非MtG)よかったなリィズ
2016年3月15日 趣味
晒し者にされて、最後の最後までぼろ雑巾のドアマットにされた原作に比べたらまだマシだったよ(´;ω;`)
哀しくなんかない。
嘘じゃないよ・・・。
ほんとだよ、これただの汗だから(´;ω;`)
マブラヴシリーズは好きだけど、好きな分心削られるから見てて辛いわ。
哀しくなんかない。
嘘じゃないよ・・・。
ほんとだよ、これただの汗だから(´;ω;`)
マブラヴシリーズは好きだけど、好きな分心削られるから見てて辛いわ。
SOI)新カード雑感その3 Uは生物の色(キリっ
2016年3月15日 新カード紹介 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
SCGは今週は休みです。先週も休みです。ついでにプレリリースが始まったらそこでも休みです。
・・・どんだけ~。
今日から公式のプレビューも始まっているのでせっせと更新していきます。
いつも追いつけずに力尽きるのでw
・《逸脱した研究者/完成態》
:帰ってきた《秘密を掘り下げる者》。研究が完成したら凡庸になった。
前段階ではまだ人間性を残していた物の、完全に蟲と化しました。
ザふらい的な・・・。
まぁしかし現実的に見ると正常なKPと言えます。
元がおかしいだけなので。4マナ3/2飛行で変身で5/4飛行+墓地肥やしで文句を言われるこいつも可哀想ですな。レアリティがコモンのままならまだ許せましたが、そうすると限定戦がおかしくなるので致し方なし。
どうでも良いですが、見た時に裏面の《完成態(かんぜんたい)》が「完全熊(かんぜんクマ)」に読めました。
・《ゲラルフの傑作》
:《ニクサシッド》や《戦慄の金屑》に似たファッティ。しかし回避能力の関係で段違いの打撃力も有ります。マナ域や回避能力等諸々を見ていくとODSの《思考を貪るもの》なんかを想像してしまいますね。
しかし《スカーブの殲滅者》をリデザインしたのかもしれません。
まぁハンドを確保できない時点でUのデッキとしての在り方を否定しているので、Uの入るBeatdownが前提になるでしょうね。
ハンドを3枚捨てる事でリアニも出来ますが、除去耐性も無いですし、リスクも高い。その上マナも掛るのでマッドネスを合わせるのも難しい。ハンドの保持も出来ないので「魔巧」や「昂揚」のスペルも合わせづらい。
デメリットばかりが目立ちますね。
これがコストでは無く効果だったらまるで違った評価だったのでしょうが・・・。
しかしまぁ4マナIns速度で自身をリアニメイトするので、
5t目に5/5~7/7程度に飛行・疑似速攻と考えると悪くは無いですね。何らかのシナジーを構築できれば1チャンス。
↓環境ではまぁ当たり前ですが《壌土からの生命》の供。
発掘から墓地に直接落せますし、《マナ結合》等と合わせて4マナ到達は難しくない(まぁハンド空ですがww)。打ち消され辛いですし、マナさえあれば墓地対策にもある程度対処可能。
《罰する火》も合わせて大半は墓地を手札としても問題の無いデッキなのでリスクも少ない。
まぁDDコンボの欠点を上回る部分がほぼ無いしデメリットも被っているので、ネタの域を出ないのは事実ですが、選択肢の一つにはなると思います。
後は墓地から復活できるZombieなので《墓所這い》の運用に適していますね。
捨て札にもなりますし、キャストの条件達成にもなります。
復活コストが(3)(U)と言う色からすれば、実は「Sea Stompy」で1チャンスあるのではないか?と考えています。
1t目《虚空の杯》から入って、2t目に《知識の渇望》/《僧院の包囲》で捨てて、3t目に蘇生。
どうせ腐りやすいハンドばかりですし、CotVで除去耐性も補える。一手遅らせて《三なる宝球》も混ぜると尚良し。それらで高速・低速化させている間にファッティで殴りつける~と考えると中々に強くないですか?
正直、これが一番ましな使い道に見えます。
・《氷の中の存在/目覚めた恐怖》
:2マナ0/4の壁→変身後の怪物と考えると《ルーデヴィックの実験材料/ルーデヴィックの嫌悪者》のオマージュですかね?
カウンターに関係した変身条件も同じですが、方向は逆になっていますね。壁としての性能も上がっています。
ハードルが割と楽で最大でも4つしかない上に、Ins/Soc毎に減らせるので序盤に出す事が出来れば簡単に変身できます。
只まぁ軽いキャントリップが少ない事と、中盤のハンドが枯渇した時に引いてしまうと悲劇ですね。「果敢」をテーマにしている様なデッキなら十分いけるでしょうがそれでも辛い。引きましor諦めのルーターが欲しい。
2マナ以下でブロッカーとしても相応なので《オジュタイの命令》とはそこそこの相性です。下手にTempo系で高速変身を考えるより耐える戦術に向いていますし、キャントリップを選べばスペルの補充もしやすい。その上変身時に大量バウンスが出来るのでフィニッシャーとしての威力もそこそこです。
この手の色の構築で合理性が見いだせるのは、やはり打消しを抱えておくことでバウンス→再キャストにカウンターを合わせる機会が得られる事ですよね。それこそ《オジュタイの命令》は《霊魂放逐》モードが有るわけですし。
只やはり引き増しが無いと辛いので《苦い真理》等で頑張るのが得策ですね。
「反復」なら1枚で2個減らせるので併用も有りかもしれません。
《魂の基点》なら自身の保護だけでなく変身後の突撃のサポート。《オジュタイの息吹》なら時間稼ぎから、変身してそいつをバウンス出来ます。
他にはやはりスペルの回数自体を稼げる《卓絶のナーセット》か《束縛なきテレパス、ジェイス》等も考えたいですね。PWは丁度壁も欲しいのでこちらは中~低速向き。
軽量スペルの連打は構築環境にも依るのでStdでは何とも言えませんが、上記の様に「果敢」も有る。
まぁKTKとFRFが落ちてしまいますがww
《ケラル砦の修道院長》も有るので巧くSligh風味に組めると良いですね。院長自体もバウンスされる事でCipの再利用が出来ますし。
真価はやはりEternalでしょうね。
カウンター個数を増やすよりも減らす方が遥かに簡単です。その上キャントリップも大量にあるのでお手軽変身。《魔力変》や《ギタクシア派の調査》はModernでも健在ですし、Legacyなら《渦まく知識》《思案》《定業》まで揃っています。マナは掛かるものの手札は減らないので喩え除去されても問題ない。まぁブロッカーとしての価値は下がりますが、除去の惹きつけは可能。どの道《秘密を掘り下げる者》とかもいますし、その手のデッキでも使えるかも。打点以上に変身時の面一掃が重要です。自分の生物の救出から、Tokens戦略の否定まで。
打点も高い。
2t目に出し得て普通に3t目から7点パンチできますからね。
ライフロスが当たり前の環境なので、下手に除去に拘らずとも《蒸気の絡みつき》で十分良い働きになると思います。パンチ力が有るので数点削っておくだけでも意味がりますし、自身の救出にもなるので。
UのTempoで、スペルを連打する能動性を考えるとどうしても《若き紅蓮術士》を思い浮かべますが、展開した分のTokensも一掃してしまうのを考えると正直チグハグ。変身も強制。其々がKPが高いのは間違いないので、それを飲み込んでプレイングでカバーする方法もありですが・・・。《陰謀団式療法》に依るハンデスはこのカードにも露払いに加えて、バウンス後の処理にまで使えますし、Fbでの回数稼ぎも有りますからね。アンシナジーを飲み込んでも使えるかもしれません。
対して、盤面がほぼ空になるので《僧院の速僧》や《ゴブリンの先達》はハンドから再キャストしてそのまま走らせる事も可能ですね。なので単騎型は相応に使いやすい筈。
それ以外にはそこそこのUの壁の側面を考えれば嘗ての「CTG」の《T》の部分の運用は出来るでしょうかね?
《相殺》+《師範の占い独楽》の組み合わせ自体は強力ですし、変身誘発の優秀さを考えればコイツは保護する価値が有りますからね。上記しましたが、バウンスでカウンターする機会がある分《相殺》も活きます。
しかしタルモ程単体で安定しない点、相殺ロックを使う様なデッキはそこまで能動的にスペルを重ねない点などを考えれば難しいですかね。《独楽》のグルグルのある《僧院の導師》で良いし・・・。
それよりもModern構築にあるような中~低速のUW Controlに合致するような気もします。
2マナの壁→《オジュタイの命令》・リセット能力・フィニッシャー・Cip生物と相性が良い、運用の要素は揃っていますからね。
やはりDDコンボの片割れたる《吸血鬼の呪詛術士》も気に掛かりますね。最近《演劇の舞台》に出番を取られがちでBUG Landsぐらいでしか使われていないので。
Bを混ぜるなら露払いもしやすいですし、アドバンテージを失う挙動ですが、変身時の大量バウンスが有るならまぁ惜しくも無いでしょう。一応即変身ではないので、そこは注意が必要。しかしまぁスペル1枚程度なら難しくもないでしょう。
逆に、0個でキープできるとも言えますが。0個の状態で《思考囲い》→スタックで除去→レスポンスで打消しで変身した上に、バウンスした生物の処理も出来ます。
そして旧DDコンボの相棒たる《交錯の混乱》も。「変成」でのサーチに、自身を護る札になりますからね。使う札も生物2枚なので回収も調達も割と楽なので対処されやすくとも、カバーもしやすい。異なる働きが出来る《引き裂かれた記憶》も有るのでより変成構築はしやすい。
一応カウンター4個なら《呪詛の寄生虫》でも処理範囲ですが、この程度ならキャントリップやルーターの方が枠を取る事に依る齟齬より確実だと思います。
当然バウンスなので《瞬唱の魔道士》を併用したい。
スペルのFbでの水増しも有りますし、ブロッカーとしても良い。
地味に「ホラー以外の生物」と言うのもポイントで、生物を保護し、ブロッカーを務める事も出来る《呪文滑り》やシステム生物で打点として運用しづらい《ファイレクシアの破棄者》等を使う事も出来ます。特に滑りはアタック時にも残せるので最後まで避雷針の役を担えます。
自身の2枚目以降もそのまま場に残せます。
Stdの場合は《魂の略奪者》も有ります。
中盤以降で変身の芽が無い場合は氷の中の存在を食べて復活~の挙動にも流用できますね。
と言う事で期待に胸膨らむジョニーだと思います。
この手の変身生物はまぁ期待値ほど強くない、扱いづらいのが通例なので、特にStdは期待できないのですがどうでしょうね?
ところで裏面から直接出せると言う効果だと思われる札が出るとか出ないとか。
この項でも挙げた《ルーデヴィックの実験材料/ルーデヴィックの嫌悪者》だって候補なのですがどうなのでしょうね?
・《抗えない抑止》
:《分散》の亜種。ゾンビを抱えていると宛ら《はね返り》になる。INVから始めた私にとっては思い入れのあるカードです。
テンポアドバンテージに加えてディスカードでのカードアドも取れる。《はね返り》の凶悪さを思い出すと戦慄する程です。
軽いので最低限は保証されているとはいえ、Uのデッキが生物、それもゾンビを用意するのは一苦労。少なくともControlでは出来ないしMidrangeでも難しい。
なのでカードプール次第ですが、かなり構築が限定されがち。
ISD時代に有った「UB Zombie」の様な構築が出来る事が望ましい。元々テンポアドもBeatプランで良く輝くので。
また、コントローラーがディスカードする事になるため、自身の札の救出の際にリスクになってしまう。
と言う事で非常に強力ながら一長一短な性能をしていますね。
《無情な死者》の存在は有難いですが、これだけでは札不足で、そもそもそいつの色拘束を乗り越える土地基盤が有るのかも疑わしい。テンポを活かしやすいとするなら《ゲラルフの傑作》は良いですね。ファッティなので時間を稼ぐだけでもゲームを込める事が出来ますから。《ゲラルフの傑作》自体を墓地に落す手段にもなりますし。
ISD期の様に優秀なZombieが出ると良いですね。
特に《墓所這い》《戦墓のグール》の様な優秀な1マナZombieがいるなら特に優秀と言える。
下環境だとControlでも一応使えなくもないかな?と。
《死者の王、ドラルヌ》はFb出来る為に低速向きですが、この場合ボーナスが付いているために単純にFbでハンデスを重ねる事も可能。また、ドラルヌ自身の救出にも使えるのが大きい。
こんなところで。
SCGは今週は休みです。先週も休みです。ついでにプレリリースが始まったらそこでも休みです。
・・・どんだけ~。
今日から公式のプレビューも始まっているのでせっせと更新していきます。
いつも追いつけずに力尽きるのでw
・《逸脱した研究者/完成態》
:帰ってきた《秘密を掘り下げる者》。研究が完成したら凡庸になった。
前段階ではまだ人間性を残していた物の、完全に蟲と化しました。
ザふらい的な・・・。
まぁしかし現実的に見ると正常なKPと言えます。
元がおかしいだけなので。4マナ3/2飛行で変身で5/4飛行+墓地肥やしで文句を言われるこいつも可哀想ですな。レアリティがコモンのままならまだ許せましたが、そうすると限定戦がおかしくなるので致し方なし。
どうでも良いですが、見た時に裏面の《完成態(かんぜんたい)》が「完全熊(かんぜんクマ)」に読めました。
・《ゲラルフの傑作》
:《ニクサシッド》や《戦慄の金屑》に似たファッティ。しかし回避能力の関係で段違いの打撃力も有ります。マナ域や回避能力等諸々を見ていくとODSの《思考を貪るもの》なんかを想像してしまいますね。
しかし《スカーブの殲滅者》をリデザインしたのかもしれません。
まぁハンドを確保できない時点でUのデッキとしての在り方を否定しているので、Uの入るBeatdownが前提になるでしょうね。
ハンドを3枚捨てる事でリアニも出来ますが、除去耐性も無いですし、リスクも高い。その上マナも掛るのでマッドネスを合わせるのも難しい。ハンドの保持も出来ないので「魔巧」や「昂揚」のスペルも合わせづらい。
デメリットばかりが目立ちますね。
これがコストでは無く効果だったらまるで違った評価だったのでしょうが・・・。
しかしまぁ4マナIns速度で自身をリアニメイトするので、
5t目に5/5~7/7程度に飛行・疑似速攻と考えると悪くは無いですね。何らかのシナジーを構築できれば1チャンス。
↓環境ではまぁ当たり前ですが《壌土からの生命》の供。
発掘から墓地に直接落せますし、《マナ結合》等と合わせて4マナ到達は難しくない(まぁハンド空ですがww)。打ち消され辛いですし、マナさえあれば墓地対策にもある程度対処可能。
《罰する火》も合わせて大半は墓地を手札としても問題の無いデッキなのでリスクも少ない。
まぁDDコンボの欠点を上回る部分がほぼ無いしデメリットも被っているので、ネタの域を出ないのは事実ですが、選択肢の一つにはなると思います。
後は墓地から復活できるZombieなので《墓所這い》の運用に適していますね。
捨て札にもなりますし、キャストの条件達成にもなります。
復活コストが(3)(U)と言う色からすれば、実は「Sea Stompy」で1チャンスあるのではないか?と考えています。
1t目《虚空の杯》から入って、2t目に《知識の渇望》/《僧院の包囲》で捨てて、3t目に蘇生。
どうせ腐りやすいハンドばかりですし、CotVで除去耐性も補える。一手遅らせて《三なる宝球》も混ぜると尚良し。それらで高速・低速化させている間にファッティで殴りつける~と考えると中々に強くないですか?
正直、これが一番ましな使い道に見えます。
・《氷の中の存在/目覚めた恐怖》
:2マナ0/4の壁→変身後の怪物と考えると《ルーデヴィックの実験材料/ルーデヴィックの嫌悪者》のオマージュですかね?
カウンターに関係した変身条件も同じですが、方向は逆になっていますね。壁としての性能も上がっています。
ハードルが割と楽で最大でも4つしかない上に、Ins/Soc毎に減らせるので序盤に出す事が出来れば簡単に変身できます。
只まぁ軽いキャントリップが少ない事と、中盤のハンドが枯渇した時に引いてしまうと悲劇ですね。「果敢」をテーマにしている様なデッキなら十分いけるでしょうがそれでも辛い。引きましor諦めのルーターが欲しい。
2マナ以下でブロッカーとしても相応なので《オジュタイの命令》とはそこそこの相性です。下手にTempo系で高速変身を考えるより耐える戦術に向いていますし、キャントリップを選べばスペルの補充もしやすい。その上変身時に大量バウンスが出来るのでフィニッシャーとしての威力もそこそこです。
この手の色の構築で合理性が見いだせるのは、やはり打消しを抱えておくことでバウンス→再キャストにカウンターを合わせる機会が得られる事ですよね。それこそ《オジュタイの命令》は《霊魂放逐》モードが有るわけですし。
只やはり引き増しが無いと辛いので《苦い真理》等で頑張るのが得策ですね。
「反復」なら1枚で2個減らせるので併用も有りかもしれません。
《魂の基点》なら自身の保護だけでなく変身後の突撃のサポート。《オジュタイの息吹》なら時間稼ぎから、変身してそいつをバウンス出来ます。
他にはやはりスペルの回数自体を稼げる《卓絶のナーセット》か《束縛なきテレパス、ジェイス》等も考えたいですね。PWは丁度壁も欲しいのでこちらは中~低速向き。
軽量スペルの連打は構築環境にも依るのでStdでは何とも言えませんが、上記の様に「果敢」も有る。
まぁKTKとFRFが落ちてしまいますがww
《ケラル砦の修道院長》も有るので巧くSligh風味に組めると良いですね。院長自体もバウンスされる事でCipの再利用が出来ますし。
真価はやはりEternalでしょうね。
カウンター個数を増やすよりも減らす方が遥かに簡単です。その上キャントリップも大量にあるのでお手軽変身。《魔力変》や《ギタクシア派の調査》はModernでも健在ですし、Legacyなら《渦まく知識》《思案》《定業》まで揃っています。マナは掛かるものの手札は減らないので喩え除去されても問題ない。まぁブロッカーとしての価値は下がりますが、除去の惹きつけは可能。どの道《秘密を掘り下げる者》とかもいますし、その手のデッキでも使えるかも。打点以上に変身時の面一掃が重要です。自分の生物の救出から、Tokens戦略の否定まで。
打点も高い。
2t目に出し得て普通に3t目から7点パンチできますからね。
ライフロスが当たり前の環境なので、下手に除去に拘らずとも《蒸気の絡みつき》で十分良い働きになると思います。パンチ力が有るので数点削っておくだけでも意味がりますし、自身の救出にもなるので。
UのTempoで、スペルを連打する能動性を考えるとどうしても《若き紅蓮術士》を思い浮かべますが、展開した分のTokensも一掃してしまうのを考えると正直チグハグ。変身も強制。其々がKPが高いのは間違いないので、それを飲み込んでプレイングでカバーする方法もありですが・・・。《陰謀団式療法》に依るハンデスはこのカードにも露払いに加えて、バウンス後の処理にまで使えますし、Fbでの回数稼ぎも有りますからね。アンシナジーを飲み込んでも使えるかもしれません。
対して、盤面がほぼ空になるので《僧院の速僧》や《ゴブリンの先達》はハンドから再キャストしてそのまま走らせる事も可能ですね。なので単騎型は相応に使いやすい筈。
それ以外にはそこそこのUの壁の側面を考えれば嘗ての「CTG」の《T》の部分の運用は出来るでしょうかね?
《相殺》+《師範の占い独楽》の組み合わせ自体は強力ですし、変身誘発の優秀さを考えればコイツは保護する価値が有りますからね。上記しましたが、バウンスでカウンターする機会がある分《相殺》も活きます。
しかしタルモ程単体で安定しない点、相殺ロックを使う様なデッキはそこまで能動的にスペルを重ねない点などを考えれば難しいですかね。《独楽》のグルグルのある《僧院の導師》で良いし・・・。
それよりもModern構築にあるような中~低速のUW Controlに合致するような気もします。
2マナの壁→《オジュタイの命令》・リセット能力・フィニッシャー・Cip生物と相性が良い、運用の要素は揃っていますからね。
やはりDDコンボの片割れたる《吸血鬼の呪詛術士》も気に掛かりますね。最近《演劇の舞台》に出番を取られがちでBUG Landsぐらいでしか使われていないので。
Bを混ぜるなら露払いもしやすいですし、アドバンテージを失う挙動ですが、変身時の大量バウンスが有るならまぁ惜しくも無いでしょう。一応即変身ではないので、そこは注意が必要。しかしまぁスペル1枚程度なら難しくもないでしょう。
逆に、0個でキープできるとも言えますが。0個の状態で《思考囲い》→スタックで除去→レスポンスで打消しで変身した上に、バウンスした生物の処理も出来ます。
そして旧DDコンボの相棒たる《交錯の混乱》も。「変成」でのサーチに、自身を護る札になりますからね。使う札も生物2枚なので回収も調達も割と楽なので対処されやすくとも、カバーもしやすい。異なる働きが出来る《引き裂かれた記憶》も有るのでより変成構築はしやすい。
一応カウンター4個なら《呪詛の寄生虫》でも処理範囲ですが、この程度ならキャントリップやルーターの方が枠を取る事に依る齟齬より確実だと思います。
当然バウンスなので《瞬唱の魔道士》を併用したい。
スペルのFbでの水増しも有りますし、ブロッカーとしても良い。
地味に「ホラー以外の生物」と言うのもポイントで、生物を保護し、ブロッカーを務める事も出来る《呪文滑り》やシステム生物で打点として運用しづらい《ファイレクシアの破棄者》等を使う事も出来ます。特に滑りはアタック時にも残せるので最後まで避雷針の役を担えます。
自身の2枚目以降もそのまま場に残せます。
Stdの場合は《魂の略奪者》も有ります。
中盤以降で変身の芽が無い場合は氷の中の存在を食べて復活~の挙動にも流用できますね。
と言う事で期待に胸膨らむジョニーだと思います。
この手の変身生物はまぁ期待値ほど強くない、扱いづらいのが通例なので、特にStdは期待できないのですがどうでしょうね?
