M15)カード雑感続きU編 / 田中君、記録途切れてしまいましたね。
M15)カード雑感続きU編 / 田中君、記録途切れてしまいましたね。
M15)カード雑感続きU編 / 田中君、記録途切れてしまいましたね。


 田中君、記録途切れてしまいましたね。
試合映像を見ていて、正直もう6回を投げ終えた時点で降板させてあげたいと感じました。
それで記録確定でしたしね。相手も弱かったんだし。
しかし、それ以上に投球内容が酷過ぎました。
本当に。

 多くの記事でも触れられているように全てのボールがダメでした。
特に酷かったのが、投球の軸となる4シームとSFFの2つ。
キレが無く狙えないストレートと、スロー映像で見てさえ落ちたか?と言う程変化の無いSFF。
球数は少なかったのは事実ですが、何時炎上してもおかしくない状況、何一つ持ち球が無い状況で何とか躱しつつ踏ん張って踏ん張っての投球でした。

 あの状態で寧ろよく3失点に抑えて6回まで投げ切ったなぁ、と。
今まで見た中でも断トツに悪い出来で、6回までに100球以上費やしたときの方が余程状態は良かった。

 明らかに疲れていて、キレの欠片もない。
そう言う意味で、あの日は6回まで投げ切ったこと自体が大健闘と言える状態で、もう休ませてあげたかったですね。
これからも投げさせるのだったら、疲労は少しでも少ない方が良い訳ですし。


 ただまぁ、先発陣が壊滅的な状況で復旧の目立さえ立っていない現状では、ブルペンの負担を軽減するために田中君には1回でも長く投げて欲しいのでしょうね。
今回も球数を考えれば、状態が悪くなければ、恐らく完投させる勢いだったんではないでしょうかね。最低でも8回投げさせたかったように思います。
しかし中6日で投げていた日本と異なり、中4日がメインで疲労はたまる一方。
しかも既に完投も3回。
これからは気候も厳しくなって、疲労も一層堪っていく事を考えると、もう6回で降板させて休みを与えてあげて欲しかったと個人的には思うんですよね。

 しかしこれで
3連敗
4連敗
5連敗
をそれぞれ止めているとか、貢献度高過ぎですな。



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 ようやっとフルスポ出ましたね。
続き続き


《主任技師/Chief Engineer》
:2マナ1/3の安定ボディに全てのAtfスペルに「召集」を持たせる破格の能力を持つ。
色や性質から考えるに《大建築家》をビルドダウンさせた感じですね。只よりスマートにしたとも言えなくもない。何と無く《マイコシンスのゴーレム》にも近しい感じも。

 比較対象は《エーテリウムの彫刻家》が最良でしょうか?
同マナ域でAtfスペルを(1)マナコスト軽減します。タフネスが1小さいとはいえ《稲妻》が跋扈してる環境ではそこほどの差は無いでしょう。故に能力を見た方が良い。
「Sensei Sensei」を組みたいのなら彫刻可能方が良い。チーフは生物が必要になりますからね。コンボ要素も含めたデッキや1~2マナ程度の軽いスペルを連打する親和の様なデッキならこちらに軍配が上がるはず。ついでに自分もAtf。
 が、多数の生物を展開できるデッキや3~高マナ域のスペルを運用するつもりならチーフの方が上。特に最近はAtfはパワーカードが多く下の環境では《殴打頭蓋》や《ワームとぐろエンジン》など過剰の物も多い。余り生物の数は無いがTronなどでも運用の可能性は残っていますね。
要はデッキ構築しだい。
見た目のインパクトほど強力ではないと思います。とは言え、デッキの組み甲斐のある能力だと思います。こういう構築意欲を書立てるカードは有難いですね。

 Stdだと《交易所》や同セットの《ファイレクシアの魂》《小走り破滅エンジン》とかが使えるようになりますね。
またTHSブロックのお陰でAtf/Encなども在るためより選択肢が増えそうです。
特に《交易所》はM15に再録されなかったのが残念なぐらいに相性が良いですね。
自身の重さも緩和できる上にヤギTokenを増やせる為に、中~重量級のスペルを確実にキャスト出来るようにできます。
単体で使っても汎用性が高く使いやすかったんですがね・・・。
 《波使い》も面白いのですが、本体が4マナである事を考えるとマナカーブの流れが悪いですよね。
しかも本体が焼かれた時点でTokenも死滅するわけですし。そう考えると寧ろ《主任技師》→《凱旋の間》→《波使い》と繋げたいぐらいですね。
が、そんな面倒な事をするぐらいなら《急報》の方が簡単ですし。



《霊気渦竜巻》
:新たに登場したUのバウンス型リセットボタン。
攻撃っ生物限定とはいえ全てをバウンス出来る。当然相手のみを範囲指定して吹き飛ばす事が可能で一方的なリセットを掛けられる凶悪性が売り。
が、あくまでバウンス特有の一時凌ぎでありバウンス先も相手に選択権がある。
個人的にはこれはリセットボタンではなく、リセット要素を含んだテンポカードだと思っている。
故に《激動》や《至高の評決》とは異なる使用感を考えている。

 一時凌ぎな上に相手に選択権があるとはいえ、山札に戻す効果が弱い訳が無い。
底に於けば疑似的な《終末》になりますし、トップに置いてくれればドローを阻害させる事が出来る。つまり1枚でもトップに置いてくれればドローテンポと言う名のカードアドバンテージを得ている事になります。
2体3体と戻せればそれだけ相手のドローを阻害し戦線の復帰にも大きく時間が掛ります。必要な札が2枚の場合最低でも相手はそれらが揃って攻撃するまでには3ターンを要するわけですから。
嫌がらせこの上ないスペルです。
Insと言う点がその強みに拍車を掛けますね。「攻撃生物」限定と言う難しい部分を補う性質です。予測していないと躱せないし予測していれば相手の手を遅くさせる事も出来るでしょう。つまり見えている脅威です。

 《すき込み》や《Stunted Growth》の様なTopに戻すカードが大好きな私的にはドストライクなカードですw
 攻撃生物のみであるためシステム生物等は除去しづらい。
が、それも他の単体除去があれば補えます。どうせ除去スペルは入れる事になりますからね。
 因みに、
《悪夢の織り手、アショク》を前もって置いておけば、[+2]で牽制できるので殆どを底に送る選択をしてくれるでしょう。
そこまで行けばリセットとしても十分です。

 ただ、矢張り一時凌ぎにしかならないカードですので、ヘビーコントロール等には合わないかもしれません。
其方は後腐れないリセットの安定した効果の不が望ましいはず。
こちらは稼いだ時間の間にゲームを決めるか、そうでなくともかなり有利な状況まで持って行けるようなある程度攻撃要素を含んだカデッキの方が望ましいように思います。
とりあえず聞く相手効かない相手がいるし、プレイングでもカバーは大いにされるので、そこは注意する必要は有るでしょうか。

 上記の様に
・山札に戻せる
・Insである
事は大きな評価点ですが、個人的にはこれが単色で使えるという点にも大きな意義があると思います。
《終末》にしろ《至高の評決》にしろWをある程度以上デッキに組み込む必要性があったのでデッキ構築が限定されてしまいましh多が、このカードなら他のデッキでの運用も可能になるはずです。
まぁ、もちろん《終末》の代わりにMiracleに入れるなんて選択は有りませんがね。
例えばUR Burn ControlやBUG Controlの様なデッキならば機能するのではないか?と考えています。



《地割れ潜み》
:帰ってきた《知識鱗のコアトル》。
単色になりPiG能力まで付いた。前世の蛇は大きく下は良いけど除去耐性が無いから除去られ損と言う欠陥を持っていたけどこいつはかなり改善されましたね。
 個人的には生み出せるイカが「島渡り」を持つのを利用したい。
《広がりゆく海》で相手のマナ基盤を抑えつつ攻撃する様なデッキにしたいですね。
 またブレストの他にJtMsとの親和性も大きい。
[0]でカウンターを載せる事が出来るのは当然として、PiGでTokenをばら撒けるのでその分チャンプブロックで時間を稼ぐ事が出来ることを意味します。多少盤面が緩くても強引に[+2]連打からの[-12]に繋げる事も出来るでしょう。もちろん以下の群れパンチで終わるのであればそれに越した事は有りませんが。本体のサイズが確保できているのなら[-1]でブロッカーも退かせられますしね。

 ただLegacyで《渦巻く知識》が存在するというのは追風ですが、コイツの為だけに使えるほど安っぽいスペルではないんですよね・・・。ご存じの通りブレストは様々な使い方が出来、使用方法によりゲーム展開に大きく影響します。それを使う機会をデッキ上に強制的に設けてしまうのは些か好ましいとは言えないとも思いますね。もちろん《瞬唱の魔道士》で水増しできるのではありますが・・・。 
 という訳で扱うのなら別途パンプ手段も設けておきたいところ。そのためのカードでも腐ってもドロースペルですし、PiGで回収できる可能性は高いわけですからね。
考えているのは《信仰なき物あさり》《イゼットの魔除け》のR組です。
どちらも単体ではアドを失う代わりにルーターなので1度で2ドローが出来ます。物あさり自体はFb付きですし、チャームは相手のチャンプブロッカーを焼いたりStPの様な面倒な除去を弾いたりと梅雨払いに最適です。
ルーターなので手札の質自体は挙げれるので単体で弱くは有りませんし、PiGでアドも回収できるのでディスアドもなんのその。ScMを入れておけば寧ろディスアドも墓地を肥やせるという強みになりますね。
 《イーヴォ島の指輪》も面白いですが、隙が大きいしデッキ自体に無駄が多そうですね。

 という訳でBlueMoonのフィニッシャーになりませんかねw


 Stdだと現実的な枠としては《運命の泉》だと思います。
分割2マナずつの計4マナなのでマナを残した挙動がしやすく、何よりIns速度で2ドロー出来る事が大きい。見えている脅威として相手との駆け引きも出来ます。他には《タッサの二叉槍》も良いですね。ダメージレースにはなりますが強制的にブロッカーを排除できます。その度にサイズも強化できるのでバウンス等でレースをサポートできれば十分勝負になる。そしてPiG後は多量のイカの群れが出るのでそこから多量のドローも狙えます。
 コントロールのフィニッシャーにするなら《至高の評決》等でも組み合わせられますね。
まぁ、《霊異種》以上にはなりませんが・・・。
 少々悠長ですが《投与+享受》や《水深の魔道士》等が面白いですね。
同セットの《生命の遺産》も良いかも知れません。
事前準備が必要ですが、互いの効果が噛み合っていますね。



《小走り破滅エンジン》
:他のDNの方の意見で《ゴブリンの溶接工》を使って戦場と墓地をグルグルさせる~的な意見があって面白いなぁと思いました。
3回回転させる必要があるとはいえそういう方法もあるというのは良い。
よおし!そこに《Transmute Artifact》まで入れておけば実質的に墓地サーチになるぞ!!
 ↓
・・・UR Painterで良くない(´・ω・`)?
と言うか墓地に置く事が前提ならリアニメイトの方が手っ取り早くて、リアニにすると純粋リアニの方が~と言う話になりましたww
まぁ、電波って基本使えないからねw



《拡散スリヴァー》
:弱くはないのですが、水晶いる上に《突然の衰微》躱せない時点でGG



《幻影の天使》
:ありがとう再録ありがとうWotc。



《虚空の罠》
:1マナ軽い代わりにSocになった《分散》であり《未達の目》の上位交換。
が、Insでデメリットはある物の応用力もある《蒸気の連鎖》が有るので基本的には使わない。
対象範囲の広がった《送還》の亜種と見る事も出来るが、「バウンス」という物は基本的にカードアドを失う代わりにアドテンポを得る物であり、そのテンポを生む最大効率がInsであり且つ基本。特に生物のアタックに加え範囲が広がった結果装備品の「装備」等に合わせる力を得たにも拘らずSocがそれを台無しにしてしまっている。EnsやAtf等にはInsの旨みはあまり無いのでそこに違いはないが・・・。

 軽いこと自体は正義であり弱くはない。
対象範囲が広く且つ軽いと言う効果自体の強力さなら証明されています。
が《蒸気の連鎖》に勝るものはほぼ無い。唯一あるとすれば《燃え立つ願い》から持ってくる事が出来るぐらいでしょう。
 相応に重い物をバウンス出来ればそれだけで十分テンポも得ている事にもなりますしね。
特に奥義直前のPWをバウンス出来ればフィーバー状態ですし。




 こんなところで。

M15)やはり今ならこれぐらいしなければ6マナに社会権は無い。/ 朧村正DLC第3弾やっと来たよ~!
M15)やはり今ならこれぐらいしなければ6マナに社会権は無い。/ 朧村正DLC第3弾やっと来たよ~!
M15)やはり今ならこれぐらいしなければ6マナに社会権は無い。/ 朧村正DLC第3弾やっと来たよ~!
 皆さん、こんばんは。しもべです。

 久々に梅雨らしい雨が降りました。
豪雨に悩まされた方は、そんな事ないでしょうが、個人的にはこういうシトシトと一日中降り続く雨が結構好きなしもべです。



 さっぱりご無沙汰で、このまま未完か?とも思われた朧村正の第3弾DLコンテンツが発表されました。
その名も「七夜祟妖魔忍伝(ななやたたりようまにんでん)」だそうです。
忍者は本編にもいますが、それとはまた別のお話。
相変わらず味があるなぁ。
まぁ、今回は別にStoryはどうでも良さそうですが・・・。

 ヴァニラウェアもドラゴンズクラウンで大儲けしたようで、そこから暫く経つのでDLコンテンツも良いけど新作の開発をして欲しいですね。
まぁ小さい会社なのでラインが足りないか・・・。




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 さてもうすぐ発売ですねM15。
来週初めぐらいですかねフルスポは?


《小走り破滅エンジン》
:6マナ6/6にチャンプ回避とPig付の爆弾能力を持つファッティです。
名前的にSHMの《小走り犬》を思い出しましたw

 《ワームとぐろエンジン》には及びませんがかなり強力だと思います。
何より時代が良い。
《発生器の召使い》や《主任技師》のお陰で6マナと言う重さもかなり緩和できます。
特に前者の場合は、4ターン目に速攻付で殴ってくるので厄介で、その上Rには《爆片破》まで有ります。
 《爆片破》との組み合わせでも、本体を直接狙える分だけで6+5=11点が計上できます。
召使いと併用すれば、更に強力。
4~5ターンの2ターンだけで6×2+6+5=23点です。
もちろん簡単には通らないでしょうが、チャンプ回避が有るのでそれでもかなり圧力は高い。
ブロッカーは予め火力で焼いておけますし、除去されてもやっぱりダメージは確保されている。

 アドバンテージの観点からは《ワームとぐろエンジン》には及ぶべくも有りませんが、攻撃力ならこちらに軍配が上がりますね。
《ダークスティールの城塞》の様な《爆片破》用の土地も問題なく使えるAtfである点がより偉い。赤茶の時代が来るでしょうか?



《カロニアのツイングローブ》
:Cipで自分のコピーの様なTokenを出せるファッティ。
普通に考えれば6マナで6/6程度のサイズのファッティが2体確保出来る訳で・・・魂サイクルとは何だったのか・・・。

 過去の類似生物
《大群のワーム》   2色5/5トランプル 2体
《若き群れのドラゴン》3色4/4飛行    2体
と比較すると面白いですね。
能力はサイズは不確定。
単色で出せる代わりにほぼ単色推奨。最低でもタッチレベル。
普通に考えれば回避能力持ちの方が扱いやすいのですが、StdではMonstersの様な単色Bigmanaも有り得るのでStd環境なら使える可能性も。寧ろ単色で良かったやもしれませんね
 ただ、ランドブーストがマナブーストよりも合うので《つややかな雄鹿》《クルフィックスの狩猟者》《荒ぶる波濤、キオーラ》を使うシミックカラーが最適かもしれません。

 下の環境でも、Bigmanaならば~と思わなくもない。
個人的には重いカードはNicFitと言うのは、こういうカードの事を言うのだと思いますよ。
NicFitなら土地も伸びますしね。
他にもG単色の《起源の波》なら使えると思います。
X=6程度なら現実的なプランですし、何より新種のハイドラと異なり捲れた土地まで場に出せるので一気にサイズを増強できます。

 どう考えても強い部類のカードですが、《ダングローブの長老》の事を考えると少々物足りない気も・・・。



《血吸いスリヴァー》
:《地獄乗り》的な誘発能力を持つスリヴァー。
5色のアレよりも余程デッキ的に可能性を感じる・・・。
現実は空しいですね(´・ω・`)

 普通に考えればマッスル系の方が効果は安定しているのですが、直接本体を狙える効果には一定の価値も認められるので、存在する事に価値があるカードですね。
Bを入れる一つの理由になる《吸管スリヴァー》と相性が悪い点は残念ですが。

 ところで何故かコイツはM14テイスト。



《スズメバチの巣》
:強くはないですが面白味のあるカードですね。
ジョニー魂をくすぐられるw
蜂Tokenも1/1飛行・接死と凡そブロッカーとしては最高の部類です。

 他の方も仰ってますが、ブロッカーに回すよりも「格闘」させて積極的な数値を狙いたいですね。
パワー0なので自分の生物と格闘させる安心で蜂Tokenの数も安定するはず。スペルで格闘させるのなら最低パワー3以上と殴り合いをさせなければ割りが合わないので少々扱いも難しいでしょうが。
他にも継続的に1点のダメージを与えて(チャンドラの[+1]とかね)毎ターン蜂を誘い出すというのもアリですが、まぁ悠長ですね。

 ブロッカーとして見てもチャンプブロック+2体以上の蜂と時間を稼ぐのに非常に有効です。
故にPWなどを有するControlでも面白い。
併用できる期間は短いのですが《思考を築く者、ジェイス》の存在が能力を際立たせますね。

 個人的には下の環境で《情け知らずのガラク》と併用したいですね。
安定して[0]を使えますし、蜂も3匹生めます。
欲を言うなら《群がりの庭》があれば「再生」まで出来ます。そこまで行けば毎ターン3匹の蜂を生める訳で十分なControlデッキのフィニッシャーになれます。



《衝動的な行動》
:Top3枚を時限性で手札に加えるようなスペル。《紅蓮の達人チャンドラ》の[0]3回分。流石3倍のRだぜ!!
書いてある事は中々強力ですが、扱いが結構難しそうです。

 3枚使えればもちろん強いのですが、土地が混ざる可能性も3枚も見れば高い。
そして何より、これに既に3マナを掛けている以上後続に残しておくマナが如何程にあるのか?という事。
1枚使うだけでも1マナなら計4マナ。2マナ使おうものなら5マナ掛ります。これはBurnのような軽いデッキでもなかなか難しく、Beatdownなんてさらに厳しい。
2枚使えて初めて《空民の助言》レベルという事を考えるとかなりのマナが必要になる事が判ります。
チャンドラの[0]が能力として使えた事の偉大さが判りますね・・・。

 どちらかと言えば下の環境でのChainCombo向きではないか?と。
特にキャントリップとマナソースの両方が揃ったANTのユウナデッキでなら活用の可能性が見えてくるように思えます。
が、ANTなら16キャントリップをしている方が安定しているので・・・。



《鎖のヴェール》
:親和レア導入時の「Story上重要なカードでKPには関係は無い」と言う宣言を地で行くカード。
PWの起動能力を2回起動できるようにする効果だけを見ればかなり強い。

 が設置に4マナ、起動に4マナと重すぎる。
4マナと言うと終盤手前までならそれだけで自分の行動用のマナほぼ全てを使い切る勢いです。たかがPWの能力一つをコピーするには大きすぎる代償。
しかもコピーするだけなら《ブライトハースの指輪》が有りますからね・・・。
このカードの真価は何体いようが4マナで解決できること。加えて忠誠度に影響する事ですね。
前者を考えれば2体で指輪とイコールで、3体以上でやっと価値があるようになります。これだけでかなりハードルが高い。
後者は忠誠度+の能力を考えれば大きな利点ですが、マイナスを2度使いたい時は殆ど恩恵無し。

 如何に扱うのが難しいカードか・・・。
かなり前に在ったPW Controlの様なデッキを組むにしてもこれを入れる気にはならない・・・。
ぶっちゃけ指輪との競合どころか、《時間のねじれ》が一番丸いというね・・・。



《オナッケの古きもの、クルケッシュ》
:こちらはAtfの起動能力をマナ能力以外でコピーできるという物。
これには何と無くロマンを感じますが・・・では何に使うのか?と。
Combo要素を考えると本体4マナでタフネス3と言う場持ちの悪さでコンボパーツにする気にはとてもではないがなれません。
同じくコンボパーツなら上記の指輪の方が丸い。
 赤茶の様なデッキで入れるのが良いのでしょうかね?
一応《梅沢の十手》だとRマナ1つで能力をコピーできるので面白いのですが・・・。



《陽刃のエルフ》
:昔では考えられない1マナ2/2+αと言う性能。
条件付きとはいえつおい。
《節くれの傷皮持ち》程ではないですが、中盤以降にも使い道の有るマナを全体強化能力を持ち数で攻めるWeenie戦略にマッチしている。
惜しむらくは《寺院の庭》がStd落ちしてしまうという事か・・・。

 が、悲しいかな、普通のWeenieには居場所は有っても本家Elvesには無いという現実。
全体強化なら《孔蹄のビヒモス》がいるし、部族支援込で考えても《鏡の精体》があるというね。現実は厳しい・・・。



 こんな所で。



M15)「あなたが落したのは金のニコルですか?銀のカーンですか?それとも・・・」
M15)「あなたが落したのは金のニコルですか?銀のカーンですか?それとも・・・」
M15)「あなたが落したのは金のニコルですか?銀のカーンですか?それとも・・・」
泉の精「小汚いガラクですか?」


しもべ「ニコルです!!」



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 最初に言っておくが、重いスペルはなんでも「NicFitでよろしく!」って言っとけば良いとか思うなよ?
NicFitだって我慢の限界があるんだよ!!



という事でM15のカード雑感続き

《頂点捕食者、ガラク》
:まさかまさかの7マナ・・・。
6マナのM14ガラクを見たときこれ以上増量しないだろうと思っていましたが、Bをそのままマナコストに引き継いでしまったか・・・。
《精神を刻む者、ジェイス/JtMs》以来の4つの能力持ちのPW。JtMsが盤面以外に干渉する術に長けていたのに対してTopガラクは盤面への干渉能力が極めて高いようですね。

 [+1]の一つ目は「対象のPW1枚を破壊できる」能力。
過去に類似品の今のところ無い唯一性の能力。Storyに沿ってか執念深いストーカーさんだ。
最近のPWだと《見えざる者、ヴラスカ》ぐらいしか出来なかった対PW戦に強い能力。LSVが言っていた後出しが可能なカード。
特に中速以下の対Control戦ではPW戦を制する事が絶対の条件なので、それに強いのは1つの評価点。
まぁPWを入れていないデッキも多いので無いよりはマシな能力とも言えますね。

 [+1]の2つ目はこれまでのガラクが生み出す奥義以外のToken能力の良い所取り。
+能力で《原初の狩人、ガラク》のサイズに《ヴェールの呪いのガラク》の「接死」を持たせてある。当然能力は一番高い。
このカードの基本となる能力で、如何なる場面でも安定してアドを稼げる能力。

 [-3]は《霊魂切断》のほぼ上位交換能力。
色を選ばず対象を破壊できる。これも同じく基本となる能力。ただし忠誠度の消耗が激し点とTokenが「接死」を持っているため壁としてはそれで十分である点を考えると、本体を護るより攻めの除去の側面を押し出して捉える方が良い。

 [-8]は初の相手に紋章を押し付ける能力。宛ら「呪い」といった所ですか。
攻撃できればほぼGGな各生物に《踏み荒らし》を掛けるような強力なフィニッシュ力を持つ能力。単体では勝てないものの、ここに辿り着くまでに最低3体のビーストを場に出しているため頭数には困らないはず。

 といった所。
一つ一つの能力は悪くない。自分を守る能力、盤面干渉能力をはじめどれも使いどころが有り捨て能力が無い点は強力。
が・・・。
しかし・・・。
・・・。
何が問題なのかと言うと、当たり前ですがまず7マナであるという事。ここまでたどり着くのが容易ではない。それなら強いのは当たり前。
そしてコイツの唯一性が無い事。
かつ、纏っており、故にそこからの創造性や爆発力が見られない所が問題。
 一つ目の唯一性ですが、
盤面への干渉力なら対置物/生物戦なら2マナ軽い《見えざる者、ヴラスカ》で十分。こちらも圧倒的ではないものの対Controlでは強い。PWに拘らないのなら《突然の衰微》《英雄の破滅》がある。
Tokenを生める事は確かにそれらに対しての強みですが、7マナ到達するよりも、Tokenを生める他の軽いカードを併用した方が恐らく安定する。ビーストも強力ではある物の3/3のサイズが有るのならハッキリ言って「接死」は不要。無いよりはある方が良い物の、他の能力の方がサイズが確保されている以上遥かに欲しかった。
 2つ目の意味では、初代ガラクの[+1]や呪いガラクの[-1]の様な他のカードとの絡みを想像させるシナジーがなく、原初ガラクの[-3]や統率者ガラクの[-3]の様な圧倒的なアド/展開を狙えるものが無い。
特に環境柄対PW用のカードは多く、アドを稼ぐ手段を小能力で3つも持っている物の、7マナも使って+1枚分/1回分のアドでは割りが合わない。

 つまり能力は良い物が在るが、費用対効果が低すぎるという事。
7マナも掛けてまで使う価値が見いだせない。「力」育てまくったキャラで「いあいぎり」とか「でんこうせっか」とか使ってる感じ・・・。
Stdでは知りませんが、少なくとも下の環境で使う気にはならない。
では、どのマナだったら使う事を検討する気になるかと問われれば5マナと答えますね。その位派手さが無い。デモチューぐらい持ってろよ。
何でこんな地味なんだ・・・。

 因みに、このマナ域だとタイトルにもある通り
《解放された者、カーン》;無色7マナ
《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス》;3色8マナ
が存在します。
それがどれ程のKPを誇るか?と言うと
・カーン
  [+4]:《酷評》
  [-3]:疑似《名誉回復》
・ニコル総統
  [+3]:《茨潰し》
  [-2]:永久《支配魔法》

 という物。
お判りでしょうか?この圧倒的な差を(´・ω・`)
カーンは盤面と相手のハンドに干渉をし、総統は+能力でPW以外にも幅広い範囲をカバーし、しかも生物に至ってはコントロールを奪えるのです・・・。
 そして、しもべが最も気にしているのが+能力による忠誠値の増加数とそれによる奥義への到達速度
カーンは+4、総統は+3とどちらもアドを取りながら他には無いほど圧倒的な増加力を持っている。ぶっちゃけ相手の生物なんて放置して好き勝手出来るレベル。対してTopガラクはただの+1。
奥義への到達速度は最速でカーンは着地2ターン後、総統は同速ですが奥義後も忠誠度が残るため後続展開が可能。そしてそのどちらもが単体でほぼゲームを決める力を持っています。
ガラクは3ターン後な上に忠誠度は使い切りしかも単体では勝てない。
如何にガラクのコストパフォーマンスが低いかがよく判ります。
弱くはない能力なのは確かですが・・・。

 更に残酷な事を言うと
Eternalに於いては1マナ軽い6マナ域にはタイタンサイクルが存在する。
このガラクと《墓所のタイタン》《原初のタイタン》等どちらを使うか?と問われれば十中八九後者でしょう。
アドでもシナジーでも軽さでもタイタンの方が上なのだから・・・。


 最後に、最近では最も高いKPを持つであろうPWの《太陽の勇者、エルズペス》と比較すると
[+1]でトークン3体
[-3]で《弱者の報復》
と、小能力の2つともが+2以上のアド差を埋める可能性(=爆発力)がある。
そしてガラクより1マナ軽い。

・・・。
・・・。
・・・。
ネタにしても使えないカードではなかろうか(´・ω・`)
世界の悪の枢軸ニコル総統閣下専用のNicFitをつくるしもべでもこのガラクを使いたいとは思いません。



《巣主スリヴァー》
:4体目?の5色5マナスリヴァーにして初の5/5。
・・・身を切る思いでネタに奔ったのさ!!

 まぁ、「破壊不能」自体が有能でスリヴァーとしては有難い能力。
取り敢えずこれと《水晶スリヴァー》並べとけばほぼ対処されない。
可能性としては《仕組まれた爆薬》複数、《毒の濁流》、《全ては塵》ぐらいなもの、つまり無視していい。
が、残念ながら5マナのカードなんぞSliverに入るとは思えないなぁ・・・。

 Std視点で見てもむなしい能力。
5/5破壊不能は弱くは無いのですが、「神」のお陰でサイズも除去耐性も見劣りするというね・・・。



《屍術士の備蓄品》
黒には非常に珍しいルーターの置物。実用性のある実質的なルーターが《アンデッドの剣闘士》ぐらいしか居なかったので有難い。
が、そこはやはり黒。
苦手な事をするので捨てる物には制限が掛る。せめて何でも捨てれればよかったのに・・・。
2マナでハンドをリソースに変える置物と言う点では《ゾンビの横行》
生物を捨てて打点にするという点では《ロッテスのトロール》
なんかを思い出しますね。

 とりあえず最大限に効力を発揮するなら「ゾンビ」を捨てるに限る。
つまりゾンビデッキか・・・。
制限は厳しい所だけど、2マナとカード1枚で2/2とカード1枚と破格の能力。《悪意の大梟》レベル。
是非使いたい。
 まず既存のデッキではZombardmentが対象になりますか・・・。
《墓所這い》《屍肉喰らい》があり、tWなら《潮の虚ろの漕ぎ手》もある。Tokenは生めないが《恐血鬼》も良い。
が、このデッキでの問題はやはり捨てる制限が大きな枷である事。そして不動の1番バッターには《信仰無き物あさり》がいる。アドの点では劣るがデッキとの親和性では遥かに上。
ついでに1度の起動で2マナは重い。入れても1~2枚程度ではないだろうか?
 他は部族「ゾンビ」ぐらいしか無いか・・・。
《アンデットの王》なら4マナで毎ターン2/2+1ドロー。《シマクマ》並み。単体で機能するなら《グレイブディガー》。ただ、ドローが止まるものの土地である《邪悪な岩屋》が一番簡単で安定。
スペルにするなら《グール呼びの詠唱》が非常にコストパフォーマンスが高い。

 面白いカードなので何らかのデッキに期待したいものですが・・・。



《発生器の召使い》
:自分を生け贄にしたマナブースト生物。2マナ2/1+αとRの中ではマナレシオも良好。
これだけなら《サテュロスの享楽者》以下。
重要なのはそのマナが使われたスペルが生物であった場合その生物が「速攻」を持つという事。
つまり殆ど中~重量級生物用のマナソース。
効果を見れば《山賊の頭の間》の生物版ですが、使用感の側面では《大地のうねり》にも近しいと言えますね。

 これにより4~6マナ域の生物の評価が一変してもおかしくない程の力を持つと思います。
個人的にはM15で一番心動かされましたww
Stdで言われているのは《カロニアのハイドラ》との相性ですね。
下の環境ではタイタンサイクルを叩きつける加速装置にしたいです。

 また「Fires」のFire部分を任せられるカードでもあるように思いますね。
まぁ、アドまで失っているし速攻付与は一体だけなのでやっぱりタイタンズが安定投機牌ですかね?

 何はともあれ簡便なカード。
取り敢えず4枚購入確定です。



《かき立てる炎》
:「召集」付の《電撃破》。
弱いカードではないが・・・いったいどのように使うのか?
積極的に火力を使うデッキは生物を入れている形であってもそれは打点として計算しているはず。このカードのキャストのためにタップして攻撃できないようでは一体何のために入れているのだろうか?と考えてしまう。
もちろん戦闘で打ち取られる場合には使えるだろうが、そんな消極的な理由で入れるカードなのでしょうかね?

