OWG雑感)その9 フルスポの残り気になる物W
2016年1月11日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
フルスポの残りを片付ける作業です。
今回はW・U。
・《ギデオンの誓い》
:誓いサイクルのW。
3マナで1/1同盟者×2のCipに、PWが場に出るとき忠誠度+1の状態で場に出せる向上能力持ちです。
1/1×2を出せる点でアドバンテージを得る事が出来るためそれだけで仕事をしています。《急報》は兎も角、《ドラゴンの餌》に劣る為Tokens生成スペルとしては微妙なわけですが、同盟者Tokensスペルとして考えれば悪くはないマナレシオです。
しかし真価はPWのサポーターとして。
貴重な追加忠誠度を得る事が出来る点。大体において忠誠度+能力一回分になっており、一ターン分の時間を得る事が出来る訳です。
この点で有難いのは「小マイナス能力が強力で初期忠誠度では2回連続で起動できない」様なPW、及び「割とすぐに奥義に到達できる」PWになるでしょうね。特に後者は増加分のお陰で1度の+起動で次のターンに奥義を使える札がとてつもなく強力になります。
PWにとってターンを跨ぐと言うのは至難であり至上命題でもあるので圧倒的な価値がここにあるわけです。《倍増の季節》程ではありませんが充分でしょう。
同時に、Tokens2体を用意できるために、つまりPWにとっての壁を用意する事が出来る訳でその意味でも相性抜群です。
Stdでは幾つ候補は有りますが《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》か《真面目な訪問者、ソリン》でしょうかね。
どちらもTokensが出せるのでその方向性を強化できます。ギデオンは紋章クルセイドの奥義使い切りの呪縛から解放される為、即紋章で打点を強化しつつ[0]で3/3を生み出し続ける事が出来るようになります。ソリンは[+1]で出ているTokensを強化しつつブロッカー兼ゲイン要素に出来るのでより防御的。そして次のターンに[-6]の奥義に到達できるので消耗戦に強くなります。
これらはどちらも奥義系になりますね。
マイナス系はあまりいませんが、敢えて言うなら《ヴリンの神童、ジェイス》でしょうかね。
壁を用意できるので[+1]の必要性も減りますし[-3]の2回分が確保されている事になります。Tokensと合わせて使う事を考えれば《ジェスカイの魔除け》が中々威力を引き出せるはず。
《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》の[-3]も2回使えますがそれだけではやや寂しいような・・・。
↓環境ではもっと選択肢が多くなりますね。
《野生語りのガラク》は[-4]の踏み荒らしが即起動出来るので1マナ軽い《踏み荒らし》になります。1t目マナ生物→2t目W誓い→3t目ガラクのオーバーランで4/4トランプル×3です。ついでにW誓いを挟まなくとも2t目《未練ある魂/LgS》表→3t目ガラク[+1]+LgS裏→4t目ガラク[-4]の動きも有るのが良いですね。《エルズペス・ティレル》も[-5]を即起動出来るので1/1×2と土地を残した状態でのリセットボタンになれます。それだけでなく[+2]から入る挙動も容易になれますね。[-2]連打でも落ちないので盤面形成能力も極めて高い。
火力で考えるなら《槌のコス》の[-5]や《チャンドラ・ナラー》の[-8]も有りますね。
強力な少マイナス持ちはもっと豊富です。
《復讐のアジャニ》は[-2]の《稲妻のらせん》が、《ヴェールのリリアナ》は[-2]の《残酷な布告》が、《見えざる者、ヴラスカ》は[-3]の疑似《大渦の脈動》が2回ずつ使える事になります。《黒き誓約、オブ・ニクシリス》は[-2]で5/5飛行Demonです。それだけでもかなりの圧力です。アジャニの場合は[+1]で対Beat性能がある為[-7]に繋げ易い。ヴラスカは同時に1度の起動で[-7]まで行ける奥義型でもありますね。
特殊なマイナスとして《情け知らずのガラク》《狂乱のサルカン》も面白い。
其々忠誠度を増やす能力が無いので、その点でも絶対的な価値が有ります。ガラクは[4]になる事で[0]の格闘可能生存範囲が広がります。
その他の特殊系として《滞留者ヴェンセール》と《不動のアジャニ》が有ります。
