SOI)新カード雑感その15 残りの雑感(B)
2016年4月3日 新カード紹介 コメント (2)
つづきつづき
・《闇告げカラス》
:単体ではどうしようもない性能ですが、Cip+PiGで掘削作業が出来るのでそれを考えるとまぁそこそこ。《無情な死者》の項で挙げましたが、軽くて・掘削できて・ゾンビだと物凄い相性を誇るのでそのシナジーだけは面白い。
・《悪意の調合》
:珍しい軽量のBのEnc。
様々な材料(マナ・ライフ・ハンド・Top+これ)を使って毒薬を作り出すわけですね。
シンプルに使うのなら1-2交換でアドロスしているので幾ら軽かろうが、使用に耐える代物ではありません。そもそも軽いと言っても分割されてるだけで実際は2マナ掛ってますし。似たような札である《処刑人の薬包》を見れば如何にこの札が弱いかがよく判ります。
なのでマッドネスや昂揚を満たす事前提の構築になるはず。Control用の優秀な共鳴者が少なく、また除去が貧弱な環境の様なのでそこに活路を見いだせるはず。
《悪意の調合》1枚で3枚の墓地を一気に肥やせる上に、盤面の圧を減衰します。変身できればアドロスも[-3]で補えますし、小型はジェイスの[+1]で、大型は《悪意の調合》で~と棲み分けも出来ます。
↓環境では流石に無い。
似た様なアドロスならより支配力のある《小悪疫》でいいですし、軽い設置コストも《処刑人の薬包》で良いので。軽量のEncと言う事を考えれば、B系の星座で何か使えるかもしれません。《ダクソスの苦悩》とかなら高速Beatdownなので最低限のアドロスで済みますし。
どうでも良いですが、「調合」と打とうとした時に変換したら「超業」と出てきました・・・。
そんなにワテは「業」を背負っとるんか・・・。
・《死の円舞曲》
:これまたマッドネス用RedDeath向きの札が再録で出てきましたね。
生物の回収が出来るので中盤で面展開からの押し込みをしやすいですし、ディスカードにマッドネスも合わせやすい。それを考えると3~4マナ程度で使う物になるでしょうね。
何より素晴らしいのは単体でもアドロスしない事。《苦しめる声》と合わせて使っていきたいですね。生物の回収なので《ファルケンラスの過食者》も回収して更にマッドネスマッドネスできるのも良い。
・《来世の警告》
:3倍《Demonic Tutour》・・・。とはいえコストは+1マナな上にコストで手札を全て捨てる事になる事を思うと少々効率が悪い。過去の《魔性の天啓》や《歯と爪》のような大型チューターに比べるとやや劣る部分が有ります。
が、そうは言っても無制限のサーチ3枚と言う挙動自体は何処まで行っても凶悪。
7マナのスペルを使う頃には対したハンドの枚数は残っていない可能性も高く、それ以上に、持ってこれる3枚以上のパワーが有る事はほぼ無いでしょう。齟齬が有るとはいえそれでも~です。
Stdで組めるComboなんて大抵は3枚以上でしょうからそれらを一期に手札に入れたり、《強迫》の様な露払いを混ぜたりできるので勝負を決めるには十分。
それ以外でも必要なボム3枚投下して負ける事はまず無い・・・と言うかそれで負けるなら何やっても負ける。
7マナのボムが使えるかはともかく、7マナ掛ける価値は有る札だと思います。
そのための運用なので、「通って1ターン生き残ったら勝つ!」類の札で、ディスアドなど気にする必要も無いでしょう。
下の環境では、まぁ上述の札が有るので敢えて使う事も無いでしょうが、CMCが固定されているため《ミジックスの熟達》をはじめ踏み倒し系のスペルを使う場合にはメリットを見出せます。
・《甘やかす貴種》
:単体では微妙ですが、生け贄で吸血鬼全体を強化できます。序盤は1マナの札として展開し、中盤以降は引いてきた不要な小型生物を全体強化に変換。Weenie生物ですが中盤以降で腐り辛いのも優秀ですね。
自分が強化されれば絆魂も活きますし、そもそも自分を生け贄にする事で3マナの全体強化呪文にする事も出来ます。《血統の呼び出し》でも挙げましたが、3マナで手札一枚を《ティタニアの加護》に変える事も出来ます。生贄先にも面展開も出来る《搭載歩行機械》との相性も抜群。
やや重いとはいえ、1マナ生物とは思えない優良な生物です。流石ドンペリタワー的な事してるだけあります。
・《十三恐怖症》
:勝利条件系の札であり「13」にフィーチャーした札。世界のナベアツさん的な病状でしょうかね?
相手のライフが13点であった場合に相手の敗北になる。この手の札は《碑出告の第二の儀式》が有りますが、それを考えると目標が3点近くなっている上に、使い切りではなく、毎ターンチェックします。
しかも、その後ライフを1点ずつ上下して調整する機能も有ります。なので複数枚張る事で微調整をしつつ後続で勝利達成と見た目より対応力の高い勝利札です。
ネタでありながら粘り強い。
と言う事で複数枚張る事が強いわけですが、《闇の請願》で水増しできるのが良いですね。「魔巧」達成でマナも確保できるので効率も良い。ついでに《衰滅》とかあれば盤面対処まで出来る為見た目よりも面白いかも知れません。
・《親切な余所者/悪魔付の魔女》
:如何にも無害な老人を装い、親切で油断させ襲い掛かる現役の狩人。年の功より亀の甲+腕力。
パラダイムシフトさせれば、自分こそがお守りであり、貴方に襲い掛かる敵を私が迎え撃つ!と言う親切の可能性も・・・無いな。
「昂揚」が必要且つマナも掛りますが、今一つ使いやすい除去スペルが無い中で4/3+《殺害》は割と強い。
小型に対応出来る速度ではありませんが、元々サイズで殴り倒せます。
・《血管の施し》
:マッドネスを通せば本体限定とはいえ1マナInsの3点ドレインと素晴らしい効率です。《稲妻》を超えた・・・。
「B」のBurn構築の新しいパーツですね。
ディスカード手段はどう用意すべきか。《ファルケンラスの後継者/夜陰の後継者》は良いんですが、使い捨てなんですよね。
↓環境でもここは同じ。《小悪疫》でも使いますかね?
因みに本体限定とはいえ3点ドレインは本来3.5~4マナ相当であるため、素で唱えても十分効率が良いと言う優秀な性能のコモンです。
どうでも良いですが髪飾りの犬?の顔の骨が、何かのデフォルメキャラの類の髪留めに見えて怖い絵柄の中にも可愛さをワンポイントで主張する女性の性を感じさせますな。
・《死の重み》
:イラスト換えろ。
軽量除去はそれなりに有りますが、Encで中型以上を減衰する事も出来るのでかなり使いやすい。Encであるため昂揚のサポートも出切るので環境次第でISD期よりも遥かに使われる可能性も。
・《末永く》
:「死が二人を別っても一緒」と言うおどろおどろしいイラストの割に、何か心に訴える物が有る不思議なカード。
恐らく皮肉って「Ever after」なんて名前にしたのでしょうが、個人的には余りそんな印象は受けません。またCombo的な側面での決定力を考えれば、ラスボス(対戦相手)を倒して二人はその後幸せに暮らしましたとさ・・・的な感じかもしれません。
まぁ《歯と爪》を考えれば何らかのコンボをしたくなりますが、Std環境では2枚生物コンボなんてまず無いので普通に中型以上を釣ればいいと思います。6マナと重くとも、其れなら普通に効率が良いので。また《巨森の予見者、ニッサ》を釣って《森》をセットしてPWに変身させたりも出来ますので必ずしもファッティである必要は有りませんね。
下だったら、それこそ下準備が不要な《歯と爪》や、もっと軽い《犠牲》を使う事になるのでお呼びは掛からないでしょう。
まぁ彼らも、下手に知らない相手とカップリングさせられることも無いので、よかったですよね。
・《リリアナの憤り》
:内輪の話は余所でやってくれ。
・《トロスタッドの死騎手》
:2マナ3/3潜伏+ディスカード。
何も捨てなくとも代償は無いので効率はよく、これで《ファルケンラスの後継者》と合わせて2マナパワー3+回避能力持ちをBは2種類用意できる事になります(まぁコイツは実質3マナ以上ですが)。
両者ともマッドネスと相性が良いですので、可能な限り併用したい。1マナのマッドネスは3種類あるのでどれかをタッチする事になると思われます。2マナならばもっと有りますし。また喩え合わせる事が出来なくとも、それだけハンドの消費が早いのですから、コイツの場合は着地のリスクも減ります。《精神病棟の訪問者》は勿論素晴らしい相棒。
「潜伏」を考えるのなら小型処理できる事がベストなので《癇癪》や《アヴァシンの裁き》が有用な札になりますね。下まで含めれば《ベラドンナの暗殺者》は良い相棒になりそうです。ただし+2マナを考えると実質4マナ。正直重すぎるんですよね・・・。
通常Weenie系はMidrangeの初動を生き残られた後中量級以上の着地で場が膠着して~と言うのが負けパターンですが、こいつは「潜伏」のお陰でその心配が無く、Beatdownの優秀な押し込み役になれそうです。
・《吸血鬼族》
:非常事態に優美を取り繕うとバニラ≒無能になるらしい・・・。
・《闇告げカラス》
:単体ではどうしようもない性能ですが、Cip+PiGで掘削作業が出来るのでそれを考えるとまぁそこそこ。《無情な死者》の項で挙げましたが、軽くて・掘削できて・ゾンビだと物凄い相性を誇るのでそのシナジーだけは面白い。
・《悪意の調合》
:珍しい軽量のBのEnc。
様々な材料(マナ・ライフ・ハンド・Top+これ)を使って毒薬を作り出すわけですね。
シンプルに使うのなら1-2交換でアドロスしているので幾ら軽かろうが、使用に耐える代物ではありません。そもそも軽いと言っても分割されてるだけで実際は2マナ掛ってますし。似たような札である《処刑人の薬包》を見れば如何にこの札が弱いかがよく判ります。
なのでマッドネスや昂揚を満たす事前提の構築になるはず。Control用の優秀な共鳴者が少なく、また除去が貧弱な環境の様なのでそこに活路を見いだせるはず。
《悪意の調合》1枚で3枚の墓地を一気に肥やせる上に、盤面の圧を減衰します。変身できればアドロスも[-3]で補えますし、小型はジェイスの[+1]で、大型は《悪意の調合》で~と棲み分けも出来ます。
↓環境では流石に無い。
似た様なアドロスならより支配力のある《小悪疫》でいいですし、軽い設置コストも《処刑人の薬包》で良いので。軽量のEncと言う事を考えれば、B系の星座で何か使えるかもしれません。《ダクソスの苦悩》とかなら高速Beatdownなので最低限のアドロスで済みますし。
どうでも良いですが、「調合」と打とうとした時に変換したら「超業」と出てきました・・・。
そんなにワテは「業」を背負っとるんか・・・。
・《死の円舞曲》
:これまたマッドネス用RedDeath向きの札が再録で出てきましたね。
生物の回収が出来るので中盤で面展開からの押し込みをしやすいですし、ディスカードにマッドネスも合わせやすい。それを考えると3~4マナ程度で使う物になるでしょうね。
何より素晴らしいのは単体でもアドロスしない事。《苦しめる声》と合わせて使っていきたいですね。生物の回収なので《ファルケンラスの過食者》も回収して更にマッドネスマッドネスできるのも良い。
・《来世の警告》
:3倍《Demonic Tutour》・・・。とはいえコストは+1マナな上にコストで手札を全て捨てる事になる事を思うと少々効率が悪い。過去の《魔性の天啓》や《歯と爪》のような大型チューターに比べるとやや劣る部分が有ります。
が、そうは言っても無制限のサーチ3枚と言う挙動自体は何処まで行っても凶悪。
7マナのスペルを使う頃には対したハンドの枚数は残っていない可能性も高く、それ以上に、持ってこれる3枚以上のパワーが有る事はほぼ無いでしょう。齟齬が有るとはいえそれでも~です。
Stdで組めるComboなんて大抵は3枚以上でしょうからそれらを一期に手札に入れたり、《強迫》の様な露払いを混ぜたりできるので勝負を決めるには十分。
それ以外でも必要なボム3枚投下して負ける事はまず無い・・・と言うかそれで負けるなら何やっても負ける。
7マナのボムが使えるかはともかく、7マナ掛ける価値は有る札だと思います。
そのための運用なので、「通って1ターン生き残ったら勝つ!」類の札で、ディスアドなど気にする必要も無いでしょう。
下の環境では、まぁ上述の札が有るので敢えて使う事も無いでしょうが、CMCが固定されているため《ミジックスの熟達》をはじめ踏み倒し系のスペルを使う場合にはメリットを見出せます。
・《甘やかす貴種》
:単体では微妙ですが、生け贄で吸血鬼全体を強化できます。序盤は1マナの札として展開し、中盤以降は引いてきた不要な小型生物を全体強化に変換。Weenie生物ですが中盤以降で腐り辛いのも優秀ですね。
自分が強化されれば絆魂も活きますし、そもそも自分を生け贄にする事で3マナの全体強化呪文にする事も出来ます。《血統の呼び出し》でも挙げましたが、3マナで手札一枚を《ティタニアの加護》に変える事も出来ます。生贄先にも面展開も出来る《搭載歩行機械》との相性も抜群。
やや重いとはいえ、1マナ生物とは思えない優良な生物です。流石ドンペリタワー的な事してるだけあります。
・《十三恐怖症》
:勝利条件系の札であり「13」にフィーチャーした札。世界のナベアツさん的な病状でしょうかね?
相手のライフが13点であった場合に相手の敗北になる。この手の札は《碑出告の第二の儀式》が有りますが、それを考えると目標が3点近くなっている上に、使い切りではなく、毎ターンチェックします。
しかも、その後ライフを1点ずつ上下して調整する機能も有ります。なので複数枚張る事で微調整をしつつ後続で勝利達成と見た目より対応力の高い勝利札です。
ネタでありながら粘り強い。
と言う事で複数枚張る事が強いわけですが、《闇の請願》で水増しできるのが良いですね。「魔巧」達成でマナも確保できるので効率も良い。ついでに《衰滅》とかあれば盤面対処まで出来る為見た目よりも面白いかも知れません。
・《親切な余所者/悪魔付の魔女》
:如何にも無害な老人を装い、親切で油断させ襲い掛かる現役の狩人。年の功より亀の甲+腕力。
パラダイムシフトさせれば、自分こそがお守りであり、貴方に襲い掛かる敵を私が迎え撃つ!と言う親切の可能性も・・・無いな。
「昂揚」が必要且つマナも掛りますが、今一つ使いやすい除去スペルが無い中で4/3+《殺害》は割と強い。
小型に対応出来る速度ではありませんが、元々サイズで殴り倒せます。
・《血管の施し》
:マッドネスを通せば本体限定とはいえ1マナInsの3点ドレインと素晴らしい効率です。《稲妻》を超えた・・・。
「B」のBurn構築の新しいパーツですね。
ディスカード手段はどう用意すべきか。《ファルケンラスの後継者/夜陰の後継者》は良いんですが、使い捨てなんですよね。
↓環境でもここは同じ。《小悪疫》でも使いますかね?
因みに本体限定とはいえ3点ドレインは本来3.5~4マナ相当であるため、素で唱えても十分効率が良いと言う優秀な性能のコモンです。
どうでも良いですが髪飾りの犬?の顔の骨が、何かのデフォルメキャラの類の髪留めに見えて怖い絵柄の中にも可愛さをワンポイントで主張する女性の性を感じさせますな。
・《死の重み》
:イラスト換えろ。
軽量除去はそれなりに有りますが、Encで中型以上を減衰する事も出来るのでかなり使いやすい。Encであるため昂揚のサポートも出切るので環境次第でISD期よりも遥かに使われる可能性も。
・《末永く》
:「死が二人を別っても一緒」と言うおどろおどろしいイラストの割に、何か心に訴える物が有る不思議なカード。
恐らく皮肉って「Ever after」なんて名前にしたのでしょうが、個人的には余りそんな印象は受けません。またCombo的な側面での決定力を考えれば、ラスボス(対戦相手)を倒して二人はその後幸せに暮らしましたとさ・・・的な感じかもしれません。
まぁ《歯と爪》を考えれば何らかのコンボをしたくなりますが、Std環境では2枚生物コンボなんてまず無いので普通に中型以上を釣ればいいと思います。6マナと重くとも、其れなら普通に効率が良いので。また《巨森の予見者、ニッサ》を釣って《森》をセットしてPWに変身させたりも出来ますので必ずしもファッティである必要は有りませんね。
下だったら、それこそ下準備が不要な《歯と爪》や、もっと軽い《犠牲》を使う事になるのでお呼びは掛からないでしょう。
まぁ彼らも、下手に知らない相手とカップリングさせられることも無いので、よかったですよね。
・《リリアナの憤り》
:内輪の話は余所でやってくれ。
・《トロスタッドの死騎手》
:2マナ3/3潜伏+ディスカード。
何も捨てなくとも代償は無いので効率はよく、これで《ファルケンラスの後継者》と合わせて2マナパワー3+回避能力持ちをBは2種類用意できる事になります(まぁコイツは実質3マナ以上ですが)。
両者ともマッドネスと相性が良いですので、可能な限り併用したい。1マナのマッドネスは3種類あるのでどれかをタッチする事になると思われます。2マナならばもっと有りますし。また喩え合わせる事が出来なくとも、それだけハンドの消費が早いのですから、コイツの場合は着地のリスクも減ります。《精神病棟の訪問者》は勿論素晴らしい相棒。
「潜伏」を考えるのなら小型処理できる事がベストなので《癇癪》や《アヴァシンの裁き》が有用な札になりますね。下まで含めれば《ベラドンナの暗殺者》は良い相棒になりそうです。ただし+2マナを考えると実質4マナ。正直重すぎるんですよね・・・。
通常Weenie系はMidrangeの初動を生き残られた後中量級以上の着地で場が膠着して~と言うのが負けパターンですが、こいつは「潜伏」のお陰でその心配が無く、Beatdownの優秀な押し込み役になれそうです。
・《吸血鬼族》
:非常事態に優美を取り繕うとバニラ≒無能になるらしい・・・。
SOI)新カード雑感その14 残りの雑感(W・U)
2016年4月2日 新カード紹介 コメント (2)
皆さん、こんにちは。しもべです。
とりあえず、まだ終えていなかったので、残りの気になったカードの雑感をそれぞれ軽く・・・。
・《町のゴシップ夜/扇動された民衆》
:(・ω・)「奥さんちょっと知ってる~? あそこのお宅の旦那さんね・・・」的な噂好きのおばさんですが、自分で流したゴシップが人を通して誇張して有りもしない虚像となると、周囲を先導して排除にかかると言う極めてタチの悪い人種です。
現実にもいる分判り易いですね。
本体は1マナ1/1で、他の生物を合わせてタップする事で2/3になれます。暴徒と化した後も周囲を煽る力は忘れないようです。全体修正ならもっとデザインがマッチしますが。
普通に扱っていけば殴りに行くのは3t目2/3なので微妙なのですが、それでも環境がら低速になるのなら悪くもなく、そしてサイズ的にも割と安定しています。
ただし《イトグモの蔦》を使えば2t目から3/5→2/3として殴りに行く事も可能です。もちろんブロッカーにも出来ますね。一手遅れますが《狙いは高く》でも同じ事が出来ますね。
《サリアの副官》でも強化して殴りに行く事も出来ます。その場合は3t目3/4。
一番恐ろしいのは、彼女がただの「人間」と言う事。
特別な職業(宗教家とか運動家ではなく)などに就いていない只の一般人である事がその怖さを引き立てます。一番怖いのは人間と言う落ちですね。
・《サリアの副官》
:1マナ増えた《教区の勇者》はCip全体強化の術を覚えました。皆を鼓舞する姿は副官に相応しいのですが、同時に勇者よりも勇者らしい。
1マナ2/1の人間は複数いるので、そいつらが2t目からパワー3となると優秀。しかし全体強化を考えれば寧ろ展開しきってから出したいジレンマも。まぁ自身を素早く出す事で後続を使って自身を強化できるので悪くも無いですが。相手やハンド内容によって、面と点の戦術を使い分ける事が出来る点が良いですね。
単純に全体強化だけでも悪くないので《オジュタイの命令》で安定させる方向も。《異端の癒し手、リリアナ/反抗する屍術師、リリアナ》も良いですね。表面は人間なのでシナジーが有りますし、裏[-X]で釣り上げれば全体強化ですし。
《死に微笑むもの、アリーシャ》が落ちてしまうのは残念。
・《ハンウィアーの民兵隊長/ウェストヴェイル教団の指導者》
:4体以上の生物を条件に変身する熊。変身後は《オドリックの十字軍》のスペックに毎ターン1/1人間・クレリックを場に出せます。
環境的にやや軽量Tokensスペルが不足していますが(特に《軍属童の突発》の落下が痛い)、其れでも相応に有りますから、その手の構築で運用は可能。順調にいけば4t目には変身しTokens製造機になれますし、その際のサイズは4/4以上。そして伸ばしていけばよりサイズも増強です。面と点の両方を備える事が出来る点から実は《アーリン・コード》の両[+1]と相性が良い。
1t目適当→2t目にこれ→3t目《復興の壁》で4t目に変身!とかも出来ますね。
ただサイズが場の依存であるため、スィーパーで小型まで含めて一掃される点はTokens戦術の欠点を全く補えていませんね・・・。
地味に生み出すTokensが人間でクレリックなので部族的にも非常に優秀です。本人も人間・兵士/人間・クレリックなので部族デッキに使えます。同セットの《サリアの副官》とはよくマッチしますね。
・《月銀の拘束》
:《天使の粛清》と同じく、安定してパーマネントを生け贄に捧げる事が出来る為、《悪魔の契約》との相性が良い。4点を飛ばせる状況なら、小型から大型へと、それで処理できない相手に付け替える事が出来るのが便利ですね。
Encでタイプが統一しているのも便利。
置物として誓いシリーズと相性が良いのが有難いのですが、Wは特段併用したくもないしBには誓いサイクルが無い。そうすると必然的に3色になるのが辛い。《チャンドラの誓い》が一番合うでしょうがね。
また、継続的に置物を種類に問わず生贄に捧げる事が出来る観点から、中速以降のデッキで用いられる「昂揚」札のサポートにも向いていますね。相手の減速も含めて中々に秀逸な働きが期待できると思います。
《天使の粛清》の項でも触れましたが、これも明らかな磔や処刑のシーンが《悪魔》と相性が抜群であるところが何とも言えませんね・・・。
拘束具への固定には時間がかかる点が効果のターン中に一回に反映されているのが良い感じです。
・《司祭の祈り》
:さすがに単体では弱すぎるのですが、シナジー性の構築では使えます。
ゲイン系もここまで来たか、と考えるほど高率の良いスペル。《部族養い》の「獰猛」達成時の効果とコストが半分になりました。
《大聖堂の聖別者》とは一長一短ですが、なんにせよWなので《砂の殉教者》のカウントに使えるのでLifegain系には収穫です。
どうせ軽いなら5点よりも8点や10点を考えたくもなりますが、《砂の殉教者》に利用できる事を考えれば《部族養い》が「獰猛」を満たしても2マナ10点に対し、《司祭の祈り》は1マナで8点まで考えられるのですから、これが白い事の重要度が判ります。
軽さと言う点でも他に重要になるのは《大食のワーム》の存在。
ライフゲインした分をサイズに変換して出てくるので、併用の観点から軽い方が望ましい。2枚札とは言え3マナ7/7で出せるのなら十分です。この意味でも《部族養い》を上回りますね。同じ様に《物静かな使用人》との併用でもやはり軽い方が良い。
と言うかそもそも「獰猛」を満たせない可能性の高いLifegain系ではどうしようもないですな。
単純にゲインスペルとして見ての対Burn等への威力は流石に劣ると言わざるを得ませんね。
《部族養い》は1枚で火力3枚分相当でしたが、これは良い所2枚分です。まぁそれでも最低限の働きはしていますがネ。
・《グリフの加護》
:効果は小さいですが、僅か1マナで回避能力が付くので軽量Auraを重ねていくタイプで運用できます。中盤以降で回収能力も有るので無駄になりにくいのもいい。良調整された《怨恨》的な。
小粒な札です。
・《近野の司祭》
:あまり注目はされていませんが、3/1絆魂で、死んでもマナを掛ければTokens×2=《深夜の出没》相当と、戦線の数を維持する事を考えれば割と使いやすい。相手の中堅と相討ちを取りつつ、+ライフゲイン→その後面展開で再びブロッカー展開ですからね。
妨害に強く安定する為、MidrangeやControlの時間稼ぎに普通に使えそうです。ただ追放されると辛いので、Ins速度で対応出来る生贄手段が有るとより望ましいですね。テンポはやや悪いですが、それを気にするほど高速環境になるとは思いませんしね。
《悪意の調合》や《トロスタッドの死騎手》の様な適当なディスカード札との併用でもアドロス無く展開していけるため、デッキに丸みを及ぼす事が出来ます。
・《武器庫の解放》
:Aura/装備品のサーチが出来る札。
《鋼打ちの贈り物》を考えると2マナもおかしくは無いのですが、これぐらい1マナにして欲しい・・・。特にサーチ先2つを同時に使うデッキはほぼ無いので、現実的に考えれば1種類しかサーチ出来ないのですし・・・。
Stdの場合は除去がどうにも弱い環境になるようなので《月銀の拘束》や《抑制する縛め》のサーチで疑似除去の1枚挿しをしていくのも悪くないですね。もちろん本来の強化札の採用も良い。
下の環境でもどの道真面なサーチがAuraには無く《ヘリオッドの巡礼者》よりも軽い2マナで、且つ1マナの強力なAuraが有る事を考えれば潤滑油としての運用も可能かもしれません。
Auraデッキでは意外な活躍が出来るかも。
・《厳格な巡視官》
:軽量タッパーですが同時に最軽量共鳴者。
マナも掛らないため、どちらで考えても使いやすいです。タップ毎にハンド1枚では割に合わないので、共鳴者が前提になりますがファッティをハンド1枚で止めれるなら悪い事も無いでしょう。
・《腕っぷし》
:珍しいWの軽量パンプ。1マナなのでWeenieで使えるやも。
同時に装備品が有れば1/1人間を出せます。これが順序逆だったら1/1を出して強化して簡易3/3ブロッカー!と出来るのですが残念。
しかしパンプとToken生成の両用と言う珍しいスペルなので何かに需要が有るかもしれません。
・《熟読》
:正直最初はさっぱりな評価でしたが、フルタップから2マナを残せる事が後に評価を上げました。
《闇の委縮》《焙り焼き》《分散》に加えて《石の宣告》が有るお陰で多色化した際に除去で隙を埋めやすい。構えたいなら《否認》《手酷い失敗》《シルムガルの嘲笑》も有るので、結構隙を埋めたドロースペルです。
2マナならそこから《ヴリンの神童、ジェイス》に繋げる事も出来ますし、引きマシ・墓地肥やしにもなりますからね。
しかし悪までシナジーや構築上の話で単体のKPが極めて低いのは変わらない事実ですけどね。
・《潮からの蘇生》
:墓地にあるSoc/Ins枚数分2/2のZombieをタップ状態で出せるスペル。
キャントリップやマナソースを通して素早く出す事で宛ら《巣穴からの総出》の様ですね。問題はそんな札は殆ど無いのですが・・・。3体ではやや物寂しいので4体以上が望ましいですね。
《予期》と《パズルの欠片》で調達、《残された廃墟》《ニッサの巡礼》《爆発的植生》等のランパンの加速から高速キャスト!が出来るでしょうかね?
因みに《目覚めし処刑者》が悪くない相性です。
Zombie生物デッキよりは復活コストを遥かにしやすくなるので《パズルの欠片》等で墓地に落して~が通しやすい。
・《パズルの欠片》
:《ガルガンチュアンの贈り物》系のスペルで《発掘された道しるべ》の亜種ですが、カード範囲が+1の5枚参照に成った上に残りを墓地に置けます。
土地とSco/Insが中心のヘビーコントロールなら十分アドバンテージを取れます。その上《ヴリンの神童ジェイス》の変身も容易に。ほぼ確実にアドが採れるとするなら掘削力の関係で《ジェイスの誓い》を上回りますね。
Socの挙動は割とツライですが、それでも悪くない。
《苦渋の破棄》の様にライフを使うスペルが有るのなら《苦い真理》の代わりに入れる事も可能かもしれません。1枚の差は有りますが墓地まで使えればアドの差はひっくりかえせるはずです。Controlで考えると、そのドロー差の1枚よりも土地をハンドに入れる事が出来ないと言う事の方が余程リスクが高いでしょうね。
《骨読み》とは一長一短。
・《本質の変転》
:実は初のUの1マナ《ちらつき》。それだけでも意味が有りますが、スピリットであった場合は+1/+1カウンターが付いてくるので《来世への旅》相当です。
《倒し霊》のタップをIns速度で利用したり、《鎖鳴らし》を呪禁付与を使ったりしつつ回避能力持ちを強化できます。スピリットデッキで見る場合は中々に便利ですね。
それ以外でも《巨森の予見者、ニッサ》を保護しつつ《森》を稼いだり、《反射の魔道士》で更に嫌がらせをしたりと割と便利です。
↓環境では《来世への旅》より軽いのですが、旅は相手の生物を寝かせたり、「秘儀」であるため《脂火玉》を誘発させたりするので一長一短です。
・《忘れられた作品》
:毎ターン手札をシャッフル出来るのでデッキをどんどん掘削できます。墓地を肥やすのに非常に便利で、墓地から復活できる各種ゾンビ/スカーブと合わせる事が出来ます。
《精神病棟の訪問者》のせいで悲しみを背負いましたが《血の公証人》を横に置いておくと毎ターン追加ドローが出来、毎ターン掘削力が上がって行きます。ゾンビで部族も揃っています。
惜しむらくは4マナ3/3と言う半端なサイズ。
起動するには時間差が有り、且つ除去耐性は皆無。半端に高いパワーのお陰で潜伏も使い辛い。せめて3/4であってくれれば・・・。
まぁ2/3を突破できるのは数少ない利点ですが・・・。
・《継続する調査》
:サボタージュで「調査」が出来る置物で《沿岸の海賊行為》系の新種と考える事も出来ますが、どちらかと言うと本命は起動型能力。生物を食べて調査+2点ゲイン。
消耗戦に非常に強い作りにする事が出来ます。マナは掛かるものの中弛みしているときに出せれば大きな効果を出せるはず。Beatdownなら出したその場から墓地を食べていけます。Midrange以下だと生物数の確保が難しいですね。
・《縫合の刻み獣》
:《霜のオオヤマネコ》の亜種で時間稼ぎが出来ます。Weenieには十分役に立つサイズなのでブロッカーにもなりますし、やや使い勝手は劣りますが《反射の魔道士》と合わせて時間稼ぎ役として使えるはず。
・《果敢な捜索者/禁断の真相を知る者》
:ミイラ取りがミイラになったようです。
変身条件がやや面倒ですが、果敢持ちの3/2なのでアタッカーとしてそこそこ優秀。またサボタージュも手間がかかるとはいえ便利です。
2t目に出し、3t目に《スレイベンの検査官》や《未知との対決》を使えば変身して殴りに行けます。後者はサボタージュ能力や果敢ともマッチしてますしね。他にも《今夜を生き延びる》や《ジェイスの精査》《回答の強要》《邪悪の暴露》等を使えば戦闘を優位に進めつつ調査も出せるので割と変身は可能なはず。
と言う事で少し変わったTempoクロックパーミを組めるかもしれません。
問題はコイツ以外のクロッカーですが・・・。
つづく
とりあえず、まだ終えていなかったので、残りの気になったカードの雑感をそれぞれ軽く・・・。
・《町のゴシップ夜/扇動された民衆》
:(・ω・)「奥さんちょっと知ってる~? あそこのお宅の旦那さんね・・・」的な噂好きのおばさんですが、自分で流したゴシップが人を通して誇張して有りもしない虚像となると、周囲を先導して排除にかかると言う極めてタチの悪い人種です。
現実にもいる分判り易いですね。
本体は1マナ1/1で、他の生物を合わせてタップする事で2/3になれます。暴徒と化した後も周囲を煽る力は忘れないようです。全体修正ならもっとデザインがマッチしますが。
普通に扱っていけば殴りに行くのは3t目2/3なので微妙なのですが、それでも環境がら低速になるのなら悪くもなく、そしてサイズ的にも割と安定しています。
ただし《イトグモの蔦》を使えば2t目から3/5→2/3として殴りに行く事も可能です。もちろんブロッカーにも出来ますね。一手遅れますが《狙いは高く》でも同じ事が出来ますね。
《サリアの副官》でも強化して殴りに行く事も出来ます。その場合は3t目3/4。
一番恐ろしいのは、彼女がただの「人間」と言う事。
特別な職業(宗教家とか運動家ではなく)などに就いていない只の一般人である事がその怖さを引き立てます。一番怖いのは人間と言う落ちですね。
・《サリアの副官》
:1マナ増えた《教区の勇者》はCip全体強化の術を覚えました。皆を鼓舞する姿は副官に相応しいのですが、同時に勇者よりも勇者らしい。
1マナ2/1の人間は複数いるので、そいつらが2t目からパワー3となると優秀。しかし全体強化を考えれば寧ろ展開しきってから出したいジレンマも。まぁ自身を素早く出す事で後続を使って自身を強化できるので悪くも無いですが。相手やハンド内容によって、面と点の戦術を使い分ける事が出来る点が良いですね。
単純に全体強化だけでも悪くないので《オジュタイの命令》で安定させる方向も。《異端の癒し手、リリアナ/反抗する屍術師、リリアナ》も良いですね。表面は人間なのでシナジーが有りますし、裏[-X]で釣り上げれば全体強化ですし。
《死に微笑むもの、アリーシャ》が落ちてしまうのは残念。
・《ハンウィアーの民兵隊長/ウェストヴェイル教団の指導者》
:4体以上の生物を条件に変身する熊。変身後は《オドリックの十字軍》のスペックに毎ターン1/1人間・クレリックを場に出せます。
環境的にやや軽量Tokensスペルが不足していますが(特に《軍属童の突発》の落下が痛い)、其れでも相応に有りますから、その手の構築で運用は可能。順調にいけば4t目には変身しTokens製造機になれますし、その際のサイズは4/4以上。そして伸ばしていけばよりサイズも増強です。面と点の両方を備える事が出来る点から実は《アーリン・コード》の両[+1]と相性が良い。
1t目適当→2t目にこれ→3t目《復興の壁》で4t目に変身!とかも出来ますね。
ただサイズが場の依存であるため、スィーパーで小型まで含めて一掃される点はTokens戦術の欠点を全く補えていませんね・・・。
地味に生み出すTokensが人間でクレリックなので部族的にも非常に優秀です。本人も人間・兵士/人間・クレリックなので部族デッキに使えます。同セットの《サリアの副官》とはよくマッチしますね。
・《月銀の拘束》
:《天使の粛清》と同じく、安定してパーマネントを生け贄に捧げる事が出来る為、《悪魔の契約》との相性が良い。4点を飛ばせる状況なら、小型から大型へと、それで処理できない相手に付け替える事が出来るのが便利ですね。
Encでタイプが統一しているのも便利。
置物として誓いシリーズと相性が良いのが有難いのですが、Wは特段併用したくもないしBには誓いサイクルが無い。そうすると必然的に3色になるのが辛い。《チャンドラの誓い》が一番合うでしょうがね。
また、継続的に置物を種類に問わず生贄に捧げる事が出来る観点から、中速以降のデッキで用いられる「昂揚」札のサポートにも向いていますね。相手の減速も含めて中々に秀逸な働きが期待できると思います。
《天使の粛清》の項でも触れましたが、これも明らかな磔や処刑のシーンが《悪魔》と相性が抜群であるところが何とも言えませんね・・・。
拘束具への固定には時間がかかる点が効果のターン中に一回に反映されているのが良い感じです。
・《司祭の祈り》
:さすがに単体では弱すぎるのですが、シナジー性の構築では使えます。
ゲイン系もここまで来たか、と考えるほど高率の良いスペル。《部族養い》の「獰猛」達成時の効果とコストが半分になりました。
《大聖堂の聖別者》とは一長一短ですが、なんにせよWなので《砂の殉教者》のカウントに使えるのでLifegain系には収穫です。
どうせ軽いなら5点よりも8点や10点を考えたくもなりますが、《砂の殉教者》に利用できる事を考えれば《部族養い》が「獰猛」を満たしても2マナ10点に対し、《司祭の祈り》は1マナで8点まで考えられるのですから、これが白い事の重要度が判ります。
軽さと言う点でも他に重要になるのは《大食のワーム》の存在。
ライフゲインした分をサイズに変換して出てくるので、併用の観点から軽い方が望ましい。2枚札とは言え3マナ7/7で出せるのなら十分です。この意味でも《部族養い》を上回りますね。同じ様に《物静かな使用人》との併用でもやはり軽い方が良い。
と言うかそもそも「獰猛」を満たせない可能性の高いLifegain系ではどうしようもないですな。
単純にゲインスペルとして見ての対Burn等への威力は流石に劣ると言わざるを得ませんね。
《部族養い》は1枚で火力3枚分相当でしたが、これは良い所2枚分です。まぁそれでも最低限の働きはしていますがネ。
・《グリフの加護》
:効果は小さいですが、僅か1マナで回避能力が付くので軽量Auraを重ねていくタイプで運用できます。中盤以降で回収能力も有るので無駄になりにくいのもいい。良調整された《怨恨》的な。
小粒な札です。
・《近野の司祭》
:あまり注目はされていませんが、3/1絆魂で、死んでもマナを掛ければTokens×2=《深夜の出没》相当と、戦線の数を維持する事を考えれば割と使いやすい。相手の中堅と相討ちを取りつつ、+ライフゲイン→その後面展開で再びブロッカー展開ですからね。
妨害に強く安定する為、MidrangeやControlの時間稼ぎに普通に使えそうです。ただ追放されると辛いので、Ins速度で対応出来る生贄手段が有るとより望ましいですね。テンポはやや悪いですが、それを気にするほど高速環境になるとは思いませんしね。
《悪意の調合》や《トロスタッドの死騎手》の様な適当なディスカード札との併用でもアドロス無く展開していけるため、デッキに丸みを及ぼす事が出来ます。
・《武器庫の解放》
:Aura/装備品のサーチが出来る札。
《鋼打ちの贈り物》を考えると2マナもおかしくは無いのですが、これぐらい1マナにして欲しい・・・。特にサーチ先2つを同時に使うデッキはほぼ無いので、現実的に考えれば1種類しかサーチ出来ないのですし・・・。
Stdの場合は除去がどうにも弱い環境になるようなので《月銀の拘束》や《抑制する縛め》のサーチで疑似除去の1枚挿しをしていくのも悪くないですね。もちろん本来の強化札の採用も良い。
下の環境でもどの道真面なサーチがAuraには無く《ヘリオッドの巡礼者》よりも軽い2マナで、且つ1マナの強力なAuraが有る事を考えれば潤滑油としての運用も可能かもしれません。
Auraデッキでは意外な活躍が出来るかも。
・《厳格な巡視官》
:軽量タッパーですが同時に最軽量共鳴者。
マナも掛らないため、どちらで考えても使いやすいです。タップ毎にハンド1枚では割に合わないので、共鳴者が前提になりますがファッティをハンド1枚で止めれるなら悪い事も無いでしょう。
・《腕っぷし》
:珍しいWの軽量パンプ。1マナなのでWeenieで使えるやも。
同時に装備品が有れば1/1人間を出せます。これが順序逆だったら1/1を出して強化して簡易3/3ブロッカー!と出来るのですが残念。
しかしパンプとToken生成の両用と言う珍しいスペルなので何かに需要が有るかもしれません。
・《熟読》
:正直最初はさっぱりな評価でしたが、フルタップから2マナを残せる事が後に評価を上げました。
《闇の委縮》《焙り焼き》《分散》に加えて《石の宣告》が有るお陰で多色化した際に除去で隙を埋めやすい。構えたいなら《否認》《手酷い失敗》《シルムガルの嘲笑》も有るので、結構隙を埋めたドロースペルです。
2マナならそこから《ヴリンの神童、ジェイス》に繋げる事も出来ますし、引きマシ・墓地肥やしにもなりますからね。
しかし悪までシナジーや構築上の話で単体のKPが極めて低いのは変わらない事実ですけどね。
・《潮からの蘇生》
:墓地にあるSoc/Ins枚数分2/2のZombieをタップ状態で出せるスペル。
キャントリップやマナソースを通して素早く出す事で宛ら《巣穴からの総出》の様ですね。問題はそんな札は殆ど無いのですが・・・。3体ではやや物寂しいので4体以上が望ましいですね。
《予期》と《パズルの欠片》で調達、《残された廃墟》《ニッサの巡礼》《爆発的植生》等のランパンの加速から高速キャスト!が出来るでしょうかね?
