もうすぐフルスポで、いつも通り全く感想が追い付いていませんが、今日スポイラーで発表された《没収》を見て我慢の限界を越えたので不満をぶちまけるとします。
今回は不満をたらたら書いているため、読まれていて御不快になられる方もおられるかもしれません。御目汚しする事にもなるでしょう。
なので興味の無い方はブラウザバック、読まれる方に関しては悪しからず。
機体が強力過ぎて、勝ち過ぎている環境。なので歪みの是正をしたいのでしょう。
これまでも、デザインに失敗した、又は環境が偏り過ぎてしまった場合は次のエキスパンションで対策カードをするのが恒例でした。今回もその慣習なのか、Atf対策及び万能除去がかなり増えています。
・《力ずく》
・《造反者の解放》
・《刻み角》
・《没収》
・《俗物の放棄》
Atf対策札はこれまでにも現環境でも刷られているにも拘らず。なのでAtf破壊の意図が見える札がブロック内・環境内にあまりに多くなってます。
相変わらず、これだけでも不細工だと思いますが、それでも環境調整の意図と意気が見えるだけ全然マシ。
問題は対Atfを熟せる札が多数増えると言う事はカラデシュブロックと言うAtfをテーマにしたセットへのウィルスであり、
《霊気地の驚異》や《電招の塔》《金属製の巨像》《霊気貯蔵器》《鼓舞する彫像》《パラドックス装置》に各種機械巨人 etc
これ以外にも存在する、可能性を持つヘンテコ札を含め、同ブロック内で刷られた数々のデッキの旗頭をも巻き込み、それらのデッキを崩壊させる可能性が小さくないと言う事です。
結局何の味もない、生物とPWが増えただけの最悪のブロックになる恐れが・・・。
特に今日スポイラーで公開された《没収》なんてわざわざ《失われた遺産》からAtfを外しておいてこの始末・・・。
(どうでも良いですが、黒単色の対AtfでAtfを直接名指しする物って《Gate to Phyrexia》や《ファイレクシアへの貢ぎ物》以来ですかね? それぐらい対Atfに執念を燃やしているのかもしれませんが・・・。)
機体や《屑鉄場のたかり屋》等を潰すだけなら小型の生物を処理する札でも十分なはずですが、なぜここまで対Atf札に限定して刷る必要が有ったのでしょうか? それともこれらの対策札を刷っても他のAtfを軸にしたデッキには何ら問題が無いとWotCを考えているのでしょうか?
正直生物特化・PW特化が今の歪な環境を作っているんですから、《稲妻》を戻したときの様にIns/Socの質をもう少し戻しても良いと思うんですがね。刷られる生物除去の大半が狙ったようにSocか力不足。
又は小型除去等も有る事なので《真髄の針》や《ファイレクシアの破棄者》の様な起動能力対策も有るはず。これに関しては実際《過酷な指導者》が刷られていますがもう一種在ってもいいのでは? しかももう一つの環境の癌であるPWへの対策は悉くずらしている。
更に今日の公式で《開拓+精神》を高らかに紹介していますが、こちらも《自然の繋がり》にすら劣る性能・・・。
現状低速系やマナ加速系が死滅している状況でそれ以下を出すとは・・・。
まぁ、これ自体は問題ではないんです。
紹介記事で触れられている様に1枚で2種類の効果を持つ汎用性、そして1枚で2度のキャストに繋がるフラッシュバックを持っていますから単体の性能が劣るのは致し方ない。其々の効果が連結したデザインと言うのは面白い。
しかしそれらが環境で許される性能なのか?と言うと話は別。
分割カードは直近では融合と言う特性まで持っていたDMZの各種札はStdでどれだけ使われたっけ?レベル。
その上、今回のルール改訂で追い討ちまでかけられる始末・・・。
フラッシュバックは確かに強かったのですが、それは当時の環境が《神の怒り》や《対抗呪文》等在り、対してアドバンテージを稼ぐ手段も殆んど無く、加えてBeatdownでは《精力的なレインジャー》と言うほぼ2マナ2/1の様な生物がSlighでまま使われ、3マナ以上はマナレシオが1有れば十分と言われるようなかなり低性能な生物を使っていた時代です。
それに比べると今は生物の質は圧倒的に上がり、妨害札の質は落ち、アドも生物とPWに関しては非常に恵まれている。つまりフラッシュバックが強かった頃の話は全く通じない。
なのに直近の問題を避けるかのごとき効果と、環境的に弱ったスペルにさえ劣る一つ一つの効果。
貴方が大好きと仰るランパンを使う様なアーキタイプが本当にこれで使えるようになるんですかね・・・?
(個人的には《開拓+精神》自体の効果デザインは好きだし、環境さえ違えばかなり有用だとは思います。)
もういい加減生物・PW特化のデザインは止めた方が良いと思います。
結局これが上段のブロックテーマを消した遠因でもあるわけですし、近年続くWotCのカードデザインに潜む病巣であると感じます。
生物デッキをメインに使っている以上生物が強くなることにそこほどの不満は有りませんが、いい加減それが続きすぎている。
今回のテコ入れは正直(是非の有る前回の禁止措置は除くとして)近年最低だと思ったTHSブロックの「神」否定を遥かに上回っているように思います・・・。
P.S.
そうは言っても、開発陣だって好きで環境歪ませているわけでもないでしょうし、開発時のテストプレイも重ねている。
なので、今回のブロックで機体特化の環境は是正され、他のAtf軸のデッキは死なず、低速デッキのアーキタイプも復活し様々なアーキタイプが芽吹くのかもしれませんね・・・。
そうなる事を願いますよ本当に・・・。
フルスポ後に追加された《俗物の放棄》の名前がね。
本当に。戒めですかね?