 どちらかと言うとControlの除去札としてブロッカーを指定時に召集する方が運用しやすいようにも思えます。
また、オフェンシブ方面でも、見た目より軽いコストと言う点を考えれば《大歓楽の幻霊》は良い相棒に成るかもしれませんね。



こんなところで。


M15)紙ジェイスとかいろいろ雑感
M15)紙ジェイスとかいろいろ雑感
M15)紙ジェイスとかいろいろ雑感
皆さん、こんばんは。しもべです。


 たまたまMLBの松坂大輔の投球を見ていたのですが・・・。
何とも言い難い。コントロールが悪すぎる。おそらく各コーナーをピンポイントに狙ってるんだと思うんですが・・・コントロールが悪すぎてさっぱり決まらない。結果四球が出まくっている。田沢程は無いものの悪くない球威もあるんですから下手にコーナー狙わなくても良いと思うんですがね・・・。ついでに変化球も悪い。
打たれたヒットは少ないから力自体が無い訳ではないとも思うんですが。
彼はいったい何が凄かったのか謎です。まぁ日本球界の時の活躍を知らない人間何でね。



 さてM15の感想の続き

《戦列への復帰》
:「召集」持ちの小型群体リアニメイトスペル。
優秀なスペルには違いないが幾つかの構造的欠陥が見えます。
 -「召集」を活かせる手っ取り早い手段はToken戦術
 -しかし当然リアニメイト出来るのは生物なのでToken生成呪文は対象外
 -小型で且つ数を釣るだけなら《再誕の宣言》や《不死の隷従》の方が軽く明瞭

という事。
只弱いわけでは無い。そもそも《目覚ましヒバリ》の想起能力を2マナ軽い4マナで使える時点で弱い訳が無い。「召集」できれば

もっと軽くなりますし、数自体も増やせます。
矢張り肝となるのは「2マナ以下」の生物を「望んだ」数釣れる事(柔軟性)だと思います。その上で実存の生物を使うデッキとな

ると
・Weenie
・Death&Tax/Heatbear
・Deadguy Ale
・Marverick
的なところですかね。
特にTNNの性で《ゴルガリの魔除け》をはじめとした小型スイーパーが使われる時代なので、軽い戦線回復手段は強いはず。《ス

レイベンの守護者、サリア》の枷も「召集」で自分を使う事で逃れる事も出来ますしね。Deadguyでも立ってるだけでやる事の無

いボブが唱える方でも釣られる方でも相性が良い。MaverickならKotRまで釣れますしね。
 SoulSistersはデッキ構築に依りますかね。個人的には正直《再誕の宣言》の方が余程デッキに在っている様に思います。
が2マナ域が釣れることもあるのでなくはない選択肢。
Std?
知らんがな・・・。
《秀でた隊長》使った兵士Weenieとか生めるんならアリではないですか?



《霊魂の絆》
:《起源室》の類型。
色がついてマナが掛る分、効果自体は強化されました。
コンボパーツとしての完成度は落ちてしまいましたが、生み出せるのが1/1飛行と極めて有用なので、コンボに固執しないのなら

これでも良い。要はどちらを採るか。《起源室》の様に相手に利用される事も無い。
またノリンの二の足が一つ罪を重ねてしまいましたねw

 普通に使っても弱くない。
上記《戦列への復帰》宜しくやはり実存の生物にしか掛らないのが残念ですが、上に挙げたように色々ありますからね。
少なくとも《民兵団の誇り》よりは使いやすい。
生物の保護能力も良い。

 ただ、この手のカードの宿命として設置+能力でそれぞれ展開速度を阻害するという部分があるのが何とも・・・。
序盤でなければ十分な数の弾も用意する事が出来ないだろうし。



《ギルドパクトの体現者、ジェイス》
:5種類目のジェイスにして3種類目の4マナ域と言うまさかまさか。
そこここで言われている様にTop操作、バウンス、ハンドと山札への干渉と神ジェイスこと《精神を刻む者、ジェイス/JtMs》を彷彿とさせるカード。

 [+1]:色々な形で表現されていますが、個人的には劣化「占術2」or強化「占術1」ぐらいに捉えています。
そう考えるとこの+能力の有用性が理解できるのではないか?と思います。
確かにアドは取れませんが、如何な状況下でも有効に使う事が出来る非常に腐りにくい能力です。昨今のPWは状況によって効果の良し悪しがかなり左右される癖の強い+能力が大半であったため、この丸さは強いだと思います。そもそも毎ターン占術出来る事の強さは《海の神、タッサ》が証明しています。それが2枚まで干渉出来るんですから弱い訳が無い。まぁ2枚とも要らないカードだったら悲惨ですが、何もなければ確実に2ターンはドローが潰されていたわけですからね。
 墓地にカードを置けるのもアドの可能性があります。
Stdでは今のところScMの様な凶悪な物は有りませんが、全く可能性が無いわけでは無く、この部分は今後への期待感も抱かせます。
 中にはこれで1ドロー出来れば強かったとかいう方もいるようですが、それは強すぎる。毎ターン《手練》がタダで撃てるとか頭おかしいレベル。上記の様に腐りにくく使いやすい、このままでも十分に有用性のある効果だと思います。
 他のDNの方も言ってますが、能力はタッサに似ている物の、同一視は出来ない。
何故ならタッサは「破壊不能」で最終的にはフィニッシャー/打点になるので。
ただ、このカードはフィニッシャーにはならないだけで脇を支えるカードであり上下は無いと思います。フィニッシャーにならない分攻撃の対象になるので疑似的なライフゲインにもなってますからね。コントロールが使うのならそちらの方が良いという場面も無くはない。上下は有りませんが似て非なる能力ではあるという事は意識してデッキを組む必要はあると思います。

 [-3]:疑似《分散》。
効果自体は間違いなく強い。が、コストがおかしい・・・。せめて自分もバウンス出来るようにして欲しかった。それでも使う機会なんてないでしょうからほぼ無駄ですが。ただ[-2]にするとかなり強力になってしまう感も在るためここら辺は致し方ない部分もありますか・・・。色やコストの差があるとはいえ《見えざる者、ヴラスカ》の[-3]を考えると如何に弱い能力化が判りますね・・・。
 バウンスは除去に比べテンポを稼ぐ以外にも自分のカードをバウンスしてCip等のアドを稼ぐという唯一性がありましたが、ここまで消費が大きいと費用対効果が見合っていない。JtMsがScMやSfMをそのままでも3度もCiPを悪用できていたのを考えると悲しくなりますね。
 盤面への干渉力と言う点では実装されているわけですが、残念ながらそれとは見なせないほどに弱い。
相棒のPWの忠誠度回復や相手のPWに同様のリセットで奥義を邪魔するぐらいしか現実性が見いだせない。

 [-8]:強化《Timetwister》。
相手にはハンドをあげないという一方的な能力です。
「自分のハンドを7枚まで補充しつつ《機知の終わり》」と考えると強力な効果である事が判ります。《悪夢の織り手、アショク》が訴訟起こしそうなレベル。昨今の役に立つのかよく判らない奥義とは異なり明確なアドと効果が狙える強力な能力だと思います。
 が、単体では勝利に繋がらない/繋がりにくいという最近の風潮はしっかりと引き継いでしまいました。
盤面への干渉力も全くないため別個に相手に干渉する方法が欲しい。ほぼ共存期間は有りませんが《至高の評決》の様な確定的なリセットカードから繋げることが理想でほぼフィニッシュブロー。


 評すると「全ての効果が扱いやすく纏っている」様に感じます。
神がかっていたJtMsにはもちろん比べられませんが、決して弱くはないと思います。が、盤面への干渉能力が低くまた単体でアドは稼ぐ事も難しいため、カード単品での完成度と言う点では低いと言わざるを得ません。べヘレンや思考ジェイスの様な簡単なアド手段を持つものやスネ夫ジェイスの様な尖った部分も無い。故に弱弱しい印象を受けます。
がそれらの様に単体で機能するわけではありませんが、前述のとおり扱いやすさや丸さは全PWの中でも上の方だと思います。デッキの主役になるカードではありませんが潤滑油として機能させるなら力を発揮するのではないか?と思います。
特に[+1][-8]は強力なので、盤面に対して強い干渉力/支配力を持つカードと共存してデッキに組み込めるのかどうか?でこのカードの価値が決まってくると思います。
 ただ、矢張りどうあってもアドが奥義までに取れない点はPWにも拘らず悲しい性。特に現状のStdでは《英雄の破滅》《払拭の光》などに加え高威力の本体火力が蔓延しているため出して何のアドも稼げぬままに落ちる事もザラ。使う相手はよく判断してイン/アウトはしっかりと行う事が肝要。

 少なくとも「紙ジェイスww」と言うほど弱くはないと思います。初期忠誠度も高いわけですしね。カードパワー自体は低いのでEternalでは少々難しいと思いますがStdではチャンスのあるカードではあると思います。
が、いい加減Uもジェイス以外のPWを増やさないか?と思いますね。
以前から言われている事ですがジェイスの最大の敵はジェイス。JtMsがある以上、どんなジェイスが刷られようと未来永劫ジェイスwwなんて評価にしかならないんですから。



《Hushwing Gryff》
:《倦怠の宝珠》のグリフ。
昨今WotCがせっせと量産している環境調整枠たるHatebearの新作。3マナと重いものの「瞬足」が刃の切れ味を増してますね。
何と無く《エイヴンの思考検閲者》を思わせるカードですが、フェッチランド+サーチカードへの牽制と言う丸さが売りだったエイブンに対してより尖ったメタカード。下の環境専用ですね。

 Modernでは言うまでも有りませんが「双子の欠片」デッキや「出産の殻」デッキに対して圧力を持っていますね。これらに対しては3マナと一歩相手より軽い点が非常に素晴らしい。特に除去が少ない殻には激烈で、欠片もクロックパーミ色を強くする必要がありますね。少なくとも3マナを立てておくことが駆け引きの材料になります。
「トリコフラッシュ」の様なデッキにも一応の効果を持っていますね。「瞬足」「飛行」と揃っているので対PW戦にも強い。

 Legacyでは一転難しい。
上記の様なコンボは少なく、効果的なのは主に部族です。が、ご存じのとおり部族デッキは非常に早い。3マナでは対策カードとして遅い気もします。主に扱われるのはD&TやMarverickでしょうが、《石鍛冶の神秘家》や《ちらつき鬼火》を殺してしまうジレンマも。特にSfMは対部族でも同様間に合えば高い支配力を持つカード。一々この枠をスイッチするカードに価値があるのか?とも思います。
 SfMやCliqe、ScMなどを使うDeathBladeにはそこそこ効果的なカードではありますね。Cip系にしか反応しないので「続唱」を防げないのは痛い。パワー2のフライヤーと言う観点から考えるとDoSを使うクロックパーミにとっても鬱陶しい相手になるでしょうがそれならエイブンで十分。Painterにも構成によっては意味があるでしょうがそこに頼るのは少々怖い。

 相応に価値が認められるもののやはり所詮はメタカード。環境に支配されるでしょうね。
そしてこのカードで最も評価が高いのはどう考えてもStdで使われるとは今のところ思えないので、お安い事w
下の環境で生息する人間にとってこんなに嬉しい事は無い。



《生命の遺産》
:幻想的なイラストに見えますが、FFT好きの人間からするとモスフングス(ストーリー終盤で出てくる死体から生える茸)を連想させるので何とも微妙な気分にさせられます。
色や効果から《重大な落下》を連想させる方も多いようで実際それの下位種にも見えます。が、個人的には《祭壇の刈り取り》の色違い調整にしか見えない。
そう考えると大体の基準も見えてきます。
Insで2ドローであった刈り取りを考えれば3枚引ければ十分でしょう。

 これらのカードで常に難しいのは盤面のアドを確実に失う事。
そして単体では一切に仕事をしない事。
盤面からカードが失われ必然的に戦闘に影響を及ぼすサイズのカードが損なわれる事が確定しているため、苦しい場面で力を発揮できない事も多い。故に盤面によって大きく効果が振れてしまうんですよね。ライフ獲得が出来ない分《重大な落下》に比べこの部分がより強調されています。
 つまりある程度のサイズを安定して生み出せるカードが無ければ難しいという事。
居たかな?
いましたね。
《世界を目覚めさせる者、ニッサ》です。
盤面の土地を4/4に出来るこのカードなら相性としては良いでしょう。ドローの枚数は当然ですが、継続的に生物を生み出せますし、弾が普通なら5枚あるはずなので相手にとっては除去を撃つのが馬鹿らしくなります。それを生け贄にしても後続を引き込めますしね。生物化した土地で殴って食べてしまうのが良いでしょう。
Bigmana系統にするとマナ生物ばかりで効果が弱いので、ニッサを頂点とする様なStompyで良いと思います。引き込んだ後続をニッサの[+1]で土地を起こす事で一気に展開する動きに繋げられますからね。

 生物の数が少ない下の環境では難しいか・・・。
追加コストで生物を生贄でその上Socなので喜んでFoWされるのが落ち。とはいえ2マナとここまで軽いものも少ないですし効果自体は優れています。「賛美」でサイズを修正できるMaverickなんかだと面白いかもしれませんね。



《リリアナ・ヴェス》
:世の中には5種類も刷られたカードが在るのにクヤシイデス(`皿´)とか言ってそう。
別に新種でよくない?沼アナさんも2年も使ったわけですし・・・。
これはアレだな。最後のPWは黒染めされたガラクのフラグだな!!
・・・無いか(´・ω・`)

 とは思いますが、過去でもそれなりに使われたカードで今見ても中々に強い。
特に昨今の尖ってる上に使い難い能力ばかりが目立つPW達に比べると非常に丸い。上でジェイスでも評価した部分ではありますが取り敢えず[+1]がとことん腐らない。昔の丸さが今では有難い。
また、現在は中速の黒単信心が主力なのでBeat環境だった過去より余程環境に恵まれている。重さもですが信心をはじめとしたデッキ感のシナジーが重要である以上[-2]が極めて強い。ぶっちゃけヴェス→《アスフォデルの灰色商人》を2回続けるだけで十分強い。対Controlでは嫌がらせになる[+1]、除去が非常に豊富なので威力を発揮する[-8]といぶし銀の働きが期待出来るのでは?



「ペインランド」
懐かしいな・・・。
個人的には伝説のエキスパンションAPCにて初出のカードなので特に印象深い。
当時は対抗色でダメラン!??と驚いたものです。対抗色でもそうですし土地が今に比べて圧倒的に弱かったのもあって活発に使われましたね。
RAVデュアランに比べ力不足は否めませんね。またタップインかどうかの戦術的選択も減りました。
が継続的なダメージを受ける以上、環境が加速するかも?
よりBurnが強くなるかしら?
この時期にデュアランが落ちてペインランドとかニッサには逆風この上ない。
ついでに、この発表を受けて次のブロックでのフェッチの噂はONS版なのではないか?との事。Modenにも無い枠ですしありそうですな。




こんな所で。



M15)新カード雑感 PW2枚とその他
M15)新カード雑感 PW2枚とその他
M15)新カード雑感 PW2枚とその他
皆さん、こんばんは。しもべです。


 日本のワールド杯が幕を閉じましたね。
まぁ悲しい事ですがしかし順位は極めて順当ですからね。日本のメディアが盛大に盛り上げるから勘違いしそうになりますが、FIFAランク49位ですからね。
 ザックJはこれまでのつまらないディフェンス→カウンター戦法から脱却した新戦略だったのでそれだけでも十分これまでの試合は楽しかった。カメみたいに知事困ってる試合なんて見てて詰らんので。
とりあえず、今は一生懸命戦犯探しと自慰行為してますが、ほとぼりが冷めたらこれを教訓に一層強い新チームを目指してほしいですね、はやく。



 さて、M15も近いようでプレビューも始まっているんで私も感想を再開しようかと思います。



《世界を目覚めさせる者、ニッサ》
:2枚目ニッサさん。相も変わらず色っぽい。今回は脇腹がエロいですねw
「ニッチな需要に生きるのがあたしの心情なのよ!」的に今回も尖った能力をしています。
《槌のコス》や《野生語りのガラク》を彷彿とさせるカードですね。


 [+1]で土地を永続生物化。色やサイズ的に《香杉の源獣》を思わせます。
Tokenを生むわけでは無いのでアドバンテージを生めるわけではありませんが、4/4トランプルは流石に強い。また、普通に土地5枚から場に出した場合、放っておくと4/4トランプルが5体まで並ぶことになるのでそう考えるとかなり凶悪ですね。
 天敵はバウンス。次にStP。PtEなら寧ろご褒美になる。
4/4と言う火力に強いサイズにトランプルによる突破力、そして《突然の衰微》《仕組まれた爆薬》《大渦の脈動》等に掛らないなどかなり優秀です。実質速攻持ちですからね。《壌土からの生命》で土地回収して生物化する動きが単純で強力。
Stdだと自分の使う《神々の憤怒》では落ちないし、《ミジウムの迫撃砲》は落ちるので追風。
 ただ、Tokenと異なり場に出したターンは壁を自力で生む事が難しい。
忠誠度も低い上に、除去が苦手な色なので場に出したターンの脆さをどうにかする必要は有りますね。
《槌のコス》の[+1]との比較は面白い。コスの方が汎用性が高く除去耐性も有りますが、ニッサの方がパワフルです。

 もう一つの[+1]は「《森》を4枚アンタップする」という豪快な能力。
一見その文面の豪華さに目を引かれますが、《野生語りのガラク》と違い《森》限定な為シナジー/コンボの観点はかなり弱い。精々能力を付加するカードを使った土地を起こすぐらいしか悪用方法が思い浮かばない上に必要枚数の多さや無駄の多さから良いとは言えない。《繁茂》系を使うのは有りですが、これ単体で5マナ+4枚=最大9マナ出る状況で一体これ以上マナを伸ばしてどうするつもりなのか・・・。効果を最大限発揮するにはほぼ《森》に縛られるというデッキ構築上の難点もあります。

 一番簡単なのが、生物化した土地に疑似警戒を与えつつ、残りをマナ加速に使うぐらいか・・・。
まぁ、初代ガラク同様自分のキャストに使った土地を起こす事でテンポを得る動きも強力ではあります。最大実質1マナまでコストを抑えられますからね。ただそれも追加の札があればと言う条件付き。
下の環境なら夢の有る動きとしてはニッサ→初代ガラク→~なんて動きも出来ますね。

 [-7]は《未開の狩り》を思わせる土地サーチ+生物生成を一体にした能力。
3~4体生み出せるだけでも十分に凶悪。
数と能力と相まってフィニッシャーと言うには十分な決定力を持っていると思います。
が、最速でも設置後4ターン後にしか使えない遅さに加え、その土地は速攻も無い。そして5マナで並んだニッサから時間が掛るわけですからデッキ内の土地の数も減り続けている。デッキ内の基本地形の枚数が一定以上ではないと使えない能力。


 「小能力でアドを稼げない」「場に干渉できない」「4マナより上のマナ域」と弱PWの3大要素をすべて備えている様に見えます(ついでに奥義まで遠い)が・・・どうでしょうね?逆に総てを満たしていた《闇の領域のリリアナ》がアレでしたし、まぁ所詮ただの一物差しですか・・・。
 が、矢張り小さくは無い要素ではあります。
・単独で設置時の隙を埋める事が出来ない点
・デッキ構築を著しく歪ませる点
が特に厳しい。
 マナ加速から早々に出すのがPWの常套手段ですが、ニッサの場合[+1]が両方とも土地に関係するため早々に於いても弾が巧く調達できない不安もありますしね・・・。そして[+1]を巧く使おうとすると、デッキ内の土地分が減ることを意味しますから[-7]も弱い。土地ブーストが首を絞める。Dual Landでは併用できない。う~んこの一体感の無さ。
[-7]の運用は半ば諦めるのなら《クルフィックスの狩猟者》は素晴らしい相棒ですね。弾と壁の両方を調達できます。
取り敢えず、
・肉壁を用意する
・森、最低でも基本地形を確保する
等は最低ライン。

 まぁ、色々言ってますが[+1]の土地生物化だけで十分強い。
前述しましたが4/4トランプル5体とかどうしようも有りませんからね。
BigMana要素で考えても《世界を喰らう者、ポルクラノス》《ハイドラの繁殖主》《起源のハイドラ》というその手の生物も豊富にいるのでMonsterの様なデッキで使うのもアリですね。が、5マナがジャンプ台では遅すぎるので所詮は添え物ですが。
 
 正直、使い易さで言ったら同マナ域に限定しても《原初の狩人、ガラク》に及ぶべくもない。
こちらはどうあってもアドが稼げますからね。
が、[+1]の支配力の高さには目を見張る物が在りますから考慮に値するカードではあるとも思えます。
Eternalでは重さ云々を抜きにしても[+1]の生物化以外には流用できそうな能力が無いのが如何ともしがたい。
イラスト綺麗なのでFoilも欲しいですね。




《不動のアジャニ》
:亡き朋の遺品を身に纏う姿がグッとくる5枚目アジャニ。・・・アジャニ多すぎでは?
「軌跡」厨的にあの人を思わせる名前ですが・・・やはり同じく不遇な道を辿りそうです。

 [+1]はW御用達の生物パンプでペスの面影を残しつつ、犠牲者を悼む「戦い良くない(´・ω・`)」的な精神からなのかかなり防御寄りの強化です。生物は「先制攻撃」で、プレイヤーは「絆魂」「警戒」で保護する過保護っぷり。
正しく「命を大事に」。
が、最も大事な能力だった「飛行」を失ってしまったのは如何なものか・・・。使い道が違うとはいえかなり痛い部分ですね。

 [-2]は初代の自分を思わせる陣営強化能力。但し今回は自分以外のPWの忠誠値まで伸ばせます。
「俺の命をちょっとだけくれてやる!!」的な能力。
シングルシンボルで他の色のPWと併用しやすいのが強みですね。特に奥義への早期到達や、それ以上に小マイナスの連打がしやすくなったのはかなり大きな事かと思います。《ヴェールのリリアナ》が毎ターン[-2]連打するとか悪夢そのものでしょう?
 生物だけの場合も良いですがやはりPWを併用したい。可能なら両方。生物だけなら最低2体ですがそれでも少々割に合っていない能力ですよね。
詰まり効果は頼もしいものの、下拵えがかなり大変という事です。

 [-7]は「なんとあのエムラクールに10発以上殴られても平気になる強靭な紋章です!!」レベル。
だからどうした・・・。
彼は導師の頃から方法論を換えたが、根本的な問題には気付かなかったらしい・・・。


 とりあえず、他のアジャニ同様相手に全くレベルで干渉出来ない上に、単独では何もできない。
アジャニのアジャニたる弱さを体現しているカード。
群れないと何もできないという小物っぷりをいい加減何とかして欲しいですね。
傑作たる《復讐のアジャニ》を超える一品は出てこないようです。やはり復讐心は強大な力だったのだ・・・(´・ω・`)




《解き放たれし者、オブ・ニクシリス》
:御肉さんがより悪魔的なビジュアルで還って来ました。
サーチにペナルティを与える能力で、自分で土地を利用する方法から相手の土地を利用する方法に乗り換えましたね。流石悪魔だぜ。

 色々サーチカードは使われてますが、矢張り圧倒的な割合を占めているのはフェッチランドですよね。
この点から考えると《レオニンの裁き人》や《エイヴンの思考検閲者》等と同じ様に土地を絞めつける方向で使いたい。がそもそも6マナを出せるような頃にワザワザ土地を起動なんてする筈も無い。つまり通常の方法で出していてはとてもその方面で能力は発揮できないという事ですね。一応《暗黒の儀式》で4マナ→6マナへジャンプできますがそれでもEternalでは土地の役割は半減してますよね・・・。
 う~ん何処かに土地を絞めるのが効果的なManadenial戦略を採っていて、リチュアル以上の速度でオブさんを場に出す方法を盛ったデッキは無いものでしょうか・・・
 →Σ(゚Д゚)在ったぞ!
  ポックスリアニだ!!
 時期(1~2ターン目)を逃すと欠片も役に立たないチョイスですがな・・・。

 まぁ、でも割とこの方向性で考えると結構面白そうな生物ではあると思います。
リチュアルを使うにしても土地が必要になるので《不毛の大地》や《小悪疫》ではなく《Sinkhole》等がメインになってくるでしょうがね。

 ついでに言うと、フェッチ以上に相手に効果的なのがBladeデッキの《石鍛冶の神秘家》ですよね。
サーチへのペナルティだけでなく、場の生物まで持っていくので装備品を担ぎ手が減りますから。




《スリヴァーの素》
:M14に続いてまさかのスリヴァー推し。しかもスリヴァー自身もかつての姿を取り戻していますね。やはりスリヴァーと言えばこれでしょう。
他の部族に対して明らかに劣る部分であったマナ基盤がこれで多少改善されますね。《魂の洞窟》と合わせて5色ランド8枚に《霊気の薬瓶》まで有りますからね。
 ただ、部族ランドだけあって通常のスペルがかなり使い難くなりますね。
特に現スリヴァーはっキャントリップスペルに加えカウンターも使っているようですから《島》とその関連のフェッチの枠は有る程度必要になる。巧く枠割合を調整する必要がありますね。それともGoblins張りに生物で溢れた形にするのも良いかも。

 Tokenはあまり目を向けられていないようですが私としては結構重要だと思います。
スリヴァーはアドの手段に乏しいデッキでもありますから、継続的なアド手段があるのは喜ばしい事。貧弱ですがどうせ強化できますからね。実質6マナの重さもマナスリヴァーを入れると簡単に運用できます。そうでなくとも安全策は出来る枠ですし。
 何よりX=2で爆殺されなくなるのは非常に大きいと思います。
これでXの対象が=1/2に加え0まで加わったので戦線を厚く出来ますからね。




 まずはこんな所で。


新カード)BNGのカード雑感ラスト
新カード)BNGのカード雑感ラスト
新カード)BNGのカード雑感ラスト
皆さんこんばんは。しもべです。


 ようやっと、フルスポも出ましたね。
どうでしたか?欲しい物はありましたか?

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《神託者の眼識》
Std:効果自体は強力ですが些か重すぎる。
「神啓」を満たすのでなければ、孔隙に使えなくなるわ、起動能力持ちに使い難いわで・・・。
タップのみで2枚のカードにアクセスしそのうち1ドロー出来るというのは素敵なんですが・・・。

 Auraで使うにしても悠長すぎますよね。
素直に《好奇心》とか使っていた方が早い。
《地下世界の人脈》のような働きも信心は薄いわ重いわ生物が必要だわと難しそうです。



《渦潮の精霊》
Std:中々強力なブロッカーに思えます。
1マナを立たせていなければいけないとはいえ、ほぼ無敵のブロッカー兼除去。
高確率でサイズに関係なく相手の生物を一体道連れに出来るのが強力でそれが1マナの生物だというのなら尚更優秀です。
 マナが十分にあるのなら能動的に除去する事も可能で、非常に使い勝手が良いと思います。

 もちろん生物に依存した能力なのである程度の不安定はありますが。



《オドゥノス河の底さらい》
両方:圧倒的に制限されがちですが、カード2枚を回収できる生物として考えれば中々強力です。
制限つきですが回収できるのは生物ですし、それが2枚となると《デッドウッドのツリーフォーク》が如き能力です。

 デッキは非常に限定的になりますので、作れるのなら環境に関係なくAura系統のデッキになるはず。
どれ程の働きが出来るかは未知数ですが、本体も戦力に出来ますしアドも採れる。
弱くは無いカードだと思います。



《死の国の重み》
Std:死は一瞬だが、国を背負うとはこれほどの重さ(1マナ → 4マナ)なのか・・・。



《悪意に満ちた蘇りし者》
Std:そこまで強いとは思わないのですが、実質2マナ3/1であり更に2点はスーパートランプル的に本体に入るので攻撃力は十分に高いですよね。
ただ、《蘇りし者の密集軍》の様に壁と使用できるわけでもなく、且つチャンプブロックでも死ぬ。
 また、BカラーのWeenieが今のところ人間Beatしかない為使えそうなデッキも無い。



《血占術》
両方:中々強力なドロースペル。
信心分黒式のドローが出来ます。当然ですが、カードを引きすぎると死んでしまうのが難点。《野望の代償》を考えれば1マナの重さ分4~5枚引ければ御の字ですかね?《力の確約》を考えると6枚程度引きたい気もしないでもない。

 問題はやはりその重さですよね。
5マナ域と言うと不動の《アスフォデルの灰色商人》がフィニッシャーとして存在しています。信心が溜まっているのならドローよりも直接的なフィニッシュ手段が欲しいところ。故に忠衛さえ少ない枠をコイツにまで割く余裕があるのかどうか?
加えて、Controlデッキ故に5マナをキャストする時にライフが十分あるのか?という事も気になります。
この十分と言うのは、その場での支払い能力があるのかどうかに加えて、その後ターンを返して以降も十分に戦っていけるライフ/戦況なのかという事も含んでいますからね。
相手がBeatdownなら4点以上支払うのにも大きな賭けになる場合も少なくないはず。
がそうすると5マナも掛けてこんなもの使う価値があるのか?と言う疑問もあります。
消耗戦からの復活も場が真っ新では敵いませんし、場が整っているときの押し込み用または膠着状態打破用ぐらいに1~2枚挿す程度が精一杯な気がします。

 3マナでカード4枚にアクセスできる《骨読み》の方が遥かに安定していますしね。



《洗い流す砂》
両方:《電謀》を「超過」固定化してSoc限定にした代わりに占術1を付けた呪文。
どちらが良いかは一長一短。
でも価値ある一枚。



《ケラノスの嵐呼び》
両方:全く注目されていませんが効果自体は弱くは無いカード。
3マナとはいえ速攻持ちのパワー2ですので戦力にはなりますし、2マナで好きなだけ占術1が出来ます。
設計上UR系のMidrange仕様ですsのでデッキ選択が難しいのですが、決して弱くは無いカードだと思います。



《ハイドラの血》
Std:信心版《巨大化》。
どうせなら信心版の《踏み荒らし》が欲しかったですねw

 巨大化と考えると十分なか卯が揃っていなければ使えない微妙なカードなのですが、数が揃った状況でブロックされなかった生物に使うという方法が出来れば十分なフィニッシュスペルになります。

 1マナで6打点以上を稼ぐなんて事も可能ですね。
問題はやはりフィニッシュ用のスペルという事ですかね。



《ケイラメトラの好意》
Pp:Pauperの5色用に。



《サテュロスの道探し》
両方:《森のレインジャー》のリメイク?
確実に基本地形1マイクを探す手持ってくるのではなく、Top4枚中から土地1枚を持ってくる能力。
特殊地形の多いデッキ/環境でより活かしやすいですね。
同時に墓地も肥やす事が出来、そこら辺の活用方法もあると良い。

 部族支援はほぼなくなるのですがより抗議的なシナジーを形成できる優良カードですね。
本当にこのBNGはコモン/アンコモンが優秀だ・・・。



《レイナ塔の英雄》
Std:何と無くレベルアップ生物を思い出しました。
序盤に展開しながら中盤以降もマナを掛ける事で戦力として使用する事が出来るというのは貴重です。

 が、よく考えると、幾ら序盤でも1/1は非戦力。
確かに強化も出来ますが、他にトリガーが必要になり、氏h化も十分なマナが無ければ費用対効果は微妙。終盤になれば十分なマナが活用できますが、そこまで行くのなら速攻持ちの《霧裂きのハイドラ》使うよ…と言う結論に落ち着きました。



《スコラ谷の災い》
両方:一瞬可能性を感じましたが一瞬でした・・・。
まぁカスではない・・・かな?



《クルフィックスの狩猟者》
Std:極めて優秀なカードですね。
タフネス偏重であるため壁として優秀で場持ちも良い。故に能力を活かしやすい。
場持ちが良いため信心を稼ぎやすく、ゲインと合わせてダメージレースに大分貢献できます。また、単純に土地を伸ばしやすくなるのも良い。《森の女人像》の様な感じですね。
故に、BigMana系統のコロッサルで居場所を見つける事が出来るでしょうね。
また、さんざん言われていますが《ドムリ・ラーデ》と非常に相性が良い。PWの壁としても優秀ですが、土地を掃く事で[+1]の確率が上がります。[-2]の「格闘」でも死亡しにくい。
実にデッキに合ったスペルですね。
もう一方の噂の《紅蓮の達人チャンドラ》もTopが見える事が[0]の使用の可否が付きやすく使い勝手をかなり増す事が出来ますね。土地を伸ばしやすい点も[0]には有難い。


Ete:今のところJunk系で最も有用に思える生物です。
取り敢えず壁として優秀でマングースや血編みエルフの突撃や《稲妻》に耐えれるタフネスが素晴らしい。また、土地でゲイン出来る事でライフ消費が非常に激しい難点を補う事も出来ます。
土地を伸ばす事も他のデッキよりも遥かに有効活用できます。なんせ3マナのSocとか入ってるデッキですからw
 が、
何より大きいのは土地をTopから掃く事の出来る能力。
取り敢えず、マナフラッド病を患っている私とその同胞への救いの手!!・・・とか非常に個人的な事情は放っておいて。
通常のカードを引きながら次のTopが土地であった場合、それは宛ら《闇の腹心》で土地+その他のカードを引いているかの如き挙動が出来る訳です。そしてそれは《師範の占い独楽》により安定して運用をしていく事が出来るという訳です。
つまり、変型判のボブの様に見ているわけです。
少なくとも《苦痛の予見者》なんぞより遥かに近い働きを出来るでしょう。

 他には、ゲインを何度も出来るという事でGWのSoulSistersでの運用。Encという事で同じく《ミリーの悪戯》を有するEnchantressなどが運用対象に出来るのではないでしょうか?

