独楽のいない世界で、その後の思った事少し(微追記)
2017年4月26日 レガシー 《師範の占い独楽》の代役を探して《巻物棚》や《占い》を考えられているそうですが、流石に無理があると思うの・・・。
《棚》は割と有用ですがタップ能力なので、回数制限の意味でフェッチなどのシャッフル手段とのシナジーで劣りますし、手札枚数が無いと機能しづらいのでハンデスに弱くなる。
何より、アドロスなくタップ+山札に戻すだけでIns速度で1枚引く起動能力の代わりにならない。「奇蹟」系は散々言われてきた事ですが他の札を1枚使ってまで整えるのは、他に臨み用が無い場合を除いては好ましくないわけですからね。
ついでに、結果的にIns速度での《終末》《天使への願い》は実質的に《渦まく知識》ぐらいでしか出来なくなる。他のドロー関連はほぼSoc挙動なので。
とするとやっぱり威力は格段に落ちる。
そもそも他で整える事がし辛くなる分、ただでさえブレストでの調整の必要度が大きくなるのだから。
そこまでしてアーキタイプを維持していて、現状のメタでやり合っていけるのだろうか?と言う疑問が有りますね。
環境的にはやっぱりComboは増えてくるはずで、ANT等への耐性を考えれば《虚空の杯/CotV》や《アメジストのとげ》《スレイベンの守護者、サリア》の有無はより重要になってきそうです。
また基本地形多量デッキであったMiraclesが消え、《死儀礼のシャーマン》や《トレストの工作員、レオヴォルド》の存在を考えれば多色でデッキパワーを求めるフェアデッキも増える筈。
とすると《血染めの月》は今まで以上に強みを発揮しそう。
《月》とCotVを両方積めるDragonStompy系列やPainted Stoneは有り?
またCotVや《三なる宝球》にある程度耐性のあるSnT系も増えてくるのでは?
個人的なデッキの札の有無でも色々。
継続的な生物を生みだすトークン製造装置の価値は下がり(フェアデッキの生物は強力に成っているのでそれらだけでは対抗が難しい)、逆に盤面干渉が出来る能力持ちがより重要になりそうです。
《未練ある魂》の価値は大きく減じたと言えそう。AKHで数少ない収穫だった《サンドワームの収斂》の価値がいきなり7割減になってしまいましたww ついでに《自然に仕える者、ニッサ》の価値も《独楽》の禁止とControlの減少の2重の意味で格段に落ちた・・・。
逆にNicFitで、《終末》(笑)扱いされてた《墓所のタイタン》の価値は引き上がったと言えると思います。
《独楽》の代わりとして《ミリーの悪知恵》や《森の知恵》を考えていましたが、よく考えるとそいつらって《破滅的な行為》と相性が悪いんですよね・・・。
TheRockの方はまだしも、NicFitは展開・挙動上ほぼ確実に使うのでこれは困る・・・。まぁいっそ《滅び》に換えてしまうと言う選択肢も有りますかね?
