レガシー) 今週のSCGの結果 これは予想外だべや・・・。
2013年3月5日 紹介 コメント (4)
皆さん、こんばんは。しもべです。
GP横浜も大盛況のうちに閉幕し、2013年度の日本のMTGに明るい未来を感じさせましたね。
Legacy日本選手権もサイドイベントで行われ、[瀬畑太郎]さんがRUG Delverを用いて優勝したようです(http://serraavatar2020.diarynote.jp/)。
やはり、RUGはド安定ですね。
さて、今週は恒例のSCG Legacy OPEN(Las Vegas)が行われたので、結果を見ていきたいと思います。
早速ペタリ↓
http://www.starcitygames.com/events/130303_lasvegas.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?t%5BT2%5D=3&event_ID=20&feedin=&start_date=2013-03-03&end_date=2013-03-03&city=&state=&country=&start=1&finish=16&exp=&p_first=&p_last=&simple_card_name%5B1%5D=&simple_card_name%5B2%5D=&simple_card_name%5B3%5D=&simple_card_name%5B4%5D=&simple_card_name%5B5%5D=&w_perc=0&g_perc=0&r_perc=0&b_perc=0&u_perc=0&a_perc=0&comparison%5B1%5D=%3E%3D&card_qty%5B1%5D=1&card_name%5B1%5D=&comparison%5B2%5D=%3E%3D&card_qty%5B2%5D=1&card_name%5B2%5D=&compa
今週の優勝はJack Colwell氏のUW MiracletRです。
以下Top8(上から順に1位→8位)
UW MiracletR
TinFins 3
SneakShow
SneakShow
Dredge
RUG Delver
UW MiracletR
RUG Delver
以下Top16(上から順に9位→16位)
Jund
Omni-SnT
SneakShow
Burn
SneakShow
EsperSfM
Charbelcher
BUG Control
です。
・・・です(´・ω・`)ショボーン
コンボ祭→コンボHate→??として楽しみにしていましたが、蓋を開ければコンボ祭に揺れ戻しが起きただけでした・・・。
4/8(8/16)がコンボであり、しかもその内5/8がSnT系と言うどうしようもない結果。
また、右を向いても左を向いてもな時代が返ってくるのか・・・。
さて、ここからは気になったデッキを個別に見ていきます。
コンボばっかで気になるもんがねーよ・・・( ゚д゚)、ペッ
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53608
まずは、優勝したJack Colwell氏のUW MiracletRです。
型の種類としては《安らかな眠り》+《Helm of Obedience》の瞬殺コンボを搭載した所謂HelmPeace Miracleです。
これだけなら特に留意する点は無いのですが、細部を見ていくと結構特殊な形です。
まず、《遍歴の騎士、エルズペス》を取ってある事で対同系等に若干有利である事。
また、以前SnT全盛期にそこからUW Miracleの天下へと移った要因の一つであったtR verである事。
サイドからの《赤霊破》の存在ですね。これは同系を含めた対Uにも有効です。
加えてメインから《血染めの月》を採用する事で続唱系のような多色デッキに非常に優位な効能を望めます。
同じく《造物の学者、ヴェンセール》を採用する事で、SnT系に耐性を付け波及効果で同系にも強くなってます。
何より目を引いたのがメインに《Force of Will》が4枚取ってある事ですね。
大量のハンデス・続唱の流行・コンボの減少により、どんどん枚数を減らしていったFoWですが、今の環境に置いては再び重きを置かれるべきカードであると思います。
このように様々な工夫がされているおり、かなりメタを意識した造りである事が散見されます。
それ故か、ギミックが多い為か1枚《思案》を取っていますね。
土地が若干少なめな22枚なので23枚目でも良い気もしますが、そこを犠牲にしているのでしょうね。
