レガシー)The RockにおいてUW Miracleは如何せん?
2013年3月31日 考察 コメント (5)
皆さん、こんばんは。しもべです。
電波な電波ばかりを飛ばしていて真面目にRockの事を考えていない時間が多いせいか、検索ワードでのThe Rockについてのそれが減ってきています。
大会出れないから、妄想を実戦に落し込めずどうしても、モチベーションが保てないんですよね・・・。
まぁ、そうは言っても愚痴っても仕方が無いので今日も今日とて妄想妄想・・・。
先日[よーすけ]さんが対UW Miracleについてお嘆きでした。
器用貧乏なJunk系の中でも最も苦手なデッキがこのUW系ヘビーコントロールです。
これに比べたら、(個人的には)SnTだろうが、Belcherだろうが可愛い物です。
元々、LandStillの時点でGGレベルでしたが、AVRより《終末》《天使への願い》が導入されて晴れてサンドバックになりました。
このデッキを攻略するには主にこの2種が最大の難関になると思います。
(因みにJtMsは変わらず厳しい相手ですが、色々なスペルを手に入れた結果、以前ほど無茶な相手ではなくなりました。それでも厳しい相手である事は変わりませんがね。)
正直、生涯勝率で1割切っているであろうこのデッキ、よくTheSourceの該当スレでも話題に挙がります。
という事で、今回は読み溜めた分と、それについての考察をしていこうと思います。
という訳で、前回からの続き、と言うか、前回の[Sdmatt]氏の意見も参考に「対UW Miracleについて」です。
一応、タッチでU/Rをする構築もあります。今回はあくまでスタンダードな2色ないし3色を前提とします。
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このマッチでは、中速対低速の闘いになるのですが、やはりコントロール同士の闘いは低速の方が有利です。
Hymnやヴェリアナなどの強力なカードを使用しても戦略上、相当序盤に押し込めない限り中盤で捲られてしまいます。
中途半端に強いカードを積んでもデッキコンセプト上、厳しい物が有るのでやはりサイド後2本、最低でも1本とって引き分けにはするべきだと私は考えています。
ということで、どうせメインに多少手を加えても勝てやしないので、サイド後にしっかりとマウントを取れるカードをしっかりと選択するべきであるというのが現状の考えです。
少なくとも、中速BeatであるJunkや中速コントロールのThe Rockはそうするべきでしょう。その上でメインにも他に腐らない程度のカード選択をしておくと尚良しですね。
DeadguyAle/EvaGreenの場合ならば、引きにもよりますが、序盤に十分押し込むことは可能ですので、そういう構築を目指すのもありだと思います。ただ、どのみち多量の土地を展開されてしまうため、ランデスでは無くハンデス戦略の方が望ましいと思います。
つまりDarkHorizonのような構築が望ましいと思います。
重い構築なので《Hymn to Tourach》や《ジェラードの評決》等でさっさとハンドをゼロに枯らす事、そしてヴェリアナで枚数を固定する事で大分優位に進めるはずです。ただし、一瞬でハンドを補充される《祖先の幻視》《嘘か誠か》《行き詰まり》でも相手が有していない限りこの戦略は有効です。
ただし、この戦略を用いても相応の速さ/軽量高打点は必要になるため、SfMを中軸とする様なデッキ構築をする場合は、この方針は諦めた方が得策に思います(単純に装備品を用いる事と、SfMを併用する事は全く別です)。
土地攻めは効かない事は無いのですが、不毛にしろ、Sinkholeにしろテンポが削がれるのはこちらも同じで、且つ相手は多量の土地とライブラリー操作/ドロー手段を有しています。その上、UW Miracleは《血染めの月》や《基本に帰れ》等を自分から5~7枚程度の基本地形と合わせて使ってくるため、その弊害の中で自分はそれでも動ける展開をしてきます。中途半端な土地攻めは自分の方が被害が大きいと考えた方が得策です。
さて、では次にどんなカードが選択的に効果的な物なのか、個別に挙げていこうと思います。
飽くまで個人的な判断なので??が付くものもあると思います。また実体験に基づく本当に優れた効果を発揮したものから、検証していない電波入り乱れた物まで色々紹介して行きますww
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・《破滅的な行為/Pernicious Deed》
:ご存じ、Deedです。
我が魂のフレイアリース女史のBombですね。
昨今はJunk系が主流でありサイドに積まれる事の多いです。
私のそれはコントロールのTheRockですし、個人的には抜く選択肢は無いので常にメインです。
と言うより、コンボ以外には重さを除けば、極めて有用ですからね。
で、対ミラクル戦ですが、
やはり効果は高いです。
場に出すと非常に嫌な顔をされます。
《相殺》
《安らかなる眠り/RIP》
《Helm of Obedience》
《天使への願い》
《拘留の宝球》
《エネルギー・フィールド》
《血染めの月》
生物全般
と効く範囲が広い為、設置できればまずこれを退かす作業を相手に強いる事になります。
特にメインの勝ち筋2種を抑えられるため、これを退かすか、《精神を刻む者、ジェイス》で勝つかの選択肢を狭められるのが良いですね。
《仕組まれた爆薬/EE》もサイドの候補に挙がりますが、適用範囲を絞る必要に迫られるのがあまり好みではありません。於いておくことの脅威性が遥かに低いです。
ただ、《死儀礼のシャーマン》の存在で4色目を確保しやすくなったため、4マナ2大PWへの対処も可能になりました。
