レガシー)今週のSCGの結果 続唱沢山
2015年12月8日 紹介 コメント (3)
皆さん、こんばんは。しもべです。
今週はSCG DenverでStd Openが行われました。
PIQでLegacyも併催されているので結果を見てみましょう。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=12/04/2015&end_date=12/06/2015&start=1&finish=16&event_ID=45&city=Denver
今週の優勝はRUG DelverのJake Kempfer氏です。
以下Top16(一位~)
RUG Delver
BUG 続唱
Esper Blade
UR Twin
Burn
Painter
BUG 続唱
BUG 続唱
---------------
Lands
UB Tezzeret
Miracles
BUG 続唱
Miracles
ANT
BUG Delver
Pox
です。
500名以上が参加したOpenでは圧倒的なMiracles偏重でしたが、今週はやや抑えめ。それでも2名を輩出している以上PIQ規模でもメタ上の最上位と言う事でしょうね。Comboは今週も大人しいです。
今週の特徴はBUG 続唱ですね。
最多の4名を輩出しその中でもTop8に3名と突出した成績を残せています。
この所かなり成績が低下していましたが、その隙を突いたという事でしょうかね。それとも大会の規模の差でしょうかね? まぁMiraclesが多いならBUGは優位性が有るので出てこないはずも無いと思うのですが。
Delverは今週はGrixisは無しでBUGとRUGが1名ずつ。
Delverがいないという事態はほぼ無いのですが、現状ではどれかが明確に優位と言うほど安定性があるわけでもないようですね。それでも相対的に見ればGrixisが一番安定しているようですが。
さて、ここから先は個別に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95881
優勝したJake Kempfer氏のRUG Delverです。
自由枠が《もみ消し》4、《Chain Lightning》3、《呪文貫き》3となっている古風なRUG Delverです。
なんだか3~4年前程度の形を思わせるクロックパーミッションです。
現在はGrixisもそうですが他とはKP勝負はせず《もみ消し》を使ったManadenial系に再帰しているRUGですが、それでもここまでなのは珍しいですね。特に《ギタクシア派の調査》を用いていません。デッキの安定性向上と展開方針の確認の意味で今ではここの枠が取られるのは殆ど当たり前になっていますが、それを除いてその分実のある形を取っていますね。特に展開勝負になるとどうしてもKP不足で負ける、物量差で負けるので、追加のカウンターであるPierceを優先したのはデッキの方針から見ても理に適っていると思います。
第二の火力が取られるのは今では当たり前ですが、殆んどが《二股の稲妻》か時折《火+氷》。
チェンライが取られるのは珍しいですが、3点火力で仕留めたい生物が増えたわけでもないですし、3打点の増量と言う事ですかね。分割火力で対処していても間に合わないのなら直接やくBurn方式の方が確かに良いのやも。
3枚とかなり気合も入っていますからね。
サイドは対Miraclesの《硫黄の渦》が2枚。
1枚では対処される可能性も有りますし、2枚目は割と価値が大きいですねそのマッチでは。《無のロッド》も今の環境では結構生きるはず。重いですが。
謎なのは《炎の嵐》。
大きい生物まで焼けるのは魅力ですが、そもそも投入できるようなハンド枚数がない筈ですが・・・?
全体的にやりたい事をして、相手にはさせない古式ゆかしい形。
《森の知恵》とか《壌土からの生命》も無いので完全にアド合戦は捨てていますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95874
7位、Michael Lefkof氏のBUG 続唱です。
最近ご無沙汰のBUGですが、今回は盛況ですね。
しかし大きな変化が有ります。それはtWをしていないという事。《時を超えた探索》禁止後PIQ IndianapolisでDevin Koepke氏が持ち込んで以降tWというかt《翻弄する魔道士》型は主流だったわけですが、今回は誰もtW型を使っていません。
元々対Combo耐性を高める札でしたがフェアデッキ戦になるでしょうかね?
Michael氏はハンデスを全カットした珍しい形。
その分4枚目の《祖先の幻視》に《森の知恵》まで入れてドローに力を入れた形です。そして2枚目の《毒の濁流》を取っており、よりControlに力を入れていますね。《思考囲い》や《見栄え損ない》の様な序盤用の札を抜いています。
PWもこの所では珍しい5枚と多め。
よりフェアデッキ戦を意識した構築ですね。
但し抜いた分はサイドに入っています。
しかしそのサイドを見ても特別対Combo用の札が無い所を見ると本当に切っている感じですね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95886
13位、Shay Bossie氏のMiraclesです。
珍しいtB型であり、サイドから《悪夢の織り手、アショク》が入る事が有るのが特徴ですね。普通ミラーマッチの場合は安定性のある《嵐の神、ケラノス》が選ばれますが、アショクを優先する理由はなんでしょうかね?
またメインに追加の万能除去として《名誉回復》が採られています。これも《議会の採決》でない理由はなんなんでしょうかね・・・。土地破壊?
注目するのはサイドに《基本に帰れ》が入っている事ですね。
特殊地形対策と言えば数枚程度なら《黄塵地帯》、Landsなどを意識するのなら《血染めの月》が一般的ですが、《突撃の地鳴り》や《溶鉄の渦》で対処に乗り出しています。それを考えたのでしょうかね?
メインには追加のカウンターとして《狼狽の嵐》と《呪文貫き》を1枚ずつ。対Comboの勝率をメインから求めているのかもしれません。
その分《思案》が1枚の無いのでやや展開に不安が無くも無いですね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95889
16位、Jason Deiss氏のPoxです。
時折現れるPox。
今回はtGでメインから《突然の衰微》が入っている形です。しかしフェアデッキに寄っているわけでもなければ《破滅的な行為》や《壌土からの生命》が入っているわけではありません。
そうではなくメインに《虚空の杯》が入っており75枚中に《Nether Void》が2枚、《窒息》が2枚、《三なる宝球》が2枚入っている事から、依然在った対U用のManadenialデッキの様相を呈しているようです。CotVや《Nether Void》の中でも衰微なら問題なく機能しますからね。
こんな所です。
前回もそうですが、今回も対フェアデッキ、ミラーマッチなどにいかに対処するのか?という意識を凄く感じますね。
そしてCombo勢は日陰のまま。
いないわけではないのですが、サイドからも対策を減らされる傾向が強まってきています。以前のコンボ大量の様な事がまた起こらないと、ちょっと環境が歪んでいるように思えます。
さて、今回はここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございます。
何処かでこの文章がお役に立てば幸いです。
今週はSCG DenverでStd Openが行われました。
PIQでLegacyも併催されているので結果を見てみましょう。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=12/04/2015&end_date=12/06/2015&start=1&finish=16&event_ID=45&city=Denver
今週の優勝はRUG DelverのJake Kempfer氏です。
以下Top16(一位~)
RUG Delver
BUG 続唱
Esper Blade
UR Twin
Burn
Painter
BUG 続唱
BUG 続唱
---------------
Lands
UB Tezzeret
Miracles
BUG 続唱
Miracles
ANT
BUG Delver
Pox
です。
500名以上が参加したOpenでは圧倒的なMiracles偏重でしたが、今週はやや抑えめ。それでも2名を輩出している以上PIQ規模でもメタ上の最上位と言う事でしょうね。Comboは今週も大人しいです。
今週の特徴はBUG 続唱ですね。
最多の4名を輩出しその中でもTop8に3名と突出した成績を残せています。
この所かなり成績が低下していましたが、その隙を突いたという事でしょうかね。それとも大会の規模の差でしょうかね? まぁMiraclesが多いならBUGは優位性が有るので出てこないはずも無いと思うのですが。
Delverは今週はGrixisは無しでBUGとRUGが1名ずつ。
Delverがいないという事態はほぼ無いのですが、現状ではどれかが明確に優位と言うほど安定性があるわけでもないようですね。それでも相対的に見ればGrixisが一番安定しているようですが。
さて、ここから先は個別に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95881
優勝したJake Kempfer氏のRUG Delverです。
自由枠が《もみ消し》4、《Chain Lightning》3、《呪文貫き》3となっている古風なRUG Delverです。
なんだか3~4年前程度の形を思わせるクロックパーミッションです。
現在はGrixisもそうですが他とはKP勝負はせず《もみ消し》を使ったManadenial系に再帰しているRUGですが、それでもここまでなのは珍しいですね。特に《ギタクシア派の調査》を用いていません。デッキの安定性向上と展開方針の確認の意味で今ではここの枠が取られるのは殆ど当たり前になっていますが、それを除いてその分実のある形を取っていますね。特に展開勝負になるとどうしてもKP不足で負ける、物量差で負けるので、追加のカウンターであるPierceを優先したのはデッキの方針から見ても理に適っていると思います。
第二の火力が取られるのは今では当たり前ですが、殆んどが《二股の稲妻》か時折《火+氷》。
チェンライが取られるのは珍しいですが、3点火力で仕留めたい生物が増えたわけでもないですし、3打点の増量と言う事ですかね。分割火力で対処していても間に合わないのなら直接やくBurn方式の方が確かに良いのやも。
3枚とかなり気合も入っていますからね。
サイドは対Miraclesの《硫黄の渦》が2枚。
1枚では対処される可能性も有りますし、2枚目は割と価値が大きいですねそのマッチでは。《無のロッド》も今の環境では結構生きるはず。重いですが。
謎なのは《炎の嵐》。
大きい生物まで焼けるのは魅力ですが、そもそも投入できるようなハンド枚数がない筈ですが・・・?
全体的にやりたい事をして、相手にはさせない古式ゆかしい形。
《森の知恵》とか《壌土からの生命》も無いので完全にアド合戦は捨てていますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95874
7位、Michael Lefkof氏のBUG 続唱です。
最近ご無沙汰のBUGですが、今回は盛況ですね。
しかし大きな変化が有ります。それはtWをしていないという事。《時を超えた探索》禁止後PIQ IndianapolisでDevin Koepke氏が持ち込んで以降tWというかt《翻弄する魔道士》型は主流だったわけですが、今回は誰もtW型を使っていません。
元々対Combo耐性を高める札でしたがフェアデッキ戦になるでしょうかね?
Michael氏はハンデスを全カットした珍しい形。
その分4枚目の《祖先の幻視》に《森の知恵》まで入れてドローに力を入れた形です。そして2枚目の《毒の濁流》を取っており、よりControlに力を入れていますね。《思考囲い》や《見栄え損ない》の様な序盤用の札を抜いています。
PWもこの所では珍しい5枚と多め。
よりフェアデッキ戦を意識した構築ですね。
但し抜いた分はサイドに入っています。
しかしそのサイドを見ても特別対Combo用の札が無い所を見ると本当に切っている感じですね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95886
13位、Shay Bossie氏のMiraclesです。
珍しいtB型であり、サイドから《悪夢の織り手、アショク》が入る事が有るのが特徴ですね。普通ミラーマッチの場合は安定性のある《嵐の神、ケラノス》が選ばれますが、アショクを優先する理由はなんでしょうかね?
またメインに追加の万能除去として《名誉回復》が採られています。これも《議会の採決》でない理由はなんなんでしょうかね・・・。土地破壊?
注目するのはサイドに《基本に帰れ》が入っている事ですね。
特殊地形対策と言えば数枚程度なら《黄塵地帯》、Landsなどを意識するのなら《血染めの月》が一般的ですが、《突撃の地鳴り》や《溶鉄の渦》で対処に乗り出しています。それを考えたのでしょうかね?
メインには追加のカウンターとして《狼狽の嵐》と《呪文貫き》を1枚ずつ。対Comboの勝率をメインから求めているのかもしれません。
その分《思案》が1枚の無いのでやや展開に不安が無くも無いですね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95889
16位、Jason Deiss氏のPoxです。
時折現れるPox。
今回はtGでメインから《突然の衰微》が入っている形です。しかしフェアデッキに寄っているわけでもなければ《破滅的な行為》や《壌土からの生命》が入っているわけではありません。
そうではなくメインに《虚空の杯》が入っており75枚中に《Nether Void》が2枚、《窒息》が2枚、《三なる宝球》が2枚入っている事から、依然在った対U用のManadenialデッキの様相を呈しているようです。CotVや《Nether Void》の中でも衰微なら問題なく機能しますからね。
こんな所です。
前回もそうですが、今回も対フェアデッキ、ミラーマッチなどにいかに対処するのか?という意識を凄く感じますね。
そしてCombo勢は日陰のまま。
いないわけではないのですが、サイドからも対策を減らされる傾向が強まってきています。以前のコンボ大量の様な事がまた起こらないと、ちょっと環境が歪んでいるように思えます。
さて、今回はここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございます。
何処かでこの文章がお役に立てば幸いです。
OWG)リーク情報のあれについて 続き
2015年12月4日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
例のカードについての話の続き。
Eternalに置いての話です。
「クレリック」でサクリ台→ライフゲインが出来る点から「ループ・ジャンクション」や「セファリッド・ライフ」、及びそのコンボを含んだ「クレリック」デッキに運用できたりするわけですね。
「ループ・ジャンクション」系で考える場合、
なので、《星明りの聖域》の枠を増強する事が出来ます。
コンボパーツとしては生物になるのは欠点でもあるのですが、枠の増強として考えるのなら問題は薄め。元々このComboは特定の1パーツを繋げるのではなく複数の類型の組み合わせでデッキ構築が出来るので適していると言えますね。
《コーのシャーマン》《ダールの降霊者》《Pilgrim》で「クレリック」で統一できるので《魂の洞窟》でサポートできます。また総て2マナ域なので《霊気の薬瓶》や《戦列への復帰》で運用できますね。
無限ライフでは必ずしも勝ち手段にはならないのですが、そこからは除去能力で相手の場を真っさらに出来れば勝ちに繋げ易くなります。まぁ元々フェアデッキに対しては極めて強いデッキなので無いよりはマシと言う程度ですが、ね。
上述の様に土地やInsだったパーツが生物にもなる事を考えると、あまりこのデッキには採用されてはいない《稲妻のすね当て》の採用も考えられますね。《コーのシャーマン》の枠だけでなく、システム生物としての側面もある《Pilgrim》の保護の役割も有るので、価値の向上するはず。
一応気に掛かるのはWBの二色に成らざるを得ない点ですよね。
土地基盤は弱くなるし、展開も難しい。
Bを足す事でまた別の可能性も。
例えば《境を歩む者》が有れば0マナでキャスト。《星明りの聖域》のBの能力も使えるので、勝ち手段の増強になります。《異端の癒し手、リリアナ》もコンボパーツの回収には役立ちます。
また、直接コンボには関係は有りませんが、Bを含む「クレリック」で考えると《スカースダグの高僧》との相性が抜群に良いです。
「陰鬱」を満たす事が出来る上に、生物数の確保もデッキの方向性的に可能なので5/5飛行デーモンを呼び出しやすい。非伝説で幾らでも出せる上に、出したデーモンを食べてライフゲインしつつ再び陰鬱からデーモンを出せます。
と言う事でシステム的に良い関係が築けますね。
軽いサクリ台なので《悪鬼の狩人》でナイトメア能力を利用し追放除去の様に振舞うのも悪くないですね。4マナSocとかなり割高ですが生物追放+3点ゲインで《懲罰》の亜種と考えればそこそこです。
それで、もう一つのSoulSisters・Lifegainの方ですね。
ただ見た目ほど重要な仕事が出来る訳ではないと思います。本体がCipでライフゲイン出来るわけではないですし、サクリ台はそれ程重要なわけではないので。悪まで死亡する事が確定する場合のボーナス+復活スペル等でのサポート有りきの性能です。
基本性能がサクリ台でそれが活かせなければ価値が無い。
なので幾らライフゲイン系で優れた札と言えど構築に合うかは別です。
・生物が多い事
が絶対であり、その上
・食べてもいい札である事
が重要。
最低、除去されたり死亡する生物を食べる事で、損無くにライフに転換する事が出来るのは有難いです。しかし、それは非常に防御的で受動的。相手に依存し過ぎています。
ライフを獲得する事や生物数が非常に多いと言う事だけを考えると「SoulSisters」は相性が良いように思えます。しかし、このデッキは全体がシナジーで繋がっています。なのでそれらシステム生物は場に残す事で意味が有るわけで、気軽に食べていい対象ではない。
またこれらと共に採用される生物の殆どが小型生物。
何も無しよりはマシですが、正直食べる事に対する費用対効果が極めて薄い。
と言う事で、SoulSistersに適合している様に見えて実際には余り合っていないわけです。
そもそもサクリ台を必要とするデッキでは在りませんからね。それでも扱えなくはないのですがね。
逆に採用する上での強みを考えてみる。
・死亡する生物をライフに変換できる
・追放などする生物を墓地に逃がす事が出来る →復活系スペルを使いやすい
・ゲイン系生物を最終的に除去に転用できる
と言う部分。
そして食べたい対象を考えてみると
・Cip/PiG生物などの出した時点である程度の仕事が終わっている生物群
・サイズのある生物
の2種類。
Lifegain系で見るとサイズの確保先と言うと《アジャニの群れ仲間》《幽霊議員カルロフ》《大食のワーム》と言う処。
しかしその内《大食のワーム》+《光輝の泉》は《Pilgrim》の色拘束の関係で正直絶望的です。なので現実的には前者2種。
で、ここを考えるとSoulSistersでも運用は出来そうです。
しかしSistersはどちらかと言うとやはり点より面の展開を行うデッキなので、食べる事が出来る候補はどの道少ない。その事を踏まえれば2つ目の能力の方が価値が高そうです。ゲインをし終えていれば食べる対象は関係ないので弾丸が有れば十分。
が、この点を考えれも、これは優位な状況をより優位に持って行ける能力であり、正直それが無くとも勝てる状況である可能性は高い。
なのでやはり、SoulSistersにおける価値は高いとは言い難いですね・・・。というよりSistersではやりたい事が無いというのは正確な所だと思われます。
と言う事でどちらかと言うと《Pilgrim》は単体KPを重視するLifegain系向き。
《魂の管理人》の様な面を繋がりでゲインしていくのではなく、1度で大きくゲインするような札に寄せていくので、札同士のシナジーを切ってしまう事も少なく、その関係からCip系の運用もしやすいので。
Lifegain系にもいくつか種類が有りますが《道の探究者》を使う様なIns/Socが多めなデッキでは運用できない。
また基本的に生物保護役を熟せる《ルーンの母》が居る以上、生物多め/サイズ(orタフネス)大きめのデッキであっても数をそれ程積む様な事は無いでしょう。
伝説性は有りますが、CMCは2マナですしアタッカーではない。起動能力にタップも含まないため自分の《Karakas》で回収できるメリットの方が目立ちますね。どの道システム生物は生き長らえ難いですし。
また実は2/3接死の壁も戦闘における消耗戦でもLegacyではそこそこ優秀。数の勝負は余り起こりませんからね。
こんな所ですかね。
まぁまた確定情報が出たら考えるとします。
例のカードについての話の続き。
Eternalに置いての話です。
「クレリック」でサクリ台→ライフゲインが出来る点から「ループ・ジャンクション」や「セファリッド・ライフ」、及びそのコンボを含んだ「クレリック」デッキに運用できたりするわけですね。
「ループ・ジャンクション」系で考える場合、
《コーの遊牧民》等→《ダールの降霊者》等で無限タフネス→《星明りの聖域》で食べて無限ライフになる
なので、《星明りの聖域》の枠を増強する事が出来ます。
コンボパーツとしては生物になるのは欠点でもあるのですが、枠の増強として考えるのなら問題は薄め。元々このComboは特定の1パーツを繋げるのではなく複数の類型の組み合わせでデッキ構築が出来るので適していると言えますね。
《コーのシャーマン》《ダールの降霊者》《Pilgrim》で「クレリック」で統一できるので《魂の洞窟》でサポートできます。また総て2マナ域なので《霊気の薬瓶》や《戦列への復帰》で運用できますね。
無限ライフでは必ずしも勝ち手段にはならないのですが、そこからは除去能力で相手の場を真っさらに出来れば勝ちに繋げ易くなります。まぁ元々フェアデッキに対しては極めて強いデッキなので無いよりはマシと言う程度ですが、ね。
上述の様に土地やInsだったパーツが生物にもなる事を考えると、あまりこのデッキには採用されてはいない《稲妻のすね当て》の採用も考えられますね。《コーのシャーマン》の枠だけでなく、システム生物としての側面もある《Pilgrim》の保護の役割も有るので、価値の向上するはず。
一応気に掛かるのはWBの二色に成らざるを得ない点ですよね。
土地基盤は弱くなるし、展開も難しい。
Bを足す事でまた別の可能性も。
例えば《境を歩む者》が有れば0マナでキャスト。《星明りの聖域》のBの能力も使えるので、勝ち手段の増強になります。《異端の癒し手、リリアナ》もコンボパーツの回収には役立ちます。
また、直接コンボには関係は有りませんが、Bを含む「クレリック」で考えると《スカースダグの高僧》との相性が抜群に良いです。
「陰鬱」を満たす事が出来る上に、生物数の確保もデッキの方向性的に可能なので5/5飛行デーモンを呼び出しやすい。非伝説で幾らでも出せる上に、出したデーモンを食べてライフゲインしつつ再び陰鬱からデーモンを出せます。
と言う事でシステム的に良い関係が築けますね。
軽いサクリ台なので《悪鬼の狩人》でナイトメア能力を利用し追放除去の様に振舞うのも悪くないですね。4マナSocとかなり割高ですが生物追放+3点ゲインで《懲罰》の亜種と考えればそこそこです。
それで、もう一つのSoulSisters・Lifegainの方ですね。
ただ見た目ほど重要な仕事が出来る訳ではないと思います。本体がCipでライフゲイン出来るわけではないですし、サクリ台はそれ程重要なわけではないので。悪まで死亡する事が確定する場合のボーナス+復活スペル等でのサポート有りきの性能です。
基本性能がサクリ台でそれが活かせなければ価値が無い。
なので幾らライフゲイン系で優れた札と言えど構築に合うかは別です。
・生物が多い事
が絶対であり、その上
・食べてもいい札である事
が重要。
最低、除去されたり死亡する生物を食べる事で、損無くにライフに転換する事が出来るのは有難いです。しかし、それは非常に防御的で受動的。相手に依存し過ぎています。
ライフを獲得する事や生物数が非常に多いと言う事だけを考えると「SoulSisters」は相性が良いように思えます。しかし、このデッキは全体がシナジーで繋がっています。なのでそれらシステム生物は場に残す事で意味が有るわけで、気軽に食べていい対象ではない。
またこれらと共に採用される生物の殆どが小型生物。
何も無しよりはマシですが、正直食べる事に対する費用対効果が極めて薄い。
と言う事で、SoulSistersに適合している様に見えて実際には余り合っていないわけです。
そもそもサクリ台を必要とするデッキでは在りませんからね。それでも扱えなくはないのですがね。
逆に採用する上での強みを考えてみる。
・死亡する生物をライフに変換できる
・追放などする生物を墓地に逃がす事が出来る →復活系スペルを使いやすい
・ゲイン系生物を最終的に除去に転用できる
と言う部分。
そして食べたい対象を考えてみると
・Cip/PiG生物などの出した時点である程度の仕事が終わっている生物群
・サイズのある生物
の2種類。
Lifegain系で見るとサイズの確保先と言うと《アジャニの群れ仲間》《幽霊議員カルロフ》《大食のワーム》と言う処。
しかしその内《大食のワーム》+《光輝の泉》は《Pilgrim》の色拘束の関係で正直絶望的です。なので現実的には前者2種。
で、ここを考えるとSoulSistersでも運用は出来そうです。
しかしSistersはどちらかと言うとやはり点より面の展開を行うデッキなので、食べる事が出来る候補はどの道少ない。その事を踏まえれば2つ目の能力の方が価値が高そうです。ゲインをし終えていれば食べる対象は関係ないので弾丸が有れば十分。
が、この点を考えれも、これは優位な状況をより優位に持って行ける能力であり、正直それが無くとも勝てる状況である可能性は高い。
なのでやはり、SoulSistersにおける価値は高いとは言い難いですね・・・。というよりSistersではやりたい事が無いというのは正確な所だと思われます。
と言う事でどちらかと言うと《Pilgrim》は単体KPを重視するLifegain系向き。
《魂の管理人》の様な面を繋がりでゲインしていくのではなく、1度で大きくゲインするような札に寄せていくので、札同士のシナジーを切ってしまう事も少なく、その関係からCip系の運用もしやすいので。
Lifegain系にもいくつか種類が有りますが《道の探究者》を使う様なIns/Socが多めなデッキでは運用できない。
また基本的に生物保護役を熟せる《ルーンの母》が居る以上、生物多め/サイズ(orタフネス)大きめのデッキであっても数をそれ程積む様な事は無いでしょう。
伝説性は有りますが、CMCは2マナですしアタッカーではない。起動能力にタップも含まないため自分の《Karakas》で回収できるメリットの方が目立ちますね。どの道システム生物は生き長らえ難いですし。
また実は2/3接死の壁も戦闘における消耗戦でもLegacyではそこそこ優秀。数の勝負は余り起こりませんからね。
こんな所ですかね。
まぁまた確定情報が出たら考えるとします。
OWG)リーク情報のあれについて
2015年12月3日 新カード紹介《???、Eternal Pilgrim》(W)(B)
伝説のクリーチャー – コー・クレリック R
接死
(1),他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:あなたは生け贄に捧げたクリーチャーのタフネスに等しい点数のライフを得る。
(1)(W)(B),他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:土地でないパーマネント1つを対象とし、それを追放する。この能力はあなたのライフの総量がゲーム開始時よりも少なくとも10点多い場合にのみ起動できる。
2/3
新エキスパンションのカードのリーク情報です。コジレックは兎も角こちらは割と信頼性は高めなようです。
と言う事で考えてみようかと思います。
伝説のコー・クレリック。
2マナ2/3接死の伝説生物。
(1)マナ+生贄でタフネス分のゲイン、通常のゲームで30点以上のライフ+生贄+マナで《完全な終わり》が使えます。
2つの起動型能力は生贄等の条件がある為、それが無ければ2マナ2/3接死と微妙な性能。しかし1つ目が使えればやっとそこそこ、2つ目の能力までが使えれば優秀な部類ですね。
と言う事でタダツヨとは違い、シナジー重視の生物ですね。
伝説性も気にかかりますが、システム生物である事や壁的な性能から考えても長生きはしないので4積の問題性も薄いと言えます。
接死壁としての本体の性能や食べてのゲインを考えれば、中々防御的な生物ですね。
そうしてライフゲインをした先には《完全なる終わり》で盤面干渉可能に。と言う事でやはり受動的な能力ですね。
生物が多数なければ話にならない性能なのですが、Beatdownではない中~低速デッキと言う特殊な部類になりそうですね。その意味で本体が壁になるのはまぁ有難い。と言うかまず通常のデッキではライフゲインしていっても30点を超えるようなことはまずありません。
と言う事で、まぁ弱くはないけど限定的な性能ですね。マナレシオが良いのは事実ですがタダツヨではないし、アドバンテージも取れない。シナジーを構築してこそです。
ただまぁ、2色になるとはいえ《グリセルブランドの信奉者》の事を考えると悲しくなってきますねww
まぁ何も考えるまでも無く「SoulSisters」にはぴったりな性能ですね。
まぁStdでの性能について考えてみます。
Stdではあまり在りませんが、ゲイン要素(生物)を詰め込んだ「SoulSisters」と同じような方向性がまず一つ。
また2種類の生贄起動能力を持つ上に、タップを必要としないため、「サクリ台」としての価値も有ります。一方で条件やマナが掛るため一流のサクリ台とは言えませんが、その分高いパワーが有りますね。ラリーの様な小型を多数展開するデッキでも使えそうですので、嘗ての「アリストクラッツ」でも組めそうですね。
色的に合っているアブザンは同じ2マナ域には似たような役割が出来る《荒野の後継者》が居ます。KPは《Pilgrim》の方が高そうですが、Beatdownとして見るなら荒野の方が使いやすい。
そしてアブザン最高の初手とされている《始まりの木の管理人》と色が合わない事を考えると余り合っているとは言えない気がします。
しかし《包囲サイ》のCipから食べる事で1枚で計8点ゲインは魅力。生物数の確保も必要ですが、《完全なる終わり》も視野に入れる事が出来るかもしれません。対ファッティにも対処出来るしPWも潰せるので、可能なら目指したいですが。
管理人よりも優秀な1マナ域の登場も考えられますし、可能性も無くはない程度ですかね。
ラリー系/アリストクラッツなら《ズーラポートの殺し屋》が居ればライフドレイン、《不気味な腸卜師》なら1ドロー。2つ目の能力までが使えなくとも十分機能を発揮するので、サクリ台の調達に苦労しているなら選択肢になりそうです。
食べる対象は《膨れ鞘》《搭載歩行機械》《捕らわれの宿主》《地下墓地の選別者》等の数を用意できる物もそれなりに有りますね。
しかし《ナントゥーコの鞘虫》と違い勝ちに繋がる能力ではないのでまぁ追加のサクリ台枠でしょうね。
色的にはマルドゥも合いますが、相性の良いカードが今のところ思いつきませんね・・・。
《魂の管理人》が居れば《荒野の確保》や《ピア・ナラーとキラン・ナラー》といい関係性を築けそうなのですが。《死に微笑むもの、アリーシャ》は復活能力は便利ですが、攻撃させなければいけない点がややミスマッチですね。
同じくEsperも余り生物うじゃうじゃは無さそうですね。
THS期のような低コスト且つタフネス偏重なデッキが有れば《突撃陣形》デッキの運用も有るかもしれませんが。
次に個別に相性の良さそうなカードを考えます。
・《アラシンの僧侶》
:2マナ1/3で3点ゲインのCip生物。
それを食べる事でさらにタフネス分の3点ゲインが出来ます。なので合わせて6点ゲインで、チャンプブロック分を合わせれば実質ゲイン量も大きくなっています。
30点が溜まって以降も、除去として使える事が出来るのがこの《Pilgrim》とCipゲイン系生物との良シナジーですね。
・《乱脈な気孔》
:ほぼベストな選択肢の一つですね。
初手で出しても2t目にはこれが出せます。
2/3絆魂なのでゲインに貢献できますし、死亡する時にも食べればやっぱりゲインですからね。中速以下になりがちなのでミシュランの価値も光ります。
そして色ベースにも貢献できます。
・《異端の癒し手、リリアナ/反抗する屍術師、リリアナ》
:3マナ2/3絆魂でベースとしてゲインに貢献できる点、加えて変身時のTokenと[-X]で生物を復活させる事が出来るので、延々と食べてゲインゲインできます。
特にCipでゲイン出来る上述の《アラシンの僧侶》を出す事でゲインゲインゲインで30点オーバーも狙えますね。
ゲイン以外にも除去としても使える能力が有るのでやはり復活系と相性が良いですね。
サクリ台なので能動的に変身させることももちろん可能です。
惜しむらくは[-X]では《Pilgrim》を釣れない点ですかね
・《オジュタイの魔除け》
:これも復活系でやはり相性が良いですね。
特に4点ゲインモードと生物回収モードを合わせるので、この《Pilgrim》を回収出来ますね。同じ様に《アラシンの僧侶》を回収する事で3点ゲイン→4点ゲイン→3点ゲインで10点ゲインになりますね。それを食べる事が出来ていればよりライフゲイン出来ます。
・《ジャディの横枝》
+《カザンドゥへの撤退》
:上陸でゲインしていく事が出来るので、ゲインをどんどんして行けるはず。
特に横枝は1t目に出せるので、テンポも良いし、そこから食べる事で3点ゲインにもなりますね。
問題はJunkカラーになってしまう事ですかね・・・。
・《ニッサの復興》
:一見マナ域が合わないように思うのですが、2つ目の起動能力は1度の起動に3マナが掛かります。しかも2色です。それを考えるとランドブーストでマナ基盤の調整増強をし、大量ゲインする事には価値が置けます。
悪まで2つ目の能力に焦点を当てたカードです。
・《荒廃した草原》
:2色の生物に無色ランドはかなり厳しいのですが、起動能力で《トローキンの祝祭》が出来るので大量ゲインが出来るので良い機会が有るやも。
・《真面目な訪問者、ソリン》
:[+1]で全体に+1/+0・絆魂を付与できるので生物数を用意できるデッキなら膨大なゲインになりますね。[-2]のTokenも死亡時には除去出来ますからね。
・《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
:[0]で毎ターン2/2を生めるので常に(1)マナ立てておけば2点ゲインになりますね。[+1]が死ぬときには食べて5点ゲイン。
・《先祖の結集》
:相手のEoTに大量に戻してせば食べて大量ゲイン出来ますね。
たべる方は(1)マナと軽いので、X=3まで払えるのなら最低5回分起動できますからね。
これ以外にも収録されるカードによってさらに使い道が広がります。
なんせシステム生物ですからね。
が、色々有りますがこのカードの真価はやはり、SoulSistersが組めるEternalでこそ発揮されるでしょう。
正直Stdでの評価とはレベルの異なる強カードに変貌します。
しかし其方は長くなるので、情報が確定してからまた挙げるかもしれません。
この所Sistersに使えそうな札が多数上がっているので嬉しい限り。SoulSistersを組んでいる人間としては《物静かな管理人》や《幽霊議員カルロフ》等特に有難い。
ついでに「ループ・ジャンクション」や「クレリック」の新戦力でもありますからね。
ここら辺も含めると本当に長くなりますね。
フォトカノの新作?よりアマガミの新作やりたい
2015年12月2日 ゲーム
http://photokanokiss.jp/wallpaper.html
フォトカノシリーズが累計で20万突破したそうです。
販売なのか出荷なのか判りませんが、どのみちメーカーに入るお金は同じ。
アマガミに比べると人気で一段二段落ちるフォトカノですが、それでもギャルゲーで考えればかなり売れた方ですね。
加えて2016年にフォトカノ系の新作が出るor発表予定らしいです。
これ、前に発売されたなんか女の子プロデュースするアプリ『スクールスタードリーム!』とか言うのとは別物?のようです
しかし、私はフォトカノじゃなくてキミキス・アマガミ系列がしたいの!!!