因みに《目覚めし処刑者》が悪くない相性です。
Zombie生物デッキよりは復活コストを遥かにしやすくなるので《パズルの欠片》等で墓地に落して~が通しやすい。
・《パズルの欠片》
:《ガルガンチュアンの贈り物》系のスペルで《発掘された道しるべ》の亜種ですが、カード範囲が+1の5枚参照に成った上に残りを墓地に置けます。
土地とSco/Insが中心のヘビーコントロールなら十分アドバンテージを取れます。その上《ヴリンの神童ジェイス》の変身も容易に。ほぼ確実にアドが採れるとするなら掘削力の関係で《ジェイスの誓い》を上回りますね。
Socの挙動は割とツライですが、それでも悪くない。
《苦渋の破棄》の様にライフを使うスペルが有るのなら《苦い真理》の代わりに入れる事も可能かもしれません。1枚の差は有りますが墓地まで使えればアドの差はひっくりかえせるはずです。Controlで考えると、そのドロー差の1枚よりも土地をハンドに入れる事が出来ないと言う事の方が余程リスクが高いでしょうね。
《骨読み》とは一長一短。
・《本質の変転》
:実は初のUの1マナ《ちらつき》。それだけでも意味が有りますが、スピリットであった場合は+1/+1カウンターが付いてくるので《来世への旅》相当です。
《倒し霊》のタップをIns速度で利用したり、《鎖鳴らし》を呪禁付与を使ったりしつつ回避能力持ちを強化できます。スピリットデッキで見る場合は中々に便利ですね。
それ以外でも《巨森の予見者、ニッサ》を保護しつつ《森》を稼いだり、《反射の魔道士》で更に嫌がらせをしたりと割と便利です。
↓環境では《来世への旅》より軽いのですが、旅は相手の生物を寝かせたり、「秘儀」であるため《脂火玉》を誘発させたりするので一長一短です。
・《忘れられた作品》
:毎ターン手札をシャッフル出来るのでデッキをどんどん掘削できます。墓地を肥やすのに非常に便利で、墓地から復活できる各種ゾンビ/スカーブと合わせる事が出来ます。
《精神病棟の訪問者》のせいで悲しみを背負いましたが《血の公証人》を横に置いておくと毎ターン追加ドローが出来、毎ターン掘削力が上がって行きます。ゾンビで部族も揃っています。
惜しむらくは4マナ3/3と言う半端なサイズ。
起動するには時間差が有り、且つ除去耐性は皆無。半端に高いパワーのお陰で潜伏も使い辛い。せめて3/4であってくれれば・・・。
まぁ2/3を突破できるのは数少ない利点ですが・・・。
・《継続する調査》
:サボタージュで「調査」が出来る置物で《沿岸の海賊行為》系の新種と考える事も出来ますが、どちらかと言うと本命は起動型能力。生物を食べて調査+2点ゲイン。
消耗戦に非常に強い作りにする事が出来ます。マナは掛かるものの中弛みしているときに出せれば大きな効果を出せるはず。Beatdownなら出したその場から墓地を食べていけます。Midrange以下だと生物数の確保が難しいですね。
・《縫合の刻み獣》
:《霜のオオヤマネコ》の亜種で時間稼ぎが出来ます。Weenieには十分役に立つサイズなのでブロッカーにもなりますし、やや使い勝手は劣りますが《反射の魔道士》と合わせて時間稼ぎ役として使えるはず。
・《果敢な捜索者/禁断の真相を知る者》
:ミイラ取りがミイラになったようです。
変身条件がやや面倒ですが、果敢持ちの3/2なのでアタッカーとしてそこそこ優秀。またサボタージュも手間がかかるとはいえ便利です。
2t目に出し、3t目に《スレイベンの検査官》や《未知との対決》を使えば変身して殴りに行けます。後者はサボタージュ能力や果敢ともマッチしてますしね。他にも《今夜を生き延びる》や《ジェイスの精査》《回答の強要》《邪悪の暴露》等を使えば戦闘を優位に進めつつ調査も出せるので割と変身は可能なはず。
と言う事で少し変わったTempoクロックパーミを組めるかもしれません。
問題はコイツ以外のクロッカーですが・・・。
つづく
ワートリBBFやっと買えました
2016年3月31日 趣味
発売日に買えずもう一ヶ月弱。
ようやっと今日購入する事が出来ました。ゲームの設定資料集とかも時折買う程度で漫画の副本なんて滅多に買わないのですが、これだけは別。特に著者本人の監修でしたしね。
しかし、コレ初版はどれぐらい刷られたんでしょうね?
私の近所の本屋では売り切れ時に発生する空き場所すらどこにもなかったので根本的にここら辺の本屋では殆んど仕入れていなかった可能性も・・・。
TUTAYAにさえ仕入れが無いとはこれいかに。
まぁワールドトリガーも1~2巻発売の頃は中規模以上の本屋探さないと見つからなかったしな・・・。
P.S.
解説欄の唯我の群を抜く弱さにビビるものの、それにすら勝てない主人公(メガネ)の弱さは歴代ジャンプ主人公随一の弱さと言っても納得。
ようやっと今日購入する事が出来ました。ゲームの設定資料集とかも時折買う程度で漫画の副本なんて滅多に買わないのですが、これだけは別。特に著者本人の監修でしたしね。
しかし、コレ初版はどれぐらい刷られたんでしょうね?
私の近所の本屋では売り切れ時に発生する空き場所すらどこにもなかったので根本的にここら辺の本屋では殆んど仕入れていなかった可能性も・・・。
TUTAYAにさえ仕入れが無いとはこれいかに。
まぁワールドトリガーも1~2巻発売の頃は中規模以上の本屋探さないと見つからなかったしな・・・。
P.S.
解説欄の唯我の群を抜く弱さにビビるものの、それにすら勝てない主人公(メガネ)の弱さは歴代ジャンプ主人公随一の弱さと言っても納得。
非MTG)無いよりはマシの考え方はよくない
2016年3月31日 時事<福岡県>「売れ残り」貧困の子へ 「偏見助長も」現場危惧
毎日新聞 3月31日(木)13時42分配信
子どもの貧困対策の一環で、福岡県は2016年度、コンビニエンスストアから消費期限間近のパンなどを譲り受け、NPOや支援団体を通じて困窮層の子どもたちに提供する取り組みを始める。都道府県初の試みとして注目されるが、現場の支援者からは廃棄対象食品を子どもの支援に結びつけることに疑問の声も上がる。
県によると・・・
(略)
「効率ではなく、こどもとその家族の尊厳を守ることが最優先。『ない』よりマシの考えはよくない」。中卒や高校中退の若年層を無料の学習指導や食事提供で支援する「ストリート・プロジェクト」(福岡市)の坪井恵子理事長が県の計画公表後、フェイスブックに書き込むと、普段の10倍近い2600人ほどに読まれ、共感を寄せる投稿も相次いだ。
同県内でフリースクールを主宰する工藤幸安さん(55)も「困窮が原因で差別を受け、学校に行けなくなる子がいる。食事一つとっても、きめ細やかに対応する必要がある」と言う。
「なくそう!・・・
(略)
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160331-00000035-mai-soci)
ごもっともな意見ですが、でも結局「無いよりはマシ」でしょう。
良いか悪いかで言えば悪いに入るかもしれませんが、それでも飢えるよりはマシでしょう。
貧困層への偏見やイジメを助長する可能性もあるかもしれませんが、それは食糧配給云々ではなくイジメを放置している教育現場・家庭教育や社会モラルの問題では?
最優先なのは尊厳ではなく命でしょうよ。
もちろん根本原因の解決が出来る事が望ましい。
しかしそれが出来ない、極めて難しいからせめて対処療法をしようという事の筈。
この件に倫理的な話や人道見地から文句や苦情を言えるのは、その抜本的解決方法を提示できる人だけ。若しくはこれよりも問題が少なく、且つ同じく現実的な別の方法の提示者だと思うんですがね・・・。
まぁこれが生み出す弊害を全く考慮に入れないで~と言うのは危険・傲慢なのでそれらの言葉に耳を貸し、より良い案の提示が出来る事が最良ではありますかね。
SOI)新カード雑感その13 悪魔召喚
2016年3月29日 新カード紹介 コメント (4)
皆さん、こんばんは。しもべです。
CotVが制限されていなかったらEldraziはVintageで結果を残せただろうか?
某サイトの記事を見てふと思いました。
除去は無視できても速度がなぁ・・・。
続き続き
・《ウルヴェンワルド横断》
:単体では《地勢》ですが、「昂揚」を達成する事で《エラダムリーの呼び声》+《森の占術》になります。達成時の事を考えれば驚愕の性能が有りますが、未達成でも最低限の価値は保証されていますね。
とは言え、昂揚の文面を過剰に期待できないのはつらい。
Beatdownでは昂揚の安定した達成は難しく、必然的にMidrange以下になるはず。その上で考えると《地勢》の効果でマナベースを安定させる事に貢献できますね。3色構築運用がGを中心にする事で現実的になるはず。また、《残された廃墟》を考えれば2t目に《荒野》を安定的に持ってくる事も出来るのでランパンにしやすい。《ニッサの誓い》まで含めれば序盤のマナサポート3種類のお陰でかなり展開を安定させやすいですね。同じくSOIランドがアンタップインの条件に共通色の基本地形を要求したりする事を思えばやはり土地基盤にかなり大きな貢献が出来るように思います。他の多色が弊害を受ける中で殆んどリスク無く運用する事が出来るので。
同時に、これらが挙動として優れているのはその内の《誓い》と《横断》の二種類が土地サポート以外も出来るため腐り辛い点もあり、《地勢》としての価値が引き上げる事が出来る点だと思います。
とはいえ基本地形なんてそう何枚も積めないので構築配分が難しそうですがネ。
後は昂揚の達成のサポート手段が有るのが望ましいですね。
《面晶体の這行器》がその意味でいい味を出しそうです。序盤のマナサポートは当然ですが、Cre/Atfなので喩え落されても《横断》を使いやすく出来ます。同じ昂揚持ちの《死天狗茸の栽培者》も有りますが、昂揚共有よりも昂揚達成の方が望ましいでしょう。《発生の器》はテンポロスですが、昂揚達成のサポートと調達範囲の広さから《ニッサの誓い》よりも使い易い。とはいえ1~2t目がスムーズに動ける事の強みを消してしまうのはどうかと思います。
大型のマナ加速を考えた場合は《面晶体の記録庫》や《突沸の器》等も有りますが、やや使い辛い。繋げる先が《炎呼びのチャンドラ》とかなら、なかなか良い相性ではあるので2マナ加速を用いてRGとかになるでしょうかね。同じ2マナ加速でも昂揚の事を思えば《爆発的植生》はそれ程貢献できませんからね。
《溺墓の寺院》がプチランパンのような形になると思えば《悪意の調合》との併用をする事で、時間稼ぎをしながらのEncを稼ぐのも悪くないですがネ。ただ能動的にハンドを捨てる構築はControlにはややリスクが大きんですよね。しかも併用が達成できないと寺院は弱すぎる・・・。
下の環境を考えれば昂揚の達成はかなり難易度は下がります。
しかしComboで使えるほど、昂揚は安定して序盤に達成できるわけでもないので、個人的にはその手の構築には不向き、と言うか論外一歩手前。そもそもその手の構築は《輪作》《探検の地図》《森の占術》《生ける願い》《トレイリア西部》《女王への懇願》《ギャンブル》《聖遺の騎士》など幾らでも有る事を思えば不安定なこの札に頼る必要性は薄いと思います。生物サーチならそれこそもっと沢山有ります。
また、基本地形の使用率が圧倒的に低い事を考えれば、《地勢》は腐りやすく、必然的に昂揚の必要性は圧倒的に上。
昂揚こそ達成しやすいものの、↓環境でもやや難しい立ち位置ですね。
土地も生物も使い、昂揚を達成できるほど種類も多め。加えてコンボ性も有ると尚良し!、でもComboに頼り過ぎる事は歓迎できない・・・と言う面倒な構築に合致する必要が有りますね。
BG Depthsなんかは悪くは無さそうです。
《暗黒の支部》のためのDD Comboに併用して《吸血鬼の呪詛術士》をサーチ出来る。まぁ《生ける願い》《女王への懇願》 も有るのでそこは要検証ですが、どの道この形はDD一本ではなく《タルモゴイフ》も有るBeatdown戦略でもあるのでどの道「昂揚」が腐る事はありませんからね。
2色程度なら基本地形も採用できますし、DDに頼り切る構築よりも遥かに現実味のある採用がなせるはず。BUG Depthは速度特化なので論外ですね。
後は軽いサーチと言う事で《瞬唱の魔道士/ScM》との併用も面白いですね。1手目でマナ基盤を整えScMをブロッカーにしながらFbで昂揚達成状態を狙うのもありなので。
ScM自体もサーチ出来ますし、URG的なコントロールを組むのも悪くないですかね。
一応昂揚達成だけなら《納墓》も有るので、それらを利用した構築も1チャンス。
基本地形多数のNicFitはGSZとキャントリップが有るのでまぁ必要性はほぼ無いと思いますが、キャントリップを使わないデッキで非G生物の調達手段は少ないので、考慮の余地も有るかもしれません。
X=1に引っ掛かってしまうので「G Stompy」への採用が難しいのは残念ですね。
可能性を見させてくれるぶん構築意欲が湧きますが、有効活用できるほど昂揚は達成は楽ではない、しかしリターンは相応に強いと言う理想的な調整に見えますね。
特に軽い初動の札が中盤以降で腐り辛いのが嬉しいですね。
・《ウェストヴェイルの修道院/不敬の皇子、オーメンダール》
:個人的には大注目の土地。
基本的にはToken製造が出来る土地の系譜ですが、もう一つ、大量の生物を生け贄に捧げる事で伝説の悪魔を呼び出す事が可能となります。
ある意味、合体カードのような物で、《闇の嘆願者》や《影生まれの使徒》を連想しますね。Tokenを生める能力だけでも実用に値しますが、その上もう一つの能力が有る事を考えれば実に素晴らしい土地と言えます。
公式で匂わせていた直接裏向きに出すカードが収録されなかったお陰で大きく落胆していますが・・・「異界月」で収録されるんですかね?
それともただの釣り?
まぁ将来に期待は残しておきましょう。
基本的には単なるTokens製造土地として使う事になると思います。変身能力はハードルが高い上に、多量のアドロスも有るので非現実的な能力です。無いよりはマシと考えるべき。
メインの製造能力はやや重いものの、色拘束も無く普通に土地としても使える為、消耗戦・アド合戦になり易い場合にはかなりの威力を発揮すると思います。
過去の成績を見てみてもこの手のマナだけでTokenを出せる土地は一定以上の成果を上げている事も多いのでこれもそれが期待できますね。そこから、この能力だけでほぼ構築級として一考できる札です。
但し、やはり可能なら変身したい。
シンプルにTokensデッキに入れ込むできでしょうね。召喚の種も割と簡単に用意できます。しかしそれでもアドロスが大きい。特にTokensデッキはその数で押し込むのですから、5体も生贄はアドロスが過ぎる。また、本体をメインで考えると「破壊不能」が有るとはいえ費用を考えれば不十分で、リスクも大きすぎる為メインには添え辛い。
なので基本はTokens戦術で、スィーパー等で盤面が一掃されそうな場合の保険として用意しておくのが望ましいでしょうね。面と点を用意できるのですからデッキ戦略の安定性が増します。
Stdでは《軍属童の突発》が消えてしまうのが残念ですね。
《ドラゴンの餌》《ピア・ナラーとキラン・ナラー》と揃っているのでRは非常に有効な選択肢だったのですが・・・。
代わりにWには《荒野の結集》とその他幾つか候補が有るので、有用でしょう。
また無色には《搭載歩行機械》《荒廃を招くもの》《繁殖苗床》《領事の鋳造所》等在るため上手く作れば十分構築も可能でしょう。
特にマナを伸ばす考えから《搭載歩行機械》《荒野の結集》が非常に威力を発揮しやすい。《石の宣告》や《絹包み》等Wには追放除去もある為《荒廃を招くもの》も使いやすくなります。
W茶が一番合理的ですかね?
サーチまで含めると上記の《ウルヴェンワルド横断》が使えるtGになるかもしれないですが、他の色もそれなりに強みはありますしね。
↓環境ではより良質なTokensスペルが多量にある為、より扱いやすくなりますね。
ただし実質6マナ掛る点から悪魔の降臨はより非現実的な機能となってしまいます。《清浄の名誉》や《真面目な訪問者、ソリン》のお陰でTokensの面展開圧殺が十分可能なので、5体食べるよりも大抵は実質的なパワーが落ちてしまいますからね・・・。
《風立ての高地》も使えないため、本当に変身部分は保険になるでしょう。また《幽体の行列》へのマナ基盤の齟齬などの問題も有ります。
最も効率的な変身は戦闘力の低いTokensの変身なので《センギアの従臣》や《スプリングジャック飼い》《ゼンディカーの報復者》等のTokensを当てれるのが一番ですがね。
従臣なら《デルレイッチ》を思わせるのでイメージにも合いますし、報復者はマナ域的に変身も無理が無い。
しかしComboとして見る程コイツには決定力が無いんですよね・・・。制圧力は有りますが。
1ショットで決めれる範囲まで来てからハンデスを絡めて着地させるのが望ましそうです。
単体での運用性を考えると面展開の他にも装備品が有るような構築が望ましい。
まぁ普通に《石鍛冶の神秘家》で良い気もします。が担ぎ手として考える場合は些か遅すぎる。一応《石術士、ナヒリ》も考えれば無理ではないか・・・。
無色である事と1/1を生み出す点から《弱者の剣》でも良いのですが、正直《飛行機械の鋳造所》が有ればいくらでもTokensを増やせる代りに、もうそれで勝てるから一々コンボ札を生み出す必要が無いんですよね・・・。
また只でさえ薄い除去耐性がより心配になるのでそのサポートも絶対。展開に5マナ掛る事を考えると打消しは構えづらい。《Force of Will》でなければ時期的・性能的に機能しづらい。UよりもBのハンデスの方が望ましいですかね。どのみち面展開するなら《陰謀団式療法》が有りますし。
後は《Karakas》の対処出るね。
個人的にはちょっと特殊なJunk型のNicFitに入れてみたい。
《聖遺の騎士/KotR》を使う形ですが、似た様な性質のDDコンボに比べると、土地が1枚で良い点と、単体で余りに役に立たない《暗黒の深部》に比べて《ウェストヴェイルの修道院》が相応に役に立つ点から個人的にはこちらの方が望ましいと考えています。
KotRが有れば《不毛の大地》を事前に捜しておくことで《Karakas》も潰せますからね。
生み出すTokenの関係上、クレリックデッキでの運用も視野に入れる事が出来ますね。
元々低速デッキな上に生物を増やしていく事も出来るので。《ルーンの母》の保護から《雨ざらしの旅人》の調達まで揃っています。単体でも数を揃える事が出来ますがToken発生器である《太陽の神、ヘリオッド》等もいます。
色拘束の強めのデッキではありますが、それも《境を歩む者》で軽減できます。
また《砂の殉教者》から考えて《再誕の宣言》で数を保持しやすいですし、召喚のための生贄分もこれで回収出来ます。そもそも《再誕の宣言》の「予見」を視野に入れたデッキなので6マナもきっちり出せますからね。
1~2枚のお守りとしてでも十分機能はするはずです。
因みに、その色に関して《死を運ぶ者のしもべ》と併用するとなんと3/3を生み出せるようになります。盤面処理能力もある為、かなり凶悪です。
いやぁ~、《黄金夜の懲罰者》はそのリスクのお陰でクールでしたが、こちらは構築意欲はそそられる点でやはり魅力的。
こんなおもちゃが有るだけで個人的には出た甲斐が有るセットになりましたよ。
しかし前身の信仰対象はリリアナに瞬殺されたと思ったら、今度はただの風で飛ばされてしまうとか。この世界の悪魔はどうにも出落ちと言う名の漫才性能を備えているようです。
CotVが制限されていなかったらEldraziはVintageで結果を残せただろうか?
某サイトの記事を見てふと思いました。
除去は無視できても速度がなぁ・・・。
続き続き
・《ウルヴェンワルド横断》
:単体では《地勢》ですが、「昂揚」を達成する事で《エラダムリーの呼び声》+《森の占術》になります。達成時の事を考えれば驚愕の性能が有りますが、未達成でも最低限の価値は保証されていますね。
とは言え、昂揚の文面を過剰に期待できないのはつらい。
Beatdownでは昂揚の安定した達成は難しく、必然的にMidrange以下になるはず。その上で考えると《地勢》の効果でマナベースを安定させる事に貢献できますね。3色構築運用がGを中心にする事で現実的になるはず。また、《残された廃墟》を考えれば2t目に《荒野》を安定的に持ってくる事も出来るのでランパンにしやすい。《ニッサの誓い》まで含めれば序盤のマナサポート3種類のお陰でかなり展開を安定させやすいですね。同じくSOIランドがアンタップインの条件に共通色の基本地形を要求したりする事を思えばやはり土地基盤にかなり大きな貢献が出来るように思います。他の多色が弊害を受ける中で殆んどリスク無く運用する事が出来るので。
同時に、これらが挙動として優れているのはその内の《誓い》と《横断》の二種類が土地サポート以外も出来るため腐り辛い点もあり、《地勢》としての価値が引き上げる事が出来る点だと思います。
とはいえ基本地形なんてそう何枚も積めないので構築配分が難しそうですがネ。
後は昂揚の達成のサポート手段が有るのが望ましいですね。
《面晶体の這行器》がその意味でいい味を出しそうです。序盤のマナサポートは当然ですが、Cre/Atfなので喩え落されても《横断》を使いやすく出来ます。同じ昂揚持ちの《死天狗茸の栽培者》も有りますが、昂揚共有よりも昂揚達成の方が望ましいでしょう。《発生の器》はテンポロスですが、昂揚達成のサポートと調達範囲の広さから《ニッサの誓い》よりも使い易い。とはいえ1~2t目がスムーズに動ける事の強みを消してしまうのはどうかと思います。
大型のマナ加速を考えた場合は《面晶体の記録庫》や《突沸の器》等も有りますが、やや使い辛い。繋げる先が《炎呼びのチャンドラ》とかなら、なかなか良い相性ではあるので2マナ加速を用いてRGとかになるでしょうかね。同じ2マナ加速でも昂揚の事を思えば《爆発的植生》はそれ程貢献できませんからね。
《溺墓の寺院》がプチランパンのような形になると思えば《悪意の調合》との併用をする事で、時間稼ぎをしながらのEncを稼ぐのも悪くないですがネ。ただ能動的にハンドを捨てる構築はControlにはややリスクが大きんですよね。しかも併用が達成できないと寺院は弱すぎる・・・。
下の環境を考えれば昂揚の達成はかなり難易度は下がります。
しかしComboで使えるほど、昂揚は安定して序盤に達成できるわけでもないので、個人的にはその手の構築には不向き、と言うか論外一歩手前。そもそもその手の構築は《輪作》《探検の地図》《森の占術》《生ける願い》《トレイリア西部》《女王への懇願》《ギャンブル》《聖遺の騎士》など幾らでも有る事を思えば不安定なこの札に頼る必要性は薄いと思います。生物サーチならそれこそもっと沢山有ります。
また、基本地形の使用率が圧倒的に低い事を考えれば、《地勢》は腐りやすく、必然的に昂揚の必要性は圧倒的に上。
昂揚こそ達成しやすいものの、↓環境でもやや難しい立ち位置ですね。
土地も生物も使い、昂揚を達成できるほど種類も多め。加えてコンボ性も有ると尚良し!、でもComboに頼り過ぎる事は歓迎できない・・・と言う面倒な構築に合致する必要が有りますね。
BG Depthsなんかは悪くは無さそうです。
《暗黒の支部》のためのDD Comboに併用して《吸血鬼の呪詛術士》をサーチ出来る。まぁ《生ける願い》《女王への懇願》 も有るのでそこは要検証ですが、どの道この形はDD一本ではなく《タルモゴイフ》も有るBeatdown戦略でもあるのでどの道「昂揚」が腐る事はありませんからね。
2色程度なら基本地形も採用できますし、DDに頼り切る構築よりも遥かに現実味のある採用がなせるはず。BUG Depthは速度特化なので論外ですね。
後は軽いサーチと言う事で《瞬唱の魔道士/ScM》との併用も面白いですね。1手目でマナ基盤を整えScMをブロッカーにしながらFbで昂揚達成状態を狙うのもありなので。
ScM自体もサーチ出来ますし、URG的なコントロールを組むのも悪くないですかね。
一応昂揚達成だけなら《納墓》も有るので、それらを利用した構築も1チャンス。
基本地形多数のNicFitはGSZとキャントリップが有るのでまぁ必要性はほぼ無いと思いますが、キャントリップを使わないデッキで非G生物の調達手段は少ないので、考慮の余地も有るかもしれません。
X=1に引っ掛かってしまうので「G Stompy」への採用が難しいのは残念ですね。
可能性を見させてくれるぶん構築意欲が湧きますが、有効活用できるほど昂揚は達成は楽ではない、しかしリターンは相応に強いと言う理想的な調整に見えますね。
特に軽い初動の札が中盤以降で腐り辛いのが嬉しいですね。
・《ウェストヴェイルの修道院/不敬の皇子、オーメンダール》
:個人的には大注目の土地。
基本的にはToken製造が出来る土地の系譜ですが、もう一つ、大量の生物を生け贄に捧げる事で伝説の悪魔を呼び出す事が可能となります。
ある意味、合体カードのような物で、《闇の嘆願者》や《影生まれの使徒》を連想しますね。Tokenを生める能力だけでも実用に値しますが、その上もう一つの能力が有る事を考えれば実に素晴らしい土地と言えます。
公式で匂わせていた直接裏向きに出すカードが収録されなかったお陰で大きく落胆していますが・・・「異界月」で収録されるんですかね?
それともただの釣り?
まぁ将来に期待は残しておきましょう。
基本的には単なるTokens製造土地として使う事になると思います。変身能力はハードルが高い上に、多量のアドロスも有るので非現実的な能力です。無いよりはマシと考えるべき。
メインの製造能力はやや重いものの、色拘束も無く普通に土地としても使える為、消耗戦・アド合戦になり易い場合にはかなりの威力を発揮すると思います。
過去の成績を見てみてもこの手のマナだけでTokenを出せる土地は一定以上の成果を上げている事も多いのでこれもそれが期待できますね。そこから、この能力だけでほぼ構築級として一考できる札です。
但し、やはり可能なら変身したい。
シンプルにTokensデッキに入れ込むできでしょうね。召喚の種も割と簡単に用意できます。しかしそれでもアドロスが大きい。特にTokensデッキはその数で押し込むのですから、5体も生贄はアドロスが過ぎる。また、本体をメインで考えると「破壊不能」が有るとはいえ費用を考えれば不十分で、リスクも大きすぎる為メインには添え辛い。
なので基本はTokens戦術で、スィーパー等で盤面が一掃されそうな場合の保険として用意しておくのが望ましいでしょうね。面と点を用意できるのですからデッキ戦略の安定性が増します。
Stdでは《軍属童の突発》が消えてしまうのが残念ですね。
《ドラゴンの餌》《ピア・ナラーとキラン・ナラー》と揃っているのでRは非常に有効な選択肢だったのですが・・・。
代わりにWには《荒野の結集》とその他幾つか候補が有るので、有用でしょう。
また無色には《搭載歩行機械》《荒廃を招くもの》《繁殖苗床》《領事の鋳造所》等在るため上手く作れば十分構築も可能でしょう。
特にマナを伸ばす考えから《搭載歩行機械》《荒野の結集》が非常に威力を発揮しやすい。《石の宣告》や《絹包み》等Wには追放除去もある為《荒廃を招くもの》も使いやすくなります。
W茶が一番合理的ですかね?
サーチまで含めると上記の《ウルヴェンワルド横断》が使えるtGになるかもしれないですが、他の色もそれなりに強みはありますしね。
↓環境ではより良質なTokensスペルが多量にある為、より扱いやすくなりますね。
ただし実質6マナ掛る点から悪魔の降臨はより非現実的な機能となってしまいます。《清浄の名誉》や《真面目な訪問者、ソリン》のお陰でTokensの面展開圧殺が十分可能なので、5体食べるよりも大抵は実質的なパワーが落ちてしまいますからね・・・。
《風立ての高地》も使えないため、本当に変身部分は保険になるでしょう。また《幽体の行列》へのマナ基盤の齟齬などの問題も有ります。
最も効率的な変身は戦闘力の低いTokensの変身なので《センギアの従臣》や《スプリングジャック飼い》《ゼンディカーの報復者》等のTokensを当てれるのが一番ですがね。
従臣なら《デルレイッチ》を思わせるのでイメージにも合いますし、報復者はマナ域的に変身も無理が無い。
しかしComboとして見る程コイツには決定力が無いんですよね・・・。制圧力は有りますが。
1ショットで決めれる範囲まで来てからハンデスを絡めて着地させるのが望ましそうです。
単体での運用性を考えると面展開の他にも装備品が有るような構築が望ましい。
まぁ普通に《石鍛冶の神秘家》で良い気もします。が担ぎ手として考える場合は些か遅すぎる。一応《石術士、ナヒリ》も考えれば無理ではないか・・・。
無色である事と1/1を生み出す点から《弱者の剣》でも良いのですが、正直《飛行機械の鋳造所》が有ればいくらでもTokensを増やせる代りに、もうそれで勝てるから一々コンボ札を生み出す必要が無いんですよね・・・。
また只でさえ薄い除去耐性がより心配になるのでそのサポートも絶対。展開に5マナ掛る事を考えると打消しは構えづらい。《Force of Will》でなければ時期的・性能的に機能しづらい。UよりもBのハンデスの方が望ましいですかね。どのみち面展開するなら《陰謀団式療法》が有りますし。
後は《Karakas》の対処出るね。
個人的にはちょっと特殊なJunk型のNicFitに入れてみたい。
《聖遺の騎士/KotR》を使う形ですが、似た様な性質のDDコンボに比べると、土地が1枚で良い点と、単体で余りに役に立たない《暗黒の深部》に比べて《ウェストヴェイルの修道院》が相応に役に立つ点から個人的にはこちらの方が望ましいと考えています。
KotRが有れば《不毛の大地》を事前に捜しておくことで《Karakas》も潰せますからね。
生み出すTokenの関係上、クレリックデッキでの運用も視野に入れる事が出来ますね。
元々低速デッキな上に生物を増やしていく事も出来るので。《ルーンの母》の保護から《雨ざらしの旅人》の調達まで揃っています。単体でも数を揃える事が出来ますがToken発生器である《太陽の神、ヘリオッド》等もいます。
色拘束の強めのデッキではありますが、それも《境を歩む者》で軽減できます。
また《砂の殉教者》から考えて《再誕の宣言》で数を保持しやすいですし、召喚のための生贄分もこれで回収出来ます。そもそも《再誕の宣言》の「予見」を視野に入れたデッキなので6マナもきっちり出せますからね。
1~2枚のお守りとしてでも十分機能はするはずです。
因みに、その色に関して《死を運ぶ者のしもべ》と併用するとなんと3/3を生み出せるようになります。盤面処理能力もある為、かなり凶悪です。
いやぁ~、《黄金夜の懲罰者》はそのリスクのお陰でクールでしたが、こちらは構築意欲はそそられる点でやはり魅力的。
こんなおもちゃが有るだけで個人的には出た甲斐が有るセットになりましたよ。
しかし前身の信仰対象はリリアナに瞬殺されたと思ったら、今度はただの風で飛ばされてしまうとか。この世界の悪魔はどうにも出落ちと言う名の漫才性能を備えているようです。
SOI)新カード雑感その12 床下からマッドネス
2016年3月28日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
神Legacyは熱かったですね~。
SnTもあと一歩でしたが、互いに妨害しあった結果の泥仕合なんてよくある事ですし。
しかしEldraziと、それに優位とされるBUG 続唱が増えてくれるならMiraclesが多少減る可能性が有るので個人的には嬉しいですね。
一時的な熱が冷めれば使用者も減ると思いますが、Modernの禁止改訂如何でまたここから数も増えるでしょうしね。
・《床下から》
:《奈落の総ざらい》とは何だったのか??
Grixisカラーのサイクルであるマッドネス(X)を持つサイクルの黒。
単体では最も重いものの、2/2×3体の時点で既に5マナにして効率が良く、そこに3点ゲインまで付いてくると思うと破格のコストパフォーマンスです。そしてサイクル宜しくマッドネス。2/2がX体の盤面のアドバンテージ+X点ゲイン。黒のTokensスペルと言う枠を外しても頭オカシイ程の圧倒的な効率の良さを誇ります。と言うかサイクル中でこれだけ効率が異様に良い。
似た様なXスペルで2種類の効果に波及する《不敬の命令》も有りますが、盤面と言う明確なアド量とゲイン量を考えれば宛ら《スフィンクスの啓示》の如き様相です。いやさ、これが黒の《天使への願い》か・・・。
当然ですが、マッドネスを経由すれば一部共鳴者からIns速度での生成も可能。
タップインであるためブロッカーにこそなりませんが、その代りにXゲインが付いてくるのでライフロスも最低限の損失で済むはずで、返しのターンで一気呵成に殴りに行く事が出来ます。
その上捨てるはずの札を使えているはずなので、実質的なアドは更に+1が出来ているわけです。《アヴァシンの裁き》と異なり、マッドネス(X=3)で撃っても通常キャストと同じ効率を得る事が出来る為、マッドネスし得ですね。
普通に使っても強力、マナを用意してマッドネスから使えば凶悪。
今回随一のKPを誇る札の一つだと思います。
ただしマッドネスをIns速度で行える優良な共鳴者ってあまり無い。テキストの効果は高くとも真価を発揮させるのは難しい類と言えるかもしれません。良質な共鳴者だけでなく、Std環境に真面なマナソースもマナブーストも無いのもやはり辛い所。
KP自体は高いのですがネ・・・。
Stdではマッドネス系はどう考えてもWeenie等で使う事が前提になっているため、デッキにも恵まれない。もちろん、普通に使っても強いのでB系のMidrangeに入れるのは間違ってはいない筈。が、勿体無い。
《ヴリンの神童、ジェイス》や《先駆ける者、ナヒリ》は合ってはいるのでしょうが、色が違いますからね・・・。まぁ2色ならダブルシンボルでも許容範囲でしょうからジェイスが最適ですかね。ブロッカーとして今一つ安定しないのもPWにとっては都合が悪い。ルーターで出したり、[-3]から通常キャストしたりしてリリアナ的にキャッキャウフフしましょう。
5マナが出る前提で通常キャストするのなら《ウェストヴェイルの修道院》との併用も良いですね。
まぁ安全策以上の意味は有りませんが。
生物を使わずにZombieの数を確保できるため《目覚めし処刑者》との相性もいいですね。
生み出せるTokensが3/3に成ったら・・・。
が、逆にそれらの選択肢が増える↓では少々重すぎるやもしれません。
特に本体の5マナが使用に耐えるかと言うと難しい。
流石に5マナはModernのTokensでも難しい。一応《風立ての高地》からならキャスト出来ますが、其れだとやはりマッドネスは使えませんからね。
私としては《アヴァシンの裁き》のお陰で組む意欲が多少出てきた共鳴者採用型と言うか《ヴェールのリリアナ》採用型NicFitに試しても良いと思っていますが、其れだとIns速度ではないのでもう一手欲しいところです。
それ以外では正直難しいでしょうね。
惜しいカードだなぁ・・・。
これを考えると実は↓環境でも《ヴリンの神童ジェイス》は良い相棒になるのかもしれませんが、5マナが出るようなデッキなら《精神を刻む者、ジェイス》を使いますからね・・・。
・《精神壊しの悪魔》
:これも感想を書いてなかったので。
Cip掘削能力と「昂揚」で消せるデメリット持ちの神話デーモン。しかし4マナ4/5飛行・トランプルとマナレシオは非常に優秀。
《蘇りしケンタウルス》がC→Mに成ったら、Cipが自分限定になった代わりに素の能力が大幅に強化されましたね。どうせ相手の山札を削る用途ではほぼ使わないので、部族がZombie→Demonになったくらいでしょうね劣化部分は。
いや違う!黒力が増したんだ!!
