もうどうにでもな~れ
*``・*。
| `*。
,。∩ *
+ (・ω・`)*+゚
`*。 ヽ つ*゚*
`・+。*・`゚⊃ +゚
☆ ∪~ 。*゚
`・+。*・ ゚
皆さん、こんばんは。しもべです。
二重の意味で頭の痛いけふでございます・・・・。
今日はSCG Legacy OPENが行われました。
早速見ていきましょう。
まずは結果をペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/130210_edison.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?t%5BT2%5D=3&event_ID=&feedin=&start_date=2013-02-03&end_date=2013-02-10&city=Edison&state=NJ&country=US&start=1&finish=16&exp=42&p_first=&p_last=&simple_card_name%5B1%5D=&simple_card_name%5B2%5D=&simple_card_name%5B3%5D=&simple_card_name%5B4%5D=&simple_card_name%5B5%5D=&w_perc=0&g_perc=0&r_perc=0&b_perc=0&u_perc=0&a_perc=0&comparison%5B1%5D=%3E%3D&card_qty%5B1%5D=1&card_name%5B1%5D=&comparison%5B2%5D=%3E%3D&card_qty%5B2%5D=1&card_name%5B2
今週の優勝は
Zack Mullin氏のSnTです。
写真写り良いですね、この方w
以下Top8 (1位→8位)
SnT
BUG
SnT
Tricorol Tempo
ANT
Dredge
12POST
Esper SfM
以下Top16 (9位→16位)
4cANT(TES)
4cANT(TES)
??
Charbelcher
Esper SfM
??
UR Sligh(※表記はUW Miracleになってます。)
Elves
つД`) タスケレ !!ビートちゃんが息してないの!
まぁ、薄々こうなるのではないかとは考えられていましたが・・・。
・Jund/BUGの影響でクロパ/U系統が減る
↓
・それらを狩る為にコンボを持ち込む
↓
・コンボを狩る為にクロパを持ち込む
↓
・そのクロパを狩る為に~(最初に戻る
と言う一連の動きはあるだろうと思われており、そのどれに今回該当するか?と言うのが焦点だったわけですが・・・。
今回は2段目に相当する結果であり、見事コンボ一色で上位が占められました。
驚異の5/8(9/14)!!
ヽ(τωヽ)ノ モウダメポ
こうなると、それらを狩るために、3段目の展開に入りそうなんですが、事はそう単純には進まないんですよね。
基本的に1段目→2段目は速やかに移行するものの、比べて2段目→3段目に移行するには結構な停滞を挟むんですよね。
どうなる事やら・・・。
さて、ここからは、気になったデッキを個別に見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=52984
優勝したZack Mullin氏のSnTです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=52985
3位、Joshua Ravitz氏のSnTです。
今週増えるだろうと予測されたSnT系統ですが、意外と残りませんでしたね。他のコンボに対してそれほど有利なデッキではない為、コンボが群発した今回はこんなものかもしれませんね・・・。
また、残ったのがSneakShow型のみであったのも多少以外でした。
まぁ、個人的にはこのタイプが最も優れていると思っているので、その意味では順当とも言えますが・・・。
基本的に純粋なSneakShowです。
一時期増えていた《精神を刻む者、ジェイス》を採ったControl仕様等の派生分は一切含みません。コンボの増加を予想していたのなら当然の選択ですかね。
また、その意味でもしっかりとメインに《誤った指図》が取られていますね。
少し2つを比較してみていきます。
