MON)WAR対応型Wall Strike!!
MON)WAR対応型Wall Strike!!
MON)WAR対応型Wall Strike!!
皆さん、こんにちは。しもべです。


 WARが発売されて、そこここで色々と新しいデッキの萌芽がみられますね。
素晴らしい事です。
と言うことで、遅まきながら、私もネタデッキを投稿いたしましょう。
「WAR対応型 壁デッキS」
Lands22
18
4

Cre28
3《策略の龍、アルカデス》
2《永遠の証人》
1《欺瞞の神、フィナックス》
4《草茂る胸壁》
4《斧折りの守護者》
4《前兆の壁》
3《極楽鳥》
3《幻の漂い》
4《根の壁》

other10
4《集合した中隊》
3《破滅の終焉》
1《召喚の調べ》
1《威圧の杖》
1《罠の橋》

「WAR対応型 壁デッキA特化型」
Lands22
18
4《変わり谷》

Cre26
3《策略の龍、アルカデス》
4《オジュタイの語り部》
2《幻の漂い》
4《草茂る胸壁》
4《斧折りの守護者》
3《前兆の壁》
3《根の壁》
1《極楽鳥》
1《射手の胸壁》
1《永遠の証人》

other12
3《集合した中隊》
3《破滅の終焉》
1《召喚の調べ》
1《厳戒態勢》
4《付加+不破》

 と言うことで「壁」デッキのアッパー版。
これまで《召喚の調べ》を使っていた部分に《破滅の終焉》を取り入れています。「召集」とIns速度が売りの《調べ》ですがIns速度で動いても何らかのコンバットトリックを持つ札があるわけでもない壁デッキではどうしても保持したいものではないと判断。その代わりに《破滅の終焉》です。また《草茂る胸壁》《斧折りの守護者》と数が並ぶことが重要なので《集合した中隊》は保持したままです。
色が関係なく持ってくることができるので《欺瞞の神、フィナックス》を持ってこれるのはGSZではできない芸当。
また《胸壁》と《守護者》のお陰で多量のマナを生みだせるのでX≧10も割と現実的です。同じようなデッキでもElvesでは《背教の主導者、エズーリ》や《孔蹄のビヒモス》など別途フィニッシャー兼任生物がいたのでパンプにそこほど気に掛ける価値はないのですが、こちらは専用の手段が必要になる上にそれらはパンプ手段を持たないので、ボーナス部分に価値を見出せます。

 でボーナスは全体に+X/+X・速攻付与なのでX=10の時点で《アルカデス》の場合は13点。あとはもう一体いれば普通にフィニッシュできます。アンタップ手段がなくとも何とかなるでしょう。
と言うか正直X≧17で《アルカデス》で1ショットキルできます。
同じように活用できれば他の生物でもいいので、1t目の動きの少なさを補うべく《極楽鳥》を採用。
大昔は《樫の力》とか付与するStompy独特のキレバッパラなる芸がありましたが、それを踏襲できるようにしてあります。1マナ域は《サルーリの世話人》の予定だったのですが《破滅の終焉》のことを考えるとこちらの方がいいかと。クロックに参加できても所詮地を這う3/3ですしね。


 A特化型はドラゴンボーナスを得るべく《オジュタイの語り部》を入れていますが、《幻の漂い》も含めてクロック化するとフライヤーとして強力なので《厳戒態勢》を追加して攻撃参加許可証の増枠にしています。

 その《厳戒態勢》ですが生物のアンタップ手段として色さえ捻出できれば《威圧の杖》と同じ4マナで生物のアンタップができるので無限マナなどに使えないかな?と。ユーティリティな《杖》と攻撃的な《厳戒態勢》と言うことで。
で、これまでは∞アンタップのフィニッシュ手段が《欺瞞の神、フィナックス》のLOだったのですが、単体で《フィナックス》が何もしない上に《引き裂かれし永劫、エムラクール》が環境にある以上LOルートの信頼性が低いということで、《射手の胸壁》にできないかな?と。
こちらなら単体でも一応軽量の壁で、他と同じように攻防に使えますし無限マナ+∞アンタップになれば、∞本体火力になりますしね。ただコンボ達成をしていなくとも適当な生物でLOできた《フィナックス》も強さがあったのは事実なんですよね。《射手の胸壁》は攻撃許可証か∞コンボがないとただの壁ですし。


 あとはサイズ持ちを壁圏内に収めたり、生物シナジーが強いデッキなので調達が役立つ《付加+不破》を入れています。
ただ1枚ぐらい《罠の橋》が大抵入っていたので、これをどうにかしたい。《終焉》のボーナスと相性が悪いのが気にかかるので外していますが、《幻の漂い》からの銀弾でもいいわけですしね。



 ということで、WAR含め最近の札を活用した壁デッキでした。
《破滅の終焉》のお陰でルートがかなり広がったので、強いかどうかは別として元々かなり色々ガチャガチャと遊べるデッキでしたし、より面白くなりそうです。
こんな感じで全く新しいデッキを生み出すだけでなく、既存のデッキの貴強化をしてみるのもいいですよね~。やっぱりMTGはシナジー考えてデッキをいじってる時間が一番私は好きです。
《パンハモニコン》でわちゃわちゃしたい続々々(了)
《パンハモニコン》でわちゃわちゃしたい続々々(了)
《パンハモニコン》でわちゃわちゃしたい続々々(了)
皆さん、こんばんは。しもべです。


 少し間が空いてしまいましたが、《パンハモニコン》の記事の続き。で今回が一応最後で残りの色を一纏めしていこうかと思います。

-青/U
:特になし。
《光り物集めの鶴》がいるので運用上の安定性が実は一番高くて、《空中生成エルドラージ》《希望をおぼれさせるもの》や《つむじ風のならず者》《熟考漂い》に《誘惑蒔き》《大クラゲ》等々それなりにCip生物は多いのですが正直どれもこれも何か敢えて組みたいと言う程の物が無い。重要な部分としてあげてきた「連鎖」の部分も今一つ。
 まぁ《フェアリーの大群》との相性の良さは特筆物ですけどね。
2マナ土地+《島》から《大群》で加速させて《パンハモニコン》につないだり、若しくは《パンハモニコン》後に置いて何故か「土地2枚アンタップ」×2で大幅加速させたりは面白いんですが、それはあくまで潤滑油ですしね~。



-赤/R
:最初のエントリーに挙げたとおり《鍛冶の神、パーフォロス》/《衝撃の震え》+《包囲攻撃の司令官》で膨大なダメージを狙うのは面白いんですが他が欲しい。赤にはWのそれ宜しく《帝国の徴募兵》がいるのは良い処で、そこに加えて《ゴブリンの女看守》がいるのも良い処ですよね~。アドがアドを呼ぶ構築をしやすい。特にGoblinsは《モグの戦争司令官》《ゴブリンの首謀者》《ずる賢いゴブリン》《Goblin Settler》《棘鞭使い》など色々あるので《モグ捕り人》を使う「Moggcatcher」の変形判みたいに組めそうです。

 ただ連鎖の部分に関して言えば一番考えているのは《無謀な炎織り》。
《衝撃の震え》のAtf版で自身が2マナ1/3の生物なのでとりあえず単体で動けるのが魅力。Atf自体は赤茶なら多いでしょうし、ギャンコマ枠としてより軽い《ピア・ナラーとキラン・ナラー》を使う事が出来るのも良い処。これを繋げるだけでもトークン4体で8点ダメージを飛ばせるわけですし、他にも《霊気追跡者》《飛行機械技師》《ピア・ナラー》とか選択肢は有りますしね。

 

-黒/B
:黒もそれなりにアド生物はいますが、結構シナジーを組みやすいと感じます。
《帆凧の掠め取り》系統は《難題の予見者》もそうですが2倍ハンデスだけでも強いのですが、それ以上に《不毛の地の絞殺者》との組み合わせが素晴らしい。昇華者部分を利用してナイトメアの欠点を消せますし、《最後の喘ぎ》×2も強力なので。それぞれが妨害としてきっちり有用なのも良い処。

 あとは探してみるまで考えもしなかったのですが部族「海賊」が意外に悪くない。上述の《掠め取り》もそうですが結構Cip持ちが多いんですよね。《凶兆艦隊の毒殺者》もそうですが《威圧のタリスマン》等で色を足せるのなら《人質取り》も使えます。CotVで除去耐性も補えて、そして2枚奪える。
で、それらを調達してくる《連合の先駆け》がまたいい。
重たいのですが緑の《川守りの先駆け》と同じく効果が連鎖するところが何より重要。しかも誘発効果が海賊の着地で本体1点ロスなのでこれも地震のリクルートを重ねるほど効果的。ぶっちゃけ1枚目から4枚目までを順に着地させていくだけでも0→1→2→3→4と合計10点削れますが、《パンハモニコン》影響下なら0→2→4→6→8で合計20点でこれだけで勝利できます。

 他にも黒赤でゴブリンを組んだりも出来ますし、結構思ったよりも構築上で遊び甲斐がある色の組み合わせだと思います。

 あとは各色に対応した《碑》サイクルなんかも結構いい感じですけど流石に隙が大きすぎて無理でしょうね~。



 こんな所ですかね。
まぁ完全にアド取りたいだけの趣味デッキにしかならないのでしょうが、《パンハモニコン》はその性質上時間が経ちカードプールが広がる度に強くなっていくので今後も期待ですね~。
《パンハモニコン》でわちゃわちゃしたい続々
《パンハモニコン》でわちゃわちゃしたい続々
《パンハモニコン》でわちゃわちゃしたい続々
皆さん、こんばんは。しもべです。


 不安視されていた冬季五輪がいよいよ閉幕。
いつも思いますが始まってみるとなんだかんだ盛り上がるんですよね不思議な事に。まぁ所詮熱しやすく冷めやすい一般大衆の一人ですからね。それでも今回は若手の台頭や史上初が複数出たりとか話題性が多かった。カーリングなんて試合見たのほぼ覚えていない長野五輪以来だなぁ・・・。

 さて、《パンハモニコン》の続き。
今回は緑で。この色は除去や妨害が貧弱なので今一つ目立ちませんが《緑の太陽の頂点》《野生語りのガラク》《森の知恵》など割合サポーター部分ではStompy構築と相性が良いんですよね。対して核となる3~4マナ域の生物が何故か他の色に劣るという摩訶不思議な現象が起きてますがww

・《巣の侵略者》
:エルドラージトークンのお陰で加速もできて次のターンの《パンハモニコン》着地も可能に。1t目に出す事も可能で、《パンハモニコン》後ならトークンは倍。それだけだと弱いのですが《ガラク》と併せるとより使いやすいです。
テーマ札の前後で使える燻し銀。


・《翡翠光のレインジャー》
:緑最大の強みだと思います。シンプルに「探検」×2でマナサポートになり4マナ目の土地にアクセスしやすい。それでなくともドローサポになるのでピーキーなデッキの欠点の緩和も可能。
ただこれが《パンハモニコン》後なら探査4回ですからね。最大3マナで2/1+4枚アド~3マナ6/5まで。アドと戦闘力の両方を提供可能です。《森の知恵》でより安定。(G)(G)は気になりますがGSZで(X=3)で出しても良いし、1t目(X=0)から《ドライアドの東屋》で2t目着地でも良い。

 で、Stdでの相棒である《野茂み歩き》が有ると良い。
通常でも《翡翠光》の探検2回で+2/+2・6点ゲイン。それをさらに《パンハモニコン》で拡張できます。Stompy系のライフロスを補えますし、余裕があるなら《森の知恵》で消費できます。これも戦闘力とアドの生物ですね。GSZのお陰で連動的に動けますし、これに除去が飛んでくるようなら別にそれはそれで問題なし。
 あとは《川守りの先駆け》も使ってみたい。
Cipで魚をTopにサーチしておけます。加えて魚の着地で自身のサイズ強化です。なのでこれは明確に《パンハモニコン》の「連鎖」を狙えるわけですね。《先駆け》のCipを倍に、探してきた魚のCipを倍にし、さらにそれが着地するときの《先駆け》の誘発も倍に。2つ目のサーチを自身の2枚目にしておけばさらに連鎖可能です。
一応単体でも実質4マナ4/3+αですし、挙動として銀弾で安定させやすいのも良い。

 こうした連動性に置いてGSZを有効活用できる点は本当に強みだと思います。
加えて上のテーマ札は土地/ドローサポであるのも良い処。Stompyのピーキーなところの多少のカバーができますし。
ただどうせなら他にも使えそうな緑魚が欲しいんですがあまりいないんですよね~。いっそ青をタッチすると言う手も無くはないのですがね。《銀エラの達人》とか《マーフォークの枝渡り》とか《セルキーの垣魔道士》とか。
連鎖の部分だけを見るなら《深根の精鋭》でも良いですが流石に弱い。


 他の小型~中型枠としては《サテュロスの道探し》とか《不屈の追跡者》とか《巨神の予見者、ニッサ》《永遠の証人》とかですかね。
 大型枠としては《スラーグ牙》と《酸のスライム》が鉄板です。
他だと《アルゴスの庇護者、ティタニア》はCipで自戒能力を持つ土地をより多く回収できると効果的。
ただ大型枠なら頑張って《森林の怒声吠え》が欲しいですね。自身のCipで3マナ以下の非伝説緑生物のサーチが可能なので、それを倍にし、さらにそいつらのCipを倍に~とすごい事が出来ますし。《原初のタイタン》より強いはず。
とまぁこんな所ですかね。
戦闘力は微妙でもアドを取る札は多いので選択肢は多いのは良い処。



 そういえばStompy系の命題として妨害力がどうしても必要になるときはどうするか?という物が有りますが、今のところ《虚空の杯》《三なる宝球》《歪める嘆き》《難題の予見者》+αぐらいで結構不足。
特にEldraziの様な速度が無いなら他で対処する必要が有りますが、緑って何かあったっけ?と考えていたら思い出した《Stunted Growth》。

 《苦悶の記憶》系のハンデス型タイムディストラクション系の元祖?
5マナで相手に3枚手札を戻させるので中々の時間稼ぎに。《三球》で縛った状態だと《すき込み》で嵌めるのも良いんですが元来土地必要数が少ない環境なので《すき込み》だと嵌りづらく且つ《三球》ある状態ならそれで十分じゃね?と。
という事で別角度のこれが使えるかな?と。《永遠の証人》で再使用すれば妨害時間もより増えますし。
 5マナの札なのは《三球》とCotVを前提にして、そこからStompyの加速力と緑の土地加速で何とかするべし。そもそも三球やCotVが無ければ最初からComboとは戦えないので、無い場合を考える必要はなし。
という事でサイドに置いとくのはどうだろうなぁ~と。
《パンハモニコン》でわちゃわちゃしたい続
《パンハモニコン》でわちゃわちゃしたい続
《パンハモニコン》でわちゃわちゃしたい続
皆さん、こんばんは。しもべです。


 Legacy Challengeで「モグキャッチャー」が勝ったとの事。
最近ドラストと言うと専ら「チャンドラPW Control」か「赤単Sneak」ぐらいで純正のBeatdown形は殆んど見ないのですが《モグ捕り人》もかなり珍しいですね。まぁ動き出すと結構強いデッキなので巧く嵌ったとか?