 ただまぁ、Topがばれるというのは結構なデメリットではありますがw



《彩色マンティコア》
Ete:非常に判り易い微妙なカード。
淡雪の如く綺麗で切ない脆さを併せ持ちますねw
本当、様々な除去に引っ掛かるw
これで「被覆」か、せめて「速攻」でも持っていてくれtら・・・。
ただ、《テク》を知っている人間としてはこれでも強いなぁ~と。
《テク》は全ての土地が揃っていて5マナ4/4先制攻撃・飛行・トランプルですからね。
絆魂・警戒・授与で3つも上回っていますよ!!

 まぁ勝ってい見て良いのですが使う事は無いでしょうw
5色NicFitとかで使いましょうかね?


こんな所で。


 私は猫王はそのうち買うつもりなので今のところ、趣味のデッキ分まで含めてもすぐに集めるものは10Kいないです見そうです。
お財布に優しいな~。



新カード)BNGの雑感4 明日にはフルスポ。
新カード)BNGの雑感4 明日にはフルスポ。
新カード)BNGの雑感4 明日にはフルスポ。
皆さん、こんばんは。しもべです。


 なんだかんだで明日にはフルスポ。今回はお財布にも優しい親切設計ですね。
ここまでわくわくしないのは初めてではないか?と思います。
個人的には強いカードは無くても良いのですが電波臭溢れるカードが少ないのが実に残念。
後は、
Wotcが神を全く推す気が無いとか、神啓はコンボ向きだけどどれも効果が微妙で且つ本体のみの戦闘力が低いとか、懲罰者止めろせめて誘発能力止めろ・・・
とかいろいろ。


 さて、閑話休題。
本日もカードの雑感をば

-------------------------------


《陽絆》
Ete:こんなもの使うなら《活力の揺り篭》を使います。Auraにするなら2マナレベルだと思いますわ。
Std:ただし、《鬼斬の聖騎士》の様な除去耐性持ちの絆魂生物に付けると結構なサイズになってくれます。それだけ。



《導きの嘆願》
Ete:2倍《牧歌的な教示者》。
クソ重いので基本は無いのですが、一応アドは稼げるうえに銀弾使用。《セラの聖域》有するEnchantressならば考慮する事も出来ますね。使えませんが。



《万戦の幻霊》
両方:《オドリックの十字軍》/《野生の末裔》であり弱体化した《天上の鎧》であり、「授与」にてAuraにもなれるフィニッシャー。
しかもサイズ修正が自軍の生物+Auraの数なので上昇させやすい。
故に当然Auraデッキへの仕様が考えられますが、生物の数を参照するなら面展開をするWeenieデッキ向き。これを能力が分裂していると見るか枝分かれして対応力が広いと見るか・・・。

 個人的には面/単騎の両方で活用できる有用生物だと捉えています。
必要に応じて選択できると尚良いですね。
《騎士の勇気》や今セットの狼Auraの様な生物/Aura両方を展開できるカードを併用すると一気にサイズ修正が出来ます。
 また《ブリマーズの先兵》や《オレスコスの王、ブリマーズ》の様な自力で面展開を出来る生物に付与するのも良いですね。特に猫王はマナカーブも良いですし、Tokenを生み出しやすく、警戒で攻防で活躍できるので修正も活かしやすい。
 面展開をしたいという方向性が一致しているのなら《復活の声》と併用するのもアリかもしれませんね。

 また、《イロアスの英雄》への付与ならマナカーブの繋がりの良い3マナで行う事が出来、5/5を作り出せます。2種類目の《天上の鎧》としても使えます。
取り敢えず、Eternal用のAuraデッキへの検討を考えています。



《メレティスの天文学者》
Ete:同じくAuraデッキへの投入を検討できる1枚。
普通にドローするよりも強力な3枚中1枚を手札に加える能力です。しかもEncを選択的にハンドに入れれるので非常にありがたい。Enc/Creならば生物も入手できますしね。

 《アルゴスの女魔術師》や《コーの精霊の踊り手》程飛び抜けているわけではありませんが、投入できるデッキへのコンセプトが明確で使いやすいと思います。貧弱な性能ですが2マナでアドを稼げる生物なら十分検討できます。



《圧倒的な波》
Std:なかなか使い勝手のいい全体バウンススペル。
一時凌ぎにしかならないのですが、コストと効果のバランスが取れた充分な実用性ですね。
信心系は特に置物を多量に並べる事から始まっていますからね。速攻系のデッキが少ないため4マナと言う重さも気にはならないでしょう。

 どうでもいいのですが、Waveマスターこと《波使い》を見事に流せるという状況がとても笑いを誘いますねw
所詮、生き物など天災の前には儚い物ですね・・・。



《厄介なキマイラ》
Ete:相手のスペルを自分の体のコントロールと交換するスペル。
かなり変わったカードですが、こういう電波臭溢れるカードは好みですww

 とりあえず、コントロールの様な中盤以降に威力のあるスペルを使うデッキへの圧力が高いですね。
コイツの除去耐性さえ補えればある意味相手への盤上への蓋として機能します。《虚空の杯》を使って相手に嫌がらせをするデッキを組めませんかねw
 因みに《家路》を使えば、簡単なロックを掛ける事が出来ますね。《金粉のドレイク》とかと合わせて使いますかねw



《湿原霧のタイタン》
Std:親和の様に黒の信心で軽くなる生物。
書いてある事は強いんですが、7マナと言うコストの重さが問題。
現実的にはせいぜい3~4程度しかコストは減らせないでしょうし、それ以上の信心のある状況ならこんな物投入せずとも勝てる状況でしょう。
 折角場に出せてもバニラでは・・・。灰色商人とかのほうが遥かに健全。

 親和では《マイアの処罰者》のデッキ内のサイズとデッキにおける展開力及び環境の平均サイズが強力な生物へと変貌させていましたが、この生物では事情が異なります。
そもそも4マナ域により強力なフィニッシャーの《冒涜の悪魔》がいる環境ですからね。

 せめて何らかの回避能力を持っているとか、このカード自体の信心値があるとかならまだ救いはあったのですがね。



《灼熱の血》
両方:《焼尽の猛火》のリメイクの様なカードですね。
効果の最大値は小さくなった物の、「上陸」が不要になったため効果が安定しました。また、猛火と異なり対象は1つで済むためその点でも使い易くなっています。

 ただし、Stdでは《夜帷の死霊》の様なタフネス3の生物も存在するため素直に《稲妻の一撃》からコンバートできるかは不明。占術2を持つ《マグマの噴流》もありますしね。これからのメタとデッキの戦略に依ってくるはず。

 Eternalではタフネス2の除去でも十分であり、その点ではそれほど問題は無いと思います。
ただ、RRマナを用意できるデッキが殆どなく、Burnに入るかどうかは微妙。競争相手は沢山在りますからね。
その他のフェアデッキではRRを用意するハードルが高くフェッチ・デュアランを多用してもかなり苦しい。何よりRマナの出る土地の2枚目を欲するデッキが主流なデッキには居ない。フェッチ多用するなら《焼尽の猛火》で良いんでは?と言う疑問も・・・。
ただ、アドは稼げますし、効果自体は高いので検討は出来ると思いますが・・・。
生物が居なければ使えないデメリットは多少問題視されますね。
 


《骨の神託者》
Std:一見すると強く見えますが、恐らく極めて弱い。
まず、相手に選択権のある懲罰者であり、更にそれをCipで行うので、スタックで1点除去で殺される可能性も有る困ったさん。しかもこれを使う以上ハンドに最低でも1枚のスペルを抱えていなければいけない。4マナ3/1速攻なんて要りませんからね。

 とりあえず
・懲罰者
・相手が除去を抱えていない
・ハンドにスペルを抱えている
と言う条件をクリアする必要がある。ハードルが高すぎます・・・。
懲罰者はどちらの効果もマナコストに比して強力であってもそこそこの強さにしかなれない致命的な能力。あれほど強力なテキストを持っていた《苛立たしい小悪魔》がいい例です。
いい加減其処をWotcにも学んでほしいです。



《サテュロスの火踊り》
Std:本体火力が相手の生物にも届く様になる生物。
火力の効率の低いStdのBurnでは相手より確実に早く焼き殺すというのは難しいのでどうしても生物デッキとのダメージレースになりがち。そんな時に相手の生物を除去出来ればかなりレースで優位に立てますね。また少数ではある物の生物を投入する事も多いのでその道を抉じ開ける事も出来ますね。

 単体では除去耐性が低すぎる上に相手にとっては厄介な存在なので真先に除去されるはず。
故に、サイドに潜ませておいて相手がBurn相手に生物除去をサイドアウトしたところにぶち込むと良いかもしれませんね。

 下の環境では流石に2マナで単体で仕事をしない生物を使ってる暇は無いでしょうね・・・。置物を使うとしても《若き紅蓮術師》や《紅蓮術士の昇天》が在りますしね。



《霊気のほころび》《存在の破棄》
Std:さぁさぁ、なんとあの神様さえも葬れる《古代への衰退》が1マナお安くなって帰ってきましたよ!!
さぁさぁ、買った買った!!

 ・・・神は所詮、紙なんですね・・・。
他にも《無効》や《金箔付け》等、ほんと神って一体なんですか??



《殺戮の神、モーギス》
Std:ラクドスカラーの牛神。
個人的にはイマイチ使い勝手の判らないカード。
効果範囲の広がった《硫黄の渦》の様に捉えられていますが、《煙突》からの《狂気堕ち》然り、デメリットを押し付けるカードで相手に選択肢が増えると高確率で弱くなる。
これもダメージを与えるのか生物を除去するのか常に相手にベストな選択をされてしまう。
基本的にはパワー7で殴る事が重要で相手にしてみればそれを避けたいので生物をブロッカーとして残すはず。故に《硫黄の渦》として機能しやすくなっているとも言えますね。
ただ、それも安定して信心を稼げていた場合ですしね・・・。信心が十分に稼げているのなら細々と炎症を起こさせていないで《モーギスの狂信者》で盛大に燃やした方が早いのでは?と思います。
強い相手はやはりControl。の筈が、そのControlの首魁《太陽の勇者、エルズペス》の前には無力この上ない。

 ただ環境最大種の一枚である《冒涜の悪魔》に正面からコンバットで勝てる可能性があるのは評価に値しますかね。4マナで実質パワー9に到達するのなら偉い物ですが。



《憤怒売り》
Std:《境を歩む者》のリメイク。何故か牛になった元宗教関係者。
時代の変遷に従ってかタフネスが1上がってマナレシオが向上していますねw

 2枚目は僅か(1)マナで出せる為エミッサリーには及ばないものの展開力は驚異ですしね。
他にもロードとして優秀な《怒血のシャーマン》《クラグマの戦呼び》を抱え、単体でも強力な《ボロスの反攻者》《モーギスの狂信者》《ミノタウルスの頭蓋断ち》がいます。後続の展開が圧倒的に早くなるため、牛デッキは実はカジュアルレベルでは結構強力だと思います。
問題は牛は3マナ以降に生物が偏っている事ですよね・・・。
序盤は火力を多用して中盤から一斉に展開して殴るなんて形が良いかもしれません。

 何故《殺戮の神、モーギス》は部族「ミノタウロス」を有していないのか・・・。



《歓楽の神、ゼナゴス》
Std:神になって太ったゼナゴス。
速攻とサイズ倍化と言う機能を持つため置物としては中々優秀な効果なのですが、後続に効果を与える割にCMCが5マナで自分自身がその後続組と言うアンバランスなマネージャー職を希望している困ったさんですね。

 単純にサイズが倍加するだけでも強力な能力で《ゴーア族の暴行者》が必殺のカードに成ったりします。単体で使用した場合のサイズはもちろん「湧血」の効果も伸びますからね。
その意味で5マナの強化呪文Encの様に使うのが基本となるでしょうね。
サイズアップと回避能力と言う観点なら《カロニアのハイドラ》や《狩猟の神、ナイレア》も良いですね。
マナレシオの良い《高木の巨人》《ネシアン未開地の荒廃者》や《世界を喰らう者、ポルクラノス》、信心を稼ぐ前提なら《恭しき狩人》等も。ポルクラノスは格闘怪物化をするのでやはりサイズの倍化は有難いですね。

 が、やはり素早く場に出せればそれに越した事は無い。
という事で、さんざん言われていますが、前身のPWである自分自身と併用したいですよね。信心を稼ぐ・マナ加速をする・強化先を生む。素晴らしシナジーですね。今一使い道に乏しい[-6]の奥義も誘発能力で即戦力に出来ます。同じく後続の確保と共に「格闘」と「破壊不能」のマッチした《ドムリ・ラーデ》も良いですね。色が出るなら《獣の統率者、ガラク》も。

 何はともあれ、如何にすばやく場に着地できるか?に懸かってくるかと。
素早く着地するWeenieでは使い様がないマナなのは問題点。5マナと言えば、他のデッキでもフィニッシャーを務める物が主流である中、このカードはサポーターでしかありませんからね。
折角信心を伸ばしやすいRGカラーですが、単純なBeatdownでは能力の活かしようがないと思います。5マナからエミッサリー4/4にして何がおいしいの?と思いますし。
正直、単体でどのデッキにも捻じ込めるようなパワーは欠片も感じません。結構活かすためのハードルは高いように思います。
コロッサル系で1チャンス?

 

《欺瞞の神、フィナックス》
Std:最後の神。
最後なのにカスの紙。
予想されていた通りLO能力なのですが、それがあまり強力とは言えない。と言うより効率が良いとは言えない能力。
何より痛いのは単体では本当に全く何もしてくれない事でしょうかね。
信心を稼ぐのには当然ながら、LOの能力を使用するにも生物が必要になるという自分だけでは何もできない無力な紙です。
《悲哀まみれ》や《圧倒的な波》等で全体除去も存在するためこの色のControlを組む事も出来ますし、オフェンス手段にLOを用いるのも問題は無いと思います。
が、他の生物を必要としてくるため全体除去とは極めて相性が悪い。
一体何がしたいのか・・・。
存在痛いがアンシナジーの塊・・・。

 壁としては優秀ですのでタフネス高い集団作ってあとはピン除去とカウンターで粘るという選択肢も無くは無いのですがね。



《地味にゾンビ》
Std:一瞬強い気がしましたが、よく考えたらほぼただのスペクター。
相手のTopを削る能力とダメージと言う相反する能力を両立する意味が無い。その上にあらゆる除去に弱く信心も《夜帷の死霊》に大きく劣ります。
そもそも信心はUもBも共に1個ずつしか稼げず、両方を活用できるのはダメージの意味が無くタフネスを参照するフィナックスと言う、神に見離されてる感が満載です。



 こんな所で。



《闇の裏切り》
:よく考えましょう。
1マナ重いとかSocとか差はある物の、なぜWは「パーマネント」を「追放」できて、黒は「生物」の「破壊」しか出来ないのでしょうか?
あんまりBのことディすると切れますよ?
エレボスさん破壊できないんですが・・・。《幽霊議員オブゼダート》や《冒涜の悪魔》がどれだけ環境にいるかに依ります。
 しかも、《狩人狩り》もほぼ同効果(対生物カード)です。
サイクルなんですからもうちょっと芸が欲しいのですがね・・・。


 因みにISDで「格闘」が刷られてからすでにこの能力を持つスペルはTHSを抜いても11種。
そしてTHSで新たに2+1枚。
格闘推しすぎ・・・。
その上、構築級のカードが殆どない。
InsやSocなら《弱者狩り》級のカードを1マナにしてやっと構築級だと思うのですがね・・・。



《ファリカの療法》
:もうそろそろプレイヤーに飛ばせても良いと思うんですよ。Helixを考えれば・・・。



《稲妻の一撃》
:何故《灼熱の槍》を落したのか?と言うか別に槍の再録をこのブロックですればよかったのではないでしょうか?
というか《マグマの噴流》がある状況で何故同マナ域に火力を、それも同エキスパンション内で作るのか?
デザインチームの意図が全く不明です。
というかSighBurnでも組めそうな勢いで火力に溢れていますね、次期Stdは。1マナの火力があればBurnもイケそうです。



《峰の噴火》
:時代も環境もまるで違うとはいえ《氷結地獄》を見ていると泣きたくなるぐらいの弱さ。
まぁ、次の環境はRは強そうですからサイドで結構使われるとは思いますが・・・。
しかし限定されるとはいえ3マナの土地破壊を出すのならそろそろ《石の雨》を復活させても良いのではないでしょうかね?ヘビースペルも多い事ですし。



《古代への衰退》
:所詮、紙の世界の神も紙だったか・・・(´・ω・`)



・英雄化
:名前を変えただけのAura強化キャンペーン。
別に能力と言うかコンセプト自体はAura好きな私には何の問題も無いのですがトリガーが些か敷居が高い。
というよりAuraのリスクを回収できるシステムにはなっていないのであまり有用性が見られない。相手のスペルでも問題は無いのではないでしょうか?英雄とは相手からの敵意に晒されるものでしょう?
と言うより何より許しがたいのはGTCにて生物≒スペルなカードである「湧血」の存在を完全に否定してしまった所。
能力では確かにトリガーとしては軽すぎるのですがね・・・。



・ミノタルロス達。
《クラグマの戦呼び》《怒血のシャーマン》
:ストーリーを重視する事や逸話昔話をフィーチャーするのがテーマならば、もっと迷宮の主の様なデザインのカードが欲し火ですね。



・レア土地サイクル
:タップインデュアルランドはどう考えてもアンコモンでしょうが!!
ただこれらはアンコにすると限定戦まで多色化当然になりなんのための単色推奨ブロックなのか判らないので致し方ない面も。



《Xenagos/歓楽者ゼナゴス》
見る度に、何度でもゼノギアス!?と思ってしまう病気。
DN内に同士が居て安心
但し実際にはゼノギアスの綴りはXenogearsであり、余り似ていない。



《伏魔殿のピュクシス》
「キャッ!熱い!!」
火にビビる人間の図。
はよ火消せ。



《アクロスの木馬》
:見た目も効果もトロイの木馬其の物ですが敢えて言おう。
現代人ならば《精神的な介入》こそを「トロイの木馬」と言うべきであると!!
実際は《Word of Command》がそれっぽいのですがね一番。


・しかし控えめに見てもかなりKPが高いエキスパンションになると思われるTHS。
つまりその先に続くのは判り易いバランス調整であり、RtRブロックの悲劇の再来。
止めてください塩が2つ続くのは・・・。

 M/RだけでなくU・Cにまでパワーカードが溢れているので本当に不安。



《火飲みのサテュロス》
:嘗ての《ジャッカルの仔》をフィーチャーしたカードであり古参プレイヤーにとっては懐かしさに思わず頬が緩みます。
が、フィーチャーはしていてもリスペクトはされていません。
嘗てのカードを今の環境に持ってきても悲劇を繰り返すだけ。
《セラの天使》しかり《センギアの吸血魔》しかり《アーナム・ジン》しかり。
《カルストダーム》の様にデッキが見つからずに・・・と言うのはまだマシな方で、上記の物は完全にKP不足で失笑と共にブロック落ちしました。
この新《ジャッカルの仔》であるサテュロスも同様に思います。
《ラクドスの哄笑者》や、1マナ2/1以上で溢れ返っている今日の環境でこんなカードが一体何をするというのか?
6年前の環境でさえ使われるかどうか怪しい所です。
せめてブレスが1マナならばまだ見るべきところもあった・・・。またはこれがアンコモンならば・・・(そもそも基本セットにさえデメリットの無い1マナ2/1が出る時代なのに…)。

 嘗てのカードを辱めるような行為に感じてしまいますね・・・。
まぁ、私の予想を大幅に裏切り大活躍してくれるのならそれが一番ですが・・・。
この手のカードで、ダメージレースで捲られるようなカードに価値があるのか・・・?

 因みにFTは「サテュロスのお祭りに参加するには、痛みに対する高い耐性が必要となる。」
との事。
・・・ドM御用達ってこと?



《運命の三人組》
:ギリシア神話の有名なモイラ(モイライ)の3姉妹が元ネタですかね。
人間個々人の運命は、モイラたちが割り当て、紡ぎ、断ち切る「糸の長さ」やその変容で考えられたらしいです。
クロト :「紡ぐ者」;人が生きる時間を巻き、人生を紡ぐ女神。左の女性?
ラケシス:「割り当てる者」:人生を始まりを与え還る事の出来ない運命で縛る女神。右の女性?
アトロポス:「不可避の者」;逃れる事の出来ない人の死を決める女神。真ん中の女性。
だそうです。
ペルソナで学んだ無駄知識。
能力的には誰が何になるのですかね?
 どう考えてもアトロポスはBの能力ですが、クロトとラケシスが難しい。
人生と言う下地を作る事を考えれば無色がクロトでWがラケシスですかね。そう考えると戦場に出すという行為が人生を与え始めると考えることも可能ですが・・・。
逆でも通らなくもないんですよねw

 どうでも良い事ですが、Bの能力であるデメリットの2ドローをコントローラーに与えるという物ですが、「断ち切られた生命の終わりから始まる新たなる芽吹き」=「輪廻転生」や「生命の連鎖」を私には思わせます。
まぁ、ギリシャ神話にはそんな考えは無いので完全に私の妄想ですがねw

 構築ではノーチャン。これが3マナで毎ターン使えたとしたら1チャンでしたが・・・。
限定戦では地味に相手の戦力を奪いながらライブラリーも削れるので1チャン?
あれですかね?やはり人間が運命なんか操ろうとするとこれぐらい無理が生じるという事なのでしょうかね?
 という事で安定のFoilコレクション枠。有難うレアでカスで・・・。



《予記された運命》
:KPが上昇する中での《遺贈》からの大幅弱体化。
Encが不得意な色だからでしょうかね?
まぁ、Cipで一枚引けますが・・・。
《孵化計画》や《タッサの試練》との比較は可能ですがね・・・。



《ナイレアの弓》
:それぞれの4つの能力が四季を表しているらしいのですが普通に上から春夏秋冬ですかね?
「生物強化」:春;命が生まれ芽吹き成長する時期
「非行対策」:激しい雨と暑さの時期
「3点ゲイン」:収穫の時期、食の秋
「墓地掃除」:命が終わり眠り大地に変える時期、葉は枯れ落ち、腐り、新たな恵み(山札への帰還)を呼ぶ
こんな感じですかね?



《蛮族の血気》
FT「背中を取ったと思ったのに!」「ケンタウロスには背中が二つあるのさ!」
何処の漫画からの引用ですかねw



《巨体の狐》
:ハムスターとドブネズミ(25㎝前後)の違いが判るだろうか?



《タッサの褒賞》
:これ、ソーディアン・ディムロスじゃないですか?
エクスプロード使えそうじゃないですか?

取り敢えず、FTがポジティブ過ぎる。



《伝書使の素早さ》
:速攻とトランプルを付ける。そこまでして手紙を届けようというのか。
喩え私は死すともこの手紙を!ってことか!!
お前さんは鳥居強右衛門か!!

(※鳥居強右衛門とは?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A5%E5%B1%85%E5%BC%B7%E5%8F%B3%E8%A1%9B%E9%96%80



《異端の輝き》
:「目からビーム」どころか「目から拡散メガ粒子砲」撃ってますよ・・・。



《海岸線のキマイラ》
:よく皮肉が効いた素敵なFTですねw



《解消》
:恰好いいFTですが、《勇猛な反対派》並みに効果が伴わないこの残念感・・・。
《予記された運命》に出てくる女性と同一人物に見えますが・・・彼女にはいったいどんな結末が待ち受けているのか・・・。



《肉餓えの馬》
「未知のものよりも更に不穏なのは、慣れ親しんだ者の歪曲である」
成る程、と思わされますね。
この馬もかつては誰かの愛馬だったのでしょうか・・・。
悍ましいイラストもそう考えると哀種が漂ってきます・・・。



《一口の草毒》
その昔《苦悶の死》と言うカードが有りましてね。
そういえば最近も《忌まわしい死》と言うカードが有りましてな・・・。



《落岩》
:あの・・・《ボガーダンのヘルカイト》っていうカードが在ってですね・・・。



《破砕》
:石造とは言え、頭部が燃えながら落ちてきたらトラウマものですね。
イラストの悲壮感とか崩壊とかそういうイメージが良く伝わってきます。



《信条の戦士》
:「彼女は敵と対峙した時から、その墓碑名を考え始める」
戦闘に集中しろよ!!
だから4マナとか鈍重なんだよ!



《旅するサテュロス》
:「大地の恵みを所有できる者はいない。神々はこの世界の富を全ての者で分ける為に作り出したのだ。いや、これは決してお主の果物を盗んでいるところを見つかったから言っているわけでは無いぞ。」
・・・どう考えても盗人です。
だって「盗んだ」って言ってますからね?
語るに落ちるとかそんなレベルじゃないですからね?




 こんな所で。


 皆さん、こんばんは。
しもべです。

 THSのカード感想も今回で終わり。
秋田・・・。
とりあえず気になるカードは多いので電波デッキデザイナーとしては実に収穫に溢れた秋でした。



《ヘリオッドの槍》
 :白の神ヘリオッドの神器ですね。
常在効果が《栄光の頌歌》
起動能力が《返礼》
です。
 《栄光の頌歌》の完全上位交換です。
M14のアンセムが少々特殊な形ですから安定した効果を得られるのは有難いですね。
効果としては殴り合いを推奨しているようです。
ノーガード戦法をしても返礼で相手の戦力を削って行けるので勝てるという算段ですね。なら最初から《無慈悲》にしろよとか言ってはいけません。
最も厳しい点はアンセムの癖に重ね張りができない事ですよね。
限界値が低い・・・。殴り合い上等精神のカードなら尚更この点は厳しい。むしろ《勇気の道》の方が安定感はありませんが、重ねれば重ねるだけ効果も重複するため向いています・・・。

 また低マナ域のトークンカードが無い点も痛いです。
[ゆとりちゃん]さんの所で挙がっていましたが《ヴィズコーパの血男爵》との相性は良さそうです。
殴り合いのリスクを絆魂で、男爵のサイズ不足を修正で補えるため互いの弱点を補えている様に見えます。
同様《鬼斬りの聖騎士》との相性も良さめ。
この様に単体で強力な物をサポートする形の方が、数に任せたウィニーよりもマッチしているように思います。
そもそも数を出せるならノーガードにする必要は無いですし・・・。


 肝心のヘリオッドとの相性ですがアキレスと亀の如く微妙な距離感。
ダブルシンボルであるため信心カウントに貢献でき、生み出すトークンが3/2と一気に強力になります。
が、そもそもヘリオッドの強みは全体に「警戒」を付加できる点であり、既に攻防一体の存在。
槍で《返礼》をする事がまず余り無いのではないか?と・・・。
ヘリオッド自身も破壊不能で鉄壁の壁ですしね。
決して悪くは無い愛称なのですが良くも無い・・・。

 なんだかんだ言ってますが、単体で生物除去が出来る=アドが取れる、それも継続的に出来るという意味でかなり美味しいカードである点は間違いありませんよね。
アンセムと合わせて除去が出来るのですから。伝説なので2~3枚あれば十分。



《岩への繋ぎ止め》
:「置く」除去にどれだけの価値が見出せるかに依るでしょうね。
取り敢えずStdに置いては「信心」カウントを満たすのに使えます。
《放逐する僧侶》と合わせて赤白の対生物コントロールデッキと言うのも面白いかもしれませんね。

 Legacyでは一応、Enchantressの候補にはなるかもしれません。
割られない事が重要であるためデュアランに付けるわけにもいきませんが・・・。
《戦争のことば》入りのNayaカラーのEnchantressならいけるのではないでしょうか?
このカラーなら、トリックを使わないのなら《未達への旅》よりも使いやすいでしょうし。 



《ヘリオッドの試練》
:取り敢えずLifeの期待の一枚です。
2マナで回復量が10点と半端ないので是非に使いたい。
AurncerでなくともLifeには《アジャニの群れ仲間》をはじめ結構+1/+1カウンター使いがいるので普通にゲイン出来そうです。



《セテッサの戦神官》
:同じくLife系の新戦力候補。
ゲイン能力が英雄化でありトリガーが軽いので結構交換たんに複数ゲイン出来そうです。
故に群れ仲間との相性は最高。
因みにこいつも当然Life型Aurancerではあり。



《万神殿の兵士》
:2マナでも良いので多色→単色なら神だった・・・。
現状何に使えばいいのか判らない無駄なKPを持つカードですね。
実に惜しい。
 Stdではメリット能力が二つなのでまぁまぁ強いはず。が過剰に強くも無い。
比較的2色の強力な生物は多いので、序盤は攻撃、終盤は壁になるかもしれません。



《無効》
:環境に恵まれなかったカードと言うのは世に五万とあります(本当か?)が、これほど恵まれているカードも珍しいのではないでしょうかね?
USG、MRDと来て、再び強力(前者2つのブロックと異なり凶悪では無い所は味噌)なEnc/Atfが刷られそうな環境での再録です。
と言うより、それを見越して環境の調整役として入れているのでしょうが、それにしてもこのカード自体がEternalでも使われる程に強いので環境への強力なセーフキーパーになりますよね。

 因みにアンチ宗教と言わんばかりのゼナゴスのFTも中々に好みです。



《液態化》
:効果はシンプルですが中々に強力に思えます。
1マナと展開を阻害せず、完全なアンブロッカブル。下手な環境では飛行+サイズ修正の《幽体の飛行》よりも早期決着が望めるやもしれません・・・。
ついでにほぼ確定で誘発できる占術1もよく合っていて強力。
単騎決戦を望むデッキにおける最も避けたい無駄ドローを省けるので。
《戦識の重装歩兵》とはちょうど補い合う点が逆転しているカードですね。




《モーギスの匪賊》
:つよい。
《炎の血族の盲信者》とも《地獄乗り》とも言えそうなウィニー準フィニッシャー級生物が3マナで手に入ります。
取り敢えず本体だけでも3マナ2/2速攻威嚇なので弱くは無いです。
がどうせなら《ラクドスの哄笑者》や《ラクドスの切り刻み教徒》と共に使いたいですね。
ある種《軍勢の忠節者》の黒版ですね。
黒単Beatと言うのは少々難易度が高いのでラクドスBeatのお供に。
取り敢えず本体に攻撃を捻じ込む生物は強い。



《蘇りしケンタウルス》
:結構優秀なライブラリー破壊生物。
壁としての安定したタフネスと選択可能なCiPライブラリー破壊。
アショクを使ったLOデッキで使えそうです。



《蘇りし者の密集軍》
:攻防に才立つマナレシオ優秀な生物。
個人的には《方解石のカミツキガメ》を思い起こさせます。除去耐性はかなり劣化しましたがその分オフェンシブです。
タフネス3は壁としては心許無いのですが、相手の生物との相討ちは狙えそうです。
コントロールの壁兼削り役ですね。魔鍵シリーズにも通じますね。



《毒蛇座の口づけ》
:可能性を感じなくもない1枚。
基本的には起動能力を封ずることに注力するでしょうが、マナエルフ等のシステム生物の除去にも使える。
《拘引》の黒版と考えると判り易いのですが、軽い分効果も小さい。《オリヴィア・ヴォルダーレン》等の例外を除き、システム生物は大体に置いて小型なので、大型まで止められた《拘引》を考えると・・・。



《モーギスの狂信者》
:パーフォロスは《若き紅蓮術士》を入れたBurnでよくね?とか言われていてBeatよりもコンボで想像されているようですがこちらは純Beatdown仕様。
アンコモンですがかなりKPが高し。
1ターン目から全てRのみの生物を展開すれば1体ずつだとしてもR+RR+RRR+R=7R!
つまり7点。
凄いなぁ・・・。
まぁ其処まで行かなくとも普通に4点程度は飛ばせそうです。
火力も多いですし、赤単はかなり強そうです。
先人を火力に返るという意味とマナ域を考えればこの狂信者こそ《地獄乗り》の後釜に相応しいと思います。

 因みに《パーフォロスの槌》があれば嘗ての《ケルドのチャンピオン》の様に火力+速攻生物が出来上がります。
これもこれで強いw

1T:《軍勢の忠節者》《ラクドスの哄笑者》/《アクロスの十字軍》
2T:《灰の盲信者》《炎樹族の使者》/《若き紅蓮術士》
3T:《ボロスの反攻者》《チャンドラのフェニックス》/《どぶ潜み》
が現実的な選択肢ですかね?

