趣味)アルドノアゼロ7話
2014年8月17日 趣味まさかの展開。
まさか「必殺!竜鳥飛び!!」に「ビッグバン・パンチ」とはなぁ・・・。
ついでに尖角船首アタックまで見られるとは・・・。
期待していた大尉はもう、トラウマ克服諦めてコマンドオフィサーやってた方が良いよ。無理して気絶とかもう精神論が通用するレベルの症状じゃないもん。
稲穂が結構悪い顔してた。スレイン君は何処までも哀れだ・・・。
まさか「必殺!竜鳥飛び!!」に「ビッグバン・パンチ」とはなぁ・・・。
ついでに尖角船首アタックまで見られるとは・・・。
期待していた大尉はもう、トラウマ克服諦めてコマンドオフィサーやってた方が良いよ。無理して気絶とかもう精神論が通用するレベルの症状じゃないもん。
稲穂が結構悪い顔してた。スレイン君は何処までも哀れだ・・・。
あのカードは今)懐古:《Sinkhole》
2014年8月15日 しようかい コメント (5)
皆さん、こんばんは。しもべです。
Legacy10年を記念し、懐古企画の第2弾。
今回の御題はコレ↓です。
:MtG黎明期を代表するカードの一つ。
プレイ年数の短い人は知っているかどうかも怪しい古のカードの一つにして最強の土地破壊スペル。且つコモン。
MtGの歴史上において「土地破壊」と言うのは常に存在してきたアクションの一つです。ゲームの停滞化を招き、上手い構築の為されたランデスデッキは相手をサンドバックにする事から最も嫌われるデッキの一つです。近年はそのためか著しくKPの低下を施すと言う修正が成されました。
エキスパンションに目ぼしい土地破壊が1枚も無いなんて最近ではよくある事です。
が、中期から遊んでいたプレイヤーにとっては今でも馴染みの有るカード/デッキではないでしょうか?
現在のLegacyにあるManaDenial戦略(土地を絞めつけている間に速やかに相手を殴り倒す)と言うほど洗練されておらず、真綿で首を絞め続ける様な厭らしさは一度味わったら忘れられないはず。かく言う私もノーガードの相手にローキック連打をする様な戦法を嘗て採っていたことがあります。
今は4マナが土地破壊の基本ですが、その頃は3マナが基本であり、そしてこの《Sinkhole》は僅か2マナで制限なく土地を破壊するという強力無比なカードでした。
それはLegacyに於いても変わりの無い強さを発揮し、今よりも低速だった過去環境では十分な速度を保っていました。
環境最高の土地破壊カードは《不毛の大地》で、汎用性の高さでは《もみ消し》が存在をしていましたが、制限なく後腐れの無い強さが有るのはこれだけ。
土地1枚の重みが大きかったころにはよく渋面を拝んだはず。
BBと言う色の拘束上それほど多くのデッキで扱われていたわけではありませんが、それでも今より遥かに多くのアーキタイプが存在した時代でした。
主に黒単Weenie、Deadguy、Eva Greenなどで使われ、そしてTeam Americaと言うデッキで戴冠を得ます。
David Gearhart氏のジョークによって生まれたこのデッキはUBの2色で《不毛の大地》《Sinkhole》《根絶》の4積12枚と言う狂気的な構成から《根絶》→《もみ消し》+G(=《タルモゴイフ》)へと姿を換えLegacy最狂の土地破壊フェアデッキとして生まれました。
土地を絞める事に特化した仕様は多くの人間の「こんなの真面に回るわけね~だろw かすデッキだわww」と言う色物予想を裏切り、環境を瞬く間に染め上げ一大勢力を築きあげます。
それまではついでの一環(添え物)で行われていた土地破壊をメインに添える事の強さを認識したプレイヤーも多いはず。
が、この形も長続きはしませんでした。
《Sinkhole》の効果は疑いようが無いものの、賞味期限が短すぎる(効力が不安定)という負の側面を抱えていたのです。結局より丸く、それでいてアドの取れるカードである《Hymn to Tourach》にこの枠は取って変わられることになります。
またこの時期から他のデッキでも同様の動きが始まります。
環境の高速軽量化(タ行+α)が始まった事の煽りも受け、他のデッキでもHymnが優先されるようになります。
また《聖遺の騎士/KotR》の登場に依って、土地破壊をするなら「KotR→不毛連打で良いよねw」と言う現実が普及します。こうしてNew Horizonへとデッキコンセプトは移行していきます。
そして完全のBUGは、そこからTeam Portugalと言うControl系へと変貌し、そのコンセプトは失われ、最高の1マナ生物の1枚である《秘密を掘り下げる者》の登場と共にBUG Delverと言うデッキへと昇華され、その狂気は完全に消え去ります。
現状、真面に土地破壊特化と言う戦略を採っているのはPOX程度であり、この《Sinkhole》が使われるのもこのデッキぐらいなものです。
登場期に比べ更なる環境の軽量化が起こり、追い討ちをするかのように《死儀礼シャーマン》と言うカードの存在により土地破壊と言うコンセプトそのものが破綻する事になりました。
残念ながら、ローテーションの無いLegacyに置いてこれらが禁止カードにでも指定されない限り《Sinkhole》が日の目を見ることは無さそうです。
今でも最強の土地破壊スペルは何か?と聞かれれば、枠に入れてもイイか微妙な《もみ消し》を除けば、間違いなくこの《Sinkhole》の名前が挙がる事でしょう。
が、その最強スペルであってもほとんど使われないLegacy環境。
それが如何に極限なものかという事がよく判ります。
尖ったコンセプトのデッキが大好きな私としては初期の一点突破其の物であったTeamAmericaが大好きでした。
具体的に言うとアメリカ組むために《Underground Sea》を購入したほどです。
それを思うと只々悲しいなぁ・・・。
P.S.
因みにSinkhole/シンクホールは、直訳固有名詞が無い事から判る通り日本にはほとんど馴染みの無い現象で、存在自体知らない方も相応な数ではないでしょうか?
私は全く知りませんでした。
参考にしようにもMtGにイラストでは「小汚い地面がひび割れて窪んでいる」程度の事しかわかりません。
海外ではドリーネの名称でも知られており、日本語では陥没穴や落込穴と言うそうです。
主な詳細は
参考に乗せておく画像3を見ると、如何に怖いものかがよく判ります。
はっきりってカードのイラストから受ける印象と違い過ぎて只々唖然とするばかり。もうこれ土地2~3枚ぐらい破壊できそうな勢いですよねww
Legacy10年を記念し、懐古企画の第2弾。
今回の御題はコレ↓です。
《Sinkhole》 (B)(B)
ソーサリー
土地1つを対象とし、それを破壊する。
:MtG黎明期を代表するカードの一つ。
プレイ年数の短い人は知っているかどうかも怪しい古のカードの一つにして最強の土地破壊スペル。且つコモン。
MtGの歴史上において「土地破壊」と言うのは常に存在してきたアクションの一つです。ゲームの停滞化を招き、上手い構築の為されたランデスデッキは相手をサンドバックにする事から最も嫌われるデッキの一つです。近年はそのためか著しくKPの低下を施すと言う修正が成されました。
エキスパンションに目ぼしい土地破壊が1枚も無いなんて最近ではよくある事です。
が、中期から遊んでいたプレイヤーにとっては今でも馴染みの有るカード/デッキではないでしょうか?
現在のLegacyにあるManaDenial戦略(土地を絞めつけている間に速やかに相手を殴り倒す)と言うほど洗練されておらず、真綿で首を絞め続ける様な厭らしさは一度味わったら忘れられないはず。かく言う私もノーガードの相手にローキック連打をする様な戦法を嘗て採っていたことがあります。
今は4マナが土地破壊の基本ですが、その頃は3マナが基本であり、そしてこの《Sinkhole》は僅か2マナで制限なく土地を破壊するという強力無比なカードでした。
それはLegacyに於いても変わりの無い強さを発揮し、今よりも低速だった過去環境では十分な速度を保っていました。
環境最高の土地破壊カードは《不毛の大地》で、汎用性の高さでは《もみ消し》が存在をしていましたが、制限なく後腐れの無い強さが有るのはこれだけ。
土地1枚の重みが大きかったころにはよく渋面を拝んだはず。
BBと言う色の拘束上それほど多くのデッキで扱われていたわけではありませんが、それでも今より遥かに多くのアーキタイプが存在した時代でした。
主に黒単Weenie、Deadguy、Eva Greenなどで使われ、そしてTeam Americaと言うデッキで戴冠を得ます。
David Gearhart氏のジョークによって生まれたこのデッキはUBの2色で《不毛の大地》《Sinkhole》《根絶》の4積12枚と言う狂気的な構成から《根絶》→《もみ消し》+G(=《タルモゴイフ》)へと姿を換えLegacy最狂の土地破壊フェアデッキとして生まれました。
土地を絞める事に特化した仕様は多くの人間の「こんなの真面に回るわけね~だろw かすデッキだわww」と言う色物予想を裏切り、環境を瞬く間に染め上げ一大勢力を築きあげます。
それまではついでの一環(添え物)で行われていた土地破壊をメインに添える事の強さを認識したプレイヤーも多いはず。
が、この形も長続きはしませんでした。
《Sinkhole》の効果は疑いようが無いものの、賞味期限が短すぎる(効力が不安定)という負の側面を抱えていたのです。結局より丸く、それでいてアドの取れるカードである《Hymn to Tourach》にこの枠は取って変わられることになります。
またこの時期から他のデッキでも同様の動きが始まります。
環境の高速軽量化(タ行+α)が始まった事の煽りも受け、他のデッキでもHymnが優先されるようになります。
また《聖遺の騎士/KotR》の登場に依って、土地破壊をするなら「KotR→不毛連打で良いよねw」と言う現実が普及します。こうしてNew Horizonへとデッキコンセプトは移行していきます。
そして完全のBUGは、そこからTeam Portugalと言うControl系へと変貌し、そのコンセプトは失われ、最高の1マナ生物の1枚である《秘密を掘り下げる者》の登場と共にBUG Delverと言うデッキへと昇華され、その狂気は完全に消え去ります。
現状、真面に土地破壊特化と言う戦略を採っているのはPOX程度であり、この《Sinkhole》が使われるのもこのデッキぐらいなものです。
登場期に比べ更なる環境の軽量化が起こり、追い討ちをするかのように《死儀礼シャーマン》と言うカードの存在により土地破壊と言うコンセプトそのものが破綻する事になりました。
残念ながら、ローテーションの無いLegacyに置いてこれらが禁止カードにでも指定されない限り《Sinkhole》が日の目を見ることは無さそうです。
今でも最強の土地破壊スペルは何か?と聞かれれば、枠に入れてもイイか微妙な《もみ消し》を除けば、間違いなくこの《Sinkhole》の名前が挙がる事でしょう。
が、その最強スペルであってもほとんど使われないLegacy環境。
それが如何に極限なものかという事がよく判ります。
尖ったコンセプトのデッキが大好きな私としては初期の一点突破其の物であったTeamAmericaが大好きでした。
具体的に言うとアメリカ組むために《Underground Sea》を購入したほどです。
それを思うと只々悲しいなぁ・・・。
P.S.
因みにSinkhole/シンクホールは、直訳固有名詞が無い事から判る通り日本にはほとんど馴染みの無い現象で、存在自体知らない方も相応な数ではないでしょうか?
私は全く知りませんでした。
参考にしようにもMtGにイラストでは「小汚い地面がひび割れて窪んでいる」程度の事しかわかりません。
海外ではドリーネの名称でも知られており、日本語では陥没穴や落込穴と言うそうです。
主な詳細は
「突然地面が陥没し、地表に大きな円形の穴があく現象。という物だそうです。
主に、地盤の侵食などにより地中の空洞化が進んだ結果引き起こされると考えられている。酸性雨などが地下に浸透すると、酸に溶けやすい性質の岩盤が溶かし流され、結果として地下に巨大な空洞ができる。ある程度空洞が大きくなると、地表を支えることができなくなって崩落する。」
参考に乗せておく画像3を見ると、如何に怖いものかがよく判ります。
はっきりってカードのイラストから受ける印象と違い過ぎて只々唖然とするばかり。もうこれ土地2~3枚ぐらい破壊できそうな勢いですよねww
衝撃)声優「も」上手い芸能人ランキング 第5位:
2014年8月13日 日常 コメント (5)
つ「山寺宏一」
・・・世界一のドナルドダックなめてんのか(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
エディ・マーフィー、クリス・タッカーやジーニーのこと知らねーのか!!
しかも5位ってなんだ!?
そこそこうまいレベルって言ってる様な物だろうが!!
この人はもう「上手い」じゃなくて「巧い」の領域のベテランだろうが!!!
・・・世界一のドナルドダックなめてんのか(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
エディ・マーフィー、クリス・タッカーやジーニーのこと知らねーのか!!
しかも5位ってなんだ!?
そこそこうまいレベルって言ってる様な物だろうが!!
この人はもう「上手い」じゃなくて「巧い」の領域のベテランだろうが!!!
レガシー)今週のSCGの結果 Oh My God・・・。
2014年8月12日 紹介 コメント (4)
私は確かに言ってたよ。
必ず揺れ戻しが起こるてな。そう何時まででも同じ事は続かない物だと・・・。
どうしてこうなった・・・。
皆さん、こんばんは。しもべです。
今週のSCG Openの結果↓
http://www.starcitygames.com/events/090814_syracuse.html
http://sales.starcitygames.com/deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=08/09/2014&end_date=08/10/2014&start=1&finish=16&city=Syracuse
今週の優勝はSam Roukas氏のUW Miraclesです。
以下Top16(上から順に1位→9位→16位)
UW Miracles
RUG Delver
Patriot
BUG Delver
Patriot
Patriot
BUG 続唱
Burn
------------------
赤単Sneak
Maverick
RUG Delver
ANT
Grixis Delver
High Tide
DeathBlade
Elves
どうしてこうなった・・・。
私が言っていた揺れ戻しってのはもっと・・、こう・・・(´・ω・`)
寧ろ駆逐されてるwww
出る杭無くなってますよwwww
という事で今週はUの大攻勢でした。え、先週もだって?
知らんがな(´・ω・`)
実にTop8中7名がUのデッキとか末期ですわ・・・。
また、Tempoデッキを非常に色鮮やかな活躍ぶり。後はEsperSfMとURがあれば完璧でしたねw
辛うじて存在する非Uデッキもこれと言った特徴は無いため勢力と言うには心許無い。
何とも恐ろしい結果になった物です。
もうNicFitやMaverick持ってってTempo壊滅させるしかないですわぁ(´・ω・`)
という事で、ここからは個別に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71442
一位、Sam Roukas氏のUW Miraclesです。
先週から引き続き連覇したUWtR Miraclesです。
が、先週とは違いTop16にいるのはSam氏だけなので先週よりは勢いが低下したとも言えます。
気になるリストですがなんと《思案》が4枚も採用されています。
多くても2枚が一般的なリストですがそれに比べ2枚も増やしています。デッキ内の回りの安定化を目指しているのでしょう。が、他のデッキと違い《渦まく知識》《師範の占い独楽》《精神を刻む者、ジェイス》が合わせて10枚以上積まれているこのデッキにとって、キャントリップでの安定性向上はそれほど必要は無く何時も圧縮されがちなはず。
それが4枚目一杯まで積まれているというのが衝撃です。
因みにスイッチされている枠は主に土地枠のフェッチと言っていいでしょう。
つまりこのデッキは土地にアクセスするカードを減らして代りにカード其の物へアクセスする方法を採っていると言えます。
元々土地基盤が安定しているこのデッキだからできる事かもしれませんね。
ヘビーコンにも拘らず中速のBUGやEsperよりも少ない土地枚数でも十分に回す事が出来るという事です。
まぁドローゴーのデッキだからこそ、カードのあくっせすに1マナ掛るようになっても耐えられるという事かもしれません。
他のリストは極めてシンプルですが生物が《瞬唱の魔道士》3枚のみに限定されているのはポンダーの影響も感じられなくも有りません。軽いスペルの増加によりScMの価値の上昇もそうですが、ブロッカーとして他の生物より立たせやすい軽さの優先にも取れます。
その分《造物の学者、ヴェンセール》や《ヴェンディリオン三人衆/Cliqe》の様な妨害がしにくいのですがU札自体が増えているため《Force of will》を切り易くなっています。2枚を換える事で4枚をより活かしやすくなるというのは良いですね。
土地が減っている分プアカウンターに弱い気もしますが、それでも《終末》4枚で固定されています。
「奇跡」を起こしやすいので土地4枚を並べる必要のある《至高の評決》より《終末》の方が良いという事ですかね?
サイドにはアグレッシブサイドボードの《石鍛冶の神秘家》+《殴打頭蓋》です。
Miraclesの様なデッキのアグレッシブサイドは本当に対策し辛いので厄介なんですよね・・・。
このデッキの可否はまだ不明ですが、このポンダー4枚体制が今後根付くのか・・・。
私、気になります(`・ω・´)
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71440
2位、Kale Thompson氏のRUG Delverです。
相変わらずの活躍を続けるRUG。このデッキが沈む事は無いんですかね。
デッキの自由枠に《呪文貫き》《呪文嵌め》の4枚体制でカウンターの大量追加、火力も《Chain Lightning》が3枚追加されておりかなり妨害札に力を入れているのが判ります。
ここ最近はここら辺は最小限で、残りの枠には《ギタクシア派の調査》を詰め込んでいましたが、このデッキでは最小限の枚数です。デッキの回りをスマートにするよりもデッキパワーを上げたいという事でしょう。
スネアを優先しているのがComboデッキの減少を、火力が分割火力でないのが非Uのフェアデッキの減少を表していますね・・・。
今週の様なTempo合戦では《真の名の宿敵/TNN》がどこまで生きるのか疑問ですが、どうだったのでしょうね?特にBUGはそこそこの数がいるはずですが・・・。
逆に《森の知恵》のサイドイン率は相当な物だったはず。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71439
3位、Jared Boettcher氏のPatriotです。
活躍しねーのかなぁ?と疑問に思っていましたが、今回は多いですね。
単純なデッキパワーはTempoの中でも高めなので、正面戦闘に成ったら強い。
Jared氏のリストで注目なのは《もみ消し》3枚の存在。
通常この枠はギタ調が使われています。マナ域が高めな分スムーズな回しを優先するのは理解できます。
また、Patriot初期の《聖トラフトの霊》を軸に置いていた頃には実はこのもみ消しが一般的でした。
が、トラフトとのシナジーや打点速度の低下も相成ってこの枠は変わっていきます。
現状Comboも少ないですし、どこまで有効なのかは判断しかねますが、Miraclesの「奇跡」や天敵の《ヴェールのリリアナ》の[-2]を無力化できるだけでも価値は有るのでしょう。
加えて、これだけTempoが多い環境なら相手の《不毛の大地》を潰して自分の土地基盤を護るという役目も有ります。このデッキはマナカーブ型のデッキに比べて重めなため、マナ基盤の死守は生命線ですからね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71454
4位、John Wiley氏のBUG Delverです。
最近最も好調なBUGカラー。
が、このデッキはかなり異色です。
先ず、生物が17枚も採られており、代わりにPWはいません。
《死儀礼のシャーマン》のお陰で高マナ域にアクセスしやすくPWを使える事はこのデッキにとっては重要な要素の筈ですが・・・。特にLotVを抜く理由は今一つ不明ですが・・・。
が、生物おかずが非常に多いため、実はTempo戦になった時相手の除去札を確実に上回る物量を揃えているという事でもあります。ここをどう捉えるのか・・・。
また上記のPatriotでも見られた《もみ消し》の復活がここでも見られます。
矢張り意図は不明ですが、マナ基盤の保護は有るはず。が、このデッキの場合、生物の数=デッキの打点を考えれば初期のTeamAmericaの高僧の様に相手を減速させその間に殴り切るという最も基本的な使い方が当てはまるのではないかなぁ?と考えています。
Cliqeや《ゴルガリの魔除け》《毒の濁流》が無いのは今の潮流を表していますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71452
8位、Alex Johnson氏のBurnです。
《大歓楽の幻霊》を手に入れてからデッキの強さが一段階上がったBurnはSCGでも定期的に顔を見せるデッキになりましたね。
今はTier1.5程度には入れて良いレベルですかね?言い過ぎですか?
幻霊のお陰でよりライフを詰めやすくなったせいか《火炎破》に加えて《火炎の裂け目》の枚数も増えているように思います。このデッキでも4点火力6枚ですからね。ライフ10点以下は瞬殺されそうです。
生物の数もそれなりに言る現状のBurnですが《かき立てる炎》は使われそうにありませんね。まぁ期待値が精々3マナでは難しいですね。
サイドには《難問の鎮め屋》も増えた気がします。
確実に火力を通す事が出来ますし、除去の的を増やす事で幻霊のカウンター回数も増加させる事が出来ますね。
また《硫黄の渦》も併用される事が多いですが、Alex氏はサイドにも1枚採ってあり、計3枚です。Miraclesが多い状況ならかなり活きてくるカードでしょうね。私はてっきり幻霊が出た時にはこの渦はスイッチされるかと思っていましたが、併用されるのが当たり前ですね。まぁ効率が良いとは言えないですが確実にライフを詰めれるので幻霊の能力もより威力を増しますしね。
よく判らないのは《焼尽の猛火》を3枚も採っているにも拘らずフェッチは無し。
プレイングでカバーするんですかね?そんな面倒なことせずとも《灼熱の血》で良いと思いますが・・・。
まぁBurnの事はよく判りません。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71441
9位、Terry Vanderwall氏の赤単Sneakです。
まさかこんな古のデッキに会えるとは:(;゙゚’ω゚’):
このデッキはLegacy最初期の頃、エクステンデッドにてローリーさんが持ち込んだ赤単SneakをLegacy風にリメイクされ、時々見かけたデッキです。
その後もっと安定したStormがComboで幅を利かせる上に、10年前後からは《実物提示教育》を使ったSnTが誕生した為完全に駆逐されたデッキの筈ですが・・・。
構築はDragonStompyの生物の枠に《騙し討ち》のパーツを持ってきた感じですね。
《虚空の杯》《三なる宝球》《煮えたぎる歌》《血染めの月》《金属モックス》と一揃いです。
釣竿は基本の《騙し討ち》4枚に、2種目の《裂け目の突破》に加えて《紅蓮術》まで入ってます。針体s買うにサイドに置かれる事が多い紅蓮術ですが、このデッキの場合ドロースペルが無いため弾自体を増やす事にしたのでしょうね。
生物は比較的解りやすい物が並んでいます。基本のフィニッシャーは《引き裂かれし永劫、エムラクール》《世界棘のワーム》ですね。面白いのは《業火のタイタン》の存在。
Reanimaterが《墓所のタイタン》を入れる様に通常キャストの可能性も踏まえた存在でしょうね。個人的には2マナランドを貸しやすい《小走り破滅エンジン》もアリだとは思いますが、Cip能力の盤面支配力が桁違いであるため、まぁタイタン優先ですよね。
いやぁ、こんな懐かしい物を見れるとは・・・。
Legacyもまだ捨てたもんではないのか?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71463
10位、Chris Scagnelli氏のMavericktBです。
ここ最近はD&Tにすっかり立場を採られていますが、Legacyの生物ControlBeatdownと言えばやはりMaverick。
以前のRUG Delver一強体勢を崩したように、今のTempoにある程度のパンチを期待したいところですが。
1マナ生物が実質10枚(3+3+《緑の太陽の頂点》の4枚)があるので現在のManaDenial戦略にはかなり強い形になっています。
SfMのパッケージはバターは抜きで《梅沢の十手》に《光と影の剣》《火と氷の剣》の3本です。強引に殴りに行くのではなく生物の数を活かして状況により適切な装備品の調達を心掛けているようです。まぁバター出しとけば勝てるデッキはもう今はいませんしね・・・。
十手に加えてサイドに《盲信的迫害》まで取ってあり、他のデッキと異なり盤面の支配/スィーパーに力を入れているようです。対してD&Tと同じ難点を持っているため《萎れ葉のしもべ》も2枚採ってありますね。迫害も使えますし。
Tempoがこれだけ多い環境ならMaverickはかなり強いはずですし、Chris氏の様に《森の知恵》を入れる事だ更に強くなる事が出来ますね。もっと数は増えませんかね~。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71444
13位、Ed Demicco氏のGrixis Delverです。
《若き紅蓮術士/YPM》登場初期にはそこそこの数が見られたこのデッキですが最近はさっぱりですね。
YPMを使うのでもRUGや4cが主流です。
生物は宛らRUG Delverの様に3種4積12枚のシンプルな形。まぁYPMの関係上生物を増やしてスペルの数を減らしても仕方ないですからね。
その関係なのか《陰謀団式療法》がメインに入っていません。
YPMとの組み合わせはもはや定番ですがサイドに落してあります。まぁ単体で来てしまった場合に強いデッキではありませんからね。
個々でも見る事が出来る《もみ消し》。このデッキの場合は土地基盤を護る事が一番だと思います。YPMのためにスペルをキャストしていく事が基本ですからね。ただ、マナカーブ的にRUGにも酷似しているためManaDenial戦略としてもしっかり機能するでしょう。DrSがいる分RUG以上かもしれませんね。
分割火力が《Fire Covenant》なのはタルモと違いTokenでは突破力が低くチャンプ死するからでしょうね。
また生物保護の為、スィーパー対策に《ミジウムの外皮》が採られています。
他のデッキに見られない独特の構築であるGrixis故ですね。
こんな所ですか。
うんざりする程のU天国でTempoで溢れていますが、中身を見ているとかなり調整や改造が見られるデッキが多く今週は見ていて楽しかったですね。
特に目立ったのが今週は《もみ消し》の多さ。其々に理由がありそうですが様々なデッキで扱われています。
さて、今週はここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m
この文章がお役に立てば幸いです。
必ず揺れ戻しが起こるてな。そう何時まででも同じ事は続かない物だと・・・。
どうしてこうなった・・・。
皆さん、こんばんは。しもべです。
今週のSCG Openの結果↓
http://www.starcitygames.com/events/090814_syracuse.html
http://sales.starcitygames.com/deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=08/09/2014&end_date=08/10/2014&start=1&finish=16&city=Syracuse
今週の優勝はSam Roukas氏のUW Miraclesです。
以下Top16(上から順に1位→9位→16位)
UW Miracles
RUG Delver
Patriot
BUG Delver
Patriot
Patriot
BUG 続唱
Burn
------------------
赤単Sneak
Maverick
RUG Delver
ANT
Grixis Delver
High Tide
DeathBlade
Elves
どうしてこうなった・・・。
私が言っていた揺れ戻しってのはもっと・・、こう・・・(´・ω・`)
寧ろ駆逐されてるwww
出る杭無くなってますよwwww
という事で今週はUの大攻勢でした。え、先週もだって?
