シナジー)《艱苦の伝令》+《拷問台》
2017年2月25日 シナジー コメント (2)
皆さん、こんにちは。しもべです。
《艱苦の伝令》は強くはあるようですが、環境的にカードプールが狭く前評判通り単体の札のパワーとデッキ構築の弊害に悩まされているようで、今一つの活躍ですね。まぁ個人的にもこれを使える可能性が有るのは下環境だろうと思っていたので、別におかしくは無いのですが。
ただそれは黒茶構築で2マナ土地/モックス+《虚空の杯/CotV》からの高速着地が前提であり、除去耐性+高速クロックに注目してのことでした。つまり即席≒探査の亜種程度の見込みでした。
しかし先日他の方のDNで《拷問台》とのシナジーの提唱がなされていて目から鱗と言うか盲点でした。
確かに着地時からの毎ターンのハンデスが行える点と即席を持つ点が《拷問台》と極めて相性が良いんですよね。これを最初視た時には5/5飛行に追加のクロックを付けても大して意味が無いのでは?と考えたのですが、そこでもう一つの能力である小型除去を合わせてみると、継続クロックとして《拷問台》を用意しながら、フィニッシャー兼用ブロッカーとして《艱苦の伝令》を盤面支配に注力させるコントロールが組めるのではないのか?と思い至りました。ハンデス型の黒コンですね。
ハンデス型の黒コンと言うと《悪疫》《小悪疫》を用いたPOXが想起されますが、自分でも《伝令》と言う復活能の無い生物を使う事とそれが重い事から、自分に被害の大きい悪疫系は使えないので、構築の形も必然的にそれまでの形とはかなり離れてきます。
これをすると必然的にCotVが構築から外れる事になり、除去以外の妨害がハンデスに固定されるのでややリスクも有るのですが、代わりに1マナ域が解放されるため《処刑人の薬包》を採用する事も出来るし、Hate用のほぞを足す事や多色化も容易なんですよね。
強いかどうかは別ですが、これはこれでちょっと面白いですよね。
《艱苦の伝令》は強くはあるようですが、環境的にカードプールが狭く前評判通り単体の札のパワーとデッキ構築の弊害に悩まされているようで、今一つの活躍ですね。まぁ個人的にもこれを使える可能性が有るのは下環境だろうと思っていたので、別におかしくは無いのですが。
ただそれは黒茶構築で2マナ土地/モックス+《虚空の杯/CotV》からの高速着地が前提であり、除去耐性+高速クロックに注目してのことでした。つまり即席≒探査の亜種程度の見込みでした。
しかし先日他の方のDNで《拷問台》とのシナジーの提唱がなされていて目から鱗と言うか盲点でした。
確かに着地時からの毎ターンのハンデスが行える点と即席を持つ点が《拷問台》と極めて相性が良いんですよね。これを最初視た時には5/5飛行に追加のクロックを付けても大して意味が無いのでは?と考えたのですが、そこでもう一つの能力である小型除去を合わせてみると、継続クロックとして《拷問台》を用意しながら、フィニッシャー兼用ブロッカーとして《艱苦の伝令》を盤面支配に注力させるコントロールが組めるのではないのか?と思い至りました。ハンデス型の黒コンですね。
ハンデス型の黒コンと言うと《悪疫》《小悪疫》を用いたPOXが想起されますが、自分でも《伝令》と言う復活能の無い生物を使う事とそれが重い事から、自分に被害の大きい悪疫系は使えないので、構築の形も必然的にそれまでの形とはかなり離れてきます。
これをすると必然的にCotVが構築から外れる事になり、除去以外の妨害がハンデスに固定されるのでややリスクも有るのですが、代わりに1マナ域が解放されるため《処刑人の薬包》を採用する事も出来るし、Hate用のほぞを足す事や多色化も容易なんですよね。
強いかどうかは別ですが、これはこれでちょっと面白いですよね。
好きなシナジー)踏査+クルフィックスの狩猟
2015年11月29日 シナジー
皆さん、こんばんは。しもべです。
早い物で今年もあと1ヶ月。
また一つ年を取ってしまったか・・・。