今の所Stdでは特別相性の良い札も無いのですが昂揚のサポートが出来るだけでも悪くない。
一応《無情な死者》や《秘蔵の融合体》のリアニ能力の関係も活かせる可能性も。しかしStdでは能力を満たせる現実的なプランが見渡せませんね。次の4マナ域がどうなるのか判りませんがリスクを備えたコイツを使う理由があるかは不明です。
4マナの着地はやや不安もありますが《発生の器》が有れば割とスムーズに纏まるでしょう。
土地にしろ生物にしろ墓地にしろ。BGらしい丸い構築が出来るはず。
Eternalではまぁ意図して組めば問題ないでしょう。除去耐性も高めですし、Cipもきっちり構築すれば小さくは無いメリットになります。喩え満たせなくともパワー4でダメージも4なので《肉裂き怪物》の上位種のような感覚です。そう考えれば伝統に則った由緒正しき黒生物です。
相性が良いのは《名も無き転置》。
軽量除去+パンプに流用し7/2としてパンチも可能。飛行とトランプルのお陰でパワー強化も腐り辛い。Rの火力が無いデッキには積極的に運用していけます。
Ins/部族を二種類を満たすために「昂揚」を満たしやすい。これは《タルモゴイフ》にも言える事で、Cipで墓地を肥やす能力も合わせてタルモを使用するBGカラーのBeatdownを使っていくのが合理的。
墓地を肥やす点で直接的に札を置ける可能性も有るので《ストロームガルドの災い魔、ハーコン》を使ったネームレスハーコンの採用も出来るかもしれません。
またその観点で重要になるのが《納墓》。
Ins速度で札を墓地に提供できるため必要牌を揃えやすい。上述の《名も無き転置》や《ハーコン》を揃える事も出来て、必要なカードタイプを揃えて「昆揚」を裂ける手段にもなる。《苦花》とかなら一気に3種類用意出来ます。当然《タルモ》のサイズにもそのまま転用できる。
墓地からの再利用等を含めた銀弾はそのまま健在なので上記のコンボ以外にも幾らでお構築は可能となっている。発掘とかもかなり使いやすいですね。
墓地とシナジーの組める構築のし甲斐のあります。
悪魔・昂揚関係・優秀なサイズ等を含めればDemonStompyでもいけますが、《古の墳墓》を使うデッキなのでリスクは相応。
まぁそれも黒らしいですがww
・《神出鬼没な拷問者/陰湿な霧》
:霧に姿を変えると言う吸血鬼の伝説の一つがコンセプトですかね?
表は4マナ4/4で、マナを掛ければ共鳴者兼変身。裏は呪禁・破壊不能で戦闘で干渉不可の0/1。Bにしては珍しく自力で非常に高い除去耐性を誇る生物ですね。その代わり単体でのスペックも極めて高いと言うわけでは無い。
まぁ単体除去は布告を抑えればほぼ効かないですし、マナと手札を掛ければ無敵のブロッカーでもあり、アンブロッカブルで除去もされ辛いアタッカー。単体で割と完成されている生物なので特に対Control戦で威力を発揮しそうですね。
対して、劇的に強力な能力も無い。
CipもPiGも無い。手札とマナを掛ける為それなりに高いコストが除去回避には必要です(それでも除去されるよりはマシですが)し、共鳴者として使えるのは事実ながら流石に5マナからスタートでは遅すぎる。下手に他のカードを活かす札ではなく活かされる類の札でしょうね。
正直単体ではテンポも損なうし力不足を感じます。と言うか、4マナの割にアドも取れないのに、攻撃的な成分が薄すぎるんですよね。
Eternalではサボタージュ系の装備品も多いですし、正直下手に受肉して打点を求めるよりも霧のまま《光と影の剣》《火と氷の剣》や《梅澤の十手》で殴りまわった方がアドバンテージも稼げる可能性がある為、表側はオマケですね。それでもアンブロッカブルで+4打点を考えれば《火と氷の剣》なら一度に最大8打点を稼ぐわけでマナを掛けるには十分な威力ですかね。《光と影の剣》はその分ライフゲイン。両者ともハンドアドが取れる為、ディスカード分を調達できるのも相性が良いですね。
しかしどこぞの天使を見習ってほしいほどのマイルドさ。
本当に悪魔や伝説の怪物たる吸血鬼なのかこいつらは・・・。
とりあえず単品の完成度が高いので、2~3枚購入予定です。
P.S.
大相撲にて、また「横綱の品格が~」とか言われてますが、そんなに言うなら明文化すればいいと思いますがね。明文化する以上は、それによる賛否や批評にさらされる事になりますが、それ(運営が正常・最適に行われる環境整備)が組織委員会の役目でしょう。同じように土俵周りの整備・改築もやろうと思えばできる事。
それをせずに外から文句を言うだけと言うのは組織として正しい在り方ではないと思います。
個人的には寄り切りが好きですが、ね。
神Legacyは熱かったですね~。
SnTもあと一歩でしたが、互いに妨害しあった結果の泥仕合なんてよくある事ですし。
しかしEldraziと、それに優位とされるBUG 続唱が増えてくれるならMiraclesが多少減る可能性が有るので個人的には嬉しいですね。
一時的な熱が冷めれば使用者も減ると思いますが、Modernの禁止改訂如何でまたここから数も増えるでしょうしね。
・《床下から》
:《奈落の総ざらい》とは何だったのか??
Grixisカラーのサイクルであるマッドネス(X)を持つサイクルの黒。
単体では最も重いものの、2/2×3体の時点で既に5マナにして効率が良く、そこに3点ゲインまで付いてくると思うと破格のコストパフォーマンスです。そしてサイクル宜しくマッドネス。2/2がX体の盤面のアドバンテージ+X点ゲイン。黒のTokensスペルと言う枠を外しても頭オカシイ程の圧倒的な効率の良さを誇ります。と言うかサイクル中でこれだけ効率が異様に良い。
似た様なXスペルで2種類の効果に波及する《不敬の命令》も有りますが、盤面と言う明確なアド量とゲイン量を考えれば宛ら《スフィンクスの啓示》の如き様相です。いやさ、これが黒の《天使への願い》か・・・。
当然ですが、マッドネスを経由すれば一部共鳴者からIns速度での生成も可能。
タップインであるためブロッカーにこそなりませんが、その代りにXゲインが付いてくるのでライフロスも最低限の損失で済むはずで、返しのターンで一気呵成に殴りに行く事が出来ます。
その上捨てるはずの札を使えているはずなので、実質的なアドは更に+1が出来ているわけです。《アヴァシンの裁き》と異なり、マッドネス(X=3)で撃っても通常キャストと同じ効率を得る事が出来る為、マッドネスし得ですね。
普通に使っても強力、マナを用意してマッドネスから使えば凶悪。
今回随一のKPを誇る札の一つだと思います。
ただしマッドネスをIns速度で行える優良な共鳴者ってあまり無い。テキストの効果は高くとも真価を発揮させるのは難しい類と言えるかもしれません。良質な共鳴者だけでなく、Std環境に真面なマナソースもマナブーストも無いのもやはり辛い所。
KP自体は高いのですがネ・・・。
Stdではマッドネス系はどう考えてもWeenie等で使う事が前提になっているため、デッキにも恵まれない。もちろん、普通に使っても強いのでB系のMidrangeに入れるのは間違ってはいない筈。が、勿体無い。
《ヴリンの神童、ジェイス》や《先駆ける者、ナヒリ》は合ってはいるのでしょうが、色が違いますからね・・・。まぁ2色ならダブルシンボルでも許容範囲でしょうからジェイスが最適ですかね。ブロッカーとして今一つ安定しないのもPWにとっては都合が悪い。ルーターで出したり、[-3]から通常キャストしたりしてリリアナ的にキャッキャウフフしましょう。
5マナが出る前提で通常キャストするのなら《ウェストヴェイルの修道院》との併用も良いですね。
まぁ安全策以上の意味は有りませんが。
生物を使わずにZombieの数を確保できるため《目覚めし処刑者》との相性もいいですね。
生み出せるTokensが3/3に成ったら・・・。
が、逆にそれらの選択肢が増える↓では少々重すぎるやもしれません。
特に本体の5マナが使用に耐えるかと言うと難しい。
流石に5マナはModernのTokensでも難しい。一応《風立ての高地》からならキャスト出来ますが、其れだとやはりマッドネスは使えませんからね。
私としては《アヴァシンの裁き》のお陰で組む意欲が多少出てきた共鳴者採用型と言うか《ヴェールのリリアナ》採用型NicFitに試しても良いと思っていますが、其れだとIns速度ではないのでもう一手欲しいところです。
それ以外では正直難しいでしょうね。
惜しいカードだなぁ・・・。
これを考えると実は↓環境でも《ヴリンの神童ジェイス》は良い相棒になるのかもしれませんが、5マナが出るようなデッキなら《精神を刻む者、ジェイス》を使いますからね・・・。
・《精神壊しの悪魔》
:これも感想を書いてなかったので。
Cip掘削能力と「昂揚」で消せるデメリット持ちの神話デーモン。しかし4マナ4/5飛行・トランプルとマナレシオは非常に優秀。
《蘇りしケンタウルス》がC→Mに成ったら、Cipが自分限定になった代わりに素の能力が大幅に強化されましたね。どうせ相手の山札を削る用途ではほぼ使わないので、部族がZombie→Demonになったくらいでしょうね劣化部分は。
いや違う!黒力が増したんだ!!
今の所Stdでは特別相性の良い札も無いのですが昂揚のサポートが出来るだけでも悪くない。
一応《無情な死者》や《秘蔵の融合体》のリアニ能力の関係も活かせる可能性も。しかしStdでは能力を満たせる現実的なプランが見渡せませんね。次の4マナ域がどうなるのか判りませんがリスクを備えたコイツを使う理由があるかは不明です。
4マナの着地はやや不安もありますが《発生の器》が有れば割とスムーズに纏まるでしょう。
土地にしろ生物にしろ墓地にしろ。BGらしい丸い構築が出来るはず。
Eternalではまぁ意図して組めば問題ないでしょう。除去耐性も高めですし、Cipもきっちり構築すれば小さくは無いメリットになります。喩え満たせなくともパワー4でダメージも4なので《肉裂き怪物》の上位種のような感覚です。そう考えれば伝統に則った由緒正しき黒生物です。
相性が良いのは《名も無き転置》。
軽量除去+パンプに流用し7/2としてパンチも可能。飛行とトランプルのお陰でパワー強化も腐り辛い。Rの火力が無いデッキには積極的に運用していけます。
Ins/部族を二種類を満たすために「昂揚」を満たしやすい。これは《タルモゴイフ》にも言える事で、Cipで墓地を肥やす能力も合わせてタルモを使用するBGカラーのBeatdownを使っていくのが合理的。
墓地を肥やす点で直接的に札を置ける可能性も有るので《ストロームガルドの災い魔、ハーコン》を使ったネームレスハーコンの採用も出来るかもしれません。
またその観点で重要になるのが《納墓》。
Ins速度で札を墓地に提供できるため必要牌を揃えやすい。上述の《名も無き転置》や《ハーコン》を揃える事も出来て、必要なカードタイプを揃えて「昆揚」を裂ける手段にもなる。《苦花》とかなら一気に3種類用意出来ます。当然《タルモ》のサイズにもそのまま転用できる。
墓地からの再利用等を含めた銀弾はそのまま健在なので上記のコンボ以外にも幾らでお構築は可能となっている。発掘とかもかなり使いやすいですね。
墓地とシナジーの組める構築のし甲斐のあります。
悪魔・昂揚関係・優秀なサイズ等を含めればDemonStompyでもいけますが、《古の墳墓》を使うデッキなのでリスクは相応。
まぁそれも黒らしいですがww
・《神出鬼没な拷問者/陰湿な霧》
:霧に姿を変えると言う吸血鬼の伝説の一つがコンセプトですかね?
表は4マナ4/4で、マナを掛ければ共鳴者兼変身。裏は呪禁・破壊不能で戦闘で干渉不可の0/1。Bにしては珍しく自力で非常に高い除去耐性を誇る生物ですね。その代わり単体でのスペックも極めて高いと言うわけでは無い。
まぁ単体除去は布告を抑えればほぼ効かないですし、マナと手札を掛ければ無敵のブロッカーでもあり、アンブロッカブルで除去もされ辛いアタッカー。単体で割と完成されている生物なので特に対Control戦で威力を発揮しそうですね。
対して、劇的に強力な能力も無い。
CipもPiGも無い。手札とマナを掛ける為それなりに高いコストが除去回避には必要です(それでも除去されるよりはマシですが)し、共鳴者として使えるのは事実ながら流石に5マナからスタートでは遅すぎる。下手に他のカードを活かす札ではなく活かされる類の札でしょうね。
正直単体ではテンポも損なうし力不足を感じます。と言うか、4マナの割にアドも取れないのに、攻撃的な成分が薄すぎるんですよね。
Eternalではサボタージュ系の装備品も多いですし、正直下手に受肉して打点を求めるよりも霧のまま《光と影の剣》《火と氷の剣》や《梅澤の十手》で殴りまわった方がアドバンテージも稼げる可能性がある為、表側はオマケですね。それでもアンブロッカブルで+4打点を考えれば《火と氷の剣》なら一度に最大8打点を稼ぐわけでマナを掛けるには十分な威力ですかね。《光と影の剣》はその分ライフゲイン。両者ともハンドアドが取れる為、ディスカード分を調達できるのも相性が良いですね。
しかしどこぞの天使を見習ってほしいほどのマイルドさ。
本当に悪魔や伝説の怪物たる吸血鬼なのかこいつらは・・・。
とりあえず単品の完成度が高いので、2~3枚購入予定です。
P.S.
大相撲にて、また「横綱の品格が~」とか言われてますが、そんなに言うなら明文化すればいいと思いますがね。明文化する以上は、それによる賛否や批評にさらされる事になりますが、それ(運営が正常・最適に行われる環境整備)が組織委員会の役目でしょう。同じように土俵周りの整備・改築もやろうと思えばできる事。
それをせずに外から文句を言うだけと言うのは組織として正しい在り方ではないと思います。
個人的には寄り切りが好きですが、ね。
マジェプリ新作? / 鉄血のオルフェンズ終
2016年3月27日 趣味
「マジェスティック・プリンス」が完全新作の映画化がされるらしいです。
ED後の世界を描く話らしい。
そしてそれに合わせて事前に地上波?で毎週2話で全24話の再放送+新作の25話も決定らしい。この25話は映画に繋がる部分が描かれる様です。
近年のロボ物の中では一番好きだった作品のマジェプリ。
王道ストーリー、奇抜ながら明確なチーム(役割分担)を意識されたデザインと目が追いつかないほどグリグリと動く充実した戦闘シーン。見事に纏った作品でした。ゴールド4が大好き。
なのに売り上げは壊滅的・・・。
と悲しかったのですが、朗報ですね。
個人的には未消化の部分も含めて2期を期待していたのですが映画が出るだけマシ。
ガルガンティアの様に十分な売り上げが有ったにもかかわらずお上の一言で2期が消失した作品も有りますからね。
「ガンダム 鉄血のオルフェンズ」は今週もで終了。
そして予定調和の分割2クールの発表。次は秋だそうです。
始まりはダーティで悲壮感溢れる作品でしたが、最後は割とキレイな形の幕引きでしたね。中盤のマイルドから最後の方はまた緊張感のある雰囲気に戻った作品でしたが、杞憂の内でした。
とはいえ、ビスケット死亡した後の決起集会のときから見ると最後の2話で団員がめちゃくちゃ死んでるんですよね。
あの選挙相手の女性はどんだけ人望薄いの・・・。無能すぎる。まさかカミーユが再登場するとは。あんなに姿かたちが変わると、時間とは残酷。これはその内ジュドーも出て来るかもw骨十字海賊とかで。
戦闘も含め作画が大きく崩れる事も無く、安定して面白かった。
特に、遠距離兵器が役に立たないから殴り合い推奨と言う、これまでのガンダム作品とは真逆の戦闘コンセプトのお陰で新鮮でしたね。おかげでよく動く動く。それでいて超兵器≒必殺技も無いので次々に現れる近接武器の数々w パイルバンカー、レンチ、隠し腕、ドリル、ポン刀 etc
最後の戦闘も良かったですが、特に良かったのはチョバムアーマーが機能しているのを始めて観た点ですかね。
これまでは砲撃兵器の威力高すぎて役立たずのデッドウェイトでしたが、殴り合いなら非常に強力でしたね。逆にグリムゲルデは盾頑丈過ぎる。平然とキマリスの直剣を受け止めていましたからね・・・。あれだけオーバースペック。
キャラ造形も割かし人間味が有りつつも、矛盾した言動や謎の正義感振りかざす輩もいないのでストレスも少なめ。出てくる全員が全員其々の思惑で動いているので、等しく汚れた部分が有る。
特に主人公ミカヅキの割り切ってドストレートな判断は引く部分も多々ありつつも、これはこれで。殺さずキレイ主義より真っ当です。
ポンコツ姫の汚名返上したヒロインも良かったのですがまさかのハーレム認定とは。
しかしそれでもどこぞの歌舞伎女形と違い不快感を催さないミカヅキさんの度量よ。
が、一番はやはりマッキーでしたねww
ここまでゲスな言動は珍しく、かといって在り来たりなゴミや屑には振り切れていない。清々しい。多分、青臭さが抜けきっていたらそうなったであろうシャアの別の姿を描いているようです。シャアはガルマ嵌めた後は燃え尽きてララァに流れたからな。その後はホモコース。
逆にアインとガエリオは可哀想でしたね。
近年稀なドアマットっぷり。上述のように等しく汚い登場人物の中で、問題は有りつつもまともな人物だったのに。
特にスタート地点を間違えていたアインはともかく、単に単純なだけで身内思いなガエリオは悲劇しかなかった。本人は特に何も悪いことしてないのにね。まともな人間性過ぎて人を疑う事をしなかっただけ。自衛が足りていなかったとも言えますが、そこまで含めて要は良いとこのお坊ちゃんだったんでしょうね。
オルフェンズ一期最大の勝ち組はトドさんでしたw
2クール目も楽しみです。
後はマブラヴ柴犬ですね。
もうすぐ終わりですが、今のところは改変は少なめ。しかし戦闘は熱いし、作画の崩れも少ない。話を圧縮し続けているのでメインの群像劇的な部分は非常に薄味になってますが、其れでも最低限は確保している。
TEの悲劇再来を十中八九で予想をしていたため、いい意味で予想を裏切られましたね。
この勢いのまま最後まで駆け抜けてほしい。
本編も望みますが、さすがに無理だろうなぁ・・・。
最低2クールから可能なら3クールはかかりますし、Extra-Unlimitedを超えないといけない最初を考えると、現状3話までで見切りをつける視聴者の傾向からアニメ化にはまったく向いてないんですよね。
しかしだからといってこの2つを通さないのは論外ですし・・・。
P.S.
しかし鉄血にしろ柴犬にしろ、個人的にはもう少し政治色のある話が見たかったですね。本当に添え物扱い。
まぁ鉄血に関しては本当に大変なのはこれからなので2期に期待できるかもしれませんが、柴犬はなぁ・・・。単行本7巻分を圧縮し過ぎて何を描きたい作品なのかがよく判らなくなってます。
まぁ忠実・濃密に描こうとしたら、地上波放送は難しいのですがねww
ED後の世界を描く話らしい。
そしてそれに合わせて事前に地上波?で毎週2話で全24話の再放送+新作の25話も決定らしい。この25話は映画に繋がる部分が描かれる様です。
近年のロボ物の中では一番好きだった作品のマジェプリ。
王道ストーリー、奇抜ながら明確なチーム(役割分担)を意識されたデザインと目が追いつかないほどグリグリと動く充実した戦闘シーン。見事に纏った作品でした。ゴールド4が大好き。
なのに売り上げは壊滅的・・・。
と悲しかったのですが、朗報ですね。
個人的には未消化の部分も含めて2期を期待していたのですが映画が出るだけマシ。
ガルガンティアの様に十分な売り上げが有ったにもかかわらずお上の一言で2期が消失した作品も有りますからね。
「ガンダム 鉄血のオルフェンズ」は今週もで終了。
そして予定調和の分割2クールの発表。次は秋だそうです。
始まりはダーティで悲壮感溢れる作品でしたが、最後は割とキレイな形の幕引きでしたね。中盤のマイルドから最後の方はまた緊張感のある雰囲気に戻った作品でしたが、杞憂の内でした。
とはいえ、ビスケット死亡した後の決起集会のときから見ると最後の2話で団員がめちゃくちゃ死んでるんですよね。
あの選挙相手の女性はどんだけ人望薄いの・・・。無能すぎる。まさかカミーユが再登場するとは。あんなに姿かたちが変わると、時間とは残酷。これはその内ジュドーも出て来るかもw骨十字海賊とかで。
戦闘も含め作画が大きく崩れる事も無く、安定して面白かった。
特に、遠距離兵器が役に立たないから殴り合い推奨と言う、これまでのガンダム作品とは真逆の戦闘コンセプトのお陰で新鮮でしたね。おかげでよく動く動く。それでいて超兵器≒必殺技も無いので次々に現れる近接武器の数々w パイルバンカー、レンチ、隠し腕、ドリル、ポン刀 etc
最後の戦闘も良かったですが、特に良かったのはチョバムアーマーが機能しているのを始めて観た点ですかね。
これまでは砲撃兵器の威力高すぎて役立たずのデッドウェイトでしたが、殴り合いなら非常に強力でしたね。逆にグリムゲルデは盾頑丈過ぎる。平然とキマリスの直剣を受け止めていましたからね・・・。あれだけオーバースペック。
キャラ造形も割かし人間味が有りつつも、矛盾した言動や謎の正義感振りかざす輩もいないのでストレスも少なめ。出てくる全員が全員其々の思惑で動いているので、等しく汚れた部分が有る。
特に主人公ミカヅキの割り切ってドストレートな判断は引く部分も多々ありつつも、これはこれで。殺さずキレイ主義より真っ当です。
ポンコツ姫の汚名返上したヒロインも良かったのですがまさかのハーレム認定とは。
しかしそれでもどこぞの歌舞伎女形と違い不快感を催さないミカヅキさんの度量よ。
が、一番はやはりマッキーでしたねww
ここまでゲスな言動は珍しく、かといって在り来たりなゴミや屑には振り切れていない。清々しい。多分、青臭さが抜けきっていたらそうなったであろうシャアの別の姿を描いているようです。シャアはガルマ嵌めた後は燃え尽きてララァに流れたからな。その後はホモコース。
逆にアインとガエリオは可哀想でしたね。
近年稀なドアマットっぷり。上述のように等しく汚い登場人物の中で、問題は有りつつもまともな人物だったのに。
特にスタート地点を間違えていたアインはともかく、単に単純なだけで身内思いなガエリオは悲劇しかなかった。本人は特に何も悪いことしてないのにね。まともな人間性過ぎて人を疑う事をしなかっただけ。自衛が足りていなかったとも言えますが、そこまで含めて要は良いとこのお坊ちゃんだったんでしょうね。
オルフェンズ一期最大の勝ち組はトドさんでしたw
2クール目も楽しみです。
後はマブラヴ柴犬ですね。
もうすぐ終わりですが、今のところは改変は少なめ。しかし戦闘は熱いし、作画の崩れも少ない。話を圧縮し続けているのでメインの群像劇的な部分は非常に薄味になってますが、其れでも最低限は確保している。
TEの悲劇再来を十中八九で予想をしていたため、いい意味で予想を裏切られましたね。
この勢いのまま最後まで駆け抜けてほしい。
本編も望みますが、さすがに無理だろうなぁ・・・。
最低2クールから可能なら3クールはかかりますし、Extra-Unlimitedを超えないといけない最初を考えると、現状3話までで見切りをつける視聴者の傾向からアニメ化にはまったく向いてないんですよね。
しかしだからといってこの2つを通さないのは論外ですし・・・。
P.S.
しかし鉄血にしろ柴犬にしろ、個人的にはもう少し政治色のある話が見たかったですね。本当に添え物扱い。
まぁ鉄血に関しては本当に大変なのはこれからなので2期に期待できるかもしれませんが、柴犬はなぁ・・・。単行本7巻分を圧縮し過ぎて何を描きたい作品なのかがよく判らなくなってます。
まぁ忠実・濃密に描こうとしたら、地上波放送は難しいのですがねww
SOI)新カード雑感その11 精神病棟の訪問者
2016年3月27日 新カード紹介 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
フルスポが公開され一喜一憂。喜怒哀楽。
個人的には生物・PW以外のカードタイプが軒並みKPが低い環境になったなぁ…と思います。
生物の殴り合いがWotCの望むところとは言え、何か違う気がしまうね・・・。
・《精神病棟の訪問者》
:精神疾患患者から日々多数の知的情報収集を行う吸血鬼。
熱心に収集し過ぎた成果なのか、本人の精神にも影響が出ているようです。主に日本語版のFTに・・・。
ドローエンジン生物としては《血の公証人》を思い出しますが、相手のハンドが0枚でもボーナスを得る事が出来ます。両方満たす事が出来ればターンの表裏で2ドローまで可能。また単体の性能も遙かに上なので非常に使いやすくなっています。
ただし《血の公証人》に比べるとアップキープにしか使えない。
とりあえずマッドネス持ちなのでそれだけでもシナジーが有ります。実質瞬速持ちの3/1だけでも相応。また《血の公証人》と違い、共鳴者とマッドネスが多数あるStd環境故に高速でハンドを消耗するデッキも組みやすい。能力が合致する札が有るだけでも十分です。《血統の呼び出し》とは正に互恵関係です。
同じ様に高速で手札を消費する/継続的に消費する手段とはよく合いますね。例えば《強欲なドラゴン》の場合は毎ターン追加のドローが出来るようになりますし、《訪問者》自体をその能力で着地させる事も可能。マッドネス多めの構築なら運用もしやすい筈。《縫い翼のスカーブ》等の墓地からの復活用にハンドコストが掛かる類にも使えます。
まぁ特別そこまで考えずとも《海門の残骸》が強い!と言われている様なら、実質(3)(C)がかかるそれよりも、ただで引ける《訪問者》でも十分なはず。
もう一つの条件の「相手のハンドを0にする」も狙う価値は有ります。寧ろ積極的に狙っていくならメガハンデスがマッチするこちらでしょうね。但し、優良な複枚数ハンデスの無い環境故にStdでの成立は難しいでしょうね。
《反抗する屍術師、リリアナ》もあるので、後は良質なハンデスだけなんですがね・・・。こいつは表の絆魂、裏の[+2][-X]とかなり相性のいい札なのですが・・・。
こいつの真価はやはり↓環境でこそでしょう。
能動的にハンドを零にする様なComboには不向きですが、フェアデッキでハンドが無くなるなんて非Uのデッキでは間々あります。上述の様に《海門の残骸》を入れているなら実際機能もするはず。
そして、相手のハンドを零にする事で機能するのですからどちらかと言うと其方が中心になりますね。
《思考囲い》→《Hymn to Tourach》→《ヴェールのリリアナ/LotV》と揃えて後は[+1]をしていくだけです。メガハンデスでなくともBの濃いフェアデッキでも普通に取れる挙動ですからね。特にLotVは[+1]でマッドネスの機会も提供できるだけでなく、[+1]の自身への被害も減衰できます。[-2]で盤面を空ければアタッカーにも立てやすい。これ以外には《饗宴と飢餓の剣》ですかね。サボタージュなのでやや面倒ですが、土地を起こせる分引きすぎた物も一気に消化できるのでボーナスも得易い。サイズも上がるので殴り合い上等に。
暴勇状態はどうしてもリスクが大きいので、積極的に狙うのならやはりメガハンデスですよね。こちらならUB系でも使っていけますから。
《暗黒の儀式》や《モックス・ダイアモンド》を使いながらの黒Weenieならハンドの枯渇も時間の問題でしょう。溜まった墓地を利用する手段(《死儀礼のシャーマン》や探査札)も有るのですからそれでも十分です。
《小悪疫》《悪疫》は難しいですね。《モックス・ダイアモンド》も有りますし展開は楽なのでしょうが、展開後には自身を食べてしまう齟齬も生じますし・・・。
最大の恩恵たる両者ハンド0枚を実現する手段は幾つか有りますが、最も効力が大きいのは《狂乱病のもつれ》でしょうね。
互いのハンドを3枚ずつ削るのでHymnの後にぶち込めば多くは空になります。まぁ《精神の剣》や《最後の儀式》《朽ちゆくネズミ》でも良いのですが。《精神を刻むもの》でもいいですが意図的に使い辛いのは面倒ですね。。
この両者暴勇状態だと《吠え歯のうろ穴》も使えるようになるので、アド関連のシナジーの確保もしやすい。
《闇の腹心》と違い、手間はかかりますが、ライフロスが1固定なので「想起」/「探査」札と合わせやすい。そこまでではなくとも2~3マナ圏でも複数枚引くとそれだけでも辛いのがボブなのでかなり楽になります。ドローに手間が掛る分、ペイドローを止めるのも楽ですしね。メガハンデスプランで考えた場合、相手が立ち直る前に殴り切る必要があるのですから、パワーの上昇も小さくは無い。
また「人間」ではないため《仕組まれた疫病》での指定可能範囲も広がりました。
逆に、手間がかかるようになった分、エンジンとしては安定感は失われ、構築の範囲も大きく限定されるようになりましたね。
WeenieやBlitzには合いますが、Midrangeでは難しい。
「カードを引く」ため《Chains of Mephistopheles》や《迷宮の霊魂》に引っ掛かってもしまいます。
2体並べた場合にキレボブ戦法で命を糧に大量ドロー!!も《訪問者》では出来ません。代わりに2体並べる事でライフロスのリスクも無いので、戦闘に寄与させる場合はメリットに。ここは一長一短ですね。
しかし上述の様に相手のハンドを枯渇させていても機能するなら《迷宮の霊魂》には引っかかりません。
相手のハンドの回復を許さないマンとして蓋になってくれるのでメガハンデス型に霊魂はアリかもしれませんね。スィーパーで一掃されても泣かない勇気は必要です。
優秀な吸血鬼ではありますが、「吸血鬼」デッキ自体とは特別相性が良いわけではないのは悲しい所ですね。
・《血統の呼び出し》
:(1)+手札1枚で1/1絆魂の吸血鬼Tokenを呼び出すEnc。何故か「八相の構え」をしている異様にカッコイイTokenです。増殖可能な能力に則り集団戦用の構えが出来るとはさすが騎士様。
効果は手札の無駄牌をTokensに変換できます。ターンに1度の制限が付くとは言え、相手のターンまで含めれば表裏で2体ずつ増やして行けます。増産速度としては十分。継続的な戦力供給が出来るので消耗戦に強いですし、相手の戦闘時に瞬速ブロッカーとして飛び出せるので時間稼ぎも可能。当然生贄エンジンとの相性も良し。
この手の札の欠点の2枚目も自身で処理も出来ます。勿論マッドネスの安定した運用も叶う。後はハンド枚数さえ調達できれば十分強力でしょう。《苦い真理》が機能すれば・・・。《巫師の天啓》さえあれば・・・。
ハンドを積極的に減らせる為《精神病棟の訪問者》のドローを誘発しやすい。マッドネスで場に出せますし、ペイライフもディスカードも全て互いが補充できるので良い相性です。
また数を展開できるため、全体強化との相性は良好。《甘やかす貴種》は(3)マナ+ハンド1枚で4マナ相当の《ティタニアの加護》になるので序盤から4~5体Tokensを展開後はあとはひたすらサイズ強化できればそれだけで勝てそうです。戦闘で死亡したり除去を喰らったTokenを生贄にすればいいので無理が無い。
他にも全体強化は《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》や《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》が有りますね。《マラキールの解放者、ドラーナ》も悪くないですが、戦闘に参加が強制なのはやや面倒です。
キャストをせずに戦力を展開していく事が出来る為、狼男との相性が良い。《首折れ路の乗り手/首折り》は全体強化も出来るため無駄も無い。
多数の展開が容易なので《ハンウィアーの民兵隊長/ウェストヴェイル教団の指導者》の変身も可能。しかしハンドを使う以上土地も伸ばしづらくなるため《ウェストヴェイルの修道院》には微妙ですね。
と中々優秀なのですが、やはりハンドの調達手段が無いと苦しい。
《群れネズミ》に比べると軽いし、除去もされ辛いのですが、単体で圧倒する様なサイズにはなれないので威力は不足です。やはり《甘やかす貴種》は必要ですね。
信心的なシナジーが無い分、環境柄積極的にマッドネスもしていくべきでしょうね。
マナが掛かる点とハンドアドの両方を考えるのなら《ニッサの巡礼》が一番ですかね?土地を伸ばしつつ「魔巧」で2枚土地を探せますし、その「魔巧」自体も能力のディスカードで何とかなるはず。
逆に↓の環境ではハンドの調達手段も豊富。起動能力の軽さでネズミより使いやすく、Encの安定性やサイズの不足が起こり辛いのでそこほどの欠点は無く、メリットが目立ちます。
特にIns速度で相手のエンドに継続的に展開できる置き物は中々に強力です。
まぁ色を考えれば《闇の腹心》ですが、安定感が無いのはツライ。
《苦い真理》や《占骨術》等ほかの併用手段には困りません。ライフロスも補えますし。
しかし最高なのはやはり《壌土からの生命/Loam》でしょうけどね。土地3枚は毎ターン土地を伸ばしながらTokenを2体ずつ増やしていけますからね。墓地も肥やせますしね。
安定した共鳴者である点も重要。
マッドネスの札も多いですし、それがInsタイミングで制限無しは大きい。
捨てながら生物を出せるので《ネル・トースの災い魔》等にも使えますね。
サイズ不足の補強はどのみち必要には成りますね。
それは単純に装備品で良いと思います。《火と氷の剣》や《光と影の剣》でハンドの調達も出来ますし。「B Stompy」は《融合する武具》を装備できるのでテンポロスなく4/3絆魂を用意出来ますのでライフロスも補えます。妨害置物などの不要牌の処理も可能ですしね。似たような運用の出来る《群れネズミ》とは競合しますが。
地味に「騎士」等で《模範の騎士》で殴り合いも対応。
「破壊不能」付与なので好きなだけ突撃できます。
つづく。
フルスポが公開され一喜一憂。喜怒哀楽。
個人的には生物・PW以外のカードタイプが軒並みKPが低い環境になったなぁ…と思います。
生物の殴り合いがWotCの望むところとは言え、何か違う気がしまうね・・・。
・《精神病棟の訪問者》
:精神疾患患者から日々多数の知的情報収集を行う吸血鬼。
熱心に収集し過ぎた成果なのか、本人の精神にも影響が出ているようです。主に日本語版のFTに・・・。
ドローエンジン生物としては《血の公証人》を思い出しますが、相手のハンドが0枚でもボーナスを得る事が出来ます。両方満たす事が出来ればターンの表裏で2ドローまで可能。また単体の性能も遙かに上なので非常に使いやすくなっています。
ただし《血の公証人》に比べるとアップキープにしか使えない。
とりあえずマッドネス持ちなのでそれだけでもシナジーが有ります。実質瞬速持ちの3/1だけでも相応。また《血の公証人》と違い、共鳴者とマッドネスが多数あるStd環境故に高速でハンドを消耗するデッキも組みやすい。能力が合致する札が有るだけでも十分です。《血統の呼び出し》とは正に互恵関係です。
同じ様に高速で手札を消費する/継続的に消費する手段とはよく合いますね。例えば《強欲なドラゴン》の場合は毎ターン追加のドローが出来るようになりますし、《訪問者》自体をその能力で着地させる事も可能。マッドネス多めの構築なら運用もしやすい筈。《縫い翼のスカーブ》等の墓地からの復活用にハンドコストが掛かる類にも使えます。
まぁ特別そこまで考えずとも《海門の残骸》が強い!と言われている様なら、実質(3)(C)がかかるそれよりも、ただで引ける《訪問者》でも十分なはず。
もう一つの条件の「相手のハンドを0にする」も狙う価値は有ります。寧ろ積極的に狙っていくならメガハンデスがマッチするこちらでしょうね。但し、優良な複枚数ハンデスの無い環境故にStdでの成立は難しいでしょうね。
《反抗する屍術師、リリアナ》もあるので、後は良質なハンデスだけなんですがね・・・。こいつは表の絆魂、裏の[+2][-X]とかなり相性のいい札なのですが・・・。
こいつの真価はやはり↓環境でこそでしょう。
能動的にハンドを零にする様なComboには不向きですが、フェアデッキでハンドが無くなるなんて非Uのデッキでは間々あります。上述の様に《海門の残骸》を入れているなら実際機能もするはず。
そして、相手のハンドを零にする事で機能するのですからどちらかと言うと其方が中心になりますね。
《思考囲い》→《Hymn to Tourach》→《ヴェールのリリアナ/LotV》と揃えて後は[+1]をしていくだけです。メガハンデスでなくともBの濃いフェアデッキでも普通に取れる挙動ですからね。特にLotVは[+1]でマッドネスの機会も提供できるだけでなく、[+1]の自身への被害も減衰できます。[-2]で盤面を空ければアタッカーにも立てやすい。これ以外には《饗宴と飢餓の剣》ですかね。サボタージュなのでやや面倒ですが、土地を起こせる分引きすぎた物も一気に消化できるのでボーナスも得易い。サイズも上がるので殴り合い上等に。
暴勇状態はどうしてもリスクが大きいので、積極的に狙うのならやはりメガハンデスですよね。こちらならUB系でも使っていけますから。
《暗黒の儀式》や《モックス・ダイアモンド》を使いながらの黒Weenieならハンドの枯渇も時間の問題でしょう。溜まった墓地を利用する手段(《死儀礼のシャーマン》や探査札)も有るのですからそれでも十分です。
《小悪疫》《悪疫》は難しいですね。《モックス・ダイアモンド》も有りますし展開は楽なのでしょうが、展開後には自身を食べてしまう齟齬も生じますし・・・。
最大の恩恵たる両者ハンド0枚を実現する手段は幾つか有りますが、最も効力が大きいのは《狂乱病のもつれ》でしょうね。
互いのハンドを3枚ずつ削るのでHymnの後にぶち込めば多くは空になります。まぁ《精神の剣》や《最後の儀式》《朽ちゆくネズミ》でも良いのですが。《精神を刻むもの》でもいいですが意図的に使い辛いのは面倒ですね。。
この両者暴勇状態だと《吠え歯のうろ穴》も使えるようになるので、アド関連のシナジーの確保もしやすい。
《闇の腹心》と違い、手間はかかりますが、ライフロスが1固定なので「想起」/「探査」札と合わせやすい。そこまでではなくとも2~3マナ圏でも複数枚引くとそれだけでも辛いのがボブなのでかなり楽になります。ドローに手間が掛る分、ペイドローを止めるのも楽ですしね。メガハンデスプランで考えた場合、相手が立ち直る前に殴り切る必要があるのですから、パワーの上昇も小さくは無い。
また「人間」ではないため《仕組まれた疫病》での指定可能範囲も広がりました。
逆に、手間がかかるようになった分、エンジンとしては安定感は失われ、構築の範囲も大きく限定されるようになりましたね。
WeenieやBlitzには合いますが、Midrangeでは難しい。
「カードを引く」ため《Chains of Mephistopheles》や《迷宮の霊魂》に引っ掛かってもしまいます。
2体並べた場合にキレボブ戦法で命を糧に大量ドロー!!も《訪問者》では出来ません。代わりに2体並べる事でライフロスのリスクも無いので、戦闘に寄与させる場合はメリットに。ここは一長一短ですね。
しかし上述の様に相手のハンドを枯渇させていても機能するなら《迷宮の霊魂》には引っかかりません。
相手のハンドの回復を許さないマンとして蓋になってくれるのでメガハンデス型に霊魂はアリかもしれませんね。スィーパーで一掃されても泣かない勇気は必要です。
優秀な吸血鬼ではありますが、「吸血鬼」デッキ自体とは特別相性が良いわけではないのは悲しい所ですね。
・《血統の呼び出し》
:(1)+手札1枚で1/1絆魂の吸血鬼Tokenを呼び出すEnc。何故か「八相の構え」をしている異様にカッコイイTokenです。増殖可能な能力に則り集団戦用の構えが出来るとはさすが騎士様。
効果は手札の無駄牌をTokensに変換できます。ターンに1度の制限が付くとは言え、相手のターンまで含めれば表裏で2体ずつ増やして行けます。増産速度としては十分。継続的な戦力供給が出来るので消耗戦に強いですし、相手の戦闘時に瞬速ブロッカーとして飛び出せるので時間稼ぎも可能。当然生贄エンジンとの相性も良し。
この手の札の欠点の2枚目も自身で処理も出来ます。勿論マッドネスの安定した運用も叶う。後はハンド枚数さえ調達できれば十分強力でしょう。《苦い真理》が機能すれば・・・。《巫師の天啓》さえあれば・・・。
ハンドを積極的に減らせる為《精神病棟の訪問者》のドローを誘発しやすい。マッドネスで場に出せますし、ペイライフもディスカードも全て互いが補充できるので良い相性です。
また数を展開できるため、全体強化との相性は良好。《甘やかす貴種》は(3)マナ+ハンド1枚で4マナ相当の《ティタニアの加護》になるので序盤から4~5体Tokensを展開後はあとはひたすらサイズ強化できればそれだけで勝てそうです。戦闘で死亡したり除去を喰らったTokenを生贄にすればいいので無理が無い。
他にも全体強化は《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》や《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》が有りますね。《マラキールの解放者、ドラーナ》も悪くないですが、戦闘に参加が強制なのはやや面倒です。
キャストをせずに戦力を展開していく事が出来る為、狼男との相性が良い。《首折れ路の乗り手/首折り》は全体強化も出来るため無駄も無い。
多数の展開が容易なので《ハンウィアーの民兵隊長/ウェストヴェイル教団の指導者》の変身も可能。しかしハンドを使う以上土地も伸ばしづらくなるため《ウェストヴェイルの修道院》には微妙ですね。
と中々優秀なのですが、やはりハンドの調達手段が無いと苦しい。
《群れネズミ》に比べると軽いし、除去もされ辛いのですが、単体で圧倒する様なサイズにはなれないので威力は不足です。やはり《甘やかす貴種》は必要ですね。
信心的なシナジーが無い分、環境柄積極的にマッドネスもしていくべきでしょうね。
マナが掛かる点とハンドアドの両方を考えるのなら《ニッサの巡礼》が一番ですかね?土地を伸ばしつつ「魔巧」で2枚土地を探せますし、その「魔巧」自体も能力のディスカードで何とかなるはず。
逆に↓の環境ではハンドの調達手段も豊富。起動能力の軽さでネズミより使いやすく、Encの安定性やサイズの不足が起こり辛いのでそこほどの欠点は無く、メリットが目立ちます。
特にIns速度で相手のエンドに継続的に展開できる置き物は中々に強力です。
まぁ色を考えれば《闇の腹心》ですが、安定感が無いのはツライ。
《苦い真理》や《占骨術》等ほかの併用手段には困りません。ライフロスも補えますし。
しかし最高なのはやはり《壌土からの生命/Loam》でしょうけどね。土地3枚は毎ターン土地を伸ばしながらTokenを2体ずつ増やしていけますからね。墓地も肥やせますしね。
安定した共鳴者である点も重要。
マッドネスの札も多いですし、それがInsタイミングで制限無しは大きい。
捨てながら生物を出せるので《ネル・トースの災い魔》等にも使えますね。
サイズ不足の補強はどのみち必要には成りますね。
それは単純に装備品で良いと思います。《火と氷の剣》や《光と影の剣》でハンドの調達も出来ますし。「B Stompy」は《融合する武具》を装備できるのでテンポロスなく4/3絆魂を用意出来ますのでライフロスも補えます。妨害置物などの不要牌の処理も可能ですしね。似たような運用の出来る《群れネズミ》とは競合しますが。
地味に「騎士」等で《模範の騎士》で殴り合いも対応。
「破壊不能」付与なので好きなだけ突撃できます。
つづく。
アリガトウBSプレミアム
2016年3月26日 趣味 コメント (2)
ここ3週間でBSプレミアムにて
「ほしのこえ」
「秒速5センチメートル」
「言の葉の庭」
が放送されました。
以前GYAOにて念願の「言の葉の庭」を見て、その素晴らしさにBD買うかどうか迷っていました。
ついでにほかの作品も見てみたい!
