非MTG)ガンダムキマリスが想像以上に格好いい
非MTG)ガンダムキマリスが想像以上に格好いい
非MTG)ガンダムキマリスが想像以上に格好いい
「鉄血のオルフェンズ」久々の戦闘であり、ガンダムフレームの「キマリス」が登場しました。
正直見た目は全然好きではなかったのですが、スラスター増量(両足に3つずつ?)して大型ランスを使ったチャージ一本の戦闘スタイルにはしびれました。
正に馬を駈って戦場を蹂躙した中世の騎士でしたね。

やっぱりロボットは戦って何ぼよ!!

レガシー)今週のSCGの結果 蒼いよね
レガシー)今週のSCGの結果 蒼いよね
レガシー)今週のSCGの結果 蒼いよね
皆さん、こんばんは。しもべです。


 GP名古屋は本選2600人前後の参加者が有ったようですね。
もう2000人越えも驚かなくなってきた事に驚くこの頃のGPですが、今は構築戦ではなくドラフトでもこんなに人が集まるんですね・・・。MTGの人気やべーな。


 さて、恒例のSCGですが、今回はColumbusにてClassic Legacyが併催されているので早速見ていきましょう。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=01/31/2016&end_date=01/31/2016&start=1&finish=16&event_ID=36&city=Columbus&state=OH&country=US


 今週の優勝はJoe Lossett氏のMiraclesです。

以下Top8
Miracles
Elves
BUG 続唱
RUG Delver
Miracles
Miracles
BUG 続唱
BUG Delver
-----------------
RUG Delver
Esper Blade
Infect
BUG 続唱
Elves
BUG 続唱
RUG Delver
5c Delver


 です。
ここ最近はバランスうまく散っているなぁ~とか今のLegacyは比較的均衡が取れている~とか考えていたらこれだよ!!
もう真っ青だよ!
真っ青だお!!
TopメタのMiracles3名に続唱4名、RUG Delver3名と固め打ちですね。ついでにDelverはあと2名います。
ここまで真っ青と言うのも本当に久しいですね。特にCombo勢がElvesを除けば、SnTもANTもいません。特にANTは現環境でMiralcesとTier1を2分する勢力で、全くいないなんてまず無いんですが、流石にこのUの海は苦しいか。
加えてLandsやMUDの様な非Uのデッキもほぼいない。MUDとかもう少し増えてもよさそうなんですけどね。
いつの頃のLegacyなのか・・・。
また、Delver自身もGrixisではなくストイックなManadenialのRUGとその傾向のあるBUGです。最近はGrixisが数を減らしている感じですしTempoはやはりRUGに収束するのですかね?
しかしこうまでUいとまぁ今後の在り方が見えてくるような気もします。

 また、OGWの新カードは今週も無し。
まぁ今回は採用できる類のデッキがほぼありませんので致し方ないですね。正直これでは判断の付けようもないのですが・・・。


さて、ここからは個別に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=98226
優勝したJoe Lossett氏のMiraclesです。

 MiraclesマスターJoe氏のMiracles。まぁJoe仕様と考えれば珍しくも無い形です。
特徴は幾つか有りますが一つ目は生物。相変わらずの多めですが最近の主流である《僧院の導師》は1枚のみ。対して《瞬唱の魔道士》3枚《ヴェンディリオン三人衆》3枚《造物の学者、ヴェンセール》2枚となっており時折見かけるUW Midrangeの様な構築です。導師は確かに強力ですがSoc挙動なので隙も大きく、現在は対策が当然になっているのでやや威力も減衰しやすい。対して残りの生物は瞬足持ちなので構えやすい。
KPこそ劣るもののヘビーコントロールとしてはこちらの方が芯が通ってますね。
それらをサポートするためかメインに《魂の洞窟》2枚目と《Karakas》の2枚目が採ってあります。どちらもそれぞれメインに1枚入る事は有るかもしれませんが、2枚目となるとかなりの力の入れよう。後者はSneakShowやReanimatorにも効果は有るのが良いですね。

 攻撃的な形を崩さず妨害に力を入れているのはCombo勢もそれなりにいる環境だからでしょうね。
まぁいつもの事ですが、フィニッシュのため(しか)の札をあまり用いたくないんでしょうね。《天使への願い》もあまり使ってませんし。
これだけ生物に枠を取るとキャントリップや《対抗呪文》等のスペルの枠が減ってしまいますし。その分サイドには《狼狽の嵐》の3枚目を取っているます
《議会の評決》の様な万能札が無いのもいつも通り。対PW戦を見越しても結構重要な枠の筈ですが。

 もう一つの特徴はメイン《紅蓮破》の存在。
上の結果を見ても判りますが、現状フェアデッキは非常に青く、Miraclesのミラーも多い。そしてこの今回の結果。それを踏まえたメインからの対策が戻ってきています。《宝船の巡航》が無かろうが《時を超えた探索》が無かろうが、それ以前からされてきたメイン紅蓮破/REB。その時代に戻ってきているようです。
やだやだ・・・。
まぁこのメイン紅蓮破もJoe氏は続けてきた構築なので特別上げる程でもないんですがそれで優勝した事実と今回の結果を考えるとやはり光る物が有ると思います。

 他に気になるのはサイドの《水没》2枚の存在。
前回の時はメイン1枚でしたが、サイドとは言え2枚も取って一体何に使うんですかね?


