新カード雑感)KLDその7 土瓶さんと最高潮での評価改め
2016年9月15日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
更新が遅れているため夜も更新。
最後のPWですね。しかし前から思っていたのですが、同一エキスパンションでPW4枚って過剰量過ぎる気もするんですがね・・・。まぁ1ブロック2エキスパンション性になったので、そうしないと色や戦力が偏ってしまうので致し方ない所もあるのでしょうが・・・。
・《ドビン・バーン》
:3枚目のUWのPW。
名前ばかりネタにされる上に色も全く合ってませんが、その作りは極めて堅実ですね。
[+1]は《目くらましの呪文》の亜種。
《打ち寄せる水》を思うと本当に1マナギリギリの効果です。とは言え、忠誠度の上昇と合わせてパワー4までに耐えれると思うとどこぞのプロレスラーもびっくりの頑丈さを誇りますね。フェアデッキに入ってくるレベルのサイズにはほぼ対処可能と言う事になります。本体だけでもかなりの時間を稼ぎダメージを吸ってくれます。
同時に起動能力まで封じる事が出来るので、クロッカーだけでなくシステム生物まで対処でき、除去でこそないものの幅広い生物に対処できる事になります。
ついでにサイズ制限の生物除去も環境的に少なくないのでサポートしやすい。
アドバンテージこそ得られないもののUWのコントロールの方向性にバッチリ合っている能力ではあります。
大きくパワーを下げるのでその条件に合うスペルを併用する事も出来ます。特に多色化できれば《影響力の行使》でファッティ以外のほぼ全ての生物を対象に出来るはず。
しかし本当に、一度受けた物を懲りもせず繰り返すなぁ最近のWotCは・・・。
まぁこの札の能力は強いのは良い事ですがね。
[-1]はゲイン+ドロー。
シンプルなアドバンテージ能力で対して強くはないものの、どの場面でも腐る事もない。どちらの効果も低速デッキには非常によく合う。[+1]で時間を稼ぎ、ドローから除去を引き込んだら盤面を整えて、後はドロー連打が基本の流れですね。井戸使った程度では《オジュタイの命令》以下なのできっちり複数回の運用が出来るようにしたいですね。
奥義の[-7]は相手だけ一方的な《静態の宝珠》。
悪くはないものの、達成は遠い上にある程度相手も状況をコントロールできる。何よりこれが決まったところで、絶対的な効果ではなくそれ程有効でない場合も多い。正直達成する価値が極めて低い。ライフ100点ゲインとどちらマシなのか?と言うレベル。これが達成できている様な状況ならヘビーControlデッキが負ける事も有りませんし、その割に勝ち確定化という訳でもない。
[-1]を連打する方がシンプルにアドを採れます。
無いよりはマシ程度の価値。
と言う事で、堅実オブ堅実な能力に纏っています。
地味この上ないのですが、過去の《滞留者ヴェンセール》や《卓絶のナーセット》に比べると圧倒的な丸さが光ります。《ヴェンセール》はかなり尖っていますし、《ナーセット》は本体では全く盤面に触れる事が出来ない。代わりに其々専用の構築をすれば非常に強力なのですがカードプールの狭いStdではその構築は難しい。
対して《ドビン》はこれでもか!と言うほど古典的なUのヘビーコントロールにマッチした能力を持っています。コントロールを組めるプールが有るかどうかは別の話にもなってきますが、どうあっても腐らない分、その手のデッキを組める全フォーマットで運用できる可能性は秘めていますね。
まぁJtMsがいる上に、サイズの上がっている現Legacyや棘が足りないのでVintageでは流石に苦しいでしょうが・・・。
因みに4マナのUのPWで、[+1]で生物一体を抑止、[-1]でドローアドと考えると《荒ぶる波濤、キオーラ》が過去にいました。《キオーラ》は正直活躍したとは言い難いですが、色の問題が明確に有った事が大きい。
忠誠度はこちらの方が大きい反面、奥義は《キオーラ》の方が圧倒的に有用なのでまたバランスが取れていますね・・・。
個人的には[+1]はPWの起動型能力まで封じ込める事が出来ればかなり良かったんですがネ~。と言うかそろそろ「留置」が[+1]で使えても良いと思うんですよ。まぁPW大好きなWotCがそんな事するとは思えませんが。
ヘビーコンは実際何処まで組めるかですよね・・・。
Midrangeも多めとはいえ5マナに到達する頃には趨勢が決まっている事も多く、何より《大天使アヴァシン》の存在がネック。現実的なリセットが《次元の激高》か《激震の機械巨人》になる事を思うと余計につらい。地上の小型は本体の[+1]と《反射魔導師》と《氷の中の存在》で対処も出来ますが、瞬速と破壊不能の4/4飛行はどうしようもない・・・。《無私の魂》はまだ事前に見えているんですがネ。