 ただ、これらのデッキでやる事は決まっています。
こちらは如何に生物を並べて押し切るかで、狂信者を使うのなら生物を維持するのがアキレス腱、逆に相手は生物を捌く事が通常のBeatよりも重要になるのできっちり捌いてこられると何もできない可能性も・・・。
デッキとして見るとハイリスクハイリターンなカードかもしれません・・・。
推してる時は強いですが劣勢では目も当てられない・・・。
まぁ、赤単で後手に回っている時点で終わっていますがねw



《神々の憤怒》
:3マナ生物全体に問答無用で3点を叩き込む且つ置換リムーブの全体火力。
環境に不足しがちな貴重な全体除去ですね。
現在の《炎樹族の使者》や《復活の声》をはじめとしたBeat環境に大打撃を与えることも可能な一枚に思えます。

 が、どのデッキに入るんですかね?
今のRは生物を展開して何ぼです。自陣の生物まで一掃してしまう可能性が高い。
BigManaにしてもマナAtfは少なく生物に依存しがち。
ならコントロールなら~と思いますが、そんなデッキ在りましたかね?
何より痛いのがダブルシンボルである点。
土地の多くが消え去ったたら以前のような3色どころか2色でも結構厳しいハードルのように思えますが・・・。
(本体にダメージが入らないという点は色拘束の関係上ギルドランドに頼らざるを得ない場合もあるのでその点では有難いと言えますね。)
《軍団の結集》とか?

 しかもまたしても《復活の声》のバランスをこのカードで取ろうという魂胆見え見え・・・。



《統率の取れた突撃》
:コンバットトリックの典型的な効果ですが効果範囲が2体までと広い。
基本的にコンバットトリックは単体ではアドロスのカードをうまくアド損せずに使う事が求められますが、これの場合は寧ろアドを稼げますね。
もちろん2体まで狙える事はアドロス自体も防ぎやすい。
当然英雄斯様に刷られたカードなので、それらを持つ生物に使いたいですね。
1マナと軽い点が何よりも重要。
《アクロスの十字軍》《密集軍の指揮者》《運命の工作員》等アドは狙えても戦闘力が高くない物たちを使うのが常道。



《ドラゴンのマントル》
:赤には珍しいドロースペルにブレスが付いたと思えば・・・。
《加撃》《針落とし》とかを考えると全然強い。
Weenieの息切れ防止に挿しておくと面白いかも。最低アドロスは無いわけですしね。



《タイタンの力》
:変型版《粗暴の力》。
単純なコンバットトリックカードですが占術1が面白い。
アドロス→息切れと言う難点を、続くドローを良質化する事で緩和しています。
アドロス回避とは異なりますが《統率の取れた突撃》とは別の手段でリスクの減衰が行われています。
Stdでは知りませんが、Wee系のデッキの選択肢の一つになるのではないかと思います。
まぁ、《ひずみの一撃》や《シャドーの裂け目》の方が扱いやすいとは思いますが・・・。



《葉冠のドライアド》
:歌って踊れるEnc。
取り敢えずDoSと相討ちが取れるのでEnchantressにはそれだけで一定の価値がありますね。
エンチャントレスがいればアドも当然稼げるわけですし。
Legacy生物のフライヤーの大半と相打てるので《空殴り》より余程制空権を採れます。

 ニンフは全体的に綺麗ですが、このカードは群を抜いて綺麗なので是非Foilが欲しいですね。



《高木の巨人》
:Std環境に存在するほぼ全てのフライヤーと相討ち以上の成果を残せる安定した戦力が魅力ですね。
マナレシオも優秀。
 ただ、対飛行を考えるのなら《切り裂く風》で十分なんですよね、こちらのほうが遥かに軽いですし。



《加護のサテュロス》
:瞬足持ちの授与カード。
サイズ修正や瞬足を考えると《ウルフィーの銀心》と《ウルフィーの報復者》を足して2で割った様な生物ですね。
テンポ・コンバットトリック・カードアドの3種類のアドバンテージを確保できるカード。
どっかのフェアリー三人衆の様なカードですね。
が・・・やはり重い。
いや、4マナだと強すぎるのは判るのですが5マナは・・・。
本体の軽さは《突然の衰微》と各種火力圏内であるという痛々しさも・・・。
が、冷静に考えて3マナで瞬足パワー4の時点で弱い訳がない訳で・・・。

 ただ、ある種全体除去からカヴァーが出来るという点もあり、《神々の憤怒》が難点になりそうなGに対して意味を見出せそうですね。
《精霊への挑戦》《根生まれの防衛》《覚悟+意欲》等どれも後ろ向きなので、サイドとは言え積み込みはしにくいですからね。

 ライバルは《残忍な発動》。
こちらもコンバットトリックかーどであり、且つ3マナで生物に+2/+2ですからね。
因みに狂暴ながらも猫と言う萌えキャラ+マッスルながら女性と言うイラストアドが小汚いオッサンに逆風。



《定命の者の宿敵》
:性能的には誰もが考える通り、《グール樹》です。
が、個人的により近しいのは《骨塚のワーム》ですよね、墓地に5枚の生物がある時に2マナで5/5と言う性能を考えれば。
そう考えれば強いのか?と言う幻覚から目が覚めますねw
ワームは墓地の枚数は一枚以上ならいつでもキャスト出来た上に色拘束は薄かった。
墓地に依存しなければいけないとはいえ、この差は大きいです。

 正直、怪物化も判りますが、そんなに簡単に墓地に生物は堪らない上に、もっと言うなら早く堪らない+溜まっても維持できない。
早く堪らないなら軽さの魅力も半減。
2~3Tに生物を3枚4枚墓地に置く事が出来ない以上《恭しき狩人》とさしてサイズは変わらないでしょう。
且つ、維持できないので余計に怪物化の力が薄い。

 そういう大量に生物を落すデッキならば《夜の咆哮獣》も良い戦力にはなりそうですが・・・。
何にせよ怪物化できるかどうかに懸かってきます。
只それでも他のカードが足りない・・・。
《裂け木の恐怖》《骨までの齧りつき》が無いのは厳しいです・・・。



《霧裂きのハイドラ》
:対U生物であるハイドラ。《空殴り》/《魔女跡追い》とは・・・。
対Uで速攻で除去耐性と云うと《ガイアの復讐者》を思わせる生物ですね。

 重要なのはこの生物が「速攻」を持っているという事ですね。
ファッティの難点として大きなマナを使ったけれど相手のSoc除去で落とされた(´・ω・`)
という物が多い。
テンポロスの典型ですね。
が、コイツは速攻を持っているおかげでそのような事態を避けやすい。
Xマナを最大限に生かす事も出来るわけです。同時に回避能力が無いため《狩猟の神、ナイレア》は重要。

 Stdではプロテクション(U)は正直微妙ですがInsにも《アゾリウスの魔除け》やバウンスがある以上無いよりはマシでしょう。
《拘留の宝球》を躱せるのも良い。《岩への繋ぎとめ》《突然の衰微》をされたら泣く。
一応、X=3~ならいきなり試練サイクルを回収できます。
が、最低でも1+3+2=6マナが掛るためそんな状況で出しても・・・。一応《パーフォロスの試練》は火力であるため回避能力の無いこいつには有難い事かもしれません。
 《円環の賢者》→《高まる残虐性》が出来ないのは非常に残念です。
代わりとして考えられるのが《歓楽者ゼナゴス》ですかね。
[+1]があればXマナ分は稼げるでしょう。
問題は、より優秀なファッティに《嵐の息吹のドラゴン》《世界を喰らう者、ポルクラノス》がいる事ですねw
前者は同様に速攻と除去耐性と怪物化による火力、後者は怪物化による盤面の支配が可能です。
殴るだけのこいつは対U以外では出番が薄そうです。速攻火力なら[0]で補えますし、ゼナゴスの奥義である[-6]と相性が悪い点もマイナス・・・。

 Legacyに置いてはやはり速攻持ちのファッティと言う部分が非常に大きいです。
対PW戦で非常に強い。打ち消されない点も相成って対JtMs戦で非常に安定した戦いが期待できます。[-1]のバウンスも効きませんしね。
プロテクション(U)は速攻があるのなら不要かとも思ったのですが《瞬唱の魔道士》《悪意の大梟》にブロックされる可能性を排除できるためやはり無いよりはマシでしょう。
 《突然の衰微》や《剣を鍬に》には何の耐性も無い物の、「打ち消されない」ため露払いのハンデスで躊躇なく除去を除く事が出来ます。
またJtMsを置いてフルタップしてしまう様なうっかりさんを絶望のどん底に落とす事も出来ますw
除去で怖いのはLotVと《終末》ぐらいでしょう。
 残念なのはXマナの宿命ですがGSZとの相性は最悪である点ですね。
また回避能力は無いので延々とLgSトークンにブロックされます。
対Uでは優秀ですが・・・どうでしょうね?少なくとも《空殴り》よりは可能性はあると思います(彼は環境柄恵まれない)。


 「打ち消されない」「速攻」とUが嫌がる事を詰め込んだカードで、後は「呪禁」があれば完璧でしたねw
とりあえず、こちらの初撃を《終末》で捌いてドヤ顔しているMiracleに叩きつけてやりたい。その時に相手が決め顔で置いたJtMsをサンドバックに出来たらされだけでもう満足です。
 TheRockでも使えます(Junkでは厳しい)が、マナを考えるとPostやNicFitの方が有用ですね。
NicFitの場合はGSZ経由では持ってこれないので、BGWカラーにして《イーオスのレインジャー》にするというのも面白い。
G Stompyと言うのも意外とある選択肢かもしれませんね。

 ※)Legacyで生物を打ち消すスペルで真面に使われている確定カウンターはFoWぐらいしか無いというのは秘密w


 
《戦士の教訓》
:今回のロマン枠w(コモン編)
《統率の取れた突撃》と同じアドロスし難いスペルですが寧ろアドを稼ぐことをこちらも念頭にしていますね。
2段攻撃持ち2体に付けて4ドローだ!!
Insで本当に良かった・・・。
ただまぁ、《狩人の眼識》の方が恐らく使いやすい。PWにダメージでも良かったわけですからね。
このカードはドローよりも相手の除去を誘う事が目的でドローはそのついでぐらいに考えた方が良いと思われます。
続く中堅やフィニッシャーの前に相手の除去を切らせながらアドロスをし辛いカード。
そんな感覚で使うべきかと・・・。



《アクロスの重装歩兵》
:攻撃に参加する生物分攻撃力が増す生物で嘗てのバンドを思い出しますね。
取り敢えず最低2/2は保証されています。
《地獄乗り》宜しく、それまでに展開していた自軍を打点に昇華出来る生物です。
同セットでいる《モーギスの狂信者》はライダーと同じマナ域ですが、こいつはより小型版といった所ですね。

 《アクロスの十字軍》《若き紅蓮術士》を使用したSlighBorosなんかにどうかな?と思います。
その際には類似カードの《鋳造所通りの住人》も良いかもしれません。
まぁ、1マナ域は《軍勢の忠節者》の方が遥かに優先度は高いので入らないでしょうが。
《猛火の猛士》も効果だけは素晴らしいのですがね・・・。 



《英雄の記録者 》
:3マナ3/3に条件付きでキャントリップ。
どこぞの銀魚や梟を見ていると物足りないのですが、普通に考えてコイツも十分に強いんですがね・・・。
最近の生物の異常発育で感覚がおかしくなっているだけです。
トリガー的には《円環の賢者》《実験体》等の進化生物の方が英雄化生物よりも相性が良いと思います。



《荒野の収穫者》
:何故起動能力で「接死」「呪禁」をそれぞれ得る形なのでしょうか?しかも呪禁は2マナとか舐めてんの?
一応生物が死ぬ度に占術1が出来るので弱くはありませんし自己完結もしています。
が、パワー2でも良かったので3マナにして欲しかったですね。そうすればナイレアのトランプルが即座に付加できたのに・・・。
4マナもするならせめてどちらかの起動能力は普通に持っていて欲しかった。
それでなくとも《海の神、タッサ》ならば3マナで毎ターン占術が付いてくるというのに・・・。

 面白い使い方としては《屋根職人の反乱》の様な自動で落ちる生物を使えばその分占術で山札を掘れるところですね。
それぐらいしか使い道が無い。

 が、TheSourceスレを見ていてちょっと転換。
LgS+セラピーを使うデッキなら積極的に占術を使っていけるのでデッキの安定感が抜群に高まるはず。
4枚使うようなカードでは無いですがGSZから引っ張るように2枚程度あれば十分でしょうね。
 同時にNicFitでもアリと言えば有ですね。
セラピーを積極的に使っていくデッキなので占術が誘発しやすい。
BigMana系の宿命としてKPにバラつきがあるのでデッキ/引きのバランスが悪いという物が在ります。
それを積極的に改善して行けるのには価値があります。起動能力も問題なく使えるでしょうし。
が、コイツを引きたいタイミングが判らない。
恐らく入れるのならGSZからのサーチ枠に1~2枚程度ですがつまりそれは5マナがある状況。それなら他のフィニッシャーを探して来たり《激情の共感者》からサーチをしてこれる状況ですからね。



《地平線のキマイラ》
:何故かシミックカラーで出たLifeゲイン生物。
1ドローを+1ゲインに強化する素晴らしいカード。
BantカラーのLifeデッキも組めるかもしれません。
本体性能も瞬足・飛行・トランプルとどこかおかしい。

 Stdでは軽いドローが無いのでお鉢が回ってくる事は無さそうです・・・。
《テューンの大天使》がいれば毎ターン+1/+1を誘発できるぐらいですかね・・・。
《水深の魔道士》も悪くはありませんがどちらにしろ重すぎる。



《死の国のケルベロス》
:5マナ6/6+アンブロッカブルとかなり凶悪な性能です。
サイズ的にはMidrange向きの生物なのですが、PiG時の効果で生物を回収できるというのが何よりも大きい。
Beatdownでこそ真価を発揮できる能力です。
その際、5ターン目着地はかなり遅いためマナ加速手段か速攻付与のカードが欲しいですね。《パーフォロスの槌》よりは直接打点になる物が欲しいのですが、《オーガの戦駆り》では適用範囲が狭すぎる。ゴブリンでは生きてはいまい・・・。
難しい・・・。



《灰燼の乗り手》
:《絶望の天使》が執政官に成ったら凶悪になりました。
2度の置物破壊を可能であり、誘発タイミングでは《隔離するタイタン》、2回と言う意味では《森滅ぼしの最長老》とも類似していますね。

 とりあえずCipでパーマネントに対処出来るので禿天と同じ働きは確保されておりそれらとはすんなり交代できそうです。1マナ重いとはいえどうせ須田氏は不可能でしょうし。
ただPiG能力の方の扱いが難しいですよね・・・。逆に対処側は其処が重要です。《異端の輝き》とかですね。
スラーグ牙宜しく「場を離れたら~」だったら恐ろしい事になっていましたが・・・。
 
 Stdではまぁ、リアニメイトするしか方策は無いですよね、月並みですが・・・。
重さだけならニクソスやゼナゴスでどうにでもなると言えなくもない範囲なのですがマルチカラーのダブルシンボル2種類の色拘束がきつ過ぎて・・・。
しかしリアニメイトするにしろスペルが不足しがち。
《オブゼダートの救済》《強行+突入》に《死の国からの救出》とKPは高い物の速度が足りない。
何より積極的に墓地に落す手段が足りない。悉くISDブロックに在りますからね。
加えて墓地対策も激しい。さらに激しくなりますし。
活躍は難しそうです・・・。

 いっそ《グリセルブランド》の代わりに《墓所の怪異》デッキに入れる方がまだ良さそうですが・・・。
どうせWWまで使うのなら《放逐する僧侶》とか使って、前半は疑似除去、後半は疑似明滅とかするのも面白いですが・・・。

 Legacyでは《絶望の天使》と《森滅ぼしの最長老》のほぼ良い所取りなのでこれらを採用するデッキにはもってこいですね。
また「破壊」では無く「追放」である点も強力。
下手な墓地利用に引っ掛かりが無く後腐れが有りませんし、Dredge使い歓喜の《黄泉からの橋》の保護が可能。
  [ぐーん]さんが書いていらっしゃいましたが、セラピーで1枚、つって1枚、セラピーFbでさくって1枚、セラピーの効果で1枚
計ハンド2枚、場から2枚カードをリムーブ出来るんですね。
凶悪やなぁ・・・。
普段からDredge使ってる方はやはり閃く速度が段ちですわ。

 ただし、やはりCip以外の部分を見ると多少不足が目立ちます。
というより既に過剰なるKPを誇る《引き裂かれし永劫、エムラクール》《グリセルブランド》がいるのでね(´・ω・`)
《御霊の足跡》などCip+PiGを強引に使う方法も上記以外にもあるにはありますが、《騙し討ち》《浅すぎる墓穴》等を用いて上の2種を使ったほうが遥かに強いんですよね・・・。
《閃光》があればまた違ったのでしょうが・・・。

 コンボデッキ以外では普通にNicFitでなら運用は可能でしょう。
8マナが中盤以降には出るデッキですし、《繰り返す悪夢》を使えばCip+PiGも使う事が出来ます。
血の涙を見せてやるぜ!!


 個人的にはそろそろ禿天を買うつもりでしたが危なかったです。
親和レアですが4枚使うようなカードでもないのであまり値段も気になりませんね、Legacy民的には。Foilさんは頑張ってください(^ω^)

 おや?
子牛の馬車に乗せらてた天使が仲間に成りたそうにこちらを見ています。
仲間にしますか?





THS)感想の続き 英雄と破滅と鞭の黒三枚
THS)感想の続き 英雄と破滅と鞭の黒三枚
THS)感想の続き 英雄と破滅と鞭の黒三枚
皆さん、こんばんは。しもべです。


 THSのカードの感想がさっぱり進んでいなかったので再開再開。
発揮良いって完全に旬を過ぎてますがご勘弁をw
書いていたのですが挙げる暇がなかった・・・。

今日はとりあえず黒の三枚。


《運命の工作員》
 :ついに出た、Auraの欠点であるアド損を補う英雄化能力持ちのカードです。
今までは自身でアドを稼ぐエンチャントレスや《アジャニに選ばれし者》が居ました。相手に損失を与えられる可能性のある《荒廃唱え》もいましたが確定では初めて?ではないでしょうかね。
本体の性能も3マナでパワー3と合格点です。
タフネスも2あるため1/1でチャンプにならない所は結構接死持ちとしては重要。
3マナで継続的に相手に生物の生贄を要求する様は亡きヴェリアナ姐さんを思い起こさせます。


 戦闘で接死、能力で布告ととことん相手に生物アドを要求します。
対生物戦では非常に厭らしい存在となることは間違いないでしょう。が正直、2つも能力が被っているため無駄も多い。対コントロールではただの3マナ生物です。
また、対生物戦ではコイツ以外にも選択肢があるのは逆風ですね。
そして黒のカードでは英雄化を引き起こしにくいため基本的に二色にならざるを得ない点が微妙・・・。

 逆にその点を齟齬無く機能させる事が出来れば、相手の生物を何体も血祭りにあげられる為、BeatだけでなくControlでも機能しそうです。
生物が墓地に落ちる度に「占術」が使える《荒野の収穫者》は選択肢の一つですね。
 「接死」と言う部分まで当て嵌めると相方になりそうなカードは幾つか余所の色に在ります。
「先制攻撃」を付与できる《素早い正義》はついでに絆魂まで備えているので、ダメージレースでも有利です。
奇襲性はありませんが《天上の鎧》は安定した戦力に繋がります。
「トランプル」を付与できる《野生の飢え》《逸脱者の歓び》《大型化》も良いですね。特に猫は除去されなければ相手の盤面を一掃できる可能性も。まぁ相手が1体のみの人柱で済ませてくれるのならどのみち大ダメージが入るので悪くは無いでしょう。
何故《狩られる者の逆襲》は落ちてしまったのか(´;ω;`)ブワッ
 除去耐性を付与する《神々の思し召し》《レインジャーの悪知恵》も悪くは無いですね。微妙ですがw
第一メインorブロック生物指定前(攻撃後)に相手が除去を使ってくれるのなら《エレボスの加護》も選択肢の一つではありますが・・・。
 一番相性が良いと思うのは《向う見ずな技術》《トロール皮》のAura2種。
前者は攻撃力過多で、最低複数体を要求するので相手の戦線を崩壊させられます。《神々の憤怒》で死亡する点は難点。
後者は打点の恒常とタフネスの増強/除去耐性が出来ますが2マナ再生はテンポロス。《セレズニアの魔除け》の範囲内と言う点はやや痛い。

 英雄化云々は置いておいてもカスの性能ではありませんから、どうせならしっかりと使っていきたいですね。
という事で併用できるのは《狩猟の神、ナイレア》ですね。
接死+トランプルも勿論ですが、パンプで更に上乗せできるので相性は抜群です。
・・・なぜM14には《吸血鬼の夜鷲》はいないのか(´・ω・`)

 という訳で2色にするならBWかBGでしょうかね?
BGの方が相性の良いカードも多いのですが、BWには《オルゾフの魔除け》と言う素晴らしいカードもあります。Brも悪くは無いですね。


 Legacyでも可能性はあります。
単体ではアドは稼げませんが、上手く組めば逆に幾らでもアドを稼げますからね。最低でもスタック除去でも1体は布告できますので損はしていない。
当然ながら相性が良いのは《怨恨》。
エターナルエンチャントの神髄ですが、トランプル+接死のパワー5も十分エグイです。場を空に出来るでしょう。
当然先に挙げたエントリーでの紹介通りAurancerで使用するのが一番。《ちらつき護法印》等もありますしね。
が、普通にBGのデッキで使うだけでも十分です。
何故なら《怨恨》は単体で十分強く《タルモゴイフ》に付けるだけで除去されなければ勝てるので。BG版TheGateの様な感じになるでしょうかね?

 他にTheSourceで挙がっていましたが《暗黒破》を是非一緒に使いたいですね。
連続誘発は難しいのですが、毎ターン相手の生物を減らすだけでもかなり凶悪。
LgSトークンなどのチャンプブロックを減らせますし、3/2と微妙なボディをコンバットトリックで守る事も出来ます。なにより《闇の腹心》や《若き紅蓮術士》《渋面の溶岩使い》《石鍛冶の神秘家》に部族の初動生物等非常に良い対策になるカードですので使い出が有ります。
タルモやDrS等、墓地を肥やせるカードとも相性は良いですしね。

 上で挙げた《狩られる者の逆襲》は是非電波的に一度使ってみたいですねww



 因みにFTは「お前の吸っている空気は、借り物なのだよ。」という物なのでてっきりその空気を奪う敵な感じなのかと思ったらイラスト的にはどう考えてもナイフで刺してますよね。
え?空気の代金代わりにお命~ってことですかね?
何処の詐欺グループの手口だw
消費者庁から怒られますよ?



《英雄の破滅》
 :《闇への追放》のほぼ上位交換にして《破滅の刃》の上位種ですね。
え?《殺害》?
もうあれの話はイイでしょ!。もうStdには居なくなるのよ、済んだ話でしょもう止めてあげて!!
そもそも歴代で最低のKPを誇るあのカードの話なんて・・・(生物の質が軒並み上がる中で除去の質を軒並み下げる謎仕様の環境でしたからね)。
新しい火力が出ても誰も《焦熱の槍》の話をしないのと同じ。話す価値すらない。
でも《殺害》のイラストは好きでした。

 待ちに待ったハンデス以外でPWを直接的に対処出来る黒のスペルです。
他の4色には在って、唯一盤面に置かれると何も出来ない色だった黒にも待望の対抗手段が(ノω・、) ナミダデマエミエナイ・・・


 JtMsを殺るのならVindicateでも良くない?と言う意見は多いのですが、私としては、この意見に対してはYesでありNoでもあります。
破壊するだけなら問題は無いと思います。
が、より重要なのはこのカードが単色である事では無く、Insであるという事だと思います。
(《内にいる獣》?ナンノハナシデスカ?)

 相手に少なくとも一度の起動能力を使用させるというのは、私はそれほど安いリスクだとは思っていません
悪までハンド内に破滅/Vidicateを有しているとして、最も危惧すべきは、相手に[0]ブレストをされてしまうという事です。
この行為によって相手は打消し(というかFoW/ミスディレ)を入手する可能性があり、JtMsを守るための手段を調達できる可能性があるわけです。
Vindicateの場合はこの行為にはなす術はありませんが、《英雄の破滅》ならば相手が防衛札を入手する前に処理できる可能性があるわけです。一度マウントを取られると脱出困難であるJtMsの嵌めゲーに対抗手段を得た訳です。
これは小さくは無い利点だと思うのですが?

 相手が元から打消し持っていたりした場合はどのみち対応できませんし、マナを立てていない場合も意味はありませんがね・・・。
また、同時に、Cliqe等の検閲にも対応できるのも偉いと思います。
今までの黒のデッキは対抗手段が少なかったため、防衛手段がなくともJtMsを置くリスクは他のデッキよりも高くはありませんでした。今後はその舐めプレイを禁じるだけでも効果はあります。
正直、破壊するだけならば《戦慄掘り》で良い。
汎用性を考えるのなら《名誉回復》《大渦の脈動》《忘却の輪》で十分。
Insである事がこのカードの何よりの利点であるはずです。


 もちろんデメリットもありますがね 
Insである事は確かに便利ですが、上記のように相手が4マナに到達する事時期にJtMsを狙い撃ちするために3マナ断たせておくというのはかなりテンポロスではあるのですがね・・・。


 因みに、個人的には、たしかに針でもPWの対策は十分できるのですが、「これ使うなら針で良い」と言うのは些かずれていませんかね?
《英雄の破滅》はメインで使うもので針はサイドの筈。

 他のPWに対してもやはり一定の効果は持っています。
ヴェリアナは取り敢えず対消滅できなくなったという意味で除去できるのは大きいです。
他にも《ヴェールの呪いのガラク》や《遍歴の騎士、エルズペス》、MUDの《解放された者、カーン》やUBの《ボーラスの工作員、テゼレット》等対処したい物は山程あります。


 しかし何より重要なのはBと言う色の対応能力が上がった事だ!!
昨今の黒は、「除去の色(笑」レベルの低除去にしか割り当てられていなかった。
特にPWと言う新カードタイプが誕生し、W/R/Gで対応できる中除去の色の黒には出来ないという切なさが常にあった。
「黒さんには《蔑み》在るじゃないですかwww」とか言われていた・・・。
 しかし、いま雌伏の時は終わったのだ!!
今このあのにっくきPWどもを叩きのめすのだ。
ジークジオン!!!

 真面目な話に戻りますが、
「能動」の色である黒が「受動」の選択肢を持って、同時使用/選択が出来る等になったというのはかなり大きい事ではないか?そう思います。
もちろん、だからと言って破滅>Vindicateになるという訳ではありませんがね。
また、今は基本除去の枠は《突然の衰微》が有り、これが主にハンデスとの分業制を確立していますからね。そこに追加で入れるわけにもいきません。
結局は要調整です。
 個人的には十分なハンデスとPWに強いカードを揃えているのならまぁ、そこまで必要は無いかとも思います。
具体的には6~7枚のハンデスと《未練ある魂》(加えて《師範の占い独楽》/《森の知恵》)ですね。
これらがあるのなら十分にプレイングで対応できるので、まぁ3マナの単体除去など要らないのではないかと思います。


FT「運命は選ばれた少数の者を讃えるが、英雄とていずれ倒される時が来る。」
;まさにその通りで、栄枯盛衰・生者必滅、英雄でも倒されるときは来るのでしょうが・・・倒され方が蟻が踏み潰されるかの如き酷さ・・・。
ヴァンダレイ・シウバにスタンプされてるファイターよりもひどい状況。宛らゼットンになす術も無くやられた初代ウルトラマンの様です。



《エレボスの鞭》
:エレボス神のお鞭様。
「果てしなく伸びる細い影のような途方もない長さの鞭である」→禁鞭?(封神演義より)
「必要とあらばその鞭を用いて苦痛を負わせる」→マイナス修正か《炎上》の様な追撃系?
「渋る死者を絡めて彼の領域へと引き込む――もしくは引き戻す」→《鎮める者、アシュリング》の様な死んだ生物のリアニメイト?
だと思っていたのですが、結構違いましたね。
まぁ、「魂」という物を吸ったり、引き寄せたりと十分に黒らしい能力ではありますねw


 常在能力は自陣への絆魂付加でした。
実は制限/時限抜きの絆魂付加の置物は初めてではないですかね?記憶違いでなければ。
また起動能力はスペルでいうのなら《浅すぎる墓穴》ですが、より近いのはALAブロックに在ったキーワード能力「蘇生」だと思います。
相手の生物まで範囲内だったらTopレアを競えましたねw
Ins速度で釣れたら神話レアを含めてトップだった・・・。

 とりあえず相性と言う意味で、持ち主であるエレボスもそうですが、より凶悪であるのは《幽霊議員オブゼダート》と《霊異種》の2種ですね。
これは既に散々DN内でも解説されているため、改めて言及する必要もないかと思います。
両方とも自分で明滅できるためリムーブを回避できるルールの悪用。
オブゼさんは速攻で殴れるので攻撃力が半端ない。むしろ黒単でオブゼさん使うまでありますねw攻撃力もですが同量のゲインも出来るのでダメージレースが馬鹿らしくなる。
《スラーグ牙》も目が点でしょう。
《霊異種》は速攻は無いものの自力でいつでもブリンクできるので除去に強く、アンブロッカブル/パンプ可能であるため攻撃力ではオブゼさん以上。
何言ってるのか判らない・・・。

 この方法で使用していくのならば墓地に生物を落す挙動がどうしても必要となってくるので、それらをどう補えるかでしょうね。
色は合っていないものの《神々との融和》が挙動上では良い相棒でしょうか。または《忌々しい回収》《汚濁まみれ》ですかね。
《汚濁まみれ》は問題となる墓地Hate生物を除去しながら墓地も肥やせる為ある種の理想的でもあると言えます。
他にも《ロッテスのトロール》が居れば序盤の攻防を担わせながら能動的に墓地に生物を置けます。
《群れネズミ》は面白いですがマナに余裕がないのが何とも・・・。

 他には、やはり1ターン限りのリアニメイトですのでCip持ちが重要ですね。
《アスフォデルの灰色商人》ならばその2枚だけでもCipで4点ドレイン→チャンプブロックで2点ゲイン→次ターンに釣る4点ドレイン→速攻なので攻撃で2点ドレインとドレインしまくりですw
《生命散らしのゾンビ》《罪の収集者》で2度のハンデス。分野が違うのでサイドで対応。
《影生まれの悪魔》で生物破壊+パワー5飛行
《忌まわしき首領》で最低でも1/1飛行ハーピーが4体。それを表裏で機能させられます。首領を直接出せるのならアップキープに自身を生け贄にする事で簡単に釣れますね。
その場合はハーピー(飛行・絆魂)×8体+パワー6の飛行・絆魂・速攻です。
重いですが、《ニクスの祭殿、ニクソス》があれば単色ならば十分可能でしょう。

 Stdではリアニスペルの不足に悩まされていましたが、継続的な能力を持つ置物で解決するという逆転の発想ですねw
マルチカラーにしても良い。
《静穏の天使》《灰塵の乗り手》:盤面干渉
《虚無の王》《陰鬱の始源体》:相手からの戦力の強奪
《怒れる腹音鳴らし》:サボタージュ能力で墓地を肥やしながら、土地を投げれる
《巨大オサムシ》《トロスターニの召喚士》《ウトヴァラのヘルカイト》:継続的な戦力の拡充
と結構選択肢は豊富です。
それらのみでフィニッシャーにはなれませんが、Cipと速攻+絆魂の組み合わせで十分場を掌握しつつダメージレースも優位に運べますね。
リカバリーを考えればCipでCre/Encを回収できる《ファリカの癒し人》も2枚程なら入るやもしれません。


 強いのは仕様が無いが何故か黒だけ神+武具=7マナの法則では無い・・・。
重い。
また黒虐め(仲間外れ)か。
しもべ怒りの「遺憾である」宣言!!


