SOI)新カード雑感その10 脳瓶とG神話
2016年3月25日 新カード紹介 コメント (3)
皆さん、こんにちは。しもべです。
時間が無いので昼更新。
フルスポは今夜ですかね。
・《瓶詰め脳》
:今更感満載ですが、書いていなかったのでw
Atfでカウンターを乗せる・そのカウンターと同じコストのスペルを使う~の両観点から《霊気の薬瓶》のIns/Soc版。
但し、起動毎に強制的にカウンターが乗るため、調整に手間が必要。本体も2マナと重く、起動にもマナが掛る。その上打ち消されると悪いこと尽くめ・・・。
起動にマナが掛るのはかなり痛く、薬瓶のテンポを稼ぐと言う最大の強みの獲得が難しい。1マナのスペルを使うのではテンポを得る事は出来ず、2マナ以上をキャストしようとするのなら設置に2マナ+そのCMCの分のマナと時間((1)マナ×ターン)が必要と、何とも使い辛い性能です。
カウンターの減数調整も、1ターン掛るのは兎も角、一度の起動で3マナも掛ると、ほぼこれでテンポロス。マナが掛る以上は小型の札をより扱いたくなります。しかしマナ域を揃えても、結局調整が必要になる。なので《薬瓶》とは異なりマナ域をばらけさせた方が安定した運用が出来ると思えます。
最早テンポを得るための札とは言えませんね・・・。全く薬瓶とは別物と言えます。
どちらかと言えば、Stdでは無色マナでスペルのキャストが出来る点が小さくない利点になると思います。Eldraziの様に無色構築をするにも、3~4c構築をするにも色を無視できるのは小さくは無いですからね。強力な無色特殊地形は相応に有るので。
「収斂」と合わせられない時点でどうかと思いますが・・・。環境最高のドローである《苦い真理》に生かせないのは何とももったいない。しかしどのみち前環境の多色構築は無理なのでどの道「収斂」は死亡するでしょうから損失は最小限の筈。
他のDNの方が書かれていましたが《一日の終わり》は面白い。
Ins速度で7ドロー自体も良いのですが、何より《時間停止》を軽量Ins速度で扱えるので、宛ら《Time Walk》や《静寂宣告》の様に振舞う事も出来る訳ですね。
下までの環境を考えるとやはりSocをIns速度で扱えるようになる事実が大きいと思います。
特に1マナ域が重要になるEternalでは設置後、直後の起動から1マナ域のSocを扱えるのは相応の利点ですね。
今の所《ヴェンディリオン三人衆》か《マルドゥの魔除け》にしか許されなかったIns選択ハンデスを黒単色で出来るようになります。必要経費も同じ3マナ(設置+起動)ですからね。《予期の力線》や《ヴィダルケンの宇宙儀》の様な物ですが、初手以外に力線では対応できないのですから、この1マナ域の動きは他にはない特徴です。
よーし、俺らも《滅び》をInsで1マナで使ってやるぜ!!
《終末》って強いですよね・・・。
一応《不毛の大地》等を使うことが推奨される環境なので無色での運用も十分に価値が有ると言えます。
まぁ、そんな面倒をせずとも《思案》や《古きものの活性》をIns速度で打てるだけでも十分でしょうしね。
また《薬瓶》と異なるたり個数を調整できない以上数を積む事への抵抗も多少薄くなりますね。
逆に《Transmute Artifact》で色拘束を薄めつつ~の様な構築も可能。食べても良いし、2マナ以下となるので多少マナコストが増える意味も有ります。どのみち追加のマナが掛るのなら軽くなるのなら少しでも軽い方が良いし、何よりIns速度で生贄に出来るので除去を躱す事も出来ます。
《Transmute Artifact》自体がAtfを調達する手段なのでデッキとしての整合性を保たせる事も出来ます。
特別注目されているのはやはり分割呪文ですよね。
