DN始めました。よろしくお願いします。  -B(W)G Rockの棲み分けについて-
本日からDNを始める事になりました、しもべの一人、Hです。
よろしくお願いいたします。

今まで主にレガシー界で細々と生存してきましたが、

 「他の方のDNに入る→更に他の方のDNを漁る」

という行為が非常に煩わしいため、このほど始める決心をしました。

使用Deckは主にThe Rockです。というかほとんどそれしか使ってません。
愛知の方ならば、よくC.B.Lに出没しているので顔くらい覚えていただいているかもしれません。C.B.L1stの頃からずっとRock使ってますからw

 中学生の頃にMAGICを始め、程無くして黒道場に入門し、APCの発売で
≪破滅的な行為≫
≪魂売り≫
の2枚に惚れ込み(この2枚はPack大量購入で集めるという壮絶な行為をしてました)、そして旧エクテンでマルカ・デスに恋をしてしまいました。その中でも
イメージにある≪ファイレクシアの疫病王≫は特にお気に入りで、最も好きな生物です。当然Foilも所持していますw

 そんなこんなで未だにRockを使い続けています。
ただし電波の受信をする事が多く、このデッキ、この色以外にも種々のデッキに手を出しては考察も繰り返しています。いろんな事を書くつもりなので「バカな意見」にも生暖かく指をさしてくれるとありがたいです。



 さて、挨拶と自己紹介だけでは物寂しいのでちょっとRockについて書こうかと思います。
 皆さんはBWGカラーのデッキにあたった場合それを何と表記しますか?私自身、使用デッキはRockと認識しているにもかかわらず、対戦した方のDNではJUNKと書かれていたり、Dark Horizonと書かれていたり様々です。一般的な定義が無く、境が曖昧であるためこの様になってしまうんでしょう。使っている本人の認識次第でもかなり変わってきてしまうので、対戦相手の方からしたら尚更よく判らないでしょう。
ということで、今回はあくまでも「個人的」な考えですがこれらのデッキの「違い」を挙げてみようかと思います。


 まず、このBWG(BG)カラーは総じてグッドスタッフという部類に入るのですが
、そこから以下のような違いに派生していきます。

(I) The Rock:中速コントロール。Deedを有している。
(II) JUNK:中速ビート。Deed無しor1枚刺し。
(III) Dark Hrizon / Eva Green:中速テンポビート。Deed無し。≪地平線の梢≫の存在はあまり関係なし

これだけではよく判らないので捕捉します。
(I)と(II)の明確な違いはDeedの有無です。それによりコントロールorビートと水分けされてきます。
より明確に記せば、(I)はハンデス後、Deedで場を一度流してからアッタカーを展開します。
それに対して(II)はハンデス後、すぐにアタッカーを展開していく事が望ましいです。

つまり攻撃に入る段階が異なるのです。(II)は早く動く分、よりテンポ的(大きなアドバンテージを狙うものではなく、小さくともor序盤に効果を強く発揮する物)なカード(:不毛の大地、Hymn to Tourach etc)を(I)より好んで積みます。
もちろん(I)でこれらが詰まれないか?と言われれば別ですが、攻めてが遅い(I)ではこれらが序盤に築いた優位を活かしたまま勝利する、ということが難しいのです。故にそれらよりも通常、より腐りにくく、より明確な効果のカードの選択がなされることが多いのです。

・5枚以上のハンデスで、ヒム+Duress系かDuress系のみ*2種
・ボブか≪ファイレクシアの闘技場≫

のような違いがカード選択にあると思っていただければいいかと思います。

 そして(III)。これは上記されている通り、明確なテンポデッキです。ヒム、不毛は4積なのは当たり前として、より序盤の行動回数を増やす≪モックス・ダイアモンド≫や≪暗黒の儀式≫を積んでいることが多いです。それらは(II)よりもさらに早くカードを展開していくためDeedをメインに積むということはまずありません(メタにもよるんですが、アプローチとして好ましくないのは事実です)。
 更に序盤の優位をもっとも築きやすいデッキなため≪ヴェールのリリアナ≫が最も合うデッキでもあります。リリーさんの「+1」によるリソース回復を封じ、場に出せた生物は「-2」で処理できる。リリーによる封殺が可能なタイプなんです。
しかし、序盤の展開に賭けているため、他の2種よりもデッキパワーが総じて低く、デッキが噛み合わなかったり、序盤を凌がれたりすると勝ちを望み難いタイプでもあります。

他にも
≪緑の太陽の頂点≫:(I)
≪遍歴の騎士、エルズペス≫:(I)、ぎりぎり(II)
≪ヴェールのリリアナ≫:(III)、ぎりぎり(II)
など使うカードにより棲み分けが出来ます。


 いかがだったでしょうか?何となくでもご理解いただけたでしょうか?

で、これが何の役に立つのか?と言うと

「デッキの構築思想が理解できる」ということは自分で組むならより深い練り込みをデッキに施す事が出来ますし、使用する上でもより望ましい行動がとれるようになります。
逆にそのデッキを相手にする時、相手のカードから相手の望む展開を読む事が出来るようになるわけです。
例えば
・同じ≪聖遺の騎士≫でもそのデッキに於いて中継ぎなのかフィニッシャーなのか
・相手にとって嫌なのは≪聖トラフトの霊≫なのか≪石鍛冶の神秘家≫なのか

という違いなども読めてくるわけです。
相手のデッキが理解できているのならその勝率はかなり違ってくるはずですから、この違いは非常に重要だと考えています。



 今回はここまで、です。上記したことは最初に述べましたが、あくまで個人的な経験から語っていることです。人によっては意見が「全然違う」なんてこともあるだろうと思います。ですので、ご自身の、意見・判断の一助という程度に捕えていただくのが望ましいと考えています。
しかし、この文章がどこかで誰かの役に立つのなら幸いです。

コメント

ハイバネ
ハイバネ
2012年3月11日13:03

はじめまして。
こちらのDNにリンクして下さいまして、ありがとうございます。こちらからもリンクさせていただきます。

Rockの記事、拝見いたしました。使い込まれていらっしゃるだけあって、的確な考察がとても勉強になります。私は今までRockというと、《聖遺の騎士》と手札破壊を使ってくるデッキだなぁ…というくらいの認識しかなく、何種類ものバリエーションがあるとは気がつきませんでした。(驚)

《ファイレクシアの疫病王》は私も当時のお気に入りでした。(^_^)

イラストのカッコ良さも相まって、重さなど気にせず4枚積み込んで使っていましたね。(笑)


それでは、今後の記事を楽しみにしております。

しもべの一人、H
2012年3月11日15:46

≫ハイバネ さん
コメントありがとうございます。これからはよろしくお願いします。

Rockについては皆さんそんなものです。でも、デッキの構造さえ理解してしまえば、畳むのは簡単なんで、今後は是非お使いの黒でなぶって挙げてくださいw

疫病王はあんな見た目なのに、人気高いですよね。よはり男(?)は顔じゃないですねw

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