキで更にアドを狙っていくわけですね。
Beatなどコンバットを想定していれば《悪意の大梟》なのでしょうが、メタ的にボブなのかもしれませんね。1枚採用の《魂の洞窟》も遅く青いこの環境では光るでしょう。
 久しぶりに見る《直観》搭載型なのですが、寧ろ真価を発揮するのはサイド後の様ですね。
《無効》《払拭》《被覆》と用途に応じた専用カウンターが積まれているのがとても目を引き増す。
他にもほとんどがスペルであり、面白い構築ですね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=54149
 5位、Jeff Kieper氏のJunkです。

 久方ぶりのJunkの上位入賞です。
デッキとしては、中速Beatであり古き良きJunkです。
SfMパッケージに加え、《饗宴と飢餓の剣》が積まれています。
マナカーブが重いJunk系はボブで引き増しても使い切れない事が多いので、この「土地のアンタップ」は非常にデッキにマッチしています。
また、中速が多い中でアドを伸ばす相手に対して継続的にハンデスが出来る点も優秀ですね。
マナに余裕が出来ればDrSの能力も使用しやすいので有難いです。《漁る軟泥》がいないのはGマナの関係とDrSが4枚採用されているが故でしょうか?

 対コントロール・対Beat両方で優秀なエルズペスを使用していますね。
普通はこの枠は《ヴェールのリリアナ》が採用されるのですが、個人的に中速系のJunkにはこちらの方が似合うと思います。
中速の、それもこの構成ではヴェリアナでの締め付けはそれほど効果が期待できませんから。

 またヴェリアナがいない故なのかはわかりませんが、非常に単体除去に力を入れています。
《剣を鍬に》4枚、《突然の衰微》3枚、《大渦の脈動》1枚に《流刑への道》が1枚です。
半分は万能除去とはいえ、ここまで単体除去に注力する必要があったのかは疑問です。
・・・正直、メタに合っていない気も・・・。

 サイドも中々に私好みです。
対コンボ用に《Hymn to Torauch》が3枚です。デッキコンセプトに合っていないのでサイドにとられているのでしょう。
また、通常の15枚前後を大きく超えたその生物数から《謙虚》が非常に光りますね。
加えて《盲従》の存在が異質。
一体何に対して・・・?
と思いますが、部族にはもちろん、SneakShowやTinFin等の速攻系生物コンボの速度も減衰できるので意外と無駄にならないかもしれません。
こちらのターンエンドキャストには無力ですが、逆に言えばそれを強要できるとも言えます。マナや状況が揃うまでの停滞を生めるわけですね。
単純に、相手のブロッカー全てを寝かせた状態で場に出させるので殴り合いにも強くなります。
「強請」の強さは言わずもがな。
ただし、これらはあくまで机上の論であり、使用雑感が気になるところです。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=54137
 6位、Ralph Fizpatrick氏のRUG 続唱です。

 Jund・BUG → 4c(UBRG)と来て、RUGカラーの続唱デッキです。
と言っても元々続唱の生物2種はこのカラーで押さえられているので、ハンデスと衰微を切っただけとも言えます。
そうすると、火力・タルモで対処できない生物にはお手上げなのが痛いですね。
 代わりに火力を積みこむ事が出来、相手の不毛攻勢にもある程度耐えます。

 《ドムリ・ラーデ》は意外ですねw
只でさえアドを稼ぐ生物でされにアドを稼ごうという訳です。
通常は生物20枚程度では期待値は低いのですが、4枚の《渦巻く知識》と追加1枚の《森の知恵》で何とかします。
これらは続唱での積み込みにも使えるのでその流用ですね。
 また、「続唱」と言う素晴らしい性質を持つ生物群が中心ですので、ドムリの[+1]は、生物を引きながら結果的にはスペルの引き増しにも繋がるわけです。
また、続唱し終わった生物は基本不要なので気軽に[-2]で消費できますね。
Legacy界の生物群が基本小さいのもここでは追風です。

 サイドには対ファッテイ用の《誘惑蒔き》です。
除去がスズメの涙なこのデッキにとっては対生物コンボデッキ用以上の意味を持ちますね。
また、
《Force of Will》4枚
《精神壊しの罠》4枚
と、対コンボに全力を注いでいる構成ですねw


 今後の続唱は何処に向かうのか・・・。
明日は明日の風が吹く。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=54157
 11位、Abraham Stein氏のGoblinsです。

 《軍勢の忠節者》入りゴブリンです。
GTCで注目されていた忠節者ですが、やっとSCGで上位入りですね。

 構築はMonoRです。今時珍しい。と言うよりコンボが相応にいるこのメタで勇気がありますね。
忠節者を活かせるよう《ゴブリンの群集追い》(4枚)ルートと《群衆の親分、クレンコ》による圧殺ルート両方が用意してありますね。
また、圧殺ルートでは先制攻撃が、パイルドライバールートではトランプルが主な能力になるのですが、更にその能力を活かすため《ゴブリンの紅蓮術師》まで入れています。
流石に4/1先制・速攻・トランプルの大群に押し込まれたらどんなデッキもひとたまりもありませんねw
基本的に忠節者はフィニッシュ用のため1枚で十分に思うのですが、何故に2枚なのでしょうね?
保険でしょうか?

 部族はここ最近はElves以外はお寒い状況が続いているのでもう少し頑張ってほしいですね。
と言うより少しずつ部族向きの風向きになって言っていますしね。



http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_turbo_lands_with_ali.html
 今週のDech Teckの2つ目です。
(Deck Tech: Turbo Lands with Ali Aintrazi)

 非常に珍しいターボランド系コントロールです。
土地をフィーチャーしたデッキと言えばLegacyでは土地単が筆頭です。次点で今なら12Postでしょうか?。
が、土地そのものの能力を利用しているのではなく、土地を使って他のカードを活かすという構成ではLoam系に近しいですね。
 ただ土地を並べるだけなら《マナ結合》で十分ですが、このデッキは土地をプレイする事に意味がある、と言う点でも重要な違いです。
全体的に非常にシステマチックな構成であり、各カードが密接に繋がっています。

土地の加速
《踏査》4枚と追加の《迷える探求者、梓》で高速に土地を並べるのが第一段階。
《ムル・ダヤの巫女》でも良い気もしないでもないですが、単体の軽さと効果の大きさで梓に軍配でしょうかね。

 土地を伸ばす過程で《貪欲の角笛》を設置し大量のドローを敢行。
《時間のひずみ》《謎めいた命令》まで打てるようになればこちらの物ですね。

《曇り鏡のメロク》はフィニッシャー兼土地をハンドに戻す役。戻した土地は再びプレイする事でドローカードに化けますね。
因みに《雲の宮殿、朧宮》でも単体でこなせます。
《月の賢者タミヨウ》は[+1]での時間稼ぎと、ドローが主な仕事。
奥義まで行けば当然フィニッシャーにもなれます。
相手に多量の展開をされれば《激動》でリセット。
土地 → 踏査 → 土地 → 踏査 → と並べていけばあっと言う間に修復完了ですねw
激動はリセットの他にも忠誠値を消費しやすいPWを回収する役割がありますね。これは命令にも言える事ですが。


 ある程度場に並べられた状態(《世界のるつぼ》と踏査数枚+土地)で《永劫への歩み》までたどり着けば無限ターンですね。
また、《幽霊街》が0マナの一方的な《ハルマゲドン》と化します。《露天鉱床》とは恐ろしや・・・ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ

 通常の土地単ならば《根囲い》の方が効果的ですが、スペルが重要なこのデッキでは《嘘か誠か》が採用されていますね。

 サイドの《地の封印》は当然自陣の墓地の土地を守るカードなのですが、動画でも触れられていたように相手のScMやDredge・Reanimatorへの嫌がらせにもなるので面白いカードですね。


 ターボランドは結構思い入れのあるデッキなので見れた嬉しいです。
個人的には上で挙げた《ムル・ダヤの巫女》や《郷愁的な夢》も使ってみたいですね。





 こんな所でしょうか?
今回は物の見事に青一色です。
WinnerはTESであるものの、コンボもほぼ死滅。当然先回まで跳梁跋扈していたSnT系も不在です。
ここまで青いと来週の反動がまた怖いですね・・・。
どうなる事やら・・・。


 さて、今週はここまで、です。
今回も最後までお付き合いいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役に立てば幸いです。




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 WBCの結果は残念でしたね。
能美は微妙すぎる投球内容で、あれは打たれても仕方ないとは思いますが、それ以上にバッター陣の内容が不甲斐無さすぎて・・・。
選球眼悪すぎでしょう・・・。
何処のブンブン丸?


