ヴァニファールとゆかいな仲間たち。運用電波受信中(微追記)
2019年1月26日 BigMana道 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
RNAがMO上で解禁されさっそく色々と試されているそうです。環境中期以降のメタの読みあいと調整もいいですが、新たなデッキの誕生するこの時期が個人的には一番好きですね。いろいろとクソカード発掘したい。
さて、帰ってきた《出産の殻》こと《首席議長ヴァニファール》ですが、嘗ての使用者たちに歓迎されながらも、やはり問題は少なくない。色を無視するとしても召喚酔いの隙とそれも含めた遅さ。どうにかしないとデッキにならなさそうです。
一つは《ヴァニファール》がなくとも機能するデッキにするという方法ですがそれはもう《殻》云々関係ないがな。と言うことで、少し考えてみることに。で、いろいろとネタを考えている現状です。
最初は《呪文滑り》を考えていました。
壁になるので相対的に速度低下を防ぎやすく、《ヴァニファール》を保護し、そして《殻》挙動の種になるので。しかしどうにもしっくりこない。瞬殺挙動に入ることのできるマナ域なのはいいのですが、結局食べてしまうと保護役を務めることができませんから今一つ解決になっていないんですよね。
まぁCre/Atfなので昂揚ができ《ウルヴェンワルド横断》が使いやすくなるのは利点なのですが。んでこの方向性はもうあきらめた。
次に思いついたのが《発生器の召使い》。マナソース兼速攻付与装置です。《ヴァニファール》の重さも召喚酔いの遅さも解決できる余地があるわけです。1マナ生物→《召使い》→《ヴァニファール》→1マナ域生物を使って瞬殺挙動開始~と3t目Killができるので相応ではないでしょうかね。もちろん不要なら《殻》で他の札にしてもいい。
速攻付与札や保護札は他にもいろいろあるでしょうが、マナ加速と速攻付与の2面でサポートできる点でこの札には有用性があると考えています。3枚目の土地が不要と言うのも嬉しい部分。
結局除去耐性は知らん。
それ以前に例の必要パーツが多く面倒な瞬殺挙動はかみ合わなかったときにどんなことになるのだろうか・・・。そちらの方がよほど心配ですよ。それを考えれば別に瞬殺ルートなんぞにこだわる必要を感じませんがどうなのでしょうね。
《ヴァニファール》に注力しすぎて逆にデッキパワーを下げるようなことはすべきでないし悩ましいですよね。《殻》の強みは銀弾もそうですが、強い札の束を放り込むことでもあるわけですし。
《ヴァニファール》に特化しようというのなら当然調達手段が必要になりますが、あほみたいに重たい《召喚の調べ》ではなく限定的とはいえより軽い《緊急時》とか使えませんかね。
軽量生物連打するわけではないデッキなので召集の速度も出ませんし。《緊急時》は分割できますし、伝説の生物も増えていますし、特化系と考えれば使いやすくなるはず。もちろんEternalでは《エラダムリーの呼び声》のほうがいいでしょうが。
ちなみに速攻付与装置だと《血に飢えた振起者》も悪くない。速攻を付与しつつ《殻》挙動の種になるので。
この組み合わせだと1t目《貴族の教主》→2t目《緊急時》+《血振起者》→3t目《ヴァニファール》で《スクリブのレインジャー》サーチの瞬殺挙動でやはり3t目Killが可能。
《緊急時》ではなく《異界の進化》でもいいですよね。1t目《振起者》→2t目2マナ生物→3t目《異界の進化》で2マナ生物を《ヴァニファール》に、《振起者》を使っての瞬殺ルートへ移行~。
生物でありながら生物調達できる《獣相のシャーマン》も1チャンス?《ヴァニファール》を調達しつつ、その後に《シャーマン》を種に動けます。ついでに両者(T)起動能力持ちなので《千年霊薬》をサポートに置くのもいい。アンタッパー+疑似速攻付与装置であることも有用。捨て手札を考えるのなら《命運縫い》もいいですね。《シャーマン》で捨てて且つ蘇生からアンタップ手段になり起動能力の水増しもできますし、《殻》挙動で食べる際にも1マナ蘇生から5マナ域を呼び出せます。
速攻付与と言うと新Firesこと《野生の律動》もありますが、実はこいつとも面白い組み合わせになります。展開速度は欠片もありませんがね。(※とか思ってたらこいつ1t目《極楽長》→2t目《律動》→3t目《ヴァニファール》で妨害がなければ即死じゃないか!! 之が新たなるFires「真Fires」だったのか・・・。)
以前記述しましたが「暴動」は着地時に+カウンターを選ぶことで「∞頑強」のパーツになります。別に∞頑強にせずとも盤上を支えつつ呼び出す餌にするだけでもいい。どのみち中速向きに作るのなら単品でも役立つ《台所の嫌がらせ屋》をより有効活用できるようになるわけですが、ここから呼び出す生物を更に《野生の律動》でサポートすることができます。《キッチン》からの繋がりと言うとどうしても《包囲サイ》を考えてしまいがちですが、それ以上に素晴らしきは《修復の天使》。
Cipのブリンクで《ヴァニファール》をちらつかせて速攻でそのまま起動できます。そしてキッチンを再び起動して~と言うことで《天使》など4マナ域のブリンク生物が尽きるまで呼び出してアタック可能。もちろん2体目を《鏡割りのキキジキ》にして∞コンボもいいですね。《殻》系ゆえにCip持ちが多いので単品でもちらつきが有用です。4~マナに適当なマナもタップもかからない生け贄エンジン生物を置いてキッチンからの∞ライフゲインとかもできます。キッチンでなくとも《残忍なレッドキャップ》もあり、こちらは生け贄エンジンがあれば直接的な勝利手段になりますね。
これはこれでネタとしてはすき。下手にデッキパワーを下げそうな恐れのある瞬殺コンボにこだわらずともデッキパワーを維持したままで組めそうですしね。《ヴァニファール》がなくともキッチンや《天使》を普通に展開できますし、《野生の律動》で生物が打ち消されなくなっているので中速以下が問題とするヘビーコントロールに対して速攻も含めて非常に強くなる構築の様も魅力ですよね。
Eternal環境なら《ワイアウッドの共生虫》もいいかもしれませんね。
アンタップ手段・救出手段・《殻》挙動の種の3種を熟せますし。もちろん《クウィリーオン・レインジャー》系も悪いわけではありませんが。昔ながらのマナ生物との組み合わせで4マナはじき出す挙動も《ヴァニファール》の重さの緩和に繋がりますし。
とまぁ、現状Pod型のNicfitを考えているのですが、その過程でこの《ヴァニファール》もいろいろと遊べそうだということで考えているのが現状です。
P.S.
:全く関係ありませんが、《培養ドルイド》は以前に挙げた札以外にも《確証+確立》との相性も抜群ですよね。除去されやすいマナ生物を《確証》で保護もできますし、マナが伸びれば《確立》に入ることもできるので。
ただ《開花+華麗》に比べるとどうしても単体での使い勝手に劣るので、これ以外にも《確証》の使い道が欲しいところですよね。あとは面展開後の面強化手段も欲しいですがこれもあまり使いやすいものが現状のStdにはないのもつらいところ。まぁそれこそ《開花+華麗》を使うとかもありますが。《豊潤の声、シャライ》とか?
P.S.2
とか思ってたらMOで早速5-0かましたようです。
ttp://www.izzetmtgnews.com/archives/75591
もちろん警戒されてない中での挙動なので環境が進めば勝つのは難しくなるでしょうが最低限の地力がないと5-0もできないので、それができるレベルではあるということですよね。
どうでもいいですが、コメントの「殻の大魔術師」には笑いました。
RNAがMO上で解禁されさっそく色々と試されているそうです。環境中期以降のメタの読みあいと調整もいいですが、新たなデッキの誕生するこの時期が個人的には一番好きですね。いろいろとクソカード発掘したい。
さて、帰ってきた《出産の殻》こと《首席議長ヴァニファール》ですが、嘗ての使用者たちに歓迎されながらも、やはり問題は少なくない。色を無視するとしても召喚酔いの隙とそれも含めた遅さ。どうにかしないとデッキにならなさそうです。
一つは《ヴァニファール》がなくとも機能するデッキにするという方法ですがそれはもう《殻》云々関係ないがな。と言うことで、少し考えてみることに。で、いろいろとネタを考えている現状です。
最初は《呪文滑り》を考えていました。
壁になるので相対的に速度低下を防ぎやすく、《ヴァニファール》を保護し、そして《殻》挙動の種になるので。しかしどうにもしっくりこない。瞬殺挙動に入ることのできるマナ域なのはいいのですが、結局食べてしまうと保護役を務めることができませんから今一つ解決になっていないんですよね。
まぁCre/Atfなので昂揚ができ《ウルヴェンワルド横断》が使いやすくなるのは利点なのですが。んでこの方向性はもうあきらめた。
次に思いついたのが《発生器の召使い》。マナソース兼速攻付与装置です。《ヴァニファール》の重さも召喚酔いの遅さも解決できる余地があるわけです。1マナ生物→《召使い》→《ヴァニファール》→1マナ域生物を使って瞬殺挙動開始~と3t目Killができるので相応ではないでしょうかね。もちろん不要なら《殻》で他の札にしてもいい。
速攻付与札や保護札は他にもいろいろあるでしょうが、マナ加速と速攻付与の2面でサポートできる点でこの札には有用性があると考えています。3枚目の土地が不要と言うのも嬉しい部分。
結局除去耐性は知らん。
それ以前に例の必要パーツが多く面倒な瞬殺挙動はかみ合わなかったときにどんなことになるのだろうか・・・。そちらの方がよほど心配ですよ。それを考えれば別に瞬殺ルートなんぞにこだわる必要を感じませんがどうなのでしょうね。
《ヴァニファール》に注力しすぎて逆にデッキパワーを下げるようなことはすべきでないし悩ましいですよね。《殻》の強みは銀弾もそうですが、強い札の束を放り込むことでもあるわけですし。
《ヴァニファール》に特化しようというのなら当然調達手段が必要になりますが、あほみたいに重たい《召喚の調べ》ではなく限定的とはいえより軽い《緊急時》とか使えませんかね。
軽量生物連打するわけではないデッキなので召集の速度も出ませんし。《緊急時》は分割できますし、伝説の生物も増えていますし、特化系と考えれば使いやすくなるはず。もちろんEternalでは《エラダムリーの呼び声》のほうがいいでしょうが。
ちなみに速攻付与装置だと《血に飢えた振起者》も悪くない。速攻を付与しつつ《殻》挙動の種になるので。
この組み合わせだと1t目《貴族の教主》→2t目《緊急時》+《血振起者》→3t目《ヴァニファール》で《スクリブのレインジャー》サーチの瞬殺挙動でやはり3t目Killが可能。
《緊急時》ではなく《異界の進化》でもいいですよね。1t目《振起者》→2t目2マナ生物→3t目《異界の進化》で2マナ生物を《ヴァニファール》に、《振起者》を使っての瞬殺ルートへ移行~。
生物でありながら生物調達できる《獣相のシャーマン》も1チャンス?《ヴァニファール》を調達しつつ、その後に《シャーマン》を種に動けます。ついでに両者(T)起動能力持ちなので《千年霊薬》をサポートに置くのもいい。アンタッパー+疑似速攻付与装置であることも有用。捨て手札を考えるのなら《命運縫い》もいいですね。《シャーマン》で捨てて且つ蘇生からアンタップ手段になり起動能力の水増しもできますし、《殻》挙動で食べる際にも1マナ蘇生から5マナ域を呼び出せます。
速攻付与と言うと新Firesこと《野生の律動》もありますが、実はこいつとも面白い組み合わせになります。展開速度は欠片もありませんがね。(※とか思ってたらこいつ1t目《極楽長》→2t目《律動》→3t目《ヴァニファール》で妨害がなければ即死じゃないか!! 之が新たなるFires「真Fires」だったのか・・・。)
以前記述しましたが「暴動」は着地時に+カウンターを選ぶことで「∞頑強」のパーツになります。別に∞頑強にせずとも盤上を支えつつ呼び出す餌にするだけでもいい。どのみち中速向きに作るのなら単品でも役立つ《台所の嫌がらせ屋》をより有効活用できるようになるわけですが、ここから呼び出す生物を更に《野生の律動》でサポートすることができます。《キッチン》からの繋がりと言うとどうしても《包囲サイ》を考えてしまいがちですが、それ以上に素晴らしきは《修復の天使》。
Cipのブリンクで《ヴァニファール》をちらつかせて速攻でそのまま起動できます。そしてキッチンを再び起動して~と言うことで《天使》など4マナ域のブリンク生物が尽きるまで呼び出してアタック可能。もちろん2体目を《鏡割りのキキジキ》にして∞コンボもいいですね。《殻》系ゆえにCip持ちが多いので単品でもちらつきが有用です。4~マナに適当なマナもタップもかからない生け贄エンジン生物を置いてキッチンからの∞ライフゲインとかもできます。キッチンでなくとも《残忍なレッドキャップ》もあり、こちらは生け贄エンジンがあれば直接的な勝利手段になりますね。
これはこれでネタとしてはすき。下手にデッキパワーを下げそうな恐れのある瞬殺コンボにこだわらずともデッキパワーを維持したままで組めそうですしね。《ヴァニファール》がなくともキッチンや《天使》を普通に展開できますし、《野生の律動》で生物が打ち消されなくなっているので中速以下が問題とするヘビーコントロールに対して速攻も含めて非常に強くなる構築の様も魅力ですよね。
Eternal環境なら《ワイアウッドの共生虫》もいいかもしれませんね。
アンタップ手段・救出手段・《殻》挙動の種の3種を熟せますし。もちろん《クウィリーオン・レインジャー》系も悪いわけではありませんが。昔ながらのマナ生物との組み合わせで4マナはじき出す挙動も《ヴァニファール》の重さの緩和に繋がりますし。
とまぁ、現状Pod型のNicfitを考えているのですが、その過程でこの《ヴァニファール》もいろいろと遊べそうだということで考えているのが現状です。
P.S.
:全く関係ありませんが、《培養ドルイド》は以前に挙げた札以外にも《確証+確立》との相性も抜群ですよね。除去されやすいマナ生物を《確証》で保護もできますし、マナが伸びれば《確立》に入ることもできるので。
ただ《開花+華麗》に比べるとどうしても単体での使い勝手に劣るので、これ以外にも《確証》の使い道が欲しいところですよね。あとは面展開後の面強化手段も欲しいですがこれもあまり使いやすいものが現状のStdにはないのもつらいところ。まぁそれこそ《開花+華麗》を使うとかもありますが。《豊潤の声、シャライ》とか?
