新カード)BFZ雑感15 フルスポ残りG関連
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皆さん、こんばんは。しもべです。


 何やら《聖遺の騎士》の値段が挙がっているそうな。
例のアレですかね。
まあここ最近あまり使われていないこいつはお気に入りでもあるので、また日の目が当たるなら嬉しいのですが。

さて、続き続き。
【G】
・《獣呼びの学者》
:《名誉ある教主》に続き、マナ生物もここまで弱くなったのか・・・と感じさせられる1枚。2マナである事は許せても生物限定とか、信じられないレベルで弱い・・・。
お前じゃなくて、お前に巻き付いている《水蓮のコブラ》を寄越せ!と。
だって2マナのマナ生物なら他に色々居るもの・・・。

 そもそも「収斂」と言う多色化推奨をしておきながら、そのスペルに使えないとかどんなロックンロール!?
せめて逆でしょ・・・。

 しかしまぁ屑札と言う事も無い。
「速攻」持ちであるため実質1マナ。《クウィリーオンの歩哨》の様なマナフィルター生物とも取れます。つまり2t目にこいつ+1マナ生物を展開したり、3t目にこいつを含め2マナ生物を2枚展開したり、要は横展開に非常に向いているという事です。
《アタルカの命令》等を含め面展開推奨スペルも有りますしね。
後は軽量生物さえいれば!!
居たっけ?

 《マナ喰らいのハイドラ》が居る場合には同一ターンに2枚の生物を展開しやすくなるため、サイズを強化しやすい側面があるのは良いですね。前に出しておいてもハイドラに重ねて生物を出す事も出来ますし。

 一応同盟者でもあります。
相変わらず同盟者としての仕事を全くする気が感じられませんが、それでも2マナで出せる同盟者。その上同盟者用にマナを調達できるので展開力はかなり高くなりますね。
後は軽く有用な同盟者さえいれば!!
居たっけ?
 まぁそれは置いておいても同盟者用のマナ生物としては《ヘイラバズのドルイド》よりは扱いやすいのではないでしょうか?Modernでならスイッチできます。
Stdでも《タジュールの戦呼び》を使うのに役立ちますね。戦呼びの後に出してもそのターンから攻撃に参加させる事も出来ます。
まぁ《集合した中隊》に使えないのは致命的ですが・・・。

 部族の観点では「エルフ」でもありますので、どちらかと言えば其方が重要になるのではないでしょうか?
面展開をさせやすい点から部族シナジーを形成させやすい。
3t目に《獣呼びの学者》→《ドゥイネンの精鋭》でエルフが並びます。2t目に出せれば、そのターン内に《節くれ根の罠師》等も展開できますので、次のターンに土地をセットできれば4~5マナに到達させる事も出来ます。《森の伝書使》ならアドバンテージを、《光り葉の選別者》なら除去をする事が出来ます。
単純に横並びできれば《群れのシャーマン》《光り葉の将帥、ドゥイネン》の威力も増します。
こう考えると中々に優秀な部族マナ生物です。
特に隙が無いのが良いですね。

 また「シャーマン」でもある為、Modernの「シャーマン」デッキでの運用も可能でしょう。《憤怒の鍛冶工》を活かすために面展開をしたいので、それを《炎樹族の使者》宜しく面展開させやすいのは有難い。2t目に学者→《炎族の先触れ》で3t目から鍛冶工、そこに更にエミッサリーを重ねればかなり有用な挙動ですからね。


 と言う事で普通のマナ生物としては欠点だらけですが、部族マナ生物・Weenie用のマナ生物としてはそこそこに使えます。1~2マナが充実しているのなら予想以上に頑張れる子かも知れません。
 ただスペルが増えてくるMidrangeではかなりダメな子。
素直に《爪鳴らしの神秘家》にしましょう。



・《鎌豹》
:名前は《鎌虎》のオマージュながら、その能力は《鎌虎》と《ステップのオオヤマネコ》の「弱い部分」を抽出したハイブリッドと言う意味不明なデザイン。
大山猫は確かに環境に与える影響が大きすぎるので、リテイクは間違ってないのですが、これでは弱すぎる。
名前を冠するなら当然除去耐性ぐらい残しておくべき。
そうでないなら、この能力でも良いですが最低でもトランプルぐらい付けるべきでしたよ。
1t目に出してフェッチを2t目に噛ませれば3/3で殴れるぞ!なんて言葉が出てくるほどに、現環境のZen期と比べての低速化のある意味象徴ですね。

こんな人間にすら勝てなさそうな小物にやられるとはエルドラージも落ちぶれた物です。



・《膨れ鞘》
:《ツカタンのサリッド》の亜種。
プロテクションに引っ掛からず、Tokenの性能も上なので殆ど上位交換の様な物です。
1マナで無色の生物が2体用意できる点を考えれば、《幽霊火の刃》は必然ですね。単にブロッカーや生贄エンジンのための燃料としても悪くはないですね。
色々と可能性を含んだ1マナ生物です。



