皆さん、こんばんは。しもべです。


 ついにフルスポが出ましたね。
(ttp://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/%E3%80%8E%E6%88%A6%E4%B9%B1%E3%81%AE%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%80%8F-2015-09-18)
という事で進めていきたいわけですが、また何分割かにします。
個人的には昨今の中では全体的にはKPが低めだったTHSブロックよりも更に低いKPのブロックです。ただし、そこそこ使える類のカードもコモン・アンコモンの中には混ざっているので完全に終わっているわけではありませんね。

 特に土地関係で多くの収穫が有ったためLegacy民の私としても塩セットにはなりませんね。
あと《新緑の地下墓地》のプレミアム神話レアがほちい。
プレミアム神話レア《沼》とかあったらもっと欲しいですがねww

 逆にプレミアム神話レアや最初の方に公開されたPWやミシュランに引かれて何セットも購入してしまった方にとっては少々つらい現実かもしれませんね。
逆にそれを予想して上手く喰いつかせたのかもしれませんがね、WotCは。

  個人的にはLifegain(SoulSisters)に関して使えそうで使えないパーツが多い事多い事。この寸止め感が辛い。特に黒のライフを得るたびに~系ですね。


 かなり上下幅が小さく小粒ばかりなので、デッキの主役になれそうなカードが少なく、基本的にはKTK・オリジンを中心にStdは回りそうですね。
デザイン上、旧Zenブロックを踏襲しつつ違いを見せる事を意識した(速度・上陸や結集の重さetc)ら、KPまで逆方向に行ってしまった印象

 と言うかその手の意図は判るのですが、土地を伸ばすヘビースペルに環境を移行したいにも拘らず、新デュアルランドを出したにもかかわらず、土地を伸ばすという行為自体がフェッチランドと相反するというのはどうなのでしょうね?


 しかし、酷いのは誤植。
嘗ては同一ブロック内にある同じ名前のカードを刷るという所業を起こし(その上解説本の訂正まで間違っていたという軌跡)多くの日本のプレイヤーにあきれさせたものですが、今回は何と同一セットに同じ名前のカードが出てきました。誤植なのか誤訳なのかは知りませんが酷過ぎる・・・。


新カード)BFZ雑感12 フルスポ残りW・U関連
新カード)BFZ雑感12 フルスポ残りW・U関連
新カード)BFZ雑感12 フルスポ残りW・U関連
皆さん、こんにちは。しもべです。


 何やらGPのModernではランタンコントロールが成果を上げたとか。
ランタン爆あげ待ったなしやで・・・。
よく判りませんがどうにもランタン+αで相手のTopを見て、有効牌なら弾くという挙動で蓋をするデッキの様です。その挙動を1枚で完結する上にフィニッシャーにまでなる《精神を刻む者、ジェイス》とはいったい・・・。


さて続き続き。
残りですので少し多めにしていきます。
【W】
・《探検隊の特使》
:みんなが待っていた1マナ「同盟者」
しかし「結集」を持たないので重ねても本人には何の恩恵も無いと言うのが難しい所。とは言え《鱗粉の変わり身》寄りは上。本体も1マナ2/1とそこそこのマナレシオです。
「同盟者デッキ」で2種類目の1マナは《教区の勇者》を使っていますが、どうなるでしょうね。単純な戦闘力は恐らく勇者の方が上ですが、特使は「結集」の誘発も出来ますし。と言うか3種類にしても良い気もしますね、どうせ人間ですし。

 Std?
「結集」持ちの小型がそもそもいないので意味は無い。これ使うならキテオンで良い。



・《オンドゥの蜂起》
:本体はSocで時限性の「絆魂」を与えるだけと言う《魂の絆》もビックリの脅威のKPの低さです。《焦熱の槍》以来の衝撃かも知れませんww
しかし「覚醒4」が使える事で実質5マナ「絆魂時限性付与+4/4速攻」の効果になるわけです。
全く持って強くも有りませんが面白いデザインだと感心しました。



・《物静かな使用人》
:Life系デッキにおける主力の一角《アジャニの群れ仲間》の亜種ですね。
主に、自分を強化する能力が、他人に使えるようになった代わりに(W)マナが掛るようになりました。正直使いづらい気もしますが、猫より強化したい先も有るので一長一短。特に絆魂持ちのサイズを上げやすい。それを考えれば《活力の揺り篭》の様な物ですね。
また種族を「人間」に統一できる点も売りです。



