新カード雑感)KLDその8 フルスポ残りW
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新カード雑感)KLDその8 フルスポ残りW
皆さん、こんばんは。しもべです。


 KLDもフルスポが発表されたようなので残りの感想をつらつらと上げていきます。と言うか今回Atfの一部と《活性機構》除くとPWの感想しか事前に挙げる事が出来なかったぞ・・・。

・《軽業の妙技》
:キャントリップが付いて3マナになった《雲隠れ》。
強奪は出来なくなりましたが、まぁ許容範囲。何より環境柄溢れるほどいるCip生物を使い回しながらアドを採れる。

 《二重詠唱の魔道士》をスタック中のこれに使えば任意∞ドローが出来ます。これ→《ゴブリンの闇住まい》/《奔流の機械巨人》なら本来のCip+1ドローで、順序が逆ならCipの使い回しが出来ます。単純にブリンクしたいだけなら《変異エルドラージ》がいるので、悪までInsである事の利点が活きる場合でしょうね。

 どうでも良いですが、エキゾチックマニューバと言う英名の札が早くでないかと待ち遠しいです。


・《永存確約》
:基本はただのパンプながらAtfに使えば破壊不能を付与。
《静電気式打撃体》にせっせと打ち込みましょう。たぶん《気宇壮大》→攻撃+倍化で除去ひっかけてくれるので。
また実質的に2体の生物を使って攻撃する「機械」も除去されるとテンポロスが激しいのでその保障に。《高速警備車》や《密輸人の回転翼機》にとっては貴重なサポーターになるはず。


・《渦跡の鷹》
:《静電気式打撃体》に繋げて、ブロッカーがいるなら「飛行」を、いないなら他の(E)と併せて倍化を。


・《空中対応員》
:白になった《吸血鬼の夜鷲》。
「接死」→「警戒」となったため正直ブロッカーとしての性能は激減しました
代わりにダメージレースでは強い。《集団的努力》なら強化しながら、その上のサイズ処理まで出来るので良い相棒になります。《霊気装置の展示》から繋げていきたい。
 部族は若干使いやすくなりました。《魂剥ぎ》の刻印用とするにはやや使いやすい。

 とは言えやはり単体では3マナでは力不足が目立ちますね。小型の除去は少なくも無いですし。


・《霊気装置の展示》
:《急報》の亜種。
Socになった代わりにTokenがAtf・Creに。テンポは悪くなったものの、金属術の達成や生贄エンジン・搭乗要員の確保などシナジー性では圧倒的に上。これ下でも何らかの可能性を感じなくもないです。

 Beatプランで見ても、《小物作りの達人》や《鋳造所の隊長》の様に続くマナカーブにロードが多いため、2マナ4/4として振舞える可能性も有りかなり強力です。


・《発明の天使》
:世間の評価は高くは有りませんが、個人的には相応に強力な札だと思います。確かに4/3~2/1なので除去に弱いのは事実ですが、《ギセラ》と異なり、「製造2」が選択的であるため、アドを取るか単体の戦闘力を採るかを選べるからです。
4/3飛行絆魂警戒もそこそこですが、それ以上に面展開をした場合は5マナで総打点6でアドも2つ。どちらを選んでも優秀ですが、それを自分に優位な選択が出来る事が大きいのです。

 他の強みも種々。ブリンク系との相性も良い。時間稼ぎも出来る。
特に面強化と相性が抜群に良い。
《集団的努力》は丁度自身が警戒ブロッカーとして役に立たないサイズから対応できますし、面強化が出来れば9打点に到達させる事も可能。《ゼンディガーの同盟者、ギデオン》も一応[-4]が有りますし、それ以上に《ギデオン》を護れる。
アドが採れるので《軽業の妙技》でも良いのですが1点スィーパー対策を考えると《遥かなる旅路》の方が良いかも知れませんね。

 ぶっちゃけLegacyのAngelStompyに採用できるレベルだと思います。アド合戦にも対応できますし、装備品の担ぎ手は多い方が良い。
ただ1点スィーパーで泣きを見るのは勘弁して欲しい所ではありますねww


・《断片化》
:普通に強め。
《騙し討ち》も対象範囲に入ってますし、Legacyだと《全知》《殴打頭蓋》を除けばMUDのデッキぐらいしか対象外の札は入ってこないのでかなり強力です。
 ただSocである事がどれだけ響くのか・・・。
《騙し討ち》はInsでもマナを余らせれば起動されてしまうので、致命的と言う程ではないですが、矢張り挙動の不自由さは気に掛かります。また扱いやすい1マナになってしまった結果《虚空の杯》や《相殺》に対処されやすくなってしまったのも割と痛い。

う~む。
悩ましいと言う事は良質な調整と言えますね。個人的にはややマイナスな印象ですが使われても何ら不自然はないKPです。サイド札は安定性と威力が大事。


・《模範的な造り手》
:MRD期から続く白の1マナでAtf関連でボーナスが付く生物の系譜。最大のボーナスが付いた際には攻撃時に1マナ3/2先制攻撃と訳が分からない仕様になります。
 どうやら優秀な鍛冶職人の様で、道具には匠のこだわりが有る様です。
しかし、デザインを見るとどうも鍛造にではなく戦闘に使っています。良いのかそれで・・・?

