あの頃、3マナ5/5トランプルは俺たちのアイドルだったんだぜ!?
2015年3月23日 TCG全般 コメント (5)
それが、重くなったとはいえ完成されし祝福が出た時には、また別のヨロコビを感じたものさ。全く別物であったとしてもな。
それがどうだい。
今や、そんな物には目もくれず、1マナのバナナや、腐った魚を使う時代になっちまったんだぜ?
偶にあいつを使おうと思っても、もう俺にはあいつをどう使ってやればいいのかさえ分からないんだ・・・。
なんて虚しいんだ・・・。
-----------------------------------
SCGの抹消者型The Rockの記事「Updating Obliterator Rock (http://www.starcitygames.com/article/30505_Updating-Obliterator-Rock.html)」を読んでいて→そういえば抹消者や抹殺者使いたいなぁ←アンコウで良くね?
無性に遣る瀬無くなった思いでした・・・。
因みに意訳もしたので、暇が在ったら、その内載せるかもしれません。
P.S.
でも《思考掃き》のキャントリップが付いた青い《暗黒の儀式》と言う表現は結構好きです。
それがどうだい。
今や、そんな物には目もくれず、1マナのバナナや、腐った魚を使う時代になっちまったんだぜ?
偶にあいつを使おうと思っても、もう俺にはあいつをどう使ってやればいいのかさえ分からないんだ・・・。
なんて虚しいんだ・・・。
-----------------------------------
SCGの抹消者型The Rockの記事「Updating Obliterator Rock (http://www.starcitygames.com/article/30505_Updating-Obliterator-Rock.html)」を読んでいて→そういえば抹消者や抹殺者使いたいなぁ←アンコウで良くね?
無性に遣る瀬無くなった思いでした・・・。
因みに意訳もしたので、暇が在ったら、その内載せるかもしれません。
P.S.
でも《思考掃き》のキャントリップが付いた青い《暗黒の儀式》と言う表現は結構好きです。
Std)《龍の降下》デッキに《龍の大嵐》は必要なのか?
2015年3月20日 スタン コメント (2)
みなさん、こんばんは。しもべです。
DTKの発売を迎え、色々とStd民の方は新カードをプロキシ等で実装し、出来る事を試していたりする頃でしょうね。はたまた不可思議なデッキを妄想していたり・・・。
さて、「ドラゴンストーム」を嗜んでいた人間として、現在も遊んでいる人間として、DTKの《龍の大嵐》《龍の降下》の2種類は非常に心惹かれる物が有りますね。
特に《龍の降下》は比較的雑に勝てる1枚なので色々考えている方もいるようです。
ただ、これらを考えている中で、疑問も無くは無いです。
《龍の大嵐》→《龍の降下》
と動く事で、大嵐の「速攻付与」「ドラゴンCipダメージ」の両方を満たせる為に、確かに相性が良いのは事実。特に《龍の降下》単体では20点を削るのに種となる生物≒ドラゴン数5体が必要になり、更にそれを維持したまま1ターンを掛け攻撃を全て通す事が勝利条件です。
対して、《龍の大嵐》を混ぜる事でXの2乗+4×Xなので、X=3~で20点を超える。しかも速攻がある為相手にターンを渡す隙もない。必要な条件がカード2枚+場の生物3枚なので、必要札は5+1枚の《龍の降下》単体より数は減っています。また、除去されやすい生物と言うコンボパーツを5→3に減らせる点も小さくは無い利点です。
と言う事でコンボの質だけを見れば《龍の降下》デッキに《龍の大嵐》が入るのは納得できます。また、《龍の大嵐》が無くとも降下だけでコンボは決められるため、有る程度柔軟と言えます。その意味では《龍の大嵐》はコンボのためのアップデートカードと見るべきかもしれないです。
ただ、コンボパーツが増えれば効力が増すのは当然の話。
そして、気になる問題点は《龍の大嵐》が単体で余りにも役に立たないという事。ただでさえ、《龍の降下》と言うコンボ以外には役に立たないカードを抱えているにも拘らず、更に不要牌になり易い物を抱えるべきなのだろうか?と言う疑問が有るわけですよね。ドロースペルが枯渇している環境ゆえに余計に苦しくなっているのも痛さに拍車をかけている。
と言う事で、私はこの点が気になるのですが、《龍の降下》デッキのほぼ全てで《龍の大嵐》も併用しているようです。これは果たして本当に入るべきカードなのでしょうかね?
因みにここで一つの解答になっているのがCFBの「Brew of the Week :Blue/Red Skies(http://www.channelfireball.com/articles/brew-of-the-week-bluered-skies/)」で提案されていたリスト
見ての通りのURです。
このデッキは以前上がっていた《戦場の秘術師》が入っているのが特徴で、これがいることで《龍の降下》の必要マナを一気に減らす事が出来るようになります。X=3の場合は僅か3マナで撃てるようになりますからね。ただ、このデッキで見るべきはそこに《難局》が入っている事。
《難局》は《龍の降下》の類似効果カードですので、実質的に《龍の降下》の水増しになりますし、生物除去(コンボパーツである生物は相手から狙われやすい)に対してスタックで撃つだけで4/4飛行を残せるため、デッキの難点も抑えています。そして《戦場の秘術師》が居る事で「奮励」コストを下げる事が出来るようになり、《龍の降下》のように複数体を変身させる場合に圧倒的に使いやすくなますね。少なくともX=2の場合でも同じ3マナで使えるようになりますし、4/4飛行2体ならそれだけでも勝てる可能性が有ります。相手の除去にスタックで使えば相手の除去札を減らしている状況ですので更に勝ちやすくなるはず。
そして最も重要な《龍の大嵐》との共存ですね。
4/4飛行生物を提供する事で《熱情》装置としての価値を大嵐に期待出来るようになります。《龍の降下》以外で使い道のなかったカードの無駄っぷりをある程度解消できている事になりますね。4/4飛行速攻なら更に簡単に勝てるようになりますし。
コンボパーツを水増しした上で不要牌になる可能性を減らしている構築で、思わず感嘆が漏れます。
また、本文にも書かれていましたが、環境柄地上は固められる傾向が有るのに対し、空域は比較的空いている為フライヤー其の物の価値が上がっていますね。
Uを足す事で優秀なドローである《予期》《時を超えた探索》が使える事も美点です。惜しむらくは《難局》がリムーブである事ですね、墓地に溜める事が出来れば更に探査に流用できましたのに。
サイドの《凍氷破》は、タッパーとして時間を稼ぐ事に加えて、《戦場の秘術師》が居る事で実質(U)マナで好きなだけタップ出来るようになりますし、同時に秘術師自身を対象にする事で「呪禁」を付与して除去から身を護れるので、使い方が重要ですね。
個人的には、どうせ速度の無いデッキですし軽いスペルも少ないので《僧院の速僧》は他のカードに換えたいですね。《ジェスカイの賢者》《宮殿の使い魔》の様に壁兼変換用の種としての使い道に割り切った方が良いのではないのか?と思います。ブロック/除去で死亡してもPiGで1ドローが出来ますから、損失も減らせます。
ただ、このデッキもそうですし、他のデッキでも挙げられていますが、丁寧に/執拗に生物除去されると手も足も出ないのは一緒なんですよね・・・。
このデッキは一応《難局》も入れる事で多少は難点を改善していますが、それでも除去に非常に弱いのは事実。どうすべきでしょうね?
(そこを考えると尚更不要牌なんて入れている場合か?と言う意見と、いや、大嵐が在れば生物の必要数が減るじゃないか!と言う意見が在り・・・悩ましい。)
多少マシになるとすればタフネスの高い生物を備える事。つまり壁を種にすることで、その場合出てくるのが《森の女人像》のいるGですね。と言う事でGRやGRtUと言う方向に行くのも良いかも知れませんね。DNではその方向が多いように見受けられます。
それで壁・マナ生物・呪禁とほぼ完ぺきな《森の女人像》は確定として他に何を入れるべきでしょうかね?
一応考え付いたのが《沸血の導師》の存在。3マナ掛るとはいえタフネス5の壁はブロッカーとして中々優秀ですし、何より素晴らしいのが3マナの重さは気になるもののルーターである事。単純に必要牌をかき集めるのに使えるだけでなく墓地を肥やせる為《時を超えた探索》の探査に使いこめますからね。最初は《火口の精霊》を考えていたのですが、コンボを考えるのなら1-1交換で墓地に落ちてしまいコンボの種を失ってしまう精霊よりはいいのではないのか?と思います。
因みに、他にも壁をいくつか用意する事でデッキにする事も考えられますが、その場合、壁が多い→タフネス大きい生物多い→アレ?ここは《突撃陣形》の出番では!?と思いつきましたww
ここでは単体では役に立たない《龍の大嵐》を《突撃陣形》に入れ替えるという事を考えています。
壁Beat+《龍の降下》ですね。
と言う事でやっぱり《龍の大嵐》を抜いてしまっても良いのではないのか?プランに帰結するわけですね。3マナ域には《クルフィックスの狩猟者》も良いですしね。
今のところ3マナ域に壁が固まっているため、少々そこが渋滞気味。トークン生成呪文を多少犠牲にしても《焙り焼き》《マグマの噴流》の様な除去で時間稼ぎをするべきなのかもしれませんね。前者は大型を、後者はコンボパーツの捜索で其々役に立ちます。また《シディシの信者》は1マナで0/4と中々のサイズでバウンスにもなるので良いかも知れません。
《スズメバチの巣》はBeatdownの減速には向いていますが、サイズが少々小さいですね。
また、別のプランですが《火口の精霊》は前述の《難局》を使う事で比較的簡単に「圧倒」を満たしてパワー8のアタッカーになれる為、上のデッキに組み込んでみるのも良いかも知れませんねw
他には、UやGではなくWを2色目にするのも良いかも知れませんね。
《急報》や《三つぞろいの霊魂》《荒野の確保》でトークンスペルは豊富、特に《荒野の確保》はInsで隙が少なく、Xスペルなので数を確保しやすいのが美点ですしね。《岩への繋ぎ止め》など火力では対処しづらい大型生物にも対処出来る色なのでそこそこパーツは揃っていますよね。因みにその場合は《衝撃の震え》を《龍の大嵐》と交換で入れておくと良いかも知れませんね。幅広く点数を飛ばせますから。
《揺るぎないサルカン》を使う構築もあるようですが、そこまでするのなら、《龍の大嵐》よりも色も《ティムールの隆盛》を使いたいですよね。1マナ重いのは難点ですが、1ドローの価値は高いですし、5マナのPWを使う様なデッキに速攻を付与して速度を意識したデッキ構築が合うとは思いませんし。加えて《難局》まで入れておけば以前挙げたRUG Firesの様に振舞う事も出来ますからね。それをすると《龍の降下》までも要らないのでは?と言う疑念も・・・。
個人的には《龍の降下》との相性で言えばRUGサルカンよりも《歓楽の神、ゼナゴス》の方が上だと思います。[0][+1]が有りますし、[-6]で場の生物数を一気に増やす事も出来ますからね。ただ、こちらはサルカン以上に《龍の大嵐》とのシナジーが薄い。と言うか無い。
他にも捜せば、《龍の大嵐》を減らせる手段はあるかも知れませんね。大嵐の《難局》の様に上手く価値を引き上げるか、若しくは後者の《突撃陣形》の様に抜いてしまうか。なんにせよ、今のままではあまりに無駄が多いのは事実なのでココの部分をどうにかしたいですね・・・。
しかし、ここまで散々挙げておきながら、この議題最大の問題は、《龍の大嵐》を抜いてしまうとロマンが無くなることですよね~ww
はてさて。
P.S.
因みに《龍の大嵐》がドラゴンではなく、飛行生物に速攻を付与するのは、嵐の風によるブースターという事を意味したデザインなんですかね?
しかし嵐の風に乗れるほど大半の生き物は飛翔力や航行力は高くないはずですが・・・。
DTKの発売を迎え、色々とStd民の方は新カードをプロキシ等で実装し、出来る事を試していたりする頃でしょうね。はたまた不可思議なデッキを妄想していたり・・・。
さて、「ドラゴンストーム」を嗜んでいた人間として、現在も遊んでいる人間として、DTKの《龍の大嵐》《龍の降下》の2種類は非常に心惹かれる物が有りますね。
特に《龍の降下》は比較的雑に勝てる1枚なので色々考えている方もいるようです。
ただ、これらを考えている中で、疑問も無くは無いです。
《龍の大嵐》→《龍の降下》
と動く事で、大嵐の「速攻付与」「ドラゴンCipダメージ」の両方を満たせる為に、確かに相性が良いのは事実。特に《龍の降下》単体では20点を削るのに種となる生物≒ドラゴン数5体が必要になり、更にそれを維持したまま1ターンを掛け攻撃を全て通す事が勝利条件です。
対して、《龍の大嵐》を混ぜる事でXの2乗+4×Xなので、X=3~で20点を超える。しかも速攻がある為相手にターンを渡す隙もない。必要な条件がカード2枚+場の生物3枚なので、必要札は5+1枚の《龍の降下》単体より数は減っています。また、除去されやすい生物と言うコンボパーツを5→3に減らせる点も小さくは無い利点です。
と言う事でコンボの質だけを見れば《龍の降下》デッキに《龍の大嵐》が入るのは納得できます。また、《龍の大嵐》が無くとも降下だけでコンボは決められるため、有る程度柔軟と言えます。その意味では《龍の大嵐》はコンボのためのアップデートカードと見るべきかもしれないです。
ただ、コンボパーツが増えれば効力が増すのは当然の話。
そして、気になる問題点は《龍の大嵐》が単体で余りにも役に立たないという事。ただでさえ、《龍の降下》と言うコンボ以外には役に立たないカードを抱えているにも拘らず、更に不要牌になり易い物を抱えるべきなのだろうか?と言う疑問が有るわけですよね。ドロースペルが枯渇している環境ゆえに余計に苦しくなっているのも痛さに拍車をかけている。
と言う事で、私はこの点が気になるのですが、《龍の降下》デッキのほぼ全てで《龍の大嵐》も併用しているようです。これは果たして本当に入るべきカードなのでしょうかね?
因みにここで一つの解答になっているのがCFBの「Brew of the Week :Blue/Red Skies(http://www.channelfireball.com/articles/brew-of-the-week-bluered-skies/)」で提案されていたリスト
Lands
4 x Shivan Reef
4 x Temple of Epiphany
2 x Swiftwater Cliffs
8 x Mountain
6 x Island
Creatures
4 x《僧院の速僧》
4 x《ドラゴンの餌》
4 x《戦場の秘術師》
4 x《ゴブリンの熟練扇動者》
Noncreature Spells
4 x《軍属童の突発》
4 x《龍の降下》
4 x《龍の大嵐》
3 x《難局》
3 x《予期》
2 x《時を超えた探索/DTT》
Sideboard
4 x《雷破の執政》
3 x《氷瀑の執政》
2 x《乱撃斬》
2 x《龍詞の咆哮》
2 x《シルムガルの嘲笑》
2 x《凍氷破》
見ての通りのURです。
このデッキは以前上がっていた《戦場の秘術師》が入っているのが特徴で、これがいることで《龍の降下》の必要マナを一気に減らす事が出来るようになります。X=3の場合は僅か3マナで撃てるようになりますからね。ただ、このデッキで見るべきはそこに《難局》が入っている事。
《難局》は《龍の降下》の類似効果カードですので、実質的に《龍の降下》の水増しになりますし、生物除去(コンボパーツである生物は相手から狙われやすい)に対してスタックで撃つだけで4/4飛行を残せるため、デッキの難点も抑えています。そして《戦場の秘術師》が居る事で「奮励」コストを下げる事が出来るようになり、《龍の降下》のように複数体を変身させる場合に圧倒的に使いやすくなますね。少なくともX=2の場合でも同じ3マナで使えるようになりますし、4/4飛行2体ならそれだけでも勝てる可能性が有ります。相手の除去にスタックで使えば相手の除去札を減らしている状況ですので更に勝ちやすくなるはず。
そして最も重要な《龍の大嵐》との共存ですね。
4/4飛行生物を提供する事で《熱情》装置としての価値を大嵐に期待出来るようになります。《龍の降下》以外で使い道のなかったカードの無駄っぷりをある程度解消できている事になりますね。4/4飛行速攻なら更に簡単に勝てるようになりますし。
コンボパーツを水増しした上で不要牌になる可能性を減らしている構築で、思わず感嘆が漏れます。
また、本文にも書かれていましたが、環境柄地上は固められる傾向が有るのに対し、空域は比較的空いている為フライヤー其の物の価値が上がっていますね。
Uを足す事で優秀なドローである《予期》《時を超えた探索》が使える事も美点です。惜しむらくは《難局》がリムーブである事ですね、墓地に溜める事が出来れば更に探査に流用できましたのに。
サイドの《凍氷破》は、タッパーとして時間を稼ぐ事に加えて、《戦場の秘術師》が居る事で実質(U)マナで好きなだけタップ出来るようになりますし、同時に秘術師自身を対象にする事で「呪禁」を付与して除去から身を護れるので、使い方が重要ですね。
個人的には、どうせ速度の無いデッキですし軽いスペルも少ないので《僧院の速僧》は他のカードに換えたいですね。《ジェスカイの賢者》《宮殿の使い魔》の様に壁兼変換用の種としての使い道に割り切った方が良いのではないのか?と思います。ブロック/除去で死亡してもPiGで1ドローが出来ますから、損失も減らせます。
ただ、このデッキもそうですし、他のデッキでも挙げられていますが、丁寧に/執拗に生物除去されると手も足も出ないのは一緒なんですよね・・・。
このデッキは一応《難局》も入れる事で多少は難点を改善していますが、それでも除去に非常に弱いのは事実。どうすべきでしょうね?
(そこを考えると尚更不要牌なんて入れている場合か?と言う意見と、いや、大嵐が在れば生物の必要数が減るじゃないか!と言う意見が在り・・・悩ましい。)
多少マシになるとすればタフネスの高い生物を備える事。つまり壁を種にすることで、その場合出てくるのが《森の女人像》のいるGですね。と言う事でGRやGRtUと言う方向に行くのも良いかも知れませんね。DNではその方向が多いように見受けられます。
それで壁・マナ生物・呪禁とほぼ完ぺきな《森の女人像》は確定として他に何を入れるべきでしょうかね?
一応考え付いたのが《沸血の導師》の存在。3マナ掛るとはいえタフネス5の壁はブロッカーとして中々優秀ですし、何より素晴らしいのが3マナの重さは気になるもののルーターである事。単純に必要牌をかき集めるのに使えるだけでなく墓地を肥やせる為《時を超えた探索》の探査に使いこめますからね。最初は《火口の精霊》を考えていたのですが、コンボを考えるのなら1-1交換で墓地に落ちてしまいコンボの種を失ってしまう精霊よりはいいのではないのか?と思います。
因みに、他にも壁をいくつか用意する事でデッキにする事も考えられますが、その場合、壁が多い→タフネス大きい生物多い→アレ?ここは《突撃陣形》の出番では!?と思いつきましたww
ここでは単体では役に立たない《龍の大嵐》を《突撃陣形》に入れ替えるという事を考えています。
壁Beat+《龍の降下》ですね。
と言う事でやっぱり《龍の大嵐》を抜いてしまっても良いのではないのか?プランに帰結するわけですね。3マナ域には《クルフィックスの狩猟者》も良いですしね。
今のところ3マナ域に壁が固まっているため、少々そこが渋滞気味。トークン生成呪文を多少犠牲にしても《焙り焼き》《マグマの噴流》の様な除去で時間稼ぎをするべきなのかもしれませんね。前者は大型を、後者はコンボパーツの捜索で其々役に立ちます。また《シディシの信者》は1マナで0/4と中々のサイズでバウンスにもなるので良いかも知れません。
《スズメバチの巣》はBeatdownの減速には向いていますが、サイズが少々小さいですね。
また、別のプランですが《火口の精霊》は前述の《難局》を使う事で比較的簡単に「圧倒」を満たしてパワー8のアタッカーになれる為、上のデッキに組み込んでみるのも良いかも知れませんねw
他には、UやGではなくWを2色目にするのも良いかも知れませんね。
《急報》や《三つぞろいの霊魂》《荒野の確保》でトークンスペルは豊富、特に《荒野の確保》はInsで隙が少なく、Xスペルなので数を確保しやすいのが美点ですしね。《岩への繋ぎ止め》など火力では対処しづらい大型生物にも対処出来る色なのでそこそこパーツは揃っていますよね。因みにその場合は《衝撃の震え》を《龍の大嵐》と交換で入れておくと良いかも知れませんね。幅広く点数を飛ばせますから。
《揺るぎないサルカン》を使う構築もあるようですが、そこまでするのなら、《龍の大嵐》よりも色も《ティムールの隆盛》を使いたいですよね。1マナ重いのは難点ですが、1ドローの価値は高いですし、5マナのPWを使う様なデッキに速攻を付与して速度を意識したデッキ構築が合うとは思いませんし。加えて《難局》まで入れておけば以前挙げたRUG Firesの様に振舞う事も出来ますからね。それをすると《龍の降下》までも要らないのでは?と言う疑念も・・・。
個人的には《龍の降下》との相性で言えばRUGサルカンよりも《歓楽の神、ゼナゴス》の方が上だと思います。[0][+1]が有りますし、[-6]で場の生物数を一気に増やす事も出来ますからね。ただ、こちらはサルカン以上に《龍の大嵐》とのシナジーが薄い。と言うか無い。
他にも捜せば、《龍の大嵐》を減らせる手段はあるかも知れませんね。大嵐の《難局》の様に上手く価値を引き上げるか、若しくは後者の《突撃陣形》の様に抜いてしまうか。なんにせよ、今のままではあまりに無駄が多いのは事実なのでココの部分をどうにかしたいですね・・・。
しかし、ここまで散々挙げておきながら、この議題最大の問題は、《龍の大嵐》を抜いてしまうとロマンが無くなることですよね~ww
はてさて。
P.S.
因みに《龍の大嵐》がドラゴンではなく、飛行生物に速攻を付与するのは、嵐の風によるブースターという事を意味したデザインなんですかね?
しかし嵐の風に乗れるほど大半の生き物は飛翔力や航行力は高くないはずですが・・・。
レガシー)《包囲サイ》型NicFitにおけるStP-PtE
2015年3月18日 BigMana道 コメント (3)
皆さん、こんばんは。しもべです。
今日は本当に温かい日でした。
もう春なんですね。
さて、最近はDTKにご執心でデッキ構築等についての記事を書く事も無かったわけですが、DTKの件も終わりましたので再会再開。
で、ここ最近はJunk系デッキの構築に置いて、《包囲サイ》を採用するか否かに関してが私の中では最も大きな主題の一つだったのですが、それはメインのThe Rockに関してだけではなく、NicFitでもそうです。
所謂BWGカラーのNicFitになりますが、これの中軸に《包囲サイ》を入れるかどうか?でまた悩んで知るわけです。まぁそれでもマナの豊富さと《破滅的な行為》との相性の良さを考えればTheRockでの運用よりも遥かに楽な訳ですが・・・。
で、いざ採用して作ってみて、まぁ問題なかったわけですが、TheSourceの板にて、同じく《包囲サイ》採用型のNicFitも組まれているその中で、気になったのが除去の枠。
《剣を鍬に/PtE》
↓
《流刑への道/StP》
になっていたわけです。
StPと言えばWを足す理由の一つで、このNicFitでもそれは同じです。が、なるほどな・・・。もともとPtEの難点である基本地形を与えてしまうというデメリットは、既にデッキのコンセプトである《老練の探険者》が、その2~4倍程度の塩を送っているため気にもなりません。が、だからと言ってStP→PtEとならなかったのは、StPが非常時のライフゲインの役目を負っていたからです。Tempo系にこそ相性の良いNicFitですが、Burnやその側面の強いデッキには非常に弱い。攻め手が遅い上に、土地を与えてしまい、《タルモゴイフ》の様な壁兼避雷針がいないため、焼かれたい放題です。その意味で中級の生物を設置後緊急時にStPを撃ちこんでライフの足しにするという行為は比較的視られる光景でした。私もこの動きには、枚数調整こそ考えた事はあるものの、不満に思った事は無かったわけです。
が、それが《包囲サイ》の登場に依り少々事情が変わってきました。ゲイン分も関係していないことは無いんですが、それ以上に重要な事は相手の本体を直接せれる3点火力の部分です。StPの相手のゲイン分はそれを帳消しにしてしまうんですよね・・・。《出産の殻》型の一部や類似の物を含め《包囲サイ》を1枚程度しか採用しない形ならほぼ問題はありません。が、3枚以上を採用し、確実な戦力として運用する場合は、このディスシナジーが痛い。連打する場合の決定力に大きく違いが出てきてしまいます。
故に、その欠点を無くすStP→PtEは納得がいくわけです。
ただ、デッキとしての遅さ自体は解消されていないため、ライフゲイン要素を抜きにしてしまって本当に良いのだろうか?と言う疑念が無くならないんですよね・・・。特に相手の火力除去にスタックしてのStPのライフゲインはかなりのライフアドでしたしね。
まぁ、ここら辺は実際の構築、及び環境に依存する部分も大きいので何とも言えませんが・・・。
また、この関係で、そもそも《包囲サイ》をフィニッシャーに添えれば良いのではないのか?と言う議題もまた挙がってきているのです。本来のNicFitは6マナ域以上の運用も視野に入れているデッキですが、そこまでしなくても犀の連打で十分なんではないだろうか?それなら一々NicFitの形に拘る必要性はあるのか・・・?と。まぁそう成った形が《包囲サイ》型TheRockであり、それも相応に回っていた事情を考えると、余計にNicFitの形に拘る必要性も薄いのでは・・・と、考えてもいるわけです。
が、それだけで切るのは早計で、NicFitの真髄はBigManaと言う事ではなく、対Tempoデッキと言う部分です。なので、そこを考えるのなら、矢張りベテランの価値は否定できないわけで・・・。
色々と考えているわけです。と言うか、考えが堂々巡りしている次第です。マッドネスしそうなわけですw
ちなみにこのフィニッシャー論争は別のとこにも派生していますね。まず6マナ域にするのならどのタイタンを採用するのか?と言う議題も有ります。Miraclesの事を考えるとミシュラランドをサーチ出来る《原始のタイタン》か《破滅的な行為》を再利用できる《太陽のタイタン》等になるでしょうが・・・。
また、マナの運用先も《石鍛冶の神秘家》→《殴打頭蓋》や、《始まりの木の管理人》等が有りますしね。
使い道ならそれはそれで軽いカードでだった用意できる。
また、犀を軸にするのならある程度低マナ域での運用も出来るという事で、それなら《不毛の大地》の採用も比較的考えられるわけですよね。
はてさて、どうするべきでしょうかね・・・。
今日は本当に温かい日でした。
もう春なんですね。
さて、最近はDTKにご執心でデッキ構築等についての記事を書く事も無かったわけですが、DTKの件も終わりましたので再会再開。
で、ここ最近はJunk系デッキの構築に置いて、《包囲サイ》を採用するか否かに関してが私の中では最も大きな主題の一つだったのですが、それはメインのThe Rockに関してだけではなく、NicFitでもそうです。
所謂BWGカラーのNicFitになりますが、これの中軸に《包囲サイ》を入れるかどうか?でまた悩んで知るわけです。まぁそれでもマナの豊富さと《破滅的な行為》との相性の良さを考えればTheRockでの運用よりも遥かに楽な訳ですが・・・。
で、いざ採用して作ってみて、まぁ問題なかったわけですが、TheSourceの板にて、同じく《包囲サイ》採用型のNicFitも組まれているその中で、気になったのが除去の枠。
《剣を鍬に/PtE》
↓
《流刑への道/StP》
になっていたわけです。
StPと言えばWを足す理由の一つで、このNicFitでもそれは同じです。が、なるほどな・・・。もともとPtEの難点である基本地形を与えてしまうというデメリットは、既にデッキのコンセプトである《老練の探険者》が、その2~4倍程度の塩を送っているため気にもなりません。が、だからと言ってStP→PtEとならなかったのは、StPが非常時のライフゲインの役目を負っていたからです。Tempo系にこそ相性の良いNicFitですが、Burnやその側面の強いデッキには非常に弱い。攻め手が遅い上に、土地を与えてしまい、《タルモゴイフ》の様な壁兼避雷針がいないため、焼かれたい放題です。その意味で中級の生物を設置後緊急時にStPを撃ちこんでライフの足しにするという行為は比較的視られる光景でした。私もこの動きには、枚数調整こそ考えた事はあるものの、不満に思った事は無かったわけです。
が、それが《包囲サイ》の登場に依り少々事情が変わってきました。ゲイン分も関係していないことは無いんですが、それ以上に重要な事は相手の本体を直接せれる3点火力の部分です。StPの相手のゲイン分はそれを帳消しにしてしまうんですよね・・・。《出産の殻》型の一部や類似の物を含め《包囲サイ》を1枚程度しか採用しない形ならほぼ問題はありません。が、3枚以上を採用し、確実な戦力として運用する場合は、このディスシナジーが痛い。連打する場合の決定力に大きく違いが出てきてしまいます。
故に、その欠点を無くすStP→PtEは納得がいくわけです。
ただ、デッキとしての遅さ自体は解消されていないため、ライフゲイン要素を抜きにしてしまって本当に良いのだろうか?と言う疑念が無くならないんですよね・・・。特に相手の火力除去にスタックしてのStPのライフゲインはかなりのライフアドでしたしね。
まぁ、ここら辺は実際の構築、及び環境に依存する部分も大きいので何とも言えませんが・・・。
また、この関係で、そもそも《包囲サイ》をフィニッシャーに添えれば良いのではないのか?と言う議題もまた挙がってきているのです。本来のNicFitは6マナ域以上の運用も視野に入れているデッキですが、そこまでしなくても犀の連打で十分なんではないだろうか?それなら一々NicFitの形に拘る必要性はあるのか・・・?と。まぁそう成った形が《包囲サイ》型TheRockであり、それも相応に回っていた事情を考えると、余計にNicFitの形に拘る必要性も薄いのでは・・・と、考えてもいるわけです。
が、それだけで切るのは早計で、NicFitの真髄はBigManaと言う事ではなく、対Tempoデッキと言う部分です。なので、そこを考えるのなら、矢張りベテランの価値は否定できないわけで・・・。
色々と考えているわけです。と言うか、考えが堂々巡りしている次第です。マッドネスしそうなわけですw
ちなみにこのフィニッシャー論争は別のとこにも派生していますね。まず6マナ域にするのならどのタイタンを採用するのか?と言う議題も有ります。Miraclesの事を考えるとミシュラランドをサーチ出来る《原始のタイタン》か《破滅的な行為》を再利用できる《太陽のタイタン》等になるでしょうが・・・。
また、マナの運用先も《石鍛冶の神秘家》→《殴打頭蓋》や、《始まりの木の管理人》等が有りますしね。
使い道ならそれはそれで軽いカードでだった用意できる。
また、犀を軸にするのならある程度低マナ域での運用も出来るという事で、それなら《不毛の大地》の採用も比較的考えられるわけですよね。
はてさて、どうするべきでしょうかね・・・。
レガシー)今週のSCGの結果 ANTだよー
2015年3月17日 紹介 コメント (5)
皆さん、こんばんは。しもべです。
眠い・・・。
未だ春ではありませんが、春眠何とか~・・・。
さて、本日は恒例のSCG Openの日。先週はGPの関係で開催されませんでしたので2週間ぶりですね。
今回はDallasにて、LegacyもPIQで行われましたので早速結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/140315_dallas.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=03/15/2015&end_date=03/15/2015&start=1&finish=16&event_ID=45&city=Dallas&state=TX&country=US
今週の優勝はCaleb Scherer氏のANTです。
以下Top16
ANT
UBR Delver
Miracles
Reanimator
BUG Delver
Reanimator
Death&Tax
Lands
-------------
Burn
RUG Delver
Merfolk
Infect
UG 12post
RUG Delver
Omni-SNT
Infect
です。
ここ最近比較的安定した成績を残していたANTですが、SCGで優勝したのは随分前の事です。少なくともここ1~2年は無かったはず。それも其の筈で、最近KTKで探査ドローが出てUR Delverの様なComboに弱いクロックパーミッションが出てくる前までは余りの環境の真っ青さに息を潜めていましたからね。その分KTK以降は、それを補う彼の如くCombo勢では最も安定した成績を残している状況です。
また、墓地対策が薄くなっている成果久々にReanimatorが上位進出です。日本ほどOmni-Tellが成績を残せていない状況なのですが、故に《封じ込める僧侶》等も減っています。もっとReanimatorは出てきて然るべきと思えますが・・・。そのReanimator、SnTに加えPostも今回は入賞しています。そのため久々にファッティ系のComboが成績を残している大会でもありますね。
環境がそれほど速くないのか、Infectも変わらず2名を輩出。
Miraclesがそれ程多くも無い現在です(まぁ少なくも無いわけです)が、それでも成績を残せていますね・・・。対フェアデッキの増加やRがそれ程でも多くないという事なども関係しているのでしょうかね。
では、ここからは個別に気になったデッキを見ていきましょう。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=81085
1位、Caleb Scherer氏のANTです。
最近好調なANT。
ですが使い手はそれ以上に好調で、
2015/3/01 13位 in SCG Premier IQ - Baltimore
2015/2/22 14位 in SCG Premier IQ - Los Angeles
2015/2/15 3位 in SCG Premier IQ - Columbia
2015/2/01 4位 in SCG Premier IQ - Indianapolis
とまぁ、凄まじい成績です・・・。
それでも優勝は今回が今年初めてなので本人の嬉しさもひとしおでしょうね。
構築はメインは土地14枚と言う以外はそれほど特徴的でもありません。
フェッチの代わりに基本地形を割り増しし《島》2枚、《沼》1枚の安定基盤にしています。その分《師範の占い独楽》も入れていますね。この独楽1枚挿しも最近よく見ます。又きっちりサイドに《Tropical Island》も採ってありますね。
気になったのはサイド。
《夜の戦慄》が2枚です。対Wのスィーパーは多くが《虐殺》ですが、Scherer氏はこれを貫いています。タフネス2よりも恒常的なタフネス1除去が欲しいという事でしょうが、Death&Tax(稀にMaverick)を特に主眼に置いているという事でしょうかね?《虐殺》ならばPatriot、Esper、DeathBlade等にも効果はありますが・・・。まぁそれ程いませんしね、ここらへんは。
後は2枚も入っている《外科的摘出》の存在。
今一つANTにおける使い道が不明なカードですが、時折1枚入れられているのは見ます。それでも2枚と言うのは珍しい・・・。追加のハンデスですかね?
《花の絨毯》が無いのは環境ゆえでしょうかね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=81101
2位、David Houghton氏のUBR Delverです。
Grixisではありますが、内実はUR DelvertBです。
とは言え、それまでの多くはメイン/サイド問わずtBの成分は、対ミラー/Combo用の黒だったのに対し《黄金牙、タシグル》《グルマグのアンコウ》が入っているのは少数派で珍しいですね。《宝船の巡航》後代用として使われている《時を超えた探索》は2枚に抑えられています。その代わりに生物を入れて、探査カードは計4枚と言う事になっていますね。ドローでは無く戦闘用の札の実数の増加と見る事も出来ます。タシグルが2枚でないのは《不毛の大地》の不在も考慮しての事でしょうかね。
ただ、火力札や汎用性のある《瞬唱の魔道士》では無く、わざわざ重いアタッカーを用意したのはどういった意図なのでしょうね。サイズ勝負がそれ程必要だったのでしょうか・・・。
火力は基本の《稲妻》は4枚ですが、追加には《二股の稲妻》《火+氷》が採られています。ここの所好調なElves、数は少ないながら一定数いるD&T用ですかね。《ラクドスの魔除け》まで用意しているところが、特にElvesを意識しているようにも見えますが。また、サイドには《唐突なる死》が採られています。以前までならこのカラーなら《Fire Covenant》が多かったわけですが、ここ最近はこのカードも徐々に使われるようになっていますね。Xスペルは重いですが自由度と制圧力は確かなスペルですからね。
妨害要素はその分僅か。
サイドに有るハンデスも《陰謀団式療法》2枚だけ。メインは最低限のカウンター8枚。カウンターはサイドにREB3枚程度であるため、矢張り攻めのデッキですね。《発展の代価》も2枚も有ります。《狼狽の嵐》程度は採っても良かった気もしますが、これではANT戦は苦しいですね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=81100
7位、Blake Donnan氏のD&Tです。
衝撃的な《ハルマゲドン》2-2構築です。
思わず何故に!?と思ってしまう構築。基本的にこの4マナ域の枠は《大変動》》が数枚採られる程度の筈ですが・・・。フェアデッキ/Controlに幅広く効く大変動に比べ、中~低速デッキ/Control程度しか活用先が無い様な気もしますが、4枚も入れている以上、その本気が窺えます。
Atfには追加のマナ源たる《金属モックス》、更に除去札に《コロンドールのマンガラ》まで取ってあり土地を狙えます。更に《迷宮の霊魂》もメインに3枚も採られていますね。巡航の禁止以降はその影を潜めていた霊魂ですが、ゲドンデッキ相手には土地を溜めるように動くものでキャントリップも土地を集める貴重な札です。それを刺せない為でしょう。
とまぁ、見る程のこの戦略に力を入れているのが判ります。
しかし今の環境、それほど速くは無いとはいえ、土地を多量に並べるデッキばかりでもありませんし、生物デッキが多いのなら単体除去や《Holy Light》《大変動》などではないのか?と思わなくもないですが・・・。
一応、Miraclesの他にもMUDやLandsなどもいますから判らなくもないのですが・・・、真意を聞きたいですよね。そもそもLandsは《壌土からの生命》積んでいますし。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=81094
10位、Simon Christie氏のRUG Delverです。
何だかんだで、一定数いるRUGカラー。最勢力はBUGの様ですが、使う人間によってばらばらなBUGと違いこちらは自由枠が少ない分一つのアーキタイプとして成績を残していると言えますね。
気になったのはその自由枠。
Tempo合戦の《ギタクシア派の調査》、対小型兼追加火力の《二股の稲妻》は1枚ずつに抑えられ、追加のカウンター枠に《呪文貫き》3枚、《呪文嵌め》1枚と計4枚も採っていますね。結構珍しい・・・。Comboがやはり一定数以上いる事を警戒しているのかもしれません。《もみ消し》も4枚採ってますからManadenial用のピアスでもあるでしょうね。また、スネアはこの所数を増やしています。一時期の様に《闇の腹心》《石鍛冶の神秘家》《梅沢の十手》等はそう多くも有りませんし《若き紅蓮術士》も数える程ですが、黒が増えた結果《Hymn to Tourach》は確実に増えましたし、ANTの増加ならキーカードの《冥府の教示者》《陰謀団の儀式》と対象に困りませんしね。苦手な《相殺》《スレイベンの守護者、サリア》も一定数いるのなら納得も出来ます。
サイドは、メインがカウンターが多めで在る分かなり除去に枠を採っています。
特に小型が厄介な環境なので《渋面の溶岩使い》は効果的でしょうね。またスィーパーにここでも《唐突なる死》が採られています。《電謀》~《紅蓮地獄》《乱暴+転落》等が主流の筈ですが、矢張り広範囲のサイズを除去できる点が魅力なのでしょうかね。しかし、Xスペルなんて使う余裕あるんでしょか。
この他にも《ヴェンディリオン三人衆》《イゼットの魔除け》《破壊的な享楽》などRUGのサイドとしては中々重めな構築になっているのも特徴ですね。
因みに14位Trevor Leinbach氏は同じくRUGですが、サイドに《シヴの地溝》なんて珍しい物が入っています。タイプミスでなければ、一体何に使うのでしょうね。まぁ普通に考えれば対Miraclesの様な低速コンでしょうが、それなら《硫黄の渦》でも十分ですよね・・・。
こんなところです。
今週は他にもMelforkに+α部分に《川の殺し屋、シグ》や《海の神、タッサ》が入っていたり(デッキによって自由枠で《誘惑蒔き》《ヴェンディリオン三人衆》《造物の学者、ヴェンセール》《波使い》《コーシのペテン師》など色々ありますが、この2種は珍しい)、InfectのサイドにModernで運用されている《野生の抵抗》が入ったり、Burnが《ゲリラ戦術》入れたりとかなりマイナーなチューンが目立っていますね。これらは実際効果が有ったり地雷だったりするわけで、その評価はまちまちです。が、ここ最近は「食物連鎖」が勝ったりRogueが結果を残す事も多い。今一つ理由が判らず、環境の混沌期故なのかとも思っていましたが、HappyMTGのKenta Hiroki氏のコラムで、SCG Openが2日制になった事で強豪プレイヤーをはじめ人数が移ったために淘汰されにくくなったのではないか?との事でなるほど納得です。
しかし、ただでさえメタの読みにくい環境なので、勉強のためにSCGを見ている自分としては少々辛いところですね。
まぁその分面白い構築も増えているのですが・・・。
さて、今週はここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
この文章がお役に立てば幸いです。
P.S.
CFBのModernのテクニック的な記事で、三原さんの《謙虚な離反者》型Twinが紹介されてました。でもフルのリストが何処に載ってるのか判らない~的なことを書いてあって、あれ普通に載って無かったっけ?とも思ったのですが・・・、我々日本人が英語の記事を読む事よりも外国人の方が日本語の記事を読み方が遥かに難しいし、判りづらいですよね。
それは見つけられなくても仕方ないのかもしれません。
(コメント欄にフォローでリストは送られていました。)
眠い・・・。
未だ春ではありませんが、春眠何とか~・・・。
さて、本日は恒例のSCG Openの日。先週はGPの関係で開催されませんでしたので2週間ぶりですね。
今回はDallasにて、LegacyもPIQで行われましたので早速結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/140315_dallas.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=03/15/2015&end_date=03/15/2015&start=1&finish=16&event_ID=45&city=Dallas&state=TX&country=US
今週の優勝はCaleb Scherer氏のANTです。
以下Top16
ANT
UBR Delver
Miracles
Reanimator
BUG Delver
Reanimator
Death&Tax
Lands
-------------
Burn
RUG Delver
Merfolk
Infect
UG 12post
RUG Delver
Omni-SNT
Infect
です。
ここ最近比較的安定した成績を残していたANTですが、SCGで優勝したのは随分前の事です。少なくともここ1~2年は無かったはず。それも其の筈で、最近KTKで探査ドローが出てUR Delverの様なComboに弱いクロックパーミッションが出てくる前までは余りの環境の真っ青さに息を潜めていましたからね。その分KTK以降は、それを補う彼の如くCombo勢では最も安定した成績を残している状況です。
また、墓地対策が薄くなっている成果久々にReanimatorが上位進出です。日本ほどOmni-Tellが成績を残せていない状況なのですが、故に《封じ込める僧侶》等も減っています。もっとReanimatorは出てきて然るべきと思えますが・・・。そのReanimator、SnTに加えPostも今回は入賞しています。そのため久々にファッティ系のComboが成績を残している大会でもありますね。
環境がそれほど速くないのか、Infectも変わらず2名を輩出。
Miraclesがそれ程多くも無い現在です(まぁ少なくも無いわけです)が、それでも成績を残せていますね・・・。対フェアデッキの増加やRがそれ程でも多くないという事なども関係しているのでしょうかね。
では、ここからは個別に気になったデッキを見ていきましょう。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=81085
1位、Caleb Scherer氏のANTです。
最近好調なANT。
ですが使い手はそれ以上に好調で、
2015/3/01 13位 in SCG Premier IQ - Baltimore
2015/2/22 14位 in SCG Premier IQ - Los Angeles
2015/2/15 3位 in SCG Premier IQ - Columbia
2015/2/01 4位 in SCG Premier IQ - Indianapolis
とまぁ、凄まじい成績です・・・。
それでも優勝は今回が今年初めてなので本人の嬉しさもひとしおでしょうね。
構築はメインは土地14枚と言う以外はそれほど特徴的でもありません。
フェッチの代わりに基本地形を割り増しし《島》2枚、《沼》1枚の安定基盤にしています。その分《師範の占い独楽》も入れていますね。この独楽1枚挿しも最近よく見ます。又きっちりサイドに《Tropical Island》も採ってありますね。
気になったのはサイド。
《夜の戦慄》が2枚です。対Wのスィーパーは多くが《虐殺》ですが、Scherer氏はこれを貫いています。タフネス2よりも恒常的なタフネス1除去が欲しいという事でしょうが、Death&Tax(稀にMaverick)を特に主眼に置いているという事でしょうかね?《虐殺》ならばPatriot、Esper、DeathBlade等にも効果はありますが・・・。まぁそれ程いませんしね、ここらへんは。
後は2枚も入っている《外科的摘出》の存在。
今一つANTにおける使い道が不明なカードですが、時折1枚入れられているのは見ます。それでも2枚と言うのは珍しい・・・。追加のハンデスですかね?