TheRockの方に関しては《残忍な剥ぎ取り》がアップをはじめましたね。
《突然の衰微》はTempo系が如何ほど数を増やすかがどうとも言えないので難しい所ですが、《相殺》を潰す役割が無くなった事で確かに採用枚数は落ちそうです。《騙し討ち》も潰せていたら・・・。
やっぱり探査やEldraziの事を考えると3マナ以下の制限が有るのは痛いんですよね。それでなくとも《致命的な一押し》が有るわけですし、バランスの良さを考えれば《集団的蛮行》でも良いわけですし。前までの3枚は最低枚数と言う事は無くなりそうです。
ただ、上記した通りCotVが環境的に増えてくるのなら、減らせるはずもない。
メインは兎も角としても、75枚中で2枚以下にするのは勇気がいりますね・・・。
(追記)
と言うかもっと言えば、そもそもDeedをメインに入れる必要すら今のところTheRockに置いては薄くなったかもしれませんね・・・。そうは言ってもTempoやMidrangeにはそれはそれで有効なのですが、やっぱりMidraclesにメインから裕子杯という事で2枚ほどとっていたのでDeedRockもここで解体の憂き目に合うのかなあ~と。
《若き紅蓮術士》とか《真の名の宿敵》に対処するだけなら《ゴルガリの魔除け》で十分ですからね~。
それなら《悪知恵》や《森の知恵》も生かせるわけで、そちらの方が余程構築的にも無理が無い気がしますよ・・・。
しかしアド合戦を挑まれるとDeedが無いと辛いんですよね。
悩ましい。
《棚》は割と有用ですがタップ能力なので、回数制限の意味でフェッチなどのシャッフル手段とのシナジーで劣りますし、手札枚数が無いと機能しづらいのでハンデスに弱くなる。
何より、アドロスなくタップ+山札に戻すだけでIns速度で1枚引く起動能力の代わりにならない。「奇蹟」系は散々言われてきた事ですが他の札を1枚使ってまで整えるのは、他に臨み用が無い場合を除いては好ましくないわけですからね。
ついでに、結果的にIns速度での《終末》《天使への願い》は実質的に《渦まく知識》ぐらいでしか出来なくなる。他のドロー関連はほぼSoc挙動なので。
とするとやっぱり威力は格段に落ちる。
そもそも他で整える事がし辛くなる分、ただでさえブレストでの調整の必要度が大きくなるのだから。
そこまでしてアーキタイプを維持していて、現状のメタでやり合っていけるのだろうか?と言う疑問が有りますね。
環境的にはやっぱりComboは増えてくるはずで、ANT等への耐性を考えれば《虚空の杯/CotV》や《アメジストのとげ》《スレイベンの守護者、サリア》の有無はより重要になってきそうです。
また基本地形多量デッキであったMiraclesが消え、《死儀礼のシャーマン》や《トレストの工作員、レオヴォルド》の存在を考えれば多色でデッキパワーを求めるフェアデッキも増える筈。
とすると《血染めの月》は今まで以上に強みを発揮しそう。
《月》とCotVを両方積めるDragonStompy系列やPainted Stoneは有り?
またCotVや《三なる宝球》にある程度耐性のあるSnT系も増えてくるのでは?
個人的なデッキの札の有無でも色々。
継続的な生物を生みだすトークン製造装置の価値は下がり(フェアデッキの生物は強力に成っているのでそれらだけでは対抗が難しい)、逆に盤面干渉が出来る能力持ちがより重要になりそうです。
《未練ある魂》の価値は大きく減じたと言えそう。AKHで数少ない収穫だった《サンドワームの収斂》の価値がいきなり7割減になってしまいましたww ついでに《自然に仕える者、ニッサ》の価値も《独楽》の禁止とControlの減少の2重の意味で格段に落ちた・・・。
逆にNicFitで、《終末》(笑)扱いされてた《墓所のタイタン》の価値は引き上がったと言えると思います。
《独楽》の代わりとして《ミリーの悪知恵》や《森の知恵》を考えていましたが、よく考えるとそいつらって《破滅的な行為》と相性が悪いんですよね・・・。
TheRockの方はまだしも、NicFitは展開・挙動上ほぼ確実に使うのでこれは困る・・・。まぁいっそ《滅び》に換えてしまうと言う選択肢も有りますかね?
TheRockの方に関しては《残忍な剥ぎ取り》がアップをはじめましたね。
《突然の衰微》はTempo系が如何ほど数を増やすかがどうとも言えないので難しい所ですが、《相殺》を潰す役割が無くなった事で確かに採用枚数は落ちそうです。《騙し討ち》も潰せていたら・・・。
やっぱり探査やEldraziの事を考えると3マナ以下の制限が有るのは痛いんですよね。それでなくとも《致命的な一押し》が有るわけですし、バランスの良さを考えれば《集団的蛮行》でも良いわけですし。前までの3枚は最低枚数と言う事は無くなりそうです。
ただ、上記した通りCotVが環境的に増えてくるのなら、減らせるはずもない。
メインは兎も角としても、75枚中で2枚以下にするのは勇気がいりますね・・・。
(追記)
と言うかもっと言えば、そもそもDeedをメインに入れる必要すら今のところTheRockに置いては薄くなったかもしれませんね・・・。そうは言ってもTempoやMidrangeにはそれはそれで有効なのですが、やっぱりMidraclesにメインから裕子杯という事で2枚ほどとっていたのでDeedRockもここで解体の憂き目に合うのかなあ~と。
《若き紅蓮術士》とか《真の名の宿敵》に対処するだけなら《ゴルガリの魔除け》で十分ですからね~。
それなら《悪知恵》や《森の知恵》も生かせるわけで、そちらの方が余程構築的にも無理が無い気がしますよ・・・。
しかしアド合戦を挑まれるとDeedが無いと辛いんですよね。
悩ましい。
さどんしょっく!しゅごふぇりだー!!