まずは優勝したZack Mullin氏のSnTですが、土地の20枚目が取られていますね。
18枚で組まれる事もあるこのデッキ(平均19枚)ですが(4マナ到達を視野に入れた)安定性を重視したのかもしれません。
また、《狼狽の嵐》が2枚取られていますね。
今回のメタを想定した強い対コンボに意識を感じます。加えてコンボを狩りに来るであろうクロックパーミッション等にも強いのでデッキとしての強靭さを得る事が出来ますね。
サイドにも同じくかなり強い対コンボ意識を見てとれます。
《防御の光網》4
《墓掘りの檻》4
《もみ消し》3
《Karakas》2
前回までのメタにいた者たちは他人が駆ってくれることを想定しているかの如き品々です。
ただ、《赤霊破》が1枚しか取られていないのにはかなり意外感を覚えました。対U・対コンボにおいて非常に優秀で用途も広いので。
対してJoshua氏のそれは2枚目の《直観》や9枚目の1マナドロー《定業》が取られている等、回り(アクセス力と言う意味において)の安定性をより追求しています。
また、3枚目の《誤った指図》が取られている等ハンデス環境である事も意識していますね。それはサイドに4枚取られた《神聖な力線》でも判ります。
また、Zack氏と同じ様に墓地(コンボ)に対しても意識しているのか4枚の《虚空の力線》も取っています。ワザワザ0T目に置ける墓地対策ですね・・・。
3の手である《裂け目の突破》や《残響する真実》など、Zack氏に比べると如何に自身の勝ちを通すかを重要視しているようです。
全体的に見てZack氏のそれよりも基本に忠実な作りになっていますね。
非常に判り易い作りです。
しかし、檻に黒力線にもみ消しですか・・・。
これは単純にコンボが増える事を意識しただけなのでしょうかね?
最近話題のアレを意識していると見るのは穿った見方でしょうか?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=52995
2位、Amin Younes氏のBUG(Control)です。
デッキネームにもある通り、BUGのコントロールタイプです。
数ある方の中からコントロール型を選んだのは単にBeat(Jund)を食うためでしょうかね?
多量のアドを稼ぐのは同じでも、下手にテンポに寄せて不利を背負うより、遅くシフトする事でより対Beat性能を高めているように思います。
ただし、そうは言っても、サイドは今回のメタを読んでいたように対コンボよりです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=52994
3位、Dustin Taylor氏のTrico Tempoです。
今週のDechTechとしても紹介されています(:http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_uwr_delver_with_dust.html)。
非常に珍しいデッキです。
TricorolはLegacyではTempo型クロックパーミでも基本的にある程度コントロール型に成りやすいのですが、これはAggro仕様です。
同じようにTempoを取っていても物量で続唱に押し切られてしまうため、時間軸をもう一歩前へ押した形ですね。
個人的には先週のJund云々で言っていた火力の増量は正にこの様な発想をしていたので、類型発想を見る事が出来、嬉しく思います。
動画中でも触れていましたが、Jundはマナ基盤が脆い上にマナ喰い虫なデッキです。
《不毛の大地》はもちろん《もみ消し》も合わせて土地を攻めるのは非常に効果的です。余剰効果でも《もみ消し》はコンボにも非常に効果的ですしね。
《渋面の溶岩使い》の存在がこのデッキを物語っている通り、軽量な火力により道を抉じ開けて《聖トラフトの霊》でGGするのが基本的な戦術ですかね。
コンボを焼き切るには火力が足りませんが、一回り前のメタを思い起こさせる多量のカウンターで乗り切るようですね。
またメタの関係上増える可能性があったU系統にもREDを入れる事が出来るのでRの有用性が行きますね。
サイドはいずれにも対応できるよう広く浅く取ってあります。
渋面をメインから取ってあるため部族に対して枠をあまり割かなくていいのは良いですね。
Dustin氏は《硫黄の精霊》をSfM系統対策と言っていましたが、枠を取るほど環境にいるのですかね?