 で、前回の続き。
《パンハモニコン》を使う場合どの色にしようか?という物。やっぱりテーマを想起させられることになった白が最初? 《前兆の壁》《孤独の宣教師》《刃の接合者》などModern仕様でも使える生物は結構いますしね。ただより良い構築を考えるならEternalの生物が欲しいですよね。
白茶だと《石鍛冶の神秘家》は基本の選択肢になりそうですが、正直誘発が2倍になってもそこまで強力ではないんです。装備品の枚数に限界が有りますし。

・《護衛募集員》
:これがまず一番ですかね? 《パンハモニコン》下で誘発が2倍になるとサーチ2枚なので自分の2枚目+他を探せます。D&Tの+《ちらつき鬼火》の如く延々とサーチし続けてアドを稼げます。
シンプルに銀弾先方も有用ですしね。

・《守護フェリダー》
:同レベルで重要なのがこいつ。ただでさえCip生物多めなのでアドを取り易いのですが、《パンハモニコン》下だとCipちらつきが2倍になり、更にちらつかせた札のアドがさらに2倍に。《護衛募集員》もそうですが、前エントリーであげた効果の「連鎖」が狙えます。アドがアドを呼ぶ。他には無い《パンハモニコン》を利用するに足る挙動と言えるはずです。

 因みに《フェリダー》や《修復の天使》など2種を集めれば、妨害が入らなければ任意の無限ブリンクです。なので《魂の管理人》系がいればこれで無限ライフですが、他にも《パンハモニコン》下であれば他のCipを無限に出来ます。Sisters系でなくとも《孤独の宣教師》等でも無限ライフですし、《難題の予見者》ならば相手に強制ドローから山札切れで勝利を狙えます。
《ちらつき鬼火》ではこうした無限ブリンクコンボが狙えません。また《天使》は生物限定なので《殴打頭蓋》のリセットが出来ない。なので《フェリダー》優先です。まぁ《鬼火》のように相手に干渉できない点はマイナスですが・・・。


・《博覧会場の警備員》
・《放逐する僧侶》
:《悪鬼の狩人》系の封印生物で除去担当。効果は不安定な所も有りますが《パンハモニコン》下で2体追放出来れば中々に便利なはず。
単体で見るならタフネスが高く色拘束も薄い《警備員》優先ですが、《護衛募集員》のサーチが出来なくなるんですよね・・・。まぁ《宮殿の看守》と言う手も無きにしも非ずですが4マナ域を増やしたくない。上位手を採用するなら《賞罰の天使》にしたい。


・《発明の天使》
  +《縫合の僧侶》
:《天使》は単体でも相応に便利ですが、「製造2」が倍化できるなら中々に凄い事に。
本体のスペックが高いので《王神の贈り物》宜しく+2/+2×2を選んで6/5飛行・警戒・絆魂も行けますし、トークンばら撒きも狙えるはず。

 んでぜひ合わせたいのがSisters系。
これも連鎖の部分で、トークン量が2倍になれば誘発も2倍ですが、さらにその誘発回数も2倍に。《パンハモニコン》下で使えば、そうでない時にはトークン2体+2点ゲインだったのを、トークン4体+8点ゲインに!アレ?あんまり強くない様な気もしますがw 《古の墳墓》を考えればゲイン要素は有るに越したことはない。
 問題はCotVの関係で1マナ域を使えないデッキでどのSistersにするか?なのですが《選定の司祭》だと上記の《フェリダー》計2枚での無限ブリンクが出来ないんですよね。「不朽」は強いんですが。《オーリオックのチャンピオン》は色拘束上論外。
とすると残るは《縫合の僧侶》ぐらい。
貧弱この上ないですが、実は相手の生物の着地で1点ロスの効果を持ち、当然こちらでも《パンハモニコン》下で倍化できるので対Beatdownでそこそこ威力を発揮するかもしれません。



 とまぁ軽く見ていくだけでも白の生物はアド生物が多く、且つ「連鎖」させる事も割合簡単に狙える。なので《パンハモニコン》を使う価値は見出せそうです。
 突き詰めていくと《オケチラの碑》と《白たてがみのライオン》もそれぞれ上手く他の札と噛み合いながら、且つ《碑》+《ライオン》でコンボを組めるのでシナジー特化としては面白いんですが、《碑》→《パンハモニコン》→生物の挙動が隙が大きすぎて非現実的過ぎるので・・・。
《パンハモニコン》でわちゃわちゃしたい
《パンハモニコン》でわちゃわちゃしたい
《パンハモニコン》でわちゃわちゃしたい
皆さん、こんにちは。しもべです。


 「カラデシュすごい!本当にすごいんだ!!」のKLDブロックはヘンテコカラクリが沢山あって、近年稀に見る禁止札乱発と言う不名誉にも拘らずジョニー達には大人気。そんな中で割かし解り易い《パンハモニコン》。重い・遅い・アドアドしいとシナジー形成やアド取るのが大好きな私が、そういえばまだデッキ考えてなかったなぁと。TC DeckのModern/Rogueにてこれを使った白単が有ってそれを見て構築意欲を掻き毟られたwのでマイホームにてホームコートアドバンテージを生かせるようにしながら少し考えてみようかと思いました。

 とりあえず似たような仕事をする《似通った生命》《選定された行進》とは大別できる構築にする事をまず第一の目標とする事にしましたが、その時点でなんか違う気も・・・。
まぁ上にあげた重さ・遅さ・隙の大きさを緩和しつつ、良さを引き出せる構築にしたい。


 で、考えた結果やっぱりStompy構築が一番合うと思いました。
《古の墳墓》《裏切り者の都》《モックス》等のお陰でごく自然に2t目高速着地を狙えるのはLegacy特有の強みです。《虚空の杯》《三なる宝球》で相手を減速できるし妨害もするので隙を減らしやすい。《歪める嘆き》を使えば小型除去/妨害に加えてトークンモードをマナソースにする事でやはり2t目着地が狙いやすい。
そして《難題の予見者》の2倍検閲ハンデスも凶悪で、他の《催眠の悪鬼》などと異なり手札封印ではないのでアドも稼げる。
基礎的な無色2マナ土地とそこからくる基本構築部分だけでも圧倒的な合理性が有るんですよね。これだけでも組んで見たいと思えます。

 あと重要な部分として《パンハモニコン》って増やす誘発能力に関してはそれ本人が誘発させた効果でなくともよいってところだと思います。
Wikiに載ってますが例えば「《パンハモニコン》+《鍛冶の神、パーフォロス》+《包囲攻撃の司令官》との組み合わせでギャンコマのトークン量が倍になり、さらにその結果《パーフォロス》の誘発量が倍で合計28点叩き込む~」と言う挙動のように、「効果を連鎖」させる事が出来る、それこそが《パンハモニコン》最大の強みだと思います。
なのでなるべくならここの部分も意識してみたいですね~。


んで、後は各種染色作業ですね。
ココから先はまた次回に。
モダン)《予言により》型DragonStormって組めそうじゃない?
モダン)《予言により》型DragonStormって組めそうじゃない?
モダン)《予言により》型DragonStormって組めそうじゃない?
皆さん、こんばんは。しもべです。


 今日は久々も久々のドラストです。
決して「Dragon Stompy」ではありません。ドラゴン殆んど使ってないしね。「Dragon Storm」について。


 メインデッキ枠とは別に完全趣味枠としていくつかデッキを作っていて、その中の一つがDragonStormなわけですが、《ミジックスの熟達》が出てからというもの、亜種の形を探す事は出来て(いくつか考えた)もメイン系はほぼそれに固定されているので少々Legacy版は退屈中。なのでModern版では何かできないか?と考えるように。
まぁ《煮えたぎる歌》も《炎の儀式》も無い環境でどうせい言うんじゃ・・・と思っていたのですがまだ試行錯誤の余地があるやも?

 で、今のリストとかを見ていると未だにStd期からの心の友である《睡蓮の花》を使っているらしい。あんな使いにくいものまだ使ってるのか・・・と驚きましたが、真面なマナソースが無いのならそれも致し方の無い事なのでしょうね。
が、それで考えてもやっぱり現実的ではない。使うにしてももっと確定的な手段となり得る補強材が欲しい。そんなものあるっけ?

エウレカ!
《予言により》!!



 こいつが有れば途中で手札に来たとしてもそのままキャストできます。
3マナ以上ある状態から+3マナソースが有るのであとは他適当なマナソースで+3マナぐらいは流石に出来るはず。しかしこれだけなら他の手段、例えば《発明品の唸り》とかでも代用が効きます。重要なのは他の札も場合によっては時間を掛ければただになる事。具体的には《発熱の儀式》や《捨て身の儀式》が+3マナのマナソースに!!
色拘束がきつい上に殆んど使い道のない《発明品の唸り》と異なり明確な他の札への流用が可能なのは大きいです。そして一番肝心なマナ加速の部分で大きく寄与できるのも良い部分。
一応それらが無くとも普通のStormデッキとして単体で其々が機能するのも良い処です。2枚目以降もなんだかんだ普通に擬似マナ加速のように振舞って軽量スペルを唱える事も出来ますし、要らないなら《信仰なき物漁り》《イゼットの魔除け》も使えます。特にイゼチャは初動が遅れる分を多少なりカバーできるはず。

 URなら《五元のプリズム》がもいいですね。
次のターンに持ち越しなのでStorm値は稼ぎ辛いのですが、他に比べて極めて少ないStorm値でコンボに移行できるのはドラストの強みですので問題ない。
 一応《予言により》《睡蓮の花》の両方が時間カウンターを使うという点から《時計回し》も考えました。ルーターを多数採用するなら~とも思いましたが、さすがにカードパワー低すぎ、単体で役に立たなさすぎるのでないでしょうね。


 後は《アゾールの門口/ 太陽の聖域》でルーター兼用で万一裏返ったら手札の《ボガーダンのヘルカイト》を叩きつける戦法とかも考えましたが流石に悠長すぎますよね。そもそも5種の封印が遠すぎる。それならまだ《宝物の地図/宝物の入り江》の方が可能性が有りそうです。
でもなんか使いたくなるはなるというねw


 という訳で、ModernでDragon Stormを組んで見るならどうなろう~と考えてみたら変な方向に頭が飛んで行ったというお話でした。
妄想が過熱し過ぎて《予言により》を最大限生かすのなら0マナ待機札を増やせばいいのでは?→《祖先の幻視》とかはいいけどなんか微妙→「死せる生」とかならどうだろう?→アレ?それってただの《予言により》型のリビングエンドで《ドラゴンの嵐》要らなくない?とこののち発展したところでこの事について考えるのは止めにしました。
電波)ちょっと変わったLifegainをもう一つ。
電波)ちょっと変わったLifegainをもう一つ。
電波)ちょっと変わったLifegainをもう一つ。
皆さん、こんばんは。しもべです。


 少し前にLifegain/SoulSisters系のリストを色々考えた上で紹介してましたが、そういえばその時に紹介しそびれた形が有ったと思いだし、今回改めて紹介。
その名もEnchantressGainです!(ただしEnchantressはいない)

 まぁ事の起こりは《魂の管理人》系はあまりに脆いのでもう少し何とかならんもんか?と考えまして《活力の力線》を思い出しました。
しかし効果は兎も角初手に無いと辛い上に(G)(G)がきつく現実的にはまぁまず無いだろうと。その後、緑信心要素をふんだんに入れたLafegainデッキに結局行きつきましたが。
しかしこれの効果自体は悪くないことを確認。

