レガシー) 今週のSCGの結果 Junk系がついにトップだよ!やったね!! / グリセルブランドに敬称を付ける件について
レガシー) 今週のSCGの結果 Junk系がついにトップだよ!やったね!! / グリセルブランドに敬称を付ける件について
レガシー) 今週のSCGの結果 Junk系がついにトップだよ!やったね!! / グリセルブランドに敬称を付ける件について
皆さん、こんにちは。しもべです。


 今週で5月も半ば。早いものです。
個人的な事情によりMTGが出来ずフラストレーションが溜まっている(何故か「たまっている」の最初の変換が「魂っている」でした。ある意味正しいかも・・・)今日この頃です。
はやくMTG出来るようになりたいな!!


 さて、今週もSCGの結果が出ましたね。
誰が見るんだこんなもの・・・とか思いながら、メモ代わりに始めたんですが、定期的に見てくれているウォッチャーさんもいるようで嬉しい限りです。
という訳で頑張らなければ(`・ω・´)シャキーン



 まずは各リスト↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t[C1]=3&start_date=2012-05-13&end_date=2012-05-13&event_ID=20


 今回はIan Ellis氏のBWG JUNK(正直コレ、Rockなのか?)の優勝です。
4月にもほぼ同型で上位入賞されているIan氏。ついにトップに頂きましたね。
 
 しかし、それ以外のデッキ分布は正直言って・・・。
前回・前々回はなんだったのか?
と思えるほどメタの中心のデッキで構成されています。
コンボが少ないのも相変わらずですね。ここは寧ろうれしい限りですが(゚∀゚)アヒャ




 さて、ではここから、気になったものを個別に見ていきます。


http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=46055
まずは優勝したIan Ellis氏のBWG JUNKです!!

ワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ!!

_|\○_ヒャッ ε=\_○ノ ホーウ!!

ヽ(´∀`)人(・ω・)人( ゚Д゚)人ワショーイ!!

 上記した通り、4/9で紹介したデッキのチューンバージョンですね。
ナカ~マが優勝して嬉しい限りですが、前回紹介した通り、色々変な・・・ゲフン、ゲフン。
失礼、個性的な構成です。
(この様な構成は、非常に高度な思考のもとによる構築の他にも、ノリや天然な可能性もあり正直考えにくい・・・。)
この構成については[ひよこ]さんを一、色々な各地のRock使いの方が考えを巡らせてくれているので気になった方はそちらも覘いてみては如何でしょうか?
取り敢えず私も一通り・・・。


・HymnなしのMOX:以前の記事では意味不?な事を書きましたが・・・今回は一応書きます。
 まず、単純にマナベースのサポート。今はURG Delverを一とした《もみ消し》《不毛の大地》が環境に溢れています。
また、同時にテンポデッキもそれ以上に多く、《目くらまし》《呪文貫き》等も多い。
これらに対応する受動的な理由が一つです。

 次にこのデッキは、ただでさえ重いRockのマナカーブに《石鍛冶の神秘家》《緑の太陽の頂点》の両方のパッケージを積んでいます。
これらが非常にマナ喰い虫なため、展開スピードで後れを取らないための処置。
これがマナベースの能動的な理由です。

 3つ目に、《漁る軟泥》の存在です。
今や、G生物で「必ず」レベルで名が挙がる生物ですが、こいつを活かすには大量のGマナが必要です。
BWG・3色Rockというのは使用してみると分かりますが精々1ターンにGGを出すのがやっとの事が多いです。Marverickの様に《ガイアの揺籃の地》が無いので瞬間的にGマナを生み出すのに、実は非常に苦労します。
この難点をサポートするためにも利用できる。

 一応利点として1ターン目に《闇の腹心 / ボブ》を出せる、という物もあるのですが・・・火力も含め除去過多なこの環境で前方確認せず出しても先は見えています。
取り敢えず選択肢に入るという事以上の利点は無いと思います。
もし本心でドローサポートを1ターン目から出したいのなら《森の知恵》の2枚目ぐらいは採用している、と私は考えています。


・ハンデスの比率。
知らねーよ!!
よくハンデス4枚構築という物は見かけるのですが・・・。
気になるとすればやはり《思考囲い》のルーズライフでしょうか?
以前、《強迫》についてのエントリーを挙げた時に記述しましたが、この2点のルーズライフは結構厳しいものがあります。

