新カード)BFZ雑感12 フルスポ残りW・U関連
2015年9月19日 新カード紹介
皆さん、こんにちは。しもべです。
何やらGPのModernではランタンコントロールが成果を上げたとか。
ランタン爆あげ待ったなしやで・・・。
よく判りませんがどうにもランタン+αで相手のTopを見て、有効牌なら弾くという挙動で蓋をするデッキの様です。その挙動を1枚で完結する上にフィニッシャーにまでなる《精神を刻む者、ジェイス》とはいったい・・・。
さて続き続き。
残りですので少し多めにしていきます。
【W】
・《探検隊の特使》
:みんなが待っていた1マナ「同盟者」。
しかし「結集」を持たないので重ねても本人には何の恩恵も無いと言うのが難しい所。とは言え《鱗粉の変わり身》寄りは上。本体も1マナ2/1とそこそこのマナレシオです。
「同盟者デッキ」で2種類目の1マナは《教区の勇者》を使っていますが、どうなるでしょうね。単純な戦闘力は恐らく勇者の方が上ですが、特使は「結集」の誘発も出来ますし。と言うか3種類にしても良い気もしますね、どうせ人間ですし。
Std?
「結集」持ちの小型がそもそもいないので意味は無い。これ使うならキテオンで良い。
・《オンドゥの蜂起》
:本体はSocで時限性の「絆魂」を与えるだけと言う《魂の絆》もビックリの脅威のKPの低さです。《焦熱の槍》以来の衝撃かも知れませんww
しかし「覚醒4」が使える事で実質5マナ「絆魂時限性付与+4/4速攻」の効果になるわけです。
全く持って強くも有りませんが面白いデザインだと感心しました。
・《物静かな使用人》
:Life系デッキにおける主力の一角《アジャニの群れ仲間》の亜種ですね。
主に、自分を強化する能力が、他人に使えるようになった代わりに(W)マナが掛るようになりました。正直使いづらい気もしますが、猫より強化したい先も有るので一長一短。特に絆魂持ちのサイズを上げやすい。それを考えれば《活力の揺り篭》の様な物ですね。
また種族を「人間」に統一できる点も売りです。
・《統一戦線》
:色が変わり、「版図」の《胞子の噴出》を「収斂」にした札。
それだけだと単純にキャストが面倒になっただけなのですが、最大で「同盟者」を4体召喚できる事が売り。同盟者は多色化しやすいため3種類程度なら出す事は出来ますし、4色目も叶えばそれは「結集」のボーナスが凄い事になります。
他にも《地割れの案内人》で速攻を与え、《タジュールの戦呼び》で強化できれば、9/9×4+10/9+11/10で突撃できますね。
《カラストリアの癒し手》が居れば4点ドレイン。
取り敢えずStdでさえも膨大なアドバンテージを獲得できるようになります。
Stdで《獣呼びの学者》と連動しないのは本当に残念です。
もちろん有用なことはEternalでも同じ。
実に恐ろしい事になりますね。
取り敢えず《アクームの戦歌い》が居れば全体に+4/+0、《ハグラの悪魔信者》が居れば20点ロスです。
シナジー次第とはいえ数少ない「収斂」の強力なスペルですね。
惜しむらくはスペルである為《魂の洞窟》はもちろん《同盟者の宿営地》さえ使えない事。部族スペルで良いじゃないですか・・・。
シナジーや状況ありきとはいえ3色でも効率はそこそこである為《荒野の収穫》と並んでStdでTokensデッキになれます。それを《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》の[-4]で全体強化するなんてのもアリですね。
多色化するのなら土地セットで1ターン早く4マナに到達可能な《アタルカの命令》も欲しいですね。展開できた後なら全体強化も有りますし。
この様に単純に多色の盤面展開カードとして使っても相応です。
・《エメリアの番人》
:特定の土地を上陸させる事で効果が向上する上陸生物サイクルのW。
他の色より重めな7マナでその上4/4飛行とサイズも小さい。
しかしその分能力は強力で、通常の上陸で劣化《新たなる芽吹き》、《平地》を置いて向上させた場合は劣化《オブゼダートの救済》。
凄まじい効果です。
エメリア繋がりでカードの回収能力なわけですが、WWKにいた《忠告の天使》の逆版のような印象でもありますね。ここら辺もZENとは異なるデザインと言う訳です。
他のカードと異なり明確に勝ち手段となるわけではありませんが、釣り上げた物が勝ち手段となるなら問題ない。つまり生物を釣り上げませう。
特に序盤から展開した生物は必然的に墓地に落ちるのでそれらを溜めやすいですね。というか《次元の激高》まで積みこんで一掃しつつ、その後自分で回収するという特殊な形も組めますねww
Soc除去が多くなる環境故に相手からも妨害され辛いのも良いですね。とりあえず土地を置ければアドも取れます。フェッチが在るのならスタックでもいけますが、妨害されなければセットから2枚も釣る事も出来る訳ですね。
その事を考えると実質8マナ。
マナを伸ばせるように《巨森の予見者、ニッサ》を釣りたいところですね。変身も差せる事も出来ますし。面展開推奨なら《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》も良いですね。
より能力を生かしたいのなら《巡礼者の目》。
単純に《平地》を探せるだけでなく、墓地に落ちた《巡礼者の目》事態はリアニする事でさらに平地の調達が出来ます。つまり《進化の飛躍》の出番という事ですね!
土地調達スペルは《爆発的植生》でブーストも良いですが、土地自体が回収札になる事を考えるとタイミングを見計らう事の出来る《ニッサの巡礼》の様なハンド院の方が良い場合もありますので、要検証。
《平地》をしっかりと出せる環境なら《ムラーサの緑守り》よりも強力な効果を発揮しそうですね。《アクームのヘルカイト》と同じく《開拓地の包囲》も悪くはないですね。
他には《停滞の罠》が光りますね。
これが有れば疑似的に前述の《忠告の天使》を再現する事も可能です。盤面支配にはちょうどいいですね。《城塞の包囲》や《ニクスの星原》と合わせて封殺デッキと言うのも組めそうです。
大型の生物。墓地に有りそうな生物を沢山釣り上げる事も可能。信心も有る。
《停滞の罠》《隔離の場》に続く、お前なんでTHS期にいないのさ枠・・・(´・ω・`)
因みに、CMCに関係なく大型のパーマネントまで釣れる事を考えるとどうしてもファッティなどを釣り上げたくなるわけですが、そもそもこれが7~8マナと十分ファッティ。ファッティを釣り上げる為にこれを用意するという行動がそもそもずれている気がします。
それでも全く可能性が無いわけではありませんが・・・。
NicFitではまぁ何とか出る領域。
土地ブーストもある為上陸も利用しやすいでしょう。しかしこの手の効果における微妙な問題は《ムラーサの緑守り》のエントリーで挙げた通り。
Legacyのような環境なら6マナ以上なら優先したいのは回収札では無くフィニッシャー。実質8マナならなおの事。その上コイツは単体では働かない上に4/4飛行と戦闘力も微妙。
トドメは《太陽のタイタン》の存在。
中量級以上も含めて4マナ以上の置物など微々たる数しか積まないNicFitなら、Cipでとりあえず釣る事の出来るタイタンの方が余程纏まりが良い。単体でも動ける。
最大KPが高いのは事実ながらこのカードを優先する程のデッキ構築にはならないと考えています。
ついでにNicFitに置いて《平地》は3色目であり最も積み込む枚数が少ない。これのキャストで2枚使っているわけですし、その後の枚数はそれほど期待できないのも痛い。
上陸で生物を釣り上げるという部分から相性ピッタリなのが《危険な進出》。食べた生物を引っ張ってきた土地で釣り上げる事が出来ますね。まあぶっちゃけその動き自体は《恐血鬼》でも出来るのですが、色が違いますし、そもそも土地を引き切る事も可能な組み合わせなので《恐血鬼》の5枚目以降として使うのもアリですね。
他にもシナジーは色々とあります。
《桜族の長老》は生け贄で《不屈の自然》なので《平地》がある限り本体を回収しループできます。それ以外の土地でもマナが有るだけ回転します。上と似たような動きですが、単体で機能している上に、序盤からブロッカーになりつつ土地を伸ばせるわけですから単体でデッキにマッチさせる事が出来ます。
《聖遺の騎士/KotR》も土地をサーチ出来るため、平地の調達が楽であり、何より自分の回収が出来ます。戦闘力も高い。
《原初の成長》は生物を生け贄に2枚土地を調達できるので土地を伸ばしやすく、生物の回収も合わせれば可能。《春の儀式》は手札を捨てて基本土地の調達なのですが、それを利用して置物のリアニメイトが出来ますね。類似の事は《緑探し》でも出来ます。
《永遠のドラゴン》はマナが掛かりますが、いくらでも《平地》の調達が可能でそもそも捨てたドラゴンを天使で場にリアニさせれます。《クローサの大牙獣》の類似の挙動が可能。
《闇の領域のリリアナ》は[+1]で《沼》の調達が可能なのでBWデュアランで回収可能。[-3]で盤面除去が出来るため使い回しの除去としても機能します。
《Thawing Glaciers》で毎ターン1枚基本地形の調達が可能。
土地枠ですね。
はっきり言って幾らでもシナジーが組めます。
しかし7マナ掛けたカードを生かすために組んだシナジーとして見てその価値が有るのか?と言うと首を傾けざるを得ませんね。
【U】
・《風への散乱》
:《取り消し》の亜種。
《吸収するウェルク》が選択可能になったら生物の質が落ちた。まぁカウンターとして見れば圧倒的に使いやすいですが。
非常にシンプルながら環境が低速化するであろうことも合わせて安定した機能を発揮するでしょう。カウンターによるテンポの獲得も十分見えてくる環境ですね。
そして、マナが余ってきた後半は「覚醒3」によってアタッカーを務める事も出来るようになっています。正直3/3はかなりサイズとしては頼りないのですが、それを護る札がそもそもこの《風への散乱》であるのが有難いですね。相手にしてみれば生物を除去するための行動で逆に生物を増やしてしまう事になりかねませんから。
同時に相手にマナを出させた状態で生物を展開できるので、アタッカーとして攻撃に参加しやすくもなっています。
また有難い事に《次元の激高》と言う理想的なリセットボタンも有ります。正直生物0枚でもこれらで十分フィニッシャーを確保できる事になります。
《破滅への道》などと合せて妨害が勝ち手段となれるという理想的な覚醒カードです。何せControlにとってフィニッシャーはデッキを構成し展開していく上で最後以外には引きたくない不純物ですからね。
その悩みから解放されるという意義は非常に大きい。
Controlとしては純粋に適合させやすい《解消》が失われてしまうのは辛いですが、また別の強みを得たと言えますね。結果的に除去札でデッキを固めやすくなったわけですし。
しかし《取り消し》亜種は幾つかありますが、この環境では《雲散霧消》でも良い様な気もしますねw
《解消》や《禁止》等わりに良いデザインも有るこの亜種ですがこの新作はどうでしょうね。まぁ今考えると、正直《解消》は占術2ぐらいでも良かった気もしますが。
・《水の帳の分離》
:プレイヤーを対象に取らなくなった《時間のねじれ》。
6マナになりましたが、9マナで「覚醒6」が付きます。
普通に考えれば使いに辛い《時間のねじれ》なのですが、これの場合大分異なる印象になりますね。
普通はねじれを用いて様々なアドバンテージを狙っていくのですが、これの場合6/6速攻を召喚できるという大きな要素があります。
つまり1ターンを得る事でこの6/6を殴る時間を得る事になるわけです。そして恐ろしい事に「速攻」持ちです。もし10マナ有る状況なら6/6を2回は知らせる事が出来る訳です。
雑多なアドバンテージを得るためのカードが明らかにフィニッシャー的な性質になっているわけですね。そしてこれは他の「覚醒」カードとも同じく明確に効果をたがえている部分でもありますね。
覚醒自体の効率も良いのでかなり威力がある事が判ります。回避能力の欠如も多色化し《次元の激高》や《破滅の道》で補えますからね。どうせターンを得られるのなら《精霊龍、ウギン》でも良いでしょうね。[-X]→[+2]と動けますし。
しかし10マナを揃えるのは容易ではありません。
《ニッサの復興》や《忘却蒔き》などでしょうかね?毎ターンのアドの確保にもなる《彼方より》とかも。
《世界を目覚めさせる者、ニッサ》が有れば・・・。
・《ウギンの洞察力》
:特殊な占術が付いて1マナ重くなった《集中》。またそれに依ってSocに成ってしまった《ジェイスの創意》。
基本的構えて動く事の多いUにとってはInsである事の方が圧倒的に重要であり、その上このカードは盤面に依存する。
正直単体ではそれ程優秀とは言えませんね。
置き物が在るとすると始めて占術とドローが出来るようになり大きな効果を発揮します。
特に探査系のカードは大きなCMCを軽めのコストで出せます。《黄金牙、タシグル》が有れば占術6とかなり大きな効果が得られます。同時にそれ程のマナが有るのならタシグルの起動能力も使えますね。その他には《龍王オジュタイ》。5マナと重めですが置き物としてもフィニッシャーとしても安定しています。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》も良いですね。[0]でTokensを連打できるので。
これらは壁もしっかり用意できる事になるのでブロッカーとしても悪くない。
《卓絶のナーセット》から[-2]で反復すれば「最大7枚干渉から3枚ドロー」×2と言う意味の分からない動きが出来ますね。
ただ、やはりControlの札が、それもドロースペル如きが単体で機能しづらいと言うのは割と致命的だと思います。
そもそも選択的なドローがしたいなら最初から単体で機能する《時を超えた探索》を使えばいい話。また「上陸」や「覚醒」の事を考えれば単純なドロー枚数自体が効果を発揮しやすい(土地が腐りにくい)ため、アド量的に優れている上にInsで動ける《龍王の大権》。他にも単体でフィニッシャーにもなれる《沿岸の発見》等も有ります。
別にこれに拘る必要性が今のところ無いわけで・・・。
盤面に明確な置物があるという事は、それをつかって攻め落とすわけですから、これは「詰め」札と言えます。本来のドローの役割たる「潤滑油」とは別物と言う事ですね。
FTは「次のセットも買ってね!」と言うウギンからジェイスへの熱いステルスマーケッティング。
・《鈍化する脈動》
:次の環境は小型に優秀なものが減る為に余り数が多いとは言えませんが、環境が低速化するなら必ずその隙を突いていくデッキは出てくるでしょう。
そんな相手を減速させる事が出来ますね。
小型生物の質が落ちているからこそ-1/-0でも効果を発揮するはず。《束縛なきテレパス、ジェイス》の[+1]も効果が大きくなりますね。
またシングルシンボルであるために多色化しやすく、要は《影響力の行使》と合わせたいわけです。
強いカードではありませんが環境向きですね。
・《ハリマーの潮呼び》
:Cipで「覚醒」カードをハンドに回収できる《古術師》の亜種。
その代わりに1マナ軽くなり、サイズも上がりました。
それ程対象は多くは有りませんが《風への散乱》、《破滅への道》や《次元への激高》等優秀な「覚醒」のコントロール札がある為、それらの回収が出来るだけでも意味があります。
ついでに土地生物に「飛行」を付与出来ますから覚醒土地だけでなく、ミシュランにも効果がありますね。
普通に除去札を使い回せるだけでも十分な効果でしょう。
少なくとも除去札を握っているという情報が相手の展開を減速させる事も出来ます。
妨害効果を序盤までに果たし、中盤以降は攻めに転じるという性質を持つ「覚醒」に良くマッチしていますね。
使った札を回収する関係で軽い物の方が相性が良いため《氷の猛進》や《掴み掛かる水流》の様なテンポを稼ぐものでも十分な嫌がらせになります。2回分+潮呼びのブロックで3回分減速させるわけですからね。相手に時間をかけて展開を挿せ、させても抑えて、仕切った所にリセットは気持ちいいでしょうねww
ただ優秀なスペルは3マナ以降であるためそれ程本体を軽くする事に拘る事も無い。《取り憑かれたスカーブ》の方が制限が無いため丸いという見方も出来ますね。まぁ6マナ有る状況まで持って行けるのなら3マナを構えられる方が上ですが。
・《回収ドローン》
:みんなが待ってた?「嚥下」1マナ生物。
攻撃が通るかは別ですが、存在に意味があります。
また「欠色」1マナでもある為に《幽霊火の刃》の担ぎ手も悪くない。
PiGで1ルーターが起こるので、Weenieと言うデッキの性質上の無駄牌が生まれやすい欠点を緩和するのに多少貢献できるのも良いですね。
コンパクトですが、悪くはないカードだと思います。
・《空中生成エルドラージ》
:見逃していましたが割とアカン事が書いてる。
コモンで3マナで2/1飛行と末裔Token×1です。
驚愕の強さ。オリジンのカードが泣けてくる。
《幽霊火の刃》で攻撃に貢献できる生物が2体ですが、ブロッカーとしても悪くない。
まぁ使えるデッキを組むのは難しいでしょうが。
・《予期》
:元々使いやすいスペルですが、環境が低速化するならより使いやすくなるでしょう。
イラストは《珊瑚兜の司令官》?
【L】
・《荒廃した草原》
:私が待っていたLife系デッキに登用できる可能性のある土地。
サイクル中のWで効果は《トローキンの祝祭》。
実質1マナの効果に5マナ相当のコストがかかるわけでdすが、その効果自体がデッキと極めてマッチしているためそれ程問題にはならないでしょう。
重さも4マナ程度のスペルを平然と使うデッキなので何とかなるでしょう。
ただし、同じゲインでもその場で機能する《光輝の泉》も有ります。序盤から貢献できるし、状況を選ばない。
どちらが良いかは一長一短。
Stdでは《荒野の収穫》等と合わせたMidrangeなら併用できるはず。ギデオンやWの撤退とも効果は合います。そこから《フェリダーの君主》に繋げるのが望ましいでしょうね。
惜しむらくは上述の《統一戦線》とは色マナの関係で併用が難しい事。Wを含む4色を求めるカードなのにこの土地は無色マナしか生めませんからね・・・。
・《荒廃した瀑布》
:土地を伸ばす事がボーナスに繋がるという事が推奨されているBFZ。サイクル中のUで効果は《予言》。
単に大型スペルがあるばかりでないのが良いですね。
実質7マナながら2ドロー。
元々の土地枠としても使えるのでマナフラッドを避ける手段としては申し分ないですね。ほとんど全てのUコンに1~2枚は挿す事も可能な強力な土地です。
土地を思う存分伸ばしていける訳ですね。この手の効果があるから枚数ドローも強くなるわけです。
ただ多色化すると無色ランドの重みが突き刺さるのは苦しい所。
また似たような働きが出来る物に《面晶体の記録庫》も有ります。マナソースとして土地であるかマナファクトであるかの差。どちらが良いかは一長一短です。後者の方が設置にマナが掛る分ドローコストは軽いですからね。
ついでに単純にドロースペルの延長線上である《沿岸の発見》も有りますね。
もうここら辺を固めてドローにドローを重ねて、デッキを回しながら行動するという形でも良い気もしますね。
こんなところで。
何やらGPのModernではランタンコントロールが成果を上げたとか。
ランタン爆あげ待ったなしやで・・・。
よく判りませんがどうにもランタン+αで相手のTopを見て、有効牌なら弾くという挙動で蓋をするデッキの様です。その挙動を1枚で完結する上にフィニッシャーにまでなる《精神を刻む者、ジェイス》とはいったい・・・。
さて続き続き。
残りですので少し多めにしていきます。
【W】
・《探検隊の特使》
:みんなが待っていた1マナ「同盟者」。
しかし「結集」を持たないので重ねても本人には何の恩恵も無いと言うのが難しい所。とは言え《鱗粉の変わり身》寄りは上。本体も1マナ2/1とそこそこのマナレシオです。
「同盟者デッキ」で2種類目の1マナは《教区の勇者》を使っていますが、どうなるでしょうね。単純な戦闘力は恐らく勇者の方が上ですが、特使は「結集」の誘発も出来ますし。と言うか3種類にしても良い気もしますね、どうせ人間ですし。
Std?
「結集」持ちの小型がそもそもいないので意味は無い。これ使うならキテオンで良い。
・《オンドゥの蜂起》
:本体はSocで時限性の「絆魂」を与えるだけと言う《魂の絆》もビックリの脅威のKPの低さです。《焦熱の槍》以来の衝撃かも知れませんww
しかし「覚醒4」が使える事で実質5マナ「絆魂時限性付与+4/4速攻」の効果になるわけです。
全く持って強くも有りませんが面白いデザインだと感心しました。
・《物静かな使用人》
:Life系デッキにおける主力の一角《アジャニの群れ仲間》の亜種ですね。
主に、自分を強化する能力が、他人に使えるようになった代わりに(W)マナが掛るようになりました。正直使いづらい気もしますが、猫より強化したい先も有るので一長一短。特に絆魂持ちのサイズを上げやすい。それを考えれば《活力の揺り篭》の様な物ですね。
また種族を「人間」に統一できる点も売りです。
・《統一戦線》
:色が変わり、「版図」の《胞子の噴出》を「収斂」にした札。
それだけだと単純にキャストが面倒になっただけなのですが、最大で「同盟者」を4体召喚できる事が売り。同盟者は多色化しやすいため3種類程度なら出す事は出来ますし、4色目も叶えばそれは「結集」のボーナスが凄い事になります。
他にも《地割れの案内人》で速攻を与え、《タジュールの戦呼び》で強化できれば、9/9×4+10/9+11/10で突撃できますね。
《カラストリアの癒し手》が居れば4点ドレイン。
取り敢えずStdでさえも膨大なアドバンテージを獲得できるようになります。
Stdで《獣呼びの学者》と連動しないのは本当に残念です。
もちろん有用なことはEternalでも同じ。
実に恐ろしい事になりますね。
取り敢えず《アクームの戦歌い》が居れば全体に+4/+0、《ハグラの悪魔信者》が居れば20点ロスです。
シナジー次第とはいえ数少ない「収斂」の強力なスペルですね。
惜しむらくはスペルである為《魂の洞窟》はもちろん《同盟者の宿営地》さえ使えない事。部族スペルで良いじゃないですか・・・。
シナジーや状況ありきとはいえ3色でも効率はそこそこである為《荒野の収穫》と並んでStdでTokensデッキになれます。それを《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》の[-4]で全体強化するなんてのもアリですね。
多色化するのなら土地セットで1ターン早く4マナに到達可能な《アタルカの命令》も欲しいですね。展開できた後なら全体強化も有りますし。
この様に単純に多色の盤面展開カードとして使っても相応です。
・《エメリアの番人》
:特定の土地を上陸させる事で効果が向上する上陸生物サイクルのW。
他の色より重めな7マナでその上4/4飛行とサイズも小さい。
しかしその分能力は強力で、通常の上陸で劣化《新たなる芽吹き》、《平地》を置いて向上させた場合は劣化《オブゼダートの救済》。
凄まじい効果です。
エメリア繋がりでカードの回収能力なわけですが、WWKにいた《忠告の天使》の逆版のような印象でもありますね。ここら辺もZENとは異なるデザインと言う訳です。
他のカードと異なり明確に勝ち手段となるわけではありませんが、釣り上げた物が勝ち手段となるなら問題ない。つまり生物を釣り上げませう。
特に序盤から展開した生物は必然的に墓地に落ちるのでそれらを溜めやすいですね。というか《次元の激高》まで積みこんで一掃しつつ、その後自分で回収するという特殊な形も組めますねww
Soc除去が多くなる環境故に相手からも妨害され辛いのも良いですね。とりあえず土地を置ければアドも取れます。フェッチが在るのならスタックでもいけますが、妨害されなければセットから2枚も釣る事も出来る訳ですね。
その事を考えると実質8マナ。
マナを伸ばせるように《巨森の予見者、ニッサ》を釣りたいところですね。変身も差せる事も出来ますし。面展開推奨なら《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》も良いですね。
より能力を生かしたいのなら《巡礼者の目》。
単純に《平地》を探せるだけでなく、墓地に落ちた《巡礼者の目》事態はリアニする事でさらに平地の調達が出来ます。つまり《進化の飛躍》の出番という事ですね!
土地調達スペルは《爆発的植生》でブーストも良いですが、土地自体が回収札になる事を考えるとタイミングを見計らう事の出来る《ニッサの巡礼》の様なハンド院の方が良い場合もありますので、要検証。
《平地》をしっかりと出せる環境なら《ムラーサの緑守り》よりも強力な効果を発揮しそうですね。《アクームのヘルカイト》と同じく《開拓地の包囲》も悪くはないですね。
他には《停滞の罠》が光りますね。
これが有れば疑似的に前述の《忠告の天使》を再現する事も可能です。盤面支配にはちょうどいいですね。《城塞の包囲》や《ニクスの星原》と合わせて封殺デッキと言うのも組めそうです。
大型の生物。墓地に有りそうな生物を沢山釣り上げる事も可能。信心も有る。
《停滞の罠》《隔離の場》に続く、お前なんでTHS期にいないのさ枠・・・(´・ω・`)
因みに、CMCに関係なく大型のパーマネントまで釣れる事を考えるとどうしてもファッティなどを釣り上げたくなるわけですが、そもそもこれが7~8マナと十分ファッティ。ファッティを釣り上げる為にこれを用意するという行動がそもそもずれている気がします。
それでも全く可能性が無いわけではありませんが・・・。
NicFitではまぁ何とか出る領域。
土地ブーストもある為上陸も利用しやすいでしょう。しかしこの手の効果における微妙な問題は《ムラーサの緑守り》のエントリーで挙げた通り。
Legacyのような環境なら6マナ以上なら優先したいのは回収札では無くフィニッシャー。実質8マナならなおの事。その上コイツは単体では働かない上に4/4飛行と戦闘力も微妙。
トドメは《太陽のタイタン》の存在。
中量級以上も含めて4マナ以上の置物など微々たる数しか積まないNicFitなら、Cipでとりあえず釣る事の出来るタイタンの方が余程纏まりが良い。単体でも動ける。
最大KPが高いのは事実ながらこのカードを優先する程のデッキ構築にはならないと考えています。
ついでにNicFitに置いて《平地》は3色目であり最も積み込む枚数が少ない。これのキャストで2枚使っているわけですし、その後の枚数はそれほど期待できないのも痛い。
上陸で生物を釣り上げるという部分から相性ピッタリなのが《危険な進出》。食べた生物を引っ張ってきた土地で釣り上げる事が出来ますね。まあぶっちゃけその動き自体は《恐血鬼》でも出来るのですが、色が違いますし、そもそも土地を引き切る事も可能な組み合わせなので《恐血鬼》の5枚目以降として使うのもアリですね。
他にもシナジーは色々とあります。
《桜族の長老》は生け贄で《不屈の自然》なので《平地》がある限り本体を回収しループできます。それ以外の土地でもマナが有るだけ回転します。上と似たような動きですが、単体で機能している上に、序盤からブロッカーになりつつ土地を伸ばせるわけですから単体でデッキにマッチさせる事が出来ます。
《聖遺の騎士/KotR》も土地をサーチ出来るため、平地の調達が楽であり、何より自分の回収が出来ます。戦闘力も高い。
《原初の成長》は生物を生け贄に2枚土地を調達できるので土地を伸ばしやすく、生物の回収も合わせれば可能。《春の儀式》は手札を捨てて基本土地の調達なのですが、それを利用して置物のリアニメイトが出来ますね。類似の事は《緑探し》でも出来ます。
《永遠のドラゴン》はマナが掛かりますが、いくらでも《平地》の調達が可能でそもそも捨てたドラゴンを天使で場にリアニさせれます。《クローサの大牙獣》の類似の挙動が可能。
《闇の領域のリリアナ》は[+1]で《沼》の調達が可能なのでBWデュアランで回収可能。[-3]で盤面除去が出来るため使い回しの除去としても機能します。
《Thawing Glaciers》で毎ターン1枚基本地形の調達が可能。
土地枠ですね。
はっきり言って幾らでもシナジーが組めます。
しかし7マナ掛けたカードを生かすために組んだシナジーとして見てその価値が有るのか?と言うと首を傾けざるを得ませんね。
【U】
・《風への散乱》
:《取り消し》の亜種。
《吸収するウェルク》が選択可能になったら生物の質が落ちた。まぁカウンターとして見れば圧倒的に使いやすいですが。
非常にシンプルながら環境が低速化するであろうことも合わせて安定した機能を発揮するでしょう。カウンターによるテンポの獲得も十分見えてくる環境ですね。
そして、マナが余ってきた後半は「覚醒3」によってアタッカーを務める事も出来るようになっています。正直3/3はかなりサイズとしては頼りないのですが、それを護る札がそもそもこの《風への散乱》であるのが有難いですね。相手にしてみれば生物を除去するための行動で逆に生物を増やしてしまう事になりかねませんから。
同時に相手にマナを出させた状態で生物を展開できるので、アタッカーとして攻撃に参加しやすくもなっています。
また有難い事に《次元の激高》と言う理想的なリセットボタンも有ります。正直生物0枚でもこれらで十分フィニッシャーを確保できる事になります。
《破滅への道》などと合せて妨害が勝ち手段となれるという理想的な覚醒カードです。何せControlにとってフィニッシャーはデッキを構成し展開していく上で最後以外には引きたくない不純物ですからね。
その悩みから解放されるという意義は非常に大きい。
Controlとしては純粋に適合させやすい《解消》が失われてしまうのは辛いですが、また別の強みを得たと言えますね。結果的に除去札でデッキを固めやすくなったわけですし。
しかし《取り消し》亜種は幾つかありますが、この環境では《雲散霧消》でも良い様な気もしますねw
《解消》や《禁止》等わりに良いデザインも有るこの亜種ですがこの新作はどうでしょうね。まぁ今考えると、正直《解消》は占術2ぐらいでも良かった気もしますが。
・《水の帳の分離》
:プレイヤーを対象に取らなくなった《時間のねじれ》。
6マナになりましたが、9マナで「覚醒6」が付きます。
普通に考えれば使いに辛い《時間のねじれ》なのですが、これの場合大分異なる印象になりますね。
普通はねじれを用いて様々なアドバンテージを狙っていくのですが、これの場合6/6速攻を召喚できるという大きな要素があります。
つまり1ターンを得る事でこの6/6を殴る時間を得る事になるわけです。そして恐ろしい事に「速攻」持ちです。もし10マナ有る状況なら6/6を2回は知らせる事が出来る訳です。
雑多なアドバンテージを得るためのカードが明らかにフィニッシャー的な性質になっているわけですね。そしてこれは他の「覚醒」カードとも同じく明確に効果をたがえている部分でもありますね。
覚醒自体の効率も良いのでかなり威力がある事が判ります。回避能力の欠如も多色化し《次元の激高》や《破滅の道》で補えますからね。どうせターンを得られるのなら《精霊龍、ウギン》でも良いでしょうね。[-X]→[+2]と動けますし。
しかし10マナを揃えるのは容易ではありません。
《ニッサの復興》や《忘却蒔き》などでしょうかね?毎ターンのアドの確保にもなる《彼方より》とかも。
《世界を目覚めさせる者、ニッサ》が有れば・・・。
・《ウギンの洞察力》
:特殊な占術が付いて1マナ重くなった《集中》。またそれに依ってSocに成ってしまった《ジェイスの創意》。
基本的構えて動く事の多いUにとってはInsである事の方が圧倒的に重要であり、その上このカードは盤面に依存する。
正直単体ではそれ程優秀とは言えませんね。
置き物が在るとすると始めて占術とドローが出来るようになり大きな効果を発揮します。
特に探査系のカードは大きなCMCを軽めのコストで出せます。《黄金牙、タシグル》が有れば占術6とかなり大きな効果が得られます。同時にそれ程のマナが有るのならタシグルの起動能力も使えますね。その他には《龍王オジュタイ》。5マナと重めですが置き物としてもフィニッシャーとしても安定しています。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》も良いですね。[0]でTokensを連打できるので。
これらは壁もしっかり用意できる事になるのでブロッカーとしても悪くない。
《卓絶のナーセット》から[-2]で反復すれば「最大7枚干渉から3枚ドロー」×2と言う意味の分からない動きが出来ますね。
ただ、やはりControlの札が、それもドロースペル如きが単体で機能しづらいと言うのは割と致命的だと思います。
そもそも選択的なドローがしたいなら最初から単体で機能する《時を超えた探索》を使えばいい話。また「上陸」や「覚醒」の事を考えれば単純なドロー枚数自体が効果を発揮しやすい(土地が腐りにくい)ため、アド量的に優れている上にInsで動ける《龍王の大権》。他にも単体でフィニッシャーにもなれる《沿岸の発見》等も有ります。
別にこれに拘る必要性が今のところ無いわけで・・・。
盤面に明確な置物があるという事は、それをつかって攻め落とすわけですから、これは「詰め」札と言えます。本来のドローの役割たる「潤滑油」とは別物と言う事ですね。
FTは「次のセットも買ってね!」と言うウギンからジェイスへの熱いステルスマーケッティング。
・《鈍化する脈動》
:次の環境は小型に優秀なものが減る為に余り数が多いとは言えませんが、環境が低速化するなら必ずその隙を突いていくデッキは出てくるでしょう。
そんな相手を減速させる事が出来ますね。
小型生物の質が落ちているからこそ-1/-0でも効果を発揮するはず。《束縛なきテレパス、ジェイス》の[+1]も効果が大きくなりますね。
またシングルシンボルであるために多色化しやすく、要は《影響力の行使》と合わせたいわけです。
強いカードではありませんが環境向きですね。
・《ハリマーの潮呼び》
:Cipで「覚醒」カードをハンドに回収できる《古術師》の亜種。
その代わりに1マナ軽くなり、サイズも上がりました。
それ程対象は多くは有りませんが《風への散乱》、《破滅への道》や《次元への激高》等優秀な「覚醒」のコントロール札がある為、それらの回収が出来るだけでも意味があります。
ついでに土地生物に「飛行」を付与出来ますから覚醒土地だけでなく、ミシュランにも効果がありますね。
普通に除去札を使い回せるだけでも十分な効果でしょう。
少なくとも除去札を握っているという情報が相手の展開を減速させる事も出来ます。
妨害効果を序盤までに果たし、中盤以降は攻めに転じるという性質を持つ「覚醒」に良くマッチしていますね。
使った札を回収する関係で軽い物の方が相性が良いため《氷の猛進》や《掴み掛かる水流》の様なテンポを稼ぐものでも十分な嫌がらせになります。2回分+潮呼びのブロックで3回分減速させるわけですからね。相手に時間をかけて展開を挿せ、させても抑えて、仕切った所にリセットは気持ちいいでしょうねww
ただ優秀なスペルは3マナ以降であるためそれ程本体を軽くする事に拘る事も無い。《取り憑かれたスカーブ》の方が制限が無いため丸いという見方も出来ますね。まぁ6マナ有る状況まで持って行けるのなら3マナを構えられる方が上ですが。
・《回収ドローン》
:みんなが待ってた?「嚥下」1マナ生物。
攻撃が通るかは別ですが、存在に意味があります。
また「欠色」1マナでもある為に《幽霊火の刃》の担ぎ手も悪くない。
PiGで1ルーターが起こるので、Weenieと言うデッキの性質上の無駄牌が生まれやすい欠点を緩和するのに多少貢献できるのも良いですね。
コンパクトですが、悪くはないカードだと思います。
・《空中生成エルドラージ》
:見逃していましたが割とアカン事が書いてる。
コモンで3マナで2/1飛行と末裔Token×1です。
驚愕の強さ。オリジンのカードが泣けてくる。
《幽霊火の刃》で攻撃に貢献できる生物が2体ですが、ブロッカーとしても悪くない。
まぁ使えるデッキを組むのは難しいでしょうが。
・《予期》
:元々使いやすいスペルですが、環境が低速化するならより使いやすくなるでしょう。
イラストは《珊瑚兜の司令官》?
