ボールルームへようこそ
2019年7月7日 趣味が連載再開したらしい。
アニメが終了したのが1年前とか?もうずいぶん経つなぁ。
今後は体調を維持しつつ連載が続いてくれるといいですね。ワートリともども。
アニメが終了したのが1年前とか?もうずいぶん経つなぁ。
今後は体調を維持しつつ連載が続いてくれるといいですね。ワートリともども。
MH1)新カード雑感 モダンホライゾンその4(赤)
2019年6月30日 新カード紹介
皆さん、こんにちは。しもべです。
とうとうM20の古スポが出てしまいましたね。
まあここまで来たら自分のペースで行くべし(諦め)。MH1の後なのでどうしてもカードパワーが下がっているM20はあまり気になるものもないので本当に簡易でしかやらないかもしれません。
今日は赤です。
・《歴戦の紅蓮術士》
:経験を積みベテランとなったパイロマンサー。他の札が必要なのは一緒ながらCipで生み出せるように。また墓地にある時に自身を追放してまたトークンを生めるように。消耗戦にも強い仕様なのは特徴。
この手の札は土地を捨て札にしたいことが多いのですが、それは許してくれない仕事に利用する材料にも拘るベテラン。マッドネスと合わせるにも重たいコストなのもきつい。《恐血鬼》なんかはかなり良質な相性ですがね。
また生み出せるトークン量には限界があり、しかも地を這う1/1なので、そのまま使うには少し脆い。《オキシド峠の英雄》《災いの悪魔》とかで強化したり、《密輸人の回転翼機》に乗せたりですかね。脆さから単純に装備品を担がせるよりもいいと思われます。《紅蓮術師》を捨ててもいいわけですしね。M20の《新米紅蓮術師、チャンドラ》は[+1]でクロック強化、[-1]でマナソースとなり[-2]で小型処理をできるのでよくマッチしていますね。PWにとっても壁があるのは有り難い話ですし。
その他で墓地に落とすことの利点やルーターであることの利点を考えると《王神の贈り物》《復讐蔦》なども使えるはず。《虚ろな者》も利用できなくもないのですが本体が重たいので残った(1)をHollowOneで着地させることができるほどマナを出せるか?と言うと怪しい・・・。マナフラッド時には微妙だし。
また貴重なShamanですが、3マナ域はすでに飽和中ですので実用は難しいかも・・・。
・《地操術師の計略》
:効果が《幽霊街》になった《石の雨》。しかしドローはついているのでマナベースに嫌がらせをしつつアドは失わない。少し面白いかも。
・《炎のアリア》
:《どぶ潜み》《歩哨の塔》《霊気の貯蔵機》などの変形種のような札ですね。
30点の相手のライフを削るとすると1+2+3+4+5+6+7=28なので単独で考えてもこの程度は必要になるということですね。Stormと比較すると設置のタイミングに制限がある代わりに必要X値は少なめ。しかしもっと単純にルーター/ドローと火力を詰めていくだけでも十分でしょう。ただBurnにこれがあっているのか?と言うと疑問符も付きますね。消耗戦には弱いですし。
ゲイン禁止手段や《偽りの希望》と一緒に使うと効果的ですが、重たいうえにそこまでの価値があるとは思えない。
・《憤怒の力》
:サイクルの赤。マナがかからないことはいいものの、手札2枚で6点以下と考えると《火花の精霊》2枚分なわけで正直効率も悪い。《ケルドの炎》とかで底上げでもされてないとまともに使う気もしませんね・・・。
・《ゴブリンの技師》
:《ゴブリンの溶接工》のオマージュ。
本家のようにファッティコンボには就けないものの、代わりにサーチがあるので軽量札と合わせると抜群に扱いやすい。2マナと重くなったように見えますが《虚空の杯》(X=1)と併用できるようになりました。
LegacyだとPainterComboでは《絵描きの召使い》《丸砥石》のどちらにも対応しています。またModernも含めDragonStompy系の茶系Controlタイプでも活用できますね。《罠の橋》を持ってきて引き籠りをしたり《三なる宝球》で締め上げたり。そういったことをしつつ不要になったら退かすことができる柔軟性も素晴らしい。《来世への門》に対応していますし、生物を墓地に落とす/肥やす手段にもなるので《王神の贈り物》系の新しい手段にもなりそうです。
色は判れますがソプターコンボなどでも採用できますし、多くのAtf系コンボでも活用でき、カードプールが広いほど、そして今後新しいエキスパンションが出るほどに強くなっていく類の良質な札だと思います。
・《ゴブリンの女看守》
:かーちゃんはかーちゃんさ。
・《パシャリク・モンス》
:自身の起動能力で実質的に4マナでゴブリントークン×1+1点を飛ばす能力と言えます。
これはこれで面白いのですが、起動能力を継続的に利用できるほどマナを供給できるデッキにはならないので、ないよりはまし程度で、どちらかと言えばPigの方が重要かもしれません。また自身がシステム生物なので狙われやすいのですが、その場合に自信を弾にできるのはいい所ですね。
ただ起動能力もなるべくなら強く使いたい。
・《次元縛りの共謀者》
:《白熱の魂吹き》のような生物でPWを《裂け目の突破》させることができる。《闘技場の首長》と同じく、PWは瞬間的なインパクトを残しづらいタイプなので正直これどう使うのだろう?と言うのが本音。
ついでにその友達、踏み倒さなければならないほど重くないよ?
・《ゴブリンの戦闘隊》
:4マナSocとなかなかに重たいものの、《軍属童の突発》/全体+1/+1・速攻付与修正のパンプモードのどちらかを選べるモード札で、それだけでも有用ですが、マナが溜まれば3マナ双呪ができるという素晴らしさ。
土地を伸ばすことができるMidrange系では増呪の可能性まであり中々に可能性を感じます。Nicfitにしてもそうですが、《煮えたぎる歌》などを使う旧型のDragonStompyなどでも合う可能性もあります。
・《オークの厄介者》
:悪くはないが似たような機能を持つ《ケルドの碑族》に比べるとほぼ勝る要素がないのが辛い。
・《混沌の辛苦》
:ごめん、なにいってるのかよくわからないので、しんぷるにまとめて。
・《マグマの陥没孔》
:6マナは重いが探査で軽量化もでき、Insで生物/PWまで焼けるので除去としては十分な性能を誇るはず。ある程度墓地を溜めることができる構築限定ながら実用性はあると思われる。
・《鉱石鱗の守護者》
:墓地の土地の枚数分だけコストが軽くなる《火山のドラゴン》。最小2マナで出せるもののそんなすぐには土地は溜まらないし墓地対策にも弱い。探査のようなものながら土地しか参照しないので、通常の構築では機能しづらい。
土地特化の構築にするのなら速攻は偉いものの《土を食うもの》などでいいと考えると微妙過ぎる。決して弱くはないのですが・・・。
・《悪ふざけ》
:《溶融》より続くAtf絶許系赤札の新種。墓地からも使えて複数枚のAtfに影響を与えるタイプとしては《古えの遺恨》がありましたがこれは赤単でも活用可能と素晴らしい。
ただ本体がSocなのでその分の隙はある。一長一短ですね。
・《悪意スリヴァー》
:《ボロスの反攻者》などの反射装甲を付与するスリヴァー。
他の大型火力を充てるような使い方をせずとも適当に並べて殴った後にスィーパーを充てればそれだけで相手を炎上させることができる。《心霊スリヴァー》を合わせれば一度のタップで合計5点を飛ばせるという恐ろしさだ。
とはいえあくまで特定のかみ合わせでこそ生きる札であり、マッスルとかで固めるような単純な運用よりもばらつきやすい機能なのはやや気にかかります。
再録組が《炎の稲妻》《略奪》に各種ゴブリンと有用なものが多いのが特徴ですね。その分新規札は少し大人しめ。それでも十分ですがね。
とうとうM20の古スポが出てしまいましたね。
まあここまで来たら自分のペースで行くべし(諦め)。MH1の後なのでどうしてもカードパワーが下がっているM20はあまり気になるものもないので本当に簡易でしかやらないかもしれません。
今日は赤です。
・《歴戦の紅蓮術士》
:経験を積みベテランとなったパイロマンサー。他の札が必要なのは一緒ながらCipで生み出せるように。また墓地にある時に自身を追放してまたトークンを生めるように。消耗戦にも強い仕様なのは特徴。
この手の札は土地を捨て札にしたいことが多いのですが、それは許してくれない仕事に利用する材料にも拘るベテラン。マッドネスと合わせるにも重たいコストなのもきつい。《恐血鬼》なんかはかなり良質な相性ですがね。
また生み出せるトークン量には限界があり、しかも地を這う1/1なので、そのまま使うには少し脆い。《オキシド峠の英雄》《災いの悪魔》とかで強化したり、《密輸人の回転翼機》に乗せたりですかね。脆さから単純に装備品を担がせるよりもいいと思われます。《紅蓮術師》を捨ててもいいわけですしね。M20の《新米紅蓮術師、チャンドラ》は[+1]でクロック強化、[-1]でマナソースとなり[-2]で小型処理をできるのでよくマッチしていますね。PWにとっても壁があるのは有り難い話ですし。
その他で墓地に落とすことの利点やルーターであることの利点を考えると《王神の贈り物》《復讐蔦》なども使えるはず。《虚ろな者》も利用できなくもないのですが本体が重たいので残った(1)をHollowOneで着地させることができるほどマナを出せるか?と言うと怪しい・・・。マナフラッド時には微妙だし。
また貴重なShamanですが、3マナ域はすでに飽和中ですので実用は難しいかも・・・。
・《地操術師の計略》
:効果が《幽霊街》になった《石の雨》。しかしドローはついているのでマナベースに嫌がらせをしつつアドは失わない。少し面白いかも。
・《炎のアリア》
:《どぶ潜み》《歩哨の塔》《霊気の貯蔵機》などの変形種のような札ですね。
30点の相手のライフを削るとすると1+2+3+4+5+6+7=28なので単独で考えてもこの程度は必要になるということですね。Stormと比較すると設置のタイミングに制限がある代わりに必要X値は少なめ。しかしもっと単純にルーター/ドローと火力を詰めていくだけでも十分でしょう。ただBurnにこれがあっているのか?と言うと疑問符も付きますね。消耗戦には弱いですし。
ゲイン禁止手段や《偽りの希望》と一緒に使うと効果的ですが、重たいうえにそこまでの価値があるとは思えない。
・《憤怒の力》
:サイクルの赤。マナがかからないことはいいものの、手札2枚で6点以下と考えると《火花の精霊》2枚分なわけで正直効率も悪い。《ケルドの炎》とかで底上げでもされてないとまともに使う気もしませんね・・・。
・《ゴブリンの技師》
:《ゴブリンの溶接工》のオマージュ。
本家のようにファッティコンボには就けないものの、代わりにサーチがあるので軽量札と合わせると抜群に扱いやすい。2マナと重くなったように見えますが《虚空の杯》(X=1)と併用できるようになりました。
LegacyだとPainterComboでは《絵描きの召使い》《丸砥石》のどちらにも対応しています。またModernも含めDragonStompy系の茶系Controlタイプでも活用できますね。《罠の橋》を持ってきて引き籠りをしたり《三なる宝球》で締め上げたり。そういったことをしつつ不要になったら退かすことができる柔軟性も素晴らしい。《来世への門》に対応していますし、生物を墓地に落とす/肥やす手段にもなるので《王神の贈り物》系の新しい手段にもなりそうです。
色は判れますがソプターコンボなどでも採用できますし、多くのAtf系コンボでも活用でき、カードプールが広いほど、そして今後新しいエキスパンションが出るほどに強くなっていく類の良質な札だと思います。
・《ゴブリンの女看守》
:かーちゃんはかーちゃんさ。
・《パシャリク・モンス》
:自身の起動能力で実質的に4マナでゴブリントークン×1+1点を飛ばす能力と言えます。
これはこれで面白いのですが、起動能力を継続的に利用できるほどマナを供給できるデッキにはならないので、ないよりはまし程度で、どちらかと言えばPigの方が重要かもしれません。また自身がシステム生物なので狙われやすいのですが、その場合に自信を弾にできるのはいい所ですね。
ただ起動能力もなるべくなら強く使いたい。
・《次元縛りの共謀者》
:《白熱の魂吹き》のような生物でPWを《裂け目の突破》させることができる。《闘技場の首長》と同じく、PWは瞬間的なインパクトを残しづらいタイプなので正直これどう使うのだろう?と言うのが本音。
ついでにその友達、踏み倒さなければならないほど重くないよ?
・《ゴブリンの戦闘隊》
:4マナSocとなかなかに重たいものの、《軍属童の突発》/全体+1/+1・速攻付与修正のパンプモードのどちらかを選べるモード札で、それだけでも有用ですが、マナが溜まれば3マナ双呪ができるという素晴らしさ。
土地を伸ばすことができるMidrange系では増呪の可能性まであり中々に可能性を感じます。Nicfitにしてもそうですが、《煮えたぎる歌》などを使う旧型のDragonStompyなどでも合う可能性もあります。
・《オークの厄介者》
:悪くはないが似たような機能を持つ《ケルドの碑族》に比べるとほぼ勝る要素がないのが辛い。
・《混沌の辛苦》
:ごめん、なにいってるのかよくわからないので、しんぷるにまとめて。
・《マグマの陥没孔》
:6マナは重いが探査で軽量化もでき、Insで生物/PWまで焼けるので除去としては十分な性能を誇るはず。ある程度墓地を溜めることができる構築限定ながら実用性はあると思われる。
・《鉱石鱗の守護者》
:墓地の土地の枚数分だけコストが軽くなる《火山のドラゴン》。最小2マナで出せるもののそんなすぐには土地は溜まらないし墓地対策にも弱い。探査のようなものながら土地しか参照しないので、通常の構築では機能しづらい。
土地特化の構築にするのなら速攻は偉いものの《土を食うもの》などでいいと考えると微妙過ぎる。決して弱くはないのですが・・・。
・《悪ふざけ》
:《溶融》より続くAtf絶許系赤札の新種。墓地からも使えて複数枚のAtfに影響を与えるタイプとしては《古えの遺恨》がありましたがこれは赤単でも活用可能と素晴らしい。
ただ本体がSocなのでその分の隙はある。一長一短ですね。
・《悪意スリヴァー》
:《ボロスの反攻者》などの反射装甲を付与するスリヴァー。
他の大型火力を充てるような使い方をせずとも適当に並べて殴った後にスィーパーを充てればそれだけで相手を炎上させることができる。《心霊スリヴァー》を合わせれば一度のタップで合計5点を飛ばせるという恐ろしさだ。
とはいえあくまで特定のかみ合わせでこそ生きる札であり、マッスルとかで固めるような単純な運用よりもばらつきやすい機能なのはやや気にかかります。
再録組が《炎の稲妻》《略奪》に各種ゴブリンと有用なものが多いのが特徴ですね。その分新規札は少し大人しめ。それでも十分ですがね。
MH1)新カード雑感 モダンホライゾンその3(黒)
2019年6月22日 新カード紹介 コメント (2)
皆さん、こんにちは。しもべです。
おかしい。
モダンホライゾンの感想が終わってないのに、基本セットのプレビューが始まっているぞ・・・?
そんなわけで続き。
・《スランの医師、ヨーグモス》
:マナがかからず生物で-1/-1をできるという《ファイレクシアの疫病王》の魂を感じる。流石ヨーグモス。我らがもーぐもす。よ!ヨーグモス!!
まぁもっぱら使われているのは自身のお墓なのですがね。
やはりマナがかからない点が素晴らしく、「不死」生物二体を並べればそれだけでぐるぐる可能。例えば《ゲラルフの伝書使》2体がいれば、自分のライフ>相手のライフが前提ですが瞬殺可能。《殻》で持ってくることもできる。それでなくとも不死持ちなので増殖機能と相性がいい。同時に疑似《ヨーグモスの取引》のように機能する。それが嫌なら《恐血鬼》などを使う手もある。《オヴェリスクの蜘蛛》等-1/-1カウンターに関連した性能を持っているとなお強い。
単純に生け贄エンジンとして有用で、カウンターを抽出するだけでなくドローまで作り出すので効率もいい。
《キッチン》からの∞頑強ができれば相手の生物を一掃しつつ∞ライフ・無限ドローができますが・・・? まぁ一掃するだけならライフの問題は残りますが《スカラベの巣》《毒物の侍臣、ハパチラ》があれば十分です。《魂の管理人》系や同色の《血の芸術家》がいればライフの心配もなくなりますね。
一応共鳴者でありつつ自身のカウンターばら撒きを補強できる増殖も便利。しかしどちらかと言えば《ヴェールのリリアナ》のサポーターとしての方がこちらの側面は有用ですよね。
増殖を考えれば《魂を吹き消すもの》の動きを足してみるのもいいですね。相手盤面にカウンターをばら撒けるので生物の生け贄もいらない。もちろん《殻》+《伝書使》の動きに組み合わせが可能。カウンターさえあれば機能することを考えれば《気前のいい贔屓筋》なんかもかなり相性がいい。本体の支援2に加えて相手陣営にカウンターが乗るたびにドローができるので。
地味にP(人間)は《瞬唱の魔道士》にブロックされないので、ないよりは有り難い。
どうでもいいですが流石に本人だけあって《ヨーグモスの不義提案》との相性も抜群。除去の隙を互いに埋めたり、捨てたものを釣ったりと色々と噛み合わせがいい。
・《疫病を仕組むもの》
:セラピーに続き歌って踊れる《仕組まれた疫病》。人間などの被りやすいものを選んでも一方的に処理することができるのが非常に大きく、その上サイズ持ちには無力だった本家と異なり接死壁として機能できるため、嫌がらせ度が遥かに上がっています。
処理されてしまうのは欠点ながら、相手がある程度展開してからの着地させてしまえばその時点でいくらかの成果を上げることは可能です。ロード系を先出しされると効果は落ちますが、本体が生物になったことで複数枚を積みやすくなったので、重ね張りを狙いやすくなったのもいい事ですね。
非常に素晴らしいですね。
・《絶望の力》
:サイクルの黒で3マナIns。そのターン中に戦場に出た生物を一掃する。イラストも《恐怖》のオマージュ。しかしピッチと考えれば重くて小型処理の《Contagion》とうまい対比ですね。
範囲処理ではあるものの、打ち消しやハンデスのようにタイミングの制限が厳しすぎます。
受動型なのでタイミングが限られる、除去としては論外の使いにくさ・・・。
・《アンデッドの占い師》
:部族札ですが、自身の機能である程度アドが保証されているため、単独で使っても悪くはない。そして信心の高さを生かし、黒信心に使えるのがいいですね。特に《ゲラルフの伝書使》との相性は抜群で、ここから《アスフォデルの灰色証人》に繋げるとさらに素晴らしい。ただ、ライフロスだけは強制なので、ここをどうにかする必要はありますね。
・《屑肉スリヴァー》
:蘇生(2)を与えるスリヴァー。消耗戦に強く主にサイド後が強力になりますね。Cipを含めアドを稼ぐ実用的な手段には乏しい部族であり、また蘇生コストが軽めなので2体程度同時に蘇生することも可能であることを考えればマッスル系を一気に釣り上げるといいでしょうね。
・《愚者の饗宴者》
:6マナ3/3飛行・召集・貪食2の悪魔。生物を展開し、それを利用して高速キャストしつつサイズ強化も可能。強襲こそできませんが、なんとなく《デルレイッチ》を思わせますね。3体食べれば9/9飛行とほぼほぼフィニッシャーに。
・《梅澤の魔除け》
:さすがに微妙・・・。個人的には3マナぐらいでフラッシュバックを持ってればバランス取れてたと思いますけどね。
・《投石攻撃の副官》
:色が変わり其々の数値がダウンした下位種。色が変わりトークンが減りサイズが小さくなり、射撃で盤上に干渉できなくなった。しかし軽くなったのはいい事ですし、射撃はドレインになり、何よりマナが起動でかからない。4マナ域でばらまき系はあまりなかったのでその意味でも有り難く、《モグの戦争司令官》などをうまく活用したいですね。
死にゆくゴブリンを使えば無駄がなく、そうでなくとも起動連打で一気に相手のライフを起動することも可能。単独でも部族でも良質な優秀な札です。
・《殺到》
:ありそうでなかった召集持ちのシンプルな除去。
寄ってたかってみんなで嬲り〇す!と言うデザインがよくでてますね。
・《研究室荒らし》
:まさかの黒い《巧みな軍略》。普通に有用。
・《変わり身ののけ者》
:1マナの多相生物で且つアンブロッカブル。以前にも《鱗粉の変わり身》がいましたが、これは単独で回避能力持ち。ならず者や忍者などサボタージュ系の能力持ちの部族には有用な存在になるかもしれません。《百合子》や《巧妙な潜入者》にとってはありがたい存在です。
・《真冬》
:《もぎ取り》の「冠雪」版。土地でなくとも氷雪なら機能しますし、しかも氷雪生物は躱すことはできますがほとんど実用的な生物もいないので関係なし。疑似接死持ち+ドローの《オーランのバイパー》が僅かに可能性を残すものの現実的にはそれほど関係なし。
やはり3マナになった点が大きく、黒コントロールなどでは実用性があるかもしれません。LotVなどの布告があるのなら尚更強力です。《薄氷の上》や《氷牙のコアトル》もありますしね。追い風として《虹色の眺望》で冠雪土地を使った多色コントロールもある程度考えられるようになってきたので、こういった構築に波及することもありうるかもしれません。
・《終異種》
:《変異種》系サイクル最後の色の登場。
不死のお陰で除去耐性に隙はあるもののアドは取れる。また接死+不死/威迫を駆使すればやはり生物戦でアドが取れる。自身のサイズ変動にも不死は影響を与えるため、不死に支えられた生物と言えますね。マナを掛けなければいけないので、コンボには使えませんが、これまであまり実用的な4マナ域の不死生物がいなかったことを考えれば良好な選択肢になるかもしれません。
それを除いてもパワー4までの生物を一方的に処理できるので壁としてもそこそこ。
相性がいいのはやはり+カウンターを消滅させる-カウンターの存在。
例えば《黒の太陽の頂点》ならば小型をすりつぶしたうえで自身の不死をリセットできる。残った中量級以上は接死+不死で打ち取ることが可能。タフネス増でBSZの調整可能処理能力と相性がいい。生物で言うと《魂を吹き消す者》などもある。
同じく不死を持つ《ゲラルフの伝書使》と共に使ってみるのもいいかもしれません。
・《第一級のガルガンチュア》
:《ファイレクシアのガルガンチュア》を思わせる性能とサイズですが、Cip及び蘇生コストは《憤怒機》相当。
走る5点火力が付いた1ドローが3マナと考えるとなかなかに悪くないのでは?と思います。《集団的蛮行》から捨てつつ相手の手札/盤上を梅雨払い。空いたところでこれを走らせると考えればなかなかのものだと思われます。《蛮行》は本体火力までついているのでそれを考えれば本当に良好な相性だと思います。
・《精神の搔き寄せ》
:通常は《精神腐敗》ですが、超過すると《狂乱病のもつれ》の下位種に。超過なのに自分も被害を受けるところは特殊ですが、機能としては《精神の剣》よろしく高速ハンデスができるの相応の強みもあり、使い分けることができるはず。
・《強打のらせん》
:黒にようやっとドレインが戻ってきたらこのざまだよ!!
とはいえ単発ならともかく、Fbまで持っているのでそれを考えれば結構悪くはない。オロスカラーを扱えるようにしておくのが前提ながら、分割可能で3点ドレイン×2なのでかなりの威力です。特にルーターや発掘などの墓地に行くことが自然に起こりうるデッキでは。前者は《密輸人の回転翼機》《信仰無き物あさり》や《集団的蛮行》でいくらでも候補はありますし、後者は土地基盤の徴性はやや面倒ですが、《這い寄る恐怖》もありますし、ドレイン祭りを開催できますね。
これを実用化するためにショックランドでどんどんライフロスしていくのは論外ですが、それでもドレインを連打することの恐怖はどこぞの犀が十分示してくれています。
シナジー性を確立できれば十分に実用性のある札だと考えています。と言うかやってることはSocになってしまった点とマナ支払い順序が逆とは言え《稲妻のらせん》→ScMでFbですからね。それを1枚で機能させているんだから他の部分で劣化があっても十分でしょう。
因みにダメージなのでPWを狙うこともできますし、《死に至る霊》と合わせれば大物を打ち取ることもできるので、総合的に見て結構器用な奴だと考えています。
・《汚涜》
:《ボロスの反攻者》とのシナジーは使えないものの《雪崩し》を考えればこれも十分実用性はあるはず。
おかしい。
モダンホライゾンの感想が終わってないのに、基本セットのプレビューが始まっているぞ・・・?
そんなわけで続き。
・《スランの医師、ヨーグモス》
:マナがかからず生物で-1/-1をできるという《ファイレクシアの疫病王》の魂を感じる。流石ヨーグモス。我らがもーぐもす。よ!ヨーグモス!!
まぁもっぱら使われているのは自身のお墓なのですがね。
やはりマナがかからない点が素晴らしく、「不死」生物二体を並べればそれだけでぐるぐる可能。例えば《ゲラルフの伝書使》2体がいれば、自分のライフ>相手のライフが前提ですが瞬殺可能。《殻》で持ってくることもできる。それでなくとも不死持ちなので増殖機能と相性がいい。同時に疑似《ヨーグモスの取引》のように機能する。それが嫌なら《恐血鬼》などを使う手もある。《オヴェリスクの蜘蛛》等-1/-1カウンターに関連した性能を持っているとなお強い。
単純に生け贄エンジンとして有用で、カウンターを抽出するだけでなくドローまで作り出すので効率もいい。
《キッチン》からの∞頑強ができれば相手の生物を一掃しつつ∞ライフ・無限ドローができますが・・・? まぁ一掃するだけならライフの問題は残りますが《スカラベの巣》《毒物の侍臣、ハパチラ》があれば十分です。《魂の管理人》系や同色の《血の芸術家》がいればライフの心配もなくなりますね。
一応共鳴者でありつつ自身のカウンターばら撒きを補強できる増殖も便利。しかしどちらかと言えば《ヴェールのリリアナ》のサポーターとしての方がこちらの側面は有用ですよね。
増殖を考えれば《魂を吹き消すもの》の動きを足してみるのもいいですね。相手盤面にカウンターをばら撒けるので生物の生け贄もいらない。もちろん《殻》+《伝書使》の動きに組み合わせが可能。カウンターさえあれば機能することを考えれば《気前のいい贔屓筋》なんかもかなり相性がいい。本体の支援2に加えて相手陣営にカウンターが乗るたびにドローができるので。
地味にP(人間)は《瞬唱の魔道士》にブロックされないので、ないよりは有り難い。
どうでもいいですが流石に本人だけあって《ヨーグモスの不義提案》との相性も抜群。除去の隙を互いに埋めたり、捨てたものを釣ったりと色々と噛み合わせがいい。
・《疫病を仕組むもの》
:セラピーに続き歌って踊れる《仕組まれた疫病》。人間などの被りやすいものを選んでも一方的に処理することができるのが非常に大きく、その上サイズ持ちには無力だった本家と異なり接死壁として機能できるため、嫌がらせ度が遥かに上がっています。
処理されてしまうのは欠点ながら、相手がある程度展開してからの着地させてしまえばその時点でいくらかの成果を上げることは可能です。ロード系を先出しされると効果は落ちますが、本体が生物になったことで複数枚を積みやすくなったので、重ね張りを狙いやすくなったのもいい事ですね。
非常に素晴らしいですね。
・《絶望の力》
:サイクルの黒で3マナIns。そのターン中に戦場に出た生物を一掃する。イラストも《恐怖》のオマージュ。しかしピッチと考えれば重くて小型処理の《Contagion》とうまい対比ですね。
範囲処理ではあるものの、打ち消しやハンデスのようにタイミングの制限が厳しすぎます。
受動型なのでタイミングが限られる、除去としては論外の使いにくさ・・・。
・《アンデッドの占い師》
:部族札ですが、自身の機能である程度アドが保証されているため、単独で使っても悪くはない。そして信心の高さを生かし、黒信心に使えるのがいいですね。特に《ゲラルフの伝書使》との相性は抜群で、ここから《アスフォデルの灰色証人》に繋げるとさらに素晴らしい。ただ、ライフロスだけは強制なので、ここをどうにかする必要はありますね。
・《屑肉スリヴァー》
:蘇生(2)を与えるスリヴァー。消耗戦に強く主にサイド後が強力になりますね。Cipを含めアドを稼ぐ実用的な手段には乏しい部族であり、また蘇生コストが軽めなので2体程度同時に蘇生することも可能であることを考えればマッスル系を一気に釣り上げるといいでしょうね。
・《愚者の饗宴者》
:6マナ3/3飛行・召集・貪食2の悪魔。生物を展開し、それを利用して高速キャストしつつサイズ強化も可能。強襲こそできませんが、なんとなく《デルレイッチ》を思わせますね。3体食べれば9/9飛行とほぼほぼフィニッシャーに。
・《梅澤の魔除け》
:さすがに微妙・・・。個人的には3マナぐらいでフラッシュバックを持ってればバランス取れてたと思いますけどね。
・《投石攻撃の副官》
:色が変わり其々の数値がダウンした下位種。色が変わりトークンが減りサイズが小さくなり、射撃で盤上に干渉できなくなった。しかし軽くなったのはいい事ですし、射撃はドレインになり、何よりマナが起動でかからない。4マナ域でばらまき系はあまりなかったのでその意味でも有り難く、《モグの戦争司令官》などをうまく活用したいですね。
死にゆくゴブリンを使えば無駄がなく、そうでなくとも起動連打で一気に相手のライフを起動することも可能。単独でも部族でも良質な優秀な札です。
・《殺到》
:ありそうでなかった召集持ちのシンプルな除去。
寄ってたかってみんなで嬲り〇す!と言うデザインがよくでてますね。
・《研究室荒らし》
:まさかの黒い《巧みな軍略》。普通に有用。
・《変わり身ののけ者》
:1マナの多相生物で且つアンブロッカブル。以前にも《鱗粉の変わり身》がいましたが、これは単独で回避能力持ち。ならず者や忍者などサボタージュ系の能力持ちの部族には有用な存在になるかもしれません。《百合子》や《巧妙な潜入者》にとってはありがたい存在です。
・《真冬》
:《もぎ取り》の「冠雪」版。土地でなくとも氷雪なら機能しますし、しかも氷雪生物は躱すことはできますがほとんど実用的な生物もいないので関係なし。疑似接死持ち+ドローの《オーランのバイパー》が僅かに可能性を残すものの現実的にはそれほど関係なし。
やはり3マナになった点が大きく、黒コントロールなどでは実用性があるかもしれません。LotVなどの布告があるのなら尚更強力です。《薄氷の上》や《氷牙のコアトル》もありますしね。追い風として《虹色の眺望》で冠雪土地を使った多色コントロールもある程度考えられるようになってきたので、こういった構築に波及することもありうるかもしれません。
・《終異種》
:《変異種》系サイクル最後の色の登場。
不死のお陰で除去耐性に隙はあるもののアドは取れる。また接死+不死/威迫を駆使すればやはり生物戦でアドが取れる。自身のサイズ変動にも不死は影響を与えるため、不死に支えられた生物と言えますね。マナを掛けなければいけないので、コンボには使えませんが、これまであまり実用的な4マナ域の不死生物がいなかったことを考えれば良好な選択肢になるかもしれません。
それを除いてもパワー4までの生物を一方的に処理できるので壁としてもそこそこ。
相性がいいのはやはり+カウンターを消滅させる-カウンターの存在。
例えば《黒の太陽の頂点》ならば小型をすりつぶしたうえで自身の不死をリセットできる。残った中量級以上は接死+不死で打ち取ることが可能。タフネス増でBSZの調整可能処理能力と相性がいい。生物で言うと《魂を吹き消す者》などもある。
同じく不死を持つ《ゲラルフの伝書使》と共に使ってみるのもいいかもしれません。
・《第一級のガルガンチュア》
:《ファイレクシアのガルガンチュア》を思わせる性能とサイズですが、Cip及び蘇生コストは《憤怒機》相当。
走る5点火力が付いた1ドローが3マナと考えるとなかなかに悪くないのでは?と思います。《集団的蛮行》から捨てつつ相手の手札/盤上を梅雨払い。空いたところでこれを走らせると考えればなかなかのものだと思われます。《蛮行》は本体火力までついているのでそれを考えれば本当に良好な相性だと思います。
・《精神の搔き寄せ》
:通常は《精神腐敗》ですが、超過すると《狂乱病のもつれ》の下位種に。超過なのに自分も被害を受けるところは特殊ですが、機能としては《精神の剣》よろしく高速ハンデスができるの相応の強みもあり、使い分けることができるはず。
・《強打のらせん》
:黒にようやっとドレインが戻ってきたらこのざまだよ!!
