《花の絨毯》買いました。
持ってましたorz



 保有カードが多くなるとどうしてもこういうケースが増えてくる。
未だレアや神話レアでなかっただけましですが。
私は4枚持っていれば5枚目以降はコレクション以外には買わないことを信条にしているため、こういうのは無くしたい。
TheRockと《稲妻のすね当て》
TheRockと《稲妻のすね当て》
TheRockと《稲妻のすね当て》
皆さん、こんばんは。しもべです。

《Lightning Greaves/稲妻のすね当て》(2)
アーティファクト - 装備品
装備しているクリーチャーは速攻と被覆を持つ。
装備(0)


 [A-Key]さんの勧めに従い使ってみた《稲妻のすね当て》。
結論から言うと想定以上の強さを発揮しました。
個人的には以前使っていてしっくりこなかった時期もあったため敬遠気味だったのですが、何故ここまで印象が変わったのでしょうかね?
正確なところは判りませんが、以前使っていた当時はまだZoo等が全盛期で生物のサイズがものをいう時代だったからかもしれません。なので幾ら除去耐性を補えても戦闘に直接補正が掛けれないこのカードが輝なかったのかもしれません。逆に今は《タルモゴイフ》をはじめとしたサイズのある生物を確保出来ればそれを維持できればかなり価値に繋がり易くなる現状なので強みを増しているのかもしれません。

 また、久方ぶりに《闇の腹心》の強さを実感できた気がします。
除去されないボブはここまで狂っているのか!?と言う程に壊れていますね、頭オカシイ。
下手な装備品を持ってきてSfMを潰されたり、装備時にスタックで除去されたりでかなりテンポロスが痛いデッキなので、そんな物を気にするぐらいならこちらの方が余程有用性が高かったです。十手や2色剣に比べKPはかなり低くとも、ボブが生き残ればそれが剣が活きている以上にカードと言う名のアドを持ってきてくれるためほとんど問題が有りませんでした。一応、タルモ等がいる場合は状況によって判断しますが、システム生物がいる場合はかなり高い確率ですね当てを優先するぐらいでした。だってそれぐらいボブが生き残るのは強いんですから。
 また環境的に強みのある《迷宮の霊魂》も生存させる事が出来るためかなりの支配力を発揮しました。
タフネス1である為ブロッカーがいると苦しいですがそれでもパワー3は優秀。
除去を多めに取ってあるデッキなので盤面をきっちり掃除できれば、これだけでも勝てるぐらいの状況も有ります。


 ただ、難点も。
ボブが生き残る以上ライフの消耗が半端ない・・・。Rは減っているとはいえ一定数はいますし、何よりボブが幾ら引き増ししてもドロー自体が噛み合わないとボブ死します。なので独楽や悪知恵は必須。
ついでにこれを確立できるのなら除去されにくい事が強みである《森の知恵》に頼る必要は無くなりますね。
 同時に、霊魂も相手のハンドを腐らせる点は強いのですが、《ヴェールのリリアナ/LotV》と若干仕事が被る。
LotVの[+1]で相手のハンドを締め上げるはずが、霊魂がいると不要牌のキャントリップを処分されるだけで一方的に損を喰らう。無駄が多いんですね。ここら辺の構築はもう少し調整が必要ですかね。


 実験的に《始まりの木の管理人》を運用するためのTheRockに組み込んでみましたが、もっとシンプルな形で運用しても十分に有効性を発揮できそうです。同じくFRFの《僧院の導師》も併用できそうですが、こちらはまだ試していないため不明ですね。
 フィニッシャーとして《殴打頭蓋》を確立させる事も出来ますが、メインですね当てと併用するのなら《刃砦の英雄》を運用しようかと思います。テンポの悪さを補いつつ、面制圧の速度を上げてくれるのでかなり相性が良いはず。
 《聖遺の騎士》は悪くないんですが、DrSやLotV、TNNが増える状況なら今よりも遥かに弱くなるんですよね・・・。
ファッティコンボに対応できますが、それ以外に強みが殆どないんですよね・・・。
まぁ、ここは今後のメタの変異次第ですかね。
ついでに、BG系が増える可能性が高まってくるとなると、当然環境には《突然の衰微》が増える訳で、そうすると以前の装備品に対する忌避感もまた増えてくるんですよね。まぁすね当てはほぼテンポ損しませんからまだマシですが・・・。

 ただ、幾ら想定以上の強さだとしてもこれ自体のKPの低さは変わっていないため、やはり固定はせず調整の中の選択肢の一つになりそうです。




今週のSCGの結果 再出発さ
今週のSCGの結果 再出発さ
今週のSCGの結果 再出発さ
皆さん、こんばんは。しもべです。


 禁止改定、FRFと2つの動き後初めてのSCG。どんな結果になったのか楽しみですね。
今週はWashingtonでLegacy PIQが開かれていますので早速結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/240115_washingtondc.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=01/25/2015&end_date=01/25/2015&start=1&finish=32&city=Washington&state=DC&limit=50


 優勝はDaniel Cosiem氏のSneakShowです。

以下Top16(上から順に1位→9位→16位)
SneakShow
Lands
Lands
Dark Maverick
Metalwoker
Dredge
RUG Delver
Grixis Control
--------------------
Miracles
Jeskai Stoneblade
4c Delver
G/B Midrange
RUG Delver
Esper SfM
BUG 続唱
RUG Delver

 です。
新環境一発目と言う事で、どの様な動きになるのか注目していました。禁止改定の直接的な制限を受けないOmniTellとMiraclesがデッキパワーの関係で優位なのでは?とされていましたが、結果はSneakShowの優勝でしたねww 相変わらずデッキパワーはくそ高いので対策されない/意識が薄いと当たり前の様に勝ちますね。公開されているTop32までを見てもOmniTellは零です。まぁ、Tempo系が旧来のコンボに強めの形になるのならOmniTellではきついのかもしれませんが。また、デッキパワーは高いとはいえ、環境に対するメタデッキであるControlはすぐに結果を出すのは難しいかもしれませんね。ただ、Miraclesに関しては一応Top32までに3名いますし、他にもControl型のデッキはちらほらといます。

 原点回帰?が迫られていたTempo系等を含めたUのフェアデッキですが、矢張り数は非常に多い。
Top16で中速まで含めれば8名でTempo系は5名です。やはり勢力としては最大で、それをTop32まで見渡せば、より一層の環境のUの濃さを再確認できますね。しかし、数の多さに反してTop8に残れた数は本当に微々たるものです。今回はフェアデッキに強い、Tempo系に強いデッキに食い破られるという結果になってしまっていますね。ある意味狙い撃ちされたのでしょうか?が、Tempo系の膨大な数に押されてか、明らかに前環境よりもComboの数は減っていますね。
 中身で目立つのはRUG DelverとBUG 続唱の2つ。
前者は環境へのメタデッキでもあるのでまだ人によって形はバラバラですが。後者は明らかに黒札が増していますね。
さらば巡航・・・。

正直言うと期待していたほど面白味のない結果でした。



 さて、ここからは個人的に気になったデッキを見ていきます。

http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=79228
2位、David Long氏のLandsです。

 今回2・3位に入ったLands。
もともとフェアデッキに極めて強いデッキですが、環境の変化も合ってコンボの減少が追い風の様です。実はDavid氏は前環境最後のSCG Legacy Openにて4位/566と言う好成績を残しています。そしてそのデッキから変わったのがメインでは《Taiga》《暗黒の深部》→サイクリングランド+1、フェッチランド+1と言うだけでデッキの回転と安定性を上げただけです。デッキとして環境に強いのなら下手な勝ち手段など取る必要が無いという事でしょうか。一応サイドに残り枠いっぱい分の《暗黒の深部》が有りますが、どうせコンボには勝てませんしね。実際、3位のTJ Martin氏は3枚目をメインから取ってますが、準決勝で優勝したSneakShowに下されてますし。
しかし、環境変化の前後でこれだけの成績を残すとLegacyと言う環境自体に強めの立ち位置であると思わされるデッキですね。
サイドも《抵抗の宝球》に加えて《アメジストのとげ》《窒息》とマナを掛けさせることが変わらず強いという事でしょうね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=79204
4位、Doug Azzano氏のDark Maverickです。

 また、最近D&Tに交じって姿を見せるようになったMaverick。
そのtB版です。
特徴は《生ける願い》ですね。《緑の太陽の頂点》の枠に入っていますが、同時に《聖遺の騎士》の土地銀弾の役割を担ってもいるようですね。今一つこれを使う理由が判らなかったのですが、《エーテル宣誓会の法学者》《封じ込める僧侶》などの対Comboを熟す生物群を必要とする際にGSZでは持ってこれない弊害を解決するためと言う事でしょうかね?
メインに通常の《スレイベンの守護者、サリア》以外にも、《ガドック・ティーグ》2枚、《迷宮の霊魂》2枚に法学者1枚とかなりHatebearを取っているので妨害Control色をかなり強めていますね。通常のMaverickやD&Tに比べKotRも無いので結構打点が劣りますが、代わりに《闇の腹心》を仕込んでいてアドバンテージ勝負が出来るようですね。ボブが入っているせいなのか単体除去は僅か4枚であり、消耗戦はボブ頼りな印象が有りますね。
StPは僅か1枚で基本除去は《突然の衰微》優先、加えて願いもある為かサリアは3枚に減らされています。
また《漁る軟泥》も2枚採られておりこれは結構意外でした。RUG Delverが増えるのなら・・・と言う事ですか?

 少し前に《霊気の薬瓶》《雨ざらしの旅人》型のMaverickが有りましたが、これはまた違う形が生まれてきて定着できるか先が楽しみです。Miraclesは兎も角、Comboが減るのならMaverickにもまだまだ可能性はあると思いますからね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=79184
7位、Myles Housman氏のRUG Delverです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=79211
11位、Daniel Signorini氏の4c Delverです。

 今大会の恐らく最大勢力であろうRUG Delver。
KTKショックで紆余曲折を経ましたが、懐かしの形に戻ってきたようです。
とは言え、人によって自由枠の使い方はかなりバラバラです。
殆どのデッキで火力は5枚目に《二股の稲妻》を取る程度で、残りの枠はドローかカウンターになっています。
このMyles氏は対Comboと同時にフェアデッキ戦も想定してか《呪文貫き》3枚に《呪文嵌め》2枚を取っていますね。正しくクロックパーミッションですね。が、KTK以前の《ギタクシア派の調査》にする形も在るようで、どれが最適解なのでしょうね。
まぁ今後環境が固まってきたら判る事でしょうか。
 逆に、tBをして《突然の衰微》を入れる事で同系やフェアデッキへの消耗戦を想定しているのが11位のデッキですね。
《宝船の巡航》の代わりに《時を超えた探索》を入れています。ただ、幾ら《死儀礼のシャーマン》が居るとはいえ基盤はRUG Delverですし、(U)(U)と(B)(G)なんて併用して大丈夫なんでしょうかね?そのための《もみ消し》でもあるのかもしれませんが。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=79214
12位、David Richardson氏のG/B Midrangeです。

 以前SCGで紹介されたBG Stompyですね。
そこから微調整が加えられメインからtWになっています。メインから入っている《窒息》がデッキの特徴です。
SnT勢は苦手なのでKotR→《Karakas》が有るのはデッキとして有用でしょうね。環境の変化で《横揺れの増長》はほぼ勝ちが無くなってしまいましたが、代わりにB系の増加で《強情なベイロス》の価値が増してきましたね。



 こんな所ですか。
まぁ、新環境ですし、Uのフェアデッキが増えるとは思いましたが、思った以上に結果が出なかったですね。
数は多いし上の方には来ているものの、最上位に上がれないというのが意外でした。続唱系と合わせてU系でもControlも相応におり、それ以外の物も含め明らかにテンポ系を狙い撃つ動きが多かったためでしょうかね。


 巡航禁止を受けてUR Delverを一とした《若き紅蓮術士》勢は見事に消滅しました。
代わりとして《時を超えた探索》を使用したデッキが目立ちますが、やはり巡航の様に3~4枚と言う枚数は難しいようで多くが2枚程度。またマナ基盤に負担を掛ける関係か基本地形の採用も多めでした。思ったのは、デッキ構築に制限が掛る上に、それ以上に痛いのは、これをTempoが使っても勝てないデッキに勝てるようにはならないという事ですかね。まぁ悪まで大会一つの結果でしかありませんが、《宝船の巡航》の様に明らかにデッキ構築を換え相性図も大きく変えてしまえるようなカードではない様に見えます。負ける相手には負ける。
 それまでのComboの多さから隆起がよそうされたB勢はBUG Delverが来るかと思いきや、BUG 続唱の数が多めでこれも以外。まぁほぼアド合戦を仕掛けられることは無くなりましたからね。ただ、構築はやはりかなりばらつきがありDTTもHymnも2枚程度に抑えられていますが、それ以外のスペルはかなり多様。DoSが増えるのなら《悪意の大梟》が増えると思っていましたがそれ程でもない。
《ヴェールのリリアナ》の数は明らかに増えましたが、Hymnは何とも悩ましい数字ですね。まぁ全く見なかったころに比べれば遥かに増えていますが。

 FRFのカードはまぁ予想通りほぼ壊滅。
《黄金牙、タシグル》と《僧院の導師》が僅かに1デッキずつ採用された程度。まぁこんな物でしょうね。寧ろ他紙グルが使われた事に個人的には驚いてますが。24位のUWの《僧院の導師》の出来はどうだったのでしょうね。少々気になります。

 もう1~2回分様子見が必要ですが、OmniTellもMiraclesもさっぱりで、KTK以前の環境に近いとはいえ、Miraclesがいない以上々とは言えません。やはり少しずつでも変化はしているのでしょうかね。

 さて、今回はここまでです。
お付き合いいただいた方には感謝申し上げます。
アリガトウございましたm(_ _)m
この文章がお役に立てば幸いです。






 スレインのゲス化が止まらない・・・。
コードギアス2期のスザクを軽く凌駕するゲスっぷり。黒化だけでは止まらない。まぁ悪まで目的のためで一貫しているんですが、それが本当に突き抜けてる。もう、製作はこれで行くようですねwまぁ半端なキャラになるよりは遥かにキャラが立ってる。最初期の印象は見事に露と消えましたね。冒頭で浴びせられた言葉をそのまま実行とか・・・。

 しかし、まぁ彼を生かしておいたのはこの様に使うためか。何故なのか今一つ不明でしたが、良い舞台装置でしたよ。本当に。

 ただ、残念ながらスレインが実権をある程度得ても、彼自体のスペックが差して高くないので、その辺はどうするんでしょうかね?タルシスの近未来予知にも限界があるはず。
今回被弾してましたしね。


 それにしてもディオスクリアも退役ですね。
残念。
見た目より悪魔チックになって今回もカッコいいのに。
普通に考えて空間戦闘内での次元バリアとか意味不明に強いのに・・・。近接戦をする意味がわからん。まぁ風云々で当たらないからとかでしょうがね。しかしデブリ宙域+風の中で点に等しいバリア欠損部分をスナイプとかもう頭オカシイ。OTHスナイプできるんじゃないですかね、彼は?