ところで裏面から直接出せると言う効果だと思われる札が出るとか出ないとか。
この項でも挙げた《ルーデヴィックの実験材料/ルーデヴィックの嫌悪者》だって候補なのですがどうなのでしょうね?
・《抗えない抑止》
:《分散》の亜種。ゾンビを抱えていると宛ら《はね返り》になる。INVから始めた私にとっては思い入れのあるカードです。
テンポアドバンテージに加えてディスカードでのカードアドも取れる。《はね返り》の凶悪さを思い出すと戦慄する程です。
軽いので最低限は保証されているとはいえ、Uのデッキが生物、それもゾンビを用意するのは一苦労。少なくともControlでは出来ないしMidrangeでも難しい。
なのでカードプール次第ですが、かなり構築が限定されがち。
ISD時代に有った「UB Zombie」の様な構築が出来る事が望ましい。元々テンポアドもBeatプランで良く輝くので。
また、コントローラーがディスカードする事になるため、自身の札の救出の際にリスクになってしまう。
と言う事で非常に強力ながら一長一短な性能をしていますね。
《無情な死者》の存在は有難いですが、これだけでは札不足で、そもそもそいつの色拘束を乗り越える土地基盤が有るのかも疑わしい。テンポを活かしやすいとするなら《ゲラルフの傑作》は良いですね。ファッティなので時間を稼ぐだけでもゲームを込める事が出来ますから。《ゲラルフの傑作》自体を墓地に落す手段にもなりますし。
ISD期の様に優秀なZombieが出ると良いですね。
特に《墓所這い》《戦墓のグール》の様な優秀な1マナZombieがいるなら特に優秀と言える。
下環境だとControlでも一応使えなくもないかな?と。
《死者の王、ドラルヌ》はFb出来る為に低速向きですが、この場合ボーナスが付いているために単純にFbでハンデスを重ねる事も可能。また、ドラルヌ自身の救出にも使えるのが大きい。
こんなところで。
SOI)新カード雑感その2 こじらせたアヴァンシンとか
2016年3月13日 新カード紹介 コメント (4)
皆さん、こんばんは。しもべです。
気が付いたら、感想書くとか言いながら書いてなかったw
本格的なプレビューが月曜の深夜らしいの進めなければ!
・《大天使アヴァシン/浄化の天使、アヴァシン》
:なんやかんやで3枚目のアヴァシン様。
中堅以上のサイズ・コストに飛行・警戒とらしさを残しつつ、変身後はストーリーに則り狂気と殺戮の天使と化します。
・・・「浄化」?
表面は現代5マナの割には大人しくシンプル。
「4/4飛行・警戒・瞬速・ターン終了時まで自軍に破壊不能」な時点で5マナの性能でない事は判ります。が、何となくこじんまりな内容。追放除去も多い環境では安心な除去耐性もないし、アドも取りにくい。サイズ的な優位も有るわけでないと、少々物足りない気もします。それでなくとも《闇の掌握》や《ヴァラクートの涙》で簡単にコイツは除去されますしね。
《修復の天使》と異なり明滅しないので他の生物とのシナジーも小さい。と言うかそもそも生物を他に抱えていないとショボイ。とりあえず性能が受動的すぎるんですよね。
そうは言っても、瞬速から出てくる無敵ブロッカー。そして疑似速攻から飛行4点パンチ。奇襲性は十分ですし対PWにも強そうです。そう考えるとSHMの《羽毛覆い》の上位種のような感覚ですかね?
変身後は3点をばら撒く狂犬な天使。
対Weenieには強い能力ですが、そもそもそんな相手には間に合わない。その上自軍を巻き込むので半端なサイズ郡では寧ろアドロスに。奇襲性を考えても《ゼンディガーの同盟者、ギデオン》に強い能力に見えますね。
打点は6に上がるので、変身誘発も合わせて3回パンチで勝てる打点の高さは魅力ですね。大型のフライヤーは何時の時代も脅威ですし。
変身要件も、生物の死亡なので、今一つCipと噛み合っていない。別途サクリ台を用意しないと能動的な変身も困難。
Cipにしろ変身にしろ他の生物がいないと宝の持ち腐れになり易いのに、変身するとそいつらにまで牙を剥く。矛盾の塊ですね。巻き込まれて死亡しないためにもタフネス4以上の頑強な生物が好ましい。重さを考えてもMidrange~Control向きなのですが、生物が定期的にいないと意味が無いのでほぼMidrange用。
3~4マナの生物の保護が出来ると考えれば、攻撃的にも出る事が出来るので自軍の《ゼンディガーの同盟者、ギデオン》の[+1]が扱いやすくなりますし、[0]と共にギデオンの保護も出来ますね。
重い・打点もそこそこ・除去耐性薄い・Cipアド稼げない・単体で機能しない。
相応に強いのは事実なのですが、そこからの上積みをし辛い天使。
《セラの天使》から考えると異様に強い様な気もしますが、《悪斬の天使》と比べると単体で機能しないし、支配力も劣る気がします。環境的にファッティもそれなりにいるので正直戦闘力でも物足りない。まぁ希望の守護者と悪魔狩りの天使では在り方も違って当然ですが・・・。
当然↓環境では無い。
・《倒し霊》
:1マナ1/1飛行+α。
タッパーとして基本は使い切りなので微妙ですが、ブロッカーを寝かせる事は出来るので、地を這うWeenie共の強引な後詰も可能です。その上「昂揚」を満たせば毎ターン相手の生物一体をタップ出来るので、中盤以降の攻防でも単体で活躍できます。相手のアタッカーを潰すだけでなく、こちらのターンのブロッカーも潰せる事になるので、そのスペックを最大限活かせば1マナとは思えないほど強力な性能を持っています。
《陽光尾の鷹》にツエ~!とか言っていた頃が懐かしい。
Weenieなら昂揚を満たせなくとも、そこそこ機能するはず。
使い切りのタッパーで見ても生物回収札を使えばブロッカーで時間稼ぎにも応用できますし。《コラガンの命令》等は回収も合わせて、除去範囲の棲み分けも。
ただ、より強力に使うならやはり昂揚を満たしたいですよね・・・。
Eternalであるなら、素晴らしいのは《霊気の薬瓶》。
Insで場に出せるためにタッパーとしてより機能しやすい。またAtfをデッキに組み込めるために昂揚を満たしやすくなります。Weenieであるのなら《モックス・ダイアモンド》と言う選択肢もあります。土地を能動的に落せるし、土地を捨てなければ能動的にAtfを捨てる事も出来る。《税収》も使いやすくなる。ただし、初速は強力ながらやはりIns速度の挙動が採れる《薬瓶》の方が有用ですよね。
やや重いが《ギデオン・ジュラ》ともよく合う。
[+2]→[-2]の手間が省けるうえに、ブロッカーを退かせるので[0]も使いやすくなる。PWなので昂揚も満たしやすくなるし、霊魂をブロッカーに回す事も出来る。多色化できるなら《復讐のアジャニ》も良いですね。[+1][-2]とそれぞれ補完できます。
他にも装備品と言う方向も有ります。
同じくAtfであるし、担ぎ手として活きます。特に生物回収できる《光と影の剣》は光る。装備品は速度が衰えますが、タッパーで時間稼ぎが補います。Weenieで強化手段と割り切るのなら《ヘリオッドの槍》も良いかも。どうせ数を並べる事になるし、Atf/Encなので墓地に落ちても機能する。
数を揃える事が出来ればより強力に成ると考えれば、《イーオスのレインジャー》や《再誕の宣言》等で並べて行ければ戦場を支配する事も出来る。
生物で相性のいいものは少ないのですが、《磁器の軍団兵》で良い。
墓地に落ちやすいCre/Atfなので満たしやすい。2マナ3/1先制攻撃+2ペイならWeenieとしては十分だし。中型以上を寝かせるのなら尚更機能しやすい筈。
ルーターなどが無い分Wは積極的に落ちやすい札を使わなければいけないのはやや面倒ですがネ。
Hatebear的に組まれる事も多いので《ファイレクシアの破棄者》も候補ですかね。どのデッキにも腐る事は稀ですし。相手が一体ならタッパー機能で破棄者自体も攻撃に参加しやすい。
優秀なスピリットなので、部族的なシナジーを考えたいのですが、ろくな札が無い・・・。
せっかく「スピリットクラフト」を組めそうでも、使えそうなのは《脂火玉》ぐらいの物。まぁAuraを積極的に集める事が出来るので、その意味で「昂揚」にきっちり貢献も出来るんですがね・・・。
多色化した場合はもっと可能性があるはずですが、どうでしょうね。
上述のようにタッパーとして機能させたいのなら、《オルゾフの魔除け》なんか最適ですね。色拘束を許容できるのなら、昂揚を見たいしやすい《小悪疫》なんかも良いんですがね。
逆に墓地にあまり依存しないことが多いEternalでのWなので、その意味で自分から《安らかなる眠り》等を使っていけないのはかなり選択肢を狭める事になりますよね・・・。
今のところ正式に発表されている範囲では最も下環境で扱いやすい札だと思っています。やっぱり軽いは正義。
・《石の宣告》
:新しい除去。デメリットを含みつつ問答無用の追放除去をすると言う、伝統に則った由緒正しきW除去ですね。Socとはいえ2マナで制限無く追放、その上同名の札を一掃できるとすれば圧倒的な威力を誇ります。
確かにアドこそ相手に与えるものの、起動2マナは割と重いしテンポも損なう。軽量級デッキでも小さくないリスクで、中量級以上なら、1ドローでは明らかに損をしています。そう考えるとこちらのデメリットもかなり抑えめです。
その上Tokensならリスクなしで一掃可能。
この上Socに文句を言うのは無理が有ります。
こちらの昇華者の肥やしにしたり、相手の昂揚を妨害したりと環境のメカニズムにも割と貢献できますからね、追放は。
ただし、消耗戦やTop捲り合戦になってしまった際には明確なリスクとも成ります。
なので相手に行動の隙を与えないよう、Weenieや速度の速いBeatdownでこそ真価を発揮するタイプと言えますね。
・《スレイベンの検査官》
:1マナ1/2にCipで「調査」付。
調査をいかように使うかに依りますが、スペック的には1マナとは思えないほど優れています。対して確実にドローで使うつもりならば、分割可能とは言え3マナ1/2Cip1ドローと正直微妙な路線です。どちらかと言うとドローよりも他への流用手段が有る方が望ましいと思います。
《爆片破》やら《アーティファクトの魂込め》が有ったら結構使えそうな札でしたよね・・・。本体も付いてくる事を考えれば《カルドーサの再誕》ですかね。2枚掛るとはいえ生物4体は強力。
話題の《新たな造形》の併用も勿論可能ですし。1マナからなら時間稼ぎのブロッカーとしても使えますからね。
・《アヴァシン教の宣教師/月皇の審問官》
:変身時に生物一体を封印する生物。変身条件が装備であるため簡単なのか難しいのかよく判りませんね。
宗教家に武器与えるとこんな風になるらしい・・・。
地味にModern以下の環境では《稲妻のすね当て》と良い相性を誇りますね。
着地から即装備し、除去を誘発させた上で「被覆」で保護できるので封印も解かれ辛い。「速攻」付なので即攻撃に参加も可能。
色拘束も薄いですしW系のStompyで行けるやも・・・。
こんな所で。
気が付いたら、感想書くとか言いながら書いてなかったw
本格的なプレビューが月曜の深夜らしいの進めなければ!
・《大天使アヴァシン/浄化の天使、アヴァシン》
:なんやかんやで3枚目のアヴァシン様。
中堅以上のサイズ・コストに飛行・警戒とらしさを残しつつ、変身後はストーリーに則り狂気と殺戮の天使と化します。
・・・「浄化」?
表面は現代5マナの割には大人しくシンプル。
「4/4飛行・警戒・瞬速・ターン終了時まで自軍に破壊不能」な時点で5マナの性能でない事は判ります。が、何となくこじんまりな内容。追放除去も多い環境では安心な除去耐性もないし、アドも取りにくい。サイズ的な優位も有るわけでないと、少々物足りない気もします。それでなくとも《闇の掌握》や《ヴァラクートの涙》で簡単にコイツは除去されますしね。
《修復の天使》と異なり明滅しないので他の生物とのシナジーも小さい。と言うかそもそも生物を他に抱えていないとショボイ。とりあえず性能が受動的すぎるんですよね。
そうは言っても、瞬速から出てくる無敵ブロッカー。そして疑似速攻から飛行4点パンチ。奇襲性は十分ですし対PWにも強そうです。そう考えるとSHMの《羽毛覆い》の上位種のような感覚ですかね?
変身後は3点をばら撒く狂犬な天使。
対Weenieには強い能力ですが、そもそもそんな相手には間に合わない。その上自軍を巻き込むので半端なサイズ郡では寧ろアドロスに。奇襲性を考えても《ゼンディガーの同盟者、ギデオン》に強い能力に見えますね。
打点は6に上がるので、変身誘発も合わせて3回パンチで勝てる打点の高さは魅力ですね。大型のフライヤーは何時の時代も脅威ですし。
変身要件も、生物の死亡なので、今一つCipと噛み合っていない。別途サクリ台を用意しないと能動的な変身も困難。
Cipにしろ変身にしろ他の生物がいないと宝の持ち腐れになり易いのに、変身するとそいつらにまで牙を剥く。矛盾の塊ですね。巻き込まれて死亡しないためにもタフネス4以上の頑強な生物が好ましい。重さを考えてもMidrange~Control向きなのですが、生物が定期的にいないと意味が無いのでほぼMidrange用。
3~4マナの生物の保護が出来ると考えれば、攻撃的にも出る事が出来るので自軍の《ゼンディガーの同盟者、ギデオン》の[+1]が扱いやすくなりますし、[0]と共にギデオンの保護も出来ますね。
重い・打点もそこそこ・除去耐性薄い・Cipアド稼げない・単体で機能しない。
相応に強いのは事実なのですが、そこからの上積みをし辛い天使。
《セラの天使》から考えると異様に強い様な気もしますが、《悪斬の天使》と比べると単体で機能しないし、支配力も劣る気がします。環境的にファッティもそれなりにいるので正直戦闘力でも物足りない。まぁ希望の守護者と悪魔狩りの天使では在り方も違って当然ですが・・・。
当然↓環境では無い。
・《倒し霊》
:1マナ1/1飛行+α。
タッパーとして基本は使い切りなので微妙ですが、ブロッカーを寝かせる事は出来るので、地を這うWeenie共の強引な後詰も可能です。その上「昂揚」を満たせば毎ターン相手の生物一体をタップ出来るので、中盤以降の攻防でも単体で活躍できます。相手のアタッカーを潰すだけでなく、こちらのターンのブロッカーも潰せる事になるので、そのスペックを最大限活かせば1マナとは思えないほど強力な性能を持っています。
《陽光尾の鷹》にツエ~!とか言っていた頃が懐かしい。
Weenieなら昂揚を満たせなくとも、そこそこ機能するはず。
使い切りのタッパーで見ても生物回収札を使えばブロッカーで時間稼ぎにも応用できますし。《コラガンの命令》等は回収も合わせて、除去範囲の棲み分けも。
ただ、より強力に使うならやはり昂揚を満たしたいですよね・・・。
Eternalであるなら、素晴らしいのは《霊気の薬瓶》。
Insで場に出せるためにタッパーとしてより機能しやすい。またAtfをデッキに組み込めるために昂揚を満たしやすくなります。Weenieであるのなら《モックス・ダイアモンド》と言う選択肢もあります。土地を能動的に落せるし、土地を捨てなければ能動的にAtfを捨てる事も出来る。《税収》も使いやすくなる。ただし、初速は強力ながらやはりIns速度の挙動が採れる《薬瓶》の方が有用ですよね。
やや重いが《ギデオン・ジュラ》ともよく合う。
[+2]→[-2]の手間が省けるうえに、ブロッカーを退かせるので[0]も使いやすくなる。PWなので昂揚も満たしやすくなるし、霊魂をブロッカーに回す事も出来る。多色化できるなら《復讐のアジャニ》も良いですね。[+1][-2]とそれぞれ補完できます。
他にも装備品と言う方向も有ります。
同じくAtfであるし、担ぎ手として活きます。特に生物回収できる《光と影の剣》は光る。装備品は速度が衰えますが、タッパーで時間稼ぎが補います。Weenieで強化手段と割り切るのなら《ヘリオッドの槍》も良いかも。どうせ数を並べる事になるし、Atf/Encなので墓地に落ちても機能する。
数を揃える事が出来ればより強力に成ると考えれば、《イーオスのレインジャー》や《再誕の宣言》等で並べて行ければ戦場を支配する事も出来る。
生物で相性のいいものは少ないのですが、《磁器の軍団兵》で良い。
墓地に落ちやすいCre/Atfなので満たしやすい。2マナ3/1先制攻撃+2ペイならWeenieとしては十分だし。中型以上を寝かせるのなら尚更機能しやすい筈。
ルーターなどが無い分Wは積極的に落ちやすい札を使わなければいけないのはやや面倒ですがネ。
Hatebear的に組まれる事も多いので《ファイレクシアの破棄者》も候補ですかね。どのデッキにも腐る事は稀ですし。相手が一体ならタッパー機能で破棄者自体も攻撃に参加しやすい。
優秀なスピリットなので、部族的なシナジーを考えたいのですが、ろくな札が無い・・・。
せっかく「スピリットクラフト」を組めそうでも、使えそうなのは《脂火玉》ぐらいの物。まぁAuraを積極的に集める事が出来るので、その意味で「昂揚」にきっちり貢献も出来るんですがね・・・。
多色化した場合はもっと可能性があるはずですが、どうでしょうね。
上述のようにタッパーとして機能させたいのなら、《オルゾフの魔除け》なんか最適ですね。色拘束を許容できるのなら、昂揚を見たいしやすい《小悪疫》なんかも良いんですがね。
逆に墓地にあまり依存しないことが多いEternalでのWなので、その意味で自分から《安らかなる眠り》等を使っていけないのはかなり選択肢を狭める事になりますよね・・・。
今のところ正式に発表されている範囲では最も下環境で扱いやすい札だと思っています。やっぱり軽いは正義。
・《石の宣告》
:新しい除去。デメリットを含みつつ問答無用の追放除去をすると言う、伝統に則った由緒正しきW除去ですね。Socとはいえ2マナで制限無く追放、その上同名の札を一掃できるとすれば圧倒的な威力を誇ります。
確かにアドこそ相手に与えるものの、起動2マナは割と重いしテンポも損なう。軽量級デッキでも小さくないリスクで、中量級以上なら、1ドローでは明らかに損をしています。そう考えるとこちらのデメリットもかなり抑えめです。
その上Tokensならリスクなしで一掃可能。
この上Socに文句を言うのは無理が有ります。
こちらの昇華者の肥やしにしたり、相手の昂揚を妨害したりと環境のメカニズムにも割と貢献できますからね、追放は。
ただし、消耗戦やTop捲り合戦になってしまった際には明確なリスクとも成ります。
なので相手に行動の隙を与えないよう、Weenieや速度の速いBeatdownでこそ真価を発揮するタイプと言えますね。
・《スレイベンの検査官》
:1マナ1/2にCipで「調査」付。
調査をいかように使うかに依りますが、スペック的には1マナとは思えないほど優れています。対して確実にドローで使うつもりならば、分割可能とは言え3マナ1/2Cip1ドローと正直微妙な路線です。どちらかと言うとドローよりも他への流用手段が有る方が望ましいと思います。
《爆片破》やら《アーティファクトの魂込め》が有ったら結構使えそうな札でしたよね・・・。本体も付いてくる事を考えれば《カルドーサの再誕》ですかね。2枚掛るとはいえ生物4体は強力。
話題の《新たな造形》の併用も勿論可能ですし。1マナからなら時間稼ぎのブロッカーとしても使えますからね。
・《アヴァシン教の宣教師/月皇の審問官》
:変身時に生物一体を封印する生物。変身条件が装備であるため簡単なのか難しいのかよく判りませんね。
宗教家に武器与えるとこんな風になるらしい・・・。
地味にModern以下の環境では《稲妻のすね当て》と良い相性を誇りますね。
着地から即装備し、除去を誘発させた上で「被覆」で保護できるので封印も解かれ辛い。「速攻」付なので即攻撃に参加も可能。
色拘束も薄いですしW系のStompyで行けるやも・・・。
こんな所で。
「20年以上愛されるRPG」とか言う売り文句
2016年3月12日 趣味 コメント (2)もう5年も経つのか・・・と。
言われると驚くほかありません。
全くと言っていいほど影響を受けていない名古屋在住の私ですら、当時揺れている時の記憶はまだ残っています。あまりに長い揺れに自分が眩暈でも起こしているのかと疑ったほどでした。
クソ寒い中、来もしない津波への予防に建物の屋上に登らされました。
そして帰ってきてから、初めて事の大きさをTVのニュースで知り愕然とさせられた覚えが有ります。津波に蹂躙される街やその後の火力発電所の火災映像なども、思い出せます。
あれからもう5年。
あの時は、5年も経て、ここまで復興が進まないとは露とも考えていませんでした。復興どころか復旧も完全にはままならず、除染さえ終わっていません。
それなのに5年。
忘れることなく、黙祷だけは済ませる事は出来ました。
言われると驚くほかありません。
全くと言っていいほど影響を受けていない名古屋在住の私ですら、当時揺れている時の記憶はまだ残っています。あまりに長い揺れに自分が眩暈でも起こしているのかと疑ったほどでした。
クソ寒い中、来もしない津波への予防に建物の屋上に登らされました。
そして帰ってきてから、初めて事の大きさをTVのニュースで知り愕然とさせられた覚えが有ります。津波に蹂躙される街やその後の火力発電所の火災映像なども、思い出せます。
あれからもう5年。
あの時は、5年も経て、ここまで復興が進まないとは露とも考えていませんでした。復興どころか復旧も完全にはままならず、除染さえ終わっていません。
それなのに5年。
忘れることなく、黙祷だけは済ませる事は出来ました。
この所、MOか何かでいい成績を残したJunkカラーのNicFitが紹介されている記事を幾度か見ています。
その構築は《包囲サイ》が3~4枚採用されている構築であり、その事が驚きをもって迎えられているようです。
が、個人的に言えばそんなに驚かれる事なのかと(´・ω・`)
これが収録されたKTKの発売からチョコチョコと使われ始め、勢力を伸ばし、DTK~BFZが出るような頃にはNicFitと言うデッキの大勢をJunkが占めているようになったと記憶しています。
それまでは所謂BUG型がNicFitでは圧倒的に一番人気だったのですが、それを遥かに上回る大きなシェアを占めているのが現状この犀型のNicFitです。
そしてそのような体制になってからはもうかなりの期間が過ぎようとしています。
にも拘らず、ここまで驚かれるのかと(´・ω・`)
NicFitと言えばRUG DelverやMaverickが趨勢を極めていた頃、それらをいわすために開発され、相応の勢力を築いていたはずのデッキ。その後、大成こそしませんでしたが、それでも現状でもデッキは残っていますし、愛好家もそこそこ多い。
なのにここまで無関心を貫かれるような状況にまで来てしまっているのかと、愛好家の一人としては、嘗ての事を思うとその凋落ぶりが少し切ない気分になりました。
まぁ、メタにほとんど無い様なマイナーな部類のデッキですし、そんなもん知るわけないだろ?と言うのが当然の反応なので其のこと自体はどうとも思わないのですがネ。
P.S.