これは大きいですね。
Rockスレでも2~3枚程度、どちらかを(サイドメイン問わず)挿すように、と言う指摘が上がります。
実体験に基づいた評価なので、これらは推すに値するものだと思います。
また、私がDeedやEEを推すのはInsタイミングで処理出来ると言う点もあります。
メインは《大渦の脈動/パルス》、サイドは《美徳の喪失》や《弱者の報復》等で天使トークンには対処出来るものの大抵はこちらのEndStepにキャストされるので除去が間に合わないんですよね。その点こちらは問題無しです。バウンス/針は諦めましょうw
ただ、メインから積めるパルスは価値があると思います。EEやDeedを積まないのならばパルスぐらいは積んでおくべきかと思います。
・《ガドック・ティーグ》
:こちらも定番ですね。
カウンターの無いGWが入るデッキの大半にサイドに仕込まれています。
対象範囲も非常に広く
《精神を刻む者、ジェイス》
《遍歴の騎士、エルズペス》
《至高の評決》
《Force of will》
《Helm of obedience》
《天使への願い》
《終末》
とデッキの根幹部分にもろヒットします。
サイド後のUW Miracle戦は如何にコイツを守れるか?が勝敗を分けると言っても過言ではないはず。
そのため、《森を護るもの》《ルーンの母》を入れているリストもあります。
が、個人的にはやはり《根絶》/《外科的摘出》によるStPの摘出が一番だと思います。特に今はサイドにPtEが積んでいる物も減っていますので尚更効果が高い。まぁ、PtEが無いのはメインに《拘留の宝球》の存在がある為でもありますが・・・。
また、最近の傾向としては、サイドに2枚このアドバイザーを積むのが主流なようです。
素引きの確率を上げると共に除去耐性をデッキとして挙げたいという事でしょうね。
他のコンボにも有用なので、個人的にはこの動きは支持できます。
因みにGSZからのサーチの場合、X=2でキャストすると高確率でサイド後は動きがばれて打ち消されるため、マナに余裕があるのならX=3でキャストしておくと良いと思います。大抵はKotR等と勘違いしてくれるので結構通ります。もちろんピアスされやすくなるため一長一短ですが・・・。
メインからさす動きもあるようですが、個人的には単体では封殺は出来ないので、その構築に対する期待値は個人的には低いです。
・《未練ある魂/LgS》
:今やPWと張る、中速デッキの顔の一つですね。JunkにおいてもKotRとどちらを戦略上取るかでデッキ構築に影響を与える存在です。
打消し/ハンデスに耐性を持ち、リカバリーが出来、面展開のためPWに非常に強いのが特徴ですね。
特にLegacy2大PWであるJtMsとヴェールのリリアナに激的に強いです。
《終末》に対しても耐性を持つのでメインからUWに強くしたいのならこのカードを軸線とするのが良いと思います。
攻防ともに強い非常に優秀なカードだと思います。
が、問題はサイド後。
1/1トークン故にサイド後はあらゆる手段で屠られるんですよね・・・。
また、最近の主流である《安らかな眠り》型には効果半減・・・と言うより旨みゼロになってしまうので安易にこのカードに頼るのも今は考え物ですね・・・。ただし、同じくサイド後に投入される可能性のある《謙虚》に対しての耐性はあるのもPointです。まぁ、初戦でこれを見せていたら、謙虚のサイドインの確率は低いでしょうが・・・。
・《最後のトロール、スラーン》
:安定感の塊ですね。
取り敢えず、U相手にこいつ自体が後塵に期すことはありません。
私も採用しています。
が、やはり最大の問題点は《終末》の存在。
1パンチすら通せずにボトム行が殆どです。一応《Karakas》でハンドに戻すことは可能ですが、著しくテンポを失います。
また、エルズペスや《殴打頭蓋》により延々とチャンプブロックされる光景も偶にあるため、強化手段を必要とするかもしれません。
素晴らしいカードですが、単体のみでは今一歩ですね・・・。
因みに対抗馬として挙がるのが《鷺群れのシガルダ》ですね。
「打ち消されない」有用性は失われるものの、大抵はスラーンも1枚挿しでGSZから持ってくるのであまり関係が無いんですよね。LandStillほど打消しを用いていないのでハンデスすれば結構スペルは通りますし。
BG系に対して耐性を持ちヴェリアナのサクリファイスに対抗できるのが優秀ですね。一応飛行持ち。
ただ、飛行はLgSの蔓延で効果は半減していますし(それでも無いよりは遥かに益しですが)、また《至高の評決》を採用しているリストも多いため除去耐性は一長一短です。
どちらもサイド後は《謙虚》との戦いがある点でもマイナス評価。
但し、《謙虚》を張ってくれれば相手の天使トークンの脅威も大きく減衰します。
シガルダは《Moat》には強い。
あまり関係はありませんが、対白限定なら《無法の騎士》と言う選択肢もあります。
大抵は4/4~6/6程度のサイズに育ってくれるのでAggroなデッキならアリだと思います。
プロテクション(W)でブロッカーも躱せますしね。
・《突然の衰微》
:他のデッキに比べるとそれほど対象数が多くない相手ですが、その対象が致命的な物が多い為決して抜けない枠だと思います。
《相殺》
《安らかなる眠り》
《エネルギー・フィールド》
《血染めの月》
取り敢えずこの4つは張られたら問題の物ばかり。特に相殺はそれだけでGGなのでこれが躱せるだけでも存在価値がありますね。
サイド後ならばHateカードは増えるので尚更です。
サイド後は、《クローサの掌握》の方が効果は安定していますが、生物にも効く点では劣りますね。
まぁ、相殺でX=3はほぼ無いのでスルー。
とりあえず主な物はこんな所でしょうかね?