【L】
・《荒廃した草原》
:私が待っていたLife系デッキに登用できる可能性のある土地。
サイクル中のWで効果は《トローキンの祝祭》。
実質1マナの効果に5マナ相当のコストがかかるわけでdすが、その効果自体がデッキと極めてマッチしているためそれ程問題にはならないでしょう。
重さも4マナ程度のスペルを平然と使うデッキなので何とかなるでしょう。
ただし、同じゲインでもその場で機能する《光輝の泉》も有ります。序盤から貢献できるし、状況を選ばない。
どちらが良いかは一長一短。
Stdでは《荒野の収穫》等と合わせたMidrangeなら併用できるはず。ギデオンやWの撤退とも効果は合います。そこから《フェリダーの君主》に繋げるのが望ましいでしょうね。
惜しむらくは上述の《統一戦線》とは色マナの関係で併用が難しい事。Wを含む4色を求めるカードなのにこの土地は無色マナしか生めませんからね・・・。
・《荒廃した瀑布》
:土地を伸ばす事がボーナスに繋がるという事が推奨されているBFZ。サイクル中のUで効果は《予言》。
単に大型スペルがあるばかりでないのが良いですね。
実質7マナながら2ドロー。
元々の土地枠としても使えるのでマナフラッドを避ける手段としては申し分ないですね。ほとんど全てのUコンに1~2枚は挿す事も可能な強力な土地です。
土地を思う存分伸ばしていける訳ですね。この手の効果があるから枚数ドローも強くなるわけです。
ただ多色化すると無色ランドの重みが突き刺さるのは苦しい所。
また似たような働きが出来る物に《面晶体の記録庫》も有ります。マナソースとして土地であるかマナファクトであるかの差。どちらが良いかは一長一短です。後者の方が設置にマナが掛る分ドローコストは軽いですからね。
ついでに単純にドロースペルの延長線上である《沿岸の発見》も有りますね。
もうここら辺を固めてドローにドローを重ねて、デッキを回しながら行動するという形でも良い気もしますね。
こんなところで。
非MtG)ここ最近の時事 安保関連と難民問題のかんそう
2015年9月20日 時事 コメント (8)割と汚い言葉で書きなぐっているので、読まれる方はご注意を。
安保法はいまさら中身を語る気も無いので、悪しからず。
安保法は結局、すったもんだの実にくだらない寸劇の末に可決された。
今回の騒動を見て思うのは結局日本と言う国家には真面な民主主義と言う名の政治体制を機能させる基盤は無いという事だ。
100時間超の国会議論の中で終始、的外れの意見と意味不明なパフォーマンスに明け暮れた野党は既に政治家ではない。
政治「屋」だ。
最初から議論する気も無く、見えない聞こえないと都合の悪い事は一貫して無視し、相手を攻め立てる事しかしない。
法案の中身の質を問うのではなく、その法案を廃案にさせる事に心血を注ぎ続けていた。
中身の善し悪しは別としても、対案を出して法案自体の性質を議論していた維新はマシな方だろう。他にも派遣に「国会承認を必要」と言う形に修正した3党はいい仕事をしたように思う。迅速さが失われるのは事実だし懸念事項だが、大きな変化への保険は必要だ。
独自思想を通す、又は党の利益を確保するための結論ありきの言動を通した様は正に「お話にならない」と言う物だった。
自民党のやり方に不満を感じる人は潜在的にはかなり多いだろうがこいつらは既に政治家ではないのだから、真面な対立組織に票を入れる事が出来ない。国会が機能しない最大の原因だ。
実に不幸な事だ。
ならば自民党は真面だったかと言うとそうではないと思う。
答弁する閣僚に依り意見がぶれる事も有ったし、偶にある質問の部分部分には個別な事案への解答は出来ない的な曖昧な意見で済ませていた。
まぁ相手が理解する気もないのならそれも致し方ないと思う(そもそも揚げ足取り狙いが目的な質問が大多数)が、残念ながら国会答弁はNHKでTV中継している。
つまり野党は無視するとしても、国民への意思表示もそこで放棄している事になる。
TVの番組に出演したりnetで情報を流したりもしていたが、国会中継を見ている人だっている。放棄は問題だろう。
間々聞こえてくる事だし、個人的にもそう思っていたが、政府は「国民に理解させる事を諦めている」らしい。「どうせ理解できないから」「どうせ納得しないから」と言う事だ。
確かに結論ありきの妄想信者は国民にも多かった。
しかしそれ以上に中身について理解が足りていない人間、理解しようと思っても出来ていない人間も潜在的には多い筈だ(因みに理解と納得/賛成は別の話だ。理解しても賛成できない人間だって相応にいるはず。)。周りの人間と話してもコイツ本当に何も知らないんだな・・・と言う場面が多かった。
喩え理解されずとも、国家の主権者たる国民に対して説明責任は有ったはずだ。
それを放棄し怠惰に過ごしていたというのは納得できる物でもない。
少なくともアリバイ作りぐらいはしっかりして欲しい。
(それでも安倍さん以前の近年の政治の中では遥かに真面と思える。不満も大量にあるが、それでもマシだ。少なくとも政治をしている。
でも、移民政策だけは本当に止めて。労働力欲しさのは判るけど。)
そして最後に国民。
理解できない人間は置いておくが、痛ましいのは行動力だけはある愚か者のなんと多い事か。
「戦争」や「武力」というキーワードに対して過敏に反応した、一方的な妄想、理解不足、利益目的さまざまだが、言っている中身が余りに空っぽ。利益団体は空々しいと冷めた目で見る事が出来るが、純粋に妄想思想に捕らわれている人間・見えない聞こえないをしている人間の多さに悲しくもなる。自分たちの行為が暴力であり、犯罪であり、話し合いの放棄である実情は滑稽なんてレベル収まらない。
余りに矛盾の進んだ言動、その自家撞着には気付かないだけでなく、そこを指摘されても理解する気もない。最後には自棄になって感情論で「でも、それは良くないと思う!」で突き通す・・・。某青年団体だけではない。そこら辺にいる一般国民でさえそうなのだ。
話し合いが出来なくて、何を持って民主主義なのだろう。
何を持って力に依る支配と行使の反対なのだろう。
自分たちの言動の整合性ぐらい持たせておけ・・・。
こんな愚か者たちが、各世代に犇めいていると思うと頭が痛い事だ。
感情論で動く言い訳が付くのは戦争の直接的体験者達だけだ。それ以外は自らの目と耳で情報を収集し、各事物に対応しなければいけないというのに、思い込みと感情の先行した輩が溢れている。
(因みに、妄想論者は放置として、思想論者はまぁ致し方ない。多くを理解した上でそれでも憲法を優先したのならそれはその人の思想の自由だ。尊重されるべきだ。)
マスメディアは論外。
こいつらには論を語る資格がそもそも無い。
戦前は、国民の耳と目をその発信力を駆使して塞ぎ国民を戦争に先導していたが、方向が変化しただけで全く同じ事を今しているからだ。
結局政治をする者たちもそれを支えている者たちも、民主主義を真面に機能させられていないわけだ。
この空虚感よ・・・。
因みに、反対派の主流の意見は中身が張り子すぎて反論する気にもならない。と言うかそもそも発言の中身が終止矛盾しているので反論する価値が無い。ここで改めて書くまでもなく幾らでも論破できる、されている文章はネットで出てくる。ここで論破しても最終的に感情論に行き就くだけだから労力の無駄。
が、以前のエントリーで多少、私の考えを述べさせてもらった。
個人的には安保法は「必要悪」と捉えている。
それ以外の方法が思い浮かばず、最もマシな方法がこれしかないから賛成。その程度だ。
反対派でもしっかりとした根拠に基づいた言論・意見はあるのでそれらを持って広めてほしい。探さないと見つからない。
賛成だろうが反対だろうが、その人の自由。
ただし、それを唱えるのなら自分で調べた根拠と主張を持って論を戦わせてほしい物だ。
(しかし最後の安保寸劇は田母神さんではないが、「話し合いによる解決」の無能さを示したいい例だった。結局その手段を取れるほど大半の人間は高尚な生き物ではないのだろう。)
他に気になったの時事はやはり欧州に殺到している難民の問題。
結論から言うと全ては「メルケルのせい」で終わる。
(根本的な原因を取り除かないから、と言うのもあるが、EUで起こっている事の原因はそれではない。)
(独自身が解決能力があるかどうかと他国のそれは別問題にも拘らず)手前勝手な理想論をEU全体に一方的に強要し問題が肥大化したら他国のせいにした。
勘違いしがちだが、コイツは難民に対して同情的なわけではない。理想信者でも人格者でもない。この問題が起こる前にイスラエル?かどこかの少女を追い出している。彼女の直接のメッセージを受け取った上で、諦めて出て行けと引導を渡した人物。今回の事も自分の政治に多少でもメリットがあるから執っただけだ。
しかし付き合わされた周辺国家はたまったものではない。
治安を荒らし問題を起こし場所を取って騒ぎ暴れる。彼らには同情の余地は大いにあるが、だからと言って犯罪を犯す免罪符にはならないし、それ以上に周辺国にだって事情はある。独には受け入れるだけの地盤はあるが、それは独だけの話。
人道主義がどうとかの問題ではない。
国家としてできる国と出来ない国があるというそれだけだ。「人助けは金持ちの趣味」と言う非常に嫌味な言葉があるが、それだけ余裕がある者たちにしかできない芸当であるのは事実だ。
独は国土も広い方で、金も有って、働き口も多少はあると言うだけで、それは欧州で最も恵まれている状況に過ぎない。
そして更に愚かしいのは、「難民の子供が渡海に失敗し死体として打ち上げられた写真」の発表後、それまでの立場を換えた国家もいたという事だ。
だからどうしたというのだ?
痛ましい事は事実だ。その写真を見れば胸が苦しくなる人たちは多いだろう。
が、別にそれはその子だけの話ではない。
そもそも難民の多くが、そういう苦しい事情にある。その中から一人死んだだけだ。苦しい人々が何十万人といるのになぜ一人だけの姿で態度を変えるのだ?
「ひと一人を養うのは犬猫の面倒を見るのとは違う」という言葉そのまんまだ。
半端な同情で、受け入れる膨大な人々の面倒をその後数年間国家で見ていくと言うのか?その財源は何処から出るのか?彼らは本当にその後祖国へと帰るのか? 彼らの衣食住はどうやって確保するのか? 彼らがいる事による国民への弊害はどうするというのか?
因みにメルケルの答えは「難民保護に反対を訴える輩は、私の国の国民ではない」だ。
その難民たちを受け入れた結果の負担は元の国民たちにのしかかる。
自分たちが収めた金が使われれば、最初こそ同情的になっても、それが続けば不満に思うのは当然の話だ。
案の定、それに反発した人間たちが独の中でも多数現れており、過激派は難民収容施設に火炎瓶を投げつけたり、果ては放火をしたりするそうだ。それも一件や二件の話ではない。そして難民たちは自分たちを弾圧する輩に恨みを覚える。国内の民族対立の下地の出来上がりだ。
ISILから「テロ戦士を送った」なんて声明が出た時点で、その真偽に関わらず尚更対立は深まりやすくなる。疑心暗鬼だ。
それでなくとも、言葉も文化も違う人間たちは孤立しがちで社会的にも斜陽だ。
そんな者たちが一方的な恨みを募らせて、テロを起こしたり、ISILに流れたりしているわけだ。
こういう問題を起こしながら、メルケルは自分の行いを鑑みてはいない(もちろん頭では理解している。実際メルケルは政治家としては優秀な部類だろう、その剛腕ぶりに置いて)。犯罪に走る者たちは愚か者である事は否定しようもないが、それを誘引したのは誰だというのか。
結局同情では人は救えないのだ。
人を救うのは能力のある存在の行動のみだ。
可哀想だが、それが現実だ。難民たちは祖国よりもマシかもしれない世界でこの後また別の苦境に見舞われるだけだ。若しくは締め出されるか。
因みに地理的にも近く、文化も割と近い方の金持ちの中東国家はこの難民の保護はほとんどしていない。
全くとは言わないが、していない。
金が有ろうが、なんだろうが出来ないものは出来ないと彼らは知っているのだ。
日本も受け入れを!と愚かしい事を言っている輩もいるが、そんな能力は日本には無い。地理も文化も遠い日本でなど、もっと彼らに苦境を強いるだけだ。その手の輩の言い分は世界基準ではもっと受け入れている云々、国際社会の一員としての責任云々。何故事情も背景も違う国が一律同じ基準に従わなければいけないのか?
責任云々はまだ判らなくもないが、それが出来る能が本当に日本にあると思っているのか、受け入れた難民を救う事が出来ると本当に考えているのか?
安い同情、空っぽの感情論とはいかにも役に立たない弊害そのものである。
人を生かすのは感情ではないのだ。
かく言う私も感情の生き物だ。同じ愚か者だ。こんな毒にも薬にもならないもじ書いて自己満足している時点で、ダメなやつだ。
P.S.
エジプト?かどこかの富豪が難民支援のために島を購入し、そこを避難先として提供するという話が依然出た。立派な話だ。私利私欲ではなく社会への貢献をしている。尊敬されるべき人だ。
たとえ下心がそこにあったとしても(あるかどうかは知らないし邪推の部類だろう)、何もしない輩よりははるかに賞賛されるべきだろう。
しかし残念ながら的外れだ。
彼等が欲しているのは安定安心の衣食住職。
何もない場所に放り込まれても困る。彼らは逃げ延びた先で働き生活をしたいのだから。
これを思うに、人を、群れを受け入れるという事の難しさが理解できる。「同情するなら金をくれ」と言う某ドラマの名言があるが、金なんぞあげたところで解決しないのだ。
そもそもコミュニティという物は存在自体が既にバランスがとれるようになっている物で、そこに大量の新し要素を入れるなんてできないのだから。
この富豪の考えは、ある種正しいわけだが、それで終わりではなく、そこで新しいコミュニティを築かせることまでしなければいけないのだ。それにはお金以上に時間と行政指導の人出がいる。
独はその可能性があるが、どこまでそれを実現させる事が出来るだろうか?
願わくば、難民も、受け入れた先の国々もその多くが不幸になる事が無いように祈り募金でもする。
P.S.2
米国が難民の受け入れ枠を来年分までで15000、再来年分までで30000増加するらしい。移民国家の超大国たる本領だろう。
しかしすでに米国内には中東移民、と言うかイスラム系への蔑視が根付いている(と思われている)。原因は兎も角、9.11から時間は経ったがそう簡単に失われる事は無い。ボストンマラソンテロの原因も時折起こる銃乱射事件の一部も移民が被害者意識を炸裂させた結果だ。
そしてそのお陰でなお風当たりは強まった。
今回の事はどうなるだろうか?
安保法はいまさら中身を語る気も無いので、悪しからず。
安保法は結局、すったもんだの実にくだらない寸劇の末に可決された。
今回の騒動を見て思うのは結局日本と言う国家には真面な民主主義と言う名の政治体制を機能させる基盤は無いという事だ。
100時間超の国会議論の中で終始、的外れの意見と意味不明なパフォーマンスに明け暮れた野党は既に政治家ではない。
政治「屋」だ。
最初から議論する気も無く、見えない聞こえないと都合の悪い事は一貫して無視し、相手を攻め立てる事しかしない。
法案の中身の質を問うのではなく、その法案を廃案にさせる事に心血を注ぎ続けていた。
中身の善し悪しは別としても、対案を出して法案自体の性質を議論していた維新はマシな方だろう。他にも派遣に「国会承認を必要」と言う形に修正した3党はいい仕事をしたように思う。迅速さが失われるのは事実だし懸念事項だが、大きな変化への保険は必要だ。
独自思想を通す、又は党の利益を確保するための結論ありきの言動を通した様は正に「お話にならない」と言う物だった。
自民党のやり方に不満を感じる人は潜在的にはかなり多いだろうがこいつらは既に政治家ではないのだから、真面な対立組織に票を入れる事が出来ない。国会が機能しない最大の原因だ。
実に不幸な事だ。
ならば自民党は真面だったかと言うとそうではないと思う。
答弁する閣僚に依り意見がぶれる事も有ったし、偶にある質問の部分部分には個別な事案への解答は出来ない的な曖昧な意見で済ませていた。
まぁ相手が理解する気もないのならそれも致し方ないと思う(そもそも揚げ足取り狙いが目的な質問が大多数)が、残念ながら国会答弁はNHKでTV中継している。
つまり野党は無視するとしても、国民への意思表示もそこで放棄している事になる。
TVの番組に出演したりnetで情報を流したりもしていたが、国会中継を見ている人だっている。放棄は問題だろう。
間々聞こえてくる事だし、個人的にもそう思っていたが、政府は「国民に理解させる事を諦めている」らしい。「どうせ理解できないから」「どうせ納得しないから」と言う事だ。
確かに結論ありきの妄想信者は国民にも多かった。
しかしそれ以上に中身について理解が足りていない人間、理解しようと思っても出来ていない人間も潜在的には多い筈だ(因みに理解と納得/賛成は別の話だ。理解しても賛成できない人間だって相応にいるはず。)。周りの人間と話してもコイツ本当に何も知らないんだな・・・と言う場面が多かった。
喩え理解されずとも、国家の主権者たる国民に対して説明責任は有ったはずだ。
それを放棄し怠惰に過ごしていたというのは納得できる物でもない。
少なくともアリバイ作りぐらいはしっかりして欲しい。
(それでも安倍さん以前の近年の政治の中では遥かに真面と思える。不満も大量にあるが、それでもマシだ。少なくとも政治をしている。
でも、移民政策だけは本当に止めて。労働力欲しさのは判るけど。)
そして最後に国民。
理解できない人間は置いておくが、痛ましいのは行動力だけはある愚か者のなんと多い事か。
「戦争」や「武力」というキーワードに対して過敏に反応した、一方的な妄想、理解不足、利益目的さまざまだが、言っている中身が余りに空っぽ。利益団体は空々しいと冷めた目で見る事が出来るが、純粋に妄想思想に捕らわれている人間・見えない聞こえないをしている人間の多さに悲しくもなる。自分たちの行為が暴力であり、犯罪であり、話し合いの放棄である実情は滑稽なんてレベル収まらない。
余りに矛盾の進んだ言動、その自家撞着には気付かないだけでなく、そこを指摘されても理解する気もない。最後には自棄になって感情論で「でも、それは良くないと思う!」で突き通す・・・。某青年団体だけではない。そこら辺にいる一般国民でさえそうなのだ。
話し合いが出来なくて、何を持って民主主義なのだろう。
何を持って力に依る支配と行使の反対なのだろう。
自分たちの言動の整合性ぐらい持たせておけ・・・。
こんな愚か者たちが、各世代に犇めいていると思うと頭が痛い事だ。
感情論で動く言い訳が付くのは戦争の直接的体験者達だけだ。それ以外は自らの目と耳で情報を収集し、各事物に対応しなければいけないというのに、思い込みと感情の先行した輩が溢れている。
(因みに、妄想論者は放置として、思想論者はまぁ致し方ない。多くを理解した上でそれでも憲法を優先したのならそれはその人の思想の自由だ。尊重されるべきだ。)
マスメディアは論外。
こいつらには論を語る資格がそもそも無い。
戦前は、国民の耳と目をその発信力を駆使して塞ぎ国民を戦争に先導していたが、方向が変化しただけで全く同じ事を今しているからだ。
結局政治をする者たちもそれを支えている者たちも、民主主義を真面に機能させられていないわけだ。
この空虚感よ・・・。
因みに、反対派の主流の意見は中身が張り子すぎて反論する気にもならない。と言うかそもそも発言の中身が終止矛盾しているので反論する価値が無い。ここで改めて書くまでもなく幾らでも論破できる、されている文章はネットで出てくる。ここで論破しても最終的に感情論に行き就くだけだから労力の無駄。
が、以前のエントリーで多少、私の考えを述べさせてもらった。
個人的には安保法は「必要悪」と捉えている。
それ以外の方法が思い浮かばず、最もマシな方法がこれしかないから賛成。その程度だ。
反対派でもしっかりとした根拠に基づいた言論・意見はあるのでそれらを持って広めてほしい。探さないと見つからない。
賛成だろうが反対だろうが、その人の自由。
ただし、それを唱えるのなら自分で調べた根拠と主張を持って論を戦わせてほしい物だ。
(しかし最後の安保寸劇は田母神さんではないが、「話し合いによる解決」の無能さを示したいい例だった。結局その手段を取れるほど大半の人間は高尚な生き物ではないのだろう。)
他に気になったの時事はやはり欧州に殺到している難民の問題。
結論から言うと全ては「メルケルのせい」で終わる。
(根本的な原因を取り除かないから、と言うのもあるが、EUで起こっている事の原因はそれではない。)
(独自身が解決能力があるかどうかと他国のそれは別問題にも拘らず)手前勝手な理想論をEU全体に一方的に強要し問題が肥大化したら他国のせいにした。
勘違いしがちだが、コイツは難民に対して同情的なわけではない。理想信者でも人格者でもない。この問題が起こる前にイスラエル?かどこかの少女を追い出している。彼女の直接のメッセージを受け取った上で、諦めて出て行けと引導を渡した人物。今回の事も自分の政治に多少でもメリットがあるから執っただけだ。
しかし付き合わされた周辺国家はたまったものではない。
治安を荒らし問題を起こし場所を取って騒ぎ暴れる。彼らには同情の余地は大いにあるが、だからと言って犯罪を犯す免罪符にはならないし、それ以上に周辺国にだって事情はある。独には受け入れるだけの地盤はあるが、それは独だけの話。
人道主義がどうとかの問題ではない。
国家としてできる国と出来ない国があるというそれだけだ。「人助けは金持ちの趣味」と言う非常に嫌味な言葉があるが、それだけ余裕がある者たちにしかできない芸当であるのは事実だ。
独は国土も広い方で、金も有って、働き口も多少はあると言うだけで、それは欧州で最も恵まれている状況に過ぎない。
そして更に愚かしいのは、「難民の子供が渡海に失敗し死体として打ち上げられた写真」の発表後、それまでの立場を換えた国家もいたという事だ。
だからどうしたというのだ?
痛ましい事は事実だ。その写真を見れば胸が苦しくなる人たちは多いだろう。
が、別にそれはその子だけの話ではない。
そもそも難民の多くが、そういう苦しい事情にある。その中から一人死んだだけだ。苦しい人々が何十万人といるのになぜ一人だけの姿で態度を変えるのだ?
「ひと一人を養うのは犬猫の面倒を見るのとは違う」という言葉そのまんまだ。
半端な同情で、受け入れる膨大な人々の面倒をその後数年間国家で見ていくと言うのか?その財源は何処から出るのか?彼らは本当にその後祖国へと帰るのか? 彼らの衣食住はどうやって確保するのか? 彼らがいる事による国民への弊害はどうするというのか?
因みにメルケルの答えは「難民保護に反対を訴える輩は、私の国の国民ではない」だ。
その難民たちを受け入れた結果の負担は元の国民たちにのしかかる。
自分たちが収めた金が使われれば、最初こそ同情的になっても、それが続けば不満に思うのは当然の話だ。
案の定、それに反発した人間たちが独の中でも多数現れており、過激派は難民収容施設に火炎瓶を投げつけたり、果ては放火をしたりするそうだ。それも一件や二件の話ではない。そして難民たちは自分たちを弾圧する輩に恨みを覚える。国内の民族対立の下地の出来上がりだ。
ISILから「テロ戦士を送った」なんて声明が出た時点で、その真偽に関わらず尚更対立は深まりやすくなる。疑心暗鬼だ。
それでなくとも、言葉も文化も違う人間たちは孤立しがちで社会的にも斜陽だ。
そんな者たちが一方的な恨みを募らせて、テロを起こしたり、ISILに流れたりしているわけだ。
こういう問題を起こしながら、メルケルは自分の行いを鑑みてはいない(もちろん頭では理解している。実際メルケルは政治家としては優秀な部類だろう、その剛腕ぶりに置いて)。犯罪に走る者たちは愚か者である事は否定しようもないが、それを誘引したのは誰だというのか。
結局同情では人は救えないのだ。
人を救うのは能力のある存在の行動のみだ。
可哀想だが、それが現実だ。難民たちは祖国よりもマシかもしれない世界でこの後また別の苦境に見舞われるだけだ。若しくは締め出されるか。
因みに地理的にも近く、文化も割と近い方の金持ちの中東国家はこの難民の保護はほとんどしていない。
全くとは言わないが、していない。
金が有ろうが、なんだろうが出来ないものは出来ないと彼らは知っているのだ。
日本も受け入れを!と愚かしい事を言っている輩もいるが、そんな能力は日本には無い。地理も文化も遠い日本でなど、もっと彼らに苦境を強いるだけだ。その手の輩の言い分は世界基準ではもっと受け入れている云々、国際社会の一員としての責任云々。何故事情も背景も違う国が一律同じ基準に従わなければいけないのか?
責任云々はまだ判らなくもないが、それが出来る能が本当に日本にあると思っているのか、受け入れた難民を救う事が出来ると本当に考えているのか?
安い同情、空っぽの感情論とはいかにも役に立たない弊害そのものである。
人を生かすのは感情ではないのだ。
かく言う私も感情の生き物だ。同じ愚か者だ。こんな毒にも薬にもならないもじ書いて自己満足している時点で、ダメなやつだ。
P.S.
エジプト?かどこかの富豪が難民支援のために島を購入し、そこを避難先として提供するという話が依然出た。立派な話だ。私利私欲ではなく社会への貢献をしている。尊敬されるべき人だ。
たとえ下心がそこにあったとしても(あるかどうかは知らないし邪推の部類だろう)、何もしない輩よりははるかに賞賛されるべきだろう。
しかし残念ながら的外れだ。
彼等が欲しているのは安定安心の衣食住職。
何もない場所に放り込まれても困る。彼らは逃げ延びた先で働き生活をしたいのだから。
これを思うに、人を、群れを受け入れるという事の難しさが理解できる。「同情するなら金をくれ」と言う某ドラマの名言があるが、金なんぞあげたところで解決しないのだ。
そもそもコミュニティという物は存在自体が既にバランスがとれるようになっている物で、そこに大量の新し要素を入れるなんてできないのだから。
この富豪の考えは、ある種正しいわけだが、それで終わりではなく、そこで新しいコミュニティを築かせることまでしなければいけないのだ。それにはお金以上に時間と行政指導の人出がいる。
独はその可能性があるが、どこまでそれを実現させる事が出来るだろうか?
願わくば、難民も、受け入れた先の国々もその多くが不幸になる事が無いように祈り募金でもする。
P.S.2
米国が難民の受け入れ枠を来年分までで15000、再来年分までで30000増加するらしい。移民国家の超大国たる本領だろう。
しかしすでに米国内には中東移民、と言うかイスラム系への蔑視が根付いている(と思われている)。原因は兎も角、9.11から時間は経ったがそう簡単に失われる事は無い。ボストンマラソンテロの原因も時折起こる銃乱射事件の一部も移民が被害者意識を炸裂させた結果だ。
そしてそのお陰でなお風当たりは強まった。
今回の事はどうなるだろうか?
新カード)BFZ雑感13 フルスポ残りB関連
2015年9月20日 新カード紹介 コメント (2)
皆さん、こんにちは。しもべです。
件の《破滅を導くもの》騒動は、先出ししていた6マナのレアの方が《破滅の伝導者》へと改名する事になりました。
サイズもレアリティもコストも小さく後出しの方が勝つとは・・・。
陰謀を感じるぜ・・・。
【B】
・《祭壇の刈り取り》
:ISD発で3度目の再録。
ハッキリ言って生物をドローに変換するのなら特別なコンボでも仕込む事が出来ない限り《息詰まる忌まわしきもの》より遥かに使いやすい。単体で働かないInsなのですが、生物でも忌まわしき者は働きませんしねw
Insの生贄手段なので、戦闘や除去で死亡する物を使いやすく、2ドローと効率も良い。
《異端の癒し手、リリアナ》の変身用兼も非常に満たしやすいですし、使った物を[-X]で回収出来ますね。リリアナとオブ・ニクシリスの夢の競演?
イラストは新規に挿し替わって格好良いですね。
・《苦い真理》
:「収斂」版Bドロー。
3マナで色分のX値となる。1ドロー1ペイ~3ドロー3ペイ。
正直地味な効果であるためあまり評判は宜しくは無いのですが、個人的には決して弱くはないと思います。極めて地味ですがww
実際最大の効果の時には4マナの《古の渇望/野望の代償》相当の効果です。これでは少々微妙なのですが他の色で考えるなら同じく4マナの《集中》や《調和》相当のドローが3マナで手に入る事になります。3ドローは使ってみれば判りますが、圧倒的な凶悪さを誇るアドバンテージです。4マナでさえ凶悪な効果にも拘らず3マナで使えるのなら十分です。
もう一つの強みはライフが苦しい場面でそれを調整できるという事。ライフレースで3点払うのが苦しい場面まで想定して動ける自由度は有難い効果ですね。
これで《血の署名》の如く相手に撃ちこむ事まで出来ればより好ましいのですがね。
ただ3色使えるのなら汎用性の高い《アブザンの命令》の方が扱いやすく圧倒的に丸いと言えます。
特にファッティが増える環境なら尚更でしょう。
《骨読み》の方が云々は一長一短。
4枚に干渉出来るのは強みですが、それ以上にアドバンテージが欲しい場面もあるので。《宝船の巡航》と《時を超えた探索》はどちらが強いか?レベルの話。
その巡航との比較も出てますが、巡航は探査が楽ではないので流石にこれと競合する事はない筈。まぁ2回目以降を重ねるのが難しいというのは同じですが。
その質に対する枚数と言う要素も次期環境では重要になります。
デッキにも依りますが「覚醒」と言う強力な能力がある環境なので、中盤以降不要牌化しやすい土地を引くという行為自体が受け入れやすくなるからです。重いスペルが増える事も有ります。
ついでに《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》の[-8]まで到達できればこれも最大6点火力になりますね。多色前提なら《スフィンクスの後見》をフィニッシャーにする手段も有りますし。
と言う事で必ずしも「量よりも質」とはならない環境ですね。
因みにマナを増やせば効果を増量できます。
Stdの場合《ヴリンの翼馬》を使えば4マナや5マナにする事も出来ますね。
丁度《乱脈な気孔》等でライフゲインも出来るようになりますしね。ライフが足りなくなると《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》も扱いづらいため上手くライフゲインが必要にはなるはず。
この増加させる技術は他の最初から5マナのスペルや《光輝の炎》の様な生物を巻き込むスペルでは出来ない芸当なので一考の価値はありますね。
普通に3色デッキに合わせて使うのもアリですが、2色デッキでは流石に無い。収斂デッキで使うのは十分アリ。というか最低でも《光輝の炎》と併せておきたいですね。盤面を掃除できるためにライフを抑える事も出来るので。
その他にはやはり《包囲サイ》。
ライフロスをドレインで押さえる事が出来る上に立派なブロッカーにもなります。
問題のライフロスを抑えるためのゲインを考えると《悪魔の契約》ですかね?どうせこれも3色程度になりますし、何よりドローで処理札も引いてきやすくなるので。
と言う訳で、地味ではある物の久々に登場したBの優良なドロー手段だと思います。
高速環境にないのなら、よりドローをしやすくなるはずですしね。
・《不毛の地の絞殺者》
:Bの昇華者。
誘発効果は《最後の喘ぎ》。3マナにして3/2と言うサイズも合わせて誘発させる事が出来れば非常に高いマナレシオになりますね。実質的に1マナ軽い《皮裂き》ですから。
素の3/2でも最低限ですが、それだけではお話にならないのでやはり誘発条件を満たしたい。幸い昇華者にしては珍しく1枚で良いのが有難く、《絹包み》《手酷い失敗》《精神背信》など幾つかの低マナ域のサポートが揃っています。
流石にここまで揃えれば何とかなるでしょう。
3マナ3/2と言うマナレシオはどう考えてもBeatdown向き。
同時に誘発する《最後の喘ぎ》も除去の範囲に限界がありMidrangeの主力級を相手にするのは難しいでしょう。
その事を考えればこのカードもBeatdownに用いられるカードであるべき。丁度《精神背信》が有ればその除去範囲外を先に潰しておく事も出来ます。
それ以外にももう少しサポートが欲しいですね。
Beatdownで使う以上打点としても使いたい。それを考えると《幽霊火の刃》を使いたいですね。
因みにパワー依存のスペルが有るのでそれに上手く当て嵌める事も出来るかもしれません。
↓環境ではやはり《死儀礼のシャーマン/DrS》。
1t目DrS→2t目絞殺者で相手のフェッチからマナを捻出しつつ、展開した生物を潰せます。Legacyで考えるならTempoに対してDrSが除去されず、かつ《秘密を掘り下げる者》を展開した場合限定の最高の挙動ですがww
まぁ其処まで無理せずともハンデスなどを絡めて普通に3t目に出しても良いですしね。《虚無の呪文爆弾》や《漁る軟泥》等が有れば十分リムーブ札は揃います。《外科的摘出》や《根絶》も良いですね、単純にハンデスを昇華させる手段としても悪くないので。
《最後の喘ぎ》自体も除去できる範囲が圧倒的に広くなるので有効活用させやすい。
他の昇華者と同じく墓地に戻すお陰でDrSの燃料を投下できるのですが、このカードの場合更に生物も提供できる事になる為、他の昇華者以上にDrSと相性が良いと言えますね。
他の追放手段としては《剣を鍬に》が安定しているでしょうが、そもそも除去札に除去札を併せるのは無駄が多い気もしますね。除去の範囲に制限が無い事を考えれば相性が良い筈ですが、そもそもキャストしたい順番が真逆(喘ぎ→StPにしたいのに追放を考えると逆になってしまう)。《撲滅》も同じ悩みがありますね。
最も安定した妨害は《酷評》でしょうね。
相手の除去や《最後の喘ぎ》の範囲外のカードを捌きながら3マナに繋げる事が出来るので。後は《ボジューカの沼》ですかね?
・《マラキールの解放者、ドラーナ》
:帰ってきた《カラストリアの血の長、ドラーナ》。
他者の生き血を啜る吸血鬼がエルドラージに対抗するために皆を率いるリーダーに。そこら辺が同盟者なのですかね。
3マナで2/3飛行の吸血鬼と考えると《吸血鬼の夜鷲》を思わせるデザインです。が、伝説の吸血鬼であり、飛行・先制攻撃に吸血系能力を持っている部分を考えると《呪われたミリー》をどうしても意識してしまいますね、個人的には。
フルスペックの生物だけあり当然マナレシオは非常に高い。
その上、吸血能力が全体強化になっているために実質的にはロード能力持ちです。それも先制攻撃を持っているので通常の生物の戦闘の前にサイズを強化できますね。
しかし流石は戦う同盟者。攻撃に参加してくれなければ話にならない。アナフェンザよりも手厳しいですね。
とりあえず、Beatdownとしてなるべく多くの生物を可能ならば先に展開していきたいですね。まぁ本体だけでも成長はしていけるのですが。
しかし他にも+1/+1カウンター関係のシナジーも勿論作る事は出来ますね。《搭載歩行機械》は当然ですが、それ以上に《毅然さの化身》や《鼓舞する呼び声》ですかね。特に歩行機械は面展開も出来るので良い相性となるでしょう。
《棲み家の防御者》も回避能力が上がって有難いですね。
が、サイズ的にBeatdownとしての優位性はありません。
強化能力も面展開が必要で且つ一度攻撃を通さなければいけないリスクを考えると結構なハードルの高さが在りますね。普通に使うなら《凶暴な拳刃》や《先頭に立つもの、アナフェンザ》等を使った方が手っ取り早い。特に単体を強化するだけならアナフェンザの方が安定しています。
とりあえず上の通り歩行機械は当然ですね。フライヤーを用意できるので強化のし甲斐も有る。
後は《マルドゥの強襲指揮者》なんかいいと思います。
3t目にドラーナ、4t目に指揮者を「疾駆」で2/1×2と行けますのでドラーナの強化が乗って3/2+2/1となりますからね。
一応伝説の生物なので《英雄の刃》で強化できますね。
マナカーブの流れも良い。
何より飛行という回避能力持ちなので他の伝説生物よりも打撃力を発揮しやすい。と言う事で「英雄の刃」デッキに。《異端の癒し手、リリアナ》や《死に微笑むもの、アリーシャ》のお陰で盤面の数も維持しやすいわけですし。
同盟者なので《カラストリアの癒し手》と合わせたいところですが、癒し手はシステム生物。
生き残らせたいので、あまり積極的に戦闘に参加させるのも難しい。とすると強化が乗らないという微妙さ。
ぶっちゃけライフロスも多いですし、小型の優秀な生物は少ないしで、《吸血鬼の夜鷲》の方が余程貢献度が高いように思うのは気のせいでしょうか? そこはまぁ《乱脈な気孔》でカバーするという事で・・・。
↓環境ではまず無いですね。
ほぼ全ての単体除去に引っ掛かる上の3マナなのでテンポロスしやすい。面展開も黒では難しい。《Karakas》も有りますし。
それでも1度攻撃が通れば3/4飛行・先制攻撃と中々のサイズです。《稲妻のすね当て》でも添えればテンポよく展開でき、除去耐性と速攻を付与出来ます。後は勝手に大きくなっていくだけですね。2→3→4→5→6で丁度20点。
1t目:ハンデス→2t目:すね当て→3t目:ドラーナ
と動けば綺麗な挙動になりますね。
それよりも3マナ以下の伝説ですのでTLで使えるかもしれませんね。
継続的に運用できる面強化手段ですし、除去も薄くなる分生存しやすい。生物戦主体ですし、単色であるのも一長一短。ライバルはやはりアナフェンザ?
