EMN)新カード雑感12 フルスポ残り
2016年7月16日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
割と現状書く気が無かったのですが、まぁ始めたことなので終わらせようという事。
今回で感想は最後ですね。
・《実地研究者、タミヨウ》
:2枚目の《タミヨウ》にして3枚目の3色PW。
[+1]は《戦士の教訓》の上位交換の様な効果。
自分の生物はもちろん相手の生物を対象にする事も出来ますし、その上効果も次のターンまで続く。しかもプレイヤーではなく戦闘ダメージで良い。あらゆる意味で《戦士の教訓》を上回っています。それを考えれば実質1.5~2マナ程度の価値は有るのかもしれませんね。
正直、単体で機能しづらいのは大きな欠点。
それでも自軍に使えば上手くいけば忠誠度を上げながら2枚以上のドローに繋がる可能性、相手の生物に使えば、喩え忠誠度を落されてもドローにはなるので実質的に「ドロー+ゲイン」スペルの様に振舞えます。
相手と自分の生物をそれぞれ指定して、攻撃させて相手を悩ませたり、警戒持ちに付けたりと色々と出来る事が多い。
通常この手の挙動は指定した生物が除去されたりすると無力化するのですが、相手の生物を指定する事によりそのリスクを無くしています。当然攻撃されなければ何の意味も無いのですが、その場合は普通に忠誠度が溜まり奥義に繋げる事も出来ますからまぁ最低限でしょうね。
扱いが難しい分振れ幅の上限も大きい面白い能力だと思います。
[-2]は《霜のブレス》の上位交換的な能力。
やや消耗は大きいものの、複数体の生物に対して時間稼ぎが出来るのはControlとして見れば決して小さくは無い能力です。直接的な妨害能力は基本的には単体を対象としている事がPWでは基本であるため貴重な能力。同時に単体での時間稼ぎは[+1]が担ってくれているため上手く棲み分けています。
加えて土地以外の非生物も対象に出来るため、他の置物の妨害も出来ます。意外と多芸な事も出来そうですね。ただ個人的には「留意」くらいにはして欲しかった。
[-7]は《集中》+《全知》の紋章。
勝ち確と言う程ではありませんがかなり強力である事は事実。それ自体のドローに加えて、それまでの[+1]の分でどんどんドローも進むため扱える時期ならかなりの効果を発揮しそうではありますね。同時に、ハンドが無ければ意味が無いため、可能な限り[8]以上にしてから使い、[+1]を使っていきたいですね。
半面何処まで行ってもデッキの限界値がこの能力の限界値であるため、どうしようもない状況も割とあります。
また《倍増の季節》から出せば即運用できるため《全知》の再現が出来る!と言われています。ただ、個人的な感想ですが、《倍増の季節》を経由すれば多くのPWが初期から奥義の運用が出来、そしてその動きは大抵非常に強い。それを考えればこのタミヨウだけが特別強いと言う程の事は感じないのですがネ・・・?
SOIのPWのデザインが嘘の様な独特な形に収まっています。
しかし正直特殊過ぎて判断に困りますね。
時間稼ぎは出来るのは事実ですが、自身を護る能力と言う点では欠如しており、同時に押されている場面で微力。4マナを使って1ターン時間を稼いで終りと言う事も有り得るのが現状の生物過多なStd環境です。その上[+1]が盤面に依存するため単体では忠誠度を上げる以上の事に繋がらない。
そして最終的に単体では勝ち手段足り得ない。
これまでの常識を考えると弱いPWの要素を多数揃えている事になります。
明確な除去能力を抱えていない点やStdに良質なリセットボタンが乏しい点を考えると生物の併用が基本となる点を考えると4マナのPWのControl傾向のデザインと異なる札と言えますね。
逆に生物戦に対して時間を稼ぎつつドローを複数枚できる可能性のある[+1]の上限効果は素晴らしい。複数体に対して時間稼ぎが出来る点も貴重。しかもこれはブロッカー制限にもなるわけで。
と、相応に優れた能力を持つのも事実。
う~む・・・。
因みに、生物を多数用いるデッキの4マナ域を考えると既に多数展開可能な《集合した中隊》、高い打撃力を持つ《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》等がいるので、敢えてこれを優先する理由が無いんですよね・・・。
-《ギデオンの誓い》
:色も合い、マナカーブの流れも良し。初期忠誠度が上がるだけでなく、盤面に展開するTokensがそのまま[+1]の対象になる。
設置したターンに忠誠度を「6まで上がるためすぐに奥義に到達させる事も可能なはず。出来なくとも[+1]からのドロー。アドを取るための組み合わせ。
-《異端聖戦士、サリア》
:生物/土地を相手に強制的にタップ状態で設置させるため、サリア→タミヨウと並べれば[-2]を運用しやすいはず。盤面を支配できるのならサリアをアタッカーにも立てやすい。
壁役としても使いやすいので[+1]での相性もいい。Beatするための組み合わせ。
-《過ぎ去った季節》
