オルフェンズ 43話
最終局面が見えてきたのですが、正直どっちもどっち。
それでも口先だけの可能性もあるとはいえ、既存の腐敗の象徴であるラスタル陣営よりマッキーの方がまだ改革の可能性があるだけ多少マシ?
個人的には空気ヒロインが革命の乙女として何かするのかが気になりますね。
と言うか参戦してくれないとヒロインとしての存在価値はもとより、陣営が微妙すぎる。着地点が今のままだと見えませんからね。


 しかしガリガリにはガッカリ。
結局一期から全く成長しておらず立場や責務より自身の感情優先。自分たちの元の理念であった腐敗の一掃・改革の対象であるラスタルのもとに下るとは・・・。イオクとやってる事に違いが無い。所詮はぼんぼん思考の独善ロマンチストか。


 ついでにヴィダールの阿頼耶識システムが鬼畜過ぎる。
人間を機械化するだけでも禁忌の技術なのに、それを負荷軽減用のパーツにするとか・・・。
でも格好良い。
小説版「言の葉の庭」読了
皆さん、こんばんは。しもべです。


 そう云えば買ってから読んでなかったと思いだし、読んでみた感想。
話の筋は映像作品と同じなので割愛。あくまで小説版に対してのものです。


 映像だと言葉数が少ない分状況や心情・機微がわかりづらい部分も多いので、小説版ではそこに加わる心象描写のおかげでかなり理解・整理しやすくはなったと思います。
 また脇役を含めた登場人物の背景の掘り下げのお陰で、結構見る目も変わってきます。
まぁ3年生の彼女の功罪は何一つ変わりませんがね。

 ただすべてにおいて言葉が入ってくるので正直かなりしつこいと感じる部分も。
「言の葉の庭」は文中にも出てくるような雨の音でやっと気がつくほどの静けさ・静謐さ、光の陰影を用いた映像が訴える情緒が魅力の一つだと思っているのでここまでされると濃すぎる。
あくまで対比ですが、整然と整理された庭園と言うよりは、無秩序に方々に草木が伸びきった原野のような・・・。それが言い過ぎですかね?

 さわやかと言う訳ではないのですが、淑やかで淡く瑞々しい人間模様も、その背景や内面(未成熟な人間たちの葛藤)まで描写される事でかなり生々しい。
印象派の絵画だと思っていたら、実は表現主義?の時代の作品だったような印象です。
人間模様すらも美しい景色の情景の一部だった映像作品とは異なり、小説は言葉が中心である故にどうしても情景表現は脇に置かれ、役者の人間模様が中心に来るのでそれも致し方の無い事なのでしょうね。
同じ作品でも表現技法が違う事の差と言うのはこう言う事かもしれません。

 特に象徴的なのは「雨」が弱い。
重要な要素であるのは事実なのですが、画面の中なら1秒間でも色々な物を描き出し、又は音でその存在を伝える事が出来るのですが、文字の世界では一文字の中で表す事が出来るのは漢字を使って前後の文脈を利用しても限界が有りますからね。
 只それでも、矢張り言葉を拾っていけば雨の存在感は大きいのも事実。
描写され、背景を彩り、状況を作り、心象の比喩にもなっている存在感は健在。むしろ意識すれば話を理解しやすくなった分寄り添いやすくもなっているのかもしれません。と言うよりもよくある単なる舞台装置ではなく、映画で言われるような3人目の主役でもなく、もっと大きな運命を司る何かの象徴の様にすら感じることも。
雨の役割の変化なんかも今回で初めて気が付きました。
やっぱり感じ方を変える必要があるんでしょうね。


 結局二人AfterEpisodeでは明確な描写はないものの、雪野の「雨がやむような」表情変化から作られた笑顔が全てなのかな?とも。雪野は光の庭が「人生のピーク」とも言っていますが、それはどうとでも取れるですからね。


 アニメとは別作品には思えますがこれはこれで、理解を深めるのは悪くない。つまり個人的には解説本の印象が強い。
表現描写の狭くなったのは映像視聴済みの下地が有る事ですし想像力を働かせればいいだけで、作品背景まで理解できるわけですし。
それにその後の話まで載っているのですからね。

 予想していたよりも多くの収穫が有って、この後にまた映像作品の方を見てみようかと思います。きっと理解が益した分感想もまた変わってくる。
読みやすいので、映像作品の方を好きになった方は手に取ってみても損は無いかもしれません。


レガシー)BGx系に関しての《致命的な一押し》について思案(中)
皆さん、こんばんは。しもべです。


 で、前回の続き。前回と同じく基本的な事から書いていくので無駄に長いので悪しからず。
結局競合枠の札とともに一長一短だったので、では採用するBGx系統のデッキに於いてはどうだろうかと言う話。


 BG系Beatdownだと《タルモゴイフ》《残忍な剥ぎ取り》を使うModern以下で構築されるBeatの形なのでそこに組み込めます。《剥ぎ取り》の「昂揚」を満たす手段である《ミシュラのガラクタ》を流用することで1t目から紛争を満たせるのが良いところ。
 ただこのカラーの問題は現状探査性生物やComboで運用されるファッティであり、それを思うと《致命的な一押し》では根本的な解決になってません。まぁ元々の札でも同様ですので、高望みし過ぎかもしれません。
それに現状流行る兆しの見えている「純鋼の聖騎士Storm」はStormが途中で止まる際に装備品多数タフネス沢山になる事も有るので、少なくとも《見栄え損ない》よりマシです。

 Junkの場合は、Deadguy系も有りますが基本的にはBeatdownよりもMidrange~Controlである方が多くStPに依るライフゲインのリスクはそこまで大きくはない。速度不足による対Burn・高速Aggro耐性の低さも考えるとやはりStPの方が遥かに丸い。
只それでも一考の余地は有ります。
 例えばJunkの《包囲サイ》を使う構築。TheRockやNicFit等々。
本体3点ドレインのCipを重ねる事で直接的に勝利を目指す事が出来る観点から、現状でもNicFitではStPよりも単体性能では遥かに劣るPtEが優先されています。
故にPtEとなら《一押し》はスイッチも十分可能でしょう。まぁ矢張りファッティ対策はどうにかしなければいけないのですが・・・。
サイズ以外のリスクで言うと自軍の生物に叩き込む事で土地を伸ばす作業が出来なくなってしまうと言う事ぐらい。《サイ》の4マナを考慮すればこれはこれで意味は有ります。が、その観点で言うと追放・バウンスや《終末》に弱い《老練の探険者》に撃ち込む際にPtE→土地1枚を《一押し》→Pigの土地2枚に換える事が出来る観点も有り一長一短。
でも《サイ》3色だから云々に関しては下記しますがまぁ割とどうでも良い。


 で、次にStP/PtE→《一押し》の際に出てくる、色を抜く事に依る土地基盤を強化できる点への利点に関してですが、Junk系はそもそも丸い構築が望ましい
Modernと異なりLegacyでは殆ど三色目を足す事のリスクは無く、ダブルシンボルの札の有無によって差異が出る程度。それが少ないなら当然問題にならない。Manadenial戦略の相手に重たいJunkが序盤からデュアラン積み上げる事も稀ですしね。
 そんなことよりも札の対応力の低下、そしてそれ以上に失われるメイン・サイドに採用できる札の範囲の狭さが大きな損失になります
《カラカス》《封じ込める僧侶》《スレイベンの守護者、サリア》《エーテル宣誓会の法学者》《ガドック・ティーグ》とサイドには重要な白の札も有る事思えば正直、色を減らしてまで変更する利点が無い。寧ろMidrangeにとっては減らす事によるリスクの方が目立ちます。この構築では数少ないダブルシンボルである《ヴェールのリリアナ/LotV》が大して使わない構築にするのなら尚更。使う構築なら一考。

 対してDeadguy系になると事情は変わってきます。
前述のLotVに《Hymn to Tourach》《Sinkhole》《小悪疫》等に《不毛の大地》まで積極的に使う構築であるためWを足す事で展開上の齟齬が生まれやすい。デッキパワーは上がってもデッキの速度を落としてしまう場合も多い。速度とテンポを求めるのなら色を減らせるのに越した事は無い。除去もいっその事《ゲスの評決》等を足すと言う選択肢もあります。
 ただBGのDeadguy≒Eva GreenならこうなりますがBWのDeadguyになるとまた話は変わってくるので悩ましい・・・。


 まぁ私のデッキはTheRockなのでDeadguyについてはまた別の事情。
と言う事で《致命的な一押し》によって喩え《剣を鍬に》と入れ替える事になるとしても、デッキ構築上のWを抜くメリットは殆ど無いと判断しています
勿論構築テーマ次第ですが、少なくともJunkカラーでは望ましくはない。

 ただそうは言っても同じ三色でも、WBGである事とBGtWである事にはやっぱり差が有ります
減らせるのならそれに越した事は無い。何せ2~3マナの札を多数使う重たいデッキ。デュアルランドが《不毛の大地》の的になる以上基本地形で賄える事が多い方が望ましい。
 StP→《一押し》に出来た場合《沼》から《思考囲い》《死儀礼のシャーマン》《致命的な一押し》ととりあえずこの構築に置いてやりたい事の一通りが揃う事になります。故に初動の土地の選択をしやすく、展開も行ない易い。それを思えばやっぱりStP→《一押し》にする価値が無いわけでは決してないと思われます。
使ってみるとつくづくこのデッキの《平地》は展開で問題を起こすネックな存在なので、減らしたいのですけどManadenialを考えると減らせない、必要悪な存在でしたからね。出来る物なら2枚目の《沼》にしてしまうのも一つの手ではあるわけです。
まぁしないとは思いますがw



 次で最後の予定。
レガシー)BGx系に関しての《致命的な一押し》について思案(上)
皆さん、こんばんは。しもべです。


 AERが出て真面目に買いそうなものが《致命的な一押し》程度しかないので嫌がおうにも考えが向きます。そこにTheSourceのTheRock版にてこれについての議論が挙がっていたので少し考えてみようかと思いました。
以前書いた初期感想ではなく、あくまで自分の持ちデッキ・持ち色からの考えてみる事にします。
長くなるのでとりあえず前後で分けます。


 とりあえず、初期感想でも書いた様に↓環境の主力である1~2マナ域を1マナで対処出来るのは素晴らしい。これまでは《見栄え損ない》レベルしかなかったので《野生のナカティル》等の1マナタフネス3組、《タルモゴイフ》《死の影》等には対処できなかったのですがこれのお陰で改善の可能性。1マナ除去なのでテンポを取る事が出来る上にリスクも無い。
 そして「紛争」を満たせば、フェアデッキの大半のマナカーブの頂点となる4マナにまで対処出来るのが素晴らしい。

 ただし現状ではフェアデッキでもEldrazi・探査生物のせいで対処できない札がそこそこに在ります。当然Comboに使われるようなファッティは言わずもがな。加えると「紛争」を如何に安定的に機能させる事が出来るかもデッキによっては重要。
それを考えれば、同一マナ域の《剣を鍬に》や《流刑への道》に比べると劣ると言わざるを得ないでしょう。

 しかしそれも考え様。
Comboに関しては利くとは言っても元々《グリセルブランド》や《引き裂かれし永劫、エムラクール》等大半のファッティはStPではどうしようもない札。またBeatdownの側面からするとやはりゲインはそれはそれで面倒な面もあります。
(もちろん緊急時のゲインは、特に対火力で価値が有りますが。)
という訳でStPも完ぺきではない。劣っている部分がより劣るだけの話です。
 結局、明確に問題になるのはEldrazi・探査生物の部分と紛争と思われます。(まぁEldraziに関してはどちらもCotVの餌食になるため正直どちらも大して信用できない。) 探査に関してはデッキに入っても1~4枚で大半は2枚程度ですが、4枚も構築によっては有り得る事を考えれば見過ごせるほど軽くはない。

 そして紛争。
フェッチ・《不毛》の切り方が難しくなります。それだけでは不安定なので加えて他に紛争を満たせる手段が有ると望ましい。他には《師範の占い独楽》《陰謀団式療法》だったり《聖遺の騎士/KotR》だったりでしょうか。

 しかしこれら合同で言えるのは、要は「除去範囲外への対処」であり、ならばそれは除去の色足る黒の本分として満たしていけばいいだけの話ではないかと思われます。上で書いたようにどの道StPでも除去範囲外が有るわけで結局ほかの手段でカバーが必要になるわけですしね。


 除去サポートには幾つかの手段が有りますが、スペルで言うと「布告」。丁度小型を潰せる以上、大型を狙いやすく互いに上手く補完できます。まぁ場合によってはリセットもですが、《滅び》とか入れるデッキは少ないので一先ず除外。《悪疫》も同じく。
 次は「接死」ブロッカー。
最後は《Moat》や《罠の橋》《平和の番人》等の制限札。