 で、肝心のLegacyに関して、ですが、まぁ、無くは無い。
使い様はあると思います。
文字通り、全体絆魂付加はLegacyでも強力な事には変わりありません。
が、それだけでは流石にKP不足です。
より重要なのは「蘇生」の方です。
で、私はこちらの方を特に評価しています。
継戦能力が高い/リカバリー力もあるという定的な部分でも十分です。今のフェアデッキ戦は消耗戦に成りやすいですからね。
が、「どの生物にも速攻を与えて墓地から釣る」という事自体が対PW戦に強いのです。除去されたり打ち消されたりと状況を整えて出されたPWに牙を剥く事が出来ますからね。
また「ハンデス」「除去」の両方に対処できる故に特にLotVに強いと言えます。

 Stdでの挙動である《幽霊議員オブゼダート》を釣る動きはLegacyでも普通に強い。
LgS等を使うなどで生物に余裕があるのなら《オルゾヴァの幽霊議員》の方が自力ブリンク持ちなので使いやすい可能性も。
3T、LotV→[-2]
4T、鞭→[+1]
5T、[-2](盤面を空にする)→オブゼを釣る。
と言うのが基本でしょうかね。
これの前に露払いを掛けておくことが重要ですが。
 絆魂持ちのファッティを出すという動作を見るに《石鍛冶の神秘家》→《殴打頭蓋》の挙動を連想させられます。
しかしSfM→バターよりも強力ではある物の明らかに遅い。より大雑把になった感じです。
加えて、全体絆魂は強力ですが、本当に絆魂が欲しい相手には4t目は間に合わないのでは?とも思います。
まぁ、それはSfMバターも同じですか・・・。
それらよりも強みを挙げるとしたら、ある種、SfMよりもハンデス/除去に強い(打消しには弱い)ことですかね。SfMバターは両方が揃っていて初めて機能するのでどちらかを落されるだけでも厳しかった。ですが、これの場合、生物を落されても墓地から奔らせる事が出来ます。鞭が落されたなら本来の生物を展開するだけ。
つまりカード自体の単体ごとの運用ではより強固になったとも言えなくもないという事です。
 対コンボでは役立たずとかAtf対策で涙目とかは同じ・・・。
《死儀礼のシャーマン》をはじめ、墓地Hateに弱い事は無視できない点ではあります。が、それとは別にDrSだろうが軟泥だろうが見たら即除去です。墓地掃除されると困る云々とは関係なく除去するのでまぁ、そこほど気にする事ではないでしょう。




 こんなところで。



THS)3発殴ってアドバンテージを稼げ(by労働者・・・他キマイラとか英雄かとか
THS)3発殴ってアドバンテージを稼げ(by労働者・・・他キマイラとか英雄かとか
THS)3発殴ってアドバンテージを稼げ(by労働者・・・他キマイラとか英雄かとか
皆さん、こんばんは。しもべです。


 THSにて候秋されている各神々の試練サイクル
2マナで
「Encされている生物が攻撃するたびに+1/+1カウンターを一個置く」
「Encされている生物上に+1/+1カウンターが3個以上ある時、~を生け贄に捧げる」
「~が生贄に捧げられた時、何らかの能力が発動」
という物。

 3回の戦闘と言う名の試練に打ち勝ったものは、経験値(+1/+1カウンター)と共に報酬が得られるという物です。

が、よく考えてみると別に試練に打ち勝つ必要性が無い
例えば+1/+1カウンターで構成されるシミック生物やスパイク、電結など、最初から3個以上の+1/+1カウンターがあれば即報酬が得られます。
強いの?
効果に依ります。
W:簡易化《反目殺しの評決》or2倍《鎮痛剤》
U:《予言》
B:《精神腐敗》
R:《灼熱の槍》
G:《爆発的植生》 

 Uがそこそこであり、WとGは明らかに強い。
アドバンテージが取れるのはU/B/G

 普通に使ってもそこそこ面白いのですが、Encとを食べれるカードが有れば即報酬が支払われます。
そんなカードあったっけ?
在るじゃないかLegacyには
《オーラトグ》
が!!
何か間違っていない気がしなくもない・・・。
(労働しなくとも報酬がもらえるだと・・・。違反生活保護受給者の如く世の中を舐めきった態度だ。)

 効果的には面白いのですが、実際に使う価値が有りそうなのはWとGぐらいですね。
Uも効率は良いのですがLegacyには《孵化計画》が在りますしね。
Gは2色ぐらいなら無駄になる事は無いでしょう。
Wは個人的にはAurancerと言うよりもLifeBeatdownでの使用を想定できます。

 カウンター生物の方は《カヴーの捕食者》《時代寄生機》《粘体投げの小蛙》なんかが軽めで使いやすいですね。
Stdなら《原始の報奨》や《投与+享受》
が楽ですが、そこまでして使うか?と言われると・・・。

 逆に3回の攻撃をする事を前提にするのなら呪禁Auraデッキぐらいでしか使い道がない様な・・・。


 Aurancerと言えば、他にも英雄化とは相性が素晴らしい。

《恩寵の重装歩兵》
:1マナの英雄はサイクルなのかしら?
英雄化の効果は恒常強化と1ターンの無敵化。
中々に強力な能力。ですが自身に対して呪文を使えば使う程失われた時の損失を大きくしており、Auraのリスクを軽減しているのではなくピーキーな調整を施している様に見えます。
つまり私好みw

 強化は有難いですがそれ以上に特徴的なのが無敵化であり、故に最大限使おうとすると単純な強化スペルでは意味は薄い。
という事で思いついたのが「トランプル」か「接死」です。
一方的な意味がこれで活かせます。

 あまりStdには関係ありませんが、Legacyでは私が妄想しているAurancerの新アタッカー候補ですね。
元々あのデッキはWG+αが前提でしたがこれなら2色で纏められる。
《怨恨》+《オーラトグ》でGマナが続く限り怨恨をパクつくデッキですが、別にEnc先はトグの必要はありませんからね。
散々強化させてトランプルで突破したいですね。

 Stdは何か使い道はありますかね?
《アナックスとサイミーディ》がいればトランプルも付加できますが・・・。
英雄化生物は他の英雄化生物と競合出来ない点がデッキ構築の狭めてしまいますね・・・。
 WGにする事が出来れば《セレズニアの魔除け》とは相性が良いですね。
《森の力》でトランプル+修正でダメージソースになれますし、単純にウィニーにとって厄介なファッティを除去できるのも大きい。
《ひるまぬ勇気》は悪くはない物の、デメリットをカヴァーできていないので微妙ですね。



《Fabled Hero》
:最近よく刷られる3マナ2/22段攻撃のレア生物。
除去耐性を持っている代わりに打点を補う必要のあった《ミラディンの十字軍》とは対の存在ですね。
《レインジャーの悪知恵》や《最上位権限》が良い相棒に成りそうです。前者は奇襲性を後者は突破力を補助できます。
 打点を補う場合でもGならば上で挙げた《セレズニアの魔除け》が使いやすい。
他にはRならば《向こう見ずな技術》が最高の打点補助になりそうです。
が折角なら戦闘版Helixである《Able Strike》も使ってみたいですね。

 白単色で行くのなら除去耐性は《神々の思し召し》、打点は《素早い正義》《天駆ける進撃》ぐらいしかありませんね・・・。
まぁ、低額デッキとして考えれば十分楽しめそうですが。



《苛まれし英雄》
:以前挙げたように「~度に」のテキストが入るカードには常に可能性がある。これはMTGの歴史が証明した不文律です。
そしてその中でも特に強いのが勝利に直結する/ライフを攻める効果のあるカード。
そう例えば《大霊堂の信奉者》の様に!!

 別にこいつにそこまでの可能性があるとは思いませんがw
こちらは《恩寵の重装歩兵》とは異なり撃たれ弱いので強化のし甲斐もありますね。
適当にパンプカード付けて殴ってるだけでもライフレースにかなり有利に働くでしょう。

 上でも上げましたAurancerのWBG版もこちらでも期待。
主に《永久モズ》とかが中心の形を想定していますが、こちらでも《オーラトグ》が怨恨をパクつくのは既定路線。
それを直接ドレインに出来るのは素晴らしい。
英雄化は「「自身」を対象とする「呪文」」と中々ハードルが高いのですが故にAura系のデッキとは素晴らしく相性が良い。

 Stdでは中々に難しい。
パンプカードが少ない色なのも問題ですが、準システム生物扱いであるのなら下手に戦闘に参加はさせられませんしね。
2/1のボディが泣く。
コンバットが必然となるなら先制攻撃でもつけてやらなければ話になりません・・・。



《戦識の重装歩兵》
:またまた登場したUWカラーの優秀な生物。
《メレティスのダクソス》もそうだが良い感じにそこそこ優秀。
恒久強化によるサイズUpも勿論強いのですが「占術」が素晴らしい。Aggroデッキに於いて不要なドローを弾き良質なハンドを確保するのは勝利への最短距離です。
攻めながら次につなげる事が出来るこのカードはUW系Aggroで優秀な2マナとなりますね。
問題はこの色では「英雄化」を活かしにくい事ですね・・・。

 一応考えているのは《ひずみの一撃》。
反復で2回発動なので2度英雄化できます。「3/3+1/0」+「4/4+1/0」で最速4ターン目までに計9点稼げます。
他にもAggroなので《聖トラフトの霊》や《ニヴメイガスの霊》とも相性が良い。

 他には《ちらつき護法印》《無傷の発現》
WでキャストしてWで手札に戻るので、WWで英雄化を一回誘発させられます。プロテクションなので除去対策やブロッカー回避にも使える。
しかし多少悠長・・・。
《無傷の発現》の方は用は《ひずみの一撃》と同じでパワー修正分をプロテクションにするだけ。
対除去を考えるのならこちらでも良いですが、トラフトを考えると微妙。

 本来の話題のAurancerでも《怨恨》クルクルの際にEnchantressでカードを引くことになるのですが、その際「占術」により引くカードの捨拾選択が可能であるためよりデッキが機能し易いという利点があります。
という事でBantカラーのAurancerもコイツならアリですね。
除去されないようにするのが前提なら《神格の鋼》とかを付けるトラフトデッキでも良い。


 Stdではやはりコマ不足ですよね・・・。



 英雄化に付きまとう問題として単体を強化すると他の英雄化持ちが補助できないという欠陥がありますが、《共有の絆》や《軍部の栄光》など1度に2体の対象を取れるスペルを使うとある程度カヴァーできますね。またW単なら《密集軍の指揮者》、Borosには《アナックスとサイミーディ》がいるのでこのカードでもある程度のカヴァーは出来ます。
 EternalではやはりFbや反復が使いやすいですよね。



という事で私の妄想デッキであるAurancerでの得る物は近年圧倒的に最高ですね。
いやぁ~電波が進みますww

 そして最後にこれ
  ↓
《魔心のキマイラ》
:僕らが待ってた生物だ!!
嘗てODSblockにはルアゴイフのサイクルが居ました。
WはEnc、BはCre、RはSocでGはLnadでした。R及びGは其々の実績を残しました。
そんな中でUにも当然割り当てが有り、それは大方の予想通りInsでした。Uプレイヤー歓。Uなら超ビッグサイズに出来る。飛行もあるだろうしこれで時期環境のフィニッシャーゲットだぜ!!と。
8マナというCMCを目にするまでは・・・。
(後に彼は多少の日の目を見るのですがそれはまた別の話)

 おかしいぞ?今回のキマイラはパワーのみとはいえその《認識を食うもの》と《猛烈に食うもの》の、自分だけとはいえ両方のの威力を持っているではないか。
なのに3マナ?
回避能力が二つもあるのにか!!
世の無常ここに極まる・・・。


 HappyMTG(http://www.happymtg.com/column/preview/13387/)でもある通り、Zerox系デッキにとって新たなフィニッシャーですね。
かくいう私もWeeZeroxのWeeの代わりのフィニッシャーとして考えています。
この手のデッキの難点として、一点集中であるため、他の生物用の弾を取っておく余裕が無い点がいつも悩ましい。
《窯の悪鬼》と言うこの上ないフィニッシャーを抱えている以上、結局他のWee系生物を余り数は積めません。
その点を棲み分けする事によりこの生物は改善していると言えますね。
使い終わったスペルの有効利用です。
デッキ内で墓地依存の割合がコイツしか居なければ相手の墓地対策にも引っかかりにくい。
カードの類似性としては《ルーン唱えの長槍》の生物版なのですが、旧環境の長槍デッキの様に打点を長槍に依存する事も無いため、デッキとしてバランスが取れています。
単体で打点になる点も素晴らしい。

 他には待ちに待った《天主の勢力》を付加できる生物です。
4マナは少々厳しい物の不可能な範囲ではありません。
被覆+速攻で大暴れできます。
もちろん同一ターンにキャストでいなくとも十分ですが。
このデッキはニブメイガスがスペルを食べてしまうためWeeほど大きく離れませんが、安定したフィニッシャーになれます。
被覆はもちろんですが、修正で+2/+2出来る為タフネスの低さもケアできます。
Auraの付加はアドロスが怖いのですが、このデッキではカウンターに加え《ギタクシア派の調査》も入れれますので安全航行が可能。《稲妻》乙wとかにはならない構築が出来ます。

 コラムにある
1マナDoS、2マナ若き紅蓮術士、3マナはこれ
と言うデッキも良いですね。


 どう考えてもレアのスペックですがアンコモン。
財布にも優しいなんて優良生物w

 逆にStdではどうなのでしょうかね?
Zeroxにも限界がありますし、何よりタフネスが低すぎる。
除去から守る手段も少ないですし、トランプルがこのタフネスでは活かしきれません。
正直Stdでは使えないような気がします・・・。
《ルーン唱えの長槍》が強かったのはこの1枚でデッキ内のすべての生物がフィニッシャーになったからですしね。DoSも落ちますし、この一枚ではZeroxは体現しようがありません・・・。

 因みにどうでもいいのですが、イラスト的に、蛇の尻尾の存在感が薄すぎて只の「翼の生えた羊」にしか見えない・・・。



 という事で極めて(電波的な)収穫の多い一日でした。
Aurancerにしろ、Life、ZeroxやUWAggroにしろ特殊系統のデッキなので、ただ強いだけのカードは入らない、故に収穫できるカードが有るという事は滅多にない事なんですよね。
嬉しい限りです。

 1マナの英雄か生物はサイクルなのでしょうかね?
だとしたら残りのUやWも気になりますね。



THS)レガシー)《Swan Song》について提案 (ちょっと追記)/ 新型Vitaが単なる悲報にしか感じない。
THS)レガシー)《Swan Song》について提案 (ちょっと追記)/ 新型Vitaが単なる悲報にしか感じない。
THS)レガシー)《Swan Song》について提案 (ちょっと追記)/ 新型Vitaが単なる悲報にしか感じない。
和訳は《鳥の詩》にしませんか?

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 皆さん、こんばんは。しもべです。

Swan Song  U
インスタント   R
エンチャント呪文かインスタント呪文かソーサリー呪文1つを対象とし、それを打ち消す。そのコントローラーは、飛行をもつ2/2の青い鳥(blue Bird)・クリーチャートークンを1体戦場に出す。

( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚)

 つ、つつつつつつtttttっつええぇええええええ!!!!

 THSのカードが公式非公式に関わらず発表され始めて2週間弱程ですが、今日初めて真面目に持ち上げる必要もないレベルのLegacy級のスペルが登場しました!!
(囲いは抜きで)
今までも、惜しいとか思考の余地はあるとか面白いというレベルのカードはそこそこに出ていましたが、このカードは悩む必要性はありません。
「使える」の一文です。
と言うより近年最高のカウンターである《呪文貫き》をある意味超えている気もしますね・・・。


 確定カウンター と言う文だけで凶悪なのですが、それがEncとSocの両方に対応している という処がもう、もう・・・私はお腹一杯です。
Encに対応する《無効》、Socに対応する《被覆》の其々が、Legacy界のサイドに一定の地位を築いている点を考えればこのカードがどれだけ凄いかがよく判ります。
2/2飛行の鳥を献上するのは確かに軽くは無いデメリットですが、敗北よりはマシです。
Legacyには、特にコンボにおけるSocとEncというのはマストカウンターのオンパレード
正に勝敗の分水嶺です。
其処を抑えられるのなら2/2なんてやすい物。そのターンで負けが確定する最長10ターンの猶予かならば選択の余地は無いでしょう。
ついでにそれらにとっての潤滑油は大抵Insです。
マストポイントを打たずともそれらの歯車を破壊するような動きまで出来るので実に対応の幅が広い。
素晴らしいの一言です。

 因みに《否認》と言うカードで良いのでは?という事も言われているようです。
確かに《否認》もまま,使われるサイドカードですが、私はやはりこちらを推したいですね。
Legacy界において2マナと1マナの差はそれほどに大きい と思います。
2マナなんて非国民一歩手前ですからね。特にタイミングが限定されているカウンターについてはその傾向が強い。
それでも《否認》が使われるのはそれほど受けが広く確定カウンターだからですがそれでも、1マナの選択肢があるのなら1マナを取ると思います。

 個人的にはEncもSocもマストカウンターであるSnTやReanimatorには特に良く効くと思います。
これでまたクロックパーミの隆盛が来るのでしょうか?


 が、デメリットは特にないのか?と言うか無視できるのか?と言う点に関しては相手に依ると言わざるを得ません。
具体的に言えば相手がコンボであるかフェアデッキであるかですね。
前者ならば大体OKで、後者は十中八九NOです。
判断は簡単。前者は通せばその時点で負けです。後者は通しても劣勢にはなる物のそれで負け確定という事は余り無いでしょう。がアドロスな上にダメージレースでも不利に立たされます。
特にこれを採用したいような(マナに余裕が無い様な)デッキ=クロックパーミッションにとってはアドロスもダメージレースで後塵に立たされるのもかなり厳しい要素になるからです。
相手が攻撃してこない場合でも最低でもチャンプブロック一回分の時間を稼げれてしまうのは避けたいところですね。
 また、同時にこれらのデッキの主力生物はなんと言っても《秘密を掘り下げる者》です。
その主力であるDoSを失う事態は何としても避けたいはず。
故に、継続的/定期的に取りを除去できる手段があるデッキが望ましいと言えますね。
[silvergill]さんの所で触れられていましたが、DoSとの共存が難しいというのが何ともにくい調整ですね。

 Patoriotにどうでしょうね?
このデッキにとってはDoSとトラフトの両方に悪影響を及ぼしますが、火力もあり特に《渋面の溶岩使い》もいる為除去に苦労はしないはず(対Comboに渋面なんて残せるわけねーだろ!と言う部分はスルー)。
比較的クロパーの癖に鈍重でマナに余裕が無いデッキであるため1マナと言うのはかなり重要であるはずです。
 マナの軽さを考えるとRUG Delverもアリですが・・・火力が足りるかどうか・・・。《墓忍び》を採用するようなBUGでも1チャン?
 あとはMiracleでしょうかね。
除去豊富ですし勝つときも一瞬で勝てるデッキなので。
JtMsで消去できるところも偉い。
しかしこのデッキはマナに余裕ありますから《否認》でもいいのですが・・・。
 Merfolkも十分ありですね。
ElvesはDrSで1チャン?Goblinsも《ゴブリンの群衆追い》や《包囲攻撃の司令官》《群衆の親分、クレンコ》がいるので1チャン。フェアリーは・・・。

 このカードで最も厳しいのは、結果的に対コンボカードでありながら場合によってはコンボに不要になるはずの除去カードを必要とするところですよね。
クロックパーミッションでは正にこの部分がジレンマになっています。
本当に憎い調整をしてあります。


 対コンボがメインと言いましたが、フェアデッキでももちろん場合によりけりですよね。
例えば現在のアドバンテージ主義の象徴であるBUG続唱です。
《祖先の幻視》は一目瞭然ですが《Hymn to Tourach》など、相手に鳥を与える以上のアドが取られるのなら躊躇は必要ありません。
G系統のデッキでも《森の知恵》や《緑の太陽の頂点》などマストカウンターならばGoするべき。
要は費用対効果で2/2飛行なんて目じゃない物が色々Legacyには溢れているわけですよね・・・。


 因みに、《無効》と異なりAtfには触れませんがLegacyで使われるAtfでマストAtfは其処まで多くはありませんし、比較的対処も楽なのでそう問題は無いと思います。
サイドにはカウンターとは別枠でAtf対策は大抵枠が取ってありますし。
サイドのHateカードとMUDとコンボのマナソース以外はSfMを打ち消しておけばいい。



 Stdは知りませんがそれ程高速環境でなければ他のカウンターで良いのでは?
VintageはLegacy以上にSoc/Ins/Encが凶悪なので使われるでしょう。マストの数はLegacyの比じゃない。まぁしかし環境のことはよく判らんので特に語れませんが・・・。



 M10のルール改正がなされていなければこのカードも間違いなくHuntedBrandに入ったものを・・・。


 今日は《エレボスの鞭》や《英雄の破滅》、1マナの英雄について書くつもりですがそんな気分を一気に吹っ飛ばすくらいの強力カードですね。
いやぁすばらしいぜ。
今日は大量収穫だぜ!!
どうなってるんだジョジョー!!!!




 今日の電波
《突然の衰微》で相手のパーマネント破壊するついでに自分の衰微に撃てば1マナ2/2飛行スペルになりますぜ!!
・・・だからどうしたヽ(゚∀。)ノ

 今日の電波2
相手に撃ってわざと攻撃させる→《クァーサルの伏兵》を恰好よくキャスト!!
・・・だからどうしたヽ(゚∀。)ノウェ


\\\\\\\\\\\\\\\\
新型Vitaが単なる悲報にしか感じない。
何だこれ?

1)有機EL→液晶
 :Vita最大の売りのグラフィック劣化させてどうするのか・・・。
2)内蔵バッテリーの時間延長
 :1時間程度の延長なら2万の価値は意味なし。
そんな事するぐらいだったら背面タッチ無くして、大型バッテリーと取り換えられる背面構造にして欲しい。
3)内蔵メモカ
 :通常のメモカ入れると使えなくなる(同時併用はできなくなる)のでメモカ持ってる人には無用の長物。
4)軽量化・コンパクト化
 :素直に評価できる部分であると思いたいが手に合う重さかどうかはまた別の話。
5)接続端子が九通のUSBに
 :お得意の専用化/独占企画はいつも悪目に出る・・・。

これと言って明確な利点が無い・・・。
4は恐らく利点ですがそれ程大きな価値は無い。5も有難いですがそれ程頻繁に何かと繋ぐわけでもないですし・・・。
やっぱり1ですよね・・・。現状の1000型と比べてどれ程劣化しないかですが試すためだけに2万も払えない。しばらくは様子見。


 というよりHDMI端子がまたしてもはぶられた・・・(´;ω;`)
据え置きVitaなんて要らねーよヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
PSPでは2Kで端子買えばTVに接続できるのに、1万も払えるか(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
そりゃゲーム機能付いてるんだから高くなるのは当然ですが、そういうのは持って無い人間が必要とするものでしょうが・・・。
 しかも、ある意味当然ですが本体にはゲームを直接プレイする機能は無いためタッチプレイを積極的に使うゲームはプレイできません。
つまりGravity Dazeがプレイできない・・・。
大画面で空に落ちれないじゃないか!!!


 2000はスルーの方向で。これは単なる廉価版。持っていない方が手に取るもしくは2台目3代目が欲しい方のための仕様。1台で良いゲーマーには要らない。
TVは1チャン。映像に残したいしです・・・。




THS) レガシー)凄い鬣のライオンについてダラダラ・・・。
THS) レガシー)凄い鬣のライオンについてダラダラ・・・。
THS) レガシー)凄い鬣のライオンについてダラダラ・・・。
皆さん、こんばんは。しもべです。


 2020年のオリンピックが東京に決定しましたね。
正直私は消去法的にマドリードになると考えていました。お金不足は借りればどうにかなりますけど、他の2つは何とかしようと思っても限界がある物ですし・・・。
 内政問題や隣国のアレが無ければイスタンブールが初開催ですし個人的には応援していました。
 逆に東京は他の都市に比べ国民のテンションはそれ程でもないですし、何より放射能問題で真面な状況改善の兆しがまるで見えてきませんからね。聞こえてくるのは情けないような不祥事と復興の遅ればかり。
こんな事でいいのかしら・・・?
放射能問題は確かに福島からは距離があるため実質的にはさほど大きな問題とは思っていませんが、そんなお祭りよりも先にすべき事が在るだろう的な考えです・・・。
 まぁ、決まってしまった物は致し方ない。「何とかする」と約束まで国際的にしてしまった以上、もう東電に責任転嫁は出来ませんし、せいぜい死にものぐるいで活動して欲しいですね。打算が在ろうがなかろうが、結果的にこの問題の解決に前進するのが一番ですから・・・。


 さて、話は変わってTHSの話。
今回は例の猫です。
《羊毛鬣のライオン》 WG
クリーチャー - 猫   R
(3)WG:怪物化1を行う
羊毛鬣のライオンが怪物的であるかぎり、これは呪禁と破壊不能を持つ。
3/3

 嘗てサッチモは歌いました。
「戦争は無くなるし世の中は便利になっていく。子供たちは餓える事も減り勉強が出来るようになる。
あぁ、なんて素晴らしいこの世界」と。

 WGの2マナの生物も少しづつ良くなっていきました。
《給食スリヴァー》や《ラノワールの騎士》等の2/2+αから始まり
《番狼》によって初の3/3ボディを手に入れ
《クァーサルの群れ魔道士》はそのボディに《帰化》を内蔵しました。
《復活の声》では溢れる程のアドを生むようになるに至ります。
そして今回のライオンにより明確なフィニッシャーとなる生物にまで到達しました。
 Oh What a wonderful would~(濁声).

 何と2/2+αと言う定義さえ打ち破り、3/3+αと言う性能に到達した生物です。
留まるところを知らないKPですね。
2マナ3/3でも相応のボディで、後半以降5マナを費やして怪物化する事で4/4のボディに「呪禁」「破壊不能」の両性能を得る事が出来ます。
これは明確なフィニッシャーですね。
問題なく4枚投入可能な生物です。
ある種アドバンテージ系の最終形とも思える《復活の声》に対し、こちらは戦闘面での最終形に思えます。

 Stdに置いては普通にBeatDownに用いるのもあるでしょうし、Midrangeで使う事も考えられると思います。
が、個人的には《聖トラフトの霊》を失ったAuraデッキの後釜になるのではないか?と思っています。
除去耐性のあるフィニッシャーですね。
《ひるまぬ勇気》を用いる事が出来れば「6/6絆魂・呪禁・破壊不能・トランプル」で対処不能ですw
トラフトと違い、5マナ域までは隙があり、打点も落ちる物の、3マナで置いても地上のブロッカーと簡単に相討ちしてしまった彼ほど軟弱者では無く序盤から使用していけます。
逆に対処する側は
怪物化してしまうと《肉貪り》《遠隔+不在》ぐらいしか処理する術が無くなるため、何としてもそれまでに処理したいですね。
つまりこのライオンはこの上ない避雷針となるわけです。



 Legacyにおいてもこのレベルなら戦力になる可能性はあります。
JunkにしろMaverickにしろ5マナなら使用可能領域ですからね。

その上で、運用において重要な要素、と言うか運用方向は以下の3つ

1)中級以上のフィニッシャー
2)序盤から終盤まで使用できる打点
3)正確のは2’であり、テンポロスをしながらも出せるフィニッシャーという事。

この3種類の比較対象から何処で使用するべきか少し考える事が出来ます。

 1)の対象は
《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll(MBS)》
《鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons(AVR)》
であり、明確なフィニッシャーです。
この枠は如何に安定した戦力になれるかが重要です。その意味では《ヴィズコーパの血男爵》も有用性は高いのですが一応GSZから読んでこれるカードを対象として比較しようかと思います。

 「呪禁」だけでも十分ですが「破壊不能」まで付くためGの生物の明確な且つ最終命題であった《非業の死》の問題を解決するに至っています。
これは彼の《最後のトロール、スラーン》でさえ解決できなかった問題です。
打消しに対抗できる点を除けばスラーン以上の除去耐性ですね。
ただし布告系は効くため《鷺群れのシガルダ》とは一長一短ですね。特に現在LegacyはLotVが蔓延しているため。またシガルダは場合によっては《引き裂かれし永劫、エムラクール》との殴り合いを制する場合もあります。
・打ち消されず、伝説のスラーン
・飛行・布告対策のシガルダ
・序盤から展開でき、唯一《非業の死》に対処出来るライオン

え?
《終末》?
あれはムリですからww

 中堅のフィニッシャーの枠として考えると難しいですね。
ただ、1~2枚挿してGSZから召喚して安定した働きを期待するという観点から見ると序盤から展開できる旨味はまるで無くなります。
また展開→ 怪物化で1クッションが必要であるため、やはり隙が大きい。
この1)の枠に向いているカードとは言い難いですね。


 2)の対象は
《タルモゴイフ》
 基本的に殴るだけの存在は要らない。
JunkはともかくTheRockにおいてもMaverickにおいてもそれは同じ。
タルモがJunkで使われるのは序盤からのアタッカーであると同時に壁でもあるからです。3/3のボディに攻防で信頼性を置くのは難しいですが地上戦ではそこそこのサイズではあります。
特に墓地Hateがメインから蔓延している状況ではタルモのサイズ(3/4以上)も期待は出来ませんからね。
《罰する火》が躱せるだけでも十分です。

 序盤の除去耐性の無さを無視して生き残った結果、初めてフィニッシャーとして確立すればいい
重要なのはこのカテゴリの生物には除去耐性と言う部分はそれほど(過剰には)欲されていないという事です。
有るに越したことはありませんが重要なのは序盤から展開できる生物であり、生き残れば最終的に脅威にも成長する生物である事。
Uとは異なり、生物を守るには限界があるカラーですし、その分数を採っています。
1枚のタルモが除去される事に一喜一憂していてはJunk系では動けない。
ある種、怪物化は余禄という事ですね。
とは言う物の無ければ話になりませんがw
下手な鉄砲数撃ちゃ当たるです。

 タルモより優れた部分は墓地に依存しない事と、最終的な除去耐性。故に自分で全体除去も使用できる。装備品等の安定した担ぎ手。
劣っている部分は2ターン目にWマナを必要とする事と、最終的なサイズ(タルモは6/7程度までなら狙えるので)。
ですね。
個々の部分を如何に考えるかで重用できるかどうかが変わってきます。
墓地依存しない点と除去耐性は、最終盤まで戦力として期待するという部分に置いてはかなり重要であると思います。
逆に一番厳しいのは序盤にWマナを要求される事。
序盤に確保したいマナは《沼》《森》であり、展開を阻害する可能性も高いんですよね・・・。


 またここまで書けば分かるとは思いますが、ここまでは全て「怪物化」が「可能」である事を前提としています。
逆にそれが難しいデッキなら考えるまでも無い。2マナ3/3どころか1マナ3/3が使われていない現状を考えればコイツが素で使われることはありません。
BWG、WGは比較的マナに余裕があるので怪物化も可能でしょう。
が、WRG(Naya)のZooはさすがに無理でしょうし、WUGカラーのBantも少々厳しいかもしれません。ただ、4マナまでは仕様圏内でデッキ構築をされるので何とかすれば可能かもしれませんが・・・。
少なくともテンポ的なプレッシャーを中途半端に与えるだけの《魔女跡追い》や《復活の声》よりは全然可能性があるでしょう。tada,
JunkしろMaverickにしろBantにしろ殴れるだけの生物にはほぼ用が無いという哀しき事実もありますがね。そこの所も問題。



 3)の対象は《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》であり
 守ることを前提としたフィニッシャーです。