次に準レベルの物
・《窒息》
:サイド後のカードの筆頭ですね。
やはり効果は高いです。UW以外にも、Esper/BUG/RUGあらゆるU系に効果があります。
但し、そこはUW側も見込んでいます。
と言うよりUWには、最もこの中では効果が薄いかもしれません。
《氷河の城砦》《天界の列柱》を積んでいるからです。置物破壊も当然採ってきます。
それでもUUは極めて出しにくくなるため効果が薄いわけではありませんが・・・。
1度は土地を使用される事を危惧するのなら《津波》と言う選択肢もありますが・・・。
結局、問題の物はUでは無くWである物が多いためそちらに対して効果が薄い点の方を私は危惧しています。
それならば《Stench of Evil》の方が良いのでは?とも思います。《不毛の大地》に《Sinkhole》まで積んでWのマナソースを根絶するプランもあるようですが、2枚目の《平地》を取っているデッキも多いためこれも期待薄ですね。
何にせよ、特殊地形で特定ランドHateは回避されてしまいます。
という事で特定ランドを狙い撃ちする物にはあまり期待を掛けていないのが現状ですね。
Slowdownさせることは間違いないので、その間に倒せる速度を持ったデッキならば問題はありませんが・・・。
・《ハルマゲドン》
:という事で完全版です。
古の対コントロールキラーの筆頭カードですね。
盤面に展開をあまりしないのはUW Miracleも同じです。一方的に有利な場を気付いてこれを通せば勝ちは確定ですね。
その場合、1マナ(StP/終末)で除去される可能性のある生物よりもPWの方が望ましいでしょう。
このカードの問題として2度目以降は相手が警戒してハンドに土地を温存され得るという物があるのですが、ミラクルはヘビーコンです。どうしても多数の土地を展開する必要がある以上、温存にも限界はあります。温存されても2~3枚土地がある程度ではヘビーコントロールは機能しませんしね。また、ハンドに土地を温存させるよう仕向ける事で相手の展開を遅らせるのも有用ですね。
・《遍歴の騎士、エルズペス》
:という事で相性の良いPWと言えばコイツですね。
攻防一体で戦域を支配し単体でも素晴らしのですが、このカードの特徴としてJtMsに対しての強力な圧力を持つという事ですね。
癌の一つを単体で屠れる点は評価されるべき点です。唯一の問題はWWのダブルシンボル。
PWと言う点では次点で《情け知らずのガラク》ですね。トークン生成能力も当然ですが、黒ガラクによるシルバーバレットも優秀です。Hateカードを集める点で偉い。
残りの選択肢は《野生語りのガラク》《見えざる者、ヴラスカ》でしょうか。
ガラクはトークン生成とゲドン後のマナサポートで優秀です。ヴラスカは通常は重いVindicateなのですが、LSVが語ったように後出しが出来、存在する事でプレッシャーを後続にプレッシャーを与えられる点が優秀です。JtMs以外にも様々な物に対処できる融通性と、奥義の瞬殺力は魅力です。
・《ゴルガリの魔除け》
:私も発売当初、考察しましたが、ここ最近TheSourceにて評価されています。
やはりその幅広い運用方法が魅力ですね。
取り敢えず、Miracleに対しては上記のEnc群に対処するのがまず第一。第二として《謙虚》が張られた場合の対天使トークン除去。第3に《至高の評決》への対処、及び自陣のDeed系統への被害の緩和です。
2、3はあまり可能性としては無いでしょうが、何もついていないより遥かにマシですね。
・《果たし合いの場》
:対部族/Beatが前提のカードですが、UW Miracleの天使トークンモードにも対応可能です。
強制的にタイマンの殴り合いになるので、かなり脅威は減衰されます。
ただ、効果は限定的ですし、生物を確保しておく必要もあるので、無いよりは・・・程度のお守りですね。
同じ3マナなら他の選択肢を取りたいものです。
・《ロクソドンの強打者》
:優れたマナレシオを持つ生物。
「打ち消されない」が非常に優秀で、スラーンよりも一歩早く着地可能な点を評価しています。
除去耐性はない物の、打ち消されない以上、ハンデスで心置きなく除去を捨てさせる事が出来ます。
こちらに対し激甚な効果を持つRipにも戦力が左右されない点もポイントです。DrSにしろタルモにしろKotRにしろLgSにしろ、採用され得る生物の殆どがRipにより大きく減衰される中で安定したサイズを保てるのはPointです。
その他のデッキにも火力を耐え抜くサイズと先手ゲーになりがちな対Bに対しても優秀です。
現環境のあらゆるデッキに対して一定以上の働きをする生物です。
・ミシュラランド/マンAtf
:生物に変化できる置物系統ですね。JtMsに対して強力です。ただ、飽くまでSoc除去を躱せるだけなのでIns除去が中心のUW Miracleにはお守り程度であり、過度な期待は出来ませんね。
・《真髄の針》/《ファイレクシアの破棄者》
:さまざまなデッキに対して有用なカードですが、UW Miracleに於いても有効です。
主な対象は
《精神を刻む者、ジェイス》
《遍歴の騎士、エルズペス》
《師範の占い独楽》
《Helm of obedience》
の4つです。
基本の優先度は独楽>その他です。
独楽はデッキの安定性を高めるとともに、「奇跡」をIns速度で発動してきます。Socタイミングならばまだ対処の方法はある為、可能な限りこのInsを抑える。
Ripが場にある場合はHelmで、他のPWは其々が場にあった場合指せば十分です。
他のコンボデッキにもとにかく有用であるため、無駄が無いカードです。
とりあえず、独楽を指せれば相殺ロックからはなかば抜けだせる点も価値があります。
・《根絶》/《外科的摘出》
:対コンボに対する鉄板なのですが、一応こいつもリストUp。
Ripにより無力化される可能性もあるものの、通れば便利なため入れておくといいと思います。StPを一として相手のMostスペルをハンデスから引っこ抜ければそれに越したことはありません。が、同時に相手のデッキを把握する事が重要。サイド後に何を相手が入れて何を抜いたのかライブラリーを覗くことで得られるそれらの情報が長期戦では確実に広範に活きてきます。
さて、ここから先は、私が考えている電波入り乱れたHateカード群です。
・《Helm of obedience》
:むしろこちらがHelmを使う!!