まぁ、確かに物量で来られたら弱いデッキではありますが・・・。
トラフトを実質パワー+2出来るのは面白いですがw
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53012
6位、Eric Copenhaver氏のDredgeです。
メインに《炎の嵐》が1枚取られているのは特徴的ですね。
癌を最速で潰しつつ、墓地を肥やせるようになっています。
《打開》4枚が取られているのは久々に見た気がします。
その上、高速で墓地を肥やす形にも拘らず、《炎の血族の盲信者》は無し。
ドレッドリターンも含め点で攻める形になっていますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=52991
7位、Austin Katzin氏の12POSTです。
このデッキも大分浸透してきましたね。
デッキはエルドラージ3種1枚ずつを使用したコントロールタイプです。
《粗石の魔道士》を使用した高速型が主流でしたが、最近は抜かれている物も多いようですね。
また、コントロール力により注力すべく《忘却石》を4枚も取っています。
ここは《全ては塵に》と枠を争うのですが、MUDや親和、他のAtfまで流せる石を重視したようです。
また、分割支払いが出来る点も優秀ですね。
結果として《真髄の針》は不採用になっています。これは結構響きそうなのですが問題は無かったのでしょうか?
GTCからは注目の《演劇の舞台》が1枚取られています。
幾らでも新しく変身できるため、臨機応変に立ち回る事が出来るのが偉い点ですね。《微光地》になって回復量を増やしたり、 《ウギンの目》になってサーチしたり、( ←伝説土地でした)累加Keepの軽い《Glacial Chasm》に成ったりと色々できそうです。
今まで気付きませんでしたが、このデッキの《Karakas》はヤバいですねw
サイドの《青霊破》は何を意識しているのでしょうか?《血染めの月》ですかね?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=52993
8位、Thomas Hertfelder氏のEsper SfMです。
細々としながらも息の長いEsperタイプのSfM。
昨今の形にと比して随分とBeatに寄せてきているのが印象的です。コントロールとBeatの中間点ぐらい(やや良い所取りの帰来がある気もしますが)であり、コンボは兎も角、クロックパーミが増える事を意識しているのでしょうか?
また6枚目のカウンターが取られているのもやや目立つ部分ですね。
サイドのトラフトの投入でより攻撃的に出来るのですが、なにより《妄信的迫害》が素晴らしいですね。
このデッキでは非常に高い攻撃力になる上に、対Elvesでもギリギリ間に合うマナコストです。
このデッキではありませんが、13位、Ben Friedman氏はカウンターとして《呪文貫き》では無く《呪文嵌め》を取っています。
難しい部分もありますが、このカウンターももうそろそろ数を増やしてきそうですね・・・。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53008
10位、Bryant Cook氏のTESです。
TESですが、形としてはANTとのハイブリッドです。
基本的にはANTの挙動を取りますが、《燃え立つ願い》により《先細りの収益》を引っ張ってこれるためANTよりも高いコンボアクセス力を持ちます。
また、《むかつき》以外のドロー手段を持つという事は火力が多い環境ではより有利に働きますね。
代償としてサイドスロットを圧迫するためサイド後は脆くなってしまいますね。
それをどう評価するかですね。
《オアリムの詠唱》まで取ってあるデッキも多いですが、このデッキは《沈黙》のみ。
マナ配分も難しくなりますし、《誤った指図》や《方向転換》《神聖の力線》に左右されないので今はこの方が良いかもしれません。
因みに9位のSi Ning Li氏は《先細りの収益》の代わりに《時のらせん》を入れています。
キャストの何度は跳ね上がるものの、一度キャスト出来たらその後の安定性は桁違いです。面白い選択ですねw
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53004
15位、Douglas McKay氏のUR Slighです。
Trico Tempoでも言いましたが、このデッキも「デッキ内の火力を増やす→火力で道を抉じ開ける」と言う構想に則っていて、寧ろ寄せるのではなくその構想自体がデッキとなったようなものですね。
先週までのメタを意識しつつ、それを食うために増えるであろうコンボにも対抗できるようにしてあるので、メタによく合致しているように思います。
よりコンボに意識を向けたのか通常より多少カウンターが多めに見えますね。
面白いのは《ギタクシア派の調査》の存在。
普通この枠は《思案》だったり《定業》だったり追加の火力だったりするのですがこのデッキは何故かギタ調です。
何を意識しているのでしょうかね?
