レガシー) 今週のSCGの結果 Open編  何とか夜更かしして終わらせたよ!!TUKARETA
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 という事で、引き続きSCGの結果を見ていこうと思います。
今回はSCG Openです。


 プロもしくはそれに準拠するようなレベルの人が出るInvitationalと違い、Openは完全に自由枠です。
その分様々なデッキが見られ、デッキ分布も分かれ気味です。
それらを意識の片隅において、Openの今回の結果を見ていきたいですね。

 という事で、まずは結果をペタル↓

http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&start_date=2012-09-23&end_date=2012-09-23&event_ID=20

 優勝はMax Tietze氏のGoblinsです!!

いやぁ、Goblinですねぇ~(←意味不明)
 比較的Goblinsは成績を残していますよね。ここ最近では部族で最もいい成績を残しているかもしれません。
個人的には大好きなデッキですし(使うつもりはありませんが)、BeatデッキとしてはLegacy最高のデッキだと思っているのでこれからもがんばってほしい所です。

 以下成績
Top8
Goblins
Esper SfM
UWtR Miracle
Omni and Tell
UWtR Miracle
RUG Delver
Maverick

Top16
Elves
Merfolk
RUG Delver
Esper SfM
UW Miracle
Metalwoker
Omni and tell
Sneak Show

 と言う成績です。
一番の違いはSnT系の数でしょうか?
Invitationalでは零だったSnT系が公開レシピ28個中で5個です。十分Tier1を張れる勢力と言えるでしょう。
また、環境の王者RUG Delver、安定感のあるUWx Miracle、対部族の雄SfM系のEsperカラーも多く、そして部族で最勢力であるGoblinsが多いです。
安定感より単純にデッキパワーの高さを優先しがちな感もありますが、それでも環境を代表するデッキでこれでもか!と言うぐらいに固まっています。
寧ろ、今回のInvitationalよりもRougeデッキは少ないですねw
面白いものです。


 さて、ここから先は気になったものを個別に見ていきましょう。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49688
 まずは、優勝したMax Tietze氏のGoblinsです。

 ここ最近最も影が薄かったRtG型ゴブリンですね。
G型の最大の魅力は《ブリキ通りの悪党》の存在でした。《梅沢の十手》等強力な装備品にメインから対応できることで登場以後もてはやされてきた悪党さんですが、最近は《タクタクの潰し屋》にその居場所を取られがちでした。
潰し屋の場合は単色の構成が可能で、tGの魅了も薄かったのでこれはしょうがないとも言えますね。
潰し屋は重いもののCip能力であるのに対し、悪党はプレイである事が条件なのも痛い点ですね。

 しかし、ここに来てtGの必要性が増してきました。
そう、《クローサの掌握》です。
対象は絶賛活躍中(?)の《全知》ですね。
この《全知》は非常に強力な物の最低1アクション必要になります。
「SnT → 生物 」である場合はどうしようもないですが、
「SnT → 願い 」である場合はこのタイミングで破壊できるため、大きな活路に成ります。
もちろん、ギリギリのマナで出てきた《騙し討ち》にも問答無用です。
 また、同じく流行のUW Miracleの《師範の占い独楽》《謙虚》《Moat》
天敵SfMの《梅沢の十手》《殴打頭蓋》など、3マナと言う重さがネックな物のグリップは今非常に強いです。

 コンボ・コントロールに強いtW(というよりtサリア)や大型生物に強いtBなど、タッチカラーは色々ありますが、現環境では受けの広いtGも十分に検討の価値がありますね。
(まぁ、何がBestかなんて私には判らないので専門家の[-]さんや[6号]さんにお任せします。いつかしてくれる事を期待しましょう。)

 しかし、このMax氏のSnTへのHate値は異常ですねw
《紅蓮破》は当然かもしれませんが、《絶望の天使》を3枚もサイドに積んでいますww
殺ル気満々ですw

 最近では珍しく、《ゴブリンの親分、クレンコ》を積んでいませんね?
Why?
《モグの戦争司令官》3枚や《包囲攻撃の司令官》2枚など数で押す戦略を取っているにも拘らず、です。
《ゴブリンの酋長》のKPの低さを嫌ったんでしょうかね?
しかし、親分どころか《鏡割りのキキジキ》も《稲妻造り士》も積んでいません。
ここ最近の必殺仕事人を悉く回顧しています。
《ゴブリンの群集追い》の4枚目やギャンコマの2枚目等、tGの事も含め結構古いタイプのゴブリンですね。

 デッキパワーの高い代わりに若干の低速化と大振りが特製なデッキと、安定性の代わりにデッキパワーを下げたデッキ。
これらが環境の中心になってからというもの、ゴブリンは非常に活躍しています。
この活躍は何処まで続くのでしょうか?



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49679
 2位、Brian Eason氏のEsper SfMです。

Invitationalといい、このOpenと言い、SfM系は悉くがEsperカラーですね。
純正2色ほどストイックでは無いものの、よりコントロール力を環境柄優先しているという事でしょうか?

