OWG雑感)その8 無色系が異様に強いよね。
2016年1月9日 新カード紹介 コメント (4)
皆さん、こんばんは。しもべです。
今日でフルスポ出ましたね。
更新早いなぁ・・・。こちらが遅いだけですが。
しかしまぁ今考えると、あの大量リークされたカード郡よりも公式発表された後続の方が遙かに強いというね・・・。
ただでさえ詰まらんことをしてくれているのに中身さえ価値が低いとか・・・。
まぁどうでもいいので続き続き。
・《難題の予見者》
:で先のエントリーにてネガキャンした感じになりましたが、今度は逆にポジティブキャンペーン。
やはり4マナ4/4の安定感は売り。
《稲妻》・《突然の衰微》も躱せる。なので基本的に除去自体がされ辛く、Pigの相手ボーナスも渡しづらい。半ばCipのアドバンテージになっているわけです。
戦闘に関しても非常に安定していますし、マナ基盤も4マナまで考えるのなら十分です。ハンデスとしても制限が殆ど無いのも良い。しかしどうせならこのハンデスを強い状況でこそ使いたい。
と言う事で出てくるのがModernで話題沸騰のエルドラージランドですね。
《ウギンの目》+《エルドラージの寺院》/《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》で2t目に出す事が出来ます。特にアーボーグは1t目アーボーグからハンデス→2t目《ウギンの目》から《予見者》と繋げる事で連続的に選択ハンデスをしつつ4/4を場に投下しているわけです。
まぁこの時点でほぼ勝ちですww
個人的には「3ターン目に出せる」事よりもこの「選択ハンデスを重ねつつ戦力投下」の部分に最大の強みがあると思っています。
因みにハンデスが追放であるため昇華者との相性も良く次ターンに《不毛の地の絞殺者》と続けることで何とか出てきたブロッカーを潰す事さえ出来るので、ブロッカーを潰す動きにもなります。GGですね。
Legacyでは《暗黒の儀式》がある為、同じように1t目ハンデスから2t目キャストと繋げる事が出来ます。
しかしハンデス→生物と言う挙動はBのWeenieのそれを忠実に再現しており、《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》との相性を考えても、もうこれは黒ですぜ旦那!!
まぁ除去云々は横に置くとしても初動のハンデス×2はどの類のデッキにも効く凶悪な挙動です。敢えて文句を言うなら何故他のエルドラージの様にキャスト誘発ではないのか?とか死亡(墓地に置かれる)条件ではないのか?レベルぐらい。
と言う事でBlitzにするために《ヴェールのリリアナ》も是非併用すべし。
ハンドの回復を許さず常に減少させ続けることができ、その上盤面から生物を退かせるので回避能力が無い欠点も緩和できます。BRになりますが盤面とハンドの両方を攻める事が出来る《コラガンの命令》も有用な組み合わせです。
無色ながらハンデスが出来るという点でも価値が高く、同じく無色でハンデスが出来る《解放された者、カーン》もいるのでその手のデッキでの運用も可能かもしれません。
とはいえ他のエルドラージと同じくAtfでない点は心苦しく、4マナ域には《磁石のゴーレム》が居ますからね・・・。同じく妨害が出来るのならよりリスクが少なくシナジーも高いゴーレムを優先すべきなので、もう少し異なる構築になると思われます。
MUD系でコイツが優れているのはハンデス自体もですが、他のデッキでは存在しづらい「重い後続」が存在するという事ですよね。より大きな札の前の露払い。他のデッキが3~4マナ程度に対して1マナのハンデスが行う事をコイツは出来ているわけですから。しかも1マナのハンデスとか漕ぎ手と異なり4/4は放置できないので単体戦力と言うだけでない繋がりの強みが有ります。
またBlitzも良いですが、ハンデスは序盤にこそ効くわけで、しかしそれは必ずしも序盤でなければいけないわけではありません。つまり相手が旨く展開できずハンドが減っていない状況ならば問題が無いわけです。
MUD系で言えば《虚空の杯》や《三なる宝球》、Beatdownなら《不毛の大地》で相手を絞めつけているうちなら十分効果もあるはず。その方面でもしっかり考えていきたいですね。
以前のエントリーで挙げた単体で4マナ目からハンデスしても価値が薄いという部分は回収できる可能性があります。
連続挙動でハンド枚数を攻める観点からすると続くマナ域に《現実を砕くもの》を置けるのもシナジーです。
これでハンド枚数を減らしておくことで砕くものを除去しようとする場合に更にプレッシャーをかける事も出来ます。4/4と5/5が二体な訳でただでさえ除去の枚数が足りませんからね。
と言う事でどこからどう考えても強い。
しかしやはりのろまな通常挙動をしても微妙な部分は先に挙げた通りなので如何に強く使えるのか?と言う事に懸かってくるはず。
後やっぱりCliqe云々はおかしいと思います。胃薬と頭痛薬ぐらい違う。
・《現実を砕くもの》
:これも騒がれた一枚。
5マナ5/5速攻・回避能力+αを考えると《雷光のヘルカイト》を個人的には想起させられます。
つまり強い。
多少気に掛かるのは、あの頃に比べ軽量生物の質(と言うか数)は落ち、中量デッキはより強力になっているように思いますので同じ様には使えないはず。
本体はテンポも採れるし奇襲性と貫通力が有るので特に対Control/PW戦に強い。正直サイズ的な不安も有るので完璧ではありませんがそれでもMidrangeなら十分でしょう。
除去耐性こそありませんが、対象を取る除去に対してはハンデスが出来る為に実質的なアドバンテージも採れています。《雷光の執政》の如く十分な強みです。
しかし反応装甲もStdでは完璧ではありませんね。
布告除去をされると他の生贄が必要ですしリセットボタンや全体火力もツライ。
大型の生物もそれなりにいるため普通にサイズ負けも有る。
除去の面を考えると高いパワーを持つため《タイタンの存在》が多少使いやすくなりますね。また《次元の歪曲》でパワー強化が出来る選択肢も出てくるため、無色デッキに置いて攻防併用の挙動を採れるようになりますね。
そしてModernでのエルドラージランドの恩恵で高速キャストできるのも売り。3t目から速攻5/5で殴りに行けると思うとかなりの凶悪さが溢れますね・・・。
Modernでも十分通用する挙動です。
取り敢えず《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》との絡みでハンデスで露払いしておくと更に良いわけですが、上述の様に《難題の予見者》や《ヴェールのリリアナ》《コラガンの命令》との相性も抜群です。盤面の圧力でもハンデスの回数でもね。相手のEoTに命令で回収する動きは相手に同情するレベル。
単純な「枚数」が重要になる事を思えばBR命令よりも《荒廃稲妻》の方が効果があるかもしれませんね。
併用札に関しては反応装甲のお陰で、保護する札が有るとまるで違いますね。
特に無色同士《呪文滑り》が居るとかなり強力。展開も無駄が無いし、ブロッカーが要る分《砕く者》を攻撃に回せますからね。後は同じように《差し戻し》も良いですね。
が流石にModernでは5/5の安定感もやや薄れますね。
《グルマグのアンコウ》やコンボファッティもいますから。矢張りしっかりサポートが欲しい。多分《タルモゴイフ》には勝てますがそれも確実ではない。
除去も強力になりますが《四肢切断》でも撃ちこんでくれればそれなりのライフロスになるので最低限の仕事になりますね。
因みに無色土地でも問題ない上に打力も有る事を考えれば《戦の大聖堂》を使った無色デッキBeatdownも組めるかなぁ?と妄想中。それ以外の色だと《貴族の教主》でのマナサポ兼賛美も良いですね。と言う事で黒Cだけでなくそれ以外にもいろいろ組めそうですね。
まぁどの道、《ウギンの目》買えなかったから関係ないけどね!!
晴れる屋で紹介されてたエルドラージランプに惚れこんで買おう買おうと思っていたらこのざまだよ・・・orz
・《終末を招くもの》
:(5)(C)マナ5/5のエルドラージ。
《終末を招く者ショークー》はエルドラージになっていたのか・・・。
毎アップキープにアンタップする能力と
(T)でティム、(T)+(C)で対象の生物を戦闘参加の禁止。(T)+(C)(C)で1ドロー。
と3種類の起動能力を持って居る為に、珍しい大型のシステム生物と言えますね。
普通に考えて5/5警戒をしながら相手のエンドに能力を起動するか、起動能力偏重で2度の起動が選べるわけで、その上3種類の起動能力がある為に挙動の幅も出ます。当然タップアウトレットとの相性も良い。
Cipアドも取れませんし、特段戦闘能力が高いわけではないのですが、非常に高い運用幅が有りますね。
ただ、悪くはないのですが少々パンチ力が足りない。
特にこれを活かそうとすると通常のControlでは(C)は用意しづらいため(C)系のBigmana系になる可能性が高い。ですが、それを考えるとより大型に繋げる事が出来る《破滅の伝導者》やCip付の《忘却蒔き》等が同マナ域に居る為に優先するべきかどうかと言うと怪しい気も・・・。
優秀な事には変わりないので、使えそうな札を考えてみたいです。特にティムと戦闘除外能力は支配力が高いので。
取り敢えず無色マナの確保手段として考えると《爆発的植生》や《面晶体の記録庫》、後は《コジレックの媒介者》とかですかね?
土地だと《荒廃した森林》と《見捨てられた神々の神殿》ですかね。森林は本体が(C)を出せますし、起動能力で《爆発的植生》が使えますからね。Gを足せるのなら帰ってきたランパン事《残された廃墟》も有りますね。6マナを目指すなら良い選択肢になりそうですからG茶は良さそうです。
基本的に使う上で(C)(C)を立てながらの運用になるでしょうが、その場合に構える事の出来る《歪める嘆き》《次元の歪曲》等の札の選択肢が多い事でしょうね。
個人的には一番期待しているのは《珊瑚兜への撤退》ですね。
「上陸」で《ぐるぐる》モードで攻防のサポート。「占術」モードでドローの質を上げる事でドローサポも出来ます。
当然《ぐるぐる》で自分を起こす事でそれらを複数回起動する事でシステム生物としての価値を最大限にまで引き延ばせますね。
Bigmanaとして土地を伸ばす事がこれをそのまま上陸を誘発させる事が出来るので相乗効果が有ります。
マナ生物を《ぐるぐる》で《水蓮のコブラ》化する事でマナ加速も出来ますので高速設置にも便利ですね。
正直この組み合わせは、↓環境でも通用するぐらいのKPを感じます。悪まで動きだけはですがww
色の制限が無ければ《ジェスカイの隆盛》も可能性が有ったんですが。
↓環境としてはTronやMUDで可能性を見出せるように言われていますね。
特にMUDでは《ニンの杖》との比較が始まっています。まぁ専門家に詳しい事は任せれば良いでしょうww
KPの高さは認めますが、個人的にはAtfシナジーを組めない事は結構面倒だと思います。《金属細工師》や《通電式キー》、《磁石のゴーレム》等々。《ゴブリンの溶接工》や《悟りの教示者》もつかえない。
後は置き物としての安定性を「生物化」する事で壊してしまうんですよね。しかも召喚酔いが有る・・・。
対して打点の高さや表裏で2回起動が非常に強力ですよね。
ティム能力はかなり支配力を発揮できますし、ドローも強い。ファッティを寝かせると多芸で強力。多数掛かるマナもデッキの性質的に問題が無い。
特に小型生物が溢れるLegacyでは正直凶悪レベルです。《ルーンの母》も無視できますしね。
一応うまく利用するのは取り敢えず除去耐性をどうにかする必要が有る。
MUDには最低限《虚空の杯》が有るのでとりあえず《剣を鍬に》には対処できますね。時折見かけるtW版で採用されている《稲妻のすね当て》も良いですね。
ただやっぱりエルドラージ構築の方が向いている気がします。
あちらならサーチもし放題ですからね。
と言う事で正直重めな上Cipも稼げない、突出した威力も無いとやや使いづらい印象も有るのですが、丸さに置いては断トツだと思いますので、結構可能性が有ると思います。
・《作り変えるもの》
:コイツも大騒ぎがよく判らん品です。
3マナ3/2にPiGでTop捲って3マナ以下のパーマネントなら場に出せて、それ以外なら1ドロー。
詰まる所3マナ3/2PiG1ドローの+αと言う事です。
がPiGはCipに比べて安定性も低く≒任意性が低く、即効性も有りません。少なくともこれ自身が落ちるまでは機能しない訳で、そうすると積極的に機能させるorそうなるまで働いてもらうかの2択。しかし積極的に落すには少々重い上に効果の信頼性が低い。所詮1ドロー+α程度ですから。対して死ぬまで働いてもらうということを考えると3マナ3/2バニラと正直微妙です。
2マナ1/1程度ならともかく、どう使うにも中途半端な性能をしています。
高確率で置き物を場に出せるような軽量デッキでは挙動が重いですし、そうでなければ使い難い1ドロー生物に思えます。
これだけ追放除去が増えている現状の信頼感を損なわせます。
対して札のCMCが必然的に下がるEternalではもう少し評価が上がると思います。
Midrangeで使ったとしてデッキの大半は3マナ以下である事がざらなので能力も利用しやすい。「追放」もModernでは《流刑の道》程度しかありませんしね。
Legacyでは除去の質も跳ね上がるため3マナである事はかなりデメリットで、サイズ的な上積みも無いに等しい。ただでさえ不安定な能力には向い風。
が、その分併用札も強力になります。《石鍛冶の神秘家》や《闇の腹心》などそもそも場の設置さえカウンターや除去で難しい生物も多いので、それらを直接場に出せるのは極めて大きいと思います。
何を捲るかに依りますが、可能な限り重い札を捲りたい。そんな時には《師範の占い独楽》や《渦まく知識》で可能な限り有効牌を探しに行く事が出来ます。《ヴェールのリリアナ》とか捲れたら最高ですね。
また札によっては相手に見られたくない場合も有るので、その場合はTop1ドローをしその後独楽を能力で場に出す動きにもなるので独楽は素晴らしい相棒ですね。
ただまぁやっぱりCipの方が使いやすいですし、このマナ域なら可能なら《断片無き工作員》とかにしますよね。置き物多数の軽量目の生物デッキと言うとD&TやMaverickですが、それらにこれを入れる余裕は恐らくない。
と言う事でやっぱり↓環境でもエルドラージデッキに活路を見いだす事になるでしょうね。
サイズ的な強みは無かろうが2t目に出せるのなら十分なPiGですからね。
エルドラージは兎も角(C)のコンセプトは好きなのでこれからも出してほしいのですが難しいでしょうね・・・。
しかしもう無色と言うか全色(の役割)足した結果「透明」色になったような大盤振る舞いですね。
(追記)
→訂正が面倒なのでココで一括表記。
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》+《ウギンの目》では(B)(B)+(2)軽減なので(C)を含む4マナは2t目には出ない!!・・・orz
という事で使うなら予見者には2t目のアクションが必要になりますね。何が有るでしょうかね・・・?
今日でフルスポ出ましたね。
更新早いなぁ・・・。こちらが遅いだけですが。
しかしまぁ今考えると、あの大量リークされたカード郡よりも公式発表された後続の方が遙かに強いというね・・・。
ただでさえ詰まらんことをしてくれているのに中身さえ価値が低いとか・・・。
まぁどうでもいいので続き続き。
・《難題の予見者》
:で先のエントリーにてネガキャンした感じになりましたが、今度は逆にポジティブキャンペーン。
やはり4マナ4/4の安定感は売り。
《稲妻》・《突然の衰微》も躱せる。なので基本的に除去自体がされ辛く、Pigの相手ボーナスも渡しづらい。半ばCipのアドバンテージになっているわけです。
戦闘に関しても非常に安定していますし、マナ基盤も4マナまで考えるのなら十分です。ハンデスとしても制限が殆ど無いのも良い。しかしどうせならこのハンデスを強い状況でこそ使いたい。
と言う事で出てくるのがModernで話題沸騰のエルドラージランドですね。
《ウギンの目》+《エルドラージの寺院》/《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》で2t目に出す事が出来ます。特にアーボーグは1t目アーボーグからハンデス→2t目《ウギンの目》から《予見者》と繋げる事で連続的に選択ハンデスをしつつ4/4を場に投下しているわけです。
まぁこの時点でほぼ勝ちですww
個人的には「3ターン目に出せる」事よりもこの「選択ハンデスを重ねつつ戦力投下」の部分に最大の強みがあると思っています。
因みにハンデスが追放であるため昇華者との相性も良く次ターンに《不毛の地の絞殺者》と続けることで何とか出てきたブロッカーを潰す事さえ出来るので、ブロッカーを潰す動きにもなります。GGですね。
Legacyでは《暗黒の儀式》がある為、同じように1t目ハンデスから2t目キャストと繋げる事が出来ます。
しかしハンデス→生物と言う挙動はBのWeenieのそれを忠実に再現しており、《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》との相性を考えても、もうこれは黒ですぜ旦那!!
まぁ除去云々は横に置くとしても初動のハンデス×2はどの類のデッキにも効く凶悪な挙動です。敢えて文句を言うなら何故他のエルドラージの様にキャスト誘発ではないのか?とか死亡(墓地に置かれる)条件ではないのか?レベルぐらい。
と言う事でBlitzにするために《ヴェールのリリアナ》も是非併用すべし。
ハンドの回復を許さず常に減少させ続けることができ、その上盤面から生物を退かせるので回避能力が無い欠点も緩和できます。BRになりますが盤面とハンドの両方を攻める事が出来る《コラガンの命令》も有用な組み合わせです。
無色ながらハンデスが出来るという点でも価値が高く、同じく無色でハンデスが出来る《解放された者、カーン》もいるのでその手のデッキでの運用も可能かもしれません。
とはいえ他のエルドラージと同じくAtfでない点は心苦しく、4マナ域には《磁石のゴーレム》が居ますからね・・・。同じく妨害が出来るのならよりリスクが少なくシナジーも高いゴーレムを優先すべきなので、もう少し異なる構築になると思われます。
MUD系でコイツが優れているのはハンデス自体もですが、他のデッキでは存在しづらい「重い後続」が存在するという事ですよね。より大きな札の前の露払い。他のデッキが3~4マナ程度に対して1マナのハンデスが行う事をコイツは出来ているわけですから。しかも1マナのハンデスとか漕ぎ手と異なり4/4は放置できないので単体戦力と言うだけでない繋がりの強みが有ります。
またBlitzも良いですが、ハンデスは序盤にこそ効くわけで、しかしそれは必ずしも序盤でなければいけないわけではありません。つまり相手が旨く展開できずハンドが減っていない状況ならば問題が無いわけです。
MUD系で言えば《虚空の杯》や《三なる宝球》、Beatdownなら《不毛の大地》で相手を絞めつけているうちなら十分効果もあるはず。その方面でもしっかり考えていきたいですね。
以前のエントリーで挙げた単体で4マナ目からハンデスしても価値が薄いという部分は回収できる可能性があります。
連続挙動でハンド枚数を攻める観点からすると続くマナ域に《現実を砕くもの》を置けるのもシナジーです。
これでハンド枚数を減らしておくことで砕くものを除去しようとする場合に更にプレッシャーをかける事も出来ます。4/4と5/5が二体な訳でただでさえ除去の枚数が足りませんからね。
と言う事でどこからどう考えても強い。
しかしやはりのろまな通常挙動をしても微妙な部分は先に挙げた通りなので如何に強く使えるのか?と言う事に懸かってくるはず。
後やっぱりCliqe云々はおかしいと思います。胃薬と頭痛薬ぐらい違う。
・《現実を砕くもの》
:これも騒がれた一枚。
5マナ5/5速攻・回避能力+αを考えると《雷光のヘルカイト》を個人的には想起させられます。
つまり強い。
多少気に掛かるのは、あの頃に比べ軽量生物の質(と言うか数)は落ち、中量デッキはより強力になっているように思いますので同じ様には使えないはず。
本体はテンポも採れるし奇襲性と貫通力が有るので特に対Control/PW戦に強い。正直サイズ的な不安も有るので完璧ではありませんがそれでもMidrangeなら十分でしょう。
除去耐性こそありませんが、対象を取る除去に対してはハンデスが出来る為に実質的なアドバンテージも採れています。《雷光の執政》の如く十分な強みです。
しかし反応装甲もStdでは完璧ではありませんね。
布告除去をされると他の生贄が必要ですしリセットボタンや全体火力もツライ。
大型の生物もそれなりにいるため普通にサイズ負けも有る。
除去の面を考えると高いパワーを持つため《タイタンの存在》が多少使いやすくなりますね。また《次元の歪曲》でパワー強化が出来る選択肢も出てくるため、無色デッキに置いて攻防併用の挙動を採れるようになりますね。
そしてModernでのエルドラージランドの恩恵で高速キャストできるのも売り。3t目から速攻5/5で殴りに行けると思うとかなりの凶悪さが溢れますね・・・。
Modernでも十分通用する挙動です。
取り敢えず《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》との絡みでハンデスで露払いしておくと更に良いわけですが、上述の様に《難題の予見者》や《ヴェールのリリアナ》《コラガンの命令》との相性も抜群です。盤面の圧力でもハンデスの回数でもね。相手のEoTに命令で回収する動きは相手に同情するレベル。
単純な「枚数」が重要になる事を思えばBR命令よりも《荒廃稲妻》の方が効果があるかもしれませんね。
併用札に関しては反応装甲のお陰で、保護する札が有るとまるで違いますね。
特に無色同士《呪文滑り》が居るとかなり強力。展開も無駄が無いし、ブロッカーが要る分《砕く者》を攻撃に回せますからね。後は同じように《差し戻し》も良いですね。
が流石にModernでは5/5の安定感もやや薄れますね。
《グルマグのアンコウ》やコンボファッティもいますから。矢張りしっかりサポートが欲しい。多分《タルモゴイフ》には勝てますがそれも確実ではない。
除去も強力になりますが《四肢切断》でも撃ちこんでくれればそれなりのライフロスになるので最低限の仕事になりますね。
因みに無色土地でも問題ない上に打力も有る事を考えれば《戦の大聖堂》を使った無色デッキBeatdownも組めるかなぁ?と妄想中。それ以外の色だと《貴族の教主》でのマナサポ兼賛美も良いですね。と言う事で黒Cだけでなくそれ以外にもいろいろ組めそうですね。
まぁどの道、《ウギンの目》買えなかったから関係ないけどね!!
晴れる屋で紹介されてたエルドラージランプに惚れこんで買おう買おうと思っていたらこのざまだよ・・・orz
・《終末を招くもの》
:(5)(C)マナ5/5のエルドラージ。
《終末を招く者ショークー》はエルドラージになっていたのか・・・。
毎アップキープにアンタップする能力と
(T)でティム、(T)+(C)で対象の生物を戦闘参加の禁止。(T)+(C)(C)で1ドロー。
と3種類の起動能力を持って居る為に、珍しい大型のシステム生物と言えますね。
普通に考えて5/5警戒をしながら相手のエンドに能力を起動するか、起動能力偏重で2度の起動が選べるわけで、その上3種類の起動能力がある為に挙動の幅も出ます。当然タップアウトレットとの相性も良い。
Cipアドも取れませんし、特段戦闘能力が高いわけではないのですが、非常に高い運用幅が有りますね。
ただ、悪くはないのですが少々パンチ力が足りない。
特にこれを活かそうとすると通常のControlでは(C)は用意しづらいため(C)系のBigmana系になる可能性が高い。ですが、それを考えるとより大型に繋げる事が出来る《破滅の伝導者》やCip付の《忘却蒔き》等が同マナ域に居る為に優先するべきかどうかと言うと怪しい気も・・・。
優秀な事には変わりないので、使えそうな札を考えてみたいです。特にティムと戦闘除外能力は支配力が高いので。
取り敢えず無色マナの確保手段として考えると《爆発的植生》や《面晶体の記録庫》、後は《コジレックの媒介者》とかですかね?
