レガシー)今週のSCGの結果 少し環境に歪みが出てきた気がします。
2014年9月2日 紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
タルキールのカードが発表されて世間を賑わしています。
中でもフェッチランドの再録は大きな反響がありまして、「変異」を発表後にこれを出してくる「下げて上げる」マローの戦法は見事にプレイヤー達の心を動かしましたねw
かく言う私も、「皆が待っている物を入れる」→「変異ww」を出された時は大いに荒れたものですw
3代目ソリンは《真面目な訪問者、ソリン》に訳名されたそうです。
・・・真面目なって(´・ω・`)
確かに《真面目な身代わり》の前例が在りますけどね。MtGは基本的に1度訳をしたら、同一の単語はなるべく同じように訳すルールがあるらしく、これもまたその犠牲に・・・。
なんだか掃除をせずに遊んでばっかりいる同級生を叱るソリンさんが見えてしまいました・・・。
さて、そんなこんなでそっちは放っておいて、SCGですが、今週はSomersetにてInvititonalとOpenが行われました。
しかしModernまで始まって週末にInvititonalまで合わせると4つの大会を開くとかすごいですね、SCGは。
結果はペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/300814_somerset.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=08/29/2014&end_date=08/31/2014&start=1&finish=8&event_ID=21
まずはInvitional
優勝はInfectのTom Ross氏です。
Top8(上から順に1位→8位)
UG Infect
UW MiraclestR
BUG Delver
BUG Delver
Jund
4c Delver
UW Miracles
SneakShow
です。
まぁ、こんな物でしょう。現状のメタと相違ないですし、何よりTop8が真っ青になる事もInvititonalでは恒例ですからね。寧ろ今回はJundがいるだけマシ。感染は稀に見るアーキタイプですが、ここの所Tempoデッキも含め少々環境が低速化しています。もちろん除去の枚数は豊富なのですが、Belcher然り、こういう一瞬で勝負をつけるアーキタイプに勝ちを攫われる事も出てくる程度までは速度/気が緩んでいます。
これが何らかの大きな風になるとは思いませんが、それでも良い事ですね。
では個別に気になったデッキを
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72269
1位、Tom Ross氏のUG Infectです。
SCGでも稀にTop16に出入りしている感染デッキ。2年ほど前に在ったUG/BantWeenieをさらに先鋭化させた様なデッキで、序盤から感染持ちを展開し、それを《激励》/《巨森の蔦》→《Beserk》と強化して一気に勝負を決めると言う物。除去やカウンターの様な妨害が少ないハンドを《秘密を掘り下げる者/DoS》が有るからと安易にキープすると一瞬で負けます。最近「赤単Sneak」が少し数を増やしていますが、こういうスピード特化が環境で追風なのも一因かもしれませんね。
しかし、このTom氏は結構特殊な構造です。Open Legacyの13位に入っているChris Kvartek氏の典型的なリストと比べてみると良く判ります。
まず生物枠に《ドライアドの東屋》と《ヴィリジアンの堕落者》がいます。
正直東屋は何を目的にしているのかよく判りかねます。スペル枠に通常では見られない《緑の太陽の頂点/GSZ》が採ってある事に関係しているのかもしれませんが、このデッキでわざわざ1t目に東屋を持ってくる利点が、2t目に《ぎらつかせのエルフ》を持ってくるよりあるとは思えません。《ヴェールのリリアナ》の[-2]避けですかね?
堕落者は、フェアデッキの《梅沢の十手》に、サイドから入る可能性のある《真髄の針》《墓掘りの檻》対策でしょうか?
EsperとPatriotが相応にいるので効果はあるかもしれません。
GSZに触れましたが、通常ではありえないこの1枚を採っており、若干の速度は緩む物のアタッカーである《ぎらつかせエルフ》の水増し、《貴族の教主》の「賛美」による打点強化、堕落者により銀弾対策と応用が利くスペルです。普通は《輪作》の2枚目が採られている枠ですが、強化の《ペンデルヘイヴン》とアタッカーの《墨蛾の生息地》よりも更に応用が利くという事で採ったのかもしれませんね。テンポデッキが多いなら《Force of Will》を一カウンターも厄介ですし。
丁度、「あのカードは今~」のコーナーで感染カードを取り上げようとしていたので、個人的には非常にタイムリーですw
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72280
2位、Reid Duke氏のUW MiraclestRです。
やはり環境のTier1はMiraclesではないか?と思う今日この頃。
色々なデッキの形が有り、生物を入れたりソプターコンボしたり、RipHelmしたりケラノスしたり、本当に多様です。
が、Reid氏はそんな物知るか!とばかりの圧倒的なヘビーコントロールです。LandStillを思い出す低速仕様。
打点となる生物は零枚。フィニッシャーたる《天使への願い》も2枚まで減らし、代わりに《精神を刻む者、ジェイス/JtMs》4枚です。コントロールしてJtMs置きゃggだろ?的な・・・。
それを支える為か、土地は24枚と多く、何より計10枚の基本地形が投入されています。DualLandに至っては僅か3枚。不毛合戦に付き合う気は無いと言わんばかりですね。そしてこれのお陰でサイドの《血染めの月》が非常に活きてきます。
メインはカウンターがFoW4枚、ピアス1枚、カンスぺ2枚の計7枚で少々多め。且つ確定カウンターが6枚です。加えて《紅蓮破》1枚ですね。そして《剣を鍬に》4枚《終末》3枚に《至高の評決》1枚のバランス型に加え《議会の評決》2枚です。この妨害札の数を見ても徹底的に消耗戦に持ち込む構えですね。これだけ妨害を入れると普通は回りが悪くなるものですが、独楽JtMsブレストの12枚体制で乗り切るようです。
サイド後は打って変わって《血染めの月》と《悪残の天使》のアグレッシブサイドですね。生物を採る場合は《聖トラフトの霊》が一般的ですが、相殺等で除去耐性を補えるのなら対生物戦でも圧倒的に優位な悪残が勝りますね。
また、《紅蓮破/Pry》2枚《赤霊破/REB》1枚《青霊破》1枚にピアス1枚と、サイド後は軽量なカウンターを多量に取っています。対Comboなどでは《狼狽の嵐》等が一般的ですが、環境的な側面からこれらの特定カウンターを優先したのでしょう。
少々気になるのは対部族等の大量生物戦。
普通は《紅蓮地獄》《イゼットの静電術師》等の軽量で且つtRを活かせるカードが多いのですがReid氏はメインと同じカードの水増しだけ。充分に間に合うという事でしょうか?
ただ、Open Legacyで優勝したDan Musser氏のUW MiraclestRは、《イゼットの静電術師》が1枚あるとはいえ、このデッキ以上の除去が薄いデッキでした。が、それでも決勝でElvesを破っているところを見ると問題は無いのかもしれませんね・・・。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72267
3位、Peter Ingram氏のBUG Delverです。
Peter氏のBUGは何と生物が17枚もあります。通常DrS4枚、DoS4枚、タルモ4枚の3種4待ち計12枚+1~2枚が一般的です。がPeter氏は12枚に《真の名の宿敵》2枚《闇の腹心》3枚と言う生物を積んでいます。
ハンデス/除去と最低限しか積まずにその枠を使っているようです。が、最近のテンポはPatriotを除き自分のBUGを始めそこほどに除去は多くなく、相手の除去札<自分の生物に依る物量戦を仕掛けているのかもしれません。
攻勢面が増せば《もみ消し》のManadenialもより強力になります。
妨害に妨害ではなく、力技で突破する何とも脳筋仕様ですね。
代わりにサイドにはハンデス/除去/カウンターと妨害が多めです。
続いて、Open Legacyです。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=08/31/2014&end_date=08/31/2014&start=1&finish=16&event_ID=20
優勝はDan Musser氏のUW MiraclestRです。
以下Top16(1位→9位→16位)
UW MiraclestR
Elves
D&T
Painters
Lands
UR Delver
Esper SfM
Patriot
---------------------------
Painters
Dredge
Elves
Infect
Elves
Bant SfM
D&T
です。
ここ最近の中ではかなりU勢力は抑えめです。
特にElves、Painters、そしてInfectなど、既存のフェアデッキに強いフェアデッキだけでは否い「瞬殺力」を備えたデッキが上がってきています。
一手一手の重みが、消耗戦であるフェアデッキとは異なるため読み違えると即GG。
それがこれだけの数がいるのは、ここ最近のTempoやMiraclesの台頭が続いていたためでしょうね。
それでも優勝したのはMiraclesと言うのがこのデッキの自力の高さを窺わせますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72356
2位、Ross Merriam氏のElvesです。
現在、部族最有力なElves。コンスタントに上位入賞をし続けています。今回はTop16に3名も輩出する成功を収めています。
特別に気になった事が多いわけではありませんが、目に付いたのは3名全員が《垣間見る自然》を4枚採っているところです。
マナエルフの数はまちまちですが、誰もがコンボ性を強めて爆発力を高めている様に感じました。上記Invititonalでも触れましたが、現状、瞬発力と言う部分が活きやすいように思います。
Ross氏はシンプルなtB型ですが、《威厳の魔力》を採って3枚目のファッティを採っていますね。かつては定番の枠でしたが《孔蹄のビヒモス》登場後は1-1となり、現状はビヒモス2-0が一般的です。が、除去を中心とした対策を喰らうと1パンチだけのビヒモスでは対処できない事もあるので、ドローと言う総合的な物量を手に出来る魔力の価値は未だ輝いていると思います。
後はM15登場以降、狂ったようにメイン投入されていた《再利用の賢者》をサイドに追いやってます。
元々そうでしたし、半端な事をしてコンボの阻害要素にするのはよくないという事でしょうかね。
しかし、先日の日本レガシー選手権2014夏を制し、晴れる屋さんのLegacy神戦でも勝っている様に日米問わず勢力を築いていますね、Elvesは。その割に一定以上の数に増えないのは何故でしょうね?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72354
6位、James Rynkiewicz氏のUR Delverです。
生物やスペル等も見てもやってる事はURになったRUG Delverと言ったデッキです。
寧ろ地上を固められがちだったり単体除去の嵐で信用の無いGの生物を抜いて、除去に強い生物群を増やしている、環境に即したRUG Delverに見えます。《渋面の溶岩使い》は小型生物戦を支配し、本体に直接火力を届けます。《若き紅蓮術士》は圧倒的と言えるほどはこのデッキでは生成出来ませんが継続的なToken展開が出来るので総合的な打点は高い。
2色のお陰で基本地形を入れる事が出来ますし、一撃必殺の《発展の代価》も積めます。ただ、Manadenial戦略を採っている以上Burnの様な火力は期待できません。が、油断をしてる相手を焼くには価値が付くでしょう。そもそも4点飛ぶだけでも最後の押し込みには十分ですから。サイドの《血染めの月》もいい。
しかしURの宿命か、《タルモゴイフ》を抜いたことで、タルモの様なサイズのある生物による押し込みに弱くなるという命題の解決には至っていませんね。TNNかTokenでチャンプしてる間にDoSと火力で対処するしかない。サイド後は《四肢切断》と《水没》が有るので多少マシになりますね。プレイングでどこまでカバーできるか・・・。その上、小型が増えたため全体修正に弱くなってしまっています。その点は明確な欠点。
因みにInvititonalの6位にはこれの類型たる4c Delverがいます。
Will Cruse氏のデッキで、4cと言っても増えているのはメインは《死儀礼のシャーマン》のB/Gだけです。
色自体は増えていますが、DrSが入る事で寧ろマナ基盤は強化されています。基本地形が取れないのは残念ですが、その分サイドには非常に幅広いHateカードが積まれています。
どちらが強いかは一概には良いかねますが、デッキパワーが高いのはこの4cでしょうね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72373
10位、Jonathan Suarez氏のPaintersです。
ここ最近また増えてきたPainters。Tempo系はどうしても土地を切り詰める為、基本地形を採る枠がなかなかない。
1~2枚入れていても《血染めの月》を対策するのは至難の業です。またこれだけ環境が青いのなら5~7枚程積まれるREB、Pyrは自然にキャストする事が出来るという強いもあります。
元々指向性のコンボデッキですが、特別にせずともそれが嵌り、且つ通常のコンボ以外にも一撃必殺の札が4~6枚程度積まれるとなれば強いのも理解できます。
Jonathan氏は権利戦でも同様のデッキで出ています。
所謂《帝国の徴募兵》を利用している事から「Imperial Painter」と呼ばれるデッキですね。
前回の時に、ここ最近のPaintersは単体火力により生物除去をサイドに採るようになったという事を挙げたと思います。その筆頭が使い回しが出来る《炎の稲妻》だと。そして先回のデッキではシンプルに《稲妻》が積まれているという事も書いたはずです。
が、Jobathan氏は、同じく《稲妻》ながらメインに3枚採っています。
メタを意識しての事でしょうが、あのメタキラーのコンボデッキがここまで迎合していると言うのが凄いですね。相手を嵌めるためには、序盤の生物、特にDrSを捌くのが何よりも重要になってきますからね。
また《紅蓮地獄》ではなく《灰の殉教者》を使っているのも意外です。
サイドも含め、自分のキラーカードを増やすのではなく、Hateカードに寄っているデッキだと思いました。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72375
15位、Fred Edelkamp氏のBant Bladeです。
先週も含めPaul Lynch氏が使っていた「UW Blade+ソプターコンボ+続唱」的なControlデッキ。
Fred氏のそれは、Paul氏のデッキとほぼ変わりませんが微調整が成されています。
《拘留の宝球》→《謙虚》になっており、より対生物戦に強くなっています。MiraclesだろうがSnTだろうが部族だろうが、総てに対処出来る《謙虚》を入れる事で正に鉄壁ですね。
サイドまで含めると単体除去が2枚減らされていることからこの《謙虚》への支配力と信頼性をうかがい知れます。サイドでは満足できなかったのでしょうね。
またBlade戦略をより有効にするため《饗宴と飢餓の剣》が採られておりBUGへの高い圧力も見えます。
元々生物戦に特化しているデッキですが、それをさらに先鋭的にしているようですね。
さて、こんなところ、です。
この記事で何度も触れてますが、瞬殺力/瞬発力の高いデッキが増えてきている事で環境に微力ながら影響を及ぼしていくのではないか?と思います。取り上げていないデッキでも先週とほぼ同じ《戦慄の復活》抜きDredgeなどもありますしね。
DoSスタートが正義だった時代ではなくなってきているという事ですね。
加えてMiraclesと、そしてBant Bladeの様な明らかにフェアデッキを狙い撃ちするデッキも数が見られます。
これは何らかの変化があると嫌が応にも期待してしまいますね。
さて、今週はここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。
P.S.
2つ分纏めるとどうしても長文になってしまいます。
もっと分量減らさないと(´・ω・`)
読みにくいし、何より書くのに時間がかかてしかたがない・・・。
タルキールのカードが発表されて世間を賑わしています。
中でもフェッチランドの再録は大きな反響がありまして、「変異」を発表後にこれを出してくる「下げて上げる」マローの戦法は見事にプレイヤー達の心を動かしましたねw
かく言う私も、「皆が待っている物を入れる」→「変異ww」を出された時は大いに荒れたものですw
3代目ソリンは《真面目な訪問者、ソリン》に訳名されたそうです。
・・・真面目なって(´・ω・`)
確かに《真面目な身代わり》の前例が在りますけどね。MtGは基本的に1度訳をしたら、同一の単語はなるべく同じように訳すルールがあるらしく、これもまたその犠牲に・・・。
なんだか掃除をせずに遊んでばっかりいる同級生を叱るソリンさんが見えてしまいました・・・。
さて、そんなこんなでそっちは放っておいて、SCGですが、今週はSomersetにてInvititonalとOpenが行われました。
しかしModernまで始まって週末にInvititonalまで合わせると4つの大会を開くとかすごいですね、SCGは。
結果はペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/300814_somerset.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=08/29/2014&end_date=08/31/2014&start=1&finish=8&event_ID=21
まずはInvitional
優勝はInfectのTom Ross氏です。
Top8(上から順に1位→8位)
UG Infect
UW MiraclestR
BUG Delver
BUG Delver
Jund
4c Delver
UW Miracles
SneakShow
です。
まぁ、こんな物でしょう。現状のメタと相違ないですし、何よりTop8が真っ青になる事もInvititonalでは恒例ですからね。寧ろ今回はJundがいるだけマシ。感染は稀に見るアーキタイプですが、ここの所Tempoデッキも含め少々環境が低速化しています。もちろん除去の枚数は豊富なのですが、Belcher然り、こういう一瞬で勝負をつけるアーキタイプに勝ちを攫われる事も出てくる程度までは速度/気が緩んでいます。
これが何らかの大きな風になるとは思いませんが、それでも良い事ですね。
では個別に気になったデッキを
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72269
1位、Tom Ross氏のUG Infectです。
SCGでも稀にTop16に出入りしている感染デッキ。2年ほど前に在ったUG/BantWeenieをさらに先鋭化させた様なデッキで、序盤から感染持ちを展開し、それを《激励》/《巨森の蔦》→《Beserk》と強化して一気に勝負を決めると言う物。除去やカウンターの様な妨害が少ないハンドを《秘密を掘り下げる者/DoS》が有るからと安易にキープすると一瞬で負けます。最近「赤単Sneak」が少し数を増やしていますが、こういうスピード特化が環境で追風なのも一因かもしれませんね。
しかし、このTom氏は結構特殊な構造です。Open Legacyの13位に入っているChris Kvartek氏の典型的なリストと比べてみると良く判ります。
まず生物枠に《ドライアドの東屋》と《ヴィリジアンの堕落者》がいます。
正直東屋は何を目的にしているのかよく判りかねます。スペル枠に通常では見られない《緑の太陽の頂点/GSZ》が採ってある事に関係しているのかもしれませんが、このデッキでわざわざ1t目に東屋を持ってくる利点が、2t目に《ぎらつかせのエルフ》を持ってくるよりあるとは思えません。《ヴェールのリリアナ》の[-2]避けですかね?
堕落者は、フェアデッキの《梅沢の十手》に、サイドから入る可能性のある《真髄の針》《墓掘りの檻》対策でしょうか?
EsperとPatriotが相応にいるので効果はあるかもしれません。
GSZに触れましたが、通常ではありえないこの1枚を採っており、若干の速度は緩む物のアタッカーである《ぎらつかせエルフ》の水増し、《貴族の教主》の「賛美」による打点強化、堕落者により銀弾対策と応用が利くスペルです。普通は《輪作》の2枚目が採られている枠ですが、強化の《ペンデルヘイヴン》とアタッカーの《墨蛾の生息地》よりも更に応用が利くという事で採ったのかもしれませんね。テンポデッキが多いなら《Force of Will》を一カウンターも厄介ですし。
丁度、「あのカードは今~」のコーナーで感染カードを取り上げようとしていたので、個人的には非常にタイムリーですw
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72280
2位、Reid Duke氏のUW MiraclestRです。
やはり環境のTier1はMiraclesではないか?と思う今日この頃。
色々なデッキの形が有り、生物を入れたりソプターコンボしたり、RipHelmしたりケラノスしたり、本当に多様です。
が、Reid氏はそんな物知るか!とばかりの圧倒的なヘビーコントロールです。LandStillを思い出す低速仕様。
打点となる生物は零枚。フィニッシャーたる《天使への願い》も2枚まで減らし、代わりに《精神を刻む者、ジェイス/JtMs》4枚です。コントロールしてJtMs置きゃggだろ?的な・・・。
それを支える為か、土地は24枚と多く、何より計10枚の基本地形が投入されています。DualLandに至っては僅か3枚。不毛合戦に付き合う気は無いと言わんばかりですね。そしてこれのお陰でサイドの《血染めの月》が非常に活きてきます。
メインはカウンターがFoW4枚、ピアス1枚、カンスぺ2枚の計7枚で少々多め。且つ確定カウンターが6枚です。加えて《紅蓮破》1枚ですね。そして《剣を鍬に》4枚《終末》3枚に《至高の評決》1枚のバランス型に加え《議会の評決》2枚です。この妨害札の数を見ても徹底的に消耗戦に持ち込む構えですね。これだけ妨害を入れると普通は回りが悪くなるものですが、独楽JtMsブレストの12枚体制で乗り切るようです。
サイド後は打って変わって《血染めの月》と《悪残の天使》のアグレッシブサイドですね。生物を採る場合は《聖トラフトの霊》が一般的ですが、相殺等で除去耐性を補えるのなら対生物戦でも圧倒的に優位な悪残が勝りますね。
また、《紅蓮破/Pry》2枚《赤霊破/REB》1枚《青霊破》1枚にピアス1枚と、サイド後は軽量なカウンターを多量に取っています。対Comboなどでは《狼狽の嵐》等が一般的ですが、環境的な側面からこれらの特定カウンターを優先したのでしょう。
少々気になるのは対部族等の大量生物戦。
普通は《紅蓮地獄》《イゼットの静電術師》等の軽量で且つtRを活かせるカードが多いのですがReid氏はメインと同じカードの水増しだけ。充分に間に合うという事でしょうか?
ただ、Open Legacyで優勝したDan Musser氏のUW MiraclestRは、《イゼットの静電術師》が1枚あるとはいえ、このデッキ以上の除去が薄いデッキでした。が、それでも決勝でElvesを破っているところを見ると問題は無いのかもしれませんね・・・。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72267
3位、Peter Ingram氏のBUG Delverです。
Peter氏のBUGは何と生物が17枚もあります。通常DrS4枚、DoS4枚、タルモ4枚の3種4待ち計12枚+1~2枚が一般的です。がPeter氏は12枚に《真の名の宿敵》2枚《闇の腹心》3枚と言う生物を積んでいます。
ハンデス/除去と最低限しか積まずにその枠を使っているようです。が、最近のテンポはPatriotを除き自分のBUGを始めそこほどに除去は多くなく、相手の除去札<自分の生物に依る物量戦を仕掛けているのかもしれません。
攻勢面が増せば《もみ消し》のManadenialもより強力になります。
妨害に妨害ではなく、力技で突破する何とも脳筋仕様ですね。
代わりにサイドにはハンデス/除去/カウンターと妨害が多めです。
続いて、Open Legacyです。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=08/31/2014&end_date=08/31/2014&start=1&finish=16&event_ID=20
優勝はDan Musser氏のUW MiraclestRです。
以下Top16(1位→9位→16位)
UW MiraclestR
Elves
D&T
Painters
Lands
UR Delver
Esper SfM
Patriot
---------------------------
Painters
Dredge
Elves
Infect
Elves
Bant SfM
D&T
です。
ここ最近の中ではかなりU勢力は抑えめです。
特にElves、Painters、そしてInfectなど、既存のフェアデッキに強いフェアデッキだけでは否い「瞬殺力」を備えたデッキが上がってきています。
一手一手の重みが、消耗戦であるフェアデッキとは異なるため読み違えると即GG。
それがこれだけの数がいるのは、ここ最近のTempoやMiraclesの台頭が続いていたためでしょうね。
それでも優勝したのはMiraclesと言うのがこのデッキの自力の高さを窺わせますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72356
2位、Ross Merriam氏のElvesです。
現在、部族最有力なElves。コンスタントに上位入賞をし続けています。今回はTop16に3名も輩出する成功を収めています。
特別に気になった事が多いわけではありませんが、目に付いたのは3名全員が《垣間見る自然》を4枚採っているところです。
マナエルフの数はまちまちですが、誰もがコンボ性を強めて爆発力を高めている様に感じました。上記Invititonalでも触れましたが、現状、瞬発力と言う部分が活きやすいように思います。
Ross氏はシンプルなtB型ですが、《威厳の魔力》を採って3枚目のファッティを採っていますね。かつては定番の枠でしたが《孔蹄のビヒモス》登場後は1-1となり、現状はビヒモス2-0が一般的です。が、除去を中心とした対策を喰らうと1パンチだけのビヒモスでは対処できない事もあるので、ドローと言う総合的な物量を手に出来る魔力の価値は未だ輝いていると思います。
後はM15登場以降、狂ったようにメイン投入されていた《再利用の賢者》をサイドに追いやってます。
元々そうでしたし、半端な事をしてコンボの阻害要素にするのはよくないという事でしょうかね。
しかし、先日の日本レガシー選手権2014夏を制し、晴れる屋さんのLegacy神戦でも勝っている様に日米問わず勢力を築いていますね、Elvesは。その割に一定以上の数に増えないのは何故でしょうね?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72354
6位、James Rynkiewicz氏のUR Delverです。
生物やスペル等も見てもやってる事はURになったRUG Delverと言ったデッキです。
寧ろ地上を固められがちだったり単体除去の嵐で信用の無いGの生物を抜いて、除去に強い生物群を増やしている、環境に即したRUG Delverに見えます。《渋面の溶岩使い》は小型生物戦を支配し、本体に直接火力を届けます。《若き紅蓮術士》は圧倒的と言えるほどはこのデッキでは生成出来ませんが継続的なToken展開が出来るので総合的な打点は高い。
2色のお陰で基本地形を入れる事が出来ますし、一撃必殺の《発展の代価》も積めます。ただ、Manadenial戦略を採っている以上Burnの様な火力は期待できません。が、油断をしてる相手を焼くには価値が付くでしょう。そもそも4点飛ぶだけでも最後の押し込みには十分ですから。サイドの《血染めの月》もいい。
しかしURの宿命か、《タルモゴイフ》を抜いたことで、タルモの様なサイズのある生物による押し込みに弱くなるという命題の解決には至っていませんね。TNNかTokenでチャンプしてる間にDoSと火力で対処するしかない。サイド後は《四肢切断》と《水没》が有るので多少マシになりますね。プレイングでどこまでカバーできるか・・・。その上、小型が増えたため全体修正に弱くなってしまっています。その点は明確な欠点。
因みにInvititonalの6位にはこれの類型たる4c Delverがいます。
Will Cruse氏のデッキで、4cと言っても増えているのはメインは《死儀礼のシャーマン》のB/Gだけです。
色自体は増えていますが、DrSが入る事で寧ろマナ基盤は強化されています。基本地形が取れないのは残念ですが、その分サイドには非常に幅広いHateカードが積まれています。
どちらが強いかは一概には良いかねますが、デッキパワーが高いのはこの4cでしょうね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72373
10位、Jonathan Suarez氏のPaintersです。
ここ最近また増えてきたPainters。Tempo系はどうしても土地を切り詰める為、基本地形を採る枠がなかなかない。
1~2枚入れていても《血染めの月》を対策するのは至難の業です。またこれだけ環境が青いのなら5~7枚程積まれるREB、Pyrは自然にキャストする事が出来るという強いもあります。
元々指向性のコンボデッキですが、特別にせずともそれが嵌り、且つ通常のコンボ以外にも一撃必殺の札が4~6枚程度積まれるとなれば強いのも理解できます。
Jonathan氏は権利戦でも同様のデッキで出ています。
所謂《帝国の徴募兵》を利用している事から「Imperial Painter」と呼ばれるデッキですね。
前回の時に、ここ最近のPaintersは単体火力により生物除去をサイドに採るようになったという事を挙げたと思います。その筆頭が使い回しが出来る《炎の稲妻》だと。そして先回のデッキではシンプルに《稲妻》が積まれているという事も書いたはずです。
が、Jobathan氏は、同じく《稲妻》ながらメインに3枚採っています。
メタを意識しての事でしょうが、あのメタキラーのコンボデッキがここまで迎合していると言うのが凄いですね。相手を嵌めるためには、序盤の生物、特にDrSを捌くのが何よりも重要になってきますからね。
また《紅蓮地獄》ではなく《灰の殉教者》を使っているのも意外です。
サイドも含め、自分のキラーカードを増やすのではなく、Hateカードに寄っているデッキだと思いました。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72375
15位、Fred Edelkamp氏のBant Bladeです。
先週も含めPaul Lynch氏が使っていた「UW Blade+ソプターコンボ+続唱」的なControlデッキ。
Fred氏のそれは、Paul氏のデッキとほぼ変わりませんが微調整が成されています。
《拘留の宝球》→《謙虚》になっており、より対生物戦に強くなっています。MiraclesだろうがSnTだろうが部族だろうが、総てに対処出来る《謙虚》を入れる事で正に鉄壁ですね。
サイドまで含めると単体除去が2枚減らされていることからこの《謙虚》への支配力と信頼性をうかがい知れます。サイドでは満足できなかったのでしょうね。
またBlade戦略をより有効にするため《饗宴と飢餓の剣》が採られておりBUGへの高い圧力も見えます。
元々生物戦に特化しているデッキですが、それをさらに先鋭的にしているようですね。
さて、こんなところ、です。
この記事で何度も触れてますが、瞬殺力/瞬発力の高いデッキが増えてきている事で環境に微力ながら影響を及ぼしていくのではないか?と思います。取り上げていないデッキでも先週とほぼ同じ《戦慄の復活》抜きDredgeなどもありますしね。
DoSスタートが正義だった時代ではなくなってきているという事ですね。
加えてMiraclesと、そしてBant Bladeの様な明らかにフェアデッキを狙い撃ちするデッキも数が見られます。
これは何らかの変化があると嫌が応にも期待してしまいますね。
さて、今週はここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。
P.S.
2つ分纏めるとどうしても長文になってしまいます。
もっと分量減らさないと(´・ω・`)
読みにくいし、何より書くのに時間がかかてしかたがない・・・。
タルキール)3代目ソリンより《Ugin’s Nexus》
2014年9月1日 新カード紹介皆さん、こんばんは。しもべです。
今回は公式の発表が遅いですね。
その分サルベは初回から飛ばしてくれてますが。まさか2日目の時点でPWが2枚目まで判明するとは・・・。
では続き。
が、それをもっても《締め付け》の方が圧倒的に効率が良いのですが、それは・・・。
個人的には、むしろ(5)マナで置いて、その上でAtfを食べて追加ターンを得る目的で使うAtf版の《時間のねじれ》のように思います。取り除かれてしまうので《交易所》等で回収出来ないのが残念ですね。それでも食べるだけでも出来ます。
まぁ《時の篩》と合わせてTimewalk系Atf2種と言うのもイイですね。
この、自分にデメリットがあるのが絶妙な効果。
自分の2枚目を張ったりして能動的に墓地に落す動きが出来ないし、↓環境の《修繕》や《Transmute Artifact》等でも自分の能力で無理。《財宝発掘》《ゴブリンの溶接工》での悪用も出来ない。まぁそれが出来たらウェルダーが《Time Vault》並みにぶっ壊れになってしまいますが・・・。
とりあえずクソ重たいけど、Vintageなら相手の《Time Valut》を封じる事は出来ますね。
その上で自分が何らかのコンボに出来るのなら尚良し。他のフォーマットでは「ずっと俺のターン」系はほぼいない。
MUDの様に5マナを出すだけなら簡単なデッキもありますし、これがどの様に使われるのか見物です。
《カルドーサの鍛冶場主》でコストに持ってくるのにも合わないので少々特殊な構築が必要になりそうです。
そもそもカルドーサで持ってくるとしても、高々1ターンを得るだけでは対した効果が無い、ファッティ持ってきて《稲妻のすね当て》で保護したり置物割ったり、《精神隷属器》で相手潰したりする方がよっぽど手っ取り早い。只の《時間のねじれ》で終わらない何かが必要・・・。
ひしひしと危険なスメルが漂ってますが、「両者へのデメリット」と「追放」で何とかそれを掻い潜っている感じです。
それでも未だ薫るこの危険度・・・。電波ビルダーの血が騒ぐ。
が、変異を経由する事で対象の生物をバウンス出来る利点がある。
単純に使うだけなら《大クラゲ》レベルですが、変異はスタックに載らないIns速度であるため相手の除去に対応して自軍の生物の救出にも使えます。もちろん相手のブロッカーやアタッカーをバウンスするコンバットトリックもあってテンポ面でも優秀。
序盤はWeenieとして攻め手となり、中盤以降はバウンスで攻防に影響を与える事が出来ます。
ここの所増えてきた中盤以降でも活躍の機会があるWeenie生物の一角ですね。単純に相手をバウンスするだけでない用途の広い使い方が出来ます。このレベルなら下の環境でも1チャンスあるのでは?
