新カード紹介)Mオリジン雑感4 《精霊信者の覚醒》等Gその1
新カード紹介)Mオリジン雑感4 《精霊信者の覚醒》等Gその1
新カード紹介)Mオリジン雑感4 《精霊信者の覚醒》等Gその1
皆さん、こんばんは。しもべです。


 BVBと川崎Fの親善試合が在ったようですが結果は6-0。
BVBも後半戦はブンデス上位ですし、昨シーズンまでは最上位のチームですから強いのは判るのですが、この結果は如何な物か・・・。ブンデスはシーズンも始まっていないというのに。
ここまで海外と日本のリーグの差があるとは思いませんでしたよ。


 さて、お休みしていたMオリジンの感想シリーズを再開していこうかと思います。今回は土地関連。

・《精霊信者の覚醒》
:他の方のDNに載っていた表現ですが《起源の波》の土地限定版ですね。効果が小さくなった代わりに種マナが僅か(G)マナになったお陰で土地を伸ばすだけなら圧倒的に軽くなりました。似た様な効果・CMCの《集団的航海》《未踏の開拓地》も有りますが、こちらより不確定な分一方的なマナ加速が出来、しかも大きいのは特殊地形を場に出せるという事。
土地しか出せない事を考えると少々KP不足にもなりますが、寧ろ大半が土地であるデッキならばほぼ問題なくX分を高い回収率で利用できますね。

 普通のデッキではだいたい20枚強から30枚弱の土地の枚数から考えると、大体土地の割合30~40%程度。大体5枚程度見れば土地2枚が有るわけで、X=5つまり計6マナになります。その程度を伸ばすのなら《爆発的植生》の方が遥かに効率が良いのが判ります。
なのでやはり土地ばかりのデッキでの運用がメインとすべきでしょう。Stdではその手のデッキを構築するのは難しいのでまぁほぼ使い道のないカードと言えます。マナを出すだけなら信心も含めいくつか選択肢が有りますが、出したマナの結果が土地では些か寂しいですからね。
敢えて言うのなら《ゼンディカーの乱動》ですかね。これで一気に2/2を展開したり、《精霊信者の賢人、ニッサ》を上手く使ったりできるはず。この2つを使うのなら《神々との融和》も潤滑油になるはず。場持ちも良くライフも稼げる《クルフィックスの狩猟者》も併用したい。ただ土地を展開するのは良いんですがキーカードは別であるため上手く回すのは難しいでしょうね。

 《領事の鋳造所》は直接的に戦力を投入できますが、流石にこれをフィニッシャーにするにはパワー不足でしょう。

 《死せざる者への債務》や《現し世の裏切り者、禍我》とか膨大なマナの使い道があるとまた違ったデッキも組めそうなんですがね。


 逆に土地単系のデッキで組んだ場合、3枚以上のブーストも可能となるはず。膨大なアドバンテージをこれ1枚で簡単に稼ぐ事が出来ます。
 土地ばかりのデッキでの運用は基本でしょうが、ついでにある「魔朽」が満たせると尚良いかも知れません。X分すべてを回収する事はまず無理でしょうが、実質的に非常に少ないマナで膨大なマナ加速すら可能になるかもしれませんからね。
 その場合すぐにハンドのスペルを使う事も出来ます。
がやはり土地単系のデッキの場合はその土地が持つ起動能力が目当てになるはず。《怒り狂う山峡》の様な重いコストでもいきなり使う事も出来ますね。

 何にせよ「Ladns」「Scapeshift」等で運用できる可能性が十分にあります。特にデッキの40枚前後を土地で埋めるLandsでの可能性には期待せざるを得ませんね。少々気になるのはこの所土地の枚数が減ってきて35前後が多いこと。またEncやAtfが思ったよりも枚数が多いため思ったよりも魔朽を満たさない可能性があるという事でしょうね。運用されるスペルは《壌土からの生命》《罰する火》《ギャンブル》《輪作》が主になるため16枚以下。《精霊信者の覚醒》自身が墓地を肥やす事が出来ないのも残念で、採用されているスペル群とシナジーを気付くのも難しい。
まぁ逆に出来ていたら強過ぎな気もします。それにLoamの「発掘」や《マナ結合》や《ギャンブル》からスペルを落す方法も有るので見た目よりは困難ではないかもしれませんね。