・《大地の武装》
:+1/+1カウンターを置けるパンプスペルですが、カウンターはシナジーを形成しやすいのが良いですね。《搭載歩行機械》にしろ《下生えの勇者》にしろ《毅然さの化身》にしろ長久生物にしろ。

 面白いのは非生物の置き物にさえ置けること。
覚醒を見越して、覚醒させる前から土地のサイズを上げる事が出来る訳ですね。
本体が覚醒持ちであるため、本来の機能以外の事も出来ます。
WeenieやBeatdownではこれが使える頃まで来てしまうのはほぼ負けなのですが、その中でも出来る事があるわけですね。
本来の効果も合わせれば6/6生物を提供できる事にもなります。ちょっと違いますが《茨角》の様な感じですかね。

 《円環の賢者》がいればマナ生成能力も上がりますし、中盤での2枚目以降の覚醒も現実的ですね。

 これも、今までには無かった新しいデザインです。
割とこういうのはスキ。



・《大自然の注入》
:同じくカウンター強化ですが「収斂」版なので効果の最大値も大きめ。
ありがたいのはこれがInsなのでコンバットトリックで最大+4/+4トランプルを付与できる事。

 また色を用意しなければいけない関係で、デッキを組み辛いのですが、《搭載歩行機械》が無色である事がここで活きてきますね。サイズを固定化できるので「獰猛」の達成にも向いていますね。《下生えの勇者》は「上陸」を満たしたい関係でフェッチを使っていく事になる。ゆえに「収斂」を満たしやすい。そしてカウンターを溜めれば能力も活かし易い。


 カウンターを一気に乗せられるのでそれを使ったボーナスのある環境だと良かったですね。
特に《ナイレアの試練》だと土地ブースト2枚分になるので、デッキ的に「収斂」のサポートなどにもなっていたのですが。
まぁ他へのサポートになるだけで、注入自体は試練からの恩恵をあまり受け取っていませんが・・・。



・《ジャディの横枝》
:「上陸」で1点ゲインが出来る生物。
《放牧の林鹿》の下位種ですが、1マナで場に出せる点とタフネスが上であるブロッカーとしての性能が上な点で圧倒的に使いやすい。特にマナ域が重めになるほど土地は置きづらくなるので1マナである点が圧倒的に正義ですね。
 《クルフィックスの狩猟者》も合わせてGの濃いLife系デッキの戦力になるかもしれませんね。

 Stdでも《カザンドゥへの撤退》と合わせて大量ゲインが出来そうですね。僅か土地1枚で3点、フェッチランドと合わせると5点ゲインだ。本体のブロッカー性能も合わせて、ここまでするとWeenie系の心を圧し折れそうですww
頑張れば《フェリダーの君主》の条件も達成できるかもしれません。

 Life系のGを組む際には戦力として使えるかもしれないので購入予定です。



・《自然の繋がり》
:みんなが求めていた《不屈の自然》が、《荒々しき自然》どころかそれ以下になって帰ってきました。
まだアンタップインなら見るべきところが在ったものを・・・。
諦めないのは良いけど、もっと頑張る事があるんじゃないかなニッサさん・・・。



・《垂直落下》
:何度目になるかは判らない再録のGの対飛行札。
しかし今環境では龍王をはじめ幾らか強力な飛行生物が居る為、それらに対処出来る僅か2マナなカードと言うのはサイドとして中々価値がありそうです。



・《回収蔦》
:まさか《忍び寄るカビ》の別名再録が今頃になってされるとは・・・。
というよりカビの調整版である《茨潰し》ではいけなかったのでしょうかね?
ただでさえ生物を対象に出来ないのに、せめてPWを潰す事ぐらいできないと話にならない。
便利である事には違いありませんが、アブザンにして《完全なる終わり》の方が圧倒的に丸いですし。

 とはいえ便利なスペルでもありますし土地破壊も有るので一定の価値はあると思います。



・《末裔の呼び出し》
:普通に使えばただの効率の悪いTokens召喚スペルです。
しかし中身がエルドラージ末裔×2ですので別の使い方が在りますね。次のターンに土地を置ければ6マナまでを用意できる事になりますので、Tokens召喚スペルでありながらマナソースにもなるわけですね。
通常のマナソースと異なり攻防に貢献できる利点があるわけですね。

 あくまで一時的なマナソースなので他のマナブーストとは違うので一長一短ですが。



・《未開地の捜索》
:《忌まわしい回収》が単色に成ったら、Socになって、捜索範囲が狭くなり、墓地にカードを置けなくなりました・・・。
どれだけKPを下げれば気が済むのか・・・。