因みにここ最近《裏切り者グリッサ》が少し使われているようです。
理由は不明ですが、Eldraziが出てきてからの事で、Eldraziの対策どうするか?とワイワイ議論がされた後に登用されるようになったので、無敵ブロッカーとしての側面を捉えられているのだと思います。数少ないとはいえ《仕組まれた爆薬》は強力で、それを使い回せるなら十分。面展開が多いので、爆薬自体の価値も高いですからね。
まぁ詳しい事は知らんですけどね。
その構築は《包囲サイ》が3~4枚採用されている構築であり、その事が驚きをもって迎えられているようです。
が、個人的に言えばそんなに驚かれる事なのかと(´・ω・`)
これが収録されたKTKの発売からチョコチョコと使われ始め、勢力を伸ばし、DTK~BFZが出るような頃にはNicFitと言うデッキの大勢をJunkが占めているようになったと記憶しています。
それまでは所謂BUG型がNicFitでは圧倒的に一番人気だったのですが、それを遥かに上回る大きなシェアを占めているのが現状この犀型のNicFitです。
そしてそのような体制になってからはもうかなりの期間が過ぎようとしています。
にも拘らず、ここまで驚かれるのかと(´・ω・`)
NicFitと言えばRUG DelverやMaverickが趨勢を極めていた頃、それらをいわすために開発され、相応の勢力を築いていたはずのデッキ。その後、大成こそしませんでしたが、それでも現状でもデッキは残っていますし、愛好家もそこそこ多い。
なのにここまで無関心を貫かれるような状況にまで来てしまっているのかと、愛好家の一人としては、嘗ての事を思うとその凋落ぶりが少し切ない気分になりました。
まぁ、メタにほとんど無い様なマイナーな部類のデッキですし、そんなもん知るわけないだろ?と言うのが当然の反応なので其のこと自体はどうとも思わないのですがネ。
P.S.
因みにここ最近《裏切り者グリッサ》が少し使われているようです。
理由は不明ですが、Eldraziが出てきてからの事で、Eldraziの対策どうするか?とワイワイ議論がされた後に登用されるようになったので、無敵ブロッカーとしての側面を捉えられているのだと思います。数少ないとはいえ《仕組まれた爆薬》は強力で、それを使い回せるなら十分。面展開が多いので、爆薬自体の価値も高いですからね。
まぁ詳しい事は知らんですけどね。
レガシー)Eldrazi Stompyは生物戦をどうするべきか?
2016年3月9日 考察 コメント (5)
皆さん、こんばんは。しもべです。
先週の前半に書いていた文なのですが、SOIのプレビューが始まっている時期なので、今後放置しておくと載せる機会を逸してしまう可能性が高く、なので今のうちに載せておくことにします。
《難題の予見者》や《現実を砕くもの》は確かに大きい。
しかしそれはフェアデッキからすると大き目のサイズと言うだけの話です。
《タルモゴイフ》や《グルマグのアンコウ》等が使われるLeagcyでは単体除去が豊富な事も合ってサイズの優位性を完全には確立しづらい。特にタルモはこちらがAtfを使う関係でCre/Land/Ins/Soc/Atfで5/6~4/5に到達してしまいやすい。
と言う事でこれらの問題をどう対処すべきなのでしょうか?
現時点でのサイズ的な優位の安定性が保てるものは《果てしなきもの》ぐらいになってしまう対フェアデッキ戦を考える必要が対Eldraziの構築思想が進む今後はあるように思います。。
・大型札の水増し
-《果てしなきもの》
-《終末を招くもの》
:メインに入れる事が出来る札。
《果てしなきもの》はブン回りだけでなく使えるのが優秀。《終末を招くもの》は戦闘から外す能力が優秀なので対ファッティを熟せる。サイズ的に普通で、これが有るかないかで大分変ってくるはず。
ここに加えてMUD仕様にすると《磁石のゴーレム》も。
妨害も兼ねているので一石二鳥です。2マナランド多数構築というLegacy仕様だからこそ許される構築ですね。まぁエルドラージ全般も重くなるので、今一つ齟齬が消えない構築になりますが。
またTC Decksに有った構築に《塵の中を忍び寄るもの》を採用している物も。
《魂の洞窟》とペインランド、モックスを併用すれば数枚の投入程度ならどうにかなります。《猿人の指導霊》の採用も出来ます。色マナの問題を解消できれば《現実を砕くもの》の様に2~3t目に打点5速攻で走らせる事が出来ます。タフネスは気に掛かりますが、CotV(X=1)で封じる前提なら除去耐性は関係なし。で、Legacyではパワー3以上はフェアデッキでもアタッカー以外には滅多に持っていないのでまぁ十分でしょう。アタッカーのつぶし合いになっても水増し分で優位が出ます。躱すのではなく物量で押しつぶす作戦ですね。
ハンドに戻るデメリットも、全体除去やSoc挙動を躱せるメリットにもなるので一長一短。
これらパワー5の水増しは《エルドラージのミミック》にとっても良い影響が有るので単純な枚数増量以上の打撃力を齎すはず。という事で色物ですが結構いいかも?
しかし重たい札ばかり増えるとそれはそれでツライ。
Modernのそれの様に《不快な集合体》も無くは無いかと思うのですが、面展開が望めないので正直無いでしょうね。
・墓地対策
:《大祖師の遺産》で墓地を一掃すればタルモやアンコウだけでなく《死儀礼のシャーマン》にも圧力をかける事が出来ます。それだけでなく《瞬唱の魔道士》→《剣を鍬に》にも対処出来るのでやはりここは重要、と言うか重大。
今の所色々選択肢がありますが、無難に扱えるものが望ましい。正解は如何に・・・。
この方向性を見るとModern初期の追放Atf+《不毛の地の絞殺者》型も一定の価値を認められますね。
・除去を増す
-色を足す(B)
:基本的には《四肢切断》の増量をすると言う方針で問題ないような気もしますが、ただでさえ《古の墳墓》でライフロスしているので、それで更にロスすのは如何なものか・・・。
と言う事で色を足す選択肢が有るはず。
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》は頑張れば3~4積出来ます。後はどうやってマナ源を増やすか・・・。色マナさえ確保できていれば通常キャストも叶う。《モックス・ダイアモンド》を足す選択肢もあるし、Modernの様にペインランドを用いるのも良い。
只それでも黒の除去は一長一短なので選択が難しい。《喉首狙い》ではMUDに対応できないし、《破滅の刃》では《死儀礼のシャーマン》や探査生物に対処できない。そもそも破壊ではDDコンボに対処できない・・・。
どれをとっても中途半端に欠点が残る。
またどのマナソースも壊されやすいし、調達手段が無いのでやはり半端な構築になるかも・・・。
他にもエルドラージの水増しとして《静寂を担うもの》が考えられますかね。2マナランドが豊富な状況なら4マナでもタルモや探査生物に速度でも十分間に合う。
キャスト誘発なので妨害にも強い。SnTやReanimatorに対しての価値も有る。但しフェアデッキを相手にするのなら小型も並んだりするため、あまり現実的ではないかもしれません。
生物としては最低限の2/1飛行。
しかし回避能力の欠如が問題のデッキでもある為、飛行は悪くない。打点は低いが、メインで《梅沢の十手》を採れるなら多少マシになるでしょうね。無いとだめだけど・・・。
・《からみつく鉄線》で寝かせる
:生物も寝かせる事が出来るので攻撃も無理やり通せる。
しかし選択肢は相手にありますし、中盤以降はパーマネントが揃っているため余計に機能しづらい。《不毛の大地》が容易には使い辛いデッキなので、相手の置物を減らせばいため余計につらい所だ・・・。
追加の妨害手段として入れる事が出来るのは有難いが効果の真偽が怪しい・・・。
・装備品でごまかす
:装備品で強引にサイズを上げて突破する。十手ではサイズの強化が出来ないので、剣シリーズの登用も有りですね。
ついでに除去耐性や回避能力もプロテクションで補強できる。
《饗宴と飢餓の剣》ならそのままタルモやアンコウを突破できますし、土地のアンタップが出来るのも使い道が有るかもしれません。引き増しは出来ませんが《ウギンの目》や《終末を招くもの》の起動能力に当てる事も出来るはず。
除去耐性を考えるとプロテクション(W)が望ましい気もしますが、環境にあるW系デッキにサイズ補強が必要ない事を考えると、敢えてサイズ強化の意味では枠を取る必要はないかも知れない。それよりも《若き紅蓮術士》や《僧院の導師》のTokensを突破できることが重要になると思われます。
ここでも色を足す選択肢が出てきます。
《石鍛冶の神秘家》が有れば装備品プランも安定します。SfMパッケージでブン回りをし辛くなってしまいますが、どのみち不利が付くような相手には関係ないし、ブン回りが捌かれた後に展開していけばいい話なのでプレイングでどうとでもなる範疇。
元々対小型で《梅澤の十手》を使うつもりなら悪くもない筈。
しかしやっぱり土地基盤が脆いのは変わりない。
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》が貢献できない以上余計につらくなる。
・土地で強化する
-《戦の大聖堂》
-《オラン=リーフの廃墟》
:土地基盤を削れば多少入れる事も可能なはず。
問題はタップインを許容できるかどうかにかかってくる。ブン回り前提のデッキなので、正直タップインは極力避けたいところなのでまぁ無いかな・・・。
・その他
:色を足すとするとペインランド、モックス、の他に手段が有るのでしょうか?
タリスマン系が2マナから展開できるので使いやすいかも知れない。しかしデッキパワーが下がるんですよね。
tWを許容できるのなら万能除去である《忘却の輪》を採用できるので全然ありだと思います。
生物のサイズも関係ないしPiG持ちでも関係なし。置物にも対処出来るので《血染めの月》や《罠の橋》も潰せる。SnTに合わせて出す事も出来る。
2マナランドのお陰で軽いため、色を足せるのなら本当に現実的な手段だと思えますね・・・。
他には《変異エルドラージ》で強引に突破する事も出来なくもないですね。但しCip持ちが少ないので劇的な価値は望みづらい。SfMとの併用も出来なくもないですが、そうするとエルドラージ成分が下がり過ぎるのでまぁ無理でしょう。
それでも戦闘でガチャガチャできますし、ファッティComboにも対処できるので一定の威力はあるはず。
(※この文章を書いてる時点では無かったのですが、どうやらMO?か何かで《変異エルドラージ》を採用した形が出てきているようですね。)
また《スレイベンの守護者、サリア》《ヴリンの翼馬》と言う選択肢も有り得えます。
《アメジストのとげ》の増量に《抵抗の宝球》もあるぐらいなので、効果自体はムリが無いはず。問題は1t目2マナではない事でしょう。
tBが出来るなら《ヴォルラスの要塞》も。
タルモだろうが探査生物だろうが、《現実を砕くもの》なら相討ちです。《果てしなきもの》なら乗り越えられる。それ以下のサイズでも数が揃えば強引な突破も出来る。
問題は消耗戦になった場合。そもそも《悪意の大梟》が辛いのもこの消耗戦になるからですからね。なのでそれを緩和できるように生物の回収手段を設ければ多少マシになるかもしれません。
番外でtBには《仕組まれた疫病》と言う選択肢もありますね。
部族を潰すだけでなく、《若き紅蓮術士》や《僧院の導師》《未練ある魂》の面展開も消せますし、EsperやBUGには入ったりする《真の名の宿敵》もつぶせますから。まぁ面展開は《仕組まれた爆薬》や《漸増爆弾》なんかもあるわけd菅、そいつらは自分にも被害が飛んできますからね・・・。
こんな所ですかね?
他にも何かいい選択肢が在るかしら・・・?
先週の前半に書いていた文なのですが、SOIのプレビューが始まっている時期なので、今後放置しておくと載せる機会を逸してしまう可能性が高く、なので今のうちに載せておくことにします。
《難題の予見者》や《現実を砕くもの》は確かに大きい。
しかしそれはフェアデッキからすると大き目のサイズと言うだけの話です。
《タルモゴイフ》や《グルマグのアンコウ》等が使われるLeagcyでは単体除去が豊富な事も合ってサイズの優位性を完全には確立しづらい。特にタルモはこちらがAtfを使う関係でCre/Land/Ins/Soc/Atfで5/6~4/5に到達してしまいやすい。
と言う事でこれらの問題をどう対処すべきなのでしょうか?
現時点でのサイズ的な優位の安定性が保てるものは《果てしなきもの》ぐらいになってしまう対フェアデッキ戦を考える必要が対Eldraziの構築思想が進む今後はあるように思います。。
・大型札の水増し
-《果てしなきもの》
-《終末を招くもの》
:メインに入れる事が出来る札。
《果てしなきもの》はブン回りだけでなく使えるのが優秀。《終末を招くもの》は戦闘から外す能力が優秀なので対ファッティを熟せる。サイズ的に普通で、これが有るかないかで大分変ってくるはず。
ここに加えてMUD仕様にすると《磁石のゴーレム》も。
妨害も兼ねているので一石二鳥です。2マナランド多数構築というLegacy仕様だからこそ許される構築ですね。まぁエルドラージ全般も重くなるので、今一つ齟齬が消えない構築になりますが。
またTC Decksに有った構築に《塵の中を忍び寄るもの》を採用している物も。
《魂の洞窟》とペインランド、モックスを併用すれば数枚の投入程度ならどうにかなります。《猿人の指導霊》の採用も出来ます。色マナの問題を解消できれば《現実を砕くもの》の様に2~3t目に打点5速攻で走らせる事が出来ます。タフネスは気に掛かりますが、CotV(X=1)で封じる前提なら除去耐性は関係なし。で、Legacyではパワー3以上はフェアデッキでもアタッカー以外には滅多に持っていないのでまぁ十分でしょう。アタッカーのつぶし合いになっても水増し分で優位が出ます。躱すのではなく物量で押しつぶす作戦ですね。
ハンドに戻るデメリットも、全体除去やSoc挙動を躱せるメリットにもなるので一長一短。
これらパワー5の水増しは《エルドラージのミミック》にとっても良い影響が有るので単純な枚数増量以上の打撃力を齎すはず。という事で色物ですが結構いいかも?
しかし重たい札ばかり増えるとそれはそれでツライ。
Modernのそれの様に《不快な集合体》も無くは無いかと思うのですが、面展開が望めないので正直無いでしょうね。
・墓地対策
:《大祖師の遺産》で墓地を一掃すればタルモやアンコウだけでなく《死儀礼のシャーマン》にも圧力をかける事が出来ます。それだけでなく《瞬唱の魔道士》→《剣を鍬に》にも対処出来るのでやはりここは重要、と言うか重大。
今の所色々選択肢がありますが、無難に扱えるものが望ましい。正解は如何に・・・。
この方向性を見るとModern初期の追放Atf+《不毛の地の絞殺者》型も一定の価値を認められますね。
・除去を増す
-色を足す(B)
:基本的には《四肢切断》の増量をすると言う方針で問題ないような気もしますが、ただでさえ《古の墳墓》でライフロスしているので、それで更にロスすのは如何なものか・・・。
と言う事で色を足す選択肢が有るはず。
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》は頑張れば3~4積出来ます。後はどうやってマナ源を増やすか・・・。色マナさえ確保できていれば通常キャストも叶う。《モックス・ダイアモンド》を足す選択肢もあるし、Modernの様にペインランドを用いるのも良い。
只それでも黒の除去は一長一短なので選択が難しい。《喉首狙い》ではMUDに対応できないし、《破滅の刃》では《死儀礼のシャーマン》や探査生物に対処できない。そもそも破壊ではDDコンボに対処できない・・・。
どれをとっても中途半端に欠点が残る。
またどのマナソースも壊されやすいし、調達手段が無いのでやはり半端な構築になるかも・・・。
他にもエルドラージの水増しとして《静寂を担うもの》が考えられますかね。2マナランドが豊富な状況なら4マナでもタルモや探査生物に速度でも十分間に合う。
キャスト誘発なので妨害にも強い。SnTやReanimatorに対しての価値も有る。但しフェアデッキを相手にするのなら小型も並んだりするため、あまり現実的ではないかもしれません。
生物としては最低限の2/1飛行。
しかし回避能力の欠如が問題のデッキでもある為、飛行は悪くない。打点は低いが、メインで《梅沢の十手》を採れるなら多少マシになるでしょうね。無いとだめだけど・・・。
・《からみつく鉄線》で寝かせる
:生物も寝かせる事が出来るので攻撃も無理やり通せる。
しかし選択肢は相手にありますし、中盤以降はパーマネントが揃っているため余計に機能しづらい。《不毛の大地》が容易には使い辛いデッキなので、相手の置物を減らせばいため余計につらい所だ・・・。
追加の妨害手段として入れる事が出来るのは有難いが効果の真偽が怪しい・・・。
・装備品でごまかす
:装備品で強引にサイズを上げて突破する。十手ではサイズの強化が出来ないので、剣シリーズの登用も有りですね。
ついでに除去耐性や回避能力もプロテクションで補強できる。
《饗宴と飢餓の剣》ならそのままタルモやアンコウを突破できますし、土地のアンタップが出来るのも使い道が有るかもしれません。引き増しは出来ませんが《ウギンの目》や《終末を招くもの》の起動能力に当てる事も出来るはず。
除去耐性を考えるとプロテクション(W)が望ましい気もしますが、環境にあるW系デッキにサイズ補強が必要ない事を考えると、敢えてサイズ強化の意味では枠を取る必要はないかも知れない。それよりも《若き紅蓮術士》や《僧院の導師》のTokensを突破できることが重要になると思われます。
ここでも色を足す選択肢が出てきます。
《石鍛冶の神秘家》が有れば装備品プランも安定します。SfMパッケージでブン回りをし辛くなってしまいますが、どのみち不利が付くような相手には関係ないし、ブン回りが捌かれた後に展開していけばいい話なのでプレイングでどうとでもなる範疇。
元々対小型で《梅澤の十手》を使うつもりなら悪くもない筈。
しかしやっぱり土地基盤が脆いのは変わりない。
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》が貢献できない以上余計につらくなる。
・土地で強化する
-《戦の大聖堂》
-《オラン=リーフの廃墟》
:土地基盤を削れば多少入れる事も可能なはず。
問題はタップインを許容できるかどうかにかかってくる。ブン回り前提のデッキなので、正直タップインは極力避けたいところなのでまぁ無いかな・・・。
・その他
:色を足すとするとペインランド、モックス、の他に手段が有るのでしょうか?
タリスマン系が2マナから展開できるので使いやすいかも知れない。しかしデッキパワーが下がるんですよね。
tWを許容できるのなら万能除去である《忘却の輪》を採用できるので全然ありだと思います。
生物のサイズも関係ないしPiG持ちでも関係なし。置物にも対処出来るので《血染めの月》や《罠の橋》も潰せる。SnTに合わせて出す事も出来る。
2マナランドのお陰で軽いため、色を足せるのなら本当に現実的な手段だと思えますね・・・。
他には《変異エルドラージ》で強引に突破する事も出来なくもないですね。但しCip持ちが少ないので劇的な価値は望みづらい。SfMとの併用も出来なくもないですが、そうするとエルドラージ成分が下がり過ぎるのでまぁ無理でしょう。
それでも戦闘でガチャガチャできますし、ファッティComboにも対処できるので一定の威力はあるはず。
(※この文章を書いてる時点では無かったのですが、どうやらMO?か何かで《変異エルドラージ》を採用した形が出てきているようですね。)
また《スレイベンの守護者、サリア》《ヴリンの翼馬》と言う選択肢も有り得えます。
《アメジストのとげ》の増量に《抵抗の宝球》もあるぐらいなので、効果自体はムリが無いはず。問題は1t目2マナではない事でしょう。
tBが出来るなら《ヴォルラスの要塞》も。
タルモだろうが探査生物だろうが、《現実を砕くもの》なら相討ちです。《果てしなきもの》なら乗り越えられる。それ以下のサイズでも数が揃えば強引な突破も出来る。
問題は消耗戦になった場合。そもそも《悪意の大梟》が辛いのもこの消耗戦になるからですからね。なのでそれを緩和できるように生物の回収手段を設ければ多少マシになるかもしれません。
番外でtBには《仕組まれた疫病》と言う選択肢もありますね。
部族を潰すだけでなく、《若き紅蓮術士》や《僧院の導師》《未練ある魂》の面展開も消せますし、EsperやBUGには入ったりする《真の名の宿敵》もつぶせますから。まぁ面展開は《仕組まれた爆薬》や《漸増爆弾》なんかもあるわけd菅、そいつらは自分にも被害が飛んできますからね・・・。
こんな所ですかね?
他にも何かいい選択肢が在るかしら・・・?