圧縮にしてもアクセス力にしてもDoSがいるのなら1マナドローで良い気もしますが・・・。
コンボデッキの多さを考えれば1マナでも軽く圧縮したいと考えれなくもないのですが・・・。また、コンボ始動の時期を推測する事も出来ますしね。
ただ、正確なところは謎ですね・・・。こればっかりは専門家に聞かなくては見当が付きません。
《罰する火》ともしも当たってしまっても問題ない様にシッカリ《硫黄の渦》が取られている事には個人的には好感です。
http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_oops_all_spells_with.html
今週のDechTech:Ben Williams氏のOops!All Spells!です。
最近話題のアレです。
The SPY/The Rogue Hermit など色々な名前で呼ばれていますが、要は《欄干のスパイ》《地底街の密告人》の2種を使ったデッキです。
知らない方のために一応ざっくりと挙動を説明すると
スパイ→土地0枚なので全て墓地→ナルコ→ドレッドリターン→栄光の目覚めの天使→《研究室の偏執狂》→《巻物の君、あざみ》で引いて勝ち!
なデッキです。
何の妨害も無ければ1Killも十分に狙えるデッキの様です。
必要パーツの多くが生物であり、《召喚の契約》が0マナサーチになるので素晴らしい働きをしそうです。(←ESGのサーチor《野生の朗詠者》によるマナフィルターだそうです ))
動画でも触れられてましたが、珍しいなと思ったのが《別館の大長》の存在。
が、考えてみるとNice!と唸る選択肢です。
このデッキは初速が早い分隙も大きい(限られるものの対処自体は簡単と言う意味で)デッキなので、かなり脆いです。
その弱点をある程度補えるので面白い選択ですね。
デッキ内にフリースロットを作り易いので、こういう遊びの部分にもセンスが出ますね。
また、サイドにある《絡み森の大長》と入れ替えればさらにマナ加速が出来る為より安定したコンボへと繋げられます。
ギミックが多い為、付け込む隙は多いものの、ならず者2種どちらか1枚を通す、つまり実質4マナでKill可能なためマナハードルはCharbelcherよりも低い。
その上実質1枚のコンボパーツは3種12枚積み込める。 (←※緑パクトはG生物だけでした!済みませんでしたm(_ _)m )
この難度の低さがこのデッキの最大の魅力ですね。
このデッキが今後どのように発展していくのか楽しみです。
興味のある方は是非視聴してみてください。
こんなところでしょうか?
今週は数少なくて楽でしたw
ほぼ予想通り、コンボ大盛況で駆逐されてしまったJund君。来週はどうなる事やら・・・。
意外なのはコンボを食うためのRUG Delverがいなかった事ですね。
どんな状況でも一定以上の使用者がいるので、てっきり今回もTop8入りするかと思ったのですが・・・。
しかし、こうやって考えるとBeatデッキでありながら高いコンボ耐性を持っていたMaverickが如何に優秀なデッキだったかがよく判りますね・・・。
さて、今週はここまで、です。
今回も最後まで読んでいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役に立てば幸いです。
*``・*。
| `*。
,。∩ *
+ (・ω・`)*+゚
`*。 ヽ つ*゚*
`・+。*・`゚⊃ +゚
☆ ∪~ 。*゚
`・+。*・ ゚
皆さん、こんばんは。しもべです。
二重の意味で頭の痛いけふでございます・・・・。
今日はSCG Legacy OPENが行われました。
早速見ていきましょう。
まずは結果をペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/130210_edison.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?t%5BT2%5D=3&event_ID=&feedin=&start_date=2013-02-03&end_date=2013-02-10&city=Edison&state=NJ&country=US&start=1&finish=16&exp=42&p_first=&p_last=&simple_card_name%5B1%5D=&simple_card_name%5B2%5D=&simple_card_name%5B3%5D=&simple_card_name%5B4%5D=&simple_card_name%5B5%5D=&w_perc=0&g_perc=0&r_perc=0&b_perc=0&u_perc=0&a_perc=0&comparison%5B1%5D=%3E%3D&card_qty%5B1%5D=1&card_name%5B1%5D=&comparison%5B2%5D=%3E%3D&card_qty%5B2%5D=1&card_name%5B2
今週の優勝は
Zack Mullin氏のSnTです。
写真写り良いですね、この方w
以下Top8 (1位→8位)
SnT
BUG
SnT
Tricorol Tempo
ANT
Dredge
12POST
Esper SfM
以下Top16 (9位→16位)
4cANT(TES)
4cANT(TES)
??