土地だと《荒廃した森林》と《見捨てられた神々の神殿》ですかね。森林は本体が(C)を出せますし、起動能力で《爆発的植生》が使えますからね。Gを足せるのなら帰ってきたランパン事《残された廃墟》も有りますね。6マナを目指すなら良い選択肢になりそうですからG茶は良さそうです。
基本的に使う上で(C)(C)を立てながらの運用になるでしょうが、その場合に構える事の出来る《歪める嘆き》《次元の歪曲》等の札の選択肢が多い事でしょうね。
個人的には一番期待しているのは《珊瑚兜への撤退》ですね。
「上陸」で《ぐるぐる》モードで攻防のサポート。「占術」モードでドローの質を上げる事でドローサポも出来ます。
当然《ぐるぐる》で自分を起こす事でそれらを複数回起動する事でシステム生物としての価値を最大限にまで引き延ばせますね。
Bigmanaとして土地を伸ばす事がこれをそのまま上陸を誘発させる事が出来るので相乗効果が有ります。
マナ生物を《ぐるぐる》で《水蓮のコブラ》化する事でマナ加速も出来ますので高速設置にも便利ですね。
正直この組み合わせは、↓環境でも通用するぐらいのKPを感じます。悪まで動きだけはですがww
色の制限が無ければ《ジェスカイの隆盛》も可能性が有ったんですが。
↓環境としてはTronやMUDで可能性を見出せるように言われていますね。
特にMUDでは《ニンの杖》との比較が始まっています。まぁ専門家に詳しい事は任せれば良いでしょうww
KPの高さは認めますが、個人的にはAtfシナジーを組めない事は結構面倒だと思います。《金属細工師》や《通電式キー》、《磁石のゴーレム》等々。《ゴブリンの溶接工》や《悟りの教示者》もつかえない。
後は置き物としての安定性を「生物化」する事で壊してしまうんですよね。しかも召喚酔いが有る・・・。
対して打点の高さや表裏で2回起動が非常に強力ですよね。
ティム能力はかなり支配力を発揮できますし、ドローも強い。ファッティを寝かせると多芸で強力。多数掛かるマナもデッキの性質的に問題が無い。
特に小型生物が溢れるLegacyでは正直凶悪レベルです。《ルーンの母》も無視できますしね。
一応うまく利用するのは取り敢えず除去耐性をどうにかする必要が有る。
MUDには最低限《虚空の杯》が有るのでとりあえず《剣を鍬に》には対処できますね。時折見かけるtW版で採用されている《稲妻のすね当て》も良いですね。
ただやっぱりエルドラージ構築の方が向いている気がします。
あちらならサーチもし放題ですからね。
と言う事で正直重めな上Cipも稼げない、突出した威力も無いとやや使いづらい印象も有るのですが、丸さに置いては断トツだと思いますので、結構可能性が有ると思います。
・《作り変えるもの》
:コイツも大騒ぎがよく判らん品です。
3マナ3/2にPiGでTop捲って3マナ以下のパーマネントなら場に出せて、それ以外なら1ドロー。
詰まる所3マナ3/2PiG1ドローの+αと言う事です。
がPiGはCipに比べて安定性も低く≒任意性が低く、即効性も有りません。少なくともこれ自身が落ちるまでは機能しない訳で、そうすると積極的に機能させるorそうなるまで働いてもらうかの2択。しかし積極的に落すには少々重い上に効果の信頼性が低い。所詮1ドロー+α程度ですから。対して死ぬまで働いてもらうということを考えると3マナ3/2バニラと正直微妙です。
2マナ1/1程度ならともかく、どう使うにも中途半端な性能をしています。
高確率で置き物を場に出せるような軽量デッキでは挙動が重いですし、そうでなければ使い難い1ドロー生物に思えます。
これだけ追放除去が増えている現状の信頼感を損なわせます。
対して札のCMCが必然的に下がるEternalではもう少し評価が上がると思います。
Midrangeで使ったとしてデッキの大半は3マナ以下である事がざらなので能力も利用しやすい。「追放」もModernでは《流刑の道》程度しかありませんしね。
Legacyでは除去の質も跳ね上がるため3マナである事はかなりデメリットで、サイズ的な上積みも無いに等しい。ただでさえ不安定な能力には向い風。
が、その分併用札も強力になります。《石鍛冶の神秘家》や《闇の腹心》などそもそも場の設置さえカウンターや除去で難しい生物も多いので、それらを直接場に出せるのは極めて大きいと思います。
何を捲るかに依りますが、可能な限り重い札を捲りたい。そんな時には《師範の占い独楽》や《渦まく知識》で可能な限り有効牌を探しに行く事が出来ます。《ヴェールのリリアナ》とか捲れたら最高ですね。
また札によっては相手に見られたくない場合も有るので、その場合はTop1ドローをしその後独楽を能力で場に出す動きにもなるので独楽は素晴らしい相棒ですね。
ただまぁやっぱりCipの方が使いやすいですし、このマナ域なら可能なら《断片無き工作員》とかにしますよね。置き物多数の軽量目の生物デッキと言うとD&TやMaverickですが、それらにこれを入れる余裕は恐らくない。
と言う事でやっぱり↓環境でもエルドラージデッキに活路を見いだす事になるでしょうね。
サイズ的な強みは無かろうが2t目に出せるのなら十分なPiGですからね。
エルドラージは兎も角(C)のコンセプトは好きなのでこれからも出してほしいのですが難しいでしょうね・・・。
しかしもう無色と言うか全色(の役割)足した結果「透明」色になったような大盤振る舞いですね。
OWG雑感)その7 ポルナレフしちまったぜ
2016年1月8日 新カード紹介 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
更新できなかったのでいつもとは違うタイミングで。
と言うかカードの出るタイミングが早すぎて、雑感が追い付かん。
・《次元の歪曲》
:まさかの還ってきた《名も無き転置》。
「多相」を失った代りに「欠色」を得て、どんなデッキでも使える2マナInsの3点除去となりました。《よじれた実験》から続く除去と強化の兼用と言う汎用性と、余り最近は見かけませんがプロテクション(色)を無効化できる事で除去として更に価値が出ています。
Std環境的に軽量除去が薄いので、それがどこでも使える可能性を残している以上、大きな変化を齎しそうです。《カマキリ乗り》《始まりの木の管理人》等を落せればかなり大きいですね。
上述の様に中型以上ならパンプスペルでも使えるので《包囲サイ》や《風番いのロック》《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》の[0]など中型の優秀生物も多数いるのでKTK環境では特に活かし易い筈。ただ《包囲サイ》や《放浪する森林》などはただでさえ多色化しているにも拘らず実質4色目を要求する事になるのが苦しいですね・・・。
Controlでも序盤の隙を埋める札として環境次第ですが使えそうです。
特に《龍王オジュタイ》《龍王シルムガル》などは最後の詰めをする場面に役に立ちますね。
Bigmanaでも《面晶体の記録庫》や《予見者のランタン》+土地1枚からの動きが出来るのも有難いですね。マグロにならずに済む。
しかし「アタルカレッド」の様なパンプスペルを使うデッキや「果敢」で強化能力を持っている生物相手には友情コンボで自分の首を絞める可能性があるのは怖い所です。
パワーを上げる以上特に重要なのが回避能力なので、他にも探せばいい物が有るはず。
ギリギリの軽さとフェッチランドの可能性から、上陸デッキで除去兼強化として《噛み付きナーリッド》や《僧院の速僧》等でも使えそうです。
ネタデッキでは無色デッキなんてのも有りますがね。《コジレックの歩哨》だと2マナ1/4で、無色スペルでパンプも出来ます。《荒地》が多数並んだ状態で《荒地を歩くもの》を突撃させたりとかww
ただ↓環境でも非常に大きな価値が有ります。
取り敢えず無色なので《刻まれた勇者》を除去できるModern。それだけでなく除去の無かったMUD・Tron・PostにUやG信心など幾らでも採用できる余地が有ります。除去に制限が付く《タイタンの存在》よりも遙かに使いやすい。
また《古きものの活性》から本当の意味で除去を調達できるようになりました。
StdだけでなくEternalでも存在意義のある札だと思います。
・《歪める嘆き》
:驚異のエルドラージチャーム。
小型除去/《被覆》/エルドラージ末裔Token×1体のモードを持つIns(1)(C)スペル。
取り敢えずどのモードも腐りにくいわけですが、ここに加えて末裔を使った次のターンの不安定マナソースでもあるので実質的には4つのモードを所持している事になります。
《セレズニアの魔除け》と《ディミーアの魔除け》を足して2で割ってエルドラージ風味にしてある感覚です。
こいつはぶったまげちまったぜ・・・。
まじポルナレフです。
個人的な感想ですが、現状公開されている中で最もEternalへの影響力を持つ札に思えますね。実際は判らんけど。
とりあえず影響力が小さいであろうStdで見ても序盤の《ヴリンの神童、ジェイス》やその他のBeatdownの初動を捌く事が出来る札です。それも無色なのでどのデッキでも扱えます。
一応追放なので昇華者との相性も良いです。
Bigmana的な観点でもブロッカーやカウンターも有用ですが、除去兼マナソースになるのが大きいですね。《面晶体の記録庫》や《予見者のランタン》+土地1枚から繋げる事で、次のターンにもう+1マナ。つまり記録庫の場合は最大8マナのキャストになるわけですね。
正直BFZの《墓の出産》は大層芸の細かい札だと考えていたのですが、これはその非ではありませんね・・・。
しかし、その真価はEternalでこそです。
まず小型除去の除去範囲が圧倒的に、圧倒的に、広くなります。Modernでも《闇の腹心》や《やっかい児》/《詐欺師の総督》など色々居ますが、Lgeacyではさらに広い。《死儀礼のシャーマン/DrS》《若き紅蓮術士》《ルーンの母》(無色なのでプロテクションは無視)《スレイベンの守護者、サリア》《渋面の溶岩使い》に変身前の《秘密を掘り下げる者》《イチョリッド》など。Cip持ちも含めれば《石鍛冶の神秘家》《瞬唱の魔道士》《悪意の大梟》《ヴェンディリオン三人衆》等々。
後はElves・D&T・Maverick・Infect等デッキの大半が小型と言う生物デッキもそれなりにいます。Modernはかなりここから数を減らしますがAffinityには多数効く生物はいます。
もう環境に存在する5~6割に対処出来るのではないでしょうかね?
打消しは《被覆》の有用性を考えればいくらでも対象が有る事が判ります。
ANT《炎の中の過去》《冥府の教示者》《闇の請願》、SNT《実物提示教育》《紅蓮地獄》、それらに入る得る《燃え立つ願い》に、Reaninator《再活性》《死体発掘》《実物提示教育》、Elves《自然の秩序》《垣間見る自然》《緑の太陽の頂点》、Dredge《戦慄の復活》《打開》
Modern:《風景の変容》《古き物の活性》《森の占術》《粉砕の嵐》《忍び寄る腐食》
と言うかComboで重要なSocを使っていない物を探した方が早いぐらいです。
それ以外にもMiraclesの《終末》《天使への願い》、その他にも《祖先の幻視》《毒の濁流》《Hymn to Tourach》《苦い真理》等々。
Insに比べ重い代わりにKPの高い札が多いためアドが採れるかComboのフィニッシュまたはそれに繋がる系が大半。非常に価値が高いです。
まず腐るという事も無いでしょう。
最も使用頻度が低いであろうTokenも瞬足生物なので奇襲性は有ります。
タフネス1のシステム生物の安易な突撃にブロックも出来ますし、対Control/PW戦にも有効。装備品などでサイズ強化手段が有ればそのまま使えるはず。
そしてマナソースになるのでMUDやテゼレッター等の展開にも価値を与えます。
また、Ins速度で生物をだせるため《ヴェールのリリアナ》の[-2]への対処手段にもなりますね。アドは稼がれてしまってますが、それでもほかの札よりマシですし、生物をどのみち残せるので返しで落とせます。
と言う事で信じられないぐらい多芸です。
特にカウンターを構えながら/マナソースに、除去に、生物の展開に繋げる事が出来るというのはこれまで殆んど無かったと思われる挙動を無色で出来るのです。MUDやテゼレッター、Stompyは2マナランド1枚からキャストが出来るのが恐ろしいですね・・・。これらのデッキは《虚空の杯》《三なる宝球》をすり抜けてくるComboデッキに屈託を抱えていましたが、それも多少は改善されるかもしれません。
非Uに許されざる哀しき現実に一石を投じる事が出来るようになったわけです。
LegacyだろうがModernだろうが対Comboの存在の前に屈していた非Uのデッキにも可能性が生まれてきます。
そして以前挙げた(C)はLegacyなら割とどうとでもなるけれど、それに採用できるような汎用スペルが出るのかどうか?と言う部分を見事に回収しています。
またこれの重要な所は「U以外にも使える打消し」コンセプトで作られた《精神的つまづき/MM》の轍を踏んでいない所です。
確かに打消し併用の便利な札ですが、MMの様な圧倒的な支配力が有るわけでもなく、(C)を含んだ2マナの重さ(これが殆どのデッキで致命的)、そしてカウンターの側面で見ればU札にはそれ以上に使いやすい物も相応にある為、Uデッキにとっては取捨選択の一つにしかならない点。除去も併用できるとはいえ2マナとして見れば質は極めて低いですしね。と言うか似たような効果でより使いやすそうな《ディミーアの魔除け》が使われていない時点でUにとっては割とお察し。
Uのデッキにとっては《Force of will》のために非Uの札を増やしたくない事情もあるはず。
打消しを持とうが持つまいが、大半のComboデッキは其々ハンデスに《ザンティッドの大群》や《防御の光網》《すべてを護るもの、母聖樹》等々の打消し対策を備えているので、これが有れば勝てる!とか全く無いです。
打消しとしては2マナを考えれば《呪文嵌め》の価値が伸びますね。
既存の持たざるものには新しい光となりつつも、環境を固定化してしまったMMとは違います。
多分環境を微修正する程度の影響で終わるでしょう。
環境的に使われるなら、1マナ域の生物は多かれ少なかれその威力は減衰されるはず。
色々ありますがルンママが一番の被害者ですかね?
非Uのデッキにとっては構築も変化させざるを得ない。これまでは無かった(C)マナを調達する事に加え、より「構える」プレイングも要求されますからね。特に(C)を含む2マナは展開を著しく遅らせるので、Soc挙動の多いデッキに用いられる可能性が高い事を思えば文字通り展開を阻害しますから。マナ加速の併用や色の弊害も無い《霊気の薬瓶》を備えたりなんてのも良いかも知れません。
また、貴重な(C)マナを生む土地のプレイングも変化します。(C)を使う側も使われる側も《不毛の大地》を切るタイミングは変わってくるはずですし、同時に使う側は敢えて切らない事で相手に《歪める嘆き》を抱えていると思わせるブラフなんかも出来るようになりますね。
そして何枚入れるのか?と言う点も難しい。
確かに多様性は有りますが勝ちに繋がるわけではありません、2マナの割に1つ1つの効果は小さい。これを入れる事でデッキが歪みデッキパワーも減衰する恐れは小さくも無い。
本格的に使おうと思うのなら現実的に無色ランド/マナソースはどれぐらい必要になるでしょうかね?
(C)が実質+1色目な上に常用のフェッチランドからの調達が出来ないのは死活問題です。3色デッキどころか2色デッキでも難産しますね。投入枚数にも依りますが、戦力として見るなら軽量キャントリップを持つUでも《不毛の大地》4枚では足りない。それ以外なら最低6枚、可能なら8~10程度が必要でしょうかね?もちろんサイドから1~2枚程度の納入ならその限りでもないでしょうが。
最初から入っている無色デッキやStompy・部族・D&Tでもないとかなり辛い。Gと言うなら本体の調達も兼ねて《古きものの活性》はかなり使いやすいはず。
個人的には構築次第で勿論十分使っていけると思います。
Junkでも《聖遺の騎士》から《すべてを護るもの、母聖樹》の動きは元々考えていたのですが、それを使う事でほぼ確実に《被覆》モードを機能させる事が出来るようになりますね。勿論《法の定め》とかでも良いわけですが。ミシュランの追加もそうでしたが、KotRにとっては朗報で、デッキ的にも苦手なMiracleへの対抗手段が増えるのは良い事です。
装備品や《遍歴の騎士、エルズペス》が有ると生物モードも使いやすくなりますね。
NicFitはまぁ《老練の探険者》+《緑の太陽の頂点》と《ファイレクシアの塔》+αが有るから何とかなるでしょう。
必要によっては《桜族の長老》とかも再び日の目を見るかも。
《魂の裏切りの夜》は個人的に結構使いやすくなりますね。
もともと対小型対策が出来る訳ですが、《歪める嘆き》の除去範囲を広げる事が出来ます。除去と打消しで夜設置までの時間稼ぎも出来ます。まぁ生物モードは死んでしまいますが。
似たようなことは《束縛なきテレパス、ジェイス》の[+1]でも出来ますが、Cre/PWを護る札としてはかなり不安な上にFbもしたいほどではないので正直其方はまぁ無いよりマシレベルです。
個人的には《次元の歪曲》だけでも驚きモノでしたが、もうこれはゲシュタルト崩壊レベルですわ・・・。
これが出ただけでもこのセットには価値が有ると言えます。
更新できなかったのでいつもとは違うタイミングで。
と言うかカードの出るタイミングが早すぎて、雑感が追い付かん。
・《次元の歪曲》
:まさかの還ってきた《名も無き転置》。
「多相」を失った代りに「欠色」を得て、どんなデッキでも使える2マナInsの3点除去となりました。《よじれた実験》から続く除去と強化の兼用と言う汎用性と、余り最近は見かけませんがプロテクション(色)を無効化できる事で除去として更に価値が出ています。
Std環境的に軽量除去が薄いので、それがどこでも使える可能性を残している以上、大きな変化を齎しそうです。《カマキリ乗り》《始まりの木の管理人》等を落せればかなり大きいですね。
上述の様に中型以上ならパンプスペルでも使えるので《包囲サイ》や《風番いのロック》《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》の[0]など中型の優秀生物も多数いるのでKTK環境では特に活かし易い筈。ただ《包囲サイ》や《放浪する森林》などはただでさえ多色化しているにも拘らず実質4色目を要求する事になるのが苦しいですね・・・。
Controlでも序盤の隙を埋める札として環境次第ですが使えそうです。
特に《龍王オジュタイ》《龍王シルムガル》などは最後の詰めをする場面に役に立ちますね。
Bigmanaでも《面晶体の記録庫》や《予見者のランタン》+土地1枚からの動きが出来るのも有難いですね。マグロにならずに済む。
しかし「アタルカレッド」の様なパンプスペルを使うデッキや「果敢」で強化能力を持っている生物相手には友情コンボで自分の首を絞める可能性があるのは怖い所です。
パワーを上げる以上特に重要なのが回避能力なので、他にも探せばいい物が有るはず。
ギリギリの軽さとフェッチランドの可能性から、上陸デッキで除去兼強化として《噛み付きナーリッド》や《僧院の速僧》等でも使えそうです。
ネタデッキでは無色デッキなんてのも有りますがね。《コジレックの歩哨》だと2マナ1/4で、無色スペルでパンプも出来ます。《荒地》が多数並んだ状態で《荒地を歩くもの》を突撃させたりとかww
ただ↓環境でも非常に大きな価値が有ります。
取り敢えず無色なので《刻まれた勇者》を除去できるModern。それだけでなく除去の無かったMUD・Tron・PostにUやG信心など幾らでも採用できる余地が有ります。除去に制限が付く《タイタンの存在》よりも遙かに使いやすい。
また《古きものの活性》から本当の意味で除去を調達できるようになりました。
StdだけでなくEternalでも存在意義のある札だと思います。
・《歪める嘆き》
:驚異のエルドラージチャーム。
小型除去/《被覆》/エルドラージ末裔Token×1体のモードを持つIns(1)(C)スペル。
取り敢えずどのモードも腐りにくいわけですが、ここに加えて末裔を使った次のターンの不安定マナソースでもあるので実質的には4つのモードを所持している事になります。
《セレズニアの魔除け》と《ディミーアの魔除け》を足して2で割ってエルドラージ風味にしてある感覚です。
こいつはぶったまげちまったぜ・・・。
まじポルナレフです。
個人的な感想ですが、現状公開されている中で最もEternalへの影響力を持つ札に思えますね。実際は判らんけど。
とりあえず影響力が小さいであろうStdで見ても序盤の《ヴリンの神童、ジェイス》やその他のBeatdownの初動を捌く事が出来る札です。それも無色なのでどのデッキでも扱えます。
一応追放なので昇華者との相性も良いです。
Bigmana的な観点でもブロッカーやカウンターも有用ですが、除去兼マナソースになるのが大きいですね。《面晶体の記録庫》や《予見者のランタン》+土地1枚から繋げる事で、次のターンにもう+1マナ。つまり記録庫の場合は最大8マナのキャストになるわけですね。
正直BFZの《墓の出産》は大層芸の細かい札だと考えていたのですが、これはその非ではありませんね・・・。
しかし、その真価はEternalでこそです。
まず小型除去の除去範囲が圧倒的に、圧倒的に、広くなります。Modernでも《闇の腹心》や《やっかい児》/《詐欺師の総督》など色々居ますが、Lgeacyではさらに広い。《死儀礼のシャーマン/DrS》《若き紅蓮術士》《ルーンの母》(無色なのでプロテクションは無視)《スレイベンの守護者、サリア》《渋面の溶岩使い》に変身前の《秘密を掘り下げる者》《イチョリッド》など。Cip持ちも含めれば《石鍛冶の神秘家》《瞬唱の魔道士》《悪意の大梟》《ヴェンディリオン三人衆》等々。
後はElves・D&T・Maverick・Infect等デッキの大半が小型と言う生物デッキもそれなりにいます。Modernはかなりここから数を減らしますがAffinityには多数効く生物はいます。
もう環境に存在する5~6割に対処出来るのではないでしょうかね?
打消しは《被覆》の有用性を考えればいくらでも対象が有る事が判ります。
ANT《炎の中の過去》《冥府の教示者》《闇の請願》、SNT《実物提示教育》《紅蓮地獄》、それらに入る得る《燃え立つ願い》に、Reaninator《再活性》《死体発掘》《実物提示教育》、Elves《自然の秩序》《垣間見る自然》《緑の太陽の頂点》、Dredge《戦慄の復活》《打開》
Modern:《風景の変容》《古き物の活性》《森の占術》《粉砕の嵐》《忍び寄る腐食》
と言うかComboで重要なSocを使っていない物を探した方が早いぐらいです。
それ以外にもMiraclesの《終末》《天使への願い》、その他にも《祖先の幻視》《毒の濁流》《Hymn to Tourach》《苦い真理》等々。
Insに比べ重い代わりにKPの高い札が多いためアドが採れるかComboのフィニッシュまたはそれに繋がる系が大半。非常に価値が高いです。
まず腐るという事も無いでしょう。
最も使用頻度が低いであろうTokenも瞬足生物なので奇襲性は有ります。
タフネス1のシステム生物の安易な突撃にブロックも出来ますし、対Control/PW戦にも有効。装備品などでサイズ強化手段が有ればそのまま使えるはず。
そしてマナソースになるのでMUDやテゼレッター等の展開にも価値を与えます。
また、Ins速度で生物をだせるため《ヴェールのリリアナ》の[-2]への対処手段にもなりますね。アドは稼がれてしまってますが、それでもほかの札よりマシですし、生物をどのみち残せるので返しで落とせます。
と言う事で信じられないぐらい多芸です。
特にカウンターを構えながら/マナソースに、除去に、生物の展開に繋げる事が出来るというのはこれまで殆んど無かったと思われる挙動を無色で出来るのです。MUDやテゼレッター、Stompyは2マナランド1枚からキャストが出来るのが恐ろしいですね・・・。これらのデッキは《虚空の杯》《三なる宝球》をすり抜けてくるComboデッキに屈託を抱えていましたが、それも多少は改善されるかもしれません。
非Uに許されざる哀しき現実に一石を投じる事が出来るようになったわけです。
LegacyだろうがModernだろうが対Comboの存在の前に屈していた非Uのデッキにも可能性が生まれてきます。
そして以前挙げた(C)はLegacyなら割とどうとでもなるけれど、それに採用できるような汎用スペルが出るのかどうか?と言う部分を見事に回収しています。
またこれの重要な所は「U以外にも使える打消し」コンセプトで作られた《精神的つまづき/MM》の轍を踏んでいない所です。
確かに打消し併用の便利な札ですが、MMの様な圧倒的な支配力が有るわけでもなく、(C)を含んだ2マナの重さ(これが殆どのデッキで致命的)、そしてカウンターの側面で見ればU札にはそれ以上に使いやすい物も相応にある為、Uデッキにとっては取捨選択の一つにしかならない点。除去も併用できるとはいえ2マナとして見れば質は極めて低いですしね。と言うか似たような効果でより使いやすそうな《ディミーアの魔除け》が使われていない時点でUにとっては割とお察し。
Uのデッキにとっては《Force of will》のために非Uの札を増やしたくない事情もあるはず。
打消しを持とうが持つまいが、大半のComboデッキは其々ハンデスに《ザンティッドの大群》や《防御の光網》《すべてを護るもの、母聖樹》等々の打消し対策を備えているので、これが有れば勝てる!とか全く無いです。
打消しとしては2マナを考えれば《呪文嵌め》の価値が伸びますね。
既存の持たざるものには新しい光となりつつも、環境を固定化してしまったMMとは違います。
多分環境を微修正する程度の影響で終わるでしょう。
環境的に使われるなら、1マナ域の生物は多かれ少なかれその威力は減衰されるはず。
色々ありますがルンママが一番の被害者ですかね?
非Uのデッキにとっては構築も変化させざるを得ない。これまでは無かった(C)マナを調達する事に加え、より「構える」プレイングも要求されますからね。特に(C)を含む2マナは展開を著しく遅らせるので、Soc挙動の多いデッキに用いられる可能性が高い事を思えば文字通り展開を阻害しますから。マナ加速の併用や色の弊害も無い《霊気の薬瓶》を備えたりなんてのも良いかも知れません。
また、貴重な(C)マナを生む土地のプレイングも変化します。(C)を使う側も使われる側も《不毛の大地》を切るタイミングは変わってくるはずですし、同時に使う側は敢えて切らない事で相手に《歪める嘆き》を抱えていると思わせるブラフなんかも出来るようになりますね。
そして何枚入れるのか?と言う点も難しい。
確かに多様性は有りますが勝ちに繋がるわけではありません、2マナの割に1つ1つの効果は小さい。これを入れる事でデッキが歪みデッキパワーも減衰する恐れは小さくも無い。
本格的に使おうと思うのなら現実的に無色ランド/マナソースはどれぐらい必要になるでしょうかね?
(C)が実質+1色目な上に常用のフェッチランドからの調達が出来ないのは死活問題です。3色デッキどころか2色デッキでも難産しますね。投入枚数にも依りますが、戦力として見るなら軽量キャントリップを持つUでも《不毛の大地》4枚では足りない。それ以外なら最低6枚、可能なら8~10程度が必要でしょうかね?もちろんサイドから1~2枚程度の納入ならその限りでもないでしょうが。
最初から入っている無色デッキやStompy・部族・D&Tでもないとかなり辛い。Gと言うなら本体の調達も兼ねて《古きものの活性》はかなり使いやすいはず。
個人的には構築次第で勿論十分使っていけると思います。
Junkでも《聖遺の騎士》から《すべてを護るもの、母聖樹》の動きは元々考えていたのですが、それを使う事でほぼ確実に《被覆》モードを機能させる事が出来るようになりますね。勿論《法の定め》とかでも良いわけですが。ミシュランの追加もそうでしたが、KotRにとっては朗報で、デッキ的にも苦手なMiracleへの対抗手段が増えるのは良い事です。
装備品や《遍歴の騎士、エルズペス》が有ると生物モードも使いやすくなりますね。
NicFitはまぁ《老練の探険者》+《緑の太陽の頂点》と《ファイレクシアの塔》+αが有るから何とかなるでしょう。
必要によっては《桜族の長老》とかも再び日の目を見るかも。
《魂の裏切りの夜》は個人的に結構使いやすくなりますね。
もともと対小型対策が出来る訳ですが、《歪める嘆き》の除去範囲を広げる事が出来ます。除去と打消しで夜設置までの時間稼ぎも出来ます。まぁ生物モードは死んでしまいますが。
似たようなことは《束縛なきテレパス、ジェイス》の[+1]でも出来ますが、Cre/PWを護る札としてはかなり不安な上にFbもしたいほどではないので正直其方はまぁ無いよりマシレベルです。
個人的には《次元の歪曲》だけでも驚きモノでしたが、もうこれはゲシュタルト崩壊レベルですわ・・・。
これが出ただけでもこのセットには価値が有ると言えます。
OWG雑感)その6 騒がれてる理由がよく判らんもの
2016年1月7日 新カード紹介 コメント (10)
皆さん、こんばんは。しもべです。
基本的に電波を受信し発するジョニーな私ですが、常に病にかかっているわけでもなく時折ふと我に帰る時もあります。
ここ数日はかなり盛り上がっているOWGのプレビューですが、騒ぎ過ぎでは?とかそれ違わない?と思う者もチラホラ。
最初から電波とばすつもりのヘンテコ評価をしないとまた考え方も変わってきます。
・《嵐追いの魔道士》
:2マナ1/3速攻・飛行・果敢とアフォみたいなスペックしています。
しかしだからと言ってこれがLegacyのURx Delverで入る、これで勝つる!、《僧院の速僧》を超えた!
とか聞こえてくる評価が全く分からんです。
《僧院の速僧》が強いのは1マナと言う圧倒的な軽さとその割に標準以上の打点を持っている事です。
それを考えるとコイツは全く別物。
2マナと1マナの差はLegacyに置いては天と地の差です。相手のカウンターの容易さも違いますしManadenial(する/される)でも違ってくる。クロックパーミッションとして構える事が出来るかどうかも違ってくるし、除去される場合の差もかなり大きい。《稲妻》にこそ強めですが2マナのCMCのお陰でスペルを使って果敢を誘発させる余裕は減ります。《突然の衰微》では確実に対処され、2マナ故にテンポ差も稼げない。《剣を鍬に》では確実にテンポロスで《稲妻》以上に対処が難しくなる。
時期的なブロッカーの有無は回避能力持ちなので一長一短。
とは言え飛行は希少という点は大きなウェイトが有ります。
また、打点の低さも気になります。
速僧は上述の様に単体でも最低限の打点を確保し、1枚でもスペルを使えれば非常にマナレシオに優れた打点になる事が出来ました。対してコイツは2マナでパワー1。1枚足してもパワー2で不十分。徹底的なマナレシオが求められるクロックパーミで熊レベルでは満足できず、するとやっと合格ラインは手札を2枚以上使った場合。そんな余裕あります?
当然ここでもCMCの問題は出てくるので速攻からの打点強化も活かしづらい。除去に弱い点も響きます。勢い勇んで強化した分を《突然の衰微》された場合ゲロ吐きそうになりますし。
確かにスペックの高さに疑いの余地は有りませんが、2マナ域に採用するのならより強力な札も有るような・・・。
《若き紅蓮術士》は他の札を使った守る・攻めるの両挙動がアドバンテージと打点に繋がりました。セラピーとの相性も有りました。《タルモゴイフ》は圧倒的なマナレシオ。
こいつはそれらに比べると単体のKPも併用時のKPも遥かに劣る気もします・・・。
じゃぁ何が強いのか?と言うとやはり飛行を持った速僧と言う点でしょうね。
つまり脆い反面、強化分を相手に叩き込みやすいと言う事なので、一部で言われている《強大化》等の対象にはもってこいと言えます。しかしその場合確実に(U)(G)(R)の3色が必要になってしまうのが辛いですね。
Uが入ってくるので《Force of Will》で切る事が出来る利点はありますが、同時に《紅蓮破》《赤霊破》で問答無用で除去されるデメリットもあるので一長一短ですね。
因みに「《ニヴメイガスの精霊》」デッキにおける+《天主の勢力》の新たな候補として個人的には期待しています。付けただけで3/5飛行被覆速攻果敢で、そのターンは4/6ですからね。
後は《よじれた映像》とのシナジーは速槍よりも上と言えますね。
・《難題の予見者》
:各地で新しい《ヴェンディリオン三人衆》!と騒がれているコイツ。
強いのは間違いないですしスペックが極めて高いのも事実ながらその評価も今一つ納得しかねるもの。
確かに抜いたハンドを相手に戻さないという点ではCliqeと類似性を見出せます。
が、Cliqe最大の強みは「瞬足」で相手のハンドを見る事が出来た事です。《実物提示教育》のキャスト時に、《終末》《天使への願い》の誘発時に、《霊気の薬瓶》《石鍛冶の神秘家》《騙し討ち》の起動時にスタックで相手のハンドをブッコ抜き、相手のメイン前に相手のハンドを検閲して相手とメイン入るを言った言わないの火種を作る「瞬足」こそが最大唯一の強みだと思います。
打点として見ても疑似速攻な上に回避能力持ちなので対ContolにもPWにも強く、《Karakas》での毎ターン検閲と言う嫌がらせ戦法も保有しています。
それを考えるとコイツは相変わらずのSoc挙動。
当たり前でCliqeがおかしいだけですが。
そして4マナからのハンデスと言う遅さもかなり目に付きます。Stdは兎も角ModernやLegacyは全体的に軽い分、ハンドのスペルは基本的にどんどん使われるのが常。悠長に4ターン目に検閲しても大した札が残っていないなんて珍しくも無い。ハンデスを中盤以降に引くと弱いと言われる所以で、これも相手の展開にかなり依存しますが、Eternalの4t目のハンデスが強いか?という期待値は低いと言わざるを得ません。
何より4マナ掛けて行う動作が4/4とハンデスでは極めて地味と言わざるを得ない・・・。勝てる能力とは言いづらい。
じゃぁ弱いのか?と言われるとそんな事も無い。
どう考えても強いといえます。
また長くなるので、強いと言える部分は別の機会に挙げますがスペックは間違いなく高い。
しかしCliqe!!と言う騒ぎがよく判らん。
どう考えても《潮の虚ろの漕ぎ手》の強化上位種。どのくらい違うかと言うと《稲妻》と《炎の斬りつけ》ぐらい別物に見えています。
其々間違いなく高いスペックを持っていますが世間の狂騒に今一つ同調できない2枚。
私が彼らの思考言動を理解できていないだけですかね?
