レガシー)GRNとThe Rockについて徒然
2018年10月5日 TheRock道
皆さん、こんばんは。しもべです。
元々《削剥》《コラガンの命令》《突然の衰微》+αで装備品への信頼性は低かった。なのでPWをアド源とする方が安定性が有ると思われました。
しかし《暗殺者の戦利品》の流行具合ではその思いも木端微塵になります。
《ゴブリンのクレーター掘り》も追加されたのでより装備品は厳しいし、まず無いでしょうが《秋の騎士》が使われるようなら《帰化》の対象になる装備品(Atf)・Encがさっぱり信頼できなくなる。BGxが増えるのなら言わずもがな。《苦花》も当然使えない。
ここまで考えれば判るが置物に対する信頼性の欠如と言えます。
なのでそれ以外の手段でアドバンテージを釣る必要が出てくる。またはアドバンテージを取る事を放棄する。この2つの戦略を軸にデッキを構築していく事になると思います。前者はIns/Socでアドを取るまたはCip/Pigを取っていく事になるはず。しかし正直その手の構築が向いているのならとうの昔にしてるんですよね。その手の構築をしようとするとどうしても重くなるのでされてないだけで。
アドを放棄するならMaverickのようにControlに防衛力や拘束力を足していく事になりますが果たして・・・。
面倒なのでまた《包囲サイ》型に戻ろうかしら・・・。
現実的には《未練ある魂》が一番シンプルで信頼性を置けると思ってますが、これだけだと脆いんですよね殴り合いで。
DrS禁止後Tempo環境になるかと思いきやGrixis Controlの台頭とD&TやBlade勢のお陰でそこそこ低速戦になっています。Tempoもいるもののそれを潰すために低速デッキも増えたのである意味では二分化しているのかもしれない。
Comboも勝っていたのは最初だけなので大して速度は変わっていなません。それでも勢力図は変わってはいますが・・・。しかしここもまた除去枠の追加でやや変わってくるはず。フェアデッキ環境なのは恐らく変わらないでしょうが、その勢力図はやや変わってくるんじゃないですかね。
あと「The Source」より[Mr. safety]氏の《暗殺者の戦利品》へのTheRockへの影響と言う質問を受けての見解の意訳。参考意見として。
概ね感想は同意できます。既に大体の効果札はデッキに入っていて、土地を攻める事ができる利点も基本的に相手より自分の方が重いJunk系ではそこまでの利点が無い。
《名誉回復》系を入れるかどうかはまた別ですが、一応明確な利点はPWを処理出来る点ですが、別にこれである必要はない。
《暗殺者の戦利品》はJunk系が抱えている根本的な問題を解決する物でもなく、現状のデッキパワーを大きく引き上げるような、強化札と言う程でもない。
寧ろ相手に土地1枚を与えるリスクは相手より重たい、アドを稼ぐ手段が潤沢ではない、このデッキでは結構なデメリットになり得ると考えています。
また、基本的に除去単として振舞えばTempo系には相性がいいもののManadenialだけは弱いので土地事故を起こすとほぼ負ける。そんな相手に対して《突然の衰微》は絶対的な安心感が有ったけれど、《戦利品》は普通に打ち消される。《アンコウ》には対処できますが《真の名の宿敵》には対処できない。その上、数少ないとはいえもしも相手に土地を与えてしまった場合に躊躇なく《不毛の大地》を切らせる事ができるようになる。Tempo戦に置いては良い所が見いだせないほどに悪い。
ただやっぱり万能処理は有用で、他の札の枠を空ける事ができるからこそ他に何か探せる、強化できる余地も有ると思うので大したことがないと言って切り捨てるような物でもないとは思います。少なくともサイドボードに飽きが潤沢にあるに越した事はないのですから。
対MiraclesはJtMsの処理は絶対で、他に方法を用意できたとしても多いに越した事はない。《アズカンタの探索》の処理に関しても変身しても問題なく出来る点も有難い。
MUD系等の自分より遅く重いデッキにはも有効。
見るべき部分は多い。
採用するのはデメリットに目をつぶりづらいのですが、切り捨てるには惜しい利点なんですよね。
《秋の騎士》はやはり万能で基本的には《クァーサルの群れ魔道士/QPM》で十分使えるのだが、対Rまでを含めて使える事で対応範囲を広げる事ができるのは素晴らしい。GSZ入りだと重たいのはやはり面倒だがそれでも有難い。
元々《削剥》《コラガンの命令》《突然の衰微》+αで装備品への信頼性は低かった。なのでPWをアド源とする方が安定性が有ると思われました。
しかし《暗殺者の戦利品》の流行具合ではその思いも木端微塵になります。
《ゴブリンのクレーター掘り》も追加されたのでより装備品は厳しいし、まず無いでしょうが《秋の騎士》が使われるようなら《帰化》の対象になる装備品(Atf)・Encがさっぱり信頼できなくなる。BGxが増えるのなら言わずもがな。《苦花》も当然使えない。
ここまで考えれば判るが置物に対する信頼性の欠如と言えます。
なのでそれ以外の手段でアドバンテージを釣る必要が出てくる。またはアドバンテージを取る事を放棄する。この2つの戦略を軸にデッキを構築していく事になると思います。前者はIns/Socでアドを取るまたはCip/Pigを取っていく事になるはず。しかし正直その手の構築が向いているのならとうの昔にしてるんですよね。その手の構築をしようとするとどうしても重くなるのでされてないだけで。
アドを放棄するならMaverickのようにControlに防衛力や拘束力を足していく事になりますが果たして・・・。
面倒なのでまた《包囲サイ》型に戻ろうかしら・・・。
現実的には《未練ある魂》が一番シンプルで信頼性を置けると思ってますが、これだけだと脆いんですよね殴り合いで。
DrS禁止後Tempo環境になるかと思いきやGrixis Controlの台頭とD&TやBlade勢のお陰でそこそこ低速戦になっています。Tempoもいるもののそれを潰すために低速デッキも増えたのである意味では二分化しているのかもしれない。
Comboも勝っていたのは最初だけなので大して速度は変わっていなません。それでも勢力図は変わってはいますが・・・。しかしここもまた除去枠の追加でやや変わってくるはず。フェアデッキ環境なのは恐らく変わらないでしょうが、その勢力図はやや変わってくるんじゃないですかね。
あと「The Source」より[Mr. safety]氏の《暗殺者の戦利品》へのTheRockへの影響と言う質問を受けての見解の意訳。参考意見として。
土地を対象にできる点は頭おかしいけれど、僕らは既に《精神を刻む者、ジェイス/JtMs》《グルマグのアンコウ》《虚空の杯/CotV》への多くの解答を持っているし、僕らは《不毛の大地》だって使ってきただろ。全てのカードを対象に取れる点はとても素晴らしいように見えるけれど、それがRockに以前に無かったものを齎すのかと言う点については疑問の余地が有る。僕の推測に自身で納得はしてるけれどわからない部分も有るけどね。
このデッキにとっての厳しい相手は基本地形を多数取っていたり(Miracles)、カードアドバンテージを取って来たり(Grixis Control)、《暗殺者の戦利品》なんて意味が薄かったり(StormやS&T)するからね。
・JtMs:僕の場合《名誉回復》をメインに取っていて、サイド後に《真髄の針》や偶に《大渦の脈動》を取っている。メインではハンデスを6枚、時々は8枚まで取っている。僕らはシンプルにアグロプランで攻め込んで勝とうともしている。《タルモゴイフ》《未練ある魂》《石鍛冶の神秘家》等はJtMsに大きな影響力を持っている。
・《アンコウ》:僕らは《剣を鍬に》を持っているし《ヴェールのリリアナ》だって何枚かとる
・CotV:僕は《突然の衰微》を2枚未満にした事はなく、最大で3枚程度にはする。それに僕らの主力は2マナ域(ボブ・タルモ・SfM・Hymn)だ。サイドにも《クローサの掌握》《大渦の脈動》《ゴルガリの魔除け》などの追加のAtf/Enc対策を取っている。まれに《解呪》も。今までRockを使ってきた中でCotVに悩まされた事なんてないんだけど。この手のデッキの場合もっと危険な《血染めの月》が有るしね。
纏め:これは1枚で様々な解答にはなり、汎用的だけれど、Rockは既に複数の解答を用意してきている。僕らが常にトラブルを抱えるMiraclesやCzech Pile、続唱なんかにはカードアドバンテージの差を付けられたり、複数の脅威が有る事が問題なんだ。もし君が《戦利品》を使うと言うのなら
1)何を抜くのか?
2)もし君が《戦利品》が何にでも使えるかと除去の枠を減らすのなら、スロットには何を入れるの?生物?PW?追加のハンデス?
概ね感想は同意できます。既に大体の効果札はデッキに入っていて、土地を攻める事ができる利点も基本的に相手より自分の方が重いJunk系ではそこまでの利点が無い。
《名誉回復》系を入れるかどうかはまた別ですが、一応明確な利点はPWを処理出来る点ですが、別にこれである必要はない。
《暗殺者の戦利品》はJunk系が抱えている根本的な問題を解決する物でもなく、現状のデッキパワーを大きく引き上げるような、強化札と言う程でもない。
寧ろ相手に土地1枚を与えるリスクは相手より重たい、アドを稼ぐ手段が潤沢ではない、このデッキでは結構なデメリットになり得ると考えています。
また、基本的に除去単として振舞えばTempo系には相性がいいもののManadenialだけは弱いので土地事故を起こすとほぼ負ける。そんな相手に対して《突然の衰微》は絶対的な安心感が有ったけれど、《戦利品》は普通に打ち消される。《アンコウ》には対処できますが《真の名の宿敵》には対処できない。その上、数少ないとはいえもしも相手に土地を与えてしまった場合に躊躇なく《不毛の大地》を切らせる事ができるようになる。Tempo戦に置いては良い所が見いだせないほどに悪い。
ただやっぱり万能処理は有用で、他の札の枠を空ける事ができるからこそ他に何か探せる、強化できる余地も有ると思うので大したことがないと言って切り捨てるような物でもないとは思います。少なくともサイドボードに飽きが潤沢にあるに越した事はないのですから。
対MiraclesはJtMsの処理は絶対で、他に方法を用意できたとしても多いに越した事はない。《アズカンタの探索》の処理に関しても変身しても問題なく出来る点も有難い。
MUD系等の自分より遅く重いデッキにはも有効。
見るべき部分は多い。
採用するのはデメリットに目をつぶりづらいのですが、切り捨てるには惜しい利点なんですよね。
《秋の騎士》はやはり万能で基本的には《クァーサルの群れ魔道士/QPM》で十分使えるのだが、対Rまでを含めて使える事で対応範囲を広げる事ができるのは素晴らしい。GSZ入りだと重たいのはやはり面倒だがそれでも有難い。
《天界の粛清》を入れようかと思う。
2018年5月15日 TheRock道 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
ここ最近のLegacyを見ていると今まで一度も必要性を考えてこなかった《天界の粛清》を2枚ぐらい取ってみようか?と考えるようになりました。
基本的に除去の色たるTheRockにおいてサイドに取る単体除去は《悪魔の布告》等の様な特殊なものぐらい。
ただ、最近はBG DepthsとDragonStompyの数がかなり多いようで、黒及び赤に対する除去の枠の必要性を感じました。
特に《天界の粛清》は《マリット・レイジ》や《熱烈の神、ハゾレト》と除去耐性持ちにも対処できますしね。黒と赤のPWに《血染めの月》にも対処可能。しかもCotV(X=1)にも引っかからない。
それ以外のデッキでも環境の最右翼であるGrixisや4cにも効く。
ここまで出来れば正直取らない理由が無いような気もしてきました。
ただ何枚取るかとか他の枠がどうするのか?とかなぁ・・・。
今まで取らなかった枠ですし、他のデッキには使えないし。本当に環境依存の札は扱い辛い。
ここ最近のLegacyを見ていると今まで一度も必要性を考えてこなかった《天界の粛清》を2枚ぐらい取ってみようか?と考えるようになりました。
基本的に除去の色たるTheRockにおいてサイドに取る単体除去は《悪魔の布告》等の様な特殊なものぐらい。
ただ、最近はBG DepthsとDragonStompyの数がかなり多いようで、黒及び赤に対する除去の枠の必要性を感じました。
特に《天界の粛清》は《マリット・レイジ》や《熱烈の神、ハゾレト》と除去耐性持ちにも対処できますしね。黒と赤のPWに《血染めの月》にも対処可能。しかもCotV(X=1)にも引っかからない。
それ以外のデッキでも環境の最右翼であるGrixisや4cにも効く。
ここまで出来れば正直取らない理由が無いような気もしてきました。
ただ何枚取るかとか他の枠がどうするのか?とかなぁ・・・。
今まで取らなかった枠ですし、他のデッキには使えないし。本当に環境依存の札は扱い辛い。
皆さん、こんばんは。しもべです。
先日Baltimoreにて開催されたSCGで併催されていたLegacy Classicで上位リスト入りしていたデッキ。表記は「Abzan Maverick」ですが、どう考えてもMaverickではなくJunk系です。ただ緑要素が《死儀礼のシャーマン》しかないのでまぁオルゾフでしょうね。
《金属モックス》《Hymn to Tourach》《ヴェールのリリアナ》が見えますので一見「Deadguy Ale」に見えますが、《名誉回復》だったり其の他3~4マナ域が散見しているところを見ると「ピキュラブラック」の様なコントロール要素も。その中間の様な構築ですね。シンプルにBW Bladeで良い気もしますが。
注目は《刃砦の英雄》ですかねやっぱり。
私も以前から何度か使っていて、ここ最近も主砲として登用しようか迷っていた札です。妨害が無ければ2発で18点以上、それでなくとも攻撃が通ればアドバンテージ獲得の優秀なフィニッシャーですからね。
しかし、近年は《グルマグのアンコウ》が多数いることに加え《致命的な一押し》の増加のお陰で安定しなかったので採用を避けていました。Miraclesにも脆く、デッキ的な欠点もそのまま助長していたんですよね。
ただ墓地には依存しないし、生き残ればの打力の高さは上記の通り。トークンのお陰でBlade戦略とも相性もいい(装備品が割れても問題は薄目)ので勿体無いなぁ~とは思ってました。
が、ここのところ《アンコウ》は入って2枚程度だし、一時期に比べると明らかに《一押し》も減ってきているのでまた活躍できそうな土壌に戻ってきているんですかね?
トークン戦略にもなっているわけですし、GrixisやD&Tなどを考えるともう《妄信的迫害》はメインでも良い気もしてくるんですよね。《アンコウ》と《英雄》がぶつかる際にも役立ちますし。
あと《師範の占い独楽》が禁止になって以降、TheRock使いとしては《森の知恵》や《ミリーの悪知恵》でも入れない限りこういった中速=中量級の札を多数積み込む形では《闇の腹心》が痛いので避けているんですけど、まだまだありなんですかね??
何にせよ結果を相応に残したリストは貴重なのでしっかり参考にさせていただきたいと思います。
P.S.
因みにリストにある《名誉回復》で思い出しましたが、よく名誉挽回・汚名返上の誤用として「汚名挽回」が使われると言う笑い話が有ります。
が、日本語的には別に汚名挽回は間違っていないと言う話も聞きいた事が有ります。80~90年代?にとある辞書が間違いである~と記したことからこの話が広まったとされていて、単にそれだけの話らしい。
結局どっちやねん・・・。
Lands (21)
1 Plains
2 Swamp
1 Bayou
2 Bloodstained Mire
4 Marsh Flats
4 Scrubland
2 Verdant Catacombs
4 Wasteland
1 Karakas
Creatures (13)
4 Dark Confidant
4 Deathrite Shaman
1 Hero of Bladehold
1 Palace Jailer
3 Stoneforge Mystic
Planeswalkers (4)
3 Liliana of the Veil
1 Liliana, the Last Hope
Spells (22)
1 Batterskull
2 Chrome Mox
1 Sword of Fire and Ice
3 Swords to Plowshares
1 Umezawa’s Jitte
1 Cabal Therapy
2 Hymn to Tourach
1 Inquisition of Kozilek
3 Lingering Souls
3 Thoughtseize
1 Toxic Deluge
3 Vindicate
Sideboard
1 Grafdigger’s Cage
1 Pithing Needle
2 Containment Priest
2 Sanctum Prelate
1 Fatal Push
1 Path to Exile
2 Surgical Extraction
2 Zealous Persecution
2 Gaddock Teeg
1 Liliana, the Last Hope
先日Baltimoreにて開催されたSCGで併催されていたLegacy Classicで上位リスト入りしていたデッキ。表記は「Abzan Maverick」ですが、どう考えてもMaverickではなくJunk系です。ただ緑要素が《死儀礼のシャーマン》しかないのでまぁオルゾフでしょうね。
《金属モックス》《Hymn to Tourach》《ヴェールのリリアナ》が見えますので一見「Deadguy Ale」に見えますが、《名誉回復》だったり其の他3~4マナ域が散見しているところを見ると「ピキュラブラック」の様なコントロール要素も。その中間の様な構築ですね。シンプルにBW Bladeで良い気もしますが。
注目は《刃砦の英雄》ですかねやっぱり。
私も以前から何度か使っていて、ここ最近も主砲として登用しようか迷っていた札です。妨害が無ければ2発で18点以上、それでなくとも攻撃が通ればアドバンテージ獲得の優秀なフィニッシャーですからね。
しかし、近年は《グルマグのアンコウ》が多数いることに加え《致命的な一押し》の増加のお陰で安定しなかったので採用を避けていました。Miraclesにも脆く、デッキ的な欠点もそのまま助長していたんですよね。
ただ墓地には依存しないし、生き残ればの打力の高さは上記の通り。トークンのお陰でBlade戦略とも相性もいい(装備品が割れても問題は薄目)ので勿体無いなぁ~とは思ってました。
が、ここのところ《アンコウ》は入って2枚程度だし、一時期に比べると明らかに《一押し》も減ってきているのでまた活躍できそうな土壌に戻ってきているんですかね?
トークン戦略にもなっているわけですし、GrixisやD&Tなどを考えるともう《妄信的迫害》はメインでも良い気もしてくるんですよね。《アンコウ》と《英雄》がぶつかる際にも役立ちますし。
あと《師範の占い独楽》が禁止になって以降、TheRock使いとしては《森の知恵》や《ミリーの悪知恵》でも入れない限りこういった中速=中量級の札を多数積み込む形では《闇の腹心》が痛いので避けているんですけど、まだまだありなんですかね??
何にせよ結果を相応に残したリストは貴重なのでしっかり参考にさせていただきたいと思います。
P.S.
因みにリストにある《名誉回復》で思い出しましたが、よく名誉挽回・汚名返上の誤用として「汚名挽回」が使われると言う笑い話が有ります。
が、日本語的には別に汚名挽回は間違っていないと言う話も聞きいた事が有ります。80~90年代?にとある辞書が間違いである~と記したことからこの話が広まったとされていて、単にそれだけの話らしい。
結局どっちやねん・・・。
レガシー)TheRockに《不屈の追跡者》
2017年4月2日 TheRock道
皆さん、こんばんは。しもべです。
ここ最近TheRockのデッキ関係でよく見る、と言うか個人的によく目につくのがアド手段の確保の部分。
具体的に言うとMOのLegacy Leagueの良成績を多数残している[Ghesizzi]さんが残しているリストや、TheSourceでもよく挙がっているリストに在りますが《不屈の追跡者》がアド手段として1~3枚生物枠に一部使われています。
そして《森の知恵》も合わせて3~4枚程度の追加アド手段が構築されていますね。
対して削られているのを良く見るのが《闇の腹心》。
まぁ以前挙げられていた通り現状微妙な部分も強いので、その交換先が有るのなら別に問題ない筈ですが。
しかし実際どうなのでしょうね。
正直単体では機能しづらい上に除去耐性も極めて低いので、出た当初《不屈の追跡者》がスイッチ枠になるとは思えませんでした。が、現状赤≒《稲妻》が減った事、代わりに《致命的な一押し》が増えた事を考えればまだ《追跡者》の方が上なのかもしれませんね。《稲妻》に関しても手掛かり二度の起動をすれば乗り越える事が出来ますし。
またアド自体も土地を握っていれば確定的に1枚分は確保できる。それを考えても消耗戦に強いと言う事でしょうか?
ただそうすると実質的に4~マナ生物になり、ボブとは実質2マナ分以上の差。起動のためのマナも別途必要になるはずで、そうすると別にこの札で無くても例えば《仮面の称賛者》とかでも大した差は無くなっている気もします・・。
うむむ・・・。
まぁ対Miraclesを考えれば2マナ域よりも3マナ域の方が《相殺》され辛いのは事実。マナ域が伸びても確実なアドの方が嬉しいですし。
また以前から対Miracles戦用に《森の知恵》を重用してボブを減らす事も有りましたし、やはりその傾向に特化していると言う事でしょうかね。
個人的には《追跡者》の重用のための構築と言うのも一つの方策ではあると考えている最近ですが、そうすると《輪作》や《壌土からの生命》とか入れたくなるんですよね~。
また依然挙げたエントリーでボブを生かすための装備として《稲妻のすね当て》がかなり有用だった云々と書きましたが、《追跡者》の場合はサイズが上がるのでより有用性が高まるんですよね~。
因みに[Ghesizzi]のリストは《石鍛冶の神秘家》に担ぎ手として《未練ある魂》を採用していてその意味でも対Miraclesに特化していますね。
私なんかだとBlade戦略を取るのなら生物枠を増やしたいので《森の知恵》ではなくボブを取ってしまいそうですが、徹底していますよね、この方は。度々載っているリストではもうボブが抜かれて久しいわけですし。
これが今のところの理想なんでしょうかね。
そう言えば、最近は《タルモゴイフ》抜きのTheRockも結構増えてきた印象(もちろん数は多くはない)。
私は《破滅的な行為》を使う準Controlの構築にしているので結構前からそうしていましたが、ここ最近はBeatdownでも見られるように。これもやっぱり《稲妻》→《致命的な一押し》が効いてますかね。対ComboでHymn等叩き込んだ後の貴重な打点役にはなりますが、それ以外だと元々壁以外には大して効果は無いし。Eldraziが大方昨年前半ならまた事情は違ったのでしょうがね~。
ここ最近TheRockのデッキ関係でよく見る、と言うか個人的によく目につくのがアド手段の確保の部分。
具体的に言うとMOのLegacy Leagueの良成績を多数残している[Ghesizzi]さんが残しているリストや、TheSourceでもよく挙がっているリストに在りますが《不屈の追跡者》がアド手段として1~3枚生物枠に一部使われています。
そして《森の知恵》も合わせて3~4枚程度の追加アド手段が構築されていますね。
対して削られているのを良く見るのが《闇の腹心》。
まぁ以前挙げられていた通り現状微妙な部分も強いので、その交換先が有るのなら別に問題ない筈ですが。
しかし実際どうなのでしょうね。
正直単体では機能しづらい上に除去耐性も極めて低いので、出た当初《不屈の追跡者》がスイッチ枠になるとは思えませんでした。が、現状赤≒《稲妻》が減った事、代わりに《致命的な一押し》が増えた事を考えればまだ《追跡者》の方が上なのかもしれませんね。《稲妻》に関しても手掛かり二度の起動をすれば乗り越える事が出来ますし。
またアド自体も土地を握っていれば確定的に1枚分は確保できる。それを考えても消耗戦に強いと言う事でしょうか?
