皆さん、こんにちは。
しもべです。
昨日は色々どうでも良いカードに散財してしまって一気に財布が薄くなって悲しみに包まれております。
さて、今日は気になった時事について簡単な感想を挙げながら紹介していきたいと思います。
非MTG記事なので興味のない方はスルー推奨。
また、特に深みのある事も書きませんのであしからず。
ではいきます。
以下、点線内転載
[イタリア:地震予知失敗で禁錮6年 学者ら7人]
毎日新聞 2012年10月23日 01時01分(最終更新 10月23日 01時10分)
多数の犠牲者が出た09年のイタリア中部地震で、大地震の兆候がないと判断し被害拡大につながったとして、過失致死傷罪に問われた同国防災庁付属委員会メンバーの学者ら7人の公判が22日、最大被災地ラクイラの地裁で開かれ、全員に禁錮6年(求刑禁錮4年)の実刑判決が言い渡された。
http://mainichi.jp/select/news/20121023k0000m030140000c.html
マジで意味不明・・・。
地震予知がどれ程難しい事なのか理解していないとしてもこれは無い・・・
ありえない。
ただ、可能性が無いともいえない状況で、安全宣言をしてしまったことにも問題はあるといえるでしょう。
学者の言う「無い」と、一般人の「無い」は異なる意味。
前者は「可能性は低い」という物で、後者は「絶対ない。零。」という物。
誤解を招くような状況に導いてしまった対応には御咎めなしとは言えないです。
でも、この判決は無い。
それこそ絶対ない。
これを許したら、将来それ以上の2次、3次被害を生む。
[ポリオ不活化ワクチン後に死亡=移行後初、因果関係を調査―厚労省]
時事通信 10月24日(水)9時8分配信
手足のまひを引き起こすポリオ(急性灰白髄炎)の不活化ワクチンの予防接種を受けた後、乳児が死亡していたことが24日分かった。不活化ワクチンは従来の生ワクチンより安全性が高いとして9月に導入されたが、死亡が確認されたのは初めて。厚生労働省はワクチンと死亡の因果関係を調べている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121024-00000028-jij-soci
実際のところ、因果関係はあるのでしょうかね?
不活性ワクチンを使用しても、感染の可能性は少ないながらある。
それは事実です。
が、人死を出すようなことは今まで聞いたことはありませんが・・・。
しっかりとした調査を依頼したいですね。
[いまの日本の政治には完全に失望している?]
2012.10.24 01:00
「いまの日本の政治には完全に失望している?」
これに対し、寄せられた回答は
「YES=81%」「NO=19%」(投票数1074)でした。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/121023/ent12102321300016-n1.htm
何処の発展途上国ですか?
暴動が起きてもおかしくないレベルでしょう、これは・・・。
[新日鉄住金、韓国大手と全面対決…技術盗用訴訟]
読売新聞 10月25日(木)11時55分配信
多額の報酬で社員OBを抱き込まれ、鋼板製品に関する最先端技術を盗用されたとして、新日鉄住金(東京)が韓国の鉄鋼最大手ポスコを相手取り、不正競争防止法に基づき986億円の損害賠償や同製品の製造・販売の差し止めなどを求めた訴訟の第1回口頭弁論が25日、東京地裁(高野輝久裁判長)であった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121025-00000636-yom-soci
比較的よくある話ですが、規模が規模なので大事ですね。
技術の盗用なら由々しき事態ですが、その客観的判断材料が元ポスコの社員の発言一つでは些か力不足は否めないと言えます。
ただ、それ以上に問題なのは日本の技術者と企業の体質でしょう。
日本の技術者は鼻先にニンジンを吊るされれば簡単に飛びついてしまう輩が多すぎます。
モラルが低すぎます。
また、日本の企業はこうした事態を防ぐための囲い込みの努力が少なすぎます。
退職金と機密保持のペラ紙数枚で、その何倍もの旨味の誘惑に勝てというのも無茶なはなし。
これらの方面で欧州では遥かに進んでいるようです。
故に欧州では日本よりも遥かに技術流失が少ないそうです。
(それでも相応の数はありますが・・・)
盗む側が一番悪いのは事実ですが、盗まれる側も相応の努力を必要とするのは当たり前です。
それが莫大な利益が絡む話ならば尚更、と言えるでしょう。
[久間元死刑囚と不一致か=「犯人DNA型」ネガ鑑定―弁護団が発表、飯塚事件・福岡]
時事通信 10月25日(木)18時31分配信
福岡県飯塚市で1992年、小学1年の女児2人が殺害された飯塚事件で、死刑が執行された久間三千年元死刑囚=当時(70)=の弁護団は25日、被害者の体などから検出され、犯人のものとされるDNA型の写真のネガフィルムを専門家が鑑定したところ、元死刑囚のDNA型と一致しない可能性が浮上したと発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121025-00000115-jij-soci
これはシャレにならない事態ですね・・・。
飽くまで今回の報告では「一致しない可能性がある」という事ですので、完全に別人と証明されたわけではありませんが・・。