P.S.2
とか思ってたらMOで早速5-0かましたようです。
ttp://www.izzetmtgnews.com/archives/75591
もちろん警戒されてない中での挙動なので環境が進めば勝つのは難しくなるでしょうが最低限の地力がないと5-0もできないので、それができるレベルではあるということですよね。
どうでもいいですが、コメントの「殻の大魔術師」には笑いました。
レガシー)Pod型のNicfit妄想 Zombie編
2018年12月16日 BigMana道
皆さん、こんにちは。しもべです。
すっかり寒い季節になりましたね。布団が恋しいよ。
さて、Mtgのワールドカップがやっているようですがとんと知らなかったよ。
今日はNicfitに関しての話。少し前から《出産の殻》についていろいろ考えていて、ギミックとか妄想するのが楽しい気分です。一番の悩みは《殻》をテーマにした場合に、どうやって《殻》を安定調達するのか?と言う部分で、そちらについては正直悩みが解決していない状況です。
が、《殻》のギミックを考えること自体は楽しいのでとりあえずその問題を放置している状況・・・。
と言うことでPod系のNicfitに関してです。
私が好きな札として《包囲サイ》があって、その《犀》を強く運用する構築の一つがPodです。なんせModernで《殻》禁止の理由を作ったくらいで、フェアデッキでの殴り合いでは基本的にModernの構築はLegacyでも通用するので《犀》+《殻》の運用はありだと思います。で、その種として扱われる生物の一つが《台所の嫌がらせ》なんですが、正直《犀》を並べてライフを詰めるという挙動を考えると今一つ。同じような性能を持つ《ゲラルフの伝書使》の方がいいだろうと。
しかし色拘束を考えると(B)(B)(B)と(W)(B)(G)ではまともな運用は難しい。《殻》から出すだけでなく普通にキャストする必要がありますからね。では、逆に《伝書使》を据えた上でそこに合うような似たような挙動の取れる4マナ域の生物はいないのか?とか考えて色々試作した結果考え付いたのがどこぞで聞いたことのあるようなないようなZombiePod構築です。
シンプルに黒が濃いめのBGの2色構築にすれば《伝書使》の通常キャストもどうにかなるでしょう。《老練の探険者》もいますしね。
4マナ域には現状《執念深いリッチ》を考えています。
4マナ4/1でPigで5点本体火力/2枚ハンデス/布告から選択できるので汎用的な挙動をとることができ、一応Control系のデッキとしてのありがたみもありますね。火力に注力した場合《伝書使》+《リッチ》の2種で14点削れるのであとは適当に~。Pigなので落ちる事前提ですし、ここで除去されるなどして《殻》の繋がりが途切れても問題ない程度に効果が保証されています。《伝書使》から繋がりさえすればいいので、そういう意味では本体が貧弱であることもリスクにはなりません。同時に部族としてゾンビである点も重要です。
そこから5マナ域はいくつか可能性がありますが、ここも1枚は《アスフォデルの灰色証人》でいいと思います。なんだかんだと《伝書使》の信心を生かせるので。
信心を生かすのなら4マナ域は《リッチ》ではなく《残忍なレッドキャップ》でもいい気もしますが、単体のカードパワーが低すぎるのであまり採用したくない。何よりゾンビではないので。ただ「頑強」は便利ですし盤上に火力を飛ばすこともできるので1枚程度は採用してもいいかも。
で、さんざんゾンビぞんびと言ってますが、それが何かと言うと《無情な死者》を《殻》の流れの2マナ域に利用するためです。《殻》の強みとしてマナを殆んどかけずに場に出す/生け贄に捧げるため同時にマナを利用する生物を機能させやすい点です。《無情な死者》はPig時に(B)を支払えば自身を手札に回収できるので《殻》の種として再利用可能。同時に同じくPig時に(X)を支払うことで墓地のCMC≦Xのゾンビを釣り上げることができます。なので《伝書使》を《殻》で調達しながら墓地の《伝書使》を釣るという挙動も取れます。
2マナ域はベテランから繋げることのできるマナ域なのでそれも利用しやすく、加えてPigに使うためのマナも伸ばせる。能力のかみ合わせがばっちりなわけです。2色構築ならその分基本地形を積みやすいですしね。
と言うわけでしっかり生かせるように生物もある程度はゾンビで纏めていきたいわけです。これで《リッチ》や《灰色証人》も釣れますしね。ついでに信心も2つなのでそこそこです。
ただこれだけでは《伝書使》をしっかり生かせてるとはいいがたいのでもっと利用できるギミックを仕込みたい。
と言うことで考えているのが《魂の吹き消すもの》と《傷鱗の儀式》です。前者は4マナ域で主に《殻》から《伝書使》を種にサーチしてくる選択肢としてですが、Cipで全体に-1/-1カウンターをばら撒くので《伝書使》の「不死」をリセットできます。小型の面処理までできるので《伝書使》ともどもクロッカーに立てやすい。
もう一つの《傷鱗の儀式》も同じように不死のリセットが可能です。追加コストなので打ち消されても問題ありません。が、より重要なのはベテランを生贄にする手段に使えることです。元々Nicfitは《陰謀団式療法》《ファイレクシアの塔》に加えて、追加の生贄手段は用意することが多く、《悪魔の意図》がその枠に充てられることが多いのですが、その枠に使えます。まぁこの枠は《出産の殻》のサーチにも使える《悪魔の意図》でもいいのでどちらにするかやや悩ましいところですね。
ほかにもゾンビとしては《カストーディのリッチ》《肉袋の匪賊》《黒猫》などを利用対象にできそうです。また全体処理に《黒の太陽の頂点》なども採用できるので割とまだまだギミックは多そうです。当然《繰り返される悪夢》は採用です。
ただやはり問題もあって、1つは上記した通り《殻》を引けるかどうかわからないところ。もう一つは黒要素が濃すぎて《緑の太陽の頂点》の価値が低くなってしまうところ。今のところベテランと《永遠の証人》ぐらいしかないんですよね・・・。
信心を稼げるので《ニクスの祭殿、ニクソス》を入れてもいいのでしょが、Xマナスペルでも使う当てがないと単に《不毛の大地》の的になるだけなので大して意味はないでしょうね。別にBSZもそこまで大きくXをかけるスペルではないですし、あえて言うなら《不敬の命令》ぐらいですかね。
ちなみにこのデッキそもそもNicfitで組む必要あるのか?と言う疑問もなくはないのですが色拘束そこそこの4~5マナ域を普通に使おうとすると安定した土地の調達に土地の伸びを促す手段を兼ねているデッキ出ないとダメなので普通の黒単構築では実用性は落ちると思います。なのでほぼ土地を伸ばす手段とサイドボード程度の緑に落ち着きそうですがNicfitにする意味はあると思います。
と言うことでPod型でちょっと前に妄想していたBG Zombie Pod Nicfitについてでした。Nicfitって基礎部分以外は構築系が自由なので妄想が楽しいんですよね~。
すっかり寒い季節になりましたね。布団が恋しいよ。
さて、Mtgのワールドカップがやっているようですがとんと知らなかったよ。
今日はNicfitに関しての話。少し前から《出産の殻》についていろいろ考えていて、ギミックとか妄想するのが楽しい気分です。一番の悩みは《殻》をテーマにした場合に、どうやって《殻》を安定調達するのか?と言う部分で、そちらについては正直悩みが解決していない状況です。
が、《殻》のギミックを考えること自体は楽しいのでとりあえずその問題を放置している状況・・・。
と言うことでPod系のNicfitに関してです。
私が好きな札として《包囲サイ》があって、その《犀》を強く運用する構築の一つがPodです。なんせModernで《殻》禁止の理由を作ったくらいで、フェアデッキでの殴り合いでは基本的にModernの構築はLegacyでも通用するので《犀》+《殻》の運用はありだと思います。で、その種として扱われる生物の一つが《台所の嫌がらせ》なんですが、正直《犀》を並べてライフを詰めるという挙動を考えると今一つ。同じような性能を持つ《ゲラルフの伝書使》の方がいいだろうと。
しかし色拘束を考えると(B)(B)(B)と(W)(B)(G)ではまともな運用は難しい。《殻》から出すだけでなく普通にキャストする必要がありますからね。では、逆に《伝書使》を据えた上でそこに合うような似たような挙動の取れる4マナ域の生物はいないのか?とか考えて色々試作した結果考え付いたのがどこぞで聞いたことのあるようなないようなZombiePod構築です。
シンプルに黒が濃いめのBGの2色構築にすれば《伝書使》の通常キャストもどうにかなるでしょう。《老練の探険者》もいますしね。
4マナ域には現状《執念深いリッチ》を考えています。
4マナ4/1でPigで5点本体火力/2枚ハンデス/布告から選択できるので汎用的な挙動をとることができ、一応Control系のデッキとしてのありがたみもありますね。火力に注力した場合《伝書使》+《リッチ》の2種で14点削れるのであとは適当に~。Pigなので落ちる事前提ですし、ここで除去されるなどして《殻》の繋がりが途切れても問題ない程度に効果が保証されています。《伝書使》から繋がりさえすればいいので、そういう意味では本体が貧弱であることもリスクにはなりません。同時に部族としてゾンビである点も重要です。
そこから5マナ域はいくつか可能性がありますが、ここも1枚は《アスフォデルの灰色証人》でいいと思います。なんだかんだと《伝書使》の信心を生かせるので。
信心を生かすのなら4マナ域は《リッチ》ではなく《残忍なレッドキャップ》でもいい気もしますが、単体のカードパワーが低すぎるのであまり採用したくない。何よりゾンビではないので。ただ「頑強」は便利ですし盤上に火力を飛ばすこともできるので1枚程度は採用してもいいかも。
で、さんざんゾンビぞんびと言ってますが、それが何かと言うと《無情な死者》を《殻》の流れの2マナ域に利用するためです。《殻》の強みとしてマナを殆んどかけずに場に出す/生け贄に捧げるため同時にマナを利用する生物を機能させやすい点です。《無情な死者》はPig時に(B)を支払えば自身を手札に回収できるので《殻》の種として再利用可能。同時に同じくPig時に(X)を支払うことで墓地のCMC≦Xのゾンビを釣り上げることができます。なので《伝書使》を《殻》で調達しながら墓地の《伝書使》を釣るという挙動も取れます。
2マナ域はベテランから繋げることのできるマナ域なのでそれも利用しやすく、加えてPigに使うためのマナも伸ばせる。能力のかみ合わせがばっちりなわけです。2色構築ならその分基本地形を積みやすいですしね。
と言うわけでしっかり生かせるように生物もある程度はゾンビで纏めていきたいわけです。これで《リッチ》や《灰色証人》も釣れますしね。ついでに信心も2つなのでそこそこです。
ただこれだけでは《伝書使》をしっかり生かせてるとはいいがたいのでもっと利用できるギミックを仕込みたい。
と言うことで考えているのが《魂の吹き消すもの》と《傷鱗の儀式》です。前者は4マナ域で主に《殻》から《伝書使》を種にサーチしてくる選択肢としてですが、Cipで全体に-1/-1カウンターをばら撒くので《伝書使》の「不死」をリセットできます。小型の面処理までできるので《伝書使》ともどもクロッカーに立てやすい。
もう一つの《傷鱗の儀式》も同じように不死のリセットが可能です。追加コストなので打ち消されても問題ありません。が、より重要なのはベテランを生贄にする手段に使えることです。元々Nicfitは《陰謀団式療法》《ファイレクシアの塔》に加えて、追加の生贄手段は用意することが多く、《悪魔の意図》がその枠に充てられることが多いのですが、その枠に使えます。まぁこの枠は《出産の殻》のサーチにも使える《悪魔の意図》でもいいのでどちらにするかやや悩ましいところですね。
ほかにもゾンビとしては《カストーディのリッチ》《肉袋の匪賊》《黒猫》などを利用対象にできそうです。また全体処理に《黒の太陽の頂点》なども採用できるので割とまだまだギミックは多そうです。当然《繰り返される悪夢》は採用です。
ただやはり問題もあって、1つは上記した通り《殻》を引けるかどうかわからないところ。もう一つは黒要素が濃すぎて《緑の太陽の頂点》の価値が低くなってしまうところ。今のところベテランと《永遠の証人》ぐらいしかないんですよね・・・。
信心を稼げるので《ニクスの祭殿、ニクソス》を入れてもいいのでしょが、Xマナスペルでも使う当てがないと単に《不毛の大地》の的になるだけなので大して意味はないでしょうね。別にBSZもそこまで大きくXをかけるスペルではないですし、あえて言うなら《不敬の命令》ぐらいですかね。
ちなみにこのデッキそもそもNicfitで組む必要あるのか?と言う疑問もなくはないのですが色拘束そこそこの4~5マナ域を普通に使おうとすると安定した土地の調達に土地の伸びを促す手段を兼ねているデッキ出ないとダメなので普通の黒単構築では実用性は落ちると思います。なのでほぼ土地を伸ばす手段とサイドボード程度の緑に落ち着きそうですがNicfitにする意味はあると思います。
と言うことでPod型でちょっと前に妄想していたBG Zombie Pod Nicfitについてでした。Nicfitって基礎部分以外は構築系が自由なので妄想が楽しいんですよね~。
レガシー)Nicfitの独楽亡き後のドローサポとDeed
2018年11月8日 BigMana道 コメント (2)
みなさんこんばんは。しもべです。
Uでないデッキはドローサポがないのでデッキの安定性が出ない。それを多少なり改善するのが《師範の占い独楽》だったわけですが御存じの通り《独楽》は失われました。
それでも他の選択肢も無い訳ではないのですが、Nicfitにとっては《破滅的な行為》を使う関係上置物を使ったドローサポの安定した機能を果たすのに齟齬が生じやすいのです。
《独楽》が禁止されて暫く立ちますが、未だNicfitに置いてこの部分の解答を埋めるに至りません・・・。元から対して強いデッキではなかったのに《独楽》を失って格段に弱くなった気がします。《相殺》コンボの様な物は有りませんでしたが、他のフェアデッキよりマナが使える分《独楽》の起動を苦にしませんでしたからね。
選択肢としては
1)割り切る:Deedで吹き飛ばすのも致し方なしとして使う
2)Deed以外のリセットボタンを使う
と言う事になるでしょうね。
現状は1)を取っていますが、2)も最近では割とありではないか?と考えています。特にトークン系を使っていたりするときは顕著ですが、それでなくとも《不屈の追跡者》《アルゴスの庇護者、ティタニア》でトークンは汎用的構築でも活用される頻度が上がっているので尚更そう思います。
その上Nicfitの構想当初にはいなかった探査生物がフェアデッキのフィニッシャーとして主流ですから尚更つらい。
昔ならいざ知らず、RtRで《突然の衰微》、GRNで《暗殺者の戦利品》で非生物置物にはメインから対処できるようになっているのでこれはこれでありだと思います。《滅び》《バントゥ最後の算段》から《ゴルガリの魔除け》《毒の濁流》《悲哀まみれ》《紅蓮地獄》など色々あるので対生物のみでも他の札に変えても、相応の展開上の安定性は保持できるのではないか?と言うのが現状の考えですね。
《ミリーの悪知恵》や《森の知恵》が代替ドローサポになっていますが、先日初めて使ってみた《秘密の備蓄品》は中々に使い勝手が良かったので、今後もう少し現実的に使ってみたいと思います。
トークン系の構築で使ったので、トークン生成も期待していますが、そちらは《苦花》以下。それでも2枚以上揃えばそれだけで数を増やしていけるし、それでなくともフェッチや《進化の飛躍》《不屈の追跡者》の手掛かりなどで割に数を増やせます。延々とブロッカーを生み出せますし。
しかし何より占術をターンの表裏で最大2回行えるので一度置ければかなり引きが安定するようになります。《独楽》に比べると当然それでも劣る部分は有りますが、不要牌をそこに落せるのも良いし、単独での機能が有るので必ずしも《独楽》に劣るとは思いませんでした。
生贄エンジンとして安定的に使える存在なのもNicfitでは特に大きく、同時に複数枚積んできても紛争が重なり無駄にならないので《独楽》や《森の知恵》《悪知恵》に比べて枚数を積みやすいと言う利点も有ります。
ぶっちゃけると機能の噛み合い具合では《独楽》を上回っていると感じました。そう、Deedとの共存と言う部分を除けば…。
Uでないデッキはドローサポがないのでデッキの安定性が出ない。それを多少なり改善するのが《師範の占い独楽》だったわけですが御存じの通り《独楽》は失われました。
それでも他の選択肢も無い訳ではないのですが、Nicfitにとっては《破滅的な行為》を使う関係上置物を使ったドローサポの安定した機能を果たすのに齟齬が生じやすいのです。
《独楽》が禁止されて暫く立ちますが、未だNicfitに置いてこの部分の解答を埋めるに至りません・・・。元から対して強いデッキではなかったのに《独楽》を失って格段に弱くなった気がします。《相殺》コンボの様な物は有りませんでしたが、他のフェアデッキよりマナが使える分《独楽》の起動を苦にしませんでしたからね。
選択肢としては
1)割り切る:Deedで吹き飛ばすのも致し方なしとして使う
2)Deed以外のリセットボタンを使う
と言う事になるでしょうね。
現状は1)を取っていますが、2)も最近では割とありではないか?と考えています。特にトークン系を使っていたりするときは顕著ですが、それでなくとも《不屈の追跡者》《アルゴスの庇護者、ティタニア》でトークンは汎用的構築でも活用される頻度が上がっているので尚更そう思います。
その上Nicfitの構想当初にはいなかった探査生物がフェアデッキのフィニッシャーとして主流ですから尚更つらい。
昔ならいざ知らず、RtRで《突然の衰微》、GRNで《暗殺者の戦利品》で非生物置物にはメインから対処できるようになっているのでこれはこれでありだと思います。《滅び》《バントゥ最後の算段》から《ゴルガリの魔除け》《毒の濁流》《悲哀まみれ》《紅蓮地獄》など色々あるので対生物のみでも他の札に変えても、相応の展開上の安定性は保持できるのではないか?と言うのが現状の考えですね。
《ミリーの悪知恵》や《森の知恵》が代替ドローサポになっていますが、先日初めて使ってみた《秘密の備蓄品》は中々に使い勝手が良かったので、今後もう少し現実的に使ってみたいと思います。
トークン系の構築で使ったので、トークン生成も期待していますが、そちらは《苦花》以下。それでも2枚以上揃えばそれだけで数を増やしていけるし、それでなくともフェッチや《進化の飛躍》《不屈の追跡者》の手掛かりなどで割に数を増やせます。延々とブロッカーを生み出せますし。
しかし何より占術をターンの表裏で最大2回行えるので一度置ければかなり引きが安定するようになります。《独楽》に比べると当然それでも劣る部分は有りますが、不要牌をそこに落せるのも良いし、単独での機能が有るので必ずしも《独楽》に劣るとは思いませんでした。
生贄エンジンとして安定的に使える存在なのもNicfitでは特に大きく、同時に複数枚積んできても紛争が重なり無駄にならないので《独楽》や《森の知恵》《悪知恵》に比べて枚数を積みやすいと言う利点も有ります。
ぶっちゃけると機能の噛み合い具合では《独楽》を上回っていると感じました。そう、Deedとの共存と言う部分を除けば…。
レガシー)Nicfitにおける《開花+華麗》と《永遠への旅》
2018年11月4日 BigMana道
皆さん、こんばんは。しもべです。
GRN発売後色々と運用されているようです。
個人的には《遁走する蒸気族》が想像以上に活用されているのがやや驚き。もっと速攻処理される案件だと思ってましたけどされなかった場合の怖さが思った以上だったようです。《孤光のフェニックス》に関してはほぼほぼ想定通り。
さて、私のデッキへの影響ですがいくつか試して回してみました。
《開花+華麗》は想定通りの機能をしてくれましたが、使い勝手の良さは想定以上でした。主に《未練ある魂》を使うようなアブザンカラーの面展開型のNcifitの形で試してみたのですが、とにかく《開花》が使いやすい。
使った事が有る方ならわかると思いますがNicfitって《老練の探険者/ベテラン》が巧く落ちてくれないとさっぱり土地が伸びずにマグロ状態になるってことがままあります。なので土地の初動枚数は結構重要になります。逆に《ベテラン》さえ墓地に落とせれば結構無茶キープもできます。
この《開花》はその部分に貢献できます。土地1枚+《緑の太陽の頂点》とかでもキープできるように。また、基本のBG以外の基本地形、この場合は《平地》は序盤の展開上はとにかく邪魔になるのですが、《開花》が有れば《平地》でもキープできるようになるのも有難く、3色目を取っていても展開が非常にスムーズになりました。
当然《ベテラン》のお陰で土地が伸びるので《華麗》も現実的に活用できます。
ただ序盤に使った《開花》を《永遠の証人》で回収して後半に面強化して突撃をするという事も出来るのも良い部分ですね。
《疫病造り師》に関しては連打すると《肉袋の匪賊》よりも強いのですが、それを巧く使える状況の構築がやや難しい。《ネル・トース族のメーレン》を巧く維持できると想定通りの威力ですね。
個人的には《永遠への旅/永遠の洞窟、アザル》と併用したいと思っています。