ただそうすると実質的に4~マナ生物になり、ボブとは実質2マナ分以上の差。起動のためのマナも別途必要になるはずで、そうすると別にこの札で無くても例えば《仮面の称賛者》とかでも大した差は無くなっている気もします・・。
うむむ・・・。
まぁ対Miraclesを考えれば2マナ域よりも3マナ域の方が《相殺》され辛いのは事実。マナ域が伸びても確実なアドの方が嬉しいですし。
また以前から対Miracles戦用に《森の知恵》を重用してボブを減らす事も有りましたし、やはりその傾向に特化していると言う事でしょうかね。
個人的には《追跡者》の重用のための構築と言うのも一つの方策ではあると考えている最近ですが、そうすると《輪作》や《壌土からの生命》とか入れたくなるんですよね~。
また依然挙げたエントリーでボブを生かすための装備として《稲妻のすね当て》がかなり有用だった云々と書きましたが、《追跡者》の場合はサイズが上がるのでより有用性が高まるんですよね~。
因みに[Ghesizzi]のリストは《石鍛冶の神秘家》に担ぎ手として《未練ある魂》を採用していてその意味でも対Miraclesに特化していますね。
私なんかだとBlade戦略を取るのなら生物枠を増やしたいので《森の知恵》ではなくボブを取ってしまいそうですが、徹底していますよね、この方は。度々載っているリストではもうボブが抜かれて久しいわけですし。
これが今のところの理想なんでしょうかね。
そう言えば、最近は《タルモゴイフ》抜きのTheRockも結構増えてきた印象(もちろん数は多くはない)。
私は《破滅的な行為》を使う準Controlの構築にしているので結構前からそうしていましたが、ここ最近はBeatdownでも見られるように。これもやっぱり《稲妻》→《致命的な一押し》が効いてますかね。対ComboでHymn等叩き込んだ後の貴重な打点役にはなりますが、それ以外だと元々壁以外には大して効果は無いし。Eldraziが大方昨年前半ならまた事情は違ったのでしょうがね~。
レガシー)BGグリッサ紛争昂揚構築 の補足
2017年3月9日 TheRock道 コメント (3)
皆さん、こんばんは。しもべです。
そう言えば、前回のエントリーで土地の枚数をどうするか云々と言う話をしました。
で、その後に思い付いたのですが、《モックス・ダイアモンド》を数枚入れてみるのも良いかも知れません。色拘束の緩和・初速上昇もあり、Atfも稼ぎやすい。まぁそのまま土地をモックスに換えると事故りますし、最序盤以外には腐る札ので採用枚数は調整し、みていくしかない訳ですが。つまりやる気ないので枚数は不明のままですがw
で、モックスで最も重要なのが着地時に土地を捨てないと墓地に落ちる点。
つまり能動的に「紛争」なり「昂揚」なりの動きの補助となれます。これは他のモックスシリーズには無い利点です。《突然の衰微》で泣きを見る気もしますが、本来生物に飛ぶはずだった部分を他が持って行くのならBeatdownとしては最低限の損失で済む。《死儀礼のシャーマン》の存在を考えるとAtfやEncの存在は重要ですしね。
またモックスを足せるのなら初動で2マナを出せる為、ボブ以外にも2マナの動きが欲しい。
+LotVを考えれば《Hymn to Tourach》でも良いですが、流石にそれでは芸が無い。なのでエントリーのテーマを考慮して、《苦花》が良いかも知れませんね。正直単体では圧が弱いのですが、アドエンジンにはなりますので、《梅沢の十手》でも混ぜておけば十分なはず。墓地に落ちてもEnc・部族なのでカードタイプに貢献可能。
毎ターン生物を出せる非生物なので、対Miraclesで考えても優秀な点も強みですね~。
問題は枠ですがね・・・。
因みに《タルモゴイフ》のサイズ変動を可能な限り高める≒マナレシオを高い物にするというプランで構築を練っていた時期もあるので、気が向けばそちらに関してもそのうちエントリーを上げたいと思います。
そちらはもっと「昂揚」重視の内容になりますがね。
そう言えば、前回のエントリーで土地の枚数をどうするか云々と言う話をしました。
で、その後に思い付いたのですが、《モックス・ダイアモンド》を数枚入れてみるのも良いかも知れません。色拘束の緩和・初速上昇もあり、Atfも稼ぎやすい。まぁそのまま土地をモックスに換えると事故りますし、最序盤以外には腐る札ので採用枚数は調整し、みていくしかない訳ですが。つまりやる気ないので枚数は不明のままですがw
で、モックスで最も重要なのが着地時に土地を捨てないと墓地に落ちる点。
つまり能動的に
またモックスを足せるのなら初動で2マナを出せる為、ボブ以外にも2マナの動きが欲しい。
+LotVを考えれば《Hymn to Tourach》でも良いですが、流石にそれでは芸が無い。なのでエントリーのテーマを考慮して、《苦花》が良いかも知れませんね。正直単体では圧が弱いのですが、アドエンジンにはなりますので、《梅沢の十手》でも混ぜておけば十分なはず。墓地に落ちてもEnc・部族なのでカードタイプに貢献可能。
毎ターン生物を出せる非生物なので、対Miraclesで考えても優秀な点も強みですね~。
問題は枠ですがね・・・。
因みに《タルモゴイフ》のサイズ変動を可能な限り高める≒マナレシオを高い物にするというプランで構築を練っていた時期もあるので、気が向けばそちらに関してもそのうちエントリーを上げたいと思います。
そちらはもっと「昂揚」重視の内容になりますがね。
レガシー)BGグリッサ紛争昂揚構築
2017年3月6日 TheRock道 コメント (3)
皆さん、こんばんは。しもべです。
ちょっと前に《致命的な一押し》について色々考えている時に如何に簡単に「紛争」を満たすか?という事も書きました。通常のフェッチ+《不毛の大地》だけでは不安定なので追加の達成手段は欲しい。
で、その項で触れた中ではModernで主に使われてている《ミシュラのガラクタ》が手っ取り早いだろうと。
で、どうせならその《ガラクタ》を使う事から連想できるシナジー札まで固めてBGデッキの束に出来ないかなぁ~と考えた次第。途中で飽きたので真面なリストにすらしてませんがw
《ガラクタ》に加えて《師範の占い独楽》もまぁどうせB系のBeatdown組むなら《闇の腹心》と一緒に入るはず。
Atfがこれで最低でも2種類確保。
BGのBeatdownなら基本的に《タルモゴイフ》も入るのでならどうせなら「昂揚」関係も満たせるはず~。
昂揚・Top調整・タルモの水増しを兼ねて《残忍な剥ぎ取り》。追加の潤滑油になる《ウルヴェンワルド横断》が基本的な所。
で、BGなら相手の生物を除去するのも基本の一つなので、Atf関連・Beatdownを絡めて考えれば《裏切り者グリッサ》もメインで入れる事が出来るだろうと。
《ガラクタ》が繰り返し使えるドローソースになりますし、接死+先制攻撃のお陰で戦闘にはめっぽう強いので《一押し》の対象外のフェアデッキ生物への壁になります。
で、《横断》が《地勢》/《エラダムリーの呼び声》でやっぱり役に立つ。
ここら辺で綺麗にデッキ全体がシナジーで纏っているのは気に入りました。
で、適当に仮組したリストが下の物。
[Cre]*16
4《死儀礼のシャーマン/DrS》
4《タルモゴイフ》
3《闇の腹心》
3《残忍な剥ぎ取り》
2《裏切り者グリッサ》
[other]*23
4《ミシュラのガラクタ》
4《思考囲い》
2《致命的な一押し》
3《ウルヴェンワルド横断》
2《師範の占い独楽》
4《突然の衰微》
1《漸増爆弾》
3《餌食》
[Land]*21
適当
0マナ*4
1マナ*15
2マナ*15
3マナ*5
で平均1.54マナと非常に軽い。
なので土地21枚でも多分回る。DrSや《横断》《ガラクタ》《独楽》が有るので。
個人的には土地1枚を外してLotVやハンデスを増量しても良い。流石にハンデスが少なすぎるので。
《ヴェールのリリアナ/LotV》は悩んだんですが、「昂揚」と言うテーマが有るなら《餌食》の方が纏まりが良いかと思いまして、こうなってます。ファッティCombo対策に布告は外せませんが、Ins速度の方が便利ですし。
《グリッサ》がいるので(B)(B)は避けたい。
働き方もカードアドを得る《グリッサ》と互いにリソースを削り合うLotVでは正反対で、今一つ相性も良くない。
ただ、このままでは正直カードタイプが少ないので、その意味でも増量したい。LotVはやっぱり捨てがたい。
もう一つの悩みはこのリストMiraclesに勝てる気がしない。
その意味でもPWを入れたいのですが、そもそもLotVでは直接的な勝ち手段にならない。《グリッサ》はアドエンジンですが、生物なので不安定な上に「生物除去」からアドを得るので、その意味でも尚更相性が悪い。しかも墓地依存で伝説の生物。
《情け知らずのガラク》とかサイドから入れるにしても、生物数が減るのは嫌なので・・・。土地少ないので4マナは好ましくない。
もしここが《不屈の追跡者》ならもう少しましなんでしょうが、そうするとそもそものテーマが崩れる・・・。
で、解決しないお悩みで打ち切り。
そんな妄想リストでした~。
ちょっと前に《致命的な一押し》について色々考えている時に如何に簡単に「紛争」を満たすか?という事も書きました。通常のフェッチ+《不毛の大地》だけでは不安定なので追加の達成手段は欲しい。
で、その項で触れた中ではModernで主に使われてている《ミシュラのガラクタ》が手っ取り早いだろうと。
で、どうせならその《ガラクタ》を使う事から連想できるシナジー札まで固めてBGデッキの束に出来ないかなぁ~と考えた次第。途中で飽きたので真面なリストにすらしてませんがw
《ガラクタ》に加えて《師範の占い独楽》もまぁどうせB系のBeatdown組むなら《闇の腹心》と一緒に入るはず。
Atfがこれで最低でも2種類確保。
BGのBeatdownなら基本的に《タルモゴイフ》も入るのでならどうせなら「昂揚」関係も満たせるはず~。
昂揚・Top調整・タルモの水増しを兼ねて《残忍な剥ぎ取り》。追加の潤滑油になる《ウルヴェンワルド横断》が基本的な所。
で、BGなら相手の生物を除去するのも基本の一つなので、Atf関連・Beatdownを絡めて考えれば《裏切り者グリッサ》もメインで入れる事が出来るだろうと。
《ガラクタ》が繰り返し使えるドローソースになりますし、接死+先制攻撃のお陰で戦闘にはめっぽう強いので《一押し》の対象外のフェアデッキ生物への壁になります。
で、《横断》が《地勢》/《エラダムリーの呼び声》でやっぱり役に立つ。
ここら辺で綺麗にデッキ全体がシナジーで纏っているのは気に入りました。
で、適当に仮組したリストが下の物。
[Cre]*16
4《死儀礼のシャーマン/DrS》
4《タルモゴイフ》
3《闇の腹心》
3《残忍な剥ぎ取り》
2《裏切り者グリッサ》
[other]*23
4《ミシュラのガラクタ》
4《思考囲い》
2《致命的な一押し》
3《ウルヴェンワルド横断》
2《師範の占い独楽》
4《突然の衰微》
1《漸増爆弾》
3《餌食》
[Land]*21
適当
0マナ*4
1マナ*15
2マナ*15
3マナ*5
で平均1.54マナと非常に軽い。
なので土地21枚でも多分回る。DrSや《横断》《ガラクタ》《独楽》が有るので。
個人的には土地1枚を外してLotVやハンデスを増量しても良い。流石にハンデスが少なすぎるので。
《ヴェールのリリアナ/LotV》は悩んだんですが、「昂揚」と言うテーマが有るなら《餌食》の方が纏まりが良いかと思いまして、こうなってます。ファッティCombo対策に布告は外せませんが、Ins速度の方が便利ですし。
《グリッサ》がいるので(B)(B)は避けたい。
働き方もカードアドを得る《グリッサ》と互いにリソースを削り合うLotVでは正反対で、今一つ相性も良くない。
ただ、このままでは正直カードタイプが少ないので、その意味でも増量したい。LotVはやっぱり捨てがたい。
もう一つの悩みはこのリストMiraclesに勝てる気がしない。
その意味でもPWを入れたいのですが、そもそもLotVでは直接的な勝ち手段にならない。《グリッサ》はアドエンジンですが、生物なので不安定な上に「生物除去」からアドを得るので、その意味でも尚更相性が悪い。しかも墓地依存で伝説の生物。
《情け知らずのガラク》とかサイドから入れるにしても、生物数が減るのは嫌なので・・・。土地少ないので4マナは好ましくない。
もしここが《不屈の追跡者》ならもう少しましなんでしょうが、そうするとそもそものテーマが崩れる・・・。
で、解決しないお悩みで打ち切り。
そんな妄想リストでした~。
レガシー)BGx系に関しての《致命的な一押し》について思案(下)
2017年2月15日 TheRock道
皆さん、こんばんは。しもべです。
《致命的な一押し》についての思案の最後です。
正直間が空きすぎて何書いてたか忘れてしまったのですが、始めた事なので終わらせねばw
と言っても前回まででだいたい書きたい事は終えているので、後は他の札との併用時における相性を過去記そうかと思います。
Wを抜く抜かないに関わらず昨日の被る《剣を鍬に》《流刑への道》を抜いた場合のことですね。
《突然の衰微》との併用は機能が被ってしまいがちにも思えます。
が、実際には《一押し》は1マナの軽さ・4マナ域に届く事・ミシュランを潰せる事の利点が有ります。一方《衰微》は万能除去なのでその他の置物の処理に使われる事も多い。特にComboパーツや《相殺》《森の知恵》の存在を考えると非常に重要。と言うか抜けない。
なので基本的な棲み分けは出来ています。環境と構築次第で変化もしますが合計6枚以上の構築もそれ程問題は無い筈。フルの8枚構築はまぁ難しいでしょうがね。他の除去と《思考囲い》への依存度は上がります。
またその他の気にかかる部分では、一応破壊なので《死儀礼のシャーマン/DrS》で再利用しやすいのは売り。それを考えればStPの緊急ゲインもある程度カバーは可能かも。《黄泉からの橋》の追放にも使える。
ついでに現在、やや重いながら汎用性の高めの《神聖な協力》を採用したりしなかったりの現在の私のJunkの構築なので、サイズ制限外の除去はこいつに任せていい様な気もしています。こちらは打消しはもちろん無理ですが、本体除去耐性持ちには対処出来StPよりも使い易い場面も。なので《一押し》《衰微》《協力》の構築も進める可能性も。《悪魔の布告》も考えましたが、BUGが流行り出して《真の名の宿敵》を使ったBeatdownとSnT系の《引き裂かれし永劫、エムラクール》のどちらを対処するしたいのか?にかかってきます。
個人的にはEldrazi・装備品Beatdown・布告対策に生物を入れたマリット・レイジComboを考えれば除去能力だけでも《神聖な協力》の方が使いやすいんですよね・・・。
まぁ《神聖な協力》を入れるのならやっぱりWは抜かないんじゃないか!と言う結論になりそうですw
もちろん色依存度は減るので、《遍歴の騎士、エルズペス》や《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》の採用は今後は見送りそうですね。まぁ《情け知らずのガラク》が有りますし。表ガラクなら[0]格闘で強引に、裏ガラクなら[-1]で紛争を満たせます。
構築によってはここに《ヴェールのリリアナ/LotV》や《集団的蛮行》も視野に入ってきます。個人的には1~2枚挿す事もたまに有る《アブザンの魔除け》や、私の構築の軸である事の多い《破滅的な行為》まで含めて本当に除去枠が一杯いっぱいです。
まぁ除去札が多すぎるので其々メタによって分割して入れて併用する事になりそうですが。
嬉しい悲鳴。
その他の併用の可能性のある札を考えますし、紛争を満たせるかどうかに大分かかってくるので、幾つか考えている物を挙げておきます。
・《陰謀団式療法》
:Fbで要らない《闇の腹心》や《石鍛冶の神秘家》《ドライアドの東屋》を食べるので能動的に紛争を満たせる。
・《ドライアドの東屋》
:《緑の太陽の頂点/GSZ》のお供ですが、フェッチから瞬速ブロッカーや対LotV用生贄札にもなるので、その場合に紛争を満たせます。
・《師範の占い独楽》
:ボブと一対の札。正直テンポも悪いし、《森の知恵》にしたりと色々考えていたのですが、《一押し》が有る場合は《独楽》が優先になりそうです。ボブも3マナ以上ある状態で着地させれば、除去を誘って友情紛争できますしね。
・《聖遺の騎士/KotR》
:個人的には好きな札なので入れる事も多いのですが《輪作》能力持ちなので幾らでも紛争を満たせます。本体の着地の長を補うための1マナ札の存在もグッド。
現状《神聖な協力》の利用先でもあるので、有力候補。
・《不屈の追跡者》
:「調査」の調達からアドだけでなく紛争も満たしやすい。KotRの丸さよりもアドを撮りたい場合は優先。BG構築なら主力。
-《壌土からの生命/Loam》
:またこの関係で、土地を回収できる札も当然有用性が見えてくる。定期的な紛争を満たせるしアドエンジン。
・《幽霊暗殺者、ケイヤ》
:[0]で時間差ブリンクが有るお陰で毎ターン「紛争」を満たせます。Cipを利用できれば尚良しですがJunkカラーだとそれ程相性が良いのがいないんですよね・・・。単体で2種類のアドも取れます。
また、除去の観点で見ても《一押し》のサイズ外は[0]で飛ばし続ける事も出来るのでバランスも良い。
・《輪作》
:KotRと同じですが、軽さからより銀弾性が高い。以前挙げたBG Blitzのような形で序盤から《不毛の大地》を畳みかけるような構築にする場合は有用なはず。紛争の観点を抜いても土地が伸び辛くなれば《一押し》の範囲外の着地は難しくなりますしね。《イス卿の迷路》や《カラカス》でのサイズ外対処も可能。
普通に色基盤調整空撃ち込めるのも良し。
・《裏切り者グリッサ》
:《ミシュラのガラクタ》等0マナガラクタを定期的に運用できれば紛争も満たしやすく、その回収能力も《一押し》で誘発可能。サイズ外のクロッカーは本体で受け止める事も可能。
どちらかと言うと「昂揚」系のBG構築向き。
・《悪意の苦悶》
:紛争を満たす関係で落す札に生物をあてるのならつまり「陰鬱」を満たせるわけで、それなら《悪意の苦悶》もあり?
構築に一貫性が出るし、《一押し》の欠点である範囲外の札に対処出来る。ただアドは取れる強みは有るが、黒生物を処理できないので探査生物や《グリセルブランド》に対応できないのは割と痛い。
こんな所でしょうかね・・・?
他にも何か面白い札が有り屋なしや・・・。
ついでにここ最近TheSourceのTheRock版で上がっているBG構築を載せておきます。
[lavafrogg]さんは《一押し》の有りや無しや議論が上がってからBG構築を挙げて地元大会に出て精力的に調整中のようです。ただ最近は《一押し》よりも《有毒の蘇生》が大好き過ぎるようですがw
《致命的な一押し》についての思案の最後です。
正直間が空きすぎて何書いてたか忘れてしまったのですが、始めた事なので終わらせねばw
と言っても前回まででだいたい書きたい事は終えているので、後は他の札との併用時における相性を過去記そうかと思います。
Wを抜く抜かないに関わらず昨日の被る《剣を鍬に》《流刑への道》を抜いた場合のことですね。
《突然の衰微》との併用は機能が被ってしまいがちにも思えます。
が、実際には《一押し》は1マナの軽さ・4マナ域に届く事・ミシュランを潰せる事の利点が有ります。一方《衰微》は万能除去なのでその他の置物の処理に使われる事も多い。特にComboパーツや《相殺》《森の知恵》の存在を考えると非常に重要。と言うか抜けない。
なので基本的な棲み分けは出来ています。環境と構築次第で変化もしますが合計6枚以上の構築もそれ程問題は無い筈。フルの8枚構築はまぁ難しいでしょうがね。他の除去と《思考囲い》への依存度は上がります。
またその他の気にかかる部分では、一応破壊なので《死儀礼のシャーマン/DrS》で再利用しやすいのは売り。それを考えればStPの緊急ゲインもある程度カバーは可能かも。《黄泉からの橋》の追放にも使える。
ついでに現在、やや重いながら汎用性の高めの《神聖な協力》を採用したりしなかったりの現在の私のJunkの構築なので、サイズ制限外の除去はこいつに任せていい様な気もしています。こちらは打消しはもちろん無理ですが、本体除去耐性持ちには対処出来StPよりも使い易い場面も。なので《一押し》《衰微》《協力》の構築も進める可能性も。《悪魔の布告》も考えましたが、BUGが流行り出して《真の名の宿敵》を使ったBeatdownとSnT系の《引き裂かれし永劫、エムラクール》のどちらを対処するしたいのか?にかかってきます。
個人的にはEldrazi・装備品Beatdown・布告対策に生物を入れたマリット・レイジComboを考えれば除去能力だけでも《神聖な協力》の方が使いやすいんですよね・・・。
まぁ《神聖な協力》を入れるのならやっぱりWは抜かないんじゃないか!と言う結論になりそうですw
もちろん色依存度は減るので、《遍歴の騎士、エルズペス》や《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》の採用は今後は見送りそうですね。まぁ《情け知らずのガラク》が有りますし。表ガラクなら[0]格闘で強引に、裏ガラクなら[-1]で紛争を満たせます。
構築によってはここに《ヴェールのリリアナ/LotV》や《集団的蛮行》も視野に入ってきます。個人的には1~2枚挿す事もたまに有る《アブザンの魔除け》や、私の構築の軸である事の多い《破滅的な行為》まで含めて本当に除去枠が一杯いっぱいです。
まぁ除去札が多すぎるので其々メタによって分割して入れて併用する事になりそうですが。
嬉しい悲鳴。
その他の併用の可能性のある札を考えますし、紛争を満たせるかどうかに大分かかってくるので、幾つか考えている物を挙げておきます。
・《陰謀団式療法》
:Fbで要らない《闇の腹心》や《石鍛冶の神秘家》《ドライアドの東屋》を食べるので能動的に紛争を満たせる。
・《ドライアドの東屋》
:《緑の太陽の頂点/GSZ》のお供ですが、フェッチから瞬速ブロッカーや対LotV用生贄札にもなるので、その場合に紛争を満たせます。
・《師範の占い独楽》
:ボブと一対の札。正直テンポも悪いし、《森の知恵》にしたりと色々考えていたのですが、《一押し》が有る場合は《独楽》が優先になりそうです。ボブも3マナ以上ある状態で着地させれば、除去を誘って友情紛争できますしね。
・《聖遺の騎士/KotR》
:個人的には好きな札なので入れる事も多いのですが《輪作》能力持ちなので幾らでも紛争を満たせます。本体の着地の長を補うための1マナ札の存在もグッド。
現状《神聖な協力》の利用先でもあるので、有力候補。
・《不屈の追跡者》
:「調査」の調達からアドだけでなく紛争も満たしやすい。KotRの丸さよりもアドを撮りたい場合は優先。BG構築なら主力。
-《壌土からの生命/Loam》
:またこの関係で、土地を回収できる札も当然有用性が見えてくる。定期的な紛争を満たせるしアドエンジン。
・《幽霊暗殺者、ケイヤ》
:[0]で時間差ブリンクが有るお陰で毎ターン「紛争」を満たせます。Cipを利用できれば尚良しですがJunkカラーだとそれ程相性が良いのがいないんですよね・・・。単体で2種類のアドも取れます。
また、除去の観点で見ても《一押し》のサイズ外は[0]で飛ばし続ける事も出来るのでバランスも良い。
・《輪作》
:KotRと同じですが、軽さからより銀弾性が高い。以前挙げたBG Blitzのような形で序盤から《不毛の大地》を畳みかけるような構築にする場合は有用なはず。紛争の観点を抜いても土地が伸び辛くなれば《一押し》の範囲外の着地は難しくなりますしね。《イス卿の迷路》や《カラカス》でのサイズ外対処も可能。
普通に色基盤調整空撃ち込めるのも良し。
・《裏切り者グリッサ》
:《ミシュラのガラクタ》等0マナガラクタを定期的に運用できれば紛争も満たしやすく、その回収能力も《一押し》で誘発可能。サイズ外のクロッカーは本体で受け止める事も可能。
どちらかと言うと「昂揚」系のBG構築向き。
・《悪意の苦悶》
:紛争を満たす関係で落す札に生物をあてるのならつまり「陰鬱」を満たせるわけで、それなら《悪意の苦悶》もあり?