 Rockはボブやフェッチも含め非常にライフがカツカツなデッキです。
1枚目は問題なしでも、2枚目のキャストは躊躇する場面が結構多いです。3枚目以降は残ライフの関係で完全に捨て札になる事も多いです(特に中盤以降)。
その点を踏まえて、1ゲーム中で2枚(目の)ハンデスを引くとして「2枚とも囲い」という状況を避けたかったのではないでしょうか?
 じゃあ何故、2-2ではなく3-1なのか?という事ですが・・・、
これは単純に1枚目を引くのなら 《思考囲い》>>《コジレックの審問》 であるからでしょう。
よく「1ゲーム中に1枚は引きたいのなら3枚は積むこと」という考えを目にします。
このIan氏もそうだったのではないでしょうか?

 ・・・と、何と無くそれらしいことを言ってお茶を濁しておきます。 

・なぜ《名誉回復》ではなく《大渦の脈動》?
これは[ひよこ]さんがほぼ答えを書いてくれていますね。
 -トークンの一層
 -イオナ嵌めの回避
また、現環境は多くのデッキが土地を多めに積んでいます。1枚の土地破壊ぐらいでは揺るがない構成にしてあるのは当たり前。
Rockは速度もないですし、土地破壊に特化したテンポデッキでもないので現環境ではそれほど、土地破壊に拘る理由が無い、と言えます。
相手の特殊地形は《聖遺の騎士 / KoR》→不毛 で何とか出来てしまいますからね。
環境的にはこちらの方があっていると考えています。

 しかし、そうはいってもそれも勿論デッキの構成次第ですよね。その一つの基準として《破滅的な行為》が挙がるでしょうか?
環境で採用されている特殊地形は軒並み強力ですし、パルスは自陣の生物まで爆殺してしまう難点もあります。
これらはよく吟味する必要があるでしょう。


・SfM → 《殴打頭蓋》は要る?
一時期より数を減らしており、一見弱い気がします(先入観)が、そんな事は無いと思います。
狂ったように(《市長の塔》をどのデッキも採用しているように)対策されていた一時期より遥かにマシです。
またTier1のRUG Delverや部族をはじめ、維持出来さえすれば圧倒的な優位を確保できるデッキが環境にいる以上入れておく理由にはなると思います。
もちろん、NoTimeでバターサーチにはなりません。飽くまで必要に応じて流動的になるべきでしょうね。


・フェッチ5枚は少なくない?
少ない気もしますが、MOXがある以上必要以上に単体で身にならない土地はを積む理由がないのかもしれません。
MOXで捨てるのでKoRの着地時サイズもどうとでもできるといった所でしょうか?
これは試していないので私では何とも言えないですね・・・。

ですが、それを含めても少々、土地事態の枚数が少ない気もします。実質21枚(《ドライアイドの東屋》《Maze of ith》は抜いて)ですからね。
いざという時のために《極楽鳥》も1枚採用してありますが・・・。


さて、こんな所でしょうか?
取り敢えずの疑問については私なりの答えを用意できたと思います。

 サイドには前回の記事で取り上げた《スレイベンの守護者、サリア》や《機を見た援軍》が採用されていますね。
今後はこれらが増えていくのでしょうか?

 なんにせよ、BWGデッキには頑張ってほしい所ですね。
私も負けていられないヽ(゚д゚)ノ



 今週の最大勢力は(も)RUG Delver。使用者が多いですね。同じTier1のMarverickには相性が悪いはずですが・・・それだけ、このデッキが他のデッキに強いのかもしれませんね。
一時期は色々試されていた生物も《秘密を掘り下げるもの》《俊敏なマングース》《タルモゴイフ》3種各4枚系12枚が基本。ほぼずれません。
《渋面の溶岩使い》《ヴェンディリオン三人衆》は滅多に見ないですね。
火力は《稲妻》は当然として《Chain Lighting》か《二股の稲妻》の2択。基本は後者の様ですね。
後は、打消しの構成と基本地形の有無ぐらいしか違いが無くて…いう事が無い。