 時は流れ、最近《忘却の輪》が3枚で任意で無限ループするという事実を知る。「星座」系でゲイン有訴が有れば無限ゲイン! しかし星座はろくなのが無い。ならばこれらを生物化すれば~という事で《オパール色の輝き》や《ニクスの星原》で生物化しよう。ついでに《星原》ならEnc釣れるので《活力の力線》と《忘却の輪》で組めるじゃないか!それも《輪》が除去兼用クロッカーになるのも良い処だ!!
という事で雛形が完成。

 しかし当たり前ですが《忘却の輪》×3とかあほらしくてやってられない。
生物化を前提とすれば《悪鬼の狩人》、色を足せば《拘留の宝球》、最悪《レオニンの遺物囲い》等で水増しすれば~と考えたのですが、そもそも《輪》×3の要素が有りえないので水増ししようが何しようが無理な物は無理。
で、考えていたところに思いついたのが《未達への旅》。

 《未達への旅》は生物しか対象に出来ない代わりに2マナになった《忘却の輪》のダウンサイズ版。なのでそもそも「他の~」と言う一文が無い。なので生物化すれば自分自身を対象に取れるわけで、他に対象に取れる生物がいる事が前提ですが生物化して任意に無限出し入れが可能。
除去としても軽めですし、この「《星原》+《力線》+《旅》」の3枚コンボなら割と出来そうです。
《輪》はついでに入れて可能なら程度の添え物で良いでしょう。

 ただもう一声欲しい。何かないか?と探していたのが《停止の場》。
最近の封印系は悪用が出来ないようにその大半が「対戦相手の~」とされていますが、この《停止の場》は元々非生物且つタフネス3以上を対象にしているのでたとえ生物化しても自身を対象には取れない。そのためか「対戦相手の~」の文言が無い。
しかし《ニクスの星原》+《活力の力線》の組にすると勝手に2/3の生物になる為に自分を対象に取れるようになります。という事でこれも《未達への旅》と同じように使えるわけですね。

で結果として
《ニクスの星原》+《活力の力線》+《未達への旅》/《停止の場》の2ルートで無限ライフが組めるようになりました。これなら割と現実的にデッキを組めそうです。
デッキはどう考えても低速専用ですが封印系除去を多用する消耗戦仕様なので何とかなるでしょう。
サポーターとして《神々との融和》も使えそう。マナ加速に《楽園の拡散》。低マナ域ではやる事が薄いので除去の水増しも含めて《排斥》。《忘却の輪》も含めれば既に8種類。
 ・《ニクスの星原》
 ・《活力の力線》
 ・《未達への旅》
 ・《停止の場》
 ・《楽園の拡散》
 ・《神々との融和》
 ・《排斥》
 ・《忘却の輪》
なので後はテキトウに枠埋めでデッキになりそうです。
回収札だったり対策札だったり、ドローや土地サポート札で普通に枠は埋まるはず。まぁ重さを考えれば回収札と土地サポートが精々でしょうね。軽量Encで5つ以上を早々に満たしたいので土地しか持ってこれなくとも《ニッサの誓い》で良い気もします。または置く事だけで序盤は満足する事を前提にした《発生の器》とか・・・。
と言うか枠が無いなら《輪》は既に要らない気もします。まぁ万能除去なので抜きたくはないんですが。

 一応、色を足せば手段は増えて特にtBをすると星座生物の《死の国の造幣工》や《厳かな守護者》が使えるようになる。なので無限コンボの勝ち筋も増えます。色マナサポートとして1マナ域に《豊かな成長》とかも入れるとある程度は安定しそうです。


 という事でちょっと変わったエンチャント特化のライフゲイン系デッキ構築。
因みに上の仕様はModernで組める形ですが、Legacyだと《パララクスの波》が有るのでよりコンボに使える札も増えますね。色を足せば《Oubliette》《Icy Prison》なんかもありますしね。
電波)コントロールに狂気を込めて
電波)コントロールに狂気を込めて
電波)コントロールに狂気を込めて
皆さん、こんばんは。しもべです。


 なんだかかなり間を空けてしまいましたねw
何となく気が付いたら書いてなかっただけですが・・・。さて今日は久々にまじめな電波記事でも挙げてきましょうかねw

Q.最強のコントロールとは何か?
  A.優位な状況から素早く安定してゲームを決める事だと考える

Q.最高のコントロールとは何か?
  A.万全の隙のない支配力や堅牢さを持っている事だと考える

Q.最凶のコントロールとは何か?
  A.相手の心をへし折る力を持っている事だと考える

 コントロールを組む場合色々な方針が有ると思いますが、個人的に目指したいと常々思っているのが上で書いた「最凶」の部分です。そう《惑乱の死霊》のFT「被害者は目を見ればわかる。血走った目から叶わぬ夢を流しているからだ。」を体現する様な構築をめざしたいのです。
プレイングで圧倒するのではなく相手の心に傷を残す様な行為。「真綿で首を絞める」事こそ「最凶」なのだと思っています。色々なデッキが有りますが土地破壊デッキやStax系よりもっと遅い方が良い。これらでは打力が有り過ぎる。「ネザーゴー」以下がいい。「カウンターミル」「みのむしぶらりんしゃん」など。《石臼》はFTも素晴らしい。

 まぁ盤上に「蓋」をする装置で言うと《精神を刻む者、ジェイス》が1枚で7割方体現してますね。
勝っている状態から[+2]を連打するだけで正しく精神を刻めますからね。でも個人的には[-12]で勝てるので早すぎるんですよね。それに身ぎれいすぎる。
でも[+2]の部分はとてもいい。
どうせなら私の持ちカラーである黒で体現できないモノだろうか?とね。
 黒で「蓋」と言えば《ヴェールのリリアナ/LotV》がいます。が、コイツは正直蓋としては隙間がデカいんですよね。盤面とハンドに干渉しながら今引きに弱いと言う黒の欠点を体現しています。「それでも・・・。それでも《突然の衰微》ならきっとなんとかしてくれる!!」なんて希望を与えている時点で心をへし折っていない。なので今引きに対応するしかないんですよね。

 Modernの「ランタンコントロール」は個人的には「理想」にかなり近い形をしています。
ただ結構コントロール力に不足を感じます。 また《引き裂かれし永劫、エムラクール》が普通に環境に存在している以上単なるLOでの勝利では不足が有る。


 ところで、実はMtGにRAVで復帰して以降気になっていた札が有るんです。
上のような事を偶々考えているときに思い出しましたが、それは《思考抜きの魔女》のことです。別に強くもないし構築で活躍した札でもないんですが何故か好きなんですよね、この効果が。

 生物を生け贄にして相手の山札を上2枚から1枚追放できるシステム生物です。
で、継続的に生物を提供できさえすれば、JtMsの[+2]的な行為を延々とできる訳ですね。しかも[+2]より強力で、追放なので《エムラクール》も無問題。しかも1度の起動で1枚なので、じっくりゆっくり丹精に相手を削っていけます。正にこれぞ私が求めていた「真綿で首を絞める」勝ち手段でしょう!!
そして山札に干渉出来るのなら後は盤面さえどうにかできれば封殺できるわけですね。で、それなら前述したLotVがいます。

 と言う事で《思考抜きの魔女》+LotV+継続的な生物供給装置を作った嫌がらせ「最凶」コントロールを作ってみたいなぁ~と考えた次第です。
ただ、まぁ喩え作っても大会に持ち込む気はしませんけどね。
ひたすら相手にフラストレーションを与える迷惑デッキですしね。《師範の占い独楽》くるくるじゃありませんけど大会の進行にも必ず支障をきたしますしね・・・。


 まぁ補助パーツは適当に入れるとしても最重要部分は継続的な生物調達手段。
黒単色だと《苦花/BB》や《恐血鬼》《墓所這い等々を使う事になるはず。でBBは低速で相手削ってるだけだと自分の方が先にライフが切れて死ぬと言う間抜けになるし黒単色では処理する術がほぼ無いので却下するべき。後者の組を見ると「Zombardment」をどうしても連想してしまいますし、いっそその系統の構築で良い気もしますね。

 んで、Zombardmentから派生しますがどうせなら製造装置は《秘密の備蓄品》で良いだろうと言うのが今のところの結論。
こちらは「紛争」の手間は有りますが一度達成すればほぼ途切れない。そもそも《魔女》の能力が紛争を満たすものですから。ついでに占術1でドローサポにもなりますしね。
一応2枚目以降揃えばどんどんトークンの数を増やせるのが良い所ですね。しかも生贄エンジンが有ればターンの表裏で製造できますし。でBtWなのでついでに《未練ある魂》も入れませう。
 他にも軽量でトークンを製造する装置も有りますがなるべく色を増やしたくはない事を考えると、回収系で良いのではないか?とも。《ヴォルラスの要塞》や《逢魔が辻》を利用できれば《魔女》本体をLO手段に換え、それを延々と回収し続ける事ができますね。回収先が山札の上なのでこちらはドローが止まりますが、逆にLO負けが無くなるとも言えます。

 継続的なトークン生成で考えれば、一応《汚染》をも選択肢には入りますけど正直今の環境には向いてないなので他の札に当てる方が良いでしょうね。


 そんなこんなで相手の精神をねじり切るかのごとき嫌がらせコントロールを私なりに考えてみました。
前述したように喩え作ったとしてもF○ck!の嵐なので大会では使う予定は有りませんが、もう一度くらいはこういうデッキを作ってみてサディスティックな欲を満たしてみたい物です。

 皆さんにとっての「最凶」の定義を少し考えてみると面白いかも知れませんよ?
最高や最強って結構簡単ですけど、最凶はなかなか難しいですからねw 私の場合は相手プレイヤー本人の精神を削るという答えでしたがww


レガシー)知らない間に《月》関係のルールが変更されていたらしい
レガシー)知らない間に《月》関係のルールが変更されていたらしい
レガシー)知らない間に《月》関係のルールが変更されていたらしい
皆さん、こんにちは。しもべです。


 なんかよく知らない間に《血染めの月》関係のルールが変更されたらしいですね。よく知らんのですが「場に出るに際して~」とか「~の状態で・・・」も一切無視するとかなんとか。なのでバウンスランドはとりあえず《山》として扱えたりするらしいです。
んで、又聞きながら《暗黒の深部》もカウンターが載らない状態で場に出るとかでないとか。本当かしらん。
それならいっそDragonStompyにDDコンボ仕込めるのでは?と思った次第です。


 《月》が有ってもどのみちそれだけでは相手が投了でもしない限りは殴り倒す必要がある。《月》が有る状態ならDDは《山》になるので最低限の役割はする。
という事で
《月》が有る状態でDDを置く→DDを退かす→マリットレイジで殴り倒す~の三段階の挙動でコンボに出来るのではないかと思ってます。ドラストなのでCotVも入りますしね。
 それDDいるの?ともなりますが、悪まで《月》の後の後詰めの手段として採用するだけ。それに《月》を入れてようが、相手は対策してきますからね。《月》が相手に退かされても、それに連動してこちらも行動を取れるのならいいのではないか?と。


 退かす事前提なので本当にDDコンボを成立させたいのなら《月の大魔術師》優先で《血染めの月》は2枚ぐらいに抑えておくといいでしょうね。退かしたくなったら生物の方は焼いて退かせますし。
ただDDを《月》のついでと考えると減らすのは持ったない。8枚体制にした上で《混沌のねじれ》を《月》に撃ち込めばいいでしょう。万能除去なので普通に使っても腐りづらいし。


 ついでにどうせDDを仕込むのなら別ルートも欲しい。
しかし《吸血鬼の呪詛術士》は当然無理。《演劇の舞台》は可能ではありますがただでさえ無色土地が多いのにさらにDDまで入れて追加でこんな物入れたくない。別に他にコピーしたい特殊地形も有りませんしね。
で、思いついたのが《蜃気楼の鏡》。
DDが有る状態でコピーすればお手軽DDコンボに。1t目2マナ土地からCotV→2t目追加の土地から《鏡》→3t目DDおいて相手エンドにコピーで4t目勝利!
が出来ます。
これだけだと微妙なんですが《ゴブリンの熟練煽動者》となって一気に打点上げたり(単体で4打点→複数だと12打点に)、適当に生物のコピーになる事も出来るので普通にこれはこれで使い道を他に確保できます。


 という訳で《月》で本当にDDが出来るのならDD入りのDragonStompyなんてのも割と普通に組めそうですよね。
ただ、ただでさえピーキーなデッキなのにそれを更に尖らせる構築にどこまでその価値が有るのか?は考えない方が良いですがね。
《命運の転送》
Stdの新環境が始まって少し経ちますが、色々と新デッキが溢れているようですね。まぁあれだけの動きが有ったのだから当然と言えば当然。
今がある意味ビルダーにとっては一番楽しい時期かもしれませんね。


 しかし-1/-1カウンターを使うカードがAKHのテーマの一つだった割りにそれを利用する手段が実は殆んど無い。乗ってきたカウンターを減らす札なら結構あるんですが2枚使って1枚の札とするにはパワーが不足していますよね・・・。
という事で下環境で《スカラベの巣》でデッキ作れないか?と考えていた時にStdで一番欲しい且つカードパワー的に問題ないレベルだと何だろうな?と言うので考え付いたのが《命運の転送》。

