レガシー)Eternal Slideのスライドとは如何にあるべきか?久々に紙に触れるので色々妄想している近況 Eternal Slide編1 / 何か変なStiflenoughtデッキ見つけた
レガシー)Eternal Slideのスライドとは如何にあるべきか?久々に紙に触れるので色々妄想している近況 Eternal Slide編1 / 何か変なStiflenoughtデッキ見つけた
レガシー)Eternal Slideのスライドとは如何にあるべきか?久々に紙に触れるので色々妄想している近況 Eternal Slide編1 / 何か変なStiflenoughtデッキ見つけた
皆さん、こんばんは。しもべです。


 今日は雨が上がった後はこれでもかという程の快晴です。
布団干したかったなぁ。
そろそろ我が家でもエアコンが必要なのか?と考えなくもないこの頃です。

 先日から本当に久方ぶりに紙に触っています。
色々電波受信していたおかげで、妄想が止まりません。
真面な感じで練っているのは当然Rockなんですが、その他にデッキにも色々妄想しています。

 基本的に私はMTGという物が好きで、そして様々なデッキが好きです。
本気で使い込んでいるのはThe Rockなのですが、色々興味を持つデッキは絶えないです。
そんな中の一つが今日の話題の「Eternal Slide」です。


 知っている方も多いとは思いますが、ONS~MRD期のスタンダード世界選手権でJulien Nuijtenを歴代最年少王者へと導いたデッキです。
Cip生物と《霊体の地滑り》のシナジーを中心としたグッドスタッフなGWコントロールデッキ。
(MTGwikiより転載:http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%A8%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%89


 コントロール(グッドスタッフ)大好きな私の は・あ・と を鷲摑みして久しいデッキです。
これもLegacyで何とか使えるようにならないか?と、年に数回程度の頻度で妄想しており、なんとなく気が向いたんで最近よく考えていました。
 ( 特にそのきっかけとなったのがM13の新星《スラーグ牙》の存在です。
出て良し、除去られて良しのこいつ。
自明の理でRockへの転用も考えていますが、まずはこちらで、という事です。

 また、エタフェスで優勝された[Koh]さんのエメリアポッドに感銘を受けたのも要因。
類似なデッキが駆っているのを見るのはやっぱり励みになる。)


 その中でもっともよく考えるのが、「Slide」の部分に何を使うのか?という事です。
へ?地滑りそのまま使えば?と思うかもしれませんが折角のLegacyですからね。
別にこれに拘らなくても同コンセプトで、より望ましいものがあればそれに越した事は無いでしょう?
という訳で今考えているのがこちら↓

《霊体の地滑り》
《パララクスの波》
《一瞬の瞬き》

の三種です。
其々の特徴は以下の通り


《霊体の地滑り》
 :元々のデッキの顔。これを採用するかどうかは、要はデッキにおいてCip生物の使い方・利用法をどうするか(より直裁に言えばCip能力の起動キーをどういう方法にするか)、という点に集約されます。
これを入れるのなら、デッキはサイクリングデッキにするという事です(当たり前だ!!)。
サイクリングランドやサイクリングスペル、そして《壌土からの生命》。
これらを使う場合は必然的にスライドを使用する事になるでしょう。

 一番の問題は単体では仕事をしない事です。
文字通り、サイクリングカードが無ければただの置物。
同時に、サイクリングランドもただのドローカードである以上序盤にサイクリングしていられるほどの余裕があるかどうかも問題になります。
 また、エンチャントであるため三種の中で最も場持ちが良い点は負の要素も含んでいます。2枚目がまったくの無駄とは言えませんが予備としての使い道以外は現実性が薄いと言わざるを得ません。
以前[きょうじゅ]さんが書かれていましたが、デッキ内で最も弱いカードであり、かつコンボパーツである以上4枚積みの必要性があるジレンマを抱えています。

 利点としては、置物としては設置コストだけなら波よりも軽く、また、サイクリングカードが無くならない限り仕事をし続ける点でしょう。
つまり、設置できれば、比較的安定した効果を継続して期待出来るカードです。
 またデッキの大半がサイクリングカードである以上、展開が遅い代わりに非常に安定してデッキを回す事が出来ます。
これはコントロールデッキとしては非常に有用な点と言えるでしょう。
 誘発能力であり防がれにくい点も強い。