SOI)新カード雑感その1 遅ればせながら
2016年3月9日 新カード紹介 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
ようやっとSOIの新カードの感想でも書いて行こうかと思います。
しかし完全に気を逸していますがねww
・《無情な死者》
:2マナ2/2威迫PiGで回収能力に加えてマナを払えば他のZombieをリアニメイト出来るという、もう訳分かんないゾンビ。
しかも復活系特有の「ブロック出来ない~」が付いていないので3マナ有れば延々とブロッカーとして立てる事が可能。しかも伝説ではないため積み得。
普通、Zombieに代表される復活系能力を持った生物ってCMCの割に質が低いのが特徴だったわけですが、コイツはこれでもか!と言う程のメリット付。
もう眩暈がする程の「The 神話レア」です・・・。
但し、幾つかの問題点も。
先ずアタッカーとして見ると2マナで2点と打点が大したことが無い。回収能力もリアニもPiG限定且つマナが掛ると制限がやや強く、当然再キャストの手間がかかります。その上環境柄《死霧の猛禽》や《搭載歩行機械》が悪さをし過ぎたため軽量の追放除去が割と使われています。次期環境も《石の宣告》なる物の収録が決まっていますしね。Cipでアドが採れているわけでもないので、ただ出して即除去の憂き目に遭う危険性も割と高い。
と言う事でシンプルに使っても大きな価値を見出すのは難しいかも知れません。手間の掛かりにくい《搭載歩行機械》や《復活の声》に比べるとやや扱い辛さが見えます。
逆に言えばシナジー性を重視すれば物凄い事になるわけですが。
アタッカーとして見ると継続的性が魅力ですが、「威迫」を利用できると良い。
StdだとInsの《ツキノテブクロの浸潤》とか。ブロックされれば確実に2体墓地に落せる上に、墓地に落とした生物数分2点ロスが付くので4点本体火力まで付いてきます。中量級以上を落せれば尚良く、一度見せておけば相手に圧力をかける事も出来ます。
どの道回収用に(B)を立てて攻撃するので問題ありませんね。
この場合は接死持ちのブロッカーとしての側面も見出せるので、それこそ《死霧の猛禽》の如く嫌がらせが出来ます。
しかしやはり攻撃手としての腕力は低い。
その上、安全な運用を考えると(B)を立てておきたい。とするとキャスト時に(B)(B)(B)が必要になってきます。なら早くとも攻撃できるのは4t目。流石に・・・。
WeenieでもBeatdownでもテンポロスはかなり痛いです。
また、復活用の~云々から判りますがかなりの色拘束をデッキに科します。
現環境は多色環境なので、その点であまり向いていませんね。4マナの中のダブルシンボルと2マナのダブルシンボルは全く意味が異なりますし。
環境変化で多色から構築が単色に変遷して行けば使われるかもしれませんが、そうでないとStd期の《ファイレクシアの抹消者》の様なお寒い扱いを受けそうです。少なくとも神話レアで4枚積めるとは言え、どのデッキでも扱える類ではない。
下記しますが、自身を2枚目で回収できる点を考えれば普通に出して除去されても、その後2枚目から復活させて~と言う消耗戦を望むような戦い方も良いかも知れません。その場合は優秀なクルセイドと軽量生物が欲しい所ですが。
回収可能な2マナの優秀なZombieが揃っていれば、自然に3t目のキャストにシフトできる事でしょうに、ね。
シナジー性を考えるとやはりその回収能力とリアニメイト能力に目が行きます。
追放の存在などを考えると軽い生贄エンジンが有るのが望ましいですね。その生贄エンジンでボーナスが得られればそれこそアドバンテージエンジンにする事も出来ます。同時にZombie限定の(X)(B)(B)(B)+αマナで使い回しが出来るリアニメイトスペルと化すことも出来ます。
と言う事で、なるべく軽い生贄エンジンが欲しいですね。
《吸血の儀式》なら色が合う上に1ドロー+1ライフゲイン、《進化の飛躍》なら色拘束が強いですが生物の調達、《永代巡礼者、アイリ》なら軽いライフゲインと結構生贄エンジンが揃っているので構築のし甲斐が有りますね。其々に使い分けも出来ます。
《ゲトの裏切り者、カリタス》は自身のサイズを上げる事が出来ますね。起動コストは重いですが、他に食べた生物の回収も後半では叶います。しかし逆に相手に使われると沈黙せざるを得ない。
折角実存の有る回収生物なのに《不気味な腸卜師》が落ちてしまうのは残念ですね。
リアニスペルとしては面白いのですが正直余り釣りたい相手がいない。まぁこれからに期待かもしれません。
今のところ最も釣りたいのが自分ですからね。しかし威迫持ちが複数並ぶと考えると中々にたちが悪い。ますます積み得ですね。
他には《肉袋の匪賊》ですかね。
匪賊を釣り上げれば宛ら(3)マナで布告能力が付いているようです。回収能力と合わせて消耗戦向き。また、匪賊をキャストし場に残し《無情な死者》を食べればリアニ能力の誘発もさせる事が出来ます。と言う事で釣られてもキャストしても相性が良いスペルです。
死者→匪賊をキャストし布告+死者の回収→匪賊死亡→死者キャストからそのうち死亡で匪賊をリアニメイト+死者の回収→∞
と厭らしい動きが出来ますからね。
まぁマナが掛る上に効果も小さいので環境が遅くなければいけないのですが。
自身を追放してしまう動きと合わないので《鞭打つ触手》とは難しいですが《衰滅》等と合わせてMidrangeの除去Beatも。
リアニ要素を考えるのなら山札を掘っていく事が出来る生物とも相性が良いですよね。
挙動の理想で言えば、軽い・Zombie・Cipで掘削の《金切り声のスカーブ》なんて理想的なんですが、流石にKPが低すぎる。《精神壊しの悪魔》とかもいますし、期待したいですね。デッキを掘り進めながら生物の回収が出来る《死体の攪拌》もWeenie的に面白いかも知れません。
「昂揚」等も上手く絡めて行けたのなら・・・。
多色化を許容できるのなら《オジュタイの命令》も面白いんですがネ。
リアニ能力を考えるのならどの道、コイツの真価は中盤以降です。なら《森の代言者》等と同じ様に序盤はブロッカーとして、中盤以降で戦力として扱う方針で運用も出来るはず。Uで優良なZombieが出るかどうかですが、2マナ以下なら命令で釣り上げる事も出来るので是非期待ですね。
回収能力は制限が有る上に、キャストしなければならないので同系の中では質が低い。
が、無いよりは全然マシですし、逆に生物のキャストをトリガーとする類の札と合わせる事も可能と言えなくもない。例えば、《往時の主教》ならキャスト毎に新能力の「調査」が誘発します。まぁ実用性は有りませんが。
シナジー重視と言う事でEternalでも色々考えられるかもしれませんが、重いのが何とも・・・。
Zombie専用リアニメイトも便利に思えますが、構築級のZombieは大体復活能力有していますからね・・・。
軽量用リアニ要素として考えれば、追加コスト持ちの《スカーブの殲滅者》を直接釣る事が出来るのは便利。自身も墓地からキャスト出来ますし。後は除去を喰らうのが基本路線となっている《潮の虚ろの漕ぎ手》なんかは良い仕事をしてくれると思います。先に出して避雷針を喰らう事まで含めてね。
重さを許容できるのなら「壮大」でマナを伸ばせる《黒き剣の継承者コーラシュ》なんて割と理想的なんですがネ。
《ロッテスのトロール》や《朽ちゆく猛禽》の様な共鳴者Zombiesを使えば墓地に生物の供給もしやすい。
Zombieデッキのそれで見ればロード能力及び「接死」の付与が出来る《死の男爵》がかなりいい相性です。男爵自体が除去されても釣り上げる事も出来ますからね。
後は信心が高い事を活かせますね。
丁度《ゲラルフの伝書使》や《アスフォデルの灰色商人》と言う優秀なZombiesもいます。
特に《ゲラルフの伝書使》は本体が「不死」持ちなので一度釣り上げれば二度美味しい。ねちっこく本体を攻めれます。
場持ちも良い上に、《ニクスの祭殿、ニクソス》が有ればマナも出せるので、能動的な生贄だけでなく、受動的な除去時にも信心を無駄にし辛いのは良いですね。当て逃げが出来た頃なら戦闘中でも信心を利用できたんですがネ~。
相手の除去や戦闘での死亡のPiGにスタックで《納墓》を持ってくるとそれはそれで面白いかも知れません。
まぁただでさえマナが掛るのにそんな余裕が中々あるとは思えませんが。
単体で相性が良いのは《情け知らずのガラク/ヴェールの呪いのガラク》ですかね?
延々とブロッカーとして利用できるだけでなく、変身後の[-1]でマナを掛けずに墓地に落せる上に、生物の調達が出来ます。似たような方向性で、《よりよい品物》も使えますね。これの場合は墓地を肥やす事が出来るのでリアニ能力も活かせます。
まぁ考える程に色々なシナジーが出てきそうな札ではありますね。
イラストは《終わり無き死者の列》の教会のようですね。以前は押し寄せていても教会の外にいたゾンビが中に入ってきてしまっているんですね。
綺麗なステンドグラスなのに・・・。
自衛していた村々は悲惨な事になっていそうです。
場持ちが良い観点から、地味に《終わり無き死者の列》とも併用できるわけですが。
・《ファルケンラスの後継者/夜陰の後継者》
:軽量で変身して3/2飛行と言う事からBの《秘密を掘り下げる者》!?と話題のコイツ。
2マナ2/1では戦力にならず、ディスカード1枚でパワー3の方が規定路線。
それを考えると嘗ての《ドレカヴァク》の亜種の様な使い勝手になるでしょうね。
そしてそれもそうでしたが、現環境はアド取り合戦でもありますし、小型除去で簡単に対処されるこいつは普通の運用では流石に苦しいでしょうね・・・。
しかし2マナ3/2飛行のスペックが極めて高いのは事実。
通常のディスカードなら厳しいデメリットですが、これを利用できれば、逆に有用な札になりますね。御誂え向きの「マッドネス」も有りますし、構築によっては「魔巧」や「昂揚」を満たす手段にもなりますね。
そこここで言われていますが2t目設置→3t目変身から《癇しゃく》や《手に負えない若輩》の展開から6~7点を提供できると考えると中々のものです。また《癇癪》など1マナの選択肢が増えれば《ゴブリンの自在駆け》も構築上の選択肢になるのではないでしょうかね。3/2回避能力を2種類用意できる事になりますから。
ハンドの消費が激しい分《海門の残骸》が光ります。
デッキに火力を積めるので間延びしても火力を投げ込んで勝ちを狙えるので合理性も有る。
欠点はBRなデッキに(C)を混ぜる必要がある点ですよね。
真価は↓環境にあるタイプだと思います。
共鳴者としては制限が有るものの、一度は確実に起動できますし、アタッカーとしても3/2飛行は有効ですからね。Beatdownとして採用に値する共鳴者は少ないので、そこで一定の価値が引き出せるはず。流石にComboには使えませんが、アタッカーとしては《ロッテスのトロール》位しかいない状況なので、有難い。
また2マナの重さも、1t目ハンデスが基本となるEternalでは無理が無いですからね。
「発掘」「フラッシュバック」「蘇生」等捨て札にも選択肢が多いので存分に活かせます。
マッドネスで考えても、小型除去は単色だけでも《ベラドンナの暗殺者》、大型対処の《大物狙い》に安定の《闇の委縮》など幾らでもあります。如何にBが共鳴者に飢えていたか・・・。
これで《ウーナのうろつく者》とか言うカードを完全に記憶から抹消できるぞ!!
こんな所で。
ようやっとSOIの新カードの感想でも書いて行こうかと思います。
しかし完全に気を逸していますがねww
・《無情な死者》
:2マナ2/2威迫PiGで回収能力に加えてマナを払えば他のZombieをリアニメイト出来るという、もう訳分かんないゾンビ。
しかも復活系特有の「ブロック出来ない~」が付いていないので3マナ有れば延々とブロッカーとして立てる事が可能。しかも伝説ではないため積み得。
普通、Zombieに代表される復活系能力を持った生物ってCMCの割に質が低いのが特徴だったわけですが、コイツはこれでもか!と言う程のメリット付。
もう眩暈がする程の「The 神話レア」です・・・。
但し、幾つかの問題点も。
先ずアタッカーとして見ると2マナで2点と打点が大したことが無い。回収能力もリアニもPiG限定且つマナが掛ると制限がやや強く、当然再キャストの手間がかかります。その上環境柄《死霧の猛禽》や《搭載歩行機械》が悪さをし過ぎたため軽量の追放除去が割と使われています。次期環境も《石の宣告》なる物の収録が決まっていますしね。Cipでアドが採れているわけでもないので、ただ出して即除去の憂き目に遭う危険性も割と高い。
と言う事でシンプルに使っても大きな価値を見出すのは難しいかも知れません。手間の掛かりにくい《搭載歩行機械》や《復活の声》に比べるとやや扱い辛さが見えます。
逆に言えばシナジー性を重視すれば物凄い事になるわけですが。
アタッカーとして見ると継続的性が魅力ですが、「威迫」を利用できると良い。
StdだとInsの《ツキノテブクロの浸潤》とか。ブロックされれば確実に2体墓地に落せる上に、墓地に落とした生物数分2点ロスが付くので4点本体火力まで付いてきます。中量級以上を落せれば尚良く、一度見せておけば相手に圧力をかける事も出来ます。
どの道回収用に(B)を立てて攻撃するので問題ありませんね。
この場合は接死持ちのブロッカーとしての側面も見出せるので、それこそ《死霧の猛禽》の如く嫌がらせが出来ます。
しかしやはり攻撃手としての腕力は低い。
その上、安全な運用を考えると(B)を立てておきたい。とするとキャスト時に(B)(B)(B)が必要になってきます。なら早くとも攻撃できるのは4t目。流石に・・・。
WeenieでもBeatdownでもテンポロスはかなり痛いです。
また、復活用の~云々から判りますがかなりの色拘束をデッキに科します。
現環境は多色環境なので、その点であまり向いていませんね。4マナの中のダブルシンボルと2マナのダブルシンボルは全く意味が異なりますし。
環境変化で多色から構築が単色に変遷して行けば使われるかもしれませんが、そうでないとStd期の《ファイレクシアの抹消者》の様なお寒い扱いを受けそうです。少なくとも神話レアで4枚積めるとは言え、どのデッキでも扱える類ではない。
下記しますが、自身を2枚目で回収できる点を考えれば普通に出して除去されても、その後2枚目から復活させて~と言う消耗戦を望むような戦い方も良いかも知れません。その場合は優秀なクルセイドと軽量生物が欲しい所ですが。
回収可能な2マナの優秀なZombieが揃っていれば、自然に3t目のキャストにシフトできる事でしょうに、ね。
シナジー性を考えるとやはりその回収能力とリアニメイト能力に目が行きます。
追放の存在などを考えると軽い生贄エンジンが有るのが望ましいですね。その生贄エンジンでボーナスが得られればそれこそアドバンテージエンジンにする事も出来ます。同時にZombie限定の(X)(B)(B)(B)+αマナで使い回しが出来るリアニメイトスペルと化すことも出来ます。
と言う事で、なるべく軽い生贄エンジンが欲しいですね。
《吸血の儀式》なら色が合う上に1ドロー+1ライフゲイン、《進化の飛躍》なら色拘束が強いですが生物の調達、《永代巡礼者、アイリ》なら軽いライフゲインと結構生贄エンジンが揃っているので構築のし甲斐が有りますね。其々に使い分けも出来ます。
《ゲトの裏切り者、カリタス》は自身のサイズを上げる事が出来ますね。起動コストは重いですが、他に食べた生物の回収も後半では叶います。しかし逆に相手に使われると沈黙せざるを得ない。
折角実存の有る回収生物なのに《不気味な腸卜師》が落ちてしまうのは残念ですね。
リアニスペルとしては面白いのですが正直余り釣りたい相手がいない。まぁこれからに期待かもしれません。
今のところ最も釣りたいのが自分ですからね。しかし威迫持ちが複数並ぶと考えると中々にたちが悪い。ますます積み得ですね。
他には《肉袋の匪賊》ですかね。
匪賊を釣り上げれば宛ら(3)マナで布告能力が付いているようです。回収能力と合わせて消耗戦向き。また、匪賊をキャストし場に残し《無情な死者》を食べればリアニ能力の誘発もさせる事が出来ます。と言う事で釣られてもキャストしても相性が良いスペルです。
死者→匪賊をキャストし布告+死者の回収→匪賊死亡→死者キャストからそのうち死亡で匪賊をリアニメイト+死者の回収→∞
と厭らしい動きが出来ますからね。
まぁマナが掛る上に効果も小さいので環境が遅くなければいけないのですが。
自身を追放してしまう動きと合わないので《鞭打つ触手》とは難しいですが《衰滅》等と合わせてMidrangeの除去Beatも。
リアニ要素を考えるのなら山札を掘っていく事が出来る生物とも相性が良いですよね。
挙動の理想で言えば、軽い・Zombie・Cipで掘削の《金切り声のスカーブ》なんて理想的なんですが、流石にKPが低すぎる。《精神壊しの悪魔》とかもいますし、期待したいですね。デッキを掘り進めながら生物の回収が出来る《死体の攪拌》もWeenie的に面白いかも知れません。
「昂揚」等も上手く絡めて行けたのなら・・・。
多色化を許容できるのなら《オジュタイの命令》も面白いんですがネ。
リアニ能力を考えるのならどの道、コイツの真価は中盤以降です。なら《森の代言者》等と同じ様に序盤はブロッカーとして、中盤以降で戦力として扱う方針で運用も出来るはず。Uで優良なZombieが出るかどうかですが、2マナ以下なら命令で釣り上げる事も出来るので是非期待ですね。
回収能力は制限が有る上に、キャストしなければならないので同系の中では質が低い。
が、無いよりは全然マシですし、逆に生物のキャストをトリガーとする類の札と合わせる事も可能と言えなくもない。例えば、《往時の主教》ならキャスト毎に新能力の「調査」が誘発します。まぁ実用性は有りませんが。
シナジー重視と言う事でEternalでも色々考えられるかもしれませんが、重いのが何とも・・・。
Zombie専用リアニメイトも便利に思えますが、構築級のZombieは大体復活能力有していますからね・・・。
軽量用リアニ要素として考えれば、追加コスト持ちの《スカーブの殲滅者》を直接釣る事が出来るのは便利。自身も墓地からキャスト出来ますし。後は除去を喰らうのが基本路線となっている《潮の虚ろの漕ぎ手》なんかは良い仕事をしてくれると思います。先に出して避雷針を喰らう事まで含めてね。
重さを許容できるのなら「壮大」でマナを伸ばせる《黒き剣の継承者コーラシュ》なんて割と理想的なんですがネ。
《ロッテスのトロール》や《朽ちゆく猛禽》の様な共鳴者Zombiesを使えば墓地に生物の供給もしやすい。
Zombieデッキのそれで見ればロード能力及び「接死」の付与が出来る《死の男爵》がかなりいい相性です。男爵自体が除去されても釣り上げる事も出来ますからね。
後は信心が高い事を活かせますね。
丁度《ゲラルフの伝書使》や《アスフォデルの灰色商人》と言う優秀なZombiesもいます。
特に《ゲラルフの伝書使》は本体が「不死」持ちなので一度釣り上げれば二度美味しい。ねちっこく本体を攻めれます。
場持ちも良い上に、《ニクスの祭殿、ニクソス》が有ればマナも出せるので、能動的な生贄だけでなく、受動的な除去時にも信心を無駄にし辛いのは良いですね。当て逃げが出来た頃なら戦闘中でも信心を利用できたんですがネ~。
相手の除去や戦闘での死亡のPiGにスタックで《納墓》を持ってくるとそれはそれで面白いかも知れません。
まぁただでさえマナが掛るのにそんな余裕が中々あるとは思えませんが。
単体で相性が良いのは《情け知らずのガラク/ヴェールの呪いのガラク》ですかね?
延々とブロッカーとして利用できるだけでなく、変身後の[-1]でマナを掛けずに墓地に落せる上に、生物の調達が出来ます。似たような方向性で、《よりよい品物》も使えますね。これの場合は墓地を肥やす事が出来るのでリアニ能力も活かせます。
まぁ考える程に色々なシナジーが出てきそうな札ではありますね。
イラストは《終わり無き死者の列》の教会のようですね。以前は押し寄せていても教会の外にいたゾンビが中に入ってきてしまっているんですね。
綺麗なステンドグラスなのに・・・。
自衛していた村々は悲惨な事になっていそうです。
場持ちが良い観点から、地味に《終わり無き死者の列》とも併用できるわけですが。
・《ファルケンラスの後継者/夜陰の後継者》
:軽量で変身して3/2飛行と言う事からBの《秘密を掘り下げる者》!?と話題のコイツ。
2マナ2/1では戦力にならず、ディスカード1枚でパワー3の方が規定路線。
それを考えると嘗ての《ドレカヴァク》の亜種の様な使い勝手になるでしょうね。
そしてそれもそうでしたが、現環境はアド取り合戦でもありますし、小型除去で簡単に対処されるこいつは普通の運用では流石に苦しいでしょうね・・・。
しかし2マナ3/2飛行のスペックが極めて高いのは事実。
通常のディスカードなら厳しいデメリットですが、これを利用できれば、逆に有用な札になりますね。御誂え向きの「マッドネス」も有りますし、構築によっては「魔巧」や「昂揚」を満たす手段にもなりますね。
そこここで言われていますが2t目設置→3t目変身から《癇しゃく》や《手に負えない若輩》の展開から6~7点を提供できると考えると中々のものです。また《癇癪》など1マナの選択肢が増えれば《ゴブリンの自在駆け》も構築上の選択肢になるのではないでしょうかね。3/2回避能力を2種類用意できる事になりますから。
ハンドの消費が激しい分《海門の残骸》が光ります。
デッキに火力を積めるので間延びしても火力を投げ込んで勝ちを狙えるので合理性も有る。
欠点はBRなデッキに(C)を混ぜる必要がある点ですよね。
真価は↓環境にあるタイプだと思います。
共鳴者としては制限が有るものの、一度は確実に起動できますし、アタッカーとしても3/2飛行は有効ですからね。Beatdownとして採用に値する共鳴者は少ないので、そこで一定の価値が引き出せるはず。流石にComboには使えませんが、アタッカーとしては《ロッテスのトロール》位しかいない状況なので、有難い。
また2マナの重さも、1t目ハンデスが基本となるEternalでは無理が無いですからね。
「発掘」「フラッシュバック」「蘇生」等捨て札にも選択肢が多いので存分に活かせます。
マッドネスで考えても、小型除去は単色だけでも《ベラドンナの暗殺者》、大型対処の《大物狙い》に安定の《闇の委縮》など幾らでもあります。如何にBが共鳴者に飢えていたか・・・。
これで《ウーナのうろつく者》とか言うカードを完全に記憶から抹消できるぞ!!