サイドもかなりコンボを意識した造りになっていますね。
このデッキはメインから《悟りの教示者》を積めるためサイドのスロットをより幅広く使えるのも通常のUW Miracleにはない強みですね・
《墓掘りの檻》はDredge/Reanimator/TheSpyなど再び増え始めた墓地コンボに加え、高速なElves(《緑の太陽の頂点》《自然の秩序》)にも効果が高いため、今は非常に有用性が高いですね。
《謙虚》等もそうですが、このデッキが自然に積めるサイドカードが環境的に有利であるのもこのデッキにとっては追い風ですね。
前述しましたが、非常にメタな作りになっており勝つべくして勝った、と言う印象の強いデッキですね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53589
7位、Joe Lossett氏のUW MiracletRです。
対してJoe氏のそれも方向性が異なる物の同じくメタな構成をしていますね。
メインに2枚の《誤った指図》が積まれています。
未だ相応の勢力が残っているBGx系への配慮ですね。メインのターゲットはもちろん《Hymn to Tourach》ですねw
ドヤ顔にスマッシュするこのカードは黒使いにとっては《精神を刻む者、ジェイス》に並ぶほどの恐怖の象徴ww
また、Uが減少した一因である《突然の衰微》に対しても大抵はアド損無しで返せるため非常に有効な手段ですね。
FoWを4枚積んだJack氏と異なり《ヴェンディリオン三人衆》が3枚取られており、より前のめりなコンボ対策をしていると言えますね。
対同系においても有効牌です。
ヴェンセールに加え、《Karakas》の2枚目や《至高の評決》など、アプローチは異なりますが、こちらもかなりSnTに強い構成に見えます。
サイドに目を移しても、先回の勝ち組EsperSfMをメタったと思われる《硫黄の精霊》の存在がありますね。
やはりかなり環境に即した構成に見えます。
3枚目の《天使への願い》も取っており、勝ち手段の増強が見られますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53590
2位、Jacob Kory氏のTinFins 3です。
TheSourceにて[Richard Cheese]氏らが中心になって組み上げたTinFins3ですね。
(http://www.mtgthesource.com/forums/showthread.php?24104-TinFins-3-Return-of-the-Onion-Burst)
グリセルストームやグリセルシュート(Modern)とも呼ばれますが。
何故かReanimatorになってますが、デッキ的にはリアニはコンボ開始の手段であって飽くまでフィニッシュは《苦悶の触手》によるStormです。
マナを溜めて、《納墓》→《グリセルブランド》→《浅すぎる墓穴》→(殴るor殴らない)→(ドロー《コーリスの仔》で回復→ドロー)を繰り返してStormで〆。
基本はUBに《オアリムの詠唱》や《沈黙》(稀に両方)を積んだUBtWのEsperカラーが主流なようです。
このデッキはかなりマナソースが多めな印象ですね。
最悪3マナあればコンボスタートできるデッキなのであまり多めに積まない形もあります。
その場合は代わりに《再活性》や《動く死体》《死体発掘》等のReanimator要素を強くしている事が多いです。
このデッキは飽くまで主軸コンボに力を入れているのでしょうね。
このデッキは未だ黎明期で該当スレでも活発な議論が行われています。
グリ様は4積だろ!→いや、2枚で十分だ!初手に来たらどうする?→間を取って3枚だ!初手は流せばディスカードフェイズで捨てれるぞ!
とか
《入念な研究》は要るだろ!→手札減るから要らない!
など色々な部分で粗数りなので、議論を見てるだけでも結構楽しいです。
サイドには置物対策の《蒸気の連鎖》が取られていますね。
このデッキがUBを取る一つの理由としてサイドからSnT戦法が取れる事にあるのですが、Jacob氏はメインコンボを重視していますね。
また、面白いのは《永遠からの取引》の存在。
ハンデスできずStPを食らった場合やコンボがつながらずリムーブされたグリ様を回収出来ます。もちろん根絶されたり摘出されたパーツの回収も出来ます。
このデッキは久々に組んでみたいなぁと思ったコンボであり、私も注目しています。
墓地対策に極めて弱いのが難点ですが、そこを突破できれば面白い存在になると思います。
え?何故に組みたいかって?
それはもちろんこのデッキがPitCycleの系譜だからですよ!
