非MtG)炭酸ガスと水で効率的に石油を合成と発表
2015年10月3日 化学/科学 コメント (2)久々に化学系のニュース
点線以下転載
これもう半月も前のニュースだったようです。
どれほどのレベルかは知りませんが、すごいすごい。正直実用性で考えたらiPSとかES細胞よりもよほど現実的な部分で上と言えそうです。
問題は
・生成効率(費用対効果)
・時間
・反応性(化学安定性と合成の容易さ)
・具体的には何が生成されているのか
等々気にかかる部分もありますが、最初の一歩が何よりも大きい所を考えると咲は比較的明るそうです。
水と炭素からメタンを作るのは人類科学の一つの壮大なテーマでもありましたが、それも現実味を帯びてくるのでしょうかね。
ついでに精製が必要ないというのも工業的な観点で極めて大きな価値ですよね。
お隣の国とか精製技術が無い国はその点でも苦労しているし、のどから手が出るほど欲しい技術ですからね。
点線以下転載
「炭酸ガスと水で効率的に石油を合成と発表」
京都大学名誉教授の研究グループが、炭酸ガスと水を使い効率的に石油を合成することに成功したと発表しました。
合成に成功したのは、今中忠行・京都大学名誉教授の研究グループです。今中教授によりますと、水と石油を混ぜ合せた物質に炭酸ガスを含ませる手法により、水分が減少し、石油の分量が増えたということです。今回、開発された手法により、炭酸ガスと水と石油から化学合成でき、低コストでエネルギーを生み出せるようになります。合成油は精製する必要がなく、硫黄や窒素成分を含まないので燃焼時に地球温暖化ガスも出ないということです。今中教授は今後、石油の量産システムの開発を行い、実用化を進めたいとしています。
(http://webnews.asahi.co.jp/abc_2_005_20150918008.html)
これもう半月も前のニュースだったようです。
どれほどのレベルかは知りませんが、すごいすごい。正直実用性で考えたらiPSとかES細胞よりもよほど現実的な部分で上と言えそうです。
問題は
・生成効率(費用対効果)
・時間
・反応性(化学安定性と合成の容易さ)
・具体的には何が生成されているのか
等々気にかかる部分もありますが、最初の一歩が何よりも大きい所を考えると咲は比較的明るそうです。
水と炭素からメタンを作るのは人類科学の一つの壮大なテーマでもありましたが、それも現実味を帯びてくるのでしょうかね。
ついでに精製が必要ないというのも工業的な観点で極めて大きな価値ですよね。
お隣の国とか精製技術が無い国はその点でも苦労しているし、のどから手が出るほど欲しい技術ですからね。
非MTG) ここ最近で気になった時事 IPS細胞等技術系中心
2012年10月14日 化学/科学 コメント (4)皆さん、こんばんは。しもべです。
板橋では、とうとうエターナルフェスティバルが開催されましたね。
皆さん、出来はどうでしたか?
今日で終わりの方はお疲れ様でした。
明日もある方は頑張ってください。
皆さんのレポにも期待していますよ!
そして、出れない私はカレーにスルーして、時事の続きといきます。
ここ最近の、技術分野が中心となります。
非Mtg記事のため、興味のない方はスルー推奨。
ではいきます↓
点線内転載
精子に続いて卵子まで作成に成功したそうです。
いよいよ大台に乗った感もありますね。
8月には「iPS細胞:ALS治療に道 神経突起、修復物質確認(http://mainichi.jp/area/news/20120802ddn002040023000c.html)」のニュースも流れましたし、再生医療への道筋がかなりついてきた感があります。
しかし、安全性の問題で人間への移植は3~5年では済まないと思います。
また、技術面をある程度乗り越えても、倫理面での壁にぶち当たります。
今後はこれらへの対処により力を入れていくべきでしょう
・・・もちろん国家がです!!
悪用を避けるための法整備も含めて、国家にかかる責任も大きいものがあります。
と、この記事を書いていたすぐ後で、続報でした。
なんとノーベル賞受賞だそうです!!
正直あと5年前後は早くても無いと考えていたので驚きです。
未だ基礎理論さえ未成熟な分野なんですが・・・。
それだけ世界の期待を一身に背負っているという事でしょうね。
ES細胞の方も負けていられないですね。
そもそも、何でこの発表があった時おかしいと思わなかったんですかね?
発表の内容が異常(技術的に高度すぎるという点で)過ぎて、とても信じる気になれないと思うのですが・・・。
これ、化学・医療分野に多少なりとも知識のある人間で信じた方がどれだけいるんですかね?
こういう研究成果の発表は1番だからこそインパクトがあるんです。
もし本当にこんな事が可能なら、もっと前の段階から発表していなくてはおかしいんです。
現在の山中教授の基礎理論の段階で、これだけの騒ぎなんです。
応用を超えて、臨床レベルの段階に到達していたら、それこそ世界が動くレベルなんです。
それを今まで黙っているなんてことが変なんです。
また、IPS細胞の研究自体がまだ基礎理論の確立と、やっと応用への転化が始まったばかりなんです。
そんな代物を、倫理的観点・安全性の観点で見て、名のある病院・研究機関が臨床での使用を認めるはずが無いんです。
よしんば、実際に心筋細胞の様な物が出来ていたとしても、それが本当に機能するかなんて誰も判らないんですがから。
マウスでさえ行われているかどうか・・・という物をいきなり人間になんて、狂気の沙汰です。
本当に出来ていたとしても、とても認められるものではありません。
こんな事、取材している記者でも判るはずなんですが(当然その分野の知識を有しているはず)・・・。
なんで、こんな物、真に受けてしまったのか・・・。
まぁ、真偽のほどは今後ハッキリするでしょう。
本当だったとしても、上記の理由で即NGが入るでしょう。
が、それ以上に、判らないのは、虚偽だった場合。
何でこんな浅はかな事をしたのか?という事。
売名行為や資金集めが目的だとしても、計画が脆弱すぎます。
こんな事も判らないほど、バカな方ではないと思うのですが・・・。
何故か文章が消えていましたw
少し古いニュースですが、当時数学界を驚愕させたこの「ABC予想解明か?」というのには驚かされました。
(一部新聞社は「解明に成功した」様な事を言っていますが、検証はこれからです。)
扱いが小さいニュースですが、興味のある方にとってはIPSよりもよほど大きな問題でしょう。
今回のこれはフェルマーの最終定理もこれで証明できるんだとかなんとか・・・。論文は500ページ以上からなる膨大な物で、専門誌による検証にも数年は掛かるそうです。今後の続報が楽しみですね。
また、毎日新聞社のページが消えていたので、WIREDのページを追加しておきました。
いや、目出度いですね!