同じく「瞬速」系のスピリットも数が増えると面倒そうです。《集合した中隊》がいなくなるのがせめてもの慈悲ですね。
また非生物である上に面展開まで出来る《ゼンディガーの同盟者、ギデオン》もネック。
正直ヘビーコンはかなり前途多難です。リセットも除去も貧弱。打消しに期待するしかないか・・・。
しかし素材としては向いているので《次元の激高》《風への散乱》の様な重すぎて使えなかった「覚醒」を使ったコントロールも一考の余地はアリかもしれません。あくまで環境が許せばですが。
《奔流の機械巨人》もフィニッシャーに出来ますが、Insに有効な札が無いのなら《機械医学的召喚》の方が良いかも知れませんね。隙を消せる《濃霧》系も無いからなぁ・・・。
追記)
:と思ったら《燻蒸》とか言う質の高そうなリセットボタンが追加されました。
まぁ《次元の激高》が抱える問題が緩和したわけでもないのですが、より選択肢としては迎えやすいかも。
・《新緑の最高潮》
+《自然の職工、ニッサ》
:併用するようにデザインされた札なのだから当然ですが、割とこれのお陰で《自然の職工、ニッサ》は実用的なレベルになった気がします。少なくともネタwwから一歩だっしたかな?と。
土地加速としては《爆発的植生》を考えると死ぬほど弱いのですが、次のターン土地をセットできれば《ニッサ》の6マナに到達する加速を最低限は熟しており、そして《ニッサ》本人を持ってくる事が出来る。
墓地から回収する事も出来る柔軟性もある為、《ニッサ》=6マナの枚数を抑える事も出来、中盤以降も使い出が有ります。
《ニッサ》自身が[-4]で墓地に落しやすい。一度のマイナスでは落ちないので相手の攻撃を吸収してくれるか、[+3]に繋げて(これでどの道クロックは弱まる)から再び[-4]にも。
そしてこれで回収して~となるのでアドからアドを繋げることが出来ます。動きとしては土地+ゲインなので感覚的には《ニッサの復興》の下位種的な物ですかね。
真面な土地ブーストも次の環境には有りませんし、これと[-4]を繰り返す事で土地加速をする事になりそう。一応土地6枚目に到達させやすくはあるので《森の代言者》や《不屈の追跡者》から繋げる事も出来、土地を伸ばすこと自体には本当に無駄は無い。Midrageからランプ系のデッキの中では割と選択肢になるレベルの組み合わせだと思います。
本体の《紅蓮の俊英、チャンドラ》も相方の《解き放たれた焔》もダメダメなR組に比べるとかなり恵まれていますね。
P.S.
ロボオタからするとバーンさんはバラン・ドバンさんを思い出す響きです。
更新が遅れているため夜も更新。
最後のPWですね。しかし前から思っていたのですが、同一エキスパンションでPW4枚って過剰量過ぎる気もするんですがね・・・。まぁ1ブロック2エキスパンション性になったので、そうしないと色や戦力が偏ってしまうので致し方ない所もあるのでしょうが・・・。
・《ドビン・バーン》
:3枚目のUWのPW。
名前ばかりネタにされる上に色も全く合ってませんが、その作りは極めて堅実ですね。
[+1]は《目くらましの呪文》の亜種。
《打ち寄せる水》を思うと本当に1マナギリギリの効果です。とは言え、忠誠度の上昇と合わせてパワー4までに耐えれると思うとどこぞのプロレスラーもびっくりの頑丈さを誇りますね。フェアデッキに入ってくるレベルのサイズにはほぼ対処可能と言う事になります。本体だけでもかなりの時間を稼ぎダメージを吸ってくれます。
同時に起動能力まで封じる事が出来るので、クロッカーだけでなくシステム生物まで対処でき、除去でこそないものの幅広い生物に対処できる事になります。
ついでにサイズ制限の生物除去も環境的に少なくないのでサポートしやすい。
アドバンテージこそ得られないもののUWのコントロールの方向性にバッチリ合っている能力ではあります。
大きくパワーを下げるのでその条件に合うスペルを併用する事も出来ます。特に多色化できれば《影響力の行使》でファッティ以外のほぼ全ての生物を対象に出来るはず。
しかし本当に、一度受けた物を懲りもせず繰り返すなぁ最近のWotCは・・・。
まぁこの札の能力は強いのは良い事ですがね。
[-1]はゲイン+ドロー。
シンプルなアドバンテージ能力で対して強くはないものの、どの場面でも腐る事もない。どちらの効果も低速デッキには非常によく合う。[+1]で時間を稼ぎ、ドローから除去を引き込んだら盤面を整えて、後はドロー連打が基本の流れですね。井戸使った程度では《オジュタイの命令》以下なのできっちり複数回の運用が出来るようにしたいですね。
奥義の[-7]は相手だけ一方的な《静態の宝珠》。
悪くはないものの、達成は遠い上にある程度相手も状況をコントロールできる。何よりこれが決まったところで、絶対的な効果ではなくそれ程有効でない場合も多い。正直達成する価値が極めて低い。ライフ100点ゲインとどちらマシなのか?と言うレベル。これが達成できている様な状況ならヘビーControlデッキが負ける事も有りませんし、その割に勝ち確定化という訳でもない。