・《統一戦線》
:色が変わり、「版図」の《胞子の噴出》を「収斂」にした札。
それだけだと単純にキャストが面倒になっただけなのですが、最大で「同盟者」を4体召喚できる事が売り。同盟者は多色化しやすいため3種類程度なら出す事は出来ますし、4色目も叶えばそれは「結集」のボーナスが凄い事になります

 他にも《地割れの案内人》で速攻を与え、《タジュールの戦呼び》で強化できれば、9/9×4+10/9+11/10で突撃できますね。
《カラストリアの癒し手》が居れば4点ドレイン。
取り敢えずStdでさえも膨大なアドバンテージを獲得できるようになります。
Stdで《獣呼びの学者》と連動しないのは本当に残念です。


 もちろん有用なことはEternalでも同じ。
実に恐ろしい事になりますね。
取り敢えず《アクームの戦歌い》が居れば全体に+4/+0、《ハグラの悪魔信者》が居れば20点ロスです。

 シナジー次第とはいえ数少ない「収斂」の強力なスペルですね。
惜しむらくはスペルである為《魂の洞窟》はもちろん《同盟者の宿営地》さえ使えない事。部族スペルで良いじゃないですか・・・。


 シナジーや状況ありきとはいえ3色でも効率はそこそこである為《荒野の収穫》と並んでStdでTokensデッキになれます。それを《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》の[-4]で全体強化するなんてのもアリですね。
多色化するのなら土地セットで1ターン早く4マナに到達可能な《アタルカの命令》も欲しいですね。展開できた後なら全体強化も有りますし。
この様に単純に多色の盤面展開カードとして使っても相応です。



・《エメリアの番人》
:特定の土地を上陸させる事で効果が向上する上陸生物サイクルのW。
他の色より重めな7マナでその上4/4飛行とサイズも小さい。
しかしその分能力は強力で、通常の上陸で劣化《新たなる芽吹き》、《平地》を置いて向上させた場合は劣化《オブゼダートの救済》
凄まじい効果です。
エメリア繋がりでカードの回収能力なわけですが、WWKにいた《忠告の天使》の逆版のような印象でもありますね。ここら辺もZENとは異なるデザインと言う訳です。

 他のカードと異なり明確に勝ち手段となるわけではありませんが、釣り上げた物が勝ち手段となるなら問題ない。つまり生物を釣り上げませう
特に序盤から展開した生物は必然的に墓地に落ちるのでそれらを溜めやすいですね。というか《次元の激高》まで積みこんで一掃しつつ、その後自分で回収するという特殊な形も組めますねww

Soc除去が多くなる環境故に相手からも妨害され辛いのも良いですね。とりあえず土地を置ければアドも取れます。フェッチが在るのならスタックでもいけますが、妨害されなければセットから2枚も釣る事も出来る訳ですね。
その事を考えると実質8マナ
マナを伸ばせるように《巨森の予見者、ニッサ》を釣りたいところですね。変身も差せる事も出来ますし。面展開推奨なら《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》も良いですね。
より能力を生かしたいのなら《巡礼者の目》
単純に《平地》を探せるだけでなく、墓地に落ちた《巡礼者の目》事態はリアニする事でさらに平地の調達が出来ます。つまり《進化の飛躍》の出番という事ですね!
土地調達スペルは《爆発的植生》でブーストも良いですが、土地自体が回収札になる事を考えるとタイミングを見計らう事の出来る《ニッサの巡礼》の様なハンド院の方が良い場合もありますので、要検証。
 《平地》をしっかりと出せる環境なら《ムラーサの緑守り》よりも強力な効果を発揮しそうですね。《アクームのヘルカイト》と同じく《開拓地の包囲》も悪くはないですね。

 他には《停滞の罠》が光りますね。
これが有れば疑似的に前述の《忠告の天使》を再現する事も可能です。盤面支配にはちょうどいいですね。《城塞の包囲》や《ニクスの星原》と合わせて封殺デッキと言うのも組めそうです。


 大型の生物。墓地に有りそうな生物を沢山釣り上げる事も可能。信心も有る。
《停滞の罠》《隔離の場》に続く、お前なんでTHS期にいないのさ枠・・・(´・ω・`)


 因みに、CMCに関係なく大型のパーマネントまで釣れる事を考えるとどうしてもファッティなどを釣り上げたくなるわけですが、そもそもこれが7~8マナと十分ファッティ。ファッティを釣り上げる為にこれを用意するという行動がそもそもずれている気がします。
それでも全く可能性が無いわけではありませんが・・・。