・《捕らわれの宿主》
:2マナ2/1でPiGでエルドラージ末裔Tokenを出せる生物。
PiG前提とはいえ僅か2マナでアドが取れる為、Beatdownにも使えるしブロッカーとして時間稼ぎにもなります。
KPが高いわけではありませんが、まぁ何かに使えるかもしれないレベル。シナジーも組みやすいシンプルなカードです。特に生け贄エンジンとして。
《巣の侵略者》がCip→PiGになったらTokenの性能が上がったとも言えますね。
・《墓の出産》
:何とも機能性が詰まった、その上で各項目の効果が小さい特殊なスペルです。
-墓地を1枚取り除ける
-エルドラージ末裔Tokenを1体出せる
-つまり(1)マナソース
-キャントリップ
この3つを同時に行えるため、デッキの組み方によっては価値が高い多機能スペルと言えます。
墓地追放は単純に「昇華者」と組むべき物でしょうが、《死霧の猛禽》等復活や再利用札への対策にもしっかりなります。
生物を出せる為、最低限色々できますし、それが攻防だけでなく、マナソースに成ったり生贄に捧げる事が出来たり。
そしてキャントリップ。
全てが其々に小粒に美味しいというプチお得感に溢れたマルチプレーヤーです。とは言えそれぞれが小さすぎる為に、矢張りしっかりとシナジーを構築したいですね。
《死体焼却》に末裔Tokenが付くと思うと3マナは少々重いか。
とりあえず《不毛の地の絞殺者》に繋ぐ事が出来ればアドも狙えます。《幽霊火の刃》型のBeatならTokenも活かせますね。
本当は色々シナジーやコンボが組めるのでしょうが非才な私では思い浮かびません・・・。
とは言え本当にいろんな方面で出来る事が多いので、面白いカードだと思います。
・《荒廃の一掴み》
:INVに《疫病の胞子》と言うカードが有るのですが、それが「欠色」になり効果が追放になり、Insで単色になりました。
時代の移り変わりとは言えそのマルチカラーのスペルのほぼ完全上位交換ですね。除去として見れば無色でInsになった事が圧倒的に大きいです。
KP自体は小さくはないため、使える環境があるかどうかですが、生物追放+土地破壊であるためアドも稼げます。
土地破壊自体が低速環境では威力も出やすい上に、「覚醒」使い相手ならば生物2体の破壊にも繋がるわけです。
上手く構築できれば久々にStdで土地破壊デッキが組めるかもしれません。
始めたばかりの私は《疫病の胞子》の効果の大きさに惚れ込み使っていたのですが、それがこうやって復活すると感慨深いですね。FTはエグイ・・・。
・《カラストリアの癒し手》
:「結集」で1点ドレインが出来る「同盟者」。
一応吸血鬼やクレリックですが殆どシナジーは無いです。しかし貴重な軽量同盟者であり、直接的な本体火力にもなります。
詰まり非常に強い。
単体でも1/2+Cipで1点ドレインですし最低限の働きです。
《先祖の結集》や《墓所からの行進》から4体一気に釣り上げる事が出来れば16点ゲインですぜ!
コレと同盟者Tokensスペルと《進化の飛躍》で数を搔き集めて一気にリアニメイト!
↓環境の「同盟者」で考えても十分仕様圏内ですね。
《ハグラの悪魔信者》も有るので黒同盟者になる事も出来ます。
まぁ普通に1~2マナで組んだ方が強そうですねw
何にせよ《集合した中隊》も真価を発揮するはず。
Stdではそこそこスペルも必要ですしフェッチを使うなら《群れの結集》も使えるかも?
FT的には、負傷兵を救護しているようですが、ドレインの能力を見ると本当に治療しているのか疑わしい所ですね・・・。
・《ぬかるみの敵意》
:《精神腐敗》の亜種。
低速環境に成る程ハンデス効果は大きくなります。
その手のデッキっが増えるのなら結構な威力が出るかもしれません。そして覚醒持ち。亜種の中では割と強い方かもしれません。
まぁ無いとは思いますがね。
・《湧き上がる瘴気》
:《蔓延》の亜種。
同マナ域で《衰滅》がある事を考えるとほとんど余地はないのですが、やはり「覚醒」持ちであるため一考の価値あり。サイズは3/3と小型ですが、全体修正を入れているためそのターン中の攻撃なら5/5相当までと合い討てます。
除去範囲はどうしても小さくなるので《破滅への道》や《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》で範囲をカバーできるのならアリかもしれません。
環境にある生物のサイズ次第でしょうが、まぁ大型化しそうなので難しいでしょうね。
・《ズーラポートの殺し屋》
:《血の芸術家》のほぼ準上位交換ですね。
部族こそ「吸血鬼」→「人間/ならず者/同盟者」になっていますが、数も増えていますし、まぁ使いやすくなっているでしょう。
そして0/1→1/1になっているので攻防でも最低限の役に立ちます。
更に効果も各対戦相手かドレインする事になっていますので、集団戦で強くなった上に、対象を取らなくなりました。
ほとんど総ての面で少しずつ性能が上がっていますね。使用実績のあるカードの上位交換には期待が高まります。
相手の生物に対する除去云々はそれほど気にしません。
理由は下記。
まぁ劣化部分である事は紛れもない事実ですからね。
勝手に死亡するだけでも悪くは有りませんが、どうせならしっかりとシナジーを利用したいですね。生贄装置やエルドラージ末裔Tokenなら相手をブロックしながらゲイン出来るわけですね。他にもTokens装置も悪くない。
生物が生物を呼べるため《進化の飛躍》とは特に相性が良いですね。《異端の癒し手、リリアナ》は変身も出来ますし復活も差せる事も出来ます。
特に《捕らわれの宿主》は1度で2回分なので復活させれば1枚で4回分の機能をしてくれるわけですね。
同盟者なので「結集」も使えます。
上の《カラストリアの癒し手》でCipとPiGの両方でドレインをする事も出来るようになりますね。丁度2種類とも2マナです。上の《進化の飛躍》と《先祖の結集》でデッキを組めそうですね。
Zombardmentやアリストクラッツ宜しくダメージエンジンとして組む事が出来ます。巧く組めるでしょうかね?
・《吸血の儀式》
:起動2マナ+生贄1体で1ドロー+1ゲインです。
それだけですが非常にシンプルで扱いやすい。マナが掛るとはいえ処理手段としては上々。
と言う事でそれを利用して色々とシナジーを形成できますね。
当然の《搭載歩行機械》は、相手をブロックしつつ生贄の弾に出来るので相手からしたら鬱陶しい事この上ないでしょう。上述の《捕らわれの宿主》も良いですね。
また《血に染まりし勇者》は自力で戻ってこれるため4マナ1ドロー+1ゲインになりますね。《アンデッドの剣闘士》を思わせます。
当然他の装置でも活きてくるので《異端の癒し手、リリアナ》や《不気味な腸卜師》、《ズーラポートの殺し屋》、《死に微笑む者、アリーシャ》等々。
相手の追放が増える関係で復活系生物を使うのが難しくなる以上は、この様な生贄装置の価値も高まります。Gに《進化の飛躍》も有るので要検証。NicFitとのお供としても少し考えるレベルです。
・《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》
:以前挙げたエントリーで《悪魔の契約》が合うのか?と言う事を書いてましたが、考えてみると良く適合しますね。
[+1]のライフロスは契約のドレインで緩和でき、ドレインを本体に撃ちこむダメージソースにしたい場合はオブの[-3]で盤面の負担を減らす事が出来る。
引きマシが出来る為に、処理札の調達も多少しやすくなり、そしてドロー成分が[-8]でダメージソースになる。
其々が巧く噛み合っている印象です。
割と本気で除去系の黒コンが組めそうですね。
ついでに、ダメージレースに弱いのはロス故なのでいつも通りなのですが、これを出した時点で擬似的なゲインは出来ている事になりますし、その考えで行くのなら[+1]も擬似ゲインをしつつ、1ペイなので見た目ほどのロスではない。
そして[-3]。
つまりロスには変わりないですが、他の黒スペルに比べると遙かにライフのゲインに関しての貢献度が大きいと言える?
【L】
・《荒廃した湿原》
:土地を伸ばした際に運用できる土地サイクルのB版。
効果は《悪魔の布告》です。
単純に除去の枚数を水増しする事が出来、除去コンになる黒にとっては有難い。
その上《衰滅》の様な修正除去を使用している際の隙を布告で埋める事も出来ます。実質6マナと重めとはいえ、対処不能な生物は大体大型級なので問題も無い。その上貴重なIns速度です。打ち消されもしません。
瀑布と同じくデッキにマッチした非常に有効な土地です。
そして何より↓環境における運用も可能。
《聖遺の騎士》からの調達も可能ですしLandsが《輪作》からの運用も可能です。《壌土からの生命》で使い回されたら溜まりませんね。
個人的には環境に合わない《ヴェールのリリアナ》を抜きたいけどどうすべきか?と考えていたのですが、これは一つの方策となりそうです。
BFZ最高の獲得報奨かもしれません。
こんな所です。
これらの他にも以前挙げた《破滅への道》や《ハグラへの撤退》等も有りますし、全体的に小粒から優秀な札まで揃っている色だと思います。
それらに加えて《墓の出産》《吸血の儀式》《ズーラポートの殺し屋》《カラストリアの癒し手》《荒廃した湿原》等C/Uに特に購入したいカードが多く中々の収穫です。
件の《破滅を導くもの》騒動は、先出ししていた6マナのレアの方が《破滅の伝導者》へと改名する事になりました。
サイズもレアリティもコストも小さく後出しの方が勝つとは・・・。
陰謀を感じるぜ・・・。
【B】
・《祭壇の刈り取り》
:ISD発で3度目の再録。
ハッキリ言って生物をドローに変換するのなら特別なコンボでも仕込む事が出来ない限り《息詰まる忌まわしきもの》より遥かに使いやすい。単体で働かないInsなのですが、生物でも忌まわしき者は働きませんしねw
Insの生贄手段なので、戦闘や除去で死亡する物を使いやすく、2ドローと効率も良い。
《異端の癒し手、リリアナ》の変身用兼も非常に満たしやすいですし、使った物を[-X]で回収出来ますね。リリアナとオブ・ニクシリスの夢の競演?
イラストは新規に挿し替わって格好良いですね。
・《苦い真理》
:「収斂」版Bドロー。
3マナで色分のX値となる。1ドロー1ペイ~3ドロー3ペイ。
正直地味な効果であるためあまり評判は宜しくは無いのですが、個人的には決して弱くはないと思います。極めて地味ですがww
実際最大の効果の時には4マナの《古の渇望/野望の代償》相当の効果です。これでは少々微妙なのですが他の色で考えるなら同じく4マナの《集中》や《調和》相当のドローが3マナで手に入る事になります。3ドローは使ってみれば判りますが、圧倒的な凶悪さを誇るアドバンテージです。4マナでさえ凶悪な効果にも拘らず3マナで使えるのなら十分です。
もう一つの強みはライフが苦しい場面でそれを調整できるという事。ライフレースで3点払うのが苦しい場面まで想定して動ける自由度は有難い効果ですね。
これで《血の署名》の如く相手に撃ちこむ事まで出来ればより好ましいのですがね。
ただ3色使えるのなら汎用性の高い《アブザンの命令》の方が扱いやすく圧倒的に丸いと言えます。
特にファッティが増える環境なら尚更でしょう。
《骨読み》の方が云々は一長一短。
4枚に干渉出来るのは強みですが、それ以上にアドバンテージが欲しい場面もあるので。《宝船の巡航》と《時を超えた探索》はどちらが強いか?レベルの話。
その巡航との比較も出てますが、巡航は探査が楽ではないので流石にこれと競合する事はない筈。まぁ2回目以降を重ねるのが難しいというのは同じですが。
その質に対する枚数と言う要素も次期環境では重要になります。
デッキにも依りますが「覚醒」と言う強力な能力がある環境なので、中盤以降不要牌化しやすい土地を引くという行為自体が受け入れやすくなるからです。重いスペルが増える事も有ります。
ついでに《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》の[-8]まで到達できればこれも最大6点火力になりますね。多色前提なら《スフィンクスの後見》をフィニッシャーにする手段も有りますし。
と言う事で必ずしも「量よりも質」とはならない環境ですね。
因みにマナを増やせば効果を増量できます。
Stdの場合《ヴリンの翼馬》を使えば4マナや5マナにする事も出来ますね。
丁度《乱脈な気孔》等でライフゲインも出来るようになりますしね。ライフが足りなくなると《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》も扱いづらいため上手くライフゲインが必要にはなるはず。
この増加させる技術は他の最初から5マナのスペルや《光輝の炎》の様な生物を巻き込むスペルでは出来ない芸当なので一考の価値はありますね。
普通に3色デッキに合わせて使うのもアリですが、2色デッキでは流石に無い。収斂デッキで使うのは十分アリ。というか最低でも《光輝の炎》と併せておきたいですね。盤面を掃除できるためにライフを抑える事も出来るので。
その他にはやはり《包囲サイ》。
ライフロスをドレインで押さえる事が出来る上に立派なブロッカーにもなります。
問題のライフロスを抑えるためのゲインを考えると《悪魔の契約》ですかね?どうせこれも3色程度になりますし、何よりドローで処理札も引いてきやすくなるので。
と言う訳で、地味ではある物の久々に登場したBの優良なドロー手段だと思います。
高速環境にないのなら、よりドローをしやすくなるはずですしね。
・《不毛の地の絞殺者》
:Bの昇華者。
誘発効果は《最後の喘ぎ》。3マナにして3/2と言うサイズも合わせて誘発させる事が出来れば非常に高いマナレシオになりますね。実質的に1マナ軽い《皮裂き》ですから。
素の3/2でも最低限ですが、それだけではお話にならないのでやはり誘発条件を満たしたい。幸い昇華者にしては珍しく1枚で良いのが有難く、《絹包み》《手酷い失敗》《精神背信》など幾つかの低マナ域のサポートが揃っています。
流石にここまで揃えれば何とかなるでしょう。
3マナ3/2と言うマナレシオはどう考えてもBeatdown向き。
同時に誘発する《最後の喘ぎ》も除去の範囲に限界がありMidrangeの主力級を相手にするのは難しいでしょう。
その事を考えればこのカードもBeatdownに用いられるカードであるべき。丁度《精神背信》が有ればその除去範囲外を先に潰しておく事も出来ます。
それ以外にももう少しサポートが欲しいですね。
Beatdownで使う以上打点としても使いたい。それを考えると《幽霊火の刃》を使いたいですね。
因みにパワー依存のスペルが有るのでそれに上手く当て嵌める事も出来るかもしれません。
↓環境ではやはり《死儀礼のシャーマン/DrS》。
1t目DrS→2t目絞殺者で相手のフェッチからマナを捻出しつつ、展開した生物を潰せます。Legacyで考えるならTempoに対してDrSが除去されず、かつ《秘密を掘り下げる者》を展開した場合限定の最高の挙動ですがww
まぁ其処まで無理せずともハンデスなどを絡めて普通に3t目に出しても良いですしね。《虚無の呪文爆弾》や《漁る軟泥》等が有れば十分リムーブ札は揃います。《外科的摘出》や《根絶》も良いですね、単純にハンデスを昇華させる手段としても悪くないので。
《最後の喘ぎ》自体も除去できる範囲が圧倒的に広くなるので有効活用させやすい。
他の昇華者と同じく墓地に戻すお陰でDrSの燃料を投下できるのですが、このカードの場合更に生物も提供できる事になる為、他の昇華者以上にDrSと相性が良いと言えますね。
他の追放手段としては《剣を鍬に》が安定しているでしょうが、そもそも除去札に除去札を併せるのは無駄が多い気もしますね。除去の範囲に制限が無い事を考えれば相性が良い筈ですが、そもそもキャストしたい順番が真逆(喘ぎ→StPにしたいのに追放を考えると逆になってしまう)。《撲滅》も同じ悩みがありますね。
最も安定した妨害は《酷評》でしょうね。
相手の除去や《最後の喘ぎ》の範囲外のカードを捌きながら3マナに繋げる事が出来るので。後は《ボジューカの沼》ですかね?
・《マラキールの解放者、ドラーナ》
:帰ってきた《カラストリアの血の長、ドラーナ》。
他者の生き血を啜る吸血鬼がエルドラージに対抗するために皆を率いるリーダーに。そこら辺が同盟者なのですかね。
3マナで2/3飛行の吸血鬼と考えると《吸血鬼の夜鷲》を思わせるデザインです。が、伝説の吸血鬼であり、飛行・先制攻撃に吸血系能力を持っている部分を考えると《呪われたミリー》をどうしても意識してしまいますね、個人的には。
フルスペックの生物だけあり当然マナレシオは非常に高い。
その上、吸血能力が全体強化になっているために実質的にはロード能力持ちです。それも先制攻撃を持っているので通常の生物の戦闘の前にサイズを強化できますね。
しかし流石は戦う同盟者。攻撃に参加してくれなければ話にならない。アナフェンザよりも手厳しいですね。
とりあえず、Beatdownとしてなるべく多くの生物を可能ならば先に展開していきたいですね。まぁ本体だけでも成長はしていけるのですが。
しかし他にも+1/+1カウンター関係のシナジーも勿論作る事は出来ますね。《搭載歩行機械》は当然ですが、それ以上に《毅然さの化身》や《鼓舞する呼び声》ですかね。特に歩行機械は面展開も出来るので良い相性となるでしょう。
《棲み家の防御者》も回避能力が上がって有難いですね。
が、サイズ的にBeatdownとしての優位性はありません。
強化能力も面展開が必要で且つ一度攻撃を通さなければいけないリスクを考えると結構なハードルの高さが在りますね。普通に使うなら《凶暴な拳刃》や《先頭に立つもの、アナフェンザ》等を使った方が手っ取り早い。特に単体を強化するだけならアナフェンザの方が安定しています。
とりあえず上の通り歩行機械は当然ですね。フライヤーを用意できるので強化のし甲斐も有る。
後は《マルドゥの強襲指揮者》なんかいいと思います。
3t目にドラーナ、4t目に指揮者を「疾駆」で2/1×2と行けますのでドラーナの強化が乗って3/2+2/1となりますからね。
一応伝説の生物なので《英雄の刃》で強化できますね。
マナカーブの流れも良い。
何より飛行という回避能力持ちなので他の伝説生物よりも打撃力を発揮しやすい。と言う事で「英雄の刃」デッキに。《異端の癒し手、リリアナ》や《死に微笑むもの、アリーシャ》のお陰で盤面の数も維持しやすいわけですし。
同盟者なので《カラストリアの癒し手》と合わせたいところですが、癒し手はシステム生物。
生き残らせたいので、あまり積極的に戦闘に参加させるのも難しい。とすると強化が乗らないという微妙さ。
ぶっちゃけライフロスも多いですし、小型の優秀な生物は少ないしで、《吸血鬼の夜鷲》の方が余程貢献度が高いように思うのは気のせいでしょうか? そこはまぁ《乱脈な気孔》でカバーするという事で・・・。
↓環境ではまず無いですね。
ほぼ全ての単体除去に引っ掛かる上の3マナなのでテンポロスしやすい。面展開も黒では難しい。《Karakas》も有りますし。
それでも1度攻撃が通れば3/4飛行・先制攻撃と中々のサイズです。《稲妻のすね当て》でも添えればテンポよく展開でき、除去耐性と速攻を付与出来ます。後は勝手に大きくなっていくだけですね。2→3→4→5→6で丁度20点。
1t目:ハンデス→2t目:すね当て→3t目:ドラーナ
と動けば綺麗な挙動になりますね。
それよりも3マナ以下の伝説ですのでTLで使えるかもしれませんね。
継続的に運用できる面強化手段ですし、除去も薄くなる分生存しやすい。生物戦主体ですし、単色であるのも一長一短。ライバルはやはりアナフェンザ?
・《捕らわれの宿主》
:2マナ2/1でPiGでエルドラージ末裔Tokenを出せる生物。
PiG前提とはいえ僅か2マナでアドが取れる為、Beatdownにも使えるしブロッカーとして時間稼ぎにもなります。
KPが高いわけではありませんが、まぁ何かに使えるかもしれないレベル。シナジーも組みやすいシンプルなカードです。特に生け贄エンジンとして。
《巣の侵略者》がCip→PiGになったらTokenの性能が上がったとも言えますね。
・《墓の出産》
:何とも機能性が詰まった、その上で各項目の効果が小さい特殊なスペルです。
-墓地を1枚取り除ける
-エルドラージ末裔Tokenを1体出せる
-つまり(1)マナソース
-キャントリップ
この3つを同時に行えるため、デッキの組み方によっては価値が高い多機能スペルと言えます。
墓地追放は単純に「昇華者」と組むべき物でしょうが、《死霧の猛禽》等復活や再利用札への対策にもしっかりなります。
生物を出せる為、最低限色々できますし、それが攻防だけでなく、マナソースに成ったり生贄に捧げる事が出来たり。
そしてキャントリップ。
全てが其々に小粒に美味しいというプチお得感に溢れたマルチプレーヤーです。とは言えそれぞれが小さすぎる為に、矢張りしっかりとシナジーを構築したいですね。
《死体焼却》に末裔Tokenが付くと思うと3マナは少々重いか。
とりあえず《不毛の地の絞殺者》に繋ぐ事が出来ればアドも狙えます。《幽霊火の刃》型のBeatならTokenも活かせますね。
本当は色々シナジーやコンボが組めるのでしょうが非才な私では思い浮かびません・・・。
とは言え本当にいろんな方面で出来る事が多いので、面白いカードだと思います。
・《荒廃の一掴み》
:INVに《疫病の胞子》と言うカードが有るのですが、それが「欠色」になり効果が追放になり、Insで単色になりました。
時代の移り変わりとは言えそのマルチカラーのスペルのほぼ完全上位交換ですね。除去として見れば無色でInsになった事が圧倒的に大きいです。
KP自体は小さくはないため、使える環境があるかどうかですが、生物追放+土地破壊であるためアドも稼げます。
土地破壊自体が低速環境では威力も出やすい上に、「覚醒」使い相手ならば生物2体の破壊にも繋がるわけです。
上手く構築できれば久々にStdで土地破壊デッキが組めるかもしれません。
始めたばかりの私は《疫病の胞子》の効果の大きさに惚れ込み使っていたのですが、それがこうやって復活すると感慨深いですね。FTはエグイ・・・。
・《カラストリアの癒し手》
:「結集」で1点ドレインが出来る「同盟者」。
一応吸血鬼やクレリックですが殆どシナジーは無いです。しかし貴重な軽量同盟者であり、直接的な本体火力にもなります。
詰まり非常に強い。
単体でも1/2+Cipで1点ドレインですし最低限の働きです。
《先祖の結集》や《墓所からの行進》から4体一気に釣り上げる事が出来れば16点ゲインですぜ!
コレと同盟者Tokensスペルと《進化の飛躍》で数を搔き集めて一気にリアニメイト!
↓環境の「同盟者」で考えても十分仕様圏内ですね。
《ハグラの悪魔信者》も有るので黒同盟者になる事も出来ます。
まぁ普通に1~2マナで組んだ方が強そうですねw
何にせよ《集合した中隊》も真価を発揮するはず。
Stdではそこそこスペルも必要ですしフェッチを使うなら《群れの結集》も使えるかも?
FT的には、負傷兵を救護しているようですが、ドレインの能力を見ると本当に治療しているのか疑わしい所ですね・・・。
・《ぬかるみの敵意》
:《精神腐敗》の亜種。
低速環境に成る程ハンデス効果は大きくなります。
その手のデッキっが増えるのなら結構な威力が出るかもしれません。そして覚醒持ち。亜種の中では割と強い方かもしれません。
まぁ無いとは思いますがね。
・《湧き上がる瘴気》
:《蔓延》の亜種。
同マナ域で《衰滅》がある事を考えるとほとんど余地はないのですが、やはり「覚醒」持ちであるため一考の価値あり。サイズは3/3と小型ですが、全体修正を入れているためそのターン中の攻撃なら5/5相当までと合い討てます。
除去範囲はどうしても小さくなるので《破滅への道》や《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》で範囲をカバーできるのならアリかもしれません。
環境にある生物のサイズ次第でしょうが、まぁ大型化しそうなので難しいでしょうね。
・《ズーラポートの殺し屋》
:《血の芸術家》のほぼ準上位交換ですね。
部族こそ「吸血鬼」→「人間/ならず者/同盟者」になっていますが、数も増えていますし、まぁ使いやすくなっているでしょう。
そして0/1→1/1になっているので攻防でも最低限の役に立ちます。
更に効果も各対戦相手かドレインする事になっていますので、集団戦で強くなった上に、対象を取らなくなりました。
ほとんど総ての面で少しずつ性能が上がっていますね。使用実績のあるカードの上位交換には期待が高まります。
相手の生物に対する除去云々はそれほど気にしません。
理由は下記。
まぁ劣化部分である事は紛れもない事実ですからね。
勝手に死亡するだけでも悪くは有りませんが、どうせならしっかりとシナジーを利用したいですね。生贄装置やエルドラージ末裔Tokenなら相手をブロックしながらゲイン出来るわけですね。他にもTokens装置も悪くない。
生物が生物を呼べるため《進化の飛躍》とは特に相性が良いですね。《異端の癒し手、リリアナ》は変身も出来ますし復活も差せる事も出来ます。
特に《捕らわれの宿主》は1度で2回分なので復活させれば1枚で4回分の機能をしてくれるわけですね。
同盟者なので「結集」も使えます。
上の《カラストリアの癒し手》でCipとPiGの両方でドレインをする事も出来るようになりますね。丁度2種類とも2マナです。上の《進化の飛躍》と《先祖の結集》でデッキを組めそうですね。
Zombardmentやアリストクラッツ宜しくダメージエンジンとして組む事が出来ます。巧く組めるでしょうかね?
・《吸血の儀式》
:起動2マナ+生贄1体で1ドロー+1ゲインです。
それだけですが非常にシンプルで扱いやすい。マナが掛るとはいえ処理手段としては上々。
と言う事でそれを利用して色々とシナジーを形成できますね。
当然の《搭載歩行機械》は、相手をブロックしつつ生贄の弾に出来るので相手からしたら鬱陶しい事この上ないでしょう。上述の《捕らわれの宿主》も良いですね。
また《血に染まりし勇者》は自力で戻ってこれるため4マナ1ドロー+1ゲインになりますね。《アンデッドの剣闘士》を思わせます。
当然他の装置でも活きてくるので《異端の癒し手、リリアナ》や《不気味な腸卜師》、《ズーラポートの殺し屋》、《死に微笑む者、アリーシャ》等々。
相手の追放が増える関係で復活系生物を使うのが難しくなる以上は、この様な生贄装置の価値も高まります。Gに《進化の飛躍》も有るので要検証。NicFitとのお供としても少し考えるレベルです。
・《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》
:以前挙げたエントリーで《悪魔の契約》が合うのか?と言う事を書いてましたが、考えてみると良く適合しますね。
[+1]のライフロスは契約のドレインで緩和でき、ドレインを本体に撃ちこむダメージソースにしたい場合はオブの[-3]で盤面の負担を減らす事が出来る。
引きマシが出来る為に、処理札の調達も多少しやすくなり、そしてドロー成分が[-8]でダメージソースになる。
其々が巧く噛み合っている印象です。
割と本気で除去系の黒コンが組めそうですね。
ついでに、ダメージレースに弱いのはロス故なのでいつも通りなのですが、これを出した時点で擬似的なゲインは出来ている事になりますし、その考えで行くのなら[+1]も擬似ゲインをしつつ、1ペイなので見た目ほどのロスではない。
そして[-3]。
つまりロスには変わりないですが、他の黒スペルに比べると遙かにライフのゲインに関しての貢献度が大きいと言える?
【L】
・《荒廃した湿原》
:土地を伸ばした際に運用できる土地サイクルのB版。
効果は《悪魔の布告》です。
単純に除去の枚数を水増しする事が出来、除去コンになる黒にとっては有難い。
その上《衰滅》の様な修正除去を使用している際の隙を布告で埋める事も出来ます。実質6マナと重めとはいえ、対処不能な生物は大体大型級なので問題も無い。その上貴重なIns速度です。打ち消されもしません。
瀑布と同じくデッキにマッチした非常に有効な土地です。
そして何より↓環境における運用も可能。
《聖遺の騎士》からの調達も可能ですしLandsが《輪作》からの運用も可能です。《壌土からの生命》で使い回されたら溜まりませんね。
個人的には環境に合わない《ヴェールのリリアナ》を抜きたいけどどうすべきか?と考えていたのですが、これは一つの方策となりそうです。
BFZ最高の獲得報奨かもしれません。
こんな所です。
これらの他にも以前挙げた《破滅への道》や《ハグラへの撤退》等も有りますし、全体的に小粒から優秀な札まで揃っている色だと思います。
それらに加えて《墓の出産》《吸血の儀式》《ズーラポートの殺し屋》《カラストリアの癒し手》《荒廃した湿原》等C/Uに特に購入したいカードが多く中々の収穫です。
新カード)BFZ雑感14 フルスポ残りR関連
2015年9月21日 新カード紹介
皆さん、こんにちは。しもべです。
ラグビーは母親が好きだったお陰で時折社会人ラグビーを日曜の昼間にテレビで見る程度ですが、それでも驚きました。ダイジェスト見ましたが、得点されるシーンは綺麗にぬるぬる抜かれるし、スクラムでは押し込まれ、こちらの攻撃ではまるで押せてない。
これよく勝てたな・・・。
選手の皆さんは大泣きしてましたけれど、それぐらいであっても不思議ではないほど圧倒的な差に見えました。
さて続き。
【R】
・《アクームのヘルカイト》
:「上陸」でダメージを飛ばす竜。
《コーシの荒廃者》の上位種の様な感じですね。
上陸で1点、それが《山》なら2点の向上サイクルのRです。当然フェッチなら3点です。
なので「よ~しフェッチ積むぞ~!」と言う気になるのですが、気がかりなのはコイツが6マナであるという事。当たり前ですが、重たく、そこからマナを伸ばしていくのは一苦労。その上ダメージ効率を重視してフェッチを増やせば更に伸びづらくなります。
このジレンマ・・・。
ついでに6マナも掛けた割に単体で真価を発揮しないばかりか4/4飛行と残念な仕様。
まぁ《堕ちたる者、オブ・ニクシリス》も5マナ3/3だったしね?
と言う事でStdでコイツを使うのならオムナス宜しく如何に土地を少ない状態で展開するか?と言うところが肝要になります。
なのでまず真先に考え付くのが《爪馴らしの神秘家》。変異からマナを生めるので4t目のセットが可能となります。
他は
《面晶体の記録庫》なら5t目に6マナを土地をセットしていない状態で確保できるので、優先権を放棄しなければ取り敢えずダメージが飛ばせます。もちろん他のマナ生物を経由すればもっと早い段階でも置けます。そして置いた後はマナ加速は不要であり、且つ土地を引き込みたい事を考えて起動で2ドローにしてしまえるわけですね。
しかし《荒廃した森林》には及ばないでしょうね。単体で土地としてマナソースになる上に《爆発的植生》。実質5マナなのでヘルカイトが出る頃にはマナも出せますし、何より1枚で3枚の土地を提供できます。
《開拓地の包囲》はマナソースにしかなりませんが、「龍」の状態で出しておけばCipで格闘が出来るので盤面干渉も出来るようにもなります。
と言うかオムナスのデッキに入れれば良い様な気もして来ましたね。
Modernでは「Scapesfiht」に入れられない事もないですが、そもそも入れる必要が無い。
しかも同じマナ域なら《原始のタイタン》が有ります。
歌って踊れる《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》と言うと聞こえは良いですが、歌って踊る為に力を使い果たしてしまった感がありますね・・・。そもそも1ショットキルなので生物化する必要が欠片も無いというね。
全国のドラゴン愛好家にはきっと好評なのでそこだけは救い。
Legacyでは使う意味は差してありませんが、「DragonStompy」に入れる事は可能ですね。意味はありませんが。
《血染めの月》で全部《山》になりますから土地がクロックになる上に、マナソースが多量にあるので1t目CotV→2t目マナソース+《煮えたぎる歌》等で普通に場に出せます。
まぁ他に勝る優先度は有りませんが、盤面干渉が出来る事は偉いねwぐらい。
天使と同じ様に《危険な進出》+《恐血鬼》を利用できます。
と言うかこちらの方が明確なダメージソースになる以上は上でしょうね。場に出して以降全ての土地が1点以上のクロックになるわけですから。《信仰無き物あさり》から捨てて早めに釣り上げるという手段も有りますしね。《恐血鬼》ともマッチしていますし。
でも、あれ?
それ《衝撃の震え》や《ハグラへの撤退》、下の《穴掘り土百足》でよくない??
・《面晶体の掘削者、ザダ》
:貴重なGoblinであり同盟者。しかしその事とは全く関係が無い能力。
《先駆のゴーレム》のデメリットをメリットに変換したような能力であり、自分単体を対象に使われたスペルを自軍全体に拡大させます。自分の褒美を味方に分け与えるとか上司の鑑やで~。
とりあえず増幅させる事が出来る対象である「生物数」と「対象をとるスペル」が必須。
と言う事でまずはTokenスペルであり色も一致する《ドラゴンの餌》《軍属童の突発》が入るのは確定的でしょう。ついでに《搭載歩行機械》。こいつらは単体でも役に立ちますし、チャンプでの時間稼ぎにも役立ちますからね。
Wを混ぜるなら《僧院の導師》や《荒野の確保》等も優秀ですね。特に導師はスペルも多い関係で活きるはず。
次に対象を採るスペルですが
-《巧みな駆動》:全体+2/+2且つ「反復」;2マナ
-《果敢な一撃》:全体+1/+0且つキャントリップ;1マナ
-《抵抗の妙技》:全体+1/+1カウンター及びプロテクション、主に除去対策;2マナ
-《火をつける怒り》:全体+1/+0及び「先制攻撃」;1マナ
-《大群の力》:全体+コントロールしている生物数;1マナ
-《力強い跳躍》:全体+2/+2及び「飛行」;2マナ
-《無情な本能》:全体+2/+2及び「トランプル」又はブロッカーに「到達」「接死」:3マナ
-《ツキノテブクロの浸潤》:全体+1/+0及び「接死」且つ相手の生物死亡時に2点ロス:1マナ
等になるでしょうかね。
特に効果が高いのが生物数分のドローになる《果敢な一撃》、生物数の維持及びアンブロッカブルに出来る《抵抗の妙技》、《孔蹄のビヒモス》を思わせる《大群の力》等でなるでしょうかね?
もちろん単体で仕事が出来る《強大化》でもいいのですが、探査コストの不安定性が気に掛りますね。単体での運用を考えるのなら《巧みな駆動》も良いやも。
また面展開の観点から単純に《アタルカの命令》との相性も良いですね。
土地セットが叶えば、3t目にザダを出す事も出来ます。色的にBorosが安定しそうですがNayaもイケますかね?