とうとう日本初の新元素です。
森田氏とグループの方には賛美の言葉を贈りたいです。
113番の事は以前にもこのDN内で少し取り上げられましたが、長かったですね・・・。
因みに、その時取り上げた116、118の両者は未だに認定待ちです。
119、120番は記事にもある通り今まで存在しなかった第8周期の元素です。
どんな性質を持っているのか、いまから+(0゚・∀・) + ワクテカ +
マジですか!!
これは凄いですね。
筋肉が壊れないようにするのではなく、命令系統異常の遺伝子の変異を読み飛ばすようにするというのは凄いアイディアですね。
あとは副作用の有無と、薬の持続時間ですね。
根源的な解決にはおそらくならないでしょうが、薬の効力の減衰時間、半減期を伸ばすことが重要です。
今後に期待!!
最近はすっかり有名になった「イグ・ノーベル賞」ですが、今年の受賞はなんと“おしゃべり妨害器”です。
面白いけど何に使うんや・・・(´・ω・`)ショボーン
うるさい上司のデスクに仕込めとでもいうのか・・・。
最近イグ・ノーベルに日本人が良く取り上げられていますね・・・。
嬉しい事では、まぁ、あるんでしょうね・・・。
よく人類史で最も長い年月情報を記録できる媒体は「石版」なんて言われていますが、今回のこれで新たな媒体を開発できましたね。
これで、人類が滅んだ後も、大好きなアニメをデジタル記号化してそれを焼きつけて残しておく事が出来るぞ!!
何に使うんや・・・・。
関連で、Brue-layの実に100倍超の記憶容量をもつ光ディスク技術を富士フィルムが開発したらしいです。
(http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG05021_W2A001C1MM0000/)
そのサイズ、実に15テラ。
15テラ・・・・・・・
凄いけど何に使うんや・・・(´・ω・`)
家にあるBDのデータ全て合わせても半分もいかない・・・。
凄いんですが、現実とかい離しすぎている気も・・・。
因みに3年後をめどに一般販売する予定で、値段は1枚で約1000円だそうです。
安いな!?
青い光には人間を冷静にする効果があるそうです。
自殺を考える方はぎりぎりのどちらにも触れえる精神状態の方が多いらしいので、軽く背中を押すだけでも十分違うのでしょうね。
なるべく、多くの駅に設置していただきたいものです。
また、鉄道会社から見ても、費用対効果で金銭的に十分おつりがくるのではないでしょうか?鉄道一本の遅れでも数百万~数億円の損失になります。そして大抵1本2本の遅延では済みません。
それを考えれば、青色灯を配置するぐらい安いものですよね。
ICとQoLですね。
今回の取り組みで画期的なのが
「年齢や病状の重さにかかわらず、全ての入院・通院患者の希望者を対象とする。」
と言う部分。
以前までにも似た様な取り組みはありましたが、今回のこれは遥かに本格的です。
故トニー・ニックリンソン氏の様な件もあります。
人の命はその人のもの。
(何でも良いという訳ではありませんが、)なるべく本人の意思に沿う最期を迎えてもらいたいものです。
やり方と言うか、言動が稚拙すぎます。
とても常任理事国の姿ではない。
IMF総会という世界規模での重大な会議に個人的な2国間対立を理由に欠席するなんて・・・本当に情けない姿です。
もちろん、今回の対立に日本側に問題が無いわけでもないので一方的に中国を悪者にすべきではないのですが・・・これは無いですね。
これには私も首をかしげますね・・・。
確かに世界大戦後、大きな争いは起きていません。
が、国家別で貧富の差は大きいし、国によっては暴動やデモが起こるし・・・。
とても「平和」のイメージに合うとは思えないんですが・・・。
まぁ、このノーベル平和賞はここ最近政治色が強く、毎年物議を催しているのでこんなものかもしれませんが・・・
ただね、ギリシャが文句を言うと腹が立つんです。
私だけですかね?
さて、こんな所です。
皆さんは最近気になるニュースはありましたか?
板橋では、とうとうエターナルフェスティバルが開催されましたね。
皆さん、出来はどうでしたか?
今日で終わりの方はお疲れ様でした。
明日もある方は頑張ってください。
皆さんのレポにも期待していますよ!
そして、出れない私はカレーにスルーして、時事の続きといきます。
ここ最近の、技術分野が中心となります。
非Mtg記事のため、興味のない方はスルー推奨。
ではいきます↓
点線内転載
[ <iPS細胞>卵子を作成…マウスの子誕生に成功 京都大]
毎日新聞 10月5日(金)3時0分配信
マウスの人工多能性幹細胞(iPS細胞)から卵子を作成し、体外受精によって正常な子供を誕生させることに、京都大の研究グループが世界で初めて成功した。昨年、iPS細胞から作った精子での受精、出産に成功したと発表しており、理論上、人工的に作成した精子と卵子によって子供を作ることが可能になる。5日付の米科学誌「サイエンス」電子版に掲載された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121005-00000013-mai-soci
精子に続いて卵子まで作成に成功したそうです。
いよいよ大台に乗った感もありますね。
8月には「iPS細胞:ALS治療に道 神経突起、修復物質確認(http://mainichi.jp/area/news/20120802ddn002040023000c.html)」のニュースも流れましたし、再生医療への道筋がかなりついてきた感があります。
しかし、安全性の問題で人間への移植は3~5年では済まないと思います。
また、技術面をある程度乗り越えても、倫理面での壁にぶち当たります。
今後はこれらへの対処により力を入れていくべきでしょう
・・・もちろん国家がです!!
