レガシー)今週のSCGの結果 久々のOpen
レガシー)今週のSCGの結果 久々のOpen
レガシー)今週のSCGの結果 久々のOpen
皆さん、こんばんは。しもべです。


 なんかダンガンロンパ中でhideの[ever free]が流れるらしいです。
hideの楽曲を地上波で聞くなんていつ以来だろう。嬉しいなぁ・・・。


 フルスポ感想の途中ですが、SCGにてLegacy Openが開催されたのでこちらを見ておこうと思います。
今回は800名弱の参加者がおり、Worcesterで開かれたようです。
しかし久々なのでメタ的な物がさっぱりわからんですww
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/090716_worcester.html
http://sales.starcitygames.com/deckdatabase/deckshow.php?t%5BT3%5D=3&event_ID=20&feedin=&start_date=07%2F09%2F2016&end_date=07%2F10%2F2016&city=Worcester&state=&country=&start=1&finish=32&exp=&p_first=&p_last=&simple_card_name%5B1%5D=&simple_card_name%5B2%5D=&simple_card_name%5B3%5D=&simple_card_name%5B4%5D=&simple_card_name%5B5%5D=&w_perc=0&g_perc=0&r_perc=0&b_perc=0&u_perc=0&a_perc=0&comparison%5B1%5D=%3E%3D&card_qty%5B1%5D=1&card_name%5B1%5D=&comparison%5B2%5D=%3E%3D&card_qty%5B2%5D=1&card_na


 優勝したのはEd Dimicco氏のGrixis Delverです。

以下Top16(上から順に一位~)
Grixis Delver
Lands
Miracles
Moggcatcher
4c Delver
Infect
赤単Sneak
Reanimator
-----------------
Miracles
RUG Delver
4c Maverick
Grixis Delver
Grixis Delver
Infect
Miracles
4c Loam

です。

 また2日目進出のメタは
http://www.starcitygames.com/events/coverage/3804_day_2_metagame_breakdown_.html

Miracles 7名
Elcrazi 6名
Lands  5名
Infect  5名
Elves  4名
Reanimator 4名
Grixis Delver 3名
BUG 続唱    3名
・・・

です。

 これを見ると2日目の進出したデッキの明暗がかなり分かれていますね。
Grixis Delverは全員が上位入り。上位使用者のLands・Infectも最上位入りこそ少ないものの殆んどが上位入りしておりこの3つが勝ち組と言えそうですね。対してEldraziは最高が24位と振るいませんでした。Miraclesは万遍なく散っており、矢張り安定感が有りますね。

 少々驚いたのはComboの少なさ。
DNを休止する前はもっといたと思うのですが、ANTとSnTに一体何が有ったのですかね??
まぁそういう時に活躍するのがReanimatorなので数の不思議はここで補っているのかもしれませんが、どちらにしろ最上位入りは1名のみ。Comboに一体何が・・・。


 さて、ここからは個別に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=105135
優勝したEd Dimicco氏のGrixis Delverです。

 気になるのは《グルマグのアンコウ》ではなく《渋面の溶岩使い》が採用されている点。スペルにもメインに《火+氷》、サイドに《Fire Covenant》が入っており盤面の小型を焼ける構築になっています。同時に《もみ消し》4枚型でもあり、小型の挙動を積み重ねるRUGに近いTempo型ですね。
 休止前はEldraziにどう対応するか?でサイズのある生物や接死ブロッカー入れたり、アドバンテージ手段の確保に勤しんでいたのでが、それらはサイドに追いやられていますね。アプローチ的に通常の形のメインとサイドを入れ替えたようです。Comboでも中型生物でも無く、Legacyのフェアデッキに焦点を合わせた形になっているよう。
 ただLands対策の《冬の宝珠》を抜いたのはなんでなのでしょうね?案の定メタ上でも有力で決勝でも当たっています(まぁその上で勝っていますがネw)。

 探査禁止前ほどの勢いは感じませんが、それでも各SCG ClassicにGPにと殆どで安定した上位の成績を叩き出しています。もう少しこのデッキがメタられても良いと思いますが・・・。


http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=105118
3位、Joe Lossett氏のMiraclesです。