 《暗黒の深部》+《演劇の舞台》の新DDコンボが採用されてからは土地の数を揃える事よりも《輪作》等でピンポイントにサーチしての強襲が多いため、今の風潮と多少逆行している点も気にかかります。特殊地形が多いため土地を並べる以上の効果が有りますが、例えば《Maze of ith》の様なカードを銀弾したい場面ではやはりランダム性は辛いですね。まぁ数を並べる為のカードん文句を言うのもおかしな話ですが。
 まぁLoam単品でせこせこ並べていくよりは一度の展開寮では確実に上なので、使える構築も有るはず。
何だかんだLegacyで一定数のシェアが有るデッキですから今後に期待ですね。

 ScapeshiftはLadnsほど土地が無く精々30枚程度ですが、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》を並べる事が出来る可能性があるのが便利ですね。ヴァラクートの複数枚展開を狙える為別の勝ち手段になる可能性も。

 他にはModernの「G系Tron」とLegacyの12Postですかね。
どちらも置き物がフィニッシャーであるため土地を伸ばすだけのカードはお呼びではないのですが、《ウギンの目》等があれば直接的にサーチも出来ますしね。Postなら環境プール的にも他に色々とサーチ手段も有ります。UGになるのなら《渦まく知識》を使えるので手札にもしダブついているのならTopに戻す事でやはり展開する事が出来ますね。同じく《思案》や《師範の占い独楽》でもTop調整できます。


 何にせよ可能性を感じるパワーカードです。
この手の一方的に膨大なアドバンテージを得るカードはいつ爆発するか判らないので、これは購入予定です。前身である《起源の波》もStd落ちするまではまるで使われていませんでしたしね。



・《大オーロラ》
:実に懐かしき《歪んだ世界》の亜種の様なカード。
恐ろしきは
・手札を巻き込む事
・再展開できるのは土地だけである事
ですね。
大規模リセットスペルですが《平等化》等の伝統で基本的には「相手の場を壊滅させる」と書いてある類ですね。こちらはそれ用の構築が出来ている事が前提なので一方的に優位な場を作り事が出来ます。大隊は使用前よりも相手の土地も減らす事が出来るでしょうし、土地が減らせないような状況では寧ろ相手のハンドが壊滅しているでしょう・・・。

 基本的には9マナと言う重さを考えればキャスト手段はランドブーストかマナソースのどちらかになります(《生ける伝承》などで踏み倒しても意味が無い)が、土地と手札の数を参照するという性質から基本はランドブースト、それも1枚で2枚以上のカードが手に入る様なアドバンテージを得られる物が望ましいですね。
丁度上の《精霊信者の覚醒》をはじめ、《ニッサの巡礼》《爆発的植生》《巨森の予見者、ニッサ/精霊信者の賢人、ニッサ》の様なカードが相棒になりますね。と言う事でStdでも十分Ladns系の選択肢として使えるはずです。
と言うよりLands系のリセットボタンに出来るはず。

 後は先人の構築宜しく数を稼ぐこと自体が重要なのでTokensをばら撒けるのも基本ですね。《ピア・ナラーとキラン・ナラー》や《クルフィックスの狩猟者/》《囁き森の精霊》《女王スズメバチ》等が有力ですよね。特に精霊は御着物の数を増やせる・数を保てる・フィニッシャーにもなるとベストなカードです。本家ワープワールドと異なり《軍属童の突発》等のスペルも問題ないのはある意味で利点ですよね。


 Eternalに存在するジョニーデッキ「ワープワールド」の亜種としても組めそうですね。ただ再展開のCipを連打して使っていくという特性やハンドをリセットしてしまう事からこちらのコンボ性も大きく阻害されてしまう。なので別のデッキの在り方を模索する必要が有りそうですね。
 しかし、前述の様にキャストする際に置いては土地を伸ばせること自体が相性が良いわけですし、RからGになった事も相性が良いと言えますね。
なのでデッキとして組めないわけでもない。上手く構築できれば良いんですね・・・。


 ただ、リセットボタンとして考えてみてもこれだけの高マナと考えてみると《精霊龍、ウギン》の方が遥かにシンプルですよね。リセットであり且つフィニッシャー。にも拘らず9マナまで伸ばして、更にもう一回他のスペルをキャストし直す必要が有るのでしょうか?

