MLBにて四打席連続死球と言う珍記録が生まれたらしいです。しかも全て左足に命中。可哀想過ぎる・・・。


続き続き。

・《本質の散乱》
：お帰り。バウンス系の価値も一気に向上。


・《検閲》
：《魔力の乱れ》+サイクリング(U)。
新録U札の中では一番では？と思います。相手に見せておくだけでも一手遅らせてくれるので在る事に意味が有る。Stdは土地を並べ順調に強い札を叩きつけるのが重要になっているので、その展開を歪ませる。実際《シルムガルの嘲笑》はドラゴンボーナスが有ったとはいえ構築で使われていましたし。
不確定カウンターの中盤以降腐る欠点もサイクリングで補える。《ドレイクの安息地》とも合わせる事が出来ますね。

　テンポとして《腹背+面従》と併せてスピリット群でTempo出来ませんかね。《遵法長、バラル》を噛ませる事も出来るのも特徴ですね。


・《ドレイクの安息地》
：《稲妻の裂け目》上位種。
やや設置が重たいのですが、(1～2)+(1)で瞬速・非打消しの《風のドレイク》と考えると中々。特に瞬速がコントロールとして有難く、PW合戦にも強い。
後は共鳴者やサイクリング札とリセットが有れば嘗ての「Astro Glide」も組めそうですね。

　リセットは難しいですが《黄昏+払暁》が選択肢になりそうです。特に《黄昏》の方は一方的な利益の確保です。
サイクリングも往年の名カード《新たな信仰》や《排斥》もある。《払暁》まで考えるのなら《フェアリーの大群》のようなパワー2以下のサイクリング生物がいるとよりいいんですが、今の所《砂時計の侍臣》《不毛地の蠍》だけ。

　共鳴者は《遵法長、バラル》とかが有りますね。
分割カードと合わせて使っていけますかね？
後は《憑依された使者》等の復活系や《血統の呼び出し》ですかね。《秘蔵の縫合体》を呼び出しつつ。《呼び出し》ならIns(2)+手札1枚で1/1絆魂+2/2飛行とかなり強力な訳ですし。

　↓環境でも使えなくもないのですが、この手のキーカードが無いと機能しないデッキは難しいんですよね・・・。
U関連の低速コントロールなら《正義の命令》でいいわけですし、サイクリング札が使い辛い物も多く、《突然の衰微》《クローサの掌握》と言う癌も有る。
一応手札を減らす関係で《罠の橋》が使えたり、トークンを展開しやすいので《対立》が使えたりもする。《ヴリンの神童、ジェイス》も有用なのですが共鳴者にするには不安定すぎる。


・《予言により》
：イラストから溢れ出るボーラスリスペクト。
着地直後からマナコストの無い札のキャストも出来し、CMC以下と制限も緩い。何より自分・相手のターンに二度使えるのも良い。

　但し最序盤から置けても、札の運用には時間がかかる。対して0マナ等最軽量のスペルは殆どの場面で腐らない。
《死せる生》や《超起源》のコンボデッキに。この場合単純なコンボ部品以外にも準マナソースになるのも強みですよね。対して《均衡の復元》はコントロール札なので、正直2枚使って《天秤》なら《平等化》してるのと大差ない。
《祖先の幻視》は3ドローですが、待機コストも軽いでの序盤設置するまでに待機させておくことも可能。《命運の輪》は7ドローなので他のコンボ手段の調達になるかもしれない。

　個人的には下手なComboにするよりも、中盤で引いても腐らないよう全体的に軽量のデッキで、且つ引いた札の運用制限も緩い事が望ましい。CounterBurnとかでどうでしょうね？
また追加コストのあるスペルも良いですね。キッカーや増呪等は使い易そう。

　しかしちょっと前までコストの無いスペルなんて「続唱」ぐらいしか実用的なコンボ手段は無かったのに、ここ最近《白日の下に》《ゴブリンの闇住まい》や「巧技」サイクル、そしてこれの様に急に併用手段が増えてますよね。



・《明日からの引き寄せ》
：Xドローの割にInsと使い易く、種も2つと少なめ。低速コンの選択肢になるかもしれません。
しかしディスカードのお陰で見た目よりアドは少なくX=3(5マナ)でも手札は1枚しか増えず、かなり微妙です。しかも《奔流の機械巨人》のFbには合わず、《天才の片鱗》に勝るのか？と言うと怪しい。
過去の《天才のひらめき》の様にフィニッシャーにもなれないし、《スフィンクスの啓示》の様にヘビーコンの緊急措置の様にも使えない・・・。
　と言う事でもし使うのならディスカード≒共鳴者であるべき。
多数の札を引いてから捨てるので、マッドネスや不朽・余波等々目的の札を墓地に落しやすい。これを使う様な低速なら《木端+微塵》《貧窮+裕福》等も併せていきたいですね。


・《謎めいた海蛇》
：《騒乱の歓楽者》とか《歯車襲いの海蛇》様な感じですね。
最少2マナ6/5。《思考掃き》等も有るし、下では《意志の力/FoW》で切る事も出来る。色拘束も(U)(U)なら許せなくもない。確定サイズである事も良い。
　ただ探査よりも難しいし、積極的にIns/Socで札を埋めていくのは時間が他よりも掛かり、《歓楽者》の様にカバーする事も出来ない。確実に2マナ掛るのでマナを立てて構える挙動がし辛いのも痛い。そして《紅蓮破》で燃やされる。

　まぁ可能性は無くも無いのですが難しいでしょう。
せめて何か一つ能力を持っているか、5/6だったなら・・・。


・《多面相の侍臣》
：《クローン》の新作。盤上で最も強い生物になる事が出来るだけでなく、不朽でアドまで採れる。不朽も軽め。
ただ現環境の主役がPWである《ギデオン》《サヒーリ・ライ》と機体の《キランの真意号》なのでう～む。

・《洞察の探求者》
:《砂時計の侍臣》が有れば2マナで3枚のルーターになります。《パラドックス装置》とも相性が良い。

・《川蛇》
：サイズも大きく、1マナサイクリングが出来る。LivingEndの選択肢。

・《驚異への入り口》
：《戦士の教訓》の上位種。アンブロッカブルが付くのでBeatdown向き。
二段攻撃持ちや《戦闘の祝賀者》に使えばボーナスもクロックも大きい。

・《ヒエログリフの輝き》
：ドローに特化してます。《ドレイクの安息地》の場合、手札枚数が欲しい、捜したい場合は通常コストとサイクリングで使い回せますので意外と便利。

・《這い寄る刃》
：「ならず者」デッキの1マナ圏の新作。1点スィーパーで処理されない。

・《象形の守り手》
：重すぎず堅すぎない青コンのフィニッシャー候補。
個人的には中々の良調整だと思います。フェアなら《大天使アヴァシン》以外はほぼ相討ち以上の戦闘力、除去耐性と普及によりどうやってもアドを稼がれる。本当にスペックだけは優れているんですよ。
低速コンをきっちり組めるのならば・・・。