 MiraclesマスターJoe氏は相変わらずの好成績。
GP Columbusにて準優勝、ひとつ前のOpenであるPhiladelphiaでも13位。凄まじい・・・。

 構築の特徴であるCip生物型なのはいつもと変わらず。
特徴なのはメインに《呪文嵌め》が2枚入っている事。1枚ならともかく2枚目は珍しいですね。こちらが先手時のEldrazi等の《虚空の杯》、ミラーマッチ後手時の《相殺》等を潰すためでしょうかね?
今はそれ以外に特別対象となる札は多くは無いように思えますが・・・。まぁ捜せばいくらでもいますかね。

 《Force of Will》が3枚です。他のデッキを見ても同じように対Combo用の札が数枚ずつ抜かれた構築がされていますね。
Joe氏はサイドに《狼狽の嵐》の3枚目まで取っているとは言え、これも少数派。全体的にComboへのガードをかなり下げているようですね。しかしそうすると尚更何故Comboは生き残れないのか・・・?

 また、以前に比べると本当に《僧院の導師》型が減りましたね。
それどころかサブプランとして別途勝ち手段を仕込む枚数もデッキも減ったように思います。まぁ下手に勝ち急がなくともコントロール出来れば勝てるデッキですしね。

 因みに少し前にMiraclesの追放云々の話がLegacy界隈で盛り上がっていたようですが、個人的には非現実的ですかね。そこまでしなければいけないほど圧倒的な支配力が有るわけでもなく、只々安定していると言うだけで勝てないデッキではありませんし。Controlも環境的に貴重。敢えて言うならプレイ時間を圧迫する《師範の占い独楽》ぐらいですけど・・・。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=105128
23位、Matthew Dilks氏のLandsです。

 現状フェアデッキがどうも多いようで、それならLandsの優位も理解できます。
知らない間にサイド後のドロー手段に《不屈の追跡者》が採用されているようですね。まぁ土地さえ置ければその後のドローは確定しますし、サイズの確保も出来るのでわざわざ出しづらい(B)マナまで使って運用する悠長で脆い《闇の腹心》等よりはよほど信頼性が有りますよね。

 さて、そんな上位のLandsではありませんが、少し趣を変えたLandsが。
Matthew氏のリストは特徴的なのは《ギャンブル》枠を廃し、《探索》4枚の加速、《幽霊街》4枚の妨害の2種類の速度干渉手段を採用している事。安定感は落ちるような気もしますが爆発力は上ですね。
特に特殊地形破壊8枚は特定のデッキにはかなり嫌がらせになるでしょうね。
同時にメインから《Krakas》を採用しているためファッティ系に強い。ミラーが多くなるのならこれもメインに入れたいですよね。



 こんなところです。
久々にSCGの結果を見ましたが、今回感じたのはEldraziのメタ上の存在の希薄化、そしてCombo勢力の減退ですね。後者については上述の通り。Eldraziに関してもメインからの対抗札は明らかに減っています。
まぁそれでも一定以上いますが。
 そのEldraziですが現状《アメジストのとげ》の枚数が2枚に抑えられ、代わりに軽量除去を採っているのですね。これも対Combo→対フェアデッキ。しかし《とげ》はDelver等にも効くんですが・・・。
 そしてそんな振るわないEldraziよりも今回上にいるのがMoggcatcherと赤単Sneakです。どちらもCotVに加えて《血染めの月》と言う一撃必殺を抱え、サイドからはより簡便な除去/スィーパー。加えてMoggcatcherはアドバンテージを、赤単SneakはCombo要素を備えています。しかし何より大きいのがサイド後《血染めの月》を張られても死なないてんでしょうか?
存在が認知され、対策されるようになった現状だとEldraziではパンチ力不足なのですかね? とはいっても安定的に成績を残しているのは圧倒的にEldraziですがね。


 さて、今回はここまで、です。
お付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何らかのお役に立てば幸いです。




NBA)ティム・ダンカンの引退
NBA)ティム・ダンカンの引退
皆さん、こんばんは。しもべです。


 今日も今日とて残りのフルスポの感想の続きを書いていきたかったのですが、朝衝撃的なニュースが飛び込んできて、これは笹喰ってる場合じゃねぇ!!と言う具合です。



 本日偉大なるNBAプレイヤーの一人、ティム・ダンカンの引退が発表されました。
近年は加齢と怪我に悩まされていただけに致し方ない部分は有ります。しかしそれでもあと1年程度は続行すると考えていたためかなりの驚きを受けました。


