新カード雑感)KLDその12 フルスポ残りG/M
2016年9月21日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
続き続き。
いい加減飽きてきた・・・。
・《鎧作りの審判者》
:《鼓舞する呼び声》のドロー能力をCipに有した生物。
必然的に展開の後詰を担当するので4マナは許容範囲。
1枚引ければ基本スペックで、上手くいけば3ドロー以上も可能。汎用性の高い《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》《集団的努力》《サリアの副官》《マラキールの解放者、ドラーナ》《甘やかす貴種》《新緑の機械巨人》等割全体にカウンターを置ける手段が有る環境。なので結構簡単に数を稼げるようになっていると思います。
感覚的には↓環境の《イーオスのレインジャー》や《ゴブリンの首謀者》の使いサイクルの様な4マナ域複数アドの生物として運用できるかもしれません。まぁ単体では機能しないのは辛い所ですが・・・。
ElfよりShamanで欲しかった。
《遥かなる旅路》はコイツ自身のCip活用に加えて、カウンターを置く事も出来ますので巧く合わせる事が出来るやも。
・《顕在的防御》
:《レインジャーの悪知恵》の上位交換。
1マナで+2/+2だけでも悪くないパンプ性能で、その上呪禁まで付く。昨今には珍しい単純な質の向上したIns。
Beat系のCombo生物やサボタージュ持ちには特に有難い。
↓環境でもInfectで採用できるレベルです。これなら実質+4/+4ですからね。1マナの性能ではないですし、数値が大きくなる分《Berserk》との併用性もさらに上がります。
・《刃の耕作者》
:面展開が出来る上にパンプスペルが全体波及する。《月の抱擁、アーリン》などから繋がると強力。重さは《異界の進化》で緩和すべし。
・《祝祭の開幕》
:貴重な《濃霧》枠。
・《霊気との調和》
:本体はただの《地勢》ですが、故に最低限の効果は保証されています。そして1マナで(E)×2を補充できるため(E)系のデッキでも良いですね。
特に《通電の喧嘩屋》は色拘束をカバーできるのが偉い。
単純に土地の伸びも良く出来るので《逆毛ハイドラ》《ラスヌーのヘリオン》《電招の塔》《静電気式打撃体》《行き詰まりの罠》など幾らでも運用先が有る。
それらのデッキにとってはいぶし銀の働きが出来るはず。ただニッサ本人には何のサポートも出来ないと言う悲しき現実・・・。
・《丈夫な手工品》
:《活性機構》と組みわせると(2)で1/1++1/+1カウンターを1つずつ量産できます。実質的に2マナで2打点を増やしているので効率も良い。
単品で弱い点は如何ともしがたいのですが、逆に言えば除去されづらい。Stdで準ソプターコンボ級の効率のシナジーを組めるわけです。これも《アシュノッドの供犠台》等で無限パンプできますね。
毎度初めに火種がいるのが厄介。なるべく絶やしたくないので何かあると良いですね。マナを掛けないので《彼方より/》や《ギデオン》など。《謎の石の儀式》で回転力を上げたい。
・《永遠の造り手、ラシュミ》
:とりあえずキャストする度に手札を補充が最低限でも出来るためアドアドしい生物。
その代わり4マナ2/3伝説と極めて重く脆い・・・。土地はキャスト出来ない点やTop札が不確定では4マナの価値が無いのでここら辺を上手く調整したい所。
正直Stdではあまり実用的な札は思い浮かびませんね・・・。
システム生物なのに相性の良さそうな防御的な「機体」がない。代りに↓環境では素晴らしいシナジーを組めそうです。
とりあえずTopを見る事が出来る、Topから土地を退かせる、マナカーブの流れが良く、場持ちが良い≒ブロッカーにもなると言う点で《クルフィックスの狩猟者》との併用性が素晴らしいですね。
またどうしても狙われやすい以上、それを護る手段は用意すべきで《Force of Will》が本体の重さを考えると基本手段になるはずですが、誘発能力のお陰でFoWに5マナの疑似「続唱」が付く事になります。これ自体もFoWで切れる。
通常重たいCMCの代わりに他の手段でキャストできる札の併用性を考えるべき。ピッチ・探査・待機・想起・φマナなんかでしょうかね?