既に刑は執行されてしまっていますし、取り返しがつかない。
当時の科学捜査の技術水準を考えれば、冤罪の可能性も十分考えられますが、とりあえずは逸ることなく、冷静な対応をしていただきたいと思います。
[石原知事が急きょ会見、議員への不満20分]
読売新聞 10月26日(金)21時5分配信
石原知事は26日、都庁で最後の定例記者会見を行った。
前日の辞職表明で中止となっていたが、同日朝に知事本人が「言いたいことがある」として、急きょ再設定されたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121026-00001211-yom-pol
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[<次期衆院選>第三極 石原氏が大連合を呼び掛け]
毎日新聞 10月27日(土)1時17分配信
次期衆院選をにらんだ「第三極」をめぐる動きが活発化している。新党結成を表明した石原慎太郎東京都知事は第三極の結集を呼びかけ、第三極の核と目される日本維新の会はみんなの党との政策協議を開始した。維新がまとめた次期衆院選に向けた公約素案にも、他党との連携を意識した内容が盛り込まれた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121027-00000002-mai-pol
言いたい事があるのは判りますが、定例会見を私物化するのはどうかと思いますね・・・。
正直、私は石原前都知事の国政出馬にはあまり賛成な考えはありません。
お隣外国の様に「極右翼」とまでは行きませんが、正直この方の言動は行き過ぎていて危う過ぎると考えています。
外交に必要なのは、冷静さ・慎重さ・そして強気の3つです。
が、どうにもこの方は最後の部分にウェイトを置きすぎているように思います。
尖閣諸島の問題にしても、どちらの領土か?と言う問題にスポットライトを当てた事には評価できますが、その強引な手法が反日デモの一端になったことは確かです。
そして、それは対中貿易での赤字化でも悪影響を及ぼしています。
権利の主張は結構ですが、今のところそれ以上の損益になっています。
同様の行動が今後も出ないとはとても言えません。
また、ほぼ確実に少数政党になると思われますが、数で勝負の政治の世界で、その少数で一体何をしようと言うのでしょうか?
どこぞのみ○なの党の様に、聴き応えが良いヤジを飛ばすだけの様になるか、国○新党の様に連立政権で我が儘放題を通して与党内頭痛の種になる未来しか見えません。
都政を途中で放り出したことについても良い印象は持てません。
これを、同様に国政で行わないと言えるわけもない。
年齢的に80歳で、今更新天地と言われても・・・。
あり得ない話ですが、この方が国のTOPに立ったとしても、知事時代の様に「その剛腕が隅々までいきわたる」なんて事はありませんしね。
それでも2期程度の時間を掛ければ、あるいは・・・とも言えますが、そんな年齢まで現役なんてそれこそないでしょう。
この方に今期待しているのは、運ばれてきた食事に好みで後付けする香辛料・調味料ぐらいの影響を及ぼすに留まることですね。
取り敢えず、国政を引っ掻き回さないでほしいと思います。
[中国外務省、日本側に謝意示さず 海保の中国人救助で]
2012.10.23 08:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121023/chn12102308220002-n1.htm
国家としてありえないでしょう・・・
[中国当局者がノーベル文学賞で賄賂? 香港紙報道]
2012.10.23 19:21
23日付の香港各紙は、ノーベル文学賞の選考委員の一人が、中国山東省の当局者から半年前に賄賂として書画や古書が送られてきたと述べたと報じた。山東省は今年の同賞受賞が決まった莫言氏の出身地。この選考委員が全て返送したところ、当局者は別の委員に送ったという。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121023/chn12102319220010-n1.htm
真偽のほどが気になりますね・・・。
大きな騒ぎにはなっていませんので未だ疑惑の段階です。
また、賄賂を受け取っていたかどうかは別の話。
が、送っていたのは事実の様です。
ノーベル賞もかなりその価値が怪しくなってきたようにも感じてしまいます。
残念です。
[ベルルスコーニ前首相に有罪判決…伊の脱税事件]
読売新聞 10月27日(土)0時55分配信
【ローマ支局】AFP通信によると、イタリア北部ミラノの裁判所は26日、ベルルスコーニ前首相(76)が実質保有するテレビネットワーク「メディアセット」を舞台とした脱税事件をめぐる公判で、ベルルスコーニ氏に対し禁錮4年の有罪判決を言い渡した上で、2006年の恩赦法に基づき、禁錮1年に減刑した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121027-00000086-yom-int
まぁ、なるでしょうね。
国のトップなのですから、それこそ国民への大きな背信です。
許されざる行為と言えます。
お隣韓国でもイ大統領の回りがかなり慌ただしく、次期選挙で敗戦後に起訴されるのではないかと考えています。
が、それに対して日本での体たらく振りときたら・・・。