《爆裂+破綻》を扱えるのならわずか1マナで《ハルマゲドン》をIns速度で扱えるわけですよね。必要マナが最少で2マナなので、自分の手札に土地を残し易く、加えてフェッチの起動にスタックで《破綻》させる事で土地を残しつつ相手の土地を一掃できます。土地が大きく減っても《瓶詰め脳》で軽量キャストで弊害も小事。
そこまで必要ない場合は素直に《爆裂》で使い分けが出来ます。
Manadenialで嵌めたいのなら《爆裂》、Control等に一撃必殺を決めたい場合は《破綻》と言う訳ですね。
単体で使ってもフェッチランドや《ダークスティールの城塞》+《爆裂》で使ってけるため構築も出来そうです。《不毛の大地》等の土地を自分から使う構築もテンポを稼げることでリスクを減らせます。これらを併用する意味でも無色でキャストできる事は有難い。
そして「融合」出来るならなお強い。
融合は何をしても強いのですが、効果だけを見て最も凶悪なのは《唯々+諾々》で、Ins1マナ(2マナ相当)で1/1飛行×4匹+4枚ドローと意味のわからない効果です。
ただ、個人的にはこの「組み合わせ」が強いのは効果だけで、単体で使える札ではない上にゲームを決める力が有るわけでもないので微妙ですね・・・。
どちらかと言うと、併用札は「単体である程度運用に耐え得る札である」事が理想であると思っています。
そしてその単体での運用に耐え得る札の観点で見た場合に分割札の強みが他にも、2つのCMCを持っている事です。上述の通りカウンターを固定化できないので、目的に沿ったものを使い辛いのですが、ポイントを2つにする事でその欠点を薄める事も出来ます。
《暴行+殴打》は《ショック》か1マナInsで3/3の象ですが、これは単体で最低限の生物除去になる点が重要ですね。《死亡+退場》《遠隔+不在》も似たような役割ですね。後者は「融合」が出来る分さらに高KP。
ランデス成分を考えるとどうしても《爆裂+破綻》が思い浮かびますが、悪疫系も悪くないと思います。
こちらもアドロスしますが、盤面の支配力はより高いですし、何より色拘束を無視できるので非常に運用が簡単になります。
しかも《小悪疫》→《悪疫》とどちらもIns速度で連続で使える訳です。
元々《不毛の大地》等と合わせるのが難しい齟齬が有る札なのですが、緩和できます。
他にも選択肢は幾つか。
《苦痛+受難》は瓶を通せば僅か1マナ相当で《石の雨》になれます。つまり瓶のセットから即土地破壊が出来ます。
盤面処理に力を入れるなら《大変動》でも良いわけですね。 この色なら《トロウケアの敷石》や《悟りの教示者》が使えるのも美点です。
ランデス型は面白いんですが、《破綻》にしろPOX系にしろ土地が激減するので、プレイングでカバーできるとはいえ、占術の減数能力が使い辛くなり、結果カウンターの調整がし辛いのは気に掛かるところなんですがね。
カウンターが勝手に並んでいくと言うのは厄介なので何らかの手段が有ると望ましいですね。
個人的に考えているのは《呪詛の寄生虫》ですかね。同じく無色で使いやすい上に1~2個減らすだけなら割と現実的です。
対PWとしても相応の威力が有るのも良いですね。
最もManadenialを仕掛けるのならPWの着地なんて許している時点で終わりな気もしますが・・・。
後はかなり強引ですが《Power Artifact》とか。
起動コストを(2)減らせるので占術能力の方がかなり現実的になります。ただAuraですからね・・・。
逆にカウンターを増やす方法は起動回数を稼ぐのが手っ取り早いので《通電式キー》ですかね。互いに軽いですしAtfである点も共通なのでデッキの構築もしやすい。
「増殖」持ちの《テゼレットの計略》でも良いですがネ。
分割を本気で使っていくならやっぱり「続唱」と合わせるべきですかね?