特にYPMなどと異なり盤面に干渉できない点から盤面に干渉する手段が欲しい。除去に関しては《残忍な切断》《四肢切断》、《叫び大口》なんかですかね。
当然Top調整できる札が有ると望ましいのですが、《渦まく知識》や《思案》では殆どスペルは使えません。が、使わずとも手札に入れればいいだけなので問題ありませんね。キャストは強制ではなく、ドローも出来る御陰で除去などが「続唱」と異なり多数積まれていても問題ないのは強みです。低速でも運用しやすい。
ただ積極的にキャストしたいのなら《師範の占い独楽》《森の知恵》の様にTop調整をするのにスペルではなく能力である事が望ましい。《独楽》+《相殺》は本体の保護札にもなりますし、《独楽》は好きなだけキャストできるので0マナ以下のスペルを使い回せます。取り敢えず《祖先の幻視》。また《相殺》にしろ《森の知恵》にしろ2枚目以降の不要牌化を多少緩和できます。
繰り返しキャスト出来るスペルが有る事が望ましい。
《瞬唱の魔道士》や《罰する火》は除去の使い回しで盤面干渉が出来、ついでにキャントリップなどが捲れれば重畳。特に次のターンのTop調整が出来るので続唱しやすくなります。
また、本体をサーチ出来る《緑の太陽の頂点/GSZ》は札の水増しが出来るだけでなく、X値を調整しながらキャストできるのでボーナスキャストに繋げ易いですね。
まぁこの札は2枚目が有っても最悪使い捨ての4マナ疑似続唱スペルに換えれるので最低限の効果は保証されていますね。
と、斯様に強力な札ではあります。
除去耐性は皆無ですが、守っても御釣りがくる。
ただ最大の難点は《精神を刻む者、ジェイス/JtMs》と同マナ域のアドバンテージ生物と言う事ですよね・・・。下手なシナジーを考えずともはいはい神JtMs~でGG。まぁどちらも2枚使う札でもないのでスプリットしても良いですが。しかし現状JtMsも2枚程度に抑えられている事も珍しくも無く、且つ単体除去も多いんですよね・・・。
他にも《トレストの使者、レオヴォルド》と言う強力な札も有るのでアド関連の競争は厳しい。
・《禁制品の黒幕》
:ナイスブロッカー。軽量Atfが多数あれば1チャンス。
・《通電の喧嘩屋》
:2マナ3/2だけでも悪くは有りませんが、Cipで(E)×2とそれを消費したパンプが出来ます。
単体で運用しても2回は4/3トランプルを2マナで行えるわけで非常に強力。生き残っても3/2が残るわけですし。2回と考えると消極的な感想が浮かんだりもしますが、そもそもWeenie系の生物が3回以上殴るなんて滅多に無い事ですし、これぐらいなら十分でしょう。
《蓄霊稲妻》や《霊気との調和》はぜひ使いたい。
突破力も有るので《顕在的防御》等も翼、サポーターに恵まれています。
ついでにCipで(E)を採れる生物でもあるので(E)デッキに置いては(E)補充要員兼ブロッカーとしても機能させる事も出来ます。
・《無許可の分解》
:多色化した《殺害》。Atf2つ以上でボーナス3点。
Ins速度での制限抜き除去だけでもそれなり。《ゴブリンの闇住まい》でFb出来ると大きい。《闇住まい》着地までの時間も稼げるし、クロック自体も重ねる事が出来る。威迫も活かしやすい。
Atfの数を稼げなくとも最低限ですが、矢張り満たしたい。
ならマナファクトで5マナの《闇住まい》の重さをサポートしたい。しかしそれだけではやや物足りないし数も稼げない。もう少し相性の良い札を期待ですね。
・《配分の領事、カンバール》
:《大歓楽の幻霊》と《瘡蓋族の狂戦士》を足して2にで割ったような性能。しかし効果だけは遥かに強いドレインに。着地時から機能し、また部族「人間」である事やタフネス3が有る事など中々に高いKPを誇ります。
なのでEternalでも期待されている方もいるようです。
ただ、Legacy民として、Vintageの事は横に置くとして考えて、個人的には対Combo性能としては極めて微妙だと考えています。
《幻霊》が使われたのは「Burn」という超攻撃的な性能が有った事。加えて軽かったことが大きい。
色的に妨害を挟むため3マナでも対Comboに間に合わないとは言いません。が、デッキ特性を考えて相手が勝ちきる前にゲームを決める速度が有るとは思えない。必然的に拘束系でないこの札も活き辛い。同域に《聖域の僧院長》がいますし、そもそも《スレイベンの守護者、サリア》の様な実用的な2マナのHatebearが揃っています。積極的に札を使ってくれる訳もないので、勝てるかどうかも怪しいこの札を出す意味がどこまで有るのか?