知らんがな(´・ω・`)
実にTop8中7名がUのデッキとか末期ですわ・・・。
また、Tempoデッキを非常に色鮮やかな活躍ぶり。後はEsperSfMとURがあれば完璧でしたねw
辛うじて存在する非Uデッキもこれと言った特徴は無いため勢力と言うには心許無い。
何とも恐ろしい結果になった物です。
もうNicFitやMaverick持ってってTempo壊滅させるしかないですわぁ(´・ω・`)
という事で、ここからは個別に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71442
一位、Sam Roukas氏のUW Miraclesです。
先週から引き続き連覇したUWtR Miraclesです。
が、先週とは違いTop16にいるのはSam氏だけなので先週よりは勢いが低下したとも言えます。
気になるリストですがなんと《思案》が4枚も採用されています。
多くても2枚が一般的なリストですがそれに比べ2枚も増やしています。デッキ内の回りの安定化を目指しているのでしょう。が、他のデッキと違い《渦まく知識》《師範の占い独楽》《精神を刻む者、ジェイス》が合わせて10枚以上積まれているこのデッキにとって、キャントリップでの安定性向上はそれほど必要は無く何時も圧縮されがちなはず。
それが4枚目一杯まで積まれているというのが衝撃です。
因みにスイッチされている枠は主に土地枠のフェッチと言っていいでしょう。
つまりこのデッキは土地にアクセスするカードを減らして代りにカード其の物へアクセスする方法を採っていると言えます。
元々土地基盤が安定しているこのデッキだからできる事かもしれませんね。
ヘビーコンにも拘らず中速のBUGやEsperよりも少ない土地枚数でも十分に回す事が出来るという事です。
まぁドローゴーのデッキだからこそ、カードのあくっせすに1マナ掛るようになっても耐えられるという事かもしれません。
他のリストは極めてシンプルですが生物が《瞬唱の魔道士》3枚のみに限定されているのはポンダーの影響も感じられなくも有りません。軽いスペルの増加によりScMの価値の上昇もそうですが、ブロッカーとして他の生物より立たせやすい軽さの優先にも取れます。
その分《造物の学者、ヴェンセール》や《ヴェンディリオン三人衆/Cliqe》の様な妨害がしにくいのですがU札自体が増えているため《Force of will》を切り易くなっています。2枚を換える事で4枚をより活かしやすくなるというのは良いですね。
土地が減っている分プアカウンターに弱い気もしますが、それでも《終末》4枚で固定されています。
「奇跡」を起こしやすいので土地4枚を並べる必要のある《至高の評決》より《終末》の方が良いという事ですかね?
サイドにはアグレッシブサイドボードの《石鍛冶の神秘家》+《殴打頭蓋》です。
Miraclesの様なデッキのアグレッシブサイドは本当に対策し辛いので厄介なんですよね・・・。
このデッキの可否はまだ不明ですが、このポンダー4枚体制が今後根付くのか・・・。
私、気になります(`・ω・´)
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71440
2位、Kale Thompson氏のRUG Delverです。
相変わらずの活躍を続けるRUG。このデッキが沈む事は無いんですかね。
デッキの自由枠に《呪文貫き》《呪文嵌め》の4枚体制でカウンターの大量追加、火力も《Chain Lightning》が3枚追加されておりかなり妨害札に力を入れているのが判ります。
ここ最近はここら辺は最小限で、残りの枠には《ギタクシア派の調査》を詰め込んでいましたが、このデッキでは最小限の枚数です。デッキの回りをスマートにするよりもデッキパワーを上げたいという事でしょう。
スネアを優先しているのがComboデッキの減少を、火力が分割火力でないのが非Uのフェアデッキの減少を表していますね・・・。
今週の様なTempo合戦では《真の名の宿敵/TNN》がどこまで生きるのか疑問ですが、どうだったのでしょうね?特にBUGはそこそこの数がいるはずですが・・・。
逆に《森の知恵》のサイドイン率は相当な物だったはず。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71439
3位、Jared Boettcher氏のPatriotです。
活躍しねーのかなぁ?と疑問に思っていましたが、今回は多いですね。
単純なデッキパワーはTempoの中でも高めなので、正面戦闘に成ったら強い。
Jared氏のリストで注目なのは《もみ消し》3枚の存在。
通常この枠はギタ調が使われています。マナ域が高めな分スムーズな回しを優先するのは理解できます。
また、Patriot初期の《聖トラフトの霊》を軸に置いていた頃には実はこのもみ消しが一般的でした。
が、トラフトとのシナジーや打点速度の低下も相成ってこの枠は変わっていきます。
現状Comboも少ないですし、どこまで有効なのかは判断しかねますが、Miraclesの「奇跡」や天敵の《ヴェールのリリアナ》の[-2]を無力化できるだけでも価値は有るのでしょう。
加えて、これだけTempoが多い環境なら相手の《不毛の大地》を潰して自分の土地基盤を護るという役目も有ります。このデッキはマナカーブ型のデッキに比べて重めなため、マナ基盤の死守は生命線ですからね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71454
4位、John Wiley氏のBUG Delverです。
最近最も好調なBUGカラー。
が、このデッキはかなり異色です。
先ず、生物が17枚も採られており、代わりにPWはいません。
《死儀礼のシャーマン》のお陰で高マナ域にアクセスしやすくPWを使える事はこのデッキにとっては重要な要素の筈ですが・・・。特にLotVを抜く理由は今一つ不明ですが・・・。
が、生物おかずが非常に多いため、実はTempo戦になった時相手の除去札を確実に上回る物量を揃えているという事でもあります。ここをどう捉えるのか・・・。
また上記のPatriotでも見られた《もみ消し》の復活がここでも見られます。
矢張り意図は不明ですが、マナ基盤の保護は有るはず。が、このデッキの場合、生物の数=デッキの打点を考えれば初期のTeamAmericaの高僧の様に相手を減速させその間に殴り切るという最も基本的な使い方が当てはまるのではないかなぁ?と考えています。
Cliqeや《ゴルガリの魔除け》《毒の濁流》が無いのは今の潮流を表していますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71452
8位、Alex Johnson氏のBurnです。
《大歓楽の幻霊》を手に入れてからデッキの強さが一段階上がったBurnはSCGでも定期的に顔を見せるデッキになりましたね。
今はTier1.5程度には入れて良いレベルですかね?言い過ぎですか?
幻霊のお陰でよりライフを詰めやすくなったせいか《火炎破》に加えて《火炎の裂け目》の枚数も増えているように思います。このデッキでも4点火力6枚ですからね。ライフ10点以下は瞬殺されそうです。
生物の数もそれなりに言る現状のBurnですが《かき立てる炎》は使われそうにありませんね。まぁ期待値が精々3マナでは難しいですね。
サイドには《難問の鎮め屋》も増えた気がします。
確実に火力を通す事が出来ますし、除去の的を増やす事で幻霊のカウンター回数も増加させる事が出来ますね。
また《硫黄の渦》も併用される事が多いですが、Alex氏はサイドにも1枚採ってあり、計3枚です。Miraclesが多い状況ならかなり活きてくるカードでしょうね。私はてっきり幻霊が出た時にはこの渦はスイッチされるかと思っていましたが、併用されるのが当たり前ですね。まぁ効率が良いとは言えないですが確実にライフを詰めれるので幻霊の能力もより威力を増しますしね。
よく判らないのは《焼尽の猛火》を3枚も採っているにも拘らずフェッチは無し。
プレイングでカバーするんですかね?そんな面倒なことせずとも《灼熱の血》で良いと思いますが・・・。
まぁBurnの事はよく判りません。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71441
9位、Terry Vanderwall氏の赤単Sneakです。
まさかこんな古のデッキに会えるとは:(;゙゚’ω゚’):
このデッキはLegacy最初期の頃、エクステンデッドにてローリーさんが持ち込んだ赤単SneakをLegacy風にリメイクされ、時々見かけたデッキです。
その後もっと安定したStormがComboで幅を利かせる上に、10年前後からは《実物提示教育》を使ったSnTが誕生した為完全に駆逐されたデッキの筈ですが・・・。
構築はDragonStompyの生物の枠に《騙し討ち》のパーツを持ってきた感じですね。
《虚空の杯》《三なる宝球》《煮えたぎる歌》《血染めの月》《金属モックス》と一揃いです。
釣竿は基本の《騙し討ち》4枚に、2種目の《裂け目の突破》に加えて《紅蓮術》まで入ってます。針体s買うにサイドに置かれる事が多い紅蓮術ですが、このデッキの場合ドロースペルが無いため弾自体を増やす事にしたのでしょうね。
生物は比較的解りやすい物が並んでいます。基本のフィニッシャーは《引き裂かれし永劫、エムラクール》《世界棘のワーム》ですね。面白いのは《業火のタイタン》の存在。
Reanimaterが《墓所のタイタン》を入れる様に通常キャストの可能性も踏まえた存在でしょうね。個人的には2マナランドを貸しやすい《小走り破滅エンジン》もアリだとは思いますが、Cip能力の盤面支配力が桁違いであるため、まぁタイタン優先ですよね。
いやぁ、こんな懐かしい物を見れるとは・・・。
Legacyもまだ捨てたもんではないのか?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71463
10位、Chris Scagnelli氏のMavericktBです。
ここ最近はD&Tにすっかり立場を採られていますが、Legacyの生物ControlBeatdownと言えばやはりMaverick。
以前のRUG Delver一強体勢を崩したように、今のTempoにある程度のパンチを期待したいところですが。
1マナ生物が実質10枚(3+3+《緑の太陽の頂点》の4枚)があるので現在のManaDenial戦略にはかなり強い形になっています。
SfMのパッケージはバターは抜きで《梅沢の十手》に《光と影の剣》《火と氷の剣》の3本です。強引に殴りに行くのではなく生物の数を活かして状況により適切な装備品の調達を心掛けているようです。まぁバター出しとけば勝てるデッキはもう今はいませんしね・・・。
十手に加えてサイドに《盲信的迫害》まで取ってあり、他のデッキと異なり盤面の支配/スィーパーに力を入れているようです。対してD&Tと同じ難点を持っているため《萎れ葉のしもべ》も2枚採ってありますね。迫害も使えますし。
Tempoがこれだけ多い環境ならMaverickはかなり強いはずですし、Chris氏の様に《森の知恵》を入れる事だ更に強くなる事が出来ますね。もっと数は増えませんかね~。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71444
13位、Ed Demicco氏のGrixis Delverです。
《若き紅蓮術士/YPM》登場初期にはそこそこの数が見られたこのデッキですが最近はさっぱりですね。
YPMを使うのでもRUGや4cが主流です。
生物は宛らRUG Delverの様に3種4積12枚のシンプルな形。まぁYPMの関係上生物を増やしてスペルの数を減らしても仕方ないですからね。
その関係なのか《陰謀団式療法》がメインに入っていません。
YPMとの組み合わせはもはや定番ですがサイドに落してあります。まぁ単体で来てしまった場合に強いデッキではありませんからね。
個々でも見る事が出来る《もみ消し》。このデッキの場合は土地基盤を護る事が一番だと思います。YPMのためにスペルをキャストしていく事が基本ですからね。ただ、マナカーブ的にRUGにも酷似しているためManaDenial戦略としてもしっかり機能するでしょう。DrSがいる分RUG以上かもしれませんね。
分割火力が《Fire Covenant》なのはタルモと違いTokenでは突破力が低くチャンプ死するからでしょうね。
また生物保護の為、スィーパー対策に《ミジウムの外皮》が採られています。
他のデッキに見られない独特の構築であるGrixis故ですね。
こんな所ですか。
うんざりする程のU天国でTempoで溢れていますが、中身を見ているとかなり調整や改造が見られるデッキが多く今週は見ていて楽しかったですね。
特に目立ったのが今週は《もみ消し》の多さ。其々に理由がありそうですが様々なデッキで扱われています。
さて、今週はここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m
この文章がお役に立てば幸いです。
ロボアニメ感想。最近のアルドノアゼロ、アルジェボルン
2014年8月11日 趣味アニメの感想。
・「アルドノア・ゼロ」
虚無さんが抜けてから多少マイルドと言うか、底が浅くなった感は有りますが、それでも相応に面白い。
鞠戸大尉についてはネット上で批判的な意見が多いんですが、言う程かなぁ?と言うのが現状の感想。
現状、彼は間違いなくPTSDですよね?元々戦場に残っているのがおかしい部類の人間です。それでも戦おうとしているだけ勇敢だとは思います。ポンコツなのは事実ですがねw
皮肉屋なのも事実ですが言ってることは間違ってないし、意味は有るように思います。
・戦闘で盛り上がっている学生に冷や水を掛けるようなセリフ
も多いですが、本当の事ですし、戦争に対する幻想を捨てさせ忌避感を持たせる事で、戦闘及び戦争其の物から生徒を遠ざけようとしている様に見えます。
普通に生徒想いでは?
少なくとも揉み手しながら学生を戦場に送り出す輩よりは遥かに良識のある判断です。
序盤の言動(学生に対してどう責任を取るのか?や戦場に残っている可能性のある生徒を迎えに行く等)からも判るように、かなり生徒想いの行動が目立ちます。
・「火星人も含めて全員軍人は童○(=実戦経験なしの素人+α)レベル」
そして学生がいざ強制召集されるとこの様な言葉を掛けて学生の緊張や気負いをほぐそうとしているように思えます。
しかもこれも実際的確な表現ですしね。
・他にも「元から戦争状態だった」「誰も気が付かないようにしていただけ」
等、冷静かつ現実を見据えた発言が圧倒的に多いのはこの人だけ。
これだけで十分真面な大人に見えますけどね・・・。
因みに実戦でも、今のところ近接格闘戦をまともに披露しているのは正規軍人を含めて彼だけ(主人公は取りついただけですから格闘戦とは少し違います。)その点から見ても彼の操縦能力は高いと判断できますので今後に期待。
6話はパンチ攻撃の危機を脱しただけで、相手は倒せていない+船は放棄である以上、7話は「ヘラス」との直接戦闘になる可能性が高い。という事で、ここら辺で復活してくれると思いますし期待。
なんせ彼のホームグラウンドですからね。
「ヘラス」は作中初めて出てきた遠距離兵器を備えた敵なので、どう攻略していくか楽しみですね。
実際、主人公も苦戦しています。スレインが強奪してきたカタフラクトと共に鞠と大尉の活躍を見たい。
因みにファンネル的な発言が多いですがどちらかと言うとファングでしょう。
とりあえず大尉に関しては「ポンコツ」なのは事実ですが「無能」ではない。
これが私の意見。
しかし話が進めば進む程、火星側の陣容の人物たちの残念度が進む・・・。
戦術お構いなしの戦闘に、味方同士での出し抜き/報奨争い、皇帝の勅命の無視とまぁやりたい放題です。
猪武者なのも事実ですが、本当に経験値ゼロだなぁというのがよく判る残念ぶりが多い。
所詮新兵。
彼我戦闘差が余りにもあるので思考停止しているのは判りますがね・・・。
その上自分たちの国/技術の核である「アルドノア」は解析できないので敵対勢力の地球人に解析させている始末。
もうこいつら選民思想とかナショナリスト/レイシストでさえない。
只の小物集団。
面白いアニメには敵側にも魅力ある人物が必要なのでどうにかなりませんかね・・・。
・「アルジェボルン」
5話を見てやっと判明しましたが、主人公は中2なんですねw
厨2ではなく中2。
これまでの暴走や他人無視の言動、自分に都合の良い解釈等も、この5話でそれが判明するとそこほど腹立たしい感じは無くなりました。
良くも悪くも自我が肥大化しがちでおセンチな年頃の思考回路だと思うとまぁこういう性格でも仕方ないかwwwで済んでしまいますね。
6話は、やっと味方の軍勢との共同作戦が見られると思ったら見方から囮の浮き駒として使われたでござる・・・。
しかし、その状況を逆用して、囮に使った味方軍を逆に囮にするというブレイクスルーで敵中突破。味方内で何してんだコイツら・・・。(アレで被害が起き勝ったら軍法会議もんですがね。)
よく味方が無能過ぎる!!と言うアニメの一般的な批判の一つがありますが、こういうのを見ると味方が屑である事より遥かにマシですよね、見る方の側としても。
しかし戦闘が丸々カットとは思わなんだ・・・。
只でさえロボットはCG使ってて枚数抑えているのに、どんだけ金無いんだこの制作スタジオ。
が、まぁ主人公もヒロインも今回の一件で成長の跡を見せているし、人間物語としては価値のある話でしたね。
それを見て確信しましたぜ、私は。
このアルジェボルンはロボアニメじゃねーと。
皆さん、こんばんは。しもべです。
CFBのCaleb氏の記事を簡単に一部意訳。
Modernは興味無いのでスルー。恐らく需要は無いですが、電波ビルダー的にはある意味重要な事を言われている気がします。
結果的に「不毛<やりたい動き」がデッキ中に存在するかどうか?という事ですよね。
ミラーが頻発するならこれもアリですが、全体的に見て不毛の強さが失われているわけでもありませんし。
と言うか単純に《魔力変》《ギタクシア派の調査》でデッキ密度を濃くするだけで良い気もしなくもない。デッキパワーは極めて低いが・・・。
何にせよ、既成概念に囚われるのは良くないという事でしょうね。
狂ったように不毛4積された時代も今は昔・・・です。
CFBのCaleb氏の記事を簡単に一部意訳。
Modernは興味無いのでスルー。恐らく需要は無いですが、電波ビルダー的にはある意味重要な事を言われている気がします。
Legacy Weapon On Reconsidering Wasteland, and Pyromancer Brews
By Caleb Durward // 6 Aug, 2014
《不毛の大地》はこれまで様々なDelver deckのほぼ全てに4枚投入されてきた。それはまるで怯えた子牛の様に、縮こまって変わる事は無かった。
ただし例外もある。《Force of will》は何処でどのような理由で(デッキ中に)在るのが正しいのかという事を説明されるまで誰もが4積をしていて、誰も抜こうとしなかった事を思い出してほしい。同じように(4積が当たり前とされる)《渦まく知識》も、《適者生存》+《復讐蔦》デッキの生物の数を増やすためにUG Survivalから私は抜いたんだ。
Tempoデッキで不毛をプレイする事が常という訳ではないんだ。ある時のことけど、4cスレッショルドを14~15枚の土地に不毛抜きの状態で使ったんだ。余剰のスロットにはその分多くの妨害札を入れたんだ。
MTGO上で、Vintageをプレイしている人たちがいるけど不毛は使っていないんだ。彼らはAgrro-Cotrolデッキで溢れているから妨害札を使っていて、デッキとしてはいつもその類のカードを欲しているから、彼らはもっと多くの妨害札を持つだろうし(もっと多くの妨害札を入れる事が出来る)他のデッキを使うのも良い。
僕はVintageがそういう環境なんだと理解したけど、それは僕に基礎となる自身の前提について自問する事になったんだ。
Grixis Tempoのミラーマッチをしているある夜に起こった事なんだ。僕らのリストはほぼ同一の物で、重要な違いは僕がMTGOで不毛を持っていなかった事で、私のデッキは4枚のより機能的な「スペル」を積んでいたんだ。消耗戦の末トップ勝負になった時、私は彼に後悔させる事が出来たんだ。
端に一マッチでも、Tempoデッキのミラーマッチでは1-1交換を繰り返すお陰で消耗戦になりがちだ。もしゲームが中盤に到達するんなら、トップ勝負できるデッキによりアドバンテージは有るだろ。
僕は不毛が悪いと言ってるわけじゃないし同時にTempoのミラーで優れているとも言ってない。ゲームが終盤に進むようなら、(勝ちに繋がる)自由枠を与えてくれるんだ。僕らは既に《秘密を掘り下げる者/DoS》のためにヤバい程のスペルの塊を欲してるけど、もし《若き紅蓮術士/YPM》を採用するんなら、より一貫してパワフルなデッキ構築になる様にスペルの数をもっと多く出来るんじゃないかな。
Patriotでは不毛にはマナソースとしての合理的な理由があるんだ、装備品と言うね。けどそれはDoSを反転しない様なスペル比重の高い極端なデッキの場合だ。もし対戦相手の《死儀礼のシャーマン》に対する回答を持っていないなら、不毛はただの土地よりもすっと酷いものになってしまう。
もし《不毛の大地》がTempoのミラーで必要が無いとしたら、そして基本地形をフェッチしてくるような不毛が役に立たないデッキ(Miracles、SnT、単色、NicFit)が多いなら、又は相手を殺すのに土地をそれほど必要としないデッキ(Storm)だったら、《不毛の大地》は単なる負債でしかないだろうね。サイドボーディングの記事で、僕は多くの人がサイドアウトの方法が未熟だと触れたけど、もし僕らが次の段階に進めたら?もし人々が最初からその様(要らない物を抜いておく)にしていたらどうなるだろう?