 《骨の鋸》や《スレイベンの検査官》で容易にAtfを用意できるのも良い。前者はKPが低すぎますが、それでも1マナ生物がパワー4で殴りに行ける凄まじさ。
一応《発明者のゴーグル》と合わせると着地時から2/3、攻撃時には4/4となれるのですが、流石になぁ・・・。《岩屋の装備役》と合わせて「工匠」とか?
《町の鍵》が有ればアンブロッカブルで3点を刻んでいけるのでこれはこれで何かアリかも?
《屑鉄上のたかり屋》も維持しやすいのが有難く継戦能力も有り。

 欠点は幾つか。
どれだけ条件を満たしてもこちらの攻撃時のみであること。なので守勢に回ると非常に弱い。まぁWeenieが守勢に回った時点でどうしようもないですが。それでも1点火力やスィーパー処理は苦しい。そう、次期環境には《最後の希望、リリアナ》が残ります。速やかに対処できないと文字通り根絶されてしまいますね・・・。その意味でも《ゴーグル》って結構重要です。
後は部族がWeenieとしては非常に貧弱。部族シナジーはまず狙えない。

 ↓的に見ても使えない事も無い。
地上を這うしかないため流石に《秘密を掘り下げる者/DoS》に比べると遥かに格下ですが、それでも割と簡単に金属術の満たせるのでどうにかなるやも。他に幾らでも選択肢はありますがねw
《古の居住地》→0~1マナAtf→《オパールのモックス》→《きらめく鷹》でオパモ回収→オパモ→これ~と訳判らない挙動もできますねw
 《稲妻のすね当て》なんか単品で相性が良いですね。
後続で引いても1マナ3/2速攻になり訳ですし、欠点の除去耐性をカバーできます。金属術を満たせるならほぼ完ぺきです。サイズ的な問題で基本は1/1と言う事を逆に利用できれば《弱者の剣》《ペンデルヘイヴン》との相性も良いですね。

 後は戦闘フェイズに誘発するため、《連続突撃》等の類が有ると効果を重ね掛けできますね。まぁこれ単体で運用する程ではないので《精霊への挑戦》と合わせて面で突撃する場合などに使えるかもしれません。


・《領事の権限》
:相手だけ生物のタップイン+相手の生物ETBで1点ゲイン。
対Beatdownとしてはそこそこの性能ながら後ろ向きで且つ決定的な威力も無いので悪くはないが評価をし辛い。序盤に出す事が出来ればかなりの威力を発揮する事は出来そうです。

 ↓環境的にはIns速度で一時的に踏み倒しすデッキに対して一定の威力は有ります。しかしその系統でも確実な物ではなく対応可能。その方向性に行きたいのなら《神聖な月光》でいい。
 当然対Beatdownでは貧弱すぎます。
SoulSistersでは何と無く可能性は感じなくもないものの、相手の生物しかカウントしないため、ゲイン札として考えると《魂の管理人》に比べてかなり精度が低い。

 非常に丸さが有る代わりに、尖った威力が無い。
なので正直サイドの札として力不足に感じます。もちろん丸みを活かして色々なデッキに効果を上げる事も出来ない訳ではないのですが・・・。


・《領事府の看視》
:単一の対象にしか機能しないのですが、(E)を補充すれば割と時間稼ぎが出来る。
《電招の塔》から繋げて後はキャントリップ等を連打する形でのUW Controlを構築できそうな予感がします。其処に《ドビン・バーン》まで揃えば鉄壁ですね。


・《領事府による拘禁》
:《平和な心》と考えると重い上に効果は劣化しています。
しかし最低限の機能を確保されています。また除去札を誘導する事も出来るので、2-1交換が出来ているわけで、実は結構良質な札です。
重たい上にSocでその上Auraと隙だらけでも有りますがネ。
ただ《集合した中隊》が落ちる関係でWeenieならともかくそれ以下のBeatdownの展開速度は緩やかになるはずなので、他の札でサポートできていれば問題も無い筈。システム生物等も運用しやすくなる。


・《復元》
:《アーギヴィーアの修復術》の現代版。適正色になって色拘束が薄れています。《金属製の巨像》を素早く釣る手段になりますから《集団的蛮行》なり《町の鍵》なりと併用したいですね。
かなり無茶ですが《傲慢な新生子》→《崩れた墓石》→《復元》で3t目に《巨像》の着地は叶いますね。《領事の旗艦、スカイソブリン》なら除去をしながら次ターンからクロックになります。搭乗要員は捨て札から復活可能な《屑鉄場のたかり屋》とかですかね?


・《燻蒸》
:新環境のリセット。
実質的には《審判の日》+プチ《集い》的に機能しますね。速度は確かに問題ですがライフを得る事でリカバリーもある程度は可能であり、耐える戦略と言う点で圧倒的な正義が有ります。《金線の使い魔》の様なブロッカーを使うのにもデメリットが減るので、どんどん利用していきたいですよね。手前の4マナ域もPWを使っておけばとりあえず《濃霧》+αにはなる。《ゼンディガーの同盟者、ギデオン》にしろ《ドビン・バーン》にしろ。
《集合した中隊》が抜けた事で展開速度も多少弱まるのも良いですね。

 但し気に掛かるものもいくつか。
《ギデオン》をはじめとしたPW組、《無私の魂》《大天使アヴァシン》の破壊不能、そして「機体」組。ついでに《薄墓の徴募兵》でドローされるのも難点。環境は向かい風。

 正直4マナであっても必要十分とは言い辛い程生物が強力な環境なので、結局その他のサポートは必要になるでしょうね。まぁ、そもそも4マナの場合確かに速度は軽く運用できるのですが、そうすると《呪文捕らえ》に引っ掛かると言う難点が有るので、一長一短なのがStd環境ですからね~。


・《先見的な増強者》
:製造のお陰で4マナで3体or4/3を達成可能。
地味に4マナで生物3体を達成するWの生物はいなかったはずなので歴史的に見ても貴重。当然Cipは強い。《光袖会の職工》と言い、本当に面展開札が優秀やで・・・。



P.S.
結局(E)をライフに変換する札は出なかったか・・・(´・ω・`)

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