(5+T)で生物を釣れる土地になる《アザル》ですがこれを利用すれば、相手のメイン前に《疫病造り師》を釣り上げてリソースを削り墓地に落とすという行為を毎ターンできます。盤上はそのうち空きその後は手札を攻めて盤上と手札の両方を空にする事ができます。《ヴェールのリリアナ/LotV》も同じような事はできますが、Soc挙動なので今引きには弱くPWもすり抜けられます。それらの穴が無いのが強みですね。と言うか寧ろ併用したい。LotVはNicfitには合っていないというのが個人的な見解なのですが、その中でも数少ない併用札として運用できそうです。
変身前のAura部分が気になりますがそこはハンデスで頑張る。
あとは《陰謀団式療法》《ファイレクシアの塔》《悪意の意図》を中心に《進化の飛躍》や《ヴェールの呪いのガラク》《大いなるガルガドン》等生け贄手段で墓地に落とすだけ。これらが自然にデッキに詰めるのも良い部分です。
セラピーは露払いに。《塔》はCip/Pig生物を食べた上でマナを出すので《アザル》のコストに当てやすく《疫病造り師》《桜族の長老》等自壊要素を持つ生物以外も利用しやすくなります。《飛躍》は墓地に生物を貯めつつ、特定の生物まで到達させやすくなるのが良いですね。
どうせこれで使う以上Cip/Pig生物になる可能性が高いのでAuraのままでも再利用できる点は普通に有用かもしれません。
《暗殺者の戦利品》は可も不可もなく。
ただ《ベテラン》《廃墟の地》に加えて《流刑への道》と併用できるJunkが一番デメリットが少ないかな~ぐらいですね。ただ生物のみとは言え制限抜きの処理が出来るStP/PtEがあるWが一番制限なしの処理の恩恵も少ないかもしれないという微妙な矛盾です・・・。
ま、細かな事ですね。
GRN発売後色々と運用されているようです。
個人的には《遁走する蒸気族》が想像以上に活用されているのがやや驚き。もっと速攻処理される案件だと思ってましたけどされなかった場合の怖さが思った以上だったようです。《孤光のフェニックス》に関してはほぼほぼ想定通り。
さて、私のデッキへの影響ですがいくつか試して回してみました。
《開花+華麗》は想定通りの機能をしてくれましたが、使い勝手の良さは想定以上でした。主に《未練ある魂》を使うようなアブザンカラーの面展開型のNcifitの形で試してみたのですが、とにかく《開花》が使いやすい。
使った事が有る方ならわかると思いますがNicfitって《老練の探険者/ベテラン》が巧く落ちてくれないとさっぱり土地が伸びずにマグロ状態になるってことがままあります。なので土地の初動枚数は結構重要になります。逆に《ベテラン》さえ墓地に落とせれば結構無茶キープもできます。
この《開花》はその部分に貢献できます。土地1枚+《緑の太陽の頂点》とかでもキープできるように。また、基本のBG以外の基本地形、この場合は《平地》は序盤の展開上はとにかく邪魔になるのですが、《開花》が有れば《平地》でもキープできるようになるのも有難く、3色目を取っていても展開が非常にスムーズになりました。
当然《ベテラン》のお陰で土地が伸びるので《華麗》も現実的に活用できます。
ただ序盤に使った《開花》を《永遠の証人》で回収して後半に面強化して突撃をするという事も出来るのも良い部分ですね。
《疫病造り師》に関しては連打すると《肉袋の匪賊》よりも強いのですが、それを巧く使える状況の構築がやや難しい。《ネル・トース族のメーレン》を巧く維持できると想定通りの威力ですね。
個人的には《永遠への旅/永遠の洞窟、アザル》と併用したいと思っています。
(5+T)で生物を釣れる土地になる《アザル》ですがこれを利用すれば、相手のメイン前に《疫病造り師》を釣り上げてリソースを削り墓地に落とすという行為を毎ターンできます。盤上はそのうち空きその後は手札を攻めて盤上と手札の両方を空にする事ができます。《ヴェールのリリアナ/LotV》も同じような事はできますが、Soc挙動なので今引きには弱くPWもすり抜けられます。それらの穴が無いのが強みですね。と言うか寧ろ併用したい。LotVはNicfitには合っていないというのが個人的な見解なのですが、その中でも数少ない併用札として運用できそうです。
変身前のAura部分が気になりますがそこはハンデスで頑張る。
あとは《陰謀団式療法》《ファイレクシアの塔》《悪意の意図》を中心に《進化の飛躍》や《ヴェールの呪いのガラク》《大いなるガルガドン》等生け贄手段で墓地に落とすだけ。これらが自然にデッキに詰めるのも良い部分です。
セラピーは露払いに。《塔》はCip/Pig生物を食べた上でマナを出すので《アザル》のコストに当てやすく《疫病造り師》《桜族の長老》等自壊要素を持つ生物以外も利用しやすくなります。《飛躍》は墓地に生物を貯めつつ、特定の生物まで到達させやすくなるのが良いですね。
どうせこれで使う以上Cip/Pig生物になる可能性が高いのでAuraのままでも再利用できる点は普通に有用かもしれません。
《暗殺者の戦利品》は可も不可もなく。
ただ《ベテラン》《廃墟の地》に加えて《流刑への道》と併用できるJunkが一番デメリットが少ないかな~ぐらいですね。ただ生物のみとは言え制限抜きの処理が出来るStP/PtEがあるWが一番制限なしの処理の恩恵も少ないかもしれないという微妙な矛盾です・・・。
ま、細かな事ですね。
《原初の成長》型Jund NicFit組んで見た。
2018年3月17日 BigMana道
皆さん、こんばんは。しもべです。
以前NicFitのことを纏めて幾つか挙げようと思っていた時に、そのまま忘れていたのを思い出したので今頃ですがあげておこうかと思います。
NicFitは個人的に構築上の制限は緩いんですが、目指すべき方向性の確立と崩してはいけないところと言うのが結構あると思っています。特に
・《老練の探検家》をどう墓地に落とすのか
・伸ばしたマナをどの様に使うのか
の2つはきっちり考えておかないと微妙なつくりになりがち。なのでいつも《陰謀団式療法》などに加えて追加の生け贄手段を何枚も取る事にしていて安定的に機能するようにしています。《緑の太陽の頂点/GSZ》型を崩さないのも《ベテラン》の運用性を上げたいので。
で、次に伸ばしたマナの使い道ですが、まぁここは本当にまちまち。
大抵はパワー札を数枚仕込むのですが、そんな中でも高速決着を狙えるCombo型は結構価値はあると思っています。最近時折「《虚空の力線》+《Helm of Obdience》」を回されているを見ますね。ただNicFitのComboと言えば《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》を用いるJund型が老舗。高速で土地を伸ばす観点でもデッキに良く合っており今は見ないのですが、一度作って回してみたくなりました。
で、どうせ作るのなら《ヴァラクート》特化型と言えるようにより集中的に使いたいと思って、そんな時に思いついたのがタイトルにある《原初の成長》。
キッカーで生物を生け贄にすると効果が2倍になる《荒々しき自然》。《ベテラン》の生け贄札の追加枠にもなりますし、その挙動をすると一気に土地を4枚伸ばせる爆発力に魅力。云わばハイパー《爆発的植生》。前々から試してみたかったこれを入れてみました。
それで作って、微調整したのが以下のリスト
特化とは言った物の《桜族の長老》や《ウッド・エルフ》の様な本当にそれしか能の無い札はカードパワーが低すぎるので気に入らない。その代りに《原初の成長》を入れている感じですね。
また、理想的な挙動としてですが
1t目:土地+《思考囲い》等適当な1マナ域
2t目:土地+GSZ(X=1)→《ベテラン》
3t目:土地+《原初の成長》でキッカー(ベテラン)で基本地形4枚アンタップイン→《風景の変容》
と相手のライフ次第ですが3Killも可能になります。
なので安定性と言うより瞬間的な爆発力特化と言った感じですかね。
最初は基本地形6枚でしたが《ベテラン》+《成長》が決まると一気に基本地形が枯渇/不足しがちなので1枚増量。《巨森の予見者、ニッサ》のおかげで《森》は多め。《沼》も増やしたいのですが枠が無い。
《山》枚数も結構ギリギリですがこれ以上増やしたくない。
《成長》はまぁ予想以上に優秀で特に《ニッサ》の変身がかなり現実的になった点と《追跡者》の上陸を生かしやすいという点が大きかった。2枚加速・アンタップインもテンポも良いですしね。
もう少し《成長》に関連して活かせる札を考えても良いぐらいでした。
逆に《ティタニア》は土地枠が無いのでフェッチなどの自壊系能力持ちの土地をあまり積む事が出来ず、正直あまり強くない/安定しないので別の札に変えても良いかも。
ハンデスはもう一枚欲しいですが枠が無いので《燃え立つ願い》の先にでも置いておきます。《思考囲い》は2枚目を《集団的蛮行》に変更。小粒ですが腐りづらいですし、何より2点ドレインが偉い。
あとはとにかく《山》が邪魔w
元々NicFit自体がBG構築を起源としているので(R)の使い道なんて精々タッチ程度で、なのにこの《ヴァラクート》型は10枚前後の《山》を使う事になるのでとにかくマナ基盤が辛い。《不毛の大地》で割られる基本地形とかしたデュアランを含めとにかく無駄が多い。本当はもっと(R)を多数自然に使える札を詰めればいいんでしょうが、探してみても余り良いのが無いんですよね・・・。
《罰する火》コンボ投入はただでさえぼろぼろで余裕のない土地基盤に《燃え柳の木立ち》を入れなければならなくて、そのハードルが高すぎる。構築が余計に歪むんですよね。かといって汎用的な赤スペルとか安定運用できるスペルとか見当たらなくて・・・。
この構築上の歪みを許容してまで《ヴァラクート》型を使いたいとは思わないなぁ~と思ったのがこの構築での一番の感想でしたね。
現状殆んど見かける事が無い《ヴァラクート》型が、何故姿を消したのかは知りませんが、土地基盤の問題で拡張性が無いというのは結構デッキとして致命的かもしれませんね・・・。
でも偶には遊んでみても良いかもしれません。
以前NicFitのことを纏めて幾つか挙げようと思っていた時に、そのまま忘れていたのを思い出したので今頃ですがあげておこうかと思います。
NicFitは個人的に構築上の制限は緩いんですが、目指すべき方向性の確立と崩してはいけないところと言うのが結構あると思っています。特に
・《老練の探検家》をどう墓地に落とすのか
・伸ばしたマナをどの様に使うのか
の2つはきっちり考えておかないと微妙なつくりになりがち。なのでいつも《陰謀団式療法》などに加えて追加の生け贄手段を何枚も取る事にしていて安定的に機能するようにしています。《緑の太陽の頂点/GSZ》型を崩さないのも《ベテラン》の運用性を上げたいので。
で、次に伸ばしたマナの使い道ですが、まぁここは本当にまちまち。
大抵はパワー札を数枚仕込むのですが、そんな中でも高速決着を狙えるCombo型は結構価値はあると思っています。最近時折「《虚空の力線》+《Helm of Obdience》」を回されているを見ますね。ただNicFitのComboと言えば《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》を用いるJund型が老舗。高速で土地を伸ばす観点でもデッキに良く合っており今は見ないのですが、一度作って回してみたくなりました。
で、どうせ作るのなら《ヴァラクート》特化型と言えるようにより集中的に使いたいと思って、そんな時に思いついたのがタイトルにある《原初の成長》。
キッカーで生物を生け贄にすると効果が2倍になる《荒々しき自然》。《ベテラン》の生け贄札の追加枠にもなりますし、その挙動をすると一気に土地を4枚伸ばせる爆発力に魅力。云わばハイパー《爆発的植生》。前々から試してみたかったこれを入れてみました。
それで作って、微調整したのが以下のリスト
[Lands]*241枚多いのはご愛嬌。《生+死》も趣味。
2《Bayou》
3《Badrand》
4《Taiga》
1《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GTC)》
4《新緑の地下墓地》
1《血染めのぬかるみ》/《樹木茂る山麓》
2《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》
1《沼》
2《山》
4《森》
[Cre]*9
4《老練の探険者/ベテラン》
1《永遠の証人》
1《巨森の予見者、ニッサ/精霊信者の賢人、ニッサ》
1《不屈の追跡者》
1《アルゴスの庇護者、ティタニア》
1《原始のタイタン》
[other]*28
1《無垢の地》
1《思考囲い》
4《陰謀団式療法/セラピー》
4《緑の太陽の頂点/GSZ》
1《悪魔の意図》
1《集団的蛮行》
4《燃え立つ願い》
1《生+死》
3《突然の衰微》
2《原初の成長》
2《破滅的な行為》
3《風景の変容》
1《生命の力、ニッサ》
特化とは言った物の《桜族の長老》や《ウッド・エルフ》の様な本当にそれしか能の無い札はカードパワーが低すぎるので気に入らない。その代りに《原初の成長》を入れている感じですね。
また、理想的な挙動としてですが
1t目:土地+《思考囲い》等適当な1マナ域
2t目:土地+GSZ(X=1)→《ベテラン》
3t目:土地+《原初の成長》でキッカー(ベテラン)で基本地形4枚アンタップイン→《風景の変容》
と相手のライフ次第ですが3Killも可能になります。
なので安定性と言うより瞬間的な爆発力特化と言った感じですかね。
最初は基本地形6枚でしたが《ベテラン》+《成長》が決まると一気に基本地形が枯渇/不足しがちなので1枚増量。《巨森の予見者、ニッサ》のおかげで《森》は多め。《沼》も増やしたいのですが枠が無い。
《山》枚数も結構ギリギリですがこれ以上増やしたくない。
《成長》はまぁ予想以上に優秀で特に《ニッサ》の変身がかなり現実的になった点と《追跡者》の上陸を生かしやすいという点が大きかった。2枚加速・アンタップインもテンポも良いですしね。
もう少し《成長》に関連して活かせる札を考えても良いぐらいでした。
逆に《ティタニア》は土地枠が無いのでフェッチなどの自壊系能力持ちの土地をあまり積む事が出来ず、正直あまり強くない/安定しないので別の札に変えても良いかも。
ハンデスはもう一枚欲しいですが枠が無いので《燃え立つ願い》の先にでも置いておきます。《思考囲い》は2枚目を《集団的蛮行》に変更。小粒ですが腐りづらいですし、何より2点ドレインが偉い。
あとはとにかく《山》が邪魔w
元々NicFit自体がBG構築を起源としているので(R)の使い道なんて精々タッチ程度で、なのにこの《ヴァラクート》型は10枚前後の《山》を使う事になるのでとにかくマナ基盤が辛い。《不毛の大地》で割られる基本地形とかしたデュアランを含めとにかく無駄が多い。本当はもっと(R)を多数自然に使える札を詰めればいいんでしょうが、探してみても余り良いのが無いんですよね・・・。
《罰する火》コンボ投入はただでさえぼろぼろで余裕のない土地基盤に《燃え柳の木立ち》を入れなければならなくて、そのハードルが高すぎる。構築が余計に歪むんですよね。かといって汎用的な赤スペルとか安定運用できるスペルとか見当たらなくて・・・。
この構築上の歪みを許容してまで《ヴァラクート》型を使いたいとは思わないなぁ~と思ったのがこの構築での一番の感想でしたね。
現状殆んど見かける事が無い《ヴァラクート》型が、何故姿を消したのかは知りませんが、土地基盤の問題で拡張性が無いというのは結構デッキとして致命的かもしれませんね・・・。
でも偶には遊んでみても良いかもしれません。
Nicfit)《学長》型の再登場と《ナイレアの弓》を使ったリスト?!
2017年12月7日 BigMana道
皆さん、こんばんは。しもべです。
最近また少しずつNicfitが増えている様ないない様な。
今日の晴れる屋さんの記事でも紹介されていた様に《アカデミーの学長》型が研究されています。これもそうですが、それ以外でもComboは多くなく、Miraclesも力が落ち、環境の最右翼のGrixis Delverと4cはどちらも基本地形が少ないし大して速度も速くはないデッキなので環境柄向いているんですよね。
もっと復権していいのよ?
紹介されていた《学長》型は依然はJunkカラーの場合は主に《原初の報奨》なんかが使われてましたね。もっとコンボチックにするなら《全知》から《引き裂かれし永劫、エムラクール》が飛んできていました。しかし前者は《師範の占い独楽》も禁止になりましたし、設置だけでは何もしないし勝ちまでの明確なプランが無い。後者はコンボ寄り過ぎる。学長型は斜陽な存在でしたが《サンドワームの収斂》の登場からTheSourceの該当版で定期的に調整された物が挙げられ話題になってました。
そしてさらに《圧倒的輝き》と《残酷な現実》の登場で一気に力を付けた感じです。紹介されている物は生物は《老練の探険者/ベテラン》と《学長》の2種だけで《進化の飛躍》を使った特化型ですが、通常のJunkチックな構築に《学長》を入れたバランス型も有るようです。
非生物デッキに威力を発揮する《鳩散らし》ですが、使い道のなくなった《緑の太陽の頂点》が1/1飛行をばら撒けるX呪文になるところは面白いですよね。こういう噛み合わせを見るたびに感心させられます。《死の支配の呪い》を加えれば完封できます。
このリストには入っていませんが三種類の有用(と言うかデッキの核且つボム)な「呪い」を使っているため《不幸の呪い》も良く使われます。毎ターン「呪い」を張り付ける事が出来るので急いでいない時にはこちらの方が強力ですしね。
呪いなので《学長》水増しに《苦心の魔女》なんかもありかも。
後は《Moat》入りのリストも良く見ますが費用対効果の割には~と言う所もあるので無理して買ってまで入れる札ではないと個人的には思っています。強い相手には無双できますが。
もう一つの話題は「MTG Shop 信心亭」さんの大会結果に載っていたリスト。
まさか私の他に《ナイレアの弓》を現実的にNicFitに内蔵しようと言う猛者がいるとは・・・。ネタではないというのか?
アタッカー限定とはいえ接死付与ができる置物で他にも4種類の起動能力の汎用性もあり、且つカードタイプも稼ぎやすいと中々のポテンシャルが有るため面白い札ではあるんですが設置3マナ+起動2マナ+Tの重さで中々使われませんよね~。
元々マナが出るデッキなので《歩行バリスタ》は使える。且つ射撃で《老練の探険者》も落せる。で、大型の処理がやや苦手なデッキなので《バジリスクの首輪》でゴルゴ化すると良いかも。
しかし、装備の手間が面倒。その上《破滅的な行為》と相性最悪で他にはないか?と言う事で思いついた手段。カウンター補充もできますしね。
まぁ《世界を喰らう者、ポルクラノス》まで流石に入れる気はないようですがねw
その他にも色々便利なのは事実。
《包囲サイ》のサイズを一つ上げる事ができれば《グルマグのアンコウ》も突破できるし、トランプル+接死の組み合わせは良好。ゲインは言わずもがな。フライヤー2点は《秘密を掘り下げる者》《悪意の大梟》が潰せる。
墓地対策≒山札修復は無いよりはマシな程度ですが、手札に余っているGSZを使うために墓地の札を山札に戻すと言う選択肢は有り。
地味に便利なんですよね~。
ただ設置時の隙は如何ともしがたいんですよ。
寧ろ昂揚デッキで《残忍な剥ぎ取り》と供に使えないか?とかも思ったりもしますがはてさて。
最近また少しずつNicfitが増えている様ないない様な。
今日の晴れる屋さんの記事でも紹介されていた様に《アカデミーの学長》型が研究されています。これもそうですが、それ以外でもComboは多くなく、Miraclesも力が落ち、環境の最右翼のGrixis Delverと4cはどちらも基本地形が少ないし大して速度も速くはないデッキなので環境柄向いているんですよね。
もっと復権していいのよ?
紹介されていた《学長》型は依然はJunkカラーの場合は主に《原初の報奨》なんかが使われてましたね。もっとコンボチックにするなら《全知》から《引き裂かれし永劫、エムラクール》が飛んできていました。しかし前者は《師範の占い独楽》も禁止になりましたし、設置だけでは何もしないし勝ちまでの明確なプランが無い。後者はコンボ寄り過ぎる。学長型は斜陽な存在でしたが《サンドワームの収斂》の登場からTheSourceの該当版で定期的に調整された物が挙げられ話題になってました。
そしてさらに《圧倒的輝き》と《残酷な現実》の登場で一気に力を付けた感じです。紹介されている物は生物は《老練の探険者/ベテラン》と《学長》の2種だけで《進化の飛躍》を使った特化型ですが、通常のJunkチックな構築に《学長》を入れたバランス型も有るようです。
非生物デッキに威力を発揮する《鳩散らし》ですが、使い道のなくなった《緑の太陽の頂点》が1/1飛行をばら撒けるX呪文になるところは面白いですよね。こういう噛み合わせを見るたびに感心させられます。《死の支配の呪い》を加えれば完封できます。
このリストには入っていませんが三種類の有用(と言うかデッキの核且つボム)な「呪い」を使っているため《不幸の呪い》も良く使われます。毎ターン「呪い」を張り付ける事が出来るので急いでいない時にはこちらの方が強力ですしね。
呪いなので《学長》水増しに《苦心の魔女》なんかもありかも。
後は《Moat》入りのリストも良く見ますが費用対効果の割には~と言う所もあるので無理して買ってまで入れる札ではないと個人的には思っています。強い相手には無双できますが。
もう一つの話題は「MTG Shop 信心亭」さんの大会結果に載っていたリスト。
まさか私の他に《ナイレアの弓》を現実的にNicFitに内蔵しようと言う猛者がいるとは・・・。ネタではないというのか?
