禁止改訂) おめでとう!おめでとうおめでとう!!
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皆さん、こんばんは。しもべです。


 今日は更新するつもりもなかったのですが、禁止改定にて衝撃の発表が有ったため笹なんか食ってる場合ではなくなりました。
http://mtg-jp.com/publicity/0015763/#

Legacy
禁止 《時を超えた探索》
解禁 《黒の万力》

 DTTは青ばっかで多様性が無い。他のデッキを環境から締め出すから。
万力はドローが強力な環境だと危ないけど、Legacyならたぶん大丈夫。DTTも禁止したし。(要約)

との事。


今更過ぎ!!(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
そんな物は前回の改定時期の段階で判っていたことで、その後明確な悪さってしてない状況維持だっただけ。
恐らくWotCの予想以上に環境に変化が無かったから、致し方なくでしょうね。本当はあと一年ぐらい待っていたかったのではないでしょうかね?Stdのカードから禁止は避けたかったでしょうし。

 それでも大きな大会を総なめにしてしまったGrixisの存在はどうしようもなかった。
Tier1はGrixis、Miracles、Omniでそれら全てとそれに続く各U系フェアデッキ全てにDTT入っていましたからね。
探査と効果の関係で枚数こそ落していますが、ブレスト・FoWに並ぶ存在感で、そのDTTのためのデッキが多過ぎました。何よりTier1の中でもGrixisが別格過ぎて・・・。

 ただでさえ打消しやドローが無く他の色は不利にも拘らず、UやComboへの対抗手段の一つであるハンデスを絞め殺す威力のお陰で2重の意味でU以外を選択する理由が減っていましたからね。
そしてこれらのお陰でUも含めて、対Uを如何にするか?と言う構築になっていました。
D&TやLands・MUDの存在は兎も角、メインから《紅蓮破》《赤霊破》とかどう考えても環境がおかしい証拠なのにそれを放置し続けたWotCは、血を吐く思いだったかもしれませんが怠慢でしたよね・・・。

 これで結局Legacy環境を荒らしに荒らした探査ドローの2種類《宝船の巡航》《時を超えた探索》の両方が禁止される結果に。
満を持してFUTから登場させた「探査」がUになって悪さをしてしまったわけですね・・・。巡航が禁止された時DTT有るから意味ねぇwwwとか言われていましたが正にその通りですね。
まぁね、誰がどう見てもおかしいもの・・・。
Stdでこそ悪さしないけど、↓環境ではどうなるのかぐらいある程度予想付いてたはずですし。
個人的には《物読み》を考えれば「6マナ探査2ドロー」程度ならまぁ許容範囲だったのではないかと思うのですがね・・・。



 これでKTK以前の
RUG Delver/BUG Delver vs Miracles vs SnT
と言う構図が戻ってくるでしょう。

 物量戦から消耗戦の時代も帰ってきます。
RUG Delverは復興し、《ヴェールのリリアナ》や《Hymn to Tourach》《思考囲い》のハンデス勢も息を吹き返すでしょう。

 対して、巡航・DTTを核としていた《若き紅蓮術士/YPM》デッキは大打撃を受ける事になるでしょう。
少なくともハンドを回復させる手段が無いわけですから、ハンド枚数はある程度保持しておく必要が有り、すると必然的にYPMの生成能力は激減しますからね。
Miracles・SnTは以前の形に戻すだけでしょう。
それでも確実にデッキパワーは落ちます。が以前から強力なデッキであったので、YPMデッキの様に解体の憂き目には合わないでしょう。
 GrixisはLegacyではずっと日の目を見ない色だったので可哀想ではありますが、流石に悪さをし過ぎましたね・・・。
とは言え、今回の件でプレイヤーもGrixisの挙動や性質自体は理解したはずなのでここから先と依然とではまるで違ったものになると思います。《コラガンの命令》の様な優秀なカードも有ります。


 さて、では全く同じ環境になるのか?と言えば否です。
理由は探査はまだ生きているからです。
具体的には
《グルマグのアンコウ》
《黄金牙、タシグル》
《残忍な切断》
《強大化》
ですね。
何れもそれ程の枚数は詰まれてはいませんが、それでも存在している以上デッキ構築に何らかの影響は与えるでしょう。
特にRUG Delver - BUG Delver間の関係図は大きく変化するはず。
また生物組は《突然の衰微》に対するアンチカードにもなるはず。
 しかしこれらで溢れるか?と言えばそうも成らないはず。
なぜならYPMのお陰でなりを価値が落ちていた単体除去の価値が上がってきますからね。タシグルの場合はSneakの増加の場合には《Karakas》の増加も考えるとなお厳しいでしょう。特にこれらを苦にしないMiraclesの存在も癌。またBUG系の場合はミラーも考えるとハンデスではなくLotV等の除去に依った構築も出てくるはず。

 Miraclesはデッキの安定感は落ちますが元々極めて安定しているのでそれ程のダメージはない筈。
メイン《紅蓮破》がサイド《紅蓮破》になるかもしれません。
しかし、これも含め中速~低速のUWxには《僧院の導師》が残されます。
確かに枚数補充こそできませんが、元々数も有りますし、使える範疇のカードの筈。寧ろスィーパーが減るのならねらい目かもしれません。
 また面展開の減少・紅蓮破の減少が起こるのなら《精神を刻む者、ジェイス》の存在感も復権する可能性が大。
Tempoを潰すためのMidrangeの数も増えそうです。
という事でBlade系・続唱なども見られるでしょうね。

 MiraclesからDTTが抜けるという事は《安らかなる眠り》もサイドインされる確率が劇的に上がるという事。ハンデスが増えBG系が増えるのなら尚更。
他のUWにも言えるので、言う程B系にはありがたくは無い状況。

