皆さん、こんばんは。しもべです。
台風の影響で東海地方雨雨雨です。
愛知県には殆んど被害が無いのですが、三重県のいなべ市では総降水量が690㎜~とか・・・
1時間の降水量90㎜Overとか・・・物凄い事になってます。
近隣の方は十分に注意してください。
さて、今日はRtRの既発カードで個人的に使いそうなものを考察していく企画の第2弾です。
第1弾のヴラスカから1週間も経ってしまいましたw
実は、その間サボっていたわけでは無く、あ~でもない、こ~でもないと《突然の衰微》の文章を考えていました。現在も執筆中ですが訳もなく長くなっております。
それで、本来はそれを今日上げる予定だったのですが・・・昨日のある時間を境に気が変わり他のカードを今回は取り上げる事にしました。
(何とか1日で文章が仕上がりましたw)
それは、個人的に最も大きな収穫かもしれません。
それが《死儀礼のシャーマン/ Dethrite Shaman》だ!!
まずはテキストをペタル↓
黒単色にも成り得るマナ生物の誕生だ!!
_|\○_ヒャッ ε=\_○ノ ホーウ!!
初日に4枚購入確定レベルの物がやっと来たよ!!!!!!
ヽ(´∀`)人(・ω・)人( ゚Д゚)人ワショーイ
という事で見ていきましょう。
まずは雑感です。
癖のあるマナ生物です。
しかし、その癖が持つデメリット以上にメリットを有しています。
マナ生物最大の弱点であるKPの低さ・後半の無駄牌具合が、多芸なシステム生物に化ける事で解消されています。
・マナ加速
・墓地対策
・ライフコントロール(ライフロス/ ライフ回復)
の3種による仕事がこなせます。
個人的には、最強のマナ生物の座を《貴族の教主》から奪い取れるレベル。
B単体で見ても、G単体で見ても十分に機能する点も偉いです。
また、実質ブロックされない1マナ2/2と書いてある様なもの。
素のタフネスが2であるため1点火力に耐性があり、小型除去に強いのも○。
また、《貴族の教主》では出来ない、子憎たらしい《ゴブリンの従僕》をイワすことも出来ます( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
まぁ、《暗黒破》2回や《二股の稲妻》1*2で沈んでしまいますが、それは使用が無い事ですしね
マナレシオ・・・。まさかのマッスルマナエルフですねw
ただし、「墓地のカード」というリソースが必要になる点は注意が必要です。
どんな時でも使えるわけでは無いですし、恒常的に使用していけるわけでもありません。
特に複数が場に出ている場面では、あっという間に墓地が枯渇するでしょう。
故にBというカラーがより肝要になります。
ハンデス・除去の色たるBの真価を発揮し、ガンガン墓地を肥やしていく必要がありますね。
墓地対策生物でありながら、墓地対策に弱い(墓地対策されると仕事が無くなる)という面白い生物ですね。
同時収録された《安らかに眠れ(?:Rest in peace)》が仕事仇ですねw
また、墓地対策としては中途半端で加えて1Tに1枚しかリムーブ出来ない点は無視できない点です。特に「Enc・Atfに触れない」点は注意が必要ですね。
エンチャントレスの《補充》やDredgeの《黄泉からの橋》に対応出来ないのは些か難点ですね。
まぁ、ドレッジに関してはリアニメイトルートに対応出来るだけでも十分と言えるでしょう。
Atfは・・・まぁ、ウェルダーMUDぐらいしかAtFを釣るデッキが存在しないので大丈夫でしょう。
次に各能力を見ていきましょう。
・マナ加速
注目べきは「土地破壊」戦略にばっちり合致した能力であるという事。
マナ加速と言うのは元々土地破壊(特に《不毛の大地》)と相性が良いのですが、これは寧ろ併用する事が仕様であるかの如き能力。《Sinkhole》の様な土地破壊を終盤でも活用可能なカードに昇華出来る点も優秀。
「墓地土地対策を熟しながら」であるため相手のKoRの縮小が常に狙える点も素晴らしい。
