皆さんこんばんは。しもべです。

 今回は朝日新聞の社説で面白かったものを紹介しようと思います。
MTGの文ではありませんので、興味ない方は無視しちゃってください。
MTGの記事はまたあとで挙げる事にします。


 
国際協力機構(JICA)理事長である緒方貞子さんが書いた社説が、3/24日付の朝日新聞に寄稿されていた。

 「 《私の視点》海外援助の未来 すべての人への視野を広げよ 」

 というタイトルで、ODAの今後の方法について「一考の必要がある」とする文面で、短いながら成る程!と思わず唸ってしまった。
やはり国際的な繋がりを持つ機関で働いている方は優秀だなぁ、各記事も面白い、と呑気な感想も同時に持ったバカな私です。


 購読にはhp上でも、当然購読料がかかるため、全部を紹介するわけにはいきません。
ですので、概要だけ紹介させていただきます。
以下概要↓



 昨年末、中東情勢に大きな変化をもたらした「アラブの春」。これにより、社会体制が変化したことはもちろん大きな事実だ。
だが、それ以上に、情報端末の普及により「国民1人1人がより多数の情報を得る手段を得たこと」が大きい。
今後はその視点を持たなければ、効率的な支援・発展につなげることは難しい。

 ODAは今までは対象国家の依頼内容に則したことが行われてきた。が、必ずしもODAがその国の全て人々に有効かどうかは相手国政府の判断にゆだねるしかなかった。
しかし、今後は、ODAの内容自体が全ての人に本当に効果のある事かより慎重に選択する必要がある。
誰もがより様々な情報を入手できる時代になりつつあるのだから。
政府がどこまでの権限を有し、そしてそれに国民がどう反応するのか、総合的な判断が必要になる


 また、、「東日本大震災」の復興のための資金とすべくODAは削減すべきとの意見が頻出しているが、一概にそうとは言い切れない。
台湾やブータン等が有名だが、その他にも世界中の各国から日本は義援金を寄付していただいた。もちろん、日本がODAをしている発展途上国からの支援も少なくない。
世界とはお互いに依存し、支え合っているのだ。
                                                                     」


 う~ん、成る程、と。中々面白い分です。
今まで考えていなかった事実の1つなので余計に考えさせられます。
確かに、国の「あり方が変化」すれば、その国に必要となるものも、変わってくることは当然の流れ。
しかし、そのことに気付くには、実際の変化を肌で感じなければ難しいかも知れません。

 私の下手糞な概略では魅力が伝わりにくいかもしれませんが、気になった方は喫茶店などで読んでみてはいかがでしょうか?

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