ヴェンセールは[+2]でブリンクできるので何度でもCipTokensの獲得が出来るので忠誠度を確保しやすい。[-8]の紋章も十分狙えますし、Token数を確保できて来たら[-1]でブロッカーを無力化して突撃させるだけですね。
《不動のアジャニ》は同じくPWのサポーターなので、スーパーフレンズの様なデッキでW誓いと共に使えるわけですが、[-2]で他のPWの忠誠度を上げつつ自軍生物にもカウンターを置けるため誓いのTokensも強化できますね。
特別強力な組ではありませんが《ギデオン・ジュラ》も忠誠度を上げる事が出来るので、プロレスラー精神をサポートできますね。いや、この場合は本人の精神性が強化された影響が肉体に波及しているというべきか・・・。
一応同盟者Tokensスペルとしても上述のように効率は良い方なので「同盟者」デッキの類でも可能性が無いわけではないですね。
まぁ今の所同盟者は数の確保は当然ですが速度に特化しているデッキが多いのでこれは悠長に過ぎますがね。
と言う事で既存のプールに大きく影響を与える素晴らしい札であると個人的には思います。
ただでさえ強いPWを完ぺきにサポートするのは頼もしいですね。
私の《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス》がとうとう本気を出す用ですよ(ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・。
・《変位エルドラージ》
:新ブリンク生物。
早速∞コンボも作られているようですが、個人的には今一つです。
3マナ3/3は弱くはないですが、除去耐性は不十分。
そして能力起動するためには3マナと他にもう一体のCip系生物が必要です。2マナ域に強力なCipが居るのなら→変位エルドラージ→次ターンからブリンクで良いわけですが、同マナ域や後続だった場合はブリンクし始めるのも非常に時間がかかります。そんな余裕あるのか?と。
勿論《巨森の予見者、ニッサ》でブロックしながら毎ターン《森》調達したり、《包囲サイ》で毎ターン3点ドレインするだけでも十分強いので機能し始めれば強いのは事実。また最悪、単体でもタッパーとして相手の攻撃を減衰できるのも事実ですが・・・。
Eternalでは複数回のブリンクが強みなわけですが、こんな脆い上に重いもの使うなら《一瞬の瞬き》や《霊体の地滑り》の方が遥かに安定感が有ります。
マナだけでブリンクできる類では《ミストメドウの魔女》を考えれば遥かに強化されているのは事実ですし、生き残ったらと言う条件付きで使える札ではありますね。
・《抗戦》
:全体打点強化兼破壊不能の付与と言う希少性を地味に備えたスペル。
Weenieが使うとお守りにも突撃用にもなります。1マナWeenie等も構築される事もあるようですし《アクロスの英雄、キテオン》の変身を促すスペルとして可能性は?。
・《復興の壁》
:Cip覚醒3が付いてくる3マナ0/6の壁。
実質的に3マナで3/3と0/6の壁を手に入れる事が出来るので、その点は利点。4マナ以上あれば速攻で走らせる事も出来ますしね。
しかし0/6の壁が付いてきてもControl以外には大して嬉しくも無く、3/3も別に3マナ掛けてほどの価値は大してない。其々が戦力として半端で両方抱き合わせ!と言われても・・・。
特に序盤には土地は生物化する事で除去されてしまう危険性もあると思えば尚更使いづらい・・・。
逆に《乱脈の気孔》や《鋭い突端》を強化すればアタッカーとしては悪くないかもしれません。ネタですが+Gの3色にすれば《森の代言者》で更に強化したり、《突撃陣形》で壁語と殴りに行ったりできます。
しかし現実的には何に使えるのか今一つ判然としませんね。
・《ジェイスの誓い》
:誓いサイクルU。
3マナSocとはいえCip効果は3ドロー2ディスカードと相応に優秀な実質的なドロースペルです。流石に本家である《強迫的な研究》や《知識の渇望》と比べると見劣りしますが、其れでも使える部類。継続的な効果が見込めれば、ですがね。
見込めなければ流石に弱いかも。
墓地を肥やす事が出来るので、《ヴリンの神童、ジェイス》と合わせて使えと言わんばかり。
1t目にスペル→2t目ジェイス→3t目フェッチ+誓い+ジェイス起動で即変身できますね。1t目を《強迫》できていれば安定性も増します。