構築に一貫性が出るし、《一押し》の欠点である範囲外の札に対処出来る。ただアドは取れる強みは有るが、黒生物を処理できないので探査生物や《グリセルブランド》に対応できないのは割と痛い。
こんな所でしょうかね・・・?
他にも何か面白い札が有り屋なしや・・・。
ついでにここ最近TheSourceのTheRock版で上がっているBG構築を載せておきます。
[lavafrogg]さんは《一押し》の有りや無しや議論が上がってからBG構築を挙げて地元大会に出て精力的に調整中のようです。ただ最近は《一押し》よりも《有毒の蘇生》が大好き過ぎるようですがw
Creatures(15)
4 Tarmogoyf
4 Dark Confidant
4 Deathrite Shaman
3 Tireless Tracker
Discard(8)
3 Thoughtsieze
2 Cabal Therapy
3 Hymn to Tourach
Removal(7)
3 Fatal Push
4 Abrupt Decay
Card Selection(7)
3 Sylvan Library
1 Life from the Loam
3 Noxious Revival
Planeswalkers(2)
1 Lilliana of the Veil
1 Garruk Relentless
Lands(21)
2 Swamps
2 Forests
3 Bayou
4 Verdant Catacombs
3 Misty Rainforest
4 Wasteland
1 Tranquil Thicket
2 Barren Moor
Sideboard:
3 Choke
3 Lost Legacy
1 Dismember
1 Diabolic Edict
2 Pithing Needle
1 Krosan Grip
1 Marsh Casuties
1 Engineered Explosives
1 Nihil Spellbomb
1 Hymn to Tourach
皆さん、こんばんは。しもべです。
で、前回の続き。前回と同じく基本的な事から書いていくので無駄に長いので悪しからず。
結局競合枠の札とともに一長一短だったので、では採用するBGx系統のデッキに於いてはどうだろうかと言う話。
BG系Beatdownだと《タルモゴイフ》《残忍な剥ぎ取り》を使うModern以下で構築されるBeatの形なのでそこに組み込めます。《剥ぎ取り》の「昂揚」を満たす手段である《ミシュラのガラクタ》を流用することで1t目から紛争を満たせるのが良いところ。
ただこのカラーの問題は現状探査性生物やComboで運用されるファッティであり、それを思うと《致命的な一押し》では根本的な解決になってません。まぁ元々の札でも同様ですので、高望みし過ぎかもしれません。
それに現状流行る兆しの見えている「純鋼の聖騎士Storm」はStormが途中で止まる際に装備品多数タフネス沢山になる事も有るので、少なくとも《見栄え損ない》よりマシです。
Junkの場合は、Deadguy系も有りますが基本的にはBeatdownよりもMidrange~Controlである方が多くStPに依るライフゲインのリスクはそこまで大きくはない。速度不足による対Burn・高速Aggro耐性の低さも考えるとやはりStPの方が遥かに丸い。
只それでも一考の余地は有ります。
例えばJunkの《包囲サイ》を使う構築。TheRockやNicFit等々。
本体3点ドレインのCipを重ねる事で直接的に勝利を目指す事が出来る観点から、現状でもNicFitではStPよりも単体性能では遥かに劣るPtEが優先されています。
故にPtEとなら《一押し》はスイッチも十分可能でしょう。まぁ矢張りファッティ対策はどうにかしなければいけないのですが・・・。
サイズ以外のリスクで言うと自軍の生物に叩き込む事で土地を伸ばす作業が出来なくなってしまうと言う事ぐらい。《サイ》の4マナを考慮すればこれはこれで意味は有ります。が、その観点で言うと追放・バウンスや《終末》に弱い《老練の探険者》に撃ち込む際にPtE→土地1枚を《一押し》→Pigの土地2枚に換える事が出来る観点も有り一長一短。
でも《サイ》3色だから云々に関しては下記しますがまぁ割とどうでも良い。
で、次にStP/PtE→《一押し》の際に出てくる、色を抜く事に依る土地基盤を強化できる点への利点に関してですが、Junk系はそもそも丸い構築が望ましい。
Modernと異なりLegacyでは殆ど三色目を足す事のリスクは無く、ダブルシンボルの札の有無によって差異が出る程度。それが少ないなら当然問題にならない。Manadenial戦略の相手に重たいJunkが序盤からデュアラン積み上げる事も稀ですしね。
そんなことよりも札の対応力の低下、そしてそれ以上に失われるメイン・サイドに採用できる札の範囲の狭さが大きな損失になります。
《カラカス》《封じ込める僧侶》《スレイベンの守護者、サリア》《エーテル宣誓会の法学者》《ガドック・ティーグ》とサイドには重要な白の札も有る事思えば正直、色を減らしてまで変更する利点が無い。寧ろMidrangeにとっては減らす事によるリスクの方が目立ちます。この構築では数少ないダブルシンボルである《ヴェールのリリアナ/LotV》が大して使わない構築にするのなら尚更。使う構築なら一考。
対してDeadguy系になると事情は変わってきます。
前述のLotVに《Hymn to Tourach》《Sinkhole》《小悪疫》等に《不毛の大地》まで積極的に使う構築であるためWを足す事で展開上の齟齬が生まれやすい。デッキパワーは上がってもデッキの速度を落としてしまう場合も多い。速度とテンポを求めるのなら色を減らせるのに越した事は無い。除去もいっその事《ゲスの評決》等を足すと言う選択肢もあります。
ただBGのDeadguy≒Eva GreenならこうなりますがBWのDeadguyになるとまた話は変わってくるので悩ましい・・・。
まぁ私のデッキはTheRockなのでDeadguyについてはまた別の事情。
と言う事で《致命的な一押し》によって喩え《剣を鍬に》と入れ替える事になるとしても、デッキ構築上のWを抜くメリットは殆ど無いと判断しています。
勿論構築テーマ次第ですが、少なくともJunkカラーでは望ましくはない。
ただそうは言っても同じ三色でも、WBGである事とBGtWである事にはやっぱり差が有ります。
減らせるのならそれに越した事は無い。何せ2~3マナの札を多数使う重たいデッキ。デュアルランドが《不毛の大地》の的になる以上基本地形で賄える事が多い方が望ましい。
StP→《一押し》に出来た場合《沼》から《思考囲い》《死儀礼のシャーマン》《致命的な一押し》ととりあえずこの構築に置いてやりたい事の一通りが揃う事になります。故に初動の土地の選択をしやすく、展開も行ない易い。それを思えばやっぱりStP→《一押し》にする価値が無いわけでは決してないと思われます。
使ってみるとつくづくこのデッキの《平地》は展開で問題を起こすネックな存在なので、減らしたいのですけどManadenialを考えると減らせない、必要悪な存在でしたからね。出来る物なら2枚目の《沼》にしてしまうのも一つの手ではあるわけです。
まぁしないとは思いますがw
次で最後の予定。
で、前回の続き。前回と同じく基本的な事から書いていくので無駄に長いので悪しからず。
結局競合枠の札とともに一長一短だったので、では採用するBGx系統のデッキに於いてはどうだろうかと言う話。
BG系Beatdownだと《タルモゴイフ》《残忍な剥ぎ取り》を使うModern以下で構築されるBeatの形なのでそこに組み込めます。《剥ぎ取り》の「昂揚」を満たす手段である《ミシュラのガラクタ》を流用することで1t目から紛争を満たせるのが良いところ。
ただこのカラーの問題は現状探査性生物やComboで運用されるファッティであり、それを思うと《致命的な一押し》では根本的な解決になってません。まぁ元々の札でも同様ですので、高望みし過ぎかもしれません。
それに現状流行る兆しの見えている「純鋼の聖騎士Storm」はStormが途中で止まる際に装備品多数タフネス沢山になる事も有るので、少なくとも《見栄え損ない》よりマシです。
Junkの場合は、Deadguy系も有りますが基本的にはBeatdownよりもMidrange~Controlである方が多くStPに依るライフゲインのリスクはそこまで大きくはない。速度不足による対Burn・高速Aggro耐性の低さも考えるとやはりStPの方が遥かに丸い。
只それでも一考の余地は有ります。
例えばJunkの《包囲サイ》を使う構築。TheRockやNicFit等々。
本体3点ドレインのCipを重ねる事で直接的に勝利を目指す事が出来る観点から、現状でもNicFitではStPよりも単体性能では遥かに劣るPtEが優先されています。
故にPtEとなら《一押し》はスイッチも十分可能でしょう。まぁ矢張りファッティ対策はどうにかしなければいけないのですが・・・。
サイズ以外のリスクで言うと自軍の生物に叩き込む事で土地を伸ばす作業が出来なくなってしまうと言う事ぐらい。《サイ》の4マナを考慮すればこれはこれで意味は有ります。が、その観点で言うと追放・バウンスや《終末》に弱い《老練の探険者》に撃ち込む際にPtE→土地1枚を《一押し》→Pigの土地2枚に換える事が出来る観点も有り一長一短。
でも《サイ》3色だから云々に関しては下記しますがまぁ割とどうでも良い。
で、次にStP/PtE→《一押し》の際に出てくる、色を抜く事に依る土地基盤を強化できる点への利点に関してですが、Junk系はそもそも丸い構築が望ましい。
Modernと異なりLegacyでは殆ど三色目を足す事のリスクは無く、ダブルシンボルの札の有無によって差異が出る程度。それが少ないなら当然問題にならない。Manadenial戦略の相手に重たいJunkが序盤からデュアラン積み上げる事も稀ですしね。
そんなことよりも札の対応力の低下、そしてそれ以上に失われるメイン・サイドに採用できる札の範囲の狭さが大きな損失になります。
《カラカス》《封じ込める僧侶》《スレイベンの守護者、サリア》《エーテル宣誓会の法学者》《ガドック・ティーグ》とサイドには重要な白の札も有る事思えば正直、色を減らしてまで変更する利点が無い。寧ろMidrangeにとっては減らす事によるリスクの方が目立ちます。この構築では数少ないダブルシンボルである《ヴェールのリリアナ/LotV》が大して使わない構築にするのなら尚更。使う構築なら一考。
対してDeadguy系になると事情は変わってきます。
前述のLotVに《Hymn to Tourach》《Sinkhole》《小悪疫》等に《不毛の大地》まで積極的に使う構築であるためWを足す事で展開上の齟齬が生まれやすい。デッキパワーは上がってもデッキの速度を落としてしまう場合も多い。速度とテンポを求めるのなら色を減らせるのに越した事は無い。除去もいっその事《ゲスの評決》等を足すと言う選択肢もあります。
ただBGのDeadguy≒Eva GreenならこうなりますがBWのDeadguyになるとまた話は変わってくるので悩ましい・・・。
まぁ私のデッキはTheRockなのでDeadguyについてはまた別の事情。
と言う事で《致命的な一押し》によって喩え《剣を鍬に》と入れ替える事になるとしても、デッキ構築上のWを抜くメリットは殆ど無いと判断しています。
勿論構築テーマ次第ですが、少なくともJunkカラーでは望ましくはない。
ただそうは言っても同じ三色でも、WBGである事とBGtWである事にはやっぱり差が有ります。
減らせるのならそれに越した事は無い。何せ2~3マナの札を多数使う重たいデッキ。デュアルランドが《不毛の大地》の的になる以上基本地形で賄える事が多い方が望ましい。
StP→《一押し》に出来た場合《沼》から《思考囲い》《死儀礼のシャーマン》《致命的な一押し》ととりあえずこの構築に置いてやりたい事の一通りが揃う事になります。故に初動の土地の選択をしやすく、展開も行ない易い。それを思えばやっぱりStP→《一押し》にする価値が無いわけでは決してないと思われます。
使ってみるとつくづくこのデッキの《平地》は展開で問題を起こすネックな存在なので、減らしたいのですけどManadenialを考えると減らせない、必要悪な存在でしたからね。出来る物なら2枚目の《沼》にしてしまうのも一つの手ではあるわけです。
まぁしないとは思いますがw
次で最後の予定。
レガシー)BGx系に関しての《致命的な一押し》について思案(上)
2017年2月3日 TheRock道
皆さん、こんばんは。しもべです。
AERが出て真面目に買いそうなものが《致命的な一押し》程度しかないので嫌がおうにも考えが向きます。そこにTheSourceのTheRock版にてこれについての議論が挙がっていたので少し考えてみようかと思いました。
以前書いた初期感想ではなく、あくまで自分の持ちデッキ・持ち色からの考えてみる事にします。
長くなるのでとりあえず前後で分けます。
とりあえず、初期感想でも書いた様に↓環境の主力である1~2マナ域を1マナで対処出来るのは素晴らしい。これまでは《見栄え損ない》レベルしかなかったので《野生のナカティル》等の1マナタフネス3組、《タルモゴイフ》《死の影》等には対処できなかったのですがこれのお陰で改善の可能性。1マナ除去なのでテンポを取る事が出来る上にリスクも無い。
そして「紛争」を満たせば、フェアデッキの大半のマナカーブの頂点となる4マナにまで対処出来るのが素晴らしい。
ただし現状ではフェアデッキでもEldrazi・探査生物のせいで対処できない札がそこそこに在ります。当然Comboに使われるようなファッティは言わずもがな。加えると「紛争」を如何に安定的に機能させる事が出来るかもデッキによっては重要。
それを考えれば、同一マナ域の《剣を鍬に》や《流刑への道》に比べると劣ると言わざるを得ないでしょう。
しかしそれも考え様。
Comboに関しては利くとは言っても元々《グリセルブランド》や《引き裂かれし永劫、エムラクール》等大半のファッティはStPではどうしようもない札。またBeatdownの側面からするとやはりゲインはそれはそれで面倒な面もあります。
(もちろん緊急時のゲインは、特に対火力で価値が有りますが。)
という訳でStPも完ぺきではない。劣っている部分がより劣るだけの話です。
結局、明確に問題になるのはEldrazi・探査生物の部分と紛争と思われます。(まぁEldraziに関してはどちらもCotVの餌食になるため正直どちらも大して信用できない。) 探査に関してはデッキに入っても1~4枚で大半は2枚程度ですが、4枚も構築によっては有り得る事を考えれば見過ごせるほど軽くはない。
そして紛争。
フェッチ・《不毛》の切り方が難しくなります。それだけでは不安定なので加えて他に紛争を満たせる手段が有ると望ましい。他には《師範の占い独楽》《陰謀団式療法》だったり《聖遺の騎士/KotR》だったりでしょうか。
しかしこれら合同で言えるのは、要は「除去範囲外への対処」であり、ならばそれは除去の色足る黒の本分として満たしていけばいいだけの話ではないかと思われます。上で書いたようにどの道StPでも除去範囲外が有るわけで結局ほかの手段でカバーが必要になるわけですしね。
除去サポートには幾つかの手段が有りますが、スペルで言うと「布告」。丁度小型を潰せる以上、大型を狙いやすく互いに上手く補完できます。まぁ場合によってはリセットもですが、《滅び》とか入れるデッキは少ないので一先ず除外。《悪疫》も同じく。
次は「接死」ブロッカー。
最後は《Moat》や《罠の橋》《平和の番人》等の制限札。
「布告」となると最上札は《ヴェールのリリアナ/LotV》と思われます。
ただ3マナSoc挙動の[-2]に合わせる事になるのでやや緩慢。それでも互いに除去範囲をカバーしあえる。色の合う1マナの除去の有無は重要。オールマイティな札なのでどのデッキでも使える組として素晴らしい。が、個人的にはファッティコンボ対策としては不満も強いので除去範囲のカバーとして入れるには挙動が不自由すぎます。
同じく《小悪疫》も布告ですし、紛争も満たせますがやはり不自由が多い。
単体の使い切りですが《悪魔の布告》がやはり安定します。
色を足す余裕が有るのなら、やや限定的ですが汎用性の高い《神聖な協力》も良い。
「接死」持ちだと《悪意の大梟》や《ナーナムの改革派》《節くれ木のドライアド》等だろうか。中型には《裏切り者グリッサ》《マルチェッサ女王》など。
軽量さとアドバンテージの両立が出来ている《大梟》が恐らく最高の札だが、軽量組はAggroで、Midrangeなら《大梟》と中型組になるはず。
最後の枠はメインから入れる物でもなく、サイドの対策札の枠なので、正直論上に挙げる必要性を感じません。またBeatdownとして考えても拘束しているだけでは勝てないのでかなり消極的な選択肢ですしね。
とりあえずここまで。
次はデッキについて。
AERが出て真面目に買いそうなものが《致命的な一押し》程度しかないので嫌がおうにも考えが向きます。そこにTheSourceのTheRock版にてこれについての議論が挙がっていたので少し考えてみようかと思いました。
以前書いた初期感想ではなく、あくまで自分の持ちデッキ・持ち色からの考えてみる事にします。
長くなるのでとりあえず前後で分けます。
とりあえず、初期感想でも書いた様に↓環境の主力である1~2マナ域を1マナで対処出来るのは素晴らしい。これまでは《見栄え損ない》レベルしかなかったので《野生のナカティル》等の1マナタフネス3組、《タルモゴイフ》《死の影》等には対処できなかったのですがこれのお陰で改善の可能性。1マナ除去なのでテンポを取る事が出来る上にリスクも無い。
そして「紛争」を満たせば、フェアデッキの大半のマナカーブの頂点となる4マナにまで対処出来るのが素晴らしい。
ただし現状ではフェアデッキでもEldrazi・探査生物のせいで対処できない札がそこそこに在ります。当然Comboに使われるようなファッティは言わずもがな。加えると「紛争」を如何に安定的に機能させる事が出来るかもデッキによっては重要。
それを考えれば、同一マナ域の《剣を鍬に》や《流刑への道》に比べると劣ると言わざるを得ないでしょう。
しかしそれも考え様。
Comboに関しては利くとは言っても元々《グリセルブランド》や《引き裂かれし永劫、エムラクール》等大半のファッティはStPではどうしようもない札。またBeatdownの側面からするとやはりゲインはそれはそれで面倒な面もあります。
(もちろん緊急時のゲインは、特に対火力で価値が有りますが。)
という訳でStPも完ぺきではない。劣っている部分がより劣るだけの話です。
結局、明確に問題になるのはEldrazi・探査生物の部分と紛争と思われます。(まぁEldraziに関してはどちらもCotVの餌食になるため正直どちらも大して信用できない。) 探査に関してはデッキに入っても1~4枚で大半は2枚程度ですが、4枚も構築によっては有り得る事を考えれば見過ごせるほど軽くはない。
そして紛争。
フェッチ・《不毛》の切り方が難しくなります。それだけでは不安定なので加えて他に紛争を満たせる手段が有ると望ましい。他には《師範の占い独楽》《陰謀団式療法》だったり《聖遺の騎士/KotR》だったりでしょうか。
しかしこれら合同で言えるのは、要は「除去範囲外への対処」であり、ならばそれは除去の色足る黒の本分として満たしていけばいいだけの話ではないかと思われます。上で書いたようにどの道StPでも除去範囲外が有るわけで結局ほかの手段でカバーが必要になるわけですしね。
除去サポートには幾つかの手段が有りますが、スペルで言うと「布告」。丁度小型を潰せる以上、大型を狙いやすく互いに上手く補完できます。まぁ場合によってはリセットもですが、《滅び》とか入れるデッキは少ないので一先ず除外。《悪疫》も同じく。
次は「接死」ブロッカー。
最後は《Moat》や《罠の橋》《平和の番人》等の制限札。
「布告」となると最上札は《ヴェールのリリアナ/LotV》と思われます。
ただ3マナSoc挙動の[-2]に合わせる事になるのでやや緩慢。それでも互いに除去範囲をカバーしあえる。色の合う1マナの除去の有無は重要。オールマイティな札なのでどのデッキでも使える組として素晴らしい。が、個人的にはファッティコンボ対策としては不満も強いので除去範囲のカバーとして入れるには挙動が不自由すぎます。
同じく《小悪疫》も布告ですし、紛争も満たせますがやはり不自由が多い。
単体の使い切りですが《悪魔の布告》がやはり安定します。
色を足す余裕が有るのなら、やや限定的ですが汎用性の高い《神聖な協力》も良い。
「接死」持ちだと《悪意の大梟》や《ナーナムの改革派》《節くれ木のドライアド》等だろうか。中型には《裏切り者グリッサ》《マルチェッサ女王》など。
軽量さとアドバンテージの両立が出来ている《大梟》が恐らく最高の札だが、軽量組はAggroで、Midrangeなら《大梟》と中型組になるはず。
最後の枠はメインから入れる物でもなく、サイドの対策札の枠なので、正直論上に挙げる必要性を感じません。またBeatdownとして考えても拘束しているだけでは勝てないのでかなり消極的な選択肢ですしね。
とりあえずここまで。
次はデッキについて。
レガシー)GPいく事を想定してTheRock組むなら
2016年11月25日 TheRock道
皆さん、こんばんは。しもべです。
GP千葉が開幕し、いよいよ明日から本戦が始まりますね。
皆さんお気をつけて。特に盗難置き引きに要注意。何と言ってもEternalですしね。
さて、私にとっては全く関係のないGPなので呑気にしていますが、もし出るとして持ちデッキのTheRockを構築するならどうするべきか?で片手間に考えてみました。
完全にただの素案で全く調整してない事、自分用に残したメモなので言葉が汚い事はどうか悪しからず。
[土地]
4《不毛の大地》
1《平地》
1《沼》
1《森》
残り
[生物]*13
4《死儀礼のシャーマン/DrS》
4《聖遺の騎士/KotR》
3《包囲サイ》
1《ネル・トース族のメーレン》/《包囲サイ》4枚目
1《トレストの使者、レオヴォルド》
[其の他]*23
3《剣を鍬に/StP》/《流刑への道/PtE》
4《思考囲い》
3《緑の太陽の頂点》
1《ミリーの悪知恵》
2《師範の占い独楽》
2《神聖な協力》
1《集団的蛮行》
1《壌土からの生命/Loam》
4《突然の衰微》
1《破滅的な行為》
1《情け知らずのガラク/ヴェールの呪いのガラク》
[サイド]
・《針》系
・《窒息》
・《すべてを護るもの、母聖樹》
・《ガドック・ティーグ》
・Haebear×1‐≒《スレイベンの守護者、サリア》?