アタッカー限定とはいえ接死付与ができる置物で他にも4種類の起動能力の汎用性もあり、且つカードタイプも稼ぎやすいと中々のポテンシャルが有るため面白い札ではあるんですが設置3マナ+起動2マナ+Tの重さで中々使われませんよね~。
元々マナが出るデッキなので《歩行バリスタ》は使える。且つ射撃で《老練の探険者》も落せる。で、大型の処理がやや苦手なデッキなので《バジリスクの首輪》でゴルゴ化すると良いかも。
しかし、装備の手間が面倒。その上《破滅的な行為》と相性最悪で他にはないか?と言う事で思いついた手段。カウンター補充もできますしね。
まぁ《世界を喰らう者、ポルクラノス》まで流石に入れる気はないようですがねw
その他にも色々便利なのは事実。
《包囲サイ》のサイズを一つ上げる事ができれば《グルマグのアンコウ》も突破できるし、トランプル+接死の組み合わせは良好。ゲインは言わずもがな。フライヤー2点は《秘密を掘り下げる者》《悪意の大梟》が潰せる。
墓地対策≒山札修復は無いよりはマシな程度ですが、手札に余っているGSZを使うために墓地の札を山札に戻すと言う選択肢は有り。
地味に便利なんですよね~。
ただ設置時の隙は如何ともしがたいんですよ。
寧ろ昂揚デッキで《残忍な剥ぎ取り》と供に使えないか?とかも思ったりもしますがはてさて。
皆さん、こんにちは。しもべです。
先日、名古屋駅の晴れる屋さんに初めて足を運びました。
想像以上に店内は清潔。思ったよりもデュエルスペースは広め。193と同じぐらいですかね?店内のPCから直接注文するシステムは店員さんを捕まえる必要もないので便利。お値段も通販よりは安めな印象。
不満点としてはカードの在庫は少なめ。Std中心と直近のエキスパンションばかりですし、そのStdも結構品切れやリスト漏れ有。まぁこれから改善されるかも。自動ドア故に商品棚の周りをうろうろされるとそのたびに開閉するのは鬱陶しいかもしれません(多分店側がw)。
毎日Std/Modern/Legacyの大会はやっているのが非常に便利ですね。まだまだお客さんの入りは少ないようですが、これは徐々に数も増えていくと思います。特にホビステは店の狭さのお陰で大会時はかなり息苦しい事になっているので、もう少しばらけると良いですね。MtG専門なのでその意味でもお客を絞れるのは利用者にとっても有難いはず。
で、先のエントリーで書いた通りこれからは何度かNicFitで最近思っていた事を書いていくつもり。まぁ以前の《スカラベの神》云々と同じように最近のカードの話中心で。
今日は《罰する火》型Jundについて。
ふた昔前ぐらいですが、NicFitといえばJundカラーが9割ぐらいと言う頃が有ってその頃の中心がこの《罰する火》+《燃え柳の木立ち》型でした。土地を伸ばせる構築なのでこれ自体が合理的だったと思います。
ただ環境が速くなったことや《罰する火》の支配力が弱まったこと、他の色に有力な構築が増えてきたことでJund型自体が今ではほとんど消えてしまっています。土地基盤を大きく制限してしまう事や《破滅的な行為》《突然の衰微》と仕事が多少かぶっていたのも追い風。
が、ここ最近はフェアデッキ同士のアドの取り合い消耗戦上等の環境なので、《罰する火》の継続的処理能力はもう少し見直されるべきではないのか?と言うのが個人的な感想です。
決して買ってから2度ぐらいしか使ってないから減価償却がしたいとか、そんな考えではありません。他意は有りません。
とはいっても探査生物はうようよいるし、一々《不毛の大地》で割られると面倒だし、《トレストの使者、レオヴォルド》は焼けないし~と粗も目立つ。
使う事に対する合理的な後付理由がなんかないか?と考えていたところに出てきたのがXLNの《秘宝探究者、ヴラスカ》でした。
能力は強いのは事実だけど6マナの割に影響力が小さい。何よりも5マナで出来ていた対PWが出来なくなったことが気に入らなくてあまり真剣に考えていなかったこの《ヴラスカ》ですが、《罰する火》型にしっかりマッチしてました。
《火》で焼けない生物群は[-3]で処理できますし、小型を潰せるので数に弱い《ヴラスカ》の欠点もカバー可能。[+2]の2/2威迫も相手の数を減らせれば生きやすい。何より奥義の[-10]が相手のライフを強制「1」にする能力であり《罰する火》コンボとの相性が素晴らしい。《木立》でどれだけ相手をゲインさせても関係なし。問答無用の直接火力で焼けるようになります。
小型処理を繰り返すので《ヴラスカ》の着地までの時間稼ぎもでき、《ヴラスカ》自身が対処できなくなった対PW戦も《罰する火》がこなせます。
其々の短所を補い、長所を伸ばせる素晴らしい組み合わせになっていると思われます。
NicFitなら《ヴラスカ》の重さもたいしたことはありませんし、インパクトは薄くとも能力自体は悪くない。
という事で《罰する火》型の再興の足掛かりに《ヴラスカ》を添えてみるのも良いのではないか?と言うのが現状の考えです。
まぁ《罰する火》型自体が好きではない上に2kも払いたくないので、多分真面目に組む事は無いと思いますけどねw 正直これのためだけに《ヴラスカ》を買う気がしないですし・・・。
組む場合は《ヴラスカ》の着地までの道のりをもう少し詰める必要は有りそうですしね。PWは調達手段に乏しいのが本当に厄介ですよ。
ただ、組み合わせ自体は札同士としてもデッキへの適合性も素晴らしいとは思います。機会が有ればいつか試してみても良いかとは思っています。
因みにこの《罰する火》並みに相性が良いと感じた《ヴラスカ》との併用札は《謎の石の断片/エムラクールのオーロラ》ですかね。超低レベルのマナファクトですが、一応マナ加速するので《ヴラスカ》の重さのカバーが出来る上に、マナ能力で相手のライフを減らせるので[-10]との相性も良し。万一変身しても、それならそれで3ターンで相手を殴り倒せるので中々に便利です。
3マナタップインと言う欠点を許せるのなら・・・。
先日、名古屋駅の晴れる屋さんに初めて足を運びました。
想像以上に店内は清潔。思ったよりもデュエルスペースは広め。193と同じぐらいですかね?店内のPCから直接注文するシステムは店員さんを捕まえる必要もないので便利。お値段も通販よりは安めな印象。
不満点としてはカードの在庫は少なめ。Std中心と直近のエキスパンションばかりですし、そのStdも結構品切れやリスト漏れ有。まぁこれから改善されるかも。自動ドア故に商品棚の周りをうろうろされるとそのたびに開閉するのは鬱陶しいかもしれません(多分店側がw)。
毎日Std/Modern/Legacyの大会はやっているのが非常に便利ですね。まだまだお客さんの入りは少ないようですが、これは徐々に数も増えていくと思います。特にホビステは店の狭さのお陰で大会時はかなり息苦しい事になっているので、もう少しばらけると良いですね。MtG専門なのでその意味でもお客を絞れるのは利用者にとっても有難いはず。
で、先のエントリーで書いた通りこれからは何度かNicFitで最近思っていた事を書いていくつもり。まぁ以前の《スカラベの神》云々と同じように最近のカードの話中心で。
今日は《罰する火》型Jundについて。
ふた昔前ぐらいですが、NicFitといえばJundカラーが9割ぐらいと言う頃が有ってその頃の中心がこの《罰する火》+《燃え柳の木立ち》型でした。土地を伸ばせる構築なのでこれ自体が合理的だったと思います。
ただ環境が速くなったことや《罰する火》の支配力が弱まったこと、他の色に有力な構築が増えてきたことでJund型自体が今ではほとんど消えてしまっています。土地基盤を大きく制限してしまう事や《破滅的な行為》《突然の衰微》と仕事が多少かぶっていたのも追い風。
が、ここ最近はフェアデッキ同士のアドの取り合い消耗戦上等の環境なので、《罰する火》の継続的処理能力はもう少し見直されるべきではないのか?と言うのが個人的な感想です。
決して買ってから2度ぐらいしか使ってないから減価償却がしたいとか、そんな考えではありません。他意は有りません。
とはいっても探査生物はうようよいるし、一々《不毛の大地》で割られると面倒だし、《トレストの使者、レオヴォルド》は焼けないし~と粗も目立つ。
使う事に対する合理的な後付理由がなんかないか?と考えていたところに出てきたのがXLNの《秘宝探究者、ヴラスカ》でした。
能力は強いのは事実だけど6マナの割に影響力が小さい。何よりも5マナで出来ていた対PWが出来なくなったことが気に入らなくてあまり真剣に考えていなかったこの《ヴラスカ》ですが、《罰する火》型にしっかりマッチしてました。
《火》で焼けない生物群は[-3]で処理できますし、小型を潰せるので数に弱い《ヴラスカ》の欠点もカバー可能。[+2]の2/2威迫も相手の数を減らせれば生きやすい。何より奥義の[-10]が相手のライフを強制「1」にする能力であり《罰する火》コンボとの相性が素晴らしい。《木立》でどれだけ相手をゲインさせても関係なし。問答無用の直接火力で焼けるようになります。
小型処理を繰り返すので《ヴラスカ》の着地までの時間稼ぎもでき、《ヴラスカ》自身が対処できなくなった対PW戦も《罰する火》がこなせます。
其々の短所を補い、長所を伸ばせる素晴らしい組み合わせになっていると思われます。
NicFitなら《ヴラスカ》の重さもたいしたことはありませんし、インパクトは薄くとも能力自体は悪くない。
という事で《罰する火》型の再興の足掛かりに《ヴラスカ》を添えてみるのも良いのではないか?と言うのが現状の考えです。
まぁ《罰する火》型自体が好きではない上に2kも払いたくないので、多分真面目に組む事は無いと思いますけどねw 正直これのためだけに《ヴラスカ》を買う気がしないですし・・・。
組む場合は《ヴラスカ》の着地までの道のりをもう少し詰める必要は有りそうですしね。PWは調達手段に乏しいのが本当に厄介ですよ。
ただ、組み合わせ自体は札同士としてもデッキへの適合性も素晴らしいとは思います。機会が有ればいつか試してみても良いかとは思っています。
因みにこの《罰する火》並みに相性が良いと感じた《ヴラスカ》との併用札は《謎の石の断片/エムラクールのオーロラ》ですかね。超低レベルのマナファクトですが、一応マナ加速するので《ヴラスカ》の重さのカバーが出来る上に、マナ能力で相手のライフを減らせるので[-10]との相性も良し。万一変身しても、それならそれで3ターンで相手を殴り倒せるので中々に便利です。
3マナタップインと言う欠点を許せるのなら・・・。
レガシー)《スカラベの神》を使ったNicFitについて
2017年9月8日 BigMana道 コメント (2)
皆さん、こんにちは。しもべです。
知らない間に発売していた統率者17。
何やら《反体制魔道士、ケス》が異様に高いのですがなして?
確かに継続的に生き残れば強いとは思いますが、《稲妻》《突然の衰微》に耐える程度の除去耐性。しかもアドを取るために動こうと思うとSoc挙動で4+1マナから動かなくてはいけない。色的にそんな重たい挙動取れましたっけ?
さて、今回の話題の《スカラベの神》について。
HOUの目玉の札でスポイラー時には騒がれていましたが、個人的には今一つの評価でした。
確かに起動・誘発能力とも優秀ですが、前者はコストが重く、後者はゾンビを並べるのは難しい。それらの恩恵を受けるのなら《神》がターンを跨いで一定以上生き残らなければいけない。しかし除去耐性は微妙。CipやPig等も無し。
そして安定して生き残るのなら5/5は十分なサイズで永遠を連打せずとも決着を狙える事から考えても、ややオーバーキル気味。
全体的に各種の強力な能力が噛み合っていないチグハグさと完成度の低さを印象として受けています。
まぁそれも第一印象で、ここ最近はStdだけでなくModern等でもやや使われているようです。
が、それらの動画を見ても《神》だったから勝てた!と言うシーンはほぼ無くて、なんでこの札なんだろう?と今でも思います。
しかし、少し考えて各能力が強いのは事実なのだから、強く使える構築にして見てはどうだろうか?と考えを変えました。
思いついたのが《出産の殻》とBUG型のNicFitでの運用です。
NicFitは土地が伸びた後には《ベテラン》など序盤用システム生物は殆どは無駄牌に。しかしそれを《神》の「永遠」で4/4のクロッカーに出来るのなら話は別ですよね。
永遠のサイズ固定化の強みであり。土地が伸びればその分永遠にマナを回し易い。少なくとも《黄金牙、タシグル》の能力を起動するよりも強力な筈。
其々の特性を伸ばしつつ欠点をカバーできる良い組み合わせだと思います。
もっとよく合っているのは《出産の殻》。
伝説の生物なので枚数を積みたくないし、サーチするのもやや面倒な点を《殻》なら生物を墓地に置きながらカバー可能。
最も重要なのはサーチに(1)(φ/G)しか使わないと言う点。Cipが無くとも起動用のマナを残しやすくなり、即永遠を起動出来れば喩えすぐに《神》が除去されてしまっても最低限の機能を果たしている事になります。
サーチ・燃料提供・マナを残せると良い事尽くめです。
勿論《殻》それ自体の強みも活かせる構築できると尚良し。
因みに《殻》で且つNicFitを使う形も有り、それを構築する事も勿論可能。
その場合は大抵《ベテラン》+《陰謀団式療法》+《緑の太陽の頂点/GSZ》の枠はあまり使われず、《死儀礼のシャーマン》と《渦まく知識》に切り替えられるわけですが、《殻》で考えても(1)+(2)(U)(B)=5マナ以上を最低限用意しておくことを考えると《ベテラン》+《殻》の特殊系になりそうですね。
肝心の《殻》の餌ですが、何が良いか?
色々選択肢は有りますが、デッキ特性やマナ域を考えれば《エレンドラ谷の大魔導師》《納墓の総督》《真面目な身代わり》と言った所でしょうかね?前2つは露払いができるのが大きく、《神》を安定化させやすい。
マナ域から外れた部分で考えると想起生物の《熟考漂い》《叫び大口》と《ヤヴィマヤのドライアド》の3つを考えています。
想起生物は序盤から後半まで構わず使えますし、永遠で4/4化しつつも残りのテキストはそのままなので其々の回避能力が活かせるので。
《ドライアド》はCipのマナ加速で次のターンには5マナに到達させる事もでき、または相手に《森》を押し付ける場合は自身の「森渡り」が生きます。ここでも永遠化を活かせます。一応《異界の進化》で直接《殻》を持ってくる事ができるのも特徴なのですが、それは《殻》と被るのでまぁ無いでしょう。
それならそれで構築すべき。
デッキの大型の戦闘生物枠の《墓所のタイタン》と入れ替わる形になりそう。
アドと最速2発で決着をつける打力とアドは凄まじい・・・のですが《剣を鍬に》等で割と簡単に対処され、そして残る2/2トークンは正直対して役に立たない事が多い。対して《神》は4/4を残せる可能性が有るので戦闘力の保持に関しては《神》が上。
また打撃速度も一手早く出せる《神》ので結局決着の付くターンは変わらないんですよね。
と、こんな感じで《神》を使おうと思えば使えるのではないだろうか?と言うのが印象です。
ただ別にこれである必要は今のところ薄いんですけどね。
まぁ構築に自由が有るのは良い事ですし。
知らない間に発売していた統率者17。
何やら《反体制魔道士、ケス》が異様に高いのですがなして?
確かに継続的に生き残れば強いとは思いますが、《稲妻》《突然の衰微》に耐える程度の除去耐性。しかもアドを取るために動こうと思うとSoc挙動で4+1マナから動かなくてはいけない。色的にそんな重たい挙動取れましたっけ?
さて、今回の話題の《スカラベの神》について。
HOUの目玉の札でスポイラー時には騒がれていましたが、個人的には今一つの評価でした。
確かに起動・誘発能力とも優秀ですが、前者はコストが重く、後者はゾンビを並べるのは難しい。それらの恩恵を受けるのなら《神》がターンを跨いで一定以上生き残らなければいけない。しかし除去耐性は微妙。CipやPig等も無し。
そして安定して生き残るのなら5/5は十分なサイズで永遠を連打せずとも決着を狙える事から考えても、ややオーバーキル気味。
全体的に各種の強力な能力が噛み合っていないチグハグさと完成度の低さを印象として受けています。
まぁそれも第一印象で、ここ最近はStdだけでなくModern等でもやや使われているようです。
が、それらの動画を見ても《神》だったから勝てた!と言うシーンはほぼ無くて、なんでこの札なんだろう?と今でも思います。
しかし、少し考えて各能力が強いのは事実なのだから、強く使える構築にして見てはどうだろうか?と考えを変えました。
思いついたのが《出産の殻》とBUG型のNicFitでの運用です。
NicFitは土地が伸びた後には《ベテラン》など序盤用システム生物は殆どは無駄牌に。しかしそれを《神》の「永遠」で4/4のクロッカーに出来るのなら話は別ですよね。
永遠のサイズ固定化の強みであり。土地が伸びればその分永遠にマナを回し易い。少なくとも《黄金牙、タシグル》の能力を起動するよりも強力な筈。
其々の特性を伸ばしつつ欠点をカバーできる良い組み合わせだと思います。
もっとよく合っているのは《出産の殻》。
伝説の生物なので枚数を積みたくないし、サーチするのもやや面倒な点を《殻》なら生物を墓地に置きながらカバー可能。
最も重要なのはサーチに(1)(φ/G)しか使わないと言う点。Cipが無くとも起動用のマナを残しやすくなり、即永遠を起動出来れば喩えすぐに《神》が除去されてしまっても最低限の機能を果たしている事になります。
サーチ・燃料提供・マナを残せると良い事尽くめです。
勿論《殻》それ自体の強みも活かせる構築できると尚良し。
因みに《殻》で且つNicFitを使う形も有り、それを構築する事も勿論可能。
その場合は大抵《ベテラン》+《陰謀団式療法》+《緑の太陽の頂点/GSZ》の枠はあまり使われず、《死儀礼のシャーマン》と《渦まく知識》に切り替えられるわけですが、《殻》で考えても(1)+(2)(U)(B)=5マナ以上を最低限用意しておくことを考えると《ベテラン》+《殻》の特殊系になりそうですね。
肝心の《殻》の餌ですが、何が良いか?
