皆さんこんばんは。しもべです。
GP横浜閉幕から1日明け興奮収まらぬ中、遠く離れた異国にてまたしても世界のLegacyプレイヤーを驚愕させる事件が起きましたね。
そんな訳で、恒例のSCG雑感を見ていくとします。
( 前回、「GP横浜終わりましたね!」的な感じでDN書いたんですが、異様にカウンターが伸びてます・・・。
正確なところは判りませんが・・・、どうもSCG見たく私がレガシー選手権についての雑感・簡易考察でも書いていると勘違いして来られた方もいるのかもしれません。
もしそうでしたら、申し訳ありませんでした。
あれは本当に、おわりましたねw的な事しか書いていません。
あれの結果については、DNで本人や公式記事などで放っておいてもやってくれると思うので得にする予定はありません。
あしからず。 )
で、本題に戻って結果をぺたる↓
http://www.starcitygames.com/events/120624_detroit.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t[C1]=3&start_date=2012-06-24&end_date=2012-06-24&event_ID=20&city=Detroit
(
上から
Lands
Elves
Elves
RUG Delver
Maverick
Affinity
Dredge
Maverick
UW SfM
M-U con
Elves
UW con
RUG Delver
MUD
4c ANT
RUG Delver )
え~と、優勝はBobby Kovacs氏の・・・TOTITANです
( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚)
・・・「土地単」です。
大事な事だからもう一度言います。
「土地単」です。
(;゚Д゚)(゚Д゚;(゚Д゚;)ナ、ナンダッテー!!
(;゚Д゚)(゚Д゚;(゚Д゚;)ナ、ナンダッテー!!
(;゚Д゚)(゚Д゚;(゚Д゚;)ナ、ナンダッテー!!
そう、土地単です!!
Oh my God!!
これはあめーじんぐですねw
解説はとりあえず後ほど。
驚くのはそれだけではありません!!
あれだけAOAO言っていたのに今週は何とTop8に青系は環境の王者RUG Delverが1名のみなんです!!
これもあめーじんぐですねw
公開されている16名のリストの内、青系はRUG3名にSfM1名、コントロール2名です。6/16と考えれば十分多いのですが、それでも先週までの隆盛ぶりを考えれば驚くほどの凋落です。
更に驚きなのは《グリセルブランド》がリストインしていない事。
そう、SneakShowもReanimateもいません。そしてその他SnT系のデッキも1人もいません。
先週もOpenの結果も十分驚きでしたが、これはそれを遥かに上回る結果です。
さてここからは気になったデッキを見ていこうと思います。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=47238
まずは優勝者のBobby Kovacs氏の土地単です。
正直、アンビリーバブルです・・・。
昨日のエンチャントレス優勝を遥かに超える衝撃のファーストブリッド(((((;`Д´)≡⊃
です・・・。
中堅以上のLegacyプレイヤーの皆さんは知っていると思いますが、《踏査》《マナ結合》+αと大半の特殊地形からなるエターナル環境デッキです。
Dredgeレベル、いえ環境の浸透度を考えるとそれ以上に軸をずらした戦いをするデッキです。
その主なカモはBeatdownです。
特に中速以下の速度のBeatはボーリングのピンの如きサンドバックになります。
私のRockも何度ヽ( ゚∀゚)ノ┌┛)`Д゚)・;’されたか判りません。
しかし、それ故に、Beatが息をしていないこの環境ではメタにあってないどころの騒ぎじゃないです。
非常に失礼な言い方になりますが・・・、今回は当たり運が良かったんだと思います。
今回はコンボが本当の意味で生息しておらず、低速デッキかカモのBeatしか居なかったために勝ち抜けたんだと思います。
土地単が姿を消したのは、コンボに勝てないというのもありますが、それ以上にZen期以降、多くの土地単は「ヴァラクート」へと姿を変えたという理由もあります。
除去が蔓延している環境で貧弱生物で攻めるよりも、コンボで決まる方が簡単ですからね。
決して速いとは言えませんが6~7ターンぐらいには遅くとも決まりますから、ビートはサブプランで十分だったんです。
しかし、このデッキはそうではなく、純粋な土地単です。
しかも、今まで見てきた中でも最も低打点な構成です。
なんとメインには《忍び寄るタール坑》2枚のみ。
おぉ、クレイジーΣ(||゚Д゚)ヒィィィィ・・・
サイドを合わせても《闇の腹心》4枚だけです。
驚くほどパンチ力が低い。
小3とケンカしても負けそうなほど弱そうです。
しかし妨害手段は豊富です。
対生物
1《The Tabernacle at Pendrell Vale》
4《Maze of Ith》
1《Karakus》
1《Gracical Chasm》
1《罠の橋》
1《仕組まれた爆薬》+《アカデミーの廃墟》
土地拘束
4《不毛の大地》
4《リシャーダの港》
1《幽霊街》
対コンボ
3《カラスの罪》+4《壌土からの生命》
(サイド)
4《虚空の杯》
2《三なる宝球》
3《クローサの掌握》
1《呪われたトーテム像》
など本当に徹底しています。
特に対生物戦では無類の強さを誇るでしょう。