その他
【構築思想 あ】
---------------------------------
:後ここに1~2枚ほど土地以外の枠を取る事になると思う。
少しマナ域が重たいが装備品は無し。基本地形から優先的にサーチすればまぁ何とかなるだろう。
基本的に1マナ域、生物枠、アド枠のどれかを増量する事になるはず。特にTier1が圧倒的にMiraclesである事を考えれば対Miraclesの札の増量が望ましい筈。
【構築思想 い】
---------------------------------
:余りに《闇の腹心》が貧弱なので抜いた形。更に《石鍛冶の神秘家》も非常にテンポが悪いので抜いた。これらは基本的に維持できる事・護る事が出来るデッキに置いて強いのであって、保護手段がハンデス程度しかないデッキではどうしようもない。
除去の嵐の中ではテンポが悪いだけ。
装備品は優秀だが、運用の際にテンポを大幅に失う。それは軽い生物の軽さと貧弱さを互いに補い合うように作るわけだが、重たいデッキでは展開が遅れるだけ。除去されると更に辛い。
と言う事でいっその事すべて抜いてみた。
その分《包囲サイ》や《聖遺の騎士》の様な単体で運用できる強力な生物の運用にすれば問題も薄い。
もちろんそこからのボーナスを得る事は出来ないが。
取り敢えずKotRとDrSなので墓地依存の気が強い。が、現状はメインに入るDrS以外には墓地Hateはサイドにも大した枚数は入らないので何とかなると思われる。DrSを●すべし。
全体的には重いので捌いて出すが展開の基本。
《サイ》は場に出た時点で仕事を熟せるのでこれだけでも価値は有る。バウンスにも強い。
KotRはサイズの関係でEldraziに対抗できる点と、《不毛の大地》連続挙動で相手の土地基盤を破壊できるので《血染めの月》や《基本に帰れ》が無い分の代わり。そのカバーが出来るように《壌土からの生命》も入れてある。
他にも《イス卿の迷路》や《カラカス》等を積む事で対抗しやすいようには出来る。特に後者はSnTやReanimator対策の意味でも重要。
《レオヴォルド》の関係で、相手の行動を封じつつクロックとなる手段をGSZからサーチ出来るようにした。似たようなことはこれまで他の札でも出来たがキャントリップを封じる緑の生物なので安定的に調達できるはず。
これまでのどれよりも環境的に機能しやすい妨害でハンデスをしてもキャントリップで整えられて終了と言う悲しい事態を避ける事も出来る。《独楽》だけはどうしようもないので大人しく針を刺すべし。
と言う事でレオヴォルド+GSZが構築の最初の一歩目と言える。
其処から追加でKotRが入った形。
X=0用の《ドライアドの東屋》は、そんな物にGSZを消費したくないので抜く。どうも右手に吸い付くのも厄介だし。
でその補助のハンデスだが、5枚目までで抑えるか6枚目までで抑えるかで迷う。今までは追加のハンデスは処理手段も兼ねて《陰謀団式療法》を入れたがボブやSfMがいないので処理先に乏しい。更に後半に引いた時に腐るのが厭なので腐り辛い《集団的蛮行》にした。2枚目も考えないでもないが、《ボブ》がいないので限界もあるし、腐る相手にはどのモードも微妙なので・・・。
3つ目のテーマは《神聖な協力》。
最初は《悪魔の布告》で、ファッティを考えるのならIns速度の《悪魔の布告》が欲しいのだが微妙な相手には微妙。追加の除去枠を取り過ぎている感もあるので他が欲しい。と言う事で妥協の産物。
これも同じくボブがいないのでゲインの価値は薄め。《森の知恵》を入れても良いがどのみち1枚程度が限界。
一応として重要なのは生物のアンタップの方でKotRとDrSの起動能力を稼ぐ事が出来る。Ins速度の攻防に多少付き合い易くなる。
中速以下の《ヴェールのリリアナ》は極めて質が低いし《レオヴォルド》で手札を縛るのなら尚更使い辛くなる。Ins速度の布告が出来るのでこれが実質的にその枠。
【構築思想 う】
---------------------------------
:的な感じで纏めて行ったが正直枠がカツカツすぎてこれ以上生物が採れない・・・。
う~む。
追加の枠に考えているのは《森の知恵》《苦い真理》《集団的蛮行》の2枚目、《不屈の追跡者》、生物を生めるPW、《幽霊暗殺者、ケイヤ》《ナイレアの弓》、2枚目の面処理札、2枚目のLoamとして《不気味な発見》のどれか。
Miraclesを考えるのなら追跡者、Deed、《遍歴の騎士、エルズペス》《生命の力ニッサ》など。しかしそれらはどれも重たいのであまり増やすのは嫌。
できるなら1枚は1マナ域の何かが欲しい。しかし適正札が無い。
そんなこんなで回して調整していく事になるはず。
このままだと《レオヴォルド》が棒立ちの可能性もあるので強化手段もあると良いが・・・。
ミシュランを入れても良いが生物に頼らないクロックが欲しいのでその意味では《幽霊暗殺者、ケイヤ》もあり。継続的なアドも取れる。しかしコイツを使うのなら《石鍛冶の神秘家》や《闇の腹心》を使いたい気も・・・。正直《サイ》をブリンクするなら[-1]でもいいわけだし。
もし使うなら最低でも《森の知恵》を入れておきたい所。
後は《精神を刻む者、ジェイス》をどうつぶすかも忘れてはいけなかった。
そうするとやっぱり生物をうめるPWが欲しいかな。
後土地枠も調整が難しい。
不毛と基本地形を積む関係でかなり圧迫されるので。
追加の特殊地形《カラカス》1枚は確定として、次をどうするか?
それこそReanimator・Depthの増加を考え2枚目の《カラカス》にするのも良い。伝説の生物と言うかレオヴォルドの回収にもなるので。対Beatdownの《イス卿の迷路》でもいい。
またLoamを入れるのでその関係で手札の枚数を確保できるのなら《ガイアー岬の診療所》もいい。《レオヴォルド》がいれば相手のターンに起動する事でこちらはルーターをしつつ、相手は1枚ディスカードになるので。
こんな感な事を考えて構築・調整していく事になると思われます。
まぁGP関係ないので構想で終わりですが。
GP千葉が開幕し、いよいよ明日から本戦が始まりますね。
皆さんお気をつけて。特に盗難置き引きに要注意。何と言ってもEternalですしね。
さて、私にとっては全く関係のないGPなので呑気にしていますが、もし出るとして持ちデッキのTheRockを構築するならどうするべきか?で片手間に考えてみました。
完全にただの素案で全く調整してない事、自分用に残したメモなので言葉が汚い事はどうか悪しからず。
[土地]
4《不毛の大地》
1《平地》
1《沼》
1《森》
残り
[生物]*13
4《死儀礼のシャーマン/DrS》
4《聖遺の騎士/KotR》
3《包囲サイ》
1《ネル・トース族のメーレン》/《包囲サイ》4枚目
1《トレストの使者、レオヴォルド》
[其の他]*23
3《剣を鍬に/StP》/《流刑への道/PtE》
4《思考囲い》
3《緑の太陽の頂点》
1《ミリーの悪知恵》
2《師範の占い独楽》
2《神聖な協力》
1《集団的蛮行》
1《壌土からの生命/Loam》
4《突然の衰微》
1《破滅的な行為》
1《情け知らずのガラク/ヴェールの呪いのガラク》
[サイド]
・《針》系
・《窒息》
・《すべてを護るもの、母聖樹》
・《ガドック・ティーグ》
・Haebear×1‐≒《スレイベンの守護者、サリア》?
その他
【構築思想 あ】
---------------------------------
:後ここに1~2枚ほど土地以外の枠を取る事になると思う。
少しマナ域が重たいが装備品は無し。基本地形から優先的にサーチすればまぁ何とかなるだろう。
基本的に1マナ域、生物枠、アド枠のどれかを増量する事になるはず。特にTier1が圧倒的にMiraclesである事を考えれば対Miraclesの札の増量が望ましい筈。
【構築思想 い】
---------------------------------
:余りに《闇の腹心》が貧弱なので抜いた形。更に《石鍛冶の神秘家》も非常にテンポが悪いので抜いた。これらは基本的に維持できる事・護る事が出来るデッキに置いて強いのであって、保護手段がハンデス程度しかないデッキではどうしようもない。
除去の嵐の中ではテンポが悪いだけ。
装備品は優秀だが、運用の際にテンポを大幅に失う。それは軽い生物の軽さと貧弱さを互いに補い合うように作るわけだが、重たいデッキでは展開が遅れるだけ。除去されると更に辛い。
と言う事でいっその事すべて抜いてみた。
その分《包囲サイ》や《聖遺の騎士》の様な単体で運用できる強力な生物の運用にすれば問題も薄い。
もちろんそこからのボーナスを得る事は出来ないが。
取り敢えずKotRとDrSなので墓地依存の気が強い。が、現状はメインに入るDrS以外には墓地Hateはサイドにも大した枚数は入らないので何とかなると思われる。DrSを●すべし。
全体的には重いので捌いて出すが展開の基本。
《サイ》は場に出た時点で仕事を熟せるのでこれだけでも価値は有る。バウンスにも強い。
KotRはサイズの関係でEldraziに対抗できる点と、《不毛の大地》連続挙動で相手の土地基盤を破壊できるので《血染めの月》や《基本に帰れ》が無い分の代わり。そのカバーが出来るように《壌土からの生命》も入れてある。
他にも《イス卿の迷路》や《カラカス》等を積む事で対抗しやすいようには出来る。特に後者はSnTやReanimator対策の意味でも重要。
《レオヴォルド》の関係で、相手の行動を封じつつクロックとなる手段をGSZからサーチ出来るようにした。似たようなことはこれまで他の札でも出来たがキャントリップを封じる緑の生物なので安定的に調達できるはず。
これまでのどれよりも環境的に機能しやすい妨害でハンデスをしてもキャントリップで整えられて終了と言う悲しい事態を避ける事も出来る。《独楽》だけはどうしようもないので大人しく針を刺すべし。
と言う事でレオヴォルド+GSZが構築の最初の一歩目と言える。
其処から追加でKotRが入った形。
X=0用の《ドライアドの東屋》は、そんな物にGSZを消費したくないので抜く。どうも右手に吸い付くのも厄介だし。
でその補助のハンデスだが、5枚目までで抑えるか6枚目までで抑えるかで迷う。今までは追加のハンデスは処理手段も兼ねて《陰謀団式療法》を入れたがボブやSfMがいないので処理先に乏しい。更に後半に引いた時に腐るのが厭なので腐り辛い《集団的蛮行》にした。2枚目も考えないでもないが、《ボブ》がいないので限界もあるし、腐る相手にはどのモードも微妙なので・・・。
3つ目のテーマは《神聖な協力》。
最初は《悪魔の布告》で、ファッティを考えるのならIns速度の《悪魔の布告》が欲しいのだが微妙な相手には微妙。追加の除去枠を取り過ぎている感もあるので他が欲しい。と言う事で妥協の産物。
これも同じくボブがいないのでゲインの価値は薄め。《森の知恵》を入れても良いがどのみち1枚程度が限界。
一応として重要なのは生物のアンタップの方でKotRとDrSの起動能力を稼ぐ事が出来る。Ins速度の攻防に多少付き合い易くなる。
中速以下の《ヴェールのリリアナ》は極めて質が低いし《レオヴォルド》で手札を縛るのなら尚更使い辛くなる。Ins速度の布告が出来るのでこれが実質的にその枠。
【構築思想 う】
---------------------------------
:的な感じで纏めて行ったが正直枠がカツカツすぎてこれ以上生物が採れない・・・。
う~む。
追加の枠に考えているのは《森の知恵》《苦い真理》《集団的蛮行》の2枚目、《不屈の追跡者》、生物を生めるPW、《幽霊暗殺者、ケイヤ》《ナイレアの弓》、2枚目の面処理札、2枚目のLoamとして《不気味な発見》のどれか。
Miraclesを考えるのなら追跡者、Deed、《遍歴の騎士、エルズペス》《生命の力ニッサ》など。しかしそれらはどれも重たいのであまり増やすのは嫌。
できるなら1枚は1マナ域の何かが欲しい。しかし適正札が無い。
そんなこんなで回して調整していく事になるはず。
このままだと《レオヴォルド》が棒立ちの可能性もあるので強化手段もあると良いが・・・。
ミシュランを入れても良いが生物に頼らないクロックが欲しいのでその意味では《幽霊暗殺者、ケイヤ》もあり。継続的なアドも取れる。しかしコイツを使うのなら《石鍛冶の神秘家》や《闇の腹心》を使いたい気も・・・。正直《サイ》をブリンクするなら[-1]でもいいわけだし。
もし使うなら最低でも《森の知恵》を入れておきたい所。
後は《精神を刻む者、ジェイス》をどうつぶすかも忘れてはいけなかった。
そうするとやっぱり生物をうめるPWが欲しいかな。
後土地枠も調整が難しい。
不毛と基本地形を積む関係でかなり圧迫されるので。
追加の特殊地形《カラカス》1枚は確定として、次をどうするか?
それこそReanimator・Depthの増加を考え2枚目の《カラカス》にするのも良い。伝説の生物と言うかレオヴォルドの回収にもなるので。対Beatdownの《イス卿の迷路》でもいい。
またLoamを入れるのでその関係で手札の枚数を確保できるのなら《ガイアー岬の診療所》もいい。《レオヴォルド》がいれば相手のターンに起動する事でこちらはルーターをしつつ、相手は1枚ディスカードになるので。
こんな感な事を考えて構築・調整していく事になると思われます。
まぁGP関係ないので構想で終わりですが。
レガシー)ネル・トース族のメーレン
2016年11月23日 TheRock道 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
完全に失念していたのですが、《ネル・トース族のメーレン》は毎ターン自分のエンドに生物を回収/釣り上げが出来る。
被除去生物の回収以外には《叫び大口》か《肉袋の匪賊》ぐらいしか考えていなかったのですが、故に、能動的に墓地に行ける且つドローが出来る生物を利用できればドローエンジンとして機能するのでは?と。
それと言うのもとにかく《闇の腹心》の貧弱さが気に入らない昨今。
個人的にはコイツが強かったと思えた時期は遠い昔。《瞬唱の魔道士》の登場とBUG続唱の確立によって危うくなった立場に、《死儀礼のシャーマン》の登場・EldraziのStompyの登場と言う環境の推移を持って完全に終わったと思っています。
アドをとり続けるのは強いのですが、まずそんな事態にならない(打消しも《ルーンの母》の様な保護手段も無いデッキなので)し、ライフを減らし続ける事のリスクも小さくない。
そしてそこまでしてもアド勝負には特化しているデッキには及ぶべくもない。
残るのは2マナ2/1の貧弱ボディ。
以前よりももっとこのサイズは弱くなった。
過去述べた様に《稲妻のすね当て》や、新戦力の《残忍な剥ぎ取り》の様な運用方法の確立をしてやっとこさ・・・と言うレベルでいつもコイツ以外にドローエンジンが用意出来ないものか?と頭をひねっている次第。
それで、そんな時に先日のSCGのNicFitの記事で改めて《メーレン》の役割を見た場合にこいつもドローエンジンになるのではないか?と。
特に「サイクリング」系はマナは掛かりますが非打消しでIns速度で動かせますし、その上生物の死亡をしない/場に出ないので効果も割と安定してる。NicFitだけでなくJunk系でも十分使えるコストではあるので、どうだろうなぁ・・・。
がしかしサイクリングでも、サイクリング持ち生物で有用そうなのは《永遠のドラゴン》《クローサの大牙獣》《アンデッドの剣闘士》ぐらい。NifFitならともかくJunkでは採用が難しそうですね・・・。
《大牙獣》は優秀ですがエンジンとして繰り返すほど基本地形は無いんですよね。流石にMidrangeで《ドラゴン》は無理。と言うか《平地》サイクリングなんて一番要らない。
とすると現実的なのは《剣闘士》ぐらいなんですがそれもどうだろうかと。一応単体で回収可能と言う点で消耗戦に強いのは事実ですが素のスペックが低すぎるんですよね。
繰り返しの運用だと《根囲いの壁》、若しくは除去され辛い点も我慢するとして《花の壁》もあるんですが、Eldraziの登場のお陰でブロッカーとしての価値は激減しているんですよね~。
やっぱりNicFitようですかね・・・。
そもそも、PWの運用が難しい環境で、確定のアドで強化手段である《石鍛冶の神秘家》パッケージの運用が大嫌いな時点でボブの運用は向いてないんですよね~。
しかし《死儀礼のシャーマン》の自分側の運用による避雷針、《集団的蛮行》のハンデスの追加手段の確保、《レオヴォルド》の登場によるボブの避雷針の価値の向上とか考えるとプラス要素もあるのでやっぱりこれが一番丸いですかね・・・。
装備品のテンポ取られるのが厭なら疑似装備品の《密輸人の回転翼機》と言う選択肢もありますが・・・。
完全に失念していたのですが、《ネル・トース族のメーレン》は毎ターン自分のエンドに生物を回収/釣り上げが出来る。
被除去生物の回収以外には《叫び大口》か《肉袋の匪賊》ぐらいしか考えていなかったのですが、故に、能動的に墓地に行ける且つドローが出来る生物を利用できればドローエンジンとして機能するのでは?と。
それと言うのもとにかく《闇の腹心》の貧弱さが気に入らない昨今。
個人的にはコイツが強かったと思えた時期は遠い昔。《瞬唱の魔道士》の登場とBUG続唱の確立によって危うくなった立場に、《死儀礼のシャーマン》の登場・EldraziのStompyの登場と言う環境の推移を持って完全に終わったと思っています。
アドをとり続けるのは強いのですが、まずそんな事態にならない(打消しも《ルーンの母》の様な保護手段も無いデッキなので)し、ライフを減らし続ける事のリスクも小さくない。
そしてそこまでしてもアド勝負には特化しているデッキには及ぶべくもない。
残るのは2マナ2/1の貧弱ボディ。
以前よりももっとこのサイズは弱くなった。
過去述べた様に《稲妻のすね当て》や、新戦力の《残忍な剥ぎ取り》の様な運用方法の確立をしてやっとこさ・・・と言うレベルでいつもコイツ以外にドローエンジンが用意出来ないものか?と頭をひねっている次第。
それで、そんな時に先日のSCGのNicFitの記事で改めて《メーレン》の役割を見た場合にこいつもドローエンジンになるのではないか?と。
特に「サイクリング」系はマナは掛かりますが非打消しでIns速度で動かせますし、その上生物の死亡をしない/場に出ないので効果も割と安定してる。NicFitだけでなくJunk系でも十分使えるコストではあるので、どうだろうなぁ・・・。
がしかしサイクリングでも、サイクリング持ち生物で有用そうなのは《永遠のドラゴン》《クローサの大牙獣》《アンデッドの剣闘士》ぐらい。NifFitならともかくJunkでは採用が難しそうですね・・・。
《大牙獣》は優秀ですがエンジンとして繰り返すほど基本地形は無いんですよね。流石にMidrangeで《ドラゴン》は無理。と言うか《平地》サイクリングなんて一番要らない。
とすると現実的なのは《剣闘士》ぐらいなんですがそれもどうだろうかと。一応単体で回収可能と言う点で消耗戦に強いのは事実ですが素のスペックが低すぎるんですよね。
繰り返しの運用だと《根囲いの壁》、若しくは除去され辛い点も我慢するとして《花の壁》もあるんですが、Eldraziの登場のお陰でブロッカーとしての価値は激減しているんですよね~。
やっぱりNicFitようですかね・・・。
そもそも、PWの運用が難しい環境で、確定のアドで強化手段である《石鍛冶の神秘家》パッケージの運用が大嫌いな時点でボブの運用は向いてないんですよね~。
しかし《死儀礼のシャーマン》の自分側の運用による避雷針、《集団的蛮行》のハンデスの追加手段の確保、《レオヴォルド》の登場によるボブの避雷針の価値の向上とか考えるとプラス要素もあるのでやっぱりこれが一番丸いですかね・・・。
装備品のテンポ取られるのが厭なら疑似装備品の《密輸人の回転翼機》と言う選択肢もありますが・・・。
レガシー)2016年末のTheRockの方向性
2016年11月4日 TheRock道 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
なんだかんだ言いながらメタに変化がある状況なのでTheRockもそれに合わせて構築しなければいけない。
現環境のトピックが
・Eldraziの減少(但し一定数いる)
・D&Tの増加
・Miraclesの減少・形の変化(しかし確実にいる)
・Grixis DelverにTempo系がほぼ統一
なので、ここら辺を押さえた形にする必要あり。
少し前まではEldraziばっかり、TempoもD&Tもいないだったので、私のデッキの特徴である《破滅的な行為》は全抜きする構築だったので、大きな苦渋を抱えていたのですが、現状を考えるとメイン1枚-サイド1枚程度が良さそうです。
3枚目は流石に別の札にしたい。効果も被りますしEldraziとComboにはさっぱりですからね。
スィーパーやリセットでも良いですが現状3枚目枠で一番の候補は対ファッティにも効く《罠の橋》の予定。
ついでにPWも全く採用に値しない環境だったのですが、また採用できそうです。
ただ状況を考えると何が一番いいのだろうか?と。
取り敢えず、打力しか能の無いタイプは求めていないのでもう少し別物が欲しい。
除去能力を考えれば《ヴェールのリリアナ/LotV》なのですが、打力の低いControl型では[+1]がさっぱりなので相変わらず今一つ採用する気にならない。その上Eldrazi以外は面展開なので[-2]一度だけだと・・・と言うのも同じ。
代りに考えたのが《情け知らずのガラク》。4マナと重たいですが[0]格闘は小型が増えているなら処理しやすいですし、[0]Token生成能力は変わらず強力。特に後者はMiracles戦を考えると重要なので、中速未満ならLotVより向いているはず。
対Eldraziにはほぼ無力ですが、裏返って[+1]が使えれば逆に圧倒的に強くなりますしね・・・。
しかしLotV自体はハンデス構築に出来れば、対Comboでも意味があるんですよね・・・。
《集団的蛮行》と《死儀礼のシャーマン》/《緑の太陽の頂点》から持ってくる事も出来る《トレストの使者、レオヴォルド》を引っ張ってこれるので、デッキや環境に置けるハンデス自体の価値は引き上がっているので余計に悩ましい・・・。
こう小型が増えているので一瞬《最後の望み、リリアナ》を考えたのですが、一瞬で霧散。
対Miracles、対Eldraziに挿して効果が無い時点でもうどうしようもないですし、[-2]はTheRockでは大したことは出来ませんからね・・・。
因みにEldraziは除去コン+GSZ→《裏切り者グリッサ》を当初考えていたのですが、Atfで回収するものなんてあまり無いので、サイドに置く程度の存在。
それなら《聖遺の騎士/KotR》から《Maze of Ith》で良いと考えているのでこちらですかね。サイズも強化しやすいし。
いつもTheRockの構築をする際にその核の部分をどうするのか?と考えているんですが、今回も《石鍛冶の神秘家》+《タルモゴイフ》型は無いかなぁ・・・と。
と言うかだいたい交換で《緑の太陽の頂点》型にするか悩むんですが、何だかんだGSZ型の恩恵が多いんですよね。対してBlade型は《梅沢の十手》ぐらいしか美味しい物は無いですし。
後はまぁ形に依存しますが《闇の腹心》をはじめとしたアドエンジンをどうすか?になりますよね・・・。
正直ここはまだ決まらん。
土地単が多い時だと《アブザンの魔除け》も候補に入ってましたが、今は無いので《ボブ》か《苦い真理》化全く別の構築にするか?になっています。
そんなこんなの現状のTheRock。
なんだかんだ言いながらメタに変化がある状況なのでTheRockもそれに合わせて構築しなければいけない。
現環境のトピックが
・Eldraziの減少(但し一定数いる)