後はGoblinが溢れる事を想定してザダがいなくとも戦えるように《ゴブリンの群衆追い》も入れておくべきでしょう。
因みに《二人戦術》も良いですね。
最大2体なのでザダがいる場面では対象を1体にすれば、全体+1/+2及び《トローキンの祝祭》の効果です。10点ゲインも夢じゃない。ザダがいない駄面ではそれこそ2体を対象に~と使い分けれるので便利です。
この様に最大で複数体を対象とする事が出来るスペルと相性が良いのでTHSブロックの「奮励」が無いのは残念ですね。
一時的に生物数を2倍に出来る《双つ身の炎》や《船団の出航》、4/4飛行に作り替える《難局》等効果的なものは多いのですが・・・。
同じように《アクロスの十字軍》など「英雄的」も活かせる類だったのですが・・・。
これらの様に多色のスペルが揃いやすい状況である為、《統一戦線》も扱えるかもしれません。これも上手くいけば効率の良いTokens生成機ですからね。
まぁ強いかどうかは置いておいて遊び甲斐の有る良いカードだと思います。
この手の妄想の進むカードは何時使っても面白い。
・《アクームの火の鳥》
:「上陸」を復活キーとしている鳳ですね。
珍しくタイミングを選ぶ上陸ですね。大体はブッパした方が良いのですが、故に他とは少々使い勝手も変わります。
しかも上陸した上に6マナを要求と中々に態度の大きな鳳です。《恐血鬼》を見習え・・・。
4マナ3/3フェニックス神話レア・・・うっ頭が・・・貢献2・・・。
と言うのは置いておいて4マナ3/3と最近の生物にしては微妙なサイズですが、速攻を持っていますので見た目よりも打点が低くはなく、復活能力を持っているのでクロッカーとしては優秀な部類です。
ただ、どうしても単体での性能を考えると《雷破の執政》には劣ってしまいますね。除去に対抗する手段も有りますし。
とはいえ、上陸で6マナ掛るという事は6マナを目指すという事にもなるので、それをキーに出来るかもしれません。
と言う事で出てくるのが《アクームのヘルカイト》や《竜使いののけ者》。
デッキとして当然土地を伸ばしやすいようにしていくので、それらの体制が6マナ到達及びそれ以降でも活きる構築になるわけですね。
他には《灰雲のフェニックス》も良いですね。
鳳仲間としてとことん復活する構築に出来ます。そこまで行くなら《炎跡のフェニックス》も組んで・・・何のデッキになるのか?
まぁそれは置いておいても除去に強いデッキ作りというのはBeatdownに置いて一定の意味の有る構築ですから参考ぐらいになるかもしれません。《死霧の猛禽》の上位種の挙動の様になるわけですね。ただコイツらは血気盛んな若者なので突撃したがりです。それをカバーする手段が欲しい。
と言う事で《開拓地の包囲》が良いですね。
「龍」を使う事で復活出来る事を利用して格闘を何度も仕掛ける事が出来ます。「カン」を使えばマナが足りない場合のフォローにもなります。
しかし赤の神話レアはここの所、ドラゴンだけでなくフェニックスにまで浸食されていますね。
と言うか鳳だしすぎでは?
昔なんて2~3ブロックに1枚の印象だったのですが。
・《塵への崩壊》
:まさかの《塩まき》の亜種。
《忘却蒔き》との所で触れたように是非合わせたい!とか言っていたら本当に併用できるようになれました!!
しかも効果としてみると先ず色拘束が薄くなっているので多色化もしやすい。更に強制追放だったのに対し、こちらは望む枚数である為に自由選択も出来る。
微々たる効果ながらほぼ上位交換と言えるレベルです。
まぁ「欠色」は一長一短。
土地破壊を根絶するかの勢いであるWotCの最近のデザインにしては珍しい強力な土地破壊です。その上、BFZを見てみるとどう考えても低速化しようとしているにも拘らず、それに歯止めをかけるようなこのカードの採用は不思議でもありますね。
組み合わせとしてはやはり《忘却蒔き》。
もう散々以前のエントリーで触れましたが、札があるだけ効果も増してくるので巧く行けばCipと合わせて5枚以上の土地を強奪する事にもなります。
そこから併せれば更に大型スペルに繋げたいですね。こうなってくると《彼方より》やミシュランを含め起動能力のある土地があるのが良いですね。
「昇華者」の存在が大きいですね。
基本的に2枚程度は必要になる中で最大で4枚の追放枠を確保でいるのが運用上とても大きい。遥かにスムーズに動けるようになります。《荒廃を招くもの》は特に強力で1/1×3を確保しやすい。《忘却蒔き》程ではないですが一時的とはいえ(3)マナを確保できるため大型に繋げる事も可能です。こちらの方がバランスが取れていますね。
因みにここでは是非《アタルカの命令》を併せてみたいですね。
土地設置モードで相手よりも一手伸ばす事が出来るので、重めの土地破壊である《塵への崩壊》の威力もより増してきます。《荒廃を招くもの》展開後は全体強化を使えれば一気に打撃力を発揮できます。
その他のカードとの関連性を言われていますが、普通に土地破壊として見ても強力です。まぁ元が元ですからね。
多色化しやすい環境ではマナベースに負担がかかる為、それを破壊できるのは大きく、同じように低速化した環境でも土地破壊の威力は大きい。
その観点からは《淀みの種父》も。
相手の土地の展開量が少ない→土地を置きやすい観点から誘発をさせやすくアドを稼げる計算になります。単純に相手を減速させるため、その間にアタッカーとしても使える事になります。同様に《ヴリンの翼馬》も無くはないのですが、自分の《塵への崩壊》も重くなってしまいますしね・・・。
それ以外の事は出来ないとはいえ効果は保証されていますね。
一応、覚醒ランドを潰す事も出来る環境的な強みもあるわけです。
↓環境では《古き物の活性》でサーチ出来るのが大きいです。
「RG Tron」の場合、それを使えるだけでなく色拘束が薄くなっているのも大きい。もちろん単純に使いやすくなったので他のデッキでもアリですが。
しかしまぁ4マナの土地破壊では流石に重いのでそれ以外ではなかなか難しいでしょうね。
・《溶鉄の生育場》
:条件の達成の度に1点を飛ばせる置き物。
0マナのAtf等を連打するのが望ましい。次期環境では《贈賄者の財布》《蜘蛛糸の網》《搭載歩行機械》に《果てしなきもの》が当てはまるでしょうが流石に無理が過ぎますねw
一応財布や歩行機械は時間稼ぎも出来ますし、それらを展開して《変位の波》で妨害しつつ戻して再展開で~と言う事は出来ますがデッキの形にならなさそう。
↓環境ではよりコンボパーツとしての側面が増してきます。
ただ0マナの置き物を使う以上、これをフィニッシャーに添えずとももっと軽いパーツも有るので・・・。
例えば《群の祭壇》や《衝撃の震え》など。特に《覚醒の兜》から繋げる《群の祭壇》+独楽やキャントリップ付マナファクト等の方が圧倒的に速いし統一性がある。
生物を使うにしても《永劫の輪廻》に挟む物がこれである必要性が無いんですよね。
《雲石の工芸品》に関してもほぼ同じ。
別にこれでなくともレベルですし。
・《アクームの石覚まし》
:「上陸」でエレメンタルTokenを呼び出せます。
時限性とは言えターボランド系デッキで序盤から機能させる事が出来る手段の一つですね。
しかし3マナも掛けるのなら普通に時限性は止めて欲しかった。
システム生物なので《サテュロスのニクス鍛冶》の様に攻撃に参加しなくともいいのが売り。
・《沸き立つ大地》
:待ちに待っていたRの「覚醒」スペル。
単体の効果はSocの《電謀》超過版。
「覚醒4」と中々のサイズであり、小型を薙ぎ払いつつ4/4速攻を置けるのでアタッカーとして機能させやすい。タフネス5の生物も打ち取れます。
基本的にはBigMana系の序盤流し用スペルです。
これも妨害であり上がら終盤まで役に立つ優秀なスペルですね。
そして何より素晴らしいのはRには《紅蓮術師のゴーグル》が在ります。
スペルの重さをマナソースとして緩和できるだけでなく、それをコピーする事が出来ます。
詰まり2点をばら撒きつつ、覚醒×2(4/4×2~8/8×1)を奔らせる事が出来る訳ですね。《火口の爪》《とどろく雷鳴》等も合わせてR系のBigmanaの威力が出そうですね。
・《炎套の魔道士》
:「結集」で自陣に「威迫」を付与できる生物。
同盟者は小型が多いために、回避能力の付与は有難い。《タジュールの戦呼び》をフィニッシャーにしやすくなりますね。
・《溶岩足の略奪者》
:FT「エルドラージとの戦いで最初に面晶体の潜在能力に気が付いたのはゴブリンであった。偶々先がとがっていて便利だったのだ。」
なんて事だ・・・。
ゴブリンはマーフォークどころか、ウギンよりも優秀だったのだ・・・。
・《マキンディの滑り駆け》
:今回数少ない序盤から適用できる上陸生物。
単体でも2マナ2/1トランプルで最低限。
フェッチを絡ませれば3t目からパワー4トランプルで突撃させる事も出来ます。そうでなくとも土地を置ければ2マナでパワー3トランプルなので悪くはない。
そして《アタルカの命令》を混ぜれば同一ターンに2回のフェッチセット起動が可能なので3点火力と合せて9打点。面展開しているのなら全体強化。フェッチでなくとも《そびえる尖頂》で同じ修正値+先制攻撃です。同じ動きは《成長のうねり》でも可能です。
貴重なSligh生物として使えそうですね。
問題はSlighが如何に土地を確保するのか?と言う事ですが・・・。
・《命知らずの群勢》
:FT「お前には家族がいるだろう。俺の家族は海門で死んだ。お前は家族の所に行け。俺も家族の所に行く。」
(´;ω;`)ブワッ
・《穴掘り土百足》
:《アクームの石覚まし》と同じく序盤から「上陸」を機能させる事が出来る札。
《アクームのヘルカイト》は見習え・・・。
前述の《コーシの荒廃者》の上位交換ですね。
ヘルカイトと合わせてランドブースト系デッキのクロッカーになる事は出来そうです。
しかしハッキリ言ってそれをするよりも《ハグラへの撤退》や《ヴァラクートへの撤退》を混ぜた方がデッキとして機能するという空しさよ・・・。
こうやって見ると《塵への崩壊》《穴掘り土百足》に《ズーラポートの殺し屋》など、割と過去のカードの上位交換が出ていますね。そこまでKPも低くもないのかも。
同時にレアと神話レアのKPの低さが際立ちますね。
ラグビーは母親が好きだったお陰で時折社会人ラグビーを日曜の昼間にテレビで見る程度ですが、それでも驚きました。ダイジェスト見ましたが、得点されるシーンは綺麗にぬるぬる抜かれるし、スクラムでは押し込まれ、こちらの攻撃ではまるで押せてない。
これよく勝てたな・・・。
選手の皆さんは大泣きしてましたけれど、それぐらいであっても不思議ではないほど圧倒的な差に見えました。
さて続き。
【R】
・《アクームのヘルカイト》
:「上陸」でダメージを飛ばす竜。
《コーシの荒廃者》の上位種の様な感じですね。
上陸で1点、それが《山》なら2点の向上サイクルのRです。当然フェッチなら3点です。
なので「よ~しフェッチ積むぞ~!」と言う気になるのですが、気がかりなのはコイツが6マナであるという事。当たり前ですが、重たく、そこからマナを伸ばしていくのは一苦労。その上ダメージ効率を重視してフェッチを増やせば更に伸びづらくなります。
このジレンマ・・・。
ついでに6マナも掛けた割に単体で真価を発揮しないばかりか4/4飛行と残念な仕様。
まぁ《堕ちたる者、オブ・ニクシリス》も5マナ3/3だったしね?
と言う事でStdでコイツを使うのならオムナス宜しく如何に土地を少ない状態で展開するか?と言うところが肝要になります。
なのでまず真先に考え付くのが《爪馴らしの神秘家》。変異からマナを生めるので4t目のセットが可能となります。
他は
《面晶体の記録庫》なら5t目に6マナを土地をセットしていない状態で確保できるので、優先権を放棄しなければ取り敢えずダメージが飛ばせます。もちろん他のマナ生物を経由すればもっと早い段階でも置けます。そして置いた後はマナ加速は不要であり、且つ土地を引き込みたい事を考えて起動で2ドローにしてしまえるわけですね。
しかし《荒廃した森林》には及ばないでしょうね。単体で土地としてマナソースになる上に《爆発的植生》。実質5マナなのでヘルカイトが出る頃にはマナも出せますし、何より1枚で3枚の土地を提供できます。
《開拓地の包囲》はマナソースにしかなりませんが、「龍」の状態で出しておけばCipで格闘が出来るので盤面干渉も出来るようにもなります。
と言うかオムナスのデッキに入れれば良い様な気もして来ましたね。
Modernでは「Scapesfiht」に入れられない事もないですが、そもそも入れる必要が無い。
しかも同じマナ域なら《原始のタイタン》が有ります。
歌って踊れる《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》と言うと聞こえは良いですが、歌って踊る為に力を使い果たしてしまった感がありますね・・・。そもそも1ショットキルなので生物化する必要が欠片も無いというね。
全国のドラゴン愛好家にはきっと好評なのでそこだけは救い。
Legacyでは使う意味は差してありませんが、「DragonStompy」に入れる事は可能ですね。意味はありませんが。
《血染めの月》で全部《山》になりますから土地がクロックになる上に、マナソースが多量にあるので1t目CotV→2t目マナソース+《煮えたぎる歌》等で普通に場に出せます。
まぁ他に勝る優先度は有りませんが、盤面干渉が出来る事は偉いねwぐらい。
天使と同じ様に《危険な進出》+《恐血鬼》を利用できます。
と言うかこちらの方が明確なダメージソースになる以上は上でしょうね。場に出して以降全ての土地が1点以上のクロックになるわけですから。《信仰無き物あさり》から捨てて早めに釣り上げるという手段も有りますしね。《恐血鬼》ともマッチしていますし。
でも、あれ?
それ《衝撃の震え》や《ハグラへの撤退》、下の《穴掘り土百足》でよくない??
・《面晶体の掘削者、ザダ》
:貴重なGoblinであり同盟者。しかしその事とは全く関係が無い能力。
《先駆のゴーレム》のデメリットをメリットに変換したような能力であり、自分単体を対象に使われたスペルを自軍全体に拡大させます。自分の褒美を味方に分け与えるとか上司の鑑やで~。
とりあえず増幅させる事が出来る対象である「生物数」と「対象をとるスペル」が必須。
と言う事でまずはTokenスペルであり色も一致する《ドラゴンの餌》《軍属童の突発》が入るのは確定的でしょう。ついでに《搭載歩行機械》。こいつらは単体でも役に立ちますし、チャンプでの時間稼ぎにも役立ちますからね。
Wを混ぜるなら《僧院の導師》や《荒野の確保》等も優秀ですね。特に導師はスペルも多い関係で活きるはず。
次に対象を採るスペルですが
-《巧みな駆動》:全体+2/+2且つ「反復」;2マナ
-《果敢な一撃》:全体+1/+0且つキャントリップ;1マナ
-《抵抗の妙技》:全体+1/+1カウンター及びプロテクション、主に除去対策;2マナ
-《火をつける怒り》:全体+1/+0及び「先制攻撃」;1マナ
-《大群の力》:全体+コントロールしている生物数;1マナ
-《力強い跳躍》:全体+2/+2及び「飛行」;2マナ
-《無情な本能》:全体+2/+2及び「トランプル」又はブロッカーに「到達」「接死」:3マナ
-《ツキノテブクロの浸潤》:全体+1/+0及び「接死」且つ相手の生物死亡時に2点ロス:1マナ
等になるでしょうかね。
特に効果が高いのが生物数分のドローになる《果敢な一撃》、生物数の維持及びアンブロッカブルに出来る《抵抗の妙技》、《孔蹄のビヒモス》を思わせる《大群の力》等でなるでしょうかね?
もちろん単体で仕事が出来る《強大化》でもいいのですが、探査コストの不安定性が気に掛りますね。単体での運用を考えるのなら《巧みな駆動》も良いやも。
また面展開の観点から単純に《アタルカの命令》との相性も良いですね。
土地セットが叶えば、3t目にザダを出す事も出来ます。色的にBorosが安定しそうですがNayaもイケますかね?
後はGoblinが溢れる事を想定してザダがいなくとも戦えるように《ゴブリンの群衆追い》も入れておくべきでしょう。
因みに《二人戦術》も良いですね。
最大2体なのでザダがいる場面では対象を1体にすれば、全体+1/+2及び《トローキンの祝祭》の効果です。10点ゲインも夢じゃない。ザダがいない駄面ではそれこそ2体を対象に~と使い分けれるので便利です。
この様に最大で複数体を対象とする事が出来るスペルと相性が良いのでTHSブロックの「奮励」が無いのは残念ですね。
一時的に生物数を2倍に出来る《双つ身の炎》や《船団の出航》、4/4飛行に作り替える《難局》等効果的なものは多いのですが・・・。
同じように《アクロスの十字軍》など「英雄的」も活かせる類だったのですが・・・。
これらの様に多色のスペルが揃いやすい状況である為、《統一戦線》も扱えるかもしれません。これも上手くいけば効率の良いTokens生成機ですからね。
まぁ強いかどうかは置いておいて遊び甲斐の有る良いカードだと思います。
この手の妄想の進むカードは何時使っても面白い。
・《アクームの火の鳥》
:「上陸」を復活キーとしている鳳ですね。
珍しくタイミングを選ぶ上陸ですね。大体はブッパした方が良いのですが、故に他とは少々使い勝手も変わります。
しかも上陸した上に6マナを要求と中々に態度の大きな鳳です。《恐血鬼》を見習え・・・。
4マナ3/3フェニックス神話レア・・・うっ頭が・・・貢献2・・・。
と言うのは置いておいて4マナ3/3と最近の生物にしては微妙なサイズですが、速攻を持っていますので見た目よりも打点が低くはなく、復活能力を持っているのでクロッカーとしては優秀な部類です。
ただ、どうしても単体での性能を考えると《雷破の執政》には劣ってしまいますね。除去に対抗する手段も有りますし。
とはいえ、上陸で6マナ掛るという事は6マナを目指すという事にもなるので、それをキーに出来るかもしれません。
と言う事で出てくるのが《アクームのヘルカイト》や《竜使いののけ者》。
デッキとして当然土地を伸ばしやすいようにしていくので、それらの体制が6マナ到達及びそれ以降でも活きる構築になるわけですね。
他には《灰雲のフェニックス》も良いですね。
鳳仲間としてとことん復活する構築に出来ます。そこまで行くなら《炎跡のフェニックス》も組んで・・・何のデッキになるのか?
まぁそれは置いておいても除去に強いデッキ作りというのはBeatdownに置いて一定の意味の有る構築ですから参考ぐらいになるかもしれません。《死霧の猛禽》の上位種の挙動の様になるわけですね。ただコイツらは血気盛んな若者なので突撃したがりです。それをカバーする手段が欲しい。
と言う事で《開拓地の包囲》が良いですね。
「龍」を使う事で復活出来る事を利用して格闘を何度も仕掛ける事が出来ます。「カン」を使えばマナが足りない場合のフォローにもなります。
しかし赤の神話レアはここの所、ドラゴンだけでなくフェニックスにまで浸食されていますね。
と言うか鳳だしすぎでは?
昔なんて2~3ブロックに1枚の印象だったのですが。
・《塵への崩壊》
:まさかの《塩まき》の亜種。
《忘却蒔き》との所で触れたように是非合わせたい!とか言っていたら本当に併用できるようになれました!!
しかも効果としてみると先ず色拘束が薄くなっているので多色化もしやすい。更に強制追放だったのに対し、こちらは望む枚数である為に自由選択も出来る。
微々たる効果ながらほぼ上位交換と言えるレベルです。
まぁ「欠色」は一長一短。
土地破壊を根絶するかの勢いであるWotCの最近のデザインにしては珍しい強力な土地破壊です。その上、BFZを見てみるとどう考えても低速化しようとしているにも拘らず、それに歯止めをかけるようなこのカードの採用は不思議でもありますね。
組み合わせとしてはやはり《忘却蒔き》。
もう散々以前のエントリーで触れましたが、札があるだけ効果も増してくるので巧く行けばCipと合わせて5枚以上の土地を強奪する事にもなります。
そこから併せれば更に大型スペルに繋げたいですね。こうなってくると《彼方より》やミシュランを含め起動能力のある土地があるのが良いですね。
「昇華者」の存在が大きいですね。
基本的に2枚程度は必要になる中で最大で4枚の追放枠を確保でいるのが運用上とても大きい。遥かにスムーズに動けるようになります。《荒廃を招くもの》は特に強力で1/1×3を確保しやすい。《忘却蒔き》程ではないですが一時的とはいえ(3)マナを確保できるため大型に繋げる事も可能です。こちらの方がバランスが取れていますね。
因みにここでは是非《アタルカの命令》を併せてみたいですね。
土地設置モードで相手よりも一手伸ばす事が出来るので、重めの土地破壊である《塵への崩壊》の威力もより増してきます。《荒廃を招くもの》展開後は全体強化を使えれば一気に打撃力を発揮できます。
その他のカードとの関連性を言われていますが、普通に土地破壊として見ても強力です。まぁ元が元ですからね。
多色化しやすい環境ではマナベースに負担がかかる為、それを破壊できるのは大きく、同じように低速化した環境でも土地破壊の威力は大きい。
その観点からは《淀みの種父》も。
相手の土地の展開量が少ない→土地を置きやすい観点から誘発をさせやすくアドを稼げる計算になります。単純に相手を減速させるため、その間にアタッカーとしても使える事になります。同様に《ヴリンの翼馬》も無くはないのですが、自分の《塵への崩壊》も重くなってしまいますしね・・・。
それ以外の事は出来ないとはいえ効果は保証されていますね。
一応、覚醒ランドを潰す事も出来る環境的な強みもあるわけです。
↓環境では《古き物の活性》でサーチ出来るのが大きいです。
「RG Tron」の場合、それを使えるだけでなく色拘束が薄くなっているのも大きい。もちろん単純に使いやすくなったので他のデッキでもアリですが。
しかしまぁ4マナの土地破壊では流石に重いのでそれ以外ではなかなか難しいでしょうね。
・《溶鉄の生育場》
:条件の達成の度に1点を飛ばせる置き物。
0マナのAtf等を連打するのが望ましい。次期環境では《贈賄者の財布》《蜘蛛糸の網》《搭載歩行機械》に《果てしなきもの》が当てはまるでしょうが流石に無理が過ぎますねw
一応財布や歩行機械は時間稼ぎも出来ますし、それらを展開して《変位の波》で妨害しつつ戻して再展開で~と言う事は出来ますがデッキの形にならなさそう。
↓環境ではよりコンボパーツとしての側面が増してきます。
ただ0マナの置き物を使う以上、これをフィニッシャーに添えずとももっと軽いパーツも有るので・・・。
例えば《群の祭壇》や《衝撃の震え》など。特に《覚醒の兜》から繋げる《群の祭壇》+独楽やキャントリップ付マナファクト等の方が圧倒的に速いし統一性がある。
生物を使うにしても《永劫の輪廻》に挟む物がこれである必要性が無いんですよね。
《雲石の工芸品》に関してもほぼ同じ。
別にこれでなくともレベルですし。
・《アクームの石覚まし》
:「上陸」でエレメンタルTokenを呼び出せます。
時限性とは言えターボランド系デッキで序盤から機能させる事が出来る手段の一つですね。
しかし3マナも掛けるのなら普通に時限性は止めて欲しかった。
システム生物なので《サテュロスのニクス鍛冶》の様に攻撃に参加しなくともいいのが売り。
・《沸き立つ大地》
:待ちに待っていたRの「覚醒」スペル。
単体の効果はSocの《電謀》超過版。
「覚醒4」と中々のサイズであり、小型を薙ぎ払いつつ4/4速攻を置けるのでアタッカーとして機能させやすい。タフネス5の生物も打ち取れます。
基本的にはBigMana系の序盤流し用スペルです。
これも妨害であり上がら終盤まで役に立つ優秀なスペルですね。
そして何より素晴らしいのはRには《紅蓮術師のゴーグル》が在ります。
スペルの重さをマナソースとして緩和できるだけでなく、それをコピーする事が出来ます。
詰まり2点をばら撒きつつ、覚醒×2(4/4×2~8/8×1)を奔らせる事が出来る訳ですね。《火口の爪》《とどろく雷鳴》等も合わせてR系のBigmanaの威力が出そうですね。
・《炎套の魔道士》
:「結集」で自陣に「威迫」を付与できる生物。
同盟者は小型が多いために、回避能力の付与は有難い。《タジュールの戦呼び》をフィニッシャーにしやすくなりますね。
・《溶岩足の略奪者》
:FT「エルドラージとの戦いで最初に面晶体の潜在能力に気が付いたのはゴブリンであった。偶々先がとがっていて便利だったのだ。」
なんて事だ・・・。
ゴブリンはマーフォークどころか、ウギンよりも優秀だったのだ・・・。
・《マキンディの滑り駆け》
:今回数少ない序盤から適用できる上陸生物。
単体でも2マナ2/1トランプルで最低限。
フェッチを絡ませれば3t目からパワー4トランプルで突撃させる事も出来ます。そうでなくとも土地を置ければ2マナでパワー3トランプルなので悪くはない。
そして《アタルカの命令》を混ぜれば同一ターンに2回のフェッチセット起動が可能なので3点火力と合せて9打点。面展開しているのなら全体強化。フェッチでなくとも《そびえる尖頂》で同じ修正値+先制攻撃です。同じ動きは《成長のうねり》でも可能です。
貴重なSligh生物として使えそうですね。
問題はSlighが如何に土地を確保するのか?と言う事ですが・・・。
・《命知らずの群勢》
:FT「お前には家族がいるだろう。俺の家族は海門で死んだ。お前は家族の所に行け。俺も家族の所に行く。」
(´;ω;`)ブワッ
・《穴掘り土百足》
:《アクームの石覚まし》と同じく序盤から「上陸」を機能させる事が出来る札。
《アクームのヘルカイト》は見習え・・・。
前述の《コーシの荒廃者》の上位交換ですね。
ヘルカイトと合わせてランドブースト系デッキのクロッカーになる事は出来そうです。
しかしハッキリ言ってそれをするよりも《ハグラへの撤退》や《ヴァラクートへの撤退》を混ぜた方がデッキとして機能するという空しさよ・・・。
こうやって見ると《塵への崩壊》《穴掘り土百足》に《ズーラポートの殺し屋》など、割と過去のカードの上位交換が出ていますね。そこまでKPも低くもないのかも。
同時にレアと神話レアのKPの低さが際立ちますね。
今週のSCGの結果 変なデッキもあるけれど
2015年9月22日 紹介
みなさん、こんばんは。しもべです。
いよいよTHS期・M15の終わりが見えてきましたね。
プレリリースも始まるので、実質的に最後となろう大会期間です。
使い収めですね。
今週のSCGはMilwaukeeにて開催され、Legacy PIQも併催されました。
早速結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=09/20/2015&end_date=09/20/2015&start=1&finish=16&event_ID=45&exp=52&city=Milwaukee&state=WI&country=US&limit=50
今週の優勝はMatthew Hoey氏のElvesです。
以下Top16(上から順に1位~16位)
Elves
Aluren
BUG Delver
Jeskai SfM
Grixis Delver
Omni-Tell
Nic Fit
4c Pyromancer
----------------
BUG Delver
Nic Fit
ANT
Jeskai SfM
Esper Control
Grixis Control
Esper SfM
Grixis Delver
です。
先週MiraclesやOmniが復活したかに見えましたが、やはり一時的な事だったようですね。というかMiraclesは今週は零名。数は少なくとも0と言うのはあまり見ませんね。そしてその反動か、Miracles以外のUのフェアデッキが多いこと多いこと。驚くほどの、そしてもう慣れてしまった量。Grixis系は相も変わらずですね。しかしデッキの中身はバラつきがあります。そしてそれは他のUのフェアデッキも同じ。
と言うよりTricoにも拘らず《稲妻》を減量しテンポを落したり、Esperなのにテンポ系スペルを積みこんでみたりと先週挙げた様なデッキ群ですが、これまでのアーキタイプとは少し異なる形が増えているように思います。対フェアデッキ様に既存のデッキが形を変えているという事でしょうかね。
今週2名もいるNicFitの事を考えるとそう思わざるを得ませんね。Tempoイーターなので今が最も勝ちやすい環境でしょうし。
フェアデッキがばらけて、必ずしも《稲妻》が4枚積みでないという状況はElves向きではありますよね。
それでもスィーパーが積まれている以上完全に優位と言う訳ではありませんが、少しElvesにとってはマシな状況になりつつあるように思います。
MUDやLandsも増える可能性も。
さて、ここからは気になったデッキを個別に見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=91752
5位、Kendrick Lentini氏のGrixis Delverです。
すっかり環境の顔であるGrixis。
しかしその中身はTricoloreやEsperと同じくそのアーキタイプの中身は結構バラつきがあります。その中でも特にマイナーなのが《もみ消し》型。
Kendrick氏はその《もみ消し》型を使っています。
RUG Delverも風前の灯であり、テンポを意識するよりもデッキパワーやコントロール力が重視されがちな今のLegacyに置いて純粋なTempo型は非常に珍しいですね。
《目くらまし》4、《もみ消し》4、《不毛の大地》4に《ギタクシア派の調査》4です。ギタ調ともみ消しを併用しているため他の2種類目の火力や3種類目のカウンターが減っており、より純粋にテンポを目指した形と言えます。
現環境は初速は若干落ちていますし、テンポ取り合戦も行われないので、安心して《不毛の大地》を起動しに行けるのは良いですね。別に土地枚数も増えていませんし。
そしてそれらで採ったテンポを活かすのが生物群ですが、特徴的なのが《グルマグのアンコウ》2、《黄金牙タシグル》2と言う探査生物4枚体制です。
Grixis同市ではその存在がゲームの勝ちを左右する事もある大型生物ですが、探査量の多さから《時を超えた探索/DTT》が優先されてしまうために入って2枚、通常は1枚だけです。
それが4枚となっているのは驚きですね。
上のテンポスペル群と合わせて、アドよりも直接的な勝ち手段で妨害中に勝ちに行くという事なのでしょう。まさに攻めのTempoでありGrixis版RUGです。
それでも2-2の意味はよく判りませんが。
サイドに《幽霊街》まで積んであり徹底して土地基盤を攻めようという事ですね。
ただRUGと異なり今は基本地形が少数ながら詰まれるため《露天鉱床》になりづらくも有りますが。
また妨害が必要な相手を想定しサイドに《陰謀団式療法》3枚を置き通常のGrixis Delverの形になる事も出来るようになっていますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=91757
7位、David Gleicher氏のNic Fitです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=91761
10位、Alex Sowieja氏のNic Fitです。
前述しましたが、UのTempoとついでにフェアデッキを食うために生まれたのがその生い立ちのデッキであるため、今はNicFitにとっては狙いどころでしょう。Manadenialが主流になってくれるのが一番ですが、低速デッキはMiraclesも多くはないし、Lands・MUDは大会によりまちまちなので。そして何よりComboが少ない。
今回の様にフェアデッキだらけの大会では入れ食いです。
2人とも使用しているのはBUG Pod型。
まぁ一番主流の形ですね。
しかしDavid氏はメインからギタ調を取りなどややテンポよりの形。
Alex氏は《緑の太陽の頂点/GSZ》+《老練の探険者》である本来のBigmanaの形に近いです。
Manadennialも減っていますし、何よりベテランに必ずしも頼らないでも動けるようにしていくのがBUGであり《出産の殻》でも在るので、その必要性は薄いのですが、恐らくDTTと言うパワー札を使うために混ぜ込んであると思われます。
通した者勝ちのDTTですが、その中でもデッキ中にパワーカードが有る方が優位に働きますからね。消耗戦にも強いデッキですが、その一手先を行っているようです。
しかしその上で更に4c型でもあり、かなりマナ基盤に負担をかけています。
現状のメタやNicFit故の無茶振り構築ですね。
二人ともメインには《Force of Will》を抜いている形で、それも本来の強みをより強調した形になっています。が、流石に備えが無しは危険なので苦手なデッキに対処出来るように、サイドに4枚。そして追加の妨害札多数を積みこんでいます。
現フェアデッキがやる形がサイド・メインが逆転しているような感じですね。
《突然の衰微》が1~2枚まで圧縮されている様も、BUGらしいですし、メタに合わせてきているとも言えますね。ハンデスやPWも皆無です。
特にPWは一番強力なものが使える3色な上に、ボードコントロールに力を入れたこのデッキにも拘らず使わないという点が、現状のPWの立ち位置を示しているのかもしれません。PW Controlは今は難しいでしょうからね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=91763
12位、Alexander Hamilton氏のJeskai SfMです。
ここ最近見られる《稲妻》を減らして《至高の評決》等を入れたControl色を強めたTricoloreです。Patriotが衰滅して久しいですが、この色も等々ここまで来たかと思わされます。
が、何とAlexander氏は《稲妻》が0枚です。しかも75枚中に!です。
今一つ理由は定かではありません。
が《若き紅蓮術士》等を中心に面展開がされる現状、PWも少なく単体除去の旨味が少ないという事でしょうかね?速度を競っているわけでもないですし。よう判らんけど、。
故にもっとボードコントロール力のあるスィーパーに傾倒しているように思えます。評決に加えて《仕組まれた爆薬》も2枚ですからね。放っておくと《アカデミーの廃墟》とか入りかねません。
もはやTricoと言いながらメインはUW SfMt《紅蓮破》です。
カウンターもテンポ合戦から脱却し《対抗呪文》が2枚です。加えて《狼狽の嵐》ですね。基本地形も多数積んでいるため《不毛の大地》も怖くない。
流石にサイドは少し増えるRですがそれでもREB・Pyr中心。
スィーパー役・D&T追放役の《イゼットの静電術師》《硫黄の精霊》と、環境マナ基盤の緩さの隙を突く《血染めの月》だけです。《摩耗+損耗》は1枚。
静電術師はManadenial減少の追い風も有りますし、装備品にも流用できますね。
《石術師、ナヒリ》はREBに引っ掛からない上に、[+2]とTokens生成能力を持つため環境的には頑強な部類。装備品を活かせるのでフェアデッキ通しの対戦にと言う事ですかね。
2人ともが使っていますし、最近は割と普通になってきました。
こんなところです。
等々メタが三竦みからフェアデッキ通しの食い合いに移行してきているように思います。《宝船の巡航》後のUR Delverでも見られましたね。
この動きが出てくると暫くするとそれを食うべくControlやComboが出てくるのですが、今のGrixisにそれがそのまま適用されますかね?