 近年はスモールラインナップのNBAであるためセンターをやる事も増えていましたが、彼本来のポジションはPFです。
そして彼の登場から全盛期はNBA史でも稀に見るPFの群雄割拠の時代でした。
ダーク・ノビツキー、ケビン・ガーネット、クリス・ウェバー、ラシード・ウォレス、ボンジ・ウェルズ、ジャマール・マッシュバーン、アロンゾ・モーニング、若き日のポウ・ガソルやジァメーン・オニール、ベテラン期のカール・マローンやチャールズ・バークレー、デニス・ロドマン等々。
更にその一世代前から続く大型センター時代の名残も残っていた時代です。この中には全盛期のシャキール・オニール、アキューム・オラジュワン、デイビット・ロビンソン、パトリック・ユーイング、ディンケベ・ムトンボ、短期間でしたがヤオ・ミンと錚々たるレジェンド達が並びます。
今では考えられませんが、この頃は上記した各チームのエースたちは基本的に18点-8リバンド以上は当たり前で、その中で20-10をのこすの選手たちが溢れかえっていました。

 そんな史上最大の混迷期の登場し、個人的な感想としては歴代最高のPFとして断トツに評価しているのがこのティム・ダンカンです。
彼のプレイングは只々基本に忠実でシンプル、派手なプレーは無かったものの、その基礎技術の高さとそこから来る圧倒的な安定感から「ビッグ・ファンダメンタル」の異名をとるほどでした。鮮やかでエキサイトさせるような運動能力溢れるプレイは彼には出来ませんでしたが、バスケットに置いて勝つために何が必要なのか?と言う事でしょう。彼が多投した事でバンクショットの価値も見直されました。そしてチーム内に齎す存在感でゲームを安定化させ、点を取り点を取られるのを防ぐ、正しく「大黒柱」として君臨しました。彼を中心としたDFなチームの構築は解禁されたゾーンと合わせて一時期NBAのディフェンスブームを齎し、その上でパッシングを中心としたチームオフェンスをも導入しました。しかもDF中心のチームの癖に場合によってはリーグトップクラスの得点力を備えたチームにすらなったのです。
 その余りの凄さから、本人もれっきとしたレジェンドであり当時チームの顔だった上述の「提督」ディビッド・ロビンソンがNBAに入って間もない若造にその座を譲ったほどです。
 またシュートが上手い訳ではないものの、重要な時間帯でも地味な癖にエースとして存在感を表し、POでブザービーター3ポイントを入れた事すら有ります。ダンカンはそれがLS+PO合わせて最初のシーズンの3P成功でした。強心臓と言う訳ではありませんが、とにかく「勝者」としての在り方を常に維持していたように思います。

 そのダンカンのもっとも偉大な功績は、個人的な意見では19年間で一度もチームが負け越した事が無く、POを逃した事が無いと言う事です。上述の様に、彼がいる間SANスパーズは常に一定以上の「勝者」であり続けました。今では珍しい生え抜きの存在である事も好印象。
 また朴訥で寡黙ながら練習熱心で穏やかでもあり、そしてリーダーであった彼の在り方はHCであるグレッグ・ポポビッチとともにチームに調和と努力・チームプレイの姿勢を浸透させました。誰もがここでは謙虚に献身的にチームプレイをこなし、誰もが熱心でした。
賛否あるとはいえ、脂の乗った大エースがチームのための報酬減額を受け入れていた姿勢も象徴的です。
成功と失敗を繰り返し、上下の激しかったコービー・ブライアントよりもNBA内における功績は大きかったのではないか?とさえ考える程です。
彼のタイトルの一部です(Wiki pediaより転載)
タイトル
NBAチャンピオン    ×5
レギュラーシーズンMVP ×2
ファイナルMVP     ×3
オールスターMVP    ×1
ルーキー・オブ・ザ・イヤー:1998
オールNBAチーム 1stチーム ×10
         2ndチーム ×3
         3rdチーム ×1

