皆さん、こんばんは。しもべです。
遂にTHSブロックとのお別れの時間です。
思い起こせば、新ブロックとしてギリシア神話を思わせるデザインに喜んでいた時期がありましたね。
パックを幾らか剥きダイスが貰えるキャンペーンをやっていたので、実に10年近くぶりに真面にパック購入をしたブロックでもあります。つまりパックから初めて神話レアを引いたブロック。なんだか感慨深いですね。
もうTHSも落ちてしまうので何と無く追悼企画でも。
まずギリシアを思わせるテーマやイラストはそれまでのMtGには無かったので中々に印象に残りました。
サテュロスなんて種族も出てきましたし、マイナーなケンタウロス・ハイドラ・ミノタウロスなどなども出てきて楽しませてくれました。
・「信心」
:何と言ってもこのブロックの価値は「信心」と言うメカニズムの出現でしょう。
これまではカードパワーを制限するためのデメリットとして扱われてきた色拘束と言うシステム自体が逆に強める事で力を得ていくというのは古株としては斬新な思いがありました。それでいて墓地が手札になるほどの凶悪さではない比較的バランスのとれらメカニズムでもありましたね。
《アスフォデルの灰色商人》や《波使い》の様な名作も生まれ、歴史に名を遺したメカニズムです。
これにより過去のカードが再評価されるようになったという点でも意味の残るブロックになりましたね。
そんなあなたには「県民栄誉賞」が相応しい。
欠点は各カードに差が有り過ぎた事。
加えて信心稼ぎのために必然的に構築が固定化してしまった事ですかね。
・「授与」
:Aura強化企画の新段。
Auraを入れたBeatdown組みたいけど、Auraか生物かを偏って引いてしまうというデッキ的欠陥を緩和する事が出来る良好なデザインでした。惜しむらくは重すぎた大半の授与コスト。其々あと(1)マナは軽くてよかったようにも思いますが・・・。それだと強すぎるか?
ほぼ企画倒れでした。
・「怪物化」
:マナを払っても怪物になる事はありませんでした。小物でした。
精々スピッツでした。
・「英雄的」
:名前がダサい。
しかし明確にテーマとなったデッキを派生させたことは大きい。それほど速くもない環境に置いてBeatdownを成立させたわけですから、それだけは成功例と言えそうです。
・Cre/Enc
:新規格の生物群。
授与もそうですが、新しいカードタイプを持つことでこれまでに無かったシナジーを構築できるようになりました。↓環境に行くほどその手の物も多いため過去のカードの再評価にも繋がりました。
惜しむらくは《クルフィックスの狩猟者》程度しか明確に通用する生物がいなかった事。
Cre/Atfがあれだけ在るのならここら辺ももう少しKPを上げても良かった。
・「神」
:壮大な期待と仰々しい名前を背負ったデザインの割に、THS世界の住民どころかWotCの人間からも信心を得る事は出来ませんでした。《古代への衰退》《存在の破棄》《霊気のほころび》《神討ち》及び追放除去など次々に投入されるWotCの刺客たちは大して活躍もしていない貴方たちを盛大に苦しめました。
結局顕現したのは《海の神、タッサ》程度で、プレイヤー達の信心は専ら灰色商人と波使いに注がれました。
とんだ「紙」だぜ・・・。
しかし明確に活躍したタッサだけでなくEternalで間々使われている《嵐の神、ケラノス》を生み出した成果。
及び「手の平クルフィックス」と言う語句を浸透させた功績を評価し、「THS村名誉村民」に推薦します。
次に個別のカード
・各種占術ランド
:ショックランド以来のタップインでありながら明確なメリットのある土地。
環境を低速化したいという狙いのもと制作されたタップインですが、「占術1」が付いているおかげで遥かにゲームの挙動が安定。WotCのもう一つの狙いである展開上の事故をある程度回避できるようになります。
個人的にはタップインデュアルランドの傑作品の一つとして評価しています。
下の環境でも低速デッキや初動を遅めにしたデッキなどには可能性を残していて、Stdでは狙い通りの環境に。初動の重要性の低さを利用し、同時にロングゲームでの事故の怖さを躱せる。
実に素晴らしいデザインであり、成果が伴う。
そんなあなたには「市民栄誉賞」を送ると同時に、「THS環境MVP賞」を送ります。
・《サテュロスの道探し》
:Cipで「4枚Topを削り中から土地を1枚調達、残りを墓地に置く」生物。
土地の調達・墓地肥やし・生物の攻防貢献に餌運用。
僅か2マナの生物ながらシナジーの塊として様々なフォーマットで各種デッキ構築に貢献し、新しいデッキの誕生にも寄与した。
Std期間も《エレボスの鞭》を一として常に運用され、Eternalでもさらにシナジー性を高め運用された。
各フォーマットでの大車輪の働きをしたその功績を評価し、「国民栄誉賞」に評します。
・《クルフィックスの狩猟者》
:3マナ2/4とバランスの取れており安定感のあるサイズ。
そしてTopから土地を展開し続ける事と上陸に依るライフゲインの両アドバンテージを稼ぎ続けるアドエンジン。
様々なデッキに置いて運用され、Midrangeのシャフトとなった。PWの活躍にも貢献。信心も高い。
各種高いシナジーも多くデッキの組み甲斐も有る。
それでいて3マナ掛けても対した事の無い戦闘力。
稼ぎ続ける割に小粒なアド。そして常に公開されるTopにより与えてしまう情報など、メリット過ぎない能力。
良さと悪さのバランスが取れた良質なデザイン。
Stdは登場後から徐々に使われ活躍し、Modernでも運用される。フォーマットの垣根を超えた活躍を評価し「県民栄誉賞」を送ります。
・《大歓楽の幻霊》
:歌って踊れる《紅蓮光電の柱》。
嘗ての微妙なデザインを生物化し、普通は置き物化して下がる評価を格段に引き上げた傑作。
性能的にStdではそこそこ程度の成果でしかなくともSlighでそれなりに使われる。
そしてそれ以上に環境が硬直しやすいEternalフォーマットに置いて、Burnの立場を一気に引き上げた。
一時期はLegacyの強デッキの一つにまで成長させたその成果はとてつもなく大きい。
信心も稼ぐ事が出来、《吸血の絆》等のシナジーでも知られるため意外とできる事が多い。
それでいて自分のデッキ構築のある程度制限したり、相手だけでなく自分にもデメリットを与えプレイングを要求するなどバランスの取れたデザインは秀逸。
それ程活躍していないデッキをトーナメント級に引き上げ、さらに嘗てのデザイン上の評価まで覆した。
その成果を持って「国民栄誉賞」に評します。
・《波使い》
:Uの新しいフィニッシャーとして確立。↓環境の魚の戦力を増強。
置き物を多数置かせるという新しい方向性をUに与え、多数のTokensを生み、起こる様々なシナジーにデッキ構築の余地を残した。
そんなあなたには「市民栄誉賞」を送ります。
・《アスフォデルの灰色商人》
:黒信心と言うデッキを各フォーマットで確立。黒コントロールの新しい形を作った。
特にCommon構築であるPauperでの貢献度がStdに次いで素晴らしい。
ドレインの新カードとして良質な戦力でもある為黒い足り得る良いカードだった。何より素晴らしかったのは安かった事。札束カードゲームと化したMtGにおける良心としても働く。
そんなあなたには「県民栄誉賞」を送ります。
・《森の女人像》
:《ユートピアの木》に「呪禁」が付くとどれ程強くなるのかを証明した生物。タフネスも上がっておりブロッカーとしての性能も上がる。Midrange~Controlを成立させる要として大黒柱として機能した。
また速すぎる環境を遅くしたいという狙いである2マナのマナ生物でありながら、明確に機能し且つKPも保証されていた点で歴史的失敗を覆した。
そんなあなたには「市民栄誉賞」を送ります。
ここからはその他一括。
・《太陽の勇者、エルズペス》
・《海の神、タッサ》
・《白鳥の歌》
・《思考囲い》
・《エレボスの鞭》
・《嵐の息吹のドラゴン》
・《鍛冶の神、パーフォロス》
・《神々の憤怒》
・《火飲みのサテュロス》
・《灰燼の乗り手》
・《ニクスの祭殿、ニクソス》
・《オレスコスの王、ブリマーズ》
・《迷宮の霊魂》
・《灼熱の血》
・《ニクス毛の雄羊》
・《弁論の幻霊》
・《クルフィックスの指図》
・《脳蛆》
・《嵐の神、ケラノス》
・《マナの合流点》
・特別枠
《時を超えた探索》
《宝船の巡航》
:ありがとう巡航、ありがとうDTT。
Uに在らずばMtGに在らずをLegacyで体現してくれて、MMs以来の糞環境にしてくれてありがとう。
ハンデスを締め出してくれてありがとう。
「U・ドロー・探査」これらの要素が如何に危険かを身を切って伝えてくれるその姿勢には感動したよ・・・。
R.I.P
しかしまぁUR DelverやGrixis Delver、「ジェスカイの隆盛」などそれまでには無かったデッキを成立させ、様々なシンデレラストーリーの誕生をさせ、淀んだ沼水の如きLegacy環境に新しい要素を持ってきた事だけは評価に値します。
結果的にはLegacyに残った明確な成果は《大歓楽の幻霊》程度で後は微々たる影響だけ。Zen・SOM・ISD・RTRと来てもっとも近年ではLegacyに影響を与えなかったブロックになりましたね。
近年の上がり続けていたKPが調整され始めたブロックと言えます。
その影響か、債務危機に陥りそうな金満デッキも少なめである意味では良い環境でしたね。THS後期は週ごとに勝つデッキが変わるなんて正にメタゲーム。大きな大会でも各人の読みと調整の腕が光る事が多く、見ていて飽きない環境でもありました。
遂にTHSブロックとのお別れの時間です。
思い起こせば、新ブロックとしてギリシア神話を思わせるデザインに喜んでいた時期がありましたね。
パックを幾らか剥きダイスが貰えるキャンペーンをやっていたので、実に10年近くぶりに真面にパック購入をしたブロックでもあります。つまりパックから初めて神話レアを引いたブロック。なんだか感慨深いですね。
もうTHSも落ちてしまうので何と無く追悼企画でも。
まずギリシアを思わせるテーマやイラストはそれまでのMtGには無かったので中々に印象に残りました。
サテュロスなんて種族も出てきましたし、マイナーなケンタウロス・ハイドラ・ミノタウロスなどなども出てきて楽しませてくれました。
・「信心」
:何と言ってもこのブロックの価値は「信心」と言うメカニズムの出現でしょう。
これまではカードパワーを制限するためのデメリットとして扱われてきた色拘束と言うシステム自体が逆に強める事で力を得ていくというのは古株としては斬新な思いがありました。それでいて墓地が手札になるほどの凶悪さではない比較的バランスのとれらメカニズムでもありましたね。
《アスフォデルの灰色商人》や《波使い》の様な名作も生まれ、歴史に名を遺したメカニズムです。
これにより過去のカードが再評価されるようになったという点でも意味の残るブロックになりましたね。
そんなあなたには「県民栄誉賞」が相応しい。
欠点は各カードに差が有り過ぎた事。
加えて信心稼ぎのために必然的に構築が固定化してしまった事ですかね。
・「授与」
:Aura強化企画の新段。
Auraを入れたBeatdown組みたいけど、Auraか生物かを偏って引いてしまうというデッキ的欠陥を緩和する事が出来る良好なデザインでした。惜しむらくは重すぎた大半の授与コスト。其々あと(1)マナは軽くてよかったようにも思いますが・・・。それだと強すぎるか?
ほぼ企画倒れでした。
・「怪物化」
:マナを払っても怪物になる事はありませんでした。小物でした。
精々スピッツでした。
・「英雄的」
:名前がダサい。
しかし明確にテーマとなったデッキを派生させたことは大きい。それほど速くもない環境に置いてBeatdownを成立させたわけですから、それだけは成功例と言えそうです。
・Cre/Enc
:新規格の生物群。
授与もそうですが、新しいカードタイプを持つことでこれまでに無かったシナジーを構築できるようになりました。↓環境に行くほどその手の物も多いため過去のカードの再評価にも繋がりました。
惜しむらくは《クルフィックスの狩猟者》程度しか明確に通用する生物がいなかった事。
Cre/Atfがあれだけ在るのならここら辺ももう少しKPを上げても良かった。
・「神」
:壮大な期待と仰々しい名前を背負ったデザインの割に、THS世界の住民どころかWotCの人間からも信心を得る事は出来ませんでした。《古代への衰退》《存在の破棄》《霊気のほころび》《神討ち》及び追放除去など次々に投入されるWotCの刺客たちは大して活躍もしていない貴方たちを盛大に苦しめました。
結局顕現したのは《海の神、タッサ》程度で、プレイヤー達の信心は専ら灰色商人と波使いに注がれました。
とんだ「紙」だぜ・・・。
しかし明確に活躍したタッサだけでなくEternalで間々使われている《嵐の神、ケラノス》を生み出した成果。
及び「手の平クルフィックス」と言う語句を浸透させた功績を評価し、「THS村名誉村民」に推薦します。
次に個別のカード
・各種占術ランド
:ショックランド以来のタップインでありながら明確なメリットのある土地。
環境を低速化したいという狙いのもと制作されたタップインですが、「占術1」が付いているおかげで遥かにゲームの挙動が安定。WotCのもう一つの狙いである展開上の事故をある程度回避できるようになります。
個人的にはタップインデュアルランドの傑作品の一つとして評価しています。
下の環境でも低速デッキや初動を遅めにしたデッキなどには可能性を残していて、Stdでは狙い通りの環境に。初動の重要性の低さを利用し、同時にロングゲームでの事故の怖さを躱せる。
実に素晴らしいデザインであり、成果が伴う。
そんなあなたには「市民栄誉賞」を送ると同時に、「THS環境MVP賞」を送ります。
・《サテュロスの道探し》
:Cipで「4枚Topを削り中から土地を1枚調達、残りを墓地に置く」生物。
土地の調達・墓地肥やし・生物の攻防貢献に餌運用。
僅か2マナの生物ながらシナジーの塊として様々なフォーマットで各種デッキ構築に貢献し、新しいデッキの誕生にも寄与した。
Std期間も《エレボスの鞭》を一として常に運用され、Eternalでもさらにシナジー性を高め運用された。
各フォーマットでの大車輪の働きをしたその功績を評価し、「国民栄誉賞」に評します。
・《クルフィックスの狩猟者》
:3マナ2/4とバランスの取れており安定感のあるサイズ。
そしてTopから土地を展開し続ける事と上陸に依るライフゲインの両アドバンテージを稼ぎ続けるアドエンジン。
様々なデッキに置いて運用され、Midrangeのシャフトとなった。PWの活躍にも貢献。信心も高い。
各種高いシナジーも多くデッキの組み甲斐も有る。
それでいて3マナ掛けても対した事の無い戦闘力。
稼ぎ続ける割に小粒なアド。そして常に公開されるTopにより与えてしまう情報など、メリット過ぎない能力。
良さと悪さのバランスが取れた良質なデザイン。
Stdは登場後から徐々に使われ活躍し、Modernでも運用される。フォーマットの垣根を超えた活躍を評価し「県民栄誉賞」を送ります。
・《大歓楽の幻霊》
:歌って踊れる《紅蓮光電の柱》。
嘗ての微妙なデザインを生物化し、普通は置き物化して下がる評価を格段に引き上げた傑作。
性能的にStdではそこそこ程度の成果でしかなくともSlighでそれなりに使われる。
そしてそれ以上に環境が硬直しやすいEternalフォーマットに置いて、Burnの立場を一気に引き上げた。
一時期はLegacyの強デッキの一つにまで成長させたその成果はとてつもなく大きい。
信心も稼ぐ事が出来、《吸血の絆》等のシナジーでも知られるため意外とできる事が多い。
それでいて自分のデッキ構築のある程度制限したり、相手だけでなく自分にもデメリットを与えプレイングを要求するなどバランスの取れたデザインは秀逸。
それ程活躍していないデッキをトーナメント級に引き上げ、さらに嘗てのデザイン上の評価まで覆した。
その成果を持って「国民栄誉賞」に評します。
・《波使い》
:Uの新しいフィニッシャーとして確立。↓環境の魚の戦力を増強。
置き物を多数置かせるという新しい方向性をUに与え、多数のTokensを生み、起こる様々なシナジーにデッキ構築の余地を残した。
そんなあなたには「市民栄誉賞」を送ります。
・《アスフォデルの灰色商人》
:黒信心と言うデッキを各フォーマットで確立。黒コントロールの新しい形を作った。
特にCommon構築であるPauperでの貢献度がStdに次いで素晴らしい。
ドレインの新カードとして良質な戦力でもある為黒い足り得る良いカードだった。何より素晴らしかったのは安かった事。札束カードゲームと化したMtGにおける良心としても働く。
そんなあなたには「県民栄誉賞」を送ります。
・《森の女人像》
:《ユートピアの木》に「呪禁」が付くとどれ程強くなるのかを証明した生物。タフネスも上がっておりブロッカーとしての性能も上がる。Midrange~Controlを成立させる要として大黒柱として機能した。
また速すぎる環境を遅くしたいという狙いである2マナのマナ生物でありながら、明確に機能し且つKPも保証されていた点で歴史的失敗を覆した。
そんなあなたには「市民栄誉賞」を送ります。
ここからはその他一括。
・《太陽の勇者、エルズペス》
・《海の神、タッサ》
・《白鳥の歌》
・《思考囲い》
・《エレボスの鞭》
・《嵐の息吹のドラゴン》
・《鍛冶の神、パーフォロス》
・《神々の憤怒》
・《火飲みのサテュロス》
・《灰燼の乗り手》
・《ニクスの祭殿、ニクソス》
・《オレスコスの王、ブリマーズ》
・《迷宮の霊魂》
・《灼熱の血》
・《ニクス毛の雄羊》
・《弁論の幻霊》
・《クルフィックスの指図》
・《脳蛆》
・《嵐の神、ケラノス》
・《マナの合流点》
・特別枠
《時を超えた探索》
《宝船の巡航》
:ありがとう巡航、ありがとうDTT。
Uに在らずばMtGに在らずをLegacyで体現してくれて、MMs以来の糞環境にしてくれてありがとう。
ハンデスを締め出してくれてありがとう。
「U・ドロー・探査」これらの要素が如何に危険かを身を切って伝えてくれるその姿勢には感動したよ・・・。
R.I.P
しかしまぁUR DelverやGrixis Delver、「ジェスカイの隆盛」などそれまでには無かったデッキを成立させ、様々なシンデレラストーリーの誕生をさせ、淀んだ沼水の如きLegacy環境に新しい要素を持ってきた事だけは評価に値します。
結果的にはLegacyに残った明確な成果は《大歓楽の幻霊》程度で後は微々たる影響だけ。Zen・SOM・ISD・RTRと来てもっとも近年ではLegacyに影響を与えなかったブロックになりましたね。
近年の上がり続けていたKPが調整され始めたブロックと言えます。
その影響か、債務危機に陥りそうな金満デッキも少なめである意味では良い環境でしたね。THS後期は週ごとに勝つデッキが変わるなんて正にメタゲーム。大きな大会でも各人の読みと調整の腕が光る事が多く、見ていて飽きない環境でもありました。
非MtG)炭酸ガスと水で効率的に石油を合成と発表
2015年10月3日 化学/科学 コメント (2)久々に化学系のニュース
点線以下転載
これもう半月も前のニュースだったようです。
どれほどのレベルかは知りませんが、すごいすごい。正直実用性で考えたらiPSとかES細胞よりもよほど現実的な部分で上と言えそうです。
問題は
・生成効率(費用対効果)
・時間
・反応性(化学安定性と合成の容易さ)
・具体的には何が生成されているのか
等々気にかかる部分もありますが、最初の一歩が何よりも大きい所を考えると咲は比較的明るそうです。
水と炭素からメタンを作るのは人類科学の一つの壮大なテーマでもありましたが、それも現実味を帯びてくるのでしょうかね。
ついでに精製が必要ないというのも工業的な観点で極めて大きな価値ですよね。
お隣の国とか精製技術が無い国はその点でも苦労しているし、のどから手が出るほど欲しい技術ですからね。
点線以下転載
「炭酸ガスと水で効率的に石油を合成と発表」
京都大学名誉教授の研究グループが、炭酸ガスと水を使い効率的に石油を合成することに成功したと発表しました。
合成に成功したのは、今中忠行・京都大学名誉教授の研究グループです。今中教授によりますと、水と石油を混ぜ合せた物質に炭酸ガスを含ませる手法により、水分が減少し、石油の分量が増えたということです。今回、開発された手法により、炭酸ガスと水と石油から化学合成でき、低コストでエネルギーを生み出せるようになります。合成油は精製する必要がなく、硫黄や窒素成分を含まないので燃焼時に地球温暖化ガスも出ないということです。今中教授は今後、石油の量産システムの開発を行い、実用化を進めたいとしています。
(http://webnews.asahi.co.jp/abc_2_005_20150918008.html)
これもう半月も前のニュースだったようです。
どれほどのレベルかは知りませんが、すごいすごい。正直実用性で考えたらiPSとかES細胞よりもよほど現実的な部分で上と言えそうです。
問題は
・生成効率(費用対効果)
・時間
・反応性(化学安定性と合成の容易さ)
・具体的には何が生成されているのか
等々気にかかる部分もありますが、最初の一歩が何よりも大きい所を考えると咲は比較的明るそうです。
水と炭素からメタンを作るのは人類科学の一つの壮大なテーマでもありましたが、それも現実味を帯びてくるのでしょうかね。
ついでに精製が必要ないというのも工業的な観点で極めて大きな価値ですよね。
お隣の国とか精製技術が無い国はその点でも苦労しているし、のどから手が出るほど欲しい技術ですからね。
皆さん、こんばんは。
しもべです。
僕らのマブラヴ+オルタがタイトル通り移植されることがコーキー氏の発表により判明しました!!