とりあえず奇乳は止めて
後、キミキスのVita版いい加減だしてください。新作作るより簡単な上に小金稼ぎにはなるはず。
フォトカノシリーズが累計で20万突破したそうです。
販売なのか出荷なのか判りませんが、どのみちメーカーに入るお金は同じ。
アマガミに比べると人気で一段二段落ちるフォトカノですが、それでもギャルゲーで考えればかなり売れた方ですね。
加えて2016年にフォトカノ系の新作が出るor発表予定らしいです。
これ、前に発売されたなんか女の子プロデュースするアプリ『スクールスタードリーム!』とか言うのとは別物?のようです
しかし、私はフォトカノじゃなくてキミキス・アマガミ系列がしたいの!!!
とりあえず奇乳は止めて
後、キミキスのVita版いい加減だしてください。新作作るより簡単な上に小金稼ぎにはなるはず。
皆さん、こんばんは。しもべです。
NBA LALのコービー・ブライアントが今シーズン限りで引退するそうです。
日本のアクエリアスのCMにも出ていましたし、名前を知っている方もいるのではないでしょうか。
神様マイケル・ジョーダンの後継者であり一時代を築いた選手の引退。
哀しいなぁ・・・(´;ω;`)ブワッ
備えた走攻守に抜群の集中力と圧倒的な勝負強さを持ち、ウィルト・チェンバレン以来の1試合最多得点81点を記録した希代の点取り屋。点を取るだけの選手なら掃いて捨てるほどいるNBAですが、守備でも素晴らしかった。そして尽きる事ない飢餓感とそこから来る向上心の塊で練習好き。常にセルフィッシュと言われたが、結局自分で点を取る事が一番チームとして強かったからなぁ・・・。最後の最後まで心通わせたパートナーと言える人間がいなかった。
悔やまれるなぁ。
もうここ数年は怪我に手術の繰り返しでシーズンは休みがち、やっと開幕から動けるようになった今年はもはや別人の様。
トレイシー・マグレディを考えれば同じようなスコアラーでも遥かに長い時間働けていたので文句も言えるはず有りませんが、いよいよかぁ・・・。
今や、NBAの中心はレブロン、KD、そしてカリー。
恐らくあと2~3年以内にはティム・ダンカンとダーク・ノビツキーも引退するでしょうし、いよいよ本当の意味で新しい時代へとNBAは入っていくようです。
間違いなくNBA史上でも最上位の選手の一人として名が刻まれる選手の全盛期を見る事が出来た事は本当に幸せでした。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
さて、いつも通りSCGを見ていきます。
今週はNEW JERSEYにてLegacy Openが行われました。
この所大型大会が続いてくれて嬉しい限り。早速結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/281115_newjersey.html
http://sales.starcitygames.com/deckdatabase/deckshow.php?t%5BT3%5D=3&event_ID=&feedin=&start_date=09%2F06%2F2015&end_date=11%2F29%2F2015&city=Somerset&state=&country=&start=1&finish=32&exp=&p_first=&p_last=&simple_card_name%5B1%5D=&simple_card_name%5B2%5D=&simple_card_name%5B3%5D=&simple_card_name%5B4%5D=&simple_card_name%5B5%5D=&w_perc=0&g_perc=0&r_perc=0&b_perc=0&u_perc=0&a_perc=0&comparison%5B1%5D=%3E%3D&card_qty%5B1%5D=1&card_name%5B1%5D=&comparison%5B2%5D=%3E%3D&card_qty%5B2%5D=1&card_name%
今週の優勝はTom Keating氏の4c Loamです。
以下Top16(上から順に一位~)
4c AggroLoam
ANT
Miracles
ANT
Lands
Elves
Grixis Delver
Miracles
--------------------
Miracles
Miracles
Grixis Painter
Miracles
BUG 続唱
Grixis Delver
Reanimator
Grixis Delver
です。
2日目進出121名のメタゲーム上位は
(http://www.starcitygames.com/events/coverage/3567_day_2_metagame_breakdown_.html)
Miracles 23名
Grixis Delver 13名
Lands 7名
Death&Tax 7名
ANT 7名
RUG Delver 5名
4c AggroLoam 5名
BUG Delver 5名
Elves 5名
です。
と言う事で、まぁ見事なMiracles祭りですね。
メタ最上位で2日目進出は圧倒的な数です。そしてただ数が多いだけでなく、そのうち半数近くの11名がTop32入り。Top8には2名、Top16に5名と其々バランスよく数を残しています。
対してCombo勢は先週の結果から考えると思ったほどですが、ANTだけはよく奮戦しており7名と上位の進出数に加えTop4に2名といい成績を残せていますね。乗り手が強い様な気もしますが、まぁ現状のCombo勢の中ではかなりいいポジションなのでしょう。少なくともSnT勢よりは遥かに環境向き。
環境のフェアデッキ代表のDelver系ですが、やはりGrixis系が最大勢力。
またTop32にも4名で、その内Top16でも3名。他のDelverに比べるとやはり威力がある様です。同じManadenialのRUGが数がそこそこでも上位に残れていない所を見るとやはりデッキパワーの違いですかね。と言うか《若き紅蓮術士》と妨害+ハンデス。
これまでのMidrange系のフェアデッキではBUG 続唱が最も数を揃えていましたが、最近は徐々に数を減らし、今回は壊滅的。2日目進出は僅か3名です。Top16にぎりぎり一名。同じ様にMiraclesに優位が付くとされるLandsと比べると物足りない結果ですね。アドバンテージだけでは物足りないという事ですかね・・・。因みにそのLandsはGP Seattleでも優勝していますし安定はしませんが成績は残しますね。Jarvis Yu氏の形が今のトレンド? AggroLoamも最近は少しずつ数を増やしていて、《壌土からの生命》を用いた対フェアデッキ戦に強いデッキが今環境的に強いという事ですかね。
まぁ安定して勝にはやはり対Combo性能がそれなりでなければいけないようなので、当り運の限界もあるでしょうが。
Bladeは今回再び沈黙。
前回はまぐれだったか。
ここから先は気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95702
優勝したTom Keating氏の4c AggroLoamです。
何故かSCGの表記がPunishing Abzan成る表記がされており、お?Junk系の新しいデッキか?と心躍らせてひらいた結果がただの4c AggroLoamでござる・・・。
まぁ最近は《壌土からの生命/Loam》も2枚程度、サイクリングランドは2~3枚で《突撃の地鳴り》も無しなのでJunkに纏めたくなる気持ちもまぁ判らなくもないんですがね。
それは置いておいて、この所少しずつ数を伸ばしているU抜き4cのAggroLoam。
《虚空の杯》+《ガドック・ティーグ》、+《罰する火》でそれぞれ対Combo、対フェアデッキに戦えるバランスの良さとLoamも含めて消耗戦への強さが売り。
そしてサイドからは《スレイベンの守護者、サリア》をはじめ大量のHatebearの増量を行います。かつてはAggroLoamなんて対フェアデッキ専門でComboはどうしても鬼門でしたが、今回は準決・決勝と勝っているところを見るとかなり改善されていますね。まぁCotVが刺さるComboが環境の主流だからとも言えますが。
これも非常によくある形を取っていますね。
GP 13位のMartin Russ氏の様なDDコンボを仕込んであるような物も無し。
敢えて言うなら1マナ域はきっちり完全にメインではカットしている事と、2枚目の《森の知恵》を取っている事程度ですか。まぁそれもよくある構築ですが。
気になったのはサイドで一つは《毒の濁流》《ゴルガリの魔除け》《仕組まれた疫病》とスィーパーが多めである事。そして《殺戮遊戯》は無し。で《情け知らずのガラク》があることです。
《若き紅蓮術士》《僧院の導師》と横に並ぶことも結局変わらず多い環境故にスィーパーの増枠は判りますが、元々除去も多く消耗戦に強い筈のデッキ。そこを更に強くしています。
《殺戮遊戯》は以前は対低速、と言うか対Miraclesに有効性が認められている札でしたが、ここの所生物の増加や勝ち札の分散の多いMiraclesには効きが今一つ。それを考え、前述のスィーパーに加え《情け知らずのガラク》と言う事ですかね?
この変身ガラクも最近は使われているところをこのデッキでは間々見ます。
かなり生物戦を潰すための構築ですね・・・。
また、対Uへのある意味鉄板である《窒息》が採られていません。
単に枠が無いから切ったのか、それとも効果が薄いと判断したのか。Mirclesは《血染めの月》の対Landsへの登用を踏まえて非常に基本地形も多め。《不毛の大地》だけではManadenialは効果が薄く、《窒息》を切るとなると最初からその方向は大きくは期待はしていないようですね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95708
2位、Caleb Scherer氏のANTです。
この所安定して勝っているCaleb Scherer氏。
今回はOpenでの2位と素晴らしいですね。
今回の特徴は《汚物の雨》です。
まぁこれ自体はANTに間々見られるブッパ仕様の際に採用されている札です。しかしその多くが《陰謀団の儀式》の4枚目とのスイッチの上に15名の土地を入れた形です。
しかしCaleb Scherer氏の構築は儀式は其々4枚採った上で《汚物の雨》1枚入れており、かつ土地14枚です。つまり超ブッパ仕様。瞬間的なマナソースの拡充と言う事ですね。使った枠は安定性と疑似キャントリップの増枠となる《師範の占い独楽》ですからマナソースを特に意識しているのが判りますね。
そんなに今の環境って高速特化にする物なんですかね?
ただ、嘗てと異なり《闇の請願》の2枚目が有る以上、黒のマナソースと5マナの到達は一つの目標となる以上、判らなくもないですかね。ついでに「魔巧」にも貢献できます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95717
11位、Louis Gentile氏のGrixis Painterです。
珍しいGrixisカラーのPainted Stoneです。
基本的には赤単、稀にURとかに成ったりしますがUBRになるのは珍しいですね。
そのB要素であるのはほぼ《ボーラスの工作員、テゼレット》で占められています。後は《虚無の呪文爆弾》の誘発だけですからね。
なのでまぁUBRと言うよりURtBですね。
テゼレットと言うとLegacyではUB Tezzeretorになりますが、要はそれとPainterのハイブリッドのような形の様です。
必要に応じて高速コンボだけでなくテゼレットからアドを稼いだり5/5を奔らせたりするわけですね。
しかし環境的な強みがあるんですかね、これ。
当たり前ですが現環境は以前ほどではありませんがPWに優しくない。そもそもUB Tezzeretorが居ないのにその要素を足す事の強みとは・・・。
結果として《帝国の徴募兵》が使えないので銀弾戦法も取りづらくコンボ速度は低下しています。まぁここは《直観》と《Transmute Artifact》がカバーできるのやもしれません。
また《血染めの月》《月の大魔術師》も極めて採用しづらい。サイドインしていますが運用上の齟齬は避けられない筈。
一体どのような動きと強みがこのデッキに有るんでしょうかね?
Openで11位に入っている以上、地雷だろうがそこそこの自力は有るはず。どの様な挙動をするのか見てみたいですね。何処かに動画とかないかな。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95718
26位、Thomas Hepp氏のBUG Depthsです。
BUGと言うよりはBGtUのDDデッキですね。
幾つか有るDDの中ではBeatdown要素を排した高速Combo型となっています。
《吸血鬼の呪詛術士》4枚、《暗黒の深部》4枚、《演劇の舞台》4枚、《輪作》4枚に《探検の地図》3枚、《森の戦術》3枚と本当の意味で徹底した構築になっています。
後はそれを通すためのハンデスや、潤滑油になっています。
DDの高速コンボ型と言うとJund DDとかもそれに当たりますが、そこから更に除去要素などコンボに必要に無い要素を排していますね。殆どAll inの形で、リカバリー用のLoamすら入れていません。
《Karaks》《不毛の大地》は減っているとはいえ《剣を鍬に》は多いこの環境でDDのAll inとは恐れ入りますね・・・。
実は以前最速のDDを作るとしたらどうなるだろう?と考えていたことが私にはあったのですが、しかしその時でさえ私はもう少し丸みのある構築にしていましたww
う~む、狂気を感じる。
こんな所ですか。
上では挙げませんでしたが、Grixis Delverのサイドに《闇の腹心》を仕込ませていたデッキがあったり、Esper Bladeにアド手段として《苦いの真理》が入っているデッキが合ったりして、それらが気にかかりましたね。続唱は今一つなのですが、それでも対フェアとなった場合にどうやってアドバンテージを取るのか?に腐心しているデッキ群は少なくないようです。
《苦い真理》は最近Stdで評価を上げているようですが、地味にLegacyでも色々と試されているアド手段でもあります。GP SeattleではChapinたちが持ち込んでいましたし、CFBのTom Martellの今日の記事でも少し触れられています。まぁこちらは《僧院の導師》についての記事なのですが(この記事自体は結構面白かったので興味のある方は是非)。
と言う事で何だかんだ、フェアデッキが環境に多数溢れている状況は変わらないようです。
Miraclesはこの勢いだとMUD・Landsの増加を招きそうですね(Infectは微妙)。
故に《血染めの月》の増加も有りそうです。
Landsも《突撃の地鳴り》→《溶鉄の渦》と対策してますが入っても1~2枚ですし、有効度が完全に損なわれるわけでもありませんからね。もしかして《安らかなる眠り》の2枚目も復活するかも・・・。
困ったものです。
さて、今回はここまで、です。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。
P.S.
水木しげる氏が鬼籍に入られたり、ロボオタの供「スパロボ」の制作会社であったウィンキーが倒産したり、ニュースの多い日でした・・・。
NBA LALのコービー・ブライアントが今シーズン限りで引退するそうです。
日本のアクエリアスのCMにも出ていましたし、名前を知っている方もいるのではないでしょうか。
神様マイケル・ジョーダンの後継者であり一時代を築いた選手の引退。
哀しいなぁ・・・(´;ω;`)ブワッ
備えた走攻守に抜群の集中力と圧倒的な勝負強さを持ち、ウィルト・チェンバレン以来の1試合最多得点81点を記録した希代の点取り屋。点を取るだけの選手なら掃いて捨てるほどいるNBAですが、守備でも素晴らしかった。そして尽きる事ない飢餓感とそこから来る向上心の塊で練習好き。常にセルフィッシュと言われたが、結局自分で点を取る事が一番チームとして強かったからなぁ・・・。最後の最後まで心通わせたパートナーと言える人間がいなかった。
悔やまれるなぁ。
もうここ数年は怪我に手術の繰り返しでシーズンは休みがち、やっと開幕から動けるようになった今年はもはや別人の様。
トレイシー・マグレディを考えれば同じようなスコアラーでも遥かに長い時間働けていたので文句も言えるはず有りませんが、いよいよかぁ・・・。
今や、NBAの中心はレブロン、KD、そしてカリー。
恐らくあと2~3年以内にはティム・ダンカンとダーク・ノビツキーも引退するでしょうし、いよいよ本当の意味で新しい時代へとNBAは入っていくようです。
間違いなくNBA史上でも最上位の選手の一人として名が刻まれる選手の全盛期を見る事が出来た事は本当に幸せでした。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
さて、いつも通りSCGを見ていきます。
今週はNEW JERSEYにてLegacy Openが行われました。
この所大型大会が続いてくれて嬉しい限り。早速結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/281115_newjersey.html
http://sales.starcitygames.com/deckdatabase/deckshow.php?t%5BT3%5D=3&event_ID=&feedin=&start_date=09%2F06%2F2015&end_date=11%2F29%2F2015&city=Somerset&state=&country=&start=1&finish=32&exp=&p_first=&p_last=&simple_card_name%5B1%5D=&simple_card_name%5B2%5D=&simple_card_name%5B3%5D=&simple_card_name%5B4%5D=&simple_card_name%5B5%5D=&w_perc=0&g_perc=0&r_perc=0&b_perc=0&u_perc=0&a_perc=0&comparison%5B1%5D=%3E%3D&card_qty%5B1%5D=1&card_name%5B1%5D=&comparison%5B2%5D=%3E%3D&card_qty%5B2%5D=1&card_name%
今週の優勝はTom Keating氏の4c Loamです。
以下Top16(上から順に一位~)
4c AggroLoam
ANT
Miracles
ANT
Lands
Elves
Grixis Delver
Miracles
--------------------
Miracles
Miracles
Grixis Painter
Miracles
BUG 続唱
Grixis Delver
Reanimator
Grixis Delver
です。
2日目進出121名のメタゲーム上位は
(http://www.starcitygames.com/events/coverage/3567_day_2_metagame_breakdown_.html)
Miracles 23名
Grixis Delver 13名
Lands 7名
Death&Tax 7名
ANT 7名
RUG Delver 5名
4c AggroLoam 5名
BUG Delver 5名
Elves 5名
です。
と言う事で、まぁ見事なMiracles祭りですね。
メタ最上位で2日目進出は圧倒的な数です。そしてただ数が多いだけでなく、そのうち半数近くの11名がTop32入り。Top8には2名、Top16に5名と其々バランスよく数を残しています。
対してCombo勢は先週の結果から考えると思ったほどですが、ANTだけはよく奮戦しており7名と上位の進出数に加えTop4に2名といい成績を残せていますね。乗り手が強い様な気もしますが、まぁ現状のCombo勢の中ではかなりいいポジションなのでしょう。少なくともSnT勢よりは遥かに環境向き。
環境のフェアデッキ代表のDelver系ですが、やはりGrixis系が最大勢力。
またTop32にも4名で、その内Top16でも3名。他のDelverに比べるとやはり威力がある様です。同じManadenialのRUGが数がそこそこでも上位に残れていない所を見るとやはりデッキパワーの違いですかね。と言うか《若き紅蓮術士》と妨害+ハンデス。
これまでのMidrange系のフェアデッキではBUG 続唱が最も数を揃えていましたが、最近は徐々に数を減らし、今回は壊滅的。2日目進出は僅か3名です。Top16にぎりぎり一名。同じ様にMiraclesに優位が付くとされるLandsと比べると物足りない結果ですね。アドバンテージだけでは物足りないという事ですかね・・・。因みにそのLandsはGP Seattleでも優勝していますし安定はしませんが成績は残しますね。Jarvis Yu氏の形が今のトレンド? AggroLoamも最近は少しずつ数を増やしていて、《壌土からの生命》を用いた対フェアデッキ戦に強いデッキが今環境的に強いという事ですかね。
まぁ安定して勝にはやはり対Combo性能がそれなりでなければいけないようなので、当り運の限界もあるでしょうが。
Bladeは今回再び沈黙。
前回はまぐれだったか。
ここから先は気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95702
優勝したTom Keating氏の4c AggroLoamです。
何故かSCGの表記がPunishing Abzan成る表記がされており、お?Junk系の新しいデッキか?と心躍らせてひらいた結果がただの4c AggroLoamでござる・・・。
まぁ最近は《壌土からの生命/Loam》も2枚程度、サイクリングランドは2~3枚で《突撃の地鳴り》も無しなのでJunkに纏めたくなる気持ちもまぁ判らなくもないんですがね。
それは置いておいて、この所少しずつ数を伸ばしているU抜き4cのAggroLoam。
《虚空の杯》+《ガドック・ティーグ》、+《罰する火》でそれぞれ対Combo、対フェアデッキに戦えるバランスの良さとLoamも含めて消耗戦への強さが売り。
そしてサイドからは《スレイベンの守護者、サリア》をはじめ大量のHatebearの増量を行います。かつてはAggroLoamなんて対フェアデッキ専門でComboはどうしても鬼門でしたが、今回は準決・決勝と勝っているところを見るとかなり改善されていますね。まぁCotVが刺さるComboが環境の主流だからとも言えますが。
これも非常によくある形を取っていますね。
GP 13位のMartin Russ氏の様なDDコンボを仕込んであるような物も無し。
敢えて言うなら1マナ域はきっちり完全にメインではカットしている事と、2枚目の《森の知恵》を取っている事程度ですか。まぁそれもよくある構築ですが。
気になったのはサイドで一つは《毒の濁流》《ゴルガリの魔除け》《仕組まれた疫病》とスィーパーが多めである事。そして《殺戮遊戯》は無し。で《情け知らずのガラク》があることです。
《若き紅蓮術士》《僧院の導師》と横に並ぶことも結局変わらず多い環境故にスィーパーの増枠は判りますが、元々除去も多く消耗戦に強い筈のデッキ。そこを更に強くしています。
《殺戮遊戯》は以前は対低速、と言うか対Miraclesに有効性が認められている札でしたが、ここの所生物の増加や勝ち札の分散の多いMiraclesには効きが今一つ。それを考え、前述のスィーパーに加え《情け知らずのガラク》と言う事ですかね?
この変身ガラクも最近は使われているところをこのデッキでは間々見ます。
かなり生物戦を潰すための構築ですね・・・。
また、対Uへのある意味鉄板である《窒息》が採られていません。
単に枠が無いから切ったのか、それとも効果が薄いと判断したのか。Mirclesは《血染めの月》の対Landsへの登用を踏まえて非常に基本地形も多め。《不毛の大地》だけではManadenialは効果が薄く、《窒息》を切るとなると最初からその方向は大きくは期待はしていないようですね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95708
2位、Caleb Scherer氏のANTです。
この所安定して勝っているCaleb Scherer氏。
今回はOpenでの2位と素晴らしいですね。
今回の特徴は《汚物の雨》です。
まぁこれ自体はANTに間々見られるブッパ仕様の際に採用されている札です。しかしその多くが《陰謀団の儀式》の4枚目とのスイッチの上に15名の土地を入れた形です。
しかしCaleb Scherer氏の構築は儀式は其々4枚採った上で《汚物の雨》1枚入れており、かつ土地14枚です。つまり超ブッパ仕様。瞬間的なマナソースの拡充と言う事ですね。使った枠は安定性と疑似キャントリップの増枠となる《師範の占い独楽》ですからマナソースを特に意識しているのが判りますね。
そんなに今の環境って高速特化にする物なんですかね?
ただ、嘗てと異なり《闇の請願》の2枚目が有る以上、黒のマナソースと5マナの到達は一つの目標となる以上、判らなくもないですかね。ついでに「魔巧」にも貢献できます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95717
11位、Louis Gentile氏のGrixis Painterです。
珍しいGrixisカラーのPainted Stoneです。
基本的には赤単、稀にURとかに成ったりしますがUBRになるのは珍しいですね。
そのB要素であるのはほぼ《ボーラスの工作員、テゼレット》で占められています。後は《虚無の呪文爆弾》の誘発だけですからね。
なのでまぁUBRと言うよりURtBですね。
テゼレットと言うとLegacyではUB Tezzeretorになりますが、要はそれとPainterのハイブリッドのような形の様です。
必要に応じて高速コンボだけでなくテゼレットからアドを稼いだり5/5を奔らせたりするわけですね。
しかし環境的な強みがあるんですかね、これ。
当たり前ですが現環境は以前ほどではありませんがPWに優しくない。そもそもUB Tezzeretorが居ないのにその要素を足す事の強みとは・・・。
結果として《帝国の徴募兵》が使えないので銀弾戦法も取りづらくコンボ速度は低下しています。まぁここは《直観》と《Transmute Artifact》がカバーできるのやもしれません。
また《血染めの月》《月の大魔術師》も極めて採用しづらい。サイドインしていますが運用上の齟齬は避けられない筈。
一体どのような動きと強みがこのデッキに有るんでしょうかね?