Charbelcher
Esper SfM
??
UR Sligh(※表記はUW Miracleになってます。)
Elves
つД`) タスケレ !!ビートちゃんが息してないの!
まぁ、薄々こうなるのではないかとは考えられていましたが・・・。
・Jund/BUGの影響でクロパ/U系統が減る
↓
・それらを狩る為にコンボを持ち込む
↓
・コンボを狩る為にクロパを持ち込む
↓
・そのクロパを狩る為に~(最初に戻る
と言う一連の動きはあるだろうと思われており、そのどれに今回該当するか?と言うのが焦点だったわけですが・・・。
今回は2段目に相当する結果であり、見事コンボ一色で上位が占められました。
驚異の5/8(9/14)!!
ヽ(τωヽ)ノ モウダメポ
こうなると、それらを狩るために、3段目の展開に入りそうなんですが、事はそう単純には進まないんですよね。
基本的に1段目→2段目は速やかに移行するものの、比べて2段目→3段目に移行するには結構な停滞を挟むんですよね。
どうなる事やら・・・。
さて、ここからは、気になったデッキを個別に見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=52984
優勝したZack Mullin氏のSnTです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=52985
3位、Joshua Ravitz氏のSnTです。
今週増えるだろうと予測されたSnT系統ですが、意外と残りませんでしたね。他のコンボに対してそれほど有利なデッキではない為、コンボが群発した今回はこんなものかもしれませんね・・・。
また、残ったのがSneakShow型のみであったのも多少以外でした。
まぁ、個人的にはこのタイプが最も優れていると思っているので、その意味では順当とも言えますが・・・。
基本的に純粋なSneakShowです。
一時期増えていた《精神を刻む者、ジェイス》を採ったControl仕様等の派生分は一切含みません。コンボの増加を予想していたのなら当然の選択ですかね。
また、その意味でもしっかりとメインに《誤った指図》が取られていますね。
少し2つを比較してみていきます。
まずは優勝したZack Mullin氏のSnTですが、土地の20枚目が取られていますね。
18枚で組まれる事もあるこのデッキ(平均19枚)ですが(4マナ到達を視野に入れた)安定性を重視したのかもしれません。
また、《狼狽の嵐》が2枚取られていますね。
今回のメタを想定した強い対コンボに意識を感じます。加えてコンボを狩りに来るであろうクロックパーミッション等にも強いのでデッキとしての強靭さを得る事が出来ますね。
サイドにも同じくかなり強い対コンボ意識を見てとれます。
《防御の光網》4
《墓掘りの檻》4
《もみ消し》3
《Karakas》2
前回までのメタにいた者たちは他人が駆ってくれることを想定しているかの如き品々です。
ただ、《赤霊破》が1枚しか取られていないのにはかなり意外感を覚えました。対U・対コンボにおいて非常に優秀で用途も広いので。
対してJoshua氏のそれは2枚目の《直観》や9枚目の1マナドロー《定業》が取られている等、回り(アクセス力と言う意味において)の安定性をより追求しています。
また、3枚目の《誤った指図》が取られている等ハンデス環境である事も意識していますね。それはサイドに4枚取られた《神聖な力線》でも判ります。
また、Zack氏と同じ様に墓地(コンボ)に対しても意識しているのか4枚の《虚空の力線》も取っています。ワザワザ0T目に置ける墓地対策ですね・・・。
3の手である《裂け目の突破》や《残響する真実》など、Zack氏に比べると如何に自身の勝ちを通すかを重要視しているようです。
全体的に見てZack氏のそれよりも基本に忠実な作りになっていますね。
非常に判り易い作りです。
しかし、檻に黒力線にもみ消しですか・・・。
これは単純にコンボが増える事を意識しただけなのでしょうかね?