どうにも海外版移植してくれ!との声の本気度を計ったら結構な勢いで集金が集まってしまったとの事で海外ローカライズ版を発売する事になり、その前段階として日本語版を携帯機にも移植するとの事です。
まぁ某動画サイトとか見ても海外からのコメントとか結構付いていますしね。割とこういうのは受けるので声が有ったのは判りますがもう10年以上昔の作品を引っ張り出す事になるとは・・・。
ついでに日本語版は需要有るんですかね?
PC版→X BOX+PS3と出ているのにこれ以上要ります?
個人的にはADV系のゲームはPCの画面ずっとにらめっこしていても疲れるので、ゴロゴロしながらできるVita版は良いと思います。
ただねぇ・・・どうせベタ移植でしょ?
どうせフルプライスに近い価格なんでしょ?
ついでにいうと恐らく全年齢版の移植の可能性が高いので、インパクトは薄れていますよね・・・。やっぱり耐性が有るのなら18禁版推奨。
とまぁ割とマイナス要素が・・・。
それといい加減マブラヴ以外の出しては?
オルタの後もTE、柴犬、クロニクル etc。どんだけ派生作品出すねん・・・。
TEも個人的には微妙だったしなぁ・・・。
そう言えば柴犬がアニメ化するとかしないとか。
アレいいんですかね・・・。TEとは比較にならんほど暗い作品ですが・・・。まぁマブラヴオルタの世界観としてはあちらの方が異質なのですが。
そんなこんなで買うとしても値段と規制次第ですね・・・。
あとテーマソング。
あすへのほうこう。
ついでに先日発売した東亰ザナドゥ。
私は様子見ですが、案の定アクション版軌跡と言う話がチラホラ。閃の軌跡楽しめたのなら大丈夫だよ!と言う力強いポジティブ発言をどう受け取るべきか・・・。今や私、古参組ですしね。
動画軽く見てもあまり面白そうには見えないんですよねアクション部分が。
ただし、Falcomのアクションは割と簡単な操作やモーションで作られているので動画を見ての判断は出来ないんですよね。
ド嵌りしたイースVIIも後に動画で見て見たらこんなつまらなそうな作品だったっけ?と思った位。
遊ぶのと見るのでは随分ギャップが有るんですよね。故に判断しづらい。
ロードは問題なさそう。
グラフィックはやや改善されてもいます。期待値や要求に届いてはいないのは事実かもしれませんが、よく見てみればそれぞれ大分マシになっています。PS1レベルとか言ってる奴はただのアンチか知ったか。子供の頃からSFCやPS1で散々遊んだ私の意見ではこれでPS1レベルだったら感涙してます。FF VIIとか見てこいよ・・・。
逆に開発費高騰し過ぎて小規模会社が参入できないレベルですよ。
ただまぁストーリーは閃云々をどう判断すべきか・・・。
とりあえず、朗報なのは主人公が没個性いい子ちゃんでは否い事。
そしてトワ先生がかわいい事。
結局やってみるまで判らんかなぁ・・・。
後今回はOPをゲーム内の架空アイドルグループが歌っている設定なのですが、これを聞いてみたのですが正直今一。
楽曲自体は合っている気もします。が致命的に歌が下手。下手と言うか、感情が乗った歌い方をしていないんですよね。テンションマックスで歌うような熱い曲は日常会話レベルのテンションで歌われている感じ。
アレも聞いていたら慣れてくるんですかね?
それとまぁ雰囲気で察してもらえるかもしれませんが、所謂超アニソン系の歌であり、今を時めくアイドルグループ!の曲とは思えない。ペルソナ4のりせちーの楽曲聞いてみ!?
という事で2重の意味でマッチしていない微妙なOPなのですが、前述のとおり楽曲自体は悪くない。
そして何とFalcom初のアニメーションです。気合入っていますね。出来も結構良いですし。
う~む・・・。
しもべです。
僕らのマブラヴ+オルタがタイトル通り移植されることがコーキー氏の発表により判明しました!!
どうにも海外版移植してくれ!との声の本気度を計ったら結構な勢いで集金が集まってしまったとの事で海外ローカライズ版を発売する事になり、その前段階として日本語版を携帯機にも移植するとの事です。
まぁ某動画サイトとか見ても海外からのコメントとか結構付いていますしね。割とこういうのは受けるので声が有ったのは判りますがもう10年以上昔の作品を引っ張り出す事になるとは・・・。
ついでに日本語版は需要有るんですかね?
PC版→X BOX+PS3と出ているのにこれ以上要ります?
個人的にはADV系のゲームはPCの画面ずっとにらめっこしていても疲れるので、ゴロゴロしながらできるVita版は良いと思います。
ただねぇ・・・どうせベタ移植でしょ?
どうせフルプライスに近い価格なんでしょ?
ついでにいうと恐らく全年齢版の移植の可能性が高いので、インパクトは薄れていますよね・・・。やっぱり耐性が有るのなら18禁版推奨。
とまぁ割とマイナス要素が・・・。
それといい加減マブラヴ以外の出しては?
オルタの後もTE、柴犬、クロニクル etc。どんだけ派生作品出すねん・・・。
TEも個人的には微妙だったしなぁ・・・。
そう言えば柴犬がアニメ化するとかしないとか。
アレいいんですかね・・・。TEとは比較にならんほど暗い作品ですが・・・。まぁマブラヴオルタの世界観としてはあちらの方が異質なのですが。
そんなこんなで買うとしても値段と規制次第ですね・・・。
あとテーマソング。
あすへのほうこう。
ついでに先日発売した東亰ザナドゥ。
私は様子見ですが、案の定アクション版軌跡と言う話がチラホラ。閃の軌跡楽しめたのなら大丈夫だよ!と言う力強いポジティブ発言をどう受け取るべきか・・・。今や私、古参組ですしね。
動画軽く見てもあまり面白そうには見えないんですよねアクション部分が。
ただし、Falcomのアクションは割と簡単な操作やモーションで作られているので動画を見ての判断は出来ないんですよね。
ド嵌りしたイースVIIも後に動画で見て見たらこんなつまらなそうな作品だったっけ?と思った位。
遊ぶのと見るのでは随分ギャップが有るんですよね。故に判断しづらい。
ロードは問題なさそう。
グラフィックはやや改善されてもいます。期待値や要求に届いてはいないのは事実かもしれませんが、よく見てみればそれぞれ大分マシになっています。PS1レベルとか言ってる奴はただのアンチか知ったか。子供の頃からSFCやPS1で散々遊んだ私の意見ではこれでPS1レベルだったら感涙してます。FF VIIとか見てこいよ・・・。
逆に開発費高騰し過ぎて小規模会社が参入できないレベルですよ。
ただまぁストーリーは閃云々をどう判断すべきか・・・。
とりあえず、朗報なのは主人公が没個性いい子ちゃんでは否い事。
そしてトワ先生がかわいい事。
結局やってみるまで判らんかなぁ・・・。
後今回はOPをゲーム内の架空アイドルグループが歌っている設定なのですが、これを聞いてみたのですが正直今一。
楽曲自体は合っている気もします。が致命的に歌が下手。下手と言うか、感情が乗った歌い方をしていないんですよね。テンションマックスで歌うような熱い曲は日常会話レベルのテンションで歌われている感じ。
アレも聞いていたら慣れてくるんですかね?
それとまぁ雰囲気で察してもらえるかもしれませんが、所謂超アニソン系の歌であり、今を時めくアイドルグループ!の曲とは思えない。ペルソナ4のりせちーの楽曲聞いてみ!?
という事で2重の意味でマッチしていない微妙なOPなのですが、前述のとおり楽曲自体は悪くない。
そして何とFalcom初のアニメーションです。気合入っていますね。出来も結構良いですし。
う~む・・・。
皆さん、こんばんは。しもべです。
10月が始まりました。
衣替えしなきゃ・・・MTGの。
と言う事で新環境一発目のSCGの大会です。
いつもは新セットなんぞ出ても凪の如く平常運転なのですが、今回はLegacyに巣食っていたパワーカードである《時を超えた探索/DTT》が旅立ち、探査ドローが根絶された事で大きな変化が訪れる事が予想されます。メインではKTK以前の環境に戻る事が考えられますが、それ以外のパーツは少しずつ入ってきている事を考えるとまるで一緒とはならないでしょうね。
と言う事で早速結果を見て行こうと思います。
今回はIndianapolisでLegacyのPIQが併催されました。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/031015_indianapolis.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=10/03/2015&end_date=10/04/2015&city=indianapolis&limit=100
優勝はDevin Koepke氏のBUG 続唱です。
以下Top16(1位~)
BUG 続唱
Sneak Show
Eureka
Grixis Delver
Lands
Goblins
Moggcatcher
RUG Delver
--------------------
Miracles
Death&Tax
Death&Tax
Death&Tax
ANT
RUG Delver
Jund
RUG Delver
正にカオス。
今回は上位32名まで公開されていますが、非常に混沌とした状況になっていますね。
環境激変後の数回分はメタが定まっていないため、正直参考記録程度の価値しかないのでこれも鵜呑みには出来ませんね。特にPIQは三桁に届かない事も多い中規模大会ですし。ただその中でもRUG DelverとD&Tの数が多いように思います。はんしてComboは少なめ。もっと大量に持ち込まれるかと思いましたが・・・?
Miraclesは混沌期ではこんな物でしょう。数はそこそこでもコントロールする対象が定まりませんからね。しかし早速《安らかなる眠り》が使われてて個人的には吐きそうです。Bladeは思ったよりも少ない。やや意外です。
JundやBUG 続唱等の高めのデッキパワーを誇るデッキが勝ちやすい時期でもあるのでそれらが入ってきても不思議ではありませんね。またRUG Delverが好まれるのも判ります。デッキパワーは高くはないのですが、Legacyと言うフォーマットに適応していますからね。安定していますし、力は証明済みなので。
ここより下の公開されている32位までも非常にばらけたデッキ分布。
見ていて楽しいですね。
まぁ、まずは先を見てみない事にはどうしようもない。
暫く注視していく事にしましょうかね。
さて、ここから先は個別に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=92447
一位、Devin Koepke氏のBUG 続唱です。
探査ドロー登場後アドバンテージ/物量と言う強みとハンデスと言う選択肢を失ってしまっていたデッキですが、早速大会を攫う事でその存在感を出してきましたね。
ただ禁止後の予想であるハンデスの増加と言う予想を裏切っていて、Devin氏はハンデスが《Hymn to Tourach》2枚に抑えられがち。それよりも各種基本パーツの枠を取る事を優先しているようですね。
ハンデスはサイドに落されており、そこでは4枚も採っています。またtWで《翻弄する魔道士》も3枚採っており、苦手な対Comboの増加にも対応出来るようにしています。
初動1t目の選択肢として《思考囲い》が有る事も多いのですが、このデッキではそれでも僅かな枠はHymnになっています。
DTTの存在で数を圧縮されていた《祖先の幻視》も4枚に復活していますし、正しく数で押す様な選択肢を取っている形ですね。
まぁその割にはPWは合わせて3枚と少なめ。ふむ?
今回の《魂の裏切りの夜》は前環境の名残でしょうかね?
安定的に機能する類ではない筈ですが・・・。
《見栄え損ない》が2枚あり、且つ《四肢切断》は無しで《突然の衰微》が4枚《ヴェールのリリアナ》は2枚である事を考えると小型の除去に注力していて、大型に対してはあまり考慮していないようですね。
個人的にはハンデス薄めのBUG続唱が増えてくれるならそこそこ嬉しいのですがねww
ただBUG 続唱はデッキパワーは高いのですが隙の有るデッキですし支配的なデッキでもないのでそこそこ程度になりそう。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=92457
3位、Joseph Herrera氏のEurekaです。
DTT禁止後旧来のSneakやOmniに戻るだろうと思われてまさかの《Eureka》とのハイブリッド型SnTです。
実はこれまでも時折見かけられた形ですが、このタイミングに出てくる事が何とも意味深ですよねw
「強力なドローが無いのなら引きたい札を増やせばいいじゃない」の如く《実物提示教育》《Eureka》の8枚体制です・・・。そこから《全知》かフィニッシャーを叩き付ける形になっていますね。
両者ともSocなので《燃え立つ願い》もイケそうですが、EurekaがダブルシンボルのGGと言う事を考えると苦しい部分が有りますよね、残念。また4マナとより重い札になっているためか《すべてを護るもの、母聖樹》をメインから2枚も取り入れているという大胆な構築です。
しかし4マナと言う重さ、そしてダブルシンボルにもかかわらず《森》を入れず《Tropical Island》と《水連の花びら》しかGマナ源が無いなど少々マナ基盤が危ういですね。まぁそれを考慮してサイドに《花の絨毯》も有るのかもしれませんね。
Eurekaの特徴は置き物なら何でもいいためPWを出せること。
嘗てなら《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス》とかも出されていましたが、最近は宿敵の《精霊龍、ウギン》のようです。《解放された者、カーン》等も含めて各種選択肢は考えられますが、相手に複数枚の展開の可能性がある事を考えると[-X]の面掃除が出来るウギンなのかもしれませんね。
同じ様に《灰燼の乗り手》も特徴的ですね。普通は使われる側ですが。
また、ウギンは直接的に[+2]が勝利手段になるだけでなく、[-10]で直接的にフィニッシャーを出す事も出来るのも大きいでしょうね。
初動がどうしても決まりづらくなるため、《ギタクシア派の調査》は無しですね。その代わり《定業》4枚を積んでいるためゆっくりとコンボを決めに行くようです。
2位に判りやすいSneakShowも入っています。
Eurekaは流通量も少ない。基本的にはEurekaが前面に出てくるとは考え辛いですが、偶に見ると面白いですね。
Sneakは数を減らした原因もありますし、このまま只増えるとも考えづらい。
UG Postとかも見るようになるかもしれません。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=92456
4位、Matthew Brown氏のGrixis Delverです。
DTT禁止はされましたが、今回はまだGrixisが見られますね。
流石に形は変更されていますが、それでもこうして上位に来るのですから大したものです。
特に特徴的なのが生物で《秘密を掘り下げる者》と《瞬唱の魔道士》が併用されており、Grixis DelverとGrixis Controlを合わせた様なデッキになっていますね。生物数は17枚も入っており、その分Ins/Soc枠が圧縮されるわけですが、それでも《若き紅蓮術士》を採っていますね。
そしてサイドからは《陰謀団式療法》が入っています。流石にメインからは無くなりましたが、それでも対Comboで見せていた制圧力を見るに、引き増し札を失ってもなお強力な挙動なのでしょう。
とは言えこれまでの様に好き勝手に札を扱っていては手札が足りなくなるため、そこら辺を考えてScMなのかもしれません。
探査札の競合が無くなったため《グルマグのアンコウ》は2枚入っています。
相変わらずフェアデッキ戦では最高レベルのサイズであり対《タルモゴイフ》にも強い。
このデッキが有る以上アンコウの数も一定数はいる事になります。故に今後このデッキの数によって《四肢切断》や反対の《水没》等の数が増減する事でしょうね。
因みに28位のWilliam Wright氏の形はこれまでのGrixis DelverからDTTが抜けただけの様な形です。その代わりにControlよろしくセラピーをメインに持ってきたり、紅蓮破を入れたりです。只こちらは少々半端なイメージが付きまといますね。
何だかんだで打消しとハンデスに加えて《紅蓮破》は低下した支配力でも一定の価値がある為、高い妨害力は維持できています。新しい形さえ見つかれば今後も見かける事になるのではないでしょうかね?
巡航が、そしてDTTが禁止されGrixisは終わったように捉えられています。
しかしこのデッキの様に別の手段で生き残ろうとする事も出来ますから、完全に終わってしまったかどうかはまだ判りませんね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=92465
10位、Aaron Higgins氏のD&Tです。
何故か今回異様に多いD&T。
もう少し環境が固定化してから力を発揮するタイプですが・・・。
最大の特徴は戻ってきた《ファイレクシアの破棄者》。
《騙し討ち》迎撃の任から解かれ、採用枚数も少々お寒い最近でしたが、今回は全員がしっかり積んでいますね。サイドには《封じ込める僧侶》の姿も。
その上で《ヴリンの翼馬》との併用がなされています。
これまでは割と破棄者の枠に取られていましたが、今回は強引に2枚採っていますね。
《迷宮の霊魂》も1枚入っています。DTTが消えた事で相対的にキャントリップの重要性が増えた事も有り、再び有効牌になりましたね。
因みにこれまでは地上が固まっていたため《ミラディンの十字軍》や《オレスコスの王、ブリマーズ》の数が増減していましたが、今はペガサスも有りますし、どうなるでしょうね、生物編成は。ペガサスはKTK以前の環境では見られなかった部分なのでそれがどうなるかは気になります。
しかし通常の仕様にペガサスに《窒息》《ハルマゲドン》《大変動》と随分土地破壊・マナ妨害に力を入れていますね。
アド合戦に付き合わなくともよくなったのはこのデッキにとっては追い風。
アドを追い求める残ったデッキは重めなのでManadenialが効きますし、今後はまた数を増やすのではないでしょうかね?
こんな所です。
環境一発目ですが、近年でも稀に見る混沌ぶり。様々なデッキの彩で溢れており望ましい事ですね。これから洗練されていくとは思いますが、いろんなデッキが有るのが正常な形だと思いますし。
DTT禁止でやはり様々なデッキの形に変化が有りますね。
《紅蓮破》が激減し、GrixisもOmniも数を減らし、逆に《Karakas》や針系、《水没》などの増加登用、色々変化しています。対U札だけでなく対R札も数を減らす事になるでしょうし、Grixisが減ってSnTが解き放たれSneakShowなどが増えるのなら今回のMiraclesの様に《ヴェンディリオン三人衆》や《造物の学者、ヴェンセール》型も増えるはず。PWも気持増えたような気がしますね。
小型中心の除去も単体除去にシフトする可能性も高い。
本当にこれからのLegacyが楽しみですね!
え? BFZ??
も、モダンでは《白日の下に》が使われたし・・・。
個人的には2枚ほど調達する予定だったのですが買い辛くなってしまった・・・。どうしましょうかね。
さて、こんかいはここまで、です。
お付き合いいただきありがとうございました。
この文章がお役に立てば幸いです。
P.S.
《ヴリンの神童、ジェイス》が《精神を刻む者、ジェイス》の値段を超えたそうな。
まぁ花形Stdの神話レアですし↓環境でも使われてますから判るんですが、別にこいつ出されても精神を切り刻まれるような絶望は無いからなぁ・・・。
発売前から割と絶賛してたので活躍しているのを見るに嬉しい様な気もしますが、何と無く納得いかない。
需要とは実に恐ろしい。
10月が始まりました。
衣替えしなきゃ・・・MTGの。
と言う事で新環境一発目のSCGの大会です。
いつもは新セットなんぞ出ても凪の如く平常運転なのですが、今回はLegacyに巣食っていたパワーカードである《時を超えた探索/DTT》が旅立ち、探査ドローが根絶された事で大きな変化が訪れる事が予想されます。メインではKTK以前の環境に戻る事が考えられますが、それ以外のパーツは少しずつ入ってきている事を考えるとまるで一緒とはならないでしょうね。
と言う事で早速結果を見て行こうと思います。
今回はIndianapolisでLegacyのPIQが併催されました。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/031015_indianapolis.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=10/03/2015&end_date=10/04/2015&city=indianapolis&limit=100
優勝はDevin Koepke氏のBUG 続唱です。
以下Top16(1位~)
BUG 続唱
Sneak Show
Eureka
Grixis Delver
Lands
Goblins
Moggcatcher
RUG Delver
--------------------
Miracles
Death&Tax
Death&Tax
Death&Tax
ANT
RUG Delver
Jund
RUG Delver
正にカオス。
今回は上位32名まで公開されていますが、非常に混沌とした状況になっていますね。
環境激変後の数回分はメタが定まっていないため、正直参考記録程度の価値しかないのでこれも鵜呑みには出来ませんね。特にPIQは三桁に届かない事も多い中規模大会ですし。ただその中でもRUG DelverとD&Tの数が多いように思います。はんしてComboは少なめ。もっと大量に持ち込まれるかと思いましたが・・・?
Miraclesは混沌期ではこんな物でしょう。数はそこそこでもコントロールする対象が定まりませんからね。しかし早速《安らかなる眠り》が使われてて個人的には吐きそうです。Bladeは思ったよりも少ない。やや意外です。
JundやBUG 続唱等の高めのデッキパワーを誇るデッキが勝ちやすい時期でもあるのでそれらが入ってきても不思議ではありませんね。またRUG Delverが好まれるのも判ります。デッキパワーは高くはないのですが、Legacyと言うフォーマットに適応していますからね。安定していますし、力は証明済みなので。
ここより下の公開されている32位までも非常にばらけたデッキ分布。
見ていて楽しいですね。
まぁ、まずは先を見てみない事にはどうしようもない。
暫く注視していく事にしましょうかね。
さて、ここから先は個別に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=92447
一位、Devin Koepke氏のBUG 続唱です。
探査ドロー登場後アドバンテージ/物量と言う強みとハンデスと言う選択肢を失ってしまっていたデッキですが、早速大会を攫う事でその存在感を出してきましたね。
ただ禁止後の予想であるハンデスの増加と言う予想を裏切っていて、Devin氏はハンデスが《Hymn to Tourach》2枚に抑えられがち。それよりも各種基本パーツの枠を取る事を優先しているようですね。
ハンデスはサイドに落されており、そこでは4枚も採っています。またtWで《翻弄する魔道士》も3枚採っており、苦手な対Comboの増加にも対応出来るようにしています。
初動1t目の選択肢として《思考囲い》が有る事も多いのですが、このデッキではそれでも僅かな枠はHymnになっています。
DTTの存在で数を圧縮されていた《祖先の幻視》も4枚に復活していますし、正しく数で押す様な選択肢を取っている形ですね。
まぁその割にはPWは合わせて3枚と少なめ。ふむ?