 隙は有るためそこをどう補うかは重要ですね。
序盤から使うにしても、除去耐性はそれまでほぼ無いためフィニッシャーとしてこの分野で確立するにはハンデス、ルンママ等での保護はほぼ必須。
単純にマナコストが軽い事は《霊気の薬瓶》や《緑の太陽の頂点》からの展開を楽にし《目くらまし》への対処も可能になります。《呪文嵌め》に引っ掛かりますw
 逆にその隙を埋められなければカス。
2マナ→5マナが失敗するようなら、2マナ→2マナである《石鍛冶の神秘家》の方が余程効率的です。
 という訳で「Wを含む2マナでテンポロスを必要(必然的に防衛手段がいる)としフィニッシャーになる。」と言う点を軸に考慮すれば比較対象は《タルモゴイフ》や《復活の声》では無く《石鍛冶の神秘家》であるという事が判ります。
SfMに勝る利点は
1)単体で最低限の仕事(攻防への参加)をする。
2)GSZで呼び出せる
3)最終的な除去耐性が遥かに上
4)もみ消し/ハンデスで泣きを見ない
という処でしょうか?
個人的には3)と4)が特に重要。その上で更に重要なのは3)。
メインから衰微・QPM、サイドからの《解呪》《古の遺恨》《摩耗+破滅》《真髄の針》等、装備品に対する風当たりはかなり強い。特にサイド後は安定した働きはまず無理です。
その意味でも単体の除去耐性を持つ事も可能なライオンの方が上である部分です。

 逆に劣っている部分は
i)テンポロスがさらに激しい。と言うか最序盤では発動できない。
ii)応用力は無い
iii)アドを獲得できない。圧倒的に劣る。
iv)部族(笑 が出来ない
といった所ですね。
i)は見れば判りますが、実際激しくテンポロスであり速度も遅いSfM→《殴打頭蓋》の組み合わせよりも更にテンポが悪く、加えて速度も遅い。
少なくともLegacyにおける純粋なBeatdownでは考えるに値しません。
またii)の通り、十手や剣シリーズの様に相手に依って手を変えて圧倒するという選択も難しいですね。
特にこのii)は2)でも触れましたがJunk系に殴るだけの生物は要らず多機能性をどのカードにも求められがち。1枚のカードで複数種の行動が出来る点が非常の評価が高くSfMがライオンより優れている最大の長所だと思います。。
個人的に言えば《陰謀団式療法》のFbに使えない点も悩ましい。
ここら辺が要考慮点ではないかと思います。

 i)に関して気にされる方も多いと思いますが、私はこの部分は実はそれほど苦慮はしていません。
要である怪物化はテンポロスが大きい。
かつ、SfMの様に連続で動くことはまず無理。
しかし、裏を返せば行動が縛られないという事でもあります。5マナまで到達するには時間が掛り、そしてその間他にやる事は腐るほどあります。逆に5マナまで到達する頃には比較的する事も減ってきているでしょう。
序盤から動くのが基本であるLegacyにおいて強制的に1ターンを使ってしまうSfMとは差があると考えるべきです。
しかも単体で行動(SfMは攻撃にもブロックにも参加はまずさせられない)が出来る。
 ここから考えると大きなテンポロスがあるのは事実ですが、SfMのテンポロスとは質が異なっていると判ります。
SfMは除去されるまでに展開をしなければいけない為、強制的に2ターン(SfMのキャスト→次ターンのアクティベイト)を費やします。この結果対処されてしまった場合には実質2ターンもしくはそれ以上のテンポロスとなります。
また、SfMのキャスト→次ターンのアクティベイト:バター→次ターンのバターで攻撃。早くとも4ターン目からの攻撃である点も大幅なテンポロスです。
対処され様がされまいがテンポロスをSfMは生じさせてしまいます。
 しかし、ライオンはそうではありません。
置いてから暫く間が在る/空けざるを得ないため、SfMの様な一連の行動における「括り(セット→アクティベイト)」が生じにくい。故に対処されたとしてもテンポロスには成り難い場合もあるのです。
(ライオンとの比較で、SfMはどちらかと言うとレベルUp系の生物として捉えると解かり易いですかね?対処された時の悲壮感的に。)
また少なくともSfMユニットよりは1ターン早く行動が開始されます。
実質的に効率的攻撃的に動けるという事ですね。
ここも重要な差異でしょう。



 こんな所でしょうかね、考えるところは。

 1)は兎も角、2)や3)については比較し検討するに値する生物ではあると思います。
特にタルモやSfMに対してサイド後までを含めHateカードに引っ掛かりにくい/つまり相手に依存しにくい点は評価できると思います。
常に一定の働きを計算できるわけですからね。
ここから先は後は調整して答えを見つけるしかありません。
個人的に見えてきたのはタルモやSfMに比べライオンはlow risk-low returnなのではないかな?と。
 取り敢えず一番アリかなと思えるのは2)の枠ですね。
最も類似点が多い。躊躇なく4枚突っ込んで普通にキャストして生き残ればいいなぁ的な。 


 書いてある事はタダツヨですが実際にはそこそこレベルで、「強い」までが遠い。
結構うまく調整されていると思います。出ただけでは所詮番狼であるところが特に。少なくともSfMやScM何ぞよりも遥かにいい。


 どうでもいいですが、折角のWGカラーなのですから《萎れ葉のしもべ》をぜひ同時に使いたいですね。
LotVも一定数いる事ですし。只挙動的には[-2]されては堪らないので相手にLotVを展開されるまでは生物を展開できないのは難しいですね。
まぁ、DrS→LotVで動いてくれれば待つ時間などないわけですが。



 ちなみに[dds666]さんの所で話題に挙がっていましたが、このライオンにも元ネタがあるようです。




THS)残りの神3種の感想
THS)残りの神3種の感想
THS)残りの神3種の感想
皆さん、こんばんは。しもべです。


 スタジオジブリの宮崎駿監督が正式に引退を表明しましたね。
お疲れ様でした。
個人的には監督の作品では「紅の豚」と「もののけ姫」がお気に入り。
特にもののけの方は10回以上確実に見ていますが未だに飽きずに楽しめています。
惜しい事ではありますが、今は心から有り難うと言いたいですね。


 さて、続々とTHSの新カードが発表になっておりますので感想の続き。
この時期はそれ以外のエントリーを書いている暇が無いですね・・・。


《鍛冶の神、パーフォロス》
:赤の神パーフォロス様
《伏魔殿》の亜種であり、誘発能力がイカレてる・・・。何?2点って!?
既に各所で言われていますがLgSの裏表で(2×2)×2=8点とか4代目ペスの[+1]で2×3=6点とか・・・。
生物化させる必要性が欠片も無い・・・。Encのみの能力で見ても十分に強い。
数を展開する戦略も、自分の召喚前も後も素晴らしく相性が良く、出終わった後も全体ブレス能力で打点になる。
頭おかしい。
「信心」カウントの稼ぎやすさを考えればタッサ以上かも・・・。
とりわけ相性が良い訳ではありませんが《ボロスの反攻者》がいますからね。

 因みにこれで何故《パーフォロスの槌》が土地を生物化するのではなく、生物を生み出すのかも判りましたね。
そしてハンマーがあれば容易にカウントを満たすので4ターン目に6/5速攻破壊不能で殴れます・・・。
相性良いってレベルじゃない。

 速攻、後続の2打点分強化で4マナ・・・何か忘れていないか??
つ《戦駆りのオーガ》
オーガは次の環境でも日の目を見ないのか(´;ω;`)
 因みに《地獄乗り》とはオーガとの関係宜しく機能が異なるので比較はできてもどちらが上と言うのは無いと思います。

 Legacyでも真面目にDragonStompyに入るかもしれませんね。
難点であるStP/PtEはチャリスで弾けるので生物化しても問題は薄そうです。
要らない土地を食べて戦線を強化できるハンマーも良い。
 ただ、これを除いては生物化は一長一短。
タッサもそうですが、ここまで常在能力/誘発能力が優秀だと寧ろそちらをメインで使いたいので。
除去されにくい方が望ましい。
・・・カルドーサレッドでもいけるかな?

 Stdでは何が在るでしょうね?
BigMana/BigRed的なデッキに出来るのなら4代目ペスは強いでしょうが些か重い。巧く回らないと悲惨すぎます。
《軍団の結集》はよく言われていますが、マナカーブ的に4→5はキレイでも展開に時間が掛り過ぎる(効果を発揮するのがその次のターン以降)ので個人的には微妙です。
それなら《ヴィトゥ=ガジーの末裔》の方が即座に出るので有効だに成りやすい。
まぁ、1体(2点)→2体(4点+2)→3体(6点+6)→4体(8点+12)で誘発効果だけでも4ターン後(順調にいけば10T目)には終わるのでコントロールのフィニッシャーには良いかもしれませんが・・・。
Bを使うなら《ザスリッドの屍術師》
Rでは《若き紅蓮術士》《アクロスの十字軍》は有用ですが、必然的にIns/Socの割合を多くする必要があり、それは信心カウントを稼ぎにくい事になります。《チャンドラのフェニックス》も同様。それを飲んで神様を置き物にとするのならアリではありますね。
《屋根職人の反乱》が落ちてしまったのは残念。《溶鉄の誕生》は・・・。

 何にせよ楽しみな一枚です。



《太陽の神、ヘリオッド》
:白の神様。
《動員令》にWを足すとここまで強くなるんですね。
そこそこ優秀なマナレシオに警戒付加に、アドバンテージです。

 他に比べると、書いてある事は弱くはない物の、マナレシオが一番悪い。相変わらず本人に常在能力が付加されない。起動能力が重いなど負の面が目立ちます。
加えると色対抗カードサイクルに唯一引っ掛かるため破壊不能が他のカードよりも機能しづらい・・・。
が、重い物の2/1トークン生成は弱いわけでは無く明確なアドバンテージ源です。
取り敢えず余ったら使っとけ的な能力ですね。

 このカードで何より重要なのは、このカラーには《ボロスの反攻者》がいるという事でしょう。
信心カウントを満たす生物でありながら本体の能力も高い。
そしてヘリオッドにより「警戒」を付加する事で防御的だった牛を攻撃にも躊躇なく参加させる事が出来るようになりますね。
 本体性能は微妙ですが、相性の良い生物があるのは他の神々より優れている点ですね。
因みに、牛のお陰でBorosカラーでの使用も現実的であり、ヘリオッドのトークン生成能力がパーフォロスがいることでより強力になりますね。
 他には《オルゾヴァの贈り物》や《鬼斬の聖騎士》が相性が良いですかね。
マルチのコントロール型にするのなら《至高の評決》も良い相棒に成りそうです。
「破壊不能」の最も実用的な使い方ですよね。無限の荒野を殴るので高確率で5点入れれますし、そこからトークンを生成する事で更に高打点になります。
評決を使うのなら生物以外の信心カウントをどうするかが肝ですね。



《死者の神、エレボス》
遂に最後の神であるBの神様エレボスが発表されましたね!

(´・ω・`)・・・。
(´・ω・`)・・・・・・。
(´・ω・`)・・・・・・・・・。

(^ω^)まぁ、まぁKASUでは無いですよね!
しかしそれ以上に、
(´・ω・`)サイクル中唯一自軍の生物に対して何の恩恵も与えない
(´;ω;`)流石黒だな!。黒い、黒すぎるよ!!「再生能力付加は止めてw」とか言ってた自分が恥ずかしいですよ想像の遥か斜め下を行ったよ!!

 しかし黒古参にとっては中々に粋なカードとも言えます。
由緒正しい黒のカードである《ネクロインポーテンス》の系譜である《強欲》に、MIRで多くのプレイヤーに苦い目を見せた《絶望の荒野》のハイブリッドですからね。
最近ゲインさせない能力はRに移っていましたが、またBに戻ってきて嬉しいかぎり。

 《強欲》と考えるとKASU一直線なのですが、場持ちが良い生物にドロー能力が付いてくるとなれば弱いわけが有りません。
エレボスの時点で4マナ有るわけですから何もしなければ追加の2枚のドローを毎ターンできるわけです。
ライフ管理は難しくなりますが、単純に相手の3倍ドローが出来る事が弱いわけがない。
自動では出来ないものの、毎ターン余ったマナでドロー出来るのですから、冷静に考えれば中々に強力では?
別に、《タッサの二叉槍》でもいいよねとか言ってはいけません。

 《強欲》がKASUだったのは置いただけでは何もせず、しかもそれしか機能が無い置物であった事もありますが、あの当時のライフゲインと言う効果自体が軽んじられていたという事もあります。
しかし今は違います。時代を経て強カードの要素の一つにゲイン効果があるかどうかが加味されています。
単純にKPが挙がった上にゲインまで付いているのですからね。
環境に大きな影響を与えると言っても過言でありません。
《スフィンクスの啓示》を筆頭に、《死儀礼のシャーマン》《漁る軟泥》《テューンの大天使》等。《スラーグ牙》は退場しますが、今後も同様に重要なファクター足り得るはず。
しかし、エレボスは「ライフゲインなんて甘え」と相手にだけ突きつけます。
環境を支配し、今後もする可能性のある要素をこれだけで否定できます。
他の神の様に他のカード群とのシナジーでは影響を及ぼせませんが、エレボスはそれ単体で既に環境に影響を与える事が出来るのです。
流石嫌われ者の黒。マジボッチ。
 ついでに言えばゲイン禁止は禁止効果では無く置換効果だったならばもう少しシナジーあったのに・・・。

 生物として過剰にマナレシオが良い訳ではありません。と言うかサイクル中ヘリオッドと並び最低。せめて6/6にしろや・・・。
しかし4マナとして考えれば悪い訳ではありませんし、パワーは5なら十分。
そして相手にゲインさせないという点を考えれば、総合的に見れば中々に高い攻撃力ではないでしょうか?
加えて後続を自らの能力で引き込めるので、攻防に継戦能力まで揃えたある種単体で完成されている生物です。
7がたくさん並んでいた大悪魔と比べてはいけません。
4マナでパワー5で破壊不能で2マナ掛ければいくらでもアドバンテージが稼げる 」こう考えればなかなかの物でしょう。特に皆アドは大好きですからね!!


 Stdでの相方は同マナ域になってしまいますが《墓所の怪異》だと思います。
マナ倍のマナソースなのでドロー能力の重さが気になりませんし、引いてきたカードを叩きつけるのにも重宝します。
そして「強請」があるため、ゲインをする事でライフ損失も補えます。打点にもなりますしね。
 次に重要なのは《肉貪り》ですね。
「破壊不能」が既に現時点でTHSには5枚も登場しています。サイズの関係上、マイナス修正も効きづらいためより布告効果が重要になりますが残念ながら《ヴェールのリリアナ》姐さんは退場。
故に《肉貪り》が重宝されるはず。
そして難点である「相手のゲイン」はエレボスが無効化してくれるため《悪魔の布告》と化します。
回避能力が無いエレボスにとっても道を開けれるため互いにシナジーが有りますね。
 他には《オルゾヴァの贈り物》《アスフォデルの灰色商人》が良いですね。
贈り物はゲインでドローのデメリットを、飛行で回避能力を付加できるので素晴らしい。
灰色商人もCipドレインが強力。両方ともダブルシンボルであるため信心カウントにも貢献できます。

 Legacyでは??
《剣を鍬に》使っておけ(投げやり)。
これ以上無い相方ですよ、白なのに。色拘束も薄いので2色目も問題無し。
イライラ( ゚д゚)、ペッ
 真面目な話では、上記の様に単体で機能するため使えなくもないと思います。
以前挙げた通りBは信心カウントにはあまり苦労はしないでしょうし、難点であるリムーブ除去にはハンデスで対応できるので。VotLの[+1]で失ったアドを補てんできます。


 因みに、《海の神、タッサ》《死者の神、エレボス》の発表により悲しみを背負った生物が居ます。
《夜帳の死霊》です。
U/Bのトリプルシンボルであり信心カウントを満たすのに最適なカード!!と目されていましたが・・・。
蓋を開けてみると
タッサ  → 回避能力は最初からある。同マナ域
エレボス → シナジーは全く無い。
・・・(´・ω・`)
 確かに、信心カウントを満たす事は出来ますが、それだけ。一方的に貢ぐだけの存在。
本人は何も報われない。
どこぞの詐欺宗教か!!
《ボロスの反攻者》との差はここでまた開いてしまいました。
そして効力自体も《メレティスのダクソス》に否定されてしまいました。
・・・いったい死霊が何をしたというのでしょうか(´;ω;`)?

 ついでに生物と欠片もシナジーが無いため《ファイレクシアの抹消者》や《聖句札の死者》も夢が露と消えましたね。
《太陽の神、ヘリオッド》との方が余程相性が良い・・・。
Stdでも《闇の予言》とは同じく欠片もシナジーが無い。
他のカード群とは欠片もシナジーが無いためある意味Junk向けのパーツですねw
HAHAHAHAHAHAwwww・・・ハァ(´・ω・`)




 正直、WとBは微妙な性能ですが、神の性能は自身の神器を合わせることで変化するので最終的な評価はまた別になるかもしれません。
Uはかなり微妙なシナジーではある物の、RとGはかなり強くなりますからね。
という訳でWとBの神器に期待。
マジでお願いしますよ・・・?


 

THS)気になった物色々・・・PW等 ちょっと追記
THS)気になった物色々・・・PW等 ちょっと追記
THS)気になった物色々・・・PW等 ちょっと追記
皆さん、こんばんは。しもべです。

 昨日は激しい雨に見舞われた名古屋で、私も膝まで水に浸かりながら家路につきました。ただ自転車なので速度と道(と言うかマンホール)と漂流物に気を付ければ歩きよりも車よりも公共交通機関よりも安全で効率的に帰宅できました。

 ただ、残念なのはあれだけの雨が降りながら水不足の豊川用水地域は見事にスルーされまるで水量が回復しなかったそうです。何かの呪いなのか・・・。
昨0時時点で貯水率0.8%超危険域・・・。
心配です。

 先日まで行方不明者としてDN内で情報が飛び交っていた方が、無事戻られたそうです。命あっての物種。
何はともあれ良かったですね。


 では気になった物の感想を・・・。

《歓楽者ゼナゴス》
 :新PWであり3体目のRGカラーのPWです。Wotcはマルチを出すならWGが先ではないでしょうかね?
[+1]:コントロ-ルするR/Gの生物の数だけR/G分のマナソース
[0]:《切り裂き隊の壊し屋》を召還
の2種が強い。
特に[0]が非常に強く2~3マナ相当の効果を忠誠度を減らさずにできるとか・・・。
もともと生物を出すだけでも強く(自身を守れる能力はPWの大きな評価点の一つ)、Legacyにおいて対JtMsの重要なファクターの一つでしたが、こちらは「速攻」を持っているため更にJtMsに強い。まぁ、Legacy云々は無い話ですが、要は対PW戦に非常に強い点は重要です。

 マナソースと生物生成と言う能力を見ると《野生語りのガラク》や《槌のコス》を思わせる能力ですね。
何はともあれ生物を展開しなければ始まらないので基本は[0]を連打して生物の面展開を行う事になるでしょうね。
ただ、ステロイドカラーであるため簡単に生物数を稼げるため[+1]も結構強力なマナソースかもしれませんね。たぶん2~3マナ程度なら余裕で埋めるはず。
つまりBigMana戦略上のカードとしても十分に機能します。
まぁ生物の展開は必要であるためMidrangeぐらいでしょうが。
 《炎樹族の使者》とも相変わらず相性が良い。マナ消費無しに[+1]の効力を高める事が出来ますね。
また、Gの今のスタンには1マナ域/2マナ域にそれぞれ生物が居る為、3ターン目の着地も楽でかつ、それらのお陰で[+1]がさらに強化されます。
本当に結構なマナも稼げそうですね。
Xマナスペルでも《忌むべき者のかがり火》《ラクドスの復活》や《巨森のハイドラ》《野蛮生まれのハイドラ》と中々優秀な物が多いので好きなだけ使えますね。
そこまでしなくとも《ミジウムの迫撃砲》を超過コストで撃って盤面を空にしたところで[0]連打するだけでも十分強そうです。
生物を補充する目的も補えるので4代目ガラクへと繋げるのも良いですね。

 [-6]は7枚捲って土地と生物を出す。《召喚の罠》の強化版?
能力を考えればマナコストの大きい物を展開したいでしょうが入れすぎるとデッキが崩壊するため中々に難しいですね。
小粒の生物を2~3体出すだけでも弱くはありませんが・・・それなら[0]でも良いわけですし。
また、[+1]を使わなければ忠誠値を増やせないにもかかわらず、[+1]は単体では機能しない為ただのステロイドには入れても使い勝手に困るでしょう。
故に構築を考えないと[-6]は何時まで経っても使用は出来ないと言えます。

 という訳で、単に使うだけなら[0]があればどのデッキでも使用する事は可能です。
ただ、その他の能力を使おうとするのなら、必然的に[+1]を連打する事になり、その機能性を保証しなければいけません。
(1)ある程度の生物数と(2)投資先ですね。
(1)はステロイドなら問題は無いでしょうが、Midrangeでは多少効果にばらつきがあります。
(2)はステロイドでは皆無でMidrangeでは使う先はあるでしょうが安定して~と言うのは難しいかもしれません。基本はスペル使い切りですので。
どのデッキで使うにしろここら辺は結構難しい匙加減になりそうです。
 生物を展開する必要性(1)且つ、継続的な投資先(2)と言う点でいえばパーフォロスやナイレアと言った神々は結構いい相方になるかもしれません。
基本起動能力はマナがあれば複数回起動できますからね。
ただ、同マナ域なのが問題・・・。


 ドムリ共々生物と親和性が高く、故に互いの能力も親和性が高いのですが、お互い生物でない為あまり枠を捕れないのは残念なトコロ。
ドムリより安定したアドを稼げますが、[-2]:格闘能力で盤面に干渉出来且つ3マナと軽いドムリも捨てがたい。
羨ましい悩ましさですねw
3-2で5枚枠ぐらいならそれほど問題は無いかもしれません。



《悪夢の織り手、アショク》
:ライブラリー破壊を行うPWにして2体目のUBカラー。
これでTHSには全色(W/UB/RG)が揃ったわけですね。

 正直アドが稼ぎにくく且つ盤面への影響力も皆無であるため強いとはとても言えません。が、最も使いやすく、生命線である[+2]は相手のみのライブラリー破壊であり、3マナのマナコストや破壊枚数が3枚である事を考えると《ネファリアの溺墓》を連想させられます。
溺墓の起動に毎回3(実質4)マナ掛っていたことを考えれば、アショクは初回のみに起動分の3マナが掛るだけであるとも言えます。

 そうやって考えると中々、悪くは無いカードではないか?とも思えてきます。
ご存じの通り、《ネファリアの溺墓》はISD環境ではフィニッシャーとして使われる事もあったカードです。それが起動にマナが掛らずに使えるのですから。
もちろん、土地として計算は出来ませんが、その分実質的なライフゲインである忠誠値が存在し、しかも[+2]であるため中々堅牢です。
 [+2]は自身に使えない点は一長一短ですが、問答無用のリムーブであるため変な2次利用の心配をする必要が無い点は有難いですね。
対コントロールでは十分こちらもフィニッシャー級ですが、対Beatで考えても結構なパワーが必要になりますね。逆に守るには《破滅の刃》等の除去を相応に必要としますね。
そして、相手にも依りますが、[-X]でアドを稼ぎ自らを守る事も出来ます。

 PWと言う多機能、ただアド発生器の様に考えると微妙に感じなくもありませんが、たった一つの機能性と言う点を考えれば決して悪いカードでは無いと思います。
メインの[+2]と[-X]、この2つを持って使い様はあるPWだと思います。
タダなんにせよ使える、万能、そのような単語には程遠い存在ですね。
軽くて勝つアドの稼げないPWと言うと1Coinの悪魔さんを思い出しますが、彼よりは遥かに使い道の存在するカードでしょう。
しかし2つしか能力を持たないPWなんてなんだか新鮮ですね!!

 (追記) 因みに相棒は《アゾリウスの魔除け》が一番かと思います。
モード3「攻撃かブロックしているクリーチャー1体を対象とし、それをオーナーのライブラリーの一番上に置く。」を用いればPWを守るだけでなく、続く次ターンに[+2]→[-X]を用いて奪取する事も出来ます。
《時の引き潮》でも良いですが、やはりPWを守れる点が重要。
2マナInsの《支配魔法》が弱いはずがない。



《嵐の息吹のドラゴン》
 :飛行+速攻+高パワーの組み合わせはISDブロック+M13でオサラバするのではないのか??
しかもプロテクション(W)まで付いていて、対LgS戦を除けば《雷口のヘルカイト》よりも強いのではないでしょうか?
《ヴァルカスの災い魔》だって十分強いのに・・・。
パーフォロスと《戦駆りのオーガ》と言い・・・M14のカードを出するのも大概にせにゃアカン!!今夜のオカズが藁になってまうわ!!

 マナフラッド時様に《突然の衝撃》が怪物化で使え、サイズが7/7にまで化けるので速攻4/4と合わせて相当凶悪な攻撃力を誇るのですが、それ以上に感じたのが強力な《スフィンクスの啓示》へのアンチテーゼであるという事です。
啓示を使える頃には当然相手も怪物化できるでしょう。つまり多量にカードを引くとその分痛い目を見る。啓示を劣化《青の太陽の頂点》にしてしまう。まぁXドローが弱いわけではありませんがw
しかもWUデッキが取れるであろう除去はP(W)で弾いてしまう。
かなり凶悪な対策カードであると思います。

 環境的にP(W)は十分に強いのでそれだけでも強い。
今後は《破滅の刃》《ミジウムの迫撃砲》の重要性は増していきそうですね。

 Legacyでも飛行+速攻+P(W)+パワー4は戦力レベル。
5マナの素出しもDragonStormでも両方行けるレベルです。特に対JtMs戦で素晴らしい。StPも衰微も効きません。《罰する火》2発では落ちてしまいますが、UUとRと《燃え柳の木立ち》を成立させるようなふざけたマナ基盤のデッキは土地破壊でGG。
普通に強いので買おうかと思います。

 イラストはウナギとか言われてますが、私的には蛭にしか見えない・・・。
まぁ、どちらにしても残念な見た目。
(Thoughtseizeもそうですが)能力とイラストの両立とはかくも難しい物か・・・。



《殺人王、ティマレット》
:これまた微妙な翻訳を・・・。殺人王・・・。語呂が悪い・・・。
再び登場したM14をディするカード。今回ディスっているのは《消耗品の弾幕》。
起動コストが2倍とは言え、ダメージ効率を考えれば単純に効率が良い。連続起動できる2点火力の危険性は言わずもがな。
生物化に伴う脆さも自身を回収できる能力があれば問題無し。
 他のDNの方の意見を借りれば《火葬のゾンビ》のオマージュ。
そう考えるとさらに強いですね。起動/回収共に(1)BRの3マナ掛っていた彼を考えるとは格の軽さ。
 さらに言えば《ゴルガリの死者の王、ジャラド》もディスられてる気がします。
ルアゴイフ能力は無いとはいえその他は類似能力でマナコストは半分ですからね・・・。

 ゾンビ/戦士とそこそこ使いやすい部族なので効果も期待出来るかも・・・。
言うまでもありませんが《ザスリッドの屍術師》が居れば弾もリロードできるので攻撃力がさらに高まり、パーフォロスが居れば効果も倍。
2マナで生物を2点火力にして、追加で生物が来てその生物が来ることで2点誘発。
 そのような使い方も出来ればアリストクラッツの様なデッキも組めるかもしれませんね。
まぁ、《墓所這い》はいませんし、《血の芸術家》の様にゲインは出来ずマナは掛るので随分毛色は異なりますが。

 右手に生首持ってる怖いですよ・・・。
コイツにも何か元ネタが在りそうですね。


 
《波使い》
:何故魚ではないのか小一時間ぐらい問い詰めたいところですが、《空召喚士ターランド》もそうでしたね・・・。
冷静に考えると信心カウントの数だけ2/1を持ってくるわけで、本体が生き残る必要はある物の《錯乱した隠遁者》並みの強アタッカーである可能性も。
4マナ且つ、P(R)でありCip能力(対バウンス)もあるので結構除去耐性があるようです。
StPされると死にたくなりますねww



《雨雲のナイアード》
:えっと・・・。
素直に《グリフィンの導き》で良いんですよ?
最初から生物としてキャスト出来るとかありますけど・・・この授与コストは重すぎでは?



《アスフォデルの灰色商人》
:SOMに《冷たき集いの吸血鬼》という生物が居ます。
金属術と言う条件付きであったものの、5マナ4/3のボディに《魂の饗宴》が付いてくるという中々強力な生物でした。それを考えるとこのゾンビも最低4点、打点の低さを考えると5点はドレインしたいですね。
手ごろなトコロでは《闇の予言》があればこの2枚でBBBBBを達成できます。
巧く信心カウントを稼げれば7点8点のドレインも可能で結構強力に思います。
その様な構築が出来れば嘗ての《現し世の裏切り者、禍我》の様にも扱えますね。

 黒は《忌まわしき首領》も含め今のところ「信心」が強力ですし、《墓所の怪異》や《闇の領域のリリアナ》に今回の《ニクスの祭殿、ニクソス》もあるのでかなり重めの構築も可能ですね。



《異端の輝き》
:色対策サイクルの白版。
《天界の粛清》のオマージュですね。
他のサイクルよりも干渉範囲が広いので有用性が高いと思います。
特に《復活の声》《ボロスの反攻者》そして今回の4代目エルズペスや破壊不能な神様等厄介な置物が多い状況なので活躍の場が広そうです。
特に前者の2大生物は環境への影響が大きいのは周知の事実。
他にも《鬼斬の聖騎士》等もいますね。



 こんな所で。
神様は出そろったので明日にでも。出来れば武具類も出揃ってくれると一緒にかけるのですが・・・。
Bの神様は願いかなわず、予想当たらず、4体目の4マナでしたね。
能力に関してはまぁ下から数えた方が・・・的な言い方も出来ますが言う程KASUでもないと思います。



THS)ついにMTGにもKAMIが降臨されるらしい・・・。こいつらは果たして「神」か?「神ww」か?それとも「紙」なのか?
THS)ついにMTGにもKAMIが降臨されるらしい・・・。こいつらは果たして「神」か?「神ww」か?それとも「紙」なのか?
THS)ついにMTGにもKAMIが降臨されるらしい・・・。こいつらは果たして「神」か?「神ww」か?それとも「紙」なのか?
 皆さん、こんばんは。しもべです。



 [りょーちん]さんのレポを読んでいて「トラフトは聖人なのに暴力的~」と言う文が出てきました。
成る程確かに。
よし、これからはトラフトの事を拳聖と呼ぶことにしましょうかね~。
(「数え抜き手」って格好良いですよね~。)



 新たにJugdePromoになるVindicateが素晴らしい。
是非一枚欲しいですね。
古参プレイヤーからするとジェラードの遺文も良いのですがね。



 テーロスも続報が少しづつ出てきていますね。
注目はやはりMTGに光臨された本物のKAMI様でしょうww
Thassa, God of the Sea (2)U
伝説のエンチャント・クリーチャー - 神(God)

破壊不能
Thassaはあなたの青への信心が5未満であるならクリーチャーではない。
あなたのアップキープの開始時に占術1を行う。
(1)U:対象のあなたがコントロールするクリーチャーはこのターンブロックされない。
5/5

 素晴らしいマナレシオです。
3マナ5/5破壊不能というと《聖句札の死者》を思い出しますね。
ただし、[信心]の性質上置物が並ぶ必要があるのが重要。Uにとっては非常にハードルが上がってしまっています(逆に考えれば、Uだからこそこれだけ強力なのかもしれませんね)。

 Legacyで考えるとやはりMerfolkが一番でしょうか?
「何故KAMIなのか?」
「この見た目なら魚だろう。」
「何故神格化してしまったのか?」
「こんな事なら普通の魚が良かった・・・。」
 全世界の魚使いの悩みでしょうねw
が、逆に考えれば種族Hateを食らわないとも言えますね。島渡りを付加される必要もないですし打点は元から高い。Cliqeは綺羅の様な前例もありますし。
 どちらかと言えば十分数が展開できている状況よりも、全体除去を食らったような場で活躍できる方が望ましいのですが・・・。
まぁ、逆に言えば最後の押し込み様とも言えます。

 他には個人的には相棒に成り得る?と思えるのが
《相殺》
《ヴェンディリオン三人衆》
《精神を刻む者、ジェイス》
ですかね?
 《相殺》はCTGのタルモの代わりにはならないか?と思わなくもないです。
・・・なりませんがねww
苦しいとき、序盤等のブロッカーにならない時点で・・・。
ただ、「破壊不能」がある以上、実質的に盤面に出た後はリムーブ除去/《終末》以外にはほぼ敵無しです。という事でStP/PtEを潰せる《相殺》は結構重要ではあると思います。
Cliqeも同ベクトルですね。惜しむらくは同マナ域であるという事。
 JtMsは[+2][-1]で相手に干渉して、その間にゲームを決めるというだけ。
[+2]×5→ [-12]よりも速いターンで決着をつけることは出来ます。が、はっきり言ってJtMs単体で十分という事も・・・。まぁ、破壊されないためJtMsを守る盾としても優秀ですがね。
 一応、《瞬唱の魔道士》も無くは無いかと・・・。
場に出した後は役立たずなScMを打点として機能させる事も出来ますし、当然それがカウントになる。
弊害となるのはScMはIns/Soc比率の高いデッキの方が役に立つという事で、それを「占術」でどこまでカバーできるのかという事ですね。

 アンブロッカブルな5/5という事で圧倒的な攻撃性能故に是非攻撃的なデッキで使いたいのですが、その手のデッキの筆頭である《秘密を掘り下げる者》とは相性が素晴らしく悪い。もうキャットファイトを繰り広げるレベル・・・。
マナレシオやコストの関係からSeaStompyでも~と思うのですが「信心」のお陰でそれも難しい・・・。


 生物の性能に目を引かれがちですが、Encとして見てもなかなかに効果が高い。
まず、毎ターン「占術1」が普通に強い。《ダークスティールのペンダント》と比べるとどれだけ優秀かがよく判ります。
それに加えアンブロッカブルを付加できるわけですからね。
トラフトをはじめ、《占いの達人》や《冷淡なセルキー》など、通れば強い生物は結構いますからね。生物以外にも剣シリーズは簡単にサボタージュ能力を発揮できます。FF剣なら使ったマナも返ってきます。

 因みにアンブロッカブルや「信心」を考えるとニブメイガスも無くは無いかなぁ~と・・・。
まぁ、信心カウントはかなり苦しいですが・・・。
 色は異なりますが、ボブとの相性もいい。
フム・・・UtBか・・・。
と、ここで一瞬Ninjaを思いつきましたが、数が並ばない為無いですねw
アンブロッカブルやアドを考えても《静風の日暮》で良いですし・・・。


 生物時でもそうですが、置物でありながら破壊不能であるため対処法が難しいですね。
リムーブ除去の使うタイミングがより重要になります。リングに価値がまた挙がった?
また全体除去も非常に重要になりますね。コイツ自身を落せなくとも生物化を防げます。
が、布告系はほぼ機能しませんね。
《突然の衰微》及びVotLに除去を頼っている特にBG系には不吉なカードです。
《四肢切断》を使わざるを得ませんね。

 Stdでは早く並べる意味は無い上にもっと安定感のあるフィニッシャー入るので今のところお呼びは掛らなさそうですが・・・。


 テーロスは単色環境という事で、どの様なアプローチなのかと思いましたが、なるほど、この様な方法なのですね。
何にせよ夢が膨らむ系のカードですね。
他の色が楽しみです。


 Eternalでは、他の色で言えば、「信心」を考えればW/B/Gは相性が良さそうです。
ダブルシンボルと言えば熊~なW、トリプルシンボルと言えばBですからね。

 Wでは《ルーンの母》や《石鍛冶の神秘家》《スレイベンの守護者、サリア》等のシステム生物が多いのでやはり活躍しやすい土壌がありますね。
また、《戦隊の鷹》により1枚で4つまでシンボルを確保できる点も素晴らしい。

 Bには《ネクロインポーテンス》が在りますぜww
いやさ、完成された祝福がさらに完成されたよ!やったねオブちゃん!!
 まぁ、そういうネタは置いておいて、《死儀礼のシャーマン》→《ヴェールのリリアナ》の流れが存在する以上カウントに余裕はあるはずです。《闇の腹心》もいますしね。
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》のお陰でタッチもしやすい。
色マナ、盤面干渉、ハンド干渉に依る露払い、後続確保でかなり要素が揃っています。
マナ無しで確保できる《ギックスの僧侶》も1チャン?