色々選択肢は有りますが、デッキ特性やマナ域を考えれば《エレンドラ谷の大魔導師》《納墓の総督》《真面目な身代わり》と言った所でしょうかね?前2つは露払いができるのが大きく、《神》を安定化させやすい。
マナ域から外れた部分で考えると想起生物の《熟考漂い》《叫び大口》と《ヤヴィマヤのドライアド》の3つを考えています。
想起生物は序盤から後半まで構わず使えますし、永遠で4/4化しつつも残りのテキストはそのままなので其々の回避能力が活かせるので。
《ドライアド》はCipのマナ加速で次のターンには5マナに到達させる事もでき、または相手に《森》を押し付ける場合は自身の「森渡り」が生きます。ここでも永遠化を活かせます。一応《異界の進化》で直接《殻》を持ってくる事ができるのも特徴なのですが、それは《殻》と被るのでまぁ無いでしょう。
それならそれで構築すべき。
デッキの大型の戦闘生物枠の《墓所のタイタン》と入れ替わる形になりそう。
アドと最速2発で決着をつける打力とアドは凄まじい・・・のですが《剣を鍬に》等で割と簡単に対処され、そして残る2/2トークンは正直対して役に立たない事が多い。対して《神》は4/4を残せる可能性が有るので戦闘力の保持に関しては《神》が上。
また打撃速度も一手早く出せる《神》ので結局決着の付くターンは変わらないんですよね。
と、こんな感じで《神》を使おうと思えば使えるのではないだろうか?と言うのが印象です。
ただ別にこれである必要は今のところ薄いんですけどね。
まぁ構築に自由が有るのは良い事ですし。
久々にJundカラーのNicFitについて少し考えた。
2017年5月17日 BigMana道 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
NicFitも基本的にTheRockと同じBG/BGWの選択をしているので他の構築は滅多に考えないのですが、環境の変化に加え、《騙し討ち》型なる物を見たので少しJundカラーの構築についても考えてみました。
最初に《騙し討ち》型を見た時にはいくら視野の外からの高速コンボ打ち込むプランが有ると言ってもかなり浮いていて合理性が有るとはあまり考えていなかったのですが、環境の変化で考えを少し改める。
SnT系が増えてくるのならそれに合わせて出す事の出来るこのプランも無くは無いかなぁ?と。
それに見たリストには載ってませんでしたが、前々からもう少し《老練の探検家》を墓地に落とす手段が欲しいと考えていて赤型にはその点で《大いなるガルガドン》が有ったので、これは《騙し討ち》型で使う理由にもなるのではないかと思います。環境的に白も減ってきてはいると言ってもやっぱり安定した生け贄エンジンの存在は小さくは無いので。
後は《業火のタイタン》も悪くない。《騙し討ち》でマナ消費を抑えつつ残った(R)をブレスにつぎ込めるので一撃で15点程度を計上する可能性もありますしね。小型デッキが増えるのなら《弧状の稲妻》の支配力も増すわけですし。素のキャストが出来る範囲でもあるので素引きした際のリスクも小さい。
ただそうは言っても《騙し討ち》は土地を伸ばすプランのデッキに入れる必然性はやっぱり薄く、その上単体では完結しないので微妙です。
同じコンボを仕込むのでもデッキの方向性に在っているScapeshift型が以前から同色に在りますし、《風景の変容》や《原始のタイタン》からのDDコンボ、《自然の秩序》プランだって仕込むことは可能なのに何故これに拘るのか?と言う疑念は残ります。
《ルーン傷の悪魔》は昔使っていたので親近感も沸きますがねw
一応妨害等も有りますし、手札で腐るのも嫌なので《騙し討ち》以外にも何か出すプランは用意しておきたいとは思いますね、もし構築するなら。
《死の権威、リリアナ》とか使えるかも・・・。
ScapeshiftプランですがMiraclesの消滅で優位性を失っていますしその意味ではより速いコンボが欲しいのかもしれませんね。それにどうしても《山》の必要枚数のお陰で土地基盤が歪む点でもリスクはありますからね。
Jund型ですが高速環境になって事で近年はさっぱりだった《罰する火》が使いやすくなったのか?とも思わなくもないのですが、同時にMiraclesの消滅も有るのでやっぱり±0ですかね? Eldraziは減るかもしれませんし、Death&TaxやDelver等の小型が増えるのは良い傾向ですが探査生物や《真の名の宿敵》には無力。《トレストの使者、レオヴォルド》がいても悲しみを背負う。やっぱり復権は無いかな・・・。
《コジレックの帰還》を使うEldrazi型は最近までは《天使への願い》対策も出来る《老いたる深海鬼》型の方が圧倒的に環境に合っていたわけですが、その必要も無くなったので単純にアドを稼げて妨害に強い《膨らんだ意識曲げ》型≒Jundプランが優勢になりましたね~。
D&TにしろDelverにしろ効果的ですし。
《破滅的な行為》の価値も薄れたので、この枠に《帰還》を収めても問題なさそうです。まぁTNNだけはどうにかしなければいけませんが。ついでにその関連で見る事になるかもしれないBlade型への対応力も落ちるのは更に痛手。
《木端+微塵》はあと1点増えて5点生物火力なら言う事は無かったのですがねw そうは言っても2マナなら十分でしょうし、土地を伸ばすデッキにも合うのでJund型の戦力増強になるはず。
似たような枠として《不敬の命令》も使っていますが、デッキ的に畏怖モードを付ける事も無いですし、修正除去もシステム生物相手でも3~4マナ掛かるのろさを考えると除去の枠で考えるのは非現実的。そう考えるとリアニモードぐらいしか強みは無い訳で、特殊な構築(たとえばどうしても《老練の探検家》を使い回して土地を早期に伸ばしたい≒Scapeshift型とか)でもない限りは《木端+微塵》の方が断然使いやすそうではありますね。
と言うか土地を伸ばす事はどちらにとっても有難いので寧ろ併用しても良いぐらい?
見た事はありませんが、《反逆の先導者、チャンドラ》ってNicFitに合うのかしら?
ベテランで土地を抜くので[+1]で土地が捲れるリスクは少ないですし、[+1]のマナソースは基本的にランプデッキにはありがたい。対Beatデッキなので守り易いし[-3]自体も有難い。
悪くない札ですが何故見ないのでしょうか・・・。
Jund型自体が斜陽過ぎるから?
環境自体が前のめりになり赤も増えてきているので《精神を刻む者、ジェイス》はこれから順に数も減らしていくはず。
基本地形枚数も確実に数は減っていくはずで、そうすると《老練の探険者》のリスクも減りますし、やっぱりより勝ちやすいデッキになりそうです。Miracles自体も苦手でしたし。
同時に特殊地形も増えるのでサイドに《血染めの月》を積めるのもNicFitの中での利点になりそう。
ただ高速Comboもどうしたって数は増えるので結局その対策をどうにかしなければいけないんでしょね。加えてJund型の強みだった《紅蓮破》系の価値はやや下がり、それ以上に《殺戮遊戯》の価値は激減。
やっぱり一長一短かなぁ・・・。
NicFitも基本的にTheRockと同じBG/BGWの選択をしているので他の構築は滅多に考えないのですが、環境の変化に加え、《騙し討ち》型なる物を見たので少しJundカラーの構築についても考えてみました。
最初に《騙し討ち》型を見た時にはいくら視野の外からの高速コンボ打ち込むプランが有ると言ってもかなり浮いていて合理性が有るとはあまり考えていなかったのですが、環境の変化で考えを少し改める。
SnT系が増えてくるのならそれに合わせて出す事の出来るこのプランも無くは無いかなぁ?と。
それに見たリストには載ってませんでしたが、前々からもう少し《老練の探検家》を墓地に落とす手段が欲しいと考えていて赤型にはその点で《大いなるガルガドン》が有ったので、これは《騙し討ち》型で使う理由にもなるのではないかと思います。環境的に白も減ってきてはいると言ってもやっぱり安定した生け贄エンジンの存在は小さくは無いので。
後は《業火のタイタン》も悪くない。《騙し討ち》でマナ消費を抑えつつ残った(R)をブレスにつぎ込めるので一撃で15点程度を計上する可能性もありますしね。小型デッキが増えるのなら《弧状の稲妻》の支配力も増すわけですし。素のキャストが出来る範囲でもあるので素引きした際のリスクも小さい。
ただそうは言っても《騙し討ち》は土地を伸ばすプランのデッキに入れる必然性はやっぱり薄く、その上単体では完結しないので微妙です。
同じコンボを仕込むのでもデッキの方向性に在っているScapeshift型が以前から同色に在りますし、《風景の変容》や《原始のタイタン》からのDDコンボ、《自然の秩序》プランだって仕込むことは可能なのに何故これに拘るのか?と言う疑念は残ります。
《ルーン傷の悪魔》は昔使っていたので親近感も沸きますがねw
一応妨害等も有りますし、手札で腐るのも嫌なので《騙し討ち》以外にも何か出すプランは用意しておきたいとは思いますね、もし構築するなら。
《死の権威、リリアナ》とか使えるかも・・・。
ScapeshiftプランですがMiraclesの消滅で優位性を失っていますしその意味ではより速いコンボが欲しいのかもしれませんね。それにどうしても《山》の必要枚数のお陰で土地基盤が歪む点でもリスクはありますからね。
Jund型ですが高速環境になって事で近年はさっぱりだった《罰する火》が使いやすくなったのか?とも思わなくもないのですが、同時にMiraclesの消滅も有るのでやっぱり±0ですかね? Eldraziは減るかもしれませんし、Death&TaxやDelver等の小型が増えるのは良い傾向ですが探査生物や《真の名の宿敵》には無力。《トレストの使者、レオヴォルド》がいても悲しみを背負う。やっぱり復権は無いかな・・・。
《コジレックの帰還》を使うEldrazi型は最近までは《天使への願い》対策も出来る《老いたる深海鬼》型の方が圧倒的に環境に合っていたわけですが、その必要も無くなったので単純にアドを稼げて妨害に強い《膨らんだ意識曲げ》型≒Jundプランが優勢になりましたね~。
D&TにしろDelverにしろ効果的ですし。
《破滅的な行為》の価値も薄れたので、この枠に《帰還》を収めても問題なさそうです。まぁTNNだけはどうにかしなければいけませんが。ついでにその関連で見る事になるかもしれないBlade型への対応力も落ちるのは更に痛手。
《木端+微塵》はあと1点増えて5点生物火力なら言う事は無かったのですがねw そうは言っても2マナなら十分でしょうし、土地を伸ばすデッキにも合うのでJund型の戦力増強になるはず。
似たような枠として《不敬の命令》も使っていますが、デッキ的に畏怖モードを付ける事も無いですし、修正除去もシステム生物相手でも3~4マナ掛かるのろさを考えると除去の枠で考えるのは非現実的。そう考えるとリアニモードぐらいしか強みは無い訳で、特殊な構築(たとえばどうしても《老練の探検家》を使い回して土地を早期に伸ばしたい≒Scapeshift型とか)でもない限りは《木端+微塵》の方が断然使いやすそうではありますね。
と言うか土地を伸ばす事はどちらにとっても有難いので寧ろ併用しても良いぐらい?
見た事はありませんが、《反逆の先導者、チャンドラ》ってNicFitに合うのかしら?
ベテランで土地を抜くので[+1]で土地が捲れるリスクは少ないですし、[+1]のマナソースは基本的にランプデッキにはありがたい。対Beatデッキなので守り易いし[-3]自体も有難い。
悪くない札ですが何故見ないのでしょうか・・・。
Jund型自体が斜陽過ぎるから?
環境自体が前のめりになり赤も増えてきているので《精神を刻む者、ジェイス》はこれから順に数も減らしていくはず。
基本地形枚数も確実に数は減っていくはずで、そうすると《老練の探険者》のリスクも減りますし、やっぱりより勝ちやすいデッキになりそうです。Miracles自体も苦手でしたし。
同時に特殊地形も増えるのでサイドに《血染めの月》を積めるのもNicFitの中での利点になりそう。
ただ高速Comboもどうしたって数は増えるので結局その対策をどうにかしなければいけないんでしょね。加えてJund型の強みだった《紅蓮破》系の価値はやや下がり、それ以上に《殺戮遊戯》の価値は激減。
やっぱり一長一短かなぁ・・・。
電波)《悪魔の契約》はNicfitに組み込めるか?
2017年3月23日 BigMana道
皆さん、こんばんは。しもべです。
先回、NicFitについての云々といったのでそのついで。
Junk系は構築の基礎さえあればあとは自由という事の提言例。
偶々カードを見ている中で《ドロモカの命令》に注目。《老練の探険者》はPigで持ってくる土地2枚がアンタップインなので、それを生かしてテンポよく展開していく手段として2マナ域を探しているときでした。
正直そことは対して関係が無いのですが、《ドロモカの命令》は「格闘」モードで能動的にベテランを墓地に落せる為Pig手段になる。ならそこから同時に《命令》を活かせる他の札は無いかなぁ?で、気が付いたのが《悪魔の契約》でした。
《悪魔の契約》は高めのアドバンテージを提供してくれる代りに
-毎ターンの誘発なので低速
-死亡する4つ目のモードをロスなく回避したい
-4マナを問題なく出せる
と言う部分を抑える事が望ましい。
で、それならNicFitの構築にもよく合うだろうと。
まぁ単にアドを得るのなら「ゲームロス」のリスクのないPWでも良いし、Bigmanaならより大きなボムの投下も良いのですが、まぁそれは横に置くとしてNicfitで使えるのだろうか?と。
ただ、同じく対処するにしても、単にその効果を回避するためだけに1枚使っているのではほぼアドロス。それでゲームに勝てるコンボ挙動でもないので、それは避けるべき挙動の筈。
と言う事で他の何かの挙動のついでに何かできると望ましい。
どの道《緑の太陽の頂点/GSZ》を併用する事になるので、Stdで併用されていた《侵入する生物種》は《再利用の賢者》よりも望ましいでしょうね。
《破滅的な行為》はデッキの基本で、盤面掌握のためのコントロール札ですが、同時に《悪魔の契約》が処理出来るので、上の通り「ついで」で使えますね。
またDeedを場に出すと相手は出し渋る≒展開を抑制できるのでターン毎に機能する《契約》の性質の観点でも望ましい。
と言う事で3枚目を入れる入れないがNicfitの構築上の議論部分に良くなるんですが、この契約の場合は4枚目の投入も場合によっては出来そうです。
で、他に採用できそうなのは有るのか?と探して言った所でBGの基本色構築の場合だと
ボムで言うと《精霊龍、ウギン》《世界を壊すもの》《森滅ぼしの長老》などでしょうが、
中量級だと《内にいる獣》《原初の命令》《強酸の連鎖》といったところでしょうかね?
まぁボムは正直何でもいい。
《原初の命令》は非生物のTopへのバウンスで実質的な再利用・生物サーチなので上記の処理方法2種類が有り、単純に汎用札なので採用しやすい。
《内にいる獣》は自分の置物処理なら3/3を出せる事になるIns万能処理札なので、アドロスも無くベテランや契約に使う事も可能ですね。相手に使う場合も《精神を刻む者、ジェイス》とかその他の致命的な物を放置するよりもマシ。Deedを多めに取るのなら吹き飛ばす事も出来ますし。
この2種類は中々有用であると思います。
《強酸の連鎖》は自分の札の場合は処理しつつ、ロスなくコピーできるのは良いのですが4マナは増やしたくないし、何より生物は処理できないくせに他の札が危うい。PWを能動的に使えなくなるのでリスクが高いんですよね~。
後は《罠の橋》も良い感じです。
《悪魔の契約》の強みは生物に頼ることなくクロックを提供する事も出来ているため、生物による拘束札も併用しやすい。大型札はDeedでは対処しづらいですし、《内にいる獣》の3/3のリスクも抑えやすい。
《ファイレクシアのトーテム像》はマナファクトのついでとしてなら無い訳でもないですかね。一応(B)だけでも行える挙動は増えていますし。
正直これだけでも構築は十分できそうな気がします。
まぁ強いかどうかは別の話ですが。
因みに最初の話の起点になった《ドロモカの命令》ですが、
ベテランのPigにするには相手に生物がいなければいけない上に、除去としても1/1では何を除去できるのか?と言う観点から余りに不安定なので、考えていくうちに採用候補から消えるあぁ無情・・・・。
もし3色目を選択する場合はUが一番ですかね?
能動的にパーマネントを墓地に落せる《危険な研究》がベテランだけでなく《悪魔の契約》を落すのにも使えますし、盤面バウンスリセットも有るので。特に《師範の占い独楽》を採用できるのなら《壊滅的大潮》も採用できますからね。
《謎めいた命令》は流石に色拘束が強すぎますが、《シルムガルの命令》は使えるかも?
Wなら《忘却の輪》が後ろ向きな使用方法で使えなくもない。《突然の衰微》やDeedで流してしまえば実質ブリンクですし。《予期せぬ不在》も有ります。
大型札なら命令形で候補も多数。《ちらつき鬼火》の様な置物信陸札も多数。
Rはほぼ採用選択肢が無いし、構築理由も余りないのですが、万能除去札の《混沌のねじれ》が交換札にならない事も無いかも・・・。後は《破砕団の兄弟》もGSZからサーチも出来るのでアリかもしれませんが、安定させるには不安定ですね。
因みに《闇の請願》もあり。
単純に「魔巧」達成で実質6マナで《闇の契約》のキャストも出来ますが、色を足す場合は《寄付》や《無害な申し出》も使える。打消しの無い相手の場合の決定的なコンボに出来るので。
それでなくても《クローサの掌握》をサーチ出来るのなら最低限の安定処理が出来ますし。
こんな感じで考えていくと結構《悪魔の契約》型の運用も出来そうではありますよね。
まぁアドに特化し過ぎていて決定力が無いのでカジュアル以外ではほぼ運用価値は無いのですが、遊ぶだけなら与悪くないと思えます。
先回、NicFitについての云々といったのでそのついで。
Junk系は構築の基礎さえあればあとは自由という事の提言例。
偶々カードを見ている中で《ドロモカの命令》に注目。《老練の探険者》はPigで持ってくる土地2枚がアンタップインなので、それを生かしてテンポよく展開していく手段として2マナ域を探しているときでした。
正直そことは対して関係が無いのですが、《ドロモカの命令》は「格闘」モードで能動的にベテランを墓地に落せる為Pig手段になる。ならそこから同時に《命令》を活かせる他の札は無いかなぁ?で、気が付いたのが《悪魔の契約》でした。
《悪魔の契約》は高めのアドバンテージを提供してくれる代りに
-毎ターンの誘発なので低速
-死亡する4つ目のモードをロスなく回避したい
-4マナを問題なく出せる
と言う部分を抑える事が望ましい。
で、それならNicFitの構築にもよく合うだろうと。
まぁ単にアドを得るのなら「ゲームロス」のリスクのないPWでも良いし、Bigmanaならより大きなボムの投下も良いのですが、まぁそれは横に置くとしてNicfitで使えるのだろうか?と。
ただ、同じく対処するにしても、単にその効果を回避するためだけに1枚使っているのではほぼアドロス。それでゲームに勝てるコンボ挙動でもないので、それは避けるべき挙動の筈。
と言う事で他の何かの挙動のついでに何かできると望ましい。
どの道《緑の太陽の頂点/GSZ》を併用する事になるので、Stdで併用されていた《侵入する生物種》は《再利用の賢者》よりも望ましいでしょうね。
《破滅的な行為》はデッキの基本で、盤面掌握のためのコントロール札ですが、同時に《悪魔の契約》が処理出来るので、上の通り「ついで」で使えますね。
またDeedを場に出すと相手は出し渋る≒展開を抑制できるのでターン毎に機能する《契約》の性質の観点でも望ましい。
と言う事で3枚目を入れる入れないがNicfitの構築上の議論部分に良くなるんですが、この契約の場合は4枚目の投入も場合によっては出来そうです。
で、他に採用できそうなのは有るのか?と探して言った所でBGの基本色構築の場合だと
ボムで言うと《精霊龍、ウギン》《世界を壊すもの》《森滅ぼしの長老》などでしょうが、
中量級だと《内にいる獣》《原初の命令》《強酸の連鎖》といったところでしょうかね?