 因みにLegacyのLandsでも運用することだけはできるでしょう。
ただ使う意味が無い。もともと盤面に数を展開する様なデッキが多くはなく、リセット手段にしても別の優秀なスペルが腐るほど有るのでこんな思い、且つ半端なものを使う理由が無いように思います。



・《精霊信者の剣》
:生物に《不屈の自然》を誘発させる能力を付与する、過去の《自然との一体化》の装備品版といったところ。
装備する手間こそ増えたものの、攻撃を通さずとも攻撃参加するだけで誘発する点が本質的な部分で圧倒的に使いやすくなっている。
同時に装備品故に使い回せる点や、サイズが上がる点など様々な意味でパワーアップしていると言えますね。

 ただ、単に土地を伸ばすだけでは使い道が限定されるので、伸ばした先の使用方法が当然あるデッキにしなければいけませんよね。
Bigmana系の場合は《サテュロスの道探し》の様な生物に付けて殴る事で要らない生物を土地に換える事が出来ます。感覚としては《危険な進出》の様な物ですね。残念ながら《森の女人像》では出来ませんがね。
 またイラストに描いてある《巨森の予見者、ニッサ》その物も相性抜群です。自分に付けて殴りに行き土地を伸ばす。たとえ死んでも2枚目以降の為になりますしね。ただ、以前のニッサのエントリーで挙げた様にニッサを変身させるための構築は止めるべき。ニッサにはデッキ構築をつぎ込む程のパワーが無いため。デッキ構築の結果の恩恵としてそれが出来ていればいいのですが・・・。
 これらを見ていけば、土地ブーストとしてはスペルではない・装備品と言う事が重要な差になりますね。

 他にも上述の《ゼンディカーの乱動》や《大オーロラ》が使い道になるでしょうね。特に前者はランパンが誘発すれば土地を持ってくる事が出来るため、2/2が出せる。この2つがあれ自力で担ぎ手を伸ばし続ける事が出来る訳です。《強引な採掘》があれば毎ターン2ドローが出来るような物です。
 《クルフィックスの狩猟者》が有れば毎回1点ゲインまで付いてくるわけですが、CoKは装備先としても場持ちが良いため優秀なセット。

 Modern環境ではやはり「上陸」が気にかかる所。
《探検者の望遠鏡》が似たような要素で使われていますが、確実に効果が大きい。次期ブロックはZenになるとの事なので新しい何かが出る可能性もありますね。

 ただ、効果自体は中々の物ですが2+2マナが掛っていて+1/+1とランパンだけでは心許無いためもっと何か欲しい所。比較対象が悪いですが《梅澤の十手》が同じコストですからね・・・。
何かありましたかね・・・。
今のところ大したことはないわけですが。


 何か強力な悪用方法がほしい。
殴るだけでアドを採れるカードなので何らかの運用方法が見つかると一気に化ける気もします。



・《領事の鋳造所》
:生物を作り出す事の出来る土地。
ミシュランもありますが、これはTokensを作り出すため明確なアドバンテージを稼げます。マナを考えると《ウルザの工廠》等が有りますが、これは使い切りであるため、1度でアドバンテージを得る事が出来ます。

 何らかのBigmana系で実質6マナを生み出す事が出来ればかなり強いですね。アドが採れる上に1/1飛行×2が出るため利用方法も色々あります。
装備品にしろ、ブロッカーにしろアタッカーにしろ。
《精霊信者の覚醒》なら「魔朽」を満たす事が出来ればそのまま土地を利用できるため、5マナの用意も可能でしょう。それなら運用して行っても良いかも知れませんね。無色・多数のマナ・複数のTokensと考えると《精霊龍の墓》も使えますが、そもそも無色のデッキを組むのがStdでは難しそうですね。

