米沢穂信氏の古典部シリーズの新刊が11月に敢行予定のようです。
しかし、今回は短編集?のようで・・・。前巻である「二人の距離と概算」が平成22年だった事を思うと6年ぶり?第一作の「氷菓」なんて平成13年ですからね。遅筆なのは周知の事実ですがいくらなんでも遅すぎる。こんな予定で卒業まで書くんかいな・・・。
「遠回りする雛」で終わらせとけば纏まりも良かったのに・・・。


 古典部シリーズより個人的には、同氏の小市民シリーズの続きは出ないのか?と気になってますが。春夏秋と来て冬は出ないのかしら?しかしまぁ「秋季限定栗きんとん事件」上下巻で話としては収まりが良いんですよね。
マイルドすぎる古典部よりこれぐらいエグ味のある方が好きなので続きでないかな~と。
新作短編「巴里マカロンの謎」は冬季限定ではないらしいので冬季が出るのはいつの事になるのやら・・・。


 因みに、同じく暫く音沙汰の無かった似鳥鶏氏のにわか探偵団シリーズもいつの間にか新作「家庭用事件」が。まぁこちらも短編集なのであまり新作感は有りませんがね。
今回の中では「お届け先には不思議を添えて」が楽しかった。それ以外は正直あまり拘りの無い私からしてもミステリーとしては微妙なのですが。敢えて足すなら日常ゆえのアクシデント性を考えて「的を外れる矢のごとし」ですかね。只人間関係が掘り下げられる巻なのでまぁ全体で見れば悪くは無い。
 何故か表紙のイラストが一新されて、無味無臭で教科書にでも出てきそうな感じに。なぜこの方に?



P.S.
そう言えば古典部シリーズが実写映画になるそうですが、果たして?
正直失敗するであろうと考えていたアニメが思ったよりもマシな出来だったので、実写向きと言われた同作品ならやりようによっては良作になるやも。しかし同著者の実写映画ってあまり良い評判は聞かない気もするので・・・。

エターナルマスターズのフルスポを見て
皆さんこんばんは。しもべです。



久々の更新。

エターナルマスターズのフルスポが公開されていますね。
http://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/eternal-masters


・全体的にKPは高め。コモン・アンコモンも普通に強い札が多めに有るし、レアもカスレアはほぼ無くStdで一定以上の運用がされていた様な札が多いですね。

・しかし期待していたポータル系は無し。
その他にもいろいろと高騰していた札の大半も無い。
まぁこれで文句を言うのは間違っているのですがね。

・全体的にKPが高い反面、EDHやVintageの環境の札も入っているためLegacy民からすると下手な神話レアは引きたくない状況。ここら辺はどうしようもない事ですがね。Legacy Mastersではないのですから。
圧倒的大正義はUのFoW・JtMsの2種。
次はレアの《不毛の大地》。
思えばFoW・不毛の2種のインパクトがハードルを上げ過ぎた。日本人に100メートルで9秒台を目指せ!どころか世界1位とれ!レベルに引きあがってしまっていたレベル。
しかし、それを除くと、レア・神話レア共に特定のデッキでしか使わない物(3~4枚)か、割と汎用的に使えるけど1~2枚有れば十分な物が大半ですね・・・。
う~む。


 正直金払ってまで手に入れたいパックではない。
買うとしてもプチ宝くじ感覚以上の物は無いですね。欲しい物をネットや店頭で買うのみです。無理に予約とかせずに済んでよかった。
 個人的に黒が致命的。
持ってるもんばかりなので。英語が日本語化した以外は特に高い札も無い。虐めですか?まぁ一番酷いのは白だと思いますがネw
アンコモンをレアに換えたりしたせいで思った以上に本来待ち望まれていたレア群が再録されなかった・・・。《ルーンの母》や《悪意の大梟》《遺産のドルイド》《断片無き工作員》等に罪は無いですが、別のアンコのままで他のレアを・・・と思いたくもなりますからね。
但し《傲慢な完全者》と《紅蓮操作》には切れていいと思いまふ。

 じゃぁ糞パックか?と言うと全体的には高いKPですし、供給の無い物が入るようになったのは大きい。
更に日本語化・Foil化が出来るようになった札が多数現れた事は素晴らしい事だと思います。FoW・不毛の2種はその両方が当て嵌まりますし(FoWはJugFoil好きでない方もいましたし、どの道バカ高いですからね。)、そのためだけに血を吐く人間は山ほどいますからね。《紅蓮破》《水流破》《Krakas》等それでなくとも価値の高いパックである事は変わらないわけですし、これで文句を言うのは贅沢が過ぎると言うものだと思います。
 少なくとも《復活の声》くじ引きセットにはならない。在庫処分と言う名の福袋戦略もされない。



 それに、みんなの希望を叶えるような大盤振る舞いをした日には、それこそパックの値段がヤバい事になります。
またそれらが入ったとしても再録禁止等、やっぱり漏れる札は出てくるわけで、それら特定の札の値段の劇的高騰を招くだけでしょう。そうするとやっぱり環境への新規参入者は現れない訳で、これまでの環境にいた人たちが喜ぶ頭打ち環境が続くだけですからね。
ここら辺はもうどうしようもない事ですが・・・。

 結局今回のセットが出た事で値段が落ちるようなデッキってどれだけ現れるんでしょうかね。
Burnは《Chain Lightning》《発展の代価》《硫黄の渦》《紅蓮操作》等在りますが、そもそもここら辺は最初から大して高くないので・・・。まぁそれでも全体的に安いのがさらに安く組めるようになったのは大きい。
後はElvesやBUG続唱・Reanimator等が若干安くなりますかね。

・《祖先の仮面》がヒロアカの「One For All」的な事言ってますが、この内容では新しい何物にも成れない気がします。




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