Helmは兎も角、サイド後は通常のUW Miracleでもまず間違いなくRIPを使用してきます。
其処を衝く!!
つまり友情コンボを狙おうという訳ですねw
・《金輪際/Nevermore》
:第二のガドックという訳です。
ガドックと並べて使う事でよりしっかりとロックが決まります。
ガドックよりも単体で対処され辛い点も良いですね。WWを含む3マナなので高速コンボには間に合わないことも多々ありますが、その他のコンボデッキなどにも一応流用できるぎりぎりのスペックだと思います。
・《沈黙/Silence》
:飽くまでその場凌ぎですが、相手の「奇蹟」誘発にスタックでキャストすれば無力化できます。
もちろん通常キャストはされてしまいますが、大きく威力を減衰する事は可能です。特に《天使への願い》の威力は顕著ですね。
他のコンボ、特にStorm系にも一定の効果があるため対コンボとしての枠にも流用できます。続唱も潰せますよ。
・《姥の仮面/Uba Mask》
:[ノートン]さんが以前挙げていたカードですね。
ドロースペル全てを腐らせ、場に出た時点以降ハンドが増えなくなります。
もちろんその時点で在ったカウンターしかハンドに保持できない。
また、カードを「引く」わけでは無いので、「奇跡」は「誘発しません」。
対ドローの置物として《メフィストフェレスの鎖》を連想する方も多いと思いますが、こちらは「ハンドが増えない」だけで引くことは可能です。ただ、総量は増えないので《グリセルブランド》等にも有効です。対して仮面はそのターン限定で使用する事は可能なので対コンボの側面は弱いです。またマナコストも2マナと4マナなのでやはり使い分けの必要はあります。
因みに引くことが置換されるだけなので、《闇の腹心》等で手札に加える事は可能です。
独楽でうまく調整してやればいっっぽう的にハンドを肥やせます。
《掻き集める梢/Raking Canopy》/《罠の橋》
:対天使トークン用カードですね。
梢は他にもEsperのLgSやテンポ系のDoS、Cliqe等に効果的です。
対して《罠の橋》はSnTやリアニメイト等のファッティコンボに有用ですね。但しこちらは自身の生物が引っ掛かる可能性も有るので注意が必要です。
《果たし合いの場》まで含め、自身のデッキの弱点に合わせた採用となりそうです。
《憂鬱/Gloom》
:対W用Encです。
土地破壊要素を入れているデッキならば効果はあるでしょう。1枚張るだけでも速度/効果を減衰させることが可能です。重ね張りできればほぼW系統のスペルは通らないと思います。自身を除去できる《解呪》系統のマナも増量させられるのが素晴らしいですね。
問題は自分のWスペルにも多大な負荷をかける事ですね。不毛の大地は兎も角、《スレイベンの守護者、サリア》や《名誉回復》などWの方が土地破壊は優秀なので・・・。
《ストロームガルドの陰謀団/Stromgald Cabal》
:何ぞや?という方も多いでしょうが、Wのスペルをタップとライフでカウンターする生物です。
憂鬱と同じく対Wカードですね。
範囲は限定的な物の、環境に溢れる極めて強力なW系スペルを際限なくカウンター出来ます。
2大「奇跡」スペルはもちろん、自身に飛んでくるであろう単体除去も防げます。ガドックと並べるのが一番の使用法ですね。
タップ系能力という事で、対U生物である《スクラブのレインジャー》により、より隙が埋まります。
問題はやはりW系統にしか効果が無い事。加えてタップを含む生物の起動型能力である事ですね。隙が大きいです。
ガドックと同じく結局露払いが必要になります・・・。
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《コジレックの審問》
:これは逆に採用は是非取り下げるべきカードです。
特に言及する必要も無いでしょうが、あらゆる意味においてUW Miracleには美点が活きません。これを第2のハンデスとして取りうるのは、対UWMiracleを意識した構築をする事と反しています。素直に他のものに変えるべきでしょうね。
こんな所です。
この中からある程度カードを選別し、戦略上でからめていく事で大分改善されていくのではないかと思います。
まぁ、そう頑張っても5-5以上は狙えませんが・・・。
電波な電波ばかりを飛ばしていて真面目にRockの事を考えていない時間が多いせいか、検索ワードでのThe Rockについてのそれが減ってきています。
大会出れないから、妄想を実戦に落し込めずどうしても、モチベーションが保てないんですよね・・・。
まぁ、そうは言っても愚痴っても仕方が無いので今日も今日とて妄想妄想・・・。
先日[よーすけ]さんが対UW Miracleについてお嘆きでした。
器用貧乏なJunk系の中でも最も苦手なデッキがこのUW系ヘビーコントロールです。
これに比べたら、(個人的には)SnTだろうが、Belcherだろうが可愛い物です。
元々、LandStillの時点でGGレベルでしたが、AVRより《終末》《天使への願い》が導入されて晴れてサンドバックになりました。
このデッキを攻略するには主にこの2種が最大の難関になると思います。