悪用を避けるための法整備も含めて、国家にかかる責任も大きいものがあります。
続報)
[<ノーベル賞>医学生理学賞に山中伸弥・京大教授]
毎日新聞 10月8日(月)18時39分配信
研究所の前で笑顔を見せる京都大iPS細胞研究所の山中伸弥所長=京都大iPS細胞研究所で2012年10月7日、幾島健太郎撮影
スウェーデンのカロリンスカ研究所は8日、12年のノーベル医学生理学賞を、京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授(50)と、英ケンブリッジ大のジョン・ガードン博士に授与すると発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121008-00000018-mai-soci
と、この記事を書いていたすぐ後で、続報でした。
なんとノーベル賞受賞だそうです!!
正直あと5年前後は早くても無いと考えていたので驚きです。
未だ基礎理論さえ未成熟な分野なんですが・・・。
それだけ世界の期待を一身に背負っているという事でしょうね。
ES細胞の方も負けていられないですね。
[<iPS臨床問題>森口氏「論文一部ウソ」 記者会見で]
毎日新聞 10月14日(日)1時4分配信
【ニューヨーク草野和彦、斎藤広子】「人工多能性幹細胞(iPS細胞)から世界で初めて心筋細胞をつくり、重症の心臓病患者に移植した」と発表した日本人研究者、森口尚史(ひさし)氏は13日午前(日本時間同日深夜)、滞在先のニューヨークで記者会見し、今年2月以降6件行ったと説明していた手術について「昨年6月前半に1件だけ行った。ウソをついたことになる」と話し、従来の主張の一部が虚偽だったことを認め、「申し訳なかった」と謝罪した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121014-00000001-mai-soci
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[読売新聞がおわび掲載 iPS臨床「誤報と判断」]
朝日新聞デジタル 10月13日(土)3時12分配信
iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った世界初の臨床応用を森口尚史(ひさし)氏(48)が行ったとする読売新聞の報道について、同社は13日付朝刊で「同氏の説明は虚偽で、一連の記事は誤報と判断した」との見解を示し、「おわび」を掲載した。また、共同通信も「言い分をうのみにした」などとする検証記事を配信した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121013-00000006-asahi-soci
そもそも、何でこの発表があった時おかしいと思わなかったんですかね?
発表の内容が異常(技術的に高度すぎるという点で)過ぎて、とても信じる気になれないと思うのですが・・・。
これ、化学・医療分野に多少なりとも知識のある人間で信じた方がどれだけいるんですかね?
こういう研究成果の発表は1番だからこそインパクトがあるんです。
もし本当にこんな事が可能なら、もっと前の段階から発表していなくてはおかしいんです。
現在の山中教授の基礎理論の段階で、これだけの騒ぎなんです。
応用を超えて、臨床レベルの段階に到達していたら、それこそ世界が動くレベルなんです。
それを今まで黙っているなんてことが変なんです。
また、IPS細胞の研究自体がまだ基礎理論の確立と、やっと応用への転化が始まったばかりなんです。
そんな代物を、倫理的観点・安全性の観点で見て、名のある病院・研究機関が臨床での使用を認めるはずが無いんです。
よしんば、実際に心筋細胞の様な物が出来ていたとしても、それが本当に機能するかなんて誰も判らないんですがから。
マウスでさえ行われているかどうか・・・という物をいきなり人間になんて、狂気の沙汰です。
本当に出来ていたとしても、とても認められるものではありません。
こんな事、取材している記者でも判るはずなんですが(当然その分野の知識を有しているはず)・・・。
なんで、こんな物、真に受けてしまったのか・・・。
まぁ、真偽のほどは今後ハッキリするでしょう。
本当だったとしても、上記の理由で即NGが入るでしょう。
が、それ以上に、判らないのは、虚偽だった場合。
何でこんな浅はかな事をしたのか?という事。
売名行為や資金集めが目的だとしても、計画が脆弱すぎます。
こんな事も判らないほど、バカな方ではないと思うのですが・・・。
[数学難問:「ABC予想」解明か 京大教授が論文公開]
毎日新聞 2012年09月18日 21時24分(最終更新 09月18日 21時43分)
望月新一京都大教授=共同
現代の数学に未解明のまま残された問題のうち、「最も重要」とも言われる整数の理論「ABC予想」を証明する論文を、望月新一京都大教授(43)が18日までにインターネット上で公開した。
http://mainichi.jp/select/news/20120919k0000m040072000c.html
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[21世紀数学史上最大の偉業!?:「ABC予想」を日本の数学者が証明]
-WIRED-
日本の数学者望月新一が、素数間の和や積に関する問題、ABC予想を証明した。その証明には500ページも必要とした。この日本人数学者の業績は、ABC予想を証明するだけでなく、数学の新しい部門の発展に道を開くかもしれないということだ。「もし実証されれば、望月教授の技術はほかの問題の解決の鍵となりうる」という。
http://wired.jp/2012/09/24/abc-conjecture/
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
「ABC予想とは?」
a + b = c
を満たすような、互いに素な自然数の三つ組 (a, b, c) に対し、積abc の互いに異なる素因数の積を d と表記する。このとき、任意の実数 ε >0 に対して、
c>dの(1+ε)乗
となるような三つ組 (a,b,c) は高々有限個しか存在しないであろうか?
(参照 Wikipedia)
(http://ja.wikipedia.org/wiki/ABC%E4%BA%88%E6%83%B3)
何故か文章が消えていましたw
少し古いニュースですが、当時数学界を驚愕させたこの「ABC予想解明か?」というのには驚かされました。
(一部新聞社は「解明に成功した」様な事を言っていますが、検証はこれからです。)
扱いが小さいニュースですが、興味のある方にとってはIPSよりもよほど大きな問題でしょう。
今回のこれはフェルマーの最終定理もこれで証明できるんだとかなんとか・・・。論文は500ページ以上からなる膨大な物で、専門誌による検証にも数年は掛かるそうです。今後の続報が楽しみですね。
また、毎日新聞社のページが消えていたので、WIREDのページを追加しておきました。
[119、120番に挑戦=113番元素発見の理研―初の第8周期へ]
加速器を使って113番元素の合成に成功した理化学研究所・仁科加速器研究センターの森田浩介准主任研究員(55)らは29日までに、次は119番と120番の合成・発見に挑戦する方針を明らかにした。どちらも海外で合成したとの報告がない。現在の周期表にはない第8周期(8段目)の元素となり、どんな性質か興味深いという。
http://hannryuu1.blog.fc2.com/blog-entry-1363.html
【 2012年10月1日 113番元素の合成確証 】
理化学研究所(埼玉県和光市)は、仁科加速器研究センターの森田浩介・准主任研究員らの研究グループが2004年に作り出した元素が、「元素周期表」の113番となる新元素である確証を得たことを発表した。国際学会に認定されれば、新元素の命名権が与えられ、元素周期表に初めて日本発の元素名が記載されることになる。
http://scienceportal.jp/news/daily/1210/1210011.html
いや、目出度いですね!
