レガシー) 今週のSCGの結果 デッキがばらけていて良い感じです。
2012年4月17日 紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
プレリリースの関係上、来週にはAVRの全スポイラーが発表されるそうで、待ち遠しい限りですね。
いくつか面白そうなのも出てきましたので、それらについても後日記事にしようかと思います。
今日は、今週のSCG Legacy Openの結果をさらっと見てみようと思います。
まずはTop16↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&start_date=2012-04-15&end_date=2012-04-15&start=1&finish=16&event_ID=20&city=Phoenix&state=AZ&country=US
先週に引き続きUGRテンポ(カナスレ)が優勝を果たしましたね。
しかもTop4の内3人がUGRテンポです。
先週の様に一色に染まる事は少ないですが、UGRテンポはコンスタントに上位入賞を果たしています。
同じく、毎度顔を見せるMarverickの二つが、Tier1でもエスパーを越えてトップを争うデッキなのかもしれませんね。三竦み感もありますが・・・。
また今回は、Top8中4人がコンボです。Top16まで含めるのなら7人がコンボを使用しています。
ここ最近は時折上位入賞することはあっても下火な勢いだったコンボですが、今回は大当たりですね。
上位に挙がってきたのがカナスレ系統なのでそこで切られてしまっていますが、最近では最も多いコンボの入賞です。
しかもHiveMind、親和エルフ、Dregde、HighTide、Belcher、ANTと非常に色に富んでいて興味深いです。
でもそれ以上に「様々なデッキが勝ち上がれている」という事実が、私にとっては非常にうれしい事です。
久々にNicFitも上位入賞しましたね。この所随分と大人しかったので、また以前の様に大暴れしてほしいですね。
個人的には現在のTier1のUGRテンポ、Marverick、エスパーの全てに微有利以上の相性を誇るので、環境的には追い風なんですがね・・・。
個人的に気に入っているBGW型なのも嬉しい所です。
主流なのはBG型かBGR型なので、このBGW型も今後はもっと頑張ってほしいですね。
さてここからは気になったデッキを少し見ていこうと思います。
Hive Mind
3rd by Jason Broach
久々に入賞のHive Mindです。
個人的に青を使わないデッキにとっては悪魔の様なデッキだと思っているのでもっと流行ってもいいと思っているのですが・・・。
やはり大雑把なコンボなので、環境的にもっとUが減らないと厳しいのでしょうかね?
このJasonさんの物はShow and Tellとのハイブリッドですね。ここまではよく見るのですが、採用されている生物は《大祖始》3枚のみ。
《引き裂かれれし永劫、エムラクール》はサイドに3枚です。Marverickが流行していることを考えてメインでの不要牌を減らした結果でしょうか?
また《屠殺/Slaughter》という珍しいカードが取られています。変わった選択です。
メインはこれのためだけにtBがされており、それほどこのカードがデッキ的に強力なのでしょうか?
しかしそれ以上に不可解なので、Bマナをだせる土地が《Underground sea》1枚だという事。
・・・1枚?
そう、なんとキャスト出来ません。
ですので恐らく、これは《殺戮の契約/Slaughter Pact》の入力ミスではないかと思います。
そうでなければ不可解すぎますからね。
Dredge
8th by Joseph Pinkley
9th by Jason Bulkowski
最近復権の兆しが見えるDredgeです。《信仰無き物漁り》は定着してきましたね。
面白いのはtRである通常型以外にも、《太陽のタイタン》を採用したtW型も同じくよく見るようになったことですね。
瞬殺重視型と、継戦重視型の違いですね。
今後生き残るのはどちらなのでしょうか?