:[-7]を使った際に重要なのはハンド保有枚数なので、それを一発で補充できるこれはかなりいい感じ。[-7]を使ったなら、そのままコスト無しで運用できるので尚良し。
もちろんMidrange風に構築していれば単体でも運用できるので十分使っていけるはず。
・《永遠の災い魔》
:《霧虚ろのグリフィン》+霧系生物達の脆い装甲を持ったエルドラージ。
無色3マナ3/3と基本性能は微妙で、普通に戦闘で墓地に落ちるものの、何らかの手段で墓地から追放する事が出来れば何度でも再キャスト出来ます。除去にしろ能力にしろ対象にされるだけで戦場から離れてしまうため正直ブロッカーとしては心許無い。ですがそれは大半の復活生物もそうなので今更ですかね。
Stdなら《魂の略奪者》の復活燃料にすると丁度良いかも知れません。
継続して復活生物を集める事が出来ますからね。
↓環境では当然《グリフィン》宜しく《食物連鎖》用のパーツとして使えますね。本体が無色であるため通常キャストはしやすいものの、非Uであるため《Force of Will》の餌に出来ないため運用上では一長一短。ただどうせ通常キャストなんてしないし、どの道《運命の操作》が有るのだから色は足す。それによる水増しも有るのだから・・・。
ただ《運命の操作》からなら実質的に3枚サーチになるのは事実。またエルドラージなので《ウギンの目》で軽減できるので、《運命の操作》→《永遠の災い魔》×3+《ウギンの目》で3/3×3を3マナで並べる事が出来ます。
これを考えるとBeatdownとして何かに使えそうな気もしますね。《破滅を導くもの》なんて丁度色が合うロードですし。まぁ其処までせずともホラーであるので《氷の中の存在》から場に残す事も出来ますので、盤面一掃から突撃!と言う事もイケますかね。
他にも追放手段を用いる事で上手くシナジーを組めるかもしれませんね。
《精神の剣》ならピッチで一気にハンドを削れるのですが、自分の追放分を充てる事も。因みにBでも《頭蓋の摘出》等を使えば《運命の操作》の代わりにはなりますが流石に弱すぎる。
《総体の知識》の燃料にも面白いかも知れません。元々単体で十分使い勝手のある置き物なので、上手く構築できれば・・・。
他のDNに載っていましたが《血清の粉末》でマリガンする際に取り除く事が出来れば面白い。しかし流石に不安定過ぎるのであまり実用性が無い。
こんなところで。
割と現状書く気が無かったのですが、まぁ始めたことなので終わらせようという事。
今回で感想は最後ですね。
・《実地研究者、タミヨウ》
:2枚目の《タミヨウ》にして3枚目の3色PW。
[+1]は《戦士の教訓》の上位交換の様な効果。
自分の生物はもちろん相手の生物を対象にする事も出来ますし、その上効果も次のターンまで続く。しかもプレイヤーではなく戦闘ダメージで良い。あらゆる意味で《戦士の教訓》を上回っています。それを考えれば実質1.5~2マナ程度の価値は有るのかもしれませんね。
正直、単体で機能しづらいのは大きな欠点。
それでも自軍に使えば上手くいけば忠誠度を上げながら2枚以上のドローに繋がる可能性、相手の生物に使えば、喩え忠誠度を落されてもドローにはなるので実質的に「ドロー+ゲイン」スペルの様に振舞えます。
相手と自分の生物をそれぞれ指定して、攻撃させて相手を悩ませたり、警戒持ちに付けたりと色々と出来る事が多い。
通常この手の挙動は指定した生物が除去されたりすると無力化するのですが、相手の生物を指定する事によりそのリスクを無くしています。当然攻撃されなければ何の意味も無いのですが、その場合は普通に忠誠度が溜まり奥義に繋げる事も出来ますからまぁ最低限でしょうね。
扱いが難しい分振れ幅の上限も大きい面白い能力だと思います。
[-2]は《霜のブレス》の上位交換的な能力。
やや消耗は大きいものの、複数体の生物に対して時間稼ぎが出来るのはControlとして見れば決して小さくは無い能力です。直接的な妨害能力は基本的には単体を対象としている事がPWでは基本であるため貴重な能力。同時に単体での時間稼ぎは[+1]が担ってくれているため上手く棲み分けています。
加えて土地以外の非生物も対象に出来るため、他の置物の妨害も出来ます。意外と多芸な事も出来そうですね。ただ個人的には「留意」くらいにはして欲しかった。
[-7]は《集中》+《全知》の紋章。
勝ち確と言う程ではありませんがかなり強力である事は事実。それ自体のドローに加えて、それまでの[+1]の分でどんどんドローも進むため扱える時期ならかなりの効果を発揮しそうではありますね。同時に、ハンドが無ければ意味が無いため、可能な限り[8]以上にしてから使い、[+1]を使っていきたいですね。
半面何処まで行ってもデッキの限界値がこの能力の限界値であるため、どうしようもない状況も割とあります。
また《倍増の季節》から出せば即運用できるため《全知》の再現が出来る!と言われています。ただ、個人的な感想ですが、《倍増の季節》を経由すれば多くのPWが初期から奥義の運用が出来、そしてその動きは大抵非常に強い。それを考えればこのタミヨウだけが特別強いと言う程の事は感じないのですがネ・・・?