とうとう日本初の新元素です。
森田氏とグループの方には賛美の言葉を贈りたいです。
113番の事は以前にもこのDN内で少し取り上げられましたが、長かったですね・・・。
因みに、その時取り上げた116、118の両者は未だに認定待ちです。
119、120番は記事にもある通り今まで存在しなかった第8周期の元素です。
どんな性質を持っているのか、いまから+(0゚・∀・) + ワクテカ +
難病・筋ジス治療に光 新薬治験で歩行能力改善
朝日新聞デジタル 10月6日(土)22時52分配信
筋力が衰えて歩けなくなったり、心不全や呼吸不全のために20代で死亡したりすることが多い進行性の難病、デュシェンヌ型筋ジストロフィーの治療薬ができそうだ。米サレプタ社が米国で行った新薬の小規模臨床試験で、患者の歩行能力の改善などが確認された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121006-00000037-asahi-sci
マジですか!!
これは凄いですね。
筋肉が壊れないようにするのではなく、命令系統異常の遺伝子の変異を読み飛ばすようにするというのは凄いアイディアですね。
あとは副作用の有無と、薬の持続時間ですね。
根源的な解決にはおそらくならないでしょうが、薬の効力の減衰時間、半減期を伸ばすことが重要です。
今後に期待!!
【 2012年10月3日 “おしゃべり妨害器”にイグ・ノーベル賞 】
「人々を笑わせ、考えさせてくれる研究」に対して贈られる今年の「イグ・ノーベル賞」の音響学賞に、言葉をしゃべっている人に作用させて強制的に発話を阻害する装置「スピーチジャマー(Speech Jammer、おしゃべり妨害器)」を発明した産業技術総合研究所情報技術研究部門メディアインタラクション研究グループの栗原一貴研究員(34)と科学技術振興機構(JST)「さきがけ」の塚田浩二研究員(35)の2人が選ばれ・・・
http://scienceportal.jp/news/daily/1210/1210031.html
最近はすっかり有名になった「イグ・ノーベル賞」ですが、今年の受賞はなんと“おしゃべり妨害器”です。
面白いけど何に使うんや・・・(´・ω・`)ショボーン
うるさい上司のデスクに仕込めとでもいうのか・・・。
最近イグ・ノーベルに日本人が良く取り上げられていますね・・・。
嬉しい事では、まぁ、あるんでしょうね・・・。
【 2012年9月28日 石英ガラスにデータを数億年保存 】
日立製作所(東京都千代田区)は、京都大学工学部の三浦清貴教授らと共同で、耐久性の高い石英ガラスの内部に、コンパクトディスク(CD)並みの容量のデータを記録・再生する技術を開発した。記録の劣化がないまま数億年以上の保存が可能なことから、歴史的に重要な文化遺産や公文書などの新たな保存技術として期待される。
http://scienceportal.jp/news/daily/1209/1209282.html
よく人類史で最も長い年月情報を記録できる媒体は「石版」なんて言われていますが、今回のこれで新たな媒体を開発できましたね。
これで、人類が滅んだ後も、大好きなアニメをデジタル記号化してそれを焼きつけて残しておく事が出来るぞ!!
何に使うんや・・・・。
関連で、Brue-layの実に100倍超の記憶容量をもつ光ディスク技術を富士フィルムが開発したらしいです。
(http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG05021_W2A001C1MM0000/)
そのサイズ、実に15テラ。
15テラ・・・・・・・
凄いけど何に使うんや・・・(´・ω・`)
家にあるBDのデータ全て合わせても半分もいかない・・・。
凄いんですが、現実とかい離しすぎている気も・・・。
因みに3年後をめどに一般販売する予定で、値段は1枚で約1000円だそうです。
安いな!?
青色灯、飛び込み防止に効果=設置駅で自殺者84%減―東大
時事通信 10月9日(火)20時28分配信
東京大大学院経済学研究科の沢田康幸教授らのグループは9日、駅ホームに青色灯を設置すると、列車への飛び込み自殺を約84%減少させる効果があるとの研究結果を発表した。青色灯による自殺予防効果を具体的に示したのは初めてで、沢田教授は「ホームドアの設置と合わせ、飛び込み自殺防止に役立ててほしい」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121009-00000128-jij-soci
青い光には人間を冷静にする効果があるそうです。
自殺を考える方はぎりぎりのどちらにも触れえる精神状態の方が多いらしいので、軽く背中を押すだけでも十分違うのでしょうね。
なるべく、多くの駅に設置していただきたいものです。
また、鉄道会社から見ても、費用対効果で金銭的に十分おつりがくるのではないでしょうか?鉄道一本の遅れでも数百万~数億円の損失になります。そして大抵1本2本の遅延では済みません。
それを考えれば、青色灯を配置するぐらい安いものですよね。
[延命治療・音楽…最期の迎え方、患者が選択 初の導入へ]
朝日新聞デジタル 10月3日(水)18時44分配信
終末期に人工呼吸器や胃ろうなどの延命治療を希望するかどうか。高齢者医療の先端治療研究施設、国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)は近く、患者が家族、医療関係者と話し合って最期の迎え方を決め、それに沿った治療内容やケアを行う仕組みを導入する。これまで「無駄な延命」を希望しない意思を事前に示す取り組みはあったが、対話を通じて治療内容や最期の迎え方まで決める取り組みは初めて。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121003-00000036-asahi-soci
ICとQoLですね。
今回の取り組みで画期的なのが
「年齢や病状の重さにかかわらず、全ての入院・通院患者の希望者を対象とする。」
と言う部分。
以前までにも似た様な取り組みはありましたが、今回のこれは遥かに本格的です。
故トニー・ニックリンソン氏の様な件もあります。
人の命はその人のもの。
(何でも良いという訳ではありませんが、)なるべく本人の意思に沿う最期を迎えてもらいたいものです。
[中国閣僚らIMF総会欠席=尖閣対立で強硬姿勢か]
時事通信 10月10日(水)10時30分配信
国際通貨基金(IMF)のスポークスマンは10日、中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁がIMF・世界銀行総会に出席しないことを明らかにした。易綱副総裁が出席する。また北京の日本大使館は同日、謝旭人財政相が同総会を欠席することを確認した。理由は不明だが、中国は沖縄県・尖閣諸島をめぐる日本との対立を背景に、強硬姿勢を示したものとみられている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121010-00000038-jij-int
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「[チャイナリスク」、世界が意識=中国ボイコットに失望も-IMF総会〔深層探訪〕]
時事通信 10月13日(土)12時19分配信