何処かで見たことがある気がしますね。マナコストとか消費忠誠度とか、初期忠誠度とか、能力とか・・・。
でもまぁ、本人ですからw
[+1]で自分の次ターンまで全体にパワー修正+「絆魂」です。
わざわざ相手のターンにまで効果を広げている以上、攻防其々に参加できなければ意味が無い。となると「警戒」持ちか数を用意するのかの2択。ただ、同マナ域で類似能力に更に使いやすい《不動のアジャニ》がいる以上、単体強化をしているだけでは価値が薄い。矢張り数を用意するべきです。
Stdでは《オレスコスの王、ブリマーズ》と言う最高の相棒がいます。マナカーブに沿い、警戒と場持ちの良いサイズを保有し、更に各攻防にてTokenを用意出来ます(まぁその場で出された物には効果はありませんが)。他には《アナックスとサイミーディ》が「先制攻撃」まで保有しており良い能力です。丁度「マルドゥ」クランのカラーですね。しかしそんなことしなくとも2t目《急報》から3t目相手の生物に除去撃ってこれに繋げるだけで十分強い。または《ナイレアの弓》を用意する事で生物が「接死」を持てるので数の圧力がより増します。昨日の《Herald of Anafenza》も自力でサイズを挙げながら数も増やせるので1・3マナ域の挙動としては十分ではないでしょうか?
↓環境では単純にTokenをばら撒くべし。
《未練ある魂》を筆頭に《幽体の行列》《金切るときの声》等優秀なスペルは山程あります。ついでに2t目に《無形の美徳》を用意しておけば完璧ですね。ただ、悪まで生物がいて初めて機能する能力。君主ソリンの様に取り敢えず[+1]連打も意味が薄いですし、何より[-2]で対処(除去)されない生物強化と言う側面も無い普通の能力になっています。
[-2]は《風のドレイク》相当の吸血鬼Tokenを1体場に出します。
4マナのPWが生み出すTokenとしてはそこそこです。が忠誠度の消耗が激しすぎる。《野生語りのガラク》の[-1]で3/3や《歓楽者ゼナゴス》の[0]で2/2速攻を考えると、[-2]では些か割に合わない。何より連打できないのが痛すぎる。せめて1/1で良いから×2にして欲しかった。
自身を守る壁としての製造性が圧倒的に足りない。
連打しても劣化《ターランドの発動》にしかなり得ません。
また同じ4マナで同じTokenが出せる《血統の守り手》の方がToken製造機としても優秀。
一応戦闘力は高めで対PW戦でも十分な圧力はあると言えます。が、盤面干渉がPWを維持したいなら、3tに一度しか使えないのでは些か遅すぎる上に脆すぎる。
[-6]は一方的な《The Abyss》類似能力。
一応布告なので効かない生物はほぼいない。が、こんな遅くからわざわざ生物除去では悠長すぎる。奥義を使っても勝ち確とはいえず、劣勢の盤面を支える事が出来る状況にも限界がある。何より対Controlで生物をほぼ使わない相手には圧倒的に無意味。
効果自体は弱くは無いのですが、PWで奥義を使ってそんなに遅くに使う能力ではない。
精々消耗戦時に優位に立てるぐらい。
何より痛いのは最も使いやすい効果である[-2]を一度使用すると殆ど到達できないぐらい遠い値になってしまう点。
丸くコンパクトに纏っているものの、君主ソリンに比べ光る物が無くなった感じです。
KPが足りない。
偉いのは4マナで忠誠度が4ある事ぐらい。
まず[+1]が基本ですが単体では機能しにくい。効果は弱くは無いのですが過去2代と比較すると使いづらい部類。基本的には[-2]を出した後に[+1]×2をループする感じですか。または、Cipで2/2飛行を出せる4マナのクルセイド(+1/+1、絆魂付加)カードと割り切った方が良いかも知れない。
[-6]まで含めて対Controlでこそ強いはずのPWの性質がソリンから全て失われてしまっています。かといって一体何に強いのか。対Midrangeでは他の除去札と合わせればまぁまぁ[-6]は強いかもしれませんが・・・。ガンガン展開して[+1]で強化していくような相手には[-6]は無意味で、[-2]が必要で壁を用意したいような相手には[-6]は[-2]から遠すぎる。
Tokenをばら撒く様なデッキでライフリンク付のクルセイドカードとして使うのが一番丸いですね。
そのついでに、場が空いていて何もない状況なら[-2]でTokenで体制を整える。その他はずっと[+1]。これが基本戦術になるでしょう。
単体で盤面を支える力に欠けているのでアジャニと同様、生物の添え物的に使うのが正解かと。
とは言え、アジャニと違い単体である程度機能させる事も出来るので、上手く組めば相応の価値は出そうです。攻めてこない相手には強く責めてくる相手には弱いガラスのS仕様。Tokenばら撒いてライフリンクで殴ってるだけで相応のダメージレースにはなります。しかし、この手のTokenデッキはほぼ毎ブロックで模索されますが、結局速度やら制圧力やら光る物が無い丸いだけのデッキで環境から消えていきますが、果たして今回は??
《太陽の勇者、エルズペス》とソリンの[+1]を組み合わせると強いように見えますが、完全なOverKill。
そもそも勇者エルズペスが維持できている時点で負けなんてほぼありませんからね。エルズペスを使うコントロールにはソリンは要りませんし、ソリンを使うBeatdownデッキがエルズペスを使うのは重いしヤリスギ。
Tokenをばら撒くMidrangeよりも、よりControl寄りに組む事も出来るはず。
《スズメバチの巣》や《苦悶の神、ファリカ》で「接死」持ちをばら撒ければ[+1]がより有効な威力を攻防で発揮でき、比較的安全に[-6]まで到達出来ます。それで万全の体制を築いてから、展開したTokenの残りで攻勢をかけていくControl、と言った感じになるでしょうか?そこまで徹底できれば対Beatdown/Midrange相手に高い制圧力を持つデッキになるはず。
と言う事で、ニッサや3代目サルカンの様な目に見える威力には乏しいかもしれませんが、使い方次第では使えるかもしれないカード。
下の環境では?
もちろんノーチャンス。ぎらついた色のある1・2代目の方が遥かに強い。
無難なカードは下の環境では総合的に相当KPが高くないと無理。寧ろこれは相当低い。
例えば《クルフィックスの洞察力》は3マナで6枚を掘る事が出来ました。《禁忌の錬金術》は3マナでInsで同じ枚数を掘って更にFbもついていた。直近のドロースペルである《骨読み》が同枚数のアクセスからの同枚数のドローで、それに加えて2枚墓地を肥やせると考えれば妥当と言えなくもないですが、墓地を肥やす程度の+αは色拘束を強くする程度で解決して欲しかった。
「探査」は軽いマナコストで出せて初めて効果がありますが、このカードでは探査の枚数にはそれ程寄与しない上に、普通はこれの次にキャストするなら5t目。5t目にあのレアの4/5の悪魔を出してもさっぱり嬉しくない。
効果自体は使いやすい部類ですが、微調整を失敗している感の強いカード。
まぁ、コモンにそこまで求めるのも酷ですか・・・。
そもそも共通メカニズムとして「探査」を設けること自体がどうなのか?とも思いますからね。
部族やギルドの様に纏って採用すると普通は相乗効果を生みますが、「探査」の場合はお互いのリソースを食い合うだけですからね。相当に効率よく山札を掘らないと複数枚の「探査」なんて使いこなせないでしょう。かと言って単品でデッキに入れられても、何がクランなのか・・・と言う感じになりますし。
ついでにKPの調整も難しい部類のカード能力ですからさらに厄介。
限定戦が大変な事になりそうです。
構築は少し難しい。せめて変異コストがあと(1)マナ易ければ構築でも使い道は有ったのですが・・・。前述の天使の事を考えて敢えて5マナにされたのでしょうね。
正直《不動のアジャニ》と新ソリンのお陰で「絆魂」には困らないであろう時期環境なのでまぁ出番は構築ではないでしょう。
構築環境にどこまでの変異生物が現れるか?で価値が決まってきますが・・・。
ただ自分のTopを確認できるのは便利。再録が決まったフェッチランドとの相性がいいですね。併用できるほどこのカードに価値があるかは判りませんが。
以上。
ところでトリコロールモンクの《Narset, Enlighted Master》さんを見てどこかで既視感が在ると思ったら、《地獄彫りの悪魔》を思い出しました。道理でなんとなく誘う物が有るわけですww
今回は公式の発表が遅いですね。
その分サルベは初回から飛ばしてくれてますが。まさか2日目の時点でPWが2枚目まで判明するとは・・・。
では続き。
《ウギンのきずな》 (5):《精神固めの宝珠》の様にお互いにデメリットを押し付けるカードですが、効果が限定的すぎて局地戦でしか使えない気がggg。しかし逆に考えれば、効率の良い強力な《時間のねじれ》系カードが出る布石ですかね?
伝説のアーティファクト M
プレイヤーが追加のターンを始める場合、代わりにそのプレイヤーはそのターンをスキップする。
~が戦場から墓地に置かれる場合、代わりにそれを追放しこのターンの後に追加ターンを得る。
が、それをもっても《締め付け》の方が圧倒的に効率が良いのですが、それは・・・。
個人的には、むしろ(5)マナで置いて、その上でAtfを食べて追加ターンを得る目的で使うAtf版の《時間のねじれ》のように思います。取り除かれてしまうので《交易所》等で回収出来ないのが残念ですね。それでも食べるだけでも出来ます。
まぁ《時の篩》と合わせてTimewalk系Atf2種と言うのもイイですね。
この、自分にデメリットがあるのが絶妙な効果。
自分の2枚目を張ったりして能動的に墓地に落す動きが出来ないし、↓環境の《修繕》や《Transmute Artifact》等でも自分の能力で無理。《財宝発掘》《ゴブリンの溶接工》での悪用も出来ない。まぁそれが出来たらウェルダーが《Time Vault》並みにぶっ壊れになってしまいますが・・・。
とりあえずクソ重たいけど、Vintageなら相手の《Time Valut》を封じる事は出来ますね。
その上で自分が何らかのコンボに出来るのなら尚良し。他のフォーマットでは「ずっと俺のターン」系はほぼいない。
MUDの様に5マナを出すだけなら簡単なデッキもありますし、これがどの様に使われるのか見物です。
《カルドーサの鍛冶場主》でコストに持ってくるのにも合わないので少々特殊な構築が必要になりそうです。
そもそもカルドーサで持ってくるとしても、高々1ターンを得るだけでは対した効果が無い、ファッティ持ってきて《稲妻のすね当て》で保護したり置物割ったり、《精神隷属器》で相手潰したりする方がよっぽど手っ取り早い。只の《時間のねじれ》で終わらない何かが必要・・・。
ひしひしと危険なスメルが漂ってますが、「両者へのデメリット」と「追放」で何とかそれを掻い潜っている感じです。
それでも未だ薫るこの危険度・・・。電波ビルダーの血が騒ぐ。
《氷羽のエイブン》(U)(G):2マナ2/2飛行の時点で十分強い。
クリーチャー 鳥・ウィザード C
飛行、変異(1)(U)(G)
表になった時に対象の生物をバウンス
2/2
が、変異を経由する事で対象の生物をバウンス出来る利点がある。
単純に使うだけなら《大クラゲ》レベルですが、変異はスタックに載らないIns速度であるため相手の除去に対応して自軍の生物の救出にも使えます。もちろん相手のブロッカーやアタッカーをバウンスするコンバットトリックもあってテンポ面でも優秀。
序盤はWeenieとして攻め手となり、中盤以降はバウンスで攻防に影響を与える事が出来ます。
ここの所増えてきた中盤以降でも活躍の機会があるWeenie生物の一角ですね。単純に相手をバウンスするだけでない用途の広い使い方が出来ます。このレベルなら下の環境でも1チャンスあるのでは?
《真面目な訪問者、ソリン》 (2)(W)(B):何とも言い難い3代目ソリン。
プレインズウォーカー - ソリン M
[+1]あなたの次のターンまで、あなたのコントロールするクリーチャーは+1/+0の修正を受けると共に絆魂を得る。
[-2]飛行を持つ2/2の黒の吸血鬼・クリーチャー・トークン1体を戦場に出す。
[-6]あなたは「各対戦相手のアップキープ開始時に、そのプレイヤーはクリーチャー1体を生け贄に捧げる。」を持つ紋章を得る。
[4]
何処かで見たことがある気がしますね。マナコストとか消費忠誠度とか、初期忠誠度とか、能力とか・・・。
でもまぁ、本人ですからw
[+1]で自分の次ターンまで全体にパワー修正+「絆魂」です。
わざわざ相手のターンにまで効果を広げている以上、攻防其々に参加できなければ意味が無い。となると「警戒」持ちか数を用意するのかの2択。ただ、同マナ域で類似能力に更に使いやすい《不動のアジャニ》がいる以上、単体強化をしているだけでは価値が薄い。矢張り数を用意するべきです。
Stdでは《オレスコスの王、ブリマーズ》と言う最高の相棒がいます。マナカーブに沿い、警戒と場持ちの良いサイズを保有し、更に各攻防にてTokenを用意出来ます(まぁその場で出された物には効果はありませんが)。他には《アナックスとサイミーディ》が「先制攻撃」まで保有しており良い能力です。丁度「マルドゥ」クランのカラーですね。しかしそんなことしなくとも2t目《急報》から3t目相手の生物に除去撃ってこれに繋げるだけで十分強い。または《ナイレアの弓》を用意する事で生物が「接死」を持てるので数の圧力がより増します。昨日の《Herald of Anafenza》も自力でサイズを挙げながら数も増やせるので1・3マナ域の挙動としては十分ではないでしょうか?
↓環境では単純にTokenをばら撒くべし。
《未練ある魂》を筆頭に《幽体の行列》《金切るときの声》等優秀なスペルは山程あります。ついでに2t目に《無形の美徳》を用意しておけば完璧ですね。ただ、悪まで生物がいて初めて機能する能力。君主ソリンの様に取り敢えず[+1]連打も意味が薄いですし、何より[-2]で対処(除去)されない生物強化と言う側面も無い普通の能力になっています。
[-2]は《風のドレイク》相当の吸血鬼Tokenを1体場に出します。
4マナのPWが生み出すTokenとしてはそこそこです。が忠誠度の消耗が激しすぎる。《野生語りのガラク》の[-1]で3/3や《歓楽者ゼナゴス》の[0]で2/2速攻を考えると、[-2]では些か割に合わない。何より連打できないのが痛すぎる。せめて1/1で良いから×2にして欲しかった。
自身を守る壁としての製造性が圧倒的に足りない。
連打しても劣化《ターランドの発動》にしかなり得ません。
また同じ4マナで同じTokenが出せる《血統の守り手》の方がToken製造機としても優秀。
一応戦闘力は高めで対PW戦でも十分な圧力はあると言えます。が、盤面干渉がPWを維持したいなら、3tに一度しか使えないのでは些か遅すぎる上に脆すぎる。
[-6]は一方的な《The Abyss》類似能力。
一応布告なので効かない生物はほぼいない。が、こんな遅くからわざわざ生物除去では悠長すぎる。奥義を使っても勝ち確とはいえず、劣勢の盤面を支える事が出来る状況にも限界がある。何より対Controlで生物をほぼ使わない相手には圧倒的に無意味。
効果自体は弱くは無いのですが、PWで奥義を使ってそんなに遅くに使う能力ではない。
精々消耗戦時に優位に立てるぐらい。
何より痛いのは最も使いやすい効果である[-2]を一度使用すると殆ど到達できないぐらい遠い値になってしまう点。
丸くコンパクトに纏っているものの、君主ソリンに比べ光る物が無くなった感じです。
KPが足りない。
偉いのは4マナで忠誠度が4ある事ぐらい。
まず[+1]が基本ですが単体では機能しにくい。効果は弱くは無いのですが過去2代と比較すると使いづらい部類。基本的には[-2]を出した後に[+1]×2をループする感じですか。または、Cipで2/2飛行を出せる4マナのクルセイド(+1/+1、絆魂付加)カードと割り切った方が良いかも知れない。
[-6]まで含めて対Controlでこそ強いはずのPWの性質がソリンから全て失われてしまっています。かといって一体何に強いのか。対Midrangeでは他の除去札と合わせればまぁまぁ[-6]は強いかもしれませんが・・・。ガンガン展開して[+1]で強化していくような相手には[-6]は無意味で、[-2]が必要で壁を用意したいような相手には[-6]は[-2]から遠すぎる。
Tokenをばら撒く様なデッキでライフリンク付のクルセイドカードとして使うのが一番丸いですね。
そのついでに、場が空いていて何もない状況なら[-2]でTokenで体制を整える。その他はずっと[+1]。これが基本戦術になるでしょう。
単体で盤面を支える力に欠けているのでアジャニと同様、生物の添え物的に使うのが正解かと。
とは言え、アジャニと違い単体である程度機能させる事も出来るので、上手く組めば相応の価値は出そうです。攻めてこない相手には強く責めてくる相手には弱いガラスのS仕様。Tokenばら撒いてライフリンクで殴ってるだけで相応のダメージレースにはなります。しかし、この手のTokenデッキはほぼ毎ブロックで模索されますが、結局速度やら制圧力やら光る物が無い丸いだけのデッキで環境から消えていきますが、果たして今回は??
《太陽の勇者、エルズペス》とソリンの[+1]を組み合わせると強いように見えますが、完全なOverKill。
そもそも勇者エルズペスが維持できている時点で負けなんてほぼありませんからね。エルズペスを使うコントロールにはソリンは要りませんし、ソリンを使うBeatdownデッキがエルズペスを使うのは重いしヤリスギ。
Tokenをばら撒くMidrangeよりも、よりControl寄りに組む事も出来るはず。
《スズメバチの巣》や《苦悶の神、ファリカ》で「接死」持ちをばら撒ければ[+1]がより有効な威力を攻防で発揮でき、比較的安全に[-6]まで到達出来ます。それで万全の体制を築いてから、展開したTokenの残りで攻勢をかけていくControl、と言った感じになるでしょうか?そこまで徹底できれば対Beatdown/Midrange相手に高い制圧力を持つデッキになるはず。
と言う事で、ニッサや3代目サルカンの様な目に見える威力には乏しいかもしれませんが、使い方次第では使えるかもしれないカード。
下の環境では?
もちろんノーチャンス。ぎらついた色のある1・2代目の方が遥かに強い。
無難なカードは下の環境では総合的に相当KPが高くないと無理。寧ろこれは相当低い。
《苦々しい天啓》 (3)(黒):高いシナジー性を感じさせるものの圧倒的に重い・・・。
ソーサリー C
あなたのライブラリーを上から4枚見る。あなたはその内の2枚を手札に加え、残りをあなたの墓地に置く。あなたは2点のライフを失う。
例えば《クルフィックスの洞察力》は3マナで6枚を掘る事が出来ました。《禁忌の錬金術》は3マナでInsで同じ枚数を掘って更にFbもついていた。直近のドロースペルである《骨読み》が同枚数のアクセスからの同枚数のドローで、それに加えて2枚墓地を肥やせると考えれば妥当と言えなくもないですが、墓地を肥やす程度の+αは色拘束を強くする程度で解決して欲しかった。
「探査」は軽いマナコストで出せて初めて効果がありますが、このカードでは探査の枚数にはそれ程寄与しない上に、普通はこれの次にキャストするなら5t目。5t目にあのレアの4/5の悪魔を出してもさっぱり嬉しくない。
効果自体は使いやすい部類ですが、微調整を失敗している感の強いカード。
まぁ、コモンにそこまで求めるのも酷ですか・・・。
そもそも共通メカニズムとして「探査」を設けること自体がどうなのか?とも思いますからね。
部族やギルドの様に纏って採用すると普通は相乗効果を生みますが、「探査」の場合はお互いのリソースを食い合うだけですからね。相当に効率よく山札を掘らないと複数枚の「探査」なんて使いこなせないでしょう。かと言って単品でデッキに入れられても、何がクランなのか・・・と言う感じになりますし。
ついでにKPの調整も難しい部類のカード能力ですからさらに厄介。
《アブザンの先達》(3)(W)(B)(G):過去の人間から見ると《賛美された天使》の下位交換なのですが、コモンでこの性能がおかしい。
クリーチャー 人間・戦士 C
絆魂、変異(2)(W)(B)(G)
4/4
限定戦が大変な事になりそうです。
構築は少し難しい。せめて変異コストがあと(1)マナ易ければ構築でも使い道は有ったのですが・・・。前述の天使の事を考えて敢えて5マナにされたのでしょうね。
正直《不動のアジャニ》と新ソリンのお陰で「絆魂」には困らないであろう時期環境なのでまぁ出番は構築ではないでしょう。
《鮮明なレンズ》 (1):極めて限定的なAtf。
アーティファクト C
自分のTopと、相手の変異生物を覗いてみてもいい。
構築環境にどこまでの変異生物が現れるか?で価値が決まってきますが・・・。
ただ自分のTopを確認できるのは便利。再録が決まったフェッチランドとの相性がいいですね。併用できるほどこのカードに価値があるかは判りませんが。
以上。
ところでトリコロールモンクの《Narset, Enlighted Master》さんを見てどこかで既視感が在ると思ったら、《地獄彫りの悪魔》を思い出しました。道理でなんとなく誘う物が有るわけですww
タルキール)ジョニーの魂を揺さぶるカード郡とBUGチャーム
2014年8月31日 新カード紹介 コメント (4)知ってるかい? Legacyは2色までならフェッチがあればDualLandなんて必ずしも必要ないんですぜ?
割とマジで。
Uを使うなら《Daze》とカウンター合戦のためにU系のDualLandがあるに越した事はありませんが、別に必ずしも必要はありません。
《不毛の大地》にも《血染めの月》にも脅かされる事の無い、安全安心な展開が最強の土地「基本地形」なら可能です。
と言う事で、これを機にModernだけでなく、Legacy民も増えませんかね?
勝つ事を目的にするのならそれは流石に厳しいですが、そもそもMTGで金掛けずに勝とうというのが土台無理な話。小学生の遊びじゃ否いんですからね。
そして「金掛けずに~」を標語にやってきても、いつの間にか金を掛けているのが孔明の罠。
魔の魅惑からは逃れられないのです。
因みに値段はどうせ剥かれまくるので三角州が1.5Kあたりで後はそれより下のラインで揃えておけば問題は無いでしょう。Zenもそうでしたし。2.5Kで初動で押さえて深く反省しました。
それと、後の事を考えるのなら、まぁ多少の出費は我慢して今のうちに総て揃えておくに限ります。
再録でもない限り下の環境のパーツは値段が下がる事はありませんからね。
DualLandが「高い!買えない!!」と嘆いている方は心配ご無用。
今買わない人は大抵その後も買わない/買えないので。「今」が底値のLegacyではなにがしかの理由で高騰する事はあるでしょうが、それが無くても上がり続けるので。将来的な資産確保の予定がある方だけは可哀想ですが。
私はもう諦めました。
ところで、今回はZEN期の「上陸」的なメカニズム/ギミックは無いのか知らん?
ショックランドもブレストも独楽も無いフェッチランドってそこまで強い土地でもないですし、使い道が無い気もしますが・・・。
只の再録では、あまりに味気ない
まぁ使われないなら3ヶ月ぐらいで安くなるでしょうから、それはそれで有難い人間も相応にいるかもしれませんがね・・・。
ただしWeenieに向いているのか?と言われると微妙なところです・・・。展開を阻害してしまいますからね。
能力自体はかなり強い。
3マナ掛るとはいえ、自分を強化しつつ1/1Tokenまで出せるわけですからアドバンテージも獲得しています。
Socタイミングなのは残念ですが、やる事の無い中盤以降や消耗戦に強いWeenieと言う点ではWeenie生物の弱点を解消しているとも言えますね。Tokenに強化と色的に《セレズニアのギルド魔道士》を思い出しますが、遥かに強くなっています。
ただ、前述の通り、やることがある間は展開を阻害してしまいます。本体のサイズも1/2と悪くはありませんが、強力な訳ではない為・・・。Insでないため戦闘に参加させて能力起動が出来ないジレンマです。ブロッカーにさえ立たせられませんからね。
因みに部族が「人間/兵士」とかなり使いやすい。どちらも部族支援に長けているので下の環境下ではそこを活かした強みもあるでしょう。Tokenは戦士ですので、これだけで3つの部族を抑えていますね。Tokenが同じ部族でないのは残念ですが、まぁ意図したものでしょう。
もしかしてこの「Outlast」成るキーワード能力が我があぶさんのクラン能力?
「Raid」や「Prowess(果敢)」よりマシとは言え、強いとは言い難い。昨日公開された象はこの能力と相まっているわけですね。でもどちらにしろ防御的。しかも遅すぎる。象使うぐらいなら《クルフィックスの預言者》の方が万倍相性がいい(´・ω・`)
下の環境ではやはり部族支援が強み。
《アヴァブルックの町長》や《教区の勇者》に《カタパルト兵団》など使いやすいものも多いです。また「戦士」も《茨森の模範》がいますし、《黒曜石の戦斧》があれば3/2速攻を生み出せます。マナを使うという欠点も《霊気の薬瓶》があれば問題は薄れます。折角の1/2ですが、攻撃と能力の併用が基本的には出来ない為《包囲の搭、ドラン》との併用は難しそう。
また《訓練場》があれば僅か1マナで起動できます。
丁度《アゾリウスのギルド魔道士》と色も合うのでUW訓練場も良いかも知れませんね。《クウィリーオン・レインジャー》《スクリブのレインジャー》がいれば複数回起動も出来ますね。ついでに回収した土地を再セットしてマナの重さも緩和できます。
Tokenは誘発能力であるため《ブライトハースの指輪》では増え無いのが残念。
遊び甲斐のあるカードだと思います。
4マナだったり、速攻を持っていればまだ可能性はありましたが・・・。
《発生器の召使い》を使うにもアドが取れないので危険性が高い。
下の環境の目から見るとUの2マナの師範の方が遥かに強く見える・・・。
通常構築ではどうなんでしょうね?
Wを含む6マナ域は《太陽の勇者、エルズペス》がいますが・・・。
ただトリコロールカラーのControlなら可能性は無くもないのかな?と思います。
除去に火力をそれなりに詰んでいれば、これで捲れれば額面以上の打点になります。生物除去が捲れれば本体に打撃を通せます。ドローカードが捲れれば単純に手札を増やせます。
カウンター以外のキャントリップや火力などを多量に積めば積む程価値が出てきますね。
生物は出せないのでどうやっても積む価値は有りません。が、PWなら場に出せるので重めのPWを積むというのもアリですね。
これぐらいアドが稼げるのなら《発生器の召使い》も十分使う価値がありますね。4t目に出してアドウハウハですw
とりあえずカードパワーは有るのでそれをどれだけ活かせるか。
単純に強力なカードを追っていくなら《太陽の勇者、エルズペス》がいますからね。
下の環境でも基本的には同じ使われ方になると思います。
が、6マナが許されるのか?と言われると・・・。流石にModernのMidrangeトリコでもこれを積むならアド生物積んで《修復の天使》で十分でしょうし、なにより《嵐の神、ケラノス》がいますからね・・・。軽い上に対処され辛いのが偉いわけで。ただそれでもカウンター積載数が少ないModern向きであるのは事実。《謎めいた命令》とかでも一応の使い道はありますからね。
Legacyでは4マナだったならばチャレンジするのも面白かったなぁ・・・レベル。
これで《渦まく知識》と《思案》捲らたら、宇宙なんですけどね~。《祖先の幻視》もキャスト出来ますし。
アド厨な私としては使ってみたいという思いもあるんですがね~。
これであぶさんクランは2枚もレアがカスだったわけですが、まだレア枠は残ってるんですか(血涙)。
Stdでは十分価値があると思います。
最低限のドローが保障されており、盤面へも3種類のカードタイプに干渉出来る高い適応力が売りですね。特に《ヴィズコーパの血男爵》や《幽霊議員オブゼダート》等の環境に存在したマルチカラー生物がいなくなるのは追い風。KTKでどれだけ実用的なマルチ生物がいるのかにもかかってくる部分ではありますが。
Legacy的には、無くは無いと個人的には思っています。
特にBUG系は除去を《突然の衰微》4枚でほぼ固定していますが、ここを4枚目とスイッチしたり5枚目に加えるというのもアリかと考えています。3マナと言う重さは極めて問題ですが、苦手なファッティにほぼ対処可能で同系の《墓忍び》も除去可能。また除去したい4~5マナ域のEnc/Atfも中規模以上の大会では比較的存在するので1枚あるとお守り代わりに便利です。
《突然の衰微》や《大渦の脈動》に比べるとU札であるため《Force of Will》で切れますしね。
また、3マナも使うんだから2ドローぐらいしたいのも本音ではありますが、墓地を肥やすのもBG系では重要なので必ずしも劣化した部分とは言えません。そもそも3マナに到達しているならいらない土地を捨てるだけでも十分ですしね。
3マナと言う重さが有るため、何枚も積む様なカードではありませんが、1枚程度挿しておくには十分な汎用性があると感じます。
対して、「強襲」が表す通り黒のWeenie系ならば十分な価値があると思います。
相手の行動力を減衰させながらパワー2を置けますからね。《ラクドスの哄笑者》は居ませんが、まだ《節くれの傷皮持ち》《苛まれし英雄》が残っていますしね。
2マナのコモンとしては十分な力があると思います。部族もましな方。限定戦でも威力を発揮しそうな1枚ですね。
しかしタップインばかりが増えるのは問題。
《熱情》《ヤヴィマヤの火》の系統としては最もKPが高い一枚になりそうです。
《パーフォロスの槌》もありましたが、あれは2枚目以降が腐るという《熱情》の弱点をそのまま残していましたからねw
これは《カヴーの巣》の能力が加わり、最低限ドロー枚数が増えていくので、完全な無駄ではない。まぁ攻めたいデッキで悠長な部分にはなりますが。
これから中量級生物を展開していくうえで最も重要なのは攻撃を切らさない事で、それが保障されているというのが何にもましてありがたい。これなら普通に《ブラストダーム》や《はじける子嚢》を展開するだけでも十分ですね。特に子嚢は色拘束も薄いので併用しやすく、4/4を3体一気に場に出せるので3ドローです。夢が広がるなぁあ!!!