UWtb CounterTop
11th by Michael Lester
今回最も気になったデッキですね。CTGの根幹であるG、つまり《タルモゴイフ》を抜いたものですね。
その部分に《未練ある魂》を採用しています。これは単純に単体除去への耐性を、打点を犠牲にしてでも優先しているという事も言えるかもしれません。
しかしそれ以上に、「《神の怒り》を積極的に使っていける」という点が大きいと思われます。
環境的に面展開が主流である以上、全体除去の採用はよく環境にマッチしていると思います。
《炎渦竜巻》よりも重いものの、色を3色で済ませる事が出来る上に、除去耐性を持つ巨大生物にも対応出来るため素晴らしい選択に思えます。
黒の部分はあくまでタッチ程度なので、WWのダブルシンボルも何とかなるのでしょう。
通常のCTGはクロックパーミッションに相殺コンボを採用したデッキでしたが、このUWtb CounterTopはコントロールに相殺コンボを採用したデッキと言えるでしょうね。
U/R Delver
14th by Jonathan Kornacki
URテンポもしくはスライ型UR Burnといった所でしょうか?
個人的にはカナスレよりも安定した立ち回り(生物→火力なので)が出来るのでこちらの方が使いやすいと思うのですがどうなのでしょうか?
ANT
15th by Weston Brown
こちらも久々入賞のANTです。
日本ではあまり人気のないUBRtW型です。
メインは特に言及する必要はありませんが、4色故により慎重な動きが必要とされることを意識してかハンデスではなく《ギタクシア派の調査》を採用していますね。
この部分は結局どちらが最終的に枠を勝ち取るのでしょうかね?
サイドは少し特殊で《静かな旅立ち》が採用されています。普通この枠は《蒸気の連鎖》なのでしょうが・・・何を優先した結果なのでしょうかね?
FBを打つことがあるとは到底思えないのですが・・・。
そして何より目を引くのが《先細りの収益》ですね。イギールートでもなくパストルートでもない第3のルートという事でしょうか・
それとも単純に7ドロー呪文としてでしょうか?
興味深いですね。
さて、今回はここまで、です。
今回は良くデッキがばらけていて、より望ましい環境に思えます。
やっぱり特定のデッキしか見ないなんてつまらないですからね。
今回も最後まで読んでいただいた方には感謝申し上げます。
ありがとうございましたm(_ _)m
この記事が何処かで誰かの役に立てば幸いです。
プレリリースの関係上、来週にはAVRの全スポイラーが発表されるそうで、待ち遠しい限りですね。
いくつか面白そうなのも出てきましたので、それらについても後日記事にしようかと思います。
今日は、今週のSCG Legacy Openの結果をさらっと見てみようと思います。
まずはTop16↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&start_date=2012-04-15&end_date=2012-04-15&start=1&finish=16&event_ID=20&city=Phoenix&state=AZ&country=US
先週に引き続きUGRテンポ(カナスレ)が優勝を果たしましたね。
しかもTop4の内3人がUGRテンポです。
先週の様に一色に染まる事は少ないですが、UGRテンポはコンスタントに上位入賞を果たしています。
同じく、毎度顔を見せるMarverickの二つが、Tier1でもエスパーを越えてトップを争うデッキなのかもしれませんね。三竦み感もありますが・・・。
また今回は、Top8中4人がコンボです。Top16まで含めるのなら7人がコンボを使用しています。
ここ最近は時折上位入賞することはあっても下火な勢いだったコンボですが、今回は大当たりですね。
上位に挙がってきたのがカナスレ系統なのでそこで切られてしまっていますが、最近では最も多いコンボの入賞です。
しかもHiveMind、親和エルフ、Dregde、HighTide、Belcher、ANTと非常に色に富んでいて興味深いです。
でもそれ以上に「様々なデッキが勝ち上がれている」という事実が、私にとっては非常にうれしい事です。
久々にNicFitも上位入賞しましたね。この所随分と大人しかったので、また以前の様に大暴れしてほしいですね。
個人的には現在のTier1のUGRテンポ、Marverick、エスパーの全てに微有利以上の相性を誇るので、環境的には追い風なんですがね・・・。
個人的に気に入っているBGW型なのも嬉しい所です。
主流なのはBG型かBGR型なので、このBGW型も今後はもっと頑張ってほしいですね。
さてここからは気になったデッキを少し見ていこうと思います。
Hive Mind
3rd by Jason Broach
久々に入賞のHive Mindです。
個人的に青を使わないデッキにとっては悪魔の様なデッキだと思っているのでもっと流行ってもいいと思っているのですが・・・。
やはり大雑把なコンボなので、環境的にもっとUが減らないと厳しいのでしょうかね?