(因みにJtMsは変わらず厳しい相手ですが、色々なスペルを手に入れた結果、以前ほど無茶な相手ではなくなりました。それでも厳しい相手である事は変わりませんがね。)
正直、生涯勝率で1割切っているであろうこのデッキ、よくTheSourceの該当スレでも話題に挙がります。
という事で、今回は読み溜めた分と、それについての考察をしていこうと思います。
という訳で、前回からの続き、と言うか、前回の[Sdmatt]氏の意見も参考に「対UW Miracleについて」です。
一応、タッチでU/Rをする構築もあります。今回はあくまでスタンダードな2色ないし3色を前提とします。
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このマッチでは、中速対低速の闘いになるのですが、やはりコントロール同士の闘いは低速の方が有利です。
Hymnやヴェリアナなどの強力なカードを使用しても戦略上、相当序盤に押し込めない限り中盤で捲られてしまいます。
中途半端に強いカードを積んでもデッキコンセプト上、厳しい物が有るのでやはりサイド後2本、最低でも1本とって引き分けにはするべきだと私は考えています。
ということで、どうせメインに多少手を加えても勝てやしないので、サイド後にしっかりとマウントを取れるカードをしっかりと選択するべきであるというのが現状の考えです。
少なくとも、中速BeatであるJunkや中速コントロールのThe Rockはそうするべきでしょう。その上でメインにも他に腐らない程度のカード選択をしておくと尚良しですね。
DeadguyAle/EvaGreenの場合ならば、引きにもよりますが、序盤に十分押し込むことは可能ですので、そういう構築を目指すのもありだと思います。ただ、どのみち多量の土地を展開されてしまうため、ランデスでは無くハンデス戦略の方が望ましいと思います。
つまりDarkHorizonのような構築が望ましいと思います。
重い構築なので《Hymn to Tourach》や《ジェラードの評決》等でさっさとハンドをゼロに枯らす事、そしてヴェリアナで枚数を固定する事で大分優位に進めるはずです。ただし、一瞬でハンドを補充される《祖先の幻視》《嘘か誠か》《行き詰まり》でも相手が有していない限りこの戦略は有効です。
ただし、この戦略を用いても相応の速さ/軽量高打点は必要になるため、SfMを中軸とする様なデッキ構築をする場合は、この方針は諦めた方が得策に思います(単純に装備品を用いる事と、SfMを併用する事は全く別です)。
土地攻めは効かない事は無いのですが、不毛にしろ、Sinkholeにしろテンポが削がれるのはこちらも同じで、且つ相手は多量の土地とライブラリー操作/ドロー手段を有しています。その上、UW Miracleは《血染めの月》や《基本に帰れ》等を自分から5~7枚程度の基本地形と合わせて使ってくるため、その弊害の中で自分はそれでも動ける展開をしてきます。中途半端な土地攻めは自分の方が被害が大きいと考えた方が得策です。
さて、では次にどんなカードが選択的に効果的な物なのか、個別に挙げていこうと思います。
飽くまで個人的な判断なので??が付くものもあると思います。また実体験に基づく本当に優れた効果を発揮したものから、検証していない電波入り乱れた物まで色々紹介して行きますww
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・《破滅的な行為/Pernicious Deed》
:ご存じ、Deedです。
我が魂のフレイアリース女史のBombですね。
昨今はJunk系が主流でありサイドに積まれる事の多いです。
私のそれはコントロールのTheRockですし、個人的には抜く選択肢は無いので常にメインです。
と言うより、コンボ以外には重さを除けば、極めて有用ですからね。
で、対ミラクル戦ですが、
やはり効果は高いです。
場に出すと非常に嫌な顔をされます。
《相殺》
《安らかなる眠り/RIP》
《Helm of Obedience》
《天使への願い》
《拘留の宝球》
《エネルギー・フィールド》
《血染めの月》
生物全般
と効く範囲が広い為、設置できればまずこれを退かす作業を相手に強いる事になります。
特にメインの勝ち筋2種を抑えられるため、これを退かすか、《精神を刻む者、ジェイス》で勝つかの選択肢を狭められるのが良いですね。
《仕組まれた爆薬/EE》もサイドの候補に挙がりますが、適用範囲を絞る必要に迫られるのがあまり好みではありません。於いておくことの脅威性が遥かに低いです。
ただ、《死儀礼のシャーマン》の存在で4色目を確保しやすくなったため、4マナ2大PWへの対処も可能になりました。
これは大きいですね。
Rockスレでも2~3枚程度、どちらかを(サイドメイン問わず)挿すように、と言う指摘が上がります。
実体験に基づいた評価なので、これらは推すに値するものだと思います。
また、私がDeedやEEを推すのはInsタイミングで処理出来ると言う点もあります。
メインは《大渦の脈動/パルス》、サイドは《美徳の喪失》や《弱者の報復》等で天使トークンには対処出来るものの大抵はこちらのEndStepにキャストされるので除去が間に合わないんですよね。その点こちらは問題無しです。バウンス/針は諦めましょうw