 ここの所《僧院の導師》から離れたMiraclesの構築がやや目立つように思います。
Hateカードの増加・常用とミラーマッチの頻出が関係ですかねやっぱり。前回も記載した《悪斬の天使》や《嵐の神、ケラノス》等も今後は増えるかもしれませんね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=98229
7位、Ben Brown氏のBUG 続唱です。

 DTT禁止後の勢力が完全に失われて久しい続唱ですが、現環境にMiracles等がいるのならまだまだチャンスはあるはず。今回は最高人数の4名を16名中で輩出する素晴らしい成績です。

 このリストで特徴的なのはPWの数。
最近は面展開をするデッキが多すぎてPWを護れないため数を合計2~3枚にするなんて構築が珍しくも無いのですが、これは75枚中で6枚も取られているます。またそれを補助するように《毒の濁流》《大渦の脈動》《魂の裏切りの夜》《虐殺》等面除去が出来る札を大量に取っています。PW Controlのような色彩ですね。
 またメインに《Hymn to Tourach》の3枚目、サイドの4枚目まで取っておりかなり妨害とそこから来るアドバンテージにも注力したデッキパワーの高さも大きい。
その分土地21枚とやや少ないのです。《世界のるつぼ》なんて珍しい札がサイドに有りますがその補助ですかね?

 DTT禁止後の時はtW≒《翻弄する魔道士》を使った4c 続唱が主流でしたが最近はほとんど見ません。
生物ゆえの不安定性とデッキの保護力の低さを考えると小型除去の多い環境では辛いのかもしれません。

 このデッキには採用されていませんが、《秘儀の研究》なんかも増えていますねここ最近は。これは他のデッキでも見られることですが《全知》対策だった頃とは意味合いも違いますね。
因みに4位のRUG Delverには《マナの迷路》なる謎の代物が入っていますがそれもこの関係なんですかね?




 こんな所ですかね。
上述したようにここまでUいと必然的にJoe氏の様に《紅蓮破》《赤霊破》を入れる形も今後は増えていきそうです。特に現状は不思議なくらいRが少ないので、それを考えると尚更です。
まぁここまでの状況はそう長続きはしないと思います。
と言うかそう願いたい・・・。
さて、今回はここまで、です。
お付き合いいただきありがとうございます。この文章がお役に立てば幸いです。



 P.S.
GP名古屋のレガシー選手権では120名以上の参加者がいたそうでなかなかに盛況(次の日のグルランLegacyも同様に盛況だったようです)。因みにMiracles14名、ANT10名がメタのTopとここも変わらず。しかし3位の使用人数を誇る黒単コントロールって何??
http://mtg.bigmagic.net/gp-nagoya2016/sideevent-coverage.html
http://mtg.bigmagic.net/article/%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B8/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%BB%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B2016/legacy_TOP8%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88

 スイス4位に《罰する火》Reanimator、スイス7位(準優勝)にEsper的な変わったデッキが入賞しており興味津々です。
特に後者《墓忍び》4枚に《暗黒の儀式》4枚《Hymn to Tourach》4枚《ヴェールのリリアナ》4枚と言う禍々しさ・・・。当然《Force of Will》も無いため殆んど黒単+α Beatdownですよねこれw
何と無く[てつろー]さんがしそうな構築に見えます。

 《墓忍び》は探査生物が出てからはあまり見ないのですが、やっぱり5/5飛行は圧倒的な強さが有りますよね。
特に地上がふさがりやすい環境なら尚更。
今後変化も有るでしょうが、バウンスもされ辛いのならもう少し使われても不思議ではないんですがネ~。



レガシー)環境におけるハンデスについて少し思った事を
レガシー)環境におけるハンデスについて少し思った事を
レガシー)環境におけるハンデスについて少し思った事を
皆さん、こんばんは。しもべです。


 購入したカードが届いたので本格的にデッキをコネコネしているのですが、先日のGPの関係で少し思いついた事があって脱線中ですww


 現在のLegacyでは、KTK環境によって失われてしまったハンデスの有効性が多少回復してきています。
少なくともハンデスしても、それを燃料に《宝船の巡航》や《時を超えた探索》でアドバンテージを稼がれることは無くなりました。
 しかしだからと言って今引きに弱い事は変わらず、それ以上にTier1のMiraclesに対して《師範の占い独楽》が有る為に環境的に価値がやや薄い。


 ですが、先日の日本Legacy選手権で準優勝したデッキは《暗黒の儀式》《思考囲い》《Hymn to Tourach》《ヴェールのリリアナ/LotV》に《墓忍び》が積みこまれた「Blitz」戦略が基軸となっていました。
故にやりようによってはまだまだこの方針が通用すると言うのが証明されたわけです。
まぁそれは《渦まく知識》や《目くらまし》のサポートが有った故ではありますが、初動ハンデスを重ねて相手の選択肢を根絶する方法が強力なのは変わらず、と言う事ですね。

 で、そう考えていたときに思いついたのが現状のフェアデッキの主力の一つがTempo→Grixisなら《若き紅蓮術士/YPM》、Control→Miraclesの《僧院の導師》での面展開→アドバンテージと打点を稼ぐ形という事。まぁTempoはRUGとBUGは違いますがそれらにはHymnとLotVがそのまま効くので特に考える必要は無し。
 YPMと導師はスペルのキャストによってアドを伸ばすわけで、ハンデスを重ねて相手のハンドを目減りさせると言う事はつまり、それらが伸ばすアドバンテージの生産を防ぐ事になると言う事になるのではないのか?
と言う事を考えていたわけです。
ただのハンデスが、将来的な、言い換えれば潜在的なアドバンテージになるのではないのか?と。