Unstock RUG
Lands
3 x Tropical Island
4 x Volcanic Island
4 x Flooded Strand
3 x Polluted Delta
Creatures
4 x Nimble Mongoose
4 x Delver of Secrets // Insectile Aberration
4 x Young Pyromancer
2 x Snapcaster Mage
Noncreature Spells
4 x Gitaxian Probe
4 x Brainstorm
4 x Daze
4 x Ponder
4 x Force of Will
4 x Lightning Bolt
2 x Forked Bolt
2 x Thought Scour
2 x Spell Snare
2 x Vapor Snag
Sideboard
3 x Flusterstorm
3 x Pyroblast
1 x Ancient Grudge
1 x Krosan Grip
3 x Submerge
3 x Tormod’s Crypt
1 x Pithing Needle
4枚目の《Volcanic Island》のためにフェッチをカットしたんだ。Rマナに依存するスペルの増加に伴い、不毛は重要ではなくなった。《もみ消し》について重要な事は自分の土地を守る役割もあるという事で、不毛は無いがRUGの様に3枚ずつのDual Landにした。
最初に、欲張りな《四肢切断》と《対抗呪文》を入れていたんだ。カンスぺは合理的なカードで幾つかのマッチでは素晴らしく、終盤でのTop勝負でも意味を持つ。一方、2ターン目にキャストするためのマナを抱えるなんてほとんどできず、一見するとよりコストのかかる《瞬唱の魔道士》の方が合理的だった。対して《四肢切断》は石ころ同然のマッチが有り、FoWのピッチにさえならない。
僕はDrewを捕まえて彼の考えを聞いてみた。正直あまり意見は合わなかったけど、2つの積極的な考えの兆しもあったお陰で、同時に他のどんな方法も採ってみる事は無いだろう。全ての事にも通ずるが、Magicと言うゲームにおける全体的な秘訣として相手を信用する時と自分自身を信じる時があるんだ。
様々な激励の後に、彼は《蒸気の絡みつき》を進めてくれたよ、それは素晴らしいセンスだったね。Tempoを稼げるスペルはYPMの1/1集団の中では目に見えるアドバンテージを作ってくれる素晴らしいスペルになるんだ。また《タルモゴイフ》の様なパーマネントへの解答はタルモに勝るYPM(の群れ)では必要ではない(≒だから除去ではなくバウンスで良い)。
全体的に、僕はこのリストを気に入っているよ。DoS系の他のデッキで不毛を削ったり完全に切ったりする行為は成功を収めることもあったんだ、けど君がDrSを使うなら不毛は優れたカードになるよ。ここでは僕らはDrSは使っていないし、ScMとYPMのために追加のスペルを使っているんだ。これならWin-Winだろ。
結果的に「不毛<やりたい動き」がデッキ中に存在するかどうか?という事ですよね。
ミラーが頻発するならこれもアリですが、全体的に見て不毛の強さが失われているわけでもありませんし。
と言うか単純に《魔力変》《ギタクシア派の調査》でデッキ密度を濃くするだけで良い気もしなくもない。デッキパワーは極めて低いが・・・。
何にせよ、既成概念に囚われるのは良くないという事でしょうね。
狂ったように不毛4積された時代も今は昔・・・です。
あのカードは今)回顧:《冷淡なセルキー》
2014年8月10日 しようかい コメント (4)
みなさん、こんばんは。しもべです。
Legacyも成立からもうすぐ10年。
日本でのGP開催も決まり益々盛況になる事が期待されます。
が、人に歴史ありと言う様に、歴史に人あり。MTGならば歴史にカード在り。
黎明期から随分と環境も様変わりしましたが、その中で様々なカードが使われては消えていきました。
嘗て一時的に人気を博し又は、いぶし銀の活躍で使われて、そして今はその面影も無いカード群をノスタルジアと共に振り返って行こうかなぁと思います。
単純な上位交換の出現で枠から締め出されたカードでは無く、環境の変化に伴い消えて言ったカードを挙げて行きたいですね。
悪まで独断と偏見による選考です。
個人的には、そういえばあんなカード在ったなぁwwと思いだしていただければ十分です。個人の記憶件感想ですので市場で間違っているかもしれませんが悪しからず。
:第一回はこのカード。
EVEにて刷られた知恵の魚。
3マナにしてパワー1と極めて貧弱ながら「島渡り」による高確率な渡りとそこから生まれる安定したドローが売りのカード。
環境が今よりも低速で且つUが支配していた頃、アドを継続的に取る手段としてCTG、Bant、Merfolk、時にMaverick等で使われました。
最初の頃は全く見向きもされない屑カードの1枚でしたが、[ネタ蒔き時]さんが全盛期の頃(大会に積極的に出ておられた頃)の0X年代後半に提唱され、その力を証明します。
前述のように環境にマッチしており且つ止める術も無ければ、溢れる程のアドを生んでくれました。またCTGでは守る手段が豊富で、BantやMerfolkでは強化する手段(《遍歴の騎士、エルズペス》《アトランティスの王》etc)があったため一撃で膨大なアドを生み出すその快感に酔ったプレイヤーも多かったようです。
一時期は本当によく見ました。
また、これにより[ネタ蒔き]さんが挙げるカードの相場値段が一時的に上昇するという現象まで起こるようにもなりました。
が、このカードは12~13年ごろから急速に表舞台から消えていきます。
明確な理由は不明ですが、
・環境の高速化
・除去過多の時代の襲来
・それに伴う3マナにしてアドも取れずパワーも低いカードへの評価の下落
・単純に扱いやすい完結した高KPカードの登場
等の複合的な物でしょう。
カード一枚一枚により大きな決定力かアドが重視されるようになり、こんな悠長なカードを使会っていられなくなったという事でしょう。
今でも「セルキー→エルズペス→4点パンチ!!+4点ドロー!!」が弱い動きであるとは思いません。
が、殴るなら《秘密を掘り下げる者》を使うし、3~4マナ域なら《真の名の宿敵》《断片無き工作員》や《精神を刻む者、ジェイス》を選択するプレイヤーが大半でしょう。Comboなら《実物提示教育》が有りますしね。
未だ相応のポテンシャルを覗かせながら、しかし今後活躍の場があるとは思えない空しいカード。
環境により表舞台から姿を消した哀しきカードですね。
因みにこの《知恵の蛇》の系譜ですが、高速環境である現Legacyでは厳しいカードタイプである事は事実ですが今現在も細々とした活躍をしています。主に使われているのは《トレストの密偵長、エドリック》でRUGや4c Delverに1枚挿しとして使われており、特に《若き紅蓮術士》と相まって大量のTokenから多量のダメージ+多量ドローをする様は嘗てのセルキーを思わせる物が在ります。
Legacyの歴史あり。
Legacyも成立からもうすぐ10年。
日本でのGP開催も決まり益々盛況になる事が期待されます。
が、人に歴史ありと言う様に、歴史に人あり。MTGならば歴史にカード在り。
黎明期から随分と環境も様変わりしましたが、その中で様々なカードが使われては消えていきました。
嘗て一時的に人気を博し又は、いぶし銀の活躍で使われて、そして今はその面影も無いカード群をノスタルジアと共に振り返って行こうかなぁと思います。
単純な上位交換の出現で枠から締め出されたカードでは無く、環境の変化に伴い消えて言ったカードを挙げて行きたいですね。
悪まで独断と偏見による選考です。
個人的には、そういえばあんなカード在ったなぁwwと思いだしていただければ十分です。個人の記憶件感想ですので市場で間違っているかもしれませんが悪しからず。
《Cold-Eyed Selkie/冷淡なセルキー》 (1)(U/G)(U/G)
クリーチャー — マーフォーク ならず者
島渡り
冷淡なセルキーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたはその点数に等しい枚数のカードを引いてもよい。
1/1
:第一回はこのカード。
EVEにて刷られた知恵の魚。
3マナにしてパワー1と極めて貧弱ながら「島渡り」による高確率な渡りとそこから生まれる安定したドローが売りのカード。
環境が今よりも低速で且つUが支配していた頃、アドを継続的に取る手段としてCTG、Bant、Merfolk、時にMaverick等で使われました。
最初の頃は全く見向きもされない屑カードの1枚でしたが、[ネタ蒔き時]さんが全盛期の頃(大会に積極的に出ておられた頃)の0X年代後半に提唱され、その力を証明します。
前述のように環境にマッチしており且つ止める術も無ければ、溢れる程のアドを生んでくれました。またCTGでは守る手段が豊富で、BantやMerfolkでは強化する手段(《遍歴の騎士、エルズペス》《アトランティスの王》etc)があったため一撃で膨大なアドを生み出すその快感に酔ったプレイヤーも多かったようです。
一時期は本当によく見ました。
また、これにより[ネタ蒔き]さんが挙げるカードの相場値段が一時的に上昇するという現象まで起こるようにもなりました。
が、このカードは12~13年ごろから急速に表舞台から消えていきます。
明確な理由は不明ですが、
・環境の高速化
・除去過多の時代の襲来
・それに伴う3マナにしてアドも取れずパワーも低いカードへの評価の下落
・単純に扱いやすい完結した高KPカードの登場
等の複合的な物でしょう。
カード一枚一枚により大きな決定力かアドが重視されるようになり、こんな悠長なカードを使会っていられなくなったという事でしょう。
今でも「セルキー→エルズペス→4点パンチ!!+4点ドロー!!」が弱い動きであるとは思いません。
が、殴るなら《秘密を掘り下げる者》を使うし、3~4マナ域なら《真の名の宿敵》《断片無き工作員》や《精神を刻む者、ジェイス》を選択するプレイヤーが大半でしょう。Comboなら《実物提示教育》が有りますしね。
未だ相応のポテンシャルを覗かせながら、しかし今後活躍の場があるとは思えない空しいカード。
環境により表舞台から姿を消した哀しきカードですね。
因みにこの《知恵の蛇》の系譜ですが、高速環境である現Legacyでは厳しいカードタイプである事は事実ですが今現在も細々とした活躍をしています。主に使われているのは《トレストの密偵長、エドリック》でRUGや4c Delverに1枚挿しとして使われており、特に《若き紅蓮術士》と相まって大量のTokenから多量のダメージ+多量ドローをする様は嘗てのセルキーを思わせる物が在ります。
Legacyの歴史あり。
このカードが使いたい)イカ刺し好き、その次はイカ飯が好き その弐
2014年8月7日 電波 コメント (4)
その続き
【Tempo/Beat】
それではTempo系に全く向いていないか?と言うと必ずしもそうでもない。
確かに置いたその場での行動力は低い(その上Socタイミング)ものの、キャントリップでデッキを掘っていくと言う行動基準それ自体が《地割れ潜み》とマッチしているため だ。親和性のあるパーツの多さで言えば決してControlに劣っているわけでは無い。
上ではTNNとの比較になった事もあるが、こちらではそれも含めて、そしてそれ以上に《タルモゴイフ》との比較になって来る。タルモゴイフに勝る点はRIP以外の墓地Hateに強い、U札、アドが稼げる、単体除去に強いという点。対してタルモは2マナと軽く単体でも相応に完成している。RUGの様に1~2マナで動けることを想定したデッキでは少々難しいかもしれない。
逆に3マナに到達できるようなデッキならばそれほど苦にはならないだろう。
その中で装備品に頼らないのならTNNも排除できる。
最高の3マナ域はCliqeですが役割が違うため比較の必要は無い。
アドの獲得手段に薄く物量と言う点でアーキタイプの薄い部分、特にFoW等のアドロスをこのカードで多少リカバーできるのは他の比較対象には無い点だとTempo系では思いますね。
考え付いたのはUB/UR/UBRと言う所謂クローシス(グリクシス)カラー。
特にUB/UBRは《死儀礼のシャーマン》がいるため3マナ域が苦にならない 。積極的に墓地を肥やす事もキャントリップを使っていきたいイカにはマッチしている。前述の通りハンデスで露払いできる のも美点。
そしてそこからUBRに至った理由は《若き紅蓮術士/YPM》+《陰謀団式療法》+《ギタクシア派の調査》のシナジーの存在 だ。
最初は、
ハンデス+能動的に生物を生け贄に出来るセラピー、そして0マナでキャントリップが出来るギタ調とイカとの3種其々が相性が良かった 点を思いついた。そしてセラピー+ギタ調を思いつけばYPMに到達するのは自明の理。
という事でここで2種類目のYPMの如くイカを投入し、それこそWee=Zeroxの様なChain型のクロックパーミッションならば行けるのではないか?と考えた次第だ。
また、セラピーは相手の札が見えない時は指定に悩む事が多いが、相棒がイカの場合対処されると嫌なカードがデッキに依って判り切っている。その上で打点もあるカードなので、典型的な前のめりなカード。「持っていられると困るカードを適当に指定する」動きの強さが保障されている。
因みにUB系はサイズのあるフィニッシャーとして《墓忍び》を担ぎ出す事も多いが、このイカならばサイズは確保できる。
単体で飛行は持たないが、Tokenになるならば似た様な物だし、墓地Hateにもかからない点が勝る。
YPM系はスィーパーに弱い欠点があるがサイズが確保してあるイカならば問題ない。
・《イゼットの魔除け》
:以前の記事でも挙げた1枚で2ドロー以上が出来るカード。
それ以外にも生物の除去、重いとはいえ一応のカウンターと万能な札。単体で相応の価値がある。ルーター特有のディスアドもPiGで回収できるので問題は無い。ルーター自体も要らない土地を捨てるだけなので使いやすい。唯一のネックは2マナである事。
・《発掘》
:墓地回収カードだが、僅か1マナの軽さが魅力。その上でサイクリングも有るためで「デッキを掘り進める」動きができ、通常のキャントリップの枠に1枚ぐらい挿んでおくと面白いかもしれない。
だが最も重要なのはイカを回収できる事では無く、1マナでScMを回収できる事。釣り上げたScMでブレストをFbするのがイカにとってもベストの動き。ScM事態を入れるかでデッキも変わってくるが・・・。まぁ入れても1枚。
・《セファリッドの円形競技場》
:スレッショルドが必要とはいえ1マナで3枚のルーターが出来る。
火力とイカTokenでブロッカーを確保できる目途が立っているのならばペイン要素も緩和され単体でも十分強い。只入れれても1~2枚。序盤に来ても悲しい事になるので・・・。
・《森の知恵》
:独楽の代わり。独楽より重く小回りが利かない分、起動にマナが掛らずアドを自力で稼げる。アド手段に乏しいTempoではメタによっては貴重な存在。ただこれで引き増しをするには痛すぎるのであくまでドロー操作が基本。
ここでW成分の話が出ないのはW系で採用される理由の一つたる《石鍛冶の神秘家》との相性が良いとは言えない為。
除去耐性は担ぎ手としては不安定だし、装備者の攻撃を本体に通す能力も薄い。またSfM自体がTempoデッキとしてはあまり有効なカードではない為、より完成度の高いTNNとの併用が遥かに有効。
故にWでイカを使う理由が薄い。
一応《翻弄する魔道士》で指定StPにするのも悪くは無いですが・・・。
1マナを封ずるという意味ではStPを完封できる《虚空の杯》のあるSeaStompyは・・・とか考えたんですがブレストを外すデメリットを超えるメリットが見つからないのでこれは流石に無い。敢えて言うなら《知識の渇望》が有りますが、ブレストとは比べるべくもない。
【ChainCombo】
最後はCombo要素。
といっても所詮殴るだけの生物なのでシナジーとComboの領域は曖昧ですが・・・。
まずはWee=Zerox。
上のクロパーでも名前が出ましたが、悪までこちらはChian型のCombo重視という事。何が違うのかと言うと同じキャントリップで掘っていくにしてもクロックパーミッションに対しての16ANTのような違いですね。掘る事がデッキ展開に繋げる動きなのではなく直に勝ち手段に繋がるという意味 で。
ハンデスやカウンターよりも明確にハンドをつなげていく事が重要になります。
《秘密を掘り下げる者》《若き紅蓮術士》に加え《窯の悪鬼》ですね。ここに追加として2枚ほど加えたい形。
因みに《ニヴメイガスの精霊》+《天主の勢力》型でも運用は出来ます。
以前出た《魔心のキマイラ》よりもある意味では良いかも知れません。自分で勝手に成長していくため《天主の勢力》の強化対象としても悪くない。ただ、矢張りニヴメイガスがリムーブしてしまうため何処まで共存できるかが難しいですね。
次は《投げ飛ばし》との併用。
所謂「フライングノート」ですね。
これまで通りURにして《ファイレクシアン・ドレッドノート》+《もみ消し》の形に、《稲妻》やScM、DoS等を加えていく形。
アタッカーが不足しがちなデッキなのでそこそこにマッチするでしょう。
UBと言う案も実はありますね。
除去にスタックは出来ませんが《消耗の儀式》が有るので、殴り合いには強い。
打点は確保できる事を考えれば《苛まれし思考》と言う手も有りますしね、《突然の衰微》が怖い相手なら打消しよりハンデスも有る方が良いので一概にUR > UBとは言えないんですよね。
最後はまぁ、最も電波な案。
《囁く狂気》との併用案ですが、更に魔改造したくなりました。
3マナ→4マナとカーブの相性も良く効果もシナジーが有るのですが、片方が生物である為どうしても安定はし辛いでしょう。という事で追加の相棒を探しながら、どうせならハンデス成分も利用したいという事で出てきたのが《無駄省き》。
《リリアナの愛撫》でも良いのですが《囁く狂気》の「暗号」を活かすならTokenを出せる《無駄省き》を優先でしょう。
ついでに「引いて捨てる」カードももっと増やそうという事で《セファリッドの円形競技場》や《燃え立つ調査》も追加。
これらでグルグルする案ですね。
注意点は、余りハンデスで相手のハンドが減っても旨味が無いため通常のハンデスは採用しづらい所ですかね。減らしたところで《囁く狂気》で補充されてしまいますし。飽くまで最低限に努める事です。同じくこの形では《ヴェールのリリアナ》が極めて弱いのも残念。
他にもハンドの枚数分引く《変化の風》や7枚格的で引ける上にマナカーブの相性の良い《先細りの収益》も面白い。がどちらもアド損をするのでリスクが大きすぎる。
因みに追加のコンボ要素はハンデス部分では無くドロー部分に目を留めれば《地獄界の夢》が有ります。
が、ダメージ効率が悪い事がネック。効果自体は安定していますがね。《ファイレクシアの暴政》なら強力なのですが恐らく自分が死ぬ。《変化の風》の様なカードも有るので相応に良い動きはするのですがね・・・。
とまぁ、こんなところですね。
Combo成分はまぁジョニー枠として、ControlとTempoでどちらが相性が良いかと言うと個人的にはControl かな?と書いていて思いました。
やはり3マナからセッティングが始まるという部分がTempoデッキでは無理が過ぎるように思います。そもそも3マナでSocタイミングでの挙動の時点でTempoには苦しい物が在りますし。
まぁしかし、SfMなんてTempoの欠片も無いカードがデッキとして成立しているのなら、イカの可能性も無いとは思いませんが。
がしかし、
それよりは安定した成長、ブロッカーとしての期待がもてるControlでどっしり使っていく方が良い のではないかなぁ?と言うのが現時点での見解ですね。
特にKPが高いデッキは枠にも多少余裕が在るためシナジーを増やしたりする事もしやすい。デッキとしての調整の幅が有るんですよね。という事で組んで一度使ってみますかね~。
Chain型のクロパーでも試してみたい、と言うよりギタ調+セラピーでどこまで生きるのかを見てみたいです。少なくともTNNとか言う明らかに単体で浮いている魚より役に立つと思うんですがね。
P.S.