まぁ私は下段は兎も角、Delverなんて使わんので本職の方達の言ってる事の方が正しいとは思いますがね。
基本的に電波を受信し発するジョニーな私ですが、常に病にかかっているわけでもなく時折ふと我に帰る時もあります。
ここ数日はかなり盛り上がっているOWGのプレビューですが、騒ぎ過ぎでは?とかそれ違わない?と思う者もチラホラ。
最初から電波とばすつもりのヘンテコ評価をしないとまた考え方も変わってきます。
・《嵐追いの魔道士》
:2マナ1/3速攻・飛行・果敢とアフォみたいなスペックしています。
しかしだからと言ってこれがLegacyのURx Delverで入る、これで勝つる!、《僧院の速僧》を超えた!
とか聞こえてくる評価が全く分からんです。
《僧院の速僧》が強いのは1マナと言う圧倒的な軽さとその割に標準以上の打点を持っている事です。
それを考えるとコイツは全く別物。
2マナと1マナの差はLegacyに置いては天と地の差です。相手のカウンターの容易さも違いますしManadenial(する/される)でも違ってくる。クロックパーミッションとして構える事が出来るかどうかも違ってくるし、除去される場合の差もかなり大きい。《稲妻》にこそ強めですが2マナのCMCのお陰でスペルを使って果敢を誘発させる余裕は減ります。《突然の衰微》では確実に対処され、2マナ故にテンポ差も稼げない。《剣を鍬に》では確実にテンポロスで《稲妻》以上に対処が難しくなる。
時期的なブロッカーの有無は回避能力持ちなので一長一短。
とは言え飛行は希少という点は大きなウェイトが有ります。
また、打点の低さも気になります。
速僧は上述の様に単体でも最低限の打点を確保し、1枚でもスペルを使えれば非常にマナレシオに優れた打点になる事が出来ました。対してコイツは2マナでパワー1。1枚足してもパワー2で不十分。徹底的なマナレシオが求められるクロックパーミで熊レベルでは満足できず、するとやっと合格ラインは手札を2枚以上使った場合。そんな余裕あります?
当然ここでもCMCの問題は出てくるので速攻からの打点強化も活かしづらい。除去に弱い点も響きます。勢い勇んで強化した分を《突然の衰微》された場合ゲロ吐きそうになりますし。
確かにスペックの高さに疑いの余地は有りませんが、2マナ域に採用するのならより強力な札も有るような・・・。
《若き紅蓮術士》は他の札を使った守る・攻めるの両挙動がアドバンテージと打点に繋がりました。セラピーとの相性も有りました。《タルモゴイフ》は圧倒的なマナレシオ。
こいつはそれらに比べると単体のKPも併用時のKPも遥かに劣る気もします・・・。
じゃぁ何が強いのか?と言うとやはり飛行を持った速僧と言う点でしょうね。
つまり脆い反面、強化分を相手に叩き込みやすいと言う事なので、一部で言われている《強大化》等の対象にはもってこいと言えます。しかしその場合確実に(U)(G)(R)の3色が必要になってしまうのが辛いですね。
Uが入ってくるので《Force of Will》で切る事が出来る利点はありますが、同時に《紅蓮破》《赤霊破》で問答無用で除去されるデメリットもあるので一長一短ですね。
因みに「《ニヴメイガスの精霊》」デッキにおける+《天主の勢力》の新たな候補として個人的には期待しています。付けただけで3/5飛行被覆速攻果敢で、そのターンは4/6ですからね。
後は《よじれた映像》とのシナジーは速槍よりも上と言えますね。
・《難題の予見者》
:各地で新しい《ヴェンディリオン三人衆》!と騒がれているコイツ。
強いのは間違いないですしスペックが極めて高いのも事実ながらその評価も今一つ納得しかねるもの。
確かに抜いたハンドを相手に戻さないという点ではCliqeと類似性を見出せます。
が、Cliqe最大の強みは「瞬足」で相手のハンドを見る事が出来た事です。《実物提示教育》のキャスト時に、《終末》《天使への願い》の誘発時に、《霊気の薬瓶》《石鍛冶の神秘家》《騙し討ち》の起動時にスタックで相手のハンドをブッコ抜き、相手のメイン前に相手のハンドを検閲して相手とメイン入るを言った言わないの火種を作る「瞬足」こそが最大唯一の強みだと思います。
打点として見ても疑似速攻な上に回避能力持ちなので対ContolにもPWにも強く、《Karakas》での毎ターン検閲と言う嫌がらせ戦法も保有しています。
それを考えるとコイツは相変わらずのSoc挙動。
当たり前でCliqeがおかしいだけですが。
そして4マナからのハンデスと言う遅さもかなり目に付きます。Stdは兎も角ModernやLegacyは全体的に軽い分、ハンドのスペルは基本的にどんどん使われるのが常。悠長に4ターン目に検閲しても大した札が残っていないなんて珍しくも無い。ハンデスを中盤以降に引くと弱いと言われる所以で、これも相手の展開にかなり依存しますが、Eternalの4t目のハンデスが強いか?という期待値は低いと言わざるを得ません。
何より4マナ掛けて行う動作が4/4とハンデスでは極めて地味と言わざるを得ない・・・。勝てる能力とは言いづらい。
じゃぁ弱いのか?と言われるとそんな事も無い。
どう考えても強いといえます。
また長くなるので、強いと言える部分は別の機会に挙げますがスペックは間違いなく高い。
しかしCliqe!!と言う騒ぎがよく判らん。
どう考えても《潮の虚ろの漕ぎ手》の強化上位種。どのくらい違うかと言うと《稲妻》と《炎の斬りつけ》ぐらい別物に見えています。
其々間違いなく高いスペックを持っていますが世間の狂騒に今一つ同調できない2枚。
私が彼らの思考言動を理解できていないだけですかね?
まぁ私は下段は兎も角、Delverなんて使わんので本職の方達の言ってる事の方が正しいとは思いますがね。
OWG雑感)その5 ミシュランの3種
2016年1月6日 新カード紹介 コメント (3)
皆さん、こんばんは。しもべです。
OWGの続き続き。
・《鋭い突端》
:みんな待ってた?ミシュランのボロスカラー。(2)(W)(R)で2/1に段攻撃に生物化。
まぁ予想の範囲内と言うか予想通り過ぎて草も映えないと言うか・・・。UGといいBWといいRtRブロックの《魔鍵》シリーズまんまなのですが・・・。
で肝心の本体ですが、実質5マナとかなり重い部類ですが、打点4なので《天界の列柱》や《怒り狂う山峡》と並んでミシュランとしてはかなり高め。一応ブロッカーとしてもタフネス2まで一方的に倒せるので役立ちます。
しかしどうにもその2種と比べると重い割に単体では安定性に劣る。なのでより価値を発揮するためにサイズ強化の併用手段が欲しいですね。
起動能力の側面に対しBorosと言う色の割にどう考えてもBeatdown向きではない・・・。Midrangeですら扱えるか怪しい所です。
なので低速Midrange~Controlに割り切った方が良さそうですね。そんなデッキあったっけ?
と言う事で使うのなら中~低速デッキのアタッカー兼ブロッカー。しかし一応それらを作る事は可能ですね。
そう、《次元の激高》を使ったControlです。丁度これを使うとブロッカーを吹き飛ばせるので一方的にミシュランを奔らせる事が出来ます。また、マナが伸びた暁に覚醒でサイズを強化する事が出来るのも良いですね。覚醒できれば強力なフィニッシャー級です。
《コジレックの帰還》も悪くない。其々で序盤と中盤以降で使い分けも出来ますからね。
マナを掛けずに強化する方法も相性が良いので《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》の[-4]や《真面目な訪問者、ソリン》の[+1]ともとても相性が良いです。《栄光の頌歌》の様なクルセイド系も有ると良いのですが、現環境には無いですしね。
他に手軽な所だと撤退シリーズですかね。マナを伸ばす観点で土地を置きやすいですし、選択的に選べます。特に同色の《ヴァラクートへの撤退》はパワー強化で8打点又はブロッカー排除とかなり強力な部類です。
《ハグラへの撤退》は接死+先制攻撃になれるのでサイズ無視の戦闘が出来る点とドレインの時間稼ぎが便利ですね。《カザンドゥへの撤退》も似た様な物。
↓環境ではBorosカラーのMidrangeは有るので一応可能性はなくも無いと思います。しかし最大の問題はこれらになると《血染めの月》や《月の大魔術師》を入れる事でしょうね・・・。
利点は中速に《遍歴の騎士、エルズペス》が有る事。
[+1]で+3/+3飛行を付与できるので、その場合は5/4飛行・二段攻撃。2発でゲームに勝つことが出来ます。中速デッキのフィニッシャーとしては十分でしょう。《神の怒り》やRのスィーパーも有りますし。
Nayaカラーにするのなら《貴族の教主》も扱えますね。マナ加速で重さを緩和しつつ「賛美」で二打点をサポートできます。まぁサイズ的な安定性を考えると《怒り狂う山峡》の方が良いですが、探査生物等を乗り越える事はまぁ一つの利点ですね。しかしどの道マナベースの優先度的にG/R>>W/Rなので優先する事は無さそうです。
こう考えると重い分の能力は有ると思えますね。
単体では兎も角、併用札を考えればハイエンドな性能と言えます。
・《風切る泥沼》
:(´;ω;`)
B/Gのタップインミシュラランド。
3マナで2/2接死の《短刀背のバジリスク》になれます。余りに予定調和過ぎて草も生えない・・・。
絶対やめてくれと言った物がここに正に顕現しましたね。ハハハ・・・・(´;ω;`)ブワッ
とりあえずStdで考えれば、Midrange~Controlレベルの中量級以上の生物を使うデッキが多いため、相応の抑止力となる事が出来ますね。KTKが落ちた後は不明ながら、それが落ちるまでは優秀中量級生物に溢れているため、価値が大きいでしょう。
ただ速度が足りないのは事実なので環境が余り早すぎると難しいですよね。ここはまぁ不鮮明ですが。現環境でもControlのフィニッシャーが飛行を抱えている点は割とブロッカーにとっては致命的ですかね。
もっと気になるのは最低限の2点火力でも落ちてしまう点ですかね。つまり環境の軽量除去の殆どで除去されるという事なのであまりブロッカーとしての信頼性も高くないかもしれないですね。まぁ3点除去が増えるようならそれも大した差はないのかもしれませんが。
Modernでも生物戦が主流であり、かつミシュラランドも十分に使われている環境のため、相応に使われる可能性は有るはず?
《タルモゴイフ》にしろ探査生物にしろ。同じく防御的な《活発な野生林》も有ります。《稲妻》に耐えパワー3のフライヤーを受け止める事も出来るため一長一短ですね。JundやBUGなら其々攻撃的な性能のRGやUBとの対比になる為より選択肢として考慮できるはず。
という事で考慮の一因とはなるはず。それでも使うかと言われると疑問符が大きくつきますが。
で、私にとって肝心のLegacyではですが、まぁ正直まるで採用に値しない能力です。
もともとBG系は対生物に於いてはとても長けているデッキであり、わざわざそこを補強する必要性は薄く、それをしようとしてもこんな重たい物は要らない。採用するにしても環境的な枚数の多いであろう《稲妻》《秘密を掘り下げる者》に耐える事が出来る《活発な野生林》の方が遥かに扱いやすい。ライフロスを緩和できたりダメージレースを優位に進める事の出来る《乱脈な気孔》を上回っているとも思えない。
そして接死の価値の薄さと重さに対して打点の低さから対Controlに置いても強みは薄い。
今の所Junkに置いては何一つ強みが有る様に見えませんね。
敢えて言うならB/Gと言う色を出せる事ですが、それはミシュランにおける絶対基準でもない。2色出る時点で十分ですからね。
「接死」と言う伸び白の無い能力なのも面白味が無い。
例えばStdで言うなら「覚醒」でサイズを強化する価値がほぼありません。それはEternalでもほぼ同じ。敢えて言うなら「先制攻撃」を持たせたり「ティム能力」を付与したりですが、起動能力の重さを考えれば相性が良いと言える類の札がほぼ無いんですよね・・・。
と言う事で散々な結果です。
まぁこの手のカードデザインがある程度きめられたうえでのサイクルにおいてBGは基本日陰ですからね。まぁ、こんな事だろうと思っていましたよ(´;ω;`)ブワッ
期待なんてこれぽっちもしていませんでしたよ・・・。
本当だよ?
まぁ纏っている丸さは疑いようも無いので、それなりに使われるでしょう。
・《さまよう噴気孔》
:最後に登場したURのミシュラランド。
能力は4マナ起動で1/4+「(0)マナでP/Tを入れ替える」と言うもの。なんでこっちはルーターと言う予想は外してくるのにBGは接死なんや・・・。イゼット団やからか?
正直実質5マナ掛ってしまう点を考えると極めて高いハードルが有ります。何せUもRもInsで構える事が重要になりがちなデッキですからね。特にカウンターを構える必要性を考えればアタッカーとしては難しいと言わざるを得ません。
しかし《稲妻》に耐え《突然の衰微》を無視できるそのサイズは頑強で、ブロッカーとしては優秀です。またSocが効かない点まで加えれば劣化《方解石のカミツキガメ》とまで言えそうであり、そこまで考えればそこそこに使える札なのかもしれません。亀は起動にマナが掛らなかったとはいえ非常に優秀な札でしたからね。
起動マナこそ重いものの、盤面が空いていればパワー4のアタッカーとかなりの圧力が有るのも事実。
対Controlでも対Beatdownでも使い道のある札と言えそうですね。
Modernではそもそもこれより重い《天界の列柱》が使われている事を考えれば、起動マナ的にもギリギリの範疇に収まるはず。実質5マナ起動は同じながら遥かにKPが劣るのはご愛嬌ww
しかしその分色的に攻撃的なデッキを組みやすいのは事実ですし、《瞬唱の魔道士》を考えればどのみちマナも伸ばすのでまぁ適合はするはず。
因みに中量級のマナ域で「エレメンタル」なので《波使い》での強化も可能です。
U信心tRみたいなデッキもアリかもしれませんね。流石に《海の神、タッサ》の起動能力と合わせるのは難しいかも知れませんが・・・。
また起動マナが重いのは事実ですが、土地枠ながらパワー4を達成できるため「獰猛」とも非常に相性が良い。
《頑強な否認》は特に優秀で自身を護るだけでなく、非生物スペルをシャットアウトし、抜け落ちた生物は自身で受け止める体制を築く事が出来ます。
Stdは知らん。
LegacyはUR CounterBurn(Control)で僅かながら可能性がある様な気がしないでもない。
圧倒的に重いのは事実ながら優秀なサイズであるのでミシュランに出来ない事が出来るのは事実。特に間延びしやすいゲーム展開になるので対Controlに強いのは有り。しかしそこだけなら最初から《ミシュラの工廠》で補えてもいますがね・・・。
マナ基盤を整える事が出来るのは売り。後は打点の高さが驚異的なので《行き詰まり》を強要しやすい点なんかも有りますかね?
(0)マナの起動能力である為、起動する度~と言う類の誘発系効果の札ともシナジーを組めます。
まぁネタ臭満載ですがねww
と言う事で重いながら、相応に強く、且つ遊び甲斐も有る優良札だと思います。
しかしまさか《回れ右》とはなぁww
・《オラン=リーフの廃墟》
:廃墟と化してしまった嘗ての《巨森、オラン=リーフ》。
その名残として場に出た生物の強化は出来ますが、G生物からC生物限定になっている上に対象は一体のみとかなりKPは落ちています。生み出せるマナは(G)→(C)になった上に、そのくせタップインは変わっていません。
しかし起動にマナが掛らない上に場に何枚も集める事で中盤以降の生物をしっかり強化していく事が可能となっています。2枚程度集める事が出来れば小型も十分後半に通用するサイズになりますから。
とりあえず一緒に使え使いてある《搭載歩行機械》は素晴らしい。
これを経由する事で(1)マナ少なくカウンターを乗せる事が出来るので3マナから2/2でアドバンテージを拡張できます。
後はLegacyにある無色型Affinityなんかも可能性ありますかね?
《電結の荒廃者》は当然として《大霊堂のスカージ》とかも1つ強化できるだけでずいぶん異なりますからね。そして何より大きいのが《墨蛾の生息地》を恒久強化できる点。流石に5発で勝てるのなら打点強化の価値も有ります。
G専用だった嘗てから色マナを生み出せなくなってしまっていますが、まぁ元々専用機であったのは事実でこれは無色専用になったと思えばそれなりですよね。
OWGの続き続き。
・《鋭い突端》
:みんな待ってた?ミシュランのボロスカラー。(2)(W)(R)で2/1に段攻撃に生物化。
まぁ予想の範囲内と言うか予想通り過ぎて草も映えないと言うか・・・。UGといいBWといいRtRブロックの《魔鍵》シリーズまんまなのですが・・・。
で肝心の本体ですが、実質5マナとかなり重い部類ですが、打点4なので《天界の列柱》や《怒り狂う山峡》と並んでミシュランとしてはかなり高め。一応ブロッカーとしてもタフネス2まで一方的に倒せるので役立ちます。
しかしどうにもその2種と比べると重い割に単体では安定性に劣る。なのでより価値を発揮するためにサイズ強化の併用手段が欲しいですね。
起動能力の側面に対しBorosと言う色の割にどう考えてもBeatdown向きではない・・・。Midrangeですら扱えるか怪しい所です。
なので低速Midrange~Controlに割り切った方が良さそうですね。そんなデッキあったっけ?
と言う事で使うのなら中~低速デッキのアタッカー兼ブロッカー。しかし一応それらを作る事は可能ですね。
そう、《次元の激高》を使ったControlです。丁度これを使うとブロッカーを吹き飛ばせるので一方的にミシュランを奔らせる事が出来ます。また、マナが伸びた暁に覚醒でサイズを強化する事が出来るのも良いですね。覚醒できれば強力なフィニッシャー級です。
《コジレックの帰還》も悪くない。其々で序盤と中盤以降で使い分けも出来ますからね。
マナを掛けずに強化する方法も相性が良いので《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》の[-4]や《真面目な訪問者、ソリン》の[+1]ともとても相性が良いです。《栄光の頌歌》の様なクルセイド系も有ると良いのですが、現環境には無いですしね。
他に手軽な所だと撤退シリーズですかね。マナを伸ばす観点で土地を置きやすいですし、選択的に選べます。特に同色の《ヴァラクートへの撤退》はパワー強化で8打点又はブロッカー排除とかなり強力な部類です。
《ハグラへの撤退》は接死+先制攻撃になれるのでサイズ無視の戦闘が出来る点とドレインの時間稼ぎが便利ですね。《カザンドゥへの撤退》も似た様な物。
↓環境ではBorosカラーのMidrangeは有るので一応可能性はなくも無いと思います。しかし最大の問題はこれらになると《血染めの月》や《月の大魔術師》を入れる事でしょうね・・・。
利点は中速に《遍歴の騎士、エルズペス》が有る事。
[+1]で+3/+3飛行を付与できるので、その場合は5/4飛行・二段攻撃。2発でゲームに勝つことが出来ます。中速デッキのフィニッシャーとしては十分でしょう。《神の怒り》やRのスィーパーも有りますし。
Nayaカラーにするのなら《貴族の教主》も扱えますね。マナ加速で重さを緩和しつつ「賛美」で二打点をサポートできます。まぁサイズ的な安定性を考えると《怒り狂う山峡》の方が良いですが、探査生物等を乗り越える事はまぁ一つの利点ですね。しかしどの道マナベースの優先度的にG/R>>W/Rなので優先する事は無さそうです。
こう考えると重い分の能力は有ると思えますね。
単体では兎も角、併用札を考えればハイエンドな性能と言えます。
・《風切る泥沼》
:(´;ω;`)
B/Gのタップインミシュラランド。
3マナで2/2接死の《短刀背のバジリスク》になれます。余りに予定調和過ぎて草も生えない・・・。
絶対やめてくれと言った物がここに正に顕現しましたね。ハハハ・・・・(´;ω;`)ブワッ
とりあえずStdで考えれば、Midrange~Controlレベルの中量級以上の生物を使うデッキが多いため、相応の抑止力となる事が出来ますね。KTKが落ちた後は不明ながら、それが落ちるまでは優秀中量級生物に溢れているため、価値が大きいでしょう。
ただ速度が足りないのは事実なので環境が余り早すぎると難しいですよね。ここはまぁ不鮮明ですが。現環境でもControlのフィニッシャーが飛行を抱えている点は割とブロッカーにとっては致命的ですかね。
もっと気になるのは最低限の2点火力でも落ちてしまう点ですかね。つまり環境の軽量除去の殆どで除去されるという事なのであまりブロッカーとしての信頼性も高くないかもしれないですね。まぁ3点除去が増えるようならそれも大した差はないのかもしれませんが。
Modernでも生物戦が主流であり、かつミシュラランドも十分に使われている環境のため、相応に使われる可能性は有るはず?
《タルモゴイフ》にしろ探査生物にしろ。同じく防御的な《活発な野生林》も有ります。《稲妻》に耐えパワー3のフライヤーを受け止める事も出来るため一長一短ですね。JundやBUGなら其々攻撃的な性能のRGやUBとの対比になる為より選択肢として考慮できるはず。
という事で考慮の一因とはなるはず。それでも使うかと言われると疑問符が大きくつきますが。
で、私にとって肝心のLegacyではですが、まぁ正直まるで採用に値しない能力です。
もともとBG系は対生物に於いてはとても長けているデッキであり、わざわざそこを補強する必要性は薄く、それをしようとしてもこんな重たい物は要らない。採用するにしても環境的な枚数の多いであろう《稲妻》《秘密を掘り下げる者》に耐える事が出来る《活発な野生林》の方が遥かに扱いやすい。ライフロスを緩和できたりダメージレースを優位に進める事の出来る《乱脈な気孔》を上回っているとも思えない。
そして接死の価値の薄さと重さに対して打点の低さから対Controlに置いても強みは薄い。
今の所Junkに置いては何一つ強みが有る様に見えませんね。
敢えて言うならB/Gと言う色を出せる事ですが、それはミシュランにおける絶対基準でもない。2色出る時点で十分ですからね。
「接死」と言う伸び白の無い能力なのも面白味が無い。
例えばStdで言うなら「覚醒」でサイズを強化する価値がほぼありません。それはEternalでもほぼ同じ。敢えて言うなら「先制攻撃」を持たせたり「ティム能力」を付与したりですが、起動能力の重さを考えれば相性が良いと言える類の札がほぼ無いんですよね・・・。
と言う事で散々な結果です。
まぁこの手のカードデザインがある程度きめられたうえでのサイクルにおいてBGは基本日陰ですからね。まぁ、こんな事だろうと思っていましたよ(´;ω;`)ブワッ
期待なんてこれぽっちもしていませんでしたよ・・・。
本当だよ?
まぁ纏っている丸さは疑いようも無いので、それなりに使われるでしょう。
・《さまよう噴気孔》
:最後に登場したURのミシュラランド。
能力は4マナ起動で1/4+「(0)マナでP/Tを入れ替える」と言うもの。なんでこっちはルーターと言う予想は外してくるのにBGは接死なんや・・・。イゼット団やからか?
正直実質5マナ掛ってしまう点を考えると極めて高いハードルが有ります。何せUもRもInsで構える事が重要になりがちなデッキですからね。特にカウンターを構える必要性を考えればアタッカーとしては難しいと言わざるを得ません。
しかし《稲妻》に耐え《突然の衰微》を無視できるそのサイズは頑強で、ブロッカーとしては優秀です。またSocが効かない点まで加えれば劣化《方解石のカミツキガメ》とまで言えそうであり、そこまで考えればそこそこに使える札なのかもしれません。亀は起動にマナが掛らなかったとはいえ非常に優秀な札でしたからね。
起動マナこそ重いものの、盤面が空いていればパワー4のアタッカーとかなりの圧力が有るのも事実。
対Controlでも対Beatdownでも使い道のある札と言えそうですね。
Modernではそもそもこれより重い《天界の列柱》が使われている事を考えれば、起動マナ的にもギリギリの範疇に収まるはず。実質5マナ起動は同じながら遥かにKPが劣るのはご愛嬌ww
しかしその分色的に攻撃的なデッキを組みやすいのは事実ですし、《瞬唱の魔道士》を考えればどのみちマナも伸ばすのでまぁ適合はするはず。
因みに中量級のマナ域で「エレメンタル」なので《波使い》での強化も可能です。
U信心tRみたいなデッキもアリかもしれませんね。流石に《海の神、タッサ》の起動能力と合わせるのは難しいかも知れませんが・・・。
また起動マナが重いのは事実ですが、土地枠ながらパワー4を達成できるため「獰猛」とも非常に相性が良い。
《頑強な否認》は特に優秀で自身を護るだけでなく、非生物スペルをシャットアウトし、抜け落ちた生物は自身で受け止める体制を築く事が出来ます。
Stdは知らん。
LegacyはUR CounterBurn(Control)で僅かながら可能性がある様な気がしないでもない。
圧倒的に重いのは事実ながら優秀なサイズであるのでミシュランに出来ない事が出来るのは事実。特に間延びしやすいゲーム展開になるので対Controlに強いのは有り。しかしそこだけなら最初から《ミシュラの工廠》で補えてもいますがね・・・。
マナ基盤を整える事が出来るのは売り。後は打点の高さが驚異的なので《行き詰まり》を強要しやすい点なんかも有りますかね?
(0)マナの起動能力である為、起動する度~と言う類の誘発系効果の札ともシナジーを組めます。
まぁネタ臭満載ですがねww
と言う事で重いながら、相応に強く、且つ遊び甲斐も有る優良札だと思います。
しかしまさか《回れ右》とはなぁww
・《オラン=リーフの廃墟》
:廃墟と化してしまった嘗ての《巨森、オラン=リーフ》。
その名残として場に出た生物の強化は出来ますが、G生物からC生物限定になっている上に対象は一体のみとかなりKPは落ちています。生み出せるマナは(G)→(C)になった上に、そのくせタップインは変わっていません。
しかし起動にマナが掛らない上に場に何枚も集める事で中盤以降の生物をしっかり強化していく事が可能となっています。2枚程度集める事が出来れば小型も十分後半に通用するサイズになりますから。
とりあえず一緒に使え使いてある《搭載歩行機械》は素晴らしい。
これを経由する事で(1)マナ少なくカウンターを乗せる事が出来るので3マナから2/2でアドバンテージを拡張できます。
後はLegacyにある無色型Affinityなんかも可能性ありますかね?
《電結の荒廃者》は当然として
G専用だった嘗てから色マナを生み出せなくなってしまっていますが、まぁ元々専用機であったのは事実でこれは無色専用になったと思えばそれなりですよね。
レガシー)今週のSCGの結果 今は適正な環境か?