安定して回るデッキであるため、生物戦ではUW系コントロールデッキを上回ると思います。
デッキ内のパーツが殆ど土地であるため
3《トレイリア西部/Tolaria West》
3《直観》+4《壌土からの生命》
が非常に幅広いサーチを可能とします。
そして《踏査》《マナ結合》で高速展開をしてきます。
正直、パーマネントが土地であるため、盤面に干渉しにくく、非常に対策し辛いデッキです。
速度で上回る以外には、《血染めの月/Blood Moon》が最も効果的でしょうか。万人が採用できる手段としては墓地対策と言う間接妨害しかできない点もこのデッキの強さ。
パーマネント破壊もハンデスもロームの前には無力。カウンターも効きにくい為本当にいやらしいです。
対生物戦では無類の強さを持つこのデッキも速度が速いデッキには無力この上ない。
さらに非生物高速コンボデッキの前には
1.コイントス
2.7ドロー(初手)
3.GG
と言うぐらいサンドバック。
どの様にして優勝したかはわかりませんが、只々凄いとしか言いようがない結果ですね。
生物戦に強いといっても攻め手がタール坑2枚ではさすがに少なすぎる気がします。
STP対策もかねて《Zuran Orb》1も入っているのでしょうが、それにして薄すぎる。
Bobby氏は本当にあっぱれ/アグレッシブですね。
しかし、これがいけるのなら「力線Beat」も意外と行けるんじゃないですかね?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=47239
2位Caleb Durward氏のElvesです。
ゴブリン、マーフォークときて今回はエルフです。
今、部族が強い!!と言わんばかりに毎週活躍している部族。
そのなかでもエルフは以前からちょこちょこと名前を見ていました。
3~5ターンで決まる部族界最速が、今週は3名がリストインと大暴れですねw
正直メインは全くと言っていいほど違いが無い(少ない)ため言う事は無いんですが・・・
そこはさすがCaleb氏。サイドが相変わらずユーモアあふれてます。
このデッキの定番サイド
1《弱者の石》
2《アメジストのとげ》
が他のデッキと比べて圧倒的に少ないです。
代わりに入っているのが
2《謙虚》
1《スレイベンの守護者、サリア》
です。
そして《梅沢の十手》も1枚取っています。
かなり泥臭い戦いをする気満々な採用ですねwコンボのする事じゃないww
しかし、こういう構成もアリなんだと毎度のことながら勉強になります。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=47246
14位、Nick Edgerle氏のRUG Delverです。
今週も3名がリストインし、相変わらずの安定感を誇っていますが、それでも、先週のSCG OPENと同じく、最近では大人しい結果です。
そんな中でこのNick氏のリストを挙げたのですが、それはメインに1枚入っている《四肢切断》です。
少々不思議な選択です。
現環境でこれを積極的に採用する理由は無いはずですが、おそらくは同系の《タルモゴイフ》を的としたものでしょうね。
また、一応《聖遺の騎士》も除去できる可能性があります。
そう考えれば、サイドの
2《金粉のドレイク》
4《水没》
と合わせて対緑に強い構成にしてあるのがわかりますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=47241
8位、Justin Haas氏のDredgeです。
先週のSCG INVITATIONALのAdam氏とほぼ同じ構成ですが、サイドが大きく方向性が違いますね。
Adam氏がリターン用に《絶望の天使》《魅力的な執政官》と防御的・受動的な選択をしているのに対し、Justin氏は《魅力的な執政官》は同じですが、他に《炎の血族の盲信者》《憎悪縛りの剥ぎ取り》《グリセルブランド》と非常に攻撃的な生物を積んでいます。
更に追加の《ナルコメーバ》orリターン用の弾として《冥界の影》を2枚積んでいます。
サイド後は多くは速度を低下させ、慎重な戦いをするDredgeですが、このJustin氏はその逆を行っていますね。
これもある意味アグレッシブサイドボードでしょうか?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=47247
9位、teresa buss女史のMaverickです。
今回は他にもTop8に1名を輩出し、やはり、非コンボ環境では強いことを証明しているMaverickですが、このTeresa女史は少々特殊です。
最近はぶられ気味は《エイヴンの思考検閲者》2枚も目立ちますが、
《石鍛冶の神秘家》1、《遍歴の騎士、エルズペス》1をメインにとっています。最初は対UWミラクルに強い構成にしたのかとも思いましたが、メインに《ガドック・ティーグ》が0枚な事を見るとそうでもないようです。
それだけではなく、単純に中長期的な戦略を取っているとみるべきでしょうね。
敢えて、メインはコンボ戦は捨てているようにも思えます。
メインでは他にも《ガイアの揺籃の地》が不採用な事が非常に印象的です。初手に来た時の無能っぷりは頭痛の種ですが、これがあるからこそ《軟泥のウーズ》は活きると思うのですが・・・。
代わりに入っているのが《ヤヴィマヤのうろ穴》です。コンバットや火力に有用な土地ですね。
サイドは対青、対コンボがメインなのはわかるんですが、1つ気になる事があります。
《漸増爆弾》2の存在ですね。何故《仕組まれた爆薬》ではいけなかったのでしょうか?