《大あわての捜索》か《噴出》が欲しい です。
【Tempo/Beat】
それではTempo系に全く向いていないか?と言うと必ずしもそうでもない。
確かに置いたその場での行動力は低い(その上Socタイミング)ものの、キャントリップでデッキを掘っていくと言う行動基準それ自体が《地割れ潜み》とマッチしているため だ。親和性のあるパーツの多さで言えば決してControlに劣っているわけでは無い。
上ではTNNとの比較になった事もあるが、こちらではそれも含めて、そしてそれ以上に《タルモゴイフ》との比較になって来る。タルモゴイフに勝る点はRIP以外の墓地Hateに強い、U札、アドが稼げる、単体除去に強いという点。対してタルモは2マナと軽く単体でも相応に完成している。RUGの様に1~2マナで動けることを想定したデッキでは少々難しいかもしれない。
逆に3マナに到達できるようなデッキならばそれほど苦にはならないだろう。
その中で装備品に頼らないのならTNNも排除できる。
最高の3マナ域はCliqeですが役割が違うため比較の必要は無い。
アドの獲得手段に薄く物量と言う点でアーキタイプの薄い部分、特にFoW等のアドロスをこのカードで多少リカバーできるのは他の比較対象には無い点だとTempo系では思いますね。
考え付いたのはUB/UR/UBRと言う所謂クローシス(グリクシス)カラー。
特にUB/UBRは《死儀礼のシャーマン》がいるため3マナ域が苦にならない 。積極的に墓地を肥やす事もキャントリップを使っていきたいイカにはマッチしている。前述の通りハンデスで露払いできる のも美点。
そしてそこからUBRに至った理由は《若き紅蓮術士/YPM》+《陰謀団式療法》+《ギタクシア派の調査》のシナジーの存在 だ。
最初は、
ハンデス+能動的に生物を生け贄に出来るセラピー、そして0マナでキャントリップが出来るギタ調とイカとの3種其々が相性が良かった 点を思いついた。そしてセラピー+ギタ調を思いつけばYPMに到達するのは自明の理。
という事でここで2種類目のYPMの如くイカを投入し、それこそWee=Zeroxの様なChain型のクロックパーミッションならば行けるのではないか?と考えた次第だ。
また、セラピーは相手の札が見えない時は指定に悩む事が多いが、相棒がイカの場合対処されると嫌なカードがデッキに依って判り切っている。その上で打点もあるカードなので、典型的な前のめりなカード。「持っていられると困るカードを適当に指定する」動きの強さが保障されている。
因みにUB系はサイズのあるフィニッシャーとして《墓忍び》を担ぎ出す事も多いが、このイカならばサイズは確保できる。
単体で飛行は持たないが、Tokenになるならば似た様な物だし、墓地Hateにもかからない点が勝る。
YPM系はスィーパーに弱い欠点があるがサイズが確保してあるイカならば問題ない。
・《イゼットの魔除け》
:以前の記事でも挙げた1枚で2ドロー以上が出来るカード。
それ以外にも生物の除去、重いとはいえ一応のカウンターと万能な札。単体で相応の価値がある。ルーター特有のディスアドもPiGで回収できるので問題は無い。ルーター自体も要らない土地を捨てるだけなので使いやすい。唯一のネックは2マナである事。
・《発掘》
:墓地回収カードだが、僅か1マナの軽さが魅力。その上でサイクリングも有るためで「デッキを掘り進める」動きができ、通常のキャントリップの枠に1枚ぐらい挿んでおくと面白いかもしれない。
だが最も重要なのはイカを回収できる事では無く、1マナでScMを回収できる事。釣り上げたScMでブレストをFbするのがイカにとってもベストの動き。ScM事態を入れるかでデッキも変わってくるが・・・。まぁ入れても1枚。
・《セファリッドの円形競技場》
:スレッショルドが必要とはいえ1マナで3枚のルーターが出来る。
火力とイカTokenでブロッカーを確保できる目途が立っているのならばペイン要素も緩和され単体でも十分強い。只入れれても1~2枚。序盤に来ても悲しい事になるので・・・。
・《森の知恵》
:独楽の代わり。独楽より重く小回りが利かない分、起動にマナが掛らずアドを自力で稼げる。アド手段に乏しいTempoではメタによっては貴重な存在。ただこれで引き増しをするには痛すぎるのであくまでドロー操作が基本。
ここでW成分の話が出ないのはW系で採用される理由の一つたる《石鍛冶の神秘家》との相性が良いとは言えない為。
除去耐性は担ぎ手としては不安定だし、装備者の攻撃を本体に通す能力も薄い。またSfM自体がTempoデッキとしてはあまり有効なカードではない為、より完成度の高いTNNとの併用が遥かに有効。
故にWでイカを使う理由が薄い。
一応《翻弄する魔道士》で指定StPにするのも悪くは無いですが・・・。
1マナを封ずるという意味ではStPを完封できる《虚空の杯》のあるSeaStompyは・・・とか考えたんですがブレストを外すデメリットを超えるメリットが見つからないのでこれは流石に無い。敢えて言うなら《知識の渇望》が有りますが、ブレストとは比べるべくもない。
【ChainCombo】
最後はCombo要素。
といっても所詮殴るだけの生物なのでシナジーとComboの領域は曖昧ですが・・・。
まずはWee=Zerox。
上のクロパーでも名前が出ましたが、悪までこちらはChian型のCombo重視という事。何が違うのかと言うと同じキャントリップで掘っていくにしてもクロックパーミッションに対しての16ANTのような違いですね。掘る事がデッキ展開に繋げる動きなのではなく直に勝ち手段に繋がるという意味 で。
ハンデスやカウンターよりも明確にハンドをつなげていく事が重要になります。
《秘密を掘り下げる者》《若き紅蓮術士》に加え《窯の悪鬼》ですね。ここに追加として2枚ほど加えたい形。
因みに《ニヴメイガスの精霊》+《天主の勢力》型でも運用は出来ます。
以前出た《魔心のキマイラ》よりもある意味では良いかも知れません。自分で勝手に成長していくため《天主の勢力》の強化対象としても悪くない。ただ、矢張りニヴメイガスがリムーブしてしまうため何処まで共存できるかが難しいですね。
次は《投げ飛ばし》との併用。
所謂「フライングノート」ですね。
これまで通りURにして《ファイレクシアン・ドレッドノート》+《もみ消し》の形に、《稲妻》やScM、DoS等を加えていく形。
アタッカーが不足しがちなデッキなのでそこそこにマッチするでしょう。
UBと言う案も実はありますね。
除去にスタックは出来ませんが《消耗の儀式》が有るので、殴り合いには強い。
打点は確保できる事を考えれば《苛まれし思考》と言う手も有りますしね、《突然の衰微》が怖い相手なら打消しよりハンデスも有る方が良いので一概にUR > UBとは言えないんですよね。
最後はまぁ、最も電波な案。
《囁く狂気》との併用案ですが、更に魔改造したくなりました。
3マナ→4マナとカーブの相性も良く効果もシナジーが有るのですが、片方が生物である為どうしても安定はし辛いでしょう。という事で追加の相棒を探しながら、どうせならハンデス成分も利用したいという事で出てきたのが《無駄省き》。
《リリアナの愛撫》でも良いのですが《囁く狂気》の「暗号」を活かすならTokenを出せる《無駄省き》を優先でしょう。
ついでに「引いて捨てる」カードももっと増やそうという事で《セファリッドの円形競技場》や《燃え立つ調査》も追加。
これらでグルグルする案ですね。
注意点は、余りハンデスで相手のハンドが減っても旨味が無いため通常のハンデスは採用しづらい所ですかね。減らしたところで《囁く狂気》で補充されてしまいますし。飽くまで最低限に努める事です。同じくこの形では《ヴェールのリリアナ》が極めて弱いのも残念。
他にもハンドの枚数分引く《変化の風》や7枚格的で引ける上にマナカーブの相性の良い《先細りの収益》も面白い。がどちらもアド損をするのでリスクが大きすぎる。
因みに追加のコンボ要素はハンデス部分では無くドロー部分に目を留めれば《地獄界の夢》が有ります。
が、ダメージ効率が悪い事がネック。効果自体は安定していますがね。《ファイレクシアの暴政》なら強力なのですが恐らく自分が死ぬ。《変化の風》の様なカードも有るので相応に良い動きはするのですがね・・・。
とまぁ、こんなところですね。
Combo成分はまぁジョニー枠として、ControlとTempoでどちらが相性が良いかと言うと個人的にはControl かな?と書いていて思いました。
やはり3マナからセッティングが始まるという部分がTempoデッキでは無理が過ぎるように思います。そもそも3マナでSocタイミングでの挙動の時点でTempoには苦しい物が在りますし。
まぁしかし、SfMなんてTempoの欠片も無いカードがデッキとして成立しているのなら、イカの可能性も無いとは思いませんが。
がしかし、
それよりは安定した成長、ブロッカーとしての期待がもてるControlでどっしり使っていく方が良い のではないかなぁ?と言うのが現時点での見解ですね。
特にKPが高いデッキは枠にも多少余裕が在るためシナジーを増やしたりする事もしやすい。デッキとしての調整の幅が有るんですよね。という事で組んで一度使ってみますかね~。
Chain型のクロパーでも試してみたい、と言うよりギタ調+セラピーでどこまで生きるのかを見てみたいです。少なくともTNNとか言う明らかに単体で浮いている魚より役に立つと思うんですがね。
P.S.
《大あわての捜索》か《噴出》が欲しい です。
このカードが使いたい)イカ刺し好き、その次はイカ飯が好き その壱
2014年8月7日 電波 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
M15発売後、ダラダラと《地割れ潜み》について考えていました。
他のDNの方の意見なども考えつつ書いていたら ひたすら長文になったので、読まれるのが面倒な方は結論に飛んでください ww
:嘗ての《知識鱗のコアトル》のリメイク版。
単色になって単体のサイズが下がったものの、PiG能力が追加された。
これまでコアトル最大の弱点が、サイズは巨大化しやすい物の除去耐性が皆無であり、除去された場合のアドロスが大きすぎる点があった。これはPiG能力によりその弱点を補っているどころか、Eternalと言う環境柄補って余りある能力になっている。
無論、
・バウンス/リムーブには未だ弱い点
・チャンプブロックされる点
・そもそもSocタイミング
はある物の、残っている弱点を緩和しつつ強力な効果に拍車を掛けた点は評価できる。
このPiG能力の優れた点は2つある。
・費用対効果以上のアドを生める可能性
・EternalはUが主流であるため、「島渡り」が極めて強力な点。
である。
特に前者はドロースペルで1枚以上引けるカードならば2-1交換以上の効率になっており、直的なカードの効果度外視とは言えアドの回収では収まらない強さだと思う。
矢張り積極的にカードをドローしていくキャントリップを多量に積んだようなデッキである事が望ましいのでその点からシナジーのあるカードおよびデッキを考えていきたい。
注意しなければいけないのは、このカードは3マナであり単体では何もしない事。
幾らハイリターンが狙えるカードでもよほど上手く組まない限り、3マナと言う重さはかなり厳しい物が在る。特に殴るだけならば《真の名の宿敵/TNN》が存在する点がこのカードにとっては向い風。違いを明確にしておく必要はある。
TNNとは除去耐性も親和性があるカードも全く異なるので、使い分けが出来るのは重要な点。
・単体除去に強いがスイーパーに弱いTNN と StP/PtE以外には強いイカ。
・単体でもそこそこ機能し装備品と相性が良いTNN と 単体では弱い代わりにキャントリップと言うUのデッキの血肉と相性の良いイカ
判り易く面白い違い。
イカはデッキを大きく歪める必要性が無いのは美点ですかね。
また、《突然の衰微》《ヴェールのリリアナ》に除去を頼っているBUG系には特に強い点は特徴。BUGには特に弱いTNNとは対照的。
個人的にはアドや除去耐性、マナ域を考えるに《真の名の宿敵》と《未練ある魂》の中間のような感覚を持っています。
最高の相棒は《渦まく知識/ブレスト》である事は疑いようのない事実。
Insで3ドローなので瞬時に4/4まで化ける。相手の除去にスタックするだけでコンバットトリックになるし、Tokenも3個残せる。
Uのデッキ最高のカードの一つなのでその部分を否定する必要は何処にも無い。最高のカードと最高の相性を誇るイカの強さ
注意したいのはイカを置いてすぐにブレスト等をしない事。
死亡するカードならともかく返しにStP喰らったりJtMsでバウンスされると目も当てられないので。
【Midrange/Control】
:その上で同時に名前が挙がるのが《精神を刻む者、ジェイス/JtMs》。
[0]でブレストが撃てる上にマナカーブにも沿っている。また[-1]でブロッカーを退かす事に依ってチャンプブロックに弱いという弱点を補う事も出来る。同時に、イカ自体がPiG能力も含めブロッカーとして非常に優秀である点も追風。単体でゲームを決める力を持つJtMsを護る事が出来る。
総じて非常に親和性が高い。
ここで理解できるのがイカ自体がControlのフィニッシャーと言う枠。
瞬間的な打点にもなるし、PWを助けて長期戦を粘れる点もある。正に理想の一つ。
案の一つに《相殺》《師範の占い独楽》を使った相殺Controlがある。
これにより除去から守る事もしやすい。特に一番の難点だったStP/PtEを相殺で高確率で弾ける事が出来、同時に相殺ロックの弱点の一つである《突然の衰微》には強いイカの特性がある。両方の除去を採用するデッキはまず無い(大会に数人しかいない様なJunkぐらいだからね・・・行ってて悲しくなってきた。)ため、揃える事でお互いの難点を補う事が出来るという訳だ。また独楽は2枚を揃える事で1マナで1ドローしてお互いをグルグルする事が出来る。「Sensei-Sensei」や「High Tide」に用いられる方法だが、ここでもそれで簡単なフィニッシャー作成に関われる。独楽は先置きして0マナスタックで起動出来る為3ターン目キャストでも隙を埋めやすい。1ドローと1/1の価値は天秤にかける必要はあるが・・・。
この案としては「奇跡」要素を抜いたMiraclesの様な物と考えれば判り易い。
種類としてはUW型かU単型がある。
UW型の最大の利点はStPによる簡便な除去と《至高の評決》による完結したリセットボタンの存在。
防御が固く、フィニッシャーであるイカとPWの両方が評決との相性が良い点が活きる。WのPWを使える点も利点。
U型の利点は単色である点。
即ち《基本に帰れ》等を利用した特殊地形虐めが出来る事。
相手に特殊地形を虐められることもないためマナを伸ばし易い。M15で《霊気渦竜巻》と言う素晴らしいリセットボタンが出来たのも良い。あまり優れた除去とは言い難いが《猿術》も有る。他にも《ヴィダルケンの枷》がある。こちらも攻防一体の素晴らしいAtfなので思ったよりも打点は下がらないと思われる。寧ろ単に除去するだけのUWよりも強い打力は上かもしれない。
ControlはKPを追従できるし、カウンターにもあまり比重を寄せる必要もリセットボタン等妨害カードの豊富さでないためキャントリップも使いやすいデッキタイプ。
他のカード
・《海の神、タッサ》
:CTGコントロールのタルモの部分を担う可能性を考えていたものの、《地割れ潜み》にその枠を譲る。
タッサは同じくフィニッシャー候補だが悪までサブ。重要なのはアンブロッカブルにする起動能力でイカをサポートできる。「占術1」でキャントリップを探せる点も素晴らしい。
置物としてしっかり機能できる。
また相殺+JtMs+本体で顕現できるため、追加のフィニッシャー枠としての価値も十分にある。2枚目の相殺の使い道になる。こちらもイカと同じくStP-衰微の関係性を相殺と築けている。
低速Controlならどの形でもいける。
マナ域が被るので枚数は積めないが・・・。
・《対立》
:JtMsとマナ域が競合するため、なかなか日の目を見ないがかなり凶悪な置物。
特にこのイカの様にTokenを稼げるのならJtMsの[+2]以上のロックを決めてしまえる。単純に相手のブロッカーを寝かせる事も出来るため殴り合いにも強い。JtMsが万能なら、こちらは特化仕様と知ったところ。
ここまでするのなら《波使い》も欲しくなる。
・《失敗の宣告》
:《相殺》の代わりに採用出来得るカード。
相殺ロックは出来ないものの、特定のカードを締め出せるという利点がある。《地割れ潜み》の様に明確に苦手な物が決まっているカード相手の場合は単体で機能するこちらの方がむしろ使いやすいとも言える。
独楽の枠を開ける事が出来るので、より柔軟な選択が出来る。
最大の問題は起動に1マナ掛るので「独楽→相殺→イカ」の様に並べる事が出来ず、テンポロスするか構え無しで置くかと言う動きを取らざるを得ない事。
・《群れの統率者アジャニ》/《遍歴の騎士、エルズペス》
:WのPW枠。
アジャニはほぼ専用の性能。
とは言え[+1]でただサイズを上げるだけでなく、後のアドにも繋げ易い点が光る。また瞬間的にサイズを膨張させやすい性質から[-3]で「飛行+2段攻撃」を付与する事で一撃の圧力を持たせる事も出来る。
対してエルズペスは単体で極めて強い。
場の制圧力もある。一応[+1]の《天使の祝福》がイカと相性が良い程度だが、他に影響されない強さが有るのが売り。一々サイズを挙げなくとも十分フィニッシャー級に成長させる事も出来る。
この枠最大の問題は併用するなら《聖トラフトの霊》でいい。と言う結論に陥る処。
次に出てくるのがUBGの様なUBxControlデッキ。
こちらはハンデスにより事前にStPのような癌を弾いておける点と破壊/生贄(布告)系スペルが主体である点が売り。特に《無垢の血》が最高の除去になる。この色の組み合わせを利用する理由足り得るほど相性が良い。
リセットボタンに《破滅的な行為》がある点も心強い。
また続唱系のMidrangeでも扱える。
《悪意の大梟》により防衛は任せる事が出来るのでより攻めやすくなりキャントリップも活きる。また《断片無き工作員》→《祖先の幻視》が在るためドロー成分は非常に強い。
UW系よりもリセットボタンで劣るため防衛力は低いものの、その分膨大なアドを狙える。
色拘束も薄くマナ域もずれているアタッカーと言う観点から見れば《Hymn to Tourach》との共存も比較的可能かもしれない。
問題は《安らかなる眠り》に弱いというタルモと同じ難点を抱えている事か。
・《概念泥棒》
:サイドから対U様に用いられるカード。
メインからイカで対Uを高めている状況で更にHate値を高める事が出来る。
自分だけでなく相手のブレストまで利用できるのでより以下の強化に繋がり易い。
と言うか相手はブレストと合わせて3枚ハンドが減って、こちらの場には計6打点が残るという状況ならまずゲームセット。
でも、そもそも相手のブレスト奪った時点でほぼ勝てるのでオーバーキルにもほどがある。
他に出てくるのはUR BurnControl型。
カウンターと火力除去で支配しながらエンドに本体火力を撃ちこむデッキ。
利点は軸の異なる攻撃手段がある事。デッキ構築やゲームプラン次第で相手の除去のプレイング、サイドの/インアウトもある程度コントロールできる点。
加えて《瞬唱の魔道士》が最も強いデッキである点が活きる。
・《瞬唱の魔道士》
:それだけでも素晴らしくほぼどのデッキでも強いが、貴重な打点分が増える。
これまではフィニッシュ手段として《稲妻》を合わせる事が推奨され、その打線の細さから貴重な存在でもあったが、イカと組わせる事で結果的にブレストでも打点3~が確保できることになる。イカを入れる事でデッキの打撃力が総合的に見て格段に上がることになる。
StP等を再利用できるUWも素晴らしいが勝ちに直結させやすいURが最高の繋がり。
・《紅蓮破》/《赤霊破》
:サイド御用達の対Uキラーカード。
が、このデッキでは巨大化したイカを自ら破壊する時の役にも立つ。
リムーブ除去/バウンス等にカウンターが無い場合の応急処置として有効。もちろん本来の用途優先ですが、そこだけで強いため余剰効果があるならそれに越した事は無い。
・《ダク・フェイデン》
:[+1][-6]は強いがJtMsを押しのけて採用する要素が見当たらない。
敢えて言うなら[+1]で忠誠値を伸ばしながらイカを強化できる点。JtMsの[0]をしているだけでは奥義には到達できませんからね。ただ[0]を連打できる状況ならイカは十分大きくなるのでフィニッシャーはそれで十分と言うね。
最後に以前挙げたBlueMoonのフィニッシャー候補。
もともと環境柄強い「島渡り」と言う能力を《広がりゆく海》を利用する事で強引に扱う事が出来る。
《血染めの月》《広がりゆく海》の2種で相手の土地基盤を破壊できるのでそれだけで勝てる場合もあるし、その上重要なのはその2種によって任意の土地を潰せる点。つまり《平地》を含むStPのキャストに繋がるWマナ源を潰す事でより安全にイカを運用できるという訳だ。これさえ押さえておけばブロッカーとしての性能を既に証明されているので安定してControlデッキとして運用する事が出来る。
何れも、安定してサイズを増強させる下地の有るデッキ群。
妨害、カウンター、加えて低速。
単体で置いておいても直には困らない。
故にその内にブロッカーにもフィニッシャーにもなる。
つづく
M15発売後、ダラダラと《地割れ潜み》について考えていました。
他のDNの方の意見なども考えつつ書いていたら ひたすら長文になったので、読まれるのが面倒な方は結論に飛んでください ww
《Chasm Skulker/地割れ潜み》(2)(U)
クリーチャー イカ(Squid) ホラー(Horror)
あなたがカードを1枚引くたび、地割れ潜みの上に+1/+1カウンターを1個置く。
地割れ潜みが死亡したとき、島渡りを持つ青の1/1のイカ(Squid)・クリーチャー・トークンをX体戦場に出す。Xは、地割れ潜みの上に置かれている+1/+1カウンターの総数である。(それらは防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
1/1
(http://mtgwiki.com/wiki/%E5%9C%B0%E5%89%B2%E3%82%8C%E6%BD%9C%E3%81%BF/Chasm_Skulker)
:嘗ての《知識鱗のコアトル》のリメイク版。
単色になって単体のサイズが下がったものの、PiG能力が追加された。
これまでコアトル最大の弱点が、サイズは巨大化しやすい物の除去耐性が皆無であり、除去された場合のアドロスが大きすぎる点があった。これはPiG能力によりその弱点を補っているどころか、Eternalと言う環境柄補って余りある能力になっている。
無論、
・バウンス/リムーブには未だ弱い点
・チャンプブロックされる点
・そもそもSocタイミング
はある物の、残っている弱点を緩和しつつ強力な効果に拍車を掛けた点は評価できる。
このPiG能力の優れた点は2つある。
・費用対効果以上のアドを生める可能性
・EternalはUが主流であるため、「島渡り」が極めて強力な点。
である。
特に前者はドロースペルで1枚以上引けるカードならば2-1交換以上の効率になっており、直的なカードの効果度外視とは言えアドの回収では収まらない強さだと思う。
矢張り積極的にカードをドローしていくキャントリップを多量に積んだようなデッキである事が望ましいのでその点からシナジーのあるカードおよびデッキを考えていきたい。
注意しなければいけないのは、このカードは3マナであり単体では何もしない事。
幾らハイリターンが狙えるカードでもよほど上手く組まない限り、3マナと言う重さはかなり厳しい物が在る。特に殴るだけならば《真の名の宿敵/TNN》が存在する点がこのカードにとっては向い風。違いを明確にしておく必要はある。
TNNとは除去耐性も親和性があるカードも全く異なるので、使い分けが出来るのは重要な点。
・単体除去に強いがスイーパーに弱いTNN と StP/PtE以外には強いイカ。
・単体でもそこそこ機能し装備品と相性が良いTNN と 単体では弱い代わりにキャントリップと言うUのデッキの血肉と相性の良いイカ
判り易く面白い違い。
イカはデッキを大きく歪める必要性が無いのは美点ですかね。
また、《突然の衰微》《ヴェールのリリアナ》に除去を頼っているBUG系には特に強い点は特徴。BUGには特に弱いTNNとは対照的。
個人的にはアドや除去耐性、マナ域を考えるに《真の名の宿敵》と《未練ある魂》の中間のような感覚を持っています。
最高の相棒は《渦まく知識/ブレスト》である事は疑いようのない事実。
Insで3ドローなので瞬時に4/4まで化ける。相手の除去にスタックするだけでコンバットトリックになるし、Tokenも3個残せる。
Uのデッキ最高のカードの一つなのでその部分を否定する必要は何処にも無い。最高のカードと最高の相性を誇るイカの強さ
注意したいのはイカを置いてすぐにブレスト等をしない事。
死亡するカードならともかく返しにStP喰らったりJtMsでバウンスされると目も当てられないので。
【Midrange/Control】
:その上で同時に名前が挙がるのが《精神を刻む者、ジェイス/JtMs》。
[0]でブレストが撃てる上にマナカーブにも沿っている。また[-1]でブロッカーを退かす事に依ってチャンプブロックに弱いという弱点を補う事も出来る。同時に、イカ自体がPiG能力も含めブロッカーとして非常に優秀である点も追風。単体でゲームを決める力を持つJtMsを護る事が出来る。
総じて非常に親和性が高い。
ここで理解できるのがイカ自体がControlのフィニッシャーと言う枠。
瞬間的な打点にもなるし、PWを助けて長期戦を粘れる点もある。正に理想の一つ。
案の一つに《相殺》《師範の占い独楽》を使った相殺Controlがある。
これにより除去から守る事もしやすい。特に一番の難点だったStP/PtEを相殺で高確率で弾ける事が出来、同時に相殺ロックの弱点の一つである《突然の衰微》には強いイカの特性がある。両方の除去を採用するデッキはまず無い(大会に数人しかいない様なJunkぐらいだからね・・・行ってて悲しくなってきた。)ため、揃える事でお互いの難点を補う事が出来るという訳だ。また独楽は2枚を揃える事で1マナで1ドローしてお互いをグルグルする事が出来る。「Sensei-Sensei」や「High Tide」に用いられる方法だが、ここでもそれで簡単なフィニッシャー作成に関われる。独楽は先置きして0マナスタックで起動出来る為3ターン目キャストでも隙を埋めやすい。1ドローと1/1の価値は天秤にかける必要はあるが・・・。
この案としては「奇跡」要素を抜いたMiraclesの様な物と考えれば判り易い。
種類としてはUW型かU単型がある。
UW型の最大の利点はStPによる簡便な除去と《至高の評決》による完結したリセットボタンの存在。
防御が固く、フィニッシャーであるイカとPWの両方が評決との相性が良い点が活きる。WのPWを使える点も利点。
U型の利点は単色である点。
即ち《基本に帰れ》等を利用した特殊地形虐めが出来る事。
相手に特殊地形を虐められることもないためマナを伸ばし易い。M15で《霊気渦竜巻》と言う素晴らしいリセットボタンが出来たのも良い。あまり優れた除去とは言い難いが《猿術》も有る。他にも《ヴィダルケンの枷》がある。こちらも攻防一体の素晴らしいAtfなので思ったよりも打点は下がらないと思われる。寧ろ単に除去するだけのUWよりも強い打力は上かもしれない。
ControlはKPを追従できるし、カウンターにもあまり比重を寄せる必要もリセットボタン等妨害カードの豊富さでないためキャントリップも使いやすいデッキタイプ。
他のカード
・《海の神、タッサ》
:CTGコントロールのタルモの部分を担う可能性を考えていたものの、《地割れ潜み》にその枠を譲る。
タッサは同じくフィニッシャー候補だが悪までサブ。重要なのはアンブロッカブルにする起動能力でイカをサポートできる。「占術1」でキャントリップを探せる点も素晴らしい。
置物としてしっかり機能できる。
また相殺+JtMs+本体で顕現できるため、追加のフィニッシャー枠としての価値も十分にある。2枚目の相殺の使い道になる。こちらもイカと同じくStP-衰微の関係性を相殺と築けている。
低速Controlならどの形でもいける。
マナ域が被るので枚数は積めないが・・・。
・《対立》
:JtMsとマナ域が競合するため、なかなか日の目を見ないがかなり凶悪な置物。
特にこのイカの様にTokenを稼げるのならJtMsの[+2]以上のロックを決めてしまえる。単純に相手のブロッカーを寝かせる事も出来るため殴り合いにも強い。JtMsが万能なら、こちらは特化仕様と知ったところ。
ここまでするのなら《波使い》も欲しくなる。
・《失敗の宣告》
:《相殺》の代わりに採用出来得るカード。
相殺ロックは出来ないものの、特定のカードを締め出せるという利点がある。《地割れ潜み》の様に明確に苦手な物が決まっているカード相手の場合は単体で機能するこちらの方がむしろ使いやすいとも言える。
独楽の枠を開ける事が出来るので、より柔軟な選択が出来る。
最大の問題は起動に1マナ掛るので「独楽→相殺→イカ」の様に並べる事が出来ず、テンポロスするか構え無しで置くかと言う動きを取らざるを得ない事。
・《群れの統率者アジャニ》/《遍歴の騎士、エルズペス》
:WのPW枠。
アジャニはほぼ専用の性能。
とは言え[+1]でただサイズを上げるだけでなく、後のアドにも繋げ易い点が光る。また瞬間的にサイズを膨張させやすい性質から[-3]で「飛行+2段攻撃」を付与する事で一撃の圧力を持たせる事も出来る。
対してエルズペスは単体で極めて強い。
場の制圧力もある。一応[+1]の《天使の祝福》がイカと相性が良い程度だが、他に影響されない強さが有るのが売り。一々サイズを挙げなくとも十分フィニッシャー級に成長させる事も出来る。
この枠最大の問題は併用するなら《聖トラフトの霊》でいい。と言う結論に陥る処。
次に出てくるのがUBGの様なUBxControlデッキ。
こちらはハンデスにより事前にStPのような癌を弾いておける点と破壊/生贄(布告)系スペルが主体である点が売り。特に《無垢の血》が最高の除去になる。この色の組み合わせを利用する理由足り得るほど相性が良い。
リセットボタンに《破滅的な行為》がある点も心強い。
また続唱系のMidrangeでも扱える。
《悪意の大梟》により防衛は任せる事が出来るのでより攻めやすくなりキャントリップも活きる。また《断片無き工作員》→《祖先の幻視》が在るためドロー成分は非常に強い。
UW系よりもリセットボタンで劣るため防衛力は低いものの、その分膨大なアドを狙える。
色拘束も薄くマナ域もずれているアタッカーと言う観点から見れば《Hymn to Tourach》との共存も比較的可能かもしれない。
問題は《安らかなる眠り》に弱いというタルモと同じ難点を抱えている事か。
・《概念泥棒》
:サイドから対U様に用いられるカード。
メインからイカで対Uを高めている状況で更にHate値を高める事が出来る。
自分だけでなく相手のブレストまで利用できるのでより以下の強化に繋がり易い。
と言うか相手はブレストと合わせて3枚ハンドが減って、こちらの場には計6打点が残るという状況ならまずゲームセット。
でも、そもそも相手のブレスト奪った時点でほぼ勝てるのでオーバーキルにもほどがある。
他に出てくるのはUR BurnControl型。
カウンターと火力除去で支配しながらエンドに本体火力を撃ちこむデッキ。
利点は軸の異なる攻撃手段がある事。デッキ構築やゲームプラン次第で相手の除去のプレイング、サイドの/インアウトもある程度コントロールできる点。
加えて《瞬唱の魔道士》が最も強いデッキである点が活きる。
・《瞬唱の魔道士》
:それだけでも素晴らしくほぼどのデッキでも強いが、貴重な打点分が増える。
これまではフィニッシュ手段として《稲妻》を合わせる事が推奨され、その打線の細さから貴重な存在でもあったが、イカと組わせる事で結果的にブレストでも打点3~が確保できることになる。イカを入れる事でデッキの打撃力が総合的に見て格段に上がることになる。
StP等を再利用できるUWも素晴らしいが勝ちに直結させやすいURが最高の繋がり。
・《紅蓮破》/《赤霊破》
:サイド御用達の対Uキラーカード。
が、このデッキでは巨大化したイカを自ら破壊する時の役にも立つ。
リムーブ除去/バウンス等にカウンターが無い場合の応急処置として有効。もちろん本来の用途優先ですが、そこだけで強いため余剰効果があるならそれに越した事は無い。
・《ダク・フェイデン》
:[+1][-6]は強いがJtMsを押しのけて採用する要素が見当たらない。
敢えて言うなら[+1]で忠誠値を伸ばしながらイカを強化できる点。JtMsの[0]をしているだけでは奥義には到達できませんからね。ただ[0]を連打できる状況ならイカは十分大きくなるのでフィニッシャーはそれで十分と言うね。
最後に以前挙げたBlueMoonのフィニッシャー候補。
もともと環境柄強い「島渡り」と言う能力を《広がりゆく海》を利用する事で強引に扱う事が出来る。
《血染めの月》《広がりゆく海》の2種で相手の土地基盤を破壊できるのでそれだけで勝てる場合もあるし、その上重要なのはその2種によって任意の土地を潰せる点。つまり《平地》を含むStPのキャストに繋がるWマナ源を潰す事でより安全にイカを運用できるという訳だ。これさえ押さえておけばブロッカーとしての性能を既に証明されているので安定してControlデッキとして運用する事が出来る。
何れも、安定してサイズを増強させる下地の有るデッキ群。
妨害、カウンター、加えて低速。
単体で置いておいても直には困らない。
故にその内にブロッカーにもフィニッシャーにもなる。
つづく
朝日新聞の慰安婦問題の記事
2014年8月7日 時事 コメント (2)を読みました。
知ってた事も知らなかった事も相応に有り、まぁ読む価値はあったと思います。
が、全体に漂う自社である朝日新聞社に対する「仕方ないですよね?」的な論調がどうにも納得しがたい感も。
誤報だったことも「大昔の事だし・・・、でもまぁ確認は足りなかったかな?」みたいな論調。
かつ他の新聞の当時の言動も載せて、朝日だけじゃないんですよ?朝日はマシな方でしょ??