《花の絨毯》が無いのは環境ゆえでしょうかね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=81101
2位、David Houghton氏のUBR Delverです。
Grixisではありますが、内実はUR DelvertBです。
とは言え、それまでの多くはメイン/サイド問わずtBの成分は、対ミラー/Combo用の黒だったのに対し《黄金牙、タシグル》《グルマグのアンコウ》が入っているのは少数派で珍しいですね。《宝船の巡航》後代用として使われている《時を超えた探索》は2枚に抑えられています。その代わりに生物を入れて、探査カードは計4枚と言う事になっていますね。ドローでは無く戦闘用の札の実数の増加と見る事も出来ます。タシグルが2枚でないのは《不毛の大地》の不在も考慮しての事でしょうかね。
ただ、火力札や汎用性のある《瞬唱の魔道士》では無く、わざわざ重いアタッカーを用意したのはどういった意図なのでしょうね。サイズ勝負がそれ程必要だったのでしょうか・・・。
火力は基本の《稲妻》は4枚ですが、追加には《二股の稲妻》《火+氷》が採られています。ここの所好調なElves、数は少ないながら一定数いるD&T用ですかね。《ラクドスの魔除け》まで用意しているところが、特にElvesを意識しているようにも見えますが。また、サイドには《唐突なる死》が採られています。以前までならこのカラーなら《Fire Covenant》が多かったわけですが、ここ最近はこのカードも徐々に使われるようになっていますね。Xスペルは重いですが自由度と制圧力は確かなスペルですからね。
妨害要素はその分僅か。
サイドに有るハンデスも《陰謀団式療法》2枚だけ。メインは最低限のカウンター8枚。カウンターはサイドにREB3枚程度であるため、矢張り攻めのデッキですね。《発展の代価》も2枚も有ります。《狼狽の嵐》程度は採っても良かった気もしますが、これではANT戦は苦しいですね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=81100
7位、Blake Donnan氏のD&Tです。
衝撃的な《ハルマゲドン》2-2構築です。
思わず何故に!?と思ってしまう構築。基本的にこの4マナ域の枠は《大変動》》が数枚採られる程度の筈ですが・・・。フェアデッキ/Controlに幅広く効く大変動に比べ、中~低速デッキ/Control程度しか活用先が無い様な気もしますが、4枚も入れている以上、その本気が窺えます。
Atfには追加のマナ源たる《金属モックス》、更に除去札に《コロンドールのマンガラ》まで取ってあり土地を狙えます。更に《迷宮の霊魂》もメインに3枚も採られていますね。巡航の禁止以降はその影を潜めていた霊魂ですが、ゲドンデッキ相手には土地を溜めるように動くものでキャントリップも土地を集める貴重な札です。それを刺せない為でしょう。
とまぁ、見る程のこの戦略に力を入れているのが判ります。
しかし今の環境、それほど速くは無いとはいえ、土地を多量に並べるデッキばかりでもありませんし、生物デッキが多いのなら単体除去や《Holy Light》《大変動》などではないのか?と思わなくもないですが・・・。
一応、Miraclesの他にもMUDやLandsなどもいますから判らなくもないのですが・・・、真意を聞きたいですよね。そもそもLandsは《壌土からの生命》積んでいますし。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=81094
10位、Simon Christie氏のRUG Delverです。
何だかんだで、一定数いるRUGカラー。最勢力はBUGの様ですが、使う人間によってばらばらなBUGと違いこちらは自由枠が少ない分一つのアーキタイプとして成績を残していると言えますね。
気になったのはその自由枠。
Tempo合戦の《ギタクシア派の調査》、対小型兼追加火力の《二股の稲妻》は1枚ずつに抑えられ、追加のカウンター枠に《呪文貫き》3枚、《呪文嵌め》1枚と計4枚も採っていますね。結構珍しい・・・。Comboがやはり一定数以上いる事を警戒しているのかもしれません。《もみ消し》も4枚採ってますからManadenial用のピアスでもあるでしょうね。また、スネアはこの所数を増やしています。一時期の様に《闇の腹心》《石鍛冶の神秘家》《梅沢の十手》等はそう多くも有りませんし《若き紅蓮術士》も数える程ですが、黒が増えた結果《Hymn to Tourach》は確実に増えましたし、ANTの増加ならキーカードの《冥府の教示者》《陰謀団の儀式》と対象に困りませんしね。苦手な《相殺》《スレイベンの守護者、サリア》も一定数いるのなら納得も出来ます。
サイドは、メインがカウンターが多めで在る分かなり除去に枠を採っています。
特に小型が厄介な環境なので《渋面の溶岩使い》は効果的でしょうね。またスィーパーにここでも《唐突なる死》が採られています。《電謀》~《紅蓮地獄》《乱暴+転落》等が主流の筈ですが、矢張り広範囲のサイズを除去できる点が魅力なのでしょうかね。しかし、Xスペルなんて使う余裕あるんでしょか。
この他にも《ヴェンディリオン三人衆》《イゼットの魔除け》《破壊的な享楽》などRUGのサイドとしては中々重めな構築になっているのも特徴ですね。
因みに14位Trevor Leinbach氏は同じくRUGですが、サイドに《シヴの地溝》なんて珍しい物が入っています。タイプミスでなければ、一体何に使うのでしょうね。まぁ普通に考えれば対Miraclesの様な低速コンでしょうが、それなら《硫黄の渦》でも十分ですよね・・・。
こんなところです。
今週は他にもMelforkに+α部分に《川の殺し屋、シグ》や《海の神、タッサ》が入っていたり(デッキによって自由枠で《誘惑蒔き》《ヴェンディリオン三人衆》《造物の学者、ヴェンセール》《波使い》《コーシのペテン師》など色々ありますが、この2種は珍しい)、InfectのサイドにModernで運用されている《野生の抵抗》が入ったり、Burnが《ゲリラ戦術》入れたりとかなりマイナーなチューンが目立っていますね。これらは実際効果が有ったり地雷だったりするわけで、その評価はまちまちです。が、ここ最近は「食物連鎖」が勝ったりRogueが結果を残す事も多い。今一つ理由が判らず、環境の混沌期故なのかとも思っていましたが、HappyMTGのKenta Hiroki氏のコラムで、SCG Openが2日制になった事で強豪プレイヤーをはじめ人数が移ったために淘汰されにくくなったのではないか?との事でなるほど納得です。
しかし、ただでさえメタの読みにくい環境なので、勉強のためにSCGを見ている自分としては少々辛いところですね。
まぁその分面白い構築も増えているのですが・・・。
さて、今週はここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
この文章がお役に立てば幸いです。
P.S.
CFBのModernのテクニック的な記事で、三原さんの《謙虚な離反者》型Twinが紹介されてました。でもフルのリストが何処に載ってるのか判らない~的なことを書いてあって、あれ普通に載って無かったっけ?とも思ったのですが・・・、我々日本人が英語の記事を読む事よりも外国人の方が日本語の記事を読み方が遥かに難しいし、判りづらいですよね。
それは見つけられなくても仕方ないのかもしれません。
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流行りのタイニー・リーダーズ
2015年3月15日 TCG全般 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
最近流行のタイニー・リーダーズ。
正直、さっぱり興味はありませんでしたが、Big-WEBの対戦動画を見て俄然興味が湧いてきました。正直、途中からはDTKよりも余程こちらの方が注目していたくらいですw
と言う訳で、ここ最近の関連記事のエントリーをDNで巡る日々でした。
ただ、統率者戦自体さっぱりやっておらずルールも知らなかったため軽く確認。
統率者の色と共通の色のカードでしかデッキを組めないというのが衝撃的でしたよ・・・。と言うか、そもそも統率者が何かさえ知りませんでした。
以前から知っていましたが、やはり1枚構築の様で、私が統率者をやる意志が持てなかったのも主にここが原因。100枚近くもバラバラでデッキを組めるか!と。
正直、1枚のカードの束ではどうやってもデッキコンセプトを持った構築には無限界がある、故にデッキの組み方が判らないという印象を持っていましたからね。
皆さんどうやってデッキ組んでるんですかね、これ?
ただ、デッキ構築に制限が有る以上、全く新しいカードに光が当たるという点は面白そうでした。カード収集も本当に楽ですし。
また、タイニーになった事で、デッキが半分で済むようになったため、遥かに構築が簡単になったのも興味が湧きましたね。それでも1枚構築の束がどんなデッキ像になるのかと言う挙動形/道筋を想像は出来ない・・・。
何と無く動画やDNを見て思ったのは
・デッキコンセプトに関しては主に2つ
-A)強力な統率者を置いてそれをサポートする/それの能力を活かせる札で固める。
-B)特定のコンセプトに準じたカードを束にして、その色に合う統率者を採用する。
と言う物ですね。
要は採用(選択)順序が逆になったと言う事ですか。
・CMCが全体的に小さいため、大きなスペルは少ない。故に相手をコントロールする様な低速のデッキは少数。代わりに生物デッキが多め。そもそも統率者が生物。
・Xコスト以下~と言うテキストのスペルの支配力が上昇。
・(X)スペルは数少ないBigアクション。環境が早い分使い難い所もあるが、使えた時の効力は凄まじい。故にKPの高いXスペルが使えるデッキは活用していきたい。
また、キッカー等をはじめ追加コストや代替コスト等でより大きな効果が得られるスペルにも価値が有る。
・EDH全般かも知れないが、追放除去に信用性が薄い?統率者には《禁固刑》?
・出来る事も少ないし、サイドも少ない。展開も不安定。
故に相性差はどうしようもない部分が有る。
・初期ライフが25点と高く、生物等の質も落ちるため、LibraryOutや毒殺等のライフ以外の勝利手段の価値が上昇している。
・BUGに該当の統率者は?
もしかして《悪逆の富》は使えないの!?
・禁止カードが記事によって違って判りづらい。
ブレスト・思案は使えるでおk?
と言った所ですかね。
デッキ構築は色々あるようですが、トレンドは《死に微笑むもの、アリーシャ》の様ですね。まぁ生物デッキが多いのでデッキの能力の拾える範囲が広いですからね。その上、3マナ以下の制限のせいでただでさえ少ない伝説の生物がさらに少ない。故に実用的な性能に3色もカバーできる点が良いんでしょうね。
しかし、B)のデッキ構築は、
ただでさえ1枚制限でデッキの挙動が不安定にも拘らず、つそつしゃも有り合わせになる可能性になるので、余り合理的な選択とは言えなさそうです。
対してA)は統率者に依存する反面、最初から統率者領域で確保されているため運用が安定している。こちらの方が合理的に思えますが・・・。
とりあえず
↓環境でも通用するX以下系スペルは凄まじい。
《突然の衰微》《コジレックの審問》
《発掘》
《不忠の糸》
《破滅的な行為》
などなど。
特に、DeedはControlが組み辛い環境で数少ない有効牌。同時に《強行軍》《花崗岩の凝視》が使えるB/G。そして《紅蓮地獄》《轟く激震》等のスィーパーや《地震》のXスペルが使えるRは数少ないControlが組めそうですね。
ここまでではないですが、《龍爪のヤソヴァ》も、アリーシャ宜しく、全体的にパワーが低い分能力の氏は良い気が増していて実に強力ですよね。本体のパワーも高いし。まぁアリーシャに比べる年に安いのは難点ですが。
また、生物戦が多い様なので、《霊魂放逐》系のカウンターの支配力も増しているようですね。
まぁ、逆に多すぎると焼け石に水ですが。
個人的には組んでみたいのはA)の戦略に則り《聖トラフトの霊》のUWと《野生の意志、マラス》のNayaカラー。統率者に依存する以上それが安定しているほど、KPが高い程良いので、その意味でトラフト。またマラスは自分で死亡できるし、再利用の度に重くなることが、自分への能力(カウンター数)に反映できるためにルール的な合理性があるので。
トラフトは打点効率重視の呪禁Aura型。ラマスは自身を唱えなおすという挙動とそれに反した矢場屋い環境であるという事からMidrange~Controlになると思います。
他には、山札が50しかないという事を考えれば、Library Outの威力は相対的に増していますよね。ライフも多いわけですし。
ただ、LOはただでさえ有効札が少ないのに、それらがさらに少なくなるというジレンマを背負っていますよね。《書庫の罠》は使えないし、《不可思の一瞥》を使うには統率者の選択肢が少ない・・・。その意味では、いっそUを切って《帰還した探検者、セルヴァラ》のGWの方が良いのではないかとも思いますね。LOと言うよりターボフォグですが・・・。
また、デッキのキーパーツの大半が、当然X=~3の土地単も合理的な選択ですよね。
防御用の札の数を稼ぐ事が出来ない点は難点ですが、それでも核の部分は一緒ですしね。初期ライフが25点なので、マリットレイジ=DDコンボの1パンチで勝てない可能性があるというのはやや心配な部分でもありますね。
兎にも角にも、
是非一度遊んでみたいですね。
P.S.
比較的自由度の高いフォーマットの為か、参考記事やデッキリストなどが統率者にはあまり無いのも痛い点ですね。
余計に、環境がよく判らん(´・ω・`)
動画はYou tubeに少しありますが、英語なので今一つ。
最近流行のタイニー・リーダーズ。
正直、さっぱり興味はありませんでしたが、Big-WEBの対戦動画を見て俄然興味が湧いてきました。正直、途中からはDTKよりも余程こちらの方が注目していたくらいですw
と言う訳で、ここ最近の関連記事のエントリーをDNで巡る日々でした。
ただ、統率者戦自体さっぱりやっておらずルールも知らなかったため軽く確認。
統率者の色と共通の色のカードでしかデッキを組めないというのが衝撃的でしたよ・・・。と言うか、そもそも統率者が何かさえ知りませんでした。
以前から知っていましたが、やはり1枚構築の様で、私が統率者をやる意志が持てなかったのも主にここが原因。100枚近くもバラバラでデッキを組めるか!と。
正直、1枚のカードの束ではどうやってもデッキコンセプトを持った構築には無限界がある、故にデッキの組み方が判らないという印象を持っていましたからね。
皆さんどうやってデッキ組んでるんですかね、これ?
ただ、デッキ構築に制限が有る以上、全く新しいカードに光が当たるという点は面白そうでした。カード収集も本当に楽ですし。
また、タイニーになった事で、デッキが半分で済むようになったため、遥かに構築が簡単になったのも興味が湧きましたね。それでも1枚構築の束がどんなデッキ像になるのかと言う挙動形/道筋を想像は出来ない・・・。
何と無く動画やDNを見て思ったのは
・デッキコンセプトに関しては主に2つ
-A)強力な統率者を置いてそれをサポートする/それの能力を活かせる札で固める。
-B)特定のコンセプトに準じたカードを束にして、その色に合う統率者を採用する。
と言う物ですね。
要は採用(選択)順序が逆になったと言う事ですか。
・CMCが全体的に小さいため、大きなスペルは少ない。故に相手をコントロールする様な低速のデッキは少数。代わりに生物デッキが多め。そもそも統率者が生物。
・Xコスト以下~と言うテキストのスペルの支配力が上昇。
・(X)スペルは数少ないBigアクション。環境が早い分使い難い所もあるが、使えた時の効力は凄まじい。故にKPの高いXスペルが使えるデッキは活用していきたい。
また、キッカー等をはじめ追加コストや代替コスト等でより大きな効果が得られるスペルにも価値が有る。
・EDH全般かも知れないが、追放除去に信用性が薄い?統率者には《禁固刑》?
・出来る事も少ないし、サイドも少ない。展開も不安定。
故に相性差はどうしようもない部分が有る。
・初期ライフが25点と高く、生物等の質も落ちるため、LibraryOutや毒殺等のライフ以外の勝利手段の価値が上昇している。
・BUGに該当の統率者は?
もしかして《悪逆の富》は使えないの!?
・禁止カードが記事によって違って判りづらい。
ブレスト・思案は使えるでおk?
と言った所ですかね。
デッキ構築は色々あるようですが、トレンドは《死に微笑むもの、アリーシャ》の様ですね。まぁ生物デッキが多いのでデッキの能力の拾える範囲が広いですからね。その上、3マナ以下の制限のせいでただでさえ少ない伝説の生物がさらに少ない。故に実用的な性能に3色もカバーできる点が良いんでしょうね。
しかし、B)のデッキ構築は、
ただでさえ1枚制限でデッキの挙動が不安定にも拘らず、つそつしゃも有り合わせになる可能性になるので、余り合理的な選択とは言えなさそうです。
対してA)は統率者に依存する反面、最初から統率者領域で確保されているため運用が安定している。こちらの方が合理的に思えますが・・・。
とりあえず
↓環境でも通用するX以下系スペルは凄まじい。
《突然の衰微》《コジレックの審問》
《発掘》
《不忠の糸》
《破滅的な行為》
などなど。
特に、DeedはControlが組み辛い環境で数少ない有効牌。同時に《強行軍》《花崗岩の凝視》が使えるB/G。そして《紅蓮地獄》《轟く激震》等のスィーパーや《地震》のXスペルが使えるRは数少ないControlが組めそうですね。
ここまでではないですが、《龍爪のヤソヴァ》も、アリーシャ宜しく、全体的にパワーが低い分能力の氏は良い気が増していて実に強力ですよね。本体のパワーも高いし。まぁアリーシャに比べる年に安いのは難点ですが。
また、生物戦が多い様なので、《霊魂放逐》系のカウンターの支配力も増しているようですね。
まぁ、逆に多すぎると焼け石に水ですが。
個人的には組んでみたいのはA)の戦略に則り《聖トラフトの霊》のUWと《野生の意志、マラス》のNayaカラー。統率者に依存する以上それが安定しているほど、KPが高い程良いので、その意味でトラフト。またマラスは自分で死亡できるし、再利用の度に重くなることが、自分への能力(カウンター数)に反映できるためにルール的な合理性があるので。
トラフトは打点効率重視の呪禁Aura型。ラマスは自身を唱えなおすという挙動とそれに反した矢場屋い環境であるという事からMidrange~Controlになると思います。
他には、山札が50しかないという事を考えれば、Library Outの威力は相対的に増していますよね。ライフも多いわけですし。
ただ、LOはただでさえ有効札が少ないのに、それらがさらに少なくなるというジレンマを背負っていますよね。《書庫の罠》は使えないし、《不可思の一瞥》を使うには統率者の選択肢が少ない・・・。その意味では、いっそUを切って《帰還した探検者、セルヴァラ》のGWの方が良いのではないかとも思いますね。LOと言うよりターボフォグですが・・・。
また、デッキのキーパーツの大半が、当然X=~3の土地単も合理的な選択ですよね。
防御用の札の数を稼ぐ事が出来ない点は難点ですが、それでも核の部分は一緒ですしね。初期ライフが25点なので、マリットレイジ=DDコンボの1パンチで勝てない可能性があるというのはやや心配な部分でもありますね。
兎にも角にも、
是非一度遊んでみたいですね。
P.S.
比較的自由度の高いフォーマットの為か、参考記事やデッキリストなどが統率者にはあまり無いのも痛い点ですね。
余計に、環境がよく判らん(´・ω・`)
動画はYou tubeに少しありますが、英語なので今一つ。
DTK)雑感ラスト NaCl
2015年3月14日 新カード紹介皆さん、こんばんは。しもべです。
残りの分は一気にやっていきましょう。
普通に感想から、ネタ成分まで。
正直、がっかりなフルスポでした。
期待値が高かったというのも有るのですが、ここまで実りの無いセットも久々です。メインのJunkやその他組んでいるRogueデッキにさえ採用できそうなものが殆どない・・・。特に珍しくWBGというJunkカラーがテーマの一つに含まれていたため期待していた(Junk系はU系に比べてLegacyでもKPに対するハードルも低いですし)のですが、驚くほどの不毛・・・(まぁ《包囲サイ》がデッキによっては使えますし、在るだけマシですか)。
う~む・・・。
しかし、特に気になったのはKPの高では無くデザインの面ですが、ね。
新キーワード能力ですが濫用・圧倒・大変異とありますが大変異は変異の焼き直しな上に、変異の根本的な部分は解決できていない。濫用は盤面のアドバンテージと言う最も大きなアドを失うにも拘らずリターンが小さい物ばかりで、これなら何の制約も無いCipで付いていてもそれほど不自然の無い効果の本体の重さ。圧倒は効果の達成が非常に困難にもかかわらず、リターンは本当に小さい。効果が大きいものは異様にマナコストが大きかったりもする。パワー8が達成できている状況でそれでも有用と思える物が殆どない。再登用の反復はそもそも過去のカードデザインの焼無しが多く、このセットならでは!と思える物が殆どない・・・。
鼓舞も比較的無難と言うか構築級のカードは少ない。そもそも能力自体が使いづらい分効果は大きくても良い(懲罰者みたいに)と思うのですがね~。
唯一中々バランスの採れているのは疾駆ですが、これも過去のヴィーアシーノ系の固有能力の焼き直しですしね・・・。
なんだかなぁ~。
KPが高い物もなんだか詰め込みました!!レベルですし・・・。
まぁ、濫用は少なくともこれから活用されていく可能性のある能力でしょう。
《異端の癒し手、リリアナ/反抗する屍術師、リリアナ》が出てからが本領発揮の筈。自力で死亡できますし、変身後の[-X]で回収できるためCipも使い回せますから。ただまぁ、Cipの再利用が出来ても生物が犠牲なので煽れ程アドは稼げてはいませんが、それでも便利でしょうし。
「W」
《魂の基点》
:ROEの《無傷の発現》のほぼ完全下位交換。
しかし効果自体は中々高い物なので、1枚構築での水増しの価値はあるやも・・・。
とはいえ、かつての環境では《窯の悪鬼》ぐらいしか相性の良い生物がいなかったのに対して、今回は果敢や英雄的が有りますから、環境柄を考えて敢えて抑えたというのも判りますがね・・・。
《ドラゴンを狩る者》
:悪までドラゴンしか眼中に無い、ドラゴンしか止められないのではなく、ドラゴンの為なら空も跳べる~というストーカー的な愛を感じますねw
地味に1マナ2/1・人間/戦死と能力を抜きにしても中々の能力です。
《龍の眼の歩哨》
:《突撃陣形》が有ればなんと1マナ3/3先制攻撃だぜ!
《ドロモカの砂丘唱え》
:いつの時代もタッパーは貴重。能力自体は微妙ですが1マナのタッパーですし、限定戦・構築と役に立ちそうです。
《権威の微光》
:真ん中のオッサンが「よっしゃー!三連単当たった!!!」と言ってるように見えます。
他の生物を起動能力で「鼓舞」して強化していくのが主な仕事。しかし、強化した分自分も受ける修正値は能力を使うと意味が薄くなるという難とも矛盾したカードデザイン。
《平和な心》
:なべ
FT「戦えば、蝶を踏んでしまうかもしれません。それは悲しい事です。」とイラストにおける人物たちの対比が非常に面白いですね。
どう考えても中規模以上の軍隊の部隊が、戦を行おうとしているにも拘らず蝶一羽を気に掛ける矛盾。ついでに対話相手がそんな事気にも掛けそうもない見た目をしています。
ただ、見様によってはこの戦闘民族っぽいオーガ的な奴は、手を組み、落ち着いた表情から理性的に戦士側に提案を行っている様に見えなくもない。
対比・皮肉・矛盾色々なものが詰まっていて、見えてくるデザインですね。
《荒野の確保》
:非公開だった中でも圧倒的に凶悪な威力を誇るカード。
今回の《ボロスの反攻者》的な。
種は僅か(W)マナのみ。しかもInsであるため実質速攻持ち。
《船団の出航》や《奈落の総ざらい》があほらしく見える程の高性能スペル。
X=2の3マナ以上から使い道が有りそうな能力ですね。
《三つぞろいの霊魂》や《軍属童の突発》と競合しそうですね。色拘束が薄いのも利点。
戦士と言う部族を利用する事で《刃の隊長》なら全員2/1に、そうでなくとも《真面目な訪問者、ソリン》《粗暴な軍属長》等との相性も良いですね。少々重いですが、そもそもXスペルですしね。
X=4で展開し、それらを「召集」して《かき立てる炎》と言うのも良いですね。WRは《鍛冶の神、パーフォロス》《衝撃の震え》で一気に大ダメージを飛ばせるため強力です。逆にPiG方面なら《前哨地の包囲》でも良いですが。
Modernなら、通常のトークン生成の他にも、部族戦士デッキでも使えますね。《茨森の模範》がいれば全てに+1/+1カウンターが乗ってきます。
「U」
《古えの鯉》
:ギャラドスになれなかったLv.80位のコイキング。
《神出鬼没の呪拳士》
:各フォーマットのWee=Zerox系のデッキでの可能性を持ってますね。正直パワーの補正が小さいのは残念ですが、完璧な回避能力を持つ分単純なパンプスペルで良いという利点もありますね。
《侵入専門家》よりは遥かに使いやすいはず。
《きらめき》
:喩え戦闘中であっても自分のスタイルは崩さない。メタルスライム的な何か。
《錯覚の利得》
:超劣化《支配魔法》、なんと調整版の《精神の制御》にも劣る・・・。ただし元の効果が強すぎたので致し方も無い気もしないでもないですね。信心も稼げますし。
《過去に学ぶ》
:Insとはいえ《虚無の呪文爆弾》が2マナで使えていたことを考えると・・・。
FTテキストは、進行に疑問を抱いてしまった悲しい状況。ISILやボコハラムにも見習ってほしいですね。
《生ける伝承》
:墓地のIns/Socを刻印してCMC分のサイズになるカード。
そしてそれが戦闘ダメージを与えた時に、生け贄に捧げる事で刻印したスペルを使えるという素敵なカード。
ある意味《瞬唱の魔道士》の類型にも思えますね。
なるべく重いスペルを刻印したい、サイズも稼げるし、効果も大きい。が、捨てて刻印では少々無駄が多い。と言う事でなるべくなら使ってから刻印して、必要に応じて再使用したい。
つまり探査と最高の相性ですね。
基本は色も合う上にアドも稼げる《時を越えた探索》《宝船の巡航》で十分ですが、盤面に制圧力のある《死の投下》でも良いですね。
コイツ自身が生物でありながらもバニラでありますし、探査をするなら墓地も溜めなくてはいけない。なので墓地の溜まり易いU系のBeatdownで使えると良いですね。
《天才の煽り》が在ればもっと遊べたんですが・・・。
《否認》
:強迫と共にU系の中速以下のお供に。
環境的に生物主体ですから、以前ほどの威力は有りませんが板の環境でも十分に使える優秀なカードですね。
《オジュタイの息吹》
:「果敢」のお供に。
《道の探究者》や《僧院の導師》等のBeatdonwと相性が良いですね。《よろめきショック》の方が良かったですが対Midrangeにかけてはこちらの方が優秀。
《シディシの信者》
:数少ない実用的な濫用。
序盤は壁となり、中盤以降ブロック出来ないサイズの生物はバウンスする柔軟性が売りですね。起動型能力であればより良かったのですが・・・。
《シルムガルの魔術師》
:同じく数少ない実用的な濫用。
3マナ瞬足でパワー2のフライヤーの時点で優秀ですが、濫用を用いれば《霊魂放逐》に。最悪自分を使えばいいので非常に使いやすい。
アタッカーにも妨害にも使える上にダブルシンボルですので信心との相性も良好。ハッキリ言って《岸砕きの精霊》よりも実用的だと思います。
良質なカード。
カウンター用に残しておくか戦闘札にするかの判断は必要になりますね。
《若年の識者》
:出る杭は打たれる、何でもほどほどが良いという中庸を訴える仏教思想溢れるFT。しかしイラストはどう見ても怠けているだけ・・・(まぁ実際には中庸ではなく凡庸と評していますしね)。ついでにその手の発現は若者がするべき物ではない・・・。そしてその若者が、死亡した時に意味が有る能力が何とも意味深なデザインですね・・・。
「B」
《待ち伏せの巫師》
:鹿/アンテロープ系能力を有する鬼。
その手でデッキ使えるかも・・・。普通に使っても4マナ4/4の歩く火力なので弱くは無いですね。
《邪悪な復活》
:4マナと重いとはいえ、元々《墓暴き》系の出番は中盤以降。盤面の除去も出来て生物も回収できると見るべき物が有りますね。《包囲サイ》や《アスフォデルの灰色商人》の様なカードを戻せれば除去としても十分でしょうし、中速系デッキでの運用はアリなはず。寧ろ軽いデッキでは除去成分が今一つ使えなくなる。
《生ける伝承》と併用すれば除去を撃った後伝承を回収したり、逆に伝承で回収したりと中々の支配的なシナジーを発揮しますね。ただ、伝承自体を回収しても除去に運用できないのですが・・・。
《忌呪の金切り声》
:《粗暴な軍属長》の誘発能力を抜き出したカードですね。
《攪乱戦術》の変形版で、《ゴブリンの奇襲隊》と《掲げられた軍旗》との対比とも言えますね。
パワーが上がるかドレインかは一長一短。只黒には面展開をするカードは今余りないため、素直にToken生成が出来るWやRと組むのが良いでしょうね。
地味に本体直接火力でもあるのは重要な差異かもしれません。
《精神腐敗》
:所謂削り甲斐が有る的なFT。
これぞ黒!と言ったセリフですね。
《苦痛の公使》
:《吐き気》の亜種ですが、効果自体は相手のみ。《湿地での被災》を考えると使い分けれる分決して悪くないCMCですが、漢きぃおうがらこれが有効な相手が非常に少ないですね・・・。
無念。
《死体結い》
:単体では墓地にあるカードを使ってゾンビを作り出す。
喩え1枚でも2/2である為決して費用対効果は悪くない。寧ろ単体除去を考えると1体ずつ制作する方が良い。ブロッカーには回せませんがInsで出せる為隙も少ない。単体での運用でも対消耗戦を見越せば中々ですね。
ただ、真価は《目覚めし処刑者》との併用時。
生み出されるZombeは全て+1/+1になるので3/3以上を生み出せる上に、墓地の生物を取り除けるので、処刑人本人の墓地からの再キャストのコストも下げる事が出来ます。
《屍術士の備蓄品》で捨てて、《死体結い》でゾンビを生み、処刑者で強化のZombeジェットストリームアタックが組めます。挙動が遅いのは難点・・・。
《ラクシャーサの墓呼び》
:どこぞで見た事のあるポーズ。
出てくるトークンは2体なのでマナエルフでも生け贄に奉げれば計パワー7を投入できます。でも全部小さい。そして5マナは重い。
《悪性の疫病》
:《集団疾病》の上位種。
どちらが良いかは一長一短。でも存在する事に価値が有りますね。
「R」
《衝撃の震え》
:プチパーフォロスとも言える誘発能力ですね。
CMCが半分になったら効果も半分になりました。とはいえ、一撃必殺のコンボ性は減りましたが、Tokenを展開するという性質上、ダメージソース→Tokenの流れで挙動を取りたいので軽い事の利点は小さくはないですね。
普通にTokenデッキでも使えるコストですし、↓環境のノリンしるたーずでも十分運用が出来るはず。Pauperでも子の軽さは価値が有るはず。
中々良質なカードです。
《山頂をうろつくもの》
:どう見ても美味そうには見えない。
《双雷弾》
:《火+氷》の《火》。
《弧状の稲妻》の下位種であり、中々使いやすいスペルですが環境的にそこまで能力を発揮出来るか・・・。↓環境ではそれこそ《火+氷》が有りますからね。
環境に恵まれないカードですね。
「G」
《鼓舞する呼び声》
:《巫師の天啓》に続く《集団潜在意識》の亜種。
《毅然さの化身》の様に+1/+1カウンターを広く載せている事に利害を得るカードも有りますし、それらを一緒に使いたいですね。コスト自体も軽いですし、除去やフルアタック時に「破壊不能」を付けるついでにドローするというだけでも決して弱くはありません。
《鱗の召使い》→《毅然さの化身》と動くだけで既に2ドローは確保できますし、その手のデッキで十分運用できるカードです。
《暴露する風》
:《カル・シスマの風》と合わせて次の環境でもターボフォグが出来ますね。
《遮る霊気》
:変異デッキが求めた2t目に変異を出す手段ですね。
本体も軽く、そして2枚目以降は生物になれるため無駄が無い。非常にどうでもいいのですが、2~3枚目を張り変異を非常に軽くする事で《棲み家の防御者》や《激憤の巫師》のような軽い変異コストを持つ生物が非常に使いやすくなりますね。
こんなところで。
購入予定
確定
《強迫》日Foil×1
《威圧の誇示》2~3枚 G系のサイド用
《コラガンの命令》 1~2枚 R系NicFit用
気が向いたら
《アンデッドの大臣、シディシ》1~2枚 NicFit用
《毅然さの化身》3~4枚 Modern MonoGStompy用
《集合した中隊》2~3枚
《鼓舞する呼び声》2~3枚
《帰化》Foil
《苦しめる声》Foil
《アタルカの命令》 何となく
ネタ・気が迷ったら
《龍の降下》《龍の大嵐》:ドラストパーツ
《突撃陣形》:壁パーツ
以上ですかね。
お財布に優しいセットやね~。
残りの分は一気にやっていきましょう。
普通に感想から、ネタ成分まで。
正直、がっかりなフルスポでした。
期待値が高かったというのも有るのですが、ここまで実りの無いセットも久々です。メインのJunkやその他組んでいるRogueデッキにさえ採用できそうなものが殆どない・・・。特に珍しくWBGというJunkカラーがテーマの一つに含まれていたため期待していた(Junk系はU系に比べてLegacyでもKPに対するハードルも低いですし)のですが、驚くほどの不毛・・・(まぁ《包囲サイ》がデッキによっては使えますし、在るだけマシですか)。
う~む・・・。
しかし、特に気になったのはKPの高では無くデザインの面ですが、ね。
新キーワード能力ですが濫用・圧倒・大変異とありますが大変異は変異の焼き直しな上に、変異の根本的な部分は解決できていない。濫用は盤面のアドバンテージと言う最も大きなアドを失うにも拘らずリターンが小さい物ばかりで、これなら何の制約も無いCipで付いていてもそれほど不自然の無い効果の本体の重さ。圧倒は効果の達成が非常に困難にもかかわらず、リターンは本当に小さい。効果が大きいものは異様にマナコストが大きかったりもする。パワー8が達成できている状況でそれでも有用と思える物が殆どない。再登用の反復はそもそも過去のカードデザインの焼無しが多く、このセットならでは!と思える物が殆どない・・・。
鼓舞も比較的無難と言うか構築級のカードは少ない。そもそも能力自体が使いづらい分効果は大きくても良い(懲罰者みたいに)と思うのですがね~。
唯一中々バランスの採れているのは疾駆ですが、これも過去のヴィーアシーノ系の固有能力の焼き直しですしね・・・。
なんだかなぁ~。
KPが高い物もなんだか詰め込みました!!レベルですし・・・。
まぁ、濫用は少なくともこれから活用されていく可能性のある能力でしょう。
《異端の癒し手、リリアナ/反抗する屍術師、リリアナ》が出てからが本領発揮の筈。自力で死亡できますし、変身後の[-X]で回収できるためCipも使い回せますから。ただまぁ、Cipの再利用が出来ても生物が犠牲なので煽れ程アドは稼げてはいませんが、それでも便利でしょうし。
「W」
《魂の基点》
:ROEの《無傷の発現》のほぼ完全下位交換。
しかし効果自体は中々高い物なので、1枚構築での水増しの価値はあるやも・・・。
とはいえ、かつての環境では《窯の悪鬼》ぐらいしか相性の良い生物がいなかったのに対して、今回は果敢や英雄的が有りますから、環境柄を考えて敢えて抑えたというのも判りますがね・・・。
《ドラゴンを狩る者》
:悪までドラゴンしか眼中に無い、ドラゴンしか止められないのではなく、ドラゴンの為なら空も跳べる~というストーカー的な愛を感じますねw
地味に1マナ2/1・人間/戦死と能力を抜きにしても中々の能力です。
《龍の眼の歩哨》
:《突撃陣形》が有ればなんと1マナ3/3先制攻撃だぜ!