こんな所で。
皆さん、こんばんは。しもべです。
タイトルの通り公式にて幾つかの新ページと新カードが発表されています。
http://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/shadowsoverinnistrad
http://mtg-jp.com/reading/translated/0016590/#
という事でようやっと私も感想を書いて行こうと思います。
また後日からね。
今回の最大の驚きは両面カードのメカニズムの変更でしょう。
と言うか裏面のマナコストは0ではなく、表面のそれになるそうです。これにより全体的に4マナ以上の変身カードが強化される事になりますね。
特に個人的に大きいのは《情け知らずのガラク》ですかね。
《突然の衰微》や《仕組まれた爆薬》で死亡する事が無くなったので対BGxに対する価値が遙かに向上したように思います。特に爆薬はTokenを生めるタイプにはガンでしたからね。
今後は併用もできる。
正直現状、一番採用を考えていたPWなのでかなり嬉しいです。
まぁそれだけでなく《秘密を掘り下げる者/DoS》+《若き紅蓮術士》や《高原の狩りの達人》+Tokenなどにも意味がある。
DoSに関してはよく判りませんね。
デッキに依るのではないでしょうかね。
少なくともRUGにとっては虎の子の《敏捷なマングース》とともに葉っぱされるのは望ましくないはず。ただでさえアド手段有りませんしね。BGxも《死儀礼のシャーマン》が誘爆されますからね・・・。
ただYPMとの関連性は有難い事ですし、《漸増爆弾》で即起動される事も無くなった。
とするとRUG・BUGにとってはマイナスでGrixisは一長一短ですかね?
これで《解き放たれたウィゼンガー》!!→衰微ww
という事も無くなるぜ!
よーし、《石鍛冶の神秘家》の出番だぜ!!
後各GPの結果も出ていますね。
多くのプレイヤーがエルドラージもかなり警戒、対策されるから少しは精力も落ちるだろう!と言う希望的観測をしていたと思いますが、現実の厳しさが露呈しましたね。
もうどうしようもなくBanだね・・・。
タイトルの通り公式にて幾つかの新ページと新カードが発表されています。
http://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/shadowsoverinnistrad
http://mtg-jp.com/reading/translated/0016590/#
という事でようやっと私も感想を書いて行こうと思います。
また後日からね。
今回の最大の驚きは両面カードのメカニズムの変更でしょう。
と言うか裏面のマナコストは0ではなく、表面のそれになるそうです。これにより全体的に4マナ以上の変身カードが強化される事になりますね。
特に個人的に大きいのは《情け知らずのガラク》ですかね。
《突然の衰微》や《仕組まれた爆薬》で死亡する事が無くなったので対BGxに対する価値が遙かに向上したように思います。特に爆薬はTokenを生めるタイプにはガンでしたからね。
今後は併用もできる。
正直現状、一番採用を考えていたPWなのでかなり嬉しいです。
まぁそれだけでなく《秘密を掘り下げる者/DoS》+《若き紅蓮術士》や《高原の狩りの達人》+Tokenなどにも意味がある。
DoSに関してはよく判りませんね。
デッキに依るのではないでしょうかね。
少なくともRUGにとっては虎の子の《敏捷なマングース》とともに葉っぱされるのは望ましくないはず。ただでさえアド手段有りませんしね。BGxも《死儀礼のシャーマン》が誘爆されますからね・・・。
ただYPMとの関連性は有難い事ですし、《漸増爆弾》で即起動される事も無くなった。
とするとRUG・BUGにとってはマイナスでGrixisは一長一短ですかね?
これで《解き放たれたウィゼンガー》!!→衰微ww
という事も無くなるぜ!
よーし、《石鍛冶の神秘家》の出番だぜ!!
後各GPの結果も出ていますね。
多くのプレイヤーがエルドラージもかなり警戒、対策されるから少しは精力も落ちるだろう!と言う希望的観測をしていたと思いますが、現実の厳しさが露呈しましたね。
もうどうしようもなくBanだね・・・。
新セットのカードのプレビューも始まってきているのでぼちぼち感想でも書き始めようかと思っています。
で《瓶詰め脳》なんですが、分割カード対応なんですかね?
たしか
なので「続唱」では片方でクリアして、もう片方の重たいスペルを使う~と言う挙動が出来たわけですが、同じようにこの《瓶詰め脳》でも出来るはずですよね?
ついでに、「手札からマナコスト無しでキャスト」なのでDMZの分割スペルの「融合」も可能なんですかね?
出来たら、強いとは思いませんが、面白い挙動が取れそうです。
で《瓶詰め脳》なんですが、分割カード対応なんですかね?
たしか
「分割カード」
スタック上にない場合
点数で見たマナ・コストを参照する際に、別々に見るのか合計値を見るのかが場合によって違う。おおむね、数値を見る場合は合計、はい・いいえで答える条件では論理和となる。
分割カードの特性を参照して何かする効果は、2つの特性の組み合わせを答えとして参照する。点数で見たマナ・コストは各部分のマナ・コストの和となる。 例1:生き返りの蒸気/Reviving Vaporsは手札に加えたカードの点数で見たマナ・コストによって得るライフの量を決定する。ここで暴行+殴打/Assault+Batteryを手札に加えた場合、これの点数で見たマナ・コストは「1」と「4」なので、1点と4点のライフを得る=5点のライフを得る。
例2:きらめく願い/Glittering Wishはゲームの外部から多色のカード1枚を手札に加える。暴行+殴打/Assault+Batteryが持っている色は赤と緑の2つなので、多色のカードであり、よってこれにより手札に加えることができる。
分割カードの特性がある条件に当てはまるかそうでないかを問う効果は、2つの特性に対しての答えの論理和を回答とする。すなわち、どちらかが「はい」なら全体の答えも「はい」である。 例1:虚空/Voidは指定した値の点数で見たマナ・コストに該当するカードを捨てさせる。対象のプレイヤーの手札に暴行+殴打/Assault+Batteryがあった場合、これの点数で見たマナ・コストは「1」と「4」なので、指定が1か4のどちらかであったならば捨てさせる事ができる。「5」では捨てさせられない。
例2:神河謀叛の「群れ」サイクルの代替コストとして分割カードを追放する場合、「点数で見たマナ・コストがXである(色名)のカード1枚」と指定されているので、2つある点数で見たマナ・コストのどちらかを選ぶ。例えば抵抗+救難/Stand+Deliverを追放する場合、Xとして「1」か「3」を選ぶ(「4」として使うことはできない)。
MtG Wikiより転載
(http://mtgwiki.com/wiki/%E5%88%86%E5%89%B2%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89)
なので「続唱」では片方でクリアして、もう片方の重たいスペルを使う~と言う挙動が出来たわけですが、同じようにこの《瓶詰め脳》でも出来るはずですよね?
ついでに、「手札からマナコスト無しでキャスト」なのでDMZの分割スペルの「融合」も可能なんですかね?
出来たら、強いとは思いませんが、面白い挙動が取れそうです。
Stompyのお値段か・・・。
2016年3月3日 Magic: The Gathering コメント (2)リンクされている方が「Eldrazi Stompy」のお値段を参考としてあげており、それを見て愕然としました。
私がLegacyを初めて10年前後経ちますが、この所謂2マナランド2種・CotV・三球を使ったLegacy仕様のStompyと言えば、それが主にトーナメント級として姿を現したのは「Empty the Slogger」及びその派生形である「Dragon Stompy」だと記憶しています。AngelやSeaは正直トーナメント級として扱われた記憶はありません。
しかし、その当時は
それが一から組もうとすると20万以上。
しかもLegacyでは安い方と言うのだから驚きも驚き・・・。
ここ数年は本当にカードの値上がりも激しく、買った時が底値!がますます深刻化しています。
現に今年に入ってからもCotVと《裏切り者の都》の値上がりでEldrazi Stompyの値段は何割何厘のレベルで値上がりしているはず。そしてこの華々しい登場を受け《アメジストのとげ》《冬の宝珠》《抵抗の宝球》《三なる宝球》等は値がさらに上がっていくでしょう。当然最初から高い《不毛の大地》《梅沢の十手》等も今後も値上がりを続けるはず。
次に見た時はこのお手頃デッキも幾らになっているのか・・・。
私がLegacyを初めて10年前後経ちますが、この所謂2マナランド2種・CotV・三球を使ったLegacy仕様のStompyと言えば、それが主にトーナメント級として姿を現したのは「Empty the Slogger」及びその派生形である「Dragon Stompy」だと記憶しています。AngelやSeaは正直トーナメント級として扱われた記憶はありません。
しかし、その当時は
10万も掛けられないなら、Legacy諦めろ。デュアラン使ってデッキ組みたいなら10万以上は出せ。どうしてもLegacyしたいなら部族かDragonStompyみたいな5万以下で組める貧乏デッキ使ってろ!みたいな意見が多かったように思います。
それが一から組もうとすると20万以上。
しかもLegacyでは安い方と言うのだから驚きも驚き・・・。
ここ数年は本当にカードの値上がりも激しく、買った時が底値!がますます深刻化しています。
現に今年に入ってからもCotVと《裏切り者の都》の値上がりでEldrazi Stompyの値段は何割何厘のレベルで値上がりしているはず。そしてこの華々しい登場を受け《アメジストのとげ》《冬の宝珠》《抵抗の宝球》《三なる宝球》等は値がさらに上がっていくでしょう。当然最初から高い《不毛の大地》《梅沢の十手》等も今後も値上がりを続けるはず。
次に見た時はこのお手頃デッキも幾らになっているのか・・・。
皆さん、こんばんは。しもべです。
新環境後初のSCGのLegacy OpenがPhiladelphiaにて開催されました。
750名以上の大型大会になっていました。早速結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/270216_philadelphia.html#content_decks_legacy-tab
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=02/27/2016&end_date=02/28/2016&start=1&finish=32&event_ID=20&limit=50
今週の優勝はNoah Walker氏のGrixis Delverです。
以下Top16(上から順に1位~)
Grixis Delver
Eldrazi Stompy
Infect
Grixis Delver
Miracles
Lands
UR Delver
Eldrazi Stompy
------------------
Eldrazi Stompy
Elves
Grixis Delver
Infect
Miracles
ANT
Eldrazi Stompy
Imperial Painter
です。
因みに2日目のメタゲームは
http://www.starcitygames.com/events/coverage/3715_day_2_metagame_breakdown_.html
Colorless Eldrazi *9
Lands *8
Miracles *7
Grixis Delver *4
U/R Delver *4
Infect *4
Enchantress *3
Storm *3
Esper Deathblade* 3
Death and Taxes *3
其の他2名以下
と言う事です。
もうEldraziが凄まじい事になっています。これまでLegacyで差して出てこなかった、話題にならなかったのは何故なのか?と言うレベル。しかも成績が素晴らしい。Top8に2名/Top16に4名ですが、それだけでなく公開されているTop32に7名です。2日目進出者の大半がそこに入っているわけです。
同時にLandsも増えましたね。元々少なすぎる印象がここ最近には有ったので、おかしくは無いのですが、それでもなかなかの数です。こちらも2日目進出8名中6名がTop32入り。
対フェアデッキ相手にかなりの威力をほこっているのが判ります。
Miraclesはその陰に隠れていますがこちらもTier1の名に相応しくしっかり数がいます。苦手なデッキが一気に増えた割に成績を残しているところがこのデッキの強さを証明していますね。
寧ろここ最近安定した成績を残していたANT、そしてそれに準じていたSnT系を含めて各種Comboの激減が大きな印象です。しかもここまでUの割合の少ない大会だったにもかかわらず、です。
理由は判りませんが、今大会で膨大に増えてしまった妨害置物の影響を受けているのでしょうかね?
さて、ここからは個別に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=99286
http://www.starcitygames.com/events/coverage/colorless_eldrazi_with_kent_ke.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=99291
上は今週2位、Gerry Tompson氏のEldraziです。下は26位、Greg Gentile氏のリスト。中は今週のDeck Techで、Kent Ketter氏のリストです。
一大勢力で大会を侵食したEldraziですが、当然まだ構築も未発達。各人によってかなり構築に幅が有ります。なのでリストを見ていくのも楽しいですね。
Gerry氏のリストは割とシンプルな構築ですが、初速を意識し《モックス・ダイアモンド》が入っています。似た様な構築に《猿人の指導霊/SSG》型が有ります。初動2マナを絶対用意するマン。土地もかなり多めの25枚になっており、取り敢えずマナスクリューを回避できる構築になっていますね。また《不毛の大地》4枚型であるのも基本形。マナフラしないか逆に心配なんですが、それなら《不毛の大地》を起動しやすいのかもしれません。
生物は基本的な軽量型になっています。
妨害要素では珍しい《Karakas》に《虚空の杯/CotV》、《アメジストのとげ》、《歪める嘆き》と入っていますが、枠が無いので《四肢切断》が優先されています。切断が入っていないリストも在る中で3枚も取っているのは対ミラーを考えての事でしょうかね。お陰でやや妨害札の枚数がへるのですが、サイドに其々4枚目までを採ってあるので必要に応じてスイッチするようですね。
そしてサイドには《抵抗の宝球》です。
このメインとげ、サイドからの宝球追加は某動画版でもされていてかなり効いていましたね。その分無駄牌も増えるので正直リスクも高いのですが。それも考えて宝球は2枚か。
この大会のEldraziを見ていて印象的だったのは《ウギンの目》を3枚に抑えてあるリストが多い事ですね。絶対に引きたい1枚の一つの上に《不毛の大地》まで有る環境なのですが、Modernの様な固定4枚枠でもない、と判断した方が多い。
確かに1枚有れば十分ではありますが・・・?
まぁ2マナランドが豊富になる環境なので、《目》が初手に無くともいいのかもしれません。
また《梅沢の十手》の多さですね。
元々ライフロスも多いですが、それ以上にやはり小型除去と言う事ですかね?以前挙げたエントリーで挙げた回避能力の無さを補っているのでしょうか。
Kent氏のリストはCotV+《三なる宝球》型。最初に考案されていたModern初期型に近いですね。
《ミシュラの工廠》と《終末を招くもの》3枚で判りますが、中長期戦までを視野に入れた形。対Miracles戦で極めて効果的な前者に、膨大なアドを生む後者。後者は対ファッティの側面もあるので対SnTに合わせて出す事も可能です。
ミシュラン+不毛の形になっていますが、中にはすっぱり諦めて不毛を切っているリストも有ります。
最も感嘆したのは《ファイレクシアの破棄者》。
なんで思い浮かばなかったのか?と思う程。メインの妨害置物は欲しいけど、これ以上増やすと事故になる~と言うジレンマを回避できます。その上2マナなので1t目も可能。
またサイドに《虚空の力線》や《精神壊しの罠》等最速で動かれた場合に対処出来る札を用意しているのも、デッキの欠点を考えての事でしょうね。《フェアリーの忌み者》とどちらが良いかは一長一短。
《冬の宝珠》も最初見た時は驚きましたが、これも非常に理に適っていますよね。対土地デッキ戦が出来たりするだけでなく、利点は《ウギンの目》が有る事。マナを出さずとも済むために、相手より土地拘束のリスクが遥かに少ない。
同時にこのデッキが不毛4枚に三球を追加妨害として採用している理由でもあるのでしょうね。
Deck Techでの解説は有難いですね。
最後のGreg氏のリストは少数派のBigMana型。
MetalworkerやMUDとのハイブリッド程ではないですが、《忘却蒔き》3枚に《大いなる歪み、コジレック》が印象的です。場合に依ってはここが《絶え間ない飢餓、ウラモグ》になったりもする様です。
以前のエントリーで挙げた様に《忘却蒔き》が対Miraclesや対Lands戦で大量に土地を引っ張ってきたり、《裏切り者の都》と併用で来たりするのでかなり強力です。
また、マリガンしたり、高速展開する関係でハンドが枯渇する事も有るデッキ故か《海門の残骸》は非常に強力かも知れないですね。
BigManaの癖に分回りの3Killが有ると思うとズルいデッキですよねw
とこんな感じになります。
土地を除けば、生物枠4種各4枚にCotV4枚は固定。加えて《歪める嘆き》も3枚以上が基本ではありますが、それ以外はかなり自由度の高い構築である事も判ります。最善のリストが見つかっていないと言うのは判りますが、それでも各人の各コンセプトを反映しやすいデッキでもある様です。
今回出てきたのは無色Eldraziだけです。
Modernでは個々からご存じの様に各色に派生して行ったわけですが、流石にLegacyでは無さそうですね。特にCotVなどを抜けないので劇的な改築が難しい。その上KPも必要にされますから。
まぁそう言っていて出てくるかもしれませんがw
しかしこれはModernでbanされるね。
致し方ないね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=99290
優勝したNoah Walker氏のGrixis Delverです。
すっかり話題をさらわれましたがGrixis Delverも4名とTempo系では最大数であり、かつその全員がTop32入りとかなりいい成績を残しています。
ここ最近の沈黙ぶりはなんだったのか?と言う程。
リストの特徴は《もみ消し》を外してデッキパワーを上げています。
新しく入ったのが《グルマグのアンコウ》3枚《ヴェンディリオン三人衆》1枚、増加した生物枠を活かした《陰謀団式療法》2枚です。
フェッチランドを使わないEldraziには挿して効果が薄いので、これは切って正解でしょうね。Comboが結果的に減ったのも追い風。土地基盤の脆さは通常のデッキ以上なので《不毛の大地》+《目くらまし》のTempoの基本であるManadenialは十分効果的。
入っても1枚のアンコウが2枚目まで取られているのを見るとEldraziや《タルモゴイフ》とサイズ勝負が出来るように~と言う事でしょうね? 少なくともTier1のMiraclesを想定するなら使うはずもない。
大半が回避能力が無いため《若き紅蓮術士》で延々と出されるブロッカーやサイドの《悪意の大梟》等はかなり効くはず。そうして時間稼ぎをしている間に《秘密を掘り下げる者》と《死儀礼のシャーマン》で削り切る事が出来る。
生物が増えた事でセラピーの増量が図られています。
これは対Comboで有効な選択ですが、ドローサポが無いEldraziはキープハンドから重要所を抜かれるとかなり停滞してしまいます。《ギタクシア派の調査》→セラピーで有効牌2枚を抜かれるともうかなり苦しいでしょうね。
これまでのGrixisとはかなり異なる意匠ですが、今回はこの手の形が他にもいる為、相応の結果(亜種3人がTop16で、ベーシックなタイプが32位)が付いてきているようですね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=99299
6位、David Long氏のLandsです。
特徴はメインから《罰する火》+《燃え柳の木立ち》を抜き、代わりに《突然の衰微》+《溶鉄の渦》を採用している事です。これまでLandsの代名詞であったのですが大きく変わりましたね。
《溶鉄の渦》は《突撃の地鳴り》の代わりにサイドインされる事が多かったのですがね。回り出せば罰する火よりも遥かに効率が良いですし相手のライフを焼くのも早め。《不毛の大地》にも《血染めの月》にも強い札です。ある程度の土地が有れば十分であるため《マナ結合》も不要です。また《衰微》が入った事で《相殺》やCotVを躱し手の設置も可能となります。同時に衰微は2点では除去出来なかった生物を直接的に処理する手段になるため一部の盤面支配力が高くなります。
しかし最大のシナジーである《壌土からの生命》で、発掘から墓地に落しても回収できると言う挙動が採れないのは結構気に掛かりますね。
まぁ其処も含めて墓地対策にやや耐性を持たせているのかも。
黒が入った事で再度もかなり変わっていますね。
特に効果が大きいのが《闇の腹心》。メインはほぼ生物0枚に近いため除去は抜かれがちですし、対Wには《剣を鍬に》をつり出しやすいため、後続のDDコンボの露払いを1マナハンデス5枚と合わせて務める事も出来ます。生き残ったら残ったで土地をどんどん引き込めるので《溶鉄の渦》が機能しやすくなっています。
久しく見なかったLands系ですが今回は活躍。
しかしEldraziやGrixisに比べると、数はいるものの、成績の内訳ではやや劣っていますね。
延々と繰り返される《不毛の大地》+Loamが有るので、ハンデス+衰微で序盤を挫く事が出来ればEldraziにも十分対抗できそうな気もしますが、どうでしょうね?見ていた動画では通常のタイプでは分回りされるとどうしようもないので、こちらが成績を残せるようになるのを期待ですかね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=99298
28位、Eetai Ben-sasson氏のWR Death&Taxです。
Borosカラーの構築で、時折見かける形ですね。
+《月の大魔術師》でLands・Eldrazi系に対する威力の補強になっている点が今大会では大きい。通常のLegacyのデッキでは《スレイベンの守護者、サリア》《ヴリンの翼馬》+《不毛の大地》/《リシャーダの港》で締め上げる事は十分可能なのですが、サリアが効きづらい相手は苦手ですからね。
また久々に《コロンドールのマンガラ》が入っているリストを見ました。
特にこのBoros版では初めて見た気がします。
これも土地破壊に使えるだけでなく、D&T本来のコンボである《Karakas》+マンガラのお陰で生物戦にも強い。
土地破壊の強化・除去方面への回帰の両方がEldraziだけでなくフェアデッキ全般に強力なデッキになっています。
サイドの《投火師》も珍しいですね。
Rと言うと大体《唐突な死》なんかが取られるものですが。そうでなければ《漸増爆弾》とか。
しかし実は5枚目の単体除去である《流刑への道》の方が珍しいかも知れません。徹底した除去デッキに仕上げていますね。
こんな所ですか。
他にも《悟りの教示者》+《Moat》を採用しているMiraclesや奇跡を切りBを足してMidrangeにしてしまったDeckTechのEsperが気になりました。
しかし、なぜJoe氏は《血染めの月》ではなく《基本に帰れ》なのでしょうね?