同じ様にコスト無視で好きな方を使えますから。
・《過ぎ去った季節》
:Gに時折現れる大型回収札。
今回はマナ域の異なる札を1枚ずつ回収出来ます。《新たなる芽吹き》と本体コストを考えると最低3枚は回収したいですね。上手くいけば4~5枚回収も。BigMana系に1枚挿しておくと奇貨となるやも。
ただ、《ムラーサの緑守り》が現実的に運用されていない点をどう考慮すべきか・・・。
まぁControlの運用で考えれば序盤に使ったデッキ戦略に合ったスペルを複数枚回収できるのであれば、使えるかどうかわからない5/4を無理やり捻じ込むよりいいでしょう。
特に除去やPWの複数枚はかなり強力なはずです。
どの道Stdはマナ域が分かれやすいので6マナに到達るまでに十分墓地に回収先は有るでしょう。フェッチランドが無くなってしまったのは残念です。現環境で有難いのは《搭載歩行機械》が有る事ですね。序盤に使った0マナ相当のこれをマナの伸びた後半に再び導入できるので。
逆にフェッチランド溢れる↓環境では低マナ域になり易いため使い辛いですね。それでも3枚回収出来れば元は取れてはいますが・・・。
《瓶詰め脳》は必然的にマナ域が分かれやすいので、構築上で利用しやすい。その上散々起動して大型専用の瓶になってしまっても、その暁にこの《過ぎ去った季節》を使えるので合理的ですね。
まぁ真価を発揮しやすい分割スペルのある↓環境では《全ての太陽の夜明け》が有るのでやはり使い道は無さそうですが・・・。
《アンデッドの大臣、シディシ》も「濫用」してこれを持ってきつつ、濫用で落とした札+αを回収出来ます。
接死持ちの頑丈な壁なので丸さが目立ちますね。
・《ウルヴェンワルドのハイドラ》
:各所で散々の云われ用のハイドラ。
最後の神話枠を潰したのも有りますが、《原初のタイタン》を見ているとどうしてもね・・・。
珍しくXスペルではありません。
が、サイズは変動するのは同じで《黒き剣のダッコン》や《マローの魔術師モリモ》と同じ能力です。何故モリモよろしくトランプルではないのか・・・。サイズが無限に大きくなるために「到達」なのか。
Cip付きで土地1枚は付くため、アドは取れていますが、ただ土地を伸ばしても流石に・・・。まぁ一応到達持ちのファッティなので壁にはなりますがネ。土地が10枚以上並ぶ場合もあるStdならエルドラージも殴り倒せますからね。まぁ山札が吹き飛んだらどうしようもない。
ただやっぱり土地銀弾は何だかんだ強いと思います。
《鏡の池》を持ってくればハイドラをコピーしてファッティを増やしつつもう一度銀弾も可能。荒廃シリーズを持ってこれば其々にアドを獲得できます。《繁殖苗床》で面展開したり。環境に特殊地形が出る度に強くなる能力ではあるので、致命的に弱い札ではないと思います。
また確実にマナが伸びるので7マナ域の《世界を壊すもの》や《龍王アタルカ》等に繋げる意味でも悪くはない。《世界を壊すもの》の場合は復活用に《溺墓の寺院》も良いですね。
最終的にミシュランで良いですしね。このマナ域なら《森の代言者》との併用で即戦力です。
神話レアとして藻屑と言うほど弱くは無い。
全ては《原初のタイタン》が悪いのだ。過去と現在だけでなく、未来まで奴は奪っていった・・・。
時間が無いので昼更新。
フルスポは今夜ですかね。
・《瓶詰め脳》
:今更感満載ですが、書いていなかったのでw
Atfでカウンターを乗せる・そのカウンターと同じコストのスペルを使う~の両観点から《霊気の薬瓶》のIns/Soc版。
但し、起動毎に強制的にカウンターが乗るため、調整に手間が必要。本体も2マナと重く、起動にもマナが掛る。その上打ち消されると悪いこと尽くめ・・・。
起動にマナが掛るのはかなり痛く、薬瓶のテンポを稼ぐと言う最大の強みの獲得が難しい。1マナのスペルを使うのではテンポを得る事は出来ず、2マナ以上をキャストしようとするのなら設置に2マナ+そのCMCの分のマナと時間((1)マナ×ターン)が必要と、何とも使い辛い性能です。
カウンターの減数調整も、1ターン掛るのは兎も角、一度の起動で3マナも掛ると、ほぼこれでテンポロス。マナが掛る以上は小型の札をより扱いたくなります。しかしマナ域を揃えても、結局調整が必要になる。なので《薬瓶》とは異なりマナ域をばらけさせた方が安定した運用が出来ると思えます。
最早テンポを得るための札とは言えませんね・・・。全く薬瓶とは別物と言えます。
どちらかと言えば、Stdでは無色マナでスペルのキャストが出来る点が小さくない利点になると思います。Eldraziの様に無色構築をするにも、3~4c構築をするにも色を無視できるのは小さくは無いですからね。強力な無色特殊地形は相応に有るので。
「収斂」と合わせられない時点でどうかと思いますが・・・。環境最高のドローである《苦い真理》に生かせないのは何とももったいない。しかしどのみち前環境の多色構築は無理なのでどの道「収斂」は死亡するでしょうから損失は最小限の筈。
他のDNの方が書かれていましたが《一日の終わり》は面白い。
Ins速度で7ドロー自体も良いのですが、何より《時間停止》を軽量Ins速度で扱えるので、宛ら《Time Walk》や《静寂宣告》の様に振舞う事も出来る訳ですね。
下までの環境を考えるとやはりSocをIns速度で扱えるようになる事実が大きいと思います。
特に1マナ域が重要になるEternalでは設置後、直後の起動から1マナ域のSocを扱えるのは相応の利点ですね。
今の所《ヴェンディリオン三人衆》か《マルドゥの魔除け》にしか許されなかったIns選択ハンデスを黒単色で出来るようになります。必要経費も同じ3マナ(設置+起動)ですからね。《予期の力線》や《ヴィダルケンの宇宙儀》の様な物ですが、初手以外に力線では対応できないのですから、この1マナ域の動きは他にはない特徴です。
よーし、俺らも《滅び》をInsで1マナで使ってやるぜ!!