2017年4月27日 Magic: The Gathering
みなさん、こんばんは。しもべです。
既に大半の方がご存じだとは思われますが、《守護フェリダー》がStdで禁止されました。
ttp://mtg-jp.com/publicity/0018702/
理由は上記の公式ページを読めば書いてありますが、曰く新環境で数日MOリーグを行ったところ、同も《サヒーリ・ライ》+《守護フェリダー》のComboが勝ち過ぎた。
予想を超える成績であったため、禁止するという事の様です。
まぁ、数日前の公式記事に置いて、結果・成績次第では次もテコ入れをするかもしれない云々と書かれていたので、まぁ理由としては判らなくもない。
そもそもAtf対策札あれだけ刷っておいて、PW対策放置しておいてどの口がぬかすの?と思わないでもないですが、ここではそれは一先ず横に置いておきます。
問題なのは僅か数日で動いたこと、そして本来のタイミングではない時に禁止改訂を強引に行った事の2つだと思います。
そもそも新環境なんて、新しいカードの運用方法も手探りで評価もまだ固まっていない時期。前環境からある有力デッキが勝つのなんて当たり前の話でそこからプレイヤーの試行錯誤を通して徐々にメタは形成されていく。だから今CopyCatが勝つのは必然。にも拘らずなんでそう過剰反応するのか。
この環境の答えを出すには拙速すぎるはず・・・。
もう一つ、「頭が抜けて強い札・挙動が出た時にはそれを例外のタイミングまで設けてわざわざ潰す」という前例を作ってしまった。
以前のエントリーでも書きましたが、狭い環境故にStdが一部の強力な札・デッキに支配されるなんてさして珍しくも無い状況であり、力の大小はあれ今後も一部の札が強い環境は連綿と続いていくと考えられます。と、するのなら今回の事を受けて当然今後、あれを禁止しろ!これを禁止しろ!!と言う声は当然出てくる。しかしそんなもの一々対応できるはずもない。と言うかそんな事してたら誰もカードを買わなくなる。今回の事だけで終わっても今後いつ禁止がくるのかと言う恐怖は根づいてしまう。
(結局今後をどうするのか?ということになる・・・。
今現状の例えば《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》の様な、残ったパワーカードは、状況によっては必ず次の環境禁止しろ!の声も出てくるはずですがね・・・。)
とするともう強いカードは作る事が出来ない。と言うか相対評価でカードの強弱が決まるんだから、何かは頭一つ抜け出す札になる。極限的な言い方をすればすべて弱い札にするしかなくなる。
迷走ここに極まれりと言わんばかりのこの状況。
正直酷いとしか言いようが有りませんね・・・。
ついでに云えば、それまで真面に使われもしなかった《サヒーリ・ライ》を残して、《守護フェリダー》の方を禁止した理由は何故ですかね?