環境的にX=3以上を指定する事はそれほど多くは無いはずですが・・・。
それでもXをコントロールできる点をメリットとしてとらえているのでしょうね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=47245
11位、Dan Musser氏のMonoBlue Controlです。
《壊滅的大潮》入りBTBですが、Dan氏はこれで既に3度リストインしており、メインもほぼ同じ。
強いんですかね?青単。
特に明記はしてきませんでしたが、この青単、青系コントロールとしては非常に珍しく《精神を刻む者、ジェイス》を1枚も積んでいません。
《ヴィダルケンの枷》や《エネルギー・フィールド》では守りきれないと判断しているのでしょう。
潔いですね。
《嘘か誠か》の様な大量ドローを入れていない所も結構印象的です。ここは《相殺》コンボ、ミラクルとの兼ね合いでしょうか?
サイドの《セファリッドの女帝ラワン》アリ。対魚用決戦兵器が再び戻ってきましたねw
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=47244
15位、Kelson Reiter氏のMUDです。
こちらもちらほらと見かけるデッキの1つMUDです。
高速Beatがいない故に生存権がある感じがしますが・・・。
以前まではウェルダー型が中心でしたが、今は無色が中心の様ですね。
このリストで気になったのが《千年霊薬》1です。
弱くは無いものの設置に3マナも掛るためなかなか採用するデッキは無いんですが、Kelson氏はあえて採用していますね。
設置さえできれば、能力起動までの隙が無くなり、更に生物のUntap出来る為、《金属細工師》《カルドーサの鍛冶場主》の使い勝手が飛躍的に上昇します。
さながら、デッキパワーを犠牲に爆発力を挙げている感じでしょうか?
《魂の洞窟》も4枚の採用。指定は「構築物」が主で、次点で「ゴーレム」でしょうか?
霊薬もそうですが、大振りなデッキである分、その動きを補完できるように心掛けているようですね。
サイドの《伝染病エンジン》1が非常に面白い選択ですね。
《漸増爆弾》2と合わせて、これらでRUG Delverや部族、Maverickに対抗するつもりなのでしょう。
エンジンは《プレインズウォーカー・カーン》がハイパー化する点でもこのデッキではなかなかたちが悪いですねw
なんと[-1]でパーマネント破壊してきますw
個人的には《抵抗の放球》を1枚増量したいですね。
あと、《精神隷属機》も1枚くらい取りたいですね。
http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_deaths_shadow_delver.html
「Deck Tech: Death’s Shadow Delver with Nicholas Rausch」
今週のDeck Techの1つです。《死の影》入りUB Tempoデッキです。
実は最近あまりの黒の不遇っぷりに、黒単orタッチカラーのブリッツを妄想中の私は当然BtUも考えており、非常に面白く読ませていただきました。
基本コンセプトは、《死の影》登場当初「Team America」に入れたら強いんじゃない?的なのりが一時期はやりましたが、その悪ふざけの発想をそのまま真面目に調整した感じです。
(因みに私は現在妄想中のデッキ以外にも1年ほど前EvaGreen構想時に《死の影》の強さに感動したこともあります。)
「自分から積極的にライフを減らす事により《死の影》自体を強化する」事はチアメで試されていたことと同じですが、大きな違いはチアメが妨害に重きを置いたテンポデッキであるのに対して、こちらは攻撃に重きを置いています。
ライフを減らしすぎて、攻撃に転じる事が出来なくなったチアメとは違うようですね。
「自らライフロスするカードをコンバットトリックにする」という発想は私も同じで1-2のコンバットの状況で《殺し》で(`ω´)グフフしていたのは同じですが、このNicholas氏はさらにもう1つの手段を用意しています。