 NicFitではまぁ何とか出る領域。
土地ブーストもある為上陸も利用しやすいでしょう。しかしこの手の効果における微妙な問題は《ムラーサの緑守り》のエントリーで挙げた通り
Legacyのような環境なら6マナ以上なら優先したいのは回収札では無くフィニッシャー。実質8マナならなおの事。その上コイツは単体では働かない上に4/4飛行と戦闘力も微妙。
トドメは《太陽のタイタン》の存在。
中量級以上も含めて4マナ以上の置物など微々たる数しか積まないNicFitなら、Cipでとりあえず釣る事の出来るタイタンの方が余程纏まりが良い。単体でも動ける。
最大KPが高いのは事実ながらこのカードを優先する程のデッキ構築にはならないと考えています。
ついでにNicFitに置いて《平地》は3色目であり最も積み込む枚数が少ない。これのキャストで2枚使っているわけですし、その後の枚数はそれほど期待できないのも痛い。

 上陸で生物を釣り上げるという部分から相性ピッタリなのが《危険な進出》。食べた生物を引っ張ってきた土地で釣り上げる事が出来ますね。まあぶっちゃけその動き自体は《恐血鬼》でも出来るのですが、色が違いますし、そもそも土地を引き切る事も可能な組み合わせなので《恐血鬼》の5枚目以降として使うのもアリですね。

 他にもシナジーは色々とあります。
《桜族の長老》は生け贄で《不屈の自然》なので《平地》がある限り本体を回収しループできます。それ以外の土地でもマナが有るだけ回転します。上と似たような動きですが、単体で機能している上に、序盤からブロッカーになりつつ土地を伸ばせるわけですから単体でデッキにマッチさせる事が出来ます。
 《聖遺の騎士/KotR》も土地をサーチ出来るため、平地の調達が楽であり、何より自分の回収が出来ます。戦闘力も高い。
 《原初の成長》は生物を生け贄に2枚土地を調達できるので土地を伸ばしやすく、生物の回収も合わせれば可能。《春の儀式》は手札を捨てて基本土地の調達なのですが、それを利用して置物のリアニメイトが出来ますね。類似の事は《緑探し》でも出来ます。
 《永遠のドラゴン》はマナが掛かりますが、いくらでも《平地》の調達が可能でそもそも捨てたドラゴンを天使で場にリアニさせれます。《クローサの大牙獣》の類似の挙動が可能。
 《闇の領域のリリアナ》は[+1]で《沼》の調達が可能なのでBWデュアランで回収可能。[-3]で盤面除去が出来るため使い回しの除去としても機能します。
 《Thawing Glaciers》で毎ターン1枚基本地形の調達が可能。
土地枠ですね。

 はっきり言って幾らでもシナジーが組めます。
しかし7マナ掛けたカードを生かすために組んだシナジーとして見てその価値が有るのか?と言うと首を傾けざるを得ませんね。



【U】
・《風への散乱》
:《取り消し》の亜種。
《吸収するウェルク》が選択可能になったら生物の質が落ちた。まぁカウンターとして見れば圧倒的に使いやすいですが。

 非常にシンプルながら環境が低速化するであろうことも合わせて安定した機能を発揮するでしょう。カウンターによるテンポの獲得も十分見えてくる環境ですね。
そして、マナが余ってきた後半は「覚醒3」によってアタッカーを務める事も出来るようになっています。正直3/3はかなりサイズとしては頼りないのですが、それを護る札がそもそもこの《風への散乱》であるのが有難いですね。相手にしてみれば生物を除去するための行動で逆に生物を増やしてしまう事になりかねませんから。
同時に相手にマナを出させた状態で生物を展開できるので、アタッカーとして攻撃に参加しやすくもなっています。
 また有難い事に《次元の激高》と言う理想的なリセットボタンも有ります。正直生物0枚でもこれらで十分フィニッシャーを確保できる事になります。

 《破滅への道》などと合せて妨害が勝ち手段となれるという理想的な覚醒カードです。何せControlにとってフィニッシャーはデッキを構成し展開していく上で最後以外には引きたくない不純物ですからね。
その悩みから解放されるという意義は非常に大きい