というかどこまで有効性が有るのか正直疑問に思っています。当然Storm以外には効かないので適用対象も実に狭い。実際のところどの程度の物か試してみないと判りませんがね・・・。
対Controlでもそこそこの性能を発揮します。
直後に除去されても2点ドレインなのでダメージレースでは4点分+ハンド1枚を使わせています。3~3.5マナ程度の価値が有るでしょう。しかしそれだけです。
たとえ生きて居続けても、精々相手は1ターンに1度のキャストなのでそうするとクロックとしては4打点程度(対Control相手にはゲインの効果が薄いので)。ならもっと軽くてもっと高い打点は有りますよね? しかも《師範の占い独楽》+フェッチを使われていたらそもそもスペルのキャストすらしてもらえない。
2/3とそこそこのサイズと、2点ドレインのダメージレースへの影響力を考えれば実はTempoへの影響力が一番大きい様な気もしますが、除去に弱い3マナにどのみち用は無い。間に合うのならBurnに一番効きそうですが、これを出す頃には手遅れになってそうな気もします。《集団的蛮行》から繋がれば大丈夫?
《幻霊》の幻想がある分強く見えますが、正直言ってこの札を一体何に対して使うのか、私にはよく判りません。もちろん検証は必要でしょうがネ。
相手だけにリスクを負わせる点から、複数回の挙動を強要する《差し戻し》や《呪文滑り》《ルーンの母》《潮の虚ろの漕ぎ手》等は良い相性を誇りますね。
Std?
生物環境なのに、どの相手にこれを使う余地が有るのか・・・。
Vintageは人間デッキで期待されている様なので頑張ってもらいたいですね。
・《雲先案内人》
:《熟考漂い》がエラ呼吸と言う名の「想起」を忘れて人間に進化?した結果ライフゲイン付に。
抱き合わせとは言え極めて効率も良く、ブリンクと言うで使い回せば抜群のアドが採れます。しかし5マナからアドを稼いでもなぁ~。これなら《金線の使い魔》の方が現実的。《金線の使い魔》から《異界の進化》でアドを重ねると言うアド厨喚起な挙動も出来るんですがね。勝ちには差して繋がらない世の無常。
・《つむじ風の巨匠》
:何と無く可能性を感じる1枚。
最低でも3マナでアドは取れていますし、(E)を補充できれば定期的にTokenを出せる。タップを含まないのも良い。
ただ継続的に(E)を補充するのは意外と大変で、ついでに効率がいいとも言い難い。専用で組んでもせいぜい3体程度が関の山?
どうでも良いですが、この世界のヴィダルケンは何故こうも面白い表情をしているのだろうか・・・。
・《経験豊富な操縦者》
:搭乗員としてもクロッカーとしても優秀。2マナ3/1なだけでも悪くないですが、Cipで占術2を出来るので序盤に畳み掛ける挙動をしやすいですからね。
ただほぼ確実に戦闘で死ぬので、使い切りの《残忍な剥ぎ取り》のような物ですかね?