何処の墓地かは問わない為、うまくコントロールすれば自分のKoR・タルモと能力の使用との共存にも差し支えは無いでしょう。
ただし、「墓地に土地がある」事が前提である為、デッキ内のフェッチランドや《不毛の大地》の総数は通常より多めに取っておく必要がありそうです。
序盤に場に出ても、仕事が出来ないのでは困りますからね。
マナ生物という事で、余り《破滅的な行為》との相性が良くありませんが、墓地に落ちても自身を2枚目以降がライフに変換できるため他のマナ生物よりも相性は上と言えます。
加えて範囲が限定的な《仕組まれた爆薬》との相性は、好きな色を調達できる点も含め、寧ろ良いとさえ言えますね。
Rock使いの観点から見ても、失われたアドを用いるその性質は、Deedとの併用で確定2アド損になってしまう《モックス・ダイアモンド》よりも遥かにデッキにマッチしていると思います。
モックスにも言えたことですが、好きなマナを調達できるのでサイドからのtカラーを取りやすいのも嬉しいですね。
・墓地対策
1マナと言う速度で場に出せる墓地対策であるため、墓地活用デッキに対するプレッシャーはかなりの物でしょう。
ReanimateやDredgeにさえ十分対応出来ます。
1マナという軽さ故に《緑の太陽の頂点》からの高速召喚も可能な点が尚良いです(能力まで含め、重いものの、召喚酔いに影響されない《漁る軟泥》との比較・考察は重要)。
Insタイミングで起動できるため、非常に隙が少ない点も素晴らしいです。この点は特に、《瞬唱の魔道士》に対して良いプレッシャーを掛けられます。しっかりと避雷針の役割を果たしてくれるでしょう。
余り必要な場面が多いとは言えませんが、《引き裂かれし永劫、エムラクール》や《大祖師》もリムーブできますね。(追記:寧ろ《忠臣》リアニメイトに対処できる方に注目すべきでしたw)
対象範囲がCre/Ins/Soc/Landのみである点には、冒頭で書いた通り注意が必要でしょう。
加えて対象ごとに必用なマナの色が異なります のでその点にも注意が必要。適当なプレイングをしていると隙を作ってしまいます。
土地限定ではマナが掛らないので、マナが無い場合でも取り敢えず《聖遺の騎士》や《敏捷なマングース》《墓忍び》、加えて《壌土からの生命》等を妨害できるのは有難い差異と言えますね。
・ライフコントロール(ライフロス/ ライフ回復)
この生物を、《貴族の教主》張りに後半でも有用な生物に変えている重要な能力ですね。
攻撃に転用できる能力に加え、Bのアキレス腱であるライフの回復まで担ってくれます(特に《思考囲い》《闇の腹心》の両名のライフロスは黒にとっての、抗がん剤使用における副作用並みに頭を抱えさせられる点ですのでなお嬉しい
追記:気付いていなかったんですが、囲いで生物捨てたらそのままシャーマンでライフ回復できるんですね。)。
ただし、Legacyの基本除去は《剣を鍬に》のリムーブである以上、この能力の使用条件が最も厳しいとも言えますね。
自分のデッキではSTPが使用し難いとも言えなくもないです。
また、今のところ思いついただけでも、この能力は以下のカードとは非常に相性が良いと言えますね(もちろん今まで上げたカードの中にも相性が良いものは沢山ありますが)。是非併用したいところです。
-《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》
システム生物の行動力を2倍にする、ギミックの塊であるレインジャーとは文字通り抜群の相性を誇ります。
墓地にリソースが必要になるとはいえ1Tで4点火力の砲台に化けます(しかも1マナ4点火力です)。ここまで来ると立派なフィニッシャーと言えますね。
1Tで2枚の墓地リムーブが出来る点も評価に値します。
特にレインジャーは瞬足を有しているため、KoR・マングースとのコンバットトリックはかなりの効果を発揮するでしょう。マングースを一方的にボテクリコカせ!!