 優先されている軽量カウンターは 《呪文貫き》です。
《聖トラフトの霊》を見てもその構想はやはり比較的Tempoよりです。

 しかし、tBの真価はサイド後ですね。
《非業の死》や《外科的摘出》の様な優秀なサイドを積めるのが何よりの魅力。
また、Invitationalでも触れましたが、tBにより、デッキの攻め筋を変える事も出来ます。
単騎突破から面制圧へ、またTempoからコントロールへ。
非常にテクニカルなデッキに成りますね。

 《翻弄する魔道士》の存在もSnTの様な低速大振りなデッキには強力なはず。

しかし、剣シリーズメインに1本も無いのにデッキネームが~Bladeって何か間違っていませんかね?



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49672
 3位、Marius Cholewa氏のRUG Delverです。

 特質すべきは何と言っても《罰する火》コンボを積んでいる事でしょう。
部族の流行を受けての採用でしょう。
Tempoデッキのコンセプトに反していますが、背に腹は代えられないという事でしょう。
それを考えれば、個人的には《思考掃き》の3枚目を入れたいですね。《燃え柳の木立ち》《罰する火》の両コンボパーツを探すにも、通常よりも必要になるであろう土地を探すにもドロー呪文の増量が望ましいように思えますが・・・。
《罰する火》に関しては直で山札から落としても良いわけですしね。
少なくなったフェッチランドの分の墓地枚数もそこで補えるでしょう。
・・・問題はスペースですがねw
 また、SCG KansasCity時のAndrew Lozano氏の様に《壌土からの生命》でも良いですね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49674
 4位、Joe Lossett氏のUWtR Miracleです。

 Invitationalでも人気でしたが、こちらでも大人気ですね。
メインにそれ程特筆すべき点はありませんが《先触れ》が1枚採用されています。
以前から細々と使用されているこれですが、デッキコンセプトを全うするには結構重要なカードなのかもしれませんね。
KPが低すぎるのでこれ以上の増量は難しいかもしれませんが・・・。
ここをEEにする方もいれば枷にする方もいる。結構好みが出ている部分なのかもしれないですね。

 サイドは《悪残の天使》が2枚採用されています。
RUG Delverに非常に強いコイツですが、単純にフィニッシャーとしても超優秀ですね。除去耐性の無さを相殺コンボや《瞬唱の魔道士》で補えるからこその採用でしょうが、やはり強いですね。
《法の領域》も同じくRUGに効きますね。Burnには絶大。この手のカードの中で、これが何よりすぐれているのはマナが設置以後はかからない所ですね。
安心してドローゴーが出来ます。

 現在はSnTに対しては合わせて《忘却の輪》を置くのが最も一般的です。
が、このJoe氏は《浄化の印象》を採用していますね。SnTに対しては打消しである程度対処出来る以上、先置きしてプレッシャーを与えられる印象を優先したという事でしょうか?
どうせなら《Moat》も《罠の橋》に変えたいところですが、こちらは対部族を優先しているのでしょう。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49678
 5位、Trevor Petrilli氏のOmni and Tellです。

 現在最もSnT系で流行している《全知》型ですね。
《全知》の存在に加え、《圧服》まで積んでいるため、フィニッシャーをはじめとした枠が非常に圧迫されてしまう処が痛いですね。
決まった時はより強力な動きであるものの、更に大ぶりな感じが増しています。

 通常の《ぶどう弾》フィニッシュではなく、《苦悶の触手》が採用されています。
そのため、1マナドロースペルは3種4枚計12枚が採用されている仕様ですね。デッキパワーは下げているものの、結果として非常に安定した展開が出来ますね。

 少々変則的なTrevor氏に対し15位、Marshall McClarnon氏は非常にオーソドックスなサイドです。
《洞察力の花弁》→《ぶどう弾》仕様です。《生ける願い》からのシフトで《緊急時》の採用もあり、非常にサイドに余裕を持てています。

 
 16位、Corbett Gray氏のSneak Showを今見るとシンプルな公正な事に若干感動を覚えましたw
対してみると面白いですが、強襲力はやはりSneakに軍配が上がりますね(当たり前だ!!)