・《品種改良の力》
:極めて重たいのですが、効果自体は強力。
製造のお陰で面展開は容易なので意外な活躍が出来るかもしれません。《発明の天使》《刃の耕作者》と組み合わせると単体強化も使いやすくなります。
こんな所で。
続き続き。
いい加減飽きてきた・・・。
・《鎧作りの審判者》
:《鼓舞する呼び声》のドロー能力をCipに有した生物。
必然的に展開の後詰を担当するので4マナは許容範囲。
1枚引ければ基本スペックで、上手くいけば3ドロー以上も可能。汎用性の高い《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》《集団的努力》《サリアの副官》《マラキールの解放者、ドラーナ》《甘やかす貴種》《新緑の機械巨人》等割全体にカウンターを置ける手段が有る環境。なので結構簡単に数を稼げるようになっていると思います。
感覚的には↓環境の《イーオスのレインジャー》や《ゴブリンの首謀者》の使いサイクルの様な4マナ域複数アドの生物として運用できるかもしれません。まぁ単体では機能しないのは辛い所ですが・・・。
ElfよりShamanで欲しかった。
《遥かなる旅路》はコイツ自身のCip活用に加えて、カウンターを置く事も出来ますので巧く合わせる事が出来るやも。
・《顕在的防御》
:《レインジャーの悪知恵》の上位交換。
1マナで+2/+2だけでも悪くないパンプ性能で、その上呪禁まで付く。昨今には珍しい単純な質の向上したIns。
Beat系のCombo生物やサボタージュ持ちには特に有難い。
↓環境でもInfectで採用できるレベルです。これなら実質+4/+4ですからね。1マナの性能ではないですし、数値が大きくなる分《Berserk》との併用性もさらに上がります。
・《刃の耕作者》
:面展開が出来る上にパンプスペルが全体波及する。《月の抱擁、アーリン》などから繋がると強力。重さは《異界の進化》で緩和すべし。
・《祝祭の開幕》
:貴重な《濃霧》枠。
・《霊気との調和》
:本体はただの《地勢》ですが、故に最低限の効果は保証されています。そして1マナで(E)×2を補充できるため(E)系のデッキでも良いですね。
特に《通電の喧嘩屋》は色拘束をカバーできるのが偉い。
単純に土地の伸びも良く出来るので《逆毛ハイドラ》《ラスヌーのヘリオン》《電招の塔》《静電気式打撃体》《行き詰まりの罠》など幾らでも運用先が有る。
それらのデッキにとってはいぶし銀の働きが出来るはず。ただニッサ本人には何のサポートも出来ないと言う悲しき現実・・・。
・《丈夫な手工品》
:《活性機構》と組みわせると(2)で1/1++1/+1カウンターを1つずつ量産できます。実質的に2マナで2打点を増やしているので効率も良い。
単品で弱い点は如何ともしがたいのですが、逆に言えば除去されづらい。Stdで準ソプターコンボ級の効率のシナジーを組めるわけです。これも《アシュノッドの供犠台》等で無限パンプできますね。
毎度初めに火種がいるのが厄介。なるべく絶やしたくないので何かあると良いですね。マナを掛けないので《彼方より/》や《ギデオン》など。《謎の石の儀式》で回転力を上げたい。
・《永遠の造り手、ラシュミ》
:とりあえずキャストする度に手札を補充が最低限でも出来るためアドアドしい生物。
その代わり4マナ2/3伝説と極めて重く脆い・・・。土地はキャスト出来ない点やTop札が不確定では4マナの価値が無いのでここら辺を上手く調整したい所。
正直Stdではあまり実用的な札は思い浮かびませんね・・・。
システム生物なのに相性の良さそうな防御的な「機体」がない。代りに↓環境では素晴らしいシナジーを組めそうです。
とりあえずTopを見る事が出来る、Topから土地を退かせる、マナカーブの流れが良く、場持ちが良い≒ブロッカーにもなると言う点で《クルフィックスの狩猟者》との併用性が素晴らしいですね。
またどうしても狙われやすい以上、それを護る手段は用意すべきで《Force of Will》が本体の重さを考えると基本手段になるはずですが、誘発能力のお陰でFoWに5マナの疑似「続唱」が付く事になります。これ自体もFoWで切れる。
通常重たいCMCの代わりに他の手段でキャストできる札の併用性を考えるべき。ピッチ・探査・待機・想起・φマナなんかでしょうかね?