 Rは相変わらず、これらの溜める系には相性が悪いので、相当凶悪なカードでもなければ採用は難しいでしょうね。
DragonStompyなら辛うじて可能性があるぐらいでしょうかね・・・。

 Gには同じくDrSや、マナ生物が居ますからね。
攻撃手でも《絡み根の霊》や《捕食者のウーズ》など中々優秀で面白い物が。普通にタルモ並べるだけでも強いですし。
ネタ振りでいえば《カルニのハイドラ》がいますよ!「信心」との相性は完璧w
ネタ振り2つ目ですが、《ニッサ・レヴェイン》の[+1] →《ニッサに選ばれし者》でもGシンボルを多量に安定して確保できますねww
 B宜しく、《緑の太陽の頂点》で色拘束を無視できるのは素晴らしい。
因みにいくら生物を並べると言っても、余程相性が良く軽くない限りElvesには無さそうです。

 Mでいうと《台所の嫌がらせ屋》等も良いので期待。
Hで如何に強い生物が居るかにかかってきますが・・・。ギルド魔道士でも良いのが有りますかね?SHMブロックのアバターシリーズなら5つ一機に確保できますが・・・。
 Legacyでは置物を並べるという事でMaverickに採用できるW/Gに大きな期待をしています。
まぁ、EncでもあるのでEnchantressも有り得るかもしれませんね。

 Stdで言えば《ボロスの反攻者》と言う強力カードが有るW/Rが既に良さそうです。
またテンポと戦力を同時確保できる《炎樹族の使者》も素晴らしい。
つまり両方使えるRは・・・。



 その他のキーワードについて

 「英雄性」って・・・。
相変わらず翻訳が微妙・・・。
まぁ、それは置いておいて《セテッサの英雄、アンソーザ》は中々強そうですね。
是非Overrunしたいですが・・・。効果で言えば《印象の祝福》が素晴らしい相性です。


 「授与」は良いですね。
所謂Aura強化キャンペーンの新サービスですかね。
ただ、公開されている物が重すぎる・・・。
もっと軽い、「3マナ2/2飛行で3マナ授与で+2/+2+飛行」みたいなカードないかしら・・・と思っていたら、それはまんま《グリフィンの導き》でしたww
「英雄vs怪物」での再録ってそういう事ですかね?



こんな所で。



 P.S.
「英雄vs怪物」の《Regrowth》の日本語版である《新たな芽吹き》が欲しい。
《内にいる獣》の新イラストも中々に良い。




M14) 今まで気になった物色々主にそのFTやイラスト、雰囲気等 その2
M14) 今まで気になった物色々主にそのFTやイラスト、雰囲気等 その2
M14) 今まで気になった物色々主にそのFTやイラスト、雰囲気等 その2
皆さん、こんばんは。しもべです。

 今週はSCGはM14の関係でお休みなので悪しからず。

 という訳でM14ネタ。
前回の記事ではご指摘いただいた通り、ストームの性質を失念していた恥ずかしい(/ω\)
しかし、悲しい事にドラストを現実的に使用する事に対して、私の失念なんて雀の涙の如く些末な事案である方がある意味悲しいわけで・・・。
X=3でなんて中々《ドラゴンの嵐》はキャストできない上に、出来たらそれはコンボとしてそれだけ土地が並ぶほどの遅いスピードだという虚しい現実が横たわっているわけです。
レ・ミゼラブル(´・ω・`)

 気を取り直して、M14ネタ。これで最後です。
今回は依然やった雰囲気系で気になった物をフルスポ後にもう一回した見ようという物です。
それでは行きます。

《陽動の達人》
「戦闘は慎重に選ぶんだ。例えば、デカい奴は避けて通るとか。」

:言っている事は正にその通りなのですが、イラストは思いっきり「デカい奴」と対峙しています。命がけで囮作戦刊行していますw
男前だけど、言ってることが違うw
まぁ、「慎重に選ぶ」とは能力の対象の事を表しているのでしょうがね。
 因みに《ひるまぬ勇気》とは同じく囮作戦刊行している感じで表面上は似ていますが、絵の立ち位置が逆な事と連動するように、思いっきりビビッて怯んでいる/逃げているセレズニア教の戦士との対比が面白いですね。
《陽動の達人》も言ってる事とやってる事が全く逆と言う点は確かに類似点ですw

《西風の突撃》
「およそ軍は高きを好みで下きを悪み、陽を貴びて影を賤しむ。」-孫子-

:「孫子」って欧米でも通じる方なんですかね?

 と、思いましたが調べてみたらHitしただけでも
《野焼き》《まやかしの敗北》《猛虎》《魏の斥候》
PTKのカードにて「Sun Tzu, Art of War」の表記で既に使用されているようです。探せば他にもあるかもしれませんね。
今回のFTも良いですが有名どころの
《野焼き》「侵掠すること火のごとく、動かざること山のごとし。」
《猛虎》「虎穴に入らずんば、虎児を得ず。」
も良いですよね。


《珊瑚マーフォーク》
「昔の船乗りはそれが目の錯覚か、あるいはせいぜいマナティだろうと考えていた。だが[マナティの襲撃]によって行方不明になる船が増えるにつれて、真実が白日の下になっていった。」

:現実世界で「人魚」と言う幻想をマナティが打ち破った事とは全く逆の現象が起きているわけですね。
中々に面白い現象です。

 しかし[rk post]氏の気合の入ったイラストを見るに、寧ろこれを見てどうやってマナティと思い込むことにしたのか/自分を納得させたのか?と言う疑問が生まれはしますがw
大雑把過ぎでしょうw


《壮大な鯨》

:名前の通り「壮大」と呼ぶに相応しい鯨です。
今までも巨大である事が表記されてきたカードは多々在ります。
 FTでは
・餌の一つが「都市」と言う《超大なベイロス》
・頭の先から尻尾の先までの距離を進むのに壱日を費やすという《土着のワーム》
・死ぬとその死体が後に島になるという《巨大鯨》
・何年も掛けて通り過ぎるのを待っても未だに通り終わらない《無限のワーム》
 イラストでは
・風景との対峙がなされているエルドラージシリーズや《大祖始》
・右下に立ち向かう人間を描くことで巨大さを表現した《ファイレクシアン・ドレッドノート》
・そのドレッドノートが頭角の先に引っ掛かるレベルのサイズである《B.F.M》
しかもこいつは2枚分割カードである事がその存在の大きさの印象を更に強めています。

 この通り、巨大さ・長大さを表したカードは数あれど、今回の《壮大な鯨》程の大きさのイメージが湧きやすい物もなかなか無いですね。
FT組は、正しく長大、《無限のワーム》に至っては超大と言うレベルなのでしょうが如何せん文字では伝わりにくい。
イラスト組は、直観的な理解はしやすいはずですが、対比されている物の存在が小さすぎて判りにくい。

 対してこの鯨は、巨大な帆船という判りやすい物を一番正面に持ってきており、そのバック/背景に鯨を添える事で対比が非常にしやすくなっています。
イラストにおける主観が上記の2種とは逆になっているんですね。
しかも、後方の帆船を見れば判りますが、この帆船と鯨の目が(遠近法で見ても)大体同レベルのサイズですw
顔だけドアップという書き方や、鯨と言う現実に存在する故に想像しやすい物である事もイメージの確定の手助けになっています。

 故に、MTG史でも、最も判り易い「巨大さ」を表現したカードの一つとして非常に良い味を出していると思います。


《呪文破》
「石でも投げてた方が良いんじゃない?あんたの知性にはそのぐらいがお似合いだよ。」

:恐らく相手の魔法を、このイラストの如く格好良く無力化しているときに出た台詞なのでしょうが・・・私には「石=その辺にある十把一絡のような存在=《取り消し》レベルのカウンター」でも使った方が良いんじゃない?こんなスペルを使うのなら。
と言う風にも聞こえますw
因みにTE版の「これは思慮ある魔導師による暴力とでも言おうか。」というFTが好きです。相手にマナを払わせるかどうかを悩ませる様を表しているようで雰囲気に合っています。


《工匠の呪詛》
「見つけ無い方が良い財宝だってある。盗むなどもってのほかだ!」

:「呪われた武具」という如何にもな存在をうまく表していますね。
SFC版「トルネコの大冒険」でよく「(呪われた)正義のそろばん」ばっかり拾ったのを思い出しましたw

 今までも《融合する武具》等はイメージ的にはそちら系ですが、やはり本場は違いますねw
こういうデザインが出るのなら、「村正」の様な類の曰く付装備品もそのうち出るかもしれませんね。


《血の幼子》

:見た目が生々しくて怖い・・・。
《ファイレクシアの食屍鬼》《ナントゥーコの鞘虫》《吸血鬼の貴族》に続く4回目の同型再販。
《血の座の吸血鬼》もいますし、判らなくもないのですが同じの刷り過ぎでしょう・・・。

 どうでもいいんですが、カードギャラリーの真下にある《夜の子》を見てふと思いました。
「イラスト的にどう考えても《夜の子》の方が年上ですが、タフネスは1小さい。
・・・これが若さか(´・ω・`)」


《闇の領域の隆盛》
「活きている人間が一人でもいれば、その前に何世代にもわたる死者がいる。どちらの領域を支配したいかって話よ。」‐リリアナ・ヴェス‐

:言っている事は御最もなのですが、私はどちらかと言えばSocよりもPWを使いたいですねw

しかしまぁ、全ての魂の還る場所と言われる「グレートスピリッツ」が全知全能の霊と評されるように、死者の数は人の歴史そのものですから、戦力比で言えば比べるべくも有りませんよね。

 全然気が付きませんでしたが、姐さん、骸骨の頭の上に足載せてるっていうか・・・完全に踏んづけてる・・・。
腕持ち上げさせてる。きっとそういうPLAYなのさ。
流石や姐さん・・・。
どうでもいいですけど居心地/座り心地、物凄く悪そうですね。姐さんは良い表情してますがw


《吸血鬼の大将軍》
「如何にして我に使えればよいかだと?死ねばよい。」

:清々しいまでの断言っぷりですねww
「死ねばよい」ってアンタ・・・。

 吸血鬼故に、吸血で命を吸い取っているのか、それとも攻撃への盾にしているのかは判りませんが、よくいる部下の命に毛ほども気を使わない悪役の再現ですね。


《消耗品の弾幕》

:イラスト・能力・FTのすべてが調和している素晴らしいデザインです。
が、そんな事はどうでも良くて、私が気になるのはただ一点。
右上背景の同じく投擲されているゴブリンですが、彼、ライダーキックしてませんか?

・・・理解っているな!!


《炬火の炎》
「あんたは幸せよ。私の物を分けてあげる。」-チャンドラ・ナラー-

:どう考えても幸せなのは貴方です。
良かったですね、日本語版が(誤字が修正されて)買ってもらえますよw

 まぁ、普通に見れば、自分の力を(攻撃と言う形で)くれてやろうw的な皮肉なんでしょうが・・・。
残念ながら、初代PWの中でJaceと並んで主人公格で4枚目なのに彼との扱いの差に、周囲に八つ当たりをしている様にしか見えないww


《肉潰しの巨人》
「小さい生物が嫌いなわけでは無い。ただそれらが潰れるときに出す音が好きなだけだ。」

:完全に幼稚園児です。
嬉々としてアリを踏みつぶす彼らと同じです。
今考えると物凄く残酷ですよね・・・。無邪気って怖いです。


 その意味で、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を小学生の時に初めて読んで、衝撃を受けましたね。


 実にどうでもいいのですが、あの頃はそんな事をしても何の抵抗も無かったのですが、親にはきっちり怒られました。しかし先生には怒られた記憶がありません。
まぁ、人間性の教育にまで責任を持てとは言いませんが、そういう部分を蔑ろにしてきたから少年犯罪を増やしてしまった一因ではないか?とも考えるわけです。
実に話がそれていますが・・・。


《溶解》
「どうやらダークスティールでは無かったようだ。」-槌のコス-

:うん。実に判り易いですね。
御見事です。

因みに今回からキーワード能力になった旧「ダークスティール」能力ですが、名称が「破壊不能」って・・・もうちょっとどうにかならなかったんですかね(´・ω・`)


《巨大化》
《大蜘蛛》

:安易な話題作りのために俺達を切り捨てた恨みを忘れない(#^ω^)ピキピキ


《原始の報奨》

:豊穣の森とか桃源郷とかそのあたりを連想させる美しいイラストですね。
あらゆる物が満たされる様は能力と連動していて、マナコストの大きさは森の規模の大きさを表しているようです。



 やはりMTGの世界観は素晴らしいです。
イラストやテキストなど味と趣がある。他のカードゲームの追随を許さない部分だと思います。
カードパワーやデッキ構築・プレイングにウェイトを掛けるのも楽しみですが、こういう余剰部分でも楽しめるのは良い事だと自分では思います。


 しかしM14の事を色々書いてたら実に長かったですね・・・。



P.S.
 M10以降毎年カードが刷られるわけで当然基本セットなので再録などが増えるわけですが、どうせならイラスト、最低でもテキストくらい変えてほしいですよね。3回も4回も同じイラストでは飽きてしまいます。



M14) 今まで気になった物色々主にLegacy、ついでStd視点 その4
M14) 今まで気になった物色々主にLegacy、ついでStd視点 その4
M14) 今まで気になった物色々主にLegacy、ついでStd視点 その4
皆さん、こんばんは。しもべです。

 M14の続きを今回も。
今回で性能に対する感想は終わりです。
では行きます。


《イーヴォ島の管理人》
:中々シンプルで素敵な能力ですね。
こういう自分を含め後続を軽く出来るカードは何時も1チャンあります。まぁそう言っていて《エーテリウムの彫刻家》は目が出ませんでしたが・・・。

 《フェアリーの大群》がさらに素敵な能力になりますね。
装備品で打点は補えますし、その分のマナをコイツの能力浮かせられるので相互関係にありますね。
まぁ、ここら辺は[ノートン]さんにお任せ。

 見た目はODSブロックのエイヴンに見えますね。


《闇の予言》
:まぁ弱くは無いのですが、リスクヘッジの意味で入れておくのなら別の手段(同セットの《ザスリッドの屍術士》とか)もあるし・・・。
普通に引き益したいのなら《ファイレクシアの闘技場》や《闇の腹心》で良い。
 また、能力が後ろ向きなくせに3マナは重い。色拘束も強い。
一応、DrS等のマナサポートから2T目等に出したりすることは出来るのですが、やはり 後ろ向きな能力で3マナは重い・・・。
《小悪疫》の様なアドロス前提のカードを使うのもある意味良いかもしれませんが、POXとの併用は3マナでは難しい。
また、自分の生物がトリガーであるのも厳しいですね。

 とは言え、リスクヘッジの意味で入れておくのもまぁ、弱いわけでは無いですよね。LgS等を使うのなら普通に強いのです。4ドローは保証されているわけですから。
但しそういう使い方はかなりライフが痛い。望みもしないのにライフを失う事も多々考えられます。対Beatdownでは寧ろ自分の首を絞めてしまうかも・・・。
利点を取り、欠点を抱える事を許容できるのなら、《勇気の道》は良い相棒に成るかもしれません。
攻撃ごとにライフを得られますし、それら自身を強化も出来ます。一体ブロッカーに残してチャンプしてドロー。
性能的には巧くバランスを取っていると思います。
ただ、それら全てが3マナなので展開の関係上極めて回りが悪いのは難点ですね・・・。

 PIGでドローをコンボとして使用するのなら《繁殖力》の方が遥かに楽に運用できるので、色の関係を除けば《闇の予言》が使われる事は無いでしょうね。
そして色の関係はEternalでは寧ろ《繁殖力》の方がハードルは低いので、コンボ要素としては「無し」だと思います。

・リスクヘッジのためのカードとしては重い事。
・ライフロスが強制である事
を許容できるのなら採用もあるかもしれませんね。


《不気味な帰還/Grim Return》
 :同ターン中に墓地に落ちた生物を釣り上げる特殊なリアニメイトです。
 アド採れる生物を普通に釣り上げるだけでもまぁよ枠は無いと思います。
《スラーグ牙》とかね。
ただ後ろ向き過ぎます。
まぁ、普通に除去やコンバットのリカバリーでも良いですが、やはり何らかの悪巧みをしたいですよねw

という訳で思いついたのが、想起と相性良し。
まぁ、それだけなら《死せざる邪悪》のほうが遥かに軽い使いやすいです。
ただし、《叫び大口》が宛ら《支配魔法》になる動きは面白いですね。
一応のアド損も無し。相手に除去でも使用させれば+1のアドが稼げます。Encでは無いので支配権は基本は返還されませんしね。

 何と無く、2枚のカードで《支配魔法》というと《命令の光》系+《雲隠れ》を思い出します。
つまり弱いw


《リリアナの肉裂き/Liliana’s Reaver》
 :リリアナ製のゾンビ。
《冷たい亡霊》がリリアナの魔力(1マナ)により強化されるとここまで強くなるらしいです。

 とりあえず、サボタージュ能力2つが強力で、「接死」により生物を打ち取る事も可能。
通すにせよ、通さないにせよ、相手に何らかの人柱を要求するところが厭らしいですね。

 単体で使用しても素晴らしいですが、何らかの補助があると尚良いです。
なんと言っても目玉はサボタージュ能力ですし、少なくともトークンが起きるまでは、攻撃一辺倒な能力/サイズなので何とか攻撃を通す術があると良いですね。
個人的には、エターナルのゾンビロードが素晴らしいラインナップ。
最も強力なのが《ゾンビ使い》で「再生」と「沼渡り」を付与出来ます。《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》があれば確実にアドバンテージです。
打点の強化なら《アンデッドの戦長》で回収も可能、防衛能力ならトークンが接死持ちになる《死の男爵》ですね。

 本体が「接死」持ちなので《怨恨》も素晴らしい働きをします。
打点6なので一体で止め切る事は難しいでしょう。2体3体でブロックしてくれるのなら御の字でしょう。

 Stdで言えば再生付与が出来る《骸骨の渋面》や《トロール皮》が良いですね。
軽めのマナで、打点も強化できます。
サボタージュ能力を活かす事を最上とするのなら、素直に《ならず者の道》で良いでしょう。マナが少々かかりますが高確率でアドバンテージを2種確保できるので実質5マナもそこまで高いコストではないかと。
色拘束が許すのなら《聖なるマントル》《シヴの抱擁》でも良いですね。数ターンで決着がつきます。

 欲を言えば、4/3では無く、3/4が良かったですね。ぶっちゃけ接死を有しているのなら1/4でも良かったわけですし・・・。
しかし頭でっかちの方が余程黒らしいですよねw



《ザスリッドの屍術士》

 Sam BlackがきっとLegacy版アリストクラッツにいれるでしょうw
ただ、元々同機能のカードは《オルゾフの御曹子、テイサ》をはじめ幾つかある上に、「人間」と言う部族指定が扱いにくい。
場持ちが良いとは言えないので普通に《未練ある魂》を使用していれば十分でしょうね。

 Stdでもアリストクラッツで使われるでしょうが枠はあるのでしょうか?
また、アリストクラッツの大半がISDブロックのカードである以上テーロス後は同様のデッキの存命は厳しいでしょうね。
 ただ、普通に使っても3マナで2/2×2で「人間」も変わらず多い部族なので弱い事は決してないでしょうね。テーロスがギリシャ神話のそれを参考にしているというのなら人間も出てくるでしょうし。
まあぁ、結局はテーロスが全てを握っていると言えますね。
カードの性能自体は雑に強い関係のカードですが、単体で相手を制圧するレベルでは無く3マナと軽くも無いので結構バランスの取れたカードだと思います。

 《町民の結集》や《高まる献身》はイマイチ使いやすいとは言い難いので、テーロスでより使いやすい「人間」tocken製造機が出ると良いですね。



《オーガの戦駆り/Ogre Battledriver》
 :《戦の只中/In the Web of War》内蔵生物です。
《ラクドスの血魔女、イクサヴァ》が悲しそうな目でこちらを見ていますが、まぁ、彼女は本体のコンバット能力が高いですから!・・・。
周囲の打点を引き上げる点では《地獄乗り》が比較対象ですね。
 単一への瞬間的な効果ならオーガが上手ですが、後続にしか効果が無いのが痛いです。
地獄乗りは、前後関係なく生物に効果を付与出来ましたし、特に前半で展開した/する様な生物に役割を与える事が出来ました。
数の展開でこそ活きる生物なので、ライダーはWieneeのフィニッシャー向き。マナ生物や《炎樹族の使者》を使うような軽量で多数の展開が出来る事が望ましいカード。
 対して、
オーガは後続の強化が中心なので、どちらかと言えばBeatdownのサポーターですね。
4マナ~以降のフィニッシャーの強化に向いています。
また、上記の通り早く展開が出来るほど旨味が増すので何らかのサポートがあると良いかもしれません。Firesよろしくマナ生物があると良いですね。4マナと難しいマナなので《円環の賢者》《ザル=ターのドルイド》の様な物ですかね。
まぁ、4マナ以降~で数を展開出来るスペルが在るのならば良い相棒に成るかもしれません。
《軍勢の集結》や《高まる献身》の様なね。Fbも入れれば《未練ある魂/LgS》でも良いかも。
でもそれっていったいどんなデッキなんでしょうね?・・・。

 ただ、単体では間違いなく強いカードなのでもう少し評価されても・・・と思わなくもないです。
上記のLgSとか、オロスカラーでハードルは高いものの、5マナで「3/1飛行・速攻×4」ですよ?
普通に強くないですか?
 R単で「《若き紅蓮術士》→《溶鉄の誕生》で3/1速攻×3+コイントス」とかも面白そうです。



《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》
 :新たなXerox系生物。軽くなった《空召喚士ターランド》の様ですね。
はたまた、前置き型の《巣穴からの総出》?
ゴブライダーの新戦力?

 面白い生物ですが・・・
Xeroxとして見る場合、ダメージ分は+1/枚です。これでは低すぎる。《小柄な竜装者》や《どぶ潜み》など使われるかどうかのギリギリのラインでさえ+2/枚ですからね・・・。
総出として見ると、軽くて先置きは良いのですが、出るトークンの量は半分ですし、そもそも置物のコンボパーツと言うのは頂けない。
TockenBeatdownの《地獄乗り》の相棒としては、カーブ的にも「設置→スペル」と動けるので素晴らしいのですが、デッキ的にスペルの量の確保が難しそうな・・・。

 今一歩なカードです。

 Stdで言うのなら、生まれる時代を間違えたカード・・・。
ScMやDoSがいる時代の方がより望ましかったでしょうね。《ニヴメイガスの精霊》がいるとはいえ・・・。

 ただ、「《火炙り》デッキ」なるデッキでは使える余地があるそうな・・・。
Storm系とTockenBeatの2種が主にあるようです。
只、素朴な疑問ですが後者は普通に《地獄乗り》がフィニッシャーで良い気もしますが・・・。



《ヴァルカスの災い魔/Scourge of Valkas》
 :《雷口のヘルカイト》の代わりに入る事になった神話レアドラゴン。
レアドラゴンの座に恥じない残念枠ですが、まぁ、雷口が強すぎただけです。5マナ4/4飛行+ブレス+Cip火力ですからね。生物のマナレシオがお世辞にも高いとは言えないRにしては十分です。

 エターナルだとやはりコンボパーツとしての価値が出るかと。
つまりCipでダメージを飛ばす能力ですね。
《ドラゴンストーム》で同時に並べる事で、Nの3乗(N=《Scourge of Valkas》の枚数~として)を最低でも与えられるわけです。
N=2でも8点。N=3なら27点です。
《カラストリアの貴人》宜しく数が重複する点が強く飛躍的にダメージを伸ばせます。

 これなら非常に少ないストーム数で勝利に直結できます。今までのドラゴンストームよりXの値を1以上減らせます。X=3なんて、普通にCMCの9マナを捻出する為にマナソース分で十分達成できるほど小さい値です。
また、5マナと先置き可能であり、先置き後なら更にストームを減らせます。先置き1体にストーム:X=2でも3×(2+2+2)+1=19点です。

 5マナの普通の戦力で計算も出来るため、《ドラゴンストーム》愛好家には有難い一枚だと思います。
私も密かに収集だけはしています。
カスレアが華々しく環境を走破する様はいつみても気持ちの良い物ですからねw

(追記:ストームなので同時ではない!当たり前ですねorz
   しかしまぁ、X=4でも結局ボガヘルよりは使い易い事には何ら変わりないので問題はありません。どっちにしろX=3、つまりマナブーストは2回だけで9マナなんて早々辿り着けませんしね。ドラストの現実的な戦力という点では揺るがないと思います。)

 あまり重宝するとは思いませんが、Stdにおける《軍団の戦略》を併用したいカードの1種です。
自軍限定の全体明滅によりCip火力を再利用できるからです。
仮に、戦略・災い魔Aが1枚ずつ場に出ている状況で、追加の災い魔Bを投入した場合
・まずBのCipで2点。同時に同様AのCipで2点。Aで攻撃4点+事前にAのCipで1点 =9点(火力のみで5点)
・次に戦略の明滅をアクティベイト
・自分のターンの戦闘フェイズで戻ってきて、A・BのCipでそれぞれ(2+2)×2=[A(2a+2b)+B(2a+2b)]=で8点
 その後の攻撃の速攻付攻撃で4点×2=8点。 =16点(火力のみで8点)
となります。
中々高い攻撃力ですよね。
災い魔2枚を揃えるのは些か敷居が高いでしょうが決して起こらない状況では無いと思います。
 また、
戦略+災い魔単体の状況でも十分。マナ配分は無視するとして点数のみで見た場合、明滅による除去回避を備えたままブレスを3回は最低発動できます。
つまり攻撃力は8点。
飛行付のパワー8で除去耐性まであるのならそれでも十分でしょう。
次のテーロス環境が遅めの環境になるのなら十分実用的です。マナカーブの関係で《オーガの戦駆り》と併用できればいいかもしれません。
まぁ、併用するなら《戦導者オレリア》の方が強いのは秘密w


 Stdでは《変わり谷》があるので、実はドラゴンも今までの環境よりは調達がしやすいでしょうね。
まぁ、《ヴァルカスの災い魔》+2マナが必要になるので少々難しいかも知れませんが・・・。
《軍団の戦略》からのETBならば十分活用できるはず。 



《凶暴な召喚/Savage Summoning》
 :以前書きましたが補足。
一瞬、《ニヴメイガスの精霊》の相棒に成るかも・・・と考えましたがそれなら《秋の帳》の方が有用です。
ニヴメイガスは自力で簡単にサイズアップできるため+1/+1修正にそれ程旨味はありません。ならば、打消しで対応できない《突然の衰微》を躱せる《秋の帳》の方が有用性があります。
まぁ、「瞬足」は確かに有用ですが。

 1チャン考えたのは《聖トラフトの霊》。
Bant型にして《貴族の教主》がいればテンポロスは避けられる上に、トラフト最大の障壁である《敏捷なマングース》を「賛美」も含めて突破する事も出来ます。
Bant型なら生物の選択肢も多いので、よりサポートが活きる気も・・・。
しかし、Bantでは他にこれを併用したいカードがメインからは存在しないため腐る点が難点。

 Stdではぶっちゃけ使い道はあるのですかね?
瞬足で出したい生物なんてそこまでいませんし(出れるに越したことはありませんが)、何よりカウンターがそれほど凶悪な物が無いですしね。
Modernでさえ必要性を感じません。



《原始の報奨/Primeval Bounty》
 :今回のワクテカ枠。私の様なアド厨歓喜です。
個人的にはNicFit一択。
《水深の魔道士》が馬鹿ドローエンジンになる。
 :+3/+3で3ドロー
《罰する火》が馬鹿強化スペルになる。
 :2点ー1点+3点(+3/+3分)=4点分の働きに1回でなる。
《瞬唱の魔道士》が馬鹿アドバンテージになる。
 :3/3トークンと+3/+3修正。

 NicFitは《老練の探検家》や《緑の太陽の頂点》等、序中盤は基礎としてデッキを支える代わりに後半は腐りやすいカードが多いので、それらを使用する事でアドが得られるようになるのは非常にありがたいですね。

《ヤヴィマヤのドライアド》や《真面目な身代わり》でも良いですね。宛ら《高原の狩りの達人》の表側のCipの様です。
実質「上陸:ライフゲイン3点」なのでフェッチランドや《聖遺の騎士》《スクリブのレインジャー》でも良いですね。
 必要性は感じませんが発掘持ちや《繰り返す悪夢》の様な何度でも使用できるスペルも同上ですね。

 《死橋の詠唱》とは何だったのか・・・(´・ω・`)ショボーン
取り敢えずアドバンテージ厨の私のためにある様なカード。
 Stdでは何に使われるか疑問ではあります。特にBeatdown環境なので展開が早い上に優れたマナブーストが無いのが現状ですしね。
カード自体は純コントロール向け、最低でもミッドレンジ以下の速度のデッキ向けのカードなのでISDが落ちるまでは使われないのではないでしょうかね?