《ドロモカの砂丘唱え》
:いつの時代もタッパーは貴重。能力自体は微妙ですが1マナのタッパーですし、限定戦・構築と役に立ちそうです。
《権威の微光》
:真ん中のオッサンが「よっしゃー!三連単当たった!!!」と言ってるように見えます。
他の生物を起動能力で「鼓舞」して強化していくのが主な仕事。しかし、強化した分自分も受ける修正値は能力を使うと意味が薄くなるという難とも矛盾したカードデザイン。
《平和な心》
:なべ
FT「戦えば、蝶を踏んでしまうかもしれません。それは悲しい事です。」とイラストにおける人物たちの対比が非常に面白いですね。
どう考えても中規模以上の軍隊の部隊が、戦を行おうとしているにも拘らず蝶一羽を気に掛ける矛盾。ついでに対話相手がそんな事気にも掛けそうもない見た目をしています。
ただ、見様によってはこの戦闘民族っぽいオーガ的な奴は、手を組み、落ち着いた表情から理性的に戦士側に提案を行っている様に見えなくもない。
対比・皮肉・矛盾色々なものが詰まっていて、見えてくるデザインですね。
《荒野の確保》
:非公開だった中でも圧倒的に凶悪な威力を誇るカード。
今回の《ボロスの反攻者》的な。
種は僅か(W)マナのみ。しかもInsであるため実質速攻持ち。
《船団の出航》や《奈落の総ざらい》があほらしく見える程の高性能スペル。
X=2の3マナ以上から使い道が有りそうな能力ですね。
《三つぞろいの霊魂》や《軍属童の突発》と競合しそうですね。色拘束が薄いのも利点。
戦士と言う部族を利用する事で《刃の隊長》なら全員2/1に、そうでなくとも《真面目な訪問者、ソリン》《粗暴な軍属長》等との相性も良いですね。少々重いですが、そもそもXスペルですしね。
X=4で展開し、それらを「召集」して《かき立てる炎》と言うのも良いですね。WRは《鍛冶の神、パーフォロス》《衝撃の震え》で一気に大ダメージを飛ばせるため強力です。逆にPiG方面なら《前哨地の包囲》でも良いですが。
Modernなら、通常のトークン生成の他にも、部族戦士デッキでも使えますね。《茨森の模範》がいれば全てに+1/+1カウンターが乗ってきます。
「U」
《古えの鯉》
:ギャラドスになれなかったLv.80位のコイキング。
《神出鬼没の呪拳士》
:各フォーマットのWee=Zerox系のデッキでの可能性を持ってますね。正直パワーの補正が小さいのは残念ですが、完璧な回避能力を持つ分単純なパンプスペルで良いという利点もありますね。
《侵入専門家》よりは遥かに使いやすいはず。
《きらめき》
:喩え戦闘中であっても自分のスタイルは崩さない。メタルスライム的な何か。
《錯覚の利得》
:超劣化《支配魔法》、なんと調整版の《精神の制御》にも劣る・・・。ただし元の効果が強すぎたので致し方も無い気もしないでもないですね。信心も稼げますし。
《過去に学ぶ》
:Insとはいえ《虚無の呪文爆弾》が2マナで使えていたことを考えると・・・。
FTテキストは、進行に疑問を抱いてしまった悲しい状況。ISILやボコハラムにも見習ってほしいですね。
《生ける伝承》
:墓地のIns/Socを刻印してCMC分のサイズになるカード。
そしてそれが戦闘ダメージを与えた時に、生け贄に捧げる事で刻印したスペルを使えるという素敵なカード。
ある意味《瞬唱の魔道士》の類型にも思えますね。
なるべく重いスペルを刻印したい、サイズも稼げるし、効果も大きい。が、捨てて刻印では少々無駄が多い。と言う事でなるべくなら使ってから刻印して、必要に応じて再使用したい。
つまり探査と最高の相性ですね。
基本は色も合う上にアドも稼げる《時を越えた探索》《宝船の巡航》で十分ですが、盤面に制圧力のある《死の投下》でも良いですね。
コイツ自身が生物でありながらもバニラでありますし、探査をするなら墓地も溜めなくてはいけない。なので墓地の溜まり易いU系のBeatdownで使えると良いですね。
《天才の煽り》が在ればもっと遊べたんですが・・・。
《否認》
:強迫と共にU系の中速以下のお供に。
環境的に生物主体ですから、以前ほどの威力は有りませんが板の環境でも十分に使える優秀なカードですね。
《オジュタイの息吹》
:「果敢」のお供に。
《道の探究者》や《僧院の導師》等のBeatdonwと相性が良いですね。《よろめきショック》の方が良かったですが対Midrangeにかけてはこちらの方が優秀。
《シディシの信者》
:数少ない実用的な濫用。
序盤は壁となり、中盤以降ブロック出来ないサイズの生物はバウンスする柔軟性が売りですね。起動型能力であればより良かったのですが・・・。
《シルムガルの魔術師》
:同じく数少ない実用的な濫用。
3マナ瞬足でパワー2のフライヤーの時点で優秀ですが、濫用を用いれば《霊魂放逐》に。最悪自分を使えばいいので非常に使いやすい。
アタッカーにも妨害にも使える上にダブルシンボルですので信心との相性も良好。ハッキリ言って《岸砕きの精霊》よりも実用的だと思います。
良質なカード。
カウンター用に残しておくか戦闘札にするかの判断は必要になりますね。
《若年の識者》
:出る杭は打たれる、何でもほどほどが良いという中庸を訴える仏教思想溢れるFT。しかしイラストはどう見ても怠けているだけ・・・(まぁ実際には中庸ではなく凡庸と評していますしね)。ついでにその手の発現は若者がするべき物ではない・・・。そしてその若者が、死亡した時に意味が有る能力が何とも意味深なデザインですね・・・。
「B」
《待ち伏せの巫師》
:鹿/アンテロープ系能力を有する鬼。
その手でデッキ使えるかも・・・。普通に使っても4マナ4/4の歩く火力なので弱くは無いですね。
《邪悪な復活》
:4マナと重いとはいえ、元々《墓暴き》系の出番は中盤以降。盤面の除去も出来て生物も回収できると見るべき物が有りますね。《包囲サイ》や《アスフォデルの灰色商人》の様なカードを戻せれば除去としても十分でしょうし、中速系デッキでの運用はアリなはず。寧ろ軽いデッキでは除去成分が今一つ使えなくなる。
《生ける伝承》と併用すれば除去を撃った後伝承を回収したり、逆に伝承で回収したりと中々の支配的なシナジーを発揮しますね。ただ、伝承自体を回収しても除去に運用できないのですが・・・。
《忌呪の金切り声》
:《粗暴な軍属長》の誘発能力を抜き出したカードですね。
《攪乱戦術》の変形版で、《ゴブリンの奇襲隊》と《掲げられた軍旗》との対比とも言えますね。
パワーが上がるかドレインかは一長一短。只黒には面展開をするカードは今余りないため、素直にToken生成が出来るWやRと組むのが良いでしょうね。
地味に本体直接火力でもあるのは重要な差異かもしれません。
《精神腐敗》
:所謂削り甲斐が有る的なFT。
これぞ黒!と言ったセリフですね。
《苦痛の公使》
:《吐き気》の亜種ですが、効果自体は相手のみ。《湿地での被災》を考えると使い分けれる分決して悪くないCMCですが、漢きぃおうがらこれが有効な相手が非常に少ないですね・・・。
無念。
《死体結い》
:単体では墓地にあるカードを使ってゾンビを作り出す。
喩え1枚でも2/2である為決して費用対効果は悪くない。寧ろ単体除去を考えると1体ずつ制作する方が良い。ブロッカーには回せませんがInsで出せる為隙も少ない。単体での運用でも対消耗戦を見越せば中々ですね。
ただ、真価は《目覚めし処刑者》との併用時。
生み出されるZombeは全て+1/+1になるので3/3以上を生み出せる上に、墓地の生物を取り除けるので、処刑人本人の墓地からの再キャストのコストも下げる事が出来ます。
《屍術士の備蓄品》で捨てて、《死体結い》でゾンビを生み、処刑者で強化のZombeジェットストリームアタックが組めます。挙動が遅いのは難点・・・。
《ラクシャーサの墓呼び》
:どこぞで見た事のあるポーズ。
出てくるトークンは2体なのでマナエルフでも生け贄に奉げれば計パワー7を投入できます。でも全部小さい。そして5マナは重い。
《悪性の疫病》
:《集団疾病》の上位種。
どちらが良いかは一長一短。でも存在する事に価値が有りますね。
「R」
《衝撃の震え》
:プチパーフォロスとも言える誘発能力ですね。
CMCが半分になったら効果も半分になりました。とはいえ、一撃必殺のコンボ性は減りましたが、Tokenを展開するという性質上、ダメージソース→Tokenの流れで挙動を取りたいので軽い事の利点は小さくはないですね。
普通にTokenデッキでも使えるコストですし、↓環境のノリンしるたーずでも十分運用が出来るはず。Pauperでも子の軽さは価値が有るはず。
中々良質なカードです。
《山頂をうろつくもの》
:どう見ても美味そうには見えない。
《双雷弾》
:《火+氷》の《火》。
《弧状の稲妻》の下位種であり、中々使いやすいスペルですが環境的にそこまで能力を発揮出来るか・・・。↓環境ではそれこそ《火+氷》が有りますからね。
環境に恵まれないカードですね。
「G」
《鼓舞する呼び声》
:《巫師の天啓》に続く《集団潜在意識》の亜種。
《毅然さの化身》の様に+1/+1カウンターを広く載せている事に利害を得るカードも有りますし、それらを一緒に使いたいですね。コスト自体も軽いですし、除去やフルアタック時に「破壊不能」を付けるついでにドローするというだけでも決して弱くはありません。
《鱗の召使い》→《毅然さの化身》と動くだけで既に2ドローは確保できますし、その手のデッキで十分運用できるカードです。
《暴露する風》
:《カル・シスマの風》と合わせて次の環境でもターボフォグが出来ますね。
《遮る霊気》
:変異デッキが求めた2t目に変異を出す手段ですね。
本体も軽く、そして2枚目以降は生物になれるため無駄が無い。非常にどうでもいいのですが、2~3枚目を張り変異を非常に軽くする事で《棲み家の防御者》や《激憤の巫師》のような軽い変異コストを持つ生物が非常に使いやすくなりますね。
こんなところで。
購入予定
確定
《強迫》日Foil×1
《威圧の誇示》2~3枚 G系のサイド用
《コラガンの命令》 1~2枚 R系NicFit用
気が向いたら
《アンデッドの大臣、シディシ》1~2枚 NicFit用
《毅然さの化身》3~4枚 Modern MonoGStompy用
《集合した中隊》2~3枚
《鼓舞する呼び声》2~3枚
《帰化》Foil
《苦しめる声》Foil
《アタルカの命令》 何となく
ネタ・気が迷ったら
《龍の降下》《龍の大嵐》:ドラストパーツ
《突撃陣形》:壁パーツ
以上ですかね。
お財布に優しいセットやね~。
DTK)雑感12 フルスポは別の日に
2015年3月14日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
フルスポが出ましたが、感想は後日。
昨日までのカードの感想を書いて来ます。
つづきつづき。
皆の予想に反して6マナではなく2マナ。流石に6マナで出てきたら発狂する所でしたがww
ただ効果の方も予想に反していました。てっきり《セレズニアの魔除け》の延長線上の様な物だと思っていたのですが・・・。
A)ほぼ火力専用の軽減
B)Enc対策
C)《戦闘の成長》
D)《捕食》
です。
A/C/Dは1マナ相当、Bは《簡略化》と《アブザンの優位》を見るに1.5マナ相当の効果です。
それを1枚で2つですから、そこそこの効率と言えますね。
ただ、「C+D」でまんま《弱者狩り》です。これは4マナ相当の挙動を2色とは言え2マナで出来る訳ですからかなり大きいですね。同じ2マナの《アタルカの命令》も疑似《頭蓋割り》が出来ていましたが、こちらの方が下準備が要る分リターンも大きいですね。
盤面に触れる除去モードが有るというのは非常に大きい。
ただ、どれもが小粒で、且つ何らかの場面/状況に依存する効果ばかりです。必然的にBeatカラーになるとはいえ、生物がいなければいけない、Encが無ければ~、火力札が~と条件付きである物が多いという点は少なからぬデメリットであると思います≒どんな場面でも使えるものが無い弱み。
それをいかに活かせるかが評価も変わってくるでしょうね。
正直に言えば、期待値よりはかなり↓なわけです。どの能力も「帯に短し襷に長し」の様な微妙に使い難い組み合わせにしかならない。しかし、冷静に見れば弱いわけではないと思います。状況が合致すればかなりのパワーを発揮するはず。
最も基本となるのはやはり除去のDモード。
Beat環境であるStdではこれを軸とする事になると思います。
アブザンだろうがセレズニアだろうが生物Beatには変わりありませんから弾の補充には事欠きませんし、この色の組み合わせは最も生物のサイズが優秀でありますので、格闘も使いやすい。デッキカラーとよくマッチしていると言えます。
Cモードは殆ど単体強化であり効果も小さいわけですが、これも無いよりはマシ。
モードDを使いやすく出来る時点で使い道は保証されています。一応のコンバットトリックになりますし、絆魂や先制攻撃、2段攻撃持ちと組み合わせると見た目よりも強力になるはず。
また、《タッサの褒賞》シリーズや《毅然さの化身》の強化、英雄的の発動など使えるシナジーは多いと言えます。
Aは最も使い道の少ないモードですが、それでも対火力の側面で見ると重要です。
何故なら生物Beatdownの天敵は生物除去。結果的にそれらから生物を守る事が出来るので、やはりデッキのコンセプトとマッチしています。《乱撃斬》?知らんがな・・・。
当然本体も守る事が出来、《かき立てる炎》の様な1枚で大きい効果を持っているカードが使われている事を考えると有難いです。
そして、最後のBが最もこのカードの評価を左右する事になると思います。
ある意味で《コラガンの命令》のAtf対策モードと対になる能力ですね。しかしStdに限って言えばこちらの方が付加価値は高いでしょう。
-Borosには除去の《岩への繋ぎ止め》、アド源《前哨地の包囲》と稀に《見えざるものの熟達》
-アブザン系G Midrange全般に《クルフィックスの狩猟者》、稀に 《加護のサテュロス》
-WG信心には《見えざるものの熟達》《クルフィックスの狩猟者》
-GR信心には《鍛冶の神、パーフォロス》《見えざるものの熟達》
-R単Aggroには《大歓楽の幻霊》+稀に《鍛冶の神、パーフォロス》/《前哨地の包囲》
-UW Heroicには強化Aura全般
-Reanimatorには《エレボスの鞭》
と環境の主要デッキには大抵有効な物が1~2は入っています。しかもその多くがキーカードだったりアドバンテージ源だったりします。もうこれだけで非常に多くの価値があると判りますね。
唯一、とくだん役に立ちそうもないのはUB系Control程度でしょう。がそれが気にならないほど有効な相手が多い。
しっかりと有用な効果と言えます。
特にB+Dのモードが使えた場合が強力で、生物の下準備が必要とはいえ、僅か2マナのカード1枚で1-2交換が出来ているわけです。《クルフィックスの狩猟者》に効くのがかなり大きく、この場合は生物2枚を除去しているとも言えます。タフネス4の生物は壁としても厄介ですし、このカードの価値をStdで大きく引き上げている要因だと思います。
正直、私がこのカードの価値を見直したのもここが要因。
B/Dモードの選択が出来るだけでも軽い分下準備が必要になった《屈辱》ですからね。それが両方取れるのなら弱いわけがない。
本来Beatdown色を強くすると、中盤以降Midrangeには押し込まれ気味になるのですが、これのお陰で相手のキーカードやマナ生物を潰せるため、序盤に使えれば優位時間帯を引き延ばす効果が狙えるはず。「接死」持ちさえいれば生物は犠牲にするものの、それで相手のフィニッシャーも潰せますね。
A+DのモードはRを含む単色AggroやBoros等ので火力から生物を守りつつ、相手の小型生物を除去する事で1-2交換が狙えるようになっています。相手の速度を潰し、枚数も削るため非常に厭らしい効果を持っていますね。
このカードが最も機能する相手かも知れません。2マナ立てておかなければいけないのが唯一のネック。
C+Dは前述の通り効率の良い《弱者狩り》。
最も場面を選ばず使っていけて、更に打点速度も挙げて行けます。殆どのデッキ相手に使える基本。
効果は勝っているとはいえ《勇壮な対決》の立場が無い・・・。
と環境的に多くの場面で役に立つ組み合わせが存在しています。軽さの割にこの組み合わせの多さは貴重な部分です。
Beatdownが使う汎用カードとして使い道が有るわけでデッキに組み込む事も容易なはず。
唯一UB系Controlは前述の通り全く役に立たないため、完全に捨て札。サイドアウト候補筆頭です。まぁもともとヘビーコンは生物デッキでは相性が良くないので、そのデッキコンセプトに合っているカードが腐るからと言うのは致し方ない事だと思います。
また、条件付けが非常に多いというデメリットは既に挙げていました。
特に気になるのは生物不在の状況下。
消耗戦の後半ではこれ自体使い道も効果も薄くなります。つまりTopに弱い。また、このスペルにスタックでの除去も非常につらい。ここの点を何とかしたいですね。しかしTokenなどではC/Dが活かせない。悪まで実存の有るデッキでなければいけない点は少々辛いですね。生物の数を確保しやすい《不気味な腸卜師》や《血に染まりし勇者》のあるBが3色目に足すと良いかも知れません。
合わせたいカードは色々ありますが、
対サイズ生物戦を想定すると、接死持ち。相性が良いのは《荒野の後継者》《スズメバチの巣》など。後継者は本体がっ性持ちでその上モードCが「獰猛」の達成に役立ちます。巣はまぁそのまま格闘しようぜ!的な。折角のInsですし、攻撃生物全体に接死を付ける《ナイレアの弓》、また色を足すと消耗戦で使える《苦悶の神、ファリカ》で接死蛇を出せるのも良いですね。
《勇敢な姿勢》は、格闘で殺せない生物を葬れますし、「破壊不能」を付ければやはり格闘との組み合わせが便利。
同じように破壊不能持ちとは誰とでも便利。極端な事を言えば《龍語りのサルカン》の[+1]でも良い。[-3]を使う必要も無くなり、攻撃に参加しながら、自分の忠誠度を減らす要素も無くせる(格闘以外に火力軽減も有るので余計に有用)。
また、1枚で自軍の生物2枚を対象に出来る事から「英雄的」と非常に相性が良い。
色々組み合わせはあります。《恩寵の重装歩兵》ならC+Dで3/4になれる上にそのターンはダメージで死なない為格闘で一方的に葬れます。マナカーブの流れも良い。《異名の英雄》も同じく相性が良いですが、こちらは打点重視で4/4に出来る為に段攻撃が強力。
他には単品で組み合わせたいのは・・・
《隠れたる龍殺し》:変異誘発で大型を殺せて、小型は格闘で、サイズを上げた分は絆魂でリターン
《棲み家の防御者》:サイズ分回避能力の性能が向上する、変異誘発で命令自体を回収して更にアドを稼げる
《頭巾被りのハイドラ》:サイズ分Tokenに変換。《地割れ潜み》も同様。
《始まりの木の管理人》:念願のサイズ4/4に。
《羊毛鬣のライオン》:サイズも優秀で、怪物化すれば除去耐性・破壊不能でより強化・格闘相性良し
何れもが、GWxBeatの駒として有効なカード。
しかし、良くも悪くも生物の有無で可否が決まる実にGWらしいカードですね。《アタルカの命令》もそうですが使い方に迷う余地が無くデッキを組めるのは美徳かもしれません。
さて、では↓環境ですが、少々事情が異なります。
一番の原因はモードBの使い勝手が全く変わってくるから。メインから、それもキーカードとしてEncを作ってくる相手なんて「双子の欠片」「呪禁Aura」「UR Storm」「Blue Moon」ぐらいなものです。他にも一応《集団意識》《クルフィックスの狩猟者》《アーティファクトの魂込め》等はいますが、それらのEncはごく少数または端役です。上のデッキ群も双子以外は殆どがTier2レベル。その上呪禁Auraは生物が呪禁なので除去出来ない上に複数張りなので狙ったAuraを狙い難い。Moonは生物対象が同じくほとんどいない上に、狙いたいEncである《血染めの月》を潰すには、月の効果を掻い潜って(W)(G)を揃えなくてはいけません・・・・。
と言う訳で、殆んどモードBが使えない。
前述の通り、このモードがこのカードの価値を支えているわけでそれが無ければ多々の強化《弱者狩り》です。それでは流石にModernでは厳しい。
そもそもWには、遥かに優秀な除去である《流刑への道》が有りますからね。
ただ全く使えない事も無いのも事実。
G最高のマナレシオを誇る《タルモゴイフ》の存在が有りますから、格闘自体は使いやすい。《貴族の教主》を合わせれば尚更です。寧ろこの部分に関してはStdより上でしょう。《台所の嫌がらせ屋》の「頑強」の再利用も出来ます。
また、効く相手には劇的に効く。
上記の有効相手でも欠片・Stormは、コンボパーツが生物/Encであるためその両方を狙い撃ちする事が出来ます。また環境的に数の少なくないBurnも、これまたStdと全く同じように火力軽減と生物除去がしっかりと機能します。キッチンの嫌がらせの合わせればより効果的。
と言う事で、デッキ構築に依っても来ますが、効く相手にはかなり効く、効かない相手にはさっぱりと言うピーキーな性能になっているようです。なので使いづらくはなるものの、一概にStdより劣化するとは言えないんですよね。
Legacyではまぁ、ほぼ無いでしょう。
同じく格闘が有効な事は事実で、それはModern以上ですが、同じようにモードBがModern以上に腐る。
環境に存在するEncはEnchantressやAluren、食物連鎖等のRogueを除けば《森の知恵》《ミリーの悪知恵》《大歓楽の幻霊》《相殺》《全知》《騙し討ち》《動く死体》程度なモノ・・・。前者は数がいない、枚数がそもそも積まれない。後者は役には立つものの置かれた時点で半分詰みな上に、カウンターの存在も有り、そして残りのモードがさっぱり役に立たない。
耐火力は、《発展の代価》や《火炎破》のような物も有りますのでプレイヤー保護では有効ですが、マナ感情がシビアになる環境で2マナも浮かせておける余裕はなかなかない。
詰まる所使い道が有りません。
一応、WBGのJunkカラーのNicFitで1チャンスあるかも知れません。
《老練の探険者》を墓地に落す手段としては便利ですし、Burnには手を焼くデッキでもあるので火力対策も悪くは無い。しかしそれもまぁ無いでしょう・・・。
同じく除去を持ちながら、Std環境的にAtf対策の使い道が精々サイドなので同じく入ってもサイドレベルの《コラガンの命令》が、下環境では寧ろそのAtf対策の部分で評価を劇的に上げているのとは、本当に好対照だと思います。ついでに圧倒的に状況に依存する様は、相手にも自分にもほぼ依存せず独立して動けるというコラガンの命令とやはり対照的ですね。ドロモカの命令には精々しっかりとStdで役に立ってもらいましょう。
なんか思うままに書いていたら、1枚のカードに異様に長い文面になってしまいました・・・。
Zerox理論のカードとして見る事が出来ます。
が、Zeroxは1マナ前後の軽量スペルを連打する事が強みを生むのであって、それらが殆どないStd環境では活用が難しいでしょう。一応Controlのフィニッシャーに添える事も出来ますが、Soc除去に強い以外とくだんの強みも無いバニラです。しかも中盤以降は成長させるのも一苦労。確かに《対立の終結》のような札も有りますからヘビーコントロールは組む事も出来るでしょうが、それなら《太陽の勇者、エルズペス》の方が余程汎用性と制圧力のあるフィニッシャーになれるはずです。
と言う事でZerox理論を実現できる↓環境でこそ真価を発揮するはず。ただ、Zeroxでもどこまで実用性が有るのかは正直怪しいです。今Zeroxの主流は《若き紅蓮術士》の様な面展開です。動きは重いですが《僧院の導師》も同じです。また、Weeとして使うのなら爆発力のある《窯の悪鬼》等が優先されるはず。前述しましたが、Soc除去に耐性があるという以外は、特段の成長力も無く、回避能力も無いカードなのでその方面で使うのか?と言うのも難しい・・・。
別の使い道も一応あります。
一つはEnchantress。存在自体がEncですし、《アルゴスの女魔術師》を始めEncで引き増しして、引いてきたEncでまた動く。ある意味Zerox系統に近い理論ですので運用は可能です。ただ単体除去に弱い、特に決定力の無いフィニッシャーを採用する理由は特には無い。軽さ≒速さを求めるデッキでもありませんしね。そもそも除去に強いデッキにしたいのなら《気流の言葉》型にすればいいわけですしね。派生形としてAurancerでの運用も有ります。《オーラトグ》+《怨恨》の有るデッキですし、元々が生物Beatなので軽い設置型生物Encとしての使い様はあると思います。後半に引いてしまった場合は食べればいいだけですしね。これら2つとも、一応《真の木立ち》を併用すれば「被覆」持ちに出来ますね。
Modernで《訓練場》を使ったデッキでの運用にも使えますね。《魂火の大魔導師》もいる為URxの3色目にWを使えます。生物化の上で起動しなければいけないので(W)マナを多数必要とするのが面倒ですが・・・。
また、《師範の占い独楽》2枚を使い場とTopで回転させればマナが有るだけカウンターを乗せる事が出来ますね。この挙動は《僧院の導師》でも出来る為Legacyでの白Controlと言うのも面白いかもしれませんね。
追記
:全然考えてませんでしたが《アタルカの命令》の全体強化は実はこれだけで2マナ相当と言う強い能力ですが、これ面展開すれば簡単に圧倒が達成できますね。《突進する大鹿の群れ》とかだと本当に合わせ技で《スタンピード》になれますね。
《毅然さの化身》の強化用として《抵抗の妙技》も良いですね。先置き生物を除去から守った上でカウンターを稼げますし、当然化身自身の保護にも使えますからね。
フルスポが出ましたが、感想は後日。
昨日までのカードの感想を書いて来ます。
つづきつづき。
《ドロモカの命令》(G)(W):DTKの龍王の命令サイクル最後の1枚ですね。
インスタント R
以下のうちから2つ選ぶ。
・インスタントかソーサリー呪文1つを対象とし、このターンそれが与えるダメージを全て軽減する。
・プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーはエンチャントを1つ生け贄に捧げる。
・クリーチャー1体を対象とし、そのクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。
・あなたがコントロールするクリーチャー1体とあなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とし、前者は後者と格闘する。
皆の予想に反して6マナではなく2マナ。流石に6マナで出てきたら発狂する所でしたがww
ただ効果の方も予想に反していました。てっきり《セレズニアの魔除け》の延長線上の様な物だと思っていたのですが・・・。
A)ほぼ火力専用の軽減
B)Enc対策
C)《戦闘の成長》
D)《捕食》
です。
A/C/Dは1マナ相当、Bは《簡略化》と《アブザンの優位》を見るに1.5マナ相当の効果です。
それを1枚で2つですから、そこそこの効率と言えますね。
ただ、「C+D」でまんま《弱者狩り》です。これは4マナ相当の挙動を2色とは言え2マナで出来る訳ですからかなり大きいですね。同じ2マナの《アタルカの命令》も疑似《頭蓋割り》が出来ていましたが、こちらの方が下準備が要る分リターンも大きいですね。
盤面に触れる除去モードが有るというのは非常に大きい。
ただ、どれもが小粒で、且つ何らかの場面/状況に依存する効果ばかりです。必然的にBeatカラーになるとはいえ、生物がいなければいけない、Encが無ければ~、火力札が~と条件付きである物が多いという点は少なからぬデメリットであると思います≒どんな場面でも使えるものが無い弱み。
それをいかに活かせるかが評価も変わってくるでしょうね。
正直に言えば、期待値よりはかなり↓なわけです。どの能力も「帯に短し襷に長し」の様な微妙に使い難い組み合わせにしかならない。しかし、冷静に見れば弱いわけではないと思います。状況が合致すればかなりのパワーを発揮するはず。
最も基本となるのはやはり除去のDモード。
Beat環境であるStdではこれを軸とする事になると思います。
アブザンだろうがセレズニアだろうが生物Beatには変わりありませんから弾の補充には事欠きませんし、この色の組み合わせは最も生物のサイズが優秀でありますので、格闘も使いやすい。デッキカラーとよくマッチしていると言えます。
Cモードは殆ど単体強化であり効果も小さいわけですが、これも無いよりはマシ。
モードDを使いやすく出来る時点で使い道は保証されています。一応のコンバットトリックになりますし、絆魂や先制攻撃、2段攻撃持ちと組み合わせると見た目よりも強力になるはず。
また、《タッサの褒賞》シリーズや《毅然さの化身》の強化、英雄的の発動など使えるシナジーは多いと言えます。
Aは最も使い道の少ないモードですが、それでも対火力の側面で見ると重要です。
何故なら生物Beatdownの天敵は生物除去。結果的にそれらから生物を守る事が出来るので、やはりデッキのコンセプトとマッチしています。《乱撃斬》?知らんがな・・・。
当然本体も守る事が出来、《かき立てる炎》の様な1枚で大きい効果を持っているカードが使われている事を考えると有難いです。
そして、最後のBが最もこのカードの評価を左右する事になると思います。
ある意味で《コラガンの命令》のAtf対策モードと対になる能力ですね。しかしStdに限って言えばこちらの方が付加価値は高いでしょう。
-Borosには除去の《岩への繋ぎ止め》、アド源《前哨地の包囲》と稀に《見えざるものの熟達》
-アブザン系G Midrange全般に《クルフィックスの狩猟者》、稀に 《加護のサテュロス》
-WG信心には《見えざるものの熟達》《クルフィックスの狩猟者》
-GR信心には《鍛冶の神、パーフォロス》《見えざるものの熟達》
-R単Aggroには《大歓楽の幻霊》+稀に《鍛冶の神、パーフォロス》/《前哨地の包囲》
-UW Heroicには強化Aura全般
-Reanimatorには《エレボスの鞭》
と環境の主要デッキには大抵有効な物が1~2は入っています。しかもその多くがキーカードだったりアドバンテージ源だったりします。もうこれだけで非常に多くの価値があると判りますね。
唯一、とくだん役に立ちそうもないのはUB系Control程度でしょう。がそれが気にならないほど有効な相手が多い。
しっかりと有用な効果と言えます。
特にB+Dのモードが使えた場合が強力で、生物の下準備が必要とはいえ、僅か2マナのカード1枚で1-2交換が出来ているわけです。《クルフィックスの狩猟者》に効くのがかなり大きく、この場合は生物2枚を除去しているとも言えます。タフネス4の生物は壁としても厄介ですし、このカードの価値をStdで大きく引き上げている要因だと思います。
正直、私がこのカードの価値を見直したのもここが要因。
B/Dモードの選択が出来るだけでも軽い分下準備が必要になった《屈辱》ですからね。それが両方取れるのなら弱いわけがない。
本来Beatdown色を強くすると、中盤以降Midrangeには押し込まれ気味になるのですが、これのお陰で相手のキーカードやマナ生物を潰せるため、序盤に使えれば優位時間帯を引き延ばす効果が狙えるはず。「接死」持ちさえいれば生物は犠牲にするものの、それで相手のフィニッシャーも潰せますね。
A+DのモードはRを含む単色AggroやBoros等ので火力から生物を守りつつ、相手の小型生物を除去する事で1-2交換が狙えるようになっています。相手の速度を潰し、枚数も削るため非常に厭らしい効果を持っていますね。
このカードが最も機能する相手かも知れません。2マナ立てておかなければいけないのが唯一のネック。
C+Dは前述の通り効率の良い《弱者狩り》。
最も場面を選ばず使っていけて、更に打点速度も挙げて行けます。殆どのデッキ相手に使える基本。
効果は勝っているとはいえ《勇壮な対決》の立場が無い・・・。
と環境的に多くの場面で役に立つ組み合わせが存在しています。軽さの割にこの組み合わせの多さは貴重な部分です。
Beatdownが使う汎用カードとして使い道が有るわけでデッキに組み込む事も容易なはず。
唯一UB系Controlは前述の通り全く役に立たないため、完全に捨て札。サイドアウト候補筆頭です。まぁもともとヘビーコンは生物デッキでは相性が良くないので、そのデッキコンセプトに合っているカードが腐るからと言うのは致し方ない事だと思います。
また、条件付けが非常に多いというデメリットは既に挙げていました。
特に気になるのは生物不在の状況下。
消耗戦の後半ではこれ自体使い道も効果も薄くなります。つまりTopに弱い。また、このスペルにスタックでの除去も非常につらい。ここの点を何とかしたいですね。しかしTokenなどではC/Dが活かせない。悪まで実存の有るデッキでなければいけない点は少々辛いですね。生物の数を確保しやすい《不気味な腸卜師》や《血に染まりし勇者》のあるBが3色目に足すと良いかも知れません。
合わせたいカードは色々ありますが、
対サイズ生物戦を想定すると、接死持ち。相性が良いのは《荒野の後継者》《スズメバチの巣》など。後継者は本体がっ性持ちでその上モードCが「獰猛」の達成に役立ちます。巣はまぁそのまま格闘しようぜ!的な。折角のInsですし、攻撃生物全体に接死を付ける《ナイレアの弓》、また色を足すと消耗戦で使える《苦悶の神、ファリカ》で接死蛇を出せるのも良いですね。
《勇敢な姿勢》は、格闘で殺せない生物を葬れますし、「破壊不能」を付ければやはり格闘との組み合わせが便利。
同じように破壊不能持ちとは誰とでも便利。極端な事を言えば《龍語りのサルカン》の[+1]でも良い。[-3]を使う必要も無くなり、攻撃に参加しながら、自分の忠誠度を減らす要素も無くせる(格闘以外に火力軽減も有るので余計に有用)。
また、1枚で自軍の生物2枚を対象に出来る事から「英雄的」と非常に相性が良い。
色々組み合わせはあります。《恩寵の重装歩兵》ならC+Dで3/4になれる上にそのターンはダメージで死なない為格闘で一方的に葬れます。マナカーブの流れも良い。《異名の英雄》も同じく相性が良いですが、こちらは打点重視で4/4に出来る為に段攻撃が強力。
他には単品で組み合わせたいのは・・・
《隠れたる龍殺し》:変異誘発で大型を殺せて、小型は格闘で、サイズを上げた分は絆魂でリターン
《棲み家の防御者》:サイズ分回避能力の性能が向上する、変異誘発で命令自体を回収して更にアドを稼げる
《頭巾被りのハイドラ》:サイズ分Tokenに変換。《地割れ潜み》も同様。
《始まりの木の管理人》:念願のサイズ4/4に。
《羊毛鬣のライオン》:サイズも優秀で、怪物化すれば除去耐性・破壊不能でより強化・格闘相性良し
何れもが、GWxBeatの駒として有効なカード。
しかし、良くも悪くも生物の有無で可否が決まる実にGWらしいカードですね。《アタルカの命令》もそうですが使い方に迷う余地が無くデッキを組めるのは美徳かもしれません。
さて、では↓環境ですが、少々事情が異なります。
一番の原因はモードBの使い勝手が全く変わってくるから。メインから、それもキーカードとしてEncを作ってくる相手なんて「双子の欠片」「呪禁Aura」「UR Storm」「Blue Moon」ぐらいなものです。他にも一応《集団意識》《クルフィックスの狩猟者》《アーティファクトの魂込め》等はいますが、それらのEncはごく少数または端役です。上のデッキ群も双子以外は殆どがTier2レベル。その上呪禁Auraは生物が呪禁なので除去出来ない上に複数張りなので狙ったAuraを狙い難い。Moonは生物対象が同じくほとんどいない上に、狙いたいEncである《血染めの月》を潰すには、月の効果を掻い潜って(W)(G)を揃えなくてはいけません・・・・。
と言う訳で、殆んどモードBが使えない。
前述の通り、このモードがこのカードの価値を支えているわけでそれが無ければ多々の強化《弱者狩り》です。それでは流石にModernでは厳しい。
そもそもWには、遥かに優秀な除去である《流刑への道》が有りますからね。
ただ全く使えない事も無いのも事実。
G最高のマナレシオを誇る《タルモゴイフ》の存在が有りますから、格闘自体は使いやすい。《貴族の教主》を合わせれば尚更です。寧ろこの部分に関してはStdより上でしょう。《台所の嫌がらせ屋》の「頑強」の再利用も出来ます。
また、効く相手には劇的に効く。
上記の有効相手でも欠片・Stormは、コンボパーツが生物/Encであるためその両方を狙い撃ちする事が出来ます。また環境的に数の少なくないBurnも、これまたStdと全く同じように火力軽減と生物除去がしっかりと機能します。キッチンの嫌がらせの合わせればより効果的。
と言う事で、デッキ構築に依っても来ますが、効く相手にはかなり効く、効かない相手にはさっぱりと言うピーキーな性能になっているようです。なので使いづらくはなるものの、一概にStdより劣化するとは言えないんですよね。
Legacyではまぁ、ほぼ無いでしょう。
同じく格闘が有効な事は事実で、それはModern以上ですが、同じようにモードBがModern以上に腐る。
環境に存在するEncはEnchantressやAluren、食物連鎖等のRogueを除けば《森の知恵》《ミリーの悪知恵》《大歓楽の幻霊》《相殺》《全知》《騙し討ち》《動く死体》程度なモノ・・・。前者は数がいない、枚数がそもそも積まれない。後者は役には立つものの置かれた時点で半分詰みな上に、カウンターの存在も有り、そして残りのモードがさっぱり役に立たない。
耐火力は、《発展の代価》や《火炎破》のような物も有りますのでプレイヤー保護では有効ですが、マナ感情がシビアになる環境で2マナも浮かせておける余裕はなかなかない。
詰まる所使い道が有りません。
一応、WBGのJunkカラーのNicFitで1チャンスあるかも知れません。
《老練の探険者》を墓地に落す手段としては便利ですし、Burnには手を焼くデッキでもあるので火力対策も悪くは無い。しかしそれもまぁ無いでしょう・・・。
同じく除去を持ちながら、Std環境的にAtf対策の使い道が精々サイドなので同じく入ってもサイドレベルの《コラガンの命令》が、下環境では寧ろそのAtf対策の部分で評価を劇的に上げているのとは、本当に好対照だと思います。ついでに圧倒的に状況に依存する様は、相手にも自分にもほぼ依存せず独立して動けるというコラガンの命令とやはり対照的ですね。ドロモカの命令には精々しっかりとStdで役に立ってもらいましょう。
なんか思うままに書いていたら、1枚のカードに異様に長い文面になってしまいました・・・。
《Myth Realized》(W):「果敢」を成長条件に持つ《クウィリーオンのドライアド》に変身できる生物化Encですね。一応自力での成長も出来ます。
エンチャント R
あなたがクリーチャーでない呪文1つを唱えるたび、~の上にloreカウンターを1つ置く。
(2)(W):~の上にloreカウンターを1つ置く。
(W):ターン終了時まで、~は他のタイプに加えてモンク・アバター・クリーチャーになると共に「このクリーチャーのパワーとタフネスはそれに置かれているloreカウンターの数に等しい」を持つ。
Zerox理論のカードとして見る事が出来ます。
が、Zeroxは1マナ前後の軽量スペルを連打する事が強みを生むのであって、それらが殆どないStd環境では活用が難しいでしょう。一応Controlのフィニッシャーに添える事も出来ますが、Soc除去に強い以外とくだんの強みも無いバニラです。しかも中盤以降は成長させるのも一苦労。確かに《対立の終結》のような札も有りますからヘビーコントロールは組む事も出来るでしょうが、それなら《太陽の勇者、エルズペス》の方が余程汎用性と制圧力のあるフィニッシャーになれるはずです。
と言う事でZerox理論を実現できる↓環境でこそ真価を発揮するはず。ただ、Zeroxでもどこまで実用性が有るのかは正直怪しいです。今Zeroxの主流は《若き紅蓮術士》の様な面展開です。動きは重いですが《僧院の導師》も同じです。また、Weeとして使うのなら爆発力のある《窯の悪鬼》等が優先されるはず。前述しましたが、Soc除去に耐性があるという以外は、特段の成長力も無く、回避能力も無いカードなのでその方面で使うのか?と言うのも難しい・・・。
別の使い道も一応あります。
一つはEnchantress。存在自体がEncですし、《アルゴスの女魔術師》を始めEncで引き増しして、引いてきたEncでまた動く。ある意味Zerox系統に近い理論ですので運用は可能です。ただ単体除去に弱い、特に決定力の無いフィニッシャーを採用する理由は特には無い。軽さ≒速さを求めるデッキでもありませんしね。そもそも除去に強いデッキにしたいのなら《気流の言葉》型にすればいいわけですしね。派生形としてAurancerでの運用も有ります。《オーラトグ》+《怨恨》の有るデッキですし、元々が生物Beatなので軽い設置型生物Encとしての使い様はあると思います。後半に引いてしまった場合は食べればいいだけですしね。これら2つとも、一応《真の木立ち》を併用すれば「被覆」持ちに出来ますね。
Modernで《訓練場》を使ったデッキでの運用にも使えますね。《魂火の大魔導師》もいる為URxの3色目にWを使えます。生物化の上で起動しなければいけないので(W)マナを多数必要とするのが面倒ですが・・・。
また、《師範の占い独楽》2枚を使い場とTopで回転させればマナが有るだけカウンターを乗せる事が出来ますね。この挙動は《僧院の導師》でも出来る為Legacyでの白Controlと言うのも面白いかもしれませんね。
追記
:全然考えてませんでしたが《アタルカの命令》の全体強化は実はこれだけで2マナ相当と言う強い能力ですが、これ面展開すれば簡単に圧倒が達成できますね。《突進する大鹿の群れ》とかだと本当に合わせ技で《スタンピード》になれますね。
《毅然さの化身》の強化用として《抵抗の妙技》も良いですね。先置き生物を除去から守った上でカウンターを稼げますし、当然化身自身の保護にも使えますからね。
DTK)雑感11 しもべ、怒りの五体投地
2015年3月13日 新カード紹介 コメント (2)昨日からDNを周ってみればやれ、脅迫再録!とか浮かれやがって・・・。
《強迫》だよ!
《脅迫(状)》じゃねーよ!
そんなに3枚からの選択ハンデスしたいのかよ!
そこには埋めようの無い認識の差が有るんだ!!
--------------------------------------------------------------------------------------
皆さん、こんばんは。どうでもいい拘りに信心を奉げるしもべです。
続き続き
《Damnable Pact》 (X)(B)(B):X版《血の署名》ですね。
ソーサリー レア
対象のプレイヤー1人はカードをX枚ドローしX点のライフを失う。
基本はXで支払ってドローになりますが、終盤ではXの値を大きくする事で相手へのX火力にする事が出来ます。《血の署名》と同じですが、Xスペルである分中~終盤での使い勝手は上ですね。
しかし、ドロースペルとしては2流。
基本ドローとして見た場合Xを大きくするほどに効果が高いのですが、これの場合大きくし過ぎるとライフがその分損失してしまいます。それでも余裕が有るのなら良いのですが、そもそもBeat環境ではライフの損耗が激しすぎてそんな余裕が無い事が多いです。Xスペルが本来生きてくる場面で、コイツは本分を果たせなくなっているのです。もちろん相手に撃ちこんで倒せるのなら良いのですがそうでないならリスクが高すぎます。
その事を考慮すれば精々Xも3~5程度でしょう。
しかもそれらを使うには5マナ以上は必要になるなら、中盤以降は確定。序盤は1~2枚引くだけでもマナを使切ってしまう程のマナ効率の悪さです。しかもSoc。まぁ色的には妥当ですが。
結局強力な物の使い道が限定され過ぎて使い難い。それなら署名や類似品で良いだろ・・・と。正直どのタイミングでこれを使うの?と言う疑問が無くなりません。
見た目は派手ですが、《血占術》と同じ轍を踏む可能性大。
これをするならtUで巡航なり入れればよくない?と言う疑問が大。
まぁ、X分の調整は出来ますし、《エレボスの鞭》や《アスフォデルの灰色商人》でライフを稼ぐ挙動を出せるのなら黒信心での活用も出来るかもしれません。そもそも黒信心が息をしていませんが・・・。
因みに↓環境ではこれの本家とも言えそうな《占骨術》があります。
こちらはドローにしか使えませんが、種マナは僅か1マナでしかもInsです。追加コストに墓地をX分必要としますが、上記のとおりライフペイドローなので精々3~5なら普通に払えます。喩えフルタップになっても遥かに隙が少ないわけです。
確かに本体火力にこそ使えませんが、そもそも本分のドローで必要牌引けばいいし~と言うね・・・。
実際、《占骨術》は黒系の中速以下のデッキで稀に運用されている優秀なスペルです。使い道は違いますが、黒のXスペルなら他にも《不敬の命令》も有りますしね。
また、面白シナジーとしては
他の方も言及されていますが、《地獄界の夢》と合わせることでX値を2倍に出来ます。X=2倍のスペルである《死せざる者への債務》よりも2マナも軽くなりますよ!!《地獄界の夢》自体が(B)(B)(B)なので黒信心を組めばマナにも余裕が出ますし、上手く使えるかもしれません。更にLegacy以下ですが《ファイレクシアの暴政》を合わせればX値の3倍ダメージも可能です!まぁ色的に意味は薄いですがねw
《Commune with Lava》 (X)(R)(R):Wotc内で最近流行っている時限性ドロー効果です。
インスタント R
あなたのライブラリーの一番上からX枚のカードを追放する。次のあなたのターン終了時まで、あなたはそれらのカードをプレイしてもよい。
まぁドローが不得意な赤にはこれぐらいで丁度良いかも知れませんが、刷り過ぎな気がします・・・。
効果は中々強力なのですが、やはりXは多数にする程価値が有る。しかしこのカードの場合Xが増える程、選択肢は増えますが、捨てる札も増えていきます。詰まり無駄が多い。何ともバランスの難しいスペルですね。
まぁ最近のKP挙げときゃ良いんだろ!?と言うような、形振り構わぬデザインは嫌いだったので、これぐらい強力ながらも悩む余地のあるスペルデザインの方が遥かに好みですww
基本後半に引き込む用のスペル(中盤にX=2とかで引いて5マナのスペルが捲れても仕方が有りませんからね)ですがデッキによって少々運用方法が異なるかもしれません。
Weenieで運用する場合は、小型の生物がたりょに捲れても仕方がない。一応《龍を操る者》の様に「圧倒」を達成する目的などが有る場合もありますが、それでも小粒の生物をそれ程引き込んでも仕方がない。これを運用するのなら本当に押し込み様に火力多めのSlighBurnの方が良いように思います。スペルでも使い道が限定されやすいものではない火力であるのがここでも活きてきますね。
MidrangeやControlの場合、逆に札のKPの差がある分必要牌を引き込む質で勝負する方法になるでしょうね。まぁそれでも信心の《ニクスの祭殿、ニクソス》や《世界を目覚めさせる者、ニッサ》等が有れば多数の札を叩き込む事も出来ますね。
可能なら種マナは(R)が良かったのですが、それでは強すぎると判断されたのかもしれませんね・・・。
《Surrak, the Hunt Caller》 (2)(G)(G):今一つ感動が無かったのですが、4マナでパワー5・速攻と考えると弱いわけがない。
伝説のクリーチャー - 人間・戦士 R
圧倒 - あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたのコントロールするクリーチャーのパワーの合計が8以上である場合、あなたのコントロールするクリーチャー1体を対象としそれはターン終了時まで速攻を得る。
しかし思考が麻痺しているなぁ・・・。
嘗ての《ラクドスの血魔女、イクサヴァ》《オーガの戦駆り》が良好なスペックを持ちながらも活躍できなかった点を鑑みるに《熱情》装置としての側面は余り期待できないと思います。まぁ以前の環境よりも遅めである現環境では多少の差が出るでしょうがその分生物のスペックも上がっていますしね。
それを考えると、重要なのは自身が「速攻」を持てる≒「圧倒」の達成が条件になってくると思います。
基本性能を考えるのなら《世界を喰らう者、ポルクラノス》の方がサイズ・怪物化の面制圧の意味では圧倒的に上。しかしその分ポルクラはマナを多数使うBigMana向きの生物です。Beatdownとして最序盤から攻め込むデッキではこちらの速攻パワー5が遥かに強力でしょうね。
さて、どうやって達成するのか?が問題ですが、普通にBeatdownを組んで1~2マナ・3マナと生物を展開していけば、これまた普通に達成可能だと思えますね。本人でパワー5分は賄えるので、残りは1~3マナ域で3ですからね。それを考えてもやはりBeatdownに組み込まれるべき生物だと言えますね。また、その意味でBigMana向けと思われていた「圧倒」に新しい可能性を付与する事が出来ましたね。
マナレシオや信心貢献度の高さから《毅然の化身》はG信心用に~と考えられてきましたが、これも普通に組み込めそうですね。また本体の回避力の無さが勿体無いので、その意味で《狩猟の神、ナイレア》は相性が良いですね。同じ4マナ域なのが残念です。パワー3・信心・CMCなどを考慮すると《ティムールの軍馬》が一番相性が良いかも知れません。展開力スピードが《炎樹族の使者》が居た頃に比べると乏しい反面サイズは有るので、獰猛が有効活用できる《書かれざるものの視認》や《集合した中隊》を入れると良いかも知れませんね。
他に直接除去で退かせる方法も当然ありますね。
GRのステロイドもいい。スペルが増える分圧倒の達成が少々難しくなりますが、その場合は《アタルカの命令》で3t目に出せるように狙う事も出来ますね。生物をしっかり用意するのなら《火口の精霊》も良いですね。基本は《龍火浴びせ》でスーラクの道を確保し、圧倒が達成できている状況なら能力を起動し8/8でスーラクと共に突撃できます。
因みに、DN等で言われていますが《英雄の刃》を先置きしておけば素出しで単体でパワー8を達成できますね。
その場合は4マナ8/6速攻とわけわからん能力になりますがww
一発ネタにも思えますが、タフネスが4と、かんきぃう的に見てそれ程安定でもなく・火力や生物との相討ちでき非アック的簡単に落ちるため割とアリと思えます。《鐘突きのズルゴ》と共にネタのズルゴブレードも組めるかもしれませんね。
その他
《氷瀑の執政》
:霜~系の能力を持っている生物ですね。
環境柄活躍した《地下牢の霊》の上位種と言った感覚ですね。
パワーの上昇は僅か1ですが、フライヤーなので価値が高く、同時に「獰猛」も達成していますので遥かに価値が高いと言えますね。先に公開されている《シルムガルの嘲笑》、そして《頑固な否認》の2種類の向上条件を達成できる貴重な枠です。タフネスが3と少々小さいですが、本人も除去耐性を持っていますし、カウンターの件も含めて自分を守るのは比較的容易でしょう。《引き裂く流弾》まで使われたら素直に諦めるしかないですね。
攻防一体の使いやすい生物ですね。
信心系に入れられるかもしれません。
ドラゴンデッキとして考えても《精霊龍の安息地》で回収できるので消耗戦に強く、相手の拘束力も高いデッキになれますね。
1マナ上に《龍王シルムガル》と言う素晴らしい対Beat性能を持ったドラゴンがいる事を考えると、ControlやMidrangeでは出番は無いでしょうね。
こんなところで。
P.S.