・D&Tの増加
・Miraclesの減少・形の変化(しかし確実にいる)
・Grixis DelverにTempo系がほぼ統一
なので、ここら辺を押さえた形にする必要あり。
少し前まではEldraziばっかり、TempoもD&Tもいないだったので、私のデッキの特徴である《破滅的な行為》は全抜きする構築だったので、大きな苦渋を抱えていたのですが、現状を考えるとメイン1枚-サイド1枚程度が良さそうです。
3枚目は流石に別の札にしたい。効果も被りますしEldraziとComboにはさっぱりですからね。
スィーパーやリセットでも良いですが現状3枚目枠で一番の候補は対ファッティにも効く《罠の橋》の予定。
ついでにPWも全く採用に値しない環境だったのですが、また採用できそうです。
ただ状況を考えると何が一番いいのだろうか?と。
取り敢えず、打力しか能の無いタイプは求めていないのでもう少し別物が欲しい。
除去能力を考えれば《ヴェールのリリアナ/LotV》なのですが、打力の低いControl型では[+1]がさっぱりなので相変わらず今一つ採用する気にならない。その上Eldrazi以外は面展開なので[-2]一度だけだと・・・と言うのも同じ。
代りに考えたのが《情け知らずのガラク》。4マナと重たいですが[0]格闘は小型が増えているなら処理しやすいですし、[0]Token生成能力は変わらず強力。特に後者はMiracles戦を考えると重要なので、中速未満ならLotVより向いているはず。
対Eldraziにはほぼ無力ですが、裏返って[+1]が使えれば逆に圧倒的に強くなりますしね・・・。
しかしLotV自体はハンデス構築に出来れば、対Comboでも意味があるんですよね・・・。
《集団的蛮行》と《死儀礼のシャーマン》/《緑の太陽の頂点》から持ってくる事も出来る《トレストの使者、レオヴォルド》を引っ張ってこれるので、デッキや環境に置けるハンデス自体の価値は引き上がっているので余計に悩ましい・・・。
こう小型が増えているので一瞬《最後の望み、リリアナ》を考えたのですが、一瞬で霧散。
対Miracles、対Eldraziに挿して効果が無い時点でもうどうしようもないですし、[-2]はTheRockでは大したことは出来ませんからね・・・。
因みにEldraziは除去コン+GSZ→《裏切り者グリッサ》を当初考えていたのですが、Atfで回収するものなんてあまり無いので、サイドに置く程度の存在。
それなら《聖遺の騎士/KotR》から《Maze of Ith》で良いと考えているのでこちらですかね。サイズも強化しやすいし。
いつもTheRockの構築をする際にその核の部分をどうするのか?と考えているんですが、今回も《石鍛冶の神秘家》+《タルモゴイフ》型は無いかなぁ・・・と。
と言うかだいたい交換で《緑の太陽の頂点》型にするか悩むんですが、何だかんだGSZ型の恩恵が多いんですよね。対してBlade型は《梅沢の十手》ぐらいしか美味しい物は無いですし。
後はまぁ形に依存しますが《闇の腹心》をはじめとしたアドエンジンをどうすか?になりますよね・・・。
正直ここはまだ決まらん。
土地単が多い時だと《アブザンの魔除け》も候補に入ってましたが、今は無いので《ボブ》か《苦い真理》化全く別の構築にするか?になっています。
そんなこんなの現状のTheRock。
TheRock)EMNの出物について 《残忍な剥ぎ取り》
2016年7月28日 TheRock道
皆さん、こんばんは。しもべです。
《残忍な剥ぎ取り》は2マナで墓地が溜まれば2/2→4/4になる事を思えば第二の《タルモゴイフ》的な運用が出来るはず。
墓地に4種類以上の札がなければただの2/2ですが、どの道タルモゴイフも3~4種類なければこのサイズ前後なので大した違いはありません。墓地肥やしやシナジー性は《剥ぎ取り》が上で、単純なサイズの上限値は《タルモゴイフ》が上と言える。
で、それに置いては本当に《タルモゴイフ》の水増し役なのだろうか?と。
個人的にはTheRockに置いては《タルモ》はそこまで重要ではないと考えています。もちろんマナレシオは極めて優秀だし、妨害中に可能な限り高いクロックを用意する必要がある点で相応に機能するのは事実。しかし何処まで行ってもただの肉壁。
正直BeatdownとしてはAggroではなくControl寄りのデッキなので、行なえる事が極めて幅が狭いこの《タルモ》は微妙な部分が目立ちます。肉壁候補が他に有るのなら他の手段でも良いと思えますし、減らせるのなら減らしたいと思えます。
無論Aggro寄りの構築(DeadguyやJunk)にするのならこの限りでもないんですがネ・・・。
それを考えるのなら《剥ぎ取り》のシナジー性の方が優秀ではないのか?と思えなくもない。
当たり前ですが《死儀礼のシャーマン》を始め墓地肥やしは重要。《ネル・トース族のメーレン》や《壌土からの生命》等が加わればなおの事。それだけでなくTop調整も出来るため《闇の腹心》とのシナジーも。基本的にこの枠は《師範の占い独楽》《ミリーの悪知恵》《森の知恵》等々が併用する事になるので、この枠を一部~全部をスイッチできる可能性も有るわけです。2枚目以降全くの無駄牌になる可能性が高いこれらをクロックに換える事が出来るので、全体的にデッキパワーを上げる事も出来る。
但し《独楽》や《森の知恵》自体は目的に対して機能が安定するし、これが墓地に有れば墓地種類も増やせるので全抜きはしないと思われる。
またトランプルのお陰で《若き紅蓮術士》の群れを突破できる可能性が有る点も光ります。延々と足止めを喰らう《タルモ》よりマシ。
《僧院の導師》はどの道「果敢」の群れで死ぬ可能性が有るのは同じ。
対して劣る点はやはりサイズの劣化。
悪まで構築次第・状況次第な所が有るのですけれど、4/5~5/6のサイズになる可能性も十分にあるわけで、特にEldraziの存在を考えると極めて重要。対Eldraziなら堪える戦略が基本なので4/4だとかなり力不足・・・。最近は多色化してきて《希望をおぼれさせるもの》まで入ってくるので尚更。
対Comboでも一応クロックは有る方が良い。妨害中に勝たなければいけないので。
同じくLands・MUDにはクロックが高まるので屋や《タルモ》有利?《罰する火》2回分の圏外の可能性もありますし。とはいえ明確と言う程でも無い。
対Grixisなら《グルマグのアンコウ》は精々2枚でStPも有る構築なのでYPMの存在とTNNの可能性を考えると《剥ぎ取り》の方が上。対Miraclesなら墓地対策からの復旧とScMの突破が有るので《剥ぎ取り》の方がまだマシ。どの道大して役に立たない。
対BUG・続唱なら《タルモゴイフ》4枚+探査/TNNの0~1枚をどうするか?
除去の枚数は足りない事も無いが、過不足ないと言う程でもない。しかし除去コン+《思考囲い》で対処はまぁ無理でない範囲。
それよりも相手の《タルモ》とDrSに餌を与えかねない点が気掛かり。
まぁやや《タルモ》優位と言ったところ。《断片無き工作員》とPWのお陰で6種類は確保できますからね。タルモと対峙する場合はこのデッキに限らず自軍のDrSや《漁る軟泥》が重要になりそうです。
ここまでを見ると環境のEldrazi数によっては《タルモゴイフ》や《独楽》類とのスイッチしてしまっても良い様な気もします・・・。
後は墓地3種類で《稲妻》圏外になれる《タルモ》と4種類が必要な《剥ぎ取り》なのでRがどれだけいるかですかね・・・。
何にせよ環境次第ならあり得るかもしれないと言うのが現状での考えですね。しかしリスクも相応。悩ましい。やっぱり肉壁性能重視ですかね?
因みに入れるならアド生物枠に《クルフィックスの狩猟者/CoK》の追加、又はボブとのスイッチもアリかもしれない。
Top調整は当然ながら、Cre/Encなので昂揚しやすいので。
ついでに探査用で《黄金牙、タシグル》の1枚挿しの復活もありかも。能動的に肥やしていけるのなら一応数枚程度の探査は問題ないため。
また、ボブやCoKに関係なく《苦い真理》を採用しているのなら、まぁTop調整価値は半減ですが、どの道効果は有用であるため別にTop調整のシナジーが無くとも十二分に思えます。
Blade型にして2色剣を持たせるのなら確実トランプル持ちが優位ですね。
サイズ不足の補強にはこれが候補となるはず。《光と影の剣》なら墓地肥やしとのシナジーもありますし。装備品自体も昂揚の一助になりますし。
《残忍な剥ぎ取り》は2マナで墓地が溜まれば2/2→4/4になる事を思えば第二の《タルモゴイフ》的な運用が出来るはず。
墓地に4種類以上の札がなければただの2/2ですが、どの道タルモゴイフも3~4種類なければこのサイズ前後なので大した違いはありません。墓地肥やしやシナジー性は《剥ぎ取り》が上で、単純なサイズの上限値は《タルモゴイフ》が上と言える。
で、それに置いては本当に《タルモゴイフ》の水増し役なのだろうか?と。
個人的にはTheRockに置いては《タルモ》はそこまで重要ではないと考えています。もちろんマナレシオは極めて優秀だし、妨害中に可能な限り高いクロックを用意する必要がある点で相応に機能するのは事実。しかし何処まで行ってもただの肉壁。
正直BeatdownとしてはAggroではなくControl寄りのデッキなので、行なえる事が極めて幅が狭いこの《タルモ》は微妙な部分が目立ちます。肉壁候補が他に有るのなら他の手段でも良いと思えますし、減らせるのなら減らしたいと思えます。
無論Aggro寄りの構築(DeadguyやJunk)にするのならこの限りでもないんですがネ・・・。
それを考えるのなら《剥ぎ取り》のシナジー性の方が優秀ではないのか?と思えなくもない。
当たり前ですが《死儀礼のシャーマン》を始め墓地肥やしは重要。《ネル・トース族のメーレン》や《壌土からの生命》等が加わればなおの事。それだけでなくTop調整も出来るため《闇の腹心》とのシナジーも。基本的にこの枠は《師範の占い独楽》《ミリーの悪知恵》《森の知恵》等々が併用する事になるので、この枠を一部~全部をスイッチできる可能性も有るわけです。2枚目以降全くの無駄牌になる可能性が高いこれらをクロックに換える事が出来るので、全体的にデッキパワーを上げる事も出来る。
但し《独楽》や《森の知恵》自体は目的に対して機能が安定するし、これが墓地に有れば墓地種類も増やせるので全抜きはしないと思われる。
またトランプルのお陰で《若き紅蓮術士》の群れを突破できる可能性が有る点も光ります。延々と足止めを喰らう《タルモ》よりマシ。
《僧院の導師》はどの道「果敢」の群れで死ぬ可能性が有るのは同じ。
対して劣る点はやはりサイズの劣化。
悪まで構築次第・状況次第な所が有るのですけれど、4/5~5/6のサイズになる可能性も十分にあるわけで、特にEldraziの存在を考えると極めて重要。対Eldraziなら堪える戦略が基本なので4/4だとかなり力不足・・・。最近は多色化してきて《希望をおぼれさせるもの》まで入ってくるので尚更。
対Comboでも一応クロックは有る方が良い。妨害中に勝たなければいけないので。
同じくLands・MUDにはクロックが高まるので屋や《タルモ》有利?《罰する火》2回分の圏外の可能性もありますし。とはいえ明確と言う程でも無い。
対Grixisなら《グルマグのアンコウ》は精々2枚でStPも有る構築なのでYPMの存在とTNNの可能性を考えると《剥ぎ取り》の方が上。対Miraclesなら墓地対策からの復旧とScMの突破が有るので《剥ぎ取り》の方がまだマシ。どの道大して役に立たない。
対BUG・続唱なら《タルモゴイフ》4枚+探査/TNNの0~1枚をどうするか?
除去の枚数は足りない事も無いが、過不足ないと言う程でもない。しかし除去コン+《思考囲い》で対処はまぁ無理でない範囲。
それよりも相手の《タルモ》とDrSに餌を与えかねない点が気掛かり。
まぁやや《タルモ》優位と言ったところ。《断片無き工作員》とPWのお陰で6種類は確保できますからね。タルモと対峙する場合はこのデッキに限らず自軍のDrSや《漁る軟泥》が重要になりそうです。
ここまでを見ると環境のEldrazi数によっては《タルモゴイフ》や《独楽》類とのスイッチしてしまっても良い様な気もします・・・。
後は墓地3種類で《稲妻》圏外になれる《タルモ》と4種類が必要な《剥ぎ取り》なのでRがどれだけいるかですかね・・・。
何にせよ環境次第ならあり得るかもしれないと言うのが現状での考えですね。しかしリスクも相応。悩ましい。やっぱり肉壁性能重視ですかね?
因みに入れるならアド生物枠に《クルフィックスの狩猟者/CoK》の追加、又はボブとのスイッチもアリかもしれない。
Top調整は当然ながら、Cre/Encなので昂揚しやすいので。
ついでに探査用で《黄金牙、タシグル》の1枚挿しの復活もありかも。能動的に肥やしていけるのなら一応数枚程度の探査は問題ないため。
また、ボブやCoKに関係なく《苦い真理》を採用しているのなら、まぁTop調整価値は半減ですが、どの道効果は有用であるため別にTop調整のシナジーが無くとも十二分に思えます。
Blade型にして2色剣を持たせるのなら確実トランプル持ちが優位ですね。
サイズ不足の補強にはこれが候補となるはず。《光と影の剣》なら墓地肥やしとのシナジーもありますし。装備品自体も昂揚の一助になりますし。
レガシー)TheRockに無色札を入れて回してみた。
2016年2月25日 TheRock道 コメント (3)
皆さん、こんばんは。しもべです。
とりあえず期待の無色札、と言うか《歪める嘆き》と無色土地を入れてどんな感じになるか?を知りたかったのでシンプルなたたき台を組んで回してみました。
[Land]*23
3《新緑の地下墓地》
2《湿地の干潟》
1《吹きさらしの荒野》
2《Bayou》
2《Savannah》
2《Scrub land》
1《Karakas》
1《ドライアドの東屋》
1《森》
1《沼》
1《平地》
1《コイロスの洞窟》
1《ラノワールの荒原》
3《不毛の大地》
1《海門の残骸》
[Cre]*12
4《死儀礼のシャーマン/DrS》
3《石鍛冶の神秘家/SfM》
4《聖遺の騎士/KotR》
1《静寂を担うもの》/《叫び大口》
[other]*26
4《剣を鍬に/StP》/《流刑への道/PtE》
4《思考囲い》
3《緑の太陽の頂点/GSZ》
3《師範の占い独楽》
1《壌土からの生命/Loam》
4《突然の衰微》
2《歪める嘆き》
2《アブザンの魔除け》
1《梅澤の十手》
1《光と影の剣》
1《殴打頭蓋》
構築上のテーマとかそれ程なしにとりあえず組んで見た形です。
《タルモゴイフ》無しなのでベーシックではありませんがDrSとKotRを使う関係でこれ以上墓地依存札を増やしたくないので泣く泣くカット。
生物は12枚と少なく見えますが《東屋》《殴打頭蓋》《歪める嘆き》×2にGSZ×3なので実質19枚。
無色土地は《不毛の大地》×3、《海門の残骸》、ペインランド×2枚の計6枚。ここにKotR×4+GSZ×3のサポートが入ります。
無色札自体はメイン3枚に能力を含めた《海門》で計4枚。
悪まで付け足し程度の価値として。
潤滑油はGSZ3枚に独楽3枚のGSZ+独楽型を選択。
《古きものの活性》も考えましたがKotRとの相性を考えこの二種を採用。それが無いのなら《活性》を優先したい。
またPWは現状信用性が薄いためメインは抜きで必要ならサイドからの方針。入れるならたぶんナヒリ。それでアドを取る手段がやや少ないのですが、まぁ消耗戦になっても独楽と《海門》で割とどうにかなります。
無色札はそもそも余り枚数を積んでいないので何とも言えませんが、それでもKotRのお陰で機能はしやすい。
KotRの着地は遅いのですが、それでもまぁ割とDrS・SfMが避雷針となるので着地は可能。故に無色札の運用もしやすくなる。
上述のとおり無色札が機能するのは、枚数の少なさもあるのですが、特に大きかったのがKotRと各ペインランド。これが無ければやはり不毛の大地の運用も合わせてかなり苦しくなります。ダメージこそ入るもののそれでも3色ランドとしてデッキの運用性を遥かに上げてくれました。ハイブリッドランドも考えましたが単体で機能しないので難しいと思います。
また《歪める嘆き》のお陰でIns速度での運用が結構重要になる事を意識し、DrS・SfM・KotRと全てIns速度での挙動が採れる生物で固め、スペルも露払いのハンデス・Hatebear調達のGSZに加えてStP・衰微に《アブザンの魔除け》とIns札と独楽等構える挙動が採れるように構築しました。
結果としてそれらは功を奏し、必要時には構えたままの挙動がかなり許されています。
Loamはマナ基盤に負担がかかる観点から、そのサポート。
それだけでなくKotR→不毛の嵌めのサポートも出来ます。環境的にManadenialを不毛で行っていてはこちらが速度負けしますが、エルドラージに有効なので選択。墓地を肥やす作業もDrS・KotRと相性が良いのでお守り的に有効。
アブチャは重いですが、効果自体は完璧。
LotVのカットでサイズのある生物への対処がし辛くなったのでそのサポートも。KotRのサイズの確保にもなる。でも基本はInsのドローww
疑似4c構築はかなり苦しいのですがKotR+Loamにペインランドのお陰で何とか回る。と言うかこれが無ければアブチャの運用はどうにもならなかったでしょうね。
《嘆き》自体はマナソースになるので使い道が無くとも装備品のコストや《殴打頭蓋》のキャストに使えます。
《海門》はKotRのお陰で何も無い状態からでも、これと無色マナ源の調達が出来るので機能しまう。ボブがいない分ハンドが枯渇しやすいので、条件も満たしやすい。
問題は枠がまるで足りない事。
見て判りますが、対Comboまでこなせる枠はたった6枚。
本来ハンデスが5~6枚程度入っていたことを考えると種類が変わっただけで枚数は変わっていない事になります。しかも対小型除去の役割で衰微と被っている。
デッキのコンセプトとなるDeedや包囲サイなどは結局入れる事が出来ていないので方向性付けが出来ていません。《嘆き》は必要が有ればここから更にサイドから足すと言う方法でも運用可能でしょうが、妨害枚数が増えていない時点で、本末転倒な構築なってしまっています。
つまりどう考えても、目的を達成していないという点でダメ構築。
デッキを回す事の確認はそれなりに上手くいっているのは事実ですが、何がしたいのかよく判らないデッキになってしまいました。まぁ所詮たたき台と言えばそこまでなのですがね・・・。
無色マナの枚数基準が確認できただけ。
という事で無色札を使うつもりならここから肉付けとそぎ落としが必要になるのですが、これは難産しそうです。
と言うかできる気がしないww
とりあえず期待の無色札、と言うか《歪める嘆き》と無色土地を入れてどんな感じになるか?を知りたかったのでシンプルなたたき台を組んで回してみました。
[Land]*23
3《新緑の地下墓地》
2《湿地の干潟》
1《吹きさらしの荒野》
2《Bayou》
2《Savannah》
2《Scrub land》
1《Karakas》
1《ドライアドの東屋》
1《森》
1《沼》
1《平地》
1《コイロスの洞窟》
1《ラノワールの荒原》
3《不毛の大地》
1《海門の残骸》
[Cre]*12
4《死儀礼のシャーマン/DrS》
3《石鍛冶の神秘家/SfM》
4《聖遺の騎士/KotR》
1《静寂を担うもの》/《叫び大口》
[other]*26
4《剣を鍬に/StP》/《流刑への道/PtE》
4《思考囲い》
3《緑の太陽の頂点/GSZ》
3《師範の占い独楽》
1《壌土からの生命/Loam》
4《突然の衰微》
2《歪める嘆き》
2《アブザンの魔除け》
1《梅澤の十手》
1《光と影の剣》
1《殴打頭蓋》
構築上のテーマとかそれ程なしにとりあえず組んで見た形です。
《タルモゴイフ》無しなのでベーシックではありませんがDrSとKotRを使う関係でこれ以上墓地依存札を増やしたくないので泣く泣くカット。
生物は12枚と少なく見えますが《東屋》《殴打頭蓋》《歪める嘆き》×2にGSZ×3なので実質19枚。
無色土地は《不毛の大地》×3、《海門の残骸》、ペインランド×2枚の計6枚。ここにKotR×4+GSZ×3のサポートが入ります。
無色札自体はメイン3枚に能力を含めた《海門》で計4枚。
悪まで付け足し程度の価値として。
潤滑油はGSZ3枚に独楽3枚のGSZ+独楽型を選択。
《古きものの活性》も考えましたがKotRとの相性を考えこの二種を採用。それが無いのなら《活性》を優先したい。
またPWは現状信用性が薄いためメインは抜きで必要ならサイドからの方針。入れるならたぶんナヒリ。それでアドを取る手段がやや少ないのですが、まぁ消耗戦になっても独楽と《海門》で割とどうにかなります。
無色札はそもそも余り枚数を積んでいないので何とも言えませんが、それでもKotRのお陰で機能はしやすい。
KotRの着地は遅いのですが、それでもまぁ割とDrS・SfMが避雷針となるので着地は可能。故に無色札の運用もしやすくなる。
上述のとおり無色札が機能するのは、枚数の少なさもあるのですが、特に大きかったのがKotRと各ペインランド。これが無ければやはり不毛の大地の運用も合わせてかなり苦しくなります。ダメージこそ入るもののそれでも3色ランドとしてデッキの運用性を遥かに上げてくれました。ハイブリッドランドも考えましたが単体で機能しないので難しいと思います。
また《歪める嘆き》のお陰でIns速度での運用が結構重要になる事を意識し、DrS・SfM・KotRと全てIns速度での挙動が採れる生物で固め、スペルも露払いのハンデス・Hatebear調達のGSZに加えてStP・衰微に《アブザンの魔除け》とIns札と独楽等構える挙動が採れるように構築しました。
結果としてそれらは功を奏し、必要時には構えたままの挙動がかなり許されています。
Loamはマナ基盤に負担がかかる観点から、そのサポート。
それだけでなくKotR→不毛の嵌めのサポートも出来ます。環境的にManadenialを不毛で行っていてはこちらが速度負けしますが、エルドラージに有効なので選択。墓地を肥やす作業もDrS・KotRと相性が良いのでお守り的に有効。
アブチャは重いですが、効果自体は完璧。
LotVのカットでサイズのある生物への対処がし辛くなったのでそのサポートも。KotRのサイズの確保にもなる。でも基本はInsのドローww
疑似4c構築はかなり苦しいのですがKotR+Loamにペインランドのお陰で何とか回る。と言うかこれが無ければアブチャの運用はどうにもならなかったでしょうね。
《嘆き》自体はマナソースになるので使い道が無くとも装備品のコストや《殴打頭蓋》のキャストに使えます。
《海門》はKotRのお陰で何も無い状態からでも、これと無色マナ源の調達が出来るので機能しまう。ボブがいない分ハンドが枯渇しやすいので、条件も満たしやすい。
問題は枠がまるで足りない事。
見て判りますが、対Comboまでこなせる枠はたった6枚。
本来ハンデスが5~6枚程度入っていたことを考えると種類が変わっただけで枚数は変わっていない事になります。しかも対小型除去の役割で衰微と被っている。
デッキのコンセプトとなるDeedや包囲サイなどは結局入れる事が出来ていないので方向性付けが出来ていません。《嘆き》は必要が有ればここから更にサイドから足すと言う方法でも運用可能でしょうが、妨害枚数が増えていない時点で、本末転倒な構築なってしまっています。
つまりどう考えても、目的を達成していないという点でダメ構築。
デッキを回す事の確認はそれなりに上手くいっているのは事実ですが、何がしたいのかよく判らないデッキになってしまいました。まぁ所詮たたき台と言えばそこまでなのですがね・・・。
無色マナの枚数基準が確認できただけ。