 「布告」となると最上札は《ヴェールのリリアナ/LotV》と思われます。
ただ3マナSoc挙動の[-2]に合わせる事になるのでやや緩慢。それでも互いに除去範囲をカバーしあえる。色の合う1マナの除去の有無は重要。オールマイティな札なのでどのデッキでも使える組として素晴らしい。が、個人的にはファッティコンボ対策としては不満も強いので除去範囲のカバーとして入れるには挙動が不自由すぎます
同じく《小悪疫》も布告ですし、紛争も満たせますがやはり不自由が多い。
 単体の使い切りですが《悪魔の布告》がやはり安定します。
色を足す余裕が有るのなら、やや限定的ですが汎用性の高い《神聖な協力》も良い。

 「接死」持ちだと《悪意の大梟》や《ナーナムの改革派》《節くれ木のドライアド》等だろうか。中型には《裏切り者グリッサ》《マルチェッサ女王》など。
軽量さとアドバンテージの両立が出来ている《大梟》が恐らく最高の札だが、軽量組はAggroで、Midrangeなら《大梟》と中型組になるはず。

 最後の枠はメインから入れる物でもなく、サイドの対策札の枠なので、正直論上に挙げる必要性を感じません。またBeatdownとして考えても拘束しているだけでは勝てないのでかなり消極的な選択肢ですしね。


 とりあえずここまで。
次はデッキについて。


気が付いたらAERが発売されていたので徒然なるままに~
気が付いたらAERが発売されていたので徒然なるままに~
気が付いたらAERが発売されていたので徒然なるままに~
皆さん、こんばんは。しもべです。


 知らない間に気が付いたらAERが発売されてましたねw
まだ何も買ってないや! まぁそもそも今回も趣味枠抜いたら買うのなんて《致命的な一押し》ぐらいしかないんですがね。

 んで、SCGをはじめ発売後の主なデッキの結果が出たわけで前評判通りの2つが強いと言うのは意外。
特に《サヒーリ》コンボなんてネガキャンされまくってましたしね。《反射魔導師》まで消える始末でどうなる事かと思いましたが、結果は杞憂でしたね。
しかし最近Legacy Classicがやらないのは寂しいですな。まぁ環境的な変化は殆ど無いでしょうが。


 んで、AERの札の事をつれづれと考えていたわけですが、特に《守護フェリダー》はもう少し何か使えないか?と。
それでふと思いついたのが《悪魔の契約》。
Modern以下の環境ではブリンク札は幾らでも有りますが、Frontierでは《契約》を《ちらつき》する事が出来るのはこれぐらいの筈。バウンスからの再キャストよりも遥かにテンポも良いですしね。破壊は言わずもがな。
 またModern以下の他の札までを見ても《フェリダー》は色拘束も薄いので、サーチ手段の《闇の請願》から叩きつけやすく、BW《悪魔の契約》コントロールなんてのも組めそうだなぁ・・・と。《秘密の中庭》も出てきたのも追い風ですね。
《フェリダー》のCipで土地を起こす事で1マナ立つ実質3マナ挙動も《致命的な一押し》の紛争を満たせますしね。


 《悪魔の契約》《致命的な一押し》で考えていたら、そう言えば《月銀の拘束》は「紛争」系とも相性が良いなと思い出しました。付け替え時のコストは生贄だけなので、負担も少なめ。《致命的な一押し》《復讐に燃えた反逆者》の範囲外の生物をカバーする事も出来ますしね。
上はStdで使える組ですが、それ以下の環境なら《悪魔の契約》が要らなくなったら《月銀の拘束》でも潰せるわけですしね。
 また、《カーリ・ゼヴの巧技》や《世話》の様な優秀なコントロール奪取札も有る事ですし、《月銀の拘束》は割とStdで使えるかもしれませんね~。


 で、それらから連想で《罪からの解放者/肉体からの解放者》を思い出したわけで、このシステマチックな生物に何か使える札でもあったか?と思考が移った結果《霊気装置の設計図》を思い出しました。《設計図》は他に生贄札が要りますし、マナカーブ的にも丁度いい。昂揚も満たしやすくなりますし、変身後は展開した1/1霊気装置トークン×2を→3/2エルドラージ×2に換える事も出来る訳で、中々良質なシナジーを誇ります。
強力とは言い難いですが、この手の連動性の高い動きはやっぱり好きなんですよね。
 《秘密の備蓄品》も生贄能力を行けして毎ターン3/2が作れるので悪くないのですが、紛争や昂揚を別途満たす必要性が有る上に2色確定である点でやや劣りますね。


 そう言えば、《致命的な一押し》のお陰で下のマナファクト系の価値もまた変わったなぁと。
これは以前書いたかもしれないのですが、マナファクトは出した直後からマナを出せますし除去もマナ生物に比べるとされ辛いので、安定しやすい。なので出せる色でそのターン中に何が出来るか?と言うのは割と大事で、(W)なら《剣を鍬に》、(R)なら《稲妻》と選択肢が有り、(U)なら言わずもがなキャントリップや《呪文嵌め》《呪文貫き》など色々あったわけですが、黒にはあまり良い選択肢が無かったんですよね。
しかし、《一押し》が出た事でこれらにも価値がやや出るようになりましたね。B系は多色も含めて3~4マナ域に強力な札も増えてきているので、マナファクト自体の需要は有ったわけで、今回の《一押し》の登場はこれらの点でも結構重要な意味が有りそうです。



 そんなこんなの日々でした。


セイレン四話

2017年1月30日 趣味
セイレン4話見ました。
そうか、こう来たか~と言う感じ。確かに素直にくっつかないと言うのも別に悪くはないし、それを考えれば展開上の進展の遅さも頷ける。最後に希望の見える終り方ですしね。
ただやっぱりアマガミに期待されていたのは4話後半のイチャイチャだからなぁ・・・。アレに関してはかなり良かった。
正一君に海外にまで付いていく相原君ばりの行動力が有ればまた違ったのでしょうが、現実的かもしれませんが、系列の主人公としてはこいつは本当に行動力足りんな。
正直、青春アニメと言う括りならいざ知らず恋愛ものとしてはどちらかと言うと変化球の展開と結末を最初のヒロインに持ってくるのはどうなんでしょうね?しかもトップバッターのメインヒロインで。
まぁその変化もまたシリーズらしいのですが。
先を見据えると言うのは同じでも、本質的に恵まれて満たされた環境にいる常木さんと飢餓感に満ちた絢辻さんとの差ですかね・・・。

 結局常木さんの事はよく分らんかったのですが、EDで使われていたテーマソングの歌詞が全てなんですかね?
やりたい事が見つからないからふらふらしてる。けどそれが見つかったら一直線的な。
キャッチフレーズとは違和感が。割とストイックで、チャラついた部分が少ない。
まぁ外と中身の差と言う部分が肝だったのは予想通り。
 それに、やりたい事が見つからなかった同士の二人が交流を重ねて其々のやりたい事を見つけて、それが最終的に二人とも一致していてと言う帰着はやっぱり悪くない。

 とするとやっぱり展開上の話の薄さが不満なのかなぁ・・・。
変態行為に勤しんでばかりで、互いの内面に触れる時間が少なかった。常木さんが主人公に好意的だった理由もよく判らないし、本心ではどうだったのかも不明。
ヒロインの印象が薄いと言うのはゲームと比べるのが悪いのですが、4話使ってもまだ薄いと言うのは割と問題だと思います。故に魅力に乏しい。キャラの掘り下げが圧倒的に足りない。
 しかし実質合宿の2週間の話だっと考えるとまぁやむなし?
ゲームも半分ですしね。
結局関係を深めるには短すぎて、互いに噛み合ってなかったと言う事ですかね。


 郁夫には一体何が有ったのか。初恋の奈々ちゃんと再会でもしたのか?
後友達との真相が明かされる場面は流石に、冷静過ぎないか?と。応援云々は置いておいても、楽しみにしてた旅行を一方的に潰されて一切の謝罪も無しで、それを当然のように許すとかあり得んでしょ。まぁ本人にしてみれば所詮興味本位で参加した企画で、合宿後は本当にやりたい事が見つかったのでどうでもよかったと言う事かもしれませんが、それでも謝罪なしは有り得ん。


 う~ん。
次のクリティカルさんに期待するか。
ゲーム関連なら梅原さんの出番よ!



P.S.
てっきり小悪魔的なヒロインが主人公をいじったりからかったりするのを、主人公の斜め上の変態さで次々と打ち破って赤面させていく話かと思っていたのですが、考えてみたらそれもうアマガミでやってましたからね。

暗剣白梅香

2017年1月25日 趣味
惰性なりネタとしてだったりで見ている事の多い最近のアニメの中で、久々にアニメ見て良い!と思えた鬼平3話。
ああいう、切なく無情なお話が大好きなのでもろに琴線に触れました。

 ただ、殺陣はやや派手派手過ぎな気も。
1話から気になっていましたがあんなに飛んだり跳ねたりするもんではないと思いますがね。まぁ映像映えはするのでこんなもんですかね。実際実写でこれやったら失笑もんでしょうが、アニメなら迫力ある!で収まるわけですし。
アニメならではの魅力は追及しないといけませんよね。


ゲームやらアニメやら最近の2次元趣味色々について
ゲームやらアニメやら最近の2次元趣味色々について
ゲームやらアニメやら最近の2次元趣味色々について
 先日やっていたアニメ版鬼平犯科帳で、長谷川平蔵が悪党御家人に十手を投げつけて倒していました。
延髄直撃してましたが、あんな強力なのに-1/-1はおかしい気も・・・。

 鬼平は今のところ中々に楽しめてます。
こういう硬派なのがないと私には辛い。原作小説読んでないし、ドラマも多分全体の3分の一も見た事は無いので知らないエピソードもおおい。人情物としては尺が足りないのは残念ですが、それでも切なさ溢れるストーリーはそれ単体で見れば悪くない。比較するから粗が目立つ。
アニメとして見ないから一々ツッコミを入れたくなる。
しかしとっつぁんは随分粋が良いな。個人的にはも少し平蔵の人情味をみせてほしいですが。
最終話とか、吉衛門さん蕎麦屋の親父役とかで良いから声入れてくれませんかね~。


 びっくりするぐらい話が進まないセイレン3話。
アマガミを参照すれば2話目、遅くとも3話目は十分いちゃつきだしている頃合いですが、ヒロインの常木さんが今一つ何を考えているか判らないため、さっぱりいちゃつかない。いや傍目にはいちゃついてはいるんですが、二人の関係がさっぱり進展しない。
次回の友人との齟齬と対決とか3話目で終わらせて、4話はデート+告白と言うのがアマガミの基本的な進行速度だからなぁ・・・。と言うか起承転結で考えても、そうなる。やはり最初のヒロインは1話目を無駄にするための弊害ですかね?

 本音が見えないのでヒロインとしても捉えづらい。故にやはり没個性的な普通ヒロイン感が強い。
今のところ主人公の一方的な憶測と表面的な会話しか見えないのは痛い。ただここまで徹底されているところや三話までの展開・人間関係を見るに外形/虚像や偽り-本音・本質がこのルートのテーマなのかな?と考えたりしてます。

 逆にアマガミ系列は内面関係の進展速度は異様に速くて、なんでこれで付き合ってないの?と言う事も多々あったため、その意味では最後の最後に告白すると言う形を取るにはこれぐらいの方が良いんですかね。
でもやっぱ壁殴りたいよね。

 主人公も今のところやっぱり魅力が無い。
アマガミの伝説の主人公である橘さんは「変態紳士」と尊ばれるように、変態なだけでなく、決めるところは決める行動力が魅力であり、格好良さが有ったわけですが、コイツは今のところただ妄想してるだけなので。変態アプローチも妄想ばっかりですし。ただの思春期こじらせてるだけですやん。
変態妄想してる間に話先進めろよ・・・。ヒロイン共々来週の挽回に期待。

 因みに橘さんの妄想の高レベルさの一例だと、子供向け絵本出版社がエロ本出していると言う背徳的事実にだったり、絢辻さんに自分のエロ本を廃品として縛られたりした事実にだったりで、セイレンの正一君が如何に即物的で判り易く俗物的な物かが判ります。

しかし、昆布と鰹出汁の利いた「おでんラーメン」なるカップ麺が気になる・・・。


 オルフェンズのイオク君は中々の当りキャラやね。
本人は割と真面目で誠実で、でも特権階級の傲慢さで凝り固まっていると言う、歪んだ社会の象徴。「自身を悪だと認識しない者が本物の悪」と言う表現の体現者。ラスタル様も割とその傾向有るけど、コイツは突き抜けてるからね。
マッチポンプを用意した上に、その原因となった物を自分で用いるとか凄いわ。
マッキーの印象が薄まった分、2期はイオク君頼り。
しかしガランさん以外有能な部下が一人もいないラスタル様の心労振りも中々の物ですな。禁止兵器の使用とかツッコめと言っている様な物ですし。