タシグル・・・。
おまえ、そんなに体張って笑いを取りにいかなくても・・・。
DTK)雑感10 ノリン曰く壁の牙>虎の牙
2015年3月12日 新カード紹介 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
今年もまた黙祷をする日を迎えました。
あれから4年なんてまるで信じられませんね。
つづきつづき
信心貢献系デザインのG版?
ついつい+1/+1カウンター持ちを並べて巨大化させて~的な事を考えてしまいますが、そのまま出しても2マナの生物としては十分に強力です。下手に意識するよりも普通にG信心生物として場に出していけばいいと思います。その過程で+1/+1カウンターで強化できれば、後続で化身を引いた時に巨大サイズで場に出せるので、無駄が無いですね。
+1/+1カウンターを意識するとそこそこ使いやすいカードが多いです。
特に《アブザンの魔除け》《アブザンの隆盛》はカウンターをばら撒くので効果が高いですね。チャームは汎用性が高いですし、隆盛は生物の死亡時にTokenを出せるので頭数を減らさずに済みます。なのでまた別の手段でそれらを強化すればいいだけですね。ここまでではないですが《先頭に立つもの、アナフェンザ》でも良いですね。惜しむらくは3マナで3色。前述のように巨大化に拘るとこれらの後に出さざるを得ないんですよね・・・。
《族樹の精霊、アナフェンザ》も効果だけなら相性は良いはずですが、ダブルシンボルが其々でG/Wでは苦しいでしょうね構築上。
4マナ域には面展開上都合の良いカードが並びます。
Tokenをばら撒くなら《不動のアジャニ》の[-2]や《大いなる狩りの巫師》は良い相棒になるはず。先に出していれば単純に強化される側に回ればいいだけの話ですしね。どちらの色にも《急報》《ドラゴンの餌》の様な面展開カードが有るのも都合がいいです。同じようにカウンターが置かれている事を前提とするのなら《アラシンの上級歩哨》もいるため、そういう方向性でデッキを組んでも良いでしょうね。
Gでもマナが有る状況なら《起源のハイドラ》や《頭巾被りのハイドラ》は良い相棒になりますね。
前者は引き込み、後者は面展開。
やはり、各パーツを見ても溜め込んでから~では少々テンポが悪いので、普通に展開しながら中盤以降に引いた倍もサイズ負けしない生物として運用するのが一番かと思います。
↓環境ではModernで面白いかもしれません。
特にToken系戦術の強化として《月皇ミケウス》《ガヴォニーの居住区》や《黄金のたてがみのアジャニ》が運用されていますからね。より堅実にカウンターを並べられるはず。
またZooやG Stompyでも運用できるはず。
《実験体》や《絡み根の霊》《漁る軟泥》などG系でカウンターを使用する生物は相応にいるためその中に組み込む事が出来るはず。GWカラーの同盟者と言う手も有ります。
特にG信心Stompyでは素晴らしい戦力になるはず。本体も信心が高めですが、パワーの高いトランプル持ちであるため《ハイドラの血》の強化先として非常に有効です。
Legacyではほぼ無いでしょう。
先ず数を並べる戦術がなかなか実現しづらい上に、1つでもサイズが上がっているのならそのまま殴り勝てよ!と言う漢きぃおうなので下拵えが現実的ではない。
また、では通常運用の方ではと言うと、タフネス2が辛い。Legacy3大除去に引っ掛かるだけならまだしも《罰する火》や《見栄え損ない》等にも除去されます。その上(G)(G)が痛い。まずこのシンボルを他に運用する機会が無い上に無理して揃えようとすると《不毛の大地》や《もみ消し》の餌食になります・・・。生物の命のはかないLegacyに置いてこれだけ制限がるのは実用性が皆無と言っているのと同義です。それを乗り越えた先のリターンも有りませんからね。
せめて3/2ではなく2/3だったら1チャンスあったのですが・・・。
因みに軽量スペルを用いて無理やりカウンターをばら撒くという方法もしたでは使えますね。
最も簡単なのが《狩りの報奨》。ピッチですが0マナでカウンターを3つ。そのままなくなりますがw
《自然の祝福》等も良い。
強化してから出すにしろ、強化前に出してからにしろ、本体がトランプル持ちでパワーが高いという点で無駄になりづらいのは大きな美点ですね。Aggroデッキでコンセプトを持ってデッキ製作できると思います。
電波ビルダーの血が騒ぐ・・・!!
《縁切られた先祖》が1マナ4/4に、《龍の目の学者》が2マナ6/6に!!
ついでに1マナで防衛持ちの壁も攻撃に参加できます!
効果が自分だけであったり、防衛を無くすのにマナが掛ったりと上2つの其々に比べると劣化していますが、欲しい能力が1枚に纏っているのは圧倒的に便利ですね。地味にタフネス強化は全体効果なので全体強化です。
とはいえ、ぶっちゃけこの手のキーカードは、これを引けないとデッキプランが崩壊するんですよね。
今の環境でこれを安定して引く術も有りませんからリスキーでしょう。
枚数を引いても、本体が単体で機能したドランとは大きな差が有りますしね・・・。
と、繰れば運用するのなら無くても機能する、有ると便利程度に済ませておくのが吉でしょうね。
単体で見るのなら《クルフィックスの狩猟者》は3マナ4/4ですし、《森の女人像》は必要時に3/3アタッカーになれます。またタフネス偏重の生物を使う《欺瞞の神、フィナックス》デッキならば適応するでしょう。フィナックスが有る状況ならLO、《突撃陣形》ならばBeatdownと言うようにスイッチできますからね。タフネス生物はそれまでは壁として運用できるので尚更問題が無いでしょう。《漂う死、シルムガル》は呪禁・飛行・タフネス7で攻撃時に《吐き気》と素敵です。そして最も素晴らしい相性を誇るのは《トリトンの戦術》でしょうね。本来の時間稼ぎにも使えます。生物が2体必要ですが、LO方面ならばタフネス強化とアンタップ効果で余裕で10枚以上を余分に削る事が出来ますし、Beatdownの場合でも1マナで6打点分を計上できます。
《突撃陣形》、フィナックスの両方を引き込むスペルである《神々との融和》が存在するというのも大きなメリットですね!
惜しむらくは《オジュタイの語り部》でしょうかね。色が合わない上に、ドラゴンを採用するのは難しいためただの飛んでいる壁にしかならない。無念。
↓環境では本当にローリングストーンズを組むのも面白いですねw
《花の壁》《前兆の壁》で2マナ4/4+Cip1ドローの8枚体制。ついでに《木彫りの女人像》は3マナ5/5+Cip1ドローと上位種にもなれます。《悟りの教示者》も有りますしね。
水増しでドラン本体も入れておけば完璧!
起動能力が対象ではなく選ぶだったら《否定の壁》で3マナ8/8飛行・呪禁になれたんですがね・・・。
僅か1マナで打ち消されない4点火力。と言うか《焼却》の下位種。他全て2マナなのだからサイクルとしての統一性を考えて《焼却》で良いだろ・・・と思います。
ただ、どちらかと言うとModern環境を考えて作られたカードだと思います。
ご存じの通り、禁止改定後「双子」デッキが非常に隆盛しており何処の大会を見ても上位にいる状況ですからね。《やっかい児》は兎も角《詐欺師の総督》が面倒でした。がこれで安定して1マナで焼けるようになります。BG系には《突然の衰微》、Rにはこれが入りかなり対策がしやすくなる。これにより勢力の減少を目論んでいるのではないかと。
流石にもう禁止禁止は嫌ですしね。
《修復の天使》も焼けます。が《包囲サイ》は焼けないので一長一短と言う部分もありますね。そもそも双子なら別にどうしても対策したいならそもそも《焼却》で不足が有るわけでもないですよね?2マナでは速度不足と言う事も無いでしょうし。
Legacy環境では残念ながら苦しいでしょう。
《秘密を掘り下げる者》を除けば定的なUのアタッカーはいませんし、もう一方のW方面も《石鍛冶の神秘家》を除けばD&TやMaverickはいますが、別に打消し対策が必要ない。使用範囲の事を考えても打消し対策を考えるのなら2マナと少々重いのですが《突然のショック》で十分ですからね。そしてそれさえも当然使われては無い。
ならばこれが使われる可能性も低いでしょう。
その他
-----------------
《激憤の巫師》
:最後のレア2マナ大変異サイクル。
Wotc内で最近流行の《紅蓮の達人チャンドラ》の[0]を大変異時に1度だけ使えます。チャンドラも含めて4枚目。作り過ぎ・・・。と言うか嵌ると直に似た様な能力持ちを作り過ぎな最近のWotc。
相変わらず最序盤は普通にアタッカーをして、中盤以降はアドバンテージを採れるデザインにしてありますね。
中々の質の良さなのですが、正直3+1マナでこの能力を運用するのなら《予言の炎語り》で良い気もします・・・。
また疑似的に回避能力を有していますが、パワー2では殆ど2体以上のブロッカーも意味が無い。出来るなら《ナイレアの弓》の様に「接死」を付与したいですね。
《巧みな機動》
:白によくある2マナ+2/+2Insのパンプスペルですね。
キーワード能力の付与では無く、代わりに「反復」が付いています。
単純計算でも1枚で4点分の働きをするので決して悪くないカードです。特に限定戦では効果的なはず。しかし構築戦でも使い様はあると思います。特に「果敢」「英雄的」の2つとは相性が良いですね。
「果敢」はダメージ分しか基本は計上できませんが、それでも1枚で系6点分。
また《僧院の導師》なら打点だけでなくアドバンテージも得る事が出来ますね。少々テンポが悪いですが、パワーはありますね。英雄的はもっと幅広く様々な効果を得る事が出来ます。特に《アクロスの十字軍》や《ブリマーズの先兵》ならBoros、《戦識の重装歩兵》ならUW Heroicに使えますね。他にも《密集軍の指揮者》なら面強化、《威名の英雄》なら一撃必殺、《運命の工作員》なら盤面制圧、と色々な選択肢が有ります。
本体の性能も悪くは無いですし、繰り合わせ次第で色々と悪用できるので、Beatdownで使ってみたいですね。
こういうシンプルなカードは結構強いんですよね。
《冷酷な軍族》
:シングルシンボルの3マナ5/3とかかなり強いはずなのに今一つ・・・。
やっぱりタフネス3が問題ですかね・・・。ただ「疾駆」を用いれば4マナでパワー5を奇襲できるようになるのは大きいですね。
[dds666]さんの所で言及されていましたが、疾駆を用いればデメリットのアップキープのライフルーズが無くなるんですね。この点でも疾駆の価値が有ります。
ただ、3マナで、合計パワー5以上、4マナの疾駆持ちの黒というと《マルドゥの急襲指揮者》が既にいるんですよね・・・。
当然単体のサイズはこちらの方が小さいのですが、攻撃時にTokenを生めるので消耗戦に強い。当然相討ちされる確率も増えますが、正直タフネス2と3の間に差があると言えるほどの環境でもありませんからね・・・。どのみち相討ちで死ぬ。面強化や部族支援ではこちらの方が遥かに使いやすいですし、除去されなければ正直打点速度はそれほど変わりません。パワーが5と言う数値に何らかの意味を見いだす(例えば「獰猛」)とかでもない限りこちらを優先する理由は何かあるんですかね?
《サルカンの凱旋》
:ドラゴンサーチ。
「多相」との悪用が出来ない様に生物限定です。
しかし、ドラゴン向上呪文が有るのなら2マナにして欲しかったですね。
P.S.
強迫が再録された。
もうこれで思い残す事は無い・・・。
THSが落ちても1マナハンデスの恐怖は終わらない。しかし環境的に《蔑み》でも別に良かった気もしますけどね。
今年もまた黙祷をする日を迎えました。
あれから4年なんてまるで信じられませんね。
つづきつづき
《毅然さの化身》(G)(G):実にマナレシオに優れた1枚。
クリーチャー - アバター R
到達、トランプル
~はあなたがコントロールする+1/+1カウンターが置かれている他のクリーチャー1体につき+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
3/2
信心貢献系デザインのG版?
ついつい+1/+1カウンター持ちを並べて巨大化させて~的な事を考えてしまいますが、そのまま出しても2マナの生物としては十分に強力です。下手に意識するよりも普通にG信心生物として場に出していけばいいと思います。その過程で+1/+1カウンターで強化できれば、後続で化身を引いた時に巨大サイズで場に出せるので、無駄が無いですね。
+1/+1カウンターを意識するとそこそこ使いやすいカードが多いです。
特に《アブザンの魔除け》《アブザンの隆盛》はカウンターをばら撒くので効果が高いですね。チャームは汎用性が高いですし、隆盛は生物の死亡時にTokenを出せるので頭数を減らさずに済みます。なのでまた別の手段でそれらを強化すればいいだけですね。ここまでではないですが《先頭に立つもの、アナフェンザ》でも良いですね。惜しむらくは3マナで3色。前述のように巨大化に拘るとこれらの後に出さざるを得ないんですよね・・・。
《族樹の精霊、アナフェンザ》も効果だけなら相性は良いはずですが、ダブルシンボルが其々でG/Wでは苦しいでしょうね構築上。
4マナ域には面展開上都合の良いカードが並びます。
Tokenをばら撒くなら《不動のアジャニ》の[-2]や《大いなる狩りの巫師》は良い相棒になるはず。先に出していれば単純に強化される側に回ればいいだけの話ですしね。どちらの色にも《急報》《ドラゴンの餌》の様な面展開カードが有るのも都合がいいです。同じようにカウンターが置かれている事を前提とするのなら《アラシンの上級歩哨》もいるため、そういう方向性でデッキを組んでも良いでしょうね。
Gでもマナが有る状況なら《起源のハイドラ》や《頭巾被りのハイドラ》は良い相棒になりますね。
前者は引き込み、後者は面展開。
やはり、各パーツを見ても溜め込んでから~では少々テンポが悪いので、普通に展開しながら中盤以降に引いた倍もサイズ負けしない生物として運用するのが一番かと思います。
↓環境ではModernで面白いかもしれません。
特にToken系戦術の強化として《月皇ミケウス》《ガヴォニーの居住区》や《黄金のたてがみのアジャニ》が運用されていますからね。より堅実にカウンターを並べられるはず。
またZooやG Stompyでも運用できるはず。
《実験体》や《絡み根の霊》《漁る軟泥》などG系でカウンターを使用する生物は相応にいるためその中に組み込む事が出来るはず。GWカラーの同盟者と言う手も有ります。
特にG信心Stompyでは素晴らしい戦力になるはず。本体も信心が高めですが、パワーの高いトランプル持ちであるため《ハイドラの血》の強化先として非常に有効です。
Legacyではほぼ無いでしょう。
先ず数を並べる戦術がなかなか実現しづらい上に、1つでもサイズが上がっているのならそのまま殴り勝てよ!と言う漢きぃおうなので下拵えが現実的ではない。
また、では通常運用の方ではと言うと、タフネス2が辛い。Legacy3大除去に引っ掛かるだけならまだしも《罰する火》や《見栄え損ない》等にも除去されます。その上(G)(G)が痛い。まずこのシンボルを他に運用する機会が無い上に無理して揃えようとすると《不毛の大地》や《もみ消し》の餌食になります・・・。生物の命のはかないLegacyに置いてこれだけ制限がるのは実用性が皆無と言っているのと同義です。それを乗り越えた先のリターンも有りませんからね。
せめて3/2ではなく2/3だったら1チャンスあったのですが・・・。
因みに軽量スペルを用いて無理やりカウンターをばら撒くという方法もしたでは使えますね。
最も簡単なのが《狩りの報奨》。ピッチですが0マナでカウンターを3つ。そのままなくなりますがw
《自然の祝福》等も良い。
強化してから出すにしろ、強化前に出してからにしろ、本体がトランプル持ちでパワーが高いという点で無駄になりづらいのは大きな美点ですね。Aggroデッキでコンセプトを持ってデッキ製作できると思います。
《突撃陣形》(1)(G):「《動く壁》/《ローリング・ストーンズ》+《包囲の搭、ドラン》」という全国の壁愛好家歓喜のカードの登場ですね。
エンチャント R
あなたがコントロールする各クリーチャーはパワーではなくタフネスに等しい点数の戦闘ダメージを割り振る。
(G):防衛を持つクリーチャー1体を対象とする。このターン、それは防衛を持たないかのように攻撃できる。
(2)(G):ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+0/+1の修整を受ける。
電波ビルダーの血が騒ぐ・・・!!
《縁切られた先祖》が1マナ4/4に、《龍の目の学者》が2マナ6/6に!!
ついでに1マナで防衛持ちの壁も攻撃に参加できます!
効果が自分だけであったり、防衛を無くすのにマナが掛ったりと上2つの其々に比べると劣化していますが、欲しい能力が1枚に纏っているのは圧倒的に便利ですね。地味にタフネス強化は全体効果なので全体強化です。
とはいえ、ぶっちゃけこの手のキーカードは、これを引けないとデッキプランが崩壊するんですよね。
今の環境でこれを安定して引く術も有りませんからリスキーでしょう。
枚数を引いても、本体が単体で機能したドランとは大きな差が有りますしね・・・。
と、繰れば運用するのなら無くても機能する、有ると便利程度に済ませておくのが吉でしょうね。
単体で見るのなら《クルフィックスの狩猟者》は3マナ4/4ですし、《森の女人像》は必要時に3/3アタッカーになれます。またタフネス偏重の生物を使う《欺瞞の神、フィナックス》デッキならば適応するでしょう。フィナックスが有る状況ならLO、《突撃陣形》ならばBeatdownと言うようにスイッチできますからね。タフネス生物はそれまでは壁として運用できるので尚更問題が無いでしょう。《漂う死、シルムガル》は呪禁・飛行・タフネス7で攻撃時に《吐き気》と素敵です。そして最も素晴らしい相性を誇るのは《トリトンの戦術》でしょうね。本来の時間稼ぎにも使えます。生物が2体必要ですが、LO方面ならばタフネス強化とアンタップ効果で余裕で10枚以上を余分に削る事が出来ますし、Beatdownの場合でも1マナで6打点分を計上できます。
《突撃陣形》、フィナックスの両方を引き込むスペルである《神々との融和》が存在するというのも大きなメリットですね!
惜しむらくは《オジュタイの語り部》でしょうかね。色が合わない上に、ドラゴンを採用するのは難しいためただの飛んでいる壁にしかならない。無念。
↓環境では本当にローリングストーンズを組むのも面白いですねw
《花の壁》《前兆の壁》で2マナ4/4+Cip1ドローの8枚体制。ついでに《木彫りの女人像》は3マナ5/5+Cip1ドローと上位種にもなれます。《悟りの教示者》も有りますしね。
水増しでドラン本体も入れておけば完璧!
起動能力が対象ではなく選ぶだったら《否定の壁》で3マナ8/8飛行・呪禁になれたんですがね・・・。
《引き裂く流弾》(R):生物の文字が入る色対策最後の1枚。
インスタント U
~は呪文や能力によって打ち消されない。
白か青のクリーチャー1体を対象とし、~はそれに4点のダメージを与える。
僅か1マナで打ち消されない4点火力。と言うか《焼却》の下位種。他全て2マナなのだからサイクルとしての統一性を考えて《焼却》で良いだろ・・・と思います。
ただ、どちらかと言うとModern環境を考えて作られたカードだと思います。
ご存じの通り、禁止改定後「双子」デッキが非常に隆盛しており何処の大会を見ても上位にいる状況ですからね。《やっかい児》は兎も角《詐欺師の総督》が面倒でした。がこれで安定して1マナで焼けるようになります。BG系には《突然の衰微》、Rにはこれが入りかなり対策がしやすくなる。これにより勢力の減少を目論んでいるのではないかと。
流石にもう禁止禁止は嫌ですしね。
《修復の天使》も焼けます。が《包囲サイ》は焼けないので一長一短と言う部分もありますね。そもそも双子なら別にどうしても対策したいならそもそも《焼却》で不足が有るわけでもないですよね?2マナでは速度不足と言う事も無いでしょうし。
Legacy環境では残念ながら苦しいでしょう。
《秘密を掘り下げる者》を除けば定的なUのアタッカーはいませんし、もう一方のW方面も《石鍛冶の神秘家》を除けばD&TやMaverickはいますが、別に打消し対策が必要ない。使用範囲の事を考えても打消し対策を考えるのなら2マナと少々重いのですが《突然のショック》で十分ですからね。そしてそれさえも当然使われては無い。
ならばこれが使われる可能性も低いでしょう。
その他
-----------------
《激憤の巫師》
:最後のレア2マナ大変異サイクル。
Wotc内で最近流行の《紅蓮の達人チャンドラ》の[0]を大変異時に1度だけ使えます。チャンドラも含めて4枚目。作り過ぎ・・・。と言うか嵌ると直に似た様な能力持ちを作り過ぎな最近のWotc。
相変わらず最序盤は普通にアタッカーをして、中盤以降はアドバンテージを採れるデザインにしてありますね。
中々の質の良さなのですが、正直3+1マナでこの能力を運用するのなら《予言の炎語り》で良い気もします・・・。
また疑似的に回避能力を有していますが、パワー2では殆ど2体以上のブロッカーも意味が無い。出来るなら《ナイレアの弓》の様に「接死」を付与したいですね。
《巧みな機動》
:白によくある2マナ+2/+2Insのパンプスペルですね。
キーワード能力の付与では無く、代わりに「反復」が付いています。
単純計算でも1枚で4点分の働きをするので決して悪くないカードです。特に限定戦では効果的なはず。しかし構築戦でも使い様はあると思います。特に「果敢」「英雄的」の2つとは相性が良いですね。
「果敢」はダメージ分しか基本は計上できませんが、それでも1枚で系6点分。
また《僧院の導師》なら打点だけでなくアドバンテージも得る事が出来ますね。少々テンポが悪いですが、パワーはありますね。英雄的はもっと幅広く様々な効果を得る事が出来ます。特に《アクロスの十字軍》や《ブリマーズの先兵》ならBoros、《戦識の重装歩兵》ならUW Heroicに使えますね。他にも《密集軍の指揮者》なら面強化、《威名の英雄》なら一撃必殺、《運命の工作員》なら盤面制圧、と色々な選択肢が有ります。
本体の性能も悪くは無いですし、繰り合わせ次第で色々と悪用できるので、Beatdownで使ってみたいですね。
こういうシンプルなカードは結構強いんですよね。
《冷酷な軍族》
:シングルシンボルの3マナ5/3とかかなり強いはずなのに今一つ・・・。
やっぱりタフネス3が問題ですかね・・・。ただ「疾駆」を用いれば4マナでパワー5を奇襲できるようになるのは大きいですね。
[dds666]さんの所で言及されていましたが、疾駆を用いればデメリットのアップキープのライフルーズが無くなるんですね。この点でも疾駆の価値が有ります。
ただ、3マナで、合計パワー5以上、4マナの疾駆持ちの黒というと《マルドゥの急襲指揮者》が既にいるんですよね・・・。
当然単体のサイズはこちらの方が小さいのですが、攻撃時にTokenを生めるので消耗戦に強い。当然相討ちされる確率も増えますが、正直タフネス2と3の間に差があると言えるほどの環境でもありませんからね・・・。どのみち相討ちで死ぬ。面強化や部族支援ではこちらの方が遥かに使いやすいですし、除去されなければ正直打点速度はそれほど変わりません。パワーが5と言う数値に何らかの意味を見いだす(例えば「獰猛」)とかでもない限りこちらを優先する理由は何かあるんですかね?
《サルカンの凱旋》
:ドラゴンサーチ。
「多相」との悪用が出来ない様に生物限定です。
しかし、ドラゴン向上呪文が有るのなら2マナにして欲しかったですね。
P.S.
強迫が再録された。
もうこれで思い残す事は無い・・・。
THSが落ちても1マナハンデスの恐怖は終わらない。しかし環境的に《蔑み》でも別に良かった気もしますけどね。
DTK)雑感9 やっと欲しいかもしれないカードが来ましたよ・・・。
2015年3月11日 新カード紹介 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
3月の第2週で吹雪かれるなんて、もしかすると人生で初めての経験かもしれません。貴重なたいけ・・・じゃなね~よ!積もったら、路上凍ったらどうしてくれるんだよヽ(`Д´#)ノ
DTKのフルスポは何時になるんでしょうね?今週の末か来週の頭ぐらいですかね?
さて、DTKの新カードの雑感続き続き。
とりあえず、自力で飛行を付与して攻撃できるので2マナのアタッカーとしてはマナは掛かるものの悪くない。しかし、ブレス効率が悪い事を考えると打点自体は高くないですね。信心として組んでいくのならいっそ《ドラゴンのマントル》を付けるなんて良いのではないか?とも思いますね。デッキ圧縮/信心貢献/ブレスの効率アップと良い事尽くめです。まぁ、ただでさえ狙われやすいカードなのでAuraはリスキーですが・・・。
信心でマナを出して打力を挙げた上で圧倒の達成と言うのはマナが掛り過ぎるため非現実的。圧倒の達成には別の手段を用いた方が良いと思います。R信心なら《モーギスの狂信者》が良いですね、信心自体を稼いであるし、本体もパワー4。色を足すのなら《世界を目覚めさせる者、ニッサ》や《揺るぎないサルカン》等が良いかも。
他に、Midrangeでは無くWeenie(と言うかステロイド)と言う方法も有りますね。
《強大化》を使う事で8/8になれる上にフライヤーになれるので攻撃も通しやすい。一応圧倒も達成できるのですが、マナが無いとほぼ無意味・・・。逆に、マナが有る場合は当然機能できますね。
《強大化》自体は重いですが、Weenieとして消耗戦前提で組めば中盤には十分機能させる事も出来るはずですし後半なら圧倒の起動も可能です。
他に幾つか使い易そうな「圧倒」持ちがいれば現実的に組めるデッキになるかもしれません。
しかし、ポテンシャル事あるものの、本体はただの2マナ2/2。少ないマナを掛けてもそれほど高い戦闘力を発揮するわけでもないので、下手をすると展開の阻害になります。、ましてや本体のみでの能力は構築級とは言えません。実際これよりも使いやすかった《カルガの竜王》は差して活躍しないままStd落ちしましたしね。なんらかの上手く使う工夫は必要になるでしょうね。
只、応用力は高い。
Cipや生け贄効果を利用する事でただでコピー分を運用する事が出来ます。判り易い例で言えば《包囲サイ》に付ければ犀の攻撃の度に《血の税収》が撃てます。もっと簡単に《アスフォデルの灰色商人》でも良いですね。《魂の饗宴》が撃てます。《火口の精霊》も《龍火浴びせ》が使えますね。簡単な所だと《霜のオオヤマネコ》につければ相手のブロッカーを「留意」させたような状態に出来ますので攻撃を通す事が出来ますね。《ヘリオッドの巡礼者》は自分を持ってきて、それに付ければさらに別のAuraのサーチが出来ます。そこで殺されたら元も子も有りませんが・・・。《シブシグの泥浚い》は《グレイブディガー》になれます。
最も使いたい組み合わせは、個人的には《波使い》ですかね。
信心3つ以上でTokenを出せる上に、そのターン限定でエレメンタルは+2/+2ですからね。ただし波使い本体が死亡すると全てのTokenが吹き飛びますがww
取り敢えずU信心はデッキにパーツ供給が多い出すね。
これほどではありませんが《モーギスの匪賊》に付けると毎ターン「威嚇」を付与出来ますね。こちらは大山猫と効果が近い。2色になりますがその分はこちらは集団に回避能力を付与出来ます。
とまぁ、捜すだけカードは出てきます。
相手のアタッカーの封殺にも、自分のシナジー用にも使えるテクニカルなカードです。Rのエレメンタルもそうですが、派手さは無い代わりに応用力のあるデザインのレアが多い気がしますね。
長かった・・・(´・ω・`)
とりあえず非生物と言う点は少々目に付きますが、Gと言う色で僅か2マナで《精神を刻む者、ジェイス/JtMs》《ヴェールのリリアナ/LotV》の2大PWに対処出来るというのが本当に大きいです。ついでに《ボーラスの工作員、テゼレット》も潰せます。Rが無いデッキでPWに対処するのは本当に一苦労なのでこれは有難いです。今は昔よりマシになったとはいえやはり直接的に対処できる手段が有ると無いとでは天と地の差です。
他に使用する対象としては《全知》《相殺》等も有りますが、いずれも打ち消されるので・・・。無いよりはマシレベルです。
Bが有るデッキには《突然の衰微》のために使う事も出来ますね。一応《水没》にも対処できますが、《水没》を使う相手には他に運用すべき対象が無いのでまぁ使う事は無いでしょうね。逆にBはLotVと衰微と生物保護の名目が出強調される運用になるでしょうね。ついでに装備品や独楽/《森の知恵》なども。
運用する可能性が有るのはJunk、Maverick、Bantぐらいですかね。何れもRが無く、そして生物を用いたデッキです。これらのデッキには《名誉回復》や《議会の採決》等も有りますが、3マナSocより2マナInsでしょう。もちろん他の効果との競合になりますし、このカードの適用範囲の狭さは気になりますが一考の価値は有るはず。
Stdでも対象に困る事は無いので良いサイドになるはず。
ただ生物の価値が大きい分StdやModernはLegacyよりもデメリットが大きくなります。しかしそれでもいいサイドになるはず。特にそんな環境で使用されるのはデッキのキーカードである事が大半ですしね。
その他
--------------
《正義のうねり》
:少々使い難い色指定。特に《天界の粛清》を考えると悲しくなるほどの性能差。ただゲイン自体は意味が有る。特にModernでは《包囲サイ》《黄金牙、タシグル》など黒のアタッカーは相応にいる上に、もっと重要なのは対Burn性能が高いという事。《僧院の速僧》や《ゴブリンの先達》を潰したうえでゲイン≒火力1枚分が出来ればかなりの効力が有ります。もちろん対Burnなら《機を見た援軍》が有りますし、そちらの効力の方が大きいですが、こちらには軽さと対Bでも有効活用できる強みが有ります。
まぁつまりKPは低くとも、使い様もあるという事ですね。
SoulSistersでも使い道はあります。
《氷固め》
:瞬足付のAura。
色が限定されているとはいえ、かなり使いやすいです。Stdでは《鐘音の一撃》よりも効果自体は使いやすい。信心も稼げますし、次のStdでは本当にU信心を組めそうですね。
↓環境ではタ行が跳梁跋扈しているため余計に使いやすい。
ModernどころかLegacyでも十分使い道が有ると思います。ただLegacyではManedenial戦略がある為2マナと言うのは少々辛い部分もあります。体限定生物カードでしかも2マナですからね、不安も有ります。またModernでも言える事ですが《呪文嵌め》も有りますしね。
《享楽者の宝物庫》
:重めのコストと相手のリソースを利用するという意味では《悪逆の富》をイメージが付いてきますね。ただ個人的には、一つ一つマナを掛けてキャストする必要が有ることから、かつての名カード《ヨーグモスの行動計画》の相手版を思い浮かべました。これ好きだったんですよねww
最も近い効果では《夜帷の死霊》のサボタージュ能力になるのでしょうが。
行動計画と異なり、キャスト制限が掛るのは相手から略奪したスペルだけなので展開上の拘束も強くはありません。
ただ、相手がカードを墓地に落していなければ活用できない点が辛い。同時に、相手のデッキが自分とは色が異なる場合は相手の土地を利用しなければいけない・・・と言うか頼らざるを得ない点が辛いですね。有効活用するには5色マナを出せるカードとの併用が重視されると思います。
また相手が損耗していなければいけないため、マナブーストから最速最大のXで撃ちこむ《悪逆の富》とは使い方が異なりますね。
必然的に中盤以降の運用になるはず。
1つは積極的にハンデスを狙っていく事。特に必要牌を抜ける《強要》系のハンデスと大量ハンデスが出来る《闇取引》は良い相棒になるでしょう。もう一つは低速のControlとしてアドバンテージ兼フィニッシャーとして立てることですかね。《命運の核心》も有りますし除去コンとして過ごすのもアリだと思います。色のサポートを考えればtGで《森の女人像》の様なブロッカーも良いですね。
また相手の山札を削るカードとの併用も可能なはず。
《蘇りし歓楽者》《蘇りしケンタウルス》等の生物をブロッカーにしつつ相手の山札を削るControlと言うのもデッキに出来るかもしれません。
こういう変態的なカードは非常に好みです。
電波ビルダーの血が騒ぐww
《Qarsi Deceiver》
:変異/予示用のマナ生物。
しかし本当にWotcがこれらを推す気が有るのなら0/1でも良いから1マナにするべきだった・・・。
無色マナしか生めないならその程度の恩恵はあってしかるべきだった。まぁそもそも、どうしても2t目に変異を出したいなら《エルフの神秘家》を使えばいいわけですが・・・。
《Haven of Spirit Dragon》
:《精霊龍のるつぼ》に土下座するレベルの使いやすい土地。そもそもあれが弱すぎただけですが・・・。↓環境にある《魂の洞窟》に匹敵するレベルで使いやすいですね。伝説ではない上に、限定《死者再生》の起動能力を持つ為ドラゴンデッキでは是非4枚使いたいですね。
しかし本当にドラゴンデッキをWotcが推すのだったら最低でも3~4マナ域のドラゴンと、《エルドラージの寺院》《ウギンの目》のドラゴン版を出すべきだったと思うんですがね?
特にドラゴン限定の2マナランド程度は合ってもばちは当たらないと思うんですが・・・。
こんなところです。
3月の第2週で吹雪かれるなんて、もしかすると人生で初めての経験かもしれません。貴重なたいけ・・・じゃなね~よ!積もったら、路上凍ったらどうしてくれるんだよヽ(`Д´#)ノ
DTKのフルスポは何時になるんでしょうね?今週の末か来週の頭ぐらいですかね?
さて、DTKの新カードの雑感続き続き。
《龍を操る者》(R)(R):2マナダブルシンボルの2/2に起動型能力とドラゴン絡みで《カルガの竜王》を思わせるデザインですね。THSも落ちるまで時間が無いからなのか信心貢献度の高いカードが多いように感じますね。竜王と同じくR信心でマナを大量に出す事で自分の戦闘力に還元できます。序盤のアタッカーから終盤のフィニッシャーまでこなせる点が良いですね。ただ、「圧倒」の性能まで考えると私としては《竜使いののけ者》を連想させる部分もあります。
クリーチャー - 人間・シャーマン M
(R):ターン終了時まで~は飛行を得る。
(1)(R):ターン終了時まで~は+1/+0の修整を受ける。
圧倒 - (4)(R)(R):飛行を持つ赤の4/4のドラゴン・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
2/2
とりあえず、自力で飛行を付与して攻撃できるので2マナのアタッカーとしてはマナは掛かるものの悪くない。しかし、ブレス効率が悪い事を考えると打点自体は高くないですね。信心として組んでいくのならいっそ《ドラゴンのマントル》を付けるなんて良いのではないか?とも思いますね。デッキ圧縮/信心貢献/ブレスの効率アップと良い事尽くめです。まぁ、ただでさえ狙われやすいカードなのでAuraはリスキーですが・・・。
信心でマナを出して打力を挙げた上で圧倒の達成と言うのはマナが掛り過ぎるため非現実的。圧倒の達成には別の手段を用いた方が良いと思います。R信心なら《モーギスの狂信者》が良いですね、信心自体を稼いであるし、本体もパワー4。色を足すのなら《世界を目覚めさせる者、ニッサ》や《揺るぎないサルカン》等が良いかも。
他に、Midrangeでは無くWeenie(と言うかステロイド)と言う方法も有りますね。
《強大化》を使う事で8/8になれる上にフライヤーになれるので攻撃も通しやすい。一応圧倒も達成できるのですが、マナが無いとほぼ無意味・・・。逆に、マナが有る場合は当然機能できますね。
《強大化》自体は重いですが、Weenieとして消耗戦前提で組めば中盤には十分機能させる事も出来るはずですし後半なら圧倒の起動も可能です。
他に幾つか使い易そうな「圧倒」持ちがいれば現実的に組めるデッキになるかもしれません。
しかし、ポテンシャル事あるものの、本体はただの2マナ2/2。少ないマナを掛けてもそれほど高い戦闘力を発揮するわけでもないので、下手をすると展開の阻害になります。、ましてや本体のみでの能力は構築級とは言えません。実際これよりも使いやすかった《カルガの竜王》は差して活躍しないままStd落ちしましたしね。なんらかの上手く使う工夫は必要になるでしょうね。
《嘲る映し身》(1)(U):今一つ使い道が判りませんでしたが、相手の生物に付けてイラストの如く相手のアタッカーをコピー→ブロッカーに立たせるというのが主な使い方なのでしょうね。何と無く嘗ての《応報の罠》を想像しました。
エンチャント - オーラ R
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーが攻撃するたび、あなたはそのクリーチャーのコピーであるトークンを1体戦場に出してもよい。戦闘終了時に、そのトークンを追放する。
只、応用力は高い。
Cipや生け贄効果を利用する事でただでコピー分を運用する事が出来ます。判り易い例で言えば《包囲サイ》に付ければ犀の攻撃の度に《血の税収》が撃てます。もっと簡単に《アスフォデルの灰色商人》でも良いですね。《魂の饗宴》が撃てます。《火口の精霊》も《龍火浴びせ》が使えますね。簡単な所だと《霜のオオヤマネコ》につければ相手のブロッカーを「留意」させたような状態に出来ますので攻撃を通す事が出来ますね。《ヘリオッドの巡礼者》は自分を持ってきて、それに付ければさらに別のAuraのサーチが出来ます。そこで殺されたら元も子も有りませんが・・・。《シブシグの泥浚い》は《グレイブディガー》になれます。
最も使いたい組み合わせは、個人的には《波使い》ですかね。
信心3つ以上でTokenを出せる上に、そのターン限定でエレメンタルは+2/+2ですからね。ただし波使い本体が死亡すると全てのTokenが吹き飛びますがww
取り敢えずU信心はデッキにパーツ供給が多い出すね。
これほどではありませんが《モーギスの匪賊》に付けると毎ターン「威嚇」を付与出来ますね。こちらは大山猫と効果が近い。2色になりますがその分はこちらは集団に回避能力を付与出来ます。
とまぁ、捜すだけカードは出てきます。
相手のアタッカーの封殺にも、自分のシナジー用にも使えるテクニカルなカードです。Rのエレメンタルもそうですが、派手さは無い代わりに応用力のあるデザインのレアが多い気がしますね。
《威圧の誇示》(1)(G):ここまで来てやっと自分のデッキに使えそうなカードが来ましたよ~。
インスタント U
以下から1つを選ぶ。
・クリーチャーでない青か黒のパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
・このターン、あなたがコントロールするパーマネントはあなたの対戦相手がコントロールする青や黒の呪文の対象にならない。
長かった・・・(´・ω・`)
とりあえず非生物と言う点は少々目に付きますが、Gと言う色で僅か2マナで《精神を刻む者、ジェイス/JtMs》《ヴェールのリリアナ/LotV》の2大PWに対処出来るというのが本当に大きいです。ついでに《ボーラスの工作員、テゼレット》も潰せます。Rが無いデッキでPWに対処するのは本当に一苦労なのでこれは有難いです。今は昔よりマシになったとはいえやはり直接的に対処できる手段が有ると無いとでは天と地の差です。
他に使用する対象としては《全知》《相殺》等も有りますが、いずれも打ち消されるので・・・。無いよりはマシレベルです。
Bが有るデッキには《突然の衰微》のために使う事も出来ますね。一応《水没》にも対処できますが、《水没》を使う相手には他に運用すべき対象が無いのでまぁ使う事は無いでしょうね。逆にBはLotVと衰微と生物保護の名目が出強調される運用になるでしょうね。ついでに装備品や独楽/《森の知恵》なども。
運用する可能性が有るのはJunk、Maverick、Bantぐらいですかね。何れもRが無く、そして生物を用いたデッキです。これらのデッキには《名誉回復》や《議会の採決》等も有りますが、3マナSocより2マナInsでしょう。もちろん他の効果との競合になりますし、このカードの適用範囲の狭さは気になりますが一考の価値は有るはず。
Stdでも対象に困る事は無いので良いサイドになるはず。
ただ生物の価値が大きい分StdやModernはLegacyよりもデメリットが大きくなります。しかしそれでもいいサイドになるはず。特にそんな環境で使用されるのはデッキのキーカードである事が大半ですしね。
その他
--------------
《正義のうねり》
:少々使い難い色指定。特に《天界の粛清》を考えると悲しくなるほどの性能差。ただゲイン自体は意味が有る。特にModernでは《包囲サイ》《黄金牙、タシグル》など黒のアタッカーは相応にいる上に、もっと重要なのは対Burn性能が高いという事。《僧院の速僧》や《ゴブリンの先達》を潰したうえでゲイン≒火力1枚分が出来ればかなりの効力が有ります。もちろん対Burnなら《機を見た援軍》が有りますし、そちらの効力の方が大きいですが、こちらには軽さと対Bでも有効活用できる強みが有ります。
まぁつまりKPは低くとも、使い様もあるという事ですね。
SoulSistersでも使い道はあります。
《氷固め》
:瞬足付のAura。
色が限定されているとはいえ、かなり使いやすいです。Stdでは《鐘音の一撃》よりも効果自体は使いやすい。信心も稼げますし、次のStdでは本当にU信心を組めそうですね。
↓環境ではタ行が跳梁跋扈しているため余計に使いやすい。
ModernどころかLegacyでも十分使い道が有ると思います。ただLegacyではManedenial戦略がある為2マナと言うのは少々辛い部分もあります。体限定生物カードでしかも2マナですからね、不安も有ります。またModernでも言える事ですが《呪文嵌め》も有りますしね。
《享楽者の宝物庫》
:重めのコストと相手のリソースを利用するという意味では《悪逆の富》をイメージが付いてきますね。ただ個人的には、一つ一つマナを掛けてキャストする必要が有ることから、かつての名カード《ヨーグモスの行動計画》の相手版を思い浮かべました。これ好きだったんですよねww
最も近い効果では《夜帷の死霊》のサボタージュ能力になるのでしょうが。
行動計画と異なり、キャスト制限が掛るのは相手から略奪したスペルだけなので展開上の拘束も強くはありません。
ただ、相手がカードを墓地に落していなければ活用できない点が辛い。同時に、相手のデッキが自分とは色が異なる場合は相手の土地を利用しなければいけない・・・と言うか頼らざるを得ない点が辛いですね。有効活用するには5色マナを出せるカードとの併用が重視されると思います。
また相手が損耗していなければいけないため、マナブーストから最速最大のXで撃ちこむ《悪逆の富》とは使い方が異なりますね。
必然的に中盤以降の運用になるはず。
1つは積極的にハンデスを狙っていく事。特に必要牌を抜ける《強要》系のハンデスと大量ハンデスが出来る《闇取引》は良い相棒になるでしょう。もう一つは低速のControlとしてアドバンテージ兼フィニッシャーとして立てることですかね。《命運の核心》も有りますし除去コンとして過ごすのもアリだと思います。色のサポートを考えればtGで《森の女人像》の様なブロッカーも良いですね。
また相手の山札を削るカードとの併用も可能なはず。
《蘇りし歓楽者》《蘇りしケンタウルス》等の生物をブロッカーにしつつ相手の山札を削るControlと言うのもデッキに出来るかもしれません。
こういう変態的なカードは非常に好みです。
電波ビルダーの血が騒ぐww
《Qarsi Deceiver》
:変異/予示用のマナ生物。
しかし本当にWotcがこれらを推す気が有るのなら0/1でも良いから1マナにするべきだった・・・。
無色マナしか生めないならその程度の恩恵はあってしかるべきだった。まぁそもそも、どうしても2t目に変異を出したいなら《エルフの神秘家》を使えばいいわけですが・・・。
《Haven of Spirit Dragon》
:《精霊龍のるつぼ》に土下座するレベルの使いやすい土地。そもそもあれが弱すぎただけですが・・・。↓環境にある《魂の洞窟》に匹敵するレベルで使いやすいですね。伝説ではない上に、限定《死者再生》の起動能力を持つ為ドラゴンデッキでは是非4枚使いたいですね。
しかし本当にドラゴンデッキをWotcが推すのだったら最低でも3~4マナ域のドラゴンと、《エルドラージの寺院》《ウギンの目》のドラゴン版を出すべきだったと思うんですがね?