Openで11位に入っている以上、地雷だろうがそこそこの自力は有るはず。どの様な挙動をするのか見てみたいですね。何処かに動画とかないかな。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95718
26位、Thomas Hepp氏のBUG Depthsです。
BUGと言うよりはBGtUのDDデッキですね。
幾つか有るDDの中ではBeatdown要素を排した高速Combo型となっています。
《吸血鬼の呪詛術士》4枚、《暗黒の深部》4枚、《演劇の舞台》4枚、《輪作》4枚に《探検の地図》3枚、《森の戦術》3枚と本当の意味で徹底した構築になっています。
後はそれを通すためのハンデスや、潤滑油になっています。
DDの高速コンボ型と言うとJund DDとかもそれに当たりますが、そこから更に除去要素などコンボに必要に無い要素を排していますね。殆どAll inの形で、リカバリー用のLoamすら入れていません。
《Karaks》《不毛の大地》は減っているとはいえ《剣を鍬に》は多いこの環境でDDのAll inとは恐れ入りますね・・・。
実は以前最速のDDを作るとしたらどうなるだろう?と考えていたことが私にはあったのですが、しかしその時でさえ私はもう少し丸みのある構築にしていましたww
う~む、狂気を感じる。
こんな所ですか。
上では挙げませんでしたが、Grixis Delverのサイドに《闇の腹心》を仕込ませていたデッキがあったり、Esper Bladeにアド手段として《苦いの真理》が入っているデッキが合ったりして、それらが気にかかりましたね。続唱は今一つなのですが、それでも対フェアとなった場合にどうやってアドバンテージを取るのか?に腐心しているデッキ群は少なくないようです。
《苦い真理》は最近Stdで評価を上げているようですが、地味にLegacyでも色々と試されているアド手段でもあります。GP SeattleではChapinたちが持ち込んでいましたし、CFBのTom Martellの今日の記事でも少し触れられています。まぁこちらは《僧院の導師》についての記事なのですが(この記事自体は結構面白かったので興味のある方は是非)。
と言う事で何だかんだ、フェアデッキが環境に多数溢れている状況は変わらないようです。
Miraclesはこの勢いだとMUD・Landsの増加を招きそうですね(Infectは微妙)。
故に《血染めの月》の増加も有りそうです。
Landsも《突撃の地鳴り》→《溶鉄の渦》と対策してますが入っても1~2枚ですし、有効度が完全に損なわれるわけでもありませんからね。もしかして《安らかなる眠り》の2枚目も復活するかも・・・。
困ったものです。
さて、今回はここまで、です。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。
P.S.
水木しげる氏が鬼籍に入られたり、ロボオタの供「スパロボ」の制作会社であったウィンキーが倒産したり、ニュースの多い日でした・・・。
好きなシナジー)踏査+クルフィックスの狩猟
2015年11月29日 シナジー
皆さん、こんばんは。しもべです。
早い物で今年もあと1ヶ月。
また一つ年を取ってしまったか・・・。
現在SCG ではLegacy Openがやっているようです。
St. Louis Openから約一か月、GP Seattleから3週間程度ですが、一体どのような結果になるのか楽しみです。
見ていた映像では食物連鎖がMiraclesと対戦してました。
そんな真面目な戦いの横で、電波ビルダーの私は電波の受信に余念のない日々。
で、主に使いたいデッキ・楽しいデッキ等を作る、遊ぶのが主な私では、その核となるテーマによく「カード間のシナジー」を重視し、構築を行ないます。愛用のデッキはJunkなのですが、寧ろこれが特別なだけで、大抵はそのシナジーやテーマ偏重なんですよね。
なので私の電波の大元は如何に素敵なシナジーを見つけるか?に懸かってきていると思います。
ここで重要なのは必ずしも強力である必要が無いという事。
強力であるだけなら普通に強いデッキ作りますから。コンボではなく悪までシナジーですしね。個人的にそこに互いのカードの良さを引き出すような美しさが有るかどうか?に懸かってきます。
勿論見る価値もないほど弱くてはいけませんがねww
と言う事で、これからは時々思いつくままに気に入っている色々なシナジーをこれからは載せて行こうかな?と思います。
今回のシナジーは
《クルフィックスの狩猟者/CoK》+《踏査》
です。
まぁ、多くの方がテキストを理解しているであろうこの2種類。
なので効果の方も説明不要ですね。
殆んど《ムル・ダヤの巫女》を作り出すだけの様なセットです。
が、実際の動き的には見た目よりも異なります。
1t目:土地(1)→《踏査》→土地(2)
2t目:土地(1)→ CoK →土地(2)
で2t目までに上手くいけば4マナまでセットできるわけですね。
ここで重要なのが、2t目の2枚目の土地は山札からのセットが可能と言う点ですね。
2t目までにハンドに土地が4枚ある確率とハンドに3枚+山札のTopに土地の4枚目がある確率では、当然後者の方が高く安定性が上。この時点で《踏査》の機能を損ない難いと言えます。そして同時にカードアドバンテージとライフアドバンテージを獲得が狙えているわけです
ハンドから土地4枚全てを調達できるのなら《ムル・ダヤの巫女》でも2t目のセットは可能ですが、やはりやや安定感は落ちます。Eternalなら尚更。その上4マナ2/2と極めて場持ちの悪いサイズなので1マナ除去で簡単に落ちてしまう上に、戦闘にも寄与するのは難しい。その分、戦闘に参加させる事が出来るサイズのCoKは能力で獲得できる分以上にライフレースに関与できるわけです。
まぁ、《巫女》の方は最大アドと言う点で上を言っており、2t目にして5枚目の土地セットの可能性すらあるわけですがねww
しかしそこまで土地の増進に拘るのなら最初から土地単で《マナ結合》しろよ・・・となってしまいますからね。
悪まで非土地単の場合のシナジーと言えます。
で、場持ちの良いCoKはお陰でその後もTopに干渉を続けることが出来るので《踏査》の「ターン中土地2枚プレイ可能」の効果を無駄なく発揮しやすい。フェッチランドを土地枠で経由する事でTopのシャッフルもできるのもまる。
そしてCoKは《踏査》のお陰でライフアドバンテージとカードアドバンテージを獲得しやすい。どんどんデッキを掘って行けるわけですね。
正に両方の良い部分を引き出せているわけです。
ここで、更に組み合わせておけるといいのがTop操作をする札。
Uなら《渦まく知識》等のキャントリップや《精神を刻む者、ジェイス》など。特に場持ちが良い分JtMsの壁にもなれます。
しかしGで統一するのなら《ミリーの悪知恵》《師範の占い独楽》《森の知恵》で良いですね。
でTopを常に調整すると更にどんどん掘って行けるわけですね。アドがアドを呼ぶわけです。
ついでに、CoKと《踏査》は「Enc」でカードタイプが統一されています。
なのでここでもまた一つのシナジーを発揮できそうですね。
無茶にEnchantress的な構築をせずとも単純に《神々との融和》や《鉱山の採掘》で回収したりとか簡単なものでも良いですね。悪まで生物を使うBeatdownと言う事を考えるなら《神々の兜》とか《万戦の幻霊》とかでも良いですね。サイズに転換できるのなら《踏査》も中盤以降に価値がやや見出せますからね。
そうして統一感を出すのなら上記のTop操作を《ミリーの悪知恵》や《森の知恵》等ですかね。特に悪知恵だと1t目に扱う事も出来ますね。対して《森の知恵》だとCoKで獲得したライフをドローにつぎ込む事が出来ますね。
まぁEnchantress的に「星座」を絡めていくともっとアドを引き延ばせそうですが。土地を伸ばせるので「上陸」でも良いですね。特にBFZのEncシリーズは良い感じ。
んで、土地を伸ばしきった先ではどうするのか?と言う事になりますね。そこを上手く出来ると良いのでですが。
そこをどうすべきでしょうね。
ここでもうまいシナジーが生めると良いのですが。フィニッシュのためのボムでも良いのですが、単純にそれだけだと序盤に引くと腐りますからね・・・。
《巨森の予見者、ニッサ/精霊信者の賢人、ニッサ》《武道家の庭師/生命の織り手、土塊》《黄金牙、タシグル》《起源のハイドラ》《生+死》とかになるでしょうかね?
それらを調整してサーチする《緑の太陽の頂点/GSZ》等も良い。
と言う事で、
《クルフィックスの狩猟者/CoK》+《踏査》
のシナジーでした。
非常に簡単な組み合わせですが、たったこれだけでも十分色々と考えられるわけですね。
・単体でもそれなりのKPが有る
・互いの良さを引き出す
・そこからの発展性もある
で、非常に良い組み合わせだと思います。遊び甲斐も有りますしね。
色々考えるのは楽しいなぁ~。
やっぱりMTGは妄想の友だべ。
P.S.
《踏査》はイラストは別にどちらでもいいですが、FTはコンスピラシーの「未知への旅の中でのみ、我々は不可能を見つけることができるのだ。」 の方が好きです。
早い物で今年もあと1ヶ月。
また一つ年を取ってしまったか・・・。
現在SCG ではLegacy Openがやっているようです。
St. Louis Openから約一か月、GP Seattleから3週間程度ですが、一体どのような結果になるのか楽しみです。
見ていた映像では食物連鎖がMiraclesと対戦してました。
そんな真面目な戦いの横で、電波ビルダーの私は電波の受信に余念のない日々。
で、主に使いたいデッキ・楽しいデッキ等を作る、遊ぶのが主な私では、その核となるテーマによく「カード間のシナジー」を重視し、構築を行ないます。愛用のデッキはJunkなのですが、寧ろこれが特別なだけで、大抵はそのシナジーやテーマ偏重なんですよね。
なので私の電波の大元は如何に素敵なシナジーを見つけるか?に懸かってきていると思います。
ここで重要なのは必ずしも強力である必要が無いという事。
強力であるだけなら普通に強いデッキ作りますから。コンボではなく悪までシナジーですしね。個人的にそこに互いのカードの良さを引き出すような美しさが有るかどうか?に懸かってきます。
勿論見る価値もないほど弱くてはいけませんがねww
と言う事で、これからは時々思いつくままに気に入っている色々なシナジーをこれからは載せて行こうかな?と思います。
今回のシナジーは
《クルフィックスの狩猟者/CoK》+《踏査》
です。
まぁ、多くの方がテキストを理解しているであろうこの2種類。
なので効果の方も説明不要ですね。
殆んど《ムル・ダヤの巫女》を作り出すだけの様なセットです。
が、実際の動き的には見た目よりも異なります。
1t目:土地(1)→《踏査》→土地(2)
2t目:土地(1)→ CoK →土地(2)
で2t目までに上手くいけば4マナまでセットできるわけですね。
ここで重要なのが、2t目の2枚目の土地は山札からのセットが可能と言う点ですね。
2t目までにハンドに土地が4枚ある確率とハンドに3枚+山札のTopに土地の4枚目がある確率では、当然後者の方が高く安定性が上。この時点で《踏査》の機能を損ない難いと言えます。そして同時にカードアドバンテージとライフアドバンテージを獲得が狙えているわけです
ハンドから土地4枚全てを調達できるのなら《ムル・ダヤの巫女》でも2t目のセットは可能ですが、やはりやや安定感は落ちます。Eternalなら尚更。その上4マナ2/2と極めて場持ちの悪いサイズなので1マナ除去で簡単に落ちてしまう上に、戦闘にも寄与するのは難しい。その分、戦闘に参加させる事が出来るサイズのCoKは能力で獲得できる分以上にライフレースに関与できるわけです。
まぁ、《巫女》の方は最大アドと言う点で上を言っており、2t目にして5枚目の土地セットの可能性すらあるわけですがねww
しかしそこまで土地の増進に拘るのなら最初から土地単で《マナ結合》しろよ・・・となってしまいますからね。
悪まで非土地単の場合のシナジーと言えます。
で、場持ちの良いCoKはお陰でその後もTopに干渉を続けることが出来るので《踏査》の「ターン中土地2枚プレイ可能」の効果を無駄なく発揮しやすい。フェッチランドを土地枠で経由する事でTopのシャッフルもできるのもまる。
そしてCoKは《踏査》のお陰でライフアドバンテージとカードアドバンテージを獲得しやすい。どんどんデッキを掘って行けるわけですね。
正に両方の良い部分を引き出せているわけです。
ここで、更に組み合わせておけるといいのがTop操作をする札。
Uなら《渦まく知識》等のキャントリップや《精神を刻む者、ジェイス》など。特に場持ちが良い分JtMsの壁にもなれます。
しかしGで統一するのなら《ミリーの悪知恵》《師範の占い独楽》《森の知恵》で良いですね。
でTopを常に調整すると更にどんどん掘って行けるわけですね。アドがアドを呼ぶわけです。
ついでに、CoKと《踏査》は「Enc」でカードタイプが統一されています。
なのでここでもまた一つのシナジーを発揮できそうですね。
無茶にEnchantress的な構築をせずとも単純に《神々との融和》や《鉱山の採掘》で回収したりとか簡単なものでも良いですね。悪まで生物を使うBeatdownと言う事を考えるなら《神々の兜》とか《万戦の幻霊》とかでも良いですね。サイズに転換できるのなら《踏査》も中盤以降に価値がやや見出せますからね。
そうして統一感を出すのなら上記のTop操作を《ミリーの悪知恵》や《森の知恵》等ですかね。特に悪知恵だと1t目に扱う事も出来ますね。対して《森の知恵》だとCoKで獲得したライフをドローにつぎ込む事が出来ますね。
まぁEnchantress的に「星座」を絡めていくともっとアドを引き延ばせそうですが。土地を伸ばせるので「上陸」でも良いですね。特にBFZのEncシリーズは良い感じ。
んで、土地を伸ばしきった先ではどうするのか?と言う事になりますね。そこを上手く出来ると良いのでですが。
そこをどうすべきでしょうね。
ここでもうまいシナジーが生めると良いのですが。フィニッシュのためのボムでも良いのですが、単純にそれだけだと序盤に引くと腐りますからね・・・。
《巨森の予見者、ニッサ/精霊信者の賢人、ニッサ》《武道家の庭師/生命の織り手、土塊》《黄金牙、タシグル》《起源のハイドラ》《生+死》とかになるでしょうかね?
それらを調整してサーチする《緑の太陽の頂点/GSZ》等も良い。
と言う事で、
《クルフィックスの狩猟者/CoK》+《踏査》
のシナジーでした。
非常に簡単な組み合わせですが、たったこれだけでも十分色々と考えられるわけですね。
・単体でもそれなりのKPが有る
・互いの良さを引き出す
・そこからの発展性もある
で、非常に良い組み合わせだと思います。遊び甲斐も有りますしね。
色々考えるのは楽しいなぁ~。
やっぱりMTGは妄想の友だべ。
P.S.
《踏査》はイラストは別にどちらでもいいですが、FTはコンスピラシーの「未知への旅の中でのみ、我々は不可能を見つけることができるのだ。」 の方が好きです。
源氏物語絵巻/《拘留の宝球》はどうだろうか/「勇者死す。」に興味
2015年11月26日 趣味
皆さん、こんばんは。しもべです。
地元名古屋の徳川美術館にて国宝「源氏物語絵巻」が展示されているとの事なので先日観てきました。これを逃すと一生生は御目にかかれないかもしれませんからね。
中々面白かったのですが、人の多さに辟易。
しかし一通り見て満足レベルで寧ろ、絵巻を入れていた高価な箱の精緻な細工ばっかり見てましたww
ついでにあまりよく知らなかった内容も要約で触れられていたり、デモ映像が有ったので見たのですが、中々にダメな人間どもの劇やな・・・。と呆れてもいるのですが、後にこの時代の時代的慣習を見るに源氏が聖人に見えてくるほどの屑っぷり。時代の差とは恐ろしい・・・。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
最近のMiraclesと言えば万能除去は《議会の評決》である事がほぼ10割。
まぁ万能除去としては土地以外には完全除去ですしね。除去耐性も関係ないですし。
ただ、最近の面の広がりが保たれている状況なら複数体の追放の可能性がある《交流の宝球》も1チャンスある気もするんですがね。Tokensの一層はもちろん、Elvesなどの横に並びやすいデッキ相手に《至高の評決》や《終末》よりも一手早く打てる可能性のあるこいつも悪くないように思います。
SnT対策としても相性が良いですし、以前に比べ《紅蓮破》も減っていますしね。特にメイン《紅蓮破》はMiracles以外ではまず見られなくなりましたし。《突然の衰微》のあるBUG次第な所もありますが、選択肢としては無くは無いように思いますが・・・。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
日本一ソフトウェアから「勇者死す。」なるゲームが翌2月に発売されるらしいです。
http://nippon1.jp/consumer/yushashisu/
ストーリーは
世界が救われた後を描くというある意味RPG物へのアンチテーゼになっていますね。その点で非常に興味を惹かれました。
主人公はきっちり最強で、日を越す度に弱体化していくようです。サガフロ2の哀愁再び。
また終末に向け、自身は何が出来るのか?残した人々はどうなるのか?等「生」に対するテーマも入っているようで、物凄く私の琴線に触れました。
どうやらかつて同社から携帯アプリ用ゲームとして出ていた物をPS Vita様にリメイクするようです。
今のところ様子見ですが、このままなら買うかもしれませんね。
気にかかるのはPVに出てくるのが主人公を除いて女性ばかりという事。
特定の相手に看取られる関係になれるという事なんでしょうが、もっと多様な人間と交流できるのか?が個人的には重要。女の子とイチャイチャも良いですけど、そんな事は別に他のゲームでも出来るし、ただのギャルゲーに収束しないか?と言う不安が有ります。
また、企業の能力の問題で、良いテーマを挙げるけど作り込みが甘いというのが常なる問題として日本一にはあるのでそこも気にかかりますね・・・。
「ホタルノニッキ」や「夜廻」など、面白そうなゲームは多数輩出するんですが、どれも少なからぬ欠点を持っていますからね、ココは・・・。作品のテーマの魅力やゲーム性などに引き付けるものも多いのですが・・・。
う~む、不安だ。
でも今どきこれだけ新規IP連発してるのなんて日本一ぐらいなので頑張って欲しいです。
地元名古屋の徳川美術館にて国宝「源氏物語絵巻」が展示されているとの事なので先日観てきました。これを逃すと一生生は御目にかかれないかもしれませんからね。
中々面白かったのですが、人の多さに辟易。
しかし一通り見て満足レベルで寧ろ、絵巻を入れていた高価な箱の精緻な細工ばっかり見てましたww
ついでにあまりよく知らなかった内容も要約で触れられていたり、デモ映像が有ったので見たのですが、中々にダメな人間どもの劇やな・・・。と呆れてもいるのですが、後にこの時代の時代的慣習を見るに源氏が聖人に見えてくるほどの屑っぷり。時代の差とは恐ろしい・・・。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
最近のMiraclesと言えば万能除去は《議会の評決》である事がほぼ10割。
まぁ万能除去としては土地以外には完全除去ですしね。除去耐性も関係ないですし。
ただ、最近の面の広がりが保たれている状況なら複数体の追放の可能性がある《交流の宝球》も1チャンスある気もするんですがね。Tokensの一層はもちろん、Elvesなどの横に並びやすいデッキ相手に《至高の評決》や《終末》よりも一手早く打てる可能性のあるこいつも悪くないように思います。
SnT対策としても相性が良いですし、以前に比べ《紅蓮破》も減っていますしね。特にメイン《紅蓮破》はMiracles以外ではまず見られなくなりましたし。《突然の衰微》のあるBUG次第な所もありますが、選択肢としては無くは無いように思いますが・・・。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
日本一ソフトウェアから「勇者死す。」なるゲームが翌2月に発売されるらしいです。
http://nippon1.jp/consumer/yushashisu/
ストーリーは
魔王と刺し違えて、世界を救った主人公。要約するとこんな事らしいです。
神の慈悲により5日間だけ蘇生され、自由に過ごす事が出来るようになります。
世界は勇者により救われたはずですが、未だ混迷の中。
復興で起こる種々の問題や生き残っている人間同士の対立、または個人的に色々動いている人間たちがかかわる大なり小なりの悩み・問題に向き合って、6日目にふたたびに死を迎える。
世界が救われた後を描くというある意味RPG物へのアンチテーゼになっていますね。その点で非常に興味を惹かれました。
主人公はきっちり最強で、日を越す度に弱体化していくようです。サガフロ2の哀愁再び。
また終末に向け、自身は何が出来るのか?残した人々はどうなるのか?等「生」に対するテーマも入っているようで、物凄く私の琴線に触れました。
どうやらかつて同社から携帯アプリ用ゲームとして出ていた物をPS Vita様にリメイクするようです。
今のところ様子見ですが、このままなら買うかもしれませんね。
気にかかるのはPVに出てくるのが主人公を除いて女性ばかりという事。
特定の相手に看取られる関係になれるという事なんでしょうが、もっと多様な人間と交流できるのか?が個人的には重要。女の子とイチャイチャも良いですけど、そんな事は別に他のゲームでも出来るし、ただのギャルゲーに収束しないか?と言う不安が有ります。
また、企業の能力の問題で、良いテーマを挙げるけど作り込みが甘いというのが常なる問題として日本一にはあるのでそこも気にかかりますね・・・。
「ホタルノニッキ」や「夜廻」など、面白そうなゲームは多数輩出するんですが、どれも少なからぬ欠点を持っていますからね、ココは・・・。作品のテーマの魅力やゲーム性などに引き付けるものも多いのですが・・・。
う~む、不安だ。
でも今どきこれだけ新規IP連発してるのなんて日本一ぐらいなので頑張って欲しいです。
電波)このカードが使いたい《ダクソスの苦悩》
2015年11月25日 電波
皆さんこんばんは。しもべです。
家の近くのTU○AYAに行ったらワンパンマンが大量に売り切れを起こしていました。この手の全国規模の店で漫画が売り切れ起こすなど滅多に見ない光景ですが、アニメ効果は凄まじいなぁ・・・。
そんな中、何故か8巻だけは10冊以上平積みされてました(他は半分近く売り切れで、残っていても3冊前後)。
この巻だけ売れてないのか、大量に店が仕入れていたのか知りませんが、流石地上最強の男キングだぜ・・・。
さて、タイトルの話です。
久々に電波コーナー。
統率者2015では全く注目されていませんが個人的には《ダクソスの苦悩》は中々強力だと思います。
安定して「星座」出来る事が条件ですが、4マナにして5/5・飛行・速攻ですからね。4発攻撃を通すだけでいい事も魅力ですが、特に速攻のお陰で優秀なクロック速度を誇ります。マナ加速さえ出来れば3t目から5点クロックを刻めるわけですからね。
それにSoc除去が効かず、速攻持ちなので対Control/PW性能が高い。《稲妻》《突然の衰微》も躱せるので割と除去耐性も優秀です。
と言う訳でこれを軸にBeatdown組めないか?とふと思ったので軽く考えてみました。
当然ですが「星座」出来なければ話にならないので、それを上手く調達するのが前提となります。
それを軸にパーツ選び。
・《楽園の拡散》
:目的到達地が4マナである点から安定してマナ加速できる事、また星座を満たす事から、《繁茂》系の方が《死儀礼のシャーマン/DrS》より優先度が高いですね。どの道EncばかりならDrSでは使い道は欠しくなってしまいますしね。入れても追加枠の筈。
・《脳蛆》
:前方確認・一応のクロック・星座とやりたい事を全て行ってくれる生物。
生物枠を採ってしまいますが、《ダクソスの苦悩》さえ出せれば問題無いので、それをうまく機能させる事が先。
基本パーツの《思考囲い》と共にハンデス枠を強化できるのも有難いですね。
・《死の重み》
・《Oubliette》等々
:Encの除去。
上は軽量除去で最序盤と中盤以降は小型化が出来ます。
後者は大型生物への対処も可能。一応SnTに合わせて出す事も出来ます。
・《節くれの傷皮持ち》
:Beatdownとして1マナのアタッカーを用意できるのは重要。
また中盤以降は授与で生物強化が出来ますが、それが目的地と同じ4マナ域なので問題性も薄いですね。と言う事で他の生物の強化で打線を太く出来ます。
これらは一枚でCre/Encなので《タルモゴイフ》にとっても有難いですね。
後はEncクロックとして《肉占い》や休眠シリーズ等も有ります。tWで《つながれたグリフィン》《神話実現》等も。
また非生物の実質生物を用意できる事を利用すれば《走り回るスカージ》を運用する事も出来ますね。
と言う訳で何と無く作ってみたリスト
ver.BG
----------------------
1マナ*17
4《思考囲い》
4《節くれの傷皮持ち》
3《死の重み》
4《楽園の拡散》
2《ミリーの悪知恵》
2マナ*16
3《脳蛆》
4《タルモゴイフ》
2《神々との融和》
4《突然の衰微》
3《走り回るスカージ》
3マナ*3
2《Oubliette》
1《ドライアドの歌》
4マナ*4
4《ダクソスの苦悩》
土地20
2~3《不毛の大地》:目的地が4マナなのであまり《不毛》を使ってる余裕はないでしょうね。
Enc枚数は23枚。
もう少しあった方が良いですかね?
どうでもいいですがこのリストで土地を除くと3番目と5番目に高い札がコモンと言うのが驚愕。いつの間にかPauperもリッチな遊びになってしまったのか。
取り敢えず理想的な挙動は
1t目ハンデス→2t目《拡散》→《脳蛆》/2マナアタッカー→3t目《ダクソスの苦悩》
ですかね。
または3t目の挙動に《節くれの傷皮持ち》の授与で2マナ圏のアタッカーを強化する感じです。
調達手段として《神々との融和》が2t目に入る感じも有りますが。ついでに《タルモゴイフ》のための墓地肥やしにもなるのでまぁ入れといて無駄にはならないでしょう。《ダクソスの苦悩》に辿り着く事が目的なので《神々との融和》の3枚目が在った方が良いかも知れません。ハンデスと衰微とそれなりにバランスよく各札に対処できる事を考えると《ドライアドの歌》を3枚目の融和の枠に当てますかね。
因みにこちらの他に《踏査》《クルフィックスの狩猟者》《悟りの教示者》を使ったJunkカラーとかも考えてみました。他にはオロスカラーとかも出来ますね。
上述の様に実質ミシュランなのでControlのフィニッシャーとかにも据える事も出来るはず。《滅び》とかね。
単なるクロッカーですが、この様に特殊な札でもあるのでその分色々触れる余地が在るのは嬉しいです。
まぁ適当構築なので、対して強くもありませんが、MtGはデッキを妄想しているときも面白いので、こういう風に色々遊んでみるのも良いですね。
家の近くのTU○AYAに行ったらワンパンマンが大量に売り切れを起こしていました。この手の全国規模の店で漫画が売り切れ起こすなど滅多に見ない光景ですが、アニメ効果は凄まじいなぁ・・・。
そんな中、何故か8巻だけは10冊以上平積みされてました(他は半分近く売り切れで、残っていても3冊前後)。
この巻だけ売れてないのか、大量に店が仕入れていたのか知りませんが、流石地上最強の男キングだぜ・・・。
さて、タイトルの話です。
久々に電波コーナー。
統率者2015では全く注目されていませんが個人的には《ダクソスの苦悩》は中々強力だと思います。
安定して「星座」出来る事が条件ですが、4マナにして5/5・飛行・速攻ですからね。4発攻撃を通すだけでいい事も魅力ですが、特に速攻のお陰で優秀なクロック速度を誇ります。マナ加速さえ出来れば3t目から5点クロックを刻めるわけですからね。
それにSoc除去が効かず、速攻持ちなので対Control/PW性能が高い。《稲妻》《突然の衰微》も躱せるので割と除去耐性も優秀です。
と言う訳でこれを軸にBeatdown組めないか?とふと思ったので軽く考えてみました。
当然ですが「星座」出来なければ話にならないので、それを上手く調達するのが前提となります。
それを軸にパーツ選び。
・《楽園の拡散》
:目的到達地が4マナである点から安定してマナ加速できる事、また星座を満たす事から、《繁茂》系の方が《死儀礼のシャーマン/DrS》より優先度が高いですね。どの道EncばかりならDrSでは使い道は欠しくなってしまいますしね。入れても追加枠の筈。
・《脳蛆》
:前方確認・一応のクロック・星座とやりたい事を全て行ってくれる生物。
生物枠を採ってしまいますが、《ダクソスの苦悩》さえ出せれば問題無いので、それをうまく機能させる事が先。
基本パーツの《思考囲い》と共にハンデス枠を強化できるのも有難いですね。
・《死の重み》
・《Oubliette》等々
:Encの除去。
上は軽量除去で最序盤と中盤以降は小型化が出来ます。
後者は大型生物への対処も可能。一応SnTに合わせて出す事も出来ます。
・《節くれの傷皮持ち》
:Beatdownとして1マナのアタッカーを用意できるのは重要。
また中盤以降は授与で生物強化が出来ますが、それが目的地と同じ4マナ域なので問題性も薄いですね。と言う事で他の生物の強化で打線を太く出来ます。
これらは一枚でCre/Encなので《タルモゴイフ》にとっても有難いですね。
後はEncクロックとして《肉占い》や休眠シリーズ等も有ります。tWで《つながれたグリフィン》《神話実現》等も。
また非生物の実質生物を用意できる事を利用すれば《走り回るスカージ》を運用する事も出来ますね。
と言う訳で何と無く作ってみたリスト
ver.BG
----------------------
1マナ*17
4《思考囲い》
4《節くれの傷皮持ち》
3《死の重み》
4《楽園の拡散》
2《ミリーの悪知恵》
2マナ*16
3《脳蛆》
4《タルモゴイフ》
2《神々との融和》
4《突然の衰微》
3《走り回るスカージ》
3マナ*3
2《Oubliette》
1《ドライアドの歌》
4マナ*4
4《ダクソスの苦悩》
土地20
2~3《不毛の大地》:目的地が4マナなのであまり《不毛》を使ってる余裕はないでしょうね。
Enc枚数は23枚。
もう少しあった方が良いですかね?