ただ、メインから積めるパルスは価値があると思います。EEやDeedを積まないのならばパルスぐらいは積んでおくべきかと思います。
・《ガドック・ティーグ》
:こちらも定番ですね。
カウンターの無いGWが入るデッキの大半にサイドに仕込まれています。
対象範囲も非常に広く
《精神を刻む者、ジェイス》
《遍歴の騎士、エルズペス》
《至高の評決》
《Force of will》
《Helm of obedience》
《天使への願い》
《終末》
とデッキの根幹部分にもろヒットします。
サイド後のUW Miracle戦は如何にコイツを守れるか?が勝敗を分けると言っても過言ではないはず。
そのため、《森を護るもの》《ルーンの母》を入れているリストもあります。
が、個人的にはやはり《根絶》/《外科的摘出》によるStPの摘出が一番だと思います。特に今はサイドにPtEが積んでいる物も減っていますので尚更効果が高い。まぁ、PtEが無いのはメインに《拘留の宝球》の存在がある為でもありますが・・・。
また、最近の傾向としては、サイドに2枚このアドバイザーを積むのが主流なようです。
素引きの確率を上げると共に除去耐性をデッキとして挙げたいという事でしょうね。
他のコンボにも有用なので、個人的にはこの動きは支持できます。
因みにGSZからのサーチの場合、X=2でキャストすると高確率でサイド後は動きがばれて打ち消されるため、マナに余裕があるのならX=3でキャストしておくと良いと思います。大抵はKotR等と勘違いしてくれるので結構通ります。もちろんピアスされやすくなるため一長一短ですが・・・。
メインからさす動きもあるようですが、個人的には単体では封殺は出来ないので、その構築に対する期待値は個人的には低いです。
・《未練ある魂/LgS》
:今やPWと張る、中速デッキの顔の一つですね。JunkにおいてもKotRとどちらを戦略上取るかでデッキ構築に影響を与える存在です。
打消し/ハンデスに耐性を持ち、リカバリーが出来、面展開のためPWに非常に強いのが特徴ですね。
特にLegacy2大PWであるJtMsとヴェールのリリアナに激的に強いです。
《終末》に対しても耐性を持つのでメインからUWに強くしたいのならこのカードを軸線とするのが良いと思います。
攻防ともに強い非常に優秀なカードだと思います。
が、問題はサイド後。
1/1トークン故にサイド後はあらゆる手段で屠られるんですよね・・・。
また、最近の主流である《安らかな眠り》型には効果半減・・・と言うより旨みゼロになってしまうので安易にこのカードに頼るのも今は考え物ですね・・・。ただし、同じくサイド後に投入される可能性のある《謙虚》に対しての耐性はあるのもPointです。まぁ、初戦でこれを見せていたら、謙虚のサイドインの確率は低いでしょうが・・・。
・《最後のトロール、スラーン》
:安定感の塊ですね。
取り敢えず、U相手にこいつ自体が後塵に期すことはありません。
私も採用しています。
が、やはり最大の問題点は《終末》の存在。
1パンチすら通せずにボトム行が殆どです。一応《Karakas》でハンドに戻すことは可能ですが、著しくテンポを失います。
また、エルズペスや《殴打頭蓋》により延々とチャンプブロックされる光景も偶にあるため、強化手段を必要とするかもしれません。
素晴らしいカードですが、単体のみでは今一歩ですね・・・。
因みに対抗馬として挙がるのが《鷺群れのシガルダ》ですね。
「打ち消されない」有用性は失われるものの、大抵はスラーンも1枚挿しでGSZから持ってくるのであまり関係が無いんですよね。LandStillほど打消しを用いていないのでハンデスすれば結構スペルは通りますし。
BG系に対して耐性を持ちヴェリアナのサクリファイスに対抗できるのが優秀ですね。一応飛行持ち。
ただ、飛行はLgSの蔓延で効果は半減していますし(それでも無いよりは遥かに益しですが)、また《至高の評決》を採用しているリストも多いため除去耐性は一長一短です。
どちらもサイド後は《謙虚》との戦いがある点でもマイナス評価。
但し、《謙虚》を張ってくれれば相手の天使トークンの脅威も大きく減衰します。
シガルダは《Moat》には強い。
あまり関係はありませんが、対白限定なら《無法の騎士》と言う選択肢もあります。
大抵は4/4~6/6程度のサイズに育ってくれるのでAggroなデッキならアリだと思います。
プロテクション(W)でブロッカーも躱せますしね。
・《突然の衰微》
:他のデッキに比べるとそれほど対象数が多くない相手ですが、その対象が致命的な物が多い為決して抜けない枠だと思います。
《相殺》
《安らかなる眠り》
《エネルギー・フィールド》
《血染めの月》
取り敢えずこの4つは張られたら問題の物ばかり。特に相殺はそれだけでGGなのでこれが躱せるだけでも存在価値がありますね。
サイド後ならばHateカードは増えるので尚更です。
サイド後は、《クローサの掌握》の方が効果は安定していますが、生物にも効く点では劣りますね。
まぁ、相殺でX=3はほぼ無いのでスルー。
とりあえず主な物はこんな所でしょうかね?