最近話題のアレを意識していると見るのは穿った見方でしょうか?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=52995
2位、Amin Younes氏のBUG(Control)です。
デッキネームにもある通り、BUGのコントロールタイプです。
数ある方の中からコントロール型を選んだのは単にBeat(Jund)を食うためでしょうかね?
多量のアドを稼ぐのは同じでも、下手にテンポに寄せて不利を背負うより、遅くシフトする事でより対Beat性能を高めているように思います。
ただし、そうは言っても、サイドは今回のメタを読んでいたように対コンボよりです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=52994
3位、Dustin Taylor氏のTrico Tempoです。
今週のDechTechとしても紹介されています(:http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_uwr_delver_with_dust.html)。
非常に珍しいデッキです。
TricorolはLegacyではTempo型クロックパーミでも基本的にある程度コントロール型に成りやすいのですが、これはAggro仕様です。
同じようにTempoを取っていても物量で続唱に押し切られてしまうため、時間軸をもう一歩前へ押した形ですね。
個人的には先週のJund云々で言っていた火力の増量は正にこの様な発想をしていたので、類型発想を見る事が出来、嬉しく思います。
動画中でも触れていましたが、Jundはマナ基盤が脆い上にマナ喰い虫なデッキです。
《不毛の大地》はもちろん《もみ消し》も合わせて土地を攻めるのは非常に効果的です。余剰効果でも《もみ消し》はコンボにも非常に効果的ですしね。
《渋面の溶岩使い》の存在がこのデッキを物語っている通り、軽量な火力により道を抉じ開けて《聖トラフトの霊》でGGするのが基本的な戦術ですかね。
コンボを焼き切るには火力が足りませんが、一回り前のメタを思い起こさせる多量のカウンターで乗り切るようですね。
またメタの関係上増える可能性があったU系統にもREDを入れる事が出来るのでRの有用性が行きますね。
サイドはいずれにも対応できるよう広く浅く取ってあります。
渋面をメインから取ってあるため部族に対して枠をあまり割かなくていいのは良いですね。
Dustin氏は《硫黄の精霊》をSfM系統対策と言っていましたが、枠を取るほど環境にいるのですかね?
まぁ、確かに物量で来られたら弱いデッキではありますが・・・。
トラフトを実質パワー+2出来るのは面白いですがw
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53012
6位、Eric Copenhaver氏のDredgeです。
メインに《炎の嵐》が1枚取られているのは特徴的ですね。
癌を最速で潰しつつ、墓地を肥やせるようになっています。
《打開》4枚が取られているのは久々に見た気がします。
その上、高速で墓地を肥やす形にも拘らず、《炎の血族の盲信者》は無し。
ドレッドリターンも含め点で攻める形になっていますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=52991
7位、Austin Katzin氏の12POSTです。
このデッキも大分浸透してきましたね。
デッキはエルドラージ3種1枚ずつを使用したコントロールタイプです。
《粗石の魔道士》を使用した高速型が主流でしたが、最近は抜かれている物も多いようですね。
また、コントロール力により注力すべく《忘却石》を4枚も取っています。
ここは《全ては塵に》と枠を争うのですが、MUDや親和、他のAtfまで流せる石を重視したようです。
また、分割支払いが出来る点も優秀ですね。
結果として《真髄の針》は不採用になっています。これは結構響きそうなのですが問題は無かったのでしょうか?