 あと、山本監督はメディアではあまり批判されていない上に、続投まで打診されているそうですが、彼の采配・指導の何処が優れていたのですかね?何が評価されているのでしょうか?
全く+の評価が出来ないのですが。
まぁ、野球素人ですから、素人には判らない深い部分で優れた才を発揮していたのかもしれないのですが・・・。


 結果は三連覇を逃しましたが、それでも前評判を考えれば十分だったのでは?と思います。
試合内容も勝つには勝ったけど・・・と言う、溜め息の出るような内容ばかりでしたし、寧ろここまでよく勝ち上がってきたと思います。
それでも視聴者を楽しませてくれた選手・スタッフ・大会には感謝です。
気持ちを切り替えてシーズン入りしてほしいですね。




とあるカードの思ひ出話 ~小さな落書きが起こした小さな奇跡~
とあるカードの思ひ出話 ~小さな落書きが起こした小さな奇跡~
とあるカードの思ひ出話 ~小さな落書きが起こした小さな奇跡~
  「なぁ、この曲はちゃんと誰かに届いているのかよ?」


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 皆さん、こんばんは。しもべです。

 桜の蕾が膨れ、土地によってはもう花開いているところもあるようです。
花見の季節に刻一刻と近づいてきています。


 さて、今日は少しばかりの思ひ出話を。



 皆さんは、MTGをやるにあたって色々な経験をされてきていると思います。
単に勝負の勝ち負け以外にも様々な事柄をカードを通して経験されてこられたのではないでしょうか?

 今回はそんな様々な思ひ出の内、私にLegacy参入を決定づけさせたあるカードについてです。



 以前にも何度か書きましたが、私は一度MTGを引退した身です。
MMQ-INV期、当時の日本の大トレーディングカードブームに乗り、友人の誘いで始めました。
ただ、何分(今よりマシとはいえ)当時から資金の掛った遊びです。
次第に、友人たちは離れていき、私もJugment発売を前に引退を決めました。


 時は流れ、KoK-RAV期に復帰をします。
その時もまた、(上記とは別の)友人の熱心な誘いに依るものでした。
当時の私は完全な体育会系で部活に精を出していた分、さっぱり興味もなかったのですが、あまり熱心な誘いのため断りきれず、一緒に遊ぶうちに本格的に嵌ってしまいましたw

 今思い返せばちょうど良い時期に復帰したものだと思います。
RAVはカードのデザインが美しい物が多く、またMカラーが採用されていたのもINVプレイヤーだった私の興味を刺激しました。
カードパワー自体も当時としては上昇傾向にあったブロックで、何よりイラストが美しい。
お気に入りのカードを何枚も作ってくれました。


 離れていた間に様々なデッキが生まれており、それら一つ一つに興味を惹かれました。
元々過去のカードを使いたかったのもあって、最初から旧エクステンデッド環境を想定していたため余計に試してみたいカードで溢れていました。
とはいえ、数百円のカードを買い渋る時期に遊んでいたせいか4ケタのカードなんてとても買う気にはなれませんでした。
RAVの目玉であったタップインデュアルランド(TiDL)なんて3000円前後の価格が付いており見向きもしない。
それが普通でした。

 それから少し経ちTiDLの《草むした墓》を1800円ほどで2枚程購入しました。
特化でかなり安くなっていたため抵抗はあったもののエイヤ!!と言う具合ですね。
当時からThe Rockを使用していた私にはこの色から入るのが基本でしたし。


 それでも、基本はカジュアルプレイヤーでした。
Legacyというフォーマットが、私が想定していた旧エクテン環境である事は復帰してから暫くして知りましたが、そこに本格参入するのには抵抗がありました。
現ModernプレイヤーがLegacy参入にしり込みするのと同じですね。
MMQ-INV期というMTG史で考えてもかなりKPが低い時代のプレイヤーにとっては《Foece of will》やデュアルランド(DL)の存在するフォーマットには大きな意識的な壁がありました。
最近のKPの異常な上がり方を考えれば、現Modernプレイヤー以上の抵抗感だったかもしれませんねw
そんなこんなでカジュアルプレイヤー道をひたすら続けようとしていました。
(当時、愛知県にはLegacyの大会はほぼ存在していなかったのも一因ですが・・・。)


 ただ、《破滅的な行為》や《魂売り》が使えれば幸せでした( ^ω^ )


 しかし事件が起こります。
衝撃的な出会いでした。

 ある日(TiDL購入の約2週間後?程度)、ショップに顔をだし、呑気に商品棚を眺めていた私の目にあるカードが飛び込んできました。

  ↓↓

 《Bayou》  1500円
 《Savannah》 1200円

 `;:゙;`;・(゚ε゚ )ブーッ!!

 生まれて初めてのDLの現物との出会いです。
存在を知りつつも、写真でしか見た事が無い憧れのDL様が目の前に!!
しかも安い!!
安い!!
やすい!!!!

 当時、Bayouで~3000円、Savannahで2500円前後であり、今考えればそれでも異常に安かったのですが、店頭の物はさらにその4~6割程度の値段でした。
当然、店員さんを呼んで聞きます。

「何故、こんなに安いのですか?」

 あぁ~、と言い、それから店員さんは言い難そうに
「書き込みがあるからです・・・。」
と、答えてカードの裏面を見せてくれました。


 ペラり
 ↓

  しるう


 ??

 ( ^ω^ )??

 ( ^ω^ )「何コレ?」


 もしかしたら「しるら」かもしれませんが、とりあえず「しるう」と言う黒サインペンでの書き込みがありました(画像3)。
恐らく価値の知らない子供が落書きか名前かを書いたのでしょうが・・・。
何にせよ書き込みです。

・・・

・・・

 ・・・が、それがなんだというのか?
私は自分に問いかけました。

書き込みはカードの裏面でしかない。
スリーブを使っていれば問題は無いだろう。

 私は自分に言い聞かせました。

こんな些細な問題を気にするのか?
あの、憧れのデュアルランド様が目の前に。
しかも容易に手の届く値段で陳列されてるんだぞ!!

 メフィストフェレスは言いました。
「これを逃せば二度とDLを変える機会なんか訪れねぇぞ(`ω´)??」


 凡そ、この間一秒。


 ( ^ω^ )「コレください。」




 初めて私がデュアルランドを購入した刻でした。
正に初体験ww


 そんなこんなで、DLを購入した私ですが、一度境界を踏み越えた人間は往々にして再び踏み越えます。
また、
1枚持っていたら、2枚目が、2枚持っていたら3枚目が欲しくなるのが人の性です。
その後少しずつDLを購入して行き、それがもとで高額カードの購入に抵抗感が薄れました。


 結果としてLegacyの大会に行くような頃にはすっかりLegacyプレイヤーになっていました。
 今にして思えば、あの時あのDLを購入していなかったら、今でもLegacyに参入していたかどうかわかりません。
そのままカジュアル層でいたかもしれませんし、もしかしたら途中で飽きて止めてしまっていたかもしれません。
 Legacyプレイヤーでいたからこそ、その膨大なカードプールに魅了され、今でも飽きることなく電波デッキを妄想できているのだと思います。
そして、だからこそ、今でもMTGを楽しんでいるのだと思います。
全てはあの落書きのお陰ですww


  有難う落書き!!


 人の出会いは一期一会と言いますが、カードとの出会いもそうだと思います。
当時を逃せば二度となかったであろうその出会いをしていたからこそ、今の私はあるのだと・・・。
そう考えると感慨深いものがあります・・・。



 どこかの誰かが軽い落書きした

 どこかの誰かが、その落書きカードを売った。

 どこかの誰かが、落書き故に安く買い取った

 どこかの誰かが、落書き故に安い値で売値を付けた

 そして、それを見た私がその安さに買い付けた。

 落書きされたカードが私を触発し、カードを次々に買わせた。

 次々に買ったカードで私はLegacyに参入した。

 Legacyに参入した故に今でも私はMTGを楽しんでいる。



 小さな落書きが起こした小さな奇跡。
売れないロックバンドが最後のレコーディングで叫んだ声が、時空を超えて奇蹟を起こすように、
私の世界に起きた小さな奇蹟でした。



 世の中判らないものですねw
皆さんには、どんな思ひ出がありますか?