 ついでに、主人公が一人の限界/手詰まりの状況がやっと出てきたので、味方の意味が生まれてきました。今後はもっとチーム戦を希望します。
15話は久々に面白かった。
胸糞展開でもありますが、良い斬れ味してましたね。


皆さん、こんばんは。しもべです。


 サッカーはまぁ、しょっぱなに点入れられて後は自陣に固められてる時点でほぼ終わったと感じました。それでも後半に同点に追いついたのはエキサイトしました。が、PKにもつれ込んだ時点で負けると思いました。
 印象論かも試練ませんが、日本はPK戦を非常によく外すし、本多・香川にもネガティブなイメージがありましたからね。本多は前回のアジア杯前後で痛恨のミスしてて、それが印象に残ってるだけかもしれませんが、このアジア杯でもかなりキックの精度が悪かった。それ以上にシュートの場面でまるで入る感じのしない、とりあえず(角度が無いとはいえ)GKの正面に飛ばすか明後日の方向に蹴ってばかりの香川にはもっと期待できない。
そんな考えでした。
 それでも、本多は今大会でPKも2本決めてますし、本多が決めれたらあるいは・・・とも思いましたが願いもむなしく。そして香川は案の定きれいに外しました。川島はまぁ、韓国戦の様にはいきませんでしたが、PKでGKを責めるなんてできませんからね。外した輩が悪いし、韓国戦は出来すぎでしたから・・・。

 新監督のもと、明らかに守備はチームとして向上していますが、攻撃の精度とクリエイティブさがかなり低いようにも・・・。30本近くシュート撃って1点どまりとか・・・。
偶然のクロスとカウンター以外で真面にオフェンス出来るの?と言う感じに見えます(ですので、余計に香川が機能していると本当に別のチームに見えるのですが)。これがアジアでそうなのだからW杯など夢のまた夢。
とりあえず、W杯後の出直し、の更に出直しをするしかないですね・・・。

 香川は好きな選手ですし、復活して欲しいのですが・・・。
今回の事でなお自信喪失しそうで不安です。


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 女子レスリングのユニフォームを女子ビーチバレーの様なセパレートタイプ?とかにして、(エロ方面での)注目度を挙げようという試みが、あるようです。

 だれが、女子レスリングをそんな目的で見に行くんだよ・・・。
安易にエロに走るなよ、と思います。


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 FRFの発売日だったので久々にパックをシングルのついでに買ってみたら、まぁ酷い事酷い事ww

シングル
《始まりの木の管理人》×2
《巫師の天啓》×2

店舗Aでパック3つ
《奪取の形態》
《巫師の天啓》
《永遠のドロモカ》

店舗Bでパック2つ
《奪取の形態》
《巫師の天啓》

 どうせ欲しいカードはシングルで買うので、半分遊び感覚なので、高額カード出ろとは言いません。が、せめて被るなよ・・・(´・ω・`)


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 人質事件はまぁあまり進展はなさそうですね。
最初からパイプも無いのですから進展するはずもありませんが。
可哀想ですが、正しく自業自得、因果応報でしょう。

 「軽々しく自己責任でくくるべきではない」的な綺麗な戯言をのたまう輩もいますが、残念ながらそこが地雷原であると判った上で、だれにも強要される事なく自らの意思で足を踏み入れたことが自己責任でないのならなんだというのか・・・。
 その上、大した交渉手段も持っていない個人が行って何をするというのか?
正義感と言う名の傲慢でしかない。
可哀想ですがね。

 ジャーナリズム云々と言う意見もあります。それは確かに崇高で価値のあるものでしょう。それは認めます。が、正しく「価値」とは社会の需要と供給の間に存在するものです。今回の様な紛争地帯での情報と言うのは確かに一定の需要があるのかもしれませんが、果たして約127億円を支払って買いたいと申し出る存在はいますかね?
 残念ながら価値が認められなければジャーナリズムもただの自己満足/自分勝手な正義でしかありません。もっと言えば彼らはジャーナリストでありそれが職業なのです。何故他人の飯の種の経費を税金で補填しなければいけないのか。
 そもそも今回の行動は一人は事業目的、もう一人はその救出が目的なので、ジャーナリズムとは全く関係が無いですよね。

 そして、その大正義ジャーナリズムや人道主義に理があるとしてもやはり支払うべきではありません。なぜならISISは年間で約53億と言う金額を営利目的の誘拐からの身代金要求で稼いでいるからです。これは彼らにとっての「ビジネス」なのです。安倍首相の行動が云々かんぬんと騒ぐ輩もいますが、融解が去年に起きてその年の内に家族宛てに身代金要求がきている以上全く関係ありません。思想犯罪とは全く関係はありません。今回かぶせてきたのは乗っかる都合のいい理由を作り出したからに他なりません。日本人だからとか、安倍首相の~とか全く関係ありません。ビジネスなのですから。
 彼らの支払いに応じた国はその後も誘拐が繰り返されていると聞きます。逆にはねのけた国家では人質は処刑されましたが、誘拐の数は増加してはいないそうです。まぁこれは調べたわけではありませんので、詳細は不明ですが。
 どちらにしろ、営利目的でやっている以上、今回支払いに応じれば、今後日本人を対象とした誘拐が多発する事は目に見えています。合理的な視点から言っても身代金を支払うなど論外なわけです。


 もちろん、政府としては、救出に全力を注いでほしいと思います。
国家が国民を助けるために行動する事は一つの義務でもあるからです。しかし、だからと言ってテロリストの言いなりになるのは望ましいとは言えませんね。本人たちに非があるというのなら尚更です。
 これが全く別の地域を単に旅行していたとかだったらまだ議論の余地もあるのでしょうがね・・・。





MtG)禁止改訂 冬草や兵どもが夢の跡
MtG)禁止改訂 冬草や兵どもが夢の跡
MtG)禁止改訂 冬草や兵どもが夢の跡
皆さん、こんばんは。しもべです。


 FRF発売前の禁止改定で、驚きのそしてある意味予想通りの発表がなされましたね。
KTK発売以来環境を一変させた《宝船の巡航》が禁止の憂き目にあいました。
Wotcは新セットのカードの禁止を可能な限り避けているため、これは苦渋の選択だったのでしょう。しかしまぁ思い返されるのは《精神的つまづき/MM》の事件。しかしアレの再来と言うほど私は巡航に悪印象を持ってはいませんでした。MMはそもそも「U以外もComboへの対抗手段を持てるように」「U以外のデッキが増えるように」と言う目的デザインから逸脱し、環境を真っ青に染めるという全く意図していない結果を齎しました。MM→MMなんて日常茶飯事でしたからね。
しかし巡航は環境こそ、Bを締め出すという結果を生んだものの、それまでのTempoとMiraclesのみと言う環境を激変させ、コンボに弱いTempoを作る事でTempoに強いデッキと共にComboの地位も浮上させましたからね。巡航の撃ち合いと言うほど環境を染め上げていたわけでもありませんし。
これを抜き出しても《時を超えた探索/DTT》が残ってますからね・・・。Bの再隆起と言う訳には簡単にはつながりません。

 只まぁ結果としては妥当な案であったと思います。
探査ドローと言うシステム自体を消滅させる事もなくなりました。
MiraclesやSnTはDTTがそのまま残るわけですから、何の御咎めも無いように思えますが、これにより環境に従来のDoS型のComboに強いTempoが戻ってくるのなら環境的には今よりも余程辛くなるでしょう。それでもパーツを得ている以上KTK以前ほど不利が付くわけでもないという状況に持って行けます。
 またこれでBが消耗戦ですら勝ち目がないという状況を避けることが出来るようになったのも大きい。
DTTですら辛いのは事実ですし、直接的に防ぐのなら《Chains of Mephistopheles》が効かないDTTの方が厄介にも見えますが、《Hymn to Tourach》にしろ《ヴェールのリリアナ/LotV》にしろ量を攻めるカードは質の良い札を引く点でも巡航に比べマシ数が減る点でも有効性が増します。巡航が齎す無駄が量には本当につらかった。DTTが辛いのも事実ですがねw

 同時にTempo系はじゃあDTTに乗り換えれば良いのでは?と言う発想にもなりますが、(U)と(U)(U)とでは要求される難易度が全く異なります。特にTempoと言うデッキは土地を切り詰めて何ぼのデッキで軽いスペルで行動回数を稼ぐ事が至上なので非常につらい。当然相手のソフトカウンター(特に《呪文貫き》と《狼狽の嵐》)を躱すのがきつくなりますし《スレイベンの守護者、サリア》や《不毛の大地》の影響も同じく強く受けることになりますからね。少なくともそのまま移行と言う事は出来ないはずです。Hateカードとしての《窒息》の威力も格段に凶悪なものになって襲い掛かります。
 KTK初期に様々なTempoデッキが巡航と共にDTT版を使いながら、後者が環境から淘汰されていったのを見れば親和性と言う面では明らかに巡航>DTTだったのでしょうしね。存在する以上は使われるでしょうが、入念な調整が必要になると思います。
サヨウナラ《密林の猿人》。

 さらに言えば巡航がDTTに比べコモンであり価格が圧倒的に安かったのも大きかったと思います。
最大1.5~2Kで購入された方もいるDTTに比べ1枚当たり巡航は精々0.1Kですからね。TCGと言う側面でもこちらには理が有ったと思います。まぁ一部Foilerの方々にとっては悲劇としか言いようがないのですが、可哀想ですがFullFoilデッキを組もうなんて方が御金に糸目を掛けてたらTCGなんて出来ないですし血涙をのみ込むしかないと思います。


 とりあえずそんな訳で概ね納得なのですが、この状況でほぼ一人勝ちに近いMiraclesが何とも・・・。
従来のTempoが増えたところでそれ程大きな問題も無いでしょうし、寧ろコンボが抑制されて有難いはず。LotVの復活は危惧すべき事ですが、それでも以前ほど環境に幅を利かせることは難しいはず。その上LotVと共に死に態に近かった最近の現状を鑑みれば多少苦手札の数が増えても自分が活躍できる土台の復活の方が余程歓迎すべき事の筈。
まぁそうは言ってもOmniTellと違ってDTT4積と言う訳でもありませんから許される範囲ですかね。


 《世界喰らいのドラゴン》は予想外・・・。
ワールドゴジャーは見た事さえないので・・・。
とは言え、1Killの可能性は危惧すべき事ですが、《死儀礼のシャーマン》を一としたメインからの墓地対策にサイドから入る追加の墓地対策+《墓掘りの檻》、そして《封じ込める僧侶》と様々な物が有るのでまぁ大丈夫なのではないか?と思います。そもそも安定感のあるコンボでもないですし、瞬殺力と言う意味ではBelcherやらTheSPYも有りますからこれだけが特別と言う訳でもない。硬式で触れられている通り安定感なら《グリセルブランド》の方が遙かに上ですしね。少なくとも愛好家の方は要るでしょうから、歓迎したいですね解禁は。




 そんなこんななLegacyですが、かわいそうなのはModern。
探査ドローの両方が潰された上に、何と《出産の殻》まで潰されています。
どう考えても直接の原因はKTKの《包囲サイ》でしょう。何となくRtR参入時DrSの責任を取らされた《血編み髪のエルフ》を彷彿とさせる状況です。直接は関係ない後発組のせいでデッキのアイデンティティが失われるのはつらいですね。まぁ何千円もするカードではないという事だけが救いでしょうかね。
 しかしModern黎明期より存在し、中期から活躍してきたデッキが姿を消す事になるわけですか・・・。
環境の変化が激しいとはいえ、これはModern民の方々にとってはショックでしょうね。
ついでにここ最近幅を利かせていたBurnが結構つらくなりますね。加えて《ジェスカイの隆盛》も大きな影響が有るでしょう。こちらはLegacy版の方が遥かにつらい影響を受けそうですが、Modernに限ってはBurnの方がキツイ。ただしもともとの非UのFullBurn自体も結構強力なデッキでしたのでこれで完全に消滅と言う訳でも無い筈。
DTTはどれほど使われていたかは知りませんが、完成したとまで言われたScapesiftの重要パーツが消えるのもつらいですね。



 まぁ何はともあれ今の段階での発表で良かったと思います。
GP京都までまだ3ヶ月ありますからね。それでも大きな影響はあるでしょう、が流石に次の機会を待っていたら世界中のプレイヤーから顰蹙を買う事になるでしょうしね。


 はてさて、またデッキの練り直しですがね・・・(´・ω・`)



 P.S.
因みに、この時期で良かったもう一つのLegacy民的理由として《僧院の導師》の正式発売前だったという事も有りますね、個人的に。今のURがそのまま形を保って行けるような環境だと、コイツもまた氾濫する可能性もありましたからね。個人的には以前書いた様にその可能性は低いとは思うのですが、それでも大かれ少なかれ人に影響したはず。買うとしたら3K程度は覚悟が必要にもなったはず。それが《若き紅蓮術士》至上が崩れ、マナ基盤に負担を掛けるDTTを使用せざるを得ない状況で更に負担を掛ける色を足すという行為を乗り越える必要も出てくるこの導師は、かなりつらくなったはず。その上で運用されるならそれほどの脅威のパワーが有るという事でしょうが、もしそんなカードが巡航生存木だとしたらそれだけで恐ろしい事になったはずでしたからね。




非MtG)「NXEDGE STYLE 紅蓮聖天八極式」がかっこよすぎてむせる
非MtG)「NXEDGE STYLE 紅蓮聖天八極式」がかっこよすぎてむせる
非MtG)「NXEDGE STYLE 紅蓮聖天八極式」がかっこよすぎてむせる
NXEDGE STYLE [KMF UNIT]紅蓮聖天八極式
■発売時期:2015年5月予定
■価格:2,700円(税込)
■予約開始:2015年1月6日


 か、かっけ~。
個人的に紅蓮は聖天八極式はそれ程好きではないのですが、さすがにこれはカッコいい。伊達にSDで3k弱の値段が付くわけではないですね。



日常の666
日常の666
日常の666
 これで私も第666戦術機中隊のメンバーだ!!
レガシー)FRF前の今の環境とTheRock
レガシー)FRF前の今の環境とTheRock
レガシー)FRF前の今の環境とTheRock
皆さん、こんばんは。しもべです。


 禁止改訂とFRF発売と言う2大ショック前。
現状Legacyのメタは非常に混沌としています。
一番の勢力はテンポ系で、その中で特定のテンポデッキが強いという事がない状況で、一番スマートで数が多いのはUR Delverなのですが正直Burnデッキの延長で、これを中心にデッキパワーを追い求めた結果本来のUが持つComboへの抑止力と言う部分が非常に薄れました。故に今の環境はComboも一時期より増えてStormデッキが数を増してきています。その上一時期は消滅していたSnT勢が姿を再び現し始める。特に《封じ込める僧侶》により一時的に壊滅に追いやられた結果出てきた《全知》型の生物SnTと、その状況の裏を突くように出てくる《騙し討ち》型のSneakShowの混在にはほとほと頭を悩ませています・・・。そしてそれがサイド後にはスイッチしたりはたまたReanimatorに成ったりともうわけわかめ・・・。

 もともとフェアデッキには強い代わりにComboにはかなり弱いTheRock。ハンデスの価値が薄れたためにただでさえ妨害の選択が難しくなっている中で更にコンボに分岐されては目も当てられませんよ(´・ω・`)
特に従来のSneakShow型ではSnT系への対処に加えて《騙し討ち》を考慮したInsタイミングにも対処出来る除去が必要でした。対して、現状多い《全知》型はSnT対策に注力を割けます。Socタイミングで良いので遥かにやれる事が多くなります。これの違いでまたサイドの内容に困る・・・。
 その上StormのサイドにMiraclesへの対策。泣けてきますぜ・・・。
UR系テンポへのメインからの対策とか言ってる場合じゃないやい(´;ω;`)ブワッ