2016年1月5日 紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
新年一発目のSCGが行われましたので早速見ていこうと思います。時間が無いので簡易で。
今回はCincinnatiにてLegacy PIQが併催されました。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/020116_cincinnati.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=01/02/2016&end_date=01/03/2016&event_ID=36&city=Cincinnati&state=OH
優勝はDylan Donegan氏のGrixis Delverです。
以下Top16(上から順に一位~)
Grixis Delver
ANT
Miracles
RUG Delver
SneakShow
Death&Tax
Miracles
Elves
-----------------
SneakShow
BUG 続唱
Infect
Grixis Control
RUG Delver
Maverick
SneakShow
Miracles
と言う結果です。
上3つがDelver/ANT/Miraclesと言う、今のLegacyの縮図のような結果になりましたねw
Delverは数こそ安定しませんが、割とRUG・BUG・UBRの3つが混在していますね。Player’s Championshipを除けばGrixisがSCGのLegacy部門では連覇していますが、そこまで圧倒的な勢力ではないんですよね。
対して、一時期の勢いをすっかり失ってしまった「続唱」。
環境のパワー勝負志向の変遷を見てとれますね。
また、最近徐々にですがSnT系を跨視るようになってきています。以前までの本当に時折隙を見せたらレベルではなく数自体も増えているように思います。そろそろサイドボードへの影響が懸念される頃ではありますね。
サイドと言えばWデッキの《安らかなる眠り》、75枚中のRUGの《四肢切断》が最近増加傾向にあるようにも見受けられます。
まぁRipは割と判りやすいですし、個人の使用感にも依る所が有るのでしょうが、四肢切断はなんですかね?そこまでするほど《タルモゴイフ》や《グルマグのアンコウ》が多いようにも見えませんが。特にメインに2枚入っている今回の結果は少し不思議。まぁ今回だけならそれだけなのですが、デッキとして増えているように見えるんですよね。はて?
しかし今回は上手くばらけているのが印象的。
MUDやLandsこそいませんが現在のLegacyのデッキの大半が詰まっている状況で、今回程ではありませんが最近はばらける事も多い。そう考えれば良質な環境と言えなくもないですね。
さて、ここからは個人的に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=97059
一位、Dylan Donegan氏のGrixis Delverです。
最近リストが固定化傾向にあったGrixis Delverですが、このリストは割と特徴的ですね。
メインから《ヴェンディリオン三人衆》を入れる形になっており、対Combo/Miraclesへの耐性を強めています。また《グルマグのアンコウ》の2枚目を取っており打点や戦闘力に注力している様子です。
同時に《もみ消し》が抜かれておりその枠に《呪文貫き》2枚、《二股の稲妻》2枚が追加されています。これもそれぞれ妨害と打点の強化に繋がりますね。《もみ消し》を抜いて妨害札を増やす、Cliqeを入れるなどまんまRUGと同じ様な形の変質を仕方をしているところが面白いですね。
二股は最近の面展開に対応してきた形なのか徐々に数を増やしていますね。0枚のリストも少なくは有りませんが多ければ3枚目まで取っているリストも有りますから。《若き紅蓮術士/YPM》等の関係上スィーパーを使いづらく、あえて使うなら《Fire Covenant》になってしまいますが重いですからね。
サイドにも《コラガンの命令》《苦い真理》が其々入っており、よりアドの取れる重量系を備えています。
全体的にミラーを意識し、妨害よりもデッキパワーを上げている形に見えますね。RUGから《もみ消し》が消えた経緯を思い出します。まぁ幾らYPMが居ると言ってもデッキパワーの低下は抑えられませんからね。
その代わりなのか入っているのが《冬の宝珠》。
対Combo性能は兎も角Manadenialと言う戦略自体を捨てきっているわけでもないようですね。
因みにこの《冬の宝珠》は主にRUGですが数を僅かですが増しています。《もみ消し》型に還ってきているDelver系ですが、それをより伸張しようという訳ですね。まぁやるなら徹底した方が効果gは挙がりますが、これはどうでしょうね。
この先もこの手の変化は楽しみです。
よく判らないのが《汚損破》2枚。
元々の対Atfは妨害にも強い《古えの遺恨》で、それも1枚あるかどうかですが、何故これは《汚損破》が2枚なんですかね・・・。
よく判らん。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=97048
12位、Tariq Patel氏のGrixis Controlです。
同じGrixisでもこちらはControl。
元々数は少なかったのですが探査ドロー後は全く見なくなっていました。まぁDelverと異なり《もみ消し》を採用するわけにもいきませんからね。
と言う事で久々のリストです。
特徴的なのが、上述のDelverのサイドに有った《苦い真理》《コラガンの命令》をメインから採用しており、これらで探査ドローのアドの代わりとしているところです。よく探査5枚分の《宝船の巡航》と評される《苦い真理》ですが、ライフロスの関係とやはり固定3マナの重さからそのまま代用される事は少ないのですが、このデッキでは明確ですね。
しかしよく判らないのは《死儀礼のシャーマン/DrS》を採っていない事。
マナの調達は色と加速の両面だけでなく、ライフゲインでもサポートできるはずです。特にControl型はメインから《陰謀団式療法》を入れる事が特徴でもあり、このリストもそれに則っているわけですが、その上でDrSを採っていません。ただでさえDelver型に比べ《秘密を掘り下げる者》を抜くので生物数が少なくなるのに、DrSまで抜いて良いんですかね?と言うよりどういう意図なのかがよく判りません。
生物自体も計7枚と非常に少ない。その分スペルが33枚と多いのでYPMのTokensには繋げる事が出来るのは事実ですが・・・。
もう一つの特徴はカウンターを極力抑えているという事。
Control故に《目くらまし》は採用しないので《Force of will》を除けば僅か2枚、合わせても計6枚です。もう少しあるのが普通ですが、かといってハンデスも《コジレックの審問》1枚のみ(まぁセラピーの4枚目まで取っていると言えなくもないですが)。全体的にはそれらのスペルの妨害ではなく、ドローと盤面干渉に力を入れているような形ですね。
これも上述のDelverと同じ方向性です。それが今のトレンドなのですかね・・・。
さて、本日はここまで、です。
冒頭でも述べましたが、簡易です。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
何処かでこの文章がお役に立てば幸いです。
新年一発目のSCGが行われましたので早速見ていこうと思います。時間が無いので簡易で。
今回はCincinnatiにてLegacy PIQが併催されました。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/020116_cincinnati.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=01/02/2016&end_date=01/03/2016&event_ID=36&city=Cincinnati&state=OH
優勝はDylan Donegan氏のGrixis Delverです。
以下Top16(上から順に一位~)
Grixis Delver
ANT
Miracles
RUG Delver
SneakShow
Death&Tax
Miracles
Elves
-----------------
SneakShow
BUG 続唱
Infect
Grixis Control
RUG Delver
Maverick
SneakShow
Miracles
と言う結果です。
上3つがDelver/ANT/Miraclesと言う、今のLegacyの縮図のような結果になりましたねw
Delverは数こそ安定しませんが、割とRUG・BUG・UBRの3つが混在していますね。Player’s Championshipを除けばGrixisがSCGのLegacy部門では連覇していますが、そこまで圧倒的な勢力ではないんですよね。
対して、一時期の勢いをすっかり失ってしまった「続唱」。
環境のパワー勝負志向の変遷を見てとれますね。
また、最近徐々にですがSnT系を跨視るようになってきています。以前までの本当に時折隙を見せたらレベルではなく数自体も増えているように思います。そろそろサイドボードへの影響が懸念される頃ではありますね。
サイドと言えばWデッキの《安らかなる眠り》、75枚中のRUGの《四肢切断》が最近増加傾向にあるようにも見受けられます。
まぁRipは割と判りやすいですし、個人の使用感にも依る所が有るのでしょうが、四肢切断はなんですかね?そこまでするほど《タルモゴイフ》や《グルマグのアンコウ》が多いようにも見えませんが。特にメインに2枚入っている今回の結果は少し不思議。まぁ今回だけならそれだけなのですが、デッキとして増えているように見えるんですよね。はて?
しかし今回は上手くばらけているのが印象的。
MUDやLandsこそいませんが現在のLegacyのデッキの大半が詰まっている状況で、今回程ではありませんが最近はばらける事も多い。そう考えれば良質な環境と言えなくもないですね。
さて、ここからは個人的に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=97059
一位、Dylan Donegan氏のGrixis Delverです。
最近リストが固定化傾向にあったGrixis Delverですが、このリストは割と特徴的ですね。
メインから《ヴェンディリオン三人衆》を入れる形になっており、対Combo/Miraclesへの耐性を強めています。また《グルマグのアンコウ》の2枚目を取っており打点や戦闘力に注力している様子です。
同時に《もみ消し》が抜かれておりその枠に《呪文貫き》2枚、《二股の稲妻》2枚が追加されています。これもそれぞれ妨害と打点の強化に繋がりますね。《もみ消し》を抜いて妨害札を増やす、Cliqeを入れるなどまんまRUGと同じ様な形の変質を仕方をしているところが面白いですね。
二股は最近の面展開に対応してきた形なのか徐々に数を増やしていますね。0枚のリストも少なくは有りませんが多ければ3枚目まで取っているリストも有りますから。《若き紅蓮術士/YPM》等の関係上スィーパーを使いづらく、あえて使うなら《Fire Covenant》になってしまいますが重いですからね。
サイドにも《コラガンの命令》《苦い真理》が其々入っており、よりアドの取れる重量系を備えています。
全体的にミラーを意識し、妨害よりもデッキパワーを上げている形に見えますね。RUGから《もみ消し》が消えた経緯を思い出します。まぁ幾らYPMが居ると言ってもデッキパワーの低下は抑えられませんからね。
その代わりなのか入っているのが《冬の宝珠》。
対Combo性能は兎も角Manadenialと言う戦略自体を捨てきっているわけでもないようですね。
因みにこの《冬の宝珠》は主にRUGですが数を僅かですが増しています。《もみ消し》型に還ってきているDelver系ですが、それをより伸張しようという訳ですね。まぁやるなら徹底した方が効果gは挙がりますが、これはどうでしょうね。
この先もこの手の変化は楽しみです。
よく判らないのが《汚損破》2枚。
元々の対Atfは妨害にも強い《古えの遺恨》で、それも1枚あるかどうかですが、何故これは《汚損破》が2枚なんですかね・・・。
よく判らん。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=97048
12位、Tariq Patel氏のGrixis Controlです。
同じGrixisでもこちらはControl。
元々数は少なかったのですが探査ドロー後は全く見なくなっていました。まぁDelverと異なり《もみ消し》を採用するわけにもいきませんからね。
と言う事で久々のリストです。
特徴的なのが、上述のDelverのサイドに有った《苦い真理》《コラガンの命令》をメインから採用しており、これらで探査ドローのアドの代わりとしているところです。よく探査5枚分の《宝船の巡航》と評される《苦い真理》ですが、ライフロスの関係とやはり固定3マナの重さからそのまま代用される事は少ないのですが、このデッキでは明確ですね。
しかしよく判らないのは《死儀礼のシャーマン/DrS》を採っていない事。
マナの調達は色と加速の両面だけでなく、ライフゲインでもサポートできるはずです。特にControl型はメインから《陰謀団式療法》を入れる事が特徴でもあり、このリストもそれに則っているわけですが、その上でDrSを採っていません。ただでさえDelver型に比べ《秘密を掘り下げる者》を抜くので生物数が少なくなるのに、DrSまで抜いて良いんですかね?と言うよりどういう意図なのかがよく判りません。
生物自体も計7枚と非常に少ない。その分スペルが33枚と多いのでYPMのTokensには繋げる事が出来るのは事実ですが・・・。
もう一つの特徴はカウンターを極力抑えているという事。
Control故に《目くらまし》は採用しないので《Force of will》を除けば僅か2枚、合わせても計6枚です。もう少しあるのが普通ですが、かといってハンデスも《コジレックの審問》1枚のみ(まぁセラピーの4枚目まで取っていると言えなくもないですが)。全体的にはそれらのスペルの妨害ではなく、ドローと盤面干渉に力を入れているような形ですね。
これも上述のDelverと同じ方向性です。それが今のトレンドなのですかね・・・。
さて、本日はここまで、です。
冒頭でも述べましたが、簡易です。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
何処かでこの文章がお役に立てば幸いです。
OWG雑感)その4 新リンヴァーラなど
2016年1月3日 新カード紹介
皆さん、こんにちは。しもべです。
とりあえず前言通り、新カードの雑感でも続けていきます。
まずは新キーワード/メカニズム
・「怒涛」
:スペルをキャストしている事で代替コストで唱えられるスペル。
CMCが軽くなるのか効果が追加されるのか、その両方なのかは不明ですが、その両方であるのが望ましいですね。
基本的には重く効果が大きい物にはマナソースを当てたいです。軽めのものなら元々の軽いスペルを合わせていきたい。一度の行動に対するコスト(マナと最低2枚の手札)を考えると打消しや妨害に対するリスクが大きいので対処出来るようにしておくのも望ましい。特にハンデス系は露払いが出来るので理想的。
単にスペルを重ねたいだけなら0マナスペルが有ると望ましい。《ギタクシア派の調査》や《魔力変》です。
・(C)
:色々な所で言われていますが、これまでのマナシンボルの表記の(X)との区別が面倒になりますね。
表記がかなり手間になります。
しかし、既存の価値に変化を促すと言う試みは個人的には歓迎したいです。
使えるかどうか判らないキーワード能力よりもそれまでに散々従ってきたルールそのものに新たな部分が生まれますからね。φマナしかり信心然り。
領域を広げる墓地・追放領域利用は際限がないので好きではありませんが、これはその範疇外です。
これまで完全に色マナの下位交換だった無色マナに相応の意味が出てくるわけで、古いカード達にも新しい光が当たりますから、環境に変化を齎しやすい。特に私の戦場のLegacyでは《不毛の大地》をはじめ凶悪な無色ランドや《古えの墳墓》や《厳かなモノリス》等の無色ソースが多数存在するため悪用できそうです。本来はデメリットと天秤にかけるはずのものですが、Eternalでは最初から入っている無色ランドの価値向上なので殆んどリスクなしです。後は実用的な部類が出るかどうかですね。
《不毛の大地》はマナソースとしては望まれていない分、2マナランドに加えて《魂の洞窟》や《ミシュラの工廠》の価値は引きあがる気がします。中~低速になりがちな《燃え柳の木立ち》や《リシャーダの港》なども。
また、どこまで現実的かは別にして《堆石堤》や全景サイクルも価値がやや向上しましたね。フェッチランドの中でも(1)を自力で出せるマナ能力持ちですので、そのまま(C)に当てる事も出来ます。前者は基本地形なら何でもいいので《荒野》もサーチも可能。しかしマナが起動に掛る分面倒ですのでまぁ現実的に使われる事も無いでしょうね。
タップインが許せるなら《クローサの境界》や《無限地帯》もいいですね。
後は使える札が有るかどうかですね。
楽しみです。
・「支援」
:「支援X」は最大X体を対象に+1/+1カウンターを置く能力。
X部分は自分で変数に出来ないとはいえ、実質《生育》がただで付いてくるような物です。例えばX=2なら3マナ相当がキーワード化しているわけですから。因みに全体に置く事になると《ティタニアの加護》の4マナ相当です。
なので本体の効果にも依りますが概ね抱き合わせで見てもコストパフォーマンスは良いと言えますね。
が、そもそも場に生物がいなければ何の意味も無い能力。
もっと言えば場に複数の生物がいなければ価値が大きく減衰する事になります。正直2体程度でもやや不安定なのにX≦3以上とかかなり難しい範囲です。X=6の《林鹿騎兵隊》なんて無駄の権化とも言えそうなカード。
基本的には面展開をする為のデッキで使う事になりそうですが、何処まで行かせるか・・・。
・「盟友」
:構築におけるタップ能力のリスクの大きさは散々知られていますが、何故かコイツは自身ともう1枚の2体を要求します。
限定戦でも苦しいぞ・・・。
・《戮力協心》
:優秀な相棒は《ドラゴンの餌》や《軍属童の突発》等ですね。
餌→《戮力協心》等は限定戦でも結構な威力を発揮しそうです。構築編では《搭載歩行機械》《毅然さの化身》《鼓舞する呼び声》等が使えそうですね。
軽量展開するWeenieも有るのでそれらで一定の可能性が有りますが、コンバットトリックに使えないのではなぁ・・・。
まぁ素直に化身や餌と合わせるべきかと。
しかしこの手の効果を見るにつけ、ますます新ニッサの弱さが引き立ちますね・・・。
なんであれなんや・・・。
誰得?
・《岩屋の装備役》
:新しい装備品関連生物。
装備している生物に対するロードと、その生物が死亡時に1ドローの補填が付きます。
ロード能力は面白いですが、装備品自体が面展開と相性が良い物ではありません。装備品も数を並べる物でもありませんのでロードと言う側面はほぼ期待できません。最大で2体程度で普通は1体でしょう。
そもそも単体では機能しない事態でかなり微妙です。悪まで装備品が並んでいて且つ装備されていなければいけないのでかなりハードルが高いですよね。その上装備品が安定して装備できるとは思えないし、それが出来ているのなら大体勝っている・・・。
しかし最低限あっても損ではない。
特に装備するだけではサイズを修正できない《梅沢の十手》の初撃やそもそも修正できない《稲妻のすね当て》には価値が高めです。特に後者は「被覆」で保護できるためエンジンとして機能しやすい側面も有りますので尚相性が良い。
生物が付いてくる「生体武器」とも相性が良いですね。
《皮剥ぎの鞘》は1マナ2/2になりますし、《迫撃鞘》も1/2+砲撃と面白い。
で、本命のドローエンジンの方ですが、生物の死亡時にドローというと《頭蓋骨絞め》を思わせますが、こちらはドロー枚数は半分。悪まで補填ですね。
何と相性が良いかは微妙ですが、エンジンなら最低限生贄手段が欲しい所。「生体武器」は外さないといけない、同じく《融合する武具》も外れて誘発で死亡するのでこれではドロー出来ない筈?とすると単体で生贄が付いてくる《迫撃鞘》か亜種である《猛火の松明》程度ですかね実用的なのは・・・。
なので装備品の他にも生贄手段が無いと難しいでしょう。
ただでさえ装備品も揃えなければいけないのでより苦しい。エンジンとして見ても結構リスクばかり高いですね。
なのでこちらも非現実的。
それでも、これまでには無い能力なので幾らかの可能性は有りますね。
《純鋼の聖騎士》の様に専用のデッキ(大量の軽量装備品を用いる)が組まれる可能性が無いわけではありませんから。というか、そのデッキをもう少しBeatdown寄りにする構築なんかでは行けるかもしれませんし。
後は、「コー」で装備品関連なので「Equip」でも何かできるかも。
《コーの決闘者》なんかは特に修正の価値が有ります。《武装の達人》なら達人を装備品でボーナス修正をしつつ、達人の効果で装備役も含めコー全体を+2/+2と大幅強化できるので装備品の数が足りないという欠点も補えますね。
コンセプトに賭けるなら《浸透のレンズ》を装備し、ブロックされ死亡で3ドロー!!とする方法もありますがねw
ちなみStdでは正直、肝心の装備品そのものが死んでいるためほぼ終わっている扱いだと思います。
軽い装備品が無く、実用的なものはもっと少ない。それが場に無ければいけないのだから構築の使用も無い。
生物を使ったドローのエンジンを考えるのなら素直に《息詰まる忌まわしきもの》か《不気味な腸卜師》を使うべきだと思います。
・《ゲートウォッチ招致》
:ついに出たPWを直接サーチする札。
しかし3マナSocとかなり重たい。まぁアドエンジンのサーチなので軽くすると危険ではあるのですが・・・。
とりあえず3マナを使って(恐らくほぼ1ターン分のマナ)テンポを大幅に失った上で次ターンに出しても1度アドを取る程度では割に合いません。安定的にアドが採れるような状況に出来る事や、強力なPWがいる事が前提になるはず。
そう《太陽の勇者、エルズペス》の様な凶悪なやつ。
《精霊龍、ウギン》は素晴らしいですが、ウギンを出す様なデッキでこの札を入れる暇が有るなら妨害かマナ加速を優先しますよね。《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》も強力ですが、3マナのテンポロスをしてまで出すカードでもない。生物を出すしか仕事が出来ませんからね。
もしかすると6マナの新チャンドラを使ったヘビーコンに可能性を残しているのかもしれませんが・・・。《龍語りのサルカン》と合わせて、単体除去/盤面掃除を使い分ける事ができ、加えて打点にもなるのでこちらは可能性が有りそうです。
他の干渉札のサポートが必要になりますが《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》も中々ですね。
しかし環境最強と言われる《ヴリンの神童、ジェイス》に全く関われない(関わったとしても重たいですが)ので正直PWサーチとしても失格では?
と言う事で如何に優秀なバカKPを誇るPWが在るかと、高い盤面掃除札が有るか?に懸かってくるはず。
ハードルが高すぎるのでまぁ難しいですね。
《保護者、リンヴァーラ》
:RoEから還ってきたリンヴァーラ。
原本の方がModernやLegacyでお高くとまっています。
性能面ですが、宛ら《機を見た援軍》の如く不利な盤面を支える札です。
ライフが劣っていれば5点ゲイン、生物数で劣っていれば3/3飛行の天使を場に出せます。
全てを得る事が出来れば6マナ8/8(5/5+3/3)飛行5点ゲインとかなり優秀ですね。即勝てる能力ではないとはいえ、除去にも強く戦闘にも強い面展開で、打点も高め。
本体の除去耐性こそやや不足していますが最低限ありますのでControlのフィニッシャーに向いていますね。
しかしその真価を発揮できるのは悪まで負けている状況限定。
勝っている状況では《マハモティ・ジン》にも劣ります。
まず最初に挙げた《機を見た援軍》ですが、これは軽さが有ってこそWeenieやBeatdownに対して価値が有ったわけで、保護者ではどう考えても間に合わないので、結局他の札が必要になります。その意味では対Beatdownでは役不足です。他の札でサポートできれば~と言う補欠合格レベル。
またControl対決では除去耐性の欠如と、ボーナスの獲得の難しさからかなり非現実的な性能になります。
なので弱くは有りませんが、悪まで相手依存の札ですね・・・。
しかし相手依存と言うほど弱すぎる訳ではありません。
上記の援軍などと違い、最低でも6マナ5/5飛行。勝っている状況ならそれこそこれだけでも十分でしょうし、維持できれば普通に勝てる打点です。なのでやっぱり悪くはない程度の評価に落ち着くと思います。
環境にBeatdownが多いのならControlが対抗札の一種に混ぜる価値は有ります。
因みにMidrangeレベルで2体の生物でゲインと言うと《風番いのロック》が居ますが、あちらは「強襲」が前提な上に殴らないとゲインも出来ない。ゲイン量も不安定なので、どう考えてもControl向きではない。それでもジェイスを誘発条件に特攻させるシーンも見た事は有りますがww、やはりControl的な側面ではCipでの獲得が出来るリンヴァーラに理が有りますね。
そもそも今の環境Controlが使う劣勢に耐える札が余りありません。
嘗ての《スフィンクスの啓示》や《太陽の勇者、エルズペス》がおかしいだけですが、《龍王オジュタイ》は強い札ではありますが負けているときに出しても焼け石に水と言う事はよくあります。劣勢でこそ強いというのは《龍王シルムガル》程度で、こちらは逆転の一手になる分、竜王の除去で元の木阿弥になります。あと2マナ増やして《精霊龍、ウギン》を出せるならそれでもいい気もしますが、それはまた別の形になりそうです。なのでその意味で「耐える」というControlの本質があるフィニッシャーとして希少性がリンヴァーラには環境的にあると思います。
可能ならライフを詰めても行きたいので、その意味では《苦い真理》や《アブザンの魔除け》、《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》など積極的にライフを使っていくのも良いですね。どれもControlで使い出が有ります。
ただフェッチランドだけはあまり使うと6マナ域への到達が難しくなるリスクを考えて調整の必要が有るでしょうね。
LegacyのJunk型のNicFitに1枚採用しても良いレベルではあります。
WBGカラーで6マナ域と言うと《原初のタイタン》を除けば、《墓所のタイタン》や《太陽のタイタン》になりますが、前者は正直今一つ信頼性が薄い上に地を這う2/2よりも3/3飛行の方が価値が有ります。もちろん打点では比べるべくも有りませんが。後者とは使い道が異なる為何とも言えませんね。《スラーグ牙》や《包囲サイ》で十分ならWタイタン優先となりますしMiraclesを意識するなら尚更ですが、まぁこれも割と優秀なので一考の価値も有るかも。まぁデッキの基礎たる《緑の太陽の頂点/GSZ》から持ってくる事は出来ないですし、《激情の共感者》を経由するとCreボーナスが得にくくなるので、見た目ほどの適合性は無さそうです。
イラストはキレイですが何かごちゃごちゃしてて、まぁのイラストの方がシンプルで好きですね個人的には。
・《鑽火の輝き》
:2マナで攻撃生物限定の破壊除去。
W札が「破壊」とか未だに違和感が有りますね。
ただ実は《ギデオンの叱責》も有るので一長一短な使い分けになりそうです。どちらも対Beatへの性能の高さは言わずもがな。ブロック生物も潰せるので叱責の方がより攻撃的、こちらは《包囲サイ》から大型まで潰せるので対Midrange~Control向き。パンプスペルを使うBeatdownにも対応できるので受け幅は輝きの方が広い。しかしお見合いになると意味が薄いので相応のリスクも有りますね。
こんなところで
とりあえず前言通り、新カードの雑感でも続けていきます。
まずは新キーワード/メカニズム
・「怒涛」
:スペルをキャストしている事で代替コストで唱えられるスペル。
CMCが軽くなるのか効果が追加されるのか、その両方なのかは不明ですが、その両方であるのが望ましいですね。
基本的には重く効果が大きい物にはマナソースを当てたいです。軽めのものなら元々の軽いスペルを合わせていきたい。一度の行動に対するコスト(マナと最低2枚の手札)を考えると打消しや妨害に対するリスクが大きいので対処出来るようにしておくのも望ましい。特にハンデス系は露払いが出来るので理想的。
単にスペルを重ねたいだけなら0マナスペルが有ると望ましい。《ギタクシア派の調査》や《魔力変》です。
・(C)
:色々な所で言われていますが、これまでのマナシンボルの表記の(X)との区別が面倒になりますね。
表記がかなり手間になります。
しかし、既存の価値に変化を促すと言う試みは個人的には歓迎したいです。
使えるかどうか判らないキーワード能力よりもそれまでに散々従ってきたルールそのものに新たな部分が生まれますからね。φマナしかり信心然り。
領域を広げる墓地・追放領域利用は際限がないので好きではありませんが、これはその範疇外です。
これまで完全に色マナの下位交換だった無色マナに相応の意味が出てくるわけで、古いカード達にも新しい光が当たりますから、環境に変化を齎しやすい。特に私の戦場のLegacyでは《不毛の大地》をはじめ凶悪な無色ランドや《古えの墳墓》や《厳かなモノリス》等の無色ソースが多数存在するため悪用できそうです。本来はデメリットと天秤にかけるはずのものですが、Eternalでは最初から入っている無色ランドの価値向上なので殆んどリスクなしです。後は実用的な部類が出るかどうかですね。
《不毛の大地》はマナソースとしては望まれていない分、2マナランドに加えて《魂の洞窟》や《ミシュラの工廠》の価値は引きあがる気がします。中~低速になりがちな《燃え柳の木立ち》や《リシャーダの港》なども。
また、どこまで現実的かは別にして《堆石堤》や全景サイクルも価値がやや向上しましたね。フェッチランドの中でも(1)を自力で出せるマナ能力持ちですので、そのまま(C)に当てる事も出来ます。前者は基本地形なら何でもいいので《荒野》もサーチも可能。しかしマナが起動に掛る分面倒ですのでまぁ現実的に使われる事も無いでしょうね。
タップインが許せるなら《クローサの境界》や《無限地帯》もいいですね。
後は使える札が有るかどうかですね。
楽しみです。
・「支援」
:「支援X」は最大X体を対象に+1/+1カウンターを置く能力。
X部分は自分で変数に出来ないとはいえ、実質《生育》がただで付いてくるような物です。例えばX=2なら3マナ相当がキーワード化しているわけですから。因みに全体に置く事になると《ティタニアの加護》の4マナ相当です。
なので本体の効果にも依りますが概ね抱き合わせで見てもコストパフォーマンスは良いと言えますね。
が、そもそも場に生物がいなければ何の意味も無い能力。
もっと言えば場に複数の生物がいなければ価値が大きく減衰する事になります。正直2体程度でもやや不安定なのにX≦3以上とかかなり難しい範囲です。X=6の《林鹿騎兵隊》なんて無駄の権化とも言えそうなカード。
基本的には面展開をする為のデッキで使う事になりそうですが、何処まで行かせるか・・・。
・「盟友」
:構築におけるタップ能力のリスクの大きさは散々知られていますが、何故かコイツは自身ともう1枚の2体を要求します。
限定戦でも苦しいぞ・・・。
・《戮力協心》
:優秀な相棒は《ドラゴンの餌》や《軍属童の突発》等ですね。
餌→《戮力協心》等は限定戦でも結構な威力を発揮しそうです。構築編では《搭載歩行機械》《毅然さの化身》《鼓舞する呼び声》等が使えそうですね。
軽量展開するWeenieも有るのでそれらで一定の可能性が有りますが、コンバットトリックに使えないのではなぁ・・・。
まぁ素直に化身や餌と合わせるべきかと。
しかしこの手の効果を見るにつけ、ますます新ニッサの弱さが引き立ちますね・・・。
なんであれなんや・・・。
誰得?