そして、気になるBFZの津城で何か変わるのでしょうかね?それ程の変化はないと思いますが何だかんだで微々たる変化はあるんですよネ毎回。
まぁそれでもBFZですしねww
さて、今回はここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
この文章がお役に立てば幸いです。
いよいよTHS期・M15の終わりが見えてきましたね。
プレリリースも始まるので、実質的に最後となろう大会期間です。
使い収めですね。
今週のSCGはMilwaukeeにて開催され、Legacy PIQも併催されました。
早速結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=09/20/2015&end_date=09/20/2015&start=1&finish=16&event_ID=45&exp=52&city=Milwaukee&state=WI&country=US&limit=50
今週の優勝はMatthew Hoey氏のElvesです。
以下Top16(上から順に1位~16位)
Elves
Aluren
BUG Delver
Jeskai SfM
Grixis Delver
Omni-Tell
Nic Fit
4c Pyromancer
----------------
BUG Delver
Nic Fit
ANT
Jeskai SfM
Esper Control
Grixis Control
Esper SfM
Grixis Delver
です。
先週MiraclesやOmniが復活したかに見えましたが、やはり一時的な事だったようですね。というかMiraclesは今週は零名。数は少なくとも0と言うのはあまり見ませんね。そしてその反動か、Miracles以外のUのフェアデッキが多いこと多いこと。驚くほどの、そしてもう慣れてしまった量。Grixis系は相も変わらずですね。しかしデッキの中身はバラつきがあります。そしてそれは他のUのフェアデッキも同じ。
と言うよりTricoにも拘らず《稲妻》を減量しテンポを落したり、Esperなのにテンポ系スペルを積みこんでみたりと先週挙げた様なデッキ群ですが、これまでのアーキタイプとは少し異なる形が増えているように思います。対フェアデッキ様に既存のデッキが形を変えているという事でしょうかね。
今週2名もいるNicFitの事を考えるとそう思わざるを得ませんね。Tempoイーターなので今が最も勝ちやすい環境でしょうし。
フェアデッキがばらけて、必ずしも《稲妻》が4枚積みでないという状況はElves向きではありますよね。
それでもスィーパーが積まれている以上完全に優位と言う訳ではありませんが、少しElvesにとってはマシな状況になりつつあるように思います。
MUDやLandsも増える可能性も。
さて、ここからは気になったデッキを個別に見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=91752
5位、Kendrick Lentini氏のGrixis Delverです。
すっかり環境の顔であるGrixis。
しかしその中身はTricoloreやEsperと同じくそのアーキタイプの中身は結構バラつきがあります。その中でも特にマイナーなのが《もみ消し》型。
Kendrick氏はその《もみ消し》型を使っています。
RUG Delverも風前の灯であり、テンポを意識するよりもデッキパワーやコントロール力が重視されがちな今のLegacyに置いて純粋なTempo型は非常に珍しいですね。
《目くらまし》4、《もみ消し》4、《不毛の大地》4に《ギタクシア派の調査》4です。ギタ調ともみ消しを併用しているため他の2種類目の火力や3種類目のカウンターが減っており、より純粋にテンポを目指した形と言えます。
現環境は初速は若干落ちていますし、テンポ取り合戦も行われないので、安心して《不毛の大地》を起動しに行けるのは良いですね。別に土地枚数も増えていませんし。
そしてそれらで採ったテンポを活かすのが生物群ですが、特徴的なのが《グルマグのアンコウ》2、《黄金牙タシグル》2と言う探査生物4枚体制です。
Grixis同市ではその存在がゲームの勝ちを左右する事もある大型生物ですが、探査量の多さから《時を超えた探索/DTT》が優先されてしまうために入って2枚、通常は1枚だけです。
それが4枚となっているのは驚きですね。
上のテンポスペル群と合わせて、アドよりも直接的な勝ち手段で妨害中に勝ちに行くという事なのでしょう。まさに攻めのTempoでありGrixis版RUGです。
それでも2-2の意味はよく判りませんが。
サイドに《幽霊街》まで積んであり徹底して土地基盤を攻めようという事ですね。
ただRUGと異なり今は基本地形が少数ながら詰まれるため《露天鉱床》になりづらくも有りますが。
また妨害が必要な相手を想定しサイドに《陰謀団式療法》3枚を置き通常のGrixis Delverの形になる事も出来るようになっていますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=91757
7位、David Gleicher氏のNic Fitです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=91761
10位、Alex Sowieja氏のNic Fitです。
前述しましたが、UのTempoとついでにフェアデッキを食うために生まれたのがその生い立ちのデッキであるため、今はNicFitにとっては狙いどころでしょう。Manadenialが主流になってくれるのが一番ですが、低速デッキはMiraclesも多くはないし、Lands・MUDは大会によりまちまちなので。そして何よりComboが少ない。
今回の様にフェアデッキだらけの大会では入れ食いです。
2人とも使用しているのはBUG Pod型。
まぁ一番主流の形ですね。
しかしDavid氏はメインからギタ調を取りなどややテンポよりの形。
Alex氏は《緑の太陽の頂点/GSZ》+《老練の探険者》である本来のBigmanaの形に近いです。
Manadennialも減っていますし、何よりベテランに必ずしも頼らないでも動けるようにしていくのがBUGであり《出産の殻》でも在るので、その必要性は薄いのですが、恐らくDTTと言うパワー札を使うために混ぜ込んであると思われます。
通した者勝ちのDTTですが、その中でもデッキ中にパワーカードが有る方が優位に働きますからね。消耗戦にも強いデッキですが、その一手先を行っているようです。
しかしその上で更に4c型でもあり、かなりマナ基盤に負担をかけています。
現状のメタやNicFit故の無茶振り構築ですね。
二人ともメインには《Force of Will》を抜いている形で、それも本来の強みをより強調した形になっています。が、流石に備えが無しは危険なので苦手なデッキに対処出来るように、サイドに4枚。そして追加の妨害札多数を積みこんでいます。
現フェアデッキがやる形がサイド・メインが逆転しているような感じですね。
《突然の衰微》が1~2枚まで圧縮されている様も、BUGらしいですし、メタに合わせてきているとも言えますね。ハンデスやPWも皆無です。
特にPWは一番強力なものが使える3色な上に、ボードコントロールに力を入れたこのデッキにも拘らず使わないという点が、現状のPWの立ち位置を示しているのかもしれません。PW Controlは今は難しいでしょうからね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=91763
12位、Alexander Hamilton氏のJeskai SfMです。
ここ最近見られる《稲妻》を減らして《至高の評決》等を入れたControl色を強めたTricoloreです。Patriotが衰滅して久しいですが、この色も等々ここまで来たかと思わされます。
が、何とAlexander氏は《稲妻》が0枚です。しかも75枚中に!です。
今一つ理由は定かではありません。
が《若き紅蓮術士》等を中心に面展開がされる現状、PWも少なく単体除去の旨味が少ないという事でしょうかね?速度を競っているわけでもないですし。よう判らんけど、。
故にもっとボードコントロール力のあるスィーパーに傾倒しているように思えます。評決に加えて《仕組まれた爆薬》も2枚ですからね。放っておくと《アカデミーの廃墟》とか入りかねません。
もはやTricoと言いながらメインはUW SfMt《紅蓮破》です。
カウンターもテンポ合戦から脱却し《対抗呪文》が2枚です。加えて《狼狽の嵐》ですね。基本地形も多数積んでいるため《不毛の大地》も怖くない。
流石にサイドは少し増えるRですがそれでもREB・Pyr中心。
スィーパー役・D&T追放役の《イゼットの静電術師》《硫黄の精霊》と、環境マナ基盤の緩さの隙を突く《血染めの月》だけです。《摩耗+損耗》は1枚。
静電術師はManadenial減少の追い風も有りますし、装備品にも流用できますね。
《石術師、ナヒリ》はREBに引っ掛からない上に、[+2]とTokens生成能力を持つため環境的には頑強な部類。装備品を活かせるのでフェアデッキ通しの対戦にと言う事ですかね。
2人ともが使っていますし、最近は割と普通になってきました。
こんなところです。
等々メタが三竦みからフェアデッキ通しの食い合いに移行してきているように思います。《宝船の巡航》後のUR Delverでも見られましたね。
この動きが出てくると暫くするとそれを食うべくControlやComboが出てくるのですが、今のGrixisにそれがそのまま適用されますかね?
そして、気になるBFZの津城で何か変わるのでしょうかね?それ程の変化はないと思いますが何だかんだで微々たる変化はあるんですよネ毎回。
まぁそれでもBFZですしねww
さて、今回はここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
この文章がお役に立てば幸いです。
新カード)BFZ雑感15 フルスポ残りG関連
2015年9月23日 新カード紹介 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
何やら《聖遺の騎士》の値段が挙がっているそうな。
例のアレですかね。
まあここ最近あまり使われていないこいつはお気に入りでもあるので、また日の目が当たるなら嬉しいのですが。
さて、続き続き。
【G】
・《獣呼びの学者》
:《名誉ある教主》に続き、マナ生物もここまで弱くなったのか・・・と感じさせられる1枚。2マナである事は許せても生物限定とか、信じられないレベルで弱い・・・。
お前じゃなくて、お前に巻き付いている《水蓮のコブラ》を寄越せ!と。
だって2マナのマナ生物なら他に色々居るもの・・・。
そもそも「収斂」と言う多色化推奨をしておきながら、そのスペルに使えないとかどんなロックンロール!?
せめて逆でしょ・・・。
しかしまぁ屑札と言う事も無い。
「速攻」持ちであるため実質1マナ。《クウィリーオンの歩哨》の様なマナフィルター生物とも取れます。つまり2t目にこいつ+1マナ生物を展開したり、3t目にこいつを含め2マナ生物を2枚展開したり、要は横展開に非常に向いているという事です。
《アタルカの命令》等を含め面展開推奨スペルも有りますしね。
後は軽量生物さえいれば!!
居たっけ?
《マナ喰らいのハイドラ》が居る場合には同一ターンに2枚の生物を展開しやすくなるため、サイズを強化しやすい側面があるのは良いですね。前に出しておいてもハイドラに重ねて生物を出す事も出来ますし。
一応同盟者でもあります。
相変わらず同盟者としての仕事を全くする気が感じられませんが、それでも2マナで出せる同盟者。その上同盟者用にマナを調達できるので展開力はかなり高くなりますね。
後は軽く有用な同盟者さえいれば!!
居たっけ?
まぁそれは置いておいても同盟者用のマナ生物としては《ヘイラバズのドルイド》よりは扱いやすいのではないでしょうか?Modernでならスイッチできます。
Stdでも《タジュールの戦呼び》を使うのに役立ちますね。戦呼びの後に出してもそのターンから攻撃に参加させる事も出来ます。
まぁ《集合した中隊》に使えないのは致命的ですが・・・。
部族の観点では「エルフ」でもありますので、どちらかと言えば其方が重要になるのではないでしょうか?
面展開をさせやすい点から部族シナジーを形成させやすい。
3t目に《獣呼びの学者》→《ドゥイネンの精鋭》でエルフが並びます。2t目に出せれば、そのターン内に《節くれ根の罠師》等も展開できますので、次のターンに土地をセットできれば4~5マナに到達させる事も出来ます。《森の伝書使》ならアドバンテージを、《光り葉の選別者》なら除去をする事が出来ます。
単純に横並びできれば《群れのシャーマン》《光り葉の将帥、ドゥイネン》の威力も増します。
こう考えると中々に優秀な部族マナ生物です。
特に隙が無いのが良いですね。
また「シャーマン」でもある為、Modernの「シャーマン」デッキでの運用も可能でしょう。《憤怒の鍛冶工》を活かすために面展開をしたいので、それを《炎樹族の使者》宜しく面展開させやすいのは有難い。2t目に学者→《炎族の先触れ》で3t目から鍛冶工、そこに更にエミッサリーを重ねればかなり有用な挙動ですからね。
と言う事で普通のマナ生物としては欠点だらけですが、部族マナ生物・Weenie用のマナ生物としてはそこそこに使えます。1~2マナが充実しているのなら予想以上に頑張れる子かも知れません。
ただスペルが増えてくるMidrangeではかなりダメな子。
素直に《爪鳴らしの神秘家》にしましょう。
・《鎌豹》
:名前は《鎌虎》のオマージュながら、その能力は《鎌虎》と《ステップのオオヤマネコ》の「弱い部分」を抽出したハイブリッドと言う意味不明なデザイン。
大山猫は確かに環境に与える影響が大きすぎるので、リテイクは間違ってないのですが、これでは弱すぎる。
名前を冠するなら当然除去耐性ぐらい残しておくべき。
そうでないなら、この能力でも良いですが最低でもトランプルぐらい付けるべきでしたよ。
1t目に出してフェッチを2t目に噛ませれば3/3で殴れるぞ!なんて言葉が出てくるほどに、現環境のZen期と比べての低速化のある意味象徴ですね。
こんな人間にすら勝てなさそうな小物にやられるとはエルドラージも落ちぶれた物です。
・《膨れ鞘》
:《ツカタンのサリッド》の亜種。
プロテクションに引っ掛からず、Tokenの性能も上なので殆ど上位交換の様な物です。
1マナで無色の生物が2体用意できる点を考えれば、《幽霊火の刃》は必然ですね。単にブロッカーや生贄エンジンのための燃料としても悪くはないですね。
色々と可能性を含んだ1マナ生物です。
・《大地の武装》
:+1/+1カウンターを置けるパンプスペルですが、カウンターはシナジーを形成しやすいのが良いですね。《搭載歩行機械》にしろ《下生えの勇者》にしろ《毅然さの化身》にしろ長久生物にしろ。
面白いのは非生物の置き物にさえ置けること。
覚醒を見越して、覚醒させる前から土地のサイズを上げる事が出来る訳ですね。
本体が覚醒持ちであるため、本来の機能以外の事も出来ます。
WeenieやBeatdownではこれが使える頃まで来てしまうのはほぼ負けなのですが、その中でも出来る事があるわけですね。
本来の効果も合わせれば6/6生物を提供できる事にもなります。ちょっと違いますが《茨角》の様な感じですかね。
《円環の賢者》がいればマナ生成能力も上がりますし、中盤での2枚目以降の覚醒も現実的ですね。
これも、今までには無かった新しいデザインです。
割とこういうのはスキ。
・《大自然の注入》
:同じくカウンター強化ですが「収斂」版なので効果の最大値も大きめ。
ありがたいのはこれがInsなのでコンバットトリックで最大+4/+4トランプルを付与できる事。
また色を用意しなければいけない関係で、デッキを組み辛いのですが、《搭載歩行機械》が無色である事がここで活きてきますね。サイズを固定化できるので「獰猛」の達成にも向いていますね。《下生えの勇者》は「上陸」を満たしたい関係でフェッチを使っていく事になる。ゆえに「収斂」を満たしやすい。そしてカウンターを溜めれば能力も活かし易い。
カウンターを一気に乗せられるのでそれを使ったボーナスのある環境だと良かったですね。
特に《ナイレアの試練》だと土地ブースト2枚分になるので、デッキ的に「収斂」のサポートなどにもなっていたのですが。
まぁ他へのサポートになるだけで、注入自体は試練からの恩恵をあまり受け取っていませんが・・・。
・《ジャディの横枝》
:「上陸」で1点ゲインが出来る生物。
《放牧の林鹿》の下位種ですが、1マナで場に出せる点とタフネスが上であるブロッカーとしての性能が上な点で圧倒的に使いやすい。特にマナ域が重めになるほど土地は置きづらくなるので1マナである点が圧倒的に正義ですね。
《クルフィックスの狩猟者》も合わせてGの濃いLife系デッキの戦力になるかもしれませんね。
Stdでも《カザンドゥへの撤退》と合わせて大量ゲインが出来そうですね。僅か土地1枚で3点、フェッチランドと合わせると5点ゲインだ。本体のブロッカー性能も合わせて、ここまでするとWeenie系の心を圧し折れそうですww
頑張れば《フェリダーの君主》の条件も達成できるかもしれません。
Life系のGを組む際には戦力として使えるかもしれないので購入予定です。
・《自然の繋がり》
:みんなが求めていた《不屈の自然》が、《荒々しき自然》どころかそれ以下になって帰ってきました。
まだアンタップインなら見るべきところが在ったものを・・・。
諦めないのは良いけど、もっと頑張る事があるんじゃないかなニッサさん・・・。
・《垂直落下》
:何度目になるかは判らない再録のGの対飛行札。
しかし今環境では龍王をはじめ幾らか強力な飛行生物が居る為、それらに対処出来る僅か2マナなカードと言うのはサイドとして中々価値がありそうです。
・《回収蔦》
:まさか《忍び寄るカビ》の別名再録が今頃になってされるとは・・・。
というよりカビの調整版である《茨潰し》ではいけなかったのでしょうかね?
ただでさえ生物を対象に出来ないのに、せめてPWを潰す事ぐらいできないと話にならない。
便利である事には違いありませんが、アブザンにして《完全なる終わり》の方が圧倒的に丸いですし。
とはいえ便利なスペルでもありますし土地破壊も有るので一定の価値はあると思います。
・《末裔の呼び出し》
:普通に使えばただの効率の悪いTokens召喚スペルです。
しかし中身がエルドラージ末裔×2ですので別の使い方が在りますね。次のターンに土地を置ければ6マナまでを用意できる事になりますので、Tokens召喚スペルでありながらマナソースにもなるわけですね。
通常のマナソースと異なり攻防に貢献できる利点があるわけですね。
あくまで一時的なマナソースなので他のマナブーストとは違うので一長一短ですが。
・《未開地の捜索》
:《忌まわしい回収》が単色に成ったら、Socになって、捜索範囲が狭くなり、墓地にカードを置けなくなりました・・・。
どれだけKPを下げれば気が済むのか・・・。
・《成長のうねり》
:これまで散々挙げてきましたが、土地を置くという行為自体が重要になっているために、Ins速度で土地の設置が出来るということ自体が圧倒的に大きな価値が付くようになりました。
Beatdownとして点の展開を優先する様なデッキにとっては《アタルカの命令》よりも使い易いかも知れません。取り敢えずUBx系のBeatdownに入れる際に《伐採地の滝》を運用しやすくなるのが良いですね。
一考の価値有りと言う奴ですね。
・《虚空の従者》
:Rockerとして「昇華者」と言う存在は《死儀礼のシャーマン/DrS》の価値を引き上げる点で非常に価値が高いと考えています。故に使いやすい昇華者が出るのが嬉しいのですが、個人的にはこの《虚空の従者》が一番かも知れません。
何せ(1)(G)で追放領域からカードを戻す「コスト」の「起動能力」であるため何度でもDrSの能力を起動させる事が出来るようになるわけです。
墓地の弾が無くて(´・ω・`)になる事もなくなりますね!
同時に、効果でエルドラージ末裔を出せる為に、繰り返しの効果が更に強力。毎ターン起動できるわけです。
土地を扱うのなら(1)マナで1/1を増やせます。Ins/Socなら(1)(B)(G)で1/1+2点本体火力です。
タップ能力でもないため、DrSが数がいればマナが在るだけ起動できるようになります。除去にスタックも出来ますしね。実に恐ろしい・・・。
因みに《漁る軟泥》ならばそれこそ1体ずつで良いわけです。
(1)(G)(G)で1/1+1点ゲイン、生物を食べていれば更に+1/+1カウンターです。
惜しむらくは「欠色」である事。
《緑の太陽の頂点/GSZ》から調達が出来ませんからね・・・。
マナが在るだけ1/1を増やせるわけですが、同時にこいつらは生贄で(1)マナにもなるわけですから、結果として次のターン以降の瞬間的なマナソースを生み出せている事にもなります。
起動能力の合計マナまで考えればThe Rockよりも寧ろNicFitの小技として使えるかもしれません。
丁度《集合した中隊》の形を考えてもいたので丁度良いかも知れません。
普通に装備品の担ぎ手を調達できるだけでもうれしい。
無色型NicFitで考えられる戦力に出来ますし、良い拾得物です。
まあ、このカードが強いのではなくDrSが強いだけですね。DrSを使いたいだけですww
他にも末裔Tokensを増やせる為に、様々なシナジーを構築できるわけですよね。単純に生贄エンジンとしても抜群ですが《墓穴までの契約》や《繁殖力》、《スカースダグの高僧》に《陰謀団の先手ブレイズ》など幾らでも使う当てが在ります。
《次元の絶望》が有れば、墓地に札が置かれた瞬間に追放されるので(1)(G)マナで好きなだけTokensを埋める事になりますね。
《安らかなる眠り》や《虚空の力線》ではできない所業。
Stdでは継続的に墓地を追放する手段が無いため宝の持ち腐れ。
精々2回も出来れば十分でしょうが・・・。
《塵への崩壊》も有りますが、これを使うなら《荒廃を招くもの》に繋げる方が手っ取り早いんですよね・・・。もっと言えばその程度しか使えないなら《地下墓地の選別者》の方が遥かに扱いやすいですからね・・・。
苦労して追放したカードを戻してToken1体程度しか手に入らないなら他の昇華者に回すべきでしょうね。繰り返し使えるという強みが全く活きないのでStd向きではありません。
【L】
・《荒廃した森林》
:土地が伸びた先で起動できる能力を持つ土地サイクルのG。
効果は《爆発的植生》。
他のサイクルの能力が1~2マナが大半で実質5~7マナであるのに対し、4マナ相当の能力が実質5マナで使えるため非常に効率が良いと言えますね。まぁ土地を伸ばす作業は本体の土地を置く作業と何ら変わらないため、効率だけは上げてあるのかもしれません。
過去の《クローサの境界》のリメイクとも取れますね。
それでも1枚の土地からマナが掛るとはいえ合わせて3枚の土地を置く事が出来る為、「上陸」をはじめ活かせるカードとの相性は抜群に良いです。
また無色マナしか出ない状況を、ブーストしつつ色マナの調達にもなる為、ランドブースト系・BigMana系の両方にとっても価値がありますね。
《アクームのヘルカイト》なら《山》を持ってこれば5点ですし、《怒りの座、オムナス》なら5/5×3です。特にオムナスの場合は色拘束が強い分、その調整が出来るのも良いですね。
この土地を使う事に依るデッキの挙動の幅を出す事は出来ませんが、方向性の強化は出来ます。
サイクルに漏れず強力な土地ですね。
こんなところで。
何やら《聖遺の騎士》の値段が挙がっているそうな。
例のアレですかね。
まあここ最近あまり使われていないこいつはお気に入りでもあるので、また日の目が当たるなら嬉しいのですが。
さて、続き続き。
【G】
・《獣呼びの学者》
:《名誉ある教主》に続き、マナ生物もここまで弱くなったのか・・・と感じさせられる1枚。2マナである事は許せても生物限定とか、信じられないレベルで弱い・・・。
お前じゃなくて、お前に巻き付いている《水蓮のコブラ》を寄越せ!と。
だって2マナのマナ生物なら他に色々居るもの・・・。
そもそも「収斂」と言う多色化推奨をしておきながら、そのスペルに使えないとかどんなロックンロール!?
せめて逆でしょ・・・。
しかしまぁ屑札と言う事も無い。
「速攻」持ちであるため実質1マナ。《クウィリーオンの歩哨》の様なマナフィルター生物とも取れます。つまり2t目にこいつ+1マナ生物を展開したり、3t目にこいつを含め2マナ生物を2枚展開したり、要は横展開に非常に向いているという事です。
《アタルカの命令》等を含め面展開推奨スペルも有りますしね。
後は軽量生物さえいれば!!
居たっけ?
《マナ喰らいのハイドラ》が居る場合には同一ターンに2枚の生物を展開しやすくなるため、サイズを強化しやすい側面があるのは良いですね。前に出しておいてもハイドラに重ねて生物を出す事も出来ますし。
一応同盟者でもあります。
相変わらず同盟者としての仕事を全くする気が感じられませんが、それでも2マナで出せる同盟者。その上同盟者用にマナを調達できるので展開力はかなり高くなりますね。
後は軽く有用な同盟者さえいれば!!
居たっけ?
まぁそれは置いておいても同盟者用のマナ生物としては《ヘイラバズのドルイド》よりは扱いやすいのではないでしょうか?Modernでならスイッチできます。
Stdでも《タジュールの戦呼び》を使うのに役立ちますね。戦呼びの後に出してもそのターンから攻撃に参加させる事も出来ます。
まぁ《集合した中隊》に使えないのは致命的ですが・・・。
部族の観点では「エルフ」でもありますので、どちらかと言えば其方が重要になるのではないでしょうか?
面展開をさせやすい点から部族シナジーを形成させやすい。
3t目に《獣呼びの学者》→《ドゥイネンの精鋭》でエルフが並びます。2t目に出せれば、そのターン内に《節くれ根の罠師》等も展開できますので、次のターンに土地をセットできれば4~5マナに到達させる事も出来ます。《森の伝書使》ならアドバンテージを、《光り葉の選別者》なら除去をする事が出来ます。
単純に横並びできれば《群れのシャーマン》《光り葉の将帥、ドゥイネン》の威力も増します。
こう考えると中々に優秀な部族マナ生物です。
特に隙が無いのが良いですね。
また「シャーマン」でもある為、Modernの「シャーマン」デッキでの運用も可能でしょう。《憤怒の鍛冶工》を活かすために面展開をしたいので、それを《炎樹族の使者》宜しく面展開させやすいのは有難い。2t目に学者→《炎族の先触れ》で3t目から鍛冶工、そこに更にエミッサリーを重ねればかなり有用な挙動ですからね。
と言う事で普通のマナ生物としては欠点だらけですが、部族マナ生物・Weenie用のマナ生物としてはそこそこに使えます。1~2マナが充実しているのなら予想以上に頑張れる子かも知れません。
ただスペルが増えてくるMidrangeではかなりダメな子。
素直に《爪鳴らしの神秘家》にしましょう。
・《鎌豹》
:名前は《鎌虎》のオマージュながら、その能力は《鎌虎》と《ステップのオオヤマネコ》の「弱い部分」を抽出したハイブリッドと言う意味不明なデザイン。
大山猫は確かに環境に与える影響が大きすぎるので、リテイクは間違ってないのですが、これでは弱すぎる。
名前を冠するなら当然除去耐性ぐらい残しておくべき。
そうでないなら、この能力でも良いですが最低でもトランプルぐらい付けるべきでしたよ。
1t目に出してフェッチを2t目に噛ませれば3/3で殴れるぞ!なんて言葉が出てくるほどに、現環境のZen期と比べての低速化のある意味象徴ですね。
こんな人間にすら勝てなさそうな小物にやられるとはエルドラージも落ちぶれた物です。
・《膨れ鞘》
:《ツカタンのサリッド》の亜種。
プロテクションに引っ掛からず、Tokenの性能も上なので殆ど上位交換の様な物です。
1マナで無色の生物が2体用意できる点を考えれば、《幽霊火の刃》は必然ですね。単にブロッカーや生贄エンジンのための燃料としても悪くはないですね。
色々と可能性を含んだ1マナ生物です。
・《大地の武装》
:+1/+1カウンターを置けるパンプスペルですが、カウンターはシナジーを形成しやすいのが良いですね。《搭載歩行機械》にしろ《下生えの勇者》にしろ《毅然さの化身》にしろ長久生物にしろ。
面白いのは非生物の置き物にさえ置けること。
覚醒を見越して、覚醒させる前から土地のサイズを上げる事が出来る訳ですね。
本体が覚醒持ちであるため、本来の機能以外の事も出来ます。
WeenieやBeatdownではこれが使える頃まで来てしまうのはほぼ負けなのですが、その中でも出来る事があるわけですね。
本来の効果も合わせれば6/6生物を提供できる事にもなります。ちょっと違いますが《茨角》の様な感じですかね。
《円環の賢者》がいればマナ生成能力も上がりますし、中盤での2枚目以降の覚醒も現実的ですね。
これも、今までには無かった新しいデザインです。
割とこういうのはスキ。
・《大自然の注入》
:同じくカウンター強化ですが「収斂」版なので効果の最大値も大きめ。
ありがたいのはこれがInsなのでコンバットトリックで最大+4/+4トランプルを付与できる事。
また色を用意しなければいけない関係で、デッキを組み辛いのですが、《搭載歩行機械》が無色である事がここで活きてきますね。サイズを固定化できるので「獰猛」の達成にも向いていますね。《下生えの勇者》は「上陸」を満たしたい関係でフェッチを使っていく事になる。ゆえに「収斂」を満たしやすい。そしてカウンターを溜めれば能力も活かし易い。
カウンターを一気に乗せられるのでそれを使ったボーナスのある環境だと良かったですね。
特に《ナイレアの試練》だと土地ブースト2枚分になるので、デッキ的に「収斂」のサポートなどにもなっていたのですが。
まぁ他へのサポートになるだけで、注入自体は試練からの恩恵をあまり受け取っていませんが・・・。
・《ジャディの横枝》
:「上陸」で1点ゲインが出来る生物。
《放牧の林鹿》の下位種ですが、1マナで場に出せる点とタフネスが上であるブロッカーとしての性能が上な点で圧倒的に使いやすい。特にマナ域が重めになるほど土地は置きづらくなるので1マナである点が圧倒的に正義ですね。
《クルフィックスの狩猟者》も合わせてGの濃いLife系デッキの戦力になるかもしれませんね。
Stdでも《カザンドゥへの撤退》と合わせて大量ゲインが出来そうですね。僅か土地1枚で3点、フェッチランドと合わせると5点ゲインだ。本体のブロッカー性能も合わせて、ここまでするとWeenie系の心を圧し折れそうですww
頑張れば《フェリダーの君主》の条件も達成できるかもしれません。
Life系のGを組む際には戦力として使えるかもしれないので購入予定です。
・《自然の繋がり》
:みんなが求めていた《不屈の自然》が、《荒々しき自然》どころかそれ以下になって帰ってきました。
まだアンタップインなら見るべきところが在ったものを・・・。
諦めないのは良いけど、もっと頑張る事があるんじゃないかなニッサさん・・・。
・《垂直落下》
:何度目になるかは判らない再録のGの対飛行札。
しかし今環境では龍王をはじめ幾らか強力な飛行生物が居る為、それらに対処出来る僅か2マナなカードと言うのはサイドとして中々価値がありそうです。
・《回収蔦》
:まさか《忍び寄るカビ》の別名再録が今頃になってされるとは・・・。
というよりカビの調整版である《茨潰し》ではいけなかったのでしょうかね?
ただでさえ生物を対象に出来ないのに、せめてPWを潰す事ぐらいできないと話にならない。
便利である事には違いありませんが、アブザンにして《完全なる終わり》の方が圧倒的に丸いですし。
とはいえ便利なスペルでもありますし土地破壊も有るので一定の価値はあると思います。
・《末裔の呼び出し》
:普通に使えばただの効率の悪いTokens召喚スペルです。
しかし中身がエルドラージ末裔×2ですので別の使い方が在りますね。次のターンに土地を置ければ6マナまでを用意できる事になりますので、Tokens召喚スペルでありながらマナソースにもなるわけですね。
通常のマナソースと異なり攻防に貢献できる利点があるわけですね。
あくまで一時的なマナソースなので他のマナブーストとは違うので一長一短ですが。
・《未開地の捜索》
:《忌まわしい回収》が単色に成ったら、Socになって、捜索範囲が狭くなり、墓地にカードを置けなくなりました・・・。
どれだけKPを下げれば気が済むのか・・・。
・《成長のうねり》
:これまで散々挙げてきましたが、土地を置くという行為自体が重要になっているために、Ins速度で土地の設置が出来るということ自体が圧倒的に大きな価値が付くようになりました。
Beatdownとして点の展開を優先する様なデッキにとっては《アタルカの命令》よりも使い易いかも知れません。取り敢えずUBx系のBeatdownに入れる際に《伐採地の滝》を運用しやすくなるのが良いですね。
一考の価値有りと言う奴ですね。
・《虚空の従者》
:Rockerとして「昇華者」と言う存在は《死儀礼のシャーマン/DrS》の価値を引き上げる点で非常に価値が高いと考えています。故に使いやすい昇華者が出るのが嬉しいのですが、個人的にはこの《虚空の従者》が一番かも知れません。
何せ(1)(G)で追放領域からカードを戻す「コスト」の「起動能力」であるため何度でもDrSの能力を起動させる事が出来るようになるわけです。
墓地の弾が無くて(´・ω・`)になる事もなくなりますね!
同時に、効果でエルドラージ末裔を出せる為に、繰り返しの効果が更に強力。毎ターン起動できるわけです。
土地を扱うのなら(1)マナで1/1を増やせます。Ins/Socなら(1)(B)(G)で1/1+2点本体火力です。
タップ能力でもないため、DrSが数がいればマナが在るだけ起動できるようになります。除去にスタックも出来ますしね。実に恐ろしい・・・。
因みに《漁る軟泥》ならばそれこそ1体ずつで良いわけです。
(1)(G)(G)で1/1+1点ゲイン、生物を食べていれば更に+1/+1カウンターです。
惜しむらくは「欠色」である事。
《緑の太陽の頂点/GSZ》から調達が出来ませんからね・・・。
マナが在るだけ1/1を増やせるわけですが、同時にこいつらは生贄で(1)マナにもなるわけですから、結果として次のターン以降の瞬間的なマナソースを生み出せている事にもなります。
起動能力の合計マナまで考えればThe Rockよりも寧ろNicFitの小技として使えるかもしれません。
丁度《集合した中隊》の形を考えてもいたので丁度良いかも知れません。
普通に装備品の担ぎ手を調達できるだけでもうれしい。
無色型NicFitで考えられる戦力に出来ますし、良い拾得物です。
まあ、このカードが強いのではなくDrSが強いだけですね。DrSを使いたいだけですww
他にも末裔Tokensを増やせる為に、様々なシナジーを構築できるわけですよね。単純に生贄エンジンとしても抜群ですが《墓穴までの契約》や《繁殖力》、《スカースダグの高僧》に《陰謀団の先手ブレイズ》など幾らでも使う当てが在ります。
《次元の絶望》が有れば、墓地に札が置かれた瞬間に追放されるので(1)(G)マナで好きなだけTokensを埋める事になりますね。
《安らかなる眠り》や《虚空の力線》ではできない所業。
Stdでは継続的に墓地を追放する手段が無いため宝の持ち腐れ。
精々2回も出来れば十分でしょうが・・・。
《塵への崩壊》も有りますが、これを使うなら《荒廃を招くもの》に繋げる方が手っ取り早いんですよね・・・。もっと言えばその程度しか使えないなら《地下墓地の選別者》の方が遥かに扱いやすいですからね・・・。
苦労して追放したカードを戻してToken1体程度しか手に入らないなら他の昇華者に回すべきでしょうね。繰り返し使えるという強みが全く活きないのでStd向きではありません。
【L】
・《荒廃した森林》
:土地が伸びた先で起動できる能力を持つ土地サイクルのG。
効果は《爆発的植生》。
他のサイクルの能力が1~2マナが大半で実質5~7マナであるのに対し、4マナ相当の能力が実質5マナで使えるため非常に効率が良いと言えますね。まぁ土地を伸ばす作業は本体の土地を置く作業と何ら変わらないため、効率だけは上げてあるのかもしれません。
過去の《クローサの境界》のリメイクとも取れますね。
それでも1枚の土地からマナが掛るとはいえ合わせて3枚の土地を置く事が出来る為、「上陸」をはじめ活かせるカードとの相性は抜群に良いです。
また無色マナしか出ない状況を、ブーストしつつ色マナの調達にもなる為、ランドブースト系・BigMana系の両方にとっても価値がありますね。
《アクームのヘルカイト》なら《山》を持ってこれば5点ですし、《怒りの座、オムナス》なら5/5×3です。特にオムナスの場合は色拘束が強い分、その調整が出来るのも良いですね。
この土地を使う事に依るデッキの挙動の幅を出す事は出来ませんが、方向性の強化は出来ます。
サイクルに漏れず強力な土地ですね。
こんなところで。
ケラル砦の修道院長が徐々に使われている?
2015年9月24日 TCG全般 コメント (4)
皆さん、こんばんは。しもべです。
タイトル通り《ケラル砦の修道院長》が最近Modernで徐々に使われているそうです。もともと軽量のスペルが増えるEternal環境の方が活き易いカードですので、それも判るのですが、複数のデッキで使われている事は驚きですね。
本格的に使われているのはJundですが。劣化「続唱」ですかね?
ただ公式にもRUGで使われていますしね。
特にこのデッキで驚いたのが《炎の印章》です。
「火力」は最低限本体に打ち込む事が出来るという性質から最も腐りづらいスペルの一つと言うのが特徴なのですが、それでもデッキによっては対生物を考えて残しておきたい欲求が生じる場合もあります。
そんな強欲を見事に回収していますね。
目から鱗です・・・。
Encは「果敢」にもかかりますし、《タルモゴイフ》のサイズにも貢献できますね。ついでに《蒸気の絡みつき》は、無駄撃ちの場合もありますが、最悪修道院長に打ち込んでもう一回!が出来ますね。もちろん本文はサイズ負けする生物を退かす事ですがw
う~んこのデッキ面白い。
個人的にはそれでも3~4マナでのキャストを危惧していたのですが、それを推して使われるパワーがあるという事ですかね?
個人的には組み合わせてみたいカードややりたい事が有って少し前に買ったのですが、思った以上にやれる子だったという事?
もしかしてLegacyでも生存権あったりしますかね・・・。
タイトル通り《ケラル砦の修道院長》が最近Modernで徐々に使われているそうです。もともと軽量のスペルが増えるEternal環境の方が活き易いカードですので、それも判るのですが、複数のデッキで使われている事は驚きですね。
本格的に使われているのはJundですが。劣化「続唱」ですかね?