《幽霊議員オブゼダート》がまず併用できないのが残念で仕方ない。後は《火炎舌のカヴー》とか。
《巨人釣り》で「共謀」出来れば4/4が2体なので2ドロー。
Stdでは《モーギスの狂信者》の新たな使い方が出来そうです。
Cip2点に4点速攻+1ドロー。4マナでも悪くは無いでしょう。宛ら《ボール・ライトニング》です。ハンマーとの組み合わせより強そうです。《急流のナイアード》や《炉生まれのオリアード》もそれぞれの2枚目がシナジーになる良い組み合わせだと思います。色拘束が厳しいですが、ね。
《難局》なら2~3体4/4を出せる可能性はありますね。
とりあえず序盤の生物除去して4/4出して1ドローでも十分です。
効果自体は素敵なのですが、色拘束の強さと、意外とトリガーを引くのが難しいという欠点がありますね。
これは最速で置けることに意味がありますが、そのためのパーツ自体は後続で引いても無駄牌になる。かといってこれを中盤から引いても意味が無い。またパワー4を満たす生物の多くが色拘束が強いという面もあります。
ジョニーが涎を垂らす部類のカードですが、上手く構築するのは難しいですね。それが余計に我々のやる気を焚き付ける!!《精霊の魂、アニマー》とか《誘導路》とかURGは扱いが難しいけど面白いスペルが多いですよね。
しかしなぜUが混じって《カヴーの巣》の効力が足されるんですかね??
P.S.
そう言えばModern云々で思い出しましたが、高騰し続けている《タルモゴイフ》。
プレイヤーからも禁止しろと言うシュプレヒコールが起こっています。が、とあるサイトによるとGP神戸も含め別にタルモの上位陣の使用率はさっぱりだとか。ついでにタルモ以外のBeatdownがほぼ息をしていない状況でもあると。
これを思うとBunは絶望的ですよね。
Legacyの《実物提示教育》Bunしろ!!と言うより現実味が無い主張。
でもこの値段は確かに問題でもありますしね・・・。
割とマジで。
Uを使うなら《Daze》とカウンター合戦のためにU系のDualLandがあるに越した事はありませんが、別に必ずしも必要はありません。
《不毛の大地》にも《血染めの月》にも脅かされる事の無い、安全安心な展開が最強の土地「基本地形」なら可能です。
と言う事で、これを機にModernだけでなく、Legacy民も増えませんかね?
勝つ事を目的にするのならそれは流石に厳しいですが、そもそもMTGで金掛けずに勝とうというのが土台無理な話。小学生の遊びじゃ否いんですからね。
そして「金掛けずに~」を標語にやってきても、いつの間にか金を掛けているのが孔明の罠。
魔の魅惑からは逃れられないのです。
因みに値段はどうせ剥かれまくるので三角州が1.5Kあたりで後はそれより下のラインで揃えておけば問題は無いでしょう。Zenもそうでしたし。2.5Kで初動で押さえて深く反省しました。
それと、後の事を考えるのなら、まぁ多少の出費は我慢して今のうちに総て揃えておくに限ります。
再録でもない限り下の環境のパーツは値段が下がる事はありませんからね。
DualLandが「高い!買えない!!」と嘆いている方は心配ご無用。
今買わない人は大抵その後も買わない/買えないので。「今」が底値のLegacyではなにがしかの理由で高騰する事はあるでしょうが、それが無くても上がり続けるので。将来的な資産確保の予定がある方だけは可哀想ですが。
私はもう諦めました。
ところで、今回はZEN期の「上陸」的なメカニズム/ギミックは無いのか知らん?
ショックランドもブレストも独楽も無いフェッチランドってそこまで強い土地でもないですし、使い道が無い気もしますが・・・。
只の再録では、あまりに味気ない
まぁ使われないなら3ヶ月ぐらいで安くなるでしょうから、それはそれで有難い人間も相応にいるかもしれませんがね・・・。
《Herald of Anafenza》 (W):結構強い気がするWeenie生物。
クリーチャー - 人間・兵士 R
Outlast(2)(W) ((2)(W),(T):このクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1つ置く。Outlastはソーサリータイミングでのみ起動できる。)
あなたが~のOutlast能力を起動したとき、1/1の白の戦士・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
(意訳) 1/2
ただしWeenieに向いているのか?と言われると微妙なところです・・・。展開を阻害してしまいますからね。
能力自体はかなり強い。
3マナ掛るとはいえ、自分を強化しつつ1/1Tokenまで出せるわけですからアドバンテージも獲得しています。
Socタイミングなのは残念ですが、やる事の無い中盤以降や消耗戦に強いWeenieと言う点ではWeenie生物の弱点を解消しているとも言えますね。Tokenに強化と色的に《セレズニアのギルド魔道士》を思い出しますが、遥かに強くなっています。
ただ、前述の通り、やることがある間は展開を阻害してしまいます。本体のサイズも1/2と悪くはありませんが、強力な訳ではない為・・・。Insでないため戦闘に参加させて能力起動が出来ないジレンマです。ブロッカーにさえ立たせられませんからね。
因みに部族が「人間/兵士」とかなり使いやすい。どちらも部族支援に長けているので下の環境下ではそこを活かした強みもあるでしょう。Tokenは戦士ですので、これだけで3つの部族を抑えていますね。Tokenが同じ部族でないのは残念ですが、まぁ意図したものでしょう。
もしかしてこの「Outlast」成るキーワード能力が我があぶさんのクラン能力?
「Raid」や「Prowess(果敢)」よりマシとは言え、強いとは言い難い。昨日公開された象はこの能力と相まっているわけですね。でもどちらにしろ防御的。しかも遅すぎる。象使うぐらいなら《クルフィックスの預言者》の方が万倍相性がいい(´・ω・`)
下の環境ではやはり部族支援が強み。
《アヴァブルックの町長》や《教区の勇者》に《カタパルト兵団》など使いやすいものも多いです。また「戦士」も《茨森の模範》がいますし、《黒曜石の戦斧》があれば3/2速攻を生み出せます。マナを使うという欠点も《霊気の薬瓶》があれば問題は薄れます。折角の1/2ですが、攻撃と能力の併用が基本的には出来ない為《包囲の搭、ドラン》との併用は難しそう。
また《訓練場》があれば僅か1マナで起動できます。
丁度《アゾリウスのギルド魔道士》と色も合うのでUW訓練場も良いかも知れませんね。《クウィリーオン・レインジャー》《スクリブのレインジャー》がいれば複数回起動も出来ますね。ついでに回収した土地を再セットしてマナの重さも緩和できます。
Tokenは誘発能力であるため《ブライトハースの指輪》では増え無いのが残念。
遊び甲斐のあるカードだと思います。
《Dragon-Style Twins》 (3)(R)(R):カス。
クリーチャー - 人間・モンク R
二段攻撃・果敢
(意訳)3/3
4マナだったり、速攻を持っていればまだ可能性はありましたが・・・。
《発生器の召使い》を使うにもアドが取れないので危険性が高い。
下の環境の目から見るとUの2マナの師範の方が遥かに強く見える・・・。
《Narset, Enlighted Master》 (3)(U)(R)(W):EDHに需要が有りそうなアドバンテージモンク。個人的には《ネファリアの災い、ジェリーヴァ》の上位種のような感覚ですね。
伝説のクリーチャー - 人間・モンク M
先制攻撃、呪禁
~が攻撃したとき、あなたのライブラリーのカードを上から4枚追放する。このターン中、あなたはこのターン~によって追放されたクリーチャーでないカードをマナ・コストを支払わずに唱えてもよい。
(意訳) 3/2
通常構築ではどうなんでしょうね?
Wを含む6マナ域は《太陽の勇者、エルズペス》がいますが・・・。
ただトリコロールカラーのControlなら可能性は無くもないのかな?と思います。
除去に火力をそれなりに詰んでいれば、これで捲れれば額面以上の打点になります。生物除去が捲れれば本体に打撃を通せます。ドローカードが捲れれば単純に手札を増やせます。
カウンター以外のキャントリップや火力などを多量に積めば積む程価値が出てきますね。
生物は出せないのでどうやっても積む価値は有りません。が、PWなら場に出せるので重めのPWを積むというのもアリですね。
これぐらいアドが稼げるのなら《発生器の召使い》も十分使う価値がありますね。4t目に出してアドウハウハですw
とりあえずカードパワーは有るのでそれをどれだけ活かせるか。
単純に強力なカードを追っていくなら《太陽の勇者、エルズペス》がいますからね。
下の環境でも基本的には同じ使われ方になると思います。
が、6マナが許されるのか?と言われると・・・。流石にModernのMidrangeトリコでもこれを積むならアド生物積んで《修復の天使》で十分でしょうし、なにより《嵐の神、ケラノス》がいますからね・・・。軽い上に対処され辛いのが偉いわけで。ただそれでもカウンター積載数が少ないModern向きであるのは事実。《謎めいた命令》とかでも一応の使い道はありますからね。
Legacyでは4マナだったならばチャレンジするのも面白かったなぁ・・・レベル。
これで《渦まく知識》と《思案》捲らたら、宇宙なんですけどね~。《祖先の幻視》もキャスト出来ますし。
アド厨な私としては使ってみたいという思いもあるんですがね~。
《Duneblast》 (4)(W)(B)(G):カス。
ソーサリー R
クリーチャーを最大1体まで選び、残りを全て破壊する。(意訳)
これであぶさんクランは2枚もレアがカスだったわけですが、まだレア枠は残ってるんですか(血涙)。
《Sultai Charm》 (B)(G)(U):個人的には盤面への干渉力を高めた代わりにドロー力が劣化した《エスパーの魔除け》と言った感じです。
インスタント U
次のうちから1つを選ぶ。
・単色のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
・アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
・カードを2枚引き、その後カードを1枚捨てる。(意訳)
Stdでは十分価値があると思います。
最低限のドローが保障されており、盤面へも3種類のカードタイプに干渉出来る高い適応力が売りですね。特に《ヴィズコーパの血男爵》や《幽霊議員オブゼダート》等の環境に存在したマルチカラー生物がいなくなるのは追い風。KTKでどれだけ実用的なマルチ生物がいるのかにもかかってくる部分ではありますが。
Legacy的には、無くは無いと個人的には思っています。
特にBUG系は除去を《突然の衰微》4枚でほぼ固定していますが、ここを4枚目とスイッチしたり5枚目に加えるというのもアリかと考えています。3マナと言う重さは極めて問題ですが、苦手なファッティにほぼ対処可能で同系の《墓忍び》も除去可能。また除去したい4~5マナ域のEnc/Atfも中規模以上の大会では比較的存在するので1枚あるとお守り代わりに便利です。
《突然の衰微》や《大渦の脈動》に比べるとU札であるため《Force of Will》で切れますしね。
また、3マナも使うんだから2ドローぐらいしたいのも本音ではありますが、墓地を肥やすのもBG系では重要なので必ずしも劣化した部分とは言えません。そもそも3マナに到達しているならいらない土地を捨てるだけでも十分ですしね。
3マナと言う重さが有るため、何枚も積む様なカードではありませんが、1枚程度挿しておくには十分な汎用性があると感じます。
《Mardu Skullhunter》 (1)(B):攻撃的になった《貪欲なるネズミ》。ハンデス成分に拘るのならネズミの遥かに劣化カード。また同環境に《脳蛆》がいるのも向い風です。が蛆虫はMidrangeやControl向き。
クリーチャー - 人間・戦士 C
~はタップ状態で戦場に出る。
強襲 ― ~が戦場に出たとき、このターンあなたがクリーチャーで攻撃している場合、対象の対戦相手1人はカードを1枚捨てる。
(意訳) 2/1
対して、「強襲」が表す通り黒のWeenie系ならば十分な価値があると思います。
相手の行動力を減衰させながらパワー2を置けますからね。《ラクドスの哄笑者》は居ませんが、まだ《節くれの傷皮持ち》《苛まれし英雄》が残っていますしね。
2マナのコモンとしては十分な力があると思います。部族もましな方。限定戦でも威力を発揮しそうな1枚ですね。
しかしタップインばかりが増えるのは問題。
《Temur Ascendancy》 (G)(U)(R):今の所、最も琴線に触れたカードですね。
エンチャント R
あなたのコントロールするクリーチャーは速攻を持つ。
あなたのコントロール下でパワー4以上のクリーチャーが戦場に出たとき、カードを1枚引いてもよい。(意訳)
《熱情》《ヤヴィマヤの火》の系統としては最もKPが高い一枚になりそうです。
《パーフォロスの槌》もありましたが、あれは2枚目以降が腐るという《熱情》の弱点をそのまま残していましたからねw
これは《カヴーの巣》の能力が加わり、最低限ドロー枚数が増えていくので、完全な無駄ではない。まぁ攻めたいデッキで悠長な部分にはなりますが。
これから中量級生物を展開していくうえで最も重要なのは攻撃を切らさない事で、それが保障されているというのが何にもましてありがたい。これなら普通に《ブラストダーム》や《はじける子嚢》を展開するだけでも十分ですね。特に子嚢は色拘束も薄いので併用しやすく、4/4を3体一気に場に出せるので3ドローです。夢が広がるなぁあ!!!
《幽霊議員オブゼダート》がまず併用できないのが残念で仕方ない。後は《火炎舌のカヴー》とか。
《巨人釣り》で「共謀」出来れば4/4が2体なので2ドロー。
Stdでは《モーギスの狂信者》の新たな使い方が出来そうです。
Cip2点に4点速攻+1ドロー。4マナでも悪くは無いでしょう。宛ら《ボール・ライトニング》です。ハンマーとの組み合わせより強そうです。《急流のナイアード》や《炉生まれのオリアード》もそれぞれの2枚目がシナジーになる良い組み合わせだと思います。色拘束が厳しいですが、ね。
《難局》なら2~3体4/4を出せる可能性はありますね。
とりあえず序盤の生物除去して4/4出して1ドローでも十分です。
効果自体は素敵なのですが、色拘束の強さと、意外とトリガーを引くのが難しいという欠点がありますね。
これは最速で置けることに意味がありますが、そのためのパーツ自体は後続で引いても無駄牌になる。かといってこれを中盤から引いても意味が無い。またパワー4を満たす生物の多くが色拘束が強いという面もあります。
ジョニーが涎を垂らす部類のカードですが、上手く構築するのは難しいですね。それが余計に我々のやる気を焚き付ける!!《精霊の魂、アニマー》とか《誘導路》とかURGは扱いが難しいけど面白いスペルが多いですよね。
しかしなぜUが混じって《カヴーの巣》の効力が足されるんですかね??
P.S.
そう言えばModern云々で思い出しましたが、高騰し続けている《タルモゴイフ》。
プレイヤーからも禁止しろと言うシュプレヒコールが起こっています。が、とあるサイトによるとGP神戸も含め別にタルモの上位陣の使用率はさっぱりだとか。ついでにタルモ以外のBeatdownがほぼ息をしていない状況でもあると。
これを思うとBunは絶望的ですよね。
Legacyの《実物提示教育》Bunしろ!!と言うより現実味が無い主張。
でもこの値段は確かに問題でもありますしね・・・。
皆さん、こんにちは。しもべです。
夏の軟式甲子園(準決勝)が延長50回と言う長大な時間をかけた中京(岐阜)が勝ちました。準決勝だけで700球以上投げている(完封5試合分以上!!)にもかかわらず、決勝を2-0で勝利する鉄腕ぶり・・・。
凄まじい(恐ろしい事に準決勝と決勝はダブルヘッダー!)。
硬式と併せて東海勢が頑張っているのは嬉しいです。
因みに本日からスペインにてFIBA バスケットボールワールドカップが開催されているのですが、日本では民放も含めて地上波(無料)で放送する局が一つも無い・・・。流石バスケ後進国日本ですぜ(´;ω;`)ブワッ
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さて、先日から始まっている(流失している)TKTの新カードですが今日は大量にサルベ等に情報が流れています。
いつも通り一つずつ、感想でも書いて行こうと思います。
5種類も映像つきで出ているのでまぁ本物の可能性が高いでしょう。
しかし、過去の古いカードなので順番としては順当かもしれませんが、Stdは対抗色セットで有効色ランドと言うのもどうなんでしょうか?推す気が在るのかないのかよく判りません。
ただ、RtRが落ちてギルドランドや《死儀礼のシャーマン》がいないのでタイミング的には間違いは無いでしょう。
Modernではこれで全10種のフェッチ全てが解禁されましたね。
ただ明らかに高騰しているのはZen版なので・・・。まぁこれでZen版事態の根が落ち着くのならいいのですが、下がるとは思えませんからね。ただ、ModernはLegacyと違い有効色の土地を使えるデッキも多いので需要はあるでしょう。
Legacyは残念なことに・・・。最も需要が在るのは《汚染された三角州》で次は《溢れかえる岸辺》ぐらい。それ以外はほとんど死に態なのであまり需要は無いかもしれません。Legacy的にはZen版の方がよっぽど需要が在ったでしょう。
個人的には使う予定の無い《樹木茂る山麓》以外は揃っているのでさっぱり嬉しくないです。まぁ大会で使うのは躊躇われるほどの粗悪なプアの《汚染された三角州》1~2枚を買い替える程度ですね。
ただ、Modernには明らかに好影響があるはずなので、これで世のModern人口が増えてくれるのは嬉しい事でしょう。そして他のパーツの値が上がるのね・・・。
RG(初代)→BR(2代目)と来て、やっと純粋なドランゴンカラーに成れましたよ!!
[+1]でドラゴラム、[-3]で《炎の斬りつけ》:盤面干渉、[-6]で強化《生体融合帽》と言う能力。
本人の生物化に盤面干渉と5マナと言う点を思えば《ギデオン・ジュラ》を思わせるカードですね。
[+1]が強力かつ「破壊不能」と「飛行」を持つので非常に扱いやすい。5マナ圏の安定したフィニッシャーになれます。ほぼ対処されない 。
《嵐の息吹のドラゴン》を思わせる能力ですね。また5マナで打点4を生み出す点では《世界を目覚めさせる者、ニッサ》とも比較なります。ただ、怪物化を持つドラゴンや持続して生物を増やす事が出来るニッサに対して、サルカンは本人で完結しています 。前者2枚はMonstersやBigManaの様な自分以外/以降に頂点を持って行けるデッキで活かしやすく、対してサルカンは自分を頂点とするRed deck winsの様なBeatdown で活きる 仕様です。
ドラゴンはブロッカーになりますが、代わりにサルカンは[-3]で盤面干渉が出来ます。ここも大きな違い。
出した後も自分の防衛が出来るドラゴンに比べて、それが出来難いサルカンはより前のめりなデッキで使うべきです。中量級の生物を焼けることで先に展開した小型生物群の道を抉じ開ける役目も負えます。
忠誠度の消耗は大きいでのなるべく生物で壁を作って使用したい。それでもドラゴンを始めフィニッシャー級を落せる火力は魅力。他の火力と合わせる場サイズ的な問題は無くなるでしょう。
[-6]は毎ターンドローが3枚になります。
ここもやはりBeatdownの方が軽いCMCが多いのでハンドを消費しやすい利点です。ただ、R系統のBeatdownである以上、ここに到達していくまでに相応にダメージを与えているはず。そしてこれを使うには[+1]が2回は使われなければならず、・・・そうすると相手のライフはかなり減っているはず。その上でわざわざこの紋章を使う必要があるのか?とも思います。
ただ、相手の盤面が固められてしまっているときに、火力が多めのデッキならば、それを引き込む目的では使っていけると思います。
全体的に見ても4~5マナを最大マナ域とするR系統のBeatdownで使うべきでしょう。
競合相手は前述のドラゴンですが、除去耐性ではほぼ上でクロッカーとしても安定している上に盤面への支配力もある。
他のカードとの深いシナジーと言うのは今のところ見当たりません が、盤面干渉、アド獲得、フィニッシャーと纏っているため単体で強いカード だと思います。
設置から5ターン以内に決着が付けれるPW と考えれば如何に強いかが良く判ります。
他のPWが小プラス→奥義へと移行してそこから勝ちに持っていく動きを、このサルカンは小プラス連打で直接決める事あg出来る訳ですから。
ただ、RtRブロックで多くのR系統の火力・生物問わずパーツが失われてしまうため、R系のBeatdownを組めるのかは今のところ不透明ですが・・・。
ドラゴンとは競合しますがニッサとは5マナで4打点と言う以外はほぼ機能性が異なるため枠の競合は無い でしょう。
Eternalでは本体のみでフィニッシャーになれる点と盤面干渉能力から《燎原の火》や《ジョークル・ホープス》の様なマスデス系のR Controlのフィニッシャーになれます。同じ系統の《槌のコス》と機能が被りますが、その系統の能力ではこちらが上。反面マナ加速などが出来ないという欠点もありますがね。
他にはDragonStompyのフィニッシャーにも向いています。
X=1のCotVでStPを封じる事が出来るので、安定したフィニッシャーになれるでしょう。Ins速度で対処出来るものはほぼ無いため空中支配権をほぼ手中に収める事が出来ます。ただ4点ではタルモゴイフに少々不利が付くのが厄介ですね。
UR系の低速Controlでもしかしたら《嵐の神、ケラノス》の様に使えるかもしれません。
この場合は[+1]×2→[-6]が強いので扱い様もあるでしょう。ただRRな上にPWと言う安定感の無さがネック。
相手の最高打点生物を一方的にIns速度で葬れるという点が最大の強みですかね。
Stdなら除去耐性のあるフィニッシャーを安全に葬ること出来、速度的にも間に合うので重宝できるでしょうね。最低限2点火力になるので相手の場に何もなくとも押し込みには使えます。《英雄の破滅》と多少機能性が被ってきますね。最も方向性は同じでも使い勝手がずいぶん異なりますが・・・。
Legacy的に見ればアドバンテージの取れる本体火力と言う側面でも見る事が出来ます。只盤面干渉が出来る以上《荒廃稲妻》よりも使い易そうです。本体火力はどちらかと言うとLotVやJtMsに撃ちこむ事の方が多いでしょう。そう考えれば更にアドを見込む事が出来ますね。
強化《関税》は布告能力としては最上級の部類でしょう。
とはいえReanimatorにしろSnTにしろ複数の生物を並べるようなことは少ないので大体は《悪魔の布告》で対処可能 です。寧ろ重くなったデメリットの方が痛い かも・・・。まぁ、稀に《不運な研究者》を残したまま釣り上げるとかないわけでもないですが・・・。その様な使い方では、メタ的な上位陣に有効とは言えないかもしれませんね。精々MUDやウェルダー系効果がある程度でしょう。
どちらかと言うと装備品やタルモゴイフとPWを併用する様なフェアデッキ であるEsperやBUGに最も効果がある かも しれませんね。
テンポと盤面のアドを獲得 できます。
その様な使い方をするのなら、色拘束と重さがネックですが・・・。
特に《呪文貫き》や《目くらまし》を考慮すると4~5マナを用意しなければいけない点がかなり痛い。ハンデスによる前方確認が必要になりますね。
個人的には、現状ほぼ死滅してしまったTeam Itariaに2枚程度入れる事が出来るのではないか?と思います。
細かく多芸な点があのデッキでは活きるでしょう。特に線が細いので盤面干渉は強い。ただ、3マナ域はLotVが陣取っているのであくまでも追加の枠にしかなれない。
これは《蒸気打ちの親分》も1チャンスあるのでは!!??
閑話休題。
重くなって打点が落ちた代わりに生物除去が付いた《墓忍び》。
Stdでは当然Dredge系統のデッキでの運用が試みられるでしょうが、もっとも扱いやすかった《忌まわしい回収》が落ちてから出すとか嫌がらせとしか思えない。《神々との融和》ではとても代わりにはならないでしょうし・・・。
最高の相棒は《サテュロスの道探し》。実質4マナ分のマナソースになる。継続的な墓地供給と言う意味で《ニクスの織り手》も起動能力まで考慮に入れるなら十分強い。
ただ、Dredgeは常に墓地をある程度用意する事が強みに繋がるので《夜の咆哮獣》や《エレボスの鞭》と、墓地を大量に食い尽くしてしまうコイツでは齟齬を起こしてしまう可能性が高いです。軽量のアタッカーと言う点でも《定命の者の宿敵》がいますしね。
そもそもコイツでは《墓忍び》の様にBBで5/5飛行生物になるのは難しいでしょう。
Stdでは墓地を肥やすパーツが少なく、コイツ自体も重くなっているため。除去能力があるのは利点ですが、キャスト時に墓地を食い尽くせば能力を活かせず、能力を活かそうと思えば素早くキャスト出来ない。殆ど自家撞着です。
過去の《墓忍び》の幻想程の魅力がある様には言えませんが・・・。
Eternalではノーチャンス。
まず《墓忍び》より重い上に打点が下がっています。6枚墓地に落すのでも大変なのにこいつは更に1枚多く要求します。その上唯一の利点である除去は更に追加の墓地を要求します。《死儀礼のシャーマン》支配下で墓地対策はサイド後更に濃くなるというのにこんな要求満たせるはずもない。唯一の使い道は劣勢時、ブロッカーとして立たせながら、同時にもう一体の生物にも対処できる点でしょうが、超攻撃的なデッキでしかほぼ使い道が無い《墓忍び》に防御性能を持たせても・・・。
これでまだタフネスが6になっていたら《四肢切断》を避けたりできるのですがね・・・。
フェアデッキが運用できる環境最大最速のサイズのフライヤーと言う利点を敢えて捨ててしまっています 。
P.S.
正直、(X)(X)(B)(B)(B)(B)のスペルが気になり過ぎて、他のスペルとかどうでもいいww
夏の軟式甲子園(準決勝)が延長50回と言う長大な時間をかけた中京(岐阜)が勝ちました。準決勝だけで700球以上投げている(完封5試合分以上!!)にもかかわらず、決勝を2-0で勝利する鉄腕ぶり・・・。
凄まじい(恐ろしい事に準決勝と決勝はダブルヘッダー!)。
硬式と併せて東海勢が頑張っているのは嬉しいです。
因みに本日からスペインにてFIBA バスケットボールワールドカップが開催されているのですが、日本では民放も含めて地上波(無料)で放送する局が一つも無い・・・。流石バスケ後進国日本ですぜ(´;ω;`)ブワッ
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さて、先日から始まっている(流失している)TKTの新カードですが今日は大量にサルベ等に情報が流れています。
いつも通り一つずつ、感想でも書いて行こうと思います。
《汚染された三角州/Polluted Delta》Ons版フェッチランド前5種が再録される予定らしいです。
土地
(T),1点のライフを支払う,汚染された三角州を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから島(Island)カード1枚か沼(Swamp)カード1枚を探し、それを戦場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。
5種類も映像つきで出ているのでまぁ本物の可能性が高いでしょう。
しかし、過去の古いカードなので順番としては順当かもしれませんが、Stdは対抗色セットで有効色ランドと言うのもどうなんでしょうか?推す気が在るのかないのかよく判りません。
ただ、RtRが落ちてギルドランドや《死儀礼のシャーマン》がいないのでタイミング的には間違いは無いでしょう。
Modernではこれで全10種のフェッチ全てが解禁されましたね。
ただ明らかに高騰しているのはZen版なので・・・。まぁこれでZen版事態の根が落ち着くのならいいのですが、下がるとは思えませんからね。ただ、ModernはLegacyと違い有効色の土地を使えるデッキも多いので需要はあるでしょう。
Legacyは残念なことに・・・。最も需要が在るのは《汚染された三角州》で次は《溢れかえる岸辺》ぐらい。それ以外はほとんど死に態なのであまり需要は無いかもしれません。Legacy的にはZen版の方がよっぽど需要が在ったでしょう。
個人的には使う予定の無い《樹木茂る山麓》以外は揃っているのでさっぱり嬉しくないです。まぁ大会で使うのは躊躇われるほどの粗悪なプアの《汚染された三角州》1~2枚を買い替える程度ですね。
ただ、Modernには明らかに好影響があるはずなので、これで世のModern人口が増えてくれるのは嬉しい事でしょう。そして他のパーツの値が上がるのね・・・。
《Sarkhan, the Dragonspeaker》 (3)(R)(R):3代目サルカン。
プレインズウォーカー - サルカン M
[+1]ターン終了時まで、~は飛行と破壊不能と速攻を持つ伝説の4/4の赤のドラゴン・クリーチャーになる。
[-3]~は対象のクリーチャー1体に4点のダメージを与える。
[-6]あなたは「あなたのドローステップの開始時、追加で2枚ドローする。」と「あなたの終了ステップの開始時、あなたは手札をすべて捨てる。」を持つ紋章を得る。
(意訳) [4]
RG(初代)→BR(2代目)と来て、やっと純粋なドランゴンカラーに成れましたよ!!