どうでもいいですがこのリストで土地を除くと3番目と5番目に高い札がコモンと言うのが驚愕。いつの間にかPauperもリッチな遊びになってしまったのか。
取り敢えず理想的な挙動は
1t目ハンデス→2t目《拡散》→《脳蛆》/2マナアタッカー→3t目《ダクソスの苦悩》
ですかね。
または3t目の挙動に《節くれの傷皮持ち》の授与で2マナ圏のアタッカーを強化する感じです。
調達手段として《神々との融和》が2t目に入る感じも有りますが。ついでに《タルモゴイフ》のための墓地肥やしにもなるのでまぁ入れといて無駄にはならないでしょう。《ダクソスの苦悩》に辿り着く事が目的なので《神々との融和》の3枚目が在った方が良いかも知れません。ハンデスと衰微とそれなりにバランスよく各札に対処できる事を考えると《ドライアドの歌》を3枚目の融和の枠に当てますかね。
因みにこちらの他に《踏査》《クルフィックスの狩猟者》《悟りの教示者》を使ったJunkカラーとかも考えてみました。他にはオロスカラーとかも出来ますね。
上述の様に実質ミシュランなのでControlのフィニッシャーとかにも据える事も出来るはず。《滅び》とかね。
単なるクロッカーですが、この様に特殊な札でもあるのでその分色々触れる余地が在るのは嬉しいです。
まぁ適当構築なので、対して強くもありませんが、MtGはデッキを妄想しているときも面白いので、こういう風に色々遊んでみるのも良いですね。
レガシー)今週のSCGの結果 Comboが勝てるようになってきた?
2015年11月24日 紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
GP神戸は何と本選2700名越え。
幾ら年々参加者が多くなっているとはいえ通常のStdで3000人を狙える数字になるとはなぁ・・・。
本当にMtgの人口が増加しているようだとひしひし感じますよ。
ただどうせなら本戦以外のサイドイベントのゲームも別チャンネルで放送して欲しい物です。権利関係で無理かな。
コスプレ大会は見てて新鮮でした。
《三日月の神》のクオリティが群を抜いていましたねw
さて、そんな中でいつも通りSCG。
今週はKansas Cityで行われたそうです。
OpenはStdでGPと言い比較が出来ますね。どの道Abzan祭りですが赤Abuzan成る物が優勝してますね。後余りGPではいなかったアタルカレッドが勝ってますね。
閑話休題。
いつも通りSCG Legacy PIQを見て行こうと思います。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/211115_kansascity.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=11/22/2015&end_date=11/22/2015&start=1&finish=16&event_ID=45&city=Kansas+City&state=MO&country=US
優勝はAustin Lambkin氏のSneakShowです。
以下Top16(上から順に一位~)
SneakShow
Miracles
BUG Delver
ANT
Esper Blade
Jund
Miracles
ANT
-----------------
Bant Blade
ANT
Death&Tax
Grixis DelvertG
BUG 続唱
Maverick
Reanimator
Grixis Delver
です。
個人的にはやっとメタが一巡したような印象です。
PIQやGPを含めMiraclesやBUG 続唱などフェアデッキをめぐる争いが行われ、徐々に青成分が減ってきていました。そしてカウンター枚数にも影響しています。が、なんだかんだ非Comboのデッキが勝っている状況が続いていたわけです。
しかし今週はそのUの減少で明らかにComboに優位な状況が揃って結果に表れていますね。それも少しずつコンボが勝てる土壌が形成され、増減しながらも全体的には数を伸ばしてきた結果です。
後1~3回ぐらいの結果も重要になりますが、メタ構成及びデッキ構築にもまた揺れ戻しが始まると思われます。
またフェアデッキ同士のじゃれ合いが続いていましたが、その点についての今回の特徴としてBlade戦略が出てきた事も目に付きますね。続唱なりなんなりでアドを取る戦略が多かったこれまでとはまた異なっています。U・非U合わせて4名も存在します。
数では無く補強しながらのこの強さを押し出していますね。
そしてそれは同時にカウンターの減少をまた異なる意味で証明している事にもなるのですが。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95277
2位、Grant Paris氏のMiraclesです。
最近では珍しい生物は《瞬唱の魔道士》3枚だけのシンプルなリストです。特徴である《思案》4枚土地21枚の構築も同じ。
特別な構築が有るわけではありませんが、流行から外す事で本来のMiraclesに立ち戻る事は出来ますね。良くも悪くも今のMiraclesは特殊ですから。
後はメインにRの要素が無いのは特徴。
最近のUの減少ぶり(デッキ総数でもデッキ内比率でも)は目立つ以上メインに《紅蓮破》《赤霊破》を取るほどの価値が有るかは疑わしいですからね。それでもサイドにきっちり3枚採られていますが。
代わりに入っているのが《対抗呪文》の2枚目。
より受け幅の広い選択になっていますね。追加のカウンターを何にするかは一長一短で《呪文貫き》にしたり《呪文嵌め》にしたり色々ありますが、ゲームが長引くのなら安定性は上回りますからね。
サイドには他に《狼狽の嵐》が2枚、《ヴェンディリオン三人衆》が2枚と妨害要素に溢れており、その意味でもメインは低速Controlで必要に応じてサイドからと言う形が守られています。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95290
8位、Caleb Scherer氏のANTです。
何だかんだココ一年ぐらいは最も安定感のあるComboであるANT。SnTの様に浮き沈みもせず一定数います。
そしてCombo上でも対Uを意識する構築が続いていますね。
特にANTは以前に比べ土地14のスペルやや多めの構築が多い。
また《師範の占い独楽》メイン1枚も圧倒的に多い。
サイドの《ザンティッドの大群》《花の絨毯》の数は増していますし、何よりもここ最近目立つのが《巣穴からの総出》の枚数の増加ですね。実際今回も2名中2名が2枚以上使っています。
Caleb Scherer氏は継続的にANTで成績を出している方ですが、その氏の前回のリストのサイド総出3枚は変わっていません。その前のリストから一気に1枚→3枚と増えていますが、それが変わっていない以上、それなりの価値がとがらせる事に有るのでしょうね。
因みに4位のEric Hawkins氏は《炎の中の過去》を2枚採っています。これもまた珍しいですね。大型スペルとしてCaleb Scherer氏の様に《闇の嘆願》の2枚目を取る方はいますが・・・。
本体にそもそもFbも有りますし、何故に2枚目なんでしょうね?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95316
9位、Matt Krouti氏のBant Bladeす。
U系のデッキの中でも斜陽な印象の強いBant。
最近遊ばれている《聖遺の騎士》+《珊瑚兜への撤退》が入っているわけでもない、純粋なBantですね。
とは言ってもその内訳をみると圧倒的な肉率です。
実に22枚。そしてカウンターは《呪文貫き》の3枚のみがメインで、《Force of Will》はサイドに落されています。まぁUカウント15枚では使い様が有りませんからね。
宛ら《緑の太陽の頂点》→《渦まく知識》に、《スレイベンの守護者、サリア》→《呪文貫き》に換えたMaverickのようです。
しかしメインのFoWは確かにフェアデッキが多い環境なら差して役には立つわけではありません。そしてアドを取る手段はなくとも、生物数自体が多いのなら必然的に肉弾戦に強く消耗戦になりがちなフェアデッキ戦でも優位性が出てきます。
個人的にはスィーパーが有っても良い様な気もしないでもないですが。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95319
15位、Andrew Cotter氏のReanimatorです。
SnT勢が落ちているときに優秀な成績を残しがちなリアニ。
何だかんだ成績を継続して残しているように思います。
デッキ構造はいたってシンプルな《実物提示教育》ハイブリッド型。しかしスペルに少し特徴が。
メインに《霊異種》が入っています。
時折見かける札ですが珍しいのは事実。6マナ圏の通常キャスト生物はアドと面展開が出来る《墓所のタイタン》である事が一般的ですが、Miraclesが多いのならほぼ役には立たないため《霊異種》の採用も納得がいきますね。
後は釣竿の10枚に《屈葬の儀式》が有ります。
恐らくは釣竿が欲しい場面で《納墓》から調達できる手段と言う事ではないかと思います。また、単純にFb持ちなのでマナがの簿た時には2度のキャストが狙えるので妨害に強いとも言えますね。
ここまで行くのなら是非《けちな贈り物》でも採用して欲しかったものですがw
全体的に中盤までのゲームを想定している様に見えます。
こんな所です。
Uが減り妨害が減ったからComboの登場と言うところまでは実に判りやすい構図です。が、だからと言って初速に特化しているのではなく妨害に強く中長期戦を視野に入れている構成になっているのが特徴ですかね。取り上げていませんでしたが一位Austin Lambkin氏のSneakShowもサイドに《精神を刻む者、ジェイス》と《業火のタイタン》が採られています。ロングマッチに有効な伝統のJtMsと対面制圧でギリギリ素のキャストも狙えるRタイタンに分けているわけですね。
やはり、環境は変化しているのは事実で、それもKTK以前に戻ることはなかった。
そう言えるような結果が最近は続いているようです。
もうすぐOpenも有りますし、12月には日本でも大型大会も有りますし、これからも楽しみが続きますね。
さて、こんかいはここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
この文章がお役に立てば幸いです。
GP神戸は何と本選2700名越え。
幾ら年々参加者が多くなっているとはいえ通常のStdで3000人を狙える数字になるとはなぁ・・・。
本当にMtgの人口が増加しているようだとひしひし感じますよ。
ただどうせなら本戦以外のサイドイベントのゲームも別チャンネルで放送して欲しい物です。権利関係で無理かな。
コスプレ大会は見てて新鮮でした。
《三日月の神》のクオリティが群を抜いていましたねw
さて、そんな中でいつも通りSCG。
今週はKansas Cityで行われたそうです。
OpenはStdでGPと言い比較が出来ますね。どの道Abzan祭りですが赤Abuzan成る物が優勝してますね。後余りGPではいなかったアタルカレッドが勝ってますね。
閑話休題。
いつも通りSCG Legacy PIQを見て行こうと思います。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/211115_kansascity.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=11/22/2015&end_date=11/22/2015&start=1&finish=16&event_ID=45&city=Kansas+City&state=MO&country=US
優勝はAustin Lambkin氏のSneakShowです。
以下Top16(上から順に一位~)
SneakShow
Miracles
BUG Delver
ANT
Esper Blade
Jund
Miracles
ANT
-----------------
Bant Blade
ANT
Death&Tax
Grixis DelvertG
BUG 続唱
Maverick
Reanimator
Grixis Delver
です。
個人的にはやっとメタが一巡したような印象です。
PIQやGPを含めMiraclesやBUG 続唱などフェアデッキをめぐる争いが行われ、徐々に青成分が減ってきていました。そしてカウンター枚数にも影響しています。が、なんだかんだ非Comboのデッキが勝っている状況が続いていたわけです。
しかし今週はそのUの減少で明らかにComboに優位な状況が揃って結果に表れていますね。それも少しずつコンボが勝てる土壌が形成され、増減しながらも全体的には数を伸ばしてきた結果です。
後1~3回ぐらいの結果も重要になりますが、メタ構成及びデッキ構築にもまた揺れ戻しが始まると思われます。
またフェアデッキ同士のじゃれ合いが続いていましたが、その点についての今回の特徴としてBlade戦略が出てきた事も目に付きますね。続唱なりなんなりでアドを取る戦略が多かったこれまでとはまた異なっています。U・非U合わせて4名も存在します。
数では無く補強しながらのこの強さを押し出していますね。
そしてそれは同時にカウンターの減少をまた異なる意味で証明している事にもなるのですが。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95277
2位、Grant Paris氏のMiraclesです。
最近では珍しい生物は《瞬唱の魔道士》3枚だけのシンプルなリストです。特徴である《思案》4枚土地21枚の構築も同じ。
特別な構築が有るわけではありませんが、流行から外す事で本来のMiraclesに立ち戻る事は出来ますね。良くも悪くも今のMiraclesは特殊ですから。
後はメインにRの要素が無いのは特徴。
最近のUの減少ぶり(デッキ総数でもデッキ内比率でも)は目立つ以上メインに《紅蓮破》《赤霊破》を取るほどの価値が有るかは疑わしいですからね。それでもサイドにきっちり3枚採られていますが。
代わりに入っているのが《対抗呪文》の2枚目。
より受け幅の広い選択になっていますね。追加のカウンターを何にするかは一長一短で《呪文貫き》にしたり《呪文嵌め》にしたり色々ありますが、ゲームが長引くのなら安定性は上回りますからね。
サイドには他に《狼狽の嵐》が2枚、《ヴェンディリオン三人衆》が2枚と妨害要素に溢れており、その意味でもメインは低速Controlで必要に応じてサイドからと言う形が守られています。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95290
8位、Caleb Scherer氏のANTです。
何だかんだココ一年ぐらいは最も安定感のあるComboであるANT。SnTの様に浮き沈みもせず一定数います。
そしてCombo上でも対Uを意識する構築が続いていますね。
特にANTは以前に比べ土地14のスペルやや多めの構築が多い。
また《師範の占い独楽》メイン1枚も圧倒的に多い。
サイドの《ザンティッドの大群》《花の絨毯》の数は増していますし、何よりもここ最近目立つのが《巣穴からの総出》の枚数の増加ですね。実際今回も2名中2名が2枚以上使っています。
Caleb Scherer氏は継続的にANTで成績を出している方ですが、その氏の前回のリストのサイド総出3枚は変わっていません。その前のリストから一気に1枚→3枚と増えていますが、それが変わっていない以上、それなりの価値がとがらせる事に有るのでしょうね。
因みに4位のEric Hawkins氏は《炎の中の過去》を2枚採っています。これもまた珍しいですね。大型スペルとしてCaleb Scherer氏の様に《闇の嘆願》の2枚目を取る方はいますが・・・。
本体にそもそもFbも有りますし、何故に2枚目なんでしょうね?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95316
9位、Matt Krouti氏のBant Bladeす。
U系のデッキの中でも斜陽な印象の強いBant。
最近遊ばれている《聖遺の騎士》+《珊瑚兜への撤退》が入っているわけでもない、純粋なBantですね。
とは言ってもその内訳をみると圧倒的な肉率です。
実に22枚。そしてカウンターは《呪文貫き》の3枚のみがメインで、《Force of Will》はサイドに落されています。まぁUカウント15枚では使い様が有りませんからね。
宛ら《緑の太陽の頂点》→《渦まく知識》に、《スレイベンの守護者、サリア》→《呪文貫き》に換えたMaverickのようです。
しかしメインのFoWは確かにフェアデッキが多い環境なら差して役には立つわけではありません。そしてアドを取る手段はなくとも、生物数自体が多いのなら必然的に肉弾戦に強く消耗戦になりがちなフェアデッキ戦でも優位性が出てきます。
個人的にはスィーパーが有っても良い様な気もしないでもないですが。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=95319
15位、Andrew Cotter氏のReanimatorです。
SnT勢が落ちているときに優秀な成績を残しがちなリアニ。
何だかんだ成績を継続して残しているように思います。
デッキ構造はいたってシンプルな《実物提示教育》ハイブリッド型。しかしスペルに少し特徴が。
メインに《霊異種》が入っています。
時折見かける札ですが珍しいのは事実。6マナ圏の通常キャスト生物はアドと面展開が出来る《墓所のタイタン》である事が一般的ですが、Miraclesが多いのならほぼ役には立たないため《霊異種》の採用も納得がいきますね。
後は釣竿の10枚に《屈葬の儀式》が有ります。
恐らくは釣竿が欲しい場面で《納墓》から調達できる手段と言う事ではないかと思います。また、単純にFb持ちなのでマナがの簿た時には2度のキャストが狙えるので妨害に強いとも言えますね。
ここまで行くのなら是非《けちな贈り物》でも採用して欲しかったものですがw
全体的に中盤までのゲームを想定している様に見えます。
こんな所です。
Uが減り妨害が減ったからComboの登場と言うところまでは実に判りやすい構図です。が、だからと言って初速に特化しているのではなく妨害に強く中長期戦を視野に入れている構成になっているのが特徴ですかね。取り上げていませんでしたが一位Austin Lambkin氏のSneakShowもサイドに《精神を刻む者、ジェイス》と《業火のタイタン》が採られています。ロングマッチに有効な伝統のJtMsと対面制圧でギリギリ素のキャストも狙えるRタイタンに分けているわけですね。
やはり、環境は変化しているのは事実で、それもKTK以前に戻ることはなかった。
そう言えるような結果が最近は続いているようです。
もうすぐOpenも有りますし、12月には日本でも大型大会も有りますし、これからも楽しみが続きますね。
さて、こんかいはここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
この文章がお役に立てば幸いです。
レガシー)KotRを用いた2のコンボの対比をぼけっと考えた。
2015年11月19日 考察
皆さん、こんばんは。しもべです。
今日はタイトル通り《聖遺の騎士/KotR》から発展するコンボ2つについてふと思ったので、その事を書き出してみました。好きなように書き出していたら長くなったので悪しからず。
《珊瑚兜への撤退》の登場により《聖遺の騎士》と組み合わせた1ショットキルコンボが成立しました。巷では「Knightfall」とか「Knight Retreat」とか名前は定まっていないようですが、幾つかリストが出来ているようです。
形を見えてきて、そしてデッキの欠点や利点も見えてきているようです。
ですが、KotRから派生できるComboは「《暗黒の深部》+《演劇の舞台》」のDDコンボも有ります。色々と違いはあるものの、《珊瑚兜への撤退》の枠をDDの土地に当てればそのままDDコンボデッキになるわけなので、比較対象としては悪くないようにも思えます。
果たして+《撤退》ComboはDDを押しのけて構築するデッキなのでしょうかね?
一応、DDにKotRは不要ですが、悪までKotRから発展/展開できるComboとして考えますので悪しからず。
と言った所ですかね。
どちらも置き物且つ生物がフィニッシャーの時点でもう脆い・不安定なのは避けようがないです。
Comboとしての完成度はフォロー(ドロー/サーチ、リカバリー)しやすいDDコンボの方が上と言えそうです。枠も小さい。デッキの形の自由度、色の選択等の幅・多様性は上と言えますね。
その証拠にLands(通常型、Jund型、Bant型)、BG DD、Junk DD etcがあり、各ComboからBeatdown、Controlにまで幅広く運用されています。
対して、《撤退》のお陰で様々な拡張性を発揮できる可能性のある撤退コンボの方が、一つを核とした構築の幅となりやすく、且つ札の単体のKPが保障されているおかげでデッキ的な安定性は上のように思えますね。起動能力持ち生物とのシナジーを考えれば発展性のある構築も狙える可能性は有るわけですし。
Legacy仕様・Modern仕様の其々のBantに加えて、Modernでは4c Zooでも取り入れられているようです。どれもBeatdownにおいてKotRをしっかりと軸に添えながらも、LegacyはややCombo性が強く、ModernはBeatdownの添え物的な感じです。
どちらも生物経由と言う事で「Miracles」がそれなりにいる環境向きとは思えないように思えます。一応KotRからのサーチ先をミシュラランドなどに換える方法も有りますがそんな枠を採れるかはまた別。
対してANT以外は速度のあるComboはそれほどいない事やTempoデッキもそれ程でもないためデッキの速度不足が致命的になる可能性は無さそうです。
《不毛の大地》の減少はどちらにとっても有難い事ですが、《呪文貫き》をはじめカウンターに強い分ややDDの方が優位ですかね。
また「BUG 続唱」が同じくTier1であるのも《撤退》コンボにとっては向い風ですね。DDにとっては数枚入るであろう針や不毛の大地以外には致命的なものはほぼありません。対して《撤退》は《突然の衰微》にはどうしようもないですからね。墓地Hateも両方とも効きますがDDの方が遥かに軽症で済みます。
う~む。
個人的にはややDDコンボの方が上のように思えますね。
特に《撤退》はKotRへの依存度が高すぎます。参考動画を見ていてもなかなか決まりませんしね。他の生物札などでフォローできるのは事実ですが、上述の通り、そもそもそれならシンプルにクロックパーミッションやBeatdownを組めますからね。Comboとしての安定性を考えるとDDを取りたくもなります。
正直Bant Beatdownでも土地枠2枚分を確保出来ればDD入れる事は出来ますしね。
環境的に見てもLegacyで現状のメタではDDよりも優位性があるとは言いづらい。
と言ってもBant→Zooになったように《撤退》Comboはまだ新しく掘り下げられてもいないコンボなので、まだまだ可能性が有りそうです。
Zooだって実際KotR+Retreatのコンボも入ってますが《珊瑚兜への撤退》は僅か2枚ですしね。Bantと異なりZooではtUでしかないのですから、構築の限定性は見た目よりも大きくはない。上記の様にJunktUでマナ生物を《死儀礼のシャーマン》に換えたり、Maverickに今後tUで入ったりとかも全然ありそうですし。
因みに、Bant等に組み込むCombo要素としては《自然の秩序》→《大祖始》もあります。がこの場合は主題である「KotRから発展させるCombo」から離れる為無視できる類だと思います。
単体除去に強い代わりに、やはり生物である事は同じであり、アドを失う可能性と4マナの重さ、そして2回のパンチが要る事を考えると余り他に勝るようなコンボとも言えそうにありませんがね。
今日はタイトル通り《聖遺の騎士/KotR》から発展するコンボ2つについてふと思ったので、その事を書き出してみました。好きなように書き出していたら長くなったので悪しからず。
《珊瑚兜への撤退》の登場により《聖遺の騎士》と組み合わせた1ショットキルコンボが成立しました。巷では「Knightfall」とか「Knight Retreat」とか名前は定まっていないようですが、幾つかリストが出来ているようです。
形を見えてきて、そしてデッキの欠点や利点も見えてきているようです。
ですが、KotRから派生できるComboは「《暗黒の深部》+《演劇の舞台》」のDDコンボも有ります。色々と違いはあるものの、《珊瑚兜への撤退》の枠をDDの土地に当てればそのままDDコンボデッキになるわけなので、比較対象としては悪くないようにも思えます。
果たして+《撤退》ComboはDDを押しのけて構築するデッキなのでしょうかね?