[-1]を連打する方がシンプルにアドを採れます。
無いよりはマシ程度の価値。
と言う事で、堅実オブ堅実な能力に纏っています。
地味この上ないのですが、過去の《滞留者ヴェンセール》や《卓絶のナーセット》に比べると圧倒的な丸さが光ります。《ヴェンセール》はかなり尖っていますし、《ナーセット》は本体では全く盤面に触れる事が出来ない。代わりに其々専用の構築をすれば非常に強力なのですがカードプールの狭いStdではその構築は難しい。
対して《ドビン》はこれでもか!と言うほど古典的なUのヘビーコントロールにマッチした能力を持っています。コントロールを組めるプールが有るかどうかは別の話にもなってきますが、どうあっても腐らない分、その手のデッキを組める全フォーマットで運用できる可能性は秘めていますね。
まぁJtMsがいる上に、サイズの上がっている現Legacyや棘が足りないのでVintageでは流石に苦しいでしょうが・・・。
因みに4マナのUのPWで、[+1]で生物一体を抑止、[-1]でドローアドと考えると《荒ぶる波濤、キオーラ》が過去にいました。《キオーラ》は正直活躍したとは言い難いですが、色の問題が明確に有った事が大きい。
忠誠度はこちらの方が大きい反面、奥義は《キオーラ》の方が圧倒的に有用なのでまたバランスが取れていますね・・・。
個人的には[+1]はPWの起動型能力まで封じ込める事が出来ればかなり良かったんですがネ~。と言うかそろそろ「留置」が[+1]で使えても良いと思うんですよ。まぁPW大好きなWotCがそんな事するとは思えませんが。
ヘビーコンは実際何処まで組めるかですよね・・・。
Midrangeも多めとはいえ5マナに到達する頃には趨勢が決まっている事も多く、何より《大天使アヴァシン》の存在がネック。現実的なリセットが《次元の激高》か《激震の機械巨人》になる事を思うと余計につらい。地上の小型は本体の[+1]と《反射魔導師》と《氷の中の存在》で対処も出来ますが、瞬速と破壊不能の4/4飛行はどうしようもない・・・。《無私の魂》はまだ事前に見えているんですがネ。
同じく「瞬速」系のスピリットも数が増えると面倒そうです。《集合した中隊》がいなくなるのがせめてもの慈悲ですね。
また非生物である上に面展開まで出来る《ゼンディガーの同盟者、ギデオン》もネック。
正直ヘビーコンはかなり前途多難です。リセットも除去も貧弱。打消しに期待するしかないか・・・。
しかし素材としては向いているので《次元の激高》《風への散乱》の様な重すぎて使えなかった「覚醒」を使ったコントロールも一考の余地はアリかもしれません。あくまで環境が許せばですが。
《奔流の機械巨人》もフィニッシャーに出来ますが、Insに有効な札が無いのなら《機械医学的召喚》の方が良いかも知れませんね。隙を消せる《濃霧》系も無いからなぁ・・・。
追記)
:と思ったら《燻蒸》とか言う質の高そうなリセットボタンが追加されました。
まぁ《次元の激高》が抱える問題が緩和したわけでもないのですが、より選択肢としては迎えやすいかも。
・《新緑の最高潮》
+《自然の職工、ニッサ》
:併用するようにデザインされた札なのだから当然ですが、割とこれのお陰で《自然の職工、ニッサ》は実用的なレベルになった気がします。少なくともネタwwから一歩だっしたかな?と。
土地加速としては《爆発的植生》を考えると死ぬほど弱いのですが、次のターン土地をセットできれば《ニッサ》の6マナに到達する加速を最低限は熟しており、そして《ニッサ》本人を持ってくる事が出来る。
墓地から回収する事も出来る柔軟性もある為、《ニッサ》=6マナの枚数を抑える事も出来、中盤以降も使い出が有ります。
《ニッサ》自身が[-4]で墓地に落しやすい。一度のマイナスでは落ちないので相手の攻撃を吸収してくれるか、[+3]に繋げて(これでどの道クロックは弱まる)から再び[-4]にも。
そしてこれで回収して~となるのでアドからアドを繋げることが出来ます。動きとしては土地+ゲインなので感覚的には《ニッサの復興》の下位種的な物ですかね。
真面な土地ブーストも次の環境には有りませんし、これと[-4]を繰り返す事で土地加速をする事になりそう。一応土地6枚目に到達させやすくはあるので《森の代言者》や《不屈の追跡者》から繋げる事も出来、土地を伸ばすこと自体には本当に無駄は無い。Midrageからランプ系のデッキの中では割と選択肢になるレベルの組み合わせだと思います。
本体の《紅蓮の俊英、チャンドラ》も相方の《解き放たれた焔》もダメダメなR組に比べるとかなり恵まれていますね。
P.S.
ロボオタからするとバーンさんはバラン・ドバンさんを思い出す響きです。