・《岩屋の装備役》
:新しい装備品関連生物。
装備している生物に対するロードと、その生物が死亡時に1ドローの補填が付きます。
ロード能力は面白いですが、装備品自体が面展開と相性が良い物ではありません。装備品も数を並べる物でもありませんのでロードと言う側面はほぼ期待できません。最大で2体程度で普通は1体でしょう。
そもそも単体では機能しない事態でかなり微妙です。悪まで装備品が並んでいて且つ装備されていなければいけないのでかなりハードルが高いですよね。その上装備品が安定して装備できるとは思えないし、それが出来ているのなら大体勝っている・・・。
しかし最低限あっても損ではない。
特に装備するだけではサイズを修正できない《梅沢の十手》の初撃やそもそも修正できない《稲妻のすね当て》には価値が高めです。特に後者は「被覆」で保護できるためエンジンとして機能しやすい側面も有りますので尚相性が良い。
生物が付いてくる「生体武器」とも相性が良いですね。
《皮剥ぎの鞘》は1マナ2/2になりますし、《迫撃鞘》も1/2+砲撃と面白い。
で、本命のドローエンジンの方ですが、生物の死亡時にドローというと《頭蓋骨絞め》を思わせますが、こちらはドロー枚数は半分。悪まで補填ですね。
何と相性が良いかは微妙ですが、エンジンなら最低限生贄手段が欲しい所。「生体武器」は外さないといけない、同じく《融合する武具》も外れて誘発で死亡するのでこれではドロー出来ない筈?とすると単体で生贄が付いてくる《迫撃鞘》か亜種である《猛火の松明》程度ですかね実用的なのは・・・。
なので装備品の他にも生贄手段が無いと難しいでしょう。
ただでさえ装備品も揃えなければいけないのでより苦しい。エンジンとして見ても結構リスクばかり高いですね。
なのでこちらも非現実的。
それでも、これまでには無い能力なので幾らかの可能性は有りますね。
《純鋼の聖騎士》の様に専用のデッキ(大量の軽量装備品を用いる)が組まれる可能性が無いわけではありませんから。というか、そのデッキをもう少しBeatdown寄りにする構築なんかでは行けるかもしれませんし。
後は、「コー」で装備品関連なので「Equip」でも何かできるかも。
《コーの決闘者》なんかは特に修正の価値が有ります。《武装の達人》なら達人を装備品でボーナス修正をしつつ、達人の効果で装備役も含めコー全体を+2/+2と大幅強化できるので装備品の数が足りないという欠点も補えますね。
コンセプトに賭けるなら《浸透のレンズ》を装備し、ブロックされ死亡で3ドロー!!とする方法もありますがねw
ちなみStdでは正直、肝心の装備品そのものが死んでいるためほぼ終わっている扱いだと思います。
軽い装備品が無く、実用的なものはもっと少ない。それが場に無ければいけないのだから構築の使用も無い。
生物を使ったドローのエンジンを考えるのなら素直に《息詰まる忌まわしきもの》か《不気味な腸卜師》を使うべきだと思います。
・《ゲートウォッチ招致》
:ついに出たPWを直接サーチする札。
しかし3マナSocとかなり重たい。まぁアドエンジンのサーチなので軽くすると危険ではあるのですが・・・。
とりあえず3マナを使って(恐らくほぼ1ターン分のマナ)テンポを大幅に失った上で次ターンに出しても1度アドを取る程度では割に合いません。安定的にアドが採れるような状況に出来る事や、強力なPWがいる事が前提になるはず。
そう《太陽の勇者、エルズペス》の様な凶悪なやつ。
《精霊龍、ウギン》は素晴らしいですが、ウギンを出す様なデッキでこの札を入れる暇が有るなら妨害かマナ加速を優先しますよね。《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》も強力ですが、3マナのテンポロスをしてまで出すカードでもない。生物を出すしか仕事が出来ませんからね。
もしかすると6マナの新チャンドラを使ったヘビーコンに可能性を残しているのかもしれませんが・・・。《龍語りのサルカン》と合わせて、単体除去/盤面掃除を使い分ける事ができ、加えて打点にもなるのでこちらは可能性が有りそうです。
他の干渉札のサポートが必要になりますが《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》も中々ですね。
しかし環境最強と言われる《ヴリンの神童、ジェイス》に全く関われない(関わったとしても重たいですが)ので正直PWサーチとしても失格では?
と言う事で如何に優秀なバカKPを誇るPWが在るかと、高い盤面掃除札が有るか?に懸かってくるはず。
ハードルが高すぎるのでまぁ難しいですね。
《保護者、リンヴァーラ》
:RoEから還ってきたリンヴァーラ。
原本の方がModernやLegacyでお高くとまっています。
性能面ですが、宛ら《機を見た援軍》の如く不利な盤面を支える札です。
ライフが劣っていれば5点ゲイン、生物数で劣っていれば3/3飛行の天使を場に出せます。
全てを得る事が出来れば6マナ8/8(5/5+3/3)飛行5点ゲインとかなり優秀ですね。即勝てる能力ではないとはいえ、除去にも強く戦闘にも強い面展開で、打点も高め。
本体の除去耐性こそやや不足していますが最低限ありますのでControlのフィニッシャーに向いていますね。
しかしその真価を発揮できるのは悪まで負けている状況限定。
勝っている状況では《マハモティ・ジン》にも劣ります。
まず最初に挙げた《機を見た援軍》ですが、これは軽さが有ってこそWeenieやBeatdownに対して価値が有ったわけで、保護者ではどう考えても間に合わないので、結局他の札が必要になります。その意味では対Beatdownでは役不足です。他の札でサポートできれば~と言う補欠合格レベル。
またControl対決では除去耐性の欠如と、ボーナスの獲得の難しさからかなり非現実的な性能になります。
なので弱くは有りませんが、悪まで相手依存の札ですね・・・。
しかし相手依存と言うほど弱すぎる訳ではありません。
上記の援軍などと違い、最低でも6マナ5/5飛行。勝っている状況ならそれこそこれだけでも十分でしょうし、維持できれば普通に勝てる打点です。なのでやっぱり悪くはない程度の評価に落ち着くと思います。
環境にBeatdownが多いのならControlが対抗札の一種に混ぜる価値は有ります。
因みにMidrangeレベルで2体の生物でゲインと言うと《風番いのロック》が居ますが、あちらは「強襲」が前提な上に殴らないとゲインも出来ない。ゲイン量も不安定なので、どう考えてもControl向きではない。それでもジェイスを誘発条件に特攻させるシーンも見た事は有りますがww、やはりControl的な側面ではCipでの獲得が出来るリンヴァーラに理が有りますね。
そもそも今の環境Controlが使う劣勢に耐える札が余りありません。
嘗ての《スフィンクスの啓示》や《太陽の勇者、エルズペス》がおかしいだけですが、《龍王オジュタイ》は強い札ではありますが負けているときに出しても焼け石に水と言う事はよくあります。劣勢でこそ強いというのは《龍王シルムガル》程度で、こちらは逆転の一手になる分、竜王の除去で元の木阿弥になります。あと2マナ増やして《精霊龍、ウギン》を出せるならそれでもいい気もしますが、それはまた別の形になりそうです。なのでその意味で「耐える」というControlの本質があるフィニッシャーとして希少性がリンヴァーラには環境的にあると思います。
可能ならライフを詰めても行きたいので、その意味では《苦い真理》や《アブザンの魔除け》、《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》など積極的にライフを使っていくのも良いですね。どれもControlで使い出が有ります。
ただフェッチランドだけはあまり使うと6マナ域への到達が難しくなるリスクを考えて調整の必要が有るでしょうね。
LegacyのJunk型のNicFitに1枚採用しても良いレベルではあります。
WBGカラーで6マナ域と言うと《原初のタイタン》を除けば、《墓所のタイタン》や《太陽のタイタン》になりますが、前者は正直今一つ信頼性が薄い上に地を這う2/2よりも3/3飛行の方が価値が有ります。もちろん打点では比べるべくも有りませんが。後者とは使い道が異なる為何とも言えませんね。《スラーグ牙》や《包囲サイ》で十分ならWタイタン優先となりますしMiraclesを意識するなら尚更ですが、まぁこれも割と優秀なので一考の価値も有るかも。まぁデッキの基礎たる《緑の太陽の頂点/GSZ》から持ってくる事は出来ないですし、《激情の共感者》を経由するとCreボーナスが得にくくなるので、見た目ほどの適合性は無さそうです。
イラストはキレイですが何かごちゃごちゃしてて、まぁのイラストの方がシンプルで好きですね個人的には。
・《鑽火の輝き》
:2マナで攻撃生物限定の破壊除去。
W札が「破壊」とか未だに違和感が有りますね。
ただ実は《ギデオンの叱責》も有るので一長一短な使い分けになりそうです。どちらも対Beatへの性能の高さは言わずもがな。ブロック生物も潰せるので叱責の方がより攻撃的、こちらは《包囲サイ》から大型まで潰せるので対Midrange~Control向き。パンプスペルを使うBeatdownにも対応できるので受け幅は輝きの方が広い。しかしお見合いになると意味が薄いので相応のリスクも有りますね。
こんなところで
とりあえず新年なのでBFZのパックを向きました。
2016年1月3日 TCG全般A店で4パック購入→《苦い真理》がこんにちわ。
B店で3パック購入→《苦い真理》がこんにちわ。
これでBFZは13パックを合計で剥いたわけですが、
《苦い真理》×3、《荒廃を招くもの》×2
です・・・。
まぁどちらも単価は安いとはいえKP高めですし、シングル購入予定だったからいいんですがね・・・。
なんだか《苦い真理》を使えという無言の圧力を感じますなw
引き換えエクスペディションどころか神話レアも零枚とはこれいかに・・・。
そろそろ新カード雑感も復活させる予定。
微ネタバレ)空SC evo感想4
2015年12月30日 軌跡/Falcom作最近忙しくて手を付けられないですわ。
3章クリア
最初の頃にやった驚きは当然ないとはいえこの章は結構驚きの連続なので見ていて楽しい。
まさかこんな展開が~!!と言うのにボイスが付く事でより臨場感が出ます。特に出てくる人数がそれまでの章よりも遥かに増える為より声が映える。これぞまさに群像劇ですね。
故に余計にOPのネタバレが酷いぜ・・・。
・ケビンは今回もルーアンよりも長く滞在するため演技量も多め。
特に正体を隠している状態のオンオフの使い分けが見れていいですね。何と無くイメージよりもより砕けている感じです。まぁしゃっべっていたのは既に落ち着いてた碧の頃ですから、その頃とは人間性も異なりますからね。なので見ていて楽しい。
どうでも良いですがアーツの時の掛け声が「ホレ!」→「セイ!」に代わってますね。
・レン
こちらも零・碧とは演技が異なっています。
正体を隠しているせいか零より幼いせいかブリブリロリロリでどすは抑え目。
・SCの段階で閃のドライケルス帝の話やクロスベル問題なんてのが出て来るとはこれまた驚き。
正直ここ等辺は聞き飛ばしていたのでこんな時期に設定が既にできていたとは・・・。
小説もそうですがやはり2度読みにも大きな意味が有りますね。
・回復料理「骨のある奴」でHP3000強+STR↑↑とかなり効果が高いのでやや高めですが各種材料購入をお勧め。
・因みに戦闘中、仲間が死亡中に敵を倒すと、たとえその仲間をその戦闘終了前に蘇生させていたとしても死亡中に倒した敵の経験値が入りません。
変わった仕様ですね。前からこうだったっけ?
・ユリア
:スポット参戦
「ランツェインター」はCP20で駆動解除+ATS↓↓、「ミラージュベルク」は1度だけ完全防御+AGL↑でディレイはかなり軽め。
参戦時からチェイン3(4人参加)を持っているので攻防に安定
Sクラフトの「トリニティクライス」は中円+ATS↓
「号令」はまだなし。まぁあれば3rdからですしね。同じくチェインクラフトの連撃も無し。
但し折角そこそこ使える性能も後は最終ダンジョンまで恐らくお別れなので悲しい。
・シェラザード
:「シルフェンウィップII」は変わらずディレイ軽めで中円+MOV↓↓なので物理系の実質遅延効果に拡大
「ヘブンズキス」は通常攻撃と変わらないディレイと後継の作品の技よりも遥かに使いやすい
アガ雄がパワーばかりで重たいので久々に使うとコンパクトで使いやすいですわ。
・ケビン
:「セイクリッドブレス」自分中心の大円でHP中回復・全状態以上回復+ATS↑とかなり使いやすいです。
ほぼ閃のホーリーソングの上位版で、自身は中の上程度のアーツの火力を底上げできるのは有難いですね。
3章クリア
最初の頃にやった驚きは当然ないとはいえこの章は結構驚きの連続なので見ていて楽しい。
まさかこんな展開が~!!と言うのにボイスが付く事でより臨場感が出ます。特に出てくる人数がそれまでの章よりも遥かに増える為より声が映える。これぞまさに群像劇ですね。
故に余計にOPのネタバレが酷いぜ・・・。
・ケビンは今回もルーアンよりも長く滞在するため演技量も多め。
特に正体を隠している状態のオンオフの使い分けが見れていいですね。何と無くイメージよりもより砕けている感じです。まぁしゃっべっていたのは既に落ち着いてた碧の頃ですから、その頃とは人間性も異なりますからね。なので見ていて楽しい。
どうでも良いですがアーツの時の掛け声が「ホレ!」→「セイ!」に代わってますね。
・レン
こちらも零・碧とは演技が異なっています。
正体を隠しているせいか零より幼いせいかブリブリロリロリでどすは抑え目。
・SCの段階で閃のドライケルス帝の話やクロスベル問題なんてのが出て来るとはこれまた驚き。
正直ここ等辺は聞き飛ばしていたのでこんな時期に設定が既にできていたとは・・・。
小説もそうですがやはり2度読みにも大きな意味が有りますね。
・回復料理「骨のある奴」でHP3000強+STR↑↑とかなり効果が高いのでやや高めですが各種材料購入をお勧め。
・因みに戦闘中、仲間が死亡中に敵を倒すと、たとえその仲間をその戦闘終了前に蘇生させていたとしても死亡中に倒した敵の経験値が入りません。
変わった仕様ですね。前からこうだったっけ?
・ユリア
:スポット参戦
「ランツェインター」はCP20で駆動解除+ATS↓↓、「ミラージュベルク」は1度だけ完全防御+AGL↑でディレイはかなり軽め。
参戦時からチェイン3(4人参加)を持っているので攻防に安定
Sクラフトの「トリニティクライス」は中円+ATS↓
「号令」はまだなし。まぁあれば3rdからですしね。同じくチェインクラフトの連撃も無し。
但し折角そこそこ使える性能も後は最終ダンジョンまで恐らくお別れなので悲しい。
・シェラザード
:「シルフェンウィップII」は変わらずディレイ軽めで中円+MOV↓↓なので物理系の実質遅延効果に拡大
「ヘブンズキス」は通常攻撃と変わらないディレイと後継の作品の技よりも遥かに使いやすい
アガ雄がパワーばかりで重たいので久々に使うとコンパクトで使いやすいですわ。
・ケビン
:「セイクリッドブレス」自分中心の大円でHP中回復・全状態以上回復+ATS↑とかなり使いやすいです。
ほぼ閃のホーリーソングの上位版で、自身は中の上程度のアーツの火力を底上げできるのは有難いですね。
時事)慰安婦は合意したけどさ・・・。
2015年12月28日 時事どう考えても終わらない。
なんか規制がかかっているらしく書けないので簡易に。
内容は兎も角、「合意文書を出さない」とか意味が分からない。
蒸し返す気満々じゃないですか~。
まぁ個人的には日本の責任を認めたという点は前向きにとらえていますがね。
なんか規制がかかっているらしく書けないので簡易に。
内容は兎も角、「合意文書を出さない」とか意味が分からない。
蒸し返す気満々じゃないですか~。
まぁ個人的には日本の責任を認めたという点は前向きにとらえていますがね。
今年もアマガミの季節が来ましたね。
2015年12月24日 趣味 コメント (2)
キャラソンの出来が非常によかったアマガミ。
アニメ2期のSS+でも追加でキャラソンが出ていたそうなので他の借りたいものと一緒にレンタル。
「TVアニメ「アマガミSS+plus」always vol.01」
「TVアニメ「アマガミSS+plus」always vol.02」
個人的には
梨穂子の「アイスクリーム日和」
紗江ちゃんの「真冬のセレナーデ」
が気に入りました。
でもそれ以外もやっぱりいい出来ですね。
また絢辻さんルートでもやって現実を忘れるとするかww
最近忙しいので・・・。
追記)
ジャイアニズムスペシャルをやって良い気分で終わろうとしたら、ゲーム終了時に入る「おみくじ」イベントで「 凶 」が出ました。
タイミング的に完璧すぎて草はえるww
アニメ2期のSS+でも追加でキャラソンが出ていたそうなので他の借りたいものと一緒にレンタル。
「TVアニメ「アマガミSS+plus」always vol.01」
「TVアニメ「アマガミSS+plus」always vol.02」
個人的には
梨穂子の「アイスクリーム日和」
紗江ちゃんの「真冬のセレナーデ」
が気に入りました。
でもそれ以外もやっぱりいい出来ですね。
また絢辻さんルートでもやって現実を忘れるとするかww
最近忙しいので・・・。
追記)
ジャイアニズムスペシャルをやって良い気分で終わろうとしたら、ゲーム終了時に入る「おみくじ」イベントで「 凶 」が出ました。
タイミング的に完璧すぎて草はえるww
今週のSCGの結果はお休みします。リンクだけ張っときます。
2015年12月22日 紹介http://www.starcitygames.com/events/coverage/legacy_decklists_group_play.html
優勝はJim Davis氏のBUG Delverです。
数が多いのはGrixis DelverとMiraclesでした。
なんだかんだ言ってもこういうInvi系の大会はDelver系の使用率が高いんですよね。Jim氏は故に除去と生物マシマシの構成なのかもしれません。そしてやっぱり《もみ消し》系。これでRUG・GrixisとつづきBUGも増えてきていますね・・・。
面白いのは《冬の宝珠》ですね。よりロックに力を入れてます。《サーボの網》を兼用しているのでしょうかね。
後はなんだかんだおおいGrixisが構成が悉く違うのも面白いですね。
この所はもみ消し型でほぼ統一されていたわけですが、やはりGrixisは分裂する運命なのですかねw
もみ消しの枠は火力/妨害/ドローのどれかになりますね。
メイン《陰謀団式療法》は対Conboかもしれませんがあまりこのメタでは生きませんね。ドローは以前サイドから《闇の腹心》型はあったのですが今回は《苦い真理》を試されていますね。《ギタクシア派の調査》4枚との併用は痛くないんですかね? まぁその意味でのtGもあるかもしれませんけど。
優勝はJim Davis氏のBUG Delverです。
数が多いのはGrixis DelverとMiraclesでした。
なんだかんだ言ってもこういうInvi系の大会はDelver系の使用率が高いんですよね。Jim氏は故に除去と生物マシマシの構成なのかもしれません。そしてやっぱり《もみ消し》系。これでRUG・GrixisとつづきBUGも増えてきていますね・・・。
面白いのは《冬の宝珠》ですね。よりロックに力を入れてます。《サーボの網》を兼用しているのでしょうかね。
後はなんだかんだおおいGrixisが構成が悉く違うのも面白いですね。
この所はもみ消し型でほぼ統一されていたわけですが、やはりGrixisは分裂する運命なのですかねw
もみ消しの枠は火力/妨害/ドローのどれかになりますね。
メイン《陰謀団式療法》は対Conboかもしれませんがあまりこのメタでは生きませんね。ドローは以前サイドから《闇の腹心》型はあったのですが今回は《苦い真理》を試されていますね。《ギタクシア派の調査》4枚との併用は痛くないんですかね? まぁその意味でのtGもあるかもしれませんけど。
皆さん、こんばんは。
しもべです。
TAの新作にしてVPを意識して作ったという新作「イグジストアーカイブス」が発売されて数日たちますが、思ったよりも好評なようです。
VPが戦闘システムもストーリーも好きだった人間なので非常に気になりますね。お金ない上に時間も無いけど購入しようかしら・・・。
TAへのお布施だと思えば安い物か・・・。
しかしこの時代に相応のバグ・フリーズ報告がなされるとは。流石AAAですなww
軌跡SCは2章クリアしました。
前章のSポムのお陰でLv高すぎて経験値もらえない為殆ど釣り餌の為に戦闘してますww
相変わらず、前作からのキャラの繋がりで話が広がっていくのが面白い。
・今回もアースウォールは自主規制。
・また、相変わらずSクラフトよりもクッキーが強いという雰囲気ぶち壊しを避けるために攻撃料理も自主規制。
雑魚戦やSポム狩り程度には使うかもしれませんが、ボス戦には使う気にはなれませんね。
・2章隠しクエは犯人だけ覚えてたのですが、延々と聞き込みに時間かかった・・・。
もう途中からどう考えても犯人確定なので、アガ雄でなしつければええやん・・・と何度思ったか。
・設定上は強いらしいシード少佐ですがどれだけ闘っても強く感じない。
すぐに上位アーツを使おうとするので何もせずに長い詠唱時間止まっているだけ。アーツ解除が4人いる時期なのでノーダメージでも勝てる・・・。
これももう少し調整した方が良いと思うんですがね。
・ヴァルター登場
声優の演技が変わったのか声優自体が変わったのか知りませんが戦闘時のオラオラ声からかなり印象が変わります。と言うかドスが効いてない分凄みに欠ける。
相変わらず小物臭い言動と見た目を声の低さと太さで補っていたのですが、なんかチンピラ見たい・・・。まぁこちらの方が元々の原作のイメージなのかもしれませんが。
これでもジンさんより年上なんやで?
ミミズは対処法を知っていればどうという事も無い。
特にケンプファー打ち込んでおけばかなり威力も減衰できますしね。最初に戦った時の、あの地獄の三連砲と並ぶ悪夢は未だに忘れませんよ。
・今一つ記憶がはっきりしなかったのですが、各キャラの歩幅に合わせて歩く効果音(の間)に違いが有るのが軌跡シリーズなのですが、今作は違うのか?原作はどうだったっけ?
と考えていたのですが、どうにも交代して試しても全員一緒。あれ?と思っていましたが、たまたまティータを戦闘にした状態でロードすると、全員ティータ仕様の足音に切り替わってました・・・。
つまり何の設定ミスなのか、全員の足音は設定して入れてあるはずですが、それがしっかりプログラムされてないせいで機能していないという意味不明な状態になってます。
また、どうでもいい粗を発見してしまったorz
・料理は
大皿料理ではCP+20が出来、各パーツの消耗も少ない魚介畑、小皿料理はSTR/SPD↑にできる鶏肉のマグマ焼き、序盤の回復用として情熱卵焼きの2つが便利。その2つは購入する事が出来るので調達も便利。後者はしかも200ミラでティアの薬相当の価格で2倍以上の回復量とお得です。
お金に余裕があるならこの2つは便利なので買っておくに限ります。
・クローゼ
:ケンプファーIIになりやっと本来のSTR/DEF↓↓に戻ります。しかしそう遠くない時期に効かなくなるので今だけが春。
時期的にアーツで出来る事が増えてくるので、オーブメント配置の楽しさと強さを堪能できます。
・ティータ
:相変わらず弱い。
低移動力の関係で何もせずに戦闘が終わる事が多々・・・。
スモークカノンIIは暗闇100%なので割と便利です。しかしこれもケンプファーと同じでそのうち雑魚にすら効かなくなる。
と言うか、Sクラのカノンインパルスの威力補正がおかしい。通常クラフトのスモークカノンIIに負けているんですがこれは一体・・・?
・ジン
:合流時は変化なし。
しかし相変わらず前衛で最もバランスのとれて必要項目値が高い。HP・DEFの高さと養命功のお陰で回復も良し。
なのでボス戦ではいるだけでかなり安定性が上がります。
反面、単体技しか今は無いため雑魚戦は極めて扱い難い・・・。のですが、エステルの旋風輪の効果が上がったお陰で雑魚戦が一気に楽になったので、以前より使いづらさは減っています。
しもべです。
TAの新作にしてVPを意識して作ったという新作「イグジストアーカイブス」が発売されて数日たちますが、思ったよりも好評なようです。
VPが戦闘システムもストーリーも好きだった人間なので非常に気になりますね。お金ない上に時間も無いけど購入しようかしら・・・。
TAへのお布施だと思えば安い物か・・・。
しかしこの時代に相応のバグ・フリーズ報告がなされるとは。流石AAAですなww
軌跡SCは2章クリアしました。
前章のSポムのお陰でLv高すぎて経験値もらえない為殆ど釣り餌の為に戦闘してますww
相変わらず、前作からのキャラの繋がりで話が広がっていくのが面白い。
・今回もアースウォールは自主規制。
・また、相変わらずSクラフトよりもクッキーが強いという雰囲気ぶち壊しを避けるために攻撃料理も自主規制。
雑魚戦やSポム狩り程度には使うかもしれませんが、ボス戦には使う気にはなれませんね。
・2章隠しクエは犯人だけ覚えてたのですが、延々と聞き込みに時間かかった・・・。
もう途中からどう考えても犯人確定なので、アガ雄でなしつければええやん・・・と何度思ったか。
・設定上は強いらしいシード少佐ですがどれだけ闘っても強く感じない。
すぐに上位アーツを使おうとするので何もせずに長い詠唱時間止まっているだけ。アーツ解除が4人いる時期なのでノーダメージでも勝てる・・・。
これももう少し調整した方が良いと思うんですがね。
・ヴァルター登場
声優の演技が変わったのか声優自体が変わったのか知りませんが戦闘時のオラオラ声からかなり印象が変わります。と言うかドスが効いてない分凄みに欠ける。
相変わらず小物臭い言動と見た目を声の低さと太さで補っていたのですが、なんかチンピラ見たい・・・。まぁこちらの方が元々の原作のイメージなのかもしれませんが。
これでもジンさんより年上なんやで?
ミミズは対処法を知っていればどうという事も無い。
特にケンプファー打ち込んでおけばかなり威力も減衰できますしね。最初に戦った時の、あの地獄の三連砲と並ぶ悪夢は未だに忘れませんよ。
・今一つ記憶がはっきりしなかったのですが、各キャラの歩幅に合わせて歩く効果音(の間)に違いが有るのが軌跡シリーズなのですが、今作は違うのか?原作はどうだったっけ?