そしてそれからは毎ターン占術1です。
因みに似たようなルーター効果として《僧院の包囲》もあるので一長一短。即効性か継続性+汎用性か・・・。
単純にルーターとしても価値が高いので、Controlにとってはそれだけで有難いのですが、墓地肥やせしで《黄金牙、タシグル》や《残念な切断》、そして《時を超えた探索》《宝船の巡航》等爆発的な挙動が出来ます。
しかし上述の如く、単体では流石にKPがやや低い。多色化する必要が有るとはいえ《苦い真理》の3ドローと比べると格差も有りますね。探査が落ちた後ジェイスの為だけに使う事が出来るのかどうか・・・。
またエンチャントでCipと言う事から《ニクスの星原》と合わせる事をつい考えてしまいますね。
引き札であると同時に墓地を肥やせる為、非常に良い相性となるはず。本体も3/3で殴れるようになりますし、墓地から毎ターン釣り上げる事が出来れば毎ターン3ドロー2ディスカードが付いてくるのですから。
↓環境では流石に無い。
ドローの質だけでなく、PWとのシナジーでも《強迫的な研究》や《知識の渇望》の方がFb出来る分ジェイスと相性が良いですからね。
占術の効果は高いですが、それだけのために使い気にならない。
まぁ中々素敵なデザインではあると思います。
フレーバー的にも使える札だとは思います。
・《面晶体の連結》
:別途記載
以上です。
フルスポの残りを片付ける作業です。
今回はW・U。
・《ギデオンの誓い》
:誓いサイクルのW。
3マナで1/1同盟者×2のCipに、PWが場に出るとき忠誠度+1の状態で場に出せる向上能力持ちです。
1/1×2を出せる点でアドバンテージを得る事が出来るためそれだけで仕事をしています。《急報》は兎も角、《ドラゴンの餌》に劣る為Tokens生成スペルとしては微妙なわけですが、同盟者Tokensスペルとして考えれば悪くはないマナレシオです。
しかし真価はPWのサポーターとして。
貴重な追加忠誠度を得る事が出来る点。大体において忠誠度+能力一回分になっており、一ターン分の時間を得る事が出来る訳です。
この点で有難いのは「小マイナス能力が強力で初期忠誠度では2回連続で起動できない」様なPW、及び「割とすぐに奥義に到達できる」PWになるでしょうね。特に後者は増加分のお陰で1度の+起動で次のターンに奥義を使える札がとてつもなく強力になります。
PWにとってターンを跨ぐと言うのは至難であり至上命題でもあるので圧倒的な価値がここにあるわけです。《倍増の季節》程ではありませんが充分でしょう。
同時に、Tokens2体を用意できるために、つまりPWにとっての壁を用意する事が出来る訳でその意味でも相性抜群です。
Stdでは幾つ候補は有りますが《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》か《真面目な訪問者、ソリン》でしょうかね。
どちらもTokensが出せるのでその方向性を強化できます。ギデオンは紋章クルセイドの奥義使い切りの呪縛から解放される為、即紋章で打点を強化しつつ[0]で3/3を生み出し続ける事が出来るようになります。ソリンは[+1]で出ているTokensを強化しつつブロッカー兼ゲイン要素に出来るのでより防御的。そして次のターンに[-6]の奥義に到達できるので消耗戦に強くなります。
これらはどちらも奥義系になりますね。
マイナス系はあまりいませんが、敢えて言うなら《ヴリンの神童、ジェイス》でしょうかね。
壁を用意できるので[+1]の必要性も減りますし[-3]の2回分が確保されている事になります。Tokensと合わせて使う事を考えれば《ジェスカイの魔除け》が中々威力を引き出せるはず。
《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》の[-3]も2回使えますがそれだけではやや寂しいような・・・。
↓環境ではもっと選択肢が多くなりますね。
《野生語りのガラク》は[-4]の踏み荒らしが即起動出来るので1マナ軽い《踏み荒らし》になります。1t目マナ生物→2t目W誓い→3t目ガラクのオーバーランで4/4トランプル×3です。ついでにW誓いを挟まなくとも2t目《未練ある魂/LgS》表→3t目ガラク[+1]+LgS裏→4t目ガラク[-4]の動きも有るのが良いですね。《エルズペス・ティレル》も[-5]を即起動出来るので1/1×2と土地を残した状態でのリセットボタンになれます。それだけでなく[+2]から入る挙動も容易になれますね。[-2]連打でも落ちないので盤面形成能力も極めて高い。