ただ公式にもRUGで使われていますしね。
特にこのデッキで驚いたのが《炎の印章》です。
「火力」は最低限本体に打ち込む事が出来るという性質から最も腐りづらいスペルの一つと言うのが特徴なのですが、それでもデッキによっては対生物を考えて残しておきたい欲求が生じる場合もあります。
そんな強欲を見事に回収していますね。
目から鱗です・・・。
Encは「果敢」にもかかりますし、《タルモゴイフ》のサイズにも貢献できますね。ついでに《蒸気の絡みつき》は、無駄撃ちの場合もありますが、最悪修道院長に打ち込んでもう一回!が出来ますね。もちろん本文はサイズ負けする生物を退かす事ですがw
う~んこのデッキ面白い。
個人的にはそれでも3~4マナでのキャストを危惧していたのですが、それを推して使われるパワーがあるという事ですかね?
個人的には組み合わせてみたいカードややりたい事が有って少し前に買ったのですが、思った以上にやれる子だったという事?
もしかしてLegacyでも生存権あったりしますかね・・・。
新カード)BFZ雑感16 フルスポ残りM関連
2015年9月25日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
長かったBFZの雑感ももうすぐ終わり。
さぁ続き続き。
【M】
・《怒りの座、オムナス》
:マナから怒りを抽出したオムナスさん。前回活躍できなかった鬱憤を晴らすべくパワーカードに転身しました。
「目指せ!重めの上陸カード」がコンセプトの第一弾。
7マナ5/5ながら上陸により5/5Tokenを出せる能力とエレメンタルの死亡時に《稲妻》を飛ばせる能力があり、能力的には非常に強力です。
しかしながら、7マナの重さにして除去耐性は無く、回避能力も無く、Cipも無いのが辛い・・・。
よく言われる《龍王アタルカ》と同マナ域である事が非常につらい。なんせ盤面の支配力が圧倒的ですからね。盤面を掃除し終えたら速やかにフィニッシャーになれる存在なのですから、その役目に置いてはかなり見劣りすると言えますね。まぁアレが化け物なだけですが。
どう使うべきでしょうかね・・・。
取り敢えず、除去されないためにフェッチランドを1枚ほど用意しておくことが望ましいですね。
最低でも5/5は残せますし、即除去されても死亡ならば《稲妻》をとばせますからね。また、どうも次期環境はIns速度の除去が欠乏している感がある為に、このフェッチも邪魔されなければ2度目の誘発も解決可能でしょう。そうすれば5/5×3。割とシャレになっていない効果の筈。
故に8マナは最低限。
その上で単純な支配力ではアタルカが在る以上はもっとCombo性を重視した形をとるべきでしょうね。
過去のカードである《ゼンディカーの報復者》が個人的には何と無く思い出される次第です。7マナでGでTokensで~。まぁCipではありませんがね。
報復者との違いは土地の枚数が必要ではないという部分で、マナソースでのマナ加速や踏み倒し等でも問題が無い事が強みです。むしろ上陸で土地を伸ばすのなら、並べた土地数が少ない方がその後の土地も伸びやすいため、この踏み倒しを積極的に採用したいですね。フェッチランドは元々土地が伸びづらくなることを考えてもここは有難い部分。
上陸を経由すれば5/5×2なので簡単に「圧倒」を達成できます。その意味で《失われた業の巫師》の起動能力を満たせますね。まぁどう考えてもOverKillですが、そもそものマナソースになるので戦略的に合致しています。
他には《前哨地の包囲》とかでしょうかね。
普通に土地を並べるのなら《爆発的植生》でしょう。
次のターンに土地を置ければ7マナに到達できる上に、色拘束のハードルも躱しやすい。これはマナソースでは達成しづらいメリット。ランドブーストはドローでは土地を引きづらくなりますが、スペルでそれを補えるためオムナスを出した後も上陸に使えます。どちらが良いかは一長一短。
《巨森の予見者、ニッサ》は土地の調達も出来る上に、変身要件の関係でオムナスのCMCも問題ないですね。[+1]で上陸しやすくなるし、ドローサポなのでオムナス自体の調達もしやすくなります。[-2]のTokenも「エレメンタル」なのでPiGも満たせます。以前挙げた通り《書かれざるものの視認》と相性が良いのでより調達も楽になりますね。
マナソースに頼るのなら《爪鳴らしの神秘家》が良好。
単独での使用で変異を経由する事で2マナブーストが出来る為5t目に7マナに到達可能。
《深海の主、キオーラ》と組み合わせると4t目も到達可能です。但しどちらも土地を引き込むだけでなく、盤面のおき物の生存に依存する不安定性がかなりの欠点。キオーラ自身は[+1]だけでなく[-2]まで含めてかなり強いのですが、果たしてBigmanaで彼女の事を護れるかどうかがかなり怪しい部分です。
《面晶体の記録庫》は残念ながら無色マナの貢献度が極めて低いカードなのであまり現実的ではありませんね。
単体でも最も強力なのですが・・・。
フェッチランドを多用しようというのなら、土地を調達しては自然なドローが出来なくなるので、マナソースを多用したいですね。
他には[キザクラ@EDH勢]さんの所に載っていましたが《春の具象化》との相性が美しいですね。
序盤のブロッカー兼ランドブーストになり、オムナスを出した後は5/5Tokenを出した上に《稲妻》が飛ばせますからね。3色になるのは辛いですが、それも含めて土地調達ですからね。
後は「覚醒」のRやGの札も、覚醒自体が土地をエレメンタルに換える事が出来るために併用できるかもしれませんね。覚醒は大体6~7マナなので戦略的にも問題はない筈。
と言う事で《沸き立つ大地》。
序盤の隙を埋める事も可能かもしれません。とはいえ効果は小さいので環境次第。
残念ながら《大地の武装》には適合しませんね。《円環の賢者》が居れば・・・。
残念ながらオムナス自身の色拘束が強すぎる上に、覚醒時のスペルの色拘束も強いので3色は非現実的。次のエキスパンションで良い覚醒が出ると良いですね・・・。
↓環境の方が遊べるカードは多いですね。
実用的かどうかは兎も角、KP自体は高めですしシナジーも多いので遊べるカードは非常に多いです。
クァドラプルシンボルですから《歓楽の神、ゼナゴス》と合わせると顕現させやすく、最低でも10/10速攻で殴れます。しかしまぁこれをするなら《怒れる腹音鳴らし》の方が遥かに凶悪なんですがねw
それよりもPW版の《歓楽者ゼナゴス》の方が相性は良いかも知れませんね。[+1]で土地でないマナソースになりますし、[-6]から出せれば上陸も高確率で同時に満たせるでしょうから。4マナ→7マナなら[+1]も合わせて比較的現実的。その時間があるかどうかが重要ですが。
一応[0]で時間稼ぎが出来るのも特徴。BigManaが苦手なControlにはこの能力だけでもかなりの威力となる為に良い組み合わせだと思います。
7マナ・土地を出すという事を考えれば「Scapeshift」に採用する事も無くはないですが、その意味はありませんね。その条件なら報復者の方が遥かに上。
まぁパーツで考えれば《桜族の長老》が居ますので特別に考えも無く運用できますね。
リアニを悪用すれば《御霊の足跡》で釣って、土地を置ければ上陸、エンドに落ちて《稲妻》。フェッチも有ればトークンは2倍なので中々の威力ですね。
エレメンタルである事を考えれば《白熱の魂炊き》も面白い。
エレメンタル用《騙し討ち》なのでコスト踏み倒し、6/6で走ってエンドに《稲妻》です。ここでも土地を出せればTokenも残せますし、魂吹き自体がロードなのでTokensの価値も上がります。
《煙束ね》《にやにや笑いのイグナス》がマナ加速。《春の具象化》の類型の《ファーティリド》は2回ランドブーストが出来るので、マナサポートでも上陸でも使いやすいです。
除去として《恨み唸り》の「想起」なんかも。
《槌のコス》も[-2]で一気にブーストできるため7マナには簡単に到達できます。
まぁ生み出すマナが全て(R)なので土地で(G)(G)を用意しなければいけませんが。そして[+1]で走らせる事が出来る土地は「エレメンタル」になるので部族で揃える事が出来ます。ゼナゴスとはまた異なる強みを持つ組み合わせですね。
同じように「エレメンタル」である事を活かせるのならWWKのミシュラランドになるでしょう。特に色もマッチする上に伸びたマナを活かせる《怒り狂う山峡》は是非採用したい。攻撃に特化させるなら頭でっかち故にPiGを活かし易い《溶岩爪の辺境》、BigManaの序盤の隙を埋める《活発な野生林》と其々役割を分けて使う事が出来ますね。
5/5×2~3の達成は簡単であることは前述の通りなので《苔汁の橋》も簡単に達成できます。
踏み倒し系と合わせる事で上手くデッキに出来るかもしれませんね。
ただ、もっとシンプルに《若き紅蓮術士》を出してそこから《爆発的植生》《ニッサの巡礼》なり《煮えたぎる歌》などでエレメンタルTokensを伸ばしながら土地/マナを出していくだけでも十分な気もします。チャンプブロックで時間も稼げますしね。適当にマナ加速したら踏み倒し系スペルでオムナスを呼んでくるだけで良い。
とまぁ、能力自他は強力なものが2つも揃っているので遊び甲斐は有りますね。7マナ払ってからでは遅すぎるので、如何に踏み倒すかが重要になるはず。もっといろいろ遊べるものがあるかもしれません。こういうのは良いですね。
・《地下墓地の選別者》
:Cipで末裔Tokenが付いてくるのでそれだけでもアドが採れます。
実質3マナ3/4相当なのでそれだけでも悪くない。
両方共無色である為《幽霊火の刃》の対象としても良好でBeatdown向きですね。
他の自軍の生物の死亡時に「占術1」が出来るので展開も楽。ゆえにTokenを突撃させるのが丁度いいわけです。
死亡に占術と効くと《荒野の収穫者》を思い出しますが、流石にあれには劣りますね。相手の生物もカウントする上に、自身が「呪禁」持ちなので相手の生物を除去しながらのドローサポーターに慣れた先代ですが、こちらは自分だけ。
その代わりアドのTokenを使えば最低限の動きになるわけですね。
生贄エンジンがあると中々に使いやすい能力ですが残念ながらシャッフルを挟む分《進化の飛躍》とは相性が悪い。対して《吸血の儀式》は単なるドローなので、非常に相性が良いですね。色も合うので併せてみても良いかも知れません。
また単純に末裔Tokensと相性が良いのでそれらを生み出しやすいカードが有ると良し。と言う事で定期的に産める《彼方より》や多数の展開が可能な《荒廃を招くもの》などですかね。
《息詰まる忌まわしきもの》は悪くありませんが、そもそも追加で生物製造が必要であり、それなら最初から《彼方より》で良いし・・・。
また末裔Tokenを出せる故に次のターンに土地を置ければ5マナへ到達させる事も可能。例えば《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》等があると良いですね。選別者もブロッカーになれますし。
決して派手な文面ではありませんがBGらしい丸さを持った能力のカードですね。
・《コジレックの伝令》
:新たなメダリオン。Atfを軽減するのではなく「無色」カードを軽減できるため、基本的には単なるAtfメダリオンよりも範囲は広くなっていますね。
Stdでエルドラージ系や「欠色」があるお陰で大分加速しやすいのが売り。
上で挙げた《幽霊火の刃》も装備品特有のテンポの悪さを緩和できます。
他にも《果てしなき者》なら直接的にマナレシオを上げる事が出来ます。《搭載歩行機械》は残念ながら1枚では効果が無いんですよね。まぁそれでも他のスペルと合わせて行けるようになっていきますが。
普通に《破滅を導くもの》に繋げるのもシンプルで良いですね。
合わせて使う事で3マナ分も減らせる事が出来るので非常に大きなエルドラージも使えますし。《破滅を導くもの》本体へ繋げる事も出来ますからね。
同じ様なブースト系である《コジレックの媒介者》《面晶体の記録庫》も悪くないですね。
次ターンに土地を置ければ5マナに到達できる点を考えれば最低でも4/4になり、且つ(2)マナソースにもなる媒介者はなかなか便利。7~8マナに到達させる事も出来る訳ですしね。記録庫は実質的に1マナでのキャストが可能になるので無色の3マナ以下のスペルを合わせての連続挙動が採れる可能性があるのも売り。
メダリオンは基本的に狙われやすいのですが、2/4と比較的場持ちも良く、ブロッカーとして使えるのも良いですね。
下の環境でもそれなりに使えますが、そもそもこれの他に幾らでもメダリオンがある上に除去に弱い生物である点がむしろ欠点。歌って踊れなくていいよ・・・。
どうせこれを使う様なEternalのデッキは十中八九Comnboなので・・・。
・《待ち伏せ隊長、ムンダ》
:「結集」でTop操作を4枚して望む数の「同盟者」を置く事が出来る事が出来る同盟者。
同盟者が同盟者を呼ぶようになっていく事が出来ますね。
ハンドイン出来れば実に凶悪だったのですが、まぁ同盟者デッキは同盟者を引く事が肝要なのでそれを高確率で行えるようになるだけでも十分でしょう。
厭なら誘発させなければいいだけですし。
一度呼び込めば、次も呼び込む連鎖性が売りなので可能な限り強力な結集が欲しいですね。
特に《カラストリアの癒し手》を併用すれば毎ターン累加式にドレインが出来ますので攻防一体。中途半端なアドを狙うよりも明確な勝利手段となるのが良いですね。
また本体だけでも4マナ3/4速攻と相応の戦闘力です。
そして自分の誘発で後続を集める事も出来るので、速攻も含め対Controlにも強いですね。
纏った性能である為、見た目よりも優秀な生物だと思います。
・《同盟者の宿営地》
:実質「同盟者」の部族ランド。
「同盟者」は多色化しやすいため色が出るのが良い。
バウンスも生贄に捧げてしまう欠点はあるものの、Cipでアドが採れるために十分です。複数体の同盟者総てのCipを重ねる事が出来れば圧倒的にアドを伸ばす事が出来ます。
ただStdでは正直、同盟者を組めるほどパーツが揃っていないのであまり現実的ではないですね。Modernで組める同盟者デッキで素直に運用するべきでしょう。
不要牌を引いてしまってやる事が無い場面でも取り敢えず、再キャストすれば何かボーナスが付くので、部族デッキにとっては有効な土地です。救出も可能ですからね。
Modernは《魂の洞窟》《変わり谷》と合わせて優秀な部族ランド揃いですね。
次で最後の予定。
長かったBFZの雑感ももうすぐ終わり。
さぁ続き続き。
【M】
・《怒りの座、オムナス》
:マナから怒りを抽出したオムナスさん。前回活躍できなかった鬱憤を晴らすべくパワーカードに転身しました。
「目指せ!重めの上陸カード」がコンセプトの第一弾。
7マナ5/5ながら上陸により5/5Tokenを出せる能力とエレメンタルの死亡時に《稲妻》を飛ばせる能力があり、能力的には非常に強力です。
しかしながら、7マナの重さにして除去耐性は無く、回避能力も無く、Cipも無いのが辛い・・・。
よく言われる《龍王アタルカ》と同マナ域である事が非常につらい。なんせ盤面の支配力が圧倒的ですからね。盤面を掃除し終えたら速やかにフィニッシャーになれる存在なのですから、その役目に置いてはかなり見劣りすると言えますね。まぁアレが化け物なだけですが。
どう使うべきでしょうかね・・・。
取り敢えず、除去されないためにフェッチランドを1枚ほど用意しておくことが望ましいですね。
最低でも5/5は残せますし、即除去されても死亡ならば《稲妻》をとばせますからね。また、どうも次期環境はIns速度の除去が欠乏している感がある為に、このフェッチも邪魔されなければ2度目の誘発も解決可能でしょう。そうすれば5/5×3。割とシャレになっていない効果の筈。
故に8マナは最低限。
その上で単純な支配力ではアタルカが在る以上はもっとCombo性を重視した形をとるべきでしょうね。
過去のカードである《ゼンディカーの報復者》が個人的には何と無く思い出される次第です。7マナでGでTokensで~。まぁCipではありませんがね。
報復者との違いは土地の枚数が必要ではないという部分で、マナソースでのマナ加速や踏み倒し等でも問題が無い事が強みです。むしろ上陸で土地を伸ばすのなら、並べた土地数が少ない方がその後の土地も伸びやすいため、この踏み倒しを積極的に採用したいですね。フェッチランドは元々土地が伸びづらくなることを考えてもここは有難い部分。
上陸を経由すれば5/5×2なので簡単に「圧倒」を達成できます。その意味で《失われた業の巫師》の起動能力を満たせますね。まぁどう考えてもOverKillですが、そもそものマナソースになるので戦略的に合致しています。
他には《前哨地の包囲》とかでしょうかね。
普通に土地を並べるのなら《爆発的植生》でしょう。
次のターンに土地を置ければ7マナに到達できる上に、色拘束のハードルも躱しやすい。これはマナソースでは達成しづらいメリット。ランドブーストはドローでは土地を引きづらくなりますが、スペルでそれを補えるためオムナスを出した後も上陸に使えます。どちらが良いかは一長一短。
《巨森の予見者、ニッサ》は土地の調達も出来る上に、変身要件の関係でオムナスのCMCも問題ないですね。[+1]で上陸しやすくなるし、ドローサポなのでオムナス自体の調達もしやすくなります。[-2]のTokenも「エレメンタル」なのでPiGも満たせます。以前挙げた通り《書かれざるものの視認》と相性が良いのでより調達も楽になりますね。
マナソースに頼るのなら《爪鳴らしの神秘家》が良好。
単独での使用で変異を経由する事で2マナブーストが出来る為5t目に7マナに到達可能。
《深海の主、キオーラ》と組み合わせると4t目も到達可能です。但しどちらも土地を引き込むだけでなく、盤面のおき物の生存に依存する不安定性がかなりの欠点。キオーラ自身は[+1]だけでなく[-2]まで含めてかなり強いのですが、果たしてBigmanaで彼女の事を護れるかどうかがかなり怪しい部分です。
《面晶体の記録庫》は残念ながら無色マナの貢献度が極めて低いカードなのであまり現実的ではありませんね。
単体でも最も強力なのですが・・・。
フェッチランドを多用しようというのなら、土地を調達しては自然なドローが出来なくなるので、マナソースを多用したいですね。
他には[キザクラ@EDH勢]さんの所に載っていましたが《春の具象化》との相性が美しいですね。
序盤のブロッカー兼ランドブーストになり、オムナスを出した後は5/5Tokenを出した上に《稲妻》が飛ばせますからね。3色になるのは辛いですが、それも含めて土地調達ですからね。
後は「覚醒」のRやGの札も、覚醒自体が土地をエレメンタルに換える事が出来るために併用できるかもしれませんね。覚醒は大体6~7マナなので戦略的にも問題はない筈。
と言う事で《沸き立つ大地》。
序盤の隙を埋める事も可能かもしれません。とはいえ効果は小さいので環境次第。
残念ながら《大地の武装》には適合しませんね。《円環の賢者》が居れば・・・。
残念ながらオムナス自身の色拘束が強すぎる上に、覚醒時のスペルの色拘束も強いので3色は非現実的。次のエキスパンションで良い覚醒が出ると良いですね・・・。
↓環境の方が遊べるカードは多いですね。
実用的かどうかは兎も角、KP自体は高めですしシナジーも多いので遊べるカードは非常に多いです。
クァドラプルシンボルですから《歓楽の神、ゼナゴス》と合わせると顕現させやすく、最低でも10/10速攻で殴れます。しかしまぁこれをするなら《怒れる腹音鳴らし》の方が遥かに凶悪なんですがねw
それよりもPW版の《歓楽者ゼナゴス》の方が相性は良いかも知れませんね。[+1]で土地でないマナソースになりますし、[-6]から出せれば上陸も高確率で同時に満たせるでしょうから。4マナ→7マナなら[+1]も合わせて比較的現実的。その時間があるかどうかが重要ですが。
一応[0]で時間稼ぎが出来るのも特徴。BigManaが苦手なControlにはこの能力だけでもかなりの威力となる為に良い組み合わせだと思います。
7マナ・土地を出すという事を考えれば「Scapeshift」に採用する事も無くはないですが、その意味はありませんね。その条件なら報復者の方が遥かに上。
まぁパーツで考えれば《桜族の長老》が居ますので特別に考えも無く運用できますね。
リアニを悪用すれば《御霊の足跡》で釣って、土地を置ければ上陸、エンドに落ちて《稲妻》。フェッチも有ればトークンは2倍なので中々の威力ですね。
エレメンタルである事を考えれば《白熱の魂炊き》も面白い。
エレメンタル用《騙し討ち》なのでコスト踏み倒し、6/6で走ってエンドに《稲妻》です。ここでも土地を出せればTokenも残せますし、魂吹き自体がロードなのでTokensの価値も上がります。
《煙束ね》《にやにや笑いのイグナス》がマナ加速。《春の具象化》の類型の《ファーティリド》は2回ランドブーストが出来るので、マナサポートでも上陸でも使いやすいです。
除去として《恨み唸り》の「想起」なんかも。
《槌のコス》も[-2]で一気にブーストできるため7マナには簡単に到達できます。
まぁ生み出すマナが全て(R)なので土地で(G)(G)を用意しなければいけませんが。そして[+1]で走らせる事が出来る土地は「エレメンタル」になるので部族で揃える事が出来ます。ゼナゴスとはまた異なる強みを持つ組み合わせですね。
同じように「エレメンタル」である事を活かせるのならWWKのミシュラランドになるでしょう。特に色もマッチする上に伸びたマナを活かせる《怒り狂う山峡》は是非採用したい。攻撃に特化させるなら頭でっかち故にPiGを活かし易い《溶岩爪の辺境》、BigManaの序盤の隙を埋める《活発な野生林》と其々役割を分けて使う事が出来ますね。
5/5×2~3の達成は簡単であることは前述の通りなので《苔汁の橋》も簡単に達成できます。
踏み倒し系と合わせる事で上手くデッキに出来るかもしれませんね。
ただ、もっとシンプルに《若き紅蓮術士》を出してそこから《爆発的植生》《ニッサの巡礼》なり《煮えたぎる歌》などでエレメンタルTokensを伸ばしながら土地/マナを出していくだけでも十分な気もします。チャンプブロックで時間も稼げますしね。適当にマナ加速したら踏み倒し系スペルでオムナスを呼んでくるだけで良い。
とまぁ、能力自他は強力なものが2つも揃っているので遊び甲斐は有りますね。7マナ払ってからでは遅すぎるので、如何に踏み倒すかが重要になるはず。もっといろいろ遊べるものがあるかもしれません。こういうのは良いですね。
・《地下墓地の選別者》
:Cipで末裔Tokenが付いてくるのでそれだけでもアドが採れます。
実質3マナ3/4相当なのでそれだけでも悪くない。
両方共無色である為《幽霊火の刃》の対象としても良好でBeatdown向きですね。
他の自軍の生物の死亡時に「占術1」が出来るので展開も楽。ゆえにTokenを突撃させるのが丁度いいわけです。
死亡に占術と効くと《荒野の収穫者》を思い出しますが、流石にあれには劣りますね。相手の生物もカウントする上に、自身が「呪禁」持ちなので相手の生物を除去しながらのドローサポーターに慣れた先代ですが、こちらは自分だけ。
その代わりアドのTokenを使えば最低限の動きになるわけですね。
生贄エンジンがあると中々に使いやすい能力ですが残念ながらシャッフルを挟む分《進化の飛躍》とは相性が悪い。対して《吸血の儀式》は単なるドローなので、非常に相性が良いですね。色も合うので併せてみても良いかも知れません。
また単純に末裔Tokensと相性が良いのでそれらを生み出しやすいカードが有ると良し。と言う事で定期的に産める《彼方より》や多数の展開が可能な《荒廃を招くもの》などですかね。
《息詰まる忌まわしきもの》は悪くありませんが、そもそも追加で生物製造が必要であり、それなら最初から《彼方より》で良いし・・・。
また末裔Tokenを出せる故に次のターンに土地を置ければ5マナへ到達させる事も可能。例えば《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》等があると良いですね。選別者もブロッカーになれますし。
決して派手な文面ではありませんがBGらしい丸さを持った能力のカードですね。
・《コジレックの伝令》
:新たなメダリオン。Atfを軽減するのではなく「無色」カードを軽減できるため、基本的には単なるAtfメダリオンよりも範囲は広くなっていますね。
Stdでエルドラージ系や「欠色」があるお陰で大分加速しやすいのが売り。
上で挙げた《幽霊火の刃》も装備品特有のテンポの悪さを緩和できます。
他にも《果てしなき者》なら直接的にマナレシオを上げる事が出来ます。《搭載歩行機械》は残念ながら1枚では効果が無いんですよね。まぁそれでも他のスペルと合わせて行けるようになっていきますが。
普通に《破滅を導くもの》に繋げるのもシンプルで良いですね。
合わせて使う事で3マナ分も減らせる事が出来るので非常に大きなエルドラージも使えますし。《破滅を導くもの》本体へ繋げる事も出来ますからね。
同じ様なブースト系である《コジレックの媒介者》《面晶体の記録庫》も悪くないですね。
次ターンに土地を置ければ5マナに到達できる点を考えれば最低でも4/4になり、且つ(2)マナソースにもなる媒介者はなかなか便利。7~8マナに到達させる事も出来る訳ですしね。記録庫は実質的に1マナでのキャストが可能になるので無色の3マナ以下のスペルを合わせての連続挙動が採れる可能性があるのも売り。
メダリオンは基本的に狙われやすいのですが、2/4と比較的場持ちも良く、ブロッカーとして使えるのも良いですね。
下の環境でもそれなりに使えますが、そもそもこれの他に幾らでもメダリオンがある上に除去に弱い生物である点がむしろ欠点。歌って踊れなくていいよ・・・。
どうせこれを使う様なEternalのデッキは十中八九Comnboなので・・・。
・《待ち伏せ隊長、ムンダ》
:「結集」でTop操作を4枚して望む数の「同盟者」を置く事が出来る事が出来る同盟者。
同盟者が同盟者を呼ぶようになっていく事が出来ますね。
ハンドイン出来れば実に凶悪だったのですが、まぁ同盟者デッキは同盟者を引く事が肝要なのでそれを高確率で行えるようになるだけでも十分でしょう。
厭なら誘発させなければいいだけですし。
一度呼び込めば、次も呼び込む連鎖性が売りなので可能な限り強力な結集が欲しいですね。
特に《カラストリアの癒し手》を併用すれば毎ターン累加式にドレインが出来ますので攻防一体。中途半端なアドを狙うよりも明確な勝利手段となるのが良いですね。
また本体だけでも4マナ3/4速攻と相応の戦闘力です。
そして自分の誘発で後続を集める事も出来るので、速攻も含め対Controlにも強いですね。
纏った性能である為、見た目よりも優秀な生物だと思います。
・《同盟者の宿営地》
:実質「同盟者」の部族ランド。
「同盟者」は多色化しやすいため色が出るのが良い。
バウンスも生贄に捧げてしまう欠点はあるものの、Cipでアドが採れるために十分です。複数体の同盟者総てのCipを重ねる事が出来れば圧倒的にアドを伸ばす事が出来ます。
ただStdでは正直、同盟者を組めるほどパーツが揃っていないのであまり現実的ではないですね。Modernで組める同盟者デッキで素直に運用するべきでしょう。
不要牌を引いてしまってやる事が無い場面でも取り敢えず、再キャストすれば何かボーナスが付くので、部族デッキにとっては有効な土地です。救出も可能ですからね。
Modernは《魂の洞窟》《変わり谷》と合わせて優秀な部族ランド揃いですね。
次で最後の予定。
【BFZ】戦乱のゼンディカー各種カード感想6(N)
2015年9月25日 新カード紹介皆さん、こんばんは。しもべです。
結局プレリに突入してしまった。
もう少し更新速度を上げたいといつも思います。
とりあえず今日で最後。
【N】
・《果てしなきもの》
:(X)マナ生物。
過去の代名詞たるハイドラなどを考えてみると種マナが必要無い点でこれもご多分に漏れずKPが上がっていると言えますね。
とは言え、現状のマナレシオを考えると圧倒的に不足感が在りますが・・・・。
と言う事で普通に使うのは在り得ないですね。
使うならシナジーやコンボ性が大前提です。
Stdでははっきり言って余り相性の良い物が無いですね。
流石にリリアナの変身用は無駄が多すぎるので。カウンターを考えると《硬化した鱗》を思い浮かべますが、サイズが一つ上がる程度では微妙です・・・。
メダリオンが有れば効率よく強化していけますね。
《コジレックの伝令》や《心なき召喚》等ですね。特にコンボ性の高い後者は(2)マナも減らせるので他のカードへの恩恵が高いのですが、これでも1つサイズを上げる事が出来ますね。
後は0マナでキャストできる事の意味がある点が良いですね。
特に何らかの手段でループできると明確なコンボ性になってきます。《永劫の輪廻》とかですかね。
とは言え別に(X)マナの生物なんて過去にもいるので別にこれに頼る必要が無いんですよね。そもそも同環境にすら《搭載歩行機械》もいますし、水増し要因ぐらいですかね?
取り敢えず色々と妄想が出来そうな存在なので、世の方々の興味を引くカードですね。名前も丁度良さそうですし、まぁカードプールが広がるほどに強くなっていくタイプですね。
・《タイタンの存在》
:貴重な無色の除去スペル。
3マナ掛るとはいえ追放が可能と中々の性能。
大型が溢れる低速環境ならば速度で言っても十分に間に合うでしょう。
問題は追加条件を満たせるかどうか。
デッキ内に生物を多数揃えなくてはいけない構築からの下準備が非常に大変。余りに大型ばかりではそもそも展開が出来ないのですから。かといって必要な生物数が少なくても機能しないという難しいカードです。
正直、これのためにそこまでする必要が有るのか些か疑問です。
最低でもドローやサーチが必要ですね。
Legacyでも同じような疑問を持っているために正直あまり期待はしていないのですが、打って変わって評価している方も一定数いるようですね。
聞くところによると「MUD」が考えられているそうです。
確かにMUDでなら3マナの重さもほぼ緩和できます。また無色の除去と言うだけでなく《虚空の杯》や《三なる宝球》のデメリットを受けない点も有難い。そもそも除去と言う性質は薄いデッキで且つInsですので非常に希少性が高いでしょう。
しかし矢張り追加コストがネック。
確かにMUDは相応に生物を入れますし、更にサイズも大きい物が大半です。が、精々大型生物は8枚程度。中型まで含めても10枚強です。それをドローサポートも山札操作も無く(ついでにデッキ圧縮も無い)、常に目的の時に生物と揃えて引くというのはかなり難しい様な気もしますが・・・。
更に悪いのは自分で使う《磁石のゴーレム》で更に重くなるところ。
こいつはハンドに残しておいても良いサイズなのですが、ハンドに寝かせておく生物ではそもそもありませんしね。そうすると相方の生物はさらに減る・・・。
そしてまず枠が余り多くあるデッキでもないので、どこにそれを確保するのかも難しくなっています。
環境的にも《タルモゴイフ》や探査生物には効き目は有りますが、そいつらはサイズも大きいため除去も一苦労。Delverデッキは《若き紅蓮術士》のお陰で単体除去の効果が薄く、望ましいのは全体除去な気もします。部族も同じく。D&Tには《ルーンの母》と《ちらつき鬼火》《スレイベンの守護者、サリア》を躱していかなければいけない苦労があり、やはり単体除去数枚では力不足にも思えます。
ファッティComboはそもそも数が少ない上に除去しづらい。誰を対象に使うのだろうか?と言うのが個人的な感想。
それでもまぁ、デッキにこれまでなかった選択肢なので其の事自体に価値も有りますね。
追い風はやはりエルドラージ系が出てきている事。
特に《絶え間ない飢餓、ウラモグ》の様な他のパーツの代わりに成れそうなカードを使いデッキ内の生物比率を上げて行ければ使いやすくはなるはず。
ModernのTronでは生物数は少ないですが《古きものの活性》が有ればドローサポとしても十分なので上手く構築できるかもしれません。ただ生物は精々5枚以上程度なので合わせて引くのも幾らサポートが有っても一苦労。こちらも専用に合わせた構築が無いとまず無理でしょう。色は有る為小型除去は可能ですが、それでもサイズに関係が無いのも価値がありますね。
・《荒廃を招くもの》
:「昇華者」と言う新しい部族を備えており、またTokenも「落とし子」から「末裔」へと変化しています。過去とは異なる新しいエルドラージである事が判りますね。
特に大きいのが0/1→1/1になったTokensの変化で明確な戦力になります。
「相手から取り除いたカード2枚を墓地に戻す」という面倒な作業がある為、どんなデッキでも使える訳でもありません。が、流石に5マナ4/5+1/1×3を引き連れてくる(実質5マナ7/8)事のは強力です。
これだけの明確なアドバンテージであれば、本体が死んでも十分に強力ですね。
まぁ、Stdではあまりカードを取り除く有効牌が有りませんが・・・。
流石に「嚥下」に頼る気になりませんし。それが満たせるかどうかに懸かってくるはずなのでここは何とかしたいところ。
《棲み家の防御者》や《コラガンの命令》の事を考えると下手な事は出来ないので尚更、自由度の高い追放手段が欲しいところ。
《完全無視》は中々いい補強。
追放手段にもなりますし、盤面の生物も減らせますしね。同じ様に《精神背信》も悪くない。
5マナから3体のエルドラージTokensを展開できるため8マナには到達できます。故に《精霊龍、ウギン》に届きますね。それでなくともウギンの[-X]で一方的に流したりも出来るため尚相性が良いですね。同じようなマナ加速としては《忘却蒔き》よりも明確なアドとマナ加速が出来るこちらの方が強力ですね。
エルドラージTokensを墓地に落しやすい事を想定すれば《前哨地の包囲》はアリですね。「龍」でダメージを飛ばせる。もちろん普通に「カン」でアドを採ってもいい。
単純にクルセイド系を展開できても十分強力ですし何とか、リムーブ系を用意したいところですね。クルセイドと言うと《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》とかですね。
全体強化や土地加速の《アタルカの命令》も良いですね。《塵への崩壊》で妨害しつつ自分は加速と言う考えが成り立つカードですね。
ただやはり「昇華者」の部分がStdではネック。
同じ様に5マナでアドと言うと《風番いのロック》の「強襲」の方が遥かに条件達成は楽ですしね。生物は2体ながら其々が3/4飛行であるため戦力は安定していますし。
流石にこれに比べると辛いですね。
リムーブ系が遥かに多いプールがある為Legacyの方が扱いやすい。
5マナの重さは有りますが、そこさえ何とか出来れば、自分で《死儀礼のシャーマン/DrS》が使えますからね。好きなだけ追放できる上に、適当なカードを戻せばまたDrSで追放できますからね。ゲインしたりルーズさせたり、とDrSがフル稼働です。《剣を鍬に》も扱えるため尚更扱いやすい。マナカーブ的に追放枚数の多い《撲滅》や《塵への崩壊》も悪くない。特に《撲滅》は盤面を退かすだけでなく追放枚数の確保も出来るので、DrSとの相性も抜群です。
相手がDrS・ScMや探査等で勝手に追放してもくれる増すし。
《忘却蒔き》宜しく《悪夢の織り手、アショク》との併用も出来ますね。マナ加速を放棄すればブロッカーを多数用意出来ますしね。
取り敢えず追放状況を満たせれば強力な事は決定的なので、それをどうにかしたいカードですね。
・《巡礼者の目》
:WWKからの再録ですが、まぁ環境にも合っています。
高速環境から低速環境になるので使う間も有るでしょう。単純にブロッカーにもなります。
基本的に3マナで土地を持ってくる生物というと《巨森の予見者、ニッサ》が在りますからGでは他を選択する理由は有りませんね。
ただし、無色ながら実質多色である「欠色」や「収斂」の事を思えば《他勢》効果はかなり重要になるはず。単純にG以外にも土地を伸ばしたいデッキはあるはずなのでその意味でも価値が高い筈。
因みにAtfのフライヤーと言う事で《幽霊火の刃》との相性は良好。「欠色」BeatやAtfBeatdownを組む際に利用性が高いですね。《搭載歩行機械》も有りますし、《飛行機械の諜報網》も良いですね。前者はフライヤーを多数確保できますし、土地を伸ばせる為に(X)(X)のコストにとっても有難い。4マナ揃えば最低でもX=2です。後者も確実つ4マナに到達できる上に、サボタージュ用のアタッカーに出来ます。アップキープでの誘発も任せる事が出来ます。
・《破滅の伝導者》
:Cipで7マナ以上の無色の生物をTopにサーチ出来るエルドラージ。
疑似アドバンテージを採る事が出来る上に、本体も5/5と中々のサイズです。そして生物専用のマナサポート付。
本体で纏っている生物ですね。
基本的にフィニッシャーに繋ぐためのリリーフ投手のような役割ですが、厄介なのは本体にも戦闘力が揃っているという事。
これを無視するかフィニッシャーを無視するかの2択を迫る事が出来る訳ですね。まぁこれを除去出来ればキャストが出来なくなる可能性があるような生物である場合は確実にこちらを狙ってくるでしょうが。
これが生き残っていれば8~9マナの生物を使う事になるのでしょうが、除去される事を見越して土地を置けばすぐにキャスト出来る7マナの生物を持ってくる事も出来ます。逆に何らかのマナソースがある場合は、8マナ以上の大型をサーチする事で敢えて相手に除去をさせる誘導行為も出来ます。
何にせよサーチに5/5が付いてくる事が実に素晴らしいわけですね。同じようなマナサポートに《忘却蒔き》が在りますが、高確率でランドブーストが出来る《忘却蒔き》とフィニッシャーの供給が出来る《破滅を導くもの》のどちらが良いかは一長一短。
無色である事を考えるのなら《面晶体の記録庫》も有りますが、生物特化にするのなら《失われた業の巫師》や《爪鳴らしの神秘家》も有りますね。
悩ましいですね。
ただ今の所、調達したい生物が余りないのが辛い所ですね・・・。まぁ《絶え間ない飢餓、ウラモグ》で十分ではありますが。
他にも《彼方より》と同じ様に《タイタンの存在》の利用にも役立てる事が出来ますね。そもそもコイツ自身が5/5なので相性が良い。無色デッキを作る際の一つの指針になるかもしれません。
《コジレックの伝令》も合わせればより大型生物を使いやすくも成りますね。
合わせて3マナを減らせるのでかなりの軽減量ですし、そもそも《破滅の伝導者》自体を軽減して出す事も出来るので色が合うのなら是非使いたいですね。2/4とブロッカーとしてもそこそこなので、マッチするはず。
無色生物は間違いなく次のエキスパンションも出るので、より使いやすくなる可能性が高い。
中々に良質なカードですね。
下の環境ではどうでしょうね。
MUDでは採用できなくもない。7マナ以上でも《隔離するタイタン》やコロ助共がいますからね。本体も6マナと軽め。
ただしコイツらの場合は《カルドーサの鍛冶場主》もいますし、マナ加速の観点でも生物以外も使うデッキなので《忘却蒔き》の方が良い気もします・・・。
Topに置けると言う事でそれを利用して《末裔の道》なり《野生の呼び声》なりで場に出す事が出来ますね。ハンドに入った方がアド的には良いわけですが、たとえ入らなくともやりようも有るわけですね。
他にはもっと単純な方法も有りますね。
《ウギンの目》を使えば、《破滅を導くもの》が4マナになる上に、サーチしたエルドラージが合計4マナ軽くなるという恐ろしい事になっていくわけですから。
・《連結面晶体構造》
:世にも珍しいAtfの制限つき全体除去です。
《弱者の石》が除去になったら~と言うような感覚を覚えますね。
パワー5以上の生物を一掃できるその性質から、小型や中量級までしか使わないWeenie/SlighやMidrangeならその引火を発揮しそうですね。特に《包囲サイ》や《黄金牙、タシグル》、《先頭に立つもの、アナフェンザ》に《雷破の執政》等を使うデッキは強引児自分を場の最大サイズまで持っていく事が出来るのかなりの支配力を発揮するでしょうね。
ただ、正直パワー5以上の生物なんて早々並びません。
2体3体並ぶような場面なら即ゲームも終了していますし、それ程アドバンテージを期待するわけにはいかないでしょうから、除去の豊富なアブザンにこれが入るかどうかと言われると怪しい部分も・・・。
対して《雷破の執政》を頂点とするR系の場合は大型生物を苦手とする事も間々ある構築なので、それらで良く使えるはず。
同時にWeenieやSligh系ならもちろん関係ないのでかなり一方的な除去に出来ますね。ただしそれらは3/4のサイズが立っていられるだけでも辛いのでやや隙があると言えます。
何と無く制限つきの除去と言う事で《弱者の報復》の亜種を持っていた《太陽の勇者、エルズペス》を思い出しますが、残念ながら除去範囲は大きく異なりますし、本体で決める事も出来ないので代りに慣れそうも有りません。
↓環境では《機械の行進》が面白い。
自身が4/4になれますのでサイズ負けしそうな生物を一掃した上で、打点を提供できる事になりますね。
【L】
・《ウギンの聖域》
:実質エルドラージ調達ランド。
《ウギンの目》を伝説土地から汎用土地に成った様な物ですかね。
ただ無色スペルでしか反応しないのが非常に面倒・・・。《全ては塵》の様な優秀なスペルが無い限り、生物に生物を重ねる事になるので今一つバランスが悪い。
・《繁殖苗床》
:《領事の鋳造所》のエルドラージ版。
戦闘力を劣っている物の、3体展開できるためにアドバンテージでは勝っています。その上、それらを投入すれば次のターンには9~10マナを用意する事も出来ます。
アドも有るし、マナ加速も出来る。Bigmana系には最適な類の土地と言えますね。
単純に戦闘力としての運用も出来る為に、その方向性で使うのも良いですね。クルセイド系があれば2/2×3になりますからね。Controlなら十分な圧力です。《精霊龍、ウギン》に繋げるだけでも[-X]で盤面を空けながらなら十分なクロックになります。もちろんそれらはウギンに対してのブロッカーにもなります。《荒廃を招くもの》も有りますし、現実的に高い面展開が出来るデッキも作れるかもしれません。
Stdでなく、↓環境のBigMana系でも十分検討の余地のある強力なカードだと思います。
しかし流石はZenブロックの再来。
強力な土地の多いこと多いこと。
塩々言われていますが、そこそこに優秀で纏っているカードも多い印象です。
やっとおわったべ・・・。
結局プレリに突入してしまった。
もう少し更新速度を上げたいといつも思います。
とりあえず今日で最後。
【N】
・《果てしなきもの》
:(X)マナ生物。
過去の代名詞たるハイドラなどを考えてみると種マナが必要無い点でこれもご多分に漏れずKPが上がっていると言えますね。
とは言え、現状のマナレシオを考えると圧倒的に不足感が在りますが・・・・。
と言う事で普通に使うのは在り得ないですね。
使うならシナジーやコンボ性が大前提です。
Stdでははっきり言って余り相性の良い物が無いですね。
流石にリリアナの変身用は無駄が多すぎるので。カウンターを考えると《硬化した鱗》を思い浮かべますが、サイズが一つ上がる程度では微妙です・・・。
メダリオンが有れば効率よく強化していけますね。
《コジレックの伝令》や《心なき召喚》等ですね。特にコンボ性の高い後者は(2)マナも減らせるので他のカードへの恩恵が高いのですが、これでも1つサイズを上げる事が出来ますね。
後は0マナでキャストできる事の意味がある点が良いですね。
特に何らかの手段でループできると明確なコンボ性になってきます。《永劫の輪廻》とかですかね。
とは言え別に(X)マナの生物なんて過去にもいるので別にこれに頼る必要が無いんですよね。そもそも同環境にすら《搭載歩行機械》もいますし、水増し要因ぐらいですかね?