《パララクスの波》
 :単体で仕事を熟せる上に連続して使用できる。かつ能力であるため防がれにくいです。
当然《永遠の証人》は入れるつもりなので「ブ-ジャム」の使用法は可能です。
代わりに《オパール色の輝き》を入れるつもりはないので無限リムーブは不可能。
起動キー・マナが不要のため、単体で最も使いやすく、且つ使い捨てでもあるため複数投入が裏目に出る事は無いといえます。
想起生物とは最も相性がいいと言えます。
単体で使用出来るので、デッキパワーは最大の物が組めるカードと言えます。

 最大のネックはその重さ。能力の起動にはマナは不要なものの、設置までが非常に遅い点です。
かつWのダブルシンボルな点も、多色デッキにとってはボトルネックとなってしまいます。
設置までが遠いという事は、当然ブージャムコンボの再設置時にも言える事でしょう。
同様に、起動のタイミングは選べるものの、帰還のタイミングは全員同時であり、相手の生物が一気に帰還した時に、対処出来ない、または出来なかった場合は必死の状況に陥ってしまう難点も抱えています。
宛ら、力強い動き・泳ぎに比例した体力消費からくる呼吸が難しいバタフライの様なカードですね。

 《ガドック・ティーグ》や《スレイベンの守護者、サリア》等のHatebearたちとの相性が悪い点も難点と言えますね。



《一瞬の瞬き》
 :要はデッキをブリンクにするという事ですね。
三種の中では最も軽く、単体で仕事を熟せます。
序盤から使用しやすく、その上で少数の使用回数と言う限定条件ならばもっとも使いやすいと言えるでしょう。

 難点は使用回数が少ない事ですね。
また、Fbコストが重い事。とてもじゃないですが、同一ターン内での複数行動をとる事は難しいと言えます。
 そして最大の難点は、相手の生物に使用できない事。
上記2種は相手の生物に使用出来るという点で、デッキの対生物戦の勝率を飛躍的に上昇させてきましたが、このカードではそれを望めません。
もちろん《剣を鍬に》を証人や《瞬唱の魔道士》で使いまわせれば生物戦の防御力は十分に高いとも言えますが・・・。
それらが無かった場合に時間稼ぎが出来ない点は非常に厳しいと言わざるを得ません。
今ならば両面カード(というより《秘密を掘り下げる者》)を表に戻したり、トークンを追放したり、SnTやリアニメイトなどの巨大生物短期決戦タイプから時間を稼ぐなど、これは非常に重要な役割であるため、メタ視点で見ても最も厳しいカードであると言えます。

《ちらつき》という性質上、全体除去を回避できない点は難点ではありますが、逆にCip能力を即座に利用できるという利点にもつながる一長一短なカードでもあります。

 唯一の呪文であるため仕事をする時にカウンターされやすい難点を抱えていますが、Fbがあるためスペル単体ではカウンターに強いといえます。
それよりも、《スレイベンの守護者、サリア》や《エーテル宣誓会の法学者》等HateBear達との相性の悪さがより難点と言えます。




 見直してみてもどれも何処かは優れており、同時に何処かは劣っていますね。
デッキとしてどこを目指すのか?と言う点がやはり重要になってくるのでしょうね。

 地滑りは、デッキとして最も安定して回る使いやすさが持ち味でしょうね。
通知表で言うのならAll「3」といった所でしょうか?
 波は単体で機能しやすい点を考えれば、逆にグッドスタッフ・JUNKなパワーデッキを組むのに向いていますね。
通知表で言うのなら主要教科が「4~5」で体育や音楽などが「1~2」といった所でしょうか?
 瞬きはテンポの面では非常に優れています。序盤から最も活用しやすい点がコントロールデッキの致命的な面をある程度補えている点が最大の魅了ですね。
ただし、息切れしやすく、不安定です。メタにあっていない点も含めれば、波とは真逆の
通知表で言うのなら主要教科が「1~2」で体育や音楽などが「4~5」といった所でしょうか?