と考えて、でもお金ないしな・・・と迷っていたのですが、BSプレミアムの大盤振る舞いのお陰でやっと見る事が叶います。
これから視聴する予定。
「ほしのこえ」
「秒速5センチメートル」
「言の葉の庭」
が放送されました。
以前GYAOにて念願の「言の葉の庭」を見て、その素晴らしさにBD買うかどうか迷っていました。
ついでにほかの作品も見てみたい!
と考えて、でもお金ないしな・・・と迷っていたのですが、BSプレミアムの大盤振る舞いのお陰でやっと見る事が叶います。
これから視聴する予定。
SOI)新カード雑感その10 脳瓶とG神話
2016年3月25日 新カード紹介 コメント (3)
皆さん、こんにちは。しもべです。
時間が無いので昼更新。
フルスポは今夜ですかね。
・《瓶詰め脳》
:今更感満載ですが、書いていなかったのでw
Atfでカウンターを乗せる・そのカウンターと同じコストのスペルを使う~の両観点から《霊気の薬瓶》のIns/Soc版。
但し、起動毎に強制的にカウンターが乗るため、調整に手間が必要。本体も2マナと重く、起動にもマナが掛る。その上打ち消されると悪いこと尽くめ・・・。
起動にマナが掛るのはかなり痛く、薬瓶のテンポを稼ぐと言う最大の強みの獲得が難しい。1マナのスペルを使うのではテンポを得る事は出来ず、2マナ以上をキャストしようとするのなら設置に2マナ+そのCMCの分のマナと時間((1)マナ×ターン)が必要と、何とも使い辛い性能です。
カウンターの減数調整も、1ターン掛るのは兎も角、一度の起動で3マナも掛ると、ほぼこれでテンポロス。マナが掛る以上は小型の札をより扱いたくなります。しかしマナ域を揃えても、結局調整が必要になる。なので《薬瓶》とは異なりマナ域をばらけさせた方が安定した運用が出来ると思えます。
最早テンポを得るための札とは言えませんね・・・。全く薬瓶とは別物と言えます。
どちらかと言えば、Stdでは無色マナでスペルのキャストが出来る点が小さくない利点になると思います。Eldraziの様に無色構築をするにも、3~4c構築をするにも色を無視できるのは小さくは無いですからね。強力な無色特殊地形は相応に有るので。
「収斂」と合わせられない時点でどうかと思いますが・・・。環境最高のドローである《苦い真理》に生かせないのは何とももったいない。しかしどのみち前環境の多色構築は無理なのでどの道「収斂」は死亡するでしょうから損失は最小限の筈。
他のDNの方が書かれていましたが《一日の終わり》は面白い。
Ins速度で7ドロー自体も良いのですが、何より《時間停止》を軽量Ins速度で扱えるので、宛ら《Time Walk》や《静寂宣告》の様に振舞う事も出来る訳ですね。
下までの環境を考えるとやはりSocをIns速度で扱えるようになる事実が大きいと思います。
特に1マナ域が重要になるEternalでは設置後、直後の起動から1マナ域のSocを扱えるのは相応の利点ですね。
今の所《ヴェンディリオン三人衆》か《マルドゥの魔除け》にしか許されなかったIns選択ハンデスを黒単色で出来るようになります。必要経費も同じ3マナ(設置+起動)ですからね。《予期の力線》や《ヴィダルケンの宇宙儀》の様な物ですが、初手以外に力線では対応できないのですから、この1マナ域の動きは他にはない特徴です。
よーし、俺らも《滅び》をInsで1マナで使ってやるぜ!!
《終末》って強いですよね・・・。
一応《不毛の大地》等を使うことが推奨される環境なので無色での運用も十分に価値が有ると言えます。
まぁ、そんな面倒をせずとも《思案》や《古きものの活性》をIns速度で打てるだけでも十分でしょうしね。
また《薬瓶》と異なるたり個数を調整できない以上数を積む事への抵抗も多少薄くなりますね。
逆に《Transmute Artifact》で色拘束を薄めつつ~の様な構築も可能。食べても良いし、2マナ以下となるので多少マナコストが増える意味も有ります。どのみち追加のマナが掛るのなら軽くなるのなら少しでも軽い方が良いし、何よりIns速度で生贄に出来るので除去を躱す事も出来ます。
《Transmute Artifact》自体がAtfを調達する手段なのでデッキとしての整合性を保たせる事も出来ます。
特別注目されているのはやはり分割呪文ですよね。
《爆裂+破綻》を扱えるのならわずか1マナで《ハルマゲドン》をIns速度で扱えるわけですよね。必要マナが最少で2マナなので、自分の手札に土地を残し易く、加えてフェッチの起動にスタックで《破綻》させる事で土地を残しつつ相手の土地を一掃できます。土地が大きく減っても《瓶詰め脳》で軽量キャストで弊害も小事。
そこまで必要ない場合は素直に《爆裂》で使い分けが出来ます。
Manadenialで嵌めたいのなら《爆裂》、Control等に一撃必殺を決めたい場合は《破綻》と言う訳ですね。
単体で使ってもフェッチランドや《ダークスティールの城塞》+《爆裂》で使ってけるため構築も出来そうです。《不毛の大地》等の土地を自分から使う構築もテンポを稼げることでリスクを減らせます。これらを併用する意味でも無色でキャストできる事は有難い。
そして「融合」出来るならなお強い。
融合は何をしても強いのですが、効果だけを見て最も凶悪なのは《唯々+諾々》で、Ins1マナ(2マナ相当)で1/1飛行×4匹+4枚ドローと意味のわからない効果です。
ただ、個人的にはこの「組み合わせ」が強いのは効果だけで、単体で使える札ではない上にゲームを決める力が有るわけでもないので微妙ですね・・・。
どちらかと言うと、併用札は「単体である程度運用に耐え得る札である」事が理想であると思っています。
そしてその単体での運用に耐え得る札の観点で見た場合に分割札の強みが他にも、2つのCMCを持っている事です。上述の通りカウンターを固定化できないので、目的に沿ったものを使い辛いのですが、ポイントを2つにする事でその欠点を薄める事も出来ます。
《暴行+殴打》は《ショック》か1マナInsで3/3の象ですが、これは単体で最低限の生物除去になる点が重要ですね。《死亡+退場》《遠隔+不在》も似たような役割ですね。後者は「融合」が出来る分さらに高KP。
ランデス成分を考えるとどうしても《爆裂+破綻》が思い浮かびますが、悪疫系も悪くないと思います。
こちらもアドロスしますが、盤面の支配力はより高いですし、何より色拘束を無視できるので非常に運用が簡単になります。
しかも《小悪疫》→《悪疫》とどちらもIns速度で連続で使える訳です。
元々《不毛の大地》等と合わせるのが難しい齟齬が有る札なのですが、緩和できます。
他にも選択肢は幾つか。
《苦痛+受難》は瓶を通せば僅か1マナ相当で《石の雨》になれます。つまり瓶のセットから即土地破壊が出来ます。
盤面処理に力を入れるなら《大変動》でも良いわけですね。 この色なら《トロウケアの敷石》や《悟りの教示者》が使えるのも美点です。
ランデス型は面白いんですが、《破綻》にしろPOX系にしろ土地が激減するので、プレイングでカバーできるとはいえ、占術の減数能力が使い辛くなり、結果カウンターの調整がし辛いのは気に掛かるところなんですがね。
カウンターが勝手に並んでいくと言うのは厄介なので何らかの手段が有ると望ましいですね。
個人的に考えているのは《呪詛の寄生虫》ですかね。同じく無色で使いやすい上に1~2個減らすだけなら割と現実的です。
対PWとしても相応の威力が有るのも良いですね。
最もManadenialを仕掛けるのならPWの着地なんて許している時点で終わりな気もしますが・・・。
後はかなり強引ですが《Power Artifact》とか。
起動コストを(2)減らせるので占術能力の方がかなり現実的になります。ただAuraですからね・・・。
逆にカウンターを増やす方法は起動回数を稼ぐのが手っ取り早いので《通電式キー》ですかね。互いに軽いですしAtfである点も共通なのでデッキの構築もしやすい。
「増殖」持ちの《テゼレットの計略》でも良いですがネ。
分割を本気で使っていくならやっぱり「続唱」と合わせるべきですかね?
同じ様にコスト無視で好きな方を使えますから。
・《過ぎ去った季節》
:Gに時折現れる大型回収札。
今回はマナ域の異なる札を1枚ずつ回収出来ます。《新たなる芽吹き》と本体コストを考えると最低3枚は回収したいですね。上手くいけば4~5枚回収も。BigMana系に1枚挿しておくと奇貨となるやも。
ただ、《ムラーサの緑守り》が現実的に運用されていない点をどう考慮すべきか・・・。
まぁControlの運用で考えれば序盤に使ったデッキ戦略に合ったスペルを複数枚回収できるのであれば、使えるかどうかわからない5/4を無理やり捻じ込むよりいいでしょう。
特に除去やPWの複数枚はかなり強力なはずです。
どの道Stdはマナ域が分かれやすいので6マナに到達るまでに十分墓地に回収先は有るでしょう。フェッチランドが無くなってしまったのは残念です。現環境で有難いのは《搭載歩行機械》が有る事ですね。序盤に使った0マナ相当のこれをマナの伸びた後半に再び導入できるので。
逆にフェッチランド溢れる↓環境では低マナ域になり易いため使い辛いですね。それでも3枚回収出来れば元は取れてはいますが・・・。
《瓶詰め脳》は必然的にマナ域が分かれやすいので、構築上で利用しやすい。その上散々起動して大型専用の瓶になってしまっても、その暁にこの《過ぎ去った季節》を使えるので合理的ですね。
まぁ真価を発揮しやすい分割スペルのある↓環境では《全ての太陽の夜明け》が有るのでやはり使い道は無さそうですが・・・。
《アンデッドの大臣、シディシ》も「濫用」してこれを持ってきつつ、濫用で落とした札+αを回収出来ます。
接死持ちの頑丈な壁なので丸さが目立ちますね。
・《ウルヴェンワルドのハイドラ》
:各所で散々の云われ用のハイドラ。
最後の神話枠を潰したのも有りますが、《原初のタイタン》を見ているとどうしてもね・・・。
珍しくXスペルではありません。
が、サイズは変動するのは同じで《黒き剣のダッコン》や《マローの魔術師モリモ》と同じ能力です。何故モリモよろしくトランプルではないのか・・・。サイズが無限に大きくなるために「到達」なのか。
Cip付きで土地1枚は付くため、アドは取れていますが、ただ土地を伸ばしても流石に・・・。まぁ一応到達持ちのファッティなので壁にはなりますがネ。土地が10枚以上並ぶ場合もあるStdならエルドラージも殴り倒せますからね。まぁ山札が吹き飛んだらどうしようもない。
ただやっぱり土地銀弾は何だかんだ強いと思います。
《鏡の池》を持ってくればハイドラをコピーしてファッティを増やしつつもう一度銀弾も可能。荒廃シリーズを持ってこれば其々にアドを獲得できます。《繁殖苗床》で面展開したり。環境に特殊地形が出る度に強くなる能力ではあるので、致命的に弱い札ではないと思います。
また確実にマナが伸びるので7マナ域の《世界を壊すもの》や《龍王アタルカ》等に繋げる意味でも悪くはない。《世界を壊すもの》の場合は復活用に《溺墓の寺院》も良いですね。
最終的にミシュランで良いですしね。このマナ域なら《森の代言者》との併用で即戦力です。
神話レアとして藻屑と言うほど弱くは無い。
全ては《原初のタイタン》が悪いのだ。過去と現在だけでなく、未来まで奴は奪っていった・・・。
時間が無いので昼更新。
フルスポは今夜ですかね。
・《瓶詰め脳》
:今更感満載ですが、書いていなかったのでw
Atfでカウンターを乗せる・そのカウンターと同じコストのスペルを使う~の両観点から《霊気の薬瓶》のIns/Soc版。
但し、起動毎に強制的にカウンターが乗るため、調整に手間が必要。本体も2マナと重く、起動にもマナが掛る。その上打ち消されると悪いこと尽くめ・・・。
起動にマナが掛るのはかなり痛く、薬瓶のテンポを稼ぐと言う最大の強みの獲得が難しい。1マナのスペルを使うのではテンポを得る事は出来ず、2マナ以上をキャストしようとするのなら設置に2マナ+そのCMCの分のマナと時間((1)マナ×ターン)が必要と、何とも使い辛い性能です。
カウンターの減数調整も、1ターン掛るのは兎も角、一度の起動で3マナも掛ると、ほぼこれでテンポロス。マナが掛る以上は小型の札をより扱いたくなります。しかしマナ域を揃えても、結局調整が必要になる。なので《薬瓶》とは異なりマナ域をばらけさせた方が安定した運用が出来ると思えます。
最早テンポを得るための札とは言えませんね・・・。全く薬瓶とは別物と言えます。
どちらかと言えば、Stdでは無色マナでスペルのキャストが出来る点が小さくない利点になると思います。Eldraziの様に無色構築をするにも、3~4c構築をするにも色を無視できるのは小さくは無いですからね。強力な無色特殊地形は相応に有るので。
「収斂」と合わせられない時点でどうかと思いますが・・・。環境最高のドローである《苦い真理》に生かせないのは何とももったいない。しかしどのみち前環境の多色構築は無理なのでどの道「収斂」は死亡するでしょうから損失は最小限の筈。
他のDNの方が書かれていましたが《一日の終わり》は面白い。
Ins速度で7ドロー自体も良いのですが、何より《時間停止》を軽量Ins速度で扱えるので、宛ら《Time Walk》や《静寂宣告》の様に振舞う事も出来る訳ですね。
下までの環境を考えるとやはりSocをIns速度で扱えるようになる事実が大きいと思います。
特に1マナ域が重要になるEternalでは設置後、直後の起動から1マナ域のSocを扱えるのは相応の利点ですね。
今の所《ヴェンディリオン三人衆》か《マルドゥの魔除け》にしか許されなかったIns選択ハンデスを黒単色で出来るようになります。必要経費も同じ3マナ(設置+起動)ですからね。《予期の力線》や《ヴィダルケンの宇宙儀》の様な物ですが、初手以外に力線では対応できないのですから、この1マナ域の動きは他にはない特徴です。
よーし、俺らも《滅び》をInsで1マナで使ってやるぜ!!
《終末》って強いですよね・・・。
一応《不毛の大地》等を使うことが推奨される環境なので無色での運用も十分に価値が有ると言えます。
まぁ、そんな面倒をせずとも《思案》や《古きものの活性》をIns速度で打てるだけでも十分でしょうしね。
また《薬瓶》と異なるたり個数を調整できない以上数を積む事への抵抗も多少薄くなりますね。
逆に《Transmute Artifact》で色拘束を薄めつつ~の様な構築も可能。食べても良いし、2マナ以下となるので多少マナコストが増える意味も有ります。どのみち追加のマナが掛るのなら軽くなるのなら少しでも軽い方が良いし、何よりIns速度で生贄に出来るので除去を躱す事も出来ます。
《Transmute Artifact》自体がAtfを調達する手段なのでデッキとしての整合性を保たせる事も出来ます。
特別注目されているのはやはり分割呪文ですよね。
《爆裂+破綻》を扱えるのならわずか1マナで《ハルマゲドン》をIns速度で扱えるわけですよね。必要マナが最少で2マナなので、自分の手札に土地を残し易く、加えてフェッチの起動にスタックで《破綻》させる事で土地を残しつつ相手の土地を一掃できます。土地が大きく減っても《瓶詰め脳》で軽量キャストで弊害も小事。
そこまで必要ない場合は素直に《爆裂》で使い分けが出来ます。
Manadenialで嵌めたいのなら《爆裂》、Control等に一撃必殺を決めたい場合は《破綻》と言う訳ですね。
単体で使ってもフェッチランドや《ダークスティールの城塞》+《爆裂》で使ってけるため構築も出来そうです。《不毛の大地》等の土地を自分から使う構築もテンポを稼げることでリスクを減らせます。これらを併用する意味でも無色でキャストできる事は有難い。
そして「融合」出来るならなお強い。
融合は何をしても強いのですが、効果だけを見て最も凶悪なのは《唯々+諾々》で、Ins1マナ(2マナ相当)で1/1飛行×4匹+4枚ドローと意味のわからない効果です。
ただ、個人的にはこの「組み合わせ」が強いのは効果だけで、単体で使える札ではない上にゲームを決める力が有るわけでもないので微妙ですね・・・。
どちらかと言うと、併用札は「単体である程度運用に耐え得る札である」事が理想であると思っています。
そしてその単体での運用に耐え得る札の観点で見た場合に分割札の強みが他にも、2つのCMCを持っている事です。上述の通りカウンターを固定化できないので、目的に沿ったものを使い辛いのですが、ポイントを2つにする事でその欠点を薄める事も出来ます。
《暴行+殴打》は《ショック》か1マナInsで3/3の象ですが、これは単体で最低限の生物除去になる点が重要ですね。《死亡+退場》《遠隔+不在》も似たような役割ですね。後者は「融合」が出来る分さらに高KP。
ランデス成分を考えるとどうしても《爆裂+破綻》が思い浮かびますが、悪疫系も悪くないと思います。
こちらもアドロスしますが、盤面の支配力はより高いですし、何より色拘束を無視できるので非常に運用が簡単になります。
しかも《小悪疫》→《悪疫》とどちらもIns速度で連続で使える訳です。
元々《不毛の大地》等と合わせるのが難しい齟齬が有る札なのですが、緩和できます。
他にも選択肢は幾つか。
《苦痛+受難》は瓶を通せば僅か1マナ相当で《石の雨》になれます。つまり瓶のセットから即土地破壊が出来ます。
盤面処理に力を入れるなら《大変動》でも良いわけですね。 この色なら《トロウケアの敷石》や《悟りの教示者》が使えるのも美点です。
ランデス型は面白いんですが、《破綻》にしろPOX系にしろ土地が激減するので、プレイングでカバーできるとはいえ、占術の減数能力が使い辛くなり、結果カウンターの調整がし辛いのは気に掛かるところなんですがね。
カウンターが勝手に並んでいくと言うのは厄介なので何らかの手段が有ると望ましいですね。
個人的に考えているのは《呪詛の寄生虫》ですかね。同じく無色で使いやすい上に1~2個減らすだけなら割と現実的です。
対PWとしても相応の威力が有るのも良いですね。
最もManadenialを仕掛けるのならPWの着地なんて許している時点で終わりな気もしますが・・・。
後はかなり強引ですが《Power Artifact》とか。
起動コストを(2)減らせるので占術能力の方がかなり現実的になります。ただAuraですからね・・・。
逆にカウンターを増やす方法は起動回数を稼ぐのが手っ取り早いので《通電式キー》ですかね。互いに軽いですしAtfである点も共通なのでデッキの構築もしやすい。
「増殖」持ちの《テゼレットの計略》でも良いですがネ。
分割を本気で使っていくならやっぱり「続唱」と合わせるべきですかね?
同じ様にコスト無視で好きな方を使えますから。
・《過ぎ去った季節》
:Gに時折現れる大型回収札。
今回はマナ域の異なる札を1枚ずつ回収出来ます。《新たなる芽吹き》と本体コストを考えると最低3枚は回収したいですね。上手くいけば4~5枚回収も。BigMana系に1枚挿しておくと奇貨となるやも。
ただ、《ムラーサの緑守り》が現実的に運用されていない点をどう考慮すべきか・・・。
まぁControlの運用で考えれば序盤に使ったデッキ戦略に合ったスペルを複数枚回収できるのであれば、使えるかどうかわからない5/4を無理やり捻じ込むよりいいでしょう。
特に除去やPWの複数枚はかなり強力なはずです。
どの道Stdはマナ域が分かれやすいので6マナに到達るまでに十分墓地に回収先は有るでしょう。フェッチランドが無くなってしまったのは残念です。現環境で有難いのは《搭載歩行機械》が有る事ですね。序盤に使った0マナ相当のこれをマナの伸びた後半に再び導入できるので。
逆にフェッチランド溢れる↓環境では低マナ域になり易いため使い辛いですね。それでも3枚回収出来れば元は取れてはいますが・・・。
《瓶詰め脳》は必然的にマナ域が分かれやすいので、構築上で利用しやすい。その上散々起動して大型専用の瓶になってしまっても、その暁にこの《過ぎ去った季節》を使えるので合理的ですね。
まぁ真価を発揮しやすい分割スペルのある↓環境では《全ての太陽の夜明け》が有るのでやはり使い道は無さそうですが・・・。
《アンデッドの大臣、シディシ》も「濫用」してこれを持ってきつつ、濫用で落とした札+αを回収出来ます。
接死持ちの頑丈な壁なので丸さが目立ちますね。
・《ウルヴェンワルドのハイドラ》
:各所で散々の云われ用のハイドラ。
最後の神話枠を潰したのも有りますが、《原初のタイタン》を見ているとどうしてもね・・・。
珍しくXスペルではありません。
が、サイズは変動するのは同じで《黒き剣のダッコン》や《マローの魔術師モリモ》と同じ能力です。何故モリモよろしくトランプルではないのか・・・。サイズが無限に大きくなるために「到達」なのか。
Cip付きで土地1枚は付くため、アドは取れていますが、ただ土地を伸ばしても流石に・・・。まぁ一応到達持ちのファッティなので壁にはなりますがネ。土地が10枚以上並ぶ場合もあるStdならエルドラージも殴り倒せますからね。まぁ山札が吹き飛んだらどうしようもない。
ただやっぱり土地銀弾は何だかんだ強いと思います。
《鏡の池》を持ってくればハイドラをコピーしてファッティを増やしつつもう一度銀弾も可能。荒廃シリーズを持ってこれば其々にアドを獲得できます。《繁殖苗床》で面展開したり。環境に特殊地形が出る度に強くなる能力ではあるので、致命的に弱い札ではないと思います。
また確実にマナが伸びるので7マナ域の《世界を壊すもの》や《龍王アタルカ》等に繋げる意味でも悪くはない。《世界を壊すもの》の場合は復活用に《溺墓の寺院》も良いですね。
最終的にミシュランで良いですしね。このマナ域なら《森の代言者》との併用で即戦力です。
神話レアとして藻屑と言うほど弱くは無い。
全ては《原初のタイタン》が悪いのだ。過去と現在だけでなく、未来まで奴は奪っていった・・・。
SOI)新カード雑感その9 赤い天使
2016年3月24日 新カード紹介 コメント (4)
皆さん、こんばんは。しもべです。
貴重なレア・神話枠ががりがり削られてテンションが落ち気味のしもべです。
何だあのカエル。
せめてレアにしろよ。代わりにBGで強い札刷ってくれるならいいけど。
・《黄金夜の懲罰者》
:変身するアヴァシン様を除けば赤単色の2体目の天使。
《ファイレクシアの抹殺者》や《肉裂き怪物》を思い出す様な強烈なデメリットを備えていて、宛ら自分だけ《ラースの灼熱洞》を抱えているようです。
最高にCOOLだぜ!!!
一応4マナ4/9飛行・速攻とスペックは高い。
受けるダメージが2倍になるリスクも、タフネス9と高いのでダメージで考えても処理されるのは5点以上になる。と考えれば実質4マナでタフネス5なのでほぼ問題無し。そもそも飛行のお陰で戦闘が発生しづらいので後は火力程度しか関係なくタフネス自体は高めのスペックと言えます。
問題はパワー≒自分の被ダメージが2倍になる点。
相対的に考えれば4マナでパワー2+αと正直考え物です。相手のライフが20点と変わらないため実際には半分とは言いませんが、流石に殴り合いをするには苦しい。なので1~2回殴れば終りになる様な構築の詰めの役目、若しくは絆魂や警戒で相手のクロックを通さない場合でしょう。
最も楽な相手は、積極的なクロックを刻んでこない低速Controlで、その場合は速攻と相まって非常に強力です。まぁここら辺は《ファイレクシアの抹殺者》と同じですね。
なので高速Beatdownを組めればいいのですが、おそらくStdにそんなに潤沢な選択肢はないので現実的な構築は難しいのではないでしょうかね?
「獰猛」の達成も空しい物よ・・・。
そこここで言われていますが、タフネスの数値はご立派。
なので《突撃陣形》は間違いないです。マナカーブの流れも良いですし、4マナ9/9飛行・速攻ですからね。僅か2発、5t目に勝てるのならコンボとしては十分でしょう。不足時も《突撃陣形》のパンプも有りますし、火力も有りますしね。
ネタにしても十分です。
《火口の精霊》が有れば地上の守りも完璧ですし、暇が有れば《突撃陣形》で殴りに行けるので合理的です。壁ではありませんが《不快な集合体》も有ります。
ただ、この手のデッキは組むとき毎度思うのはどうやってキーとなる札、この場合は《突撃陣形》を持ってくるのか?ですよね・・・。
高いタフネスを活かして《次元の歪曲》との併用も勿論可能ですね。
7/6なら、注意すべきか3点火力だけ。
しかし流石に殴り合いで使うのは心許無いので《ムラーサの胎動》とか一時凌ぎが有ると良し。
《アーリン・コード》の[+1]で警戒を付与できればそれだけでも十分。キルターンがさらに早まりますし、プレイヤーとPWのどちらを狙うべきかのジレンマを誘えます。ただ4マナ域とかぶっているのは面倒ですね。《アーリン》から入っても[+1]の相手がいませんから天使→アーリンの方が良いでしょうね。その方がクロックアップの奇襲性もありますし。《アーリン》が直接火力持ちであるのも売り。
下の環境でもある程度は使えますが、《剣を鍬に》には無力。
しかしそれ以上に《稲妻》を使う相手にどう対応すればいいのか。天使は耐えますが1マナで6点なら本体焼かれますわ・・・。
高速クロック同士の殴り合いも珍しくない環境なので、4マナで着地できる頃にはライフが10点とかも珍しくない。そんな時にこれを投入する勇気は無い。《呪文滑り》は取り敢えず併用したいですね。壁にも身代わりにもなりますが、何より《稲妻》のリスクを減衰できます。
また《突撃陣形》系とは色が合わないのも↓環境ではマイナス点ですよね・・・。
一応《よじれた映像》が有ります。
《僧院の速僧》や《嵐追いの魔道士》に使うとパンプ+キャントリップになったりする面白スペルですが、これで3種類目の相棒を見つけた事になります。
ネタデッキとしては面白いかも知れませんね。
4マナである点を考えれば「Dragon Stompy」に入れたいところですが、《古えの墳墓》がまさかの4点クロック(自分への)に!!
只まぁ上述の様に展開の詰として展開して殴るだけ~なら多少の齟齬も抑える事は可能なはず。あれ?ドラストってそんな押せ押せのデッキじゃなくない??
スペルをキャストし辛い≒しないなら「Wolf Stompy」に舵を切るのもありです。丁度《ハンウィアーの砦守り/ハンウィアーの災い》が下のマナ域の優秀な壁です。何もキャストしない段階なら5/5に変身も可能。只こちらだと《扇動する集団》も4マナ域に入るんですよね・・・。
また環境柄Eldraziがフェアデッキで幅を利かせているのに、速度で劣るドラストにワザワザこんな物入れてリスクを負う必要があるとも思えない。(C)札は月系が初手に来るまで粘ればいいんですが、無色生物は乗り越えてきます。天使の影響下では僅か2マナの《エルドラージのミミック》が同速度のクロックになり、《果てしなきもの》に至っては軽々と天使の打点を突破してきます・・・。《焦熱の合流点》で流せないX=4以上で出されたらどうしようもなくなります。
いっその事《ボロスの反攻者》を壁としながら《最下層民》で2倍ダメージを悪用する方法も有りますがネ。《魂の結合》でライフゲインしまくったり。
4マナパワー4の飛行・速攻とポテンシャルの塊なので何とか使える余地を探していきたくなりますよね。
対PW性能も高い事ですし。この手のぎらついた性能は昔の黒を思い出すのでもっと刷って欲しい物です。
性能を考慮してもRでタフネス偏重は珍しい・・・と思っていたら、ネットに答えが載っていました。
4+9=13なんですね。
成る程・・・。
ところでギセラはいずこ?
・《優雅な鷺、シガルダ》
:唯一人間に味方した天使であるシガルダの2種類目。
5マナ飛行は同じながらサイズが落ち4/5に。また自身を護る呪禁を失った代りにプレイヤーと人間Creに呪禁を付与出来ます。天使からタンクに転職したようです・・・。
パッと見で腰巻のスカートが足に見えて、ケンタウロスになったのかと思いましたよ。
正直、彼女最大の魅力は大型のフライヤー+呪禁で布告にも強い。着地すれば凡そリセット以外には除去されない安定感だったわけですが失われましたね・・・。
Std環境では除去もそれなりに有るため、対した機能はしない。マナが有る状況で着地して新しい能力である応援要請能力を複数回起動できるのが理想ですかね。
またプレイヤーに呪禁が付くため、火力への盾にもなります。環境にSlighやBurnがいるならそれなりに使えるかもしれません。なんと《黄金夜の懲罰者》のデメリットを緩和にしてくれますよ!だからどうした・・・。
人間の保護が出来る為《始まりの樹の管理人》が安心して強化能力を使っていく事が出来るようになりますね。本体と援軍で耐えつつ、管理人がハイパー化する時間稼ぎも出来る訳です。勿論《ヴリンの神童、ジェイス》を機能させやすくなったり。システム生物で言うと《敬虔な福音者》がいれば援軍要請でライフゲインも出来ますし、変身後はそいつらをドレイン段に換える事が出来ます。《ハンウィアーの民兵隊長/ウェストヴェイル教団の指導者》や《サリアの副官》等、人間を呼び出す事はそれなりにシナジーを形成しやすいのでその手の面展開デッキのフィニッシャーを務める事も可能でしょう。
5マナとTokens製造能力を思えば《ウェストヴェイル修道院》における悪魔召喚の儀式にも使える事は皮肉ですがww
優良な恩恵は《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》の保護ですかね?