もちろん、この2体で4マナ出す挙動もアリです。
-《ヴェールのリリアナ》
先述したとおり、墓地のリソースが必要になるためBのハンデス・除去が非常に重要になってきます。
が、ヴェリアナ姐さんなら、3つのすべての能力で墓地を肥やす事が出来ます。
基本的には「-2」「+1」を連打するだけの姉さんですが、お陰でシャーマンもハッスル出来ます。
-《悪疫》《小悪疫》
POX系はCre/Land/Socを1度に墓地に送り、且つライフも削れるため今まではタルモゴイフがその恩恵を受けてきましたが、これからはシャーマンの時代(?)です。
能力用の弾丸を補充できるだけでなく、自身の巻き添えPOXも後続のシャーマンが再利用できるため無駄がありません。
キャストも起動も1マナなのがここでも活きます。
スペルが無いデッキはまず無いので、少なくとも《呪われた巻物》より機能的だと思います。
一部ではPOXのためのPWと呼ばれている上記のヴェリアナ姐さんとの併用も、もちろん有効ですね。
こんな所でしょうか?
その性質から、中速Beatでもコントロールでも使用可能マナ生物です。
性質上4枚投入は難しいでしょう(初手に2枚とか来られても困りますしね)が、3枚程度なら十分投入可能だと考えています。
もともと、The Rockにおいては《モックス・ダイアモンド》が2~3枚枠なので、それを転換すれば十分だと思います。
(ただし、デッキ内のAtf成分が減る事も含め、タルモゴイフのサイズとの兼ね合いが難しくなる点は悩ましいです。)
同様、Maverickでの採用も考えられます。
ただし、Maverickの場合はBマナの調達が困難な事、加えて直接的な打点・サイズUP手段である教主の賛美の方が優先されがちであるため、ここは「一考の価値がある」程度に留まるでしょうね。
シャーマンはマナを出すか、ライフコントロールかの2者択一になりますが、教主は同時併願できる点でも劣っていますね。ただマナを出すだけでいい教主に比べテクニックが必要とされるカードであるともいえます。
POXやDeedStillの様なB系コントロールデッキでも検討の価値があります。
逆に、能力の真価が発揮され始めるのは中盤以降なので、テンポデッキでの採用は難しいかもしれません。
同じDeadguyでもコントロール要素が強いDeadguy Ale/Evaならばともかく、完全なテンポ系であるEva Greenには向いているとは思いません。幾らハンデスが得意でも1Tで2点火力にしかならないのではパンチ力不足と言えるでしょう。
ここら辺をよく考慮の上、デッキを選択、構築していくと良いかもしれませんね。
私もThe Rockでさっそく試してみたいと思います(次に大会に出られるのは果たして何時の頃になるのだろうか(´;ω;`))。
皆さんも色々考えてみてください。
新しいタイプの生物なのできっと色々面白い事が思いつくと思いますよ!!
今回はここまで、です。
次回のRtR既発カード考察は予定通り、《突然の衰微》を行う予定です。
飽くまで予定ですがね・・・。
今回も最後まで読んでいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かの考える切っ掛けにでもなれば幸いです。
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書いている途中で《ゴルガリのチャーム》が発表されました。
個人的には
・死者再生
・単体-1/-1
・何か屑
みたいな超弱いカードを予想していたので、予想よりはるかに使い勝手がよさそうで安心しました。
使用されるかどうかはまた別の話ですが、Legacy環境でも1チャンある程度の使い勝手の良さだと思います。
台風の影響で東海地方雨雨雨です。
愛知県には殆んど被害が無いのですが、三重県のいなべ市では総降水量が690㎜~とか・・・
1時間の降水量90㎜Overとか・・・物凄い事になってます。
近隣の方は十分に注意してください。
さて、今日はRtRの既発カードで個人的に使いそうなものを考察していく企画の第2弾です。
第1弾のヴラスカから1週間も経ってしまいましたw
実は、その間サボっていたわけでは無く、あ~でもない、こ~でもないと《突然の衰微》の文章を考えていました。現在も執筆中ですが訳もなく長くなっております。
それで、本来はそれを今日上げる予定だったのですが・・・昨日のある時間を境に気が変わり他のカードを今回は取り上げる事にしました。
(何とか1日で文章が仕上がりましたw)
それは、個人的に最も大きな収穫かもしれません。
それが《死儀礼のシャーマン/ Dethrite Shaman》だ!!