今回の《魂の裏切りの夜》は前環境の名残でしょうかね?
安定的に機能する類ではない筈ですが・・・。
《見栄え損ない》が2枚あり、且つ《四肢切断》は無しで《突然の衰微》が4枚《ヴェールのリリアナ》は2枚である事を考えると小型の除去に注力していて、大型に対してはあまり考慮していないようですね。
個人的にはハンデス薄めのBUG続唱が増えてくれるならそこそこ嬉しいのですがねww
ただBUG 続唱はデッキパワーは高いのですが隙の有るデッキですし支配的なデッキでもないのでそこそこ程度になりそう。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=92457
3位、Joseph Herrera氏のEurekaです。
DTT禁止後旧来のSneakやOmniに戻るだろうと思われてまさかの《Eureka》とのハイブリッド型SnTです。
実はこれまでも時折見かけられた形ですが、このタイミングに出てくる事が何とも意味深ですよねw
「強力なドローが無いのなら引きたい札を増やせばいいじゃない」の如く《実物提示教育》《Eureka》の8枚体制です・・・。そこから《全知》かフィニッシャーを叩き付ける形になっていますね。
両者ともSocなので《燃え立つ願い》もイケそうですが、EurekaがダブルシンボルのGGと言う事を考えると苦しい部分が有りますよね、残念。また4マナとより重い札になっているためか《すべてを護るもの、母聖樹》をメインから2枚も取り入れているという大胆な構築です。
しかし4マナと言う重さ、そしてダブルシンボルにもかかわらず《森》を入れず《Tropical Island》と《水連の花びら》しかGマナ源が無いなど少々マナ基盤が危ういですね。まぁそれを考慮してサイドに《花の絨毯》も有るのかもしれませんね。
Eurekaの特徴は置き物なら何でもいいためPWを出せること。
嘗てなら《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス》とかも出されていましたが、最近は宿敵の《精霊龍、ウギン》のようです。《解放された者、カーン》等も含めて各種選択肢は考えられますが、相手に複数枚の展開の可能性がある事を考えると[-X]の面掃除が出来るウギンなのかもしれませんね。
同じ様に《灰燼の乗り手》も特徴的ですね。普通は使われる側ですが。
また、ウギンは直接的に[+2]が勝利手段になるだけでなく、[-10]で直接的にフィニッシャーを出す事も出来るのも大きいでしょうね。
初動がどうしても決まりづらくなるため、《ギタクシア派の調査》は無しですね。その代わり《定業》4枚を積んでいるためゆっくりとコンボを決めに行くようです。
2位に判りやすいSneakShowも入っています。
Eurekaは流通量も少ない。基本的にはEurekaが前面に出てくるとは考え辛いですが、偶に見ると面白いですね。
Sneakは数を減らした原因もありますし、このまま只増えるとも考えづらい。
UG Postとかも見るようになるかもしれません。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=92456
4位、Matthew Brown氏のGrixis Delverです。
DTT禁止はされましたが、今回はまだGrixisが見られますね。
流石に形は変更されていますが、それでもこうして上位に来るのですから大したものです。
特に特徴的なのが生物で《秘密を掘り下げる者》と《瞬唱の魔道士》が併用されており、Grixis DelverとGrixis Controlを合わせた様なデッキになっていますね。生物数は17枚も入っており、その分Ins/Soc枠が圧縮されるわけですが、それでも《若き紅蓮術士》を採っていますね。
そしてサイドからは《陰謀団式療法》が入っています。流石にメインからは無くなりましたが、それでも対Comboで見せていた制圧力を見るに、引き増し札を失ってもなお強力な挙動なのでしょう。
とは言えこれまでの様に好き勝手に札を扱っていては手札が足りなくなるため、そこら辺を考えてScMなのかもしれません。
探査札の競合が無くなったため《グルマグのアンコウ》は2枚入っています。
相変わらずフェアデッキ戦では最高レベルのサイズであり対《タルモゴイフ》にも強い。
このデッキが有る以上アンコウの数も一定数はいる事になります。故に今後このデッキの数によって《四肢切断》や反対の《水没》等の数が増減する事でしょうね。
因みに28位のWilliam Wright氏の形はこれまでのGrixis DelverからDTTが抜けただけの様な形です。その代わりにControlよろしくセラピーをメインに持ってきたり、紅蓮破を入れたりです。只こちらは少々半端なイメージが付きまといますね。
何だかんだで打消しとハンデスに加えて《紅蓮破》は低下した支配力でも一定の価値がある為、高い妨害力は維持できています。新しい形さえ見つかれば今後も見かける事になるのではないでしょうかね?
巡航が、そしてDTTが禁止されGrixisは終わったように捉えられています。
しかしこのデッキの様に別の手段で生き残ろうとする事も出来ますから、完全に終わってしまったかどうかはまだ判りませんね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=92465
10位、Aaron Higgins氏のD&Tです。
何故か今回異様に多いD&T。
もう少し環境が固定化してから力を発揮するタイプですが・・・。
最大の特徴は戻ってきた《ファイレクシアの破棄者》。
《騙し討ち》迎撃の任から解かれ、採用枚数も少々お寒い最近でしたが、今回は全員がしっかり積んでいますね。サイドには《封じ込める僧侶》の姿も。
その上で《ヴリンの翼馬》との併用がなされています。
これまでは割と破棄者の枠に取られていましたが、今回は強引に2枚採っていますね。
《迷宮の霊魂》も1枚入っています。DTTが消えた事で相対的にキャントリップの重要性が増えた事も有り、再び有効牌になりましたね。
因みにこれまでは地上が固まっていたため《ミラディンの十字軍》や《オレスコスの王、ブリマーズ》の数が増減していましたが、今はペガサスも有りますし、どうなるでしょうね、生物編成は。ペガサスはKTK以前の環境では見られなかった部分なのでそれがどうなるかは気になります。
しかし通常の仕様にペガサスに《窒息》《ハルマゲドン》《大変動》と随分土地破壊・マナ妨害に力を入れていますね。
アド合戦に付き合わなくともよくなったのはこのデッキにとっては追い風。
アドを追い求める残ったデッキは重めなのでManadenialが効きますし、今後はまた数を増やすのではないでしょうかね?
こんな所です。
環境一発目ですが、近年でも稀に見る混沌ぶり。様々なデッキの彩で溢れており望ましい事ですね。これから洗練されていくとは思いますが、いろんなデッキが有るのが正常な形だと思いますし。
DTT禁止でやはり様々なデッキの形に変化が有りますね。
《紅蓮破》が激減し、GrixisもOmniも数を減らし、逆に《Karakas》や針系、《水没》などの増加登用、色々変化しています。対U札だけでなく対R札も数を減らす事になるでしょうし、Grixisが減ってSnTが解き放たれSneakShowなどが増えるのなら今回のMiraclesの様に《ヴェンディリオン三人衆》や《造物の学者、ヴェンセール》型も増えるはず。PWも気持増えたような気がしますね。
小型中心の除去も単体除去にシフトする可能性も高い。
本当にこれからのLegacyが楽しみですね!
え? BFZ??
も、モダンでは《白日の下に》が使われたし・・・。
個人的には2枚ほど調達する予定だったのですが買い辛くなってしまった・・・。どうしましょうかね。
さて、こんかいはここまで、です。
お付き合いいただきありがとうございました。
この文章がお役に立てば幸いです。
P.S.
《ヴリンの神童、ジェイス》が《精神を刻む者、ジェイス》の値段を超えたそうな。
まぁ花形Stdの神話レアですし↓環境でも使われてますから判るんですが、別にこいつ出されても精神を切り刻まれるような絶望は無いからなぁ・・・。
発売前から割と絶賛してたので活躍しているのを見るに嬉しい様な気もしますが、何と無く納得いかない。
需要とは実に恐ろしい。
DTT禁止による個人的な恩恵
2015年10月7日 TheRock道 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
《時を越えた探索/DTT》禁止により一気に一年前のLegacyの再現になるのでは?と目されている最近のLegacy。とは言え環境が不安定な頃なのでBeatcontrolのTheRockも、より低速のNicFitも組みようがないので放置気味。
どの道《破滅的な行為》はMiraclesを考えるのなら抜きたくないので、その当たりの構築にすると思いますけどね。正直Deed抜いたBeatプランに強みも余り見いだせないので。
最も悩むのは《ヴェールのリリアナ》を戻すべきかどうかになるでしょうね。
でDTTが禁止されたことでUのフェアデッキのパワーが落ちデッキ分布がばらけたことで寧ろ逆風だったのではないか?と思うような今日この頃ですが、唯一個人的にあった恩恵は《棲み家の防御者》を買わなくともよくなったこと。
《スカルガンの穴潜み》の回避能力でYPMのTokensを躱す事も出来ますし、大変異を経由すればアドバンテージも取れます。もちろん大変異は重いのですがManadenialも減っていってましたし、もともと消耗戦を挑むデッキでもあるので土地の展開に気を付ければ普通に出せます。
なので購入、運用を検討していたのですがこれが1k以上の品だしな・・・。一過性の環境の可能性もあるし~。
と渋っていたところでDTT禁止の朗報。
これが無ければあと一週間ぐらいの間に2枚程度は購入していたかもしれません。ありがとうDTT。
でもCombo増えたりMiracles増えたり、墓地対策きつくなったり、単体除去でStPや衰微が増えたりやっぱりマイナス要素が目立つなぁ・・・。
《時を越えた探索/DTT》禁止により一気に一年前のLegacyの再現になるのでは?と目されている最近のLegacy。とは言え環境が不安定な頃なのでBeatcontrolのTheRockも、より低速のNicFitも組みようがないので放置気味。
どの道《破滅的な行為》はMiraclesを考えるのなら抜きたくないので、その当たりの構築にすると思いますけどね。正直Deed抜いたBeatプランに強みも余り見いだせないので。
最も悩むのは《ヴェールのリリアナ》を戻すべきかどうかになるでしょうね。
でDTTが禁止されたことでUのフェアデッキのパワーが落ちデッキ分布がばらけたことで寧ろ逆風だったのではないか?と思うような今日この頃ですが、唯一個人的にあった恩恵は《棲み家の防御者》を買わなくともよくなったこと。
《スカルガンの穴潜み》の回避能力でYPMのTokensを躱す事も出来ますし、大変異を経由すればアドバンテージも取れます。もちろん大変異は重いのですがManadenialも減っていってましたし、もともと消耗戦を挑むデッキでもあるので土地の展開に気を付ければ普通に出せます。
なので購入、運用を検討していたのですがこれが1k以上の品だしな・・・。一過性の環境の可能性もあるし~。
と渋っていたところでDTT禁止の朗報。
これが無ければあと一週間ぐらいの間に2枚程度は購入していたかもしれません。ありがとうDTT。
でもCombo増えたりMiracles増えたり、墓地対策きつくなったり、単体除去でStPや衰微が増えたりやっぱりマイナス要素が目立つなぁ・・・。
基本地形Foilは諦める事にするよ。
2015年10月8日 TCG全般皆さん、こんにちは。しもべです。
タイトル通り基本地形Foilの収集をBFZでもやろうかと思っていたのですがさっそく断念しそうです。
だって1枚500円以上とか頭おかし~もの。そんな金無いもの・・・。
近年はカード一枚当たりの単価が上がっているように思ってもいましたが、まさかこんな所にまで余波が来るとは・・・。
と言うかまぁ「フルアートファンが増えたから」と言うのが最大の理由でしょうがね。
前回のZenの時なんて大体1枚50~100円高くても300円以内だったので簡単に収集する事が出来ましたが、今回25種ならば当たり前に5ケタかかる。そんな金出すなら他のレア買うわいな・・・。
タイトル通り基本地形Foilの収集をBFZでもやろうかと思っていたのですがさっそく断念しそうです。
だって1枚500円以上とか頭おかし~もの。そんな金無いもの・・・。
近年はカード一枚当たりの単価が上がっているように思ってもいましたが、まさかこんな所にまで余波が来るとは・・・。
と言うかまぁ「フルアートファンが増えたから」と言うのが最大の理由でしょうがね。
前回のZenの時なんて大体1枚50~100円高くても300円以内だったので簡単に収集する事が出来ましたが、今回25種ならば当たり前に5ケタかかる。そんな金出すなら他のレア買うわいな・・・。
言の葉の庭見ました。
2015年10月11日 趣味 コメント (2)
放映当時から見てみたいな~と思いつつ、機会が無く、結局見る事が出来なかった「言の葉の庭」。
そのまま忘れていたのですが、ある時YouTubeのMADを見て益々見たくなってしまう。しかし個人的にはレンタルは嫌いなので時期的には買うしかない。
その価値はあるのか?と悩ましい日々でしたが、現在GYAOにて無料配信しているという話を聞きつけ、いざ視聴。
似ているようで違い、異なる様で類似している二人の人間性や立場が鏡写しで対比が良く見えていました。
壊れて、ずれて、おかしくなってしまった人間達の話が少しずつ少しずつ静謐に進んでいくのは、ドラマチックとは少し違いますが何と無く穏やかに見ていくような話でしたね。その静謐さのお陰でスッと話の中に入っていく事が出来ます。
そして最後に爆発する感情によってそれまでとのギャップでこちらをぐいと引き込んでいく。
物語のテーマの一つのである「雨」は降り続ける間は人の足を止め、同時に休ませ、降り終わったらまた歩き出すその在り方をよく表していて、そして物語全体に溢れる静かで落ち着いた雰囲気を良く表していましたね。
美しい。
言葉の庭と言いながら、最後の最後まで無駄に言葉を重ねないところも中々に好感触。口に出すだけが言葉ではありませんからね。
劇的に面白いわけではないのですが、それでも何と無くすっきりするようなきれいなお話でした。
GYAOでは現在無料なのでまだ見た事のない方は是非どうぞ。
どうしても見たいわけではないですがBDも安いし、買ってみても良いかもしれません。
P.S.
最初から最後までヒロインの声(花澤さん?)が合わなかった・・・。
そのまま忘れていたのですが、ある時YouTubeのMADを見て益々見たくなってしまう。しかし個人的にはレンタルは嫌いなので時期的には買うしかない。
その価値はあるのか?と悩ましい日々でしたが、現在GYAOにて無料配信しているという話を聞きつけ、いざ視聴。
似ているようで違い、異なる様で類似している二人の人間性や立場が鏡写しで対比が良く見えていました。
壊れて、ずれて、おかしくなってしまった人間達の話が少しずつ少しずつ静謐に進んでいくのは、ドラマチックとは少し違いますが何と無く穏やかに見ていくような話でしたね。その静謐さのお陰でスッと話の中に入っていく事が出来ます。
そして最後に爆発する感情によってそれまでとのギャップでこちらをぐいと引き込んでいく。
物語のテーマの一つのである「雨」は降り続ける間は人の足を止め、同時に休ませ、降り終わったらまた歩き出すその在り方をよく表していて、そして物語全体に溢れる静かで落ち着いた雰囲気を良く表していましたね。
美しい。
言葉の庭と言いながら、最後の最後まで無駄に言葉を重ねないところも中々に好感触。口に出すだけが言葉ではありませんからね。
劇的に面白いわけではないのですが、それでも何と無くすっきりするようなきれいなお話でした。
GYAOでは現在無料なのでまだ見た事のない方は是非どうぞ。
どうしても見たいわけではないですがBDも安いし、買ってみても良いかもしれません。
P.S.
最初から最後までヒロインの声(花澤さん?)が合わなかった・・・。
レガシー)今週のSCGの結果 レガシーは何処に行くのか。
2015年10月13日 紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
日本国内ではBMOと神挑戦者決定戦、海を挟んではSCGと大きな大会が2つも有ったMtG Legacyな週末でしたね。
BMOの来場者も多そうですし、MtGの人気は日々高まって行ってますね。
さて、今回のSCGはAtlantaにてPIQでLegacyが併催された様なので早速結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=10/11/2015&end_date=10/11/2015&city=Atlanta&limit=50
優勝はCaleb scherer氏のANTです。
以下Top16(上から順に一位~/9位~)
ANT
BUG 続唱
Deathblade
Miracles
Infect
ANT
Elves
Infect
----------------------------
Enchantress
Jund
Miracles
Elves
Infect
Miracles
Elves
Burn
と言う結果でした。
前回とはずいぶん顔ぶれが入れ替わり、変わらぬ勢力を誇っているのはMiracles程度ですね。今回もTop16に3名で安定した戦力を発揮できていますが、前回より難しそうな面子が多いのによくやりますね・・・。BMOでも優勝をはじめ多数のMiraclesが居た様なのでやはり高い安定性とデッキパワーを誇るこのデッキは今環境では強いですね。
前回とは打って変わってInfectとElvesの数の多さが目立ちますね。
どちらも3名ずつ。盤面に干渉する手段の少ないデッキが増えたのか、低速デッキが増えたのか。少なくとも激減したRの恩恵は受けていそうです。Miraclesが活躍するのならInfectも今後、より勢力を増してきそうですが。
あとはANTですね。
こちらもBMOでも見られましたし、不安定な環境では速度が活きやすいので納得です。今回はSnT系が零と言う珍しい結果も有りますし、それに比べるとこちらは安定していますね。このデッキもGrixisが居たころは数も減っていましたし、ここから数は増えていくかもしれません。
Delver系が殆どいないのはかなり意外ですが。
メタや当たりで上下動するのは当然ですが零名と言うのは以外を通り過ぎて衝撃的です。特別Delverに強いデッキがいるわけでもないですし、何が有ったのですかね。
続唱系は何とも言えませんね。
まぁここら辺もまたそのうち調整されていくでしょうね。
ここからは個別に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=92657
優勝したCaleb Scherer氏のANTです。
前回のIndianapolisでも21位に入っているCaleb Scherer氏。
メインは《陰謀団式療法》×1→《師範の占い独楽》に換えて多少の安定性と連動性を妨害を犠牲にしてあげているだけで、他の変更点は無し。
基本地形《島》2枚《沼》1枚の3枚構成で土地14枚の少なめ、それにも拘らずメインから《闇の嘆願》2枚と結構カツカツな構築をしていますね。この嘆願を使うかどうかもオリジン以後のANTの構築の差になりましたが、それでもメインに2枚は珍しいですね。
主に変わっているのはサイドで《ザンティッドの大群》の枠を《花の絨毯》に置き換えていますね。
どちらも対Uに強い札ですが、より速度を重視しているのやも。実際今回の大会では生物系のComboが増えていますしね。
《夜の戦慄》も前回のDeath&Taxを見れば入れざるを得ませんよね。フェアデッキが多いならUも《エーテル宣誓会の法学者》が入りますし。
よく判らないのは《巣穴からの総出》3枚。一体何に3枚も使うんですかね。消耗戦用?