 ダンガンロンパV3のネタバレが、掲示板や動画サイトに溢れていて本当に嫌。
まだプレイしてないので、マジで止めて欲しい・・・。閃の軌跡の時もそうでしたが情報社会の被害ですな

 しかし何か評価は荒れている模様。
まぁ煽りサイトや謀ネット通販サイトの評価は、アンチ・信者の極端な点数評価が付きがちなので大して当てにはしていませんが、それにしても評価数が伸びている以上、何らかの引っ掛かりが有るのは事実の模様。



台北のゲームショーにてY’s VIIIのPS4版の情報、ゲーム画面が出たそうです。
(ttps://www.youtube.com/watch?v=9YIYEMgKGbQ)

 以前公開されていた緑髪の巨大ハンマーを持っているのはダーナ。
ダーナ編はシナリオ追加も有りながら、本人が戦闘スタイル(属性とモーション)を変更して戦っていく戦闘システムにアップデートされているようです。

 また戦闘フィールドはかなり綺麗になってます。
ただキャラクターのモデリングが変化しているようには見えない。Vitaだと許せたけど、PS4基準だとかなり劣るものになってしまいますね。

 正直、閃の軌跡は置いておいても、Y’sのためにPS4買いたくなってきた・・・。



P.S.
画像3枚目は高山先生によるイラストカレンダー(通販商品)ですが、これを見ると如何にアニメとデザインが乖離しているかがよく判りますな。特に今日子ちゃんが「子供っぽい」云々の話はこちらを見ると理解できます。

レガシー)続ReidのBUGコントロール
レガシー)続ReidのBUGコントロール
レガシー)続ReidのBUGコントロール
皆さん。こんばんは。しもべです。


 今日から平常通りLegacyについての駄文を書き連ねるつもりです。
で、以前にもエントリーにて挙げたReid DukeのBUGコントロールについてなのですが、CFBにて本人のレポが挙がっていたので読んでみました。

「Winning with Sultai in Louisville」
By Reid Duke // 16 Jan, 2017
http://www.channelfireball.com/articles/winning-with-sultai-in-louisville/

流し読みなのでどこまで正確に理解できているか怪しいですが、構築に関しては
要約すると
・BUGはパワー札が多いので積み込んで使いたい
でも重たく、フルタップ・Soc挙動は危険。
→ 故に
-《意志の力/FoW》に加えて、《目くらまし》入れてみた
-マナ生物で加速しよう。3マナ札も2t目にキャスト出来る

・調整して行くうちに白と《緑の太陽の頂点》抜いてシンプルなBUGカラーに
・《トレストの使者、レオヴォルド》も強かったけど、《真の名の宿敵/TNN》がもっと強かった
・微調整で1枚挿し増えた
・アンフェアデッキとあんま当たらんくて運良かった

 的な事でした。
結局大して《レオヴォルド》への(活かすための)拘りは無く、あくまで高いパワーを持つ札の1枚としてデッキに入れる程度の認識だったようですね。最初の感想通りDrS・TNN・JtMsが強いデッキと言うので合っていた。
 しかしそれにしてもDaze腐る場面多すぎたようにも思えるのですが、刹那的な働きが重要過ぎてを抜けないと言う事でしょうかね。


 因みに《レオヴォルド》と言うと、これを含めたBUG~4cのアドバンテージ型のMidrangeが少し前から増えているようです。
こちらは《悪意の大梟》や《苦い真理》まで入れた本当にアド特化ですが、これまでの続唱の様なアド特化の特殊構築が他のリストでも組まれるようになるようになるんですかね?これからは。
CFBの対戦動画
http://www.channelfireball.com/videos/channel-mengucci-4-color-midrange-legacy/

 んで、
http://www.channelfireball.com/articles/modern-jund-legacy-sultai-get-a-push-from-aether-revolt/
では、こちらでは、そのアドバンテージ型をAER解禁に伴い《致命的な一押し》を入れる事で、4cからBUGに戻してますね。
《稲妻》と《コラガンの魔除け》は良いけど、《紅蓮破》失うのは痛い。でもマナベースも整うので《不毛》で死ににくはなるのは利と言えるとの事。



P.S.
しかし最近は本当にアド合戦がLegacyでも増えた印象。テンポ合戦のピリピリしたゲームが減っていてやや退屈です・・・。


AER)新カード雑感その14 無色について その2
AER)新カード雑感その14 無色について その2
AER)新カード雑感その14 無色について その2
皆さん、こんばんは。しもべです。

 今回でAERの感想は終わり。
長かった・・・。

・《領事府の弩級艦》
:一度の燃料投入で後は無尽蔵に暴れまわった初代ドレッドノートを見習え。大艦巨砲主義の幻想の産物。


・《鼓舞する彫像》
:これだけでも限定マナファクトになり、軽量Atfを並べる事が出来ればより扱いやすい。《パラドックス装置》が有ればキャストの度に即席で使ったAtfを起こす事が出来るようにもなります。

 ただこれを当てにすると展開が不安定になり易い。
マナ加速のために軽量Atfを並べるとなるとマナファクトを並べるのとそれほど差は無くなってきます。その上、これが効果を及ぼすのは非Atfで、そのために利用するのはAtfです。
パラドックスエンジンよりも余程パラドックスしてる

 自力でAtfトークンを展開できる札が特に強くなるので《霊気装置の展示》や《スラムの巧技》に「製造」や「調査」系。後は非Atfで且つ無色のEldraziも恩恵を与り易い。《搭載歩行機械》さえあれば・・・。


・《次元橋》
:《次元の門》の亜種。サーチ対象がパーマネント限定になり起動コストも重くなった代わりに直接場に出せるように。
《厳かなモノリス》や《金属細工師》、《雲上の座》系のPostなど茶系なら運用は出来る筈。そしてアホ程アドを持ってこれるはず。ただ単純にボムを置くだけなら茶系には《カルドーサの鍛冶場主》も有るので・・・。

・・・。
8マナ。テゼレット。ニコ・・・る・・・。


・《改革派の地図》
:《旅行者の護符》の亜種。軽いAtfで、自力で生贄に出来るだけでも環境的な価値は有る。起動の際にコストが掛からないのは非常に大きいですね。
ほぞに加えて即席・昂揚・紛争とシナジーも多く何かと使われるはず。


・《歯車組立工》
:《金属細工師》が一度に(7)以上を生める≒手札4枚以上のなら無限マナ+∞トークンです。まぁその度に何らかの誘発札を併用できなければそれだけで終わってしまうのは注意点ですが、両者Atfであり、且つ3マナなので《戦利品の魔道士》を一サーチも余裕。多数のマナを生めることを考えれば《発明品の唸り》も使えます。
 Atf誘発札や生物誘発札で良いでしょう。
《侵入警報》で生物の突撃、《大霊堂の信奉者》や《衝撃の震え》などでも。幾らでも対象は有るでしょうが全てAtfで統一できるとより望ましい事を思えば《研磨基地》とかも。
・・・ただ膨大な≒無限マナを活かすAtfコンボの勝ち手段としては《歩行バリスタ》の方が手軽。


・《改良器具》
:MRDの呪文爆弾シリーズから続く軽量AtfサイクルSOI仕様。
基本的に軽量Atfで能動的に落せるので即席・紛争・昂揚をきっちり活かしていけます。

 《獰猛器具》《改良器具》が使いやすいですが。他のサイクルも起動コストまで合わせても、どれも標準以下に収まっていると言う優良サイクルです。


・《鎮定工作機》
:《氷の干渉器》系の亜種。起動が重たくなったり範囲が狭まったりしていますが、本体がほぞである事の利点の方が活きそうです。
なんせ継続的に運用できるので除去に難の有るStd環境で真価を発揮しやすい筈。1枚で2枚以上の札を使う機体が使われるのなら尚更です。

 環境の茶系デッキの可能性。
即席系に《策謀家テゼレット》や《ヤヘンニの巧技》に置いて大きな価値が有ります。


・《財宝の守り手》
:PigになってAtf生物になった《血編み髪のエルフ》。
無色で使える代わりに速攻も部族支援も失われて極めて弱体化しました。そうは言っても「続唱」は強力な能力ですから何かしら使われるかもしれませんね。
本体は茶系なのでシナジーも組みやすい。《心なき召喚》経由でも2マナ2/2ですしね。
 只やはりチアミンが使われていない↓環境ではPigでは。同マナ域には《真面目な身代わり》と言う大御所もいます。


・《バリケード破り》
:他の即席Beatdownの運用をする際の選択肢。《金属製の巨像》系の水増しに。《街の鍵》での3パンチ勝利し、何より《ウギンの聖域》が誘発する。「現出」と異なり数を並べる事が出来るのも有効ですね。

 ただこちらはAtfの数の確保が重要で、《金属製の巨像》はCMCが有る事が数よりも重要なのでややそりが合わない。7/5は強力ですが、毎ターン攻撃に強制参加するのはややリスクも有り。


・《霊気圏の収集艇》
:再び現れた「搭乗1」の機体。3マナ3/5飛行+Cipで(E)×2+(E)消費で絆魂を得る事が出来ます。

 実質的なクロックが低すぎます。対し高タフネスと飛行のお陰で場持ちが良い。絆魂はダメージレース上で考えれば搭乗分を引いても5点分と悪くない。
《ロウクスの戦修道士》《吸血鬼の夜鷲》《クルフィックスの狩猟者》の系譜に見えますね。《キランの真意号》《大天使アヴァシン》も止まる。

 Atfである事や(E)を生めることから《霊気地の驚異》や《金属製の巨像》着地までのブロッカーにも。《スラムの巧技》から出す事も出来ますね。《策謀家テゼレット》の[-2]や《次元の歪曲》との相性も優秀。

 個人的には《織木師の組細工》の存在を見た時から(E)をゲインに回す札が出ないモノか!?と期待していたので、少し形は変わりましたが全然OK。
起動コストも軽いのでSisters系生物や《闇の腹心》のシステム生物を搭乗させたりも《単体騎手》の変身補助にも使えそうです。
後はStompy系の運用ですかねやっぱり。
茶系なので2マナ土地を運用しやすく、且つゲインで《古の墳墓》のリスクも緩和しやすい。《密輸人の回転翼機》も優秀でしたが《虚空の杯》を一他の選択肢も多いですしね。また飛行をがっちりキャッチできるのも有難い。


・《弾圧する構築物》
:《カズールの徴収者》《さまよう噴気孔》《天光を求める者》×2、《ピリ=パラ》+マナ能力付与札《謎の石の儀式》や《極楽のマントル》、《稲妻のすね当て》《手甲》や《融合する武具》や《コーの遊牧民》のループジャンクション
ついでに《師範の占い独楽》 etc
以上。


・《霊気装置の設計図》
:《水源》系の新種。今回は1/1Atfトークン。盤面に影響を及ぼせし、シナジーも組みやすい。
《歯車工の組細工》と似たような機能をしますが、Pigなので生贄手段として扱えるのが有用。そもそもAtf数確保手段の水増しにもなります。即席系でどんどん使いたいですね。《艱苦の伝令》や《エイトグ》の餌に、《策謀家テゼレット》の壁に、《発明品の唸り》にの作業員に。

 他には《機械化製法》もいいですね。
《製法》の問題は生物では+Auraは脆いし、非生物では悠長すぎると言う欠点だったので、非生物Atf兼トークン製造をして行けるためそれら両方の欠点を補えています。
色を足せるのなら《修復専門家》で両方回収出来ます。

 ↓環境でも使える可能性が有ります。
やや重たいものの《カルドーサの再誕》や《爆片破》で食べたり。《感電破》でも良い。他のものと異なり盤面にアドを取れる点でよくマッチしています。
2t目《設計図》→3t目《再誕》+《奇襲隊》で2/1×6を叩き込めます。一手目《信号の邪魔者》ならなお良し。



・《産業の塔》
:《空僻地》の亜種。しかし(C)を生めるので実質的に6色ランドであり、その上《ハーキルの召還術》でも泣かず、単体でも機能する。

 1点ペイなのは厄介ですが、まぁ其処は割とどうとでもなるでしょう。Affinityなら速度、Tezerreterなら拘束力があるわけですし。
それ以外のデッキでも茶が混じるのなら使えますが、其れなら大体はペインランドで間に合う為やはり茶系専用になるでしょうね。


以上です。
実用性は兎も角、本当にコンボ向きの札が多いですね。良い事です。
AER)新カード雑感その13 無色について その1
AER)新カード雑感その13 無色について その1
AER)新カード雑感その13 無色について その1
皆さん、こんばんは。しもべです。