 単純にコンバットトリックで《媒介者の修練者》等をコンバットトリックでパンプや修正除去として使えますのでそれが基本。
ついでに《氷の中の存在》の氷カウンターを一気にゼロに出来ますし、《巻きつき蛇》+《ピーマの改革は、リシュカー》、《新緑の機械巨人》等のカウンターも回収可能。

 しかし何と言っても一番は《ギデオン》の様な生物化してくるPWの忠誠度カウンターを適当に他の生物にずらしてやれば即処理可能。


 結構遊び甲斐のある札になると思うんですがね。
次で再録されたりしませんかね~。

このカードが使いたい)《ブライトハースの指輪》について 微追記
このカードが使いたい)《ブライトハースの指輪》について 微追記
このカードが使いたい)《ブライトハースの指輪》について 微追記
皆さん、こんばんは。しもべです。


 AERで《戦利品の魔道士》(と《ヤヘンニの巧技》)がスポイラーで発表されてそれで世間の大勢と同じ様に私も史上の3マナのAtfを検索してみたわけですが、その中で目に付いたのが《ブライトハースの指輪》。
丁度∞マナコンボを成立させる事が出来る《玄武岩のモノリス》も3マナなのでEDHでもそうですが構築に丁度いいですよね。

 と言う事で改めて《ブライトハースの指輪》に目を向けてみると起動能力のコピーと言う特異性が中々面白い。
ただ一度のコピーに(2)も掛るので何でもかんでも対象にするのは難しい。では何が適当なのだろうか?と考えてみました。

-起動にほぼマナが掛らない
-起動に特殊なコストが必要
-起動回数を稼ぎにくい


と言う事が主な条件になりそうです。
基本的に起動回数を稼ぐ事が難しい様な効果を倍加させる事が出来る程重要。最初は「効果が強力である」事が大事なのかと思っていたのですが、正直倍化すれば早々弱いような札は(構築級の中では)無いため、効果量に関してはそこほど気に留める必要は無さそうです。もちろん有った方が良いのは事実でしょうが。
 ただそうは言っても流石に単体での起動で効果量が低すぎる物の採用は難しい。単体でも使える物になるレベルではあるべきでしょうね。逆に大きすぎる《カルドーサの鍛冶場主》の様な効果もコピーする必要もないと言う微妙な塩梅ですね・・・。

 また起動能力ではなく、起動能力を持っている札自体で見ても
-複数の機能能力
を持っている札である事もかなり有用そうです。

 幾つか考えてみましたがまぁ特別難しくも無く「PW」という結論に落ち着きそうです。
忠誠度能力の起動回数制限や複数能力持ち、中速以下向けなど様々な点で合致したカードタイプですね。
と言うかぶっちゃけPWなら何を選択しても強そう。逆に併用しても大したことがないカードの方が少なそうです。
 と言う事で、特に優秀で且つ重すぎないPWを考えると
《ボーラスの工作員、テゼレット》《槌のコス》《野生語りのガラク》《生命の力、ニッサ》等でしょうかね?
どれも小能力が使いやすく、且つコピーのし甲斐も有ります。ただその中でも特に強いと思えるのは明確な勝ち手段となる札でしょうね。
 《ボーラスの工作員、テゼレット》は[-1][-4]を倍加した際に明確な勝ち手段になります。どちらも簡単使える能力であるのも重要ですね。
 《槌のコス》《生命の力、ニッサ》に関しては奥義との併用性は微妙ですが、代わりに[+1]が強力なクロックなのでそれを倍加させる事でも十分ゲームを決める事も出来ますね。小マイナスも使える能力ですしね。
これらはどれもマナ加速をしやすい点も有難いですよね。着地(3)に起動毎に(2)は早々使えない。なのでマナサポートは重要ですよね。
 それ以外だと《求道者テゼレット》もサーチも出来るので流石に優秀。[+1]も良いでですが、[-X]のサーチは消費も大きくアドも取れるので《指輪》の運用の安定感が増しますね。


 ただ、ここから先が難しい。
∞マナから繋がる《威圧の杖》や《交易所》は汎用性も有り優秀なのですがテンポが悪すぎる。利用できる頃には効果が小さすぎるんですよね・・・。
とすると軽いものが中心になりますよね。
アドロスを覚悟するなら《等時の王笏》位がギリギリ。
序盤から使える・選択肢が有る・腐りにくいと言う要素を考えると《黄鉄の呪文爆弾》はそこそこですかね。

 土地ベースを整えたりする点でも役に立つ札と考えると
《発生の器》や《旅行者の護符》《放浪者の小枝》、《桜族の長老》。後ろ3つは2t目までに3枚目の土地の確保が出来るので《指輪》の設置もしやすい。特に《長老》はブロッカーにもなりますし、コピーできれば《爆発的植生》にもなる。起動コストもかからないと緑絡みなら優先的に使いたいですよね。

 また、土地関連の事を思うと「土地サイクリング」をやっぱり連想しますよね。起動能力のコピーは手札や墓地からでも良いのでサイクリング・補強・変成・魂力・壮大など幾つか有ります。
まぁ汎用性が高く腐り辛い、色拘束の高いサイクリングが最有力ですよね。《永遠のドラゴン》や《クローサの大牙獣》なんかは特に強力ですし。
そして真価はやっぱりサイクリングランドですかね。
1マナサイクリングが出来るのなら、コピーした場合非打消し3マナIns2ドローと素晴らしい効果になります。ただタップインは気にかかる。1マナ重くなってもアンタップインの《地平線の梢》か、土地サイクリングになってしまうのを我慢して《灰のやせ地》ですかね。
 同時にマナコストの掛らないサイクリングである《通りの悪霊》や《秋の際》も併用可能。《秋の際》は制限が有るとはいえ土地加速は有用ですしね。ただどうせならどうせ色拘束も薄いですし2マナ土地や《モックス・ダイアモンド》なんかを使いたいですよね。


 ただどうにもぴんと事ない。
と言う事でいろいろ探していった結果が、サイクリング土地関連から派生して、起動能力を持つ土地を併用すればいいと言う結論に。
そうするとメインでは腐りませんからね。
 フェッチランドの場合は少しテンポロスですが、コピーできれば実質(3)で土地2枚のアンタップインですからね。《不毛の大地》は(3)で2枚土地破壊ですしね。どちらも当たり前のように積まれる札にも拘らず効果が凄まじい・・・。
どちらも《指輪》セットから起動なので運用に注意が必要になりますが。特に《不毛》は最序盤に使えなくなってしまうので溜めからの運用になってしまいますね。

 生物対策に《流砂》と《イス卿の迷路》も有ります。
《迷路》なら起動にマナも掛らない上にサイズ無視で止める事が出来る、それを継続的に2体止める事が出来るのなら相当強力ですよね。《ヤヘンニの巧技》で小型を潰せば、後は残った大型だけ。
 《流砂》は小型用ですが倍化できれば十部強力だし、《罠の橋》との併用も出来ますし。

 殆どが無色なので2マナ土地を使った《虚空の杯》や《三なる宝球》の様なAtfContorlやStompy構築なんて事が構築上で合理的になりますかね。《罠の橋》や《からみつく鉄線》も有用。
 と言うか運用上展開のテンポが悪すぎるので、どのみちこちらが中速以下な上で相手を減速させる何かを使わなければ話にならないでしょうしね・・・。

 後は《死儀礼のシャーマン》も有用ですよね。
そうするとStompy構築にはなりませんが、フェッチや不毛も使いやすいですし、BやGは上述したような札も扱えるので中々有用そうですし、フェアデッキの構築ならばこれになりますかね。
 フェッチ・土地が有用なら当然《聖遺の騎士/KotR》も素晴らしいはず
最初の《輪作》能力をまずコピーしそれだけでも2枚の土地銀弾が出来るのでアドを得る事が出来ますし、加えてそれらが両方ともフェッチならさらにそこからコピーしていけます。投資に(4)が必要になりますが、最終的に盤面・墓地にそれぞれ3枚ずつ土地を増やしたうえで2枚のアンタップ状態の土地が残るので実質(2)で動けるという驚異的な挙動が出来ます。
もちろん、それら以外の土地のサーチも強力。
マナの調達も銀弾能力も有るので存分に《指輪》の力を活かせますね。


 と言う事で散々考えた挙句、併用に最適だったのが「フェッチランド」、《不毛の大地》《イス卿の迷路》と言う札である事に落ち着いたのが何とも微妙な結果でしたね。
まぁどの色の構築でも使えますしね。コピーできれば強力で、単体でも有用で~と考えるとそんな物かもしれませんね・・・。

 でもやっぱりこの手の特異性のあるカードを使って構築御あれやこれやを考えるのは楽しいんですよね~。




電波)コプターとStompy構築での併用札
電波)コプターとStompy構築での併用札
電波)コプターとStompy構築での併用札
皆さん、こんばんは。しもべです。


 早い物でもう師走。
今年の名古屋の冬は暖かい?


 先日CFBか何かでの動画で《密輸人の回転翼機》が使われていました。
まぁ実際高いパワーはありますし、立ってるだけのシステム生物を費用に充てればパワーのロスも無いのでマナレシオも問題なし。装備コストもかからないのでテンポも悪くない。
とそこそこです。
最初のスポイラーの時の雑感でも《潮の虚ろの漕ぎ手》《罪の収集者》や《闇の腹心》との相性には触れました。

 が、個人的には2マナ土地が使えるStompy構築の方がより生きるはずと考えています。《古の墳墓》《裏切り者の都》のお陰で1t目展開2t目クロックにできますし、CotVで1マナ除去を封じる事も出来る。
2マナ土地からのスタートの選択肢の1つにもなりますしね。
 しかもルーター能力のお陰で、ドロー操作に乏しい右手デッキの欠点の緩和も多少行えます。

 対して、現状のLegacyのStompy構築と言うとほぼEldrazi一色。
しかし総合打点が落ちる上にパワー1の生物を殆んど採用しないEldraziには正直機体は不向き。とするなら色つきのStompy構築なら使えるのではないか?と考えます。

ポイントは3つ。
-突っ立ってるだけの生物がいる事
-生物をきっちり供給できる事
-ルーター能力を生かせること
でしょう。

【Angel Stompy】
--------------------------
・《石鍛冶の神秘家/SfM》
・《刃の接合者》
:デッキの基本的な札。SfMはどうせ装備品を担いでなければ役立たずですし、《回転翼機》→《神秘家》と展開するのならそのままクロッカーに出来ます。《光と影の剣》や《火と氷の剣》で手札枚数を稼ぐ事が出来るので、ルーターも活かしやすい。《接合者》もマナカーブに合いますし、やはり着地後は特にする事も無いので搭乗要員にうってつけ。
 重さを我慢できるのなら《遍歴の騎士、エルズペス》の[+1]で継続的に埋めるのならそれも良いですね。もう一つの《天使の祝福》用のクロッカーにもなりますし。《Kjeldoran Outpost 》でも似たようなことは出来ますが《不毛の大地》が怖すぎて流石に採用は出来ないでしょうね。

 しかしこれ以外にも使える先は有ります。
・《戦隊の鷹》
:恐らく最も併用におけるシナジーが高いのがこの札。
Cipで手札を3枚増やせるので継続的に搭乗要員にする事も出来、その上ルーターの交換札に丁度いい。安定して有用な運用が出来るようにはるはず。
ついでに「Caw Blade」宜しく装備品の担ぎ点になる点も合理的ですね。
 単体のパワーでは《護衛募集員》も強力ですが、単純なシナジーなら鷹が上回りますね。


・《白粘土の教団》
:特殊な例としてこれも有用。珍しいアンタップシンボル(Q)を持っているおかげで寧ろ「搭乗」が有効なタップ手段として働きます。その上、《教団》の起動能力で《発掘》が使える為、《回転翼機》で捨てた生物を釣りあげる事が出来るようになります。
互いに高いシナジーが有りますね。
問題は単体運用の場合の致命的なトロさ。



【Fearie Stompy】
--------------------------
・《呪文づまりのスプライト/SSS》
・《フェアリーの大群》
:多大に場に出た後は装備品を担ぐぐらいしかする事も無いので搭乗要員に宛がえます。SSSは瞬足持ちなのでブロッカーの場面で《回転翼機》を生物化させる事が出来ますね。
 《大群》はマナ加速にも使ったりしますが、フリースペルのお陰で土地2枚をアンタップできるため、《大群》→《回転翼機》とテンポよく展開できます。


・《熟考漂い》
:「想起」の場合3マナ2ドローの使い捨てですが、生け贄になる前に一度だけですが搭乗要員になります。その上手札の枚数を稼げるのでルーターも活かしやすい。マナカーブ上の流れも良いですしね。


・《空中生成エルドラージ》
:Cipで1/1末裔トークンが付いてくるためそれを宛がえる。マナカーブ上の流れも良いし、2枚で合計5点の飛行クロックとなるので中々のものです。


・《深き刻の忍者》
:Stompy系ではありませんが、まぁUのBeatdownとしてこれも有り?相手にブロッカーがいれば場に出た後は出来る事も少ないので《忍者》を搭乗させる事も出来ますし、《回転翼機》を忍術の種にする場合でも、攻撃に参加するだけでルーター誘発はするので、その後忍術で戻しドロー、そして再び《回転翼機》の着地攻撃でルーターと動けます。



【Demon Stompy】
--------------------------
:余り黒で良い対象は無し。
継続的に生物を展開する手段は有りますが《苦花》は展開上のテンポが極めて悪く、《マルドゥの強襲指揮者》《群れネズミ》の場合はそのまま殴った方が良い。まぁこのデッキはその名の通り中量級以上のサイズのDemon系で殴り倒すのがメインですしね。

