レガシー)今週のSCGの結果 ちょっと変わったBantが面白い
レガシー)今週のSCGの結果 ちょっと変わったBantが面白い
レガシー)今週のSCGの結果 ちょっと変わったBantが面白い
皆さん、こんばんは。しもべです。


 KLDの発表が続々とありましたね。
世界選手権も盛り上がっていましたし、実に面白かった。

 さて、久々にSCGのLegacyの結果を見ていきたいと思います。
今週はRichmond にてClassicが開催されました。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=2016-09-04&end_date=2016-09-04&event_ID=36&city=Richmond&state=VA&t_num=1&limit=8&start_num=8&start_num=0&limit=8


 今週の優勝はDamon Whitby氏のDredgeです。

以下Top16(一位~)
Dredge
Miracles
Grixis Delver
UR Delver
4C Delver
4C Delver
Eldrazi
Miracles
-----------------
Lands
ANT
ANT
Miracles
Bant Stoneblade
4c Loam
Infect
Miracles

 です。
先週に大躍進したEldraziがまた元の数に減ったぐらいですかね~特徴は。アレは単なる偶然か、大会規模が大きかったからか?
いつも通りMiraclesが、ComboでANTが数が多い。Tempo系ではGrixisが中心。4cも基本的にはその派生形(GrixistG)で纏っていますしね。
こう考えると暫く動きが無いので現環境ですね。今回のように思い出したかのようにComboが優勝する事こそありますが、基本的にはフェアデッキの支配する世界です。コンスピラシーは環境に何らかの影響を及ぼすと考えられていましたが、別段これと言って何も無い。まぁまだ判断するには早いですが・・・。


さて、ここからは気になったデッキを個別に見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=107111
5位、Jarvus Yuの4c Delverです。

 生物が15枚も取られておりここ最近見られる戦闘用生物増量系です。
しかしその形が《グルマグのアンコウ》4枚の過剰量から《アンコウ》2+《真の名の宿敵/TNN》2枚に変更されています。流石に探査4枚は苦しいですし、5/5バニラはEldraziや《悪意の大梟》と相打つ等見た目ほどの安心感は無いので戦闘に置いてほぼ無敵なこちらへの変更も理解できます。その分重いですが。除去も現状単体優先で《四肢切断》が多い事もこのカードには追い風。ついでに《Force of Will》でも切れます。

 また《呪文貫き》を3枚も積んでいるのも珍しい。
嘗てのTempoだったら当たり前の光景でしたが、今はピアスってそれ程積みませんからね。生物過多な環境なら尚更。しかしSoc挙動の重要級生物群を積むお陰で隙も多めになっているので、それを埋めるのは役立つはず。除去の枠が取られたりもする枠で、TNNが盤面に安定感を齎してくれるのなら別の話ですからね。生物の保護にも役立ちますし。

 そして実のあるスペル系が増えたお陰で《瞬唱の魔道士》の使いでも出てきています。全体的にTempoの中でもデッキパワーを優先した形になっているようですね。
U札が随分増えたのでFoWもかなり気いやすい筈。
逆にハンデス要素はほぼオマケ程度。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=107106
13位、David Courson氏のBant SfMです。

 7枚の1マナのマナ生物を積み込んでい時でも2t目3マナ生物を投下する形。
主戦力は最高の装備品の担ぎ手のTNN。やはり盤面での安定感が違いますからね。しかし最も目を引くのは《トレストの使者、レオヴォルド》の存在。マナ生物のお陰で高速着地できる一方的な《Chains of Mephistopheles》はかなりの嫌がらせになります。FoWを切ってもアドロスしない訳ですからね。このデッキに置いては貴重なアド手段になってもいますし、他の色と異なり《Karakas》を含めて割と自然に積んで出せる構築なのは有難い。
 メインの《ヴェンディリオン三人衆》と合わせて妨害生物で攻めながら封殺する形。高速着地からのテンポが良いせいか、珍しく《目くらまし》なんかも入っています。まぁ《レオヴォルド》がいれば相手は手札の供給が難しく、こちらは保護に使えればアドも取れる形ですし。ピッチ二大体制はYPM等とはまた別に、中々の嫌がらせになりそうです。
サイドを見てもやはりHatebearを中心に妨害生物で戦っていくようです。
注目の《聖域の僧院長》はD&Tより先にこちらで見る事になりましたとさ・・・。

 Dazeもそうですが《不毛の大地》も4枚も取ってあり、本当にMidrangeが主体のBladeとは思えないほどTempoに寄った構築をしています。
ちょっとデッキの挙動と言うか展開の整合性と纏り具合が気になりますね。



 こんな所ですか。
上記の様にあまり変更の無いLegacyはお寒い限り。
Modernの方がまだ混沌としており変化も有りますね・・・。ただ、先週から思ったのですが、ここ最近は中量級の生物の殴りとそれに対処する形への変遷が中心だったものから、以前のより純粋なデッキへと先祖返りしている様な物もちらほら見るようになってきたかな?と。スィーパーも数も少しずつ戻ってきたようにも思います。
まぁそれが何を意味するかは不明ですし、気のせいかもしれませんが。

 さて、今週はここまでです。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何かでお役に立てば幸いです。


お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索