 ようやっと終わりが見えてきた。
Atfは長いので分割。

 これまで幾つか有ったAtfがテーマになったブロックは有りましたが、これまでの最後のそれだったSOIブロックのAtfは個人的には良くも悪くも普通で面白味のない札ばかりでした。USGブロックやMRDブロックの様な何処か頭のねじでも外れている様な、禍々しいデザインが少なくて・・・。
しかし今回はKLD含め、そんな私の歪んだ欲望が満たされるかの如く面白デザインが多いですね。


・《パラドックス装置》
:こちらのキャストの度に《劇的な逆転》が誘発する頭のおかしいAtf。本体こそ5マナとかなり重めであるものの幾らでもカバーは出来ます。テゼレットも納得の「これは良い物だ!」
個人的には「パラドックス・エンジン」のままが邦訳はしっくりきました。

 とりあえずEDH用に盛り上がっているようですが其方は放置。
統率者は判らんので。
で、現実的な運用ではやはり起動能力を持つ札の併用になるはず。土地こそ起こせないものの、どの道Atfを使うデッキなら重たいAtfを緩和するためにマナファクトを使う事になるのでそれらを当てる事も可能。

 ↓環境が基本。
《厳かなモノリス》が馬鹿みたいになる。セットの《通電式キー》でも機能するので土地セット前の2t目に着地させ、そこからくるくるさせる事が出来ます。そこまでしなくとも普通に《耽溺のタリスマン》等でも普通に機能するはず。
《威圧の杖》《交易所》や《終末を招くもの》等多数の起動能力持ちも有用。
 またキャストの度に~なので《白日の下に》《瞬唱の魔道士》《ゴブリンの闇住まい》《闇の請願》に《巧技》サイクルなど複数キャストが出来るような札を併用する事も有り。

 Stdでも《謎の石の儀式》や《ピーマの改革派、リシュカー》がいれば割と簡単に多量のマナを生み出す装置になります。《リシュカー》は次のターンに除去が無ければ大抵5マナに届きますし、単体でも腐らない分《儀式》よりも使い易い。
《薄暮見の徴募兵/爪の群れの咆哮者》がいれば生み出したマナから次の札を調達も出来るのでより便利。
 生物が相応にいるのなら《リシュカーの巧技》も良いかも知れませんね。多量ドローも出来ますし、《パラドックス装置》を着地させる事も出来ますから。複数ドローだと《鼓舞する呼び声》が欲しかった・・・。
《面晶体の記録庫》が間に合うのかどうか。《サリアの槍騎兵》とかも良いですね。

 他の方のエントリーにもありましたが《装置》+《導路の召使い》+《緑地帯の暴れ者》で無限に出し入れも出来るそうなので、Stdでのコンボの構築も割とできそうですね。
当然プールが広がればいくらでもコンボ構築は叶いそうです。

コンボ札としては多量マナの使い道としての《歩行バリスタ》がいるのも追い風。


・《キランの真意号》
:禁止改定でやや環境価値も変わりました。
ただ正直コプターの後釜に添えようと言うのは流石に無理が過ぎる気がします。確かに《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》や3マナPWと合わせると強力なのは事実ですが、それが無いとBeatdownでは極めて使い辛く、その上《ニッサ》は必ずしもBeat向きではありませんしね(新しいプールでは可能性は広がりましたが)。
中速デッキではその限りではありませんが、流石に飢餓感が強すぎる気がします。
もちろん強いであろうという感想は変わりませんがね。

 そう言えば搭乗にPWの忠誠値が使えるので《太陽のタイタン》+《サヒーリ・ライ》×2のコンボの《サヒーリ》の2枚目に使える筈。強いかどうかは別ですが少なくとも《サヒーリ》を2枚揃えるよりも現実的です。マナカーブの流れも良いので《真意号》→《サヒーリ》から5点クロックを刻めるのでそこそこの実用性は有るはず。


・《屑鉄さらい》
:自分+自軍のAtfのPiGにそのCMC未満のAtfを手札に戻す事が出来ます。
取り敢えず自分だけでも機能するので消耗戦に強く、生贄エンジンとの相性も抜群。色拘束も薄いので現出との相性も良好。
なるべく上手く回すためにも能動的に落ちるAtfや生贄エンジンが欲しい所。同時に軽いAtfも取っておけば尚良し。《異界の進化》や《病的な好奇心》との相性も良いですね。
《金線の使い魔》《財宝の守り手》でも食べますか。

 Stdには軽くて優秀なAtfが少ないのはネックですよね。
それでも一応軽量の生贄能力内蔵は幾つか有り、素晴らしきは殆どの札から回収できる《歩行バリスタ》がいる事ですよね。
現実的にはそこまで圧倒的なアドは稼げはしないでしょうが少なくとも1枚稼げているだけでも3マナなら十分。

 ↓環境ではプールが広がるので流石に強力。
生贄エンジンを用意しておけば高マナ域の札から順に展開→生贄→小型を回収→それを展開→ループと続けて行く事が出来る可能性があり、特に《クラーク族の鉄工所》はAtfの生贄エンジンに最適で(2)を生めるのが素晴らしい。エンジンの最後を《マイアの回収者》にしておけばまた最初に生贄に捧げた重めの札まで戻す事が出来ますからね。
《玄武岩のゴーレム》や《スランの発電機》の様なマナファクトでも良いですし《Su-Chi》《陰極器》でもいい。
「卵」デッキはどうなんでしょうね?機能はするでしょうが、他に回収札も有りますし、そこまで必要かは不明。

 《からみつく鉄線》は状況を拘束して時間稼ぎをしつつ、そのうち勝手に墓地に落ちるので扱いやすい。《ネビニラルの円盤》で自軍を吹き飛ばしても、修復可能。
そして0マナAtf群の扱いやすさと言ったらない。
《ミシュラのガラクタ》なら自力で割れるAtf全てにスロートリップが付くような物。《ガラクタ》セットから起動→《彩色の星》セットから起動→ガラクタ回収~で実質1マナ3ドローと意味がよく判らない。除去としては他に《仕組まれた爆薬/EE》《処刑人の薬方》。EEはCMC=0ですし、《薬包》で互いの領域をカバーできます。
 《弱者の剣》を絡めて何かできそうな気もしますが、コンボが回ってるならそれで十分です。《搭載歩行機械》は上述のような連動性は有りませんが、序盤から時間稼ぎをしつつ延々と回収→面展開可能。《交易所》があると生物故に、生け贄でAtfの回収に繋げる事が出来る点も優秀。
自力で墓地に行きつつ生贄に出来る《レイモスの目》のサイクルはどうでしょうね。


・《ギラプールの希望》
:《ザンティッドの大群》系の置物。生け贄にしなければいけないので継続運用は出来ませんが、そもそもそんな事する必要は薄いのが《大群》ですからその代りになるでしょう。

 本体の性質を考えればこれで殴って割ってからの第二メインにメインの挙動をする為の露払いであり、それを踏まえての避雷針以外には特に何も出来なさそうです。
特に生物の妨害が出来ないのなら生物環境のStdに居場所は無いように思えます。紛争・昂揚・即席とシナジーは多いのですがね・・・。

 逆に定期的に回収・運用できる環境のデッキならばセプターチャントのように動けます。
勿論クロック付封殺なのでこれ自体が勝ち手段になると言う明確な利点も有り。
様々な選択肢が有りますが、対生物除去満載にして《空の遺跡、エメリア》や《再誕の宣言》で継続的に釣り上げるのが割と丸い。生物で釣る能力も幾らでも有りますが不安定ですし。
この他だとAtfで統一できる《ミミックの大桶》や露払い・隙もカバーしやすいハンデス・除去持ちの黒で《死体のダンス》で釣り上げるなんて形になるでしょうね。特に《大桶》や《ダンス》は速攻持ちなので隙も少なめ。

 これに限らず単純に回収・調達手段も非常に豊富なほぞなのは有難いですね。
普通にAtfで1マナ1/1飛行も優秀ですし。
他の候補は《第三の道のフェルドン》《死に微笑むもの、アリーシャ》《ネル・トース族のメーレン》《死蔵の世話人、死零》《婆カカシ》《最後の希望、リリアナ》《オーリオックの廃品回収者》
に使い切りの《オルゾフの魔除け》《不敬の命令》
調達手段は《粗石の魔道士》や《Tranmute Artifact》《工匠の直感》など。
と言った所。


・《造命師の動物記》
:毎ターン占術1が付くだけでは物足りないので、生物のキャスト誘発が肝。如何に生物を安定してキャストできるかにかかってくるので軽い札が中心になりそうです。
3マナ・紛争状態から《ナーナムの改革破》→1マナの生物を繋げたりすれば2ドロー。《屑鉄さらい》から《羽ばたき飛行機械》を使っていれば更にドローしやすい。
他には《最後の希望、リリアナ》等も良い。
↓環境でも《戦隊の鷹》や《進化の飛躍》等を経由すればどんどんドローは出来ます。

 《ティムールの剣歯虎》や《暴走する氈鹿》からCipを繋いだり、《雲石の工芸品》を使ったり。《コーの空漁師》で1ドロー/3マナにしたり。

 ただそうは言っても単体で大した機能をしない3マナの置物を使っていられるほど環境は低速なのでしょうか?Stdでさかなり怪しい。




AER)新カード雑感その12 多色について
AER)新カード雑感その12 多色について
AER)新カード雑感その12 多色について
皆さん、こんばんは。しもべです。


 知らない間に「ナイ●スティック」がまた実質値上がりしてた!
流石にもう買う気にならない。


続き続きで、今日は多色。
・《不撓のアジャニ》
:奥義は賑やかしなので置いておくとしても、小能力でやっている事は《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》や《死の宿敵、ソリン》と大差無し。妨害もマナ加速も微妙な環境で6マナ。「機体」群や「瞬速」に面展開。《霊気地の驚異》。これ以外にも高速デッキやアドアドしいデッキの環境。
過去、6マナ以上のPWで結果を出したのは《太陽の勇者、エルズペス》《炎呼び、チャンドラ》《精霊龍、ウギン》位のもの。
思考終了。



・《闇の暗示》
:プチ《残酷な根本原理》。
本家に比べると各効果が小型化しドレインが無いので正直かなりパワーが落ちました。それでも実質的に7.5マナ相当が1枚5マナなのでお得なのは事実。前世が18マナ相当→7マナと効率がおかしすぎるだけ。

 しかしここまで来ると効果の一つも無駄にしたくないラインになってくるので巧く構築する必要は有ります。
除去がやはり効果は不安定。取り敢えずリセットボタンの併用はしたい。ついでに重い点と色拘束を考えてもマナファクトは欲しい。《ヤヘンニの巧技》からマナファクトでいいですかね。
 回収効果も利用したい。
しかしStdでアド生物物足りないのは辛い所。《策謀家テゼレット》は[+1]で色・重さを緩和し[-2]の除去範囲外をこれでカバーできます。回収効果がも使いやすくなる。

 ↓環境では取り敢えず《連合の秘宝》でも置いときますかね。
《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス》を考えても大きめのマナファクトが有った方が良いので、丁度いい。土地が無くとも3マナ+《連合の秘宝》で5マナになりますし。ついでに《紅蓮術師のゴーグル》で倍加させたり。
 《ニコル・ボーラス》にとっては時間稼ぎ用の札なので有った方が良いのは事実。一度の[+3]を経由するだけで次のターンに[-9]を撃ち込めるのは魅力。新ボーラスが無くてもボーラス教信者の妄想が捗るぜ・・・。



・《アジャニの誓い》
:サイクル初の2色。Cipが《ティタニアの加護》≒《黄金のたてがみのアジャニ》の劣化[-1]と常在能力でPW専用のメダリオン。前者は元が4マナであると考えると2色になったとはいえ2マナと凄い効率になってます。

 ただ展開後に使いたい全体強化と、可能な限り序盤に出したいメダリオンのセットなので、一枚の纏まりは微妙。どちらでも使えると言えば聞こえはいいのですが・・・。

 まぁPWは展開する前に場を固めておいた方が望ましい事を考えるとあまり最速の展開に拘るような札ではない。そうでなければ生物を展開できるPWでもないと苦しい。
我が儘に生物展開からの強化+PWどちらも使おうとするのなら、3ターン目ぐらいでしょうかね。1~2t目に展開から強化し、4t目に4~5マナのPWに繋げるぐらいですかね。理想論過ぎるますが。
どちらかと言うと4t目に4マナ目の土地が無くとも4マナのPWを使える事・運用が安定化しやすい事が偉いと思えます。

 素直に《ゼンディガーの同盟者、ギデオン》でしょうかね。3t目にギデオンは中々強力。
ただ生物環境ならこんなEncでなくて生物で場を固めるのが良いのではないか?とも。一手早く2/2を増やす程度なら忠誠度は増えませんし生物キャストで良いでしょ、と。5/5で一手早く殴る事が出来ますが、常に強い挙動とは言い難い。
どちらかと言えばメダリオンはついでで、全体強化が重要かもしれません。