 Insタイミング≒スニークへの対処をしたいなら、候補は以下の所
《真髄の針》/《ファイレクシアの破棄者》
《悪魔の布告》
《謙虚》
どれも他(のデッキ)に特別欲しいものでもないんですよね・・・。
特に針は自分が独楽を使うので独楽の指定はしたくない。PWは数が少ないし脅威度は減った。後はまぁ《ライオンの瞳のダイアモンド》ぐらいですし・・・。
ただでさえ少ないサイドにもう余裕が無い・・・。


 とりあえず現実的な手段としてはメイン《聖遺の騎士》への回帰ですかね、現在構想しているのは。
《Karakas》の重要性は健在の様ですし。
加えて墓地デッキは減っていますが、探査ドローのお陰で墓地を使いたいデッキは増えているので《ボジューカの沼》の重要性も増しましたね。以前挙げた「引かせない方法による妨害」が可能ですし、現在の除去が《稲妻》が多いなら尚更。TNNやYPMトークンを潰せれば充分戦力になりますしね。


 TempoとMiraclesと言う事を考えて《破滅的な行為》に注力していましたが、これが狂うとなるとまた別の物にしなければ・・・。まぁ全抜きをするつもりもないのですが。その上さらに新しいTempoが出てくるというのならー1/-1修正のスペルを混ぜるという考え自体が今は意味が薄くなりますしね。
 ただ、フェアデッキに対してはやはり高い支配力があるDeedなのでこのカードを上手く使えるとデッキとしての優位性が確保出来そうなのは未だに続いていますね。
有りか無しかで構築も随分変わってきますね。


 Blade戦略がいないわけでもありませんが数は多くないせいか、環境的にAtf破壊も減ってるんですよね。サイドのカードも多くは無いですがそれ以上に《突然の衰微》が減りましたからね。装備にスタックで割られてただでさえ悪いテンポがさらに悪くなる・・・と言う状況も減りましたし《石鍛冶の神秘家》の価値も増してきたかな?
・・・と思いきやComboがいるならこんなもんを多数積んでてもなぁ・・・(´・ω・`)

 同時にComboが多くなっているのなら《ヴェールのリリアナ》を増量せねばならない可能性も・・・。

 調整しているうちにメタがコロコロ変わって困ったもんですよ・・・。特にバランス型と言うふわふわした物がコンセプトであるデッキなので余計に面倒です。
取り敢えず上の文を読んでいただければわかりますが、対フェアデッキとその他での有用なカードが悉く別れてしまっているのが非常に厄介なんですよね・・・(´・ω・`)
そして一方に効けばもう一方にはさっぱりなわけです。


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 現在《聖遺の騎士》での運用で試験的に試しているのが《錬金術師の隠れ家》の存在。スペルを全てInsでキャスト出来るようになるためInsのハンデスが出来るのが素晴らしい。Insのハンデスの威力はCuliqを見れば判りますしね。同時に生物及びGSZもInsで使えるようになるので効果が有りますね。
と言う事でKotRの対Combo/非フェアデッキへの対応力向上案の1つとして実施中。
 問題は追加で3マナ掛る事と、色に(U)マナが必要になる事。
3マナの方がまぁまだ何とかなるのですが、Uが面倒。そのためにはDrSの他にも1枚程度はアンシーなりトロピ-なり入れておく必要が有って非常に面倒くさい。因みにUマナが出るという事とUのスペルが使えるという事は全く別で、Uマナ出るならカウンター使えば~と言う理論は全く当てに出来ないので運用したいならもっとはっきりと寄せなくてはいけないので考慮外です。対して隠れ家の良い処は既存のカードの性能を著しく上げる点ですね。


 もう一つ、75枚中に《すべてを護るもの、母聖樹》を入れる事も考えていますね。KotRがいれば安定もするでしょうし。《頭蓋の摘出》やGSZが打消し不可になりますからね。ただそれならtRで《殺戮遊戯》の方が簡単な気もします。またハンデスと搦めて《根絶》を使えばいいだけでしょwwと言うのも実情。
そもそも最初は根絶を運用していたわけですからね・・・。


 う~む・・・。
ついでに現在は色々な形のTheRockを仮組して回してます。
これがなかなか面白い。流石Junkと言うだけあってコンセプトが異なるだけで運用方法が全く変わってくるので実に触り甲斐が有る。まだ暫くこれを続けていきそうです。




非MtG)Gのレコンギスタ 16話
 最序盤から固有名詞満載の会話が織りなす世界で頭の中がこんがらがっていましたが、ようやく作品の全体像を理解しつつあるこの頃。

 と思ったら、主人公とヒロインの関係で新事実発覚でまた物語が面倒な方へ。
ただでさえ3つの国家間に加えて各国家の中でも勢力や派閥に別れてごちゃごちゃしている状況で主人公組まで迷走しそうです。
まぁそもそも他に比べ特段明確な目的も無いのが主人公組ですが。
しかし作品の終わりがまるで見えない。まぁまだ6~7合目程度なのでそうなのかもしれませんが、明確な敵がいないんですよねこの作品。


 16話はまぁでも、主人公の人間味が増して面白かったですがね。天真爛漫でどこか他人事のように話に関わっていた主人公ですが、自分にスポットライトが当たったことでようやっと生々しい感情が見えてきました。15歳の少年ですからね。生き死にの日々の戦場にドロドロした政争の中で無垢すぎましたから、これぐらいでちょうどいい。逆にここら辺で切れておかないとカミーユみたいに精神が焼き切れる事になってしまいますし。

 しかし主人公はヒロインである御姫様のどこが良いのか・・・。
毎週着実に私の中の好感度を下げていっている御姫様。今週もまた偉そうに他人に怒るくせに自分の発言は鑑みない。歴代ガンダムヒロインの中でもかなりのランクのダメインだと思うんですがね・・・。

 ただ御姫様自身の感情がまだ見えてきていないので、今週のお話はまだのちまで尾を引きそうな気がします。特にOPでも見れるノレドの横に映る御姫様の冷たい瞳が何を意味しているのかがまだ分かりませんからね。






レガシー)SCGより[Gerard Fabiano]氏のJunkの記事「Legacy Abzan For SCG Philadelphia!」の意訳
レガシー)SCGより[Gerard Fabiano]氏のJunkの記事「Legacy Abzan For SCG Philadelphia!」の意訳
レガシー)SCGより[Gerard Fabiano]氏のJunkの記事「Legacy Abzan For SCG Philadelphia!」の意訳
皆さん、こんばんは。しもべです。


 先日、SCGに[Gerard Fabiano]氏のJunkの記事が載っていたので読むツイテに翻訳しました。
特別目新しい事は書いていませんが、まぁこういう事を考えてデッキを組んでいる方もいるのだなぁ程度の参考になれば十分かと思います。
毎度書いてますが、英語力が残念な人間なのでかなり意訳の部分が強く、正確でなかったりニュアンスが変わっている部分もあるので、気になった方は原文を読んでみてください。

Legacy Abzan For SCG Philadelphia!
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Gerard Fabiano ( 1/09/15 )


 (昨年末の)SCGのプレイヤー’sチャンピョンシップ(以下PsC)から僕にとってのMtGの時間は非常に緩やかなものになった。休日から仕事に戻る日常の中でも、僕はあまり大きな大会には出なくなったんだ。代わりに、MtGOでのホリデーキューブや今週末のSCG Open Philadelphiaへの準備に多くの時間を費やすようになったんだ。PsCの準備の間、僕は2つのデッキについて多くの良質な時間をかけるようになったんだ:僕が今週末使う予定のBUG Controlと友人であるTedが使う予定のBWG Midrangeだ。僕はその両方が、僕のプレイスタイルに合う解答能力のあるデッキとして発見できたデッキであると信じているんだ。僕はPsCにBUGを持っていくつもりでここに挙げているんだ、Reid Dukeが純粋なメタデッキとして作ったように僕が作ったオリジナルとしてね。

Sultai Control
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Gerard Fabiano(2nd Place at Players’ Championship on 12/20/2014)

Creatures (10)
4 Deathrite Shaman
4 Tarmogoyf
2 True-Name Nemesis

Planeswalkers (3)
1 Jace, the Mind Sculptor
2 Liliana of the Veil

Lands (20)
1 Island
1 Swamp
2 Bayou
1 Creeping Tar Pit
3 Misty Rainforest
4 Polluted Delta
2 Tropical Island
3 Underground Sea
3 Verdant Catacombs

Spells (27)
2 Sensei’s Divining Top
2 Counterbalance
1 Sylvan Library
4 Abrupt Decay
4 Brainstorm
1 Counterspell
2 Daze
2 Disfigure
1 Golgari Charm
1 Inquisition of Kozilek
4 Thoughtseize
3 Treasure Cruise


Sideboard
2 Nihil Spellbomb
1 Notion Thief
1 Pernicious Deed
2 Blue Elemental Blast
1 Disfigure
1 Flusterstorm
1 Golgari Charm
2 Spell Pierce
1 Submerge
1 Thrun, the Last Troll
1 Vendilion Clique
1 Liliana of the Veil



 僕は現在は(メタ上で)優れた場所にいると思われるJunkを当初は扱ってみたかったんだ、けれどテストの最初の段階で多数の問題は見えてきたんだよ、同時にそれらの問題を解決する時間も僕には無かったんだ。解決の難しい課題として以下の物が挙がる、相手のドロースペルに対抗する方法や脅威に対処できるカードアドバンテージソースには何が有るのか?《宝船の巡航》や《渦まく知識》に対処する最高の術は《Chains of Mephistopheles》で、アドバンテージを得る最高の手段は《石鍛冶の神秘家》や《闇の腹心》だという事が決定したんだよ。闇の腹心や複数のSfMを入手できたテストマッチでは相手のアド量に追いすがる事も出来ていて、CoMを置けたゲームでは相手のゲームプランをを妨害する事が出来たんだ。


 しかしながら、他のゲームではかなりプレイングが難しかったり、戦闘が困難なゲームも沢山在ったんだ。僕のオリジナルのリストは少々脆かったよ、僕のハンドにある複数の3マナの札がかなり込み合っていたからなんだ。僕はすぐに《聖遺の騎士/KotR》があまり有効でない事や《名誉回復》の遅さに気付いて、それからすぐにデッキのマナカーブを全体的に低く抑える必要が有るという事を悟ったんだよ。僕が気が付いたもう一つの事実は《未練ある魂/LgS》が沢山のマッチアップで凄まじくパワフルだという事なんだ、だから僕はそいつらの事をもっと知りたくなったんだ。その他には、このデッキがメタ上に置いて優れたサイドボードを構築できるんだとも感じたんだ。より沢山のテストを重ねた後に、僕が満足できたリストがこれさ↓

Abzan Midrange
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Gerard Fabiano(0th Place at Test deck on 1/9/2015)

Creatures (17)
4 Dark Confidant
4 Deathrite Shaman
1 Noble Hierarch
4 Stoneforge Mystic
4 Tarmogoyf

Planeswalkers (2)
2 Liliana of the Veil

Lands (22)
1 Swamp
2 Bayou
4 Marsh Flats
2 Savannah
2 Scrubland
1 Treetop Village
4 Verdant Catacombs
4 Wasteland
1 Windswept Heath
1 Karakas

Spells (19)
1 Batterskull
1 Sword of Fire and Ice
2 Chains of Mephistopheles
3 Abrupt Decay
3 Swords to Plowshares
2 Zealous Persecution
1 Umezawa’s Jitte
2 Lingering Souls
4 Thoughtseize


Sideboard
2 Nihil Spellbomb
1 Pithing Needle
2 Containment Priest
3 Kor Firewalker
3 Choke
1 Swords to Plowshares
2 Gaddock Teeg
1 Armageddon


 このリストはメタゲーム上の主だったデッキの多数に対して積極的に手段を用いていてるんだ、だから君がそれらに直面した際の採るべき方法を教えておこうと思うんだ。


VS Miracles

 僕がこのデッキから始めるのはこれが最も多く対峙した物だからだよ。PsCの準備では、僕は非常に優れたMiraclesの使い手であるReid DukeとKyle Shaneに重点を置いたんだ。君も知っての通り、Miraclesとのマッチする多くのデッキでは、最少のミスでさえゲームを犠牲にしかねず、同時にこのマッチではそれに勝つ方法でもあるから非常に重要な真実なんだ。

 ポジティブに書けば、君は相手のプランに対して優れたツールを豊富に抱えているんだけど、対戦相手のエンドステップまでは君は多くの事を行う事が出来ない。17枚の生物の中で丁度半分はMiracles戦でどんなゲームでも見たいと思えるカードなんだけど、残りの半分は可能なら手放したいね。

 ボブとSfMは対戦相手に対しては明確な脅威なんだよ、彼らはアドバンテージを作り出すからね。除去されないボブは長く生き延びライフを対価にカードを与え続ける。SfMはどんな生物も脅威へと換えてしまう《火と氷の剣/FI剣》を探し出す。このマッチでは、《終末》で壊滅させられることはそれほど重要な事ではなくて、つまり戦場に過剰にカードを溢れさせないようにするべきなんだ。《死儀礼のシャーマン/DrS》と《タルモゴイフ》は彼らには優れているカードだけれど、どんなタイプのアドも生み出してはくれない為、君が持っている他の生物達よりも重要性では劣るんだ。

 懸念しているスペルに関して、《思考囲い》と《突然の衰微》は初手で見たいカードだね。囲いはボブやSfMのための道を掃除してくれて、ゲームをプラン通りに進ませてくれるんだ、その一方で衰微は《相殺》を機能させない事を厳格に保障してくれる。LgSはStPが用いられるマッチではそれが効果的に働かない為に優れているんだ。そこに加えて私が言及したカードの、CoMと《ヴェールのリリアナ/LotV》は彼らにとっては巨大な脅威となるんだ。LotVは彼らが場から取り除く手段をほとんど持たないため幻想的なほどの働きをしてくれる。CoMは同様優れているけれど、LotV程ではないんだ、だって彼らは《宝船の巡航》よりも《時を超えた探索/DTT》を普通は使っているんだからね。そいつにはCoMは無力なんだ。しかしながら彼らのブレスト、《思案》、《師範の占い独楽》、《精神を刻む者、ジェイス/JtMs》に対しては重大な意味を持っているからね。

 ゲーム1では貧弱なカードを引くのにも苦労するけど、特に《剣を鍬に/StP》と《盲信的迫害/ZP》は本当に見たくないだろうね。ゲーム1後はデッキをマッチ用に解体して不要牌をパワフルな有効牌に変えることになるだろうさ。サイドボードの指南はこれさ↓
Out
4 StP
2 ZP
1《貴族の教主》
1《タルモゴイフ》
1《梅沢の十手》

In
2《虚無の呪文爆弾》
1《真髄の針》
2《ガドック・ティーグ》
3《窒息》
1《ハルマゲドン》

 君のサイドボードカードはこのマッチで素晴らしく、其々が相手のプランを止める重要な働きをしてくれる。針は大体は独楽を指定するけれど、JtMsやフェッチランドの指定をする事もあるね。呪文爆弾は彼らのDTTをチェックするために合理的な低コストのスペルでありそれを試みる事が出来る。中には《瞬唱の魔道士》を用いるプレイヤーもいて、呪文爆弾自体もアドを稼ぐ事が出来る。ガドックは彼らを悩ませる事になるだろうね、彼らのボムの前にガドックを退かす必要に駆られるのだから。最後に君は2つの最高の武器を手にする事が出来る、《窒息》と《ハルマゲドン》さ。Miraclesは基本的にそれ程多くのマナを必要とはしないゲームプランだけれど、両方共が彼らの展開に大きな影響を及ぼす事が出来るんだ。