 因みに6マナで数を生めることを考えると、思わず《龍の降下》を思い出してしまいますね。↓環境でもTronやPostの様なBigmanaなら十分にマナを出せますしLandsでもLoamで回収出来ます。
やはり単体でアドの取れるパワーは魅力。
何らかの効果を期待したいですね。



こんな所で。



新カード紹介)Mオリジン雑感5 《進化の飛躍》等Gその2
新カード紹介)Mオリジン雑感5 《進化の飛躍》等Gその2
新カード紹介)Mオリジン雑感5 《進化の飛躍》等Gその2
皆さん、こんばんは。しもべです。


 続き続き。

・《進化の飛躍》
:現代版《適者生存》の様な物でしょうか・・・?
なに、現代風に、キャストの手間がかかるのとサーチではなく上から捲るし気になっただけさ。キニスルコトハナイ
・・・せめてどちらかはそのままにして欲しかったですね。

 まぁそういう視点で見たりすると異様に弱い。
とてもコンボパーツには出来ないわけですが、単体で見れば決して弱くはないと思います。
単純に考えて除去スペルを使われたり戦闘で死ぬことが確定している生物や《森の女人像》《サテュロスの道探し》等の中盤以降使い道のないマナサポーターなどの不要な生物を使えばいいだけなので生物を使うデッキの潤滑油として2枚程度入れていくのも良いでしょう。CMCも起動マナも軽いためBeatdown全般で軽いデッキから中速デッキまでなら普通に強い。

 また復活能力を持つカードと併用する事でドローエンジンとしても機能させる事が出来ますね。判りやすい所では《死霧の猛禽》が浮かびますが、流石に変異コストまで含めると重すぎるため非現実的でしょうね。《魂の略奪者》もコストがキツイ。
一番軽いのは《血に染まりし勇者》ですね。自分で攻撃して、これで食べて、その後の第二メインで自力で復活できます。《死に微笑むもの、アリーシャ》も悪くないですが、ダブルシンボルを含む3色構築になるのが辛い。代わりに任意に墓地に落し、その上釣り上げる事を考えればCip系との相性はかなり高いと言えますね。
 猛禽と合わせる利点は色が合っている事と追放除去を躱せる事ぐらいしかないでしょうね。

 Bと合わせると強力なのは《異端の癒し手、リリアナ》も有る事ですね。これで能動的に変身できる上に食べた生物は[-X]で釣る事が出来るため無駄も無い。組みとしては《出産の殻》ほど強力な組ではありませんが、それでもエンジンとしては中々の物でしょう。また必然的に墓地に生物を溜める事が出来るようになるため《墓刃の匪賊》もフィニッシャーにするのも良いですね。

 Rなら勝手に死にゆく《ゴブリンの熟練扇動者》が合っていますね。ただステロイドで使うには少々悠長なので構築の幅は狭そうですが。《炎跡のフェニックス》も良いですがこれは「獰猛」を満たせるかどうかですね。まぁ満たせる生物を探すためのこのカードでは?とも言えますが。復活能力に加えて速攻持ちでもあるため食べてしまっても何の痛みも少ない。
 また上手くいけば《反逆の行動》《心酔させる勝者》等で奪った生物を使用する事が出来ます。しかし計4~5マナはかなり厳しい条件ですね。

 当然運用先は生物デッキが主ですが、初動にすべてを掛けるWeenie/Sligh系には展開を遮ってしまうため、若干速度が落ちるBeatdownやMidrangeが最も適していると思われます。

 寧ろ場に出ない事を逆手に取ったControlのドローエンジンとしても悪くないかもしれないですね。上で言ったマナサポーター組をブロッカーに立てながら《衰滅》を行う様な生物Controlデッキで使うという手もあるはず。ただ純粋な非生物/少数型Controlデッキではそもそも種もいないので話にならないでしょうが。
 例えば《過去の過ち》は併用すれば生物を能動的に死亡させる場合に+αが付きます。《過去の過ち》にはそのままフィニッシャーになれるドレインがある為完全に生物はコントロール要素に傾ける事が出来ます。

 Controlでも《軍属童の突発》等で敢えてボムやアド生物などのパワーカード以外Tokenスペルに換える事で、高確率でボムを手札に入れる動きも出来ますが、まぁ流石にそれはやり過ぎですかねw