 一応《ニッサの誓い》から繋げる事で後続PWを無色マナで運用可能。メダリオンの真価である連続挙動も掛け合わせれば《野生語りのガラク》や《反逆の先導者、チャンドラ》も絡めて3マナのPWまで置けるネタ。ただやっぱりこの手の挙動も盤面空なのでやっぱり対して有用な挙動には見えませんね。
同じ様に+1/+1カウンター系や《墓後家蜘蛛、イシュカナ》も相性は良いのですが、やっぱり合っているようで合ってない。


・《改革派の結集者》
:以前CMC=1~2以下のパーマネントを釣れる《発掘》の亜種的なスペルが出ないモノか?と考えた事が有るのですが、それがまさか悪用しやすい生物のCipになって実現するとは・・・。小型の《太陽のタイタン》。

 正直一枚手札に戻すだけでも強いのに何故か場に出せると言う不可思議仕様。「紛争」も制限が緩いので安定しやすい。Cip生物の悪用方法の一つのブリンク系でも紛争の条件を満たせるのでブリンクする度にパーマネントを釣れると言うよく判らないシステムになります。

 Stdだとそこまで対象はいませんが、《悪意の調合》や《器》《器具》でも十分。
特に前者は相手を減速させる上に捨てた手札をこれで釣り上げる事も出来る。コプターは死にましたが《キランの真意号》は併用可能。《模範的な造り手》と合わせてセレズニア構築も出来ます。 人間なので《サリアの副官》Beatでも。
《異界の進化》から持ってくれば食べた生物をそのまま釣り上げる事も可能。《テラリオン》や《改革派の地図》で色拘束・紛争の両立。実質的に3マナ3/2+1ドローなのでこれだけでも全然悪くありません。

 能動的に墓地を肥やせる《残忍な剥ぎ取り》《発生の器》も期待ですね。
自分たちも戻せますし。

 ブリンク系との相性は前述の通りなので《変異エルドラージ》が(2)(C)で毎ターンチャンプブロックしながらリアニメイト。《ギラプールの希望》を釣り続けるだけで勝てます。《最後の望み、リリアナ》は[-2]との相性も良く、[+1]を噛ませて壁としての安定感も出せます。
《鏡の池》の場合重たいのですが、実質(5)(C)で毎ターン3/2を作り続ける事が出来ます。暇な時にでも。

 ↓環境では調達手段がさらに増えるのがより素晴らしい。
何せ低マナ域が跳梁跋扈する世界なので幾らでも対象がいますからね。
《護衛募集員》《緑の太陽の頂点》《集合した中隊》《出産の殻》《森林の怒声吠え》《進化の飛躍》etc
《飛躍》《殻》《ヴェールの呪いのガラク》は紛争を満たしつつ食べた生物を戻せます。《復活の声》や《花の壁》《エルフの幻想家》等が対象ですかね?
 黒系なら《思考囲い》→《集団的蛮行》で増呪共鳴→フェッチ+《結集者》で落とした《闇の腹心》や《石鍛冶の神秘家》を一本釣り。まぁ普通に展開したそれらが除去された時のカバーでも良いですが。また3マナなので《発掘》で釣りつつ~なんて事も良い。
「濫用」や「覇権」、救出や開門などキーワードでも扱えそうな札は多めですね。

 マナの掛らないサクリ台→《結集者》+《サッフィー・エリクスドッター》が揃う事で無限にそれらを出し入れできます。
色の合うセレズニアで組めるのも利点で《爆破基地》等でそのまま勝利できます。生物にするのなら《魂の管理人》で無限ライフでProjectXですね。

 しかしそこまでコンボ的な運用を考えずとも普通にフェッチや《不毛の大地》などを回収するだけでも良い。それだけでもマナ加速になり、《ウッド・エルフ》等を超えるレベルの挙動です。
当然《聖遺の騎士》は素晴らしい。GSZも併用できますしね。
ボブの存在を考えれば《師範の占い独楽》の山札帰りの起動をするだけでも紛争は満たせますしね。

 個人的にはNicFitで《老練の探険者》・《陰謀団式療法》から動いて2t目にFbでベテランを食べた場合に出せる3マナの使い道にするのも悪くないと考えたりしています。



・《ならず者の精製屋》
:シミックに時折現れる異様に効率の良いアド生物。黒使いとしては《ファイレクシアの憤怒鬼》を考えると悲しくなるほどの彼我差・・・。
《霊気との調和》《導路の召使い》はマナ基盤を整えつつ(E)を出せるので積極的に使える筈。《異界の進化》も悪くない。


・《秘密の備蓄品》
:紛争を満たす必要こそありますが、それでも毎ターントークンは強力。シナジーも組みやすいAtf生物トークンですしね。
その上自力で生贄エンジンとなれます。マナは掛かりますが占術を行えるためコンボパーツとしても期待できますね。
色々考えられますが《金属ミミック》+《活性コンボ》にも流用は可能。

 とりあえず、色拘束を緩和できる《テラリオン》《改革派の地図》から着地させる事が出来れば2t目でトークン1つは確保。
下の環境では当然より使いやすくなる。
《進化の飛躍》等は紛争を満たしつつそれをチャンプブロックに回して生物を確保して~と動ける。《墓穴までの契約》《漸減》《精神創傷》《Krovikan horror》《爆破基地》《研磨基地》等幾らでも対象はいます。


・《異端の飛行機械職人》
:「即席」のお陰で可能性も。1~2ターン目にAtfを出せば3マナでキャスト出来ますし、最小の(U)(R)でキャストするのも割と楽。着地で更にAtfを稼げるので他の足跡札との相性も抜群。
ほぞ→《霊気装置の設計図》→これ+《金属の叱責》を構えるなんて挙動も出来ます。《橋上の戦い》も悪くない。



AER)新カード雑感その11 緑について
AER)新カード雑感その11 緑について
皆さん、こんばんは。しもべです。


 そろそろ飽きてきて、他に書きたい事もあるのですが、始めたことなので終わらせねば・・・。という事で続き続き。今日は緑。


・《緑地帯の暴れ者》
:単体では機能しない代わりにマナレシオの高い生物。《はぐれ象》を思い起こさせます。

 必要(E)値が無いと芸をせずに帰りますが、代わりに(E)を置いていくのでE系のBeatdownの初動に悪くない。自力でも(G)×3で着地も出来るのでその場合でもギリギリの性能。意図して組めば2t目の着地も可能。エネルギーアグロでも《牙長獣の仔》《通電の喧嘩屋》《蓄霊稲妻》もいるため使用しやすい。
 3点除去にも耐えますし、壁にもなります。
自分の《次元の歪曲》の対象にも慣れたりと中々に偉い。

 ただ考え方を変えると、その手のデッキでは大抵(E)を何らかのダメージソースに換える訳で、そうするとこの札は本来ダメージに使うはずだったものを使っている事になります。
1マナ3/4+2点ゲイン的な。
その上1t目にキャスト出来ず、(E)が無ければその後もキャスト出来ない、と言う不安定性を見ると見た目の印象ほど使いやすくはないのかも知れません。2t目に安定してキャストしようとすると《霊気との調和》等本来Aggroではあまり使わない札を使っていく事にもなりますし、そうでないと3t目の着地などにもなります。
これは果たして、「強い」と言える範疇なんでしょうかね?

 代わりに《通電の喧嘩屋》《蓄霊稲妻》等を使う札にとってはEの補充手段になる訳で、例えばE=0でも象×2→《蓄電稲妻》と繋げれば5点生物火力になります。
また、他の方のエントリーに載っていましたが、《パラドックス装置》《導路の召使い》とこの象で無限循環できるようです。何かを足せば∞コンボですね。例えば《僧帽地帯のドルイド》等マナ生物がいるなら無限マナなので《歩行バリスタ》で勝てます。

《抽出機構》を横に置けば(G)で(E)(E)を生めます。《牙長獣の仔》は微妙ですがこの手の継続的に(E)を少量食べる手段が有ればいいですね。

 (E)を溜める観点以外にも、「紛争」を満たしたり生物ETBを誘発させたり、「怒濤」に使ったりとテクニカルな作業を行えるのも特徴。なのでどちらかと言うと戦闘力よりも何らかの挙動の歯車やデッキの潤滑油として個人的には期待しています。


・《隠れた薬草医》
:帰ってきた《炎樹族の使者》。紛争が条件なので面倒です。
強みは(1)も入っている事で、メダリオン経由でマナ加速としての運用も可能です。《薄暮見の徴募兵/爪の群れの咆哮者》はメダリオンにマナの使い道などの面で相性が良いですね。
また複数体の展開を行える観点から《ゼンディガーの代言者、ニッサ》の[-2]を一とした全体強化との相性も良い。

 ↓環境では本家宜しく信心要員がまず考えられますが、余りこの手の札を入れ過ぎるとデッキパワーの低下が懸念されます。
他にも《マイアの超越種》の着地や《復讐蔦》に繋げ易くなったり、《ギックスの僧侶》宜しく「現出」の種にしたり。


・《枷はずれな成長》
:《豊かな成長》を見習ってほしい物です・・・。
とは言え昂揚や紛争を考えれば能動的に墓地に置けるのも意味は有るし、何よりマナ基盤が環境的に弱いので何かに使えるやも・・・。


・《造命物の目覚め》
:何かに使えそうな気がしないでもない。
地味にIns速度でAtfの上にX個の+1/+1カウンターを載せる上に効率も悪くない。《歩行バリスタ》など中盤以降に出す際にX=1で出した後、これでマナをつぎ込んだりできますね。5マナで3個と2枚使う価値が有るかは別としても効率はいい。
《搭載歩行機械》などもX=1で着地後、3t目以降にX=2~で使えればアドアドですしね。

 また、非生物Atfを生物化する札と考えても最少1マナ(墓地に落とす作業)で、現実的には2マナとやはり軽いコストで使えるので何らかのコンボに出来るかもしれません。


・《高峰の注入》
:(E)を使うBeatdownなら可能性が有ります。少なくとも《気宇壮大》よりも有効活用可能。Insなのでコンバットトリックにも使えますしね。
《通電の喧嘩屋》や《蓄霊稲妻》がある分ステロイドで真価を発揮しそうです。もちろん《静電気式打撃体》でもいい。


・《襲拳会の革命家》
:《訓練されたアーモドン》の上位交換。
Cip/Pigでカウンターを1つ増やせるので2個増やせるのが強み。特にPWの壁として忠誠度を保護しつつ上げる事さえできる忠誠心の塊。
 対象が多い方が良いのでまぁ+1/+1カウンターを使う生物デッキ+PWなんて組むと良い感じですね。
種類は問わないので(E)でも使えますが効率的とは言い難い。

 その対象が持つすべての種類のカウンターを増やせるので、複数種のカウンターを使っているとより良いですね。まぁ今一つ対象が思い浮かびませんがw
Lvアップ生物にカウンターが置かれていた場合とか?

 まぁ何かしらに使えそうなテクニカルな生物です。
本人も最低限の性能は有りますしね。


・《ナーナムの改革破》
:《節くれ木のドライアド》に続く1マナ接死持ちで次期環境以後もBeatdownへの嫌がらせは完備。最大パワーは劣りますが、昂揚と異なり紛争は多くのデッキで序盤からみたしやすい。
+1/+1カウンターを使う点や部族も含めてシナジーも多め。+1/+1カウンターを使うタイプのデッキは序盤の相手をどう止めるかが重要なのでここで良い働きをしそうです。

 ↓環境ではシナジーもより活かしやすくなりますし、フェッチ等のお陰で1t目から2/3接死で着地できます。
大型種にも対抗できる点を思えば相応の価値あり。昂揚BGは《タルモゴイフ》《残忍な剥ぎ取り》で対処できない範囲を苦手とするので対Eldraziやファッティ様に、《ミシュラのガラクタ》をお供にするかも。


・《自然廃退》
:これで機体も怖くないね。


・《英雄的介入》
:何らかのサイド札?