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53585
5位、Jason Bulkowski氏のDredgeです。
《太陽のタイタン》型です。
《イチョリッド》は無し。《恐血鬼》3枚です。
仕様上土地16枚とかなり多め。対して、Dredgeの事はあまりよく知らないのですが、発掘持ち9枚と言うのはかなり少なめに見えますね。
こういうのを見るとDredgeは本当に幅のある構築が出来るデッキなんだと感心させられます。
サイド後はぺインターコンボにシフトするようです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53618
6位、Thomas Johnson氏のRUG Delverです。
かなり異色な作りですが・・・それが現環境を鏡という事なのかもしれませんね。
特に2種類目の火力無しと言うのには驚かされました。
《瞬唱の魔道士》やCliqeに枠を取っているあたりも、メタ的な味を出している様に見受けられます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53622
9位、Scott Paris氏のJundです。
イマイチ環境に即しているようにも思えませんが、《罰する火》型のJundです。
そのせいか、Hymnは2枚しか取られていません。
また、《不毛の大地》も4枚取られているため土地24枚とかなり多めに膨らんでいます。
ここら辺を解消できればもう少し上に行けたのでは・・・?と思わなくも・・・。
サイドには対同系を意識してか《強情なベイロス》が取られていますね。
私も考えていたカードで、見かける事が出来てうれしいのですが・・・はたしてこのメタで役に立ったのやら・・・。
対して《Chains of Mephistopheles》はコンボも含めて対Uに非常に有効なので良く働いたでしょうねw
高い事が最大の壁・・・(´・ω・`)買えないよ。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53626
10位、Aaro Lilla氏のOmni-SnTです。
4/5がSneakShowと言う中で唯一の《全知》型です。
勝ち筋は限られますが、Uが多い環境なら《圧服》は採れるこの形は非常に有効です。
下手な生物対策も無力化可能ですしね。
《無限への突入》がサイドにとられたWishボードに置いてあり、コンボ後にしか役どころが無いカードでメインを圧迫しないのは強みですね。
《親身の教示者》の存在で最高速度は落ちる者のより安定したアクセスが可能ですね。
因みに、SneakShowの形ですが、上位4名中メインに《誤った指図》を3枚取って2名がTop8(というよりTop4)に残って、2枚しか取っていない二人が下の順位と言うのは単なる偶然でしょうかね?・・・難しい事はわかんねヽ(゚∀。)ノ
http://www.starcitygames.com/events/coverage/1680_deck_tech_4_color_cascade_with.html
今週のDeck Tech:4 Color Cascade with Wes Wiseです。
4色続唱と言うのはBG系が流行していこう度々組まれてきましたが、このデッキは新たに《爆裂+破綻》コンボを取り入れています。
元々強力なコンボですが、このコンボの強みは状況によって《爆裂》か《破綻》かを選べる点であり厭らしさを増していますね。
不毛やフェッチを対象にしながら《爆裂》をすれば一方的な土地破壊が可能。
また、盤面的に有利な状況ならばゲドンで〆です。生物+ゲドンはさながら往年のセラマゲドンなどを思い起こさせますねw
加えて《死儀礼のシャーマン》や《壌土からの生命》でリカバリーも可能ですしね。
またこれらは続唱系の難点である土地否定戦略への耐性もつけれる点で優れていますね。
基本的に盤面で優位である事で真価を発揮するコンボですが、環境的に置物の圧力が小さいので追風ですね。
動画でも触れてましたがモックスを取るのも一つの選択肢ですね(非常に勇気のいる選択ですが)。
こんな所です。
ふぅ、さて、皆でまたSnTを環境から駆逐しようぜ~(´∀`∩)↑
まぁ、流石に次はこんな事は無いと思います・・・。
無いよね・・・?
さて、今週はここまで、です。
今回も最後まで読んでいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役に立てば幸いです。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
知らない間にTheSpyの概要記事がMTG Wiki内にできていました。
これ自体は非常に有難い事です。
ですが・・・もっと他にも色々先に載せる物があるのでは?(傲慢な要求ですね・・・)とも思います。
今は廃れてしまった「Library of Legacydeck 」や「MTGレガシー徹底攻略《デッキ集》」みたいなサイトが再びができないものですかね・・・。
GP横浜も大盛況のうちに閉幕し、2013年度の日本のMTGに明るい未来を感じさせましたね。