カード単価の差が有るので、実際の損益でいえばこちらの方がマシに見えますが、どのみち構築で真面に使われないのなら変わらないんですがね・・・。
まぁサヒーリコンボはModernでも構築されていますし、それ以外でも《守護フェリダー》は単体で普通に使われている札。汎用性の高さと悪用のしやすさは既に保証済み。私も色々妄想させて頂いております。
今使っている人たちもFrontierでなら運用も可能ですし、全く札の使い道が無い訳ではないんです。
ただただ対応がお粗末すぎる。
既に大半の方がご存じだとは思われますが、《守護フェリダー》がStdで禁止されました。
ttp://mtg-jp.com/publicity/0018702/
理由は上記の公式ページを読めば書いてありますが、曰く新環境で数日MOリーグを行ったところ、同も《サヒーリ・ライ》+《守護フェリダー》のComboが勝ち過ぎた。
予想を超える成績であったため、禁止するという事の様です。
まぁ、数日前の公式記事に置いて、結果・成績次第では次もテコ入れをするかもしれない云々と書かれていたので、まぁ理由としては判らなくもない。
そもそもAtf対策札あれだけ刷っておいて、PW対策放置しておいてどの口がぬかすの?と思わないでもないですが、ここではそれは一先ず横に置いておきます。
問題なのは僅か数日で動いたこと、そして本来のタイミングではない時に禁止改訂を強引に行った事の2つだと思います。
そもそも新環境なんて、新しいカードの運用方法も手探りで評価もまだ固まっていない時期。前環境からある有力デッキが勝つのなんて当たり前の話でそこからプレイヤーの試行錯誤を通して徐々にメタは形成されていく。だから今CopyCatが勝つのは必然。にも拘らずなんでそう過剰反応するのか。
この環境の答えを出すには拙速すぎるはず・・・。
もう一つ、「頭が抜けて強い札・挙動が出た時にはそれを例外のタイミングまで設けてわざわざ潰す」という前例を作ってしまった。
以前のエントリーでも書きましたが、狭い環境故にStdが一部の強力な札・デッキに支配されるなんてさして珍しくも無い状況であり、力の大小はあれ今後も一部の札が強い環境は連綿と続いていくと考えられます。と、するのなら今回の事を受けて当然今後、あれを禁止しろ!これを禁止しろ!!と言う声は当然出てくる。しかしそんなもの一々対応できるはずもない。と言うかそんな事してたら誰もカードを買わなくなる。今回の事だけで終わっても今後いつ禁止がくるのかと言う恐怖は根づいてしまう。
(結局今後をどうするのか?ということになる・・・。
今現状の例えば《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》の様な、残ったパワーカードは、状況によっては必ず次の環境禁止しろ!の声も出てくるはずですがね・・・。)
とするともう強いカードは作る事が出来ない。と言うか相対評価でカードの強弱が決まるんだから、何かは頭一つ抜け出す札になる。極限的な言い方をすればすべて弱い札にするしかなくなる。
迷走ここに極まれりと言わんばかりのこの状況。
正直酷いとしか言いようが有りませんね・・・。
ついでに云えば、それまで真面に使われもしなかった《サヒーリ・ライ》を残して、《守護フェリダー》の方を禁止した理由は何故ですかね?
カード単価の差が有るので、実際の損益でいえばこちらの方がマシに見えますが、どのみち構築で真面に使われないのなら変わらないんですがね・・・。
まぁサヒーリコンボはModernでも構築されていますし、それ以外でも《守護フェリダー》は単体で普通に使われている札。汎用性の高さと悪用のしやすさは既に保証済み。私も色々妄想させて頂いております。
今使っている人たちもFrontierでなら運用も可能ですし、全く札の使い道が無い訳ではないんです。
ただただ対応がお粗末すぎる。
MTGにおける激動の一ヶ月を振り返って
2017年4月28日 Magic: The Gathering
思い返してみればここ1ヶ月で私たちプレイヤーは環境問わず多くのものを失いましたね・・・。
-多量のAtf対策札が刷られ、《キランの真意号》《屑鉄上のならず屋》の余波を受けてKLDブロックのテーマ自体が死ぬ