一応、DDにKotRは不要ですが、悪までKotRから発展/展開できるComboとして考えますので悪しからず。
【共通点】
・KotRが単体で強力
:単体でもメインを張れる。打点と《輪作》による銀弾戦法。
・両者ともBeatdownの中に組み込む事が出来る。もちろんAll inの作りにも出来ます。前者の場合はコンボに頼る必要もなく、KotRが強い利点を生かせますね。もちろんBant Landsの様にControlデッキ仕様に組む事も出来ます。
【Knight+Retreat】
・利点
-「最速3ターンキル」
:1t目《貴族の教主》/その他マナ生物→2t目《聖遺の騎士》→3t目《珊瑚兜への撤退》
生物コンボの中では早い方。
-「《撤退》が単品のパーツとして最低限の性能が有る」
:土地が全て「占術土地」になる。
フェッチランドで相手アタッカーを抑止できる。間に合えば《騙し討ち》や《浅すぎる墓穴》を減衰出来るわけで、KotR→《Karakas》《Maze of ith》を考えればファッティ系Comboへの体制が多少付くと言えます。もちろん先に展開されないように妨害を挟むのは必然の話。
マナ生物と合わせて追加のマナ加速が出来る。
1t目マナ生物→2t目撤退→3t目にフェッチが有れば6マナ生み出せるので中量級のボムの投入も可能。また、同じように起動能力持ちの生物のKPをより発揮しやすくなります。B比率を高めて《死儀礼のシャーマン》を砲台にしたり、《獣相のシャーマン》を《適者生存》化したり他のシナジーを組む事も可能です。
Uの札の真言「最悪《Force of Will》のピッチコストに切る事が出来る」があります。
-「と言う事で、両者ともコンボパーツにも拘らずそこそこの価値を単品でも発揮する」
枚数を積む事への抵抗も少ない。
-「ブロッカーを無力化できる」
:フェッチを経由しての上陸回数を増やす事で相手のブロッカーを《撤退》で無力化、または《ケッシグの狼の地》でtRをする事で「トランプル」を付与して矢張りブロッカーを無力化が可能となっています。
-「コンボ上で生めるマナの使い道」
:コンボ上で膨大なマナを生み出す事が可能なので最悪、攻撃することなく別の手段を用いる事も可能です。
《ケッシグの狼の地》もこのサブプランの一つであり、KotRが居なくとも、例えば《極楽鳥》に浮いたマナから一点強化する事でフィニッシャーに仕立てる事が可能です。
・欠点
-「両者とも3マナの遅さ」
:マナ加速できない場合は最速達成は4ターン目。
またその上で3色集める必要がある為Manadenialにかなり弱いと言えます。
-「両者とも3マナ以下の置物」
:《突然の衰微》に対してほぼ抵抗できない。その他にもいろいろと除去に引っ掛かります。
-「KotRに一極集中」
:エンジンの片割れも、コンボ上のフィニッシャーも、そしてBeatdown時に切り替えた時のメインアタッカーもKotR。故にコイツを潰せば割とどうとでもなるのがModernと異なるLegacy仕様。よってKotRの欠点が総てそのまま適用されます。
→ 生物除去
→ 墓地Hate(《死儀礼のシャーマン》《安らかなる眠り》だけでなくほぼ全て)
→ 起動能力封じ(《真髄の針》等)
特に墓地Hataはサイズ的な問題でライフ20点を目指すと通常なら墓地に土地18枚、《ケッシグの狼の地》経由なら10枚前後が必要になります。悪まで理論上ですので実際の必要枚数はもっと少ないですが、それでも膨大な数が必要。故に継続的な墓地Hateだけでなく、《トーモッドの墓所》の様な使い切りでさえ、致命的になる可能性が高いと言えます。
一応上述の通り《ケッシグの狼の地》等でKotR以外にもフィニッシャーを立てることは可能ですが、どの道それでも依存症が解消されるわけではありません。
-「枠を取る」
:其々が相応に強いのは良い事ですが、それでも通常のBeatdownやクロックパーミッションに採用される札と比較すれば劣るのも事実。
更に悪いのは両者を効率的にサーチする物が無いという点。
Cre・Encの両者をサーチ出来るものになると3マナレベルになってしまい更にデッキの挙動が遅くなってしまいます。6~8枚程度の枠を取るというのは割と痛い・・・。
デッキ速度の低下も辞さないなら《神々との融和》は相応に価値のあるドローですがね。
-「Comboとしては特に早くもない」
:欠点も多いため安定感も無い。
All inにする程の価値はないように思えますが・・・。
【DDコンボ】
・利点
-「実質KotRからの一枚コンボ」
:KotRセットから2回《輪作》起動するだけ。
2マナ(最低土地3枚)立てて有ればいい。
-「と言うよりそもそもコンボだけならKotRは不要」
:そもそもサーチエンジンであるだけなのでKotRの欠点が致命的にならないのは明確な利点ですね。
特に墓地Hateをほぼ気にする必要が無いのはメリットです。
-「フィニッシャーが分かれている」
:《撤退》コンボと異なり、上述の通りKotRは必要はない。
故にマリット・レイジとKotRで其々戦力を展開できるため単体除去戦略にやや強いとも言えますね。
-「枠を取られない」
:KotR+2枚で枠が終わるのでデッキパワーを下げずらい。構築も歪みづらい。KotR型ならGWxであればいいのでBantに拘る必要が無いのは良い事ですね。
-「相手の妨害札をKotRで多少なり対処出来る」
:土地関連は《不毛の大地》、除去スペル・能力は《セジーリのステッップ》で対処できます。
-「代替札もある」
:DDコンボの元祖となった《吸血鬼の呪詛術士》を用いたりする事で、より骨太の構築が可能となり、All inを組む事も可能となる。
-「サーチが容易」
:肝心の土地だけならサーチ手段も多い。またCre・Landで考えてもやはりサーチ/ドローは豊富です。
-「リカバリーが容易」
:肝心にコンボに使う物が土地2枚である為、割と簡単に2度目3度目の展開が可能です。基本的に《壌土からの生命》が有れば対Uに強くなりますし、《緑の太陽の頂点》を経由すれば《耕すツリーフォーク》もある。生物・土地の両方の回収をしたいなら《不気味な発見》もあります。
・欠点
-「速度が遅い」
:基本的に
DDセット→次ターンに舞台セットから(2マナ有れば)マリット・レイジ召喚→次ターンに攻撃
と言う流れになりますが、ここで2枚の土地が必要な事を考えると単体では最速4t目に成立し、殴れるのは5t目。KotRを経由しても大して変わることはない。Ins速度で動けるので隙が少ない程度です。成立時間帯も遅ければ、ターン跨ぎの進捗速度も極めて遅いです。
特にKotRを先置きして置けば《撤退》設置後そのまま攻撃できる点と比較すると、やはり生物の追加設置は辛い部分が有りますね。
All inの形をとるDDコンボにすれば最速2t目成立、3t目に殴る事も出来ます。《暗黒の深部》/《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》順序不同→《吸血鬼の呪詛術士》又はフェッチランド+《死儀礼のシャーマン》→《暗黒の深部》+《吸血鬼の呪詛術士》ですね。
場合によっては《モックス・ダイアモンド》/《金属モックス》→《暗黒の儀式》を経由すれば理論上は1t目成立、2t目に殴りに行く事も出来ます
しかしその場合は別の欠点も浮き彫りになります・・・。
-「パーツが極めて弱い」
:エンジンとなるKotRは割と優秀。
しかし核となるコンボパーツが極めて弱いのは如何ともしがたい事実です。《演劇の舞台》は基本的にはただの無色ランドです。それでもデッキ内に有用な特殊地形が有ればまだ運用は可能な範囲です。ですが《暗黒の深部》に至っては無色マナさえ生む事が出来ません。土地でありながら土地の役目を一切放棄しています。
これは上記のAll in型にすると特に顕著になってしまします。
デッキ内に単純に使えない札が増えるという事実。そして《吸血鬼の呪詛術士》の(B)(B)、KotRの(G)(W)に対して無色ランドとマナを生まない土地ですからね。デッキの展開を極めて阻害する因子になります。
決まるなら早いですが、そうでなければ悲惨な展開にもなりかねないという危険性ですね。
もちろんこれを緩和するためにKotRとの併用でコンボパーツの枠を圧縮する方法を取るのですが、それでも劣悪なパーツである事は明らかなマイナスですね。
-「妨害にやっぱり弱い」
:KotRに頼る必要が必ずしもなく、《撤退》も無い為通常の除去には割とマシな耐性を持っています。しかし2つとも特殊地形故に《不毛の大地》の餌食な事には変わりない。更にマリット・レイジ自体も追放除去・バウンスに無力であるため《剣を鍬に》《Karakas》に《終末》《ヴェールのリリアナ》《精神を刻む者、ジェイス》や《水没》《蒸気の連鎖》《残響する真実》等簡単に対処されるものが多い。
KotRを用いれば土地系妨害には対処可能ですが、それ以外のIns速度のスペルにはどうしようもないです。一応《セジーリのステップ》も有りますが、それでも限界も有りますしね。よりデッキを歪め、デッキパワーを落すだけ。
同じ様に、Loam等で割と簡単に回収・再試行できるのも上記のとおりです。
環境柄不毛の大地の減少は追い風でしょう。とは言っても枚数が減っただけなので、微々たる差しかありません。コンボ自体の妨害が容易な点に変わりはなく、決定的な核とするには頼りない気もします。
-やっぱり起動能力
:同じように《真髄の針》を挿されるのは全く変わらず。
まぁ、上述の様にDDコンボのルートがKotR→《演劇の舞台》と《吸血鬼の呪詛術士》の2種類がある事を考えると、まだ耐性が有ると言えますね。しかしそれも、BBを出せるような構築にしないのなら、変わらぬ欠点であり続けますがね。
-「KotRの重要性」
:と言う事で、前述の通り確かにComboの成立だけを考えるのならKotRは不要です。が、種々雑多なフォローまで考えるとやはりKotRの重要性が浮き彫りになります。
-「《血染めの月》《月の大魔術師》と言う癌」
:特殊地形死すべしな置物。
特にPainter・Dragon Stompyに加えてMiraclesが稀に積んでいる事が有るのが厄介ですね。
と言った所ですかね。
どちらも置き物且つ生物がフィニッシャーの時点でもう脆い・不安定なのは避けようがないです。
Comboとしての完成度はフォロー(ドロー/サーチ、リカバリー)しやすいDDコンボの方が上と言えそうです。枠も小さい。デッキの形の自由度、色の選択等の幅・多様性は上と言えますね。
その証拠にLands(通常型、Jund型、Bant型)、BG DD、Junk DD etcがあり、各ComboからBeatdown、Controlにまで幅広く運用されています。
対して、《撤退》のお陰で様々な拡張性を発揮できる可能性のある撤退コンボの方が、一つを核とした構築の幅となりやすく、且つ札の単体のKPが保障されているおかげでデッキ的な安定性は上のように思えますね。起動能力持ち生物とのシナジーを考えれば発展性のある構築も狙える可能性は有るわけですし。
Legacy仕様・Modern仕様の其々のBantに加えて、Modernでは4c Zooでも取り入れられているようです。どれもBeatdownにおいてKotRをしっかりと軸に添えながらも、LegacyはややCombo性が強く、ModernはBeatdownの添え物的な感じです。
どちらも生物経由と言う事で「Miracles」がそれなりにいる環境向きとは思えないように思えます。一応KotRからのサーチ先をミシュラランドなどに換える方法も有りますがそんな枠を採れるかはまた別。
対してANT以外は速度のあるComboはそれほどいない事やTempoデッキもそれ程でもないためデッキの速度不足が致命的になる可能性は無さそうです。
《不毛の大地》の減少はどちらにとっても有難い事ですが、《呪文貫き》をはじめカウンターに強い分ややDDの方が優位ですかね。
また「BUG 続唱」が同じくTier1であるのも《撤退》コンボにとっては向い風ですね。DDにとっては数枚入るであろう針や不毛の大地以外には致命的なものはほぼありません。対して《撤退》は《突然の衰微》にはどうしようもないですからね。墓地Hateも両方とも効きますがDDの方が遥かに軽症で済みます。
う~む。
個人的にはややDDコンボの方が上のように思えますね。
特に《撤退》はKotRへの依存度が高すぎます。参考動画を見ていてもなかなか決まりませんしね。他の生物札などでフォローできるのは事実ですが、上述の通り、そもそもそれならシンプルにクロックパーミッションやBeatdownを組めますからね。Comboとしての安定性を考えるとDDを取りたくもなります。
正直Bant Beatdownでも土地枠2枚分を確保出来ればDD入れる事は出来ますしね。
環境的に見てもLegacyで現状のメタではDDよりも優位性があるとは言いづらい。
と言ってもBant→Zooになったように《撤退》Comboはまだ新しく掘り下げられてもいないコンボなので、まだまだ可能性が有りそうです。
Zooだって実際KotR+Retreatのコンボも入ってますが《珊瑚兜への撤退》は僅か2枚ですしね。Bantと異なりZooではtUでしかないのですから、構築の限定性は見た目よりも大きくはない。上記の様にJunktUでマナ生物を《死儀礼のシャーマン》に換えたり、Maverickに今後tUで入ったりとかも全然ありそうですし。
因みに、Bant等に組み込むCombo要素としては《自然の秩序》→《大祖始》もあります。がこの場合は主題である「KotRから発展させるCombo」から離れる為無視できる類だと思います。
単体除去に強い代わりに、やはり生物である事は同じであり、アドを失う可能性と4マナの重さ、そして2回のパンチが要る事を考えると余り他に勝るようなコンボとも言えそうにありませんがね。
《魔の魅惑/Aluren》
2015年11月18日 レガシー コメント (2)レガシー)禁止改訂後のTheRockについて徒然~3
2015年11月15日 TheRock道 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
イヤホンが壊れた。
安物なので定期的な買い替えが面倒です・・・。
TheRockの徒然は少し間が空きましたが続き。
前回書けなかったことの補足です。
ギデオンの[0]に依る2/2の有難みは前回触れた通りです。
加えて4マナと言う点や5/5破壊不能をIns速度で除去する事が出来る手段は1枚有るか無いかの《四肢切断》程度なので対し他脅威も無い。と言う事で対BUGカラーを考えるのなら悪くはない。どうせ《不毛の大地》もそう積極的に使ってくる相手ではありませんしね。
が、前回触れていなかったもう一つ。
現在のLegacyではRの勢力が極めて落ちてきている点ですね。
《遍歴の騎士、エルズペス》と異なりTokens生成に忠誠度が上がらないのはダメージに対して極めて大きなマイナス要素なのですが、そのマイナス要素が火力が多くもない事で大きく響かないのが有難いですね。
もう一つ。
ギデオンをサポートするのなら《稲妻のすね当て》を採用するのも面白い。
これを装備させる事で5/5速攻で殴りに行く事が出来るのは中々強力。同時に更に強力になるのが[0]の2/2Tokenに速攻を付与でいる点。要は《歓楽者ゼナゴス》の[0]になるわけです。これで対Miracles戦に圧倒的に強くなる。
単に打撃力を発揮させたいだけなら、すね当ての相棒は《刃砦の英雄》の方が遥かに上ですが、全体除去から逃れる事が出来るという点を考えればギデオンに軍配ですからね。
また、現状BUGが増えているのなら~と言う事で少し考えてみて思いついたのが《萎れ葉のしもべ》。
まぁつまり《Hymn to Tourach》や《ヴェールのリリアナ》のハンデスにどう対応するか?と言う事を考えていて思いついたのが《強情のベイロス》だったわけです。
が、ベイロスが強い事は疑ってはいないのですが、現状4点ゲインがどうしても欲しい物か?と言われるとそうでもない。Rも多くはないので。まぁ今後GrixisやURで増える可能性も無きにしも非ずではありますが。
対して、スィーパーも非常に多い現状を考えると、G/Wの全体強化が出来る《萎れ葉のしもべ》には一定の価値が見込めるのではないのか?と言う事です。LgSも2/2に出来るので一気に打点が上がりますし、1点スィーパーを躱せる。
本体も4マナ4/4なのでそこそこの性能。
と言う事で対BUGを増やしたい、その上でLgSまで使うのならこの《萎れ葉のしもべ》もまた一考の価値が有ると思えるのが現状ですね。
後は完全に別口ですが、《ネル・トース族のメーレン》について書いておきたい相棒の存在を完全に忘れていたので捕捉。
《叫び大口》です。
「想起」で墓地に落ちやすく序盤に除去として時間を稼げる。そしてメーレンがいれば毎ターン回収できるために、毎ターン除去が出来る事になる。メーレンが出た後なら「想起」で能動的に墓地に送り込む事が出来る為に毎ターン経験カウンターを溜める事が出来るようになるわけで、リアニも途中からできるようになるわけです。
メーレン自体も回避能力が欠如している欠点を叫び大口でカバーできる訳です。
こいつの存在を失念していたとは・・・。
まぁもともと消耗戦に強い組み合わせなので、そこを徹底して強くする意味があるのかと言われると怪しい所ですが、相性自体は疑いようはないですね。
イヤホンが壊れた。
安物なので定期的な買い替えが面倒です・・・。
TheRockの徒然は少し間が空きましたが続き。
前回書けなかったことの補足です。
ギデオンの[0]に依る2/2の有難みは前回触れた通りです。
加えて4マナと言う点や5/5破壊不能をIns速度で除去する事が出来る手段は1枚有るか無いかの《四肢切断》程度なので対し他脅威も無い。と言う事で対BUGカラーを考えるのなら悪くはない。どうせ《不毛の大地》もそう積極的に使ってくる相手ではありませんしね。
が、前回触れていなかったもう一つ。
現在のLegacyではRの勢力が極めて落ちてきている点ですね。
《遍歴の騎士、エルズペス》と異なりTokens生成に忠誠度が上がらないのはダメージに対して極めて大きなマイナス要素なのですが、そのマイナス要素が火力が多くもない事で大きく響かないのが有難いですね。
もう一つ。
ギデオンをサポートするのなら《稲妻のすね当て》を採用するのも面白い。
これを装備させる事で5/5速攻で殴りに行く事が出来るのは中々強力。同時に更に強力になるのが[0]の2/2Tokenに速攻を付与でいる点。要は《歓楽者ゼナゴス》の[0]になるわけです。これで対Miracles戦に圧倒的に強くなる。
単に打撃力を発揮させたいだけなら、すね当ての相棒は《刃砦の英雄》の方が遥かに上ですが、全体除去から逃れる事が出来るという点を考えればギデオンに軍配ですからね。
また、現状BUGが増えているのなら~と言う事で少し考えてみて思いついたのが《萎れ葉のしもべ》。
まぁつまり《Hymn to Tourach》や《ヴェールのリリアナ》のハンデスにどう対応するか?と言う事を考えていて思いついたのが《強情のベイロス》だったわけです。
が、ベイロスが強い事は疑ってはいないのですが、現状4点ゲインがどうしても欲しい物か?と言われるとそうでもない。Rも多くはないので。まぁ今後GrixisやURで増える可能性も無きにしも非ずではありますが。
対して、スィーパーも非常に多い現状を考えると、G/Wの全体強化が出来る《萎れ葉のしもべ》には一定の価値が見込めるのではないのか?と言う事です。LgSも2/2に出来るので一気に打点が上がりますし、1点スィーパーを躱せる。
本体も4マナ4/4なのでそこそこの性能。
と言う事で対BUGを増やしたい、その上でLgSまで使うのならこの《萎れ葉のしもべ》もまた一考の価値が有ると思えるのが現状ですね。
後は完全に別口ですが、《ネル・トース族のメーレン》について書いておきたい相棒の存在を完全に忘れていたので捕捉。
《叫び大口》です。
「想起」で墓地に落ちやすく序盤に除去として時間を稼げる。そしてメーレンがいれば毎ターン回収できるために、毎ターン除去が出来る事になる。メーレンが出た後なら「想起」で能動的に墓地に送り込む事が出来る為に毎ターン経験カウンターを溜める事が出来るようになるわけで、リアニも途中からできるようになるわけです。
メーレン自体も回避能力が欠如している欠点を叫び大口でカバーできる訳です。
こいつの存在を失念していたとは・・・。
まぁもともと消耗戦に強い組み合わせなので、そこを徹底して強くする意味があるのかと言われると怪しい所ですが、相性自体は疑いようはないですね。
ぷりぷりプリズナーの声
2015年11月15日 趣味
最近気づいたのですが、何故CV.小野坂昌也さん なんでしょうね?
個人的には
シュワちゃんや蜷局弟の筋肉系やイトウ君(パプア君に出てくるカタツムリ)やハイスクール奇面組の剛君のお姉声役とか考えても玄田哲章さん一択なんですけどね・・・。
まぁ小野坂さんも芸の幅広いしどうとでもなるのか?
個人的な印象ではあんまり筋肉系の声を当ててる記憶が無いのですが、お姉系は十分ですしね。
個人的には
シュワちゃんや蜷局弟の筋肉系やイトウ君(パプア君に出てくるカタツムリ)やハイスクール奇面組の剛君のお姉声役とか考えても玄田哲章さん一択なんですけどね・・・。
まぁ小野坂さんも芸の幅広いしどうとでもなるのか?
個人的な印象ではあんまり筋肉系の声を当ててる記憶が無いのですが、お姉系は十分ですしね。
レガシー)統率者2015感想2
2015年11月13日 TCG全般 コメント (4)
皆さん、こんばんは。しもべです。
続き。
今回で終わり。
【R】
・《焦熱の合流点》
:合流点サイクルのR。
効果は「各生物に1点」「各相手に2点」「Atf対策」の3つ。
Rらしい火力系で、4マナと割と軽め。
相手に2点を選べば4マナ6点と中々の火力。
そして小型スィーパーも1~3点でうまく調整すれば相手だけ一方的に除去できると中々に強力です。InsとSocの違いはあるものの、3体以上の小型を一掃するのなら大抵1~2個で一掃できるので余分を選べる分Bの合流点よりも除去としては有効ですね。
相手を焼くにしろ小型を焼くにしろ融通が利く上に一方的とかなり扱いやすいですよね。
本体×2+《溶解》で《粉々》の上位版の様な事も出来ます。
対Atfも腐りづらくあると何かと便利。
腐りづらく、対策札としても有効なので中々に強力な札ですね。
問題は4マナのRのSocを使う様なデッキがほぼ無い事。
DragonStompyは横展開が苦手なので入れておくのも良いですがね。Affinityはそう数はいませんし、MUDがもっと増えると可能性も無くはないんですがね・・・。
・《輪の大魔術師》
:てっきり大魔術師の新サイクルかと思ったのですが、これだけでしたね。
3マナ3/3で、起動2マナ+タップで《Wheel of Fortune》。
合わせて5マナなので《魂の再誕》を分割にしたら生物になった感覚ですね。
で、やっぱりいつも通りの疑問。
どう使うの?
もともとCombo性のあるカードですが、生物に加えてタップ能力であるためほぼ絶望的です。そもそもそれで成功するなら《壺の大魔術師》ももっと使われていますしね。
と言う事で考えるのならやはり生物としての価値を見る事になるでしょう。3マナ3/3なのでギリギリの性能ですが。
で、Zooの追加枠として入れるのも悪くないでしょう。
1~2マナ域をある程度展開し消耗戦を超えた後の追加ドロー枠として。除去を使わせた後なら何とか起動も成るでしょう。ただその観点を考えるのなら《集合した中隊》の方が遥かに現実的ですがね、相手に与える札も有りませんし。
もっとシンプルなのはFull Burnサイドから生物を入れる感じも良いかも知れませんね。火力も叩き込めますし。《一日のやり直し》でも似た様な事は出来ますが、Ins速度で起動できるので相手のEoTに引き込む事で最低限のリスクになりますし。
あとはまぁ《壺の大魔術師》と同じ様にメグリムジャーのパーツにするぐらいですかね。普通に水増し程度にはなるので。
・《荒れ狂う嵐の儀式》
:5マナのEncながら毎ターン5/1トランプル速攻ターンエンドに生贄のエレメンタルを生み出せる。
毎ターン勝手に生れ落ちる為、放置しておいても4ターン後程度でゲームを決める事が出来る訳で重い分決定力も有りますね。この手のEncは《嵐の神、ケラノス》が実際Miracles戦のミラーマッチ用でも使われていますしね。
毎ターン生物を産みだす以上、それを食べたりなんかして何らかのエンジンとする事も出来ます。
とりあえず除去に強い以上、中速以下の相手に対してのフィニッシャーとしては割と優秀だと思います。使えるデッキが有るかどうかは別ですがKP自体は高め。
・《ミジックスの熟達》
:単品で考えた場合は《過去の罪》の類型ですが、CMCでは(4)(B)(B)→(3)(R)と劇的に軽くなっています。
なので大型のスペルやマナコストの無いスペルの運用に置いて圧倒的に扱いやすくなっています。マナソース×2とか2マナランド+メダリオンとか、苦も無く2t目程度に唱える事も可能ですからね。その観点からデッキを組む事も出来るでしょう。
そして最大の特徴である「超過」。
(5)(R)(R)(R)で墓地の全てのIns/Socをマナ無しでキャスト出来るようになるため3~4マナ多くマナを用意できるのなら《炎の中の過去》を超える威力になります。
まぁFbは有りませんがね。なのでハンデスやカウンターに弱くは成りますし、LEDで捨てるのも難しいです。
とは言えRのマナソースは多いですし、色拘束は多くなるが、再キャストにはマナも掛らないので寧ろマナの調達・管理は遥かに楽になっていますね。
と言う事で普通にStorm系のデッキで扱えそうです。《炎の中の過去》を押しのける物かどうかは判りませんが、数少ないLegacy級のカードでもありますね。
後は個人的に作ってみたい《残酷な根本原理》デッキでの運用は良さそうです。
これまでのマナブースト手段を排除するだけでも十分デッキ的に価値が有りますね。
後は使ってみたいのは「ドラゴンストーム」における《ドラゴンの嵐》のキャスト役ですね。
9マナは非常に重いので、依然BR型で作る際に《過去の罪》から唱えてみるという行為をしてみた事が有ります。結局挿して使いやすくはなかった(当然ですがw)のですが、これなら色も合う上にずっと軽くなります。
大型スペル等を踏み倒してキャストする際にはどうしても2度のキャストを通さなければいけないのでカウンターにかなり弱いのですが、故に本体に「ストーム」が有ると有難い。《納墓》+マナ加速→熟達→嵐で簡単に達成です。
因みにこのような使い方をする際には《納墓》や《直観》が非常に扱いやすいですね。
と言う事で購入予定です。
【G】
・《蜘蛛の襲来》
:3マナInsで一気に1/2を多量に展開できる可能性のある《濃霧》。
本体の効果と蜘蛛の分で実質1枚で2回分の時間稼ぎになります。
その上ダメージを軽減できるので一方的に打ち取ったり、フルアタックしてきた隙をついて、逆に雲を突撃させたりと割とできる事が多いスペルです。
と言う事で質は高め。
しかし何処まで行っても相手に完全に依存している札である為正直使いづらい事この上ないでしょうね。
惜しいなぁ・・・。
Beatdownの多い環境でフォグ系のデッキを組めるのなら十分な可能性は有るのですが・・・。
・《ケンタウルスの壊し蔦》
:全ての墓地の土地は参照する・トランプルを持っている等の点で《土を食うもの》の上位種の様な物ですかね?
「植物・ケンタウルス」と変わった部族ですね。
優れている点として場に出た時点でサイズが確定するので後続の墓地対策の影響を受けず、素のサイズもある為死亡する事も無い。またCMCが1つ大きくなることで色拘束は薄くなり、《突然の衰微》の範囲外になるという事。
また、墓地に土地が落ちる度に(G)(G)でハンドに墓地から自信を回収できるという点。
様々な意味で妨害に対して強くなっていると言えますね。
ただし、サイズの変更は途中からは出来ない。また土地の使い切りは除去された時の回収札と考えるとうかつに土地を伸ばしづらい。大型化できない点を考えるとキャストするタイミングが難しくなると思えます。
どの道、追放除去と《安らかな眠り》の存在で対W性能が極めて低いのは変わりないですしね。
またCMCの関係でも、サイズが変形できない観点でも《ハルマゲドン》との相性が極めて低下しています。「テラゲドン」は《土を食うもの》の一つの強みでもあったのは辛いですね。
正直《土を食うもの》の類型ではありますが、割と簡単に7/7とかを超えたフィニッシャーの《土を食うもの》に対して、こちらは妨害に強いバランス型ですね。
色拘束が薄くなったのは有難く、多色化しやすい。
多色はフェッチも多用しやすいため運用も安定しやすいですね。
【M】
・《ネル・トース族のメーレン》
:経験カウンターを使う伝説の生物サイクルのゴルガリ担当。
4マナ3/4と安定したサイズでLegacy界の単体除去に《剣を鍬に》以外には耐性が有る点で売り。
そして数少ない経験値カウンターに関係なく仕事をする生物。終了ステップに能力が誘発するために場に出したターンに機能するので隙は有るものの比較的アドを稼ぎやすいですね。
場持ちが良いのも合わせて、BG系には割と優秀な札です。
特に4マナ圏と言うと割とJunk系やJund系ならまぁ運用可能なマナ域なので問題はない。
そして環境的に序盤に出した《死儀礼のシャーマン》や《闇の腹心》等は当たり前のように墓地にたむろしているため、それらの回収には向いていますね。それで結果として数を用意できるのなら消耗戦にも強くなりLotV等にも対策が出来ます。
回収もカウンターの数次第ですが、上手くいけば釣り上げる事まで出来る訳ですから、カードアドだけでなくテンポアドまで狙えます。安定して回収できるのなら《ヴェールのリリアナ》でも良いですしね。
ただ札の回収が出来るだけでも十分ですが、可能なら能動的に墓地に生物を食べる手段を確保する事が出来るのが望ましいですね。まぁ、除去耐性だけでなく、経験カウンターが1~2個乗れば十分機能するのもLegacy向きですね。
取り敢えず組み合わせでは《陰謀団式療法》が鉄板。
除去の露払い出来ますし、マナを掛けずに即墓地に落せるので、1マナまでなら即釣り上げて回収できるようになりますね。
他は継続的に食べる事が出来る《出産の殻》。
生物自体のサーチも出来るのでメーレン自体の調達も可能ですね。同じ様に《進化の飛躍》も良いですね。こちらはIns速度で起動できるので相手の除去にも対処しやすいのも売り。起動も軽いので非常にカウンターを乗せやすい。
他にも《破滅的な行為》や《ヴェールの呪いのガラク》等も良いですね。ただ3~4マナの置物と4マナ生物ですからテンポが悪く、悪までリカバリーなどが出来るというレベルですね。それならエンジンにもなり易い同梱されている《ファイレクシアの疫病王》だって十分実用的ですよね。
生物自体の組み合わせ何かあるでしょうかね?