火力で考えるなら《槌のコス》の[-5]や《チャンドラ・ナラー》の[-8]も有りますね。
強力な少マイナス持ちはもっと豊富です。
《復讐のアジャニ》は[-2]の《稲妻のらせん》が、《ヴェールのリリアナ》は[-2]の《残酷な布告》が、《見えざる者、ヴラスカ》は[-3]の疑似《大渦の脈動》が2回ずつ使える事になります。《黒き誓約、オブ・ニクシリス》は[-2]で5/5飛行Demonです。それだけでもかなりの圧力です。アジャニの場合は[+1]で対Beat性能がある為[-7]に繋げ易い。ヴラスカは同時に1度の起動で[-7]まで行ける奥義型でもありますね。
特殊なマイナスとして《情け知らずのガラク》《狂乱のサルカン》も面白い。
其々忠誠度を増やす能力が無いので、その点でも絶対的な価値が有ります。ガラクは[4]になる事で[0]の格闘可能生存範囲が広がります。
その他の特殊系として《滞留者ヴェンセール》と《不動のアジャニ》が有ります。
ヴェンセールは[+2]でブリンクできるので何度でもCipTokensの獲得が出来るので忠誠度を確保しやすい。[-8]の紋章も十分狙えますし、Token数を確保できて来たら[-1]でブロッカーを無力化して突撃させるだけですね。
《不動のアジャニ》は同じくPWのサポーターなので、スーパーフレンズの様なデッキでW誓いと共に使えるわけですが、[-2]で他のPWの忠誠度を上げつつ自軍生物にもカウンターを置けるため誓いのTokensも強化できますね。
特別強力な組ではありませんが《ギデオン・ジュラ》も忠誠度を上げる事が出来るので、プロレスラー精神をサポートできますね。いや、この場合は本人の精神性が強化された影響が肉体に波及しているというべきか・・・。
一応同盟者Tokensスペルとしても上述のように効率は良い方なので「同盟者」デッキの類でも可能性が無いわけではないですね。
まぁ今の所同盟者は数の確保は当然ですが速度に特化しているデッキが多いのでこれは悠長に過ぎますがね。
と言う事で既存のプールに大きく影響を与える素晴らしい札であると個人的には思います。
ただでさえ強いPWを完ぺきにサポートするのは頼もしいですね。
私の《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス》がとうとう本気を出す用ですよ(ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・。
・《変位エルドラージ》
:新ブリンク生物。
早速∞コンボも作られているようですが、個人的には今一つです。
3マナ3/3は弱くはないですが、除去耐性は不十分。
そして能力起動するためには3マナと他にもう一体のCip系生物が必要です。2マナ域に強力なCipが居るのなら→変位エルドラージ→次ターンからブリンクで良いわけですが、同マナ域や後続だった場合はブリンクし始めるのも非常に時間がかかります。そんな余裕あるのか?と。
勿論《巨森の予見者、ニッサ》でブロックしながら毎ターン《森》調達したり、《包囲サイ》で毎ターン3点ドレインするだけでも十分強いので機能し始めれば強いのは事実。また最悪、単体でもタッパーとして相手の攻撃を減衰できるのも事実ですが・・・。
Eternalでは複数回のブリンクが強みなわけですが、こんな脆い上に重いもの使うなら《一瞬の瞬き》や《霊体の地滑り》の方が遥かに安定感が有ります。
マナだけでブリンクできる類では《ミストメドウの魔女》を考えれば遥かに強化されているのは事実ですし、生き残ったらと言う条件付きで使える札ではありますね。
・《抗戦》
:全体打点強化兼破壊不能の付与と言う希少性を地味に備えたスペル。
Weenieが使うとお守りにも突撃用にもなります。1マナWeenie等も構築される事もあるようですし《アクロスの英雄、キテオン》の変身を促すスペルとして可能性は?。
・《復興の壁》
:Cip覚醒3が付いてくる3マナ0/6の壁。
実質的に3マナで3/3と0/6の壁を手に入れる事が出来るので、その点は利点。4マナ以上あれば速攻で走らせる事も出来ますしね。