 やはり難しいですね。
どのカードと抱合せるかも視野に入れて再評価すべきでしょう。
そしてそれが、結果としてデッキの方向性になるという訳ですね。



 という訳で今回はここまでです。
一度の文章で全て書き終えるつもりでしたが長くなってきたので、デッキカラー・採用カードについての妄想は次回です。
今回も最後まで読んでいただいた方には感謝申し上げます。
ありがとうございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのEternal Slideファンのお役にたてれば幸いです。



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 なんだか変わったStiflenoughtデッキを見つけました。

(TC DECKsより転載:http://thecouncil.es/tcdecks/deck.php?id=8608&iddeck=62803


Deck Name: Carnivourous Force   Position: 1 /29

PN:Jose Vivo


Creatures [10]
2 Phyrexian Dreadnought
2 Vendilion Clique
3 Snapcaster Mage
3 Trinket Mage

Instants [17]
1 Trickbind
4 Brainstorm
4 Force of Will
4 Stifle
4 Swords to Plowshares

Enchantments [4]
4 Counterbalance

Planeswalkers [3]
1 Elspeth, Knight-Errant
2 Jace, the Mind Sculptor

Artifacts [4]
1 Engineered Explosives
3 Sensei’s Divining Top

Lands [22]
1 Plains
1 Volcanic Island
2 Polluted Delta
2 Scalding Tarn
2 Tundra
4 Flooded Strand
4 Wasteland
6 Island


Sideboard
4 Stoneforge Mystic
1 Umezawa’s Jitte
1 Batterskull
1 Sword of Feast and Famine
1 Engineered Explosives
2 Wrath of God
1 Tormod’s Crypt
1 Grafdigger’s Cage
1 Firespout
2 Ethersworn Canonist


 これまであった、相殺ノート+UWSfMを足して2で割った感じのデッキですね。
WUテンポノートかとも思いましたがそれとも違うようです。
テンポの要素とコントロールの要素が混在しています。
正直詰め込み過ぎな感もありますが、《もみ消し》を積むのならテンポ系にも転身できますから、それを活かそうという事でしょうね。
30人弱の大会で1位ですから、使いこなせば相応に強いのでしょうが・・・。
正直プランがバラバラ過ぎて使いこなっせるきがしないです。
う~ん・・・。



コメント

ここあ
2012年7月8日12:53

slide懐かしいですね。
スタン落ちするまで、使い倒した気がします。

自分もレガシーで使えないか妄想したりするんですが、結局最後にはslideが抜けちゃうんです。
(>_

あっぞん
2012年7月8日14:49

あしあとから辿ってきました。
エターナルスライドはいいデッキですよね。

もともと自分はアストログライドを回してたんですが、
気分転換に、構築中です。この記事もぜひとも参考にしたいと思います(゚∀゚)

しもべの一人、H
2012年7月8日17:15

>ここあ さん
コメントありがとうございます。
昔のデッキをリバイバルするのもLegacyの醍醐味ですからね。
使いたいカードやデッキを思いっ切り使ってこそのエターナル環境です。

でも、Slideにしろ昔のカードの凋落ぶりを見るのもいと悲し(´;ω;`)

>あっぞん さん
はじめまして、コメントありがとうございます。
私もDN始める前から、数少ないサイクリングデッキを使用しているあっぞんさんの日記を何度も参考にさせて頂いて来ました。
こんな文章ですが、何かのお役にたてれば幸いですm(_ _)m

 私はあっぞんさん程、真面目に練り込んでいないのですが、ボーッと妄想するだけでも面白いので、今後も妄想していくつもりですw

koh
2012年7月9日14:32

スライドに惹かれてやってきましたw

丁寧な考察とてもためになります。
よろしければ参考にさせて下さい。

アテリエル
2012年7月9日22:37

Stiflenoughtに釣られてww
これは・・・・・新時代のデッキでしょうか?ww
サイドの石鍛冶パッケージにさらに赤タッチまで・・・
多様化の時代でしょうかw
あと今って相殺がそんなに強いと思わないのですが、環境の違いですかね。

しもべの一人、H
2012年7月10日1:21

>kohさん
コメントありがとうございます。

やって来ちゃいましたかw
よろしければぬる~い視線で適当に参考にしてくださいw

>アテリエルさん
コメントありがとうございます。

正直、今後は魚が増える事が予想される環境で相殺している余裕はないと思います。
ただ、「今」限定でいえば、比較的中速な環境なのでいけるとは思います。
でも、やっぱり詰め込み過ぎな感じはしますよねw

あと、「ひみつ」の件は本当にオメデトウございますヽ(・∀・ )ノ キャッ キャッ

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