・《起伏鱗の大牙獣》
:機械巨人が要る以上チャンスが有るとは言い辛いのですが、Cipで《ティタニアの加護》が付いてくる5マナ5/5は中々。
何かチャンスが有るかもしれない・・・。



AER)新カード雑感その10 赤について
AER)新カード雑感その10 赤について
皆さん、こんばんは。しもべです。


 つづきつづき。
今日は赤です。

・《速製職人の反逆者》
:やや不安定ですが、それでもAtf一つが起動能力だけで《ショック》を撃てるようになるのは強力。
実質的に4マナで5打点なのでクロックとしても高め。《ショック》で道を抉じ開けたりも出来る分ただのパワー5よりも器用ですし、色拘束も薄い。やや重い点もマナファクト等を使えば一石二鳥ですね。
《街の鍵》が2点+1ドロー/(2)の機械に。《パンハモニコン》を噛ませれば《ショック》も2回打てるように。

 ↓環境では《悪意の大梟》や《ゴルガリの魔鍵》に持たせればキリングマシーンに。
《威圧の杖》は(1)で《ショック》を撃ち放題で、同時に汎用性も高い。多少マナは掛かるものの大型生物もタップ出来るのでバランスが良い。《ピリ=パラ》や《厳かなモノリス》+《通電式キー》なんかも。《キー》は起動回数増。
 《虚空の杯》なら除去耐性の付与が出来るので合理的。と言う事で赤茶構築に。何と無くAtfになった《稲妻造り士》的な感じですかね?《呪文滑り》なら本体もAtfも保護可能。


・《攻城化改造》
:機体を攻城兵器に化けさせますが、何故それで自力で動けるようになるのかは謎。その上イラストを見る限り、車の頭頂部に破城鎚を乗せているだけと言う雑改造。あんたら本当に技術屋なの?

 単体のAuraとして見た場合はやや重たいですが効果は悪くない。
真価は当然機体の生物化。これで生物化させる手段も揃ってきたのでマナレシオの良い期待を活かしやすい。
《領事府の弩級艦》に付けて10/11先制攻撃は悪くないのですが、チャンプブロックや除去に弱すぎる。しかも弩級艦単体ではほぼ機能しない点(その上これらを揃えるのも難しい)を考えると普通の機体に使った方が楽そう。無理を通すなら《集団的蛮行》で露払いくらいはしたい。《キランの真意号》で飛行・警戒が付いているので7/4先制攻撃を存分に生かせます。

 ただし、矢張りAura故にリスクも高く、その上単体では機能しない機体ではやはりリスクが有る。機体Beatdownで入れるには3マナは重い。



・《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ》
:攻撃時にペットの猿を連れてくる海賊。死亡しようが生贄に捧げられようが再び現れる驚異の忠猿。
本体も実質2マナ3/4と中々強力。面強化と是非合わせたいですね。御誂え向きの《暴力の激励》や《抗戦》など。
同じく面展開の《ハンウィアー守備隊》も併せてTokenデッキで扱えるかも。またこの2枚を合わせると攻撃時に5体の生物展開となるので《ウェストヴェイルの修道院》を変身させる事も出来ます。
毎回出てくるので生贄エンジンや紛争札と合わせておきたいのですが何かいい候補は有りますかね?

 ↓環境でもそこそこ強力。
《信号の邪魔者》《アタルカの命令》を活かしやすい。下記する《大いなるガルガドン》の餌にもなります。
また先制攻撃・威迫と「接死」との相性が死ぬほどいい。


・《カーリ・ゼヴの巧技》
:赤の《巧技》は強化《脅しつけ》。
そもそも3マナで使えるだけでも軽いのに効果は《脅しつけ》よりやや上で、その上2マナ以下の踏み倒しが付く時点で圧倒的なマナレシオを誇ります

 本来の効果宜しくブロッカーを奪い取った上にアタッカーに変換できるしコストも軽いのでAggro向きですね。踏み倒しも含めて積極的に使っていける筈。ご本人と一緒に。
ただStdでは重い札も多いですし、2マナ以下で一気に畳みかけるときに有効な札がそれほど多いわけでもないのは残念ですね。
《暴力の激励》や《サリアの副官》ぐらいでしょうかね?
 Midrangeで考えるのなら《ゴブリンの闇住まい》の再利用も可能です。ただそれがどんな形になるのかは今一つ不明ですね。《闇住まい》は↓環境でも踏み倒しに使えますがやっぱり形になり辛い。


 矢張り真価は軽量札の魑魅魍魎溢れる↓環境でしょう。
まぁどう考えても普通に《祖先の幻視》を使います。《稲妻》で焼けない生物をパクッたり、 《瞬唱の魔道士》出したりのUR CounterBurnに。しかしこの場合相手のクロックを利用できるのは良いのですが、対象がいない場合に唱えられない欠点も残ります。まぁ悪用しづらい良調整と言えますかね?

 コントロールを奪うで赤と言えば《大いなるガルガドン》であり、故に《均衡の復元》の「ガルガドン・バランス」。
積まれる続唱札には引っかかりませんしそれらと同じ3マナなので《均衡》手札に来てしまった場合の措置として。また除去挙動は時間稼ぎにもなりますが、それ以上にガルガドンが着地する場合にも有効。
もちろんこの+《ガルガドン》で除去にする挙動は《爆裂+破綻》で《ハルマゲドン》にする場合も。
《ワームとぐろエンジン》奪って食べたい。
 これらの動きでもやはり、対象の有無は問題になりますが、そもそもボードコントロールの場合相手がいないのならそれに越した事は有りません。

 他には打点を急激に引き上げる観点から積極的なAggroで使うのなら《アタルカの命令》《盲信的迫害》はかなり強力。相手に生物がいるなら、こちらにいなくともクロックになるので《武装+物騒》で大ダメージor相手の場が半壊に。
奪って食べる《カルドーサの再誕》やAggroで《Berserk》《命知らず》なんてのも有りますが、狙い過ぎですかね。

 Burnでも最近増えてきた火力で対処し辛い4/4以上を奪った上で《発展の代価》や《焼尽の猛火》を叩き込めるのでかなり強力なはず。《窯の悪鬼》から繋げれて《ティムールの激闘》を踏み倒せば、7/2トランプル・二段攻撃+(ブロッカー排除+クロック)とこれはこれで。部族なら《ゴブリンの酋長》が有る状況で《ゴブリンの群衆追い》とか?



・《貪欲な侵入者》
:帰ってきた《エイトグ》。赤の即席札に有用なのが無いので、Atfを並べるデッキならその代りに。《ティムールの激闘》さえあれば現実的にデッキを組めたかもしれませんね・・・。《霊気装置の設計図》1枚で3度の起動が可能。
エイトグ親和の水増し枠?


・《霊気追跡者》
:強力と言う程ではありませんが(E)を使うスライ系の選択肢にはなりそうです。《蓄電稲妻》や《霊気拠点》も有りますし、ステロイドにすればもっと選択肢も広がりますしね。


・《怒れる巨人》
:「即席」が付いた《火山のドラゴン》的。赤茶を組めるのならあるいは?


・《飲み込む炎》
:微上方修正された帰ってきた《突き》。3点生物火力の環境の価値次第では使えるやも。


・《暴力の激励》
:タフネス修正こそないですが《気宇壮大》レベルの修正か複数強化と使い勝手が良い。英雄的のある環境に欲しかったですね。


・《グレムリン解放》
:Atfブロックなので今後のサイドの選択肢の一つとなるはず。X=1で《躁の蛮人》相当の時点で悪くは無く、それ以上の可能性も有ります。もちろん非生物なのでやや悪用はし辛いですが、本体単体の性能では遥かに上。


・《世話》
:《巧技》も有りますが、3マナですら重いと言うSligh系にはこちらで十分でしょう。そもそもSlighで3マナを使う時点で安定して手札2枚の確保は難しいですしね。



こんなところで。

レガシー)ReidのBUGコントロール動画視ました。
 セイレン2話観ました。
吉田麻子とか言うラベルが付いた上崎さんと魂を分かったかのような田中さんが気になってメインヒロインの事が頭に入らなかった。
自動販売機でどうやってHなことすることな教えて欲しいわ・・・。高度過ぎてついていけない。流石だぜ・・・。




 先日のBUGコントロールについてReid Duke自身がMGO上のマッチ動画を挙げていたので早速観ました。

ttp://www.channelfireball.com/videos/channel-reid-true-name-sultai-legacy/

 感想としては、《死儀礼のシャーマン》《真の名の宿敵》《精神を刻む者、ジェイス》が強いだけのMidrangeにしか見えない。「USA Legacy Express vol.120 -レガシーの新元号「レオヴォルド」-」に書いてあるようにデッキ構築の制限がDelverやBUG続唱から広がったお陰でパワー札積みやすくなっただけなのでは?
《トレストの工作員、レオヴォルド》は正直《悪意の大梟》でいいのではないだろうか?と思えるほど存在感が希薄でした。もちろん生き残れば効果は最高峰で素晴らしい働きでしたが、真面な保護手段が《意志の力》程度しかないデッキなので着地と同時にほぼ除去がデフォルトで、其れだとただ3マナ掛けてのキャントリップ生物と変わらない。他の非除去耐性の有力生物がいるわけでも回収手段が有るわけでもないこれが避雷針になる旨味も無い。

 Tempo的に、嘗てのPatriotやBantトラフトテンポの《聖トラフトの霊》着地のために!の様なデッキであり、1マナのマナ生物2種8枚かけての着地をさせるのは強いのですが、保護できないんですよね・・・。まぁマナ生物が避雷針になってくれる場面も有ったようですが、その程度で生き残れるほどLegacyの除去環境は生易しくないですし。
《目くらまし》もTempoと言う程にはデッキの速度も拘束力も無いので、本当に最初の最初だけで。
動画観ててもこの形に帰結する理由がよく判りませんでした。《レオヴォルド》活かすのならもっと妨害多めでもいいと思うんですがね。マナ生物8枚に《緑の太陽の頂点》まで入れている以上《レオヴォルド》が添え物という事も無いはず・・・。

 まぁ所詮へぼの非Uプレイヤーなのでデッキの価値が理解できないだけなのでしょう。実際Reidが優勝しているわけですし。でもこのデッキが強いのが本当に《レオヴォルド》の存在なのか、それとも他のパーツが強いからなのかぐらいは判断したかったなぁ・・・。
そしてオリジナルで且つって格好良いですよね~。



点線内転載
「下院もオバマケア廃止決議=米」
時事通信 1/14(土) 11:32配信

 【ワシントン時事】米下院は13日、医療保険制度改革法(オバマケア)の廃止に向けた決議を賛成多数で可決した。

 前日の上院に続くもので、オバマケア廃止を最優先課題に掲げるトランプ政権の発足を前に、政策転換の動きが加速している。

 決議は27日までに関連法案の策定を下院の主要委員会に指示する内容。賛成227に対し反対198だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170114-00000030-jij-n_ame


 この国は何処まで行ってもこの国なんだなぁ・・・。
何でもかんでも保護保障国の責任叫ぶのもどうかと思いますがね。
AER)新カード雑感その9 黒について
AER)新カード雑感その9 黒について
皆さん、こんばんは。しもべです。


 ネット投票による声優実力者決定投票が行われていました。TVの企画に対抗したのか知りませんが4万越えの投票が有ったようで内容も割と真っ当な結果に。
ただ個人的にやっぱり「え?」と思うような名前もちらほら。やっぱりこの手の企画は実力を基準に投票を!と言った所で人気投票的な側面も出ますし、仕事の多い若手中堅が増えるのも致し方ないかなとも思います。
がしかし、「千葉繁」の名前が無いのは納得いきませんわぁ・・・
ついでに女性だと「佐藤梨奈」が無いのもやや不思議。


 AERの感想の続き続き。
今日は黒。

・《艱苦の伝令》
:7マナ5/5飛行・即席に毎ターンのハンデスとAtfを生け贄として《見栄え損ない》を撃てる生け贄エンジンAKUMA。
マナレシオは微妙ながら、戦場の支配力有。相手を小型化できるので大型札にも対処可能。しかも除去されなければ着地ターンからハンデスでアドも確定していますからね。
何が素晴らしいって「即席」のために展開したAtfが、着地後も起動コストに当てる事が出来るデザインの美しさですよ。イラストも良し。
そして生贄からマイナス修正を掛けるその様は我がシンボル事《ファイレクシアの疫病王》を彷彿とさせます!!