そう言えば海外の「Ovino X」と言う300名以上の大型大会でサイドに《謎めいた命令》を3枚積んでいる形のANTもTC Decksに載っていました。ANTの闇も深いですね・・・。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=92662
3位、Steve Wilson氏のDeathBladetGです。
元々他と比べれば多めの生物が取られるDeathBladeですが、その中でも特に多めの形ですね。
アドバンテージ生物枠は《闇の腹心》と《ヴリンの神童、ジェイス》のスプリット。ジェイスは正直あまり変身しても使い回す先は有りませんが《剣を鍬に》《渦まく知識》が有れば十分と言う事ですかね。そもそもスペルの使い回し優先なら《瞬唱の魔道士》を入れるでしょうから、ボブも含めた引き増した札のルーターを使った整理要員かもしれません。
一番驚いたのは《真の名の宿敵》4枚。
戦闘の安定感は高いのですが、それ以外に役には立たないため4枚目まで取られる事はそうそう無いのですが・・・? ついでに今回のデッキ群や前回のD&Tなどが増えると必然的に小型スィーパーが増えてマイナス修正も増えてくるのでその意味でも逆風。それでも高い戦闘力と防衛力が必要だったんですかね・・・。
打消しとカウンターを採れる色ですが、メインはハンデス優先。
《思考囲い》4枚と《Force of Will》3枚の最低限です。これだけではたいComboではどうしても足りないのでサイドから足す用ですね。そこでも生物が多めですし、結構アグレッシブな形ですね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=92663
4位、Sam Tuell氏のMiraclesです。
前回、今回と安定して高い成績を残しているMiracles。
やはり失ったものが少ないのは強みですね。
目についたのはメインに入っている《僧院の導師》2枚。
サイドからのアグレッシブサイドと言う形は有りますが、メインから取るのはあまり見かけません。土地21の《思案》3枚(4枚ではない)の形ですし、MidrangeのCTMの様な形とのハイブリッドと言う事でしょうかね。
変わりのフィニッシャーをサイドに取ってあるわけでもありませんし、相手のメインでの除去を腐らせるという利点を失っていますが、それを推して使う価値があるという事でしょうかね。
これもそうですが最近はメインから生物は複数枚積んでいる形が非常に多いですね。最低でもScMは詰んでいますし、結構打点を高めにしておくのが主流なのかもしれません。
今はそれほどでもありませんし、《紅蓮破》もサイド後が基本ですが、このままMiraclesが安定して成績を残すのならばまたメインにt紅蓮破×1もそのうち戻ってくるかもしれませんね。
こんなところです。
前回のSCGと比べると随分と偏って、前環境の残り香も感じにくくなりましたね。
Rのこれ程の激減には驚きを禁じ得ませんが、これも放っておけばまた増えてくるでしょうね。増えたのは《封じ込める僧侶》で、今回はSnT勢やReanimatorはいませんでしたが、矢張り意識されているようですね。《翻弄する魔道士》も多いですし、正直SneakShowは何処まで数を戻せるのか?と少々不安にも成りますね。
まぁ私個人としてはSnT勢がいない方が遥かにありがたいのですが。Delverはほっといても戻るし、死滅はまず無いでしょうね。
Bladeは判りませんが、ANTはそこそこいますし、そうしたら針系や《無のロッド》も徐々に増えてくるかもしれませんね。
さて、今回はここまで、です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この文章がお役に立てば幸いです。
日本国内ではBMOと神挑戦者決定戦、海を挟んではSCGと大きな大会が2つも有ったMtG Legacyな週末でしたね。
BMOの来場者も多そうですし、MtGの人気は日々高まって行ってますね。
さて、今回のSCGはAtlantaにてPIQでLegacyが併催された様なので早速結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=10/11/2015&end_date=10/11/2015&city=Atlanta&limit=50
優勝はCaleb scherer氏のANTです。
以下Top16(上から順に一位~/9位~)
ANT
BUG 続唱
Deathblade
Miracles
Infect
ANT
Elves
Infect
----------------------------
Enchantress
Jund
Miracles
Elves
Infect
Miracles
Elves
Burn
と言う結果でした。
前回とはずいぶん顔ぶれが入れ替わり、変わらぬ勢力を誇っているのはMiracles程度ですね。今回もTop16に3名で安定した戦力を発揮できていますが、前回より難しそうな面子が多いのによくやりますね・・・。BMOでも優勝をはじめ多数のMiraclesが居た様なのでやはり高い安定性とデッキパワーを誇るこのデッキは今環境では強いですね。
前回とは打って変わってInfectとElvesの数の多さが目立ちますね。
どちらも3名ずつ。盤面に干渉する手段の少ないデッキが増えたのか、低速デッキが増えたのか。少なくとも激減したRの恩恵は受けていそうです。Miraclesが活躍するのならInfectも今後、より勢力を増してきそうですが。
あとはANTですね。
こちらもBMOでも見られましたし、不安定な環境では速度が活きやすいので納得です。今回はSnT系が零と言う珍しい結果も有りますし、それに比べるとこちらは安定していますね。このデッキもGrixisが居たころは数も減っていましたし、ここから数は増えていくかもしれません。
Delver系が殆どいないのはかなり意外ですが。
メタや当たりで上下動するのは当然ですが零名と言うのは以外を通り過ぎて衝撃的です。特別Delverに強いデッキがいるわけでもないですし、何が有ったのですかね。
続唱系は何とも言えませんね。
まぁここら辺もまたそのうち調整されていくでしょうね。
ここからは個別に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=92657
優勝したCaleb Scherer氏のANTです。
前回のIndianapolisでも21位に入っているCaleb Scherer氏。
メインは《陰謀団式療法》×1→《師範の占い独楽》に換えて多少の安定性と連動性を妨害を犠牲にしてあげているだけで、他の変更点は無し。
基本地形《島》2枚《沼》1枚の3枚構成で土地14枚の少なめ、それにも拘らずメインから《闇の嘆願》2枚と結構カツカツな構築をしていますね。この嘆願を使うかどうかもオリジン以後のANTの構築の差になりましたが、それでもメインに2枚は珍しいですね。
主に変わっているのはサイドで《ザンティッドの大群》の枠を《花の絨毯》に置き換えていますね。
どちらも対Uに強い札ですが、より速度を重視しているのやも。実際今回の大会では生物系のComboが増えていますしね。
《夜の戦慄》も前回のDeath&Taxを見れば入れざるを得ませんよね。フェアデッキが多いならUも《エーテル宣誓会の法学者》が入りますし。
よく判らないのは《巣穴からの総出》3枚。一体何に3枚も使うんですかね。消耗戦用?
そう言えば海外の「Ovino X」と言う300名以上の大型大会でサイドに《謎めいた命令》を3枚積んでいる形のANTもTC Decksに載っていました。ANTの闇も深いですね・・・。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=92662
3位、Steve Wilson氏のDeathBladetGです。
元々他と比べれば多めの生物が取られるDeathBladeですが、その中でも特に多めの形ですね。
アドバンテージ生物枠は《闇の腹心》と《ヴリンの神童、ジェイス》のスプリット。ジェイスは正直あまり変身しても使い回す先は有りませんが《剣を鍬に》《渦まく知識》が有れば十分と言う事ですかね。そもそもスペルの使い回し優先なら《瞬唱の魔道士》を入れるでしょうから、ボブも含めた引き増した札のルーターを使った整理要員かもしれません。
一番驚いたのは《真の名の宿敵》4枚。
戦闘の安定感は高いのですが、それ以外に役には立たないため4枚目まで取られる事はそうそう無いのですが・・・? ついでに今回のデッキ群や前回のD&Tなどが増えると必然的に小型スィーパーが増えてマイナス修正も増えてくるのでその意味でも逆風。それでも高い戦闘力と防衛力が必要だったんですかね・・・。
打消しとカウンターを採れる色ですが、メインはハンデス優先。
《思考囲い》4枚と《Force of Will》3枚の最低限です。これだけではたいComboではどうしても足りないのでサイドから足す用ですね。そこでも生物が多めですし、結構アグレッシブな形ですね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=92663
4位、Sam Tuell氏のMiraclesです。
前回、今回と安定して高い成績を残しているMiracles。
やはり失ったものが少ないのは強みですね。
目についたのはメインに入っている《僧院の導師》2枚。
サイドからのアグレッシブサイドと言う形は有りますが、メインから取るのはあまり見かけません。土地21の《思案》3枚(4枚ではない)の形ですし、MidrangeのCTMの様な形とのハイブリッドと言う事でしょうかね。
変わりのフィニッシャーをサイドに取ってあるわけでもありませんし、相手のメインでの除去を腐らせるという利点を失っていますが、それを推して使う価値があるという事でしょうかね。
これもそうですが最近はメインから生物は複数枚積んでいる形が非常に多いですね。最低でもScMは詰んでいますし、結構打点を高めにしておくのが主流なのかもしれません。
今はそれほどでもありませんし、《紅蓮破》もサイド後が基本ですが、このままMiraclesが安定して成績を残すのならばまたメインにt紅蓮破×1もそのうち戻ってくるかもしれませんね。
こんなところです。
前回のSCGと比べると随分と偏って、前環境の残り香も感じにくくなりましたね。
Rのこれ程の激減には驚きを禁じ得ませんが、これも放っておけばまた増えてくるでしょうね。増えたのは《封じ込める僧侶》で、今回はSnT勢やReanimatorはいませんでしたが、矢張り意識されているようですね。《翻弄する魔道士》も多いですし、正直SneakShowは何処まで数を戻せるのか?と少々不安にも成りますね。
まぁ私個人としてはSnT勢がいない方が遥かにありがたいのですが。Delverはほっといても戻るし、死滅はまず無いでしょうね。
Bladeは判りませんが、ANTはそこそこいますし、そうしたら針系や《無のロッド》も徐々に増えてくるかもしれませんね。
さて、今回はここまで、です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この文章がお役に立てば幸いです。
皆さん、こんばんは。
熱い週末。
レベルの高い大戦は動画上でも熱くなりましたね。
丁度そんな折、久々にCFBでLegacyの記事が挙がっていたので読んでみました。
ここ最近はStdとModernばっかり。よっぽど話す事が無いのか人気が無いのかLegacyの記事はほとんど挙がりませんでしたから本当に久々。
[Bob Haung]氏寄稿の「Delver of Secrets and the Future of Legacy」です。
中身はいたって普通のDelver簡易説明書。
と言うより入門書?
特別な事が書いてあるわけではありませんが、簡潔に文章に纏っていて読みやすかったです。と言うか記事冒頭に書いてありますが、中身を急遽変更したせいでしょうね・・・。
短いので、興味のある方はどうぞ。考えの整理補足には良いかもしれません。
せっかくなので今回も意訳を載せておきます。
英語が相変わらず残念なので、テキトウ意訳です。間違いもあるかもしれませんので、興味のある方はご自分で元の記事を読んでみてください。
こんな所で。
1点疑問なのが、DoSの変身確率って構築次第ですが初動10%とか15%以下とかそんなに低かったっけ??
熱い週末。
レベルの高い大戦は動画上でも熱くなりましたね。
丁度そんな折、久々にCFBでLegacyの記事が挙がっていたので読んでみました。
ここ最近はStdとModernばっかり。よっぽど話す事が無いのか人気が無いのかLegacyの記事はほとんど挙がりませんでしたから本当に久々。
[Bob Haung]氏寄稿の「Delver of Secrets and the Future of Legacy」です。
中身はいたって普通のDelver簡易説明書。
と言うより入門書?
特別な事が書いてあるわけではありませんが、簡潔に文章に纏っていて読みやすかったです。と言うか記事冒頭に書いてありますが、中身を急遽変更したせいでしょうね・・・。
短いので、興味のある方はどうぞ。考えの整理補足には良いかもしれません。
せっかくなので今回も意訳を載せておきます。
英語が相変わらず残念なので、テキトウ意訳です。間違いもあるかもしれませんので、興味のある方はご自分で元の記事を読んでみてください。
Delver of Secrets and the Future of Legacy
By Bob Huang // 12 Oct, 2015
まず最初に、この文章はGrixis Delverの解説書として書き始めたんだ。残念な事に《時を超えた探索/DTT》が禁止され、そのデッキは素晴らしい可能性を持っていたはずだが、仕方なく、僕はより基本的な「Delverにおけるすべき事とすべきではない事」お呼び「Legacyの将来に置ける考えの共有」に代える事にしたんだ。
「Common Misplays to Avoid」
僕はDelverを使っているプレイヤーが様々な些細な事なミスを犯してきたのを何度も見たんだ。このガイドラインの全てとここにあるミスをしない様に気を留めておいてほしい
1.《死儀礼のシャーマン/DrS》よりも《秘密を掘り下げる者/DoS》を優先する。
DoSは君の最速の脅威ではあるが、DrSと両方をデッキに扱っている場合に置いては9割5分はDrSを優先させるべきだろう。このパーセントは新しいマリガンルールによりDoSを握った上でDoSが変身する占術をする事で変わってくるかもしれない事を書き留めておいてくれ。しかし基本的にはDrSは2t目に3マナを用意できるマナ加速を行い、それはしばしばDrSに加えてそれを確実に変身させるためのキャントリップを併用できるように君にさせてくれるんだ。このルールの主な例外はDrSのための燃料である土地を墓地に置けるかどうか不確定な時やComboを相手に最速のクロックが必要であり《渦まく知識》を通してDoSを変身させる必要が有る時などになるだろうね。
2.ブレストでDoSを変身させる
しばしば見るプレイングで基本的にはこれは悪いものだね、特にゲームが長引いてしまいそうなときは。ブレストは殆どは不要牌をシャッフルする《Ancestral Recall》かTempoに置いて避けるべき圧倒的な展開上での後れを取るのを避けるために土地や除去を探すための最後の手段である事に慣れていくべきだね。対Comboに置いて素早いクロックが欲しい場合か複数のDoSを変身させるような場合ぐらいかな、正当化できるのは。
3.ブレストの後ポンダーでシャッフルする
手成りと言う訳ではないが、しばしば《思案》をシャッフルするための手段として浪費させる人々を見てきたんだ。思案はModernやVintageで禁止や制限される程の強力な札で、ブレストほどでないという訳ではないと思う。土地1枚キープをさせてくれたり、次々と脅威を展開させてくれたりするほどだよ。ブレストの前に思案すれば君の欲しがる脅威や除去を見つけやすくなるしね。結局の所さ、ブレストのペアはフェッチランドじゃないかな。
4.不必要なフェッチ
これは以前カバーした部分だが、僕はドローステップの後に決してフェッチランドを割ることはないんだ。フェッチはキャントリップと合わせる事で素晴らしく、「占術」でDoSが変身しない場合に合わせて使ったりすべきなんだ。DoSの誘発でTopを覗き見て、それからそのドローをする前にシャッフルするかどうかを決めるべきなんだ。もう一つの基本的な相互作用はブレストとの組み合わせで、《目くらまし》の様な死に札をDoSなどを変身させるのに使った後にフェッチでシャッフルしてしまうんだ。
5.フェッチで引っ張る劣悪な土地
これは見ていて明らかかもしれない。けれど中々気付かない。マッチアップによって、君はDrSや《稲妻》等2t目に必要なの行動が有り、だから最初のターンの土地は2t目に行ないたいと考えている事の反対の土地を使うべきなんだ。この場合は2枚目の《Volcanic Islands》や《Underground sea》を持ってきてはいけないんだ。
6.DrS対DrS
DrSは基本的には直感的に戦場に1枚のみの場合に使うだろう。複数体が居る場合にはこれが途端に難しいんだ。君のDrSはスタックで対象のカードを追放する事で相手のDrSにカウンターする事が出来るんだからね。序盤の鍵は相手のマナを追放する事よりも自分のターンにマナを使う事を優先すべきかどうかを理解する事だろうね。たぶん相手より多くのマナを使えるだろうし、脅威の展開もしやすい筈で、その一方で相手はより少ないマナになってしまう。その様な場合ではDrSを保持しておくことが賢い選択だろう。積極的にDrSを使って《グルマグのアンコウ》や《墓忍び》を遅らせる事が出来るかもしれない。正直言って多種多様な場合が有り、決められたルールや状況なんて無い。様々な利用法や可能性を考えておくべきだろうね。
7.余りに早く《ギタクシア派の調査》を使ってしまう
目立たないが、僕は基本的にギタ調は抱えておきたいんだ。《若き紅蓮術士/YPM》との連動性が凶悪だからね。だからもし僕が1t目に使うとするのなら、他にも持っていて、思案でYPMを引き込めたりして2t目に情報を得たりTokensを得る事が出来るようになっている場合かも知れないね。
8.追加の土地をプレイする
過剰な土地は手札に抱えておいて、ブレストの交換札にするべきだ。これはブレストの慣用的なルールだけど、Delverを使っている時なら2重に大事なんだ。対戦相手よりも個々の札はパワー不足である事が多く、だからこそ喩え死に札でも手札を抱えている(事で相手を欺く/構えさせる)虚像の手札のアドバンテージを得る事も大事なんだよ。
9.《Force of Will》のために我慢するべきキャントリップを浪費する
非常に個人的な注釈なんだけど、僕が以前犯した過ちであり、付け足しておくべきなんだ。
10.FoWとDazeのサイドボーディングの間違い
僕のサイドボーディングにおける第一のルールはマッチアップにおける役割を把握し、高速のゲームにおける札が必要かどうかを判断し、低速ゲームにおける消耗戦の末のゴールなども同様に判断するんだ。例えば、RUG Delverに対してBUG Delverを使っている際に、僕は相手よりも遅いため勝つために低速戦を目指すべきであるために、何枚のDazeやFoWを残しておくべきかということだろう。その様な場合、ゴールは単純に生き残る事であり、打消しは君を助けてくれるだろう。しかしこれが対Miraclesやミラーマッチなら、ゲームは長引いてしまうだろうし、君は可能な限り素早く決着を図りたいので抜いてしまうべきだろうね。
「The Flavors of Delver」
今、僕は恐らく6種類あるであろうDelverについて言及しようと思う。アグレッシブさの順にUR、RUG、4c、BUG(もみ消し)、UWR、BUG(Hymn)だ。Delverを使う時、大切な事はマッチアップにおける自身の役割を知る事であり、特にそれはよりMidrangeに近くなるほど重要になるんだ。アグレッシブに成る程、普通にプレイ出来る限り相手よりも素早くいくためにFoWを残す事も出来るようになるだろう。
・UR Delver
長所:CMCが低い。マナベースに優れ、《発展の代価》《血染めの月》を使える
短所:Comboと《タルモゴイフ》に弱い
優位なマッチ:Infect、BUG続唱
互角なマッチ:BUG/RUG Delver、Lands、D&T、Elves
不利なマッチ:Miracles、ANT、SneakShow
・RUG Delver
長所:究極的な一貫性、簡単MtGもある
短所:《もみ消し》は使えるか使えないかの2択であり、他の札も似た傾向にある
優位なマッチ:Infect、SneakShow
互角なマッチBUG続唱、Miracles、D&T、ANT
不利なマッチBUG Delver、Lands、Elves
・BUG Delver(もみ消し型)
長所:RUGに勝てる、《突然の衰微》が素晴らしい解答
短所:1マナ除去の不足
優位なマッチ:SneakShow、ANT、RUG Delver
互角なマッチ:BUG続唱、Miracles、Infect
不利なマッチ:D&T、Lands、Elves、BUG Delver(Hymn)
・UWR Delver
長所:《翻弄する魔道士》《封じ込める僧侶》《安らかなる眠り》《剣を鍬に》
短所:一貫性が無い。豊富な1マナ除去のお陰で生物に溢れる環境なら優位といえる。
優位なマッチ:Infect、D&T、Elves
互角なマッチ:SneakShow、ANT、RUG Delver
不利なマッチ:BUG続唱、Miracles、BUG Delver、Lands
・BUG Delver(Hymn)
長所:対Comboに素晴らしい、《Hymn toTourach》が簡単MtG
短所:低速、マナが掛る
優位なマッチ:SneakShow、ANT、BUG Delver(もみ消し)、RUG Delver
互角なマッチ:Infect、BUG続唱、Lands
不利なマッチ:D&T、Elves、Miracles
基本的に、僕はLandsとMiraclesはDelverにとっては非常にタフなゲームとなると考えている。それらを討つためのツールも有るけれど、慎重なプレイングと少々の幸運が必要となるね。僕の構築予定ではHymnを使ったBUG Delverを作る予定だよ。最新のリストはこれさ↓
Lands
2 x Bayou
4 x Underground Sea
1 x Tropical Island
4 x Polluted Delta
1 x Verdant Catacombs
4 x Misty Rainforest
4 x Wasteland
Creatures
4 x Deathrite Shaman
4 x Delver of Secrets // Insectile Aberration
4 x Tarmogoyf
1 x Gurmag Angler
Noncreature Spells
4 x Hymn to Tourach
1 x Liliana of the Veil
4 x Ponder
4 x Brainstorm
4 x Abrupt Decay
1 x Disfigure
4 x Force of Will
4 x Daze
1 x Sylvan Library
Sideboard
3 x Spell Pierce
2 x Disfigure
1 x Liliana of the Veil
1 x Dread of Night
2 x Golgari Charm
1 x Dismember
1 x Pithing Needle
1 x Grafdigger’s Cage
1 x Null Rod
1 x Vendilion Clique
1 x Jace, the Mind Sculptor
「The Future of Legacy with Battle For Zendikar」
Legacyは探査時代の終わりを迎え、僕は大きな変化をするだろうから、起こるであろう変化も書いておきたい。
[ DTT is Banned ]
-敗者
・GrixisコントロールとDelverを含むURxのYPMデッキ
・OmniTell
・DTTを使っていたDelverも消耗戦に置いて大きな打撃を受けた
-勝者
・Miracles:前述の通りの厳しいマッチであるMiracles。他のDTTデッキに比べ被った被害は多くはない。
・BUG 続唱:Miraclesに強い事がまず1つ、そして消耗戦におけるベストデッキの地位の復権
・Infect:Miraclesに強い、そしてURx Delverに弱かったから
・Lnads:OmniTellの消失における恩恵
はっきり言って、KTK以前のMiracles環境と、対して台頭するLandsの環境に戻ったように思えるんだ。メタゲームは決してDoSに敵対しているようには感じないね。僕の予想が当たっているかどうかは自身の目で見てくれよ。
「The new scry rule is in effect」
新しい占術マリガンルールのテスト後、僕はLegacyでとても嬉しいんだ。ブレストやポンダーを扱えないような不安定なデッキも多少安定するようになるだろうと思っているからね。ポンダーの有るデッキも土地1枚でキープできるからマリガン回数は減るだろうね。MerfolkやMUDの様なポンダーの無いデッキはより積極的に行うようになるだろうし、序盤の正しい土地枚数の調達に為にかなり便利だろうさ。
プレイヤー達はこれがDoSが変身できるかどうかTopを知る事が出来るのでDelverを助けるようなルールだろうと話しているね。下記の状況になるようなDelverにとっては確かに便利だね。
1.マリガンしてDelverデッキを使うと変身は10%以下だろう
2.1t目にフェッチを使えなければ、Delverは~15%だろうね。
ルール変更後は、もしそのTopがIns/SocならDoSを変身させる事が出来る情報を得る事が出来るんだからね。これはDrSよりもDoSを優先してプレイさせる事になるかもしれず、だから非常に有益な情報だよね。Topがそうでなければ、それはそれでその情報を元に動けるし、占術してTopを換える事でやっぱりDelverに可能性が残るから、変身させやすくなるはずだよ。
全体的に、これらはすぐに出てくるシナリオだろうけど、まだまれかも知れないね。
(以下略
残りは「Black Vise is unbanned.」ですが、興味が無い上にここも特別な事は書いてないので省きます)
(http://www.channelfireball.com/articles/delver-of-secrets-and-the-future-of-legacy/)
こんな所で。
1点疑問なのが、DoSの変身確率って構築次第ですが初動10%とか15%以下とかそんなに低かったっけ??