-「余波」を含む分割カードは刷られ注目されましたが、分割札自体がルール改訂によりこれまでの種々雑多なトリックが死ぬ。
特にAERの《巧技》サイクルの強みが半減し、ここでもKLDブロックにファール球が直撃
-Eternal民は、Legacyで《独楽》とMiraclesを失い《相殺》と奇蹟札各種及びSenseiCombo札はストレージに。
Vintageでも《ギタクシア派の調査》+《噴出》が制限入り。
-Std民は新環境開始直後に「Copy Cat」を全否定
しかし何より大きいのはWotCへの信頼だと思いますよ。
本当に多くのものを我々は失いました。失礼ながら、禁止改定でわぁわぁ騒ぐのはModern民の仕事だと思っていたんですけどね~。
-多量のAtf対策札が刷られ、《キランの真意号》《屑鉄上のならず屋》の余波を受けてKLDブロックのテーマ自体が死ぬ
-「余波」を含む分割カードは刷られ注目されましたが、分割札自体がルール改訂によりこれまでの種々雑多なトリックが死ぬ。
特にAERの《巧技》サイクルの強みが半減し、ここでもKLDブロックにファール球が直撃
-Eternal民は、Legacyで《独楽》とMiraclesを失い《相殺》と奇蹟札各種及びSenseiCombo札はストレージに。
Vintageでも《ギタクシア派の調査》+《噴出》が制限入り。
-Std民は新環境開始直後に「Copy Cat」を全否定
しかし何より大きいのはWotCへの信頼だと思いますよ。
本当に多くのものを我々は失いました。失礼ながら、禁止改定でわぁわぁ騒ぐのはModern民の仕事だと思っていたんですけどね~。
今季のアニメの感想)セイレン
2017年4月30日 アニメ・マンガ
非常に遅くなりましたがセイレンの感想。新しいアニメも三話程度まで終わっているこの時期ですが、今を逃すともう書く機会が無いような気もしますのでw
何だかんだ想定よりもマシだったかなぁと。
しかしやっぱり主人公は妄想ばっかりで行動力不足は最後までイライラ。選択肢はずしまくってましたし。
変態紳士との格の差を見せつけられたなぁ~。
後は、変態成分を前面に押し出し過ぎでくどい。しかも下品。
アクセント程度でいいのに、そのせいで恋愛の進展が不明瞭で、結局どうして恋愛に至ったのかがよく判らない場面も多かったのは残念。
全体的に話の展開に軸が無い。
アマガミの七咲のストーリーを思わせます。あれもなんとなく出会って何となく仲良くなって何となく付き合うと言う起承転結の無い(ネタとエロと七咲の可愛さを抜くと何も残らない)ぼんやりとした話でしたので。
やっぱりアニメの前にゲームと言う基盤が必要だと言うのがよく判りましたね。
結局、セイレンはキャラを立たせようとし過ぎて失敗していると思います。
特徴である変態トークのせいで話の展開もキャラ描写もおざなりになってしまった。
ヒロインは皆可愛かったのですが、起承転結が欠片も感じられない意味不明な常木編 → ストーリーも本人の頭の中も謎だらけだった宮前先輩編と前に続くと視聴者が離れてしまってもおかしくはない。
逆に変化球続きだったからこその胸元どストレートな今日子編は好評を博しました。ここまでに切ってしまった視聴者が多かったのは残念。
常木さんは癖が有るキャラで、それを攻略していく際に垣間見えるギャップや本心が良いはずなのに終始主人公側は振り回されるだけ。常木さんの方もギャップを発揮する機会が殆ど無く終わる。互いにどこで相手に惹かれたのかもさっぱり。
中身は見栄っ張り+ポンコツ+実は努力家?とか悪くないんですけどね、魅せ方が致命的だった・・・。森島先輩然り薫然り絢辻さん然り、この手の主人公を振り回すタイプは気が付いたら主人公に振り回されてるからいいのに。
この娘の話が最初に在ったのが作品のトドメになった気もしますね。
宮前先輩はディープなゲームオタ特性が余り活かせてなかったけど、変人すぎる先輩に寄り添うと言うのは悪くない。
個人的には3話は非常に良かった。逆に4話のコミケ部分は一切必要性を感じなかった。エロも良いけどストーリー的な意味を持たせてほしかった。ケモナー先輩が癒し。
今日子編は前述の様に普通なのが光りました。寧ろこっちがクリティカルだった。やっぱり王道は最高だと確信。この娘だけで作品の価値が有った。