[+1]でドラゴラム、[-3]で《炎の斬りつけ》:盤面干渉、[-6]で強化《生体融合帽》と言う能力。
本人の生物化に盤面干渉と5マナと言う点を思えば《ギデオン・ジュラ》を思わせるカードですね。
[+1]が強力かつ「破壊不能」と「飛行」を持つので非常に扱いやすい。5マナ圏の安定したフィニッシャーになれます。ほぼ対処されない 。
《嵐の息吹のドラゴン》を思わせる能力ですね。また5マナで打点4を生み出す点では《世界を目覚めさせる者、ニッサ》とも比較なります。ただ、怪物化を持つドラゴンや持続して生物を増やす事が出来るニッサに対して、サルカンは本人で完結しています 。前者2枚はMonstersやBigManaの様な自分以外/以降に頂点を持って行けるデッキで活かしやすく、対してサルカンは自分を頂点とするRed deck winsの様なBeatdown で活きる 仕様です。
ドラゴンはブロッカーになりますが、代わりにサルカンは[-3]で盤面干渉が出来ます。ここも大きな違い。
出した後も自分の防衛が出来るドラゴンに比べて、それが出来難いサルカンはより前のめりなデッキで使うべきです。中量級の生物を焼けることで先に展開した小型生物群の道を抉じ開ける役目も負えます。
忠誠度の消耗は大きいでのなるべく生物で壁を作って使用したい。それでもドラゴンを始めフィニッシャー級を落せる火力は魅力。他の火力と合わせる場サイズ的な問題は無くなるでしょう。
[-6]は毎ターンドローが3枚になります。
ここもやはりBeatdownの方が軽いCMCが多いのでハンドを消費しやすい利点です。ただ、R系統のBeatdownである以上、ここに到達していくまでに相応にダメージを与えているはず。そしてこれを使うには[+1]が2回は使われなければならず、・・・そうすると相手のライフはかなり減っているはず。その上でわざわざこの紋章を使う必要があるのか?とも思います。
ただ、相手の盤面が固められてしまっているときに、火力が多めのデッキならば、それを引き込む目的では使っていけると思います。
全体的に見ても4~5マナを最大マナ域とするR系統のBeatdownで使うべきでしょう。
競合相手は前述のドラゴンですが、除去耐性ではほぼ上でクロッカーとしても安定している上に盤面への支配力もある。
他のカードとの深いシナジーと言うのは今のところ見当たりません が、盤面干渉、アド獲得、フィニッシャーと纏っているため単体で強いカード だと思います。
設置から5ターン以内に決着が付けれるPW と考えれば如何に強いかが良く判ります。
他のPWが小プラス→奥義へと移行してそこから勝ちに持っていく動きを、このサルカンは小プラス連打で直接決める事あg出来る訳ですから。
ただ、RtRブロックで多くのR系統の火力・生物問わずパーツが失われてしまうため、R系のBeatdownを組めるのかは今のところ不透明ですが・・・。
ドラゴンとは競合しますがニッサとは5マナで4打点と言う以外はほぼ機能性が異なるため枠の競合は無い でしょう。
Eternalでは本体のみでフィニッシャーになれる点と盤面干渉能力から《燎原の火》や《ジョークル・ホープス》の様なマスデス系のR Controlのフィニッシャーになれます。同じ系統の《槌のコス》と機能が被りますが、その系統の能力ではこちらが上。反面マナ加速などが出来ないという欠点もありますがね。
他にはDragonStompyのフィニッシャーにも向いています。
X=1のCotVでStPを封じる事が出来るので、安定したフィニッシャーになれるでしょう。Ins速度で対処出来るものはほぼ無いため空中支配権をほぼ手中に収める事が出来ます。ただ4点ではタルモゴイフに少々不利が付くのが厄介ですね。
UR系の低速Controlでもしかしたら《嵐の神、ケラノス》の様に使えるかもしれません。
この場合は[+1]×2→[-6]が強いので扱い様もあるでしょう。ただRRな上にPWと言う安定感の無さがネック。
《Cracking Doom》 (R)(W)(B):本体火力+強化《関税》的な能力。
インスタント R
~は各対戦相手に2点のダメージを与える。各対戦相手は自身のコントロールする最大のパワーを持つクリーチャー1体を生け贄に捧げる。(意訳)
相手の最高打点生物を一方的にIns速度で葬れるという点が最大の強みですかね。
Stdなら除去耐性のあるフィニッシャーを安全に葬ること出来、速度的にも間に合うので重宝できるでしょうね。最低限2点火力になるので相手の場に何もなくとも押し込みには使えます。《英雄の破滅》と多少機能性が被ってきますね。最も方向性は同じでも使い勝手がずいぶん異なりますが・・・。
Legacy的に見ればアドバンテージの取れる本体火力と言う側面でも見る事が出来ます。只盤面干渉が出来る以上《荒廃稲妻》よりも使い易そうです。本体火力はどちらかと言うとLotVやJtMsに撃ちこむ事の方が多いでしょう。そう考えれば更にアドを見込む事が出来ますね。
強化《関税》は布告能力としては最上級の部類でしょう。
とはいえReanimatorにしろSnTにしろ複数の生物を並べるようなことは少ないので大体は《悪魔の布告》で対処可能 です。寧ろ重くなったデメリットの方が痛い かも・・・。まぁ、稀に《不運な研究者》を残したまま釣り上げるとかないわけでもないですが・・・。その様な使い方では、メタ的な上位陣に有効とは言えないかもしれませんね。精々MUDやウェルダー系効果がある程度でしょう。
どちらかと言うと装備品やタルモゴイフとPWを併用する様なフェアデッキ であるEsperやBUGに最も効果がある かも しれませんね。
テンポと盤面のアドを獲得 できます。
その様な使い方をするのなら、色拘束と重さがネックですが・・・。
特に《呪文貫き》や《目くらまし》を考慮すると4~5マナを用意しなければいけない点がかなり痛い。ハンデスによる前方確認が必要になりますね。
個人的には、現状ほぼ死滅してしまったTeam Itariaに2枚程度入れる事が出来るのではないか?と思います。
細かく多芸な点があのデッキでは活きるでしょう。特に線が細いので盤面干渉は強い。ただ、3マナ域はLotVが陣取っているのであくまでも追加の枠にしかなれない。
《Necropolis Fiend》 (7)(B)(B):本当に「未来予知」から還ってきた能力になった。
クリーチャー - デーモン R
探査
飛行
(X),(T),あなたの墓地にあるカードをX枚追放する。:対象のクリーチャー1体はターン終了時まで-X/-Xの修正を受ける。
(意訳) 4/5
これは《蒸気打ちの親分》も1チャンスあるのでは!!??
閑話休題。
重くなって打点が落ちた代わりに生物除去が付いた《墓忍び》。
Stdでは当然Dredge系統のデッキでの運用が試みられるでしょうが、もっとも扱いやすかった《忌まわしい回収》が落ちてから出すとか嫌がらせとしか思えない。《神々との融和》ではとても代わりにはならないでしょうし・・・。
最高の相棒は《サテュロスの道探し》。実質4マナ分のマナソースになる。継続的な墓地供給と言う意味で《ニクスの織り手》も起動能力まで考慮に入れるなら十分強い。
ただ、Dredgeは常に墓地をある程度用意する事が強みに繋がるので《夜の咆哮獣》や《エレボスの鞭》と、墓地を大量に食い尽くしてしまうコイツでは齟齬を起こしてしまう可能性が高いです。軽量のアタッカーと言う点でも《定命の者の宿敵》がいますしね。
そもそもコイツでは《墓忍び》の様にBBで5/5飛行生物になるのは難しいでしょう。
Stdでは墓地を肥やすパーツが少なく、コイツ自体も重くなっているため。除去能力があるのは利点ですが、キャスト時に墓地を食い尽くせば能力を活かせず、能力を活かそうと思えば素早くキャスト出来ない。殆ど自家撞着です。
過去の《墓忍び》の幻想程の魅力がある様には言えませんが・・・。
Eternalではノーチャンス。
まず《墓忍び》より重い上に打点が下がっています。6枚墓地に落すのでも大変なのにこいつは更に1枚多く要求します。その上唯一の利点である除去は更に追加の墓地を要求します。《死儀礼のシャーマン》支配下で墓地対策はサイド後更に濃くなるというのにこんな要求満たせるはずもない。唯一の使い道は劣勢時、ブロッカーとして立たせながら、同時にもう一体の生物にも対処できる点でしょうが、超攻撃的なデッキでしかほぼ使い道が無い《墓忍び》に防御性能を持たせても・・・。
これでまだタフネスが6になっていたら《四肢切断》を避けたりできるのですがね・・・。
フェアデッキが運用できる環境最大最速のサイズのフライヤーと言う利点を敢えて捨ててしまっています 。
P.S.
正直、(X)(X)(B)(B)(B)(B)のスペルが気になり過ぎて、他のスペルとかどうでもいいww
《Ivorytusk Fortress》(2)(W)(B)(G)
クリーチャー - 象 R
あなたのコントロールする+1/+1カウンターが置かれているクリーチャーは他の各プレイヤーのアンタップ・ステップにもアンタップする。
5/7
(意訳)
まぁ、何とも微妙な象さん。
5マナ5/7なのでサイズが足りないわけではありませんが、戦闘面ではほぼ何もしない可哀想な子。アドも稼がない。
各所でも言われている通り、+1/+1カウンターを使う生物を併用する事で疑似《覚醒》になれる可能性もあります。
そう考えれば何らかのコンボ性も見出せそう。
KTKの導入で「活用」や「進化」のあるRtRブロックが落ちるのは嫌がらせとしか思えませんが・・・。
まぁ、この能力からするにアブザンクラン(同でも良いですが脳内変換で「あぶさん」になる・・・どうしてくれる。)は+1/+1カウンターを使う様な能力なのでしょうね。そうでなければボッチ過ぎます。残念ながらTHSブロックには「怪物化」「英雄化」「貢納」等どれも微妙な物ばかりです。
とりあえずStdでは《不動のアジャニ》を使っておけば間違いは無いでしょう。
1t:マナ生物→2t:《クルフィックスの狩猟者》他3マナ生物→4t:アジャニ→5t:象
と言う形で動いていくのが理想ですが、この様な形で生物を展開しながらアジャニ→象と置く事で、自然に全体強化と全体覚醒が極めて有効な能力になります。単純に殴り合いに極めて強くなりますね。
同時に「警戒」持ちになるのでPWの保護も出来ます。その観点でもアジャニは相性が良い。
他には《蒔かれたものの収穫》《密集軍の指揮者》等が有力でしょうか。
ただ、これらには非生物で合ったり、単体では仕事をしなかったりと欠陥もあります。広域強化も全体警戒付与も、数を揃えて初めて機能する物ですから、可能な限り置物、それも生物で数を揃えたいですよね。
《英雄の導師、アジャニ》も悪くは無いですが、マナカーブ上の繋がりが悪いですね。
と言うかコイツはもっと他の事をしたい。
生物のアンタップは、タップ能力の併用は当然なのですが、現実的な物がいない・・・。
ほぼ意味の無い物ばかり・・・。繰り返す意味がありそうなのは色の合わない《欺瞞の神、フィナックス》と重いばかりの《運命の三人組》ぐらいなもの。・・・。これも《死儀礼のシャーマン》がいればまだマシな使い道もあった物を・・・。
結局生物並べて強化して殴るのが一番使いやすいのかもしれませんね。
そもそも論ですが、《覚醒》したいなら《クルフィックスの預言者》と言うもっと使いやすい生物がいますからね。
下の環境では当たり前ですがノーチャンス。
《覚醒》生物なら《種子生まれの詩神》が、5マナの防御寄りG生物なら《スラーグ牙》がいます。
そもそも全体強化→警戒の付与と言う一連の挙動も《黄金のたてがみのアジャニ》が単体で行えますからね。
全てにおいて半端すぎます。
新カード)タルキールのマナ生物
2014年8月29日 新カード紹介皆さん、こんばんは。しもべです。
何やらタルキールのカードが1枚流失したとか。
遅まきながら、月並みな感想でも垂れ流しませう。
タルキールのBoxPromoだそうです。
まさかのレア・・・。まぁ弱くは無いですが。
2t目に設置でき3t目から1段上のマナ域を使える表か、基本は3t目設置から4t目以降に一度だけ2段ジャンプできる変異か・・・。
まぁそういう意味では結構面白いですよね。デッキのメインに5マナと6マナ域をそれぞれとっていたら使い分けれるわけですから。
打点は兎も角、タフネスが下がるのも悩ましい。
殴るのだけでもマナ生物として使うつもりなら、おいそれとコンバットは出来ない。また表にすると1点火力でも焼かれるというジレンマも・・・。
ただそう言う点も含めて、変異状態で場に出すか否か、変異させるか否かでそれぞれ利点と欠点を用意する のは結構面白そうです。明らかにプレイングに関わる部分ですからね。
しかし、どうせマナ生物として機能させるなら《森の女人像》の安定性が上な気もします。BigManaを考えるのなら序盤から殴る必要性も薄いでしょうし。
こいつの最も評価できるポイントは上記の使い分けでは無く、無色マナから生み出せるマナ生物 と言う事ですね。
まぁ、1マナから出せる黒のマナ生物《死儀礼のシャーマン》には及びませんが、それでもG以外でマナ生物がいるというのは結構貴重です。存在に価値が有るタイプですかね。
ついでにイゼ即に載ってましたが、これを利用するとWBxの土地基盤からなら一度に5色を生み出せる と言う非常に珍しい美点も有りますね。コンボ臭がします。
過去のカードと比べると《円環の賢者》と比べると爆発力も打撃力も他のカードとのシナジーもすべてしたという哀しい事実。
唯一の利点は色マナが3種類生める事ですか。G以外のU/Rと言う色は非常に価値が高いですし。
しかしそれにしてもこれがレアかぁ・・・。
楔のマナ生物と言うのはかなり珍しいのでインパクトはありますね。少なくとも《アニマのドルイド》よりは遥かにマシ。Stdの《黄金の雌鹿》のほぼ上位交換ですしね。ただレアで三色のマナ生物なら《貴族の教主》の足元にも及ばないという事実・・・。まぁ比べる相手が悪いか・・・。
無色のマナカードと考えてもAtfは腐るほどカードが在る。
色マナを生み出すにしても1t限定2マナブーストも《連合の秘宝》あるしなぁ・・・。やはり↓環境では魅力が薄いですね。
まぁ曲がりなりにも生物なので、MUDやStompy系で使えなくも無い訳ですが、それでも別に今のマナブーストに不満が在るわけでもないですしね・・・。
という訳でまぁ、珍しい需要しか下の環境にはないですね。
何やらタルキールのカードが1枚流失したとか。
遅まきながら、月並みな感想でも垂れ流しませう。
《Loudclaw Mystic》(1)(G)
Creature - Human Shaman
Tap: add (G),(U)or(R).
Morph (2)
When this is turned face up, add (G)(U)(R) to your mana pool.
2/1
タルキールのBoxPromoだそうです。
まさかのレア・・・。まぁ弱くは無いですが。
2t目に設置でき3t目から1段上のマナ域を使える表か、基本は3t目設置から4t目以降に一度だけ2段ジャンプできる変異か・・・。
まぁそういう意味では結構面白いですよね。デッキのメインに5マナと6マナ域をそれぞれとっていたら使い分けれるわけですから。
打点は兎も角、タフネスが下がるのも悩ましい。
殴るのだけでもマナ生物として使うつもりなら、おいそれとコンバットは出来ない。また表にすると1点火力でも焼かれるというジレンマも・・・。
ただそう言う点も含めて、変異状態で場に出すか否か、変異させるか否かでそれぞれ利点と欠点を用意する のは結構面白そうです。明らかにプレイングに関わる部分ですからね。
しかし、どうせマナ生物として機能させるなら《森の女人像》の安定性が上な気もします。BigManaを考えるのなら序盤から殴る必要性も薄いでしょうし。
こいつの最も評価できるポイントは上記の使い分けでは無く、無色マナから生み出せるマナ生物 と言う事ですね。
まぁ、1マナから出せる黒のマナ生物《死儀礼のシャーマン》には及びませんが、それでもG以外でマナ生物がいるというのは結構貴重です。存在に価値が有るタイプですかね。
ついでにイゼ即に載ってましたが、これを利用するとWBxの土地基盤からなら一度に5色を生み出せる と言う非常に珍しい美点も有りますね。コンボ臭がします。
過去のカードと比べると《円環の賢者》と比べると爆発力も打撃力も他のカードとのシナジーもすべてしたという哀しい事実。
唯一の利点は色マナが3種類生める事ですか。G以外のU/Rと言う色は非常に価値が高いですし。
しかしそれにしてもこれがレアかぁ・・・。
楔のマナ生物と言うのはかなり珍しいのでインパクトはありますね。少なくとも《アニマのドルイド》よりは遥かにマシ。Stdの《黄金の雌鹿》のほぼ上位交換ですしね。ただレアで三色のマナ生物なら《貴族の教主》の足元にも及ばないという事実・・・。まぁ比べる相手が悪いか・・・。
無色のマナカードと考えてもAtfは腐るほどカードが在る。
色マナを生み出すにしても1t限定2マナブーストも《連合の秘宝》あるしなぁ・・・。やはり↓環境では魅力が薄いですね。
まぁ曲がりなりにも生物なので、MUDやStompy系で使えなくも無い訳ですが、それでも別に今のマナブーストに不満が在るわけでもないですしね・・・。
という訳でまぁ、珍しい需要しか下の環境にはないですね。
徒然電波構築:ハサミ親和ドレッドノート
2014年8月28日 電波
皆さん、こんばんは。しもべです。
一応、メインデッキはTheRockなのですが同時に色々持ちデッキのあるしもべは常に電波収集を図っています。久々に《ファイレクシアン・ドレッドノート》について考えめぐらせている内に色々思いついたので、どうせなのでここに載せておこうかと思います。
《静翼のグリフ》の特徴である2枚目以降が腐らないと言う利点から組める《ファイレクシアン・ドレッドノート》とのシナジーデッキを考えていた時に、では元々のカードである《倦怠の宝球》も使い道が出てくれば問題が無いのでは?と言う事を考えました。
その末に出てきたのが、M15の《アーティファクトの魂込め》の存在。
PTQやGP神戸でも親和でならば充分な実力がある事を示していたハサミを入れて、2枚目以降をハサミで戦力にしてしまえばいいという案ですね。
これだけなら微妙な案で終わっていたのですが、ドレッドノート関連のカードとしてもう一つこれと親和性のあるカードを思いついたのです。それは《幻視の魔除け》です。これの3つ目の能力である「Atfをフェイズアウトする」は基本的にドレッドノートのCIP無効化・除去の回避に当てられます。が、このデッキの場合「ハサミ+本体のAtf」に使用する事も出来るのです。フェイズ・アウトの特性上付加されているAuraが剥がれることが無いため、アドを失いやすいというAuraの特性を緩和させる事が出来るのです。もともと非生物に付けたることでスタック除去を回避したり、「破壊不能」に付けたりして妨害耐性の高いハサミですがこれで更に除去耐性を得る事が出来る訳です。
つまり、このデッキは軸たる《ファイレクシアン・ドレッドノート》を場に出すカードである《倦怠の宝球》《幻視の魔除け》がそのまま《アーティファクトの魂込め》へのサポートに繋がるわけです。
元々無駄の多いコンボであるドレッドノートの各パーツを行かせるシナジーと言う事でこれなら十分デッキが組めるのではないか?と考えるに至ったわけです。
因みにフェイズ・アウトは《電結の荒廃者》とも相性が良い。
と言うかこのデッキではすべてのアタッカーの擬似回避に充てる事が出来ますね。
これを軸に考えた場合として、以下の2つをデッキの肉付けとなるコンセプトになると考えました。
a)親和パーツを入れて、ハサミが腐らないようにする。
b)《工匠の直感》を併用しDredstillの様なControlデッキにする。
と言う感じです。
幾つかの考えがありましたが、まぁこれが一番纏っていると思います。
で、今回載せた(a)は単純にBeatdownとする事でドレッドノートの打撃力を活かす、頭数を増やす事で単体除去も躱す、宝球自体も「親和」や「金属術」等で使い回す事も出来るなど色々なシナジーが存在します。ただ、通常の親和と異なり余計なパーツが多いので、従来のデッキのような親和性を無くなるのが難点・・・。
基本カラーはUB。
ハサミとの相性が極めて良い《大霊堂のスカージ》がいます。これが着地できればそれだけでほぼゲームに勝てます。
当然、このスカージ+ハサミの戦力維持のためにもチャームは極めて有効。
悪まで候補出来しかありませんが、そのためにも色的に《思考囲い》が使える点は有難いです。
当然相性の良い《羽ばたき飛行機械》や親和のパーツである《オパールのモックス》《バネ葉の太鼓》《頭蓋囲い》や《物読み》等も入れていきたい。ただ、生物がどこまで確保できるかが謎なので太鼓がどこまで価値があるのか未知数。しかも生物の数が多くは無いが同時にスペルの数が多いため《霊気の薬瓶》ではそれほど機能しない・・・。
因みに、ハサミとの相性がいいとは言えない《刻まれた勇者》等は不要。装備品も(枠が)無いので。《電結の荒廃者》も同じくハサミとは相性が良くは無いのですが、宝球をはじめ無駄な物を食べるという点では2種類目のハサミです。フェイズアウトで保護してサイズも保持できるという点でもハサミとは共通。単体で機能しない点も考えてアドロスのデッキでもあるので枠は少なめ。
もともとハサミとドレッドノートで十分打点は足りています。悪くは無いが面展開が有効ではない為《エーテリウムの達人》も恐らく不要。
ハサミやドレッドノートの様なアドバンテージを失いやすい物が有るので、アドを稼げるカードは貴重。
その意味で《ボーラスの工作員、テゼレット》と《悪意の大梟》は有効。ただ色マナがきつく、テゼレットは重い。大梟は宝球かではただの1/1飛行接死で重要な1ドローが出来ない。と色々微妙な部分もある・・・。
この形で組むのならテゼレット親和の様な割とゆっくりとした親和になるでしょう。
元々元来の親和程の親和性と展開力が期待できないのなら、この低速の形も悪くは無い。
加えて《アカデミーの廃墟》があれば脆さも補える。
基本はこの2色でOK。
と言うよりもハサミの運用を考えると《ダークスティールの城塞》をしっかり4枚採りたい上に太鼓が機能するか怪しいため、余り色を足したくは無いのが本音。ただ色を足すには利点もあるので・・・。
tWで《オルゾフの魔除け》はバウンスがハサミと、プチリアニが宝球がある状態でならドレッドノートと相性が良い。生物破壊も何かと役立つ。攻防で役に立つ。同じく《感電破》は単体でのKPが求められがちなこのデッキでは威力を発揮しやすい。一発決まれば十分4点の射程圏内だし、単体除去は何かと役に立つ。
其々に利点がある。
といったところですか・・・。
生物自体の数が少ないので太鼓は2枚にしてその分を土地に。
囲いは一応自由枠。衰微やAtf対策は、カウンターが余り機能的ではないこのデッキではハンデスの方がマシ。ただマナ源に換えたり物読みに換えたりと割と自由枠。《感電破》を入れるのもこの枠。ただ囲い自体は《幻視の魔除け》のTop弾く能力とも相性が良いしなぁ・・・。
ついで自由枠は《悪意の大梟》。
アドロスを補うアド源ですが、宝球とは相性が悪いですし、単体では打点が低い。ハサミや荒廃者、頭蓋囲いでカバーできるとはいえ、微妙な部分でもあるので、まぁ生物の頭数以上の価値は薄いですね。
《電結の荒廃者》は上記の様にハサミと存在が被っている上に、アドロスをしながら高打点に繋げるという意味ではドレッドノートとも言えます。故に両者に続く第3の打点的な立ち位置ですね。もっとも単体で機能しづらいKPなのでこれで十分でしょう。
テゼレットは重いですが、宝球が在ればドレッドノート置き放題と考えれば[+1]がクソ強いので、この程度の数は確保したい。アドロスの軽減の意味でも。
[-1]で無駄牌をハサミにする役目もありますからね。
《墨蛾の生息地》は《頭蓋囲い》の修正地が期待できないなら、本家の《ちらつき蛾の生息地》や《アカデミーの廃墟》に変えるのもあり。
こんな所ですかね。
いやぁ、デッキを考えるのは楽しいですね(^^)
載せるかどうかは別として(b)も現在妄想中。
一応、メインデッキはTheRockなのですが同時に色々持ちデッキのあるしもべは常に電波収集を図っています。久々に《ファイレクシアン・ドレッドノート》について考えめぐらせている内に色々思いついたので、どうせなのでここに載せておこうかと思います。
《Ensoul Artifact/アーティファクトの魂込め》(1)(U)
エンチャント-オーラ
エンチャント(アーティファクト)
エンチャントされているアーティファクトは、他のタイプに加えて基本のパワーとタフネスが5/5のクリーチャーである。
《静翼のグリフ》の特徴である2枚目以降が腐らないと言う利点から組める《ファイレクシアン・ドレッドノート》とのシナジーデッキを考えていた時に、では元々のカードである《倦怠の宝球》も使い道が出てくれば問題が無いのでは?と言う事を考えました。
その末に出てきたのが、M15の《アーティファクトの魂込め》の存在。
PTQやGP神戸でも親和でならば充分な実力がある事を示していたハサミを入れて、2枚目以降をハサミで戦力にしてしまえばいいという案ですね。
これだけなら微妙な案で終わっていたのですが、ドレッドノート関連のカードとしてもう一つこれと親和性のあるカードを思いついたのです。それは《幻視の魔除け》です。これの3つ目の能力である「Atfをフェイズアウトする」は基本的にドレッドノートのCIP無効化・除去の回避に当てられます。が、このデッキの場合「ハサミ+本体のAtf」に使用する事も出来るのです。フェイズ・アウトの特性上付加されているAuraが剥がれることが無いため、アドを失いやすいというAuraの特性を緩和させる事が出来るのです。もともと非生物に付けたることでスタック除去を回避したり、「破壊不能」に付けたりして妨害耐性の高いハサミですがこれで更に除去耐性を得る事が出来る訳です。
つまり、このデッキは軸たる《ファイレクシアン・ドレッドノート》を場に出すカードである《倦怠の宝球》《幻視の魔除け》がそのまま《アーティファクトの魂込め》へのサポートに繋がるわけです。
《ファイレクシアン・ドレッドノート》⇔《倦怠の宝球》/《幻視の魔除け》⇔《アーティファクトの魂込め》
元々無駄の多いコンボであるドレッドノートの各パーツを行かせるシナジーと言う事でこれなら十分デッキが組めるのではないか?と考えるに至ったわけです。
因みにフェイズ・アウトは《電結の荒廃者》とも相性が良い。
と言うかこのデッキではすべてのアタッカーの擬似回避に充てる事が出来ますね。
これを軸に考えた場合として、以下の2つをデッキの肉付けとなるコンセプトになると考えました。
a)親和パーツを入れて、ハサミが腐らないようにする。
b)《工匠の直感》を併用しDredstillの様なControlデッキにする。
と言う感じです。
幾つかの考えがありましたが、まぁこれが一番纏っていると思います。
で、今回載せた(a)は単純にBeatdownとする事でドレッドノートの打撃力を活かす、頭数を増やす事で単体除去も躱す、宝球自体も「親和」や「金属術」等で使い回す事も出来るなど色々なシナジーが存在します。ただ、通常の親和と異なり余計なパーツが多いので、従来のデッキのような親和性を無くなるのが難点・・・。
基本カラーはUB。
ハサミとの相性が極めて良い《大霊堂のスカージ》がいます。これが着地できればそれだけでほぼゲームに勝てます。
当然、このスカージ+ハサミの戦力維持のためにもチャームは極めて有効。
悪まで候補出来しかありませんが、そのためにも色的に《思考囲い》が使える点は有難いです。
当然相性の良い《羽ばたき飛行機械》や親和のパーツである《オパールのモックス》《バネ葉の太鼓》《頭蓋囲い》や《物読み》等も入れていきたい。ただ、生物がどこまで確保できるかが謎なので太鼓がどこまで価値があるのか未知数。しかも生物の数が多くは無いが同時にスペルの数が多いため《霊気の薬瓶》ではそれほど機能しない・・・。
因みに、ハサミとの相性がいいとは言えない《刻まれた勇者》等は不要。装備品も(枠が)無いので。《電結の荒廃者》も同じくハサミとは相性が良くは無いのですが、宝球をはじめ無駄な物を食べるという点では2種類目のハサミです。フェイズアウトで保護してサイズも保持できるという点でもハサミとは共通。単体で機能しない点も考えてアドロスのデッキでもあるので枠は少なめ。
もともとハサミとドレッドノートで十分打点は足りています。悪くは無いが面展開が有効ではない為《エーテリウムの達人》も恐らく不要。
ハサミやドレッドノートの様なアドバンテージを失いやすい物が有るので、アドを稼げるカードは貴重。
その意味で《ボーラスの工作員、テゼレット》と《悪意の大梟》は有効。ただ色マナがきつく、テゼレットは重い。大梟は宝球かではただの1/1飛行接死で重要な1ドローが出来ない。と色々微妙な部分もある・・・。
この形で組むのならテゼレット親和の様な割とゆっくりとした親和になるでしょう。
元々元来の親和程の親和性と展開力が期待できないのなら、この低速の形も悪くは無い。
加えて《アカデミーの廃墟》があれば脆さも補える。
基本はこの2色でOK。
と言うよりもハサミの運用を考えると《ダークスティールの城塞》をしっかり4枚採りたい上に太鼓が機能するか怪しいため、余り色を足したくは無いのが本音。ただ色を足すには利点もあるので・・・。
tWで《オルゾフの魔除け》はバウンスがハサミと、プチリアニが宝球がある状態でならドレッドノートと相性が良い。生物破壊も何かと役立つ。攻防で役に立つ。同じく《感電破》は単体でのKPが求められがちなこのデッキでは威力を発揮しやすい。一発決まれば十分4点の射程圏内だし、単体除去は何かと役に立つ。
其々に利点がある。
Cre*18
4《羽ばたき飛行機械》
3《メムナイト》
3《ファイレクシアン・ドレッドノート》
4《大霊堂のスカージ》
2《悪意の大梟》
2《電結の荒廃者》
非CreSpell*24
4《オパールのモックス》
4《幻視の魔除け》
2《思考囲い》
2《バネ葉の太鼓》
4《アーティファクトの魂込め》
3《倦怠の宝球》
3《頭蓋囲い》
2《ボーラスの工作員、テゼレット》
Land*18
4《ダークスティールの城塞》
4《教議会の座席》
4《囁きの大霊堂》
4《空僻地》
2《墨蛾の生息地》
といったところですか・・・。
生物自体の数が少ないので太鼓は2枚にしてその分を土地に。
囲いは一応自由枠。衰微やAtf対策は、カウンターが余り機能的ではないこのデッキではハンデスの方がマシ。ただマナ源に換えたり物読みに換えたりと割と自由枠。《感電破》を入れるのもこの枠。ただ囲い自体は《幻視の魔除け》のTop弾く能力とも相性が良いしなぁ・・・。
ついで自由枠は《悪意の大梟》。
アドロスを補うアド源ですが、宝球とは相性が悪いですし、単体では打点が低い。ハサミや荒廃者、頭蓋囲いでカバーできるとはいえ、微妙な部分でもあるので、まぁ生物の頭数以上の価値は薄いですね。
《電結の荒廃者》は上記の様にハサミと存在が被っている上に、アドロスをしながら高打点に繋げるという意味ではドレッドノートとも言えます。故に両者に続く第3の打点的な立ち位置ですね。もっとも単体で機能しづらいKPなのでこれで十分でしょう。
テゼレットは重いですが、宝球が在ればドレッドノート置き放題と考えれば[+1]がクソ強いので、この程度の数は確保したい。アドロスの軽減の意味でも。
[-1]で無駄牌をハサミにする役目もありますからね。
《墨蛾の生息地》は《頭蓋囲い》の修正地が期待できないなら、本家の《ちらつき蛾の生息地》や《アカデミーの廃墟》に変えるのもあり。
こんな所ですかね。
いやぁ、デッキを考えるのは楽しいですね(^^)
載せるかどうかは別として(b)も現在妄想中。
カウンタースリヴァーってMerfolkに勝る理由有るの?