 概して、これはフェアなマッチアップであり、サイドボードの解答を用いたタイトなプレイは君に長期戦を強いることになるかもね。



VS U/R Delver

 リスト上では次はこのデッキさ、メタ上では最もポピュラーだろうからね。このデッキはとてもスマートでYPMと巡航で素晴らしいアドバンテージを抱えているんだ。しかしながらこのデッキとのマッチアップはとても簡単だよ。CoM、StP、衰微、ZP、タルモ、バターとFI剣は全て彼らが歓迎しないカードで、それを1ゲーム目から使えるね!サイド後は、彼らが対処が困難なカードを増やす事が出来る為より簡単になるね。

 第1ゲームの基本的なゲームプランは素早くタルモかSfMを置いて、それからパワフルな装備品を探すんだ。もう一つの優れたプランはCoMを設置し彼らをゲームから切り離す事かな。CoMの後は彼らの軽いスペルはゴミの山と化し、そして合理的なライフを維持し相当に場で後塵に配さない限りは健康的に進んでいくだろうね。

Out
4 囲い
4 ボブ
1 LotV

In
3 窒息
3 《コーの火歩き》
1 StP
2 呪文爆弾

 サイド後にこれらをアップデートする事で、君のマッチはずっと優れたものとなるだろうね。只積極的に仕掛ける事に加えて状況に関係なく適当にプレイする事はしないようにする事を覚えておいてほしい、彼らはFoWと恐らくはDazeもサイドアウトするだろうから(≒だから下手に身構えるな)。この様にマッチでは、君の脅威の多くは重複していてそういう物を抱えているのでこのマッチはまぁ簡単だろうさ、基本的には。



VS Stoneforge Mystic Decks

 このマッチアップも基本的には似たり寄ったりの構築であり総て同じような核を備えているので、だから僕はそれらをひとくくりにするよ。其々のマッチではかなり近く、サイドの意見はは大体は重なるけれど、各マッチアップに合わせてしっかりと調整する必要はあるんだ。これらのマッチ1つずつに正確にサイドプランを持つのは好きではないけれど、僕はこれらのデッキに対してハッキリと好むカードが有るんだ、だからこれは君対プレイヤー次第じゃないかな?それにも拘らず、ゲーム1ではどんなデッキに合太郎が君のプランは殆ど同じなんだ。基本的に接死する脅威を探しながら一歩位で対戦相手の場をハンデスと除去で掃除するんだ。ゲームは長引くと予想できるけど、CoMは大きな役割を熟せるんだ。もし彼らがかなり先んじているとしたら勝利は難しいだろうけれど、そうさせる札の入手を妨害すればいい。その様に、君の囲いは君が他に優先すべきと思う物が無い限りは巡航やDTTを妨害していくだろうさ。例えば1t目で囲って3枚の土地、StP、巡航、SfMとYPMが見えた時に、君がボブを抱えているのならStPを潰してボブのアドを狙うといい、2マナの置物への対処札が有るのなら尚更ね。覚えておいてほしいのはマッチアップを重ね経験を積む事が大切なんだよ、Legacyではね、特に消耗戦においては。もう一つ覚えておいてほしいのは君が抱えている《不毛の大地》がこのマッチでは優れた物にしばしばなるであろう事とそれらが君のアドのために使用すべきものかもしれないという事さ。

Out
4 ボブ
2 ZP
1 教主

注意:ボブは来ぴがプレイしてカードを引けるかどうかに広く依存している。ZPはYPMやTNNが相手ならキープもアリだ。相手に依って調整してくれ。

In
2 呪文爆弾
3 窒息
3 火歩き
1 StP

 《窒息》はドローを刷るマッチでは広く使えます。明らかだけど、DeathBlade相手には火歩きなんかは使わないよ?



 サイドプランは相手のデッキ毎に変化するさ、でも君のゲームプランは同じものが保たれている。SnTとReanimatorのどちらの場合でも多くの決断が有るだろうから、少々のダメージよりもSneak戦では時間と継続したアドバンテージを君は確信するだろうからね。

VS Sneak and Show/Reanimator

 これら両方のマッチアップは非常に似通っていて、同じようにかなり厳しいものだよ。Reanimatorはまだマシなんだ、DrSと呪文爆弾を握っているから相手を減速させる事は出来る。でも反対にSneakShowではそれらは上手くは働かない。代わりに妨害に4枚のハンデスに非常に頼る事になるんだ。君のメインプランは素早く囲って有効牌を狙い可能かな切りタルモやSfM→FI剣のような物で圧力をかけていく事だ。両方とも高速デッキなのでもし君が対戦相手のデッキが分かっているのなら、1ゲーム目下に有効牌が無くても積極的なマリガンに躊躇してはダメだ。両方のデッキにはボブは追加のダメージロスなんて気にならないので素晴らしく、ボブがかき集める追加の札が非常に価値を持つことになるだろうね。

Out(vs SneakShow)
3 衰微
3 StP
2 ZP
1 十手

In
2 呪文爆弾
1 針
2 ガドック
2 《封じ込める僧侶》
1 窒息
1 ゲドン

 9枚のサイドを入れ替えるけど、それらに加えて相手に効果的な僧侶を更に加えようとするやつはいないだろう。蜂は《騙し討ち》か《グリセルブランド》を指定するのが良いだろうね、けれど彼らは多くの方法を備えているんだ。例えばSnTから《引き裂かれし永劫、エムラクール》を出したりする事も出来、対処出来るのはLotVだけだ。

 僕が《窒息》を1枚だけ持ってくる事に気付いた人もいると思うけど、僕はこのマッチではあまり複数を使うのは好きじゃないんだ。僕は《窒息》で締め上げるよりもゲドンを用いて幸せになる方が好ましいと思うんだよ。彼らの土地の大半は《島》ではない、基本的には2枚の《島》と4枚の《Volcanic Island》と同時に《水連の花びら》を抱えているからだ。彼らはコンボパーツが揃うまでは何もしない事も有るので《窒息》に関してはそれ程でもないんだ。ガドックと呪文爆弾は彼らを困らせるかもしれないが、壊滅的と言う程ではないんだよ。

 最初に言ったように多数のカードを引き込み、相手がつまずくことを望み、必要牌を求めて積極的にマリガンをする事だ。サイドボードのカードを入れる事で幾らかマッチアップの手助けにはなるけれど、君がSneakShowがとても人気のある物だろうと考えている限りそれが価値を見いだす事は無いかも知れないね。僕の個人的な感覚だけどSneakShowは当たり外れの良くあるデッキで時に素晴らしいけれどそれは大会でSneakShowを使っている人々のほんの一握りでしかないんだ。《謙虚》《罠の橋》《Hymn to Tourach》《外科的摘出》や追加の《Karakas》等は助けになるだろうからもし君がメタゲームの大きな部分を彼らが占めていると考えているのなら登用も考えてみてくれ。


Out(vs Reanimator)
3 衰微
2 ZP
1 十手

In
2 呪文爆弾
2 僧侶
1 針
1 ガドック

 先に述べた様に、そのマッチではSneakShowよりかなりマシになる。全体的なゲームプランは両者ともに一緒だけれども、少なくとも非常に安いコストで墓地対策が出来るからだ、加えて《封じ込める僧侶》はかなりの助けになってくれる。君が持ってくる他の2枚のカードに関しては、針の方ははっきりと有用なんだ、グリセルブランドを止める事が出来るし時折ある《漸増爆弾》も潰せるからね。しかし、もう一方のガドックはそれ程有用ではないんだけど、FoWを回避できるんだ。

 Legacyにある他のデッキに関しては、好きなように進んでいけるだろうさ。Burnと今ではめったに見ないGoblinsは両方とも君がかなり素晴らしい装備品3枚と効果的な軽い除去を抱えているのでかなり良好なマッチになるだろう。

 Comboに関しては、厳しい戦いになるけれど、Elvesの様ない来るかのマッチでは優れているんだ。StP、衰微、ZPと僧侶やガドックの様なサイドカードで君は十分に彼らが君に投げつける札に対処出来るだろうさ。


 だから今僕はこのJunkの知識を共有したんだけど、どうだったかな?皆は週末に何を使う?僕はBUG Controlの予定だよ、僕の予想ではUR Delver、Jeskal BladeとMiraclesが多そうだ、だからそれらに対して君が持ったデッキの経験値を持って向かう事を確信しているんだ。



http://www.starcitygames.com/article/30079_Legacy-Abzan-For-SCG-Philadelphia.html


と言う感じです。
アプローチが私とは異なるため随分と方向性の違うデッキです。
が、まぁ何となくですがUが好きな人が作ったんだろうなぁと思える形ですね。

 あと、対Miracles戦ですが、今はRが多い関係でサイドからのアグレッシブサイド案として《悪斬の天使》が用いられるのが厄介ですね。今まではトラフトやCliqeだったんですが、悪斬になると衰微が効かないのでStPの全抜きはリスキーなんですよね・・・。

レガシー)予示と《ファイレクシアン・ドレッドノート》に関して考えを纏める
レガシー)予示と《ファイレクシアン・ドレッドノート》に関して考えを纏める
レガシー)予示と《ファイレクシアン・ドレッドノート》に関して考えを纏める
皆さん、こんばんは。しもべです。


 昨日予示のStdについて書いたのでせっかくですのでLegacy、と言うより《ファイレクシアン・ドレッドノート/PnD》についても書きました。
自分の考えを纏めるためなので一から書き出してあります。



 FRFのキーワード能力「予示」はTopのカードを裏向き2/2として場に出す効果。これを利用して生物のデメリットCip能力を踏み倒すコンボが出来ます。もともと《もみ消し》等でデメリットを打ち消したりする事も出来ますが、これを利点は何と言ってもこのスペルを通して直接場に出す事が出来るという事。この予示スペル自体が打ち消されもアド損は一切起こらない為に、《ファイレクシアン・ドレッドノート/PnD》→《もみ消し》を妨害されるよりも損失が少ないというわけですね。もちろん場に出した後にPnDが対処される可能性はあるわけですが、それでもアドの損失が無いのは事実。
 また、2015年1月現在《突然の衰微》が減少しているため、PnDを護り易い環境が整っているのは追い風です。

 予示で厄介な点はやはり予示のスペルに合わせてTopに目的のカードを持ってくる必要性があるところでしょう。わざわざこれのためにTopを揃えるスペルを使っていたら結局アド損が起こってしまっています。3枚コンボなんてやってられません。何と無く《秘密を掘り下げる者/DoS》の場合の矛盾に似ています。これを如何にスマートに行うかが重要になってくるでしょうね(と言ってもパワー12とパワー3では費用対効果も違ってくるので揃える為に札を使っても良いかも知れませんが)。

 また、予示のための下準備を行っても肝心の予示自体が妨害される可能性もある為、普通にPnDを出す手段(≒他のコンボ)も用意する2段構えであるべきだと考えます。
追記:今一つ意図が伝わりにくいようなので、もう少し噛み砕きますが、2段構えと言うのは「予示+PnD」/「PnDを通常で出す手段」の2ルートを用意するという事ではありません。それも事実ですが、正確には予示で出す行動を見せた後、それが通ればそれで良し。通らなければ例えば《もみ消し》等で予示の失敗により引いてきたPnDを場に改めて出すという意味です。)


 注目したいのは《雲変化》の存在。
Auraとして予示を行い、「飛行」と「呪禁」をAuraとして付加できる。これでPnDを予示出来れば何と呪禁付加の状態で場に出せるわけです。これだけで恐ろしい決定力を誇る。ですが重大な点はこれ自体がPnDを護る盾として機能する事です。PnDを潰すには基本的には《雲変化》を潰したうえでPnDを潰さなければいけなくなる。流石にこれぐらいになるとわざわざTopにカードを置く手間は掛けるぐらいの価値が有る(とおもいます)。
 もちろん《雲変化》が打ち消されてもその後PnDを普通にハンドからキャストできれば問題は無い。
 もう一つの《光変化》も悪くは無い。
特にBurn等の対策にライフの消耗戦に耐え得るカードになります。

 また、この組み合わせで重要なのが《悟りの教示者》。
どちらのコンボパーツもこのカードでサーチする事が出来る為より安定してキャストする事が出来る上に、カードを「Topに置く」効果であるためPnDをサーチしたのならそのまま予示する事も出来ます。丁度白ならば《魂の召喚》と言う軽いスペルもある為非常に運用しやすい。悟りの教示者自体も銀弾として非常に使いやすい札であるし、何より予示と絡める事でもともとのディスアドバンテージを補う事が出来ています。まぁディスアドしようが何だろうが、設置後2発で勝てるのですからそんな細かい損得計算は不要と言う考えも出来ますね。



 DN内で予示PnDを組んでいた[pale]さんのUW ManifestNoughtは中々面白いデッキでした。予示要素は《魂の召喚》と《雲変化》で加えて《もみ消し》の二重体制。ですが、そこに加えてあるものが素晴らしく《相殺》コンボとSfMのBlade戦略を組み込んであります。
 《相殺》コンボはPnDを護る盾になると共に、《師範の占い独楽》は予示のためにTopを調整する札に丁度いい。もともとの「ドレッドスティル」デッキに予示を組み込んだ形が再現されているわけです。それとは別にBlade要素は《雲変化》と組み合わせることで安定した運び手を調達でいるという強みがある事になります。
 もともと予示と言う行為を狙うので本来のデッキの様に奇襲即効性はそれほど期待できません。それをより強固な中速プランに変更する事でデッキの勝率を高めているという訳ですね。
実にスマートだと思いました。



 他にはいくつか組み合わせたいスペルもあります。
Top操作は非常に重要。
基本的に使われるのは《渦まく知識》と《思案》と思われます。どちらもTopを操作できるカードで特にブレストはハンドにあるカードをTopに置けるので実に素晴らしい。
 他には上でも挙げられている独楽。
何度でも操作できる点が素晴らしい。因みに《巻物棚》でも同じようにハンドの物を置けるのでブレストの水増しにはなるが本体が2マナと重く、ブレストと異なりハンドとTopの同時合同操作ではない為に効果の面でも少々劣りますね。

 他にも候補はある。
・《リム=ドゥールの櫃/Lim-Dul’s Vault》は実質的なサーチでありかつTop5枚を好きな順番で置けるため予示も行いやすい。本体が2マナである点が少々辛いが、UBにするのならば悪くない。

・《アカデミーの廃墟》は墓地に落ちたカードを回収して上に置けるため妨害に弱いPnDのカバーが出来る。ハンドの予示スペルを使うにも無駄が無い。1枚ほど挿しておくと安心です。
Bならば《ヴォルラスの要塞》でもいけますが。

・《森の知恵》はTop操作とカードのドローを両立できる素晴らしいカード。色が合わない為今のところ組みこめないが、その手のデッキを組むときには是非使える。

 因みに予示のお陰でPnDを能動的に普通に出す手段が他の色にも用意されたことで、U以外のデッキでの運用と言う事も出来ますね。
この場合WGにすると
予示:《野生呼び》《魂の召喚》《光変化》
教示者:《悟りの教示者》《俗世の教示者》《森の教示者》
ドロー:《森の知恵》
と超万全のコンボ体制を組む事が出来ます。
その他のサポーターとして《ルーンの母》《献身的な世話人》やPnDとのコンボになる《静翼のグリフ》等がいますし、変異生物としても《賛美された天使》《頭巾被りのハイドラ》を用意出来ます。そもそも《タルモゴイフ》もいますしね。またカードを回収する際にTopに戻せる《有毒の蘇生》も使えますね。除去は《剣を鍬に》で万全ですし意外と一つのデッキに纏りそうです。