48年ぶりに日本で開催された国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会。各国の閣僚や中央銀行総裁が顔をそろえた中で、中国の閣僚級の姿はなかった。日本の尖閣諸島国有化への意趣返しであるのは明らかだ。世界2位の経済大国となり、大きな影響力を持つ中国の奔放な振る舞いは、「チャイナリスク」を世界に印象づけた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121013-00000059-jij-pol
やり方と言うか、言動が稚拙すぎます。
とても常任理事国の姿ではない。
IMF総会という世界規模での重大な会議に個人的な2国間対立を理由に欠席するなんて・・・本当に情けない姿です。
もちろん、今回の対立に日本側に問題が無いわけでもないので一方的に中国を悪者にすべきではないのですが・・・これは無いですね。
[「平和賞の品位汚した」 EU受賞に欧州各国から批判]
朝日新聞デジタル 10月13日(土)16時2分配信
【オスロ=伊東和貴】欧州連合(EU)のノーベル平和賞受賞が決まったことに、欧州各国で批判の声が相次いでいる。平和賞のおひざ元ノルウェーでは、市民らが選考委員長の辞任を要求。ギリシャでは「賞の品位を汚した」との声すら出ている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121013-00000027-asahi-int
これには私も首をかしげますね・・・。
確かに世界大戦後、大きな争いは起きていません。
が、国家別で貧富の差は大きいし、国によっては暴動やデモが起こるし・・・。
とても「平和」のイメージに合うとは思えないんですが・・・。
まぁ、このノーベル平和賞はここ最近政治色が強く、毎年物議を催しているのでこんなものかもしれませんが・・・
ただね、ギリシャが文句を言うと腹が立つんです。
私だけですかね?
さて、こんな所です。
皆さんは最近気になるニュースはありましたか?
皆さん、こんばんは。しもべです。
今日は、ここ最近で気になった、科学・化学関連のニュースを紹介しようとおもいます。
興味の無い方はスルー推奨です。
点線以下転載
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[レアアース依存脱却へ、進む技術開発]
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120402001&expand#title
[レアアース不要の産業用モーターを開発]
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=00020120413003&expand#title
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ナショナルジオグラフィックニュースからの転載です。
中国のレアアースの輸出制限でここ数年注目が集まっていますが、中国が規制しようがしまいが、地球全体で埋蔵量に既に限界が見えてきている以上代替品の開発は必然です。
この様な現在の社会に直接関係してくるニュースはやはり興味深いですね。
個人的にはFe、Ni、Feの3重層化合物の化学構造が気になります。
自然な速度での「生成には10億年かかる」らしいので、それをどのようにうまく短縮するんでしょうか?
・・・私、気になります。
点線以下転載
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[軟骨を自ら修復する方法]
kartogenin という小さな分子がマウスの軟骨再生を促進することが新たな研究から報告され
た。この観察結果は・・・
http://www.eurekalert.org/pub_releases/translations/sci040612jp.pdf
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科学誌サイエンスの翻訳記事からの転載1です。
私はスポーツでひざを痛めており、将来は膝に問題を抱える可能性が高いので、個人的に期待したいですね。
点線以下転載
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[もと薬物中毒者に対する再発予防策]
ラットとヒト被験者を対象とした新たな研究から、もと薬物中毒患者の再発予防に有用な戦
略が示唆された。このアプローチは、過去の薬物使用の個人的記憶を変えるというものであ
るが、この分野の先行研究とは異なり、この新たな方法では記憶阻害薬の投与は行わない・・・
http://www.eurekalert.org/pub_releases/translations/sci041312jp.pdf
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科学誌サイエンスの翻訳記事からの転載2です。
薬物依存患者への治療法の一つに催眠療法などがありますがその類似方法という事でしょうか?
しかし、問題である該当記憶部分の「消去」というのは、響き的に何か怖いですね。
まだ、臨床試験の段階なんでしょうが・・・これは今後、有効な方法になるのでしょうか?
点線以下転載
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[<半導体>NTT研が新製造方法 極薄で低コスト化へ]
省エネ照明に用いられる発光ダイオード(LED)などに使う半導体の新しい製造方法を、NTT物性科学基礎研究所(神奈川県)が開発し、12日付の英科学誌ネイチャーに発表した。極薄で低コスト化の可能性を秘めており、窓や服などに張れる太陽電池の開発の道も開かれるという。
今回開発した・・・
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120412-00000006-mai-soci
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薄膜化、低コスト化は材料物性の恒常的な命題です。
それの進展は素晴らしい事ですね。
また、可視光だけでなく、紫外線でも発電が可能というのは素直に「スゴイ!!」と思えますね。
エルピーダも会社更生法が適用されてしまったことですし、今後のこの分野の新たな光になってほしいですね。
点線以下転載
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[光照射で固化・液化を繰り返す新素材を開発]
光を当てるだけで液化、固化を繰り返す新材料を、産業技術総合研究所スマートマテリアルグループの吉田勝・研究グループ長と秋山陽久主任研究員が開発した。熱処理を必要とせずに、室温でこうした変化を繰り返す材料は世界でも初めて。光刺激によって・・・
http://scienceportal.jp/news/daily/1204/1204093.html
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2012/pr20120406/pr20120406.html
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私は物性化学に興味があるので、今回の記事の中では一番興味深い記事がこれです。
熱処理を必要せず、光刺激だけで状態変化を起こし、且つそれが可逆的である。
というのはすごいですね!!
熱刺激が無い以上比較的緩やかに安定した状態変化なんでしょうか。状態変化における、劣化などはほぼしないのでしょうかね?