2014年8月27日 TCG全般 コメント (7)皆さん、こんばんは。しもべです。
けふもけふとて、電波にカードに妄想を膨らませる日々。
たまたまSliverの記事を見ていてふと思ったんですが、CounterSliverってやってる事ほとんどMerfolkと同じなのに勝ってる部分有るんですかね?
《水晶スリヴァー》ぐらい?
でもそれなら《銀エラの達人》によるアドと《真の名の宿敵》の安定感を取りたいですよね・・・。
5色とか《霊気の薬瓶》引けなかった場合に悲惨すぎますし。M15の部族ランドも5色の部分が薬瓶と相反してて(まぁ有る方がずっといいですが)、且つ5マナを使う機会が滅多に無い。
ということでもしSliverを組むならMerfolkと差別化しないとデッキとして意味が薄いので、Conter積んだクロックパーミッションではなく、4c/5cのときどき在るAggroSliverの方が意味がある気がします。
まぁそれで強いかどうかは別ですがね。
けふもけふとて、電波にカードに妄想を膨らませる日々。
たまたまSliverの記事を見ていてふと思ったんですが、CounterSliverってやってる事ほとんどMerfolkと同じなのに勝ってる部分有るんですかね?
《水晶スリヴァー》ぐらい?
でもそれなら《銀エラの達人》によるアドと《真の名の宿敵》の安定感を取りたいですよね・・・。
5色とか《霊気の薬瓶》引けなかった場合に悲惨すぎますし。M15の部族ランドも5色の部分が薬瓶と相反してて(まぁ有る方がずっといいですが)、且つ5マナを使う機会が滅多に無い。
ということでもしSliverを組むならMerfolkと差別化しないとデッキとして意味が薄いので、Conter積んだクロックパーミッションではなく、4c/5cのときどき在るAggroSliverの方が意味がある気がします。
まぁそれで強いかどうかは別ですがね。
レガシー)今週のSCG さよならエンジェル/グッバイ基本組
2014年8月26日 紹介 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
MTGは2015年から大きな変革を迎えるようです。
Stdが3ブロック制になるのは別に反対ではありません。確かに第3セットは遠すぎた印象が昔から在りましたしね。使える期間の短さも不満でしたし。ただ、これからは半年に一度のローテーションがあるというのは、今までの1年に一度と比べると大分環境の変化があわただしい事になりそうですね。
まぁ、Stdやらないので関係ないのですが。
(ただそれも過去に比べ情報の拡散やアイディアの発生が圧倒的に早いという事を考慮すれば問題も無いのかも。)
基本セットの廃止は別に文句は有りません。
初心者向けはエントリーセットとかであるので。セット自体が他に比べて特別簡単と言う訳でもないですし。
ただ、これらの動きで懸念しているのは、各ブロックに設けられるであろうテーマの乱立。
其々の新規キーワード能力/新規メカニズムは、今の時点でも既にあふれかえっています。
ここ最近は過去のカードの焼き直しと思える物も多く(しかも弱い物がそのまま弱い)、一々別に設ける必要があるのか?と思う事もしばしば。また「スレッショルド」「親和」や「感染」の様な世界観に合わせて作られたメカニズムは、そこで終了してしまってその後の成長が見込めない。
結果的に何時まで経っても進歩なしか、新規カードに追いやられてデッキ内でその意味を無くすかのどちらか。
これ以上新しいキーワードやメカニズムを増やすのではなく、もっと過去のメカニズムを持つカードを増やしてほしい、と思うのが個人的な感想です。
メカニズムに真新しさが無かったり、それに固執し過ぎて実用性が皆無の物ばかりになってしまうなら、余計にそう思います。
そういう意味なら、ブロックを増やすのはどちらかと言えば抵抗が強いですかね。
過去の世界を再訪してくれるというのなら、メカニズムやキーワード自体も新規ではなく旧来の物の水増しを図ってほしいものです。
ただ、過去の世界は好きなので再訪自体は全然OKです。
ドミナリアは大好きです(もうTSPのブレイズやクロウヴァスの様なギャグは要らない)し、神河の雰囲気も好きでした。
ついでに変革を起こすなら、オーナー制度とダメージスタックのコンバットトリックを復活させてほしい・・・。
ローテーション増えると、カードの購入機会が減る心配も・・・まぁ欲しいカードはその場で買っとけば問題ありませんね。
---------------------------------------------------------------------------------------
さて、国内は昨日までのGP神戸の余韻が未だ醒めていませんが、けふもけふとてSCG Open Legacyの結果を見ていきます。
今回はWashingtonで行われました。
結果はペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/230814_washingtondc.html
http://sales.starcitygames.com/deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=08/23/2014&end_date=08/24/2014&start=1&finish=16
優勝はBUG 続唱のJake Mondello氏です。
以下Top16(上から順に1位→9位→16位)
BUG 続唱
RUG Delver
Deathblade
Bant ソプターブレード
Metalworker
Dredge
Dredge
Patriot
-----------------------
Miracles
SneakShow
Burn
MonoR Sneak
PainterStone
4c Delver
RUG Delver
Patriot
です。
ここ最近、僅かながらLegacy3竦みの形が変わってきているように思います。
今まではTempo-対Tempoのフェアデッキ-Comboと言う3竦みだったんですが、ここにコンボが消えてMiracles-Tempo-対U/Tempoのフェアデッキのような形に変化しつつあるような。特にこのBUG 続唱が結構目立ってきていると思います。
こういうデッキの台頭は今までも何度も有りましたがそれを抑え込んできたCombo勢の勢力回復がいまだ不透明です。
う~む・・・。
一時的な事でしょうかね?
今回も基本的にはTempoが最大勢力ですが、そのTempoに強いデッキが僅かながら増えています。
特にBurnやElves、D&T以外のデッキであるDredgeやMetalworker等の出現ですね。
これは一時的な物でしょうが、Tempo勢の中でも未だ綱引きの状況(最も安定しているのはRUGで、最も勝ち星が多いのはBUG)なのでそれによるメタの揺らぎと隙があるのでしょう。
特に最近は墓地対策が極めて脆弱です。
対Elves銭までいっしょくたに担ってきた《墓掘りの檻》までも抜く構築も見られるので墓地系は今後多少勢力図に顔を出してくるのではないでしょうかね。
では、ここからは気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72098
1位、Jake Mondello氏のBUG 続唱です。
ここ最近台頭気味のBUG続唱。対テンポでは土地拘束が緩めになってきている今は物量で押しやすいのが良いですね。
さらに対Tempoで優位を作るため基本地形の《沼》を1枚入れるのがここ最近は一般的なようです。
これにより1t目の《死儀礼のシャーマン》《思考囲い》からの展開を安定させる事が出来ますね。
ただ、それ以外はほぼメインは固定。
生物14にスペルは囲い/Hymnが3-1でメインに《毒の濁流》1枚に土地は22です。稀にPWを増量したよりControl的なデッキも有りますが基本はこれですね。
今回の注目はサイド。
前述のように《墓掘りの檻》を抜き、更に対消耗戦を見据えた追加の《ヴェールのリリアナ》を抜いてます。代わりに入っているのが《寒け》2枚。メタ上に効く相手が点在しているわけではないのですが、それでも最近は高確率で少数が生き残っているBurnには極めて有効なスペルです。
メタと弱点のバランスをとった採用ですね。
ただ、これがそのまま環境の一角となれるか?と言うとそこまででもないのがこのデッキですね。
分周りの代わりに安定性や軸が無い。
その上、Blade系のデッキがサイドに《饗宴と飢餓の剣》を増やしてきています。
今後このデッキがどう生き残るのかが注目です。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72101
4位、Paul Lynch氏のBantSFMです。
最初は名前通りのBantカラー故に《聖遺の騎士》を中心にしたBlade戦略かと思っていましたが少々異なるようです。
基本は《飛行機械の鋳造所》+《弱者の剣》を中心としたUWの低速BladeControlに続唱要素を加えているようです。
約1月前にBaltimoreのOpen Legacyにて本人が使用したものとメインは同じですね。その時より順位を6つ上げています。
と言うかサイドも《原基の印章》→《浄化の印章》に代わっているだけです。
寧ろこのカラーで名前WではなくGを採用していたのか謎でしたね。
Miracleよりも物量を優先した低速Controlでその分除去による支配力は落としています。
が、各カードのシナジーやパワーも高く、Miraclesと違い序盤からBlade戦略が採れるのは強みですね。
どちらにせよ対Tempoでは優位性を持っているのでしょう。
ギミックが多い分脆い所も多そうですが、それを分回りで無視するための続唱ですかね?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72082
6位、Chris Jordan氏のDredgeです。
お寒い時代の続くDredgeですが、前述のように墓地対策が薄くなっている現状では可能性があると思っています。
もちろんメインのDrSとサイドのカードは鬱陶しいのは事実ですが、それを乗り越えれば十分戦っていけるはず。
Chris氏のそれは圧倒的な分回りを捨て高速で墓地を肥やしながらも、継戦が出来る設定です。
《ゴルガリの凶漢》《ゴルガリの墓トロール》を4枚にして発掘を最大限にしつつ代わりに《打開》《セファリッドの円形競技場》を3枚にし、色マナ源である《マナの合流点》を4枚確保しています。
そして何より、《イチョリッド》が4枚体制です。
これに依り墓地対策さえ気を付ければ安定して継続戦闘が出来ます。
《戦慄の復活》も無いため《憎悪縛りの剥ぎ取り》も使えません。純正の様式美で安定重視です。
サイドもアグレッシブ要素を採るのではなく、飽くまでこの形のサポート。
鬱陶しい墓地Hateを潰す《古の遺恨》《突然の衰微》に墓地カードの保護をする《記憶の旅》で緊急回避も出来ます。
盤面は墓地Hateも務めるDrS語と盤面を支配するために《炎の嵐》を4枚。
個人的には今の環境をしっかり攻略するために組まれたDredgeのように思えます。
まぁ専門的な事は判らない素人感想ですがね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72111
9位、Brian Braun-Duin氏のUW Miraclesです。
挑戦的なデッキを組む事が多いBBDのMiraclestRです。
成る程、今回は《石鍛冶の神秘家》を入れたBlade系Miralcesですね。序盤からの攻めも持てる部分が特徴ですね。
《ヴェンディリオン三人衆》まで取って可能なら序盤にSfMから体勢を作って攻め勝つプランを本筋に寄せているようです。
これによりサイド後の《謙虚》合戦が圧倒的に楽になるのもポイントですね。
後は《思案》ではなく《定業》が採られています。まぁ無駄牌を引きにくい定業はもっとControlで使われても良い様な気もします。
これぐらいですね、変わっているのは・・・。
・・・。
・・・。
・・・。
・・・ちげぇよ!!
アレ!?《天使への願い》が無い:(;゙゚’ω゚’):!!?
そうです。
今回のBBD製Miraclesには《天使への願い》が採られていません。
サイドの2枚目の《殴打頭蓋》もそうですが、このBlade戦略に行かに注力しているかが判ります。特に《天使への願い》さえ対処しておけば何とかなるという風潮の強い最近ですから、その考えを逆手に取ったのかもしれませんね。
しかしそういう意味ではどっしり構えたヘビーコンのMiraclesとは一線を画すデッキになりそうです。
サイドには先週CalebのLegacy Weaponでも紹介されていた《嵐の神、ケラノス》が採られています。対ミラー/フェアマッチが増えるのなら有効だそうです。ついでにこれも《謙虚》と相性がいいですね。
よくわからないのは2枚目の《平地》。
《天使への願い》が無いのなら1枚でも良さそうな物ですが・・・。まぁ一応メインに《議会の採決》も有りますし、サイド後まで想定したら減らせないという事ですかね?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72112
13位、Sean Park氏のPainterStoneです。
《帝国の徴募兵》4枚の所謂ImperialPainterですね。お高い仕様です。
tWがされており、基本のメイン《悟りの教示者》と合わせて6枚のサーチカードを有しているのが強みですね。
特にこれと言った特徴は無いのですが、気になったのはサイドです。
一般的に対生物で採られているのは《漸増爆弾》ですが、Sean氏は《紅蓮地獄》1枚《稲妻》2枚《炎の稲妻》1枚とかなり多めです。特に《稲妻》が珍しい。
この所単体除去の需要が増しているのかサイドに、スィーパー以外のピン除去を採る方が増えているようです。
この《炎の稲妻》が好まれて使われているようで、中には4枚採っている方もいます。Socですが、Insで動く必要もありませんし、2マナランドのお陰でFbも比較的使いやすいですからね。またウェルダーがいる関係か《黄鉄の呪文爆弾》と言う方もいます。
このSean氏は最も安定して使えるローリスクは《稲妻》を採っていますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72105
14位、Eric Smith氏の4c DeathBladeです。
世にもふとましい・・・欲張りなDeathBladeです。
とはいっても4cと言いながらG要素はDrSの起動能力分だけなので、他のDeathBladeよりもむしろ少ないぐらいです。
が、それ以上に目立つのは生物の溢れ具合。
3種12枚とかの構成もあるDeathBladeで、ここまで種類と枚数の溢れるのも珍しい。
特にDrS+《真の名の宿敵》以外のすべての生物がカードアドバンテージを獲得する術を持っており、BUG続唱の様な物量戦略を仕掛けられますね。
その中でも目立つのは《修復の天使》と《悪意の大梟》。
梟は稀にあるボブの代わりで、安定したアドとUカウントを稼ぎつつ対DoS戦に備える事が出来ます。
そして修復の天使はこのデッキでは実に多様なアドの獲得手段に溢れるだけでなく、蔓延するサイド後のTNNや小型生物対策を躱す潤滑油として機能しそうです。本体も優秀で《稲妻》《突然の衰微》に耐え、DoSを受け止め、装備品の担ぎ手と詩hていにっシャーも務めます。色拘束が薄いのも良い。
しかし、ここまで詰め込んだおかげで他のスロットを圧迫しています。
追加の除去枠が取れないのはまだしも、キャントリップは《渦まく知識》のみで回り不安です。その上と地は22枚と少なめ。大丈夫なんですかね?WWは無くなったとはいえBBとUUはまだ健在なわけですし。
ついでにボブではなく梟のお陰で増やせているとはいえUカウントは3枚の《Force of will》を入れて僅か18枚。
もう一枚程度サイドに落としても良い様な気もしますが、さすがに無理か・・・。
う~ん…これぞ外国人仕様ですかね。
http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_bug_walkers_with_chr.html
今週のDeck Tech:Chris VanmeterのBUG Walkersです。
様々なデッキを扱っているVanmeterが今回使ったのはBUG NicFit。
と言っても、殻Controlでは無くPWControlです。Legacy版スーパーフレンズだとか。
その名の通りPWが計11枚も入っている仕様。かなり昔に在った4~5cのPWコンを思い出します。
基本のLotV、JtMsに加えBigMana御用達PWの《解放された者、カーン》はいつも通り。
ここに注目すべき《荒ぶる波濤、キオーラ》と《世界を目覚めさせる者、ニッサ》が2-1で入っています。
ニッサは私が以前から何度か挙げていますが、[+1]で土地を4/4トランプルにし続けるだけでLegacyでは圧倒的に強いので判ります。それ以外に得にする事も無いので1枚なのも納得。
でキオーラ。実は私もNicFitを想定して1枚購入しました。
ボードをしっかり除去出来れば[+1]連打から[-5]は素早い勝ち筋ですし、[-1]の使い捨てでも相応に強い。が、敢えてキオーラを使う必要はないかと思って今一つ積極的にに臨めませんでしたがVanmeterは実践しているようです。
このデッキでは単純に土地を伸ばせばニッサも強くなるのが良いですね。
キオーラを使うならどうせなら《クルフィックスの狩猟者》まで使いたいものですが、枠がありませんね・・・。
NicFitと言う構成上Tempoに極めて強いはずですが、その実PWを積みまくる事に依って本当に強いのは対Controlなのかもしれません。
今一つ理解に苦しむのは《Hymn to Tourach》3枚。
最序盤に撃つのでもない限り相手を減速させるには力不足な上に、相手の序盤に事故らせてその間に活と言う戦法は出来るはずもない。
一体何のために入っているのでしょう。当然対Comboもこれだけでは焼け石に水の筈・・・。
私ならここに《キャントリップ》-《突然の衰微》/《毒の濁流》/《仕組まれた爆薬》を1~2枚ずつ取りますが・・・。
スィーパーは採っても1枚
序盤がこれでは脆すぎます。
こんな、処ですか。
冒頭で述べた様に、Legacyの支配層に動きが見えるような気がします。これは今後に要注目したい。
また墓地対策の薄さも気になるのでDredgeはもう少し出てくるような気もします。Reanimatorよりは可能性があるような。
さて、今回はここまで、です。
今回もお付き合いいただけた方には感謝申し挙げます。
有難うございましたm(_ _)M
この文章がお役に立てば幸いです。
P.S.
HappyMtgのページのコーナーグレイトフルデックスを見ていて、懐かしい気持ちに。
私が初めてMtgをし始めたころのデッキが沢山在りました。
特にゼロックス理論ですね。
が、それ以上に感じたのがRUGスレッショルドと言うデッキを見た時。
そう、今は無きCanadianThreshold=カナスレ。
懐かしいなぁ。
Legacy参入期から存在していて、今はRUG Delverなんて呼ばれていますが、そうですそうです。あの時はこんなデッキでしたね。
《巣立つドラゴン》とかも場合によっては入っていて今とは似ても似つかないでもコンセプト的には同じと言うデッキでしたね。あの頃のカナスレはメイン59枚までは固定なんて話も良く効きました。
ベストな選択を取り続ける必要のあるデッキとも言われてましたね。下手が使うと速攻で負けるいい例と言われていました。
それがもうこんなに遠くに来てしまったわけですね。
MTGは2015年から大きな変革を迎えるようです。
Stdが3ブロック制になるのは別に反対ではありません。確かに第3セットは遠すぎた印象が昔から在りましたしね。使える期間の短さも不満でしたし。ただ、これからは半年に一度のローテーションがあるというのは、今までの1年に一度と比べると大分環境の変化があわただしい事になりそうですね。
まぁ、Stdやらないので関係ないのですが。
(ただそれも過去に比べ情報の拡散やアイディアの発生が圧倒的に早いという事を考慮すれば問題も無いのかも。)
基本セットの廃止は別に文句は有りません。
初心者向けはエントリーセットとかであるので。セット自体が他に比べて特別簡単と言う訳でもないですし。
ただ、これらの動きで懸念しているのは、各ブロックに設けられるであろうテーマの乱立。
其々の新規キーワード能力/新規メカニズムは、今の時点でも既にあふれかえっています。
ここ最近は過去のカードの焼き直しと思える物も多く(しかも弱い物がそのまま弱い)、一々別に設ける必要があるのか?と思う事もしばしば。また「スレッショルド」「親和」や「感染」の様な世界観に合わせて作られたメカニズムは、そこで終了してしまってその後の成長が見込めない。
結果的に何時まで経っても進歩なしか、新規カードに追いやられてデッキ内でその意味を無くすかのどちらか。
これ以上新しいキーワードやメカニズムを増やすのではなく、もっと過去のメカニズムを持つカードを増やしてほしい、と思うのが個人的な感想です。
メカニズムに真新しさが無かったり、それに固執し過ぎて実用性が皆無の物ばかりになってしまうなら、余計にそう思います。
そういう意味なら、ブロックを増やすのはどちらかと言えば抵抗が強いですかね。
過去の世界を再訪してくれるというのなら、メカニズムやキーワード自体も新規ではなく旧来の物の水増しを図ってほしいものです。
ただ、過去の世界は好きなので再訪自体は全然OKです。
ドミナリアは大好きです(もうTSPのブレイズやクロウヴァスの様なギャグは要らない)し、神河の雰囲気も好きでした。
ついでに変革を起こすなら、オーナー制度とダメージスタックのコンバットトリックを復活させてほしい・・・。
ローテーション増えると、カードの購入機会が減る心配も・・・まぁ欲しいカードはその場で買っとけば問題ありませんね。
---------------------------------------------------------------------------------------
さて、国内は昨日までのGP神戸の余韻が未だ醒めていませんが、けふもけふとてSCG Open Legacyの結果を見ていきます。
今回はWashingtonで行われました。
結果はペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/230814_washingtondc.html
http://sales.starcitygames.com/deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=08/23/2014&end_date=08/24/2014&start=1&finish=16
優勝はBUG 続唱のJake Mondello氏です。
以下Top16(上から順に1位→9位→16位)
BUG 続唱
RUG Delver
Deathblade
Bant ソプターブレード
Metalworker
Dredge
Dredge
Patriot
-----------------------
Miracles
SneakShow
Burn
MonoR Sneak
PainterStone
4c Delver
RUG Delver
Patriot
です。
ここ最近、僅かながらLegacy3竦みの形が変わってきているように思います。
今まではTempo-対Tempoのフェアデッキ-Comboと言う3竦みだったんですが、ここにコンボが消えてMiracles-Tempo-対U/Tempoのフェアデッキのような形に変化しつつあるような。特にこのBUG 続唱が結構目立ってきていると思います。
こういうデッキの台頭は今までも何度も有りましたがそれを抑え込んできたCombo勢の勢力回復がいまだ不透明です。
う~む・・・。
一時的な事でしょうかね?
今回も基本的にはTempoが最大勢力ですが、そのTempoに強いデッキが僅かながら増えています。
特にBurnやElves、D&T以外のデッキであるDredgeやMetalworker等の出現ですね。
これは一時的な物でしょうが、Tempo勢の中でも未だ綱引きの状況(最も安定しているのはRUGで、最も勝ち星が多いのはBUG)なのでそれによるメタの揺らぎと隙があるのでしょう。
特に最近は墓地対策が極めて脆弱です。
対Elves銭までいっしょくたに担ってきた《墓掘りの檻》までも抜く構築も見られるので墓地系は今後多少勢力図に顔を出してくるのではないでしょうかね。
では、ここからは気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72098
1位、Jake Mondello氏のBUG 続唱です。
ここ最近台頭気味のBUG続唱。対テンポでは土地拘束が緩めになってきている今は物量で押しやすいのが良いですね。
さらに対Tempoで優位を作るため基本地形の《沼》を1枚入れるのがここ最近は一般的なようです。
これにより1t目の《死儀礼のシャーマン》《思考囲い》からの展開を安定させる事が出来ますね。
ただ、それ以外はほぼメインは固定。
生物14にスペルは囲い/Hymnが3-1でメインに《毒の濁流》1枚に土地は22です。稀にPWを増量したよりControl的なデッキも有りますが基本はこれですね。
今回の注目はサイド。
前述のように《墓掘りの檻》を抜き、更に対消耗戦を見据えた追加の《ヴェールのリリアナ》を抜いてます。代わりに入っているのが《寒け》2枚。メタ上に効く相手が点在しているわけではないのですが、それでも最近は高確率で少数が生き残っているBurnには極めて有効なスペルです。
メタと弱点のバランスをとった採用ですね。
ただ、これがそのまま環境の一角となれるか?と言うとそこまででもないのがこのデッキですね。
分周りの代わりに安定性や軸が無い。
その上、Blade系のデッキがサイドに《饗宴と飢餓の剣》を増やしてきています。
今後このデッキがどう生き残るのかが注目です。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72101
4位、Paul Lynch氏のBantSFMです。
最初は名前通りのBantカラー故に《聖遺の騎士》を中心にしたBlade戦略かと思っていましたが少々異なるようです。
基本は《飛行機械の鋳造所》+《弱者の剣》を中心としたUWの低速BladeControlに続唱要素を加えているようです。
約1月前にBaltimoreのOpen Legacyにて本人が使用したものとメインは同じですね。その時より順位を6つ上げています。
と言うかサイドも《原基の印章》→《浄化の印章》に代わっているだけです。
寧ろこのカラーで名前WではなくGを採用していたのか謎でしたね。
Miracleよりも物量を優先した低速Controlでその分除去による支配力は落としています。
が、各カードのシナジーやパワーも高く、Miraclesと違い序盤からBlade戦略が採れるのは強みですね。
どちらにせよ対Tempoでは優位性を持っているのでしょう。
ギミックが多い分脆い所も多そうですが、それを分回りで無視するための続唱ですかね?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72082
6位、Chris Jordan氏のDredgeです。
お寒い時代の続くDredgeですが、前述のように墓地対策が薄くなっている現状では可能性があると思っています。
もちろんメインのDrSとサイドのカードは鬱陶しいのは事実ですが、それを乗り越えれば十分戦っていけるはず。
Chris氏のそれは圧倒的な分回りを捨て高速で墓地を肥やしながらも、継戦が出来る設定です。
《ゴルガリの凶漢》《ゴルガリの墓トロール》を4枚にして発掘を最大限にしつつ代わりに《打開》《セファリッドの円形競技場》を3枚にし、色マナ源である《マナの合流点》を4枚確保しています。
そして何より、《イチョリッド》が4枚体制です。
これに依り墓地対策さえ気を付ければ安定して継続戦闘が出来ます。
《戦慄の復活》も無いため《憎悪縛りの剥ぎ取り》も使えません。純正の様式美で安定重視です。
サイドもアグレッシブ要素を採るのではなく、飽くまでこの形のサポート。
鬱陶しい墓地Hateを潰す《古の遺恨》《突然の衰微》に墓地カードの保護をする《記憶の旅》で緊急回避も出来ます。
盤面は墓地Hateも務めるDrS語と盤面を支配するために《炎の嵐》を4枚。
個人的には今の環境をしっかり攻略するために組まれたDredgeのように思えます。
まぁ専門的な事は判らない素人感想ですがね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72111
9位、Brian Braun-Duin氏のUW Miraclesです。
挑戦的なデッキを組む事が多いBBDのMiraclestRです。
成る程、今回は《石鍛冶の神秘家》を入れたBlade系Miralcesですね。序盤からの攻めも持てる部分が特徴ですね。
《ヴェンディリオン三人衆》まで取って可能なら序盤にSfMから体勢を作って攻め勝つプランを本筋に寄せているようです。
これによりサイド後の《謙虚》合戦が圧倒的に楽になるのもポイントですね。
後は《思案》ではなく《定業》が採られています。まぁ無駄牌を引きにくい定業はもっとControlで使われても良い様な気もします。
これぐらいですね、変わっているのは・・・。
・・・。
・・・。
・・・。
・・・ちげぇよ!!
アレ!?《天使への願い》が無い:(;゙゚’ω゚’):!!?
そうです。
今回のBBD製Miraclesには《天使への願い》が採られていません。
サイドの2枚目の《殴打頭蓋》もそうですが、このBlade戦略に行かに注力しているかが判ります。特に《天使への願い》さえ対処しておけば何とかなるという風潮の強い最近ですから、その考えを逆手に取ったのかもしれませんね。
しかしそういう意味ではどっしり構えたヘビーコンのMiraclesとは一線を画すデッキになりそうです。
サイドには先週CalebのLegacy Weaponでも紹介されていた《嵐の神、ケラノス》が採られています。対ミラー/フェアマッチが増えるのなら有効だそうです。ついでにこれも《謙虚》と相性がいいですね。
よくわからないのは2枚目の《平地》。
《天使への願い》が無いのなら1枚でも良さそうな物ですが・・・。まぁ一応メインに《議会の採決》も有りますし、サイド後まで想定したら減らせないという事ですかね?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72112
13位、Sean Park氏のPainterStoneです。
《帝国の徴募兵》4枚の所謂ImperialPainterですね。お高い仕様です。
tWがされており、基本のメイン《悟りの教示者》と合わせて6枚のサーチカードを有しているのが強みですね。
特にこれと言った特徴は無いのですが、気になったのはサイドです。
一般的に対生物で採られているのは《漸増爆弾》ですが、Sean氏は《紅蓮地獄》1枚《稲妻》2枚《炎の稲妻》1枚とかなり多めです。特に《稲妻》が珍しい。
この所単体除去の需要が増しているのかサイドに、スィーパー以外のピン除去を採る方が増えているようです。
この《炎の稲妻》が好まれて使われているようで、中には4枚採っている方もいます。Socですが、Insで動く必要もありませんし、2マナランドのお陰でFbも比較的使いやすいですからね。またウェルダーがいる関係か《黄鉄の呪文爆弾》と言う方もいます。
このSean氏は最も安定して使えるローリスクは《稲妻》を採っていますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=72105
14位、Eric Smith氏の4c DeathBladeです。
世にもふとましい・・・欲張りなDeathBladeです。
とはいっても4cと言いながらG要素はDrSの起動能力分だけなので、他のDeathBladeよりもむしろ少ないぐらいです。
が、それ以上に目立つのは生物の溢れ具合。
3種12枚とかの構成もあるDeathBladeで、ここまで種類と枚数の溢れるのも珍しい。
特にDrS+《真の名の宿敵》以外のすべての生物がカードアドバンテージを獲得する術を持っており、BUG続唱の様な物量戦略を仕掛けられますね。
その中でも目立つのは《修復の天使》と《悪意の大梟》。
梟は稀にあるボブの代わりで、安定したアドとUカウントを稼ぎつつ対DoS戦に備える事が出来ます。
そして修復の天使はこのデッキでは実に多様なアドの獲得手段に溢れるだけでなく、蔓延するサイド後のTNNや小型生物対策を躱す潤滑油として機能しそうです。本体も優秀で《稲妻》《突然の衰微》に耐え、DoSを受け止め、装備品の担ぎ手と詩hていにっシャーも務めます。色拘束が薄いのも良い。
しかし、ここまで詰め込んだおかげで他のスロットを圧迫しています。
追加の除去枠が取れないのはまだしも、キャントリップは《渦まく知識》のみで回り不安です。その上と地は22枚と少なめ。大丈夫なんですかね?WWは無くなったとはいえBBとUUはまだ健在なわけですし。
ついでにボブではなく梟のお陰で増やせているとはいえUカウントは3枚の《Force of will》を入れて僅か18枚。
もう一枚程度サイドに落としても良い様な気もしますが、さすがに無理か・・・。
う~ん…これぞ外国人仕様ですかね。
http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_bug_walkers_with_chr.html
今週のDeck Tech:Chris VanmeterのBUG Walkersです。
様々なデッキを扱っているVanmeterが今回使ったのはBUG NicFit。
と言っても、殻Controlでは無くPWControlです。Legacy版スーパーフレンズだとか。
その名の通りPWが計11枚も入っている仕様。かなり昔に在った4~5cのPWコンを思い出します。
基本のLotV、JtMsに加えBigMana御用達PWの《解放された者、カーン》はいつも通り。
ここに注目すべき《荒ぶる波濤、キオーラ》と《世界を目覚めさせる者、ニッサ》が2-1で入っています。
ニッサは私が以前から何度か挙げていますが、[+1]で土地を4/4トランプルにし続けるだけでLegacyでは圧倒的に強いので判ります。それ以外に得にする事も無いので1枚なのも納得。
でキオーラ。実は私もNicFitを想定して1枚購入しました。
ボードをしっかり除去出来れば[+1]連打から[-5]は素早い勝ち筋ですし、[-1]の使い捨てでも相応に強い。が、敢えてキオーラを使う必要はないかと思って今一つ積極的にに臨めませんでしたがVanmeterは実践しているようです。
このデッキでは単純に土地を伸ばせばニッサも強くなるのが良いですね。
キオーラを使うならどうせなら《クルフィックスの狩猟者》まで使いたいものですが、枠がありませんね・・・。
NicFitと言う構成上Tempoに極めて強いはずですが、その実PWを積みまくる事に依って本当に強いのは対Controlなのかもしれません。
今一つ理解に苦しむのは《Hymn to Tourach》3枚。
最序盤に撃つのでもない限り相手を減速させるには力不足な上に、相手の序盤に事故らせてその間に活と言う戦法は出来るはずもない。
一体何のために入っているのでしょう。当然対Comboもこれだけでは焼け石に水の筈・・・。
私ならここに《キャントリップ》-《突然の衰微》/《毒の濁流》/《仕組まれた爆薬》を1~2枚ずつ取りますが・・・。
スィーパーは採っても1枚
序盤がこれでは脆すぎます。
こんな、処ですか。
冒頭で述べた様に、Legacyの支配層に動きが見えるような気がします。これは今後に要注目したい。
また墓地対策の薄さも気になるのでDredgeはもう少し出てくるような気もします。Reanimatorよりは可能性があるような。
さて、今回はここまで、です。
今回もお付き合いいただけた方には感謝申し挙げます。
有難うございましたm(_ _)M
この文章がお役に立てば幸いです。
P.S.