しかし0/6の壁が付いてきてもControl以外には大して嬉しくも無く、3/3も別に3マナ掛けてほどの価値は大してない。其々が戦力として半端で両方抱き合わせ!と言われても・・・。
特に序盤には土地は生物化する事で除去されてしまう危険性もあると思えば尚更使いづらい・・・。
逆に《乱脈の気孔》や《鋭い突端》を強化すればアタッカーとしては悪くないかもしれません。ネタですが+Gの3色にすれば《森の代言者》で更に強化したり、《突撃陣形》で壁語と殴りに行ったりできます。
しかし現実的には何に使えるのか今一つ判然としませんね。
・《ジェイスの誓い》
:誓いサイクルU。
3マナSocとはいえCip効果は3ドロー2ディスカードと相応に優秀な実質的なドロースペルです。流石に本家である《強迫的な研究》や《知識の渇望》と比べると見劣りしますが、其れでも使える部類。継続的な効果が見込めれば、ですがね。
見込めなければ流石に弱いかも。
墓地を肥やす事が出来るので、《ヴリンの神童、ジェイス》と合わせて使えと言わんばかり。
1t目にスペル→2t目ジェイス→3t目フェッチ+誓い+ジェイス起動で即変身できますね。1t目を《強迫》できていれば安定性も増します。
そしてそれからは毎ターン占術1です。
因みに似たようなルーター効果として《僧院の包囲》もあるので一長一短。即効性か継続性+汎用性か・・・。
単純にルーターとしても価値が高いので、Controlにとってはそれだけで有難いのですが、墓地肥やせしで《黄金牙、タシグル》や《残念な切断》、そして《時を超えた探索》《宝船の巡航》等爆発的な挙動が出来ます。
しかし上述の如く、単体では流石にKPがやや低い。多色化する必要が有るとはいえ《苦い真理》の3ドローと比べると格差も有りますね。探査が落ちた後ジェイスの為だけに使う事が出来るのかどうか・・・。
またエンチャントでCipと言う事から《ニクスの星原》と合わせる事をつい考えてしまいますね。
引き札であると同時に墓地を肥やせる為、非常に良い相性となるはず。本体も3/3で殴れるようになりますし、墓地から毎ターン釣り上げる事が出来れば毎ターン3ドロー2ディスカードが付いてくるのですから。
↓環境では流石に無い。
ドローの質だけでなく、PWとのシナジーでも《強迫的な研究》や《知識の渇望》の方がFb出来る分ジェイスと相性が良いですからね。
占術の効果は高いですが、それだけのために使い気にならない。
まぁ中々素敵なデザインではあると思います。
フレーバー的にも使える札だとは思います。
・《面晶体の連結》
:別途記載
以上です。
レガシー)今週のSCGの結果 LegacyOpenが待ち遠しい
2016年1月11日 紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
フルスポの感想も続けたいのですがまずはこちら。
今週のSCGはCharlotteにておこなわれ、Legacy PIQも併催されました。早速結果を見ていきましょう
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=01/10/2016&end_date=01/10/2016&start=1&finish=16&event_ID=36&city=Charlotte&state=NC&country=US
今週の優勝はChris Boozer氏のMiraclesです。
以下Top16(上から順に一位~)
Miracles
ANT
UR Delver
Aluren
Grixis Delver
Lands
RUG Delver
SneakShow
--------------
Maverick
Grixis Delver
BUG Delver
Belcher
Miracles
Dredge
BUG Control
Burn
です。
今週も相変わらずうまく散っていますね。非Uのフェアデッキが少ないのは気に掛かりますがそれ以外は良い環境に見えますよ本当に。
欠席がちだったLandsやUR Delverに、本当になかなか見れないDredgeとか。
しかしそうは言ってもDelverがばらけているとはいえ16名中の5名と言うのだからDelverが今の所Tier1になるのでしょうかね? PIQを2週連続でGrixisが勝っているのも事実ですし。
Miraclesはその次点ですかね?