日本では献金や脱税など今でも日常茶飯事ですが、その内のどれ程が有罪まで行っているというのか・・・。
正直、政争(議員・官僚問わず)と、メディアの数字取りの道具なだけに思えてきます。
批判をするだけしたら、後は知らん顔、若しくは有罪が出ないなど空しいものばかりな気がします。
私が知らないだけなのかもしれませんが。
まぁ、私は「成果を出してくれるのなら別に少々の脱税ぐらい目を瞑る」と考えている人間なので、ちゃんと最後まで罪を問えよ!!と言うのは間違っている気もします。
が、なんにしろ、批判の道具にして行政を滞らせているのは我慢ならないですね。
[iPS臨床応用を初申請 網膜再生、理研など来年度目標]
朝日新聞デジタル 10月26日(金)16時56分配信
【サンフランシスコ=桜井林太郎】ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使い、目が見えにくくなった人の網膜の再生医療を目指している理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)などの研究チームは、臨床研究の実施申請を理研の倫理委員会に提出した。実施病院の倫理委員会にも近く提出する。来年度中の開始を目指す。倫理委と国が承認すれば、iPS細胞を使った初の臨床応用となる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121026-00000027-asahi-sci
とうとう来ましたね。
応用分野での再生医療が。
IPSの現実性・有効性をどこまで示せるのか?大いに期待しています。
しかし、考えていたのよりもずいぶん早いですね。
もう半年は先の話かと考えていましたが・・・。
まぁ、2つの倫理委員会を通過するにも、実際に使用する網膜の仕様に耐え得る物の作成も、そして、安全な移植・結果の観察など、その閣下が出るのは随分と先のことになるのは間違いが無いでしょう。
【 2012年10月22日 神経再生には“痛み”も必要!? 】
痛みを抑えるために主に脳内で作られる物質(脳内マリファナ)が、切断された神経の再生を妨げる働きもすることが、名古屋大学大学院理学研究科の松本邦弘教授らの線虫を使った研究で分かった。神経再生のためには“痛み”も必要なのかもしれないという。
http://scienceportal.jp/news/daily/1210/1210221.html
痛みを和らげる鎮痛剤が神経の再生を妨げる働きもする可能性があるという悩ましい問題ですね。
飽くまで今回の検証が、ダイレクトに人間に当て嵌められるという訳ではありません。
が、臨床の分野でも経験則上その可能性が高いそうです。
これが本当なら、今後はかなりの痛みと戦わなくてはいけなくなりますね。
が、それも痛みの大きさと再生に掛る期間が問題。
余りに時間が掛るようなら、投薬も仕方が無くなってしまいますし。
【 2012年10月10日 ノーベル物理学賞に量子光学の米仏2氏 】
スウェーデン王立科学アカデミーは9日、2012年のノーベル物理学賞をフランス高等教育機関「コレージュ・ド・フランス」のセルジュ・アロシュ氏(68)と、米国立標準技術研究所のデービッド・ワインランド氏(68)の2人に授与すると発表した。
http://scienceportal.jp/news/daily/1210/1210102.html
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【 2012年10月11日 ノーベル化学賞は“Gタンパク質共役受容体”研究の2氏に 】
スウェーデン王立科学アカデミーは10日、2012年のノーベル化学賞を、米デューク大学のロバート・レフコウィッツ教授(69)と、米スタンフォード大学のブライアン・コビルカ教授(57)に授与すると発表した。2人は、人の細胞の表面にあって、薬やホルモンなどの受け取り役となる「Gタンパク質共役(きょうやく)受容体(GPCR)」について、基本的な性質と構造を解明するきっかけを作った。授賞式は12月10日にストックホルムで開かれ、2人に賞金計800万スウェーデン・クローナ(約9,800万円)が贈られる。
http://scienceportal.jp/news/daily/1210/1210111.html
世間は専らIPS関連の話題が中心ですが、他にも日々様々な研究がされており素晴らしい成果を上げています。
理系嫌いも判るのですが、世間の方がもう少し科学分野に興味を持っていただけないかと思ふところ。
[英企業、水と空気からクリーン燃料作る新技術を発表]
22.10.2012, 18:00
英国で世界初となる「空気製ガソリン」が製造された。リア・ノーボスチがThe Independent紙からの引用とともに伝えた。この将来性ある新技術はAir Fuel Synthesis社が開発したもので、開発者の弁によれば、エコロジーの観点からクリーンな燃料の、将来における大量生産につながるものだ。
http://japanese.ruvr.ru/2012_10_22/eikoku-mizu-kuuki-nenryou/
最初聞いた時は意味が分からなかったんですが、要は大気中のCOxとH2を化学合成するわけですね。
COx+H2 → C2H5OH + H2O
になるわけですね。
これは凄い技術ですね。
誰もが考えて、でもその方法を思いつかなかった問題です。
(厳密にはガソリンじゃね~じゃん!!