 これは随分前の《瞬唱の魔道士》が環境を闊歩していた頃に、喩えディスアドになっても《根絶》や《外科的摘出》等で利用される札を潰してしまう事で、再利用を防ぐ事が将来的なアドバンテージに結果的に繋がると言うのと同じ方向性の考えです。
アドを生む札を機能不全にするわけです。

 
 と言う事でYPMと導師が闊歩している環境的な意味があるのではないのか?と言う事。
またここからの派生として、現状これらが面展開をし続ける為にPWの支配力を発揮できないわけですが、上述の様にハンドを枯渇させる事でそれを防げる可能性も有るのなら、LotVの場合は[+1]がある為によりその方向性も出せるかもしれない。
なのでこの環境でもLotVはもう少し力を発揮できるのではないのか?と考えたわけです。
 まぁ喩えそうだとしても展開され切ってしまえば無力だし、放っておけば毎ターンの今引きで展開される可能性もあるので、結局不利であるのは事実。他に対処が必要になるのは変わらないので、気にかける程の価値も無いのかもしれませんがね。
同じ様に幾らハンデスが効いても《師範の占い独楽》の前には価値半減なのでBlitz自体もその対処も必要。

 と言う事で幾ら環境的な力が一部に残っていても、サポート無くしてデッキは組めそうにもないと言うのは結論になりましたw
ただ環境的には以前以上にやるかやられるか(展開される前にハンデスできるか)と言う形にはなっているようです。



 後は、同じくハンデス絡みで《潮の虚ろの漕ぎ手》+《不毛の地の絞殺者》は使えるか否か?も少し考えていました。
Stdで使い辛い《絹包み》を《絞殺者》で墓地に置くことでリスクを緩和していました。《漕ぎ手》はハンデス付きの熊ではありましたが、死ぬわけにはいかない関係で戦闘に参加させ辛く、結局避雷針になる程度の生物でしたが、昇華者でそれを緩和できるのだろうか?と。
まぁ実際にはそれ程しっかりと噛みあうとは思いませんが、突撃できるようになったら《漕ぎ手》も一気に価値が増すと思うんですよね・・・。








《御霊の復讐》の値段がおかしなことに・・・。
昨日久々にMTGのショップにいける機会があったので迷わず新パックを3つ購入し、その後シングルをだらだらと見ていたのですが、


《御霊の復讐》 5400円


を見てビックリ。
何が有ったんですかね。確かこの前まで1000~2000の間だったはずなのに・・・。
いつの間にか《実物提示教育》並みのお値段とは。Modernおそろしや。




 そこここで言われている通り、多様性を持たせるために禁止にしたら多様性が失われてしまったという本末転倒な事に。

ただまぁ、双子が生きていたら、その上で「果たしてModernにてエルドラージが暴れなかったのか?」と言うのとは別の話だと思いますから直接的に結び付けるのはどうかと思いますがね。
メタが固まっていないのも関係しているでしょうしね。

 それを横に置くとしても低速デッキの激減、先手ゲー仕様は些か問題があるために、てこ入れの可能性もあるでしょうね。
Modernの柔軟性はいい意味でも使えるので。


 エルドラージ自体はどうでしょうね?
今回は大暴れして、戦前の予想通りのデッキパワーを見せつけていますが。販売促進というPTの一つの目的自体は果たしているわけです。予想以上に種々雑多な形も出てきているのも良い事だと思います。
 それにしても流石に偏っている。
次の大型大会がいつかは知りませんが、その結果で禁止も出てくるでしょうね。
禁止されるなら新セットからはまず出ないはず(《宝船の巡航》と《時を越えた探索》は最近の例外ですがw)なので、《ウギンの目》《エルドラージの寺院》の2つのどちらかでしょうかね?
今の速度を成り立たせているのはこの2つですし。流石に両方という事もあるまい。どっちが危険かは知らん。
 が、エルドラージは別にしても高速展開のModernの現状は変わらないのでそれ以外の動きはあるはず。



 それと、新セット「イニストラードを覆う影」で奴の姿が!?
とうとう新カードとして降臨するのか?

は、良いとして新カードの情報がリークされていますね。「昂揚?」付きの《被覆》が話題になっています。
カウンター合戦の新たな目が出来そう。
マッドネスも黒にとっては思い出深い・・・。

 でそれは面白いんですが、前回の時にリークは止めて!と公式からお達しがあったにも拘らずこうして平然とリークが出てくると何とも微妙な気分ですね。
まぁ盛り上がるのは事実ですし、先のリークとは別に殆んどがコモン・アンコモンなので致命的という訳でもないでしょうが。


 ままならないものですな。



P.S.
また両面カード在るのか・・・。


 Legacyに置いて、あのエルドラージBeatがどこまで影響を及ぼすのかがはかれないのでTheRockの構築をしようが無い。
現状、(C)導入型とそうでない型で、基本的な強みは維持・確保しつつMiraclesに戦えるような構築を模索しているのですが、ああも違うタイプの存在を見ると手が止まらざるを得ない。

 基本的にModernのデッキが流入してくるようなことは滅多にない環境なのですが
流石に
1t目:CotV
2t目:《難題の予見者》

1t目:《ウギンの目》→ミミック
2t目:予見者→ミミックパンチ
みたいな動きを見てLegacyで通用しないwwなんて言えるわけもない。2マナランドが豊富なLegacyではデッキの完成度は遥かに上ですし。Uい環境を変える力が有るとは思いませんが、割と好まれる要素も持ち合わせているために環境的な強さ云々を抜きに愛好家がそれなりに出てきそうなんですよね・・・。
しかも生物が大きいため《突然の衰微》《破滅的な行為》《梅沢の十手》では対処は難しい。かといって《ヴェールのリリアナ》を復職させるほどの数が認められるかも判らない。
と言うかLotVもミミックと《現実を砕くもの》が邪魔になるのであまり期待できませんかね。