フェッチランド→《湿った墓》をする事で宛ら《巨大化》をするという事を可能にしています。
センスを感じますねww
このデッキでは追加の除去に《四肢切断》も入れてあります。ライフが調整が可能な点もこのデッキには合っているのでしょうね。
少々やり過ぎな気もしますが・・・。
また《ギタクシア派の調査》を2種類目の《思考囲い》という風に捉えているのも面白い発想です。
チアメなら間違いなくここには《Hymn to Tourach》が入る処ですが、「ハンドを覗きながらプランを立てる」という観点に重きを置いているようです。
1マナハンデスでないのはライフロス、テンポなどの事も考えての事でしょう。打消しも使えますからね。
ここら辺でも非常に攻撃偏重なデッキであることがわかります。
《ファイレクシアの非生》もうまく使えなかったそうですが、デッキコンセプトをサポートするうえではよく合ってはいたようです。
もっと生物戦で積極的に使うべきだったとの事。
気になるのはNicholas氏は攻撃的なデッキでありながら《闇の腹心》>《墓忍び》としているところですね。
当然両存は出来にくいのですが、よりオフェンシブなデッキを選択するのなら《墓忍び》>ボブな気がしないでもないです。
まぁ、除去過多に加え、バウンスも非常に多い環境ですので、《墓忍び》に重きを置きすぎるのは難しいのかもしれません。
最も苦手なデッキはMaverickだそうです。
・・・本当でしょうか?
どう考えてもBurn・UR Burnの方が苦しい気がします。《名誉の神盾》1枚で対抗できるのでしょうか・・・?
逆に、お客さんなのはコンボ・RUG Delverだそうです。
それが本当なら、結構メタにあっていますね。
http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_cawgo_with_daniel_bu.html
「Deck Tech: Caw-Go with Daniel Buzzie」
こちらは「UW相殺ミラクル+カウブレード」なデッキですが、よくある生物戦特化ではなく、多角的な妨害を旨としているようです。
正直こちらはそれほど興味が無いので割愛しますが、コンセプトとしては面白いものがあります。
興味がある方は是非一読してみてください。特にサイドが面白いですね。
さて、こんな所でしょうか?
先週のSCG OPENも驚きましたが、今週の驚きはその遥か上ですね。
青とグリセルコンボばっかだ!!と嘆いたのは過去の話でしょうか?
SnTにしろReanimaterにしろコンボとしては大振りで隙の大きいデッキなのでやりようはあるという事なのかもしれませんね。
流石に2週続いてこの結果だという事は明確にメタが回り始めているのかもしれません。
特に3名を輩出したElvesの存在がメタ上で際立っています。
恐らく次回はまた違った結果となるでしょうが・・・。
うん、混沌期ですね!!
私は、これを機に色々なデッキが出てくることを楽しみにしています。
はたして皆さんはどの様な思考錯誤を凝らしますか?
今回はここまで、です。
今回も最後まで読んでいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役にたてば幸いです。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
今回は実験的に、なるべく多くのカード名を文中で書くように心掛けました。
携帯からだとリストが見えないという方もいるようですので、その点に配慮した結果です。
が、ただでさえ多い文字数が更に多くなってしまいましたorz
う~ん、どうすべきでしょうかね・・・。
------------------------------------------------------------------------------------------------
今週のジャンプの「こち亀」がやばいですね。
小さいお友達も大きいお友達もプリキュアファンなら卒倒物ではないでしょうか?