 一応《催眠の悪鬼》《脳蛆》の様なハンデス生物は確かに相性は良い。貴重なハンデス手段ですし、《回転翼機》→《悪鬼》と出してハンデスして露払いをしつつ生物化できるので、クロッカーとして安定しやすい。
ただどうにもパワー不足。

 ルーターを共鳴者として考えれば《ベラドンナの暗殺者》《大物狙い》の様な生物の展開が出来る札が何とかギリギリ併用できるレベルですかね? ただ他の共鳴者が無いと安定しない。
 Uの枠を見習うのなら《骨砕き》《叫び大口》《肉袋の匪賊》等のCip生物除去の運用も可能。



【Dragon/Goblin Stompy】
--------------------------
・《ゴブリンの熟練扇動者》
:毎ターン戦闘フェイズに勝手に1/1トークンを製造して勝手に突っ込む。ブロッカーがいなければ3ターンで決着とも出来ますが、そうでないのなら無駄遣いこの上ない。
数の確保が出来るのなら本体の打力も伸びますしね。
故に戦闘フェイズに出して、即タップして数の確保を行う挙動は悪くないはず。タップは必要数以上ならいくらでもタップ出来ますしね。

 マナカーブも揃っていますし、1/1を突っ込ませるよりは3/3の方が初動も上。ラブルマスターの着地から即除去されても最低でも本体を搭乗させる事は可能です。


・《ゴブリンの女看守》
:仕事をした後は暇。マナカーブも良い。


・《モグの戦争司令官》
:2マナで1/1トークンを2体展開ですが、本体がエコーなのでほっとくと死ぬわけですが、それを乗せる事で無駄なく運用できます。次のターンに出てくるものも召喚酔いしているのでそいつも無駄なく搭乗させる事が出来ます。
まぁしかしそれだけでは所詮《ドラゴンの餌》よりマシと言う程度なので、もう少し何か欲しい所ですね。



【Elphamt Stompy】
--------------------------
・《緑の太陽の頂点/GSZ》→《ドライアドの東屋》
:元々GSZが扱えるお陰で色拘束やCMCの問題を緩和でき、且つGSZのテンポロスを2マナ土地で補う事も出来ると相互シナジーを活かせるのが緑色のStompy構築の利点。

 そして1t目にX=0で展開から《東屋》のマナ加速も出来る訳ですが、使い道のない場面に《東屋》を搭乗要員に出来るので無駄が無いですね。
1t目2マナ土地《回転翼機》→2t目《森》からGSZ(X=0)+CoyV(X=1)で生物化からアタック!!


・《エルフの幻想家》
・《森のレインジャー》
:2マナでCipでハンドアド1枚分の確保が出来るのでアド生物としては悪くない。しかしその後矢張りする事も無いので、搭乗要員に。手札もう用なら交換牌に。丁度GSZから持ってくれば3マナなので《回転翼機》→3マナGSZと並びも良い。


 一応この色には《戦隊の鷹》と同じ性質を持つ《スカイシュラウドの歩哨》も有りますが、本体性能が低すぎる上に、Wの様にSfMも無いため装備品の調達も不安定。
正直《回転翼機》だけの為に運用する気にはなりませんね。

・《壌土からの生命/Loam》+ミシュラン
:常時手札の枚数を確保できるのでルーターの回転に掛ける事が出来る。加えてミシュランでも有れば搭乗要員の確保もしやすい。ルーターのお陰で発掘のタイミングも多い。
上述の《スカイシュラウドの歩哨》が使えない代わりにLoamですかね。


・《茨角》
:生物枠になった《巨大化》としては「湧血」系もあるため今一つですが、コプターが想起と相性良いならまぁ。
その上Cipで巨大化できるので生物化+パンプを2マナで行えればそこそこの効率。まぁ強化対象がコプターとは別に必要なのはやや面倒ですが。そうするともう普通に出した方が早い様な気も・・・。
同時に4マナは重いですが、俊足6/6ブロッカーなので一方的に5/5を潰せるのも利点。



【其の他】
--------------------------
・《歪める嘆き》
:元々汎用性の高い札ですがトークンモードは装備品でもなければあまり使い道が有るとは言い難い。なのでそれを搭乗要員に出来れば合理的ですね。これも一応1t目CotV以外の選択肢。


 こんな所ですかね?
こうやって見るとやっぱり生物を使った軽いハンドアドバンテージを得る手段のある色は割かし運用もしやすいのに対して、BやRの様な生物の供給は出来るけど、ハンドアドに関しては重かったり限定的だったりする色は相性が良いとは言い辛いですね。
まぁRには必殺《血染めの月》も有りますが、Bはなぁ・・・。
 ついでにやっぱり期待自体が準装備品という事も有って、装備品をうまく活用することが前提のデッキでも相性が良い気がしますね。





このカードが使いたい)《汚染》
このカードが使いたい)《汚染》
このカードが使いたい)《汚染》
皆さん、こんばんは。しもべです。


 今日のテーマ《汚染》。
以前から《血染めの月》系はふらっと現れては、Legacy界に魔女の一撃を与えては消えてゆく悩ましい存在でしたが、最近は主に「Lands」「Eldrazi」のお陰で積めそうなデッキは積んでおくのが普通になっています。それはUの《基本に帰れ》も同じ。
と、ここでふと気づきました。
特殊地形をしばける置物は我らがBにも存在している事。それが今回のテーマである《汚染》です。
《Contamination/汚染》(2)(B)
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたがクリーチャーを1体生け贄に捧げないかぎり、~を生け贄に捧げる。
土地がマナを引き出す目的でタップされた場合、それは他のいかなるタイプと量のマナの代わりに(B)を生み出す。

【特性】
-----------------------
:拘束効果は《月》と同じ様に、マナを生み出せるが生み出せる量と色を固定するタイプです。(R)よりも(B)の方が環境的に使われるカードの幅が広いため色の拘束力に置いてはやや弱まっているかもしれません。
しかし、全ての土地に効果を及ぼせる為に、BtBや《月》対策に入れてきた「基本地形」も紙くずに。なので嵌る相手によってはほぼ対策が無くどうしようもない。正に1ショットキルレベル。

 対して、《月》は「特殊地形」→《山》に強制的に変更してしまうため、特殊地形を主力に換えるデッキを封殺する事が出来ました。
が、《汚染》は生み出すマナを変えるだけで土地の特性が失われるわけではないので、それらの対策にはならない。
 同時に色拘束を突破する手段も多い。
判りやすく言えばMUDやPostはその大半が無色のAtfであるためマナの色を変えられても何ら問題が無い。トロン土地や《雲上の座》等は色に加えてマナ量も変化させているが、もたもたしていたら厳しいのは事実。Rと異なりBにはAtf対策がほぼ無いのも非常に苦しい部分。

 またBの入るデッキには現状の大半に《死儀礼のシャーマン/DrS》がいる。フェッチも生き残るので、故に普通にそこから他の色を供給する事すらできる。
と言う事でBを使わないフェアデッキにはよく嵌りますが、Bを使うデッキにはかなり微妙な性質と言えそうです。


【対策】
---------------------------------
:上手く嵌る相手はそれでいいとして、嵌らない相手への対処する手段が有ればそれでいいわけですね。

 「Lands」に対してはマナを使いエンジンとなる(G)/(R)要素の《壌土からの生命/Loam》と《溶鉄の渦》を防げるのが大きい。《突撃の地鳴り》の起動は防げませんがLoamは防げていますし、そもそもキャストの(R)(R)(R)を賄えるとは思えないのでまぁここも問題ではないでしょうう。
 対して無色で起動する札が問題。
具体的には《暗黒の深部》+《演劇の舞台》のDDコンボ。主な勝ち手段になるのですから、ここの対策は絶対。まぁLoamを封じる事が出来ているのなら《悪魔の布告》が一番? 後は《真髄の針》か《罠の橋》。《針》1枚ではは放って置くと(30)マナを支払われるので拘束系デッキならやはり生物自体に対処しておきたい。どの道他にも《モックス・ダイアモンド》から《不屈の追跡者》や《世界を壊すもの》がサイドから入ってくる可能性が高いのでやはり生物対処は必須。
あと《The Tabernacle at Pendrell Vale》は維持に必要な面展開の天敵なので処理出来るように《不毛の大地》は必須。
 と、Landsに対してはまぁまぁの形に収まります。
特に《月》対策で(R)が出るだけでもある程度動けるデッキになっているのが現状なので、(B)に固定できる点には価値が高い。

 Combo等が使ってくる《水連の花びら》の事まで考えればマナ能力まで封殺できる《無のロッド》が一番でしょうかね?
対Atfは。
ついでにファッティ対策に《罠の橋》。
(B)を沢山使うComboには悲しい事になりますが、元々《月》も大して効かない相手なので他で対策。

 Atf系は対策はBだけではやや難しい。
生物ならば割とどうにでもなりますが、PW等も考えると厳しい。つまり《イシュ・サーの背骨》と《解放された者、カーン》《精霊龍、ウギン》。なのでこちらはどちらかと言うと《針》や《ファイレクシアの破棄者》。

 BのフェアデッキはDrSが最重要なので軽量でピンポイント処理が必要。
布告ではなく《見栄え損ない》や《集団的蛮行》など。ですが、同時にそれらは探査生物(≒《グルマグのアンコウ》)の可能性もある為、それらの処理手段には前述の札では足りない。同時に布告もやはり可能性が低い。そこまで考えるのなら《四肢切断》が総合的に安定しているでしょうか?
まぁこれらの除去を75枚中で入れ替えて運用することになりそうです。
後は汎用的な対抗手段に《漸増爆弾》は有りますが、これは《針》《破棄者》でどうにでもなる。同じ様にマナファクトも《無のロッド》。

 同じ無色でもEldraziは(C)札であるため《汚染》は非常によく効きます。これの後は《漸増爆弾》等で処理されないなら、場に出されるのは《エルドラージのミミック》程度。



【維持/利用方法】
-------------------------------------
:環境も変わりましたが、ここの部分が最も嘗てと変わっていると思います。
生物にしろtokenスペルにしろ、とにかくKPが引き上がっているため、維持方法もかなり楽になったと思います。

 具体的な例で言うと、嘗ては《苦花》と《恐血鬼》程度しか真面な札が有りませんでした。後は重たい《センギアの従臣》程度。が、今は《血統の呼び出し》《群れネズミ》《搭載歩行機械》《武器作り狂》《蛇術師》《異端の癒し手、リリアナ》《憑依された死者》等、黒い札にもかなり面展開の手段が増えてきました。
またBtBと異なり土地自体の性質は失われないため、土地の展開伸張は割と楽なのも良いですよね。その分いろんなマナ域の札を扱えます。
タッチカラーをするとより選択肢が増えます。特にtWで《未練ある魂》、tGで《死儀礼のシャーマン》《ネル・トース族のメーレン》が有用。


 後はロックしたまま面展開を続けて、物量で殴り勝つのが基本となりそう。
Bは生物を利用する手段も豊富なので、《陰謀団式療法》や《悪魔の意図》を上手く使えそう。後は陰鬱関係も中々。特に《悪魔の意図》は銀弾として上述の対策札を使用するために非常に重要。

 無駄牌処理と《恐血鬼》《未練ある魂》を墓地に落とす事、加えてDrSの処理まで考えれば《集団的蛮行》も入れておきたいんですが、手札を減らす余裕はあるのかどうか。

 ロックデッキで土地まで伸びる癖に、生物が必要である観点から《滅び》や《毒の濁流》が使いづらいのは結構致命的な欠点にはなりそうです。



【最後】
-----------------------------------------
:しかしここまで考えて行って、ふと気づきました。
なら《汚染》内蔵型もある、《墓所這い》使えるZombardmentで良くない?と・・・。

 そのZombardmentですら時折使われるレベルであり、そもそもそのZomberdmentがほぼ死滅している事実を考えるとこの札の価値も推して知るべし。
またBで徹底してManadenialしたいならそこは「POX」だろう!とも、そこで思いだしました。
と言う事でここで思考を終了した次第。


 何とも半端な形で終える事になった哀しき電波思考。
しかし上述のように嵌る相手には《月》やBtB以上に嵌る札ですし、維持における有効牌はぐっと増えました。
其処を踏まえれば結構面白い形になる可能性も有るような無い様な、内容な札。
取り敢えず、自身の色拘束を考えれば、差別化も踏まえて単色でZombardmentから離れるべきではあるでしょうね。

と言う事でこのカードが使いたい《汚染》編でした。



電波)パンハモニコン
電波)パンハモニコン
電波)パンハモニコン
皆さん、こんばんは。しもべです。


《パンハモニコン》は面白い札である事は事実。
しかしながらただCipを2倍にする程度なら単体で機能しない4マナの置物を運用する理由になりません。ブリンク札を運用するだけでいい。複数回起動をしたいと言ってもやはり《変異エルドラージ》が有ります。《霊体の地滑り》や《一瞬の瞬き》でもいい。
と言う事でこの札でデッキを組むにしてもこの札を使う理由が欲しい。

 《パンハモニコン》は誘発させる際にマナが掛らない事、及び
本体のCipだけでなく、それに関連して誘発する分も2倍に出来る。この2つを上手活かせるようになるべき。
更に可能なら4マナの重さを緩和できるようなマナ加速手段等が有るのが望ましい。