「材料の光反応性の部位にはアゾベンゼン基を用いている」という簡単な方法でこれを再現している以上、今後は利用価値が高い材料への応用が期待されますね!!
今後要注目です。
化学の勉強をされた方は是非2つ目のURLをご覧になってください。
今回は以上です。
今回も中々面白い記事が多かったです。
技術とは日々日進月歩なんですね。
今日は、ここ最近で気になった、科学・化学関連のニュースを紹介しようとおもいます。
興味の無い方はスルー推奨です。
点線以下転載
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[レアアース依存脱却へ、進む技術開発]
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120402001&expand#title
[レアアース不要の産業用モーターを開発]
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=00020120413003&expand#title
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ナショナルジオグラフィックニュースからの転載です。
中国のレアアースの輸出制限でここ数年注目が集まっていますが、中国が規制しようがしまいが、地球全体で埋蔵量に既に限界が見えてきている以上代替品の開発は必然です。
この様な現在の社会に直接関係してくるニュースはやはり興味深いですね。
個人的にはFe、Ni、Feの3重層化合物の化学構造が気になります。
自然な速度での「生成には10億年かかる」らしいので、それをどのようにうまく短縮するんでしょうか?
・・・私、気になります。
点線以下転載
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[軟骨を自ら修復する方法]
kartogenin という小さな分子がマウスの軟骨再生を促進することが新たな研究から報告され
た。この観察結果は・・・
http://www.eurekalert.org/pub_releases/translations/sci040612jp.pdf
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科学誌サイエンスの翻訳記事からの転載1です。
私はスポーツでひざを痛めており、将来は膝に問題を抱える可能性が高いので、個人的に期待したいですね。
点線以下転載
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[もと薬物中毒者に対する再発予防策]
ラットとヒト被験者を対象とした新たな研究から、もと薬物中毒患者の再発予防に有用な戦
略が示唆された。このアプローチは、過去の薬物使用の個人的記憶を変えるというものであ
るが、この分野の先行研究とは異なり、この新たな方法では記憶阻害薬の投与は行わない・・・
http://www.eurekalert.org/pub_releases/translations/sci041312jp.pdf
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科学誌サイエンスの翻訳記事からの転載2です。
薬物依存患者への治療法の一つに催眠療法などがありますがその類似方法という事でしょうか?
しかし、問題である該当記憶部分の「消去」というのは、響き的に何か怖いですね。
まだ、臨床試験の段階なんでしょうが・・・これは今後、有効な方法になるのでしょうか?
点線以下転載
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[<半導体>NTT研が新製造方法 極薄で低コスト化へ]
省エネ照明に用いられる発光ダイオード(LED)などに使う半導体の新しい製造方法を、NTT物性科学基礎研究所(神奈川県)が開発し、12日付の英科学誌ネイチャーに発表した。極薄で低コスト化の可能性を秘めており、窓や服などに張れる太陽電池の開発の道も開かれるという。
今回開発した・・・
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120412-00000006-mai-soci
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薄膜化、低コスト化は材料物性の恒常的な命題です。
それの進展は素晴らしい事ですね。
また、可視光だけでなく、紫外線でも発電が可能というのは素直に「スゴイ!!」と思えますね。
エルピーダも会社更生法が適用されてしまったことですし、今後のこの分野の新たな光になってほしいですね。
点線以下転載
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[光照射で固化・液化を繰り返す新素材を開発]
光を当てるだけで液化、固化を繰り返す新材料を、産業技術総合研究所スマートマテリアルグループの吉田勝・研究グループ長と秋山陽久主任研究員が開発した。熱処理を必要とせずに、室温でこうした変化を繰り返す材料は世界でも初めて。光刺激によって・・・
http://scienceportal.jp/news/daily/1204/1204093.html
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2012/pr20120406/pr20120406.html
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私は物性化学に興味があるので、今回の記事の中では一番興味深い記事がこれです。
熱処理を必要せず、光刺激だけで状態変化を起こし、且つそれが可逆的である。
というのはすごいですね!!
熱刺激が無い以上比較的緩やかに安定した状態変化なんでしょうか。状態変化における、劣化などはほぼしないのでしょうかね?
「材料の光反応性の部位にはアゾベンゼン基を用いている」という簡単な方法でこれを再現している以上、今後は利用価値が高い材料への応用が期待されますね!!
今後要注目です。
化学の勉強をされた方は是非2つ目のURLをご覧になってください。
今回は以上です。
今回も中々面白い記事が多かったです。
技術とは日々日進月歩なんですね。
非MTG) ここ1週間強の化学関連での気になったニュース
2012年4月4日 化学/科学皆さん、こんばんは。しもべです。
今日の雨は嵐そのものでしたね。
皆さんは大事なかったでしょうか?私は傾斜30度ぐらいの雨をすごいなぁ~と思っている程度には余裕がある状態でした。
春の天気は変わり易いと言いますが、今回のは特別ですね。
明日は積雪の可能性もあるそうです。
困ったものです。
さて、今回はMTGので記事ではないので興味の無い方はスルー推奨です。
また、科学・化学関連のニュースですので正直、専門の方でなければ意味が判らない事もあるかとも思います。
解らないものは無理に理解しようとせずに軽く流しておくのが良いと思いますので、よろしくお願いします、
点線内転載
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[廃棄物から、充電可能なバッテリーカソードをつくる]
研究者らは、パルプ製紙産業で生み出されるリグニンの副生成物によるバッテリーカソードをデザインした。これはより安価で安全な電池をもたらす可能性がある・・・
http://www.eurekalert.org/pub_releases/translations/sci032312jp.pdf
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正直驚きました。すごい記事です。
電導膜として、良くポリマーが使用されます。特にポリピロールなんて有名どころですが・・・
リグリン生成物と組み合わせる事でバッテリーカソードが出来るなんて・・・驚愕です。
特にこの研究が素晴らしい点は、既存の工業における廃棄物を使用して、高性能のカソードを作れることですね。
今後の成果に期待です。
点線内転載
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[東大、数十年来の謎だった原子核のいびつな変形の発現機構の謎を解明]
東京大学は3月30日、原子核の形には球と楕円があり、楕円の場合でも多くは、断面をうまく切ると円になる「端正な変形」だが、どう切っても円にならない(つまり楕円になる)「歪(いびつ)な変形」のものもあり、その発現機構は数十年来の謎であったが、その謎を解明したと発表した・・・