まずはテキストをペタル↓
死儀礼のシャーマン/ Dethrite Shaman (B/G)
クリーチャー―エルフ・シャーマン
(T):いずれかの墓地にある土地カードを対象としゲームから取り除く。あなたのマナ・プールに、好きな色のマナ1点を加える。
(B),(T):いずれかの墓地にあるインスタント・カードかソーサリー・カードを対象としゲームから取り除く。各対戦相手は2点のライフを失う。
(G),(T):いずれかの墓地にあるクリーチャー・カードを対象としゲームから取り除く。あなたは2点のライフを得る。
1/2
黒単色にも成り得るマナ生物の誕生だ!!
_|\○_ヒャッ ε=\_○ノ ホーウ!!
初日に4枚購入確定レベルの物がやっと来たよ!!!!!!
ヽ(´∀`)人(・ω・)人( ゚Д゚)人ワショーイ
という事で見ていきましょう。
まずは雑感です。
癖のあるマナ生物です。
しかし、その癖が持つデメリット以上にメリットを有しています。
マナ生物最大の弱点であるKPの低さ・後半の無駄牌具合が、多芸なシステム生物に化ける事で解消されています。
・マナ加速
・墓地対策
・ライフコントロール(ライフロス/ ライフ回復)
の3種による仕事がこなせます。
個人的には、最強のマナ生物の座を《貴族の教主》から奪い取れるレベル。
B単体で見ても、G単体で見ても十分に機能する点も偉いです。
また、実質ブロックされない1マナ2/2と書いてある様なもの。
素のタフネスが2であるため1点火力に耐性があり、小型除去に強いのも○。
また、《貴族の教主》では出来ない、子憎たらしい《ゴブリンの従僕》をイワすことも出来ます( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
まぁ、《暗黒破》2回や《二股の稲妻》1*2で沈んでしまいますが、それは使用が無い事ですしね
マナレシオ・・・。まさかのマッスルマナエルフですねw
ただし、「墓地のカード」というリソースが必要になる点は注意が必要です。
どんな時でも使えるわけでは無いですし、恒常的に使用していけるわけでもありません。
特に複数が場に出ている場面では、あっという間に墓地が枯渇するでしょう。
故にBというカラーがより肝要になります。
ハンデス・除去の色たるBの真価を発揮し、ガンガン墓地を肥やしていく必要がありますね。
墓地対策生物でありながら、墓地対策に弱い(墓地対策されると仕事が無くなる)という面白い生物ですね。
同時収録された《安らかに眠れ(?:Rest in peace)》が仕事仇ですねw
また、墓地対策としては中途半端で加えて1Tに1枚しかリムーブ出来ない点は無視できない点です。特に「Enc・Atfに触れない」点は注意が必要ですね。
エンチャントレスの《補充》やDredgeの《黄泉からの橋》に対応出来ないのは些か難点ですね。
まぁ、ドレッジに関してはリアニメイトルートに対応出来るだけでも十分と言えるでしょう。
Atfは・・・まぁ、ウェルダーMUDぐらいしかAtFを釣るデッキが存在しないので大丈夫でしょう。
次に各能力を見ていきましょう。
・マナ加速
注目べきは「土地破壊」戦略にばっちり合致した能力であるという事。
マナ加速と言うのは元々土地破壊(特に《不毛の大地》)と相性が良いのですが、これは寧ろ併用する事が仕様であるかの如き能力。《Sinkhole》の様な土地破壊を終盤でも活用可能なカードに昇華出来る点も優秀。
「墓地土地対策を熟しながら」であるため相手のKoRの縮小が常に狙える点も素晴らしい。
何処の墓地かは問わない為、うまくコントロールすれば自分のKoR・タルモと能力の使用との共存にも差し支えは無いでしょう。