今回は不満をたらたら書いているため、読まれていて御不快になられる方もおられるかもしれません。御目汚しする事にもなるでしょう。
なので興味の無い方はブラウザバック、読まれる方に関しては悪しからず。
機体が強力過ぎて、勝ち過ぎている環境。なので歪みの是正をしたいのでしょう。
これまでも、デザインに失敗した、又は環境が偏り過ぎてしまった場合は次のエキスパンションで対策カードをするのが恒例でした。今回もその慣習なのか、Atf対策及び万能除去がかなり増えています。
・《力ずく》
・《造反者の解放》
・《刻み角》
・《没収》
・《俗物の放棄》
Atf対策札はこれまでにも現環境でも刷られているにも拘らず。なのでAtf破壊の意図が見える札がブロック内・環境内にあまりに多くなってます。
相変わらず、これだけでも不細工だと思いますが、それでも環境調整の意図と意気が見えるだけ全然マシ。
問題は対Atfを熟せる札が多数増えると言う事はカラデシュブロックと言うAtfをテーマにしたセットへのウィルスであり、
《霊気地の驚異》や《電招の塔》《金属製の巨像》《霊気貯蔵器》《鼓舞する彫像》《パラドックス装置》に各種機械巨人 etc
これ以外にも存在する、可能性を持つヘンテコ札を含め、同ブロック内で刷られた数々のデッキの旗頭をも巻き込み、それらのデッキを崩壊させる可能性が小さくないと言う事です。
結局何の味もない、生物とPWが増えただけの最悪のブロックになる恐れが・・・。
特に今日スポイラーで公開された《没収》なんてわざわざ《失われた遺産》からAtfを外しておいてこの始末・・・。
(どうでも良いですが、黒単色の対AtfでAtfを直接名指しする物って《Gate to Phyrexia》や《ファイレクシアへの貢ぎ物》以来ですかね? それぐらい対Atfに執念を燃やしているのかもしれませんが・・・。)
機体や《屑鉄場のたかり屋》等を潰すだけなら小型の生物を処理する札でも十分なはずですが、なぜここまで対Atf札に限定して刷る必要が有ったのでしょうか? それともこれらの対策札を刷っても他のAtfを軸にしたデッキには何ら問題が無いとWotCを考えているのでしょうか?
正直生物特化・PW特化が今の歪な環境を作っているんですから、《稲妻》を戻したときの様にIns/Socの質をもう少し戻しても良いと思うんですがね。刷られる生物除去の大半が狙ったようにSocか力不足。
又は小型除去等も有る事なので《真髄の針》や《ファイレクシアの破棄者》の様な起動能力対策も有るはず。これに関しては実際《過酷な指導者》が刷られていますがもう一種在ってもいいのでは? しかももう一つの環境の癌であるPWへの対策は悉くずらしている。
更に今日の公式で《開拓+精神》を高らかに紹介していますが、こちらも《自然の繋がり》にすら劣る性能・・・。
現状低速系やマナ加速系が死滅している状況でそれ以下を出すとは・・・。
まぁ、これ自体は問題ではないんです。
紹介記事で触れられている様に1枚で2種類の効果を持つ汎用性、そして1枚で2度のキャストに繋がるフラッシュバックを持っていますから単体の性能が劣るのは致し方ない。其々の効果が連結したデザインと言うのは面白い。
しかしそれらが環境で許される性能なのか?と言うと話は別。
分割カードは直近では融合と言う特性まで持っていたDMZの各種札はStdでどれだけ使われたっけ?レベル。
その上、今回のルール改訂で追い討ちまでかけられる始末・・・。
フラッシュバックは確かに強かったのですが、それは当時の環境が《神の怒り》や《対抗呪文》等在り、対してアドバンテージを稼ぐ手段も殆んど無く、加えてBeatdownでは《精力的なレインジャー》と言うほぼ2マナ2/1の様な生物がSlighでまま使われ、3マナ以上はマナレシオが1有れば十分と言われるようなかなり低性能な生物を使っていた時代です。
それに比べると今は生物の質は圧倒的に上がり、妨害札の質は落ち、アドも生物とPWに関しては非常に恵まれている。つまりフラッシュバックが強かった頃の話は全く通じない。
なのに直近の問題を避けるかのごとき効果と、環境的に弱ったスペルにさえ劣る一つ一つの効果。
貴方が大好きと仰るランパンを使う様なアーキタイプが本当にこれで使えるようになるんですかね・・・?
(個人的には《開拓+精神》自体の効果デザインは好きだし、環境さえ違えばかなり有用だとは思います。)
もういい加減生物・PW特化のデザインは止めた方が良いと思います。
結局これが上段のブロックテーマを消した遠因でもあるわけですし、近年続くWotCのカードデザインに潜む病巣であると感じます。
生物デッキをメインに使っている以上生物が強くなることにそこほどの不満は有りませんが、いい加減それが続きすぎている。
今回のテコ入れは正直(是非の有る前回の禁止措置は除くとして)近年最低だと思ったTHSブロックの「神」否定を遥かに上回っているように思います・・・。
P.S.
そうは言っても、開発陣だって好きで環境歪ませているわけでもないでしょうし、開発時のテストプレイも重ねている。
なので、今回のブロックで機体特化の環境は是正され、他のAtf軸のデッキは死なず、低速デッキのアーキタイプも復活し様々なアーキタイプが芽吹くのかもしれませんね・・・。
そうなる事を願いますよ本当に・・・。
フルスポ後に追加された《俗物の放棄》の名前がね。
本当に。戒めですかね?