《終末》って強いですよね・・・。
一応《不毛の大地》等を使うことが推奨される環境なので無色での運用も十分に価値が有ると言えます。
まぁ、そんな面倒をせずとも《思案》や《古きものの活性》をIns速度で打てるだけでも十分でしょうしね。
また《薬瓶》と異なるたり個数を調整できない以上数を積む事への抵抗も多少薄くなりますね。
逆に《Transmute Artifact》で色拘束を薄めつつ~の様な構築も可能。食べても良いし、2マナ以下となるので多少マナコストが増える意味も有ります。どのみち追加のマナが掛るのなら軽くなるのなら少しでも軽い方が良いし、何よりIns速度で生贄に出来るので除去を躱す事も出来ます。
《Transmute Artifact》自体がAtfを調達する手段なのでデッキとしての整合性を保たせる事も出来ます。
特別注目されているのはやはり分割呪文ですよね。
《爆裂+破綻》を扱えるのならわずか1マナで《ハルマゲドン》をIns速度で扱えるわけですよね。必要マナが最少で2マナなので、自分の手札に土地を残し易く、加えてフェッチの起動にスタックで《破綻》させる事で土地を残しつつ相手の土地を一掃できます。土地が大きく減っても《瓶詰め脳》で軽量キャストで弊害も小事。
そこまで必要ない場合は素直に《爆裂》で使い分けが出来ます。
Manadenialで嵌めたいのなら《爆裂》、Control等に一撃必殺を決めたい場合は《破綻》と言う訳ですね。
単体で使ってもフェッチランドや《ダークスティールの城塞》+《爆裂》で使ってけるため構築も出来そうです。《不毛の大地》等の土地を自分から使う構築もテンポを稼げることでリスクを減らせます。これらを併用する意味でも無色でキャストできる事は有難い。
そして「融合」出来るならなお強い。
融合は何をしても強いのですが、効果だけを見て最も凶悪なのは《唯々+諾々》で、Ins1マナ(2マナ相当)で1/1飛行×4匹+4枚ドローと意味のわからない効果です。
ただ、個人的にはこの「組み合わせ」が強いのは効果だけで、単体で使える札ではない上にゲームを決める力が有るわけでもないので微妙ですね・・・。
どちらかと言うと、併用札は「単体である程度運用に耐え得る札である」事が理想であると思っています。
そしてその単体での運用に耐え得る札の観点で見た場合に分割札の強みが他にも、2つのCMCを持っている事です。上述の通りカウンターを固定化できないので、目的に沿ったものを使い辛いのですが、ポイントを2つにする事でその欠点を薄める事も出来ます。
《暴行+殴打》は《ショック》か1マナInsで3/3の象ですが、これは単体で最低限の生物除去になる点が重要ですね。《死亡+退場》《遠隔+不在》も似たような役割ですね。後者は「融合」が出来る分さらに高KP。
ランデス成分を考えるとどうしても《爆裂+破綻》が思い浮かびますが、悪疫系も悪くないと思います。
こちらもアドロスしますが、盤面の支配力はより高いですし、何より色拘束を無視できるので非常に運用が簡単になります。
しかも《小悪疫》→《悪疫》とどちらもIns速度で連続で使える訳です。
元々《不毛の大地》等と合わせるのが難しい齟齬が有る札なのですが、緩和できます。
他にも選択肢は幾つか。
《苦痛+受難》は瓶を通せば僅か1マナ相当で《石の雨》になれます。つまり瓶のセットから即土地破壊が出来ます。
盤面処理に力を入れるなら《大変動》でも良いわけですね。 この色なら《トロウケアの敷石》や《悟りの教示者》が使えるのも美点です。
ランデス型は面白いんですが、《破綻》にしろPOX系にしろ土地が激減するので、プレイングでカバーできるとはいえ、占術の減数能力が使い辛くなり、結果カウンターの調整がし辛いのは気に掛かるところなんですがね。
カウンターが勝手に並んでいくと言うのは厄介なので何らかの手段が有ると望ましいですね。
個人的に考えているのは《呪詛の寄生虫》ですかね。同じく無色で使いやすい上に1~2個減らすだけなら割と現実的です。
対PWとしても相応の威力が有るのも良いですね。
最もManadenialを仕掛けるのならPWの着地なんて許している時点で終わりな気もしますが・・・。
後はかなり強引ですが《Power Artifact》とか。
起動コストを(2)減らせるので占術能力の方がかなり現実的になります。ただAuraですからね・・・。
逆にカウンターを増やす方法は起動回数を稼ぐのが手っ取り早いので《通電式キー》ですかね。互いに軽いですしAtfである点も共通なのでデッキの構築もしやすい。
「増殖」持ちの《テゼレットの計略》でも良いですがネ。
分割を本気で使っていくならやっぱり「続唱」と合わせるべきですかね?