 その点に置いてUW Eldraziに入れて《変異エルドラージ》+《希望を溺れさせる者》の∞Combo+αは強力なだけでなく合理的。
Eldraziには結構多数のCipアド生物も有りますからね。


 それだけでなく、他の形を組めないか?と言う事を考えてまぁ色々ありますが、まぁどんなのが面白いだろうか?と。


 で色々見ていて目に付いたのが《鍛冶の神、パーフォロス》。
生物の着地で本体《ショック》が出来るので《パンハモニコン》を併用できる。で、且つ複数生物を展開する手段が有るべきで、色の合う《軍属童の突発》を思いつきました。
まぁこれだけでも(2×3)×2=12点。
ただ、コンボパーツとは言え単体で何もしない札を《パンハモニコン》と《パーフォロス》の2枚も抱え込むリスク、そしてそれらが両方とも4マナ。トドメがそれらの設置後に使う札の《突発》とはマナカーブ上の展開が逆になるおまけ付。
流石にこれは見るに堪えない代物。
で別のものを探した結果が《衝撃の震え》。
 《衝撃の震え》はダメージが半減する代わりにコストも半減なので、各ターンに其々無駄なく動く挙動も可能。
《パンハモニコン》を挟むのが理想ですが、《震え》→《突発》でも最低限ですしね。

 ただこれだけでもまだ弱い。
どうせなら生物展開も《パンハモニコン》を利用できれば、Cipを倍化→増加生物分の誘発ダメージを倍化と動けるので連鎖的に《パンハモニコン》の利用できる。
ここまでしたい。
でRだと《飛行機械技師》《ピア・ナラー》、《ピア・ナラーとキラン・ナラー》になるでしょうか。
う~む、微妙。低マナ域は時間稼ぎ用の《搭載歩行機械》でいいと思いますが中量級にもう一声欲しい。それでいっその事色を足して3マナ域に《武器作り狂》を置くのはどうだろうか?と。
これなら「製造2」を倍加させれば3マナで5体までを一気に展開させる事が出来ます。単純に3マナで3体展開も高効率。
理想的に動いたとすれば《震え》→《パンハモニコン》→《武器作り狂》と動いて(5×1)×2=10点を飛ばせますからね。後は面展開なり他の挙動なりの押し込みや火力でフェッチ環境ならどうにかなるはず。
火力も《コラガンの命令》で生物回収や《無許可の分解》、《かき立てる炎》が有るのでどうにかなるのではないか?と。


 う~むやはりこれぐらい連鎖的な挙動を採らないと《パンハモニコン》を使う気になりませんよね。
因みにこれだけだと《パンハモニコン》《衝撃の震え》《武器作り狂》がキーなのでフロンティアで組めますね。
少し変わったトークン戦略として遊んでみるのも悪くないかも。
まぁ「アタルカ・レッド」に勝る部分が有るのか?と言われると悲しい気分になりますがネw
現実的に考えて《パンハモニコン》なんてなくても勝てるデッキでないとお話になら無さそうですし。



つづく?

エターナル)無色札系でつらつらと考え事 その2
エターナル)無色札系でつらつらと考え事 その2
エターナル)無色札系でつらつらと考え事 その2
皆さん、こんばんは。しもべです。



 《次元の歪曲》は無色の軽量除去としてこれまで除去が無かったデッキにも採用の可能性を示しました。
除去としても軽さと範囲のバランスは取れており、プロテクションも突破する点は非常に旨味が有ります。
 が、やはりその真価を発揮するには+/-修正の特性を生かし、自身の生物のパンプにまで使えてこそだと思います。
しかし、タフネスが下がる為に必然的に中型以上に限られます。同時に戦闘にも数値系除去にも弱くなるリスクも抱えています。これらを突破しつつ併用できる生物を採用し、且つ除去が薄い様なデッキとかないかな?とまぁ考えていたわけです。


 で思いついたのが
・《アーティファクトの魂込め》
  +《ダークスティールの城塞》
です。
これで5/5破壊不能なので除去も戦闘死亡のリスクも有りません。回避能力の無さも補えるので5打点を叩き付けやすいですし、道が空いていれば8/2とこれまた強力な打点ですね。

 んで、これを扱う様なデッキですが、「Affinity」は除去より殴りに行った方が早い場合もある上に、多色化も出来るので除去持たせます。
そもそもデッキ全体のサイズが不足していますし野で対象が限定的すぎます。《マイアの処罰者》とか《ダークスティールの巨大戦車》なら単独でも使っていけますが・・・。

 と言う事で別に考えて、出てきたのが《ファイレクシアン・ドレッドノート》を使った「ハサミノート」デッキです。こちらなら元々色も少ないので除去としての価値も出せます。まぁ2色目にRやBを選択すればいいだけですが。
一応ドレッドノートを強化し15/9トランプルにも出来ますね。
 またこのデッキは《ダークスティールの城塞》《不毛の大地》と無色土地8枚を最低でも扱えるため(C)の調達にも困りません。主力のドレッドノート自身がAtfであり無色が苦にならないのも良いですね。




 こんな感じで他にも使えそうなデッキや生物は有るかと思ったのですが、意外にパンプまで含めると対象が少ないんですよね。(MUDやエルドラージは言わずもがななので却下。)

 信心デッキだと《海の神、タッサ》なんかは実に良い相性なんですがネ。
除去の薄いデッキ。初速が遅い。破壊不能に十分なサイズ。また自身をアンブロッカブルにも出来るのでパンプ分を叩き込みやすいのも魅力。
同じ様に《死者の神、エレボス》とか《狩猟の神、ナイレア》も良い強化対象になるのですが、そもそもデッキにこいつら使いませんからね・・・。《勝利の神、イロアス》とか《歓楽の神、ゼナゴス》なんかも良い対象なんですが、信心が遠すぎる・・・。

 生物ではありませんが《龍眼のサルカン》や《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》《歴戦の戦士、ギデオン》なんかが良いかもしれません。
どれも生物化する際に十分なサイズと「破壊不能」を得る事が出来ますからね。
特にサルカンは飛行の回避能力も活かしやすいですし、アドロスですが[-3]の合わせ技でタフネス7まで処理出来るようにもなりますし。オリジンギデオンも[0]に加えて[+1]で生物に破壊不能を付与できる点までは良いんですが、これが入るようなデッキに強化対象は他にいそうにないんですよね・・・。
まぁ赤に攻防一体のスペルを使うならそのまま火力で良いと言う悲しい性が有るのですがねw



エターナル)無色札系でつらつらと考え事
エターナル)無色札系でつらつらと考え事
エターナル)無色札系でつらつらと考え事
皆さん、こんばんは。しもべです。


 OWG発売直前ですね。
色々デッキ構築に妄想の暇が有りませんが、GPも近く皆さん大変な時期ですね。


 さて、以前挙げた記事で《難題の予見者》は《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》+《ウギンの目》で《思考囲い》から2ターン連続でハンデスしつつ4/4を2t目に出せて強い!とか言う恥ずかしい文章を挙げましたw

 残念ながらそれだと用意できるのが(B)(B)+(2)マナ軽減なので(C)が出ずどう足掻いても着地は3t目なわけです。
なので2t目の行動として何が理想的なのでしょうね?

 個人的には《歪める嘆き》がやっぱりいいように思います。
1t目《思考囲い》を前提としてますが、それで相手の選択肢を限定できるので、2t目に《嘆き》を構える際に機能しやすくなるはず。対処できないものをハンデスしてしまえばいいだけですので。また、何も無ければ相手のEoTに末裔Tokenを出せればマナソースにもなるのでより行動がしやすくなるはず。
まぁこれ自体もMidrange気味の動きですが、しかしそれ以外が微妙ですね・・・。

 1t目の行動を空けるのなら《探検の地図》から2t目起動が割と挙動としては安定しそうですね。
 それ以外だと《群れネズミ》なんてのもアリかも。
《アーボーグ》にしろ《ウギンの目》にしろ無駄牌となり易いため捨て札には丁度いいですし、マナが伸びやすいデッキなので中盤以降のネズミゲーに出来るかもしれません。無色マナに貢献できる《変わり谷》も使えますし、1t目囲いの挙動にも合いますからね。
しかし動きとしてはアリですが挙動としては弱いなぁ・・・。

 Legacyなら1t目《アーボーグ》なら2t目《Hymn to Tourach》と動けるんでむしろ問題は無いんですがネ。
正直Modernではあまり良い挙動は有りませんね・・・。



 其の他気になった事
・《裂け岩の扉》+《輪作》
:《ウギンの目》にマナ能力を与えると言う点で《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》が注目されていますが、《裂け岩の扉》と言う土地にもそれが出来ます。因みに最近LegacyでもLandsで使われてますね。《血染めの月》対策?
 が、面倒なのはそれを墓地に置かなければいけない点。ただでさえC+1色の実質2色なので、そこに捨て札を入れる為にもう1色足すべきとは思えませんね。そこで出てくるのが《輪作》です。土地1枚を生け贄に土地銀弾が出来るので、場の《裂け岩の扉》を墓地に落しつつ必要な土地のサーチが出来ます。正に欲しかった《ウギンの目》や《エルドラージの寺院》にその他諸々です。
土地が大きな価値を持つデッキになるはずなので、それをサポートする札と言う事で《輪作》自体にも価値はあるはず。

1t目:《森》系
2t目:《裂け岩の扉》→(1)を出しつつ《輪作》で《ウギンの目》
とすると(1)(G/W)+(2)マナ軽減で実質4マナ出る事に成りますね。
 《裂け岩の扉》自体も (1)マナを出せるので土地として腐りにくいのも良いですね。

 ただ添える2色目がハンデスが出来るBに対してGではあまり有効な一手が無いのがどうかと思いますね。まぁ《古き物の活性》でも良いですし、そもそも1t目の《森》に《輪作》して《エルドラージの寺院》を持ってくるのでもまぁ悪くはないんですがネ。
妨害力に関して不振が有るのは否めない。

 Legacyでしか出来ない組み合わせですが、まぁエルドラージBeatdownを組む際の一考慮にはなるはず。



・《宝石の洞窟》
:他の方のDNに載ってて面白そうだなぁ~と思ったネタ札。
悪までネタ札。
単体では極めて使いづらい伝説の無色土地なんですが、しかしその真価は後手のゲームで初手に有った場合で、ハンド1枚を追放する事でゲーム開始時に場に出す事が出来ます。こちらが後手でも1マナを構えつつ、自ターンの1t目に2マナ、2マナランドが有れば3マナまでを揃える事も可能。なので実質的には後手の初手専用の《金属モックス》ですね。

 しかしそれだけ見ると土地枠を使う上に重ね張りできず、且つ後手の初手に無い場合はマナ加速もできないという何とも欠陥品
ですが、よくよく考えてみるとモックスも土地枠に換算するのも同じ。また初動(1~2t目)でもない限りハンドのすり減っている中盤以降でわざわざディスアドをしてまでマナ加速をする事が有るのか?と言うとかなり微妙です。
それでもAtf札であるのも事実なので「金属術」やその他Atfシナジーを活かす事も可能ではあります。しかしそれらが無いデッキの場合どうしても上回っていると言えるほどでもないはず。
 そして明確な利点として、単体で土地として機能する為に中盤以降の腐りにくさでは断然洞窟の方が上です。また刻印用の札に制限が無い。単体でも(1)が出る事が(C)の調達手段にもなります。必然的に無色が増えるデッキに置いて刻印札の選択肢も《金属モックス》では限られる。これは最も不要な札を捨てればいいだけ。ダブった場合は捨て札にするとか最低でも(1)マナソースになるとかの使い道もあるわけです。モックスではそもそも色マナしか出ない事だし。
総合的に考えればCデッキに置いては中々に価値が有ると言えるマナ加速札に見えます。


 最序盤の2マナスタートを目指すのなら置いておいても悪くはない札に見えます(見えるだけw)。
しかしそうでないなら、そこまでする必要もなさそう。
それと、上述の通りエルドラージデッキには無駄が多いそのため、処理手段は必須ですね。そうするとルーターの多い色なども対象になっきます。Bでも《ヴェールのリリアナ》や上述の《群れネズミ》なんかが相当しそうです。


電波)このカードが使いたい《ダクソスの苦悩》
電波)このカードが使いたい《ダクソスの苦悩》
電波)このカードが使いたい《ダクソスの苦悩》
皆さんこんばんは。しもべです。


 家の近くのTU○AYAに行ったらワンパンマンが大量に売り切れを起こしていました。この手の全国規模の店で漫画が売り切れ起こすなど滅多に見ない光景ですが、アニメ効果は凄まじいなぁ・・・。
そんな中、何故か8巻だけは10冊以上平積みされてました(他は半分近く売り切れで、残っていても3冊前後)。
この巻だけ売れてないのか、大量に店が仕入れていたのか知りませんが、流石地上最強の男キングだぜ・・・。



 さて、タイトルの話です。
久々に電波コーナー。
統率者2015では全く注目されていませんが個人的には《ダクソスの苦悩》は中々強力だと思います。
安定して「星座」出来る事が条件ですが、4マナにして5/5・飛行・速攻ですからね。4発攻撃を通すだけでいい事も魅力ですが、特に速攻のお陰で優秀なクロック速度を誇ります。マナ加速さえ出来れば3t目から5点クロックを刻めるわけですからね。
 それにSoc除去が効かず、速攻持ちなので対Control/PW性能が高い。《稲妻》《突然の衰微》も躱せるので割と除去耐性も優秀です。