特にドラゴン限定の2マナランド程度は合ってもばちは当たらないと思うんですが・・・。
こんなところです。
DTK)雑感8 使いたいけど重いのよね・・・。
2015年3月10日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
今日はGPの関係でSCGは開催されていませんので悪しからず。
代わりにGPでは《見えざるものの熟達》を用いたデッキが大活躍で1・2フィニッシュだとか。溢れ出るマナから予示を繰り返し変異させることで膨大なライフになるなど対Beat色の強いデッキの様ですね。しかも熟達自体はそもそもContolに強いカードとして注目されていた筈。これはなかなかに注目株ですね。
そんな訳でDTKのつづきつづき
ただ、現Std環境ではどちらかと言うと4マナ域レベルまでを採用した中速デッキが非常に多く、特にGはその傾向にあるため中々運用は難しいと思います。
対して下の環境では軽い生物が環境の基本なので降下を満たすのは造作もない事でしょう。問題は色と4マナと言う点をクリアできるのか?と言う事になってくると思います。
ModernではZoo、Abzan、Hatebear、Elvesなどが候補になってくるでしょうか? Zooは4マナは少々辛いですが、学びした展開を想定した場合として1~2枚の運用はあり得るでしょうし、DomainZooなら《包囲サイ》《遍歴の騎士、エルズペス》も使う事を想定しているので4マナは可能なはず、マナ生物もいますしね。惜しむらくはその犀自体は出せないという事ですが・・・。Abzanも同じく犀を出せないですし、Zooに比べ生物も減り、《未練ある魂》で代用していたりと言う事も有ります。が、《ロクソドンの強打者》《復活の声》を使うタイプなら十分で運用は可能なはず。そもそもアドバンテージを取るカードですしね、これは。逆に《黄金牙、タシグル》と《包囲サイ》に注力している形ではまず無理です。生物も少なめですしね。Jundもこの傾向が強い為難しいかもしれません。ただ《闇の腹心》等を多めに取っているのなら使えなくも無い筈。これ自体のロスが痛いのは事実ですが・・・。
Hatebearはほぼ問題なく運用が出来るはず。同じくElvesも運用は可能でしょう。只どちらもデッキも4マナと言う重さは無視できないですし、特定の生物を効力を目的に引きたいと考えると、このカードでは少々不安定でしょうね。
tGのSoulSistersも十分運用圏内ですね。ただ4マナを掛けて引っ張ってくるのなら当然3マナ域を出したいのが信条ですが、このデッキの場合は出せる生物のKPが低すぎるのが気になりますね・・・。メリーラは生物数は多いのですが、コンボパーツが4マナ域と言うのが辛いんですよね・・・。
Legacyでは可能か?と言うとなかなか難しい。
先ず上記のデッキ群ですが、Elvesでは遅すぎて論外。Zooは重めの構成なら可能でしょうが、使っている人がいない・・・。Jund、Junk共に可能性は十分ですが、本体が重い事に加えLegacyでは多くても生物は20枚行かない構築が殆どであるためアドバンテージを取るのが難しいでしょう。その上《目くらまし》《呪文貫き》が溢れる環境でただでさえ重いデッキに4マナの的を入れる余地が有るのかどうか・・・。
D&TはtGでもまず無理でしょう。
そこまでマナに余裕のあるデッキでは在りませんし、そんな暇が有るのなら相手の拘束に使っています。《スレイベンの守護者、サリア》もいますしね。唯一可能性があるとしたらMaverickでしょうか・・・。このデッキは生物は30枚弱ありますし、マナ生物も多い。そもそも《聖遺の騎士》を出せるように3~4マナ域まで伸ばす事も前提としていますからね。アドバンテージを取る手段として《森の知恵》を取っている事も多いですし、アド枠に使えるかもしれません。ただこのデッキではそもそも《緑の太陽の頂点》で生物を運び込んでくるため既に同じ方向性のカードが有る。そこに付け加える必要が有るのかは怪しい所・・・。一応Maverick色の強いBantでも1チャンスあるかもしれません。Bantの場合は《真の名の宿敵》も引っ張れますからね。
マナの心配をしないのならNicFitも該当しますが、このデッキは重いカードを使う事に主眼を置いている以上こんな物使えるはずも無い・・・。
何れにしろ、《タルモゴイフ》《闇の腹心》《瞬唱の魔道士》等のModernの生物に加え《死儀礼のシャーマン》《石鍛冶の神秘家》など低マナ域のカードに事欠かない環境なので最も効力だけを見るのなら強いのはLegacyだと思います。何らかの余地を見いだしたいですね。
相手への干渉、自分のサポートが其々できる効果が集まっておりこれまで公開された中で圧倒的な丸さのあるスペルに仕上がっています。アドを取るのも容易ですし、丸みだけでなく《溶融》のような特定の相手に特に大きな価値が有る効果もあります。非常に使いやすいですね。
とはいえ、丸いのは事実ながら・・・なんというか丸過ぎる。1つ1つの効果は扱いやすいのですが、特別尖ったものが無く、そして各効果が非常に小さい。各効果を見れば判りますが全て1マナ相当の効果です。幾ら2つの効果を得られるとは言え3マナも掛けてやりたい事なのか?と言うとなかなか難しい。例えば抱き合わせの効果にしても《はじける破滅》や《荒野での交渉》等は1つの効果が大きめでそれに+αが付いています。《マルドゥの魔除け》は1つだけしか選べませんが、其々が2マナ相当以上の効果です。それに比べると出来る事が多い代わりに本当に小さい・・・。何と無くですが《貪欲なるネズミ》を見ているようです。確かに効率は悪くないし、アドは採ってるけど・・・と言う感覚ですね。
《溶解》は流石にSide向けなのでスルーするとして、残りの効果が重要になってくるはず。ただ《苦痛》は流石に弱すぎます。メガハンデスでもない限りほぼ価値が無い。《荒廃稲妻》と比較すると悲しくなってきますね。ハンドを溜めこんで睨み合っているような状況でと有効牌を落せる可能性も出てきますが、それでも弱い。悪まで、何時でも使える効果としてついでに運用する事になるはず。逆にIns速度と言う事を考えれば自分のハンドを墓地に送り込む手段として使う事もあるはずですね。Reanimatorなどを作る際には選択肢になるはず。
《ショック》は最も基本となる能力。非常に重要な盤面に触れられる効果であり、余程の事が無い限りはコレ+その他の選択になると思われます。相手に撃ちこめるとは言えそれ程大きな点数ではない為に可能なら生物やPWを落したいところ。つまりこのカードの有効性はこの《ショック》の部分がどれ程環境的な影響力を持っているのかに依ってくると思われます。WeenieやBeatdownの多い環境なら、《ショック》+《苦痛》で相手の攻め手を2枚削る事も可能であるためかなりの支配力が出てくると考えられます。逆に《ショック》の的が無いような環境ではこのアドさえも取るのが難しく、3マナも掛ける価値を見いだせない。お蔵入りが妥当になると思われます。
《墓暴き》は単純にアドが採れますが、序盤用の生物を回収しても弱いので中量級以上の生物を戻したいですね。《ショック》を抱き合わせに使う事を考えるのなら《雷破の執政》や《包囲サイ》の様な何らかの手段で相手のライフを直接的に攻める能力持ちの生物を回収したいですね。地味にドラゴン向上スペルの併用を行う場合、除去されたドラゴンを回収する事で効果向上を安定的に行えるという意味でも価値が有ります。
序盤は《ショック》+《苦痛》で相手の攻め手を鈍らせる。後半は《ショック》+《墓暴き》でアドを稼ぎながら物量差で押し込みを掛ける、と言う運用になるはず。
中盤の選択は場合に応じて。
上記の通り、環境柄2点除去の価値が上がるのなら相対的にこのカードの価値も上がってきます。
Modernではやや上がる程度ですが、Legacyでは圧倒的に意味が増します。《死儀礼のシャーマン》《石鍛冶の神秘家》《闇の腹心》《秘密を掘り下げる者》《若き紅蓮術士》《金属細工師》にその他Elves等の部族やD&T系の生物等々、腐る相手の方が少ないと言えます。SfMを始めAtfも相応の数がいますし、ハンデスも単体では価値が薄いですがHymnやLotVで枚数を消耗させている状況では効いてくるでしょう。生物回収は単純に消耗戦に強い。
と言う事で中々の価値が出てきます。色や特性を考えれば採用できそうなのはJundくらいでしょうが・・・、GrixisDelverも1チャンス?
ただ、効果はそれなりの物が有っても、問題は3マナと言うコスト・・・。
Manadenial戦略が溢れかえる世の中では相当苦しいマナ域です。ここを採用できるマナ基盤をプレイングが求められますね。
その他
《龍詞の咆哮》
:ドラゴン系向上呪文のR版。
本体は2マナInsの生物限定3点火力、向上するとそのコントローラーにも3点が入ります。現Stdなら《灼熱の血》、そして過去の《焼尽の猛火》に近しい効果ですね。向上コストを満たせば、生物が死亡させなければいけない必要性も、生物/プレイヤー両方の対象を取る必要もありません。故に最も使いやすいですね。
ただし、悪まで向上呪文。ドラゴンがいなければ話にならないのはつらいですね・・・。また《稲妻の一撃》とは異なり悪まで生物限定火力。タフネス3位かの生物がいなければ力不足ですし、もっと言えば対Control等の生物がほとんどいないデッキではほぼ役立たず。故にデッキに多数積んでおくのは難しいでしょうかね。環境に有効な相手がどれだけいるか、その上でドラゴンを何枚デッキに詰んでいるのか?にかかってくるでしょうね・・・。普通に火力を取るのなら《稲妻の一撃、生物戦用なら《焙り焼き》が有りますからね・・・。
今のところ実用的なドラゴンは《雷破の執政》《嵐の息吹のドラゴン》《龍語りのサルカン》辺りになりますから、RedDeckWinsならもしかすると・・・。特に執政は反応装甲内蔵なのでプレイヤーに飛ばせるのは大きいですね。サルカンはこれが対応に辛いタフネス4以上に対処できますし、合わせ技でタフネス7も処理できますからね。ただその場合は本体に飛ばせなくなりますが・・・。
これも神からのドラゴンを組めと言う神託の一つか・・・。
《火口の精霊》
:3マナの壁ですが、タフネスが6と中々高く現環境のフィニッシャーの殆どのサイズに対応できますね。また珍しく壁系としては飛行生物にも対応出来る点で強みが有ります。自分を生け贄にする事で《龍火浴びせ》なのでフライヤーならほとんどのサイズを落せるはず。ブロッカーとしても優秀ですが、相手の除去にスタックで生物を焼く事で生物除去として機能させる事が出来る為非常に扱いやすい壁です。
もちろんアタッカーとしては微妙なので殆んどがControl系に扱われる事になると思います。一応「圧倒」が有りますから5マナのフィニッシャー級を並べられればアタッカーにも転身できます。少し使い方の変わった《方解石のカミツキガメ》のような物でしょうかね?
壁と言うとネガティブなイメージが付きまといますが、考える程に使い勝手のいい良質カードだと思います。
[山田]さんが言及されていましたが《双つ身の炎》とは面白いシナジーを発揮しますね。
こんなところで。
今日はGPの関係でSCGは開催されていませんので悪しからず。
代わりにGPでは《見えざるものの熟達》を用いたデッキが大活躍で1・2フィニッシュだとか。溢れ出るマナから予示を繰り返し変異させることで膨大なライフになるなど対Beat色の強いデッキの様ですね。しかも熟達自体はそもそもContolに強いカードとして注目されていた筈。これはなかなかに注目株ですね。
そんな訳でDTKのつづきつづき
《集合した中隊》(3)(G):4マナと重めのコストとはいえ、InsでTop6枚から3マナ以下の生物を最大2枚直接場に出せるという素晴らしい効果を持っています。それ用に組めば相応のアドバンテージを安定して確保できるようになるでしょうね。
インスタント R
あなたのライブラリーの一番上から6枚のカードを見る。その中から、点数で見たマナ・コストが3以下のクリーチャー・カードを最大2枚まで戦場に出す。残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
ただ、現Std環境ではどちらかと言うと4マナ域レベルまでを採用した中速デッキが非常に多く、特にGはその傾向にあるため中々運用は難しいと思います。
対して下の環境では軽い生物が環境の基本なので降下を満たすのは造作もない事でしょう。問題は色と4マナと言う点をクリアできるのか?と言う事になってくると思います。
ModernではZoo、Abzan、Hatebear、Elvesなどが候補になってくるでしょうか? Zooは4マナは少々辛いですが、学びした展開を想定した場合として1~2枚の運用はあり得るでしょうし、DomainZooなら《包囲サイ》《遍歴の騎士、エルズペス》も使う事を想定しているので4マナは可能なはず、マナ生物もいますしね。惜しむらくはその犀自体は出せないという事ですが・・・。Abzanも同じく犀を出せないですし、Zooに比べ生物も減り、《未練ある魂》で代用していたりと言う事も有ります。が、《ロクソドンの強打者》《復活の声》を使うタイプなら十分で運用は可能なはず。そもそもアドバンテージを取るカードですしね、これは。逆に《黄金牙、タシグル》と《包囲サイ》に注力している形ではまず無理です。生物も少なめですしね。Jundもこの傾向が強い為難しいかもしれません。ただ《闇の腹心》等を多めに取っているのなら使えなくも無い筈。これ自体のロスが痛いのは事実ですが・・・。
Hatebearはほぼ問題なく運用が出来るはず。同じくElvesも運用は可能でしょう。只どちらもデッキも4マナと言う重さは無視できないですし、特定の生物を効力を目的に引きたいと考えると、このカードでは少々不安定でしょうね。
tGのSoulSistersも十分運用圏内ですね。ただ4マナを掛けて引っ張ってくるのなら当然3マナ域を出したいのが信条ですが、このデッキの場合は出せる生物のKPが低すぎるのが気になりますね・・・。メリーラは生物数は多いのですが、コンボパーツが4マナ域と言うのが辛いんですよね・・・。
Legacyでは可能か?と言うとなかなか難しい。
先ず上記のデッキ群ですが、Elvesでは遅すぎて論外。Zooは重めの構成なら可能でしょうが、使っている人がいない・・・。Jund、Junk共に可能性は十分ですが、本体が重い事に加えLegacyでは多くても生物は20枚行かない構築が殆どであるためアドバンテージを取るのが難しいでしょう。その上《目くらまし》《呪文貫き》が溢れる環境でただでさえ重いデッキに4マナの的を入れる余地が有るのかどうか・・・。
D&TはtGでもまず無理でしょう。
そこまでマナに余裕のあるデッキでは在りませんし、そんな暇が有るのなら相手の拘束に使っています。《スレイベンの守護者、サリア》もいますしね。唯一可能性があるとしたらMaverickでしょうか・・・。このデッキは生物は30枚弱ありますし、マナ生物も多い。そもそも《聖遺の騎士》を出せるように3~4マナ域まで伸ばす事も前提としていますからね。アドバンテージを取る手段として《森の知恵》を取っている事も多いですし、アド枠に使えるかもしれません。ただこのデッキではそもそも《緑の太陽の頂点》で生物を運び込んでくるため既に同じ方向性のカードが有る。そこに付け加える必要が有るのかは怪しい所・・・。一応Maverick色の強いBantでも1チャンスあるかもしれません。Bantの場合は《真の名の宿敵》も引っ張れますからね。
マナの心配をしないのならNicFitも該当しますが、このデッキは重いカードを使う事に主眼を置いている以上こんな物使えるはずも無い・・・。
何れにしろ、《タルモゴイフ》《闇の腹心》《瞬唱の魔道士》等のModernの生物に加え《死儀礼のシャーマン》《石鍛冶の神秘家》など低マナ域のカードに事欠かない環境なので最も効力だけを見るのなら強いのはLegacyだと思います。何らかの余地を見いだしたいですね。
《コラガンの命令》(1)(B)(R):BRカラーの命令。3マナInsで効果は《墓暴き(死者再生)》《苦痛》《溶解》《ショック》から2つです。
インスタント
以下から2つを選ぶ。
あなたの墓地のクリーチャー1体を対象とし、手札に戻す。
対象のプレイヤーは手札を1枚捨てる。
対象のアーティファクトを破壊する。
コラガンの命令は、対象のクリーチャーかプレイヤーに2点のダメージを与える。
相手への干渉、自分のサポートが其々できる効果が集まっておりこれまで公開された中で圧倒的な丸さのあるスペルに仕上がっています。アドを取るのも容易ですし、丸みだけでなく《溶融》のような特定の相手に特に大きな価値が有る効果もあります。非常に使いやすいですね。
とはいえ、丸いのは事実ながら・・・なんというか丸過ぎる。1つ1つの効果は扱いやすいのですが、特別尖ったものが無く、そして各効果が非常に小さい。各効果を見れば判りますが全て1マナ相当の効果です。幾ら2つの効果を得られるとは言え3マナも掛けてやりたい事なのか?と言うとなかなか難しい。例えば抱き合わせの効果にしても《はじける破滅》や《荒野での交渉》等は1つの効果が大きめでそれに+αが付いています。《マルドゥの魔除け》は1つだけしか選べませんが、其々が2マナ相当以上の効果です。それに比べると出来る事が多い代わりに本当に小さい・・・。何と無くですが《貪欲なるネズミ》を見ているようです。確かに効率は悪くないし、アドは採ってるけど・・・と言う感覚ですね。
《溶解》は流石にSide向けなのでスルーするとして、残りの効果が重要になってくるはず。ただ《苦痛》は流石に弱すぎます。メガハンデスでもない限りほぼ価値が無い。《荒廃稲妻》と比較すると悲しくなってきますね。ハンドを溜めこんで睨み合っているような状況でと有効牌を落せる可能性も出てきますが、それでも弱い。悪まで、何時でも使える効果としてついでに運用する事になるはず。逆にIns速度と言う事を考えれば自分のハンドを墓地に送り込む手段として使う事もあるはずですね。Reanimatorなどを作る際には選択肢になるはず。
《ショック》は最も基本となる能力。非常に重要な盤面に触れられる効果であり、余程の事が無い限りはコレ+その他の選択になると思われます。相手に撃ちこめるとは言えそれ程大きな点数ではない為に可能なら生物やPWを落したいところ。つまりこのカードの有効性はこの《ショック》の部分がどれ程環境的な影響力を持っているのかに依ってくると思われます。WeenieやBeatdownの多い環境なら、《ショック》+《苦痛》で相手の攻め手を2枚削る事も可能であるためかなりの支配力が出てくると考えられます。逆に《ショック》の的が無いような環境ではこのアドさえも取るのが難しく、3マナも掛ける価値を見いだせない。お蔵入りが妥当になると思われます。
《墓暴き》は単純にアドが採れますが、序盤用の生物を回収しても弱いので中量級以上の生物を戻したいですね。《ショック》を抱き合わせに使う事を考えるのなら《雷破の執政》や《包囲サイ》の様な何らかの手段で相手のライフを直接的に攻める能力持ちの生物を回収したいですね。地味にドラゴン向上スペルの併用を行う場合、除去されたドラゴンを回収する事で効果向上を安定的に行えるという意味でも価値が有ります。
序盤は《ショック》+《苦痛》で相手の攻め手を鈍らせる。後半は《ショック》+《墓暴き》でアドを稼ぎながら物量差で押し込みを掛ける、と言う運用になるはず。
中盤の選択は場合に応じて。
上記の通り、環境柄2点除去の価値が上がるのなら相対的にこのカードの価値も上がってきます。
Modernではやや上がる程度ですが、Legacyでは圧倒的に意味が増します。《死儀礼のシャーマン》《石鍛冶の神秘家》《闇の腹心》《秘密を掘り下げる者》《若き紅蓮術士》《金属細工師》にその他Elves等の部族やD&T系の生物等々、腐る相手の方が少ないと言えます。SfMを始めAtfも相応の数がいますし、ハンデスも単体では価値が薄いですがHymnやLotVで枚数を消耗させている状況では効いてくるでしょう。生物回収は単純に消耗戦に強い。
と言う事で中々の価値が出てきます。色や特性を考えれば採用できそうなのはJundくらいでしょうが・・・、GrixisDelverも1チャンス?
ただ、効果はそれなりの物が有っても、問題は3マナと言うコスト・・・。
Manadenial戦略が溢れかえる世の中では相当苦しいマナ域です。ここを採用できるマナ基盤をプレイングが求められますね。
その他
《龍詞の咆哮》
:ドラゴン系向上呪文のR版。
本体は2マナInsの生物限定3点火力、向上するとそのコントローラーにも3点が入ります。現Stdなら《灼熱の血》、そして過去の《焼尽の猛火》に近しい効果ですね。向上コストを満たせば、生物が死亡させなければいけない必要性も、生物/プレイヤー両方の対象を取る必要もありません。故に最も使いやすいですね。
ただし、悪まで向上呪文。ドラゴンがいなければ話にならないのはつらいですね・・・。また《稲妻の一撃》とは異なり悪まで生物限定火力。タフネス3位かの生物がいなければ力不足ですし、もっと言えば対Control等の生物がほとんどいないデッキではほぼ役立たず。故にデッキに多数積んでおくのは難しいでしょうかね。環境に有効な相手がどれだけいるか、その上でドラゴンを何枚デッキに詰んでいるのか?にかかってくるでしょうね・・・。普通に火力を取るのなら《稲妻の一撃、生物戦用なら《焙り焼き》が有りますからね・・・。
今のところ実用的なドラゴンは《雷破の執政》《嵐の息吹のドラゴン》《龍語りのサルカン》辺りになりますから、RedDeckWinsならもしかすると・・・。特に執政は反応装甲内蔵なのでプレイヤーに飛ばせるのは大きいですね。サルカンはこれが対応に辛いタフネス4以上に対処できますし、合わせ技でタフネス7も処理できますからね。ただその場合は本体に飛ばせなくなりますが・・・。
これも神からのドラゴンを組めと言う神託の一つか・・・。
《火口の精霊》
:3マナの壁ですが、タフネスが6と中々高く現環境のフィニッシャーの殆どのサイズに対応できますね。また珍しく壁系としては飛行生物にも対応出来る点で強みが有ります。自分を生け贄にする事で《龍火浴びせ》なのでフライヤーならほとんどのサイズを落せるはず。ブロッカーとしても優秀ですが、相手の除去にスタックで生物を焼く事で生物除去として機能させる事が出来る為非常に扱いやすい壁です。
もちろんアタッカーとしては微妙なので殆んどがControl系に扱われる事になると思います。一応「圧倒」が有りますから5マナのフィニッシャー級を並べられればアタッカーにも転身できます。少し使い方の変わった《方解石のカミツキガメ》のような物でしょうかね?
壁と言うとネガティブなイメージが付きまといますが、考える程に使い勝手のいい良質カードだと思います。
[山田]さんが言及されていましたが《双つ身の炎》とは面白いシナジーを発揮しますね。
こんなところで。
DTK)雑感7 やはりWotcから強いられているんだ!
2015年3月8日 新カード紹介 コメント (2)
ドラゴンを使えと!!
皆さん、こんばんは。しもべです。
続き続き
ローテーションが異なるとはいえ、1ブロック内で2度のPW化しているサルカンです。歴史が変わる事で、本人の記憶はそのままながら世界に合わせてクラスチェンジ?
[+1]:1ドロー+1マナブースト。
基本となる+能力。判り易く実用的なドローです。ただ単に1マナを生み出すだけであるため、使わないと無くなってしまうのが土地アンタップ系と異なるので注意。
[-2]:4/4飛行のドラゴンを出せる能力。出したターンに盤面に自分を守る盾を用意できる点が優秀で、そのままの忠誠度でも5マナ4/4フライヤー反復スペルの様に使えますね。ターンを跨ぐのは少々悠長ですが《若き群れのドラゴン》を想定すればこれだけでも十分に強い事が分かります。出てくるTokenも除去耐性こそないものの決定力としては十分です。下手に[+1]でアドを稼いだり延命するよりもこちらを連打する方が良い場合も少なくないでしょう。
[-8]:奥義。
独りStorm(X)=∞の《ドラゴンの嵐》が撃てます。ドラストはパーマネントもOKですが実質的な差は無いでしょう。豪快な能力で決定力も有りますね。ただ、これを生かそうとする場合必然的にデッキ内に2体以上は大型のドラゴンがいなければ話にならないため専用のデッキを組むか、それ以外はスルーと言う方向になると思われます。
[+1]でドローとマナのアドを稼ぎ、[-2][-8]で盤面の生物アドを稼ぎます。とりあえず自分のアドを稼ぐ事に特化したカードで、相手に干渉する術が無い事から色こそUやRを含んでいますがG成分の強いPWだと思います。[-2]で《龍火浴びせ》で盤面に触る事が出来た《龍語りのサルカン》は本体でも[+1]でフィニッシャーになる事が出来、攻防一体の存在でした。今回のサルカンはそれに比べると自分だけの世界で展開している感が有り若干使いづらいように思います。能力は強力ですが生かすためのサポートが必要なタイプですね。
[+1]はマナサポートにしろ追加ドローにしろ強力な事に違いは無いのですが、5マナも掛けたカードでやりたい事なのか?と言う事。それこそ《紅蓮の達人チャンドラ》や《前哨地の包囲》でも良いわけですからね。とすると[-2]で4/4フライヤーを作って行きながら、忠誠度調整のための[+1]が基本軸になると思います。上で言った通り、下手に[+1]を挿むより[-2]×2の方が余程ゲームを終える力は大きい。なら如何に[-2]を上手く使うか?若しくは[-2]→[+1]と動く挙動に置いて[+1]を攻撃的に向ける事が出来るのか?と言う事になってくると思います。
[-8]は論外。
正直この[+1]の動きが単にドロースペルやマナ生物を引く程度の物なら《嵐の息吹のドラゴン》の方がよっぽど威力が有ります。しかしそのように4~5マナ域を増やすのはデッキ展開上得策ではない。ならやはり火力を多めに入れておくことが[+1]の価値を高めることになる≒[-2]を選択せずとも打力を保持できるのではないか?と思います。マナ生物も入れる関係上《かき立てる炎》に、《炎の爪》も良いですね。[-2]を経由して出す事が普通でしょうから「獰猛」を達成しつつマナ加速で更にダメージを引き延ばせます。
また[-2]ですが、単純に4/4フライヤーを置くだけでも強いのは事実ですが、どうせなら恩恵が欲しい。まぁ《龍の大嵐》か《ティムールの隆盛》が良いでしょうね。特に単にカードを入れるだけなら1ドローも出来る隆盛は良いですね。悠長ですが・・・。[-2]を連打するのならそれらの様なEncもいいですが《頑固な否認》の様な保護札やダメージレースに影響できる《引き剥がし》《凍氷破》の様なスペルも良いですね。
しかし、何か強いようにも見えない・・・。
確かに[-2]のToken生成能力を見ると《真面目な訪問者、ソリン》とは天と地ほどの差のある生物を作れるわけですが・・・。何故かと言うと、恐らくは同環境内に《世界を目覚めさせる者、ニッサ》がいるせいだと思います。回避能力の種類こそ違うものの、ニッサは[+1]で4/4を作れる上にそれが前ターンからいた場合は実質速攻持ちです。が、対してサルカンは[-2]で4/4ですからね・・・。犀やポルクラを考えると飛行の方が価値も高いのは判りますが、それでも連打できる能力と出来ない能力の差はあります。しかも同じマナ域でもアンタップ能力で圧倒的にマナブーストは可能ですし、奥義も専用のデッキでも組まない限り使い道の無さそうなサルカンと違い[-7]は十分使用可能な能力です。ドロー能力こそ勝っていますが、5マナに到達しているのなら他の後続を引き込むよりも勝ちを目指したいはず。同じ[+1]なら1ドローより4/4を作る方を選択する事が大半でしょう。色も同じGを使い同マナ域で能力の使いやすいニッサに比べると少々このサルカンは見劣りする部分が大きいようにも思えます。
勝っている部分はフルタップでハンドが無い状態でもブロッカーを調達できる事と価値がそれほどでも無いドローぐらいしかないのですが、このカードはどの様なデッキでニッサより優先されるのでしょうね?
もちろんニッサの後の環境ではこの限りではありませんが・・・。
ただ、5マナと言う重さを考えるとそれなりの土地の枚数やマナ生物を要求する事になり、必然的に[+1]のドローの質が落ちる事になります。《龍語りのサルカン》も安定して強いPWですしね・・・。
何と言っても《龍の大嵐》が同セットに在り、色が同じになったのが大きいですね。やはりWotcが仰っておられるのだ・・・。
ドラゴンをTUKAINASAIと。
他のDNの方が《龍の大嵐》→《ドラゴンの日》と言うようなことを書いてありましたが、それがそのまま同じ色でStdで出来る訳ですね。取り敢えず《ドラゴンの餌》→《軍属童の突発》の様に繋げて時間を稼ぎながら《龍の降下》で食べる事で正に現代版DragonStorm!!
大嵐1枚でNの2乗のダメージ+[4/4速攻・飛行]×NのダメージになるのでN=3~で20点越えですね。
《ドラゴンの餌》は本当に龍を降下させる(おびき寄せる)餌なんですねww
《前哨地の包囲》で小粒で火を飛ばしたり追加ドローをしてパーツを集めたりできますね。[ライラック]さんの所に載っていましたが《開拓地の包囲》で降下のキャストで他の生物と格闘する事で盤面の制圧も良いですね。マナが足りない場合が多いでしょうから「カン」を選べばマナブーストとしても使えます、と言うかこちらが恐らく本職。RGには他にも堅いマナ生物がいますからそれらをブロッカーにしつつ最終的に《龍の降下》で食べればフィニッシャーですしね。脆く不安定ですが6マナへの到達を考えるのなら《爪鳴らしの神秘家》もアリです。《アタルカの命令》で土地を並べたり、全体強化で勝ちこみかけたりと意外とパーツが揃っていたりします。《歓楽者ゼナゴス》も[+1][0]の両方で使い道が有りますね。
そこまでするのなら別に《龍の大嵐》要らない気もしますが、ロマンが足りなくなるのでNG!!
それに速攻の部分が大きいですよね。幾ら数を並べてもControlだったら流す手段はいくらでもありますから。
しかし《龍王の召使い》の様なドラゴン・呪文を軽減するカードを用意してくれているのなら部族カードにしてくれればいい物を・・・。
と考えていたら、[まぎ(ゼナゴスの狂信者)]さんのところに載っていたのが面白いアイディアで《戦場の秘術師》で軽くするという物。対象1つごとに(1)マナ軽くなるため、必要理論値のX=3の場合僅か(1)(R)(R)でキャスト出来る事になります。このカードはデザイン上は「奮励」用に作られたはずですが、CMCが固定値スペルの場合は本当に軽くなるわけですね。まぁこいつだけならさすがにどうかと思いますが、《春の具象化》のようなカードも在ります。何よりUを足す事でドロースペルが手に入る事が大きい。RGでは《苦しめる声》程度しか軽いドローが無かったので必要牌を引くのがかなり難しかったという難点もありました。
そこを改善できるのは本当に大きいと思います。
何か普通にデッキが出来る気がしてきましたよww
その他
《龍王アタルカ》
:《ボガーダンのヘルカイト》が戦闘力にポイント割り振ったら火吹き能力が劣化しました・・・的なアタルカ様。
ただ相も変わらず盤面を薙ぎ払える能力が凄まじいので制圧力は高いですね。単体の戦闘力も高くまず負けません。
ドラゴン全体に言える事ですが《龍の大嵐》が有れば隙も減らせるためかなり強め。
《快速ウォーカイト》
:Cipで疑似《発掘》+その後生物のバウンス。
かなり珍し効果を持ったドラゴンですね。リアニメイトをするドラゴンは《帰ってきた刃の翼》が居ましたが、効果としては《大釜のダンス》の様にも思えます。
4/4飛行は弱くはありませんが、6マナを掛ける価値は無いため、Cipが目当てになるはず。
3マナ以下なので、それほど時期的な事も含め高い戦闘力を誇る生物を釣るのは難しいですね。どちらかと言えばCip持ちである方が望ましいはず。バウンスも有るのでそれを含めればCipを2度使えるようになりますからね。捨て札用のカードが有れば《無慈悲な処刑人》なんてなかなか良さそうですが・・・。
《凶暴な熱口》
:攻撃時に(R)(R)(R)(G)(G)(G)を生み出すドラゴン。
嘗ての《ケルドの後継者、ラーダ》の上位種のような存在ですかね。まぁ使い方は大きく変わりそうですが・・・。
正直、たんにマナ加速したいだけならいくらでも手段が有るのでやはり6マナ出る事とこのカード自体の存在を有効活用できるようなカードを併用したいですね。「獰猛」ならば《火口の爪》でX=5の7点、《書かれざるものの視認》で後続の確保などが現実的になりますか。2枚カードが必要ですが《軍属の雄叫び》も良いですね、《稲妻の一撃》でも9点を確保できますし。
もっと単純に《邪悪な拳刃》のパンプマナに使うなどでも良いのですが。
こんな所で。
皆さん、こんばんは。しもべです。
続き続き
《揺るぎないサルカン》(2)(G)(R)(U):4枚目のサルカン。
プレインズウォーカー - サルカン M
[+1]:カードを1枚引く。その後、あなたのマナ・プールに、好きな色のマナ1点を加える。
[-2]:飛行を持つ赤の4/4のドラゴン・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
[-8]:あなたのライブラリーから望む枚数のドラゴン・クリーチャー・カードを探し、それらを戦場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。
「4」
ローテーションが異なるとはいえ、1ブロック内で2度のPW化しているサルカンです。歴史が変わる事で、本人の記憶はそのままながら世界に合わせてクラスチェンジ?
[+1]:1ドロー+1マナブースト。
基本となる+能力。判り易く実用的なドローです。ただ単に1マナを生み出すだけであるため、使わないと無くなってしまうのが土地アンタップ系と異なるので注意。
[-2]:4/4飛行のドラゴンを出せる能力。出したターンに盤面に自分を守る盾を用意できる点が優秀で、そのままの忠誠度でも5マナ4/4フライヤー反復スペルの様に使えますね。ターンを跨ぐのは少々悠長ですが《若き群れのドラゴン》を想定すればこれだけでも十分に強い事が分かります。出てくるTokenも除去耐性こそないものの決定力としては十分です。下手に[+1]でアドを稼いだり延命するよりもこちらを連打する方が良い場合も少なくないでしょう。
[-8]:奥義。
独りStorm(X)=∞の《ドラゴンの嵐》が撃てます。ドラストはパーマネントもOKですが実質的な差は無いでしょう。豪快な能力で決定力も有りますね。ただ、これを生かそうとする場合必然的にデッキ内に2体以上は大型のドラゴンがいなければ話にならないため専用のデッキを組むか、それ以外はスルーと言う方向になると思われます。
[+1]でドローとマナのアドを稼ぎ、[-2][-8]で盤面の生物アドを稼ぎます。とりあえず自分のアドを稼ぐ事に特化したカードで、相手に干渉する術が無い事から色こそUやRを含んでいますがG成分の強いPWだと思います。[-2]で《龍火浴びせ》で盤面に触る事が出来た《龍語りのサルカン》は本体でも[+1]でフィニッシャーになる事が出来、攻防一体の存在でした。今回のサルカンはそれに比べると自分だけの世界で展開している感が有り若干使いづらいように思います。能力は強力ですが生かすためのサポートが必要なタイプですね。
[+1]はマナサポートにしろ追加ドローにしろ強力な事に違いは無いのですが、5マナも掛けたカードでやりたい事なのか?と言う事。それこそ《紅蓮の達人チャンドラ》や《前哨地の包囲》でも良いわけですからね。とすると[-2]で4/4フライヤーを作って行きながら、忠誠度調整のための[+1]が基本軸になると思います。上で言った通り、下手に[+1]を挿むより[-2]×2の方が余程ゲームを終える力は大きい。なら如何に[-2]を上手く使うか?若しくは[-2]→[+1]と動く挙動に置いて[+1]を攻撃的に向ける事が出来るのか?と言う事になってくると思います。
[-8]は論外。
正直この[+1]の動きが単にドロースペルやマナ生物を引く程度の物なら《嵐の息吹のドラゴン》の方がよっぽど威力が有ります。しかしそのように4~5マナ域を増やすのはデッキ展開上得策ではない。ならやはり火力を多めに入れておくことが[+1]の価値を高めることになる≒[-2]を選択せずとも打力を保持できるのではないか?と思います。マナ生物も入れる関係上《かき立てる炎》に、《炎の爪》も良いですね。[-2]を経由して出す事が普通でしょうから「獰猛」を達成しつつマナ加速で更にダメージを引き延ばせます。
また[-2]ですが、単純に4/4フライヤーを置くだけでも強いのは事実ですが、どうせなら恩恵が欲しい。まぁ《龍の大嵐》か《ティムールの隆盛》が良いでしょうね。特に単にカードを入れるだけなら1ドローも出来る隆盛は良いですね。悠長ですが・・・。[-2]を連打するのならそれらの様なEncもいいですが《頑固な否認》の様な保護札やダメージレースに影響できる《引き剥がし》《凍氷破》の様なスペルも良いですね。
しかし、何か強いようにも見えない・・・。
確かに[-2]のToken生成能力を見ると《真面目な訪問者、ソリン》とは天と地ほどの差のある生物を作れるわけですが・・・。何故かと言うと、恐らくは同環境内に《世界を目覚めさせる者、ニッサ》がいるせいだと思います。回避能力の種類こそ違うものの、ニッサは[+1]で4/4を作れる上にそれが前ターンからいた場合は実質速攻持ちです。が、対してサルカンは[-2]で4/4ですからね・・・。犀やポルクラを考えると飛行の方が価値も高いのは判りますが、それでも連打できる能力と出来ない能力の差はあります。しかも同じマナ域でもアンタップ能力で圧倒的にマナブーストは可能ですし、奥義も専用のデッキでも組まない限り使い道の無さそうなサルカンと違い[-7]は十分使用可能な能力です。ドロー能力こそ勝っていますが、5マナに到達しているのなら他の後続を引き込むよりも勝ちを目指したいはず。同じ[+1]なら1ドローより4/4を作る方を選択する事が大半でしょう。色も同じGを使い同マナ域で能力の使いやすいニッサに比べると少々このサルカンは見劣りする部分が大きいようにも思えます。
勝っている部分はフルタップでハンドが無い状態でもブロッカーを調達できる事と価値がそれほどでも無いドローぐらいしかないのですが、このカードはどの様なデッキでニッサより優先されるのでしょうね?
もちろんニッサの後の環境ではこの限りではありませんが・・・。
ただ、5マナと言う重さを考えるとそれなりの土地の枚数やマナ生物を要求する事になり、必然的に[+1]のドローの質が落ちる事になります。《龍語りのサルカン》も安定して強いPWですしね・・・。
《龍の降下》(4)(R)(R):若干効果が異なりますが、《狂乱のサルカン》の[-2]を取り出して生物破壊にしたような物です。直近で言えば《難局》の「奮励」が無い代わりに好きなだけ生物を対象に取れるようになったような物ですね。Ins→Socですし2マナから6マナになったので緊急回避や対処療法の除去としては使えません。が、その分効果は非常に派手です。
ソーサリー M
望む数のクリーチャーを対象とし、それを破壊する。この方法で破壊された各クリーチャー1体につき、そのコントローラーは赤の飛行をもつ4/4のクリーチャーを1体戦場に出す。
何と言っても《龍の大嵐》が同セットに在り、色が同じになったのが大きいですね。やはりWotcが仰っておられるのだ・・・。
ドラゴンをTUKAINASAIと。
他のDNの方が《龍の大嵐》→《ドラゴンの日》と言うようなことを書いてありましたが、それがそのまま同じ色でStdで出来る訳ですね。取り敢えず《ドラゴンの餌》→《軍属童の突発》の様に繋げて時間を稼ぎながら《龍の降下》で食べる事で正に現代版DragonStorm!!
大嵐1枚でNの2乗のダメージ+[4/4速攻・飛行]×NのダメージになるのでN=3~で20点越えですね。
《ドラゴンの餌》は本当に龍を降下させる(おびき寄せる)餌なんですねww
《前哨地の包囲》で小粒で火を飛ばしたり追加ドローをしてパーツを集めたりできますね。[ライラック]さんの所に載っていましたが《開拓地の包囲》で降下のキャストで他の生物と格闘する事で盤面の制圧も良いですね。マナが足りない場合が多いでしょうから「カン」を選べばマナブーストとしても使えます、と言うかこちらが恐らく本職。RGには他にも堅いマナ生物がいますからそれらをブロッカーにしつつ最終的に《龍の降下》で食べればフィニッシャーですしね。脆く不安定ですが6マナへの到達を考えるのなら《爪鳴らしの神秘家》もアリです。《アタルカの命令》で土地を並べたり、全体強化で勝ちこみかけたりと意外とパーツが揃っていたりします。《歓楽者ゼナゴス》も[+1][0]の両方で使い道が有りますね。
そこまでするのなら別に《龍の大嵐》要らない気もしますが、ロマンが足りなくなるのでNG!!