そもそもメタノールもガソリンの元の元の元の・・・・・の大元ってだけですからね。
そこからガソリンへどう化学変化させるかも問題ですよね・・・。)
効率は悪いし、時間はかかるんですが、それは今での話。
こういう事は「出来る」という事を証明するのが最も大事なんです。
そこさえクリアすれば、最大の難所は超えていますからね。
将来性のある研究ですし、色々いい話もあるんじゃないでしょうかね?
これからが楽しみですね!
[メタンハイドレート、日本海でも調査を 10府県が連合]
2012年9月9日0時30分
「燃える氷」と呼ばれ、新たな国産エネルギー資源と期待されるメタンハイドレート。この調査や開発を日本海でも進めようと、新潟、京都、秋田など日本海沿岸の10府県が8日、「海洋エネルギー資源開発促進日本海連合」を設立した。今後、企業とも連携して政府への提言をまとめる。
http://www.asahi.com/special/energy/TKY201209080579.html
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[メタンハイドレート、日本海で調査開始 10府県連携]
2012年10月27日03時00分
http://www.asahi.com/business/intro/OSK201210260155.html
当たり前の話ですが、埋まっている場所や、その性質により掘削方法は異なるものです。
日本海側の話が一向に進まないのは掘削方法が確立されていないからなんですね。
(東南海トラフについてはすでに試験的掘削作業が開始されていますね。)
10府県の要望も判るのですが「ある事は判ったから、後は国がやってね!!それで、現地の雇用促進と利益の還元よろしくね!!」と言うのは些か無理という物。
そこまでやってほしいのであれば現実的な話を持って行ってくれないと国も腰を上げる事は出来ません。
お金がありませんからね。
また、このメタンハイドレートにしろ、再生可能/自然エネルギーにしろ良い部分ばかりが取りざたされて現実的な問題に全く目を向けようとされていません。
官僚機構のとメディアも思惑が一致していて、それらの部分を国民に見せてはくれません。
が、メリットだけあるなんていう物はこの世に存在はしません。
期待を寄せるのも結構ですが、そのリスクまでをしっかり把握してほしいところです。
特に、各メディアのコメンテーターや記者の方々には情報を大きく発信する立場にある以上、現実的な目を持っていただきたいと思います。
幻想は捨てろ!!
という事で少し古いですが下記の記事を紹介します。
ここに書いてある事は一識者の意見ですが、そういう物もあるという事を知っておいてほしいと考えています。
[「メタンハイドレートは資源ではない」石井吉徳・元国立環境研究所長]
2011年10月9日(日)20:18
今回の原発事故の後、メタンハイドレートを原子力の代替として注目すべきとの論も出てきた。しかし東京大学名誉教授で元国立環境研究所長の石井吉徳さんは「そもそもメタンハイドレートは使えるような資源ではない」と断言する。その論を寄稿して頂いた。
http://www.alterna.co.jp/7097
さて、こんな所です。
皆さんは気になる記事がありましたか?
コメント
「盗まれる対策」
というよりも
「流出させない対策」
は本当に日本は足りていないかと。例え給与が安くても上がきちんと目を掛けていれば日本人特有の忠誠心は保てますのに……
コメントありがとうございます。
御役に立てたようで幸いです。
そうですね。
いくら最近は会社への帰属精神が低くなったといわれても、それでも、欧米に比べれば遙かに高いものがあります。
にもかかわらず、欧米よりも多くの漏洩があるというのは、そのケアに問題があると言わざるを得ませんね。