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120402-00000001-mycomj-sci
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これも興味深い記事です。
原子の変形運動は知っていましたが何故起こるか、具体的な証明付での説明が無かったのでこれは面白い。
状態における、よりエネルギー的な安定を求めての原子自身の変形ですか。
言われてみればなるほど、その通りですね。簡単な事です。
でも今回のこれはそれを計算式を用いてある程度説明できている点が素晴らしいですね。
しかし・・・書いてある事が恐ろしくわかりにくい・・・。
この文章、完全な専門性が読解に必要になります。
核物理学、量子科学は本当に齧っただけなので、私自身も言ってることの大半は??で2,3回読み直しましたw
しかも、用語の説明が途中に入ってくるのですが、ものすごく中途半端w
判っている人には不要な説明で、解らない人にはまるで足りない量の解説。
教える気があるのか無いのか・・・正直文章を読むうえで、邪魔になってますw
文系の方ではとても読む気のしない文章ですね・・・。
点線内転載
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[愛知県と中電:下水汚泥をバイオ燃料化する施設を稼働]
愛知県と中部電力は2日、下水処理の過程で出る汚泥をバイオ燃料に変える施設を県の衣浦東部浄化センター(碧南市)で1日から稼働したと発表した。汚泥を脱水・乾燥させ、約500度で蒸し焼きして炭化させる。隣接の・・・
http://mainichi.jp/select/science/news/20120403k0000m020129000c.html
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以前から導入が検討されていた、汚泥のバイオ燃料化がいよいよ本格始動です。
バイオ燃料なんて書くと高尚な響きですが、要は燃やすだけですけどねw
内部の有機成分などが問題でしたが、クリア出来たようですね。
この工場だけでも、年8000t分の温室効果ガスの削減が見込めるとのことで、期待大ですね。
根本的な解決にはなりませんが、それでも一歩一歩技術の革新が進んでいる実感がしますね。
点線内転載
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[再生可能エネルギー:普及へ規制緩和 政府が決定]
政府は3日、太陽光や地熱など再生可能エネルギーによる発電の普及に向けて計103項目の規制・制度改革を閣議決定した。原発停止などに伴う電力需給の逼迫を見据え、電力の供給拡大へ新規参入を促す。
・・・
http://mainichi.jp/select/science/news/20120403k0000e010180000c.html
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同じく、エネルギー関係の時事です。
やっとこれらの法案が通りましたね。
ただし、法案を施行するだけでは事態はなかなか進まないので、より主導的な行動が必要になりますね。
補助金の導入にしろ、各普及プロジェクトの計画発案など、色々こなしていかなければ中々企業は動けません。
特に今は企業に余力が無いので、これらに参加することで「特がある」と思わせる事が非常に重要になります。
点線内転載
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[東大教授が「ダイエットめがね」…仮想満腹感]
食べているものを大きく見せかけることで、満腹感を感じさせ、食欲を抑える「メガネ」を、東京大学の広瀬通孝みちたか教授らのチームが開発した。
新しいダイエット方法として注目を集めそうだ・・・
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120403-OYT1T00303.htm
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お次はダイエットネタです。
映像処理眼鏡で見た目の大きさを変化させることでその人の満腹感が変化するという研究です。
面白いというか・・・、人間は単純というか・・・
如何に視覚に普段から頼っているかがよく判りますねw
体育会系出身だからか、「痩せたいなら走れ!!」と常々私は考えているんのですが・・・、まぁ、そのような方ばかりではないでしょうから需要あるかもしれませんが・・・。
飽くまで仮想ですから、時間が立てばやっぱりおなかが減ってきますよね?
それで食べてしまっては意味が無い気も・・・。
点線内転載
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[虹色に光る鉱物、火星ニリ・フォッサ]
NASAの火星探査機マーズ・リコナイサンス・オービタ(MRO)が撮影した、火星北部の窪みニリ・フォッサ地区のクローズアップ。
地表の岩石を覆うのは、太古の衝突によって巻き上げられた物質。炭酸塩鉱物やケイ酸塩鉱物の種類ごとに異なる着色加工が施され、まるで粉々になった虹のように輝いている。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2012040302
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[時空の裂け目? NGC 891]
3000万光年先の時空に開いた裂け目。NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡の赤外線観測が、アンドロメダ座の渦巻き銀河NGC 891をとらえた。「エッジオン銀河」の一種で、地球に向いた側面が宇宙を切り裂くように見える。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2012040203
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[巨大な“太陽竜巻”、SDOが観測]
NASAの太陽観測衛星ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー(SDO)が数カ月前に撮影した画像を分析したところ、地球が100個入るほど巨大な“太陽竜巻”の姿がとらえられていた。
太陽紅炎(プロミネンス)と呼ばれるこの竜巻のような構造は・・・
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120330001&expand#title
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最後は3つ連続。天体・天文学関連です。
正直この分野は見て楽しむ以上の興味が無いのでこれだけw
でも、きれいな映像ですね。
以上になります。
非MTG) 114番元素と116番元素の名称が間もなく決定!
2012年3月15日 化学/科学みなさん、こんばんは、しもべです。
今回もMTGとは関係ない話ですが、無性に書きたかったんで書いときます。
MTGのエントリーはこの後書きます。
以下転載
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「114番元素と116番元素の名称が間もなく決定!」
ケムステニュース
http://www.chem-station.com/chemistenews/2011/12/-114116-1.html
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超絶的に古いニュースなんですが、最近(去年の11月のはじめから?)ずっと放置していたのに気付き、さっき確認すると、何と前から追っていた記事の続報が!!知っている方からはなんで今なんだよwって言われそうなほど古いんですが。
はっきり言って理系以外の方は何言ってるのか解からないと思うので説明します。
まず、元素番号は皆さんわかりますよね?
多くの方が中・高校で化学元素の番号を始めの方覚えたと思います。因みに私の中学は20番まででした。それでこの元素番号、教科書に載っているだけでも100番ぐらいまであるんです。そして今なお新しい元素を人間の手で生み出すことで数を増やしているんです!!