特にYPMなどと異なり盤面に干渉できない点から盤面に干渉する手段が欲しい。除去に関しては《残忍な切断》《四肢切断》、《叫び大口》なんかですかね。
当然Top調整できる札が有ると望ましいのですが、《渦まく知識》や《思案》では殆どスペルは使えません。が、使わずとも手札に入れればいいだけなので問題ありませんね。キャストは強制ではなく、ドローも出来る御陰で除去などが「続唱」と異なり多数積まれていても問題ないのは強みです。低速でも運用しやすい。
ただ積極的にキャストしたいのなら《師範の占い独楽》《森の知恵》の様にTop調整をするのにスペルではなく能力である事が望ましい。《独楽》+《相殺》は本体の保護札にもなりますし、《独楽》は好きなだけキャストできるので0マナ以下のスペルを使い回せます。取り敢えず《祖先の幻視》。また《相殺》にしろ《森の知恵》にしろ2枚目以降の不要牌化を多少緩和できます。
繰り返しキャスト出来るスペルが有る事が望ましい。
《瞬唱の魔道士》や《罰する火》は除去の使い回しで盤面干渉が出来、ついでにキャントリップなどが捲れれば重畳。特に次のターンのTop調整が出来るので続唱しやすくなります。
また、本体をサーチ出来る《緑の太陽の頂点/GSZ》は札の水増しが出来るだけでなく、X値を調整しながらキャストできるのでボーナスキャストに繋げ易いですね。
まぁこの札は2枚目が有っても最悪使い捨ての4マナ疑似続唱スペルに換えれるので最低限の効果は保証されていますね。
と、斯様に強力な札ではあります。
除去耐性は皆無ですが、守っても御釣りがくる。
ただ最大の難点は《精神を刻む者、ジェイス/JtMs》と同マナ域のアドバンテージ生物と言う事ですよね・・・。下手なシナジーを考えずともはいはい神JtMs~でGG。まぁどちらも2枚使う札でもないのでスプリットしても良いですが。しかし現状JtMsも2枚程度に抑えられている事も珍しくも無く、且つ単体除去も多いんですよね・・・。
他にも《トレストの使者、レオヴォルド》と言う強力な札も有るのでアド関連の競争は厳しい。
・《禁制品の黒幕》
:ナイスブロッカー。軽量Atfが多数あれば1チャンス。
・《通電の喧嘩屋》
:2マナ3/2だけでも悪くは有りませんが、Cipで(E)×2とそれを消費したパンプが出来ます。
単体で運用しても2回は4/3トランプルを2マナで行えるわけで非常に強力。生き残っても3/2が残るわけですし。2回と考えると消極的な感想が浮かんだりもしますが、そもそもWeenie系の生物が3回以上殴るなんて滅多に無い事ですし、これぐらいなら十分でしょう。
《蓄霊稲妻》や《霊気との調和》はぜひ使いたい。
突破力も有るので《顕在的防御》等も翼、サポーターに恵まれています。
ついでにCipで(E)を採れる生物でもあるので(E)デッキに置いては(E)補充要員兼ブロッカーとしても機能させる事も出来ます。
・《無許可の分解》
:多色化した《殺害》。Atf2つ以上でボーナス3点。
Ins速度での制限抜き除去だけでもそれなり。《ゴブリンの闇住まい》でFb出来ると大きい。《闇住まい》着地までの時間も稼げるし、クロック自体も重ねる事が出来る。威迫も活かしやすい。
Atfの数を稼げなくとも最低限ですが、矢張り満たしたい。
ならマナファクトで5マナの《闇住まい》の重さをサポートしたい。しかしそれだけではやや物足りないし数も稼げない。もう少し相性の良い札を期待ですね。
・《配分の領事、カンバール》
:《大歓楽の幻霊》と《瘡蓋族の狂戦士》を足して2にで割ったような性能。しかし効果だけは遥かに強いドレインに。着地時から機能し、また部族「人間」である事やタフネス3が有る事など中々に高いKPを誇ります。
なのでEternalでも期待されている方もいるようです。
ただ、Legacy民として、Vintageの事は横に置くとして考えて、個人的には対Combo性能としては極めて微妙だと考えています。
《幻霊》が使われたのは「Burn」という超攻撃的な性能が有った事。加えて軽かったことが大きい。
色的に妨害を挟むため3マナでも対Comboに間に合わないとは言いません。が、デッキ特性を考えて相手が勝ちきる前にゲームを決める速度が有るとは思えない。必然的に拘束系でないこの札も活き辛い。同域に《聖域の僧院長》がいますし、そもそも《スレイベンの守護者、サリア》の様な実用的な2マナのHatebearが揃っています。積極的に札を使ってくれる訳もないので、勝てるかどうかも怪しいこの札を出す意味がどこまで有るのか?