次に準レベルの物
・《窒息》
:サイド後のカードの筆頭ですね。
やはり効果は高いです。UW以外にも、Esper/BUG/RUGあらゆるU系に効果があります。
但し、そこはUW側も見込んでいます。
と言うよりUWには、最もこの中では効果が薄いかもしれません。
《氷河の城砦》《天界の列柱》を積んでいるからです。置物破壊も当然採ってきます。
それでもUUは極めて出しにくくなるため効果が薄いわけではありませんが・・・。
1度は土地を使用される事を危惧するのなら《津波》と言う選択肢もありますが・・・。
結局、問題の物はUでは無くWである物が多いためそちらに対して効果が薄い点の方を私は危惧しています。
それならば《Stench of Evil》の方が良いのでは?とも思います。《不毛の大地》に《Sinkhole》まで積んでWのマナソースを根絶するプランもあるようですが、2枚目の《平地》を取っているデッキも多いためこれも期待薄ですね。
何にせよ、特殊地形で特定ランドHateは回避されてしまいます。
という事で特定ランドを狙い撃ちする物にはあまり期待を掛けていないのが現状ですね。
Slowdownさせることは間違いないので、その間に倒せる速度を持ったデッキならば問題はありませんが・・・。
・《ハルマゲドン》
:という事で完全版です。
古の対コントロールキラーの筆頭カードですね。
盤面に展開をあまりしないのはUW Miracleも同じです。一方的に有利な場を気付いてこれを通せば勝ちは確定ですね。
その場合、1マナ(StP/終末)で除去される可能性のある生物よりもPWの方が望ましいでしょう。
このカードの問題として2度目以降は相手が警戒してハンドに土地を温存され得るという物があるのですが、ミラクルはヘビーコンです。どうしても多数の土地を展開する必要がある以上、温存にも限界はあります。温存されても2~3枚土地がある程度ではヘビーコントロールは機能しませんしね。また、ハンドに土地を温存させるよう仕向ける事で相手の展開を遅らせるのも有用ですね。
・《遍歴の騎士、エルズペス》
:という事で相性の良いPWと言えばコイツですね。
攻防一体で戦域を支配し単体でも素晴らしのですが、このカードの特徴としてJtMsに対しての強力な圧力を持つという事ですね。
癌の一つを単体で屠れる点は評価されるべき点です。唯一の問題はWWのダブルシンボル。
PWと言う点では次点で《情け知らずのガラク》ですね。トークン生成能力も当然ですが、黒ガラクによるシルバーバレットも優秀です。Hateカードを集める点で偉い。
残りの選択肢は《野生語りのガラク》《見えざる者、ヴラスカ》でしょうか。
ガラクはトークン生成とゲドン後のマナサポートで優秀です。ヴラスカは通常は重いVindicateなのですが、LSVが語ったように後出しが出来、存在する事でプレッシャーを後続にプレッシャーを与えられる点が優秀です。JtMs以外にも様々な物に対処できる融通性と、奥義の瞬殺力は魅力です。
・《ゴルガリの魔除け》
:私も発売当初、考察しましたが、ここ最近TheSourceにて評価されています。
やはりその幅広い運用方法が魅力ですね。
取り敢えず、Miracleに対しては上記のEnc群に対処するのがまず第一。第二として《謙虚》が張られた場合の対天使トークン除去。第3に《至高の評決》への対処、及び自陣のDeed系統への被害の緩和です。
2、3はあまり可能性としては無いでしょうが、何もついていないより遥かにマシですね。
・《果たし合いの場》
:対部族/Beatが前提のカードですが、UW Miracleの天使トークンモードにも対応可能です。
強制的にタイマンの殴り合いになるので、かなり脅威は減衰されます。
ただ、効果は限定的ですし、生物を確保しておく必要もあるので、無いよりは・・・程度のお守りですね。
同じ3マナなら他の選択肢を取りたいものです。
・《ロクソドンの強打者》
:優れたマナレシオを持つ生物。
「打ち消されない」が非常に優秀で、スラーンよりも一歩早く着地可能な点を評価しています。
除去耐性はない物の、打ち消されない以上、ハンデスで心置きなく除去を捨てさせる事が出来ます。
こちらに対し激甚な効果を持つRipにも戦力が左右されない点もポイントです。DrSにしろタルモにしろKotRにしろLgSにしろ、採用され得る生物の殆どがRipにより大きく減衰される中で安定したサイズを保てるのはPointです。
その他のデッキにも火力を耐え抜くサイズと先手ゲーになりがちな対Bに対しても優秀です。
現環境のあらゆるデッキに対して一定以上の働きをする生物です。
・ミシュラランド/マンAtf
:生物に変化できる置物系統ですね。JtMsに対して強力です。ただ、飽くまでSoc除去を躱せるだけなのでIns除去が中心のUW Miracleにはお守り程度であり、過度な期待は出来ませんね。
・《真髄の針》/《ファイレクシアの破棄者》
:さまざまなデッキに対して有用なカードですが、UW Miracleに於いても有効です。
主な対象は
《精神を刻む者、ジェイス》
《遍歴の騎士、エルズペス》
《師範の占い独楽》
《Helm of obedience》
の4つです。
基本の優先度は独楽>その他です。
独楽はデッキの安定性を高めるとともに、「奇跡」をIns速度で発動してきます。Socタイミングならばまだ対処の方法はある為、可能な限りこのInsを抑える。
Ripが場にある場合はHelmで、他のPWは其々が場にあった場合指せば十分です。
他のコンボデッキにもとにかく有用であるため、無駄が無いカードです。
とりあえず、独楽を指せれば相殺ロックからはなかば抜けだせる点も価値があります。
・《根絶》/《外科的摘出》
:対コンボに対する鉄板なのですが、一応こいつもリストUp。
Ripにより無力化される可能性もあるものの、通れば便利なため入れておくといいと思います。StPを一として相手のMostスペルをハンデスから引っこ抜ければそれに越したことはありません。が、同時に相手のデッキを把握する事が重要。サイド後に何を相手が入れて何を抜いたのかライブラリーを覗くことで得られるそれらの情報が長期戦では確実に広範に活きてきます。
さて、ここから先は、私が考えている電波入り乱れたHateカード群です。
・《Helm of obedience》
:むしろこちらがHelmを使う!!