お互いの気持ちを一歩一歩確かめる作業と言うのも中々に良い物ですね。
どうして気持ちに変化が出たのか?他の人でも良かったのか?等そういった確認作業ってお互いを把握している幼馴染ルートには珍しいので。
鈍感系と違い互いに距離を積めようとして失敗している様は有りましたが、空回りとは違いましたし。
主人公もやっとヤル気を出したし、今日子ちゃんは純粋で相手想い。拗ねたり照れたり褒めてもらえて嬉しかったり、梨穂子や魔王姉とは違った良さ。この子だけは子供っぽいと言う設定とそこへのコンプレックスと言う設定がしっかり生かせていたと思います。
しかもED中の妄想描写とかしてるんだと思うとにやにやです。
たった一言で作品に名を遺したワンゲル先輩が凄まじい。
何だかんだ会話の中身が一番キチガイじみてるのもこのルートだった・・・。
よくテーマが判らなかったのですが、振り返ってみて主人公の進路の物語だったんだなとようやく気付く。アマガミの主人公がクリスマスのトラウマ克服だったように、この主人公も冒頭で言っていたやりたい事を見つけるための話だったんだなぁと。
しかし各ルート唐突過ぎてやはりそこも起承転結が欠片も無い。前振りとか伏線有れば後は何もしなくても良い~と言うのとは違う大事な選択なはずなんですがね・・・。
ここはある意味恋愛よりも重要な主人公にとってのテーマなんだから、そこは丁寧に描こうよとも思いました。
振り返ってみると色々と惜しい作品でしたね・・・。
やっぱり背景の補完が出来、作り手も情報の取捨選択が出来るゲームは必須アイテムだったか、と・・・。
その他、気になった事は
・二ヒロインで10年後での家族との一面が2通りで描かれてましたけど、これも余分かなぁ?と。
この形で推す必然性が無く、アマガミみたいに其々の形で良かった。結婚+子供と言うのは家族が嫌いでしょうがない!早く自分の居場所が欲しい!って嘆いていた絢辻さんだからこそ映える描写や展開な訳で。他のヒロインだと普通の話ですし。
子供の声もアレやっぱり絢辻さんの子供だから意味が有ると思うので。
・各ルート分岐含めた、公式の時系列を見るといろいろ話が繋がっていて面白い。多数の伏線。
水泳部の子が何故転校してきたのか?や疎遠ルート・友人ルート等も載っている。常木さんはルート入らないとご当地アイドルとして活動を始めるそうな・・・。
・取り敢えずいるだけキャラが余りに多い。
担任の先生とかワンゲル部の眼鏡君とかの必要性が皆無でした。
・一応見返してみるとある程度理解できる話だし、4話で決着をつけるこの方式は見返し易くていいんですけどね。
・過去作からのオマージュ、スターシステムはファンにはにやにやでしたけど、知らん人には唐突感も有りますしやり過ぎな気もしました。
特に謎の鹿推し。
・作画も微妙で、ただでさえ見た目が被っていると言われているのにさっぱり記号化できていない。
取り敢えず本編の作画が悪すぎる。
・円盤特典は高山先生の描き下ろしポスカ。
相変わらずエロイゼ。このクオリティでアニメもやってくれたらなぁ~・・・。
何だかんだ想定よりもマシだったかなぁと。
しかしやっぱり主人公は妄想ばっかりで行動力不足は最後までイライラ。選択肢はずしまくってましたし。
変態紳士との格の差を見せつけられたなぁ~。
後は、変態成分を前面に押し出し過ぎでくどい。しかも下品。
アクセント程度でいいのに、そのせいで恋愛の進展が不明瞭で、結局どうして恋愛に至ったのかがよく判らない場面も多かったのは残念。
全体的に話の展開に軸が無い。
アマガミの七咲のストーリーを思わせます。あれもなんとなく出会って何となく仲良くなって何となく付き合うと言う起承転結の無い(ネタとエロと七咲の可愛さを抜くと何も残らない)ぼんやりとした話でしたので。
やっぱりアニメの前にゲームと言う基盤が必要だと言うのがよく判りましたね。
結局、セイレンはキャラを立たせようとし過ぎて失敗していると思います。
特徴である変態トークのせいで話の展開もキャラ描写もおざなりになってしまった。
ヒロインは皆可愛かったのですが、起承転結が欠片も感じられない意味不明な常木編 → ストーリーも本人の頭の中も謎だらけだった宮前先輩編と前に続くと視聴者が離れてしまってもおかしくはない。