確かに赤札を多めに取る事で《月》の対策は取られてしまいますが、そもそも《ウギンの目》やDDコンボなど存在を看過できない特殊地形も多い筈ですが・・・?つまりそれ以外の理由があるという事なのでしょうが・・・。
後は16位のPainterも。
リストは単体火力を減らした古典系ですが、ご存じのとおり《絵描きの召使い》が単体で《ウギンの目》を潰せるだけでなく《丸砥石》との瞬殺コンボ、《血染めの月》と、単にHateカードを入れたデッキではない完成度と威力があるデッキですからね。Eldraziの増加に対して増えてくるかもしれないと期待しています。
BOMでもEldraziはTop8に残っていたようですし、750名オーバーの大会でここまで成績を残すとは。本当に華々しいデビューです。もちろん今後対策は進むのでこんな風には勝てなくなるでしょうが、それに対応したEldraziの変遷、及び触発されたLegacy環境の変化も実に楽しみですね。今回の様に著しくComboが減りUのフェアデッキも減るような事も有るのでしょうかね?
Burnも《発展の代価》《罠の橋》が極めて有効なので出てくるはず。《古の墳墓》で好きなだけライフロスしてくれますしね。《焼尽の猛火》/《灼熱の血》も良いですし、逆に基本枠であった《大歓楽の幻霊》が効きづらくなるのでまた別の構築に変化するやも・・・。
Miraclesもこれからまた形は変わってくるでしょうが、もしかしたら《エネルギー・フィールド》+《安らかなる眠り》が使えるHelmRip式がまた少しは見えるようになるかもしれませんよ!
さて、今回はここまで、です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。
P.S.
個人的にはEldraziが流行ってくれるなら有難い。確かに速いけどJunkとしては対策が難しいという訳でもないので、方向性を寄せればお客様に出来そうです。
しかしまぁ魑魅魍魎溢れるLegacy界で対策が解り易いデッキが勢力を維持できるとは思えないので、どこまでメタ上に残るか?になるか程度に収まると思います。
新環境後初のSCGのLegacy OpenがPhiladelphiaにて開催されました。
750名以上の大型大会になっていました。早速結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/270216_philadelphia.html#content_decks_legacy-tab
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=02/27/2016&end_date=02/28/2016&start=1&finish=32&event_ID=20&limit=50
今週の優勝はNoah Walker氏のGrixis Delverです。
以下Top16(上から順に1位~)
Grixis Delver
Eldrazi Stompy
Infect
Grixis Delver
Miracles
Lands
UR Delver
Eldrazi Stompy
------------------
Eldrazi Stompy
Elves
Grixis Delver
Infect
Miracles
ANT
Eldrazi Stompy
Imperial Painter
です。
因みに2日目のメタゲームは
http://www.starcitygames.com/events/coverage/3715_day_2_metagame_breakdown_.html
Colorless Eldrazi *9
Lands *8
Miracles *7
Grixis Delver *4
U/R Delver *4
Infect *4
Enchantress *3
Storm *3
Esper Deathblade* 3
Death and Taxes *3
其の他2名以下
と言う事です。
もうEldraziが凄まじい事になっています。これまでLegacyで差して出てこなかった、話題にならなかったのは何故なのか?と言うレベル。しかも成績が素晴らしい。Top8に2名/Top16に4名ですが、それだけでなく公開されているTop32に7名です。2日目進出者の大半がそこに入っているわけです。
同時にLandsも増えましたね。元々少なすぎる印象がここ最近には有ったので、おかしくは無いのですが、それでもなかなかの数です。こちらも2日目進出8名中6名がTop32入り。
対フェアデッキ相手にかなりの威力をほこっているのが判ります。
Miraclesはその陰に隠れていますがこちらもTier1の名に相応しくしっかり数がいます。苦手なデッキが一気に増えた割に成績を残しているところがこのデッキの強さを証明していますね。
寧ろここ最近安定した成績を残していたANT、そしてそれに準じていたSnT系を含めて各種Comboの激減が大きな印象です。しかもここまでUの割合の少ない大会だったにもかかわらず、です。
理由は判りませんが、今大会で膨大に増えてしまった妨害置物の影響を受けているのでしょうかね?
さて、ここからは個別に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=99286
http://www.starcitygames.com/events/coverage/colorless_eldrazi_with_kent_ke.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=99291
上は今週2位、Gerry Tompson氏のEldraziです。下は26位、Greg Gentile氏のリスト。中は今週のDeck Techで、Kent Ketter氏のリストです。
一大勢力で大会を侵食したEldraziですが、当然まだ構築も未発達。各人によってかなり構築に幅が有ります。なのでリストを見ていくのも楽しいですね。
Gerry氏のリストは割とシンプルな構築ですが、初速を意識し《モックス・ダイアモンド》が入っています。似た様な構築に《猿人の指導霊/SSG》型が有ります。初動2マナを絶対用意するマン。土地もかなり多めの25枚になっており、取り敢えずマナスクリューを回避できる構築になっていますね。また《不毛の大地》4枚型であるのも基本形。マナフラしないか逆に心配なんですが、それなら《不毛の大地》を起動しやすいのかもしれません。
生物は基本的な軽量型になっています。
妨害要素では珍しい《Karakas》に《虚空の杯/CotV》、《アメジストのとげ》、《歪める嘆き》と入っていますが、枠が無いので《四肢切断》が優先されています。切断が入っていないリストも在る中で3枚も取っているのは対ミラーを考えての事でしょうかね。お陰でやや妨害札の枚数がへるのですが、サイドに其々4枚目までを採ってあるので必要に応じてスイッチするようですね。
そしてサイドには《抵抗の宝球》です。
このメインとげ、サイドからの宝球追加は某動画版でもされていてかなり効いていましたね。その分無駄牌も増えるので正直リスクも高いのですが。それも考えて宝球は2枚か。
この大会のEldraziを見ていて印象的だったのは《ウギンの目》を3枚に抑えてあるリストが多い事ですね。絶対に引きたい1枚の一つの上に《不毛の大地》まで有る環境なのですが、Modernの様な固定4枚枠でもない、と判断した方が多い。
確かに1枚有れば十分ではありますが・・・?
まぁ2マナランドが豊富になる環境なので、《目》が初手に無くともいいのかもしれません。
また《梅沢の十手》の多さですね。
元々ライフロスも多いですが、それ以上にやはり小型除去と言う事ですかね?以前挙げたエントリーで挙げた回避能力の無さを補っているのでしょうか。
Kent氏のリストはCotV+《三なる宝球》型。最初に考案されていたModern初期型に近いですね。
《ミシュラの工廠》と《終末を招くもの》3枚で判りますが、中長期戦までを視野に入れた形。対Miracles戦で極めて効果的な前者に、膨大なアドを生む後者。後者は対ファッティの側面もあるので対SnTに合わせて出す事も可能です。
ミシュラン+不毛の形になっていますが、中にはすっぱり諦めて不毛を切っているリストも有ります。
最も感嘆したのは《ファイレクシアの破棄者》。
なんで思い浮かばなかったのか?と思う程。メインの妨害置物は欲しいけど、これ以上増やすと事故になる~と言うジレンマを回避できます。その上2マナなので1t目も可能。
またサイドに《虚空の力線》や《精神壊しの罠》等最速で動かれた場合に対処出来る札を用意しているのも、デッキの欠点を考えての事でしょうね。《フェアリーの忌み者》とどちらが良いかは一長一短。
《冬の宝珠》も最初見た時は驚きましたが、これも非常に理に適っていますよね。対土地デッキ戦が出来たりするだけでなく、利点は《ウギンの目》が有る事。マナを出さずとも済むために、相手より土地拘束のリスクが遥かに少ない。
同時にこのデッキが不毛4枚に三球を追加妨害として採用している理由でもあるのでしょうね。
Deck Techでの解説は有難いですね。
最後のGreg氏のリストは少数派のBigMana型。
MetalworkerやMUDとのハイブリッド程ではないですが、《忘却蒔き》3枚に《大いなる歪み、コジレック》が印象的です。場合に依ってはここが《絶え間ない飢餓、ウラモグ》になったりもする様です。
以前のエントリーで挙げた様に《忘却蒔き》が対Miraclesや対Lands戦で大量に土地を引っ張ってきたり、《裏切り者の都》と併用で来たりするのでかなり強力です。
また、マリガンしたり、高速展開する関係でハンドが枯渇する事も有るデッキ故か《海門の残骸》は非常に強力かも知れないですね。
BigManaの癖に分回りの3Killが有ると思うとズルいデッキですよねw
とこんな感じになります。
土地を除けば、生物枠4種各4枚にCotV4枚は固定。加えて《歪める嘆き》も3枚以上が基本ではありますが、それ以外はかなり自由度の高い構築である事も判ります。最善のリストが見つかっていないと言うのは判りますが、それでも各人の各コンセプトを反映しやすいデッキでもある様です。
今回出てきたのは無色Eldraziだけです。
Modernでは個々からご存じの様に各色に派生して行ったわけですが、流石にLegacyでは無さそうですね。特にCotVなどを抜けないので劇的な改築が難しい。その上KPも必要にされますから。
まぁそう言っていて出てくるかもしれませんがw
しかしこれはModernでbanされるね。
致し方ないね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=99290
優勝したNoah Walker氏のGrixis Delverです。
すっかり話題をさらわれましたがGrixis Delverも4名とTempo系では最大数であり、かつその全員がTop32入りとかなりいい成績を残しています。
ここ最近の沈黙ぶりはなんだったのか?と言う程。
リストの特徴は《もみ消し》を外してデッキパワーを上げています。
新しく入ったのが《グルマグのアンコウ》3枚《ヴェンディリオン三人衆》1枚、増加した生物枠を活かした《陰謀団式療法》2枚です。
フェッチランドを使わないEldraziには挿して効果が薄いので、これは切って正解でしょうね。Comboが結果的に減ったのも追い風。土地基盤の脆さは通常のデッキ以上なので《不毛の大地》+《目くらまし》のTempoの基本であるManadenialは十分効果的。
入っても1枚のアンコウが2枚目まで取られているのを見るとEldraziや《タルモゴイフ》とサイズ勝負が出来るように~と言う事でしょうね? 少なくともTier1のMiraclesを想定するなら使うはずもない。
大半が回避能力が無いため《若き紅蓮術士》で延々と出されるブロッカーやサイドの《悪意の大梟》等はかなり効くはず。そうして時間稼ぎをしている間に《秘密を掘り下げる者》と《死儀礼のシャーマン》で削り切る事が出来る。
生物が増えた事でセラピーの増量が図られています。
これは対Comboで有効な選択ですが、ドローサポが無いEldraziはキープハンドから重要所を抜かれるとかなり停滞してしまいます。《ギタクシア派の調査》→セラピーで有効牌2枚を抜かれるともうかなり苦しいでしょうね。
これまでのGrixisとはかなり異なる意匠ですが、今回はこの手の形が他にもいる為、相応の結果(亜種3人がTop16で、ベーシックなタイプが32位)が付いてきているようですね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=99299
6位、David Long氏のLandsです。
特徴はメインから《罰する火》+《燃え柳の木立ち》を抜き、代わりに《突然の衰微》+《溶鉄の渦》を採用している事です。これまでLandsの代名詞であったのですが大きく変わりましたね。
《溶鉄の渦》は《突撃の地鳴り》の代わりにサイドインされる事が多かったのですがね。回り出せば罰する火よりも遥かに効率が良いですし相手のライフを焼くのも早め。《不毛の大地》にも《血染めの月》にも強い札です。ある程度の土地が有れば十分であるため《マナ結合》も不要です。また《衰微》が入った事で《相殺》やCotVを躱し手の設置も可能となります。同時に衰微は2点では除去出来なかった生物を直接的に処理する手段になるため一部の盤面支配力が高くなります。
しかし最大のシナジーである《壌土からの生命》で、発掘から墓地に落しても回収できると言う挙動が採れないのは結構気に掛かりますね。
まぁ其処も含めて墓地対策にやや耐性を持たせているのかも。
黒が入った事で再度もかなり変わっていますね。
特に効果が大きいのが《闇の腹心》。メインはほぼ生物0枚に近いため除去は抜かれがちですし、対Wには《剣を鍬に》をつり出しやすいため、後続のDDコンボの露払いを1マナハンデス5枚と合わせて務める事も出来ます。生き残ったら残ったで土地をどんどん引き込めるので《溶鉄の渦》が機能しやすくなっています。
久しく見なかったLands系ですが今回は活躍。
しかしEldraziやGrixisに比べると、数はいるものの、成績の内訳ではやや劣っていますね。
延々と繰り返される《不毛の大地》+Loamが有るので、ハンデス+衰微で序盤を挫く事が出来ればEldraziにも十分対抗できそうな気もしますが、どうでしょうね?見ていた動画では通常のタイプでは分回りされるとどうしようもないので、こちらが成績を残せるようになるのを期待ですかね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=99298
28位、Eetai Ben-sasson氏のWR Death&Taxです。
Borosカラーの構築で、時折見かける形ですね。
+《月の大魔術師》でLands・Eldrazi系に対する威力の補強になっている点が今大会では大きい。通常のLegacyのデッキでは《スレイベンの守護者、サリア》《ヴリンの翼馬》+《不毛の大地》/《リシャーダの港》で締め上げる事は十分可能なのですが、サリアが効きづらい相手は苦手ですからね。
また久々に《コロンドールのマンガラ》が入っているリストを見ました。
特にこのBoros版では初めて見た気がします。
これも土地破壊に使えるだけでなく、D&T本来のコンボである《Karakas》+マンガラのお陰で生物戦にも強い。
土地破壊の強化・除去方面への回帰の両方がEldraziだけでなくフェアデッキ全般に強力なデッキになっています。
サイドの《投火師》も珍しいですね。
Rと言うと大体《唐突な死》なんかが取られるものですが。そうでなければ《漸増爆弾》とか。
しかし実は5枚目の単体除去である《流刑への道》の方が珍しいかも知れません。徹底した除去デッキに仕上げていますね。
こんな所ですか。
他にも《悟りの教示者》+《Moat》を採用しているMiraclesや奇跡を切りBを足してMidrangeにしてしまったDeckTechのEsperが気になりました。
しかし、なぜJoe氏は《血染めの月》ではなく《基本に帰れ》なのでしょうね?
確かに赤札を多めに取る事で《月》の対策は取られてしまいますが、そもそも《ウギンの目》やDDコンボなど存在を看過できない特殊地形も多い筈ですが・・・?つまりそれ以外の理由があるという事なのでしょうが・・・。
後は16位のPainterも。
リストは単体火力を減らした古典系ですが、ご存じのとおり《絵描きの召使い》が単体で《ウギンの目》を潰せるだけでなく《丸砥石》との瞬殺コンボ、《血染めの月》と、単にHateカードを入れたデッキではない完成度と威力があるデッキですからね。Eldraziの増加に対して増えてくるかもしれないと期待しています。
BOMでもEldraziはTop8に残っていたようですし、750名オーバーの大会でここまで成績を残すとは。本当に華々しいデビューです。もちろん今後対策は進むのでこんな風には勝てなくなるでしょうが、それに対応したEldraziの変遷、及び触発されたLegacy環境の変化も実に楽しみですね。今回の様に著しくComboが減りUのフェアデッキも減るような事も有るのでしょうかね?
Burnも《発展の代価》《罠の橋》が極めて有効なので出てくるはず。《古の墳墓》で好きなだけライフロスしてくれますしね。《焼尽の猛火》/《灼熱の血》も良いですし、逆に基本枠であった《大歓楽の幻霊》が効きづらくなるのでまた別の構築に変化するやも・・・。
Miraclesもこれからまた形は変わってくるでしょうが、もしかしたら《エネルギー・フィールド》+《安らかなる眠り》が使えるHelmRip式がまた少しは見えるようになるかもしれませんよ!
さて、今回はここまで、です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。
P.S.
個人的にはEldraziが流行ってくれるなら有難い。確かに速いけどJunkとしては対策が難しいという訳でもないので、方向性を寄せればお客様に出来そうです。
しかしまぁ魑魅魍魎溢れるLegacy界で対策が解り易いデッキが勢力を維持できるとは思えないので、どこまでメタ上に残るか?になるか程度に収まると思います。
NBA)本日のステフィン・カリー 16分の12
2016年2月28日 スポーツ
タイトルの12/16はFG(フィールドゴール)でもFT(フリースロー)でもありません。
3P(3ポイントシュート)の成功/試投数です。
因みにFGは14/24、FT6/8で46点・・・。
個人的な感覚ですがNBAでその試合中3本以上を決めていれば十分な数値。
一試合平均2.5本以上(成功率38%)決めていればリーグでシューターとして名が通るレベルです。5~6本決めれば試合の寸評やタイトルで紹介されるレベル。
GSWは24試合を残し他状況で自身の持つシーズン3P成功数を早々更新(288)。このまま怪我が無ければ300本どころか350も超えて行けそうです・・・。
有史以来様々な名スコアリングシューターがいた(近年ではレジー・ミラーやレイ・アレンが代表的ですかね)NBAですがここまで突出した選手はいたのか?と言うレベル。
その2名に比べ、ハンドリングが優れている(別にミラーもアレンも下手ではないけどSGとPGでは根本的に差と違いが有る)ため得点パターンも豊富で独力での得点力が上であるため、コート上を走り回りスクリーンを貰う必要が無い。その上ディフェンダーがいようがフェイスガードされてようが視界が塞がれていようが距離が遠かろうが、とにかくクィックリリース。そして高確率。シューターがチーム内/コート内に複数いる(去年の3Pコンテスト王者カリーに、今年の王者クレイ・トンプソン。そして3Pを武器に出来る選手が複数名)恩恵もあるでしょうがそんなレベルを遥かに超えている。
ここまでのシューティングスコアラーを見た事が無い。
自身が更新するまでの3Pシーズン最多成功数がアレンの268本だった事を考えると、24試合(1シーズンの1/4以上)残し、自身の記録288本を更新している事がどれだけ異様な光景かが良く判ります。
近年の3Pは得点源の一つながら、ペネトレイトやポストプレイの脇を支え相手のディフェンスを広げる役どころが多かった。連覇中のMIAやそれと争うSAS等も3Pを多用していたのは事実。
しかしながらここまでチームの攻撃の主役として3Pが立てられているのは見た事が有りません。
そしてその中心にいるのがカリー。
連打される3Pの恐ろしさを嫌と言うほど味あわせてくれています。同じ本数のゴールを決めても一方的に離されていくだけですからね。何より雰囲気的にもう無理ぽ・・・になる。
先日カリーの余りの暴れっぷりに、同リーグのレジェンドであるオスカー・ロバートソン(史上唯一のシーズントリプルダブルを達成した人)が「ディフェンスを広げようとしないNBAコーチ陣は愚かだ」と苦言を呈していましたが、もうそんなレベルではない。寧ろチーム全体で3P撃てるんだから十分広がっているし、上述したようにフェイスガード張り付いていても関係なく決められる。広がり切ればドライブされるだけ。そしてプレスを使うような走り合いになったら勝てるチームはいない。
この男は一体どこまで行くのでしょうかね・・・?
現在はリーグ一位の平均30.6点にも拘らずFG51.5%、3P46.8%、FT90.8%に加え何よりも驚異的なのが出場時間34分弱と言う各チームのエース級で考えれば少ないプレイ時間。どんだけ凄いんだ・・・。
FG50%、3P40%、FT90%以上は歴代で達成した人が数えられるレベルに達成が難しい得点関連指数なのですがね・・・。
得点王争いをしているケビン・デュラントの今ゲームのFG13/26、3P7/11、FT4/4で37得点が霞むレベル。KDも得点王争いが出来る驚異のスコアラーなのですが・・・。
怪我だけが怖い所。
因みに、チームの勝敗の数字53勝-5敗。
かの有名なマイケル・ジョーダンを有した3連覇時のCHIが達成していた72勝-10敗と言うシーズン最多勝利数を割合で言うなら上回っていると事。
流石に序盤の様な連勝は出来ないし、疲れも出てくるので更新は難しいでしょうが・・・。
3P(3ポイントシュート)の成功/試投数です。
因みにFGは14/24、FT6/8で46点・・・。
個人的な感覚ですがNBAでその試合中3本以上を決めていれば十分な数値。
一試合平均2.5本以上(成功率38%)決めていればリーグでシューターとして名が通るレベルです。5~6本決めれば試合の寸評やタイトルで紹介されるレベル。
GSWは24試合を残し他状況で自身の持つシーズン3P成功数を早々更新(288)。このまま怪我が無ければ300本どころか350も超えて行けそうです・・・。
有史以来様々な名スコアリングシューターがいた(近年ではレジー・ミラーやレイ・アレンが代表的ですかね)NBAですがここまで突出した選手はいたのか?と言うレベル。
その2名に比べ、ハンドリングが優れている(別にミラーもアレンも下手ではないけどSGとPGでは根本的に差と違いが有る)ため得点パターンも豊富で独力での得点力が上であるため、コート上を走り回りスクリーンを貰う必要が無い。その上ディフェンダーがいようがフェイスガードされてようが視界が塞がれていようが距離が遠かろうが、とにかくクィックリリース。そして高確率。シューターがチーム内/コート内に複数いる(去年の3Pコンテスト王者カリーに、今年の王者クレイ・トンプソン。そして3Pを武器に出来る選手が複数名)恩恵もあるでしょうがそんなレベルを遥かに超えている。
ここまでのシューティングスコアラーを見た事が無い。
自身が更新するまでの3Pシーズン最多成功数がアレンの268本だった事を考えると、24試合(1シーズンの1/4以上)残し、自身の記録288本を更新している事がどれだけ異様な光景かが良く判ります。
近年の3Pは得点源の一つながら、ペネトレイトやポストプレイの脇を支え相手のディフェンスを広げる役どころが多かった。連覇中のMIAやそれと争うSAS等も3Pを多用していたのは事実。
しかしながらここまでチームの攻撃の主役として3Pが立てられているのは見た事が有りません。
そしてその中心にいるのがカリー。
連打される3Pの恐ろしさを嫌と言うほど味あわせてくれています。同じ本数のゴールを決めても一方的に離されていくだけですからね。何より雰囲気的にもう無理ぽ・・・になる。
先日カリーの余りの暴れっぷりに、同リーグのレジェンドであるオスカー・ロバートソン(史上唯一のシーズントリプルダブルを達成した人)が「ディフェンスを広げようとしないNBAコーチ陣は愚かだ」と苦言を呈していましたが、もうそんなレベルではない。寧ろチーム全体で3P撃てるんだから十分広がっているし、上述したようにフェイスガード張り付いていても関係なく決められる。広がり切ればドライブされるだけ。そしてプレスを使うような走り合いになったら勝てるチームはいない。
この男は一体どこまで行くのでしょうかね・・・?