とはいえ単発ならともかく、Fbまで持っているのでそれを考えれば結構悪くはない。オロスカラーを扱えるようにしておくのが前提ながら、分割可能で3点ドレイン×2なのでかなりの威力です。特にルーターや発掘などの墓地に行くことが自然に起こりうるデッキでは。前者は《密輸人の回転翼機》《信仰無き物あさり》や《集団的蛮行》でいくらでも候補はありますし、後者は土地基盤の徴性はやや面倒ですが、《這い寄る恐怖》もありますし、ドレイン祭りを開催できますね。
これを実用化するためにショックランドでどんどんライフロスしていくのは論外ですが、それでもドレインを連打することの恐怖はどこぞの犀が十分示してくれています。
シナジー性を確立できれば十分に実用性のある札だと考えています。と言うかやってることはSocになってしまった点とマナ支払い順序が逆とは言え《稲妻のらせん》→ScMでFbですからね。それを1枚で機能させているんだから他の部分で劣化があっても十分でしょう。
因みにダメージなのでPWを狙うこともできますし、《死に至る霊》と合わせれば大物を打ち取ることもできるので、総合的に見て結構器用な奴だと考えています。
・《汚涜》
:《ボロスの反攻者》とのシナジーは使えないものの《雪崩し》を考えればこれも十分実用性はあるはず。
MH1)新カード雑感 モダンホライゾンその2(青)
2019年6月15日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
結局2回目は一週間後になってしまいましたねw
だって忙しいんですもの。まぁええけども。
続き続き。
・《最高工匠卿、ウルザ》
:WotCが最近大好きな4マナでCipでAtfを出せる生物にウルザが仲間入り。過去のいろんなウルザ関連の要素が詰まっています。
《ウルザの後継、カーン》の[-2]相当のトークン×1をCipでだし、且つタップアウトレットでAtfに(U)マナ能力を付与。その上で(5)で予想外の結果を使えるアドバンテージエンジン。
本体も実質3マナですが、同ブロックの《アーカムの天測儀》や《ミシュラのガラクタ》など軽量ドロー系との相性は更に良い。
FaerieStompyとの相性抜群。
ソプターコンボを利用すれば∞トークン+∞ライフ。もともと有用だったコンボなのでややオーバーキルな気もしますが、必ずしも合わせる必要はないまでもそれぞれが有用と考えれば全然悪くはないはず。
装備品のテンポロス解消やCotVなど置物の利用などもでき、《三球》を寝かせる作業も可能。
・《否定の力》
:《意志の力》をうまく調整した印象。《否認》をFoW的にしただけでなく、自分のターンにはピッチを使えないようにしています。
それだけ見るとシンプルに劣化ですが、Modernは生物環境なので見た目以上に損失が大きいでしょう。しかしそれ以外への耐性の強さは事実であり、《新生化》Comboなどの瞬殺コンボへの耐性も保持できています。そこに加えてハードキャストにおいても3マナなので普通のカウンターとしても機能させやすい。本当にきっちり調整してきたなぁと。
ただ、生物コンボだったり、Ins速度で自分のターンに動いてくるようなコンボに対しては耐性が微妙とやや悩ましい。キキジキ+《やっかい児》系は置いておくとしても《御霊の復讐》や《裂け目の突破》などIns挙動のコンボ札も相応にありますからね。
個人的には生物を打ち消せないことよりも、これを実用できるデッキがどこまでModernにあるのか?が気になります。Legacyでも《意志の力》を使うためには青カウント20以上は最低必要になると言われていますが、Modernにそんなデッキでどれだけあるっけ?と。Eternalに比べるとキャントリップの実用性が著しく落ちるので必然的に青カウントも稼ぎ辛いんですよね・・・。
対して、生物比率が落ち、青比率が上がるLegacyでは3マナとぎりぎりの重さにとどまっていることもあり、普通に実用レベルであると考えています。特に対生物に高い性能を持つように構築されることの多いタイプのControlには重宝される存在になるでしょうね。
・《大魔導師の魔除け》
:《取り消し》の上位交換ですがトリプルシンボルときつい色拘束。しかしモード選択で《対抗呪文》/Ins2ドロー/非土地の1マナ以下のパーマネントに対しての《支配魔法》から選べます。
盤上への干渉力は弱いのですが、打ち消しができない速度域の札は奪えってしまえますし、最低でも後ろ2つでアドは稼げて能動的に動けます。《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》の[-1]が蓋を開けてみると意外と役に立つことが判ったように、このモードも相応で他を含めて活用できるわけですしね。
普通に強い。
しかし《謎めいた命令》ほどのパワーがあるわけでもなく、且つ濃い色拘束で軽くもない。どのデッキで使うかと言う悩ましさもありますし、立ち位置的にやや悩ましい部分が目立ちますね・・・。
・《氷山のカンクリックス》
:氷雪パーマネントの着地の度にLO2枚ができる2マナ0/4のカニ。《面晶体のカニ》の水増し要素に使えなくもない。
ただ上陸ではないので、基本的に単色にでもならない限り氷雪土地は入れづらく、フェッチを利用した多量LOもしづらい。《稲妻》にこそ耐えるものの性能ははるかに下。
・《思考の流れ》
:1マナSocで4枚LO+最大4枚の山札修復。4マナで複製ができるのが特徴で、中盤以降にマナが伸びれば8枚程度までなら現実的な削ることができる。結構LO札としては軽量/重要を使い分けもできる良質な札としていいのではないでしょうか?
・《ミラディン包囲戦》
:FRFのEncを思わせるモード決定型Enc。
「ミラディン」の場合はAtfスペルキャストに応じて1/1の構築物を出せる《練達飛行機械職人、サイ》を思わせる性能。効果やドロー性能はなくなっているものの除去はされづらく何より並べることができる。
「ファイレクシア」の場合はエンドに1ルーターし、その後墓地に15枚以上Atfがあれば勝利と言う特殊条件札。
どちらも有用であるものの、メダリオン系や旧《クラーク族の鉄工所》などのマナソース手段を利用すればAtfの連打も可能。
ただそれ以上にシンプルでいいのが《彩色の宝球》《彩色の星》《テラリオン》《アーカムの天測儀》などのマナフィルターほぞを連打することができれば勝手にデッキを掘り進めながら墓地も溜まる。どちらのmコードにも対応した動きであり、勝利条件を変えた嘗ての「Sensei-Sensei」のような感じにできる可能性もありますね。《時の櫛》なんてのもありますし、結構面白い専用のデッキを組めそうです。
他にも、《サイ》は《アンティキティ戦争》系で構築に利用されているので、同じように機能させることもできる。
構築の幅も広めであり、面白い札ですね。
・《煙の覆い》
:《幽体の飛行》の変形種。機能は落ちた代わりに「忍者」支援になるので、下手な装備品を足すよりも「Ninja」デッキには合っている気もしますね。
・《捧げ物の魔道士》
:すっかり定着した《粗席の魔道士》の新シリーズで、ようやっと出た2マナ域。《梅沢の十手》や《魔術望遠鏡》や《弱者の剣》+《飛行機械の鋳造所》などいろいろと活用できる余地があり、《礎石》に並ぶ優秀な存在と言えそうです。
あとは4~5マナ域ですね。
・《よじれた反射》
:今回のUのデザインで最も好きな札。《よじれた映像》の上位種。本家同様の使い方をしたり、コンバットトリックでパワーを低下させたりもできますが、双呪することでパワー6以下の生物への除去にもなる。もちろん自分のタフネス偏重の生物の打点を挙げることもできる。遊び外のある札ですね。
・《バザールの交易魔道士》
:例の土地の起動能力をCipにした形。3マナとやや重いうえにアドロス。幾ら3/4飛行とマナレシオは良好だとしても、普通に運用するには向きません。何せこれを出すだけで手札が2枚も減りますからね。
逆に手札をどんどん捨てる構築なら活かせます。
しかしDredgeのようなデッキでは本体の3マナは重たいので運用は難しい。墓地を肥やせるデッキであることと適当な速度のフェアデッキであることが必要になるという面倒さ・・・。しかも3マナ域なら《機知の勇者》がありますし・・・。
・《永劫のこだま》
:《Time twister》の亜種でFb持ち。本体は6マナと重めなものの、Fbコストは3マナと大元相当の効果。なのでルーターや共鳴者、《納墓》、発掘などを利用して墓地に札を落とすことで本家宛らに機能するという素晴らしさがある。
特に《ライオンの瞳のダイアモンド》を併用するとそのまま即キャストできる。墓地がなくなるのは気にかかるものの、手札を補充できるので結局そのまま別の行動に繋げることができる可能性が高くStormデッキなどで新たな可能性を模索できる一枚と思われる。
《覆いを割くもの、ナーセット》との組み合わせはそこここで言われていますが、それをするには単体での実用性がある程度欲しいところ。
そしてルーター等で適当に落とすことが前提ですが、それでも3マナSocで使いたいですかね?強いのは疑う余地のない効果なのですが環境にどこまでマッチしているのか?と言ううと悩ましいところがある気もします・・・。
結局2回目は一週間後になってしまいましたねw
だって忙しいんですもの。まぁええけども。
続き続き。
・《最高工匠卿、ウルザ》
:WotCが最近大好きな4マナでCipでAtfを出せる生物にウルザが仲間入り。過去のいろんなウルザ関連の要素が詰まっています。
《ウルザの後継、カーン》の[-2]相当のトークン×1をCipでだし、且つタップアウトレットでAtfに(U)マナ能力を付与。その上で(5)で予想外の結果を使えるアドバンテージエンジン。
本体も実質3マナですが、同ブロックの《アーカムの天測儀》や《ミシュラのガラクタ》など軽量ドロー系との相性は更に良い。
FaerieStompyとの相性抜群。
ソプターコンボを利用すれば∞トークン+∞ライフ。もともと有用だったコンボなのでややオーバーキルな気もしますが、必ずしも合わせる必要はないまでもそれぞれが有用と考えれば全然悪くはないはず。
装備品のテンポロス解消やCotVなど置物の利用などもでき、《三球》を寝かせる作業も可能。
・《否定の力》
:《意志の力》をうまく調整した印象。《否認》をFoW的にしただけでなく、自分のターンにはピッチを使えないようにしています。
それだけ見るとシンプルに劣化ですが、Modernは生物環境なので見た目以上に損失が大きいでしょう。しかしそれ以外への耐性の強さは事実であり、《新生化》Comboなどの瞬殺コンボへの耐性も保持できています。そこに加えてハードキャストにおいても3マナなので普通のカウンターとしても機能させやすい。本当にきっちり調整してきたなぁと。
ただ、生物コンボだったり、Ins速度で自分のターンに動いてくるようなコンボに対しては耐性が微妙とやや悩ましい。キキジキ+《やっかい児》系は置いておくとしても《御霊の復讐》や《裂け目の突破》などIns挙動のコンボ札も相応にありますからね。
個人的には生物を打ち消せないことよりも、これを実用できるデッキがどこまでModernにあるのか?が気になります。Legacyでも《意志の力》を使うためには青カウント20以上は最低必要になると言われていますが、Modernにそんなデッキでどれだけあるっけ?と。Eternalに比べるとキャントリップの実用性が著しく落ちるので必然的に青カウントも稼ぎ辛いんですよね・・・。
対して、生物比率が落ち、青比率が上がるLegacyでは3マナとぎりぎりの重さにとどまっていることもあり、普通に実用レベルであると考えています。特に対生物に高い性能を持つように構築されることの多いタイプのControlには重宝される存在になるでしょうね。
・《大魔導師の魔除け》
:《取り消し》の上位交換ですがトリプルシンボルときつい色拘束。しかしモード選択で《対抗呪文》/Ins2ドロー/非土地の1マナ以下のパーマネントに対しての《支配魔法》から選べます。
盤上への干渉力は弱いのですが、打ち消しができない速度域の札は奪えってしまえますし、最低でも後ろ2つでアドは稼げて能動的に動けます。《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》の[-1]が蓋を開けてみると意外と役に立つことが判ったように、このモードも相応で他を含めて活用できるわけですしね。
普通に強い。
しかし《謎めいた命令》ほどのパワーがあるわけでもなく、且つ濃い色拘束で軽くもない。どのデッキで使うかと言う悩ましさもありますし、立ち位置的にやや悩ましい部分が目立ちますね・・・。
・《氷山のカンクリックス》
:氷雪パーマネントの着地の度にLO2枚ができる2マナ0/4のカニ。《面晶体のカニ》の水増し要素に使えなくもない。
ただ上陸ではないので、基本的に単色にでもならない限り氷雪土地は入れづらく、フェッチを利用した多量LOもしづらい。《稲妻》にこそ耐えるものの性能ははるかに下。
・《思考の流れ》
:1マナSocで4枚LO+最大4枚の山札修復。4マナで複製ができるのが特徴で、中盤以降にマナが伸びれば8枚程度までなら現実的な削ることができる。結構LO札としては軽量/重要を使い分けもできる良質な札としていいのではないでしょうか?
・《ミラディン包囲戦》
:FRFのEncを思わせるモード決定型Enc。
「ミラディン」の場合はAtfスペルキャストに応じて1/1の構築物を出せる《練達飛行機械職人、サイ》を思わせる性能。効果やドロー性能はなくなっているものの除去はされづらく何より並べることができる。
「ファイレクシア」の場合はエンドに1ルーターし、その後墓地に15枚以上Atfがあれば勝利と言う特殊条件札。
どちらも有用であるものの、メダリオン系や旧《クラーク族の鉄工所》などのマナソース手段を利用すればAtfの連打も可能。
ただそれ以上にシンプルでいいのが《彩色の宝球》《彩色の星》《テラリオン》《アーカムの天測儀》などのマナフィルターほぞを連打することができれば勝手にデッキを掘り進めながら墓地も溜まる。どちらのmコードにも対応した動きであり、勝利条件を変えた嘗ての「Sensei-Sensei」のような感じにできる可能性もありますね。《時の櫛》なんてのもありますし、結構面白い専用のデッキを組めそうです。
他にも、《サイ》は《アンティキティ戦争》系で構築に利用されているので、同じように機能させることもできる。
構築の幅も広めであり、面白い札ですね。
・《煙の覆い》
:《幽体の飛行》の変形種。機能は落ちた代わりに「忍者」支援になるので、下手な装備品を足すよりも「Ninja」デッキには合っている気もしますね。
・《捧げ物の魔道士》
:すっかり定着した《粗席の魔道士》の新シリーズで、ようやっと出た2マナ域。《梅沢の十手》や《魔術望遠鏡》や《弱者の剣》+《飛行機械の鋳造所》などいろいろと活用できる余地があり、《礎石》に並ぶ優秀な存在と言えそうです。
あとは4~5マナ域ですね。
・《よじれた反射》
:今回のUのデザインで最も好きな札。《よじれた映像》の上位種。本家同様の使い方をしたり、コンバットトリックでパワーを低下させたりもできますが、双呪することでパワー6以下の生物への除去にもなる。もちろん自分のタフネス偏重の生物の打点を挙げることもできる。遊び外のある札ですね。
・《バザールの交易魔道士》
:例の土地の起動能力をCipにした形。3マナとやや重いうえにアドロス。幾ら3/4飛行とマナレシオは良好だとしても、普通に運用するには向きません。何せこれを出すだけで手札が2枚も減りますからね。
逆に手札をどんどん捨てる構築なら活かせます。
しかしDredgeのようなデッキでは本体の3マナは重たいので運用は難しい。墓地を肥やせるデッキであることと適当な速度のフェアデッキであることが必要になるという面倒さ・・・。しかも3マナ域なら《機知の勇者》がありますし・・・。
・《永劫のこだま》
:《Time twister》の亜種でFb持ち。本体は6マナと重めなものの、Fbコストは3マナと大元相当の効果。なのでルーターや共鳴者、《納墓》、発掘などを利用して墓地に札を落とすことで本家宛らに機能するという素晴らしさがある。
特に《ライオンの瞳のダイアモンド》を併用するとそのまま即キャストできる。墓地がなくなるのは気にかかるものの、手札を補充できるので結局そのまま別の行動に繋げることができる可能性が高くStormデッキなどで新たな可能性を模索できる一枚と思われる。
《覆いを割くもの、ナーセット》との組み合わせはそこここで言われていますが、それをするには単体での実用性がある程度欲しいところ。
そしてルーター等で適当に落とすことが前提ですが、それでも3マナSocで使いたいですかね?強いのは疑う余地のない効果なのですが環境にどこまでマッチしているのか?と言ううと悩ましいところがある気もします・・・。
MH1)新カード雑感 モダンホライゾンその1(白)
2019年6月9日 新カード紹介
皆さん、こんにちは。しもべです。
とうとうプレり前にほぼほぼ何も雑感ができなかったw
完全に波に乗り遅れたどころか小波もない状態ですが、とにかく書こうかと思います。最近他に全然かけてませんし、放置するのもいかがなものかと思いますしね。
とりあえず今日は白。
・《慈悲深きセラ》
:長い年月を経てついにカード化したセラ。美しい。
4マナで《セラの天使》を出せてその後も残ると考えると相当に優秀です。複数出せれば《若き群れのドラゴン》相当。
また、トークンゆえのシナジー欠点もありますので拡張性はありますね。
ただ[+2][-6]は面展開でこそ真価を発揮する側面が強く、噛み合わせは微妙。。まぁ[-3]→[+2]→[-3]と動けばその後は5+4+8打点で単独で着地後3ターンでほぼ勝てる挙動があることを考えれば決して悪くはないのですがね・・・。
ただやっぱり真価は面展開。
特に《幽体の行列》《金切るときの声》など一気にフライヤーを展開できると[+2]状のクロック力がかなり高くなる。とにかく次のターンまで生き残れば《崇拝》モードにも移行できるので何とかつなげたく、その後は一方的に攻撃すればいい。
継続的にトークンを出す手段との相性はもちろんいいのですが、飛行持ちでないと[+2]と機能しない。と言うかフライヤーを連打できるエンジンがあまり選択肢がなく、《苦花》は紋章との相性が微妙。ソプターコンボは別にこれが必要なし。その他も微妙と無理に最高のシナジーを探していくと機能しませんね。
そして最大の難点は、Tokensなどこれの採用を考えられるものにはほぼ類似の効果で、より使いやすい《真面目な訪問者、ソリン》がすでに採用されているということ。[+1]が攻防一帯で《セラ》の[+2][-6]の両面を担えることや《苦花》との相性がいい点が売りと言える。その分《セラ》は点の戦力の大きさと単色なことや奥義への到達の速さが売りと言えるかも知れません。
また[+2]もあるので下手な面展開よりも《キランの真意号》との方がいいかもしれないですね。着地時に[-3]で出した天使を登場させて4点クロック→次のターンに[+2]で合計10打点以上。
同じく相性のいい《試練に臨むギデオン》はやはり防御系の紋章を持ち面展開で守ってやると相性いいので、こんな形で攻防を任せていく構築も面白いかもしれないですね。
この関係で、思うのはAngelStompyにも向いているコストだと言うこと。丁度出しやすい4マナですしね。その場合は《天使》×2でも十二分。CotVで除去を捌いているのならそれだけでも存在感がある。
《崇拝》と言うとやはり《森の女人像》との併用もしたい。
言って早く出せるし壁にもしやすい。紋章意外とはほぼほぼシナジーはないが防御的に組む場合はそれのみで十分だろうと思われる。
・《美徳の力》
:ピッチサイクルの白。《栄光の頌歌》を考えると1マナ重たいものの瞬足+ピッチなので悪くはない性能。コンバットトリックに使える上に、盤上に効果が残るのでピッチのアドロスも最小限のデメリットに。
そこここで言われていますが《戦隊の鷹》との相性は抜群。ただそれ以外でも基本的に枚数を稼ぐ手段との相性はよく《イーオスのレインジャー》や土地を調達しと中盤以降は不要になる《税収》系などいろいろと動ける。
・《金切るときの声》
:Modernに上陸した4マナで最大4体展開できることやマナを掛けずに墓地から展開できる点は素晴らしいものの、当時と異なり《幽体の行列》や《未練ある魂》が存在します。それらに対し4マナの重さがかなりネック。
Fbコストの強みを生かそうとするものの、白の生物タップが必要になるので、Dredgeやルーター類との併用もかなり難しい現状です。そしてSistersやTokensには上記の札があるのでこれを優先する必然性がなく、かなり難しい立ち位置になりそうです。
・《ルーンの与え手》
:《ルーンの母》のオマージュ。サイズが上がり無色にも対応できるようになった代わりに自分を保護できなくなりました。
故にスキは広がった気がしないでもないものの、もともと避雷針としての側面も強かったことを考えれば、小さくはないものの大きすぎるほどでもないと思います。
それにEldraziが多量に湧き、Atf生物も少なくない環境を考えればP(C)の効果も相応に実用性があります。1点スィーパーで処理されないところも偉い。ただ《梅沢の十手》《歩行バリスタ》《現実を砕くもの》《終末を招くもの》等にはP(C)の効果ほどの価値を確保できないという欠点も・・・。
メタ次第では本家以上の価値も出てくるのではないかと思いますが、果たして・・・?
相変わらず加護を与えるのはこちらのみなので《市長の塔》のように装備品キラーにはなれないのも残念・・・。
・《霊体の横滑り》
:《霊体の地滑り》のオマージュ。自分のサイクリングにしか反応しない代わりに、これ自身にサイクリングが付きしかも、そのサイクリングに誘発してブリンク可能。《軽業の妙技》《雲隠れ》を考慮するとこれだけでも十分な性能をしています。
滑りデッキを作りたい方々は、以前よりも生物の質も上がっていますし、いろいろと遊べる余地がありますね。環境がこんな遅いものを許すかどうかは別ですが、対Beatdownに寄せた形ならある程度生けるかもしれません。
《悪鬼の狩人》もいるので、スタック中に取り除くナイトメアトリックも使えますし、《前兆の壁》《花の壁》《刃の接合者》もあり結構アド生物には恵まれていますからね。
Beatdown形式のEldraziTaxが存在できるのならそれをControl形式に直しても可能なはず。
・《儚い存在》
:《一瞬の瞬き》が自動化されたような存在。《雲隠れ》は一時的に奪った生物のコントロールを確定させる小技が使えたので、それがないのは残念。
基本的には相手の除去を躱したり、明滅で腐らないCipを再利用したりするのがベターな使い方ですが、それら両方が使えればベスト。
接死壁になりつつCipの取れる《悪意の大梟》が個人的にはベストな選択肢で、《氷牙のコアトル》でも頑張れば似たようなことはできますね。本体もかるく明滅もマナがかからないので《瞬唱の魔道士》もいい相棒。「戦場を離れたとき」誘発する《明日の見張り》も良質な相性ですね。
・《聖なる顔》
:癖の減った《太陽の宝冠》ながら呪禁Auraのデッキで安定して3マナ出すのはかなりの難度ですしね・・・。
・《イーオスのレインジャー長》
:《イーオスのレインジャー》の長にして下位種。Cipは1枚に減っていますが軽くなりマナレシオも上。その上キャスト制限の能力持ちとなかなかに便利ですね。
同マナ域に《民兵のラッパ手》、Eternalでは《護衛募集員》もいるので、悩ましい。まぁ構築次第ですね。Hateberや《石鍛冶の神秘家》《戦隊の鷹》などがターゲットであるのなら《レインジャー長》は使えませんが《セラの高位僧》《砂の殉教者》や《死の影》など特定の生物を運用するのならかなり質が高いといえます。《偽りの希望の神》を持ってくれば対生物にも対応可能になります。色的に考えてもSoulSistersやEmeriaControlにはよく合っていると思います。
因みに生物回収手段があれば簡単なロックになります。
《空の遺跡、エメリア》《ヴォルラスの要塞》《ファイレクシア流のも再利用術》や《ネル・トース族のメーレン》などが使えれば可能ですね。《出産の殻》を使えば《レインジャー長》→《メーレン》と為しながら回収も可能とよく合っています。
・《ウェザーライトの艦長、シッセイ》
:前身と同じく伝説のパーマネントに関連した性能を持っている。ただ5cを出せる構築でなければ使う価値もなく、そしてそれはどのような運用をすればいいのかさっぱりわからない。
・《遺棄の風/Winds of Abandon》
:《流刑への道》の調整版。2マナになりSocになり自分の生物を対象にできなくなった。6マナで超過を行うことができ、一方的なリセットを行える。が流石にロスが大きすぎる。普通のデッキはそもそも6マナまで伸びないのだし。
たとえ6マナまで伸びるとしてリセットとしては遅すぎるので、あくまで通常の除去+αの性能で考えなければならず余計につらい。一応NicfitやStompyではないわけではないが、別にこれにこだわる必要もない。
ただ実際効果自体は弱くはないですし、超過までを視野に入れることができるのならば実用性はあるはず。《時を解す者、テフェリー》を使ったUW Controlとかでどうでしょうね? [+1]でIns化できますし低速Controlなら超過も使えるはず。
・《薄氷の上》
:《岩への繋ぎ止め》の《山》→「氷雪」版。《冠雪の平地》で活用できるようになったので構築に無理がない。《流刑への道》にはかなわないもののEncであることを利点に見出すこともできますし、大分実用的になったと思います。
例えば《マリットレイジのまどろみ》なんかには実際にありがたい存在でしょう。
・《夕暮れヒバリ》
:《目覚ましヒバリ》の下位種。本体コストも想起コストも釣り上げる対象も数も小さくなった正に下位種。
単に釣り上げるだけなら簡便であり、《残虐の達人》や今回の《深き森の隠遁者》などもあるのでこれだけでも十分有用です。《殻》系の挙動をする場合にも自身を食べつつ先に燃料にした生物を釣り上げることが可能になる。まぁこれは《改革派の結集者》でも可能な動きなのですが・・・。
他には《守護フェリダー》を釣り上げる対象にもでき、自身の効果を使いまわすこともできます。なので墓地に《守護フェリダー》が2枚あった場合はその場で∞ブリンクが可能になりますね。もちろんSistersなどを釣り上げることも可能。その他のCopyCatの生物とも相性がいいですし、そういった使い方もありかもしれませんね~。
一応《黄昏+払暁》の対象内に収まっている点も好材料。
購入予定は
《霊体の横滑り》《イーオスのレインジャー長》《夕暮れヒバリ》。
とうとうプレり前にほぼほぼ何も雑感ができなかったw
完全に波に乗り遅れたどころか小波もない状態ですが、とにかく書こうかと思います。最近他に全然かけてませんし、放置するのもいかがなものかと思いますしね。
とりあえず今日は白。
・《慈悲深きセラ》
:長い年月を経てついにカード化したセラ。美しい。
4マナで《セラの天使》を出せてその後も残ると考えると相当に優秀です。複数出せれば《若き群れのドラゴン》相当。
また、トークンゆえのシナジー欠点もありますので拡張性はありますね。
ただ[+2][-6]は面展開でこそ真価を発揮する側面が強く、噛み合わせは微妙。。まぁ[-3]→[+2]→[-3]と動けばその後は5+4+8打点で単独で着地後3ターンでほぼ勝てる挙動があることを考えれば決して悪くはないのですがね・・・。
ただやっぱり真価は面展開。
特に《幽体の行列》《金切るときの声》など一気にフライヤーを展開できると[+2]状のクロック力がかなり高くなる。とにかく次のターンまで生き残れば《崇拝》モードにも移行できるので何とかつなげたく、その後は一方的に攻撃すればいい。
継続的にトークンを出す手段との相性はもちろんいいのですが、飛行持ちでないと[+2]と機能しない。と言うかフライヤーを連打できるエンジンがあまり選択肢がなく、《苦花》は紋章との相性が微妙。ソプターコンボは別にこれが必要なし。その他も微妙と無理に最高のシナジーを探していくと機能しませんね。
そして最大の難点は、Tokensなどこれの採用を考えられるものにはほぼ類似の効果で、より使いやすい《真面目な訪問者、ソリン》がすでに採用されているということ。[+1]が攻防一帯で《セラ》の[+2][-6]の両面を担えることや《苦花》との相性がいい点が売りと言える。その分《セラ》は点の戦力の大きさと単色なことや奥義への到達の速さが売りと言えるかも知れません。
また[+2]もあるので下手な面展開よりも《キランの真意号》との方がいいかもしれないですね。着地時に[-3]で出した天使を登場させて4点クロック→次のターンに[+2]で合計10打点以上。
同じく相性のいい《試練に臨むギデオン》はやはり防御系の紋章を持ち面展開で守ってやると相性いいので、こんな形で攻防を任せていく構築も面白いかもしれないですね。
この関係で、思うのはAngelStompyにも向いているコストだと言うこと。丁度出しやすい4マナですしね。その場合は《天使》×2でも十二分。CotVで除去を捌いているのならそれだけでも存在感がある。
《崇拝》と言うとやはり《森の女人像》との併用もしたい。
言って早く出せるし壁にもしやすい。紋章意外とはほぼほぼシナジーはないが防御的に組む場合はそれのみで十分だろうと思われる。
・《美徳の力》
:ピッチサイクルの白。《栄光の頌歌》を考えると1マナ重たいものの瞬足+ピッチなので悪くはない性能。コンバットトリックに使える上に、盤上に効果が残るのでピッチのアドロスも最小限のデメリットに。
そこここで言われていますが《戦隊の鷹》との相性は抜群。ただそれ以外でも基本的に枚数を稼ぐ手段との相性はよく《イーオスのレインジャー》や土地を調達しと中盤以降は不要になる《税収》系などいろいろと動ける。
・《金切るときの声》
:Modernに上陸した4マナで最大4体展開できることやマナを掛けずに墓地から展開できる点は素晴らしいものの、当時と異なり《幽体の行列》や《未練ある魂》が存在します。それらに対し4マナの重さがかなりネック。
Fbコストの強みを生かそうとするものの、白の生物タップが必要になるので、Dredgeやルーター類との併用もかなり難しい現状です。そしてSistersやTokensには上記の札があるのでこれを優先する必然性がなく、かなり難しい立ち位置になりそうです。
・《ルーンの与え手》
:《ルーンの母》のオマージュ。サイズが上がり無色にも対応できるようになった代わりに自分を保護できなくなりました。
故にスキは広がった気がしないでもないものの、もともと避雷針としての側面も強かったことを考えれば、小さくはないものの大きすぎるほどでもないと思います。
それにEldraziが多量に湧き、Atf生物も少なくない環境を考えればP(C)の効果も相応に実用性があります。1点スィーパーで処理されないところも偉い。ただ《梅沢の十手》《歩行バリスタ》《現実を砕くもの》《終末を招くもの》等にはP(C)の効果ほどの価値を確保できないという欠点も・・・。
メタ次第では本家以上の価値も出てくるのではないかと思いますが、果たして・・・?
相変わらず加護を与えるのはこちらのみなので《市長の塔》のように装備品キラーにはなれないのも残念・・・。
・《霊体の横滑り》
:《霊体の地滑り》のオマージュ。自分のサイクリングにしか反応しない代わりに、これ自身にサイクリングが付きしかも、そのサイクリングに誘発してブリンク可能。《軽業の妙技》《雲隠れ》を考慮するとこれだけでも十分な性能をしています。
滑りデッキを作りたい方々は、以前よりも生物の質も上がっていますし、いろいろと遊べる余地がありますね。環境がこんな遅いものを許すかどうかは別ですが、対Beatdownに寄せた形ならある程度生けるかもしれません。
《悪鬼の狩人》もいるので、スタック中に取り除くナイトメアトリックも使えますし、《前兆の壁》《花の壁》《刃の接合者》もあり結構アド生物には恵まれていますからね。
Beatdown形式のEldraziTaxが存在できるのならそれをControl形式に直しても可能なはず。
・《儚い存在》
:《一瞬の瞬き》が自動化されたような存在。《雲隠れ》は一時的に奪った生物のコントロールを確定させる小技が使えたので、それがないのは残念。
基本的には相手の除去を躱したり、明滅で腐らないCipを再利用したりするのがベターな使い方ですが、それら両方が使えればベスト。
接死壁になりつつCipの取れる《悪意の大梟》が個人的にはベストな選択肢で、《氷牙のコアトル》でも頑張れば似たようなことはできますね。本体もかるく明滅もマナがかからないので《瞬唱の魔道士》もいい相棒。「戦場を離れたとき」誘発する《明日の見張り》も良質な相性ですね。
・《聖なる顔》
:癖の減った《太陽の宝冠》ながら呪禁Auraのデッキで安定して3マナ出すのはかなりの難度ですしね・・・。
・《イーオスのレインジャー長》
:《イーオスのレインジャー》の長にして下位種。Cipは1枚に減っていますが軽くなりマナレシオも上。その上キャスト制限の能力持ちとなかなかに便利ですね。
同マナ域に《民兵のラッパ手》、Eternalでは《護衛募集員》もいるので、悩ましい。まぁ構築次第ですね。Hateberや《石鍛冶の神秘家》《戦隊の鷹》などがターゲットであるのなら《レインジャー長》は使えませんが《セラの高位僧》《砂の殉教者》や《死の影》など特定の生物を運用するのならかなり質が高いといえます。《偽りの希望の神》を持ってくれば対生物にも対応可能になります。色的に考えてもSoulSistersやEmeriaControlにはよく合っていると思います。
因みに生物回収手段があれば簡単なロックになります。
《空の遺跡、エメリア》《ヴォルラスの要塞》《ファイレクシア流のも再利用術》や《ネル・トース族のメーレン》などが使えれば可能ですね。《出産の殻》を使えば《レインジャー長》→《メーレン》と為しながら回収も可能とよく合っています。
・《ウェザーライトの艦長、シッセイ》
:前身と同じく伝説のパーマネントに関連した性能を持っている。ただ5cを出せる構築でなければ使う価値もなく、そしてそれはどのような運用をすればいいのかさっぱりわからない。
・《遺棄の風/Winds of Abandon》
:《流刑への道》の調整版。2マナになりSocになり自分の生物を対象にできなくなった。6マナで超過を行うことができ、一方的なリセットを行える。が流石にロスが大きすぎる。普通のデッキはそもそも6マナまで伸びないのだし。
たとえ6マナまで伸びるとしてリセットとしては遅すぎるので、あくまで通常の除去+αの性能で考えなければならず余計につらい。一応NicfitやStompyではないわけではないが、別にこれにこだわる必要もない。
ただ実際効果自体は弱くはないですし、超過までを視野に入れることができるのならば実用性はあるはず。《時を解す者、テフェリー》を使ったUW Controlとかでどうでしょうね? [+1]でIns化できますし低速Controlなら超過も使えるはず。
・《薄氷の上》
:《岩への繋ぎ止め》の《山》→「氷雪」版。《冠雪の平地》で活用できるようになったので構築に無理がない。《流刑への道》にはかなわないもののEncであることを利点に見出すこともできますし、大分実用的になったと思います。
例えば《マリットレイジのまどろみ》なんかには実際にありがたい存在でしょう。
・《夕暮れヒバリ》
:《目覚ましヒバリ》の下位種。本体コストも想起コストも釣り上げる対象も数も小さくなった正に下位種。
単に釣り上げるだけなら簡便であり、《残虐の達人》や今回の《深き森の隠遁者》などもあるのでこれだけでも十分有用です。《殻》系の挙動をする場合にも自身を食べつつ先に燃料にした生物を釣り上げることが可能になる。まぁこれは《改革派の結集者》でも可能な動きなのですが・・・。
他には《守護フェリダー》を釣り上げる対象にもでき、自身の効果を使いまわすこともできます。なので墓地に《守護フェリダー》が2枚あった場合はその場で∞ブリンクが可能になりますね。もちろんSistersなどを釣り上げることも可能。その他のCopyCatの生物とも相性がいいですし、そういった使い方もありかもしれませんね~。
一応《黄昏+払暁》の対象内に収まっている点も好材料。
購入予定は
《霊体の横滑り》《イーオスのレインジャー長》《夕暮れヒバリ》。
カーンと装備品
2019年5月18日 Magic: The Gathering
さっきまでさっぱり気が付いていませんでしたが、新カーンで相手の装備品を生物化したら、装備が自動的に外れる。しかも装備を起動できない。1ターンの間生物化した装備品のクロックに警戒する必要はありますが、装備品対策の挙動にはなるかもしれませんね。除去を充てる方法もありますが、それなら最初から担いでいる生物自体を狙った方がいいので、こちらはあまり関係がない。
逆に自分の装備品を生物化できるので、担ぎ手のいなくなった《殴打頭蓋》をクロックにできると考えれば、意外とW系のStompyでも使えるのかもしれません。
逆に自分の装備品を生物化できるので、担ぎ手のいなくなった《殴打頭蓋》をクロックにできると考えれば、意外とW系のStompyでも使えるのかもしれません。
MON)WAR対応型Wall Strike!!