それに速攻の部分が大きいですよね。幾ら数を並べてもControlだったら流す手段はいくらでもありますから。
しかし《龍王の召使い》の様なドラゴン・呪文を軽減するカードを用意してくれているのなら部族カードにしてくれればいい物を・・・。
と考えていたら、[まぎ(ゼナゴスの狂信者)]さんのところに載っていたのが面白いアイディアで《戦場の秘術師》で軽くするという物。対象1つごとに(1)マナ軽くなるため、必要理論値のX=3の場合僅か(1)(R)(R)でキャスト出来る事になります。このカードはデザイン上は「奮励」用に作られたはずですが、CMCが固定値スペルの場合は本当に軽くなるわけですね。まぁこいつだけならさすがにどうかと思いますが、《春の具象化》のようなカードも在ります。何よりUを足す事でドロースペルが手に入る事が大きい。RGでは《苦しめる声》程度しか軽いドローが無かったので必要牌を引くのがかなり難しかったという難点もありました。
そこを改善できるのは本当に大きいと思います。
何か普通にデッキが出来る気がしてきましたよww
その他
《龍王アタルカ》
:《ボガーダンのヘルカイト》が戦闘力にポイント割り振ったら火吹き能力が劣化しました・・・的なアタルカ様。
ただ相も変わらず盤面を薙ぎ払える能力が凄まじいので制圧力は高いですね。単体の戦闘力も高くまず負けません。
ドラゴン全体に言える事ですが《龍の大嵐》が有れば隙も減らせるためかなり強め。
《快速ウォーカイト》
:Cipで疑似《発掘》+その後生物のバウンス。
かなり珍し効果を持ったドラゴンですね。リアニメイトをするドラゴンは《帰ってきた刃の翼》が居ましたが、効果としては《大釜のダンス》の様にも思えます。
4/4飛行は弱くはありませんが、6マナを掛ける価値は無いため、Cipが目当てになるはず。
3マナ以下なので、それほど時期的な事も含め高い戦闘力を誇る生物を釣るのは難しいですね。どちらかと言えばCip持ちである方が望ましいはず。バウンスも有るのでそれを含めればCipを2度使えるようになりますからね。捨て札用のカードが有れば《無慈悲な処刑人》なんてなかなか良さそうですが・・・。
《凶暴な熱口》
:攻撃時に(R)(R)(R)(G)(G)(G)を生み出すドラゴン。
嘗ての《ケルドの後継者、ラーダ》の上位種のような存在ですかね。まぁ使い方は大きく変わりそうですが・・・。
正直、たんにマナ加速したいだけならいくらでも手段が有るのでやはり6マナ出る事とこのカード自体の存在を有効活用できるようなカードを併用したいですね。「獰猛」ならば《火口の爪》でX=5の7点、《書かれざるものの視認》で後続の確保などが現実的になりますか。2枚カードが必要ですが《軍属の雄叫び》も良いですね、《稲妻の一撃》でも9点を確保できますし。
もっと単純に《邪悪な拳刃》のパンプマナに使うなどでも良いのですが。
こんな所で。
DTK)雑感6 命令命令
2015年3月8日 新カード紹介 コメント (3)
遅くなったけど続き
中々面白いモードを備えています。
上2つを合わせれば宛ら《頭蓋割り》の様に機能しますね。しかもプレイヤーを対象に取らないため《神聖の力線》の様な対Burnカードを使われても問題が有りません。この部分だけで見ても《頭蓋割り》が運用されているModernのBurnでは価値が見いだせます。Gを足す必要が有りますが、《破壊的な享楽》のためにNayaカラーで運用されているBurnもある為別段の問題も無いでしょう。また、全体強化と合わせれば、攻撃が通る事が前提となりますが実質2マナ4点火力に、2体以上の生物がいればそれ以上の効率にさえなります。《僧院の速僧》が居ればさらに効率が上がります。ライフゲインに合わせて使う事が大きな威力を発揮できますね。盤面に干渉できない難点こそありますが、Burnの様な一本気なデッキではそれほど気にはならないでしょう。同時にタフネス強化のお陰で相手の小型スィーパーの回避にも使えます。
しかしStd、Legacyでは盤面に干渉できない点は無視する事が出来ない点となってきます。
《ボロスの魔除け》がStdでは居場所をなかなか見つけられなかったのも本体火力としては効率が良くとも盤面に干渉する術が無かったためですしね。火力の札が足りないStd、生物の質の問題で盤面を無視できないLegacyではここが難点の筈。
ただそうは言っても、Stdでは使い道もあるはず。
全体強化自体は火力と合わせれば効率が良いため、《ドラゴンの餌》《軍属童の突発》《ゴブリンの熟練扇動者》の様な面展開をするカードを併用する事で威力を発揮しやすいはず。さらにこれらのデッキは環境に《包囲サイ》《真面目な訪問者、ソリン》《エレボスの鞭》の様な絆魂/ゲイン付きのパワーカードを置かれるとかなり苦しい面が有りましたが、それらにもゲインを1度だけ封じる事が出来るため押し込みに便利。
土地を置く効果は今一つ使い道が判りませんでしたが、マナブーストの効果≒マナ生物であると考えると結構便利だと改めさせられます。実際にはマナ源を増やしているのではなく、瞬間的な成長を促している(特定のマナ域へ通常よりも速く到達させる事が出来る)だけなのでマナ生物と言うよりも《モックス・ダイアモンド》に役割は近いのですが。それでも相手より1ターンは約1マナ多く動けるという事は非常に大きいです。特に3~4マナ域を使う様なWeenieより重めのステロイドストンピィの様なBeatdownではボムを素早く置けることは重要です。3t目に上手くいけば《世界を喰らう者、ポルクラノス》や《歓楽者ゼナゴス》等がいる4マナが出せるわけですからね。「占術」ランド等のタップインランドを用いるスローな環境だからこそ、余計に土地1枚の差は大きい。考え方によっては序盤の先手と後手を入れ替える事が出来るとも言えますね。
占術ランドと合わせるとプチ《マグマの噴出》にもなります。
また土地をTopから使う事になり易い《クルフィックスの狩猟者》と合わせるとよりマナを伸ばしやすい。そちらはややBigmana的な領域にまで入ってきますが・・・。
派手さはありませんし、干渉力は小さいのですが、2マナの割には出来る事が多く良質なスペルだと思います。
ただし、悪までもBurnやSligh~ステロイドの様な攻めるデッキ専用になります。
とりあえず
・マナを3~4マナに到達させやすい。
・ライフゲインを潰せる
・面展開で活きる
観点から
RGのTokenSlighで良い気がします。
《かき立てる炎》も有りますしね。
4マナ圏には《大いなる狩りの巫師》もいますが、Wを足してNayaにすれば《僧院の導師》もいますね。
しかしモード選択のお陰で幅広い運用が出来るにも拘らず、其々が結構ニッチな効果と言うのも珍しいですね。
まぁ同じ路線でも《グルールの魔除け》とは雲泥の差ですがw
《否認》《ブーメラン》《最後の喘ぎ》+PW破壊の4つから2つを選ぶ効果ですね。
UWの《オジュタイの命令》が自分に関連しアドバンテージを稼ぐカードであるのに対し、UBの《シルムガルの命令》は相手に干渉してアドバンテージを稼ぐのがデザインの様ですね。てっきりライフロスかハンデスが有ると思ったのですが・・・。
5マナは重い・・・。
すべて相手に干渉する事を前提とした効果であるため妨害力は非常に高く、どのデッキでも何らかの効果を発揮できると思います。
ただ・・・。
相手に干渉する事に特化し過ぎていて、意外と組み合わせの幅が狭く使い難いように思います。生物用の《最後の喘ぎ》は小型専用ですし、PWなんて場にいるかどうかも分からない。カウンターは当然相手のキャスト時専用。それを考えると状況を選ばず使えるのがバウンスしかなく、しかもバウンスは当然ながらテンポを採ってこそ真価を発揮する効果です。只適当にそこにある物を戻して強いわけではない。5マナが出るような中盤以降に土地を戻して意味が有るのかと言われるとね。
特に生物除去が弱いのが辛い。
元となった《最後の喘ぎ》は2マナであったから強かったわけで5マナの効果に付けられても、それがどこまで有効かは怪しい。対象とする事が出来る生物はいてもそれが盤面に影響を与える事が出来る時期なのか?と言う事になります。また中型生物以上は対処できないので他のスペルに頼らざるを得ない。今の環境だけでも《包囲サイ》 《先頭に立つもの、アナフェンザ》《オレスコスの王、ブリマーズ》《クルフィックスの狩猟者》《黄金牙、タシグル》《嵐の息吹のドラゴン》 《世界を喰らう者、ポルクラノス》 《囁きの森の精霊》《奔流の精霊》と有り余っているほど・・・。ならバウンスすればいいのですが、それが《包囲サイ》であったら・・・しかもその確率は決して低くない。
PWや生物に単純に対処するだけならもっと軽い《英雄の破滅》の方が遥かに使いやすいです。UB命令では上記の様に特徴であるアドバンテージが取れるのかも怪しいですからね。それ以外の価値、特に《否認》が+αとして5マナまで含めてどこまで使いやすいのか?にかかってくると思います。
《卓絶のナーセット》の[-2]での運用は期待していましたが、この効果では難しそうです。
そう思うと、1ドローが有った《謎めいた命令》は本当に強いですよね・・・。
しかし、シルムガルのCipもそうですが、相当生物とPWが嫌いなのでしょうね。何かあったのでしょうか。
能力は《凍結燃焼の奇魔》を彷彿とさせますが、シンボル的には《夜帷の死霊》に近いですね。
マナを掛ければパワー5まで到達するため3マナにしてはまぁまぁの打点です。マナは当然かかりますが、本家と異なり要求マナが無色であるのが良いですね。更に除去耐性もある為信心を維持しやすいです。本体の打点の高さと合わせて《波使い》が俄然使いやすくなりますね。当然狙っているのでしょうが、コイツ自身もエレメンタルなので波使いのお陰で4/4になり、その上マナを掛ければ7/1に。ただ、波使いのキャストにスタックでブリンクすると信心が無くなってしまうのはご愛嬌ですがw
しかしそれでも、除去回避能力自体が優秀で、単体での運用能力の向上につながっています。
無いよりは遥かに良い。
因みに、《波使い》だけでなく《海の神、タッサ》での回避能力付与も当然強いですし、又ブリンクの関係で《都市国家の神、エファラ》を併用すれば1ドローが6マナで出来るようになりますね。効率が良いとは言えませんが無いよりは遥かにマシ。
問題はやはり3マナの信心と言う事。
THS期には2マナ域に優秀な信心稼ぎの《凍結燃焼の奇魔》《潮縛りの魔道士》が居ましたからね。今の環境は《霜歩き》が居るとはいえ少々パーツが足りないのも事実。《雲変化》は併用して精霊を余事できれば素晴らしいですが、早々上手くは行かない上に3マナ域ばかりでは辛い。
その他
《血顎の狂信者》
:「《血に染まりし勇者》なら自分でアタック→「強襲」達成→投げる→強襲で復活」が出来ますね。ブロックされなければ4点・ブロッカーを越えられなくても4万2点ドレイン。うん、微妙・・・。
取り敢えず、ブロックされる事無く本体にダメージを通す事が出来るという点は美点ですね。《怨恨》が有れば・・・。
しかし投げるという行為がクレリックの場合は「殉教者」のようなイメージですが、戦士だと「特攻指示書」貰った日本兵みたいですよね。背景に日の丸入れましょうか。
《隠れたる龍殺し》
:《シルムガルの暗殺者》と対を成す様なデザインですね。
あちらは強化《虫つぶし》で、こちらは《大物潰し》。環境の的としてはこちらも相応に対象がおり、更にフィニッシャー級を狙えるようになります。もともと大変異で出す場合はテンポが悪く中量級生物と並走する場合が多いのでなお対象には困らないでしょう。
暗殺者が回避能力を持っていたのに対して、こちらは「絆魂」が有るのでこちらの方がMidrange向き。ただ、2マナ2/1絆魂でも別に弱くは無いためやはり使い分けを上手く機能させていきたいですね。
変異デッキとして見ても大型生物除去は有効です。
した環境でもLifegain/Soulsistersで1チャンス。
《焙り焼き》
:野生動物は火に弱い!火だ、火を焚くんだ!!
中級フィニッシャー達を焙って食べるためのスペルですね。雰囲気的にはライフゲインがあってもおかしくなさそうです。Rにこの効果が存在するという事が素晴らしい。Weenieを作るためのパーツがまた一つ増えましたね。軽い除去が足りない環境なのでかなり大きな意味が有るはず。同時に生物の価値が《囁き森の精霊》の様な数を稼げる方に重きを置かれるかもしれません。
因みに、野生動物を追い払うために火を焚くと、反って興味本位に集まってくる事もあるとか・・・。
どっちやねん。
《勇壮な対決》
:使いやすい格闘スペル。
《凶暴な殴打》の「獰猛」達成してたら別に強化要らなくね?と言う部分を解消しています。除去がメインですが最低限強化スペルとしても使えるため腐りづらい。
巨大な龍の前歯も圧し折る強烈なアッパーと熊を殴り倒す左スマッシュ。これが別世界の世界線の差か・・・。どっちも強そうですがねw
MMA2015で無事《タルモゴイフ》は再再録される事になります。
好きかな良きかな。
今回はどのくらいの販売量になるのかは判りませんが、前回の事は反省しているようですし製造量は増えると思います。出来れば限定生産ではなく通常生産にして欲しいのですが・・・。
が、懸念も。
公開された画像の通り、今回は英語以外にも日本語と中国語でも販売されるそうな。
つまり英語しか持ってなかった人が、日本語で揃えたい!とかコレクターの方が全言語4枚ずつ揃えるべし!とか言う意味ででやっぱり値上がりする可能性も。
ついでにタルモゴイフ自体のカードの値上がりも半端ない。私は持っているせいで気に留めてもいなかったのですが、タルモって前回のモダマス発売念の2013年は末で13k程度だったんですね。しかし今は普通に20kオーバー・・・。
今回生産され、上記のような懸念が無かったとしても焼け石に水程度の効果しかないのでは?と・・・。
まぁそれでも無いよりは絶対に在った方が良いのですが。
やっぱり高いから遊べないなんてゲームにして欲しくありませんしね。色んな方と遊んでこそのゲームです
ついでに次はZenブロックだとか。
今回対抗色フェッチが再録されるかどうかでひやひやしていましたが、恐らく今回は無しで次のZenでの再録と言う事になるはず。よかったよかった。
まぁそんな約束はされていませんが。
あのWotcがタルキールでフェッチを再録した事に依る販促効果を見逃すとは思えない!
ローテーションの関係でZenが残ってタルキールが落ちる環境にもなりますしね。
ついでに《引き裂かれし永劫、エムラクール》《解放された者、カーン》も再録。
素晴らしいね。
しかし1パック単価が高すぎない??
ゆるぎないのはまた別の日に。
《アタルカの命令》(R)(G):RGカラーの命令。
インスタント R
以下のうちから2つ選ぶ。
・あなたの対戦相手はこのターンライフを得ることができない
・Atarka’s Commandは各対戦相手に3点のダメージを与える。
・あなたは手札から土地カードを1枚戦場に出しても良い。
・あなたのコントロールするクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修正を受けるとともに到達を得る。
中々面白いモードを備えています。
上2つを合わせれば宛ら《頭蓋割り》の様に機能しますね。しかもプレイヤーを対象に取らないため《神聖の力線》の様な対Burnカードを使われても問題が有りません。この部分だけで見ても《頭蓋割り》が運用されているModernのBurnでは価値が見いだせます。Gを足す必要が有りますが、《破壊的な享楽》のためにNayaカラーで運用されているBurnもある為別段の問題も無いでしょう。また、全体強化と合わせれば、攻撃が通る事が前提となりますが実質2マナ4点火力に、2体以上の生物がいればそれ以上の効率にさえなります。《僧院の速僧》が居ればさらに効率が上がります。ライフゲインに合わせて使う事が大きな威力を発揮できますね。盤面に干渉できない難点こそありますが、Burnの様な一本気なデッキではそれほど気にはならないでしょう。同時にタフネス強化のお陰で相手の小型スィーパーの回避にも使えます。
しかしStd、Legacyでは盤面に干渉できない点は無視する事が出来ない点となってきます。
《ボロスの魔除け》がStdでは居場所をなかなか見つけられなかったのも本体火力としては効率が良くとも盤面に干渉する術が無かったためですしね。火力の札が足りないStd、生物の質の問題で盤面を無視できないLegacyではここが難点の筈。
ただそうは言っても、Stdでは使い道もあるはず。
全体強化自体は火力と合わせれば効率が良いため、《ドラゴンの餌》《軍属童の突発》《ゴブリンの熟練扇動者》の様な面展開をするカードを併用する事で威力を発揮しやすいはず。さらにこれらのデッキは環境に《包囲サイ》《真面目な訪問者、ソリン》《エレボスの鞭》の様な絆魂/ゲイン付きのパワーカードを置かれるとかなり苦しい面が有りましたが、それらにもゲインを1度だけ封じる事が出来るため押し込みに便利。
土地を置く効果は今一つ使い道が判りませんでしたが、マナブーストの効果≒マナ生物であると考えると結構便利だと改めさせられます。実際にはマナ源を増やしているのではなく、瞬間的な成長を促している(特定のマナ域へ通常よりも速く到達させる事が出来る)だけなのでマナ生物と言うよりも《モックス・ダイアモンド》に役割は近いのですが。それでも相手より1ターンは約1マナ多く動けるという事は非常に大きいです。特に3~4マナ域を使う様なWeenieより重めのステロイドストンピィの様なBeatdownではボムを素早く置けることは重要です。3t目に上手くいけば《世界を喰らう者、ポルクラノス》や《歓楽者ゼナゴス》等がいる4マナが出せるわけですからね。「占術」ランド等のタップインランドを用いるスローな環境だからこそ、余計に土地1枚の差は大きい。考え方によっては序盤の先手と後手を入れ替える事が出来るとも言えますね。
占術ランドと合わせるとプチ《マグマの噴出》にもなります。
また土地をTopから使う事になり易い《クルフィックスの狩猟者》と合わせるとよりマナを伸ばしやすい。そちらはややBigmana的な領域にまで入ってきますが・・・。
派手さはありませんし、干渉力は小さいのですが、2マナの割には出来る事が多く良質なスペルだと思います。
ただし、悪までもBurnやSligh~ステロイドの様な攻めるデッキ専用になります。
とりあえず
・マナを3~4マナに到達させやすい。
・ライフゲインを潰せる
・面展開で活きる
観点から
RGのTokenSlighで良い気がします。
《かき立てる炎》も有りますしね。
4マナ圏には《大いなる狩りの巫師》もいますが、Wを足してNayaにすれば《僧院の導師》もいますね。
しかしモード選択のお陰で幅広い運用が出来るにも拘らず、其々が結構ニッチな効果と言うのも珍しいですね。
まぁ同じ路線でも《グルールの魔除け》とは雲泥の差ですがw
《シルムガルの命令》(3)(U)(B):UBの命令。
インスタント R
以下から2つを選ぶ。
・クリーチャーでない呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
・パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-3/-3の修整を受ける。
・プレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。
《否認》《ブーメラン》《最後の喘ぎ》+PW破壊の4つから2つを選ぶ効果ですね。
UWの《オジュタイの命令》が自分に関連しアドバンテージを稼ぐカードであるのに対し、UBの《シルムガルの命令》は相手に干渉してアドバンテージを稼ぐのがデザインの様ですね。てっきりライフロスかハンデスが有ると思ったのですが・・・。
5マナは重い・・・。
すべて相手に干渉する事を前提とした効果であるため妨害力は非常に高く、どのデッキでも何らかの効果を発揮できると思います。
ただ・・・。
相手に干渉する事に特化し過ぎていて、意外と組み合わせの幅が狭く使い難いように思います。生物用の《最後の喘ぎ》は小型専用ですし、PWなんて場にいるかどうかも分からない。カウンターは当然相手のキャスト時専用。それを考えると状況を選ばず使えるのがバウンスしかなく、しかもバウンスは当然ながらテンポを採ってこそ真価を発揮する効果です。只適当にそこにある物を戻して強いわけではない。5マナが出るような中盤以降に土地を戻して意味が有るのかと言われるとね。
特に生物除去が弱いのが辛い。
元となった《最後の喘ぎ》は2マナであったから強かったわけで5マナの効果に付けられても、それがどこまで有効かは怪しい。対象とする事が出来る生物はいてもそれが盤面に影響を与える事が出来る時期なのか?と言う事になります。また中型生物以上は対処できないので他のスペルに頼らざるを得ない。今の環境だけでも《包囲サイ》 《先頭に立つもの、アナフェンザ》《オレスコスの王、ブリマーズ》《クルフィックスの狩猟者》《黄金牙、タシグル》《嵐の息吹のドラゴン》 《世界を喰らう者、ポルクラノス》 《囁きの森の精霊》《奔流の精霊》と有り余っているほど・・・。ならバウンスすればいいのですが、それが《包囲サイ》であったら・・・しかもその確率は決して低くない。
PWや生物に単純に対処するだけならもっと軽い《英雄の破滅》の方が遥かに使いやすいです。UB命令では上記の様に特徴であるアドバンテージが取れるのかも怪しいですからね。それ以外の価値、特に《否認》が+αとして5マナまで含めてどこまで使いやすいのか?にかかってくると思います。
《卓絶のナーセット》の[-2]での運用は期待していましたが、この効果では難しそうです。
そう思うと、1ドローが有った《謎めいた命令》は本当に強いですよね・・・。
しかし、シルムガルのCipもそうですが、相当生物とPWが嫌いなのでしょうね。何かあったのでしょうか。
《岸砕きの精霊》(U)(U)(U):THSの信心制作依頼、それまでのシンボル濃度向上デザインとは逆行して信心の薄いものばっかり制作していたWotcですがここにきて何故かトリプルシンボルです。好調な売り上げを記録したTHSに最後の花を持たせてやろう的な心づけでしょうかね?
クリーチャー - エレメンタル M
(U):~を追放する。その後これを裏向きの状態でオーナーのコントロールで戦場に戻す。
(1):~はターン終了時まで+1/-1か-1/+1の修正を受ける。
大変異(4)(青)
3/3
能力は《凍結燃焼の奇魔》を彷彿とさせますが、シンボル的には《夜帷の死霊》に近いですね。
マナを掛ければパワー5まで到達するため3マナにしてはまぁまぁの打点です。マナは当然かかりますが、本家と異なり要求マナが無色であるのが良いですね。更に除去耐性もある為信心を維持しやすいです。本体の打点の高さと合わせて《波使い》が俄然使いやすくなりますね。当然狙っているのでしょうが、コイツ自身もエレメンタルなので波使いのお陰で4/4になり、その上マナを掛ければ7/1に。ただ、波使いのキャストにスタックでブリンクすると信心が無くなってしまうのはご愛嬌ですがw
しかしそれでも、除去回避能力自体が優秀で、単体での運用能力の向上につながっています。
無いよりは遥かに良い。
因みに、《波使い》だけでなく《海の神、タッサ》での回避能力付与も当然強いですし、又ブリンクの関係で《都市国家の神、エファラ》を併用すれば1ドローが6マナで出来るようになりますね。効率が良いとは言えませんが無いよりは遥かにマシ。
問題はやはり3マナの信心と言う事。
THS期には2マナ域に優秀な信心稼ぎの《凍結燃焼の奇魔》《潮縛りの魔道士》が居ましたからね。今の環境は《霜歩き》が居るとはいえ少々パーツが足りないのも事実。《雲変化》は併用して精霊を余事できれば素晴らしいですが、早々上手くは行かない上に3マナ域ばかりでは辛い。
その他
《血顎の狂信者》
:「《血に染まりし勇者》なら自分でアタック→「強襲」達成→投げる→強襲で復活」が出来ますね。ブロックされなければ4点・ブロッカーを越えられなくても4万2点ドレイン。うん、微妙・・・。
取り敢えず、ブロックされる事無く本体にダメージを通す事が出来るという点は美点ですね。《怨恨》が有れば・・・。
しかし投げるという行為がクレリックの場合は「殉教者」のようなイメージですが、戦士だと「特攻指示書」貰った日本兵みたいですよね。背景に日の丸入れましょうか。
《隠れたる龍殺し》
:《シルムガルの暗殺者》と対を成す様なデザインですね。
あちらは強化《虫つぶし》で、こちらは《大物潰し》。環境の的としてはこちらも相応に対象がおり、更にフィニッシャー級を狙えるようになります。もともと大変異で出す場合はテンポが悪く中量級生物と並走する場合が多いのでなお対象には困らないでしょう。
暗殺者が回避能力を持っていたのに対して、こちらは「絆魂」が有るのでこちらの方がMidrange向き。ただ、2マナ2/1絆魂でも別に弱くは無いためやはり使い分けを上手く機能させていきたいですね。
変異デッキとして見ても大型生物除去は有効です。
した環境でもLifegain/Soulsistersで1チャンス。
《焙り焼き》
:野生動物は火に弱い!火だ、火を焚くんだ!!
中級フィニッシャー達を焙って食べるためのスペルですね。雰囲気的にはライフゲインがあってもおかしくなさそうです。Rにこの効果が存在するという事が素晴らしい。Weenieを作るためのパーツがまた一つ増えましたね。軽い除去が足りない環境なのでかなり大きな意味が有るはず。同時に生物の価値が《囁き森の精霊》の様な数を稼げる方に重きを置かれるかもしれません。
因みに、野生動物を追い払うために火を焚くと、反って興味本位に集まってくる事もあるとか・・・。
どっちやねん。
《勇壮な対決》
:使いやすい格闘スペル。
《凶暴な殴打》の「獰猛」達成してたら別に強化要らなくね?と言う部分を解消しています。除去がメインですが最低限強化スペルとしても使えるため腐りづらい。
巨大な龍の前歯も圧し折る強烈なアッパーと熊を殴り倒す左スマッシュ。これが別世界の世界線の差か・・・。どっちも強そうですがねw
MMA2015で無事《タルモゴイフ》は再再録される事になります。
好きかな良きかな。
今回はどのくらいの販売量になるのかは判りませんが、前回の事は反省しているようですし製造量は増えると思います。出来れば限定生産ではなく通常生産にして欲しいのですが・・・。
が、懸念も。
公開された画像の通り、今回は英語以外にも日本語と中国語でも販売されるそうな。
つまり英語しか持ってなかった人が、日本語で揃えたい!とかコレクターの方が全言語4枚ずつ揃えるべし!とか言う意味ででやっぱり値上がりする可能性も。
ついでにタルモゴイフ自体のカードの値上がりも半端ない。私は持っているせいで気に留めてもいなかったのですが、タルモって前回のモダマス発売念の2013年は末で13k程度だったんですね。しかし今は普通に20kオーバー・・・。
今回生産され、上記のような懸念が無かったとしても焼け石に水程度の効果しかないのでは?と・・・。
まぁそれでも無いよりは絶対に在った方が良いのですが。
やっぱり高いから遊べないなんてゲームにして欲しくありませんしね。色んな方と遊んでこそのゲームです
ついでに次はZenブロックだとか。
今回対抗色フェッチが再録されるかどうかでひやひやしていましたが、恐らく今回は無しで次のZenでの再録と言う事になるはず。よかったよかった。
まぁそんな約束はされていませんが。
あのWotcがタルキールでフェッチを再録した事に依る販促効果を見逃すとは思えない!
ローテーションの関係でZenが残ってタルキールが落ちる環境にもなりますしね。
ついでに《引き裂かれし永劫、エムラクール》《解放された者、カーン》も再録。
素晴らしいね。
しかし1パック単価が高すぎない??
ゆるぎないのはまた別の日に。
MtGオリジン)雑感1 拝啓 15のリリアナへ
2015年3月7日 新カード紹介 コメント (8)
拝啓 この手紙読んでいるあなたは どこで何をしているのだろう
十五のリリアナには誰にも話せない 悩みの種が有るのです
未来のリリアナに宛てて書く手紙なら
きっと素直に打ち明けられるだろう
今 負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうなリリアナは
誰の言葉を信じ歩けばいいの?
ひとつしかないこの胸が何度もばらばらに割れて
苦しい中で今を生きている
今を生きている
------------------------------------------------------------------------------------
他のDTKの感想を書いて行こうと思っていましたが、寝て起きたらそれどころじゃない!!
なんと最後の基本セット「マジック オリジン」で公開されていたリリアナがカードとして公開されている!黒の信心トリプルシンボルのしもべとしては龍とかどうでもよくなってこちらの感想を挙げる事にした次第です。
:オリジンに収録されるあのリリアナ。
何を思ったか変身カード。ガラク繋がりですか?
最初は3マナの生物として場に出て、自軍の生物が死亡する事に誘発してPWへと変身。その際ついでに死亡した生物をゾンビに変換しお供とします。足元に群がってる彼らの事でしょう。お供を連れてくるなんてやっぱりガラク似・・・。
[+2]:《ヴェールのリリアナ/LotV》の能力の焼き直し。ただし忠誠度コストの上昇値が増えており実質上位交換能力ですね。これだけなら本当に良かった。只でさえ強い能力がさらに上がってますからね。特に対Burn性能は圧倒的なものになりました。これだけならね。
[-X]:自軍のリアニメイト。残念ながら相手の墓地は対象に出来ません。また、自軍ではありますが、変身時に死亡した生物は魔法によってゾンビへと姿を換えられている(強制リムーブされる)ため、復活させる事は出来ません。また忠誠度自体もそれほど高くは無いため、あまり大きな生物は釣れません。
但し、忠誠度+の上り幅が2と大きいため、中級生物なら十分に釣り上げる事も可能です。
能力自体も対消耗戦に強く、[+2]→[-X]と経由する事でリソースの消耗無し・キャスト無しで場に出せるという利点が有ります。
それでも-X値は小さい方が望ましいため、《闇の腹心》《タルモゴイフ》《石鍛冶の神秘家/SfM》《瞬唱の魔道士/ScM》等がいる下の環境でこそ真価を発揮するはず。特にScMはFbでスペルの使い回しもでき、+で捨てたスペル自体の回収にもなります。
盤面には干渉できませんが、Tokenを連れてきて場を固めるような物で、強PWの条件の一つである自分を守る能力と言って差し支えは無いでしょう。
[-8]:《リリアナ・ヴェス》の[-8]と同じくリアニメイトですが、全てを自軍として蘇えらせる《闇の領域の隆盛》の様な必殺技では無く、強化《命綱》の様な時間を掛ける程に効果を増していく能力です。こちらも対消耗戦に極めて強い。
各能力はこんな感じですね。
相手に干渉する/妨害する能力を備え、自分を守る手段も備えています。本体もコスト自体が3マナと軽めであり、生け贄要素を用意して置けば比較的簡単に変身も出来るでしょう。
只やはり自衛手段としては中途半端なのでしっかりと除去は取りたい。
また生物がいなければ只の《屍気の霧》にしかならないため、しっかりと生物の数を採りたい。本体も元々生物ですしBeatdownでの運用を基本とした生物補助カードとなるでしょう。
変身させた時点でゾンビがいるというのは面白いですねw
壁としても勿論なりますし、除去を採っていればそれがアタッカーにもなれます。
今のところ使い道が思い浮かびませんが、殴り合いに強いデザインですし、生物戦が主戦場のStdでは使い道があるかもしれません。CMCの小さい質の良い生物やCipの強力な中級生物が在れば[-X]が特に強力ですからね。
最低でも能動的に生け贄に奉げる手段が欲しい。
今回の濫用生物や戦士を生け贄に奉げる3/3戦士等が良い候補になるでしょうかね?優秀な生物がいるほどに強くなるため、良い生物が集まる事を期待します。前回の記事でも書きましたが、小粒な生物は結構札が集まってきているため、良いBeatdownが組めるかもしれません。Weenieなら変身を能動的に行わず、勝手に変身すればいい位のデッキも組めるかもしれません。
またオリジン自体にも何らかの特別な補正のあるデザインのカードがあるかもしれません。
他のPWも気になりますし、何はともあれ今後に期待ですね。
(ここから下は主にEternalプレイヤーとしての視点ですので、Std専門の方は読む意味はありません。同時に最後の基本セットのリリアナという事で無駄に過剰に期待していた哀れなる信者の恨み節が混じっています。ご注意ください。
5割くらい差し引いて読んでね(ゝω・))
が、とりあえず使っていないので何とも言えませんが、第一印象としては「クソ弱いに尽きます。
能力やマナコストから《ヴェールのリリアナ/LotV》の一部オマージュの様なデザインとなっており、それ故に比較されてしまうのですが・・・。
1.本体が生物
:元が生物なので、生物としてキャストしPWにする必要が有ります。元々の生物はお世辞にも使いやすいとは言えないためPWになる事を前提となる事は自明の理。しかし故に生物除去に引っ掛かります。凡そあらゆる除去に掛るといえてしまうほど除去耐性が低い。
PWとして機能させる計算を立たせにくい事になります。
2.変身が強制
:1体でも生物が死亡すれば強制変身。
例えば盤面的に1パンチで勝てるとか、装備やカウンターで強化されている、ブロッカーがいて欲しい等の生物を保持しておきたい状況でも必ず変身します。しかも死亡した生物を強制的にリムーブするためそれを利用したくても出来ない。上でも挙げた通りタルモが死亡してもPWになってそれを復活させる事が出来ない。
何かこう・・・、この我慢できなさがリリアナの性格を良く表しているとも言えますがww
せっかくカードタイプが分かれているのに変身が強制のお陰でPWの横に生物の自分を置いて~という事が出来ないですしね。
3.能力が墓地依存
:変身条件が「生物の死亡」なので《安らかなる眠り》《虚空の力線》を置かれた場合は当然変身できない。
また変身後も能力的に[-X][-8]の2つで墓地を使うため、矢張り上のカードを置かれると手も足も出ない。Insタイミングで利用できる墓地掃除カードも当然有効で《死儀礼のシャーマン》《漁る軟泥》や《大祖始の遺産》でもOut
自軍の墓地利用カード、特に《死儀礼のシャーマン》に結果もろ弊害が出る・・・。
↓環境だとBeatと言うとやはり《タルモゴイフ》を添えたいわけですが、それも墓地除去で一緒に吹き飛ぶ。そして↓環境も含めリムーブ除去に無力。《剣を鍬に》《流刑への道》、それだけでなく《終末》にも弱い。
4.能力がリアニばっか
:LotVとの比較になりますが、布告による除去、[-6]によるリソースの半減。これらに加えて[+1]が有る事で、LotVは対Beat、対Control、対Comboの総てを熟せるPWとされました。特に+1/-2の場に出てすぐに行える能力の利用価値が高く安定して効果を発揮しました。
が、コイツはリアニメイトするだけ。
しかも小粒限定。
墓地掃除されていなくとも墓地に生物がいない状況では+2以外にする事が無い。除去の色である黒にも拘らず相手の生物を[-X]で釣れないため余計に使いにくい。圧力は皆無で蓋をするなんてもっての外。
消耗戦にこそ強いものの、それにしても対Beat/Control/Combo性能の総てが中途半端になり劣化。能力が使いづらいため3マナの軽さも活かしづらい。
PWとして行える事が少なすぎる/範囲が狭すぎる。
その上弱点ばかり多いので、Beatの添え物として機能させる安定性が無い。
速度も無い。
+2→-Xはシナジーがあるのは事実ですが、LotVの+1が強かったのは連打し、相手にリソースの回復を許さないから。もちろんこれも連打できますが、より有効活用するのなら間に-Xを挟まざるを得ず隙が生まれます。それをしたいほどの価値のある生物である事が求められますね。時間を空けるほど相手は不要牌≒捨て札を貯めれるわけですから。
上手い使い方と適切な状況判断が求められます。
生物を出すという能力なら素直にゾンビTokenでも出してくれればいい物を・・・。
リアニメイトは強い事は事実ですが、それしか出来ないのでは流石につらい。生物生成能力として見た場合、継続生成能力が弱いため本来強いはずの除去コンの様なControlに弱くなっています。何に強いPWなのかがよく判らない。あえて言うのなら変身出来ればBurnに強い。
5.変身=0マナ
:《突然の衰微》にひっかかるのは本家も同じなために何も劣っている点ではありません。
がしかし、《仕組まれた爆薬》でも吹き飛びます、お供のゾンビを連れて綺麗に1-2交換されます。能動的に生物を生け贄に捧げていたのだとしたら1-3交換ですね。他にも《撤廃》で実家に帰ったりします。
ついでにマナコスト0なので当然信心も0です。
普通信心0は軽い故なのですが、こいつの場合返信を経由する本体が生物という事で別に軽くも無い。メリットが無い。
本当に、黒への信心がゼロだぜ!!
強みが何一つないと言えるレベル。
比較対象がLotVと言うのも悪いのですが、単品で見ても本当に酷いレベル・・・。何が一番ダメな部分かと言うとLotVと同じPWタイプという事なんですがねw
敢えて長所を上げるのならイラストが綺麗な事。Foil買ってバインダーにしまっておくべ思い出と共に・・・(´;ω;`)ブワッ
「ウソみたいだろ。最後なんだぜ」
ガラク云々と言ってますが、その関係か《情け知らずのガラク》とはそこそこの相性を誇ります。[0]の格闘で自分の生物を落として忠誠度を下げればリリアナ・ガラク共に変身できます。壁精製能力の低さもガラクの[+1]がありますし、[-1]で生け贄にした生物を復活させる事が出来ますからね。
一応、リアニ能力を想定すれば、色拘束の問題を躱す事が出来ればMaverickやD&Tに使えなくもないですが、入れるほど恩恵のある能力でもありませんからね。
後はModernでは禁止されてしまいましたが《出産の殻》との相性も良いですね。当然食べる事でリリアナ自身が変身できるわけですが、他に食べた生物もリアニできます。殻に使われている生物は大体CipやPigに優れているため再利用の価値がりますね。
こう考えれば相応に使い道があるのですが、余りにショックが大きいため考える頭が働きません。妄想はみんなに任せるよ(ノω・、) ウゥ・・・
Cip使いたいだけなら《繰り返す悪夢》で良いだろとか考えると余計に辛い。
P.S.
ちょっとGレコに現実逃避してきます。
十五のリリアナには誰にも話せない 悩みの種が有るのです
未来のリリアナに宛てて書く手紙なら
きっと素直に打ち明けられるだろう
今 負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうなリリアナは
誰の言葉を信じ歩けばいいの?
ひとつしかないこの胸が何度もばらばらに割れて
苦しい中で今を生きている
今を生きている
------------------------------------------------------------------------------------
他のDTKの感想を書いて行こうと思っていましたが、寝て起きたらそれどころじゃない!!
なんと最後の基本セット「マジック オリジン」で公開されていたリリアナがカードとして公開されている!黒の信心トリプルシンボルのしもべとしては龍とかどうでもよくなってこちらの感想を挙げる事にした次第です。
《異端の癒し手、リリアナ》(1)(B)(B)
伝説のクリーチャー - 人間・クレリック M
絆魂
あなたがコントロールする他のトークンでないクリーチャーが1体死亡すたび、~を追放し、その後、これを変身させた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。そうしたなら、黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
2/3
--------------------------------------------------
《反攻する屍術師、リリアナ》 (色指標:黒)
プレインズウォーカー - リリアナ M
[+2]:各プレイヤーはそれぞれカードを1枚捨てる。
[-X]:あなたの墓地にある点数で見たマナ・コストがXの伝説でないクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
[-8]:あなたは「クリーチャーが1体死亡するたび、次の終了ステップの開始時に、それをあなたのコントロール下で戦場に戻す。」を持つ紋章を得る。
[3]
:オリジンに収録されるあのリリアナ。
何を思ったか変身カード。ガラク繋がりですか?
最初は3マナの生物として場に出て、自軍の生物が死亡する事に誘発してPWへと変身。その際ついでに死亡した生物をゾンビに変換しお供とします。足元に群がってる彼らの事でしょう。お供を連れてくるなんてやっぱりガラク似・・・。
[+2]:《ヴェールのリリアナ/LotV》の能力の焼き直し。ただし忠誠度コストの上昇値が増えており実質上位交換能力ですね。これだけなら本当に良かった。只でさえ強い能力がさらに上がってますからね。特に対Burn性能は圧倒的なものになりました。これだけならね。
[-X]:自軍のリアニメイト。残念ながら相手の墓地は対象に出来ません。また、自軍ではありますが、
但し、忠誠度+の上り幅が2と大きいため、中級生物なら十分に釣り上げる事も可能です。
能力自体も対消耗戦に強く、[+2]→[-X]と経由する事でリソースの消耗無し・キャスト無しで場に出せるという利点が有ります。
それでも-X値は小さい方が望ましいため、《闇の腹心》《タルモゴイフ》《石鍛冶の神秘家/SfM》《瞬唱の魔道士/ScM》等がいる下の環境でこそ真価を発揮するはず。特にScMはFbでスペルの使い回しもでき、+で捨てたスペル自体の回収にもなります。
盤面には干渉できませんが、Tokenを連れてきて場を固めるような物で、強PWの条件の一つである自分を守る能力と言って差し支えは無いでしょう。
[-8]:《リリアナ・ヴェス》の[-8]と同じくリアニメイトですが、全てを自軍として蘇えらせる《闇の領域の隆盛》の様な必殺技では無く、強化《命綱》の様な時間を掛ける程に効果を増していく能力です。こちらも対消耗戦に極めて強い。
各能力はこんな感じですね。
相手に干渉する/妨害する能力を備え、自分を守る手段も備えています。本体もコスト自体が3マナと軽めであり、生け贄要素を用意して置けば比較的簡単に変身も出来るでしょう。
只やはり自衛手段としては中途半端なのでしっかりと除去は取りたい。
また生物がいなければ只の《屍気の霧》にしかならないため、しっかりと生物の数を採りたい。本体も元々生物ですしBeatdownでの運用を基本とした生物補助カードとなるでしょう。
変身させた時点でゾンビがいるというのは面白いですねw
壁としても勿論なりますし、除去を採っていればそれがアタッカーにもなれます。
今のところ使い道が思い浮かびませんが、殴り合いに強いデザインですし、生物戦が主戦場のStdでは使い道があるかもしれません。CMCの小さい質の良い生物やCipの強力な中級生物が在れば[-X]が特に強力ですからね。
最低でも能動的に生け贄に奉げる手段が欲しい。
今回の濫用生物や戦士を生け贄に奉げる3/3戦士等が良い候補になるでしょうかね?優秀な生物がいるほどに強くなるため、良い生物が集まる事を期待します。前回の記事でも書きましたが、小粒な生物は結構札が集まってきているため、良いBeatdownが組めるかもしれません。Weenieなら変身を能動的に行わず、勝手に変身すればいい位のデッキも組めるかもしれません。
またオリジン自体にも何らかの特別な補正のあるデザインのカードがあるかもしれません。
他のPWも気になりますし、何はともあれ今後に期待ですね。
(ここから下は主にEternalプレイヤーとしての視点ですので、Std専門の方は読む意味はありません。同時に最後の基本セットのリリアナという事で無駄に過剰に期待していた哀れなる信者の恨み節が混じっています。ご注意ください。
5割くらい差し引いて読んでね(ゝω・))
が、とりあえず使っていないので何とも言えませんが、第一印象としては「クソ弱いに尽きます。
能力やマナコストから《ヴェールのリリアナ/LotV》の一部オマージュの様なデザインとなっており、それ故に比較されてしまうのですが・・・。
1.本体が生物
:元が生物なので、生物としてキャストしPWにする必要が有ります。元々の生物はお世辞にも使いやすいとは言えないためPWになる事を前提となる事は自明の理。しかし故に生物除去に引っ掛かります。凡そあらゆる除去に掛るといえてしまうほど除去耐性が低い。
PWとして機能させる計算を立たせにくい事になります。
2.変身が強制
:1体でも生物が死亡すれば強制変身。
例えば盤面的に1パンチで勝てるとか、装備やカウンターで強化されている、ブロッカーがいて欲しい等の生物を保持しておきたい状況でも必ず変身します。
何かこう・・・、この我慢できなさがリリアナの性格を良く表しているとも言えますがww
せっかくカードタイプが分かれているのに変身が強制のお陰でPWの横に生物の自分を置いて~という事が出来ないですしね。
3.能力が墓地依存
:変身条件が「生物の死亡」なので《安らかなる眠り》《虚空の力線》を置かれた場合は当然変身できない。
また変身後も能力的に[-X][-8]の2つで墓地を使うため、矢張り上のカードを置かれると手も足も出ない。Insタイミングで利用できる墓地掃除カードも当然有効で《死儀礼のシャーマン》《漁る軟泥》や《大祖始の遺産》でもOut
自軍の墓地利用カード、特に《死儀礼のシャーマン》に結果もろ弊害が出る・・・。
↓環境だとBeatと言うとやはり《タルモゴイフ》を添えたいわけですが、それも墓地除去で一緒に吹き飛ぶ。そして↓環境も含めリムーブ除去に無力。《剣を鍬に》《流刑への道》、それだけでなく《終末》にも弱い。
4.能力がリアニばっか
:LotVとの比較になりますが、布告による除去、[-6]によるリソースの半減。これらに加えて[+1]が有る事で、LotVは対Beat、対Control、対Comboの総てを熟せるPWとされました。特に+1/-2の場に出てすぐに行える能力の利用価値が高く安定して効果を発揮しました。
が、コイツはリアニメイトするだけ。
しかも小粒限定。
墓地掃除されていなくとも墓地に生物がいない状況では+2以外にする事が無い。除去の色である黒にも拘らず相手の生物を[-X]で釣れないため余計に使いにくい。圧力は皆無で蓋をするなんてもっての外。
消耗戦にこそ強いものの、それにしても対Beat/Control/Combo性能の総てが中途半端になり劣化。能力が使いづらいため3マナの軽さも活かしづらい。
PWとして行える事が少なすぎる/範囲が狭すぎる。
その上弱点ばかり多いので、Beatの添え物として機能させる安定性が無い。
速度も無い。
+2→-Xはシナジーがあるのは事実ですが、LotVの+1が強かったのは連打し、相手にリソースの回復を許さないから。もちろんこれも連打できますが、より有効活用するのなら間に-Xを挟まざるを得ず隙が生まれます。それをしたいほどの価値のある生物である事が求められますね。時間を空けるほど相手は不要牌≒捨て札を貯めれるわけですから。
上手い使い方と適切な状況判断が求められます。
生物を出すという能力なら素直にゾンビTokenでも出してくれればいい物を・・・。
リアニメイトは強い事は事実ですが、それしか出来ないのでは流石につらい。生物生成能力として見た場合、継続生成能力が弱いため本来強いはずの除去コンの様なControlに弱くなっています。何に強いPWなのかがよく判らない。あえて言うのなら変身出来ればBurnに強い。
5.変身=0マナ
:《突然の衰微》にひっかかるのは本家も同じなために何も劣っている点ではありません。
がしかし、《仕組まれた爆薬》でも吹き飛びます、お供のゾンビを連れて綺麗に1-2交換されます。能動的に生物を生け贄に捧げていたのだとしたら1-3交換ですね。他にも《撤廃》で実家に帰ったりします。
ついでにマナコスト0なので当然信心も0です。
普通信心0は軽い故なのですが、こいつの場合返信を経由する本体が生物という事で別に軽くも無い。メリットが無い。
本当に、黒への信心がゼロだぜ!!