Legacy日本選手権もサイドイベントで行われ、[瀬畑太郎]さんがRUG Delverを用いて優勝したようです(http://serraavatar2020.diarynote.jp/)。
やはり、RUGはド安定ですね。
さて、今週は恒例のSCG Legacy OPEN(Las Vegas)が行われたので、結果を見ていきたいと思います。
早速ペタリ↓
http://www.starcitygames.com/events/130303_lasvegas.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?t%5BT2%5D=3&event_ID=20&feedin=&start_date=2013-03-03&end_date=2013-03-03&city=&state=&country=&start=1&finish=16&exp=&p_first=&p_last=&simple_card_name%5B1%5D=&simple_card_name%5B2%5D=&simple_card_name%5B3%5D=&simple_card_name%5B4%5D=&simple_card_name%5B5%5D=&w_perc=0&g_perc=0&r_perc=0&b_perc=0&u_perc=0&a_perc=0&comparison%5B1%5D=%3E%3D&card_qty%5B1%5D=1&card_name%5B1%5D=&comparison%5B2%5D=%3E%3D&card_qty%5B2%5D=1&card_name%5B2%5D=&compa
今週の優勝はJack Colwell氏のUW MiracletRです。
以下Top8(上から順に1位→8位)
UW MiracletR
TinFins 3
SneakShow
SneakShow
Dredge
RUG Delver
UW MiracletR
RUG Delver
以下Top16(上から順に9位→16位)
Jund
Omni-SnT
SneakShow
Burn
SneakShow
EsperSfM
Charbelcher
BUG Control
です。
・・・です(´・ω・`)ショボーン
コンボ祭→コンボHate→??として楽しみにしていましたが、蓋を開ければコンボ祭に揺れ戻しが起きただけでした・・・。
4/8(8/16)がコンボであり、しかもその内5/8がSnT系と言うどうしようもない結果。
また、右を向いても左を向いてもな時代が返ってくるのか・・・。
さて、ここからは気になったデッキを個別に見ていきます。
コンボばっかで気になるもんがねーよ・・・( ゚д゚)、ペッ
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53608
まずは、優勝したJack Colwell氏のUW MiracletRです。
型の種類としては《安らかな眠り》+《Helm of Obedience》の瞬殺コンボを搭載した所謂HelmPeace Miracleです。
これだけなら特に留意する点は無いのですが、細部を見ていくと結構特殊な形です。
まず、《遍歴の騎士、エルズペス》を取ってある事で対同系等に若干有利である事。
また、以前SnT全盛期にそこからUW Miracleの天下へと移った要因の一つであったtR verである事。
サイドからの《赤霊破》の存在ですね。これは同系を含めた対Uにも有効です。
加えてメインから《血染めの月》を採用する事で続唱系のような多色デッキに非常に優位な効能を望めます。
同じく《造物の学者、ヴェンセール》を採用する事で、SnT系に耐性を付け波及効果で同系にも強くなってます。
何より目を引いたのがメインに《Force of Will》が4枚取ってある事ですね。
大量のハンデス・続唱の流行・コンボの減少により、どんどん枚数を減らしていったFoWですが、今の環境に置いては再び重きを置かれるべきカードであると思います。
このように様々な工夫がされているおり、かなりメタを意識した造りである事が散見されます。
それ故か、ギミックが多い為か1枚《思案》を取っていますね。
土地が若干少なめな22枚なので23枚目でも良い気もしますが、そこを犠牲にしているのでしょうね。
サイドもかなりコンボを意識した造りになっていますね。
このデッキはメインから《悟りの教示者》を積めるためサイドのスロットをより幅広く使えるのも通常のUW Miracleにはない強みですね・
《墓掘りの檻》はDredge/Reanimator/TheSpyなど再び増え始めた墓地コンボに加え、高速なElves(《緑の太陽の頂点》《自然の秩序》)にも効果が高いため、今は非常に有用性が高いですね。
《謙虚》等もそうですが、このデッキが自然に積めるサイドカードが環境的に有利であるのもこのデッキにとっては追い風ですね。
前述しましたが、非常にメタな作りになっており勝つべくして勝った、と言う印象の強いデッキですね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53589
7位、Joe Lossett氏のUW MiracletRです。
対してJoe氏のそれも方向性が異なる物の同じくメタな構成をしていますね。
メインに2枚の《誤った指図》が積まれています。