2019年5月11日 電波
皆さん、こんにちは。しもべです。
WARが発売されて、そこここで色々と新しいデッキの萌芽がみられますね。
素晴らしい事です。
と言うことで、遅まきながら、私もネタデッキを投稿いたしましょう。
と言うことで「壁」デッキのアッパー版。
これまで《召喚の調べ》を使っていた部分に《破滅の終焉》を取り入れています。「召集」とIns速度が売りの《調べ》ですがIns速度で動いても何らかのコンバットトリックを持つ札があるわけでもない壁デッキではどうしても保持したいものではないと判断。その代わりに《破滅の終焉》です。また《草茂る胸壁》《斧折りの守護者》と数が並ぶことが重要なので《集合した中隊》は保持したままです。
色が関係なく持ってくることができるので《欺瞞の神、フィナックス》を持ってこれるのはGSZではできない芸当。
また《胸壁》と《守護者》のお陰で多量のマナを生みだせるのでX≧10も割と現実的です。同じようなデッキでもElvesでは《背教の主導者、エズーリ》や《孔蹄のビヒモス》など別途フィニッシャー兼任生物がいたのでパンプにそこほど気に掛ける価値はないのですが、こちらは専用の手段が必要になる上にそれらはパンプ手段を持たないので、ボーナス部分に価値を見出せます。
でボーナスは全体に+X/+X・速攻付与なのでX=10の時点で《アルカデス》の場合は13点。あとはもう一体いれば普通にフィニッシュできます。アンタップ手段がなくとも何とかなるでしょう。
と言うか正直X≧17で《アルカデス》で1ショットキルできます。
同じように活用できれば他の生物でもいいので、1t目の動きの少なさを補うべく《極楽鳥》を採用。
大昔は《樫の力》とか付与するStompy独特のキレバッパラなる芸がありましたが、それを踏襲できるようにしてあります。1マナ域は《サルーリの世話人》の予定だったのですが《破滅の終焉》のことを考えるとこちらの方がいいかと。クロックに参加できても所詮地を這う3/3ですしね。
A特化型はドラゴンボーナスを得るべく《オジュタイの語り部》を入れていますが、《幻の漂い》も含めてクロック化するとフライヤーとして強力なので《厳戒態勢》を追加して攻撃参加許可証の増枠にしています。
その《厳戒態勢》ですが生物のアンタップ手段として色さえ捻出できれば《威圧の杖》と同じ4マナで生物のアンタップができるので無限マナなどに使えないかな?と。ユーティリティな《杖》と攻撃的な《厳戒態勢》と言うことで。
で、これまでは∞アンタップのフィニッシュ手段が《欺瞞の神、フィナックス》のLOだったのですが、単体で《フィナックス》が何もしない上に《引き裂かれし永劫、エムラクール》が環境にある以上LOルートの信頼性が低いということで、《射手の胸壁》にできないかな?と。
こちらなら単体でも一応軽量の壁で、他と同じように攻防に使えますし無限マナ+∞アンタップになれば、∞本体火力になりますしね。ただコンボ達成をしていなくとも適当な生物でLOできた《フィナックス》も強さがあったのは事実なんですよね。《射手の胸壁》は攻撃許可証か∞コンボがないとただの壁ですし。
あとはサイズ持ちを壁圏内に収めたり、生物シナジーが強いデッキなので調達が役立つ《付加+不破》を入れています。
ただ1枚ぐらい《罠の橋》が大抵入っていたので、これをどうにかしたい。《終焉》のボーナスと相性が悪いのが気にかかるので外していますが、《幻の漂い》からの銀弾でもいいわけですしね。
ということで、WAR含め最近の札を活用した壁デッキでした。
《破滅の終焉》のお陰でルートがかなり広がったので、強いかどうかは別として元々かなり色々ガチャガチャと遊べるデッキでしたし、より面白くなりそうです。
こんな感じで全く新しいデッキを生み出すだけでなく、既存のデッキの貴強化をしてみるのもいいですよね~。やっぱりMTGはシナジー考えてデッキをいじってる時間が一番私は好きです。
WARが発売されて、そこここで色々と新しいデッキの萌芽がみられますね。
素晴らしい事です。
と言うことで、遅まきながら、私もネタデッキを投稿いたしましょう。
「WAR対応型 壁デッキS」
Lands22
18
4
Cre28
3《策略の龍、アルカデス》
2《永遠の証人》
1《欺瞞の神、フィナックス》
4《草茂る胸壁》
4《斧折りの守護者》
4《前兆の壁》
3《極楽鳥》
3《幻の漂い》
4《根の壁》
other10
4《集合した中隊》
3《破滅の終焉》
1《召喚の調べ》
1《威圧の杖》
1《罠の橋》
「WAR対応型 壁デッキA特化型」
Lands22
18
4《変わり谷》
Cre26
3《策略の龍、アルカデス》
4《オジュタイの語り部》
2《幻の漂い》
4《草茂る胸壁》
4《斧折りの守護者》
3《前兆の壁》
3《根の壁》
1《極楽鳥》
1《射手の胸壁》
1《永遠の証人》
other12
3《集合した中隊》
3《破滅の終焉》
1《召喚の調べ》
1《厳戒態勢》
4《付加+不破》
と言うことで「壁」デッキのアッパー版。
これまで《召喚の調べ》を使っていた部分に《破滅の終焉》を取り入れています。「召集」とIns速度が売りの《調べ》ですがIns速度で動いても何らかのコンバットトリックを持つ札があるわけでもない壁デッキではどうしても保持したいものではないと判断。その代わりに《破滅の終焉》です。また《草茂る胸壁》《斧折りの守護者》と数が並ぶことが重要なので《集合した中隊》は保持したままです。
色が関係なく持ってくることができるので《欺瞞の神、フィナックス》を持ってこれるのはGSZではできない芸当。
また《胸壁》と《守護者》のお陰で多量のマナを生みだせるのでX≧10も割と現実的です。同じようなデッキでもElvesでは《背教の主導者、エズーリ》や《孔蹄のビヒモス》など別途フィニッシャー兼任生物がいたのでパンプにそこほど気に掛ける価値はないのですが、こちらは専用の手段が必要になる上にそれらはパンプ手段を持たないので、ボーナス部分に価値を見出せます。
でボーナスは全体に+X/+X・速攻付与なのでX=10の時点で《アルカデス》の場合は13点。あとはもう一体いれば普通にフィニッシュできます。アンタップ手段がなくとも何とかなるでしょう。
と言うか正直X≧17で《アルカデス》で1ショットキルできます。
同じように活用できれば他の生物でもいいので、1t目の動きの少なさを補うべく《極楽鳥》を採用。
大昔は《樫の力》とか付与するStompy独特のキレバッパラなる芸がありましたが、それを踏襲できるようにしてあります。1マナ域は《サルーリの世話人》の予定だったのですが《破滅の終焉》のことを考えるとこちらの方がいいかと。クロックに参加できても所詮地を這う3/3ですしね。
A特化型はドラゴンボーナスを得るべく《オジュタイの語り部》を入れていますが、《幻の漂い》も含めてクロック化するとフライヤーとして強力なので《厳戒態勢》を追加して攻撃参加許可証の増枠にしています。
その《厳戒態勢》ですが生物のアンタップ手段として色さえ捻出できれば《威圧の杖》と同じ4マナで生物のアンタップができるので無限マナなどに使えないかな?と。ユーティリティな《杖》と攻撃的な《厳戒態勢》と言うことで。
で、これまでは∞アンタップのフィニッシュ手段が《欺瞞の神、フィナックス》のLOだったのですが、単体で《フィナックス》が何もしない上に《引き裂かれし永劫、エムラクール》が環境にある以上LOルートの信頼性が低いということで、《射手の胸壁》にできないかな?と。
こちらなら単体でも一応軽量の壁で、他と同じように攻防に使えますし無限マナ+∞アンタップになれば、∞本体火力になりますしね。ただコンボ達成をしていなくとも適当な生物でLOできた《フィナックス》も強さがあったのは事実なんですよね。《射手の胸壁》は攻撃許可証か∞コンボがないとただの壁ですし。
あとはサイズ持ちを壁圏内に収めたり、生物シナジーが強いデッキなので調達が役立つ《付加+不破》を入れています。
ただ1枚ぐらい《罠の橋》が大抵入っていたので、これをどうにかしたい。《終焉》のボーナスと相性が悪いのが気にかかるので外していますが、《幻の漂い》からの銀弾でもいいわけですしね。
ということで、WAR含め最近の札を活用した壁デッキでした。
《破滅の終焉》のお陰でルートがかなり広がったので、強いかどうかは別として元々かなり色々ガチャガチャと遊べるデッキでしたし、より面白くなりそうです。
こんな感じで全く新しいデッキを生み出すだけでなく、既存のデッキの貴強化をしてみるのもいいですよね~。やっぱりMTGはシナジー考えてデッキをいじってる時間が一番私は好きです。
最近痛ましい交通事故のニュースが多いので
2019年5月9日 日常以前読んだ本「これからの正義の話をしよう」の中で功利主義についての章があり、曰く「功利主義の最大の問題は人間の命さえも金銭価値ではかろうとした点である。」云々
「そしてそれは人道上問題であると多くの人が認識していながら、我々もそれにのっとって行動していることが少なくない。」
とのこと。
下段の部分については??と思ったが続く例を読むとなるほどと。
「かつてアメリカではガソリン消費を抑えるために人々の主な通勤時間帯での自家用車の使用を制限し公共交通機関を頼るようにする旨の法案を通した」「その間、結果として人々の出社時間は全体的に遅れ、同時に交通事故も激減した。」
↓
「法案が撤回された後、人々は再び自家用車で通勤するようになり、交通事故数も元に戻った。」
この場合、公共交通機関を利用することで遅れた時間=本来の業務に充てることができた時間であり、それが給与へと変わることから、単位時間当たりの金銭価値として判断できる。
そして車を利用しなければ、車による交通事故が起こることはないということは誰しもがわかる。
にもかかわらず、人はさも当然のように車を利用している。
つまり、上記の経過では「自らの便益、この場合は金銭を得るために、他人が交通事故にあうこと、ひいては事故死することを肯定しており、つまりは他人の命を金銭に変えているということである」
とのことでした。
別にそこまで拡大解釈をするつもりはありませんが、
こう痛ましい事故がたびたび起こるのを聞くと少し悩ましい気持ちになります。
「そしてそれは人道上問題であると多くの人が認識していながら、我々もそれにのっとって行動していることが少なくない。」
とのこと。
下段の部分については??と思ったが続く例を読むとなるほどと。
「かつてアメリカではガソリン消費を抑えるために人々の主な通勤時間帯での自家用車の使用を制限し公共交通機関を頼るようにする旨の法案を通した」「その間、結果として人々の出社時間は全体的に遅れ、同時に交通事故も激減した。」
↓
「法案が撤回された後、人々は再び自家用車で通勤するようになり、交通事故数も元に戻った。」
この場合、公共交通機関を利用することで遅れた時間=本来の業務に充てることができた時間であり、それが給与へと変わることから、単位時間当たりの金銭価値として判断できる。
そして車を利用しなければ、車による交通事故が起こることはないということは誰しもがわかる。
にもかかわらず、人はさも当然のように車を利用している。
つまり、上記の経過では「自らの便益、この場合は金銭を得るために、他人が交通事故にあうこと、ひいては事故死することを肯定しており、つまりは他人の命を金銭に変えているということである」
とのことでした。
別にそこまで拡大解釈をするつもりはありませんが、
こう痛ましい事故がたびたび起こるのを聞くと少し悩ましい気持ちになります。
WAR)新カード雑感その十 土地とカーン
2019年5月4日 新カード紹介 コメント (4)
皆さん、こんにちは。しもべです。
前回ラストとか書いてたのですが、土地書き忘れているという致命的な部分に気が付いたので、続きですw
・《爆発域》
:実質的に土地化した《漸増爆弾》と言えます。
重めの札を爆破するのは難しいものの、それでも土地枠で置物の処理ができるのは非常に便利。特に低マナ域環境であるEternalでは機能させやすい。しかも打ち消されることもあまりないという素晴らしさ。重さ遅さはあるものの、土地枠に入れることができるのですしごちゃごちゃ言っても仕方なし。
特に《輪作》や《聖遺の騎士》があれば任意での調達もでき、それらを経由して実質4マナで即1マナ域を爆破できるの非常に素晴らしいですね。個人的には1~2マナに対して機能するだけでも十二分に価値があると思います。DoS、Elves、Maverickに《死の影》《プテラマンダー》に《若き紅蓮術師》《悪意の大梟》《タルモゴイフ》etc
一応PWに対しても機能できますが、そちらはミシュランもあるのでどちらがいいかは一長一短ですね。
《浄土からの生命》《世界のるつぼ》《ラムナプの採掘者》などで使いまわせるとより強力で、LandsやMaverickは除去能力に乏しいのでそれがあるのもありがたい。ただ前者は《罰する火》と《イス卿の迷路》が既に在るので、一々これを利用する必要があるのか、どこまで強いのかは不明です。
着地時にカウンターを持っていることは一長一短でもあり、その場で即起動して1マナ域を吹き飛ばせますが、減らす能力を持たないので代わりに0マナ域の処理が難しく0マナの置物やトークン処理がほぼできません。
これは本家《漸増爆弾》との比較でも重要な部分ですね。同時にマナさえあれば一気にカウンターを多数置ける《爆発域》に対し、《漸増爆弾》は1個ずつしか置けないので目的地が遠い場合は不利ですがマナはかからない。そして着地時から0マナ処理も可能とそれぞれに一長一短ですね。
一応、0マナ域を処理する方法はないわけではなく、《魔力の導管》《呪詛の寄生虫》《薬の走り手》《厳粛》などを使うことでカウンターを減らすことは可能です。ただ、実用的とは言い難いですね。
まぁどこまで行っても所詮は土地。そこまでを求めるのは酷でしょうし、するべきでもないでしょう。土地でこれだけできるだけでも十二分です。
かつてのRUG Delverなら大半の1マナ域と《もみ消し》《不毛の大地》と言う殺るか殺られるかの熱い戦いを見ることができたのに、今はそういったことが成立しづらいのは残念。《プテラマンダー》を利用したUR系に期待。
・《出現領域》
:(1+T)+生け贄で、時限的に自分のスペルにフラッシュを付与することができる。
Soc挙動ゆえに・・・と言われていた札の多くに1チャンスを与えることができるのは面白い。特にJunkにとっては《思考囲い》や《集団的蛮行》などからIns速度でハンデスができるようになるのがうれしいところ。対Miraclesについて「奇跡」札の誘発にハンデスを重ねることもできるようになる。重たいが例えば《大災厄》などがあればSnT系にも対処可能。
もちろん打ち消された場合アドロスも含めて非常につらいのだが、どのみち奇跡スペルを通されている時点で勝ちの目は一気に薄くなるので、それを思えばないよりはましだろう。また《聖遺の騎士》の価値が上がってしまった。貴重な妨害手段の《歪める嘆き》とともに活用できるかもしれません。
使わないでしょうけどねw
これで、感想は本当に終了。
で、書いた後もちょこちょこ追記とかはしていっているのですが、ちょっと《カーン》に対しては抜けが多いのでこちらで追記。
《大いなる創造者、カーン》はEternalなら余裕で1~2t目の着地が十分に可能であり、あとはどう使うのか?と言う事でした。
で、今のところ最も名前が挙がるのは《マイコシンスの格子》。今更なので書くこともしませんが、その後の相手のキャストや起動能力を封じる強力なロックです。ただ盤面に干渉できない点とコストが重たい点が気にかかります。
前者は《カーン》の保護や[+1]のクロックを通す意味でも[-2]でサーチしてくるのもいいはず。その後に《格子》を持ってこればいいだけで初期忠誠度から連打できる利点を生かせますね。対して、マナソースの調達は流石に微妙・・・。
まぁでも実質1枚コンボですし、サイドボードに置いておくだけなので枠も最低限なので致し方なし?
で、これ以外に何かサーチするものが無いか?と考えました。
それは《罠の橋》であったり《丸砥石》+《絵描きの召使い》であったりは前回述べた通り。ではこのほかには?で、考えていた時に他の記事で見たのが《領事の旗艦、スカイソブリン》。
盤面干渉ができ、更に[+1]で生物化できれば搭乗者抜きで活用できるということだそうです。確かにCMCが大きいお陰で[+1]でも十分な脅威ですね。これを調達しつつ、他の保護札などを調達しうるのもいい所。
ただ、個人的にはそれと同時に気に入ったのが5マナと言う事。
最速挙動として
1t目2マナ土地→《厳かなモノリス》→《通電式キー》→《カーン》
となって、2t目に2マナ土地を置ければそのまま6マナになるわけですが、当然ですが、そうはならないことも往々にしてあるはず。と言うか寧ろそちらの可能性の方が高く、ではその5マナしか出ないであろう初手の場合に何を[-2]で持ってくるのか?と言うことを以前から考えていたので、ここの枠に当てはまりうるこの札は非常に有用ですね。
そして最後に思い付いたのが《液鋼の塗膜》。
シンプルに相手の土地をこれでAtfに変えた後に《カーン》で[+1]することで継続的な土地破壊を行おうというわけです。
正直、先手最速挙動で《カーン》を出せる場合[-2]で持ってくるのは《格子》よりもこの《塗膜》の方が安定するのでは?と思わなくもない。こちらならマナが足りずに出せないということもないでしょうしね。あとは《三なる宝球》とかで蓋をしながら継続的に土地を破壊するだけで十分だと思います。
まぁすでに盤上に展開している土地などを一斉に封じるのは《格子》の方がいいので使い分けもできるわけですが、サイドにそんなに枠はありませんので単体で役に立たないものはあまり入れたくはないですよね。それに土地の展開量の少ないEternalでは《三なる宝球》が置いてあるだけでも十分拘束はできているので、そこから順次土地を削っていくのは中盤以降でも相応に機能すると思われます。
と言うことで先手2t目から延々と相手の土地を破壊しつくしたいですね。
他にもいろいろと対象はありそうなカーン。
色々とカードパワーの高い札が出ている灯争対戦ですが、この《カーン》が群を抜いて弄り甲斐がありそうです。
前回ラストとか書いてたのですが、土地書き忘れているという致命的な部分に気が付いたので、続きですw
・《爆発域》
:実質的に土地化した《漸増爆弾》と言えます。
重めの札を爆破するのは難しいものの、それでも土地枠で置物の処理ができるのは非常に便利。特に低マナ域環境であるEternalでは機能させやすい。しかも打ち消されることもあまりないという素晴らしさ。重さ遅さはあるものの、土地枠に入れることができるのですしごちゃごちゃ言っても仕方なし。
特に《輪作》や《聖遺の騎士》があれば任意での調達もでき、それらを経由して実質4マナで即1マナ域を爆破できるの非常に素晴らしいですね。個人的には1~2マナに対して機能するだけでも十二分に価値があると思います。DoS、Elves、Maverickに《死の影》《プテラマンダー》に《若き紅蓮術師》《悪意の大梟》《タルモゴイフ》etc
一応PWに対しても機能できますが、そちらはミシュランもあるのでどちらがいいかは一長一短ですね。
《浄土からの生命》《世界のるつぼ》《ラムナプの採掘者》などで使いまわせるとより強力で、LandsやMaverickは除去能力に乏しいのでそれがあるのもありがたい。ただ前者は《罰する火》と《イス卿の迷路》が既に在るので、一々これを利用する必要があるのか、どこまで強いのかは不明です。
着地時にカウンターを持っていることは一長一短でもあり、その場で即起動して1マナ域を吹き飛ばせますが、減らす能力を持たないので代わりに0マナ域の処理が難しく0マナの置物やトークン処理がほぼできません。
これは本家《漸増爆弾》との比較でも重要な部分ですね。同時にマナさえあれば一気にカウンターを多数置ける《爆発域》に対し、《漸増爆弾》は1個ずつしか置けないので目的地が遠い場合は不利ですがマナはかからない。そして着地時から0マナ処理も可能とそれぞれに一長一短ですね。
一応、0マナ域を処理する方法はないわけではなく、《魔力の導管》《呪詛の寄生虫》《薬の走り手》《厳粛》などを使うことでカウンターを減らすことは可能です。ただ、実用的とは言い難いですね。
まぁどこまで行っても所詮は土地。そこまでを求めるのは酷でしょうし、するべきでもないでしょう。土地でこれだけできるだけでも十二分です。
かつてのRUG Delverなら大半の1マナ域と《もみ消し》《不毛の大地》と言う殺るか殺られるかの熱い戦いを見ることができたのに、今はそういったことが成立しづらいのは残念。《プテラマンダー》を利用したUR系に期待。
・《出現領域》
:(1+T)+生け贄で、時限的に自分のスペルにフラッシュを付与することができる。
Soc挙動ゆえに・・・と言われていた札の多くに1チャンスを与えることができるのは面白い。特にJunkにとっては《思考囲い》や《集団的蛮行》などからIns速度でハンデスができるようになるのがうれしいところ。対Miraclesについて「奇跡」札の誘発にハンデスを重ねることもできるようになる。重たいが例えば《大災厄》などがあればSnT系にも対処可能。
もちろん打ち消された場合アドロスも含めて非常につらいのだが、どのみち奇跡スペルを通されている時点で勝ちの目は一気に薄くなるので、それを思えばないよりはましだろう。また《聖遺の騎士》の価値が上がってしまった。貴重な妨害手段の《歪める嘆き》とともに活用できるかもしれません。
使わないでしょうけどねw
これで、感想は本当に終了。
で、書いた後もちょこちょこ追記とかはしていっているのですが、ちょっと《カーン》に対しては抜けが多いのでこちらで追記。
《大いなる創造者、カーン》はEternalなら余裕で1~2t目の着地が十分に可能であり、あとはどう使うのか?と言う事でした。
で、今のところ最も名前が挙がるのは《マイコシンスの格子》。今更なので書くこともしませんが、その後の相手のキャストや起動能力を封じる強力なロックです。ただ盤面に干渉できない点とコストが重たい点が気にかかります。
前者は《カーン》の保護や[+1]のクロックを通す意味でも[-2]でサーチしてくるのもいいはず。その後に《格子》を持ってこればいいだけで初期忠誠度から連打できる利点を生かせますね。対して、マナソースの調達は流石に微妙・・・。
まぁでも実質1枚コンボですし、サイドボードに置いておくだけなので枠も最低限なので致し方なし?
で、これ以外に何かサーチするものが無いか?と考えました。
それは《罠の橋》であったり《丸砥石》+《絵描きの召使い》であったりは前回述べた通り。ではこのほかには?で、考えていた時に他の記事で見たのが《領事の旗艦、スカイソブリン》。
盤面干渉ができ、更に[+1]で生物化できれば搭乗者抜きで活用できるということだそうです。確かにCMCが大きいお陰で[+1]でも十分な脅威ですね。これを調達しつつ、他の保護札などを調達しうるのもいい所。
ただ、個人的にはそれと同時に気に入ったのが5マナと言う事。
最速挙動として
1t目2マナ土地→《厳かなモノリス》→《通電式キー》→《カーン》
となって、2t目に2マナ土地を置ければそのまま6マナになるわけですが、当然ですが、そうはならないことも往々にしてあるはず。と言うか寧ろそちらの可能性の方が高く、ではその5マナしか出ないであろう初手の場合に何を[-2]で持ってくるのか?と言うことを以前から考えていたので、ここの枠に当てはまりうるこの札は非常に有用ですね。
そして最後に思い付いたのが《液鋼の塗膜》。
シンプルに相手の土地をこれでAtfに変えた後に《カーン》で[+1]することで継続的な土地破壊を行おうというわけです。
正直、先手最速挙動で《カーン》を出せる場合[-2]で持ってくるのは《格子》よりもこの《塗膜》の方が安定するのでは?と思わなくもない。こちらならマナが足りずに出せないということもないでしょうしね。あとは《三なる宝球》とかで蓋をしながら継続的に土地を破壊するだけで十分だと思います。
まぁすでに盤上に展開している土地などを一斉に封じるのは《格子》の方がいいので使い分けもできるわけですが、サイドにそんなに枠はありませんので単体で役に立たないものはあまり入れたくはないですよね。それに土地の展開量の少ないEternalでは《三なる宝球》が置いてあるだけでも十分拘束はできているので、そこから順次土地を削っていくのは中盤以降でも相応に機能すると思われます。
と言うことで先手2t目から延々と相手の土地を破壊しつくしたいですね。
他にもいろいろと対象はありそうなカーン。
色々とカードパワーの高い札が出ている灯争対戦ですが、この《カーン》が群を抜いて弄り甲斐がありそうです。
WAR)新カード雑感その九 たくさんのマルチ2
2019年5月3日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
今回でWARの新札雑感もラスト。休みの内に一気に駆け抜けました。
どうでもいいですがWARっていうと野球の指標を思い浮かべてしまいます。
・《橋の主、テゼレット》
:下環境向きで、[+2]が強力で、マナファクトをはじめとしてAtfをばら撒いてからこれを着地させた後は+連打をする簡単なお仕事。《罠の橋》があればより良いですね、[-3]で回収できますし。初期忠誠度の高さ・上昇量の大きさ・ドレインと合わせて完封できずとも着地後は対生物に鬼のような強さを発揮できます。
・《夢を引き裂く者、アショク》
:継続的なLO+墓地対策ができるPWで、LOしたけど相手が墓地利用デッキだった・・・と言う悪夢を躱すことができます。
ただし、本体の常在能力でフェッチなどを使うことはできなくさせるので《書庫の罠》も機能しなくなる。故にLO系の札でありながら現状の高速LOデッキには入れ辛い部分もあります。ただそれでも使う余地はありますね。
対して、旧《アショク》のそれのように低速Controlでの気の長い勝利手段として活用できないわけではない。せっかく《永遠神の投入》もありますしね。ただしそれも回数限界もあるのでやはり半端。ならばむしろ自身をLOする方向にもっていった方がいいかもしれません。
単純にフェッチなどを機能させることができなくなるので下環境のフェアデッキに対しての妨害の動きを取ることはできかも知れません。ついでに《外科的摘出》+《不毛の大地》系を利用すれば相手の山札を削ることも土地総数を削ることもできる。Blitz戦略的に考えれば《暗黒の儀式》から着地可能。強いかどうかは別ですがね。どのみち《Hymn to Tourach》などのために入れるのならいいのではないか?と思わなくもない。ついでに《小悪疫》とか入れて。
なんにせよ他とは違う使い方になりそうな札ですね。
妨害要素としてみると
-フェッチ潰し:環境の半分以上
-その他サーチ:一部デッキが1~2種程度
(《石鍛冶の神秘家》《冥府の教示者》《帝国の徴募兵》《護衛募集員》《緑の太陽の頂点》《自然の秩序》《納墓》《ウギンの目》《輪作》《探検の地図》《森の占術》《運命の操作》《生き埋め》《発明品の唸り》《直観》 etc
-墓地対策 :環境の大半
と総合的に見ると幅広い対策ができるPWです。
ただ本体が3マナと遅く、どのデッキに対してもそれで完全に機能不全に陥らせることができるというほどでもない。広く浅い馬力不足が気にかかります。それでも妨害手段としては悪くもないので、他との併用で使ってみるといいかもしれません。
フェッチを使う多色+サーチ+墓地利用もする「~Blade」や「Maverick」「Foodchain」「Buried Phoenix」等には相応で、もし速度が間に合うなら継続的なLOで「ANT」等にも微妙に役立つかも~?
逆にほぼほぼ効かないまたは無力なのがSnT系。
フェッチも大して使わない依存しないマナ基盤に加え、抑制でいるのは《直観》ぐらい。《願い》も潰せれば・・・。
・《煌めく監視者》
:この手の生物にしては珍しくアドが取れる上に軽め。《死の男爵》との相性は抜群でこのようなシステム生物の保護になるのはありがたい。
・《永遠神の投入》
:5マナSocで4点生物対象のドレイン+LO4枚+動員4を起こせる盛沢山系の札。
詰め合わせ系はマナ効率はいいものの一つ一つの効果が小さかったり対象を複数取る必要があったりと使いにくい事が多いのですが、これは正直4点ドレインだけでも相応で、そこに疑似的な4/4生物が付いてくると考えれば《火炎舌のカヴー》の上位種のような立ち位置です。変形《栄光をもたらすもの》とか?しかもほかの動員と組み合わせれば大型化できる点やドレイン効果なのでダメージ処理の範囲外でも最低限の機能が保証されている。もちろんチャンプブロックを潰すことで、大型化した動員トークンのサポートもできる。複数の対象を取るのは事実ですが、生物+本体であり、後者は自分でも問題がないので、ほぼ生物さえあれば機能する。非常に機能しやすい。フィニッシャーと考えると微妙ながら、多様な効果で一つ一つが力強い場合には有用な札になるというものの一例になると思われます。
そしてあとはどのデッキで使うのか?と言うことですが、通常通り、コスト的に中速気味のデッキで組むほかに、上記の《アショク》や、または《神秘を操る者、ジェイス》を利用したLO型のヘビーControlに採用できる余地もあると思います。多用な機能のお陰で相手にサイド後の動きにかなりの悩みを与えることになるかも。またGrixisで《蔓延する蛮行》と共に使うのも手でしょうね。
・《暴君の嘲笑》
:《燻し》または《送還》。
同じマルチの2マナIns処理でも《終止》に比べると隙はあるものの、これでも弱くはなく、さらに自軍の生物の救出にも使えるフレキシブルさが売り。
・《新生化》
:Let’s Ride on Allosaurus!!!