 さて、今回はここまで、です。
今回も最後までお付き合いいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m

皆さんに恵みある出会いが有らんことを・・・。




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私は伊坂幸太郎のファンなんですよw




 皆さん、こんばんは。
しもべです。


 タイトルにもある通り、私がDNを付け始めて一年が過ぎました。
早いものです。
その間にも様々な方から、色合い溢れるコメントを多数頂き感謝の極みです。
宜しければ今後とも、お付き合いいただけると幸いです。



 さて、今回は少し早いですが、気になった時事に関してです。
相変わらずスポンジが如き軽薄な内容なので斜め読み推奨です。
それでは行きます。


以下、点線内転載
[5品目の関税堅持要求=コメ・乳製品など、自民TPP決議―首相15日交渉参加表明]
時事通信 3月13日(水)22時2分配信

 環太平洋連携協定(TPP)をめぐり自民党は13日夜、TPP対策委員会(西川公也委員長)の総会を党本部で開き、コメなどの重要5品目を関税撤廃の例外とするよう求める決議を了承した。決議は「聖域の確保ができないと判断した場合は(交渉からの)脱退も辞さないものとする」と条件を付けたが、交渉参加については事実上容認した。これを受け、安倍晋三首相は15日に記者会見し、交渉参加を正式表明する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130313-00000199-jij-pol

 どうにか指針がまとまったようですね。
まぁ、交渉参加は妥当な判断だと思います。
そのラインからどう動くかが重要ですので。

 関税問題以外にも、種々雑多な問題はあります。
それらについては如何に考えているのかという事も今後は発表していただきたいですね。
ただ、今の雰囲気ではそのままなし崩しに参加してしまいそうな危うい物も感じます。
撤退も選択肢も含めた熟考を重ねていただきたいですね
仰るように、正に国家100年の未来に直結しうる事案なので。


[安倍首相、TPP交渉参加を表明=「経済全体にプラス」―農業の競争力強化に全力]
時事通信 3月15日(金)18時3分配信

 安倍晋三首相は15日夕、首相官邸で記者会見し、米国やオーストラリアなど11カ国が参加している環太平洋連携協定(TPP)について「交渉に参加する決断をした」と正式に表明した。首相は「今がラストチャンスだ。このチャンスを逃すと世界のルール作りから取り残される」と述べるとともに、「全ての関税をゼロとした場合でも、わが国経済全体としてプラスの効果がある」と強調。また「あらゆる努力で日本の農を守り、食を守ることを誓う」と訴え、参加への理解を求めた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130315-00000141-jij-pol
----------------------------------------------------------------------------
[<TPP>皆保険の維持に不安…交渉参加表明]
毎日新聞 3月15日(金)20時43分配信

 TPPを巡っては、公的医療保険制度への影響が焦点の一つに浮上している。過去の通商交渉で米側が医療保険分野への民間参入拡大を強く求めてきた経緯から、日本医師会(日医)や自民党の一部議員が「公的保険のカバー範囲が縮小し、国民皆保険が崩れる」と懸念しているためだ。ただ、政府は「医療保険制度は対象外」と説明し、議論はかみ合っていない。そうした中、厚生労働省は「米側の関心は医薬品や医療機器のシェア拡大」との見方を強めている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130315-00000099-mai-bus_all

 と、言う訳で改めて、正式に交渉参加表明が成されたTPP問題です。
飽くまで、今回のそれは交渉「参加」であり、正式参入はまだ(一応)未定です。

 「農業を守る」と良く効くフレーズですが、もう何十年も無駄な税金を垂れ流し気味に供給し続けても一考に改善しない農業の「今」を積極的に守ってくれなくても良いと思っています。
個人的にはどれだけ金をつぎ込んでも死に行くのは目に見えていますからね、今のままでは。
現状の農業の問題を抜本的に改善するような改善策をこの期に指向して行っていただきたいです。


 次に、色々言われている医療分野です。
個人的に日本の「国民皆保険」は数少ない日本が誇れる制度の一つ(まぁ、それでも時と場合によりけりですが、基本的には望ましい事でしょう)なのでこれが崩れるような事態は避けて頂きたいですね。
政府は余り気に留めていない懸念の様ですが・・・。
まぁ、医薬品に関しては、種々雑多な物が流入してくるでしょうが、そのトロさで有名な厚労省が仕様許可を出さなければ何とかなるでしょう。まぁ、それについての問題は当然あるでしょうが。

 ISD条項の存在も癌ですね。
カナダ・メキシコ・韓国・・・面倒事に巻き込まれた国家は後を絶ちません。
いちゃもんをつけたもん勝ちな グローバルスタンダードの荒波に日本が立ち向かえるとも思いませんし・・・。


 懸念事項は尽きませんね。
どうなる事やら・・・。


[新型出生前診断、来月にも=高齢妊娠など限定、学会指針―病院を審査、登録]
時事通信 3月9日(土)16時30分配信

 妊婦の血液を調べるだけでダウン症など胎児の染色体異常が高い確率で分かる新型出生前診断について、日本産科婦人科学会(小西郁生理事長)は9日、当面は認定を受けた医療機関による臨床研究に限って認めるとする指針を発表した。これを受け、国立成育医療研究センター(東京)など全国約20の医療機関が認定を申請する見込みで、一部は4月にも診断を始める。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130309-00000103-jij-soci
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[新型出生前診断、22病院が予定・検討中]
読売新聞 3月12日(火)6時48分配信

 妊婦の採血で3種類の染色体の病気が高い精度でわかる新型出生前診断について、全国の22病院が実施を予定・検討していることが11日、読売新聞のアンケート調査でわかった。

 うち15病院はすでに倫理委員会による承認済みだ。早ければ4月にも検査が始まる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130311-00001641-yom-sci

 やはりと言うか予想通りと言うか、無難な判断となりましたね。
昨年末に一時発表された指針とほぼ変わらない内容です。
飽くまで臨床研究が認められるだけ、と言うのはある意味では安堵しています。

基本的に、受診資格があるのは
・超音波検査などで染色体異常の可能性を指摘された人
・ダウン症胎児を出産した経験のある人
・高齢妊娠の女性
です。
前提として無条件の受診が認められないのは、やはり人倫を考慮した結果でしょうか(配慮ではあってほしくないですね)。

 対して、実施可能機関の条件は
「染色体異常の特徴や支援体制の知識を持った産婦人科医と小児科医が常勤し、どちらかは臨床遺伝専門医の資格を持っている必要がある。また、遺伝や遺伝子に関するカウンセリングを検査の前後に十分に行わなければならない。」
と結構なハードルを設けました。
片田舎の医療体制が不十分な場所においては認めないという事ですね。
 まぁ、幾ら画期的と言っても、未だ臨床段階の検査ですので、未定着で未成熟。受診される方の年齢にも左右されるようですし、十分なマージンを取るのは当然と言えますね。


 今後、この臨床研究の成果がこの分野の是非を決定する以上、続報が望まれますね。
まぁ、研究結果がどうであれ、新たな問題は提起するのは目に見えていますが・・・。


[<安倍首相>「東京裁判は勝者の断罪」…米から批判の可能性]
毎日新聞 3月12日(火)21時23分配信

 安倍晋三首相は12日の衆院予算委員会で、第二次世界大戦の戦犯を裁いた極東国際軍事裁判(東京裁判)について「大戦の総括は日本人自身の手でなく、いわば連合国側の勝者の判断によって断罪がなされた」と述べた。首相は第1次内閣で東京裁判を「受諾しており異議を述べる立場にない」と国会答弁しており、この方針は維持するとみられる。しかし東京裁判に懐疑的な見方を示したことには中韓両国などのほか、戦勝国の米国から批判が出る可能性もある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130312-00000079-mai-pol

す、凄い事言いますね・・・。
「河野談話」のそれと言い、この方は戦後の日本の在り方に随分な意見を持っているようですね。
まぁ、これまでも種々意見をお持ちの方は居たのでしょうが、ここまで口にするというのは異色と思えます。

