レガシー)今週のSCGの結果 増えるエルフ
レガシー)今週のSCGの結果 増えるエルフ
レガシー)今週のSCGの結果 増えるエルフ
皆さん、こんばんは。しもべです。


 今週はColumbusにてSCGが開かれて、Legacy Classicも開催されたので結果を見ていきたいと思います。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=11/13/2016&end_date=11/13/2016&start=1&finish=16&event_ID=36&city=Columbus&state=OH&country=US

 今週の優勝はFrank Skarren氏の4c Delverです。

以下Top16(上から順に一位~)
4c Delver
赤単Sneak
Infect
UR Delver
Grixis Delver
Merfolk
4c Loam
Eldrazi
-------------------
Dark Maverick
Reanimator
Dark Maverick
Elves
Elves
Burn
Elves
Elves

 と言う結果です。
結構な驚きの有る今回。
先ず前回のOpen含め、ここ最近静かで、環境を代表するCombo勢は今週も壊滅状態が維持されていると言う事。大型大会のOpen、中規模大会のClassicの両方でこれだけ数が少ないのを見ると本当に淘汰されている感じがします。
その代わりにマイナーなコンボはいるんですがネ。

 次にMiracles勢がTop16に0名と言う事。
Classicでは明らかに数を減らしていたMiraclesですが、前回のOpenでは素晴らしい成績(数だけでなく勝率も)を残しまだまだ元気と思われていましたが、一点Classicに戻るとやはり・・・。しかしその他の大規模大会ではきっちり成績を残すんですよね~。まぁ一時期より確実に勢力を落している事は事実でしょうが。

 最後はElvesの量。
前回のOpenでも数少ないCombo勢として数名いましたが。今回は4名も輩出しています。まぁどれもTop16の下に詰まっているためそこからもう一歩が有りませんがそれでも凄い。特に前回もしてきたようにこの所小型処理の札が増えている環境で、リストを見ると今週も同じ状況です。その上で尚、これですからね。
流石にこれだけすると今後に触りも出るでしょうが・・・。


ここから先は気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=109529
一位、Frank Skarren氏の4c Delverです。

 環境で最も安定しているTempoはGrixisですがそれに準じるレベルで数が多いのがこの4c型。
そして構築の幅もGrixis以上に人に依ります。
このリストでは基本の《秘密を掘り下げる者》《死儀礼のシャーマン/DrS》に加えて《グルマグのアンコウ》《瞬唱の魔道士/ScM》《真の名の宿敵》です。
一昔前は4cと言えばDrSと《若き紅蓮術士/YPM》を共存できる事が強みでしたが、このリストはアンコウ+TNNのマッシブ仕様でしかも5枚も取られています。《タルモゴイフ》でないのはDrSとScMで継続的に墓地を使用するからでしょうが、それでも5枚は多い。まぁ小型処理を考えればガチムチもおかしい事は無いんですがネ。
下手にアド手段をメインに入れない当りも、クロックを意識したTempoになっています。
その分必要が有ればサイドに。

 サイドは《四肢切断》→《悪魔の布告》になってるのが珍しいぐらいですかね?
まぁReanimatorとLandsの存在を考えれば布告は有難いですし、5/5程度までなら張り合える5枚がいる分大型処理を考えていると言う事ですかね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=109536
12位、Brian Coval氏のElvesです。

 先週の16位Chris Stagno氏のリストとほぼ一緒なのですが、長くなるのが厭で先週は紹介しなかったので代りに今週。
特徴的なのは《自然の秩序》抜きと言う事。で《孔蹄のビヒモス》も1枚に抑えられており、それによってエルフたちの枚数増強が図られています。《トレストの使者、レオヴォルド》を入れる事が出来るので、《自由なる者ルーリク・サー》等に頼らずともよくなっているのも《自然の秩序》の依存度を下げる事になりますね。

 そのエルフでは《ドゥイネンの精鋭》《レンの地の群れ使い》が採用されています。
より横に広げる形を取っているようですが、特に《群れ使い》はこれまでも時折採用されてきました。トークンをマナで幾らでも製造できるので消耗戦に強く、特に接死持ちのお陰で対Beatdown(探査やEldrazi・タルモ)に強い。本体も4マナ5/5なので単体除去にも強め。「覇権」も活用できればアドの再獲得や全体除去からの保護にも繋がります。
《森の知恵》や《梅沢の十手》まで合わせて、普通のフェアデッキとして殴り合う事も出来るような構成です。
小型処理が多いなら、速度を犠牲にしつつその耐性(数やサイズ)を~と言う感じですかね。

 因みに《生命の力、ニッサ》は、これまで《情け知らずのガラク》が入っていた場所に入ってますがどうなのでしょうね。
[+1]はより大きなパンチ力は、メインで数を補える形になっている分《ガラク》の[0]より使いやすいのかもしれませんが。[-3]は強いですし、対象も困らないでしょうが、これにする程?



 こんな所です。
先週の結果を受けて多少なりとも揺れ戻しがあるのか?と考えていた今週ですが、ふたを開けてみればより現状の状況変化が進んでいるようです。
う~む。
因みに今週D&Tはいませんでしたが、Mavercikはいましたね。本当にどちらかはいる印象。

 さて、今週はここまで、です。
今週もお付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。



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