 即席は「親和」程ではありませんが、意識すれば4t目の着地程度なら十分可能です。それぐらいの時期なら十分強力なサイズです。
 紛争を満たせるので《秘密の備蓄品》なら毎ターン起動可能。また《霊気装置の設計図》《武器作り狂》に《組細工》や《器具》サイクルなどCip/PiG持ちが多い為食べてしまう事へのリスクが少ない。
 マナ域を考えれば起動×2で中型を打ち取る事も出来ますし、上述通り大型も対処可能。Atfトークンで大型をチャンプしつつ、生け贄にして他を減衰とダメージレースの支配力が極めて高い。
またコントロールなら黒茶が前提なので《奥の手》や《屑鉄場のたかり屋》なんかも。
 黒の高マナ域には同じく生物に対処出来る《陰謀の悪魔》や《害悪の機械巨人》もいますが、速度と支配力ではこれが上ですね。

 ↓環境では当然もっと簡単にAtfを並べる事が出来るので期待できますが・・・。
個人的には「Demon Stompy」で使えそうではあると思っています。1t目《古の墳墓》→《虚空の杯》で除去耐性を補いつつ3マナ分を確保できますしね。《搭載歩行機械》もいますし、《モックス》から入れば2t目《武器作り狂》もイケます。3t目は割とできるかもしれません。
それらを含めて生贄エンジンは便利。
マイナス能力の支配力は非常に高くなる。

 一応毎ターンのハンデスを思えば可能な限り素早く着地させた方が良いのですが、どうでしょうね。どのみち梅雨払いを入れないと話にならないのですが。《潮の虚ろの漕ぎ手》が丁度いいので、1t目《金属モックス》から入れば現実的になるでしょうか?《漕ぎ手》ならナイトメアを利用可能。


・《橋上の戦い》
:最初の印象から一転、上述の通り、これも実用可能かも。コプターも消えたし。2個程度Atfを置ければ3マナで-4/-4+4点ドレインですからね。Socとはいえ十分でしょう。
当然、大型には対処しづらいのですが、そこは除去の色の黒ですし、《鎮定工作機》《行き詰まりの罠》もありますしね。
と言う事で《艱苦の伝令》と合わせた黒茶の時間稼ぎ枠に。


・《ヤヘンニの巧技》
:詳しくは以前の個別エントリーにて。
コプターがいなくなった事で圧倒的に環境支配力が高くなったのはかなりの追い風。
《不死の援護者、ヤヘンニ》本人が全く親和性が無い謎。そちらは生け贄エンジンの可能性も。


・《致命的な一押し》
:《燻し》の下位種。紛争で強化される点を思えば《悲劇的な過ち》の新種とも言えるかもしれません。イラストの方向性も似た様な物。

 効果は1マナで2マナ以下の生物の破壊。
この2マナ以下が凄まじく重要で、↓環境のフェアデッキの主力に対応可能。更に紛争を満たせば4マナ域とフェアデッキのカーブの頂点の殆どに対応可能で、それ以上は《ヴェールのリリアナ》や《悪魔の布告》に《思考囲い》を使えばいいと思えば、極めて対象範囲が広い。現在の黒1マナの主力である《見栄え損ない》よりも圧倒的に使いやすく結構使われそうですね。《死の重み》とは一長一短ですが。
 現状黒と言う↓環境ではtGをするのが基本で除去範囲的に《突然の衰微》と被るのはやや難点ですが、4マナ域にまで対応出来るのなら十分でしょう。それ以上の癌であったミシュランも潰せますしね。
どの道これ以上に対応出来るのは《剣を鍬に》《流刑への道》ぐらいしかないので気にする事も無い。Junk使いとしてはLegacyではStPはそれ程大きなデメリットでもないし色を足すリスクもそこまでではないので、個人的にはそこまで大きな影響はない。しかしショックランドとPtEを使わなければいけないModernでは極めて大きな影響になるでしょうね

 Stdでも運用できる範囲ではある。
腐りやすい反面Weenieも有る点やMidrangeにも対応出来るので全然扱える筈。近年では最も除去が充実してますかね黒は?
 紛争は《テラリオン》や《改革派の地図》、各種《器》も有るので割と何とかなるはず。《策謀家テゼレット》の[+1]から構えて動けるのも有難い。
↓環境ではフェッチランド・《不毛の大地》も有るし、追放にも対応なので除去の応酬も可能。《輪作》からも扱える。《瞬唱の魔道士》もチャンプブロックからなら満たせますね。

 とにかく黒の1マナ除去にも拘らずサイズ無視でほぼデメリットが存在しない扱いやすさが売り。2~4マナまでならテンポも稼ぐ。《稲妻》にも《剣を鍬に》にも劣る事のない除去の色足る「黒」の面目躍如。
今後の除去の基礎の一つとなりそうです。


・《光袖会の収集者》
:何度目かになるボブの亜種。
ただ単体で機能するには持続的な(E)が必要で、維持できてもドロー出来るのは2ターンに一度。《短命》《霊気との調和》や《蓄電稲妻》等?
生物環境・除去環境では正直欠片も期待は出来ませんが果たして・・・。

 ↓環境的に見ると「ならず者」であるため《外套と短剣》が有れば4/1被覆・威迫と素晴らしい事に。エンジンとしてもクロッカーとしても良質です。威迫は「徘徊」を満たしやすい。
 また軽量の威迫持ちなので「接死」を付与する札を使えば盤上の生物を退かす事も出来ます。Insの奇襲性も良いですし《バジリスクの首輪》等でも良い。


・《復讐に燃えた反逆者》
:「紛争」誘発の人間・戦士になった《不毛の地の絞殺者》。
部族支援は一長一短で、「昇華者」にはそれはそれで強みもまりますが、普通に使うだけなら「紛争」の方が遥かに条件は簡単なので、フェアデッキに使えそうです。
 特別に運用せずとも《光袖会の収集者》の様な小型の生物を万歳アタックさせて、攻撃が通るのならそれで良し、通らずに死亡したらこれでブロッカーに喘いでもらうと言う戦法が採れますね。3マナなので《異界の進化》の運用も割と楽なはず。

 ただもう少し能動的に使う手段は欲しいですね。
範囲を補う《悪意の調合》の他に《改革派の地図》は土地3枚目の安定調達も出来。
 ↓環境で部族支援を受けさせるのも良いのでやはり積極的な運用が出来る筈。
普通に部族「戦士」デッキで黒を使う場合の枠となる。
1~2マナの生物を突撃させるだけで紛争を稼げる簡単なお仕事。


・《才気ある霊基体》
:1マナ軽くなったら飛行を失った《吸血鬼の夜鷲》。
ブロッカーとしての完成度は落ちましたが、マナレシオや対Weenie性能は寧ろ上。コプターも落ちたし(本日3度目)

 とりあえずパワー2以下の小型は一方的に屠る事も出来ますし、大型には相討ちでテンポが採れます。《致命的な一押し》とは相互扶助の関係。
対Beatdown全般に貴重な序盤の生物を1-1交換しつつライフ2点+パワー分のクロックを減速させる事になる訳で非常に厭らしい。

 ↓環境では除去耐性が無いのはやや苦しいですが、2マナならばテンポロスも最小限。
基本は黒信心の採用枠と思われます。《恐血鬼》もいますから競合しますが、そもそも環境の他のデッキよりも遅いデッキにも拘らずブロック出来ない奴のは割と痛い欠点ですからね。


・《霊気毒殺者》
:サイクルの黒。レシオが悪いもののそれでも接死壁。黒に足りていなかった軽量(E)補充札なので《陰謀の悪魔》と合わせて黒型の《霊気地の驚異》のパーツになるかもしれません。


・《ゴンティの策謀》
:私の好きなドレイン札の新種。
E補給機ですが、フェアデッキ相手に置いておくのも悪くはないですが、やはり能動的に(E)を溜める手段が欲しい。が、ペインランドなどで能動的にライフを減らして(E)に換える事も一つの選択肢ですが、それではドレインの強みが薄れてしまうので正直考え物。

 黒赤Burnの選択肢に《霊気の拠点》《蓄電稲妻》と共に投入する手段になりますかね。それらの使い勝手を上げる事にもなる訳ですし。
しかしこれで《血管の施し》《集団的蛮行》にこれで、簡単ドレインが本当に多い環境ですね。
 《光袖会の収集者》との併用も。
ドローでペイするので(E)が溜まり、《収集者》の攻撃で(E)も溜まるので毎ターンドローが出来るようになる。



こんな所で。


皆さん、こんばんは。しもべです。

 今季のアニメはロボ物少なくて悲しい。
現状見ているのはセイレン、acca、鬼平と続きのオルフェンズ。鬼平は時代劇ドラマしか見たことないのでなんか新鮮。accaは雰囲気アニメ? この手の動きが少ない、筋かなアニメ好きですが、どう考えても万人受けしない。何故アニメ化したのか?


そんなことよりつづきつづき。
・《不許可》
:青単色になった《虚空粘》。無色マナになったお陰で採用できるデッキ幅も広がりましたし《バラル》や《詮索好きのホムンクルス》の様な生物の恩恵もありますからね。

 その本家はさっぱりでしたが、その時期と異なり現在は普通に3マナのカウンターも使われるようになってきているので可能性はあります。
現環境ではPWもいますし、「機体」も有るのでテンポを稼いだりも出来るはず。機体だけでなく《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》の[+1]も有るのでBeatdownにも腐りません。《サヒーリ》コンボの妨害にも。各種PWに大型エルドラージ/《霊気地の驚異》や《大天使アヴァシン/浄化の天使、アヴァシン》《墓後家蜘蛛、イシュカナ》もいるので《もみ消し》の対象に困らない。
使う機会も多ければ《奔流の機械巨人》の再利用もしやすい。
 《コプター》がいなくなった事に依る環境の低速化と4~5マナ域をボムとする動きの増加が考えられるのなら尚更有用になります。

 またあまり実用的ではありませんが《サヒーリ・ライ》の[-2]を利用する際に追放誘発を打ち消す事でコピーパーマネントを場に固定する事も出来ますね。

《風の散乱》は文字通り散りましたね。


・《遵法長、バラル》
:《ゴブリンの電術師》が使われているところを見ると伝説であっても実用圏内である事は既に証明されています。色拘束、タフネス、ルーター能力と良いこと尽くめですし。
 打消し併用前提なので基本は3~4マナ有る状況から展開する事になるので見た目よりやや重たいのですがそれでも十分強い。
普通にも増呪コストを捻出しやすくもなる。

 ↓環境では《差し戻し》や《謎めいた命令》が有るのが素晴らしい。
また《瞬唱の魔道士》もやや使いやすくなるかも。生存権が有るかは別ですが。


・《速製職人のスパイ》
:保護できるのなら継続的な追加ドローは強力ですが、構築で使われる《天才の片鱗》が4マナ2ドロー+αである事を思えば3ドロー程度は出来ていないと割に合いませんね。つまり非現実的。
《速製職人の反逆者》と異なり盤面干渉できない悠長さも痛い。

 Stdで《街の鍵》は(2)で2ドローですがパンチ力で大きく劣るのでその意味で相性は劣りますね。↓環境では《威圧の杖》《冬の宝珠》や《吠えたける鉱山》。


・《解析調査》
:《物読み》や《宝船の巡航》を経て調整された重量ドロー札。
タップが割と難し目な条件である事や最小でも2マナである点などかなり調整されて結果に見受けられます。個人的にはシングルシンボルでも良かった気もしますがね。

 とりあえず《霊気装置の展示》や《スラムの巧技》《歯車工の組細工》《霊気装置の設計図》等を使えれば(U)(U)のキャストは容易なはず。
同時に《密輸人の回転翼機》《街の鍵》自体もAtfであり、ルーターと相性が良い点を考えて併用したい。まぁStdではコプターは使えなくなりましたが、むしろ環境が低速化するのでより扱いやすくなる。

 青には《歯車襲いの海蛇》も有りますし、Stdでは難しいかも知れませんがFrontierぐらいなら《幽霊火の刃》や《アーティファクトの魂込め》と合わせた青茶ハサミデッキが組めそうです。
CMCの大きさを利用するなら《永遠の造り手、ラシュミ/》や《機械医学的召喚》も


・《金属の叱責》
:《マナ漏出》に「即席」が付いた代りに1マナ重くなりました。環境的に考えれば近年でも珍しい優良なカウンターの一つです。同じく即席デッキで使えるはず。
 《鎮定工作機》などほぞが有れば《マナ漏出》と同じ様に2t目から動けます。前者は盤面干渉の意味でも構築上有用。《革命的拒絶》も有るため過度の期待は出来ませんがね。


・《砦の発明者》
:同じく即席構築で運用可能。3t目に着地させる事も割と用意。《発明者のゴーグル》から繋げれば5/6呪禁と強力。
《歯車襲いの海蛇》もいますからお安い青茶親和みたいなデッキを作る事も可能です。その場合は《ゴーグル》→《刃》で。



・《難破船ウツボ》
:4マナと重めですが0/5のタフなブロッカーに加えてCipで(E)×4を得る事が出来るので低速Eデッキの選択肢になるはず。低速化が追い風。
 問題は《天才の片鱗》も有る事で《霊気地の驚異》とともに4マナ域は既にパンパンである点。《電招の塔》なら?
《天才の片鱗》は《潮流の機械巨人》と言うお供も有る事だし。
ただ、《ウツボ》自体は壁だけでなく、余った(E)はクロックにも出来るしこれはこれで強みもある。また《霊気地の驚異》から展開する事で使った(E)の一部を補充できる点でも悪くない。
競争率は激しいですが、中々システマチックで良質な生物だと思います。