 
 ただ、この発言は必要あったのか?と疑問はあります。
ご本人の仰る通り「歴史に対する評価は専門家に委ねるべきだ。政府が研究を行い意見を述べることは外交問題に発展する可能性もある」。
政府による大戦の総括は行わない考えを同時に示すのなら無用な波風を立てる必要があったのでしょうか・・・。
もちろん自身の考えと国家のそれとは別、という事なのかもしれませんが、立場的にそれが国家の意志であるとの誤解も受けます。
発言の場が国会と言う公的な場所なのもマイナス。

 イマイチ何がしたいのか理解に苦しみますが・・・。
まぁ、戦後の史政感として確たる物がある、との表現は長としての土台の固めにもなりますからね。
唯々諾々と従うよりは自身の考えを前面に押し出してくれる方が個人的には望ましいと思います。


[新法王に初の南米出身者=アルゼンチンのベルゴリオ枢機卿―フランチェスコ1世に]
時事通信 3月14日(木)4時26分配信

 【バチカン市時事】新たなローマ法王を選ぶバチカン(ローマ法王庁)の選挙会議「コンクラーベ」は13日午後(日本時間14日未明)の投票で、南米アルゼンチン・ブエノスアイレス大司教のホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿(76)を第266代法王に選出した。新法王は「フランチェスコ1世」を名乗る。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130314-00000015-jij-int
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[新ローマ法王、初のミサでカトリック教会の改革訴える]
AFP=時事 3月15日(金)7時13分配信

【AFP=時事】中南米出身者として初めてローマ法王に選出されたフランシスコ1世(Francis)は14日、バチカンのシスティーナ礼拝堂(Sistine Chapel)で初のミサを行い、カトリック教会は改革に失敗すれば、精神的な基盤のない慈善団体になってしまうと警告した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130315-00000000-jij_afp-int

 新しいローマ法王が決まりましたね。
初の中南米出身者という事です。
良い事ですね。今や世界中に教徒を持つのですから欧州出身者ばかりと言うのも歪んでいるでしょう。

 ベネディクト16世前猊下の退任は残念でしたが、心機一転して教会を盛り立てていってほしいですね。
債務に励んでいただきたいです。


[国連に北の拉致調査委 21日にも可決 国家犯罪と認定]
産経新聞 3月15日(金)7時55分配信

 拉致問題など北朝鮮の人権侵害の実態を把握するための調査委員会を国連に設置する決議案が今月21日にも採決され、加盟国による賛成多数で可決される見通しとなった。複数の政府高官が14日、明らかにした。国連に調査委が設置されれば、国際社会が拉致を国家犯罪として認定することになり、北朝鮮への有効な圧力となる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130315-00000093-san-int

 今更、国連が圧力を高めた程度でどうにかなる問題とも思えませんが、何も無いよりマシなのでしょう。
・・・と信じたいですが・・・。

 そういえば、北朝鮮が日本海公海上にミサイルを発射したそうです。
勘弁してほしいですね。


[生活保護不正が過去最悪…3万5千件173億円]
読売新聞 3月11日(月)19時3分配信

 厚生労働省は11日、2011年度の生活保護費の不適切な受給ケースの集計を公表した。

 不正受給件数は、全国で3万5568件(前年度比1万213件増)、金額は173億1299万円(同44億3874万円増)に上り、過去最悪を更新した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130311-00001052-yom-soci

 本来生活保護と言うのは、自立生活困難者の生活の自立への「支援」が名目なのですが・・・悩ましい事です。
まぁ、働かずに実際喰うに困らないお金がもらえれば、楽をしたくなるのが人間です。
その働かない間に、アルバイトをしていれば丸々遊ぶ金が手に入りますからね・・・。
そうした不正受給者に対して、監視の眼が行き届かないのが現実。
ケースワーカーが100人以上の担当を抱えるのはザラで、その一人一人に24時間張り付いて監視なんて出来る筈も無いんですよね。
ですから、最近増えてきた調査員や市民からの通報が重要になるわけです。
皆さんも「あいつおかしいぞ?」って思われたら匿名で構わないので生活保護課/無ければ市民課でも良いので通報を。


 閑話休題。
生活保護の不正が過去最悪、と言えば聞こえが悪いですが(まぁ、悪い状態のは事実ですが)、実際には不正受給者の摘発がそれだけ進んだという事です。
今まではやった者勝ちの状況に多少、監視の目が入るようになったという事です。
字面は悪いですが、多少は良い報であると思います。
まぁ、生活保護申請者/受給者が増え続けている現状では焼け石に水なのは目に見えていますが。
物品支給なり、保護費/予算のカットなり粛々と進めて欲しいですね。


[メタンハイドレートの試験採取成功…愛知沖]
読売新聞 3月12日(火)11時51分配信

 経済産業省は12日、愛知県沖約80キロ・メートルの海底地層から天然ガスの一種「メタンハイドレート」の試験採取に成功したと発表した。

 海底からの採取は世界で初めてという。日本近海には、国内の天然ガス消費量の約100年分に当たるメタンハイドレートがあるとの推計もあり、安定的に生産できれば、豊富な国産エネルギーとして活用できる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130312-00000555-yom-bus_all
------------------------------------------------------------------
[【 2013年3月12日 海底メタンハイドレートのガス採取成功 】]

経済産業省は12日、愛知県・渥美半島の南南東沖合の海底下約330メートルの地層にある「メタンハイドレート」を分解して天然ガスを取り出す、海洋産出試験に成功したと発表した。海底からのガス採取は世界で初めてという。

メタンハイドレートはメタンと水が低温・高圧の状態で結晶化した物質で、「燃える氷」と呼ばれる。日本の周辺海域には多くの量が存在しているとみられ、将来の天然ガス資源として期待されている。

http://scienceportal.jp/news/daily/1303/1303123.html

 嬉しい事ですね。
明るいニュースの一つです。

 今後の問題はメタンハイドレートの純度と、如何に安定して掘削できるか?という事ですね。
幾ら埋蔵量は多くても掘り出せないのでは使い物になりませんからね。


[ヒッグス粒子発見、ほぼ確実 欧州の研究機関が発表]
朝日新聞デジタル 3月14日(木)23時39分配信

 【編集委員・尾関章】万物に質量を与えるとされるヒッグス粒子の発見がほぼ確実になった。スイス・ジュネーブ近郊にある素粒子実験の国際拠点、欧州合同原子核研究機関(CERN)が14日、昨夏に発見を宣言した新粒子の新たな解析結果は「ヒッグス粒子であることを強く示している」と正式発表した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130314-00000052-asahi-sci

まぁ、続報ですね。
一時世間を騒がせたニュースです。
物理学はまた一歩前に進みましたね。




 こんな所です。
今週も色々なニュースに溢れていましたね。
皆さんは何か気になる時事はありましたか?




「Nagoya Angel」 のプレイマット第2弾GETだぜ!!
「Nagoya Angel」 のプレイマット第2弾GETだぜ!!
「Nagoya Angel」 のプレイマット第2弾GETだぜ!!

 皆さん、こんばんは。しもべです。


 タイトル通り、「Nagoya Angel」 のプレイマット第2弾(画像1)をBig-Webにて購入し、本日到着しました。
 昨年末のGP名古屋にて販売された「Nagoya Angel」(画像2) のプレイマットはその人気の高さから多くの難民をだし、今回はその救済措置という事ですかね?