HappyMtgのページのコーナーグレイトフルデックスを見ていて、懐かしい気持ちに。
私が初めてMtgをし始めたころのデッキが沢山在りました。
特にゼロックス理論ですね。
が、それ以上に感じたのがRUGスレッショルドと言うデッキを見た時。
そう、今は無きCanadianThreshold=カナスレ。
懐かしいなぁ。
Legacy参入期から存在していて、今はRUG Delverなんて呼ばれていますが、そうですそうです。あの時はこんなデッキでしたね。
《巣立つドラゴン》とかも場合によっては入っていて今とは似ても似つかないでもコンセプト的には同じと言うデッキでしたね。あの頃のカナスレはメイン59枚までは固定なんて話も良く効きました。
ベストな選択を取り続ける必要のあるデッキとも言われてましたね。下手が使うと速攻で負けるいい例と言われていました。
それがもうこんなに遠くに来てしまったわけですね。
甲子園決勝は、立ち上がりますは三重が2点先制。
が、桐蔭も1点ずつ返して中盤初めに同点に。
準決勝までの勝ち上がり方から両校による乱打戦が想定していました。
が、そんな予想とはかけ離れた守備合戦。
両校ともに相応の数のHitは出るものの、Hitを許しながらも確実にアウトカウントを取り、最終的な場面では打ち取る粘り強い戦いが繰り広げられます。ミスをせず傷口を最小限に抑えた守備は見事でした。
終盤まではどちらかと言えば終始三重に流れがあったように見えます。高確率で0~1アウトまでに打者を出し得点圏まで必ず進めてきます。が、それでもあと一打を桐蔭が抑え続けます。崩せそうで崩せない。特に0アウト3-1塁から結局1点しか取れない場面は三重にとっては痛かったでしょう。
三重3-2桐蔭のまま試合は終盤へ。
再三のピンチを粘って虎口を抜けたのか、それとも三重の投手の子がじれてしまったのか。
7回に四球と死球でノーアウト1・2塁を出してしまいます。
がここまで行っても両者は粘り強い。
1打で2点取られ桐蔭に逆転を許しますが、それを挟んで3振を取るなど集中した投球で3-4で回を終えます。
このまま8回裏まで進み、三重は投手交代。1回戦で延長戦を投げた子がマウンドに。
あの緊張感の中投げ勝った精神力に期待を寄せたのでしょう。
が、単打と死球で0アウト1・2塁の大ピンチ。3人目の投手に後退せざるを得ない状況。そしてそのピンチを3人で抑える三重ナイン。大阪桐蔭にしても崩せないのは歯がゆかったでしょう。
試合は最終盤の9回。ここで点が入らなければ決着がついてしまう場面。
にも拘らず三重高校の打者はよく選球し決して早打ちしない。最初の打者は打ち取られますがそれでも粘った末の結果。
続く打者はライトに移っていたエースの子。決して打率はよくない打者ですが、打点は挙げている今大会でも要注意の打者。彼も比較的早めに2ストライクを採られますがそこから粘り、最終的に投手の足元を抜ける安打!続く子も選んで安打!
1アウト1・2塁。
三重は勝負を掛けます。
本大会初打席の代打打者を打席に。
地方大会では3割のバッターですし、勢いは有ります。が・・・、勢いがはしり過ぎたのか三振・・・。
続く打者を憎めのゴロに打ち取ってゲームセット!
と言う訳で決勝は大阪桐蔭4-3三重で大阪桐蔭の優勝でした。
戦前の予想を裏切る1点をめぐる白熱した好ゲーム。
まさかこの2校でこんな締まった試合が見られるとは思いもよりませんでした。
三重のエースの子は角度のある左からのツーシームとスライダーが良く効いていて決して打ち崩されるようなことは無かったのですが、矢張り再三攻めて点が取れなかったあの時に少し気持ちが焦ったりイラつきが覚えたりしたのかもしれません。
結局2失点した7回も四死球が無ければ点の献上は無かったわけですから ね・・・。
桐蔭も比較的点を取られる事が多かったので、もっと大雑把なチームに見えていたのですが、再三の高守備は見事でしたね。
ゲッツー、ダイビングキャッチ、スクイズ外しに牽制と実に素晴らしい。
連戦に続く連戦で甲子園の決勝はどちらかが崩れてしまう事の多い印象だった近年でしたが、久しぶりに9回の3アウトまで手に汗握る試合を見れた気がし、夏の終わりを告げるに相応しいゲームで、大変満足しています。
あのカードは今)懐古:《爆片破》
2014年8月24日 しようかい
皆さん、こんばんは。しもべです。
Legacy10年を記念し、懐古企画の第3弾。
今回の御題はコレ↓です。
:今回のカードは親和誕生に寄与したこのカード。
そして本日まで行われていたGP神戸(Modern)にて、[遊星]さん謹製の「ハサミ神話タルモバーン」にて使われていたカードです。せっかくですので時流に今回は合わせてみました。
MRD期に大量に刷られた「親和」カードを軸とした強力な軽量Atf群を大量に積んだ「親和/Affinity」デッキはLegacy初期の主勢力の一つでした。
その中でこのカードは僅か2マナで5点と言う超高火力は多くの人の度肝を抜き、Affinityの目玉の一つでした。
0~1マナで出てくる2/2の《金属ガエル》や2~3マナで出てくる4/4《マイアの処罰者》に大ボスたる《電結の荒廃者》、1マナで2ドローの《物読み》、そしてトドメの《爆片破》が強力で、殆んどのパーツがStdからの流用でした。がそれでも、初期のLegacyでは十分なサイズ/速度を揃えた強力なBeatdownデッキでした。
私の様に盤面固めて安心してたら《爆片破》×2でライフを吹き飛ばされたwwなんて方も相応にいるのではないでしょうか?
Dredgeには及びませんが、メイン戦で非常に強力なデッキとして一定の勢力を誇っていました。
が、このカードも今見る事は皆無です。
このカードが消えた原因もいくつかあります。
転機の一つは《タルモゴイフ》の存在でしょう。それまでの圧倒的なマナレシオと環境最大級で在ったサイズの生物が、この2マナのカードで完全否定されてしまいました。この頃から「親和」要素は減少の一途を辿ります。同時に回避能力を持つ小型を優先しがちの傾向が強まっていきます。
次にセットごとに出る新カード郡で、もれなく除去の冬が到来した事。
これは全Beatdownが一様に被害を受けていましたが、Atf対策まで重ねて引っ掛かるこのデッキは他のデッキよりも遥かに厳しい状況に追い込まれました。
その結果、搭載されるカードの優先事項が変更された事もあるでしょう。
タ行やそれに続く生物の存在や上記の通り除去過多の時代に晒された性か、2つの優先事項がAffinityに生まれます。
一つ目は速度よりもカードアドを優先する事。これは《Berserk》や《憎悪》等の一撃必殺系が環境から姿を消したのと同じで、リスクを背負ってもそれが殆ど結果を伴わなくなった事から、より安定して相手の妨害にも耐え得るアドの獲得と安定性重視の戦略に舵を取ったという事です。最たる例は《石鍛冶の神秘家》と《ボーラスの工作員、テゼレット》でしょう。
この速度も軽さも存在しないアドとKP重視のカードが結果的にデッキパワーを底上げし勝率を上げます。打点もカードの供給でも、冬の時代に耐えうるカードとして重宝されました。
二つ目が点の存在に面の戦略を採るようになった事です。
これも除去過多に備える為で《電結の荒廃者》や《頭蓋囲い》に頼るのではテンポロス/アドロスが大きかったためです。ALAにて《エーテリウムの達人》、SOMにて《刻まれた勇者》と言う面戦略を得ます。勇者は一見一点突破系カードですが、「金属術」と言うカード枚数を使うれっきとした面戦略のカードです。これにより一つ所に頼る事の無く、それでいて点の突破も持つ面と点の融合したデッキが生まれるようになります。最近では個々を更に軽量面展開化した《信号の邪魔者》+《鋼の監視者》と言うカード群が中心です。
また、前述のように回避能力持ちが優先されるようにもなります。
特に《大霊堂のスカージ》の存在が大きいですね。
こうした安定性と広がりの戦略の中で、ハイリスクローリターンになってしまった《爆片破》は他のカードと同じく姿を消していきました。また火力に関しては《感電破》の登場も痛手でした。
「金属術」と言う面戦略であるカードですが僅か1マナで4点と言うハイリターンなカードの登場に依り、爆片破の存在は更にリスクが際立つようになります。同時に、このカードは火力と言うカテゴリーこそ同じであるものの、生物除去に容易に使用できるという圧倒的な利点がありました。《秘密を掘り下げる者》をはじめとした軽量生物軍の登場で、生物に対応しない事へのリスクがかなり高くなりました。ほぼトドメにしか使えない《爆片破》では環境的に役者不足なのです。
戦略面でも使い勝手でも異なり、上位交換と言う括りにこそならないものの、それでも爆片破が勝る部分はほぼなくなります。
そしてその《感電破》さえ今のAffinityに入るかどうかわからないという状況です。
今のAffinityはアド重視、面展開重視、速度重視など様々な形に枝分かれしており、何れが主流と言う形は有りませんが、それでも火力と言う部分の要素は少なくなっています。その要素自体の旨みが減衰している状況では《爆片破》に日の目が出る事は無いでしょう。
そしてその潮流はAffinityと言うデッキ自体も同じです。
対Comboに優位性が無い上にフェアデッキにも一定のリスク(対Atf)を背負っているデッキにも関わらず、他の圧倒するだけの魅力が無い。速度はLegacy内でも上位を張ることは間違いないのですが、他の追随を許さなかった支配的なかつての面影は既に存在しません。AtfデッキはPainterやTezzereterというComboやControlへと引き継がれ現状に至ります。また、Affinityと言うデッキも「親和」要素はほぼ消失しRobotsと言う名前が出るような存在しなってしまっています。
嘗てのAtfデッキというその異色存在感と支配的な膂力と速度で多くのプレイヤーを魅了したAffinityは、そのKeyカードだった《爆片破》の退場の後を追うように環境から姿を消そうとしています。
環境の彩りだったのが悲しいですね・・・。
因みにM15にて刷られた《アーティファクトの魂込め》のお陰でModernにてAffinityは息を吹き返しています。それまでも相応に強力でしたが、一層の強さを発揮しつつあります。。
それは非常に嬉しい事ではありますが、私には2マナで5点に2枚のカードと言う観点から、何処かこの魂込めに《爆片破》の面影を見てしまいます。まるで時を経て形を変えて黄泉返った様でなんとも言えぬ感覚に誘われます・・・。
Legacyから舞台を移しModernにてハサミを使う事で親和はメタの上位で更なる力を得る事になります。その上で前述のハサミ神話にタルモと火力を加えたデッキに《爆片破》は使われています。
転生した新たな5点火力とともに再びプレイヤーを焼き焦がす様にこれからは期待したいですね。
もう見えぬであろう別世界での活躍の期待を重ねながら。
P.S.
《爆片破》にはイラストが2種類ありますが、個人的には吸盤の方が好みです。
FTの「小物で、大怪我」と言うのが正にプレイヤーの行動そのままで、且つ相手への皮肉としてピッタリですから。
Legacy10年を記念し、懐古企画の第3弾。
今回の御題はコレ↓です。
《Shrapnel Blast/爆片破》 (1)(R)
インスタント
爆片破を唱えるための追加コストとして、アーティファクトを1つ生け贄に捧げる。
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。爆片破はそれに5点のダメージを与える。
:今回のカードは親和誕生に寄与したこのカード。
そして本日まで行われていたGP神戸(Modern)にて、[遊星]さん謹製の「ハサミ神話タルモバーン」にて使われていたカードです。せっかくですので時流に今回は合わせてみました。
MRD期に大量に刷られた「親和」カードを軸とした強力な軽量Atf群を大量に積んだ「親和/Affinity」デッキはLegacy初期の主勢力の一つでした。
その中でこのカードは僅か2マナで5点と言う超高火力は多くの人の度肝を抜き、Affinityの目玉の一つでした。
0~1マナで出てくる2/2の《金属ガエル》や2~3マナで出てくる4/4《マイアの処罰者》に大ボスたる《電結の荒廃者》、1マナで2ドローの《物読み》、そしてトドメの《爆片破》が強力で、殆んどのパーツがStdからの流用でした。がそれでも、初期のLegacyでは十分なサイズ/速度を揃えた強力なBeatdownデッキでした。
私の様に盤面固めて安心してたら《爆片破》×2でライフを吹き飛ばされたwwなんて方も相応にいるのではないでしょうか?
Dredgeには及びませんが、メイン戦で非常に強力なデッキとして一定の勢力を誇っていました。
が、このカードも今見る事は皆無です。
このカードが消えた原因もいくつかあります。
転機の一つは《タルモゴイフ》の存在でしょう。それまでの圧倒的なマナレシオと環境最大級で在ったサイズの生物が、この2マナのカードで完全否定されてしまいました。この頃から「親和」要素は減少の一途を辿ります。同時に回避能力を持つ小型を優先しがちの傾向が強まっていきます。
次にセットごとに出る新カード郡で、もれなく除去の冬が到来した事。
これは全Beatdownが一様に被害を受けていましたが、Atf対策まで重ねて引っ掛かるこのデッキは他のデッキよりも遥かに厳しい状況に追い込まれました。
その結果、搭載されるカードの優先事項が変更された事もあるでしょう。
タ行やそれに続く生物の存在や上記の通り除去過多の時代に晒された性か、2つの優先事項がAffinityに生まれます。
一つ目は速度よりもカードアドを優先する事。これは《Berserk》や《憎悪》等の一撃必殺系が環境から姿を消したのと同じで、リスクを背負ってもそれが殆ど結果を伴わなくなった事から、より安定して相手の妨害にも耐え得るアドの獲得と安定性重視の戦略に舵を取ったという事です。最たる例は《石鍛冶の神秘家》と《ボーラスの工作員、テゼレット》でしょう。
この速度も軽さも存在しないアドとKP重視のカードが結果的にデッキパワーを底上げし勝率を上げます。打点もカードの供給でも、冬の時代に耐えうるカードとして重宝されました。
二つ目が点の存在に面の戦略を採るようになった事です。
これも除去過多に備える為で《電結の荒廃者》や《頭蓋囲い》に頼るのではテンポロス/アドロスが大きかったためです。ALAにて《エーテリウムの達人》、SOMにて《刻まれた勇者》と言う面戦略を得ます。勇者は一見一点突破系カードですが、「金属術」と言うカード枚数を使うれっきとした面戦略のカードです。これにより一つ所に頼る事の無く、それでいて点の突破も持つ面と点の融合したデッキが生まれるようになります。最近では個々を更に軽量面展開化した《信号の邪魔者》+《鋼の監視者》と言うカード群が中心です。
また、前述のように回避能力持ちが優先されるようにもなります。
特に《大霊堂のスカージ》の存在が大きいですね。
こうした安定性と広がりの戦略の中で、ハイリスクローリターンになってしまった《爆片破》は他のカードと同じく姿を消していきました。また火力に関しては《感電破》の登場も痛手でした。
「金属術」と言う面戦略であるカードですが僅か1マナで4点と言うハイリターンなカードの登場に依り、爆片破の存在は更にリスクが際立つようになります。同時に、このカードは火力と言うカテゴリーこそ同じであるものの、生物除去に容易に使用できるという圧倒的な利点がありました。《秘密を掘り下げる者》をはじめとした軽量生物軍の登場で、生物に対応しない事へのリスクがかなり高くなりました。ほぼトドメにしか使えない《爆片破》では環境的に役者不足なのです。
戦略面でも使い勝手でも異なり、上位交換と言う括りにこそならないものの、それでも爆片破が勝る部分はほぼなくなります。
そしてその《感電破》さえ今のAffinityに入るかどうかわからないという状況です。
今のAffinityはアド重視、面展開重視、速度重視など様々な形に枝分かれしており、何れが主流と言う形は有りませんが、それでも火力と言う部分の要素は少なくなっています。その要素自体の旨みが減衰している状況では《爆片破》に日の目が出る事は無いでしょう。
そしてその潮流はAffinityと言うデッキ自体も同じです。
対Comboに優位性が無い上にフェアデッキにも一定のリスク(対Atf)を背負っているデッキにも関わらず、他の圧倒するだけの魅力が無い。速度はLegacy内でも上位を張ることは間違いないのですが、他の追随を許さなかった支配的なかつての面影は既に存在しません。AtfデッキはPainterやTezzereterというComboやControlへと引き継がれ現状に至ります。また、Affinityと言うデッキも「親和」要素はほぼ消失しRobotsと言う名前が出るような存在しなってしまっています。
嘗てのAtfデッキというその異色存在感と支配的な膂力と速度で多くのプレイヤーを魅了したAffinityは、そのKeyカードだった《爆片破》の退場の後を追うように環境から姿を消そうとしています。
環境の彩りだったのが悲しいですね・・・。
因みにM15にて刷られた《アーティファクトの魂込め》のお陰でModernにてAffinityは息を吹き返しています。それまでも相応に強力でしたが、一層の強さを発揮しつつあります。。
それは非常に嬉しい事ではありますが、私には2マナで5点に2枚のカードと言う観点から、何処かこの魂込めに《爆片破》の面影を見てしまいます。まるで時を経て形を変えて黄泉返った様でなんとも言えぬ感覚に誘われます・・・。
Legacyから舞台を移しModernにてハサミを使う事で親和はメタの上位で更なる力を得る事になります。その上で前述のハサミ神話にタルモと火力を加えたデッキに《爆片破》は使われています。
転生した新たな5点火力とともに再びプレイヤーを焼き焦がす様にこれからは期待したいですね。
もう見えぬであろう別世界での活躍の期待を重ねながら。
P.S.
《爆片破》にはイラストが2種類ありますが、個人的には吸盤の方が好みです。
FTの「小物で、大怪我」と言うのが正にプレイヤーの行動そのままで、且つ相手への皮肉としてピッタリですから。
GP神戸はRW Burnが優勝。
2014年8月24日 TCG全般確か晴れる屋の神ModernでもRW Burnが優勝した気がします。
Legacyでも十分強いBurnですが、Legacyよりも妨害が少なく切るターンの遅いBurnは驚異的なんですかね。それほどパーツを落とす事も無く使えるのも大きいですよね。
チェンライは兎も角、発展の代価が使えないのは痛そうですが、その分相手はショックランド持ちですからね。実質《火炎破》ぐらいですか?大体カードが無いのって。
しかし、ハサミ神話タルモバーンも見事でしたね。
特に2戦目の流麗な動きが印象的ですが、Burnの様な生物除去が多いデッキでなければ1・3戦目も十分な速度で展開できていたでしょうし。
今後は海外でも使われる可能性はあるますよね。英語のライターさんがDeck Techでインタビューしてましたし。
Modernのデッキは基本的にそれほど興味は無いんですが、このデッキは使ってみたいですね。
しかしModernは早いなぁw
確か3tKillの可能性のあるものを基準にBunするとか言う方針でしたが・・・。
何はともあれ、参加した方スタッフさんを含め、皆さんお疲れ様でした!!!
Legacyでも十分強いBurnですが、Legacyよりも妨害が少なく切るターンの遅いBurnは驚異的なんですかね。それほどパーツを落とす事も無く使えるのも大きいですよね。
チェンライは兎も角、発展の代価が使えないのは痛そうですが、その分相手はショックランド持ちですからね。実質《火炎破》ぐらいですか?大体カードが無いのって。
しかし、ハサミ神話タルモバーンも見事でしたね。
特に2戦目の流麗な動きが印象的ですが、Burnの様な生物除去が多いデッキでなければ1・3戦目も十分な速度で展開できていたでしょうし。
今後は海外でも使われる可能性はあるますよね。英語のライターさんがDeck Techでインタビューしてましたし。
Modernのデッキは基本的にそれほど興味は無いんですが、このデッキは使ってみたいですね。
しかしModernは早いなぁw
確か3tKillの可能性のあるものを基準にBunするとか言う方針でしたが・・・。
何はともあれ、参加した方スタッフさんを含め、皆さんお疲れ様でした!!!
GP神戸 シングルエミリでまさかのBurn対決でLO戦略発生
2014年8月24日 TCG全般力線vs力線
による山札枚数勝負
甲子園はなんだか乱打戦荒れた試合。
三重は勝ちました。
文理の投手の子は横幅のゾーンぎりぎりを狙うピッチングが一つの売りでしたが、今日は全然キレが在りませんでした。流石に4試合完投は厳しいようですね。相変わらず左打者のインコーススライダーは見事でしたが・・・。
による山札枚数勝負
甲子園はなんだか乱打戦荒れた試合。
三重は勝ちました。
文理の投手の子は横幅のゾーンぎりぎりを狙うピッチングが一つの売りでしたが、今日は全然キレが在りませんでした。流石に4試合完投は厳しいようですね。相変わらず左打者のインコーススライダーは見事でしたが・・・。
アニメ感想)アルドノア他(ネタバレ有)
2014年8月24日 趣味・アルノドア・ゼロ
手のひらグルングルン
展開もグルングルン
今回の稲穂は初(?)の明確な失態では?
姫の生存を知っている輩と敵対行動をとるのは良いんですが、理想は回収し捕虜にする事、それが叶わないなら最低でも確実に息の根を止めておくべきでしょ。
お陰で要らん情報が漏れた。
スレインは安定のサンドバック。これも稲穂の性。
彼一人だけ報われない役回り過ぎる。
速水さんはまぁ、…生きてるでしょ。暫く出てこないでしょうが。
ザーツバルクの搭乗機は変形/空戦形態にハンドブレード+カラーリングが黒メインに赤ラインと言う極めてロボオタの趣味をそそる出来。且つそこそこ実用的な気がする。一人で大気圏突入できるとか。
今のところ、唯一の敵(適)役としての良心なので頑張ってもらいたいところ。
彼の考え(なぜ戦争?とか)は今のところほとんど触れられていないのでこれからそれが明かされるのが楽しみ。
しかしこれ一期の落ち着く先は予想できますが、分割の2期目はどういう展開になるんでしょうね?
・・・オコジョは思春期の犠牲になったのだ(´・ω・`)
・ペルソナ4GA
:2週に亘る道化師回。
ゲームでは描かれなかったキャベツさんの心情、特にそこに至るまでの心象が描かれていてファン得の回。ついでに戦闘時に出したペルソナが全て各コミュMAX時に解禁される物で、絆を否定するキャベツに対して結んだ絆で戦うという描写になっていて軽く感動です。最後はカグヤで〆かと思っていましたが、違いましたね。グーパンでした。
でも2~3週クリアしてるはずの番長ならたとえイザナギでも余裕でマガツイザナギ凹れるよねww
キャベツ弱いし。
最終的にマガツイザナギも使えるようになった。本編ではさっぱり強くないけど(弱くは無いしそこそこ便利だけど使う理由は無い)。
来週はクリスマスイベント。
女子メンバー全員に声かけてましたが、おそらくみんなでパーティーと言う落ち。勘違い→キレのコンボはまぁありそうですが。
尺的にどこまでやるんですかね?
ラスボス辺まで行きそうな雰囲気。
・Gレコ
:富野監督が「萌え声要素に染まった声優から要素は排除していく」
的な発言をしていて、賛美両論ですが個人的にはこれはアリ。
この所はどいつもこいつも媚びるような方向性の声ばかりで、個性が薄い。声は違っても演技が一緒と言うか・・・。その上どのアニメ見てもまたこいつかよ!と言う展開が多すぎる。
ターンAの様に、あまり知られていない声優や舞台俳優でも上手い人を引っ張ってくる能力は有る人間(どこかの国民的アニメの元監督とは天と地の差)なので声の要素にも期待したい。
私の好きな小林愛女史もこのターンAで富野さんが舞台からスカウトしてきた方ですしね。
・アルジェぼ・・・ボルン
:ジェイミーちゃん可愛い。
それだけが救い。
2週に亘って戦闘が無いとか、全50話レベルの昔のロボ物でも中々ないこのお預け感・・・。私はロボがグリングリン動く戦闘が見たいなのに(´・ω・`)
人間ドラマは日常系アニメでやってろよ(´・ω・`)
明日は甲子園にGP神戸
楽しみが多いですね。
手のひらグルングルン
展開もグルングルン
今回の稲穂は初(?)の明確な失態では?
姫の生存を知っている輩と敵対行動をとるのは良いんですが、理想は回収し捕虜にする事、それが叶わないなら最低でも確実に息の根を止めておくべきでしょ。
お陰で要らん情報が漏れた。
スレインは安定のサンドバック。これも稲穂の性。
彼一人だけ報われない役回り過ぎる。
速水さんはまぁ、…生きてるでしょ。暫く出てこないでしょうが。
ザーツバルクの搭乗機は変形/空戦形態にハンドブレード+カラーリングが黒メインに赤ラインと言う極めてロボオタの趣味をそそる出来。且つそこそこ実用的な気がする。一人で大気圏突入できるとか。
今のところ、唯一の敵(適)役としての良心なので頑張ってもらいたいところ。
彼の考え(なぜ戦争?とか)は今のところほとんど触れられていないのでこれからそれが明かされるのが楽しみ。
しかしこれ一期の落ち着く先は予想できますが、分割の2期目はどういう展開になるんでしょうね?
・・・オコジョは思春期の犠牲になったのだ(´・ω・`)
・ペルソナ4GA
:2週に亘る道化師回。
ゲームでは描かれなかったキャベツさんの心情、特にそこに至るまでの心象が描かれていてファン得の回。ついでに戦闘時に出したペルソナが全て各コミュMAX時に解禁される物で、絆を否定するキャベツに対して結んだ絆で戦うという描写になっていて軽く感動です。最後はカグヤで〆かと思っていましたが、違いましたね。グーパンでした。
でも2~3週クリアしてるはずの番長ならたとえイザナギでも余裕でマガツイザナギ凹れるよねww
キャベツ弱いし。
最終的にマガツイザナギも使えるようになった。本編ではさっぱり強くないけど(弱くは無いしそこそこ便利だけど使う理由は無い)。
来週はクリスマスイベント。
女子メンバー全員に声かけてましたが、おそらくみんなでパーティーと言う落ち。勘違い→キレのコンボはまぁありそうですが。
尺的にどこまでやるんですかね?
ラスボス辺まで行きそうな雰囲気。
・Gレコ
:富野監督が「萌え声要素に染まった声優から要素は排除していく」
的な発言をしていて、賛美両論ですが個人的にはこれはアリ。
この所はどいつもこいつも媚びるような方向性の声ばかりで、個性が薄い。声は違っても演技が一緒と言うか・・・。その上どのアニメ見てもまたこいつかよ!と言う展開が多すぎる。
ターンAの様に、あまり知られていない声優や舞台俳優でも上手い人を引っ張ってくる能力は有る人間(どこかの国民的アニメの元監督とは天と地の差)なので声の要素にも期待したい。
私の好きな小林愛女史もこのターンAで富野さんが舞台からスカウトしてきた方ですしね。
・アルジェぼ・・・ボルン
:ジェイミーちゃん可愛い。
それだけが救い。
2週に亘って戦闘が無いとか、全50話レベルの昔のロボ物でも中々ないこのお預け感・・・。私はロボがグリングリン動く戦闘が見たいなのに(´・ω・`)
人間ドラマは日常系アニメでやってろよ(´・ω・`)
明日は甲子園にGP神戸
楽しみが多いですね。
電波)このカードが使いたい:《血の長の昇天》
2014年8月22日 電波
皆さん、こんばんは。しもべです。
熱戦の甲子園もあと僅か。三重高校頑張れ!!
さて、今日は久々にこのカードが使いたいの続き。
前回いつでしたっけ?