 かなりジョニー色が強いですが《ケルゥの吸血者》と壁の様なタフネス4以上で固めて《進化の飛躍》で食べながら次を調達する動きで2点ドレインを連打していくのなんて面白そうですね。壁だけでなく《ケルゥの吸血者》も生物であるため《進化の飛躍》の能力が冴えますね。同じように死亡で誘発する《通行の神、エイスリオス》も併用できるはず。
何にせよ色々とシナジーが組めそうなカードです。


 ↓環境でも全くのノーチャンスと言う訳でもないと思います。《出産の殻》に比べるべくも有りませんが、本体が軽く、コストも軽い。またIns速度で能動的に生物を死亡させる事が出来るためPiGを満たすだけでなく《流刑への道》や《稲妻のらせん》を躱すのに役に立ちます。生贄エンジンにもなるので生物コンボに使ったり「陰鬱」の条件を満たしたりできます。
 《墓所這い》が条件を満たしていれば(B)(G)で好きなだけ生物を手配できます。《恐血鬼》の方が単純に軽いのですが、復活に土地を使うのは少々気にかかりますね。また「アリストクラッツ」で《血の芸術家》と他の生物を調達し続けるというのも良いですね。上の《ケルゥの吸血者》と同じ動きが出来ます。

 コントロール奪取系もプールが広がるので、《大いなるガルがドン》の様に《サルカン・ヴォル》《士気溢れる徴集兵》等を相棒にする事が出来ますね。特に生物系は相手の生物を除去した上で自分の2枚目3枚目を探していけることになります。

 何にせよ、やはりかなり高いシナジー色のあるカードと言えますね。



・《群れの結集》
:《自然との融和》の亜種。1マナ増えた結果、墓地を肥やす事が出来る様に、かつ「魔朽」を満たしていると5枚の中から最大2枚生物を手に入れる事が出来るためアドバンテージ性の意味ではこちらが上ですね。
2マナで5枚見て生物を手札に入れる事も出来るという事から《忌まわしい回収》や《神々との融和》関連の亜種とも言えますね。魔朽がある分生物に特化しているとも言えますね。

 ただ見た目ほど使いやすくはないでしょう。
幾ら最大2枚のカードが手に入れる事が出来るにしてもそれが5枚中に無ければ意味が無い事。それは《集合した中隊》の運用上の難しさを考えれば中々のハードルの高さですよね。当たり前ですがかなり生物比率を上げなければ高確率のアドと言うのは難しいでしょう。
 同時にそれを満たすには「魔朽」を満たさなければいけないため相応にIns/Socも無ければいけない。つまりこれを運用する上でこのカード単体で見ても最大限に生かそうとするとCre+Soc/Insの割合を高めなければいけない・・・。どんなハードル??

 加えて問題としては《集合した中隊/CC》が有る事。
アドバンテージを稼ぐ点やテンポを稼げる点を考えれば圧倒的にCCの方がKPが高い。生物比率が高いデッキを作るのなら必然的に軽い生物である事が多いためやはりCCとも合っている。2マナの軽さの優位性こそあるわけですが、生物デッキが序盤にしたいのは生物の手札を揃える事ではなく手札の生物を展開する事ですから実際にはそれ程CMCの軽さの優位性はありませんよね・・・。
 敢えて違いから、優位性を考えると
・墓地を肥やす事が出来る点
・カードを手札に入れる(唱える事が出来る)点
でしょうね。
何かありますかね、相性の良いのが?
一応《棲み家の防御者》は中々ですよね。能力を利用するには変異を経由する必要がある為にCCでは運用しづらいですからね。ついでに墓地を肥やす効果も、能力で回収できるので合っていると言えます。当然相方である《死霧の猛禽》との相性も良い。
 他には《血の暴君、シディシ》のデッキですかね。
必然的に生物は多数ですし、墓地を肥やすのも有難い。
しかしあのデッキはTHSが落ちると主用パーツが大分失われるので、その上でデッキを組めるかどうかは怪しい所が有りますよね。まぁ《エレボスの鞭》が落ちるのならわざわざEncに拘る必要もないのでCreだけになっても問題無しですかね?