と訴えている様な・・・そんなもやもやが抜けない。
それは事実だったかもしれないけどなぁ・・・。う~ん、バイアスかなぁ・・・。
あと戦争行為+それによって結果的に起こってしまった事に対する責任は理解できるんですが、現状その責任の所在や罪の形が曖昧でこんな状態で何を謝れというのかとね・・・。
後、30年も後になって今更ゴネルのはやっぱりありえないだろという思いに変わりはありませんね。
知ってた事も知らなかった事も相応に有り、まぁ読む価値はあったと思います。
が、全体に漂う自社である朝日新聞社に対する「仕方ないですよね?」的な論調がどうにも納得しがたい感も。
誤報だったことも「大昔の事だし・・・、でもまぁ確認は足りなかったかな?」みたいな論調。
かつ他の新聞の当時の言動も載せて、朝日だけじゃないんですよ?朝日はマシな方でしょ??
と訴えている様な・・・そんなもやもやが抜けない。
それは事実だったかもしれないけどなぁ・・・。う~ん、バイアスかなぁ・・・。
あと戦争行為+それによって結果的に起こってしまった事に対する責任は理解できるんですが、現状その責任の所在や罪の形が曖昧でこんな状態で何を謝れというのかとね・・・。
後、30年も後になって今更ゴネルのはやっぱりありえないだろという思いに変わりはありませんね。
レガシー)再録禁止なら・・・
2014年8月6日 TCG全般 コメント (9)
レギュレーション変更して制限カードにすればいいじゃないですかね?
一つのデッキに1~2枚までみたいな。
そうすればデュアラン持ってても仕方ないトーナメント勢が吐き出してくれるから再分配も可能になるのでは?
さすがに禁止措置は泣けてくるし、デュアランが使える事がLegacyの持ち味の一つでもあるので避けてほしいんですが、制限ぐらいだったら受け入れますね。
追記)
なんか誤解を招いているようで、言葉足らず/語弊誤用で申し訳ないんですが、
私が云ったのはVintageに存在する「制限カード」をそのまま持って来いと言ってるわけではないんですよ?
Legacyの現在のカードプールに「新たな制限」を設けてはどうなのか?という事を言ってるだけです。
Vitageの制限枠をそのまま持ってきたら本当に何御為のLegacyか判らなくなりますからね。
現状枯渇しているカードを新規層/需要層にある程度行き渡らせるにはどうすればいいか?という事。現状の待てる者と持たざる者の格差を如何に埋めるかと言うのが今後のEternal全体の課題だともいますからね。
再録禁止の用語の使い方が間違っていたのは申し訳ないですm(_ _)m
正しくは「再販なし」ですね。
戒めのため本文はそのままにしておきます。
一つのデッキに1~2枚までみたいな。
そうすればデュアラン持ってても仕方ないトーナメント勢が吐き出してくれるから再分配も可能になるのでは?
さすがに禁止措置は泣けてくるし、デュアランが使える事がLegacyの持ち味の一つでもあるので避けてほしいんですが、制限ぐらいだったら受け入れますね。
追記)
なんか誤解を招いているようで、言葉足らず/語弊誤用で申し訳ないんですが、
私が云ったのはVintageに存在する「制限カード」をそのまま持って来いと言ってるわけではないんですよ?
Legacyの現在のカードプールに「新たな制限」を設けてはどうなのか?という事を言ってるだけです。
Vitageの制限枠をそのまま持ってきたら本当に何御為のLegacyか判らなくなりますからね。
現状枯渇しているカードを新規層/需要層にある程度行き渡らせるにはどうすればいいか?という事。現状の待てる者と持たざる者の格差を如何に埋めるかと言うのが今後のEternal全体の課題だともいますからね。
再録禁止の用語の使い方が間違っていたのは申し訳ないですm(_ _)m
正しくは「再販なし」ですね。
戒めのため本文はそのままにしておきます。
皆さん、こんばんは。しもべです。
昨日の発表を受け既に国内ショップの価格帯に影響を及ぼしているとかないとか、いと恐ろしや・・・。
まぁ、時間が経過するほど高くなるなら「今」以上の安値が付かないLegacyですからね。GP出場を考えるのなら押さえるのも早いのは当然でしょうね。
さて、本日も恒例のSCG Openが行われたのでLegacy Openの結果を見ていきましょう。
今回はDallasで開催されました。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/020814_dallas.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=08/03/2014&end_date=08/03/2014&start=1&finish=16
今週の優勝はShane Remelt氏のUW Miraclesです。
以下Top16(上から順に1位→9位→16位)
Miracles
BUG Delver
BUG Delver
Esper SfM
Dredge
Miracles
Miracles
ANT
------------------
12Post
Merfolk
SneakShow
D&T
超起源
D&T
Merfolk
BUG Delver
と言う結果です。
まぁ、小康状態だったとはいえ最も安定しているMiraclesが今週は勝ち組です。
なんと3名がTop8に入るという快挙です。
同時にTempoデッキでもここ最近ではBUGが成績を残していましたが、今回はそれが如実に表れましたね。RUGは兎も角Patriotはもう少し頑張れそうなメタなのですが、浮き沈みが激しいですね。
逆に先週までいたフェアデッキに強いフェアデッキBUG続唱やJundは今週は壊滅していますね。
高単発でしか成績を残せないのでは先は有りそうにないですね。
部族では最近3つの中で最も落ち目だった魚が今回はTop16に2名です。島渡りと脳筋戦法で環境に全く合わないデッキではないので、嵌ればもっと出てくると思うのですがね。
さて、ここからは、気になったデッキを個別に見えていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70894
1位、Shane Remelt氏のUW Miraclesです。
一見超純正であり起こしなところはほぼ無いのですが、それが逆に現在では珍しい光景ですね。
現状では6位Joe Lossett氏のリストの様にメインからtRをしつつ、システム生物も多めに採るというのが主流です。
が、Shane氏は生物は最低限(敢えて言うなら《ヴェンディリオン三人衆》をメインに取っているくらい)で、R要素に至ってはサイドに押しやっています。同時にサイドに採られているのが《摩耗+損耗》ではなく《解呪》である事から、メイン/サイド共に可能な限りRの要素を使わずに展開できるようにしてあるのが判ります。
スペルで特徴と言えばカウンターが8枚採られている点ぐらいですかね。
本当にこれぞヘビーコントロールと言う形をしています。
tRをしたり《誤った指図》を採ったり生物を採ったりと色々メタに合わせた調整形よりも本来のシンプルな価値が上位にいるというのは何とも皮肉な話ですね。
只サイドは中々面白い。
最も異質なのは《サーボの網》。思わず二度見してしまいましたw
恐らくミシュラランドに対する回答ではないかと思います。対Miracleに対してミシュランを入れるというのは一般的に知れ渡った方法ですからね。《黄塵地帯》等での対策も有りますがン今回はこちらの様です。そしてそれは同時に《真髄の針》でも行えますね。網程直裁ではありませんが、こちらも土地を指定できます。同時にBG系が頼りにする《ヴェールのリリアナ》、SnTの《騙し討ち》とこのMiraclesでも活躍の場が広いカードですね。
上でも挙げた《解呪》ですが、このデッキでは2枚採られています。
普通はこの枠は万能除去も在るため1枚が精々ですが、何を割りたいのでしょうね?候補が多すぎて想定は出来ませんが・・・?
またUWx系のTempoが愛用する対Combo対策の《翻弄する魔道士》も採っています。BeatdownではないこのデッキがHatebearと言うのもそれほど価値があるとも思いませんが・・・。まぁ最近のComnoは万能除去やバウンスが多いので非生物に拘りは必要ないのかもしれません。
《イゼットの静電術師》は3名が全員採っていますね。対部族/対D&Tが如何に環境で重要かという事でしょう。
Miracles対策で採っている《未練ある魂》が一掃されてしまうので個人的には止めて欲しい一枚です・・・。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70874
2位、Austin Williams氏のBUG Delverです。
最近好調なBUG。
対Combo、対フェアデッキの両方でバランスよく当たる事が出来るのが利点ですが、Comboがそれほど多くない現状でも一定以上の成果を出している事がデッキのパワーを示していますよね。
Austin氏のデッキにはこれは珍しい《もみ消し》が3枚も採られています。
もしかしてTeamAmericaの復刻プランか!?とも訝しんだのですが、どうも違うようです。セットで土地/行動を絞め挙げる役の《Hymn to Tourach》(若しくは《Sinkhole》)が僅か2枚しか入っていませんからね。寧ろHymnの枠まで削っている様に見えます。
加えて言うなら土地破壊成分では現状、《死儀礼のシャーマン》までを対処出来なければそれ程大きな価値がこのデッキにあるとは思えませんしね。対Comboも、現状の数を見るにそれ程でもない。
何でしょうね?
もしかするとMiraclesの「奇跡」対策という事も考えられなくも有りませんが・・・真相は謎ですね。
ハンデスや追加のカウンター、メタ用のミスディレ等の枠を使ってまで入れている以上明確な目的があるはずですが・・・。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70898
4位、Matthew Hightower氏のEsper SfMです。
多様なリストを誇るEsperですが、Matthew氏は特にばらけていますね・・・。
と言うよりあれもこれもと欲張った印象に見えます。
基本通りのBlade戦略に明確な持ち手を取っています。それも《真の名の宿敵》です。通常この2つを両立させるのならDeathBladeが望まれやすいのですが、TempoよりもControlに重心を置いているようですね。それに加えて《悪意の大梟》《瞬唱の魔道士》《ヴェンディリオン三人衆》の1枚挿しと非生物スペルに負けず劣らずの差し込みぶり。《思案》も2枚しか枠が無いわけでこれで安定して札にアクセスできるのですかね?
Uカウント18枚にもかかわらず《Force of will》をしっかり4枚採っています。ハンデスも4枚採っていますがやはり詰め込んでいる感が出ていますね。UUが6枚、WWが3枚、BBが1枚と相変わらずかなりマナベースを圧迫しそうなシンボル群ですがこれもちゃんと回っているのか・・・。《至高の評決》は安定感があっていいのですがそれならわざわざTNNにする必要性は有るのか?
ただ全体として1枚1枚のカードパワーを意識した造りになっているように思えます。
潤滑油は少なくてもこれぐらいなら十分なのかもしれませんね。そもそも2枚目の思案さえないデッキも有りますし。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70881
5位、Paul Hargrove氏のDredgeです。
新エキスパンションが出るごとに、墓地対策が増えていくDredge。RtR後はめっきり姿を消していますがそれでもまったくいないわけでは無いのが流石メイン最強のデッキ。
個人的にはこれだけ小型が多い環境なら以前見かけた《炎の嵐》メイン1枚挿しとかどうなのか?と思っていましたが、Paul氏は《戦慄の復活》に《大修道士、エリシュ・ノーン》を入れる選択をしたようです。
ただリターン要素は最低限で、サイド後にReani戦略に移行するとか言う事も無いようです。悪までDredgeですね。
瞬殺の可能性を高める《炎の血族の盲信者》を採っています。
ノーンも合わせて一撃要素を散りばめていますが、《イチョリッド》4枚が示すように基本は継戦耐久仕様。最近見るのはManaless型かこのイチョ4枚なので、これが環境に合っているんでしょうかね。
よく判らないのですが《朽ちゆくインプ》は僅か2枚しかありません。
インプはハンドを捨てる貴重な札だと記憶していたのですが・・・こんなに少なくていいのでしょうかね?残りはサイドに採ってあるようですが。小型生物への待遇が厳しい事を考慮して、減らしてあるのでしょうかね?しかしそれにしても別に捨てる手段は有りませんし・・・。
まぁ中には採用しないなんてリストもあるようですからある程度は少なくてもまわるんでしょうかね?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70887
9位、Alex Khanin氏の12Postです。
最近は落ち目なSnt勢ですがMiracleやEsperのような環境の低速化が起こっているのならこの12Postの形なら追風ですね。
またBG系に対しても生物を多めに取っている上に《輪作》から《カルニの庭》を通す事で布告も回避できます。多くはこの枠は《ドライアドの東屋》が担っていますが、土地の残る庭を優先していますね。《ボジューカの沼》といい《Karakas》を含め土地の銀弾戦法に力を入れているようです。
そのためか《忘却石》や《全てを塵に》の様なリセットボタンも無く《一瞬の平和》も僅か1枚(サイドを合わせても2枚)。
これだけでも環境の低速化が見えてきますね。
最近で多かったDDコンボとの併用は行ってはいませんね。
まぁ其処まで欲張らずともファッティは比較的安定して通せますし、あれを入れる事に依る強みも今一つ見出せませんからね。
このまま12Postは増えるんでしょうかね?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70884
10位、William Yowell氏のMerfolkです。
ご無沙汰していたお魚さん。
最近は殆ど《不毛の大地》も《もみ消し》も入らない筋肉魚軍団とかしhていますがその中でも色々な形に分かれているようです。装備品を多めに取るとか《行き詰まり》でアドを稼ぐとか、はたまた15位のKevin Donnelly氏の様に《霊気の薬瓶》を抜いて《虚空の杯》を入れるような少数派もいるようです。
その中でWilliam氏はスペルを多めに割いたクロックパーミッション型です。
驚くべきは生物、土地の枠を圧迫してまでスペルに枠を裂いているという事ですね。
特に部族の強みである《魂の洞窟》が結果として2枚しか入らないような状況を作り上げています。
《謎めいた命令》は確かに強力ですが、この魚にそこまでして入れるべき物なのでしょうかね。
何時からか知りませんが、知らない間に5枚目のミシュランが採られる事も多いようで、本当に脳筋軍団ですね・・・。
きっとみんな回遊魚なんですね。
小型の除去が多いのは事実ですが1点が多いのであって2点スイーパーはそれ程多くは無いのが現状ですので、個人的にはもう少し増えても良い様にも思いますがね。特に環境が青いまま低速化しているのなら尚更です。
JOUにて騒がれていた《トリトンの岸忍び》《ダクラの神秘家》は結局使えなかったんですかね?
特にMiracle対策にと言われていた神秘家ですが・・・結局は普通のカウンターで十分という事でしょうかね?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70892
13位、Scott Lipp氏の続唱超起源です。
久々に変なデッキを見ましたねw
《断片無き工作員》が出た当初は「続唱」の3マナ域8枚体制の完成により僅かながら数を見ていたデッキですが。
面白いのは《実物提示教育》を積みこんでSnTとのハイブリッドになっている事ですね。実質的にSnTレベルのマストカウンターが12枚あるわけですからね。キャントリップ等が無いお陰で初手頼みなトコロは有りますが、相手のカウンターを上回る物量で押していける点が強みだと思います。ピッチカウンターも《Force of Will》《誤った指図》の2種8枚体制で一撃プランをとことんとるようです。
《超起源》でファッティを2枚でも出せたらその時点で勝ちですしね。工作員から繋げれ喩え一枚しか置けずとも布告には対処できますしね。
サイド後は《騙し討ち》《Eureka》+《裏切り者の都》で別にファッティを取り出す手段が取れられいますが、勝ち筋的には殆ど変わりがない為敢えて用意する様な物なのか?と言う疑問も・・・。
こんな所でしょうか。
まぁ勢力図は安定していますが、Elvesがここの所少々成績を落している気がしないでもないですね。
後気になったのはサイドを含めると《解呪》の様なEnc/Atfに触れる事が出来るカードの枚数が増加傾向にあるようです。これも中速系が増えてきた事が遠因しているんしょうか?
さて、今回はここまで、です。
今回もお付き合いいただけた方に感謝申し上げます。ありがとうございましたm(_ _)m
この文章がお役に立てば幸いです。
P.S.
ここの所、Wotcは生物の殴り合いを推奨して必至こいて生物を超強化してスペルの平均ラインの劣化を進めていますが、今回のPTの優勝デッキ(UWのライブラリーアウト系ヘビーControl)や前環境のEsperの様な殴る気ゼロのがちがちのコントロールが勝ってしまうとか、なんだかぁ~。
昨日の発表を受け既に国内ショップの価格帯に影響を及ぼしているとかないとか、いと恐ろしや・・・。
まぁ、時間が経過するほど高くなるなら「今」以上の安値が付かないLegacyですからね。GP出場を考えるのなら押さえるのも早いのは当然でしょうね。
さて、本日も恒例のSCG Openが行われたのでLegacy Openの結果を見ていきましょう。
今回はDallasで開催されました。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/020814_dallas.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=08/03/2014&end_date=08/03/2014&start=1&finish=16
今週の優勝はShane Remelt氏のUW Miraclesです。
以下Top16(上から順に1位→9位→16位)
Miracles
BUG Delver
BUG Delver
Esper SfM
Dredge
Miracles
Miracles
ANT
------------------
12Post
Merfolk
SneakShow
D&T
超起源
D&T
Merfolk
BUG Delver
と言う結果です。
まぁ、小康状態だったとはいえ最も安定しているMiraclesが今週は勝ち組です。
なんと3名がTop8に入るという快挙です。
同時にTempoデッキでもここ最近ではBUGが成績を残していましたが、今回はそれが如実に表れましたね。RUGは兎も角Patriotはもう少し頑張れそうなメタなのですが、浮き沈みが激しいですね。
逆に先週までいたフェアデッキに強いフェアデッキBUG続唱やJundは今週は壊滅していますね。
高単発でしか成績を残せないのでは先は有りそうにないですね。
部族では最近3つの中で最も落ち目だった魚が今回はTop16に2名です。島渡りと脳筋戦法で環境に全く合わないデッキではないので、嵌ればもっと出てくると思うのですがね。
さて、ここからは、気になったデッキを個別に見えていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70894
1位、Shane Remelt氏のUW Miraclesです。
一見超純正であり起こしなところはほぼ無いのですが、それが逆に現在では珍しい光景ですね。
現状では6位Joe Lossett氏のリストの様にメインからtRをしつつ、システム生物も多めに採るというのが主流です。
が、Shane氏は生物は最低限(敢えて言うなら《ヴェンディリオン三人衆》をメインに取っているくらい)で、R要素に至ってはサイドに押しやっています。同時にサイドに採られているのが《摩耗+損耗》ではなく《解呪》である事から、メイン/サイド共に可能な限りRの要素を使わずに展開できるようにしてあるのが判ります。
スペルで特徴と言えばカウンターが8枚採られている点ぐらいですかね。
本当にこれぞヘビーコントロールと言う形をしています。
tRをしたり《誤った指図》を採ったり生物を採ったりと色々メタに合わせた調整形よりも本来のシンプルな価値が上位にいるというのは何とも皮肉な話ですね。
只サイドは中々面白い。
最も異質なのは《サーボの網》。思わず二度見してしまいましたw
恐らくミシュラランドに対する回答ではないかと思います。対Miracleに対してミシュランを入れるというのは一般的に知れ渡った方法ですからね。《黄塵地帯》等での対策も有りますがン今回はこちらの様です。そしてそれは同時に《真髄の針》でも行えますね。網程直裁ではありませんが、こちらも土地を指定できます。同時にBG系が頼りにする《ヴェールのリリアナ》、SnTの《騙し討ち》とこのMiraclesでも活躍の場が広いカードですね。
上でも挙げた《解呪》ですが、このデッキでは2枚採られています。
普通はこの枠は万能除去も在るため1枚が精々ですが、何を割りたいのでしょうね?候補が多すぎて想定は出来ませんが・・・?
