レガシー)今週のSCGの結果 レガシーは何処に行くのか。
レガシー)今週のSCGの結果 レガシーは何処に行くのか。
レガシー)今週のSCGの結果 レガシーは何処に行くのか。
皆さん、こんばんは。しもべです。



 日本国内ではBMOと神挑戦者決定戦、海を挟んではSCGと大きな大会が2つも有ったMtG Legacyな週末でしたね。
BMOの来場者も多そうですし、MtGの人気は日々高まって行ってますね。
さて、今回のSCGはAtlantaにてPIQでLegacyが併催された様なので早速結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=10/11/2015&end_date=10/11/2015&city=Atlanta&limit=50


優勝はCaleb scherer氏のANTです。


以下Top16(上から順に一位~/9位~)
ANT
BUG 続唱
Deathblade
Miracles
Infect
ANT
Elves
Infect
----------------------------
Enchantress
Jund
Miracles
Elves
Infect
Miracles
Elves
Burn

 と言う結果でした。
前回とはずいぶん顔ぶれが入れ替わり、変わらぬ勢力を誇っているのはMiracles程度ですね。今回もTop16に3名で安定した戦力を発揮できていますが、前回より難しそうな面子が多いのによくやりますね・・・。BMOでも優勝をはじめ多数のMiraclesが居た様なのでやはり高い安定性とデッキパワーを誇るこのデッキは今環境では強いですね。
 前回とは打って変わってInfectとElvesの数の多さが目立ちますね。
どちらも3名ずつ。盤面に干渉する手段の少ないデッキが増えたのか、低速デッキが増えたのか。少なくとも激減したRの恩恵は受けていそうです。Miraclesが活躍するのならInfectも今後、より勢力を増してきそうですが。
 あとはANTですね。
こちらもBMOでも見られましたし、不安定な環境では速度が活きやすいので納得です。今回はSnT系が零と言う珍しい結果も有りますし、それに比べるとこちらは安定していますね。このデッキもGrixisが居たころは数も減っていましたし、ここから数は増えていくかもしれません。


 Delver系が殆どいないのはかなり意外ですが。
メタや当たりで上下動するのは当然ですが零名と言うのは以外を通り過ぎて衝撃的です。特別Delverに強いデッキがいるわけでもないですし、何が有ったのですかね。
続唱系は何とも言えませんね。
まぁここら辺もまたそのうち調整されていくでしょうね。




 ここからは個別に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=92657
優勝したCaleb Scherer氏のANTです。

 前回のIndianapolisでも21位に入っているCaleb Scherer氏。
メインは《陰謀団式療法》×1→《師範の占い独楽》に換えて多少の安定性と連動性を妨害を犠牲にしてあげているだけで、他の変更点は無し。
基本地形《島》2枚《沼》1枚の3枚構成で土地14枚の少なめ、それにも拘らずメインから《闇の嘆願》2枚と結構カツカツな構築をしていますね。この嘆願を使うかどうかもオリジン以後のANTの構築の差になりましたが、それでもメインに2枚は珍しいですね。

 主に変わっているのはサイドで《ザンティッドの大群》の枠を《花の絨毯》に置き換えていますね。
どちらも対Uに強い札ですが、より速度を重視しているのやも。実際今回の大会では生物系のComboが増えていますしね。
《夜の戦慄》も前回のDeath&Taxを見れば入れざるを得ませんよね。フェアデッキが多いならUも《エーテル宣誓会の法学者》が入りますし。
よく判らないのは《巣穴からの総出》3枚。一体何に3枚も使うんですかね。消耗戦用?
そう言えば海外の「Ovino X」と言う300名以上の大型大会でサイドに《謎めいた命令》を3枚積んでいる形のANTもTC Decksに載っていました。ANTの闇も深いですね・・・。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=92662
3位、Steve Wilson氏のDeathBladetGです。

 元々他と比べれば多めの生物が取られるDeathBladeですが、その中でも特に多めの形ですね。
アドバンテージ生物枠は《闇の腹心》と《ヴリンの神童、ジェイス》のスプリット。ジェイスは正直あまり変身しても使い回す先は有りませんが《剣を鍬に》《渦まく知識》が有れば十分と言う事ですかね。そもそもスペルの使い回し優先なら《瞬唱の魔道士》を入れるでしょうから、ボブも含めた引き増した札のルーターを使った整理要員かもしれません。
一番驚いたのは《真の名の宿敵》4枚。
戦闘の安定感は高いのですが、それ以外に役には立たないため4枚目まで取られる事はそうそう無いのですが・・・? ついでに今回のデッキ群や前回のD&Tなどが増えると必然的に小型スィーパーが増えてマイナス修正も増えてくるのでその意味でも逆風。それでも高い戦闘力と防衛力が必要だったんですかね・・・。

 打消しとカウンターを採れる色ですが、メインはハンデス優先。
《思考囲い》4枚と《Force of Will》3枚の最低限です。これだけではたいComboではどうしても足りないのでサイドから足す用ですね。そこでも生物が多めですし、結構アグレッシブな形ですね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=92663
4位、Sam Tuell氏のMiraclesです。

 前回、今回と安定して高い成績を残しているMiracles。
やはり失ったものが少ないのは強みですね。

 目についたのはメインに入っている《僧院の導師》2枚。
サイドからのアグレッシブサイドと言う形は有りますが、メインから取るのはあまり見かけません。土地21の《思案》3枚(4枚ではない)の形ですし、MidrangeのCTMの様な形とのハイブリッドと言う事でしょうかね。
変わりのフィニッシャーをサイドに取ってあるわけでもありませんし、相手のメインでの除去を腐らせるという利点を失っていますが、それを推して使う価値があるという事でしょうかね。

 これもそうですが最近はメインから生物は複数枚積んでいる形が非常に多いですね。最低でもScMは詰んでいますし、結構打点を高めにしておくのが主流なのかもしれません。

 今はそれほどでもありませんし、《紅蓮破》もサイド後が基本ですが、このままMiraclesが安定して成績を残すのならばまたメインにt紅蓮破×1もそのうち戻ってくるかもしれませんね。




 こんなところです。
前回のSCGと比べると随分と偏って、前環境の残り香も感じにくくなりましたね。
Rのこれ程の激減には驚きを禁じ得ませんが、これも放っておけばまた増えてくるでしょうね。増えたのは《封じ込める僧侶》で、今回はSnT勢やReanimatorはいませんでしたが、矢張り意識されているようですね。《翻弄する魔道士》も多いですし、正直SneakShowは何処まで数を戻せるのか?と少々不安にも成りますね。
まぁ私個人としてはSnT勢がいない方が遥かにありがたいのですが。Delverはほっといても戻るし、死滅はまず無いでしょうね。
Bladeは判りませんが、ANTはそこそこいますし、そうしたら針系や《無のロッド》も徐々に増えてくるかもしれませんね。


 さて、今回はここまで、です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この文章がお役に立てば幸いです。




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