現在はリーグ一位の平均30.6点にも拘らずFG51.5%、3P46.8%、FT90.8%に加え何よりも驚異的なのが出場時間34分弱と言う各チームのエース級で考えれば少ないプレイ時間。どんだけ凄いんだ・・・。
FG50%、3P40%、FT90%以上は歴代で達成した人が数えられるレベルに達成が難しい得点関連指数なのですがね・・・。
得点王争いをしているケビン・デュラントの今ゲームのFG13/26、3P7/11、FT4/4で37得点が霞むレベル。KDも得点王争いが出来る驚異のスコアラーなのですが・・・。
怪我だけが怖い所。
因みに、チームの勝敗の数字53勝-5敗。
かの有名なマイケル・ジョーダンを有した3連覇時のCHIが達成していた72勝-10敗と言うシーズン最多勝利数を割合で言うなら上回っていると事。
流石に序盤の様な連勝は出来ないし、疲れも出てくるので更新は難しいでしょうが・・・。
レガシー)Eldrazi Stompy動画雑感
2016年2月27日 レガシー コメント (4)
皆さん、こんばんは。しもべです。
LegacyにおけるEldraziは大規模大会のそれを見ていないので何とも言えません。
が、挙がっている動画を見るとLegacyでも割と闘えている様に見えます。
見た中(15程度)では当たったCombo(Belcher・Reanimator)には無残な死に体を晒していましたが、残りのフェアデッキには殆んど勝ちを収めていました。またComboも引きが噛み合えば行けるようです。ANT・SneakShowにも勝っていましたから。Comboの中でも遅めの後者の様なデッキには妨害以外にも分回りでも勝利を狙えるようです。
TC Deckの結果を見ても割と結果を残しています。の割にDN内ではやや勝率が劣るような印象も・・・。まだバラつきのある時期ですかね。
明確に負けていたフェアデッキは個人的には視ませんでした。
NicFitには落とした試合はどちらも事故で負けています。しかしブン回りの瞬殺も有りましたし、TheSourceの当該板でも対策が騒がれるほど苦手なようです。
SCGの動画ではD&Tが勝利を収めているようですが、私が見た別の動画ではD&Tに勝利を収めてもいました。なので何とも言えませんね。
ただデッキ内のほぼ全てが特殊地形なので土地破壊方面のManadenial戦略は確かに効くようです。動画でもそれで落としていた試合も有ります。またドローサポートが皆無であるデッキであるために土地事故も割かし多い。KPが高い各種札のお陰で何とか勝てていますが、危うい試合も多かったように思います。
特に印象的だったのが2名の対Miracles戦の動画を見て、その両方共に勝利を収めているところですね。
対生物デッキのMiraclesに2-0/2-1で其々が勝利を決めており、後者の方の一敗も後一撃届かずでした。《ミシュラの工廠》の様な強い構築を形成できるのなら普通に勝てそうです(実際2-0の方は長期戦の末に一本もぎ取っていました)。対Miraclesでは長期戦になっても《終末》で飛ばされた札を《ウギンの目》からサーチして《魂の洞窟》で着地できるので有効除去が《剣を鍬に》ぐらいしかないのは辛そうですね。それが大量の生物枚数のお陰でどんどん叩きつけられるのでStP→ScMと繋げても歯止めが効かないようです。《歪める嘆き》も割と通っていて《終末》を打ち消していました。1t目CotVやブン回りのためにFoWを切っている事が多いので、《相殺》さえなければ比較的現実的なスペルの様でした。その上できってくれるのならそれはそれでありでしょうし。そしてデッキの主力には《相殺》は関係ない。
但し、《僧院の導師》を運用する形は見ていないので、そのタイプがどこまで有効かは不明です。そもそもサンプル2つではどうかなんて判断のしようも無いので。
Zombardmentや《若き紅蓮術士/YPM》型のDelver等面展開されると、回避能力の欠如と言う欠点を晒していました。なのでそこを抑えればだいぶ変わるかもしれませんね。導師やYPMは《虚空の杯/CotV》をすり抜けてTokensを伸ばせるので特に辛そうです。
Modernにある弱点は割とそのままなのですが、それ以上に痛いのはCotV抜きが考えられない構築ですよね。
メタに合わないから抜いてよりデッキパワーを有効牌を入れて高める~と言う事が出来ない。それぐらい存在感が有るのは見てて再確認。と言うよりCotVのみのメイン妨害置物もまず無理だろうと。何かしら追加の手段は必要のようです。なのでどうしてもデッキパワーは下がるし、益す確率から事故は避けられませんね。
後は今後如何に認知されるかでもまた変わってくるはず。
現状目新しいデッキなので挙動やデッキの中身自体は理解していても、その実態を把握している人は少ないでしょうからね。
《エルドラージのミミック》は単体で弱すぎて好きにはなれないのですが、これが有るお陰で「ブン回り」と言う勝ち手段が有る以上は、抜けそうもありません。それぐらいブン回りはこのデッキの明確な価値ですからね。必要悪のような物でしょうかね?
正直これ抜くならもうMUDにしてしまう方が良い気がします。
それぐらい回った時の圧力が凄い。
対して《作り変えるもの》は重要そうな場面が見当たらないのですが、まぁ地味な能力ですし使わないと判らないものですかね・・・。一応PatriotやEsperが少ない現メタ上にある《剣を鍬に》を使うのはMiraclesぐらいなので割とPiGも期待できますし。
《歪める嘆き》もかなり明確な確定枠のように見えます。
CotVや《アメジストのとげ》をすり抜けたSocを潰しての勝利は何度も見ますし、緊急時のTokenも結構見ます。除去の有効性は言わずもがな。
《裏切り者の都》はやはり危うい札ですね。
元々重めの構築なので土地のセットランドを止める訳にもいきませんから、序盤に土地事故を起こす一因になりかねません。その分有用性も確保できているわけですが。マナファクトの《精神石》なんかがかなりその欠点を補っていましたね。(1)マナで実質動けます(《血染めの月》を喰らっても死にません)し、要らないならドローにすればいい。ただタップインを我慢できるのなら《守護像》も悪くは無いと思います。上述の様に継続的な戦線構築の有用性は事実ですからね。
《忘却蒔き》は有るとそれはそれで便利。
《裏切り者の都》のデメリットを無視して土地を伸ばせますし、サイズ負けはまずしない。《ウギンの目》の起動マナの確保にもなるので長期戦に強い。しかし同じ6マナ域の《終末を招くもの》の汎用性には敵いませんしね・・・。
P.S。
どうせModernは土地が無くてやらないのですが、現状殴り合い上等の環境だと言うならTheRock使いとして、それこそ《ファイレクシアの抹消者》を使いたいですよね。SCGにも記事挙がってましたが、除去とマナ加速から何とか抹消者→格闘でBeatdownを滅殺していきたいですよ。
LegacyにおけるEldraziは大規模大会のそれを見ていないので何とも言えません。
が、挙がっている動画を見るとLegacyでも割と闘えている様に見えます。
見た中(15程度)では当たったCombo(Belcher・Reanimator)には無残な死に体を晒していましたが、残りのフェアデッキには殆んど勝ちを収めていました。またComboも引きが噛み合えば行けるようです。ANT・SneakShowにも勝っていましたから。Comboの中でも遅めの後者の様なデッキには妨害以外にも分回りでも勝利を狙えるようです。
TC Deckの結果を見ても割と結果を残しています。の割にDN内ではやや勝率が劣るような印象も・・・。まだバラつきのある時期ですかね。
明確に負けていたフェアデッキは個人的には視ませんでした。
NicFitには落とした試合はどちらも事故で負けています。しかしブン回りの瞬殺も有りましたし、TheSourceの当該板でも対策が騒がれるほど苦手なようです。
SCGの動画ではD&Tが勝利を収めているようですが、私が見た別の動画ではD&Tに勝利を収めてもいました。なので何とも言えませんね。
ただデッキ内のほぼ全てが特殊地形なので土地破壊方面のManadenial戦略は確かに効くようです。動画でもそれで落としていた試合も有ります。またドローサポートが皆無であるデッキであるために土地事故も割かし多い。KPが高い各種札のお陰で何とか勝てていますが、危うい試合も多かったように思います。
特に印象的だったのが2名の対Miracles戦の動画を見て、その両方共に勝利を収めているところですね。
対生物デッキのMiraclesに2-0/2-1で其々が勝利を決めており、後者の方の一敗も後一撃届かずでした。《ミシュラの工廠》の様な強い構築を形成できるのなら普通に勝てそうです(実際2-0の方は長期戦の末に一本もぎ取っていました)。対Miraclesでは長期戦になっても《終末》で飛ばされた札を《ウギンの目》からサーチして《魂の洞窟》で着地できるので有効除去が《剣を鍬に》ぐらいしかないのは辛そうですね。それが大量の生物枚数のお陰でどんどん叩きつけられるのでStP→ScMと繋げても歯止めが効かないようです。《歪める嘆き》も割と通っていて《終末》を打ち消していました。1t目CotVやブン回りのためにFoWを切っている事が多いので、《相殺》さえなければ比較的現実的なスペルの様でした。その上できってくれるのならそれはそれでありでしょうし。そしてデッキの主力には《相殺》は関係ない。
但し、《僧院の導師》を運用する形は見ていないので、そのタイプがどこまで有効かは不明です。そもそもサンプル2つではどうかなんて判断のしようも無いので。
Zombardmentや《若き紅蓮術士/YPM》型のDelver等面展開されると、回避能力の欠如と言う欠点を晒していました。なのでそこを抑えればだいぶ変わるかもしれませんね。導師やYPMは《虚空の杯/CotV》をすり抜けてTokensを伸ばせるので特に辛そうです。
Modernにある弱点は割とそのままなのですが、それ以上に痛いのはCotV抜きが考えられない構築ですよね。
メタに合わないから抜いてよりデッキパワーを有効牌を入れて高める~と言う事が出来ない。それぐらい存在感が有るのは見てて再確認。と言うよりCotVのみのメイン妨害置物もまず無理だろうと。何かしら追加の手段は必要のようです。なのでどうしてもデッキパワーは下がるし、益す確率から事故は避けられませんね。
後は今後如何に認知されるかでもまた変わってくるはず。
現状目新しいデッキなので挙動やデッキの中身自体は理解していても、その実態を把握している人は少ないでしょうからね。
《エルドラージのミミック》は単体で弱すぎて好きにはなれないのですが、これが有るお陰で「ブン回り」と言う勝ち手段が有る以上は、抜けそうもありません。それぐらいブン回りはこのデッキの明確な価値ですからね。必要悪のような物でしょうかね?
正直これ抜くならもうMUDにしてしまう方が良い気がします。
それぐらい回った時の圧力が凄い。
対して《作り変えるもの》は重要そうな場面が見当たらないのですが、まぁ地味な能力ですし使わないと判らないものですかね・・・。一応PatriotやEsperが少ない現メタ上にある《剣を鍬に》を使うのはMiraclesぐらいなので割とPiGも期待できますし。
《歪める嘆き》もかなり明確な確定枠のように見えます。
CotVや《アメジストのとげ》をすり抜けたSocを潰しての勝利は何度も見ますし、緊急時のTokenも結構見ます。除去の有効性は言わずもがな。
《裏切り者の都》はやはり危うい札ですね。
元々重めの構築なので土地のセットランドを止める訳にもいきませんから、序盤に土地事故を起こす一因になりかねません。その分有用性も確保できているわけですが。マナファクトの《精神石》なんかがかなりその欠点を補っていましたね。(1)マナで実質動けます(《血染めの月》を喰らっても死にません)し、要らないならドローにすればいい。ただタップインを我慢できるのなら《守護像》も悪くは無いと思います。上述の様に継続的な戦線構築の有用性は事実ですからね。
《忘却蒔き》は有るとそれはそれで便利。
《裏切り者の都》のデメリットを無視して土地を伸ばせますし、サイズ負けはまずしない。《ウギンの目》の起動マナの確保にもなるので長期戦に強い。しかし同じ6マナ域の《終末を招くもの》の汎用性には敵いませんしね・・・。
P.S。
どうせModernは土地が無くてやらないのですが、現状殴り合い上等の環境だと言うならTheRock使いとして、それこそ《ファイレクシアの抹消者》を使いたいですよね。SCGにも記事挙がってましたが、除去とマナ加速から何とか抹消者→格闘でBeatdownを滅殺していきたいですよ。
レガシー)TheRockに無色札を入れて回してみた。
2016年2月25日 TheRock道 コメント (3)
皆さん、こんばんは。しもべです。
とりあえず期待の無色札、と言うか《歪める嘆き》と無色土地を入れてどんな感じになるか?を知りたかったのでシンプルなたたき台を組んで回してみました。
[Land]*23
3《新緑の地下墓地》
2《湿地の干潟》
1《吹きさらしの荒野》
2《Bayou》
2《Savannah》
2《Scrub land》
1《Karakas》
1《ドライアドの東屋》
1《森》
1《沼》
1《平地》
1《コイロスの洞窟》
1《ラノワールの荒原》
3《不毛の大地》
1《海門の残骸》
[Cre]*12
4《死儀礼のシャーマン/DrS》
3《石鍛冶の神秘家/SfM》
4《聖遺の騎士/KotR》
1《静寂を担うもの》/《叫び大口》
[other]*26
4《剣を鍬に/StP》/《流刑への道/PtE》
4《思考囲い》
3《緑の太陽の頂点/GSZ》
3《師範の占い独楽》
1《壌土からの生命/Loam》
4《突然の衰微》
2《歪める嘆き》
2《アブザンの魔除け》
1《梅澤の十手》
1《光と影の剣》
1《殴打頭蓋》
構築上のテーマとかそれ程なしにとりあえず組んで見た形です。
《タルモゴイフ》無しなのでベーシックではありませんがDrSとKotRを使う関係でこれ以上墓地依存札を増やしたくないので泣く泣くカット。
生物は12枚と少なく見えますが《東屋》《殴打頭蓋》《歪める嘆き》×2にGSZ×3なので実質19枚。
無色土地は《不毛の大地》×3、《海門の残骸》、ペインランド×2枚の計6枚。ここにKotR×4+GSZ×3のサポートが入ります。
無色札自体はメイン3枚に能力を含めた《海門》で計4枚。
悪まで付け足し程度の価値として。
潤滑油はGSZ3枚に独楽3枚のGSZ+独楽型を選択。
《古きものの活性》も考えましたがKotRとの相性を考えこの二種を採用。それが無いのなら《活性》を優先したい。
またPWは現状信用性が薄いためメインは抜きで必要ならサイドからの方針。入れるならたぶんナヒリ。それでアドを取る手段がやや少ないのですが、まぁ消耗戦になっても独楽と《海門》で割とどうにかなります。
無色札はそもそも余り枚数を積んでいないので何とも言えませんが、それでもKotRのお陰で機能はしやすい。
KotRの着地は遅いのですが、それでもまぁ割とDrS・SfMが避雷針となるので着地は可能。故に無色札の運用もしやすくなる。
上述のとおり無色札が機能するのは、枚数の少なさもあるのですが、特に大きかったのがKotRと各ペインランド。これが無ければやはり不毛の大地の運用も合わせてかなり苦しくなります。ダメージこそ入るもののそれでも3色ランドとしてデッキの運用性を遥かに上げてくれました。ハイブリッドランドも考えましたが単体で機能しないので難しいと思います。
また《歪める嘆き》のお陰でIns速度での運用が結構重要になる事を意識し、DrS・SfM・KotRと全てIns速度での挙動が採れる生物で固め、スペルも露払いのハンデス・Hatebear調達のGSZに加えてStP・衰微に《アブザンの魔除け》とIns札と独楽等構える挙動が採れるように構築しました。
結果としてそれらは功を奏し、必要時には構えたままの挙動がかなり許されています。
Loamはマナ基盤に負担がかかる観点から、そのサポート。
それだけでなくKotR→不毛の嵌めのサポートも出来ます。環境的にManadenialを不毛で行っていてはこちらが速度負けしますが、エルドラージに有効なので選択。墓地を肥やす作業もDrS・KotRと相性が良いのでお守り的に有効。
アブチャは重いですが、効果自体は完璧。
LotVのカットでサイズのある生物への対処がし辛くなったのでそのサポートも。KotRのサイズの確保にもなる。でも基本はInsのドローww
疑似4c構築はかなり苦しいのですがKotR+Loamにペインランドのお陰で何とか回る。と言うかこれが無ければアブチャの運用はどうにもならなかったでしょうね。
《嘆き》自体はマナソースになるので使い道が無くとも装備品のコストや《殴打頭蓋》のキャストに使えます。
《海門》はKotRのお陰で何も無い状態からでも、これと無色マナ源の調達が出来るので機能しまう。ボブがいない分ハンドが枯渇しやすいので、条件も満たしやすい。
問題は枠がまるで足りない事。
見て判りますが、対Comboまでこなせる枠はたった6枚。
本来ハンデスが5~6枚程度入っていたことを考えると種類が変わっただけで枚数は変わっていない事になります。しかも対小型除去の役割で衰微と被っている。
デッキのコンセプトとなるDeedや包囲サイなどは結局入れる事が出来ていないので方向性付けが出来ていません。《嘆き》は必要が有ればここから更にサイドから足すと言う方法でも運用可能でしょうが、妨害枚数が増えていない時点で、本末転倒な構築なってしまっています。
つまりどう考えても、目的を達成していないという点でダメ構築。
デッキを回す事の確認はそれなりに上手くいっているのは事実ですが、何がしたいのかよく判らないデッキになってしまいました。まぁ所詮たたき台と言えばそこまでなのですがね・・・。
無色マナの枚数基準が確認できただけ。
という事で無色札を使うつもりならここから肉付けとそぎ落としが必要になるのですが、これは難産しそうです。
と言うかできる気がしないww
とりあえず期待の無色札、と言うか《歪める嘆き》と無色土地を入れてどんな感じになるか?を知りたかったのでシンプルなたたき台を組んで回してみました。
[Land]*23
3《新緑の地下墓地》
2《湿地の干潟》
1《吹きさらしの荒野》
2《Bayou》
2《Savannah》
2《Scrub land》
1《Karakas》
1《ドライアドの東屋》
1《森》
1《沼》
1《平地》
1《コイロスの洞窟》
1《ラノワールの荒原》
3《不毛の大地》
1《海門の残骸》
[Cre]*12
4《死儀礼のシャーマン/DrS》
3《石鍛冶の神秘家/SfM》
4《聖遺の騎士/KotR》
1《静寂を担うもの》/《叫び大口》
[other]*26
4《剣を鍬に/StP》/《流刑への道/PtE》
4《思考囲い》
3《緑の太陽の頂点/GSZ》
3《師範の占い独楽》
1《壌土からの生命/Loam》
4《突然の衰微》
2《歪める嘆き》
2《アブザンの魔除け》
1《梅澤の十手》
1《光と影の剣》
1《殴打頭蓋》
構築上のテーマとかそれ程なしにとりあえず組んで見た形です。
《タルモゴイフ》無しなのでベーシックではありませんがDrSとKotRを使う関係でこれ以上墓地依存札を増やしたくないので泣く泣くカット。
生物は12枚と少なく見えますが《東屋》《殴打頭蓋》《歪める嘆き》×2にGSZ×3なので実質19枚。
無色土地は《不毛の大地》×3、《海門の残骸》、ペインランド×2枚の計6枚。ここにKotR×4+GSZ×3のサポートが入ります。
無色札自体はメイン3枚に能力を含めた《海門》で計4枚。
悪まで付け足し程度の価値として。
潤滑油はGSZ3枚に独楽3枚のGSZ+独楽型を選択。
《古きものの活性》も考えましたがKotRとの相性を考えこの二種を採用。それが無いのなら《活性》を優先したい。
またPWは現状信用性が薄いためメインは抜きで必要ならサイドからの方針。入れるならたぶんナヒリ。それでアドを取る手段がやや少ないのですが、まぁ消耗戦になっても独楽と《海門》で割とどうにかなります。
無色札はそもそも余り枚数を積んでいないので何とも言えませんが、それでもKotRのお陰で機能はしやすい。
KotRの着地は遅いのですが、それでもまぁ割とDrS・SfMが避雷針となるので着地は可能。故に無色札の運用もしやすくなる。
上述のとおり無色札が機能するのは、枚数の少なさもあるのですが、特に大きかったのがKotRと各ペインランド。これが無ければやはり不毛の大地の運用も合わせてかなり苦しくなります。ダメージこそ入るもののそれでも3色ランドとしてデッキの運用性を遥かに上げてくれました。ハイブリッドランドも考えましたが単体で機能しないので難しいと思います。
また《歪める嘆き》のお陰でIns速度での運用が結構重要になる事を意識し、DrS・SfM・KotRと全てIns速度での挙動が採れる生物で固め、スペルも露払いのハンデス・Hatebear調達のGSZに加えてStP・衰微に《アブザンの魔除け》とIns札と独楽等構える挙動が採れるように構築しました。
結果としてそれらは功を奏し、必要時には構えたままの挙動がかなり許されています。
Loamはマナ基盤に負担がかかる観点から、そのサポート。
それだけでなくKotR→不毛の嵌めのサポートも出来ます。環境的にManadenialを不毛で行っていてはこちらが速度負けしますが、エルドラージに有効なので選択。墓地を肥やす作業もDrS・KotRと相性が良いのでお守り的に有効。
アブチャは重いですが、効果自体は完璧。
LotVのカットでサイズのある生物への対処がし辛くなったのでそのサポートも。KotRのサイズの確保にもなる。でも基本はInsのドローww
疑似4c構築はかなり苦しいのですがKotR+Loamにペインランドのお陰で何とか回る。と言うかこれが無ければアブチャの運用はどうにもならなかったでしょうね。
《嘆き》自体はマナソースになるので使い道が無くとも装備品のコストや《殴打頭蓋》のキャストに使えます。
《海門》はKotRのお陰で何も無い状態からでも、これと無色マナ源の調達が出来るので機能しまう。ボブがいない分ハンドが枯渇しやすいので、条件も満たしやすい。
問題は枠がまるで足りない事。
見て判りますが、対Comboまでこなせる枠はたった6枚。
本来ハンデスが5~6枚程度入っていたことを考えると種類が変わっただけで枚数は変わっていない事になります。しかも対小型除去の役割で衰微と被っている。
デッキのコンセプトとなるDeedや包囲サイなどは結局入れる事が出来ていないので方向性付けが出来ていません。《嘆き》は必要が有ればここから更にサイドから足すと言う方法でも運用可能でしょうが、妨害枚数が増えていない時点で、本末転倒な構築なってしまっています。
つまりどう考えても、目的を達成していないという点でダメ構築。
デッキを回す事の確認はそれなりに上手くいっているのは事実ですが、何がしたいのかよく判らないデッキになってしまいました。まぁ所詮たたき台と言えばそこまでなのですがね・・・。
無色マナの枚数基準が確認できただけ。
という事で無色札を使うつもりならここから肉付けとそぎ落としが必要になるのですが、これは難産しそうです。
と言うかできる気がしないww
レガシー)今週のSCGの結果 Joe氏の2週連続
2016年2月23日 紹介 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
久々のSCGがLouisvilleで開かれました。
今回はModern Open。優勝こそAffinityでしたが、大方の予想通りEldraziがTop8の半数を占める大会結果となりました。しかも恐ろしい事にPTなどまでの無色型とは違い、URに加えてUW・GRと多様性を生んでいます。
これがModernの禁止改定における多様性の創出と言う事か・・・。
しかし先週SCGのデッキ紹介で初めてUW Eldraziを見ましたが、このデッキの《変位エルドラージ》の性能と言ったら・・・。本当に驚きました。
う~ん、かくも恐ろしい世界よ。
と言う事はまぁ置いておいて、Legacy Classicも併催されたので早速結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com/deckdatabase/deckshow.php?event_ID=36&t[T3]=3&start_date=2016-02-21&end_date=2016-02-21&state=KY&city=Louisville&order_1=finish&limit=8&t_num=1&action=Show+Decks
今週の優勝はJoe Lossett氏のMiraclesです。
以下Top16(上から順に一位~)
Miracles
Burn
Death&Tax
Infect
UR Delver
Maverick
RUG Delver
BUG Delver
---------------
Belcher
Elves
Omni-Tell
BUG 続唱
ANT
Death&Tax
ANT
Miracles
です。
前回のColumbusに続きMiraclesの連続優勝!と思ったら使い手も同じだった!!さすがJoe氏ですな・・・。リストはフェッチランドが《沸騰する小湖》→《汚染された三角州》になっただけでほぼ同じ。何故かえたのかは不明ですね・・・。
今回も同じようにMiracles・ANT・Tempoと其々がいるのですが、ここ最近はやや序列が付くような結果が多いですね。Miracles≧ANT>Tempoの様に三竦みが失われてきているように感じます。入賞こそする物の顔ぶれも安定しないし、色々な大会結果でも平均的な成績では一段劣るようになってきていますね。
只まぁだからと言って前者2つばかりではない、種々雑多な顔ぶれが有るのは変わりませんが。
フェアデッキの中では今回2つ入賞しているD&Tがややマシな成績を安定して残していますね。
個人的には《虚空の杯》の枚数がもう少し増えても良い様な気もするんですがネ。ここまでフェアデッキの勢いがないと。
Blecherはサイドに《炎呼び、チャンドラ》が入っていますが、どうするんですかね?単体のKPが高いのは事実ですが、どう引き込むのか。まぁ、Belcherの謎砕土は今に始まった事でもないですがね。
Omni-TellはSneakShowとのスイッチ型ではなく、《若き紅蓮術士》型なのですが、珍しく勝利手段が《洞察力の花弁》型です。懐かしいですねこれも。Omniの一番最初の形です。
さて、ここからは気になったデッキを個別に見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=98932
2位、Ali Aintrazi氏のBurnです。
《大歓楽の幻霊》を手に入れたころはかなりLegacyでも増えましたが、近年は再び下火に。しかしそれでもこのデッキの威力が失われる事は有りません。面展開されて攻撃を通り辛くなったり、そもそも生物に対処されてしまうのなら直接火力を放り込むのがシンプルですからね。
特徴はメインに《灼熱の血》や《焼尽の猛火》と言った生物除去兼本体火力の効率重視の火力を採っていない事。
代わりにメインから入った《硫黄の渦》で直接的かつ継続的に本体を焼けるようになっています。これも以前は割とメインにみられる時期も有ったようですが近年は減っていました。しかしMiraclesが対応しているのなら相応の威力の筈。もちろんかつてと違いこの札の威力を知られているので対処はされやすいですし、以前よりも遥かに打力の有る構築がMiraclesではされているので放置で勝てる事は有りませんがね。
メイン4枚《幻霊》に加えてサイドにある3枚《紅蓮光電の柱》の対軽量連打系にも力を入れていますね。まぁこちらはANTが多いのなら尚更。
そして《極上の炎技》もサイドに4枚です。3~4枚目を入れているのは対カウンターの後詰としての価値を見てでしょうね。これも最初は懐疑的な意見も有りましたが、今やサイドに2枚程度は当たり前ですし、メタを考えて積み込みも多い。効果も安定しているので後詰だけでなく生物を役にも安定しているのも特徴。それこそ《僧院の導師》の打力を発揮する前の処理も出来るでしょうし。
中長期戦向きの《蛮族のリング》も入っています。
総じて直接的な火力・安定した火力を重視した構築になっています。
反して面展開への対処や速度重視的な能力はやや劣っていますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=98933
14位、Aaron Higgins氏のD&Tです。
ここ最近数少ない安定している非Uのフェアデッキ。
またMaverickも時折見たり、Tempo系が《もみ消し》型に回帰したりもしていますし、土地/マナを締め上げる事に注力しているフェアデッキが本当に多いですね。まぁ手数を取るデッキに対して《スレイベンの守護者、サリア》が極めて有効なので当然ですかね。
しかしそれなら《ヴリンの翼馬》の形になるように思えますが、このデッキは《迷宮の霊魂》を代わりに採用しています。より直接的なドローをさせない方針の様ですがどうなんでしょうね?2マナである事が重要なんですかね?