 SnTはOmniの安定感が減りSneakの増加に繋がるかもしれません。
とは言え、もともとこのデッキが減った要因の一つである《封じ込める僧侶》は健在で、UWには《翻弄する魔道士》等も有ります。消耗型Tempoが増え、物量戦を避ける事が出来るのならD&Tも増えてくるでしょうしどの程度数を増やすかは未知数。当然数の減っている《Karakas》も増えます。
Omniは《燃え立つ願い》型、《ドリーム・ホール》型に戻るでしょうかね。
ハイブリッドはどちらも有るでしょう。

 URは難しそうですね。
デッキの根幹が根こそぎですから、一からスタートするしかないでしょう。

 物量戦が減り消耗戦になるのなら部族にも可能性が見えてきます。
Miracles次第ですが、今よりもRが減るのなら。
同じくRが減るのならInfectも可能性が見えてきます。このデッキの場合は《強大化》も手に入れていますからね。


 軽量スペル連打系の大勢力も減って、軽量系、パワー系、コンボ系にうまく判れるので対策は寧ろ面倒になるでしょうね。

 個人的にはB使いでもある為にハンデスの復権は有難い事です。
しかしMiracles・OmniをGrixisが締め出していた環境はTheRockにしろNicfitにしろ美味しい状況だったので別にそれ程持ちデッキにとっては嬉しいとも言えない状況ですね(´;ω;`)ブワッ
特に墓地対策が溢れるならDrSもタルモもKotRも死んでしまう。


 どんなカードが使われるようになるかは判りませんが、期待しているのは2枚。
《集合した中隊/CC》と《コラガンの命令》です。
CCは一時期使われたカードですが、どうしても生物と言う不安定性が嫌われていました。物量と言う点に関してもDTTで良いよねwwと言う事でしたし。
が、これで少し風向きも変わってくるのではないでしょうかね?

 もう一つの《コラガンの命令》は名前を上で挙げていましたが、単体展開やMidrange(SfM系)が増えるのならこのカードにはむしろ追い風でしょう。

 まぁ、これらはパワー札に当たるのでManadenial戦略を乗り越える必要性はありますが・・・。でも明らかに以前にはなかったカードなので何らかの変化を期待したいですね。

 《僧院の導師》はどうでしょうね。
CTTは形を変える必要はありますが《相殺》+《師範の占い独楽》もありますし、独楽ぐるぐるでTokensを調達できますし。


 何にせよ対環境様に考え書き溜めていたプランが総てパーです(´;ω;`)ブワッ
また一から環境用を考える日々か・・・。
巡航の時から数えてこれで2度目だよ。

 まぁこれで《精神的つまづき/MM》以来の騒動になったKTKショックもこれで一段落するでしょうね。
健全なLegacyライフが戻ってきそうです。
次は墓地デッキを環境から駆逐している《死儀礼のシャーマン》が最有力候補ですかね? 明らかに禁止理由と矛盾している《グリセルブランド》も結果次第では在り得るでしょう。


結局1枚1kで4枚買ったDTTは一度も使う事が無かったなぁ(´;ω;`)ブワッ



 で、解禁された《黒の万力》ですが、まぁ特になんともないでしょう。
Legacyでハンドが5枚以上抱えていないと効果を発揮しないとか、1t目に出しても2~3点削った後は全く仕事をしなくなるでしょうね。仕事をするのは1t目だけ、巧く行っても2t目まで。それでいったい何に使うのか。つまり1t目:《暗黒の儀式》→《黒の万力》×3でも初回のダメージ以外はただの置物という事です。
この手の過去の強力カードは凶悪なコンボデッキでもない限り、だいたい持っている制限/条件がLegacyに合っていないので効果を発揮するのが難しい。《土地税》を見ればよく判ります。
万力を機能させるのはLegacyでマスディストラクションやランデスデッキを機能させるのと同じぐらいハードルが高い。
これが活躍するぐらいなら寧ろ《拷問台》の方が可能性があるでしょう。
Lgeacyに置いてはハンドを抱えられている事の方が少ないですし、寧ろ抱え込む様なデッキが抱え込んでいるのならそれは「死の宣告」を受けているのも同意。20点削り切るよりも遥かに速く昇天するでしょう。
普通に組んでもどう頑張っても良くて毎ターン1点削れるかどうか。諦めて《硫黄の渦》や《地獄界の夢》を使う方が賢明でしょう。

※書いた時点では失念していましたが、マリガンルールの変更で、より積極的にマリガンも行われるようになるでしょう。ならば、尚更機能しなくなるはず

 まぁ懐かしのカードでもありますし、デッキを組んでみるのも良いのではないでしょうかね。
特に《一日のやり直し》はこれの為に刷ったのではないか?と思える程ですし、たくさん並べていっぱい削りましょう!
また《血清の粉末》が仕事をしてしまうのか。
と言うか丁度マリガンルールも改定されましたしねww

 《一日のやり直し》は万力を集める手札としても良いですね。
ただどうしても相手の手札補充も気になるのでそこに蓋が必要。《オアリムの詠唱》や《秘儀の研究室》、《大歓楽の幻霊》とかですかね。どれも対処札を使う機会を与えているだけの様な気もしますが・・・。
大量バウンスの方が良いですかね。


 後は《三なる宝球》や《抵抗の宝球》などの加税系、《壌土からの生命》+《不毛の大地》等の徹底ランデス系などのManadenial系統のクロックソースぐらいですかね。
 POXは相手のハンドを削ってしまうため、それがどう影響するか。
既に嵌める事が出来ているのなら、別にこれである必要性を感じません。


組もうと思えば色々組めはします。
しかしまぁどうしても強くはならないと思います。



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