と考えていたのですが、どうにも交代して試しても全員一緒。あれ?と思っていましたが、たまたまティータを戦闘にした状態でロードすると、全員ティータ仕様の足音に切り替わってました・・・。
つまり何の設定ミスなのか、全員の足音は設定して入れてあるはずですが、それがしっかりプログラムされてないせいで機能していないという意味不明な状態になってます。
また、どうでもいい粗を発見してしまったorz
・料理は
大皿料理ではCP+20が出来、各パーツの消耗も少ない魚介畑、小皿料理はSTR/SPD↑にできる鶏肉のマグマ焼き、序盤の回復用として情熱卵焼きの2つが便利。その2つは購入する事が出来るので調達も便利。後者はしかも200ミラでティアの薬相当の価格で2倍以上の回復量とお得です。
お金に余裕があるならこの2つは便利なので買っておくに限ります。
・クローゼ
:ケンプファーIIになりやっと本来のSTR/DEF↓↓に戻ります。しかしそう遠くない時期に効かなくなるので今だけが春。
時期的にアーツで出来る事が増えてくるので、オーブメント配置の楽しさと強さを堪能できます。
・ティータ
:相変わらず弱い。
低移動力の関係で何もせずに戦闘が終わる事が多々・・・。
スモークカノンIIは暗闇100%なので割と便利です。しかしこれもケンプファーと同じでそのうち雑魚にすら効かなくなる。
と言うか、Sクラのカノンインパルスの威力補正がおかしい。通常クラフトのスモークカノンIIに負けているんですがこれは一体・・・?
・ジン
:合流時は変化なし。
しかし相変わらず前衛で最もバランスのとれて必要項目値が高い。HP・DEFの高さと養命功のお陰で回復も良し。
なのでボス戦ではいるだけでかなり安定性が上がります。
反面、単体技しか今は無いため雑魚戦は極めて扱い難い・・・。のですが、エステルの旋風輪の効果が上がったお陰で雑魚戦が一気に楽になったので、以前より使いづらさは減っています。
OWG雑感)その3 チャンドラは焼け太り
2015年12月20日 新カード紹介皆さん、こんばんは。しもべです。
続き続き。
:6枚目?のチャンドラにして戦慄の6マナ再び・・・。
先ず結論から入ると能力は割と優秀、マナ域はかなり悪い、色まで含めて能力・マナ域を総合判断するとStdでは出せれば何とか、Eternalでは裏にしてTokenの代わりにするぐらいしか価値はないです。
[+1]は疑似《火花の精霊》*2を出せる能力。
速攻が有り、出したターンから殴りに行けるので実質6打点を即撃ち込めます。しかし盤面に残らないため自分を護る能力にはなり得ず攻防を任せる事は出来ません。なので形を変えただけの火力相当、または《ギデオン・ジュラ》《龍語りのサルカン》の様な自分を戦力に換える能力です。
攻撃一辺倒とはいえ、妨害が無ければ恐らくキャストターンを含めて3ターンで勝てると思えばかなり強力です。なのでフィニッシャーの役目を忠誠度を上げながら負う事が出来ます。
[0]は自分だけ手札を交換し且つハンド枚数+1。
明確なアドバンテージ源。しかしただ1枚のハンドアドを取る為だけに6マナの価値は無く、[0]として考えても微妙。なのでドローする事が意味を成す様な札との併用が有ったり、墓地を肥やす事が利点になるデッキ構築が出来るのが望ましいと思います。
例えばUで《宝船の巡航》を掛け合わせる事で膨大なドローを重ねていくなど。《スフィンクスの後見》があるとそれが勝ち手段にもなりますね。しかし勝ち手段として見た場合は殆どの場合で[+1]を連打した方が遥かに速いので微妙な併用札でしかないですね。
《残忍な切断》なら探査+除去なので[-X]の隙のカバーになります。《黄金牙タシグル》なら[-X]に巻き込まれないので壁になりますし墓地回収も狙っていけますね。
[-X]は忠誠度を減らした分のXスィーパー。
最初の時点でX=4でタフネス4までを一掃できます。上手く調整できれば一方的な掃除も。
自分を護る能力です。小型相手には特に役に立つでしょう。前述の通り対処できない大型札を処理する方法が有ると望ましいですね。
貴重な全体最大4点なので対オジュタイの側面もあるかもしれません。
StdではKTKの中型生物群が消えるまで辛い能力でしょうが、それ以降はまた評価が変わってくるかもしれません。特に現状《包囲サイ》等がいるので6マナ掛けても倒せないのはツライ。
しかしこれが活きる次期環境には探査はいない。[0]の効果が劣化しますね・・・。
と言う事で能力だけ見れば相応に強力です。
そう6マナさえなければ・・・。
まずRと言う攻撃的な色に全くと言っていい程合っていない。
BeatdownどころかMidrangeでさえ扱えない完全にControl用の重さ。[-X]は便利ですが、当然自分のマナ生物も巻き添えにする事を思うと併用しづらい。当たり前ですがスィーパーとして考えると6マナは遅すぎる。そんな事をするならそもそも軽量のスィーパーを使ってますからね。
フィニッシャーとしては相応ですが、大型生物が出てくる時期に3/1×2では突破できない状況も十分にあります。そしてそれらは本体の[-X]や他のR札でも対処できない場合が大半。
Rでは使いづらい上に赤の欠点を何ら緩和できないというなんとも困った札です・・・。
[0]は一見強い様な気もしますが、上述の通り[+1]を連打した方が早く、そうでない様な火花が突破できない生物が並んでいる場合は[0]で火力を引くのが有効。しかしそもそもこんな6マナを入れるようなデッキに軽い火力が満載とは思えませんしね。
だいたい追加のドローをしたいのなら《前哨地の包囲》で十分。しかもハンドをすべて捨ててしまうので有効牌を構える挙動が採れない。=Controlに絶望的に向いていない。
上述の通り[-X]も今一つ使いづらく、正直Controlデッキにさっぱりマッチしていない。
一体何に使うんですかねぇこの札は・・・。
能力的に見れば《太陽の勇者、エルズペス》を想起しなくもないですが、それぞれが効果を補完し合っていたペスに対し、フィニッシャーとしてもアドエンジンとしてもボードコントロールとしても遥かに落ちます。比べるのもおこがましいレベル。唯一勝るのはクロック速度くらいですか。
能力の傾向的には《龍語りのサルカン》や《燃え立つチャンドラ》も有りますが、直接的に本体を狙えるこれらの方がまだ可能性を見出せると思えますね・・・。
一応それでも可能性が無くも無い札は幾つか。
-《次元の激高》はサイズ無視が出来るので低速Controlを組むにはアリかもしれません。徹底してボードを除去する形を目指す場合ですね。それなら火花共も相手に火傷を負わせやすいですし、速攻が活きます。
-《面晶体の記録庫》ならマナ加速で一手早くチャンドラの設置も出来ますし、そこからは生贄に捧げればハンドを増やせるので[0]と相性も良いですね。
[+1]の能力は幾つか足せるような類の札も有るのですが、そんな事をする必要が無いくらいクロック速度が有るので一々強化するために枠を割く価値はないですよね。
他には、上述の通りサイズ無視の完全除去である《残忍な切断》や《破滅への道》ですかね。後者はマナが伸びる前提なら「覚醒」も使えますし、低速戦で重要なPWを潰す事も出来ますね。
同じ様に考えるのなら、軽量スィーパーが欲しいなら《沸き立つ大地》も悪くない。
とは言えこの6マナの置き物をどうするべきなのか・・・。
まぁこのぐらいの方が新しいデッキの構築余地が有るという物でしょうがね。
続き続き。
《Chandra, Flamecaller》(4)(R)(R)
プレインズウォーカー – チャンドラ
[+1]:速攻を持つ3/1の赤のエレメンタル・クリーチャー・トークンを2体戦場に出す。次の終了ステップの開始時にそれらを追放する。
[0]:あなたの手札にあるカードを全て捨て、その後それらの枚数に1を足した枚数のカードをドローする。
[-X]:Chandra, Flamecallerは各クリーチャーにX点のダメージを与える。
[4]
:6枚目?のチャンドラにして戦慄の6マナ再び・・・。
先ず結論から入ると能力は割と優秀、マナ域はかなり悪い、色まで含めて能力・マナ域を総合判断するとStdでは出せれば何とか、Eternalでは裏にしてTokenの代わりにするぐらいしか価値はないです。
[+1]は疑似《火花の精霊》*2を出せる能力。
速攻が有り、出したターンから殴りに行けるので実質6打点を即撃ち込めます。しかし盤面に残らないため自分を護る能力にはなり得ず攻防を任せる事は出来ません。なので形を変えただけの火力相当、または《ギデオン・ジュラ》《龍語りのサルカン》の様な自分を戦力に換える能力です。
攻撃一辺倒とはいえ、妨害が無ければ恐らくキャストターンを含めて3ターンで勝てると思えばかなり強力です。なのでフィニッシャーの役目を忠誠度を上げながら負う事が出来ます。
[0]は自分だけ手札を交換し且つハンド枚数+1。
明確なアドバンテージ源。しかしただ1枚のハンドアドを取る為だけに6マナの価値は無く、[0]として考えても微妙。なのでドローする事が意味を成す様な札との併用が有ったり、墓地を肥やす事が利点になるデッキ構築が出来るのが望ましいと思います。
例えばUで《宝船の巡航》を掛け合わせる事で膨大なドローを重ねていくなど。《スフィンクスの後見》があるとそれが勝ち手段にもなりますね。しかし勝ち手段として見た場合は殆どの場合で[+1]を連打した方が遥かに速いので微妙な併用札でしかないですね。
《残忍な切断》なら探査+除去なので[-X]の隙のカバーになります。《黄金牙タシグル》なら[-X]に巻き込まれないので壁になりますし墓地回収も狙っていけますね。
[-X]は忠誠度を減らした分のXスィーパー。
最初の時点でX=4でタフネス4までを一掃できます。上手く調整できれば一方的な掃除も。
自分を護る能力です。小型相手には特に役に立つでしょう。前述の通り対処できない大型札を処理する方法が有ると望ましいですね。
貴重な全体最大4点なので対オジュタイの側面もあるかもしれません。
StdではKTKの中型生物群が消えるまで辛い能力でしょうが、それ以降はまた評価が変わってくるかもしれません。特に現状《包囲サイ》等がいるので6マナ掛けても倒せないのはツライ。
しかしこれが活きる次期環境には探査はいない。[0]の効果が劣化しますね・・・。
と言う事で能力だけ見れば相応に強力です。
そう6マナさえなければ・・・。
まずRと言う攻撃的な色に全くと言っていい程合っていない。
BeatdownどころかMidrangeでさえ扱えない完全にControl用の重さ。[-X]は便利ですが、当然自分のマナ生物も巻き添えにする事を思うと併用しづらい。当たり前ですがスィーパーとして考えると6マナは遅すぎる。そんな事をするならそもそも軽量のスィーパーを使ってますからね。
フィニッシャーとしては相応ですが、大型生物が出てくる時期に3/1×2では突破できない状況も十分にあります。そしてそれらは本体の[-X]や他のR札でも対処できない場合が大半。
Rでは使いづらい上に赤の欠点を何ら緩和できないというなんとも困った札です・・・。
[0]は一見強い様な気もしますが、上述の通り[+1]を連打した方が早く、そうでない様な火花が突破できない生物が並んでいる場合は[0]で火力を引くのが有効。しかしそもそもこんな6マナを入れるようなデッキに軽い火力が満載とは思えませんしね。
だいたい追加のドローをしたいのなら《前哨地の包囲》で十分。しかもハンドをすべて捨ててしまうので有効牌を構える挙動が採れない。=Controlに絶望的に向いていない。
上述の通り[-X]も今一つ使いづらく、正直Controlデッキにさっぱりマッチしていない。
一体何に使うんですかねぇこの札は・・・。
能力的に見れば《太陽の勇者、エルズペス》を想起しなくもないですが、それぞれが効果を補完し合っていたペスに対し、フィニッシャーとしてもアドエンジンとしてもボードコントロールとしても遥かに落ちます。比べるのもおこがましいレベル。唯一勝るのはクロック速度くらいですか。
能力の傾向的には《龍語りのサルカン》や《燃え立つチャンドラ》も有りますが、直接的に本体を狙えるこれらの方がまだ可能性を見出せると思えますね・・・。
一応それでも可能性が無くも無い札は幾つか。
-《次元の激高》はサイズ無視が出来るので低速Controlを組むにはアリかもしれません。徹底してボードを除去する形を目指す場合ですね。それなら火花共も相手に火傷を負わせやすいですし、速攻が活きます。
-《面晶体の記録庫》ならマナ加速で一手早くチャンドラの設置も出来ますし、そこからは生贄に捧げればハンドを増やせるので[0]と相性も良いですね。
[+1]の能力は幾つか足せるような類の札も有るのですが、そんな事をする必要が無いくらいクロック速度が有るので一々強化するために枠を割く価値はないですよね。
他には、上述の通りサイズ無視の完全除去である《残忍な切断》や《破滅への道》ですかね。後者はマナが伸びる前提なら「覚醒」も使えますし、低速戦で重要なPWを潰す事も出来ますね。
同じ様に考えるのなら、軽量スィーパーが欲しいなら《沸き立つ大地》も悪くない。
とは言えこの6マナの置き物をどうするべきなのか・・・。
まぁこのぐらいの方が新しいデッキの構築余地が有るという物でしょうがね。
OWG雑感)その2 遅ればせながら開始 ニッサ
2015年12月18日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
大量のリークが有って一瞬の昂揚のすぐ後に非常に冷めてしまった新カード情報。正直NPHの時もそうですけど、大量リークって全然嬉しくないんですよね。あの御預けされてる期間が楽しいわけで。その間に色々妄想して一喜一憂できるわけで。
Legacy民の私のとってはどうせ現実的に使えるカードなんて片手に収まるほども無いのが常なので、大量リークされると一気に現実に引き戻される感じで非常に冷めます。
みのも○たの溜め芸も今ならその価値が判るという物です。
という訳でテンションの低い状況からOWGの感想でもしていきます。
一応リークは正解前提で見ていきます。いや、出来る事なら間違っていてほしいぐらいですがw
:ついに出たG初の軽量PW。
哀しくなるほど弱いです・・・(´;ω;`)ブワッ
これが長年待ち望んだ2t目に出せる≒3マナGのPWか・・・。
能力はクソ、軽さは良、総合判断ではゴミ一歩手前と言う処。
[+1]で0/1の植物Tokenを出せます。
Tokenを出せる類では最軽量であり、出したターンに忠誠度を[4]に上げつつ壁も出せます。なので相応の固さが有るように見えます。見えるだけです・・・。
Tokens生成能力に価値が有るのは、それに攻防を任せる事が出来るからです。
しかし0/1ではどんな相手(より具体的にはタフネス1のアタッカー)をブロックしても一方的に負けるだけです。なので軽量Weenie群の突撃する数を減衰させる事も出来ず本当に唯の(半端な)時間稼ぎしか出来ません。
なので攻防のどちらも実質的に行えない事になります・・・。
無理やり強化する手段は有ります。
クルセイド系の置物やネタとしては《突撃陣形》など。しかしそんな事をするなら最初からパワーのあるTokensスペルを使う方が万倍良い・・・。
なので使うなら、アリストクラッツ等の墓地に落す事や場に出す事その物が仕事である点が前提とした方が良いですね。
折角Tokensでも気にしない《ズーラポートの殺し屋》等も有りますしね。しかしそれでもやはり、Tokensスペルで一気に展開する事よりも上と言えるかは怪しい。
せめて《墓穴までの契約》《エレボスの指図》とかあれば別なんですがね・・・。
[-2]は全体に+1/+1カウンターを置ける能力。
《黄金のたてがみのアジャニ》の[-1]を思うと能力が劣化している上に忠誠値消費が増えています。なので正直微妙なのですが、全体カウンター強化が《ティタニアの加護》など通常4マナ程度で軽くて3マナと考えると1度だけ使って後はそのまま落されてもまぁ悪くはないコストですね。
面展開と相性が良く、なおかつ自分の[+1]と連動しているので自己完結しています。数少ない美点ですね。
ココを考えると1t目生物→2t目《ドラゴンの餌》等と展開して3t目に[-2]で強化して殴るというのもまぁそこそこではあります。しかしどう考えても「アタルカレッド」には劣りますね・・・。
ナラー夫妻の様な中速面展開をする形が良いでしょうね。
しかしそうすると《真面目な訪問者。ソリン》の[+1]の方が万倍強い様な・・・。
後は+1/+1カウンターを使う類のカードと合わせていく使い道も残されていますね。
2t目に出せる《搭載歩行機械》は素敵な相性になるでしょう。しかしこれ1体のためにこんなもの使うぐらいだったら単体強化スペルで十分な気も。PiGのTokensとの併用で高打点を確保できるので、本体強化にはやはり単体強化を使いたいですね。
《硬化した鱗》との組み合わせは確かに強力ですが、それでも1~2体分を2倍にする程度ではやや納得いかない。最低でも2体以上の生物を並べたいところですね。一応救いは鱗→歩行機械と並ぶと相性が良い点ですかね・・・。
後はDTKの《毅然さの化身》や《鼓舞する呼び声》ですかね。
化身は面展開→[-2]と強化した上で出せば相応のサイズで場に出せます。《鼓舞する呼び声》は同様の状況では生物保護が出来るし《濃霧》にもなります。何よりドローを複数枚できるのが利点ですね。
ここら辺が一番実用性とシナジーの強みが一致しているように思います。
[-7]は土地分のゲイン兼ドロー。
決して悪くはない文面ですが、この貧弱なPWが最速でも4ターンもかかる時間を生き残れるはずも無く、そんな状況なら他の札を使っていれば勝っている。
能力は悪くはないものの、現実的な運用性が欠片も無い・・・。
と言った所です。
1t目にマナ生物を出せないStd環境ではどう頑張っても2t目には出せないのでG最大の利点が失われています。
が、最速で出しても何の意味も無い能力なので盤面をしっかり固めて3t目以降に出した方が[-2]の関係で良いでしょうね。と言うか可能な限り盤面を広げた方が良いので場合によってはもっと後に出す事もある筈。
と言う事で方向性は速度を求めない面展開のデッキ程度しかないように思えますね・・・。
3マナのPWで且つ出したターンに即忠誠度「4」。またTokensを用意できる。ここまではどう考えても強いので、後はそれを本当の意味で「強い」に換える組み合わせが有れば劇的な改善が見えてくるのですが・・・。
(まぁそもそも、現状でも史上初めての挙動になるのでどれだけ正確な評価を下せているのかは怪しい所ですが・・・。)
しかしそもそも3マナ域でニッサなら《巨森の予見者、ニッサ》を使いますよね。
Cipで土地が伸ばせますし、土地が有る後半なら即変身も出来ます。こちらはどうあっても[-7]に辿り着くには時間がかかりますし。しかも環境の3マナ域である《カマキリ乗り》や《先頭に立つもの、アナフェンザ》《軍属童の突発》等と比べると弱すぎて泣きたくなる挙動ですよ。
Eternalでは2t目に出せるのですが、矢張り出す意味はない。
何のための3マナなのか。しかもこのお陰で《突然の衰微》の範囲内に収まってしまいます。[-2]で除去を持つ《ヴェールのリリアナ》とはまるで事情が違います。
正直3マナの意味が余りにも薄い・・・。
そもそも3マナ以下で置き物でTokenを随時出したいのなら同色なら《目覚めの領域》で良いし、色を変えるなら《苦花》やでいい。
一応のシナジーは組めます。
《ゼンディカーの報復者》はCipで土地分の0/1植物Tokensを出せます。そして上陸で「植物」生物を強化できます。
なのでニッサを[+1]で護りながらTokensを稼ぎ、時間を稼ぎ土地を伸ばし報復者でフィニッシュと言う方向性ですね。
だからどうしたレベルですがww
正直同じマナ域でも《巨森の予見者、ニッサ》から何故こうなったのか?
あれだけ弱いと言われていた《ニッサ・レヴェイン》の方がまだシナジー性で可能性を感じます。
余りに弱い・・・。
後はイラストが綺麗なのでコレクターの肥やしになる程度ですか。願わくばこいつが凶悪なシナジーを発揮しどこかで使われる事を祈ります。
大量のリークが有って一瞬の昂揚のすぐ後に非常に冷めてしまった新カード情報。正直NPHの時もそうですけど、大量リークって全然嬉しくないんですよね。あの御預けされてる期間が楽しいわけで。その間に色々妄想して一喜一憂できるわけで。
Legacy民の私のとってはどうせ現実的に使えるカードなんて片手に収まるほども無いのが常なので、大量リークされると一気に現実に引き戻される感じで非常に冷めます。
みのも○たの溜め芸も今ならその価値が判るという物です。
という訳でテンションの低い状況からOWGの感想でもしていきます。
一応リークは正解前提で見ていきます。いや、出来る事なら間違っていてほしいぐらいですがw
《Nissa, Voice of Zendikar》(1)(G)(G)
プレインズウォーカー – ニッサ
[+1]:0/1の緑の植物・クリーチャー・トークン1体を戦場に出す。
[-2]:あなたのコントロールする各クリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。
[-7]:あなたはX点のライフを得てX枚のカードをドローする。Xはあなたのコントロールしている土地の数である。
「3」
:ついに出たG初の軽量PW。
哀しくなるほど弱いです・・・(´;ω;`)ブワッ
これが長年待ち望んだ2t目に出せる≒3マナGのPWか・・・。
能力はクソ、軽さは良、総合判断ではゴミ一歩手前と言う処。
[+1]で0/1の植物Tokenを出せます。
Tokenを出せる類では最軽量であり、出したターンに忠誠度を[4]に上げつつ壁も出せます。なので相応の固さが有るように見えます。見えるだけです・・・。
Tokens生成能力に価値が有るのは、それに攻防を任せる事が出来るからです。
しかし0/1ではどんな相手(より具体的にはタフネス1のアタッカー)をブロックしても一方的に負けるだけです。なので軽量Weenie群の突撃する数を減衰させる事も出来ず本当に唯の(半端な)時間稼ぎしか出来ません。
なので攻防のどちらも実質的に行えない事になります・・・。
無理やり強化する手段は有ります。
クルセイド系の置物やネタとしては《突撃陣形》など。しかしそんな事をするなら最初からパワーのあるTokensスペルを使う方が万倍良い・・・。
なので使うなら、アリストクラッツ等の墓地に落す事や場に出す事その物が仕事である点が前提とした方が良いですね。
折角Tokensでも気にしない《ズーラポートの殺し屋》等も有りますしね。しかしそれでもやはり、Tokensスペルで一気に展開する事よりも上と言えるかは怪しい。
せめて《墓穴までの契約》《エレボスの指図》とかあれば別なんですがね・・・。
[-2]は全体に+1/+1カウンターを置ける能力。
《黄金のたてがみのアジャニ》の[-1]を思うと能力が劣化している上に忠誠値消費が増えています。なので正直微妙なのですが、全体カウンター強化が《ティタニアの加護》など通常4マナ程度で軽くて3マナと考えると1度だけ使って後はそのまま落されてもまぁ悪くはないコストですね。
面展開と相性が良く、なおかつ自分の[+1]と連動しているので自己完結しています。数少ない美点ですね。
ココを考えると1t目生物→2t目《ドラゴンの餌》等と展開して3t目に[-2]で強化して殴るというのもまぁそこそこではあります。しかしどう考えても「アタルカレッド」には劣りますね・・・。
ナラー夫妻の様な中速面展開をする形が良いでしょうね。
しかしそうすると《真面目な訪問者。ソリン》の[+1]の方が万倍強い様な・・・。
後は+1/+1カウンターを使う類のカードと合わせていく使い道も残されていますね。
2t目に出せる《搭載歩行機械》は素敵な相性になるでしょう。しかしこれ1体のためにこんなもの使うぐらいだったら単体強化スペルで十分な気も。PiGのTokensとの併用で高打点を確保できるので、本体強化にはやはり単体強化を使いたいですね。
《硬化した鱗》との組み合わせは確かに強力ですが、それでも1~2体分を2倍にする程度ではやや納得いかない。最低でも2体以上の生物を並べたいところですね。一応救いは鱗→歩行機械と並ぶと相性が良い点ですかね・・・。
後はDTKの《毅然さの化身》や《鼓舞する呼び声》ですかね。
化身は面展開→[-2]と強化した上で出せば相応のサイズで場に出せます。《鼓舞する呼び声》は同様の状況では生物保護が出来るし《濃霧》にもなります。何よりドローを複数枚できるのが利点ですね。
ここら辺が一番実用性とシナジーの強みが一致しているように思います。
[-7]は土地分のゲイン兼ドロー。
決して悪くはない文面ですが、この貧弱なPWが最速でも4ターンもかかる時間を生き残れるはずも無く、そんな状況なら他の札を使っていれば勝っている。
能力は悪くはないものの、現実的な運用性が欠片も無い・・・。
と言った所です。
1t目にマナ生物を出せないStd環境ではどう頑張っても2t目には出せないのでG最大の利点が失われています。
が、最速で出しても何の意味も無い能力なので盤面をしっかり固めて3t目以降に出した方が[-2]の関係で良いでしょうね。と言うか可能な限り盤面を広げた方が良いので場合によってはもっと後に出す事もある筈。
と言う事で方向性は速度を求めない面展開のデッキ程度しかないように思えますね・・・。
3マナのPWで且つ出したターンに即忠誠度「4」。またTokensを用意できる。ここまではどう考えても強いので、後はそれを本当の意味で「強い」に換える組み合わせが有れば劇的な改善が見えてくるのですが・・・。
(まぁそもそも、現状でも史上初めての挙動になるのでどれだけ正確な評価を下せているのかは怪しい所ですが・・・。)
しかしそもそも3マナ域でニッサなら《巨森の予見者、ニッサ》を使いますよね。
Cipで土地が伸ばせますし、土地が有る後半なら即変身も出来ます。こちらはどうあっても[-7]に辿り着くには時間がかかりますし。しかも環境の3マナ域である《カマキリ乗り》や《先頭に立つもの、アナフェンザ》《軍属童の突発》等と比べると弱すぎて泣きたくなる挙動ですよ。
Eternalでは2t目に出せるのですが、矢張り出す意味はない。
何のための3マナなのか。しかもこのお陰で《突然の衰微》の範囲内に収まってしまいます。[-2]で除去を持つ《ヴェールのリリアナ》とはまるで事情が違います。
正直3マナの意味が余りにも薄い・・・。
そもそも3マナ以下で置き物でTokenを随時出したいのなら同色なら《目覚めの領域》で良いし、色を変えるなら《苦花》やでいい。
一応のシナジーは組めます。
《ゼンディカーの報復者》はCipで土地分の0/1植物Tokensを出せます。そして上陸で「植物」生物を強化できます。
なのでニッサを[+1]で護りながらTokensを稼ぎ、時間を稼ぎ土地を伸ばし報復者でフィニッシュと言う方向性ですね。
だからどうしたレベルですがww
正直同じマナ域でも《巨森の予見者、ニッサ》から何故こうなったのか?
あれだけ弱いと言われていた《ニッサ・レヴェイン》の方がまだシナジー性で可能性を感じます。
余りに弱い・・・。
後はイラストが綺麗なのでコレクターの肥やしになる程度ですか。願わくばこいつが凶悪なシナジーを発揮しどこかで使われる事を祈ります。
皆さん、こんばんは。しもべです。
現在1章をクリアしたところです。
あんまりやる気も無かったのですが、何だかんだ楽しいのでやってしまう。
これが空の魔力だべ。
・時々棒になる声優もいますが、概ね問題無し。
-学園のモブ「レイナ」ってToD2のリアラの声?
-島田さんがモブ役でちょいちょい出てるので、その度に笑えてしまうww
・オリビエ登場シーンは一部カットされています。
何故??
・レン登場。
仲の良さそうな家族の姿を見るにアウアウア~orz
零Evoから声が付いたお陰で本家空SCにも逆輸入されていますね。なのであの時味わえなかった不思議で新鮮な感覚です。
こういうのもまたEvoの美点ですかね。
しかしエステルのキャラデザを見た時にも思いましたが、レンの時にも再燃。
やっぱ顔のパーツの位置取りがおかしい気がしますよ・・・。
まぁこれもそのうち慣れる。
・相変わらずセピス不足に陥りがちなゲームですが、序盤は釣りが非常に役に立ちます。
結構簡単にイールとかが時セピス50~100を落してくれるので資金調達に役立ちます。
・相変わらず戦闘の獲得セピス限界量が低い。僅か70で一杯になるためすぐにカウントフローします。
シャイニングポム狩りが非効率・・・。
シャイニングポムをダークマターで収束後にファイナルブレイクで4体+1体は烈破無双撃のセピスボーナスで倒したのに・・・。因みにそれでLv52まで上がりました。やり過ぎた。
・また今回はボーナスで「幸運」のクオーツを最序盤から手に入れる事が出来ます。
なので戦闘で雑魚がアイテムを非常に落しやすく、釣り餌を得るのも簡単。
クオーツや装備品の調達にも非常に役立つので、親切設計です。
・何故かカジノの景品である賭博師ジャック2巻の交換メダル枚数が100→2000になっています。
実質10000ミラ。
この価格で買えと言うのか・・・。
それとも他に誰かくれるんですかね?