 比べてみると判りますが、1stは下部が収まっていない代わりに絵が大きいです。またサイドの余白に山札や墓地を置ける気軽なスペースな設計です。
 対して、今回の2ndは縦長のイラストをすっぽり埋めています。横長ではなく縦長で使う想定になってます。
最大の特徴は両素足(ココ重要!)とNAGOYA城が入っている事。はっきり言ってこの名古屋城が入ってないと何がNagoya Angelなの?ってなるので美的ポイントでは明らかにこちらが上ですね。


 まぁ、私はプレイマットが嫌いなので使う事は無いでしょう。
大切にコレクションとして保管する事にします。



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そう言えば、Big-webのTopページを何の気なしに見ていたら《オレリアの憤怒(E)》が800円となっていました。
 見た感じネットショップやオークションを含めても最も安い値段です。
お買い得!私は(J)を優先する為買いませんがね。

 まぁ、それは置いておいて、使われるデッキが無いというのは物悲しいものですね・・・。神話レアは値段の上下が本当に激しいです。

電波)このカードを使いたいなぁ~)《インプの悪戯》と言うカード / 公式にて面白いModernのコンボデッキが紹介されてました
電波)このカードを使いたいなぁ~)《インプの悪戯》と言うカード / 公式にて面白いModernのコンボデッキが紹介されてました
電波)このカードを使いたいなぁ~)《インプの悪戯》と言うカード / 公式にて面白いModernのコンボデッキが紹介されてました

皆さん、こんばんは。しもべです。


 少し前になりますが、《インプの悪戯/Imp’s Mischief》について少しDNで話に挙がった事があります。
何で今更?と思ったのですが、当時はBG系がトレンド。
《Hymn to Tourach》に対してという事なのでしょうね。

 という事で、今回紹介するのは《インプの悪戯》。
(少し時期を外してますが気にしないw)
カオスなPLCの例にもれず色の役割を無視したカードです。
発売当初、物珍しさに買いました。

Imp’s Mischief / インプの悪戯 (1)(黒)
インスタント
単一の対象を取る呪文1つを対象とし、その対象を変更する。あなたはその呪文の点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを失う。


 《誤った指図/Misdirection》がメインに再び採用される事になり、スポットライトが当たるようになった《偏向》系スペルです。
今思い出すと、「TeamAmerica」の初期構築ではミスディレが積まれていたんですよね。
FoWと違い、相手に被害を刺させる事から「攻めの守り」として使われていましたね。

 この偏向系の最大の特徴は自身のマイナスを相手のマイナスに変えれる事ですね。
ピッチで撃ったミスディレでさえ、結果的なアドロスをしないで済む事が多いです。
問題はFoWと違い対処出来るスペルが限定的で、更に流す先も必要な事。正にHigh Risk-High Returnですね。

 この悪戯が目に留められたのは黒であるという事ですね。
Uならばカウンターで身を守れる物の、黒にはその術が無い。
必然的に黒対黒は先手ゲーになりがちで、守った方が負けるので、これは数少ない受動系であり、状況を逆転させるスペルとして注視されたのでしょうね。



 当然BG系が流行り、反射して嬉しい代表的なスペルはHymnですね。
基本は1-3交換、ミスディレでさえ2-3交換です。
相手のハンドは壊滅する事でしょう。
ミイラ取りをミイラに出来ます。

 そして、この偏向系の価値を上げているのが《突然の衰微》の存在ですね。
「打ち消されない」故に通常のカウンターでは対応できないこのスペルに対応できる点。
また、アドの内容も盤面のアドヴァンテージなので効果が高い。
加えて効果の対象範囲が広く、流す先が無いという事態に陥りにくい上に、同時に複数の対象から選べることも多いと思われるので最高牌/最も厄介な物を除去できる。
非常に効果が高いと言えます。


 最後に対UBG続唱戦で使える対象として《祖先の幻視》ですね。
相手の続唱を無力化したうえで、こちらは3ドロー、しかもライフの消費は無し。
良い事尽くめですねw


 以下、環境における主な対象。

-反射に成功したら趨勢を決めれる壁----
《Hymn to Tourach》           :2T目にして相手のハンドはほぼ空っぽ

-反射できたらそれだけで満足できる壁----
《突然の衰微》
《祖先の幻視》

-反射できたらかなり嬉しい壁----
《名誉回復》/《大渦の脈動》
《Sinkhole》               :土地を割れる事は驚異です。

-反射できたらまぁまぁの壁----
《思考囲い》               :ハンドを除けるだけ。捨てるカードは相手が選ぶので効果としてはイマイチ。でも自身のハンドを守れるだけでも御の字でしょう。
《四肢切断/Dismember》/《殺し/Snuff Out》 :本体火力+除去となる。けれど重いので自分も痛いです。
《再活性》/《動く死体》          :仕方が無いなぁ。この《さまようもの》を君にあげるよ!!

-通常運行の壁----
《Force of Will》             :アドは捕れてますが、相手はカード2枚消費+0マナで5点火力なのでそれ程嬉しくない・・・。
各種打消し
各種火力                 :取り敢えず《ファイレクシアの抹消者》に放火先を変更しておこう。オラ!山3つ生け贄にしろや!間違えても《火炎破》に撃ちこんではいけません。
各種除去



 アカン、跳ね返したい物の半数以上が黒や・・・。
実はアンチ黒カードだったんや・・・(´・ω・`)ショボーン
只の共食いの図(´・ω・`)ショボーン



 運用上の注意としては、既に挙げたものとして
・対処可能範囲が限定的
・流す先が必要
に加えて
・「単一の対象」を取るスペルである事
当然、対象を取らなかったり、《二股の稲妻》の様な複数対象を取る物は偏向できないので注意が必要です。


 効果は非常に大きいのですが、運用上の難点として2マナである事が挙げられますね。
と言うよりこれが最大の難点とも言えます。
黒は基本的に能動的に動くデッキなので2マナ構えるというのは結構難題です。
これを構える事で、寧ろ自身の動きが拘束されてしまいテンポロスするようでは本末転倒。
扱いは難しいと言えます。
生物を除去から守ろうとするなら《霊気の薬瓶》が良い相棒に成るかもしれません。

 また、上にも挙げたように2マナ域が費用対効果で大きいのですが、大抵2マナのスペルは、Dazeケアでもない限り2T目にキャストされます。
相手の2マナを反射しようとすれば、こちらが先手の上で2ターン目の行動を捨てなければいけないという事です。
後手では構える事さえ出来ない。
しかもそこまでしても狙い球を相手が投げてくれるかどうかは判りません。
中々に厳しいですね。
・・・岩鬼君みたいなカードですね。
(`・ω・´)「絶好球や!!」


 基本的に1T目は《思考囲い》で相手のハンドを除いて狙い球があれば、その上でそこにたどり着くように相手のハンドを抜くのが最も安全な運用方法でしょうか。
HymnやSinkholeを狙っているのなら、相手が《沼》系の土地から入ってくるという時点で山を張る事は可能ですね・・・。
返しでタルモ張られても泣かない。
ただ、HymnやSinkhole等のカードは早ければ早いほど有効な事は周知の事実。基本的に何よりも優先してキャストしてくると考えれば、結構当たるかもしれません。

 

 扱いは難しいカードですが、やはり当たった時のリターンは大きい。
是非一度使ってみたいですね。
個人的には妄想している《ファイレクシアの抹消者》デッキで使うかもしれません。


 P.S.
そろそろ能力も偏向できても良いんじゃないですかね?
今のところ《意志を曲げる者》にしかできない所業ですが・・・。





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 公式にて面白いデッキが紹介されていました。
「世にも奇魔なモダン語り:http://mtg-jp.com/reading/translated/rc/012245/

 デッキリストは以下の通り
イワヤマ マサトモの「奇魔ストーム」
モダン[MO][Hand]

10 《島》
--------------------------------------------------------------------------------
-土地(10)-

4 《膨れコイルの奇魔》
--------------------------------------------------------------------------------
-クリーチャー(4)-

4 《極楽のマントル》
4 《ギタクシア派の調査》
4 《血清の幻視》
4 《手練》
4 《たなびく紺碧》
4 《のぞき見》
4 《急かし》
4 《思考掃き》
4 《彼方の映像》
4 《魔力変》
2 《ぶどう弾》
4 《血清の粉末》
--------------------------------------------------------------------------------
-呪文(46)-


 おぉ~。
何だこれは・・・。

基本的に
《膨れコイルの奇魔》をセット、《極楽のマントル》を装備して、後はキャントリップを中心としてスペルを唱えるだけ。
奇魔が誘発能力でUntapするのでマントルでマナを出せる。スペルキャストしてまたUntap。でライブラリーを掘り進めながらストームを稼いで《ブドウ弾》で〆orムキムキな奇魔でパンチ!