未だ相応の勢力が残っているBGx系への配慮ですね。メインのターゲットはもちろん《Hymn to Tourach》ですねw
ドヤ顔にスマッシュするこのカードは黒使いにとっては《精神を刻む者、ジェイス》に並ぶほどの恐怖の象徴ww
また、Uが減少した一因である《突然の衰微》に対しても大抵はアド損無しで返せるため非常に有効な手段ですね。
FoWを4枚積んだJack氏と異なり《ヴェンディリオン三人衆》が3枚取られており、より前のめりなコンボ対策をしていると言えますね。
対同系においても有効牌です。
ヴェンセールに加え、《Karakas》の2枚目や《至高の評決》など、アプローチは異なりますが、こちらもかなりSnTに強い構成に見えます。
サイドに目を移しても、先回の勝ち組EsperSfMをメタったと思われる《硫黄の精霊》の存在がありますね。
やはりかなり環境に即した構成に見えます。
3枚目の《天使への願い》も取っており、勝ち手段の増強が見られますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53590
2位、Jacob Kory氏のTinFins 3です。
TheSourceにて[Richard Cheese]氏らが中心になって組み上げたTinFins3ですね。
(http://www.mtgthesource.com/forums/showthread.php?24104-TinFins-3-Return-of-the-Onion-Burst)
グリセルストームやグリセルシュート(Modern)とも呼ばれますが。
何故かReanimatorになってますが、デッキ的にはリアニはコンボ開始の手段であって飽くまでフィニッシュは《苦悶の触手》によるStormです。
マナを溜めて、《納墓》→《グリセルブランド》→《浅すぎる墓穴》→(殴るor殴らない)→(ドロー《コーリスの仔》で回復→ドロー)を繰り返してStormで〆。
基本はUBに《オアリムの詠唱》や《沈黙》(稀に両方)を積んだUBtWのEsperカラーが主流なようです。
このデッキはかなりマナソースが多めな印象ですね。
最悪3マナあればコンボスタートできるデッキなのであまり多めに積まない形もあります。
その場合は代わりに《再活性》や《動く死体》《死体発掘》等のReanimator要素を強くしている事が多いです。
このデッキは飽くまで主軸コンボに力を入れているのでしょうね。
このデッキは未だ黎明期で該当スレでも活発な議論が行われています。
グリ様は4積だろ!→いや、2枚で十分だ!初手に来たらどうする?→間を取って3枚だ!初手は流せばディスカードフェイズで捨てれるぞ!
とか
《入念な研究》は要るだろ!→手札減るから要らない!
など色々な部分で粗数りなので、議論を見てるだけでも結構楽しいです。
サイドには置物対策の《蒸気の連鎖》が取られていますね。
このデッキがUBを取る一つの理由としてサイドからSnT戦法が取れる事にあるのですが、Jacob氏はメインコンボを重視していますね。
また、面白いのは《永遠からの取引》の存在。
ハンデスできずStPを食らった場合やコンボがつながらずリムーブされたグリ様を回収出来ます。もちろん根絶されたり摘出されたパーツの回収も出来ます。
このデッキは久々に組んでみたいなぁと思ったコンボであり、私も注目しています。
墓地対策に極めて弱いのが難点ですが、そこを突破できれば面白い存在になると思います。
え?何故に組みたいかって?
それはもちろんこのデッキがPitCycleの系譜だからですよ!
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53585
5位、Jason Bulkowski氏のDredgeです。
《太陽のタイタン》型です。
《イチョリッド》は無し。《恐血鬼》3枚です。
仕様上土地16枚とかなり多め。対して、Dredgeの事はあまりよく知らないのですが、発掘持ち9枚と言うのはかなり少なめに見えますね。
こういうのを見るとDredgeは本当に幅のある構築が出来るデッキなんだと感心させられます。
サイド後はぺインターコンボにシフトするようです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53618
6位、Thomas Johnson氏のRUG Delverです。
かなり異色な作りですが・・・それが現環境を鏡という事なのかもしれませんね。
特に2種類目の火力無しと言うのには驚かされました。
《瞬唱の魔道士》やCliqeに枠を取っているあたりも、メタ的な味を出している様に見受けられます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53622
9位、Scott Paris氏のJundです。
イマイチ環境に即しているようにも思えませんが、《罰する火》型のJundです。
そのせいか、Hymnは2枚しか取られていません。
また、《不毛の大地》も4枚取られているため土地24枚とかなり多めに膨らんでいます。
ここら辺を解消できればもう少し上に行けたのでは・・・?と思わなくも・・・。
サイドには対同系を意識してか《強情なベイロス》が取られていますね。