ただし、「墓地に土地がある」事が前提である為、デッキ内のフェッチランドや《不毛の大地》の総数は通常より多めに取っておく必要がありそうです。
序盤に場に出ても、仕事が出来ないのでは困りますからね。
マナ生物という事で、余り《破滅的な行為》との相性が良くありませんが、墓地に落ちても自身を2枚目以降がライフに変換できるため他のマナ生物よりも相性は上と言えます。
加えて範囲が限定的な《仕組まれた爆薬》との相性は、好きな色を調達できる点も含め、寧ろ良いとさえ言えますね。
Rock使いの観点から見ても、失われたアドを用いるその性質は、Deedとの併用で確定2アド損になってしまう《モックス・ダイアモンド》よりも遥かにデッキにマッチしていると思います。
モックスにも言えたことですが、好きなマナを調達できるのでサイドからのtカラーを取りやすいのも嬉しいですね。
・墓地対策
1マナと言う速度で場に出せる墓地対策であるため、墓地活用デッキに対するプレッシャーはかなりの物でしょう。
ReanimateやDredgeにさえ十分対応出来ます。
1マナという軽さ故に《緑の太陽の頂点》からの高速召喚も可能な点が尚良いです(能力まで含め、重いものの、召喚酔いに影響されない《漁る軟泥》との比較・考察は重要)。
Insタイミングで起動できるため、非常に隙が少ない点も素晴らしいです。この点は特に、《瞬唱の魔道士》に対して良いプレッシャーを掛けられます。しっかりと避雷針の役割を果たしてくれるでしょう。
余り必要な場面が多いとは言えませんが、《引き裂かれし永劫、エムラクール》や《大祖師》もリムーブできますね。(追記:寧ろ《忠臣》リアニメイトに対処できる方に注目すべきでしたw)
対象範囲がCre/Ins/Soc/Landのみである点には、冒頭で書いた通り注意が必要でしょう。
加えて対象ごとに必用なマナの色が異なります のでその点にも注意が必要。適当なプレイングをしていると隙を作ってしまいます。
土地限定ではマナが掛らないので、マナが無い場合でも取り敢えず《聖遺の騎士》や《敏捷なマングース》《墓忍び》、加えて《壌土からの生命》等を妨害できるのは有難い差異と言えますね。
・ライフコントロール(ライフロス/ ライフ回復)
この生物を、《貴族の教主》張りに後半でも有用な生物に変えている重要な能力ですね。
攻撃に転用できる能力に加え、Bのアキレス腱であるライフの回復まで担ってくれます(特に《思考囲い》《闇の腹心》の両名のライフロスは黒にとっての、抗がん剤使用における副作用並みに頭を抱えさせられる点ですのでなお嬉しい
追記:気付いていなかったんですが、囲いで生物捨てたらそのままシャーマンでライフ回復できるんですね。)。
ただし、Legacyの基本除去は《剣を鍬に》のリムーブである以上、この能力の使用条件が最も厳しいとも言えますね。
自分のデッキではSTPが使用し難いとも言えなくもないです。
また、今のところ思いついただけでも、この能力は以下のカードとは非常に相性が良いと言えますね(もちろん今まで上げたカードの中にも相性が良いものは沢山ありますが)。是非併用したいところです。
-《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》
システム生物の行動力を2倍にする、ギミックの塊であるレインジャーとは文字通り抜群の相性を誇ります。
墓地にリソースが必要になるとはいえ1Tで4点火力の砲台に化けます(しかも1マナ4点火力です)。ここまで来ると立派なフィニッシャーと言えますね。
1Tで2枚の墓地リムーブが出来る点も評価に値します。
特にレインジャーは瞬足を有しているため、KoR・マングースとのコンバットトリックはかなりの効果を発揮するでしょう。マングースを一方的にボテクリコカせ!!