SOIのPWのデザインが嘘の様な独特な形に収まっています。
しかし正直特殊過ぎて判断に困りますね。
時間稼ぎは出来るのは事実ですが、自身を護る能力と言う点では欠如しており、同時に押されている場面で微力。4マナを使って1ターン時間を稼いで終りと言う事も有り得るのが現状の生物過多なStd環境です。その上[+1]が盤面に依存するため単体では忠誠度を上げる以上の事に繋がらない。
そして最終的に単体では勝ち手段足り得ない。
これまでの常識を考えると弱いPWの要素を多数揃えている事になります。
明確な除去能力を抱えていない点やStdに良質なリセットボタンが乏しい点を考えると生物の併用が基本となる点を考えると4マナのPWのControl傾向のデザインと異なる札と言えますね。
逆に生物戦に対して時間を稼ぎつつドローを複数枚できる可能性のある[+1]の上限効果は素晴らしい。複数体に対して時間稼ぎが出来る点も貴重。しかもこれはブロッカー制限にもなるわけで。
と、相応に優れた能力を持つのも事実。
う~む・・・。
因みに、生物を多数用いるデッキの4マナ域を考えると既に多数展開可能な《集合した中隊》、高い打撃力を持つ《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》等がいるので、敢えてこれを優先する理由が無いんですよね・・・。
-《ギデオンの誓い》
:色も合い、マナカーブの流れも良し。初期忠誠度が上がるだけでなく、盤面に展開するTokensがそのまま[+1]の対象になる。
設置したターンに忠誠度を「6まで上がるためすぐに奥義に到達させる事も可能なはず。出来なくとも[+1]からのドロー。アドを取るための組み合わせ。
-《異端聖戦士、サリア》
:生物/土地を相手に強制的にタップ状態で設置させるため、サリア→タミヨウと並べれば[-2]を運用しやすいはず。盤面を支配できるのならサリアをアタッカーにも立てやすい。
壁役としても使いやすいので[+1]での相性もいい。Beatするための組み合わせ。
-《過ぎ去った季節》
:[-7]を使った際に重要なのはハンド保有枚数なので、それを一発で補充できるこれはかなりいい感じ。[-7]を使ったなら、そのままコスト無しで運用できるので尚良し。
もちろんMidrange風に構築していれば単体でも運用できるので十分使っていけるはず。
・《永遠の災い魔》
:《霧虚ろのグリフィン》+霧系生物達の脆い装甲を持ったエルドラージ。
無色3マナ3/3と基本性能は微妙で、普通に戦闘で墓地に落ちるものの、何らかの手段で墓地から追放する事が出来れば何度でも再キャスト出来ます。除去にしろ能力にしろ対象にされるだけで戦場から離れてしまうため正直ブロッカーとしては心許無い。ですがそれは大半の復活生物もそうなので今更ですかね。
Stdなら《魂の略奪者》の復活燃料にすると丁度良いかも知れません。
継続して復活生物を集める事が出来ますからね。
↓環境では当然《グリフィン》宜しく《食物連鎖》用のパーツとして使えますね。本体が無色であるため通常キャストはしやすいものの、非Uであるため《Force of Will》の餌に出来ないため運用上では一長一短。ただどうせ通常キャストなんてしないし、どの道《運命の操作》が有るのだから色は足す。それによる水増しも有るのだから・・・。
ただ《運命の操作》からなら実質的に3枚サーチになるのは事実。またエルドラージなので《ウギンの目》で軽減できるので、《運命の操作》→《永遠の災い魔》×3+《ウギンの目》で3/3×3を3マナで並べる事が出来ます。
これを考えるとBeatdownとして何かに使えそうな気もしますね。《破滅を導くもの》なんて丁度色が合うロードですし。まぁ其処までせずともホラーであるので《氷の中の存在》から場に残す事も出来ますので、盤面一掃から突撃!と言う事もイケますかね。
他にも追放手段を用いる事で上手くシナジーを組めるかもしれませんね。
《精神の剣》ならピッチで一気にハンドを削れるのですが、自分の追放分を充てる事も。因みにBでも《頭蓋の摘出》等を使えば《運命の操作》の代わりにはなりますが流石に弱すぎる。
《総体の知識》の燃料にも面白いかも知れません。元々単体で十分使い勝手のある置き物なので、上手く構築できれば・・・。
他のDNに載っていましたが《血清の粉末》でマリガンする際に取り除く事が出来れば面白い。しかし流石に不安定過ぎるのであまり実用性が無い。
こんなところで。