《ギタクシア派の調査》
《たなびく紺碧》
《魔力変》
は結果としてキャントリップ付のマナ加速になりますね。
 
 あの貧弱なスペルしか使えないModernで最速2Kill可能という事です。
デッキの大半がドロースペルなので比較的コンボパーツの発見は容易です。
キャントリップ天国なLegacyなら更なる安定感を得る事が出来そうですね。


 ただ、コンボパーツが非常に脆い。
特に奇魔は、場に出して1ターン相手にターンを返す必要があるというのが尋常じゃなく高いハードルですね・・・。
ぶっちゃけて言えば、速度だけで行くならCharbelcherやTheSpyの方が上なので、敢えてこれをLegacyで使う事は無さそうですが・・・。

 しかし、そういうのとは関係なく、コンボデッキと言うのは「在る」事が大切です。
それに主戦場はModernなのですしね。

 いやぁ~、こういうデッキを考える人は本当に凄いですね。尊敬します。
というか、[ganzen]さん考案の様です。
[ganzen]さんすげ~わぁ・・・。


 ある意味Wee=Zerox系のデッキとも言えなくもないですね。




 タイトルの通り質問です。

 実際のところ、感想はどうでしたか?
面白かったでしょうか?


 先だってエントリーに載せたとおり、今頃になって化物語りを視聴した時代遅れです。
その時にも触れたとおり、とても面白かったので、気になって偽物語も見たくなりました。

 先日、Gyaoのサービスを用いて1~3話を視聴し終わったのですが、正直微妙でした。
相変わらず寸劇は面白いのですが、その寸劇要素を目玉に視聴しようということではないので、こちらばかりが主だとはっきり言って見る(購入)気にはなりません。

 が、化物語りの様に、怪異を中心とした酸いも甘いも有るお話が今後展開されるようなら、BDの購入も考えようかと。


 という訳で、そこら辺の事を踏まえた上でのご質問、偽物語は面白かったですか?
気が向きましたら、お答えいただけると幸いです
宜しくお願い致しますm(_ _)m


(レンタルしろよ!という意見話の方向で一つ・・・。)


 

レガシー) 今週のSCGの結果 Miracleがミラクル
レガシー) 今週のSCGの結果 Miracleがミラクル
レガシー) 今週のSCGの結果 Miracleがミラクル

 皆さん、こんばんは。しもべです。

 銭型警部の中の方が鬼籍に入られたようです。
もう、とっつぁんには会えないんだ・・・(´;ω;`)

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 昨日は3月11日は、いわずもがなですが、東日本大震災の日です。
早いものですね。もう2年が立とうとしています。
あの時の揺れは今でも鮮明に覚えています。
私のようなほぼ無関係の人間でさえそうなのですから、被災者の方たちの思いはかくや・・・。
あれから少しは前に進んでいるのでしょうかね?

 亡くなった方のご冥福を祈るとともに、少しでも明るい光の射さんことを。


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 さて、恒例のSCG Legacy OPENを見ていこうかと思います。
まずは結果をペタる↓
http://www.starcitygames.com/events/130310_indianapolis.html

http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=2013-02-24&end_date=2013-03-10&start=1&finish=16&city=Indianapolis&state=IN&country=US


 今週の優勝はAlex Binek氏のUW Miracleです!!
・・・アレ?
もしかして2週連続のミラクルですか?


Top8(上から順に1位→8位) 
UW Miracle
RUG Delver
4c Loam
Elves
ANT
Sneak Show
RUG Delver
12POST

Top16(上から順に9位→16位)
Esper SfM
UR Delver
AneakShow
P-Maverick
Esper SfM
ANT
Reanimator
UR Delver


 です。
いや、ミラクルの2縦には驚きましたね・・・。
ただ、残りは予想通り、コンボが減少し、クロックパーミが増えてきました。
これが後1~2回ぐらいは続きそうな予感です。


さて、ここからは個別に気になったデッキを見ていきます。

http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53938
 まずは優勝したAlex Binek氏のUWtR Miracleです。

 先週に引き続き優勝したのはUWtR MiracleのHelm Pieaceとのハイブリッドバージョンです。
ッ、強いですね・・・。
ただ、先週のそれ程は違い特段特殊な構築にはなっていません。
メタの構成ではあるのでしょうが比較的シンプルです。

 敢えて言うのなら、《剣を鍬に》がメイン3枚である事でしょうか?
確かに全体除去が4枚/万能除去1枚が搭載されているとはいえ、役割は軽量除去とは異なりますし、こういうヘビーコントロールデッキにとっては結構珍しい事です。
ScMの水増しも当然ありませんし(在ったらあったで矛盾を感じますが)、大胆ですね。
それだけ、現環境が低速化しているという事なのかもしれません。

 また、先週も少し触れましたがカウンターの枚数がまた元に戻ってきています。
これは7枚。4,5枚程度のころが懐かしいですね。


 サイドで意外だったのが、墓地対策を取っていないという事でしょうか。
確かにメインに《安らかな眠り》2枚+《悟りの教示者》2枚があるとはいえかなり珍しい。
その上危うい。
決して高速コンボに相性が良いとは言えないはずですが・・・。


http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53930
(DeckTech:http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_4_color_loam_with_je.html)
 3位、Jeff Hoogland氏の4c Loamです。

 今週のRouge枠?
Loamなんて表記から、てっきりAggroLoamを予想していたのですが、Land Controlとの中間のようなデッキですね。

 まず、このデッキのリストは、何故か穴あきだらけなので、正確なリストであるDeckTechのURLで見ると良いかと思います。
通常のJundカラーのLoamにメインでは《聖遺の騎士》《ガドック・ティーグ》のためにWを足しています。
コンボ耐性を高めたかったということでしょうね。

 動画でもありましたが、《罰する火》《突然の衰微》で環境の大半の生物は制圧でき、《壊滅的な夢》を用いれば更にそれが絞まります。
数を除去できる点も優れていますが、土地を絞める事によって後続や強力なスペルをシャットアウトできる点が素晴らしいですね。
之ゆえにKotRも活きてきます。
墓地虐めや衰微の影響下でかなり支配力を落したKotRですが、このデッキでは積極的に土地を攻めに行くため安定感があります。
《虚空の杯》による保護、不毛嵌め以外にも赤夢で基本地形まで破壊できるためマナベースの問題でもかなり優位に立つ事が出来そうです。

 メインのチャリス、KotR、ガドックに加え《燃え立つ願い》やサイドの《スレイベンの守護者、サリア》などかなりコンボに対しての意識を傾けているようですね。
まぁ、今の環境はコンボを除けば、中~低速のデッキかクロックパーミが大半なので、コンボさえどうにかできればこのデッキに基本不利は付かないという事でしょうね。
また、それ故に4色と言う難しい構成でも無理が通るのかもしれません。

 《ナントゥーコの僧院》もスレッショルドさえ維持できれば非常に強力ですね。
チャリスによりStP/PtEは無視できる上に、環境の主力除去である衰微には引っかからない。当然Soc系のスペル/スキルも回避できます。
先制攻撃持ちのサイズ4/4なので通常のコンバットではまず負けないですし、《罰する火》があれば尚更でしょうね。
墓地を一瞬にして肥やせる為、ここでも赤夢が強力ですね。結果として回避能力は不要でしょうね。


 サイドの《戦慄掘り》には少々疑問も・・・。
これでなければいけない理由も見当たりませんが・・・、敢えて言うのなら2マナである事でしょうか?
3マナでは願い経由では重すぎると判断したのかもしれませんね。
また、デッキにとってRと言う色が調達しやすい事もあるかもしれません。


 こういうデッキならば《ヴェールのリリアナ》もさぞ強力でしょうが、流石に色マナが苦しいですね・・・。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53939
 2位、Eric Rill氏のRUG Delverです。

 Eric氏のデッキはかなりバーン寄りなRUGですね。
2種目の火力が搭載されており、その上それが《Chain Lightning》です。
加えて《瞬唱の魔道士》までは行っておりかなり火点による押し込みを軸としています。

 対応して土地は1枚多い19枚です。
そして恐らくはそれが《島》です。この1枚は結構キーですね。
コンボにしろ同系にしろ続唱にしろ有用であるためか《もみ消し》も4枚仕様です。この所はこれがスタンダードですね。

 サイドはまた特殊。
《漁る軟泥》の存在や4枚目の《水没》などなくは無いけど・・・のような構築ですね。
まぁ水没の4枚目は普通にありますかね・・・。
また《Cooperation》なる存在がありますが、恐らくは間違いでしょう。候補としては《輪作/Crop Rotation》なのですが、だとすると何を持ってくるのでしょうね・・・。 


 対して7位、Reed Hartman氏のそれはかなりシンプルな作りになってます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53929
が、Eric氏のそれよりもよりテンポを意識した造りになっていますね。

 サイドの《金粉のドレイク》は久々に見ましたね。またこれがレギュラーを張る日が来るのか・・・。
また、《誤った指図》はBG系への配慮でしょうが、多少アドを取れる構成なため仕様のハードルを若干下げる事が出来ていますね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53935
 5位、Ben Ball氏のANTです。

 最近は14位、Adam Prosakの16キャントリップANTが流行りの様ですが、またカウンターも増えてきた事ですし、ハンデス7枚+のブッパ仕様のこちらの方がメタにあっている気がします。
ハンデスの減少やSnT系の増加なども含めれば尚更速度重視の方が良い気がしますが・・・。

 また、昨今はめっきり減ったサイド後《闇の腹心》仕様ですね。懐かしい。
ただ、サイド後にANTに対して必ずしもStPを抜くか?と言われれば微妙なのでどうなのでしょうね?
有効なのかしらん?