私はプリキュアの事はよく判らないのですが、月光刑事見た瞬間思考がフリーズしましたw
----------------------------------------------------------------------------------------------------
なんかM13で魚が強くなるようですね。
でも、私には関係ないです。
Rockだから。島無いもの。
前方確認した後で、Deed(EE)で吹き飛ばしてお客さん(`・ω・´)キリッ
GP横浜閉幕から1日明け興奮収まらぬ中、遠く離れた異国にてまたしても世界のLegacyプレイヤーを驚愕させる事件が起きましたね。
そんな訳で、恒例のSCG雑感を見ていくとします。
( 前回、「GP横浜終わりましたね!」的な感じでDN書いたんですが、異様にカウンターが伸びてます・・・。
正確なところは判りませんが・・・、どうもSCG見たく私がレガシー選手権についての雑感・簡易考察でも書いていると勘違いして来られた方もいるのかもしれません。
もしそうでしたら、申し訳ありませんでした。
あれは本当に、おわりましたねw的な事しか書いていません。
あれの結果については、DNで本人や公式記事などで放っておいてもやってくれると思うので得にする予定はありません。
あしからず。 )
で、本題に戻って結果をぺたる↓
http://www.starcitygames.com/events/120624_detroit.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t[C1]=3&start_date=2012-06-24&end_date=2012-06-24&event_ID=20&city=Detroit
(
上から
Lands
Elves
Elves
RUG Delver
Maverick
Affinity
Dredge
Maverick
UW SfM
M-U con
Elves
UW con
RUG Delver
MUD
4c ANT
RUG Delver )
え~と、優勝はBobby Kovacs氏の・・・TOTITANです
( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚)
・・・「土地単」です。
大事な事だからもう一度言います。
「土地単」です。
(;゚Д゚)(゚Д゚;(゚Д゚;)ナ、ナンダッテー!!
(;゚Д゚)(゚Д゚;(゚Д゚;)ナ、ナンダッテー!!
(;゚Д゚)(゚Д゚;(゚Д゚;)ナ、ナンダッテー!!
そう、土地単です!!
Oh my God!!
これはあめーじんぐですねw
解説はとりあえず後ほど。
驚くのはそれだけではありません!!
あれだけAOAO言っていたのに今週は何とTop8に青系は環境の王者RUG Delverが1名のみなんです!!
これもあめーじんぐですねw
公開されている16名のリストの内、青系はRUG3名にSfM1名、コントロール2名です。6/16と考えれば十分多いのですが、それでも先週までの隆盛ぶりを考えれば驚くほどの凋落です。
更に驚きなのは《グリセルブランド》がリストインしていない事。
そう、SneakShowもReanimateもいません。そしてその他SnT系のデッキも1人もいません。
先週もOpenの結果も十分驚きでしたが、これはそれを遥かに上回る結果です。
さてここからは気になったデッキを見ていこうと思います。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=47238
まずは優勝者のBobby Kovacs氏の土地単です。
正直、アンビリーバブルです・・・。
昨日のエンチャントレス優勝を遥かに超える衝撃のファーストブリッド(((((;`Д´)≡⊃
です・・・。
中堅以上のLegacyプレイヤーの皆さんは知っていると思いますが、《踏査》《マナ結合》+αと大半の特殊地形からなるエターナル環境デッキです。
Dredgeレベル、いえ環境の浸透度を考えるとそれ以上に軸をずらした戦いをするデッキです。
その主なカモはBeatdownです。
特に中速以下の速度のBeatはボーリングのピンの如きサンドバックになります。
私のRockも何度ヽ( ゚∀゚)ノ┌┛)`Д゚)・;’されたか判りません。
しかし、それ故に、Beatが息をしていないこの環境ではメタにあってないどころの騒ぎじゃないです。
非常に失礼な言い方になりますが・・・、今回は当たり運が良かったんだと思います。
今回はコンボが本当の意味で生息しておらず、低速デッキかカモのBeatしか居なかったために勝ち抜けたんだと思います。
土地単が姿を消したのは、コンボに勝てないというのもありますが、それ以上にZen期以降、多くの土地単は「ヴァラクート」へと姿を変えたという理由もあります。
除去が蔓延している環境で貧弱生物で攻めるよりも、コンボで決まる方が簡単ですからね。
決して速いとは言えませんが6~7ターンぐらいには遅くとも決まりますから、ビートはサブプランで十分だったんです。
しかし、このデッキはそうではなく、純粋な土地単です。
しかも、今まで見てきた中でも最も低打点な構成です。
なんとメインには《忍び寄るタール坑》2枚のみ。
おぉ、クレイジーΣ(||゚Д゚)ヒィィィィ・・・
サイドを合わせても《闇の腹心》4枚だけです。
驚くほどパンチ力が低い。
小3とケンカしても負けそうなほど弱そうです。
しかし妨害手段は豊富です。
対生物
1《The Tabernacle at Pendrell Vale》
4《Maze of Ith》
1《Karakus》
1《Gracical Chasm》
1《罠の橋》
1《仕組まれた爆薬》+《アカデミーの廃墟》
土地拘束
4《不毛の大地》
4《リシャーダの港》
1《幽霊街》