憶測の範疇ですが、恐らく原作のメダル100枚=2000ミラ相当で入力する時に、開発スタッフが間違えてそのまま2000をメダル枚数として打ち込んでしまったのでしょうね・・・。
・今回はクラフトの威力倍率が異様に高い気もします。
結構閃を思わせるほどの高火力ですね。まぁ閃IIほどではないのですがクラフトがかなり強力。
またバランス崩壊しないか怖いところ・・・。
・ロード画面の一枚絵でもランダムで場面表示なのでネタバレの危険性あり。
これって普通クリアするまでは章毎に決まったものが表示されるはずですが・・・。
・ピンチでも「まだいける!」とか「何とかしなくては!!」みたいなセリフが入らない。
空って入らない仕様でしたっけ・・・?
・ケビン
:相変わらずグラールスフィアが便利。軽い口調の詠唱が一周まわって新鮮ですww
また、通常クラフトのクロスギアレイジがかなり強力です。CP20消費通常ディレイで高火力倍率・遅延・SPD↓が付いてきます。単体攻撃である事は欠点ですが、極めて優秀。
サクリファイスアローも味方にCP補充が出来るので、今回の様にクラフトが強力だと何かと便利です。CP回復手段も割とあるので役立てやすい。
・エステル
:真・烈破無双撃になるとHP吸収(5%)が付きます。
新・旋風輪が威力倍率・範囲・低ディレイ・低消費と極めて使いやすいのでSTR・SPDを高めにして奇襲から開幕クリティカルで雑魚戦は8割型一掃できます。
・アガット
:ダイナストゲイルIIになるとDEF↓↓になります。
しかしSブレインクでは中遠範囲を攻撃できるファイナルブレイクの方が便利なので悩み物ですね。
フレイムスマッシュIIになると火傷60%となり総合威力が激増します。が大抵の強敵には火傷が通じないので見かけ倒しです・・・。
因みに一人だけチェインクラフト2を覚えるのが遅い。
・オリビエ
:クイックドロウIIになるとADF↓↓になります。
またディレイも全体的には止め。火力不足も自身のクィックドロウからアーツに繋げる事が出来るので使い勝手がさらに上がっています。ゴールドハイロウ連発はEP消費的に辛いのでww
・クローゼ
:特に変更なし。
リヒトクライスは弱いまま。相変わらず効いてる内はケンプファー命。合流が遅かったため一人だけLvが低いままです。
但しヨシュアがいない分フィールドアタック要因が困るので、出が非常に速いクローゼは相応の価値が有ります。
でも皆口ボイスが聞けるだけで使う価値あり。
今のところHardですがかなり簡単ですね。
まぁ相手の火力だけは高いので油断してたら死にますがね。
P.S.
本日、日本Falcomより「イースVIII」と「閃の軌跡III」の続報と正式な発表がされました。イースはセルセタと同じ会社とは思えんほどグラが変化しています。
閃IIIはまだ名前だけで発売予定さえ上がっていませんが、イースが2016年夏を予定しているのを考えると、2016年秋という事はムリでしょうし、早くとも冬。下手したら2017年秋とかになりそうですねw
しかしIIが発売2014年秋である事を考えると曲がりなりにも続き物で3年も期間をあけるなんてセールス的にあり得るんですかね?1ageもかかったら購入者もI/IIの話忘れてしまうがね・・・。
それとも全く関係なく空みたいに主人公交代なんでしょうかね?
現在1章をクリアしたところです。
あんまりやる気も無かったのですが、何だかんだ楽しいのでやってしまう。
これが空の魔力だべ。
・時々棒になる声優もいますが、概ね問題無し。
-学園のモブ「レイナ」ってToD2のリアラの声?
-島田さんがモブ役でちょいちょい出てるので、その度に笑えてしまうww
・オリビエ登場シーンは一部カットされています。
何故??
・レン登場。
仲の良さそうな家族の姿を見るにアウアウア~orz
零Evoから声が付いたお陰で本家空SCにも逆輸入されていますね。なのであの時味わえなかった不思議で新鮮な感覚です。
こういうのもまたEvoの美点ですかね。
しかしエステルのキャラデザを見た時にも思いましたが、レンの時にも再燃。
やっぱ顔のパーツの位置取りがおかしい気がしますよ・・・。
まぁこれもそのうち慣れる。
・相変わらずセピス不足に陥りがちなゲームですが、序盤は釣りが非常に役に立ちます。
結構簡単にイールとかが時セピス50~100を落してくれるので資金調達に役立ちます。
・相変わらず戦闘の獲得セピス限界量が低い。僅か70で一杯になるためすぐにカウントフローします。
シャイニングポム狩りが非効率・・・。
シャイニングポムをダークマターで収束後にファイナルブレイクで4体+1体は烈破無双撃のセピスボーナスで倒したのに・・・。因みにそれでLv52まで上がりました。やり過ぎた。
・また今回はボーナスで「幸運」のクオーツを最序盤から手に入れる事が出来ます。
なので戦闘で雑魚がアイテムを非常に落しやすく、釣り餌を得るのも簡単。
クオーツや装備品の調達にも非常に役立つので、親切設計です。
・何故かカジノの景品である賭博師ジャック2巻の交換メダル枚数が100→2000になっています。
実質10000ミラ。
この価格で買えと言うのか・・・。
それとも他に誰かくれるんですかね?
憶測の範疇ですが、恐らく原作のメダル100枚=2000ミラ相当で入力する時に、開発スタッフが間違えてそのまま2000をメダル枚数として打ち込んでしまったのでしょうね・・・。
・今回はクラフトの威力倍率が異様に高い気もします。
結構閃を思わせるほどの高火力ですね。まぁ閃IIほどではないのですがクラフトがかなり強力。
またバランス崩壊しないか怖いところ・・・。
・ロード画面の一枚絵でもランダムで場面表示なのでネタバレの危険性あり。
これって普通クリアするまでは章毎に決まったものが表示されるはずですが・・・。
・ピンチでも「まだいける!」とか「何とかしなくては!!」みたいなセリフが入らない。
空って入らない仕様でしたっけ・・・?
・ケビン
:相変わらずグラールスフィアが便利。軽い口調の詠唱が一周まわって新鮮ですww
また、通常クラフトのクロスギアレイジがかなり強力です。CP20消費通常ディレイで高火力倍率・遅延・SPD↓が付いてきます。単体攻撃である事は欠点ですが、極めて優秀。
サクリファイスアローも味方にCP補充が出来るので、今回の様にクラフトが強力だと何かと便利です。CP回復手段も割とあるので役立てやすい。
・エステル
:真・烈破無双撃になるとHP吸収(5%)が付きます。
新・旋風輪が威力倍率・範囲・低ディレイ・低消費と極めて使いやすいのでSTR・SPDを高めにして奇襲から開幕クリティカルで雑魚戦は8割型一掃できます。
・アガット
:ダイナストゲイルIIになるとDEF↓↓になります。
しかしSブレインクでは中遠範囲を攻撃できるファイナルブレイクの方が便利なので悩み物ですね。
フレイムスマッシュIIになると火傷60%となり総合威力が激増します。が大抵の強敵には火傷が通じないので見かけ倒しです・・・。
因みに一人だけチェインクラフト2を覚えるのが遅い。
・オリビエ
:クイックドロウIIになるとADF↓↓になります。
またディレイも全体的には止め。火力不足も自身のクィックドロウからアーツに繋げる事が出来るので使い勝手がさらに上がっています。ゴールドハイロウ連発はEP消費的に辛いのでww
・クローゼ
:特に変更なし。
リヒトクライスは弱いまま。相変わらず効いてる内はケンプファー命。合流が遅かったため一人だけLvが低いままです。
但しヨシュアがいない分フィールドアタック要因が困るので、出が非常に速いクローゼは相応の価値が有ります。
でも皆口ボイスが聞けるだけで使う価値あり。
今のところHardですがかなり簡単ですね。
まぁ相手の火力だけは高いので油断してたら死にますがね。
P.S.
本日、日本Falcomより「イースVIII」と「閃の軌跡III」の続報と正式な発表がされました。イースはセルセタと同じ会社とは思えんほどグラが変化しています。
閃IIIはまだ名前だけで発売予定さえ上がっていませんが、イースが2016年夏を予定しているのを考えると、2016年秋という事はムリでしょうし、早くとも冬。下手したら2017年秋とかになりそうですねw
しかしIIが発売2014年秋である事を考えると曲がりなりにも続き物で3年も期間をあけるなんてセールス的にあり得るんですかね?1ageもかかったら購入者もI/IIの話忘れてしまうがね・・・。
それとも全く関係なく空みたいに主人公交代なんでしょうかね?
レガシー)今週のSCGの結果 よりも不毛とか墳墓とかの方が気になるよね
2015年12月15日 紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
MWCはおしかったですね日本勢。
あれだけ引きが噛み合わないとどうしようもない。でも大会初の3日目(2日目進出も初)進出なのですから成果は十分だったと思います。しかしStdの様にリソースの少ない環境だとチーム構築戦は出てくる3つは殆ど同じ類のデッキになって余り多用性が無いようにも感じますね・・・。
OWGのエキスペディションが発表されましたね。
《不毛の大地》《古えの墳墓》《禁忌の果樹園》とEternal勢にとっては涎ダラダラ物。特に不毛と墳墓はFoilの獲得が難しいのではっきり言ってBFZよりも嬉しいのでは?
《古えの墳墓》は「FtV Realms」で妥協しないと、テストFoil版しかありませんからねw
またVintageが主な需要になりますが果樹園はオースで使われるのでこちらもかなり人気になるはず。
これはまた戦が始まる予感がするぜ・・・。
さて、いつも通りのSCGを見ていきます。
が今回はInvitationalが行われました、いつもだとStd+Legacyなのですが今回は+Modernになっています。こうやって見るとModernも本当に大きなフォーマットになったと思えますね。
なのでPIQ Legacyを見ていきます。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=12/13/2015&end_date=12/13/2015&event_ID=36&city=las+vegas&limit=100
今回の優勝はWes Kalbus氏のGrixis Delverです。
以下Top16(上から順に一位~)
Grixis Delver
ANT
BUG 続唱
SneakShow
OmniTell
Dark Maverick
Grixis Delver
ANT
-----------------
SneakShow
Miracles
BUG Delver
UW Blade
BUG Delver
BUG 続唱
Lands
Merfolk
です。
前回に引き続きDelver系の優勝です。
今回はGrixisですが、まぁ《もみ消し》採用のManadenial系統なので類似として括れるでしょう。そうしてみると今回はTop16に4名のDelverが居る訳ですが、その内3名が《もみ消し》型。Delverの中ではKPのあるBUGも軽量のManadenialが1名います。最近はPatriotはさっぱり見ませんし、現環境では本格的にDelverは《もみ消し》ありきになっているように思えますね。
Delver・SnT・続唱・ANTと非常に判りやすいLegacyを代表するデッキ群がバランスよくいるのが特徴です。
少し盛り返しつつあるDelverに、全開で数を回復させた続唱、安定しているANTです。珍しくSnT勢が3名いますが、まぁ本来のKPを考えればね。
唯一気に掛かるのはMiraclesが1名のみでそれも特殊系と言う事。Open以降やや数を減らしているように思えますが・・・。続唱が大量だった前回よりもさらに少ない。たまたまですかね?
そしてLands等対Miraclesに強いデッキが思ったほど出てこないですね。Delverが今回の様に少しずつ増えていくのなら今後それらの増加も見込めるかもしれないですが・・・。
さて、ここから先は気になったデッキを個別見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=96371
5位、Taylor Crosby氏ののOmniTellです。
《時を超えた探索/DTT》の禁止以降大きく清涼を減らしてしまい今や風前の灯のOmniTell。結局ドローをどうするのかと言う事で、《ウギンの洞察力》を試しましたがやはりフィットせず(そもそも置き物が出ている前提が辛い)、嘗ての《無限への突入》に戻す形が基本となっていました。
が、やはりそのドロー部分には未だ試行錯誤を続けているようです。
Taylor氏のチャレンジはこの部分に《祖先の記憶》を4枚入れる事でした。
《祖先の記憶》は5マナSocでTop7枚を見て2枚をハンドに、残りを墓地に置く効果で2倍《衝動》の様な物ですかね。
うん、DTTと比べるとくそ弱いねww
しかしそれでも効果としては似たような物です。少なくとも《ウギンの洞察力》よりは合いそうな気もします。
が、色々と悩ましい部分も。
先ずトリプルシンボル故に2マナランドが極めて使いづらくなります。なので減量していますね。当然デッキ速度もやや落ちます。また、折角墓地にカードが6枚も溜まるのにほとんど意味が無いのも辛い所・・・。
しかし現環境はMiraclesやBUG 続唱が幅を利かせている通りやや遅めの環境にもなっています。なので5マナと言う重さにも目をつむってのチャレンジなのかもしれません。
しかしやっぱり重いですよね・・・。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=96374
10位、Simon Sung氏のMiraclesです。
《僧院の導師》の強さが認められてからは最初はサイドに採用されていましたが、今やメインから採用するMidrange型が主流です。まぁ好きさえあれば決める事が出来るのでゲームのフィニッシュ力が上がり決着速度を明らかに上げる事が出来ますからね。
しかしそれによりメインの生物除去がほぼ役に立たない→サイドから入れるのアグレッシブサイドプランが効かなくなってしまったのも事実。
そんなプランを思い出させるかのごとくSimon氏はメイン生物0枚です。がそれに加えて勝ち手段に「Helm Rip」コンボをとっています。
今ではかなり珍しい形ですが、BUG 続唱や各種Delverなど墓地を使うデッキはそれなりに多い。当然Landsも。しかし自身もScMを使うので、DTTが消えても結局墓地対策が薄いままで、其れゆえ墓地に依存したデッキが増えている状況です。
なのでメインから墓地対策の《安らかなる眠り》が入る形と言うのは結構効果的なはず。
メインには《拘留の宝球》が2枚。
はて?以前エントリーで《議会の採決》とスイッチも面白いかも?と言うエントリーを挙げましたが、これは両方採用していますね。
単純にメインから万能除去を増やしたいという事ですかね。スィーパー兼用ならまぁそこそこの活躍をするはずですが、しかし安定性なら《至高の評決》も有るはず。万能性がやはり推しですかね?
まぁ地味にサイドの《造物の学者、ヴェンセール》と合わせて対SNT耐性を高めてもいますが、意識するほどいるとも思えない・・・。
土地21に《思案》1枚でかなり土地枠に不安が有るので、やや周りが気に掛かりますね。
《至高の評決》にしないのもそこら辺が関係あるのやも。
サイドプランは前述の通り、アグレッシブサイドです。
しかし《僧院の導師》や《聖トラフトの霊》ではなくHatebear中心。まぁ対Comboを考えるのなら、裏を付ける事にも価値が有るはず。対ミラーは《嵐の神、ケラノス》ではなく《遍歴の騎士、エルズペス》を採ってますね。まぁ盤面の生物をどうにかできるのなら《紅蓮破》に掛らない方が有難いですからね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=96367
12位、Alexander Lapping氏のUW Bladeです。
最近すっかりご無沙汰のBladeデッキ。
やっと出てきたのかと思ったら随分ヘンテコな形をしていますね。
最も目を引くのが《別館の大長》3枚です。初手に有った場合相手に《魔力の乱れ》を押し付ける事が出来る訳ですが、初手に無いと完全に死亡する札。このデッキではまず素出しも不可能でしょう。《もみ消し》や《目くらまし》も無いので、どう考えてもManadenialではない。そもそもBladeはその手のデッキでは在りませんしね。
なので単純に《虚空の杯》の水増しで、最初動で相手の行動を妨害するための札と言う事の様な気がします・・・。
そしてそうやって相手をもたつかせている間に盤面を《弱者の剣》+《飛行機械の鋳造所》のソプターコンボで掌握するタイプの様です。同じく面展開ですが《僧院の導師》や《未練ある魂》よりももっと防御的な形ですね。
なのでMidrangeよりも低速Controlに近い。
《対抗呪文》4枚《至高の評決》4枚も有りますし、少し前にそこそこいた《相殺》+奇蹟要素抜きUW Controlの様な感じかもしれませんね。
やや遅ぎる為か《金属モックス》も入ってますね。大長は初動公開した後にこれで刻印できれば最高の挙動になりますね。
またメインから《拘留の宝球》、サイドのHelm Ripコンボ等上のMiraclesにも似通った所が有りますね。
《Tundra》が2枚だったり、《精神を刻む者、ジェイス》はControlなのに1枚だったり、《祖先の幻視》4枚が入っていたりとかなり独創的で様々な要素や因子の入り混じった構築となっています。
中々刺激的なリストですね。
こんなところですか。
今週は割とLegacyらしいシンプルな顔ぶれだった割にヘンテコなリストが有りましたね。
しかしどんなリストだろうが、殆んどはRogue扱い。ここら辺で大体メタも固まってきているように思いますね。
後はOWGが出るまでほとんど変わり映えのしない微々たる変化のように思います。
まぁこの所Legacyが、Legacyの癖に忙しすぎただけですがねww
さて、今回はここまでです。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。
P.S.
サッカーCWCで昨日広島がアフリカ大陸のクラブと試合をしてましたが普通にうまくてビビったww
正直日本代表の試合よりも何倍も面白かったです。
やっぱり代表は即席チームだから連携やチーム戦術の面ではどうしても見劣りしますね。仕方ないけど。
MWCはおしかったですね日本勢。
あれだけ引きが噛み合わないとどうしようもない。でも大会初の3日目(2日目進出も初)進出なのですから成果は十分だったと思います。しかしStdの様にリソースの少ない環境だとチーム構築戦は出てくる3つは殆ど同じ類のデッキになって余り多用性が無いようにも感じますね・・・。
OWGのエキスペディションが発表されましたね。
《不毛の大地》《古えの墳墓》《禁忌の果樹園》とEternal勢にとっては涎ダラダラ物。特に不毛と墳墓はFoilの獲得が難しいのではっきり言ってBFZよりも嬉しいのでは?
《古えの墳墓》は「FtV Realms」で妥協しないと、テストFoil版しかありませんからねw
またVintageが主な需要になりますが果樹園はオースで使われるのでこちらもかなり人気になるはず。
これはまた戦が始まる予感がするぜ・・・。
さて、いつも通りのSCGを見ていきます。
が今回はInvitationalが行われました、いつもだとStd+Legacyなのですが今回は+Modernになっています。こうやって見るとModernも本当に大きなフォーマットになったと思えますね。
なのでPIQ Legacyを見ていきます。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=12/13/2015&end_date=12/13/2015&event_ID=36&city=las+vegas&limit=100
今回の優勝はWes Kalbus氏のGrixis Delverです。
以下Top16(上から順に一位~)
Grixis Delver
ANT
BUG 続唱
SneakShow
OmniTell
Dark Maverick
Grixis Delver
ANT
-----------------
SneakShow
Miracles
BUG Delver
UW Blade
BUG Delver
BUG 続唱
Lands
Merfolk
です。
前回に引き続きDelver系の優勝です。
今回はGrixisですが、まぁ《もみ消し》採用のManadenial系統なので類似として括れるでしょう。そうしてみると今回はTop16に4名のDelverが居る訳ですが、その内3名が《もみ消し》型。Delverの中ではKPのあるBUGも軽量のManadenialが1名います。最近はPatriotはさっぱり見ませんし、現環境では本格的にDelverは《もみ消し》ありきになっているように思えますね。
Delver・SnT・続唱・ANTと非常に判りやすいLegacyを代表するデッキ群がバランスよくいるのが特徴です。
少し盛り返しつつあるDelverに、全開で数を回復させた続唱、安定しているANTです。珍しくSnT勢が3名いますが、まぁ本来のKPを考えればね。
唯一気に掛かるのはMiraclesが1名のみでそれも特殊系と言う事。Open以降やや数を減らしているように思えますが・・・。続唱が大量だった前回よりもさらに少ない。たまたまですかね?
そしてLands等対Miraclesに強いデッキが思ったほど出てこないですね。Delverが今回の様に少しずつ増えていくのなら今後それらの増加も見込めるかもしれないですが・・・。
さて、ここから先は気になったデッキを個別見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=96371
5位、Taylor Crosby氏ののOmniTellです。
《時を超えた探索/DTT》の禁止以降大きく清涼を減らしてしまい今や風前の灯のOmniTell。結局ドローをどうするのかと言う事で、《ウギンの洞察力》を試しましたがやはりフィットせず(そもそも置き物が出ている前提が辛い)、嘗ての《無限への突入》に戻す形が基本となっていました。
が、やはりそのドロー部分には未だ試行錯誤を続けているようです。
Taylor氏のチャレンジはこの部分に《祖先の記憶》を4枚入れる事でした。
《祖先の記憶》は5マナSocでTop7枚を見て2枚をハンドに、残りを墓地に置く効果で2倍《衝動》の様な物ですかね。
うん、DTTと比べるとくそ弱いねww
しかしそれでも効果としては似たような物です。少なくとも《ウギンの洞察力》よりは合いそうな気もします。
が、色々と悩ましい部分も。
先ずトリプルシンボル故に2マナランドが極めて使いづらくなります。なので減量していますね。当然デッキ速度もやや落ちます。また、折角墓地にカードが6枚も溜まるのにほとんど意味が無いのも辛い所・・・。
しかし現環境はMiraclesやBUG 続唱が幅を利かせている通りやや遅めの環境にもなっています。なので5マナと言う重さにも目をつむってのチャレンジなのかもしれません。
しかしやっぱり重いですよね・・・。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=96374
10位、Simon Sung氏のMiraclesです。
《僧院の導師》の強さが認められてからは最初はサイドに採用されていましたが、今やメインから採用するMidrange型が主流です。まぁ好きさえあれば決める事が出来るのでゲームのフィニッシュ力が上がり決着速度を明らかに上げる事が出来ますからね。
しかしそれによりメインの生物除去がほぼ役に立たない→サイドから入れるのアグレッシブサイドプランが効かなくなってしまったのも事実。
そんなプランを思い出させるかのごとくSimon氏はメイン生物0枚です。がそれに加えて勝ち手段に「Helm Rip」コンボをとっています。
今ではかなり珍しい形ですが、BUG 続唱や各種Delverなど墓地を使うデッキはそれなりに多い。当然Landsも。しかし自身もScMを使うので、DTTが消えても結局墓地対策が薄いままで、其れゆえ墓地に依存したデッキが増えている状況です。
なのでメインから墓地対策の《安らかなる眠り》が入る形と言うのは結構効果的なはず。
メインには《拘留の宝球》が2枚。
はて?以前エントリーで《議会の採決》とスイッチも面白いかも?と言うエントリーを挙げましたが、これは両方採用していますね。
単純にメインから万能除去を増やしたいという事ですかね。スィーパー兼用ならまぁそこそこの活躍をするはずですが、しかし安定性なら《至高の評決》も有るはず。万能性がやはり推しですかね?
まぁ地味にサイドの《造物の学者、ヴェンセール》と合わせて対SNT耐性を高めてもいますが、意識するほどいるとも思えない・・・。
土地21に《思案》1枚でかなり土地枠に不安が有るので、やや周りが気に掛かりますね。
《至高の評決》にしないのもそこら辺が関係あるのやも。
サイドプランは前述の通り、アグレッシブサイドです。
しかし《僧院の導師》や《聖トラフトの霊》ではなくHatebear中心。まぁ対Comboを考えるのなら、裏を付ける事にも価値が有るはず。対ミラーは《嵐の神、ケラノス》ではなく《遍歴の騎士、エルズペス》を採ってますね。まぁ盤面の生物をどうにかできるのなら《紅蓮破》に掛らない方が有難いですからね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=96367
12位、Alexander Lapping氏のUW Bladeです。
最近すっかりご無沙汰のBladeデッキ。
やっと出てきたのかと思ったら随分ヘンテコな形をしていますね。
最も目を引くのが《別館の大長》3枚です。初手に有った場合相手に《魔力の乱れ》を押し付ける事が出来る訳ですが、初手に無いと完全に死亡する札。このデッキではまず素出しも不可能でしょう。《もみ消し》や《目くらまし》も無いので、どう考えてもManadenialではない。そもそもBladeはその手のデッキでは在りませんしね。
なので単純に《虚空の杯》の水増しで、最初動で相手の行動を妨害するための札と言う事の様な気がします・・・。
そしてそうやって相手をもたつかせている間に盤面を《弱者の剣》+《飛行機械の鋳造所》のソプターコンボで掌握するタイプの様です。同じく面展開ですが《僧院の導師》や《未練ある魂》よりももっと防御的な形ですね。
なのでMidrangeよりも低速Controlに近い。
《対抗呪文》4枚《至高の評決》4枚も有りますし、少し前にそこそこいた《相殺》+奇蹟要素抜きUW Controlの様な感じかもしれませんね。
やや遅ぎる為か《金属モックス》も入ってますね。大長は初動公開した後にこれで刻印できれば最高の挙動になりますね。
またメインから《拘留の宝球》、サイドのHelm Ripコンボ等上のMiraclesにも似通った所が有りますね。
《Tundra》が2枚だったり、《精神を刻む者、ジェイス》はControlなのに1枚だったり、《祖先の幻視》4枚が入っていたりとかなり独創的で様々な要素や因子の入り混じった構築となっています。
中々刺激的なリストですね。
こんなところですか。
今週は割とLegacyらしいシンプルな顔ぶれだった割にヘンテコなリストが有りましたね。
しかしどんなリストだろうが、殆んどはRogue扱い。ここら辺で大体メタも固まってきているように思いますね。
後はOWGが出るまでほとんど変わり映えのしない微々たる変化のように思います。
まぁこの所Legacyが、Legacyの癖に忙しすぎただけですがねww
さて、今回はここまでです。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。
P.S.
サッカーCWCで昨日広島がアフリカ大陸のクラブと試合をしてましたが普通にうまくてビビったww
正直日本代表の試合よりも何倍も面白かったです。
やっぱり代表は即席チームだから連携やチーム戦術の面ではどうしても見劣りしますね。仕方ないけど。
皆さん、こんばんは。しもべです。
12/10付で発売された空の軌跡SC evo。
早速買ってプレイしています。と言っても忙しいためプレイ時間をあまり稼げ無さそう。元々膨大な時間の掛るソフトなのでかなりクリアに期間がかかりそうです。
と言う事で早速プレイの感想。
と言ってもまだ序章クリアしただけですので、体験版でやった内容ですがねw
で、まずOPが描き下ろしで始まったわけですが・・・。
これがもうびっくりするほど酷い内容でしたww
「銀の意思 金の翼 」のEvo版なわけですがまず長い。しかし楽曲自体は特別には問題はないです。
しかし、アニメーションの中身が酷過ぎる。
・単純にへたくそと言いたくなる似てないキャラクター
・動きが少なくアニメしてない
・止め絵が多いだけでなく長くテンポが悪い
・ネタバレがこれでもかと言う程オンパレード
・省かれるジンさんとアガット・ケビン(ついでにスポット参戦組も)
ケビンは新仲間キャラなんですよ!?
・ついでにライバルキャラの執行者ではヴァルターも省かれる(これも不遇のジンの為せる業ww)
・全体的なOPのストーリーも欠片も面白味が無い
とこんな内容がフルの楽曲(ボーナストラックverなのか兎に角長い)分延々と続きます。
続きます。
正直苦痛でした。
碧の軌跡evoのOPも相当に酷い物で、特にネタバレが酷過ぎたわけですがあれがマシに思える程。どうしてこうなった?