作り方は簡単…嘘です、超大変です。でも原理は簡単です。
元素(原子)というのは原子核と電子から出来ていて、その原子核の中には陽子と中性子が詰まってます。その陽子と中性子の数が増えていく事で原子番号自体の数も連動して増えていきます。
つまり「陽子と中性子」の数を能動的に増やす事が出来れば新しい原子を生み出すことも可能なんですね!!!
それで増やし方ですが2つの原子をぶつける(超瞬間的にくっついた状態にする)んです。でも単にぶつけても無理なんで円状のアクセラレーター(加速器)の中に2種類の原子を入れて、超スピードで円の中を回転運動させるんです。
そうする事で、運動の中で2種類の原子がぶつかって、ほんの瞬間的にくっついた状態になるんですね。そのくっついている時間(維持されている時間)からまた、色々判ったりするんですがそれは長いのでまた別の話。
そんなこんなで、今に至るわけですが、今回研究されていた方々は元素番号114番、116番を作成(生成)して報告したわけですね。そして、上記の実験などを再度行い、問題が無いことが確認(承認実験)されたうえで、正式に認められたんですね…大分前に(114は2009年との事)。
それから、更に色々実験重ねて様々な数値(特性)出しながら、名前を決めるわけです。114はほぼ決まりだったようですが、116は難航してましたね(何故かは知りません)。
そしてついに正式に参考書とかに乗るわけですね。
…?どーでもいい?これって結構すごい事なんですよ!?
この世にある万物は元素から出来ています。その元素を人間の手で新たに生み出しているんですから!!!!
因みに、特にすごいのがこの114番(おそらくフレロヴィウムになると思います)です。
核物理学用語で魔法数って言葉があって「特定数の陽子+中性子からなる元素が異常な安定性を誇る」という物なんです。
もっと解りやすく言えば原子としての寿命が長い(安定している)って事なんです。
それでこの114番もその「魔法数」なんですが、現在確認されている最長の寿命を持つといわれる鉛の同位体が半減期(昨今この言葉も大分有名になりましたね)にして地球の寿命以上と言われてるんですね。
つまりこの114番はそれ以上の寿命を持つのではないのか?って期待されている訳なんです。
そんなもん実際には何に使えるんだ?って言われると困るんですけど…夢がありますよね!!単純にスゲ~って思えます。
こういった方たちにはこれからも頑張ってほしいです。大半の方にとっては、完全にどうでもいい話だったかもしれませんが、うれしくてつい書いてしまいましたwでも、この様な記事から科学の世界にちょっとでも興味を持っていただければ嬉しいです。
話は少しずれますがこの新元素の承認で113?だったかな?あんまり覚えてないんですが…確かそれくらいの新元素は日本の研究者の方が生成していて、いま承認待ちなんですよ!!
今回もMTGとは関係ない話ですが、無性に書きたかったんで書いときます。
MTGのエントリーはこの後書きます。
以下転載
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「114番元素と116番元素の名称が間もなく決定!」
ケムステニュース
http://www.chem-station.com/chemistenews/2011/12/-114116-1.html
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超絶的に古いニュースなんですが、最近(去年の11月のはじめから?)ずっと放置していたのに気付き、さっき確認すると、何と前から追っていた記事の続報が!!知っている方からはなんで今なんだよwって言われそうなほど古いんですが。
はっきり言って理系以外の方は何言ってるのか解からないと思うので説明します。
まず、元素番号は皆さんわかりますよね?
多くの方が中・高校で化学元素の番号を始めの方覚えたと思います。因みに私の中学は20番まででした。それでこの元素番号、教科書に載っているだけでも100番ぐらいまであるんです。そして今なお新しい元素を人間の手で生み出すことで数を増やしているんです!!
作り方は簡単…嘘です、超大変です。でも原理は簡単です。
元素(原子)というのは原子核と電子から出来ていて、その原子核の中には陽子と中性子が詰まってます。その陽子と中性子の数が増えていく事で原子番号自体の数も連動して増えていきます。
つまり「陽子と中性子」の数を能動的に増やす事が出来れば新しい原子を生み出すことも可能なんですね!!!
それで増やし方ですが2つの原子をぶつける(超瞬間的にくっついた状態にする)んです。でも単にぶつけても無理なんで円状のアクセラレーター(加速器)の中に2種類の原子を入れて、超スピードで円の中を回転運動させるんです。
そうする事で、運動の中で2種類の原子がぶつかって、ほんの瞬間的にくっついた状態になるんですね。そのくっついている時間(維持されている時間)からまた、色々判ったりするんですがそれは長いのでまた別の話。
そんなこんなで、今に至るわけですが、今回研究されていた方々は元素番号114番、116番を作成(生成)して報告したわけですね。そして、上記の実験などを再度行い、問題が無いことが確認(承認実験)されたうえで、正式に認められたんですね…大分前に(114は2009年との事)。
それから、更に色々実験重ねて様々な数値(特性)出しながら、名前を決めるわけです。114はほぼ決まりだったようですが、116は難航してましたね(何故かは知りません)。
そしてついに正式に参考書とかに乗るわけですね。
…?どーでもいい?これって結構すごい事なんですよ!?
この世にある万物は元素から出来ています。その元素を人間の手で新たに生み出しているんですから!!!!
因みに、特にすごいのがこの114番(おそらくフレロヴィウムになると思います)です。
核物理学用語で魔法数って言葉があって「特定数の陽子+中性子からなる元素が異常な安定性を誇る」という物なんです。
もっと解りやすく言えば原子としての寿命が長い(安定している)って事なんです。
それでこの114番もその「魔法数」なんですが、現在確認されている最長の寿命を持つといわれる鉛の同位体が半減期(昨今この言葉も大分有名になりましたね)にして地球の寿命以上と言われてるんですね。
つまりこの114番はそれ以上の寿命を持つのではないのか?って期待されている訳なんです。
そんなもん実際には何に使えるんだ?って言われると困るんですけど…夢がありますよね!!単純にスゲ~って思えます。
こういった方たちにはこれからも頑張ってほしいです。大半の方にとっては、完全にどうでもいい話だったかもしれませんが、うれしくてつい書いてしまいましたwでも、この様な記事から科学の世界にちょっとでも興味を持っていただければ嬉しいです。
話は少しずれますがこの新元素の承認で113?だったかな?あんまり覚えてないんですが…確かそれくらいの新元素は日本の研究者の方が生成していて、いま承認待ちなんですよ!!