《時間の熟達》はやはりあまり流行ってないですね。
元々カナスレ系は非常に緻密な計算の元、展開・挙動をしていくので不安定な物は合わないのか知れないですね。



 Marverickは今回は3名がランクイン。相変わらずの安定感ですね。
そのうち2枚が《獣相のシャーマン》型(且つ《大修道士、エリシュ・ノーン》《忠臣》コンボ非採用)。
すっかりおなじみ感が出てきました。
 同じみ感と言えば《スクリブのレインジャー》も最近は安定してリストインしていますね。やはり対Uでは優秀という事でしょう。
コレ+《梅沢の十手》で十分にUをしばけるため《最後のトロール、スラーン》の非採用も増えてきましたね。
 また、同じく《ガドック・ティーグ》のメイン1枚挿しも定着してきましたね。《精神を刻む者、ジェイス》は一とした対ヘビーカード、対コンボ、そして対ミラクル。
一枚で効果範囲が広いので時間稼ぎに有効という事でしょうか?
少なくともGSZとのアンシナジーをおして採用する価値が認められるようですね。
 そして対同系の《静寂の守り手、リンヴァ‐ラ》。
Marverickの構成も比較的に詰まってきた感じがありますね。
しかし、その分サイドは個性的です。何を意識しているかが非常に判り易いですね。
個人的にはビートコントロール色を一層強めた10th John Donovan氏の構成が面白いと思います。



 Show and tell系等は今週はSneak Showが2つにDream Hallsが1つ。
SneakはAVRからの新人《グリセルブランド》が先週に引き続き登用されています。
全体除去に引っかかる《大祖始》よりも確実なアドバンテージを残せるグリ様を優先しているという事でしょうか?

4/24の記事で紹介されたJerrod Webb氏のDreamHallは《残酷な根本原理》を4枚積むなど本当に大技系のデッキでしたが、
今回5位のNicholas LoPorte氏はそれらは積んでおらず基本的に《大祖始》を出すための手段です。
しかし。《偽りの治療》+《不死の標》コンボを採用しています。
非常に珍しいコンボですが、迫力がありますね。正に一撃必殺!!



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=46056
 4位Edward Song氏のDegdeは久々入賞です。
何が久々か、と言うと《炎の血族の盲信者》を採用したベーシックタイプという事です。
約1か月ぶりの入賞ですね。
最近は色々なタイプが増えてきていますが、やっぱり瞬殺を強く意識したこのタイプが一番好感を覚えますね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=46058
 Bruce Mills氏のNicFitは8位入賞です。
最近はNicFitも安定して入賞してきますね。
嬉しい限りです。しかしそのカラーはBWG固定。あれだけ沢山いたBGRやBGは何処に行ってしまったのでしょうか?
いえ、個人的にはこのカラーが好きなので良いのですが・・・。

 しかし・・・、このBruce氏は他人とは思えないほど、構築思想が私と似ていますね。
 相手に土地を与えるデメリットを考え「PWに対処するためのVindicate系は確実に積む必要がある」というのが持論ですが、採用しない方も多いですからね。何故なんでしょうかね?
 また、イマイチ強さを理解できない《情け知らずのガラク》や3色なのに《原初の狩人、ガラク》等を積んでいる方も多いNicFitですが、この方は《ヴェールのリリアナ》一本。
 《老練の探検家》等を確実に機能させるためのハンデス採用枚数も6枚とピッタリ。
う~ん、考えに共感できる方が上位入賞していると嬉しくなりますね!!

 サイドは《トーモッドの墓所》ではなく《虚空の呪文爆弾》を採用していたり、《根絶》《外科的摘出》の両方を採用している等、少し特殊な構成ですね。
しかし《神聖な力線》や《滅び》などここでもやはり似た様なカードもとっています。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=46049
 13位のDavid Lehmannは今回唯一のRouge枠、続唱超起源です。
以前に1度だけ対戦したことがあるこのデッキですが・・・まさかSCGで入賞するとは・・・。

 最軽量3マナ続唱スペルをキャストするだけの簡単MTGです。一応サブプランとして《実物提示教育》も採用。
フィニッシャーは最も除去耐性がある《大祖始》に1パンキルの《荒廃の巨像》です。
巨像がレガシーで採用されるのは珍しいですね。Vintageが主戦場ですが、LegacyではMUDぐらいでしょうか?
それらをサポートするサブフィニッシャーとして《戦嵐のうねり》も採用されていますね。
これも非常に珍しいです。

 個人的には《超起源》《実物提示教育》《戦嵐のうねり》いずれもにハンドにフィニッシャーを必要とするためドローサポートを入れてもいい気がします。
《禁忌の錬金術》なんか良いと思うのですが・・・。