FCの時は賛否はあっても、個人的には結構いい出来だと思っていたのですが・・・。
何故ここまでセンスが無いのか・・・。
正直、好悪は横に置くとしても新規参入者には1秒たりとも見て欲しくない(他の部分は兎も角ネタバレの意味で)。既プレイ者でも怖いもの知らず以外には見ない事を勧めるレベルです。
あくまで個人的な感想でしかないので参考程度に受け止めて欲しいのですが、正に「劣悪」評価を下す以外には有りませんでした。無い方がマシ。
やっぱりEvoシリーズはどこかでやらかさなければ気が済まないようです・・・。
・ただゲーム内のイベントCGは序章から既に追加されていますので量も多めですかね? このイラストはタッチが安定していると思います。
画像1なんかプチキャラでは見えづらい部分まで、雰囲気と合せてうまく表現できています。
・因みにFCの頃で評判が良かったのか今回は最初から原作音源のDLCが有るのでこだわりの有る方には嬉しい仕様ですね。私は楽しむために勝っても一週目は使いませんが。
また、オプション内の新要素として戦闘画面内の各キャラのカーソルを記憶した常態か初期化するかを選択できます。アーツキャラや物理キャラなどは行動が固定化しやすいため、割と嬉しい仕様です。
・戦闘
-----------------------------------------------------------
:Hardはイベント戦や宝箱戦など相手複数体から始まると即1人殺されますww
毎戦闘誰かを回復させたりするので、消耗も激しいですが緊張感は有るのでこちらの方が楽しい。
・アーツは3rdレベルの物まで扱えるようになります。
しかし相変わらず、最強攻撃アーツは超範囲・超消費・超駆動・超火力とどれをとっても変わり映えしない。今回はアーツに追加効果が付くものが多く、全体としては変化しているのかもしれませんがやはり差別化は出来ていません。
毎度思いますが、もう少しどうにかならないんですかね・・・。
・また、相変わらず回復魔法などをHPが減っている対象に合わせないなど細かい部分の調整が悪いままです。
FCからの改善要望とか出てないんですかね?
・C0のボーナスはチェインクラフトでは全員に波及します。
なので基本的には今一つ使い難かったCCもかなり使い勝手が増していますね。CPの回復もEvoでは容易に多少は成っているので結構使っていけるかと思います。
・エステル
:今回は最序盤に「天眼」、他のEvoデータボーナスのお陰で「幸運」が入るので序章から上位3属性のアーツを多少揃える事が出来ます。
なのでアーツが使いやすい。更に1章最初に報酬で耀脈も有るので構築にし甲斐が有りますね。
またLv.42で「真・旋風輪」を覚えるのですが範囲がエアロ・ストーム級になります。その上通常攻撃よりもディレイが少なくCP消費も20と極めて少ない。威力も通常攻撃の1.3~1.5程度になるのでかなり破格のクラフトです。今回も状態異常形のクオーツを付けると強そうです。
・アガット
:加入初期では変化は少ないですが、既に「バッファローレイジII」へと進化しています。後は「ドラゴンダイブ」を覚えるだけですが流石にそれはまだ先の話。
と言う事でCP確保には困らないわけですが、Evo版では追加効果にSTR↑の効果が付いてきます。なので更に強くなった。Sクラフトし放題!
単体でもクラフトが使いやすい。
戦闘でも頼りになります。因みに初期クオーツでは「火傷の刃」持ち。
・シェラザード
:加入時期は特に何も変化なし。
所持クオーツの「破却の刃」程度しか見るべき物が無い。
サポーターとしてこその真価を発揮するので、正直エステルと2人組では弱い。残り二人の参入までは苦労するかもしれませんね、こちらを選ぶと。
12/10付で発売された空の軌跡SC evo。
早速買ってプレイしています。と言っても忙しいためプレイ時間をあまり稼げ無さそう。元々膨大な時間の掛るソフトなのでかなりクリアに期間がかかりそうです。
と言う事で早速プレイの感想。
と言ってもまだ序章クリアしただけですので、体験版でやった内容ですがねw
で、まずOPが描き下ろしで始まったわけですが・・・。
これがもうびっくりするほど酷い内容でしたww
「銀の意思 金の翼 」のEvo版なわけですがまず長い。しかし楽曲自体は特別には問題はないです。
しかし、アニメーションの中身が酷過ぎる。
・単純にへたくそと言いたくなる似てないキャラクター
・動きが少なくアニメしてない
・止め絵が多いだけでなく長くテンポが悪い
・ネタバレがこれでもかと言う程オンパレード
・省かれるジンさんとアガット・ケビン(ついでにスポット参戦組も)
ケビンは新仲間キャラなんですよ!?
・ついでにライバルキャラの執行者ではヴァルターも省かれる(これも不遇のジンの為せる業ww)
・全体的なOPのストーリーも欠片も面白味が無い
とこんな内容がフルの楽曲(ボーナストラックverなのか兎に角長い)分延々と続きます。
続きます。
正直苦痛でした。
碧の軌跡evoのOPも相当に酷い物で、特にネタバレが酷過ぎたわけですがあれがマシに思える程。どうしてこうなった?
FCの時は賛否はあっても、個人的には結構いい出来だと思っていたのですが・・・。
何故ここまでセンスが無いのか・・・。
正直、好悪は横に置くとしても新規参入者には1秒たりとも見て欲しくない(他の部分は兎も角ネタバレの意味で)。既プレイ者でも怖いもの知らず以外には見ない事を勧めるレベルです。
あくまで個人的な感想でしかないので参考程度に受け止めて欲しいのですが、正に「劣悪」評価を下す以外には有りませんでした。無い方がマシ。
やっぱりEvoシリーズはどこかでやらかさなければ気が済まないようです・・・。
・ただゲーム内のイベントCGは序章から既に追加されていますので量も多めですかね? このイラストはタッチが安定していると思います。
画像1なんかプチキャラでは見えづらい部分まで、雰囲気と合せてうまく表現できています。
・因みにFCの頃で評判が良かったのか今回は最初から原作音源のDLCが有るのでこだわりの有る方には嬉しい仕様ですね。私は楽しむために勝っても一週目は使いませんが。
また、オプション内の新要素として戦闘画面内の各キャラのカーソルを記憶した常態か初期化するかを選択できます。アーツキャラや物理キャラなどは行動が固定化しやすいため、割と嬉しい仕様です。
・戦闘
-----------------------------------------------------------
:Hardはイベント戦や宝箱戦など相手複数体から始まると即1人殺されますww
毎戦闘誰かを回復させたりするので、消耗も激しいですが緊張感は有るのでこちらの方が楽しい。
・アーツは3rdレベルの物まで扱えるようになります。
しかし相変わらず、最強攻撃アーツは超範囲・超消費・超駆動・超火力とどれをとっても変わり映えしない。今回はアーツに追加効果が付くものが多く、全体としては変化しているのかもしれませんがやはり差別化は出来ていません。
毎度思いますが、もう少しどうにかならないんですかね・・・。
・また、相変わらず回復魔法などをHPが減っている対象に合わせないなど細かい部分の調整が悪いままです。
FCからの改善要望とか出てないんですかね?
・C0のボーナスはチェインクラフトでは全員に波及します。
なので基本的には今一つ使い難かったCCもかなり使い勝手が増していますね。CPの回復もEvoでは容易に多少は成っているので結構使っていけるかと思います。
・エステル
:今回は最序盤に「天眼」、他のEvoデータボーナスのお陰で「幸運」が入るので序章から上位3属性のアーツを多少揃える事が出来ます。
なのでアーツが使いやすい。更に1章最初に報酬で耀脈も有るので構築にし甲斐が有りますね。
またLv.42で「真・旋風輪」を覚えるのですが範囲がエアロ・ストーム級になります。その上通常攻撃よりもディレイが少なくCP消費も20と極めて少ない。威力も通常攻撃の1.3~1.5程度になるのでかなり破格のクラフトです。今回も状態異常形のクオーツを付けると強そうです。
・アガット
:加入初期では変化は少ないですが、既に「バッファローレイジII」へと進化しています。後は「ドラゴンダイブ」を覚えるだけですが流石にそれはまだ先の話。
と言う事でCP確保には困らないわけですが、Evo版では追加効果にSTR↑の効果が付いてきます。なので更に強くなった。Sクラフトし放題!
単体でもクラフトが使いやすい。
戦闘でも頼りになります。因みに初期クオーツでは「火傷の刃」持ち。
・シェラザード
:加入時期は特に何も変化なし。
所持クオーツの「破却の刃」程度しか見るべき物が無い。
サポーターとしてこその真価を発揮するので、正直エステルと2人組では弱い。残り二人の参入までは苦労するかもしれませんね、こちらを選ぶと。
モダン)新しいドラゴンストームに感動した
2015年12月11日 考察
皆さん、こんばんは。しもべです。
新コジレックが公開されましたね。
正直コジレックはよく判らんのですが、「無色マナ」に価値を持たせるのは面白いように思います。
さてRogueスキーな私はメインをJunkに添えて心血を注ぎながらも、種々雑多なデッキを作ったりしているわけですが、そんなうちの一つが「ドラゴンストーム」だったりします。《ドラゴンの嵐》から多数のドラゴンを出して圧殺するという夢に溢れたデッキで、TSP期のStdで見てから好きなデッキになりました。
それをこそこそとEternal仕様に変えて遊んでいたりするのですが(全く強くないけどねww)、先日「晴れる屋」のサイトにて紹介されていたドラストのリストを見て衝撃を受けました。
Modern型のDragonstormですが、正直目から鱗でした。
まずボムである《ドラゴンの嵐》に追加として《歯と爪》が採用されています。Uを入れてない場合の、常々付きまとう手札にコンボパーツの生物が来てしまった場合の処理方法が、直接ハンドから出す方法を用意する事で解決されています。
色こそ異なりますが、「双呪」の場合は《ドラゴンの嵐》と同じ9マナなので重さも差して問題にならないでしょう。
結果的なコンボパーツの水増しと問題点の解決になっています。また色の問題も、どの道マナ加速をするのでそこで調整できれば問題ない。
また新たな試みとして採用されているドラゴンの種類も大きく異なります。
これまでは基本的にCip持ちである《ボガーダンのヘルカイト》かその亜種である《ヴァルカスの災い魔》で4体を同時に場に出してCipで焼き切るのが共通の勝ち筋でしたが、このデッキではそれらは一切採用されていません。
採用されているのは《龍王ドロモカ》《龍王アタルカ》《世界を溶かすもの、アタルカ》《ジャンドの暴君、カーサス》と、カーサス以外はほぼ見ない札ばかりです。カーサスはX<4のStormの場合を考えて1枚挿しされる場合があります。
しかしFRFアタルカとカーサスが揃っていれば其々に速攻と二段攻撃を付与できるので2体で26打点を用意できるわけです。
なんと龍の必要数を最小で半減できています。凄まじい・・・。
そしてこの2体と言うのがミソで《ドラゴンの嵐》ではなく《歯と爪》でも成立するわけですね。また相手のライフが減っている状況ならばドロモカの効果でInsスペルの妨害が入らないため、ドロモカとカーサスの2体で安定して13打点を叩き込んで勝利を狙えます。フェッチランドとショックランドが多用されるModernならではの威力ですね。
当然ドラストで数を増やせるのなら更に決定力は上と言えそうですが、ドラストの場合でもドロモカ・カーサス・他1体の3体で20点前後になるためにやはりStormの必要値を減らす事に成功しているわけですね。
注目すべき点は他にも。
《龍王アタルカ》だ。Cipの効果としてはボガヘルの劣化版でしかないのですが打撃力は遥かに上であり、要は盤面さえ除去出来れば後は殴り勝てるという事でしょうね。
この「Cipで焼く」のではなく「攻撃で勝利する」は大きな変換点でありテーマとも言えます。
それを体現するのが《龍王アタルカ》であり、《龍王ドロモカ》です。ドラゴンの攻撃力を活かす事で、結果的に場に出すドラゴンの数を減らす事が出来ているというのは小さくない利点でしょう。
元々のドラストでも、《刃の翼ロリックス》が出せるように構築してあったわけが、このデッキも同じように構築されており各ドラゴンを出せるように最低限の色マナを出す事が出来るように多色化しています。《魔力変》はデッキ圧縮だけでなく、この意味でも価値が有るわけですね。
カーサスだけは他と違い出せないが、どの道や役は単体では立ちづらいし、魔力変経由で最低限出せます。
またその多色化のお陰でサイドプランに《僧院の導師》を採用する事が出来ているとも言えますね。
個々も追加で入るフィニッシュが《巣穴からの総出》である事を思えば新たな変換点です。
正しくドラストの新境地を開いた構築と言える。
他のStormに比べフィニッシュ札の枚数4枚が圧倒的に多く、同時に必要になる4体のドラゴンがハンドに来てしまう可能性が高く、そうなるとComboも威力が落ちる。ハンドに来ると場に出す手段も薄い為に屑札化しやすい。
これらのドラストにおける致命的な欠点を改善していると言えますね。
そのデッキ構築方法の存在自体に価値が有りますね。
私は《ミジックスの熟達》型ドラストばっかり考えていたのですが、青天の霹靂とはこの事か。
新コジレックが公開されましたね。
正直コジレックはよく判らんのですが、「無色マナ」に価値を持たせるのは面白いように思います。
さてRogueスキーな私はメインをJunkに添えて心血を注ぎながらも、種々雑多なデッキを作ったりしているわけですが、そんなうちの一つが「ドラゴンストーム」だったりします。《ドラゴンの嵐》から多数のドラゴンを出して圧殺するという夢に溢れたデッキで、TSP期のStdで見てから好きなデッキになりました。
それをこそこそとEternal仕様に変えて遊んでいたりするのですが(全く強くないけどねww)、先日「晴れる屋」のサイトにて紹介されていたドラストのリストを見て衝撃を受けました。
■ モダン: ドラゴンストーム
Tomomizu Takuya「ドラゴンストーム」
休日モダン20時の部 (3-0)
----------------------------------------
-土地(19)-
2 《島》
1 《森》
1 《山》
2 《繁殖池》
2 《蒸気孔》
1 《神聖なる泉》
1 《踏み鳴らされる地》
4 《霧深い雨林》
4 《沸騰する小湖》
1 《シヴの浅瀬》
-クリーチャー(7)-
1 《水蓮のコブラ》
1 《ゴブリンの電術師》
1 《龍王ドロモカ》
2 《龍王アタルカ》
1 《世界を溶かすもの、アタルカ》
1 《ジャンドの暴君、カーサス》
-呪文(34)-
4 《血清の幻視》
2 《ギタクシア派の調査》
4 《魔力変》
4 《差し戻し》
4 《捨て身の儀式》
2 《歯と爪》
4 《ドラゴンの嵐》
2 《血染めの月》
4 《睡蓮の花》
4 《五元のプリズム》
-サイドボード(15)-
3 《僧院の導師》
2 《四肢切断》
2 《神々の憤怒》
2 《血染めの月》
1 《嵐の神、ケラノス》
1 《摩耗+損耗》
1 《焼却》
1 《紅蓮地獄》
1 《ハーキルの召還術》
1 《大祖始の遺産》
(http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/2202#modern)
Modern型のDragonstormですが、正直目から鱗でした。
まずボムである《ドラゴンの嵐》に追加として《歯と爪》が採用されています。Uを入れてない場合の、常々付きまとう手札にコンボパーツの生物が来てしまった場合の処理方法が、直接ハンドから出す方法を用意する事で解決されています。
色こそ異なりますが、「双呪」の場合は《ドラゴンの嵐》と同じ9マナなので重さも差して問題にならないでしょう。
結果的なコンボパーツの水増しと問題点の解決になっています。また色の問題も、どの道マナ加速をするのでそこで調整できれば問題ない。
また新たな試みとして採用されているドラゴンの種類も大きく異なります。
これまでは基本的にCip持ちである《ボガーダンのヘルカイト》かその亜種である《ヴァルカスの災い魔》で4体を同時に場に出してCipで焼き切るのが共通の勝ち筋でしたが、このデッキではそれらは一切採用されていません。
採用されているのは《龍王ドロモカ》《龍王アタルカ》《世界を溶かすもの、アタルカ》《ジャンドの暴君、カーサス》と、カーサス以外はほぼ見ない札ばかりです。カーサスはX<4のStormの場合を考えて1枚挿しされる場合があります。
しかしFRFアタルカとカーサスが揃っていれば其々に速攻と二段攻撃を付与できるので2体で26打点を用意できるわけです。
なんと龍の必要数を最小で半減できています。凄まじい・・・。
そしてこの2体と言うのがミソで《ドラゴンの嵐》ではなく《歯と爪》でも成立するわけですね。また相手のライフが減っている状況ならばドロモカの効果でInsスペルの妨害が入らないため、ドロモカとカーサスの2体で安定して13打点を叩き込んで勝利を狙えます。フェッチランドとショックランドが多用されるModernならではの威力ですね。
当然ドラストで数を増やせるのなら更に決定力は上と言えそうですが、ドラストの場合でもドロモカ・カーサス・他1体の3体で20点前後になるためにやはりStormの必要値を減らす事に成功しているわけですね。
注目すべき点は他にも。
《龍王アタルカ》だ。Cipの効果としてはボガヘルの劣化版でしかないのですが打撃力は遥かに上であり、要は盤面さえ除去出来れば後は殴り勝てるという事でしょうね。
この「Cipで焼く」のではなく「攻撃で勝利する」は大きな変換点でありテーマとも言えます。
それを体現するのが《龍王アタルカ》であり、《龍王ドロモカ》です。ドラゴンの攻撃力を活かす事で、結果的に場に出すドラゴンの数を減らす事が出来ているというのは小さくない利点でしょう。
元々のドラストでも、《刃の翼ロリックス》が出せるように構築してあったわけが、このデッキも同じように構築されており各ドラゴンを出せるように最低限の色マナを出す事が出来るように多色化しています。《魔力変》はデッキ圧縮だけでなく、この意味でも価値が有るわけですね。
カーサスだけは他と違い出せないが、どの道や役は単体では立ちづらいし、魔力変経由で最低限出せます。
またその多色化のお陰でサイドプランに《僧院の導師》を採用する事が出来ているとも言えますね。
個々も追加で入るフィニッシュが《巣穴からの総出》である事を思えば新たな変換点です。
正しくドラストの新境地を開いた構築と言える。
他のStormに比べフィニッシュ札の枚数4枚が圧倒的に多く、同時に必要になる4体のドラゴンがハンドに来てしまう可能性が高く、そうなるとComboも威力が落ちる。ハンドに来ると場に出す手段も薄い為に屑札化しやすい。
これらのドラストにおける致命的な欠点を改善していると言えますね。
そのデッキ構築方法の存在自体に価値が有りますね。
私は《ミジックスの熟達》型ドラストばっかり考えていたのですが、青天の霹靂とはこの事か。
TheRock勉強会 メインサリア
2015年12月10日 TheRock道
皆さん、こんばんは。しもべです。
TheRockについて、色々と考えているわけですが、矢張り刺激になるのは他の方が使っているリストを見る事です。
U系の特にDelver系と異なりJunk系は固定パーツがほぼ存在しないため自由な構築が多く、各人の思想や目的が反映された形になり易い。それ故に人によってばらつきのあるリストが出来るので見ていて楽しいわけです。
いまいくつか考えているのですが、考えに煮詰まった時などは全く別の方向性を示してくれたりしますしね。
TheSource TheRockの掲示板より[Richard Cheese]氏が投稿していたリストです。
因みにこの方は旧SCG Open legacyでも何度か好成績を残されている方です。
4 Knight of the Reliquary
4 Siege Rhino
4 Deathrite Shaman
1 Gaddock Teeg
3 Thalia, Guardian of Thraben
4 Tarmogoyf
1 Scavenging Ooze
1 Qasali Pridemage
4 Green Sun’s Zenith
4 Abrupt Decay
3 Swords to Plowshares
2 Sylvan Library
2 Mox Diamond
1 Forest
1 Swamp
1 Karakas
2 Bayou
2 Scrubland
3 Savannah
4 Marsh Flats
4 Verdant Catacombs
4 Wasteland
1 Dryad Arbor
SB: 1 Gaddock Teeg
SB: 2 Ethersworn Canonist
SB: 1 Scavenging Ooze
SB: 3 Duress
SB: 2 Carpet of Flowers
SB: 2 Golgari Charm
SB: 1 Toxic Deluge
SB: 1 Stony Silence
SB: 2 Containment Priest
・犀はドレイン・トランプルが強力で墓地依存しない。稲妻・衰微に耐えてサイズもある。殆どのマッチで活躍して2枚目が出た時はほぼ勝った
・《花の絨毯》美味い
・DrSのお見合いにイラつく
・ハンデスは役に立たないのでメインHatebearで
・Moxは初動2マナスタートが美味い
・しかし、抜くなら《貴族の教主》や《森の女人像》とDrSでハイブリッド
・DrSと併用するタルモはサイドから入る《安らかなる眠り》でゲロ吐きたくなるから、他の2マナにスイッチするかも。《石鍛冶の神秘家》が候補
とのこと。
と言う感じでした。
犀に関しては他に依存しない安定した戦力なので、概ね同意見です。採用するかどうかは別ですがね。4マナ出せるプレイングをすればローリスクローリターンな安牌。
しかし最大の特徴はメイン《スレイベンの守護者、サリア》ですよね。
サリアをサイドに置くという方法は対Comboなどを想定して割とされる方法ですね。
ハンデスが役に立ちづらいのは環境柄ですが、それ以上にデッキに速度も無いのでここを切るというのは英断ながら個人的には理解できます。ハンデスを完全に切る事で益々合理性がなくなる為《ヴェールのリリアナ》を切るのも同じく理解可能。
しかしそれなら何でMaverickにしないんですかね? 殆どDark Maverickの様な構築ながら除去スペル枠の多さや重めの生物から紛れもないRock構築です。
が、正直サリアに対するスペル過多と《緑の太陽の頂点》とかゲロ吐きたくなるほどの鈍重ぶりなのですがそこら辺は気にならないんですかね?
モックスこそ入っていますが所詮は2枚ですし土地総数も23枚でどの程度働くのか。何より本人が書いている通りDrSのお見合いが有るなら尚更です。ただでさえRockはLegacy環境のデッキに比べ鈍重で重いのに自分で首を絞めている気もします。教主を入れるのは理に適っていると思います。
《ルーンの母》を入れる入れないはまた別ですが、もう少し生物よりにも出来るような・・・。
墓地依存は実際Junkカラーにとっては割と深刻なので改善する必要は有りますね。
この方はSfMと《漁る軟泥》が候補と言ってますが、KotRまで取っているなら私も賛成できます。しかしそうすると益々Maverickじゃね?と。
ハンデスが無い影響はタルモサイズ低下・DrSの使い勝手の低下、相手のゲームの妨害・自分のゲームプランに影響など色々考えられますね。
確かに効果が低いのは事実なんですが、やっぱりいざ外すとなるとそれなりに気になりますよね・・・。
相手のハンドを覗くとかカウンター使わせるだけでも意味は有るわけですし。
個人的にはJunkの形を貫くならメインはサリアではなくガドックは別枠としてHatebearなら《エーテル宣誓会の法学者》か《迷宮の霊魂》なんですがネ。サイドインは十分判るんですが。
自分の首を絞める以上の価値が有るという事なんでしょうかね・・・。メインで使った事ないからわからんさ。
因みに私はDeedを軸に添える為ボードコントロール力に力を入れているわけでBeatControlな構築をしているわけですが、このデッキの場合は氏曰く、MarverickよりもZooに近い様な生物でどんどん圧を掛けていくBeatdownらしいです。なら尚更《貴族の教主》入れるべきでは?と。
後このデッキはMiraclesにどうやって勝つのかが極めて気になります・・・。
しかしまぁ、特殊な形とそれについての考えを読みとまぁそれ自体は刺激になります。
特にハンデスの撤廃とサリアのメインは新しいJunkの選択肢師かもしれませんしね。Maverickにしか見えないけどな!
TheRockについて、色々と考えているわけですが、矢張り刺激になるのは他の方が使っているリストを見る事です。
U系の特にDelver系と異なりJunk系は固定パーツがほぼ存在しないため自由な構築が多く、各人の思想や目的が反映された形になり易い。それ故に人によってばらつきのあるリストが出来るので見ていて楽しいわけです。
いまいくつか考えているのですが、考えに煮詰まった時などは全く別の方向性を示してくれたりしますしね。
TheSource TheRockの掲示板より[Richard Cheese]氏が投稿していたリストです。
因みにこの方は旧SCG Open legacyでも何度か好成績を残されている方です。
4 Knight of the Reliquary
4 Siege Rhino
4 Deathrite Shaman
1 Gaddock Teeg
3 Thalia, Guardian of Thraben
4 Tarmogoyf
1 Scavenging Ooze
1 Qasali Pridemage
4 Green Sun’s Zenith
4 Abrupt Decay
3 Swords to Plowshares
2 Sylvan Library
2 Mox Diamond
1 Forest
1 Swamp
1 Karakas
2 Bayou
2 Scrubland
3 Savannah
4 Marsh Flats
4 Verdant Catacombs
4 Wasteland
1 Dryad Arbor
SB: 1 Gaddock Teeg
SB: 2 Ethersworn Canonist
SB: 1 Scavenging Ooze
SB: 3 Duress
SB: 2 Carpet of Flowers
SB: 2 Golgari Charm
SB: 1 Toxic Deluge
SB: 1 Stony Silence
SB: 2 Containment Priest
・犀はドレイン・トランプルが強力で墓地依存しない。稲妻・衰微に耐えてサイズもある。殆どのマッチで活躍して2枚目が出た時はほぼ勝った
・《花の絨毯》美味い
・DrSのお見合いにイラつく
・ハンデスは役に立たないのでメインHatebearで
・Moxは初動2マナスタートが美味い
・しかし、抜くなら《貴族の教主》や《森の女人像》とDrSでハイブリッド
・DrSと併用するタルモはサイドから入る《安らかなる眠り》でゲロ吐きたくなるから、他の2マナにスイッチするかも。《石鍛冶の神秘家》が候補
とのこと。
と言う感じでした。
犀に関しては他に依存しない安定した戦力なので、概ね同意見です。採用するかどうかは別ですがね。4マナ出せるプレイングをすればローリスクローリターンな安牌。
しかし最大の特徴はメイン《スレイベンの守護者、サリア》ですよね。
サリアをサイドに置くという方法は対Comboなどを想定して割とされる方法ですね。
ハンデスが役に立ちづらいのは環境柄ですが、それ以上にデッキに速度も無いのでここを切るというのは英断ながら個人的には理解できます。ハンデスを完全に切る事で益々合理性がなくなる為《ヴェールのリリアナ》を切るのも同じく理解可能。
しかしそれなら何でMaverickにしないんですかね? 殆どDark Maverickの様な構築ながら除去スペル枠の多さや重めの生物から紛れもないRock構築です。
が、正直サリアに対するスペル過多と《緑の太陽の頂点》とかゲロ吐きたくなるほどの鈍重ぶりなのですがそこら辺は気にならないんですかね?
モックスこそ入っていますが所詮は2枚ですし土地総数も23枚でどの程度働くのか。何より本人が書いている通りDrSのお見合いが有るなら尚更です。ただでさえRockはLegacy環境のデッキに比べ鈍重で重いのに自分で首を絞めている気もします。教主を入れるのは理に適っていると思います。
《ルーンの母》を入れる入れないはまた別ですが、もう少し生物よりにも出来るような・・・。
墓地依存は実際Junkカラーにとっては割と深刻なので改善する必要は有りますね。
この方はSfMと《漁る軟泥》が候補と言ってますが、KotRまで取っているなら私も賛成できます。しかしそうすると益々Maverickじゃね?と。
ハンデスが無い影響はタルモサイズ低下・DrSの使い勝手の低下、相手のゲームの妨害・自分のゲームプランに影響など色々考えられますね。
確かに効果が低いのは事実なんですが、やっぱりいざ外すとなるとそれなりに気になりますよね・・・。
相手のハンドを覗くとかカウンター使わせるだけでも意味は有るわけですし。
個人的にはJunkの形を貫くならメインはサリアではなくガドックは別枠としてHatebearなら《エーテル宣誓会の法学者》か《迷宮の霊魂》なんですがネ。サイドインは十分判るんですが。
自分の首を絞める以上の価値が有るという事なんでしょうかね・・・。メインで使った事ないからわからんさ。
因みに私はDeedを軸に添える為ボードコントロール力に力を入れているわけでBeatControlな構築をしているわけですが、このデッキの場合は氏曰く、MarverickよりもZooに近い様な生物でどんどん圧を掛けていくBeatdownらしいです。なら尚更《貴族の教主》入れるべきでは?と。
後このデッキはMiraclesにどうやって勝つのかが極めて気になります・・・。
しかしまぁ、特殊な形とそれについての考えを読みとまぁそれ自体は刺激になります。
特にハンデスの撤廃とサリアのメインは新しいJunkの選択肢師かもしれませんしね。