またUWx系のTempoが愛用する対Combo対策の《翻弄する魔道士》も採っています。BeatdownではないこのデッキがHatebearと言うのもそれほど価値があるとも思いませんが・・・。まぁ最近のComnoは万能除去やバウンスが多いので非生物に拘りは必要ないのかもしれません。
《イゼットの静電術師》は3名が全員採っていますね。対部族/対D&Tが如何に環境で重要かという事でしょう。
Miracles対策で採っている《未練ある魂》が一掃されてしまうので個人的には止めて欲しい一枚です・・・。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70874
2位、Austin Williams氏のBUG Delverです。
最近好調なBUG。
対Combo、対フェアデッキの両方でバランスよく当たる事が出来るのが利点ですが、Comboがそれほど多くない現状でも一定以上の成果を出している事がデッキのパワーを示していますよね。
Austin氏のデッキにはこれは珍しい《もみ消し》が3枚も採られています。
もしかしてTeamAmericaの復刻プランか!?とも訝しんだのですが、どうも違うようです。セットで土地/行動を絞め挙げる役の《Hymn to Tourach》(若しくは《Sinkhole》)が僅か2枚しか入っていませんからね。寧ろHymnの枠まで削っている様に見えます。
加えて言うなら土地破壊成分では現状、《死儀礼のシャーマン》までを対処出来なければそれ程大きな価値がこのデッキにあるとは思えませんしね。対Comboも、現状の数を見るにそれ程でもない。
何でしょうね?
もしかするとMiraclesの「奇跡」対策という事も考えられなくも有りませんが・・・真相は謎ですね。
ハンデスや追加のカウンター、メタ用のミスディレ等の枠を使ってまで入れている以上明確な目的があるはずですが・・・。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70898
4位、Matthew Hightower氏のEsper SfMです。
多様なリストを誇るEsperですが、Matthew氏は特にばらけていますね・・・。
と言うよりあれもこれもと欲張った印象に見えます。
基本通りのBlade戦略に明確な持ち手を取っています。それも《真の名の宿敵》です。通常この2つを両立させるのならDeathBladeが望まれやすいのですが、TempoよりもControlに重心を置いているようですね。それに加えて《悪意の大梟》《瞬唱の魔道士》《ヴェンディリオン三人衆》の1枚挿しと非生物スペルに負けず劣らずの差し込みぶり。《思案》も2枚しか枠が無いわけでこれで安定して札にアクセスできるのですかね?
Uカウント18枚にもかかわらず《Force of will》をしっかり4枚採っています。ハンデスも4枚採っていますがやはり詰め込んでいる感が出ていますね。UUが6枚、WWが3枚、BBが1枚と相変わらずかなりマナベースを圧迫しそうなシンボル群ですがこれもちゃんと回っているのか・・・。《至高の評決》は安定感があっていいのですがそれならわざわざTNNにする必要性は有るのか?
ただ全体として1枚1枚のカードパワーを意識した造りになっているように思えます。
潤滑油は少なくてもこれぐらいなら十分なのかもしれませんね。そもそも2枚目の思案さえないデッキも有りますし。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70881
5位、Paul Hargrove氏のDredgeです。
新エキスパンションが出るごとに、墓地対策が増えていくDredge。RtR後はめっきり姿を消していますがそれでもまったくいないわけでは無いのが流石メイン最強のデッキ。
個人的にはこれだけ小型が多い環境なら以前見かけた《炎の嵐》メイン1枚挿しとかどうなのか?と思っていましたが、Paul氏は《戦慄の復活》に《大修道士、エリシュ・ノーン》を入れる選択をしたようです。
ただリターン要素は最低限で、サイド後にReani戦略に移行するとか言う事も無いようです。悪までDredgeですね。
瞬殺の可能性を高める《炎の血族の盲信者》を採っています。
ノーンも合わせて一撃要素を散りばめていますが、《イチョリッド》4枚が示すように基本は継戦耐久仕様。最近見るのはManaless型かこのイチョ4枚なので、これが環境に合っているんでしょうかね。
よく判らないのですが《朽ちゆくインプ》は僅か2枚しかありません。
インプはハンドを捨てる貴重な札だと記憶していたのですが・・・こんなに少なくていいのでしょうかね?残りはサイドに採ってあるようですが。小型生物への待遇が厳しい事を考慮して、減らしてあるのでしょうかね?しかしそれにしても別に捨てる手段は有りませんし・・・。
まぁ中には採用しないなんてリストもあるようですからある程度は少なくてもまわるんでしょうかね?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70887
9位、Alex Khanin氏の12Postです。
最近は落ち目なSnt勢ですがMiracleやEsperのような環境の低速化が起こっているのならこの12Postの形なら追風ですね。
またBG系に対しても生物を多めに取っている上に《輪作》から《カルニの庭》を通す事で布告も回避できます。多くはこの枠は《ドライアドの東屋》が担っていますが、土地の残る庭を優先していますね。《ボジューカの沼》といい《Karakas》を含め土地の銀弾戦法に力を入れているようです。
そのためか《忘却石》や《全てを塵に》の様なリセットボタンも無く《一瞬の平和》も僅か1枚(サイドを合わせても2枚)。
これだけでも環境の低速化が見えてきますね。
最近で多かったDDコンボとの併用は行ってはいませんね。
まぁ其処まで欲張らずともファッティは比較的安定して通せますし、あれを入れる事に依る強みも今一つ見出せませんからね。
このまま12Postは増えるんでしょうかね?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70884
10位、William Yowell氏のMerfolkです。
ご無沙汰していたお魚さん。
最近は殆ど《不毛の大地》も《もみ消し》も入らない筋肉魚軍団とかしhていますがその中でも色々な形に分かれているようです。装備品を多めに取るとか《行き詰まり》でアドを稼ぐとか、はたまた15位のKevin Donnelly氏の様に《霊気の薬瓶》を抜いて《虚空の杯》を入れるような少数派もいるようです。
その中でWilliam氏はスペルを多めに割いたクロックパーミッション型です。
驚くべきは生物、土地の枠を圧迫してまでスペルに枠を裂いているという事ですね。
特に部族の強みである《魂の洞窟》が結果として2枚しか入らないような状況を作り上げています。
《謎めいた命令》は確かに強力ですが、この魚にそこまでして入れるべき物なのでしょうかね。
何時からか知りませんが、知らない間に5枚目のミシュランが採られる事も多いようで、本当に脳筋軍団ですね・・・。
きっとみんな回遊魚なんですね。
小型の除去が多いのは事実ですが1点が多いのであって2点スイーパーはそれ程多くは無いのが現状ですので、個人的にはもう少し増えても良い様にも思いますがね。特に環境が青いまま低速化しているのなら尚更です。
JOUにて騒がれていた《トリトンの岸忍び》《ダクラの神秘家》は結局使えなかったんですかね?
特にMiracle対策にと言われていた神秘家ですが・・・結局は普通のカウンターで十分という事でしょうかね?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70892
13位、Scott Lipp氏の続唱超起源です。
久々に変なデッキを見ましたねw
《断片無き工作員》が出た当初は「続唱」の3マナ域8枚体制の完成により僅かながら数を見ていたデッキですが。
面白いのは《実物提示教育》を積みこんでSnTとのハイブリッドになっている事ですね。実質的にSnTレベルのマストカウンターが12枚あるわけですからね。キャントリップ等が無いお陰で初手頼みなトコロは有りますが、相手のカウンターを上回る物量で押していける点が強みだと思います。ピッチカウンターも《Force of Will》《誤った指図》の2種8枚体制で一撃プランをとことんとるようです。
《超起源》でファッティを2枚でも出せたらその時点で勝ちですしね。工作員から繋げれ喩え一枚しか置けずとも布告には対処できますしね。
サイド後は《騙し討ち》《Eureka》+《裏切り者の都》で別にファッティを取り出す手段が取れられいますが、勝ち筋的には殆ど変わりがない為敢えて用意する様な物なのか?と言う疑問も・・・。
こんな所でしょうか。
まぁ勢力図は安定していますが、Elvesがここの所少々成績を落している気がしないでもないですね。
後気になったのはサイドを含めると《解呪》の様なEnc/Atfに触れる事が出来るカードの枚数が増加傾向にあるようです。これも中速系が増えてきた事が遠因しているんしょうか?
さて、今回はここまで、です。
今回もお付き合いいただけた方に感謝申し上げます。ありがとうございましたm(_ _)m
この文章がお役に立てば幸いです。
P.S.
ここの所、Wotcは生物の殴り合いを推奨して必至こいて生物を超強化してスペルの平均ラインの劣化を進めていますが、今回のPTの優勝デッキ(UWのライブラリーアウト系ヘビーControl)や前環境のEsperの様な殴る気ゼロのがちがちのコントロールが勝ってしまうとか、なんだかぁ~。
GP京都についての雑感
2014年8月3日 TCG全般 コメント (2)
みなさん、こんばんは。しもべです。
本日発表されたGP京都ですが、Legacy民念願のLegacyがフォーマットだとか。
うれしいですね。
私がLegacyを始めた2005年当初はAMCぐらいしか三桁の参加者が集まる大会なんてなかった(そのAMCでも100人超えれば大盛況と言う状況)というのに、ここ数年で日本のLegacyの大会事情は劇的に進歩していますね。その結果をWotcも感じ取ってくれたのでしょうかね?
が、残念ながら個人的には期待値ほどには参加者はいないのでないのか?と言う疑念も。
直近だとGPパリが1500人OverのLegacyGPでしたが、果たして日本でこれが出来るのか?
Modernと違いLegacyのカードは高い以上に母数自体が少なく、金を積もうが限界が見えてるんですよね。
しかも英語圏ではないため海外からの参加者も何処まで期待出来るのか。
まぁそれでも現時点で5~600程度は可能でしょうから、GPと言う期待を込めて1000人Overを目指すのが精々ではないでしょうかね。
MiracleやBurnが増えるのでは?と言われていますが、実際Burnはお勧めですよね。
Legacyのデッキの中では圧倒的に安い(しかも多少高い火力も他のカードで代用できる事も結構ありますから尚安い。欲を言わなければとことん安く出来ます。)上にゲームスピードも速いため大規模大会向け。
その上JOUにて《大歓楽の幻霊》が登場した事でデッキの強さが一段上に行きました。SCGや海外の大会の結果を見ても判る通り安定して上位に入賞できています。要らないはずの除去を抜けなくなって且つダメージまで喰らうとか本当に幻霊は厄介。
ただ、Burnが多いと仮定するなら、幻霊は兎も角《灼熱の血》は数を減らしても良いかも知れませんね。
Miracleは強く安定したデッキですが、高いカードも多いので新たに揃えるのに時間/費用が掛る上に、長時間を決着に有するためあまり大規模大会向けではないんですよね。
少なくとも私は5回戦ぐらいで嫌になると思います。
そう言えば、参加賞は《グリセルブランド》のプロモなんだとか。
イラストも結構カッコイイし、何より高額で使い出のあるカードをプロモで配ってくれるのが有難い。去年の《殴打頭蓋》もそうですが高額のカードをこういう形で吸ってくれるのは下の人間にとっては本当に感無量。
正直グリセルブランドとか幾らプロモFoilとはいえ、出ただけで参加費の元をある程度回収できてますよね。FullFoilデッキを組もうというなら尚更有難いはず。
ここ最近の成績を見るにグリセルブランドが禁止されるとは今後も思えないので安心してお金を払えますね。
来年あたりは《突然の衰微》とかですかね?
カードの高騰も言われていますが、そもそもそんなもん元からクソが付くほど高いカード群ですからね。
その環境でしか使えそうにない上にカードパワー自体も微妙なカードに意味不明な値段がつくModernよりある意味溜飲を下げる事も出来るカード群ですし。
高い高いと言われていますが、下がる要因が無い以上本当に欲しいと考えているプレイヤーの殆どはもうある程度集め終えていて、それ以外は半ばあきらめている層ではないですかね?なら値段が上がっても関係が無いのでは?もう私はアンシーに3万とか出す気はしませんよ。このまま2枚でデッキ組むんだ!!
本日発表されたGP京都ですが、Legacy民念願のLegacyがフォーマットだとか。
うれしいですね。
私がLegacyを始めた2005年当初はAMCぐらいしか三桁の参加者が集まる大会なんてなかった(そのAMCでも100人超えれば大盛況と言う状況)というのに、ここ数年で日本のLegacyの大会事情は劇的に進歩していますね。その結果をWotcも感じ取ってくれたのでしょうかね?
が、残念ながら個人的には期待値ほどには参加者はいないのでないのか?と言う疑念も。
直近だとGPパリが1500人OverのLegacyGPでしたが、果たして日本でこれが出来るのか?
Modernと違いLegacyのカードは高い以上に母数自体が少なく、金を積もうが限界が見えてるんですよね。
しかも英語圏ではないため海外からの参加者も何処まで期待出来るのか。
まぁそれでも現時点で5~600程度は可能でしょうから、GPと言う期待を込めて1000人Overを目指すのが精々ではないでしょうかね。
MiracleやBurnが増えるのでは?と言われていますが、実際Burnはお勧めですよね。
Legacyのデッキの中では圧倒的に安い(しかも多少高い火力も他のカードで代用できる事も結構ありますから尚安い。欲を言わなければとことん安く出来ます。)上にゲームスピードも速いため大規模大会向け。
その上JOUにて《大歓楽の幻霊》が登場した事でデッキの強さが一段上に行きました。SCGや海外の大会の結果を見ても判る通り安定して上位に入賞できています。要らないはずの除去を抜けなくなって且つダメージまで喰らうとか本当に幻霊は厄介。
ただ、Burnが多いと仮定するなら、幻霊は兎も角《灼熱の血》は数を減らしても良いかも知れませんね。
Miracleは強く安定したデッキですが、高いカードも多いので新たに揃えるのに時間/費用が掛る上に、長時間を決着に有するためあまり大規模大会向けではないんですよね。
少なくとも私は5回戦ぐらいで嫌になると思います。
そう言えば、参加賞は《グリセルブランド》のプロモなんだとか。
イラストも結構カッコイイし、何より高額で使い出のあるカードをプロモで配ってくれるのが有難い。去年の《殴打頭蓋》もそうですが高額のカードをこういう形で吸ってくれるのは下の人間にとっては本当に感無量。
正直グリセルブランドとか幾らプロモFoilとはいえ、出ただけで参加費の元をある程度回収できてますよね。FullFoilデッキを組もうというなら尚更有難いはず。
ここ最近の成績を見るにグリセルブランドが禁止されるとは今後も思えないので安心してお金を払えますね。
来年あたりは《突然の衰微》とかですかね?
カードの高騰も言われていますが、そもそもそんなもん元からクソが付くほど高いカード群ですからね。
その環境でしか使えそうにない上にカードパワー自体も微妙なカードに意味不明な値段がつくModernよりある意味溜飲を下げる事も出来るカード群ですし。
高い高いと言われていますが、下がる要因が無い以上本当に欲しいと考えているプレイヤーの殆どはもうある程度集め終えていて、それ以外は半ばあきらめている層ではないですかね?なら値段が上がっても関係が無いのでは?もう私はアンシーに3万とか出す気はしませんよ。このまま2枚でデッキ組むんだ!!
日常)海外違法アニメサイト撲滅運動について の海外の反応から
2014年8月2日 趣味「まずはアニメDVDの値段を下げてよ。
ナルト疾風伝12話に45ドルはぼったくりすぎ。」
知ってるかい?
日本じゃ、2話で60ドルするんだぜ?
かく言う私も「蟲師」の円盤は海外版を買いましたからね。
仏版BDは26話で4000円で買えます(因みに日本語版は20000前後です。)
あと「氷菓」は海外版がないのに動画で撲滅キャンペーンするな!と言う声もあり、まぁ確かにね。
文句言うぐらいなら海外版出せよと言うのは理解できますね。
・最近UCのアニメ版を見直しています。
やはりOVAクオリティ故にグリグリ動き且つ書き込みもしっかりしている戦闘は極めて面白い。
が、肝心の本編が、原作(小説版)を読んでいるとはしょられ過ぎているのが何とも言えない。個人的にここ切って欲しくなかった!と言う部分がかなり削られていて非常に微妙な面持ち。
出てくるキャラクターの個性がかなり薄くなっているんですよね。
が、ダカール以後はオリジナルストーリーになるので、比較はするべきではないかぁ・・・。
ガンオタ的にはどっちが人気なんでしょうね?
--------------------------------------------------------------------------
本文には全く関係ないのですが、ガザ地区でのハマスとイスラエルとの時限的停戦が予定72時間から、わずか2時間で終了しました。
90分時点でハマス側の自爆テロ+αがあったとか・・・。
騙し討ちと言うつもりも無いのでしょうがね・・・。
やはり民間組織に組織の意思統合は難しい要求か。
《無駄省き》について徒然
2014年7月30日 考察 コメント (7)
皆さん、こんばんは。しもべです。
M15が発売して暫く経ちますが、皆さん新カードの使用感はどうでしょうね。
しもべも初期雑感から、各カードの考察への時期を移しております。
で、今回は全世界の黒厨を歓喜させた《無駄省き》について考えを廻らせてみました。いつもみたいに長文を載せても良いのですが、長い上に、他の方が大体云いたい事を言ってくれているため、そこの部分は割愛していこうかな、と思い省略して短く乗せる事にしました。
-----------------------------------------------------------------------------------------
面白みのあるカードである事は間違いない物の、結局効果が不安定であるためデッキの軸に添えづらい事が大きな問題。
「ハンデスを使うカードなのに、ハンデスの効果を弱めてしまう。」
この難点を横にどけて考えても、その不安定さから《無駄省き》のためにデッキを組んでも、別途の明確な勝ち手段が必要となり結局《無駄省き》はその添え物扱いにせざるを得ない。
結果的に何のためにデッキを組むのか判らなくなってくる。
その上でデッキを組むなら
a)アドバンテージをこちらが選択できる事
b)多量のハンデスでアドに繋がる事
のどちらかは重要になる。
aは不安定性の解消、明確な展開であり、bは物量で押すという事。
どちらにせよ、その曖昧な効果を上回らせる/上書きする事が肝要。
デッキの方については
1.大量破壊を生むハンデスによるControl→POX系
2.手札破壊を勝ち手段とするCombo→メグリム系
のどちらか。
個人的にはメグリム系の方を使いたい。
Controlは展開が遅く相手に対処しながらの行動であるため、より相手に対して的確な行動選択が迫られ得る上に、後半に引いてきても相手のハンドが無い場合は本当に唯の捨て札にしかならない為。
対してメグリムは引くと捨てるを同時に行う「回転系」ハンデスを用いるため中盤以降でも効果を出しやすく、またフィニッシャーである《リリアナの愛撫》の2種目として扱う事が出来るから。
もちろん本家の《偏頭痛》でも良いが3マナと2マナの差は大きい。
メグリムの大きな癌が価値札が愛撫しかない事だったので、それが増えるのは有難い。
加えて、ゾンビToken以外のボーナスであるBBマナ/1ドローも瞬間的に次の行動に繋げ易いのが良い。
そんな感じで暇があれば作っていこうかと思います。
後他のDNに出てなかったのですがこのカードと合わせて使ってみたいカード。
・《不正利得》
:純粋な回転系ではないが、ハンデス後に手札を補充するという意味では間違ってはいない。
黒単色で使える事と好きなカードを回収できる事が大きい。相手が回収するハンドに依って自分の戦略を立てやすいのもメリット。ただ《稲妻》《突然の衰微》の様な除去、《Force of will》等のカウンターを回収されては堪らないのでこれらは予め墓地掃除で弾いておくことが推奨される。
マナ域的な意味でもサポーターになれる《死儀礼のシャーマン》の存在は大きい。
・《入念な考慮》
:個人的には効果が安定している分《囁く狂気》よりも扱いたいカード。
相手に使う時は3枚確定ハンデスで、自分が利用するのなら手札を質量ともに増やせるドロースペルとして使える柔軟性が売り。
Insで枚数を削れるのも他には無い強み。
ただ問題はUUのダブルシンボル。
・《死の雲》
:悪疫と同系統だが、Xスペルであるため支配力自体は上。
特にX=2~3程度ならやりようによっては可能であるため盤面掃除に向いている。
HymnやLotV等で相手の不要な土地をハンデスした場合のBBを使い回す事が出来、《暗黒の儀式》等と合わせれば十分実用レベル。
Controlのスィーパーとして悪疫とどちらが良いかは使用感に依る。
既存のPOXに《無駄省き》を入れても半端な形にしかならない為半端なロックはせずヘビーコントロールにしてこの《死の雲》を活かすのは個人的には有り。
POXと違い3枚目以降を狙いやすいため、大きければ大きい程アドを生める《無駄省き》の利点とも合っている。
《悪疫》もそうですが、出す被害が大きければ大きいほど、《無駄省き》が生み出せるアドも大きくなるため必然的に効果の大きい物が組合せとしては適している。取り回し自体は《小悪疫》が一番使いやすいが、組み合わせでは他の2枚の方が上。
・《血の署名》
:BBの余剰マナを使う際の最高の一手と成り得るカード。
単体でもアドを獲得できる上に、BBからキャストできれば展開を加速できる。
単純なドロースペルとしても十分に強いため枚数を積んでおきたい。
量的ハンデスと組み合わせると必然的に土地も捨てられることが多いためBBでキャスト出来るカードは多いに越した事はない。《無駄省き》に加え、コンボ型なら《リリアナの愛撫》、コントロール型なら《小悪疫》。だがこの署名はどちらでも使える上にその類のカード自体を手札に引き寄せるのにも使える。デッキとしてのシナジーが高い。
類似のカードとしては「サイクリング」系もあるのでそちらも考慮したい。
・《菌獣の群落》
:同じく余剰分のマナがある時に有効。
相手も起動できるが《無駄省き》があれば自分だけアドを獲得できるため使えば使うほど相手は不利になる。
tGが必要になるのでLoamと必然的に合わせる事が出来る。烏と合わせて対Contorl戦で極めて強い一枚。
因みに
よく言われている2大案(POX・JundDepth)ですが、
POXの場合そもそも、デッキとしてある程度完成せれていて、この不純物を入れる事で何が良くなるのかよく判らない(=蛇足??)。不純物を入れるのならPOXReanimetorで良いと思う・・・。
《悪疫》と組み合わせること自体は強いと思う(一方的なアドを大量の稼げるという意味で)のですが、POXと言うデッキの形にする強みはなんなのか・・・。
JundDeapthはハンドをロックする目的で入れている《ボガーダンの金床》との組み合わせは悪くは無く《Chains of Mephistopheles》との組み合わせも弱くは無い。が、3枚のカードを使ってやるほどの事(この3枚を揃えたいのか?という事)では無く、鎖があるとカード引けない=アドを得にくい。
鎖と金床でコンボは完成されてるし、そこに他のカードを組み合わせるのならボードコントロールのカードのがベスト。基本は《ヴェールのリリアナ》。
その枠を使ってまで使いたいカードではない。
もちろんLotVと《無駄省き》の組み合わせも強いけど、それはLotVが強いだけで、やっぱり《無駄省き》自体は添え物。
この2つ自体に《無駄省き》を入れる必然性が感じられず、やっぱりどうせ入れるのなら役に立つデッキ、必然性があるデッキで扱うべきだと思いますね。
金床自体との組み合わせは悪くなく、単体でも相応に強い(2マナ分の価値があるか?と聞かれると微妙ですが、それを言うなら《無駄省き》はもっと微妙なので・・・)ので鎖の代わりに入れるのはまぁアリと言えばアリかな?と思います。
サイドに鎖は置いておく感じですね。
が、継続的ハンデスをするのでも結局LotVで良くない?というファイナルアンサーが有るので・・・。
P.S.