・《守られた霊気泥棒》
:「瞬速」軽量壁でタフネスもそこそこ。(E)を生める可能性に加えて、余っていたらドローエンジンにもなる。
《ウツボ》と共にEデッキのブロッカー候補。こちらの方が軽い。コプターが消えたことで地上ブロッカーの価値も上がりましたし、2マナの壁が出来る事で《ドビン・バーン》も結構使いやすくなるはず。《氷の中の存在》がいるため、それがStd落ち後が本気を出すときでしょうかね。


・《霊気急襲者》
;《発明者のゴーグル》から繋げる事が2マナ3/3飛行。その上1度でも通ればトークン生成で中々。《蓄電稲妻》などから余った(E)の投入先にもなりますし、弱くはない。軽い装備品さえあれば・・・。



・《効率的構築》
:Atfキャストの度に飛行機械が付いてくるEnc。
専用で組めばアドエンジンにもコンボパーツにもなりますね。
《逆説的な結果》-《霊気貯蔵器》デッキの選択肢に? 御誂え向きに《羽ばたき飛行機械》も戻ってきましたし。

 ↓環境ではまぁ特別強いとは思いませんが《師範の占い独楽》2枚のグルグルで勝てる手段にはなります。また《群の祭壇》デッキの様にメダリオン+《彩色の星》系を連打するデッキの勝ち手段にもなりますね。
まぁそれ以外で役に立たない4マナのEncに、幾ら除去され辛いとはいえ実用性が有るのかは疑問符が付きますが。


・《幻術師の謀》
:《幽体のゆらめき》《相変位》の亜種。
範囲は狭いし重くなるしですが、キャントリップ付に。とりあえずCip生物をちらリズムすればいいのですが、Insなので延長で《奔流の機械巨人》で再利用すれば、《機械巨人》もブリンクできるのでロス無しにキャントリップ+Cipもう一体が使えると言う極悪仕様に。
余りならばない構築なら《軽業の妙技》でも構築次第。「《反射魔導師》禁止の被害者の会」会員。



こんなところで。

AER)新カード雑感その7 白について
AER)新カード雑感その7 白について
皆さん、こんばんは。しもべです。


 ようやっと残りのスポイラーの感想を挙げる事が出来ます。
完全に旬すぎてるけどねww
今日は白。

・《スラムの巧技》
:《巧技》サイクルの白。1/1霊気装置トークン×3の展開+CMC3以下の踏み倒し。
実質的には《霊気装置の展示》の上位種の様な物。

 単純に1枚で3体展開のアドは良好で、面強化だけでなくAtfシナジーも活かせる。Std環境の「即席」や《発明博覧会》、↓環境の「親和」「金属術」「大隊」など幾らでもシナジー形成可能。1枚でAtfが3つは割と本気でどの環境でも優秀。しかし白に即席が無…。

 単純な打点として見た場合はStdなら《小物作りの達人》《鋳造所の隊長》《集団的努力》《ゼンディカーの代言者、ニッサ》等々。
《達人》は4マナで9打点以上は十分強力。《集団的努力》は増呪のコストも賄える上に大きめの生物まで潰せるので合理的。面展開手段もロードも有るのでトークンデッキは組めそうです。
 ↓環境なら《エーテリウムの達人》や《鍛えられた鋼》で高打点を確保しやすい。《綱投げのアキリ》等も有るため非親和型も組める。

 《無謀な炎織り》や《衝撃の震え》と合わせれば↓環境でToken戦術も出来なくもない。同様、《ウェストベイル修道院》もより使いやすくなります。
 色こそ合いませんが壁兼数を稼げるので《策謀家テゼレット》との相性も良いですが、[+1]、《予言のプリズム》《産業の塔》で。《テゼレット》の場合は色よりもマナ域が被る方が問題。

 これと下環境の3マナ以下系の親和性はあまり見当たらないので普通に展開するスペルとして考えた方が良いかも知れないですね。
敢えて言うなら折角多数のAtfを展開できるわけなので《加工》で即席持ちをサーチして来たり、《主任技師》の「召集」してみるのも良いですね。

 只単体のパワーが高いわけではないし、何よりこのマナ域には《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》がいます。シナジー性を活かせないデッキが優先する理由も無い。↓環境では言わずもがな。
あくまでシナジー特化の札と言えますね。


・《上級建設官、スラム》
:特定のカードタイプのドローエンジン生物の新種。非常に珍しくAura・装備品・機体の3種類に対応しています。しかしまぁどれもマイナー且つ重ねにくい。
そもそも脆いしドローエンジンにするのはStdでは難しいですね。

 対して下の環境では《純鋼の聖騎士》を使う装備品Storm、Aura系の《コーの精霊の踊り手》の様なデッキのエンジンの水増し役に。特に前者は後者と異なりそれ以外での勝ち手段が殆ど持たない純粋コンボなので水増しは有難い筈。
其々除去耐性の付与もしやすいのも良い。
 因みにEnchantressでは流石に難しいですが、《繁茂》や《楽園の拡散》の様なAuraも有るのでその系統でも使える筈。


・《霊気晶の鉱夫》
:ブリンクできる生物には何らかの可能性が有る。
当然Cip誘発も可能で《魂の管理人》《起源室》《精霊の絆》など色々利用できる。Digに載っていましたが《抽出機構》2枚が有れば無限ブリンクができる。只まぁ3+α枚コンボがどこまで現実的になるのだろうか・・・。

 単体で見ると、相手からしたら除去1枚を犠牲にする可能性の高いパワー3生物であるため、特にコントロール泣かせ。疑似的なアド稼ぎ枠と言えなくもない。
紛争を満たす事も出来るし、1t目に《霊気との調和》から入れば土地基盤を整えつつブリンク可能。


・《精緻会の改革派》
:《巣の侵略者》《ドゥイネンの精鋭》以来の2マナ2/2+トークンを展開する生物。つまり強い。
しかし紛争が必要で、そのための手間を考えるとそれだけでは費用経効果が低い。
 2マナで生物2体、合計3/3と考えれば寧ろ↓環境で何かしらの可能性が無きにしも非ず。
軽いアド札は何時でも重宝されます。


・《守護フェリダー》
:《サヒーリ・ライ》とのコンボが話題の猫・ビースト。何故猫とビーストが分かれるのか。
可愛くない猫はただの猫。

 疑似「欠片の双子」コンボがStdで組めるようになるとは少々驚きですね。
が散々指摘されている様に露晴らい・調達札・保護札・回収札等のサポートが弱く、「瞬速」の強みも無いためかなり制限がきつく隙も有ります。
 制限なくIns速度の軽量妨害札が《手酷い失敗》《闇の委縮》ぐらいなので《サヒーリ》が火力にさえ注意すれば割と行けるコンボかもしれませんが。
果たしてどこまで現実的なのか・・・。
個人的には、除去されにくさや実質1枚コンボの《霊気地の驚異》程の凶悪さに比べるとやや物足りない気もします。

 対しての救いは、どちらも単体である程度を仕事をする事。
《フェリダー》はブリンク札で、《サヒーリ》もメインは[-2]なのでCip生物デッキのお供に入れておいて揃ったらラッキー程度の認識にしておくのが良いのかもしれません。
何だかんだ3色6マナで即勝利と言うのはStdではかなり強力な可能性であり、相手からしたら対抗札を持っていても常にそれを抱えながらの挙動になるため、テンポを稼げる可能性もあるんですよね。

 コンボから離れたとしても《フェリダー》はパーマネントの《ちらつき》なのでかなり優秀。
《ギデオン》をちらつかせて忠誠度を戻しつつ[0]を増やすだけでも効果は有る。《生命の力、ニッサ》を後出しすれば《守護獣》を回収しつつブリンクでもう一度[-3]。《ニッサ》が先にあるのなら[+1]後にブリンクしてもう一度[+1]で普通に強力クロックになりますし。Gには《改革派の結集者》や《ならず者の精製屋》なんかもしますし。
 PWの出し入れを考慮するなら当然誓いサイクルの併用も考慮しておきたいですね。《リリアナの誓い》+《ギデオン》で布告/トークンの選択肢や[0]と合わせて2/2×2は詐欺くさい。

 ↓環境でも単に生物をちらつかせたい場合は《修復の天使》でいいのでしょうが、こちらの方が出来る事が圧倒的に多い。特にAtfやEnc等デッキのシナジーの多さは段違いです。

 また《変異エルドラージ》と合わせれば1回の起動で倍の出し入れが出来るようになるので、生物着地の誘発札との相性も良い。当然紛争も満たせます。
コンボを離れたとしても十分に優秀な猫ですね。


・《修復専門家》
:計3マナで2枚回収なので形や効果を変えた《倒れし者の記憶》のような物ですね。本体が生物なので遥かに使いやすくなっています。
昂揚を目指すデッキにとっては極めて優秀なアド札になってくれるはず。



こんな所です。

禁止改訂事件
禁止改訂事件
禁止改訂事件
皆さん、こんばんは。しもべです。


 今日から残りのAERの感想を挙げようと思ったらそんな事態でもなかったw
何時になったらかけるのか。

 1/10付にて禁止改定で《密輸人の回転翼機》《反射魔導師》《約束された終末、エムラクール》が禁止された。これにより各種感想も改訂しなければ・・・。


 しかし現環境はAggro・Midrange・Tempo・Comboと近年では割合バランスのとれたメタゲームを形成していたように思うんですがね。マイノリティながらControlもいたわけで。
それらで使われる主力パーツを多量に禁止するとは・・・。
まぁ各デッキパワーが下がって多様性は齎されるでしょうがね。

 しかし当然愛機を失うプレイヤーにとっては不満も多そう。
FrontierがますますStdのプレイヤーの受け皿となりそうですね。最近CFBが積極的に紹介記事を書いてますが、その環境の価値もより出る事になりました。晴れる屋の神イベントもやってましたしね。

 コプターは登場当初からおかしなことをしていたので判らなくもない。PWを使わせたいWotCなのでPWが使えない環境になってましたしね。しかし散々それ対策を兼ねているであろう札をAERで収録して置いてなおかつ禁止と言うのは不細工この上ない。
対して《反射魔導師》なんて誰が登場当初こうなると予想していたでしょうね?
私は瞬速無いしなぁ・・・とか残念なこと言ってた気がします。テンポやコントロールなんて妨害デッキなんだから相手にフラストレーション溜めるのは当たり前で、それがだめなら殴り合いデッキしかなくなってしまう。環境が単調化するのでこういう生物で殴れの方針はずっと続いてますが、相変わらず賛成しがたい。
《エムラ》は正しくFTどおりに脅威過ぎて消えましたねww
まぁ《精神隷属器》を普通に使えてしまう、何度も一日の中で見るのはよろしくない的な事を言っていたのでこれも致し方なし。でもこの手のテクニカルな挙動は好きだったのに。
《ゼンディガーの同盟者、ギデオン》は、どうせあと僅かの命ですしね。

 Modernは《ギタクシア派の調査》《ゴルガリの墓トロール》。
まぁ致し方が無いですね。現Modernの環境速度を制限速度ギリギリまで高めていた要員なので。
SCZ・Infect・Wee=zeroxにDredgeと多数の高速デッキが有ったわけで環境を歪めていた。特にギタ調は採用デッキも多く、読みあいを否定する姿はややアンフェアなので個人的には賛成。
不満も出るでしょうがModernは禁止を出すための環境と言うほど頻繁に出るので致し方なし。多くの方も承知している事でしょう。しかし速度を落とす目的が有るのなら禁止も良いですが、中~低速で使える札の解禁をして欲しかったですよね。《血編み髪のエルフ》とか全然いいと思うんですがね。

 他のNochangeはLegacyは妥当。
Miracles一強ですが、何だかんだタイトル総なめとか各大会Top8の半分以上が大体Miraclesみたいなことは有りませんしね。
前回のGPも2日目進出率は16%ぐらいでしたっけ? これで禁止云々は流石に欲張り過ぎ。敢えて言うならゲームが長引く故に《師範の占い独楽》の禁止がある程度でしょうが、それも今更ですしね。


 それと、前回のStdの禁止から5年ぶり?らしいですが、その当時の該当札が《石鍛冶の神秘家》《精神を刻む者、ジェイス》だった事、それ以前も《頭蓋骨絞め》や《トレイリアのアカデミー》だったことを思うと、今回はショボイ。と言うよりそれまでが如何に狂っていたかがよく判りますねw
ただやっぱりショボイはショボイ。
何故この程度のカードパワーの札が環境を支配してしまったのか、正確な所は不明ですが、個人的には昨今の生物インフレとそれへの対抗策である妨害札(除去・ハンデス・打消し)のデフレが進み続けた結果ではないのか?と思わなくもないです



P.S.
そう言えば他の方のエントリーに載ってましたが「毎度Atfがフィーチャーされたブロックかそれに関わるブロックの関連札が禁止の憂き目に合っている」らしいです。
確かに言われてみれば・・・。


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