DTT禁止による個人的な恩恵 その2
2015年10月16日 レガシー コメント (5)
皆さん、こんばんは。しもべです。
探査ドローが禁止されLegacyに激変を齎してから、少し経ちます。
TheRockの構築はもうしばらく放置しているわけですが、完全に忘れていましたが、他にも探査ドローが禁止になったことで得た恩恵が有りました。
「《ニヴメイガスの精霊》」デッキです。
知っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、デッキの一つの形と言うか方向性として
「《ニヴメイガスの精霊》+《天主の勢力》」
を軸にしたクロックパーミッションを考えていた時期が有りました。
しかし《宝船の巡航》《時を越えた探索》の登場で、「墓地を肥やす事がそのままアドバンテージに繋がる」と言う流れが出来上がり、精霊はスペルを追放してしまう点から圧倒的に不利な部分が目立つようになりました。
故にお蔵入りしていたわけですが、探査ドローの禁止を受け再びこのデッキにも火を入れる事も可能かもしれません。
KTK以後余り得たパーツは無いのですが、まぁそれでも無いよりはマシ。
一つは《乱撃斬》。
これ自体は以前エントリーで挙げましたね。「獰猛」を達成する事で軽減禁止になるために、無敵ブロッカーである《真の名の宿敵/TNN》も討ち取れるようになる点でメリットです。《敏捷なマングース》と異なりサイズを増強できるので戦闘で負ける事はありませんからね。TNN自体もKTK以前よりも数を減らしているのも追い風。
因みにそのTNN対策に取られている《火と氷の剣》の対策ももろに受けるわけですが、その問題も同様に解決できますね。
もう一つの獲得物は《ケラル砦の修道院長》。
Topを捲ってスペルを唱えるわけで、衝動的ドローと言う特殊なアドを得る生物ですが、引き増すこと自体が精霊と相性が良い。似たような能力でより能力の強い《瞬唱の魔道士》もありますが、スペルを精霊が食べる事が前提のデッキですので、墓地利用はし辛いのは探査と一緒ですからね。
さらに良いのは本体が「果敢」持ちという事。
精霊のために唱えたスペルの恩恵をこいつも受ける事が出来ます。また単体では腐りやすくあまり数を入れたくないというテーマと矛盾してしまっている《天主の勢力》を捲ってしまっても問題が無い。寧ろ自身のアドで誘発した果敢を先頭に生かせないという本体の能力上の齟齬を修道院長に付ける事で緩和できるようになりますね。まぁそれでも所詮4/3速攻ですが。
もともと精霊のために余裕を持たせて3~4マナを用意する事を目指したいデッキなので、修道院長の必要マナとも合っています。
さらに有効な点として精霊のためにφマナスペルをよく運用するのがこのデッキの特徴でもありますが、その中でも特に《はらわた撃ち》との相性が良い点が挙がります。0マナ2点ペイ1点火力が、ケラルがある場合には果敢で1打点分のボーナスが付くので0マナ2点ペイ2打点分になるわけです。単純に効率がマシ、《火炎の裂け目》の下位種の様になれます。0マナでキャストできるので修道院長で捲る対象としてもマナに余裕があるのも良いですね。
という事で少ないながらパーツも増えているので思ったよりも遊べるかもしれませんね、このデッキは。
追記)
完全に忘れていましたが、同じく「獰猛」を持つ《頑固な否認》も素晴らしい効能で、デッキにマッチするはず。
修道院長にしろ精霊にしろ、そしてクロックパーミッションの必須パーツである《秘密を掘り下げる者》にしろ《天主の勢力》が有れば比較的安定してパワー4以上を達成できるため、《頑固な否認》が優秀なカウンターになれますね。
逆に達成できない場合は、土地を伸ばす必要性がある以上はManadenial戦略には付き合えない(自分から不毛合戦を仕掛けづらい)ので役立たずですが・・・。
探査ドローが禁止されLegacyに激変を齎してから、少し経ちます。
TheRockの構築はもうしばらく放置しているわけですが、完全に忘れていましたが、他にも探査ドローが禁止になったことで得た恩恵が有りました。
「《ニヴメイガスの精霊》」デッキです。
知っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、デッキの一つの形と言うか方向性として
「《ニヴメイガスの精霊》+《天主の勢力》」
を軸にしたクロックパーミッションを考えていた時期が有りました。
しかし《宝船の巡航》《時を越えた探索》の登場で、「墓地を肥やす事がそのままアドバンテージに繋がる」と言う流れが出来上がり、精霊はスペルを追放してしまう点から圧倒的に不利な部分が目立つようになりました。
故にお蔵入りしていたわけですが、探査ドローの禁止を受け再びこのデッキにも火を入れる事も可能かもしれません。
KTK以後余り得たパーツは無いのですが、まぁそれでも無いよりはマシ。
一つは《乱撃斬》。
これ自体は以前エントリーで挙げましたね。「獰猛」を達成する事で軽減禁止になるために、無敵ブロッカーである《真の名の宿敵/TNN》も討ち取れるようになる点でメリットです。《敏捷なマングース》と異なりサイズを増強できるので戦闘で負ける事はありませんからね。TNN自体もKTK以前よりも数を減らしているのも追い風。
因みにそのTNN対策に取られている《火と氷の剣》の対策ももろに受けるわけですが、その問題も同様に解決できますね。
もう一つの獲得物は《ケラル砦の修道院長》。
Topを捲ってスペルを唱えるわけで、衝動的ドローと言う特殊なアドを得る生物ですが、引き増すこと自体が精霊と相性が良い。似たような能力でより能力の強い《瞬唱の魔道士》もありますが、スペルを精霊が食べる事が前提のデッキですので、墓地利用はし辛いのは探査と一緒ですからね。
さらに良いのは本体が「果敢」持ちという事。
精霊のために唱えたスペルの恩恵をこいつも受ける事が出来ます。また単体では腐りやすくあまり数を入れたくないというテーマと矛盾してしまっている《天主の勢力》を捲ってしまっても問題が無い。寧ろ自身のアドで誘発した果敢を先頭に生かせないという本体の能力上の齟齬を修道院長に付ける事で緩和できるようになりますね。まぁそれでも所詮4/3速攻ですが。
もともと精霊のために余裕を持たせて3~4マナを用意する事を目指したいデッキなので、修道院長の必要マナとも合っています。
さらに有効な点として精霊のためにφマナスペルをよく運用するのがこのデッキの特徴でもありますが、その中でも特に《はらわた撃ち》との相性が良い点が挙がります。0マナ2点ペイ1点火力が、ケラルがある場合には果敢で1打点分のボーナスが付くので0マナ2点ペイ2打点分になるわけです。単純に効率がマシ、《火炎の裂け目》の下位種の様になれます。0マナでキャストできるので修道院長で捲る対象としてもマナに余裕があるのも良いですね。
という事で少ないながらパーツも増えているので思ったよりも遊べるかもしれませんね、このデッキは。
追記)
完全に忘れていましたが、同じく「獰猛」を持つ《頑固な否認》も素晴らしい効能で、デッキにマッチするはず。
修道院長にしろ精霊にしろ、そしてクロックパーミッションの必須パーツである《秘密を掘り下げる者》にしろ《天主の勢力》が有れば比較的安定してパワー4以上を達成できるため、《頑固な否認》が優秀なカウンターになれますね。
逆に達成できない場合は、土地を伸ばす必要性がある以上はManadenial戦略には付き合えない(自分から不毛合戦を仕掛けづらい)ので役立たずですが・・・。
空の軌跡SC Evolution体験版感想続き
2015年10月17日 軌跡/Falcom作
皆さん、こんばんは。
しもべです。
そういえば、空の軌跡SC Evolution体験版の感想を挙げていなかった時が付いたので、残り分を挙げておきます。と言っても無印FC→FC Evoのような劇的変化があるわけでもないので飽くまで補足程度ですが。
・相変わらず声優の演技は安定しています。
零の悲劇は繰り返されることはないと信じましょう。
・相変わらず「正面」グラのパターンが無い。
何故さ!?
・相変わらずAIが馬鹿。
:何故ばらけて敵を攻撃したり、後一撃で倒せる敵を放置して違う敵を攻撃に行くのか。
・相変わらずオート選択が馬鹿。
:ここも前作から変わらず、攻撃すべき対象(後一撃で倒せる)や回復すべき対象(HPが減っていたり、状態異常になっている味方)にカーソル合っていない状態から始まるので、見落としや間違いが誘引します。
色付けで対象が判るのは事実ですが、判りづらくも有る。
・やはりBGMでも割と手が入っている物も有りますね。
前回書いた分もそうですが、「Strepitoso Fight」もロック調になっている様な?
でも雰囲気は良いですし、また違う良さが有ると言えますね。「Fight with Assailant」はちょっと冗長になってますが。
・今回のSCは、序章は最序盤のイベントと訓練しかないので、空の軌跡FCの様に遊撃士の仕事も無し。
なのでサクサクイベントを進めて体験版も終わります。
FCの頃はじっくりしっかりやって10時間程度かかりましたが、今回は3時間程度で終わります。
・予告の問題が・・・。
今回はそれ程問題も無い感じでしたが、体験版クリア後の予告版にて盛大なネタばらしの一つが・・・。
予告時に次々と執行者との出会いの場面が挿入されるのですが、つまり「殲滅天使」もそこに並んでるわけです。
画面上で「そうだ」と書いてはいないものの並び的にどう考えても、関連性を疑ってしまう訳で、私の様な既プレイ者は兎も角としても初見の新規参入者さんにとっては相当なネタ晴らし。
あれもビックリポイントの一つなのでここは明らかに減点対象ではないですかね・・・?
「戦闘面」
・エステル
:前作と使用感にそれ程違い無し。
但しプレイ中に旋風輪→真・旋風輪となります。範囲はエアリアル相当からエアロストーム相当に拡大。相当広域になりますね。これでやはり状態異常をばら撒く係。地味に通常攻撃よりもディレイが少ない点でも優秀。序盤がアネラスと2人なので手数を増やすのはかなり頼りになります。
ただ、CP消費が30になってしまうので乱発しにくくなるのはデメリット。
変わらず残りもシンプルで使いやすい。
挑発でSクラの威力底上げしたり、掛け声でアネラスのCP補充したりと大忙し。
・アネラス
:序章の相棒。
脳筋娘。元々アタッカーながらオーブメント配列が3-3-2-2と絶望的なのでそれも必然です。
八葉滅殺はCP20で通常攻撃以下のディレイ+STR↓
剣風閃はCP20で小円+SPD↓
落葉はCP30で遅延+Mov↓
風花陣はCP20でSTR/SPD↑↑+DEF↓
Sクラの光波斬は小円+遅延
とこれまたすっかりデバフ系効果が付加されています。
ヨシュアがいない分の貴重な遅延アタッカーであり、基本ボス戦は落葉連発ですね。八葉滅殺も悪くはないですが、クロックダウン後に挑発でDEF↓↓してバレー連発して無力化した方が早いですね。
基本的にはエステルがサポーターでアネラスがアタッカーを務める事になりますね。
また出が早い分、MAP上のアクションもアネラスの方が使いやすいのでこちらも先頭に。
単純に脳筋だけだったアネラスですが、効果が色々付加されているために遥かに使いやすくなっていますね。
シタン先生張りに浮雲連発してました。
・クルツ
:最初に戦う時が異様に強い・・・。シャドウスピアでノーマルの癖に1000オーバーとかたまらん。これに加えて即死も有るわけだし。DEF↑↑されると辛い。アーツか挑発するか・・・。
惜しむらくはアイン!ツヴァイ!!ドラーイ!!!が台詞化されてメッセージが出なくなってしまった事か・・・。
・アーツ
アーツの種類はだいぶ増えています。
オーブメントも7連結になりましたからね。
ただ増えているだけでなく、ティアラルとラ・ティアラの様にわかりにくい関係は排除され、ティア系とブレス系になっています。まぁこれは前作からそうでしたがね。
他にもちらほら見覚えのない物も追加されて使いやすくなっているようですね。
・シャイニングポムの悲劇再び
:FC→SCの仕様変更がされており、無印と同じくSクラフトでも倒すのが困難です。故にSCの頃の様に基本的には「シャドウ・スピア」の即死狙いになるでしょう。
またランダム出現ではなく、レアモンスターとして他のアイコンモンスターのお供であるのも同じなので判別しづらい。
しかし、FC Evoよろしく奇襲攻撃は無印よりも楽にとれるので確実に「シャドウ・スピア」を当てていく事は最低1度は出来ます。なのでやはり経験値稼ぎはしやすくなっていますね。
と言う感じでした。
空の軌跡FC Evoよろしく概ね問題ない感じで纏っているようです。
なので今回も、前回楽しめた方なら期待しても良いのではないでしょうか。
只前作で感じた細かい部分が全くと言っていいほど手直しが入っていませんでした。なので良い部分もそのままですが悪い部分もそのままです。
しもべです。
そういえば、空の軌跡SC Evolution体験版の感想を挙げていなかった時が付いたので、残り分を挙げておきます。と言っても無印FC→FC Evoのような劇的変化があるわけでもないので飽くまで補足程度ですが。
・相変わらず声優の演技は安定しています。
零の悲劇は繰り返されることはないと信じましょう。
・相変わらず「正面」グラのパターンが無い。
何故さ!?
・相変わらずAIが馬鹿。
:何故ばらけて敵を攻撃したり、後一撃で倒せる敵を放置して違う敵を攻撃に行くのか。
・相変わらずオート選択が馬鹿。
:ここも前作から変わらず、攻撃すべき対象(後一撃で倒せる)や回復すべき対象(HPが減っていたり、状態異常になっている味方)にカーソル合っていない状態から始まるので、見落としや間違いが誘引します。
色付けで対象が判るのは事実ですが、判りづらくも有る。
・やはりBGMでも割と手が入っている物も有りますね。
前回書いた分もそうですが、「Strepitoso Fight」もロック調になっている様な?
でも雰囲気は良いですし、また違う良さが有ると言えますね。「Fight with Assailant」はちょっと冗長になってますが。
・今回のSCは、序章は最序盤のイベントと訓練しかないので、空の軌跡FCの様に遊撃士の仕事も無し。
なのでサクサクイベントを進めて体験版も終わります。
FCの頃はじっくりしっかりやって10時間程度かかりましたが、今回は3時間程度で終わります。
・予告の問題が・・・。
今回はそれ程問題も無い感じでしたが、体験版クリア後の予告版にて盛大なネタばらしの一つが・・・。
予告時に次々と執行者との出会いの場面が挿入されるのですが、つまり「殲滅天使」もそこに並んでるわけです。
画面上で「そうだ」と書いてはいないものの並び的にどう考えても、関連性を疑ってしまう訳で、私の様な既プレイ者は兎も角としても初見の新規参入者さんにとっては相当なネタ晴らし。
あれもビックリポイントの一つなのでここは明らかに減点対象ではないですかね・・・?
「戦闘面」
・エステル
:前作と使用感にそれ程違い無し。
但しプレイ中に旋風輪→真・旋風輪となります。範囲はエアリアル相当からエアロストーム相当に拡大。相当広域になりますね。これでやはり状態異常をばら撒く係。地味に通常攻撃よりもディレイが少ない点でも優秀。序盤がアネラスと2人なので手数を増やすのはかなり頼りになります。
ただ、CP消費が30になってしまうので乱発しにくくなるのはデメリット。
変わらず残りもシンプルで使いやすい。
挑発でSクラの威力底上げしたり、掛け声でアネラスのCP補充したりと大忙し。
・アネラス
:序章の相棒。
脳筋娘。元々アタッカーながらオーブメント配列が3-3-2-2と絶望的なのでそれも必然です。
八葉滅殺はCP20で通常攻撃以下のディレイ+STR↓
剣風閃はCP20で小円+SPD↓
落葉はCP30で遅延+Mov↓
風花陣はCP20でSTR/SPD↑↑+DEF↓
Sクラの光波斬は小円+遅延
とこれまたすっかりデバフ系効果が付加されています。
ヨシュアがいない分の貴重な遅延アタッカーであり、基本ボス戦は落葉連発ですね。八葉滅殺も悪くはないですが、クロックダウン後に挑発でDEF↓↓してバレー連発して無力化した方が早いですね。
基本的にはエステルがサポーターでアネラスがアタッカーを務める事になりますね。
また出が早い分、MAP上のアクションもアネラスの方が使いやすいのでこちらも先頭に。
単純に脳筋だけだったアネラスですが、効果が色々付加されているために遥かに使いやすくなっていますね。
シタン先生張りに浮雲連発してました。
・クルツ
:最初に戦う時が異様に強い・・・。シャドウスピアでノーマルの癖に1000オーバーとかたまらん。これに加えて即死も有るわけだし。DEF↑↑されると辛い。アーツか挑発するか・・・。
惜しむらくはアイン!ツヴァイ!!ドラーイ!!!が台詞化されてメッセージが出なくなってしまった事か・・・。
・アーツ
アーツの種類はだいぶ増えています。
オーブメントも7連結になりましたからね。
ただ増えているだけでなく、ティアラルとラ・ティアラの様にわかりにくい関係は排除され、ティア系とブレス系になっています。まぁこれは前作からそうでしたがね。
他にもちらほら見覚えのない物も追加されて使いやすくなっているようですね。
・シャイニングポムの悲劇再び
:FC→SCの仕様変更がされており、無印と同じくSクラフトでも倒すのが困難です。故にSCの頃の様に基本的には「シャドウ・スピア」の即死狙いになるでしょう。
またランダム出現ではなく、レアモンスターとして他のアイコンモンスターのお供であるのも同じなので判別しづらい。
しかし、FC Evoよろしく奇襲攻撃は無印よりも楽にとれるので確実に「シャドウ・スピア」を当てていく事は最低1度は出来ます。なのでやはり経験値稼ぎはしやすくなっていますね。
と言う感じでした。
空の軌跡FC Evoよろしく概ね問題ない感じで纏っているようです。
なので今回も、前回楽しめた方なら期待しても良いのではないでしょうか。
只前作で感じた細かい部分が全くと言っていいほど手直しが入っていませんでした。なので良い部分もそのままですが悪い部分もそのままです。
SCMのプロモとPT結果
2015年10月19日 TCG全般
皆さん、こんばんは。しもべです。
RPTQ?か何かの参加特典として《瞬賞の魔道士》がもらえるという事が発表されましたが、同時に話題となったのがそのイラストの差し替え。果たしてこれで何度目か?と言うようなインビテーショナルカードのイラスト差し替え。もともとプレイヤーの顔を入れるという無茶なことしてるせいでイラストが不評な事が多いのでこれも仕方がないですよね。
それに大体インビカードは強いし。
という事で新イラストになったわけですが、何となくジェスカイチック?
と言うかコモンかアンコモンの様なイラストですね。神話レア感が感じられません。正直これなら元のチャピン?のイラストの方が個人的には良い。
御世辞にも格好いいとは言えませんが、なんだかんだインパクトのあるイラストでしたからねww
イラストですら赤をタッチするのを推奨しているようです。
《稲妻》Fbは強いからな・・・。
ここ最近はWotCはこうして大規模の大会の参加特典プロモに力を入れてますね。《聖トラフトの霊》《ヴェールのリリアナ》《グリセルブランド》等どれも高額カードばかりです。
特にLotVと今回のScMは致命的な値段まで上がっていたのでかなり有難いはず。それ程流通するわけではないので値段が下がるとは思えませんが、無いよりはマシ。
プロモ好きにもFoil好きにも有難いし、流通量自体は上がるのも事実ですので。
さて、PTでは久々の日本人優勝ですね。
私も玉田さんの準決勝(これだけでも見る価値は十分にある手に汗握る熱い闘いでした)までは見ていたのですが、朝起きたらびっくりの日本人の1-2フィニッシュ。感動しましたね。
しかし動画を見ていてもギデオンとジェイスの量の多さよ。
ジェイスは予想していましたが、ギデオンがここまで使われるとはなぁ・・・。KPの高さは疑いようがないですし、アドも取れるシンプルな強さはあるとはいえ正直もう少し抑え目かと思っていましたが。相変わらず見る目が無いなぁ~。
がそれと同時に改めてKTKの生物群の優秀さも感じたわけですが、そのギデオン達との値段の落差が酷い。犀に関しては以前からでわかっていましたが、螳螂乗りとか値段見て見たら100円ですからね・・・。
幾ら浮き沈みの激しいデッキでしか使われてなかったとはいえこれは酷い。
まぁ強力なカードも低価格で手に入ると考えれば悪い事では無いのですが、現状神話レアの値段だけが飛びぬけていますね・・・。
何ともバランスが悪い。
これからはローテも短くなりますし、ますます値段の弊害が大きくなりそうです。
P.S.
玉田さんの生物(探究者や螳螂乗り)をフィンケルが何度も《焦熱の衝動》で焼いているのを見てテンポアドバンテージの重要性を再認識するとともに、Legacy民として改めて《剣を鍬に》や《稲妻》のイカレ具合を再認識する準決勝でもありましたね。
RPTQ?か何かの参加特典として《瞬賞の魔道士》がもらえるという事が発表されましたが、同時に話題となったのがそのイラストの差し替え。果たしてこれで何度目か?と言うようなインビテーショナルカードのイラスト差し替え。もともとプレイヤーの顔を入れるという無茶なことしてるせいでイラストが不評な事が多いのでこれも仕方がないですよね。
それに大体インビカードは強いし。
という事で新イラストになったわけですが、何となくジェスカイチック?