私も考えていたカードで、見かける事が出来てうれしいのですが・・・はたしてこのメタで役に立ったのやら・・・。
対して《Chains of Mephistopheles》はコンボも含めて対Uに非常に有効なので良く働いたでしょうねw
高い事が最大の壁・・・(´・ω・`)買えないよ。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=53626
10位、Aaro Lilla氏のOmni-SnTです。
4/5がSneakShowと言う中で唯一の《全知》型です。
勝ち筋は限られますが、Uが多い環境なら《圧服》は採れるこの形は非常に有効です。
下手な生物対策も無力化可能ですしね。
《無限への突入》がサイドにとられたWishボードに置いてあり、コンボ後にしか役どころが無いカードでメインを圧迫しないのは強みですね。
《親身の教示者》の存在で最高速度は落ちる者のより安定したアクセスが可能ですね。
因みに、SneakShowの形ですが、上位4名中メインに《誤った指図》を3枚取って2名がTop8(というよりTop4)に残って、2枚しか取っていない二人が下の順位と言うのは単なる偶然でしょうかね?・・・難しい事はわかんねヽ(゚∀。)ノ
http://www.starcitygames.com/events/coverage/1680_deck_tech_4_color_cascade_with.html
今週のDeck Tech:4 Color Cascade with Wes Wiseです。
4色続唱と言うのはBG系が流行していこう度々組まれてきましたが、このデッキは新たに《爆裂+破綻》コンボを取り入れています。
元々強力なコンボですが、このコンボの強みは状況によって《爆裂》か《破綻》かを選べる点であり厭らしさを増していますね。
不毛やフェッチを対象にしながら《爆裂》をすれば一方的な土地破壊が可能。
また、盤面的に有利な状況ならばゲドンで〆です。生物+ゲドンはさながら往年のセラマゲドンなどを思い起こさせますねw
加えて《死儀礼のシャーマン》や《壌土からの生命》でリカバリーも可能ですしね。
またこれらは続唱系の難点である土地否定戦略への耐性もつけれる点で優れていますね。
基本的に盤面で優位である事で真価を発揮するコンボですが、環境的に置物の圧力が小さいので追風ですね。
動画でも触れてましたがモックスを取るのも一つの選択肢ですね(非常に勇気のいる選択ですが)。
こんな所です。
ふぅ、さて、皆でまたSnTを環境から駆逐しようぜ~(´∀`∩)↑
まぁ、流石に次はこんな事は無いと思います・・・。
無いよね・・・?
さて、今週はここまで、です。
今回も最後まで読んでいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役に立てば幸いです。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
知らない間にTheSpyの概要記事がMTG Wiki内にできていました。
これ自体は非常に有難い事です。
ですが・・・もっと他にも色々先に載せる物があるのでは?(傲慢な要求ですね・・・)とも思います。
今は廃れてしまった「Library of Legacydeck 」や「MTGレガシー徹底攻略《デッキ集》」みたいなサイトが再びができないものですかね・・・。
コメント
リスト自体は昔より簡単に集められるようになった反面そういった意欲的なサイトが機能しなくなって、解説つきで体系的にまとめられたデータベースが育たない。デッキつくる楽しさってそういうの読んで、さらに深まる気がするのでさみしいことです‥
序盤に畳み掛けられて、崩されたままなしくずし的に負けるのが負けパターンですが、それを阻止するための《呪文貫き》が入っていないのは、すごいなぁと。
確実に自分と同じ速度に引きずり込むという自信と、引きずり込んだ先では追加の2マナが必要ないと割り切ってたんですかね。
あるいは、「《呪文貫き》は入っているもの」と思いこんだ相手が勝手にケアしてくれるからそもそも必要無いと思ったのか。
また、そこまでコントロールが氾濫していない環境で同型対策のペス(これはある程度クリーチャーデッキへの足止めにもなりますが)や、サイドの小ジェイスなど、構成が興味深く、ぜひ作者の方にレポートを書いて欲しいデッキでした。
あまりおもしろく感じるDeckじゃないので残念すw
>poporonさん
レガシーはプールが広い分ギミックもシナジーも多いので、リストだけではキスかない事が多いんですよね。そういう物を開設してくれるサイトは非常に重宝していたのですが・・・。
>ごはんは飯屋さん
ピアスの不在は私もアレ?と思いました。ただ、中身についてうまく言葉に出来なかったです・・・。
カウンターの選択については本当に本人にしか判らない事も多いですし、確かに本人のレポなり所感なりを聞きたいですよね。
>たまさん
私も実に残念ですw
SnTって強いデッキなんですが、これ使うの楽しい!って方には今だ会ったことが無いんですよね・・・。難儀なデッキですね・・・。
ただ、SnTが復調してきたのはつい最近です。
それまでは本当にお通夜でしたからね。メタられすぎていただけという状況ではありましたが、今回も同じ末路を辿るともいます。