 まぁUを使うよりも強いのか?と問われると怪しい所ですが、それでも比較的安定したデッキになりそうです。ついでに札の中身がUより遥かに安い。
Bでも結構使えそうなのもありますしね。


 とりあえず下の環境では比較的遊べる札も多いため予示を有効利用する事も出来そうです。強いかどうかは別にしてもこうして新しいデッキを組めるようになるメカニズムは有難い事です。




 P.S.
ここ最近、明らかに市場のPnDの値段が上がっているのはこれのせいかしら?過剰反応するほど実用性があるとも思えませんが・・・。


スタン)予示について思った事
スタン)予示について思った事
スタン)予示について思った事
皆さん、こんばんは。しもべです。


余事に関して思った事をいくつかだらだらと書いておきます。

・生物の数
:DNで[生息条件]さんが挙げていた懸念の一つが「予示は生物を裏返してこそ真の強み」が出る(正確に言えばサイズの大きい物)。実際には余事で他のカードでも生物として出す事が出来るが、2マナ以上のカードを1枚使って2/2を生み出してもほとんど意味が無い。故に2/2以上になれる価値のある生物を出せる事に意味が有る。
 しかし予示を行うカードはその殆んどがスペルであり、それをサポートしようとすると更にその傾向(非生物の割合)が強くなる 。その傾向を強くしようとすればするほど予示デッキ内における生物の割合が落ちていく。故にここのバランスを調整するのが重要なようです。


・サイズの問題
:予示で生物を出してもそれは基本的に2/2でしかない。何の能力も無い生物を出してもほとんど意味は無く、当然Beatdownとの殴り合いで勝負になるはずも無い 。故にそれをどう補うのかも重要な問題。
-《幽霊火の刃》でサイズの強化
:1マナでこれを出して2マナで予示、3t目に装備して4/4にする。こうする事でサイズを上げる事ができる。予示の貧弱さを補う意味でも非常に重要。
 《光変化》と《雲変化》は優れたAura型予示スペルだが、それだけでは心許無い。どちらも能力の付与が有る以上やはりサイズが有ると良い。元々変異後にサイズのある生物を刻印していれば問題ないが、そんな都合の良い生物は少ない上にそもそも生物を余事で来ているかも怪しい。故にどんな物が予示されていようと機能する《幽霊火の刃》が重要になってくるわけだ。4/4飛行・絆魂にしろ、4/4飛行・呪禁にしろ生物としては相応に戦力になっている。特に前者は殴り合いに強くなる。後者は除去には強いが殴り合いと言う観点では少々物足りないのでもう一声欲しい所ですね。

 もう少し補足すると、前述のとおり予示の本来の強みの一つは非生物札も生物として扱えるという物が有る。最も判り易いのが《囁きの森の精霊》で中盤以降は不要な土地等を勝手に予示していき生物として戦線を構築する事が出来る。その意味で上で述べられた、生物を上手く予示できないというのもある意味間違ってはいない。コストパフォーマンスの良い生物を余事したいというコンセプトが達成できていないのがそこでは問題になっているわけだが・・・。で、話を戻しますが、他の札を生物に転用できるという処までをコンセプトの中に取り入れれば問題ないとはいえ、その場合重要になるのが予示した札が「役に立つのか?」ということ。実際のところ2/2バニラなんぞでてもまるで役に立たない。が、4/4ならば話は別 。その意味でも刃は重要になってくるわけだ。


-除去
単純な殴り合いが不利な以上、サイズを上げてこちらの戦力を強化するのと同時に相手を潰す必要が出てくる。故に除去は非常に重要になってくる 。WやBはその意味で結構大切になってくるのだ。
《勇敢な姿勢》は強制的にサイズを同レベルに引きずり込めます。もちろん除去耐性も良い。また《無情な切り裂き魔》もコンバットトリックとして使えますね。余事以外でも本体も変異で場に出せますし、2/2と思ってブロックしてきたら接死で相討ちを取れますから。どのみち大きなサイズの生物を潰す事は出来ます。
 Rは除去の色としては申し分ないのですが、余り変異/予示させたい生物以外ないのでスルーが基本となりそうです。《灰雲のフェニックス》は性能は悪くは無いのですが3色目に色がダブルシンボルを要求するのは好ましいとは言えませんからね・・・。


-U
幾つか余事に関するカードが有る。
またサポーターとしても面白いのは《現実からの剥離(M15)》。
余事で場に出たカードは基本無色の2/2となるが、それが本来生物であった場合はCMCまたは変異コストで変異する事ができる。ただそうでない場合はStdには存在しない《抉じ開け》等を使わなければそのカードは基本生物のままだ。InsやSocなら死ぬまでそのまま。しかしそれがもし有用なカードであった場合、そんな貧弱な生物としては運用はしたくは無い。と言う事で回収手段が無いか?と考えた時に思い付いたのがこの《現実からの剥離》。バウンスでハンドに戻してしまえばそれはそのままカードになる。通常のバウンスでも悪くは無いが、それだとカードアドを大きく失う事になってしまうため、相手の生物も退かせるこいつが望ましいという訳だ。
 これは《ティムールの剣歯虎》でも出来ますが、4マナ→2マナでは少々勝手が違いますからね。また、除去の点で書きましたが、強制的に相手を自分の戦場に引きずり込むという意味でバウンスは重要。



・生物
:予示するにしろ元々相応に性能の良い生物を使わないと話にならない。その意味で小型ばかりをしても仕方がない。また予示変化にしろ刃にしろ、《神秘の痕跡》や《真珠の達人》にしろ強化するのならする価値のある生物にしたい。
具体的には絆魂を持っていたり、回避能力を持っていたりする生物だ。そう言う点も気にしていきたいのですが・・・あまりいないですw
最も良さそうなのが《氷羽のエイヴン》ですかね。余事で出せれば1マナ軽く変異できますが、本人の変異で出しても問題は薄い。飛行持ちなので強化のし甲斐もありますし、何よりバウンスが素晴らしい。大型の生物を戻しての嫌がらせも良いですし、自分の予示生物を回収する方法も使えますからね。強化前提なら《休息地の見張り》も良いんですがね。変異コストはただですし、飛行持ちでライフゲインも出来るので。

 因みに《光変化》するのなら《羊毛鬣のライオン》や《バサーラ塔の弓兵》を使いたいですね。《ラクシャーサの死与え》も良いかも知れませんが、どちらかと言うとマナを伸ばせる《神秘の痕跡》の方が良いかも知れない。



・《見えざるものの熟達》と《秘密の計画》
:《神秘の痕跡》と同じくサポーターとなるカードですが。どちらも表にしなければいけない制約があります。サポートカードを入れる程生物成分が減って、結果としてこの手のカードも弱くなってしまう。熟達はマナさえあれば予示出来る為完全に無駄と言う物でもないのですが、マナが掛り過ぎる・・・。




レガシー)今週のSCGの結果 いいえ、猿です。
レガシー)今週のSCGの結果 いいえ、猿です。
レガシー)今週のSCGの結果 いいえ、猿です。
皆さん、こんばんは。しもべです。


 成人の日でしたが、今日は良く晴れた良い日でした。
良きかな良きかな。



 さて、FRF最後のSCG Open。今週はPhiladerphiaでOpen Legacyが行われました。
Openが2日制に移行してから初めてのLegacy。早速結果を見ていきます。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/100115_philadelphia.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=01/10/2015&end_date=01/11/2015&start=1&finish=120&event_ID=20&city=Philadelphia&state=PA


 優勝はDaryl Ayers氏のRUG Delverです。

以下Top16(上から順に1位→9位→16位)
RUG Delver
ANT
SneakShow
Lands
RUG Delver
Grixis Control
Omni-Tell
Elves
------------
Elves
BUG Cotnrol
BUG 続唱
Dredge
BUG 続唱
Patriot
Temur Delver
ANT

 です。
全開からまた一段とComboが増えた様な気がしますね。特にTop8を超えてTo4にまでアンフェアデッキが登ってきているのが今の状況を示していると思います。そんな中でRUG Delverが頂点に立ったのはある意味必然だったのかもしれませんね。逆に環境最勢力と思われていたUR DelverですがTop16には0名。それ以降では名前を見るだけに数はいても最終的に勝てない、上の方で勝てないという状況の様です。やはりComboに弱いUでは頂点は立てないという事かもしれないですね。
 この所Miraclesが不調であり、フェアデッキが喰われ始めているため仕方が無いにしてもそろそろ揺り戻しが有るのかとも考えていました。が、今回も無い。本当に苦境の様です。ただ、ではControlが勝てない状況なのかと言うと必ずしもそうではないようでBUG、Grixisの2つのControlはいるわけです。特にGrixisはTop16にこそ1名のみですが、Top32まで目を向ければ17位、18位、25位、28位と実に6名もの使用者がTop32にまでいる事が分かります。Eli Kassis氏とKevin Jones氏の2名が細々と使っていた印象ですが、ここの所は高確率で上位に入ってきていましたし、いま流れが有るのかもしれませんね。



 さて、ここから先は気になったデッキを個別に見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=78736
一位、Stephen Daryl Ayers氏のRUG Delverです。

 やっぱりComboが強いときはこいつが最強、RUG Delver。
しかし今回誰もが度肝を抜かれたのは《Taiga》猿こと《密林の猿人》の存在でしょうね。
 これまでRUG Delverと言えばカナディアンスレッショルドの頃からその象徴として《敏捷なマングース》を用いてきました。しかし《真の名の宿敵/TNN》登場以降その存在が揺らぎ、KTKで《宝船の巡航》が採用されてからはそれに合わせて代わりに《若き紅蓮術士/YPM》を用いるTemur Delverが好まれるようになりました。
 ただ、このTemurは確かにアドも稼げて消耗戦には強いのですが、UR Delverと同じ病巣を抱えていました。つまりComboに弱い。その上スィーパーにも弱い。殴り合いには強いのですが比較的対処もされやすいデッキでした。苦手なデッキが増えてくるにつれ本来のマングースを用いたRUG Delverが再び使われ始めている今日この頃です。
 そしてこのDaryl氏が今回持ち込んだRUGはマングース型の基礎構造を持ちながらそこに探査ドローを組み込んだハイブリッド型になっているわけです。Temurの様に探査ドローを使うために組まれたのではなくRUGの形のままはめ込んでいるのが非常に印象的に映りますね。

 そのデッキを表すのが、この《密林の猿人》でしょう。
探査ドローを用いる為には墓地を大量に食べてしまうので、相手の墓地と相談しながら数枚残せば生き残れる《タルモゴイフ》とは異なり、枚数が重要なマングースとの相克が起きてしまいます。がサルならばそれは回避できます。逆に《僧院の速槍》やYPMの様なパワーを発揮する事は出来ませんが、これらは積極的にハンドを消耗する能動的行動に迫られます。生物を出して後は構えるというクロックパーミッションの基本たる受動的行動は出来ません。故に打たれ弱かったのですが、サルならば構える事が出来ますからね。
 当然それらの中で最も除去耐性が低く、《稲妻》が氾濫している環境では場持ちも良くないでしょうが、そこは割り切っているのでしょうね。それを補うための探査ドローですしね。そう言う欠点故か《Force of Will》《目くらまし》の基本8枚に加えて3種類目の《呪文貫き》も3枚も採っています。サルの場持ちの悪さ、クロックパーミッションと言う性質、その両方を支える為の2~3枚目の採用なのでしょうね。
 悪までRUG Delverと言う事なのか(その上マングースもいないので)、墓地を肥やす行動に重きを置いていないようで《ギタクシア派の調査》もありませんし、土地も基本枚数の18枚からフェッチランドを1枚減らしています。

 サルはタフネスを3に固定しやすいため《乱暴+転落》を用いる事が苦にならない点も美点ですね。
類似のコンセプトのRalph Betesh氏も5位に入っておりこの形の力がある程度は証明されています。違いはDaryl氏がPierceを。Ralph氏が《もみ消し》をそれぞれ優先していたという事でしょうかね。どちらもそれぞれの強みを持っていますが、サルの除去耐性の低さを考えるとより受動的なPierceの方がデッキとして扱いやすいのかもしれません。これだけComboが増えている状況ならば《もみ消し》を取った事が間違いとも言えませんし、準々決勝で2人のミラーマッチが起こらなければRalph氏もまた違った順位にいたかもしれませんしね。因みに2人ともメインのそのカウンターの違いからサイドに仕込んでいる《狼狽の嵐》の枚数は逆転していますね。

 ただ・・・、RUGのコンセプトは保たれていますし、上手く融合をしているのは事実でしょうがカード単体のKPで言えばどの形よりも低い。単純に刻める打点がボルト算の「3」から「2」になったのも結構大きな影響が有ると思います。打点スピードが明らかに落ちますし、その分時間が長引けば不利な部分も出てきます。そう言う形で組まれていたのがRUGでしたしね。探査ドローの手数で補えるとは言えそこに依存しているとも言えます。
デッキ的な脆さはやはりあるというべきでしょうね。

 しかしこれで名実ともにスレッショルドから脱却しましたねRUGも・・・。本当にさようならカナスレです。
 この探査型RUGは新しいデッキですし、今回は奇襲的な意味もあったのかもしれません。今後これがどれ程の活躍が出来るのかで実力が問われますね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=78490
6位、Ed Demicco氏のGrixis Controlです。

 上述したように数がじわじわ増加しているこのデッキ。成績も中々安定しています。
BUG続唱とは少々異なりますがYPMと探査ドローに主眼を置いてどんどんアドバンテージを生み出していくデッキです。ハンデスが加わったURに近いです。ただControlと言う以上はテンポとは少々勝手が異なるのでしょう。
今回はEli Kassis氏とKevin Jones氏の2名も含めて全員がほぼ同じリストですね。

 今回の特徴は《ダク・フェイデン》の枚数を1枚に減らしている事ですね。
環境的にPWがそれほど強くない事もあるのでしょう。またBladeデッキが今一つなので[-2]も一時期より腐り易い。代わりに入っているのが《時を超えた探索/DTT》で本来入っている巡航4枚に加えて5枚目の探査ドローになります。探査ドローを運用するためのダクの[+1]の2ルーターなのですが、ここを交換している以上それが無くてもある程度は運用が可能と言う事なのでしょうね。
 ファッティが増えてきたためかTNNを《無垢の血》にしています。これもYPMがいればこちらの損失は実質零ですからね。《瞬唱の魔道士/ScM》と合わせて何度も使用できます。この様なメタ的なカードを引く意味でもDTTが欲しかったのかもしれません。
《虚無の呪文爆弾》→TNN→無垢の血と来ているのが環境の僅かな変化を物語っていますね。

 結局これもアドアドの物量戦術な訳でやはりフェアデッキ繊維強いわけですが、BUG続唱と異なるのはやはりRの存在なのでしょうかね。1マナの除去と《紅蓮破》の存在が大きいという事でしょうか。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=78488
10位、Gerard Fabiano氏のBUG Controlです。

 昨年末のStarCityGames Players Championshipで準優勝しているGerard氏は同じデッキの微調整型で今回も10位に入っています。このデッキのも本物なのかもしれません。
デッキとしては軽い生物と《相殺》コンボで状況を固めて勝つという物なのですが、前回のデッキでは入っていなかったFoWは今回も無し。前回以上にコンボの数が増している状況と前回の経験を経てもやはり不要と言う事なのでしょうね。Legacyのパーミッションと言う戦略の概念では考えられない事ですが、それがこのデッキの回と言うのが驚きです。初動はハンデスとDazeで捌いて相殺を置けばもう十分と言う事かもしれません。環境柄《突然の衰微》は数が少ないので相殺の威力も高いですからね。