対コンボ
3《カラスの罪》+4《壌土からの生命》
(サイド)
4《虚空の杯》
2《三なる宝球》
3《クローサの掌握》
1《呪われたトーテム像》
など本当に徹底しています。
特に対生物戦では無類の強さを誇るでしょう。
安定して回るデッキであるため、生物戦ではUW系コントロールデッキを上回ると思います。
デッキ内のパーツが殆ど土地であるため
3《トレイリア西部/Tolaria West》
3《直観》+4《壌土からの生命》
が非常に幅広いサーチを可能とします。
そして《踏査》《マナ結合》で高速展開をしてきます。
正直、パーマネントが土地であるため、盤面に干渉しにくく、非常に対策し辛いデッキです。
速度で上回る以外には、《血染めの月/Blood Moon》が最も効果的でしょうか。万人が採用できる手段としては墓地対策と言う間接妨害しかできない点もこのデッキの強さ。
パーマネント破壊もハンデスもロームの前には無力。カウンターも効きにくい為本当にいやらしいです。
対生物戦では無類の強さを持つこのデッキも速度が速いデッキには無力この上ない。
さらに非生物高速コンボデッキの前には
1.コイントス
2.7ドロー(初手)
3.GG
と言うぐらいサンドバック。
どの様にして優勝したかはわかりませんが、只々凄いとしか言いようがない結果ですね。
生物戦に強いといっても攻め手がタール坑2枚ではさすがに少なすぎる気がします。
STP対策もかねて《Zuran Orb》1も入っているのでしょうが、それにして薄すぎる。
Bobby氏は本当にあっぱれ/アグレッシブですね。
しかし、これがいけるのなら「力線Beat」も意外と行けるんじゃないですかね?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=47239
2位Caleb Durward氏のElvesです。
ゴブリン、マーフォークときて今回はエルフです。
今、部族が強い!!と言わんばかりに毎週活躍している部族。
そのなかでもエルフは以前からちょこちょこと名前を見ていました。
3~5ターンで決まる部族界最速が、今週は3名がリストインと大暴れですねw
正直メインは全くと言っていいほど違いが無い(少ない)ため言う事は無いんですが・・・
そこはさすがCaleb氏。サイドが相変わらずユーモアあふれてます。
このデッキの定番サイド
1《弱者の石》
2《アメジストのとげ》
が他のデッキと比べて圧倒的に少ないです。
代わりに入っているのが
2《謙虚》
1《スレイベンの守護者、サリア》
です。
そして《梅沢の十手》も1枚取っています。
かなり泥臭い戦いをする気満々な採用ですねwコンボのする事じゃないww
しかし、こういう構成もアリなんだと毎度のことながら勉強になります。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=47246
14位、Nick Edgerle氏のRUG Delverです。
今週も3名がリストインし、相変わらずの安定感を誇っていますが、それでも、先週のSCG OPENと同じく、最近では大人しい結果です。
そんな中でこのNick氏のリストを挙げたのですが、それはメインに1枚入っている《四肢切断》です。
少々不思議な選択です。
現環境でこれを積極的に採用する理由は無いはずですが、おそらくは同系の《タルモゴイフ》を的としたものでしょうね。
また、一応《聖遺の騎士》も除去できる可能性があります。
そう考えれば、サイドの
2《金粉のドレイク》
4《水没》
と合わせて対緑に強い構成にしてあるのがわかりますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=47241
8位、Justin Haas氏のDredgeです。
先週のSCG INVITATIONALのAdam氏とほぼ同じ構成ですが、サイドが大きく方向性が違いますね。
Adam氏がリターン用に《絶望の天使》《魅力的な執政官》と防御的・受動的な選択をしているのに対し、Justin氏は《魅力的な執政官》は同じですが、他に《炎の血族の盲信者》《憎悪縛りの剥ぎ取り》《グリセルブランド》と非常に攻撃的な生物を積んでいます。
更に追加の《ナルコメーバ》orリターン用の弾として《冥界の影》を2枚積んでいます。
サイド後は多くは速度を低下させ、慎重な戦いをするDredgeですが、このJustin氏はその逆を行っていますね。
これもある意味アグレッシブサイドボードでしょうか?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=47247
9位、teresa buss女史のMaverickです。
今回は他にもTop8に1名を輩出し、やはり、非コンボ環境では強いことを証明しているMaverickですが、このTeresa女史は少々特殊です。
最近はぶられ気味は《エイヴンの思考検閲者》2枚も目立ちますが、
《石鍛冶の神秘家》1、《遍歴の騎士、エルズペス》1をメインにとっています。最初は対UWミラクルに強い構成にしたのかとも思いましたが、メインに《ガドック・ティーグ》が0枚な事を見るとそうでもないようです。
それだけではなく、単純に中長期的な戦略を取っているとみるべきでしょうね。
敢えて、メインはコンボ戦は捨てているようにも思えます。
メインでは他にも《ガイアの揺籃の地》が不採用な事が非常に印象的です。初手に来た時の無能っぷりは頭痛の種ですが、これがあるからこそ《軟泥のウーズ》は活きると思うのですが・・・。
代わりに入っているのが《ヤヴィマヤのうろ穴》です。コンバットや火力に有用な土地ですね。
サイドは対青、対コンボがメインなのはわかるんですが、1つ気になる事があります。
《漸増爆弾》2の存在ですね。何故《仕組まれた爆薬》ではいけなかったのでしょうか?