と言うかコモンかアンコモンの様なイラストですね。神話レア感が感じられません。正直これなら元のチャピン?のイラストの方が個人的には良い。
御世辞にも格好いいとは言えませんが、なんだかんだインパクトのあるイラストでしたからねww
イラストですら赤をタッチするのを推奨しているようです。
《稲妻》Fbは強いからな・・・。
ここ最近はWotCはこうして大規模の大会の参加特典プロモに力を入れてますね。《聖トラフトの霊》《ヴェールのリリアナ》《グリセルブランド》等どれも高額カードばかりです。
特にLotVと今回のScMは致命的な値段まで上がっていたのでかなり有難いはず。それ程流通するわけではないので値段が下がるとは思えませんが、無いよりはマシ。
プロモ好きにもFoil好きにも有難いし、流通量自体は上がるのも事実ですので。
さて、PTでは久々の日本人優勝ですね。
私も玉田さんの準決勝(これだけでも見る価値は十分にある手に汗握る熱い闘いでした)までは見ていたのですが、朝起きたらびっくりの日本人の1-2フィニッシュ。感動しましたね。
しかし動画を見ていてもギデオンとジェイスの量の多さよ。
ジェイスは予想していましたが、ギデオンがここまで使われるとはなぁ・・・。KPの高さは疑いようがないですし、アドも取れるシンプルな強さはあるとはいえ正直もう少し抑え目かと思っていましたが。相変わらず見る目が無いなぁ~。
がそれと同時に改めてKTKの生物群の優秀さも感じたわけですが、そのギデオン達との値段の落差が酷い。犀に関しては以前からでわかっていましたが、螳螂乗りとか値段見て見たら100円ですからね・・・。
幾ら浮き沈みの激しいデッキでしか使われてなかったとはいえこれは酷い。
まぁ強力なカードも低価格で手に入ると考えれば悪い事では無いのですが、現状神話レアの値段だけが飛びぬけていますね・・・。
何ともバランスが悪い。
これからはローテも短くなりますし、ますます値段の弊害が大きくなりそうです。
P.S.
玉田さんの生物(探究者や螳螂乗り)をフィンケルが何度も《焦熱の衝動》で焼いているのを見てテンポアドバンテージの重要性を再認識するとともに、Legacy民として改めて《剣を鍬に》や《稲妻》のイカレ具合を再認識する準決勝でもありましたね。
BFZ後のTheRockで~ KotRの価値上昇
2015年10月20日 TheRock道 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
現状、まだメタが固まっていないため予備案程度ですが、持ちデッキのTheRockに関して幾つか考えている事が在ります。そのうちの1つが《聖遺の騎士/KotR》です。
これまでの特徴
故に対ファッティCombo以外にはそれほど価値が有るわけではありませんでした。DDコンボはデッキが歪むのでハイリスクハイリターン、フェアデッキにはデッキが重い故に不毛合戦はむしろ不利に働きやすい等々デメリットも多かったわけです・・・。
がBFZにて新しい土地が出た事でまた新しい価値が出てくるようになりました。Ins布告になる《荒廃した湿地》とミシュラランドである《乱脈の気孔》の2枚です。
前者は同じくファッティ除去として有効で要は《Karakas》と同じ。湿地は使い切りで起動が実質6マナと重いものの土地枠に入れる事が出来る除去として価値が有り、伝説生物以外にも対処出来る。除去枠やファッティ対策の水増しとしては悪くない選択ですね。
まぁ飽くまで重いので飾りレベルですが、ね。
小型除去なら《陰謀団のピット》も有るので一長一短で、選択肢が有るのようになっただけでも良いですね。
後者の気孔は更に価値が有ります。
ミシュラランドであるゆえに妨害や消耗戦に強い。特にPW戦・対Control戦で重要。LotVにしろJtMsにしろ、TheRockはPW戦に弱いのでそこをカバーできるのが有難いですね。そしてそこから導き出される話としてKotRに対Miraclesにも価値が置けるようになると言えるわけです
つまりこれまでの対ファッティComboに加えて対Miraclesへの価値まで出せるようになったのです。Miracles戦はStP・終末に加えて《安らかなる眠り》等で圧倒的に相性が極めて悪かったわけですが、ここで一転したと言えます。
正直TheRockは対フェアデッキ用のデッキと言えるのでそれ以外に耐性を持って行けるというのは割と大きな存在価値だと考えています。
但し、どちらもそれだけでは勝てる品ではないのであくまで対策札の1枚としてですがね。
また、ここから見えてくるのは《壌土からの生命/Loam》の併用。
単純にKotRと相性が良いのは事実ですが、そういう事ではなく、上記の2種類は其々墓地に落ちやすい。湿地は使い切りだし、気孔はミシュラン故に不毛や除去の対象になりやすい。故に墓地に落ちやすい分Loamでの回収には非常に意味が出てきます。
重たいデッキである事を考えれば単純に土地を回収してマナサポートにもなるし、《不毛の大地》連打にも繋げる事が出来る。不毛で割られた特殊地形の回収もままなるわけです。フェアデッキ用を考えるのならここもやっぱり重要になりますね。
不毛の連打や対Manadenial性能を調達も出来ますし、上述の生物除去も有るわけですし。
Topに集まった不要牌を「発掘」で吹き飛ばす事も出来る。
なのでドローサポにもなる場合もあります。墓地を肥やすこと自体もデッキには有難いですしね。
同時に《ヴェールのリリアナ》との併用も出来る訳で、ここの意味でも価値が有る組かも知れません。実はTheRockではLotVは他のデッキよりも扱い難く、最大の強みである[+1]が特に使いづらいわけですが、Loamでこの点も多少緩和できますね。
DTTも消えた訳ですし、面展開も減った。
その意味でも対Miracles戦を想定した構築を目指せますね。
と言う事でついでに併用できるLoamには非常に価値が有るはず。互いを補完できるのですから。
ただ単純に墓地依存である点や除去札に弱い点は何とかしたいところ。
そこはどうしても気にかかりますね・・・。
DDなどもそうですが、下手なギミックは要らないかもしれませんし。なるべく墓地異存は減らしたいんですよね。
現状、まだメタが固まっていないため予備案程度ですが、持ちデッキのTheRockに関して幾つか考えている事が在ります。そのうちの1つが《聖遺の騎士/KotR》です。
これまでの特徴
・土地銀弾
特に《Karakas》における対ファッティ用生物としての役目
他には不毛の連打・DDコンボなど
・墓地依存故にDrSと弊害が生まれる。
墓地Hateで他の札を含め一網打尽にされる可能性がより高まる
・YPMやTNNのせいで戦闘力の魅力半減
・除去耐性はサイズ以外は皆無
故に対ファッティCombo以外にはそれほど価値が有るわけではありませんでした。DDコンボはデッキが歪むのでハイリスクハイリターン、フェアデッキにはデッキが重い故に不毛合戦はむしろ不利に働きやすい等々デメリットも多かったわけです・・・。
がBFZにて新しい土地が出た事でまた新しい価値が出てくるようになりました。Ins布告になる《荒廃した湿地》とミシュラランドである《乱脈の気孔》の2枚です。
前者は同じくファッティ除去として有効で要は《Karakas》と同じ。湿地は使い切りで起動が実質6マナと重いものの土地枠に入れる事が出来る除去として価値が有り、伝説生物以外にも対処出来る。除去枠やファッティ対策の水増しとしては悪くない選択ですね。
まぁ飽くまで重いので飾りレベルですが、ね。
小型除去なら《陰謀団のピット》も有るので一長一短で、選択肢が有るのようになっただけでも良いですね。
後者の気孔は更に価値が有ります。
ミシュラランドであるゆえに妨害や消耗戦に強い。特にPW戦・対Control戦で重要。LotVにしろJtMsにしろ、TheRockはPW戦に弱いのでそこをカバーできるのが有難いですね。そしてそこから導き出される話としてKotRに対Miraclesにも価値が置けるようになると言えるわけです
つまりこれまでの対ファッティComboに加えて対Miraclesへの価値まで出せるようになったのです。Miracles戦はStP・終末に加えて《安らかなる眠り》等で圧倒的に相性が極めて悪かったわけですが、ここで一転したと言えます。
正直TheRockは対フェアデッキ用のデッキと言えるのでそれ以外に耐性を持って行けるというのは割と大きな存在価値だと考えています。
但し、どちらもそれだけでは勝てる品ではないのであくまで対策札の1枚としてですがね。
また、ここから見えてくるのは《壌土からの生命/Loam》の併用。
単純にKotRと相性が良いのは事実ですが、そういう事ではなく、上記の2種類は其々墓地に落ちやすい。湿地は使い切りだし、気孔はミシュラン故に不毛や除去の対象になりやすい。故に墓地に落ちやすい分Loamでの回収には非常に意味が出てきます。
重たいデッキである事を考えれば単純に土地を回収してマナサポートにもなるし、《不毛の大地》連打にも繋げる事が出来る。不毛で割られた特殊地形の回収もままなるわけです。フェアデッキ用を考えるのならここもやっぱり重要になりますね。
不毛の連打や対Manadenial性能を調達も出来ますし、上述の生物除去も有るわけですし。
Topに集まった不要牌を「発掘」で吹き飛ばす事も出来る。
なのでドローサポにもなる場合もあります。墓地を肥やすこと自体もデッキには有難いですしね。
同時に《ヴェールのリリアナ》との併用も出来る訳で、ここの意味でも価値が有る組かも知れません。実はTheRockではLotVは他のデッキよりも扱い難く、最大の強みである[+1]が特に使いづらいわけですが、Loamでこの点も多少緩和できますね。
DTTも消えた訳ですし、面展開も減った。
その意味でも対Miracles戦を想定した構築を目指せますね。
と言う事でついでに併用できるLoamには非常に価値が有るはず。互いを補完できるのですから。
ただ単純に墓地依存である点や除去札に弱い点は何とかしたいところ。
そこはどうしても気にかかりますね・・・。
DDなどもそうですが、下手なギミックは要らないかもしれませんし。なるべく墓地異存は減らしたいんですよね。
BFZ後のTheRockで~ ミシュランの選択
2015年10月23日 TheRock道 コメント (3)
皆さん、こんばんは。しもべです。
前回KotRにも久々にスポットを当てる価値が出てきた~と言うような話をしました。まぁそれでも悪まで考慮の余地がある程度ですが。
しかしそれまでにもミシュランは在ったのに、なぜ急に《乱脈な気功》でその話になるのか?という点について少し話をしておこうかと思います。
・《ミシュラの工廠》
:最もシンプルなミシュラン。と言うかこれこそがミシュラン。
ですが正直起動コストが軽い以外に利点がほぼ無い。
Junkは3色の場合が殆どでダブルシンボルも場合によっては入れるデッキです。その上1枚当たりのCMCが大きいデッキが多い。そんな中で正直無色ランドは極力使いたくはない。ただでさえ弱いManadenialにさらに弱くなってしまいます。
戦闘力も低いですし、《敏捷なマングース》を止める事が出来る利点はありますが、別にそもそも生物戦に困る事のないデッキなので利点となりづらい。
・《樹上の村》
:以前までの環境ならこれが採用候補でした。
《若き紅蓮術士》のせいで面展開が多く生物に突破力が求められたからです。
しかしGrixisも激減した今その旨味はありません。タップインである事もデメリットな上に(G)しか出ません。
またアタッカーに回るのならともかくブロッカーに回るのは少々不安要素もあります。
まぁ、サイズと突破力自体は本物ですし、打力を求めるのなら悪い選択ではありません。しかし土地基盤への貢献度の低さも考えると少々KP不足。
・《活発な野生林》
:Modernで唯一極めて使用頻度の低いWWKのミシュランですが《秘密を掘り下げる者/DoS》が跳梁跋扈しているLegacyでは遙かに優秀です。3/4到達の性能でDoSやCliqe等Uのフライヤーをシャットダウンできるという点で非常に価値が有ります。除去耐性も《稲妻》《突然の衰微》に耐えるので割と高め。もしDoS+稲妻や火力2枚と交換してくれるのなら脳汁が出るほどの旨味ですw
タップインではありますが、(W)/(G)の2色が出るのでマナ基盤への貢献度も高め。しかし《Savannah》は最も必要性の薄い配色なので最低限ですね。
ただしTempoデッキにはもともと強いのがJunk系の特徴。
別に補強の必要性は薄い。その上Manadenialが欠点でもあるデッキで、実質4マナを用意する為には、基本地形3枚からミシュランと繋ぐのが理想なわけですが、当たり前ですが《不毛の大地》の的です。かといって他のデュアランをおとりに使っていけるほど速度的な余裕は無い。まぁ以前よりはManadenial戦略は減っていますが、それでも4マナを集めるのは一苦労。
という事で強みを強化する方針としては少々微妙なわけです。そんな事するなら《Maze of ith》の方が遙かに楽で、もっと言えば除去スペルや直接生物を入れるので良い。
そしてミシュランにおける重要な対Miracles戦ではそれほど優秀な能力であるわけでもないので、他のミシュランに勝る利点はありません。
・《乱脈な気孔》
:閑話休題。
ここに戻ってくるわけですが、大前提として《思考囲い》《闇の腹心》に3色デッキ故にフェッチランド多数のお陰でライフペイが他のデッキより激しいJunkにとっては「絆魂」自体が他のデッキよりも遙かに価値のある能力になっているわけです。打点速度も大したことないのでその意味でも余計に。
で、タップインランドですが有用性の高めの (W)/(B)を用意できます。単体で考えるなら(B)/(G)が最高なわけですが、この配色も悪くない。
対Tempo性能は大したことはありません。
野生林と同じくManadenialに弱いですからね。その上サイズも一つ小さいので頼りない。とはいってもDoSとはダメージレースで勝っていますから役に立たないわけでもない。最低でも戦闘で相打ちになって且つゲインです。生物数の差を考えるとむしろ積極的に狙っていきたいぐらいです。他にも《稲妻》で除去されるにしろブロッカーとして死ぬにしろどちらもライフゲイン分の働きはしています。
そして重要な対Miracles戦ですが、実はここでライフゲインが重要になるわけです。
不思議に思うかもしれませんが対Miracles戦では《闇の腹心》や《森の知恵》で如何に序盤から引き益しをするのかも重要になります。故に積極的にライフを使う訳でその燃料補給をする手段となれるという点で重要なのです。ライフゲインによる攻めの姿勢ですね。もちろん打点自体は低いのですが、《墨蛾の生息地》でもあるまいし、そもそもミシュランに打点の高さなんて求めてもいないので、その点は関係はありません。対Miracles戦で求めているのは継続的な打点ラインの形成ですからね。2枚あればKotRから並べておいて《終末》もなんのその。
ScMのブロックでもボブと違って死にません。
また、有る意味《闇の腹心》を主力の一つとして迎えているデッキなので、その真価を発揮させやすくなるという意味でも重要なわけです。
因みに、打点を強化する方法も有るのでその方向性でもしっかり機能させることも可能です。以前のエントリーでも挙げましたが《貴族の教主》や《遍歴の騎士、エルズペス》ですね。教主はマナサポートも出来るので重さをカバーできます。ペスは《天使の祝福》が出来れば5/6飛行絆魂なので《悪斬の天使》並みの性能になりますし正にフィニッシャーですね。
ペスの欠点である(W)(W)を自身のマナで緩和できるのも相性が良い。同じく《ヴェールのリリアナ》の(B)(B)も解消できますし、その両方共が対Miraclesに有効牌である点も合わせて総合的に高い耐性(体制)を構築できるわけです。
他にも《イニストラードの君主、ソリン》も悪くない。
[-2]の紋章で安定して強化できますし、ダメージレース場では実質2打点分ですからね。[+1]でTokens生成も可能で[-6]もあるので実はかなり対Miracles性能の高いPWです。1/1絆魂と合せてゲイン系で固める事が出来るので方向性も合う。
併用すべき《未練ある魂/LgS》も合わせて、やはり高い対Miracles体制を構築できるわけですね。ただし3マナ域が混むのでLgSはKotRとの併用は難しいわけですが・・・。
という事で今回は《乱脈な気孔》の価値と意味についてでした。
P.S.
因みに《不動のアジャニ》との組み合わせも面白い。
優秀な装備品レベル程度の微妙PWですが、[+1][-2]を使ってミシュランの戦闘力を補強できます。生物数の確保と言う本人の命題をミシュランで補えるのが良いですね。
ただし、それよりも重要なのは[+1]で「警戒」を付与できる点で《天界の列柱》よろしくマナを立てる事が出来るわけです。1マナあれば《剣を鍬に》を構えたり、《死儀礼のシャーマン》の能力を使ったり、《師範の占い独楽》を回したりと割とできる事もあるので結構有難い。2マナあれば《突然の衰微》も可能ですしね。
野生林や気孔は2色出る点がここでもかなり大きいですね。
まぁ本人の能力が低く、その上引き上げるのはもともと高めの対フェアデッキ性能なので、そこまでの価値が有るのかは微妙ですがねw
前回KotRにも久々にスポットを当てる価値が出てきた~と言うような話をしました。まぁそれでも悪まで考慮の余地がある程度ですが。
しかしそれまでにもミシュランは在ったのに、なぜ急に《乱脈な気功》でその話になるのか?という点について少し話をしておこうかと思います。
・《ミシュラの工廠》
:最もシンプルなミシュラン。と言うかこれこそがミシュラン。
ですが正直起動コストが軽い以外に利点がほぼ無い。
Junkは3色の場合が殆どでダブルシンボルも場合によっては入れるデッキです。その上1枚当たりのCMCが大きいデッキが多い。そんな中で正直無色ランドは極力使いたくはない。ただでさえ弱いManadenialにさらに弱くなってしまいます。
戦闘力も低いですし、《敏捷なマングース》を止める事が出来る利点はありますが、別にそもそも生物戦に困る事のないデッキなので利点となりづらい。
・《樹上の村》
:以前までの環境ならこれが採用候補でした。
《若き紅蓮術士》のせいで面展開が多く生物に突破力が求められたからです。
しかしGrixisも激減した今その旨味はありません。タップインである事もデメリットな上に(G)しか出ません。
またアタッカーに回るのならともかくブロッカーに回るのは少々不安要素もあります。
まぁ、サイズと突破力自体は本物ですし、打力を求めるのなら悪い選択ではありません。しかし土地基盤への貢献度の低さも考えると少々KP不足。
・《活発な野生林》
:Modernで唯一極めて使用頻度の低いWWKのミシュランですが《秘密を掘り下げる者/DoS》が跳梁跋扈しているLegacyでは遙かに優秀です。3/4到達の性能でDoSやCliqe等Uのフライヤーをシャットダウンできるという点で非常に価値が有ります。除去耐性も《稲妻》《突然の衰微》に耐えるので割と高め。もしDoS+稲妻や火力2枚と交換してくれるのなら脳汁が出るほどの旨味ですw
タップインではありますが、(W)/(G)の2色が出るのでマナ基盤への貢献度も高め。しかし《Savannah》は最も必要性の薄い配色なので最低限ですね。
ただしTempoデッキにはもともと強いのがJunk系の特徴。
別に補強の必要性は薄い。その上Manadenialが欠点でもあるデッキで、実質4マナを用意する為には、基本地形3枚からミシュランと繋ぐのが理想なわけですが、当たり前ですが《不毛の大地》の的です。かといって他のデュアランをおとりに使っていけるほど速度的な余裕は無い。まぁ以前よりはManadenial戦略は減っていますが、それでも4マナを集めるのは一苦労。
という事で強みを強化する方針としては少々微妙なわけです。そんな事するなら《Maze of ith》の方が遙かに楽で、もっと言えば除去スペルや直接生物を入れるので良い。
そしてミシュランにおける重要な対Miracles戦ではそれほど優秀な能力であるわけでもないので、他のミシュランに勝る利点はありません。
・《乱脈な気孔》
:閑話休題。
ここに戻ってくるわけですが、大前提として《思考囲い》《闇の腹心》に3色デッキ故にフェッチランド多数のお陰でライフペイが他のデッキより激しいJunkにとっては「絆魂」自体が他のデッキよりも遙かに価値のある能力になっているわけです。打点速度も大したことないのでその意味でも余計に。
で、タップインランドですが有用性の高めの (W)/(B)を用意できます。単体で考えるなら(B)/(G)が最高なわけですが、この配色も悪くない。
対Tempo性能は大したことはありません。
野生林と同じくManadenialに弱いですからね。その上サイズも一つ小さいので頼りない。とはいってもDoSとはダメージレースで勝っていますから役に立たないわけでもない。最低でも戦闘で相打ちになって且つゲインです。生物数の差を考えるとむしろ積極的に狙っていきたいぐらいです。他にも《稲妻》で除去されるにしろブロッカーとして死ぬにしろどちらもライフゲイン分の働きはしています。
そして重要な対Miracles戦ですが、実はここでライフゲインが重要になるわけです。
不思議に思うかもしれませんが対Miracles戦では《闇の腹心》や《森の知恵》で如何に序盤から引き益しをするのかも重要になります。故に積極的にライフを使う訳でその燃料補給をする手段となれるという点で重要なのです。ライフゲインによる攻めの姿勢ですね。もちろん打点自体は低いのですが、《墨蛾の生息地》でもあるまいし、そもそもミシュランに打点の高さなんて求めてもいないので、その点は関係はありません。対Miracles戦で求めているのは継続的な打点ラインの形成ですからね。2枚あればKotRから並べておいて《終末》もなんのその。
ScMのブロックでもボブと違って死にません。
また、有る意味《闇の腹心》を主力の一つとして迎えているデッキなので、その真価を発揮させやすくなるという意味でも重要なわけです。
因みに、打点を強化する方法も有るのでその方向性でもしっかり機能させることも可能です。以前のエントリーでも挙げましたが《貴族の教主》や《遍歴の騎士、エルズペス》ですね。教主はマナサポートも出来るので重さをカバーできます。ペスは《天使の祝福》が出来れば5/6飛行絆魂なので《悪斬の天使》並みの性能になりますし正にフィニッシャーですね。
ペスの欠点である(W)(W)を自身のマナで緩和できるのも相性が良い。同じく《ヴェールのリリアナ》の(B)(B)も解消できますし、その両方共が対Miraclesに有効牌である点も合わせて総合的に高い耐性(体制)を構築できるわけです。
他にも《イニストラードの君主、ソリン》も悪くない。
[-2]の紋章で安定して強化できますし、ダメージレース場では実質2打点分ですからね。[+1]でTokens生成も可能で[-6]もあるので実はかなり対Miracles性能の高いPWです。1/1絆魂と合せてゲイン系で固める事が出来るので方向性も合う。
併用すべき《未練ある魂/LgS》も合わせて、やはり高い対Miracles体制を構築できるわけですね。ただし3マナ域が混むのでLgSはKotRとの併用は難しいわけですが・・・。
という事で今回は《乱脈な気孔》の価値と意味についてでした。
P.S.