[+1]で突撃させやすくなりますのでBeatdownとしてクロックを形成しやすいです。
《死天狗茸の栽培者》と言う割とマシなマナ生物がいるのも大きい。
設置も早くなりますし、「昂揚」を満たす事で後半からは「接死」壁になれるのでシガルダをクロックにしやすい。3色に出来ればギデオン設置も3t目に適う組み合わせなんですが、まず3色が難しくなる上に、マナサポートできていないWが(W)(W)を要求されるのでまず無理でしょうね。
↓環境では、相変わらず、布告系には強い能力ですし、墓地を使った面展開はなかなか便利。
単体除去では布告・火力・衰微と強いため、ただでさえ強かった対Jund性能が際立っています。人間を保護できる関係で《罰する火》の威力も多少落せます。
また人間も多い。
《ルーンの母》《貴族の教主》《スレイベンの守護者、サリア》《闇の腹心》《僧院の導師》《コロンドールのマンガラ》《聖遺の騎士》《黄金牙、タシグル》に《封じ込める僧侶》等々。
特にDeath&TaxやMaverickで採用できる生物の保護が得意ですね。
Token生成も《ガイアの揺籃の地》でより伸ばしやすくなります。
とは言えやはり呪禁を失った損失は大きい。
対W系の《剣を鍬に》に対する耐性を失いました。JtMsの[-1]や《Karakas》でも当然サヨウナラ。Miraclesへの対応力が減ったのは環境柄ツライ。
また生贄対策能力のお陰で稀に《引き裂かれし永劫、エムラクール》に殴られた返しに、全軍で殴り返して勝利する~と言う対SnT系への価値も僅かながら有ったのですが、それも無くなってしまっています。
プレイヤーの呪禁は優秀ながら5マナではCombo相手どころかBurnにも間に合うか怪しい。前者は《若き紅蓮術士》《僧院の導師》《巣穴からの総出》で躱してきますし、後者も《硫黄の渦》で対応されます。当たり前ですがハンデスにも間に合わない。
正直、呪禁を損失が大きすぎて、使うに値しなくなってしまいました・・・。
大量のマナと大して使わない墓地からWBGカラーのNicFitでGSZからの1枚挿しも考えましたが、別に面展開したいなら5~6マナ掛けるならCip持ちもいますからね・・・。
・《天使の粛清》
:Cre/Enc/Atfに対応出来る万能除去。
3マナSocと重たい上に生贄を要求しますが、それでも万能札は偉大。最大の力を発揮するのはPauperだと思いますが、構築でも1チャンス。何せ置物を無制限で食べる事が出来るので、場から取り除きたい札の処理が便利です。
《悪魔の契約》の処理はもちろん、《面晶体の連結》等は場にある物を墓地に落しつつ追放まで出来るので2領域を熟せます。もちろん普通に除去しても良い。素晴らしいのはこの機能に置いて生贄要求が、「効果」ではなく確実に機能する「追加コスト」である点ですよね。その手の機能性としては《敬虔な福音者》よりも遥かに上でしょう。
これがInsだったらNicFitでも1チャンスあったのですが・・・。
しかし、福音者と言いこれと言い悪魔との契約に関して相性が抜群と言うのは何とも意味深。
イラストの表情も、どう考えても「救う」と言うセリフと乖離してます。粛清って言ってるしね・・・。
こんなところで。
貴重なレア・神話枠ががりがり削られてテンションが落ち気味のしもべです。
何だあのカエル。
せめてレアにしろよ。代わりにBGで強い札刷ってくれるならいいけど。
・《黄金夜の懲罰者》
:変身するアヴァシン様を除けば赤単色の2体目の天使。
《ファイレクシアの抹殺者》や《肉裂き怪物》を思い出す様な強烈なデメリットを備えていて、宛ら自分だけ《ラースの灼熱洞》を抱えているようです。
最高にCOOLだぜ!!!
一応4マナ4/9飛行・速攻とスペックは高い。
受けるダメージが2倍になるリスクも、タフネス9と高いのでダメージで考えても処理されるのは5点以上になる。と考えれば実質4マナでタフネス5なのでほぼ問題無し。そもそも飛行のお陰で戦闘が発生しづらいので後は火力程度しか関係なくタフネス自体は高めのスペックと言えます。
問題はパワー≒自分の被ダメージが2倍になる点。
相対的に考えれば4マナでパワー2+αと正直考え物です。相手のライフが20点と変わらないため実際には半分とは言いませんが、流石に殴り合いをするには苦しい。なので1~2回殴れば終りになる様な構築の詰めの役目、若しくは絆魂や警戒で相手のクロックを通さない場合でしょう。
最も楽な相手は、積極的なクロックを刻んでこない低速Controlで、その場合は速攻と相まって非常に強力です。まぁここら辺は《ファイレクシアの抹殺者》と同じですね。
なので高速Beatdownを組めればいいのですが、おそらくStdにそんなに潤沢な選択肢はないので現実的な構築は難しいのではないでしょうかね?
「獰猛」の達成も空しい物よ・・・。
そこここで言われていますが、タフネスの数値はご立派。
なので《突撃陣形》は間違いないです。マナカーブの流れも良いですし、4マナ9/9飛行・速攻ですからね。僅か2発、5t目に勝てるのならコンボとしては十分でしょう。不足時も《突撃陣形》のパンプも有りますし、火力も有りますしね。
ネタにしても十分です。
《火口の精霊》が有れば地上の守りも完璧ですし、暇が有れば《突撃陣形》で殴りに行けるので合理的です。壁ではありませんが《不快な集合体》も有ります。
ただ、この手のデッキは組むとき毎度思うのはどうやってキーとなる札、この場合は《突撃陣形》を持ってくるのか?ですよね・・・。
高いタフネスを活かして《次元の歪曲》との併用も勿論可能ですね。
7/6なら、注意すべきか3点火力だけ。
しかし流石に殴り合いで使うのは心許無いので《ムラーサの胎動》とか一時凌ぎが有ると良し。
《アーリン・コード》の[+1]で警戒を付与できればそれだけでも十分。キルターンがさらに早まりますし、プレイヤーとPWのどちらを狙うべきかのジレンマを誘えます。ただ4マナ域とかぶっているのは面倒ですね。《アーリン》から入っても[+1]の相手がいませんから天使→アーリンの方が良いでしょうね。その方がクロックアップの奇襲性もありますし。《アーリン》が直接火力持ちであるのも売り。
下の環境でもある程度は使えますが、《剣を鍬に》には無力。
しかしそれ以上に《稲妻》を使う相手にどう対応すればいいのか。天使は耐えますが1マナで6点なら本体焼かれますわ・・・。
高速クロック同士の殴り合いも珍しくない環境なので、4マナで着地できる頃にはライフが10点とかも珍しくない。そんな時にこれを投入する勇気は無い。《呪文滑り》は取り敢えず併用したいですね。壁にも身代わりにもなりますが、何より《稲妻》のリスクを減衰できます。
また《突撃陣形》系とは色が合わないのも↓環境ではマイナス点ですよね・・・。
一応《よじれた映像》が有ります。
《僧院の速僧》や《嵐追いの魔道士》に使うとパンプ+キャントリップになったりする面白スペルですが、これで3種類目の相棒を見つけた事になります。
ネタデッキとしては面白いかも知れませんね。
4マナである点を考えれば「Dragon Stompy」に入れたいところですが、《古えの墳墓》がまさかの4点クロック(自分への)に!!
只まぁ上述の様に展開の詰として展開して殴るだけ~なら多少の齟齬も抑える事は可能なはず。あれ?ドラストってそんな押せ押せのデッキじゃなくない??
スペルをキャストし辛い≒しないなら「Wolf Stompy」に舵を切るのもありです。丁度《ハンウィアーの砦守り/ハンウィアーの災い》が下のマナ域の優秀な壁です。何もキャストしない段階なら5/5に変身も可能。只こちらだと《扇動する集団》も4マナ域に入るんですよね・・・。
また環境柄Eldraziがフェアデッキで幅を利かせているのに、速度で劣るドラストにワザワザこんな物入れてリスクを負う必要があるとも思えない。(C)札は月系が初手に来るまで粘ればいいんですが、無色生物は乗り越えてきます。天使の影響下では僅か2マナの《エルドラージのミミック》が同速度のクロックになり、《果てしなきもの》に至っては軽々と天使の打点を突破してきます・・・。《焦熱の合流点》で流せないX=4以上で出されたらどうしようもなくなります。
いっその事《ボロスの反攻者》を壁としながら《最下層民》で2倍ダメージを悪用する方法も有りますがネ。《魂の結合》でライフゲインしまくったり。
4マナパワー4の飛行・速攻とポテンシャルの塊なので何とか使える余地を探していきたくなりますよね。
対PW性能も高い事ですし。この手のぎらついた性能は昔の黒を思い出すのでもっと刷って欲しい物です。
性能を考慮してもRでタフネス偏重は珍しい・・・と思っていたら、ネットに答えが載っていました。
4+9=13なんですね。
成る程・・・。
ところでギセラはいずこ?
・《優雅な鷺、シガルダ》
:唯一人間に味方した天使であるシガルダの2種類目。
5マナ飛行は同じながらサイズが落ち4/5に。また自身を護る呪禁を失った代りにプレイヤーと人間Creに呪禁を付与出来ます。天使からタンクに転職したようです・・・。
パッと見で腰巻のスカートが足に見えて、ケンタウロスになったのかと思いましたよ。
正直、彼女最大の魅力は大型のフライヤー+呪禁で布告にも強い。着地すれば凡そリセット以外には除去されない安定感だったわけですが失われましたね・・・。
Std環境では除去もそれなりに有るため、対した機能はしない。マナが有る状況で着地して新しい能力である応援要請能力を複数回起動できるのが理想ですかね。
またプレイヤーに呪禁が付くため、火力への盾にもなります。環境にSlighやBurnがいるならそれなりに使えるかもしれません。なんと《黄金夜の懲罰者》のデメリットを緩和にしてくれますよ!だからどうした・・・。
人間の保護が出来る為《始まりの樹の管理人》が安心して強化能力を使っていく事が出来るようになりますね。本体と援軍で耐えつつ、管理人がハイパー化する時間稼ぎも出来る訳です。勿論《ヴリンの神童、ジェイス》を機能させやすくなったり。システム生物で言うと《敬虔な福音者》がいれば援軍要請でライフゲインも出来ますし、変身後はそいつらをドレイン段に換える事が出来ます。《ハンウィアーの民兵隊長/ウェストヴェイル教団の指導者》や《サリアの副官》等、人間を呼び出す事はそれなりにシナジーを形成しやすいのでその手の面展開デッキのフィニッシャーを務める事も可能でしょう。
5マナとTokens製造能力を思えば《ウェストヴェイル修道院》における悪魔召喚の儀式にも使える事は皮肉ですがww
優良な恩恵は《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》の保護ですかね?
[+1]で突撃させやすくなりますのでBeatdownとしてクロックを形成しやすいです。
《死天狗茸の栽培者》と言う割とマシなマナ生物がいるのも大きい。
設置も早くなりますし、「昂揚」を満たす事で後半からは「接死」壁になれるのでシガルダをクロックにしやすい。3色に出来ればギデオン設置も3t目に適う組み合わせなんですが、まず3色が難しくなる上に、マナサポートできていないWが(W)(W)を要求されるのでまず無理でしょうね。
↓環境では、相変わらず、布告系には強い能力ですし、墓地を使った面展開はなかなか便利。
単体除去では布告・火力・衰微と強いため、ただでさえ強かった対Jund性能が際立っています。人間を保護できる関係で《罰する火》の威力も多少落せます。
また人間も多い。
《ルーンの母》《貴族の教主》《スレイベンの守護者、サリア》《闇の腹心》《僧院の導師》《コロンドールのマンガラ》《聖遺の騎士》《黄金牙、タシグル》に《封じ込める僧侶》等々。
特にDeath&TaxやMaverickで採用できる生物の保護が得意ですね。
Token生成も《ガイアの揺籃の地》でより伸ばしやすくなります。
とは言えやはり呪禁を失った損失は大きい。
対W系の《剣を鍬に》に対する耐性を失いました。JtMsの[-1]や《Karakas》でも当然サヨウナラ。Miraclesへの対応力が減ったのは環境柄ツライ。
また生贄対策能力のお陰で稀に《引き裂かれし永劫、エムラクール》に殴られた返しに、全軍で殴り返して勝利する~と言う対SnT系への価値も僅かながら有ったのですが、それも無くなってしまっています。
プレイヤーの呪禁は優秀ながら5マナではCombo相手どころかBurnにも間に合うか怪しい。前者は《若き紅蓮術士》《僧院の導師》《巣穴からの総出》で躱してきますし、後者も《硫黄の渦》で対応されます。当たり前ですがハンデスにも間に合わない。
正直、呪禁を損失が大きすぎて、使うに値しなくなってしまいました・・・。
大量のマナと大して使わない墓地からWBGカラーのNicFitでGSZからの1枚挿しも考えましたが、別に面展開したいなら5~6マナ掛けるならCip持ちもいますからね・・・。
・《天使の粛清》
:Cre/Enc/Atfに対応出来る万能除去。
3マナSocと重たい上に生贄を要求しますが、それでも万能札は偉大。最大の力を発揮するのはPauperだと思いますが、構築でも1チャンス。何せ置物を無制限で食べる事が出来るので、場から取り除きたい札の処理が便利です。
《悪魔の契約》の処理はもちろん、《面晶体の連結》等は場にある物を墓地に落しつつ追放まで出来るので2領域を熟せます。もちろん普通に除去しても良い。素晴らしいのはこの機能に置いて生贄要求が、「効果」ではなく確実に機能する「追加コスト」である点ですよね。その手の機能性としては《敬虔な福音者》よりも遥かに上でしょう。
これがInsだったらNicFitでも1チャンスあったのですが・・・。
しかし、福音者と言いこれと言い悪魔との契約に関して相性が抜群と言うのは何とも意味深。
イラストの表情も、どう考えても「救う」と言うセリフと乖離してます。粛清って言ってるしね・・・。
こんなところで。
SOI)新カード雑感その9 赤い悪魔とか狼とかゾンビ
2016年3月23日 新カード紹介 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
今週末にはすべて発表という事でもうプレビューが終わりそうww
全く間に合わない。
Gの神話レアの発表が有りませんが、つまり噂されていたあれはそれなのでしょうかね?
・《罪を誘うもの》
:自分のアップキープにTopを捲って、相手が拒否するなら墓地に落してCMC分のダメージをプレイヤーに、許容するなら手札に加える悪魔。
正直悩ましい能力です。
過去の反省から相手に選択権が有る能力は十中八九弱い。これもそうなのですが、これは毎ターン起こる。一度だけなら微妙なのですが、上限値は高い能力です。そもそも通常のドローはしていますからね。
またPWを焼く事も出来るので盤面アドも狙っていけます。
但し、それでもどうあっても相手に優位な選択をさせてしまうのは避けようのない現実。
なので「押している場面では強いけれど、押されてる場面では弱い」点は避けようがない。相手のボムを処理したいのに捲れた除去を落とされたりなんてザラでしょう。如何に自分が優位な状況を作り出せるのか?に懸かってくるはず。
引いて状況に依り動くMidrangeよりもAggroの方が有っているはずです。CMCを考えれば後者の方が明らかに強いんですがネw
しかしそれらよりも個人的に最も大きな問題と感じている点は、3マナ掛けているのに、環境の大半の除去、それも1~2マナできっちり処理される事。システム生物なのに。で、能力誘発は次のターンまでお預けとテンポが悪い。
これが2マナ2/1とかだったら間違いなかったんですがネ。そこは元ネタのままでいいよ・・・。
CMCの関係上、大きなCMCで運用上軽い札が理想なので最高の相棒は「探査」なのですが、それは落ちてしまうのでマッドネスが重要になってきそうですね。《癇癪》や《極上の炎技》ならどう転んでも火力飛ばせますし、《手に負えない若輩》ならやはり4点。後は「怒濤」ですかね。《ゴブリンの自在駆け》の様にCMCは大きいので落されてもクロックになりますし、引き増しにしてくれるなら怒涛の達成がしやすくなります。
Midrangeになってしまう事に目を瞑れば、墓地に札が落ちるのを見越して《ゴブリンの闇住まい》も良いですね。恐らくアドを取られないために拒否されるでしょうが、捲れただけで5点入るなら相応の仕事をしています。
探査が落ちるのも辛いのですが、同時にフェッチランドも無くなるのは本当に痛い。
CMCの関係で土地が捲れると「相手が宇宙」なので・・・。
しかし考え方によっては3マナ出ている状況で土地が手札に入る≒ドローが腐る可能性を防いでくれているわけで最低限の仕事はしているとも言えますね。
逆に軽くて中盤以降腐りやすい札は手札に入り易い事を思えば、実質的な引きマシなので《苦しめる声》の様なルーターが有ると機能性が増します。
下の環境では探査もフェッチも他にもいろいろ溢れていますから使い放題なんですが、能力が機能しづらい。
先ず生き残れない上にテンポが悪すぎる。3マナ設置で次のターンからしか機能しない小型とか・・・。
と言う事で無いと思います。
其れでも使えない事は無いかも知れません。
喩え落とされても良いように墓地利用できればいいので、その形に持っていくべきです。墓地に例え落ちても探査に当てれるのでそれ程問題ないですね。探査札なら大抵手札に入れてくれるはずなので、後は絶え間ない墓地肥やしが出来れば良い。《信仰無き物あさり》とかですかね。
《田舎の破壊者》がいれば土地以外をTopに出来るので確実に何らかの働きをします。同じようにTop調整を出来る札が有れば確実に引きたい物は2枚目に置き、どうでもいいそこそこのCMCの札を1枚目に固定できますね。《ミリーの悪知恵》とか。
一応除去耐性や速度を補う事も出来るのでDragonStompyはアリかもしれません。
無駄牌こそ多いものの、CMCはそれなりに重いのでそこそこのクロックにはなるはず。《虚空の杯》の2枚目が引ければそれこそ相手を封殺できますからね。《金属モックス》はどうしようも有りませんが・・・。
同3マナ域には《ゴブリンの熟練扇動者》や《クルーインの無法者》等もいるので要検証。
その他にもピッチの《紅蓮操作/Pyrokinesis》や《火炎破》。前者は特に威迫を生かしやすくなりますね。ピッチのアドロスも引き増しで回収可能。また、「想起」も良いですね。《恨み唸り》や《叫び大口》など。これらは《ヴォルラスの要塞》で回収も可能です。
と言う事で考えても判らんです。
書いてあることは強いように思えますが、何処まで行っても所詮は処罰者カードだし・・・で終わりな気もしますし、3マナである点も気に掛かる。しかしStd環境ではジェイスとか割と生物が生き残る事も有りますからね・・・。
個人的に和約が良いですね。罪を誘うですか・・・。
どうでも良いですが最近「威迫」持ち多過ぎません?
一時期のファッティに接死つけとけ~無いよりはマシだけどあっても・・・みたいな気軽な+αとして使われている気がします。
・《銀毛の援護者》
:自分か自軍の狼/狼男がIns/Socの対象になるたびに2/2狼を呼び出すαリーダー。
「英雄的」と《若き紅蓮術士》のあいのこの様な誘発条件ですが、相手からのキャストでも反応するので反応装甲でもあります。そこを行くと《復活の声》的な要素も含めていますね。
《若き紅蓮術士》や《僧院の導師》に比べると除去の大半はIns/Socなのでほぼアドバンテージを得る事が出来ますね。最低限のアドが勝手に保証されている。なので、マナや手札が無くとも展開できます。出てくるサイズも2/2と大きい。代わりに能動的な誘発条件がやや難しい。
能動的に使うにはやはりスペルの連打が出来る事が望ましい。
《果敢な一撃》が落ちてしまうのは残念ですね・・・。取り敢えず1枚で2つの対象を取れる《ドロモカの命令》を使いたいですね。同じく《二人戦術》も良いですね。反復で《魂の基点》や《巧みな機動》等でも良いのですが。
Rで《双雷弾》《アヴァシンの裁き》で強引に自分を対象に取るのも良いですね。Bなら《異常な忍耐》や《ツキノテブクロの浸潤》など。
一応《面晶体の掘削者、ザダ》とのコンボになる事は事実ですが、3マナと4マナ+もう1枚の上に両者とも脆い。揃えば強いですが、ほぼ揃合わない。なので一々狙う物でもない気がします。
ですが、対象を取るスペルはどのみち入れる事になるので、揃ったらラッキーぐらいで入れておくのも良いかも知れません。
《アヴァブルックの町長/吠え群れの頭目》とかいるとより強力に成るんですがね。
Eternalでは《果敢な一撃》の色違いの《たなびく緑青》等割と対象を取りながらキャントリップ付のスペルも有るので、意図すればToken増産は無理ではないでしょう。
あとは、自軍の部族全体に効果が及ぶことを思えば多数の対象を取るスペルで一気に増産も楽になるはず。《統率のとれた突撃》や《旅の準備》《力の種》《狩りの報奨》等々。単体対象しか取れないものの面強化も出来る《印象の祝福》も悪くない。トランプルを活かしやすくなるので大きなパンプスペルも使いやすいので。
大きな問題は《若き狼》と《変わり谷》ぐらいしか真面な軽量狼がいない事でしょうね・・・。
Gの本命であろうパンプスペルも当然使っていきたいですね。
特に《巨森の蔦》《レインジャーの悪知恵》《岩石樹の祈り》辺りを。
他にはやはり反応装甲を有する以上《呪文滑り》との相性もいい。パンプスペルを中心に使う以上、余計に滑らせる事が出来るのは有難い。
《大笑いの写し身》とかだとコピーを作りつつ、Tokenを採れるので面白いですね。
しかしYPMや導師と比べて↓環境における最大の劣性点は誘発条件が厳しい事ではなく、《陰謀団式療法》との併用が出来ない点でしょうね。
対Comboへの圧力はこれが有ってこそなので・・・。
また、誘発条件を考えればIns/Soc比率を高めたいのに、対象の生物を用意しなければいけないと言うジレンマも有るのでやはり構築上の価値では一歩も二歩もYPMに劣りますね。
銀で狼だと「銀狼怪奇ファイル」を思い出します。
・《戦墓の巨人》
:《息せぬ群れ》の様に墓地にあるZombieの分+1/+1カウンターが乗ってくるので、専用のデッキで組めばかなり優秀ですね。
更に、Zombie呪文をキャストする度に2/2Zombieを掘り起こすと言う面展開力まで兼ね備えています。専用デッキで組めばどんどん死体を増やしていく事が出来ますね。
素晴らしいのは《無情な死者》と言う優秀な生物が一つ前に場に出せる事ですね。もちろんこれの後に死者でも回収出来ます。使者で継続的にZombieを確保出来ればアドを生み出せます。
《肉袋の匪賊》で消耗戦を仕掛けるのもアドエンジンとして便利ですし、墓地に死体を溜めれます。
墓地にゾンビが溜まり易いと《目覚めし処刑者》は復活しづらいのですが、これだけ簡単にTokensが並ぶのなら狙う価値は有りますね。
↓環境も部族関係でより使いやすくなります。
《墓所這い》は墓地にも溜めやすく、当然復活もしやすい。《屍肉喰らい》との併用は実に判り易い。元々マナが有るだけパンプできるのでそれだけいいような気もしますが、面展開でサポートを残す事が出来るので挙動の完成度が高まりますね。
また、能力は両方共Zobmieカードで誘発するので《名も無き転置》等の「多相」で誘発できます。《ストロームガルドの災い魔、ハーコン》もZombieなので《屍術士の備蓄品》や《ゾンビの横行》等と合わせても面白いですがね。「ネームレスハーコン」を組まずとも2t目の除去でも良いし、サイズも上がり易いのでパンプにも流用しやすい。
色が苦しいですが《潮の虚ろの漕ぎ手》がZombie数を稼ぎながら露払いをできるのも優秀。きっちり避雷針になってくれるはず。打点兼アドエンジンなので通す価値も有ります。
部族能力2つ持ちなのでシナジーを組んだだけ価値が引きあがって行きますね。
どうでも良いんですが、イラストからなんとなしに、「ワンダと巨像」を思い出しました。
こんなところで。
今週末にはすべて発表という事でもうプレビューが終わりそうww
全く間に合わない。
Gの神話レアの発表が有りませんが、つまり噂されていたあれはそれなのでしょうかね?
・《罪を誘うもの》
:自分のアップキープにTopを捲って、相手が拒否するなら墓地に落してCMC分のダメージをプレイヤーに、許容するなら手札に加える悪魔。
正直悩ましい能力です。
過去の反省から相手に選択権が有る能力は十中八九弱い。これもそうなのですが、これは毎ターン起こる。一度だけなら微妙なのですが、上限値は高い能力です。そもそも通常のドローはしていますからね。
またPWを焼く事も出来るので盤面アドも狙っていけます。
但し、それでもどうあっても相手に優位な選択をさせてしまうのは避けようのない現実。
なので「押している場面では強いけれど、押されてる場面では弱い」点は避けようがない。相手のボムを処理したいのに捲れた除去を落とされたりなんてザラでしょう。如何に自分が優位な状況を作り出せるのか?に懸かってくるはず。
引いて状況に依り動くMidrangeよりもAggroの方が有っているはずです。CMCを考えれば後者の方が明らかに強いんですがネw
しかしそれらよりも個人的に最も大きな問題と感じている点は、3マナ掛けているのに、環境の大半の除去、それも1~2マナできっちり処理される事。システム生物なのに。で、能力誘発は次のターンまでお預けとテンポが悪い。
これが2マナ2/1とかだったら間違いなかったんですがネ。そこは元ネタのままでいいよ・・・。
CMCの関係上、大きなCMCで運用上軽い札が理想なので最高の相棒は「探査」なのですが、それは落ちてしまうのでマッドネスが重要になってきそうですね。《癇癪》や《極上の炎技》ならどう転んでも火力飛ばせますし、《手に負えない若輩》ならやはり4点。後は「怒濤」ですかね。《ゴブリンの自在駆け》の様にCMCは大きいので落されてもクロックになりますし、引き増しにしてくれるなら怒涛の達成がしやすくなります。
Midrangeになってしまう事に目を瞑れば、墓地に札が落ちるのを見越して《ゴブリンの闇住まい》も良いですね。恐らくアドを取られないために拒否されるでしょうが、捲れただけで5点入るなら相応の仕事をしています。
探査が落ちるのも辛いのですが、同時にフェッチランドも無くなるのは本当に痛い。
CMCの関係で土地が捲れると「相手が宇宙」なので・・・。
しかし考え方によっては3マナ出ている状況で土地が手札に入る≒ドローが腐る可能性を防いでくれているわけで最低限の仕事はしているとも言えますね。
逆に軽くて中盤以降腐りやすい札は手札に入り易い事を思えば、実質的な引きマシなので《苦しめる声》の様なルーターが有ると機能性が増します。
下の環境では探査もフェッチも他にもいろいろ溢れていますから使い放題なんですが、能力が機能しづらい。
先ず生き残れない上にテンポが悪すぎる。3マナ設置で次のターンからしか機能しない小型とか・・・。
と言う事で無いと思います。
其れでも使えない事は無いかも知れません。
喩え落とされても良いように墓地利用できればいいので、その形に持っていくべきです。墓地に例え落ちても探査に当てれるのでそれ程問題ないですね。探査札なら大抵手札に入れてくれるはずなので、後は絶え間ない墓地肥やしが出来れば良い。《信仰無き物あさり》とかですかね。
《田舎の破壊者》がいれば土地以外をTopに出来るので確実に何らかの働きをします。同じようにTop調整を出来る札が有れば確実に引きたい物は2枚目に置き、どうでもいいそこそこのCMCの札を1枚目に固定できますね。《ミリーの悪知恵》とか。
一応除去耐性や速度を補う事も出来るのでDragonStompyはアリかもしれません。
無駄牌こそ多いものの、CMCはそれなりに重いのでそこそこのクロックにはなるはず。《虚空の杯》の2枚目が引ければそれこそ相手を封殺できますからね。《金属モックス》はどうしようも有りませんが・・・。
同3マナ域には《ゴブリンの熟練扇動者》や《クルーインの無法者》等もいるので要検証。
その他にもピッチの《紅蓮操作/Pyrokinesis》や《火炎破》。前者は特に威迫を生かしやすくなりますね。ピッチのアドロスも引き増しで回収可能。また、「想起」も良いですね。《恨み唸り》や《叫び大口》など。これらは《ヴォルラスの要塞》で回収も可能です。
と言う事で考えても判らんです。
書いてあることは強いように思えますが、何処まで行っても所詮は処罰者カードだし・・・で終わりな気もしますし、3マナである点も気に掛かる。しかしStd環境ではジェイスとか割と生物が生き残る事も有りますからね・・・。
個人的に和約が良いですね。罪を誘うですか・・・。
どうでも良いですが最近「威迫」持ち多過ぎません?
一時期のファッティに接死つけとけ~無いよりはマシだけどあっても・・・みたいな気軽な+αとして使われている気がします。
・《銀毛の援護者》
:自分か自軍の狼/狼男がIns/Socの対象になるたびに2/2狼を呼び出すαリーダー。
「英雄的」と《若き紅蓮術士》のあいのこの様な誘発条件ですが、相手からのキャストでも反応するので反応装甲でもあります。そこを行くと《復活の声》的な要素も含めていますね。
《若き紅蓮術士》や《僧院の導師》に比べると除去の大半はIns/Socなのでほぼアドバンテージを得る事が出来ますね。最低限のアドが勝手に保証されている。なので、マナや手札が無くとも展開できます。出てくるサイズも2/2と大きい。代わりに能動的な誘発条件がやや難しい。
能動的に使うにはやはりスペルの連打が出来る事が望ましい。
《果敢な一撃》が落ちてしまうのは残念ですね・・・。取り敢えず1枚で2つの対象を取れる《ドロモカの命令》を使いたいですね。同じく《二人戦術》も良いですね。反復で《魂の基点》や《巧みな機動》等でも良いのですが。
Rで《双雷弾》《アヴァシンの裁き》で強引に自分を対象に取るのも良いですね。Bなら《異常な忍耐》や《ツキノテブクロの浸潤》など。
一応《面晶体の掘削者、ザダ》とのコンボになる事は事実ですが、3マナと4マナ+もう1枚の上に両者とも脆い。揃えば強いですが、ほぼ揃合わない。なので一々狙う物でもない気がします。
ですが、対象を取るスペルはどのみち入れる事になるので、揃ったらラッキーぐらいで入れておくのも良いかも知れません。
《アヴァブルックの町長/吠え群れの頭目》とかいるとより強力に成るんですがね。
Eternalでは《果敢な一撃》の色違いの《たなびく緑青》等割と対象を取りながらキャントリップ付のスペルも有るので、意図すればToken増産は無理ではないでしょう。
あとは、自軍の部族全体に効果が及ぶことを思えば多数の対象を取るスペルで一気に増産も楽になるはず。《統率のとれた突撃》や《旅の準備》《力の種》《狩りの報奨》等々。単体対象しか取れないものの面強化も出来る《印象の祝福》も悪くない。トランプルを活かしやすくなるので大きなパンプスペルも使いやすいので。
大きな問題は《若き狼》と《変わり谷》ぐらいしか真面な軽量狼がいない事でしょうね・・・。
Gの本命であろうパンプスペルも当然使っていきたいですね。
特に《巨森の蔦》《レインジャーの悪知恵》《岩石樹の祈り》辺りを。
他にはやはり反応装甲を有する以上《呪文滑り》との相性もいい。パンプスペルを中心に使う以上、余計に滑らせる事が出来るのは有難い。
《大笑いの写し身》とかだとコピーを作りつつ、Tokenを採れるので面白いですね。
しかしYPMや導師と比べて↓環境における最大の劣性点は誘発条件が厳しい事ではなく、《陰謀団式療法》との併用が出来ない点でしょうね。
対Comboへの圧力はこれが有ってこそなので・・・。
また、誘発条件を考えればIns/Soc比率を高めたいのに、対象の生物を用意しなければいけないと言うジレンマも有るのでやはり構築上の価値では一歩も二歩もYPMに劣りますね。
銀で狼だと「銀狼怪奇ファイル」を思い出します。
・《戦墓の巨人》
:《息せぬ群れ》の様に墓地にあるZombieの分+1/+1カウンターが乗ってくるので、専用のデッキで組めばかなり優秀ですね。
更に、Zombie呪文をキャストする度に2/2Zombieを掘り起こすと言う面展開力まで兼ね備えています。専用デッキで組めばどんどん死体を増やしていく事が出来ますね。
素晴らしいのは《無情な死者》と言う優秀な生物が一つ前に場に出せる事ですね。もちろんこれの後に死者でも回収出来ます。使者で継続的にZombieを確保出来ればアドを生み出せます。
《肉袋の匪賊》で消耗戦を仕掛けるのもアドエンジンとして便利ですし、墓地に死体を溜めれます。
墓地にゾンビが溜まり易いと《目覚めし処刑者》は復活しづらいのですが、これだけ簡単にTokensが並ぶのなら狙う価値は有りますね。
↓環境も部族関係でより使いやすくなります。
《墓所這い》は墓地にも溜めやすく、当然復活もしやすい。《屍肉喰らい》との併用は実に判り易い。元々マナが有るだけパンプできるのでそれだけいいような気もしますが、面展開でサポートを残す事が出来るので挙動の完成度が高まりますね。
また、能力は両方共Zobmieカードで誘発するので《名も無き転置》等の「多相」で誘発できます。《ストロームガルドの災い魔、ハーコン》もZombieなので《屍術士の備蓄品》や《ゾンビの横行》等と合わせても面白いですがね。「ネームレスハーコン」を組まずとも2t目の除去でも良いし、サイズも上がり易いのでパンプにも流用しやすい。
色が苦しいですが《潮の虚ろの漕ぎ手》がZombie数を稼ぎながら露払いをできるのも優秀。きっちり避雷針になってくれるはず。打点兼アドエンジンなので通す価値も有ります。
部族能力2つ持ちなのでシナジーを組んだだけ価値が引きあがって行きますね。
どうでも良いんですが、イラストからなんとなしに、「ワンダと巨像」を思い出しました。
こんなところで。
SOI)新カード雑感その8 アーリンとか
2016年3月22日 新カード紹介 コメント (2)
プレビューについていけてないので、昼更新・・・。
2枚目の変身を持つPW。
しかも、どこぞの「(4つのジェイスを超える)5つの能力を持つPW!」と異なり、自力で表裏を行き来する事が出来る為本当の意味で5つの能力を使い分ける事が出来ます。
表[+1]:単体パンプ。
効果で考えると類似の札は有りませんが《捨て身の抵抗》を考えれば2.5~3マナ相当。4マナのPWの+能力としてはかなり強力な部類です。《遍歴の騎士、エルズペス》で証明されていますが、単体強化は相応に強力な能力で生物の色なら尚更。更にこれは「警戒」まで付与できるため自身を護る壁の手配まで出来ます。ペスの[+1]ほど攻撃力は有りませんが、攻防一体で使いやすい。優秀な生物がいればこれだけでもかなり強い。
また、《熱情》的な速攻付与装置としても使えます。後続のテンポアップも含めて、見た目よりもずっと価値のある能力だと思っています。
表[0]:2/2狼Token製造。
自身を護る能力のあるPWは強いを忠実に守る能力。その上タフネスが2あるので一点スィーパーにも耐えます。
但し、変身が強制される為、製造速度は通常のPWに比べると半分。その点では見た目ほど使いやすいわけでは無く、やや注意が必要です。
火力や盤面差が無い限りはこれから入る基本の能力です。
丁度、狼をサポートできる札も有るので、それらと組み合わせると真価を発揮しますね。
裏[+1]:《暴獣乗り》の起動能力ですね。
これにより点だけでなく、面での強化方法を手に入れる事になります。サイズのある生物の強引な突破にも役立ちます。実質的にはこれも3マナ相当。3体以上生物がいれば3打点以上を稼げるので能力の上限が高い優秀な能力です。
守りたいなら表[+1]、攻めたいのなら裏[+1]と使い分ける事が出来ますね。
[-1]を即座に使いたい場合にはこちらを基本的に運用していく事になりますし、着地[0]から入った場合もこれを使う機会が有る以上、表[+1]よりもシナジー性を確保したいですね。
裏[-1]:《火山の槌》。
盤面に干渉出来るPWは強いを忠実に守る能力。除去からフィニッシュまで何でもござれで、2マナ相当とは言え、このPWでは一番強い能力です。しかも消費が僅か-1と非常に小さい。一度も+能力を挟まずとも9点を飛ばせます。《ラル・ザレック》を考えれば如何に強力化が判ります。
しかしこれも表[0]と同じで強制的に変身してしまいます。
其々の強い能力を連続で扱えない事に依るジレンマが有りますね。個人的には良調整だと思いますが。
裏[-6]:プレイヤーも対象に取れる《陰惨な殺戮》的な紋章。その上速攻まで付与出来ます。
元のスペルが6マナ以上な事を思うとかなり強力な効果であるのが判ります。しかし、個人的にはこの能力を有効活用できるぐらい展開数が有るなら、裏[+1]も有りますし、それまでにフィニッシュできるのではないのかと・・・。
しかも自分のToken製造能力とマッチしているように思えて、忠誠度を増やそうと思うと表[0]が使えないので挙動的に全くマッチしていない・・・。
正直、どう使えばいいのか不明な能力です。
とこんな感じですね。
強化能力、Token製造能力、盤面処理能力と凡そPWに求められる能力が詰まっている超優秀なPW。しかし使いたい能力が連続で使えなかったり、奥義が遠かったりとチグハグな組み合わせでもあるのが難しい所ですね。シンプルに考えるのなら壁を用意した上で表[0]⇔裏[-1]を交互に繰り返すだけでも非常に強力です。
色の関係で生物の確保に困る事は無いでしょうから、最も最初に行いたいであろう裏[-1]を最初に起動でいないのはツライ。自分を護る壁または除去スペルを増して隙を消す必要は有りますね。
また、下手に[0]と[-1]の両方を狙おうとしても、上手くは行かない事も有ります。相手のデッキ的に最も必要な挙動を常に取る事が出来るように、状況における変身の弊害の有無をしっかり把握しておく事が大切に思えます。プレイヤーの腕の差が見えるところですし、使い込みにより強さを引き上げる事が出来る部分でもありますね。
この所のPWに比べると初期忠誠度がやや低め。
壁を使う同じ[0]でもギデオンに劣り、次の環境で使われるであろう《癇癪》で落とされてしまいます。なので相手によっては表[+1]から入るべきな。それを考えると単体で安定した戦力が欲しいですね。
しかし裏[+1]でも面展開に強い。
表にしろ裏にしろ、基本的にはこの強化能力で立ち回ると必要時に対処しやすいので、故にそれが引き出せる構築にしたい。幸いBeatdownとしてどの形にも対応できるのは素晴らしいですね。
両方に対応出来る点では《搭載歩行機械》が圧倒的に優秀ですね。
壁として出しても表[+1]から入って走りながら、壁になり、死んでも裏[+1]で高打点になる。壁しか能が無かったこれまでの歩行機械とは別に使い道が出来そうです。
面展開は《ドラゴンの餌》や《ピア・ナラーとキラン・ナラー》もいますし、《アタルカの命令》も有るのでパーツが揃っていますね。惜しむらくは最も必要であったろう《軍属童の突発》が落ちてしまう事ですか・・・。代わりにWを足せれば《ギデオンの誓い》から入れるので変身して[+1]が使える頃には最低3体の生物を確保できている事になりますが、果たしてBeatで3色が組めるのか・・・。ましてやギデオンなんて遠い夢。
《アタルカの命令》は手札の土地過多の状況なら土地セットモードから3t目の設置も叶います。
がToken生成が遅いこいつはそこまでして出しても自分を護り切れるかは疑わしいので、あまり実用的ではありませんね。
表の単体強化を主体で使っていくのなら、単体で安定した戦力が欲しい。
個人的には《死霧の猛禽》が良い活躍が出来るかと。「接死」持ちで突撃できますし、それが壁に回り、その上蘇ってくる恐怖。3マナとマナカーブも優秀です。因みに裏[+1]のトランプルとも相性が良いですし、数の確保にもなるので、矢張りどちらでも使える生物と言う事ですね。相棒の《棲み家の防御者》もBeatにしてはやや悠長ですが、死にやすいPWの回収で困る事は無いですし、表[+1]がそのまま回避能力に繋がるのが大きいです。
同様に《死天狗茸の栽培者》もありですね。まぁコイツの場合は昂揚を満たさなければ意味が薄いのですが、それでも3t目着地が可能。その後は強化手段を持って突撃と無駄が有りませんし、PW自体が昂揚達成も手助けできますからね。
打点を稼ぐのなら《雷破の執政》も強力です。いきなり6/6飛行・速攻・警戒で反応装甲持ちで突っ込んでくるので。
《ゴブリンの闇住まい》は後ろのマナ域として強力ですね。Cip付きな上に6/6速攻・威迫・警戒で奔ってアーリンも守れます。やや重いのは事実ですが、《極上の炎技》や《コジレックの帰還》などそこまで考えたBeatdownとしての構築なら悪くは無い。特に炎技なら4点+6点+4点で14点を叩き込めますからね。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》はもし組めるマナ基盤が出来ればかなり強力なんですがネ。
[0]の面展開、[-4]の面強化に加えて、アーリンの表[+1]でギデオンを加速できるのでいきなり7/7で奔る事も出来ますからね。警戒を全く生かせないので攻め特化ですが。
しかし無理だろうなぁ・・・。
強引に考えるのなら《ニッサの誓い》から色拘束を無視する構築もありですが・・・。
Wを足すのなら《鋭いの突端》を強化対象に使えるのでそれもありですね。
4/3二段攻撃・警戒なら十分な戦力です。
他のPWと異なり割とBeatdown~Midrange向けで低速環境の中では高速向けのPW。
其々が強力ながら、扱いが難しいと、危うい札です。しかしどう使おうが戦略上マッチするので、RG系にきっちり居場所を見つけると思います。
↓環境?