環境的にX=3以上を指定する事はそれほど多くは無いはずですが・・・。
それでもXをコントロールできる点をメリットとしてとらえているのでしょうね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=47245
11位、Dan Musser氏のMonoBlue Controlです。
《壊滅的大潮》入りBTBですが、Dan氏はこれで既に3度リストインしており、メインもほぼ同じ。
強いんですかね?青単。
特に明記はしてきませんでしたが、この青単、青系コントロールとしては非常に珍しく《精神を刻む者、ジェイス》を1枚も積んでいません。
《ヴィダルケンの枷》や《エネルギー・フィールド》では守りきれないと判断しているのでしょう。
潔いですね。
《嘘か誠か》の様な大量ドローを入れていない所も結構印象的です。ここは《相殺》コンボ、ミラクルとの兼ね合いでしょうか?
サイドの《セファリッドの女帝ラワン》アリ。対魚用決戦兵器が再び戻ってきましたねw
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=47244
15位、Kelson Reiter氏のMUDです。
こちらもちらほらと見かけるデッキの1つMUDです。
高速Beatがいない故に生存権がある感じがしますが・・・。
以前まではウェルダー型が中心でしたが、今は無色が中心の様ですね。
このリストで気になったのが《千年霊薬》1です。
弱くは無いものの設置に3マナも掛るためなかなか採用するデッキは無いんですが、Kelson氏はあえて採用していますね。
設置さえできれば、能力起動までの隙が無くなり、更に生物のUntap出来る為、《金属細工師》《カルドーサの鍛冶場主》の使い勝手が飛躍的に上昇します。
さながら、デッキパワーを犠牲に爆発力を挙げている感じでしょうか?
《魂の洞窟》も4枚の採用。指定は「構築物」が主で、次点で「ゴーレム」でしょうか?
霊薬もそうですが、大振りなデッキである分、その動きを補完できるように心掛けているようですね。
サイドの《伝染病エンジン》1が非常に面白い選択ですね。
《漸増爆弾》2と合わせて、これらでRUG Delverや部族、Maverickに対抗するつもりなのでしょう。
エンジンは《プレインズウォーカー・カーン》がハイパー化する点でもこのデッキではなかなかたちが悪いですねw
なんと[-1]でパーマネント破壊してきますw
個人的には《抵抗の放球》を1枚増量したいですね。
あと、《精神隷属機》も1枚くらい取りたいですね。
http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_deaths_shadow_delver.html
「Deck Tech: Death’s Shadow Delver with Nicholas Rausch」
今週のDeck Techの1つです。《死の影》入りUB Tempoデッキです。
実は最近あまりの黒の不遇っぷりに、黒単orタッチカラーのブリッツを妄想中の私は当然BtUも考えており、非常に面白く読ませていただきました。
基本コンセプトは、《死の影》登場当初「Team America」に入れたら強いんじゃない?的なのりが一時期はやりましたが、その悪ふざけの発想をそのまま真面目に調整した感じです。
(因みに私は現在妄想中のデッキ以外にも1年ほど前EvaGreen構想時に《死の影》の強さに感動したこともあります。)
「自分から積極的にライフを減らす事により《死の影》自体を強化する」事はチアメで試されていたことと同じですが、大きな違いはチアメが妨害に重きを置いたテンポデッキであるのに対して、こちらは攻撃に重きを置いています。
ライフを減らしすぎて、攻撃に転じる事が出来なくなったチアメとは違うようですね。
「自らライフロスするカードをコンバットトリックにする」という発想は私も同じで1-2のコンバットの状況で《殺し》で(`ω´)グフフしていたのは同じですが、このNicholas氏はさらにもう1つの手段を用意しています。
フェッチランド→《湿った墓》をする事で宛ら《巨大化》をするという事を可能にしています。
センスを感じますねww
このデッキでは追加の除去に《四肢切断》も入れてあります。ライフが調整が可能な点もこのデッキには合っているのでしょうね。
少々やり過ぎな気もしますが・・・。
また《ギタクシア派の調査》を2種類目の《思考囲い》という風に捉えているのも面白い発想です。
チアメなら間違いなくここには《Hymn to Tourach》が入る処ですが、「ハンドを覗きながらプランを立てる」という観点に重きを置いているようです。
1マナハンデスでないのはライフロス、テンポなどの事も考えての事でしょう。打消しも使えますからね。
ここら辺でも非常に攻撃偏重なデッキであることがわかります。
《ファイレクシアの非生》もうまく使えなかったそうですが、デッキコンセプトをサポートするうえではよく合ってはいたようです。
もっと生物戦で積極的に使うべきだったとの事。
気になるのはNicholas氏は攻撃的なデッキでありながら《闇の腹心》>《墓忍び》としているところですね。
当然両存は出来にくいのですが、よりオフェンシブなデッキを選択するのなら《墓忍び》>ボブな気がしないでもないです。
まぁ、除去過多に加え、バウンスも非常に多い環境ですので、《墓忍び》に重きを置きすぎるのは難しいのかもしれません。
最も苦手なデッキはMaverickだそうです。
・・・本当でしょうか?