Helmは兎も角、サイド後は通常のUW Miracleでもまず間違いなくRIPを使用してきます。
其処を衝く!!
つまり友情コンボを狙おうという訳ですねw
・《金輪際/Nevermore》
:第二のガドックという訳です。
ガドックと並べて使う事でよりしっかりとロックが決まります。
ガドックよりも単体で対処され辛い点も良いですね。WWを含む3マナなので高速コンボには間に合わないことも多々ありますが、その他のコンボデッキなどにも一応流用できるぎりぎりのスペックだと思います。
・《沈黙/Silence》
:飽くまでその場凌ぎですが、相手の「奇蹟」誘発にスタックでキャストすれば無力化できます。
もちろん通常キャストはされてしまいますが、大きく威力を減衰する事は可能です。特に《天使への願い》の威力は顕著ですね。
他のコンボ、特にStorm系にも一定の効果があるため対コンボとしての枠にも流用できます。続唱も潰せますよ。
・《姥の仮面/Uba Mask》
:[ノートン]さんが以前挙げていたカードですね。
ドロースペル全てを腐らせ、場に出た時点以降ハンドが増えなくなります。
もちろんその時点で在ったカウンターしかハンドに保持できない。
また、カードを「引く」わけでは無いので、「奇跡」は「誘発しません」。
対ドローの置物として《メフィストフェレスの鎖》を連想する方も多いと思いますが、こちらは「ハンドが増えない」だけで引くことは可能です。ただ、総量は増えないので《グリセルブランド》等にも有効です。対して仮面はそのターン限定で使用する事は可能なので対コンボの側面は弱いです。またマナコストも2マナと4マナなのでやはり使い分けの必要はあります。
因みに引くことが置換されるだけなので、《闇の腹心》等で手札に加える事は可能です。
独楽でうまく調整してやればいっっぽう的にハンドを肥やせます。
《掻き集める梢/Raking Canopy》/《罠の橋》
:対天使トークン用カードですね。
梢は他にもEsperのLgSやテンポ系のDoS、Cliqe等に効果的です。
対して《罠の橋》はSnTやリアニメイト等のファッティコンボに有用ですね。但しこちらは自身の生物が引っ掛かる可能性も有るので注意が必要です。
《果たし合いの場》まで含め、自身のデッキの弱点に合わせた採用となりそうです。
《憂鬱/Gloom》
:対W用Encです。
土地破壊要素を入れているデッキならば効果はあるでしょう。1枚張るだけでも速度/効果を減衰させることが可能です。重ね張りできればほぼW系統のスペルは通らないと思います。自身を除去できる《解呪》系統のマナも増量させられるのが素晴らしいですね。
問題は自分のWスペルにも多大な負荷をかける事ですね。不毛の大地は兎も角、《スレイベンの守護者、サリア》や《名誉回復》などWの方が土地破壊は優秀なので・・・。
《ストロームガルドの陰謀団/Stromgald Cabal》
:何ぞや?という方も多いでしょうが、Wのスペルをタップとライフでカウンターする生物です。
憂鬱と同じく対Wカードですね。
範囲は限定的な物の、環境に溢れる極めて強力なW系スペルを際限なくカウンター出来ます。
2大「奇跡」スペルはもちろん、自身に飛んでくるであろう単体除去も防げます。ガドックと並べるのが一番の使用法ですね。
タップ系能力という事で、対U生物である《スクラブのレインジャー》により、より隙が埋まります。
問題はやはりW系統にしか効果が無い事。加えてタップを含む生物の起動型能力である事ですね。隙が大きいです。
ガドックと同じく結局露払いが必要になります・・・。
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《コジレックの審問》
:これは逆に採用は是非取り下げるべきカードです。
特に言及する必要も無いでしょうが、あらゆる意味においてUW Miracleには美点が活きません。これを第2のハンデスとして取りうるのは、対UWMiracleを意識した構築をする事と反しています。素直に他のものに変えるべきでしょうね。
こんな所です。
この中からある程度カードを選別し、戦略上でからめていく事で大分改善されていくのではないかと思います。
まぁ、そう頑張っても5-5以上は狙えませんが・・・。
コメント
翻訳記事など大変参考にさせて頂いています。
もしよろしければ相互リンクの方よろしくお願いいたします。
コメント・リンクありがとうございます。
拙い文章ですが、御役に立てているのならば幸いです(^^)
こちらからもリンクさせて頂きました。
今後ともよろしくお願いいたします。
>ひまじん さん
Σ(・□・;)
そう言えば鷹がありましたね!
攻防ともにLgSを下回る為完全に視野の外に置いていました。
ただ、ハンドに後続を残せる点では非常に対《終末》に効力がありそうですね。
参考になりました!
しかし、打点が低いのは如何ともしがたいですね。装備品に頼るにも心許ないですし、やはり君主Sorinの出番か・・・。
考察を拝見しまして視野の広さに感服致しました。
今後参考にさせて頂きます。
宜しければ相互リンクお願い致します。
コメント・リンクありがとうございます。
大半は妄想臭漂う物ばかりですが、参考にしていただけたのなら幸いです。
こちらからもリンクさせて頂きました。
今後ともよろしくお願いいたします。