 また生物を調達できる・墓地を肥やす事が出来る点を考えれば《異端の癒し手、リリアナ》も良いですね。本体を調達できますし、変身後は[-X]で墓地を利用できますね。



・《森林の怒声吠え》
単純に3マナ以下の生物を持ってくる事が出来る時点で実質8~9マナ相当の働きをしているためアドバンテージの質的にもマナレシオ的にも非常に優れています
ただ見た目ほど強いのか?と言う疑問も・・・。

 龍王等が跋扈する高マナ域で6/5バニラは戦闘力としては微妙ですし、その頃になってよく言われている様な《死霧の猛禽》や《クルフィックスの狩猟者》なんか出して嬉しいか?と思います。もちろんWeenie寄りの相手には強いでしょうが、その手の軽量Beatdownはそもそもこのマナ域の構築級ならコイツでなくても大体ボムになり得る筈。
本体もたいして戦闘力もないし、低マナ域もそれ程でもないのを考えると見た目ほどでもない気もします。
 《パーフォロスの槌》や《エレボスの鞭》が有ると大分戦闘力も上がりますが、併用できる期間は短いですし。


 逆に下の環境では低マナ域では軽量生物が強力になるためかなり厄介な存在の筈。《タルモゴイフ》や《聖遺の騎士》を出すだけで自分と同程度のサイズを生み出せるわけですし、Cip持ちの生物も豊富です。
LegacyならNicFitは候補ですね。特にGSZから探し出してこれますし《墓所のタイタン》よりも場合によっては強力です。Cipで2/2×2出してそのまま除去されてもほとんど役に立たないのがBタイタンの難点でしたからね。候補としては前述のアタッカー2種に加えて《ダングローブの長老》・《永遠の証人》《再利用の賢者》《台所の嫌がらせ屋》等が候補になるはず。あとは墓地対策などですか。
状況が合えば《セルキーの垣魔道士》《ハッグの垣魔道士》は2種類の効果が得られるため中々の物です。
 しかしまぁそれでもコイツをそこまで使いたいか?と言われると微妙です。何せこのマナ域の事を考えると《原始のタイタン》が居る訳ですからね・・・。それを超えて優先するカードなのか?と・・・。
まぁ使ってみないと判りませんね。


 因みに以前NicFitで《激情の共感者》→《ルーン傷の悪魔》→サーチと言う挙動をやっていて、《森林の怒声吠え》も共感者を持ってくれば連続でサーチして数を稼げるなぁ・・・とぼんやりと考えていたのですが、そこまでしたいか?とかで、これで其のその後どうするの?とか考えていました。
 が「晴れる屋」さんの記事でここに《食物連鎖》を加えるコンボが載ってました。
う~ん狂気を感じる。



・《魂の略奪者》
:復活系生物。
墓地の生物をリソースとしながら復活する様は宛ら《イチョリッド》を思い出させます。またイチョと異なり2マナにして3/1とマナレシオも悪くない。信心も2と中々優秀
 ただイチョに比べると復活にマナが掛り、《恐血鬼》に比べるとマナとリソースが面倒。素の能力の代わり復活能力を犠牲にした感はありますね。

 復活系能力として考えるとマナは兎も角生物2枚と言うリソースが非常に重いためあまりエンジンとして使うには現実的ではありません。ただ濫用の様な単発で入る系には良いかも知れないですね。
 そのエンジン性まで兼ね備える組に出来るのは《血の暴君、シディシ》ですよね。毎回勝手に山札を削り、復活手段が無い生物ならそいつらを食べればいいだけ。《奔流の精霊》の追放領域に送る手段にもなりますし、精霊さえそこから呼び込めれば回避能力が無くとも攻撃は全て通るようになりますからね。
《サテュロスの道探し》がすぐに落ちてしまうのが残念ですね・・・。

 素で使うなら《ナイレアの弓》の様な接死を付与できるカードが有ると良いのですがね。

 信心として見る場合は、《アスフォデルの灰色商人》のMidrange系では生物数の関係であまり復活能力が当てにできない。そのためどちらかと言うと《モーギスの匪賊》を用いるようなWeenie系統がマッチしていますね。



こんなところで。



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