因みに《不動のアジャニ》との組み合わせも面白い。
優秀な装備品レベル程度の微妙PWですが、[+1][-2]を使ってミシュランの戦闘力を補強できます。生物数の確保と言う本人の命題をミシュランで補えるのが良いですね。
ただし、それよりも重要なのは[+1]で「警戒」を付与できる点で《天界の列柱》よろしくマナを立てる事が出来るわけです。1マナあれば《剣を鍬に》を構えたり、《死儀礼のシャーマン》の能力を使ったり、《師範の占い独楽》を回したりと割とできる事もあるので結構有難い。2マナあれば《突然の衰微》も可能ですしね。
野生林や気孔は2色出る点がここでもかなり大きいですね。
まぁ本人の能力が低く、その上引き上げるのはもともと高めの対フェアデッキ性能なので、そこまでの価値が有るのかは微妙ですがねw
コメットルシファー&血界戦線
2015年10月25日 趣味
皆さん、こんばんは。しもべです。
アニメの新シーズンも始まっていろいろと評価が出ていますね。
個人的には割と当りです。
「鉄血のオルフェンズ」と「コメットルシファー」を見ているのですが、どちらも中々。
ガンダムは久々に血生臭い話。
非日常に巻き込まれる少年系でも革命を目指す少年系でもなく、少年兵の話。
故に考え方が殺伐としていますね。
大人の理想とか知ったことじゃない現実論でガンガン叩き潰していきます。描写や在り方はエグイですが、いい意味で血生臭さが出てて、何でこれを夕方にやって、レコンギスタを深夜にやっていたのか・・・。
戦闘シーンも格好いいのですが、MSが超兵器であるのはファーストや∀を思わせますね。しかし阿頼耶識が強すぎて。そして割と主人公たちが行き当たりばったり。
悪くは無いし世界観に惹き付けられますが、ストーリー展開自体は今のところ微妙ですかね。
寧ろ全く期待していなった「コメットルシファー」の方が面白い。
今のところロボット物と言ってもコナンとかガルガンティアの様なほのぼの冒険系なので、他とはちょっと別の見方をしています。
近しい文明世界に見えますが、外の事が全く情報が無いので綺麗な街並みに反して異文明的な薄気味悪さもありますね。故に何やっても生活感を眺めるのが楽しいのですが。
そして何より戦闘シーンの出来が良い。
CG戦闘もここまで来たのかと言う程グリグリ動く。マジェプリは極めて格好いいのですが早すぎ動き過ぎで何しているのか判らない事も多々ありましたしね。こちらはその分バランスが取れている。
アルジェボルンはここを目指すべきだった。
それにOPの出来も良い。
アニメーションにテーマソングともよくマッチしています。
割とアニメの作画も安定していますしね。
惜しむらくは細かい部分の雑さ。
・主人公が何してるのかよく判らん。
・エアボードに体当たりで壁寄せする大型車。知り合いと嫁候補を殺す気なの?
・長距離落下で平然の無傷
・軍隊が何してるのか判らん。作戦内容も町との関係も。
・石の中から現れた女の子の素性、女の子の超能力と自立駆動の起機動兵器・シャベル芋虫を平然と受け入れる。疑問が投げかけられないので故に説明も無し。今後有るの?
・消える荷物
・ケーキを顔面にぶつけた上に飲んでたコーヒーまで台無しにして、スミマセンでした~で去ろうとする軽さ。
やればやるほど細部に雑な演出が目立つ。
素材は面白いし、アニメも綺麗。戦闘は派手。
今後の改善に期待ですね。
因みに、あまり人気無いようですが、私はこの主人公機の様な敢えて不恰好にしたデザインの機体も割と好き。どいつもこいつも人間と同じシルエットじゃ見てて飽きるし出来る事も同じですしね。
最後に数か月の間をおいて放送された血界戦線の最終話ですが、まぁ普通。
悪くは無いけど、尺が無いのか説明が不足してて何したいのか最初はよく判らなかった。戦闘描写も派手ですが動き自体は少ないし。
アニメ全体を見てもオリジナルキャラは質は悪くないですが、原作の話の分を割いてまでする内容だったのか不明。
アニメの雰囲気もスタイリッシュさを押し出したせいでかなり変わってますしね。個人的には原作のファーストフード系のごった煮の様な荒れた雰囲気の方が好きです。
という事で原作月の中では悪くは無いけど特別良くも無いのかな?と言うような。
P.S.
マブラヴは単品で5~6K、ダブルパックが10K。
高いよ!!
10年以上前の作品移植するのに何でこの値段!?
まぁ原本より安いけど・・・。
これはないなぁ・・・。
アニメの新シーズンも始まっていろいろと評価が出ていますね。
個人的には割と当りです。
「鉄血のオルフェンズ」と「コメットルシファー」を見ているのですが、どちらも中々。
ガンダムは久々に血生臭い話。
非日常に巻き込まれる少年系でも革命を目指す少年系でもなく、少年兵の話。
故に考え方が殺伐としていますね。
大人の理想とか知ったことじゃない現実論でガンガン叩き潰していきます。描写や在り方はエグイですが、いい意味で血生臭さが出てて、何でこれを夕方にやって、レコンギスタを深夜にやっていたのか・・・。
戦闘シーンも格好いいのですが、MSが超兵器であるのはファーストや∀を思わせますね。しかし阿頼耶識が強すぎて。そして割と主人公たちが行き当たりばったり。
悪くは無いし世界観に惹き付けられますが、ストーリー展開自体は今のところ微妙ですかね。
寧ろ全く期待していなった「コメットルシファー」の方が面白い。
今のところロボット物と言ってもコナンとかガルガンティアの様なほのぼの冒険系なので、他とはちょっと別の見方をしています。
近しい文明世界に見えますが、外の事が全く情報が無いので綺麗な街並みに反して異文明的な薄気味悪さもありますね。故に何やっても生活感を眺めるのが楽しいのですが。
そして何より戦闘シーンの出来が良い。
CG戦闘もここまで来たのかと言う程グリグリ動く。マジェプリは極めて格好いいのですが早すぎ動き過ぎで何しているのか判らない事も多々ありましたしね。こちらはその分バランスが取れている。
アルジェボルンはここを目指すべきだった。
それにOPの出来も良い。
アニメーションにテーマソングともよくマッチしています。
割とアニメの作画も安定していますしね。
惜しむらくは細かい部分の雑さ。
・主人公が何してるのかよく判らん。
・エアボードに体当たりで壁寄せする大型車。知り合いと嫁候補を殺す気なの?
・長距離落下で平然の無傷
・軍隊が何してるのか判らん。作戦内容も町との関係も。
・石の中から現れた女の子の素性、女の子の超能力と自立駆動の起機動兵器・シャベル芋虫を平然と受け入れる。疑問が投げかけられないので故に説明も無し。今後有るの?
・消える荷物
・ケーキを顔面にぶつけた上に飲んでたコーヒーまで台無しにして、スミマセンでした~で去ろうとする軽さ。
やればやるほど細部に雑な演出が目立つ。
素材は面白いし、アニメも綺麗。戦闘は派手。
今後の改善に期待ですね。
因みに、あまり人気無いようですが、私はこの主人公機の様な敢えて不恰好にしたデザインの機体も割と好き。どいつもこいつも人間と同じシルエットじゃ見てて飽きるし出来る事も同じですしね。
最後に数か月の間をおいて放送された血界戦線の最終話ですが、まぁ普通。
悪くは無いけど、尺が無いのか説明が不足してて何したいのか最初はよく判らなかった。戦闘描写も派手ですが動き自体は少ないし。
アニメ全体を見てもオリジナルキャラは質は悪くないですが、原作の話の分を割いてまでする内容だったのか不明。
アニメの雰囲気もスタイリッシュさを押し出したせいでかなり変わってますしね。個人的には原作のファーストフード系のごった煮の様な荒れた雰囲気の方が好きです。
という事で原作月の中では悪くは無いけど特別良くも無いのかな?と言うような。
P.S.
マブラヴは単品で5~6K、ダブルパックが10K。
高いよ!!
10年以上前の作品移植するのに何でこの値段!?
まぁ原本より安いけど・・・。
これはないなぁ・・・。
レガシー)今週のSCGの結果 感染した
2015年10月27日 紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
GP北京では日本人チームが躍動していたようですね。
玉座にはあと一歩届きませんでしたが、2位、4位に2日目進出多数とかなりの出来だったようです。カナダでもGPが行われていたようですし、近年は本当にGP数が多いですよね。
さて、St. Louisで行われたSCGでは久々のLegacy Openでした。
待ちに待った《時を超えた探索》禁止後初の大型SCG大会であるOpenシリーズ。結果は嫌がおうにも気になるというものです。
早速結果を見ていきましょう
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/241015_stlouis.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=10/24/2015&end_date=10/25/2015&start=1&finish=32&event_ID=20&city=St.+Louis&start_num=25&start_num=0&limit=32
優勝はTom Ross氏のInfectです。
以下Top16
Infect
ANT
RUG Delver
KotR+《珊瑚兜への撤退》
BUG 続唱
Death&TaxtR
Miracles
BUG 続唱
----------------
Infect
Lands
BUG 続唱
Imperial Painter
Reanimator
Jund
TinFins
赤単Sneak
です。
上位32名までリストは公開されています。
2日目進出デッキ
は
Shardless Sultai:14
Storm:8
Miracles:8
Temur Delver:7
Sultai Delver:7
Elves:7
Infect:6
その他~
(http://www.starcitygames.com/events/coverage/3527_day_2_metagame_breakdown.html)
です。
内訳をみるとBUG続唱・Miracles・ANTと各大会やSCG PIQで調子の良いデッキが其々多数を輩出しメタを形成していますね。
特にBUG 続唱はフェアデッキやMiraclesにも強いため、今のメタでは優位性をかなり発揮できるようです。2日目進出トップですがTop32でもTop32に4名でそのうち3名がTop16です。
MiraclesはTop32に3名ながらTop8に1名。BUG 続唱に加え優勝したInfectにLands・RUG Delverと優位の付かないデッキがそれなりにいた事が問題になったかもしれませんね。
特徴的なのは《僧院の導師》採用型の多さ。
Joe Lossett氏のメイン型はある意味象徴的でさえ在りますね。アド獲得手段であり攻防の担い手。75枚に入るのが普通になってきました。しかしそれを見越しているのか各デッキのサイドにも対W札や対小型・スィーパーも普通になっていますね。
Delverは2日目進出数ではRUG+BUGで14名とかなり多いのですが、上位Top16以上に来れたのは3位のRUG Delver1名のみ。
こちらもメタ的に苦しい戦いが多かったようですね。正直環境変化後はかなり勢力が衰退している感のあるDelver系。デッキパワーも落ち、不利の付くデッキが台頭する中では安定した成績は残せても最上位を狙うのは少々難ですかね? しかし総合的な成績自体は残っていますし、神決定戦でも勝っている。悪くはない筈。
気になるのは増加した《もみ消し》の数ですね。
ANTはMiralcesと同数の進出者から準優勝を含めTop32には2名のみ。
Top16を見るとそれ程苦戦しそうなデッキが多いわけでもなさそうですが・・・?
とは言え、Omniの様に3名中2名がTop32に入ってますし、Top16でもCombo自体の総数は少なくはない。やはりそれなりに戦いやすかった面子の様に見えます。
しかしSnT勢の凋落はどうした事か。
と言うかまぁSneakShowにどうせ行くんだろ?と言わんが如き対Sneak札のサイドでの各デッキの札の多さが目につきますね。これだけ結果が伴ってないのにも拘らず対策札の枚数は寧ろ増えているような印象すらあります。
デッキパワーが著しく落ちたOmniが頑張っている始末ですからね。
Omniと言えば結局ドロースペルはどうするんでしょうかね?《ウギンの洞察力》はどうなのか?と言われていましたが、やはりそもそも置物依存は苦しいですかね?今回の様に《無限への突入》に回帰するデッキも多いですが・・・。
今回は大型大会の割に雑多なデッキも多い印象。
地雷かもしれませんが、それでも残した事実は侮れない。物珍しいのかよくフィーチャー席に呼ばれていましたが、それらが勝っているわけですね。
ここからは個別に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=94111
優勝したTom Ross氏のInfectです。
InfectマスターTomも久々の戴冠。
とは言えR全盛期でも使い続ける執念と気骨のある方(しかも結果も付いてきている)なので、Rが減り、Miraclesが増えたのなら明らかに追風ですね。数自体も増えてきていましたし。
そんな彼は今回も個人チューンがされ特色を持っていますね。
いつも見ていて楽しいTomのデッキですが、今回もすごい。
最も驚いたのはメインから《ドライアドの東屋》、《緑の太陽の頂点/GSZ》を入れている事。
東屋はModernでは割と普通のようですがModernよりも速度が有り、《ヴェールのリリアナ/LotV》の数も多少は減るLegacyではあまり見ないですよね。そうでもないのでしょうか?
もっと珍しいのはGSZ。
普通はこの組み合わせが有ったら「あぁ、1t目からマナ加速したいんだな~」となるはずですが、どう考えても違う(まぁそれはそれで役に立つ場面もあるはずですが)ので、詰まる所《ぎらつかせエルフ》の水増しでしょう。
《森の知恵》が入っている事に加え、サイドに今や当たり前になった《屍百足》にわざわざ選択された《ヴィリジアンの堕落者》、東屋に《呪文滑り》等を考えるとかなり妨害、と言うか除去に強くしたような構築に見えますね。頭数を増やし、保護役の生物も増やし。フィーチャーの席では《呪文滑り》もきっちり仕事をしてましたしね。
そしてその結果のしわ寄せで枠を削られたのがこれまた驚きの《巨森の蔦》です。
なんと4枚(~3枚)→2枚にされています・・・。
この事からも瞬発力を犠牲にしても太く長めのゲームプランを取っているのが判ります。そして保護札自体を生物に置き換えているとも言えますね。まぁ(G)(G)は鬱陶しいManadenial・プアカウンターをすり抜けなければいけないのは手間ですし、嘗てと異なり《強大化》の存在も有るので、大元の生物を優先するのかもしれません。
しかし革新的な採用の多いTom。
Washington, DCでのOpenではtWが目を引き増したね。今回も極めて異例な調整ですが、それがどれ程活躍したのか見れなかったのはツライ。早くYou TubeにUpされませんかね・・・。
因みに9位のAndy Vajda氏のリストがここ最近のスタンダードリストに近いので見比べるとかなり判りやすいですね、違いが。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=94120
8位、Colin Logan氏のD&TtRです。
ここまで来るともはやD&Tの面影が無い。何のデッキ??
《スレイベンの守護者、サリア》4枚+《ヴリンの翼馬》1枚の5枚課税体制に加えて《月の大魔術師》まで詰め込んだ土地Hateにのめり込んだデッキですね。《帝国の徴募兵》が其々必要なManadenialを調達できるのが素晴らしい。最近は基本地形もそれなりにフェアデッキが積むのは当たり前ですので、この棲み分けは良いですね。ANTの様なStormが多いのなら5枚体制も価値が有る。
またBUGの増加を受けて《ミラディンの十字軍》が復活しています。
前環境では完全いお払い箱でしたが、BGxが多いのなら2枚目もアリかもしれませんね。元々打点も高いカードですし。
そしてRが入る事でやはり素晴らしいのはサイド。
今まで《太陽の槍》や《Holy Light》に頼っていた部分がかなり是正されます。《唐突な死》はこちらに被害がほぼ無いのでかなり良質ですね。またどうもMiraclesの《僧院の導師》採用型の増加や、ANTの《巣穴からの総出》の水増しの予兆が有るので物珍しい《ゴブリンの名手》はオシャレな1枚になるかもしれません。Elvesにも有効ですしね。
きっちり3枚採られた《Karakas》はもはや対Comboの役割が大半。
このままいくとまた2枚程度まで減るかもしれませんね。寧ろこのデッキが3枚入っている事に驚きですが、その結果がSnT系の減少なのかもしれません。
なんだかんだ目立ちませんがD&Tもそれなりに数がいるんですよね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=94059
11位、Chris VanMeterのBUG 続唱です。
環境を規定している続唱。
今回も良い成績ですね。
CVMが記事(http://www.starcitygames.com/article/31765_The-Approaching-Legacy-And-Modern-Opens.html)で軽く挙げた通りBUGを持ちこんで結果を出していますね。《Hymn to Tourach》の数は確実に増しています。基本的にはSCGでも勝っていたtW《翻弄する魔道士》+スィーパー水増し型が勝っていますね。
単体除去が何故か増えているわけではない不思議な環境なので《ヴリンの神童、ジェイス》も活きるのかもしれません。無駄になる可能性のあるHymnを採用する上での潤滑油ですかね。今回2名も上位に入っている事を考えるとかなり良い調整なのかも?
結局消耗戦になった場合に強いのは続唱側ですしね。
Hymnの数は2~3枚に抑えてある物が単体ですし、ここが各デッキの調整どころなのかも。
軽い小型よりも面除去と言うのも意外と面展開が継続されている今の環境ではいいのかもしれません。
メインの《毒の濁流》に加えて、サイドには《ゴルガリの魔除け》2枚ですからね。力が入っています。あまり併用は無いでしょうが、それでもジェイスのタフネス2がここでも生きてきますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=94116
24位、Joe Lossett氏のMiraclesです。
上述したデッキですが、サイドに有るべき《僧院の導師》がメインに挿されています。アグレッシブサイドではないため虚を突けない!と言う事を思うのですが、なんとメインには他に8枚ものアド生物が入っています。元々の数の多さを考えればそんな配慮無意味なわけですね。割り切っていて、他の勝ち手段は《精神を刻む者、ジェイス》を除いては有りません。サイドの別途勝ち手段は兎も角、《天使への願い》もないわけです。
《魂の洞窟》2枚採用と言い、もはやUW Midrangeと言えそうな感じですねw
環境変化後はこの生物過多のMiraclesが一般的ですがそれでも4枚程度が主流。
ここまで生物が多いのは異様にも思えますね。その分JtMsは守り易くなっています。メンターに目が行きがちですが、同レベルで驚きなのが《ヴェンディリオン三人衆/Cliqe》の3枚仕様。最初《Karakas》2枚は何故なのかとも思いましたが、Cliqeを使った検閲Beatを刻むためなんですね。
まぁ結果として《造物の学者、ヴェンセール》と合わせて対ファッティComboにも高い耐性が有るわけですが。
《対抗呪文》をはじめ追加のカウンターを採っていない為、本当に生物勝負にかけていますね。生物の数の多さと多少歪んだ土地基盤を考えてか《思案》は2枚積んでありますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=94123
13位、Samuel Thompson氏のReanimatorです。
メインは時折見る《墓所のタイタン》ぐらいですが、サイドに《ヴリンの神童、ジェイス》が居ます。メインに積んだ方は見ますが、サイドは珍しい。
しかしよくよく考えればピン除去が抜かれるのはサイド後の可能性が高いわけですし、こちらの方が機能性としては高そうです。アグレッシブサイドですね。ついでに布告の的を増やせます。
《浅すぎる墓穴》が有ると最も面白いんですがねww
後はサイドに《突然の衰微》に加え《ゴルガリの魔除け》も取られたtG型だというのも特徴。普通に置き物除去なら衰微でも良い筈ですが・・・。
《虐殺》を考えると対小型用の用途に価値が置けると言う事ですかね?ついでに《虚空の力線》等にも対処出来る。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=94130
26位、Allen Injijian氏のPatriotです。
最近はそれ程活躍していないTricoの中でも特に日の目を見ないPatriotですが、Allen氏のそれにはなんと《若き紅蓮術士/YPM》が入っています。
Patriotと言えば《秘密を掘り下げる者》《石鍛冶の神秘家》8枚に《真の名の宿敵》2枚が基本なのですが、そこを削る以上に枠を採ってYPMをぶち込んでいます。
これはBGx系の多さ故にTNNの価値の低さに加えてアドを稼ぐためと言う事なのでしょうかね?