というかどこまで有効性が有るのか正直疑問に思っています。当然Storm以外には効かないので適用対象も実に狭い。実際のところどの程度の物か試してみないと判りませんがね・・・。
対Controlでもそこそこの性能を発揮します。
直後に除去されても2点ドレインなのでダメージレースでは4点分+ハンド1枚を使わせています。3~3.5マナ程度の価値が有るでしょう。しかしそれだけです。
たとえ生きて居続けても、精々相手は1ターンに1度のキャストなのでそうするとクロックとしては4打点程度(対Control相手にはゲインの効果が薄いので)。ならもっと軽くてもっと高い打点は有りますよね? しかも《師範の占い独楽》+フェッチを使われていたらそもそもスペルのキャストすらしてもらえない。
2/3とそこそこのサイズと、2点ドレインのダメージレースへの影響力を考えれば実はTempoへの影響力が一番大きい様な気もしますが、除去に弱い3マナにどのみち用は無い。間に合うのならBurnに一番効きそうですが、これを出す頃には手遅れになってそうな気もします。《集団的蛮行》から繋がれば大丈夫?
《幻霊》の幻想がある分強く見えますが、正直言ってこの札を一体何に対して使うのか、私にはよく判りません。もちろん検証は必要でしょうがネ。
相手だけにリスクを負わせる点から、複数回の挙動を強要する《差し戻し》や《呪文滑り》《ルーンの母》《潮の虚ろの漕ぎ手》等は良い相性を誇りますね。
Std?
生物環境なのに、どの相手にこれを使う余地が有るのか・・・。
Vintageは人間デッキで期待されている様なので頑張ってもらいたいですね。
・《雲先案内人》
:《熟考漂い》がエラ呼吸と言う名の「想起」を忘れて人間に進化?した結果ライフゲイン付に。
抱き合わせとは言え極めて効率も良く、ブリンクと言うで使い回せば抜群のアドが採れます。しかし5マナからアドを稼いでもなぁ~。これなら《金線の使い魔》の方が現実的。《金線の使い魔》から《異界の進化》でアドを重ねると言うアド厨喚起な挙動も出来るんですがね。勝ちには差して繋がらない世の無常。
・《つむじ風の巨匠》
:何と無く可能性を感じる1枚。
最低でも3マナでアドは取れていますし、(E)を補充できれば定期的にTokenを出せる。タップを含まないのも良い。
ただ継続的に(E)を補充するのは意外と大変で、ついでに効率がいいとも言い難い。専用で組んでもせいぜい3体程度が関の山?
どうでも良いですが、この世界のヴィダルケンは何故こうも面白い表情をしているのだろうか・・・。
・《経験豊富な操縦者》
:搭乗員としてもクロッカーとしても優秀。2マナ3/1なだけでも悪くないですが、Cipで占術2を出来るので序盤に畳み掛ける挙動をしやすいですからね。
ただほぼ確実に戦闘で死ぬので、使い切りの《残忍な剥ぎ取り》のような物ですかね?
・《品種改良の力》
:極めて重たいのですが、効果自体は強力。
製造のお陰で面展開は容易なので意外な活躍が出来るかもしれません。《発明の天使》《刃の耕作者》と組み合わせると単体強化も使いやすくなります。
こんな所で。