SneakShowは後このペースが続くようなら環境復帰と言えそうですね。
全体的と言う事ではなくDelverに限られた傾向ですが、自分たちのやりたい事やあるべきリストを崩し、環境に対応した札が増えてきてもいるように見受けられます。
つまり、今一つ不定形のメタの様に見えて、しっかりとメタは形成されておりかつ既に変化が始まってもいるという事ですかね?
さて、ここからは個別に気になったものを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=97580
10位、Jesse Inman氏のGrixis Delverです。
先週を含めここの所見られる《若き紅蓮術士/YPM》を3枚に圧縮、《もみ消し》を撤廃と言う形です。
YPMはただでさえスィーパーに弱いのに《僧院の導師》がMiraclesの当り前になりその上、それらに対処するべくサイドだけでなくメインにも《二股の稲妻》が増加した関係でしょうかね。その分で入っている《ヴェンディリオン三人衆》は逆にメイン数を増やしても言えるように思えます。
また《もみ消し》を止めて直接的な札を増やしている傾向ですが、上述の《二股の稲妻》に加えてメインに《陰謀団式療法》2枚を取る形にしていますね。サイドにも《強迫》1枚を加えています。
Cliqeも合わせてかなりハンデスに力を入れていますね。
先週のDylan Donegan氏のリストは《もみ消し》を抜いて、必要に応じてパワー札を入れる形でしたが、Jesse氏のリストは《もみ消し》こそ換えていますが悪まで妨害に注力した形になっていますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=97581
11位、Jim Davis氏のBUG Delverです。
そんな《もみ消し》を抜かれ始めているDelverの中でBUGはどう推移していくのでしょうかね?
もともとRUGやGrixisに対して明らかに採用し始めるのも遅かったBUGなので変化も遅くはなるでしょうが。と言うか入っていないリストは別に少なくも有りませんからね。
Jim氏のリストは《もみ消し》型のリストになっています。自由枠に《見栄え損ない》を2枚も採っている事を思うとかなりRUGの様なストイックなManadenial型に見えます。しかしその中で大きな違いが通常の生物12枚に追加枠で《闇の腹心》3枚とCliqe1枚を使っている事。追加が有っても1枚程度で《グルマグのアンコウ》が普通でありますが、ここはアドバンテージを取りに行っていますね。
もともとRUGも《森の知恵》を1枚+αでアドバンテージを取りに行く構築をする事も有りますが、ここまでではない。またYPMもいないためを考えた際のデッキパワーを上げる選択なんですかね?
またこの2つのリストでも判りますがやっぱりManadenialを取っている形は《冬の宝珠》を備えるのが現在のトレンドですね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=97571
3位、Phillip Lorren氏のUR Delverです。
そんな感じのDelver界の変遷中、このURはどの様に動いていくでしょうね?