Controlとしては純粋に適合させやすい《解消》が失われてしまうのは辛いですが、また別の強みを得たと言えますね。結果的に除去札でデッキを固めやすくなったわけですし。


 しかし《取り消し》亜種は幾つかありますが、この環境では《雲散霧消》でも良い様な気もしますねw
《解消》や《禁止》等わりに良いデザインも有るこの亜種ですがこの新作はどうでしょうね。まぁ今考えると、正直《解消》は占術2ぐらいでも良かった気もしますが。



・《水の帳の分離》
:プレイヤーを対象に取らなくなった《時間のねじれ》。
6マナになりましたが、9マナで「覚醒6」が付きます。

 普通に考えれば使いに辛い《時間のねじれ》なのですが、これの場合大分異なる印象になりますね。
普通はねじれを用いて様々なアドバンテージを狙っていくのですが、これの場合6/6速攻を召喚できるという大きな要素があります。
つまり1ターンを得る事でこの6/6を殴る時間を得る事になるわけです。そして恐ろしい事に「速攻」持ちです。もし10マナ有る状況なら6/6を2回は知らせる事が出来る訳です。
雑多なアドバンテージを得るためのカードが明らかにフィニッシャー的な性質になっているわけですね。そしてこれは他の「覚醒」カードとも同じく明確に効果をたがえている部分でもありますね。

 覚醒自体の効率も良いのでかなり威力がある事が判ります。回避能力の欠如も多色化し《次元の激高》や《破滅の道》で補えますからね。どうせターンを得られるのなら《精霊龍、ウギン》でも良いでしょうね。[-X]→[+2]と動けますし。

 しかし10マナを揃えるのは容易ではありません。
《ニッサの復興》や《忘却蒔き》などでしょうかね?毎ターンのアドの確保にもなる《彼方より》とかも。
《世界を目覚めさせる者、ニッサ》が有れば・・・。



・《ウギンの洞察力》
:特殊な占術が付いて1マナ重くなった《集中》。またそれに依ってSocに成ってしまった《ジェイスの創意》。
基本的構えて動く事の多いUにとってはInsである事の方が圧倒的に重要であり、その上このカードは盤面に依存する。
正直単体ではそれ程優秀とは言えませんね。

 置き物が在るとすると始めて占術とドローが出来るようになり大きな効果を発揮します。
特に探査系のカードは大きなCMCを軽めのコストで出せます。《黄金牙、タシグル》が有れば占術6とかなり大きな効果が得られます。同時にそれ程のマナが有るのならタシグルの起動能力も使えますね。その他には《龍王オジュタイ》。5マナと重めですが置き物としてもフィニッシャーとしても安定しています。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》も良いですね。[0]でTokensを連打できるので。
これらは壁もしっかり用意できる事になるのでブロッカーとしても悪くない。
 《卓絶のナーセット》から[-2]で反復すれば「最大7枚干渉から3枚ドロー」×2と言う意味の分からない動きが出来ますね。


 ただ、やはりControlの札が、それもドロースペル如きが単体で機能しづらいと言うのは割と致命的だと思います。
そもそも選択的なドローがしたいなら最初から単体で機能する《時を超えた探索》を使えばいい話。また「上陸」や「覚醒」の事を考えれば単純なドロー枚数自体が効果を発揮しやすい(土地が腐りにくい)ため、アド量的に優れている上にInsで動ける《龍王の大権》。他にも単体でフィニッシャーにもなれる《沿岸の発見》等も有ります。
別にこれに拘る必要性が今のところ無いわけで・・・。

 盤面に明確な置物があるという事は、それをつかって攻め落とすわけですから、これは「詰め」札と言えます。本来のドローの役割たる「潤滑油」とは別物と言う事ですね。


 FTは「次のセットも買ってね!」と言うウギンからジェイスへの熱いステルスマーケッティング。



・《鈍化する脈動》
:次の環境は小型に優秀なものが減る為に余り数が多いとは言えませんが、環境が低速化するなら必ずその隙を突いていくデッキは出てくるでしょう。
そんな相手を減速させる事が出来ますね。
小型生物の質が落ちているからこそ-1/-0でも効果を発揮するはず。《束縛なきテレパス、ジェイス》の[+1]も効果が大きくなりますね。