《ドライアドの東屋》は割とアリですかね。《緑の太陽の頂点/GSZ》から1t目のマナ加速が出来るので4マナのの設置も楽。また食べる手段が無くとも、初ターンから経験カウンターがなくとも釣り上げる事が出来ますしね。
メーレン自体もGSZでサーチ出来る点も良いですね。
生物札のKPに上下のあるNicFitは正直あまり向いていないと思います。序盤に墓地に落ちる生物はBigManaでは中盤以降は価値が低いですからね。
その点で考えても金太郎飴であるJunk系の方が構築に向いていると言えます。
と言う事で割と使いやすい札と言えます。
上手く絡めて行けば十分戦力になれますね。
とは言え、やはり墓地依存で、サイズ以外の除去耐性も無い。そして《Karakas》相手にはやはり無力。対W編性能は変わらず低い。
ほんとBGはWに弱い札が多い・・・。
・《幽霊議員カルロフ》
:オルゾフの議員さんの3人目です。
2マナ2/2で《アジャニの群れ仲間》の様にゲイン毎に+1/+1カウンターが乗る生物。ただし乗る数は倍の2個であり、WBや伝説生物である事を考慮しても、機能的には上位交換と言えそうなレベルです。
何せ一度のゲインで4/4にまでなりますからね。
また(W)(B)と6個の+1/+1カウンターを取り除く事で対象の生物を追放できる強みも有ります。
サイズ強化も有り、且つ除去としても機能するという点で非常に高いKPを誇っていますね。
ただしゲイン要素と言うのは多くのデッキではそれ程採用してはおらず、有っても数枚程度なので安定してサイズの確保は難しい。その状況ならただの熊なので普通のデッキでの運用は非現実的でしょうね。
と言う事を考えれば必然的に《アジャニの群れ仲間》と同じく「SoulSisters」系での運用になるでしょう。群れ仲間もSistersでは十分サイズが大きくなりやすかったのですが、僅か1度で《稲妻》圏外まで行けるのは大きいですね。
また2マナで4/4は《光輝の泉》→《大食のワーム》でも出来ていたわけですが、遥かに条件も軽く、且つ《砂の殉教者》に貢献できるW札である事が大きい。
生物としての序盤からのサイズ不足を補いやすいという点でも価値が有るわけです。伝説生物ですが、軽く除去されやすい事を思えば4積しても問題はないですね。
デッキの親和性は遥かに上がっていると言えます。
とりあえずサイズはそこそこであればいいのですが、大きい方が良いですし、何より除去としても使える事を思えばゲイン回数を熟せる事を主眼にしたい。その意味でLifegainBeatよりも本家のSistersの方がより親和性が高い。
《Karakas》の存在を考えればあまり大きなサイズを確保しても致し方が無いです。
しかしSistersの様にゲイン機会が多いデッキなら再強化は容易。それに4/4程度でも十分実用的である事を考えれば悪くはないです。再キャストも容易ですし、そもそもSistersが有るのなら再キャストでライフゲインが出来るのだから悪くもないですね。
と言う事で《Karakas》が有るのはネックですが、それほど欠点にはなりません。寧ろ自分での利用も十分できる可能性も有りますね。
もっと他にもいろいろ思いつきますが長くなるのでここでカット。
こんな所ですね。
正直間違いなく汎用級、とか特化級でも即戦力と言う物は無いですね。
しかしまぁそこそこの物は揃っている印象ではあります。
が、残念ながらどうしても欲しいという物はほぼ無いですね。明確に実用性が有るのは《ミジックスの熟達》と《幽霊議員カルロフ》でしたかね・・・。
これらに加えて、他にはSistersの関係でWの合流点と一応メーレンを1~2枚買うぐらいですかね。
お財布に優しいなぁ(棒
続き。
今回で終わり。
【R】
・《焦熱の合流点》
:合流点サイクルのR。
効果は「各生物に1点」「各相手に2点」「Atf対策」の3つ。
Rらしい火力系で、4マナと割と軽め。
相手に2点を選べば4マナ6点と中々の火力。
そして小型スィーパーも1~3点でうまく調整すれば相手だけ一方的に除去できると中々に強力です。InsとSocの違いはあるものの、3体以上の小型を一掃するのなら大抵1~2個で一掃できるので余分を選べる分Bの合流点よりも除去としては有効ですね。
相手を焼くにしろ小型を焼くにしろ融通が利く上に一方的とかなり扱いやすいですよね。
本体×2+《溶解》で《粉々》の上位版の様な事も出来ます。
対Atfも腐りづらくあると何かと便利。
腐りづらく、対策札としても有効なので中々に強力な札ですね。
問題は4マナのRのSocを使う様なデッキがほぼ無い事。
DragonStompyは横展開が苦手なので入れておくのも良いですがね。Affinityはそう数はいませんし、MUDがもっと増えると可能性も無くはないんですがね・・・。
・《輪の大魔術師》
:てっきり大魔術師の新サイクルかと思ったのですが、これだけでしたね。
3マナ3/3で、起動2マナ+タップで《Wheel of Fortune》。
合わせて5マナなので《魂の再誕》を分割にしたら生物になった感覚ですね。
で、やっぱりいつも通りの疑問。
どう使うの?
もともとCombo性のあるカードですが、生物に加えてタップ能力であるためほぼ絶望的です。そもそもそれで成功するなら《壺の大魔術師》ももっと使われていますしね。
と言う事で考えるのならやはり生物としての価値を見る事になるでしょう。3マナ3/3なのでギリギリの性能ですが。
で、Zooの追加枠として入れるのも悪くないでしょう。
1~2マナ域をある程度展開し消耗戦を超えた後の追加ドロー枠として。除去を使わせた後なら何とか起動も成るでしょう。ただその観点を考えるのなら《集合した中隊》の方が遥かに現実的ですがね、相手に与える札も有りませんし。
もっとシンプルなのはFull Burnサイドから生物を入れる感じも良いかも知れませんね。火力も叩き込めますし。《一日のやり直し》でも似た様な事は出来ますが、Ins速度で起動できるので相手のEoTに引き込む事で最低限のリスクになりますし。
あとはまぁ《壺の大魔術師》と同じ様にメグリムジャーのパーツにするぐらいですかね。普通に水増し程度にはなるので。
・《荒れ狂う嵐の儀式》
:5マナのEncながら毎ターン5/1トランプル速攻ターンエンドに生贄のエレメンタルを生み出せる。
毎ターン勝手に生れ落ちる為、放置しておいても4ターン後程度でゲームを決める事が出来る訳で重い分決定力も有りますね。この手のEncは《嵐の神、ケラノス》が実際Miracles戦のミラーマッチ用でも使われていますしね。
毎ターン生物を産みだす以上、それを食べたりなんかして何らかのエンジンとする事も出来ます。
とりあえず除去に強い以上、中速以下の相手に対してのフィニッシャーとしては割と優秀だと思います。使えるデッキが有るかどうかは別ですがKP自体は高め。
・《ミジックスの熟達》
:単品で考えた場合は《過去の罪》の類型ですが、CMCでは(4)(B)(B)→(3)(R)と劇的に軽くなっています。
なので大型のスペルやマナコストの無いスペルの運用に置いて圧倒的に扱いやすくなっています。マナソース×2とか2マナランド+メダリオンとか、苦も無く2t目程度に唱える事も可能ですからね。その観点からデッキを組む事も出来るでしょう。
そして最大の特徴である「超過」。
(5)(R)(R)(R)で墓地の全てのIns/Socをマナ無しでキャスト出来るようになるため3~4マナ多くマナを用意できるのなら《炎の中の過去》を超える威力になります。
まぁFbは有りませんがね。なのでハンデスやカウンターに弱くは成りますし、LEDで捨てるのも難しいです。
とは言えRのマナソースは多いですし、色拘束は多くなるが、再キャストにはマナも掛らないので寧ろマナの調達・管理は遥かに楽になっていますね。
と言う事で普通にStorm系のデッキで扱えそうです。《炎の中の過去》を押しのける物かどうかは判りませんが、数少ないLegacy級のカードでもありますね。
後は個人的に作ってみたい《残酷な根本原理》デッキでの運用は良さそうです。
これまでのマナブースト手段を排除するだけでも十分デッキ的に価値が有りますね。
後は使ってみたいのは「ドラゴンストーム」における《ドラゴンの嵐》のキャスト役ですね。
9マナは非常に重いので、依然BR型で作る際に《過去の罪》から唱えてみるという行為をしてみた事が有ります。結局挿して使いやすくはなかった(当然ですがw)のですが、これなら色も合う上にずっと軽くなります。
大型スペル等を踏み倒してキャストする際にはどうしても2度のキャストを通さなければいけないのでカウンターにかなり弱いのですが、故に本体に「ストーム」が有ると有難い。《納墓》+マナ加速→熟達→嵐で簡単に達成です。
因みにこのような使い方をする際には《納墓》や《直観》が非常に扱いやすいですね。
と言う事で購入予定です。
【G】
・《蜘蛛の襲来》
:3マナInsで一気に1/2を多量に展開できる可能性のある《濃霧》。
本体の効果と蜘蛛の分で実質1枚で2回分の時間稼ぎになります。
その上ダメージを軽減できるので一方的に打ち取ったり、フルアタックしてきた隙をついて、逆に雲を突撃させたりと割とできる事が多いスペルです。
と言う事で質は高め。
しかし何処まで行っても相手に完全に依存している札である為正直使いづらい事この上ないでしょうね。
惜しいなぁ・・・。
Beatdownの多い環境でフォグ系のデッキを組めるのなら十分な可能性は有るのですが・・・。
・《ケンタウルスの壊し蔦》
:全ての墓地の土地は参照する・トランプルを持っている等の点で《土を食うもの》の上位種の様な物ですかね?
「植物・ケンタウルス」と変わった部族ですね。
優れている点として場に出た時点でサイズが確定するので後続の墓地対策の影響を受けず、素のサイズもある為死亡する事も無い。またCMCが1つ大きくなることで色拘束は薄くなり、《突然の衰微》の範囲外になるという事。
また、墓地に土地が落ちる度に(G)(G)でハンドに墓地から自信を回収できるという点。
様々な意味で妨害に対して強くなっていると言えますね。
ただし、サイズの変更は途中からは出来ない。また土地の使い切りは除去された時の回収札と考えるとうかつに土地を伸ばしづらい。大型化できない点を考えるとキャストするタイミングが難しくなると思えます。
どの道、追放除去と《安らかな眠り》の存在で対W性能が極めて低いのは変わりないですしね。
またCMCの関係でも、サイズが変形できない観点でも《ハルマゲドン》との相性が極めて低下しています。「テラゲドン」は《土を食うもの》の一つの強みでもあったのは辛いですね。
正直《土を食うもの》の類型ではありますが、割と簡単に7/7とかを超えたフィニッシャーの《土を食うもの》に対して、こちらは妨害に強いバランス型ですね。
色拘束が薄くなったのは有難く、多色化しやすい。
多色はフェッチも多用しやすいため運用も安定しやすいですね。
【M】
・《ネル・トース族のメーレン》
:経験カウンターを使う伝説の生物サイクルのゴルガリ担当。
4マナ3/4と安定したサイズでLegacy界の単体除去に《剣を鍬に》以外には耐性が有る点で売り。
そして数少ない経験値カウンターに関係なく仕事をする生物。終了ステップに能力が誘発するために場に出したターンに機能するので隙は有るものの比較的アドを稼ぎやすいですね。
場持ちが良いのも合わせて、BG系には割と優秀な札です。
特に4マナ圏と言うと割とJunk系やJund系ならまぁ運用可能なマナ域なので問題はない。
そして環境的に序盤に出した《死儀礼のシャーマン》や《闇の腹心》等は当たり前のように墓地にたむろしているため、それらの回収には向いていますね。それで結果として数を用意できるのなら消耗戦にも強くなりLotV等にも対策が出来ます。
回収もカウンターの数次第ですが、上手くいけば釣り上げる事まで出来る訳ですから、カードアドだけでなくテンポアドまで狙えます。安定して回収できるのなら《ヴェールのリリアナ》でも良いですしね。
ただ札の回収が出来るだけでも十分ですが、可能なら能動的に墓地に生物を食べる手段を確保する事が出来るのが望ましいですね。まぁ、除去耐性だけでなく、経験カウンターが1~2個乗れば十分機能するのもLegacy向きですね。
取り敢えず組み合わせでは《陰謀団式療法》が鉄板。
除去の露払い出来ますし、マナを掛けずに即墓地に落せるので、1マナまでなら即釣り上げて回収できるようになりますね。
他は継続的に食べる事が出来る《出産の殻》。
生物自体のサーチも出来るのでメーレン自体の調達も可能ですね。同じ様に《進化の飛躍》も良いですね。こちらはIns速度で起動できるので相手の除去にも対処しやすいのも売り。起動も軽いので非常にカウンターを乗せやすい。
他にも《破滅的な行為》や《ヴェールの呪いのガラク》等も良いですね。ただ3~4マナの置物と4マナ生物ですからテンポが悪く、悪までリカバリーなどが出来るというレベルですね。それならエンジンにもなり易い同梱されている《ファイレクシアの疫病王》だって十分実用的ですよね。
生物自体の組み合わせ何かあるでしょうかね?
《ドライアドの東屋》は割とアリですかね。《緑の太陽の頂点/GSZ》から1t目のマナ加速が出来るので4マナのの設置も楽。また食べる手段が無くとも、初ターンから経験カウンターがなくとも釣り上げる事が出来ますしね。
メーレン自体もGSZでサーチ出来る点も良いですね。
生物札のKPに上下のあるNicFitは正直あまり向いていないと思います。序盤に墓地に落ちる生物はBigManaでは中盤以降は価値が低いですからね。
その点で考えても金太郎飴であるJunk系の方が構築に向いていると言えます。
と言う事で割と使いやすい札と言えます。
上手く絡めて行けば十分戦力になれますね。
とは言え、やはり墓地依存で、サイズ以外の除去耐性も無い。そして《Karakas》相手にはやはり無力。対W編性能は変わらず低い。
ほんとBGはWに弱い札が多い・・・。
・《幽霊議員カルロフ》
:オルゾフの議員さんの3人目です。
2マナ2/2で《アジャニの群れ仲間》の様にゲイン毎に+1/+1カウンターが乗る生物。ただし乗る数は倍の2個であり、WBや伝説生物である事を考慮しても、機能的には上位交換と言えそうなレベルです。
何せ一度のゲインで4/4にまでなりますからね。
また(W)(B)と6個の+1/+1カウンターを取り除く事で対象の生物を追放できる強みも有ります。
サイズ強化も有り、且つ除去としても機能するという点で非常に高いKPを誇っていますね。
ただしゲイン要素と言うのは多くのデッキではそれ程採用してはおらず、有っても数枚程度なので安定してサイズの確保は難しい。その状況ならただの熊なので普通のデッキでの運用は非現実的でしょうね。
と言う事を考えれば必然的に《アジャニの群れ仲間》と同じく「SoulSisters」系での運用になるでしょう。群れ仲間もSistersでは十分サイズが大きくなりやすかったのですが、僅か1度で《稲妻》圏外まで行けるのは大きいですね。
また2マナで4/4は《光輝の泉》→《大食のワーム》でも出来ていたわけですが、遥かに条件も軽く、且つ《砂の殉教者》に貢献できるW札である事が大きい。
生物としての序盤からのサイズ不足を補いやすいという点でも価値が有るわけです。伝説生物ですが、軽く除去されやすい事を思えば4積しても問題はないですね。
デッキの親和性は遥かに上がっていると言えます。
とりあえずサイズはそこそこであればいいのですが、大きい方が良いですし、何より除去としても使える事を思えばゲイン回数を熟せる事を主眼にしたい。その意味でLifegainBeatよりも本家のSistersの方がより親和性が高い。
《Karakas》の存在を考えればあまり大きなサイズを確保しても致し方が無いです。
しかしSistersの様にゲイン機会が多いデッキなら再強化は容易。それに4/4程度でも十分実用的である事を考えれば悪くはないです。再キャストも容易ですし、そもそもSistersが有るのなら再キャストでライフゲインが出来るのだから悪くもないですね。
と言う事で《Karakas》が有るのはネックですが、それほど欠点にはなりません。寧ろ自分での利用も十分できる可能性も有りますね。
もっと他にもいろいろ思いつきますが長くなるのでここでカット。
こんな所ですね。
正直間違いなく汎用級、とか特化級でも即戦力と言う物は無いですね。
しかしまぁそこそこの物は揃っている印象ではあります。
が、残念ながらどうしても欲しいという物はほぼ無いですね。明確に実用性が有るのは《ミジックスの熟達》と《幽霊議員カルロフ》でしたかね・・・。
これらに加えて、他にはSistersの関係でWの合流点と一応メーレンを1~2枚買うぐらいですかね。
お財布に優しいなぁ(棒
レガシー)統率者2015感想1
2015年11月12日 紹介 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
統率者セットの中身が判明してから大分経つので今更wwwな話題ですが、一応載せておこうかと思います。
正直、初期から明確なLegacy級の札が1~2枚有ったのですが今回は無くて期待はずれだったなぁ・・・。
統率者セットはLegacy環境を調整するためのLegacy級のカードを出せる数少ない機会(キリ!・・・とは何だったのだろうか。
【W】
・《オレスコスの探険者》
:Cipで《税収》系が使える生物。
単純な使いだってでは類似系の《白蘭の騎士》に遥かに劣るわけですが、色拘束が薄い点で多色系での運用はしやすくなったと言えますね。
本拠である多人数戦やEDH等では複数枚の土地を大量ドロー出来る可能性もあるわけですし、騎士の2枚目になるしで、その環境では決して劣化品ではない筈。
後どうでも良いですが、貴重なネコ枠。
・《正義の合流点》
:3つのモードから3度選べるパワーカードである合流点サイクルのW。
効果は5マナで「2/2警戒の騎士Token」「Enc追放」「5点ゲイン」。
まぁ普通に強いですね。
どう考えても重いのですが、効果に見合う価値はあると言えます。特にTokensは合わせて6/6なので《征服者の誓約》相当であり、しかも警戒持ち。《清浄の名誉》との合わせた打点では劣るわけですが、3/3警戒持ちなので攻防でのバランスが取れています。単体で見ても1点スィーパーに強いですしね。
そこまでせずとも2/2×2+αでも十分強い。
とは言え、Legacyで実用的なレベルで運用できるデッキは無いわけですがね・・・。
WのMidrange~ControlでもUが入るならやはりSoc挙動の5マナは致命的ですしね。他にはAngelStompyやマインティ・クインですかね?Enc対策やゲインと言う受動的な部分を見れば中速以下のデッキでの運用性は見えてくるはず。
特殊な運用性で言えば目を引くのは5点ゲインの部分ですね。
3度選べば計15点ゲインですからね。
やはりそこを考えるとSoulSisters系での運用がやはり考えられますね。《セラの高位僧》のために大量ゲインは必要です。また、1枚の札で3度のゲイン機会が有るわけですから《アジャニの群れ仲間》を+1/+1×3ですね。軸になり易い2種と相性が良いのは大きい。そして同セットの《幽霊議員カルロフ》なら一気に+6/+6でフィニッシャー級且つ除去能力も使えるようになりますね。《テューンの大天使》以来の5マナ域。問題はどうやって5マナを捻出するか・・・。
【U】
・《神秘の合流点》
:合流点サイクルのU。
数少ないInsであり、効果は《マナ漏出》/《送還》/「1ドロー」。
1ドロー×3が最低限できるだけでも《ジェイスの創意》の上位交換。また《送還》×1~3も単純に相手の場を壊滅させるテンポ札としてそこそこ価値が有ります。もちろん自分の生物の回収も出来るので、Midrangeでバウンスまで考えれば《瞬唱の魔道士》との併用は割と現実的ですね。
《マナ漏出》モードが有るのでUの最低限の価値が有るのですが、正直5マナでプアカウンターしてもなぁ・・・。まぁLegacyなら漏出モード×1でもそれなりに打ち消せる範囲は広いですが、寧ろ自分がプアカウンター合戦で不利。
それでも「漏出×1+ドロー×2」なら中々のアドですが・・・。
5マナのカウンターも《Force of Will》を通常キャストする場合も有るので全く無いわけではないのですがやはり辛い。Joe氏の生物多めのUW Miraclesに1枚挿しで入れておくと割と面白いかも知れません。何だかんだアドバンテージは優秀ですしね。
また、複数のスペルをカウンター出来る点を考えれば、手数をかけてくる相手には役に立つかもしれません。「続唱」をきっちりカウンターしたり、Stormの数を減らして相手の目算を狂わせたり。特に続唱に関しては相手が稼ぐべきアドを打ち消したうえで自分のアドにも繋がるので±で考えたら大きなアド量です。
問題は5マナに間に合うかどうかですが・・・。
正直、4マナの《謎めいた命令》でさえ非現実的なLegacyではなぁ・・・。KPの高さに疑いの余地はないのですが。
【B】
・《死体占い師》
:4マナ4/2でPiGで対象のプレイヤーの墓地にある生物分のペイライフ黒式ドローが出来る生物。
正直Combo用とするにはあまりに手間が多く且つ不安定。墓地に生物を用意する事を考えれば素直に《グリセルブランド》を釣ったり《壊死のウーズ》で共有すればいいだけですからね。
Midrangeで運用できるレベルのマナ域である事を考えれば普通のBeatdownで扱う方法が基本となりそうです。最低でも自身で1ドロー出来ますし。
《薄暮の小僧》や《ボーラスの信奉者》等を使ってきたDemonStompy系なら1チャンスですね。ただしライフペイが強制なのであまり数を重ねると辛いですね。
他にも実存のある生物をテンポよく増やせる《ギックスの僧侶》等も相性が良いですね。
・《ダクソスの苦悩》
:生物化するEncを考えるとサイズ的にも《隠れ潜む邪悪》を思い出す札。
邪悪と比べるとサイズが大きいわけですが、その分マナコストが上なのも難しい所ですね。ただし打点が上に加えて「速攻」持ちなので土地をしっかり確保出来ればむしろ速度では上と言えますね。
CMCは1つ重くなるのですが、色拘束を緩和しており、誘発条件が「星座」である以上、かなり有難いですね。実用的な黒のEncとなるとなかなか無いので、他の色を足した方が現実的ですしね。
取り敢えず併用したいのは《脳蛆》ですかね。
Enc兼クロッカーとして考えた場合は《大歓楽の幻霊》も悪くない。
普通にBのBeatdownなら《饗宴の主》や《責め苦の伝令》なんてのもあるので割と何とかなります。
・《血の盗人》
:盤面にあるカウンター全てを+1/+1カウンターにして自分を強化する生物。何故6マナ?
単体では1/1飛行なのに・・・。そんなに簡単にカウンター等在るわけないのですが・・・。
とりあえず誰でも思いつくコンボとして《暗黒の深部》。
深部→盗人で深部からカウンターを取り除けるのでマリットレイジを降臨させる事も出来ます。20/20飛行・破壊不能と21/21飛行と同時に展開できるわけですね。ただのDDではなく2体展開が強み。
しかしマナを生み出さない土地に6マナの生物を揃えるのは非現実的。DDデッキの追加枠程度に《再活性》あたりと突っ込んでおけばあるいは・・・。
まぁファッティ2体展開と言うなら、色を無視すれば《原始のタイタン》→DD+《演劇の舞台》の方が遥かに安定ですよね・・・。黒では土地と生物の両方を揃えるのは少々ハードルが高いですし。
一応、CipでPWを潰す事が出来る生物でもあり、黒生物にとっては貴重な能力でもあります。
まぁそれでも6マハは非現実的で、釣り上げるなら《灰燼の乗り手》で良いですしね・・・。
・《不憫の合流点》
:合流点サイクルのB。
効果は《見栄え損ない》/《死者再生》/「1ペイ1ドロー」の3種類。
取り敢えずドローの場合は3ドロー3ペイで5マナInsと極めて微妙・・・。まぁ《野望の代償》を考えるなら弱いわけではないのですがね~。
除去も1つ当たりー2/-2と極めて効果が小さい。5マナを掛けてこれでは・・・。
例えば《コラガンの命令》を考えると+1つ分の効果で+2マナと考えると如何に重いのかがよく判りますね・・・。まぁそれでも決して弱いわけではないのですが。救いは《コラガンの命令》と同じく2点除去が活きやすいLegacy環境であるという事ですかね。昔と違い《タルモゴイフ》ぐらいしか複数枚積まれる中型生物がいませんからね。
小型生物2体除去しつつ1ドローとか考えれば十分なアド量を稼いでいるわけですし。しかし中型(《見栄え損ない》×2)除去+1ドローで考えると5マナはかなり効率が悪いので、如何に1効果ずつで発揮させる事が出来るかが重要になるはず。
Uの合流点を考えるとドローの質は遥かに低いのですが、そこはUとBの差ですし、致し方ない。また、相手にドローさせる方法も有るので《地獄界の夢》系と合わせて本体火力として押し込む事も出来るわけです。《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》の[-8]なら9点相当ですし、解禁された《黒の万力》との併用も有りますね。
盤面干渉力にドローとまぁ普通に使いやすい能力ではありますね。KP不足ではありますが、使える環境でもありますし、構築でシナジーも形成できますし。後は5マナを捻出する事が出来るのかどうかですか。
流石に盤面干渉を含めた一方的な1-3交換が出来るのなら5マナの価値はあると思います。
・《ネル・トースの災い魔》
:7マナ6/6飛行のドラゴン・ゾンビ。
特徴は(B)(B)+生物2体生贄で墓地からマナを払わずにキャスト出来る点。変形版《デルレイッチ》の様ですね。時期的な思いで補正ですが《デルレイッチ》大好きなんですよね~。強襲デルレイッチはMtGは始めたばかりの私を何度もマットに沈めてくれましたw
マナが掛る点と墓地からのキャストである必要もありますが、生け贄に使う生物数は減っていますし黒である必要もなくなっているのが利点ですね。
全く以ってどうでもいいですが、当時の相棒《センギアの従臣》からなら2回分の召喚コストを賄えるんだぜ!
とりあえず捨てる作業と・確保する生物が有れば高速キャストも可能ですね。
1t目《暗黒の儀式》+《生き埋め》→《恐血鬼》×2+災い魔→2t目:上陸から《恐血鬼》を出してそれを食べる。
とか
1t目ハンデス→2t目《ゾンビの横行》から《墓所這い》・災い魔を捨ててZombieToken→3t目に《墓所這い》キャストから2種類食べて災い魔のキャスト
等々。
《墓所這い》を合わせるのなら《ロッテスのトロール》でも良いですね。
また、墓地を経由するので、その関係で活かせる札を併用したいですね。
「キャスト」と言う観点を考えれば《復讐蔦》デッキにも扱えるかもしれません。《ロッテスのトロール》等も有りますしね。tRで《Bad Land》と搦めて《憤怒》を使えばより高速パンチが活きます。《生き埋め》のパーツとしてアリですね。tWで《未練ある魂》も良いですね。捨て札にも出来るし2×2Tokensの提供も出来ますしね。
テンポロス無しで生物を増やせる点を考えれば《ギックスの僧侶》も良い相棒になりそうです。
専用で組んでも3~4t目程度にキャストしてそこからまた1ターン待って殴り始めるのは流石に遅い。故に上でも挙げましたが「速攻」を与える札が欲しい所ですね。《憤怒》もそうですが、他にも《稲妻のすね当て》等。
と言う事で、運用は可能な範囲の札です。
が、専用で組む程のパンチ力はLegacyではないですね・・・。
キャストの時点で2枚のアド損ですからね。それに見合うリターンが薄すぎます。
統率者セットの中身が判明してから大分経つので今更wwwな話題ですが、一応載せておこうかと思います。
正直、初期から明確なLegacy級の札が1~2枚有ったのですが今回は無くて期待はずれだったなぁ・・・。
統率者セットはLegacy環境を調整するためのLegacy級のカードを出せる数少ない機会(キリ!・・・とは何だったのだろうか。
【W】
・《オレスコスの探険者》
:Cipで《税収》系が使える生物。
単純な使いだってでは類似系の《白蘭の騎士》に遥かに劣るわけですが、色拘束が薄い点で多色系での運用はしやすくなったと言えますね。
本拠である多人数戦やEDH等では複数枚の土地を大量ドロー出来る可能性もあるわけですし、騎士の2枚目になるしで、その環境では決して劣化品ではない筈。
後どうでも良いですが、貴重なネコ枠。
・《正義の合流点》
:3つのモードから3度選べるパワーカードである合流点サイクルのW。
効果は5マナで「2/2警戒の騎士Token」「Enc追放」「5点ゲイン」。
まぁ普通に強いですね。
どう考えても重いのですが、効果に見合う価値はあると言えます。特にTokensは合わせて6/6なので《征服者の誓約》相当であり、しかも警戒持ち。《清浄の名誉》との合わせた打点では劣るわけですが、3/3警戒持ちなので攻防でのバランスが取れています。単体で見ても1点スィーパーに強いですしね。
そこまでせずとも2/2×2+αでも十分強い。
とは言え、Legacyで実用的なレベルで運用できるデッキは無いわけですがね・・・。
WのMidrange~ControlでもUが入るならやはりSoc挙動の5マナは致命的ですしね。他にはAngelStompyやマインティ・クインですかね?Enc対策やゲインと言う受動的な部分を見れば中速以下のデッキでの運用性は見えてくるはず。
特殊な運用性で言えば目を引くのは5点ゲインの部分ですね。
3度選べば計15点ゲインですからね。
やはりそこを考えるとSoulSisters系での運用がやはり考えられますね。《セラの高位僧》のために大量ゲインは必要です。また、1枚の札で3度のゲイン機会が有るわけですから《アジャニの群れ仲間》を+1/+1×3ですね。軸になり易い2種と相性が良いのは大きい。そして同セットの《幽霊議員カルロフ》なら一気に+6/+6でフィニッシャー級且つ除去能力も使えるようになりますね。《テューンの大天使》以来の5マナ域。問題はどうやって5マナを捻出するか・・・。
【U】
・《神秘の合流点》
:合流点サイクルのU。
数少ないInsであり、効果は《マナ漏出》/《送還》/「1ドロー」。
1ドロー×3が最低限できるだけでも《ジェイスの創意》の上位交換。また《送還》×1~3も単純に相手の場を壊滅させるテンポ札としてそこそこ価値が有ります。もちろん自分の生物の回収も出来るので、Midrangeでバウンスまで考えれば《瞬唱の魔道士》との併用は割と現実的ですね。
《マナ漏出》モードが有るのでUの最低限の価値が有るのですが、正直5マナでプアカウンターしてもなぁ・・・。まぁLegacyなら漏出モード×1でもそれなりに打ち消せる範囲は広いですが、寧ろ自分がプアカウンター合戦で不利。
それでも「漏出×1+ドロー×2」なら中々のアドですが・・・。
5マナのカウンターも《Force of Will》を通常キャストする場合も有るので全く無いわけではないのですがやはり辛い。Joe氏の生物多めのUW Miraclesに1枚挿しで入れておくと割と面白いかも知れません。何だかんだアドバンテージは優秀ですしね。
また、複数のスペルをカウンター出来る点を考えれば、手数をかけてくる相手には役に立つかもしれません。「続唱」をきっちりカウンターしたり、Stormの数を減らして相手の目算を狂わせたり。特に続唱に関しては相手が稼ぐべきアドを打ち消したうえで自分のアドにも繋がるので±で考えたら大きなアド量です。
問題は5マナに間に合うかどうかですが・・・。
正直、4マナの《謎めいた命令》でさえ非現実的なLegacyではなぁ・・・。KPの高さに疑いの余地はないのですが。
【B】
・《死体占い師》
:4マナ4/2でPiGで対象のプレイヤーの墓地にある生物分のペイライフ黒式ドローが出来る生物。
正直Combo用とするにはあまりに手間が多く且つ不安定。墓地に生物を用意する事を考えれば素直に《グリセルブランド》を釣ったり《壊死のウーズ》で共有すればいいだけですからね。
Midrangeで運用できるレベルのマナ域である事を考えれば普通のBeatdownで扱う方法が基本となりそうです。最低でも自身で1ドロー出来ますし。
《薄暮の小僧》や《ボーラスの信奉者》等を使ってきたDemonStompy系なら1チャンスですね。ただしライフペイが強制なのであまり数を重ねると辛いですね。
他にも実存のある生物をテンポよく増やせる《ギックスの僧侶》等も相性が良いですね。
・《ダクソスの苦悩》
:生物化するEncを考えるとサイズ的にも《隠れ潜む邪悪》を思い出す札。
邪悪と比べるとサイズが大きいわけですが、その分マナコストが上なのも難しい所ですね。ただし打点が上に加えて「速攻」持ちなので土地をしっかり確保出来ればむしろ速度では上と言えますね。
CMCは1つ重くなるのですが、色拘束を緩和しており、誘発条件が「星座」である以上、かなり有難いですね。実用的な黒のEncとなるとなかなか無いので、他の色を足した方が現実的ですしね。
取り敢えず併用したいのは《脳蛆》ですかね。
Enc兼クロッカーとして考えた場合は《大歓楽の幻霊》も悪くない。
普通にBのBeatdownなら《饗宴の主》や《責め苦の伝令》なんてのもあるので割と何とかなります。
・《血の盗人》
:盤面にあるカウンター全てを+1/+1カウンターにして自分を強化する生物。何故6マナ?