同じ様にコスト無視で好きな方を使えますから。
・《過ぎ去った季節》
:Gに時折現れる大型回収札。
今回はマナ域の異なる札を1枚ずつ回収出来ます。《新たなる芽吹き》と本体コストを考えると最低3枚は回収したいですね。上手くいけば4~5枚回収も。BigMana系に1枚挿しておくと奇貨となるやも。
ただ、《ムラーサの緑守り》が現実的に運用されていない点をどう考慮すべきか・・・。
まぁControlの運用で考えれば序盤に使ったデッキ戦略に合ったスペルを複数枚回収できるのであれば、使えるかどうかわからない5/4を無理やり捻じ込むよりいいでしょう。
特に除去やPWの複数枚はかなり強力なはずです。
どの道Stdはマナ域が分かれやすいので6マナに到達るまでに十分墓地に回収先は有るでしょう。フェッチランドが無くなってしまったのは残念です。現環境で有難いのは《搭載歩行機械》が有る事ですね。序盤に使った0マナ相当のこれをマナの伸びた後半に再び導入できるので。
逆にフェッチランド溢れる↓環境では低マナ域になり易いため使い辛いですね。それでも3枚回収出来れば元は取れてはいますが・・・。
《瓶詰め脳》は必然的にマナ域が分かれやすいので、構築上で利用しやすい。その上散々起動して大型専用の瓶になってしまっても、その暁にこの《過ぎ去った季節》を使えるので合理的ですね。
まぁ真価を発揮しやすい分割スペルのある↓環境では《全ての太陽の夜明け》が有るのでやはり使い道は無さそうですが・・・。
《アンデッドの大臣、シディシ》も「濫用」してこれを持ってきつつ、濫用で落とした札+αを回収出来ます。
接死持ちの頑丈な壁なので丸さが目立ちますね。
・《ウルヴェンワルドのハイドラ》
:各所で散々の云われ用のハイドラ。
最後の神話枠を潰したのも有りますが、《原初のタイタン》を見ているとどうしてもね・・・。
珍しくXスペルではありません。
が、サイズは変動するのは同じで《黒き剣のダッコン》や《マローの魔術師モリモ》と同じ能力です。何故モリモよろしくトランプルではないのか・・・。サイズが無限に大きくなるために「到達」なのか。
Cip付きで土地1枚は付くため、アドは取れていますが、ただ土地を伸ばしても流石に・・・。まぁ一応到達持ちのファッティなので壁にはなりますがネ。土地が10枚以上並ぶ場合もあるStdならエルドラージも殴り倒せますからね。まぁ山札が吹き飛んだらどうしようもない。
ただやっぱり土地銀弾は何だかんだ強いと思います。
《鏡の池》を持ってくればハイドラをコピーしてファッティを増やしつつもう一度銀弾も可能。荒廃シリーズを持ってこれば其々にアドを獲得できます。《繁殖苗床》で面展開したり。環境に特殊地形が出る度に強くなる能力ではあるので、致命的に弱い札ではないと思います。
また確実にマナが伸びるので7マナ域の《世界を壊すもの》や《龍王アタルカ》等に繋げる意味でも悪くはない。《世界を壊すもの》の場合は復活用に《溺墓の寺院》も良いですね。
最終的にミシュランで良いですしね。このマナ域なら《森の代言者》との併用で即戦力です。
神話レアとして藻屑と言うほど弱くは無い。
全ては《原初のタイタン》が悪いのだ。過去と現在だけでなく、未来まで奴は奪っていった・・・。