最も使いたい除去と同じく使いたいToken製造が、選択的に制限なく使える上にG単色で扱える《情け知らずのガラク》を使います。
・SOIランド
:次期環境を規定する新しい2色土地。色は今の所有効色のみ。
場に出た時に対応した2色の内のどちらか一つの基本地形タイプを見せればアンタップイン。
アンタップインに土地1つと考えるとM10ランドを想起しますが、正直これをアンタップインさせようとする場合、常にハンドに対応した土地を持っておく必要があります。なので序盤は2色程度なら割と可能でしょうが、中盤以降はほぼ絶望的で、ほぼタップインとなりますね。
バトルランドが有ればこれらはアンタップインできますが、どのみちバトルランドは基本地形が無ければアンタップインできないのでタップインになります。
なのでSOIランドとバトルランドで組む場合は、途中からタップインだらけになると予想されます。とてもBeatdwonには許容は出来ないでしょうね。ならペインランドを使うのか?と言うとまた難しい。
1t目はアンタップインの可能性のある2色土地とは言え、近年のデザインの中ではかなり弱い。
イラストはキレイ。
但し、現環境では低マナ域の札に比べて中~高マナ域の札は遥かにKPが高い(別に低マナ域が弱いわけでは決してない)。
なので必然的にブン回りできないと苦しい立ち位置である事が多かったのですが、中速以降を土地の展開で縛る事で、低マナ域のKPの相対的劣勢を補えるようになりますね。
2枚目の変身を持つPW。
しかも、どこぞの「(4つのジェイスを超える)5つの能力を持つPW!」と異なり、自力で表裏を行き来する事が出来る為本当の意味で5つの能力を使い分ける事が出来ます。
表[+1]:単体パンプ。
効果で考えると類似の札は有りませんが《捨て身の抵抗》を考えれば2.5~3マナ相当。4マナのPWの+能力としてはかなり強力な部類です。《遍歴の騎士、エルズペス》で証明されていますが、単体強化は相応に強力な能力で生物の色なら尚更。更にこれは「警戒」まで付与できるため自身を護る壁の手配まで出来ます。ペスの[+1]ほど攻撃力は有りませんが、攻防一体で使いやすい。優秀な生物がいればこれだけでもかなり強い。
また、《熱情》的な速攻付与装置としても使えます。後続のテンポアップも含めて、見た目よりもずっと価値のある能力だと思っています。
表[0]:2/2狼Token製造。
自身を護る能力のあるPWは強いを忠実に守る能力。その上タフネスが2あるので一点スィーパーにも耐えます。
但し、変身が強制される為、製造速度は通常のPWに比べると半分。その点では見た目ほど使いやすいわけでは無く、やや注意が必要です。
火力や盤面差が無い限りはこれから入る基本の能力です。
丁度、狼をサポートできる札も有るので、それらと組み合わせると真価を発揮しますね。
裏[+1]:《暴獣乗り》の起動能力ですね。
これにより点だけでなく、面での強化方法を手に入れる事になります。サイズのある生物の強引な突破にも役立ちます。実質的にはこれも3マナ相当。3体以上生物がいれば3打点以上を稼げるので能力の上限が高い優秀な能力です。
守りたいなら表[+1]、攻めたいのなら裏[+1]と使い分ける事が出来ますね。
[-1]を即座に使いたい場合にはこちらを基本的に運用していく事になりますし、着地[0]から入った場合もこれを使う機会が有る以上、表[+1]よりもシナジー性を確保したいですね。
裏[-1]:《火山の槌》。
盤面に干渉出来るPWは強いを忠実に守る能力。除去からフィニッシュまで何でもござれで、2マナ相当とは言え、このPWでは一番強い能力です。しかも消費が僅か-1と非常に小さい。一度も+能力を挟まずとも9点を飛ばせます。《ラル・ザレック》を考えれば如何に強力化が判ります。
しかしこれも表[0]と同じで強制的に変身してしまいます。
其々の強い能力を連続で扱えない事に依るジレンマが有りますね。個人的には良調整だと思いますが。
裏[-6]:プレイヤーも対象に取れる《陰惨な殺戮》的な紋章。その上速攻まで付与出来ます。
元のスペルが6マナ以上な事を思うとかなり強力な効果であるのが判ります。しかし、個人的にはこの能力を有効活用できるぐらい展開数が有るなら、裏[+1]も有りますし、それまでにフィニッシュできるのではないのかと・・・。
しかも自分のToken製造能力とマッチしているように思えて、忠誠度を増やそうと思うと表[0]が使えないので挙動的に全くマッチしていない・・・。
正直、どう使えばいいのか不明な能力です。
とこんな感じですね。
強化能力、Token製造能力、盤面処理能力と凡そPWに求められる能力が詰まっている超優秀なPW。しかし使いたい能力が連続で使えなかったり、奥義が遠かったりとチグハグな組み合わせでもあるのが難しい所ですね。シンプルに考えるのなら壁を用意した上で表[0]⇔裏[-1]を交互に繰り返すだけでも非常に強力です。
色の関係で生物の確保に困る事は無いでしょうから、最も最初に行いたいであろう裏[-1]を最初に起動でいないのはツライ。自分を護る壁または除去スペルを増して隙を消す必要は有りますね。
また、下手に[0]と[-1]の両方を狙おうとしても、上手くは行かない事も有ります。相手のデッキ的に最も必要な挙動を常に取る事が出来るように、状況における変身の弊害の有無をしっかり把握しておく事が大切に思えます。プレイヤーの腕の差が見えるところですし、使い込みにより強さを引き上げる事が出来る部分でもありますね。
この所のPWに比べると初期忠誠度がやや低め。
壁を使う同じ[0]でもギデオンに劣り、次の環境で使われるであろう《癇癪》で落とされてしまいます。なので相手によっては表[+1]から入るべきな。それを考えると単体で安定した戦力が欲しいですね。
しかし裏[+1]でも面展開に強い。
表にしろ裏にしろ、基本的にはこの強化能力で立ち回ると必要時に対処しやすいので、故にそれが引き出せる構築にしたい。幸いBeatdownとしてどの形にも対応できるのは素晴らしいですね。
両方に対応出来る点では《搭載歩行機械》が圧倒的に優秀ですね。
壁として出しても表[+1]から入って走りながら、壁になり、死んでも裏[+1]で高打点になる。壁しか能が無かったこれまでの歩行機械とは別に使い道が出来そうです。
面展開は《ドラゴンの餌》や《ピア・ナラーとキラン・ナラー》もいますし、《アタルカの命令》も有るのでパーツが揃っていますね。惜しむらくは最も必要であったろう《軍属童の突発》が落ちてしまう事ですか・・・。代わりにWを足せれば《ギデオンの誓い》から入れるので変身して[+1]が使える頃には最低3体の生物を確保できている事になりますが、果たしてBeatで3色が組めるのか・・・。ましてやギデオンなんて遠い夢。
《アタルカの命令》は手札の土地過多の状況なら土地セットモードから3t目の設置も叶います。
がToken生成が遅いこいつはそこまでして出しても自分を護り切れるかは疑わしいので、あまり実用的ではありませんね。
表の単体強化を主体で使っていくのなら、単体で安定した戦力が欲しい。
個人的には《死霧の猛禽》が良い活躍が出来るかと。「接死」持ちで突撃できますし、それが壁に回り、その上蘇ってくる恐怖。3マナとマナカーブも優秀です。因みに裏[+1]のトランプルとも相性が良いですし、数の確保にもなるので、矢張りどちらでも使える生物と言う事ですね。相棒の《棲み家の防御者》もBeatにしてはやや悠長ですが、死にやすいPWの回収で困る事は無いですし、表[+1]がそのまま回避能力に繋がるのが大きいです。
同様に《死天狗茸の栽培者》もありですね。まぁコイツの場合は昂揚を満たさなければ意味が薄いのですが、それでも3t目着地が可能。その後は強化手段を持って突撃と無駄が有りませんし、PW自体が昂揚達成も手助けできますからね。
打点を稼ぐのなら《雷破の執政》も強力です。いきなり6/6飛行・速攻・警戒で反応装甲持ちで突っ込んでくるので。
《ゴブリンの闇住まい》は後ろのマナ域として強力ですね。Cip付きな上に6/6速攻・威迫・警戒で奔ってアーリンも守れます。やや重いのは事実ですが、《極上の炎技》や《コジレックの帰還》などそこまで考えたBeatdownとしての構築なら悪くは無い。特に炎技なら4点+6点+4点で14点を叩き込めますからね。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》はもし組めるマナ基盤が出来ればかなり強力なんですがネ。
[0]の面展開、[-4]の面強化に加えて、アーリンの表[+1]でギデオンを加速できるのでいきなり7/7で奔る事も出来ますからね。警戒を全く生かせないので攻め特化ですが。
しかし無理だろうなぁ・・・。
強引に考えるのなら《ニッサの誓い》から色拘束を無視する構築もありですが・・・。
Wを足すのなら《鋭いの突端》を強化対象に使えるのでそれもありですね。
4/3二段攻撃・警戒なら十分な戦力です。
他のPWと異なり割とBeatdown~Midrange向けで低速環境の中では高速向けのPW。
其々が強力ながら、扱いが難しいと、危うい札です。しかしどう使おうが戦略上マッチするので、RG系にきっちり居場所を見つけると思います。
↓環境?
最も使いたい除去と同じく使いたいToken製造が、選択的に制限なく使える上にG単色で扱える《情け知らずのガラク》を使います。
・SOIランド
:次期環境を規定する新しい2色土地。色は今の所有効色のみ。
場に出た時に対応した2色の内のどちらか一つの基本地形タイプを見せればアンタップイン。
アンタップインに土地1つと考えるとM10ランドを想起しますが、正直これをアンタップインさせようとする場合、常にハンドに対応した土地を持っておく必要があります。なので序盤は2色程度なら割と可能でしょうが、中盤以降はほぼ絶望的で、ほぼタップインとなりますね。
バトルランドが有ればこれらはアンタップインできますが、どのみちバトルランドは基本地形が無ければアンタップインできないのでタップインになります。
なのでSOIランドとバトルランドで組む場合は、途中からタップインだらけになると予想されます。とてもBeatdwonには許容は出来ないでしょうね。ならペインランドを使うのか?と言うとまた難しい。
1t目はアンタップインの可能性のある2色土地とは言え、近年のデザインの中ではかなり弱い。
イラストはキレイ。
但し、現環境では低マナ域の札に比べて中~高マナ域の札は遥かにKPが高い(別に低マナ域が弱いわけでは決してない)。
なので必然的にブン回りできないと苦しい立ち位置である事が多かったのですが、中速以降を土地の展開で縛る事で、低マナ域のKPの相対的劣勢を補えるようになりますね。
レガシー)今週のSCG 穏やかなる日々
2016年3月21日 紹介 コメント (3)
皆さん、こんばんは。しもべです。
久々のSCGがIndianapolisで開催されています。
Legacy Classicも併催されているので早速結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/190316_indianapolis.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=03/20/2016&end_date=03/20/2016&start=1&finish=16&event_ID=36&city=Indianapolis&state=IN&country=US
今週の優勝はTianyi Zhao氏のMiraclesです。
以下Top16(上から順に一位~)
Miracles
TheRock
Burn
Death&Tax
Infect
Miracles
Grixis Delver
Omni-SnT
----------------------
Maverick
BUG Delver
ANT
Death&Tax
Miracles
Eldrazi
Eldrazi
Tin Fins
と言う結果です。
かなり久しぶりのSCGなのでOpenの影響が是正されているような結果を予想しましたが、まぁその通りでEldraziは2名のみ。後1~2回で立ち位置も推し量れるでしょう。数自体は相応にいる事は間違いないようですが、後は結果が付いてくるのかどうか。
今回はかなりバランスよくコンボもフェアデッキも溢れていますね。
特にCombo勢は壊滅に近かったOpenを見ると大分マシに。とは言え小規模大会なので判断は難しい。
一転ここ最近数を増やしているのはD&TとMaeverickのBeatControl系。
特にD&Tはかなり安定して顔を見るようになっていますね。その割にデッキの構築がややばらけている事も少なくはないのですが。
Miraclesは一時期より数こそ減らしているものの矢張り安定。Tier1の地位はそう簡単には揺るぎませんかね? 但しその構築は変化していて、一時期の《僧院の導師》を採用したMidrange風味から脱却しつつあります。メイン採用される事が激減した上に、サイドにさえ取られていない事が増えていますね。まぁBeatdownが増えているのなら限界も有りますからね・・・。
さて、ここから先は個別に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=99970
優勝したTianyi Zhao氏のMiraclesです。
生物多めの形。
特徴的なのは4枚目の《終末》に加えてメインから《至高の評決》が採られている事。5枚のリセットボタンと言うのはあまり見ませんね、殆んどはメイン3枚ですし、多くても4枚です。《議会の評決》も入っているので、除去にそれだけ念を入れていると言う事ですね。
対Comboは枠が減っているのでメインが苦しくなるでしょうが、サイドボードでの対応ですかね。サイドが見れないのが痛い。
基本地形が多いので恐らくサイドに《血染めの月》か《基本に還れ》が入っているはずですね。
気になるのは、重めの構築にも拘らず土地21+《思案》3枚の形になっている事。デッキが重い上に、土地21+《思案》4枚ですらない。若干この辺の周りが気になりますね・・・。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=99984
2位、JJ Garlock氏のTheRockです。
何故かAbzan Maverickになってますが、どう見てもMaverickじゃない。
TheRockです。またはJunk。
珍しいのは《闇の腹心》4枚に加えて《苦い真理》1枚を取っている事。
多くはボブのみ、又は真理のみが時折見かける少数派。加えて《師範の占い独楽》も無しで、申し訳程度に《森の知恵》が1枚入っています。
これらから理想的なドローをするのではなく如何に大量のアドバンテージを狙っていくのか?を目指している事が読み取れますね。
しかしライフロスが心配になる構築です。通常以上のペイ札に通常程度のゲイン要素とBeat環境なので。が、Burnに勝っていたりするので意外と大丈夫なんですかね?
また3マナ域に《未練ある魂》が有るのも今では珍しいですね。
しかしEldraziには時間を稼ぎ、Miraclesには攻めに転じる札でもあるので成る程、確かに有効な構築だと思いました。《石鍛冶の神秘家》とも相性が良いですし、これらもアド戦略の後押しですね。
何故1枚を《聖遺の騎士》にしているのかは不明ですが・・・。《緑の太陽の頂点》も他のドローサポートも無いですし、この1枚は一体どんな意図が有るんですかね。
サイドの《窒息》は、最近Miraclesの意識が薄れてきているのでかなり威力を発揮しやすい筈。個人的にはメタによっては3枚目まで考えたいですね。
減ってきてはいますが、面展開もまだ健在なので《盲信的迫害》の一石二鳥プランも強力です。
Eldraziが増えてくれるのならD&Tなどと同じ様に、生物に対応出来るBeatdownとしてこのデッキも楽な環境になるんですがネ・・・。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=99976
10位、Jim Davis氏のBUG Delverです。
どう考えてもGrixisでない。
通常の12枚に加えて《闇の腹心》3枚、《真の名の宿敵》1枚の生物マシマシ型です。
初動Manadenialで相手を減速しつつ、アドを採って消耗戦も出来る形ですが、そこにTNNまで入ってます。まぁ環境を考えたら無敵のブロッカーは欲しいですし、探査生物を入れる事はかないませんからね。土地18枚でやや少なめですが、ボブから引き増せれば3マナも届くはず。
サイドの《悪意の大梟》は割と珍しいですが、低速戦に向けてボブがアドを稼ぎ、Beatdownにはサイドから《悪意の大梟》を入れるんですかね。
メインは《ヴェールのリリアナ/LotV》も《四肢切断》も《残忍な切断》も無いので、その分サイド後が重要なはず。
《Hymn to Tourach》が有効性が挙がっているとの話も聞きますし、LotVも含め、黒めのBUG Delverが増えてくるのかと思いきや、Tempoアド型。
《もみ消し》って今そんなに役に立つんですかね?
こんな所ですかね。
もう少し結果待ちな所は有りますがOGWで確かにメタが変化したようですね。
嬉しい限りですよ。
個人的にはBUG 続唱が増えてくるのかな?と感じていただけに盛大に予想を外しているわけですがww あとANTは形が変わるのかどうかも現状注目しています。
まぁここも様子見。
さて、今回はここまで、です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。
P.S.
BMO S.Legacyの無色12Post(実質14)が気になりました。
Eldraziが入ってPost系も結構動きが有るので、これらももう少し増えてきたらなぁ~と。
久々のSCGがIndianapolisで開催されています。
Legacy Classicも併催されているので早速結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/190316_indianapolis.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=03/20/2016&end_date=03/20/2016&start=1&finish=16&event_ID=36&city=Indianapolis&state=IN&country=US
今週の優勝はTianyi Zhao氏のMiraclesです。
以下Top16(上から順に一位~)
Miracles
TheRock
Burn
Death&Tax
Infect
Miracles
Grixis Delver
Omni-SnT
----------------------
Maverick
BUG Delver
ANT
Death&Tax
Miracles
Eldrazi
Eldrazi
Tin Fins
と言う結果です。
かなり久しぶりのSCGなのでOpenの影響が是正されているような結果を予想しましたが、まぁその通りでEldraziは2名のみ。後1~2回で立ち位置も推し量れるでしょう。数自体は相応にいる事は間違いないようですが、後は結果が付いてくるのかどうか。
今回はかなりバランスよくコンボもフェアデッキも溢れていますね。
特にCombo勢は壊滅に近かったOpenを見ると大分マシに。とは言え小規模大会なので判断は難しい。
一転ここ最近数を増やしているのはD&TとMaeverickのBeatControl系。
特にD&Tはかなり安定して顔を見るようになっていますね。その割にデッキの構築がややばらけている事も少なくはないのですが。
Miraclesは一時期より数こそ減らしているものの矢張り安定。Tier1の地位はそう簡単には揺るぎませんかね? 但しその構築は変化していて、一時期の《僧院の導師》を採用したMidrange風味から脱却しつつあります。メイン採用される事が激減した上に、サイドにさえ取られていない事が増えていますね。まぁBeatdownが増えているのなら限界も有りますからね・・・。
さて、ここから先は個別に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=99970
優勝したTianyi Zhao氏のMiraclesです。
生物多めの形。
特徴的なのは4枚目の《終末》に加えてメインから《至高の評決》が採られている事。5枚のリセットボタンと言うのはあまり見ませんね、殆んどはメイン3枚ですし、多くても4枚です。《議会の評決》も入っているので、除去にそれだけ念を入れていると言う事ですね。
対Comboは枠が減っているのでメインが苦しくなるでしょうが、サイドボードでの対応ですかね。サイドが見れないのが痛い。
基本地形が多いので恐らくサイドに《血染めの月》か《基本に還れ》が入っているはずですね。
気になるのは、重めの構築にも拘らず土地21+《思案》3枚の形になっている事。デッキが重い上に、土地21+《思案》4枚ですらない。若干この辺の周りが気になりますね・・・。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=99984
2位、JJ Garlock氏のTheRockです。
何故かAbzan Maverickになってますが、どう見てもMaverickじゃない。
TheRockです。またはJunk。
珍しいのは《闇の腹心》4枚に加えて《苦い真理》1枚を取っている事。
多くはボブのみ、又は真理のみが時折見かける少数派。加えて《師範の占い独楽》も無しで、申し訳程度に《森の知恵》が1枚入っています。
これらから理想的なドローをするのではなく如何に大量のアドバンテージを狙っていくのか?を目指している事が読み取れますね。
しかしライフロスが心配になる構築です。通常以上のペイ札に通常程度のゲイン要素とBeat環境なので。が、Burnに勝っていたりするので意外と大丈夫なんですかね?
また3マナ域に《未練ある魂》が有るのも今では珍しいですね。
しかしEldraziには時間を稼ぎ、Miraclesには攻めに転じる札でもあるので成る程、確かに有効な構築だと思いました。《石鍛冶の神秘家》とも相性が良いですし、これらもアド戦略の後押しですね。
何故1枚を《聖遺の騎士》にしているのかは不明ですが・・・。《緑の太陽の頂点》も他のドローサポートも無いですし、この1枚は一体どんな意図が有るんですかね。
サイドの《窒息》は、最近Miraclesの意識が薄れてきているのでかなり威力を発揮しやすい筈。個人的にはメタによっては3枚目まで考えたいですね。
減ってきてはいますが、面展開もまだ健在なので《盲信的迫害》の一石二鳥プランも強力です。
Eldraziが増えてくれるのならD&Tなどと同じ様に、生物に対応出来るBeatdownとしてこのデッキも楽な環境になるんですがネ・・・。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=99976
10位、Jim Davis氏のBUG Delverです。
どう考えてもGrixisでない。
通常の12枚に加えて《闇の腹心》3枚、《真の名の宿敵》1枚の生物マシマシ型です。
初動Manadenialで相手を減速しつつ、アドを採って消耗戦も出来る形ですが、そこにTNNまで入ってます。まぁ環境を考えたら無敵のブロッカーは欲しいですし、探査生物を入れる事はかないませんからね。土地18枚でやや少なめですが、ボブから引き増せれば3マナも届くはず。
サイドの《悪意の大梟》は割と珍しいですが、低速戦に向けてボブがアドを稼ぎ、Beatdownにはサイドから《悪意の大梟》を入れるんですかね。
メインは《ヴェールのリリアナ/LotV》も《四肢切断》も《残忍な切断》も無いので、その分サイド後が重要なはず。
《Hymn to Tourach》が有効性が挙がっているとの話も聞きますし、LotVも含め、黒めのBUG Delverが増えてくるのかと思いきや、Tempoアド型。
《もみ消し》って今そんなに役に立つんですかね?
こんな所ですかね。
もう少し結果待ちな所は有りますがOGWで確かにメタが変化したようですね。
嬉しい限りですよ。
個人的にはBUG 続唱が増えてくるのかな?と感じていただけに盛大に予想を外しているわけですがww あとANTは形が変わるのかどうかも現状注目しています。
まぁここも様子見。
さて、今回はここまで、です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。
P.S.
BMO S.Legacyの無色12Post(実質14)が気になりました。
Eldraziが入ってPost系も結構動きが有るので、これらももう少し増えてきたらなぁ~と。
レガシー)Eldraziが流行るならまたNicFit使いたい
2016年3月21日 BigMana道 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
Eldraziが流行ってくれるなら、個人的にはNicFitの環境的な価値が引きあがってくると思っている今日この頃。
基本的に盤面勝負になる上に地面を走ってきてくれるので《老練の探険者》がブロッカーとしてきっちり役に立つ。そして誘発能力でマナを一方的に伸ばせるので、土地が伸びる前に轢き殺された~というMidrangeやControlの様な事も起こり辛い。
確かに追放除去の《歪める嘆き》が気になるのは事実ですけど、それが4枚フルで積まれる事は滅多にないですし、それこそハンデスしてしまえる。
《虚空の杯》のX=1はやや辛いですが、他のデッキに比べて低マナ域の依存度も低いですし、ベテラン自体も《緑の太陽の頂点》で探してこれるので問題無し。
いろいろ理由は有りますが、ベテランが環境的に役に立ち辛くなったのが衰退の理由の一つには違いなかったので、逆にそれが立つのならこのデッキの優位性も増すはず。
元々フェアデッキ、特にBeatdownを圧殺するデッキなので戦略的にも相性が良い。
加えて、BGWカラーなら生物処理もお手の物。BUGなら《悪意の大梟》がある。唯一Junkは微妙ですが。
火力が役に立ちづらいしBurn戦略も当然ムリ。《風景の変容》が打ち消されるリスクも有る。《高原の狩りの達人》は強いんですが遅滞攻撃にしかならんので・・・。
と言う事で、Eldraziが増えるならNicFitの調整ももう少し調整してみるかな?と思う今日この頃。
しかしそれより本命のTheRockの形が決まらん・・・。
まぁ、優位性が増そうが、Miraclesに勝てるようにはしておかないと話にならないのは事実ですがね。
ベテランで土地わざわざプレゼントして、早々に《精神を刻む者、ジェイス》着地されたらもうそれで死亡なので。
《酸のスライム》はもしかしたら対Eldraziで使えるんじゃないかと思った事も有ります。
消耗戦が苦手なデッキなので接死で必ず1-1交換以上を取られるブロッカーは苦手。そしてCipで最も苦手な土地破壊及び小細工していく戦略でありAtf/Encにも対処可能なのですから。
しかし冷静に考えてスペックは通用するかもしれないのですが、5マナなんてどう考えても間に合わない。消耗戦の末にぎりぎり間に合うか、マナソース連打から強引に到達するかだと思っていました。
前者では安定感ないし、後者ではそもそも消耗戦の体を成していない。
と言う事でお蔵入りの生物でした。
それが、ModernのG信心でいい成績を残したデッキリストではこれが4枚入っていました。
考えを実践に移し、その上で成績を残せる人は素直に凄いと思った。
土地問題から解消されるLegacyのNicFitでも1チャンスあると思っている《酸のスライム》。
しかし2マナランドが倍増するせいでマリガン頻度も減り、土地基盤の効率も上がるので、5マナ使って1枚破壊が間に合うのか?費用対効果に見合うのか?と言う新たな疑問も・・・。
同じ5マナなら《スラーグ牙》で5点ゲインしつつ、Eldraziの中型と相討ちした上で3/3のブロッカーを残す方が威力があるのではないのか?とも考えていますのでやはりスライムはムリそうです。
Eldraziが流行ってくれるなら、個人的にはNicFitの環境的な価値が引きあがってくると思っている今日この頃。
基本的に盤面勝負になる上に地面を走ってきてくれるので《老練の探険者》がブロッカーとしてきっちり役に立つ。そして誘発能力でマナを一方的に伸ばせるので、土地が伸びる前に轢き殺された~というMidrangeやControlの様な事も起こり辛い。
確かに追放除去の《歪める嘆き》が気になるのは事実ですけど、それが4枚フルで積まれる事は滅多にないですし、それこそハンデスしてしまえる。
《虚空の杯》のX=1はやや辛いですが、他のデッキに比べて低マナ域の依存度も低いですし、ベテラン自体も《緑の太陽の頂点》で探してこれるので問題無し。
いろいろ理由は有りますが、ベテランが環境的に役に立ち辛くなったのが衰退の理由の一つには違いなかったので、逆にそれが立つのならこのデッキの優位性も増すはず。
元々フェアデッキ、特にBeatdownを圧殺するデッキなので戦略的にも相性が良い。
加えて、BGWカラーなら生物処理もお手の物。BUGなら《悪意の大梟》がある。唯一Junkは微妙ですが。
火力が役に立ちづらいしBurn戦略も当然ムリ。《風景の変容》が打ち消されるリスクも有る。《高原の狩りの達人》は強いんですが遅滞攻撃にしかならんので・・・。
と言う事で、Eldraziが増えるならNicFitの調整ももう少し調整してみるかな?と思う今日この頃。
しかしそれより本命のTheRockの形が決まらん・・・。
まぁ、優位性が増そうが、Miraclesに勝てるようにはしておかないと話にならないのは事実ですがね。
ベテランで土地わざわざプレゼントして、早々に《精神を刻む者、ジェイス》着地されたらもうそれで死亡なので。
《酸のスライム》はもしかしたら対Eldraziで使えるんじゃないかと思った事も有ります。
消耗戦が苦手なデッキなので接死で必ず1-1交換以上を取られるブロッカーは苦手。そしてCipで最も苦手な土地破壊及び小細工していく戦略でありAtf/Encにも対処可能なのですから。
しかし冷静に考えてスペックは通用するかもしれないのですが、5マナなんてどう考えても間に合わない。消耗戦の末にぎりぎり間に合うか、マナソース連打から強引に到達するかだと思っていました。
前者では安定感ないし、後者ではそもそも消耗戦の体を成していない。
と言う事でお蔵入りの生物でした。
それが、ModernのG信心でいい成績を残したデッキリストではこれが4枚入っていました。
考えを実践に移し、その上で成績を残せる人は素直に凄いと思った。
土地問題から解消されるLegacyのNicFitでも1チャンスあると思っている《酸のスライム》。
しかし2マナランドが倍増するせいでマリガン頻度も減り、土地基盤の効率も上がるので、5マナ使って1枚破壊が間に合うのか?費用対効果に見合うのか?と言う新たな疑問も・・・。
同じ5マナなら《スラーグ牙》で5点ゲインしつつ、Eldraziの中型と相討ちした上で3/3のブロッカーを残す方が威力があるのではないのか?とも考えていますのでやはりスライムはムリそうです。
レガシー)Legacy Mono-White Eldrazi(てきとう翻訳
2016年3月20日 紹介 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
プレビューの感想書くのも飽きてきたので、久々に意訳エントリーにしました。
記事はCFB元は(http://www.channelfireball.com/articles/legacy-mono-white-eldrazi/)です。文は短いし、画期的という訳ではないのですが、とある理由から読んでみた記事です。
残念な英語力をいかんなく発揮し相変わらずガバガバで、且つ意訳なので興味が湧いた方は本文をご自身で読まれる事をお勧めします。
実は《変異エルドラージ》がModernで使われ出してから、私もLegacy版として《封じ込める僧侶》の組み合わせは考えてみたのですが、メインで腐る相手にはあまりに無力で、ただでさえ右手デッキなのにそれを助長するであろうこの構築の現実的な運用は無理だろうと考えていました。
しかし判らないものですね・・・。
まさか実際に試して、その上好感触とは。私は「メインで極めて腐りやすいので入れたくない!」と考えていたのに対して、デザイナーは「寧ろ必要不必要が判り易くなるから、サイドカードが使いやすくなる!」と手応えを得ているんですからね。
発想が違うんですね。
何でも試してみるものです。
P.S.
実に恐ろしきはチラリズム
プレビューの感想書くのも飽きてきたので、久々に意訳エントリーにしました。
記事はCFB元は(http://www.channelfireball.com/articles/legacy-mono-white-eldrazi/)です。文は短いし、画期的という訳ではないのですが、とある理由から読んでみた記事です。
残念な英語力をいかんなく発揮し相変わらずガバガバで、且つ意訳なので興味が湧いた方は本文をご自身で読まれる事をお勧めします。
【Legacy Mono-White Eldrazi】
By Brian DeMars // 17 Mar, 2016
春も近づき、SOIのカードの数々でテンションの上がる日々だね。でもそれだけでなく、僕らはEldraziの冬を終わらせてくれるであろう春の雨と言う名の春のBan祭りを切望してもいるだよね。Modernではまぁそうなるんだろうけど、Legacyに関してはDCIは様子見をするんじゃないかとも思っているんだ。
LegacyのEldraziデッキはMTGOと現実の両方で至る所で結果を出している。このアーキタイプは未だ未開地であり、Legacyの様な広大な環境では、僕らのプレイングに臨む余地も沢山与えられるんだ。
ここ2週間当たりでデッキの基本的な部分の情報については書かれているんだから、そんな事はしようとは思わないけど、その代わりに僕の友人でありこのデッキのご意見番であるJon Jojnsonがデザインしたデッキについてフォーカスしようと思う。
Jonは以前からLegacyのイカしたEldraziを何個も作って勝ってきているんだ。僕は彼がローカルの大会でLegacy版のデッキを持ち込んで大会を制した後に、このデッキのLegacy版について僕に夢中で話してくれた事をEldraziが流行する前だったPT OGWで思い出したんだ。僕はその時は大して頓着してなかったんだけど、その後Legacyにて結果を出してすぐに僕はこうしたためた「全く君って奴はLegacy版Eldraziを作るなんて本当にすごい奴だよ」と。その後、Jonはprizon型を持ち込んで地方の大型大会でマネーフィニッシュする事になる。
今回の場合、Jonは核心をつき、LegacyのEldrazi版と言う時代を先度ったと言えるね。
とにかく、みんなこのデッキがどれだけ凄いかはもう知っていると思う。けれど彼は自身の新作を僕らにシェアしてくれたんだ。だから僕はそれを少し回して練習してみたんだけど、コイツは本当にすごいよ。
「Mono-White Eldrazi」
-----------------------------------------
Jon Johnson
Lands
4 x Adarkar Wastes
1 x Brushland
4 x Ancient Tomb
4 x Cavern of Souls
3 x City of Traitors
4 x Eldrazi Temple
3 x Eye of Ugin
2 x Karakas
Creatures
2 x Phyrexian Revoker
4 x Eldrazi Mimic
4 x Endless One
2 x Endbringer
2 x Containment Priest
4 x Eldrazi Displacer
4 x Reality Smasher
4 x Thought-Knot Seer
Spells
4 x Chalice of the Void
4 x Thorn of Amethyst
1 x Warping Wail
Sideboard
4 x Rest in Peace
2 x Containment Priest
1 x Disenchant
1 x Pithing Needle
2 x Ratchet Bomb
2 x Winter Orb
2 x Phyrexian Revoker
1 x Null Rod
Wを導入する事に依る最大の影響は選択的で素敵なサイドボードカード(僕は感動すら覚えたよ)、と小粋な《変異エルドラージ》にアクセスできる事なんだ。
「Everything in its Proper Displace」
・《変異エルドラージ》
こいつは究極のパワーカードだ。優秀なマナレシオ見加えて、自分の生物を護ったり相手の生物を戦闘から退かしたりと、ゲームの大きく変えてしまうんだ。
《殴打頭蓋》の細菌Tokenを毎回ちらつかせたら? ね、すごいでしょ。相手を事を全く知らなくとも、さようならマリット・レイジ。《騙し討ち》の《引き裂かれし永劫、エムラクール》を滞らせて、鬱陶しい妨害になるし、《秘密を掘り下げる者》は1/1に戻る。自分の《難題の予見者》をちらつかせれば毎度相手のハンドを検閲し続ける事が出来るんだ。他にも幾らでも書き出せるよ。
Modern版と異なり、Legacy版は《希望を溺れさせるもの》も入っていないし、デッキ内にもそれ程多くのCip持ちは見当たらないので、彼の価値は基本的には守備的な物になるんだ。
・《封じ込める僧侶》
僕らの《変異エルドラージ》に膨大な利益を齎してくれるのはコイツさ。デッキの原形には《空中生成エルドラージ》が入っていたんだけれど、その成果には少々失望した。僕らはそいつを切って、この僧侶を入れる事にしたのさ。その決定には満足しているよ。
僧侶はReanimatorやElves等に対する優秀なサイドカードだけど、《変異エルドラージ》とは酷い手を使うのさ。コストを支払わずに戦場に入る事を禁ずるので、僧侶はちらついた生物を永続的に追放してしまうんだ。このユニットは君が対象を取るたびに存在を抹消していくんだ!