 またシングルシンボルであるために多色化しやすく、要は《影響力の行使》と合わせたいわけです。
強いカードではありませんが環境向きですね。



・《ハリマーの潮呼び》
:Cipで「覚醒」カードをハンドに回収できる《古術師》の亜種。
その代わりに1マナ軽くなり、サイズも上がりました。
それ程対象は多くは有りませんが《風への散乱》、《破滅への道》や《次元への激高》等優秀な「覚醒」のコントロール札がある為、それらの回収が出来るだけでも意味があります
ついでに土地生物に「飛行」を付与出来ますから覚醒土地だけでなく、ミシュランにも効果がありますね。

 普通に除去札を使い回せるだけでも十分な効果でしょう。
少なくとも除去札を握っているという情報が相手の展開を減速させる事も出来ます。
妨害効果を序盤までに果たし、中盤以降は攻めに転じるという性質を持つ「覚醒」に良くマッチしていますね。
使った札を回収する関係で軽い物の方が相性が良いため《氷の猛進》や《掴み掛かる水流》の様なテンポを稼ぐものでも十分な嫌がらせになります。2回分+潮呼びのブロックで3回分減速させるわけですからね。相手に時間をかけて展開を挿せ、させても抑えて、仕切った所にリセットは気持ちいいでしょうねww


 ただ優秀なスペルは3マナ以降であるためそれ程本体を軽くする事に拘る事も無い。《取り憑かれたスカーブ》の方が制限が無いため丸いという見方も出来ますね。まぁ6マナ有る状況まで持って行けるのなら3マナを構えられる方が上ですが。



・《回収ドローン》
:みんなが待ってた?「嚥下」1マナ生物。
攻撃が通るかは別ですが、存在に意味があります。

 また「欠色」1マナでもある為に《幽霊火の刃》の担ぎ手も悪くない。
PiGで1ルーターが起こるので、Weenieと言うデッキの性質上の無駄牌が生まれやすい欠点を緩和するのに多少貢献できるのも良いですね。
コンパクトですが、悪くはないカードだと思います。



・《空中生成エルドラージ》
:見逃していましたが割とアカン事が書いてる。
コモンで3マナで2/1飛行と末裔Token×1です。
驚愕の強さ。オリジンのカードが泣けてくる。
《幽霊火の刃》で攻撃に貢献できる生物が2体ですが、ブロッカーとしても悪くない。
まぁ使えるデッキを組むのは難しいでしょうが。



・《予期》
:元々使いやすいスペルですが、環境が低速化するならより使いやすくなるでしょう。
イラストは《珊瑚兜の司令官》?




【L】
・《荒廃した草原》
:私が待っていたLife系デッキに登用できる可能性のある土地。
サイクル中のWで効果は《トローキンの祝祭》。

 実質1マナの効果に5マナ相当のコストがかかるわけでdすが、その効果自体がデッキと極めてマッチしているためそれ程問題にはならないでしょう。
重さも4マナ程度のスペルを平然と使うデッキなので何とかなるでしょう。

 ただし、同じゲインでもその場で機能する《光輝の泉》も有ります。序盤から貢献できるし、状況を選ばない。
どちらが良いかは一長一短。


 Stdでは《荒野の収穫》等と合わせたMidrangeなら併用できるはず。ギデオンやWの撤退とも効果は合います。そこから《フェリダーの君主》に繋げるのが望ましいでしょうね。
惜しむらくは上述の《統一戦線》とは色マナの関係で併用が難しい事。Wを含む4色を求めるカードなのにこの土地は無色マナしか生めませんからね・・・。



・《荒廃した瀑布》
:土地を伸ばす事がボーナスに繋がるという事が推奨されているBFZ。サイクル中のUで効果は《予言》。
単に大型スペルがあるばかりでないのが良いですね。

 実質7マナながら2ドロー。
元々の土地枠としても使えるのでマナフラッドを避ける手段としては申し分ないですね。ほとんど全てのUコンに1~2枚は挿す事も可能な強力な土地です。
土地を思う存分伸ばしていける訳ですね。この手の効果があるから枚数ドローも強くなるわけです。
ただ多色化すると無色ランドの重みが突き刺さるのは苦しい所。
 また似たような働きが出来る物に《面晶体の記録庫》も有ります。マナソースとして土地であるかマナファクトであるかの差。どちらが良いかは一長一短です。後者の方が設置にマナが掛る分ドローコストは軽いですからね。

 ついでに単純にドロースペルの延長線上である《沿岸の発見》も有りますね。
もうここら辺を固めてドローにドローを重ねて、デッキを回しながら行動するという形でも良い気もしますね。




こんなところで。


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