まぁボムは正直何でもいい。
《原初の命令》は非生物のTopへのバウンスで実質的な再利用・生物サーチなので上記の処理方法2種類が有り、単純に汎用札なので採用しやすい。
《内にいる獣》は自分の置物処理なら3/3を出せる事になるIns万能処理札なので、アドロスも無くベテランや契約に使う事も可能ですね。相手に使う場合も《精神を刻む者、ジェイス》とかその他の致命的な物を放置するよりもマシ。Deedを多めに取るのなら吹き飛ばす事も出来ますし。
この2種類は中々有用であると思います。
《強酸の連鎖》は自分の札の場合は処理しつつ、ロスなくコピーできるのは良いのですが4マナは増やしたくないし、何より生物は処理できないくせに他の札が危うい。PWを能動的に使えなくなるのでリスクが高いんですよね~。
後は《罠の橋》も良い感じです。
《悪魔の契約》の強みは生物に頼ることなくクロックを提供する事も出来ているため、生物による拘束札も併用しやすい。大型札はDeedでは対処しづらいですし、《内にいる獣》の3/3のリスクも抑えやすい。
《ファイレクシアのトーテム像》はマナファクトのついでとしてなら無い訳でもないですかね。一応(B)だけでも行える挙動は増えていますし。
正直これだけでも構築は十分できそうな気がします。
まぁ強いかどうかは別の話ですが。
因みに最初の話の起点になった《ドロモカの命令》ですが、
ベテランのPigにするには相手に生物がいなければいけない上に、除去としても1/1では何を除去できるのか?と言う観点から余りに不安定なので、考えていくうちに採用候補から消えるあぁ無情・・・・。
もし3色目を選択する場合はUが一番ですかね?
能動的にパーマネントを墓地に落せる《危険な研究》がベテランだけでなく《悪魔の契約》を落すのにも使えますし、盤面バウンスリセットも有るので。特に《師範の占い独楽》を採用できるのなら《壊滅的大潮》も採用できますからね。
《謎めいた命令》は流石に色拘束が強すぎますが、《シルムガルの命令》は使えるかも?
Wなら《忘却の輪》が後ろ向きな使用方法で使えなくもない。《突然の衰微》やDeedで流してしまえば実質ブリンクですし。《予期せぬ不在》も有ります。
大型札なら命令形で候補も多数。《ちらつき鬼火》の様な置物信陸札も多数。
Rはほぼ採用選択肢が無いし、構築理由も余りないのですが、万能除去札の《混沌のねじれ》が交換札にならない事も無いかも・・・。後は《破砕団の兄弟》もGSZからサーチも出来るのでアリかもしれませんが、安定させるには不安定ですね。
因みに《闇の請願》もあり。
単純に「魔巧」達成で実質6マナで《闇の契約》のキャストも出来ますが、色を足す場合は《寄付》や《無害な申し出》も使える。打消しの無い相手の場合の決定的なコンボに出来るので。
それでなくても《クローサの掌握》をサーチ出来るのなら最低限の安定処理が出来ますし。
こんな感じで考えていくと結構《悪魔の契約》型の運用も出来そうではありますよね。
まぁアドに特化し過ぎていて決定力が無いのでカジュアル以外ではほぼ運用価値は無いのですが、遊ぶだけなら与悪くないと思えます。
最近のCFBのNicfit系の動画視聴した
2017年3月20日 BigMana道
皆さん、こんばんは。しもべです。
最近、なんだかCFBでNicfit系の動画が挙がっていました。
JunkとBUGで其々観てきました。
ただ、こちらがプレイングの意図等を把握できていない部分も多いのでしょうが、謎キープや謎プレイが結構あって、もしかしてちゃんと回して無いのでは?とかデッキの挙動・取るべき行動理解してないのでは?とか思う場面がチラホラありました。
そういう場合は案の定取り返しのつかない惨状になっている。
特にパーミッション系以外のコントロールは初手から最終到達点まで逆算してできる行動選択をしなければいけない必要性が極めて高い(《渦まく知識》や《思案》等々が無い故)ので、なんで??となる事が多いんですが、結局動画上のプレイングはどういう意図が有ったんですかね~。
こういう時はプレイヤーなりの考えが読めないので、解説記事が無かったり、英語なので何言っているかよく判らないというのが痛いなぁ~。
特に相性が悪いのは致し方ないとはいえほぼ無抵抗にMiraclesになぶられるのはどうなのだろうと。
う~む・・・。
《死儀礼のシャーマン》に重きを置きすぎているような挙動も見られたような。普通のフェアデッキとは違いますし、マナサポートとするには不安定過ぎるので。
相手よりも一枚でも多く土地を伸ばさないといけないデッキなのにDrSキープは危う過ぎる。その上フェッチ引けなくて立ってるだけとか・・・。
同時に共通で使える《師範の占い独楽》等を基礎として、追加でBUGなら《渦まく知識》や《思案》、そうでないなら《緑の太陽の頂点》、其れさえも無ければ特殊系として《出産の殻》が、ほぼ展開の安定上必須だと思っていたのですが、その(独楽以外の)どれもが採用されていないあのBUG PW Controlはどうやって回す算段を付けていたんですかね・・・。
Beatdownじゃないんですけどね・・・?
一応BUGの方は、MTGO上の良成績のリストを持ってきているんでしょうが、それにしては周りが不安定すぎる。
TC Decksにはこれ2名登録されていますが、本当にこんなリストで回ったのか・・・?ブン回り続けたという事でしょうかね?
そもそもPWが夢想するには厳しい環境の筈ですが。以前にもBUGカラーのPWコントロールの形にしたNicfitはありましたが・・・。
しかし中長期戦用に《ウルヴェンワルド横断》→《約束されし終末、エムラクール》を入れてるのは面白い試みだと思います。8~9マナ程度なら割と運用できますからね。
しかしそうすると尚更ベテランを安定的に引かなければ話にならないんですがね~?
ついでに、どうせ土地加速系で、PWコントロールにするのなら《法務官の声、アトラクサ》ぐらい個人的には入れたいところですね~。
世界は広い・・・。
最近、なんだかCFBでNicfit系の動画が挙がっていました。
JunkとBUGで其々観てきました。
ただ、こちらがプレイングの意図等を把握できていない部分も多いのでしょうが、謎キープや謎プレイが結構あって、もしかしてちゃんと回して無いのでは?とかデッキの挙動・取るべき行動理解してないのでは?とか思う場面がチラホラありました。
そういう場合は案の定取り返しのつかない惨状になっている。
特にパーミッション系以外のコントロールは初手から最終到達点まで逆算してできる行動選択をしなければいけない必要性が極めて高い(《渦まく知識》や《思案》等々が無い故)ので、なんで??となる事が多いんですが、結局動画上のプレイングはどういう意図が有ったんですかね~。
こういう時はプレイヤーなりの考えが読めないので、解説記事が無かったり、英語なので何言っているかよく判らないというのが痛いなぁ~。
特に相性が悪いのは致し方ないとはいえほぼ無抵抗にMiraclesになぶられるのはどうなのだろうと。
う~む・・・。
《死儀礼のシャーマン》に重きを置きすぎているような挙動も見られたような。普通のフェアデッキとは違いますし、マナサポートとするには不安定過ぎるので。
相手よりも一枚でも多く土地を伸ばさないといけないデッキなのにDrSキープは危う過ぎる。その上フェッチ引けなくて立ってるだけとか・・・。
同時に共通で使える《師範の占い独楽》等を基礎として、追加でBUGなら《渦まく知識》や《思案》、そうでないなら《緑の太陽の頂点》、其れさえも無ければ特殊系として《出産の殻》が、ほぼ展開の安定上必須だと思っていたのですが、その(独楽以外の)どれもが採用されていないあのBUG PW Controlはどうやって回す算段を付けていたんですかね・・・。
Beatdownじゃないんですけどね・・・?
一応BUGの方は、MTGO上の良成績のリストを持ってきているんでしょうが、それにしては周りが不安定すぎる。
TC Decksにはこれ2名登録されていますが、本当にこんなリストで回ったのか・・・?ブン回り続けたという事でしょうかね?
そもそもPWが夢想するには厳しい環境の筈ですが。以前にもBUGカラーのPWコントロールの形にしたNicfitはありましたが・・・。
しかし中長期戦用に《ウルヴェンワルド横断》→《約束されし終末、エムラクール》を入れてるのは面白い試みだと思います。8~9マナ程度なら割と運用できますからね。
しかしそうすると尚更ベテランを安定的に引かなければ話にならないんですがね~?
ついでに、どうせ土地加速系で、PWコントロールにするのなら《法務官の声、アトラクサ》ぐらい個人的には入れたいところですね~。
世界は広い・・・。
レガシー)NicFitの墓所のタイタン
2016年11月6日 BigMana道
皆さん、こんばんは。しもべです。
前回考えていた事から派生してNicFitも思案していたのですが、その中でふと《墓所のタイタン》の事を考えるように。
Std期では非常に強力で、盤面アドとパンチ力(1度に合計10打点)の力強さが売りだったBタイタンもLegacyではかなり敬遠気味に。
特に近年はMiraclesがずっと強かったので、考える余地もありませんでしたねw
しかし最近、相変わらず安定して強いMiraclesですが一時期より数がやや減少気味ですので少しリスクが抑えられるようになりました。《歪める嘆き》はじめ《終末》対策もあるようになりました。
最大の有用性は対Eldrazi性能で、それまで生き残る事が出来る事前提ですが、《現実を砕くもの》を越えるサイズと面展開+tokenサイズ(Cipの2体で4/4も止める事が出来る)を考えるとかなり盤面支配力は高い。《四肢切断》等採用される除去にも強い。
複数枚あっても要らないのですが、デッキによっては役に立つため、再びNicFitのマナカーブの頂点に置いても面白いかもしれないと考えるようになりました。
《裏切り者グリッサ》が対Eldraziに強い事は事実ですが、それ以外にはさっぱりですし、結局こいつでは一体しか止まりませんしね。
前回考えていた事から派生してNicFitも思案していたのですが、その中でふと《墓所のタイタン》の事を考えるように。
Std期では非常に強力で、盤面アドとパンチ力(1度に合計10打点)の力強さが売りだったBタイタンもLegacyではかなり敬遠気味に。
特に近年はMiraclesがずっと強かったので、考える余地もありませんでしたねw
しかし最近、相変わらず安定して強いMiraclesですが一時期より数がやや減少気味ですので少しリスクが抑えられるようになりました。《歪める嘆き》はじめ《終末》対策もあるようになりました。
最大の有用性は対Eldrazi性能で、それまで生き残る事が出来る事前提ですが、《現実を砕くもの》を越えるサイズと面展開+tokenサイズ(Cipの2体で4/4も止める事が出来る)を考えるとかなり盤面支配力は高い。《四肢切断》等採用される除去にも強い。
複数枚あっても要らないのですが、デッキによっては役に立つため、再びNicFitのマナカーブの頂点に置いても面白いかもしれないと考えるようになりました。
《裏切り者グリッサ》が対Eldraziに強い事は事実ですが、それ以外にはさっぱりですし、結局こいつでは一体しか止まりませんしね。
レガシー)黒緑アグロ(NicFit)?
2016年9月1日 BigMana道
皆さん、こんばんは。しもべです。
デッキの知名度は低いとは分かっていましたが、誕生して数年以上経って幾つかのアーキタイプが確立しているにも拘らず未だに「NicFit」のデッキ名すら出てこずに「黒緑アグロ」扱いされるとは。
哀しいなぁ・・・。
まぁそんな事はどうでもいいか。
今でこそ珍しいですが、誕生初期の由緒正しいBGカラー2色のNicFitです。なので故に珍しい形になってますね。
今後D&Tやコンスピの影響下にあるデッキがどこまで増えるかは不明ですが、Eldraziや探査生物のお陰で《老練の探険者》等の壁と《破滅的な行為》の支配力が及び辛くなっている現状このデッキの価値は落ちています。それを思えばこの形の様に、《自然の秩序》からのビッグムーブが有った方が良いのかもしれませんね。3色にするのなら、現状一番マイナーカラーになっていますが《風景の変容》+《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》コンボを仕込めるJundが一番ましかもしれません。
ただ《自然の秩序》系にするのなら、もうそっちに特化した方がデッキとして安定するんですよね。土地伸ばす意味がないのでそもそもの理念が崩壊してしまいますし・・・。
《不屈の追跡者》は土地を伸ばせるので「調査」を用意しやすいのでこのデッキ向きではありますよね。土地の枚数を単純に伸ばしていくのなら2色の方が基本地形を積みやすいのでより合理的ですし。
ただ現状、ベテランやデッキに入っている《エルフの幻想家》等はアドは取れますが、戦闘力が不足している点は変わらないんですよね・・・。
このリストで今一つ不明なのは《ヴォルラスの要塞》と《ファイレクシアの塔》が入っていない事ですかね。特に《塔》はベテランを食べる追加手段としても重要なので、何故入ってないんですかね?
特段シナジーの無い《エルフの幻想家》が《花の壁》でないも不明。
どうでも良い趣味としては、銀弾には丸さが欲しいので《森滅ぼしの最長老》が欲しい。しかし後ろ向きすぎますかねw
現状Deedの価値が及びづらい、ついでに小型地上ブロッカーの存在も微妙と考えるとデッキ選択としてそこ程価値が無いのですが、でもComboの減少とフェアデッキの増加を考えると選択肢にはなるんですよね。ついでにPostとLandsもあまりいないのも追い風で、Deedの部分の他は後はMiraclesに勝てる形を目指すだけで良いので。
個人的に使っているJunkカラーならStP/PtEが有るので、後はDeed→《滅び》にでも変えましょうかね。《滅び》は依然環境速度が早い時期にDeedの速度不足から1~2枚採用していましたが、単他に除去と合せれば機能はするので。しかしあの時とはまた採用生物も異なるしどうとも言えない・・・。
Jundカラーなら《ヴェールのリリアナ》+《罰する火》、《殺戮遊戯》で。
ビッグアクションの部分でいうとJunkカラーなら《原始のタイタン》→DDコンボを積むのもアリですかね。《墓所のタイタン》はアド・サイズ共に半端なので微妙。
TC Decksに載っていましたが《異界の進化》を使って《アカデミーの学長》→《明けの星、陽星》+《繰り返す悪夢》サーチから陽星ロックを繰り返す~と言うリストが有りました。この程度なら《老練の探険者》1回分で届きますし、あまり相手に土地を与えないので、盤面拘束(土地+生物)が出来そう。
この形は必要牌の多さと調達の難しさでかつてはスルーしてましたし、Junkカラーとなると最近は殆んど《包囲サイ》を考えてばかりいましたから中々新鮮。これもアリかですかねぇ~。
特に《自然の秩序》と異なり《異界の進化》は対象範囲が広いので銀弾としても機能しやすいので。《自然の秩序》は重たいですし、どうしてもビッグアクション以外にはなりづらいので。
P.S.
どうでもいいけど「アグロ」はないやろ・・・。
sgretolatore「黒緑アグロ」以前にもに同じような感想を挙げましたが、それ以前に、まさかアーキタイプとして認識されていないなんて・・・。
Legacy Constructed League(5-0)
-土地 (23)-
6 《森》
3 《沼》
2 《Bayou》
4 《新緑の地下墓地》
4 《吹きさらしの荒野》
2 《樹木茂る山麓》
2 《ドライアドの東屋》
-クリーチャー (16)-
4 《老練の探険者》
2 《死儀礼のシャーマン》
4 《エルフの幻想家》
3 《不屈の追跡者》
1 《永遠の証人》
1 《森林の怒声吠え》
1 《大祖始》
-呪文 (21)-
4 《陰謀団式療法》
4 《緑の太陽の頂点》
2 《思考囲い》
2 《無垢の血》
3 《突然の衰微》
3 《自然の秩序》
3 《破滅的な行為》
-サイドボード (15)-
3 《大祖始の遺産》
2 《思考囲い》
2 《見栄え損ない》
2 《クローサの掌握》
2 《Chains of Mephistopheles》
2 《窒息》
1 《永遠の証人》
1 《大渦の脈動》
デッキの知名度は低いとは分かっていましたが、誕生して数年以上経って幾つかのアーキタイプが確立しているにも拘らず未だに「NicFit」のデッキ名すら出てこずに「黒緑アグロ」扱いされるとは。
哀しいなぁ・・・。
まぁそんな事はどうでもいいか。
今でこそ珍しいですが、誕生初期の由緒正しいBGカラー2色のNicFitです。なので故に珍しい形になってますね。
今後D&Tやコンスピの影響下にあるデッキがどこまで増えるかは不明ですが、Eldraziや探査生物のお陰で《老練の探険者》等の壁と《破滅的な行為》の支配力が及び辛くなっている現状このデッキの価値は落ちています。それを思えばこの形の様に、《自然の秩序》からのビッグムーブが有った方が良いのかもしれませんね。3色にするのなら、現状一番マイナーカラーになっていますが《風景の変容》+《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》コンボを仕込めるJundが一番ましかもしれません。
ただ《自然の秩序》系にするのなら、もうそっちに特化した方がデッキとして安定するんですよね。土地伸ばす意味がないのでそもそもの理念が崩壊してしまいますし・・・。
《不屈の追跡者》は土地を伸ばせるので「調査」を用意しやすいのでこのデッキ向きではありますよね。土地の枚数を単純に伸ばしていくのなら2色の方が基本地形を積みやすいのでより合理的ですし。
ただ現状、ベテランやデッキに入っている《エルフの幻想家》等はアドは取れますが、戦闘力が不足している点は変わらないんですよね・・・。
このリストで今一つ不明なのは《ヴォルラスの要塞》と《ファイレクシアの塔》が入っていない事ですかね。特に《塔》はベテランを食べる追加手段としても重要なので、何故入ってないんですかね?