今回の御題はこちら↓
定期的に挙げたくなる《血の長の昇天》を軸とするデッキ。
発行当初は色々思索されていたようですが最近はさっぱり。とはいえ夢はあるカードなので使ってはみたい。
ただ、このカードも以前とは少々立場が変わってきた。
以前は確実にRの火力を絡める必要があったこのカードだが、少しずつBにも本体火力が増えてきたためだ。
より黒に依ったデッキを作る事が出来る。
最高の相棒は《死儀礼のシャーマン/DrS》だ。
このModern禁止のBマナ生物は本体火力として2点砲台になる事が出来る。
以前は《渋面の溶岩使い》を使わなければいけなかった枠だ。渋面はそれでも強い事に越した事はないし盤面の制圧力では天と地の差がある。がそれでも、墓地のカード2枚且つそれも自分限定と中々高いハードルが存在した。が、DrSは墓地は誰でも良く且つ1枚のみで良い。他にも汎用性は高い能力を持つ。そして何よりBのみの色でここまで辿り着く事が出来る。
マナ加速も勿論有用。
そして状況をControlするための妨害札(ハンデスや除去)がそのまま最終的に弾薬になるのが素晴らしい。下手にデッキを歪ませる必要が無いからだ。例えば《稲妻》の様な火力でも1枚で既に2個のカウンターが用意できる計算という事だ。
凡そ最高のカード。
連打も出来る能力なので墓地にカードが十分あればそれだけでフィニッシャーにもなれるカードだ。
DrSのお陰で遥かに達成が楽になり1マナ域のアクションも安定した。
黒昇天の良い所は1枚目が達成できれば2枚目の達成も楽な所。1マナ域のダメージソースとして十分機能させる事が出来る。(ただ序盤からクロックを刻む物ではない点は注意。)
そしてデザイン上安定するのは当たり前だがB札があれば継続的に墓地にカードを落す事も出来る。
B成分が強ければ強い程デッキの親和性は増すという事だ。
・ダメージソース
DrSの他に2点の本体火力を備える物が幾枚かは欲しい。候補を挙げていきたい。
-《ゲラルフの伝書使》
:「不死」の関係でCipを2度使い回す事が出来る。単体のアタッカーとしても悪くは無い。
スムーズに使うために、布告系の除去も持っていると良いかも知れない。
この系統では《残忍なレッドキャップ》も次のマナ域では存在するが、残念ながらKPが少々低い。こちらはもっとコンボ要素の有るデッキで使うべきだ。
因みに《出産の殻》と併用する事でアドを伸ばしながら本体に火力を飛ばしていく方法もある。
《カラストリアの貴人》→《ゲラルフの伝書使》→《残忍なレッドキャップ》と言う形だ。だがそれはもう別のデッキになっている。黒昇天はほぼ不要で合うためここでは却下。
「R」
-《稲妻》
:単純にして至高のカード。
ただ、カードの特性的に序盤の生物除去に優先されがち。本体に飛ばす暇が無い気がする。
-《灼熱の血》
:本体と生物を同時内出来るアド火力。
問題は2つ。凡そそれ以外では必要にならないだろう色拘束と生物が場にいなければ使えない能力である事。もちろん生物が場にいないならばそのまま自軍の生物で殴ればいいだけなので単純な話だが・・・。
それでもやはりRRは亡くならない。もちろんDrSがいればある程度はカバーできるが、それでも土地の展開に大きく負担を掛けることになる。
-《罰する火》/《嵐の束縛》/《渋面の溶岩使い》
:相手の小型生物を徹底して焼く事が出来る。序盤に来て使い回しが出来ない/《燃え柳の木立ち》を破壊されて使い回すことが出来ない場合でもDrSで本体火力に転用できるので隙が無い。
只本来の火力としての性能は極めて低い。2マナなので1マナ生物に対する隙がある上に効率も悪い。
単体で機能させるのなら《嵐の束縛》もある。
2マナとランダムハンド1枚で2点をばら撒けるので機能性は極めて高いと言える。
問題は設置に3マナ+起動に2マナで非常に展開が遅い事。黒昇天との相性では上回るが支配力と言う点では疑問符が付く。
そして最も基本となるのが渋面。
軽く且つ単体で機能する。火力を飛ばすという意味では《罰する火》やDrSを遥かに超える扱いやすさを誇る。
GSZでのDrSの水増しに対して、BRでは直接2種類目を用意できる。通常の対生物戦/対PW戦でも極めて優秀。
-《殺人王、ティマレット》/《血の魔女リゾルダ》
:BRのカード。
殺人王は他の生物なら何でもよく、制限が緩い。また本体も軽い上に自力での復活能力も持つ。本体しか狙えない点と色マナが掛るのが厄介。
魔女は無色マナで起動できるが生贄制限がある。特にRの生物が居ない場合はかなりつらい。その分B/Rの生物を池にした場合は圧倒的なアドになるが。
それぞれ利点があるが殺人王の方が扱いやすい。リゾルダはハイリターン。
・シナジー
:黒昇天が達成された場合に繋げるべきカード。ある意味ではこちらがフィニッシャーと成り得る。
-《小悪疫》
:元々相手の盤面/ハンドに小さな圧力を掛けるカードだが、1枚当たり最大で3枚ものリソースを削る事が出来る。
それだけでも十分強力だが、黒昇天がある場合には4~6点ドレインに繋がる。本体ロスの1点も加えれば僅か2マナで5~7点の本体火力になるわけだ。それが如何に強力かが判る。
自分のリソースを削るので使用上の注意は必要。
特にBeatdownの性質上自分の生物が生贄になるのは避けたい。巧く場を選ぶ必要がある。
が、それは言い換えれば墓地にカードを落せる事も意味しているし、何より土地/生物の両方を攻める事が出来る点が素晴らしい。単体で見てもDrSを潰しながら相手の土地を潰せるので実質マナリソースを2枚潰す事が出来ているわけだ。
先手の場合なら、是非とも1t《思考囲い》から2tに撃ちたいスペルだ。
《ヴェールのリリアナ》
:黒を採る理由の一つに挙げられる環境最高のPWの一枚。
3つの能力総てが強力であるが、全ての能力が相手にリソースを消耗させる能力であるため全てが黒昇天とシナジーを持つ。
特に[+1]で毎ターン2点ドレイン、[-6]で6点前後のドレイン(置物3個前後の生贄)とフィニッシャーにもなる。
・デッキカラー
「BR」
:おそらく条件を達成するのは最も簡単な組み合わせ。
DrS以外にも《渋面の溶岩使い》《罰する火》等の使い回せる火力があり、火力と言うカード自体が条件達成に寄与しやすい。
が、黒昇天と言うカードの真価を発揮するには辛い。
何故なら黒昇天は相手の墓地にカードを置く事がトリガーとなる。
除去と妨害でこそ価値があるからだ。その点で火力が多いこのデッキでは真価を発揮するには力不足なのだ。
BRではダメージを与える所までで終わってしまう。
と言う事で今回はパス。
「BG」
:ゴルガリカラー。
こちらはラクドス程火力等のシナジーが少ないのが難点。
が、その分他に強いカードもある。
基本は通常のEvaGreenのような構成になる。
生物はDrS/ボブ/タルモに加え伝書使になるだろう。これでは少々打点が足りないようにも感じるがそうではない。
何故なら《緑の太陽の頂点/GSZ》が使えるからだ。これにより実質DrS8枚体勢が確立できている。加えて終盤はLotVの[+1]で処理すればDrS用の弾丸にもなるので無駄が無い。
黒昇天さえ達成できればスモポとLotVが十分なフィニッシャーになるので最終的な打点の心配もない。
重要なのはスモポの使い方。
先手が取れた場合は相手の土地/生物の両方を潰すために2tに使う。そのため1tは《思考囲い》から入るのが常道。
次に中盤は伝書使の「不死」のために使う。
それ以外では自分への被害も大きいため無暗に使用しない。
残りは黒昇天を達成したタイミングで使う事で本体火力としてフィニッシャーになる。
タイミングは有るとはいえ序中終の総てのタイミングで使う事になるのでその扱いには十分注意する事。
GSZ、囲い《突然の衰微》にスモポなど取り敢えず妨害札を多めに用意しそれで相手の支配しながらDrSで能力を起動しライフを削るのが基本パターンになる。DrSは黒昇天に関するKeyなので何が何でも守る事。これのお陰で非火力スペル中心でもやっていける。また妨害スペルで相手の戦線を抉じ開けていればそれが必然的にダメージを通して黒昇天の条件達成にもなる。妨害札はその観点でも多めでいい。そしてそれがDrSのライフゲインに繋がる。全てがシナジーとなっている。
ボブは除去札をかき集めて、場を掃除した後自分で2点ダメージソースとして活躍してくれる。その意味でも除去は濃い目に。
最も怖いのは墓地掃除であるため《安らかな眠り》をはじめ充分に注意する事。
次に《真髄の針》や除去でDrSを妨害される事。特に《突然の衰微》はDrS/黒昇天の両方に対処されるので非常に厄介。
といった所か・・・。
《ゴルガリの魔除け》は全体修正で対部族/TNNもあるがRiP対策のEnc破壊に衰微対策の生物再生が使いたい。ただスモポの関係で土地が厳しいのでLoamも入れたい。土地の回収の他に不毛嵌めも当然で、何より「発掘」で墓地を肥やせる点が素晴らしい。使いきりの汎用性で考えれば《不気味な発見》も良い。アドも取れるからだ。
他に《血の署名》を1枚ほど可能なら採りたいが・・・。
2マナのドローソースとしてボブの追加になる上に、相手に使う事で2ロスのスペルにもなる汎用性が売り。それをDrSで再利用出来れば尚良い。
取り敢えず、今のところゴルチャは自由枠。
スモポやセラピー、ゴルチャはゲラルフ以外にもボブの自殺にも使えるのでよく考える事。
実際に回してみると結構回る上に黒昇天も意外と簡単に決まる。
しっかり場を除去してからゆっくり達成すると楽。
一度決まると連鎖反応するし、不毛の大地やハンデスでさえダメージソースになるのが良い。一度遭ったが、中盤以降使い道が無い不毛2枚を溜めておいて、黒昇天2枚が同時達成されたタイミングに両方起動で一気に8点ドレインしたことがあった。こういう意味でも不毛は序盤などの必要な場合を除いては貯めておくのが推奨される。
またこのデッキでは中盤以降使い道がかなり減ってしまうスモポの価値が終盤にも保障されているのはかなり大きいように感じた。
ただ、伝書使3枚で最初入っていたが、それでは流石に序盤に来た場合の無駄札になるのでそこを土地に換えた。
同じくスモポも序盤にだぶつくと大分痛い。
効果は高いが1枚の土地を差し出すと機能不全に陥る場合もあるので、ここも2枚に。序盤撃てればラッキー程度に考えておくと良い。基本手は終盤のカードなので決まれば2枚も有れば十分だろう。その枠を後はどうするか・・・。
《見栄え損ない》の2枚目、Loam、発掘、血の署名、不気味な発見など色々あるが・・・。という訳で後1枚枠が不定。
とりあえず《不気味な発見》は思った以上にデッキにマッチしていた。
スモポのアドロス回収、不毛の回収連打、マナベースの調整、DrSやボブ等デッキのKeyの回収とデッキ内のコンセプトの補完に役立った。特に1度スモポと合わせて計6枚の土地を叩き割った時もあった。が、最序盤に入らない物なので1枚で十分。Loamほど土地を使い回す気が無いデッキなので1枚回収でも十分だった。Bマナから入れるのも大きい。
土地21枚は少ないように思うが、GSZ、DrSに《不気味な回収》のお陰でそこそこ回る。気になるならあと1枚足しても良いが余る事も多かった。
しかし・・・思った以上に面白い。
かなり簡単に黒昇天の条件は達成できる。今までBRでなければ難しいと思っていた物が、意外や意外。それほど条件達成に拘らない方が良いのかもしれない。ボブだけでも十分な時もあった。
しかも条件達成時は非生物スペルの殆どがドレイン能力が付く。2枚目の昇天は連鎖的に達成できるし2枚目が揃えば一瞬で決着がつく事も珍しくなかった。そして黒昇天が達成される事で、デッキ内の妨害札総てがダメージソースになるというデッキ内でのシナジーの高さが目立った。不毛やハンデス、スモポの様などうしても終盤では威力の減衰する物が最終盤にまで価値が保たれるのがBG最大の魅力だった。
P.S.
しかし作ってみて改めて思った。このデッキ、DrSにおんぶにだっこっぷりが半端ない(´・ω・`)
黒昇天は面白いけどこのデッキが成立してるのは9割方DrSと言う現実・・・。
取り敢えずRIP張られたら死ぬ。
熱戦の甲子園もあと僅か。三重高校頑張れ!!
さて、今日は久々にこのカードが使いたいの続き。
前回いつでしたっけ?
今回の御題はこちら↓
《Bloodchief Ascension/血の長の昇天》(B)
エンチャント
各終了ステップの開始時に、このターンに対戦相手1人が2点以上のライフを失っていた場合、あなたは血の長の昇天の上に探索(quest)カウンターを1個置いてもよい。
いずれかの領域から対戦相手1人の墓地にカードが置かれるたび、血の長の昇天の上に探索カウンターが3個以上置かれている場合、あなたは「そのプレイヤーは2点のライフを失う」ことを選んでもよい。そうした場合、あなたは2点のライフを得る。
定期的に挙げたくなる《血の長の昇天》を軸とするデッキ。
発行当初は色々思索されていたようですが最近はさっぱり。とはいえ夢はあるカードなので使ってはみたい。
ただ、このカードも以前とは少々立場が変わってきた。
以前は確実にRの火力を絡める必要があったこのカードだが、少しずつBにも本体火力が増えてきたためだ。
より黒に依ったデッキを作る事が出来る。
最高の相棒は《死儀礼のシャーマン/DrS》だ。
このModern禁止のBマナ生物は本体火力として2点砲台になる事が出来る。
以前は《渋面の溶岩使い》を使わなければいけなかった枠だ。渋面はそれでも強い事に越した事はないし盤面の制圧力では天と地の差がある。がそれでも、墓地のカード2枚且つそれも自分限定と中々高いハードルが存在した。が、DrSは墓地は誰でも良く且つ1枚のみで良い。他にも汎用性は高い能力を持つ。そして何よりBのみの色でここまで辿り着く事が出来る。
マナ加速も勿論有用。
そして状況をControlするための妨害札(ハンデスや除去)がそのまま最終的に弾薬になるのが素晴らしい。下手にデッキを歪ませる必要が無いからだ。例えば《稲妻》の様な火力でも1枚で既に2個のカウンターが用意できる計算という事だ。
凡そ最高のカード。
連打も出来る能力なので墓地にカードが十分あればそれだけでフィニッシャーにもなれるカードだ。
DrSのお陰で遥かに達成が楽になり1マナ域のアクションも安定した。
黒昇天の良い所は1枚目が達成できれば2枚目の達成も楽な所。1マナ域のダメージソースとして十分機能させる事が出来る。(ただ序盤からクロックを刻む物ではない点は注意。)
そしてデザイン上安定するのは当たり前だがB札があれば継続的に墓地にカードを落す事も出来る。
B成分が強ければ強い程デッキの親和性は増すという事だ。
・ダメージソース
DrSの他に2点の本体火力を備える物が幾枚かは欲しい。候補を挙げていきたい。
-《ゲラルフの伝書使》
:「不死」の関係でCipを2度使い回す事が出来る。単体のアタッカーとしても悪くは無い。
スムーズに使うために、布告系の除去も持っていると良いかも知れない。
この系統では《残忍なレッドキャップ》も次のマナ域では存在するが、残念ながらKPが少々低い。こちらはもっとコンボ要素の有るデッキで使うべきだ。
因みに《出産の殻》と併用する事でアドを伸ばしながら本体に火力を飛ばしていく方法もある。
《カラストリアの貴人》→《ゲラルフの伝書使》→《残忍なレッドキャップ》と言う形だ。だがそれはもう別のデッキになっている。黒昇天はほぼ不要で合うためここでは却下。
「R」
-《稲妻》
:単純にして至高のカード。
ただ、カードの特性的に序盤の生物除去に優先されがち。本体に飛ばす暇が無い気がする。
-《灼熱の血》
:本体と生物を同時内出来るアド火力。
問題は2つ。凡そそれ以外では必要にならないだろう色拘束と生物が場にいなければ使えない能力である事。もちろん生物が場にいないならばそのまま自軍の生物で殴ればいいだけなので単純な話だが・・・。
それでもやはりRRは亡くならない。もちろんDrSがいればある程度はカバーできるが、それでも土地の展開に大きく負担を掛けることになる。
-《罰する火》/《嵐の束縛》/《渋面の溶岩使い》
:相手の小型生物を徹底して焼く事が出来る。序盤に来て使い回しが出来ない/《燃え柳の木立ち》を破壊されて使い回すことが出来ない場合でもDrSで本体火力に転用できるので隙が無い。
只本来の火力としての性能は極めて低い。2マナなので1マナ生物に対する隙がある上に効率も悪い。
単体で機能させるのなら《嵐の束縛》もある。
2マナとランダムハンド1枚で2点をばら撒けるので機能性は極めて高いと言える。
問題は設置に3マナ+起動に2マナで非常に展開が遅い事。黒昇天との相性では上回るが支配力と言う点では疑問符が付く。
そして最も基本となるのが渋面。
軽く且つ単体で機能する。火力を飛ばすという意味では《罰する火》やDrSを遥かに超える扱いやすさを誇る。
GSZでのDrSの水増しに対して、BRでは直接2種類目を用意できる。通常の対生物戦/対PW戦でも極めて優秀。
-《殺人王、ティマレット》/《血の魔女リゾルダ》
:BRのカード。
殺人王は他の生物なら何でもよく、制限が緩い。また本体も軽い上に自力での復活能力も持つ。本体しか狙えない点と色マナが掛るのが厄介。
魔女は無色マナで起動できるが生贄制限がある。特にRの生物が居ない場合はかなりつらい。その分B/Rの生物を池にした場合は圧倒的なアドになるが。
それぞれ利点があるが殺人王の方が扱いやすい。リゾルダはハイリターン。
・シナジー
:黒昇天が達成された場合に繋げるべきカード。ある意味ではこちらがフィニッシャーと成り得る。
-《小悪疫》
:元々相手の盤面/ハンドに小さな圧力を掛けるカードだが、1枚当たり最大で3枚ものリソースを削る事が出来る。
それだけでも十分強力だが、黒昇天がある場合には4~6点ドレインに繋がる。本体ロスの1点も加えれば僅か2マナで5~7点の本体火力になるわけだ。それが如何に強力かが判る。
自分のリソースを削るので使用上の注意は必要。
特にBeatdownの性質上自分の生物が生贄になるのは避けたい。巧く場を選ぶ必要がある。
が、それは言い換えれば墓地にカードを落せる事も意味しているし、何より土地/生物の両方を攻める事が出来る点が素晴らしい。単体で見てもDrSを潰しながら相手の土地を潰せるので実質マナリソースを2枚潰す事が出来ているわけだ。
先手の場合なら、是非とも1t《思考囲い》から2tに撃ちたいスペルだ。
《ヴェールのリリアナ》
:黒を採る理由の一つに挙げられる環境最高のPWの一枚。
3つの能力総てが強力であるが、全ての能力が相手にリソースを消耗させる能力であるため全てが黒昇天とシナジーを持つ。
特に[+1]で毎ターン2点ドレイン、[-6]で6点前後のドレイン(置物3個前後の生贄)とフィニッシャーにもなる。
・デッキカラー
「BR」
:おそらく条件を達成するのは最も簡単な組み合わせ。
DrS以外にも《渋面の溶岩使い》《罰する火》等の使い回せる火力があり、火力と言うカード自体が条件達成に寄与しやすい。
が、黒昇天と言うカードの真価を発揮するには辛い。
何故なら黒昇天は相手の墓地にカードを置く事がトリガーとなる。
除去と妨害でこそ価値があるからだ。その点で火力が多いこのデッキでは真価を発揮するには力不足なのだ。
BRではダメージを与える所までで終わってしまう。
と言う事で今回はパス。
「BG」
:ゴルガリカラー。
こちらはラクドス程火力等のシナジーが少ないのが難点。
が、その分他に強いカードもある。
基本は通常のEvaGreenのような構成になる。
生物はDrS/ボブ/タルモに加え伝書使になるだろう。これでは少々打点が足りないようにも感じるがそうではない。
何故なら《緑の太陽の頂点/GSZ》が使えるからだ。これにより実質DrS8枚体勢が確立できている。加えて終盤はLotVの[+1]で処理すればDrS用の弾丸にもなるので無駄が無い。
黒昇天さえ達成できればスモポとLotVが十分なフィニッシャーになるので最終的な打点の心配もない。
重要なのはスモポの使い方。
先手が取れた場合は相手の土地/生物の両方を潰すために2tに使う。そのため1tは《思考囲い》から入るのが常道。
次に中盤は伝書使の「不死」のために使う。
それ以外では自分への被害も大きいため無暗に使用しない。
残りは黒昇天を達成したタイミングで使う事で本体火力としてフィニッシャーになる。
タイミングは有るとはいえ序中終の総てのタイミングで使う事になるのでその扱いには十分注意する事。
GSZ、囲い《突然の衰微》にスモポなど取り敢えず妨害札を多めに用意しそれで相手の支配しながらDrSで能力を起動しライフを削るのが基本パターンになる。DrSは黒昇天に関するKeyなので何が何でも守る事。これのお陰で非火力スペル中心でもやっていける。また妨害スペルで相手の戦線を抉じ開けていればそれが必然的にダメージを通して黒昇天の条件達成にもなる。妨害札はその観点でも多めでいい。そしてそれがDrSのライフゲインに繋がる。全てがシナジーとなっている。
ボブは除去札をかき集めて、場を掃除した後自分で2点ダメージソースとして活躍してくれる。その意味でも除去は濃い目に。
最も怖いのは墓地掃除であるため《安らかな眠り》をはじめ充分に注意する事。
次に《真髄の針》や除去でDrSを妨害される事。特に《突然の衰微》はDrS/黒昇天の両方に対処されるので非常に厄介。
Cre*15
1《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
4《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4《闇の腹心/Dark Confidant》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
2《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》
非CreSpell*24
4《思考囲い/Thoughtseize》
1《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
1《見栄え損ない/Disfigure》
3《血の長の昇天/Bloodchief Ascension》
3《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
3《小悪疫/Smallpox》
1《ゴルガリの魔除け/Golgari Charm》/《壌土からの生命/Life from the Loam》
4《突然の衰微/Abrupt Decay》
4《ヴェールのリリアナ》
土地*21
4《新緑の地下墓地》
4フェッチ
4《Bayou》
4《不毛の大地》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》
2《森》
2《沼》
といった所か・・・。
《ゴルガリの魔除け》は全体修正で対部族/TNNもあるがRiP対策のEnc破壊に衰微対策の生物再生が使いたい。ただスモポの関係で土地が厳しいのでLoamも入れたい。土地の回収の他に不毛嵌めも当然で、何より「発掘」で墓地を肥やせる点が素晴らしい。使いきりの汎用性で考えれば《不気味な発見》も良い。アドも取れるからだ。
他に《血の署名》を1枚ほど可能なら採りたいが・・・。
2マナのドローソースとしてボブの追加になる上に、相手に使う事で2ロスのスペルにもなる汎用性が売り。それをDrSで再利用出来れば尚良い。
取り敢えず、今のところゴルチャは自由枠。
スモポやセラピー、ゴルチャはゲラルフ以外にもボブの自殺にも使えるのでよく考える事。
実際に回してみると結構回る上に黒昇天も意外と簡単に決まる。
しっかり場を除去してからゆっくり達成すると楽。
一度決まると連鎖反応するし、不毛の大地やハンデスでさえダメージソースになるのが良い。一度遭ったが、中盤以降使い道が無い不毛2枚を溜めておいて、黒昇天2枚が同時達成されたタイミングに両方起動で一気に8点ドレインしたことがあった。こういう意味でも不毛は序盤などの必要な場合を除いては貯めておくのが推奨される。
またこのデッキでは中盤以降使い道がかなり減ってしまうスモポの価値が終盤にも保障されているのはかなり大きいように感じた。
ただ、伝書使3枚で最初入っていたが、それでは流石に序盤に来た場合の無駄札になるのでそこを土地に換えた。
同じくスモポも序盤にだぶつくと大分痛い。
効果は高いが1枚の土地を差し出すと機能不全に陥る場合もあるので、ここも2枚に。序盤撃てればラッキー程度に考えておくと良い。基本手は終盤のカードなので決まれば2枚も有れば十分だろう。その枠を後はどうするか・・・。
《見栄え損ない》の2枚目、Loam、発掘、血の署名、不気味な発見など色々あるが・・・。という訳で後1枚枠が不定。
とりあえず《不気味な発見》は思った以上にデッキにマッチしていた。
スモポのアドロス回収、不毛の回収連打、マナベースの調整、DrSやボブ等デッキのKeyの回収とデッキ内のコンセプトの補完に役立った。特に1度スモポと合わせて計6枚の土地を叩き割った時もあった。が、最序盤に入らない物なので1枚で十分。Loamほど土地を使い回す気が無いデッキなので1枚回収でも十分だった。Bマナから入れるのも大きい。
土地21枚は少ないように思うが、GSZ、DrSに《不気味な回収》のお陰でそこそこ回る。気になるならあと1枚足しても良いが余る事も多かった。
しかし・・・思った以上に面白い。
かなり簡単に黒昇天の条件は達成できる。今までBRでなければ難しいと思っていた物が、意外や意外。それほど条件達成に拘らない方が良いのかもしれない。ボブだけでも十分な時もあった。
しかも条件達成時は非生物スペルの殆どがドレイン能力が付く。2枚目の昇天は連鎖的に達成できるし2枚目が揃えば一瞬で決着がつく事も珍しくなかった。そして黒昇天が達成される事で、デッキ内の妨害札総てがダメージソースになるというデッキ内でのシナジーの高さが目立った。不毛やハンデス、スモポの様などうしても終盤では威力の減衰する物が最終盤にまで価値が保たれるのがBG最大の魅力だった。
P.S.
しかし作ってみて改めて思った。このデッキ、DrSにおんぶにだっこっぷりが半端ない(´・ω・`)
黒昇天は面白いけどこのデッキが成立してるのは9割方DrSと言う現実・・・。
取り敢えずRIP張られたら死ぬ。
意訳)CFBよりThe Hand Series: Junk(マリガン)by Carrie Oliver +Legacy WeaponよりケラノスMiracles
2014年8月21日 紹介 コメント (3)
皆さん、こんばんは。しもべです。
今週末いよいよ明日からGPですね。参加/遠征される方はお気をつけて。
盗難騒ぎは特に要注意です。
さて、毎週読んでいるCalebのLegacyWeaponを読みに行ったら旬のModernJunkの記事が在ったのでついでに朗読。ギリギリ過ぎて需要ないと思いますが一応意訳して載せておきます。
英語ダメな人なので、変な所が在ったら本文に飛んで読んでください。
という事だそうで。
これを読んだLegacy豚のしもべの感想は「不毛とDoS(ついでにFoW)の無い世界がどれだけ安全地帯なのかが良く判る文章だったまる」
--------------------------------------------------------------------------------------------------
後はLeagcyWeaponで「《嵐の神、ケラノス》をMiraclesに入れて見た!」と言う文章ですが、
要約すると
・ミラーマッチやフェアデッキが多いなら3枚目の《天使への願い》をケラノスに変えるとPWや生物潰せるので便利
という事でした。
ModernやStd、Vintageの文章もありましたが英語読む程には興味無いのでスルー。
今週末いよいよ明日からGPですね。参加/遠征される方はお気をつけて。
盗難騒ぎは特に要注意です。
さて、毎週読んでいるCalebのLegacyWeaponを読みに行ったら旬のModernJunkの記事が在ったのでついでに朗読。ギリギリ過ぎて需要ないと思いますが一応意訳して載せておきます。
英語ダメな人なので、変な所が在ったら本文に飛んで読んでください。
[Carrie On The Hand Series: Junk
By Carrie Oliver // 19 Aug, 2014]
(本文関係ないので割愛)
今日のお題はModern Junkのマリガンについてだ。
これはModernのデッキの使用選択のマリガンを説明する恒例のシリーズなんだ。どんなものがハンドにあるのかでマリガンをするかどうかの選択はプレイヤーが好む議論テーマだからね。在るプレイヤーはキープをするし、別のプレイヤーはしないだろう。最高レベルのプレイヤーでさえマリガンのチョイスについて大きな幅が示されるだろう。僕がここで示すのは僕の意見だ。でも、デッキは全て、目指すべきプランとゴールを持っているんだ。特別な組み合わせを必要とする人間がいる一方で、早いゲーム展開を求める人間もいる。デッキが目指すべきことを理解するのためにマリガンのチョイスを提供しよう。もちろん、君がLSVなら、自分に従えばいいさ。
今日僕が選んだデッキはGP Boston2014でRobin Dolarが勝利したリストだよ。Junk(とJund/BG系は基本は同じ)は序盤にハンデスと除去で妨害をして、攻撃的な生物をプレイし、《タルモゴイフ》で相手を叩き破るか、《闇の腹心/ボブ》と《ヴェールのリリアナ/LotV》でチートアドを稼ぐか、だね。
伝統的にJund/Junkはどんなデッキにも強いという訳ではないけれど、全ての相手に対してゲームを作る事が出来るんだ。安全牌だね。《血編み髪のエルフ》と《死儀礼のシャーマン》がBunされた後は酷いカードパワーは失ってしまったけど、それでも未だにとても頑丈なデッキだよ。
だからそいつらはどう見えるかな?鬱になるほど素晴らしいね。Junkのコピーも一緒に置いておいたし、いつもの様に沢山の初手を経験してきた。視界を覆うような明らかにマリガンする物ー《地盤の際》2枚しか土地が無いとか1枚ランドとか、や又は完璧なキープハンドなどだ。未だに僕は議論の余地がある物を探しているし、君達と考えを共有しておこうと思う。
さぁ、まずは今まで通り、Junkの良ハンドを見てみよう。
1《新緑の地下墓地》
1《湿地の干潟》
1《沼》
1《思考囲い》
1《闇の腹心》
1《タルモゴイフ》
1《ヴェールのリリアナ》
このハンドはJunkの範例となるね。1t目に囲いから入ってタルモ/ボブを展開できる、どちらなのかはマッチや君が見たハンドにも依る。続いてLotVを置いてもう最高に見えるよ(Affinityでも相手をしていない限りね、その場合は《未練ある魂/LgS》を引く事を進めるね)。
他の重要な要素はハンド内の土地かな。JunkはWマナ一つ、Bマナ2つ、早期のGマナ一つにアクセスする必要があって(魂リストのメインでは《野生語りのガラク》が唯一のGGシンボルだ)、けど《樹上の村》を採用していれば、君は何時かはGGマナが欲しくなるはずさ(村の生物化の為)。《沼》と2枚のフェッチがあれば君は全ての必要なマナを手に入れる事が出来る。基本的に僕は《沼》→囲いから入るだろうね。アンタップのショックランドを引っ張る前に僕が直面する事を知っておきたい。どんな厚生だろうとZooやBurnには1ゲーム目は早々に負けることは保証されているだろうから、彼らの仕事の4分の1をしてしまっても多分私には嬉しい事だろうさ。
手短に言えば古典的なハンドさ。
土地を置いてアイゴー!!