もちろん、この2体で4マナ出す挙動もアリです。
-《ヴェールのリリアナ》
先述したとおり、墓地のリソースが必要になるためBのハンデス・除去が非常に重要になってきます。
が、ヴェリアナ姐さんなら、3つのすべての能力で墓地を肥やす事が出来ます。
基本的には「-2」「+1」を連打するだけの姉さんですが、お陰でシャーマンもハッスル出来ます。
-《悪疫》《小悪疫》
POX系はCre/Land/Socを1度に墓地に送り、且つライフも削れるため今まではタルモゴイフがその恩恵を受けてきましたが、これからはシャーマンの時代(?)です。
能力用の弾丸を補充できるだけでなく、自身の巻き添えPOXも後続のシャーマンが再利用できるため無駄がありません。
キャストも起動も1マナなのがここでも活きます。
スペルが無いデッキはまず無いので、少なくとも《呪われた巻物》より機能的だと思います。
一部ではPOXのためのPWと呼ばれている上記のヴェリアナ姐さんとの併用も、もちろん有効ですね。
こんな所でしょうか?
その性質から、中速Beatでもコントロールでも使用可能マナ生物です。
性質上4枚投入は難しいでしょう(初手に2枚とか来られても困りますしね)が、3枚程度なら十分投入可能だと考えています。
もともと、The Rockにおいては《モックス・ダイアモンド》が2~3枚枠なので、それを転換すれば十分だと思います。
(ただし、デッキ内のAtf成分が減る事も含め、タルモゴイフのサイズとの兼ね合いが難しくなる点は悩ましいです。)
同様、Maverickでの採用も考えられます。
ただし、Maverickの場合はBマナの調達が困難な事、加えて直接的な打点・サイズUP手段である教主の賛美の方が優先されがちであるため、ここは「一考の価値がある」程度に留まるでしょうね。
シャーマンはマナを出すか、ライフコントロールかの2者択一になりますが、教主は同時併願できる点でも劣っていますね。ただマナを出すだけでいい教主に比べテクニックが必要とされるカードであるともいえます。
POXやDeedStillの様なB系コントロールデッキでも検討の価値があります。
逆に、能力の真価が発揮され始めるのは中盤以降なので、テンポデッキでの採用は難しいかもしれません。
同じDeadguyでもコントロール要素が強いDeadguy Ale/Evaならばともかく、完全なテンポ系であるEva Greenには向いているとは思いません。幾らハンデスが得意でも1Tで2点火力にしかならないのではパンチ力不足と言えるでしょう。
ここら辺をよく考慮の上、デッキを選択、構築していくと良いかもしれませんね。
私もThe Rockでさっそく試してみたいと思います(次に大会に出られるのは果たして何時の頃になるのだろうか(´;ω;`))。
皆さんも色々考えてみてください。
新しいタイプの生物なのできっと色々面白い事が思いつくと思いますよ!!
今回はここまで、です。
次回のRtR既発カード考察は予定通り、《突然の衰微》を行う予定です。
飽くまで予定ですがね・・・。
今回も最後まで読んでいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かの考える切っ掛けにでもなれば幸いです。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
書いている途中で《ゴルガリのチャーム》が発表されました。
個人的には
・死者再生
・単体-1/-1
・何か屑
みたいな超弱いカードを予想していたので、予想よりはるかに使い勝手がよさそうで安心しました。
使用されるかどうかはまた別の話ですが、Legacy環境でも1チャンある程度の使い勝手の良さだと思います。
コメント
コメントありがとうございます。
是非お試しください。
ただ、Stdは能動的に墓地に土地を置くカードが少ないのでマナ生物として見るには少々不安定ですね。
その点をどう改善するかが重要ですが、2T目のヴェリアナ姐さんは強烈ですので試す価値はありますね。
ですが、それ以上に《不毛の大地》使用後のマナのテンポロスを防げるのが本当にエラいですね!
アド損無しに好きなカラーを出せるのは他には《極楽鳥》だけですからね。
こいつは偉いです。
この子には本当に期待しています。