という事で無色札を使うつもりならここから肉付けとそぎ落としが必要になるのですが、これは難産しそうです。
と言うかできる気がしないww
OWG後のTheRock徒然 潤滑油の選択肢
2016年1月28日 TheRock道 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
OWGにて《ニッサの誓い》と《歪める嘆き》と言う使えそうな札が出た事でまた構築の余地に幅が出たと言えます。
現状そこから考えるデッキの方向性を考えている次第です。
無色札を使うべきかどうか?そして潤滑油たる《ニッサの誓い》まで含めてそのカテゴリーではどの札を使うべきか?と言う部分について少し考えをつづっておきます。
・《緑の太陽の頂点/GSZ》
:GのBeatdownに速度(テンポ)を犠牲に安定性を齎したスペル。
Junk系で抜かれる事も珍しくないスペルだが、純粋なBeatdownを目指してもDelverに適うはずも無いのでデッキの動きの安定性を求めてこれまで使ってきた。Delver系は基本的な動きが出来ればむしろお客さんである以上事故を減らす事を目指すべきなので。
G限定とはいえ直接的に場に出すことが出来るので、《ガドック・ティーグ》や《漁る軟泥》《クァーサルの群れ魔道士/QPM》など銀弾の投入も出来た。
あらゆる意味で潤滑油になっていた。
また、1t目X=0から《ドライアドの東屋》のサーチでマナ加速も出来た。自身のテンポロスを自身の加速で補う事も出来る訳で、対Controlへの強襲、《ヴェールのリリアナ》の[-2]への嫌がらせと地味に出来る事は多かった。《陰謀団式療法》のFbにも最適。
X値に対してのサーチ対象は以下であれば自由なので、X値を大きくする事で情報を欺瞞したり、《相殺》を躱したりとテクニカルな挙動も可能。
ガドックやQPMも合わせて対Miracles性能も優秀なのもポイント。
無色札を使う場合は無色ランドの調達及び運用先として価値が有る。
土地サポーターのサーチで無色サポの場合、一番の候補は《聖遺の騎士/KotR》。ただしサーチに4マナな上に、起動でもう一ターン待たなければいけない鈍足を考えると《桜族の長老》や《森のレインジャー》の一枚挿しと言う手もある。一手早い上に単体でもしっかり機能する。シンプルにマナ基盤の安定化にもなる。
欠点はやはりテンポロスする事。
特に《不毛の大地》《目くらまし》《呪文貫き》がフルに刺さるようになる。東屋サーチが出来れば多少緩和されるがそれでも酷い。これに頼るとどうしても展開を遅くする低速Midrange思考が染み付く上に、それらはより低速なデッキにあまり強くはない。《墓掘りの檻》と言う無用な対策札にも引っかかる。
難しいのは現状TempoがManadenial気味に回帰している事。
ただでさえ重たいデッキをさらに重くする札に土地縛りまで来たら流石に厳しい。逆に、それ故にX=0のマナ加速/X=1のDrSのマナソースが活きるとも言える。なので一長一短。
・《ニッサの誓い》
:《思案》を模わせるだけあり最もシンプルな挙動。
何時引いても腐り辛いキャントリップかも・・・。しかし故にKPは非常に低い。そもそも干渉範囲は3枚しかなく、それもCre/PW/Landでしかない。切羽詰まっている状況でその中に解答が有る可能性は低く、後半に連れ最低限担保されたKPしか発揮できなくなる。また、Junkは非生物スペルも多いため、意外と腐る可能性も十分と言える。そんな状況で更に非生物のこれを投入する事になる。
但し最序盤の挙動としては非常に安定している。
最も制限が緩く、故に最序盤の挙動に寄与しやすい。特に土地1枚を調達する事でデッキの挙動を安定させる事も出来る。Manadenialに弱いデッキの欠点を1マナで多少改善できるのは大きい。
無色札を使う際にも土地サポ自体が多少の価値は有る。
PWの面で考えても《ヴェールのリリアナ》や《遍歴の騎士、エルズペス》等の要らないダブルシンボルの欠点を緩和できる。《不毛の大地》等の無色ランドを使う事は少なくないのでやっぱりデッキの潤滑油になる。同時に東屋を使う際にも《森》にしかならない機能性の低さを補う事も出来る。
しかし無色札を使おうとする場合には、かなり不安定なのは否めない。
無色の観点では土地基盤も生物も干渉範囲が小さいため確実な機能はしない。フェッチからサーチ出来るない事を思うと余計に能力不足。
一応《歪める嘆き》をマナソースにしようとする場合、2t目キャスト→3t目に(C)(C)を含む4マナの調達になるわけで、それらから大きな挙動を取る事も出来る。色の関係なくなるペスに繋げる理想的な動きかも知れない。どの道、装備品パッケージは入れたくない札なのでペスの様な他の強化札は必要になる。
・《古き物の活性》
:無色札をTop5枚中から1枚ハンドに入れるキャントリップ。
基本的にはAtfか土地に干渉するための札だが、BFZブロックで無色札が増えた事で遥かに運用性を増した。
最も専門的故に無色札を使わない場合の検討は考えられないが、無色札を使う際にはもっとも検討に値する。
《ニッサの誓い》と同じく1t目から土地の調達にもなるので腐り辛いのでそこは最低限。また《歪める嘆き》自体の調達にもなり、これは他の競合相手には全く不可能な事。それがメインに入れても問題ない様な腐り辛さが有るのだから尚良し。
無色土地の調達はやはり不安定ながら、5枚干渉なので《誓い》よりはマシ。
《石鍛冶の神秘家》撤廃型装備品Junkを以前構築した事が有るのだが、その時にも相応の仕事はしてくれた。
それを考えると更に使い勝手は挙がっているはず。
その場合、《破滅的な行為》→《仕組まれた爆薬》にする事も出来る。KPは劣るがXを調整して《相殺》を躱せるしTokensにも強い。《死儀礼のシャーマン》を合わせれば4色目の調達も容易なのでPWを潰す事も出来る。
サイドのAtf調達もできるので《真髄の針》が使いやすくなる。
Atfが増える場合には《タルモゴイフ》のカウントを増やしやすいし、何よりDeedで巻き添えを食う事も無い。
そのためMidrangeではなくBeat仕様にも対応可能。
しかし何処まで行っても無色札にしか貢献できない。
《誓い》の様にPWの調達も出来ないし、生物の干渉範囲も狭い。それこそ《難題の予見者》等を入れる構築でなければ腐りやすい面も。しかも低速なJunkが4~t目にハンデス付の4/4を置いてもまるで強いようには見えない。
どちらかと言うと《静寂を担うもの》の方が良い気もしないでもないが・・・。装備品が有ると望ましい。それでも微妙なライン。
・《師範の占い独楽》
・《ミリーの悪知恵》
:デッキのメイン潤滑油。
《闇の腹心》の永遠の恋人。しかし前者は便利ながらデッキのテンポを大きく阻害する。後者は軽く使いやすい分KPは落ちる。
正直ボブを使う以上抜く選択肢はほぼ存在しないと言える。
が、《苦い真理》の登場とスィーパー+軽量除去増など環境のボブに対する信頼性の低さを考えると正直ここは抜いてしまっても問題が無いように見える。
何とも言えないが抜く構築をする際にはこれらも同じく抜く事が出来る。特に《独楽》は対Miraclesを考える際には《真髄の針》を使う事に対する弊害にもなるし、確実に狙われるポイントでもあるので考えられる。
しかし独楽は《古き物の活性》のサーチ先になるし、ボブは《ニッサの誓い》の干渉先になる。
其々抜かれると悩ましい面も・・・。
他にもTopから1枚調達が出来るお陰で、《歪める嘆き》を留置いてANTが使うハンデス系に対する挙動を取る事も出来る。
そもそも《精神を刻む者、ジェイス/JtMs》を考えた場合に[+2]嵌めを抜けるための手段なので、それだけでも意味が有る。なんだかんだこれのお陰で最低限のテンポロスをする挙動=マナを構えた挙動もするのでやっぱりInsが入るのに無理が無い。
抜くと抜くで痛い部分。
こんな所ですか・・・。
現状は独楽/悪知恵+GSZの2大体制ですが、それらと構築目的によってスイッチする事になるでしょうね。
と言うかGSZは正直、抜かれる対象よりも併用対象に見えて仕方がない・・・。潤滑油の括りで入れる事は出来ても、競合する札ではないのかも。大きなマナを掛ける事も出来る分効果も大きいし、マナ基盤を安定させる事が出来るキャントリップを入れるのなら寧ろ抜く対象ではないような気がします。
上述の様に東屋/不毛と併用する際のリスクを低減できる《誓い》、余りに狭い干渉範囲に悩まされる《活性》のカバーにもなる。
無色土地の調達に関しても最も安定性があるので、無色を使おうとするのなら寧ろ抜けない類かも知れませんね。
とすると無色札の場合GSZ+《活性》と言う事に成りそうですかね? 又は《活性》の価値を引き上げる事が出来る《独楽》との併用ですかね。
挙動が重くなるとは言え、土地をしっかり伸ばしていけるのならそれも多少緩和できますし、何より引いてしまった無色マナの使い道になるので。
土地の調達ならGSZ+活性、無色の運用性なら活性+独楽なわけで、悩ましい。
まぁこれまで通りの独楽/GSZと其々(活性+独楽/GSZ+活性)で比較するしかないですかね・・・。
《ニッサの誓い》は、現状のメタに置いてPWによるサポートがどれ程の価値が出てくるのか?と考えるとやや辛い。
現状フェアデッキはBUG以外は《若き紅蓮術士》《僧院の導師》、最低でも《真の名の宿敵》/《未練ある魂》を併用する事になるので面展開がある。つまり自身を護る能力が機能しづらい。
Grixisが《もみ消し》を併用している事を見るとManadenialの面も含めより使いづらい。PW自身はMiraclesには確かに機能する有効性なのですが、そのMiracles自身も《僧院の導師》を使っている現状なので過信はし辛い。
同時に上述しましたが、装備品パッケージを採用しづらいのも辛い。
面展開が増えているならばこそ《梅澤の十手》や2色剣の活躍の場ですしね。
しかし効果自体は確実なので、最もテンポロスが無い様なシンプルな展開を目指す場合により価値が増すように思います。勿論従来のJunkの構築にもある。《不毛の大地》だろうが《ドライアドの東屋》だろうが、使う上でのサポートにはなるはず。
取り敢えずあまり無色札を使う様な構築には向かないですかね。
つづく。
OWGにて《ニッサの誓い》と《歪める嘆き》と言う使えそうな札が出た事でまた構築の余地に幅が出たと言えます。
現状そこから考えるデッキの方向性を考えている次第です。
無色札を使うべきかどうか?そして潤滑油たる《ニッサの誓い》まで含めてそのカテゴリーではどの札を使うべきか?と言う部分について少し考えをつづっておきます。
・《緑の太陽の頂点/GSZ》
:GのBeatdownに速度(テンポ)を犠牲に安定性を齎したスペル。
Junk系で抜かれる事も珍しくないスペルだが、純粋なBeatdownを目指してもDelverに適うはずも無いのでデッキの動きの安定性を求めてこれまで使ってきた。Delver系は基本的な動きが出来ればむしろお客さんである以上事故を減らす事を目指すべきなので。
G限定とはいえ直接的に場に出すことが出来るので、《ガドック・ティーグ》や《漁る軟泥》《クァーサルの群れ魔道士/QPM》など銀弾の投入も出来た。
あらゆる意味で潤滑油になっていた。
また、1t目X=0から《ドライアドの東屋》のサーチでマナ加速も出来た。自身のテンポロスを自身の加速で補う事も出来る訳で、対Controlへの強襲、《ヴェールのリリアナ》の[-2]への嫌がらせと地味に出来る事は多かった。《陰謀団式療法》のFbにも最適。
X値に対してのサーチ対象は以下であれば自由なので、X値を大きくする事で情報を欺瞞したり、《相殺》を躱したりとテクニカルな挙動も可能。
ガドックやQPMも合わせて対Miracles性能も優秀なのもポイント。
無色札を使う場合は無色ランドの調達及び運用先として価値が有る。
土地サポーターのサーチで無色サポの場合、一番の候補は《聖遺の騎士/KotR》。ただしサーチに4マナな上に、起動でもう一ターン待たなければいけない鈍足を考えると《桜族の長老》や《森のレインジャー》の一枚挿しと言う手もある。一手早い上に単体でもしっかり機能する。シンプルにマナ基盤の安定化にもなる。
欠点はやはりテンポロスする事。
特に《不毛の大地》《目くらまし》《呪文貫き》がフルに刺さるようになる。東屋サーチが出来れば多少緩和されるがそれでも酷い。これに頼るとどうしても展開を遅くする低速Midrange思考が染み付く上に、それらはより低速なデッキにあまり強くはない。《墓掘りの檻》と言う無用な対策札にも引っかかる。
難しいのは現状TempoがManadenial気味に回帰している事。
ただでさえ重たいデッキをさらに重くする札に土地縛りまで来たら流石に厳しい。逆に、それ故にX=0のマナ加速/X=1のDrSのマナソースが活きるとも言える。なので一長一短。
・《ニッサの誓い》
:《思案》を模わせるだけあり最もシンプルな挙動。
何時引いても腐り辛いキャントリップかも・・・。しかし故にKPは非常に低い。そもそも干渉範囲は3枚しかなく、それもCre/PW/Landでしかない。切羽詰まっている状況でその中に解答が有る可能性は低く、後半に連れ最低限担保されたKPしか発揮できなくなる。また、Junkは非生物スペルも多いため、意外と腐る可能性も十分と言える。そんな状況で更に非生物のこれを投入する事になる。
但し最序盤の挙動としては非常に安定している。
最も制限が緩く、故に最序盤の挙動に寄与しやすい。特に土地1枚を調達する事でデッキの挙動を安定させる事も出来る。Manadenialに弱いデッキの欠点を1マナで多少改善できるのは大きい。
無色札を使う際にも土地サポ自体が多少の価値は有る。
PWの面で考えても《ヴェールのリリアナ》や《遍歴の騎士、エルズペス》等の要らないダブルシンボルの欠点を緩和できる。《不毛の大地》等の無色ランドを使う事は少なくないのでやっぱりデッキの潤滑油になる。同時に東屋を使う際にも《森》にしかならない機能性の低さを補う事も出来る。
しかし無色札を使おうとする場合には、かなり不安定なのは否めない。
無色の観点では土地基盤も生物も干渉範囲が小さいため確実な機能はしない。フェッチからサーチ出来るない事を思うと余計に能力不足。
一応《歪める嘆き》をマナソースにしようとする場合、2t目キャスト→3t目に(C)(C)を含む4マナの調達になるわけで、それらから大きな挙動を取る事も出来る。色の関係なくなるペスに繋げる理想的な動きかも知れない。どの道、装備品パッケージは入れたくない札なのでペスの様な他の強化札は必要になる。
・《古き物の活性》
:無色札をTop5枚中から1枚ハンドに入れるキャントリップ。
基本的にはAtfか土地に干渉するための札だが、BFZブロックで無色札が増えた事で遥かに運用性を増した。
最も専門的故に無色札を使わない場合の検討は考えられないが、無色札を使う際にはもっとも検討に値する。
《ニッサの誓い》と同じく1t目から土地の調達にもなるので腐り辛いのでそこは最低限。また《歪める嘆き》自体の調達にもなり、これは他の競合相手には全く不可能な事。それがメインに入れても問題ない様な腐り辛さが有るのだから尚良し。
無色土地の調達はやはり不安定ながら、5枚干渉なので《誓い》よりはマシ。
《石鍛冶の神秘家》撤廃型装備品Junkを以前構築した事が有るのだが、その時にも相応の仕事はしてくれた。
それを考えると更に使い勝手は挙がっているはず。
その場合、《破滅的な行為》→《仕組まれた爆薬》にする事も出来る。KPは劣るがXを調整して《相殺》を躱せるしTokensにも強い。《死儀礼のシャーマン》を合わせれば4色目の調達も容易なのでPWを潰す事も出来る。
サイドのAtf調達もできるので《真髄の針》が使いやすくなる。
Atfが増える場合には《タルモゴイフ》のカウントを増やしやすいし、何よりDeedで巻き添えを食う事も無い。
そのためMidrangeではなくBeat仕様にも対応可能。
しかし何処まで行っても無色札にしか貢献できない。
《誓い》の様にPWの調達も出来ないし、生物の干渉範囲も狭い。それこそ《難題の予見者》等を入れる構築でなければ腐りやすい面も。しかも低速なJunkが4~t目にハンデス付の4/4を置いてもまるで強いようには見えない。
どちらかと言うと《静寂を担うもの》の方が良い気もしないでもないが・・・。装備品が有ると望ましい。それでも微妙なライン。
・《師範の占い独楽》
・《ミリーの悪知恵》
:デッキのメイン潤滑油。
《闇の腹心》の永遠の恋人。しかし前者は便利ながらデッキのテンポを大きく阻害する。後者は軽く使いやすい分KPは落ちる。
正直ボブを使う以上抜く選択肢はほぼ存在しないと言える。
が、《苦い真理》の登場とスィーパー+軽量除去増など環境のボブに対する信頼性の低さを考えると正直ここは抜いてしまっても問題が無いように見える。
何とも言えないが抜く構築をする際にはこれらも同じく抜く事が出来る。特に《独楽》は対Miraclesを考える際には《真髄の針》を使う事に対する弊害にもなるし、確実に狙われるポイントでもあるので考えられる。
しかし独楽は《古き物の活性》のサーチ先になるし、ボブは《ニッサの誓い》の干渉先になる。
其々抜かれると悩ましい面も・・・。
他にもTopから1枚調達が出来るお陰で、《歪める嘆き》を留置いてANTが使うハンデス系に対する挙動を取る事も出来る。
そもそも《精神を刻む者、ジェイス/JtMs》を考えた場合に[+2]嵌めを抜けるための手段なので、それだけでも意味が有る。なんだかんだこれのお陰で最低限のテンポロスをする挙動=マナを構えた挙動もするのでやっぱりInsが入るのに無理が無い。
抜くと抜くで痛い部分。
こんな所ですか・・・。
現状は独楽/悪知恵+GSZの2大体制ですが、それらと構築目的によってスイッチする事になるでしょうね。
と言うかGSZは正直、抜かれる対象よりも併用対象に見えて仕方がない・・・。潤滑油の括りで入れる事は出来ても、競合する札ではないのかも。大きなマナを掛ける事も出来る分効果も大きいし、マナ基盤を安定させる事が出来るキャントリップを入れるのなら寧ろ抜く対象ではないような気がします。
上述の様に東屋/不毛と併用する際のリスクを低減できる《誓い》、余りに狭い干渉範囲に悩まされる《活性》のカバーにもなる。
無色土地の調達に関しても最も安定性があるので、無色を使おうとするのなら寧ろ抜けない類かも知れませんね。
とすると無色札の場合GSZ+《活性》と言う事に成りそうですかね? 又は《活性》の価値を引き上げる事が出来る《独楽》との併用ですかね。
挙動が重くなるとは言え、土地をしっかり伸ばしていけるのならそれも多少緩和できますし、何より引いてしまった無色マナの使い道になるので。
土地の調達ならGSZ+活性、無色の運用性なら活性+独楽なわけで、悩ましい。
まぁこれまで通りの独楽/GSZと其々(活性+独楽/GSZ+活性)で比較するしかないですかね・・・。
《ニッサの誓い》は、現状のメタに置いてPWによるサポートがどれ程の価値が出てくるのか?と考えるとやや辛い。
現状フェアデッキはBUG以外は《若き紅蓮術士》《僧院の導師》、最低でも《真の名の宿敵》/《未練ある魂》を併用する事になるので面展開がある。つまり自身を護る能力が機能しづらい。
Grixisが《もみ消し》を併用している事を見るとManadenialの面も含めより使いづらい。PW自身はMiraclesには確かに機能する有効性なのですが、そのMiracles自身も《僧院の導師》を使っている現状なので過信はし辛い。
同時に上述しましたが、装備品パッケージを採用しづらいのも辛い。
面展開が増えているならばこそ《梅澤の十手》や2色剣の活躍の場ですしね。
しかし効果自体は確実なので、最もテンポロスが無い様なシンプルな展開を目指す場合により価値が増すように思います。勿論従来のJunkの構築にもある。《不毛の大地》だろうが《ドライアドの東屋》だろうが、使う上でのサポートにはなるはず。
取り敢えずあまり無色札を使う様な構築には向かないですかね。
つづく。
TheRock勉強会 メインサリア
2015年12月10日 TheRock道
皆さん、こんばんは。しもべです。
TheRockについて、色々と考えているわけですが、矢張り刺激になるのは他の方が使っているリストを見る事です。
U系の特にDelver系と異なりJunk系は固定パーツがほぼ存在しないため自由な構築が多く、各人の思想や目的が反映された形になり易い。それ故に人によってばらつきのあるリストが出来るので見ていて楽しいわけです。
いまいくつか考えているのですが、考えに煮詰まった時などは全く別の方向性を示してくれたりしますしね。
TheSource TheRockの掲示板より[Richard Cheese]氏が投稿していたリストです。
因みにこの方は旧SCG Open legacyでも何度か好成績を残されている方です。
4 Knight of the Reliquary
4 Siege Rhino
4 Deathrite Shaman
1 Gaddock Teeg
3 Thalia, Guardian of Thraben
4 Tarmogoyf
1 Scavenging Ooze
1 Qasali Pridemage
4 Green Sun’s Zenith
4 Abrupt Decay
3 Swords to Plowshares
2 Sylvan Library
2 Mox Diamond
1 Forest
1 Swamp
1 Karakas
2 Bayou
2 Scrubland
3 Savannah
4 Marsh Flats
4 Verdant Catacombs
4 Wasteland
1 Dryad Arbor
SB: 1 Gaddock Teeg
SB: 2 Ethersworn Canonist
SB: 1 Scavenging Ooze
SB: 3 Duress
SB: 2 Carpet of Flowers
SB: 2 Golgari Charm
SB: 1 Toxic Deluge
SB: 1 Stony Silence
SB: 2 Containment Priest
・犀はドレイン・トランプルが強力で墓地依存しない。稲妻・衰微に耐えてサイズもある。殆どのマッチで活躍して2枚目が出た時はほぼ勝った
・《花の絨毯》美味い
・DrSのお見合いにイラつく
・ハンデスは役に立たないのでメインHatebearで
・Moxは初動2マナスタートが美味い
・しかし、抜くなら《貴族の教主》や《森の女人像》とDrSでハイブリッド
・DrSと併用するタルモはサイドから入る《安らかなる眠り》でゲロ吐きたくなるから、他の2マナにスイッチするかも。《石鍛冶の神秘家》が候補
とのこと。
と言う感じでした。
犀に関しては他に依存しない安定した戦力なので、概ね同意見です。採用するかどうかは別ですがね。4マナ出せるプレイングをすればローリスクローリターンな安牌。
しかし最大の特徴はメイン《スレイベンの守護者、サリア》ですよね。
サリアをサイドに置くという方法は対Comboなどを想定して割とされる方法ですね。
ハンデスが役に立ちづらいのは環境柄ですが、それ以上にデッキに速度も無いのでここを切るというのは英断ながら個人的には理解できます。ハンデスを完全に切る事で益々合理性がなくなる為《ヴェールのリリアナ》を切るのも同じく理解可能。
しかしそれなら何でMaverickにしないんですかね? 殆どDark Maverickの様な構築ながら除去スペル枠の多さや重めの生物から紛れもないRock構築です。
が、正直サリアに対するスペル過多と《緑の太陽の頂点》とかゲロ吐きたくなるほどの鈍重ぶりなのですがそこら辺は気にならないんですかね?