1《活発な野生林》
1《湿地の干潟》
1《四肢切断》
1《思考囲い》
1《突然の衰微》
1《タルモゴイフ》
1《ヴェールのリリアナ》
Junkのマリガンの優れた割合は土地基盤に依るんだ。特徴的なこの構築は3枚の《地盤の際》と2枚のフィルターランドを運用していて、4枚のタップインマンランドも合わせて、展開していくには多分齟齬をお越しマリガンを迫るかもしれない。
このハンドはその良い例だよ、黒か白かの決定は無いけどね。一見良いハンドだよね。《湿地の干潟》で《沼》か《草むした墓》を探せるんだから、だから君はLotVを除いてすべてのハンドをキャストする事も出来る。LotVのためにいつかは、何枚か土地を引きたいだろうけどね。だから大丈夫なように見える。
君は潜在的な可能性/問題について考えたかい?それは野生林と連続するジレンマがあるという事だ。君は1t目にフェッチから黒マナ源を探し、囲いをキャストするのかな?もし、君がそうしてその上でアンタップインの土地を引かなかったら、その時君は2t目に野生林を置いてターンエンドだ。《四肢切断》は持っているけど、Junkは圧力を与える為に2tには生物を置く事が成功に繋がるんだ。
基本的にこのハンドはもしその通りなら君に《Time Walk》を迫まっている様な物だよ。もし君が代わりに1t目に活性林を置いてタルモを意図的に2t目に置くなら、囲いは3t目になってしまう。これが合理的な選択になってしまうがアマナのカードはパワフルとは言い難いね。囲いは1/2のタルモを焼き殺す《稲妻》を避けるためにタルモの前に使うのがベターだからね。興味深いジレンマだね。全体的に見れば僕ならマリガンかな。この連続的な齟齬はは酷いものだし、君がハンドを見てから僅かな時間で考えれば判る事だよ ーだから君がハンドの土地とスペルを見るだけでは判断できないこんな問題を見てもらったんだ。
まだマナの問題だ。
2《地盤の際》
1《草生した墓》
1《思考囲い》
1《突然の衰微》
1《未練ある魂》
1《タルモゴイフ》
このハンドはSweetな囲い→タルモと言う挙動が可能だけど、2枚のキャスト出来ないハンドがある ー君が自分の囲いでLgSを落さない限りね(もちろんこんなことするなよ!)。他のカードをキャストするために、君は特定のマナ源の土地を引く必要がある。もちろんどんなフェッチでも両方ともすぐにキャスト可能になるが、君がキャスト出来ないようなスペルを引くことだってあるんだ。大体5枚ハンドまでならマリガンするだろうから、今回は次の6枚でキープできると良いな。
遅いゲーム?負けだろ!
1《活発な野生林》
1《沼》
1《新緑の地下墓地》
1《漁る軟泥》
1《化膿》
1《未練ある魂》
1《ヴェールのリリアナ》
前までの明らかなハンドと異なりこのハンドはマナ基盤に問題はここではない。足りないのはハンデスだが2マナの生物→3マナでLotV/LgS or除去があり・・・もちろん議論の余地は無いかな??じゃあ、実際には僕はこのハンドは好きではないね、加えて2マナ生物が軟泥だというのも駄目さ。もちろん2マナの生物なんだけど、2t目ではウーズは最低限のパワーしかない、普通は小くじのためのエサが無いからね。只の熊だ。軟泥は死体が転がっていて食事が出来稲妻圏外の脅威にまで成長できる4t以降で初めて偉大な存在になるんだ。その様に、このハンドは高カロリーで素早い行動が求められるそのフォーマットでは低速だよ。僕ならマリガンするね。
見てみると良い、酷いマナ基盤だが、なんて凄いんだ!!
1《新緑に地下墓地》
1《地盤の際》
1《四肢切断》
2《思考囲い》
1《漁る軟泥》
1《ヴェールのリリアナ》
僕ならキープするね。フェッチから《草生した墓》を出して、《溶岩の斧》を自分に撃ちこむだろう(:フェッチ→墓→囲い)。しかしながら、その動きは続く軟泥を可能とするし2枚目の囲いだってできるんだ、もちろん見た物とドローの無いようにも依るけどね。続き黒マナ源が手に入ればLotVでそうでなければ囲い/軟泥(2t目に選択していない方)だ。加えて相手のタルモを殺せる《四肢切断》も持っている。このハンドは十分にキャスト可能な物で序盤の的確なプランが存在する。そうさ、他の土地のドローは必要にもなるけど、ハンドのキープ基準には初動が重要だと思っているんだ。
ここでハンドキープの説明は止めようと思う。これはくり返しの練習を行った物で、大半はほぼキープできるハンドだったよ。全てのマリガンは目もくらむかのごとき明確な物(1ランドや痛すぎるハンド)か僕が話した早期に展開する上でマナ基盤にぎこちなさを抱えているか、だ。しかし、Junkは多くのキープハンドの存在する一貫したデッキで練習さえすれば明らかになるだろう。その様に、とろかったり酷かったりするするハンドを見つけたら、もっと良くなる可能性や勝てる見込みがある6枚にする余裕があるという事だよ。
僕はこのリストから《地盤の際》を2枚まで数を減らす事を進めたいね、酷い初手の可能性を減らせるからだよ、でももし君がメタ的にランデスが必要だと予想しているのなら、まぁ理解できる欲望だね。兎に角だ、全ては今週だ。感じたこと主たことは僕のTwitter宛てに、それではまた来週。
by Carrie Oliver
(http://www.channelfireball.com/articles/carrie-on-the-hand-series-junk/)
という事だそうで。
これを読んだLegacy豚のしもべの感想は「不毛とDoS(ついでにFoW)の無い世界がどれだけ安全地帯なのかが良く判る文章だったまる」
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後はLeagcyWeaponで「《嵐の神、ケラノス》をMiraclesに入れて見た!」と言う文章ですが、
要約すると
・ミラーマッチやフェアデッキが多いなら3枚目の《天使への願い》をケラノスに変えるとPWや生物潰せるので便利
という事でした。
ModernやStd、Vintageの文章もありましたが英語読む程には興味無いのでスルー。
8/21付一回戦の日本文理vs富山商業は熱かった。
文理は我らが東邦を打ち破った2回戦から注目していたピッチャーの子が、今日も横幅のある投球に、左打者の内角をえぐる(対角線上の胸元に飛び込む球が膝元に沈むという下手したら死球コースの球)ようなスライダーが抜群でした。7回には1点追加し、富商の投手の子もかなり打ちこまれていたので、これは勝負決まったかな?ダメ押しの3点目(3-1)だろう、と考えていました。
が、8回に富商は死球から先頭打者が出塁すると、文理の投手の攻めのコントロールが悪い方に出て、恐らく動揺もあったのでしょう、バントの1outを献上してもらうまでに5本のHitで一挙4点を獲得。3-5の逆転します。
富商のエースへの代打を含め一機果敢な攻めの姿勢が結実するわけですね。
返しの8回裏、文理は、変わった富商の投手から1点をもぎ取り、もう一点も強引に取りに行きますが本塁アウト(4-5)。
1点差の9回表、富商は1Hitの計4人で終了し、そのまま9回裏へ。
文理は先頭打者がHitで出塁するも、次の打者は平凡なライトフライ。富商の投手の子もこれで落ち着いただろう・・・と思いました。
・・・が、次の打者は試合中にもHitを打っている子。解説の方も「新潟大会ではホームランも打っている強打者です!」と力強く紹介して・・・、2球目にパカーン!!!
レフトも見上げて追うのを諦める逆転2ラン!!!
中盤までのひり付く攻防。
後半の逆転に次ぐ逆転
なんとも素晴らしい要素に溢れた試合でした。
結果的に打たれてしまったとは言え、富商の投手交代は問題にはならないはず。
エースの子は打ちこまれていて、制球も乱れてきていた。攻めに行くために代打を出してそれが功を奏して逆転したわけですし。
二人目の子も、それまでは監督が先発に迷う程状態の良い仕上がり(地方で13+αイニングで1失点)だったようで、チームとしての信頼は確かな物が在ったはず。
それが撃たれてしまったのだから誰も文句は言えませんよね・・・。
新潟日本文理は地方大会の時から後半戦に強く、決勝もサヨナラホームランで勝ったというチーム。
それらしく、逆転された後も8,9回は非常に落ち着いて攻め寄せている様に見えて、高校生でもこういうチームが出来るんだな、と感心させられました。
3回戦の聖光vs近江も2-1の終盤逆転劇だったとか。
こちらは見てなかった。口惜しい。
4回戦は健大高崎vs山形中央。
山形中央は東海大4との投手戦に投げ勝った190㎝の長身投手の子に注目していましたが、まさかの序盤から高崎優勢でゲームが終わってしまいましたね。
やはりあの徹底した足のゲームをされると投手には辛い物が在るのかも・・・。
3番の子は甲子園の大会個人盗塁記録の更新(あと3つ)も視野に入っているそうなので是非これからも走って欲しいですね。
シュール)ノーベル委員会、米大統領に平和賞返上を要求。
2014年8月21日 時事 コメント (3)深夜の更新なんてする気も無かったのですが、余りの出来事なので思わず更新。
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_08_19/276111068/
おそらく先日の空爆が引き金になったのでしょうが、そもそも以前からずっとイスラエル支援してきた国家でそれを続けてきた大統領に平和賞を与えるという事自体がおかしい。
演説するだけで良いなら露大統領だろうが北の将軍様んだろうが貰えるでしょう。
もはやギャグ。
あとこちらも
「産経の朴大統領報道、韓国検察は「重罪」を検討、日本では「韓国は感情的」と反発の声―中国メディア(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140820-00000031-rcdc-cn)」
これが脅しなら、未だ彼等にも思考の余地が残っていると思えますが、本気でこれを考えてるのなら、ブーメラン過ぎて・・・。
何処の独裁国家ですかね?
人治国家と言うレベルを超えている。
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_08_19/276111068/
おそらく先日の空爆が引き金になったのでしょうが、そもそも以前からずっとイスラエル支援してきた国家でそれを続けてきた大統領に平和賞を与えるという事自体がおかしい。
演説するだけで良いなら露大統領だろうが北の将軍様んだろうが貰えるでしょう。
もはやギャグ。
あとこちらも
「産経の朴大統領報道、韓国検察は「重罪」を検討、日本では「韓国は感情的」と反発の声―中国メディア(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140820-00000031-rcdc-cn)」
これが脅しなら、未だ彼等にも思考の余地が残っていると思えますが、本気でこれを考えてるのなら、ブーメラン過ぎて・・・。
何処の独裁国家ですかね?
人治国家と言うレベルを超えている。
Legacy-Modern / アイアンナイト3巻
2014年8月20日 TCG全般 コメント (3)
皆さん、こんばんは。しもべです。
Junkを使っていると、近年のカードのパワーの高さが、デッキ内の新枠比率から読み取れます。
ぶっちゃけ、DualLandや《不毛の大地》を除けば、旧枠は《剣を鍬に》だけなんて事も頻繁にあります。
他は精々デッキに依って使う事もある《Hymn to Tourach》や《陰謀団式療法》ぐらいの物。
また、Merfolkなども旧枠は安定して入るのは《Force of will》ぐらいで、後はデッキによってまちまちな《目くらまし》や《行き詰まり》程度です(《真の名の宿敵》は最近のカードなので論外)。これらは確かにLegacy仕様と言えるかもしれませんが他のデッキに対して明らかなMerfolkの強みという物でもなく、土地と同じ、基盤レベルの入っていて当たり前のカードですからね・・・。
それを思うと昨今のカードは何と強力な事か・・・。
もちろんLegacyの危険なカードは軒並み禁止措置されているのも影響されているのでしょうが、それでも振り返ってみるとそのKPの高騰ぶりに改めて驚かされます。生物ばかりが取り上げられますが《思考囲い》や《思案》、《突然の衰微》等もたいがいです。
また、そう考えればLegacyのUやComboの強みである《渦まく知識》や《Force of will》が使えないModern環境でU系統のデッキがパッとしないのも理解できますね。
Junk使ってて勝ちたいなら素直にModernに飛ぶべきなのかなぁ・・・とときどき思います。
まぁヤル気は起こりませんがねw
《黄昏のぬかるみ》はおかしな値段になってますし、《大爆発の魔道士》はどうせModernやらないだろうからと売ってしまいましたからねw。300円→1900円になったぜグヘヘwwとか言ってたあの頃が懐かしい(´・ω・`)
まぁ、そもそもジョニーな私が勝ちに拘るのもおかしな話ですが。
値段に話をすると、いつもの話になってしまいますが、矢張り過去カードの値上がりは大きな問題です。結果的にエクステンデッドを廃止して台頭させたModernは、Legacyと全く同じ道を歩む事になってしまいましたね・・・。
わざわざローテーションの無い旧カードの使える環境として作ったModernですが、構造的欠陥の解決には至らなかった様(まぁ当たり前でしたが)で、残念至極。
やっぱり面倒だとしても、エクテンの様にローテーションは必要なんですかね・・・?
しかしModernがエクテンに比べ人気が出たのは、公式のプッシュもあったとはいえ、幅広く過去のカードを使えるという事が魅力として大きく映ったのは明らか。ローテ制を復活させてもエクテンと同じ道を歩むだけですしね・・・。
話はそれますが、改めて見渡してみると、私はタルモもボブもScMも持っているし、不毛もある。
DualLandも多少持っているし、今から参戦しようか思案されている方々と比べ得ると遥かに運が良いし恵まれている。
それらの方を見るとカードの高騰も余り声高に嘆くべきではないのかなぁ・・・と思います。
そういえば、気軽に出来るフォーマットであるPauperはもっと人気になりませんかね・・・。
コモン構築と言う響きの地味さがやっぱり問題なんですかね?それでも限定戦とかより遥かにパワフルなんですが。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------
そういえば、ネットで評判が良かったので「アイアンナイト」の3巻を購入してみました。
Jump連載中はあまり人気が出ず結構早くに打ち切られてしまった作品ですが、個人的には結構好きでした。
描写はえぐい部分も多いですが、絶望に立ち向かう様は良かったし、戦闘も結構面白かった。惰性で続いている某看板漫画とは異なりドキドキとかハラハラのある戦闘描写に勢いのあるタッチが魅力でした。
しかし救いの無いダークテイストな話は流石に少年誌(特にジャンプではなぁ・・・)でやるには無理がありますからね・・・。
で、3巻は「俺たちの闘いはこれからだ!!」エンドのその後をしっかり描いています。
最終戦、ゴブリンとは何か、ユキの正体は?ヒロインの症状は?などなど作中の謎の重要な部分の大半は補完してくれています。書く意味があるのか無いのか判断の付かないこれ作者の趣味だろ・・・と言う薄っぺら描き下ろしが多い中で、作品の本筋をしっかり描いてくれたのには好感が持てます。最終戦も熱かった!!
これが打ち切りなのはやっぱり残念ですね(´・ω・`)
因みに、流石打ち切り漫画と言うべきか、最終巻が全然売っておらず、致し方なく名古屋駅の大型書店までわざわざ買いに行く羽目になりました。漫画の内容も熱かったですが、それを手に入れる過程でも暑い思いをする羽目になりましたとさw
Junkを使っていると、近年のカードのパワーの高さが、デッキ内の新枠比率から読み取れます。
ぶっちゃけ、DualLandや《不毛の大地》を除けば、旧枠は《剣を鍬に》だけなんて事も頻繁にあります。
他は精々デッキに依って使う事もある《Hymn to Tourach》や《陰謀団式療法》ぐらいの物。
また、Merfolkなども旧枠は安定して入るのは《Force of will》ぐらいで、後はデッキによってまちまちな《目くらまし》や《行き詰まり》程度です(《真の名の宿敵》は最近のカードなので論外)。これらは確かにLegacy仕様と言えるかもしれませんが他のデッキに対して明らかなMerfolkの強みという物でもなく、土地と同じ、基盤レベルの入っていて当たり前のカードですからね・・・。
それを思うと昨今のカードは何と強力な事か・・・。
もちろんLegacyの危険なカードは軒並み禁止措置されているのも影響されているのでしょうが、それでも振り返ってみるとそのKPの高騰ぶりに改めて驚かされます。生物ばかりが取り上げられますが《思考囲い》や《思案》、《突然の衰微》等もたいがいです。
また、そう考えればLegacyのUやComboの強みである《渦まく知識》や《Force of will》が使えないModern環境でU系統のデッキがパッとしないのも理解できますね。
Junk使ってて勝ちたいなら素直にModernに飛ぶべきなのかなぁ・・・とときどき思います。
まぁヤル気は起こりませんがねw
《黄昏のぬかるみ》はおかしな値段になってますし、《大爆発の魔道士》はどうせModernやらないだろうからと売ってしまいましたからねw。300円→1900円になったぜグヘヘwwとか言ってたあの頃が懐かしい(´・ω・`)
まぁ、そもそもジョニーな私が勝ちに拘るのもおかしな話ですが。
値段に話をすると、いつもの話になってしまいますが、矢張り過去カードの値上がりは大きな問題です。結果的にエクステンデッドを廃止して台頭させたModernは、Legacyと全く同じ道を歩む事になってしまいましたね・・・。
わざわざローテーションの無い旧カードの使える環境として作ったModernですが、構造的欠陥の解決には至らなかった様(まぁ当たり前でしたが)で、残念至極。
やっぱり面倒だとしても、エクテンの様にローテーションは必要なんですかね・・・?
しかしModernがエクテンに比べ人気が出たのは、公式のプッシュもあったとはいえ、幅広く過去のカードを使えるという事が魅力として大きく映ったのは明らか。ローテ制を復活させてもエクテンと同じ道を歩むだけですしね・・・。
話はそれますが、改めて見渡してみると、私はタルモもボブもScMも持っているし、不毛もある。
DualLandも多少持っているし、今から参戦しようか思案されている方々と比べ得ると遥かに運が良いし恵まれている。
それらの方を見るとカードの高騰も余り声高に嘆くべきではないのかなぁ・・・と思います。
そういえば、気軽に出来るフォーマットであるPauperはもっと人気になりませんかね・・・。
コモン構築と言う響きの地味さがやっぱり問題なんですかね?それでも限定戦とかより遥かにパワフルなんですが。
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そういえば、ネットで評判が良かったので「アイアンナイト」の3巻を購入してみました。
Jump連載中はあまり人気が出ず結構早くに打ち切られてしまった作品ですが、個人的には結構好きでした。
描写はえぐい部分も多いですが、絶望に立ち向かう様は良かったし、戦闘も結構面白かった。惰性で続いている某看板漫画とは異なりドキドキとかハラハラのある戦闘描写に勢いのあるタッチが魅力でした。
しかし救いの無いダークテイストな話は流石に少年誌(特にジャンプではなぁ・・・)でやるには無理がありますからね・・・。
で、3巻は「俺たちの闘いはこれからだ!!」エンドのその後をしっかり描いています。
最終戦、ゴブリンとは何か、ユキの正体は?ヒロインの症状は?などなど作中の謎の重要な部分の大半は補完してくれています。書く意味があるのか無いのか判断の付かないこれ作者の趣味だろ・・・と言う薄っぺら描き下ろしが多い中で、作品の本筋をしっかり描いてくれたのには好感が持てます。最終戦も熱かった!!
これが打ち切りなのはやっぱり残念ですね(´・ω・`)
因みに、流石打ち切り漫画と言うべきか、最終巻が全然売っておらず、致し方なく名古屋駅の大型書店までわざわざ買いに行く羽目になりました。漫画の内容も熱かったですが、それを手に入れる過程でも暑い思いをする羽目になりましたとさw
最近のMtG電波/甲子園を視聴
2014年8月18日 電波 コメント (4)もうすぐ、ModernのGPかなんかあるそうですが、個人的にはさっぱり興味が湧かない。
あまりDN内も活気づいているようには見えませんが、息を潜めているだけかしら?
強は久々にSCG Openが無い。
そんな感じでどうでもいい最近受信した電波でも流していこうかと・・・。
・黒1マナで4/4飛行
1.まず、何らかの手段で《毅然たる大天使》を捨てます。
2.《再活性》で大天使を釣ります。
そんなもんがあるならファッティ釣れや!!
とは思うものの実質ライフロス無しで、と言うか大体の場合は大幅ゲイン出来るのでこれはこれで面白いかも・・・と。
まぁライフ7が追加コストになりますがw
ライフが詰まっている状況で出すなら全然アリな気がします。
「《死の影》」デッキとかで緊急用に使えませんかね?元々ファッティ釣るデッキでないならまぁ使い道もあるかも程度。
・タルキールが多色環境?
という事は《万神殿の兵士》も継続して相応に価値がある環境なのかしら?
《ギルドとの縁切り》はおしかった・・・。
タルキールの2点火力Raidは3マナなら可能性はあったのになぁ・・・。
《千の風》を見る限り、「変異」の反省を持っ託していないようにも見える。まぁまだ一枚なので判断を下すもくそも無い時期なのですが、不安で仕方ない。只復活させました!と言うのだけは止めて欲しいんですが・・・。
・《仮面の称賛者》を使ってみたい。
ModernをやるならG信心を使いたいと思っているのですが、そこにこの賞賛者を入れてみたい。
4マナCip1ドローなので効果自体は強くは無いのですが、後続の生物をトリガーとして墓地から回収できる能力を使いたい。
生物自体が展開に大きく影響を及ぼすデッキでは丁寧に生物を除去されるのが一番つらい。
なので回収能力があって場持ちが良い生物を使ってみたいという訳ですね。
マナエルフとかが中盤以降でもう使い道があるようになりますし、腐ってもCip1ドロー付ですからね。
後、どうせ最後にタイタンやガラクOverRun、ビヒモスを出してくるまではほとんど何もしない(耐える)デッキなら《悲しげなセルキー》と言う貧弱君よりも《木彫りの女人像》を使ってはどうだろうか?
信心は1減っているが、ブロッカーとしては有るかに上でタルモも止めれるし全体火力にも強い。
悪くは無いと思うが・・・。
後ろ向き過ぎるか?
・ハサミの流行を見てふと《欲深きドラゴン》を思い出しました。
カードを2枚使ってファッティを場に出せるという部分ですね。
《羽ばたき飛行機械》に付ければパワーが1低いとはいえ、ほぼ同レベルの生物をを普通に2ターン目にキャスト出来る(しかも殴れる)と考えると5マナ掛っていた過去が信じられない気分です。
最近の生物関連のカードパワーの高さを改めて感じましたね。
Modrenなら《大霊堂のスカージ》に付ければ《賛美された天使》を上回る生物が2ターン目に殴れるわけで頭おかしいわぁ・・・。
・《霊魂の絆》と《恐血鬼》
KPは兎も角相性は最高のカードだと判明。
Tokenを出すだけならだれもが認める二の足踏みさんで問題ないのですが、《恐血鬼》の場合もう一つの破壊不能の方でも有効活用できます。除去耐性を付与する以外にも墓地に能動的に落とす→上陸で釣り上げるの動きでTokenの数は増やせますしね。
今のところ破壊不能を付けたい対象はあまりいないのが問題だが・・・。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
今日も元気に甲子園が行われていました。やはり夏の風物詩。これが無ければ始まらない。
我らが愛知県の代表、東邦高校は本日負けてしまいました。
2点入れた時に文理の方に守備の乱れがいくつか出てきていたしピッチャーの調子もおかしかったからこれはもう流れが来たな・・・。と思って30分ほど放置していたらその間に逆転されてしましたww
その後は投手戦+良守備合戦に締まった試合でした。
いい試合だったなぁ・・・。
文理の子は横幅のあるピッチングもよかったですが、左打者のインコースにスライダー投げ込む度胸が凄かったですね。4シームもインコースでストライクカウント取りに来るので降らざるを得ない状況。あれは打てませんわ・・・。
甲子園と言えば東海大4の投手の子が投げる超スローカーブが賛否の的だとか。個人的には何がいけないのか理解に苦しみます。
主な批判
・ストライクが取れない ←野球というスポーツの話をしているとは思えない意味不明
・緊迫した場面で投げない ←同上
・ただ山なりに投げてるだけ ←ちゃんとキャッチャーミットにバウンドせずに投げている。横にも縦にも大きく外れていない。
・高校野球らしくない ←意味不明。「高校野球らしい」と言う定義がまず存在しない、ただの個人の価値観。
・相手をなめてる ←根拠が薄弱。そもそもそれで打ててない。
・フォームがバレバレなのでスローカーブと言うレベルにはない。 ←これはまぁ判る。が、フォームに関してはプロでさえ難しい事。しかもフォームを同一にするのは過程の話で重要なのは、その球種を含め相手を打ち取る事。結果打ち取ってるんだからそれで良し。フォームは今後の課題。
・こんなのは投球術とは呼びたくない ←相手の視線を動かしたり、タイミングや速度の感覚をずらし幻惑させることが投球術じゃないならいったい何が投球術なのか聞きたい。
と言う感じの感想を持つのですがどうなんでしょうね?
フォームに関しては、技術的な未熟さがあるという意見は事実なのでしょうが、それは世間がこぞって批判をする様な事なのか?と思います。
いったい何をそんなに騒いだいるのか・・・。
あまりDN内も活気づいているようには見えませんが、息を潜めているだけかしら?
強は久々にSCG Openが無い。
そんな感じでどうでもいい最近受信した電波でも流していこうかと・・・。
・黒1マナで4/4飛行
1.まず、何らかの手段で《毅然たる大天使》を捨てます。
2.《再活性》で大天使を釣ります。
そんなもんがあるならファッティ釣れや!!
とは思うものの実質ライフロス無しで、と言うか大体の場合は大幅ゲイン出来るのでこれはこれで面白いかも・・・と。
まぁライフ7が追加コストになりますがw
ライフが詰まっている状況で出すなら全然アリな気がします。
「《死の影》」デッキとかで緊急用に使えませんかね?元々ファッティ釣るデッキでないならまぁ使い道もあるかも程度。
・タルキールが多色環境?
という事は《万神殿の兵士》も継続して相応に価値がある環境なのかしら?
《ギルドとの縁切り》はおしかった・・・。
タルキールの2点火力Raidは3マナなら可能性はあったのになぁ・・・。
《千の風》を見る限り、「変異」の反省を持っ託していないようにも見える。まぁまだ一枚なので判断を下すもくそも無い時期なのですが、不安で仕方ない。只復活させました!と言うのだけは止めて欲しいんですが・・・。
・《仮面の称賛者》を使ってみたい。
ModernをやるならG信心を使いたいと思っているのですが、そこにこの賞賛者を入れてみたい。
4マナCip1ドローなので効果自体は強くは無いのですが、後続の生物をトリガーとして墓地から回収できる能力を使いたい。
生物自体が展開に大きく影響を及ぼすデッキでは丁寧に生物を除去されるのが一番つらい。
なので回収能力があって場持ちが良い生物を使ってみたいという訳ですね。
マナエルフとかが中盤以降でもう使い道があるようになりますし、腐ってもCip1ドロー付ですからね。
後、どうせ最後にタイタンやガラクOverRun、ビヒモスを出してくるまではほとんど何もしない(耐える)デッキなら《悲しげなセルキー》と言う貧弱君よりも《木彫りの女人像》を使ってはどうだろうか?
信心は1減っているが、ブロッカーとしては有るかに上でタルモも止めれるし全体火力にも強い。
悪くは無いと思うが・・・。
後ろ向き過ぎるか?
・ハサミの流行を見てふと《欲深きドラゴン》を思い出しました。
カードを2枚使ってファッティを場に出せるという部分ですね。
《羽ばたき飛行機械》に付ければパワーが1低いとはいえ、ほぼ同レベルの生物をを普通に2ターン目にキャスト出来る(しかも殴れる)と考えると5マナ掛っていた過去が信じられない気分です。
最近の生物関連のカードパワーの高さを改めて感じましたね。
Modrenなら《大霊堂のスカージ》に付ければ《賛美された天使》を上回る生物が2ターン目に殴れるわけで頭おかしいわぁ・・・。
・《霊魂の絆》と《恐血鬼》
KPは兎も角相性は最高のカードだと判明。
Tokenを出すだけならだれもが認める二の足踏みさんで問題ないのですが、《恐血鬼》の場合もう一つの破壊不能の方でも有効活用できます。除去耐性を付与する以外にも墓地に能動的に落とす→上陸で釣り上げるの動きでTokenの数は増やせますしね。
今のところ破壊不能を付けたい対象はあまりいないのが問題だが・・・。
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今日も元気に甲子園が行われていました。やはり夏の風物詩。これが無ければ始まらない。
我らが愛知県の代表、東邦高校は本日負けてしまいました。
2点入れた時に文理の方に守備の乱れがいくつか出てきていたしピッチャーの調子もおかしかったからこれはもう流れが来たな・・・。と思って30分ほど放置していたらその間に逆転されてしましたww
その後は投手戦+良守備合戦に締まった試合でした。
いい試合だったなぁ・・・。
文理の子は横幅のあるピッチングもよかったですが、左打者のインコースにスライダー投げ込む度胸が凄かったですね。4シームもインコースでストライクカウント取りに来るので降らざるを得ない状況。あれは打てませんわ・・・。
甲子園と言えば東海大4の投手の子が投げる超スローカーブが賛否の的だとか。個人的には何がいけないのか理解に苦しみます。
主な批判
・ストライクが取れない ←野球というスポーツの話をしているとは思えない意味不明
・緊迫した場面で投げない ←同上
・ただ山なりに投げてるだけ ←ちゃんとキャッチャーミットにバウンドせずに投げている。横にも縦にも大きく外れていない。
・高校野球らしくない ←意味不明。「高校野球らしい」と言う定義がまず存在しない、ただの個人の価値観。
・相手をなめてる ←根拠が薄弱。そもそもそれで打ててない。
・フォームがバレバレなのでスローカーブと言うレベルにはない。 ←これはまぁ判る。が、フォームに関してはプロでさえ難しい事。しかもフォームを同一にするのは過程の話で重要なのは、その球種を含め相手を打ち取る事。結果打ち取ってるんだからそれで良し。フォームは今後の課題。
・こんなのは投球術とは呼びたくない ←相手の視線を動かしたり、タイミングや速度の感覚をずらし幻惑させることが投球術じゃないならいったい何が投球術なのか聞きたい。
と言う感じの感想を持つのですがどうなんでしょうね?
フォームに関しては、技術的な未熟さがあるという意見は事実なのでしょうが、それは世間がこぞって批判をする様な事なのか?と思います。
いったい何をそんなに騒いだいるのか・・・。