オールディフェンシブチーム 1stチーム ×8
              2ndチーム×6

NBAオールスターゲーム出場 ×13
APBR(Association for Professional Basketball Research)選出の「20世紀の偉大なプロバスケットボール選手100人」の1人:2007

歴代記録
レギュラーシーズン ダブル・ダブル達成試合数 830試合 歴代1位
プレーオフ ダブル・ダブル達成試合数 164試合 歴代1位
18年連続シーズンリバウンド500以上 歴代1位
同一チームに於けるレギュラーシーズン勝利数 954勝 歴代1位
オールNBAチーム、オールディフェンシブチーム両方選出 13年連続(1997-2010) 歴代1位
オールNBAチーム 15回選出 歴代1位
オールディフェンシブチーム 15回選出 歴代1位

etc
 です。
これでも一部です。
攻守そろった至極の完成度を誇りました。
NBAプレイヤーの誰もが求める優勝を5度経験しています。それも明確な戦力として。晩年まで含めお零れだった事は一度も有りません。彼がバスケットで手に入れて無いタイトルは(意外なことに)ディフェンシブ・プレイヤー・オブジイヤーとNBA連覇。そしてオリンピックの優勝ぐらいではないでしょうかね? オリンピックに関してはこの頃から全米チームの小型化と低戦力化が進み彼に対する負担が大きすぎた。まだレブロンやKDが育つ前でしたしね。


 近年は衰えが隠せず、如何に脱ダンカン(と言うかパーカー、ジノビリのBig3から脱するか?)を行うかが重要課題でしたが、そんな中でもその存在感を発揮し続け、いるだけで意味の有るプレイヤーである事を証明し続けていました。これで明確に脱ダンカンを確立させなければいけなくなったスパーズですが、どうなるでしょうね?
RSはそれ程問題ではないでしょうが、POではどうなるか。正直オルドリッジだろうがガソルだろうが、頼りがいが今のところ無さ過ぎて彼の代わりが務まるとはとても思えません。が、まぁ責任感の芽生えたオルドリッジが覚醒するかもしれません。と言うかそれに期待するしかない。


 対して彼の対する批判も無いわけではありません。
それは圧倒的に地味である事・・・。
先ず顔が地味で、次にプレイングも圧倒的に地味。そして言動や服装も地味。オールスターゲームの出勤時に黒ジャージ姿で現れるのは彼ぐらいでしょう・・・。上記のあだ名も揶揄の意味合いが結構入っています(しかしそれは彼の築いてきた功績によって吹き飛びましたが)。
NBAは世界で最もレベルの高いバスケットボールリーグですが、同時に華やかなショーでエンターテイメント性も重要視されていました。そうした興業的な側面からは、余りに無頓着なダンカンはしばしば批判の対象になりました。
しかし逆に言えば文句をつけるところが其処ぐらいしかないのです。


 面白いキャラクターなら芸人でもやっていればいい。
瞬間的な活躍ならできる人間は腐るほどいる。
継続的に、誰もが尊敬をする程のプレイをし続け、チームに個人に功績を残し続けた。それが最も難しく、故に彼が歴代最高のPFであると感じるのです。正直プレイヤーとしての功績で彼に匹敵するのは彼の超人ビル・ラッセルぐらいしかいないと思っています。
そんな偉大な存在が静かにコートを去る決断をしました。
彼の今までにありがとうと言いたい。
まだまだ語りつくせませんが、詳しい事はWikipedia先生にお任せします(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%B3)。



 P.S.
同じレジェンドであり、同じく今シーズン引退したコービーは常に華やかで、神様MJなきあと世界的にNBAの顔となってNBAを引っ張り続けた偉大なプレイヤーです。そして引退発表をしていた今シーズンはどのコートに行っても野次と言う名の歓声の数々、ブーイングの拍手に包まれていました。引退興行そのままです。
そんな彼とは対照的に、地味で静かで大人しいダンカンはシーズン後にひっそりと引退を発表。本当に対称的な姿です。

 しかしこれで文字通りNBAのバックコートの英雄、フロントコートの英雄が其々コートを去る事になります。
これからのNBAは果たしてどうなっていくのでしょうかね?


 ロビンソンとツインタワーを組み、カーを擁していた頃から見てきたプレイヤーの引退。
哀しいなぁ・・・。


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