GTCからは注目の《演劇の舞台》が1枚取られています。
幾らでも新しく変身できるため、臨機応変に立ち回る事が出来るのが偉い点ですね。《微光地》になって回復量を増やしたり、
今まで気付きませんでしたが、このデッキの《Karakas》はヤバいですねw
サイドの《青霊破》は何を意識しているのでしょうか?《血染めの月》ですかね?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=52993
8位、Thomas Hertfelder氏のEsper SfMです。
細々としながらも息の長いEsperタイプのSfM。
昨今の形にと比して随分とBeatに寄せてきているのが印象的です。コントロールとBeatの中間点ぐらい(やや良い所取りの帰来がある気もしますが)であり、コンボは兎も角、クロックパーミが増える事を意識しているのでしょうか?
また6枚目のカウンターが取られているのもやや目立つ部分ですね。
サイドのトラフトの投入でより攻撃的に出来るのですが、なにより《妄信的迫害》が素晴らしいですね。
このデッキでは非常に高い攻撃力になる上に、対Elvesでもギリギリ間に合うマナコストです。
このデッキではありませんが、13位、Ben Friedman氏はカウンターとして《呪文貫き》では無く《呪文嵌め》を取っています。
難しい部分もありますが、このカウンターももうそろそろ数を増やしてきそうですね・・・。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53008
10位、Bryant Cook氏のTESです。
TESですが、形としてはANTとのハイブリッドです。
基本的にはANTの挙動を取りますが、《燃え立つ願い》により《先細りの収益》を引っ張ってこれるためANTよりも高いコンボアクセス力を持ちます。
また、《むかつき》以外のドロー手段を持つという事は火力が多い環境ではより有利に働きますね。
代償としてサイドスロットを圧迫するためサイド後は脆くなってしまいますね。
それをどう評価するかですね。
《オアリムの詠唱》まで取ってあるデッキも多いですが、このデッキは《沈黙》のみ。
マナ配分も難しくなりますし、《誤った指図》や《方向転換》《神聖の力線》に左右されないので今はこの方が良いかもしれません。
因みに9位のSi Ning Li氏は《先細りの収益》の代わりに《時のらせん》を入れています。
キャストの何度は跳ね上がるものの、一度キャスト出来たらその後の安定性は桁違いです。面白い選択ですねw
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53004
15位、Douglas McKay氏のUR Slighです。
Trico Tempoでも言いましたが、このデッキも「デッキ内の火力を増やす→火力で道を抉じ開ける」と言う構想に則っていて、寧ろ寄せるのではなくその構想自体がデッキとなったようなものですね。
先週までのメタを意識しつつ、それを食うために増えるであろうコンボにも対抗できるようにしてあるので、メタによく合致しているように思います。
よりコンボに意識を向けたのか通常より多少カウンターが多めに見えますね。
面白いのは《ギタクシア派の調査》の存在。
普通この枠は《思案》だったり《定業》だったり追加の火力だったりするのですがこのデッキは何故かギタ調です。
何を意識しているのでしょうかね?
圧縮にしてもアクセス力にしてもDoSがいるのなら1マナドローで良い気もしますが・・・。
コンボデッキの多さを考えれば1マナでも軽く圧縮したいと考えれなくもないのですが・・・。また、コンボ始動の時期を推測する事も出来ますしね。
ただ、正確なところは謎ですね・・・。こればっかりは専門家に聞かなくては見当が付きません。
《罰する火》ともしも当たってしまっても問題ない様にシッカリ《硫黄の渦》が取られている事には個人的には好感です。
http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_oops_all_spells_with.html
今週のDechTech:Ben Williams氏のOops!All Spells!です。
最近話題のアレです。
The SPY/The Rogue Hermit など色々な名前で呼ばれていますが、要は《欄干のスパイ》《地底街の密告人》の2種を使ったデッキです。
知らない方のために一応ざっくりと挙動を説明すると
スパイ→土地0枚なので全て墓地→ナルコ→ドレッドリターン→栄光の目覚めの天使→《研究室の偏執狂》→《巻物の君、あざみ》で引いて勝ち!