・《混種の頂点、ロアレスク》
:併用札としては《ハダーナの登臨/オラーズカの翼神殿》で一気に変身をさせることもできるし、+カウンターをばら撒く手段を持っている札との相性もいい。下環境では《ピーマの改革派、リシュカー》の様な強化とマナ脳サポートの両立ができる札との相性が極めて良好。また《墨蛾の生息地》と合わせるのもいい。《ロアレスク》のCipに合わせることができればそれだけでも意味があるし、適当に刻んでおけば増殖のカウンター増加も狙える。両方を満たしていた場合には素晴らしいボーナスに。
・《狼の友、トルシミール》
:帰ってきた《トルシミール・ウルフブラッド》。Stdには狼はほとんどいないのでほぼ単独で利用することになりますが、3種類のアドをほぼCipで得ることができるので十二分に優秀。《ヴォジャ》を呼んでいる最中に処理されてしまうと後ろ2つが誘発しないのはご愛敬。また、地味に伝説の置物の数を稼げるので《ウルザの殲滅破》や《総動員地区》《呪われし者、アルヴァード》などとのシナジーもあるにはある。
下環境ではコストやその性質から《スラーグ牙》がライバル。
サイズやゲイン量は小さいものの格闘自体は便利で、オオカミを増やすほどに価値も上がります。個人的には《情け知らずのガラク/ヴェールの呪いのガラク》が一番の相性で、特に裏は[-1]で調達できるし[+1]は接死持ちなので格闘が除去能力になります。《レンの地の群れ使い》はマナはかかりますが狼を呼び寄せますし、接死持ちなのも同じ。また覇権を利用して保護したりアドを稼いだりとまた別の方向性を見出せますね。単体での能力をより優先したいのなら《ウルフィーの銀心》もありですね。
・《生ける猛竜》
:2マナ増殖生物の中では最もスペックの高い1枚でWeenieでの運用にも耐えうる。他と同じく《暴君への敵対者、アジャニ》とは抜群の相性を誇りますが、Weenieでの運用性能も考えれば《敬慕されるロクソドン》を利用した形とのマッチもするという素晴らしさもありますね。
・《嵐の伝導者、ラル》
:さんざん言われている《二倍詠唱》《発展+発破》の∞コンボですが、さすがにそれだけでは難しいのでいかに脇を固めるスペルがあるかにかかってきますよね。正直コンボを余剰部分でスペルをコピーしながらでも勝てる中速Controlを組むぐらいでないと厳しいと思います。せっかくなので《ミラーリ予想》や《洞察の絆》と《標の稲妻》の様な対生物に強いスペルを備えて徹底した対生物専用デッキを組むとか。
スペルの性能が上がる下環境ではより使いやすく、組みやすくなるのは事実。
ですが、PWを使った瞬殺コンボと言うと《サヒーリ・ライ》+《守護フェリダー》があり、それに比べると手間が多い。特化型コンボとしては完成度が劣るので、あくまでデッキに自然に採用できるような形にしたいところです。
・《崇高な工匠、サヒーリ》
:正直起動能力は使いづらいため、《若き紅蓮術師》系統の運用方法が基本になるはず。
マナ域や誘発条件が《僧院の導師》と同じで且つ打撃力ははるかに劣る点と単体での除去耐性がはるかに優れています(特に《稲妻》に耐えることができるのは大きい)ので打点の低さも考えればゆったりと物量差を広げていく形があっています。基本的にはAtf系のデッキでシナジーを構築できる方法を探すべき。ちょうど同マナ域の《練達飛行機械職人、サイ》が同じような感じでAtfデッキで活用されています。有用な札ながら伝説なので4枚積みづらい点があるのでそれを考えればハイブリッドするといい感じに収まるように思います。
0マナのAtfを連打する形で、それと使える《発明品の唸り》や《サヒーリの指令》に繋げたいですね。単純に増やしたAtfを攻防に使うだけでは芸がないのでそれらをまた別の形で生かせる方法を探りたいですね。《時の篩》や《ギラプールの霊気格子》などがあるといい。
またシナジーとしては《エーテリウムの達人》《鋼の監視者》などのロード能力持ちをコピーしたりすると一気に打力が膨れ上がりますし、適当な札を《ワームとぐろエンジン》に化けてみたり、遊べる余地はあるはず。
・《贖いし者、フェザー》
:Aggroなのに自身を対象とするIns/Socの比率が重要と言う面倒な制限がありますが、ポテンシャルは本物。
シンプルなところでは毎ターン《巨大化》を使いまわしたりできる。《魂の火》や格闘スペルを使えば除去を繰り返しようもでき、同エキスパンションには丁度《ドムリの待ち伏せ》もあるので丁度いい。毎回サイズが上がっていくので併用の価値もある。4ターン使い続けながら殴れば勝てる!別に他でもそうですけどねw 《強撃+脅威》ならモード選択が便利。《果敢な一撃》もあるがやや小ぶりすぎるきらいがあるか?まぁそれでも弱くはない。
・《生ける竜巻》
:生ける《突撃の地鳴り》ですが、マナがかかるのは難点。それでもシステム生物としては高いタフネスのお陰で場持ちもいいし壁になる。
何か面白いデッキを組むこともできるかもしれない。
・《王神の立像》
:MUD系は相手のマナを拘束しつつ《金属細工師》で大型種を高速着地させるのが基本戦法。なのでその手段として使えるかもしれません。しかし相手のマナ域を拘束するだけなら《三なる宝球》が既に追加手段としてとられているし、6マナ掛けるならもう少し勝利を近づける手段が欲しい。
弱くはないが・・・。
ただ妨害手段の水増しをしてデッキを固めるStaxのようなタイプには確かに選択肢とはなるはず。
・《ギルド球》
:《彩色の宝球》系の新種。セット2マナ+起動2マナと重たいがCipで1ドローできるので割る前からある程度機能する。
また2マナなのでCotVと併用できるのも利点。ただし通常の(1)メダリオンではただにはできないコストなのも厄介。
今回でWARの新札雑感もラスト。休みの内に一気に駆け抜けました。
どうでもいいですがWARっていうと野球の指標を思い浮かべてしまいます。
・《橋の主、テゼレット》
:下環境向きで、[+2]が強力で、マナファクトをはじめとしてAtfをばら撒いてからこれを着地させた後は+連打をする簡単なお仕事。《罠の橋》があればより良いですね、[-3]で回収できますし。初期忠誠度の高さ・上昇量の大きさ・ドレインと合わせて完封できずとも着地後は対生物に鬼のような強さを発揮できます。
・《夢を引き裂く者、アショク》
:継続的なLO+墓地対策ができるPWで、LOしたけど相手が墓地利用デッキだった・・・と言う悪夢を躱すことができます。
ただし、本体の常在能力でフェッチなどを使うことはできなくさせるので《書庫の罠》も機能しなくなる。故にLO系の札でありながら現状の高速LOデッキには入れ辛い部分もあります。ただそれでも使う余地はありますね。
対して、旧《アショク》のそれのように低速Controlでの気の長い勝利手段として活用できないわけではない。せっかく《永遠神の投入》もありますしね。ただしそれも回数限界もあるのでやはり半端。ならばむしろ自身をLOする方向にもっていった方がいいかもしれません。
単純にフェッチなどを機能させることができなくなるので下環境のフェアデッキに対しての妨害の動きを取ることはできかも知れません。ついでに《外科的摘出》+《不毛の大地》系を利用すれば相手の山札を削ることも土地総数を削ることもできる。Blitz戦略的に考えれば《暗黒の儀式》から着地可能。強いかどうかは別ですがね。どのみち《Hymn to Tourach》などのために入れるのならいいのではないか?と思わなくもない。ついでに《小悪疫》とか入れて。
なんにせよ他とは違う使い方になりそうな札ですね。
妨害要素としてみると
-フェッチ潰し:環境の半分以上
-その他サーチ:一部デッキが1~2種程度
(《石鍛冶の神秘家》《冥府の教示者》《帝国の徴募兵》《護衛募集員》《緑の太陽の頂点》《自然の秩序》《納墓》《ウギンの目》《輪作》《探検の地図》《森の占術》《運命の操作》《生き埋め》《発明品の唸り》《直観》 etc
-墓地対策 :環境の大半
と総合的に見ると幅広い対策ができるPWです。
ただ本体が3マナと遅く、どのデッキに対してもそれで完全に機能不全に陥らせることができるというほどでもない。広く浅い馬力不足が気にかかります。それでも妨害手段としては悪くもないので、他との併用で使ってみるといいかもしれません。
フェッチを使う多色+サーチ+墓地利用もする「~Blade」や「Maverick」「Foodchain」「Buried Phoenix」等には相応で、もし速度が間に合うなら継続的なLOで「ANT」等にも微妙に役立つかも~?
逆にほぼほぼ効かないまたは無力なのがSnT系。
フェッチも大して使わない依存しないマナ基盤に加え、抑制でいるのは《直観》ぐらい。《願い》も潰せれば・・・。
・《煌めく監視者》
:この手の生物にしては珍しくアドが取れる上に軽め。《死の男爵》との相性は抜群でこのようなシステム生物の保護になるのはありがたい。
・《永遠神の投入》
:5マナSocで4点生物対象のドレイン+LO4枚+動員4を起こせる盛沢山系の札。
詰め合わせ系はマナ効率はいいものの一つ一つの効果が小さかったり対象を複数取る必要があったりと使いにくい事が多いのですが、これは正直4点ドレインだけでも相応で、そこに疑似的な4/4生物が付いてくると考えれば《火炎舌のカヴー》の上位種のような立ち位置です。変形《栄光をもたらすもの》とか?しかもほかの動員と組み合わせれば大型化できる点やドレイン効果なのでダメージ処理の範囲外でも最低限の機能が保証されている。もちろんチャンプブロックを潰すことで、大型化した動員トークンのサポートもできる。複数の対象を取るのは事実ですが、生物+本体であり、後者は自分でも問題がないので、ほぼ生物さえあれば機能する。非常に機能しやすい。フィニッシャーと考えると微妙ながら、多様な効果で一つ一つが力強い場合には有用な札になるというものの一例になると思われます。
そしてあとはどのデッキで使うのか?と言うことですが、通常通り、コスト的に中速気味のデッキで組むほかに、上記の《アショク》や、または《神秘を操る者、ジェイス》を利用したLO型のヘビーControlに採用できる余地もあると思います。多用な機能のお陰で相手にサイド後の動きにかなりの悩みを与えることになるかも。またGrixisで《蔓延する蛮行》と共に使うのも手でしょうね。
・《暴君の嘲笑》
:《燻し》または《送還》。
同じマルチの2マナIns処理でも《終止》に比べると隙はあるものの、これでも弱くはなく、さらに自軍の生物の救出にも使えるフレキシブルさが売り。
・《新生化》
:Let’s Ride on Allosaurus!!!
・《混種の頂点、ロアレスク》
:併用札としては《ハダーナの登臨/オラーズカの翼神殿》で一気に変身をさせることもできるし、+カウンターをばら撒く手段を持っている札との相性もいい。下環境では《ピーマの改革派、リシュカー》の様な強化とマナ脳サポートの両立ができる札との相性が極めて良好。また《墨蛾の生息地》と合わせるのもいい。《ロアレスク》のCipに合わせることができればそれだけでも意味があるし、適当に刻んでおけば増殖のカウンター増加も狙える。両方を満たしていた場合には素晴らしいボーナスに。
・《狼の友、トルシミール》
:帰ってきた《トルシミール・ウルフブラッド》。Stdには狼はほとんどいないのでほぼ単独で利用することになりますが、3種類のアドをほぼCipで得ることができるので十二分に優秀。《ヴォジャ》を呼んでいる最中に処理されてしまうと後ろ2つが誘発しないのはご愛敬。また、地味に伝説の置物の数を稼げるので《ウルザの殲滅破》や《総動員地区》《呪われし者、アルヴァード》などとのシナジーもあるにはある。
下環境ではコストやその性質から《スラーグ牙》がライバル。
サイズやゲイン量は小さいものの格闘自体は便利で、オオカミを増やすほどに価値も上がります。個人的には《情け知らずのガラク/ヴェールの呪いのガラク》が一番の相性で、特に裏は[-1]で調達できるし[+1]は接死持ちなので格闘が除去能力になります。《レンの地の群れ使い》はマナはかかりますが狼を呼び寄せますし、接死持ちなのも同じ。また覇権を利用して保護したりアドを稼いだりとまた別の方向性を見出せますね。単体での能力をより優先したいのなら《ウルフィーの銀心》もありですね。
・《生ける猛竜》
:2マナ増殖生物の中では最もスペックの高い1枚でWeenieでの運用にも耐えうる。他と同じく《暴君への敵対者、アジャニ》とは抜群の相性を誇りますが、Weenieでの運用性能も考えれば《敬慕されるロクソドン》を利用した形とのマッチもするという素晴らしさもありますね。
・《嵐の伝導者、ラル》
:さんざん言われている《二倍詠唱》《発展+発破》の∞コンボですが、さすがにそれだけでは難しいのでいかに脇を固めるスペルがあるかにかかってきますよね。正直コンボを余剰部分でスペルをコピーしながらでも勝てる中速Controlを組むぐらいでないと厳しいと思います。せっかくなので《ミラーリ予想》や《洞察の絆》と《標の稲妻》の様な対生物に強いスペルを備えて徹底した対生物専用デッキを組むとか。
スペルの性能が上がる下環境ではより使いやすく、組みやすくなるのは事実。
ですが、PWを使った瞬殺コンボと言うと《サヒーリ・ライ》+《守護フェリダー》があり、それに比べると手間が多い。特化型コンボとしては完成度が劣るので、あくまでデッキに自然に採用できるような形にしたいところです。
・《崇高な工匠、サヒーリ》
:正直起動能力は使いづらいため、《若き紅蓮術師》系統の運用方法が基本になるはず。
マナ域や誘発条件が《僧院の導師》と同じで且つ打撃力ははるかに劣る点と単体での除去耐性がはるかに優れています(特に《稲妻》に耐えることができるのは大きい)ので打点の低さも考えればゆったりと物量差を広げていく形があっています。基本的にはAtf系のデッキでシナジーを構築できる方法を探すべき。ちょうど同マナ域の《練達飛行機械職人、サイ》が同じような感じでAtfデッキで活用されています。有用な札ながら伝説なので4枚積みづらい点があるのでそれを考えればハイブリッドするといい感じに収まるように思います。
0マナのAtfを連打する形で、それと使える《発明品の唸り》や《サヒーリの指令》に繋げたいですね。単純に増やしたAtfを攻防に使うだけでは芸がないのでそれらをまた別の形で生かせる方法を探りたいですね。《時の篩》や《ギラプールの霊気格子》などがあるといい。
またシナジーとしては《エーテリウムの達人》《鋼の監視者》などのロード能力持ちをコピーしたりすると一気に打力が膨れ上がりますし、適当な札を《ワームとぐろエンジン》に化けてみたり、遊べる余地はあるはず。
・《贖いし者、フェザー》
:Aggroなのに自身を対象とするIns/Socの比率が重要と言う面倒な制限がありますが、ポテンシャルは本物。
シンプルなところでは毎ターン《巨大化》を使いまわしたりできる。《魂の火》や格闘スペルを使えば除去を繰り返しようもでき、同エキスパンションには丁度《ドムリの待ち伏せ》もあるので丁度いい。毎回サイズが上がっていくので併用の価値もある。4ターン使い続けながら殴れば勝てる!別に他でもそうですけどねw 《強撃+脅威》ならモード選択が便利。《果敢な一撃》もあるがやや小ぶりすぎるきらいがあるか?まぁそれでも弱くはない。
・《生ける竜巻》
:生ける《突撃の地鳴り》ですが、マナがかかるのは難点。それでもシステム生物としては高いタフネスのお陰で場持ちもいいし壁になる。
何か面白いデッキを組むこともできるかもしれない。
・《王神の立像》
:MUD系は相手のマナを拘束しつつ《金属細工師》で大型種を高速着地させるのが基本戦法。なのでその手段として使えるかもしれません。しかし相手のマナ域を拘束するだけなら《三なる宝球》が既に追加手段としてとられているし、6マナ掛けるならもう少し勝利を近づける手段が欲しい。
弱くはないが・・・。
ただ妨害手段の水増しをしてデッキを固めるStaxのようなタイプには確かに選択肢とはなるはず。
・《ギルド球》
:《彩色の宝球》系の新種。セット2マナ+起動2マナと重たいがCipで1ドローできるので割る前からある程度機能する。
また2マナなのでCotVと併用できるのも利点。ただし通常の(1)メダリオンではただにはできないコストなのも厄介。
WAR)新カード雑感その八 たくさんのマルチ
2019年5月3日 新カード紹介
皆さん、こんにちは。しもべです。
《戦慄衆の将軍、リリアナ》の絵違いFoilが凄いことになっているらしいです。私も欲しいのになぁ~。ただマスターピースとかミスティックエディションとか考えたらそんなもんですよねいつも。
そしてふと思うのはこういった希少版特殊版商法はいつまで「もつ」のか?と。
実際マスターピースとか飽きられていますし。でもないと今回はつまらないなぁ~とか言われますしね・・・。
・《ニヴ=ミゼット再誕》
:イゼットカラーから離れ全てのギルドの色を合わせつようになった《二ヴ》。説明文が判りづらい。
多色デッキで意識して組めば、ほぼ何かしらのアドを取ることはできる。10枚と言うとどうしても多数の札を抱えなければ損に思えますが、2枚程度収めることができれば御の字。本体のマナレシオもいいわけですしね。大技のように見えて《悪魔王、ベルゼンロック》と同じくこじんまりで十分です。
問題は着地させるための手段と各色の組み合わせ。
マナサポートは十中八九必要なので緑を中軸に添えると判り易いかもしれません。《新生化》《成長のらせん》や《死の芽吹き》なんかが判り易いかもしれませんね。
残念なのは2色はよくても3色以上の札はカウントしない点。折角多色化するのに、その強みを最大限に生かせないのはつらい。
下環境でも使えないことはない。
一応《パルンズの柱》や生物やドラゴンサポートのマナサポートもありますし、《パルンズの柱》を使った5c構築なんてModernでもやってますしね。そういった形を狙ってみるのもいい。
Nicfitでも5c構築はできる上に《緑の太陽の頂点》や《白日の下に》があるので多色札であっても問題なく場に調達させる手段はあるのもいいところ。ただ軽量が主な下環境で無理に多色札を使おうというのもなかなかに難しい悩ましい。
・《群衆の威光、ヴラスカ》
:時間差はあるとはいえ接死トークン×2は4マナなら効率は悪くない。それが強化版接死なら十分。
また接死が持つ本来の対生物戦の強さに加えて、数の提供が可能・打点の順次強化・PWにも強いということで中速以下のデッキにも有用。あまり注目されていませんし、非常に地味ながら燻し銀な性能をしていると思います。
Stdだと接死持ちながら他の回収もできる《呼び覚ます者イザレス》がいい。他にはスリス能力と中途半端に残る忠誠度のお陰で増殖とも相性がいい。
下環境でもいろいろな接死生物と併用できますが、壁になりつつ数を提供できる《スズメバチの巣》は有用。《歩行バリスタ》は+接死を付与すれば∞ダメージになりますね。それでなくとも盤上処理には使えるのでなかなかに便利かもしれませんが、それはもう《ヴラスカ》要らなくない?となります。他はマナサポーターの《死天狗茸の栽培者》《ゴルガリの魔鍵》《風切る泥沼》ですかね。
・《死の芽吹き》
:《不屈の自然》+《殺害》。5マナ相当が1枚で4マナになったと思えば悪くはない。イラストを見て何となく「うりこひめとあまのじゃく」を想像しました。全然違いますけどね。
中速以下のデッキやターボランドで1チャンス。防御的な札としてはやや重たいものの土地を伸ばす目的があるデッキなら悪くはないはず。特に一手早く6マナ域に到達できるのは有難い。とはいえ目的地が7マナ以上なら素直に《爆発的植生》系を使えばいい。また、単に+1マナしたいのならもっと軽いものがいい。なので除去の意味がある環境でありたい。
ついでに言えば《不屈の自然》のような2マナの土地/安定したマナ加速がある環境でこそ使いたい。この様に弱くはないものの、何かと要求のある面倒なスペルですね。
Stdでは《秘宝探求者、ヴラスカ》《戦慄衆の将軍、リリアナ》や《殺戮の暴君》《悪魔王ベルゼンロック》《墓場波、ムルドローサ》《ヤヴィマヤの化身、ムルタニ》《荒廃のワーム》《ハイドロイド混成体》などの6マナ域のPWや生物の質はあるので運用の可能性はあるだろうと思われます。
NicfitではCoontrol要素もあるので悪くはないはず。
6マナ域は《タイタン》サイクルに到達できますし、基本地形も多め。自分の《老練の探険者》に打ち込めば一気に3枚の土地加速になる。やや色拘束は手間なものの「Scapeshift」型ならばより土地を伸ばす意味はある。そうでなくとも《巨森の予見者、ニッサ》もいる。
まぁ悪くはないはず。でも強くもない。
・《デヴカリンのリッチ、ストーレフ》
:4マナ5/4トランプル+サボタージュで生物またはPWの回収。
間違いなく優秀なスペックなのになぜか地味・・・。特別除去耐性があるわけでもないし、Cipもないのが辛い。しかしゴルガリは墓地肥やし系が多いので相応に働いてはくれるはず。
・《蔓延する蛮行》
:単なるリセットと異なり生物を残しつつスィーパーを掛けることができる点はかなり特殊。解決時にすべての行動をとるので、動員生物をスタックで処理されてスィーパーまで機能不全になるということもないでしょう。
動員生物が強いほど価値がある。
またダメージを与えるのは動員生物なのでそれに接死や絆魂を付与しておけばより効果的な出来になる。まぁその手間をかけるほどの価値があるのかは別の話ですが・・・。
+《混沌の船長、アングラス》
:そしてその《蔓延する蛮行》と併用したいのがこの《アングラス》。
単体で見ると継続的に1体の生物を保持できるPW。面展開はできない動員ですが、威迫を付与することができるのでクロックは通しやすい。サイズの確保もしやすい。色的に他の除去を組み合わせても、それをやりやすいのですが、その点で《蔓延する蛮行》が重要でスィーパーのお陰でやはりそのクロックを通しやすくなる。これはPWの保護にもなりますが、同時に動員のお陰でサイズを確保できるのでクロック力だけでなく、スィーパーの火力も引き上がる。互恵関係を築くことができています。
これらは動員の強みを引き出すための札なのでうまく併用したいですね。
・《アングラスの暴力》
:Ins3マナの指定除去の《魔性》に対して2マナSocで布告になった形のようなもの。普通選択範囲が広いとその分弱くなる布告ですが、モード選択になっているためその懸念はなくなっています。一長一短ながら色拘束が結果的に薄くなっているのは明確な利点と言えますね。またスィーパーとの相性もこちらの方がいい。しかしアンコモンとは思えない性能をしていますね・・・。
多様な範囲を抑えた除去と言う点では《突然の衰微》に近く、そちらに比べると特定のタイプの数を並べる特化型には弱い。
対して点で攻めるデッキやキーカードとして用いる場合には有効に機能するので巧く噛み合わせていきたいですね。
色やタイプ的に《戦慄掘り》と競合する可能性がありますが、ほかに《稲妻》《致命的な一押し》と揃えていることを考えればこちらの方が除去のバランスではより優れていると思われます。スィーパーを揃えやすい色でもあるのでやはり布告の存在は大きいですしね。
Jund型のNicfitでも《破滅的な行為》との相性の良さがありますし、Deed代わりに使うことも検討している《ゴルガリの魔除け》との相性もやっぱりいいので、検討予定です。
・《戦慄衆の解体者》
:帰ってきた《スリス》。元々強かった対低速デッキに対してより強力に。5回攻撃を通せばあとは死亡してもそのまま勝てる。
ただ当然そこまでうまくはいかないし、何より生物デッキに弱い点に変わりはない。なのでもう一工夫をしたい。
幸いゾンビなので《死の男爵》がある上に接死と強化されていくクロックの二択を押し付けることができる。より汎用的になると《席次+石像》に。単体でも使えるし、コンバットトリックなので相手に駆け引きができる。またパンプと再利用の両立ができる《超常的耐久力》(Stdでは《異様な忍耐》)を使うのも面白い。
・《支配の片腕、ドビン》
:使い捨てに近いものの、軽量札が主戦場である下環境では特に優秀でStorm系のコンボやVintageのAtfを厳しく締め付ける。それでなくとも他のManadenialと合わせれば軽量デッキには小さくない拘束力を持ちます。方向性的には自分に影響がなく、盤上の置物にもダメージ関係で干渉できる代わりに、やや脆くまたEnc/Cre/PWなどには干渉できない《三なる宝球》枠。そちらほど拘束力はないもののその分バランスがとれていて使いやすい。Creは白なら処理方法は多く対抗手段も備えている。PWは当然として、EncもEnchantressでもないと連打されることもないと考えれば課税対象は減っていても必要どころは十二分に抑えています。《三球》と異なりSnT系にも微妙に抵抗力を有しているのもいいところ。
なので、今後はU/W系のManadenialデッキや該当するStompy系のデッキの選択肢に上がってくると思われます。
ただもともと課税系は《スレイベンの守護者、サリア》に加えて《ヴリンの翼馬》など他の選択肢もある状況でそこまで使われているわけではないと考えれば、積まれたとしてもあまり実数が出るわけではないと思います。ただ《ちらつき鬼火》で忠誠度カウンターを回復できるので防御的な挙動を重視したいのなら選択肢にはなるはず。Stompy系としては《キランの真意号》の横に添えてのガソリン役になってもらうこともできるはず。《異端聖騎士、サリア》なども取れば十分搭乗者も壁も確保できますし。
・《時の一掃》
:自軍の生物一体をバウンスしつつ《神の怒り》。
生物を全く使うことのないデッキならばともかく、そうでないのなら《瞬唱の魔道士》《前兆の壁》《ボーラスの占い師》など何かしらアド生物を使うのでそれらと合わせるのもいい。
ただリセットは下手な+αでカードパワーを上げるよりも軽さと安定感こそが最大の価値なので《至高の評決》の方がはるかに有用性が高い。
・《精鋭護衛魔道士》
:逆《聖堂の鐘憑き》。対Sligh性能は如実に下がりましたが別にこれも弱くはない。部族的に《反復の学長、ナバン》と併用したいですね。こちらなら《ボーラスの占い師》のように生物とIns/Soc比率で悩むこともない。
・《復讐に燃えた血王、ソリン》
:[-X]と言うそこそこの能力と[+2]と言う激弱な能力を併せ持つ悩ましいソリン。なんとなく形を変えた《エレボスの鞭》の様な気がしないでもない。[+2]は盤上に触れないのが痛すぎる。存在自体が中途半端。まぁ適当なダメージ減を見繕って《ヴラスカの懐刀》と一緒に使うのもいいかもしれませんが・・・。《聖堂の鐘憑き》を再利用して赤を悶絶させることもできますが。色の問題を解決できるのなら《エルフの拾売人》をぐるぐるさせる装置にもなります。
《キランの真意号》と共に使うと中々。
正直リアニだけなら《異端の癒し手、リリアナ》《暴君への敵対者、アジャニ》や《死の権威、リリアナ》もあるので・・・。《真意号》なら攻防に使えるので絆魂の常在付与はありがたいし、[-X]で搭乗者の確保もしやすいので。ついでにぺちぺちとクロックを掛けることができるのも便利。
また、下環境でいえば《ちらつき鬼火》との相性が抜群。ちょうど釣り上げることのできるCMCにCipで忠誠度をリセットでき、つまり墓地にいる《鬼火》全てを釣り上げることができる余地があるわけです。更にパワー偏重なので絆魂付与もありがたい。
《飢えた聖騎士》+《呪術師のワンド》の横に添えることで∞火力となるコンボですけど・・・。あとは軽量で且つ絆魂付与と相性がいい《アダントの先兵》との運用も可能なはず。攻撃的な《ギデオン》に対して、こちらは攻防一帯の形ですね。
・《残酷な祝賀者》
:余りに世の中舐めてた《執念深い吸血鬼》から反省した結果。
《血の芸術家》と比較すると自軍限定ながら自身でも誘発し、またサイズも一つ上がっている。《テイサ・カルロフ》《忘れられた神々の僧侶》に死後生物などのお陰でアリストクラッツの下地は整っているので、普通に戦力になるはず。
・《灯の燼滅》
:逆《突然の衰微》。弱くはないものの《コジレックの審問》と《脳食願望》の実用実績の差を考えればこれも実態を推定できそうですが・・・。。
・《ケイヤの誓い》
:《稲妻のらせん》から考えるとCip性能だけではやや劣るもののこれだけでも悪くはない。ただどうせなら他の効果も生かしたい。ドレインには珍しい盤上にも干渉できるので腐りづらいのがいいところですが、処理範囲に限界もあるのでそこをカバーできるといいですね。特に下環境の《ヴェールのリリアナ》は[-2]でカバーでき、その後も[+1]で継続的に手札を攻める相手にとっては処理したいPWなのでドレイン誘発も期待できます。
他だとやはり[+]効果(または奥義)を看過できないPWがいいですね。単純にトークンを増やし続ける《遍歴の騎士、エルズペス》《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》でもいいですが[+2]でちらつかせる事ができる《滞留者ヴェンセール》との相性も中々。
《戦慄衆の将軍、リリアナ》の絵違いFoilが凄いことになっているらしいです。私も欲しいのになぁ~。ただマスターピースとかミスティックエディションとか考えたらそんなもんですよねいつも。
そしてふと思うのはこういった希少版特殊版商法はいつまで「もつ」のか?と。
実際マスターピースとか飽きられていますし。でもないと今回はつまらないなぁ~とか言われますしね・・・。
・《ニヴ=ミゼット再誕》
:イゼットカラーから離れ全てのギルドの色を合わせつようになった《二ヴ》。説明文が判りづらい。
多色デッキで意識して組めば、ほぼ何かしらのアドを取ることはできる。10枚と言うとどうしても多数の札を抱えなければ損に思えますが、2枚程度収めることができれば御の字。本体のマナレシオもいいわけですしね。大技のように見えて《悪魔王、ベルゼンロック》と同じくこじんまりで十分です。
問題は着地させるための手段と各色の組み合わせ。
マナサポートは十中八九必要なので緑を中軸に添えると判り易いかもしれません。《新生化》《成長のらせん》や《死の芽吹き》なんかが判り易いかもしれませんね。
残念なのは2色はよくても3色以上の札はカウントしない点。折角多色化するのに、その強みを最大限に生かせないのはつらい。
下環境でも使えないことはない。
一応《パルンズの柱》や生物やドラゴンサポートのマナサポートもありますし、《パルンズの柱》を使った5c構築なんてModernでもやってますしね。そういった形を狙ってみるのもいい。
Nicfitでも5c構築はできる上に《緑の太陽の頂点》や《白日の下に》があるので多色札であっても問題なく場に調達させる手段はあるのもいいところ。ただ軽量が主な下環境で無理に多色札を使おうというのもなかなかに難しい悩ましい。
・《群衆の威光、ヴラスカ》
:時間差はあるとはいえ接死トークン×2は4マナなら効率は悪くない。それが強化版接死なら十分。
また接死が持つ本来の対生物戦の強さに加えて、数の提供が可能・打点の順次強化・PWにも強いということで中速以下のデッキにも有用。あまり注目されていませんし、非常に地味ながら燻し銀な性能をしていると思います。
Stdだと接死持ちながら他の回収もできる《呼び覚ます者イザレス》がいい。他にはスリス能力と中途半端に残る忠誠度のお陰で増殖とも相性がいい。
下環境でもいろいろな接死生物と併用できますが、壁になりつつ数を提供できる《スズメバチの巣》は有用。《歩行バリスタ》は+接死を付与すれば∞ダメージになりますね。それでなくとも盤上処理には使えるのでなかなかに便利かもしれませんが、それはもう《ヴラスカ》要らなくない?となります。他はマナサポーターの《死天狗茸の栽培者》《ゴルガリの魔鍵》《風切る泥沼》ですかね。
・《死の芽吹き》
:《不屈の自然》+《殺害》。5マナ相当が1枚で4マナになったと思えば悪くはない。イラストを見て何となく「うりこひめとあまのじゃく」を想像しました。全然違いますけどね。
中速以下のデッキやターボランドで1チャンス。防御的な札としてはやや重たいものの土地を伸ばす目的があるデッキなら悪くはないはず。特に一手早く6マナ域に到達できるのは有難い。とはいえ目的地が7マナ以上なら素直に《爆発的植生》系を使えばいい。また、単に+1マナしたいのならもっと軽いものがいい。なので除去の意味がある環境でありたい。
ついでに言えば《不屈の自然》のような2マナの土地/安定したマナ加速がある環境でこそ使いたい。この様に弱くはないものの、何かと要求のある面倒なスペルですね。
Stdでは《秘宝探求者、ヴラスカ》《戦慄衆の将軍、リリアナ》や《殺戮の暴君》《悪魔王ベルゼンロック》《墓場波、ムルドローサ》《ヤヴィマヤの化身、ムルタニ》《荒廃のワーム》《ハイドロイド混成体》などの6マナ域のPWや生物の質はあるので運用の可能性はあるだろうと思われます。
NicfitではCoontrol要素もあるので悪くはないはず。
6マナ域は《タイタン》サイクルに到達できますし、基本地形も多め。自分の《老練の探険者》に打ち込めば一気に3枚の土地加速になる。やや色拘束は手間なものの「Scapeshift」型ならばより土地を伸ばす意味はある。そうでなくとも《巨森の予見者、ニッサ》もいる。
まぁ悪くはないはず。でも強くもない。
・《デヴカリンのリッチ、ストーレフ》
:4マナ5/4トランプル+サボタージュで生物またはPWの回収。
間違いなく優秀なスペックなのになぜか地味・・・。特別除去耐性があるわけでもないし、Cipもないのが辛い。しかしゴルガリは墓地肥やし系が多いので相応に働いてはくれるはず。
・《蔓延する蛮行》
:単なるリセットと異なり生物を残しつつスィーパーを掛けることができる点はかなり特殊。解決時にすべての行動をとるので、動員生物をスタックで処理されてスィーパーまで機能不全になるということもないでしょう。
動員生物が強いほど価値がある。
またダメージを与えるのは動員生物なのでそれに接死や絆魂を付与しておけばより効果的な出来になる。まぁその手間をかけるほどの価値があるのかは別の話ですが・・・。
+《混沌の船長、アングラス》
:そしてその《蔓延する蛮行》と併用したいのがこの《アングラス》。
単体で見ると継続的に1体の生物を保持できるPW。面展開はできない動員ですが、威迫を付与することができるのでクロックは通しやすい。サイズの確保もしやすい。色的に他の除去を組み合わせても、それをやりやすいのですが、その点で《蔓延する蛮行》が重要でスィーパーのお陰でやはりそのクロックを通しやすくなる。これはPWの保護にもなりますが、同時に動員のお陰でサイズを確保できるのでクロック力だけでなく、スィーパーの火力も引き上がる。互恵関係を築くことができています。
これらは動員の強みを引き出すための札なのでうまく併用したいですね。
・《アングラスの暴力》
:Ins3マナの指定除去の《魔性》に対して2マナSocで布告になった形のようなもの。普通選択範囲が広いとその分弱くなる布告ですが、モード選択になっているためその懸念はなくなっています。一長一短ながら色拘束が結果的に薄くなっているのは明確な利点と言えますね。またスィーパーとの相性もこちらの方がいい。しかしアンコモンとは思えない性能をしていますね・・・。
多様な範囲を抑えた除去と言う点では《突然の衰微》に近く、そちらに比べると特定のタイプの数を並べる特化型には弱い。
対して点で攻めるデッキやキーカードとして用いる場合には有効に機能するので巧く噛み合わせていきたいですね。
色やタイプ的に《戦慄掘り》と競合する可能性がありますが、ほかに《稲妻》《致命的な一押し》と揃えていることを考えればこちらの方が除去のバランスではより優れていると思われます。スィーパーを揃えやすい色でもあるのでやはり布告の存在は大きいですしね。
Jund型のNicfitでも《破滅的な行為》との相性の良さがありますし、Deed代わりに使うことも検討している《ゴルガリの魔除け》との相性もやっぱりいいので、検討予定です。
・《戦慄衆の解体者》
:帰ってきた《スリス》。元々強かった対低速デッキに対してより強力に。5回攻撃を通せばあとは死亡してもそのまま勝てる。
ただ当然そこまでうまくはいかないし、何より生物デッキに弱い点に変わりはない。なのでもう一工夫をしたい。
幸いゾンビなので《死の男爵》がある上に接死と強化されていくクロックの二択を押し付けることができる。より汎用的になると《席次+石像》に。単体でも使えるし、コンバットトリックなので相手に駆け引きができる。またパンプと再利用の両立ができる《超常的耐久力》(Stdでは《異様な忍耐》)を使うのも面白い。
・《支配の片腕、ドビン》
:使い捨てに近いものの、軽量札が主戦場である下環境では特に優秀でStorm系のコンボやVintageのAtfを厳しく締め付ける。それでなくとも他のManadenialと合わせれば軽量デッキには小さくない拘束力を持ちます。方向性的には自分に影響がなく、盤上の置物にもダメージ関係で干渉できる代わりに、やや脆くまたEnc/Cre/PWなどには干渉できない《三なる宝球》枠。そちらほど拘束力はないもののその分バランスがとれていて使いやすい。Creは白なら処理方法は多く対抗手段も備えている。PWは当然として、EncもEnchantressでもないと連打されることもないと考えれば課税対象は減っていても必要どころは十二分に抑えています。《三球》と異なりSnT系にも微妙に抵抗力を有しているのもいいところ。
なので、今後はU/W系のManadenialデッキや該当するStompy系のデッキの選択肢に上がってくると思われます。
ただもともと課税系は《スレイベンの守護者、サリア》に加えて《ヴリンの翼馬》など他の選択肢もある状況でそこまで使われているわけではないと考えれば、積まれたとしてもあまり実数が出るわけではないと思います。ただ《ちらつき鬼火》で忠誠度カウンターを回復できるので防御的な挙動を重視したいのなら選択肢にはなるはず。Stompy系としては《キランの真意号》の横に添えてのガソリン役になってもらうこともできるはず。《異端聖騎士、サリア》なども取れば十分搭乗者も壁も確保できますし。
・《時の一掃》
:自軍の生物一体をバウンスしつつ《神の怒り》。
生物を全く使うことのないデッキならばともかく、そうでないのなら《瞬唱の魔道士》《前兆の壁》《ボーラスの占い師》など何かしらアド生物を使うのでそれらと合わせるのもいい。
ただリセットは下手な+αでカードパワーを上げるよりも軽さと安定感こそが最大の価値なので《至高の評決》の方がはるかに有用性が高い。
・《精鋭護衛魔道士》
:逆《聖堂の鐘憑き》。対Sligh性能は如実に下がりましたが別にこれも弱くはない。部族的に《反復の学長、ナバン》と併用したいですね。こちらなら《ボーラスの占い師》のように生物とIns/Soc比率で悩むこともない。
・《復讐に燃えた血王、ソリン》
:[-X]と言うそこそこの能力と[+2]と言う激弱な能力を併せ持つ悩ましいソリン。なんとなく形を変えた《エレボスの鞭》の様な気がしないでもない。[+2]は盤上に触れないのが痛すぎる。存在自体が中途半端。まぁ適当なダメージ減を見繕って《ヴラスカの懐刀》と一緒に使うのもいいかもしれませんが・・・。《聖堂の鐘憑き》を再利用して赤を悶絶させることもできますが。色の問題を解決できるのなら《エルフの拾売人》をぐるぐるさせる装置にもなります。
《キランの真意号》と共に使うと中々。
正直リアニだけなら《異端の癒し手、リリアナ》《暴君への敵対者、アジャニ》や《死の権威、リリアナ》もあるので・・・。《真意号》なら攻防に使えるので絆魂の常在付与はありがたいし、[-X]で搭乗者の確保もしやすいので。ついでにぺちぺちとクロックを掛けることができるのも便利。
また、下環境でいえば《ちらつき鬼火》との相性が抜群。ちょうど釣り上げることのできるCMCにCipで忠誠度をリセットでき、つまり墓地にいる《鬼火》全てを釣り上げることができる余地があるわけです。更にパワー偏重なので絆魂付与もありがたい。
《飢えた聖騎士》+《呪術師のワンド》の横に添えることで∞火力となるコンボですけど・・・。あとは軽量で且つ絆魂付与と相性がいい《アダントの先兵》との運用も可能なはず。攻撃的な《ギデオン》に対して、こちらは攻防一帯の形ですね。
・《残酷な祝賀者》
:余りに世の中舐めてた《執念深い吸血鬼》から反省した結果。
《血の芸術家》と比較すると自軍限定ながら自身でも誘発し、またサイズも一つ上がっている。《テイサ・カルロフ》《忘れられた神々の僧侶》に死後生物などのお陰でアリストクラッツの下地は整っているので、普通に戦力になるはず。
・《灯の燼滅》
:逆《突然の衰微》。弱くはないものの《コジレックの審問》と《脳食願望》の実用実績の差を考えればこれも実態を推定できそうですが・・・。。
・《ケイヤの誓い》
:《稲妻のらせん》から考えるとCip性能だけではやや劣るもののこれだけでも悪くはない。ただどうせなら他の効果も生かしたい。ドレインには珍しい盤上にも干渉できるので腐りづらいのがいいところですが、処理範囲に限界もあるのでそこをカバーできるといいですね。特に下環境の《ヴェールのリリアナ》は[-2]でカバーでき、その後も[+1]で継続的に手札を攻める相手にとっては処理したいPWなのでドレイン誘発も期待できます。
他だとやはり[+]効果(または奥義)を看過できないPWがいいですね。単純にトークンを増やし続ける《遍歴の騎士、エルズペス》《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》でもいいですが[+2]でちらつかせる事ができる《滞留者ヴェンセール》との相性も中々。
WAR)新カード雑感その七 少し寂しい緑 追記
2019年5月2日 新カード紹介 コメント (2)
皆さん、こんにちは。しもべです。
GWを利用して部屋の大掃除中。
しかし私は物を捨てるのが下手なのでいつまでたっても片付かない。時間かかった割に物が減っていないという効率の悪さを露呈しています。3マナSocの2点火力ぐらいダメっぷりですね・・・。
・《野獣の擁護者、ビビアン》
:やや不安定ですが、生物サポーターとしては悪くない。[-2]が機能しないと意味がないので20枚程度の生物数が欲しい。また警戒などを考えるとサイズ持ちや接死など攻防で役に立ちやすい札が欲しい。
下環境だと《難題の予見者》《肉袋の匪賊》などはかなり有用な選択肢になるはず。色で考えれば《酸のスライム》《死霧の猛禽》なんて打点は不足していますがそれを除けば、ほぼほぼすべての要素に合致した札ですね。
・《ビビアンのアーク弓》
:アドを得ているわけではないのですが不要牌を使って適当な札を探しに行ける上にIns速度で場に出せます。相手の妨害にも強め。やることのなくなった状況で不要牌と使い道のないマナを充てるだけでも悪くはないはず。伝説性は気にかかりますが、自身の2枚目以降を捨て札に充てればいいので齟齬も起こしづらい。共鳴者になれないわけではありませんが、相応にマナを使っているので併用はさせづらいでしょうね。
Stdでは《ニッサの勝利》を使うことで土地伸ばし・手札補充・デッキ圧縮を一片に行えます。
下環境だと《浄土からの生命》との相性は抜群。ただ生物が一定以上いないと話にならないので、Topをある程度認識できるように《クルフィックスの狩猟者》や《森の知恵》を使えるといいですね。生物が多いほど機能するので《殻》のように特化型を組むのもありでしょうね。不要牌が溜まりやすいG系のStompyでは新しい戦力になるかもしれません。
・《世界を揺るがす者、ニッサ》
:過去の《世界を目覚めさせるもの、ニッサ》に比べるとほぼすべての要素で劣っているように思えます。
一部で、高評価の動きもあるようですが、よく判らんです・・・。
トークンと異なり生物生産量は土地に依存し、しかも土地を失うリスクもある。大型のマナ加速はできますが、これがなければ使えないような危うい超大型札を使うほどStdでいい物ってありましたっけ?