取り敢えず色々と妄想が出来そうな存在なので、世の方々の興味を引くカードですね。名前も丁度良さそうですし、まぁカードプールが広がるほどに強くなっていくタイプですね。
・《タイタンの存在》
:貴重な無色の除去スペル。
3マナ掛るとはいえ追放が可能と中々の性能。
大型が溢れる低速環境ならば速度で言っても十分に間に合うでしょう。
問題は追加条件を満たせるかどうか。
デッキ内に生物を多数揃えなくてはいけない構築からの下準備が非常に大変。余りに大型ばかりではそもそも展開が出来ないのですから。かといって必要な生物数が少なくても機能しないという難しいカードです。
正直、これのためにそこまでする必要が有るのか些か疑問です。
最低でもドローやサーチが必要ですね。
Legacyでも同じような疑問を持っているために正直あまり期待はしていないのですが、打って変わって評価している方も一定数いるようですね。
聞くところによると「MUD」が考えられているそうです。
確かにMUDでなら3マナの重さもほぼ緩和できます。また無色の除去と言うだけでなく《虚空の杯》や《三なる宝球》のデメリットを受けない点も有難い。そもそも除去と言う性質は薄いデッキで且つInsですので非常に希少性が高いでしょう。
しかし矢張り追加コストがネック。
確かにMUDは相応に生物を入れますし、更にサイズも大きい物が大半です。が、精々大型生物は8枚程度。中型まで含めても10枚強です。それをドローサポートも山札操作も無く(ついでにデッキ圧縮も無い)、常に目的の時に生物と揃えて引くというのはかなり難しい様な気もしますが・・・。
更に悪いのは自分で使う《磁石のゴーレム》で更に重くなるところ。
こいつはハンドに残しておいても良いサイズなのですが、ハンドに寝かせておく生物ではそもそもありませんしね。そうすると相方の生物はさらに減る・・・。
そしてまず枠が余り多くあるデッキでもないので、どこにそれを確保するのかも難しくなっています。
環境的にも《タルモゴイフ》や探査生物には効き目は有りますが、そいつらはサイズも大きいため除去も一苦労。Delverデッキは《若き紅蓮術士》のお陰で単体除去の効果が薄く、望ましいのは全体除去な気もします。部族も同じく。D&Tには《ルーンの母》と《ちらつき鬼火》《スレイベンの守護者、サリア》を躱していかなければいけない苦労があり、やはり単体除去数枚では力不足にも思えます。
ファッティComboはそもそも数が少ない上に除去しづらい。誰を対象に使うのだろうか?と言うのが個人的な感想。
それでもまぁ、デッキにこれまでなかった選択肢なので其の事自体に価値も有りますね。
追い風はやはりエルドラージ系が出てきている事。
特に《絶え間ない飢餓、ウラモグ》の様な他のパーツの代わりに成れそうなカードを使いデッキ内の生物比率を上げて行ければ使いやすくはなるはず。
ModernのTronでは生物数は少ないですが《古きものの活性》が有ればドローサポとしても十分なので上手く構築できるかもしれません。ただ生物は精々5枚以上程度なので合わせて引くのも幾らサポートが有っても一苦労。こちらも専用に合わせた構築が無いとまず無理でしょう。色は有る為小型除去は可能ですが、それでもサイズに関係が無いのも価値がありますね。
・《荒廃を招くもの》
:「昇華者」と言う新しい部族を備えており、またTokenも「落とし子」から「末裔」へと変化しています。過去とは異なる新しいエルドラージである事が判りますね。
特に大きいのが0/1→1/1になったTokensの変化で明確な戦力になります。
「相手から取り除いたカード2枚を墓地に戻す」という面倒な作業がある為、どんなデッキでも使える訳でもありません。が、流石に5マナ4/5+1/1×3を引き連れてくる(実質5マナ7/8)事のは強力です。
これだけの明確なアドバンテージであれば、本体が死んでも十分に強力ですね。
まぁ、Stdではあまりカードを取り除く有効牌が有りませんが・・・。
流石に「嚥下」に頼る気になりませんし。それが満たせるかどうかに懸かってくるはずなのでここは何とかしたいところ。
《棲み家の防御者》や《コラガンの命令》の事を考えると下手な事は出来ないので尚更、自由度の高い追放手段が欲しいところ。
《完全無視》は中々いい補強。
追放手段にもなりますし、盤面の生物も減らせますしね。同じ様に《精神背信》も悪くない。
5マナから3体のエルドラージTokensを展開できるため8マナには到達できます。故に《精霊龍、ウギン》に届きますね。それでなくともウギンの[-X]で一方的に流したりも出来るため尚相性が良いですね。同じようなマナ加速としては《忘却蒔き》よりも明確なアドとマナ加速が出来るこちらの方が強力ですね。
エルドラージTokensを墓地に落しやすい事を想定すれば《前哨地の包囲》はアリですね。「龍」でダメージを飛ばせる。もちろん普通に「カン」でアドを採ってもいい。
単純にクルセイド系を展開できても十分強力ですし何とか、リムーブ系を用意したいところですね。クルセイドと言うと《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》とかですね。
全体強化や土地加速の《アタルカの命令》も良いですね。《塵への崩壊》で妨害しつつ自分は加速と言う考えが成り立つカードですね。
ただやはり「昇華者」の部分がStdではネック。
同じ様に5マナでアドと言うと《風番いのロック》の「強襲」の方が遥かに条件達成は楽ですしね。生物は2体ながら其々が3/4飛行であるため戦力は安定していますし。
流石にこれに比べると辛いですね。
リムーブ系が遥かに多いプールがある為Legacyの方が扱いやすい。
5マナの重さは有りますが、そこさえ何とか出来れば、自分で《死儀礼のシャーマン/DrS》が使えますからね。好きなだけ追放できる上に、適当なカードを戻せばまたDrSで追放できますからね。ゲインしたりルーズさせたり、とDrSがフル稼働です。《剣を鍬に》も扱えるため尚更扱いやすい。マナカーブ的に追放枚数の多い《撲滅》や《塵への崩壊》も悪くない。特に《撲滅》は盤面を退かすだけでなく追放枚数の確保も出来るので、DrSとの相性も抜群です。
相手がDrS・ScMや探査等で勝手に追放してもくれる増すし。
《忘却蒔き》宜しく《悪夢の織り手、アショク》との併用も出来ますね。マナ加速を放棄すればブロッカーを多数用意出来ますしね。
取り敢えず追放状況を満たせれば強力な事は決定的なので、それをどうにかしたいカードですね。
・《巡礼者の目》
:WWKからの再録ですが、まぁ環境にも合っています。
高速環境から低速環境になるので使う間も有るでしょう。単純にブロッカーにもなります。
基本的に3マナで土地を持ってくる生物というと《巨森の予見者、ニッサ》が在りますからGでは他を選択する理由は有りませんね。
ただし、無色ながら実質多色である「欠色」や「収斂」の事を思えば《他勢》効果はかなり重要になるはず。単純にG以外にも土地を伸ばしたいデッキはあるはずなのでその意味でも価値が高い筈。
因みにAtfのフライヤーと言う事で《幽霊火の刃》との相性は良好。「欠色」BeatやAtfBeatdownを組む際に利用性が高いですね。《搭載歩行機械》も有りますし、《飛行機械の諜報網》も良いですね。前者はフライヤーを多数確保できますし、土地を伸ばせる為に(X)(X)のコストにとっても有難い。4マナ揃えば最低でもX=2です。後者も確実つ4マナに到達できる上に、サボタージュ用のアタッカーに出来ます。アップキープでの誘発も任せる事が出来ます。
・《破滅の伝導者》
:Cipで7マナ以上の無色の生物をTopにサーチ出来るエルドラージ。
疑似アドバンテージを採る事が出来る上に、本体も5/5と中々のサイズです。そして生物専用のマナサポート付。
本体で纏っている生物ですね。
基本的にフィニッシャーに繋ぐためのリリーフ投手のような役割ですが、厄介なのは本体にも戦闘力が揃っているという事。
これを無視するかフィニッシャーを無視するかの2択を迫る事が出来る訳ですね。まぁこれを除去出来ればキャストが出来なくなる可能性があるような生物である場合は確実にこちらを狙ってくるでしょうが。
これが生き残っていれば8~9マナの生物を使う事になるのでしょうが、除去される事を見越して土地を置けばすぐにキャスト出来る7マナの生物を持ってくる事も出来ます。逆に何らかのマナソースがある場合は、8マナ以上の大型をサーチする事で敢えて相手に除去をさせる誘導行為も出来ます。
何にせよサーチに5/5が付いてくる事が実に素晴らしいわけですね。同じようなマナサポートに《忘却蒔き》が在りますが、高確率でランドブーストが出来る《忘却蒔き》とフィニッシャーの供給が出来る《破滅を導くもの》のどちらが良いかは一長一短。
無色である事を考えるのなら《面晶体の記録庫》も有りますが、生物特化にするのなら《失われた業の巫師》や《爪鳴らしの神秘家》も有りますね。
悩ましいですね。
ただ今の所、調達したい生物が余りないのが辛い所ですね・・・。まぁ《絶え間ない飢餓、ウラモグ》で十分ではありますが。
他にも《彼方より》と同じ様に《タイタンの存在》の利用にも役立てる事が出来ますね。そもそもコイツ自身が5/5なので相性が良い。無色デッキを作る際の一つの指針になるかもしれません。
《コジレックの伝令》も合わせればより大型生物を使いやすくも成りますね。
合わせて3マナを減らせるのでかなりの軽減量ですし、そもそも《破滅の伝導者》自体を軽減して出す事も出来るので色が合うのなら是非使いたいですね。2/4とブロッカーとしてもそこそこなので、マッチするはず。
無色生物は間違いなく次のエキスパンションも出るので、より使いやすくなる可能性が高い。
中々に良質なカードですね。
下の環境ではどうでしょうね。
MUDでは採用できなくもない。7マナ以上でも《隔離するタイタン》やコロ助共がいますからね。本体も6マナと軽め。
ただしコイツらの場合は《カルドーサの鍛冶場主》もいますし、マナ加速の観点でも生物以外も使うデッキなので《忘却蒔き》の方が良い気もします・・・。
Topに置けると言う事でそれを利用して《末裔の道》なり《野生の呼び声》なりで場に出す事が出来ますね。ハンドに入った方がアド的には良いわけですが、たとえ入らなくともやりようも有るわけですね。
他にはもっと単純な方法も有りますね。
《ウギンの目》を使えば、《破滅を導くもの》が4マナになる上に、サーチしたエルドラージが合計4マナ軽くなるという恐ろしい事になっていくわけですから。
・《連結面晶体構造》
:世にも珍しいAtfの制限つき全体除去です。
《弱者の石》が除去になったら~と言うような感覚を覚えますね。
パワー5以上の生物を一掃できるその性質から、小型や中量級までしか使わないWeenie/SlighやMidrangeならその引火を発揮しそうですね。特に《包囲サイ》や《黄金牙、タシグル》、《先頭に立つもの、アナフェンザ》に《雷破の執政》等を使うデッキは強引児自分を場の最大サイズまで持っていく事が出来るのかなりの支配力を発揮するでしょうね。
ただ、正直パワー5以上の生物なんて早々並びません。
2体3体並ぶような場面なら即ゲームも終了していますし、それ程アドバンテージを期待するわけにはいかないでしょうから、除去の豊富なアブザンにこれが入るかどうかと言われると怪しい部分も・・・。
対して《雷破の執政》を頂点とするR系の場合は大型生物を苦手とする事も間々ある構築なので、それらで良く使えるはず。
同時にWeenieやSligh系ならもちろん関係ないのでかなり一方的な除去に出来ますね。ただしそれらは3/4のサイズが立っていられるだけでも辛いのでやや隙があると言えます。
何と無く制限つきの除去と言う事で《弱者の報復》の亜種を持っていた《太陽の勇者、エルズペス》を思い出しますが、残念ながら除去範囲は大きく異なりますし、本体で決める事も出来ないので代りに慣れそうも有りません。
↓環境では《機械の行進》が面白い。
自身が4/4になれますのでサイズ負けしそうな生物を一掃した上で、打点を提供できる事になりますね。
【L】
・《ウギンの聖域》
:実質エルドラージ調達ランド。
《ウギンの目》を伝説土地から汎用土地に成った様な物ですかね。
ただ無色スペルでしか反応しないのが非常に面倒・・・。《全ては塵》の様な優秀なスペルが無い限り、生物に生物を重ねる事になるので今一つバランスが悪い。
・《繁殖苗床》
:《領事の鋳造所》のエルドラージ版。
戦闘力を劣っている物の、3体展開できるためにアドバンテージでは勝っています。その上、それらを投入すれば次のターンには9~10マナを用意する事も出来ます。
アドも有るし、マナ加速も出来る。Bigmana系には最適な類の土地と言えますね。
単純に戦闘力としての運用も出来る為に、その方向性で使うのも良いですね。クルセイド系があれば2/2×3になりますからね。Controlなら十分な圧力です。《精霊龍、ウギン》に繋げるだけでも[-X]で盤面を空けながらなら十分なクロックになります。もちろんそれらはウギンに対してのブロッカーにもなります。《荒廃を招くもの》も有りますし、現実的に高い面展開が出来るデッキも作れるかもしれません。
Stdでなく、↓環境のBigMana系でも十分検討の余地のある強力なカードだと思います。
しかし流石はZenブロックの再来。
強力な土地の多いこと多いこと。
塩々言われていますが、そこそこに優秀で纏っているカードも多い印象です。
やっとおわったべ・・・。
空の軌跡SC Evolution体験版配信中ですよ~!!
2015年9月26日 軌跡/Falcom作
皆さん、こんばんは。
しもべです。
「空の軌跡SC Evolution」の発売日が12月10日に決定しました。
12月は前から判っていたことですが想像以上に早いですね。もっと待つかと思っていました。
そして今月24日からですが、
タイトル通り、「SC Evo」の体験版が配信中です。
第一章「乙女の決意」までプレイ出来るそうです。と言う事は「アイン!ツヴァイ!!ドラーイ!!!」までですかね?
現在プレイ中。
Let′s Play!!
1時間やってみた今のところの変更点
・飛行船中で流れるBGMが「風を共に舞う気持ち」なのですが伴奏がハーモニカになっています。
最初は何故ハーモニカ?だったのですが、そういう事か!?
残されたハーモニカなのか!!?
今回割とBGMに手が入っている気がします。
前回よりも変化が大きめですかね?
「空を見上げて」かな?曲名はよく判らないんですが鈴がいきなり鳴ったのにはビビりましたw
でも別に曲を壊しているわけではありませんからね。
全体的には雰囲気は守られていますし、それほど問題も無い気もします。
ただ変化が大きいほど忌避感を伴う方もいるので今回も原曲DLCが欲しいですね。
・ケビン登場
キャラデザは当然リメイクされていますが、碧の頃の様に元に比べふっくらしています。
ついでにネギ成分も減っています。
まぁそれは置いておいて・・・。
まだ不良神父をやっている頃なので口調も極めて胡散臭いのですw
数少ない関西弁の人物なのですが、それにキャラボイスが付くと一層際立ちますね異色さがww
・エステル
やはりエステルの顔グラの赤らみが気になりますね・・・。
ただ照れてるシーンなのですが、恋愛描写と全く一緒と言うのはなぁ・・・。
因みに見た目も慣れ親しんだ服に変更されますね。
まぁ元々プチキャラですから肩当と色が変わるぐらいの小さな差ですが。
クラフトの性能に変化は無し。
これからいかに強化されるかが重要ですね。
・アネラス
:相変わらずゆるふわ系。
もう熱血系は帰ってこないのか。
しかし「女の子」である事を意識しているキャラクターですからまぁこれでも悪いわけではないですかね?
しもべです。
「空の軌跡SC Evolution」の発売日が12月10日に決定しました。
12月は前から判っていたことですが想像以上に早いですね。もっと待つかと思っていました。
そして今月24日からですが、
タイトル通り、「SC Evo」の体験版が配信中です。
第一章「乙女の決意」までプレイ出来るそうです。と言う事は「アイン!ツヴァイ!!ドラーイ!!!」までですかね?
現在プレイ中。
Let′s Play!!
1時間やってみた今のところの変更点
・飛行船中で流れるBGMが「風を共に舞う気持ち」なのですが伴奏がハーモニカになっています。
最初は何故ハーモニカ?だったのですが、そういう事か!?
残されたハーモニカなのか!!?
今回割とBGMに手が入っている気がします。
前回よりも変化が大きめですかね?
「空を見上げて」かな?曲名はよく判らないんですが鈴がいきなり鳴ったのにはビビりましたw
でも別に曲を壊しているわけではありませんからね。
全体的には雰囲気は守られていますし、それほど問題も無い気もします。
ただ変化が大きいほど忌避感を伴う方もいるので今回も原曲DLCが欲しいですね。
・ケビン登場
キャラデザは当然リメイクされていますが、碧の頃の様に元に比べふっくらしています。
ついでにネギ成分も減っています。
まぁそれは置いておいて・・・。
まだ不良神父をやっている頃なので口調も極めて胡散臭いのですw
数少ない関西弁の人物なのですが、それにキャラボイスが付くと一層際立ちますね異色さがww
・エステル
やはりエステルの顔グラの赤らみが気になりますね・・・。
ただ照れてるシーンなのですが、恋愛描写と全く一緒と言うのはなぁ・・・。
因みに見た目も慣れ親しんだ服に変更されますね。
まぁ元々プチキャラですから肩当と色が変わるぐらいの小さな差ですが。
クラフトの性能に変化は無し。
これからいかに強化されるかが重要ですね。
・アネラス
:相変わらずゆるふわ系。
もう熱血系は帰ってこないのか。
しかし「女の子」である事を意識しているキャラクターですからまぁこれでも悪いわけではないですかね?
次期環境で個人的に再録すべきだった/して欲しかったと思うカード
2015年9月27日 スタン コメント (5)
皆さん、こんばんは。しもべです。
さてプレリも始まりそこここで報告が挙がっていますね。
特にプレミアム神話レアランドを引いた引いてないで一喜一憂。これが正式発売の時期になると悲喜交々や阿鼻叫喚になりそうですが。
さて、そんな時期環境一歩手前ですが、個人的にはこんなカードは欲しかったなぁと思う者もチラホラあるので挙げて行こうかと。
そんな実にどうでもいい中身の無いエントリーですww
・SHMの《堕落》等の土地枚数向上サイクル
:《鎧をまとった上昇》《発想の流れ》《堕落》《石の顎》《夜の群れの雄叫び》の5種。
低速化環境→土地を伸ばしやすい環境になるので、土地を伸ばしたボーナスのあるスペルとして合っても良かったと思います。
多色環境にしたいWotCの目的には沿わないかもしれませんが、多色以外の低速デッキも作れる可能性を残してほしかったですね。マイノリティでもそういう物が有っても良かったと思うのですが。
まぁZenが比較的単色や少数色は多かったので、それとの差別化も有るのでしょうが。
因みに《石の顎》は《紅蓮術師のゴーグル》のお陰でかなりの威力を発揮したはずだし、《堕落》は対PWにもなり且つライフロスが多いスペルの隙を埋める事が出来る。何より黒コントロールの神髄。
欲しかったなぁ・・・。
・《砕土》
:以前のエントリーでも挙げましたね。
貴重なランドブースト。
喩え低速環境にしたかったとしても3マナで1枚なら問題も無いレベルで、
-基本地形2枚を揃える事が出来る点
-Ins速度で土地を持ってくる事が出来る点
-テンポが良いので低速以外でも可能性がある
から「収斂」「上陸」と相性が良い。もちろんブーストも目的に沿う。
これ以上の物が無いのですが・・・。
代わりの《自然の繋がり》は尋常では無く弱い。
せめてライフゲイン位つけなさいよ、傾向的にも間違っていないはず。《荒野の作戦地図》の下位交換・・・。
・《断片の収斂》
:同じく土地関係のカード。
ブーストでは無くサーチですが、構築の仕方次第で真価を発揮できる。類似のカードである《地平の探求》も有りますし、それが纏っていて扱いやすいのも事実ですが、どうせ「収斂」と言うメカニズムが在るのならより多色化を推奨できるこちらの方が方向性にマッチするはず。
同時に土地枚数の確保も出来る為に「上陸」や「覚醒」を活かし易い。軽い物も当然ですが、BFZのテーマである「重めの上陸」を活かすのなら重いマナに到達した上で土地を展開していかなければいけません。それを考えるのならやはり調達枚数の多いこちらが売りが多いですよね・・・。
まぁ《地平の探究》も悪くはないんですがね・・・。
・《古きものの活性》
:「欠色」を推しながら欠色の意味がほぼ無い環境。
キャストに色マナが掛るだけの無色(笑)
もっと意味を出さないと無駄にキーワード能力枠を持っていて食いつぶしてる事になります。
なので何らかのサポートの一種としてこれぐらい在っても良かった気もします。
・《圧倒する雷》を一としたALAの圧倒シリーズ
:「覚醒」シリーズと同じで、序盤はそのスペル本来の機能を果たし、後半マナ余りの状況から大型の効果となって更に追加の効果を得るところは方向性的にマッチしています。
キッカー等もそうなんですが、これの場合は特に重めの7マナとかであり、且つ多色デザインだからよりマッチしていると思いました。
・多重キッカー
:WWKに有ったメカニズム。
ROEのLvUpと違いキャスト時制限なのでWeenieでは使い難いゆえに重めの環境志向ならアリだと思います。
一回のキッカーコストが2マナとかだとBeatdownでも普通に使えてしまいますが、3マナとかだとかなり重いデッキ優位のデザインに出来るので、いい感じになるんですがね・・・。
軽めにすると本体が重めでもかなり危険性が出てくるので注意が必要。
《狼茨の精霊》や《血鞘の儀式者》なんて前環境が高速かつ高パワー環境だったため余り日の目を見ませんでしたが、低速環境なら猛威を振るいそうですしね。
・Soc/Insの上陸
:《焼尽の猛火》等嘗ての環境でもありましたが、これらも合っても良かったんではないですかね?
土地ブーストにしろ収斂にしろ合っていきますし。
・《乱動する地形》
:何故か微妙に土地破壊が復活してきたので、それならこれぐらいの威力がある物が望ましかったと思います。
墓地にある土地枚数分ダメージですが、↓環境程土地は堪らないので精々3点程度。いい塩梅だと思うのですが。
・《黒曜石の火心》
:半端に土地破壊を復活させるぐらいなら、これの方が・・・。
生物ですから殴り合いも出来ますし、これを使う点でやはりマナも伸ばせるので。
上の《乱動する地形》等対Control札が有っても良い気がします。
・《忍耐の試練》
:《ニクスの星原》や《万神殿の伝令》がある環境なら、シナジーの組めるこちらが優先では?
ライフ50点は難しいとは思いますがね。
・《萎縮した卑劣漢》
:余りに「昇華者」をサポートできるパーツが足りないので、これぐらい有っても良い気もします。
継続して墓地破壊をして行けますが、実は1枚に付き(1)マナ掛るので別に効率も良くない。↓環境と異なり墓地利用をする事もそこまで積極的でもないのでこれ単体ではほとんど意味は無い。
「昇華者」が使えれば価値は有るのですが、それのために何マナも費やしていると考えるとあまり強くありませんからね。
なのでこれぐらい有っても良い気もします。
環境に合わせるなら「吸血鬼」にしてもいいですがね。
・《石鍛冶の神秘家》
:WWKなのでまぁ間違ってはいない筈。コーなので部族も問題無し。
単体では強力ですが、どの道装備品が無ければ使い物にならないためにStdでは大した価値は発揮できない筈。
《幽霊火の刃》の調達手段にもなりますし、「欠色」デッキを組む理由にもなるはず。《精霊信者の剣》で「上陸」や「収斂」のサポートも出来ますしね。《英雄の刃》の英雄デッキも出来ます。
SOM期の事も考えれば変な装備品もでない筈ですしね。
そしてこれが出ればEternal環境の需要による価格の上昇も抑え込む事も出来るはず。
まぁ下手するとまた「禁止騒動」の二の舞ですがねw
それを防ごうとすれば構築級の装備品はしばらくでなくなってしまいますしね。
そしてオリジンに《秘宝の探求者》がある以上かなり不細工な再録になってしまいますしねww
どれだけ環境に合っていようが禁止カードの再録なんてあるわけも無いのですがね・・・。
・《ムル・ダヤの巫女》
:同じく再録希望組。
Zenにあるので世界観は問題ないはず。
ブースト力は魅力ですが本体が重く、貧弱で、ブーストしか出来ない関係で《クルフィックスの狩猟者》ほどBeatdownやMidrangeで使われる事も無いでしょう。
それでいて低速デッキの中でも10マナレベルに到達するのは不安定すぎるため、7~8マナを使うデッキと9~10マナを目指すデッキですみ分ける事も出来るように思えます。
そして再録なので値段も下がる。
ここら辺はm全部とは言いませんが、環境的に考えてもあっても良かったのではないかな?と。
さてプレリも始まりそこここで報告が挙がっていますね。
特にプレミアム神話レアランドを引いた引いてないで一喜一憂。これが正式発売の時期になると悲喜交々や阿鼻叫喚になりそうですが。
さて、そんな時期環境一歩手前ですが、個人的にはこんなカードは欲しかったなぁと思う者もチラホラあるので挙げて行こうかと。
そんな実にどうでもいい中身の無いエントリーですww
・SHMの《堕落》等の土地枚数向上サイクル
:《鎧をまとった上昇》《発想の流れ》《堕落》《石の顎》《夜の群れの雄叫び》の5種。
低速化環境→土地を伸ばしやすい環境になるので、土地を伸ばしたボーナスのあるスペルとして合っても良かったと思います。
多色環境にしたいWotCの目的には沿わないかもしれませんが、多色以外の低速デッキも作れる可能性を残してほしかったですね。マイノリティでもそういう物が有っても良かったと思うのですが。
まぁZenが比較的単色や少数色は多かったので、それとの差別化も有るのでしょうが。
因みに《石の顎》は《紅蓮術師のゴーグル》のお陰でかなりの威力を発揮したはずだし、《堕落》は対PWにもなり且つライフロスが多いスペルの隙を埋める事が出来る。何より黒コントロールの神髄。
欲しかったなぁ・・・。
・《砕土》
:以前のエントリーでも挙げましたね。
貴重なランドブースト。
喩え低速環境にしたかったとしても3マナで1枚なら問題も無いレベルで、
-基本地形2枚を揃える事が出来る点
-Ins速度で土地を持ってくる事が出来る点
-テンポが良いので低速以外でも可能性がある
から「収斂」「上陸」と相性が良い。もちろんブーストも目的に沿う。
これ以上の物が無いのですが・・・。
代わりの《自然の繋がり》は尋常では無く弱い。
せめてライフゲイン位つけなさいよ、傾向的にも間違っていないはず。《荒野の作戦地図》の下位交換・・・。
・《断片の収斂》
:同じく土地関係のカード。
ブーストでは無くサーチですが、構築の仕方次第で真価を発揮できる。類似のカードである《地平の探求》も有りますし、それが纏っていて扱いやすいのも事実ですが、どうせ「収斂」と言うメカニズムが在るのならより多色化を推奨できるこちらの方が方向性にマッチするはず。
同時に土地枚数の確保も出来る為に「上陸」や「覚醒」を活かし易い。軽い物も当然ですが、BFZのテーマである「重めの上陸」を活かすのなら重いマナに到達した上で土地を展開していかなければいけません。それを考えるのならやはり調達枚数の多いこちらが売りが多いですよね・・・。
まぁ《地平の探究》も悪くはないんですがね・・・。
・《古きものの活性》
:「欠色」を推しながら欠色の意味がほぼ無い環境。
キャストに色マナが掛るだけの無色(笑)
もっと意味を出さないと無駄にキーワード能力枠を持っていて食いつぶしてる事になります。
なので何らかのサポートの一種としてこれぐらい在っても良かった気もします。
・《圧倒する雷》を一としたALAの圧倒シリーズ
:「覚醒」シリーズと同じで、序盤はそのスペル本来の機能を果たし、後半マナ余りの状況から大型の効果となって更に追加の効果を得るところは方向性的にマッチしています。
キッカー等もそうなんですが、これの場合は特に重めの7マナとかであり、且つ多色デザインだからよりマッチしていると思いました。
・多重キッカー
:WWKに有ったメカニズム。
ROEのLvUpと違いキャスト時制限なのでWeenieでは使い難いゆえに重めの環境志向ならアリだと思います。
一回のキッカーコストが2マナとかだとBeatdownでも普通に使えてしまいますが、3マナとかだとかなり重いデッキ優位のデザインに出来るので、いい感じになるんですがね・・・。
軽めにすると本体が重めでもかなり危険性が出てくるので注意が必要。
《狼茨の精霊》や《血鞘の儀式者》なんて前環境が高速かつ高パワー環境だったため余り日の目を見ませんでしたが、低速環境なら猛威を振るいそうですしね。
・Soc/Insの上陸
:《焼尽の猛火》等嘗ての環境でもありましたが、これらも合っても良かったんではないですかね?