元々今のアーキタイプは《宝船の巡航》を基礎として組まれて《時を超えた探索》の禁止で完全に途絶えてしまいましたが・・・。
それでも多くのリストは《秘密を掘り下げる者》《僧院の速僧》《若き紅蓮術士》+《瞬唱の魔道士》が基本となっていますが、このリストは違いますね。
代わりに《ゴブリンの先達》に先祖返りし、純粋なUR Burnに近い形に。上述の様にYPMが生きづらいのならこちらの方が良い気もしますね。
ハンデスや《苦い真理》等のB、《タルモゴイフ》のGを足せないURはどうしていくべきなのか・・・。叩き付きあいでは不利なのでこのようにBurnに近づけるべきなのでしょうか。
《極上の炎技》はちらほら見ます。
この時代に(R)(R)は苦しいように見えますが、しかしキャントリップで安定して「魔巧」を達成できるのなら最後の一押しにはかなり有効そうです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=97585
15位、Rich WilliamsのBUG Controlです。
Controlと言ってもMidrangeレベルで形としては「続唱」に近い。
しかし悪まで続唱レスです。
よく狙いは判りませんが、続唱を排する事で《呪文貫き》や《思考囲い》《見栄え損ない》のような軽量の妨害を採用できるからと言う事なんでしょうかね?
KPを捨てて妨害に~。
まぁ今は一時期の様にComboが死滅しているわけではありませんし、最近の続唱の勝率を見ているとそれもありなん。
一応アド手段としては《苦い真理》にスィーパーの《毒の濁流》、兼用万能除去の《大渦の脈動》、《瞬唱の魔道士》となっておりアドバンテージもそれなりでデッキパワーを維持しようとしていますね。
《湿った墓》は恐らく《Underground Sea》を持っていないだけでしょう。
こんな所ですかね。
上述で述べた様に本来あるべきデッキの形をかなり変えてきているフェアデッキが目立ちます。其々が妨害札を増やしている。
こういうのは見ていても面白いですね。
さて、今週はここまで、です。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。
フルスポの感想も続けたいのですがまずはこちら。
今週のSCGはCharlotteにておこなわれ、Legacy PIQも併催されました。早速結果を見ていきましょう
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=01/10/2016&end_date=01/10/2016&start=1&finish=16&event_ID=36&city=Charlotte&state=NC&country=US
今週の優勝はChris Boozer氏のMiraclesです。
以下Top16(上から順に一位~)
Miracles
ANT
UR Delver
Aluren
Grixis Delver
Lands
RUG Delver
SneakShow
--------------
Maverick
Grixis Delver
BUG Delver
Belcher
Miracles
Dredge
BUG Control
Burn
です。
今週も相変わらずうまく散っていますね。非Uのフェアデッキが少ないのは気に掛かりますがそれ以外は良い環境に見えますよ本当に。
欠席がちだったLandsやUR Delverに、本当になかなか見れないDredgeとか。
しかしそうは言ってもDelverがばらけているとはいえ16名中の5名と言うのだからDelverが今の所Tier1になるのでしょうかね? PIQを2週連続でGrixisが勝っているのも事実ですし。
Miraclesはその次点ですかね?
SneakShowは後このペースが続くようなら環境復帰と言えそうですね。
全体的と言う事ではなくDelverに限られた傾向ですが、自分たちのやりたい事やあるべきリストを崩し、環境に対応した札が増えてきてもいるように見受けられます。
つまり、今一つ不定形のメタの様に見えて、しっかりとメタは形成されておりかつ既に変化が始まってもいるという事ですかね?