 と言う訳でこれを軸にBeatdown組めないか?とふと思ったので軽く考えてみました。
当然ですが「星座」出来なければ話にならないので、それを上手く調達するのが前提となります。
それを軸にパーツ選び。

・《楽園の拡散》
:目的到達地が4マナである点から安定してマナ加速できる事、また星座を満たす事から、《繁茂》系の方が《死儀礼のシャーマン/DrS》より優先度が高いですね。どの道EncばかりならDrSでは使い道は欠しくなってしまいますしね。入れても追加枠の筈。

・《脳蛆》
:前方確認・一応のクロック・星座とやりたい事を全て行ってくれる生物。
生物枠を採ってしまいますが、《ダクソスの苦悩》さえ出せれば問題無いので、それをうまく機能させる事が先。
基本パーツの《思考囲い》と共にハンデス枠を強化できるのも有難いですね。

・《死の重み》
・《Oubliette》等々
:Encの除去。
上は軽量除去で最序盤と中盤以降は小型化が出来ます。
後者は大型生物への対処も可能。一応SnTに合わせて出す事も出来ます。

・《節くれの傷皮持ち》
:Beatdownとして1マナのアタッカーを用意できるのは重要。
また中盤以降は授与で生物強化が出来ますが、それが目的地と同じ4マナ域なので問題性も薄いですね。と言う事で他の生物の強化で打線を太く出来ます。
これらは一枚でCre/Encなので《タルモゴイフ》にとっても有難いですね。

 後はEncクロックとして《肉占い》や休眠シリーズ等も有ります。tWで《つながれたグリフィン》《神話実現》等も。
また非生物の実質生物を用意できる事を利用すれば《走り回るスカージ》を運用する事も出来ますね。


と言う訳で何と無く作ってみたリスト
ver.BG
----------------------
1マナ*17
4《思考囲い》
4《節くれの傷皮持ち》
3《死の重み》
4《楽園の拡散》
2《ミリーの悪知恵》

2マナ*16
3《脳蛆》
4《タルモゴイフ》
2《神々との融和》
4《突然の衰微》
3《走り回るスカージ》

3マナ*3
2《Oubliette》
1《ドライアドの歌》

4マナ*4
4《ダクソスの苦悩》

土地20
2~3《不毛の大地》:目的地が4マナなのであまり《不毛》を使ってる余裕はないでしょうね。


 Enc枚数は23枚。
もう少しあった方が良いですかね?
どうでもいいですがこのリストで土地を除くと3番目と5番目に高い札がコモンと言うのが驚愕。いつの間にかPauperもリッチな遊びになってしまったのか。

取り敢えず理想的な挙動は
1t目ハンデス→2t目《拡散》→《脳蛆》/2マナアタッカー→3t目《ダクソスの苦悩》
ですかね。
または3t目の挙動に《節くれの傷皮持ち》の授与で2マナ圏のアタッカーを強化する感じです。
 調達手段として《神々との融和》が2t目に入る感じも有りますが。ついでに《タルモゴイフ》のための墓地肥やしにもなるのでまぁ入れといて無駄にはならないでしょう。《ダクソスの苦悩》に辿り着く事が目的なので《神々との融和》の3枚目が在った方が良いかも知れません。ハンデスと衰微とそれなりにバランスよく各札に対処できる事を考えると《ドライアドの歌》を3枚目の融和の枠に当てますかね。


 因みにこちらの他に《踏査》《クルフィックスの狩猟者》《悟りの教示者》を使ったJunkカラーとかも考えてみました。他にはオロスカラーとかも出来ますね。
 上述の様に実質ミシュランなのでControlのフィニッシャーとかにも据える事も出来るはず。《滅び》とかね。
単なるクロッカーですが、この様に特殊な札でもあるのでその分色々触れる余地が在るのは嬉しいです。



 まぁ適当構築なので、対して強くもありませんが、MtGはデッキを妄想しているときも面白いので、こういう風に色々遊んでみるのも良いですね。



このカードが使いたい)《等時の王笏》
このカードが使いたい)《等時の王笏》
このカードが使いたい)《等時の王笏》
皆さん、こんにちは。しもべです。


 今ではすっかり忘れ去られてしまった存在ですが、かつてはデッキの核として使われた《等時の王笏》と言うカードが有ります。
《Isochron Scepter/等時の王笏》(2)
アーティファクト
刻印 - ~が戦場に出たとき、あなたはあなたの手札にある点数で見たマナ・コストが2以下のインスタント・カードを1枚、追放してもよい。
(2),(T):あなたは、その追放されたカードをコピーしてもよい。そうした場合、あなたはそのコピーを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。

 破壊さえされなければ、毎ターンアドを稼いでいけるため強力なカードとしてデッキを組まれたりもしました。が、かつてと異なり今のEternalは以前よりも遥かに簡単にアドバンテージを稼げるようになっています。PWの存在が最も判りやすいですが、他にも《瞬唱の魔道士》や《石鍛冶の神秘家》《若き紅蓮術士》等近年は軽いカードも溢れています。いちいち、キャストの際に「刻印」と言う面倒な手段でアドを失ってしまう可能性のあるセプターをわざわざ使う気にはならないのが本音でしょう。


 しかし、それでいて別段セプター自体が弱いカードと言う訳でもない筈。特に嘗ての主に使われていた時よりもカードプールが広まっているため、選択肢も広がっています。故にセプターの新たな可能性も見えてきそうです。


 特に強力なのが、依然は殆ど無かったモード選択が出来る2マナのスペルが今は溢れているという事。特にRtR期のチャームが実に素晴らしい。それまでのチャームはかなりKPに劣る物が大半でしたが、これのお陰でKPに劣る事なく、更にモード選択における汎用性の高さを手に入れる事が出来たと言えます。
それらを中心に個人的に面白そうなカードを見ていきたいと思います。

 セットに2マナ、起動に2マナ掛る観点から基本的に扱えるのはMidrangeかControlになりそうです。


・《ボロスの魔除け》
:「破壊不能付与」「二段攻撃付与」「本体4点火力」のモードを選べます。
其々も効果が高いのですが、重要なのはこの破壊不能付与能力。今の環境ではAtf破壊も多い。特に《突然の衰微》や《コラガンの命令》。それ故に自力で身を護れる事が非常に重要になります。なのでセプターの欠点であるアド損をある程度抑える事が出来る訳ですね。もちろんパーマネント全てなので自分以外もしっかり守る事も出来ます。正直これを刻印しているだけで相手からしたら真面に破壊/ダメージ系除去を使ってくる事はし辛くなります。抑止力としてもかなり機能するわけですね。
 例えばWRのCotrolを組む場合に、《前兆の壁》の様なブロッカーを採用するデッキである場合、破壊不能にできるため盤面への影響力が全く無いわけではない。《神の怒り》等を併用する際にも便利ですね。

 そして本体4点火力自体も素晴らしい。
単発でもBurnに採用できるレベルですが、これをセットした時点で5回起動(5ターン以内)に決着が付く事が確定します。故にフィニッシャーとして非常に役に立つことが出来ます。
同時に対PW性能も極めて高くなるため本当に厭らしい。


 二段攻撃はほぼ価値がありませんが、無いよりはマシかもしれない程度に何かあるかもしれないですね。



・《イゼットの魔除け》
:《呪文貫き》《死亡》《入念な研究》と、かなり其々が強力な能力を持っています。
《突然の衰微》《クローサの掌握》から身を護る事こそできないのですが、それでもそれ以外からは身を守るのにカウンターの不足が有るわけでもない。そして単純にカウンターと言う能力そのものが実に強力。これが刻印された状況で立っている時点で相手の非生物スペルは+(2)マナが要求されるためManadenial戦略として相手に対して抑止力/テンポ合戦を掛ける事が出来る。

 そして小型除去の使い回しもでき、アドの消耗無しでルーターが出来るためハンドの調達にかなり役に立つ。ハンドの充実だけでなくScMで墓地利用まで出来るため隙が無い。

 フィニッシャーにも出来ないですし、自分への恩恵は多少弱いですが、盤面への干渉力・スペルへの抑止力と言う意味で最も完成度が高く受け幅が広い。UR Cotnrlを組むのなら是非運用していきたいレベルですね。
 因みに《ラル・ザレック》は[+1]でパーマネントをアンタップできるためセプターが更に便利になります。[-7]も然り。色も合うため中々便利。URは他にも《火+氷》も有るのでセプターの刻印先には困りませんね。



 この2つはMidrangeやControlで単体でも十分に強力で、それぞれの能力が強力で、それが使い回す事が出来るのは素晴らしい。その上自分を護る事が出来るよう能力を持っているので自分のリスクを抑える事も出来ます。最低でも2枚キャストさせればアドロスは無くなりますしね。



・《ディミーアの魔除け》
:《被覆》《虫つぶし》「山札破壊」の3種類を選べますが、前2つがそこそこに使い勝手が良く、これだけでもControl札として価値が見い出せなくもない。後はこの「山札破壊」が使える部類ならそのままキーカードとして成立するはず。

 と言う事でライブラリーアウトを勝利手段とするUB Controlに入れてみるのも面白い筈。毎ターン2枚破壊した上に一番不要な札を引かせる事が出来るという点で《石臼》の上位交換のような扱いになりますね。
 またこの不要牌を引かせる効果を使う事で、他のモードの《被覆》や《虫つぶし》で対処できる札に限定させやすい。
 同じ様な方針でデッキの核となれる《悪夢の織り手、アショク》を絡ませる事でLO速度も上がる上に、[-X]で奪うことが出来る生物を狙い撃ちする事も出来るかもしれません。色的には《ネファリアの溺墓》も有りますが、マナが掛らない分アショクの方が余裕が有りますね。

 《被覆》が《払拭》だったなら自分を護る事も出来たはずですが、まぁUBと言う色から置き物を護るのに苦労するという事は無いでしょうし、寧ろ特定のComboに非常に良い威力を発揮するはず。


 因みにUBなら《対抗突風》も中々に素敵。
これも同じく刻印できる可能性のあるカードとして挙げる事が出来ます。刻印する事で劣化エラヨウの様な感じになりますね。非生物限定とはいえ確定カウンターです。
 その上2点本体火力まで付くため、Eternalでは地味に威力が有ります。LO戦術とは合わないのが残念ですが、こちらはその場合《忍び寄るタール坑》を使う様なダメージ型のUB Controlで使えそうです。



・《アゾリウスの魔除け》
:除去としては圧倒的に不足していますが、戦闘生物をTopにバウンスするため実質的にテンポアドと共に、相手のドローを失わせるカードアドも獲得している事になります。
また特にする事が無い場合にも使えるドローが有るのも便利。

 他のカードほどの威力は有りませんがまぁまぁの出来です。
それでも《火+氷》より上か?と言われると難しいですが、別の強みがあるとは言えそうです。



・《進化の魔除け》
: 《ジャンプ》《死者再生》《他勢》と各1マナ相当のスペルで極めて効果は小さいのですが、それでも運用の幅は中々に広い。
最序盤マナが足りない時は《他勢》でマナを調達。セプターは上述のように最低一度の運用が基本となる以上4マナはしっかり揃えたい。その事を思うと土地をしっかり調達できる能力は有難い。ただその場合は明らかに最序盤の土地調整用であり、刻印用とは言えない。それでもGのMidrangeとなると大体BigMana系になるので土地を伸ばせる事はそれだけでも十分な効果が有ります。
 また《死者再生》を用いることでCip生物の回収も出来る。アドアドと言う訳です。どの道、Gなら生物デッキになるのでこの効果も十分に活用できます。単純にそれらがブロッカーになり余裕がある時はアタッカーにもなれるはず。そしてクロッカーにする際に回避能力を付けるのも役に立ちます。

 小さい効果の物ばかりですが、繰り返し使えれば非常に安定したデッキ運用が出来るようになっています。
Gには《クルフィックスの狩猟者》や《永遠の証人》など中~低速向きの生物もいるためその様に構築する事も出来ます。特に証人は序盤に使ったスペルを回収する事で刻印札を調達できるため重要ですね。



・《突然の衰微》
:ご存じ万能除去。
万能故に効果対象が広く、使う側にとっては毎度どれに使うべきか厳選して使っていたわけですが、セプターで刻印する事で、文字通り相手の陣地を灰塵にきす事が出来ます。《裏切り者グリッサ》を入れておくとAtfも回収しやすいので、使い回しもしやすくなりますね。
 ただまぁ、これが無くともBG系はフェアデッキには強い構築が出来ますし、これが効かない相手には元から弱いので、一々セプターを挟む必要が有るのかどうかは怪しいですね。



・《遠隔+不在》
:分割スペルは、片方が2マナ以下なら刻印する事で両方とも2マナでキャスト出来るようになります。
なのでバウンスでテンポを稼いだり、布告をしたり自由に出来ます。

 ついでに単体で使った場合でも「融合」でアドを稼ぐ事も出来るので中々にKPも高いですね。只どちらも生物にしか干渉できないのは残念ですね。



・《アタルカの命令》
・《急報》
:Nayaカラーの組み合わせ前提ですが、この組み合わせも面白い。
《急報》は以前から刻印候補に挙がる優秀なスペルで1度のキャストだけでアドも回収出来ますし、単純に重ねると凄まじく強い。