モックスこそ入っていますが所詮は2枚ですし土地総数も23枚でどの程度働くのか。何より本人が書いている通りDrSのお見合いが有るなら尚更です。ただでさえRockはLegacy環境のデッキに比べ鈍重で重いのに自分で首を絞めている気もします。教主を入れるのは理に適っていると思います。
《ルーンの母》を入れる入れないはまた別ですが、もう少し生物よりにも出来るような・・・。
墓地依存は実際Junkカラーにとっては割と深刻なので改善する必要は有りますね。
この方はSfMと《漁る軟泥》が候補と言ってますが、KotRまで取っているなら私も賛成できます。しかしそうすると益々Maverickじゃね?と。
ハンデスが無い影響はタルモサイズ低下・DrSの使い勝手の低下、相手のゲームの妨害・自分のゲームプランに影響など色々考えられますね。
確かに効果が低いのは事実なんですが、やっぱりいざ外すとなるとそれなりに気になりますよね・・・。
相手のハンドを覗くとかカウンター使わせるだけでも意味は有るわけですし。
個人的にはJunkの形を貫くならメインはサリアではなくガドックは別枠としてHatebearなら《エーテル宣誓会の法学者》か《迷宮の霊魂》なんですがネ。サイドインは十分判るんですが。
自分の首を絞める以上の価値が有るという事なんでしょうかね・・・。メインで使った事ないからわからんさ。
因みに私はDeedを軸に添える為ボードコントロール力に力を入れているわけでBeatControlな構築をしているわけですが、このデッキの場合は氏曰く、MarverickよりもZooに近い様な生物でどんどん圧を掛けていくBeatdownらしいです。なら尚更《貴族の教主》入れるべきでは?と。
後このデッキはMiraclesにどうやって勝つのかが極めて気になります・・・。
しかしまぁ、特殊な形とそれについての考えを読みとまぁそれ自体は刺激になります。
特にハンデスの撤廃とサリアのメインは新しいJunkの選択肢師かもしれませんしね。Maverickにしか見えないけどな!
TheRockについて、色々と考えているわけですが、矢張り刺激になるのは他の方が使っているリストを見る事です。
U系の特にDelver系と異なりJunk系は固定パーツがほぼ存在しないため自由な構築が多く、各人の思想や目的が反映された形になり易い。それ故に人によってばらつきのあるリストが出来るので見ていて楽しいわけです。
いまいくつか考えているのですが、考えに煮詰まった時などは全く別の方向性を示してくれたりしますしね。
TheSource TheRockの掲示板より[Richard Cheese]氏が投稿していたリストです。
因みにこの方は旧SCG Open legacyでも何度か好成績を残されている方です。
4 Knight of the Reliquary
4 Siege Rhino
4 Deathrite Shaman
1 Gaddock Teeg
3 Thalia, Guardian of Thraben
4 Tarmogoyf
1 Scavenging Ooze
1 Qasali Pridemage
4 Green Sun’s Zenith
4 Abrupt Decay
3 Swords to Plowshares
2 Sylvan Library
2 Mox Diamond
1 Forest
1 Swamp
1 Karakas
2 Bayou
2 Scrubland
3 Savannah
4 Marsh Flats
4 Verdant Catacombs
4 Wasteland
1 Dryad Arbor
SB: 1 Gaddock Teeg
SB: 2 Ethersworn Canonist
SB: 1 Scavenging Ooze
SB: 3 Duress
SB: 2 Carpet of Flowers
SB: 2 Golgari Charm
SB: 1 Toxic Deluge
SB: 1 Stony Silence
SB: 2 Containment Priest
・犀はドレイン・トランプルが強力で墓地依存しない。稲妻・衰微に耐えてサイズもある。殆どのマッチで活躍して2枚目が出た時はほぼ勝った
・《花の絨毯》美味い
・DrSのお見合いにイラつく
・ハンデスは役に立たないのでメインHatebearで
・Moxは初動2マナスタートが美味い
・しかし、抜くなら《貴族の教主》や《森の女人像》とDrSでハイブリッド
・DrSと併用するタルモはサイドから入る《安らかなる眠り》でゲロ吐きたくなるから、他の2マナにスイッチするかも。《石鍛冶の神秘家》が候補
とのこと。
と言う感じでした。
犀に関しては他に依存しない安定した戦力なので、概ね同意見です。採用するかどうかは別ですがね。4マナ出せるプレイングをすればローリスクローリターンな安牌。
しかし最大の特徴はメイン《スレイベンの守護者、サリア》ですよね。
サリアをサイドに置くという方法は対Comboなどを想定して割とされる方法ですね。
ハンデスが役に立ちづらいのは環境柄ですが、それ以上にデッキに速度も無いのでここを切るというのは英断ながら個人的には理解できます。ハンデスを完全に切る事で益々合理性がなくなる為《ヴェールのリリアナ》を切るのも同じく理解可能。
しかしそれなら何でMaverickにしないんですかね? 殆どDark Maverickの様な構築ながら除去スペル枠の多さや重めの生物から紛れもないRock構築です。
が、正直サリアに対するスペル過多と《緑の太陽の頂点》とかゲロ吐きたくなるほどの鈍重ぶりなのですがそこら辺は気にならないんですかね?
モックスこそ入っていますが所詮は2枚ですし土地総数も23枚でどの程度働くのか。何より本人が書いている通りDrSのお見合いが有るなら尚更です。ただでさえRockはLegacy環境のデッキに比べ鈍重で重いのに自分で首を絞めている気もします。教主を入れるのは理に適っていると思います。
《ルーンの母》を入れる入れないはまた別ですが、もう少し生物よりにも出来るような・・・。
墓地依存は実際Junkカラーにとっては割と深刻なので改善する必要は有りますね。
この方はSfMと《漁る軟泥》が候補と言ってますが、KotRまで取っているなら私も賛成できます。しかしそうすると益々Maverickじゃね?と。
ハンデスが無い影響はタルモサイズ低下・DrSの使い勝手の低下、相手のゲームの妨害・自分のゲームプランに影響など色々考えられますね。
確かに効果が低いのは事実なんですが、やっぱりいざ外すとなるとそれなりに気になりますよね・・・。
相手のハンドを覗くとかカウンター使わせるだけでも意味は有るわけですし。
個人的にはJunkの形を貫くならメインはサリアではなくガドックは別枠としてHatebearなら《エーテル宣誓会の法学者》か《迷宮の霊魂》なんですがネ。サイドインは十分判るんですが。
自分の首を絞める以上の価値が有るという事なんでしょうかね・・・。メインで使った事ないからわからんさ。
因みに私はDeedを軸に添える為ボードコントロール力に力を入れているわけでBeatControlな構築をしているわけですが、このデッキの場合は氏曰く、MarverickよりもZooに近い様な生物でどんどん圧を掛けていくBeatdownらしいです。なら尚更《貴族の教主》入れるべきでは?と。
後このデッキはMiraclesにどうやって勝つのかが極めて気になります・・・。
しかしまぁ、特殊な形とそれについての考えを読みとまぁそれ自体は刺激になります。
特にハンデスの撤廃とサリアのメインは新しいJunkの選択肢師かもしれませんしね。
レガシー)禁止改訂後のTheRockについて徒然~3
2015年11月15日 TheRock道 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
イヤホンが壊れた。
安物なので定期的な買い替えが面倒です・・・。
TheRockの徒然は少し間が空きましたが続き。
前回書けなかったことの補足です。
ギデオンの[0]に依る2/2の有難みは前回触れた通りです。
加えて4マナと言う点や5/5破壊不能をIns速度で除去する事が出来る手段は1枚有るか無いかの《四肢切断》程度なので対し他脅威も無い。と言う事で対BUGカラーを考えるのなら悪くはない。どうせ《不毛の大地》もそう積極的に使ってくる相手ではありませんしね。
が、前回触れていなかったもう一つ。
現在のLegacyではRの勢力が極めて落ちてきている点ですね。
《遍歴の騎士、エルズペス》と異なりTokens生成に忠誠度が上がらないのはダメージに対して極めて大きなマイナス要素なのですが、そのマイナス要素が火力が多くもない事で大きく響かないのが有難いですね。
もう一つ。
ギデオンをサポートするのなら《稲妻のすね当て》を採用するのも面白い。
これを装備させる事で5/5速攻で殴りに行く事が出来るのは中々強力。同時に更に強力になるのが[0]の2/2Tokenに速攻を付与でいる点。要は《歓楽者ゼナゴス》の[0]になるわけです。これで対Miracles戦に圧倒的に強くなる。
単に打撃力を発揮させたいだけなら、すね当ての相棒は《刃砦の英雄》の方が遥かに上ですが、全体除去から逃れる事が出来るという点を考えればギデオンに軍配ですからね。
また、現状BUGが増えているのなら~と言う事で少し考えてみて思いついたのが《萎れ葉のしもべ》。
まぁつまり《Hymn to Tourach》や《ヴェールのリリアナ》のハンデスにどう対応するか?と言う事を考えていて思いついたのが《強情のベイロス》だったわけです。
が、ベイロスが強い事は疑ってはいないのですが、現状4点ゲインがどうしても欲しい物か?と言われるとそうでもない。Rも多くはないので。まぁ今後GrixisやURで増える可能性も無きにしも非ずではありますが。
対して、スィーパーも非常に多い現状を考えると、G/Wの全体強化が出来る《萎れ葉のしもべ》には一定の価値が見込めるのではないのか?と言う事です。LgSも2/2に出来るので一気に打点が上がりますし、1点スィーパーを躱せる。
本体も4マナ4/4なのでそこそこの性能。
と言う事で対BUGを増やしたい、その上でLgSまで使うのならこの《萎れ葉のしもべ》もまた一考の価値が有ると思えるのが現状ですね。
後は完全に別口ですが、《ネル・トース族のメーレン》について書いておきたい相棒の存在を完全に忘れていたので捕捉。
《叫び大口》です。
「想起」で墓地に落ちやすく序盤に除去として時間を稼げる。そしてメーレンがいれば毎ターン回収できるために、毎ターン除去が出来る事になる。メーレンが出た後なら「想起」で能動的に墓地に送り込む事が出来る為に毎ターン経験カウンターを溜める事が出来るようになるわけで、リアニも途中からできるようになるわけです。
メーレン自体も回避能力が欠如している欠点を叫び大口でカバーできる訳です。
こいつの存在を失念していたとは・・・。
まぁもともと消耗戦に強い組み合わせなので、そこを徹底して強くする意味があるのかと言われると怪しい所ですが、相性自体は疑いようはないですね。
イヤホンが壊れた。
安物なので定期的な買い替えが面倒です・・・。
TheRockの徒然は少し間が空きましたが続き。
前回書けなかったことの補足です。
ギデオンの[0]に依る2/2の有難みは前回触れた通りです。
加えて4マナと言う点や5/5破壊不能をIns速度で除去する事が出来る手段は1枚有るか無いかの《四肢切断》程度なので対し他脅威も無い。と言う事で対BUGカラーを考えるのなら悪くはない。どうせ《不毛の大地》もそう積極的に使ってくる相手ではありませんしね。
が、前回触れていなかったもう一つ。
現在のLegacyではRの勢力が極めて落ちてきている点ですね。
《遍歴の騎士、エルズペス》と異なりTokens生成に忠誠度が上がらないのはダメージに対して極めて大きなマイナス要素なのですが、そのマイナス要素が火力が多くもない事で大きく響かないのが有難いですね。
もう一つ。
ギデオンをサポートするのなら《稲妻のすね当て》を採用するのも面白い。
これを装備させる事で5/5速攻で殴りに行く事が出来るのは中々強力。同時に更に強力になるのが[0]の2/2Tokenに速攻を付与でいる点。要は《歓楽者ゼナゴス》の[0]になるわけです。これで対Miracles戦に圧倒的に強くなる。
単に打撃力を発揮させたいだけなら、すね当ての相棒は《刃砦の英雄》の方が遥かに上ですが、全体除去から逃れる事が出来るという点を考えればギデオンに軍配ですからね。
また、現状BUGが増えているのなら~と言う事で少し考えてみて思いついたのが《萎れ葉のしもべ》。
まぁつまり《Hymn to Tourach》や《ヴェールのリリアナ》のハンデスにどう対応するか?と言う事を考えていて思いついたのが《強情のベイロス》だったわけです。
が、ベイロスが強い事は疑ってはいないのですが、現状4点ゲインがどうしても欲しい物か?と言われるとそうでもない。Rも多くはないので。まぁ今後GrixisやURで増える可能性も無きにしも非ずではありますが。
対して、スィーパーも非常に多い現状を考えると、G/Wの全体強化が出来る《萎れ葉のしもべ》には一定の価値が見込めるのではないのか?と言う事です。LgSも2/2に出来るので一気に打点が上がりますし、1点スィーパーを躱せる。
本体も4マナ4/4なのでそこそこの性能。
と言う事で対BUGを増やしたい、その上でLgSまで使うのならこの《萎れ葉のしもべ》もまた一考の価値が有ると思えるのが現状ですね。
後は完全に別口ですが、《ネル・トース族のメーレン》について書いておきたい相棒の存在を完全に忘れていたので捕捉。
《叫び大口》です。
「想起」で墓地に落ちやすく序盤に除去として時間を稼げる。そしてメーレンがいれば毎ターン回収できるために、毎ターン除去が出来る事になる。メーレンが出た後なら「想起」で能動的に墓地に送り込む事が出来る為に毎ターン経験カウンターを溜める事が出来るようになるわけで、リアニも途中からできるようになるわけです。
メーレン自体も回避能力が欠如している欠点を叫び大口でカバーできる訳です。
こいつの存在を失念していたとは・・・。
まぁもともと消耗戦に強い組み合わせなので、そこを徹底して強くする意味があるのかと言われると怪しい所ですが、相性自体は疑いようはないですね。
レガシー)禁止改訂後のTheRockについて徒然~《未練ある魂》
2015年11月5日 TheRock道 コメント (3)
皆さん、こんばんは。しもべです。
統率者2015のカードプレビューが始まってますが、そちらはまた今度。
ここ最近のTheRockについての思索の続き。
【フィニッシャーの選定】
・《未練ある魂》の存在価値は非常に高い。
:Fb持ちの面展開である為、単体除去・ハンデス・打消しなどの妨害にも強く、対Control/対PWや消耗戦に極めて強いわけです。
但し単体で打点が低く、基本的にはほぼ全ての戦闘で劣っています。
ゆえに妨害や消耗戦には強いのは事実ですがフェアデッキに単体ですこぶる強いとは言いづらい。と言うか、妨害には強いのは事実ながら戦闘力と言う点で極めて物足りないと言えます。また、実は強力なカード故に対策札の影響をもろに受けやすい。
まず、対Miraclesを中心に墓地Hateの影響を受ける。デッキ中の他の札も墓地依存している点を考えれば、デッキが墓地Hateで一掃される事になる・・・。
《相殺》にもしっかり引っ掛かる。
また、同じように《硫黄の精霊》や《夜の戦慄等》にスィーパー等の面対策の影響をもろに受ける。以前よりもこの小型除去の取られる枚数は明らかに増えています。
と言う事でメインは強いものの、併用できる装備品と共にサイドからの対策が割と簡単にされてしまうのが欠点・・・。以前の環境を考えれば遥かに対Miracles性能は劣化してきていると言えます。
それでも対Miralces/対PW性能を考えれば悪くはないのですが・・・。
Miracles戦では一気に展開すると《終末》される可能性がある為上手くばらけて扱っていきたい。と言うより2度に分けて、且つ2体を展開出来る事が圧倒的な強みなのでそこは当然か。
また基本的には装備品でKP不足を補います。
但し、サイドから高確率に入るであろう装備品対策を考えるのなら《イニストラードの君主、ソリン》や《真面目な訪問者、ソリン》等の面展開打点強化が簡単かもしれませんね。
寧ろ今では対BUG性能が重要と言えるかもしれません。
《Hymn to Tourach》や《ヴェールのリリアナ》により場と、特にハンドを荒らされると何も出来ずに死ぬ事も割とある為に対ハンデス耐性が有る事に加えて、単体除去耐性も高い。LotVの[-2]に強いのも特に素晴らしい(と言うか相手にしたら費用対効果が低すぎる)。スィーパーもMiraclesに比べると数は減るのでやはり強み(《仕組まれた爆薬》《ゴルガリの魔除け》《毒の濁流》《夜の戦慄》ていどか?)。
なのでどちらかと言うと対BUG戦になります。
まぁ、文句はありつつもこの一種でその両方を抑えられると考えればやはり優秀ですか・・・。
とはいえ、最低でもこれを主力に考える札なら現状のサイドから当然2枚程度は入ってくるスィーパー対策は必須ですかね?
上述の《硫黄の精霊》《イゼットの静電術師》《仕組まれた爆薬》《ゴルガリの魔除け》《毒の濁流》《夜の戦慄等》《魂の裏切りの夜》をどうかわしていくか・・・。
まぁ《仕組まれた爆薬》《毒の濁流》はどうしようもないとして他は1点スィーパーである事を考えればクルセイド系の採用と言うのは割とアリかもしれませんね。
そして同時にそれは、要は2/2の生物の数を確保が出来れば良いわけです。
と言う事でそれらを出せる札を考えて行った方が良いかも知れません。PWなら《情け知らずのガラク》や《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》ですね。
ガラクなら[0]で小型格闘が出来、ギデオンは[+1]の高速打点と[-4]の面強化が売り。LgSとの併用も考えられますね。ギデオンは《突然の衰微》をはじめBUG系には耐性が有る。ガラクの方がバランス型でギデオンは攻撃型。
ギデオンは《遍歴の騎士、エルズペス》に比べると正直対WのMidrange~Controlには極めて微妙なわけですが、対スィーパーまで含めれば十分アリ。LgSでのカバーが出来るのならこちらも十分価値はアリかもしれませんね。
ペスはペスで以前挙げた通り《乱脈な気孔》←《聖遺の騎士》など単体強化が欲しい場合も有るので、それぞれ別の方向性として考える/擁立する事が出来そうです。
対Comboを考えるのなら堂の道それぞれ別の要素を加える必要があるので、そこはまた別ですね。
この札でここまで含めて、擁護できない点があるとすれば、デッキの核に添えたい《破滅的な行為》と相性が悪い点ですかね・・・。
これは割と致命的。
時間稼ぎが出来る点をうまく引き出す事が出来れば、寧ろ良いと言えるのですが、大抵は両方重い・巻き添えを食らうだけ
に留まりますし・・・。
統率者2015のカードプレビューが始まってますが、そちらはまた今度。
ここ最近のTheRockについての思索の続き。
【フィニッシャーの選定】
・《未練ある魂》の存在価値は非常に高い。
:Fb持ちの面展開である為、単体除去・ハンデス・打消しなどの妨害にも強く、対Control/対PWや消耗戦に極めて強いわけです。
但し単体で打点が低く、基本的にはほぼ全ての戦闘で劣っています。
ゆえに妨害や消耗戦には強いのは事実ですがフェアデッキに単体ですこぶる強いとは言いづらい。と言うか、妨害には強いのは事実ながら戦闘力と言う点で極めて物足りないと言えます。また、実は強力なカード故に対策札の影響をもろに受けやすい。
まず、対Miraclesを中心に墓地Hateの影響を受ける。デッキ中の他の札も墓地依存している点を考えれば、デッキが墓地Hateで一掃される事になる・・・。
《相殺》にもしっかり引っ掛かる。
また、同じように《硫黄の精霊》や《夜の戦慄等》にスィーパー等の面対策の影響をもろに受ける。以前よりもこの小型除去の取られる枚数は明らかに増えています。
と言う事でメインは強いものの、併用できる装備品と共にサイドからの対策が割と簡単にされてしまうのが欠点・・・。以前の環境を考えれば遥かに対Miracles性能は劣化してきていると言えます。
それでも対Miralces/対PW性能を考えれば悪くはないのですが・・・。
Miracles戦では一気に展開すると《終末》される可能性がある為上手くばらけて扱っていきたい。と言うより2度に分けて、且つ2体を展開出来る事が圧倒的な強みなのでそこは当然か。
また基本的には装備品でKP不足を補います。
但し、サイドから高確率に入るであろう装備品対策を考えるのなら《イニストラードの君主、ソリン》や《真面目な訪問者、ソリン》等の面展開打点強化が簡単かもしれませんね。
寧ろ今では対BUG性能が重要と言えるかもしれません。
《Hymn to Tourach》や《ヴェールのリリアナ》により場と、特にハンドを荒らされると何も出来ずに死ぬ事も割とある為に対ハンデス耐性が有る事に加えて、単体除去耐性も高い。LotVの[-2]に強いのも特に素晴らしい(と言うか相手にしたら費用対効果が低すぎる)。スィーパーもMiraclesに比べると数は減るのでやはり強み(《仕組まれた爆薬》《ゴルガリの魔除け》《毒の濁流》《夜の戦慄》ていどか?)。
なのでどちらかと言うと対BUG戦になります。
まぁ、文句はありつつもこの一種でその両方を抑えられると考えればやはり優秀ですか・・・。
とはいえ、最低でもこれを主力に考える札なら現状のサイドから当然2枚程度は入ってくるスィーパー対策は必須ですかね?