さて、ここからは個別に気になったものを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=97580
10位、Jesse Inman氏のGrixis Delverです。
先週を含めここの所見られる《若き紅蓮術士/YPM》を3枚に圧縮、《もみ消し》を撤廃と言う形です。
YPMはただでさえスィーパーに弱いのに《僧院の導師》がMiraclesの当り前になりその上、それらに対処するべくサイドだけでなくメインにも《二股の稲妻》が増加した関係でしょうかね。その分で入っている《ヴェンディリオン三人衆》は逆にメイン数を増やしても言えるように思えます。
また《もみ消し》を止めて直接的な札を増やしている傾向ですが、上述の《二股の稲妻》に加えてメインに《陰謀団式療法》2枚を取る形にしていますね。サイドにも《強迫》1枚を加えています。
Cliqeも合わせてかなりハンデスに力を入れていますね。
先週のDylan Donegan氏のリストは《もみ消し》を抜いて、必要に応じてパワー札を入れる形でしたが、Jesse氏のリストは《もみ消し》こそ換えていますが悪まで妨害に注力した形になっていますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=97581
11位、Jim Davis氏のBUG Delverです。
そんな《もみ消し》を抜かれ始めているDelverの中でBUGはどう推移していくのでしょうかね?
もともとRUGやGrixisに対して明らかに採用し始めるのも遅かったBUGなので変化も遅くはなるでしょうが。と言うか入っていないリストは別に少なくも有りませんからね。
Jim氏のリストは《もみ消し》型のリストになっています。自由枠に《見栄え損ない》を2枚も採っている事を思うとかなりRUGの様なストイックなManadenial型に見えます。しかしその中で大きな違いが通常の生物12枚に追加枠で《闇の腹心》3枚とCliqe1枚を使っている事。追加が有っても1枚程度で《グルマグのアンコウ》が普通でありますが、ここはアドバンテージを取りに行っていますね。
もともとRUGも《森の知恵》を1枚+αでアドバンテージを取りに行く構築をする事も有りますが、ここまでではない。またYPMもいないためを考えた際のデッキパワーを上げる選択なんですかね?
またこの2つのリストでも判りますがやっぱりManadenialを取っている形は《冬の宝珠》を備えるのが現在のトレンドですね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=97571
3位、Phillip Lorren氏のUR Delverです。
そんな感じのDelver界の変遷中、このURはどの様に動いていくでしょうね?
元々今のアーキタイプは《宝船の巡航》を基礎として組まれて《時を超えた探索》の禁止で完全に途絶えてしまいましたが・・・。
それでも多くのリストは《秘密を掘り下げる者》《僧院の速僧》《若き紅蓮術士》+《瞬唱の魔道士》が基本となっていますが、このリストは違いますね。
代わりに《ゴブリンの先達》に先祖返りし、純粋なUR Burnに近い形に。上述の様にYPMが生きづらいのならこちらの方が良い気もしますね。
ハンデスや《苦い真理》等のB、《タルモゴイフ》のGを足せないURはどうしていくべきなのか・・・。叩き付きあいでは不利なのでこのようにBurnに近づけるべきなのでしょうか。
《極上の炎技》はちらほら見ます。
この時代に(R)(R)は苦しいように見えますが、しかしキャントリップで安定して「魔巧」を達成できるのなら最後の一押しにはかなり有効そうです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=97585
15位、Rich WilliamsのBUG Controlです。
Controlと言ってもMidrangeレベルで形としては「続唱」に近い。
しかし悪まで続唱レスです。
よく狙いは判りませんが、続唱を排する事で《呪文貫き》や《思考囲い》《見栄え損ない》のような軽量の妨害を採用できるからと言う事なんでしょうかね?
KPを捨てて妨害に~。
まぁ今は一時期の様にComboが死滅しているわけではありませんし、最近の続唱の勝率を見ているとそれもありなん。
一応アド手段としては《苦い真理》にスィーパーの《毒の濁流》、兼用万能除去の《大渦の脈動》、《瞬唱の魔道士》となっておりアドバンテージもそれなりでデッキパワーを維持しようとしていますね。
《湿った墓》は恐らく《Underground Sea》を持っていないだけでしょう。
こんな所ですかね。
上述で述べた様に本来あるべきデッキの形をかなり変えてきているフェアデッキが目立ちます。其々が妨害札を増やしている。
こういうのは見ていても面白いですね。
さて、今週はここまで、です。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
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