土地ブーストにしろ収斂にしろ合っていきますし。
・《乱動する地形》
:何故か微妙に土地破壊が復活してきたので、それならこれぐらいの威力がある物が望ましかったと思います。
墓地にある土地枚数分ダメージですが、↓環境程土地は堪らないので精々3点程度。いい塩梅だと思うのですが。
・《黒曜石の火心》
:半端に土地破壊を復活させるぐらいなら、これの方が・・・。
生物ですから殴り合いも出来ますし、これを使う点でやはりマナも伸ばせるので。
上の《乱動する地形》等対Control札が有っても良い気がします。
・《忍耐の試練》
:《ニクスの星原》や《万神殿の伝令》がある環境なら、シナジーの組めるこちらが優先では?
ライフ50点は難しいとは思いますがね。
・《萎縮した卑劣漢》
:余りに「昇華者」をサポートできるパーツが足りないので、これぐらい有っても良い気もします。
継続して墓地破壊をして行けますが、実は1枚に付き(1)マナ掛るので別に効率も良くない。↓環境と異なり墓地利用をする事もそこまで積極的でもないのでこれ単体ではほとんど意味は無い。
「昇華者」が使えれば価値は有るのですが、それのために何マナも費やしていると考えるとあまり強くありませんからね。
なのでこれぐらい有っても良い気もします。
環境に合わせるなら「吸血鬼」にしてもいいですがね。
・《石鍛冶の神秘家》
:WWKなのでまぁ間違ってはいない筈。コーなので部族も問題無し。
単体では強力ですが、どの道装備品が無ければ使い物にならないためにStdでは大した価値は発揮できない筈。
《幽霊火の刃》の調達手段にもなりますし、「欠色」デッキを組む理由にもなるはず。《精霊信者の剣》で「上陸」や「収斂」のサポートも出来ますしね。《英雄の刃》の英雄デッキも出来ます。
SOM期の事も考えれば変な装備品もでない筈ですしね。
そしてこれが出ればEternal環境の需要による価格の上昇も抑え込む事も出来るはず。
まぁ下手するとまた「禁止騒動」の二の舞ですがねw
それを防ごうとすれば構築級の装備品はしばらくでなくなってしまいますしね。
そしてオリジンに《秘宝の探求者》がある以上かなり不細工な再録になってしまいますしねww
どれだけ環境に合っていようが禁止カードの再録なんてあるわけも無いのですがね・・・。
・《ムル・ダヤの巫女》
:同じく再録希望組。
Zenにあるので世界観は問題ないはず。
ブースト力は魅力ですが本体が重く、貧弱で、ブーストしか出来ない関係で《クルフィックスの狩猟者》ほどBeatdownやMidrangeで使われる事も無いでしょう。
それでいて低速デッキの中でも10マナレベルに到達するのは不安定すぎるため、7~8マナを使うデッキと9~10マナを目指すデッキですみ分ける事も出来るように思えます。
そして再録なので値段も下がる。
ここら辺はm全部とは言いませんが、環境的に考えてもあっても良かったのではないかな?と。
禁止改訂) おめでとう!おめでとうおめでとう!!
2015年9月29日 レガシー コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
今日は更新するつもりもなかったのですが、禁止改定にて衝撃の発表が有ったため笹なんか食ってる場合ではなくなりました。
との事。
今更過ぎ!!(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
そんな物は前回の改定時期の段階で判っていたことで、その後明確な悪さってしてない状況維持だっただけ。
恐らくWotCの予想以上に環境に変化が無かったから、致し方なくでしょうね。本当はあと一年ぐらい待っていたかったのではないでしょうかね?Stdのカードから禁止は避けたかったでしょうし。
それでも大きな大会を総なめにしてしまったGrixisの存在はどうしようもなかった。
Tier1はGrixis、Miracles、Omniでそれら全てとそれに続く各U系フェアデッキ全てにDTT入っていましたからね。
探査と効果の関係で枚数こそ落していますが、ブレスト・FoWに並ぶ存在感で、そのDTTのためのデッキが多過ぎました。何よりTier1の中でもGrixisが別格過ぎて・・・。
ただでさえ打消しやドローが無く他の色は不利にも拘らず、UやComboへの対抗手段の一つであるハンデスを絞め殺す威力のお陰で2重の意味でU以外を選択する理由が減っていましたからね。
そしてこれらのお陰でUも含めて、対Uを如何にするか?と言う構築になっていました。
D&TやLands・MUDの存在は兎も角、メインから《紅蓮破》《赤霊破》とかどう考えても環境がおかしい証拠なのにそれを放置し続けたWotCは、血を吐く思いだったかもしれませんが怠慢でしたよね・・・。
これで結局Legacy環境を荒らしに荒らした探査ドローの2種類《宝船の巡航》《時を超えた探索》の両方が禁止される結果に。
満を持してFUTから登場させた「探査」がUになって悪さをしてしまったわけですね・・・。巡航が禁止された時DTT有るから意味ねぇwwwとか言われていましたが正にその通りですね。
まぁね、誰がどう見てもおかしいもの・・・。
Stdでこそ悪さしないけど、↓環境ではどうなるのかぐらいある程度予想付いてたはずですし。
個人的には《物読み》を考えれば「6マナ探査2ドロー」程度ならまぁ許容範囲だったのではないかと思うのですがね・・・。
これでKTK以前の
RUG Delver/BUG Delver vs Miracles vs SnT
と言う構図が戻ってくるでしょう。
物量戦から消耗戦の時代も帰ってきます。
RUG Delverは復興し、《ヴェールのリリアナ》や《Hymn to Tourach》《思考囲い》のハンデス勢も息を吹き返すでしょう。
対して、巡航・DTTを核としていた《若き紅蓮術士/YPM》デッキは大打撃を受ける事になるでしょう。
少なくともハンドを回復させる手段が無いわけですから、ハンド枚数はある程度保持しておく必要が有り、すると必然的にYPMの生成能力は激減しますからね。
Miracles・SnTは以前の形に戻すだけでしょう。
それでも確実にデッキパワーは落ちます。が以前から強力なデッキであったので、YPMデッキの様に解体の憂き目には合わないでしょう。
GrixisはLegacyではずっと日の目を見ない色だったので可哀想ではありますが、流石に悪さをし過ぎましたね・・・。
とは言え、今回の件でプレイヤーもGrixisの挙動や性質自体は理解したはずなのでここから先と依然とではまるで違ったものになると思います。《コラガンの命令》の様な優秀なカードも有ります。
さて、では全く同じ環境になるのか?と言えば否です。
理由は探査はまだ生きているからです。
具体的には
《グルマグのアンコウ》
《黄金牙、タシグル》
《残忍な切断》
《強大化》
ですね。
何れもそれ程の枚数は詰まれてはいませんが、それでも存在している以上デッキ構築に何らかの影響は与えるでしょう。
特にRUG Delver - BUG Delver間の関係図は大きく変化するはず。
また生物組は《突然の衰微》に対するアンチカードにもなるはず。
しかしこれらで溢れるか?と言えばそうも成らないはず。
なぜならYPMのお陰でなりを価値が落ちていた単体除去の価値が上がってきますからね。タシグルの場合はSneakの増加の場合には《Karakas》の増加も考えるとなお厳しいでしょう。特にこれらを苦にしないMiraclesの存在も癌。またBUG系の場合はミラーも考えるとハンデスではなくLotV等の除去に依った構築も出てくるはず。
Miraclesはデッキの安定感は落ちますが元々極めて安定しているのでそれ程のダメージはない筈。
メイン《紅蓮破》がサイド《紅蓮破》になるかもしれません。
しかし、これも含め中速~低速のUWxには《僧院の導師》が残されます。
確かに枚数補充こそできませんが、元々数も有りますし、使える範疇のカードの筈。寧ろスィーパーが減るのならねらい目かもしれません。
また面展開の減少・紅蓮破の減少が起こるのなら《精神を刻む者、ジェイス》の存在感も復権する可能性が大。
Tempoを潰すためのMidrangeの数も増えそうです。
という事でBlade系・続唱なども見られるでしょうね。
MiraclesからDTTが抜けるという事は《安らかなる眠り》もサイドインされる確率が劇的に上がるという事。ハンデスが増えBG系が増えるのなら尚更。
他のUWにも言えるので、言う程B系にはありがたくは無い状況。
SnTはOmniの安定感が減りSneakの増加に繋がるかもしれません。
とは言え、もともとこのデッキが減った要因の一つである《封じ込める僧侶》は健在で、UWには《翻弄する魔道士》等も有ります。消耗型Tempoが増え、物量戦を避ける事が出来るのならD&Tも増えてくるでしょうしどの程度数を増やすかは未知数。当然数の減っている《Karakas》も増えます。
Omniは《燃え立つ願い》型、《ドリーム・ホール》型に戻るでしょうかね。
ハイブリッドはどちらも有るでしょう。
URは難しそうですね。
デッキの根幹が根こそぎですから、一からスタートするしかないでしょう。
物量戦が減り消耗戦になるのなら部族にも可能性が見えてきます。
Miracles次第ですが、今よりもRが減るのなら。
同じくRが減るのならInfectも可能性が見えてきます。このデッキの場合は《強大化》も手に入れていますからね。
軽量スペル連打系の大勢力も減って、軽量系、パワー系、コンボ系にうまく判れるので対策は寧ろ面倒になるでしょうね。
個人的にはB使いでもある為にハンデスの復権は有難い事です。
しかしMiracles・OmniをGrixisが締め出していた環境はTheRockにしろNicfitにしろ美味しい状況だったので別にそれ程持ちデッキにとっては嬉しいとも言えない状況ですね(´;ω;`)ブワッ
特に墓地対策が溢れるならDrSもタルモもKotRも死んでしまう。
どんなカードが使われるようになるかは判りませんが、期待しているのは2枚。
《集合した中隊/CC》と《コラガンの命令》です。
CCは一時期使われたカードですが、どうしても生物と言う不安定性が嫌われていました。物量と言う点に関してもDTTで良いよねwwと言う事でしたし。
が、これで少し風向きも変わってくるのではないでしょうかね?
もう一つの《コラガンの命令》は名前を上で挙げていましたが、単体展開やMidrange(SfM系)が増えるのならこのカードにはむしろ追い風でしょう。
まぁ、これらはパワー札に当たるのでManadenial戦略を乗り越える必要性はありますが・・・。でも明らかに以前にはなかったカードなので何らかの変化を期待したいですね。
《僧院の導師》はどうでしょうね。
CTTは形を変える必要はありますが《相殺》+《師範の占い独楽》もありますし、独楽ぐるぐるでTokensを調達できますし。
何にせよ対環境様に考え書き溜めていたプランが総てパーです(´;ω;`)ブワッ
また一から環境用を考える日々か・・・。
巡航の時から数えてこれで2度目だよ。
まぁこれで《精神的つまづき/MM》以来の騒動になったKTKショックもこれで一段落するでしょうね。
健全なLegacyライフが戻ってきそうです。
次は墓地デッキを環境から駆逐している《死儀礼のシャーマン》が最有力候補ですかね? 明らかに禁止理由と矛盾している《グリセルブランド》も結果次第では在り得るでしょう。
結局1枚1kで4枚買ったDTTは一度も使う事が無かったなぁ(´;ω;`)ブワッ
で、解禁された《黒の万力》ですが、まぁ特になんともないでしょう。
Legacyでハンドが5枚以上抱えていないと効果を発揮しないとか、1t目に出しても2~3点削った後は全く仕事をしなくなるでしょうね。仕事をするのは1t目だけ、巧く行っても2t目まで。それでいったい何に使うのか。つまり1t目:《暗黒の儀式》→《黒の万力》×3でも初回のダメージ以外はただの置物という事です。
この手の過去の強力カードは凶悪なコンボデッキでもない限り、だいたい持っている制限/条件がLegacyに合っていないので効果を発揮するのが難しい。《土地税》を見ればよく判ります。
万力を機能させるのはLegacyでマスディストラクションやランデスデッキを機能させるのと同じぐらいハードルが高い。
これが活躍するぐらいなら寧ろ《拷問台》の方が可能性があるでしょう。
Lgeacyに置いてはハンドを抱えられている事の方が少ないですし、寧ろ抱え込む様なデッキが抱え込んでいるのならそれは「死の宣告」を受けているのも同意。20点削り切るよりも遥かに速く昇天するでしょう。
普通に組んでもどう頑張っても良くて毎ターン1点削れるかどうか。諦めて《硫黄の渦》や《地獄界の夢》を使う方が賢明でしょう。
※書いた時点では失念していましたが、マリガンルールの変更で、より積極的にマリガンも行われるようになるでしょう。ならば、尚更機能しなくなるはず。
まぁ懐かしのカードでもありますし、デッキを組んでみるのも良いのではないでしょうかね。
特に《一日のやり直し》はこれの為に刷ったのではないか?と思える程ですし、たくさん並べていっぱい削りましょう!
また《血清の粉末》が仕事をしてしまうのか。
と言うか丁度マリガンルールも改定されましたしねww
《一日のやり直し》は万力を集める手札としても良いですね。
ただどうしても相手の手札補充も気になるのでそこに蓋が必要。《オアリムの詠唱》や《秘儀の研究室》、《大歓楽の幻霊》とかですかね。どれも対処札を使う機会を与えているだけの様な気もしますが・・・。
大量バウンスの方が良いですかね。
後は《三なる宝球》や《抵抗の宝球》などの加税系、《壌土からの生命》+《不毛の大地》等の徹底ランデス系などのManadenial系統のクロックソースぐらいですかね。
POXは相手のハンドを削ってしまうため、それがどう影響するか。
既に嵌める事が出来ているのなら、別にこれである必要性を感じません。
組もうと思えば色々組めはします。
しかしまぁどうしても強くはならないと思います。
今日は更新するつもりもなかったのですが、禁止改定にて衝撃の発表が有ったため笹なんか食ってる場合ではなくなりました。
http://mtg-jp.com/publicity/0015763/#
Legacy
禁止 《時を超えた探索》
解禁 《黒の万力》
DTTは青ばっかで多様性が無い。他のデッキを環境から締め出すから。
万力はドローが強力な環境だと危ないけど、Legacyならたぶん大丈夫。DTTも禁止したし。(要約)
との事。
今更過ぎ!!(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
そんな物は前回の改定時期の段階で判っていたことで、その後明確な悪さってしてない状況維持だっただけ。
恐らくWotCの予想以上に環境に変化が無かったから、致し方なくでしょうね。本当はあと一年ぐらい待っていたかったのではないでしょうかね?Stdのカードから禁止は避けたかったでしょうし。
それでも大きな大会を総なめにしてしまったGrixisの存在はどうしようもなかった。
Tier1はGrixis、Miracles、Omniでそれら全てとそれに続く各U系フェアデッキ全てにDTT入っていましたからね。
探査と効果の関係で枚数こそ落していますが、ブレスト・FoWに並ぶ存在感で、そのDTTのためのデッキが多過ぎました。何よりTier1の中でもGrixisが別格過ぎて・・・。
ただでさえ打消しやドローが無く他の色は不利にも拘らず、UやComboへの対抗手段の一つであるハンデスを絞め殺す威力のお陰で2重の意味でU以外を選択する理由が減っていましたからね。
そしてこれらのお陰でUも含めて、対Uを如何にするか?と言う構築になっていました。
D&TやLands・MUDの存在は兎も角、メインから《紅蓮破》《赤霊破》とかどう考えても環境がおかしい証拠なのにそれを放置し続けたWotCは、血を吐く思いだったかもしれませんが怠慢でしたよね・・・。
これで結局Legacy環境を荒らしに荒らした探査ドローの2種類《宝船の巡航》《時を超えた探索》の両方が禁止される結果に。
満を持してFUTから登場させた「探査」がUになって悪さをしてしまったわけですね・・・。巡航が禁止された時DTT有るから意味ねぇwwwとか言われていましたが正にその通りですね。
まぁね、誰がどう見てもおかしいもの・・・。
Stdでこそ悪さしないけど、↓環境ではどうなるのかぐらいある程度予想付いてたはずですし。
個人的には《物読み》を考えれば「6マナ探査2ドロー」程度ならまぁ許容範囲だったのではないかと思うのですがね・・・。
これでKTK以前の
RUG Delver/BUG Delver vs Miracles vs SnT
と言う構図が戻ってくるでしょう。
物量戦から消耗戦の時代も帰ってきます。
RUG Delverは復興し、《ヴェールのリリアナ》や《Hymn to Tourach》《思考囲い》のハンデス勢も息を吹き返すでしょう。
対して、巡航・DTTを核としていた《若き紅蓮術士/YPM》デッキは大打撃を受ける事になるでしょう。
少なくともハンドを回復させる手段が無いわけですから、ハンド枚数はある程度保持しておく必要が有り、すると必然的にYPMの生成能力は激減しますからね。
Miracles・SnTは以前の形に戻すだけでしょう。
それでも確実にデッキパワーは落ちます。が以前から強力なデッキであったので、YPMデッキの様に解体の憂き目には合わないでしょう。
GrixisはLegacyではずっと日の目を見ない色だったので可哀想ではありますが、流石に悪さをし過ぎましたね・・・。
とは言え、今回の件でプレイヤーもGrixisの挙動や性質自体は理解したはずなのでここから先と依然とではまるで違ったものになると思います。《コラガンの命令》の様な優秀なカードも有ります。
さて、では全く同じ環境になるのか?と言えば否です。
理由は探査はまだ生きているからです。
具体的には
《グルマグのアンコウ》
《黄金牙、タシグル》
《残忍な切断》
《強大化》
ですね。
何れもそれ程の枚数は詰まれてはいませんが、それでも存在している以上デッキ構築に何らかの影響は与えるでしょう。
特にRUG Delver - BUG Delver間の関係図は大きく変化するはず。
また生物組は《突然の衰微》に対するアンチカードにもなるはず。
しかしこれらで溢れるか?と言えばそうも成らないはず。
なぜならYPMのお陰でなりを価値が落ちていた単体除去の価値が上がってきますからね。タシグルの場合はSneakの増加の場合には《Karakas》の増加も考えるとなお厳しいでしょう。特にこれらを苦にしないMiraclesの存在も癌。またBUG系の場合はミラーも考えるとハンデスではなくLotV等の除去に依った構築も出てくるはず。
Miraclesはデッキの安定感は落ちますが元々極めて安定しているのでそれ程のダメージはない筈。
メイン《紅蓮破》がサイド《紅蓮破》になるかもしれません。
しかし、これも含め中速~低速のUWxには《僧院の導師》が残されます。
確かに枚数補充こそできませんが、元々数も有りますし、使える範疇のカードの筈。寧ろスィーパーが減るのならねらい目かもしれません。
また面展開の減少・紅蓮破の減少が起こるのなら《精神を刻む者、ジェイス》の存在感も復権する可能性が大。
Tempoを潰すためのMidrangeの数も増えそうです。
という事でBlade系・続唱なども見られるでしょうね。
MiraclesからDTTが抜けるという事は《安らかなる眠り》もサイドインされる確率が劇的に上がるという事。ハンデスが増えBG系が増えるのなら尚更。
他のUWにも言えるので、言う程B系にはありがたくは無い状況。
SnTはOmniの安定感が減りSneakの増加に繋がるかもしれません。
とは言え、もともとこのデッキが減った要因の一つである《封じ込める僧侶》は健在で、UWには《翻弄する魔道士》等も有ります。消耗型Tempoが増え、物量戦を避ける事が出来るのならD&Tも増えてくるでしょうしどの程度数を増やすかは未知数。当然数の減っている《Karakas》も増えます。
Omniは《燃え立つ願い》型、《ドリーム・ホール》型に戻るでしょうかね。
ハイブリッドはどちらも有るでしょう。
URは難しそうですね。
デッキの根幹が根こそぎですから、一からスタートするしかないでしょう。
物量戦が減り消耗戦になるのなら部族にも可能性が見えてきます。
Miracles次第ですが、今よりもRが減るのなら。
同じくRが減るのならInfectも可能性が見えてきます。このデッキの場合は《強大化》も手に入れていますからね。
軽量スペル連打系の大勢力も減って、軽量系、パワー系、コンボ系にうまく判れるので対策は寧ろ面倒になるでしょうね。
個人的にはB使いでもある為にハンデスの復権は有難い事です。
しかしMiracles・OmniをGrixisが締め出していた環境はTheRockにしろNicfitにしろ美味しい状況だったので別にそれ程持ちデッキにとっては嬉しいとも言えない状況ですね(´;ω;`)ブワッ
特に墓地対策が溢れるならDrSもタルモもKotRも死んでしまう。
どんなカードが使われるようになるかは判りませんが、期待しているのは2枚。
《集合した中隊/CC》と《コラガンの命令》です。
CCは一時期使われたカードですが、どうしても生物と言う不安定性が嫌われていました。物量と言う点に関してもDTTで良いよねwwと言う事でしたし。
が、これで少し風向きも変わってくるのではないでしょうかね?
もう一つの《コラガンの命令》は名前を上で挙げていましたが、単体展開やMidrange(SfM系)が増えるのならこのカードにはむしろ追い風でしょう。
まぁ、これらはパワー札に当たるのでManadenial戦略を乗り越える必要性はありますが・・・。でも明らかに以前にはなかったカードなので何らかの変化を期待したいですね。
《僧院の導師》はどうでしょうね。
CTTは形を変える必要はありますが《相殺》+《師範の占い独楽》もありますし、独楽ぐるぐるでTokensを調達できますし。
何にせよ対環境様に考え書き溜めていたプランが総てパーです(´;ω;`)ブワッ
また一から環境用を考える日々か・・・。
巡航の時から数えてこれで2度目だよ。
まぁこれで《精神的つまづき/MM》以来の騒動になったKTKショックもこれで一段落するでしょうね。
健全なLegacyライフが戻ってきそうです。
次は墓地デッキを環境から駆逐している《死儀礼のシャーマン》が最有力候補ですかね? 明らかに禁止理由と矛盾している《グリセルブランド》も結果次第では在り得るでしょう。
結局1枚1kで4枚買ったDTTは一度も使う事が無かったなぁ(´;ω;`)ブワッ
で、解禁された《黒の万力》ですが、まぁ特になんともないでしょう。
Legacyでハンドが5枚以上抱えていないと効果を発揮しないとか、1t目に出しても2~3点削った後は全く仕事をしなくなるでしょうね。仕事をするのは1t目だけ、巧く行っても2t目まで。それでいったい何に使うのか。つまり1t目:《暗黒の儀式》→《黒の万力》×3でも初回のダメージ以外はただの置物という事です。
この手の過去の強力カードは凶悪なコンボデッキでもない限り、だいたい持っている制限/条件がLegacyに合っていないので効果を発揮するのが難しい。《土地税》を見ればよく判ります。
万力を機能させるのはLegacyでマスディストラクションやランデスデッキを機能させるのと同じぐらいハードルが高い。
これが活躍するぐらいなら寧ろ《拷問台》の方が可能性があるでしょう。
Lgeacyに置いてはハンドを抱えられている事の方が少ないですし、寧ろ抱え込む様なデッキが抱え込んでいるのならそれは「死の宣告」を受けているのも同意。20点削り切るよりも遥かに速く昇天するでしょう。
普通に組んでもどう頑張っても良くて毎ターン1点削れるかどうか。諦めて《硫黄の渦》や《地獄界の夢》を使う方が賢明でしょう。
※書いた時点では失念していましたが、マリガンルールの変更で、より積極的にマリガンも行われるようになるでしょう。ならば、尚更機能しなくなるはず。
まぁ懐かしのカードでもありますし、デッキを組んでみるのも良いのではないでしょうかね。
特に《一日のやり直し》はこれの為に刷ったのではないか?と思える程ですし、たくさん並べていっぱい削りましょう!
また《血清の粉末》が仕事をしてしまうのか。
と言うか丁度マリガンルールも改定されましたしねww
《一日のやり直し》は万力を集める手札としても良いですね。
ただどうしても相手の手札補充も気になるのでそこに蓋が必要。《オアリムの詠唱》や《秘儀の研究室》、《大歓楽の幻霊》とかですかね。どれも対処札を使う機会を与えているだけの様な気もしますが・・・。
大量バウンスの方が良いですかね。
後は《三なる宝球》や《抵抗の宝球》などの加税系、《壌土からの生命》+《不毛の大地》等の徹底ランデス系などのManadenial系統のクロックソースぐらいですかね。
POXは相手のハンドを削ってしまうため、それがどう影響するか。
既に嵌める事が出来ているのなら、別にこれである必要性を感じません。
組もうと思えば色々組めはします。
しかしまぁどうしても強くはならないと思います。
Std)ハグラへの撤退とヘルカイトと忘却蒔き
2015年9月30日 スタン コメント (3)
皆さん、こんばんは。しもべです。
大きな転換期を迎えたMtG。
ですがまぁ基本話題の中心は次期環境。
私はStdはしませんが、この時期になるといつもああでもないこうでもないとStdに電波を飛ばしています。
特に使ってみたいカードが有ると妄想は膨らむんですよね。
今回の場合は2種類のモード選択が有る撤退サイクルがお気に入り。《白日の下に》も面白そうですが、そちらは割とガチ路線で考えないといけないのでそれはまた別に、機会でもあれば。
それで今回は
大まかな所は以前のエントリーに載せているので端折ります。
まぁ基本的に扱いやすいのは下のドレイン能力。クロックにもなるし、《風景の変容》から膨大なドレインも出来ます。もちろん《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》の方が遙かに強いので、組むには別に合理的な理由が必要になりますがね。
んでこちらはまぁ考えるほどにアイディアは浮かぶし、核となる能力でもある。使う先には困らないので、今回はもう一つの方です。
「接死」を与えるという事自体は別に弱い能力ではありません。
がやはり生物が必要で、更に相手の生物も必要で、ダメージを与える機会も必要と何かと条件が厳しいのも事実。
なのでこちらは腐りやすい。
逆に言えばこちらが使えるようになればいくらでもデッキに組み込めそうという事です。
で、接死で最も有効な相方は何か?
色々ありますが、「ティム」ではないでしょうか。もともと対小型には優秀ですが、接死が付くことで射殺能力と化しますからね。
という事で探してみたのでが、生物に飛ばせるティムがいない・・・。《カラデシュの火、チャンドラ》はプレイヤーにしか飛ばせませんし、他は生け贄を要求する・・・。
う~む・・・。
とその時にパラダイムシフト的に思い付いたのが《アクームのヘルカイト》。
このヘルカイトは「上陸」が必要になりますが、生物にも対戦相手にも火力を飛ばす事が出来ます。つまり上陸を利用する事で盤面の制圧が出来るようになるわけですね。
6マナ掛けて4/4飛行と貧弱この上なく、その後にも出てくる可能性のあるファッティには力不足が否めなかった龍ですが、《戦慄をなす者ヴィザラ》の如く生物除去を飛ばしまくれるのなら話は別。寧ろファッティを一方的に屠ります。
また盤面に脅威も無ければ《山》を置く際の誘発2点に加えて+1点ドレインが付くので宛ら《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》を再現できるようになり、デザイン的にも何となく満足感を得られますww
もともとヘルカイトを使う際には6マナ以降も土地を出しやすくする構築を取るはずなので、それを利用しガンガン射撃できるはず。
ティムという事で序中盤からの盤面支配を想定して相方を探していましたが、いないのなら中盤の盤面支配は《光輝の炎》《衰滅》などの他のカードで行い、より後半での支配力を確立してしまえ!と言うプランですね。
丁度B撤退はMidrange以降の速度向きなので、序盤の耐えてる間はドレインで仕事も出来ます。
《世界を喰らう者、ポルクラノス》がいたらもっと良かったんですがね・・・。
後は接死に合わせるのなら
先制攻撃・二段攻撃・トランプル・威迫・その他復活能力や除去耐性になるでしょう。
で思いついたのが中量級なら《間欠泉の忍び寄り》《光り葉の選別者》の2枚。
両者とも「威迫」持ちなので複数体のブロッカーを要求しますので、接死を持たせた時点でアド。そうでなければ攻撃を通せます。
前者は上陸でサイズを強化できるので打撃力が高くしやすく(まぁもともとがサイズの割に小さいのですが…)、後者はCipで生物破壊が出来るためより盤面を支配しやすいですね。
《マラキールの解放者、ドラーナ》なら戦闘ではほぼ無敵です。
後は小型に使うぐらいですが
復活能力を持つ《血に染まりし勇者》なら突撃で条件を満たせる分自力復活が出来て楽ですね。《始まりの木の管理人》もトランプルは持てますが少々割に合わない。
Rだと《マキンディの滑り駆け》がトランプルと上陸の性質でマッチし、《ゴブリンの栄光追い》は「威迫」の可能性がります。ただしこいつらの場合は打ち取られたくも無いのでR撤退向き。とするとブロッカーに1点を飛ばせる《コラガンの野心家》《業火の侍祭》等。
そして小型ながら地味に中速にも合う《激憤の巫師》ですかね。大変異からならアドも取れる上に、「威迫」持ち。中々のKPです。
回収能力に加えて先制攻撃持ちの《死に微笑むもの、アリーシャ》も有効。
こんな所ですかね。
探してみれば色々と接死でも扱えそうな生物もいます。
小型では《血に染まりし勇者》《激憤の巫師》《死に微笑むもの、アリーシャ》が特に優秀。
ですが、やっぱり支配力という点で考えると《アクームのヘルカイト》が一番ですね!
そんな妄想でしたww
追記)
書くつもりですっかり忘れていたドレインモードの方。
Stdの場合は多量の土地セットが難しいので、継続的なドレインが基本筋。なので低速に相性が良いのですが、多量ドレインも出来なくはない。
そう《忘却蒔き》です。
こいつのキャスト誘発で複数枚の土地が捲れればそこそこのドレインが中量級生物付きで出来る事になります。土地だけではショボイのですが、生物ありなら有効。
しかしただその2枚の組ではせいぜい2点ドレイン止まり。
そこで合わせたいのが《塵への崩壊》。これで相手の土地を4枚ぶっこ抜いた上でCipで1枚程度抜ければ5点ドレインが可能となるわけですね。それならそこそこの威力と言えそうです。
発展させれば《包囲サイ》と4cで本体ドレインデッキなんてのも作れそうですね。犀は高パワー+トランプル持ちなので「接死」との相性も良い。
そして突き詰めればきっと撤退と蒔きは抜ける事でしょうww
大きな転換期を迎えたMtG。
ですがまぁ基本話題の中心は次期環境。
私はStdはしませんが、この時期になるといつもああでもないこうでもないとStdに電波を飛ばしています。
特に使ってみたいカードが有ると妄想は膨らむんですよね。
今回の場合は2種類のモード選択が有る撤退サイクルがお気に入り。《白日の下に》も面白そうですが、そちらは割とガチ路線で考えないといけないのでそれはまた別に、機会でもあれば。
それで今回は
《Retreat to Hagra/ハグラへの撤退》(2)(B)に関して。
エンチャント
上陸 - 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、以下から1つを選ぶ。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+0の修整を受けるとともに接死を得る。
・各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
大まかな所は以前のエントリーに載せているので端折ります。
まぁ基本的に扱いやすいのは下のドレイン能力。クロックにもなるし、《風景の変容》から膨大なドレインも出来ます。もちろん《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》の方が遙かに強いので、組むには別に合理的な理由が必要になりますがね。
んでこちらはまぁ考えるほどにアイディアは浮かぶし、核となる能力でもある。使う先には困らないので、今回はもう一つの方です。
「接死」を与えるという事自体は別に弱い能力ではありません。
がやはり生物が必要で、更に相手の生物も必要で、ダメージを与える機会も必要と何かと条件が厳しいのも事実。
なのでこちらは腐りやすい。
逆に言えばこちらが使えるようになればいくらでもデッキに組み込めそうという事です。
で、接死で最も有効な相方は何か?
色々ありますが、「ティム」ではないでしょうか。もともと対小型には優秀ですが、接死が付くことで射殺能力と化しますからね。
という事で探してみたのでが、生物に飛ばせるティムがいない・・・。《カラデシュの火、チャンドラ》はプレイヤーにしか飛ばせませんし、他は生け贄を要求する・・・。
う~む・・・。
とその時にパラダイムシフト的に思い付いたのが《アクームのヘルカイト》。
このヘルカイトは「上陸」が必要になりますが、生物にも対戦相手にも火力を飛ばす事が出来ます。つまり上陸を利用する事で盤面の制圧が出来るようになるわけですね。
6マナ掛けて4/4飛行と貧弱この上なく、その後にも出てくる可能性のあるファッティには力不足が否めなかった龍ですが、《戦慄をなす者ヴィザラ》の如く生物除去を飛ばしまくれるのなら話は別。寧ろファッティを一方的に屠ります。
また盤面に脅威も無ければ《山》を置く際の誘発2点に加えて+1点ドレインが付くので宛ら《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》を再現できるようになり、デザイン的にも何となく満足感を得られますww
もともとヘルカイトを使う際には6マナ以降も土地を出しやすくする構築を取るはずなので、それを利用しガンガン射撃できるはず。
ティムという事で序中盤からの盤面支配を想定して相方を探していましたが、いないのなら中盤の盤面支配は《光輝の炎》《衰滅》などの他のカードで行い、より後半での支配力を確立してしまえ!と言うプランですね。
丁度B撤退はMidrange以降の速度向きなので、序盤の耐えてる間はドレインで仕事も出来ます。
《世界を喰らう者、ポルクラノス》がいたらもっと良かったんですがね・・・。
後は接死に合わせるのなら
先制攻撃・二段攻撃・トランプル・威迫・その他復活能力や除去耐性になるでしょう。
で思いついたのが中量級なら《間欠泉の忍び寄り》《光り葉の選別者》の2枚。
両者とも「威迫」持ちなので複数体のブロッカーを要求しますので、接死を持たせた時点でアド。そうでなければ攻撃を通せます。
前者は上陸でサイズを強化できるので打撃力が高くしやすく(まぁもともとがサイズの割に小さいのですが…)、後者はCipで生物破壊が出来るためより盤面を支配しやすいですね。
《マラキールの解放者、ドラーナ》なら戦闘ではほぼ無敵です。
後は小型に使うぐらいですが
復活能力を持つ《血に染まりし勇者》なら突撃で条件を満たせる分自力復活が出来て楽ですね。《始まりの木の管理人》もトランプルは持てますが少々割に合わない。
Rだと《マキンディの滑り駆け》がトランプルと上陸の性質でマッチし、《ゴブリンの栄光追い》は「威迫」の可能性がります。ただしこいつらの場合は打ち取られたくも無いのでR撤退向き。とするとブロッカーに1点を飛ばせる《コラガンの野心家》《業火の侍祭》等。
そして小型ながら地味に中速にも合う《激憤の巫師》ですかね。大変異からならアドも取れる上に、「威迫」持ち。中々のKPです。
回収能力に加えて先制攻撃持ちの《死に微笑むもの、アリーシャ》も有効。
こんな所ですかね。
探してみれば色々と接死でも扱えそうな生物もいます。
小型では《血に染まりし勇者》《激憤の巫師》《死に微笑むもの、アリーシャ》が特に優秀。
ですが、やっぱり支配力という点で考えると《アクームのヘルカイト》が一番ですね!
そんな妄想でしたww
追記)
書くつもりですっかり忘れていたドレインモードの方。
Stdの場合は多量の土地セットが難しいので、継続的なドレインが基本筋。なので低速に相性が良いのですが、多量ドレインも出来なくはない。
そう《忘却蒔き》です。
こいつのキャスト誘発で複数枚の土地が捲れればそこそこのドレインが中量級生物付きで出来る事になります。土地だけではショボイのですが、生物ありなら有効。
しかしただその2枚の組ではせいぜい2点ドレイン止まり。
そこで合わせたいのが《塵への崩壊》。これで相手の土地を4枚ぶっこ抜いた上でCipで1枚程度抜ければ5点ドレインが可能となるわけですね。それならそこそこの威力と言えそうです。
発展させれば《包囲サイ》と4cで本体ドレインデッキなんてのも作れそうですね。犀は高パワー+トランプル持ちなので「接死」との相性も良い。
そして突き詰めればきっと撤退と蒔きは抜ける事でしょうww
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