なデッキです。
何の妨害も無ければ1Killも十分に狙えるデッキの様です。
必要パーツの多くが生物であり、《召喚の契約》が0マナサーチになるので素晴らしい働きをしそうです。(←ESGのサーチor《野生の朗詠者》によるマナフィルターだそうです ))
動画でも触れられてましたが、珍しいなと思ったのが《別館の大長》の存在。
が、考えてみるとNice!と唸る選択肢です。
このデッキは初速が早い分隙も大きい(限られるものの対処自体は簡単と言う意味で)デッキなので、かなり脆いです。
その弱点をある程度補えるので面白い選択ですね。
デッキ内にフリースロットを作り易いので、こういう遊びの部分にもセンスが出ますね。
また、サイドにある《絡み森の大長》と入れ替えればさらにマナ加速が出来る為より安定したコンボへと繋げられます。
ギミックが多い為、付け込む隙は多いものの、ならず者2種どちらか1枚を通す、つまり実質4マナでKill可能なためマナハードルはCharbelcherよりも低い。
この難度の低さがこのデッキの最大の魅力ですね。
このデッキが今後どのように発展していくのか楽しみです。
興味のある方は是非視聴してみてください。
こんなところでしょうか?
今週は数少なくて楽でしたw
ほぼ予想通り、コンボ大盛況で駆逐されてしまったJund君。来週はどうなる事やら・・・。
意外なのはコンボを食うためのRUG Delverがいなかった事ですね。
どんな状況でも一定以上の使用者がいるので、てっきり今回もTop8入りするかと思ったのですが・・・。
しかし、こうやって考えるとBeatデッキでありながら高いコンボ耐性を持っていたMaverickが如何に優秀なデッキだったかがよく判りますね・・・。
さて、今週はここまで、です。
今回も最後まで読んでいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役に立てば幸いです。
コメント
毎回参考にさせていただいてます。
文章が分かりやすく、いつも参考にさせていただいています。
気になった箇所があったのでコメントさせていただきました。
The spyの文章なのですが、
>必要パーツの多くが生物であり、《召喚の契約》が0マナサーチになるので素晴らしい働きをしそうです。
と書かれていましたが、召喚士の契約は緑のクリーチャーしか手札に持ってこれないので、
ElvishSpiritGuideをサーチするため、要はマナ加速として使うのではないでしょうか?
デッキの動きをあまり知らないので間違っていたらすいません(>人<;)
>うぃるがみ さん
ですねw
右を見てもコンボ
左を見てもコンボ
コレだから・・・。
>Ikero さん
Oh・・・勘違いしてましたorz
使い方は仰る通りです。動画でも言ってました。
ESGのサーチor《野生の朗詠者》によるマナフィルターだそうです。
>needless@TSR広報担当 さん
?
TESは「一連のStormを稼ぐ過程で手札を補充or多量ドローするための手段として収益を使っているANTの前身デッキ」だと思っていたのですが、違うのでしょうか?細部は異なりますが収益を《むかつき》に交換したのがANTだと思っていたのですが。
それともこのANTとのハイブリッドに於いて異なる働きをするという意味でしょうか?
後は、どうしても届かないライフまで引き上げられちゃったときのためのボム的要素。
あくまで二の矢という事ですね。まぁ、ハイブリッドの様ですからね。
そうでしたΣ(゚Д゚)
修正しておきます。
しかし、どうも今回は間違いが多いようです。気を付けねば・・・。
>ハイバネさん
また、Uでなければデッキで無しw的な感じになってしまいそうです・・・。
嫌ですねぇ・・・。