このJasonさんの物はShow and Tellとのハイブリッドですね。ここまではよく見るのですが、採用されている生物は《大祖始》3枚のみ。
《引き裂かれれし永劫、エムラクール》はサイドに3枚です。Marverickが流行していることを考えてメインでの不要牌を減らした結果でしょうか?
また《屠殺/Slaughter》という珍しいカードが取られています。変わった選択です。
メインはこれのためだけにtBがされており、それほどこのカードがデッキ的に強力なのでしょうか?
しかしそれ以上に不可解なので、Bマナをだせる土地が《Underground sea》1枚だという事。
・・・1枚?
そう、なんとキャスト出来ません。
ですので恐らく、これは《殺戮の契約/Slaughter Pact》の入力ミスではないかと思います。
そうでなければ不可解すぎますからね。
Dredge
8th by Joseph Pinkley
9th by Jason Bulkowski
最近復権の兆しが見えるDredgeです。《信仰無き物漁り》は定着してきましたね。
面白いのはtRである通常型以外にも、《太陽のタイタン》を採用したtW型も同じくよく見るようになったことですね。
瞬殺重視型と、継戦重視型の違いですね。
今後生き残るのはどちらなのでしょうか?
UWtb CounterTop
11th by Michael Lester
今回最も気になったデッキですね。CTGの根幹であるG、つまり《タルモゴイフ》を抜いたものですね。
その部分に《未練ある魂》を採用しています。これは単純に単体除去への耐性を、打点を犠牲にしてでも優先しているという事も言えるかもしれません。
しかしそれ以上に、「《神の怒り》を積極的に使っていける」という点が大きいと思われます。
環境的に面展開が主流である以上、全体除去の採用はよく環境にマッチしていると思います。
《炎渦竜巻》よりも重いものの、色を3色で済ませる事が出来る上に、除去耐性を持つ巨大生物にも対応出来るため素晴らしい選択に思えます。
黒の部分はあくまでタッチ程度なので、WWのダブルシンボルも何とかなるのでしょう。
通常のCTGはクロックパーミッションに相殺コンボを採用したデッキでしたが、このUWtb CounterTopはコントロールに相殺コンボを採用したデッキと言えるでしょうね。
U/R Delver
14th by Jonathan Kornacki
URテンポもしくはスライ型UR Burnといった所でしょうか?
個人的にはカナスレよりも安定した立ち回り(生物→火力なので)が出来るのでこちらの方が使いやすいと思うのですがどうなのでしょうか?
ANT
15th by Weston Brown
こちらも久々入賞のANTです。
日本ではあまり人気のないUBRtW型です。
メインは特に言及する必要はありませんが、4色故により慎重な動きが必要とされることを意識してかハンデスではなく《ギタクシア派の調査》を採用していますね。
この部分は結局どちらが最終的に枠を勝ち取るのでしょうかね?
サイドは少し特殊で《静かな旅立ち》が採用されています。普通この枠は《蒸気の連鎖》なのでしょうが・・・何を優先した結果なのでしょうかね?
FBを打つことがあるとは到底思えないのですが・・・。
そして何より目を引くのが《先細りの収益》ですね。イギールートでもなくパストルートでもない第3のルートという事でしょうか・
それとも単純に7ドロー呪文としてでしょうか?
興味深いですね。
さて、今回はここまで、です。
今回は良くデッキがばらけていて、より望ましい環境に思えます。
やっぱり特定のデッキしか見ないなんてつまらないですからね。
今回も最後まで読んでいただいた方には感謝申し上げます。
ありがとうございましたm(_ _)m
この記事が何処かで誰かの役に立てば幸いです。
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