どこがいいのか・・・?
TheSourceで《生命の力、ニッサ》とどちらがいいか?と少し話題になっているようですが、その理由も不明。
攻防・リカバリーとバランスの取れた《生命ニッサ》に対して、こちらはBigmanaぐらいしか強みはなく、別にそれはもともとターボランドだし・・・で。そもそも「世界ニッサ」でいいじゃん比べるなら。
とりあえず、序盤から後半までうまく使える札が欲しい。
《破滅の終焉》は色も合うしちょうどいいはず。下環境でも《木端+微塵》とかフィニッシュにまでつながるものを使いたい。
・《ニッサの勝利》
:《ニッサの巡礼》の手札イン版。確定アドバンテージを得ることができ、色は限定されでいますが過去の札で《ガイアの恵み》や《地平の探求》を考えれば如何に効率がいいかが判ります。これの時点で4マナ目までの確保もできるため、中速以下のターボランプ向き。
ただ、基本《森》しか持ってくることができないので構築が大きく限定されるし、積む枚数にも限界も。
できれば単に土地を伸ばすだけではなく、手札枚数を生かすような《生ける竜巻》《ビビアンのアーク弓》等の手段が欲しい。
《ニッサ》がいる状態の特殊土地を含めてもよくて土地3枚サーチは確かに便利。なので少し考えてみたのですが、《ニッサ》がいる状態というのは3~5マナが既に出る状態。ならそこから1ターンずつかけて出すなんて手間をせずとも特殊地形を場に出せるランパン系の方がいいのでは?と。そもそも《ニッサ》が出るまでの状況が遅すぎるし、噛み合わなかったときはどうするのか?と。
やはりどこまで行っても基本性能部分に制限が強すぎるんですよね・・・。性能は間違いなく高いので、何とか運用できる余地を探せるといいのですがね。
・《進化の賢者/Saga de l’evolution》
:ここまで簡便で且つ連続的に動ける増殖はこれまでなかったように思えます。ただ具体的に何をするのか?
とりあえず面強化ができるとシンプルで楽。《敬慕されるロクソドン》や《ガヴォニーの居住区》など有用な選択肢ですかね。
《ファーティリド》は+カウンター1つと2マナを使って《不屈の自然》を起こせるためマナが続く限り上陸と増殖を起こせる組み合わせになる。《歩行バリスタ》や《墨蛾の生息地》から《風景の変容》+フェッチに繋げれば土地4枚でも一気に8つのカウンターを乗せたりできますね。
・《花粉光のドルイド》
:《培養ドルイド》や《成長室の守護者》とも相性がいいが、それ以上に《暴君への反逆者、アジャニ》と極めて相性がいい。特に増殖モードは[+1]だけでなく、[-2]のロスの大きさも緩和できるので釣り上げやすい。また、《開花の巨体》も含めCipで増殖できるタイプは《野生の律動》と極めて相性がいい。これもまたFiresの新構築系として考えることもできなくもないのかもしれません。下環境でも《活性機構》などとの相性は抜群で、シナジーを組みやすい。
・《瀬戸際の勇気》
:同じように+カウンターと増殖の組み合わせですが、こちらはカウンターを置いた後に増殖を行えるので両選択型。
《成長室の守護者》に使うとこれだけで2枚分という凄まじさ・・・。他にも探検組+《野茂み歩き》もあるので、上記のドルイドも含めて緑の軽量増殖札は中々に実用性が高くなりそうです。
・《ヴィトゥ=ガジーの目覚め》
:5マナ瞬足9/9タップインまたは6マナ瞬足9/9に。実質「覚醒9」なので相変わらずミシュラン系と相性がいい。
Stdの場合は《オラーズカの登臨/ハダーナの翼神殿》と相性がよく、戦闘時には実質5マナかかるとはいえ20打点を用意できるのは面白い。下環境で言うとやはりシンプルに《墨蛾の生息地》からの1ショットキル。ほかにも二段攻撃をはじめ色々な能力持ちに充てたり《ダークスティールの城塞》に使って安定的なクロックにしたりと動ける。後者ならGのStompyを組むことも可能。
ただ、なんにせよ昔からある土地を優れたサイズの生物にする札がなぜ使われないか?と言うと処理された時が痛いからにほかならず、故にそれをきっちりカバーできる手段が欲しいですよね。かと言って《高名な弁護士、トミク》のような札とはデッキに纏まる気がしないのも悩みものです。
・《永遠神ロナス》
:5マナ5/5接死+Cipで時限的に他の生物のパワーを倍加し警戒を付与する能力とサイクル特有の帰還能力を持つ。
緑の癖に他よりもマナレシオも悪く効果も接死と何か扱いが不遇で、Cipがその分強力。面強化にも単体強化にもなりうる。ただやはり単独では機能できないのが気にかかる部分ですね・・・。回避能力もなくチャンプで終わる可能性もある。
ただ現状のStdにはマナレシオの優れた生物も多いのでそれらで適当に押し込んでいるだけでもかなりの威力を発揮する可能性も。まぁBeatdownで5マナを前提に運用できるのかは危ういところですが・・・。
・《繁茂の絆/Bond of Flourishing》
:時折現れる緑の選択型ドロー。2マナSocでTop3枚中からパーマネントを1枚手札に入れることができ、且つ3点ゲイン。
選択量は少ないものの選択種は非常に多め。しかもゲインが付くのもありがたく、この手のドローが必要になる特定のコンボや中速以下の構築では対Aggroにおいて極めて有用。丁度調達できる《楽園の贈り物》とともにBigmanaを支えるパーツになりそうです。
ただ《ニッサの誓い》等と同じく自身を調達範囲に収めることはできないので、比率を増やすほど機能しづらくなる矛盾も。
しかしそれでも対象種が広いのはいいことで、EncだったりPWだったりとするような調達範囲を一括で納めるのが難しい複数のカードタイプを利用したコンボのサポーターとして活用できるはず。そして最低でも土地が手に入るため、空撃ちの可能性もほとんどないのもいいところ。
PW+Encだと《倍増の季節》+《狡猾な漂流者、ジェイス》
Cre+PWだと《サヒーリ・ライ》+《守護フェリダー》
Enc+Lnadだと《厳粛》+《暗黒の深部》
Enc+Creだと《厳粛》+《氷の中の存在》や《野生の律動》+「頑強」生物
Cre+Atfだと《暗黒のマントル》+《ヴィリジアンの社交家》《養育者、マーウィン》《野生の心、セルヴァラ》
Enc+Atfだと《冒涜された墓所》+《拷問生活》
etc
とにかくメジャーではないものの構築できるシナジー性をきっちりサポートできる存在として有り難い。
惜しむらくはSocである点と残りを墓地に置けない点ですか・・・。まぁそれらまで求めるのは贅沢すぎるのでね。
・《自然への回帰》
:《帰化》の上位交換。通常の性能に加え、墓地の札を1枚追放するモードも選べる。
多量に墓地を肥やすタイプには機能しないものの、少数の特化した札を利用するタイプにはこれだけでも有用で、例えばReanimatorでは釣竿の《動く死体》系から釣り上げる獲物まで狙えます。Miraclesでも《安らかな眠り》《相殺》《基本に返れ》などから《瞬唱の魔道士》のFb対策を熟したり、それも含めSfM組に対抗できるのでBlade系にも使用できます。Modernでも同じように機能性が高いはず。フェニックス系では肝心の《弧光のフェニックス》もありますし、《紅蓮術師の昇天》を潰したりもできます。元々が使いやすい《帰化》なので別に墓地対策が機能しなくとも十分で、なのでとても使いやすいですね。
現状私の持ちデッキではtWをする場合ですが《秋の騎士》もいるのでやや悩ましい。《秋の騎士》は単体で勝ち手段にもなり、何よりSligh系に強い。劇的な効果はないものの汎用性が高いのは《回帰》と一長一短ですね~。
GWを利用して部屋の大掃除中。
しかし私は物を捨てるのが下手なのでいつまでたっても片付かない。時間かかった割に物が減っていないという効率の悪さを露呈しています。3マナSocの2点火力ぐらいダメっぷりですね・・・。
・《野獣の擁護者、ビビアン》
:やや不安定ですが、生物サポーターとしては悪くない。[-2]が機能しないと意味がないので20枚程度の生物数が欲しい。また警戒などを考えるとサイズ持ちや接死など攻防で役に立ちやすい札が欲しい。
下環境だと《難題の予見者》《肉袋の匪賊》などはかなり有用な選択肢になるはず。色で考えれば《酸のスライム》《死霧の猛禽》なんて打点は不足していますがそれを除けば、ほぼほぼすべての要素に合致した札ですね。
・《ビビアンのアーク弓》
:アドを得ているわけではないのですが不要牌を使って適当な札を探しに行ける上にIns速度で場に出せます。相手の妨害にも強め。やることのなくなった状況で不要牌と使い道のないマナを充てるだけでも悪くはないはず。伝説性は気にかかりますが、自身の2枚目以降を捨て札に充てればいいので齟齬も起こしづらい。共鳴者になれないわけではありませんが、相応にマナを使っているので併用はさせづらいでしょうね。
Stdでは《ニッサの勝利》を使うことで土地伸ばし・手札補充・デッキ圧縮を一片に行えます。
下環境だと《浄土からの生命》との相性は抜群。ただ生物が一定以上いないと話にならないので、Topをある程度認識できるように《クルフィックスの狩猟者》や《森の知恵》を使えるといいですね。生物が多いほど機能するので《殻》のように特化型を組むのもありでしょうね。不要牌が溜まりやすいG系のStompyでは新しい戦力になるかもしれません。
・《世界を揺るがす者、ニッサ》
:過去の《世界を目覚めさせるもの、ニッサ》に比べるとほぼすべての要素で劣っているように思えます。
一部で、高評価の動きもあるようですが、よく判らんです・・・。
トークンと異なり生物生産量は土地に依存し、しかも土地を失うリスクもある。大型のマナ加速はできますが、これがなければ使えないような危うい超大型札を使うほどStdでいい物ってありましたっけ?
どこがいいのか・・・?
TheSourceで《生命の力、ニッサ》とどちらがいいか?と少し話題になっているようですが、その理由も不明。
攻防・リカバリーとバランスの取れた《生命ニッサ》に対して、こちらはBigmanaぐらいしか強みはなく、別にそれはもともとターボランドだし・・・で。そもそも「世界ニッサ」でいいじゃん比べるなら。
とりあえず、序盤から後半までうまく使える札が欲しい。
《破滅の終焉》は色も合うしちょうどいいはず。下環境でも《木端+微塵》とかフィニッシュにまでつながるものを使いたい。
・《ニッサの勝利》
:《ニッサの巡礼》の手札イン版。確定アドバンテージを得ることができ、色は限定されでいますが過去の札で《ガイアの恵み》や《地平の探求》を考えれば如何に効率がいいかが判ります。これの時点で4マナ目までの確保もできるため、中速以下のターボランプ向き。
ただ、基本《森》しか持ってくることができないので構築が大きく限定されるし、積む枚数にも限界も。
できれば単に土地を伸ばすだけではなく、手札枚数を生かすような《生ける竜巻》《ビビアンのアーク弓》等の手段が欲しい。
《ニッサ》がいる状態の特殊土地を含めてもよくて土地3枚サーチは確かに便利。なので少し考えてみたのですが、《ニッサ》がいる状態というのは3~5マナが既に出る状態。ならそこから1ターンずつかけて出すなんて手間をせずとも特殊地形を場に出せるランパン系の方がいいのでは?と。そもそも《ニッサ》が出るまでの状況が遅すぎるし、噛み合わなかったときはどうするのか?と。
やはりどこまで行っても基本性能部分に制限が強すぎるんですよね・・・。性能は間違いなく高いので、何とか運用できる余地を探せるといいのですがね。
・《進化の賢者/Saga de l’evolution》
:ここまで簡便で且つ連続的に動ける増殖はこれまでなかったように思えます。ただ具体的に何をするのか?
とりあえず面強化ができるとシンプルで楽。《敬慕されるロクソドン》や《ガヴォニーの居住区》など有用な選択肢ですかね。
《ファーティリド》は+カウンター1つと2マナを使って《不屈の自然》を起こせるためマナが続く限り上陸と増殖を起こせる組み合わせになる。《歩行バリスタ》や《墨蛾の生息地》から《風景の変容》+フェッチに繋げれば土地4枚でも一気に8つのカウンターを乗せたりできますね。
・《花粉光のドルイド》
:《培養ドルイド》や《成長室の守護者》とも相性がいいが、それ以上に《暴君への反逆者、アジャニ》と極めて相性がいい。特に増殖モードは[+1]だけでなく、[-2]のロスの大きさも緩和できるので釣り上げやすい。また、《開花の巨体》も含めCipで増殖できるタイプは《野生の律動》と極めて相性がいい。これもまたFiresの新構築系として考えることもできなくもないのかもしれません。下環境でも《活性機構》などとの相性は抜群で、シナジーを組みやすい。
・《瀬戸際の勇気》
:同じように+カウンターと増殖の組み合わせですが、こちらはカウンターを置いた後に増殖を行えるので両選択型。
《成長室の守護者》に使うとこれだけで2枚分という凄まじさ・・・。他にも探検組+《野茂み歩き》もあるので、上記のドルイドも含めて緑の軽量増殖札は中々に実用性が高くなりそうです。
・《ヴィトゥ=ガジーの目覚め》
:5マナ瞬足9/9タップインまたは6マナ瞬足9/9に。実質「覚醒9」なので相変わらずミシュラン系と相性がいい。
Stdの場合は《オラーズカの登臨/ハダーナの翼神殿》と相性がよく、戦闘時には実質5マナかかるとはいえ20打点を用意できるのは面白い。下環境で言うとやはりシンプルに《墨蛾の生息地》からの1ショットキル。ほかにも二段攻撃をはじめ色々な能力持ちに充てたり《ダークスティールの城塞》に使って安定的なクロックにしたりと動ける。後者ならGのStompyを組むことも可能。
ただ、なんにせよ昔からある土地を優れたサイズの生物にする札がなぜ使われないか?と言うと処理された時が痛いからにほかならず、故にそれをきっちりカバーできる手段が欲しいですよね。かと言って《高名な弁護士、トミク》のような札とはデッキに纏まる気がしないのも悩みものです。
・《永遠神ロナス》
:5マナ5/5接死+Cipで時限的に他の生物のパワーを倍加し警戒を付与する能力とサイクル特有の帰還能力を持つ。
緑の癖に他よりもマナレシオも悪く効果も接死と何か扱いが不遇で、Cipがその分強力。面強化にも単体強化にもなりうる。ただやはり単独では機能できないのが気にかかる部分ですね・・・。回避能力もなくチャンプで終わる可能性もある。
ただ現状のStdにはマナレシオの優れた生物も多いのでそれらで適当に押し込んでいるだけでもかなりの威力を発揮する可能性も。まぁBeatdownで5マナを前提に運用できるのかは危ういところですが・・・。
・《繁茂の絆/Bond of Flourishing》
:時折現れる緑の選択型ドロー。2マナSocでTop3枚中からパーマネントを1枚手札に入れることができ、且つ3点ゲイン。
選択量は少ないものの選択種は非常に多め。しかもゲインが付くのもありがたく、この手のドローが必要になる特定のコンボや中速以下の構築では対Aggroにおいて極めて有用。丁度調達できる《楽園の贈り物》とともにBigmanaを支えるパーツになりそうです。
ただ《ニッサの誓い》等と同じく自身を調達範囲に収めることはできないので、比率を増やすほど機能しづらくなる矛盾も。
しかしそれでも対象種が広いのはいいことで、EncだったりPWだったりとするような調達範囲を一括で納めるのが難しい複数のカードタイプを利用したコンボのサポーターとして活用できるはず。そして最低でも土地が手に入るため、空撃ちの可能性もほとんどないのもいいところ。
PW+Encだと《倍増の季節》+《狡猾な漂流者、ジェイス》
Cre+PWだと《サヒーリ・ライ》+《守護フェリダー》
Enc+Lnadだと《厳粛》+《暗黒の深部》
Enc+Creだと《厳粛》+《氷の中の存在》や《野生の律動》+「頑強」生物
Cre+Atfだと《暗黒のマントル》+《ヴィリジアンの社交家》《養育者、マーウィン》《野生の心、セルヴァラ》
Enc+Atfだと《冒涜された墓所》+《拷問生活》
etc
とにかくメジャーではないものの構築できるシナジー性をきっちりサポートできる存在として有り難い。
惜しむらくはSocである点と残りを墓地に置けない点ですか・・・。まぁそれらまで求めるのは贅沢すぎるのでね。
・《自然への回帰》
:《帰化》の上位交換。通常の性能に加え、墓地の札を1枚追放するモードも選べる。
多量に墓地を肥やすタイプには機能しないものの、少数の特化した札を利用するタイプにはこれだけでも有用で、例えばReanimatorでは釣竿の《動く死体》系から釣り上げる獲物まで狙えます。Miraclesでも《安らかな眠り》《相殺》《基本に返れ》などから《瞬唱の魔道士》のFb対策を熟したり、それも含めSfM組に対抗できるのでBlade系にも使用できます。Modernでも同じように機能性が高いはず。フェニックス系では肝心の《弧光のフェニックス》もありますし、《紅蓮術師の昇天》を潰したりもできます。元々が使いやすい《帰化》なので別に墓地対策が機能しなくとも十分で、なのでとても使いやすいですね。
現状私の持ちデッキではtWをする場合ですが《秋の騎士》もいるのでやや悩ましい。《秋の騎士》は単体で勝ち手段にもなり、何よりSligh系に強い。劇的な効果はないものの汎用性が高いのは《回帰》と一長一短ですね~。
WAR)新カード雑感その陸 悪用し甲斐のある赤
2019年5月1日 新カード紹介皆さん、こんばんは。しもべです。
せっかくの休日の過ぎるのが早いこと・・・。
いやだいやだ・・・。
と言うことで続き続き。
・《炎の職工、チャンドラ》
:基本的には追加ドローを含めて引き込んだダメージソースと奥義から放てる7点を絡めて勝利を目指します。ドローをし続けて勝利を目指す形はどこぞのイケメンと同じですね。ダメージを受けてもその分を反射できるので、PW特有の脆さを違う形で補えているのも面白いところです。火力処理できない大型札には弱い赤のPWですが、これは着地した瞬間から時間差4+α点火力が付いてくるドローのようなものです。
その性質から破壊や追放処理を躱したいので保護手段が欲しいところですね。
相手の小型には強い点、攻撃をすることなく断続的にダメージを飛ばせる点を考えればDragonStompyの引き籠り戦略にはうまく合致しています。問題は同マナ域には既に《反逆の先導者、チャンドラ》がいることですがね・・・。
減りさえすればいいので《キランの真意号》を使えば瞬間的に全忠誠度分のダメージを飛ばせるのは一つの方法かもしれないと思わなくもない。使わない。
・《チャンドラの勝利》
:本体は生物用2マナInsの3点火力で《チャンドラ》がいる場合には5点になるとなかなかに使い勝手がいい。タフネス5まで焼ければどの環境でもフェアデッキのフィニッシャーは大抵焼けますからね。
しかしそれ以上に大きいのがPWを対象にとることができる点。生物用火力は生物デッキでなければ、メインからは不要牌になってしまうものの、これのお陰でControlにも機能を発揮できます。しかも軽量の割にPW処理としては効率もいい。
まぁくさるときは腐るのですがそれはどのデッキ相手でも致し方ない。《削剥》のように便利な札であると思います。
・《敬慕される炎魔道士、ヤヤ》
:《燃えさし口のヘリオン》がCre→PWになった感じですね。
環境的に《災いの歌姫、ジュディス》や《無頼な扇動者、ティボルト》《ブリキ通りの重鎮、クレンコ》《静電場》などダメージソースの数を稼ぐことができる札にとっては非常に便利。盤上処理も一応できるので攻防で役立つのもいいところ。
ただやはり重たいし効果も小さいのが気にかかる。
・《不気味な修練者》
:生物数を稼ぐのでアリストクラッツ系で運用できますが、そのままでは先制攻撃がもったいない。と言うことで《災いの歌姫、ジュディス》や《死の男爵》と合わせたBeatdown型もいいですね。また下環境でも《墓所這い》の運用をしやすくなる側面があります。
・《戦慄衆の勇者、ネヘブ》
:不要牌を交換しえた札を唱えることを促すタイプ。手札枚数がないと話にならないもののお誂え向きに《危険因子》が存在しています。どのみち良質なサイズを生かすのならBeatdownが望ましいのでよく合っているはず。
「Dragon Stompy」では不要牌が溜まりやすいのでその戦力にいいと思われる。CotVなどの保護札もあるのでその分攻撃参加もしやすいはず。とはいえ不要牌処理が行える生物には同マナ域に《熱烈の神、ハゾレト》がいる。こちらの方がより優秀なので流石に厳しい。
大型の挙動を取ることができる可能性はありますね。
少なくともこれがある時点で4マナは出せる。そこから2~3枚を捨てれば6~7マナに到達するのでかなり可能性が広がります。《来世への門》+《王神の贈り物》のギフトデッキを舌でもう一度組みたい人にはお勧め。
・《戦慄衆の秘儀術師》
:攻撃参加を要するので隙はあるものの、何もしなくとも1マナ以下のIns/Socを何度も再利用できる生物。生き残るほどにアドを稼げるので、生物保護の観点をできるハンデスや除去・パンプなどを基本的に利用したい。特にパンプは結果として自身の誘発対象を増やすことができ効率もいい。攻撃を通すことやトランプル持ちである事との一貫性もある。と言うより、戦闘前に利用したパンプ札を攻撃時にそのまま利用できます。
なのでシンプルに《巨大化》を掛けてもそれをそのまま再利用するので1マナで+6打点。ただそこまで気にせずとも《思考囲い》や《稲妻》などを連打できるだけでも十分価値があります。軽量札が強い環境ほど有用であり、ここまで行けばパンプ札に頼る必要もない。
マナを踏み倒せるので《死せる生》《命運の輪》《祖先の幻視》などとも併用できるものの、攻撃参加までタイムラグがあるし、そもそも生物をもとにしていては安定しない。《雷電支配》や《予言により》と比べて特別早いわけでも支配力があるわけでもないのでコンボを求めるのならそちらの方が安定するはず。
地味に部族もゾンビ・ウィザードと使いやすい。
ただスペルが多いほど利点となる性質が通常の部族デッキと相性がよくない。なので比較的スペルを積むことができるウィザードを利用する方がいいでしょうね。幸い《燃えがらの風、エイデリズ》を利用したTempo型は存在していますし。
また素早く引き込むことができる札との相性がいい。
なので追加ドローやルーター系の札とも相性がいい。いっそのこと《リックス・マーディの歓楽者》などと合わせて使っていくのもいいのかもしれない。逆に墓地に依存する《プテラマンダー》や下環境で言う《騒乱の歓楽者》もあるが、それらはあまり向いていないだろう。
・《ブリキ通りの重鎮、クレンコ》
:どんどんサイズと展開トークン量が上がっていき、2→5→9→14点となかなかのとんでも仕様です。しかもその間にパンプ札などを掛ければ、より打力もトークン展開力も上がる。過去の《ゴブリンの熟練先導者》や《軍勢の親分》と比較すると戦闘に参加する必要があり着地ターンには大抵は何もしてくれません。しかも伝説なのは厄介です。が、展開力ははるかに上。
部族的にも数を確保でき、当然面強化とも相性がいい。自分の打点が上がり、トークンの展開力が上がり、さらにそのトークンの打点が上がり~と連鎖的に効力が増えていきます。Stdでも《ゴブリンの損壊名手》がいますし、《親分》と合わせて8ラブルゴブリンを構築できますね。たとえ一度で打ち取られてもトークンを三体展開できている時点でもう十分でしょうしね。
と言うか何もなしでも一度攻撃をすればその時点で本体+トークン×2が付いてくるので、ぞの時点で《軍属童の突発》レベル。つまり如何に最初の攻撃までつなげるかがこの札では一番肝要な部分になると思われます。
下環境でも当然使えますが、現状「Goblins」にどこまで嵌っているのかは怪しいところ。
Legacyでは溜めて爆発か圧倒的な瞬間打点で突破が基本のデッキなので攻撃し続ける必要があるのはやや手間。Modernでは高速Sligh型で、3マナで着地ターンに何もしないというのはかなりの鈍足。
「DragonStompy」系ではやはりラブル枠として使えますが、こちらも単独ではパンプや攻撃を通す手段などはあまり持っていないのはやや気にかかる。機体との相性もよろしくない。ただスペックの高さは本物なのでこれに合った使い方をするのがいいのではないかと思います。
・《心火》
:《命知らず》の上位種で、マナコストが増えた代わりにInsになりPWを生け贄に捧げることもできるようになった。《投げ飛ばし》系で固定ダメージ且つInsと言うと環境で活躍したのは《爆片破》を思い出します。これはそれよりも火力で劣りますが生物なのでクロック力では構成の自由度も含めてはるかに上です。死亡が確定している生物やPWを充てるだけでも十分で効率も悪くない。ただそこに加えてPig系生物を利用できるとなお良し。
・《猪の祟神、イルハグ》
:5マナ6/6トランプル+攻撃参加で時限的に手札から生物を着地させ攻撃に参加させることができる神。神特有の帰還能力も有。
しかし普通に考えれば5マナはすでに重たく6/6なら既に戦闘力も十分で、ここから大型を出す必要があるのか?しかも除去耐性も半端なのに?と言う疑問符の塊のおっことぬし。最近猪に嵌っているWotCですが使いやすいものは何一つ刷らないという一昔前にドラゴンやフェニックスを彷彿とさせる無駄っぷり。
では全く使い道がないか?と言うと別で、Legacy環境に存在する「赤単Sneak」には実装できそうです。
《騙し討ち》《裂け目の突破》から高速でファッティを叩きつけるDragonStompy系の亜種ですが、踏み倒し手段は多いに越したことはない。また手札に戻すのでCipの再利用もできますしね。現状類似の役は《焼却の機械巨人》がいますが、そちらよりも軽いですしね。CotVで除去耐性も補えますし、普通に出して6/6で相手をなぎ倒すこともできるのでなかなかに優れた選択肢になると考えています。《騙し討ち》で《イルハグ」を踏み倒してまずは突撃させ、そこの誘発でファッティを叩きつける。これで勝負が付けば良し、付かなければ次ターンに改めてファッティを叩きつける~なんて動きも取れます。《騙し討ち》で死亡しても、自身の帰還能力で戻ってくるのもいいところですね。
ネタ満載の札ですが、きっちり使いどころがあるネタです。
・《主無き者、サルカン》
:スーパーフレンズの必殺兵器ですが、そもそもそんなに複数のPWが並んでいるのならほっといても勝てるのでは?