上述の《硫黄の精霊》《イゼットの静電術師》《仕組まれた爆薬》《ゴルガリの魔除け》《毒の濁流》《夜の戦慄等》《魂の裏切りの夜》をどうかわしていくか・・・。
まぁ《仕組まれた爆薬》《毒の濁流》はどうしようもないとして他は1点スィーパーである事を考えればクルセイド系の採用と言うのは割とアリかもしれませんね。
そして同時にそれは、要は2/2の生物の数を確保が出来れば良いわけです。
と言う事でそれらを出せる札を考えて行った方が良いかも知れません。PWなら《情け知らずのガラク》や《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》ですね。
ガラクなら[0]で小型格闘が出来、ギデオンは[+1]の高速打点と[-4]の面強化が売り。LgSとの併用も考えられますね。ギデオンは《突然の衰微》をはじめBUG系には耐性が有る。ガラクの方がバランス型でギデオンは攻撃型。
ギデオンは《遍歴の騎士、エルズペス》に比べると正直対WのMidrange~Controlには極めて微妙なわけですが、対スィーパーまで含めれば十分アリ。LgSでのカバーが出来るのならこちらも十分価値はアリかもしれませんね。
ペスはペスで以前挙げた通り《乱脈な気孔》←《聖遺の騎士》など単体強化が欲しい場合も有るので、それぞれ別の方向性として考える/擁立する事が出来そうです。
対Comboを考えるのなら堂の道それぞれ別の要素を加える必要があるので、そこはまた別ですね。
この札でここまで含めて、擁護できない点があるとすれば、デッキの核に添えたい《破滅的な行為》と相性が悪い点ですかね・・・。
これは割と致命的。
時間稼ぎが出来る点をうまく引き出す事が出来れば、寧ろ良いと言えるのですが、大抵は両方重い・巻き添えを食らうだけ
に留まりますし・・・。
BFZ後のTheRockで~ ミシュランの選択
2015年10月23日 TheRock道 コメント (3)
皆さん、こんばんは。しもべです。
前回KotRにも久々にスポットを当てる価値が出てきた~と言うような話をしました。まぁそれでも悪まで考慮の余地がある程度ですが。
しかしそれまでにもミシュランは在ったのに、なぜ急に《乱脈な気功》でその話になるのか?という点について少し話をしておこうかと思います。
・《ミシュラの工廠》
:最もシンプルなミシュラン。と言うかこれこそがミシュラン。
ですが正直起動コストが軽い以外に利点がほぼ無い。
Junkは3色の場合が殆どでダブルシンボルも場合によっては入れるデッキです。その上1枚当たりのCMCが大きいデッキが多い。そんな中で正直無色ランドは極力使いたくはない。ただでさえ弱いManadenialにさらに弱くなってしまいます。
戦闘力も低いですし、《敏捷なマングース》を止める事が出来る利点はありますが、別にそもそも生物戦に困る事のないデッキなので利点となりづらい。
・《樹上の村》
:以前までの環境ならこれが採用候補でした。
《若き紅蓮術士》のせいで面展開が多く生物に突破力が求められたからです。
しかしGrixisも激減した今その旨味はありません。タップインである事もデメリットな上に(G)しか出ません。
またアタッカーに回るのならともかくブロッカーに回るのは少々不安要素もあります。
まぁ、サイズと突破力自体は本物ですし、打力を求めるのなら悪い選択ではありません。しかし土地基盤への貢献度の低さも考えると少々KP不足。
・《活発な野生林》
:Modernで唯一極めて使用頻度の低いWWKのミシュランですが《秘密を掘り下げる者/DoS》が跳梁跋扈しているLegacyでは遙かに優秀です。3/4到達の性能でDoSやCliqe等Uのフライヤーをシャットダウンできるという点で非常に価値が有ります。除去耐性も《稲妻》《突然の衰微》に耐えるので割と高め。もしDoS+稲妻や火力2枚と交換してくれるのなら脳汁が出るほどの旨味ですw
タップインではありますが、(W)/(G)の2色が出るのでマナ基盤への貢献度も高め。しかし《Savannah》は最も必要性の薄い配色なので最低限ですね。
ただしTempoデッキにはもともと強いのがJunk系の特徴。
別に補強の必要性は薄い。その上Manadenialが欠点でもあるデッキで、実質4マナを用意する為には、基本地形3枚からミシュランと繋ぐのが理想なわけですが、当たり前ですが《不毛の大地》の的です。かといって他のデュアランをおとりに使っていけるほど速度的な余裕は無い。まぁ以前よりはManadenial戦略は減っていますが、それでも4マナを集めるのは一苦労。
という事で強みを強化する方針としては少々微妙なわけです。そんな事するなら《Maze of ith》の方が遙かに楽で、もっと言えば除去スペルや直接生物を入れるので良い。
そしてミシュランにおける重要な対Miracles戦ではそれほど優秀な能力であるわけでもないので、他のミシュランに勝る利点はありません。
・《乱脈な気孔》
:閑話休題。
ここに戻ってくるわけですが、大前提として《思考囲い》《闇の腹心》に3色デッキ故にフェッチランド多数のお陰でライフペイが他のデッキより激しいJunkにとっては「絆魂」自体が他のデッキよりも遙かに価値のある能力になっているわけです。打点速度も大したことないのでその意味でも余計に。
で、タップインランドですが有用性の高めの (W)/(B)を用意できます。単体で考えるなら(B)/(G)が最高なわけですが、この配色も悪くない。
対Tempo性能は大したことはありません。
野生林と同じくManadenialに弱いですからね。その上サイズも一つ小さいので頼りない。とはいってもDoSとはダメージレースで勝っていますから役に立たないわけでもない。最低でも戦闘で相打ちになって且つゲインです。生物数の差を考えるとむしろ積極的に狙っていきたいぐらいです。他にも《稲妻》で除去されるにしろブロッカーとして死ぬにしろどちらもライフゲイン分の働きはしています。
そして重要な対Miracles戦ですが、実はここでライフゲインが重要になるわけです。
不思議に思うかもしれませんが対Miracles戦では《闇の腹心》や《森の知恵》で如何に序盤から引き益しをするのかも重要になります。故に積極的にライフを使う訳でその燃料補給をする手段となれるという点で重要なのです。ライフゲインによる攻めの姿勢ですね。もちろん打点自体は低いのですが、《墨蛾の生息地》でもあるまいし、そもそもミシュランに打点の高さなんて求めてもいないので、その点は関係はありません。対Miracles戦で求めているのは継続的な打点ラインの形成ですからね。2枚あればKotRから並べておいて《終末》もなんのその。
ScMのブロックでもボブと違って死にません。
また、有る意味《闇の腹心》を主力の一つとして迎えているデッキなので、その真価を発揮させやすくなるという意味でも重要なわけです。
因みに、打点を強化する方法も有るのでその方向性でもしっかり機能させることも可能です。以前のエントリーでも挙げましたが《貴族の教主》や《遍歴の騎士、エルズペス》ですね。教主はマナサポートも出来るので重さをカバーできます。ペスは《天使の祝福》が出来れば5/6飛行絆魂なので《悪斬の天使》並みの性能になりますし正にフィニッシャーですね。
ペスの欠点である(W)(W)を自身のマナで緩和できるのも相性が良い。同じく《ヴェールのリリアナ》の(B)(B)も解消できますし、その両方共が対Miraclesに有効牌である点も合わせて総合的に高い耐性(体制)を構築できるわけです。
他にも《イニストラードの君主、ソリン》も悪くない。
[-2]の紋章で安定して強化できますし、ダメージレース場では実質2打点分ですからね。[+1]でTokens生成も可能で[-6]もあるので実はかなり対Miracles性能の高いPWです。1/1絆魂と合せてゲイン系で固める事が出来るので方向性も合う。
併用すべき《未練ある魂/LgS》も合わせて、やはり高い対Miracles体制を構築できるわけですね。ただし3マナ域が混むのでLgSはKotRとの併用は難しいわけですが・・・。
という事で今回は《乱脈な気孔》の価値と意味についてでした。
P.S.
因みに《不動のアジャニ》との組み合わせも面白い。
優秀な装備品レベル程度の微妙PWですが、[+1][-2]を使ってミシュランの戦闘力を補強できます。生物数の確保と言う本人の命題をミシュランで補えるのが良いですね。
ただし、それよりも重要なのは[+1]で「警戒」を付与できる点で《天界の列柱》よろしくマナを立てる事が出来るわけです。1マナあれば《剣を鍬に》を構えたり、《死儀礼のシャーマン》の能力を使ったり、《師範の占い独楽》を回したりと割とできる事もあるので結構有難い。2マナあれば《突然の衰微》も可能ですしね。
野生林や気孔は2色出る点がここでもかなり大きいですね。
まぁ本人の能力が低く、その上引き上げるのはもともと高めの対フェアデッキ性能なので、そこまでの価値が有るのかは微妙ですがねw
前回KotRにも久々にスポットを当てる価値が出てきた~と言うような話をしました。まぁそれでも悪まで考慮の余地がある程度ですが。
しかしそれまでにもミシュランは在ったのに、なぜ急に《乱脈な気功》でその話になるのか?という点について少し話をしておこうかと思います。
・《ミシュラの工廠》
:最もシンプルなミシュラン。と言うかこれこそがミシュラン。
ですが正直起動コストが軽い以外に利点がほぼ無い。
Junkは3色の場合が殆どでダブルシンボルも場合によっては入れるデッキです。その上1枚当たりのCMCが大きいデッキが多い。そんな中で正直無色ランドは極力使いたくはない。ただでさえ弱いManadenialにさらに弱くなってしまいます。
戦闘力も低いですし、《敏捷なマングース》を止める事が出来る利点はありますが、別にそもそも生物戦に困る事のないデッキなので利点となりづらい。
・《樹上の村》
:以前までの環境ならこれが採用候補でした。
《若き紅蓮術士》のせいで面展開が多く生物に突破力が求められたからです。
しかしGrixisも激減した今その旨味はありません。タップインである事もデメリットな上に(G)しか出ません。
またアタッカーに回るのならともかくブロッカーに回るのは少々不安要素もあります。
まぁ、サイズと突破力自体は本物ですし、打力を求めるのなら悪い選択ではありません。しかし土地基盤への貢献度の低さも考えると少々KP不足。
・《活発な野生林》
:Modernで唯一極めて使用頻度の低いWWKのミシュランですが《秘密を掘り下げる者/DoS》が跳梁跋扈しているLegacyでは遙かに優秀です。3/4到達の性能でDoSやCliqe等Uのフライヤーをシャットダウンできるという点で非常に価値が有ります。除去耐性も《稲妻》《突然の衰微》に耐えるので割と高め。もしDoS+稲妻や火力2枚と交換してくれるのなら脳汁が出るほどの旨味ですw
タップインではありますが、(W)/(G)の2色が出るのでマナ基盤への貢献度も高め。しかし《Savannah》は最も必要性の薄い配色なので最低限ですね。
ただしTempoデッキにはもともと強いのがJunk系の特徴。
別に補強の必要性は薄い。その上Manadenialが欠点でもあるデッキで、実質4マナを用意する為には、基本地形3枚からミシュランと繋ぐのが理想なわけですが、当たり前ですが《不毛の大地》の的です。かといって他のデュアランをおとりに使っていけるほど速度的な余裕は無い。まぁ以前よりはManadenial戦略は減っていますが、それでも4マナを集めるのは一苦労。
という事で強みを強化する方針としては少々微妙なわけです。そんな事するなら《Maze of ith》の方が遙かに楽で、もっと言えば除去スペルや直接生物を入れるので良い。
そしてミシュランにおける重要な対Miracles戦ではそれほど優秀な能力であるわけでもないので、他のミシュランに勝る利点はありません。
・《乱脈な気孔》
:閑話休題。
ここに戻ってくるわけですが、大前提として《思考囲い》《闇の腹心》に3色デッキ故にフェッチランド多数のお陰でライフペイが他のデッキより激しいJunkにとっては「絆魂」自体が他のデッキよりも遙かに価値のある能力になっているわけです。打点速度も大したことないのでその意味でも余計に。
で、タップインランドですが有用性の高めの (W)/(B)を用意できます。単体で考えるなら(B)/(G)が最高なわけですが、この配色も悪くない。
対Tempo性能は大したことはありません。
野生林と同じくManadenialに弱いですからね。その上サイズも一つ小さいので頼りない。とはいってもDoSとはダメージレースで勝っていますから役に立たないわけでもない。最低でも戦闘で相打ちになって且つゲインです。生物数の差を考えるとむしろ積極的に狙っていきたいぐらいです。他にも《稲妻》で除去されるにしろブロッカーとして死ぬにしろどちらもライフゲイン分の働きはしています。
そして重要な対Miracles戦ですが、実はここでライフゲインが重要になるわけです。
不思議に思うかもしれませんが対Miracles戦では《闇の腹心》や《森の知恵》で如何に序盤から引き益しをするのかも重要になります。故に積極的にライフを使う訳でその燃料補給をする手段となれるという点で重要なのです。ライフゲインによる攻めの姿勢ですね。もちろん打点自体は低いのですが、《墨蛾の生息地》でもあるまいし、そもそもミシュランに打点の高さなんて求めてもいないので、その点は関係はありません。対Miracles戦で求めているのは継続的な打点ラインの形成ですからね。2枚あればKotRから並べておいて《終末》もなんのその。
ScMのブロックでもボブと違って死にません。
また、有る意味《闇の腹心》を主力の一つとして迎えているデッキなので、その真価を発揮させやすくなるという意味でも重要なわけです。
因みに、打点を強化する方法も有るのでその方向性でもしっかり機能させることも可能です。以前のエントリーでも挙げましたが《貴族の教主》や《遍歴の騎士、エルズペス》ですね。教主はマナサポートも出来るので重さをカバーできます。ペスは《天使の祝福》が出来れば5/6飛行絆魂なので《悪斬の天使》並みの性能になりますし正にフィニッシャーですね。
ペスの欠点である(W)(W)を自身のマナで緩和できるのも相性が良い。同じく《ヴェールのリリアナ》の(B)(B)も解消できますし、その両方共が対Miraclesに有効牌である点も合わせて総合的に高い耐性(体制)を構築できるわけです。
他にも《イニストラードの君主、ソリン》も悪くない。
[-2]の紋章で安定して強化できますし、ダメージレース場では実質2打点分ですからね。[+1]でTokens生成も可能で[-6]もあるので実はかなり対Miracles性能の高いPWです。1/1絆魂と合せてゲイン系で固める事が出来るので方向性も合う。
併用すべき《未練ある魂/LgS》も合わせて、やはり高い対Miracles体制を構築できるわけですね。ただし3マナ域が混むのでLgSはKotRとの併用は難しいわけですが・・・。
という事で今回は《乱脈な気孔》の価値と意味についてでした。
P.S.
因みに《不動のアジャニ》との組み合わせも面白い。
優秀な装備品レベル程度の微妙PWですが、[+1][-2]を使ってミシュランの戦闘力を補強できます。生物数の確保と言う本人の命題をミシュランで補えるのが良いですね。
ただし、それよりも重要なのは[+1]で「警戒」を付与できる点で《天界の列柱》よろしくマナを立てる事が出来るわけです。1マナあれば《剣を鍬に》を構えたり、《死儀礼のシャーマン》の能力を使ったり、《師範の占い独楽》を回したりと割とできる事もあるので結構有難い。2マナあれば《突然の衰微》も可能ですしね。
野生林や気孔は2色出る点がここでもかなり大きいですね。
まぁ本人の能力が低く、その上引き上げるのはもともと高めの対フェアデッキ性能なので、そこまでの価値が有るのかは微妙ですがねw
BFZ後のTheRockで~ KotRの価値上昇
2015年10月20日 TheRock道 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
現状、まだメタが固まっていないため予備案程度ですが、持ちデッキのTheRockに関して幾つか考えている事が在ります。そのうちの1つが《聖遺の騎士/KotR》です。
これまでの特徴
故に対ファッティCombo以外にはそれほど価値が有るわけではありませんでした。DDコンボはデッキが歪むのでハイリスクハイリターン、フェアデッキにはデッキが重い故に不毛合戦はむしろ不利に働きやすい等々デメリットも多かったわけです・・・。
がBFZにて新しい土地が出た事でまた新しい価値が出てくるようになりました。Ins布告になる《荒廃した湿地》とミシュラランドである《乱脈の気孔》の2枚です。
前者は同じくファッティ除去として有効で要は《Karakas》と同じ。湿地は使い切りで起動が実質6マナと重いものの土地枠に入れる事が出来る除去として価値が有り、伝説生物以外にも対処出来る。除去枠やファッティ対策の水増しとしては悪くない選択ですね。
まぁ飽くまで重いので飾りレベルですが、ね。
小型除去なら《陰謀団のピット》も有るので一長一短で、選択肢が有るのようになっただけでも良いですね。
後者の気孔は更に価値が有ります。
ミシュラランドであるゆえに妨害や消耗戦に強い。特にPW戦・対Control戦で重要。LotVにしろJtMsにしろ、TheRockはPW戦に弱いのでそこをカバーできるのが有難いですね。そしてそこから導き出される話としてKotRに対Miraclesにも価値が置けるようになると言えるわけです
つまりこれまでの対ファッティComboに加えて対Miraclesへの価値まで出せるようになったのです。Miracles戦はStP・終末に加えて《安らかなる眠り》等で圧倒的に相性が極めて悪かったわけですが、ここで一転したと言えます。
正直TheRockは対フェアデッキ用のデッキと言えるのでそれ以外に耐性を持って行けるというのは割と大きな存在価値だと考えています。
但し、どちらもそれだけでは勝てる品ではないのであくまで対策札の1枚としてですがね。
また、ここから見えてくるのは《壌土からの生命/Loam》の併用。
単純にKotRと相性が良いのは事実ですが、そういう事ではなく、上記の2種類は其々墓地に落ちやすい。湿地は使い切りだし、気孔はミシュラン故に不毛や除去の対象になりやすい。故に墓地に落ちやすい分Loamでの回収には非常に意味が出てきます。
重たいデッキである事を考えれば単純に土地を回収してマナサポートにもなるし、《不毛の大地》連打にも繋げる事が出来る。不毛で割られた特殊地形の回収もままなるわけです。フェアデッキ用を考えるのならここもやっぱり重要になりますね。
不毛の連打や対Manadenial性能を調達も出来ますし、上述の生物除去も有るわけですし。
Topに集まった不要牌を「発掘」で吹き飛ばす事も出来る。
なのでドローサポにもなる場合もあります。墓地を肥やすこと自体もデッキには有難いですしね。
同時に《ヴェールのリリアナ》との併用も出来る訳で、ここの意味でも価値が有る組かも知れません。実はTheRockではLotVは他のデッキよりも扱い難く、最大の強みである[+1]が特に使いづらいわけですが、Loamでこの点も多少緩和できますね。
DTTも消えた訳ですし、面展開も減った。
その意味でも対Miracles戦を想定した構築を目指せますね。
と言う事でついでに併用できるLoamには非常に価値が有るはず。互いを補完できるのですから。
ただ単純に墓地依存である点や除去札に弱い点は何とかしたいところ。
そこはどうしても気にかかりますね・・・。
DDなどもそうですが、下手なギミックは要らないかもしれませんし。なるべく墓地異存は減らしたいんですよね。
現状、まだメタが固まっていないため予備案程度ですが、持ちデッキのTheRockに関して幾つか考えている事が在ります。そのうちの1つが《聖遺の騎士/KotR》です。
これまでの特徴
・土地銀弾
特に《Karakas》における対ファッティ用生物としての役目
他には不毛の連打・DDコンボなど
・墓地依存故にDrSと弊害が生まれる。
墓地Hateで他の札を含め一網打尽にされる可能性がより高まる
・YPMやTNNのせいで戦闘力の魅力半減
・除去耐性はサイズ以外は皆無
故に対ファッティCombo以外にはそれほど価値が有るわけではありませんでした。DDコンボはデッキが歪むのでハイリスクハイリターン、フェアデッキにはデッキが重い故に不毛合戦はむしろ不利に働きやすい等々デメリットも多かったわけです・・・。
がBFZにて新しい土地が出た事でまた新しい価値が出てくるようになりました。Ins布告になる《荒廃した湿地》とミシュラランドである《乱脈の気孔》の2枚です。
前者は同じくファッティ除去として有効で要は《Karakas》と同じ。湿地は使い切りで起動が実質6マナと重いものの土地枠に入れる事が出来る除去として価値が有り、伝説生物以外にも対処出来る。除去枠やファッティ対策の水増しとしては悪くない選択ですね。
まぁ飽くまで重いので飾りレベルですが、ね。
小型除去なら《陰謀団のピット》も有るので一長一短で、選択肢が有るのようになっただけでも良いですね。
後者の気孔は更に価値が有ります。
ミシュラランドであるゆえに妨害や消耗戦に強い。特にPW戦・対Control戦で重要。LotVにしろJtMsにしろ、TheRockはPW戦に弱いのでそこをカバーできるのが有難いですね。そしてそこから導き出される話としてKotRに対Miraclesにも価値が置けるようになると言えるわけです
つまりこれまでの対ファッティComboに加えて対Miraclesへの価値まで出せるようになったのです。Miracles戦はStP・終末に加えて《安らかなる眠り》等で圧倒的に相性が極めて悪かったわけですが、ここで一転したと言えます。
正直TheRockは対フェアデッキ用のデッキと言えるのでそれ以外に耐性を持って行けるというのは割と大きな存在価値だと考えています。
但し、どちらもそれだけでは勝てる品ではないのであくまで対策札の1枚としてですがね。
また、ここから見えてくるのは《壌土からの生命/Loam》の併用。
単純にKotRと相性が良いのは事実ですが、そういう事ではなく、上記の2種類は其々墓地に落ちやすい。湿地は使い切りだし、気孔はミシュラン故に不毛や除去の対象になりやすい。故に墓地に落ちやすい分Loamでの回収には非常に意味が出てきます。
重たいデッキである事を考えれば単純に土地を回収してマナサポートにもなるし、《不毛の大地》連打にも繋げる事が出来る。不毛で割られた特殊地形の回収もままなるわけです。フェアデッキ用を考えるのならここもやっぱり重要になりますね。
不毛の連打や対Manadenial性能を調達も出来ますし、上述の生物除去も有るわけですし。
Topに集まった不要牌を「発掘」で吹き飛ばす事も出来る。
なのでドローサポにもなる場合もあります。墓地を肥やすこと自体もデッキには有難いですしね。
同時に《ヴェールのリリアナ》との併用も出来る訳で、ここの意味でも価値が有る組かも知れません。実はTheRockではLotVは他のデッキよりも扱い難く、最大の強みである[+1]が特に使いづらいわけですが、Loamでこの点も多少緩和できますね。
DTTも消えた訳ですし、面展開も減った。
その意味でも対Miracles戦を想定した構築を目指せますね。
と言う事でついでに併用できるLoamには非常に価値が有るはず。互いを補完できるのですから。
ただ単純に墓地依存である点や除去札に弱い点は何とかしたいところ。
そこはどうしても気にかかりますね・・・。
DDなどもそうですが、下手なギミックは要らないかもしれませんし。なるべく墓地異存は減らしたいんですよね。
1 2