 どうすべきか・・・。
また(C)の調達先を《不毛の大地》から《ミシュラの工廠》にスイッチしようかと考えていたのですが、それも難しそうですね。



 P.S.
しかしModernの映像を見てますがあそこまでロケットブーストが強いならもういっそ《血清の幻視》《血清の粉末》でも入れたら?とでも考えてしまいそうです。
殆んどComboですよね、あの挙動は。


視聴中です。
レガシー)エルドラージにとげ
レガシー)エルドラージにとげ
 どうにも古典的なLegacy脳なせいか2マナランド多数に《虚空の杯》と聞くと、必然的に《三なる宝球》もセットで採用される様な思考になりがちな私。
勿論そうでもないのは知っているんですが、悪まで追加の置物の妨害を採用するのなら三球と言う思考が染み付いていました。

がTC deckに載っていたリストでは代わりに追加の置物に《アメジストのとげ》がメインに4枚採用されていました。

 しかしまぁ考えてみれば三球を採用するのは結構な痛みがこのデッキには有ったわけですよね。
Stompy系と異なりモックスやSSGを積まないと1t目に3マナを用意できる事もなく、MUDの様に必ずしも初動を急がないデッキというわけでもない、Beatdownを基軸とするデッキです。
三球を出すには2t目を犠牲にする必要があるわけですし、それはツライ。
わざわざ軽量札を積んで、更にそれを悪用できる《ウギンの目》まで有るのに、それと無に帰すような三球が合う訳も無いんですよね。
それでも相応の威力が保証された札なわけですが。


 対して《アメジストのとげ》は2マナなので初動から置ける可能性も高くなる。20枚以上生物を用いる構築なので弊害も少ない。
棘は重ねる毎に効果も上がっていく上に、三球が効きづらい相手にも最低限以上の効果は有る。
理論的には割と合理性を見出せる札に見えますね。
 当然生物デッキには効きづらいのですが、元からサイズの関係で極めて殴り合いには強いのでそれ程気には掛らない筈。


 まぁ《モックス・ダイアモンド》を使うならこの限りでもないんですが、三球にしろモックスにしろ2枚目以降が極めて腐り辛いのは変わらず、そして三球自体の弊害も何も変わらない。
モックスを入れるにしても1t目2マナを生める可能性が高まることからやっぱり《棘》の方が良い様な気もしますね。



 どうでも良いんですが《現実を砕くもの》の様な強力なトランプル生物を見ていると何かと接死持ちを入れたくなるんですよね。特にこのデッキの場合《古の墳墓》も有るので《バジリスクの首輪》とか入れたくなります。
しかしCotVの存在も有るのでどうしようもない事ですがねww



 P.S.
ModernでTwinがいればPTの結果は変わったのか?と言うようなことはよく言われています。
が、正直双子がいても大して変わらなかったのでは?と言う意見も結構多いようですね。

 実際SCGの動画でもメイン2本、サイド3本の計五本の動画が上がっていましたが、サイド後の4本目の先手の一本しか勝っていませんでしたし。
もちろんそれだけでは何とも言えませんがネ。


エターナルマスターズが出るのはいいんですけど
エターナルマスターズが出るのはいいんですけど
http://mtg-jp.com/publicity/0016548/#

希望価格1000円もまぁ許容できない範囲ではない。
再録禁止勢が入らないとはいえ相応に豪華な陣容に期待も出来る。夢膨らむ。



 ただ、本当に1000円で販売されるんですかね?
モダマスの様に限定生産されて、各小売が販売価格釣り上げるだけでは?
1パック1500円とか2000円とかに釣り上げられて、しょうもないカードの束では流石に納得しかねますし。

 まぁそれでもModernまでには入らない様なEternalの札は山ほどあるのでコモンやアンコモンだけでも十分な価値も出そうですが。
コレクター勢やFoil勢にも価値が有りますし、なんだかんだコンスピラシーのお陰で《もみ消し》や《踏査》の値段は遙かに安価になりましたし。これでEternalの参入者が少しでも増えて各コミュニティが活性化されるのならそれは良い事の筈ですし。《タルモゴイフ》モダマス版の様な悪習にならない事を祈るばかりです。


 結局文句言いつつ、所詮娯楽なんだから欲しい人が買えばいいだけの話ですしね。私も頑張って1Boxぐらい剥いて見ますかね?

 

 P.S.
なんだかんだFoWのイラストが3種類目。しかも初?の日本語化。
個人的にはジャッジFoilのイラストはあまり好きではなかったので嬉しい所。やっぱりFoWはニールセンでないと。
FTも素晴らしい。

個人的にエターナルマスターズで再録し(値段が下がっ)て欲しいもの
個人的にエターナルマスターズで再録し(値段が下がっ)て欲しいもの
・《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》
・《的盧馬/Riding the Dilu Horse》

 特に徴募兵が欲しい。
5kぐらいになってほしい(無理言うな)

レガシー)今週のSCGの結果 Joe氏の2週連続
レガシー)今週のSCGの結果 Joe氏の2週連続
レガシー)今週のSCGの結果 Joe氏の2週連続
皆さん、こんばんは。しもべです。