 ただまぁ、色々聞き心地の良い事を言っていますが、別の角度から見れば、6マナも払って単体で機能しない上に勝利に直結するような劇的な効果を持っているわけでもないカードです。
強力な事には変わりありませんが、悠長すぎて普通に使うにも厳しい状況ではあるでしょうね。
とりあえずアドを獲得したい方向けw



こんな所です。


M14) 今まで気になった物色々主にLegacy、ついでStd視点 その3
M14) 今まで気になった物色々主にLegacy、ついでStd視点 その3
M14) 今まで気になった物色々主にLegacy、ついでStd視点 その3
皆さん、こんばんは。しもべです。

 M14のカードの続きです。
今回は作成して改良を続けているLife系デッキに関連したカード郡です。
では行きます。


《テューンの大天使》
:世間でプチ話題を提供したM14の白の神話枠にして天使枠です。
その様から《悪残の天使》と比較する声が上がりますが、彼女は単体で機能したのに対し、大天使は専用の構築をして初めて輝くカードなので、些か比べるべき対象に相応しいとは言いがたいと思います。

 自分がコントロールする全ての生物に《アジャニの群れ仲間》と同様の効果を与えます。
「5マナで3/4飛行、絆魂+α」ですからそれだけでも悪くない性能ですが、「5マナで3/4飛行、ライフゲインに関係した能力」と言う面では《解放の執政官》にも似ています。
またライフ→強化の流れは《活力の揺り籠》にも通ずるところがあります。

 3/4飛行という近年人気のあるサイズで、《稲妻》されないタフネス4は偉いですね。
ただ、5マナは決して軽くない上に、《悪残の天使》と言う素晴らし生物が居る以上、やはりデッキコンセプトを重視するべきでしょうね。
当然Life系デッキでの運用が前提となるはずです。
ライフ回復・全体強化・フィニッシャーを兼ね備えています。
が、全体強化を活かすほど数を展開できないLifeよりもSoulSistersで使われるべきカードですね。

 5マナと言う程、単体では支配力はありませんし、除去耐性も皆無一歩手前です。
そこら辺もしっかりと意識すべきことだと思います。
単純に強化するだけならStdでも《ガヴォニーの居住区》《練達の生術師》《集団的祝福》等の複数の強力な選択肢がありますし、類似のカードで《勇気の道》も存在します。
5マナを掛ける意味を見出すべきでしょうね。


 SoulSistersならば、ETBでCip誘発するのでそれだけで既に仕事をしています。
仮にSistersが3体場にいれば、自陣の生物全てが恒久「+1/+1」×3なのです。弱い訳が無い。
ある種、クルセイド系の全体強化スペルにも思えますね。
除去耐性が薄くとも、仮に使い切りのスペルとして見ても、《ティタニアの加護》や《草原恵み》を考えれば「+2/+2」出来れば十分なマナレシオとも言えますね。
場に出た時点で、Sisters系が1体でもいれば、自身も「4/5~」のサイズにもなれるため中々のマナレシオとも言えます。
自力で自身を強化していける為、徐々に支配力を高めていく点は面白いですね。

 《再誕の宣言》はSistersで素晴らしい働きをしますが、マナカーブや釣れる量を考えると《不死の隷従》にも価値があります。1マナ以外もつれますしね。
このカードとの併用では釣れる数が多い=自軍の戦線強化ですからね。
 これらのカードで戦線の回復は出来るのでそれ程意味はありませんが、地味に《罰する火》コンボに耐性がありますね。
相手が《燃え柳の木立ち》を起動するたびに生物を強化できます。

 《アジャニの群れ仲間》宜しく、十手がさらに素晴らしくなります。
また、戦闘フェイズが疑似的に異なる「先制攻撃」や「2段攻撃」とも誘発回数が増やせるので素晴らしい。
複数の絆魂持ちが居れば、1回の戦闘で十分全体を巨大化できますね。《鬼斬の聖騎士》は「絆魂」と「先制攻撃」を有していますので良い相棒です。
同セットの《勇気の道》が在れば、戦闘前に自軍を強化できますね。

 Stdでは「強請」持ちとも非常に相性が良い。
その後のスペルが、ドレインに成るだけでなく、それを強化スペルにもなるのですから。
 特に相性が良いのは
ブロッカーを排除しやすく、ライフゲインのお陰でノーガード戦法も採れる《盲従》
「強請」に加え、自身が「絆魂」持ちである《税収飲み》。
特に税収飲みは自力で強化していけます。その強化が絆魂の威力を更に引き上げるループ。
 《太陽の大魔術師の杖》も結構いい動きをするかもしれません。
毎ターン一回程度では価値が薄いですが、この杖サイクルや「強請」の様に誘発条件が軽く複数回誘発も可能な物には価値を認める事が出来ますね。
(新型チャームは2マナならば・・・。
3マナならせめて「あなた」ではなく「プレイヤー」にして欲しかった・・・。
まぁそんな事したらR単とか死んでしまいますか・・・。)


 起動能力でライフを回復したり、各ターン毎に誘発でライフ回復したりと言うカード群も勿論相性は良いのですが、Eternalに於いて5マナの生物がそんなに悠々と場に留まれるわけも無く・・・。
Eternal程では無くとも、それはStdでも同じでしょう。
Sistersの様にCipで機能する/十手の様に単体で高性能
と言う点を除けば悠長に回復して強化して~と言うカード群との併用は優れているとは言えないでしょう。
《台所の嫌がらせ屋》との併用は確かに無限に頑強出来ますが、それならばよりコンボ的な《シルヴォクののけ者、メリーラ》との無限頑強の方が余程効率的で安定的でしょう。
《柏槙教団のレインジャー》よりはマシかもしれないので無限頑強デッキに大天使を投入するのはアリかもしれませんが、逆のLife系に大天使を入れるからキッチンも~と言うのは些か浅薄に映ります。
 ただ、
散々言われている《スパイクの飼育係》との無限ライフには価値はあると思います。
2枚コンボ、且つ他のスイッチは不要で瞬間的に作用できますからね。
他のカードとのシナジーも形成できるカードなので、上手く組み込めばしっかり機能させれるはず。
確実に勝てるコンボではありませんが、決まれば取り敢えずダメージでは負けないのでお守り程度の価値はあると思います。

 SoulSistersはソプターコンボとも相性が良いので併用できるか考えたのですがどう考えてもOverKillでしょうねw
ただまぁ、1枚位入れておくのも良いかもしれません。どうせデッキスピードは遅い構成になりますしね。


 繰り返しますが、「5マナの生物」と言う部分をクリアできるシナジーをデッキ内で形成できるかどうか?でしょうね。
可能ならば複数のシナジーが欲しい所です。



《勇気の道》
:《十字軍》枠の新種ですね。
今回はライフ関係のカードが非常に多くこれもその一種。条件付きなため専用系デッキである事が望ましいのですが、数を展開するウィニー/ビートダウンなら結構なライフ量を回復してくれるでしょう。
ですので、普通の生物デッキでも運用は可能ですね。Beatが用いる対Beat用カードと言えるかもしれません。

 重要なのは、自軍生物の攻撃に誘発で頭数分のライフを回復する能力の事。
この能力を得ようとするとEternalまで言っても《正義の理由》と言う5マナが必要になります。半分しか持っていないとはいえその分クルセイド能力も有るので、このカードがいかに効率的かがよく判ります。
 複数枚張りの方も2種類の効果が両方とも重複するため、《清浄の名誉》よりも1マナ重い事にも溜飲を飲めます。

 専用のライフ系デッキならばLifeよりSoulSisters型で輝くカードですね。
数を展開しますし、それらが戦力になるため一石二鳥です。ライフを獲得と戦線の強化を1枚でやってのける為、デッキコンセプトに完璧にマッチしています。
 しかし、《魂の管理人》達は幾ら戦闘力が挙がっても全線には投入しづらいため、Tockenをばら撒くような類のカードも欲しいですね。
ただ、そうすると3マナと言うのは決して軽くないのも事実です。
《未練ある魂》や《幽体の行列》と同じマナ域なのは頂けませんね・・・。Stdの新戦力である《鬼斬の聖騎士》ともマナ域が被る・・・。
元々ライフ系は序盤から殴っていくデッキでは無いので早く置けることに意義が大きいという訳でもないのですが・・・。
ただ、強化条件がライフ20以上であることを条件としているのなら、悠長に構えるのも無理があるかもしれませんしね。

 強化に対して色の指定は無いため、GのTockenを生む《生存+存命》は使いやすくなっていますね。
一緒に使えるでしょう。
このカードの最大の敵は、戦略上より強力であろう《テューンの大天使》が同セットに存在する事ですねw
同時に使うのもアリかもしれませんが・・・。
Eternalなら《エルズペス・ティレル》の方が戦略上マッチしているでしょうがね。LgSなどに比べ、素のキャストは些か重い物の、テンポ良く展開できる点を考えると《金切るときの声》は結構良好な選択肢かもしれません。



《天使の協定》
:条件達成で「4/4飛行」の天使をゲットできるため効果自体は非常に強力です。
ただ、4点ゲインがトリガーであるため、工夫無しでの条件達成は難しいでしょうね。ライフ系のデッキならば無理なく達成できるため検討できます。
4マナ域だと余り比較対象がありませんがCipゲインの生物だったり《活力の揺り籠》等が比較対象になると思われます。
 単体では何もしない為、しっかりとトリガーを用意できることが望ましいですね。
その意味ではライフ回復の機会は多くとも1度の回復量が少ないSoulSistersよりもLife系の方がより望ましいでしょうね。

 もう一つの問題は4マナの置物であるという事。
昨今は《突然の衰微》の登場に依り、軽い事が一概に美点では無くなりましたが、やはり単体で機能しない上に4マナは重い。
一刻も早く置いて一刻も早く機能させたい以上、設置時に、マナが掛らず任意で4点ゲイン出来るカードとの相性が良いですね。
条件を満たす物は
《斑の猪》
《魂の打ち込み》
の2つ。
魂の打ち込みは効果は安定しているのですが、ピッチコスト(黒2枚)を用意するのがハードルとしては高すぎるためあまり現実的とは言えませんね。
猪はStdで同席しているカードで、「チャンプブロック→4点ゲイン」が出来、それで天使を召還できるので非常にこちらは実用的です。
Life系のデッキ特性にも合っているので採用は検討可能でしょう。StdではLife系のデッキは組めませんが、その他のパーツで試行錯誤する事で組めなくもないでしょう。
《清々しい雨》をピッチで撃つという荒業も有りますが、流石に条件がきつ過ぎるw

 このカードの重要な点として「各終了ステップ」に誘発可能である事です。
つまり1ターンの表裏で天使を2体まで召喚可能なわけです。
ならば継続して4点ゲインする方法がある事がより望ましいですね。それが任意ならば最高の相性となるはずです。
で条件を満たす物が
《交易所》
《泡立つ大釜》
ですね。
そう、共にStdに在ります。
 《交易所》はハンド1枚と1マナで天使が召喚できます。多機能なカードなので無駄に為り難いのも良いですね。只協定と同じ4マナ域なのは頂けないですね。
 《泡立つ大釜》は既にいろいろなところで検討されているためご存じの方も多いですが結構凶悪なシナジーです。
「どんなサイズでも生物1体と1マナで4点ゲイン」故に、適当な生物をチャンプブロックや除去にスタックで天使へと変換できます。
また、生み出した天使を煮込む事でまた4点ゲイン→天使召喚です。
つまりマナさえあれば天使は疑似除去耐性・疑似警戒・無敵ブロッカーを保持できるわけですね。
上々の戦力比は変わらずとも4点ゲインを続けているだけで対Beatdownには十分。つまり2枚目3枚目が無駄に為り難いんですね。
これは協定が2枚目3枚目遠ければ更に凶悪化します。
設置コストが2マナである点も有難いですね。マナカーブが整っています。これだけでも十分なため無理に残りのセットを使う事もないでしょう。
 OverKill感は漂うものの両方あれば尚良いですね。
《交易所》は1ライフと1マナで0/1のヤギを作れるため、大釜でそれを煮込めます。
また、戦場の生物1体と1マナで破壊された《交易所》《泡立つ大釜》を回収できます。
取り敢えず、全てに無駄が無い。

 因みにEternalでは他にも
《太陽の報奨》なんかも現実的です。生物死亡時に復活コスト2マナとCMC2マナの計4マナで4点ゲインが出来るため大釜よりは大振りな物のしっかり機能します。単体で動けると事は美点。《失われし者への祈り》でもいいのですが本体が重い上に単体で機能しない為×。
単純に「絆魂」「魂の絆」持ちで殴ればいいだけ~と言うのも一つの答えですね。
《殴打頭蓋》なり装備品やEncですね。
ただ「それらが安定して機能しているのなら最初から《天使の協定》なんて要らない。」と言う結論に陥りますが・・・。
 《Zuran Orb》は現実的には可能ですが、土地2枚は少々難易度が高いかもしれません
《壌土からの生命》や《トロウケアの敷石》《土地税》等が必要になりますね。只それらは無駄が多い・・・。
 《エルズペス・ティレル》も面白い選択ですね。
[+2]でライフ回復、[-2]で生物を投入できるため、単体でも時間は掛るものの機能します。
 《崇拝の言葉》はアドバンテージを得ることは出来ませんが、安定して5点ゲインと天使を1マナが確保できます。
戦況によって任意に判断できますし、他のドロー手段を用意できてれば問題は無いですね。

 Eternalには《剣を鍬に》が存在するため、Life系Beatdownに普通に組み込むだけでもリスクヘッジになります。
一応重要なポイント。

 と、まぁ、色々悪さの出来るカードではあるので使ってみるのも面白いかもしれません。
単体では機能しない事
そのくせ、4マナと重い事
など問題点も少なくないのでしっかりと構築段階で意識する必要性はあると思います。
 既に、アリストクラッツの様なデッキでの運用を検討している方もいるようですね。
《泡立つ大釜》の関係上生物を多数必要とするので、比較的継続展開が可能なデッキでの運用を旨としているようですね。
序盤は壁
中盤以降はライフと天使の種
と言う中速コントロールてきな感じですかね?
オフェンシブなデッキなら素直に《セレズニアの声、トロスターニ》で良いと思います。
ただ、《大食のワーム》との共存はトリガーの関係上可能でしょうね。



《大食のワーム》
:《墓所生まれの恐怖》の逆版として見ると非常に判り易いですね。
マナコストが軽く、最初から2/2~が保障されています。代わりにトランプルが無いためただの木偶の某になる可能性が大きいのが残念。
効果は面白く強大化しやすいです。
スペルによるパンプの場合、ゲイン>ダメージのマナ効率なので効果は高い。
ただし、戦闘ダメージなど、、不安定ながらマナの掛らない方法もあるダメージとは一長一短。この動きを取ろうとすれば「絆魂」や《魂の絆》関連の能力を持つ生物に限られてしまうため何とも難しい。
常在型能力であるため、《魂の管理人》系を併用して自身をトリガーにする事は不可能な点が痛い。

 故に、2マナと言うのは見せ掛けだけで、実際には追加でライフ獲得用のマナが必要になります。
つまり3マナ4マナ5マナが普通と考えられるという訳ですね。
 Stdでは上記の絆魂系を用いるのが手っ取り早いでしょう。
《ひるまぬ勇気》《オルゾヴァの贈り物》を用いた生物でライフを獲得し、そこから展開するという物です。
自身を展開するしかない場合は能力の旨みは全く無くなってしまいますが、Auraの強化できるので最低限の戦力にはなります。
また《鬼斬の聖騎士》は場持ちが良いため、良い相棒に成りそうです。
 次にスペルを用いて強化し展開する場合です。
やはり1マナ圏が有力になります。
生物なら《大聖堂の聖別者》を使えば、実質3マナで5/5.まぁ弱くは無いでしょう。
スペルなら展開上の制限はあるものの、《生存+存命》を使用すれば上手くいけば6点回復ぐらいは出来ます。数を展開する事が前提ならば《勇気の道》でも十分ですね。

 ただ、やはり何らかのトリガーが必要である点は痛いですね。
2マナと言う軽さの意味が薄らぐため、マナが掛る点もそうですが、特定のカードが伴わなければ意味が無い所が何とも・・・。
序盤から展開するのが難しいため何枚入れるのかも悩ましいでしょうね。


 Eternalでは少々事情が異なります。
抱える問題は同じな物の、カードプールが圧倒的に広いため改善策もいくつかあります。

《砂の殉教者》を使用すれば、9点回復ぐらいは軽く出来ます。同じ3マナでも11/11程度なら現実的に整える事が可能です。
《崇拝の言葉》も先置きから「1マナ+1ドロー置換で5点回復」できます。それだけでも7/7と十分なサイズです。が、それ以上に、このワームを足す事でデッキカラーがWGになる事が特徴です。
つまり《森の知恵》が併用可能なわけです。本来膨大なライフの使い道となるカードですが、コイツが在れば「1マナ+1ドロー置換で5点回復」を1ターン毎に3回まで起動可能です。サイズ調整を行う事が出来、2マナ2/2・3マナ7/7・4マナ12/12・5マナ17/17まで好きなように選べます。
中盤以降が主な機能時間帯になりますが、故にドロー力を上げることで引き増す能力で巧く弱点を補えるので良い補強です。
 ただ、Legacy以下の環境で最も重要なのは《剣を鍬に》が存在する事。
相手がライフ回復を詩hてくれる場面もあるという事です。
基本的にライフ系デッキは《砂の殉教者》→回復→《セラの高位僧》が基本となります。
この時StPを食らう事が最大の問題点なのですが、その流れを逆手に取るわけですね。これなら相手にマナを使わせた上に6点ゲインなので8/8が場に出せます。
除去されずとも「絆魂」で6点ゲイン出来るためどちらにも対応できます。
《突然の衰微》相手なら諦めるw

 また《霊気の薬瓶》があるため多少マナ基盤にかかる負担も抑えられます。
もともと2マナ圏の薄いデッキでもあるため選択肢の一つになりそうです。

 悪まで考えられるのはライフゲイン系デッキであり、同じくライフ系でもSoulSistersには難しいかもしれません。
元々1度の回復量は少ないデッキですし、自身をトリガーにできない事は上記の通り。何よりこのデッキには《アジャニの群れ仲間》がいるためそれ程2マナ圏に困っていないのが実情ですしね。



 こんな所です。
前回挙げた《鬼斬の聖騎士》やDGM/GTCのカードなどここ最近Life系に検討できるカードがかなり刷られているので嬉しい悲鳴ですw



M14) 今まで気になった物色々主にLegacy、ついでStd視点 その2
M14) 今まで気になった物色々主にLegacy、ついでStd視点 その2
M14) 今まで気になった物色々主にLegacy、ついでStd視点 その2
皆さん、こんばんは。しもべです。

フルスポが発表されて暫く経ちますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
世間では塩だの潮だの汐だのSHIOだのと言われていますが、ここ最近の基本セットが利益優先でKPを高くし過ぎただけです。
旧10版までの基本セットの悲惨さを考えればこれぐらい何ともないですよね。寧ろこれでも十分高いと言えます。
まぁ、RtR後、皆さんが満足される様なカードは少ないのも事実ですが、それでも環境に影響を与えるようなカードは相応に出てきているので、こんなものではないでしょうかね?

 という訳で気になるカードの続きです。
とりあえず対抗色対策サイクルの続きとその他少し

《鬼斬の聖騎士》
「絆魂」を得た代わりに除去耐性が薄れた《ヴェクの聖騎士》
又は重くなって、その分で除去耐性を得た《メドウグレインの騎士》。
好意的に見れば、超強くなった《アジャニの陽光弾手》。

 《紅蓮地獄》等の全体火力や《渋面の溶岩使い》に弱くなってしまった点はかなり頂けない。
ただ、「絆魂」と言うのは(特に赤に)それだけ強い能力ですし、3マナを考えれば弱いわけがない。
 ブロックスルーは出来ないものの、先制攻撃があればあまり戦闘で負ける事も無い。特にLegacyの場合は。Stdは知らん。
 よく、Legacyプレイヤーは渋面に対応できない。
終わた・・・。
と言っていますが、私はそれほど悲観的でもありません。
スペルに対応できているだけで十分ですから。Legacy最高の除去StP/PtE以外にほぼ対応できているのでそれで十分。
《稲妻》に比べたら渋面なんて微々たる数しかいませんから。
そもそも渋面なんて使用デッキにもよるでしょうが、見かけたら即除去が基本。機能するまで放置なんてしませんしね。自分の使用デッキがBeatdownなら尚更です。
確かに《ヴェクの聖騎士》の方が場持ちは良いのですが、それ以上に「絆魂」の方が存在はデカいと考えています。
R/Bでパワー2先制攻撃で対処できないのはフェアデッキでは《墓忍び》ぐらいでしょうし。

 まぁ、《ミラディンの十字軍》と比べるのは判りますが、彼とはもっているカードの質が異なるのでそれ程には私は問題氏はしていません。
彼は攻撃手一辺倒で、コイツは攻防両面で使えるカードですから。
そもそも彼は対B/Gで、鬼斬は対R/B。
ベクトルが異なるカードですので使うデッキ・場面も異なるはず。


 個人的には「きざん」ではなく「おにきり」の方が良いのですが(※「おにぎり」ではなく)・・・。


 サイズや除去耐性云々が問題視されていますが、《メドウグレインの騎士》があれだけ強かったんだから、こちらは更に活躍できるはず。
彼女も強化前提なのだからそうすればいいだけでしょう。
プロテクションでない以上その利点を活かさなければ。
《ボロスの反攻者》には弱いので、尚更《火山の力》が活きるはずだった・・・。再録落ち・・・。
Rを使いたくないのなら《聖なるマントル》でどうでしょうかね。
ブロッカーを無視できるのでノーガードの殴り合いが出来る。しかもこちらは強化された「絆魂」持ち。

 強力とは言い難いですが《群れの統率者アジャニ》がいる事も意味はあると思います。
継続して、恒常強化[+1]が出来るので場持ちは良くなるし、アジャニ自身の保護にも繋がる。
また[-3]で瞬間的な強化が出来るのも有難い。ここでも「絆魂」により大きくダメージレースを狂わせる事が出来ます。
 
 優れた性能と除去耐性を有しているためAura系の戦力として捉える事が出来ます。
《アジャニに選ばれし者》もいるため、Wが強い事もそれほど悪い印象にはなりませんしAuraの弱点も補いやすい。
結構活躍できると思います。
ただ、素晴らしいAuraであるはずの《ひるまぬ勇気》や《オルゾヴァの贈り物》の本領が発揮できないのは残念ですね・・・。
《トロール皮》や《シヴの抱擁》とかで我慢するしかないですかね・・・。



《精神灼き》
:3マナ3/2先制攻撃+α
《灰の盲信者》と言い、《丘巨人》wなんて言うセリフが皮肉になるぐらいしょぼかったRのマナレシオも最近は違いますね・・・。
しかもその+αも非常に実用的。
取り敢えず何をされてもW/Uならば2点を飛ばせるわけで、非常に攻撃的な色であるRのやりたい事と防御的で遅い色であるWUのやられたくは無い事の重なっている部分を抑えていますね。
パワー3の先制攻撃持ちなので攻防どちらでも活躍できます。
サイクル中では最も規制が緩く、実用的な能力ですね。

 残念なのは場持ちがヨロシクない事。
除去耐性は無くタフネスは2なので凡そ全ての除去に引っ掛かってしまいます。
場に長くいればいるほど強力な能力なので勿体無いですね。
 特にLegacyでは、最も効果が期待出来るUでも、タッチでW/B/Rの何れかが加味されるのでほぼ確実に1~2マナで処理されてしまいます。
ドロー能力も高いですし、能力の稼げる期待値は大きいとは言えませんね・・・。Modernでも厳しいかも・・・。
サイズは小さくとも1~2マナでこの能力ならもっと使いようもあったかもしれませんが流石に3マナではテンポロスが大きすぎます・・・。

 除去耐性を加味できればもう少し見方も変わってくるでしょう。Modernで言えば《呪文滑り》の様なカードですね。
ただ、この手のカードはミッドレンジの様なカードフィニッシャー足り得るカードを保護するために使うのであって、Rと言う攻撃的なデッキに組み込まれるであろうこのカードをそこまで保護するべきか?と言う風にも感じます。

 Stdではどこまで活躍できるかは不明ですが、攻防で活躍できる《ボロスの反攻者》とはある種ベクトルが重なります。その点では受けの広さで劣り、攻めの深さでは勝っていますね。要考慮が必要でしょうね。
《チャンドラのフェニックス》はコンボ/シナジー向きなのでまた別の枠でしょう。とはいえ同じ3マナ域なので狭き門ですね。




《魔女跡追い/Witchstalker》
:私はある種テンポカードの様に捉えています。

 能力は《カビのマムシ》と《大貂皮鹿》を足して2で割った感じですね。
《復活の声/VoR》の時にも書きましたが、この能力は相手の展開を阻害するテンポカードです。
VoRほど強力な抑止力/応用性ではありませんが、その分本体の戦闘能力が高い。
呪禁は一見価値が非常に高いのですが、相手の的になって且つテンポを削ぐという役割もあったVoRのそれとは一概に比べられませんね。ただし、本体の戦闘能力が高くなった事で呪禁の価値自体は遥かに高くなっています。

 対Uと言う色で見てみると、呪禁トロール2種に比べ、再生が不可能であるため《至高の評決》に弱くなっている点はUWカラーに対して難点。Stdに置いてはやはり全体除去に僅かながら耐性を持っていたVoRに劣ります。
カウンター耐性も無いため一層弱くなっている。
もともと《終末》には無力・・・。

 対して、UB系と言うかBにはメインの《ヴェールのリリアナ》、サイドの《非業の死》があるためそれ程、大勢に影響は無いでしょうね、残念ながら。
寧ろ通常のUスペルに加え、このカラーの重要な要素である《突然の衰微》に対して大きなテンポプレッシャーを迫れる。これは動きだけならStP/PtEと何ら変わりない。ですが、W1マナを用意するのとBGの2マナを用意するのではテンポの差が圧倒的でしょう。


 という訳で、色対策と言うほど劇的な効果を持っているカードでは無いと思います。
少なくとも、フェアリー蔓延時に環境調整/駆逐用(嫌がらせ)として刷られた《硫黄の流弾》や上記《大貂皮鹿》程の実用性はあるとは思えまえん。


 RUG Delverにはスラーンの方が強力。地上生物全てに対処出来たので。狼はサイズが大きくなる必要性がありますからね。
が、別に楽な相手という訳でも否いでしょう。
デッキ色にも依りますが、3マナ出るような状況ならば大抵の除去は通りますし、それでなくとも《突然の衰微》がある環境です。
RUG側からすれば、デッキで一番頼りになる生物であるマングースを、喩えテンポ差で勝っているとはいえ、簡単に失いたくは無いでしょう。
 サイドは今は《乱暴》が主流なので、そこまで含めてみても結構厭らしい相手ではないでしょうか?
まぁ、楽々と3マナ生物を展開させてはくれないでしょうが・・・。《炎渦竜巻》を取っている場合も在りますしね。
 対して、’Murica(Patoriot)にはこちらの方が優位。
マナ否定戦略上マナが軽い方が望ましく、メインのトラフトに対処しやすい。スラーンでは遅い。
マナ否定の関係上RUGでもスラーンは遅いのですが、この狼も遅い事には変わりなく、且つほぼ確実に出した直後の戦闘では沈没してしまうので、それならまだ生存率が高いスラーンを~という事です。
重めなカードが多いため、RUGほど軽快なテンポデッキでは無く、やはり嫌がらせにはもってこいでしょう。
 サイドに全体除去を取りにくいのも追い風。


 個人的には色対策カードとはいえ
《トロールの苦行者》よりは上。スラーンとは場合に依る。
《大貂皮鹿》には打ち消されない点は勝っている物の、2色目も考えればほぼ確実に対処されてしまう皮鹿より上といった所です。皮鹿はBUGぐらいにしか除去耐性が機能しませんからね。


 Stdでの場合はまぁ、セレズニア/Bantに入るでしょう。因みにこちらは《鬼斬の聖騎士》も候補ですね。
ただ、トラフト・《幽体の飛行》が消える以上もはやBantである必要性は薄いでしょう。
GW Auraに素直に出来ますね。
《魔女跡追い》にしろ《鬼斬の聖騎士》にしろダブルシンボルですからね・・・。
《オルゾヴァの贈り物》も実用的になるでしょう。2色ランドも無くなるようなので流石に3色は厳しいでしょうから。
問題は《怨恨》が残ってい無い事・・・。《天上の鎧》だけでは心許無いでしょう。
 また、デッキの方向として恐らく単騎掛けは良く起こり得る状況でしょう。
そうなると心配なのがEdict系の除去。
ヴァリアナはトラフト共に間もなく退場するものの、Auraデッキが存在するのなら確実にEdictも使用され続けるはず。
ならば《肉貪り》や《遠隔+不在》も残る計算です。
今のところ考えられませんが、テーロス後環境が低速化するのなら《捕獲+放流》も視野に入れておく必要があります。
この難関をどう突破できるか・・・。


 どうでもいいけど、コイツの見た目。皆さんカピバラとかイノシシとか言ってるけど、タイプー「狼」を先に見てしまった私に指向/思考の余地はなかった。
コイツは、しかし、何処かで見た・・・。
絶対にあるこの既視感
デジャヴ・・・。
何処だ?

・・・と思ったら同じ発想をしていた方がいて、答えを出してくれました。
「エデンの檻」に出てきた「アンドリューサリュクス」です。
間違いない。
しかし、似てるなぁ・・・。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9
http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9

 どうでもいいですが、「エデンの檻」って打ち切りだったんですね。
さっぱり謎が回収されぬまま、しかも現状の問題も解決されぬままで終わって??だったのですが打ち切りなら納得ですね。
いや、納得はできないだろ!!
20巻以上出して打ち切りって、シャーマン○ングか!!



《風乗りスリヴァー》
:多くのデッキが《空中浮遊》や《不可思議》を使って手に入れる「飛行」を僅か1マナで打点つきで手に入れる。
これだけで如何にこのカードが強いのかが証明されていますね。
《有翼スリヴァー》からは1マナ軽くなりました。良い点と悪い点がありますね。
良い点は普通に軽くなった事。EEで一族壊滅の危機から多少生きながらえる事。
悪い点は《霊気の薬瓶》で出すのが手間になった事。
ただし、どうせX=2に至るまでにX=1は経由するのだし、1マナならば展開上で支障をきたす事も無いでしょう。
 「自分だけ~」になった点は素晴らしいですが、どうせミラーマッチなんて起こらないので特に気にする事も無いでしょう。
「スリヴァー」に遭遇するより「多相」持ち(ex.《変わり谷》)に遭遇する事の方が余程確率が高い。



《吸管スリヴァー》
:《精油スリヴァー》よりも軽く扱いやすいのですが・・・。
もともとスリヴァーに入ってる要素では無いですし、W系は《水晶スリヴァー》や《筋力スリヴァー》が存在したために使っている色でした。
《霊気の薬瓶》から外れる色ですし、《魂の洞窟》があるとはいえ必要なマナは少ない方が好ましい。
本家の《精油スリヴァー》とは異なり複数入れる意味も無いですし・・・。
弱くは無いのですがネガティブな要素が揃っていますね・・・。
それ以前にまず枠が無い。


《大身スリヴァー》/《捕食スリヴァー》
 :どれだけ、スリヴァーはプロテインを飲んでいるというんだ・・・。
これで12マッスルになる。正にマッスル集団・・・(;´Д`)ォェ・・・。
魚並み。

 +3/+3の方もいますが、重すぎるので《増力スリヴァー》の方がマシな気が。
それでも重いので、《菅草スリヴァー》で更にマッスルで良い。
そもそも既にマッスル3種目まで出て《幻影の像》まで入れれば4種も有るので要らない・・・。
まぁ、枠もそんなにないので。ルール変更も伴って単純に弱体化する《幻影の像》を補色スリヴァーと入れ替えでしょうね。

 しかし、魚もスリヴァーもマッスルとは程遠い見た目な印象なのですが、何故かマッスルですね。
まぁ、魚は、回遊魚は実際は至極マッスルですが・・・。




こんな所です。


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