強みが何一つないと言えるレベル。
比較対象がLotVと言うのも悪いのですが、単品で見ても本当に酷いレベル・・・。何が一番ダメな部分かと言うとLotVと同じPWタイプという事なんですがねw
敢えて長所を上げるのならイラストが綺麗な事。Foil買ってバインダーにしまっておくべ思い出と共に・・・(´;ω;`)ブワッ
「ウソみたいだろ。最後なんだぜ」
ガラク云々と言ってますが、その関係か《情け知らずのガラク》とはそこそこの相性を誇ります。[0]の格闘で自分の生物を落として忠誠度を下げればリリアナ・ガラク共に変身できます。壁精製能力の低さもガラクの[+1]がありますし、[-1]で生け贄にした生物を復活させる事が出来ますからね。
一応、リアニ能力を想定すれば、色拘束の問題を躱す事が出来ればMaverickやD&Tに使えなくもないですが、入れるほど恩恵のある能力でもありませんからね。
後はModernでは禁止されてしまいましたが《出産の殻》との相性も良いですね。当然食べる事でリリアナ自身が変身できるわけですが、他に食べた生物もリアニできます。殻に使われている生物は大体CipやPigに優れているため再利用の価値がりますね。
こう考えれば相応に使い道があるのですが、余りにショックが大きいため考える頭が働きません。妄想はみんなに任せるよ(ノω・、) ウゥ・・・
Cip使いたいだけなら《繰り返す悪夢》で良いだろとか考えると余計に辛い。
P.S.
ちょっとGレコに現実逃避してきます。
DTK)プレビュー雑感5 猛禽・・・。
2015年3月7日 新カード紹介
つづき。
更新はや・・・。
でも戦争中に迅速に連絡を行き渡らせる役って非常に重要ですからね?
でも取り敢えず、その短剣は鐘を鳴らすための道具ではありません。音上手く鳴らないと思います?
1マナ2/2で微妙なデメリットに疾駆付。デメリットは黒系を考えればそれほど問題性も無い。しかしこの程度だと驚かなくもなる不思議。
戦士の部族支援も有りますし、何よりWeenieのスタートとして素晴らしい。もちろん《僧院の速僧》と言うライバルもいますが・・・。それでもコイツが強いのは事実。《刃の隊長》と色が合わないのは残念。
今の環境は重めのボムを投げ合うプロレス環境なので、軸をずらす戦略は有効なはず。Boros等選択肢もありますから十分に構築級ですね。
《英雄の刃》の後に疾駆で2マナの5点~とか、《死に微笑むもの、アリーシャ》で釣って~なんて意見もあるようです。
確かに面白そうですが、《英雄の刃》を使うのならもう1~2種ぐらい軽い伝説の生物が欲しい気もします。しかし伝説で埋めすぎると並んで出せないジレンマも・・・。
↓環境では《ゴブリンの先達》《僧院の速僧》には及ぶべくもなく、《苛立たしい小悪魔》もいるためこれにお呼びがかかる事は無いでしょう。
生物を回収するのも良いですが、除去等を使い回す事でやはり状況を優位に持って行けます。アタッカーとしての質は低いですが、Beatdownに少し入れる程度なら十分使い道が有ると思います。速度や打撃力はありませんが消耗戦には強いですよね。
また、変異デッキとして見た場合は《幽霊火の刃》を付け大変異を経由して出てくる事でパワー5に到達するため、大半の生物からブロックされなくなります。そこまで行けば立派なフィニッシャーですね。《神秘の痕跡》も有りますし。
しかし、シンプルながらコンパクトに纏っており非常に使いやすい。1マナでないことは残念ですが、それでも環境的での運用に耐えうる素晴らしいドローです。
ドローはこういうので十分ですよね。
中速以下のデッキで主に運用できそうで、その手のデッキがの使い勝手を劇的に上げてくれるはず。
DTKで最も強いカードかも知れない・・・。
残りを墓地に溜めれたら↓環境でも使用できる物になったものを・・・。
その他
《オジュタイの模範》
:弱くは無いのですが、使い方が難しそうです。
能力を上手く使うにはスペルが多いデッキでなければいけませんが、Control等で使うにはフィニッシャーとする程の安定感や制圧力が無い。Beatdownで使うには打点や速度、軽さが足りない。
どの様なデッキで使うべきなのでしょうね?
スペル多めのMidrange以下ならサイズとタップ能力で壁としてそこそこに有効ですが・・・。
一つ一つの効果は決して弱くは無い、それを継続・安定して発揮できないであろうことが何より辛いですね。
この手のカードはキャントリップの様な1マナドローが多数ある環境でこそ真価を発揮できますが、この環境には有りませんしね。まぁ一応《果敢な一撃》《ドラゴンのマントル》等在りますが、除去回避の明滅に使える効果でもありませんしね。
疑似「明滅」を利用して《鍛冶の神、パーフォロス》で2点を飛ばすなんて面白そうですが、4マナ2枚は少々辛いですね。
《死霧の猛禽》
:日本語力が足りていないようです・・・。
まぁ今に始まった事でもないですが。
墓地を高速で貯める手段もほぼ無く、本体も速攻が無い。加えて復活条件もやや面倒と言う部分から、《復讐蔦》の様なコンボも熟せる生物ではなく、単純に消耗戦に備えた生物と言う印象。
マナレシオが良いわけではありませんが、何度でも復活する接死持ちと言うのは恐怖ですね。
何故変異持ちなのか今一つ判りませんでしたが、後続・2枚目以降の猛禽の復活条件を本体で満たせるように~と言う事なのですね。だから大変異のコストも5マナと多めです。
どのみち変異デッキは速度の出ないデッキでもあるので、これの打点速度が高いわけでもないのはそれほど苦にはならないでしょうね。
しかしパワーボムを投げつけあうような環境ですが、既に《血に染まりし勇者》《火飲みのサテュロス》《節くれの傷皮持ち》《マルドゥの悲哀狩り》《万神殿の兵士》《苛まれし英雄》《僧院の速僧》《始まりの木の管理人》と優秀なWeenieは揃っています。それに加えて《稲妻の狂戦士》《鐘突きのズルゴ》など1マナ域は本当に充実しています。3マナもそこそこのカードはありますし、後は2マナ域がもう少しKPが増せば十分Weenieが組めるんですがね・・・。
今のところ軽めで優秀な生物は多くても2マナはどうしてもシステマチックな能力なんですよね。アタッカーとしてはパワー不足ですし。
更新はや・・・。
《鐘突きのズルゴ》(R):Beatdownのフィニッシャーから戦争中の合図役に。
伝説のクリーチャー - オーク・戦士 R
~ではパワーが2以上のクリーチャーをブロックできない。
疾駆(1)(R)
2/2
でも戦争中に迅速に連絡を行き渡らせる役って非常に重要ですからね?
でも取り敢えず、その短剣は鐘を鳴らすための道具ではありません。音上手く鳴らないと思います?
1マナ2/2で微妙なデメリットに疾駆付。デメリットは黒系を考えればそれほど問題性も無い。しかしこの程度だと驚かなくもなる不思議。
戦士の部族支援も有りますし、何よりWeenieのスタートとして素晴らしい。もちろん《僧院の速僧》と言うライバルもいますが・・・。それでもコイツが強いのは事実。《刃の隊長》と色が合わないのは残念。
今の環境は重めのボムを投げ合うプロレス環境なので、軸をずらす戦略は有効なはず。Boros等選択肢もありますから十分に構築級ですね。
《英雄の刃》の後に疾駆で2マナの5点~とか、《死に微笑むもの、アリーシャ》で釣って~なんて意見もあるようです。
確かに面白そうですが、《英雄の刃》を使うのならもう1~2種ぐらい軽い伝説の生物が欲しい気もします。しかし伝説で埋めすぎると並んで出せないジレンマも・・・。
↓環境では《ゴブリンの先達》《僧院の速僧》には及ぶべくもなく、《苛立たしい小悪魔》もいるためこれにお呼びがかかる事は無いでしょう。
《棲み家の防御者》(1)(G):変異を経由する事で《Regrowth》を誘発させる事が出来る生物ですね。最序盤は2/1のアタッカーとなり、回避能力持ち。中盤以降はカードを回収しつつサイズを上げてアタッカーになります。大変異を経由する事で回避の範囲を広げる事で多少アタッカーとしても役に立ちやすい。変異側は《ファリカの癒し人》の能力向上版の様ですね。単体でそれだけでは使いづらいのですが、選択肢が有るのはなかなか便利ですね。
クリーチャー - 人間・戦士 R
~より低いパワーを持つクリーチャーではこれをブロックできない。
大変異(1)(G)
~が表側になった時、あなたの墓地のカード1枚を対象としそれをあなたの手札に戻す。
2/1
生物を回収するのも良いですが、除去等を使い回す事でやはり状況を優位に持って行けます。アタッカーとしての質は低いですが、Beatdownに少し入れる程度なら十分使い道が有ると思います。速度や打撃力はありませんが消耗戦には強いですよね。
また、変異デッキとして見た場合は《幽霊火の刃》を付け大変異を経由して出てくる事でパワー5に到達するため、大半の生物からブロックされなくなります。そこまで行けば立派なフィニッシャーですね。《神秘の痕跡》も有りますし。
《予期》(1)(U):《衝動》の下位交換。
インスタント C
あなたのライブラリーのカードを上から3枚見る。それらのうちの1枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
しかし、シンプルながらコンパクトに纏っており非常に使いやすい。1マナでないことは残念ですが、それでも環境的での運用に耐えうる素晴らしいドローです。
ドローはこういうので十分ですよね。
中速以下のデッキで主に運用できそうで、その手のデッキがの使い勝手を劇的に上げてくれるはず。
DTKで最も強いカードかも知れない・・・。
残りを墓地に溜めれたら↓環境でも使用できる物になったものを・・・。
その他
《オジュタイの模範》
:弱くは無いのですが、使い方が難しそうです。
能力を上手く使うにはスペルが多いデッキでなければいけませんが、Control等で使うにはフィニッシャーとする程の安定感や制圧力が無い。Beatdownで使うには打点や速度、軽さが足りない。
どの様なデッキで使うべきなのでしょうね?
スペル多めのMidrange以下ならサイズとタップ能力で壁としてそこそこに有効ですが・・・。
一つ一つの効果は決して弱くは無い、それを継続・安定して発揮できないであろうことが何より辛いですね。
この手のカードはキャントリップの様な1マナドローが多数ある環境でこそ真価を発揮できますが、この環境には有りませんしね。まぁ一応《果敢な一撃》《ドラゴンのマントル》等在りますが、除去回避の明滅に使える効果でもありませんしね。
疑似「明滅」を利用して《鍛冶の神、パーフォロス》で2点を飛ばすなんて面白そうですが、4マナ2枚は少々辛いですね。
《死霧の猛禽》
:日本語力が足りていないようです・・・。
まぁ今に始まった事でもないですが。
墓地を高速で貯める手段もほぼ無く、本体も速攻が無い。加えて復活条件もやや面倒と言う部分から、《復讐蔦》の様なコンボも熟せる生物ではなく、単純に消耗戦に備えた生物と言う印象。
マナレシオが良いわけではありませんが、何度でも復活する接死持ちと言うのは恐怖ですね。
何故変異持ちなのか今一つ判りませんでしたが、後続・2枚目以降の猛禽の復活条件を本体で満たせるように~と言う事なのですね。だから大変異のコストも5マナと多めです。
どのみち変異デッキは速度の出ないデッキでもあるので、これの打点速度が高いわけでもないのはそれほど苦にはならないでしょうね。
しかしパワーボムを投げつけあうような環境ですが、既に《血に染まりし勇者》《火飲みのサテュロス》《節くれの傷皮持ち》《マルドゥの悲哀狩り》《万神殿の兵士》《苛まれし英雄》《僧院の速僧》《始まりの木の管理人》と優秀なWeenieは揃っています。それに加えて《稲妻の狂戦士》《鐘突きのズルゴ》など1マナ域は本当に充実しています。3マナもそこそこのカードはありますし、後は2マナ域がもう少しKPが増せば十分Weenieが組めるんですがね・・・。
今のところ軽めで優秀な生物は多くても2マナはどうしてもシステマチックな能力なんですよね。アタッカーとしてはパワー不足ですし。
DTK)プレビュー雑感4 びふぉーあふたーなーせっと
2015年3月6日 新カード紹介 コメント (2)
つづきです。
更新速すぎ・・・。
[+1]は《ドムリ・ラーデ》と対を成すかのような特殊なドロースペルですね。
ドロー出来る範囲はかなり広いですし、ドムリと同じく専用の構築をすればかなり安定(4割~7割弱程度の間)してドロー出来るでしょう。それを考えれば数少ない4マナでカードアドバンテージの取れる+能力を持っているPWと言えますね。
[-2]は《炬火のチャンドラ》の[-2]を思わせるIns/Socの効力を2倍にするスペルです。
コピーと反復の性質の違いに注意が必要ですが、単純にアドバンテージを獲得できる能力です。つおい。
ただし、やはり反復はコピーに比べると劣化している感は否めませんね。と言うより反復自体がやや使い難い。時間差を置いたコピーがその場でのコピーに勝る場面は少ないからです。例えば除去をコピーするなら、当然盤面には除去対象が2体以上いる訳で、ならその場で除去できた方が良い。わざわざ攻撃される時間はリスクですからね。ドローのコピーをするのなら、大規模ドローでもない限りわざわざ忠誠度を減らすよりも[+1]で~と言う事も少なくない。カウンターはそもそもコピーしない。と結構反復をコピーする対象に困ります。Xスペルもコピー可能な値であるため、Xに影響できない反復よりも上。反復は取り除いてしまうため墓地にカードを置く事も出来ませんしね。
なら完全にコピーの劣化?と言うとそうでもないです。例えばモード選択できるスペル、≒命令系の場合モードまでコピーは固定してしまうため少々使いづらい。逆に反復の場合は唱えなおすため、モードの再選択の自由が有ります。より柔軟で幅広い対応が出来る訳ですね。つまり能動的な側面の強い《オジュタイの命令》との相性が素晴らしい! UBの命令が待ち遠しいですね。また「唱える」と言う性質を利用できるスペルも良いですね。対象を取るスペルなら「英雄的」、そうでなくとも「果敢」が有ります。《僧院の導師》の出番でしょうかね?
最も優れているのはやはり、使いどころに困らない火力ですね。
何時引いても何かに使う当てはありますからね。特に《かき立てる炎》の様な大きな値の火力が有るうちはコピーのし甲斐も有るでしょう。歴史が変わってRがコストから外れてしまっても相性の良さと言う関連性は失われてはいないようですね。
まぁ散々、コピーに劣る部分を書き出してきましたが、本体でアドバンテージが取れる能力が弱いわけもない。
比較対象が悪いだけで十分強力な能力です。何せ1度も+能力を使わなくともスペルを3回コピーできるわけですからね。アドアドです。
因みに某DNで話題になった《悪疫》の様なスペルも地味に相性が良い。
その場での効力も強力ですが、時間差で相手にハンドのリソース回復時間を与える為より威力でますよ。まぁ色拘束上構築に組み込むのは無理ですがねww
[-9]は久々に決定力のある紋章ですね。
特定のデッキ相手にはほぼ「勝ち」と言っていい能力です。具体的にはComboやControl相手になるわけですが、掛ける時間的に対Controlが主になりますね。ただし、[+1]で妨害札をかき集める事が出来る為、時間を稼げばCombo相手にも使えない事は無いでしょう。まぁ流石にサイドアウトしますが。
とりあえず方向性が決まっている上に、UWの本来のカラー特色に合致した素晴らしいPWだと思います。
もともとPWは対Control性能が高いのですが、これは奥義で必殺技も備えています。盤面に干渉する能力や自衛する手段が無いというのは少々辛い部分です。強いPWの条件から外れています。が、それは他に十分な枠を取ればいいだけの話です。妨害はUWの十八番ですしね。それらを[+1]でかき集め[-2]の水増しして運用する事で対Beatdownへの体制も高いと言えるでしょう。UW Control自体がその特色の強いデッキですし、このPW自体も非常に堅牢な忠誠度を誇っています。
ただ本体ではドローをする事しか出来ない以上明確なカードが脇に必要です。苦しい場面を耐える力も無い。このカード自体はデッキの潤滑油以上の存在ではないでしょうね。
制圧力やフィニッシャーとしての力は《太陽の勇者、エルズペス》や《精霊龍、ウギン》に劣るものの、本体がそれらに比べはるかに軽く、デッキの潤滑油として機能させる事が出来る為使い方が異なるPWとして十分に居場所は確保できるはず。
コピーするだけなら《魂火の大魔導師》が居ますが・・・。
いっそのこと《魂火の大魔導師》《オジュタイの命令》にこれを入れてアドバンテージ特化の使い回しデッキなんてのもアリかもしれません。
上で挙げたRは火力は当然として使いやすい。
その上でTokenスペルである《ドラゴンの餌》《軍属童の突発》がある為、「反復」候補に溢れています。当然そいつらはぶとっかーだけでなく、《かき立てる炎》の「召集」に運用する事が出来、その《かき立てる炎》自体も反復したい威力です。3色のダブルシンボルを用意するのはかなり難しくなりますが・・・。
そしてモード選択の強みが活かせるので《ジェスカイの魔除け》を使うのも良いですね。
「相手の生物をTopにバウンス」と「本体4点」が軸となります。バウンスもドローを阻害しつつテンポも採っていますし本体火力も効率が良い。やはりUWRは良いですね。
因みに、ドムリやキオーラ宜しく、《クルフィックスの狩猟者》とはやはり相性が良いですね。
本体が壁として優秀な上に本人能力で[+1]のHit率を飛躍的に上げる事も出来ますから。(G)(G)(W)(U)とややマナ拘束が苦しいのは難点ですが・・・。まぁ「時間を掛ければ勝てる」と書いてあるカードなので如何様にも出来るでしょう。
なので3色目にGも有り。
ただ、環境の大半が生物を用いたBeatdownであり、UW Controlを組むための札が少々物足りない印象はありますね。自力で対処できない以上、如何にそれらをデッキに詰め込んで小能力で場有効活用するかが重要になるはずですが・・・。
悪までこのカードはデッキの潤滑油と言う点が環境的に歯がゆいですね。
今後に期待でしょうか?
ドロースペルは大きな物や軽量の占術は揃っていますからね。
また、Wからは《異端の輝き》《光輝の粛清》《払拭の光》で、Bには《英雄の破滅》、Rには《かき立てる炎》や《宿命的火災》などなどPWへの対策札は環境に多いため維持も大変かもしれませんね。生物も多い環境で軽い除去も多くは無い、自衛手段も無いので見た目の数値程の固さは発揮できないかもしれません。
スペルの質が飛躍的に上がるEternalならばさらに有効性は上がるはず。
ただし、Modernではヘビーコントロールと言うデッキがそれ程の数が無い・・・。いてもコピーしたいスペルが無いんですよね。《オジュタイの命令》とは相性は良いですが、受動的な《謎めいた命令》とはそれ程相性が良くは無い。その上ModernはControlでも10枚程度の生物を入れる事も有りますし。Tricolure系のControlなら1チャンスありますかね?《電解》《稲妻のらせん》も有りますから。本体のみでも機能する《復讐のアジャニ》を押しのける事が出来るかどうか。
生物を使わない事と自分を守る必要性の観点からTokenスペルには合うかもしれません。
が《未練ある魂》はFbが有るので反復できない・・・。反復分を考慮するのなら《僧院の導師》は良いかも知れませんね。
Legacyではカラー的にMiraclesが相当するかもしれません。
[+1]は《師範の占い独楽》が有れば高確率で1ドロー出来ます。生物は多くても5枚未満ですし、土地も切り詰めていくので問題は薄いでしょう。4マナ出せるのなら、と言う前提付ですが《思案》型にすると更に確率が上がりますね。
が、最大の癌は《精神を刻む者、ジェイス》の存在。幾ら忠誠度が上がるとはいえ[0]のブレストの有用性を考えればこちらを優先するのか?と言うと・・・。しかもいくら忠誠度が高くとも《紅蓮破》《赤霊破》で焼かれる世の中ですからね。自力で守るにしてもTop3枚にアクセスできるブレストの方が遥かに防衛確率が高い。一応、対《稲妻》性能は高いですが、JtMsも[+2]で耐える事も出来ますしね。
盤面への干渉力が無い点も劣っています。代わりに持っている[-2]ですが、Miraclesでコピーしたいスペルって何かありますかね? もちろん《時を超えた探索》のコピーは強いかもしれませんが、デッキに精々入っても2枚で0枚の事も少なくないカードのためにこれを入れるのか?と言う事。StPのコピーは確かに強いかもしれませんが、前述の通り時間差コピーには欠点がる上に対生物戦を強くしたいのなら素直に《瞬唱の魔道士》で水増しすればいい。メインで動く必要が有るのも厄介。キャントリップのコピーはそれこそJtMsのブレストで良い。スペルの水増しはScMで良いんですよね。
[-9]も相応に有効ですが、[+2]連打→[-12]の封殺〆に比べると遥かに威力は劣ります。
と言うか比べるべくもない。
と言う事でJtMsと比べると僅かに価値が認められる部分も有るものの、総合的に言って勝るものがほぼ無い・・・。
そもそもアドに繋がり易い[+1]でさえ、Miraclesと言うデッキの特性上「Topを操作できる事」の有用性の方が遥かに上でしょう。BのPWと同じく、UのPWは汎用性が高い事がむしろ採用へのハードルを上げているというジレンマですね・・・。
で、その点を考慮すれば奇蹟要素を廃止したUWxControl/UXtWならば1チャンスあるかもしれません。
特に汎用性の高い火力の有るデッキならば[-2]の使い道にも困らないでしょう。しかしそれがしたいのなら《嵐の神、ケラノス》で良いという事にも・・・。対Controlに強く何より「破壊不能」ですからね・・・。それでもUR Controlなら1チャンス。[+1]の精度を高めようとするのなら独楽やブレストが多用される事になり、ならMiraclesで良くない?と言う方向に・・・。
他に採用できそうなのはNicFitですが、盤面への干渉力が低すぎる為、こちらでも運用は難しいでしょう。生物を使う観点でコンバットが重要になるため、干渉力の低さや[+1]が劣化する事を思うとこちらでもやはりJtMsの有用性に遥かに劣ってしまいます。アドを取るのならそれこそ他に幾らでも手段の有るデッキですからね。
強力な事は認められる物の使い道が無さそうです。
何か、JtMsに勝つためには最低でも[-2]の有効性を見つけ出す必要が有ると思います。それこそ《残酷な根本原理》とか《悪疫》とかの様な、ね。上でも述べましたがスペルの水増しならScMで十分なんですよね。ScMが使えないようなコストの大技でなくてはいけない。
最初動は1マナ1/1として場に出て、余ったマナを活用してブレスで打点を稼ぐ。
中盤以降は宛ら走る《猛火》の如く疾駆で唱えてブレスでX火点になる生物ですね。《稲妻の大蛇》を思わせる性能になれます。
最序盤から最終盤まで使い道のある優秀なSligh生物。
トランプルが無い点が残念ですが、油断している相手に叩きつけると有効ですね。
しかし《僧院の速僧》といい、ここ最近RのSligh生物の性能の向上も著しいですね。
今のところ↓環境で一番使いやすいカードかもしれません。
今のところ欲しいカードが1枚も有りません(´・ω・`)
更新速すぎ・・・。
《卓絶のナーセット》(2)(W)(U):《滞留者ヴェンセール》以来2枚目のUWカラーのPWですね。驚くべき事に自身のCMCよりも2つも多い忠誠度を誇るPWでもあります(これもアジャニやギデオンを輩出したWの力か、どこぞの猿と違い+能力もちゃんとある)。ここ最近のPWは汎用性や万能性は抑え気味であり特定のデッキで使えるデザインが大半でした。ヴェンセールもそうですし、ナーセットもそれに沿ったデザインですが、大きく異なるのはヴェンセールが生物に特化したPWだったのに対して、ナーセットはInsやSocの様な本来のUWカラーのデザインに沿った特化型と言う事ですね。色的な親和性は非常に高い。
プレインズウォーカー - ナーセット M
[+1]:あなたのライブラリーの一番上を見る。それがクリーチャーでも土地でもない場合、それを公開してあなたの手札に加えてもよい。
[-2]:このターンあなたが次に手札からインスタントかソーサリー呪文を唱えたとき、それは反復を得る。
[-9]:あなたは「あなたの対戦相手はクリーチャーでない呪文を唱えられない」の紋章を得る。
[6]
[+1]は《ドムリ・ラーデ》と対を成すかのような特殊なドロースペルですね。
ドロー出来る範囲はかなり広いですし、ドムリと同じく専用の構築をすればかなり安定(4割~7割弱程度の間)してドロー出来るでしょう。それを考えれば数少ない4マナでカードアドバンテージの取れる+能力を持っているPWと言えますね。
[-2]は《炬火のチャンドラ》の[-2]を思わせるIns/Socの効力を2倍にするスペルです。
コピーと反復の性質の違いに注意が必要ですが、単純にアドバンテージを獲得できる能力です。つおい。
ただし、やはり反復はコピーに比べると劣化している感は否めませんね。と言うより反復自体がやや使い難い。時間差を置いたコピーがその場でのコピーに勝る場面は少ないからです。例えば除去をコピーするなら、当然盤面には除去対象が2体以上いる訳で、ならその場で除去できた方が良い。わざわざ攻撃される時間はリスクですからね。ドローのコピーをするのなら、大規模ドローでもない限りわざわざ忠誠度を減らすよりも[+1]で~と言う事も少なくない。カウンターはそもそもコピーしない。と結構反復をコピーする対象に困ります。Xスペルもコピー可能な値であるため、Xに影響できない反復よりも上。反復は取り除いてしまうため墓地にカードを置く事も出来ませんしね。
なら完全にコピーの劣化?と言うとそうでもないです。例えばモード選択できるスペル、≒命令系の場合モードまでコピーは固定してしまうため少々使いづらい。逆に反復の場合は唱えなおすため、モードの再選択の自由が有ります。より柔軟で幅広い対応が出来る訳ですね。つまり能動的な側面の強い《オジュタイの命令》との相性が素晴らしい! UBの命令が待ち遠しいですね。また「唱える」と言う性質を利用できるスペルも良いですね。対象を取るスペルなら「英雄的」、そうでなくとも「果敢」が有ります。《僧院の導師》の出番でしょうかね?
最も優れているのはやはり、使いどころに困らない火力ですね。
何時引いても何かに使う当てはありますからね。特に《かき立てる炎》の様な大きな値の火力が有るうちはコピーのし甲斐も有るでしょう。歴史が変わってRがコストから外れてしまっても相性の良さと言う関連性は失われてはいないようですね。
まぁ散々、コピーに劣る部分を書き出してきましたが、本体でアドバンテージが取れる能力が弱いわけもない。
比較対象が悪いだけで十分強力な能力です。何せ1度も+能力を使わなくともスペルを3回コピーできるわけですからね。アドアドです。
因みに某DNで話題になった《悪疫》の様なスペルも地味に相性が良い。
その場での効力も強力ですが、時間差で相手にハンドのリソース回復時間を与える為より威力でますよ。まぁ色拘束上構築に組み込むのは無理ですがねww
[-9]は久々に決定力のある紋章ですね。
特定のデッキ相手にはほぼ「勝ち」と言っていい能力です。具体的にはComboやControl相手になるわけですが、掛ける時間的に対Controlが主になりますね。ただし、[+1]で妨害札をかき集める事が出来る為、時間を稼げばCombo相手にも使えない事は無いでしょう。まぁ流石にサイドアウトしますが。
とりあえず方向性が決まっている上に、UWの本来のカラー特色に合致した素晴らしいPWだと思います。
もともとPWは対Control性能が高いのですが、これは奥義で必殺技も備えています。盤面に干渉する能力や自衛する手段が無いというのは少々辛い部分です。強いPWの条件から外れています。が、それは他に十分な枠を取ればいいだけの話です。妨害はUWの十八番ですしね。それらを[+1]でかき集め[-2]の水増しして運用する事で対Beatdownへの体制も高いと言えるでしょう。UW Control自体がその特色の強いデッキですし、このPW自体も非常に堅牢な忠誠度を誇っています。
ただ本体ではドローをする事しか出来ない以上明確なカードが脇に必要です。苦しい場面を耐える力も無い。このカード自体はデッキの潤滑油以上の存在ではないでしょうね。
制圧力やフィニッシャーとしての力は《太陽の勇者、エルズペス》や《精霊龍、ウギン》に劣るものの、本体がそれらに比べはるかに軽く、デッキの潤滑油として機能させる事が出来る為使い方が異なるPWとして十分に居場所は確保できるはず。
コピーするだけなら《魂火の大魔導師》が居ますが・・・。
いっそのこと《魂火の大魔導師》《オジュタイの命令》にこれを入れてアドバンテージ特化の使い回しデッキなんてのもアリかもしれません。
上で挙げたRは火力は当然として使いやすい。
その上でTokenスペルである《ドラゴンの餌》《軍属童の突発》がある為、「反復」候補に溢れています。当然そいつらはぶとっかーだけでなく、《かき立てる炎》の「召集」に運用する事が出来、その《かき立てる炎》自体も反復したい威力です。3色のダブルシンボルを用意するのはかなり難しくなりますが・・・。
そしてモード選択の強みが活かせるので《ジェスカイの魔除け》を使うのも良いですね。
「相手の生物をTopにバウンス」と「本体4点」が軸となります。バウンスもドローを阻害しつつテンポも採っていますし本体火力も効率が良い。やはりUWRは良いですね。
因みに、ドムリやキオーラ宜しく、《クルフィックスの狩猟者》とはやはり相性が良いですね。
本体が壁として優秀な上に本人能力で[+1]のHit率を飛躍的に上げる事も出来ますから。(G)(G)(W)(U)とややマナ拘束が苦しいのは難点ですが・・・。まぁ「時間を掛ければ勝てる」と書いてあるカードなので如何様にも出来るでしょう。
なので3色目にGも有り。
ただ、環境の大半が生物を用いたBeatdownであり、UW Controlを組むための札が少々物足りない印象はありますね。自力で対処できない以上、如何にそれらをデッキに詰め込んで小能力で場有効活用するかが重要になるはずですが・・・。
悪までこのカードはデッキの潤滑油と言う点が環境的に歯がゆいですね。
今後に期待でしょうか?
ドロースペルは大きな物や軽量の占術は揃っていますからね。
また、Wからは《異端の輝き》《光輝の粛清》《払拭の光》で、Bには《英雄の破滅》、Rには《かき立てる炎》や《宿命的火災》などなどPWへの対策札は環境に多いため維持も大変かもしれませんね。生物も多い環境で軽い除去も多くは無い、自衛手段も無いので見た目の数値程の固さは発揮できないかもしれません。
スペルの質が飛躍的に上がるEternalならばさらに有効性は上がるはず。
ただし、Modernではヘビーコントロールと言うデッキがそれ程の数が無い・・・。いてもコピーしたいスペルが無いんですよね。《オジュタイの命令》とは相性は良いですが、受動的な《謎めいた命令》とはそれ程相性が良くは無い。その上ModernはControlでも10枚程度の生物を入れる事も有りますし。Tricolure系のControlなら1チャンスありますかね?《電解》《稲妻のらせん》も有りますから。本体のみでも機能する《復讐のアジャニ》を押しのける事が出来るかどうか。
生物を使わない事と自分を守る必要性の観点からTokenスペルには合うかもしれません。
が《未練ある魂》はFbが有るので反復できない・・・。反復分を考慮するのなら《僧院の導師》は良いかも知れませんね。
Legacyではカラー的にMiraclesが相当するかもしれません。
[+1]は《師範の占い独楽》が有れば高確率で1ドロー出来ます。生物は多くても5枚未満ですし、土地も切り詰めていくので問題は薄いでしょう。4マナ出せるのなら、と言う前提付ですが《思案》型にすると更に確率が上がりますね。
が、最大の癌は《精神を刻む者、ジェイス》の存在。幾ら忠誠度が上がるとはいえ[0]のブレストの有用性を考えればこちらを優先するのか?と言うと・・・。しかもいくら忠誠度が高くとも《紅蓮破》《赤霊破》で焼かれる世の中ですからね。自力で守るにしてもTop3枚にアクセスできるブレストの方が遥かに防衛確率が高い。一応、対《稲妻》性能は高いですが、JtMsも[+2]で耐える事も出来ますしね。
盤面への干渉力が無い点も劣っています。代わりに持っている[-2]ですが、Miraclesでコピーしたいスペルって何かありますかね? もちろん《時を超えた探索》のコピーは強いかもしれませんが、デッキに精々入っても2枚で0枚の事も少なくないカードのためにこれを入れるのか?と言う事。StPのコピーは確かに強いかもしれませんが、前述の通り時間差コピーには欠点がる上に対生物戦を強くしたいのなら素直に《瞬唱の魔道士》で水増しすればいい。メインで動く必要が有るのも厄介。キャントリップのコピーはそれこそJtMsのブレストで良い。スペルの水増しはScMで良いんですよね。
[-9]も相応に有効ですが、[+2]連打→[-12]の封殺〆に比べると遥かに威力は劣ります。
と言うか比べるべくもない。
と言う事でJtMsと比べると僅かに価値が認められる部分も有るものの、総合的に言って勝るものがほぼ無い・・・。
そもそもアドに繋がり易い[+1]でさえ、Miraclesと言うデッキの特性上「Topを操作できる事」の有用性の方が遥かに上でしょう。BのPWと同じく、UのPWは汎用性が高い事がむしろ採用へのハードルを上げているというジレンマですね・・・。
で、その点を考慮すれば奇蹟要素を廃止したUWxControl/UXtWならば1チャンスあるかもしれません。
特に汎用性の高い火力の有るデッキならば[-2]の使い道にも困らないでしょう。しかしそれがしたいのなら《嵐の神、ケラノス》で良いという事にも・・・。対Controlに強く何より「破壊不能」ですからね・・・。それでもUR Controlなら1チャンス。[+1]の精度を高めようとするのなら独楽やブレストが多用される事になり、ならMiraclesで良くない?と言う方向に・・・。
他に採用できそうなのはNicFitですが、盤面への干渉力が低すぎる為、こちらでも運用は難しいでしょう。生物を使う観点でコンバットが重要になるため、干渉力の低さや[+1]が劣化する事を思うとこちらでもやはりJtMsの有用性に遥かに劣ってしまいます。アドを取るのならそれこそ他に幾らでも手段の有るデッキですからね。
強力な事は認められる物の使い道が無さそうです。
何か、JtMsに勝つためには最低でも[-2]の有効性を見つけ出す必要が有ると思います。それこそ《残酷な根本原理》とか《悪疫》とかの様な、ね。上でも述べましたがスペルの水増しならScMで十分なんですよね。ScMが使えないようなコストの大技でなくてはいけない。
《稲妻の狂戦士》(R):使いやすいSligh生物。
クリーチャー - 人間・狂戦士 U
(R):~はターン終了時まで+1/+0の修正を受ける。
疾駆(R)
1/1
最初動は1マナ1/1として場に出て、余ったマナを活用してブレスで打点を稼ぐ。
中盤以降は宛ら走る《猛火》の如く疾駆で唱えてブレスでX火点になる生物ですね。《稲妻の大蛇》を思わせる性能になれます。
最序盤から最終盤まで使い道のある優秀なSligh生物。
トランプルが無い点が残念ですが、油断している相手に叩きつけると有効ですね。
しかし《僧院の速僧》といい、ここ最近RのSligh生物の性能の向上も著しいですね。
今のところ↓環境で一番使いやすいカードかもしれません。
今のところ欲しいカードが1枚も有りません(´・ω・`)
・退かぬ!
・媚びぬ!!
・顧みぬ!!!
の3原則を守っている色なのさ。
・《沼》→《暗黒の儀式》→《ファイレクシアの抹殺者》←《稲妻》
されても退かない
・調子に乗ってヌルハンドKeepのDredge←《虚空の力線》
されても媚びない
・《闇の腹心》→《墓忍び》
しても顧みない
それが黒さ。
厨二wwなんて言われて笑い物のように見えるが、本質はビジネスジャンプを読む固ゆで卵なのさ
それが黒の教示よ!!
愛(=Life)などいらぬ!!
------------------------------------------------------------------------------------------------------
なんか久々にMoonやってラヴゲッチュ!!したくなってきた・・・。
龍がテーマのブロックであるため致し方ない事なのですが、Dragonが大量にあるお陰で多数のカードの枠を食っている現状、Dragonコレクターでもない私からすると少々歓迎しづらい・・・。どうせこれらが無くなっても構築級のカードが入るか?と言われるとそんな訳もないのですが、Dragonって大体重いサイズの大きいフライヤーですからデザインの幅に限界があるんですよね。正直既に食傷気味。せめてアンコモンとかにしてくれればいいのに、各色にマルチカラーにレア枠を使っているので何とも言えない気分になります。
逆にDragon大好きな方にとっては嬉しい悲鳴(Foil集めるの大変とかw)が上がりそうなパックですね。
《熱情》系の「速攻」を付与するカードは3マナが多いのですが、それだと重くてテンポが悪すぎるという声が多いので、そのコストが2マナになってのは歓迎すべき事ですね。また2枚目以降が腐りにくいように組む事も出来ます。
速攻を付与するだけなら単にフライヤーを使えばいいだけですが、流石にそれでは効果が小さいのでやはり使うのなら部族「Dragon」を併用する事になるでしょうね。構築の3マナ~6マナ程度の間にどれだけ優秀なドラゴンがいるのかにかかってきますが・・・。一応考えているのは《嵐の憤怒、コラガン》ですね。本体でキャストする場合の速攻が無い事は大嵐が補ってくれていますし、大嵐の誘発を活かしたいのなら疾駆で手札に戻せばいい。ドラゴンを相応に並べるのなら(2~3体いれば十分ですが)コラガンの誘発能力が活きてきますしね。
因みに単にフライヤーに速攻を与えるだけなら、相性が良いのは《饗宴の主》。
3マナとマナカーブが良く5/5飛行です。ドローを与えるデメリットも速攻での打点速度でカバーできますね。まぁそれでも下の環境にある《稲妻のすね当て》に及ぶべくもありませんが。
誘発能力の関係から変形版DragonStormに入れても面白いかもしれませんね。
丁度《ヴァルカスの災い魔》は速攻を持っていませんし。
いやぁ~まさか時を越えたら、ドラゴンストームが再録されるとはなぁ~(すっとぼけ)
時代の移り変わりか、はたまたこれが龍と蜥蜴(MとC)の格の差なのか。サイズが上がり、飛行が付き、火力を飛ばすのも相手のみです。完全にデメリット能力に生まれ変わっていますね。
《雷口のヘルカイト》辺りからドラゴンもかなりマナレシオに優れた物が増えてきましたが、それでもだいたい5マナ以降が定番でした。それを思うととうとう4マナのドラゴンが来たか!と言う想いですね。
除去耐性こそありませんが、ちょっかいを掛けてきた相手に《稲妻の一撃》を飛ばせる為に無抵抗と言う訳ではありません。また、下手に安定した除去耐性を持っているよりも、火力と速度で攻めてくるRed Deck Winsの様なデッキでは有用かも知れません。1点でも多く、早く削るのが命題のデッキなら除去されても本体火力としての機能を果たしてくれているわけですからね。サイズは4とやや小ぶりで《かき立てる炎》に焼かれてしまいますがそれでも火力を飛ばせますからね。
ライバルは《龍語りのサルカン》や《嵐の息吹のドラゴン》になりますが、それらに比べると1マナ軽いためより軽いSlighの様なデッキでの運用も可能となっていますね。能力でも反応してくれるため比較的対処が難しい。特にPWで対処しようとする場合布告や全体除去でもない限り燃やされて1-1交換になりかねませんからね。
ただそれらに比べるとやはり速攻などが無いため奇襲性は薄いのは残念ですね。愚直に攻めていくデッキに合っているかもしれません。
Stdで組む場合最も併用したいのは実はUします。
まぁ解り易いですが、《頑固な否認》と掛け合わせれば「獰猛」達成により確定カウンターになりますからね。自分へ飛んできた除去をカウンターして3点を相手に余分に払わせたいです。《勇敢な姿勢》でものWでもいいですか。
とりあえず《龍の大嵐》と組んでドラゴンデッキでも組みましょうかw
速攻が無いという欠点も補えていますからねw
因みにLegacyのDragonStompyでは採用は可能と言えば可能です。
ただLotVと言う厄介なPWがいる以上速攻の価値は大きく、STPと言う最高の生物除去が有る以上プロテクション(W)の価値も大きい。故に《嵐の息吹のドラゴン》に大きく評価は劣ります。ついでにLgS等もいる為フライヤーに強い《雷口のヘルカイト》もいます。正直3点飛ばせるとは言えテンポ差が大きすぎるためこのカードの強みはそれ程あるようには思えません・・・。DragonStormは言わずもがな・・・。
嘗て低速環境のONS時代にBigMana系のRで使われたフィニッシャーです。
それが2色になったら、シンボル数が減って+能力が2つも付きましたよ。信じられませんねw
但しこの能力が極めて微妙・・・。
1つ目は《熱情》を内蔵しているわけですが、《ラクドスの血魔女、イクサヴァ》《オーガの戦駆り》等速攻を付与する生物は優秀な能力を持ちながらも本体の重さから他の生物に付与出来ないという欠点を抱えていましたが、コイツも全く同じ欠点を抱えています。むしろ悪化している。本体の重さも然ることながら、これだけの決定力が有るのなら一々他のカードのサポートなどしている猶予は無いでしょう。つまりほぼ無駄な能力。
もう一つは制限系の能力。
ただし、制限範囲は狭く、同じく時間をかける事が無い観点から有効活用は難しそうです。只ないよりは遥かにマシですがね。相手の墓地に当該カードが無ければ機能しづらいため、重さと相まって除去Controlのリセット後の盤面の蓋として機能させる事は出来るかもしれません。色的に《英雄の破滅》《宿命的火災》など有効活用しやすい上に高い打点と奇襲性を持つ為対PWにも強い。特に《太陽の勇者、エルズペス》《精霊龍、ウギン》そして今回の《卓絶のナーセット》など忠誠度が高く堅牢なPWが多い環境なのでPW性能の高いパワーアタッカーは価値があると思います。
勝負を決めるカードとしては有用だと思います。
まぁそんな物は無くとも、パワー6の速攻フライヤーの凶悪さは嘗てのロリックスを知っている方ならば言うまでもないでしょう。もちろん6マナが出る事が前提になるためどんなデッキにも入るわけではありませんが速攻持ちの巨大フライヤーは本当に恐怖を覚えます。因みに私はロリックスをLegacy最初期のSneakAttackで素出し可能なフィニッシャーとして活用していました。
因みに、Dragonstormでは1チャンスあります。
こちらでは逆に全体に速攻を付与する能力が生きてきており、その役目はこれまで《ジャンドの暴君、カーサス》が担ってきましたが、色拘束も薄く本体も軽いため通常キャストとして使えるこちらの方が良いですね。ただこのデッキは基本的にCipで相手を焼き切る事がデッキの基本線であるため、採用してもお守り代わりの1枚だけでしょう。
その他
《ドラゴンの餌》
:同型の《クレンコの命令》まで含めれば2回目の再録。
完全にフレーバーレベルの再録。特段のシナジーは無いですが、敢えて言うのなら《雷光翼の匪賊》と相性が良い・・・それだけ。
むしろ短い期間ながら《ゴブリンの熟練扇動者》や《かき立てる炎》との相性の良さが光ります。ついでに軽いため《魂火の大魔導師》との相性も良い。《軍属童の突発》と合わせて、これだけ軽量で効率の良いTokenスペルがRにあるというのも珍しい環境ですよね。 《前哨地の包囲》と言う優れたサポーターも有りますし。「召集」との相性の良さがあるのなら《ウルドのオベリスク》でも良いですね。とりあえず面展開力が半端無いです。
《龍王の召使い》
:SCGの《ドラゴン語りのシャーマン》の下位種です。
と言いながら、(R)マナ分軽くなりながらサイズが2/2→1/3になっただけであるためシステム生物としては寧ろ使いやすくなっています。肝心に軽減能力は軽減能力が1マナ落ちてはいますが、本体の軽さを考えるとこちらの方が遥かに使いやすいでしょう。
DragonStormのサイド後のプランの一つにDragonBeatに変更するという物が有るのですが、これは1チャンスありますね。
しかし、この環境のゴブリンはドラゴンに対して貢献度が高いですねww
ナーセットについては夜にでも・・・。
逆にDragon大好きな方にとっては嬉しい悲鳴(Foil集めるの大変とかw)が上がりそうなパックですね。
《龍の大嵐》(1)(R):飛行生物限定の《熱情》に《ヴァルカスの災い魔》の誘発能力を持つカードですね。
エンチャント R
飛行を持つクリーチャーが1体あなたのコントロール下で出るたび、ターン終了時までそれは速攻を得る。
ドラゴンが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。そのドラゴンは、それにX点のダメージを与える。Xはあなたがコントロールするドラゴンの総数に等しい。
《熱情》系の「速攻」を付与するカードは3マナが多いのですが、それだと重くてテンポが悪すぎるという声が多いので、そのコストが2マナになってのは歓迎すべき事ですね。また2枚目以降が腐りにくいように組む事も出来ます。
速攻を付与するだけなら単にフライヤーを使えばいいだけですが、流石にそれでは効果が小さいのでやはり使うのなら部族「Dragon」を併用する事になるでしょうね。構築の3マナ~6マナ程度の間にどれだけ優秀なドラゴンがいるのかにかかってきますが・・・。一応考えているのは《嵐の憤怒、コラガン》ですね。本体でキャストする場合の速攻が無い事は大嵐が補ってくれていますし、大嵐の誘発を活かしたいのなら疾駆で手札に戻せばいい。ドラゴンを相応に並べるのなら(2~3体いれば十分ですが)コラガンの誘発能力が活きてきますしね。
因みに単にフライヤーに速攻を与えるだけなら、相性が良いのは《饗宴の主》。
3マナとマナカーブが良く5/5飛行です。ドローを与えるデメリットも速攻での打点速度でカバーできますね。まぁそれでも下の環境にある《稲妻のすね当て》に及ぶべくもありませんが。
誘発能力の関係から変形版DragonStormに入れても面白いかもしれませんね。
丁度《ヴァルカスの災い魔》は速攻を持っていませんし。
いやぁ~まさか時を越えたら、ドラゴンストームが再録されるとはなぁ~(すっとぼけ)
《雷波の執政》(2)(R)(R):帰ってきた《返報呪術師》。
クリーチャー - ドラゴン R
飛行
あなたがコントロールするドラゴン1体が対戦相手のコントロールする呪文や能力の対象になるたび、~はそのプレイヤーに3点のダメージを与える。
4/4
時代の移り変わりか、はたまたこれが龍と蜥蜴(MとC)の格の差なのか。サイズが上がり、飛行が付き、火力を飛ばすのも相手のみです。完全にデメリット能力に生まれ変わっていますね。
《雷口のヘルカイト》辺りからドラゴンもかなりマナレシオに優れた物が増えてきましたが、それでもだいたい5マナ以降が定番でした。それを思うととうとう4マナのドラゴンが来たか!と言う想いですね。
除去耐性こそありませんが、ちょっかいを掛けてきた相手に《稲妻の一撃》を飛ばせる為に無抵抗と言う訳ではありません。また、下手に安定した除去耐性を持っているよりも、火力と速度で攻めてくるRed Deck Winsの様なデッキでは有用かも知れません。1点でも多く、早く削るのが命題のデッキなら除去されても本体火力としての機能を果たしてくれているわけですからね。サイズは4とやや小ぶりで《かき立てる炎》に焼かれてしまいますがそれでも火力を飛ばせますからね。
ライバルは《龍語りのサルカン》や《嵐の息吹のドラゴン》になりますが、それらに比べると1マナ軽いためより軽いSlighの様なデッキでの運用も可能となっていますね。能力でも反応してくれるため比較的対処が難しい。特にPWで対処しようとする場合布告や全体除去でもない限り燃やされて1-1交換になりかねませんからね。
ただそれらに比べるとやはり速攻などが無いため奇襲性は薄いのは残念ですね。愚直に攻めていくデッキに合っているかもしれません。
Stdで組む場合最も併用したいのは実はUします。
まぁ解り易いですが、《頑固な否認》と掛け合わせれば「獰猛」達成により確定カウンターになりますからね。自分へ飛んできた除去をカウンターして3点を相手に余分に払わせたいです。《勇敢な姿勢》でものWでもいいですか。
とりあえず《龍の大嵐》と組んでドラゴンデッキでも組みましょうかw
速攻が無いという欠点も補えていますからねw
因みにLegacyのDragonStompyでは採用は可能と言えば可能です。
ただLotVと言う厄介なPWがいる以上速攻の価値は大きく、STPと言う最高の生物除去が有る以上プロテクション(W)の価値も大きい。故に《嵐の息吹のドラゴン》に大きく評価は劣ります。ついでにLgS等もいる為フライヤーに強い《雷口のヘルカイト》もいます。正直3点飛ばせるとは言えテンポ差が大きすぎるためこのカードの強みはそれ程あるようには思えません・・・。DragonStormは言わずもがな・・・。
《Kolagan, Senora Dragon》 (4)(B)(R):《刃の翼ロリックス》をご存じでしょうか?