 久々のSCGがLouisvilleで開かれました。
今回はModern Open。優勝こそAffinityでしたが、大方の予想通りEldraziがTop8の半数を占める大会結果となりました。しかも恐ろしい事にPTなどまでの無色型とは違い、URに加えてUW・GRと多様性を生んでいます。
これがModernの禁止改定における多様性の創出と言う事か・・・。

 しかし先週SCGのデッキ紹介で初めてUW Eldraziを見ましたが、このデッキの《変位エルドラージ》の性能と言ったら・・・。本当に驚きました。
う~ん、かくも恐ろしい世界よ。


 と言う事はまぁ置いておいて、Legacy Classicも併催されたので早速結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com/deckdatabase/deckshow.php?event_ID=36&t[T3]=3&start_date=2016-02-21&end_date=2016-02-21&state=KY&city=Louisville&order_1=finish&limit=8&t_num=1&action=Show+Decks

 今週の優勝はJoe Lossett氏のMiraclesです。

以下Top16(上から順に一位~)
Miracles
Burn
Death&Tax
Infect
UR Delver
Maverick
RUG Delver
BUG Delver
---------------
Belcher
Elves
Omni-Tell
BUG 続唱
ANT
Death&Tax
ANT
Miracles

 です。
前回のColumbusに続きMiraclesの連続優勝!と思ったら使い手も同じだった!!さすがJoe氏ですな・・・。リストはフェッチランドが《沸騰する小湖》→《汚染された三角州》になっただけでほぼ同じ。何故かえたのかは不明ですね・・・。

 今回も同じようにMiracles・ANT・Tempoと其々がいるのですが、ここ最近はやや序列が付くような結果が多いですね。Miracles≧ANT>Tempoの様に三竦みが失われてきているように感じます。入賞こそする物の顔ぶれも安定しないし、色々な大会結果でも平均的な成績では一段劣るようになってきていますね。
 只まぁだからと言って前者2つばかりではない、種々雑多な顔ぶれが有るのは変わりませんが。
フェアデッキの中では今回2つ入賞しているD&Tがややマシな成績を安定して残していますね。

 個人的には《虚空の杯》の枚数がもう少し増えても良い様な気もするんですがネ。ここまでフェアデッキの勢いがないと。


 Blecherはサイドに《炎呼び、チャンドラ》が入っていますが、どうするんですかね?単体のKPが高いのは事実ですが、どう引き込むのか。まぁ、Belcherの謎砕土は今に始まった事でもないですがね。
 Omni-TellはSneakShowとのスイッチ型ではなく、《若き紅蓮術士》型なのですが、珍しく勝利手段が《洞察力の花弁》型です。懐かしいですねこれも。Omniの一番最初の形です。



さて、ここからは気になったデッキを個別に見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=98932
2位、Ali Aintrazi氏のBurnです。

 《大歓楽の幻霊》を手に入れたころはかなりLegacyでも増えましたが、近年は再び下火に。しかしそれでもこのデッキの威力が失われる事は有りません。面展開されて攻撃を通り辛くなったり、そもそも生物に対処されてしまうのなら直接火力を放り込むのがシンプルですからね。

 特徴はメインに《灼熱の血》や《焼尽の猛火》と言った生物除去兼本体火力の効率重視の火力を採っていない事。
代わりにメインから入った《硫黄の渦》で直接的かつ継続的に本体を焼けるようになっています。これも以前は割とメインにみられる時期も有ったようですが近年は減っていました。しかしMiraclesが対応しているのなら相応の威力の筈。もちろんかつてと違いこの札の威力を知られているので対処はされやすいですし、以前よりも遥かに打力の有る構築がMiraclesではされているので放置で勝てる事は有りませんがね。

 メイン4枚《幻霊》に加えてサイドにある3枚《紅蓮光電の柱》の対軽量連打系にも力を入れていますね。まぁこちらはANTが多いのなら尚更。

 そして《極上の炎技》もサイドに4枚です。3~4枚目を入れているのは対カウンターの後詰としての価値を見てでしょうね。これも最初は懐疑的な意見も有りましたが、今やサイドに2枚程度は当たり前ですし、メタを考えて積み込みも多い。効果も安定しているので後詰だけでなく生物を役にも安定しているのも特徴。それこそ《僧院の導師》の打力を発揮する前の処理も出来るでしょうし。
中長期戦向きの《蛮族のリング》も入っています。

 総じて直接的な火力・安定した火力を重視した構築になっています。
反して面展開への対処や速度重視的な能力はやや劣っていますね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=98933
14位、Aaron Higgins氏のD&Tです。


 ここ最近数少ない安定している非Uのフェアデッキ。
またMaverickも時折見たり、Tempo系が《もみ消し》型に回帰したりもしていますし、土地/マナを締め上げる事に注力しているフェアデッキが本当に多いですね。まぁ手数を取るデッキに対して《スレイベンの守護者、サリア》が極めて有効なので当然ですかね。
しかしそれなら《ヴリンの翼馬》の形になるように思えますが、このデッキは《迷宮の霊魂》を代わりに採用しています。より直接的なドローをさせない方針の様ですがどうなんでしょうね?2マナである事が重要なんですかね?