・《成長のうねり》
:これまで散々挙げてきましたが、土地を置くという行為自体が重要になっているために、Ins速度で土地の設置が出来るということ自体が圧倒的に大きな価値が付くようになりました。

 Beatdownとして点の展開を優先する様なデッキにとっては《アタルカの命令》よりも使い易いかも知れません。取り敢えずUBx系のBeatdownに入れる際に《伐採地の滝》を運用しやすくなるのが良いですね。
一考の価値有りと言う奴ですね。



・《虚空の従者》
:Rockerとして「昇華者」と言う存在は《死儀礼のシャーマン/DrS》の価値を引き上げる点で非常に価値が高いと考えています。故に使いやすい昇華者が出るのが嬉しいのですが、個人的にはこの《虚空の従者》が一番かも知れません。

 何せ(1)(G)で追放領域からカードを戻す「コスト」の「起動能力」であるため何度でもDrSの能力を起動させる事が出来るようになるわけです。
墓地の弾が無くて(´・ω・`)になる事もなくなりますね!
同時に、効果でエルドラージ末裔を出せる為に、繰り返しの効果が更に強力。毎ターン起動できるわけです。
土地を扱うのなら(1)マナで1/1を増やせます。Ins/Socなら(1)(B)(G)で1/1+2点本体火力です。
タップ能力でもないため、DrSが数がいればマナが在るだけ起動できるようになります。除去にスタックも出来ますしね。実に恐ろしい・・・。
因みに《漁る軟泥》ならばそれこそ1体ずつで良いわけです。
(1)(G)(G)で1/1+1点ゲイン、生物を食べていれば更に+1/+1カウンターです。

 惜しむらくは「欠色」である事。
《緑の太陽の頂点/GSZ》から調達が出来ませんからね・・・。

 マナが在るだけ1/1を増やせるわけですが、同時にこいつらは生贄で(1)マナにもなるわけですから、結果として次のターン以降の瞬間的なマナソースを生み出せている事にもなります。
起動能力の合計マナまで考えればThe Rockよりも寧ろNicFitの小技として使えるかもしれません。
丁度《集合した中隊》の形を考えてもいたので丁度良いかも知れません。

 普通に装備品の担ぎ手を調達できるだけでもうれしい。
無色型NicFitで考えられる戦力に出来ますし、良い拾得物です。
まあ、このカードが強いのではなくDrSが強いだけですね。DrSを使いたいだけですww

 他にも末裔Tokensを増やせる為に、様々なシナジーを構築できるわけですよね。単純に生贄エンジンとしても抜群ですが《墓穴までの契約》や《繁殖力》、《スカースダグの高僧》に《陰謀団の先手ブレイズ》など幾らでも使う当てが在ります。

 《次元の絶望》が有れば、墓地に札が置かれた瞬間に追放されるので(1)(G)マナで好きなだけTokensを埋める事になりますね。
《安らかなる眠り》や《虚空の力線》ではできない所業。


 Stdでは継続的に墓地を追放する手段が無いため宝の持ち腐れ。
精々2回も出来れば十分でしょうが・・・。
《塵への崩壊》も有りますが、これを使うなら《荒廃を招くもの》に繋げる方が手っ取り早いんですよね・・・。もっと言えばその程度しか使えないなら《地下墓地の選別者》の方が遥かに扱いやすいですからね・・・。
苦労して追放したカードを戻してToken1体程度しか手に入らないなら他の昇華者に回すべきでしょうね。繰り返し使えるという強みが全く活きないのでStd向きではありません。




【L】
・《荒廃した森林》
:土地が伸びた先で起動できる能力を持つ土地サイクルのG。
効果は《爆発的植生》。
他のサイクルの能力が1~2マナが大半で実質5~7マナであるのに対し、4マナ相当の能力が実質5マナで使えるため非常に効率が良いと言えますね。まぁ土地を伸ばす作業は本体の土地を置く作業と何ら変わらないため、効率だけは上げてあるのかもしれません。
過去の《クローサの境界》のリメイクとも取れますね。

 それでも1枚の土地からマナが掛るとはいえ合わせて3枚の土地を置く事が出来る為、「上陸」をはじめ活かせるカードとの相性は抜群に良いです。
また無色マナしか出ない状況を、ブーストしつつ色マナの調達にもなる為、ランドブースト系・BigMana系の両方にとっても価値がありますね。
《アクームのヘルカイト》なら《山》を持ってこれば5点ですし、《怒りの座、オムナス》なら5/5×3です。特にオムナスの場合は色拘束が強い分、その調整が出来るのも良いですね。

 この土地を使う事に依るデッキの挙動の幅を出す事は出来ませんが、方向性の強化は出来ます。
サイクルに漏れず強力な土地ですね。



こんなところで。

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