単体では1/1飛行なのに・・・。そんなに簡単にカウンター等在るわけないのですが・・・。
とりあえず誰でも思いつくコンボとして《暗黒の深部》。
深部→盗人で深部からカウンターを取り除けるのでマリットレイジを降臨させる事も出来ます。20/20飛行・破壊不能と21/21飛行と同時に展開できるわけですね。ただのDDではなく2体展開が強み。
しかしマナを生み出さない土地に6マナの生物を揃えるのは非現実的。DDデッキの追加枠程度に《再活性》あたりと突っ込んでおけばあるいは・・・。
まぁファッティ2体展開と言うなら、色を無視すれば《原始のタイタン》→DD+《演劇の舞台》の方が遥かに安定ですよね・・・。黒では土地と生物の両方を揃えるのは少々ハードルが高いですし。
一応、CipでPWを潰す事が出来る生物でもあり、黒生物にとっては貴重な能力でもあります。
まぁそれでも6マハは非現実的で、釣り上げるなら《灰燼の乗り手》で良いですしね・・・。
・《不憫の合流点》
:合流点サイクルのB。
効果は《見栄え損ない》/《死者再生》/「1ペイ1ドロー」の3種類。
取り敢えずドローの場合は3ドロー3ペイで5マナInsと極めて微妙・・・。まぁ《野望の代償》を考えるなら弱いわけではないのですがね~。
除去も1つ当たりー2/-2と極めて効果が小さい。5マナを掛けてこれでは・・・。
例えば《コラガンの命令》を考えると+1つ分の効果で+2マナと考えると如何に重いのかがよく判りますね・・・。まぁそれでも決して弱いわけではないのですが。救いは《コラガンの命令》と同じく2点除去が活きやすいLegacy環境であるという事ですかね。昔と違い《タルモゴイフ》ぐらいしか複数枚積まれる中型生物がいませんからね。
小型生物2体除去しつつ1ドローとか考えれば十分なアド量を稼いでいるわけですし。しかし中型(《見栄え損ない》×2)除去+1ドローで考えると5マナはかなり効率が悪いので、如何に1効果ずつで発揮させる事が出来るかが重要になるはず。
Uの合流点を考えるとドローの質は遥かに低いのですが、そこはUとBの差ですし、致し方ない。また、相手にドローさせる方法も有るので《地獄界の夢》系と合わせて本体火力として押し込む事も出来るわけです。《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》の[-8]なら9点相当ですし、解禁された《黒の万力》との併用も有りますね。
盤面干渉力にドローとまぁ普通に使いやすい能力ではありますね。KP不足ではありますが、使える環境でもありますし、構築でシナジーも形成できますし。後は5マナを捻出する事が出来るのかどうかですか。
流石に盤面干渉を含めた一方的な1-3交換が出来るのなら5マナの価値はあると思います。
・《ネル・トースの災い魔》
:7マナ6/6飛行のドラゴン・ゾンビ。
特徴は(B)(B)+生物2体生贄で墓地からマナを払わずにキャスト出来る点。変形版《デルレイッチ》の様ですね。時期的な思いで補正ですが《デルレイッチ》大好きなんですよね~。強襲デルレイッチはMtGは始めたばかりの私を何度もマットに沈めてくれましたw
マナが掛る点と墓地からのキャストである必要もありますが、生け贄に使う生物数は減っていますし黒である必要もなくなっているのが利点ですね。
全く以ってどうでもいいですが、当時の相棒《センギアの従臣》からなら2回分の召喚コストを賄えるんだぜ!
とりあえず捨てる作業と・確保する生物が有れば高速キャストも可能ですね。
1t目《暗黒の儀式》+《生き埋め》→《恐血鬼》×2+災い魔→2t目:上陸から《恐血鬼》を出してそれを食べる。
とか
1t目ハンデス→2t目《ゾンビの横行》から《墓所這い》・災い魔を捨ててZombieToken→3t目に《墓所這い》キャストから2種類食べて災い魔のキャスト
等々。
《墓所這い》を合わせるのなら《ロッテスのトロール》でも良いですね。
また、墓地を経由するので、その関係で活かせる札を併用したいですね。
「キャスト」と言う観点を考えれば《復讐蔦》デッキにも扱えるかもしれません。《ロッテスのトロール》等も有りますしね。tRで《Bad Land》と搦めて《憤怒》を使えばより高速パンチが活きます。《生き埋め》のパーツとしてアリですね。tWで《未練ある魂》も良いですね。捨て札にも出来るし2×2Tokensの提供も出来ますしね。
テンポロス無しで生物を増やせる点を考えれば《ギックスの僧侶》も良い相棒になりそうです。
専用で組んでも3~4t目程度にキャストしてそこからまた1ターン待って殴り始めるのは流石に遅い。故に上でも挙げましたが「速攻」を与える札が欲しい所ですね。《憤怒》もそうですが、他にも《稲妻のすね当て》等。
と言う事で、運用は可能な範囲の札です。
が、専用で組む程のパンチ力はLegacyではないですね・・・。
キャストの時点で2枚のアド損ですからね。それに見合うリターンが薄すぎます。
レガシー)今週のSCGの結果 GP Seattleは2000人越え! そして帰ってきたあいつ
2015年11月10日 紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
今週はいつも通りのSCGに加えてGPでもLegacyの大会が有ったのでそちらも合わせて簡易に見て行こうと思います。
流石に100前後のPIQをみて1000人規模のGPを無視するわけにはいきませんからね。
まずはGP。
GP SeattleはLegacyフォーマットのGPであり、2000人越えの大規模大会となったようです。
やっぱり本場の米国ではLegacyでも物凄い数が集まりますねw
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpsea15
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpsea15/top-8-decklists-2015-11-08
優勝はJarvis Yu氏のLandsです。
以下Top8
Lands
Grixis Delver
Miracles
Reanimator
BUG 続唱
Grixis Delver
Alluren
BUG 続唱
です。
まぁこの布陣なら、当た有運にも恵まれて土地単が勝つべくして勝ったようですねw
因みに公開されているTop32までは
Grixis Delver 4名(2)
BUG 続唱 4名(2)
Miracles 3名(1)
BUG Delver 3名(0)
Lands 2名(1)
D&T 2名(0)
Infect 2名(0)
其の他1名ずつ
と言う分布です。
非常に判りやすくBUG 続唱やMiraclesに加えて他のデッキも現環境ではよく見るデッキ群ばかりですね。
その中で異色なのはGrixs Delverの存在ですね。上位に輩出した数も最高順位も抜群です。《時を超えた探索》禁止後は一気に衰退するもひっそり生存をしていたのは事実。しかし急にこの結果は?
そしてまたも登場したAlluren。
一体どういう事なのさ・・・。
対してSnT系・Storm系はさみしい限り。ファッティ系コンボはReanimatorと言うSnT系が減衰している時期に時折現れるデッキがTop8に入っていますが、対して現状のCombo勢では最も勢力が有るであろうANTはかなり寂しい結果。会場デッキ分布が判りませんが、現状ではフェアデッキ合戦の最中なのでもう少し数が増えるような気もしていたのですが・・・。
つづいてSCG。
今回はPhiladelphiaでPIQ Legacyが併催されています。
http://www.starcitygames.com/events/071115_philadelphia.html
http://sales.starcitygames.com/deckdatabase/deckshow.php?t%5BT2%5D=3&event_ID=45&feedin=&start_date=11%2F08%2F2015&end_date=11%2F08%2F2015&city=Philadelphia&state=&country=&start=&finish=&exp=&p_first=&p_last=&simple_card_name%5B1%5D=&simple_card_name%5B2%5D=&simple_card_name%5B3%5D=&simple_card_name%5B4%5D=&simple_card_name%5B5%5D=&w_perc=0&g_perc=0&r_perc=0&b_perc=0&u_perc=0&a_perc=0&comparison%5B1%5D=%3E%3D&card_qty%5B1%5D=1&card_name%5B1%5D=&comparison%5B2%5D=%3E%3D&card_qty%5B2%5D=1&card_na
優勝はJacob Saracino氏のGrixis Delverです。
以下Top16(上から順に1位~)
Grixis Delver
4c DeathBlade
Grixis Delver
MUD
BUG Delver
Jund
Infect
Elves
--------------
Elves
Sneakshow
Reanimator
Elves
赤単SnakShow
Miracles
Reanimator
Grixis Delver
です。
前回Miraclesばっかで、Delverいないなぁ~とか言ってたら増えたわけですが、GP Seattleと連動するかのようにGrixis Delverが増加しています。
共に大増加の見れるElvesも目立っています。
今回のMiraclesも大半はメインから《僧院の導師》を積みこみ(流石にJoe氏程の生物特化ではありませんが)、Grixis Delverは当然の如く《若き紅蓮術士》の4積。
Elvesも小型を大量展開します。
DTTの禁止により消失した面展開とそれをめぐる除去合戦で、フェアデッキの個別の消耗戦に向きがちであったこの頃に対して明確な違いが出てきていると言えるかと思います。Miraclesに関しても、以前から増えてきていたとはいえここまで形が固定化しているのは驚きですね。
BUG 続唱の様な単体でアドを稼げるカードを繋げるデッキが今のTier1なわけですが、それは禁止前の様に面の勝負に変化するのでしょうかね?
さて、ここから先は個別に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=94867
16位、Noah Walker氏のGrixis Delverです。
特別個性的なリストではありませんが、GPのリストは個別では張れないですし、また現在のGrixisのリストで基本に近いのでこれを挙げました。
DTTは失われ、その後色々と形を変成させていたデッキで、代わりのアド手段として《瞬唱の魔道士》や《ヴリンの神童、ジェイス》を入れる形が目につきましたが、暫くするとそれらは淘汰され、そして目立ってきたのが《もみ消し》》4枚採用のManadenial型でした。
現状の環境はフェアデッキ同士の殴り合いとアド合戦/パワー札の叩き付けあいであり、重めの展開は多い。
しかしRUG Delverではデッキパワーが足りない事も多いようで、今一つManadenialは主流には成りません。が、Grixisではその心配も薄いのかもしれません。
中盤以降使い道のなくなる《もみ消し》もYPMが居れば最低限のTokenにはなります《死儀礼のシャーマン》もある為、相手をおしこめた上で自分は加速できますし、もみ消しを本体火力にも出来ます。
RUGよりもBUGよりも《もみ消し》が腐りづらいわけですね。
同時に面展開も減ったため自分で《二股の稲妻》等面展開用の札を積む必要が薄れ、それを別の枠に当てられること。加えて、そのおかげで自分のYPMは生き残り易くなっている事など2重の意味でも価値が有ります。Miraclesの《僧院の導師》のお陰でそれでも一時期に比べると増えてきましたが、《硫黄の精霊》や《夜の戦慄》等には引っかかりませんしね。
逆にそれを察知し再び分割火力やスィーパーをメインに戻しているGrixisのリストも有ります。
土地基盤は(U)(U)の捻出を迫られた時期とほぼ変化は有りませんが、まぁ負担は遥かに減っているのでその意味でも積極的に《不毛の大地》を使っていく事が出来ますね。
妨害は結局《もみ消し》と言う特殊なものが入ったぐらい。
ほぼ変わらずでサイドに《狼狽の嵐》が1~2枚増えたぐらい。結局メタが変わろうがYPM+セラピーは鉄板と言う事ですかね。
今回の形は悪までメタの隙間を狙ったものですし、このManadenial型が続くという訳ではなく、これからも変遷していくと思います。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=94860
6位、Michael McDermott氏のJundです。
BUG 続唱に比べると今一つ安定した成績は残せていないJund。
そして同じ《罰する火》デッキのAggroLoamにも最近は後塵に配している印象も強い。
ですが、続唱と罰する火の2大アドが強力な事は事実。形によってはもう少し数も増えるのではないかと個人的には考えているのですが・・・。
Michael氏のリストの特徴はスペルの多さと結果的な土地基盤への配慮。
この所《稲妻》2枚《突然の衰微》3~4枚と言うリストが主流ですが、Michael氏のリストでは共に4枚ずつ。特に除去に力を入れているのが判ります。サイドの《Chains of Mephistopheles》や《窒息》も含めMiraclesの数の多さを考えれば《突然の衰微》4枚と言うのは判るのですが、Delver等大しておらず高速生物Comboもそれ程いない環境で敢えて《稲妻》の4枚は何を意図しているのでしょうかね?
単に除去を強くして消耗戦に持ち込みたいのか、それともMiraclesの関係でInfectの増加を考えたのか?
また結果として黒札がへりマナ基盤の負担は減っています。
その上で《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》まで取っており、黒マナ関係は相当楽になっているはず。
土地も24枚目を取っている多めですし、全体的に中長期戦を見据えているのか。
加えて、生物枠が圧縮された事でサイドの《ゴルガリの魔除け》《破滅的な行為》の運用性が増していますね。
特に今回の結果を考えると、ここら辺は今後重要になるはず。
追加のハンデスが無い上にメインのハンデスも少なめ。ここの部分はかなり放棄していますね。対Comboは諦め気味で、他の事も加えてみて、特化型のような印象ですね。
GPのChase Hansen氏のReanimatorのリストも結構特色が出ていますね。
《不運な研究者》4枚《ヴリンの神童、ジェイス》1枚《イゼットの魔除け》3枚とIns速度で墓地にハンドを落す手段を8枚も入れています。通常墓地調達は《納墓》4枚《入念な研究》4枚にあと1~2枚入るかどうかですが、ここまで徹底しているのは珍しいですね。脳曲が多いのでその妨害も少ない。《浅すぎる墓穴》は無いのであくまで釣り上げるのはSocなのですが。
その釣竿自体も10枚目を取っているのでやや多め。
《水連の花びら》による高速挙動や《思案》も無いため安定性や速度にやや不安が有るのですが、ルーターでの連動性を高めているわけですね。重い分《目くらまし》も無し。ついでにハンデスも無し。故にそのカバーをする為か《誤った指図》とFoWの2ピッチ体制です。
因みにSCG 11位のJames Higginbottom氏のサイドに《群れネズミ》なる謎の生物が入っていますが、これもIns速度で捨てれるからでしょうかね?
Hans Jacob Goddik氏のBUG Delverは珍しい黒型です。
と言っても初動の《思考囲い》は放棄しているためハンデス特化ではない。《Hymn to Tourach》《ヴェールのリリアナ》に加えてあるのは《墓忍び》2枚です。BUG 続唱でも使っているリストが有り、やや意外。ここに加えて《ヴェンディリオン三人衆》も2枚入っており、要は追加のフライヤーを4枚も採っているわけです。
どうメタ読みをしていたのかは知りませんが、結果的に地上でTokensが溢れる大会ならこれは正解かも知れません。《真の名の宿敵》と異なり-1/-1スィーパーにも《墓忍び》は引っ掛かりませんしね。同時に自身でサイドに4枚も採っているスィーパーが扱いやすくも成ります。
その内《湿地での被災》とかも増えてくるかもしれませんね。
が、BUG 続唱の関係で《悪意の大梟》を考えると何処まで信用できるのかは難しい所。素直に《見栄え損ない》等でも良い気がしますね。
後気になったのはMiraclesがやはり生物型が多い事。
ただし、《僧院の導師》メインは同じながらJoe Lossett氏の様な生物特化ではなく《天使への願い》とのハイブリッドが大多数である事。《ヴェンディリオン三人衆》もサイドですし、これぐらいだとControlっぽいですね。同時に3名中2名が《終末》3枚のみのリセットでもあります。
GPの上位3名全員がこのリストを扱っているのを見ると余程しっくりくるんですかね?
因みにその全てが《思案》4枚の土地21枚型でもあります。
土地枚数は兎も角思案の増量はやはり相性の良さが出ますね。
因みに、公式で上がっているChapin・Martell・Sperlingの新型Esperでの《苦い真理》は結局どうだったのでしょうね。
(http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpsea15/legacy-mentors-2015-11-07)
曰く「探査5枚で撃った《宝船の巡航》で、墓地を使わない上に《紅蓮破》されない」「《断片無き工作員》からの《祖先の幻視》」の様な物、らしいのですが・・・。
大会を終えての感想を聞きたいですね~。
こんなところですかね。
と言う事でDTTが消えて単品のアド合戦のフェアデッキが増えていたわけですが、MiraclesとGrixisのお陰ですっかり禁止前の面展開環境の様です。これに対応出来るかどうかで明暗も分かれますね。今やサイドに75枚中に3枚程度のスィーパーは当たり前です。
また全体的にですが《呪文貫き》がここ最近は本当に減りました。まぁManadenialが激減していたことや《死儀礼のシャーマン》の数を考えれば判らなくもないのですが。同時にUの75枚中の《ヴェンディリオン三人衆》の採用率にも驚きを覚えます。かつては主にCombo対策をしたいTempo系が採る札でしたが、MidrangeだろうがControlだろうが採っています。
それだけマナが伸びやすく、且つ生物の妨害が欲しいという事でしょうかね。
今回の結果を受けてメタはどうなるのか?
特にGrixisの存在はComboにとっては鬼門この上ない。ただでさえ多くないCombo。フェアデッキのどつきあいなら本来は狙い目の筈ですが・・・。
またRが増えた事で小型生物偏重の現在の構築もまた変化が必要になるかもしれません。
一体どうなるでしょうかね?
さて、今回はここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
この文章がお役に立てば幸いです。
今週はいつも通りのSCGに加えてGPでもLegacyの大会が有ったのでそちらも合わせて簡易に見て行こうと思います。
流石に100前後のPIQをみて1000人規模のGPを無視するわけにはいきませんからね。
まずはGP。
GP SeattleはLegacyフォーマットのGPであり、2000人越えの大規模大会となったようです。
やっぱり本場の米国ではLegacyでも物凄い数が集まりますねw
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpsea15
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpsea15/top-8-decklists-2015-11-08
優勝はJarvis Yu氏のLandsです。
以下Top8
Lands
Grixis Delver
Miracles
Reanimator
BUG 続唱
Grixis Delver
Alluren
BUG 続唱
です。
まぁこの布陣なら、当た有運にも恵まれて土地単が勝つべくして勝ったようですねw
因みに公開されているTop32までは
Grixis Delver 4名(2)
BUG 続唱 4名(2)
Miracles 3名(1)
BUG Delver 3名(0)
Lands 2名(1)
D&T 2名(0)
Infect 2名(0)
其の他1名ずつ
と言う分布です。
非常に判りやすくBUG 続唱やMiraclesに加えて他のデッキも現環境ではよく見るデッキ群ばかりですね。
その中で異色なのはGrixs Delverの存在ですね。上位に輩出した数も最高順位も抜群です。《時を超えた探索》禁止後は一気に衰退するもひっそり生存をしていたのは事実。しかし急にこの結果は?
そしてまたも登場したAlluren。
一体どういう事なのさ・・・。
対してSnT系・Storm系はさみしい限り。ファッティ系コンボはReanimatorと言うSnT系が減衰している時期に時折現れるデッキがTop8に入っていますが、対して現状のCombo勢では最も勢力が有るであろうANTはかなり寂しい結果。会場デッキ分布が判りませんが、現状ではフェアデッキ合戦の最中なのでもう少し数が増えるような気もしていたのですが・・・。
つづいてSCG。
今回はPhiladelphiaでPIQ Legacyが併催されています。
http://www.starcitygames.com/events/071115_philadelphia.html
http://sales.starcitygames.com/deckdatabase/deckshow.php?t%5BT2%5D=3&event_ID=45&feedin=&start_date=11%2F08%2F2015&end_date=11%2F08%2F2015&city=Philadelphia&state=&country=&start=&finish=&exp=&p_first=&p_last=&simple_card_name%5B1%5D=&simple_card_name%5B2%5D=&simple_card_name%5B3%5D=&simple_card_name%5B4%5D=&simple_card_name%5B5%5D=&w_perc=0&g_perc=0&r_perc=0&b_perc=0&u_perc=0&a_perc=0&comparison%5B1%5D=%3E%3D&card_qty%5B1%5D=1&card_name%5B1%5D=&comparison%5B2%5D=%3E%3D&card_qty%5B2%5D=1&card_na
優勝はJacob Saracino氏のGrixis Delverです。
以下Top16(上から順に1位~)
Grixis Delver
4c DeathBlade
Grixis Delver
MUD
BUG Delver
Jund
Infect
Elves
--------------
Elves
Sneakshow
Reanimator
Elves
赤単SnakShow
Miracles
Reanimator
Grixis Delver
です。
前回Miraclesばっかで、Delverいないなぁ~とか言ってたら増えたわけですが、GP Seattleと連動するかのようにGrixis Delverが増加しています。
共に大増加の見れるElvesも目立っています。
今回のMiraclesも大半はメインから《僧院の導師》を積みこみ(流石にJoe氏程の生物特化ではありませんが)、Grixis Delverは当然の如く《若き紅蓮術士》の4積。
Elvesも小型を大量展開します。
DTTの禁止により消失した面展開とそれをめぐる除去合戦で、フェアデッキの個別の消耗戦に向きがちであったこの頃に対して明確な違いが出てきていると言えるかと思います。Miraclesに関しても、以前から増えてきていたとはいえここまで形が固定化しているのは驚きですね。
BUG 続唱の様な単体でアドを稼げるカードを繋げるデッキが今のTier1なわけですが、それは禁止前の様に面の勝負に変化するのでしょうかね?
さて、ここから先は個別に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=94867
16位、Noah Walker氏のGrixis Delverです。
特別個性的なリストではありませんが、GPのリストは個別では張れないですし、また現在のGrixisのリストで基本に近いのでこれを挙げました。
DTTは失われ、その後色々と形を変成させていたデッキで、代わりのアド手段として《瞬唱の魔道士》や《ヴリンの神童、ジェイス》を入れる形が目につきましたが、暫くするとそれらは淘汰され、そして目立ってきたのが《もみ消し》》4枚採用のManadenial型でした。
現状の環境はフェアデッキ同士の殴り合いとアド合戦/パワー札の叩き付けあいであり、重めの展開は多い。
しかしRUG Delverではデッキパワーが足りない事も多いようで、今一つManadenialは主流には成りません。が、Grixisではその心配も薄いのかもしれません。
中盤以降使い道のなくなる《もみ消し》もYPMが居れば最低限のTokenにはなります《死儀礼のシャーマン》もある為、相手をおしこめた上で自分は加速できますし、もみ消しを本体火力にも出来ます。
RUGよりもBUGよりも《もみ消し》が腐りづらいわけですね。
同時に面展開も減ったため自分で《二股の稲妻》等面展開用の札を積む必要が薄れ、それを別の枠に当てられること。加えて、そのおかげで自分のYPMは生き残り易くなっている事など2重の意味でも価値が有ります。Miraclesの《僧院の導師》のお陰でそれでも一時期に比べると増えてきましたが、《硫黄の精霊》や《夜の戦慄》等には引っかかりませんしね。
逆にそれを察知し再び分割火力やスィーパーをメインに戻しているGrixisのリストも有ります。
土地基盤は(U)(U)の捻出を迫られた時期とほぼ変化は有りませんが、まぁ負担は遥かに減っているのでその意味でも積極的に《不毛の大地》を使っていく事が出来ますね。
妨害は結局《もみ消し》と言う特殊なものが入ったぐらい。
ほぼ変わらずでサイドに《狼狽の嵐》が1~2枚増えたぐらい。結局メタが変わろうがYPM+セラピーは鉄板と言う事ですかね。
今回の形は悪までメタの隙間を狙ったものですし、このManadenial型が続くという訳ではなく、これからも変遷していくと思います。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=94860
6位、Michael McDermott氏のJundです。
BUG 続唱に比べると今一つ安定した成績は残せていないJund。
そして同じ《罰する火》デッキのAggroLoamにも最近は後塵に配している印象も強い。
ですが、続唱と罰する火の2大アドが強力な事は事実。形によってはもう少し数も増えるのではないかと個人的には考えているのですが・・・。
Michael氏のリストの特徴はスペルの多さと結果的な土地基盤への配慮。
この所《稲妻》2枚《突然の衰微》3~4枚と言うリストが主流ですが、Michael氏のリストでは共に4枚ずつ。特に除去に力を入れているのが判ります。サイドの《Chains of Mephistopheles》や《窒息》も含めMiraclesの数の多さを考えれば《突然の衰微》4枚と言うのは判るのですが、Delver等大しておらず高速生物Comboもそれ程いない環境で敢えて《稲妻》の4枚は何を意図しているのでしょうかね?
単に除去を強くして消耗戦に持ち込みたいのか、それともMiraclesの関係でInfectの増加を考えたのか?
また結果として黒札がへりマナ基盤の負担は減っています。
その上で《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》まで取っており、黒マナ関係は相当楽になっているはず。
土地も24枚目を取っている多めですし、全体的に中長期戦を見据えているのか。
加えて、生物枠が圧縮された事でサイドの《ゴルガリの魔除け》《破滅的な行為》の運用性が増していますね。
特に今回の結果を考えると、ここら辺は今後重要になるはず。
追加のハンデスが無い上にメインのハンデスも少なめ。ここの部分はかなり放棄していますね。対Comboは諦め気味で、他の事も加えてみて、特化型のような印象ですね。
GPのChase Hansen氏のReanimatorのリストも結構特色が出ていますね。
《不運な研究者》4枚《ヴリンの神童、ジェイス》1枚《イゼットの魔除け》3枚とIns速度で墓地にハンドを落す手段を8枚も入れています。通常墓地調達は《納墓》4枚《入念な研究》4枚にあと1~2枚入るかどうかですが、ここまで徹底しているのは珍しいですね。脳曲が多いのでその妨害も少ない。《浅すぎる墓穴》は無いのであくまで釣り上げるのはSocなのですが。
その釣竿自体も10枚目を取っているのでやや多め。
《水連の花びら》による高速挙動や《思案》も無いため安定性や速度にやや不安が有るのですが、ルーターでの連動性を高めているわけですね。重い分《目くらまし》も無し。ついでにハンデスも無し。故にそのカバーをする為か《誤った指図》とFoWの2ピッチ体制です。
因みにSCG 11位のJames Higginbottom氏のサイドに《群れネズミ》なる謎の生物が入っていますが、これもIns速度で捨てれるからでしょうかね?