 また基本的に地上のアタッカーの信頼性は大して高くないですが、《ミラディンの十字軍》が抜ける事も近年のD&Tではまずありません。BG系も多くないし、チャンプされるわ~で今一つ信頼感が足りないのですが、それでも数枚入っているところを見ると二段攻撃の魅力ですかね?
サイドの《光と影の剣》、メインの《火と氷の剣》に《ルーンの母》がいればその心配も無いのかもしれませんが。

 サイドには《歪める嘆き》が一枚。
まぁほぼ予想通りあまり使われないですが、これぐらい使われないと寧ろ奇襲性としては十分見込める物ですね。ミラーマッチにも意味が有りますし。




 と、こんな所です。
ここまでくれば矢張り殆んど新ブロックの影響は無さそうで決着が付きそうです。
一応、次のOpenはLegacyの予定。
なのでこの大型大会にての結果が最終的な判断になりそうです。
また、PIQやClassicの様な小型ばかりでは多種のデッキタイプが見られますが、より競技性の高くなる大会ではどうなのか?現環境を見るいい機会になりそうです。
現状止まっているTheRockの構築の方針もここで付けることが出来そうで、個人的には非常に楽しみです。

 不思議なのはMiraclesは強いデッキですが、どうしようもないほど環境的に異様に際立ったデッキでもないので、それに強いデッキがもう少し増えてきてもおかしくはないのですが、それがいつまでたっても出てこない事ですよね。結果的に大会の他のデッキの影響で生き残れないだけなんでしょうが。


 さて、今回はここまで、です。
お付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。



レガシー)TheRockに無色札を入れて回してみた。
レガシー)TheRockに無色札を入れて回してみた。
レガシー)TheRockに無色札を入れて回してみた。
皆さん、こんばんは。しもべです。


 とりあえず期待の無色札、と言うか《歪める嘆き》と無色土地を入れてどんな感じになるか?を知りたかったのでシンプルなたたき台を組んで回してみました。

[Land]*23
3《新緑の地下墓地》
2《湿地の干潟》
1《吹きさらしの荒野》
2《Bayou》
2《Savannah》
2《Scrub land》
1《Karakas》
1《ドライアドの東屋》
1《森》
1《沼》
1《平地》
1《コイロスの洞窟》
1《ラノワールの荒原》
3《不毛の大地》
1《海門の残骸》

[Cre]*12
4《死儀礼のシャーマン/DrS》
3《石鍛冶の神秘家/SfM》
4《聖遺の騎士/KotR》
1《静寂を担うもの》/《叫び大口》

[other]*26
4《剣を鍬に/StP》/《流刑への道/PtE》
4《思考囲い》
3《緑の太陽の頂点/GSZ》
3《師範の占い独楽》
1《壌土からの生命/Loam》
4《突然の衰微》
2《歪める嘆き》
2《アブザンの魔除け》
1《梅澤の十手》
1《光と影の剣》
1《殴打頭蓋》


 構築上のテーマとかそれ程なしにとりあえず組んで見た形です。
《タルモゴイフ》無しなのでベーシックではありませんがDrSとKotRを使う関係でこれ以上墓地依存札を増やしたくないので泣く泣くカット。

 生物は12枚と少なく見えますが《東屋》《殴打頭蓋》《歪める嘆き》×2にGSZ×3なので実質19枚。

 無色土地は《不毛の大地》×3、《海門の残骸》、ペインランド×2枚の計6枚。ここにKotR×4+GSZ×3のサポートが入ります。
 無色札自体はメイン3枚に能力を含めた《海門》で計4枚。
悪まで付け足し程度の価値として。
 潤滑油はGSZ3枚に独楽3枚のGSZ+独楽型を選択。
《古きものの活性》も考えましたがKotRとの相性を考えこの二種を採用。それが無いのなら《活性》を優先したい。

 またPWは現状信用性が薄いためメインは抜きで必要ならサイドからの方針。入れるならたぶんナヒリ。それでアドを取る手段がやや少ないのですが、まぁ消耗戦になっても独楽と《海門》で割とどうにかなります。


 無色札はそもそも余り枚数を積んでいないので何とも言えませんが、それでもKotRのお陰で機能はしやすい。
KotRの着地は遅いのですが、それでもまぁ割とDrS・SfMが避雷針となるので着地は可能。故に無色札の運用もしやすくなる。
 上述のとおり無色札が機能するのは、枚数の少なさもあるのですが、特に大きかったのがKotRと各ペインランド。これが無ければやはり不毛の大地の運用も合わせてかなり苦しくなります。ダメージこそ入るもののそれでも3色ランドとしてデッキの運用性を遥かに上げてくれました。ハイブリッドランドも考えましたが単体で機能しないので難しいと思います。

 また《歪める嘆き》のお陰でIns速度での運用が結構重要になる事を意識し、DrS・SfM・KotRと全てIns速度での挙動が採れる生物で固め、スペルも露払いのハンデス・Hatebear調達のGSZに加えてStP・衰微に《アブザンの魔除け》とIns札と独楽等構える挙動が採れるように構築しました。
結果としてそれらは功を奏し、必要時には構えたままの挙動がかなり許されています。

 Loamはマナ基盤に負担がかかる観点から、そのサポート。
それだけでなくKotR→不毛の嵌めのサポートも出来ます。環境的にManadenialを不毛で行っていてはこちらが速度負けしますが、エルドラージに有効なので選択。墓地を肥やす作業もDrS・KotRと相性が良いのでお守り的に有効。

 アブチャは重いですが、効果自体は完璧。
LotVのカットでサイズのある生物への対処がし辛くなったのでそのサポートも。KotRのサイズの確保にもなる。でも基本はInsのドローww
疑似4c構築はかなり苦しいのですがKotR+Loamにペインランドのお陰で何とか回る。と言うかこれが無ければアブチャの運用はどうにもならなかったでしょうね。