逆に変化球続きだったからこその胸元どストレートな今日子編は好評を博しました。ここまでに切ってしまった視聴者が多かったのは残念。
常木さんは癖が有るキャラで、それを攻略していく際に垣間見えるギャップや本心が良いはずなのに終始主人公側は振り回されるだけ。常木さんの方もギャップを発揮する機会が殆ど無く終わる。互いにどこで相手に惹かれたのかもさっぱり。
中身は見栄っ張り+ポンコツ+実は努力家?とか悪くないんですけどね、魅せ方が致命的だった・・・。森島先輩然り薫然り絢辻さん然り、この手の主人公を振り回すタイプは気が付いたら主人公に振り回されてるからいいのに。
この娘の話が最初に在ったのが作品のトドメになった気もしますね。
宮前先輩はディープなゲームオタ特性が余り活かせてなかったけど、変人すぎる先輩に寄り添うと言うのは悪くない。
個人的には3話は非常に良かった。逆に4話のコミケ部分は一切必要性を感じなかった。エロも良いけどストーリー的な意味を持たせてほしかった。ケモナー先輩が癒し。
今日子編は前述の様に普通なのが光りました。寧ろこっちがクリティカルだった。やっぱり王道は最高だと確信。この娘だけで作品の価値が有った。
お互いの気持ちを一歩一歩確かめる作業と言うのも中々に良い物ですね。
どうして気持ちに変化が出たのか?他の人でも良かったのか?等そういった確認作業ってお互いを把握している幼馴染ルートには珍しいので。
鈍感系と違い互いに距離を積めようとして失敗している様は有りましたが、空回りとは違いましたし。
主人公もやっとヤル気を出したし、今日子ちゃんは純粋で相手想い。拗ねたり照れたり褒めてもらえて嬉しかったり、梨穂子や魔王姉とは違った良さ。この子だけは子供っぽいと言う設定とそこへのコンプレックスと言う設定がしっかり生かせていたと思います。
しかもED中の妄想描写とかしてるんだと思うとにやにやです。
たった一言で作品に名を遺したワンゲル先輩が凄まじい。
何だかんだ会話の中身が一番キチガイじみてるのもこのルートだった・・・。
よくテーマが判らなかったのですが、振り返ってみて主人公の進路の物語だったんだなとようやく気付く。アマガミの主人公がクリスマスのトラウマ克服だったように、この主人公も冒頭で言っていたやりたい事を見つけるための話だったんだなぁと。
しかし各ルート唐突過ぎてやはりそこも起承転結が欠片も無い。前振りとか伏線有れば後は何もしなくても良い~と言うのとは違う大事な選択なはずなんですがね・・・。
ここはある意味恋愛よりも重要な主人公にとってのテーマなんだから、そこは丁寧に描こうよとも思いました。
振り返ってみると色々と惜しい作品でしたね・・・。
やっぱり背景の補完が出来、作り手も情報の取捨選択が出来るゲームは必須アイテムだったか、と・・・。
その他、気になった事は
・二ヒロインで10年後での家族との一面が2通りで描かれてましたけど、これも余分かなぁ?と。
この形で推す必然性が無く、アマガミみたいに其々の形で良かった。結婚+子供と言うのは家族が嫌いでしょうがない!早く自分の居場所が欲しい!って嘆いていた絢辻さんだからこそ映える描写や展開な訳で。他のヒロインだと普通の話ですし。
子供の声もアレやっぱり絢辻さんの子供だから意味が有ると思うので。
・各ルート分岐含めた、公式の時系列を見るといろいろ話が繋がっていて面白い。多数の伏線。
水泳部の子が何故転校してきたのか?や疎遠ルート・友人ルート等も載っている。常木さんはルート入らないとご当地アイドルとして活動を始めるそうな・・・。
・取り敢えずいるだけキャラが余りに多い。
担任の先生とかワンゲル部の眼鏡君とかの必要性が皆無でした。
・一応見返してみるとある程度理解できる話だし、4話で決着をつけるこの方式は見返し易くていいんですけどね。
・過去作からのオマージュ、スターシステムはファンにはにやにやでしたけど、知らん人には唐突感も有りますしやり過ぎな気もしました。
特に謎の鹿推し。
・作画も微妙で、ただでさえ見た目が被っていると言われているのにさっぱり記号化できていない。
取り敢えず本編の作画が悪すぎる。
・円盤特典は高山先生の描き下ろしポスカ。
相変わらずエロイゼ。このクオリティでアニメもやってくれたらなぁ~・・・。
1 2