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53936
 6位、Dave King氏のSneakShowです。

 リストが大分かけているため詳細は不明ですが、恐らくは《思案》4枚+何かのスペル1枚でしょうね。
問題はそこでは無くサイドの《もみ消し》3枚。
何のためでしょうかね。
個人的には対コンボ用かとも思うのですが・・・。SnT最大の弱点は自分より早いコンボに弱い事ですからね。
この枠なら大体は《狼狽の嵐》になるはずですが・・・。
まぁ、HighTideには無力ですし、打ち消されないならもみ消しの方が有効ではありますが・・・。
余りないとは思いますが、騙し討ちの誘発効果を打ち消したり、同系相手を泣かせてみたり用途も色々ありますしね。

 しかし、最近は随分《神聖の力線》がサイドから減ったように思います。
それだけ黒が衰退したんだなぁ・・・(´;ω;`)



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53928
 9位、Bernie Wen氏のEsper SfM
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53942
 13位、Justin Uppal氏のEsper SfM

 同じデッキですが結構コンセプトが異なっており比較が楽しいです。
Bernie氏のデッキは《不毛の大地》3枚が示す通りテンポ系な印象。
スペルもそれに準じる物が積まれており。軽めの構成です。が、そこはコントロール色の強いデッキの性でしょうか。《師範の占い独楽》が1枚ありますね。
通常のそれよりも不毛に3枚の枠を裂いているため結果としてマナの調達が難しくなっていますが、それを補う面もあるのかもしれません。無色マナさえ出れば独楽は回せますしね。
 また、サイドの《修復の天使》3枚は珍しいですね。
既にUWの2色では相応に成果を出している生物です。強力な事は証明されています。問題はこのデッキで4マナまで問題なく到達できるのか?という事でしょうか。
クロックパーミ系に特に威力を発揮する生物ですので余計にそこがネックですね。


 対してJustin氏のデッキはかなりコントロール仕様。
不毛無し、FoW3枚です。
が《アカデミーの廃墟》+《仕組まれた爆薬》、《至高の評決》、《名誉回復》とかなり盤面支配に力を入れています。
こういうデッキにとっては《未練ある魂》の3枚目が攻防で大いに役立つのでしょうね。


 ともにサイドに積まれている《暗黒破》は素晴らし効能を発揮しそうですね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53941
 12位、Josh Weinandy氏のP-Maverickです。

 フッ( ̄ー ̄)、今週の真のRouge枠はこちらだったか・・・。
《罰する火》型MavericktRです。
罰する火による盤面支配を優先しているためサリアは降格です。
ただ、完全に抜いているわけでは無く、サイドに2枚取ってあり、サイド後に通常のMaverickへとスイッチ出来るようになっています。
 また、使い回し用のマナ確保のためか通常のマナ生物枠に加え《極楽鳥》が2枚取ってあります。
ただ、対して土地は21枚とかなり少なめです。
《燃え柳の木立ち》に加えかなり特殊地形も多く、果たしてこれで安定して回るのでしょうかね・・・?
私は小心者なのでこういう構成ならば1枚《壌土からの生命》を取りたくなりますが・・・。
 ある意味、序盤のテンポを優先していると言えるのかもしれませんね。
序盤のマナ加速の増強は《石鍛冶の神秘家》にも効力がありますし。
また、《森の知恵》が2枚採用されているというのもPointかもしれません。

 そして罰する火コンボに伴い《カヴーの捕食者》が登用されています。
誰もが考え誰もが諦めたコイツがいるとは…猛者ですね。
ただ、このデッキなら何時までも2/2という事も無いでしょうし、《ルーンの母》によって守れるので比較的強力な戦力になるかもしれません。
安定感はありそうもないですが・・・。
 その犠牲になったのか、《漁る軟泥》は解雇されています。
《ボジューカの沼》も無く、かなり墓地への意識が薄いようです。
まぁ、21枚の中に入れる事は不可能でしょうが・・・。

 《戦争と平和の剣》は些か疑問。
カヴーやルンママの突破力に期待し、高火力の装備品という事でしょうか。除去耐性も補うという事も同時に考えているのかもしれません。
ただ、罰する火を使いまわすのならサイドの《饗宴と飢餓の剣》の方が良い様な気も・・・。
 また《復讐のアジャニ》も珍しいですね。
非常に優れたPWですが、テンポを意識した作りと言うのはここでもそうなのかもしれません。
不毛が1枚《黄塵地帯》なのもこのためかもしれませんね。



 
 こんな所でしょうか。
冒頭でも述べたとおり、後しばらくはクロパが優勢なままコンボとクロパの間で趨勢が行き来するかと思います。
その後は・・・ゴクリ。

 しかし、今週のDeck Listの中身が酷い。
穴抜け、間違いが多すぎる。
ちゃんと仕事してよ・・・(´・ω・`)ショボーン

 さて、今週はここまでです。
今週も最後までお付き合いいただいた方には感謝申し上げます。
ありがとうございましたm(_ _)m
この文章がどこかで誰かの御役に立てば幸いです。






 皆さん、こんにちは。
しもべです。

 先週は特に気になる物が無かったためやらなかった気になる時事ですが、今週は少し有ったのでやります。

 相変わらず、特に深い考えを持っているわけではないので斜め読み推奨。

では行きます。
以下、点線内転載
[一票の格差「違憲」 国会怠慢、司法の不信感限界]
産経新聞 3月7日(木)7時55分配信

 国会の怠慢に「違憲」が突きつけられた。最高裁に是正を求められながら同じ区割りで衆院選が行われた事態を「看過できない」と断じた東京高裁判決。選挙無効こそ回避されたものの、度重なる警告にもかかわらず格差を解消できない立法府に対し、司法の不信感は限界に達している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130307-00000092-san-soci
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[0増5減、不十分と批判 札幌高裁、衆院選「違憲」判決]
朝日新聞デジタル 3月7日(木)23時53分配信

 【五十嵐透】「一票の格差」が最大で2・43倍となった昨年12月の衆院選について、札幌高裁(橋本昌純裁判長)は7日、「投票価値の平等に反する状態で、合理的期間内に是正もされなかった」として、選挙を違憲とする判決を言い渡した。原告の弁護士グループが求めた選挙の無効(やり直し)については棄却した。

 6日の東京高裁判決と結論は同じだったが、より踏み込んで国会の対応は不十分だと批判。国会が昨年11月に決めた「0増5減」の定数是正について、「必要最小限の改定にとどめようとするものにすぎない」と指摘した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130308-00000001-asahi-soci

 最後通牒とは言いませんが、かなりそれに近い状態ですね。
個人的には特に問題のある状況(格差がある事について)だとは思いませんが、国民の度重なる要求と、司法側からの是正勧告を無視し続けてきた、その態度には大いに問題を感じます。

 何処まで行っても、実際に選挙が無効になるなんて事は無いでしょうが、それにしても国民側をなめているとしか思えない対ソを取り続ければ、いずれ大きな火種から火事へと発展しそうです。
今回の明確な「違憲」判決に少しは耳を傾けて欲しいですね。
札幌高裁の様に「0増5減」でさえ不十分と言ったいるのに、その「0増5減」にさえ渋っている現状に、不快憂いを感じます。