クリーチャー - エルダー・ドラゴン M
飛行、速攻
あなたのコントロールする他のクリーチャーは速攻を持つ。
各対戦相手が自身の墓地にあるカードと同じ名前を持つクリーチャー・呪文かプレインズウォーカー・呪文を唱えるたび、そのプレイヤーは10点のライフを失う。
嘗て低速環境のONS時代にBigMana系のRで使われたフィニッシャーです。
それが2色になったら、シンボル数が減って+能力が2つも付きましたよ。信じられませんねw
但しこの能力が極めて微妙・・・。
1つ目は《熱情》を内蔵しているわけですが、《ラクドスの血魔女、イクサヴァ》《オーガの戦駆り》等速攻を付与する生物は優秀な能力を持ちながらも本体の重さから他の生物に付与出来ないという欠点を抱えていましたが、コイツも全く同じ欠点を抱えています。むしろ悪化している。本体の重さも然ることながら、これだけの決定力が有るのなら一々他のカードのサポートなどしている猶予は無いでしょう。つまりほぼ無駄な能力。
もう一つは制限系の能力。
ただし、制限範囲は狭く、同じく時間をかける事が無い観点から有効活用は難しそうです。只ないよりは遥かにマシですがね。相手の墓地に当該カードが無ければ機能しづらいため、重さと相まって除去Controlのリセット後の盤面の蓋として機能させる事は出来るかもしれません。色的に《英雄の破滅》《宿命的火災》など有効活用しやすい上に高い打点と奇襲性を持つ為対PWにも強い。特に《太陽の勇者、エルズペス》《精霊龍、ウギン》そして今回の《卓絶のナーセット》など忠誠度が高く堅牢なPWが多い環境なのでPW性能の高いパワーアタッカーは価値があると思います。
勝負を決めるカードとしては有用だと思います。
まぁそんな物は無くとも、パワー6の速攻フライヤーの凶悪さは嘗てのロリックスを知っている方ならば言うまでもないでしょう。もちろん6マナが出る事が前提になるためどんなデッキにも入るわけではありませんが速攻持ちの巨大フライヤーは本当に恐怖を覚えます。因みに私はロリックスをLegacy最初期のSneakAttackで素出し可能なフィニッシャーとして活用していました。
因みに、Dragonstormでは1チャンスあります。
こちらでは逆に全体に速攻を付与する能力が生きてきており、その役目はこれまで《ジャンドの暴君、カーサス》が担ってきましたが、色拘束も薄く本体も軽いため通常キャストとして使えるこちらの方が良いですね。ただこのデッキは基本的にCipで相手を焼き切る事がデッキの基本線であるため、採用してもお守り代わりの1枚だけでしょう。
その他
《ドラゴンの餌》
:同型の《クレンコの命令》まで含めれば2回目の再録。
完全にフレーバーレベルの再録。特段のシナジーは無いですが、敢えて言うのなら《雷光翼の匪賊》と相性が良い・・・それだけ。
むしろ短い期間ながら《ゴブリンの熟練扇動者》や《かき立てる炎》との相性の良さが光ります。ついでに軽いため《魂火の大魔導師》との相性も良い。《軍属童の突発》と合わせて、これだけ軽量で効率の良いTokenスペルがRにあるというのも珍しい環境ですよね。 《前哨地の包囲》と言う優れたサポーターも有りますし。「召集」との相性の良さがあるのなら《ウルドのオベリスク》でも良いですね。とりあえず面展開力が半端無いです。
《龍王の召使い》
:SCGの《ドラゴン語りのシャーマン》の下位種です。
と言いながら、(R)マナ分軽くなりながらサイズが2/2→1/3になっただけであるためシステム生物としては寧ろ使いやすくなっています。肝心に軽減能力は軽減能力が1マナ落ちてはいますが、本体の軽さを考えるとこちらの方が遥かに使いやすいでしょう。
DragonStormのサイド後のプランの一つにDragonBeatに変更するという物が有るのですが、これは1チャンスありますね。
しかし、この環境のゴブリンはドラゴンに対して貢献度が高いですねww
ナーセットについては夜にでも・・・。
DTK)プレビュー雑感2 焼き直しは大体ダメなのがMtG
2015年3月4日 新カード紹介 コメント (3)
レビューの続き・・・。
更新速くて感想が追い付かない(;´Д`)
マナ生物は後半使い道が無くなることが最大の問題で常にある命題。《死儀礼のシャーマン》が凶悪だったのはこの点の克服していたから。その意味でこのカードも使い道が有りますね。
マナ生物として見た場合、3マナと言う重さと生物にしかマナを使えない点が問題。
つまり必然的に構築はBigmana系の生物偏重になるはず。3マナのマナサポーターと言う点では《クルフィックスの狩猟者》と言うライバルがいますし、もっと軽い《森の女人像》と言う優秀なマナ生物がいるのも問題。ただし、2マナのブーストが出来るという点はポイント。生き残れば5~6マナの生物へのアクセスが可能ですからね。よりKPの高いボムが用意出来ます。
とは言え、それらに比べるとどうしても単体での本分では劣るので、やはり「圧倒」能力が重要になるはず。
「圧倒」とその効果を考えるのならやはりG信心やMidrangeになるはず。
G信心の《ニクスの祭殿、ニクソス》か、《世界を目覚めさせる者、ニッサ》の[+1]での森アンタップが使いやすいはず。ニクソスは生物として《囁きの森の精霊》《女王スズメバチ》に繋げる事が出来れば「圧倒」も容易でしょうし、生物数も稼げます。ニッサは、もう一つの[+1]で土地の生物化をしていれば矢張り圧倒の達成は容易なはず。《生命の律動》はControlに使う事が出来ればそれだけで十分な威力になりますが、Beatdown等でも一桁前半に持っていく事が容易であるため、予示多数の精霊、フライヤー多数のスズメバチ・4/4トランプルを複数用意できるニッサのどれもがそのまま決着をつける事が出来る能力です。
また、Xの成分にマナをつぎ込む事が出来る為《起源のハイドラ》も相性が良いですね。
そこからアドバンテージに繋げる事も出来ますし、ハイドラのサイズ自体で圧倒の条件に貢献できます。生物の頭数を維持しやすい《頭巾被りのハイドラ》も良いですね。強力とは言いづらいですが、同じくアドを稼げる生物としては《カロニアのツイングローブ》《ネシアンの猟区管理者》も良いですね。本体も生物でアドも生物です。
何と無くですが、マナを伸ばして大技撃って、それから殴って〆、と言う挙動から《孔蹄のビヒモス》を想像しました。
取り敢えず相性の良いカードの大半が併用期間が短いのが最大の問題ですね。
効果は《謎めいた命令》から
《対抗呪文》 →《霊魂放逐》
《ブーメラン》 →限定リアニメイト
相手の全生物タップ→《聖なる蜜》
1ドロー →そのまま
に変更されています。
色拘束は2色になった分薄くなってはいますね。
とりあえず、キャントリップにタップがゲインになった事でどんな状況でも使えるようになりましたね。
また、対生物戦でもタップとゲインは一長一短ですが、Burnなどを想定すると使える幅が広くなっているとも捉える事も出来ます。ただし、ブーメランも無く全体タップも無いためAggroへの抵抗力は落ちていると言えますね。
バウンスとリアニメイトは使い勝手が全く異なります。ただ、汎用的な妨害と言うバウンスの観点を考えれば使い勝手は限定されています。バウンスの方が幅広いUのデッキに適合できますね。
最後の《霊魂放逐》への変更が明らかにKPが落ちていますね・・・。
せめて《マナ漏出》ならば・・・。とはいえ、Stdでは生物戦が基本ですし、4マナ以上の生物が使われる事も当たり前なのでこの能力が無駄になる機会は少ないはず、・・・はず。
やはり妨害力は大きく落ちていますね。またバウンスやタップなどテンポを重視するテキストだった命令とは大きく使い様も変わっているようです。その代わりどの場面でも使える性能に加え、リアニメイトまで含めてアドバンテージを取り易い作りになっていると言えます。妨害力が大きく落ちているため、MidrangeやControlで全てを熟せた先代とは異なり、他のカードを用いてしっかりと相手を妨害する必要が出てきています。そのための枠を余分に取りますね。ただ、能動的に使える分攻め手としての運用も出来ます。潤滑油のような役割かも知れませんね。
Stdでは上述の様に《霊魂放逐》が腐る場面はほとんどありません。稀にヘビーコンもいますがその場合は4マナ4点ゲイン1ドローになるのでサイドアウト筆頭ですね。そして今述べた様にStdでは2マナ以下でリアニメイトしたい様な優秀な生物がほぼいない為、《霊魂放逐》+ゲインの対Beat要カウンターとしての性質が大きいように思います。まぁ一応《魂火の大魔導師》もいますが、これでバイバックするのなら最低でも8マナ掛るためかなりハードルが高いはず・・・。
Modernでは逆に4マナも掛けて《霊魂放逐》する気にもならないため其方はオマケレベル。それでもAbzanの様なデッキもいる為決して無駄ではありませんがね。そしてリアニメイトは《闇の腹心》や《瞬唱の魔道士》を回収できるようになります。特にScMは即アドバンテージに繋がりますし、Contolで組んであるのなら土地5枚以上を並べる事も容易であるため十分にFb用のマナを残せますね。重すぎる《スフィンクスの啓示》より可能性はあるのでは?
しかしそれでも使い道が限定されている分《謎めいた命令》の足元にも及ばないと思いますが・・・。
LegacyではMiraclesやそれに準ずるヘビーコントロールでの運用が可能でしょうね。
《瞬唱の魔道士》や《石鍛冶の神秘家/SfM》型のMiraclesもいますからリアニメイトが無駄になる事はほぼ無い筈。ただScM型は《思案》4枚型の事が多く土地を切り詰めているため4マナは中々につらいはず。またModern以上に《霊魂放逐》が腐るので実質能力は3つ。その3つの内で4マナも掛けてまで使いたいか?と言われるとかなりの疑問符が付くため、やはりKP不足ではないでしょうかね?流石に・・・。
とりあえず《霊魂放逐》が以下に使えるかと言う環境にかかってくるはず。
流石にデッキの潤滑油に4マナを掛けたいという事も無いので・・・。妨害力の低下は大きいですね。
因みにLifegain/SoulSisters系のUWでは運用が可能です。
ゲインもリアニメイトも使い道が有りますからね。その点で2枚程度入れてみても良いかも知れません。
これがサイクルなら以前は日の目が当たらなかったW(《質素な命令》)やR(《焼夷の命令》)の事を考えてこれらが強くなることを望みますが・・・。
その他
《光輝の粛清》:《天界の粛清》が欲しかった?残念だったね!とでもいう様な内容。決して弱くは無いと思いますが対生物の除去範囲は《勇敢な姿勢》でもほとんどカバーできます。もちろんもっと小型の猫やライオンもいますがそいつらはもっと多数の除去スペルが適用できます。ならEncの方がどれだけ実用的になるか・・・。今の所2色の神か《ジェスカイの隆盛》ぐらいしか無い筈。つまり・・・。
《シルムガルの暗殺者》:SaitoBlackのような軽量BのBeatdownで使えそうな1枚。
テンポを落すと自分をブロックできる生物まで破壊でき、アドも狙えます。またこの手のWeenie系にとってのネックであるサイズのある生物を並べられて~と言う時間との勝負を躱せます。除去もテンポを損ないますが選択制なので使いやすい。
本体も2マナで2/1と最低限のサイズ。
惜しむらくは打点を上げようと強化すると自分をブロックできる生物が増えてしまい結果的に本体に攻撃が届かないという事ですか・・・。つまりこいつの回避能力を生かそうとするのなら恒常強化よりもコンバットトリックと言う事ですかね。
あれ?
SaitoBlackで使えなくない?
イラストはバスターソードの様にも見えますが、使い方を見るとランス(大型の馬上槍)に近い?
どのみちこんな持ち方出来るとは、パワー2ですが実はムキムキの人物かもしれませんね。どのみち暗殺者には見えませんがw
しかし、《ジェスカイの隆盛》を筆頭に、今回の《オジュタイの命令》を含めて、何故ジェスカイ道はこんなにもネタ臭のする素敵イラストなのでしょうかね?
更新速くて感想が追い付かない(;´Д`)
《失われた業の巫師》(2)(G):《生命の律動》を「圧倒」の条件付きで起動できるマナ生物ですね。
クリーチャー - 人間・シャーマン M
T:あなたのマナ・プールに、望む色の組み合わせのマナ2点を加える。このマナは、クリーチャー・呪文を唱えるためにのみ使用できる。
圧倒 - (9)(G)(G),T:各プレイヤーのライフの総量はそのプレイヤーがコントロールするクリーチャーの総数に等しくなる。
2/3
マナ生物は後半使い道が無くなることが最大の問題で常にある命題。《死儀礼のシャーマン》が凶悪だったのはこの点の克服していたから。その意味でこのカードも使い道が有りますね。
マナ生物として見た場合、3マナと言う重さと生物にしかマナを使えない点が問題。
つまり必然的に構築はBigmana系の生物偏重になるはず。3マナのマナサポーターと言う点では《クルフィックスの狩猟者》と言うライバルがいますし、もっと軽い《森の女人像》と言う優秀なマナ生物がいるのも問題。ただし、2マナのブーストが出来るという点はポイント。生き残れば5~6マナの生物へのアクセスが可能ですからね。よりKPの高いボムが用意出来ます。
とは言え、それらに比べるとどうしても単体での本分では劣るので、やはり「圧倒」能力が重要になるはず。
「圧倒」とその効果を考えるのならやはりG信心やMidrangeになるはず。
G信心の《ニクスの祭殿、ニクソス》か、《世界を目覚めさせる者、ニッサ》の[+1]での森アンタップが使いやすいはず。ニクソスは生物として《囁きの森の精霊》《女王スズメバチ》に繋げる事が出来れば「圧倒」も容易でしょうし、生物数も稼げます。ニッサは、もう一つの[+1]で土地の生物化をしていれば矢張り圧倒の達成は容易なはず。《生命の律動》はControlに使う事が出来ればそれだけで十分な威力になりますが、Beatdown等でも一桁前半に持っていく事が容易であるため、予示多数の精霊、フライヤー多数のスズメバチ・4/4トランプルを複数用意できるニッサのどれもがそのまま決着をつける事が出来る能力です。
また、Xの成分にマナをつぎ込む事が出来る為《起源のハイドラ》も相性が良いですね。
そこからアドバンテージに繋げる事も出来ますし、ハイドラのサイズ自体で圧倒の条件に貢献できます。生物の頭数を維持しやすい《頭巾被りのハイドラ》も良いですね。強力とは言いづらいですが、同じくアドを稼げる生物としては《カロニアのツイングローブ》《ネシアンの猟区管理者》も良いですね。本体も生物でアドも生物です。
何と無くですが、マナを伸ばして大技撃って、それから殴って〆、と言う挙動から《孔蹄のビヒモス》を想像しました。
取り敢えず相性の良いカードの大半が併用期間が短いのが最大の問題ですね。
《オジュタイの命令》(2)(U)(W):内容的に嘗てのパワースペル《謎めいた命令》を思わせますね。Stdで大暴れし、現在ではModernでU系デッキの基本として一見さんお断りの代名詞の一つになってますが・・・。ただ、その色や性質を見ると《スフィンクスの啓示》を思わせる部分もあり、個人的にはその中間に位置する様なカードだと思っています。
インスタント R
以下から2つを選ぶ。
・あなたの墓地にある点数で見たマナ・コストが2以下のクリーチャーカード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
・あなたは4点のライフを得る。
・クリーチャー・呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
・カードを1枚引く。
効果は《謎めいた命令》から
《対抗呪文》 →《霊魂放逐》
《ブーメラン》 →限定リアニメイト
相手の全生物タップ→《聖なる蜜》
1ドロー →そのまま
に変更されています。
色拘束は2色になった分薄くなってはいますね。
とりあえず、キャントリップにタップがゲインになった事でどんな状況でも使えるようになりましたね。
また、対生物戦でもタップとゲインは一長一短ですが、Burnなどを想定すると使える幅が広くなっているとも捉える事も出来ます。ただし、ブーメランも無く全体タップも無いためAggroへの抵抗力は落ちていると言えますね。
バウンスとリアニメイトは使い勝手が全く異なります。ただ、汎用的な妨害と言うバウンスの観点を考えれば使い勝手は限定されています。バウンスの方が幅広いUのデッキに適合できますね。
最後の《霊魂放逐》への変更が明らかにKPが落ちていますね・・・。
せめて《マナ漏出》ならば・・・。とはいえ、Stdでは生物戦が基本ですし、4マナ以上の生物が使われる事も当たり前なのでこの能力が無駄になる機会は少ないはず、・・・はず。
やはり妨害力は大きく落ちていますね。またバウンスやタップなどテンポを重視するテキストだった命令とは大きく使い様も変わっているようです。その代わりどの場面でも使える性能に加え、リアニメイトまで含めてアドバンテージを取り易い作りになっていると言えます。妨害力が大きく落ちているため、MidrangeやControlで全てを熟せた先代とは異なり、他のカードを用いてしっかりと相手を妨害する必要が出てきています。そのための枠を余分に取りますね。ただ、能動的に使える分攻め手としての運用も出来ます。潤滑油のような役割かも知れませんね。
Stdでは上述の様に《霊魂放逐》が腐る場面はほとんどありません。稀にヘビーコンもいますがその場合は4マナ4点ゲイン1ドローになるのでサイドアウト筆頭ですね。そして今述べた様にStdでは2マナ以下でリアニメイトしたい様な優秀な生物がほぼいない為、《霊魂放逐》+ゲインの対Beat要カウンターとしての性質が大きいように思います。まぁ一応《魂火の大魔導師》もいますが、これでバイバックするのなら最低でも8マナ掛るためかなりハードルが高いはず・・・。
Modernでは逆に4マナも掛けて《霊魂放逐》する気にもならないため其方はオマケレベル。それでもAbzanの様なデッキもいる為決して無駄ではありませんがね。そしてリアニメイトは《闇の腹心》や《瞬唱の魔道士》を回収できるようになります。特にScMは即アドバンテージに繋がりますし、Contolで組んであるのなら土地5枚以上を並べる事も容易であるため十分にFb用のマナを残せますね。重すぎる《スフィンクスの啓示》より可能性はあるのでは?
しかしそれでも使い道が限定されている分《謎めいた命令》の足元にも及ばないと思いますが・・・。
LegacyではMiraclesやそれに準ずるヘビーコントロールでの運用が可能でしょうね。
《瞬唱の魔道士》や《石鍛冶の神秘家/SfM》型のMiraclesもいますからリアニメイトが無駄になる事はほぼ無い筈。ただScM型は《思案》4枚型の事が多く土地を切り詰めているため4マナは中々につらいはず。またModern以上に《霊魂放逐》が腐るので実質能力は3つ。その3つの内で4マナも掛けてまで使いたいか?と言われるとかなりの疑問符が付くため、やはりKP不足ではないでしょうかね?流石に・・・。
とりあえず《霊魂放逐》が以下に使えるかと言う環境にかかってくるはず。
流石にデッキの潤滑油に4マナを掛けたいという事も無いので・・・。妨害力の低下は大きいですね。
因みにLifegain/SoulSisters系のUWでは運用が可能です。
ゲインもリアニメイトも使い道が有りますからね。その点で2枚程度入れてみても良いかも知れません。
これがサイクルなら以前は日の目が当たらなかったW(《質素な命令》)やR(《焼夷の命令》)の事を考えてこれらが強くなることを望みますが・・・。
その他
《光輝の粛清》:《天界の粛清》が欲しかった?残念だったね!とでもいう様な内容。決して弱くは無いと思いますが対生物の除去範囲は《勇敢な姿勢》でもほとんどカバーできます。もちろんもっと小型の猫やライオンもいますがそいつらはもっと多数の除去スペルが適用できます。ならEncの方がどれだけ実用的になるか・・・。今の所2色の神か《ジェスカイの隆盛》ぐらいしか無い筈。つまり・・・。
《シルムガルの暗殺者》:SaitoBlackのような軽量BのBeatdownで使えそうな1枚。
テンポを落すと自分をブロックできる生物まで破壊でき、アドも狙えます。またこの手のWeenie系にとってのネックであるサイズのある生物を並べられて~と言う時間との勝負を躱せます。除去もテンポを損ないますが選択制なので使いやすい。
本体も2マナで2/1と最低限のサイズ。
惜しむらくは打点を上げようと強化すると自分をブロックできる生物が増えてしまい結果的に本体に攻撃が届かないという事ですか・・・。つまりこいつの回避能力を生かそうとするのなら恒常強化よりもコンバットトリックと言う事ですかね。
あれ?
SaitoBlackで使えなくない?
イラストはバスターソードの様にも見えますが、使い方を見るとランス(大型の馬上槍)に近い?
どのみちこんな持ち方出来るとは、パワー2ですが実はムキムキの人物かもしれませんね。どのみち暗殺者には見えませんがw
しかし、《ジェスカイの隆盛》を筆頭に、今回の《オジュタイの命令》を含めて、何故ジェスカイ道はこんなにもネタ臭のする素敵イラストなのでしょうかね?
DTK)プレビュー雑感1 えるだーどらごん
2015年3月4日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
遂にDKTのプレビューが始まりましたね。
果たして今回は塩の海となるのか、神セットとなるのか・・・。
最近は昔の「最後のセットは使える期間が短し分強めのデザイン」と言う形は崩れているので少々不安でもありますが・・・。
まずキーワード能力が
鼓舞→継続使用
果敢→反復(再登用)
探査→濫用
疾駆→継続使用
獰猛→圧倒
予示→大変異
になりました。
鼓舞は継続。結構好きな能力なので有難いです。
果敢は相応にバランスの採れていた良い能力でしたので残念ですが、反復も能力自体は強めなのでまぁ良し。
探査は残念ながら消滅。何かするたびに↓環境で影響を及ぼすので致し方なし。FRFまででもう十分な収穫が有りましたしね。代わりの濫用は正直微妙です。でした時点で能力を有効活用するのならディスアドバンテージが確定しますからね。相当に強力な能力でない限り、構築で使うのは難しいでしょう。ALAの「貪欲」も使われたのは《捕食者のドラゴン》ぐらいでしたしね。ただ《龍爪のヤソヴァ》の様な軽くいコントロール奪取系のスペルやカードが有る場合はそれを利用する事で大きな数的アドバンテージを確保出来そうです。
疾駆も同じく継続。これもトカゲ族が好きな私には有難い。只もう少し疾駆使用時の有効性が採れていると良いのですがね。
獰猛はお役御免で圧倒に。タイミングは異なりますが自軍の合計パワーが8以上で効果を発揮するそうな・・・。獰猛のアッパーバージョンと言う処でしょうか?《真面目な訪問者、ソリン》やもっと軽いクルセイド能力が有ると面展開と合わせて機能させやすいですね。しかしパワー4以上の獰猛ならいざ知らず、パワー8でようやく機能しだすのは些かハードルが高い。パワー8が有るのなら一々戦力を追加しなくても勝てそうですからね・・・。優勢の状況で勝ちを決める能力になるのかもしれませんがそういう物は往々にして使いづらい・・・。他の方の所では《囁きの森の精霊》が推されていましたね。やはり重い。それとか《世界を目覚めさせる者、ニッサ》なども。どのみち単体で勝利も可能な1枚です。果たしてどうなるでしょうね。↓環境なら《苔汁の橋》も有りますから、軽いカードが有れば《ファイレクシアン・ドレッドノート》で条件達成も狙ってみるのも良いですね。
大変異はつまり+1/+1が乗る変異と言う事ですかね?
わざわざ新しくデザインする程の事なのでしょうかね・・・。変異が問題なのはサイズの問題ではありませんし。
一応《硬化した鱗》が有るとカウンターが2倍になるぐらいのシナジーしか思い浮かびませんが・・・。
では個別に気になったものを見ていきます。
しかしそれ以上に目を引くのが「エルダー/ドラゴン」の部族。そう我らが黒の総帥《ニコル・ボーラス》をはじめとした嘗ての種族です。こんな物を復活させるとは・・・。心をくすぐってきますね!
因みにしもべは今まで「エルダードラゴン」で一つの種族だと勘違いしていました・・・。
能力は超強力です。
そもそも《誘惑蒔き》の時点で非常に強力で、Legacyですら運用できるスペックですからね。
それがサイズが大きくなったことで除去耐性も上がっているので過去の難点も補えています。単体の戦闘力も相応ですしね。惜しむらくはあとパワー1が有れば《頑固な否認》の「獰猛」も達成できたのですが・・・。
ただしマナ域が挙がっている事には注意が必要。
4マナの蒔きは2~3マナ程度の生物を貰ってきてもそれ程損はしていませんが、流石に6マナ掛けてそのマナ域の生物を貰ってきても仕方がないのでもっと大きな物を貰ってくるべきです。つまり必然的に機能が異なってくるという事ですね。まぁ今の環境では多くのデッキが4~5マナのボムを仕込んでいるのでそれに狙いを合わせることになるでしょうし、的にも困らないですね。特に《世界を目覚めさせる者、ニッサ》や《龍語りのサルカン》《精霊龍、ウギン》の様な強力なフィニッシャーをパクッていきたいですね。ウギンはControlデッキのフィニッシャーでもあるのでそれをパくれればかなり大きい。
6マナと言う重さの関係上Midrangeで運用するのも難しいのでControlでのフィニッシャーの役割になるでしょうかね?
丁度UB系のControlも有りますし、またReanimaterもあるので運用するデッキは存在するはず。上で書いたようにウギンを始め重いカードにこそ強い性質まで鑑みれば、Controlが使用する対Control用のカードになるかもしれませんね。
これだけの性能が有るのならEternalでも運用は一応可能です。
特にPWはUやBでは対処が辛いカードなのでそれに対処できる能力が有るのは魅力です。
下の環境では《剣を鍬に》/《流刑への道》を除けば、《稲妻》《突然の衰微》の様な基本単体除去には掛りませんからね。布告系も相手のカードをお返しすればいいだけ。まぁ、これに頼らなければどうしようもない状況はなかなかないと思われますがね。コントロールを奪うより破壊しておいた方が安全ですし。
5マナ4/5接死はお世辞にも使痛いスペックではないため、サーチ能力の仕様が前提になるでしょうね(とは言いつつ、パワー5まで止められる上に、接死で墓地に送る事が出来る為ブロッカーとしては中々の性能ですし、パワー4も有る分数値としては強力です)。
噂されている話ではシディシウィップで《サテュロスの道探し》で落として《エレボスの鞭》で釣って道探しを食べる~と言う物。実に合理的な流れですね。《血の暴君、シディシ》と合わせてもトークンを食べれば良いわけですし。
そうでなくともMidrangeやControlの最序盤の展開用の生物を有効牌に交換できると考えれば決して弱くは無い。最悪5マナの《魔性の教示者》でも良いわけですし。上で書いた様にコントロール奪取系が在ると尚良いですね。
とはいえ、ディスアドバンテージは軽い代償ではないため、何とかうまく組み込みたいですね。
因みにLegacyでもNicFitでは運用可能でしょうね。
もともと《悪魔の意図》は使われる可能性のある札ですから、それを内蔵しているのなら使い様も有ります。《悪魔の意図》は銀弾サーチの他に最序盤の《老練の探険者》の墓地送りの役目が有りましたから、次期的に不要牌処理交換の役目になるこれとは使いどころは変わってくるでしょうがね。それでも生物を多用するMidrange~Controlデッキですので運用は十分可能なはず。TheSourceではJund NicFitでベテランを食べて《風景の変容》をサーチしたい~と言う意見も見かけました。なんにせよ5マナのここから繋げるのならフィニッシュ力のあるボムになるでしょうね。只まぁそういう特別な状況でもない限り単体での運用が難しいこれよりも普通にサーチスペル入れれば良いのでは?と思わなくもないですねw
5マナも掛けてサーチをするのなら確実なものやアドを失っても機能性の高い《リリアナ・ヴェス》で良くないか?
対象が制限されているとはいえ《虚空魔道士の弟子》の変異が4マナだった事を考えると本体が1/1→3/2飛行(大変異時)になっており時代の流れを感じますね・・・。
普通の軽量生物として見ても2/1飛行は中々のマナレシオです。
が、この手の文句はよく聞きますが、実際の所はこれを使うのならほぼ変異前提となるため、それほど重きを置く事は出来なさそうです。もちろん5マナまで出るような構築で生物Weenieもあるような構築であるのなら可能性はありますが、攻めるデッキで5マナが運用ラインはほぼオマケですしね・・・。
状況的には相手のボムを潰すのもアリですが、自分や自軍生物に飛んできた除去を潰すのが一番多そうですね。
変異コストは軽い2マナである事を考えると、相手にとってはこれが変異で場に出された状況ですぐに除去出来なければかなり鬱陶しい事になりそうです、常に除去を1枚捨てる覚悟が必要。そう考えると大きな《ルーンの母》の様ですね。一度見せておけばブラフとして機能するため駆け引きに有効です。《目くらまし》なんかが典型ですが「見えているカウンター」としての役目が合いますね。
《吸収するウェルク》や《神秘の蛇》の様なコントロールのカウンター兼アタッカーとして考えるにはカウンターの対象範囲が狭すぎる為余り向いていないように見えます。それでも決して悪くはないスペックですが。
軽いフライヤーであるため、《幽霊火の刃》を装備すれば役目を終えた後は5/4飛行となりフィニッシャーですね。
こんなところで。
遂にDKTのプレビューが始まりましたね。
果たして今回は塩の海となるのか、神セットとなるのか・・・。
最近は昔の「最後のセットは使える期間が短し分強めのデザイン」と言う形は崩れているので少々不安でもありますが・・・。
まずキーワード能力が
鼓舞→継続使用
果敢→反復(再登用)
探査→濫用
疾駆→継続使用
獰猛→圧倒
予示→大変異
になりました。
鼓舞は継続。結構好きな能力なので有難いです。
果敢は相応にバランスの採れていた良い能力でしたので残念ですが、反復も能力自体は強めなのでまぁ良し。
探査は残念ながら消滅。何かするたびに↓環境で影響を及ぼすので致し方なし。FRFまででもう十分な収穫が有りましたしね。代わりの濫用は正直微妙です。でした時点で能力を有効活用するのならディスアドバンテージが確定しますからね。相当に強力な能力でない限り、構築で使うのは難しいでしょう。ALAの「貪欲」も使われたのは《捕食者のドラゴン》ぐらいでしたしね。ただ《龍爪のヤソヴァ》の様な軽くいコントロール奪取系のスペルやカードが有る場合はそれを利用する事で大きな数的アドバンテージを確保出来そうです。
疾駆も同じく継続。これもトカゲ族が好きな私には有難い。只もう少し疾駆使用時の有効性が採れていると良いのですがね。
獰猛はお役御免で圧倒に。タイミングは異なりますが自軍の合計パワーが8以上で効果を発揮するそうな・・・。獰猛のアッパーバージョンと言う処でしょうか?《真面目な訪問者、ソリン》やもっと軽いクルセイド能力が有ると面展開と合わせて機能させやすいですね。しかしパワー4以上の獰猛ならいざ知らず、パワー8でようやく機能しだすのは些かハードルが高い。パワー8が有るのなら一々戦力を追加しなくても勝てそうですからね・・・。優勢の状況で勝ちを決める能力になるのかもしれませんがそういう物は往々にして使いづらい・・・。他の方の所では《囁きの森の精霊》が推されていましたね。やはり重い。それとか《世界を目覚めさせる者、ニッサ》なども。どのみち単体で勝利も可能な1枚です。果たしてどうなるでしょうね。↓環境なら《苔汁の橋》も有りますから、軽いカードが有れば《ファイレクシアン・ドレッドノート》で条件達成も狙ってみるのも良いですね。
大変異はつまり+1/+1が乗る変異と言う事ですかね?
わざわざ新しくデザインする程の事なのでしょうかね・・・。変異が問題なのはサイズの問題ではありませんし。
一応《硬化した鱗》が有るとカウンターが2倍になるぐらいのシナジーしか思い浮かびませんが・・・。
では個別に気になったものを見ていきます。
《龍王シルムガル》(4)(U)(B):LRWにいた《誘惑蒔き》を思わせるドラゴンですね。マナ域やサイズを考えるとその上位種のような感覚になります。
伝説のクリーチャー - エルダー・ドラゴン M
飛行、接死
~が戦場に出たとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。あなたが~をコントロールし続けているかぎり、それのコントロールを得る。
3/5
しかしそれ以上に目を引くのが「エルダー/ドラゴン」の部族。そう我らが黒の総帥《ニコル・ボーラス》をはじめとした嘗ての種族です。こんな物を復活させるとは・・・。心をくすぐってきますね!
因みにしもべは今まで「エルダードラゴン」で一つの種族だと勘違いしていました・・・。
能力は超強力です。
そもそも《誘惑蒔き》の時点で非常に強力で、Legacyですら運用できるスペックですからね。
それがサイズが大きくなったことで除去耐性も上がっているので過去の難点も補えています。単体の戦闘力も相応ですしね。惜しむらくはあとパワー1が有れば《頑固な否認》の「獰猛」も達成できたのですが・・・。
ただしマナ域が挙がっている事には注意が必要。
4マナの蒔きは2~3マナ程度の生物を貰ってきてもそれ程損はしていませんが、流石に6マナ掛けてそのマナ域の生物を貰ってきても仕方がないのでもっと大きな物を貰ってくるべきです。つまり必然的に機能が異なってくるという事ですね。まぁ今の環境では多くのデッキが4~5マナのボムを仕込んでいるのでそれに狙いを合わせることになるでしょうし、的にも困らないですね。特に《世界を目覚めさせる者、ニッサ》や《龍語りのサルカン》《精霊龍、ウギン》の様な強力なフィニッシャーをパクッていきたいですね。ウギンはControlデッキのフィニッシャーでもあるのでそれをパくれればかなり大きい。
6マナと言う重さの関係上Midrangeで運用するのも難しいのでControlでのフィニッシャーの役割になるでしょうかね?
丁度UB系のControlも有りますし、またReanimaterもあるので運用するデッキは存在するはず。上で書いたようにウギンを始め重いカードにこそ強い性質まで鑑みれば、Controlが使用する対Control用のカードになるかもしれませんね。
これだけの性能が有るのならEternalでも運用は一応可能です。
特にPWはUやBでは対処が辛いカードなのでそれに対処できる能力が有るのは魅力です。
下の環境では《剣を鍬に》/《流刑への道》を除けば、《稲妻》《突然の衰微》の様な基本単体除去には掛りませんからね。布告系も相手のカードをお返しすればいいだけ。まぁ、これに頼らなければどうしようもない状況はなかなかないと思われますがね。コントロールを奪うより破壊しておいた方が安全ですし。
《アンデッドの大臣、シディシ》(3)(B)(B):「濫用」に依る《悪魔の意図》付のシディシ。
伝説のクリーチャー - ゾンビ・ナーガ R
接死
濫用
~がクリーチャー1体を濫用したとき、あなたはライブラリーからカードを1枚探してもよい。そうしたなら、それをあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。
4/6
5マナ4/5接死はお世辞にも使痛いスペックではないため、サーチ能力の仕様が前提になるでしょうね(とは言いつつ、パワー5まで止められる上に、接死で墓地に送る事が出来る為ブロッカーとしては中々の性能ですし、パワー4も有る分数値としては強力です)。
噂されている話ではシディシウィップで《サテュロスの道探し》で落として《エレボスの鞭》で釣って道探しを食べる~と言う物。実に合理的な流れですね。《血の暴君、シディシ》と合わせてもトークンを食べれば良いわけですし。
そうでなくともMidrangeやControlの最序盤の展開用の生物を有効牌に交換できると考えれば決して弱くは無い。最悪5マナの《魔性の教示者》でも良いわけですし。上で書いた様にコントロール奪取系が在ると尚良いですね。
とはいえ、ディスアドバンテージは軽い代償ではないため、何とかうまく組み込みたいですね。
因みにLegacyでもNicFitでは運用可能でしょうね。
もともと《悪魔の意図》は使われる可能性のある札ですから、それを内蔵しているのなら使い様も有ります。《悪魔の意図》は銀弾サーチの他に最序盤の《老練の探険者》の墓地送りの役目が有りましたから、次期的に不要牌処理交換の役目になるこれとは使いどころは変わってくるでしょうがね。それでも生物を多用するMidrange~Controlデッキですので運用は十分可能なはず。TheSourceではJund NicFitでベテランを食べて《風景の変容》をサーチしたい~と言う意見も見かけました。なんにせよ5マナのここから繋げるのならフィニッシュ力のあるボムになるでしょうね。只まぁそういう特別な状況でもない限り単体での運用が難しいこれよりも普通にサーチスペル入れれば良いのでは?と思わなくもないですねw
5マナも掛けてサーチをするのなら確実なものやアドを失っても機能性の高い《リリアナ・ヴェス》で良くないか?
《層雲の踊り手》(1)(U):大変異でIns/Socを確定カウンターします。
クリーチャー - ジン・モンク R
飛行
大変異(1)(U)
~が表向きになったとき、インスタント1つかソーサリー1つを対象とし、それを打ち消す。
2/1
対象が制限されているとはいえ《虚空魔道士の弟子》の変異が4マナだった事を考えると本体が1/1→3/2飛行(大変異時)になっており時代の流れを感じますね・・・。
普通の軽量生物として見ても2/1飛行は中々のマナレシオです。
が、この手の文句はよく聞きますが、実際の所はこれを使うのならほぼ変異前提となるため、それほど重きを置く事は出来なさそうです。もちろん5マナまで出るような構築で生物Weenieもあるような構築であるのなら可能性はありますが、攻めるデッキで5マナが運用ラインはほぼオマケですしね・・・。
状況的には相手のボムを潰すのもアリですが、自分や自軍生物に飛んできた除去を潰すのが一番多そうですね。
変異コストは軽い2マナである事を考えると、相手にとってはこれが変異で場に出された状況ですぐに除去出来なければかなり鬱陶しい事になりそうです、常に除去を1枚捨てる覚悟が必要。そう考えると大きな《ルーンの母》の様ですね。一度見せておけばブラフとして機能するため駆け引きに有効です。《目くらまし》なんかが典型ですが「見えているカウンター」としての役目が合いますね。
《吸収するウェルク》や《神秘の蛇》の様なコントロールのカウンター兼アタッカーとして考えるにはカウンターの対象範囲が狭すぎる為余り向いていないように見えます。それでも決して悪くはないスペックですが。
軽いフライヤーであるため、《幽霊火の刃》を装備すれば役目を終えた後は5/4飛行となりフィニッシャーですね。
こんなところで。