因みに、全世界の黒厨が何故このカードにこれだけ熱を挙げているのか?、他のプレイヤーには疑問かもしれない。
私自身も不思議に思いますが、黎明期より訳の判らないカードが多かった黒の信奉者故ではないかと思いますね。
とりあえず面白いカードが好きな人間が多いように思います。
私は何時買いましょうかね~(`・ω・´)
M15が発売して暫く経ちますが、皆さん新カードの使用感はどうでしょうね。
しもべも初期雑感から、各カードの考察への時期を移しております。
で、今回は全世界の黒厨を歓喜させた《無駄省き》について考えを廻らせてみました。いつもみたいに長文を載せても良いのですが、長い上に、他の方が大体云いたい事を言ってくれているため、そこの部分は割愛していこうかな、と思い省略して短く乗せる事にしました。
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面白みのあるカードである事は間違いない物の、結局効果が不安定であるためデッキの軸に添えづらい事が大きな問題。
「ハンデスを使うカードなのに、ハンデスの効果を弱めてしまう。」
この難点を横にどけて考えても、その不安定さから《無駄省き》のためにデッキを組んでも、別途の明確な勝ち手段が必要となり結局《無駄省き》はその添え物扱いにせざるを得ない。
結果的に何のためにデッキを組むのか判らなくなってくる。
その上でデッキを組むなら
a)アドバンテージをこちらが選択できる事
b)多量のハンデスでアドに繋がる事
のどちらかは重要になる。
aは不安定性の解消、明確な展開であり、bは物量で押すという事。
どちらにせよ、その曖昧な効果を上回らせる/上書きする事が肝要。
デッキの方については
1.大量破壊を生むハンデスによるControl→POX系
2.手札破壊を勝ち手段とするCombo→メグリム系
のどちらか。
個人的にはメグリム系の方を使いたい。
Controlは展開が遅く相手に対処しながらの行動であるため、より相手に対して的確な行動選択が迫られ得る上に、後半に引いてきても相手のハンドが無い場合は本当に唯の捨て札にしかならない為。
対してメグリムは引くと捨てるを同時に行う「回転系」ハンデスを用いるため中盤以降でも効果を出しやすく、またフィニッシャーである《リリアナの愛撫》の2種目として扱う事が出来るから。
もちろん本家の《偏頭痛》でも良いが3マナと2マナの差は大きい。
メグリムの大きな癌が価値札が愛撫しかない事だったので、それが増えるのは有難い。
加えて、ゾンビToken以外のボーナスであるBBマナ/1ドローも瞬間的に次の行動に繋げ易いのが良い。
そんな感じで暇があれば作っていこうかと思います。
後他のDNに出てなかったのですがこのカードと合わせて使ってみたいカード。
・《不正利得》
:純粋な回転系ではないが、ハンデス後に手札を補充するという意味では間違ってはいない。
黒単色で使える事と好きなカードを回収できる事が大きい。相手が回収するハンドに依って自分の戦略を立てやすいのもメリット。ただ《稲妻》《突然の衰微》の様な除去、《Force of will》等のカウンターを回収されては堪らないのでこれらは予め墓地掃除で弾いておくことが推奨される。
マナ域的な意味でもサポーターになれる《死儀礼のシャーマン》の存在は大きい。
・《入念な考慮》
:個人的には効果が安定している分《囁く狂気》よりも扱いたいカード。
相手に使う時は3枚確定ハンデスで、自分が利用するのなら手札を質量ともに増やせるドロースペルとして使える柔軟性が売り。
Insで枚数を削れるのも他には無い強み。
ただ問題はUUのダブルシンボル。
・《死の雲》
:悪疫と同系統だが、Xスペルであるため支配力自体は上。
特にX=2~3程度ならやりようによっては可能であるため盤面掃除に向いている。
HymnやLotV等で相手の不要な土地をハンデスした場合のBBを使い回す事が出来、《暗黒の儀式》等と合わせれば十分実用レベル。
Controlのスィーパーとして悪疫とどちらが良いかは使用感に依る。
既存のPOXに《無駄省き》を入れても半端な形にしかならない為半端なロックはせずヘビーコントロールにしてこの《死の雲》を活かすのは個人的には有り。
POXと違い3枚目以降を狙いやすいため、大きければ大きい程アドを生める《無駄省き》の利点とも合っている。
《悪疫》もそうですが、出す被害が大きければ大きいほど、《無駄省き》が生み出せるアドも大きくなるため必然的に効果の大きい物が組合せとしては適している。取り回し自体は《小悪疫》が一番使いやすいが、組み合わせでは他の2枚の方が上。
・《血の署名》
:BBの余剰マナを使う際の最高の一手と成り得るカード。
単体でもアドを獲得できる上に、BBからキャストできれば展開を加速できる。
単純なドロースペルとしても十分に強いため枚数を積んでおきたい。
量的ハンデスと組み合わせると必然的に土地も捨てられることが多いためBBでキャスト出来るカードは多いに越した事はない。《無駄省き》に加え、コンボ型なら《リリアナの愛撫》、コントロール型なら《小悪疫》。だがこの署名はどちらでも使える上にその類のカード自体を手札に引き寄せるのにも使える。デッキとしてのシナジーが高い。
類似のカードとしては「サイクリング」系もあるのでそちらも考慮したい。
・《菌獣の群落》
:同じく余剰分のマナがある時に有効。
相手も起動できるが《無駄省き》があれば自分だけアドを獲得できるため使えば使うほど相手は不利になる。
tGが必要になるのでLoamと必然的に合わせる事が出来る。烏と合わせて対Contorl戦で極めて強い一枚。
因みに
よく言われている2大案(POX・JundDepth)ですが、
POXの場合そもそも、デッキとしてある程度完成せれていて、この不純物を入れる事で何が良くなるのかよく判らない(=蛇足??)。不純物を入れるのならPOXReanimetorで良いと思う・・・。
《悪疫》と組み合わせること自体は強いと思う(一方的なアドを大量の稼げるという意味で)のですが、POXと言うデッキの形にする強みはなんなのか・・・。
JundDeapthはハンドをロックする目的で入れている《ボガーダンの金床》との組み合わせは悪くは無く《Chains of Mephistopheles》との組み合わせも弱くは無い。が、3枚のカードを使ってやるほどの事(この3枚を揃えたいのか?という事)では無く、鎖があるとカード引けない=アドを得にくい。
鎖と金床でコンボは完成されてるし、そこに他のカードを組み合わせるのならボードコントロールのカードのがベスト。基本は《ヴェールのリリアナ》。
その枠を使ってまで使いたいカードではない。
もちろんLotVと《無駄省き》の組み合わせも強いけど、それはLotVが強いだけで、やっぱり《無駄省き》自体は添え物。
この2つ自体に《無駄省き》を入れる必然性が感じられず、やっぱりどうせ入れるのなら役に立つデッキ、必然性があるデッキで扱うべきだと思いますね。
金床自体との組み合わせは悪くなく、単体でも相応に強い(2マナ分の価値があるか?と聞かれると微妙ですが、それを言うなら《無駄省き》はもっと微妙なので・・・)ので鎖の代わりに入れるのはまぁアリと言えばアリかな?と思います。
サイドに鎖は置いておく感じですね。
が、継続的ハンデスをするのでも結局LotVで良くない?というファイナルアンサーが有るので・・・。
P.S.
因みに、全世界の黒厨が何故このカードにこれだけ熱を挙げているのか?、他のプレイヤーには疑問かもしれない。
私自身も不思議に思いますが、黎明期より訳の判らないカードが多かった黒の信奉者故ではないかと思いますね。
とりあえず面白いカードが好きな人間が多いように思います。
私は何時買いましょうかね~(`・ω・´)
皆さん、こんばんは。しもべです。
先週一週間が壊滅的な暑さでしたね。
あれを乗り越えたのか・・・。
今更言うのもなんですが、Modern需要の恐ろしさは、欲しいカードを買おうと思った時に改めて実感させられますね。
私は《ハーキルの召還術》の9th日語版が以前から欲しかったのですが、特に急ぐカードでもなかったため放置していました。
で、先日のこと
( ゚ω゚ )そろそろ買おうかな、確か前見た時は1枚0.3k程度だったよな。
↓
1k/1枚
↓
Σ(゚Д゚;)アルエ!?
いと恐ろしや・・・。
これ下がるんかな・・・。
そう言えばGP Boston?か何かのModernのグランプリでTheRockが成績を残してましたが、そのリストが《野生語りのガラク》やら《群れネズミ》やらtWで《未練ある魂》やらで、以前意訳した7/8日に挙げた記事「モダン)需要あるか知りませんがCFBより「Junk is the New Jund」」で著者の Willy Edel氏がそこら辺の事をまんま書いていて、感動しましたね。
先読みと確かなデッキ構築すげーなぁ・・・。好きですけどJuncapeshift(笑)とか思ってました。
こういうビルダーになりたい。
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さて、今週もSCG Open LegacyがKansasCityで行われました。
早速結果を見ていきましょう
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/260714_kansascity.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=7/27/2014&end_date=07/27/2014&start=1&finish=16&event_ID=20&limit=50
今週の一位はColin Logan氏のDeath&Taxです。
旧来の型より対Combo寄りにシフトしフェアデッキには若干相性が低下していますが、不毛不毛にその上不毛と言う不毛嵌めの恐ろしさを存分に発揮できるデッキは未だ強いですね。ここ最近は《萎れ葉のしもべ》の2枚体制も多いですね。
以下Top16(1位→9位→16位)
D&T
RUG Delver
Omi-Tell
BUG Delver
Esper SfM
Lands
Burn
Jund
------------------------
BUG Delver
Patriot
Patriot
Esper SfM
BUG Delver
Lands
SneakShow
Elves
まぁ今週も相変わらずTempo系の一強耐性に近い状況です。
が先週から引き続き徐々にフェアデッキに強い非U系のデッキが出てきているように思います。
特に今週特徴的なのが2つのLands。
環境が早い時期にはありえないこのデッキの出現はある種今後の変遷の予兆かもしれませんね。一時期のJund Loamの様な力を発揮するかもしれません。また多少黒対策も増えている様なのでそこら辺も今後のポイントか。
さて、ここからは気になったデッキを個別に見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70510
2位、Matt Hoey氏のRUG Delverです。
メインは普通ですが、サイドに《墓掘りの檻》《呪われたトーテム像》と取ってありメインの《二又の稲妻》サイドの《乱暴+転落》と合わせて、かなり対小型系、特にElvesに注力しています。
決勝のD&Tにも転用できるカードが多かったのですが・・・残念でしたね。
不毛嵌めの恐ろしさを再認識する決勝卓でした。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70503
Brenden Estrada氏のBUG Delverです。
ここ最近はRUG/UWRが多めでBUGはどちらかと言えばよりフェアデッキに強いBUG 続唱が主流でした。
Comboが少ないから仕方のない事ですね。RUGと違い土地嵌めで勝つと言うプランが無い以上利点が薄めな立場でした。
そんな状況に対応したのか多少Brenden氏のリストは調整が入っていますね。
《見栄え損ない》《呪文嵌め》の2枚です。
どちらもフェアデッキに対して序盤から機能するカードであり、抜かれているのが《Force of will》である事からもComboは度外視しているのが判ります。
同系やRUG(《タルモゴイフ》)が増えるのなら《四肢切断》なのでしょうが、Tempo合戦では見栄え損ないの方が取り回しがしやすいですね。スネアも以前の様なタルモとSfM、Hymnなど2マナが溢れているわけでもないのですが、それでもTempoデッキの主力域ですし確定カウンターは強い。BUG続唱をはじめMiraclesの《相殺》やElvesのGSZ;X=1など使い道も多いですしね。
Tempo環境で土地を1枚減らすのは少々リスキーですが、変わりが1マナ域2枚なので大きな齟齬とは成り難いのでしょうね。
先週のStephen Mann氏のBUG Delverとは対照的な調整と言えますね。まぁただこの程度の微調整では流石微D&Tはきつかったようですね。
ここ最近の13~14枚目の生物は《墓忍び》がかなり多いようですね。
まぁ、Tempo同士の戦いになるのならサイズがある方が遥かに優位ですからね。
サイドは大体理解できますが《クローサの掌握》は不明。
このデッキで一体何を想定して入れているのでしょうね?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70507
Chris Allen氏のOmni-Tellです。
久方ぶりの全知SnTですね。
《ドリーム・ホール》型。
ここ最近は数は減りつつもSneakShowに対しては余り対策が減らずずっと苦しい状況が続いている用い思います。
故に軸をずらせる全知型の方が個人的には環境向きだと思いますね。
コンボパーツも少なく、速度特化しているわけでもない為、ゆっくり安定した回りからコンボに繋げる事が出来ます。
瞬殺力では生物を経由しない分上回っていますし、それが出来るから展開を安定性重視に向ける事が出来ますからね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70506
5位、Al Karabell氏のEsper SfMです。
表記はDeathBladeになっていましたが肝心のDeath成分が無いのでどう考えてもEsperBladeですね。
ついでに《真の名の宿敵/TNN》も不在です。
代わりに入っているのが《未練ある魂/LgS》と言う古き良きEsperですね。
この所当たり前の様にスイーパーが積まれているので除去耐性のより優れたLgS優先という事ですね。
ただ1マナ域の展開は少なく、PWが5枚入っている事から判るようにControl寄りのMidrangeです。
で面白いのがそのPW枠。
基本はJtMsで残りの枠に無し/エルズペス/LotVのどれかでしたがAl氏は《悪夢の織り手、アショク》《イニストラードの君主、ソリン》を採用しています。
君主ソリンは私も採用していますが、[-2]がLgSとの相性が極めて高く、装備品の様に対処されやすいサイド後の欠点という物が余りありません。打撃力の安定化ですね。出来が違うので使用感を是非聞きたいですね。
で、より注目なのはアショクの方。
恐らくはTempo/軽量小型生物環境である事を見越しているのでしょう。[+2]を連打していれば《秘密を掘り下げる者/DoS》1体ぐらいなら時間は稼げますし、少ない[-X]で相手の生物を強奪できます。Tempoは生物の数は多くは無いのですが圧縮は相手が勝手にしていってくれるため3枚程度削っていくだけでも相応に効果は有るのでしょうね。ただ、全くないとは思いませんが環境により適していると思われる《ヴェールのリリアナ/LotV》を抜いてまで優先するべき物なのかはいささか疑問ですね。
また、それまで入れてしまうと
只でさえ脆いマナ基盤にUU、WW、BBを要求するというピーキー仕様になってしまう欠点がありますからね。《金属モックス》も積んでいない以上土地嵌めをされたら悲劇でしょうね。脆いマナ基盤を補うために基本地形が5枚も入っているこのデッキではダブルシンボルは相当に厳しい要求ですね。
打消しは緊急回避のFoW4枚のみ。通常は6枚体制ですから如何にこれが少ないかが判りますね。
まぁ以前は一時的に打消し0~3枚なんてのが多かった時期もありましたが。
使用感を聞きたいからDeckTechになりませんかね・・・。
http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_leylines_with_chris_.html
今週のDeck Tech: Leylines with Chris Wolfmeyerです。
あの懐かしい力線Beatdownですね。
面白い唯一性のデッキなのですが、デッキパーツが特殊すぎて初期の頃から殆ど変わり映えがしない。
《オパール色の輝き》と《セラの聖域》があるかどうか・・・。
こんな所ですか。
という事で前回に引き続き対Tempoに優位なデッキの優勝でメタ的には最右翼のTempo関連も採取的に勝ち抜けるには少々厳しい状況になってきたようです。
まぁこの緩やかな変化も含めてここ数年のLegacyそのものですね。
さて、今回はここまで、です。
今回もお付き合いいただいてありがとうございました。
m(_ _)m
この文章がお役に立てば幸いです。
先週一週間が壊滅的な暑さでしたね。
あれを乗り越えたのか・・・。
今更言うのもなんですが、Modern需要の恐ろしさは、欲しいカードを買おうと思った時に改めて実感させられますね。
私は《ハーキルの召還術》の9th日語版が以前から欲しかったのですが、特に急ぐカードでもなかったため放置していました。
で、先日のこと
( ゚ω゚ )そろそろ買おうかな、確か前見た時は1枚0.3k程度だったよな。
↓
1k/1枚
↓
Σ(゚Д゚;)アルエ!?
いと恐ろしや・・・。
これ下がるんかな・・・。
そう言えばGP Boston?か何かのModernのグランプリでTheRockが成績を残してましたが、そのリストが《野生語りのガラク》やら《群れネズミ》やらtWで《未練ある魂》やらで、以前意訳した7/8日に挙げた記事「モダン)需要あるか知りませんがCFBより「Junk is the New Jund」」で著者の Willy Edel氏がそこら辺の事をまんま書いていて、感動しましたね。
先読みと確かなデッキ構築すげーなぁ・・・。好きですけどJuncapeshift(笑)とか思ってました。
こういうビルダーになりたい。
----------------------------------------------------------------------------------------
さて、今週もSCG Open LegacyがKansasCityで行われました。
早速結果を見ていきましょう
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/260714_kansascity.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=7/27/2014&end_date=07/27/2014&start=1&finish=16&event_ID=20&limit=50
今週の一位はColin Logan氏のDeath&Taxです。
旧来の型より対Combo寄りにシフトしフェアデッキには若干相性が低下していますが、不毛不毛にその上不毛と言う不毛嵌めの恐ろしさを存分に発揮できるデッキは未だ強いですね。ここ最近は《萎れ葉のしもべ》の2枚体制も多いですね。
以下Top16(1位→9位→16位)
D&T
RUG Delver
Omi-Tell
BUG Delver
Esper SfM
Lands
Burn
Jund
------------------------
BUG Delver
Patriot
Patriot
Esper SfM
BUG Delver
Lands
SneakShow
Elves
まぁ今週も相変わらずTempo系の一強耐性に近い状況です。
が先週から引き続き徐々にフェアデッキに強い非U系のデッキが出てきているように思います。
特に今週特徴的なのが2つのLands。
環境が早い時期にはありえないこのデッキの出現はある種今後の変遷の予兆かもしれませんね。一時期のJund Loamの様な力を発揮するかもしれません。また多少黒対策も増えている様なのでそこら辺も今後のポイントか。
さて、ここからは気になったデッキを個別に見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70510
2位、Matt Hoey氏のRUG Delverです。
メインは普通ですが、サイドに《墓掘りの檻》《呪われたトーテム像》と取ってありメインの《二又の稲妻》サイドの《乱暴+転落》と合わせて、かなり対小型系、特にElvesに注力しています。
決勝のD&Tにも転用できるカードが多かったのですが・・・残念でしたね。
不毛嵌めの恐ろしさを再認識する決勝卓でした。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70503
Brenden Estrada氏のBUG Delverです。
ここ最近はRUG/UWRが多めでBUGはどちらかと言えばよりフェアデッキに強いBUG 続唱が主流でした。
Comboが少ないから仕方のない事ですね。RUGと違い土地嵌めで勝つと言うプランが無い以上利点が薄めな立場でした。
そんな状況に対応したのか多少Brenden氏のリストは調整が入っていますね。
《見栄え損ない》《呪文嵌め》の2枚です。
どちらもフェアデッキに対して序盤から機能するカードであり、抜かれているのが《Force of will》である事からもComboは度外視しているのが判ります。
同系やRUG(《タルモゴイフ》)が増えるのなら《四肢切断》なのでしょうが、Tempo合戦では見栄え損ないの方が取り回しがしやすいですね。スネアも以前の様なタルモとSfM、Hymnなど2マナが溢れているわけでもないのですが、それでもTempoデッキの主力域ですし確定カウンターは強い。BUG続唱をはじめMiraclesの《相殺》やElvesのGSZ;X=1など使い道も多いですしね。
Tempo環境で土地を1枚減らすのは少々リスキーですが、変わりが1マナ域2枚なので大きな齟齬とは成り難いのでしょうね。
先週のStephen Mann氏のBUG Delverとは対照的な調整と言えますね。まぁただこの程度の微調整では流石微D&Tはきつかったようですね。
ここ最近の13~14枚目の生物は《墓忍び》がかなり多いようですね。
まぁ、Tempo同士の戦いになるのならサイズがある方が遥かに優位ですからね。
サイドは大体理解できますが《クローサの掌握》は不明。
このデッキで一体何を想定して入れているのでしょうね?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70507
Chris Allen氏のOmni-Tellです。
久方ぶりの全知SnTですね。
《ドリーム・ホール》型。
ここ最近は数は減りつつもSneakShowに対しては余り対策が減らずずっと苦しい状況が続いている用い思います。
故に軸をずらせる全知型の方が個人的には環境向きだと思いますね。
コンボパーツも少なく、速度特化しているわけでもない為、ゆっくり安定した回りからコンボに繋げる事が出来ます。
瞬殺力では生物を経由しない分上回っていますし、それが出来るから展開を安定性重視に向ける事が出来ますからね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70506
5位、Al Karabell氏のEsper SfMです。
表記はDeathBladeになっていましたが肝心のDeath成分が無いのでどう考えてもEsperBladeですね。
ついでに《真の名の宿敵/TNN》も不在です。
代わりに入っているのが《未練ある魂/LgS》と言う古き良きEsperですね。
この所当たり前の様にスイーパーが積まれているので除去耐性のより優れたLgS優先という事ですね。
ただ1マナ域の展開は少なく、PWが5枚入っている事から判るようにControl寄りのMidrangeです。
で面白いのがそのPW枠。
基本はJtMsで残りの枠に無し/エルズペス/LotVのどれかでしたがAl氏は《悪夢の織り手、アショク》《イニストラードの君主、ソリン》を採用しています。
君主ソリンは私も採用していますが、[-2]がLgSとの相性が極めて高く、装備品の様に対処されやすいサイド後の欠点という物が余りありません。打撃力の安定化ですね。出来が違うので使用感を是非聞きたいですね。
で、より注目なのはアショクの方。
恐らくはTempo/軽量小型生物環境である事を見越しているのでしょう。[+2]を連打していれば《秘密を掘り下げる者/DoS》1体ぐらいなら時間は稼げますし、少ない[-X]で相手の生物を強奪できます。Tempoは生物の数は多くは無いのですが圧縮は相手が勝手にしていってくれるため3枚程度削っていくだけでも相応に効果は有るのでしょうね。ただ、全くないとは思いませんが環境により適していると思われる《ヴェールのリリアナ/LotV》を抜いてまで優先するべき物なのかはいささか疑問ですね。
また、それまで入れてしまうと
只でさえ脆いマナ基盤にUU、WW、BBを要求するというピーキー仕様になってしまう欠点がありますからね。《金属モックス》も積んでいない以上土地嵌めをされたら悲劇でしょうね。脆いマナ基盤を補うために基本地形が5枚も入っているこのデッキではダブルシンボルは相当に厳しい要求ですね。
打消しは緊急回避のFoW4枚のみ。通常は6枚体制ですから如何にこれが少ないかが判りますね。
まぁ以前は一時的に打消し0~3枚なんてのが多かった時期もありましたが。
使用感を聞きたいからDeckTechになりませんかね・・・。
http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_leylines_with_chris_.html
今週のDeck Tech: Leylines with Chris Wolfmeyerです。
あの懐かしい力線Beatdownですね。
面白い唯一性のデッキなのですが、デッキパーツが特殊すぎて初期の頃から殆ど変わり映えがしない。
《オパール色の輝き》と《セラの聖域》があるかどうか・・・。
こんな所ですか。
という事で前回に引き続き対Tempoに優位なデッキの優勝でメタ的には最右翼のTempo関連も採取的に勝ち抜けるには少々厳しい状況になってきたようです。
まぁこの緩やかな変化も含めてここ数年のLegacyそのものですね。
さて、今回はここまで、です。
今回もお付き合いいただいてありがとうございました。
m(_ _)m
この文章がお役に立てば幸いです。
趣味)閃の軌跡II トワ会長が・・・
2014年7月28日 軌跡/Falcom作ヤバいよヤバい。超ヤバい。
どれぐらいヤバいかと言うと、マジヤバい。
ついに、トワ会長が天使の領域を飛び越えたわ・・・。
軌跡史上最高の可愛さから、軌跡シリーズ未来永劫最高の可愛さになってしまったわ・・・。
次作「閃の軌跡II」のOPが公開されました。
(http://www.youtube.com/watch?v=yUJT9hXsZJU)
次作ではカレイジャスが母艦になるのは判っていましたが、そうするとチート枠のヴィクター艦長の存在がネックでした。
どう処理するのかと思ったらまさかの会長が艦長就任とは・・・。
もうこれは買うしかないわ・・・。
また、味方側の中心になるので、これで各所で云われている「正面」化の可能性は大分減衰したのではないでしょうか?