着地時には[+1]では自分は攻撃できませんし、ドラゴンなんて余りならばないのに《炎の円》を持たせても・・・。
せっかくの休日の過ぎるのが早いこと・・・。
いやだいやだ・・・。
と言うことで続き続き。
・《炎の職工、チャンドラ》
:基本的には追加ドローを含めて引き込んだダメージソースと奥義から放てる7点を絡めて勝利を目指します。ドローをし続けて勝利を目指す形はどこぞのイケメンと同じですね。ダメージを受けてもその分を反射できるので、PW特有の脆さを違う形で補えているのも面白いところです。火力処理できない大型札には弱い赤のPWですが、これは着地した瞬間から時間差4+α点火力が付いてくるドローのようなものです。
その性質から破壊や追放処理を躱したいので保護手段が欲しいところですね。
相手の小型には強い点、攻撃をすることなく断続的にダメージを飛ばせる点を考えればDragonStompyの引き籠り戦略にはうまく合致しています。問題は同マナ域には既に《反逆の先導者、チャンドラ》がいることですがね・・・。
減りさえすればいいので《キランの真意号》を使えば瞬間的に全忠誠度分のダメージを飛ばせるのは一つの方法かもしれないと思わなくもない。使わない。
・《チャンドラの勝利》
:本体は生物用2マナInsの3点火力で《チャンドラ》がいる場合には5点になるとなかなかに使い勝手がいい。タフネス5まで焼ければどの環境でもフェアデッキのフィニッシャーは大抵焼けますからね。
しかしそれ以上に大きいのがPWを対象にとることができる点。生物用火力は生物デッキでなければ、メインからは不要牌になってしまうものの、これのお陰でControlにも機能を発揮できます。しかも軽量の割にPW処理としては効率もいい。
まぁくさるときは腐るのですがそれはどのデッキ相手でも致し方ない。《削剥》のように便利な札であると思います。
・《敬慕される炎魔道士、ヤヤ》
:《燃えさし口のヘリオン》がCre→PWになった感じですね。
環境的に《災いの歌姫、ジュディス》や《無頼な扇動者、ティボルト》《ブリキ通りの重鎮、クレンコ》《静電場》などダメージソースの数を稼ぐことができる札にとっては非常に便利。盤上処理も一応できるので攻防で役立つのもいいところ。
ただやはり重たいし効果も小さいのが気にかかる。
・《不気味な修練者》
:生物数を稼ぐのでアリストクラッツ系で運用できますが、そのままでは先制攻撃がもったいない。と言うことで《災いの歌姫、ジュディス》や《死の男爵》と合わせたBeatdown型もいいですね。また下環境でも《墓所這い》の運用をしやすくなる側面があります。
・《戦慄衆の勇者、ネヘブ》
:不要牌を交換しえた札を唱えることを促すタイプ。手札枚数がないと話にならないもののお誂え向きに《危険因子》が存在しています。どのみち良質なサイズを生かすのならBeatdownが望ましいのでよく合っているはず。
「Dragon Stompy」では不要牌が溜まりやすいのでその戦力にいいと思われる。CotVなどの保護札もあるのでその分攻撃参加もしやすいはず。とはいえ不要牌処理が行える生物には同マナ域に《熱烈の神、ハゾレト》がいる。こちらの方がより優秀なので流石に厳しい。
大型の挙動を取ることができる可能性はありますね。
少なくともこれがある時点で4マナは出せる。そこから2~3枚を捨てれば6~7マナに到達するのでかなり可能性が広がります。《来世への門》+《王神の贈り物》のギフトデッキを舌でもう一度組みたい人にはお勧め。
・《戦慄衆の秘儀術師》
:攻撃参加を要するので隙はあるものの、何もしなくとも1マナ以下のIns/Socを何度も再利用できる生物。生き残るほどにアドを稼げるので、生物保護の観点をできるハンデスや除去・パンプなどを基本的に利用したい。特にパンプは結果として自身の誘発対象を増やすことができ効率もいい。攻撃を通すことやトランプル持ちである事との一貫性もある。と言うより、戦闘前に利用したパンプ札を攻撃時にそのまま利用できます。
なのでシンプルに《巨大化》を掛けてもそれをそのまま再利用するので1マナで+6打点。ただそこまで気にせずとも《思考囲い》や《稲妻》などを連打できるだけでも十分価値があります。軽量札が強い環境ほど有用であり、ここまで行けばパンプ札に頼る必要もない。
マナを踏み倒せるので《死せる生》《命運の輪》《祖先の幻視》などとも併用できるものの、攻撃参加までタイムラグがあるし、そもそも生物をもとにしていては安定しない。《雷電支配》や《予言により》と比べて特別早いわけでも支配力があるわけでもないのでコンボを求めるのならそちらの方が安定するはず。
地味に部族もゾンビ・ウィザードと使いやすい。
ただスペルが多いほど利点となる性質が通常の部族デッキと相性がよくない。なので比較的スペルを積むことができるウィザードを利用する方がいいでしょうね。幸い《燃えがらの風、エイデリズ》を利用したTempo型は存在していますし。
また素早く引き込むことができる札との相性がいい。
なので追加ドローやルーター系の札とも相性がいい。いっそのこと《リックス・マーディの歓楽者》などと合わせて使っていくのもいいのかもしれない。逆に墓地に依存する《プテラマンダー》や下環境で言う《騒乱の歓楽者》もあるが、それらはあまり向いていないだろう。
・《ブリキ通りの重鎮、クレンコ》
:どんどんサイズと展開トークン量が上がっていき、2→5→9→14点となかなかのとんでも仕様です。しかもその間にパンプ札などを掛ければ、より打力もトークン展開力も上がる。過去の《ゴブリンの熟練先導者》や《軍勢の親分》と比較すると戦闘に参加する必要があり着地ターンには大抵は何もしてくれません。しかも伝説なのは厄介です。が、展開力ははるかに上。
部族的にも数を確保でき、当然面強化とも相性がいい。自分の打点が上がり、トークンの展開力が上がり、さらにそのトークンの打点が上がり~と連鎖的に効力が増えていきます。Stdでも《ゴブリンの損壊名手》がいますし、《親分》と合わせて8ラブルゴブリンを構築できますね。たとえ一度で打ち取られてもトークンを三体展開できている時点でもう十分でしょうしね。
と言うか何もなしでも一度攻撃をすればその時点で本体+トークン×2が付いてくるので、ぞの時点で《軍属童の突発》レベル。つまり如何に最初の攻撃までつなげるかがこの札では一番肝要な部分になると思われます。
下環境でも当然使えますが、現状「Goblins」にどこまで嵌っているのかは怪しいところ。
Legacyでは溜めて爆発か圧倒的な瞬間打点で突破が基本のデッキなので攻撃し続ける必要があるのはやや手間。Modernでは高速Sligh型で、3マナで着地ターンに何もしないというのはかなりの鈍足。
「DragonStompy」系ではやはりラブル枠として使えますが、こちらも単独ではパンプや攻撃を通す手段などはあまり持っていないのはやや気にかかる。機体との相性もよろしくない。ただスペックの高さは本物なのでこれに合った使い方をするのがいいのではないかと思います。
・《心火》
:《命知らず》の上位種で、マナコストが増えた代わりにInsになりPWを生け贄に捧げることもできるようになった。《投げ飛ばし》系で固定ダメージ且つInsと言うと環境で活躍したのは《爆片破》を思い出します。これはそれよりも火力で劣りますが生物なのでクロック力では構成の自由度も含めてはるかに上です。死亡が確定している生物やPWを充てるだけでも十分で効率も悪くない。ただそこに加えてPig系生物を利用できるとなお良し。
・《猪の祟神、イルハグ》
:5マナ6/6トランプル+攻撃参加で時限的に手札から生物を着地させ攻撃に参加させることができる神。神特有の帰還能力も有。
しかし普通に考えれば5マナはすでに重たく6/6なら既に戦闘力も十分で、ここから大型を出す必要があるのか?しかも除去耐性も半端なのに?と言う疑問符の塊のおっことぬし。最近猪に嵌っているWotCですが使いやすいものは何一つ刷らないという一昔前にドラゴンやフェニックスを彷彿とさせる無駄っぷり。
では全く使い道がないか?と言うと別で、Legacy環境に存在する「赤単Sneak」には実装できそうです。
《騙し討ち》《裂け目の突破》から高速でファッティを叩きつけるDragonStompy系の亜種ですが、踏み倒し手段は多いに越したことはない。また手札に戻すのでCipの再利用もできますしね。現状類似の役は《焼却の機械巨人》がいますが、そちらよりも軽いですしね。CotVで除去耐性も補えますし、普通に出して6/6で相手をなぎ倒すこともできるのでなかなかに優れた選択肢になると考えています。《騙し討ち》で《イルハグ」を踏み倒してまずは突撃させ、そこの誘発でファッティを叩きつける。これで勝負が付けば良し、付かなければ次ターンに改めてファッティを叩きつける~なんて動きも取れます。《騙し討ち》で死亡しても、自身の帰還能力で戻ってくるのもいいところですね。
ネタ満載の札ですが、きっちり使いどころがあるネタです。
・《主無き者、サルカン》
:スーパーフレンズの必殺兵器ですが、そもそもそんなに複数のPWが並んでいるのならほっといても勝てるのでは?
着地時には[+1]では自分は攻撃できませんし、ドラゴンなんて余りならばないのに《炎の円》を持たせても・・・。
WAR)新カード雑感その陸 粒揃いの黒
2019年5月1日 新カード紹介
皆さん、こんにちは。しもべです。
令和初日。
如何お過ごしでしょうか?私はヤドカリの生態模倣に勤しむとします。
・《灯の収穫》
:《骨の粉砕》の上位交換。+4マナを掛ければ追加コストの生け贄が不要になるので《稲妻の斧》的な使い勝手に。また除去範囲がPWまで拡大されたので、生物除去が腐る相手にも通じるようになり、格段に運用性が上がりましたね。生け贄手段としてのシナジーもある。
下環境では《無垢の血》がこの枠にあり、布告なので一長一短な部分はあるものの対フェアデッキへの実用性では格段に上がりました。特に個人的に愛用しているNicfitにおいては《老練の探険者》のPig達成手段は常に欲していると同時に、与えた土地で返しに《精神を刻むもの、ジェイス》などが置かれる怖さがあり、対PW戦も常に念頭に上がっています。その両者への要素を満たすとともに土地加速のデッキでもあるので追加コストでの5マナも普通に運用可能。
実に素晴らしい選択肢を得たことに。個人的には一番嬉しい新カードかも知れません。
一応ですが、《闇の腹心》を使うタイプとの併用もありうる感じですね。能動的に動けるのでボブ死を避けることもできる上に、ボブで土地を伸ばしやすいので、伸びた後は単体処理として機能できる。併用性も高い。
布告への劣化は気になるものの、対ファッティは他の札をサイドから入れることもできますし、そもそもEtenal環境はIns速度で動くことが必要になることも非常に多く《無垢の血》でも最初からしっかり機能しているというわけでもないので、致命的な劣化ではありません。《真の名の宿敵》の処理はできなくなりますが、それを使うデッキがその魚単体と言うこともそこまであるわけでもないので。
対して、追加コストなので単純に打ち消された時のリスクは大きい。《ベテラン》を墓地に落とすだけなら打ち消されてもいいのですが、さすがにそうも言ってられない場面が少なくない。また盤上にこちらが何もない状況ならば《無垢の血》は1マナの布告としてロスなく運用できていたので、必ずこちらのロスが必要になってしまったというのは面倒です。なので対ファッティへの威力は目をつぶれない範囲ではないものの、劣化しているのは明確な事実でしょうね。
当然ですが、生物をあまり使わないデッキにとっては致命的な部分で、Poxなどはかなり使いにくくはなっていると思われます。
まぁ総合して一長一短なのですが、個人的には欠点の部分よりも利点の部分の方がはるかに上回っていると感じます。
・《戦慄衆の侵略》
:時折現れる《苦花/BB》の亜種。本家と異なりトークン生産は「動員1」なので数を増やすよりもサイズを成長させていくことになります。本来持っていた横広がりの強みは失われアドは稼ぎにくく、点強化の恩恵はあるものの除去されれば元の木阿弥。なので異なる使い方が求められる印象です。
例えば毎ターン別の形に変換していけばアドが手に入ることも事実で何らかの形に生かせるはず。色の合う《忘れられた神々の僧侶》を利用したアリストクラッツなどは面白い存在になるだろうと。また下環境では《思考抜きの魔女》や《汚染》との併用でロックが可能になります。BBではライフロスの関係で辛かった組み合わせもこれならば問題もない。黒単では貴重なトークン生成装置なのでうまく利用したいですね。
・《ボーラスの城塞》
:黒らしくなった《未来予知》。Stdでは《宝物の地図/宝物の入り江》との相性が抜群。
マナソースとしてマナ加速でき、また余った分は弾丸にできる。占術でより《未来予知》をしやすくなるといい事尽くめ。
下では、スペル自体は《暗黒の儀式》などを連打すればリスクは低め。ただたんにTopの札を運用するなら《むかつき》で十分。ならパーマネントの生け贄が必要になるのですが《巣穴からの総出》もやはり同じ。《水蓮の花びら》と「コボルト」系でも使うべきでしょうか? 《鼓舞する彫像》とかも面白そうですが。しかしその手の構築をするのなら《実験の狂乱》とかでもいいですし、Ins/Socが多いのなら《前知の場》で十分ですしね。扱いが難しい。
個人的には《ブライトハースの指輪》と揃えて1ショットキルを狙いたいですね。そのために軽量Atfと《発明品の唸り》や《カルドーサの鍛冶場主》を揃えていくAtf型のコンボデッキ的な。また数を必要とする点では《サヒーリの指令》なども面白いかもしれませんね。
・《はぐれ影魔道士、ダブリエル》
:ハンデスと《拷問台》系が一体となっているため何となく《鼠の短牙/憎まれ者の傷弄り》を思わせますね。ちょっと重かったりハンデスに回数制限があるのも《短牙》を考えれば納得も行きます。またほぼ対Control用決戦兵器の側面ががあるので、マナ域的にも他のハンデス後に着地するぐらいで丁度いいと思います。
どうせならハンデス+火力の組み合わせがちょうどいいので、自身のスペルである《ダブリエルの影忘》もいいですね。ただ、tRが許されるのならもっと良質な《興行+叩打》もあるのでそちらを優先したい。
・《ラゾデブの肉裂き》
:動員は確実なトークン供給ではないものの実質的に条件なしでアドの取れるCip生物。部族的に見てもゾンビを2マナで2体提供できるわけで、マナカーブ的に軽いのが素晴らしく、後続で《死の男爵》を繋げることができる。エルフにおける《ドウィネンの精鋭》のようなもの。なので面展開が実に素晴らしい。もちろんシナジー抜きでもアド生物で相応。
・《虐殺少女》
:小粒が並んでいれば連鎖的にどんどん処理していけるぷよぷよ少女。盤上が空いたところで威迫で殴りに行けます。
やや重めなスィーパーですが中型以上でも十分処理は狙えるし、生け贄手段などを備えておけばよりその範囲も広くなる。死後生物などを並べておけば、トークン処理を先にすることで、さらにそこに《吐き気》をかぶせて追加で《吐き気》を起こせる。
しかし正直やってることは暗殺よりも伝染病の撒き散らしな気がするのは気のせいでしょうか?
下環境でも使えなくはない。
《カラカス》での再利用もできるし《疫病吐き》や《歩行バリスタ》を用意しておけば連鎖的な処理も楽なので。
ただ5マナはやはり重すぎる。同じような使い方をするのなら《夜の具現》や《虐殺のワーム》を優先したいですね。
・《永遠神バントゥ》
:マナフラッド対策など不要牌の処理はできるものの、5マナ域まで来てそれをするのか?と思わなくもないですね。纏まってPigを得るのは有用なものの別にこれである必要性も大して感じないですね・・・。《飢饉の具現、トルガール》使いますしね。
《墓穴までの契約》で盤上を一掃して攻撃を通しやすくするのもいいですが、別にリセット呪文でもいいわけですし。
・《蠍の侍臣》
:3マナ1/1に動員1+ゾンビトークンに接死を付与する。
この方向性なら《死の男爵》の方が同マナ域ではいいものの、Cipを得ることもできる余地があるのでこれにも相応の余地があるだろうと思われます。
・《侵略の代償》
:ハンデス+生物は《催眠の悪鬼》系列があるもののスペル且つトークンと言うのは非常に珍しいですね。3マナは重たくはあるものの、特有の強みはありますし、何かに使えるかもしれません。特にSocであることは比率や使いまわしの関係で重要。
・《鮮血の刃先》
:《見栄え損ない》+動員2の3マナSoc。
《復讐に燃えた反逆者》《不毛の地の絞殺者》など上位交換的な効果もないわけではないが何の条件も無しで使えるのは歴代で見ても悪くないスペック。部族シナジーもあるし、再利用もできます。
・《ケイヤ式幽体化》
:平たく言えば除去耐性補助。PWに付与できる点が非常に珍しく、これで忠誠度を能動的に使いきった状態から即場に戻して忠誠度能力を起動することでアドバンテージに繋げることができるのが特徴。また追放処理にも対処できるのも嬉しいところ。ただの回収と異なり直接戦場に出すのでテンポもいい。しかしバウンス系には一切対処できないし、スタックで処理されると相変わらず無力な点は注意。
ライバルは同セットの《負傷者の手当て》でこちらは1マナ重たいものの、それでも2マナと軽めで、しかも2種を1枚ずつ回収することができるので、よりアドに繋げ易い。
一応下環境で《改革派の結集者》につけることでぐるぐるでき、生け贄エンジンで∞ぐるぐる可能。
《狂喜の祭壇》や《ゴブリンの砲撃》を使えば勝利手段になる。
が、これなら+《サッフィー・エリクスドッター》を使えば2色で組める上にAura特有のリスクを抱えることもないので遥かに組みやすい。《祭壇》をフィニッシャーにすればGWの2色で済むと考えれば《幽体化》の優先度は高くはないと思われます。しかしPWを再利用するのは便利なので、そういった点を含めて手軽に再利用できる札として入れた結果の一要素としては悪くはないかもしれません。
令和初日。
如何お過ごしでしょうか?私はヤドカリの生態模倣に勤しむとします。
・《灯の収穫》
:《骨の粉砕》の上位交換。+4マナを掛ければ追加コストの生け贄が不要になるので《稲妻の斧》的な使い勝手に。また除去範囲がPWまで拡大されたので、生物除去が腐る相手にも通じるようになり、格段に運用性が上がりましたね。生け贄手段としてのシナジーもある。
下環境では《無垢の血》がこの枠にあり、布告なので一長一短な部分はあるものの対フェアデッキへの実用性では格段に上がりました。特に個人的に愛用しているNicfitにおいては《老練の探険者》のPig達成手段は常に欲していると同時に、与えた土地で返しに《精神を刻むもの、ジェイス》などが置かれる怖さがあり、対PW戦も常に念頭に上がっています。その両者への要素を満たすとともに土地加速のデッキでもあるので追加コストでの5マナも普通に運用可能。
実に素晴らしい選択肢を得たことに。個人的には一番嬉しい新カードかも知れません。
一応ですが、《闇の腹心》を使うタイプとの併用もありうる感じですね。能動的に動けるのでボブ死を避けることもできる上に、ボブで土地を伸ばしやすいので、伸びた後は単体処理として機能できる。併用性も高い。
布告への劣化は気になるものの、対ファッティは他の札をサイドから入れることもできますし、そもそもEtenal環境はIns速度で動くことが必要になることも非常に多く《無垢の血》でも最初からしっかり機能しているというわけでもないので、致命的な劣化ではありません。《真の名の宿敵》の処理はできなくなりますが、それを使うデッキがその魚単体と言うこともそこまであるわけでもないので。
対して、追加コストなので単純に打ち消された時のリスクは大きい。《ベテラン》を墓地に落とすだけなら打ち消されてもいいのですが、さすがにそうも言ってられない場面が少なくない。また盤上にこちらが何もない状況ならば《無垢の血》は1マナの布告としてロスなく運用できていたので、必ずこちらのロスが必要になってしまったというのは面倒です。なので対ファッティへの威力は目をつぶれない範囲ではないものの、劣化しているのは明確な事実でしょうね。
当然ですが、生物をあまり使わないデッキにとっては致命的な部分で、Poxなどはかなり使いにくくはなっていると思われます。
まぁ総合して一長一短なのですが、個人的には欠点の部分よりも利点の部分の方がはるかに上回っていると感じます。
・《戦慄衆の侵略》
:時折現れる《苦花/BB》の亜種。本家と異なりトークン生産は「動員1」なので数を増やすよりもサイズを成長させていくことになります。本来持っていた横広がりの強みは失われアドは稼ぎにくく、点強化の恩恵はあるものの除去されれば元の木阿弥。なので異なる使い方が求められる印象です。
例えば毎ターン別の形に変換していけばアドが手に入ることも事実で何らかの形に生かせるはず。色の合う《忘れられた神々の僧侶》を利用したアリストクラッツなどは面白い存在になるだろうと。また下環境では《思考抜きの魔女》や《汚染》との併用でロックが可能になります。BBではライフロスの関係で辛かった組み合わせもこれならば問題もない。黒単では貴重なトークン生成装置なのでうまく利用したいですね。
・《ボーラスの城塞》
:黒らしくなった《未来予知》。Stdでは《宝物の地図/宝物の入り江》との相性が抜群。
マナソースとしてマナ加速でき、また余った分は弾丸にできる。占術でより《未来予知》をしやすくなるといい事尽くめ。
下では、スペル自体は《暗黒の儀式》などを連打すればリスクは低め。ただたんにTopの札を運用するなら《むかつき》で十分。ならパーマネントの生け贄が必要になるのですが《巣穴からの総出》もやはり同じ。《水蓮の花びら》と「コボルト」系でも使うべきでしょうか? 《鼓舞する彫像》とかも面白そうですが。しかしその手の構築をするのなら《実験の狂乱》とかでもいいですし、Ins/Socが多いのなら《前知の場》で十分ですしね。扱いが難しい。
個人的には《ブライトハースの指輪》と揃えて1ショットキルを狙いたいですね。そのために軽量Atfと《発明品の唸り》や《カルドーサの鍛冶場主》を揃えていくAtf型のコンボデッキ的な。また数を必要とする点では《サヒーリの指令》なども面白いかもしれませんね。
・《はぐれ影魔道士、ダブリエル》
:ハンデスと《拷問台》系が一体となっているため何となく《鼠の短牙/憎まれ者の傷弄り》を思わせますね。ちょっと重かったりハンデスに回数制限があるのも《短牙》を考えれば納得も行きます。またほぼ対Control用決戦兵器の側面ががあるので、マナ域的にも他のハンデス後に着地するぐらいで丁度いいと思います。
どうせならハンデス+火力の組み合わせがちょうどいいので、自身のスペルである《ダブリエルの影忘》もいいですね。ただ、tRが許されるのならもっと良質な《興行+叩打》もあるのでそちらを優先したい。
・《ラゾデブの肉裂き》
:動員は確実なトークン供給ではないものの実質的に条件なしでアドの取れるCip生物。部族的に見てもゾンビを2マナで2体提供できるわけで、マナカーブ的に軽いのが素晴らしく、後続で《死の男爵》を繋げることができる。エルフにおける《ドウィネンの精鋭》のようなもの。なので面展開が実に素晴らしい。もちろんシナジー抜きでもアド生物で相応。
・《虐殺少女》
:小粒が並んでいれば連鎖的にどんどん処理していけるぷよぷよ少女。盤上が空いたところで威迫で殴りに行けます。
やや重めなスィーパーですが中型以上でも十分処理は狙えるし、生け贄手段などを備えておけばよりその範囲も広くなる。死後生物などを並べておけば、トークン処理を先にすることで、さらにそこに《吐き気》をかぶせて追加で《吐き気》を起こせる。
しかし正直やってることは暗殺よりも伝染病の撒き散らしな気がするのは気のせいでしょうか?
下環境でも使えなくはない。
《カラカス》での再利用もできるし《疫病吐き》や《歩行バリスタ》を用意しておけば連鎖的な処理も楽なので。
ただ5マナはやはり重すぎる。同じような使い方をするのなら《夜の具現》や《虐殺のワーム》を優先したいですね。
・《永遠神バントゥ》
:マナフラッド対策など不要牌の処理はできるものの、5マナ域まで来てそれをするのか?と思わなくもないですね。纏まってPigを得るのは有用なものの別にこれである必要性も大して感じないですね・・・。《飢饉の具現、トルガール》使いますしね。
《墓穴までの契約》で盤上を一掃して攻撃を通しやすくするのもいいですが、別にリセット呪文でもいいわけですし。
・《蠍の侍臣》
:3マナ1/1に動員1+ゾンビトークンに接死を付与する。
この方向性なら《死の男爵》の方が同マナ域ではいいものの、Cipを得ることもできる余地があるのでこれにも相応の余地があるだろうと思われます。
・《侵略の代償》
:ハンデス+生物は《催眠の悪鬼》系列があるもののスペル且つトークンと言うのは非常に珍しいですね。3マナは重たくはあるものの、特有の強みはありますし、何かに使えるかもしれません。特にSocであることは比率や使いまわしの関係で重要。
・《鮮血の刃先》
:《見栄え損ない》+動員2の3マナSoc。
《復讐に燃えた反逆者》《不毛の地の絞殺者》など上位交換的な効果もないわけではないが何の条件も無しで使えるのは歴代で見ても悪くないスペック。部族シナジーもあるし、再利用もできます。
・《ケイヤ式幽体化》
:平たく言えば除去耐性補助。PWに付与できる点が非常に珍しく、これで忠誠度を能動的に使いきった状態から即場に戻して忠誠度能力を起動することでアドバンテージに繋げることができるのが特徴。また追放処理にも対処できるのも嬉しいところ。ただの回収と異なり直接戦場に出すのでテンポもいい。しかしバウンス系には一切対処できないし、スタックで処理されると相変わらず無力な点は注意。
ライバルは同セットの《負傷者の手当て》でこちらは1マナ重たいものの、それでも2マナと軽めで、しかも2種を1枚ずつ回収することができるので、よりアドに繋げ易い。
一応下環境で《改革派の結集者》につけることでぐるぐるでき、生け贄エンジンで∞ぐるぐる可能。
《狂喜の祭壇》や《ゴブリンの砲撃》を使えば勝利手段になる。
が、これなら+《サッフィー・エリクスドッター》を使えば2色で組める上にAura特有のリスクを抱えることもないので遥かに組みやすい。《祭壇》をフィニッシャーにすればGWの2色で済むと考えれば《幽体化》の優先度は高くはないと思われます。しかしPWを再利用するのは便利なので、そういった点を含めて手軽に再利用できる札として入れた結果の一要素としては悪くはないかもしれません。
WAR)新カード雑感その伍 青は優秀な札が沢山
2019年4月28日 新カード紹介 コメント (2)
皆さん、こんにちは。しもべです。
昨日も書く予定でしたが、机で寝落ちしましたw
と言うことで正式発売にさえ間に合わなさそうですが、続き続きw
・《神秘を操る者、ジェイス》
:《研究室の偏執狂》の能力を持った4マナ《ジェイス》で初期忠誠度は「4」。
[+1]で《思考掃き》、[-8]で7ドロー+山札なくなっても勝利。なので奥義で忠誠度がなくなってしまっても問題がない。
ほぼほぼ相手に干渉をせず山札を引ききることを目指す、今時珍しい超特化型。中途半端に生物を入れても腐ってしまう低速Controlのフィニッシャーに添えることもできなくもない。
ただ多量ドローコンボのフィニッシャーとしてみると軽くて色拘束も薄くて釣り上げやすい《偏執狂》には劣りますね・・・。
なので「ネクサス」系の様なデッキのフィニッシャーに添えるのもいいでしょう。
[+1]だけでも大体1度で3枚削れるので15回起動ぐらいで勝てるが、奥義や他のドロースペルを使うことでより早くなる。単純計算で山札50枚程度から考えても[+1]×5→[-8]→[+1]×8→[+1]と言ったところでしょうか?まぁ追加ドローした札や落とした札の中に混じる「再活」札で《薬術士の眼識》などを使えばより早くはなるだろうと思われます。
その他ドロー系の《発見》や《任務説明》《洞察の絆》で山札を削りながら有効牌を再利用して徹底して妨害を続けるヘビーコントロールが組めそうです。
下環境ではブロッカーに《鬱外科医》とか入れてみるのも面白いですね。黒もLO手段を豊富に持っている色ですし追加で何か足せるはず。マナ加速要因に使えなくもない《血清の粉末》を利用して、良質な手札を探しつつ最初から山札を削る作戦なんてのも面白いかもしれません。
また《Thought Lash》を入れておくと瞬時に山札を空にできるのでそのまま[+1]で勝利できるコンボの形成ですね。ただ4マナ2種は重たいなぁ・・・。カードパワーも低いし。ただまぁ《Thought Lash》は維持費が何一つ苦にならない上に防御的な時間も稼げるので、単体でそれ以外にやることがないコンボ札よりはよほどましですかね?
・《謎めいた指導者、カズミナ》
:非常に珍しい青単色で何の制約もなくトークンを出せるPW。
個人的には《僧院の包囲》の「カン」と「龍」を合わせた上位種のような印象ですね。またはコンボがない代わりに使いやすくなった《狡猾な漂流者、ジェイス》の上位種。
使いやすい札には変わりないものの単独では支配力も膠着的影響力もないので他サポート札があるかどうかに掛かっています。
保護性能も考えれば《守護ウィザード》《非凡な虚空魔道士》などの部族支援に使うかFaerieStompyにぶち込んで相手にManadenialをしながら装備品を担がせるルーターとしてなら機能しそうです。あのデッキも《戦利品の魔道士》を利用したBlade注力戦略を取ることもでき、ついでにWizardにもなるので結構向いているはず。
・《覆いを割く者、ナーセット》
:PW化した《トレストの使者、レオヴォルド》。相手依存だったアド手段が能動的に。ドロー性能も有用なので自分を守る手段の調達も段違いです。また色拘束も薄いので色々なデッキに試行でき、《ガイアー岬の療養所》を合わせたお手軽ハンデスを簡単に組み込めます。生物でもないのでやや除去されにくく、かつ一方的制限で複数積みもしやすい。忠誠度を回復させる要素がないので使い捨てになりますが、自身の能力で後続の《ナーセット》を引き込めますし、《意志の力/FoW》で切ること可能。
《レオヴォルド》などはあまり使われないない現状ですが、ここまで色拘束も薄く即アドも取れるのなら採用するデッキが表れても不思議ではありませんね。
一応《レオヴォルド》から劣っている点としては単体では勝ち手段になれない点やGSZで調達できない点でしょうかね。物量に弱いのも事実ですし。
単体で勝てるものではありませんが、極めて強力で、環境にUが多いほど有用性が高まります。特に《選択》や《思考掃き》ではなく《渦まく知識》《思案》《定業》などが主なEternalでは有能な札ですね。
同じくUに強い《時を解す者、テフェリー》《支配の片腕、ジェイス》に比べ、妨害は常在能力のみであるものの、こちらはその分単独でアドバンテージを稼ぐことができるのが売りですね。また効果が汎用的であり相手に対しても自分に対しても腐ることがほとんどない。ただ3マナSoc挙動は隙が大きいので他に壁になる要素がある方が望ましいですね。
アンコモンとは思えない強力な札です。
・《ナーセットの逆転》
:《差し戻し》と《双つ術》の中間のような札。正直やりたいことが散らかっていて且つ中途半端で使いづらい。ですが、相手にマナ以外を要求するような札に対して、例えば相手の《祖先の幻視》の待機明けを狙ったり、《安堵の再開》をコピーしたりすると面白い。
また《任務説明》などの使いまわしよう水増し札の順番が逆( Ins/Soc→使いまわし札 から 使いまわし札→Ins/Soc )になったと捉えることもできるかもしれませんね。
・《迷い子、フブルスプ》
:《ノリン》イズムと伝説性を付与したら《エルフの幻想家》を超えました。
まあ《首席議長、ヴァニファール》を使うのが手っ取り早く、逆にそれ以外と実用性に難を抱えますね。流石に《破滅の終焉》《新生化》のような使いきりを使う気にはなれず、《ビビアンのアーク弓》ではある程度の枚数を積まないと実現性があるとは言いづらいが、その枚数積みたい札ではないので・・・。
下だとやはり《出産の殻》。丁度2マナ域はU系だと生け贄にしたいような札もないので丁度いい。《悪意の大梟》が2マナの枠に嵌りますが、これは壁として運用したいので《殻》の生け贄枠には不向きなんですよね。なので非常にありがたい。
次は何を持ってくるのかが重要になりますがね。例えば手札枚数自体は稼げているので《機知の勇者》とか。相手に動いてもらえると助かるので装備品でも担がせるのもいいかもしれません。
・《ボーラスの占い師》
:戻ってきたアド生物。《反復の学部長、ナバン》と一緒に使いたい。
・《テフェリーの時間改変》
:ブリンク系の新種。単に《来世への旅》の青版かと思ってましたがよく見たら対象がパーマネントになってます。もしかして青くなった《ちらつき》?しかも《ちらつき》系の中では初めてのInsではないでしょうかね?
基本的な使い方は大して変わりませんが、《ミラーリ予想》や《練達の魔術師、ナル・メハ》とのコンボを形成することはできます。後者はともかく前者は普通に使える挙動なので《ボーラスの占い師》などを含めて構築するのも手ですね。IがIns回収なので組み合わせれば疑似的な《任務説明》のようにも機能しますね。
また、今回は+の忠誠度能力を持っていないPWも多いので、その意味でも忠誠度を回復させることのできるこれはありがたい
因みに、PWが攻撃をされた場合にちらつかせると別オブジェ扱いなので戦闘ダメージを躱すことができます。
なので疑似的な《濃霧》のようにも機能します。また《ケイヤの誓い》があれば《誓い》自体のCipの再利用だけでなく、相手の攻撃に誘発させてからPWをちらつかせてスカラせる~なんてことも可能です。
元々多芸なブリンク系ですがInsになったことで更にその器用さを増していますね!!
・《灯の分身》
:汎用性が高い《クローン》系は優秀と言う強みと、相手の札を対象にとれず状況均衡能力が落ちた《クローン》系は弱いという2点を抱えた悩ましい札。優秀な札を安定して場に保持できているのなら相当に強力でしょうが、それができる状況なら無理に倍加させなくともカウンターとか構えていればいいのでは?と言う疑問が拭えません。
ただ2種に変身することができるのは確かに便利で、現代には《出産の殻》系も戻ってきているのでその点で1チャンス。また、今回は誘発能力持ちのPWも多いのでその効果を重ねることができるのもありがたい部分でしょうね。
個人的には、+カウンターが置かれた状態で場に出せる点を利用して《台所の嫌がらせ屋》《残忍なレッドキャップ》や《エレンドラ谷の大魔導師》などの「頑強」持ちと併用したいですね。あとは生け贄手段さえあれば∞頑強です。特に後者は色も合う上に生け贄エンジンがなくともハーフロックができるのもいい点ですね。丁度青単色でも生物調達ができる《孵化+不和》も出たことですし。またマナ域も合うので《出産の殻》を使った新しい形も行けますね。瞬殺コンボを作るにはまた別に札も要りますが、それぞれ相応に有用な札なのでコンボのためにデッキパワーを下げる必要がないのがいいところです。
・《永遠神ケフネト》
:前身に比べると除去耐性が変化しマナレシオは落ちたものの、戦闘参加制限がなくなった。また運によるものの継続的なアドを得ることもでき戦闘力もある。ある程度以上Ins/Socがないと機能しないので15~20枚以上は欲しいところで、サイズ的にも中速デッキのフィニッシャー役を熟せそうですね。4点処理に耐えることができるものいい部分。。
ただ、生き残れば強い生物の典型で、確実に除去の的になる上に出戻りに時間がかかることや瞬間的に影響力を発揮できるわけでもないので、正直使い方が難しい、手放しで強い札ではないと思われます。
少なくともIns/Socの一定以上のデッキ内比率、4マナを抵抗なく出せる事、安定して保護することができる事などを要しそうです。可能なら山札操作。追放領域から戻ってくることができるのは強いんですけどね。とりあえずいつでも使える札などと合わせて使いたいので《万全+番人》とかですかね?