現在SCG ではLegacy Openがやっているようです。
St. Louis Openから約一か月、GP Seattleから3週間程度ですが、一体どのような結果になるのか楽しみです。
見ていた映像では食物連鎖がMiraclesと対戦してました。
そんな真面目な戦いの横で、電波ビルダーの私は電波の受信に余念のない日々。
で、主に使いたいデッキ・楽しいデッキ等を作る、遊ぶのが主な私では、その核となるテーマによく「カード間のシナジー」を重視し、構築を行ないます。愛用のデッキはJunkなのですが、寧ろこれが特別なだけで、大抵はそのシナジーやテーマ偏重なんですよね。
なので私の電波の大元は如何に素敵なシナジーを見つけるか?に懸かってきていると思います。
ここで重要なのは必ずしも強力である必要が無いという事。
強力であるだけなら普通に強いデッキ作りますから。コンボではなく悪までシナジーですしね。個人的にそこに互いのカードの良さを引き出すような美しさが有るかどうか?に懸かってきます。
勿論見る価値もないほど弱くてはいけませんがねww
と言う事で、これからは時々思いつくままに気に入っている色々なシナジーをこれからは載せて行こうかな?と思います。
今回のシナジーは
《クルフィックスの狩猟者/CoK》+《踏査》
です。
まぁ、多くの方がテキストを理解しているであろうこの2種類。
なので効果の方も説明不要ですね。
殆んど《ムル・ダヤの巫女》を作り出すだけの様なセットです。
が、実際の動き的には見た目よりも異なります。
1t目:土地(1)→《踏査》→土地(2)
2t目:土地(1)→ CoK →土地(2)
で2t目までに上手くいけば4マナまでセットできるわけですね。
ここで重要なのが、2t目の2枚目の土地は山札からのセットが可能と言う点ですね。
2t目までにハンドに土地が4枚ある確率とハンドに3枚+山札のTopに土地の4枚目がある確率では、当然後者の方が高く安定性が上。この時点で《踏査》の機能を損ない難いと言えます。そして同時にカードアドバンテージとライフアドバンテージを獲得が狙えているわけです
ハンドから土地4枚全てを調達できるのなら《ムル・ダヤの巫女》でも2t目のセットは可能ですが、やはりやや安定感は落ちます。Eternalなら尚更。その上4マナ2/2と極めて場持ちの悪いサイズなので1マナ除去で簡単に落ちてしまう上に、戦闘にも寄与するのは難しい。その分、戦闘に参加させる事が出来るサイズのCoKは能力で獲得できる分以上にライフレースに関与できるわけです。
まぁ、《巫女》の方は最大アドと言う点で上を言っており、2t目にして5枚目の土地セットの可能性すらあるわけですがねww
しかしそこまで土地の増進に拘るのなら最初から土地単で《マナ結合》しろよ・・・となってしまいますからね。
悪まで非土地単の場合のシナジーと言えます。
で、場持ちの良いCoKはお陰でその後もTopに干渉を続けることが出来るので《踏査》の「ターン中土地2枚プレイ可能」の効果を無駄なく発揮しやすい。フェッチランドを土地枠で経由する事でTopのシャッフルもできるのもまる。
そしてCoKは《踏査》のお陰でライフアドバンテージとカードアドバンテージを獲得しやすい。どんどんデッキを掘って行けるわけですね。
正に両方の良い部分を引き出せているわけです。
ここで、更に組み合わせておけるといいのがTop操作をする札。
Uなら《渦まく知識》等のキャントリップや《精神を刻む者、ジェイス》など。特に場持ちが良い分JtMsの壁にもなれます。
しかしGで統一するのなら《ミリーの悪知恵》《師範の占い独楽》《森の知恵》で良いですね。
でTopを常に調整すると更にどんどん掘って行けるわけですね。アドがアドを呼ぶわけです。
ついでに、CoKと《踏査》は「Enc」でカードタイプが統一されています。
なのでここでもまた一つのシナジーを発揮できそうですね。