また基本的に地上のアタッカーの信頼性は大して高くないですが、《ミラディンの十字軍》が抜ける事も近年のD&Tではまずありません。BG系も多くないし、チャンプされるわ~で今一つ信頼感が足りないのですが、それでも数枚入っているところを見ると二段攻撃の魅力ですかね?
サイドの《光と影の剣》、メインの《火と氷の剣》に《ルーンの母》がいればその心配も無いのかもしれませんが。
サイドには《歪める嘆き》が一枚。
まぁほぼ予想通りあまり使われないですが、これぐらい使われないと寧ろ奇襲性としては十分見込める物ですね。ミラーマッチにも意味が有りますし。
と、こんな所です。
ここまでくれば矢張り殆んど新ブロックの影響は無さそうで決着が付きそうです。
一応、次のOpenはLegacyの予定。
なのでこの大型大会にての結果が最終的な判断になりそうです。
また、PIQやClassicの様な小型ばかりでは多種のデッキタイプが見られますが、より競技性の高くなる大会ではどうなのか?現環境を見るいい機会になりそうです。
現状止まっているTheRockの構築の方針もここで付けることが出来そうで、個人的には非常に楽しみです。
不思議なのはMiraclesは強いデッキですが、どうしようもないほど環境的に異様に際立ったデッキでもないので、それに強いデッキがもう少し増えてきてもおかしくはないのですが、それがいつまでたっても出てこない事ですよね。結果的に大会の他のデッキの影響で生き残れないだけなんでしょうが。
さて、今回はここまで、です。
お付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。
久々のSCGがLouisvilleで開かれました。
今回はModern Open。優勝こそAffinityでしたが、大方の予想通りEldraziがTop8の半数を占める大会結果となりました。しかも恐ろしい事にPTなどまでの無色型とは違い、URに加えてUW・GRと多様性を生んでいます。
これがModernの禁止改定における多様性の創出と言う事か・・・。
しかし先週SCGのデッキ紹介で初めてUW Eldraziを見ましたが、このデッキの《変位エルドラージ》の性能と言ったら・・・。本当に驚きました。
う~ん、かくも恐ろしい世界よ。
と言う事はまぁ置いておいて、Legacy Classicも併催されたので早速結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com/deckdatabase/deckshow.php?event_ID=36&t[T3]=3&start_date=2016-02-21&end_date=2016-02-21&state=KY&city=Louisville&order_1=finish&limit=8&t_num=1&action=Show+Decks
今週の優勝はJoe Lossett氏のMiraclesです。
以下Top16(上から順に一位~)
Miracles
Burn
Death&Tax
Infect
UR Delver
Maverick
RUG Delver
BUG Delver
---------------
Belcher
Elves
Omni-Tell
BUG 続唱
ANT
Death&Tax
ANT
Miracles
です。
前回のColumbusに続きMiraclesの連続優勝!と思ったら使い手も同じだった!!さすがJoe氏ですな・・・。リストはフェッチランドが《沸騰する小湖》→《汚染された三角州》になっただけでほぼ同じ。何故かえたのかは不明ですね・・・。
今回も同じようにMiracles・ANT・Tempoと其々がいるのですが、ここ最近はやや序列が付くような結果が多いですね。Miracles≧ANT>Tempoの様に三竦みが失われてきているように感じます。入賞こそする物の顔ぶれも安定しないし、色々な大会結果でも平均的な成績では一段劣るようになってきていますね。
只まぁだからと言って前者2つばかりではない、種々雑多な顔ぶれが有るのは変わりませんが。
フェアデッキの中では今回2つ入賞しているD&Tがややマシな成績を安定して残していますね。
個人的には《虚空の杯》の枚数がもう少し増えても良い様な気もするんですがネ。ここまでフェアデッキの勢いがないと。
Blecherはサイドに《炎呼び、チャンドラ》が入っていますが、どうするんですかね?単体のKPが高いのは事実ですが、どう引き込むのか。まぁ、Belcherの謎砕土は今に始まった事でもないですがね。
Omni-TellはSneakShowとのスイッチ型ではなく、《若き紅蓮術士》型なのですが、珍しく勝利手段が《洞察力の花弁》型です。懐かしいですねこれも。Omniの一番最初の形です。
さて、ここからは気になったデッキを個別に見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=98932
2位、Ali Aintrazi氏のBurnです。
《大歓楽の幻霊》を手に入れたころはかなりLegacyでも増えましたが、近年は再び下火に。しかしそれでもこのデッキの威力が失われる事は有りません。面展開されて攻撃を通り辛くなったり、そもそも生物に対処されてしまうのなら直接火力を放り込むのがシンプルですからね。
特徴はメインに《灼熱の血》や《焼尽の猛火》と言った生物除去兼本体火力の効率重視の火力を採っていない事。
代わりにメインから入った《硫黄の渦》で直接的かつ継続的に本体を焼けるようになっています。これも以前は割とメインにみられる時期も有ったようですが近年は減っていました。しかしMiraclesが対応しているのなら相応の威力の筈。もちろんかつてと違いこの札の威力を知られているので対処はされやすいですし、以前よりも遥かに打力の有る構築がMiraclesではされているので放置で勝てる事は有りませんがね。
メイン4枚《幻霊》に加えてサイドにある3枚《紅蓮光電の柱》の対軽量連打系にも力を入れていますね。まぁこちらはANTが多いのなら尚更。
そして《極上の炎技》もサイドに4枚です。3~4枚目を入れているのは対カウンターの後詰としての価値を見てでしょうね。これも最初は懐疑的な意見も有りましたが、今やサイドに2枚程度は当たり前ですし、メタを考えて積み込みも多い。効果も安定しているので後詰だけでなく生物を役にも安定しているのも特徴。それこそ《僧院の導師》の打力を発揮する前の処理も出来るでしょうし。
中長期戦向きの《蛮族のリング》も入っています。
総じて直接的な火力・安定した火力を重視した構築になっています。
反して面展開への対処や速度重視的な能力はやや劣っていますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=98933
14位、Aaron Higgins氏のD&Tです。
ここ最近数少ない安定している非Uのフェアデッキ。
またMaverickも時折見たり、Tempo系が《もみ消し》型に回帰したりもしていますし、土地/マナを締め上げる事に注力しているフェアデッキが本当に多いですね。まぁ手数を取るデッキに対して《スレイベンの守護者、サリア》が極めて有効なので当然ですかね。
しかしそれなら《ヴリンの翼馬》の形になるように思えますが、このデッキは《迷宮の霊魂》を代わりに採用しています。より直接的なドローをさせない方針の様ですがどうなんでしょうね?2マナである事が重要なんですかね?
また基本的に地上のアタッカーの信頼性は大して高くないですが、《ミラディンの十字軍》が抜ける事も近年のD&Tではまずありません。BG系も多くないし、チャンプされるわ~で今一つ信頼感が足りないのですが、それでも数枚入っているところを見ると二段攻撃の魅力ですかね?
サイドの《光と影の剣》、メインの《火と氷の剣》に《ルーンの母》がいればその心配も無いのかもしれませんが。
サイドには《歪める嘆き》が一枚。
まぁほぼ予想通りあまり使われないですが、これぐらい使われないと寧ろ奇襲性としては十分見込める物ですね。ミラーマッチにも意味が有りますし。
と、こんな所です。
ここまでくれば矢張り殆んど新ブロックの影響は無さそうで決着が付きそうです。
一応、次のOpenはLegacyの予定。
なのでこの大型大会にての結果が最終的な判断になりそうです。
また、PIQやClassicの様な小型ばかりでは多種のデッキタイプが見られますが、より競技性の高くなる大会ではどうなのか?現環境を見るいい機会になりそうです。
現状止まっているTheRockの構築の方針もここで付けることが出来そうで、個人的には非常に楽しみです。
不思議なのはMiraclesは強いデッキですが、どうしようもないほど環境的に異様に際立ったデッキでもないので、それに強いデッキがもう少し増えてきてもおかしくはないのですが、それがいつまでたっても出てこない事ですよね。結果的に大会の他のデッキの影響で生き残れないだけなんでしょうが。
さて、今回はここまで、です。
お付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。
個人的にエターナルマスターズで再録し(値段が下がっ)て欲しいもの
2016年2月21日 TCG全般 コメント (3)エターナルマスターズが出るのはいいんですけど
2016年2月16日 TCG全般 コメント (3)
http://mtg-jp.com/publicity/0016548/#
希望価格1000円もまぁ許容できない範囲ではない。
再録禁止勢が入らないとはいえ相応に豪華な陣容に期待も出来る。夢膨らむ。
ただ、本当に1000円で販売されるんですかね?
モダマスの様に限定生産されて、各小売が販売価格釣り上げるだけでは?
1パック1500円とか2000円とかに釣り上げられて、しょうもないカードの束では流石に納得しかねますし。
まぁそれでもModernまでには入らない様なEternalの札は山ほどあるのでコモンやアンコモンだけでも十分な価値も出そうですが。
コレクター勢やFoil勢にも価値が有りますし、なんだかんだコンスピラシーのお陰で《もみ消し》や《踏査》の値段は遙かに安価になりましたし。これでEternalの参入者が少しでも増えて各コミュニティが活性化されるのならそれは良い事の筈ですし。《タルモゴイフ》モダマス版の様な悪習にならない事を祈るばかりです。
結局文句言いつつ、所詮娯楽なんだから欲しい人が買えばいいだけの話ですしね。私も頑張って1Boxぐらい剥いて見ますかね?
P.S.
なんだかんだFoWのイラストが3種類目。しかも初?の日本語化。
個人的にはジャッジFoilのイラストはあまり好きではなかったので嬉しい所。やっぱりFoWはニールセンでないと。
FTも素晴らしい。
希望価格1000円もまぁ許容できない範囲ではない。
再録禁止勢が入らないとはいえ相応に豪華な陣容に期待も出来る。夢膨らむ。
ただ、本当に1000円で販売されるんですかね?
モダマスの様に限定生産されて、各小売が販売価格釣り上げるだけでは?
1パック1500円とか2000円とかに釣り上げられて、しょうもないカードの束では流石に納得しかねますし。
まぁそれでもModernまでには入らない様なEternalの札は山ほどあるのでコモンやアンコモンだけでも十分な価値も出そうですが。
コレクター勢やFoil勢にも価値が有りますし、なんだかんだコンスピラシーのお陰で《もみ消し》や《踏査》の値段は遙かに安価になりましたし。これでEternalの参入者が少しでも増えて各コミュニティが活性化されるのならそれは良い事の筈ですし。《タルモゴイフ》モダマス版の様な悪習にならない事を祈るばかりです。
結局文句言いつつ、所詮娯楽なんだから欲しい人が買えばいいだけの話ですしね。私も頑張って1Boxぐらい剥いて見ますかね?
P.S.
なんだかんだFoWのイラストが3種類目。しかも初?の日本語化。
個人的にはジャッジFoilのイラストはあまり好きではなかったので嬉しい所。やっぱりFoWはニールセンでないと。
FTも素晴らしい。
レガシー)エルドラージにとげ
2016年2月14日 レガシー コメント (3)
どうにも古典的なLegacy脳なせいか2マナランド多数に《虚空の杯》と聞くと、必然的に《三なる宝球》もセットで採用される様な思考になりがちな私。
勿論そうでもないのは知っているんですが、悪まで追加の置物の妨害を採用するのなら三球と言う思考が染み付いていました。
がTC deckに載っていたリストでは代わりに追加の置物に《アメジストのとげ》がメインに4枚採用されていました。
しかしまぁ考えてみれば三球を採用するのは結構な痛みがこのデッキには有ったわけですよね。
Stompy系と異なりモックスやSSGを積まないと1t目に3マナを用意できる事もなく、MUDの様に必ずしも初動を急がないデッキというわけでもない、Beatdownを基軸とするデッキです。
三球を出すには2t目を犠牲にする必要があるわけですし、それはツライ。
わざわざ軽量札を積んで、更にそれを悪用できる《ウギンの目》まで有るのに、それと無に帰すような三球が合う訳も無いんですよね。
それでも相応の威力が保証された札なわけですが。
対して《アメジストのとげ》は2マナなので初動から置ける可能性も高くなる。20枚以上生物を用いる構築なので弊害も少ない。
棘は重ねる毎に効果も上がっていく上に、三球が効きづらい相手にも最低限以上の効果は有る。
理論的には割と合理性を見出せる札に見えますね。
当然生物デッキには効きづらいのですが、元からサイズの関係で極めて殴り合いには強いのでそれ程気には掛らない筈。
まぁ《モックス・ダイアモンド》を使うならこの限りでもないんですが、三球にしろモックスにしろ2枚目以降が極めて腐り辛いのは変わらず、そして三球自体の弊害も何も変わらない。
モックスを入れるにしても1t目2マナを生める可能性が高まることからやっぱり《棘》の方が良い様な気もしますね。
どうでも良いんですが《現実を砕くもの》の様な強力なトランプル生物を見ていると何かと接死持ちを入れたくなるんですよね。特にこのデッキの場合《古の墳墓》も有るので《バジリスクの首輪》とか入れたくなります。
しかしCotVの存在も有るのでどうしようもない事ですがねww
P.S.
ModernでTwinがいればPTの結果は変わったのか?と言うようなことはよく言われています。
が、正直双子がいても大して変わらなかったのでは?と言う意見も結構多いようですね。
実際SCGの動画でもメイン2本、サイド3本の計五本の動画が上がっていましたが、サイド後の4本目の先手の一本しか勝っていませんでしたし。
もちろんそれだけでは何とも言えませんがネ。
勿論そうでもないのは知っているんですが、悪まで追加の置物の妨害を採用するのなら三球と言う思考が染み付いていました。
がTC deckに載っていたリストでは代わりに追加の置物に《アメジストのとげ》がメインに4枚採用されていました。
しかしまぁ考えてみれば三球を採用するのは結構な痛みがこのデッキには有ったわけですよね。
Stompy系と異なりモックスやSSGを積まないと1t目に3マナを用意できる事もなく、MUDの様に必ずしも初動を急がないデッキというわけでもない、Beatdownを基軸とするデッキです。
三球を出すには2t目を犠牲にする必要があるわけですし、それはツライ。
わざわざ軽量札を積んで、更にそれを悪用できる《ウギンの目》まで有るのに、それと無に帰すような三球が合う訳も無いんですよね。
それでも相応の威力が保証された札なわけですが。
対して《アメジストのとげ》は2マナなので初動から置ける可能性も高くなる。20枚以上生物を用いる構築なので弊害も少ない。
棘は重ねる毎に効果も上がっていく上に、三球が効きづらい相手にも最低限以上の効果は有る。
理論的には割と合理性を見出せる札に見えますね。
当然生物デッキには効きづらいのですが、元からサイズの関係で極めて殴り合いには強いのでそれ程気には掛らない筈。
まぁ《モックス・ダイアモンド》を使うならこの限りでもないんですが、三球にしろモックスにしろ2枚目以降が極めて腐り辛いのは変わらず、そして三球自体の弊害も何も変わらない。
モックスを入れるにしても1t目2マナを生める可能性が高まることからやっぱり《棘》の方が良い様な気もしますね。
どうでも良いんですが《現実を砕くもの》の様な強力なトランプル生物を見ていると何かと接死持ちを入れたくなるんですよね。特にこのデッキの場合《古の墳墓》も有るので《バジリスクの首輪》とか入れたくなります。
しかしCotVの存在も有るのでどうしようもない事ですがねww
P.S.
ModernでTwinがいればPTの結果は変わったのか?と言うようなことはよく言われています。
が、正直双子がいても大して変わらなかったのでは?と言う意見も結構多いようですね。
実際SCGの動画でもメイン2本、サイド3本の計五本の動画が上がっていましたが、サイド後の4本目の先手の一本しか勝っていませんでしたし。
もちろんそれだけでは何とも言えませんがネ。