下環境で言うと個人的には《反体制魔道士、ケス》を想像しました。カードパワーは高いし実装されることもあるものの定着したか?と言えばそうではないのは周知の事実。
《ケフネト》はサイズも上でターンの表裏でアドを取ることもできる可能性はあるもののランダム性に任せざるを得ず、墓地にある札のように選択的に使えるわけでもない。除去やカウンターなど状況を選ぶ札が捲れても意味がない。中速で場に安定させることができるのなら《精神を刻むもの、ジェイス》でよくないか?などを考えると正直運用は厳しい。
より攻撃的なデッキでの選択肢になるでしょうね。
FaerieStompyの選択肢になるかは構築次第ながら差してPWを使わない/中型を出せるマナ域/CotVの保護と一応の相性はいい。
《渦まく知識》や《巻物棚》との相性は抜群。コピーした札の本体はキャストされないので、任意の札をTopに戻すことで繰り返しそれを利用することができます。特に後者は継続して使えるのでより運用性が高い(複数枚を引いても問題ないし相手ターンに利用可能)。例えば《頑固な否認》や《引き剥がし》《凍氷破》《次元の歪曲》などの妨害手段を繰り返し使うのは面白い。特に《次元の歪曲》は小型処理として青単色で《罰する火》的に使うだけでなく、《ケフネト》をバンプすることもできるのもいいところ。あとは腐りづらいドロー系があるとより良い。《知識の渇望》や《至高の意志》と言う選択肢もあります。《巻物棚》は本来複数枚引きは腐りやすいはずですが、《ケフネト》ならターンの表裏で使用するためにも複数ある方が望ましいし、さらに帰還能力で山札内に戻ってもすぐにこれを利用することで引きこむことができるのもいいところ。と言うかいい所だらけ。
また、《時間のねじれ》などを使うことで∞ターンの達成が可能。まぁこちらは重たいうえに妨害もされやすいので安定はしないのですがね。
・《洞察の絆》
:回収札と考えてもIns/Socの組み合わせで2枚を回収できれば4マナなら十分なコスト。妨害系を回収し更に重ねるControlならば実用的な挙動を取ることができるはず。もちろん墓地を溜めやすいので《アズカンタの探索/水没都市、アズカンタ》へのサポートにもなる。中々に使いやすい。Socであるのでその隙を埋める手段が欲しいところですが、それこそ除去連打する事になりそうですね。
・《流速の媒介者》
:「果敢」と同じ条件で「増殖」を起こせる3マナ2/2生物。
何に使うかはともかく可能性は感じる一枚。
・《議論を呼ぶ計画》
:使い切りながら増殖をシンプルに扱えるのがありがたい。ただ単なるキャントリップと異なりシナジー重視の札なのでどこまでしっかり生かせるのか?
・《終局の始まり》
:打ち消されない瞬足持ちの《マロー》+2ドローと考えればなかなかのマナレシオと言えそうです。
6マナと言うと黎明期の《モハマティ・ジン》から代表されるUの低速コントロールのフィニッシャー枠です。Midrangeで使うには重すぎますし、この札も必然的にそうなるでしょうね。最近だと《奔流の機械巨人》と言う超有用生物がいたので、そちらに比べるとやや落ちますが、上記のようにこの札も決して悪くはありません。
・《永遠衆の天空王》
:重いのは事実ですが、疑似アドは得られるしマナレシオも悪くない。本来動員はサイズが上がりはするもののアドが確定しないのが弱い点だったのですが、回避能力を付与できるのでむしろ強みを出すことができています。
下環境でもゾンビのトークンは多く、色の合う札でも《潮からの蘇生》や「不朽」「永遠」などゾンビを出す札が同色にもあるので可能性は広がります。《陽光鞭の勇者》や《多相面の侍臣》などは相応に質も高く《出産の殻》などと絡めて動くこともできますね。。
・《エイヴンの永遠衆》
:《空中生成エルドラージ》的な動員永遠衆。アドも確定で部族シナジーも作りやすい。特に3マナでゾンビを2体並べることができるのは嬉しいところ。コモンとは思えない素晴らしい性能をしています。
・《ラゾデブの板金》
:保護札として機能させるのが第一だが、同時に本体やPWを護ったりもできる。またアドを失わないなどほかにはない面白さもあります。ある意味ではスペル化した《粘体マンタ》のようなものかもしれませんね。
・《無神経な放逐》
:2マナSocで《分散》+動員1.
Insではないものの《大クラゲ》的なバウンス生物がスペル化したと考えれば2マナSocでも十分な軽さ。あとはどう使うか?
今回は長くなりました。
が、正直レアリティに関係なく優秀な札が多い事多いこと。ここに挙げてないものでも相応の基準で揃っていて、明らかな限定戦専用は殆どない。ビビりました。
昨日も書く予定でしたが、机で寝落ちしましたw
と言うことで正式発売にさえ間に合わなさそうですが、続き続きw
・《神秘を操る者、ジェイス》
:《研究室の偏執狂》の能力を持った4マナ《ジェイス》で初期忠誠度は「4」。
[+1]で《思考掃き》、[-8]で7ドロー+山札なくなっても勝利。なので奥義で忠誠度がなくなってしまっても問題がない。
ほぼほぼ相手に干渉をせず山札を引ききることを目指す、今時珍しい超特化型。中途半端に生物を入れても腐ってしまう低速Controlのフィニッシャーに添えることもできなくもない。
ただ多量ドローコンボのフィニッシャーとしてみると軽くて色拘束も薄くて釣り上げやすい《偏執狂》には劣りますね・・・。
なので「ネクサス」系の様なデッキのフィニッシャーに添えるのもいいでしょう。
[+1]だけでも大体1度で3枚削れるので15回起動ぐらいで勝てるが、奥義や他のドロースペルを使うことでより早くなる。単純計算で山札50枚程度から考えても[+1]×5→[-8]→[+1]×8→[+1]と言ったところでしょうか?まぁ追加ドローした札や落とした札の中に混じる「再活」札で《薬術士の眼識》などを使えばより早くはなるだろうと思われます。
その他ドロー系の《発見》や《任務説明》《洞察の絆》で山札を削りながら有効牌を再利用して徹底して妨害を続けるヘビーコントロールが組めそうです。
下環境ではブロッカーに《鬱外科医》とか入れてみるのも面白いですね。黒もLO手段を豊富に持っている色ですし追加で何か足せるはず。マナ加速要因に使えなくもない《血清の粉末》を利用して、良質な手札を探しつつ最初から山札を削る作戦なんてのも面白いかもしれません。
また《Thought Lash》を入れておくと瞬時に山札を空にできるのでそのまま[+1]で勝利できるコンボの形成ですね。ただ4マナ2種は重たいなぁ・・・。カードパワーも低いし。ただまぁ《Thought Lash》は維持費が何一つ苦にならない上に防御的な時間も稼げるので、単体でそれ以外にやることがないコンボ札よりはよほどましですかね?
・《謎めいた指導者、カズミナ》
:非常に珍しい青単色で何の制約もなくトークンを出せるPW。
個人的には《僧院の包囲》の「カン」と「龍」を合わせた上位種のような印象ですね。またはコンボがない代わりに使いやすくなった《狡猾な漂流者、ジェイス》の上位種。
使いやすい札には変わりないものの単独では支配力も膠着的影響力もないので他サポート札があるかどうかに掛かっています。
保護性能も考えれば《守護ウィザード》《非凡な虚空魔道士》などの部族支援に使うかFaerieStompyにぶち込んで相手にManadenialをしながら装備品を担がせるルーターとしてなら機能しそうです。あのデッキも《戦利品の魔道士》を利用したBlade注力戦略を取ることもでき、ついでにWizardにもなるので結構向いているはず。
・《覆いを割く者、ナーセット》
:PW化した《トレストの使者、レオヴォルド》。相手依存だったアド手段が能動的に。ドロー性能も有用なので自分を守る手段の調達も段違いです。また色拘束も薄いので色々なデッキに試行でき、《ガイアー岬の療養所》を合わせたお手軽ハンデスを簡単に組み込めます。生物でもないのでやや除去されにくく、かつ一方的制限で複数積みもしやすい。忠誠度を回復させる要素がないので使い捨てになりますが、自身の能力で後続の《ナーセット》を引き込めますし、《意志の力/FoW》で切ること可能。
《レオヴォルド》などはあまり使われないない現状ですが、ここまで色拘束も薄く即アドも取れるのなら採用するデッキが表れても不思議ではありませんね。
一応《レオヴォルド》から劣っている点としては単体では勝ち手段になれない点やGSZで調達できない点でしょうかね。物量に弱いのも事実ですし。
単体で勝てるものではありませんが、極めて強力で、環境にUが多いほど有用性が高まります。特に《選択》や《思考掃き》ではなく《渦まく知識》《思案》《定業》などが主なEternalでは有能な札ですね。
同じくUに強い《時を解す者、テフェリー》《支配の片腕、ジェイス》に比べ、妨害は常在能力のみであるものの、こちらはその分単独でアドバンテージを稼ぐことができるのが売りですね。また効果が汎用的であり相手に対しても自分に対しても腐ることがほとんどない。ただ3マナSoc挙動は隙が大きいので他に壁になる要素がある方が望ましいですね。
アンコモンとは思えない強力な札です。
・《ナーセットの逆転》
:《差し戻し》と《双つ術》の中間のような札。正直やりたいことが散らかっていて且つ中途半端で使いづらい。ですが、相手にマナ以外を要求するような札に対して、例えば相手の《祖先の幻視》の待機明けを狙ったり、《安堵の再開》をコピーしたりすると面白い。
また《任務説明》などの使いまわしよう水増し札の順番が逆( Ins/Soc→使いまわし札 から 使いまわし札→Ins/Soc )になったと捉えることもできるかもしれませんね。
・《迷い子、フブルスプ》
:《ノリン》イズムと伝説性を付与したら《エルフの幻想家》を超えました。
まあ《首席議長、ヴァニファール》を使うのが手っ取り早く、逆にそれ以外と実用性に難を抱えますね。流石に《破滅の終焉》《新生化》のような使いきりを使う気にはなれず、《ビビアンのアーク弓》ではある程度の枚数を積まないと実現性があるとは言いづらいが、その枚数積みたい札ではないので・・・。
下だとやはり《出産の殻》。丁度2マナ域はU系だと生け贄にしたいような札もないので丁度いい。《悪意の大梟》が2マナの枠に嵌りますが、これは壁として運用したいので《殻》の生け贄枠には不向きなんですよね。なので非常にありがたい。
次は何を持ってくるのかが重要になりますがね。例えば手札枚数自体は稼げているので《機知の勇者》とか。相手に動いてもらえると助かるので装備品でも担がせるのもいいかもしれません。
・《ボーラスの占い師》
:戻ってきたアド生物。《反復の学部長、ナバン》と一緒に使いたい。
・《テフェリーの時間改変》
:ブリンク系の新種。単に《来世への旅》の青版かと思ってましたがよく見たら対象がパーマネントになってます。もしかして青くなった《ちらつき》?しかも《ちらつき》系の中では初めてのInsではないでしょうかね?
基本的な使い方は大して変わりませんが、《ミラーリ予想》や《練達の魔術師、ナル・メハ》とのコンボを形成することはできます。後者はともかく前者は普通に使える挙動なので《ボーラスの占い師》などを含めて構築するのも手ですね。IがIns回収なので組み合わせれば疑似的な《任務説明》のようにも機能しますね。
また、今回は+の忠誠度能力を持っていないPWも多いので、その意味でも忠誠度を回復させることのできるこれはありがたい
因みに、PWが攻撃をされた場合にちらつかせると別オブジェ扱いなので戦闘ダメージを躱すことができます。
なので疑似的な《濃霧》のようにも機能します。また《ケイヤの誓い》があれば《誓い》自体のCipの再利用だけでなく、相手の攻撃に誘発させてからPWをちらつかせてスカラせる~なんてことも可能です。
元々多芸なブリンク系ですがInsになったことで更にその器用さを増していますね!!
・《灯の分身》
:汎用性が高い《クローン》系は優秀と言う強みと、相手の札を対象にとれず状況均衡能力が落ちた《クローン》系は弱いという2点を抱えた悩ましい札。優秀な札を安定して場に保持できているのなら相当に強力でしょうが、それができる状況なら無理に倍加させなくともカウンターとか構えていればいいのでは?と言う疑問が拭えません。
ただ2種に変身することができるのは確かに便利で、現代には《出産の殻》系も戻ってきているのでその点で1チャンス。また、今回は誘発能力持ちのPWも多いのでその効果を重ねることができるのもありがたい部分でしょうね。
個人的には、+カウンターが置かれた状態で場に出せる点を利用して《台所の嫌がらせ屋》《残忍なレッドキャップ》や《エレンドラ谷の大魔導師》などの「頑強」持ちと併用したいですね。あとは生け贄手段さえあれば∞頑強です。特に後者は色も合う上に生け贄エンジンがなくともハーフロックができるのもいい点ですね。丁度青単色でも生物調達ができる《孵化+不和》も出たことですし。またマナ域も合うので《出産の殻》を使った新しい形も行けますね。瞬殺コンボを作るにはまた別に札も要りますが、それぞれ相応に有用な札なのでコンボのためにデッキパワーを下げる必要がないのがいいところです。
・《永遠神ケフネト》
:前身に比べると除去耐性が変化しマナレシオは落ちたものの、戦闘参加制限がなくなった。また運によるものの継続的なアドを得ることもでき戦闘力もある。ある程度以上Ins/Socがないと機能しないので15~20枚以上は欲しいところで、サイズ的にも中速デッキのフィニッシャー役を熟せそうですね。4点処理に耐えることができるものいい部分。。
ただ、生き残れば強い生物の典型で、確実に除去の的になる上に出戻りに時間がかかることや瞬間的に影響力を発揮できるわけでもないので、正直使い方が難しい、手放しで強い札ではないと思われます。
少なくともIns/Socの一定以上のデッキ内比率、4マナを抵抗なく出せる事、安定して保護することができる事などを要しそうです。可能なら山札操作。追放領域から戻ってくることができるのは強いんですけどね。とりあえずいつでも使える札などと合わせて使いたいので《万全+番人》とかですかね?
下環境で言うと個人的には《反体制魔道士、ケス》を想像しました。カードパワーは高いし実装されることもあるものの定着したか?と言えばそうではないのは周知の事実。
《ケフネト》はサイズも上でターンの表裏でアドを取ることもできる可能性はあるもののランダム性に任せざるを得ず、墓地にある札のように選択的に使えるわけでもない。除去やカウンターなど状況を選ぶ札が捲れても意味がない。中速で場に安定させることができるのなら《精神を刻むもの、ジェイス》でよくないか?などを考えると正直運用は厳しい。
より攻撃的なデッキでの選択肢になるでしょうね。
FaerieStompyの選択肢になるかは構築次第ながら差してPWを使わない/中型を出せるマナ域/CotVの保護と一応の相性はいい。
《渦まく知識》や《巻物棚》との相性は抜群。コピーした札の本体はキャストされないので、任意の札をTopに戻すことで繰り返しそれを利用することができます。特に後者は継続して使えるのでより運用性が高い(複数枚を引いても問題ないし相手ターンに利用可能)。例えば《頑固な否認》や《引き剥がし》《凍氷破》《次元の歪曲》などの妨害手段を繰り返し使うのは面白い。特に《次元の歪曲》は小型処理として青単色で《罰する火》的に使うだけでなく、《ケフネト》をバンプすることもできるのもいいところ。あとは腐りづらいドロー系があるとより良い。《知識の渇望》や《至高の意志》と言う選択肢もあります。《巻物棚》は本来複数枚引きは腐りやすいはずですが、《ケフネト》ならターンの表裏で使用するためにも複数ある方が望ましいし、さらに帰還能力で山札内に戻ってもすぐにこれを利用することで引きこむことができるのもいいところ。と言うかいい所だらけ。
また、《時間のねじれ》などを使うことで∞ターンの達成が可能。まぁこちらは重たいうえに妨害もされやすいので安定はしないのですがね。
・《洞察の絆》
:回収札と考えてもIns/Socの組み合わせで2枚を回収できれば4マナなら十分なコスト。妨害系を回収し更に重ねるControlならば実用的な挙動を取ることができるはず。もちろん墓地を溜めやすいので《アズカンタの探索/水没都市、アズカンタ》へのサポートにもなる。中々に使いやすい。Socであるのでその隙を埋める手段が欲しいところですが、それこそ除去連打する事になりそうですね。
・《流速の媒介者》
:「果敢」と同じ条件で「増殖」を起こせる3マナ2/2生物。
何に使うかはともかく可能性は感じる一枚。
・《議論を呼ぶ計画》
:使い切りながら増殖をシンプルに扱えるのがありがたい。ただ単なるキャントリップと異なりシナジー重視の札なのでどこまでしっかり生かせるのか?
・《終局の始まり》
:打ち消されない瞬足持ちの《マロー》+2ドローと考えればなかなかのマナレシオと言えそうです。
6マナと言うと黎明期の《モハマティ・ジン》から代表されるUの低速コントロールのフィニッシャー枠です。Midrangeで使うには重すぎますし、この札も必然的にそうなるでしょうね。最近だと《奔流の機械巨人》と言う超有用生物がいたので、そちらに比べるとやや落ちますが、上記のようにこの札も決して悪くはありません。
・《永遠衆の天空王》
:重いのは事実ですが、疑似アドは得られるしマナレシオも悪くない。本来動員はサイズが上がりはするもののアドが確定しないのが弱い点だったのですが、回避能力を付与できるのでむしろ強みを出すことができています。
下環境でもゾンビのトークンは多く、色の合う札でも《潮からの蘇生》や「不朽」「永遠」などゾンビを出す札が同色にもあるので可能性は広がります。《陽光鞭の勇者》や《多相面の侍臣》などは相応に質も高く《出産の殻》などと絡めて動くこともできますね。。
・《エイヴンの永遠衆》
:《空中生成エルドラージ》的な動員永遠衆。アドも確定で部族シナジーも作りやすい。特に3マナでゾンビを2体並べることができるのは嬉しいところ。コモンとは思えない素晴らしい性能をしています。
・《ラゾデブの板金》
:保護札として機能させるのが第一だが、同時に本体やPWを護ったりもできる。またアドを失わないなどほかにはない面白さもあります。ある意味ではスペル化した《粘体マンタ》のようなものかもしれませんね。
・《無神経な放逐》
:2マナSocで《分散》+動員1.
Insではないものの《大クラゲ》的なバウンス生物がスペル化したと考えれば2マナSocでも十分な軽さ。あとはどう使うか?
今回は長くなりました。
が、正直レアリティに関係なく優秀な札が多い事多いこと。ここに挙げてないものでも相応の基準で揃っていて、明らかな限定戦専用は殆どない。ビビりました。
WAR)新カード雑感その肆 白
2019年4月26日 新カード紹介皆さん、こんばんは。しもべです。
もうすぐ平成も終わりですね。
感慨深い気がしないでもないですが、気のせいでしょうね。
・《黒き剣のギデオン》
:これまでも半分生物扱いだった《ギデオン》ですが、忠誠度能力を使いながら生物として殴れるので今回から完全に生物枠。
ただ自分で生物化のタイミングを選べないのは少し嫌なところ。《カラカス》は当然として破壊除去などにも引っかかるので。
またこれまでは《キテオン》を除けば、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》ぐらいしかBeatdown向けの存在は単独ではおらず、ミシュラン性能と防御性能を生かした中速以下の供だったのですが、今回は基本生物補助をしながら殴る側面を考えれば、完全にAggro向けの性能になっています。ただ、耐える手段を相応に持っていた以前までと異なり、受けに回るとほとんど何もできないので、より攻撃的にいきたい。
Stdでは《アダントの先兵》とは抜群の相性で、絆魂や警戒を付与しつつ本体の性能で破壊不能を補ってもらえれば、2~3t目に連続してパワー3と4の生物を並べることも可能。壁としても有効。攻める姿勢優先でも機能する《ギデオンの勝利》もあるのはいいところです。下環境では《キランの真意号》と並べる存在としても悪くない。
中速で考える場合は、2体の破壊不能を生物を確保できる点が重要で、その場合も攻撃的である必要がありますが、これを利用すればリセットボタンを押しながらクロックを仕掛ける余地も生まれます。と言うか、具体的には《轟音のクラリオン》でスィーパーをしながら絆魂付与で殴れます。それ以上のサイズはそれこそ《ギデオンの勝利》でつぶせますしね。中速でそこまで攻撃的である必要があるかは不明ですが、選択肢の一つとしては悪くはないはず。
・《ギデオンの勝利》
:白に時折みられるレンジストライク版の布告。
ギデオンを扱っているのなら最大2体を潰せるように。《ギデオン・ジュラ》《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》《試練に臨むギデオン》など実用的なものはどれも複数体の攻撃を誘引しやすいので割と狙いやすいはず。有り難い事にブロックでも反応するので攻めでも守りでも使えます。ギデオンの生物化もしっかり生かせますね。ただ本当に利用したいのなら《前兆の壁》もあるといいかもしれませんね。
正直2体も布告できれば十分なので、同じような条件でより大振りな《残骸の漂着》よりもギデオンデッキでなら使いやすいのではないでしょうかね? ModernのギデオンControlやLegacyの「Angel Stompy」で十分に実用化される余地はあると思われます。
軽量処理との相性も抜群によく、《次元の歪曲》で小型処理をする一方で、大型を担当させることもできるはず。《歪曲》は《ギデオン》や《真意号》のパンプにも使えるのでしっかり嵌りますね。
・《高名な弁護士、トミク》
:土地関係の民事紛争処理が専門らしい。
相手のスペルで相手の土地に干渉することも禁ずる機能なので、《世界のるつぼ》《ラムナプの採掘者》《浄土からの生命》《演劇の舞台》などを機能不全にさせることができるわけですね。罰する火に耐えるタフネスもあるので、《不毛の大地》と合わせて、対土地系への有効なサイド札になるかもしれませんね~。
しかし用途が狭すぎる・・・。
せっかくなので《軍団の上陸/一番砦、アダント》と一緒に使って土地を保護するのもいいかもしれません。
同じような感覚で下環境で《ニクスの祭殿、ニクソス》と併用した白信心でも組めそうではあります。
・《奉謝の亡霊》
:《かき鳴らし鳥》が変色しスピリットになった。それだけ。
スピリットはそもそも+カウンターやPWをあまり使うデッキでもないので部族的な強みは皆無。しかし色が変わったことでWeenieとしては価値が備わりました。+カウンターのばらまきがしやすい色であり、コストと回避能力を考えても《暴君への敵対者、アジャニ》《敬慕されるロクソドン》との相性は抜群でどんどん自軍を強化していけます。《集団的努力》など相性のいい札は多め。
・《法ルーンの執行官》
:弱り続けるタッパーの中で近年では出色物の出来。
Weenieとしても見れるマナレシオと軽さであり、防御だけでなく攻撃を無理やりねじ込むのにも非常に便利。
・《永遠神オケチラ》
:生物キャストでトークンを出すという珍しいタイプのアドエンジン。適当なマナ生物とこれで着地から生物に繋げて並べていくのもいいですね。
しかしそんな手間をかけるよりも最初から強い生物たくさんで組んでおいた方がいいので今一つ使い方が判らない。Beatdownで簡単にかつ安定してたどり着けるマナ域でない点も痛いところですね・・・。
何故か素のスペックで本体の一番打点が高い。
下環境ではAngelStompyの一手段になりうるかも。
《搭載歩行機械》《歩行バリスタ》なら即アドを得る手段になるし、CotVで除去耐性の補強も可能。ただ5マナは重ためであるし、単独でアドが取れる札でもなければ制圧力を持つ札でもない。わざわざこれを使う理由があるのか?と考えれば怪しいところです。
なんとなく《スカラベの神》にも似ている。まぁ追加で手札が必要なので《スカラベの神》ほど簡単ではないでしょうが、代わりにトークンを生みだすためのマナは固定されていないので軽量生物連打から一気に展開できる強みはありますね。
《召喚の調べ》や《異界の進化》と軽量アド生物またはマナ生物と言う形で組むと運用しやすいかもしれません。
《出産の殻》系統の生物方のNicfitで使える余地もあるかもしれない。白系統だとどうしても《殻》構築は《包囲サイ》型が優先されるがそれ以外があっても当然いいはずなので。
もうすぐ平成も終わりですね。
感慨深い気がしないでもないですが、気のせいでしょうね。
・《黒き剣のギデオン》
:これまでも半分生物扱いだった《ギデオン》ですが、忠誠度能力を使いながら生物として殴れるので今回から完全に生物枠。
ただ自分で生物化のタイミングを選べないのは少し嫌なところ。《カラカス》は当然として破壊除去などにも引っかかるので。
またこれまでは《キテオン》を除けば、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》ぐらいしかBeatdown向けの存在は単独ではおらず、ミシュラン性能と防御性能を生かした中速以下の供だったのですが、今回は基本生物補助をしながら殴る側面を考えれば、完全にAggro向けの性能になっています。ただ、耐える手段を相応に持っていた以前までと異なり、受けに回るとほとんど何もできないので、より攻撃的にいきたい。
Stdでは《アダントの先兵》とは抜群の相性で、絆魂や警戒を付与しつつ本体の性能で破壊不能を補ってもらえれば、2~3t目に連続してパワー3と4の生物を並べることも可能。壁としても有効。攻める姿勢優先でも機能する《ギデオンの勝利》もあるのはいいところです。下環境では《キランの真意号》と並べる存在としても悪くない。
中速で考える場合は、2体の破壊不能を生物を確保できる点が重要で、その場合も攻撃的である必要がありますが、これを利用すればリセットボタンを押しながらクロックを仕掛ける余地も生まれます。と言うか、具体的には《轟音のクラリオン》でスィーパーをしながら絆魂付与で殴れます。それ以上のサイズはそれこそ《ギデオンの勝利》でつぶせますしね。中速でそこまで攻撃的である必要があるかは不明ですが、選択肢の一つとしては悪くはないはず。
・《ギデオンの勝利》
:白に時折みられるレンジストライク版の布告。
ギデオンを扱っているのなら最大2体を潰せるように。《ギデオン・ジュラ》《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》《試練に臨むギデオン》など実用的なものはどれも複数体の攻撃を誘引しやすいので割と狙いやすいはず。有り難い事にブロックでも反応するので攻めでも守りでも使えます。ギデオンの生物化もしっかり生かせますね。ただ本当に利用したいのなら《前兆の壁》もあるといいかもしれませんね。
正直2体も布告できれば十分なので、同じような条件でより大振りな《残骸の漂着》よりもギデオンデッキでなら使いやすいのではないでしょうかね? ModernのギデオンControlやLegacyの「Angel Stompy」で十分に実用化される余地はあると思われます。
軽量処理との相性も抜群によく、《次元の歪曲》で小型処理をする一方で、大型を担当させることもできるはず。《歪曲》は《ギデオン》や《真意号》のパンプにも使えるのでしっかり嵌りますね。
・《高名な弁護士、トミク》
:土地関係の民事紛争処理が専門らしい。
相手のスペルで相手の土地に干渉することも禁ずる機能なので、《世界のるつぼ》《ラムナプの採掘者》《浄土からの生命》《演劇の舞台》などを機能不全にさせることができるわけですね。罰する火に耐えるタフネスもあるので、《不毛の大地》と合わせて、対土地系への有効なサイド札になるかもしれませんね~。
しかし用途が狭すぎる・・・。
せっかくなので《軍団の上陸/一番砦、アダント》と一緒に使って土地を保護するのもいいかもしれません。
同じような感覚で下環境で《ニクスの祭殿、ニクソス》と併用した白信心でも組めそうではあります。
・《奉謝の亡霊》
:《かき鳴らし鳥》が変色しスピリットになった。それだけ。
スピリットはそもそも+カウンターやPWをあまり使うデッキでもないので部族的な強みは皆無。しかし色が変わったことでWeenieとしては価値が備わりました。+カウンターのばらまきがしやすい色であり、コストと回避能力を考えても《暴君への敵対者、アジャニ》《敬慕されるロクソドン》との相性は抜群でどんどん自軍を強化していけます。《集団的努力》など相性のいい札は多め。
・《法ルーンの執行官》
:弱り続けるタッパーの中で近年では出色物の出来。
Weenieとしても見れるマナレシオと軽さであり、防御だけでなく攻撃を無理やりねじ込むのにも非常に便利。
・《永遠神オケチラ》
:生物キャストでトークンを出すという珍しいタイプのアドエンジン。適当なマナ生物とこれで着地から生物に繋げて並べていくのもいいですね。
しかしそんな手間をかけるよりも最初から強い生物たくさんで組んでおいた方がいいので今一つ使い方が判らない。Beatdownで簡単にかつ安定してたどり着けるマナ域でない点も痛いところですね・・・。
何故か素のスペックで本体の一番打点が高い。
下環境ではAngelStompyの一手段になりうるかも。
《搭載歩行機械》《歩行バリスタ》なら即アドを得る手段になるし、CotVで除去耐性の補強も可能。ただ5マナは重ためであるし、単独でアドが取れる札でもなければ制圧力を持つ札でもない。わざわざこれを使う理由があるのか?と考えれば怪しいところです。
なんとなく《スカラベの神》にも似ている。まぁ追加で手札が必要なので《スカラベの神》ほど簡単ではないでしょうが、代わりにトークンを生みだすためのマナは固定されていないので軽量生物連打から一気に展開できる強みはありますね。
《召喚の調べ》や《異界の進化》と軽量アド生物またはマナ生物と言う形で組むと運用しやすいかもしれません。
《出産の殻》系統の生物方のNicfitで使える余地もあるかもしれない。白系統だとどうしても《殻》構築は《包囲サイ》型が優先されるがそれ以外があっても当然いいはずなので。
WAR)新カード雑感その参 終焉サイクル
2019年4月21日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
続き続き。
今回はプレリリースまでに終わるどころか発売前に終わる気もしないw
・《栄光の終焉》
:サイクルの白。トークンスペルの中でもX+種マナや多数のマナをかけると効果が強力になるという点では過去の《軍部政変》を思わせる部分もあります。
トークンの質が2マナ程度なのでX=1ではともかく、X=2ならそこそこ、X=3~なら十分なマナレシオになります。
ハイパー化は確かに強力ですが、総打点で考えてオーバーキル。故に如何にX=2~でうまく使うのかが重要になりそうです。
シンプルに面強化が望ましいのですが、重さからBeatdownでは《ベナリア史》より優先されるとは思えませんので、中速以下でしっかり土地を伸ばし、面強化できる構築がいい。《胆力の道》への変身にも使いやすい札になりますね。
下環境では使いやすい兵士の部族なので《陸軍元帥》などと合わせて使っていってもいいでしょうね。まぁ単色で考えても《幽体の行列》や《荒野の収穫》に勝る要素はほぼないのでしっかり生かせる構築が必要。
・《啓示の終焉》
:サイクルのU。正直サイクル中では群を抜いて弱いと思います。
ハイパー化すれば中々ですがそんなに無理をしなくとも他にドロースペルはありますし、どこまで行っても札を引くだけ。《天才のひらめき》などのように相手に打ち込む勝利手段になることもない。
しかも通常の機能が《予言》《集中》《連絡》などの基準ドローよりも質が低い。せめてInsであれば・・・。あまりに隙だらけ。《薬術士の眼識》などでいけない理由もない。
《荒野の再生》など確かに膨大なマナを生めるデッキであれば多量ドローモードは使えるでしょうが、そこまでして使うものでもない・・・。
・《永遠の終焉》
:サイクルの黒。Xの効果を複数体分に広げることができるので効率がいいように見えて、ただ小型の処理がしたいだけならX=~2なら《蔓延》系があり、それらに比べると効率が悪い。しかも破壊なので破壊不能や再生持ちには機能しない。
では何がいいのかと言うと、相手の生物の身を狙い撃ちできる点であり、自軍に対しては望まない限り被害が出ない点。なので比較対象は《湿地での被災》などです。また、できるかどうかは別にしても、ハイパー化した際の効果を見ても、生物デッキでの運用でこそ価値があり、低速デッキには合わない。
とはいえ、黒で生物特化のデッキはそこまで多くはない上にマナの供給も難しいので無理をするほどでもないと思われます。
下環境ではDeath&TaxやMaverickに部族、Tempo系と小型生物が環境の中心なので、黒系のBeatdownでX=1~2程度でもそこそこに実用性はあると思われます。しかしそれをしたいのなら今度は《湿地での被災》でよくないか?となるのが悩ましいところ。
また生物の回収も結局はハイパー化まではお預けなのも厳しい部分。併用で使いたいならより汎用的な《不敬の命令》でもいいわけですしね。
なのでもし使うのなら、必ずではなくともハイパー化までを狙える要素を持ったデッキで使いたいですね。
Stdではほとんどないのですが、例えば共鳴者+マナソースとなる《戦慄衆の勇者、ネヘブ》。下環境だとSliverで《基底スリヴァー》+《宝革スリヴァー》を使えば多量のマナを生みだせますね。黒単信心でも運用はできますが、そちらでも見てもやはり《不敬の命令》の方が扱いやすいんですよね・・・。
総合的に見ても、弱くはないのですが扱いの難しいスペルでしょうね。
・《約束の終焉/Finale of Promise》
:話題の踏み倒しスペル。サイクルの赤。(X)マナを2つの効果に転用できるため、種は重たいのですが実際には良効率のアド札。(X=~3)=~5マナの範囲で考えればStdでも十分実用的なIns/Socが増えてくるので中速以下のデッキで運用も十分可能です。
インクの染みに見える10マナ以上も《戦慄衆の勇者、ネヘブ》《ヤヤ・バラード》《アゾールの門口/太陽の聖域》がいれば実は後半なら狙えなくもなくて、火力2種をコピーして6個叩き込むなんて作業もできるので全く意味のない文章ではないですね。まぁ気のせいですが。