色々不思議な構成ですが、独特の色があって素敵ですね!!



http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_stonestill_with_davi.html
今週のDeck Tech: StoneStill with David Patwellです。

《霊気の薬瓶》やミシュラランド、近年ではSfMをだして《行き詰まり》で蓋をするStill系ですが、このデッキでは新たに《渋面の溶岩使い》に先槍の役目を与えています。
この考えは今までなかったので、私には斬新に映りました。
他にも、瞬足生物7枚と、完璧なヘビーコントールタイプであるStill系とは一線を画す、クロックパーミッションの様な構成が非常に特徴的です。
興味がある方は読まれてみてはいかがでしょうか?



 こんな所でしょうか?

今回は正直メタ外のデッキ・Rougeデッキは少なく、比較的解り易い結果になりましたね。

 AVRから鳴り物入りで登場したミラクルですが、SCGではあまり出てきませんね。
今回も《時間の熟達》がRUG Delverで1枚。《轟く怒り》がUR delverBurnで1枚と寂しい限りです。
やはり不安定な発動条件が嫌われているのでしょうか?
AVR一番の収穫は今のところ《グリセルブランド》という事でしょうか?少なくとも《轟く怒り》より多くのデッキで使われていますからね。




 さて、今回はここまで、です。
相変わらず長文になってしまいました。読み辛くてスミマセン。
今回も最後まで読んでいただいた方には感謝申し上げます。
ありがとうございましたm(_ _)m
この文章が、どこかで誰かのお役にたてれば幸いです。




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ところで[黒蛇]さんをはじめ、一部B使いの方がが《グリセルブランド》に敬称を付けることを提唱していますが・・・


黒使いなら、当然ですね( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー

《ニコル・ボーラス》にはニコル御代やニコル閣下
《リリアナ・ヴェス》はリリアナ姐さんでしょ?
《クロウヴァクス》でさえ、ジャイアンという偉大な愛称を持っています。
当然グリ様にも敬称を付けるべきですよね?


 え、意味わかんない?
じゃあ、もっとわかりやすく言いましょう。
ローマ法王を「ベネディクト」って呼び捨てにしないでしょう?
エリザベス女王を「メアリ」って呼ばないでしょう?
天皇陛下を「明仁」と言わないでしょう?
特別な思想が無い限り、基本的にこの様な方達には敬称が付けられるでしょう?

そう、
グリ様も一緒なんです。

さぁ、みんなも呼びましょう、レッツ、グリ様!!
(わけわかんないテンションになってきました\(^o^)/)



コメント

MTGAnglerfish.アンコウ
2012年5月15日20:10

毎回、興味深く拝読させていただき、勉強させて頂いています。

私は携帯からなので、リンクを開くことが出来ないのが残念ですが、、それでも、なるなる...と思い知らされることばかりです。

よーすけ
2012年5月15日21:54

形はどうあれBGWカラーが優勝は嬉しいですねo(^▽^)o
hymnを入れるなら土地嵌めを考えて名誉回復が優先かもしれませんね。

しもべの一人、H
2012年5月15日23:25

>鬱っちー さん
コメントありがとうございます。
携帯からとなると、ますます私の長文が読みづらいですね(汗
何か、すみません(´・ω・)

お役にたてているのなら幸いです


>ひよこ さん
コメントありがとうございます。

そうですね。NicFitも含め、最近はBWGも頑張っているみたいですので、嬉しい限りです。
Hymnはメタがもう二回りぐらいしてコンボが増えてきてから、再起の時になるでしょうね!!

黒蛇
黒蛇
2012年5月16日22:12

あら、どうも。
別に提唱はしてないです。好きにすりゃいいんですよw黒くてもなにかしらの理由でグリセル嫌いな人もまあいないでもないかもしれんし。

でもまあ、あたしの場合、心では常に敬意を払うことが重要なのですw

しもべの一人、H
2012年5月17日1:57

>黒蛇さん
コメントありがとうございます。

確かにそうですね。中には黒使いでもグリ様嫌いな方もいるかもしれません。
忠誠心の高さが些か暴走したようです。反省。

しかしやっぱり、本能が語りかけます。「敬え!!」とねw


しかし、一部DNで云われていますが、グリ様、禁止されないか心配です。
出した瞬間に大量アド確定がどこまで許されるか・・・。

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