無茶にEnchantress的な構築をせずとも単純に《神々との融和》や《鉱山の採掘》で回収したりとか簡単なものでも良いですね。悪まで生物を使うBeatdownと言う事を考えるなら《神々の兜》とか《万戦の幻霊》とかでも良いですね。サイズに転換できるのなら《踏査》も中盤以降に価値がやや見出せますからね。
そうして統一感を出すのなら上記のTop操作を《ミリーの悪知恵》や《森の知恵》等ですかね。特に悪知恵だと1t目に扱う事も出来ますね。対して《森の知恵》だとCoKで獲得したライフをドローにつぎ込む事が出来ますね。
まぁEnchantress的に「星座」を絡めていくともっとアドを引き延ばせそうですが。土地を伸ばせるので「上陸」でも良いですね。特にBFZのEncシリーズは良い感じ。
んで、土地を伸ばしきった先ではどうするのか?と言う事になりますね。そこを上手く出来ると良いのでですが。
そこをどうすべきでしょうね。
ここでもうまいシナジーが生めると良いのですが。フィニッシュのためのボムでも良いのですが、単純にそれだけだと序盤に引くと腐りますからね・・・。
《巨森の予見者、ニッサ/精霊信者の賢人、ニッサ》《武道家の庭師/生命の織り手、土塊》《黄金牙、タシグル》《起源のハイドラ》《生+死》とかになるでしょうかね?
それらを調整してサーチする《緑の太陽の頂点/GSZ》等も良い。
と言う事で、
《クルフィックスの狩猟者/CoK》+《踏査》
のシナジーでした。
非常に簡単な組み合わせですが、たったこれだけでも十分色々と考えられるわけですね。
・単体でもそれなりのKPが有る
・互いの良さを引き出す
・そこからの発展性もある
で、非常に良い組み合わせだと思います。遊び甲斐も有りますしね。
色々考えるのは楽しいなぁ~。
やっぱりMTGは妄想の友だべ。
P.S.
《踏査》はイラストは別にどちらでもいいですが、FTはコンスピラシーの「未知への旅の中でのみ、我々は不可能を見つけることができるのだ。」 の方が好きです。
早い物で今年もあと1ヶ月。
また一つ年を取ってしまったか・・・。
現在SCG ではLegacy Openがやっているようです。
St. Louis Openから約一か月、GP Seattleから3週間程度ですが、一体どのような結果になるのか楽しみです。
見ていた映像では食物連鎖がMiraclesと対戦してました。
そんな真面目な戦いの横で、電波ビルダーの私は電波の受信に余念のない日々。
で、主に使いたいデッキ・楽しいデッキ等を作る、遊ぶのが主な私では、その核となるテーマによく「カード間のシナジー」を重視し、構築を行ないます。愛用のデッキはJunkなのですが、寧ろこれが特別なだけで、大抵はそのシナジーやテーマ偏重なんですよね。
なので私の電波の大元は如何に素敵なシナジーを見つけるか?に懸かってきていると思います。
ここで重要なのは必ずしも強力である必要が無いという事。
強力であるだけなら普通に強いデッキ作りますから。コンボではなく悪までシナジーですしね。個人的にそこに互いのカードの良さを引き出すような美しさが有るかどうか?に懸かってきます。
勿論見る価値もないほど弱くてはいけませんがねww
と言う事で、これからは時々思いつくままに気に入っている色々なシナジーをこれからは載せて行こうかな?と思います。
今回のシナジーは
《クルフィックスの狩猟者/CoK》+《踏査》
です。
まぁ、多くの方がテキストを理解しているであろうこの2種類。
なので効果の方も説明不要ですね。
殆んど《ムル・ダヤの巫女》を作り出すだけの様なセットです。
が、実際の動き的には見た目よりも異なります。
1t目:土地(1)→《踏査》→土地(2)
2t目:土地(1)→ CoK →土地(2)
で2t目までに上手くいけば4マナまでセットできるわけですね。
ここで重要なのが、2t目の2枚目の土地は山札からのセットが可能と言う点ですね。