やばいね!
「Notes on the Sideboard」
メインの大半は一貫した物だね。《虚空の杯》と《アメジストのとげ》は極めてスタンダードな組み合わせで、殆どのデッキ相手に仕事をしてくれて、君が使うEldrazi≒生物どもには影響しないんだ。《古の墳墓》が有るのは本当に素晴らしいよ。
この形の本当の武器はサイドボードに有るんだ。
白札にアクセスできるのが優れているんだよ。LandsやReanimator等の墓地に依存する類のデッキに《安らかなる眠り》を採れる。Dredgeが動き出す気配が有る最近では本当に価値が有るのさ。
《封じ込める僧侶》はサイドカードとしても優れていたけど、メインに移してしまった。こいつを使うマッチでは本当に輝くので、沢山のマッチアップに対してメイン/サイドの交換も判断が楽になる。
残りのサイドカードはMUDチックになるような類で、これらも伝統的なものさ。《冬の宝珠》《無のロッド》そして《ファイレクシアの破棄者》は種々雑多なデッキに対しての其々のManadenialを仕掛ける選択肢となるんだ。
・《冬の宝珠》
毎ターン1枚しか土地を起こせないなんだとても厭らしい効果を相手に押し付けるのに、僕らは追加の(2)が特別に許されるんだ(≒《ウギンの目》?)。RUGやBUG Delverを相手に大きな成果を齎しているし、これまでの似た様なデッキ群よりもより良く使えているんだ。
僕は1週間ほどはこのデッキで楽しめて、実際Wを加える事はユニークな価値を加えるんだよ。
Eldraziの冬はもうすぐModernでは終わりを付けるだろうけど、でもLegacyにて同じくするとは考えない。きっとLegacyにてEldraziの春と夏の到来を許可してくれるはずさ! Legacyに膨大なカードプールが有る事は素晴らしい事で、Eldraziの猛威に抗うデッキも有るんだと信じている。競合する様な他のデッキが有るフォーマットと言う事は来る大会に対してEldraziがファンタスティックな選択だと言う事にはならないんだからね。
実は《変異エルドラージ》がModernで使われ出してから、私もLegacy版として《封じ込める僧侶》の組み合わせは考えてみたのですが、メインで腐る相手にはあまりに無力で、ただでさえ右手デッキなのにそれを助長するであろうこの構築の現実的な運用は無理だろうと考えていました。
しかし判らないものですね・・・。
まさか実際に試して、その上好感触とは。私は「メインで極めて腐りやすいので入れたくない!」と考えていたのに対して、デザイナーは「寧ろ必要不必要が判り易くなるから、サイドカードが使いやすくなる!」と手応えを得ているんですからね。
発想が違うんですね。
何でも試してみるものです。
P.S.
実に恐ろしきはチラリズム
SOI)新カード雑感その7 6マナに戻りし者、ソリン
2016年3月19日 新カード紹介 コメント (4)
皆さん、こんばんは。しもべです。
ようやっとプレビューの勢いが収まり始めましたね。
しかし来週はどうするんですかね、こんな大盤振る舞いで。PW4枚も刷る暇あったら「からくり」作っておくれやす、と。
・《死の宿敵、ソリン》
:4枚目のソリン。
デビュー当時の体重にリバウンドしもの物のWの心は失いませんでした。何で6マナなのさ・・・。イラストがカートューン?
[+1]はドローしつつ、そのCMC分の本体火力になる凶悪さ。
《狂乱のサルカン》の[0]のデメリットがメリットに。今考えるとこれが如何に弱い能力かが判りますがね。5マナ圏のPWが[+1]でドロー+αを考えると、クロックになるならば十分強力な能力ですね。
《太陽の勇者、エルズペス》や《炎呼びのチャンドラ》を思えば6マナ域は[+1]が明確なアドや勝ち手段になる部分が重要だったと考えれば、これは単なるドローでは足りない。最低限数点のクロックを継続できる事が望ましいです。
しかしここで問題は6マナと言う重さ。
どう考えてもControl仕様で使う事になるので土地を多数込める事になりますが、そうすると[+1]で土地を引く確率も上がるんですよね・・・。フェッチランドもいなくなれば余計に圧縮手段も無い。
せめて《クルフィックスの狩猟者》が有れば・・・。
後は古き良き「ドラコ爆発」宜しく大型札で一気に削る!!戦法も有るのですが、最も使いやすいであろう「探査」が落ちてしまうんですよね・・・。BigManaのお供の《精霊龍ウギン》も落ちます。
「Eldrazi Ramp」をするには+Cになる上に、それはもうエルドラージで勝てる・・・。
と言う事で割と悩ましい[+1]です。
文面は強いんですが、環境に恵まれない気がします。上手くTop操作をする手段が有ればまだよかったんですが。
[-X]は《堕落》の系譜。
プレイヤーには飛びませんが、PWにも飛ぶことを思えば中々の盤面処理能力です。盤面処理しか出来ない事を思うと《堕落の触手》が近いですかね?
自分を護る~云々は事実ですが、流石に6マナ圏でそれだけでは評価は上げられない。
《復讐のアジャニ》の[-2]や《見えざる者、ヴラスカ》の[-3]を思うと効率の悪さにややイライラしますが、《チャンドラ・ナラー》の[-X]の正統強化で、忠誠度を減らしても本体ゲインでありPWの忠誠度がそのままゲインになる点を思えばかなり強い。ごく一部のファッティを除けば処理できない相手はいないので消費は大きくとも除去としては確定レベルなので安定性も高い。
X値であるため当然分割運用も可能。
なので固めのブロッカーを用意しておけば複数体の処理も叶うので、活かそうと思えば盤面のアド量もきっちり稼げます。
セット時からそのまま6点ドレインが出来る為、劣勢も多いControlには有難い。ライフが厳しいときにはPWを設置しても無視されるだけですが、これは確実にライフゲイン≒一時凌ぎに繋がるのが大きいですね。セットから[-5]をしてその後は延々と[+1]から[-X]をすると攻撃を貰えるので相当なライフを稼げるはず。
正にプレイヤーの代わりを務めてくれます。
地味に着地から即墓地に落とせるので「昂揚」の達成を能動的に補助できます。いつでも無駄なく自殺できるので[+1]で自身の2枚目を引いてきても問題なし。
[-9]は最も多いライフのプレイヤーの数値分1/1絆魂の吸血鬼Tokensを出せます。
一見ただの大量Token展開能力で、まぁまぁだな・・・レベルなのですが、「最も多いプレイヤーのライフ分出てくる」と言う事は「全ての打点が通れば一度で確実にゲームに勝てる」と言う事です。無限ライフだろうが無駄無駄!!です。
何と無く効果は大きい=勝てる能力とは限らない・・・という最近のPWに多い半端な奥義でない点が良いですね。
これは効果自体も大きい明確な勝ち手段なのですが、もう一つ重要な点は[+1]から繋げる価値のある能力と言う事です。上述の通り[+1]はどうしても不安定でありクロックが半端なのですが、その欠点は関係ないわけです。
しかもクロックとして機能していても、最も多いライフを持つ~なので自分が多くても何の関係も無いわけですね。
と言う事でかなり強力な能力です。
喩え一撃で倒せなくとも膨大なライフを削れる事は確実。少なくとも2回で十分いけるはず。大量のブロッカーにもなるので隙も最低限埋めやすい。相手のライフ量は関係ないため徹底したヘビーコントロールを組む事が出来ます。流石にBで速攻は難しいですし、スィーパーも怖いので《強迫》の様なハンデスをきっちり用意しておきたいです。それらも[+1]で探してこれるので合理性が有ります。
[-9]と言う驚異が有る以上、[+1]連打だけでも十分な壁役を務める事が出来ますし、本当に苦しいときにはドレインで一時凌ぎ。
基本的にドローエンジン的な魅力のあるフィニッシャーですね。マナ域は違いますが《大いなる歪み、コジレック》と《終末を招くもの》の中間点に位置するような感覚だと思っています。
同じくフィニッシャーを務める事の出来た上述の6マナPW達とは少々趣が異なり、特にスィーパー成分が薄いのは気に掛かります。ソリンは、攻防一体だったそれらとは違い、耐えて耐えてボムを投げつける純粋なControlのフィニッシャーと言う感じで、なのでそこは補いたいところですよね。
後は個別に札を見ていきたいですね。
やっぱり着地前には一掃しておきたい事を考えると5マナ域が欲しい。《命運の核心》が落ちることと、6マナは却下する事を考えれば《次元の激高》ぐらいしか候補が無い気がしますね。
上述の《強迫》は、PW処理札が多い事も含めて、矢張り併用したいですね。
《ギデオンの誓い》はまぁそのままなんですが、奥義到達を目標にするPWである以上、ブロッカーの用意は非常に役に立ちますね。着地からの[+1]を安心して行えるので、即「8」にして奥義発動は2ターン後、そして勝利が3ターン後と考えれば十分でしょう。ただ奥義を撃つだけではないので。
またブロッカーである観点から、上述の[-X]の分割運用に置いても効果を発揮するのが良いですね。
低速Controlなので3色目も狙えると思います。
《死天狗茸の栽培者》《巨森の予見者、ニッサ》が丁度マナ生物兼ブロッカーになる。色が気になるなら、序盤の安定性向上も兼ねて《ニッサの誓い》も悪くない筈。ソリン自体を調達できますしね。
《風切る泥沼》も有る。しかし低速コンなので《石の宣告》が非常に使い辛いのは残念ですよね・・・。
三色目を足せるのなら《苦い真理》も在り得ます。
ソリン自体がライフゲイン札にもなるのでリスクも少ない。同じように《苦渋の破棄》も採用は出来ますが、やはり土地を伸ばしたい観点から《苦い真理》が欲しいですよね。
ライフは多い方が良いので《ムラーサの胎動》や《オジュタイの魔除け》でマナサポーターを回収しつつ~と言うのも悪くない。除去の色であり、本体も[-X]が有るのですから《ゲトの裏切り者、カリタス》も良いですがネ。
と言う事でこの所の万能ぶりとは違う、ある種特化型に近いソリン。重たい点を緩和できればかなり強力なPWになるはず。似た様な使い勝手の《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》もいるのでよく考えて使い分けたいですね。
下の環境では難しいですね。
そもそも6マナ域以降の札なんて特定のコンボ以外ではほぼ使う余地のない環境になるので。必然的にコンボ札ではないこれにチャンスは無い。「ドラコ爆発」したいなら最初からそうしますし、同マナ域でも《天才の煽り》で良い筈。
対して、土地の圧縮に加えて、重量級でも運用上は軽い札なんて相応にあるプールなので[+1]がクロックに成り易い。小型生物も割合も遥かに増えるので[-X]の支配力も高くなると札のKP自体は上がるんですよね・・・。
一応JunkカラーのNicFitでは運用できる余地は有ります。
土地の重さは気にならない上に、高い忠誠度のお陰でクロックや火力に強い。そして[+1]は単なる生物クロックではなく本立火力である点が重要。《老練の探険者》とフェッチで土地の圧縮は出来ますし、《破滅的な行為》等で盤面制圧も出来るので実用的な札であると思います。
ただ、[+1]をクロックとした勝利手段ならば《世界を目覚めさせる者、ニッサ》が有ります。[+1]で忠誠度を高めてのフィニッシュに加えて、マイナス能力の盤面干渉とでは《見えざる者、ヴラスカ》も有るので、その上での優位性を考える必要は有りますね?
強みは、生物に頼らないクロックである点とライフゲインと言った所でしょうかね。対Miraclesを考えるならより高い威力が有ります。しかしMiraclesなら不安定な[+1]よりもう《ソリン・マルコフ》で[-3]→[+2]連打の方が早い様な・・・。
個別の札ではまずは《クルフィックスの狩猟者/CoK》。
ブロッカーになる上に、Top確認兼土地掃除も出来るのでクロックが安定します。
大型札で考えると幾つか有りますが《死の投下》が一番ですかね?
「探査」でコストは減らせるのでMidrange以下の構築なら実用性も有る上に盤面のアドも取れる。スィーパーの併用や[-X]で小型処理をしやすいので布告の威力も出やすいですね。
《黄金牙、タシグル》はブロッカーとしても使えますね。ピッチスペルだと《闇の旋動》や《虐殺》《Contagion》等。
除去兼用で考えるなら自力でTopに戻る《復讐に燃えたファラオ》も有りますが、捨てる事やTop操作が面倒ですね・・・。
序盤から「想起」で使える《叫び大口》→《ヴォルラスの要塞》を使った方が纏まりが良いと思います。
一応、低速コンで考えるなら《リリアナ・ヴェス》の[-2]を使えば能動的に[+1]のクロックを安定させる事が出来ますからね。ただ、Controlで考えるならもっと軽く単体で使いやすい《残酷な教示者》で良い気がします。
どうでも良いですがハンドに加えるので《Chains of Mephistopheles》には引っかかりません。
《ぬいぐるみ人形》や《ボロスの反攻者》をブロッカーに立てる事が出来ていれば、[+1]連打から適当な所で[-X]点投げ込めるので、[+1]にも[-9]にも頼らない勝ち手段になります。
しかし、この所思うのは、普通に5マナ6マナのPWが使われる時代なんだなぁ・・・と。
嘗てLOWからPWと言うカードタイプが登場して暫くは、強い条件の一つが4マナであり、5マナは相当KPが高い場合でなければ精々デッキの補助、6マナは論外。こんな評価だったような気がします。
それが今や5~6マナのPWがデッキの主力級と言う事も少なくない。
KP自体は上がっているのですが、マナ域が後ろへ後ろへずれて、各デッキの展開速度が遅くなったのでしょうかね?
P.S.
「死」に対する宿敵よりも、「真名(マナ)」に対する宿敵のどこぞの魚の方がよっぽど強そうなのはなんか納得いきませんね・・・。
ようやっとプレビューの勢いが収まり始めましたね。
しかし来週はどうするんですかね、こんな大盤振る舞いで。PW4枚も刷る暇あったら「からくり」作っておくれやす、と。
・《死の宿敵、ソリン》
:4枚目のソリン。
デビュー当時の体重にリバウンドしもの物のWの心は失いませんでした。何で6マナなのさ・・・。イラストがカートューン?
[+1]はドローしつつ、そのCMC分の本体火力になる凶悪さ。
《狂乱のサルカン》の[0]のデメリットがメリットに。今考えるとこれが如何に弱い能力かが判りますがね。5マナ圏のPWが[+1]でドロー+αを考えると、クロックになるならば十分強力な能力ですね。
《太陽の勇者、エルズペス》や《炎呼びのチャンドラ》を思えば6マナ域は[+1]が明確なアドや勝ち手段になる部分が重要だったと考えれば、これは単なるドローでは足りない。最低限数点のクロックを継続できる事が望ましいです。
しかしここで問題は6マナと言う重さ。
どう考えてもControl仕様で使う事になるので土地を多数込める事になりますが、そうすると[+1]で土地を引く確率も上がるんですよね・・・。フェッチランドもいなくなれば余計に圧縮手段も無い。
せめて《クルフィックスの狩猟者》が有れば・・・。
後は古き良き「ドラコ爆発」宜しく大型札で一気に削る!!戦法も有るのですが、最も使いやすいであろう「探査」が落ちてしまうんですよね・・・。BigManaのお供の《精霊龍ウギン》も落ちます。
「Eldrazi Ramp」をするには+Cになる上に、それはもうエルドラージで勝てる・・・。
と言う事で割と悩ましい[+1]です。
文面は強いんですが、環境に恵まれない気がします。上手くTop操作をする手段が有ればまだよかったんですが。
[-X]は《堕落》の系譜。
プレイヤーには飛びませんが、PWにも飛ぶことを思えば中々の盤面処理能力です。盤面処理しか出来ない事を思うと《堕落の触手》が近いですかね?
自分を護る~云々は事実ですが、流石に6マナ圏でそれだけでは評価は上げられない。
《復讐のアジャニ》の[-2]や《見えざる者、ヴラスカ》の[-3]を思うと効率の悪さにややイライラしますが、《チャンドラ・ナラー》の[-X]の正統強化で、忠誠度を減らしても本体ゲインでありPWの忠誠度がそのままゲインになる点を思えばかなり強い。ごく一部のファッティを除けば処理できない相手はいないので消費は大きくとも除去としては確定レベルなので安定性も高い。
X値であるため当然分割運用も可能。
なので固めのブロッカーを用意しておけば複数体の処理も叶うので、活かそうと思えば盤面のアド量もきっちり稼げます。
セット時からそのまま6点ドレインが出来る為、劣勢も多いControlには有難い。ライフが厳しいときにはPWを設置しても無視されるだけですが、これは確実にライフゲイン≒一時凌ぎに繋がるのが大きいですね。セットから[-5]をしてその後は延々と[+1]から[-X]をすると攻撃を貰えるので相当なライフを稼げるはず。
正にプレイヤーの代わりを務めてくれます。
地味に着地から即墓地に落とせるので「昂揚」の達成を能動的に補助できます。いつでも無駄なく自殺できるので[+1]で自身の2枚目を引いてきても問題なし。
[-9]は最も多いライフのプレイヤーの数値分1/1絆魂の吸血鬼Tokensを出せます。
一見ただの大量Token展開能力で、まぁまぁだな・・・レベルなのですが、「最も多いプレイヤーのライフ分出てくる」と言う事は「全ての打点が通れば一度で確実にゲームに勝てる」と言う事です。無限ライフだろうが無駄無駄!!です。
何と無く効果は大きい=勝てる能力とは限らない・・・という最近のPWに多い半端な奥義でない点が良いですね。
これは効果自体も大きい明確な勝ち手段なのですが、もう一つ重要な点は[+1]から繋げる価値のある能力と言う事です。上述の通り[+1]はどうしても不安定でありクロックが半端なのですが、その欠点は関係ないわけです。
しかもクロックとして機能していても、最も多いライフを持つ~なので自分が多くても何の関係も無いわけですね。
と言う事でかなり強力な能力です。
喩え一撃で倒せなくとも膨大なライフを削れる事は確実。少なくとも2回で十分いけるはず。大量のブロッカーにもなるので隙も最低限埋めやすい。相手のライフ量は関係ないため徹底したヘビーコントロールを組む事が出来ます。流石にBで速攻は難しいですし、スィーパーも怖いので《強迫》の様なハンデスをきっちり用意しておきたいです。それらも[+1]で探してこれるので合理性が有ります。
[-9]と言う驚異が有る以上、[+1]連打だけでも十分な壁役を務める事が出来ますし、本当に苦しいときにはドレインで一時凌ぎ。
基本的にドローエンジン的な魅力のあるフィニッシャーですね。マナ域は違いますが《大いなる歪み、コジレック》と《終末を招くもの》の中間点に位置するような感覚だと思っています。
同じくフィニッシャーを務める事の出来た上述の6マナPW達とは少々趣が異なり、特にスィーパー成分が薄いのは気に掛かります。ソリンは、攻防一体だったそれらとは違い、耐えて耐えてボムを投げつける純粋なControlのフィニッシャーと言う感じで、なのでそこは補いたいところですよね。
後は個別に札を見ていきたいですね。
やっぱり着地前には一掃しておきたい事を考えると5マナ域が欲しい。《命運の核心》が落ちることと、6マナは却下する事を考えれば《次元の激高》ぐらいしか候補が無い気がしますね。
上述の《強迫》は、PW処理札が多い事も含めて、矢張り併用したいですね。
《ギデオンの誓い》はまぁそのままなんですが、奥義到達を目標にするPWである以上、ブロッカーの用意は非常に役に立ちますね。着地からの[+1]を安心して行えるので、即「8」にして奥義発動は2ターン後、そして勝利が3ターン後と考えれば十分でしょう。ただ奥義を撃つだけではないので。
またブロッカーである観点から、上述の[-X]の分割運用に置いても効果を発揮するのが良いですね。
低速Controlなので3色目も狙えると思います。
《死天狗茸の栽培者》《巨森の予見者、ニッサ》が丁度マナ生物兼ブロッカーになる。色が気になるなら、序盤の安定性向上も兼ねて《ニッサの誓い》も悪くない筈。ソリン自体を調達できますしね。
《風切る泥沼》も有る。しかし低速コンなので《石の宣告》が非常に使い辛いのは残念ですよね・・・。
三色目を足せるのなら《苦い真理》も在り得ます。
ソリン自体がライフゲイン札にもなるのでリスクも少ない。同じように《苦渋の破棄》も採用は出来ますが、やはり土地を伸ばしたい観点から《苦い真理》が欲しいですよね。
ライフは多い方が良いので《ムラーサの胎動》や《オジュタイの魔除け》でマナサポーターを回収しつつ~と言うのも悪くない。除去の色であり、本体も[-X]が有るのですから《ゲトの裏切り者、カリタス》も良いですがネ。
と言う事でこの所の万能ぶりとは違う、ある種特化型に近いソリン。重たい点を緩和できればかなり強力なPWになるはず。似た様な使い勝手の《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》もいるのでよく考えて使い分けたいですね。
下の環境では難しいですね。
そもそも6マナ域以降の札なんて特定のコンボ以外ではほぼ使う余地のない環境になるので。必然的にコンボ札ではないこれにチャンスは無い。「ドラコ爆発」したいなら最初からそうしますし、同マナ域でも《天才の煽り》で良い筈。
対して、土地の圧縮に加えて、重量級でも運用上は軽い札なんて相応にあるプールなので[+1]がクロックに成り易い。小型生物も割合も遥かに増えるので[-X]の支配力も高くなると札のKP自体は上がるんですよね・・・。
一応JunkカラーのNicFitでは運用できる余地は有ります。
土地の重さは気にならない上に、高い忠誠度のお陰でクロックや火力に強い。そして[+1]は単なる生物クロックではなく本立火力である点が重要。《老練の探険者》とフェッチで土地の圧縮は出来ますし、《破滅的な行為》等で盤面制圧も出来るので実用的な札であると思います。
ただ、[+1]をクロックとした勝利手段ならば《世界を目覚めさせる者、ニッサ》が有ります。[+1]で忠誠度を高めてのフィニッシュに加えて、マイナス能力の盤面干渉とでは《見えざる者、ヴラスカ》も有るので、その上での優位性を考える必要は有りますね?
強みは、生物に頼らないクロックである点とライフゲインと言った所でしょうかね。対Miraclesを考えるならより高い威力が有ります。しかしMiraclesなら不安定な[+1]よりもう《ソリン・マルコフ》で[-3]→[+2]連打の方が早い様な・・・。
個別の札ではまずは《クルフィックスの狩猟者/CoK》。
ブロッカーになる上に、Top確認兼土地掃除も出来るのでクロックが安定します。
大型札で考えると幾つか有りますが《死の投下》が一番ですかね?
「探査」でコストは減らせるのでMidrange以下の構築なら実用性も有る上に盤面のアドも取れる。スィーパーの併用や[-X]で小型処理をしやすいので布告の威力も出やすいですね。
《黄金牙、タシグル》はブロッカーとしても使えますね。ピッチスペルだと《闇の旋動》や《虐殺》《Contagion》等。
除去兼用で考えるなら自力でTopに戻る《復讐に燃えたファラオ》も有りますが、捨てる事やTop操作が面倒ですね・・・。
序盤から「想起」で使える《叫び大口》→《ヴォルラスの要塞》を使った方が纏まりが良いと思います。
一応、低速コンで考えるなら《リリアナ・ヴェス》の[-2]を使えば能動的に[+1]のクロックを安定させる事が出来ますからね。ただ、Controlで考えるならもっと軽く単体で使いやすい《残酷な教示者》で良い気がします。
どうでも良いですがハンドに加えるので《Chains of Mephistopheles》には引っかかりません。
《ぬいぐるみ人形》や《ボロスの反攻者》をブロッカーに立てる事が出来ていれば、[+1]連打から適当な所で[-X]点投げ込めるので、[+1]にも[-9]にも頼らない勝ち手段になります。
しかし、この所思うのは、普通に5マナ6マナのPWが使われる時代なんだなぁ・・・と。
嘗てLOWからPWと言うカードタイプが登場して暫くは、強い条件の一つが4マナであり、5マナは相当KPが高い場合でなければ精々デッキの補助、6マナは論外。こんな評価だったような気がします。
それが今や5~6マナのPWがデッキの主力級と言う事も少なくない。
KP自体は上がっているのですが、マナ域が後ろへ後ろへずれて、各デッキの展開速度が遅くなったのでしょうかね?
P.S.
「死」に対する宿敵よりも、「真名(マナ)」に対する宿敵のどこぞの魚の方がよっぽど強そうなのはなんか納得いきませんね・・・。
SOI)新カード雑感その6 《秘密の解明者、ジェイス》
2016年3月18日 新カード紹介 コメント (3)
皆さん、こんばんは。
今日公開されたGの《地勢》もどきとデーモンランドのせいで肉汁が出そうなほどテンション上がってきたしもべです。
ソリン?
何故ドラコ爆発??
PW止めて芸人にでも転向するんですか?
という事で続き続き
・《秘密の解明者、ジェイス》
:7体目のジェイス。
5マナと重いですが、高い初期忠誠度「5」とシンプルな3つの能力を備えています。
[+1]は《選択》。
Soc挙動しか取れませんが、嘗てのINV期のControlの基本だったキャントリップですね。
数ある忠誠度を上げながらのドロー効果の中でも、ドローの質自体を引き上げる事が出来る為に最もドロー自体の効果としては強力。墓地まで肥やす事が出来た《記憶の熟達者、ジェイス》の[+1]に比べるとシナジー性では劣るので一長一短です。が、まぁ普通のControlで考えればドローの質優先でしょう。
高い初期忠誠度に加えて着地時に腐る事も無いこの能力のお陰で躊躇なく上げる事が出来ます。故に実質「6」。プレイヤーの盾としても有効な能力ですね。
しかし5マナ掛けて設置して毎ターン1ドローしか出来ないようでは正直力不足を感じます。
ダメージや除去に脅えながらでは何枚ドロー出来るかも怪しい。ドローだけに頓着するならマナを構えることが出来る《熟読》や《龍王の大権》で良い気もします。ドローの質の話でも《ウギンの洞察力》も有りますしね。
使いやすい能力である事は間違いないので、後は他能力をどこまで使いやすくするか・・・。
[-2]は《送還》。
これ自体の有効性に疑いの余地は有りません。時間稼ぎにもCip等の再利用にも。Insで使えない分制限は有りますが決して弱くは無い。しかしなぜ《精神を刻む者、ジェイス/JtMs》が[-1]で出来ていたことが、1マナ重くなったのに、その上忠誠度消費が倍になるのか?全く持って納得できないですね・・・。
また大型のマナ域の生物を退かさないとテンポも取れないのですが、それらはCip持ちも多いため余計に退かしづらい。
連続で使えるため単騎掛け系のデッキへの時間稼ぎは出来るものの、正直かなり微妙な評価を下さざるを得ない。まぁそれでも《カマキリ乗り》や《風番いのロック》も消えますから多少は使いやすくなりますかね。
せめて《分散》とか《現実からの剥離》で良かったんじゃないですかね・・・?
5マナなんですよ!?
[-8]は《エラヨウの本質》。
これも効果自体は疑いの余地は無い物の、正直微妙。
《エラヨウの本質》が強かったのはデッキ構築の意図した結果最序盤に設置してその後相手に常にアドロスを強いる事が出来ていたためです。5マナの設置から3ターン後と言うのは奥義の到達時間としては決して遅くは有りませんが、効能自体の機能開始時間が気を逸しています。その上乗り越えるのも割かし簡単なのでボムの妨害が出来る訳でもありませんからね・・・。
マナ加速・マナ生物や《ギデオンの誓い》で少しでも時間到達を早くするべきでしょうね。
また、それと共にリセットが欲しい。
盤面を更地に換える事が出来ればハンド勝負になるので。大量バウンススペルもありですかね。
と其々の能力は悪くないものの、総合的に見て5マナ掛ける程の価値が有るのか?と言わざるを得ない。
特に単体で支配力が有るわけでも、勝負を決める必殺技が有るわけでもない。何処まで行ってもサポーターなのに、それにSocの5マナを支払うのか?と。
正直、辛口だとは思いますが、どれも悪くないものの、使用頻度の高い小±能力がどちらも1マナスペル相当の劣化版ではなぁ・・・。最低でも三回以上は起動できないと流石に5マナをペイできる能力とは言い辛い。5マナ域は《龍王、オジュタイ》もいますし。
しかし、最大の弊害は《ヴリンの神童、ジェイス》が環境にいる事で、序盤からのルーターとしての潤滑油・[+1]の時間稼ぎ・[-3]のアド・[-8]のフィニッシュ力等々様々な点で其方は優れています。ジェイスのルーターで不要ならば捨てれば良いので腐らない!と言い訳も出来ますが、5マナの札を捨てたいわけがない。取り敢えず、これが落ちてから本気出す!!
何か全体的に「B-」で収まっている感じです。
とは言えそれは癖が無く使いやすい事の証明でもありますがネ。堅いし使いやすい。ドローしながらダメージを吸ってくれるだけでもそれなり。サポーターとしてだけでなく、特別サポートが無くとも本人である程度動けるのですから、Controlを組む上で何処かに居場所を見つける事になると思います。
相性が良いのは《オジュタイの命令》。
ゲイン/ドローと腐りにくく耐える事に使えますが、同時に《霊魂放逐》が有るので《送還》の妨害が腐り辛い。まぁこれの相性でもリアニメイトが使える分《ヴリンの神童、ジェイス》に負けてる上に、それと同時にStd落ちるんですがネww
これでも判りますが、盤面の処理が出来る分、カウンターを活かせるのは数少ないこれの利点だと思います。カウンターでなくともハンドに直接干渉すればいいので《無限の抹消》や昂揚を達成させた《知恵の拝借》等でも良いですね。
後はU絡みで[-2]を活かせるようなCip生物が出るかどうかにも大分かかってくると思います。
フェッチが無い以上3色目を期待したくは無いので。
《反射魔道士》は除去でこそありませんが、Cipをバウンスで使い回されると嫌がらせとしてはかなり上々で、時間稼ぎになるはず。
あまり使われてはいませんが《ハリマーの潮呼び》は十分使い回せる類のCipなので《破滅の道》を使ったUB Controlも有り得る形だと思います。流石に軽い時間稼ぎ札は必要ですが。
フィニッシャーとして《保護者、リンヴァーラ》なら伝統的な低速UW Controlも組めそうです。
しかし同時期のStdに小+がドロー系、少-が盤面干渉系のPWが《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》に《先駆ける者、ナヒリ》にこれ。今はこれが開発部のトレンド?
↓環境?
有るわけないべ。はいはいJtMsでGG。
何一つ勝てる要素が有りません。
これで通算7枚目のジェイス。
正直もうジェイスは止めて欲しいんですよね。見飽きた~と言うのも無くは無い(枚数よりも頻度が酷い)のですが、それ以上にEternal環境の人間からすると、JtMsがいる以上新しく追加されても結局現実的な運用の見込みは立たないので。特に丸いタイプ。
見るたびにジェイスか(´・ω・`)になるんですよ。
《ヴリンの神童、ジェイス》が使われているのは2マナの軽さとルーターとしての価値、何より最初はCreと言う事で被らないからですし。せめてLO特化の《記憶の熟達者、ジェイス》の様に特価品になってくれるとまだ運用の余地は有るのですが・・・。《心霊破》ジェイスとかタコTokens製造機ジェイスとかにしてくれませんかね?と言う我が儘です。
まぁStdのデザインがEternalに気を使う訳も無いので、主人公格の人間なのでこれからも増え続けるでしょうがね。
・《鎖鳴らし》
:最近のコンパクト優良パッケージのUの生物の新種。
2マナ2/1瞬速・飛行+αβとかどれだけ凄いのさ・・・。《次元潜入者》にも驚きましたが、コイツはシナジー性が高い分より強力です。
《倒し霊》で嘆いていた「スピリット」部族札ですね。
その上、他のスピリットも「瞬速」を付くようになるので、《倒し霊》のタッパー性能がより上がりますね。
ここまで来ると《族樹の精霊、アナフェンザ》をロードにしたスピリットデッキも良い様な気もしますが、そうすると「昂揚」が難しくなる・・・。地味に《始まりの樹の管理人》の第二強化段階もスピリットですが、流石に色拘束が難しいですね・・・。
《次元潜入者》は自己完結した脱出能力と《幽霊火の刃》と言う優秀なサポーターが有ったのでクロッカーとして機能していましたが、コイツはシナジーを形成してこそなので、後は何処まで増えていくか・・・。
しかし保護力と瞬速付与まで考えると本当に《脂火玉》を使った「ゴースト・ダッド」が組めそうですね。
↓環境では《迷宮の霊魂》が優秀なHatebearなのでその保護に努める事も出来ますね。
・《驚恐の目覚め/絶え間ない悪夢》
:現実の様な悪夢に悩まされて目が覚めたら、その悪夢自身のモーニングコールと言う笑えないネタですね。
ついでにISDブロック特有の「13」にフィーチャーしてカード。
《書庫の罠》を彷彿とさせますが、そちらが強襲札であるのに対して、こちらは使用後にひと手間かける代りに再利用も可能です。13枚と言うと大体3~4発撃てば終わる威力。これを勝利手段としたヘビーコントロールを作る事も出来そうです。丁度《スフィンクスの後見》デッキも有りますね。
最近のスペルはUの本体Burnデッキと言う性質であったのを考えるとやや趣の異なる札と言えますね。
しかし、Controlで考えると、生物を減らして相手の除去を腐らせる事が特徴なのですが、再利用の条件を考えるとそこに戦略的齟齬が生じますね・・・。
まぁ、どの道《ヴリンの神童、ジェイス》がいるので除去を抜かれないのは既定路線ですね。変身できればそれこそ[-3]出来るのでこの札に回収能力がある意味がより薄れますがww
そんな面倒な盤面に何の影響も及ぼせない札よりも《龍王オジュタイ》とかの方が余程安定するんで・・・。
生物抜きと言う構築を意識するなら《卓絶のナーセット》の[-2]で反復するのがてっとりばやいですかね。
と言うより、攻撃を通す事がハンドに戻る条件になっていますが、そもそもそんな面倒な事せずに普通にバウンスすればいい話だと思います。《シディシの信者》や《分散》とかで。リセットの《押し潰す触手》も有りますしね。
もちろん攻撃が通ればアドロスも無いので、普通に攻撃→ブロック/除去されたら《分散》でハンドに戻して、再キャスト~で良いと思います。アドロスこそ気に掛かるものの、3~4発で勝てる本体火力で2発目を確保できると思えば大したロスではないでしょう。本来の相手へのバウンスの価値のテンポアドもこのクロック速度ならそこそこですし。ついでにこの挙動なら《/絶え間ない悪夢》をブロッカーに立てて、バウンスする事での時間稼ぎも出来ますね。
惜しむらくは相手にしか打ち込めない事。
自分に打ち込めれば一気に墓地を肥やせる上に、自身の2枚目3枚目の調達も容易になり、昂揚のサポートも出来た物を・・・。また相手の手助けになる危険もあるんですよね。
フェッチが消えるとはいえ、《苦い真理》や《苦悩の破棄》等ペイ手段はそれなりに残る環境でしょうから、本体火力としてはライフロス系のスペルを使ってくれている相手を利用できないのはやや気に掛かりますね。
Modern以下のLOデッキでは流石に無い。
《不可思の一瞥》を見習え・・・。
こんなところで。
今日公開されたGの《地勢》もどきとデーモンランドのせいで肉汁が出そうなほどテンション上がってきたしもべです。
ソリン?
何故ドラコ爆発??
PW止めて芸人にでも転向するんですか?
という事で続き続き
・《秘密の解明者、ジェイス》
:7体目のジェイス。
5マナと重いですが、高い初期忠誠度「5」とシンプルな3つの能力を備えています。
[+1]は《選択》。
Soc挙動しか取れませんが、嘗てのINV期のControlの基本だったキャントリップですね。
数ある忠誠度を上げながらのドロー効果の中でも、ドローの質自体を引き上げる事が出来る為に最もドロー自体の効果としては強力。墓地まで肥やす事が出来た《記憶の熟達者、ジェイス》の[+1]に比べるとシナジー性では劣るので一長一短です。が、まぁ普通のControlで考えればドローの質優先でしょう。
高い初期忠誠度に加えて着地時に腐る事も無いこの能力のお陰で躊躇なく上げる事が出来ます。故に実質「6」。プレイヤーの盾としても有効な能力ですね。
しかし5マナ掛けて設置して毎ターン1ドローしか出来ないようでは正直力不足を感じます。
ダメージや除去に脅えながらでは何枚ドロー出来るかも怪しい。ドローだけに頓着するならマナを構えることが出来る《熟読》や《龍王の大権》で良い気もします。ドローの質の話でも《ウギンの洞察力》も有りますしね。
使いやすい能力である事は間違いないので、後は他能力をどこまで使いやすくするか・・・。
[-2]は《送還》。
これ自体の有効性に疑いの余地は有りません。時間稼ぎにもCip等の再利用にも。Insで使えない分制限は有りますが決して弱くは無い。しかしなぜ《精神を刻む者、ジェイス/JtMs》が[-1]で出来ていたことが、1マナ重くなったのに、その上忠誠度消費が倍になるのか?全く持って納得できないですね・・・。
また大型のマナ域の生物を退かさないとテンポも取れないのですが、それらはCip持ちも多いため余計に退かしづらい。
連続で使えるため単騎掛け系のデッキへの時間稼ぎは出来るものの、正直かなり微妙な評価を下さざるを得ない。まぁそれでも《カマキリ乗り》や《風番いのロック》も消えますから多少は使いやすくなりますかね。
せめて《分散》とか《現実からの剥離》で良かったんじゃないですかね・・・?
5マナなんですよ!?