4枚採ってある事からもその力の入れようが判ります。
URxが隆盛していた頃とは異なるのでもはや探査ドローは居ないのですが、代わりの相棒として《瞬唱の魔道士》が入っていますね。
JeskaiBladeではほぼ見られない1マナ除去《稲妻》《剣を鍬に》の2体制(7枚)も有るのでFbのし甲斐も有るでしょう。このデッキの真価はDelver随一の対生物戦能力なのですが、今はどうでしょうね?Delverは多くはないですが、生物自体はいますし、Comboが跳梁跋扈しているわけでもない・・・。
またサイドには《方向転換》が入っています。
BGxの増加に伴うハンデス系、と言うか《Hymn to Tourach》の数は確実に増殖しているのでかなり良サイド。今回の結果を受け、今後は増えてくるかと思います。
http://www.starcitygames.com/events/coverage/reliquary_retreat_with_steven_.html
4位、Steven Schlepphorst氏の《聖遺の騎士/KotR》+《珊瑚兜への撤退》デッキのDeck Techです。
鳴かず飛ばずなこのコンボですがなんと今回は4位。
地雷かもしれませんが侮れないわけですね。
中身はComboに特化したBant MidrangetRです。
マナ加速生物+GSZ+KotRに保護札と考えるとBantよりもMaverickの亜種の様にも思えますね。《Volcanic Island》ではなく《Taiga》なわけですし。
形を見るとComboに特化しているわけではなく、普通にBeatdownも出来る形になっています。
tRで《ケッシグの狼の地》を入れる事でKotRの回転数を大幅に減らす事が出来るようになっているわけですね。
またさっぱり気づきませんでしたが、動画で触れられている様に
1t目マナ生物→2t目《珊瑚兜への撤退》で3t目に4マナをしっかり揃える事が出来るわけですね。
4マナのアクションがGSZ(X=3)に加えてJtMsまで揃うのが強力。
フェッチで延々と相手生物をタップする事でJtMsのサポートまで出来るわけですね。そしてもっとマナを伸ばせば《鷺群れのシガルダ》に繋げる事も可能。BUGが増えているのなら確かに有効牌でしょうね。
珍しいデッキですが、故に本人の話が乗っているのは有難いですね。
興味のある方は是非ご視聴を。
他にも
23位Taylor Malcolm氏のJeskai Bladeはメインに《エーテル宣誓会の法学者》と《復讐のアジャニ》入り。サイドには《虚空の杯》に《血染めの月》。
《ヴリンの神童、ジェイス》がメインに入ったOmni(29位)、《森の知恵》が入ったElvevs(19位)。サイドから「ドゥームズデイCombo」に代わるTinFins(15位)など一風変わった調整が非常に多いですね。
見ていて楽しいデッキ群の多さよ!!
こんな所です。
今回は大型大会故に今のメタ情勢を眺める絶好の機会だったわけで、何だかんだこれまでの大会結果が良く反映されていたように思います。
しかしその中でも其々に大なり小なり調整が入った光るデッキが多かった。
そんな印象です。
優勝こそInfectですが、メタの中心はどう考えてもBUG 続唱なので今後はそれを潰す動きも増えてくるでしょうね。
しかしさすがOpen。数の多さに本文も長文に・・・。
では今回はここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
この文章がお役に立てば幸いです。
GP北京では日本人チームが躍動していたようですね。
玉座にはあと一歩届きませんでしたが、2位、4位に2日目進出多数とかなりの出来だったようです。カナダでもGPが行われていたようですし、近年は本当にGP数が多いですよね。
さて、St. Louisで行われたSCGでは久々のLegacy Openでした。
待ちに待った《時を超えた探索》禁止後初の大型SCG大会であるOpenシリーズ。結果は嫌がおうにも気になるというものです。
早速結果を見ていきましょう
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/241015_stlouis.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=10/24/2015&end_date=10/25/2015&start=1&finish=32&event_ID=20&city=St.+Louis&start_num=25&start_num=0&limit=32
優勝はTom Ross氏のInfectです。
以下Top16
Infect
ANT
RUG Delver
KotR+《珊瑚兜への撤退》
BUG 続唱
Death&TaxtR
Miracles
BUG 続唱
----------------
Infect
Lands
BUG 続唱
Imperial Painter
Reanimator
Jund
TinFins
赤単Sneak
です。
上位32名までリストは公開されています。
2日目進出デッキ
は
Shardless Sultai:14
Storm:8
Miracles:8
Temur Delver:7
Sultai Delver:7
Elves:7
Infect:6
その他~
(http://www.starcitygames.com/events/coverage/3527_day_2_metagame_breakdown.html)
です。
内訳をみるとBUG続唱・Miracles・ANTと各大会やSCG PIQで調子の良いデッキが其々多数を輩出しメタを形成していますね。
特にBUG 続唱はフェアデッキやMiraclesにも強いため、今のメタでは優位性をかなり発揮できるようです。2日目進出トップですがTop32でもTop32に4名でそのうち3名がTop16です。
MiraclesはTop32に3名ながらTop8に1名。BUG 続唱に加え優勝したInfectにLands・RUG Delverと優位の付かないデッキがそれなりにいた事が問題になったかもしれませんね。
特徴的なのは《僧院の導師》採用型の多さ。
Joe Lossett氏のメイン型はある意味象徴的でさえ在りますね。アド獲得手段であり攻防の担い手。75枚に入るのが普通になってきました。しかしそれを見越しているのか各デッキのサイドにも対W札や対小型・スィーパーも普通になっていますね。
Delverは2日目進出数ではRUG+BUGで14名とかなり多いのですが、上位Top16以上に来れたのは3位のRUG Delver1名のみ。
こちらもメタ的に苦しい戦いが多かったようですね。正直環境変化後はかなり勢力が衰退している感のあるDelver系。デッキパワーも落ち、不利の付くデッキが台頭する中では安定した成績は残せても最上位を狙うのは少々難ですかね? しかし総合的な成績自体は残っていますし、神決定戦でも勝っている。悪くはない筈。
気になるのは増加した《もみ消し》の数ですね。
ANTはMiralcesと同数の進出者から準優勝を含めTop32には2名のみ。
Top16を見るとそれ程苦戦しそうなデッキが多いわけでもなさそうですが・・・?
とは言え、Omniの様に3名中2名がTop32に入ってますし、Top16でもCombo自体の総数は少なくはない。やはりそれなりに戦いやすかった面子の様に見えます。
しかしSnT勢の凋落はどうした事か。
と言うかまぁSneakShowにどうせ行くんだろ?と言わんが如き対Sneak札のサイドでの各デッキの札の多さが目につきますね。これだけ結果が伴ってないのにも拘らず対策札の枚数は寧ろ増えているような印象すらあります。
デッキパワーが著しく落ちたOmniが頑張っている始末ですからね。
Omniと言えば結局ドロースペルはどうするんでしょうかね?《ウギンの洞察力》はどうなのか?と言われていましたが、やはりそもそも置物依存は苦しいですかね?今回の様に《無限への突入》に回帰するデッキも多いですが・・・。
今回は大型大会の割に雑多なデッキも多い印象。
地雷かもしれませんが、それでも残した事実は侮れない。物珍しいのかよくフィーチャー席に呼ばれていましたが、それらが勝っているわけですね。
ここからは個別に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=94111
優勝したTom Ross氏のInfectです。
InfectマスターTomも久々の戴冠。
とは言えR全盛期でも使い続ける執念と気骨のある方(しかも結果も付いてきている)なので、Rが減り、Miraclesが増えたのなら明らかに追風ですね。数自体も増えてきていましたし。
そんな彼は今回も個人チューンがされ特色を持っていますね。
いつも見ていて楽しいTomのデッキですが、今回もすごい。
最も驚いたのはメインから《ドライアドの東屋》、《緑の太陽の頂点/GSZ》を入れている事。
東屋はModernでは割と普通のようですがModernよりも速度が有り、《ヴェールのリリアナ/LotV》の数も多少は減るLegacyではあまり見ないですよね。そうでもないのでしょうか?
もっと珍しいのはGSZ。
普通はこの組み合わせが有ったら「あぁ、1t目からマナ加速したいんだな~」となるはずですが、どう考えても違う(まぁそれはそれで役に立つ場面もあるはずですが)ので、詰まる所《ぎらつかせエルフ》の水増しでしょう。
《森の知恵》が入っている事に加え、サイドに今や当たり前になった《屍百足》にわざわざ選択された《ヴィリジアンの堕落者》、東屋に《呪文滑り》等を考えるとかなり妨害、と言うか除去に強くしたような構築に見えますね。頭数を増やし、保護役の生物も増やし。フィーチャーの席では《呪文滑り》もきっちり仕事をしてましたしね。
そしてその結果のしわ寄せで枠を削られたのがこれまた驚きの《巨森の蔦》です。
なんと4枚(~3枚)→2枚にされています・・・。
この事からも瞬発力を犠牲にしても太く長めのゲームプランを取っているのが判ります。そして保護札自体を生物に置き換えているとも言えますね。まぁ(G)(G)は鬱陶しいManadenial・プアカウンターをすり抜けなければいけないのは手間ですし、嘗てと異なり《強大化》の存在も有るので、大元の生物を優先するのかもしれません。
しかし革新的な採用の多いTom。
Washington, DCでのOpenではtWが目を引き増したね。今回も極めて異例な調整ですが、それがどれ程活躍したのか見れなかったのはツライ。早くYou TubeにUpされませんかね・・・。
因みに9位のAndy Vajda氏のリストがここ最近のスタンダードリストに近いので見比べるとかなり判りやすいですね、違いが。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=94120
8位、Colin Logan氏のD&TtRです。
ここまで来るともはやD&Tの面影が無い。何のデッキ??
《スレイベンの守護者、サリア》4枚+《ヴリンの翼馬》1枚の5枚課税体制に加えて《月の大魔術師》まで詰め込んだ土地Hateにのめり込んだデッキですね。《帝国の徴募兵》が其々必要なManadenialを調達できるのが素晴らしい。最近は基本地形もそれなりにフェアデッキが積むのは当たり前ですので、この棲み分けは良いですね。ANTの様なStormが多いのなら5枚体制も価値が有る。
またBUGの増加を受けて《ミラディンの十字軍》が復活しています。
前環境では完全いお払い箱でしたが、BGxが多いのなら2枚目もアリかもしれませんね。元々打点も高いカードですし。
そしてRが入る事でやはり素晴らしいのはサイド。
今まで《太陽の槍》や《Holy Light》に頼っていた部分がかなり是正されます。《唐突な死》はこちらに被害がほぼ無いのでかなり良質ですね。またどうもMiraclesの《僧院の導師》採用型の増加や、ANTの《巣穴からの総出》の水増しの予兆が有るので物珍しい《ゴブリンの名手》はオシャレな1枚になるかもしれません。Elvesにも有効ですしね。
きっちり3枚採られた《Karakas》はもはや対Comboの役割が大半。
このままいくとまた2枚程度まで減るかもしれませんね。寧ろこのデッキが3枚入っている事に驚きですが、その結果がSnT系の減少なのかもしれません。
なんだかんだ目立ちませんがD&Tもそれなりに数がいるんですよね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=94059
11位、Chris VanMeterのBUG 続唱です。
環境を規定している続唱。
今回も良い成績ですね。
CVMが記事(http://www.starcitygames.com/article/31765_The-Approaching-Legacy-And-Modern-Opens.html)で軽く挙げた通りBUGを持ちこんで結果を出していますね。《Hymn to Tourach》の数は確実に増しています。基本的にはSCGでも勝っていたtW《翻弄する魔道士》+スィーパー水増し型が勝っていますね。
単体除去が何故か増えているわけではない不思議な環境なので《ヴリンの神童、ジェイス》も活きるのかもしれません。無駄になる可能性のあるHymnを採用する上での潤滑油ですかね。今回2名も上位に入っている事を考えるとかなり良い調整なのかも?
結局消耗戦になった場合に強いのは続唱側ですしね。
Hymnの数は2~3枚に抑えてある物が単体ですし、ここが各デッキの調整どころなのかも。
軽い小型よりも面除去と言うのも意外と面展開が継続されている今の環境ではいいのかもしれません。
メインの《毒の濁流》に加えて、サイドには《ゴルガリの魔除け》2枚ですからね。力が入っています。あまり併用は無いでしょうが、それでもジェイスのタフネス2がここでも生きてきますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=94116
24位、Joe Lossett氏のMiraclesです。
上述したデッキですが、サイドに有るべき《僧院の導師》がメインに挿されています。アグレッシブサイドではないため虚を突けない!と言う事を思うのですが、なんとメインには他に8枚ものアド生物が入っています。元々の数の多さを考えればそんな配慮無意味なわけですね。割り切っていて、他の勝ち手段は《精神を刻む者、ジェイス》を除いては有りません。サイドの別途勝ち手段は兎も角、《天使への願い》もないわけです。
《魂の洞窟》2枚採用と言い、もはやUW Midrangeと言えそうな感じですねw
環境変化後はこの生物過多のMiraclesが一般的ですがそれでも4枚程度が主流。
ここまで生物が多いのは異様にも思えますね。その分JtMsは守り易くなっています。メンターに目が行きがちですが、同レベルで驚きなのが《ヴェンディリオン三人衆/Cliqe》の3枚仕様。最初《Karakas》2枚は何故なのかとも思いましたが、Cliqeを使った検閲Beatを刻むためなんですね。
まぁ結果として《造物の学者、ヴェンセール》と合わせて対ファッティComboにも高い耐性が有るわけですが。
《対抗呪文》をはじめ追加のカウンターを採っていない為、本当に生物勝負にかけていますね。生物の数の多さと多少歪んだ土地基盤を考えてか《思案》は2枚積んでありますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=94123
13位、Samuel Thompson氏のReanimatorです。
メインは時折見る《墓所のタイタン》ぐらいですが、サイドに《ヴリンの神童、ジェイス》が居ます。メインに積んだ方は見ますが、サイドは珍しい。
しかしよくよく考えればピン除去が抜かれるのはサイド後の可能性が高いわけですし、こちらの方が機能性としては高そうです。アグレッシブサイドですね。ついでに布告の的を増やせます。
《浅すぎる墓穴》が有ると最も面白いんですがねww
後はサイドに《突然の衰微》に加え《ゴルガリの魔除け》も取られたtG型だというのも特徴。普通に置き物除去なら衰微でも良い筈ですが・・・。
《虐殺》を考えると対小型用の用途に価値が置けると言う事ですかね?ついでに《虚空の力線》等にも対処出来る。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=94130
26位、Allen Injijian氏のPatriotです。
最近はそれ程活躍していないTricoの中でも特に日の目を見ないPatriotですが、Allen氏のそれにはなんと《若き紅蓮術士/YPM》が入っています。
Patriotと言えば《秘密を掘り下げる者》《石鍛冶の神秘家》8枚に《真の名の宿敵》2枚が基本なのですが、そこを削る以上に枠を採ってYPMをぶち込んでいます。
これはBGx系の多さ故にTNNの価値の低さに加えてアドを稼ぐためと言う事なのでしょうかね?
4枚採ってある事からもその力の入れようが判ります。
URxが隆盛していた頃とは異なるのでもはや探査ドローは居ないのですが、代わりの相棒として《瞬唱の魔道士》が入っていますね。
JeskaiBladeではほぼ見られない1マナ除去《稲妻》《剣を鍬に》の2体制(7枚)も有るのでFbのし甲斐も有るでしょう。このデッキの真価はDelver随一の対生物戦能力なのですが、今はどうでしょうね?Delverは多くはないですが、生物自体はいますし、Comboが跳梁跋扈しているわけでもない・・・。
またサイドには《方向転換》が入っています。
BGxの増加に伴うハンデス系、と言うか《Hymn to Tourach》の数は確実に増殖しているのでかなり良サイド。今回の結果を受け、今後は増えてくるかと思います。
http://www.starcitygames.com/events/coverage/reliquary_retreat_with_steven_.html
4位、Steven Schlepphorst氏の《聖遺の騎士/KotR》+《珊瑚兜への撤退》デッキのDeck Techです。
鳴かず飛ばずなこのコンボですがなんと今回は4位。
地雷かもしれませんが侮れないわけですね。
中身はComboに特化したBant MidrangetRです。
マナ加速生物+GSZ+KotRに保護札と考えるとBantよりもMaverickの亜種の様にも思えますね。《Volcanic Island》ではなく《Taiga》なわけですし。
形を見るとComboに特化しているわけではなく、普通にBeatdownも出来る形になっています。
tRで《ケッシグの狼の地》を入れる事でKotRの回転数を大幅に減らす事が出来るようになっているわけですね。
またさっぱり気づきませんでしたが、動画で触れられている様に
1t目マナ生物→2t目《珊瑚兜への撤退》で3t目に4マナをしっかり揃える事が出来るわけですね。
4マナのアクションがGSZ(X=3)に加えてJtMsまで揃うのが強力。
フェッチで延々と相手生物をタップする事でJtMsのサポートまで出来るわけですね。そしてもっとマナを伸ばせば《鷺群れのシガルダ》に繋げる事も可能。BUGが増えているのなら確かに有効牌でしょうね。
珍しいデッキですが、故に本人の話が乗っているのは有難いですね。
興味のある方は是非ご視聴を。
他にも
23位Taylor Malcolm氏のJeskai Bladeはメインに《エーテル宣誓会の法学者》と《復讐のアジャニ》入り。サイドには《虚空の杯》に《血染めの月》。
《ヴリンの神童、ジェイス》がメインに入ったOmni(29位)、《森の知恵》が入ったElvevs(19位)。サイドから「ドゥームズデイCombo」に代わるTinFins(15位)など一風変わった調整が非常に多いですね。
見ていて楽しいデッキ群の多さよ!!
こんな所です。
今回は大型大会故に今のメタ情勢を眺める絶好の機会だったわけで、何だかんだこれまでの大会結果が良く反映されていたように思います。
しかしその中でも其々に大なり小なり調整が入った光るデッキが多かった。
そんな印象です。
優勝こそInfectですが、メタの中心はどう考えてもBUG 続唱なので今後はそれを潰す動きも増えてくるでしょうね。
しかしさすがOpen。数の多さに本文も長文に・・・。
では今回はここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
この文章がお役に立てば幸いです。
NBA 2015~16シーズン開幕しました。
2015年10月28日 スポーツ皆さん、こんばんは。しもべです。
NPBの日本シリーズでは山田哲人が史上初の同一試合中での3打席連続本塁打都凄まじい活躍でしたね。丁度7裏でTV見た時に5-4で、お?やっと打てるようになったのかツバメは。と思っていたらまさか一人で5打点とは・・・。
このままいけば33-4の再来かと思われましたが、個々から競い合うシリーズになると良いですね。
と言いながら・・・。
で、タイトル通りNBAの新シーズンの開幕。
ラン&ガンでは勝てない。攻撃的なチームは勝てない。
と言う常識を打ち崩した圧倒的な長距離砲チームのGSWは今年は追われる側。どうなるでしょうね。
今日は3試合行われてGSWもNOPとゲームを行い111-95で勝利を挙げました。
まぁ盤石な勝利。
ペリカンズはエバンズなど主力が勝てた上にエース兼大黒柱のADが大ブレーキ(FG:4-20)に対して、ウォリアーズはエースのカリーが40点できっちり仕事をしているのでまぁ妥当な結果。
点の取り合いをしてたらこうなる。
しかし素晴らしいのはGSWは既存のR&Gチームと違い、チーム全体で守備の意識が高め。その上ディフェンスの巧いプレイヤーも複数(それもフォ論とコートとバックコートの両方)いる点が素晴らしい。
この試合もメインセンターのボーガットはゲーム中盤で負傷退場しているにもかかわらず、ADを一インサイドを抑え込んでますからね。
そしてFTが20/22と言うチーム全体で脅威の成功数と成功率を誇っている点。
荒れた試合でも安定して点数を伸ばせるわけですね・・・。
得意の3Pを9-30と正直微妙な成功率でさえもこの点数だからなぁ。これがもう5%ぐらいチームとして上がってくるともうどうしようもない。
果たしてこのGSWが順調に行った場合止める事が出来るチームはいるんですかね?
インサイドで圧倒的な厚みと強みを持ち、バックコートの駒もそろっているSASぐらいですかね、対抗馬は。
GSWの様なチームは好きですけど一興過ぎても詰まらんしな・・・。
NPBの日本シリーズでは山田哲人が史上初の同一試合中での3打席連続本塁打都凄まじい活躍でしたね。丁度7裏でTV見た時に5-4で、お?やっと打てるようになったのかツバメは。と思っていたらまさか一人で5打点とは・・・。
このままいけば33-4の再来かと思われましたが、個々から競い合うシリーズになると良いですね。
と言いながら・・・。
で、タイトル通りNBAの新シーズンの開幕。
ラン&ガンでは勝てない。攻撃的なチームは勝てない。
と言う常識を打ち崩した圧倒的な長距離砲チームのGSWは今年は追われる側。どうなるでしょうね。
今日は3試合行われてGSWもNOPとゲームを行い111-95で勝利を挙げました。
まぁ盤石な勝利。
ペリカンズはエバンズなど主力が勝てた上にエース兼大黒柱のADが大ブレーキ(FG:4-20)に対して、ウォリアーズはエースのカリーが40点できっちり仕事をしているのでまぁ妥当な結果。
点の取り合いをしてたらこうなる。
しかし素晴らしいのはGSWは既存のR&Gチームと違い、チーム全体で守備の意識が高め。その上ディフェンスの巧いプレイヤーも複数(それもフォ論とコートとバックコートの両方)いる点が素晴らしい。
この試合もメインセンターのボーガットはゲーム中盤で負傷退場しているにもかかわらず、ADを一インサイドを抑え込んでますからね。
そしてFTが20/22と言うチーム全体で脅威の成功数と成功率を誇っている点。
荒れた試合でも安定して点数を伸ばせるわけですね・・・。
得意の3Pを9-30と正直微妙な成功率でさえもこの点数だからなぁ。これがもう5%ぐらいチームとして上がってくるともうどうしようもない。
果たしてこのGSWが順調に行った場合止める事が出来るチームはいるんですかね?
インサイドで圧倒的な厚みと強みを持ち、バックコートの駒もそろっているSASぐらいですかね、対抗馬は。
GSWの様なチームは好きですけど一興過ぎても詰まらんしな・・・。
結局33-4の再来か・・・。
2015年10月29日 スポーツ唯一の一勝も山田哲人がキチガイじみてただけだし。
投打で圧倒とはまさにこの事か・・・。
金も掛けてるけど、唯一の3軍持ちでファームの選手もきっちり鍛えて戦力が充実している。なのでどこをとっても強い。
正真正銘強いチームなんですよねソフトバンク。
投打で圧倒とはまさにこの事か・・・。
金も掛けてるけど、唯一の3軍持ちでファームの選手もきっちり鍛えて戦力が充実している。なのでどこをとっても強い。
正真正銘強いチームなんですよねソフトバンク。