シンプルに使い分けができ、個人でも動ける《発展+発破》がライバルですね。
ただ、スペルの重めのStdでは、その再利用のアドバンテージよりも1枚で3回のスペルキャストになるという部分の方により価値を感じます。本体が3マナ程度までかかるのなら、単純にIns+Socを回収して使いまわすだけなら《ミラーリ予想》で十分ですからね。《静電場》《遁走する蒸気族》《弧光のフェニックス》《原初の呪物/原初の水源》《つぶやく神秘家》《崇高な工匠、サヒーリ》《ヴァンスの爆破砲/火を吐く稜堡》などカウント系との相性が非常にいい。
しかし真価を発揮するのは当然下環境。
1マナで有用なスペルが跳梁跋扈している世界では3マナで選択的に動けるアドバンテージ札。Ins/Socをバランスよく使えることや本体がスペルであることを生かせれば《瞬唱の魔道士》を超える挙動も可能ですね。
判り易いのはBurnで《稲妻》+《溶岩の打ち込み》や《稲妻の連鎖》など軽量火力が溢れているので、息切れしてくる頃に3マナで6点を叩き込めます。《危険因子》とどちらがいいかは悩ましいところですが《大歓楽の幻霊》やその他小型を揃えたSlighならば《危険因子》の方がいいでしょうね。
回数稼ぎの観点でもやはり素晴らし。マナソースと合わせてStorm値を稼げます。色拘束から通常の「ANT」「TES」への採用はやや手間ですが、できないわけではないですし、「赤単Storm」等なら抵抗もない。そちらならばX=10の達成も割かし現実的で、《焦熱の合流点》を3倍にして投げ込むだけでも十分。
そこまでではなくともスペル回数を稼ぎたい《氷の中の存在》《弧光のフェニックス》《遁走する蒸気族》にとって、捌かれて消耗してきたところに投入するカンフル剤として極めて有効です。《蒸気族》は同時にマナソースになるのも重要。
《物あさり》は状況を整えやすく且つアドロス分を回収もでき、もちろんこれを再利用してもいい最良の相棒になりそうです。《約束の終焉》は墓地に札がないと話にならず、しかも基本的には3~4マナと中盤以降で使うタイミングが限定されている札なので、それらを取りまとめて調整ができるルーターやキャントリップの存在は、《約束の終焉》での再利用まで考えて非常に重要な存在になるはず。あとは、回数稼ぎなら本場のWee=Zerox系でも可能性があり、特に《窯の悪鬼》ならばそれこそこれで瞬殺も可能だろう。
そして《祖先の幻視》《死せる生》《命運の輪》《均衡の復元》は言わずもがな。一応近年では珍しく再利用系なのに使用後に追放されないので、ほかの回収系と合わせることもできます。意味があるかは不明ですが。
とにかく使える要素が多く1マナ域で凶悪な札の多い環境では馬鹿みたいに強い。
問題は(R)(R)の色拘束+重さと墓地依存性。
当然ルーターも含めて墓地対策の的になりますし、赤では対処も難しい。墓地利用前提だと一網打尽にされる恐れもあります。また墓地枚数を参照するタイプとも相性が悪く《騒乱の歓楽者》《プテラマンダー》《紅蓮術師の昇天》や《炎の中の過去》など現状で使われている札でも齟齬を起こすものが少なくはなく、なので運用の際にはデッキを新しく組み直す必要もあるはず。
同時に、基本的には軽量のデッキで運用されるのですが、それでも3~4マナでの運用が基本で且つ墓地がある程度肥えた中盤以降でなければならない。特にそのマナ域は軽量デッキにとっては結構致命的な部分にもなりうるので、それを考慮した構築や採用枚数に調整していく必要はあると思います。
強力な札ではありますが、ScMほど丸い札ではないと思いますね。
ScMは墓地が枯れていてもなんだかんだ2/1瞬足が結構偉いですから。こちらは墓地が枯れていると何もできない。その上使いまわしはできてもSoc挙動なのでカウンターは使えず除去の取り回しも遥かに下。そういったことを考えれば受け攻めどちらにも使えるScMに比べると、こちらはよりマイペースな動きを取るデッキにこそ向いているのでしょうね。
ただサイクル中ではX=1でも十二分に強いということで圧倒的に有用と思えます。
・《破滅の終焉》
:サイクルの緑。効果的に《緑の太陽の頂点/GSZ》の上位版のようで、種マナが増えた代わりに非緑の生物の調達も可能になりました。同時に素晴らしいのが墓地からの回収も適う点で、特定の生物をキーとしたシナジーやコンボをより安定的に運用しやすくなります。銀弾生物なども1枚挿しが多いので、処理されてしまっていても、対処して再度相手に嫌がらせができる点も有難い。
同時にサイクル中で唯一明確な勝ち手段になるため、ハイパー化を狙う価値もあり。
サーチ札故にその挙動も狙いやすくなるのもいいところで、《献身のドルイド》+《療治の侍臣》や《培養ドルイド》+《ヴィグの移植術師》など生物を使った無限マナコンボの場合は、これまでは別途必要としていた《不屈の神、ロナス》や《歩行バリスタ》などのフィニッシャー枠すら不要になります。
一応GSZと異なり、普通に墓地に置かれるため回収系の札の活用もできます。これ→《永遠の証人》→これ→《証人》とか。
基本的に軽量系の生物を利用したデッキで運用することになりますが、単なるBeatdownなら《集合した中隊》の方が強力で、条件を満たせるなら《ウルヴェンワルド横断》の方が扱いやすい。なので最初から前述のシナジーやコンボをより重視した構築や多数のマナを生み出せるデッキこそ真価を発揮できる札でしょうね。
「Elves」では扱えないわけではないですが、Legacyなら《自然の秩序》の方が軽いコストで《孔蹄のビヒモス》に繋げられますので、Modernの《集合した中隊》+《暴走の先導》の枠に割って入ることができるか?ですね。
サイクルとしてはX=0~1と最軽量でも強い赤>>軽量でも多量でも有用な緑>重たい分強めな白・黒>>使い道がよく判らない青と言った評価を下していますが、実際のところはどうでしょうね~。
続き続き。
今回はプレリリースまでに終わるどころか発売前に終わる気もしないw
・《栄光の終焉》
:サイクルの白。トークンスペルの中でもX+種マナや多数のマナをかけると効果が強力になるという点では過去の《軍部政変》を思わせる部分もあります。
トークンの質が2マナ程度なのでX=1ではともかく、X=2ならそこそこ、X=3~なら十分なマナレシオになります。
ハイパー化は確かに強力ですが、総打点で考えてオーバーキル。故に如何にX=2~でうまく使うのかが重要になりそうです。
シンプルに面強化が望ましいのですが、重さからBeatdownでは《ベナリア史》より優先されるとは思えませんので、中速以下でしっかり土地を伸ばし、面強化できる構築がいい。《胆力の道》への変身にも使いやすい札になりますね。
下環境では使いやすい兵士の部族なので《陸軍元帥》などと合わせて使っていってもいいでしょうね。まぁ単色で考えても《幽体の行列》や《荒野の収穫》に勝る要素はほぼないのでしっかり生かせる構築が必要。
・《啓示の終焉》
:サイクルのU。正直サイクル中では群を抜いて弱いと思います。
ハイパー化すれば中々ですがそんなに無理をしなくとも他にドロースペルはありますし、どこまで行っても札を引くだけ。《天才のひらめき》などのように相手に打ち込む勝利手段になることもない。
しかも通常の機能が《予言》《集中》《連絡》などの基準ドローよりも質が低い。せめてInsであれば・・・。あまりに隙だらけ。《薬術士の眼識》などでいけない理由もない。
《荒野の再生》など確かに膨大なマナを生めるデッキであれば多量ドローモードは使えるでしょうが、そこまでして使うものでもない・・・。
・《永遠の終焉》
:サイクルの黒。Xの効果を複数体分に広げることができるので効率がいいように見えて、ただ小型の処理がしたいだけならX=~2なら《蔓延》系があり、それらに比べると効率が悪い。しかも破壊なので破壊不能や再生持ちには機能しない。
では何がいいのかと言うと、相手の生物の身を狙い撃ちできる点であり、自軍に対しては望まない限り被害が出ない点。なので比較対象は《湿地での被災》などです。また、できるかどうかは別にしても、ハイパー化した際の効果を見ても、生物デッキでの運用でこそ価値があり、低速デッキには合わない。
とはいえ、黒で生物特化のデッキはそこまで多くはない上にマナの供給も難しいので無理をするほどでもないと思われます。
下環境ではDeath&TaxやMaverickに部族、Tempo系と小型生物が環境の中心なので、黒系のBeatdownでX=1~2程度でもそこそこに実用性はあると思われます。しかしそれをしたいのなら今度は《湿地での被災》でよくないか?となるのが悩ましいところ。
また生物の回収も結局はハイパー化まではお預けなのも厳しい部分。併用で使いたいならより汎用的な《不敬の命令》でもいいわけですしね。
なのでもし使うのなら、必ずではなくともハイパー化までを狙える要素を持ったデッキで使いたいですね。
Stdではほとんどないのですが、例えば共鳴者+マナソースとなる《戦慄衆の勇者、ネヘブ》。下環境だとSliverで《基底スリヴァー》+《宝革スリヴァー》を使えば多量のマナを生みだせますね。黒単信心でも運用はできますが、そちらでも見てもやはり《不敬の命令》の方が扱いやすいんですよね・・・。
総合的に見ても、弱くはないのですが扱いの難しいスペルでしょうね。
・《約束の終焉/Finale of Promise》
:話題の踏み倒しスペル。サイクルの赤。(X)マナを2つの効果に転用できるため、種は重たいのですが実際には良効率のアド札。(X=~3)=~5マナの範囲で考えればStdでも十分実用的なIns/Socが増えてくるので中速以下のデッキで運用も十分可能です。
インクの染みに見える10マナ以上も《戦慄衆の勇者、ネヘブ》《ヤヤ・バラード》《アゾールの門口/太陽の聖域》がいれば実は後半なら狙えなくもなくて、火力2種をコピーして6個叩き込むなんて作業もできるので全く意味のない文章ではないですね。まぁ気のせいですが。
シンプルに使い分けができ、個人でも動ける《発展+発破》がライバルですね。
ただ、スペルの重めのStdでは、その再利用のアドバンテージよりも1枚で3回のスペルキャストになるという部分の方により価値を感じます。本体が3マナ程度までかかるのなら、単純にIns+Socを回収して使いまわすだけなら《ミラーリ予想》で十分ですからね。《静電場》《遁走する蒸気族》《弧光のフェニックス》《原初の呪物/原初の水源》《つぶやく神秘家》《崇高な工匠、サヒーリ》《ヴァンスの爆破砲/火を吐く稜堡》などカウント系との相性が非常にいい。
しかし真価を発揮するのは当然下環境。
1マナで有用なスペルが跳梁跋扈している世界では3マナで選択的に動けるアドバンテージ札。Ins/Socをバランスよく使えることや本体がスペルであることを生かせれば《瞬唱の魔道士》を超える挙動も可能ですね。
判り易いのはBurnで《稲妻》+《溶岩の打ち込み》や《稲妻の連鎖》など軽量火力が溢れているので、息切れしてくる頃に3マナで6点を叩き込めます。《危険因子》とどちらがいいかは悩ましいところですが《大歓楽の幻霊》やその他小型を揃えたSlighならば《危険因子》の方がいいでしょうね。
回数稼ぎの観点でもやはり素晴らし。マナソースと合わせてStorm値を稼げます。色拘束から通常の「ANT」「TES」への採用はやや手間ですが、できないわけではないですし、「赤単Storm」等なら抵抗もない。そちらならばX=10の達成も割かし現実的で、《焦熱の合流点》を3倍にして投げ込むだけでも十分。
そこまでではなくともスペル回数を稼ぎたい《氷の中の存在》《弧光のフェニックス》《遁走する蒸気族》にとって、捌かれて消耗してきたところに投入するカンフル剤として極めて有効です。《蒸気族》は同時にマナソースになるのも重要。
《物あさり》は状況を整えやすく且つアドロス分を回収もでき、もちろんこれを再利用してもいい最良の相棒になりそうです。《約束の終焉》は墓地に札がないと話にならず、しかも基本的には3~4マナと中盤以降で使うタイミングが限定されている札なので、それらを取りまとめて調整ができるルーターやキャントリップの存在は、《約束の終焉》での再利用まで考えて非常に重要な存在になるはず。あとは、回数稼ぎなら本場のWee=Zerox系でも可能性があり、特に《窯の悪鬼》ならばそれこそこれで瞬殺も可能だろう。
そして《祖先の幻視》《死せる生》《命運の輪》《均衡の復元》は言わずもがな。一応近年では珍しく再利用系なのに使用後に追放されないので、ほかの回収系と合わせることもできます。意味があるかは不明ですが。
とにかく使える要素が多く1マナ域で凶悪な札の多い環境では馬鹿みたいに強い。
問題は(R)(R)の色拘束+重さと墓地依存性。
当然ルーターも含めて墓地対策の的になりますし、赤では対処も難しい。墓地利用前提だと一網打尽にされる恐れもあります。また墓地枚数を参照するタイプとも相性が悪く《騒乱の歓楽者》《プテラマンダー》《紅蓮術師の昇天》や《炎の中の過去》など現状で使われている札でも齟齬を起こすものが少なくはなく、なので運用の際にはデッキを新しく組み直す必要もあるはず。
同時に、基本的には軽量のデッキで運用されるのですが、それでも3~4マナでの運用が基本で且つ墓地がある程度肥えた中盤以降でなければならない。特にそのマナ域は軽量デッキにとっては結構致命的な部分にもなりうるので、それを考慮した構築や採用枚数に調整していく必要はあると思います。
強力な札ではありますが、ScMほど丸い札ではないと思いますね。
ScMは墓地が枯れていてもなんだかんだ2/1瞬足が結構偉いですから。こちらは墓地が枯れていると何もできない。その上使いまわしはできてもSoc挙動なのでカウンターは使えず除去の取り回しも遥かに下。そういったことを考えれば受け攻めどちらにも使えるScMに比べると、こちらはよりマイペースな動きを取るデッキにこそ向いているのでしょうね。
ただサイクル中ではX=1でも十二分に強いということで圧倒的に有用と思えます。
・《破滅の終焉》
:サイクルの緑。効果的に《緑の太陽の頂点/GSZ》の上位版のようで、種マナが増えた代わりに非緑の生物の調達も可能になりました。同時に素晴らしいのが墓地からの回収も適う点で、特定の生物をキーとしたシナジーやコンボをより安定的に運用しやすくなります。銀弾生物なども1枚挿しが多いので、処理されてしまっていても、対処して再度相手に嫌がらせができる点も有難い。
同時にサイクル中で唯一明確な勝ち手段になるため、ハイパー化を狙う価値もあり。
サーチ札故にその挙動も狙いやすくなるのもいいところで、《献身のドルイド》+《療治の侍臣》や《培養ドルイド》+《ヴィグの移植術師》など生物を使った無限マナコンボの場合は、これまでは別途必要としていた《不屈の神、ロナス》や《歩行バリスタ》などのフィニッシャー枠すら不要になります。
一応GSZと異なり、普通に墓地に置かれるため回収系の札の活用もできます。これ→《永遠の証人》→これ→《証人》とか。
基本的に軽量系の生物を利用したデッキで運用することになりますが、単なるBeatdownなら《集合した中隊》の方が強力で、条件を満たせるなら《ウルヴェンワルド横断》の方が扱いやすい。なので最初から前述のシナジーやコンボをより重視した構築や多数のマナを生み出せるデッキこそ真価を発揮できる札でしょうね。
「Elves」では扱えないわけではないですが、Legacyなら《自然の秩序》の方が軽いコストで《孔蹄のビヒモス》に繋げられますので、Modernの《集合した中隊》+《暴走の先導》の枠に割って入ることができるか?ですね。
サイクルとしてはX=0~1と最軽量でも強い赤>>軽量でも多量でも有用な緑>重たい分強めな白・黒>>使い道がよく判らない青と言った評価を下していますが、実際のところはどうでしょうね~。
WAR)新カード雑感その弐 ボーラス・ウギン・カーン 微追記
2019年4月20日 新カード紹介
皆さん、こんにちは。しもべです。
夜に灯闘対戦の古スポが出ましたね。
まさかそれまでに感想が1度しか書けないとは思いませんでしたよ! と言うわけで、残りを適当に書いていきます。
・《龍神、ニコル・ボーラス》
:最近ボーラス様出し過ぎて大物感がやや薄れてきた・・・。
[+1]は懲罰者系なので悩ましいですが、単純なアドバンテージ総量は2枚分であり、ドローは保証されているので弱くはない。Beatdownなどには機能するしないの枠の外なので話す意味はなく、中速以下でも土地や手札を潰すことになるのならそれはそれであり。中盤に打てれば最上ですが、そうでなくとも消耗戦に強くなるので連打されると弱パンチ連打の如く鬱陶しい部分だと思います。強くはないものの鬱陶しい。
蚊と同じです。
盤上に干渉する必要があるのなら[-3]。消費は大きいですが、これ自体は有用。上を見ればきりがないものの、盤面干渉の必要性があるときにはこちら、そうでない場合は[+1]ときっちり棲み分けて使っていけるし、意味の薄い相手がComboぐらいしかいないのでこの2つだけでも悪くはない。
勝ちに直結する奥義であることはありがたいものの、やや隙があり、それを埋めるのに[-3]が使えなくもないのですが、実際にはそれをすると必要忠誠度は11になるので非現実的。素直に他の除去と絡めて使用するのがいいでしょう。
これだけでは不満であっても、常在能力で他のPWの能力を利用できるので、隙の穴埋めは可能です。
これで補強できるスーパーフレンズ系を目指すのもいいですね。[+2]とかのPWを利用して一気に奥義を目指していくのもいいですけどね。《クローン》よろしく相手が強ければ強いほどこちらもぶら下がれるのは狡いところでもあります。
ただ悲しいのは、相手のPWを利用できることよりも、相手にPWを利用させないことの方が大抵は優先されるので[-3]なりなんなりを使うほうが望ましく、また、自分のPWの能力を利用できる能力も便利ではあるものの、そんなに優秀なPWを並べて維持できている段階なら大抵は優位に進んでいるわけで、さらに追加したところでオーバーキルでは?と。
有用な能力であることは否定しようがないものの、どちらかと言うとほぼほぼ無用の長物の類に見えます。
個人的には一番の問題は重さややや隙のある能力よりもその色拘束。
この三色でどうやって達成するの?と。そもそも目指すべきはスーパーフレンズなのに、構築系としては黒中心と言うのがかなり難しい。では単独で使うのか?と言うのも頷きにくい。構築の仕方が難しいですね。
と言うことで弱くはないものん必然性がなく、大振りで無駄の多い性能に見えます。正直除去もアドも含めて《最古再誕》の方が扱いやすい。
・《古呪》
:AtfやEncに比べ特化構築と言うのは滅多にないですし、PWが盤上に複数並ぶこともそうそうない。これは自分のPWを対象にしてもいいのでスーパーフレンズで一気に忠誠度を溜めて奥義に移行する手段もなくはない。まぁそれでもそんなに複数体のPWが残っているのならそこまでせずとも勝てるのでは?と・・・。この敵味方関係なく力を奪い取る感じが実に悪や工夫でいいデザインではあると思います。
・《悪への引き渡し》
:《隠された知識》的な相手選択型の回収スペル。
適当に使うだけだと、2枚を選ばれるだけなので、《予言》以下。ただ同名の札を4枚指定してもいいのでその場合は任意の2枚の回収したことになりますし、金太郎飴的などれでも似たような札の構築でも類似の機能ができます。なので個人的にはRtBのBurnでは可能性があるのではないか?と思わなくもないです。ただこの関係だと別に《危険因子》《約束の終焉》でいいんですよね。
・《大いなる創造者、カーン》
:単独で強かった前2種と異なり常在能力の《無のロッド》部分がメインとなりそうな《カーン》。4マナは重たいものの無色であり、相手限定なのでこちらはマナファクトなどが使えるという理不尽ぶり。そして着地に利用したマナファクトを生物化することで攻防に反映可能。また相手のAtfを生物化して除去札を充てるという方法もあります。
ただ単純な妨害手段としては4マナは重すぎる。
腐りづらいとはいえ対Atfは拘束力とともに着地速度が重要なので・・・。
ですのでMUD系の構築に追加枠として入れて相手を妨害しながら適当に並んだAtfを[+1]で生物化して殴り、必要に応じて[-3]で更に調達を兼ねるシステム札として機能させるのがいいのではないか?と思います。何か一芸に特化させると貧弱なので何でもできる形を生かせるユーティリティ枠としてですね。
ただ下環境では無色の4マナと言うのは想像以上に軽い。
2マナ土地+(モックス+SSG)や(《厳かなモノリス》+《通電式キー》)で1t目着地も現実的であり、2t目に追加の2マナ土地や1t目《タリスマン》からの追加土地で普通に2t目に着地できます。文字通り速さの次元が違います。
そしてこの札が妨害がなければ、2枚のAtfを調達できる点も重要で、なので《丸砥石》+《絵描きの召使い》のPainterComboや《飛行機械の鋳造所》+《弱者の剣》のThopterComboなどAtfのコンボを早々の形成できる余地があるため、それらのデッキにとってはかなり有り難い存在になる余地もありますね。
・《人知を超えるもの、ウギン》
:大型のコストながらすべて単体干渉なので前身に比べると盤面への影響力は落ちています。ただトークン製造と盤面干渉と言う強いPWの要素2つを備えています。PWも潰せるようになっているのも大きな利点。
[+1]は実質トークン+キャントリップなので質も高め。一度での大きな影響力は持たないものの、質自体は保証されています。
ですが、Stdでは常在能力を生かす場面がほとんどなく、他の同じようなことは《ヴラスカ》《戦慄衆の将軍、リリアナ》できる上に、黒があればPW干渉は行えます。《ウギン》でなければいけない理由があまりない。
対して、下環境では無色の(6)はTronやPostと各種マナサポートで割合簡単に出せます。特にEternalでは2マナ土地+《厳かなモノリス》で2t目にひねり出すことも容易。
しかも強力な無色の札も多いので、メダリオンと合わせてそこからどんどん繋げていくこともできます。もちろん[+1]の時差ドローでもここはいきます。トークン連打だけでも有り難く、すぐには手札に入らない点も《罠の橋》を考えれば悪くない点です。当然《全てを塵に》や前身の[-X]との相性は抜群。
比較対象はPWで考えれば当然《解放された者、カーン》になりますが、妨害に全振りしているそちらに比べると、こちらはアドとシナジー及び直接的な勝利手段に長けています。1マナ軽いのも利点で《血染めの月》への耐性も微増。手札を攻められない点は、対Controlでは[+1]で補えています。対Combo性能では明確に劣化していますが元々PWに求める要素でもないので目をつむる部分。Tronにおいてはウルザ土地3種からの残り1マナとメダリオンを合わせて無色3マナ分の効果を次に繋げることができるのは偉い部分ですね。
《ニンの杖》《イシュ・サーの背骨》《不滅の太陽》の様なまま使われる重めのアドエンジンも比較対象で、考え方にもよりますが、処理もドローも持っていて+αがある《ウギン》が上回りそうですね。しかしAtfと異なり踏み倒す手段がないので《ゴブリンの溶接工》などが使える赤茶では劣る存在でもあります。
メダリオンや疑似ドローを生かすのならMUDの様な妨害系よりも、より個の強さのある「Eldrazi Post」タイプの方が強力ではあると思います。ただそちらは別に《終末を招くもの》や《忘却招き》が同マナ域にあり、サーチもできず、より大きなマナ域には強力な札もあるので、どのように組み込むのかがやや難しそうです。
なんにしても、激烈でこそないもののシンプルに優秀なPWです。
・《ウギンの召喚体》
:非常に懐かしい《幻影の~》を思わせる性能で、その《果てしなきもの》版。と言うか部族シナジーを抜きにすればほぼほぼ上位交換。
そこここで言われていますがスピリットクラフトの一種である《天界の麒麟》との併用で「セラゲドン」的な動きを取ることができますね。しかも能力なので打ち消されにくい。どちらも生物なので《ハルマゲドン》と異なりて札で腐ることもなく、合計4マナで動けます。こちらは《ダークスティールの城塞》や《トロウケアの敷石》を利用すれば被害も減らせますし、Angel Stompy系での構築手段の一つには面白いかもしれませんね。《虚空の杯》を巻き込むのはやや悩めるところですが、土地全てを吹き飛ばせればあまり関係ないので、必要に応じて使い分ける形になりそうです。常にCotVがあるわけでもないですし。
ただ既にその方向性はStaxで《三なる宝球》《幕屋の大魔術師》《風生まれの詩神》《エイヴンの思考検閲者》《抑制の場》などがあるため、単に土地を縛るというだけでは弱い気もします。やはり必要に応じて破壊範囲を変えることができる(X)スペルの強さを生かしていくべきでしょうね。
幸い《麒麟》《召喚体》単独の貧弱さもこの色なら《石鍛冶の神秘家》+装備品で補えます。後者のダメージに強い点も担ぎ手としては利点なのでなかなかに悪くない相性だと思われます。あとはどうやって引き込むか・・・。
夜に灯闘対戦の古スポが出ましたね。
まさかそれまでに感想が1度しか書けないとは思いませんでしたよ! と言うわけで、残りを適当に書いていきます。
・《龍神、ニコル・ボーラス》
:最近ボーラス様出し過ぎて大物感がやや薄れてきた・・・。
[+1]は懲罰者系なので悩ましいですが、単純なアドバンテージ総量は2枚分であり、ドローは保証されているので弱くはない。Beatdownなどには機能するしないの枠の外なので話す意味はなく、中速以下でも土地や手札を潰すことになるのならそれはそれであり。中盤に打てれば最上ですが、そうでなくとも消耗戦に強くなるので連打されると弱パンチ連打の如く鬱陶しい部分だと思います。強くはないものの鬱陶しい。
蚊と同じです。
盤上に干渉する必要があるのなら[-3]。消費は大きいですが、これ自体は有用。上を見ればきりがないものの、盤面干渉の必要性があるときにはこちら、そうでない場合は[+1]ときっちり棲み分けて使っていけるし、意味の薄い相手がComboぐらいしかいないのでこの2つだけでも悪くはない。
勝ちに直結する奥義であることはありがたいものの、やや隙があり、それを埋めるのに[-3]が使えなくもないのですが、実際にはそれをすると必要忠誠度は11になるので非現実的。素直に他の除去と絡めて使用するのがいいでしょう。
これだけでは不満であっても、常在能力で他のPWの能力を利用できるので、隙の穴埋めは可能です。
これで補強できるスーパーフレンズ系を目指すのもいいですね。[+2]とかのPWを利用して一気に奥義を目指していくのもいいですけどね。《クローン》よろしく相手が強ければ強いほどこちらもぶら下がれるのは狡いところでもあります。
ただ悲しいのは、相手のPWを利用できることよりも、相手にPWを利用させないことの方が大抵は優先されるので[-3]なりなんなりを使うほうが望ましく、また、自分のPWの能力を利用できる能力も便利ではあるものの、そんなに優秀なPWを並べて維持できている段階なら大抵は優位に進んでいるわけで、さらに追加したところでオーバーキルでは?と。
有用な能力であることは否定しようがないものの、どちらかと言うとほぼほぼ無用の長物の類に見えます。
個人的には一番の問題は重さややや隙のある能力よりもその色拘束。
この三色でどうやって達成するの?と。そもそも目指すべきはスーパーフレンズなのに、構築系としては黒中心と言うのがかなり難しい。では単独で使うのか?と言うのも頷きにくい。構築の仕方が難しいですね。
と言うことで弱くはないものん必然性がなく、大振りで無駄の多い性能に見えます。正直除去もアドも含めて《最古再誕》の方が扱いやすい。
・《古呪》
:AtfやEncに比べ特化構築と言うのは滅多にないですし、PWが盤上に複数並ぶこともそうそうない。これは自分のPWを対象にしてもいいのでスーパーフレンズで一気に忠誠度を溜めて奥義に移行する手段もなくはない。まぁそれでもそんなに複数体のPWが残っているのならそこまでせずとも勝てるのでは?と・・・。この敵味方関係なく力を奪い取る感じが実に悪や工夫でいいデザインではあると思います。
・《悪への引き渡し》
:《隠された知識》的な相手選択型の回収スペル。
適当に使うだけだと、2枚を選ばれるだけなので、《予言》以下。ただ同名の札を4枚指定してもいいのでその場合は任意の2枚の回収したことになりますし、金太郎飴的などれでも似たような札の構築でも類似の機能ができます。なので個人的にはRtBのBurnでは可能性があるのではないか?と思わなくもないです。ただこの関係だと別に《危険因子》《約束の終焉》でいいんですよね。
・《大いなる創造者、カーン》
:単独で強かった前2種と異なり常在能力の《無のロッド》部分がメインとなりそうな《カーン》。4マナは重たいものの無色であり、相手限定なのでこちらはマナファクトなどが使えるという理不尽ぶり。そして着地に利用したマナファクトを生物化することで攻防に反映可能。また相手のAtfを生物化して除去札を充てるという方法もあります。
ただ単純な妨害手段としては4マナは重すぎる。
腐りづらいとはいえ対Atfは拘束力とともに着地速度が重要なので・・・。
ですのでMUD系の構築に追加枠として入れて相手を妨害しながら適当に並んだAtfを[+1]で生物化して殴り、必要に応じて[-3]で更に調達を兼ねるシステム札として機能させるのがいいのではないか?と思います。何か一芸に特化させると貧弱なので何でもできる形を生かせるユーティリティ枠としてですね。
ただ下環境では無色の4マナと言うのは想像以上に軽い。
2マナ土地+(モックス+SSG)や(《厳かなモノリス》+《通電式キー》)で1t目着地も現実的であり、2t目に追加の2マナ土地や1t目《タリスマン》からの追加土地で普通に2t目に着地できます。文字通り速さの次元が違います。
そしてこの札が妨害がなければ、2枚のAtfを調達できる点も重要で、なので《丸砥石》+《絵描きの召使い》のPainterComboや《飛行機械の鋳造所》+《弱者の剣》のThopterComboなどAtfのコンボを早々の形成できる余地があるため、それらのデッキにとってはかなり有り難い存在になる余地もありますね。
・《人知を超えるもの、ウギン》
:大型のコストながらすべて単体干渉なので前身に比べると盤面への影響力は落ちています。ただトークン製造と盤面干渉と言う強いPWの要素2つを備えています。PWも潰せるようになっているのも大きな利点。
[+1]は実質トークン+キャントリップなので質も高め。一度での大きな影響力は持たないものの、質自体は保証されています。
ですが、Stdでは常在能力を生かす場面がほとんどなく、他の同じようなことは《ヴラスカ》《戦慄衆の将軍、リリアナ》できる上に、黒があればPW干渉は行えます。《ウギン》でなければいけない理由があまりない。
対して、下環境では無色の(6)はTronやPostと各種マナサポートで割合簡単に出せます。特にEternalでは2マナ土地+《厳かなモノリス》で2t目にひねり出すことも容易。
しかも強力な無色の札も多いので、メダリオンと合わせてそこからどんどん繋げていくこともできます。もちろん[+1]の時差ドローでもここはいきます。トークン連打だけでも有り難く、すぐには手札に入らない点も《罠の橋》を考えれば悪くない点です。当然《全てを塵に》や前身の[-X]との相性は抜群。
比較対象はPWで考えれば当然《解放された者、カーン》になりますが、妨害に全振りしているそちらに比べると、こちらはアドとシナジー及び直接的な勝利手段に長けています。1マナ軽いのも利点で《血染めの月》への耐性も微増。手札を攻められない点は、対Controlでは[+1]で補えています。対Combo性能では明確に劣化していますが元々PWに求める要素でもないので目をつむる部分。Tronにおいてはウルザ土地3種からの残り1マナとメダリオンを合わせて無色3マナ分の効果を次に繋げることができるのは偉い部分ですね。
《ニンの杖》《イシュ・サーの背骨》《不滅の太陽》の様なまま使われる重めのアドエンジンも比較対象で、考え方にもよりますが、処理もドローも持っていて+αがある《ウギン》が上回りそうですね。しかしAtfと異なり踏み倒す手段がないので《ゴブリンの溶接工》などが使える赤茶では劣る存在でもあります。
メダリオンや疑似ドローを生かすのならMUDの様な妨害系よりも、より個の強さのある「Eldrazi Post」タイプの方が強力ではあると思います。ただそちらは別に《終末を招くもの》や《忘却招き》が同マナ域にあり、サーチもできず、より大きなマナ域には強力な札もあるので、どのように組み込むのかがやや難しそうです。
なんにしても、激烈でこそないもののシンプルに優秀なPWです。
・《ウギンの召喚体》
:非常に懐かしい《幻影の~》を思わせる性能で、その《果てしなきもの》版。と言うか部族シナジーを抜きにすればほぼほぼ上位交換。
そこここで言われていますがスピリットクラフトの一種である《天界の麒麟》との併用で「セラゲドン」的な動きを取ることができますね。しかも能力なので打ち消されにくい。どちらも生物なので《ハルマゲドン》と異なりて札で腐ることもなく、合計4マナで動けます。こちらは《ダークスティールの城塞》や《トロウケアの敷石》を利用すれば被害も減らせますし、Angel Stompy系での構築手段の一つには面白いかもしれませんね。《虚空の杯》を巻き込むのはやや悩めるところですが、土地全てを吹き飛ばせればあまり関係ないので、必要に応じて使い分ける形になりそうです。常にCotVがあるわけでもないですし。
ただ既にその方向性はStaxで《三なる宝球》《幕屋の大魔術師》《風生まれの詩神》《エイヴンの思考検閲者》《抑制の場》などがあるため、単に土地を縛るというだけでは弱い気もします。やはり必要に応じて破壊範囲を変えることができる(X)スペルの強さを生かしていくべきでしょうね。
幸い《麒麟》《召喚体》単独の貧弱さもこの色なら《石鍛冶の神秘家》+装備品で補えます。後者のダメージに強い点も担ぎ手としては利点なのでなかなかに悪くない相性だと思われます。あとはどうやって引き込むか・・・。