どう考えてもBurn・UR Burnの方が苦しい気がします。《名誉の神盾》1枚で対抗できるのでしょうか・・・?
逆に、お客さんなのはコンボ・RUG Delverだそうです。
それが本当なら、結構メタにあっていますね。
http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_cawgo_with_daniel_bu.html
「Deck Tech: Caw-Go with Daniel Buzzie」
こちらは「UW相殺ミラクル+カウブレード」なデッキですが、よくある生物戦特化ではなく、多角的な妨害を旨としているようです。
正直こちらはそれほど興味が無いので割愛しますが、コンセプトとしては面白いものがあります。
興味がある方は是非一読してみてください。特にサイドが面白いですね。
さて、こんな所でしょうか?
先週のSCG OPENも驚きましたが、今週の驚きはその遥か上ですね。
青とグリセルコンボばっかだ!!と嘆いたのは過去の話でしょうか?
SnTにしろReanimaterにしろコンボとしては大振りで隙の大きいデッキなのでやりようはあるという事なのかもしれませんね。
流石に2週続いてこの結果だという事は明確にメタが回り始めているのかもしれません。
特に3名を輩出したElvesの存在がメタ上で際立っています。
恐らく次回はまた違った結果となるでしょうが・・・。
うん、混沌期ですね!!
私は、これを機に色々なデッキが出てくることを楽しみにしています。
はたして皆さんはどの様な思考錯誤を凝らしますか?
今回はここまで、です。
今回も最後まで読んでいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役にたてば幸いです。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
今回は実験的に、なるべく多くのカード名を文中で書くように心掛けました。
携帯からだとリストが見えないという方もいるようですので、その点に配慮した結果です。
が、ただでさえ多い文字数が更に多くなってしまいましたorz
う~ん、どうすべきでしょうかね・・・。
------------------------------------------------------------------------------------------------
今週のジャンプの「こち亀」がやばいですね。
小さいお友達も大きいお友達もプリキュアファンなら卒倒物ではないでしょうか?
私はプリキュアの事はよく判らないのですが、月光刑事見た瞬間思考がフリーズしましたw
----------------------------------------------------------------------------------------------------
なんかM13で魚が強くなるようですね。
でも、私には関係ないです。
Rockだから。島無いもの。
前方確認した後で、Deed(EE)で吹き飛ばしてお客さん(`・ω・´)キリッ
コメント
Zoo使ってる身としてはSnTみたいなデッキが少なくなってくれるのはありがたいw
メイン8ムーンという狂気の前には成すすべもありませんでした。
以降、月を踏む可能性がある環境では諦めざるを得なかったのです。
コメントありがとうございます。
なんか新アトランティスの王が出るらしいです。
魚が強化されるならDelverにもコンボにも効くんで、これでまたメタが回りますね。
SnTに同じくイワサレテいる私としても減ってくれるとありがたいですw
>なべKIIさん
コメントありがとうございます。
そうですか、最大の要因はそっちでしたか。
確かに、土地単使いが月出されて悲鳴を上げていた記憶がありますww
確かに8Moonはどうしようもないですねww
名古屋にも土地単使いの方がいて、余りに困ってRockのサイドに真剣に月を検討したこともあります。