まぁ、Falcomだから安心できませんがね。
因みに実機映像も徐々に公開されているようで興味津々。
今のところ映像ではロード周りはそれほど問題はなさそうです。PS3版でしたが零には及ばないものの結構速かった印象が在ります。
が、問題はこれがVita版でも維持できているのか?という事ですよね・・・。もうRPGとか時間のかかる物は寝転がってVitaでやりたいので、さすがに前回のアレは勘弁してほしい所です。
モーションについては全て作り直しているそうですが、戦闘中のそれを見る限り何が変わったのかよく判りません。相変わらず地面の上をスライドしていってます。
まぁ、映像自体が汚いので正確な部分判別できませんし、何より私は2D/どっと至上主義者なので3Dポリゴンになった時点でどうでもいい。前作のアレは頂けない出来でしたが個人的には気にもかけない部分なので。
MTGの記事書いてあげる予定でしたがどうでもよくなってしまったわ・・・。
罪作りな子!!
どれぐらいヤバいかと言うと、マジヤバい。
ついに、トワ会長が天使の領域を飛び越えたわ・・・。
軌跡史上最高の可愛さから、軌跡シリーズ未来永劫最高の可愛さになってしまったわ・・・。
次作「閃の軌跡II」のOPが公開されました。
(http://www.youtube.com/watch?v=yUJT9hXsZJU)
次作ではカレイジャスが母艦になるのは判っていましたが、そうするとチート枠のヴィクター艦長の存在がネックでした。
どう処理するのかと思ったらまさかの会長が艦長就任とは・・・。
もうこれは買うしかないわ・・・。
また、味方側の中心になるので、これで各所で云われている「正面」化の可能性は大分減衰したのではないでしょうか?
まぁ、Falcomだから安心できませんがね。
因みに実機映像も徐々に公開されているようで興味津々。
今のところ映像ではロード周りはそれほど問題はなさそうです。PS3版でしたが零には及ばないものの結構速かった印象が在ります。
が、問題はこれがVita版でも維持できているのか?という事ですよね・・・。もうRPGとか時間のかかる物は寝転がってVitaでやりたいので、さすがに前回のアレは勘弁してほしい所です。
モーションについては全て作り直しているそうですが、戦闘中のそれを見る限り何が変わったのかよく判りません。相変わらず地面の上をスライドしていってます。
まぁ、映像自体が汚いので正確な部分判別できませんし、何より私は2D/どっと至上主義者なので3Dポリゴンになった時点でどうでもいい。前作のアレは頂けない出来でしたが個人的には気にもかけない部分なので。
MTGの記事書いてあげる予定でしたがどうでもよくなってしまったわ・・・。
罪作りな子!!
新セット)タルキールとか統率者とか
2014年7月27日 新カード紹介 コメント (2)タルキールで還ってくるのは「変異」だそうで・・・。
まぁ期待はしてなかったけど、煽るだけ煽ってこれは無いなぁ・・・。
SHMのゲインアップデュアルランドの時も「Dual Landの下位交換ではない強力な土地を収録したよ!」とか言ってましたからね・・・。
まぁ、ただ、「変異」自体は嫌いではないのでまた何か面白い物が刷られると言いですね。(実際の狙いは全く外れてましたが。)
というか、これは《賛美されし天使》が返ってくるフラグなのでは?
《悪残の天使》のお陰で影は薄れましたが、元祖「白い悪魔」もそろそろ失地回復しても良い頃だと思いますね。
しかし、単色を推奨してきたTHSブロックの次が多色ブロック、それも3色がテーマのブロックと言うのもなぁ・・・。
テーマが乖離し過ぎていて融合するのが難しそうですね。
ウェッジ3色と言う以上、多くのカードが3マナ以上になるはず。
エターナルの実りはますます薄そうですね・・・。
まぁ私のJunkには何かあるかもしれませんが・・・。
THSブロックでは各色に自分の色に対するHateカードが在った故に3色デッキを食い物にされそうです。
何か強力なシナジーが無いと・・・。
とりあえずJUNKカラーの4マナのPWを希望しますよ!!
最低5マナで。
《Zurgo、Helmsmasher》は5マナ7/2速攻・限定破壊不能+α。
能力的には弱くは無い。
けれど回避能力が一切無い点が痛い。
加えてリムーブ/布告/マイナス修正が溢れている環境では・・・。
上の例からすると《異端の輝き》や《胆汁病》、M15の《潰瘍化》等で簡単に落ちる性能では先があるとは思えませんね。
他のセットも発表。
「統率者2014」。
《Ghoulcaller Gisa》は生贄にした分の2倍のパワーを合計で返してくれるので能力的には強い。
サイズも5マナの割には小さいのですが、まぁシステム生物であるなら3/4なら寧ろ大きな方。4点火力も減るので多少生き残れる確率は有りそうです。
が、起動までが遅い上に、単体ではほぼ無力である点は《アスフォデルの灰色商人》と同じ。商人の方が直接的な分、ギサが採用される見込みは薄そうです。
《Teferi,Temporal Archmage》
:古参プレイヤーには御馴染みのテフェリー。
旧セットのPWがPWタイプでカード化されるフラグ?
PWになる事で1マナ重くなってしまうテフェリー。
[+1]は《手練》。
ドローアドの取れる能力ではJtMsの[0]と並んで最高クラスの能力。新ジェイスの[+1]の疑似「占術2」と並ぶと単純で残酷な差が・・・。まぁあちらも全然強いんですがね。
[-1]は最大4つの置物をアンタップする能力。
マナ域的に何と無く《精神力》を思い出しましたが実際は似ても似つかない能力ですねw。
どちらかと言えばフリースペル。
何でも使えるため汎用性は極めて高いのですが、他にモノと違いマイナスなので使用に限界があるのが・・・。まぁUは置物もそう多くは有りませんし土地を起こすだけなら他の物が在る。抜群に使いやすくイマイチ使い難い能力。
[-10]はPWの能力起動制限をIns化。
Ins速度も然ることながら相手のターンにも使えるため忠誠度の伸びも倍になる能力。単体では美妙ですが他にPWがいるのならかなり強い能力。
一つ一つは中々強い。
が6マナを掛けてまでやりたい事が一つもない。
[-10]は唯一性ですが、効果を2倍にするにも忠誠度を上げるにもほかに手段があります。また早くとも普通に行けば11ターン目にしか使えない時間の遅さ。ヘビーコントロールでさえ数世が決まっていてもおかしくないその上きぃうでスタートを切ってどうするというのか・・・。
コマンダーに出来る能力も通常のゲームでは関係ない。
残念ながらただの記念カードになりそうですね。
恐らく多くのプレイヤーはPW化するよりも《ザルファーの魔道士、テフェリー》再録しろよ・・・と思っているに違いない。あぁ無常。
旧作の人物のPW化も有り?
ならフレイヤリースが欲しいですね。
皆さん、こんばんは。しもべです。
気になった時事
以下転載
国際世論的にはややイスラエル非難が大きいように思います。
まぁ、軍事規模で言えば段違いですし、容赦なく民間人に危害を加えていますからね。市街地だけでなく避難地区まで爆撃するとか国際慣習から言ってもありえない。
それも虐殺レベル。
(そんな国家を世界の警察wwが擁護しているとか失笑を通り越すという物でしょう。)
が、だからと言ってハマス側に問題が無いわけでも、もちろんない。
彼らは民間人を積極的/強制的な避難をさせていない故に被害が広がり易い。
何より、彼らは民間人を隠れ蓑にしたゲリラ戦術を展開し、民間人も含めて戦略を立てている。
そんな事をすれば、相手側は軍人/民間人の区別もつくわけないから攻撃するしかない。
しかもイスラエルは一応爆撃前に宣言する事も多いけれど、ハマス側は完全に騙し討ち。際限なくイスラエル側の民間街区にロケット砲を打ち込みまくっている。
加えて言うならハマスは停戦案を拒否し続けている。
どれだけ被害が出ようと、考慮していない。
双方の民間人側に人的/物質的な被害が出れば、国民的にも互いに憎悪を募らせ益々深みに嵌る。
この悪循環・・・。
しかし、世界各地でデモなる物が起こっているらしいが、英国でデモが起こっているとか聞くと信じられんですよ。
そんな昔の事はどうでもいいんですかね・・・?
気になった時事
以下転載
[<ガザ戦闘>国連人権理事会がイスラエル非難の決議]
毎日新聞 7月24日(木)11時34分配信
【ローマ福島良典、ワシントン和田浩明】国連人権理事会(構成47カ国)は23日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で開いた緊急会合で、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃を非難し、人権侵害の実態を調べる国際調査団の派遣を盛り込んだ決議案を賛成29、反対1、棄権17で採択した。
決議案はパキスタンなどが提出した。決議はイスラエル軍の攻撃を「広範かつ組織的で重大な人権・自由の侵害」と非難し、住宅地などへの爆撃が「国際犯罪にあたる可能性がある」と指摘している。一方で、ガザ地区からイスラエルをロケット弾で攻撃しているイスラム原理主義組織ハマスについては名指しでの批判はしていない。
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140724-00000029-mai-m_est)
-------------------------------------------------------------------------------------
[ハマス、停戦案を再び拒否=ガザの封鎖解除要求―攻撃の死者700人超に]
時事通信 7月24日(木)8時10分配信
【エルサレム時事】イスラム原理主義組織ハマスの最高指導者メシャル氏は23日夜、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとの戦闘について、「ガザの経済封鎖を解除しなければ停戦には応じない」と述べ、攻撃停止後に条件の交渉をするというエジプトの停戦案を改めて拒否した。メシャル氏が拠点を置くカタールで記者会見した。ケリー米国務長官らが中東入りするなど外交努力が続いているが、「打開策はなかった」と語った。
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140724-00000028-jij-m_est)
-------------------------------------------------------------------------------------
[<ガザ>国連の学校に爆撃 避難民ら15人死亡 攻撃者不明]
毎日新聞 7月24日(木)23時27分配信
【エルサレム大治朋子】イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区を拠点とするイスラム原理主義組織ハマスの戦闘は24日も続き、北部ベイトハヌーンにある国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)運営の学校が爆撃され、避難民ら少なくとも15人が死亡、150人が負傷した。どちらの攻撃によるものかは不明。ハマスはUNRWA施設に武器を隠し、イスラエル軍がこれまでも3施設を爆撃しているが、避難民のいる学校にまで攻撃が及んだのは初めて。
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140724-00000147-mai-int)
国際世論的にはややイスラエル非難が大きいように思います。
まぁ、軍事規模で言えば段違いですし、容赦なく民間人に危害を加えていますからね。市街地だけでなく避難地区まで爆撃するとか国際慣習から言ってもありえない。
それも虐殺レベル。
(そんな国家を世界の警察wwが擁護しているとか失笑を通り越すという物でしょう。)
が、だからと言ってハマス側に問題が無いわけでも、もちろんない。
彼らは民間人を積極的/強制的な避難をさせていない故に被害が広がり易い。
何より、彼らは民間人を隠れ蓑にしたゲリラ戦術を展開し、民間人も含めて戦略を立てている。
そんな事をすれば、相手側は軍人/民間人の区別もつくわけないから攻撃するしかない。
しかもイスラエルは一応爆撃前に宣言する事も多いけれど、ハマス側は完全に騙し討ち。際限なくイスラエル側の民間街区にロケット砲を打ち込みまくっている。
加えて言うならハマスは停戦案を拒否し続けている。
どれだけ被害が出ようと、考慮していない。
双方の民間人側に人的/物質的な被害が出れば、国民的にも互いに憎悪を募らせ益々深みに嵌る。
この悪循環・・・。
しかし、世界各地でデモなる物が起こっているらしいが、英国でデモが起こっているとか聞くと信じられんですよ。
そんな昔の事はどうでもいいんですかね・・・?
電波)このカードが使いたい)《ヘリオッドの巡礼者》
2014年7月25日 電波
皆さん、こんばんは。しもべです。
超久々なので色々妄想したいカードは多いのですが、今回はこちら
:CipでAuraを1枚持ってくるアド生物。
《石鍛冶の神秘家》を思わせる能力を持っていますが、レアリティの関係か随分弱体化しています。
とは言え、場に出せば直で機能するAuraなので必ずしも劣っているわけでもない。相対的に見て店舗の面では勝っています。《殴打頭蓋》持ってきて返しに除去wwとか言う展開も最初から計算には無い。
そもそも3マナでカードアドが稼げる生物の時点で弱くはなく、しかもコモンです。これ以上を望むのは贅沢。
また、あくまでAura限定とはいえ、自分の生物強化か生体兵器しかほぼ選択肢の無かった装備品に比べると、Auraは強化から妨害まで行えるアクション幅が広いためユーティリティなカードとして機能させる事が出来ます 。
初発表時にAuraBeat専用だろwとかしか考えていなかった自分が恥ずかしい。
これ自身のアドを稼いでいるためAuraのアドロスを帳消しにしています。加えて、セット→次のターンにAuraで強化して殴るという動きが出来る為テンポも悪くない。
その方針から言えば、基本は強化Auraが主になるでしょう。
《アルマジロの外套》や《ペミンのオーラ》《怨恨》《天使の運命》の様な強化Auraを付けることで盤面への圧力を高まる事が出来る。《蔦馬の手綱》なら後続のアドも確保しやすいでしょう。
《天使の運命》で強化できればそれだけでフィニッシャー(5/6飛行・先制攻撃)がほぼ確立できる上にアドロスも無い。
AuraBeatには《イロアスの英雄》もいるのでBeatも組みやすい。
Stdでも2t:英雄 → 3t:巡礼者(《光波の護法印》) → 4t:英雄に《光波の護法印》で「5/5プロテクション(すべての色)」が出来る。布告等の邪魔をされなければ7ターン目でゲームセット。4t《黎明運びの戦車兵》で、5tに戦車兵に護法印で、除去耐性のある悪斬と言うのも良いんですがね。
もちろんEternalならGWやWBのAurancerとしても使えますからね。
また銀弾としての機能も発揮します。
単体除去なら
生物:《岩への繋ぎ止め》や《時間からの孤立》《禁固刑》、《抑圧的な光線》《麻痺》等がある。
火力なら《感電の弧炎》《業火の拳》、バウンスなら《立ち退きの印》
Atf/Enc:《物静かな破損》
土地対策:《荒廃》《広がりゆく海》《藻の蔓延》《汚染された地》
万能:《信仰の足枷》《現実の酸》
特殊:《工匠の呪詛》
等がある。
また、除去以上にコントロールを奪う系のスペルとも極めて相性が良いです。
《支配魔法》《不忠の糸》《併合》《精神支配》《秘宝奪取》《決断の手綱》《エンチャント奪取》
など多岐に渡ります。
これらのカードは単体で2-1交換が出来る素晴らしいカード。それを銀弾でサーチ出来るのでボードコントロールにも向いているという訳です。
こういう要素を見ていくと実はWU Conrolの様なデッキも組める可能性がありますね。
アド獲得手段としても使い道があります。
土地へのAuraを持ってこれば比較的安定した運用が可能となるのでアドを失い難い。
特に《地下世界の人脈》《リスの巣》はそこから溢れる程のアドを供給してくれるでしょう。
他のアド手段としてRAVのAuraは非常に有効。
《空想の飛行》は2ドロー。《不死の断片》は2ハンデス。《鉄の樹の拳》は1/1が2体。
最後にCombo要素。
既に言われていますがBorosカラーの「双子の欠片」デッキのサーチ用生物としての価値がある。
あのデッキは《双子の欠片》以外に《鏡割りのキキジキ》+《修復の天使》がいるのでコンボ要素に困る事は少ないが、天使の使い道が少ないのが残念だった。こいつを加えればCombo用の潤滑油にもなる上に天使へと繋げるのも良い。
また、《双子の欠片》をサーチした上で次ターンに自分に付けることでCipで更に追加のアドも稼いでいける。上記のコントロール用銀弾装置として機能もするわけですね。
欠片の対象として《深夜の護衛》《村の鐘鳴らし》等もいてパーツに困らないのも良い。Uのキャントリップに比べ重い物のより直接的な動きが魅力のデッキとして棲み分けが狙える。
更にジョニー的発想ですが《奥義の翼》の「オーラ交換」が狙えます。
《エルドラージの徴兵》と交換してパンチでGGな訳ですね。
《アカデミーの研究者》がいれば《奥義の翼》がなくとも直接徴兵をサーチすればいいだけ。
因みに《ちらつき形態》があればマナは掛るものの4マナでAuraをサーチし放題。
単体のKPは劣るものの、SfMに比べ遥かにカード選択に応用を利かせる事が出来る良カードですね。
StdでさえControl札として機能させる事が出来る訳ですからね。
SfMの類似品とか言う第一印象とは全く違うカードだという事 が今回改めて判りましたよ。
う~ん、実に電波臭溢れるカード。こんなカードがCommonに存在するとは!!
超久々なので色々妄想したいカードは多いのですが、今回はこちら
《Heliod’s Pilgrim/ヘリオッドの巡礼者》(2)(W)です。
クリーチャー — 人間・クレリック
ヘリオッドの巡礼者が戦場に出たとき、あなたはあなたのライブラリーからオーラ・カードを1枚探してもよい。そうしたなら、それを公開してあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。
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:CipでAuraを1枚持ってくるアド生物。
《石鍛冶の神秘家》を思わせる能力を持っていますが、レアリティの関係か随分弱体化しています。
とは言え、場に出せば直で機能するAuraなので必ずしも劣っているわけでもない。相対的に見て店舗の面では勝っています。《殴打頭蓋》持ってきて返しに除去wwとか言う展開も最初から計算には無い。
そもそも3マナでカードアドが稼げる生物の時点で弱くはなく、しかもコモンです。これ以上を望むのは贅沢。
また、あくまでAura限定とはいえ、自分の生物強化か生体兵器しかほぼ選択肢の無かった装備品に比べると、Auraは強化から妨害まで行えるアクション幅が広いためユーティリティなカードとして機能させる事が出来ます 。
初発表時にAuraBeat専用だろwとかしか考えていなかった自分が恥ずかしい。
これ自身のアドを稼いでいるためAuraのアドロスを帳消しにしています。加えて、セット→次のターンにAuraで強化して殴るという動きが出来る為テンポも悪くない。
その方針から言えば、基本は強化Auraが主になるでしょう。
《アルマジロの外套》や《ペミンのオーラ》《怨恨》《天使の運命》の様な強化Auraを付けることで盤面への圧力を高まる事が出来る。《蔦馬の手綱》なら後続のアドも確保しやすいでしょう。
《天使の運命》で強化できればそれだけでフィニッシャー(5/6飛行・先制攻撃)がほぼ確立できる上にアドロスも無い。
AuraBeatには《イロアスの英雄》もいるのでBeatも組みやすい。
Stdでも2t:英雄 → 3t:巡礼者(《光波の護法印》) → 4t:英雄に《光波の護法印》で「5/5プロテクション(すべての色)」が出来る。布告等の邪魔をされなければ7ターン目でゲームセット。4t《黎明運びの戦車兵》で、5tに戦車兵に護法印で、除去耐性のある悪斬と言うのも良いんですがね。
もちろんEternalならGWやWBのAurancerとしても使えますからね。
また銀弾としての機能も発揮します。
単体除去なら
生物:《岩への繋ぎ止め》や《時間からの孤立》《禁固刑》、《抑圧的な光線》《麻痺》等がある。
火力なら《感電の弧炎》《業火の拳》、バウンスなら《立ち退きの印》
Atf/Enc:《物静かな破損》
土地対策:《荒廃》《広がりゆく海》《藻の蔓延》《汚染された地》
万能:《信仰の足枷》《現実の酸》
特殊:《工匠の呪詛》
等がある。
また、除去以上にコントロールを奪う系のスペルとも極めて相性が良いです。
《支配魔法》《不忠の糸》《併合》《精神支配》《秘宝奪取》《決断の手綱》《エンチャント奪取》
など多岐に渡ります。
これらのカードは単体で2-1交換が出来る素晴らしいカード。それを銀弾でサーチ出来るのでボードコントロールにも向いているという訳です。
こういう要素を見ていくと実はWU Conrolの様なデッキも組める可能性がありますね。
アド獲得手段としても使い道があります。
土地へのAuraを持ってこれば比較的安定した運用が可能となるのでアドを失い難い。
特に《地下世界の人脈》《リスの巣》はそこから溢れる程のアドを供給してくれるでしょう。
他のアド手段としてRAVのAuraは非常に有効。
《空想の飛行》は2ドロー。《不死の断片》は2ハンデス。《鉄の樹の拳》は1/1が2体。
最後にCombo要素。
既に言われていますがBorosカラーの「双子の欠片」デッキのサーチ用生物としての価値がある。
あのデッキは《双子の欠片》以外に《鏡割りのキキジキ》+《修復の天使》がいるのでコンボ要素に困る事は少ないが、天使の使い道が少ないのが残念だった。こいつを加えればCombo用の潤滑油にもなる上に天使へと繋げるのも良い。
また、《双子の欠片》をサーチした上で次ターンに自分に付けることでCipで更に追加のアドも稼いでいける。上記のコントロール用銀弾装置として機能もするわけですね。
欠片の対象として《深夜の護衛》《村の鐘鳴らし》等もいてパーツに困らないのも良い。Uのキャントリップに比べ重い物のより直接的な動きが魅力のデッキとして棲み分けが狙える。
更にジョニー的発想ですが《奥義の翼》の「オーラ交換」が狙えます。
《エルドラージの徴兵》と交換してパンチでGGな訳ですね。
《アカデミーの研究者》がいれば《奥義の翼》がなくとも直接徴兵をサーチすればいいだけ。
因みに《ちらつき形態》があればマナは掛るものの4マナでAuraをサーチし放題。
単体のKPは劣るものの、SfMに比べ遥かにカード選択に応用を利かせる事が出来る良カードですね。
StdでさえControl札として機能させる事が出来る訳ですからね。
SfMの類似品とか言う第一印象とは全く違うカードだという事 が今回改めて判りましたよ。
う~ん、実に電波臭溢れるカード。こんなカードがCommonに存在するとは!!