 《嘆き》自体はマナソースになるので使い道が無くとも装備品のコストや《殴打頭蓋》のキャストに使えます。

 《海門》はKotRのお陰で何も無い状態からでも、これと無色マナ源の調達が出来るので機能しまう。ボブがいない分ハンドが枯渇しやすいので、条件も満たしやすい。


 問題は枠がまるで足りない事。
見て判りますが、対Comboまでこなせる枠はたった6枚。
本来ハンデスが5~6枚程度入っていたことを考えると種類が変わっただけで枚数は変わっていない事になります。しかも対小型除去の役割で衰微と被っている。
デッキのコンセプトとなるDeedや包囲サイなどは結局入れる事が出来ていないので方向性付けが出来ていません。《嘆き》は必要が有ればここから更にサイドから足すと言う方法でも運用可能でしょうが、妨害枚数が増えていない時点で、本末転倒な構築なってしまっています。
つまりどう考えても、目的を達成していないという点でダメ構築。
 デッキを回す事の確認はそれなりに上手くいっているのは事実ですが、何がしたいのかよく判らないデッキになってしまいました。まぁ所詮たたき台と言えばそこまでなのですがね・・・。
無色マナの枚数基準が確認できただけ。


 という事で無色札を使うつもりならここから肉付けとそぎ落としが必要になるのですが、これは難産しそうです。
と言うかできる気がしないww




レガシー)Eldrazi Stompy動画雑感
レガシー)Eldrazi Stompy動画雑感
レガシー)Eldrazi Stompy動画雑感
皆さん、こんばんは。しもべです。


 LegacyにおけるEldraziは大規模大会のそれを見ていないので何とも言えません。
が、挙がっている動画を見るとLegacyでも割と闘えている様に見えます。
見た中(15程度)では当たったCombo(Belcher・Reanimator)には無残な死に体を晒していましたが、残りのフェアデッキには殆んど勝ちを収めていました。またComboも引きが噛み合えば行けるようです。ANT・SneakShowにも勝っていましたから。Comboの中でも遅めの後者の様なデッキには妨害以外にも分回りでも勝利を狙えるようです。
TC Deckの結果を見ても割と結果を残しています。の割にDN内ではやや勝率が劣るような印象も・・・。まだバラつきのある時期ですかね。


 明確に負けていたフェアデッキは個人的には視ませんでした。
NicFitには落とした試合はどちらも事故で負けています。しかしブン回りの瞬殺も有りましたし、TheSourceの当該板でも対策が騒がれるほど苦手なようです。
SCGの動画ではD&Tが勝利を収めているようですが、私が見た別の動画ではD&Tに勝利を収めてもいました。なので何とも言えませんね。
 ただデッキ内のほぼ全てが特殊地形なので土地破壊方面のManadenial戦略は確かに効くようです。動画でもそれで落としていた試合も有ります。またドローサポートが皆無であるデッキであるために土地事故も割かし多い。KPが高い各種札のお陰で何とか勝てていますが、危うい試合も多かったように思います。

 特に印象的だったのが2名の対Miracles戦の動画を見て、その両方共に勝利を収めているところですね。
対生物デッキのMiraclesに2-0/2-1で其々が勝利を決めており、後者の方の一敗も後一撃届かずでした。《ミシュラの工廠》の様な強い構築を形成できるのなら普通に勝てそうです(実際2-0の方は長期戦の末に一本もぎ取っていました)。対Miraclesでは長期戦になっても《終末》で飛ばされた札を《ウギンの目》からサーチして《魂の洞窟》で着地できるので有効除去が《剣を鍬に》ぐらいしかないのは辛そうですね。それが大量の生物枚数のお陰でどんどん叩きつけられるのでStP→ScMと繋げても歯止めが効かないようです。《歪める嘆き》も割と通っていて《終末》を打ち消していました。1t目CotVやブン回りのためにFoWを切っている事が多いので、《相殺》さえなければ比較的現実的なスペルの様でした。その上できってくれるのならそれはそれでありでしょうし。そしてデッキの主力には《相殺》は関係ない。
 但し、《僧院の導師》を運用する形は見ていないので、そのタイプがどこまで有効かは不明です。そもそもサンプル2つではどうかなんて判断のしようも無いので。
Zombardmentや《若き紅蓮術士/YPM》型のDelver等面展開されると、回避能力の欠如と言う欠点を晒していました。なのでそこを抑えればだいぶ変わるかもしれませんね。導師やYPMは《虚空の杯/CotV》をすり抜けてTokensを伸ばせるので特に辛そうです。


 Modernにある弱点は割とそのままなのですが、それ以上に痛いのはCotV抜きが考えられない構築ですよね。
メタに合わないから抜いてよりデッキパワーを有効牌を入れて高める~と言う事が出来ない。それぐらい存在感が有るのは見てて再確認。と言うよりCotVのみのメイン妨害置物もまず無理だろうと。何かしら追加の手段は必要のようです。なのでどうしてもデッキパワーは下がるし、益す確率から事故は避けられませんね。

 後は今後如何に認知されるかでもまた変わってくるはず。
現状目新しいデッキなので挙動やデッキの中身自体は理解していても、その実態を把握している人は少ないでしょうからね。




 《エルドラージのミミック》は単体で弱すぎて好きにはなれないのですが、これが有るお陰で「ブン回り」と言う勝ち手段が有る以上は、抜けそうもありません。それぐらいブン回りはこのデッキの明確な価値ですからね。必要悪のような物でしょうかね?
 正直これ抜くならもうMUDにしてしまう方が良い気がします。
それぐらい回った時の圧力が凄い。

 対して《作り変えるもの》は重要そうな場面が見当たらないのですが、まぁ地味な能力ですし使わないと判らないものですかね・・・。一応PatriotやEsperが少ない現メタ上にある《剣を鍬に》を使うのはMiraclesぐらいなので割とPiGも期待できますし。