 流石に殴り合いが厳しいのかPWの枚数は減らされています。
単純な打点生物をシステム生物に一部入れ替え、軽い除去も備える事でデッキの守りを固めていますね。
面白いのはScMと2種類の探査ドローの存在。
探査ドローは其々に強みがありますが、それを両方備えて、状況に依って欲しい物をScMでFBするようです。墓地を食い合う事から併用が避けられがちなカード群3種類を枚数を調整する事で全て混ぜるという事を行っていますね。


 因みに先日SCGにGerard氏はJunkについての記事を載せているのですが、個人的にはこちらのデッキの解説記事が欲しかったですね。そのうち上げてくれるでしょうかね?
Junkの方は訳したので気が向いたらそのうち上げるかもしれません。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=78475
13位、Rudy Briksza氏のBUG続唱です。

 フェアデッキに強いフェアデッキであるBUG続唱。探査ドロー後はテンポデッキでも気軽にアドを採れる様になったため日陰の存在ですが、それでもまだ死んだわけではないようです。

 Rudy氏は珍しく続唱を使っていますが、今では死に態と言われるBGの特にハンデス生物んですが、逆にこの部分に特化しているようです。《思考囲い》に《Hymn to Tourach》まで積んで相手のリソースを削る事を選択しているようですね。因みにアド手段は《祖先の幻視》とDTT+続唱です。《悪意の大梟》は墓地のたまりが悪い事や点突破が少ない事から解雇されたようです。スペルを増やしたいようですね。
余りコンボには強くないこのデッキですが、それでも打消しに加えてハンデスを複数積んでいます。ここら辺もハンデスが増やした理由かもしれません。またtWでサイドからHatebearを入れる事も行っていますね。案外フェアデッキとComboの2方面を撃つためにこのデッキを用いたのかもしれませんね。それが出来るかどうかは判りませんが。

 因みに11位のJoseph Herrera氏のBUG続唱は比較的基本的な形なのですが《クルフィックスの狩猟者》を2枚用いているのが目を引き増す。何に使うのか今一つ判りませんでしたが、Topが好けている事からより選択的な続唱が可能となるようですね。また場持ちが良いので5枚も使っているPWの価値を高める事も出来るのかもしれません。



http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_ur_stiflenought_with.html
今週のDeck Tech: U/R Stiflenought with Adam Barnettです。

 FRFの余事との絡みで露出の増えているドレッドノートのデッキです。
KTK後に《幻視の魔除け》の山札削りモードが《探査ドローと相性が良いという事から私もデッキを挙げましたが、この方は少しアプローチが異なりますね。
色はまぁ当然ですが、探査ドローの《宝船の巡航》が意味を持っています。私はコンボデッキでもあるこのデッキではDTT>巡航と言う考えを持っていたのですが、YPMを足す事でUR Delverと言うデッキの形を整えていますね。そこにただ《ファイレクシアン・ドレッドノート》を組み込んだという処でしょうかね。

 現状は衰微は激減し、StPも多くない、サイドからのAtfも同様と言う環境なので以前より遥かにドレッドノートが生存しやすい環境になっています。また本人も言っている通りメインからもみ消しを積めることが増えてきているComboデッキに対しても有効だとなりますね。と問えそこで使ってしまってドレッドノートを出せずともDoSが殴り倒してくれますから。



もう一つのDech TechはW茶Prizonで、Staxとは異なる拘束デッキです。
http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_angel_prison_with_jo.html
興味がある方は一度視聴してみては如何でしょうか。




 こんなところですか。
年内最初の大規模大会となったLegacy Openですが結果はここ最近の潮流を狙い撃ちする古典的RUG Delverが新戦力を伴って優勝を攫いました。これを起点としてComboの今後の台頭を抑える事が出来るでしょうかね?そうするとまた一つメタが回るのですが。
なんにせよ今日非常に様々なデッキが混在しているので環境的にはまぁ其処まで悪い状況ではないと思います。もうすぐ禁止改定ですが、まぁLegacyはNoChangeだと思います。何かが解除されても良いとは思いますがね、《適者生存》とか。
というよりModernも別にNoChangeだと思うのですがどうなのでしょうね?


 さて、こんかいはここまで、です。
今回も最後までお付き合いいただけた方には感謝申し上げます。
ありがとうございましたm(_ _)m
この文章がお役に立てば幸いです。







非MtG)「炎のさだめ 水木一郎Ver.」/アルドノア2期
非MtG)「炎のさだめ 水木一郎Ver.」/アルドノア2期
非MtG)「炎のさだめ 水木一郎Ver.」/アルドノア2期
 アニキ、色っぽいんですけど!!
ttps://www.youtube.com/watch?v=yiSbvxdSnvw











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 まぁ大方の予想通り両名生存でしたね。
何故全員生還なのかはよく判りませんが。あの決戦はなんだったのか?

 相変わらず役に立たない味方軍。ヤラレ役にしてももう少しあるでしょう・・・。そして一芸に特化した火星カタフラクト。まぁ今回の奴は「潔い」と言う評価も出来ます(ついでに両手グレネードでバリア作りながら進んでいくスレイプニールがカッコイイ)が、開発思想がおかしい。今回の奴とか1期1話のニロケラスの方が同じようなコンセプトでも遙かに強いのでは?まぁ中距離戦は出来ますけど。

 しかし起動Key簡単に譲渡できるんですね。
もう稲穂君は大量に渡せばいいのでないですかね。アルドノアドライブ自体も一応1つあるわけですしね。逆に研究開発される可能性を考えれば火星側は実は早期決着を付けなくてはならない状況まで追い込まれているわけですが・・・。

 御姫様は詳細は不明です妾腹の子?とかですかね。
持てない談義は一期はスルーされたのに、2期になって反応があるのはいったい何故に?ただの設定変更でなければまさか艦長に彼氏が出来たとか・・・。

 しかし、たがだか強襲用拠点1つで連合軍総本部壊滅させられる戦力でよく19ヶ月も戦争の決着がついてませんよね。
ようわからんです。

 しかしGレコと併せてみたいと思えるロボ物があるのは嬉しい事。



非MtG)僕のヒーローアカデミア→玄田哲章
「僕のヒーローアカデミア」がVOMICになるらしいのですが、オールマイトの声優が案の定というか玄田哲章氏になるそうです。

 まぁ、それはそうですよねw
私も第1話読んだ時の勝手に脳内再生した声がシュワちゃんでしたしww
これは多くの方がそうでしょうね。

 ただ、トゥルーフォームの時の声が今一つ想像できない。
そのまま野太い声なのか、そうでないのか。そうでないとしたら個人的には野太い声とそうでない声を使い分けれる江原正士氏でもいいなぁと思います。
 大塚明夫氏や若本規夫氏でも良いですがちょっと声がかっこよすぎますしね。


 僕アカは面白いですが、今のところオールマイトの存在感があり過ぎて、他のキャラが少々頼りない。ここから巻き返しがあるでしょうかね?


新カード)FRF:雑感9 フルスポ
新カード)FRF:雑感9 フルスポ
新カード)FRF:雑感9 フルスポ
続き

《マルドゥの悲哀狩り/Mardu Woe-Reaper》
:テナルデイ軍曹ですか?
死体蹴りしてます。

 今一つ誘発しづらい能力ですが、《血に染まりし勇者》が居るとかなり扱いやすくなります。
ただ能力が本領を発揮するのは中盤以降。こいつのCMCとサイズが活躍するのは最序盤。今一つ調和の取れていないデザインです。中盤以降でも仕事が有るよ!と言えば聞こえはいいですが、やってる事はそれ程大きな事でもないですし何より任意で発動しづらい。それこそ「戦士」デッキでも組まない限り狙っての誘発は難しいでしょう。
他には《死に微笑む者、》が居るとやはり誘発させやすいですね。

 残念ながら墓地をリソースとする以上SoulSisters向きでもありません。
また、下の環境では生物で見ても《死儀礼のシャーマン》や《漁る軟泥》《萎縮した卑劣漢》など圧倒的に優秀な墓地掃除芯がいます。わざわざコイツに頼る理由がないですね。

 しかしKPの上昇と言うのは恐ろしい。
これアンコモンですよね・・・。レアでさえ2/1バニラがクソ強いと言われていた頃が有るというのにアンコモンでデメリット無しのメリット能力有で部族支援まで可能。
恐ろしいですぜぃ。


《アラシンの僧侶》
:Cipで3点ゲインできる2マナ1/3。
スペック的には《孤独な宣教師》の対抗馬。ゲイン量が1小さい代りに部族がモンクからクレリックに変更されている。
またサイズが2/1→1/3になっている。あらゆる火力に引っ掛かる難点が解消されているため、サイズの変更は中々有難い。


《先祖の結集》
:大量リアニメイト。
《不死の隷従》が軽くなってしかも効果がXマナだけでなくXマナ以下にまで広がっている。代わりに次のターンに死んでしまいます。基本的にはCipやPig持ちを使うのが良いでしょうね。またそれらを食べる事が出来れば尚無駄が無い。
 Stdでは《モーギスの匪賊》の様に威嚇と速攻を与える事が出来る生物を釣れれば攻撃用のカードとしても十分優秀です。
そのためにはそこそこ黒の信心が必要になりますが・・・。

 ↓環境では《もみ消し》《計略縛り》や《無限の日時計》で誘発能力を無視するというのが判り易い使い方ですかね。既存のデッキではSoulSistersで大量ゲインも良い、ただそれでは価値が遠いのでもっといいのはノリンシスターズですかね。パーフォロスが有れば火力で勝てますし。

 他にも悪用方法が色々あるかもしれません。


《賢人の夢想》
:素晴らしい可能性を秘めたAura。
CipでAura(生物)分ドローし、その分+1/+1修正を掛ける。
アドを失いやすいというAuraの難点を補って余りあるアドを生む可能性がありますね。

 単体では重いので、それを緩和する要素とそれを補える軽い他の札が必要になりますね。どちらもUW ヒロイックで十分だ。特に《イロアスの英雄》との相性が素晴らしい。
下の環境でもAura系のデッキには使えるかもしれません。まぁ精々期待できるのは1~3ドロー程度ですが、2枚も出来れば十分でしょう。


《雲変化》
:予示+飛行+呪禁。
ダブルシンボルとは言え《風のドレイク》の上位交換の様な性能です。
これまで↓環境の《ファイレクシアン・ドレッドノート》との併用は余りに汎用性が低いため期待していなかったのですがこれは十分価値がありますね。まぁ奇襲性は欠片もありませんが。CFBで示されていましたが《悟りの教示者》を併用する事でドレッドノートを上手く予示できるのですが、これの発表で評価が上がりましたね。《雲変化》でもドレッドノートでもどちらでも持ってこれますね。まぁ奇襲性は皆無なのですが。
 Stdだと信心を稼げることも良いですが、《霜歩き》等に付けるのも悪くないですね。
まぁ2マナ程度の生物にそこまでする価値があるかは怪しいですね。



《霜歩き》
:僅か2マナでパワー4。デメリットもあって無きが如し。
どちらかと言うとタフネス1が問題ですね。余りに簡単にチャンプで相打ちになるので。火力等で強引に道を抉じ開ける等ありますが、折角のエレメンタルですし《波使い》と組んで2マナでパワー5を達成するU系Beatdownなんて面白いかも知れません。

 簡単に獰猛を達成できる点も素晴らしい。
それも何らかの使い様が有るかもしれませんね。


《再集中》
:一休さん的ななにか・・・。
まぁ気のせいでしょう。

 いつだってアンタップ能力は何らかの使い道があります。
英雄的も良いですが、《謙虚な離反者》に使いましょうかね。2枚4マナで5ドロー・・・。


《再帰の儀式》
:《上天の貿易風》の探査版。
自分の置物の救出やCipの再利用などもできます。が今回は《ティムールの剣歯虎》と同じ様に望まないのに予示してしまった札の回収と言う事が出来る点を評価したいですね。



《闇取引》
:《砕かれた知覚》の黒版。
Fbが無い代わりにハンデスが1枚分付きます。自分は結果的に2枚減っている事になりますがね・・・。
少々ランダムですが《無駄省き》と相性が良いですね。相手に依存するもののマナカーブの流れが良い。《囁く狂気》はどうしてもラグがありましたからね。ただ、2枚もハンドが減るとそれを回収するだけでも一苦労です。また、《無駄省き》はあ性質上相手がハンドを持っていなければ機能しないので、減らしてもそれ程旨味が有りません。
《迷宮の霊魂》と組み合わせると強制的に相手のハンドを1枚に出来ます。自分は零枚ですがね。


《荒野での交渉》
:《強要》の亜種。
土地が捨てられない元の効果の代わりに2点本体火力が付きます。《荒廃稲妻》の亜種と見る事も出来ますね。
決して費用対効果が低いわけではありませんが、3マナも掛けてハンデスは少々遅い・・・。


《墓所の力》
:2マナで計4枚の墓地を肥やしたうえで、生物を強化できます。
ただ一体何に使うのか今一つ不明。山札を積極的に削るデッキは一々生物強化なんて悠長な事をせず大形を釣りますよね。小型デッキならそれこそ生物を奔らせますし・・・。



《マルドゥの斥候》
:ついに出た軽い「疾駆」持ち生物。
通常は(R)(R)で3/1であり、疾駆の場合は(1)(R)で3/1速攻になる。DGMの《とげの道化》が選択的に速攻を持つようになったと思えば判り易い。因みに疾駆で出しても過去の《ヴィーアシーノの砂漠の斥候》より扱いやすい。時代の流れ・・・。

 こいつの強みはやはりSoc除去を躱せる為Controlに強めで在る所。本体専用の《稲妻の一撃》の様に振舞える。
併用したいのは《鍛冶の神、パーフォロス》。
これと併用すると毎ターン神が2点のダメージを飛ばしてくれる上に斥候自体が信心を2稼いでくれるので髪も顕現しやすいです。余計に相手の除去を躱しやすい。
普通のBeatなら《戦名を望む者》の方が扱いやすいのですが、シナジー重視ならこちらも十分に余地がありますね。


《蔵破り》
:やっと現れた疾駆持ちの軽い4マナ生物。
《ティムールの隆盛》で1ドローが出来ます。しかも誘発能力で攻撃のタブに1ドローなので宛ら3マナで4点ダメージ+1ルーターの様に機能します。



《戦線突破》
:取り敢えずラブルマスターと併用させろと書いてあるカード。
対象時にパワーが2以下なら良いので好きなだけ小型をアンブロッカブルに出来ます。下で《聖トラフトの霊》等も良いですね。
サボタージュ系や《ミラディンの十字軍》等に使っても十分強い。



《ティムールの剣歯虎》
:4マナ4/3とサイズはそれ程でもありませんが、(1)(G)マナで自軍の生物1体をバウンスする事で時限式に破壊不能を得る事が出来ます。
先ず自力で除去耐性を備えるパワー4であり、アタッカーとしても悪くは無いのですが獰猛を維持する手段としても中々貴重です。またバウンスは任意で行うため自軍の生物を除去から守る事にも使えます、全体除去を喰らった際には計2枚の生物を生き残らせる事が出来る訳ですね。また当然Cip能力とも相性が良く、特に《包囲サイ》との相性は目を見張る物が有りますね。除去を撃っても躱され、更にCipで3点ドレインされるとしたらもはやブロッカーを用意してさっさと勝利する以外に勝ち手段が無くなってしまいます。加えて、予示とも相性が良く生物以外が予示されてもそれを回収する事が出来ます。