2t目までにハンドに土地が4枚ある確率とハンドに3枚+山札のTopに土地の4枚目がある確率では、当然後者の方が高く安定性が上。この時点で《踏査》の機能を損ない難いと言えます。そして同時にカードアドバンテージとライフアドバンテージを獲得が狙えているわけです
ハンドから土地4枚全てを調達できるのなら《ムル・ダヤの巫女》でも2t目のセットは可能ですが、やはりやや安定感は落ちます。Eternalなら尚更。その上4マナ2/2と極めて場持ちの悪いサイズなので1マナ除去で簡単に落ちてしまう上に、戦闘にも寄与するのは難しい。その分、戦闘に参加させる事が出来るサイズのCoKは能力で獲得できる分以上にライフレースに関与できるわけです。
まぁ、《巫女》の方は最大アドと言う点で上を言っており、2t目にして5枚目の土地セットの可能性すらあるわけですがねww
しかしそこまで土地の増進に拘るのなら最初から土地単で《マナ結合》しろよ・・・となってしまいますからね。
悪まで非土地単の場合のシナジーと言えます。
で、場持ちの良いCoKはお陰でその後もTopに干渉を続けることが出来るので《踏査》の「ターン中土地2枚プレイ可能」の効果を無駄なく発揮しやすい。フェッチランドを土地枠で経由する事でTopのシャッフルもできるのもまる。
そしてCoKは《踏査》のお陰でライフアドバンテージとカードアドバンテージを獲得しやすい。どんどんデッキを掘って行けるわけですね。
正に両方の良い部分を引き出せているわけです。
ここで、更に組み合わせておけるといいのがTop操作をする札。
Uなら《渦まく知識》等のキャントリップや《精神を刻む者、ジェイス》など。特に場持ちが良い分JtMsの壁にもなれます。
しかしGで統一するのなら《ミリーの悪知恵》《師範の占い独楽》《森の知恵》で良いですね。
でTopを常に調整すると更にどんどん掘って行けるわけですね。アドがアドを呼ぶわけです。
ついでに、CoKと《踏査》は「Enc」でカードタイプが統一されています。
なのでここでもまた一つのシナジーを発揮できそうですね。
無茶にEnchantress的な構築をせずとも単純に《神々との融和》や《鉱山の採掘》で回収したりとか簡単なものでも良いですね。悪まで生物を使うBeatdownと言う事を考えるなら《神々の兜》とか《万戦の幻霊》とかでも良いですね。サイズに転換できるのなら《踏査》も中盤以降に価値がやや見出せますからね。
そうして統一感を出すのなら上記のTop操作を《ミリーの悪知恵》や《森の知恵》等ですかね。特に悪知恵だと1t目に扱う事も出来ますね。対して《森の知恵》だとCoKで獲得したライフをドローにつぎ込む事が出来ますね。
まぁEnchantress的に「星座」を絡めていくともっとアドを引き延ばせそうですが。土地を伸ばせるので「上陸」でも良いですね。特にBFZのEncシリーズは良い感じ。
んで、土地を伸ばしきった先ではどうするのか?と言う事になりますね。そこを上手く出来ると良いのでですが。
そこをどうすべきでしょうね。
ここでもうまいシナジーが生めると良いのですが。フィニッシュのためのボムでも良いのですが、単純にそれだけだと序盤に引くと腐りますからね・・・。
《巨森の予見者、ニッサ/精霊信者の賢人、ニッサ》《武道家の庭師/生命の織り手、土塊》《黄金牙、タシグル》《起源のハイドラ》《生+死》とかになるでしょうかね?
それらを調整してサーチする《緑の太陽の頂点/GSZ》等も良い。
と言う事で、
《クルフィックスの狩猟者/CoK》+《踏査》
のシナジーでした。
非常に簡単な組み合わせですが、たったこれだけでも十分色々と考えられるわけですね。
・単体でもそれなりのKPが有る
・互いの良さを引き出す
・そこからの発展性もある
で、非常に良い組み合わせだと思います。遊び甲斐も有りますしね。
色々考えるのは楽しいなぁ~。
やっぱりMTGは妄想の友だべ。
P.S.
《踏査》はイラストは別にどちらでもいいですが、FTはコンスピラシーの「未知への旅の中でのみ、我々は不可能を見つけることができるのだ。」 の方が好きです。