 《歪める嘆き》もかなり明確な確定枠のように見えます。
CotVや《アメジストのとげ》をすり抜けたSocを潰しての勝利は何度も見ますし、緊急時のTokenも結構見ます。除去の有効性は言わずもがな。

 《裏切り者の都》はやはり危うい札ですね。
元々重めの構築なので土地のセットランドを止める訳にもいきませんから、序盤に土地事故を起こす一因になりかねません。その分有用性も確保できているわけですが。マナファクトの《精神石》なんかがかなりその欠点を補っていましたね。(1)マナで実質動けます(《血染めの月》を喰らっても死にません)し、要らないならドローにすればいい。ただタップインを我慢できるのなら《守護像》も悪くは無いと思います。上述の様に継続的な戦線構築の有用性は事実ですからね。

 《忘却蒔き》は有るとそれはそれで便利。
《裏切り者の都》のデメリットを無視して土地を伸ばせますし、サイズ負けはまずしない。《ウギンの目》の起動マナの確保にもなるので長期戦に強い。しかし同じ6マナ域の《終末を招くもの》の汎用性には敵いませんしね・・・。




 P.S。
どうせModernは土地が無くてやらないのですが、現状殴り合い上等の環境だと言うならTheRock使いとして、それこそ《ファイレクシアの抹消者》を使いたいですよね。SCGにも記事挙がってましたが、除去とマナ加速から何とか抹消者→格闘でBeatdownを滅殺していきたいですよ。



NBA)本日のステフィン・カリー 16分の12
 タイトルの12/16はFG(フィールドゴール)でもFT(フリースロー)でもありません。
3P(3ポイントシュート)の成功/試投数です。
因みにFGは14/24、FT6/8で46点・・・。


 個人的な感覚ですがNBAでその試合中3本以上を決めていれば十分な数値。
一試合平均2.5本以上(成功率38%)決めていればリーグでシューターとして名が通るレベルです。5~6本決めれば試合の寸評やタイトルで紹介されるレベル。



 GSWは24試合を残し他状況で自身の持つシーズン3P成功数を早々更新(288)。このまま怪我が無ければ300本どころか350も超えて行けそうです・・・。
有史以来様々な名スコアリングシューターがいた(近年ではレジー・ミラーやレイ・アレンが代表的ですかね)NBAですがここまで突出した選手はいたのか?と言うレベル。
その2名に比べ、ハンドリングが優れている(別にミラーもアレンも下手ではないけどSGとPGでは根本的に差と違いが有る)ため得点パターンも豊富で独力での得点力が上であるため、コート上を走り回りスクリーンを貰う必要が無い。その上ディフェンダーがいようがフェイスガードされてようが視界が塞がれていようが距離が遠かろうが、とにかくクィックリリース。そして高確率。シューターがチーム内/コート内に複数いる(去年の3Pコンテスト王者カリーに、今年の王者クレイ・トンプソン。そして3Pを武器に出来る選手が複数名)恩恵もあるでしょうがそんなレベルを遥かに超えている。
ここまでのシューティングスコアラーを見た事が無い。
自身が更新するまでの3Pシーズン最多成功数がアレンの268本だった事を考えると、24試合(1シーズンの1/4以上)残し、自身の記録288本を更新している事がどれだけ異様な光景かが良く判ります。


 近年の3Pは得点源の一つながら、ペネトレイトやポストプレイの脇を支え相手のディフェンスを広げる役どころが多かった。連覇中のMIAやそれと争うSAS等も3Pを多用していたのは事実。
しかしながらここまでチームの攻撃の主役として3Pが立てられているのは見た事が有りません。
そしてその中心にいるのがカリー。
連打される3Pの恐ろしさを嫌と言うほど味あわせてくれています。同じ本数のゴールを決めても一方的に離されていくだけですからね。何より雰囲気的にもう無理ぽ・・・になる。

 先日カリーの余りの暴れっぷりに、同リーグのレジェンドであるオスカー・ロバートソン(史上唯一のシーズントリプルダブルを達成した人)が「ディフェンスを広げようとしないNBAコーチ陣は愚かだ」と苦言を呈していましたが、もうそんなレベルではない。寧ろチーム全体で3P撃てるんだから十分広がっているし、上述したようにフェイスガード張り付いていても関係なく決められる。広がり切ればドライブされるだけ。そしてプレスを使うような走り合いになったら勝てるチームはいない。



 この男は一体どこまで行くのでしょうかね・・・?
現在はリーグ一位の平均30.6点にも拘らずFG51.5%、3P46.8%、FT90.8%に加え何よりも驚異的なのが出場時間34分弱と言う各チームのエース級で考えれば少ないプレイ時間。どんだけ凄いんだ・・・。
FG50%、3P40%、FT90%以上は歴代で達成した人が数えられるレベルに達成が難しい得点関連指数なのですがね・・・。
得点王争いをしているケビン・デュラントの今ゲームのFG13/26、3P7/11、FT4/4で37得点が霞むレベル。KDも得点王争いが出来る驚異のスコアラーなのですが・・・。
怪我だけが怖い所。



 因みに、チームの勝敗の数字53勝-5敗。
かの有名なマイケル・ジョーダンを有した3連覇時のCHIが達成していた72勝-10敗と言うシーズン最多勝利数を割合で言うなら上回っていると事。
流石に序盤の様な連勝は出来ないし、疲れも出てくるので更新は難しいでしょうが・・・。


お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索