 見た目やサイズは完全なパワーファイターですが、能力は非常にテクニカルでシステマチックな生物ですね。



《突然の再利用》
:変則的な《ガルガンチュアンの贈り物》。または回収できる札が2枚になった《忌まわしい回収》。少々重いので事実ですが、なかなか機能的な札ですね。



 と言う所ですか。
なんとなく、相応に強力な札はあるものの劇的に環境を改変させて馬鹿げた値段が付くカードと言うのが無さそうな印象です。どれもそこそこ強力な程度で纏っている様な・・・。

新カード)FRF:雑感8
新カード)FRF:雑感8
新カード)FRF:雑感8
つづき

《見えざるものの熟達》
:(3)(W)マナで予示をするEnc。
よく言われている通り《太陽の神、ヘリオッド》を思わせますね。只ヘリオッドは本体が5/6破壊不能に成れたことや自軍に警戒を付与した事、またクレリック・Encと言う特殊なトークンを生成する事から関連したデッキに採用できた強みがあります。

 対してこちらは何処まで行ってもただの置物。
本体の能力が如何に強力かが重要になりますね。
まぁ特別なシナジーを作らない限り予示の方がトークンよりも優秀です。生物の変異はもちろんのことバウンスされても無駄になりませんからね。予示と生物分のライフゲインと言う点から《精霊龍の墓》を連想させるゲイン能力ですね。只こちらは色に関係なく生物分ゲイン出来ます。代わりに誘発のトリガーが表向きなので結構こちらが厳しい。
ヘリオッドと違い2枚目以降を入れても余事で生物化したり、場に出ても取りあえずゲイン出来たりするので無駄は少なめです。

 ただ、やはり2マナの置物でその場では何もせず、自力で動き出すには4マナが必要である点が痛い。こんな悠長な事をしている間にもっとしたい事は山程あるはず。予示能力が弱いとは言いませんがここまでするのならもう1マナ頑張って《囁きの森の精霊》を使った方が遥かに効果的でしょう。《神秘の痕跡》もどうせ使うのでマナもある程度なら伸びますからね。ゲインしたいなら《精霊龍の墓》でいい。
と言う訳で要らない子だと思います。



《死に微笑むもの、アリーシャ》
:3マナ3/2先制攻撃に、攻撃参加時に誘発で(W/B)(W/B)を支払うと墓地のパワー2以下の生物を攻撃状態で釣り上げる事が出来る伝説の生物。なんとなく《マルドゥの急襲指揮者》を思わせます。能力にマナが掛ると2/1トークンでは無く釣り上げる物を指定できる感覚ですね。

 アドバンテージ能力としては中々優秀で、似た様な能力を持つ《テツモスの大神官》と比べると英雄的と言う面倒なトリガー無しにただ攻撃するだけでいいという手軽さが強み。ついでにパワー3の先制攻撃であるため中々死に辛い。強力なカードと言って差し支えないと思います。
 ただ幾つか問題も。
コイツが活躍するのは3t目に出して4t目から。まぁWeenieならば恐らく墓地に生物はあるでしょうから釣り上げる為には困らないのですが、3~4マナ域が強力な現環境で、それらを使わずにわざわざ小型を釣り上げたいか?と言う事。つまりテンポが悪い。ついでにCipで行える《機を見た軍族朋》でよくない?という・・・。
 ついでに《神々の憤怒》という対Weenie/Beatdownに効果的として採用されるスィーパーが劇的に刺さってしまう・・・。
《マグマのしぶき》なんてのも有りますしね。
 最後にはコイツが赤の3マナ域と言う事。《炎跡のフェニックス》と同じで《ゴブリンの熟練扇動者》を押しのける程とは思えません。単体の性能もそれらには少々劣りますしね・・・。
と言う訳でまぁ枠が無いのでお値段はさみしい事になりそうです。

 ただまぁ、本体の戦闘力が高めであるのも事実ですし、上手くサポートできればWeenieで使えると思います。特に優秀な相棒になりそうなのが同セットの《勇敢な姿勢》。こいつが打ち取れないタフネス4以上の生物を潰せる為戦場での支配力が高くなります。また除去に弱いという点ももう一つの「破壊不能」でサポートできるため無駄が無い。単に際樹の有る除去をするだけなら《復仇》や《岩への繋ぎ止め》でも十分なのですが除去耐性と言う点で強みがありますね。

 釣り上げるとしたら何が良いでしょうかね?
個人的には《荒野の後継者》《戦名を望む者》《マルドゥの頭蓋狩り》やFRFから《戦いの喧嘩屋》《魂火の大導師》などですかね。荒廃者は接死持ち、頭蓋狩りはタップインのデメリットを無くせますしCipでハンデスが出来るのでなかなか相性がいい。
 また「パワー2以下」と言う性質からマナコストの大きい物を釣り上げる事も可能です。
《ゴブリンの熟練扇動者》《僧院の導師》や、もっと重い《子馬乗り部隊》《熊の仲間》《足首裂き》《女王スズメバチ》等も運用できます。まぁ後者組はほぼ場に出すのは無理なので《苦しめる声》等からリアニメイトするしか手は無いのですがw
ラブルマスターや導師を釣り上げる挙動は一見強そうなのですが、実際は攻撃参加が強制であるため、そのままブロッカーに打ち取られること可能性が高そうです。まぁそれでも攻撃手を増やす事だけでも意味は有るのですが、やはり場に残って何ぼですからね・・・。


 まぁ、下の環境ではまず無いでしょう。
《稲妻》どころか《ショック》で落ちるタフネスな上に、場に出ても次のターンからしか機能しない為、まず何も出来ない。3~4ターン目にはパワー3のアタッカーは普通に打ち取られる可能性も高く、除去されなくともその場で使いきりになってしまいますからね。それでも《石鍛冶の神秘家》を一として《若き紅蓮術士》や《闇の腹心》《帝国の徴募兵》を釣り上げる様は強力この上ないのですが・・・。DrSやハンデス等と搦めて《稲妻のすね当て》等でサポートできればんデッキを組めなくもないとは思いますが・・・。



《始まりの木の果実》
:嘗ての《重大な落下》をEncにした様なカード。只積極的に生贄に捧げた落下と異なり、こちらは《遺贈》の様な保険的なデザインになっています。

 4マナと言う事を考えると3枚引ければ十分なのでタフネス3以上の自殺能力のある生物に使うと良さそう。まぁ転ばぬ先の杖と言う事で《包囲サイ》に付けるだけでも十分ですが。
自殺用と言う性能を考慮すると《根囲いの壁》も中々いいですね。(G)マナが掛るとはいえ1ドローが出来て、X=4にもなります。ただ本体が後ろ向き過ぎるので・・・。
単純なドローをしたいだけなら《生命の遺産》で十分。キャスト時の隙の大きさも一緒。なので、下手に自殺手段に拘るのではなく、その場では死なない事やEncである事の利点を探すのが良いのではないでしょうか?
その意味では《イロアスの英雄》に付けると面白いかもしれないですね。
マナカーブ的にも問題ありませんし、その時点で3/3は達成しています。英雄を強化する時の損失補填が出来るようになります。



《野生呼び》
:(X)マナを支払って余事を行い(X)個の+1/+1カウンターを置くスペル。
種が(G)(G)マナ掛るわけですが予示自体の性能が2/2あるので、実質火種0マナのX/X生物を作るスペルの様な物ですね。

 最序盤は色拘束の強くなった《魂の召喚》として機能し、マナの余った中盤以降はXスペルとして使える点が素晴らしいですね。特に予示を中心に使おうとする場合は2マナで運用できる点が非常に重要。軽いスペルが増えてよかったです。《神秘の痕跡》のお陰でマナを伸ばしやすいためXスペルの価値は他のデッキよりも上です。また、色拘束は強いのですが《頭巾被りのハイドラ》をどのみち運用するのなら必要なコストになるので問題性は薄いでしょうね。上に乗ったカウンターもその分有効活用できますしね。

 因みに↓環境限定ですが《生命線のハイドラ》を余事できればキャスト時に必要な(G)マナを1つ減らす事が出来ますね。まぁどうせ変異する時に(G)(G)(G)が掛るわけですが1つでもXの値を多く出来る事は重要ですからね。非常にどうでも良いですが《円環の賢者》を余事できれば費やしたX分を(G)マナとして生成できるようになりますね。 



《過酷な命の糧》
:Insで対象の生物/プレイヤーにコントロールする生物分のダメージドレイン。
3マナで多色ですが、Insで且つプレイヤー/生物の両方を対象に出来るダメージドレインと言う利点を考慮すれば相場はX=2ぐらいですかね。ただそれだとデザインとしては妥当でも構築で使うには力不足なので最低でもX=3以上は用意したいところですね。《稲妻のらせん》《戦導者のらせん》を考えればX=4に出来れば上々と言うレベルになるはずです。

 多色になった代わりに、CMCは半分になりSoc→Insになって、参照する値が沼の数からコントロールしている生物の数になった《堕落》と考えるとこのスペルが如何に強いかがよく判ります。まぁ本家の様にヘビーコントロールのフィニッシャーは難しそうですが。

 当然使うのなら生物を常に横に広く展開するデッキであるのが望ましいでしょうね。
最終的にはフィニッシャーにもなれますが、序・中盤からでも機能するに越した事はありませんし。最速で使うのなら1マナ生物→《急報》で3ターン目に3点ドレインが出来ます。がはっきり言ってこれだと微妙。相手の場に除去したい生物がいる場合に限られるでしょう。それよりも3t目に《三つぞろいの霊魂》や《軍属童の突発》を用いることでドレイン量を飛躍的に伸ばす事が出来ますね。なにもされていなければ6点ドレイン。そうでなくとも妨害を喰らっても十分に数は維持できます。
 単品の生物で考えると《ゴブリンの熟練扇動者》も相性が良いのは事実ですが、数を溜める事が必要である性質上最上とは言えませんね。それでもブロッカーを退かせるだけでも価値は有る。どちらかと言えば生物で相性が良いのは《僧院の導師》。誘発で数を増やせる上に果敢でサイズを上げる事も出来ますからね。
単体の生物カードはもちろん強力ですが、その分脆い。Tokenばら撒きはこれとの相性は良いのですが、カード単品で見た場合の威力が低い。どちらを取るかですね。

 4マナ域には《真面目な訪問者、ソリン》や《粗暴な軍族長》が居るので十分に面展開でも攻めるデッキは組めると思います。
また、本体が3マナである事や溜めてこそ威力を発揮する性質を考えると《スズメバチの巣》を使う様なMidrangeでも使えるかもしれませんね。


 ↓環境ではSoulSistersで運用できそうです。
もともとSistersを展開するデッキである上に、《再誕の宣言》や《戦列への復帰》で数を保ちやすい性質が有ります。良い点数を叩き出してくれるでしょうね。また、ノリンSistersも勿論ありですね。と言うより《起源室》がかなり威力を発揮するはず。
Lifegainの方でも運用は可能でしょう。
このセットはLife系デッキにやさしいなぁ(^^)



《無残な競争》
:相手と自分の生物をタフネスの値で格闘させるIns
[黒と4/3@魔王主任]さんの表現を借りれば「尻相撲」。実に上手い表現だと思いました。

 地味に格闘はパワーが重要な構築では生き残るのが難しかったわけですが、コイツの場合タフネス偏重の生物を用いることになるため一方的な除去として機能しやすいですね。《クルフィックスの狩猟者》とかがかなり使いやすくなります。
なんと「壁」が相手を除去できるんだぜ?
丁度0/4の壁が同セットにありますね。
まぁたかが除去に3マナも掛ける理由はほぼありませんがね・・・。しかし限定戦ではなかなか面白い存在になりそうです。明らかにピックの基準が変わる。



《世界を溶かすもの、アタルカ》
:7マナとかなり重いのですが、それに見合った打撃力を有していると思います。
ブレス能力が無いとはいえ、何とかの《ドラゴンの暴君》と同じ打力なのですからね。重ささえ何とか出来れば比較的実用性があるのでは?

 公式にも載っていますが《歓楽の神、ゼナゴス》からなら1パンチKillとコンボ性もあります。また、通常のマナ加速以外にも《発生器の召使い》を使えば「速攻」付きで殴りに行けるため更に奇襲性が増します。

 重い故に悲観的な意見が多いですが、少なくともゲームを終える力は本物。マナ加速が使える分《永遠のドロモカ》よりもゲームを終える力は上かもしれません。只の重いだけのカードでは無いと思います。



新カード)FRF:雑感7 しもべは毎朝バナナを食べています
新カード)FRF:雑感7 しもべは毎朝バナナを食べています
新カード)FRF:雑感7 しもべは毎朝バナナを食べています
皆さん、こんばんは。しもべです。

 年中バナナを食っているしもべ。
お前はサルか!と家族から告げられても黙々とバナナを食べ続ける。
数年前にあった健康ブームでバナナの市場価格が激増した時は本当につらかったです・・・。


つづき
《黄金牙、タシグル》(5)(B)
伝説のクリーチャー - 人間・シャーマン R
探査
(2)(U/G)(U/G):あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードをあなたの墓地に置く。その後、対戦相手が選んだあなたの墓地にある土地でないカードを、あなたの手札に戻す。
4/5
:探査持ちの生物。6マナで4/5のサイズも圧倒的に悪いわけではないのはやや意外。
これなら探査で3枚程度費やせば十分なサイズになりますね。
そして非常に珍しいアドバンテージ生物です。これまでの探査生物は戦闘力に特化した存在が多かった。一部例外もいましたが非常に使い難い能力でしたしね。
対して、コイツは自分で墓地というリソースを食いながらも、その後マナを掛けることで墓地と手札の両方のリソースを与えてくれます。流石は宝船の持ち主ですね。

 ただ2枚を墓地に落し、それから墓地から土地以外のカードで相手が指定したカードを回収するという回りくどく扱いづらい能力。何と無く山札を削りながら《隠された知識》を行っている感覚ですね。直観的なカードアドは《大いなる狩りの巫師》の巫女に劣りますし、4マナも掛けて墓地を肥やしていても悠長なのでより選択的なアドバンテージに繋がる手段が欲しいですね。まぁズバリ能動的な墓地掃除ですが。
 そのための手段として自分の探査を用いる事が出来る点は素晴らしいですね。下の環境なら《死儀礼のシャーマン》や《漁る軟泥》が居るので更に使いやすい。
また墓地を肥やす行為を積極的に行う事がデッキとして予想されるので《宝船の巡航》が使える、つまり土地が伸びやすいという点も素晴らしいですね。


 とここまでは持ち上げますが、本音は別。

 墓地を肥やしつつアドを獲得するというのなら《血族の長、シディシ》が既に存在しています。しかも其方はCipと攻撃の度に誘発する使い易さが有ります。こちらは探査のお陰で場に出しやすいとはいえ、マナを掛けなければ只の4/5であるため、上手くコイツを活かせるデッキを組まなければシディシに勝るのは難しいかもしれません。
 確かに探査で最高1マナ4/5になりますが、戦闘力を期待するのならそれこそ《魂剥ぎ》がいますからね。悪まで能力を当てにすべきカードだと思います。正直、4/5なんてコイツは早くても3t目程度にしか場に出せませんし、そこからサイズで押し切るには明らかに能力不足。それでアドを獲得しようというのなら4マナも掛るため、そのターンの行動が全て持っていかれます。そこまでして手に入るのはカード1枚。掘っていくにしてもシディシの方が遥かに使いやすいと思いますが・・・。
したの環境ならマナを使っている余裕が無いため尚更、強みが無くなります。
せめて回避能力を持っていれば・・・。