[-8]は《エラヨウの本質》。
これも効果自体は疑いの余地は無い物の、正直微妙。
《エラヨウの本質》が強かったのはデッキ構築の意図した結果最序盤に設置してその後相手に常にアドロスを強いる事が出来ていたためです。5マナの設置から3ターン後と言うのは奥義の到達時間としては決して遅くは有りませんが、効能自体の機能開始時間が気を逸しています。その上乗り越えるのも割かし簡単なのでボムの妨害が出来る訳でもありませんからね・・・。
マナ加速・マナ生物や《ギデオンの誓い》で少しでも時間到達を早くするべきでしょうね。
また、それと共にリセットが欲しい。
盤面を更地に換える事が出来ればハンド勝負になるので。大量バウンススペルもありですかね。
と其々の能力は悪くないものの、総合的に見て5マナ掛ける程の価値が有るのか?と言わざるを得ない。
特に単体で支配力が有るわけでも、勝負を決める必殺技が有るわけでもない。何処まで行ってもサポーターなのに、それにSocの5マナを支払うのか?と。
正直、辛口だとは思いますが、どれも悪くないものの、使用頻度の高い小±能力がどちらも1マナスペル相当の劣化版ではなぁ・・・。最低でも三回以上は起動できないと流石に5マナをペイできる能力とは言い辛い。5マナ域は《龍王、オジュタイ》もいますし。
しかし、最大の弊害は《ヴリンの神童、ジェイス》が環境にいる事で、序盤からのルーターとしての潤滑油・[+1]の時間稼ぎ・[-3]のアド・[-8]のフィニッシュ力等々様々な点で其方は優れています。ジェイスのルーターで不要ならば捨てれば良いので腐らない!と言い訳も出来ますが、5マナの札を捨てたいわけがない。取り敢えず、これが落ちてから本気出す!!
何か全体的に「B-」で収まっている感じです。
とは言えそれは癖が無く使いやすい事の証明でもありますがネ。堅いし使いやすい。ドローしながらダメージを吸ってくれるだけでもそれなり。サポーターとしてだけでなく、特別サポートが無くとも本人である程度動けるのですから、Controlを組む上で何処かに居場所を見つける事になると思います。
相性が良いのは《オジュタイの命令》。
ゲイン/ドローと腐りにくく耐える事に使えますが、同時に《霊魂放逐》が有るので《送還》の妨害が腐り辛い。まぁこれの相性でもリアニメイトが使える分《ヴリンの神童、ジェイス》に負けてる上に、それと同時にStd落ちるんですがネww
これでも判りますが、盤面の処理が出来る分、カウンターを活かせるのは数少ないこれの利点だと思います。カウンターでなくともハンドに直接干渉すればいいので《無限の抹消》や昂揚を達成させた《知恵の拝借》等でも良いですね。
後はU絡みで[-2]を活かせるようなCip生物が出るかどうかにも大分かかってくると思います。
フェッチが無い以上3色目を期待したくは無いので。
《反射魔道士》は除去でこそありませんが、Cipをバウンスで使い回されると嫌がらせとしてはかなり上々で、時間稼ぎになるはず。
あまり使われてはいませんが《ハリマーの潮呼び》は十分使い回せる類のCipなので《破滅の道》を使ったUB Controlも有り得る形だと思います。流石に軽い時間稼ぎ札は必要ですが。
フィニッシャーとして《保護者、リンヴァーラ》なら伝統的な低速UW Controlも組めそうです。
しかし同時期のStdに小+がドロー系、少-が盤面干渉系のPWが《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》に《先駆ける者、ナヒリ》にこれ。今はこれが開発部のトレンド?
↓環境?
有るわけないべ。はいはいJtMsでGG。
何一つ勝てる要素が有りません。
これで通算7枚目のジェイス。
正直もうジェイスは止めて欲しいんですよね。見飽きた~と言うのも無くは無い(枚数よりも頻度が酷い)のですが、それ以上にEternal環境の人間からすると、JtMsがいる以上新しく追加されても結局現実的な運用の見込みは立たないので。特に丸いタイプ。
見るたびにジェイスか(´・ω・`)になるんですよ。
《ヴリンの神童、ジェイス》が使われているのは2マナの軽さとルーターとしての価値、何より最初はCreと言う事で被らないからですし。せめてLO特化の《記憶の熟達者、ジェイス》の様に特価品になってくれるとまだ運用の余地は有るのですが・・・。《心霊破》ジェイスとかタコTokens製造機ジェイスとかにしてくれませんかね?と言う我が儘です。
まぁStdのデザインがEternalに気を使う訳も無いので、主人公格の人間なのでこれからも増え続けるでしょうがね。
・《鎖鳴らし》
:最近のコンパクト優良パッケージのUの生物の新種。
2マナ2/1瞬速・飛行+αβとかどれだけ凄いのさ・・・。《次元潜入者》にも驚きましたが、コイツはシナジー性が高い分より強力です。
《倒し霊》で嘆いていた「スピリット」部族札ですね。
その上、他のスピリットも「瞬速」を付くようになるので、《倒し霊》のタッパー性能がより上がりますね。
ここまで来ると《族樹の精霊、アナフェンザ》をロードにしたスピリットデッキも良い様な気もしますが、そうすると「昂揚」が難しくなる・・・。地味に《始まりの樹の管理人》の第二強化段階もスピリットですが、流石に色拘束が難しいですね・・・。
《次元潜入者》は自己完結した脱出能力と《幽霊火の刃》と言う優秀なサポーターが有ったのでクロッカーとして機能していましたが、コイツはシナジーを形成してこそなので、後は何処まで増えていくか・・・。
しかし保護力と瞬速付与まで考えると本当に《脂火玉》を使った「ゴースト・ダッド」が組めそうですね。
↓環境では《迷宮の霊魂》が優秀なHatebearなのでその保護に努める事も出来ますね。
・《驚恐の目覚め/絶え間ない悪夢》
:現実の様な悪夢に悩まされて目が覚めたら、その悪夢自身のモーニングコールと言う笑えないネタですね。
ついでにISDブロック特有の「13」にフィーチャーしてカード。
《書庫の罠》を彷彿とさせますが、そちらが強襲札であるのに対して、こちらは使用後にひと手間かける代りに再利用も可能です。13枚と言うと大体3~4発撃てば終わる威力。これを勝利手段としたヘビーコントロールを作る事も出来そうです。丁度《スフィンクスの後見》デッキも有りますね。
最近のスペルはUの本体Burnデッキと言う性質であったのを考えるとやや趣の異なる札と言えますね。
しかし、Controlで考えると、生物を減らして相手の除去を腐らせる事が特徴なのですが、再利用の条件を考えるとそこに戦略的齟齬が生じますね・・・。
まぁ、どの道《ヴリンの神童、ジェイス》がいるので除去を抜かれないのは既定路線ですね。変身できればそれこそ[-3]出来るのでこの札に回収能力がある意味がより薄れますがww
そんな面倒な盤面に何の影響も及ぼせない札よりも《龍王オジュタイ》とかの方が余程安定するんで・・・。
生物抜きと言う構築を意識するなら《卓絶のナーセット》の[-2]で反復するのがてっとりばやいですかね。
と言うより、攻撃を通す事がハンドに戻る条件になっていますが、そもそもそんな面倒な事せずに普通にバウンスすればいい話だと思います。《シディシの信者》や《分散》とかで。リセットの《押し潰す触手》も有りますしね。
もちろん攻撃が通ればアドロスも無いので、普通に攻撃→ブロック/除去されたら《分散》でハンドに戻して、再キャスト~で良いと思います。アドロスこそ気に掛かるものの、3~4発で勝てる本体火力で2発目を確保できると思えば大したロスではないでしょう。本来の相手へのバウンスの価値のテンポアドもこのクロック速度ならそこそこですし。ついでにこの挙動なら《/絶え間ない悪夢》をブロッカーに立てて、バウンスする事での時間稼ぎも出来ますね。
惜しむらくは相手にしか打ち込めない事。
自分に打ち込めれば一気に墓地を肥やせる上に、自身の2枚目3枚目の調達も容易になり、昂揚のサポートも出来た物を・・・。また相手の手助けになる危険もあるんですよね。
フェッチが消えるとはいえ、《苦い真理》や《苦悩の破棄》等ペイ手段はそれなりに残る環境でしょうから、本体火力としてはライフロス系のスペルを使ってくれている相手を利用できないのはやや気に掛かりますね。
Modern以下のLOデッキでは流石に無い。
《不可思の一瞥》を見習え・・・。
こんなところで。
SOI)新カード雑感その5 ボロスナヒリ
2016年3月17日 新カード紹介 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
更新しても更新しても、大量の新カードが出てくるww
もう3枚目とか大盤振る舞いですな。あと1枚?は何時なのか。
・《先駆ける者、ナヒリ/Nahiri, the Harbinger》
:2枚目のナヒリ。
[+2]はR式の捨ててから同数を引くルーター。
何故かマルチカラーになったのに《屑鉄の学者、ダレッティ》の[+2]から大幅劣化しました・・・。《ダク・フェイデン》には軽さでも効果でも劣っています。
恐らく、マッドネスや昂揚と合わせる事前提の能力ですが、フルタップからの着地ではマナが無いのでマッドネスは使えない。
その上この手の能力はハンドの質を上げる事に価値が有るわけですが、R式は寧ろ劣化する可能性も有る使い辛さ。ハンド枚数を稼げる場合は非常に使いやすいのですが、そもそも引き増し札など色的に皆無・・・。そこを考えると《苦い真理》を併用したマルドゥカラーが基本になりますかね?
せっぱつまっていない限り、着地でいきなり忠誠度「2」にはしたくないので、基本的にこちらを使いたい。がなんとも使い辛い・・・。
またこれを使う事で忠誠度を溜めて奥義[-8]に到達させるわけですが、短時間式踏み倒し系なので、なるべく大型の札を使いたい。ですが、そうすると[+2]で掘削作業を進める事でそれらを引いてしまう場合が有る。当然踏み倒しを前提とした札なんぞ引きたくは無い・・・。
ハンドに戻す→再キャストする?と言う点から低~中マナ域の札でも良い様な気もしますが、そんな半端なものに大量の忠誠度を使うぐらいなら[-2]を使いたい気もします。何せ時間はかかるとはいえ盤面のアド4枚分ですからね。
と考えると益々使い辛くなる[+2]。
そもそも共鳴者としてなら、こんなもの使わずとも色が合うなら《ヴリンの神童、ジェイス》でいいですし。
まぁ基本は[-2]での除去能力が中心の運用になるはずなので、攻撃を誘発させるための[+2]と考えればいいわけで形を変えた《ギデオン・ジュラ》の[+2]です。攻撃強制も無いのでスルーされる可能性も有りますが、そうすると[-8]に到達される恐れもあり、コンボ的な怖さを考えれば中々放置も出来ないでしょう。
それに、システム的に活かせる構築でマッドネスを多用できれば[+2]をした上でロスなく1枚引けるんですから効果の上限値も非常に高い能力です。
[-2]は《復讐》系の除去です。
効果範囲が拡張しEnc/タップ状態のAtf/同Creとなっています。《払拭の一撃》に近い感じですね。しかし正直判りづらい。もっと綺麗に纏めてくださいな。
範囲も広く、その上追放。忠誠度の消費はやや大きいですが、費用対効果を考えると決して大きくはなく、その上[+2]も持っているので何の問題も無い。交互に撃ってるだけでいい。この能力のお陰で、とりあえずお守り代わりに入れておくだけでもメインでの対処範囲も広がるためかなり強力です。
ただし、最も活用頻度が多いであろう生物を相手にはタップ状態である必要があり、現実的に考えれば殴られなければいけない。そうすると《見えざる者、ヴラスカ》の[+1]を2ターン掛けて[+2]→[-2]で再現しているわけでやや使い辛い。手間を省くためにもタッパーの存在は必須と言えると思います。
生物ならブロッカーにも使えるので一石二鳥、どころかブロッカーも退かせるので一石三鳥ですね。
とするとCre・Encに対して最も除去が難しいのはタップする手段も少ないAtfになるでしょうが。正直どうすればAtf除去が現実的になるんですかね・・・。
何にせよ「自分を護る能力のあるPWは強い」の格言に適合する上に、その上コイツは4マナと軽めです。しかも妨害が無ければ初期忠誠度からでも2度使えると言う破格のコストパフォーマンス。
正直これだけでも相応に強いPWと言えます。
[-8]の奥義は上記の通り一時的な踏み倒し。
感覚的に近いのは嘗て《霊気魔道士の接触》ですかね?《ボガーダンのヘルカイト》であの頃は暴れていましたが・・・。
上述の通り、Stdではなんとも噛み合いの悪い能力です。
呼び出したいファッティがいないので。エルドラージ組はそもそもキャスト誘発ですからね。まぁ《絶え間ない飢餓、ウラモグ》は山札20枚吹き飛ばすのでダメージと両面で攻めれるわけですが、矢張り使い辛さは拭えません。
正直Stdではそうするのか判らない能力。
そうは言っても、《霊気魔道士の接触》宜しくブリンクしてしまえば、場に定着できるのでその手の行動が狙えますね。
これからに期待ですが、能力自体は優秀。
何より素晴らしいのは着地から奥義までの到達の速さで3t目に使う事は出来ます。壁を用意す易い色でもあるのでカードプール次第で非常に強力な能力になるはず。
↓環境なら《荒廃鋼の巨像》や《引き裂かれし永劫、エムラクール》がいるので1ショットキルを狙えるコイツを積極的に使うControlも組めますかね? Stdのように[+2]で引いてしまってもなんら問題が無いので。後者なら山札修復までできる。
たとえ叶わなくともナヒリが的になってくれるので別途勝利手段到達までの時間稼ぎも熟せるわけですしね。
敢えてStdならば、現実的な重さ兼再キャストの意味が有る札として《保護者、リンヴァーラ》ぐらいですかね? スペルを多用できるMidrangeなら《ゴブリンの闇住まい》も相応。色と重さを許容できるのなら《龍王アタルカ》とか。
しかしいずれも強力なものの、上記の様に[-2]の4回分と天秤にかける必要が有ります。よく考える能力ですね。
似たような運用方法で言えばModernでもタイタンシリーズが入るので《業火のタイタン》で6/6+1点×6+ブレス能力とか、《太陽のタイタン》で3マナ以下の置物2枚釣ってから突撃とかでも悪くは有りませんがね。
総合的に見て中々悪くない能力だと思います。
其々が一癖あるので単体ではやや苦味も有るものの、それを補強できれば凶悪な性能を発揮しそうです。
とりあえずタッパーとして《倒し霊》や《変異エルドラージ》は優秀ですね。
前者は序盤から使える上にナヒリのお陰で昂揚もしやすい。後者は打点としても使いやすいのですが、それ以上に凶悪なのが[-8]との併用ですよね。マナを掛けずに大型札を踏み倒しで呼び出せるので、問題なく能力を使用し定着できます。Cip持ちなら更に良し。かなり強力な組み合わせですね。
他にも《オジュタイの模範》とかも有りますね。
模範→ナヒリと繋げれば誘発で生物をタップする事も出来るので即[-2]に繋げる事も出来ますし。模範自体が除去耐性と先制攻撃+サイズのお陰で壁としてそこそこ優秀ですし、Insのスペルを増やせればタッパーとしても安定します。
[+2]で継続的にドローが出来る事を考えると《スフィンクスの後見》を使ったLOデッキも使えるかもしれません。
Uにも《ヴリンの神童、ジェイス》や《珊瑚兜への撤退》の様な併用可能な札も色々ありますからね。低速のControlとして軸をずらした構築が可能なはず。
Bならば上記の《苦い真理》の引き増しに加え《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》も有ります。
これで除去Controlと言うのも悪くないでしょう。ニクシリスの[+1]で引き増しが出来ますし、[-8]を通せばナヒリの[+2]も勝利手段になりますからね。
とは言えフェッチの無い環境で3色がどこまで実用的になるのか? 特にニクシリスの(B)(B)は割とリスクが高いと思います。
コンセプト全く無視で考えるのなら《ギデオンの誓い》は当然入ってきますよね。
初期忠誠度が上がるお陰で[-2]を連打しても使い切りにならない上に、ブロッカーまで用意できるのでより使いやすい。[+2]で2枚目を引いてこれる確率も上がるのでアドも伸ばしやすい。
壁の観点で言えば《復興の壁》とかも有るのでMidrange~Controlでも低速Controlに普通に嵌ると思います。
同じく《チャンドラの誓い》とも相性が良い。
序盤の小型除去で時間を稼ぎ、タフネス4点以上はナヒリの[-2]で処理する事も出来るので。
↓環境では難しいですね。
Comboで使うにはとろい上に挙動も安定しないので。[-2]の扱いもやや面倒ですね。上述の様に一撃必殺を込めたControlと言うのなら悪くも無い。[-8]は《屑鉄の学者、ダレッティ》も《ダク・フェイデン》にもない利点なのでそこをどれだけ生かせるか?で大分変ってくると思います。大型のCreは幾らでも候補がいるんですが、非Creの大型Atfも持ってこれる以上、折角なので候補を探してみたいと思いますが、正直あまり良いのが無いんですよね・・・。《イシュ・サーの背骨》は再キャストまで含めて意味は有るんですけど、役割が[-2]とかなり被りますからね。
MidrangeやControlの場合、シンプルに使うなら《ギデオン・ジュラ》で良いですし、各種シナジーで考えるなら《復讐のアジャニ》《槌のコス》の方がコンセプトを徹底しやすい。マッドネスなどは有りますが正直↓環境で4マナの共鳴者なんてなぁ・・・。同じ様に墓地利用にしてもどうしても遅い。
Combo特化抜きなら[-2]の丸さがどこまで通用するか。《血染めの月》の様な割と致命的な札にメインから対処出来るのは決して小さくは無いと。逆にこちらから《血染めの月》を使った上で漏れ出てきた札を[-2]で処理する使い方も叶うはず。後は《突然の衰微》をされず《紅蓮破》《赤霊破》されず、火力にも強いので場持ちは中々と言う点は良いですね。
引き増し札が↓環境まで見てもWやRにはあまり無いのは悲しい事情ですね。ルーターとして使うならやっぱり3色目が欲しくなります。敢えて2色を貫くなら《テゼレットの計略》とかですかね?
と考えていたのですが、他の方のDNで見ていて「グリセルシュート」にいい!と言う話が合って成る程と。
[+2][-8]は言わずもがなですが、特に重要なのは[-2]を持っている事で対墓地Hateや対生物Hateを処理する手段まで備えている事になんですね。言われてみればその通り。元々それらが投入される様なサイド後は展開速度が大きく劣るので、これを使う速度的な猶予も現実的にあるでしょうね。
流石にLegacyの墓地系Comboに入るとは思いませんが、サイドから《精神を刻む者、ジェイス》を投入する形も有りますし、同じように墓地を使う上で色の合う構築を出来れば・・・と思いますね。
丸さを活かしつつコンセプトもきっちり適合するわけですね。
《新たな造形》の場合は[-8]から自力で呼び出せるので、3~4マナ域のCipから出てくるAtfをブロッカーに回すと言う2種類のルートを確保できるのが良い所ですね。
KPの高さは本物ですし、期待の一枚です。
少なくとも装備品特化の上に重たい《石術師、ナヒリ》よりも遙かに使いやすいと思います。
更新しても更新しても、大量の新カードが出てくるww
もう3枚目とか大盤振る舞いですな。あと1枚?は何時なのか。
・《先駆ける者、ナヒリ/Nahiri, the Harbinger》
:2枚目のナヒリ。
[+2]はR式の捨ててから同数を引くルーター。
何故かマルチカラーになったのに《屑鉄の学者、ダレッティ》の[+2]から大幅劣化しました・・・。《ダク・フェイデン》には軽さでも効果でも劣っています。
恐らく、マッドネスや昂揚と合わせる事前提の能力ですが、フルタップからの着地ではマナが無いのでマッドネスは使えない。
その上この手の能力はハンドの質を上げる事に価値が有るわけですが、R式は寧ろ劣化する可能性も有る使い辛さ。ハンド枚数を稼げる場合は非常に使いやすいのですが、そもそも引き増し札など色的に皆無・・・。そこを考えると《苦い真理》を併用したマルドゥカラーが基本になりますかね?
せっぱつまっていない限り、着地でいきなり忠誠度「2」にはしたくないので、基本的にこちらを使いたい。がなんとも使い辛い・・・。
またこれを使う事で忠誠度を溜めて奥義[-8]に到達させるわけですが、短時間式踏み倒し系なので、なるべく大型の札を使いたい。ですが、そうすると[+2]で掘削作業を進める事でそれらを引いてしまう場合が有る。当然踏み倒しを前提とした札なんぞ引きたくは無い・・・。
ハンドに戻す→再キャストする?と言う点から低~中マナ域の札でも良い様な気もしますが、そんな半端なものに大量の忠誠度を使うぐらいなら[-2]を使いたい気もします。何せ時間はかかるとはいえ盤面のアド4枚分ですからね。
と考えると益々使い辛くなる[+2]。
そもそも共鳴者としてなら、こんなもの使わずとも色が合うなら《ヴリンの神童、ジェイス》でいいですし。
まぁ基本は[-2]での除去能力が中心の運用になるはずなので、攻撃を誘発させるための[+2]と考えればいいわけで形を変えた《ギデオン・ジュラ》の[+2]です。攻撃強制も無いのでスルーされる可能性も有りますが、そうすると[-8]に到達される恐れもあり、コンボ的な怖さを考えれば中々放置も出来ないでしょう。
それに、システム的に活かせる構築でマッドネスを多用できれば[+2]をした上でロスなく1枚引けるんですから効果の上限値も非常に高い能力です。
[-2]は《復讐》系の除去です。
効果範囲が拡張しEnc/タップ状態のAtf/同Creとなっています。《払拭の一撃》に近い感じですね。しかし正直判りづらい。もっと綺麗に纏めてくださいな。
範囲も広く、その上追放。忠誠度の消費はやや大きいですが、費用対効果を考えると決して大きくはなく、その上[+2]も持っているので何の問題も無い。交互に撃ってるだけでいい。この能力のお陰で、とりあえずお守り代わりに入れておくだけでもメインでの対処範囲も広がるためかなり強力です。
ただし、最も活用頻度が多いであろう生物を相手にはタップ状態である必要があり、現実的に考えれば殴られなければいけない。そうすると《見えざる者、ヴラスカ》の[+1]を2ターン掛けて[+2]→[-2]で再現しているわけでやや使い辛い。手間を省くためにもタッパーの存在は必須と言えると思います。
生物ならブロッカーにも使えるので一石二鳥、どころかブロッカーも退かせるので一石三鳥ですね。
とするとCre・Encに対して最も除去が難しいのはタップする手段も少ないAtfになるでしょうが。正直どうすればAtf除去が現実的になるんですかね・・・。
何にせよ「自分を護る能力のあるPWは強い」の格言に適合する上に、その上コイツは4マナと軽めです。しかも妨害が無ければ初期忠誠度からでも2度使えると言う破格のコストパフォーマンス。
正直これだけでも相応に強いPWと言えます。
[-8]の奥義は上記の通り一時的な踏み倒し。
感覚的に近いのは嘗て《霊気魔道士の接触》ですかね?《ボガーダンのヘルカイト》であの頃は暴れていましたが・・・。
上述の通り、Stdではなんとも噛み合いの悪い能力です。
呼び出したいファッティがいないので。エルドラージ組はそもそもキャスト誘発ですからね。まぁ《絶え間ない飢餓、ウラモグ》は山札20枚吹き飛ばすのでダメージと両面で攻めれるわけですが、矢張り使い辛さは拭えません。
正直Stdではそうするのか判らない能力。
そうは言っても、《霊気魔道士の接触》宜しくブリンクしてしまえば、場に定着できるのでその手の行動が狙えますね。
これからに期待ですが、能力自体は優秀。
何より素晴らしいのは着地から奥義までの到達の速さで3t目に使う事は出来ます。壁を用意す易い色でもあるのでカードプール次第で非常に強力な能力になるはず。
↓環境なら《荒廃鋼の巨像》や《引き裂かれし永劫、エムラクール》がいるので1ショットキルを狙えるコイツを積極的に使うControlも組めますかね? Stdのように[+2]で引いてしまってもなんら問題が無いので。後者なら山札修復までできる。
たとえ叶わなくともナヒリが的になってくれるので別途勝利手段到達までの時間稼ぎも熟せるわけですしね。
敢えてStdならば、現実的な重さ兼再キャストの意味が有る札として《保護者、リンヴァーラ》ぐらいですかね? スペルを多用できるMidrangeなら《ゴブリンの闇住まい》も相応。色と重さを許容できるのなら《龍王アタルカ》とか。
しかしいずれも強力なものの、上記の様に[-2]の4回分と天秤にかける必要が有ります。よく考える能力ですね。
似たような運用方法で言えばModernでもタイタンシリーズが入るので《業火のタイタン》で6/6+1点×6+ブレス能力とか、《太陽のタイタン》で3マナ以下の置物2枚釣ってから突撃とかでも悪くは有りませんがね。
総合的に見て中々悪くない能力だと思います。
其々が一癖あるので単体ではやや苦味も有るものの、それを補強できれば凶悪な性能を発揮しそうです。
とりあえずタッパーとして《倒し霊》や《変異エルドラージ》は優秀ですね。
前者は序盤から使える上にナヒリのお陰で昂揚もしやすい。後者は打点としても使いやすいのですが、それ以上に凶悪なのが[-8]との併用ですよね。マナを掛けずに大型札を踏み倒しで呼び出せるので、問題なく能力を使用し定着できます。Cip持ちなら更に良し。かなり強力な組み合わせですね。
他にも《オジュタイの模範》とかも有りますね。
模範→ナヒリと繋げれば誘発で生物をタップする事も出来るので即[-2]に繋げる事も出来ますし。模範自体が除去耐性と先制攻撃+サイズのお陰で壁としてそこそこ優秀ですし、Insのスペルを増やせればタッパーとしても安定します。
[+2]で継続的にドローが出来る事を考えると《スフィンクスの後見》を使ったLOデッキも使えるかもしれません。
Uにも《ヴリンの神童、ジェイス》や《珊瑚兜への撤退》の様な併用可能な札も色々ありますからね。低速のControlとして軸をずらした構築が可能なはず。
Bならば上記の《苦い真理》の引き増しに加え《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》も有ります。
これで除去Controlと言うのも悪くないでしょう。ニクシリスの[+1]で引き増しが出来ますし、[-8]を通せばナヒリの[+2]も勝利手段になりますからね。
とは言えフェッチの無い環境で3色がどこまで実用的になるのか? 特にニクシリスの(B)(B)は割とリスクが高いと思います。
コンセプト全く無視で考えるのなら《ギデオンの誓い》は当然入ってきますよね。
初期忠誠度が上がるお陰で[-2]を連打しても使い切りにならない上に、ブロッカーまで用意できるのでより使いやすい。[+2]で2枚目を引いてこれる確率も上がるのでアドも伸ばしやすい。
壁の観点で言えば《復興の壁》とかも有るのでMidrange~Controlでも低速Controlに普通に嵌ると思います。
同じく《チャンドラの誓い》とも相性が良い。
序盤の小型除去で時間を稼ぎ、タフネス4点以上はナヒリの[-2]で処理する事も出来るので。
↓環境では難しいですね。
Comboで使うにはとろい上に挙動も安定しないので。[-2]の扱いもやや面倒ですね。上述の様に一撃必殺を込めたControlと言うのなら悪くも無い。[-8]は《屑鉄の学者、ダレッティ》も《ダク・フェイデン》にもない利点なのでそこをどれだけ生かせるか?で大分変ってくると思います。大型のCreは幾らでも候補がいるんですが、非Creの大型Atfも持ってこれる以上、折角なので候補を探してみたいと思いますが、正直あまり良いのが無いんですよね・・・。《イシュ・サーの背骨》は再キャストまで含めて意味は有るんですけど、役割が[-2]とかなり被りますからね。
MidrangeやControlの場合、シンプルに使うなら《ギデオン・ジュラ》で良いですし、各種シナジーで考えるなら《復讐のアジャニ》《槌のコス》の方がコンセプトを徹底しやすい。マッドネスなどは有りますが正直↓環境で4マナの共鳴者なんてなぁ・・・。同じ様に墓地利用にしてもどうしても遅い。
Combo特化抜きなら[-2]の丸さがどこまで通用するか。《血染めの月》の様な割と致命的な札にメインから対処出来るのは決して小さくは無いと。逆にこちらから《血染めの月》を使った上で漏れ出てきた札を[-2]で処理する使い方も叶うはず。後は《突然の衰微》をされず《紅蓮破》《赤霊破》されず、火力にも強いので場持ちは中々と言う点は良いですね。
引き増し札が↓環境まで見てもWやRにはあまり無いのは悲しい事情ですね。ルーターとして使うならやっぱり3色目が欲しくなります。敢えて2色を貫くなら《テゼレットの計略》とかですかね?
と考えていたのですが、他の方のDNで見ていて「グリセルシュート」にいい!と言う話が合って成る程と。
[+2][-8]は言わずもがなですが、特に重要なのは[-2]を持っている事で対墓地Hateや対生物Hateを処理する手段まで備えている事になんですね。言われてみればその通り。元々それらが投入される様なサイド後は展開速度が大きく劣るので、これを使う速度的な猶予も現実的にあるでしょうね。
流石にLegacyの墓地系Comboに入るとは思いませんが、サイドから《精神を刻む者、ジェイス》を投入する形も有りますし、同じように墓地を使う上で色の合う構築を出来れば・・・と思いますね。
丸さを活かしつつコンセプトもきっちり適合するわけですね。
《新たな造形》の場合は[-8]から自力で呼び出せるので、3~4マナ域のCipから出てくるAtfをブロッカーに回すと言う2種類のルートを確保できるのが良い所ですね。
KPの高さは本物ですし、期待の一枚です。
少なくとも装備品特化の上に重たい《石術師、ナヒリ》よりも遙かに使いやすいと思います。
既に更新に対して、感想が間に合わなくなったのでw致し方なく少しでも昼間に更新。まぁ書いてあるの張るだけなんで、時間はかからんのですけどね。
・《苦渋の破棄》
:《名誉回復》の新種
イラスト→アヴァシン「うわぁぁあああ!!」
現実MtG →ズルゴ「ウワァァアアアアア!!!!!」
これが一族長とPWとの違いか・・・。
万能除去の新種ですが《完全なる終わり》を(1)マナ軽くしたら3点ロスが付いたと説明すればすべて解決のシンプルな除去。4マナと重いながらも使われている事からその威力の説明は不要でしょう。
問題はやはり3点ロスの部分。
Insにする事で戦闘に介入できるわけですが、そこで減じた分のロスを自分で喰らっていては意味が薄い。《四肢切断》は1マナ+4点ペイ~3マナで選択的に使えるから強いわけで・・・。《見栄え損ない》は使われるのに《潰瘍化》がさっぱり使われない事を考えればリスクの高さも察する事が出来ます。
その上これらはそのロスが気にならないような速度や支配力を発揮できたデッキで使われるわけですが、その手のデッキに3マナは不向きですからね。
特に痛いのは現環境ではB系多色では《苦い真理》を用いると言う事。
3ドローのためのライフを潰してまでこれを優先するべきか?と言われると甚だ疑問。折角3マナ以下に成れたのにその3点ロスの大きさのお陰で《ゴブリンの闇住まい》の再利用も躊躇われます・・・。
安定札ではある為、1~2枚積まれる事は有ると思いますが、2枚目のキャストの難しさを考えると4枚目まで投入は無いと考えています。
また、使うならライフゲイン要素の用意は必須ですね。
《道の探究者》《魂火の大魔導師》《真面目な訪問者、ソリン》の退場はBeatdown/Midrangeには辛い所。《ゲトの裏切り者、カリタス》が有るじゃないか!と思うのですが、ここで効果が追放である事に気付く。・・・《名誉回復》宜しく破壊だったら完璧だったのに。まぁそれでも別に齟齬が生まれるわけでは無いのでこれが現実的。
Controlなら《保護者、リンヴァーラ》もありですが、そもそもControlでそこまで積極的にライフロスをする事を許容できるんでしょうかね?
《アラシンの僧侶》も落ちるのでブロッカーで《オジュタイの命令》と合せての時間稼ぎも出来ない・・・。
とりあえず安定の《乱脈な気孔》さんに頑張りに期待するべし。
下の環境では残念ながら万能除去の枠に入るのは難しと思います。
《名誉回復》は土地を潰せる、《大渦の脈動》は同名札の一掃に依るアドの可能性、《議会の評決》は《真の名の宿敵》から《引き裂かれし永劫、エムラクール》まで問答無用で処理とそれぞれ強みがある中でこれはInsと言う事程度。それも小さくはないのですが、非Uのデッキなら3マナ域以降になるとInsである事よりも効果の大きさを求められる傾向にあるので。
特にこの色は《スレイベンの守護者、サリア》が使える分、Manadenialできる《名誉回復》に勝るのは難しいと思います。《死儀礼のシャーマン/DrS》を積極的に使えるのでマナの重さもある程度緩和できるし、墓地利用にもなる。その上ライフロスのスピードは環境柄断然速いので3点ロスしている暇は無い。《闇の腹心》から引いてきたら合計6点ロスとかやっていられないので・・・。
しかしそれでもInsである事は重要なので置物系Comboや装備品のスタックに割り込んだりと言うのは希少な利点です。
Uに比べるとInsの重要性が落ちるのは事実ですが、《歪める嘆き》の登場により非U系のフェアデッキでも構える重要性が増しているのも事実ですので、その点を重視する構築ならば1チャンスあるかもしれません。
そもそも相手に使われるDrSのお陰でManadenialの価値は薄まっていますし、自分のDrSで使えばマナの重さだけでなくライフゲインもある程度できる。《闇の腹心》を使わない構築も有るので、その方針ならば組み込めるかもしれません。
成る程、ライフロスはソリンの心の痛みなわけか・・・。
逆に考えるとジェラード死んでも誰も悲しまないの? まぁ本人の遺志には遵ってるし、ウルザ殺しているしね。
・《苦渋の破棄》
:《名誉回復》の新種
イラスト→アヴァシン「うわぁぁあああ!!」
現実MtG →ズルゴ「ウワァァアアアアア!!!!!」
これが一族長とPWとの違いか・・・。
万能除去の新種ですが《完全なる終わり》を(1)マナ軽くしたら3点ロスが付いたと説明すればすべて解決のシンプルな除去。4マナと重いながらも使われている事からその威力の説明は不要でしょう。
問題はやはり3点ロスの部分。
Insにする事で戦闘に介入できるわけですが、そこで減じた分のロスを自分で喰らっていては意味が薄い。《四肢切断》は1マナ+4点ペイ~3マナで選択的に使えるから強いわけで・・・。《見栄え損ない》は使われるのに《潰瘍化》がさっぱり使われない事を考えればリスクの高さも察する事が出来ます。
その上これらはそのロスが気にならないような速度や支配力を発揮できたデッキで使われるわけですが、その手のデッキに3マナは不向きですからね。
特に痛いのは現環境ではB系多色では《苦い真理》を用いると言う事。
3ドローのためのライフを潰してまでこれを優先するべきか?と言われると甚だ疑問。折角3マナ以下に成れたのにその3点ロスの大きさのお陰で《ゴブリンの闇住まい》の再利用も躊躇われます・・・。
安定札ではある為、1~2枚積まれる事は有ると思いますが、2枚目のキャストの難しさを考えると4枚目まで投入は無いと考えています。
また、使うならライフゲイン要素の用意は必須ですね。
《道の探究者》《魂火の大魔導師》《真面目な訪問者、ソリン》の退場はBeatdown/Midrangeには辛い所。《ゲトの裏切り者、カリタス》が有るじゃないか!と思うのですが、ここで効果が追放である事に気付く。・・・《名誉回復》宜しく破壊だったら完璧だったのに。まぁそれでも別に齟齬が生まれるわけでは無いのでこれが現実的。
Controlなら《保護者、リンヴァーラ》もありですが、そもそもControlでそこまで積極的にライフロスをする事を許容できるんでしょうかね?
《アラシンの僧侶》も落ちるのでブロッカーで《オジュタイの命令》と合せての時間稼ぎも出来ない・・・。
とりあえず安定の《乱脈な気孔》さんに頑張りに期待するべし。
下の環境では残念ながら万能除去の枠に入るのは難しと思います。
《名誉回復》は土地を潰せる、《大渦の脈動》は同名札の一掃に依るアドの可能性、《議会の評決》は《真の名の宿敵》から《引き裂かれし永劫、エムラクール》まで問答無用で処理とそれぞれ強みがある中でこれはInsと言う事程度。それも小さくはないのですが、非Uのデッキなら3マナ域以降になるとInsである事よりも効果の大きさを求められる傾向にあるので。
特にこの色は《スレイベンの守護者、サリア》が使える分、Manadenialできる《名誉回復》に勝るのは難しいと思います。《死儀礼のシャーマン/DrS》を積極的に使えるのでマナの重さもある程度緩和できるし、墓地利用にもなる。その上ライフロスのスピードは環境柄断然速いので3点ロスしている暇は無い。《闇の腹心》から引いてきたら合計6点ロスとかやっていられないので・・・。
しかしそれでもInsである事は重要なので置物系Comboや装備品のスタックに割り込んだりと言うのは希少な利点です。
Uに比べるとInsの重要性が落ちるのは事実ですが、《歪める嘆き》の登場により非U系のフェアデッキでも構える重要性が増しているのも事実ですので、その点を重視する構築ならば1チャンスあるかもしれません。
そもそも相手に使われるDrSのお陰でManadenialの価値は薄まっていますし、自分のDrSで使えばマナの重さだけでなくライフゲインもある程度できる。《闇の腹心》を使わない構築も有るので、その方針ならば組み込めるかもしれません。
成る程、ライフロスはソリンの心の痛みなわけか・・・。
逆に考えるとジェラード死んでも誰も悲しまないの? まぁ本人の遺志には遵ってるし、ウルザ殺しているしね。