 サイドに《神聖の力線》無し、《防御の光網》3、《裂け目の突破》4とひたすらアグレッシブですね。


 
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49677
 8位、Will Stevens氏のMaverickです。

 部族を意識してか、SfMパッケージを採用しています。
しかもSfMは3枚と言う気合の入りっぷり。
更にサイドには《はらわた撃ち》2枚に、メイン・サイド合わせて《流刑への道》2枚とかなり、軽量除去にも力を入れています。

 他には《忘却の輪》が3枚も取られている等、自制を感じさせる構成ですね。《エーテル宣誓会の法学者》も2枚です。
以前までならばもう1枚ずつ減らして《悟りの教示者》のその枠に入れるのが主流でしたが、今はそんなゆとりプレイは許されない厳しい環境ですね。

 《饗宴と飢餓の剣》がシリーズ唯一の採用のなのは、プロテクション(G)の有用性は当然として、(B)でグリセルブランドを突破できる点でしょうか?
もちろん装備まで良ければ、コンボにも強く、展開速度も飛躍的に上がるのも強みではありますが・・・。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49686
 27位、Ken Adams氏のZombardment(Zombies)です。

 Sam Black氏のそれとは少々趣が異なるようです。
デッキの根幹たる《ゴブリンの砲撃》がなんと1枚のみです。しかし、それの代わりとして《ゲラルフの伝書使》が2枚取られています。
単体でも機能するカードを優先しており、デッキパワーを高めていますね。

 ゾンビデッキ御用達の対コンボ用カード《潮虚ろの漕ぎ手》は無し。
代わりとして《忘却の輪》がメインから採用されています。
もともと、ハンデスにも打消しにも除去にも強いこのデッキです。ストームも少ない今それほどこのカードに拘る価値が無いとみたのかもしれません。
汎用除去であり、対SnTもこなせるリングを代わりに当てたようですね。

 デッキパワーを挙げてある分でしょうか?それとも1枚挿しが多い為でしょうか?《師範の占い独楽》が採用されていますね。
サイドからのボブ登用も考えればないわけでは無いですね。

 また、序盤に難があるためか部族に強い《渋面の溶岩使い》も目を引きます。一見墓地をリムーブするため相性が悪いように見えますが、必要な枚数は限られてくるため、数発使用するぐらいなら問題は無いと思われます。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49692
 33位、Joseph Herrera氏のNO Bantです。

 久々に見ました《自然の秩序》パッケージBantです。
いや、懐かしい、《大祖始》とKoRの2強で攻める・・・?


Σ(||゚Д゚)「《聖遺の騎士》の霊圧が消えた!?」

 そう、驚くことにこのデッキはKoRを積んでいません。
デッキの攻撃力の低下もさることながら、その真価は《輪作》能力にありデッキの対応能力を飛躍的に向上させていたナイトさん。
まさか首にされるとは・・・。
まぁね、東芝やPanasonicだってヤバいこの世の中ですからね・・・(意味深)。

 《貴族の教主》4枚に《緑の太陽の頂点》4枚+《ドライアイドの東屋》を見るにどうやら、3T目に《自然の秩序》をキャストする事に魂かけてるんじゃないかと・・・。
《ヴェンディリオン三人衆》も3枚採用されていますしね。

 しかし、この環境で《Karakas》まで抜いてしまう理由は何かあるのでしょうか・・・?



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49671
 79位、Chris Andersen氏のUG Enchantressです。

 DNなどではWGが主流で続いてWUGのバントカラーをたまに見るEnchantressですが、UGカラーなんてあったんですね。
《セラの聖域》も無し。
デッキとして「Eternal Wind」なんでしょう
(僕はガンダムではF91が一番好きです!わかる人だけ判ればいいネタ)
が、フィニッシャーはなんですかね?
まさかの《フェアリーの大群》?
そんなデッキでしたっけ?まぁ、相手の場が綺麗になった時点で生物のパワーなんて関係ないでしょうが・・・。

 当然と言えば当然かもしれませんが、《踏査》はメインにゼロなんですね。
う~ん。
同じエンチャントレスでもずいぶん異なるデッキになるものですね。
私はそこらへんが判らないので詳しい事は専門の方にお任せします(ゝω・)



 こんな所でしょうか?
しかし、冒頭でも上げましたが、本当にデッキが固まっています。
SnT、RUG、SfM、UW Miracleでなんと 18 / 28です。
(今回優勝したゴブリンを含めると 21 / 28まで増えますが)

 それにしても、青い。蒼い。碧い。葵・・・。
金色夜叉ー!!
しかし、今のうちにいい目を見ておくがいいわ!!
RtR後の「打ち消されない」シリーズが参入すればこの図式もかなり変わってくる。
これからは非Uデッキの夜明けじゃ!!
(「打ち消されない」シリーズを使うデッキで一番強いのはUデッキと言うのは☆秘☆密☆)

InvitationalとOpenとはやはり傾向が異なりますが、それでも勝ってくるデッキは統一されています。
これがどう変化するか、どう変化させていくか、今から楽しみですね!!
楽しい新構築のお時間ですw



 さて、今回はここまで、です。
今回も最後まで読んでいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役にたてば幸いです。




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 何とか終わった・・・(;´Д`)
チョ~寝み~です。



コメント

とっとこシャミ太郎@一点突破
2012年9月25日4:04

参考にさせていただいてます。リンクさせていただきました。よろしくお願いしますm(_ _)m

しもべの一人、H
2012年9月25日10:17

>一点突破さん
リンクありがとうございます。
お役にたつかは判りませんが、今後はよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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