Hans Jacob Goddik氏のBUG Delverは珍しい黒型です。
と言っても初動の《思考囲い》は放棄しているためハンデス特化ではない。《Hymn to Tourach》《ヴェールのリリアナ》に加えてあるのは《墓忍び》2枚です。BUG 続唱でも使っているリストが有り、やや意外。ここに加えて《ヴェンディリオン三人衆》も2枚入っており、要は追加のフライヤーを4枚も採っているわけです。
どうメタ読みをしていたのかは知りませんが、結果的に地上でTokensが溢れる大会ならこれは正解かも知れません。《真の名の宿敵》と異なり-1/-1スィーパーにも《墓忍び》は引っ掛かりませんしね。同時に自身でサイドに4枚も採っているスィーパーが扱いやすくも成ります。
その内《湿地での被災》とかも増えてくるかもしれませんね。
が、BUG 続唱の関係で《悪意の大梟》を考えると何処まで信用できるのかは難しい所。素直に《見栄え損ない》等でも良い気がしますね。
後気になったのはMiraclesがやはり生物型が多い事。
ただし、《僧院の導師》メインは同じながらJoe Lossett氏の様な生物特化ではなく《天使への願い》とのハイブリッドが大多数である事。《ヴェンディリオン三人衆》もサイドですし、これぐらいだとControlっぽいですね。同時に3名中2名が《終末》3枚のみのリセットでもあります。
GPの上位3名全員がこのリストを扱っているのを見ると余程しっくりくるんですかね?
因みにその全てが《思案》4枚の土地21枚型でもあります。
土地枚数は兎も角思案の増量はやはり相性の良さが出ますね。
因みに、公式で上がっているChapin・Martell・Sperlingの新型Esperでの《苦い真理》は結局どうだったのでしょうね。
(http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpsea15/legacy-mentors-2015-11-07)
曰く「探査5枚で撃った《宝船の巡航》で、墓地を使わない上に《紅蓮破》されない」「《断片無き工作員》からの《祖先の幻視》」の様な物、らしいのですが・・・。
大会を終えての感想を聞きたいですね~。
こんなところですかね。
と言う事でDTTが消えて単品のアド合戦のフェアデッキが増えていたわけですが、MiraclesとGrixisのお陰ですっかり禁止前の面展開環境の様です。これに対応出来るかどうかで明暗も分かれますね。今やサイドに75枚中に3枚程度のスィーパーは当たり前です。
また全体的にですが《呪文貫き》がここ最近は本当に減りました。まぁManadenialが激減していたことや《死儀礼のシャーマン》の数を考えれば判らなくもないのですが。同時にUの75枚中の《ヴェンディリオン三人衆》の採用率にも驚きを覚えます。かつては主にCombo対策をしたいTempo系が採る札でしたが、MidrangeだろうがControlだろうが採っています。
それだけマナが伸びやすく、且つ生物の妨害が欲しいという事でしょうかね。
今回の結果を受けてメタはどうなるのか?
特にGrixisの存在はComboにとっては鬼門この上ない。ただでさえ多くないCombo。フェアデッキのどつきあいなら本来は狙い目の筈ですが・・・。
またRが増えた事で小型生物偏重の現在の構築もまた変化が必要になるかもしれません。
一体どうなるでしょうかね?
さて、今回はここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
この文章がお役に立てば幸いです。
レガシー)禁止改訂後のTheRockについて徒然~《未練ある魂》
2015年11月5日 TheRock道 コメント (3)
皆さん、こんばんは。しもべです。
統率者2015のカードプレビューが始まってますが、そちらはまた今度。
ここ最近のTheRockについての思索の続き。
【フィニッシャーの選定】
・《未練ある魂》の存在価値は非常に高い。
:Fb持ちの面展開である為、単体除去・ハンデス・打消しなどの妨害にも強く、対Control/対PWや消耗戦に極めて強いわけです。
但し単体で打点が低く、基本的にはほぼ全ての戦闘で劣っています。
ゆえに妨害や消耗戦には強いのは事実ですがフェアデッキに単体ですこぶる強いとは言いづらい。と言うか、妨害には強いのは事実ながら戦闘力と言う点で極めて物足りないと言えます。また、実は強力なカード故に対策札の影響をもろに受けやすい。
まず、対Miraclesを中心に墓地Hateの影響を受ける。デッキ中の他の札も墓地依存している点を考えれば、デッキが墓地Hateで一掃される事になる・・・。
《相殺》にもしっかり引っ掛かる。
また、同じように《硫黄の精霊》や《夜の戦慄等》にスィーパー等の面対策の影響をもろに受ける。以前よりもこの小型除去の取られる枚数は明らかに増えています。
と言う事でメインは強いものの、併用できる装備品と共にサイドからの対策が割と簡単にされてしまうのが欠点・・・。以前の環境を考えれば遥かに対Miracles性能は劣化してきていると言えます。
それでも対Miralces/対PW性能を考えれば悪くはないのですが・・・。
Miracles戦では一気に展開すると《終末》される可能性がある為上手くばらけて扱っていきたい。と言うより2度に分けて、且つ2体を展開出来る事が圧倒的な強みなのでそこは当然か。
また基本的には装備品でKP不足を補います。
但し、サイドから高確率に入るであろう装備品対策を考えるのなら《イニストラードの君主、ソリン》や《真面目な訪問者、ソリン》等の面展開打点強化が簡単かもしれませんね。
寧ろ今では対BUG性能が重要と言えるかもしれません。
《Hymn to Tourach》や《ヴェールのリリアナ》により場と、特にハンドを荒らされると何も出来ずに死ぬ事も割とある為に対ハンデス耐性が有る事に加えて、単体除去耐性も高い。LotVの[-2]に強いのも特に素晴らしい(と言うか相手にしたら費用対効果が低すぎる)。スィーパーもMiraclesに比べると数は減るのでやはり強み(《仕組まれた爆薬》《ゴルガリの魔除け》《毒の濁流》《夜の戦慄》ていどか?)。
なのでどちらかと言うと対BUG戦になります。
まぁ、文句はありつつもこの一種でその両方を抑えられると考えればやはり優秀ですか・・・。
とはいえ、最低でもこれを主力に考える札なら現状のサイドから当然2枚程度は入ってくるスィーパー対策は必須ですかね?
上述の《硫黄の精霊》《イゼットの静電術師》《仕組まれた爆薬》《ゴルガリの魔除け》《毒の濁流》《夜の戦慄等》《魂の裏切りの夜》をどうかわしていくか・・・。
まぁ《仕組まれた爆薬》《毒の濁流》はどうしようもないとして他は1点スィーパーである事を考えればクルセイド系の採用と言うのは割とアリかもしれませんね。
そして同時にそれは、要は2/2の生物の数を確保が出来れば良いわけです。
と言う事でそれらを出せる札を考えて行った方が良いかも知れません。PWなら《情け知らずのガラク》や《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》ですね。
ガラクなら[0]で小型格闘が出来、ギデオンは[+1]の高速打点と[-4]の面強化が売り。LgSとの併用も考えられますね。ギデオンは《突然の衰微》をはじめBUG系には耐性が有る。ガラクの方がバランス型でギデオンは攻撃型。
ギデオンは《遍歴の騎士、エルズペス》に比べると正直対WのMidrange~Controlには極めて微妙なわけですが、対スィーパーまで含めれば十分アリ。LgSでのカバーが出来るのならこちらも十分価値はアリかもしれませんね。
ペスはペスで以前挙げた通り《乱脈な気孔》←《聖遺の騎士》など単体強化が欲しい場合も有るので、それぞれ別の方向性として考える/擁立する事が出来そうです。
対Comboを考えるのなら堂の道それぞれ別の要素を加える必要があるので、そこはまた別ですね。
この札でここまで含めて、擁護できない点があるとすれば、デッキの核に添えたい《破滅的な行為》と相性が悪い点ですかね・・・。
これは割と致命的。
時間稼ぎが出来る点をうまく引き出す事が出来れば、寧ろ良いと言えるのですが、大抵は両方重い・巻き添えを食らうだけ
に留まりますし・・・。
統率者2015のカードプレビューが始まってますが、そちらはまた今度。
ここ最近のTheRockについての思索の続き。
【フィニッシャーの選定】
・《未練ある魂》の存在価値は非常に高い。
:Fb持ちの面展開である為、単体除去・ハンデス・打消しなどの妨害にも強く、対Control/対PWや消耗戦に極めて強いわけです。
但し単体で打点が低く、基本的にはほぼ全ての戦闘で劣っています。
ゆえに妨害や消耗戦には強いのは事実ですがフェアデッキに単体ですこぶる強いとは言いづらい。と言うか、妨害には強いのは事実ながら戦闘力と言う点で極めて物足りないと言えます。また、実は強力なカード故に対策札の影響をもろに受けやすい。
まず、対Miraclesを中心に墓地Hateの影響を受ける。デッキ中の他の札も墓地依存している点を考えれば、デッキが墓地Hateで一掃される事になる・・・。
《相殺》にもしっかり引っ掛かる。
また、同じように《硫黄の精霊》や《夜の戦慄等》にスィーパー等の面対策の影響をもろに受ける。以前よりもこの小型除去の取られる枚数は明らかに増えています。
と言う事でメインは強いものの、併用できる装備品と共にサイドからの対策が割と簡単にされてしまうのが欠点・・・。以前の環境を考えれば遥かに対Miracles性能は劣化してきていると言えます。
それでも対Miralces/対PW性能を考えれば悪くはないのですが・・・。
Miracles戦では一気に展開すると《終末》される可能性がある為上手くばらけて扱っていきたい。と言うより2度に分けて、且つ2体を展開出来る事が圧倒的な強みなのでそこは当然か。
また基本的には装備品でKP不足を補います。
但し、サイドから高確率に入るであろう装備品対策を考えるのなら《イニストラードの君主、ソリン》や《真面目な訪問者、ソリン》等の面展開打点強化が簡単かもしれませんね。
寧ろ今では対BUG性能が重要と言えるかもしれません。
《Hymn to Tourach》や《ヴェールのリリアナ》により場と、特にハンドを荒らされると何も出来ずに死ぬ事も割とある為に対ハンデス耐性が有る事に加えて、単体除去耐性も高い。LotVの[-2]に強いのも特に素晴らしい(と言うか相手にしたら費用対効果が低すぎる)。スィーパーもMiraclesに比べると数は減るのでやはり強み(《仕組まれた爆薬》《ゴルガリの魔除け》《毒の濁流》《夜の戦慄》ていどか?)。
なのでどちらかと言うと対BUG戦になります。
まぁ、文句はありつつもこの一種でその両方を抑えられると考えればやはり優秀ですか・・・。
とはいえ、最低でもこれを主力に考える札なら現状のサイドから当然2枚程度は入ってくるスィーパー対策は必須ですかね?
上述の《硫黄の精霊》《イゼットの静電術師》《仕組まれた爆薬》《ゴルガリの魔除け》《毒の濁流》《夜の戦慄等》《魂の裏切りの夜》をどうかわしていくか・・・。
まぁ《仕組まれた爆薬》《毒の濁流》はどうしようもないとして他は1点スィーパーである事を考えればクルセイド系の採用と言うのは割とアリかもしれませんね。
そして同時にそれは、要は2/2の生物の数を確保が出来れば良いわけです。
と言う事でそれらを出せる札を考えて行った方が良いかも知れません。PWなら《情け知らずのガラク》や《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》ですね。
ガラクなら[0]で小型格闘が出来、ギデオンは[+1]の高速打点と[-4]の面強化が売り。LgSとの併用も考えられますね。ギデオンは《突然の衰微》をはじめBUG系には耐性が有る。ガラクの方がバランス型でギデオンは攻撃型。
ギデオンは《遍歴の騎士、エルズペス》に比べると正直対WのMidrange~Controlには極めて微妙なわけですが、対スィーパーまで含めれば十分アリ。LgSでのカバーが出来るのならこちらも十分価値はアリかもしれませんね。
ペスはペスで以前挙げた通り《乱脈な気孔》←《聖遺の騎士》など単体強化が欲しい場合も有るので、それぞれ別の方向性として考える/擁立する事が出来そうです。
対Comboを考えるのなら堂の道それぞれ別の要素を加える必要があるので、そこはまた別ですね。
この札でここまで含めて、擁護できない点があるとすれば、デッキの核に添えたい《破滅的な行為》と相性が悪い点ですかね・・・。
これは割と致命的。
時間稼ぎが出来る点をうまく引き出す事が出来れば、寧ろ良いと言えるのですが、大抵は両方重い・巻き添えを食らうだけ
に留まりますし・・・。
マブラヴのキックスターターは125万ドル強で終了
2015年11月4日 趣味
予定最低額25万$
予定目標額50万$
予定最高額90万$?
に対して、約8000名弱の方から125万$オーバーの寄付
海外の方はどれだけマブラヴを欲しているというのか・・・。
まぁ名作ですけどね。
しかしここまでされといてローカライズ版に先駆けて出す日本語Vita版は各5800円(DL:5000円)、ダブルパックで9800円。
高すぎるやろ・・・。
まぁ日本語版なんぞ今更そう売れるとも思えませんしね・・・。
それに何よりこの会社は資金繰りに苦労している様な話も聞くので、致し方ないのかも。優良コンテンツを継続して今後も発売してくれることを思えば単価の高さなどたかが知れているというもですかね?
まぁ何にせよこれだけの人たちが多数の募金をしてくれているのだからその恩に報いる事が出来るよう、なるべく早く、且つ良質な物を海外のファンに提供して欲しい物ですね。
正直TEは微妙この上なかったからなぁ・・・。
途中から話ぶれてしまって。期待してたものと違う。
今度出す柴犬はゲームになって何か話変わっているのかしら・・・。
予定目標額50万$
予定最高額90万$?
に対して、約8000名弱の方から125万$オーバーの寄付
海外の方はどれだけマブラヴを欲しているというのか・・・。
まぁ名作ですけどね。
しかしここまでされといてローカライズ版に先駆けて出す日本語Vita版は各5800円(DL:5000円)、ダブルパックで9800円。
高すぎるやろ・・・。
まぁ日本語版なんぞ今更そう売れるとも思えませんしね・・・。
それに何よりこの会社は資金繰りに苦労している様な話も聞くので、致し方ないのかも。優良コンテンツを継続して今後も発売してくれることを思えば単価の高さなどたかが知れているというもですかね?
まぁ何にせよこれだけの人たちが多数の募金をしてくれているのだからその恩に報いる事が出来るよう、なるべく早く、且つ良質な物を海外のファンに提供して欲しい物ですね。
正直TEは微妙この上なかったからなぁ・・・。
途中から話ぶれてしまって。期待してたものと違う。
今度出す柴犬はゲームになって何か話変わっているのかしら・・・。
レガシー)今週のSCGの結果 Miraclesがいっぱいや
2015年11月3日 紹介皆さん、こんばんは。しもべです。
460名以上の参加者の大型大会だったLegacy Openから一週間。またPIQがしばらく続くと思うと寂しいですね。
しかし先週の結果を見るに、多少のずれは生じるもののPIQの結果も如実に影響しているのが判った以上、以前よりも当てに出来そうな気もします。PIQ変更当時は本当にヘンテコな結果も多かったですしね。
さて、今週のSCGはDallasにてModern Openが行われていました。
一回戦のフィーチャーマッチが初老?の方だったのですが、向こうではあんな年齢の方までMtGをやってるんですね・・・。矢張り自由の国、MtG発祥の国は一味違うか・・・。
で、いつも通りLegacy PIQの結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/311015_dallas.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=08/09/2015&end_date=11/01/2015&city=Dallas
今週の優勝はJoe Lossett氏のMiraclesです。
以下Top16(1位~)
Miracles
Aluren
UG Post
Miracles
Lands
Sneak Show
4c Loam
Jeskai Blade
-------------------
Merfolk
BUG 続唱
Burn
Miracles
Miracles
BUG 続唱
Miracles
ANT
です。
と言う事で今週はMiraclesの海ですね。
なんとTop16名中5名がMiraclesで、Top8(と言うかTop4)にはそのうち優勝したJoe氏を含め2名を輩出しています。
環境の変化がデッキパワーの低下が少なく元々高いポテンシャルを持っていたためTier1間違いなしと言われていましたが、苦手なBUG 続唱が増えた事やその他にもInfect等の存在も相まって、Tier1ながら今一つ決定的な存在感を発揮できていませんでしたが、今回は凄いですねw
因みに優勝したJoe氏は前回のOpenでも24位に入っていた方で、そのリストほぼそのままで今回は優勝しています。唯一の変更点はサイド1枚を《誤った指図》→《狼狽の嵐》の3枚目に換えた事です。今のTier1を見るとミスディレクションも有効牌のように思えますが、それを押しのけて対ANT札を取っているわけです。
Joe氏の生物BeatMidrange系ならばBUGはそこほど気にする必要はないという事なのでしょうかね?まぁMiraclesの中では攻め手が早い分守りを固めればより対Comboに勝ちやすいからとも思えますが・・・。それに今のBUGはHymnは2枚程度しか積んでいないので、そこまでして序盤に守りを固める事も無いのかもしれません。
ここまで多いと13位のJoe Bass氏の形の様にサイド《嵐の神、ケラノス》が増えてきそうです。しかし同時に《硫黄の精霊》も見れそうですね。《未練ある魂》が流行った時や《僧院の導師》がEsper等で使われた時には時折見かけましたが、Miraclesがサイドインする状況がかなり増えている現状だと対Miracles札としても今後は見えそうです。どの道対Uには強い札ですしね。
2位のAlurenは一体何が起こっているのでしょうかね。
SCGのPIQとはいえ上位入り2回目で、これ以外にもDanish Legacy Masters Autumn 2015 と言う100名弱の大会でも上位入りしています。
ただの地雷でしょうか?
単体除去が実はそう多くない環境ではありますが・・・。
中身は《直観》《悪魔の意図》に《ギタクシア派の調査》3枚のサーチ/ドロー優先系。下手にカウンターやハンデスで妨害するよりも素早く順調にコンボを~と言う事でしょうかね。つまり今の環境的にそれ程妨害を抱き込む必要が無いという事を言っているのかもしれませんが・・・。
3位のUG Postは個人的にはようやっとの登場ですかね。
SneakShowが対策札で苦しいのなら、普通に唱えて場に出すこれで~ということで。ただデッキ速度は遅いし特殊地形のデッキなので難しい部分も有りますよね。上のAlurenもそうですが、遅めのデッキでも勝てているようになっている?
またメインから《狼狽の嵐》を積んでいますね。カウンター合戦に勝てるように?それとも対Comboの時間稼ぎ?
まぁなんにせよ、これが出てくるぐらいにはSnT勢は劣勢と言う事かもしれません。と言うかこのデッキには《実物提示教育》はメインに2枚しか積まれていませんね。
BUG 続唱は2名。
まぁこんな物でしょうね。
多くは有りませんが安定はしています。
それよりもやはりDelver勢がいない。
Openでもそうですし、この所の上位に入る数の減少はかなり著しいですね。これであと2週程度までこの結果ならほぼ決定的ですかね・・・。KtK以前でもここまでではなかったはずですし、絶対的に相性が悪いデッキで溢れているという訳でもない筈ですが・・・。一様色々と見て回っても数自体はそこそこいるんですがね~。
まぁ自力の有るデッキですし、居なくなることはないでしょうがね。
後は4cLoamも新環境で少しずつ数を増やしている印象です。
個人的には同じフェアデッキに強いJundではなくこちらが来たか・・・と、やや意外。速度が有るデッキでは無いですが、Loamのアドとマナ基盤の安定がやはりJundには無い強みですかね?《罰する火》が安定しますし。今は殆どがU抜きの4cですよね。
以前よりもCotVは効きにくい印象ですが、SnTもそれ程でComboはStromがメイン。それになんだかんだ言ってもLegacy環境ですしね。
こんな感じですかね。
今回は気になったデッキは有りませんでした。
前回とは打って変わって・・・バランス悪いな。敢えて言うならModernのGPで出ていた4c《珊瑚兜への撤退》型Zooが気になりますねww
Last SunでもKotR+撤退のBant(+DD)は居ましたし、Eternalでも意外とやれる子?
矢張り今の環境はBUG 続唱・Miraclesと言う事のようですね。今一つ勝ちきれないし数だけなのかと思っていたMiraclesですが、そんな事もなかったようで。数の上下は合っても安定しているという事か。
それと同時に何と無くフェアデッキを食い合う環境になってきています。
とするともう少しに詰まるとComboが増えてくるはずでそうするとDelverも~と言う事になるはずですが・・・。ここの所のLegacyは少しこのサイクルに変化も生じている様なのでどう動くか判りませんね。DTTの禁止で以前の環境に戻るのではと言われていましたが、KTK以前とは異なるデッキの登場・台頭にメタ形成。
まぁ先の楽しみが有ると言えますがw
今回は、ここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございます。
この文章がお役に立てば幸いです。
P.S.
声優の松来未祐さんが鬼籍に入られたようです。
ここ最近2次元に戻ってきた私には今一つどれほど活躍されていたのか判りませんが、私がプレイしていた閃の軌跡でも主要キャラの一人を演じていましたし、ショックがでかい。
独特の高く綺麗で透明感のある素敵な声だったのに・・・。
ご冥福を祈ります。
460名以上の参加者の大型大会だったLegacy Openから一週間。またPIQがしばらく続くと思うと寂しいですね。
しかし先週の結果を見るに、多少のずれは生じるもののPIQの結果も如実に影響しているのが判った以上、以前よりも当てに出来そうな気もします。PIQ変更当時は本当にヘンテコな結果も多かったですしね。
さて、今週のSCGはDallasにてModern Openが行われていました。
一回戦のフィーチャーマッチが初老?の方だったのですが、向こうではあんな年齢の方までMtGをやってるんですね・・・。矢張り自由の国、MtG発祥の国は一味違うか・・・。
で、いつも通りLegacy PIQの結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/311015_dallas.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=08/09/2015&end_date=11/01/2015&city=Dallas
今週の優勝はJoe Lossett氏のMiraclesです。
以下Top16(1位~)
Miracles
Aluren
UG Post
Miracles
Lands
Sneak Show
4c Loam
Jeskai Blade
-------------------
Merfolk
BUG 続唱
Burn
Miracles
Miracles
BUG 続唱
Miracles
ANT
です。
と言う事で今週はMiraclesの海ですね。
なんとTop16名中5名がMiraclesで、Top8(と言うかTop4)にはそのうち優勝したJoe氏を含め2名を輩出しています。
環境の変化がデッキパワーの低下が少なく元々高いポテンシャルを持っていたためTier1間違いなしと言われていましたが、苦手なBUG 続唱が増えた事やその他にもInfect等の存在も相まって、Tier1ながら今一つ決定的な存在感を発揮できていませんでしたが、今回は凄いですねw
因みに優勝したJoe氏は前回のOpenでも24位に入っていた方で、そのリストほぼそのままで今回は優勝しています。唯一の変更点はサイド1枚を《誤った指図》→《狼狽の嵐》の3枚目に換えた事です。今のTier1を見るとミスディレクションも有効牌のように思えますが、それを押しのけて対ANT札を取っているわけです。
Joe氏の生物BeatMidrange系ならばBUGはそこほど気にする必要はないという事なのでしょうかね?まぁMiraclesの中では攻め手が早い分守りを固めればより対Comboに勝ちやすいからとも思えますが・・・。それに今のBUGはHymnは2枚程度しか積んでいないので、そこまでして序盤に守りを固める事も無いのかもしれません。
ここまで多いと13位のJoe Bass氏の形の様にサイド《嵐の神、ケラノス》が増えてきそうです。しかし同時に《硫黄の精霊》も見れそうですね。《未練ある魂》が流行った時や《僧院の導師》がEsper等で使われた時には時折見かけましたが、Miraclesがサイドインする状況がかなり増えている現状だと対Miracles札としても今後は見えそうです。どの道対Uには強い札ですしね。
2位のAlurenは一体何が起こっているのでしょうかね。
SCGのPIQとはいえ上位入り2回目で、これ以外にもDanish Legacy Masters Autumn 2015 と言う100名弱の大会でも上位入りしています。
ただの地雷でしょうか?
単体除去が実はそう多くない環境ではありますが・・・。
中身は《直観》《悪魔の意図》に《ギタクシア派の調査》3枚のサーチ/ドロー優先系。下手にカウンターやハンデスで妨害するよりも素早く順調にコンボを~と言う事でしょうかね。つまり今の環境的にそれ程妨害を抱き込む必要が無いという事を言っているのかもしれませんが・・・。
3位のUG Postは個人的にはようやっとの登場ですかね。
SneakShowが対策札で苦しいのなら、普通に唱えて場に出すこれで~ということで。ただデッキ速度は遅いし特殊地形のデッキなので難しい部分も有りますよね。上のAlurenもそうですが、遅めのデッキでも勝てているようになっている?
またメインから《狼狽の嵐》を積んでいますね。カウンター合戦に勝てるように?それとも対Comboの時間稼ぎ?
まぁなんにせよ、これが出てくるぐらいにはSnT勢は劣勢と言う事かもしれません。と言うかこのデッキには《実物提示教育》はメインに2枚しか積まれていませんね。
BUG 続唱は2名。
まぁこんな物でしょうね。
多くは有りませんが安定はしています。
それよりもやはりDelver勢がいない。
Openでもそうですし、この所の上位に入る数の減少はかなり著しいですね。これであと2週程度までこの結果ならほぼ決定的ですかね・・・。KtK以前でもここまでではなかったはずですし、絶対的に相性が悪いデッキで溢れているという訳でもない筈ですが・・・。一様色々と見て回っても数自体はそこそこいるんですがね~。
まぁ自力の有るデッキですし、居なくなることはないでしょうがね。
後は4cLoamも新環境で少しずつ数を増やしている印象です。
個人的には同じフェアデッキに強いJundではなくこちらが来たか・・・と、やや意外。速度が有るデッキでは無いですが、Loamのアドとマナ基盤の安定がやはりJundには無い強みですかね?《罰する火》が安定しますし。今は殆どがU抜きの4cですよね。
以前よりもCotVは効きにくい印象ですが、SnTもそれ程でComboはStromがメイン。それになんだかんだ言ってもLegacy環境ですしね。
こんな感じですかね。
今回は気になったデッキは有りませんでした。
前回とは打って変わって・・・バランス悪いな。敢えて言うならModernのGPで出ていた4c《珊瑚兜への撤退》型Zooが気になりますねww
Last SunでもKotR+撤退のBant(+DD)は居ましたし、Eternalでも意外とやれる子?
矢張り今の環境はBUG 続唱・Miraclesと言う事のようですね。今一つ勝ちきれないし数だけなのかと思っていたMiraclesですが、そんな事もなかったようで。数の上下は合っても安定しているという事か。
それと同時に何と無くフェアデッキを食い合う環境になってきています。
とするともう少しに詰まるとComboが増えてくるはずでそうするとDelverも~と言う事になるはずですが・・・。ここの所のLegacyは少しこのサイクルに変化も生じている様なのでどう動くか判りませんね。DTTの禁止で以前の環境に戻るのではと言われていましたが、KTK以前とは異なるデッキの登場・台頭にメタ形成。
まぁ先の楽しみが有ると言えますがw
今回は、ここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございます。
この文章がお役に立てば幸いです。
P.S.
声優の松来未祐さんが鬼籍に入られたようです。
ここ最近2次元に戻ってきた私には今一つどれほど活躍されていたのか判りませんが、私がプレイしていた閃の軌跡でも主要キャラの一人を演じていましたし、ショックがでかい。
独特の高く綺麗で透明感のある素敵な声だったのに・・・。
ご冥福を祈ります。
結局33-4の再来か・・・。
2015年10月29日 スポーツ唯一の一勝も山田哲人がキチガイじみてただけだし。
投打で圧倒とはまさにこの事か・・・。
金も掛けてるけど、唯一の3軍持ちでファームの選手もきっちり鍛えて戦力が充実している。なのでどこをとっても強い。
正真正銘強いチームなんですよねソフトバンク。
投打で圧倒とはまさにこの事か・・・。
金も掛けてるけど、唯一の3軍持ちでファームの選手もきっちり鍛えて戦力が充実している。なのでどこをとっても強い。
正真正銘強いチームなんですよねソフトバンク。