特段シナジーの無い《エルフの幻想家》が《花の壁》でないも不明。
どうでも良い趣味としては、銀弾には丸さが欲しいので《森滅ぼしの最長老》が欲しい。しかし後ろ向きすぎますかねw
現状Deedの価値が及びづらい、ついでに小型地上ブロッカーの存在も微妙と考えるとデッキ選択としてそこ程価値が無いのですが、でもComboの減少とフェアデッキの増加を考えると選択肢にはなるんですよね。ついでにPostとLandsもあまりいないのも追い風で、Deedの部分の他は後はMiraclesに勝てる形を目指すだけで良いので。
個人的に使っているJunkカラーならStP/PtEが有るので、後はDeed→《滅び》にでも変えましょうかね。《滅び》は依然環境速度が早い時期にDeedの速度不足から1~2枚採用していましたが、単他に除去と合せれば機能はするので。しかしあの時とはまた採用生物も異なるしどうとも言えない・・・。
Jundカラーなら《ヴェールのリリアナ》+《罰する火》、《殺戮遊戯》で。
ビッグアクションの部分でいうとJunkカラーなら《原始のタイタン》→DDコンボを積むのもアリですかね。《墓所のタイタン》はアド・サイズ共に半端なので微妙。
TC Decksに載っていましたが《異界の進化》を使って《アカデミーの学長》→《明けの星、陽星》+《繰り返す悪夢》サーチから陽星ロックを繰り返す~と言うリストが有りました。この程度なら《老練の探険者》1回分で届きますし、あまり相手に土地を与えないので、盤面拘束(土地+生物)が出来そう。
この形は必要牌の多さと調達の難しさでかつてはスルーしてましたし、Junkカラーとなると最近は殆んど《包囲サイ》を考えてばかりいましたから中々新鮮。これもアリかですかねぇ~。
特に《自然の秩序》と異なり《異界の進化》は対象範囲が広いので銀弾としても機能しやすいので。《自然の秩序》は重たいですし、どうしてもビッグアクション以外にはなりづらいので。
P.S.
どうでもいいけど「アグロ」はないやろ・・・。
レガシー)Eldraziが流行るならまたNicFit使いたい
2016年3月21日 BigMana道 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
Eldraziが流行ってくれるなら、個人的にはNicFitの環境的な価値が引きあがってくると思っている今日この頃。
基本的に盤面勝負になる上に地面を走ってきてくれるので《老練の探険者》がブロッカーとしてきっちり役に立つ。そして誘発能力でマナを一方的に伸ばせるので、土地が伸びる前に轢き殺された~というMidrangeやControlの様な事も起こり辛い。
確かに追放除去の《歪める嘆き》が気になるのは事実ですけど、それが4枚フルで積まれる事は滅多にないですし、それこそハンデスしてしまえる。
《虚空の杯》のX=1はやや辛いですが、他のデッキに比べて低マナ域の依存度も低いですし、ベテラン自体も《緑の太陽の頂点》で探してこれるので問題無し。
いろいろ理由は有りますが、ベテランが環境的に役に立ち辛くなったのが衰退の理由の一つには違いなかったので、逆にそれが立つのならこのデッキの優位性も増すはず。
元々フェアデッキ、特にBeatdownを圧殺するデッキなので戦略的にも相性が良い。
加えて、BGWカラーなら生物処理もお手の物。BUGなら《悪意の大梟》がある。唯一Junkは微妙ですが。
火力が役に立ちづらいしBurn戦略も当然ムリ。《風景の変容》が打ち消されるリスクも有る。《高原の狩りの達人》は強いんですが遅滞攻撃にしかならんので・・・。
と言う事で、Eldraziが増えるならNicFitの調整ももう少し調整してみるかな?と思う今日この頃。
しかしそれより本命のTheRockの形が決まらん・・・。
まぁ、優位性が増そうが、Miraclesに勝てるようにはしておかないと話にならないのは事実ですがね。
ベテランで土地わざわざプレゼントして、早々に《精神を刻む者、ジェイス》着地されたらもうそれで死亡なので。
《酸のスライム》はもしかしたら対Eldraziで使えるんじゃないかと思った事も有ります。
消耗戦が苦手なデッキなので接死で必ず1-1交換以上を取られるブロッカーは苦手。そしてCipで最も苦手な土地破壊及び小細工していく戦略でありAtf/Encにも対処可能なのですから。
しかし冷静に考えてスペックは通用するかもしれないのですが、5マナなんてどう考えても間に合わない。消耗戦の末にぎりぎり間に合うか、マナソース連打から強引に到達するかだと思っていました。
前者では安定感ないし、後者ではそもそも消耗戦の体を成していない。
と言う事でお蔵入りの生物でした。
それが、ModernのG信心でいい成績を残したデッキリストではこれが4枚入っていました。
考えを実践に移し、その上で成績を残せる人は素直に凄いと思った。
土地問題から解消されるLegacyのNicFitでも1チャンスあると思っている《酸のスライム》。
しかし2マナランドが倍増するせいでマリガン頻度も減り、土地基盤の効率も上がるので、5マナ使って1枚破壊が間に合うのか?費用対効果に見合うのか?と言う新たな疑問も・・・。
同じ5マナなら《スラーグ牙》で5点ゲインしつつ、Eldraziの中型と相討ちした上で3/3のブロッカーを残す方が威力があるのではないのか?とも考えていますのでやはりスライムはムリそうです。
Eldraziが流行ってくれるなら、個人的にはNicFitの環境的な価値が引きあがってくると思っている今日この頃。
基本的に盤面勝負になる上に地面を走ってきてくれるので《老練の探険者》がブロッカーとしてきっちり役に立つ。そして誘発能力でマナを一方的に伸ばせるので、土地が伸びる前に轢き殺された~というMidrangeやControlの様な事も起こり辛い。
確かに追放除去の《歪める嘆き》が気になるのは事実ですけど、それが4枚フルで積まれる事は滅多にないですし、それこそハンデスしてしまえる。
《虚空の杯》のX=1はやや辛いですが、他のデッキに比べて低マナ域の依存度も低いですし、ベテラン自体も《緑の太陽の頂点》で探してこれるので問題無し。
いろいろ理由は有りますが、ベテランが環境的に役に立ち辛くなったのが衰退の理由の一つには違いなかったので、逆にそれが立つのならこのデッキの優位性も増すはず。
元々フェアデッキ、特にBeatdownを圧殺するデッキなので戦略的にも相性が良い。
加えて、BGWカラーなら生物処理もお手の物。BUGなら《悪意の大梟》がある。唯一Junkは微妙ですが。
火力が役に立ちづらいしBurn戦略も当然ムリ。《風景の変容》が打ち消されるリスクも有る。《高原の狩りの達人》は強いんですが遅滞攻撃にしかならんので・・・。
と言う事で、Eldraziが増えるならNicFitの調整ももう少し調整してみるかな?と思う今日この頃。
しかしそれより本命のTheRockの形が決まらん・・・。
まぁ、優位性が増そうが、Miraclesに勝てるようにはしておかないと話にならないのは事実ですがね。
ベテランで土地わざわざプレゼントして、早々に《精神を刻む者、ジェイス》着地されたらもうそれで死亡なので。
《酸のスライム》はもしかしたら対Eldraziで使えるんじゃないかと思った事も有ります。
消耗戦が苦手なデッキなので接死で必ず1-1交換以上を取られるブロッカーは苦手。そしてCipで最も苦手な土地破壊及び小細工していく戦略でありAtf/Encにも対処可能なのですから。
しかし冷静に考えてスペックは通用するかもしれないのですが、5マナなんてどう考えても間に合わない。消耗戦の末にぎりぎり間に合うか、マナソース連打から強引に到達するかだと思っていました。
前者では安定感ないし、後者ではそもそも消耗戦の体を成していない。
と言う事でお蔵入りの生物でした。
それが、ModernのG信心でいい成績を残したデッキリストではこれが4枚入っていました。
考えを実践に移し、その上で成績を残せる人は素直に凄いと思った。
土地問題から解消されるLegacyのNicFitでも1チャンスあると思っている《酸のスライム》。
しかし2マナランドが倍増するせいでマリガン頻度も減り、土地基盤の効率も上がるので、5マナ使って1枚破壊が間に合うのか?費用対効果に見合うのか?と言う新たな疑問も・・・。
同じ5マナなら《スラーグ牙》で5点ゲインしつつ、Eldraziの中型と相討ちした上で3/3のブロッカーを残す方が威力があるのではないのか?とも考えていますのでやはりスライムはムリそうです。
レガシー)《包囲サイ》型NicFitにおけるStP-PtE
2015年3月18日 BigMana道 コメント (3)
皆さん、こんばんは。しもべです。
今日は本当に温かい日でした。
もう春なんですね。
さて、最近はDTKにご執心でデッキ構築等についての記事を書く事も無かったわけですが、DTKの件も終わりましたので再会再開。
で、ここ最近はJunk系デッキの構築に置いて、《包囲サイ》を採用するか否かに関してが私の中では最も大きな主題の一つだったのですが、それはメインのThe Rockに関してだけではなく、NicFitでもそうです。
所謂BWGカラーのNicFitになりますが、これの中軸に《包囲サイ》を入れるかどうか?でまた悩んで知るわけです。まぁそれでもマナの豊富さと《破滅的な行為》との相性の良さを考えればTheRockでの運用よりも遥かに楽な訳ですが・・・。
で、いざ採用して作ってみて、まぁ問題なかったわけですが、TheSourceの板にて、同じく《包囲サイ》採用型のNicFitも組まれているその中で、気になったのが除去の枠。
《剣を鍬に/PtE》
↓
《流刑への道/StP》
になっていたわけです。
StPと言えばWを足す理由の一つで、このNicFitでもそれは同じです。が、なるほどな・・・。もともとPtEの難点である基本地形を与えてしまうというデメリットは、既にデッキのコンセプトである《老練の探険者》が、その2~4倍程度の塩を送っているため気にもなりません。が、だからと言ってStP→PtEとならなかったのは、StPが非常時のライフゲインの役目を負っていたからです。Tempo系にこそ相性の良いNicFitですが、Burnやその側面の強いデッキには非常に弱い。攻め手が遅い上に、土地を与えてしまい、《タルモゴイフ》の様な壁兼避雷針がいないため、焼かれたい放題です。その意味で中級の生物を設置後緊急時にStPを撃ちこんでライフの足しにするという行為は比較的視られる光景でした。私もこの動きには、枚数調整こそ考えた事はあるものの、不満に思った事は無かったわけです。
が、それが《包囲サイ》の登場に依り少々事情が変わってきました。ゲイン分も関係していないことは無いんですが、それ以上に重要な事は相手の本体を直接せれる3点火力の部分です。StPの相手のゲイン分はそれを帳消しにしてしまうんですよね・・・。《出産の殻》型の一部や類似の物を含め《包囲サイ》を1枚程度しか採用しない形ならほぼ問題はありません。が、3枚以上を採用し、確実な戦力として運用する場合は、このディスシナジーが痛い。連打する場合の決定力に大きく違いが出てきてしまいます。
故に、その欠点を無くすStP→PtEは納得がいくわけです。
ただ、デッキとしての遅さ自体は解消されていないため、ライフゲイン要素を抜きにしてしまって本当に良いのだろうか?と言う疑念が無くならないんですよね・・・。特に相手の火力除去にスタックしてのStPのライフゲインはかなりのライフアドでしたしね。
まぁ、ここら辺は実際の構築、及び環境に依存する部分も大きいので何とも言えませんが・・・。
また、この関係で、そもそも《包囲サイ》をフィニッシャーに添えれば良いのではないのか?と言う議題もまた挙がってきているのです。本来のNicFitは6マナ域以上の運用も視野に入れているデッキですが、そこまでしなくても犀の連打で十分なんではないだろうか?それなら一々NicFitの形に拘る必要性はあるのか・・・?と。まぁそう成った形が《包囲サイ》型TheRockであり、それも相応に回っていた事情を考えると、余計にNicFitの形に拘る必要性も薄いのでは・・・と、考えてもいるわけです。
が、それだけで切るのは早計で、NicFitの真髄はBigManaと言う事ではなく、対Tempoデッキと言う部分です。なので、そこを考えるのなら、矢張りベテランの価値は否定できないわけで・・・。
色々と考えているわけです。と言うか、考えが堂々巡りしている次第です。マッドネスしそうなわけですw
ちなみにこのフィニッシャー論争は別のとこにも派生していますね。まず6マナ域にするのならどのタイタンを採用するのか?と言う議題も有ります。Miraclesの事を考えるとミシュラランドをサーチ出来る《原始のタイタン》か《破滅的な行為》を再利用できる《太陽のタイタン》等になるでしょうが・・・。
また、マナの運用先も《石鍛冶の神秘家》→《殴打頭蓋》や、《始まりの木の管理人》等が有りますしね。
使い道ならそれはそれで軽いカードでだった用意できる。
また、犀を軸にするのならある程度低マナ域での運用も出来るという事で、それなら《不毛の大地》の採用も比較的考えられるわけですよね。
はてさて、どうするべきでしょうかね・・・。
今日は本当に温かい日でした。
もう春なんですね。
さて、最近はDTKにご執心でデッキ構築等についての記事を書く事も無かったわけですが、DTKの件も終わりましたので再会再開。
で、ここ最近はJunk系デッキの構築に置いて、《包囲サイ》を採用するか否かに関してが私の中では最も大きな主題の一つだったのですが、それはメインのThe Rockに関してだけではなく、NicFitでもそうです。
所謂BWGカラーのNicFitになりますが、これの中軸に《包囲サイ》を入れるかどうか?でまた悩んで知るわけです。まぁそれでもマナの豊富さと《破滅的な行為》との相性の良さを考えればTheRockでの運用よりも遥かに楽な訳ですが・・・。
で、いざ採用して作ってみて、まぁ問題なかったわけですが、TheSourceの板にて、同じく《包囲サイ》採用型のNicFitも組まれているその中で、気になったのが除去の枠。
《剣を鍬に/PtE》
↓
《流刑への道/StP》
になっていたわけです。
StPと言えばWを足す理由の一つで、このNicFitでもそれは同じです。が、なるほどな・・・。もともとPtEの難点である基本地形を与えてしまうというデメリットは、既にデッキのコンセプトである《老練の探険者》が、その2~4倍程度の塩を送っているため気にもなりません。が、だからと言ってStP→PtEとならなかったのは、StPが非常時のライフゲインの役目を負っていたからです。Tempo系にこそ相性の良いNicFitですが、Burnやその側面の強いデッキには非常に弱い。攻め手が遅い上に、土地を与えてしまい、《タルモゴイフ》の様な壁兼避雷針がいないため、焼かれたい放題です。その意味で中級の生物を設置後緊急時にStPを撃ちこんでライフの足しにするという行為は比較的視られる光景でした。私もこの動きには、枚数調整こそ考えた事はあるものの、不満に思った事は無かったわけです。
が、それが《包囲サイ》の登場に依り少々事情が変わってきました。ゲイン分も関係していないことは無いんですが、それ以上に重要な事は相手の本体を直接せれる3点火力の部分です。StPの相手のゲイン分はそれを帳消しにしてしまうんですよね・・・。《出産の殻》型の一部や類似の物を含め《包囲サイ》を1枚程度しか採用しない形ならほぼ問題はありません。が、3枚以上を採用し、確実な戦力として運用する場合は、このディスシナジーが痛い。連打する場合の決定力に大きく違いが出てきてしまいます。
故に、その欠点を無くすStP→PtEは納得がいくわけです。
ただ、デッキとしての遅さ自体は解消されていないため、ライフゲイン要素を抜きにしてしまって本当に良いのだろうか?と言う疑念が無くならないんですよね・・・。特に相手の火力除去にスタックしてのStPのライフゲインはかなりのライフアドでしたしね。
まぁ、ここら辺は実際の構築、及び環境に依存する部分も大きいので何とも言えませんが・・・。
また、この関係で、そもそも《包囲サイ》をフィニッシャーに添えれば良いのではないのか?と言う議題もまた挙がってきているのです。本来のNicFitは6マナ域以上の運用も視野に入れているデッキですが、そこまでしなくても犀の連打で十分なんではないだろうか?それなら一々NicFitの形に拘る必要性はあるのか・・・?と。まぁそう成った形が《包囲サイ》型TheRockであり、それも相応に回っていた事情を考えると、余計にNicFitの形に拘る必要性も薄いのでは・・・と、考えてもいるわけです。
が、それだけで切るのは早計で、NicFitの真髄はBigManaと言う事ではなく、対Tempoデッキと言う部分です。なので、そこを考えるのなら、矢張りベテランの価値は否定できないわけで・・・。
色々と考えているわけです。と言うか、考えが堂々巡りしている次第です。マッドネスしそうなわけですw
ちなみにこのフィニッシャー論争は別のとこにも派生していますね。まず6マナ域にするのならどのタイタンを採用するのか?と言う議題も有ります。Miraclesの事を考えるとミシュラランドをサーチ出来る《原始のタイタン》か《破滅的な行為》を再利用できる《太陽のタイタン》等になるでしょうが・・・。
また、マナの運用先も《石鍛冶の神秘家》→《殴打頭蓋》や、《始まりの木の管理人》等が有りますしね。
使い道ならそれはそれで軽いカードでだった用意できる。
また、犀を軸にするのならある程度低マナ域での運用も出来るという事で、それなら《不毛の大地》の採用も比較的考えられるわけですよね。
はてさて、どうするべきでしょうかね・・・。
レガシー)徒然構築:《包囲サイ》式砲撃型NicFit Pod
2015年1月4日 BigMana道
「もう犀並べとけばいいんでないの?」
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皆さん、こんばんは。しもべです。
以前作った砲台型BG Pod NicFit。
(《ゲラルフの伝書使》→《残忍なレッドキャップ》→《アスフォデルの灰色商人》→《ラクァタスのチャンピオン》と殻で繋げて相手の本体を直接攻める形のNicFit。)
あれはあれで面白かった。が、KTKにて出た《包囲サイ》を見てまた別の方向性でも作れるはずと言う考えが思い浮かんだ。
《出産の殻》からChainComboの如く繋げていくのはそれで面白い。
が、Pod型は2つの難点を抱えている。1つ目はCMCが増えるので戦力/単体が単純に上昇するが、数が増えないため盤面の圧力に乏しい事、2つ目として連鎖させるために生物ための種を「常」に用意しなければいけない。コンボ素材が生物であるのが問題点として大きい。
この点について1つ目はこのデッキのテーマである生物を場に出す行為自体(=砲撃型)が直接勝利手段となれる点で補えていると言える。その意味でこのデッキはある意味価値がある。ただ2つ目は補えていない。それを考えたのが今回のデッキ。下手にPodで連鎖させる事は無いのではないのか?という事だ。
これを考えたのは《包囲サイ》と言う存在。