 で、黒いタルモだ!と言う評判が有るのでそれと比べています。
・長所
-黒マナから出せる:ハンデスから入れるし、《水没》を喰らわない
-出した後は墓地の内容に干渉されない。
-相手の墓地には関係ない
-《呪文嵌め》されない
-《稲妻《突然の衰微》の外
-マナを掛ければ不安定ながらアドバンテージを得られる。:DrSやウーズがいれば尚更強くなる。
-伝説である

・短所
-ある意味タルモ以上に墓地対策に弱い
-専門のデッキでも組まなければ2t目に出すのはまず不可能
-カウンター/除去/バウンス等をされた場合のサイドのキャストはかなり難しい
-CMC=6であるため、《闇の腹心》と共存は出来ない
-タルモや他の探査系の様なカードとの併用が出来ない
-伝説である+故に数を並べる事が出来ない
-《緑の太陽の頂点》で呼び出せない
-タルモとサイズの最大値で負けている
-マナが重すぎてあってもほとんど無視される

 と言う処ですか・・・。
《沼》から入る事が出来る為《水没》を喰らわない点と探査ドローの蔓延で相手の墓地に期待できなくなった点を考慮すれば《タルモゴイフ》よりも優れている点と捉える事が出来ます。伝説であるため《死の溜まる地、死蔵》等のサポートを得る事が出来ます。
 対して、やはり墓地対策で死ねる点や安定して2t目に出せない点がかなり痛い。タルモの何が良いかと言うとまず問題なく2t目に出せる点でしたからね。これが達成できない時点でかなり後れを取っています。そして伝説であるというデメリット。2枚以上並べる事が出来ない点も痛いのですが、それ以上に《Karakas》が問題・・・。折角墓地5枚も追放したのにデメリット抜きでバウンスされては堪らない・・・。まぁ、ここは《水没》対象外の点とリスク相殺できる部分かも知れませんし、《不毛の大地》も有りますから何とかならなくもないかも。
 とりあえず比較的利点も目立ちますが、はっきり言ってデメリットの方が目立つ気がします。
条件が整っていれば「タルモになる」のは事実ですが、この「条件が付くと~」と言う部分は余程条件が低くいか若しくは余程その条件を満たしたときのリターンが大きい(判り易い例では勝利条件カードなど)かでもないと取るメリットは大きくありません。Eternalで何より重要視されるのは軽く安定して扱いやすい事。このカードは安定とは程遠い・・・。
ついでに能力は重すぎて空気
なのでまぁタルモになる事は無いかと・・・。まぁまだ判りませんが、少なくともタルモが使えるデッキではタルモを優先されるでしょうし、何よりも大きな事はこれを使おうとすると探査ドローが使えなくなるという事です。これが最大の癌。これだけで今の環境はほぼアウトオブ眼中になってしまうでしょう・・・。
まるで梅沢本人と十手のような関係・・・。
只の4/5バニラと3ドローなら大体のデッキは後者になるでしょうね。

 もちろん専門的なデッキを組めば強いとは思います。シングルシンボルなので《不毛の大地》も使えますし、2色目も使いやすい。ただ、専門的なデッキを組むほどこのカードは強力では無く、上でも述べましたがそれなら《魂剥ぎ》を使います。「そこまでコンボ性ではなく、それでいてデッキコンセプト的に墓地にカードが溜まり易く、かつU/Gも使わないB系のデッキ」この条件の合う場合のみ選択肢に入るのではないでしょうか?


 因みに、しもべの病気で起動能力持ちは《訓練場》と合わせたくなるのですが、コイツはその候補になりそうです。これまではどうしても《イゼットのギルド魔道士》のいるURが強く、Bは《群れネズミ》程度しか居ませんでしたが、コイツは新しい候補になりそうですよ!



《謙虚な離反者》
:効果としては幾らかの置き土産を残して離反するカードなのですが、イラストはどう見ても出家してます。
イラストに合わせるなら山札に戻る効果の方が合ってませんか?


 1枚のカードを使い、1枚のカードアドを失い、2枚のカードを引くという点を考えれば《苦しめる声》の亜種と言えなくもないですね。ただ、声と異なり、自分が失うだけで済まず、相手に生物が渡ってしまう。ドロースペルとしては使い難いだけなので、何らかの工夫が欲しいですね。
例えばスィーパーを撃つついでに使う。自分のターンにしか使えないのでブロック時には使えませんし、生け贄スペルや効果に合わせる事もたしかコントローラーがその時点で変わっているため生贄に捧げるという行為自体が出来ないはず。
と言う事で基本は生物として使える利点を生かして序盤はアタッカーとして使用し、要らない場合にドローを使う程度で良いのではないでしょうかね?
何らかの効果(《太陽の神、ヘリオッド》や《不動のアジャニ》《砂への挑戦》)等で警戒持ちになっていれば、実質PiGで2ドローの様な効果にも出来ますが・・・。これなら、例えばSlighBurnの様なデッキなら序盤はアタッカーになるし、相手がサイズのある生物を出してきたら特攻させて、より直接的な攻撃手段(ダメ押し)になる火力を引き込むという行為も出来るはず。まぁ、そんなデッキに警戒付加のカードなんて要れている余裕があるはずもありませんがね。

 アンタップ手段を用意する事で能力解決の前にもう一つスタックに乗せて計4ドローと言う荒業も出来ますね。
Stdだと《トリトンの戦術》《蛮族の血気》《保護色》《キオーラの追随者》《ジェスカイの隆盛》等が有りますね。よりアドバンテージを多くするには置物の方が都合が良いですね。ただ、《蛮族の血気》は序盤はアタッカーにするという方針で行けば悪くない選択肢です。中盤以降もサイズを上げて1パンチ叩き込んで、攻撃後はまたサイズが役立たずに戻るのでそのターンの内にドローにしてしまうという事ですね。隆盛はマナさえ何とか出来れば素晴らしい相性です。スペルを唱える度にサイズを上げれるので攻撃に回せますし、そうでなくともその度にドロー能力をスタックに乗せる事が出来ます。6ドローとかも出来るかもしれませんww

 相手に生物を押し付けるという性質を見るとスィーパーも良いですが、それ以上に《灼熱の血》も相性が良いですね。
相手のブロッカーを除去すれば離反者の道を抉じ開ける事が出来ますし、ドローして離反した後はこいつを対象にすれば3点火力を叩き込めます。2マナで本体3点なら悪くは無い選択肢でしょう。
上で書いた「中盤以降に火力を引き込むためにドローする」方針で行くならこれも使いたいですね。


 下の環境ならもう少し遊び甲斐が有ります。
まず相手に生物を押し付ける事が出来る為、それを利用したカードを併用できます。判り易い所では《ドルイドの誓い》や《中心部の防衛》等ですね。
もっと手軽にいけばコントロールを取り返すカードを使うと良いでしょう。
《刻印》では折角稼いだアドが消えてしまうので本末転倒。置物として見て《家路》や《子守り大トカゲ》等ですね。トカゲも4マナ4/4と悪くはありませんが、それ以上に普通に土地として使える《家路》との相性が凄まじいですね。毎ターン実質1マナで2ドローが出来る訳ですからww
ただ、まぁシナジーが有るのは事実ですが、片方ずつでは腐り易いカードですし何より生物として2/1と貧弱なのであまり期待は出来ない組み合わせです。運用するのなら特に腐り易い《家路》は《輪作》からのサーチ用に1~2枚挿しておく程度で十分でしょう。他には《グルールの魔除け》は1チャンスあるかもしれません。単純にコントロールを奪うのも良いですが、他にも汎用性が有るので小粒なフライヤー潰したり、強引にブロックを突破したりとBeatdownのしたい事はある程度叶います。
 アンタップ能力を利用するのはもっと腐りにくく簡単。
《クウィリーオン・レインジャー》を入れておけばいいわけです。これで完璧(に穴だらけ)!GSZでサーチし、マナが余ったらトカゲをサーチできます。


 EDHでは仲間と行き来させましょう。
なんにせよ、電波臭溢れる良質カードですよww




新カード)FRF:雑感6 果樹園王に俺は成る!!
新カード)FRF:雑感6 果樹園王に俺は成る!!
新カード)FRF:雑感6 果樹園王に俺は成る!!
つづき
《始まりの木の管理人》 (G)
クリーチャー - 人間 M
(1)(W/B):~は基本のパワーとタフネスが3/3の人間・戦士になる。
(2)(W/B)(W/B):~が戦士であるなら、これはトランプルと絆魂を持つ人間・スピリット・戦士になる。
(3)(W/B)(W/B)(W/B):~がスピリットであるなら。これの上に+1/+1カウンターを5個置く。
1/1

:まさかの還ってきた《運命の大立者/FoD》。彼が平社員から社長会長と会談を駆けあがったように、きっと彼も立派な果樹園の管理人になるのでしょう。地味に、今時珍しい職業タイプが無い「人間」のみです。


 とりあえず、
1/1→3/3→3/3絆魂・トランプル→8/8絆魂・トランプル→以降能力の度に+5/+5に。《運命の大立者》や《闘争の学び手》と異なり最後の能力を使っても終わりではなく使う度に成長していきます。またトランプルがある為に突破力と言う点も優れており、総合的な打撃力では一番高いと言えるかもしれませんね。一応Ins速度で起動できるので能力の隙は少なめと言えます。
まぁそれでも起動にスタックされたらどうしようも無いのですが。

 大きな違いは現実的なコストである2段階目までを使用したとしてもサイズが3/3にしかならないという点ですね・・・。FoDは4/4に、学び手は3/3+先制攻撃と其々に自分を守る能が有りました。が、コイツは一切無し。これでは単体で運用するのなら最後の6マナを運用できる場合以外には使う気になれませんね。若しくは何らかのサポートをするか・・・と言う事になると思います。
 同時に起動能力が自分の色以外の色マナが掛る(単色デッキで運用できない)という部分が問題ですよね。単純に大きなマナコストを生み出しやすい信心系では使いづらくなっています。WやBに他にマナブーストが無い点も痛いですね。折角大きくマナブーストできる《開拓地の包囲》や《世界を目覚めさせる者、ニッサ》の能力をほとんど活用できない点がかかなり痛いですね・・・。

 正直、Stdではこれをどのようなデッキで運用するのか判りません。
WeenieやBeadownに使うにもテンポが悪い上に安定感も無い。Midrangeで使うにも起動コストの問題がやっぱり付きまとう。取り敢えず、現実的なマナ域では真面な戦闘力にまでたどり着けない点が痛すぎます。
 2マナ程度しか掛けないのなら《荒野の後継者》《ラクシャーサの死与え》や《羊毛鬣のライオン》で良いと思います。何よりも、どうせ4マナ掛けるのなら《包囲サイ》で十分でしょう?

 案外《名誉の報賞》等で強化するのが最も簡単に活用できるのかもしれません。
絆魂とトランプルと言う優秀な能力は既に持っているのなら、後はサイズだけ。一つサイズが上がるだけでも十分に強いので、何らかの要素を用意できると大化けするかもしれません。置いたその場から機能する《城壁の包囲》もいいですね。
他には相手の除去を釣るのが得意なので《抵抗の妙技》など。
最終的な能力までを検討しているのなら《ナイレアの試練》が一番だと思います。サイズを強化しつつ、マナも伸ばせますからね。しかし既に3/3++1/+1カウンター×3で6/6のサイズなのでまぁそれ以上あってもOverKillでしょうがね。


 個人的には、寧ろ下の環境で運用する事を考えています。
どれかと言えばNicFitですね。多量のマナを用意出来る為能力の運用も現実的に可能な上、《緑の太陽の頂点》から必要に応じてサーチする事が出来るので枚数を抑える事が出来ます。どの道こいつはマナを掛けても前述の通り序盤に単体では役に立ちづらいので中盤以降に使える枚数で十分でしょう 。《陰謀団式療法》で前方確認できますし、《野生語りのガラク》が有れば能力のコストの数も色も楽にクリアできます。2枚ぐらい入れておくと良さそうです。

 TheRockではまぁ普通は無理でしょうね・・・。
実は嘗て(2~3年前?)調整していた《暗黒の儀式》型Rockと言う物が有るのですが、それの封印を解いてもよさそうなカードなので調整してみても良いかも知れません。
 代わって、普通の形で使おうとするのなら《饗宴と飢餓の剣》を使うのが現実的でしょうかね。Ins速度で使える部分の強みですね。上で述べた通り強化手段となるので第2段階まででも十分なのですがね。ただ、現環境的にFF剣はどの効果もさっぱり強くないので・・・。強化手段が用意出来ているのなら《火と氷の剣》で十分ですしね。まぁでも装備品を担ぐにもほかに候補もいますし、TheRockで運用する程でもないかぁ・・・と言うのが今の感想です。
 まぁ、DrSと言う名の優秀な避雷針が要る為、除去耐性の低さはまぁ有る程度は目を潰せると思います。

 現Legacy環境は《突然の衰微》が死んでいる上に《剣を鍬に》もそこそこ程度なので、如何に《稲妻》を乗り切るかが重要になるでしょうね。


 地味に最後の能力はサイズを強化するだけなのでFoDの様に無理やり生物タイプを追加しても1/1が6/6になるだけです・・・。

 取り敢えず安定感が欠片も無いのにマナだけは掛かるという点を考えても類似品との比較では
《運命の大立者》≧《闘争の学び手》>>《始まりの木の管理人》
だと思います。


《電弧連鎖》
:何と無く《破裂》を思わせるようなスペルですね。
または《不安定な装置》。
重要なのは発生源が生物だという事。「絆魂」なら状況によっては膨大なライフゲイン、「接死」なら宛ら《砂塵破》、「感染」なら威力倍増+場に全体修正、サボタージュ能力なら非戦闘能力でもOKならドロー等々。
色々と遊び甲斐が有りますね。
Insなので相手のアクションに合わせるのが基本となりますね。
遊び甲斐のあるスペルなので色々と悪用できそうです。

 FTが戦前や戦国時代の日本を思わせます。



《乱撃斬》
:ショックの上位交換。
「獰猛」を満たした場合に1t限定でダメージの軽減が出来なくなります。
《頭蓋割り》と違いゲインを防いだりできない為一体何に使うのかと思いますが、まぁプロテクションなどを潰すのに使えますね。

 と、ここであれが思いつくわけです。
そう、《真の名の宿敵》ですね。
Legacyに救う害悪の一つ。調子に乗って無敵然としているコイツの横っ面にビンタをかませる様になります。
それ自体は上記《頭蓋割り》でも出来ますが、本体が《ショック》である事が非常に重要。単品でも今の環境なら相応に役に立ちます。《僧院の速槍》にはほぼ対処不能ですが、どうせそれは《稲妻》でも難しいでしょう。
一方的に勝つには《タルモゴイフ》等が必要になりますが、相討ち上等ならYPMのトークンでも十分です。《乱暴+転落》も合わせ技で倒せますね。まぁ2枚計3マナを通せるかと言われれば甚だ疑問符が付きますが・・・。

 何はともあれ、打消しをすり抜けた場合、Rでは対処が無視する以外には無かったわけですが、今後はもっと能動的な手段が採れる様になるわけですね。
下手な神話レア等よりも価値が有ります。
ついでに現在装備品は《火と氷の剣》がメインで用いられているのでそれに対しての選択肢にもなりますね。

 まぁ、一火力を必要な時まで取っておくという状況がなかなか考え辛いのですが。


 Std基準では1t目のIns除去と言う価値があると思います。
今はMidrangeが多めで、それを狙い撃ちするようにヒロイックなどがあるので、そいつらをターゲットにするといい威力を発揮するでしょう。






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