 そして重要なのが《アタルカの命令》。
「土地を出す」能力がある為、土地4枚を引く事が前提となりますが、上手くいえば3t目に4マナ目をセットしセプターキャスト→起動までの流れが採れます。重い挙動が欠点だったセプターの難点を多少カバーできますね。
 同時に「全体強化」が出来るため、《急報》の打撃力を引き上げる事が出来ます。3点火力と合わせてダメージクロックとしてもこれ自体が役に立つので刻印しても問題ありません。

 どちらを刻印しても効果が高く、両者が威力を底上げできますね。


 Nayaカラーとしてはちょっと変わったMidrangeが組めそうです。




 とまぁ、こんな感じです。
他にも探せばいろいろと面白いのが有るかもしれません。
しかし探してみるとやはりKPの高い物が多く、使い回せるとかなりの威力を発揮しそうな物ばかり。
十分デッキ構築も出来そうです。
こうやって昔のカードを発掘して見て今のカードと合わせてみると新たな魅力を引き出せるという事ですね。



このカードが使いたい)《弱者の力線》
このカードが使いたい)《弱者の力線》
このカードが使いたい)《弱者の力線》
皆さん、こんばんは。しもべです。


 止まらぬ妄想を書き連ねる日々。
しかし文章になってないので、少し前に思い付いた妄想を。
今回は久々に「B級カードが使いたい~」的な電波コーナーです。もうこのエントリーシリーズの名前忘れましたww


 今回のお題は《弱者の力線》です。


 信心系は場にどれだけテンポよく色拘束の強いカードを増やしていく事が出来るか?が重要になります。その意味で実質マナロス無しで展開できた《炎樹族の使者》が有ったRGデッキが主に使われていたわけです。と言う事で上手くテンポよく展開していけるカードが欲しいわけですが、そこで一部で注目されていたカードが有ります。
「力線」シリーズです。

 初動で初手から展開できるため信心を稼いでいく事が出来るかもしれないわけですが、問題も有ります。力線シリーズの性能が低い事、特に重ねる意味の無い種類も多いこと多いこと。
その中で僅かながら使えそうな可能性が有るのが幾つかあったわけで、その一枚が《弱者の力線》です。
重ねる度に修正値も上がって行くため、後引きしても使えないわけではないですね。
と言う訳でこれを上手く使った白信心を組めそうかな?と思ったわけです。

 Tokens系故に、もう一つクルセイド系を考えた場合に2つ候補が有ります。
Tokensを専用強化する《無形の美徳》か《十字軍》ですかね。効果自体は前者の方が高いのですが、残念ながら本当にTokensにしか効果が無い。後者は古えの白三大レアですが今や《清浄の名誉》の下位交換。しかし信心デッキに置いては少しでも色拘束が高い方が上なので《十字軍》が優先。
どちらが良いかは不明ですが、まぁ軽いクルセイドは用意しておきたいですね。


 必然的にTokensスペルを使う事になりますが、どうせならこちらもIns/Socではなく置物であるのが望ましい。そして信心関係の恩恵もあると尚望ましい。
そこで思いついたのが《スプリングジャック飼い》です。
 《ヘリオッドの福音者》等の信心系Token発生装置と同じ系統の生物ですが、福音者ほどには重くもないのが特徴。と言うか福音者の下位種と考えると判りやすいです。
流石に4マナなので遥かに軽い分、Tokenのサイズが0/1と小さい。が、このデッキではテーマである《弱者の力線》《十字軍》のお陰でクルセイド能力が十分に大きい補正を確保できます。初手力線→十字軍→コレで繋げれば2/3のTokenは5体確保できます。それだけで十分なフィニッシャー級ですね。

 力線を用いて信心を稼ぐという行為がそのままこのカードの効果の向上(Tokenの発生数・各サイズ)に繋がると言う理想的なカードですね。宛らこのデッキにおける《波使い》枠ですね。


 一応、信心を稼ぐ点や必然的にEncを多めに確保する事を考えると《セラの聖域》や《ニクスの祭殿、ニクソス》を使いやすかもしれません。それを思うと《太陽の神、ヘリオッド》もアリかもしれません。自身を信心で顕現で競る事も出来ますし、さらにマナを使うごとにTokensを出せます。しかもクルセイドが1枚でも有れば3/2警戒と中々の戦闘力です。
と言う事で実存を稼ぐ・信心を活かす・Tokensを生める等々必要な要素を稼いでいるわけですが、やはり重いのが難点ですね・・・。

 信心は関係ありませんが非生物スペルが多めと言う観点から《僧院の導師》もアリかもしれません。しかしTokens生成能力が不安定ですね。


 最後に考えているのが《畏敬の神格》。
《スプリングジャック飼い》は《波使い》と同じく場の信心数に応じてTokensを展開できますが、ただし生み出す生物は0/1とい圧倒的に質で劣っています。正直に言えばこれだけではとても勝てる品ではない。ただここで《威圧の神格》と組み合わせることで0/1→1/1に強制的に変換できるため打点となるのです。
《威圧の神格》後に出す事でTokensは6体確保できる信心も魅力です。

 同じようなカードに《戦争の貴神》も存在します。本体が実質5/4飛行にその他のアタッカー全てに+2/+0を付与できるため総打点は非常に高い。
2枚だけの組み合わせで考えても
5/4+3/2+2/1×6=20打点分になります。
 対して《威圧の神格》の組み合わせでは
4/4+1/1×7=11点にしか為らないため遥かに打点で劣っています。
しかし、相手の生物全てを1/1に換えてしまうため盤面での支配力は高く、相手の減衰・無力化に繋がっているわけですね。攻防での安定感ではこちらの方に軍配が上がります。
打点はその他でも補える事を考えているとファッティコンボやフェアデッキに強い作りになるこちらの方が良いかも知れないとも思えますね。
 そもそもマナカーブの流れが逆なので羊飼いを先に出してTokenを全て除去されてしまっているかもしれないため、単体での投入を考えればこちらの影響力の大きさも活きますね。


 他には信心系でマナを確保できるのでマナ効率が良くInsと隙も少ない《荒野の確保》やマナ効率が非常に良い《幽体の行列》も良いですね。
そもそも嘗てキスキンで試されていましたが《清浄の名誉》→《幽体の行列》で2/2飛行×3で殴るだけでも十分強い。
今でも十分強いです。
なので軽いTokensスペルとして使うのも良いですね。
《荒野の確保》は信心と言うBigmanaを扱うデッキに於いては確実に使っておきたいXスペルであり、非常に強力なので威力を発揮するはず。ただし枠もそれほどでもないし2枚程度ですかね。


 初動が遅いデッキとTokensなので《風立ての高地》も当然あり。後は相手を減速させる除去や妨害スペルとデッキの潤滑油が有れば十分デッキが組めますね。



 こうやって見ていくと思ったよりも面白いデッキになりそうですね。意外と《弱者の力線》と相性の良いスペルが多い。単にTokensと相性が良いと言うだけでなく、何より《スプリングジャック飼い》と言う優れたシナジーを形成できるのが素晴らしいですね。
と言う訳で今回はここまでです。




レガシー)このカードが使いたい)《溶鉄の渦》が1マナという事
レガシー)このカードが使いたい)《溶鉄の渦》が1マナという事
レガシー)このカードが使いたい)《溶鉄の渦》が1マナという事
皆さん、こんばんは。しもべです。



 《溶鉄の渦》はその性質上《突撃の地鳴り》の類似カード。
故にデッキ的なシナジーを考えるとAggroLoamに近い形を組めそうですが、実は組めない。土地を燃料とするので、当然併用を考えるのは《壌土からの生命/Loam》。がしかし、手札に入れた3枚を全て運用するには(R)(R)(R)が必要になってしまう。Loam分まで全て合わせたら計(1)(R)(R)(R)(G)。設置にこそ(R)(R)(R)かかるが、その後の挙動に1ループに付きは(1)(G)マナしか掛らない《突撃の地鳴り》とは大違いですね。その観点から実は、見た目ほどにはLoamとの相性が良いとは言えない事が判ります。同時に《壊滅的な夢》の様に盤面を一掃するリセットボタンも使えなくなってしまっています。

 寧ろ毎ターン1~2枚程度運用する規模が現実的でしょうね。マナの余りを投入する感じです。「一撃のパンチ力にかけるアサルト」≒コンボパーツではなく、《罰する火》(+《燃え柳の木立ち》や《稲妻の裂け目》)の盤面コントロールとして運用するわけですね。
 まぁ、イメージとしてはマナが掛る点・本体が軽い点・カードを1枚使う点では《稲妻の裂け目》を使ったサイクリングバーンと言ったと事ですかね。


 と言う事で《突撃の地鳴り》の様に使うには劣っている面が目立つわけですが、では勝る面は無いのか?と言うとやはりそのCMCの軽さですよね。
一部でも言われていますが、その圧倒的な取り回しの良さが売りです。単にここの部分で、これをそのまま強みに捉えられないモノか?と考えました。

 え?
《虚空の杯》と併用できなくなってしまったり《仕組まれた爆薬》で起爆されやすくなってしまったりデメリットが目立つ?まぁまぁそれは置いといて・・・。



 それで考えたところ思いついたのが有ったんですよ。



 《土地税》です!!




 かつて「The Gun」や「タックスエッジ」を構築した要のカードですが、相方の《突撃の地鳴り》を運用しようとすると、どうしてもCMC=3の部分で機能しづらいわけで《突撃の地鳴り》+《土地税》のコンボが機能しない。
もう既にデッキとして破綻しているわけですが、これが《溶鉄の渦》との組み合わせを考えるとまた別になってきますね。
なんせ土地1枚=1マナが出れば十分な状況でもある為《土地税》の誘発条件も非常に満たしやすいはず。
と言う事で「The Gun」や「タックスエッジ」を組めるのではないか?と考えています。
これは《突撃の地鳴り》には無い明確な利点ですからね。


 またキーパーツがどちらも1マナで、且つどちらもEncである点から《悟りの教示者》で其々水増しする事も出来ます。その意味でも安定性が増しますよね。初動で《土地税》をセットできなくともサトチューから2t目にセットするだけでもまぁ充分誘発は狙えそうです。

 もちろん時期的にも遅くなってしまいますし、その後は能力を起動しなければいけない点を考えれば、そう何度も誘発させる事は考え辛いわけです。一度に最大で基本地形3枚を調達できる事を考えると精々2回、多くても3回より多くは起動する事は無いでしょう。なにせ3回と言うと基本地形が7~9枚以上入っている事になるわけですからね。
あまり現実的な構築とは言えません。
初動で土地枚数を抑えてとっとと投げ込んでいくスタイルになるはず。

 因みに上手く土地の誘発を満たすために其々上手く土地を調整する術も当然欲しいですね。
幾つか手段が有りますが土地0枚挙動も可能とする《金属モックス》《モックスダイアモンド》の0マナファクトがまずは基本。
 他には当然《ショック》では対応できない範囲を対処出来る《流刑への道》。土地を能動的に食べる事が出来る《欠片の飛来》や《大いなるガルガドン》《Zuran Orb》なんかでしょうかね?

 因みにキーパーツのどちらも2枚目が要らないという点から不要牌の処理手段も欲しいですね。今一つ良質な候補が思い浮かびませんが安定ドコロはルーターである《信仰無き物あさり》でしょうかね?
 基本的に土地は使う事になるので《金属モックス》≫《モックスダイアモンド》になるでしょうから、その方面でも2枚目など不要牌を消費できるかもしれません。

 しかしどうにも《土地税》の不安定性は気になるところ。
使ってみないとどうにも判断しかねますが、もっとシンプルに纏っている《税収》の方が良いかも知れませんね。こちらは最低でも1枚のサーチになる上に、起動のタイミングもInsであるため調整しやすい。何より4枚積んでも2枚目以降が腐らない。
と言う事でこちらで組んでみても良いかも知れませんね。




 以前挙げたエントリー通り墓地を再利用する《渋面の溶岩使い》も有ります。が、「捨てる」から継続的なサーチを考えると墓地を回収できる《ヨツンの兵卒》も悪くない。
 サトチューをメインから使っていけるため銀弾の運用も非常に楽なのも利点。追加の生物除去が欲しい場合は《岩への繋ぎ止め》も使えますね、Encなので。《剣を鍬に》はメインクロックが《ショック》である事を考えるとゲインはさせたくは無いので向いてはいませんね。

 他にはスペルにそれ程頼る必要もない起動能力の盤面干渉カードと言う事を考えると《大歓楽の幻霊》《紅蓮光電の柱》も面白そうですが・・・。ただ元から生物が少ない事を考えると、可能な限り生物を少なくしたい。《闇の腹心》の様な色を足せば有用な生物は多いのですが、正直デッキの形が崩れる可能性が高い・・・。

 まぁしかし何とか色々と形には出来そう。
生物のサイズも小さい環境なので相応に良いデッキには出来そうです。対Combo以外は・・・。
対ComboはCotVが使えないから絶望的だね(ゝω・)


 以前のエントリーで挙げた様にSligh/Beatdown系の後詰としてデッキに数枚入れるというのは間違ってはいないでしょうが、どうせならそれをテーマに出来るように組みたいですからね。
良いデッキが組めるでしょうかね?
私は《土地税》持ってないから組めない、遊べない(´;ω;`)ブワッ




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