下手に連鎖させて生物を順に大きくしていくのではなく、これを一端の頂点として、これを並べていく方法が良いのではないだろうか?と考えているわけだ。こいつは単体で4/5トランプルと言う素晴らしい頑丈さと戦闘力を誇る。Cipで3点ドレインは小さいながらコイツを並べて殴って行くことが素晴らしい圧力となる。小型生物→大型生物というPodのデッキのテーマからずれている事になるが、敢えてそういうデッキにするのが今回の方向性。大型生物を出しても除去された場合のPod型の空しさを考えたのも事実。
また、もう一つ重要なのは《死儀礼のシャーマン》。マナブーストと言う役割がある。が、それと共に本体火力となれる。犀は素晴らしいがCip3点を並べるだけでは少々少ないのも事実。そこを補える本体火力を並べるという事だ。
DrSを並べ、マナを伸ばし、犀を並べて本体を削り後は犀のパンチとDrSの本体砲撃でトドメを刺す。
それがデッキのスタンスとなる。
サーチ手段は《緑の太陽の頂点/GSZ》と《出産の殻》の両方を使用する事にしてみた。犀を並べるという意味でGSZは非常に重要。Podで数を伸ばす事は難しいからだ。故にGSZが主軸になる。ただ、連続挙動という部分でPodは重要。と言うよりサーチする手段が多い方が良いという事だ。その上でGSZは使い切りで戻ってしまうため連鎖と言う意味では辛い。対してPodはその場に残るため生物を繋げていく事が出来る。潰れない種さえ残しておけばいいわけだ。一度置ければマナを掛けずに確実に場に置ける点も素晴らしい。どちらかであると少々脆いためその両面から繋げていく事が重要。
後半では使い道が無くなるが、どうせ犀を並べるだけのデッキなので、それこそ並べ終えた後はデッキ自体がする事が無くなると言っていい。なので無駄牌がどうのこうのと言うのはこの際横に置いておく。
マナ生物はDrSとベテランの両方を使用する。
マナブーストがこのデッキの取っても重要だからだ。1つは直接犀を出すため。4マナは同時にPod自体のマナ域でもあるためここまでは最低限伸ばす必要が有る。同時に併用するGSZで犀を呼び出すためには計5マナ、《呪文貫き》に対してまで考えるのなら+2マナの計7マナまで可能なら払えるようにしたい。と言う事でDrSとベテランの両方を使いたい。マナを伸ばすという意味でベテランが非常に重要だからだ。
Podで犀の呼び出す3マナの生物は最高の相棒たる《台所の嫌がらせ屋》がメイン。「頑強」とライフゲインで時間を稼げる素晴らしい「壁」となれる上にPodの2度の種となれる。Podでライフロスが出る点も薄める事も出来る。実に素晴らしい。本体を攻める置いう意味では《ゲラルフの伝書使》の方が効果の親和性は高いが、3色デッキにトリプルシンボルは無理。
で、今回はもう一つ。
《ムウォンヴーリーの獣記し》を挙げたい。
Cipで特殊な生物サーチを行える3マナ生物はGSZから呼び出しても直接犀をサーチする事も出来る。GSZが5マナに届かなくとも本来のマナコストである4マナでキャスト出来るようになる。またPodの種として見てもCipで1枚+種として2枚目を得る事が出来る為枚数はキッチンと変わらない。喩えPodで種に出来ずとも必ず1枚は犀を得る事が出来る点で非常に大きい存在となる。特に「犀を並べる」事がこのデッキのテーマなのだから。
ある意味《激情の共感者》の代わりと言える。《太陽のタイタン》をサーチしたい場合はそちらだが、犀の様な小さいものは無理なのでその代わり。
そして最後に仕込んでおきたいのが《夜明けの集会》。
生物を最大3枚までTopに仕込むこのカードで《包囲サイ》を持ってくる。3回たたきつければ流石に大体の盤面で決着がつく。アドが失う物のInsであるため問題性は薄い。ベテランだろうがDrSだろうが其々能力を通せば十分キャスト出来る。
後のパーツの肉付け程度。
除去やらハンデスやらを並べる。
[cre]*18
3《老練の探険者》
4《死儀礼のシャーマン》
2《花の壁》
1《花の壁》/《永遠の証人》
1《ムウォンヴーリーの獣記し》
1《肉袋の匪賊》/《オルゾフの司教》
1《台所の嫌がらせ屋》
4《包囲サイ》
1《叫ぶ大口》/《スラーグ牙》
[other]*20
1《悟りの教示者》
1《思考囲い》
4《陰謀団式療法》
2《緑の太陽の頂点》
3《突然の衰微》
1《ゴルガリの魔除け》
1《忘却の輪》/《アブザンの魔除け》
1《夜明けの集会》/《悪魔の意図》
3《破滅的な行為》
3《出産の殻》
[land]*22
適当
可能なら山札操作が欲しいが枠が無い・・・。
Deedを使用する以上《師範の占い独楽》を2枚程度取れるのが理想ではあるが・・・。
ただ、どうせ悠長にControlデッキになるつもりも無いので、まぁこれで良いかも知れない。
他のデッキでは犀は1~2枚程度でどう頑張っても3枚程度だが、デッキコンセプトだしこれを並べる事がメインなので4枚固定に。
《アブザンの魔除け》はユーティリティだが、+1/+1カウンターを置ける能力がある。このデッキではキッチンをポッドで頑強した際のマイナスカウンターを帳消しにできる為1度分多く種になれる。そうでなくとも2ドローになるので、このデッキではドロー補助の側面が強いと言える。
《ムウォンヴーリーの獣記し》は他にもサーチが出来る為銀弾として巧く使いたい。Miraclesのような相手には数を揃える事が重要なので犀を2枚持ってくるのも重要。ただ「呪禁」を持つ《最後のトロール、スラーン》や「到達」の飛行対策生物《絹鎖の蜘蛛》や《雲打ち》等も持ってくる選択肢だ。
到達目標が4マナなのでマナ生物8枚は多すぎる。
装備品などが有ればベテランも4枚にしたいが実際にはそこほどに必要性は無い。またそれ故に《悪夢の意図》の様な追加生贄手段の必要性は薄い。
《永遠の証人》は1枚欲しいが3マナ域が多すぎる為2マナ域の《花の壁》で。
5マナ域はメタに応じて。
除去が必要なら《叫び大口》。それ以外なら《スラーグ牙》となる。
《悲哀まみれ》も欲しい状況はあるかもしれないがダブルシンボルを入れたくはない。
と言う事で作ってみました。
「もう犀並べとけばいいんでないの?」は現状調整中のTheRockと同じ考えではあるが、実際ここのところその手のJunkカラーデッキがLegacyでも増えてきている気がします。
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皆さん、こんばんは。しもべです。
《Siege Rhino/包囲サイ》(1)(W)(B)(G)
クリーチャー - サイ
トランプル
包囲サイが戦場に出たとき、各対戦相手はそれぞれ3点のライフを失い、あなたは3点のライフを得る。
4/5
以前作った砲台型BG Pod NicFit。
(《ゲラルフの伝書使》→《残忍なレッドキャップ》→《アスフォデルの灰色商人》→《ラクァタスのチャンピオン》と殻で繋げて相手の本体を直接攻める形のNicFit。)
あれはあれで面白かった。が、KTKにて出た《包囲サイ》を見てまた別の方向性でも作れるはずと言う考えが思い浮かんだ。
《出産の殻》からChainComboの如く繋げていくのはそれで面白い。
が、Pod型は2つの難点を抱えている。1つ目はCMCが増えるので戦力/単体が単純に上昇するが、数が増えないため盤面の圧力に乏しい事、2つ目として連鎖させるために生物ための種を「常」に用意しなければいけない。コンボ素材が生物であるのが問題点として大きい。
この点について1つ目はこのデッキのテーマである生物を場に出す行為自体(=砲撃型)が直接勝利手段となれる点で補えていると言える。その意味でこのデッキはある意味価値がある。ただ2つ目は補えていない。それを考えたのが今回のデッキ。下手にPodで連鎖させる事は無いのではないのか?という事だ。
これを考えたのは《包囲サイ》と言う存在。
下手に連鎖させて生物を順に大きくしていくのではなく、これを一端の頂点として、これを並べていく方法が良いのではないだろうか?と考えているわけだ。こいつは単体で4/5トランプルと言う素晴らしい頑丈さと戦闘力を誇る。Cipで3点ドレインは小さいながらコイツを並べて殴って行くことが素晴らしい圧力となる。小型生物→大型生物というPodのデッキのテーマからずれている事になるが、敢えてそういうデッキにするのが今回の方向性。大型生物を出しても除去された場合のPod型の空しさを考えたのも事実。
また、もう一つ重要なのは《死儀礼のシャーマン》。マナブーストと言う役割がある。が、それと共に本体火力となれる。犀は素晴らしいがCip3点を並べるだけでは少々少ないのも事実。そこを補える本体火力を並べるという事だ。
DrSを並べ、マナを伸ばし、犀を並べて本体を削り後は犀のパンチとDrSの本体砲撃でトドメを刺す。
それがデッキのスタンスとなる。
サーチ手段は《緑の太陽の頂点/GSZ》と《出産の殻》の両方を使用する事にしてみた。犀を並べるという意味でGSZは非常に重要。Podで数を伸ばす事は難しいからだ。故にGSZが主軸になる。ただ、連続挙動という部分でPodは重要。と言うよりサーチする手段が多い方が良いという事だ。その上でGSZは使い切りで戻ってしまうため連鎖と言う意味では辛い。対してPodはその場に残るため生物を繋げていく事が出来る。潰れない種さえ残しておけばいいわけだ。一度置ければマナを掛けずに確実に場に置ける点も素晴らしい。どちらかであると少々脆いためその両面から繋げていく事が重要。
後半では使い道が無くなるが、どうせ犀を並べるだけのデッキなので、それこそ並べ終えた後はデッキ自体がする事が無くなると言っていい。なので無駄牌がどうのこうのと言うのはこの際横に置いておく。
マナ生物はDrSとベテランの両方を使用する。
マナブーストがこのデッキの取っても重要だからだ。1つは直接犀を出すため。4マナは同時にPod自体のマナ域でもあるためここまでは最低限伸ばす必要が有る。同時に併用するGSZで犀を呼び出すためには計5マナ、《呪文貫き》に対してまで考えるのなら+2マナの計7マナまで可能なら払えるようにしたい。と言う事でDrSとベテランの両方を使いたい。マナを伸ばすという意味でベテランが非常に重要だからだ。
Podで犀の呼び出す3マナの生物は最高の相棒たる《台所の嫌がらせ屋》がメイン。「頑強」とライフゲインで時間を稼げる素晴らしい「壁」となれる上にPodの2度の種となれる。Podでライフロスが出る点も薄める事も出来る。実に素晴らしい。本体を攻める置いう意味では《ゲラルフの伝書使》の方が効果の親和性は高いが、3色デッキにトリプルシンボルは無理。
で、今回はもう一つ。
《ムウォンヴーリーの獣記し》を挙げたい。
Cipで特殊な生物サーチを行える3マナ生物はGSZから呼び出しても直接犀をサーチする事も出来る。GSZが5マナに届かなくとも本来のマナコストである4マナでキャスト出来るようになる。またPodの種として見てもCipで1枚+種として2枚目を得る事が出来る為枚数はキッチンと変わらない。喩えPodで種に出来ずとも必ず1枚は犀を得る事が出来る点で非常に大きい存在となる。特に「犀を並べる」事がこのデッキのテーマなのだから。
ある意味《激情の共感者》の代わりと言える。《太陽のタイタン》をサーチしたい場合はそちらだが、犀の様な小さいものは無理なのでその代わり。
そして最後に仕込んでおきたいのが《夜明けの集会》。
生物を最大3枚までTopに仕込むこのカードで《包囲サイ》を持ってくる。3回たたきつければ流石に大体の盤面で決着がつく。アドが失う物のInsであるため問題性は薄い。ベテランだろうがDrSだろうが其々能力を通せば十分キャスト出来る。
後のパーツの肉付け程度。
除去やらハンデスやらを並べる。
[cre]*18
3《老練の探険者》
4《死儀礼のシャーマン》
2《花の壁》
1《花の壁》/《永遠の証人》
1《ムウォンヴーリーの獣記し》
1《肉袋の匪賊》/《オルゾフの司教》
1《台所の嫌がらせ屋》
4《包囲サイ》
1《叫ぶ大口》/《スラーグ牙》
[other]*20
1《悟りの教示者》
1《思考囲い》
4《陰謀団式療法》
2《緑の太陽の頂点》
3《突然の衰微》
1《ゴルガリの魔除け》
1《忘却の輪》/《アブザンの魔除け》
1《夜明けの集会》/《悪魔の意図》
3《破滅的な行為》
3《出産の殻》
[land]*22
適当
可能なら山札操作が欲しいが枠が無い・・・。
Deedを使用する以上《師範の占い独楽》を2枚程度取れるのが理想ではあるが・・・。
ただ、どうせ悠長にControlデッキになるつもりも無いので、まぁこれで良いかも知れない。
他のデッキでは犀は1~2枚程度でどう頑張っても3枚程度だが、デッキコンセプトだしこれを並べる事がメインなので4枚固定に。
《アブザンの魔除け》はユーティリティだが、+1/+1カウンターを置ける能力がある。このデッキではキッチンをポッドで頑強した際のマイナスカウンターを帳消しにできる為1度分多く種になれる。そうでなくとも2ドローになるので、このデッキではドロー補助の側面が強いと言える。
《ムウォンヴーリーの獣記し》は他にもサーチが出来る為銀弾として巧く使いたい。Miraclesのような相手には数を揃える事が重要なので犀を2枚持ってくるのも重要。ただ「呪禁」を持つ《最後のトロール、スラーン》や「到達」の飛行対策生物《絹鎖の蜘蛛》や《雲打ち》等も持ってくる選択肢だ。
到達目標が4マナなのでマナ生物8枚は多すぎる。
装備品などが有ればベテランも4枚にしたいが実際にはそこほどに必要性は無い。またそれ故に《悪夢の意図》の様な追加生贄手段の必要性は薄い。
《永遠の証人》は1枚欲しいが3マナ域が多すぎる為2マナ域の《花の壁》で。
5マナ域はメタに応じて。
除去が必要なら《叫び大口》。それ以外なら《スラーグ牙》となる。
《悲哀まみれ》も欲しい状況はあるかもしれないがダブルシンボルを入れたくはない。
と言う事で作ってみました。
「もう犀並べとけばいいんでないの?」は現状調整中のTheRockと同じ考えではあるが、実際ここのところその手のJunkカラーデッキがLegacyでも増えてきている気がします。
つれづれ)残酷な根本原理と探査ドロー
2014年12月7日 BigMana道
皆さん、こんばんは。しもべです。
とみに寒い12月のはじめ。流石に私も毛布を引っ張り出してきましたよ。
まさか名古屋で12月の第一週で雪が降るなんてなぁ・・・。これからどうなる事やら。
何やら、モダマス2が出るそうな。
まぁ、前回はあれだけ騒がれながら結果的にボブやタルモの値段を上げてしまうだけと言う悲惨な結果に終わった物ですからね。今回はもう少し期待したい。Wotcがこの先も本気でModernを需要拡大/普及させるつもりなら、カードの再配布と言うのは避けようがない部分ですからね。てゆーかボブの新イラストの日本語版が欲しい・・・。とりあえず再録が決まっているエムラクールは既に値段が大暴騰しているので嬉しい限りですね。
さて、色々なデッキを妄想しているしもべです。
新セットが出るたびに組んでいるデッキ等もアップデートしています。
それで今回は《残酷な根本原理》デッキだったのですが、まぁ普通にKTKの探査ドローを合わせてみようという事になったのです。
で、基本的に残酷Conはヘビーコントロールに属する類ですが、通せばほぼ勝ち核という点ではある意味Comboの様なフィニッシュブローを持っているデッキとも言えなくもない。
で、その手のデッキは殆んどが《時を越えた探索/DTT》を採用する事になります。デッキ内の札の上下が大きいためより必要牌を手にしやすい効果である上に、Insであるため隙を作りにくいためですね。事実他に試している方々はDTTを運用しているようです。
ただ、本当にそれがベストの構築なのか?と・・・。
ご存じのとおりアルテマは(U)(U)(B)(B)(B)(R)(R)と言う鬼畜レベルのCMCと色拘束をしています。普通のデッキではまずキャストできないスペルです。それをキャストしようというのですから、かなりマナ基盤に負担がかかるのですが、とするのなら使うべきはDTTではなく巡航の方ではないのか?と思ったのです。
《宝船の巡航》は普通はデッキ内の札の上下の少ない場合に獲得アド量を最大限まで生かせる為、金太郎飴的デッキの方が向いているといわれています。また、3枚も引けば大体土地が1枚程度入ってくるため、結果的に引けるのは実質2枚も同然だと。しかし、この土地を必要とするデッキである残酷Conならばこちらを優先するべきなのではないのか?
それにより土地を伸ばすことがデッキの優先度としてあるのではないのか?
そう考えているわけです。
とはいえ、必要な時に必要なカードを引けないと役に立たないので、今構想として有るのは巡航2枚+DTT1枚のスプリットタイプです。探査ドローの4枚目がいけるようなら運用したいですが流石にそれは難しそうです。そこまでするなら《禁忌の錬金術》の様な少し重めな代わりに効果の高いカードを1枚使おうかと思います。
どうでしょうね。
とみに寒い12月のはじめ。流石に私も毛布を引っ張り出してきましたよ。
まさか名古屋で12月の第一週で雪が降るなんてなぁ・・・。これからどうなる事やら。
何やら、モダマス2が出るそうな。
まぁ、前回はあれだけ騒がれながら結果的にボブやタルモの値段を上げてしまうだけと言う悲惨な結果に終わった物ですからね。今回はもう少し期待したい。Wotcがこの先も本気でModernを需要拡大/普及させるつもりなら、カードの再配布と言うのは避けようがない部分ですからね。てゆーかボブの新イラストの日本語版が欲しい・・・。とりあえず再録が決まっているエムラクールは既に値段が大暴騰しているので嬉しい限りですね。
さて、色々なデッキを妄想しているしもべです。
新セットが出るたびに組んでいるデッキ等もアップデートしています。
それで今回は《残酷な根本原理》デッキだったのですが、まぁ普通にKTKの探査ドローを合わせてみようという事になったのです。
で、基本的に残酷Conはヘビーコントロールに属する類ですが、通せばほぼ勝ち核という点ではある意味Comboの様なフィニッシュブローを持っているデッキとも言えなくもない。
で、その手のデッキは殆んどが《時を越えた探索/DTT》を採用する事になります。デッキ内の札の上下が大きいためより必要牌を手にしやすい効果である上に、Insであるため隙を作りにくいためですね。事実他に試している方々はDTTを運用しているようです。
ただ、本当にそれがベストの構築なのか?と・・・。
ご存じのとおりアルテマは(U)(U)(B)(B)(B)(R)(R)と言う鬼畜レベルのCMCと色拘束をしています。普通のデッキではまずキャストできないスペルです。それをキャストしようというのですから、かなりマナ基盤に負担がかかるのですが、とするのなら使うべきはDTTではなく巡航の方ではないのか?と思ったのです。
《宝船の巡航》は普通はデッキ内の札の上下の少ない場合に獲得アド量を最大限まで生かせる為、金太郎飴的デッキの方が向いているといわれています。また、3枚も引けば大体土地が1枚程度入ってくるため、結果的に引けるのは実質2枚も同然だと。しかし、この土地を必要とするデッキである残酷Conならばこちらを優先するべきなのではないのか?
それにより土地を伸ばすことがデッキの優先度としてあるのではないのか?
そう考えているわけです。
とはいえ、必要な時に必要なカードを引けないと役に立たないので、今構想として有るのは巡航2枚+DTT1枚のスプリットタイプです。探査ドローの4枚目がいけるようなら運用したいですが流石にそれは難しそうです。そこまでするなら《禁忌の錬金術》の様な少し重めな代わりに効果の高いカードを1枚使おうかと思います。
どうでしょうね。