[休戦協定を全面白紙化=板門店代表部の活動も中止―米韓演習に反発・北朝鮮軍]
時事通信 3月5日(火)20時34分配信

 【ソウル時事】北朝鮮軍最高司令部は5日、スポークスマン声明を出し、米韓合同軍事演習などを非難した上で、「重大措置を取る」として、米韓演習「キー・リゾルブ」が始まる11日から朝鮮戦争の休戦協定の効力を全面白紙化すると表明した。さらに、北朝鮮軍の板門店代表部の活動を中止し、米朝間の軍事電話も遮断するとした。朝鮮中央通信が伝えた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130305-00000191-jij-kr
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[南北不可侵合意を無効化=連絡ルートも断絶―北朝鮮]
時事通信 3月8日(金)9時24分配信

 【ソウル時事】北朝鮮の祖国平和統一委員会は8日、声明を出し、国連安全保障理事会の制裁決議採択や11日から始まる米韓合同軍事演習などに反発し、同日から南北間の不可侵に関する全ての合意を無効にすると表明した。また、南北の非核化共同宣言の完全白紙化も改めて宣言。板門店の連絡ルートを閉鎖し、南北直通電話を即時断絶するとした。朝鮮中央通信が伝えた。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130308-00000048-jij-kr

 必死過ぎて憐憫の念さえ覚えてくるこの頃の北朝鮮。
先日のメアド教えて(電話ください)事変といい、何をやってるんだか・・・。
分水点を見誤った挙句で、長年のつけをそろそろ払わなければいけないようですね。

 ただ、首脳部はともかく、それ以外の部分がいつ暴発するか?という不安もありますし・・・。
どうするべきなのでしょうね・・・。


[<救急搬送>25病院に36回断られる 埼玉の男性死亡]
毎日新聞 3月5日(火)11時41分配信

 埼玉県久喜市で119番通報した高齢男性(75)が1月、県内外の25病院から計36回、救急受け入れを断られ、約3時間後に到着した県外の病院で死亡したことが分かった。久喜地区消防組合消防本部は「休日における迅速な搬送が課題。各病院との連携を深めたい」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130305-00000038-mai-soci

 痛ましい事件ですね・・・。
そりゃ、救急車呼ぶような状況で約3時間放置されたら助かる物も助かりませんよね・・・。

 こういうのを見ると、本当に医療環境が劣悪なのだと再認識させられるこの国の現状です。
医者が多すぎる!なんて誰が言ったのか・・・。
戦後、医師の増量・地方の医療体制の強化を国は推進してきましたが、結局増えたのは都市部だけでしたね。
最終搬送された病院もTVで見ましたが、救急医療センターと言う肩書が本当か疑う程の小さな病院です。はた目にはクリニックでも通るようなレベル?
専門医がいない。ベッドが無い。加えて救急医療は儲からない上に訴訟の危険性も有る。
難題ばかりです。

 しかし、亡くなった本人は当然ですが、救急隊員も堪ったものでは無いですね。
目の前の患者が死にゆく様を見ている事しかできない。救急隊員の権限(可能な医療行為の制限)は以前より拡張されてはいるようですが、それでもできる事なんか高が知れてますからね。
どんな気持ちだったのでしょうか・・・。


[児童虐待の摘発、472件で最多…被害児童も]
読売新聞 3月7日(木)11時5分配信

 昨年の児童虐待の摘発件数は、前年より88件多い472件で、統計を取り始めた1999年以降で最多となったことが7日、警察庁のまとめでわかった。

 被害児童も同78人増の476人に上り、過去最悪だった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130307-00000455-yom-soci

 過去最悪を更新し続けている現状です。
これが先進国日本の現実。

 護れるべき弱者が虐げられ続けている。
何とかならない物でしょうか・・・。


[大気汚染対策、日本からの支援に難色…庶民からも警戒心むき出しのコメント殺到―中国版ツイッター]
Record China 3月5日(火)2時18分配信

2013年3月2日、大気汚染が中国で深刻な問題となっており、その原因となっている超微粒子「PM2.5」が日本にも飛来しているが、石原伸晃環境相によると、日本が申し出ている技術協力に対し、中国は難色を示している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130305-00000001-rcdc-cn

 まぁ、Twitter民の発言はこの際置いておきましょう。
問題は中国政府の反応が芳しくない事です。
援助が要らないはずがない、本音では喉から~レベルでほしいはずですが・・・。

 全国人民代表大会(全人代)の始まったばかりの現状、日本に対して弱みを見せたくないという事でしょうか?
「尖閣は俺たちの物!」発言をしたばかりの現状ですから、こういう物への対応も限定せざるを得ないのかもしれません。
結果的に助けられる形になるので、反日感情に燃える中国国民からの受けもよくないでしょうし。


 ただ、「要らないもん!」と言われて引き下がれる状況でもないのが日本の苦しいところですね。
既に熊本では明らかな(一般人への生活に影響するレベルでの)被害が出ていますし・・・。


[HIV感染の新生児が治癒、出生後にウイルス薬投与=米研究者]
2013年 03月 4日 14:40 JST

[シカゴ 3日 ロイター] エイズウイルス(HIV)に感染して生まれた米ミシシッピ州の女児が、出生直後から一般的な抗ウイルス薬を投与された結果、治癒したことが明らかになった。新生児のHIV感染者の治療法に新たな知見を与える画期的なケースになる可能性がある。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE92303K20130304

 ついに来ましたね!
嬉しいニュースです。

 新生児限定とはいえHIVを治癒できるのは非常に意義のある事でしょう。
その存在故に一生枷を背負う事になるはずだった子供の未来を守れるのですから。

 これを機に、成人の治療法の研究の確立にも繋がると良いですね。



 日経平均株価が一時12200を昨日の時点で越え、今現在は300円台に入ろうか・・・。という状況。投資家の方達は歓喜ですね。個人的には12000円台に入るのは4月後半あたりでは?と思っていたので驚きです。しかし、これでやっとリーマン前と同程度の水準らしいです。今まで如何に日本が低調だったのかが判りますね。



 さて、こんな所です。
皆さんは最近、何か気になる時事はありましたか?



 先日、エントリー(http://kingslover34.diarynote.jp/201302210210332627/)にも載せました「聲(こえ)の形」ですが、週刊少年マガジンにて連載することが決定したようです。

 (漫画「聲の形」 週刊少年マガジンで連載決定:http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1303/06/news094.html


 祝!!


・・・と言って良いのでしょうが・・・果たしてどのような形になるのか気になります。
というより不安があります。


 あの作品は、それ単体でほぼ完成していたので、手を加える事で蛇足になってしまうのではないか・・・という恐れですね。
良い作品だったからこそ、こんな感想も持つのでしょうが。
(漫画家さんからすれば、連載を勝ち取って何ぼなんだから、良い評判/評価を得られたら、当然連載にまで持っていきたいですよね。)


 しかし、どの様な構成になるのでしょうかね?
小学生時代を長編にするのでしょうか?
でも、そんな事したら、毎週ネチネチしたイジメ描写を見せられることになりますよね・・・。
 はたまた、再開後の高校生活をメインとするのでしょうかね?
メイン二人で、差別や厳しい現実・歪みに立ち向かってゆく~的な。

 何にせよ、整った形にするのはかなり難しいですよね。
連載開始時期は夏頃の様なので、それまで編集と一緒に頭を捻るんでしょうね。



 どうか良い作品になりますように。


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 そういえば、「蟲師」の作者である漆原先生の作品である「水域(上・下)」を今頃になって読みました。
購入後、実に2年以上経過して今頃になってですw
セロハンさえ剥がしてなかった。

 内容としては、相変わらずの漆原節を効かせた少し考えるような内容です。ただ、やはりというか、決して熱くも無く、また冷たくも無い独特な世界観は健在でした。1時間でしっかり2冊読了。

 先生の作品は面白いのですが、
話の上下は無いですし、強い情動に訴えかける作風でもないので万人受けはしがたい。それが、残念ですね。


 お暇がありましたら、満喫などでご一読を。
「蟲師」が好きになれる方なら、この作品にも相応の意を見出せるかと・・・。



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